畑和衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○畑和君 私は、日本社会党を代表いたしまして、自由民主党並びに民主社会党共同提案にかかる政治的暴力行為防止法案につき、提案者並びに池田総理に対し、以下、数点につき質問をいたしたいと考えるものでございます。(拍手) 昨年の安保闘争以来のことでありまするけれども、まず、わが社会党の当時の河上顧問が議員面会所において右翼の凶刃に傷ついたのを最初とし、岸前総理が同様右翼に刺されて傷を負い、さらに、昨年十月、ついにわが党の浅沼委員長が日比谷の三党首立会演説会場において公衆の面前で刺殺され、下って、本年二月、嶋中事件が起こるに及びまして、これら一連の右翼テロの頻発に対処する取り締まり当局の手ぬるさや怠慢……
○畑和君 私は、日本社会党を代表いたしまして、本日趣旨説明のありました公職選挙法等の一部を改正する法律案につきまして、以下数点にわたって池田総理並びに安井自治大臣に対し質問をいたさんとするものでございます。(拍手) そもそも各種選挙が公正に行なわれ、民意を正しくそのまま反映させることは、民主主義の根幹であることは今さら言うまでもないところでございまするが、残念ながら日本における従来の選挙は、腐敗選挙の連続でありまして、その傾向は回を重ねるごとにますます激しさを加えつつあるのであります。特に一昨年十一月の総選挙での違反件数は、全部が一万七千余件、そのうち買収、供応、利害誘導等の悪質犯は、実に全……
○畑和君 私は、ただいま議題となりました郵便貯金法の一部を改正する法律案につき、日本社会党を代表いたしまして、総理、大蔵大臣、郵政大臣、通産大臣、労働大臣、経済企画庁長官等、政府当局に対しまして質問をいたしまして、さらに逓信委員長の報告、少数意見の報告につき、それぞれ委員長及び少数意見報告者森本靖君に対し、順次質疑をいたしたいと存じます。(拍手) まず最初に、本案と預金者の権利保護との関係につき、総理にお伺いいたしたいのであります。 そもそも郵便貯金の利子については、昭和二十二年の十一月までは命令をもってこれを定める旨の規定が郵便貯金法にあったのでありますけれども、新憲法の精神にのっとり、……
○畑和君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました暴力行為等処罰に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、絶対反対の意見を表明いたしたいと存じます。(拍手) 私は、ここで本改正案そのものについて論議いたします前に、まず、現行法がいかなる経過をもって制定せられたものか、さらには、それが運用上いかなる役割りを果たしてきたかという歴史的事実について、若干触れてみたいと存じます。 そもそも明治以来わが国に労働運動が起こってからは、治安警察法第十七条によって、同盟罷業を誘惑し扇動した者として、多数の運動家が逮捕され、弾圧されてきたのでありますが、これに対しましては、一方において労働組合か……
○畑和君 私は、ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党を代表いたしまして、ここに反対の意を表明せんとするものであります。(拍手) まず、今回の郵便料金値上げと物価安定との関係を中心として、料金改正に関する反対意見を申し述べたいと存じます。 現在一般国民大衆が経済生活面で最も切望しているものは、申すまでもなく、物価安定による経済生活の充実であります。本年当初に値上げされました消費者米価に引き続き、私鉄運賃、国鉄運賃、小包郵便料金の値上げがあり、また、近く健康保険料、さらにまた、これを追って今回郵便料金の値上げが行なわれようといたしておるのであります。これら一連……
○畑和君 私は、日本社会党を代表して、政府の昭和四十二年度予算三案に対し、これを撤回し、編成替えを要求する動議について、その趣旨を説明するものであります。 動議の内容については、文書をもってすでに配付されておりますので、私はその要点のみを説明したいと存じます。 政府の予算案は、要約すれば、景気過熱のおそれすらある経済の実勢を無視した景気刺激のインフレ予算であり、物価高と重税によって、ますます国民勤労諸階層の生活を圧迫しながら、一方では、大企業と資産家階級の利益に奉仕する予算案であります。また、第三次防衛力整備計画と兵器の国産化によって死の商人を育て、軍国主義復活の危険を増大するものであって……
○畑和君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案に対し、反対の討論をいたしたいと存じます。 そもそも、今日のごとく企業の事業活動に伴い発生する公害がますます拡大し、その被害がいよいよ深刻化している状況下においては、公害による加害行為を道義的、社会的非難に値するものとして、これら行為を自然犯としてとらえ、これが禁止抑圧に刑罰をもって臨むべきであるとの世論が高まり、その世論を背景として、今回、政府が人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案を提案し、刑罰の威嚇による一般予防の効果をあげようとしたことに対しては、一応の評価を与えるにやぶさかでは……
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