岡沢完治衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、総理大臣並びに藤枝国家公安委員長に対しまして、去る九日の東京地裁の決定に対する総理大臣の異議申し立てについて、先ほどの社会党代表の猪俣議員と同じ観点から、重複する点も若干あると思いますけれども、それはそれだけ事態が重大であるというふうに御理解いただきましてお尋ねを進めたいと思います。 先ほど総理は、今回の異議申し立ては、行政事件訴訟法第二十七条に基づいてこれをなしたとおっしゃいました。規定はまさにそのとおりでございますが、この二十七条の解釈を誤っておられるのではないかということを第一に指摘申し上げたいと思います。(拍手) 何となれば、第二十……
○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております修正を含む健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案に関する委員長報告に反対の意見を述べるとともに、民社党提案の同法修正案並びに船員保険法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行なわんとするものでございます。(拍手) まず第一点は、いわゆる政管健保のあり方に関する総理並びに担当大臣の姿勢についてであります。 一体、今回の健保特例法案が、圧倒的な国民世論によって反対され、国会におきましても、第五十五特別国会において廃案となり、また、本臨時国会におきましても、われわれ野党があげて反対の立場をとり続けているのはなぜ……
○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、製造たばこ定価法の一部を改正する法律案、並びに酒税法の一部を改正する法律案の二案に対し、以下申し述べます理由から、反対の意見を申し述べてみたいと思います。 なお、先ほど村山社会党議員のおっしゃいました反対理由と若干重複する点がございますけれども、それはそれだけ問題の正鵠を得ているからであり、われわれの反対理由の重要さを示すものであると御理解をいただきたいと思います。 反対理由の第一点は、総理をはじめ大蔵大臣等政府関係者が、いかなるこじつけの理由をつけられましても、本二法案の成立は、物価問題の解決に逆行する結果をもたらすからであります。 申……
○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました二法案について、総理並びに関係各大臣に対し若干の質問を行ないます。 法案に対する質疑に入ります前に、二法案の審議に関しまして生じました運輸委員会における物理的議事妨害、そして野党質問もほとんど行なわれないまま混乱のうちに審議が打ち切られ、与党による単独採決が強行せられた姿は、きわめて遺憾であり、国民の期待を裏切るものであると私は思います。(拍手) ことに、現下の最大の政治課題の一つは、学園にびまんした一部はね上がり学生による少数暴力の支配を否定し、学園を正常化して、まじめな学生が静かに勉学にいそしめる教育環境を各学園……
○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました太平洋諸島信託統治地域に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、以下の意見を付し、賛成の立場を明らかにいたしたいと存じます。(拍手) 本件の対象となります信託統治地域の住民とわが国との旧南洋群島委任統治時代以来の歴史的関係、ことに右地域の住民が第二次大戦中にこうむった苦痛等に照らしまして、本件の協定の内容は妥当なものであり、特に反対の理由もありませんので、わが党は、本件に賛成の意を表します。(拍手) しかしながら、本件につきましての五月二十八日の外務委員会における審議の態様……
○岡沢完治君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となっております大学の運営に関する臨時措置法案につきまして、以下申し述べます諸事由から、反対の立場を明らかにいたしたいと存じます。(拍手) いわゆる大学問題が、まさに現下最大の国内政治課題でありますことは、ここにちょうちょうすることを避けます。教育は国家百年の大計といわれ、また、政治が乱れても国の滅びることはまれであるが、教育と裁判が乱れるときは国家の滅亡に通ずるともいわれます。わが党が他党に先んじて大学問題と真剣に取り組み、あるべき大学像を示して大学基本法案を本国会に提出したゆえんであります。(拍手) ところで、本件法案であります……
○岡沢完治君 私は、民社党を代表いたしまして、昭和四十五年度補正予算三案に対し、反対の意見を申し述べます。 政府は、一昨々年以来強く主張しておられた総合予算主義を完全に撤回され、当然の任務であるかのように、二千六百億円規模の補正予算案を提案されたのでありますが、政府は、財政法に規定する補正予算の編成について、明らかに編成権の乱用におちいっておられるのではないかと私は思います。 本案には、歳出補正に七百三十億円の食管会計繰り入れ、すなわち米の買い入れ増加経費が計上されております。これは、当初の見込み以上に米の増産があったから、食管制度のたてまえとして当然に補正すべきであるというのが政府の意見……
○岡沢完治君 私は、民社党を代表し、ただいま提案されております昭和四十六年度一般会計補正予算、特別会計補正予算並びに政府関係機関補正予算の三案に対し、一括して反対の討論を行ないます。(拍手) 現在のわが国を取り巻く情勢は、内外ともに激しく流動いたしております。戦後二十五年間にわたって続いてまいりました世界の外交並びに国際経済情勢は、中国の国連加盟、ニクソン声明によるIMF体制の崩壊、日米関係の再調整などを契機に、大きな転換期に直面いたしております。この転換期にあたり、そのよって来たる諸因を明らかにし、将来の展望を持つことが、現在のわが国政府並びに立法府に課せられた緊急の課題かと私は存じます。……
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