井上泉衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○井上泉君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました昭和四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律案並びに地方交付税法の一部を改正する法律案につき、反対の討論をいたすものでございます。 民主政治の基盤といわれる地方自治に関するすべての法律案は、わが国の民主政治を発展させていく上においてきわめて重要な役割りを持っておることは、万人周知のところでございます。しかるに、この二法案とも地方自治の発展とはほど遠いものであることをまことに遺憾千万に思うものです。(拍手) まず、昭和四十二年度の地方財政につきまして、政府はきわめて楽観的な見通しを持っておられます。はたして、地方財政は健全……
○井上泉君 私は、日本社会党を代表して、いま報告説明されました、いわゆる観光白書について、佐藤総理並びに関係大臣に質問をいたすものであります。 それに先立ちまして、このたびの十勝沖地震により大きな被害を受けた北海道、東北地方の被災地区の皆さま方の復興への必死の努力に対し、あたたかい政治、すみやかな行政の手が十分に差し伸ばされ、落ちついた生活環境が一日も早く実現され、そうして気分一新のための観光への意欲が燃え出ることを切に期待するものであります。(拍手) さて第一に、佐藤総理は、いままでに数回の国会におきまして、わが党議員の質問に対して、どういう答弁をなされてきたのかということを御記憶なさっ……
○井上泉君 私は、ただいま提案をされました石井議長不信任案に対し、全面的に賛成するものでありますけれども、事は、日本のいわゆる国権の最高機関といわれまする国会の議長の身分に関することでありますので、提案者の中嶋議員に対し、いま少しく提案の内容について御説明をいただきたいと思います。 そのまず第一点は、確かに中嶋議員は、さきに健保の特例法案が出されたときの国対の副委員長であったと記憶をするわけでございます。そしてわれわれは、初めて経験をした牛歩戦術というものを用いた、その思い出のあるときの国対の副委員長であり、その当時の議長がやはり石井議長であったことであります。私は、そのときからすでに、この……
○井上泉君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま農林大臣から報告のありました昭和四十八年度の農業白書に関連し、日本農業の持つ国民食糧確保という基本的使命に関し、田中総理並びに関係大臣に質問いたします。 まず、この農業白書が回を重ねること十三回、一貫していわれることは、これが今日多数の農民を離農せしめ、いわゆる出かせぎ労働者として高度経済成長政策の犠牲に供せられ、日本の農業を破壊し、農業における諸悪の根源となっている農業基本法により、政府官僚が自画自賛、自慰の中に毎年書かれたものであります。与党は白書を礼賛し、野党はこれを批判するというパターンを繰り返しているのが実情であります。 事実、……
○井上泉君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、高知県選出議員仮谷忠男君は、去る十五日、心不全のため赤坂病院において急逝されました。まことに痛惜の念にたえません。 私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べます。(拍手) 仮谷君は、大正二年五月、四国の最南端に位する足摺岬に近い土佐清水市以布利に呱々の声を上げられました。 半農半漁の家にお生まれになった仮谷君は、高等小学校を終えると、直ちに御両親を助けて農業に打ち込み、あるいは夜半、漁船を駆って漁に出るなど、労働の厳しさと生活の辛苦を身をもって味わわれたのであります。この生活体験が、保守政治家でありながら……
○井上泉君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、大西正男君は、去る九月十八日逝去されました。 私と大西先生は、主義主張こそ異にしておりましたが、私は、先生の誠実な政治姿勢に常日ごろから心服し、また尊敬するライバルとして選挙戦を戦ってまいりました。しかも、高知県選出国会議員は、その代表を豊かな識見と遠大な洞察力を備えた先生にお願いし、ともに郷里土佐の発展のため協力し合い、尽瘁してきたところであります。 その先生の突然の訃報に接した私は、立派な体格で、しかも健康そのものであられた先生がと、ただただ驚愕し、茫然自失するばかりでありました。いかに天命とは申せ、痛恨の情ひとしお深いものを覚えず……
○井上泉君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 私の予定した質問を申し上げる前に、昨日行われました我が党の土井委員長、また公明党矢野委員長、さらに先ほどの民社党塚本委員長の税制改革に関する質問に対する竹下総理の答弁の内容というものに対し、私は強く抗議を覚えるものであります。 土井委員長が三回にわたり総理の明確な答弁を求めたにもかかわらず、竹下総理は詭弁とごまかしに終始をし、明確な答弁を行っていないということは、極めて遺憾であり、本院の権威を汚し、国会審議権を冒涜する姿勢と言わなければなりません。(拍手)この姿勢に対して土井委員長がこれでは審議ができ……
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