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中村正雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

中村正雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは中村正雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中村正雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第4号(1947/08/13、1期、日本社会党)

○中村正雄君 先に委員長から質疑をというお話があつたのですが、實のところ初めてお目にかかつたわけで、内容が恐らく載つておるのだろうと思いますが、愚問になるかもしれないけれども、一つ教えて貰いたいと思い、質問しますが、審判所の審理の内容が、刑事訴訟法とどういう關連を持つておるか、司法事件と、審判所の審理事件との間にどういう關連を持つておるかというのと、それから審判所の懲戒し得る限界、それはどうなつておるか、ついでに一つ御説明願いたい。
【次の発言】 事實問題については海事審判所の認定の方を司法裁判の前提とするという趣旨ですか。
【次の発言】 第一の點でもう一つお聽きしたいのは、審判の場合に強制力……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1947/08/21、1期、日本社会党)

○中村正雄君 大體四點お尋ねしたいのでありますが、第一點は、現在石炭事情のために列車の運行キロが制限されておると一般に言われておりますが、若し石炭を自由に使用し得るとして、現在持つておる機關車、客車等の設備で大體何萬キロ程度の列車増發ができるかということをお伺いいたしたい。  二つ目は、資材の面で、特に枕木でございますが、白書を見ますと、各資材が非常に入手困難であるという點は肯かれますが、枕木の件につきましても、これはレールと同じように大事なものであるということは當然であります。電力、資金、その他あらゆる隘路のために運行がむづかしい、こういうふうに書かれておりますが、我々常識上考えて見て、今日……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第8号(1947/08/28、1期、日本社会党)

○中村正雄君 安本の副長官がいますので、今度の運賃値上げについてのお尋ねをしたいと思います。と申しますのは、運賃値上げの前におきましても國鐵は相當な赤字であつたという點はよく承知しておりますが、運賃値上げ前と後とを赤字を比較して見ますと、運賃値上げ後の方が赤字が多くなつておる。言い換えれば、一般の重要物資の公定價格の改訂は國鐵を犠牲にしてやられたというふうにしか見られないという點があるように思いますが、この點につきまして安本の方ではどうお考えになつておるか。  それともう一つ、人件費につきましても、大體運輸業の物件費と人件費の關係が振合いが取れていない。ところが、今度のマル公の値上りで大體營業……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第11号(1947/09/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 現在各府縣に自動車事務所がありまして、それと地方鉄道局との権限に曖昧な点があるために、相当業者も困つておる点があると思いますが、本法が施行されるとすると、相当廣汎な権能があるわけでございますが、これとの関係で自動車事務所と地方鉄道局との権限の按配なり、或いは機構自体を何かお変えになるお考えがありますか。もう一つ本法にありまする委員会なんですが、八條ですか、道路運送委員会、これに関する関係は末尾に政令で決めると、こうありますが、これに対する何か構想でもおありでしたら御説明願いたいと思います。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第16号(1947/10/10、1期、日本社会党)

○中村正雄君 私前の委員会に出席しておりませんので、或いは重復するかも知れませんが、若しも重複しておりましたならばお許し願いたいと思います。自動車事務所のことにつきましてお聽きしたいのでありますが、自動車事務所は現在の行政機構から申しますると、地方鉄道局長の下級官廳になつておりますが、若し今後内務省の解体に伴いまして、業務の変更のあつた場合にも、尚且つ現在の鉄道局長と自動車事務所との関係はそのままであるかどうかということをお聽きしたい。  その次に同じ自動車事務所の関係でありますが、この道路運送法が通過いたしますると、自動車事務所の権限というものは相当大きくなつて來る。その場合に現在の自動車事……

第1回国会 司法委員会 第25号(1947/09/27、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今の御説明ですと、結局罷免の訴追の猶豫ということは、訴追しないということと同じことをおつしやつておるのと違いますか。第十條の但書と十三條の關係も御説明ありましたが、十三條というのは、十條の但書の罷免の訴追の猶豫をするという内容を十三條が規定しておるのであつて、十條と十三條は同一事項をいつておるので、十條は形式をいい、十三條は内容をいつておるので、別々のことをいつておるのではないから、今御説明になつた點を考えると、罷免の訴追の猶豫ということは、罷免の訴追をしないということをいつておるのと同じように聞えるので、猶豫ということはおかしいのではないですか。

第1回国会 司法委員会 第33号(1947/10/09、1期、日本社会党)

○中村正雄君 姦通罪の廢止、兩罰につきましては、委員會なり公聽會で論議が盡されていると思いますので、直ちに採決に入つて頂きたいと思います。

第1回国会 司法委員会 第34号(1947/10/10、1期、日本社会党)

○中村正雄君 司法官の待遇が他の省に比較して惡いということにつきまして、今資料を頂いて大體分つたのでありますが、そういう關係もありまして、一般の給料以外に、大體消費組合とか、厚生施設とか、官舍、こういう點についてどういう現状か一度お伺いしたい。それから最近生活難のために判事が相當辭める人があるというわけですが、これもただ待隅が惡いというだけで辭められるのか、或いはその他の事情があるのか、その點につきましてもお伺いしたいと思てます。  第二點は判事の定員でありますが、大體判事の定員が相當不足しておるということを聞くのですが、どの程度判事なり、或いは書記、これを擴充すれば圓滿にやつていけるか、又現……

第1回国会 司法委員会 第36号(1947/10/15、1期、日本社会党)

○中村正雄君 九点程につきまして御質問したいと思いますが、一つ一つ分けて御質問申上げます。  第一番は、第五條でありますが、第五條に、「審査の期日前二十五日までに、」というふうにありますが、この「までに」という字句でありますが、これは大体將來を指さす場合に使用されまして、衆議院議員選挙法の六十七條に倣つたものであろうと思いますけれども、どうもこの点意味が明らかでないので、衆議院議員の選挙法の二十二條の用例に從いまして、「審査の期日より少くとも二十五日前に」というふうに改められてはどうかと思うわけですが、この点につきまして御質問いたします。  次にお尋ねいたしますのは、第九條関係でありますが、第……

第1回国会 司法委員会 第38号(1947/10/18、1期、日本社会党)

○中村正雄君 この審査のときに、仮にAという裁判官が不適任だということを演説して廻るという、いわゆる運動員と言いますか、その人の運動員でなくして、この人間は自分は不適格だと考えるという人が、旁その不適格な理由をふれて歩くことができるのか。仮に衆議院議員の選挙の場合でありますと、選挙妨害となるわけですが実際の審査人になると、実際には宜いか惡いかということは分らないわけですから、そういう場合に、こういう人間は不適格だということをふれて廻ることが許されておるのかどうかという点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 虚僞の事実をやつた場合はどの條項に触れるわけですか、利益の目的でなくして、個人の見解……

第1回国会 司法委員会 第39号(1947/11/06、1期、日本社会党)

○中村正雄君 四、五點お尋ねしたいことがありますので、一つずつ區切つて申したいと思います。最初七百七十三條、本條の第二項におきまして、父母の同意が一方がどうも不可能の場合は、他の一方で足りるという關係を規定しておりますが、又第一項では父母の同意を得なくてはいけないということになつておる關係上、父母が存在しておつてどちらも同意しなかつた場合は、恐らくこの條文で考えれば、婚姻ができないということになるわけです。又父母の一方が同意して、一方が同意しないときに、他の一方で足りるということになるときに、恐らく同意しない場合は父母の意見が不一致であろうと思います。これは父母の調和が取れていない場合で、父母……

第1回国会 司法委員会 第45号(1947/12/04、1期、日本社会党)

○中村正雄君 原案に賛成いたします。

第1回国会 通信委員会 第11号(1947/12/06、1期、日本社会党)

○中村正雄君 その点なんですが、まあ労働大臣が、政策に関係してはいけないとは思つてないという点は分るわけですが、仮りに賃金問題について爭議が起きた場合でも、仮りに賃金をこれだけにしろという調停は必ず政策に関する調停になると思うのですが、こういう点についてはどういうふうにお考えになつておりますか。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第2号(1948/06/07、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ではこの國有鐵道運賃法案、これを説明して貰いましようか。
【次の発言】 大臣がおられませんので、運賃値上げ一般に關する質問は後に廻しまして、國有鐵道運賃法のこの條文についての質問をいたしたいと思います。  第一は、第五條關係でございまして、定期旅客運賃につきましては、一ケ月と三ケ月のものが最低五割引、それから六ケ月のものが最低六割引とこういうふうに義務付けられておるわけでありますが、結局この範圍内であれば運輸省自體の自由の運賃の變更ができる、こういうふうになります關係上、今後の運賃値上げにしましてもこの範圍内で假に八割引できるものを六割にするとか、或いは七割引しておるものは五割引……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第3号(1948/06/09、1期、日本社会党)

○中村正雄君 無理じやないですか。明日の午後にしたらどうです。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1948/06/17、1期、日本社会党)

○中村正雄君 昭和二十三年度の收支予定表から見まして、現行の旅客運賃が原價に対しまして大体五一%、貨物運賃が一二%、こういうふうになつております。從いまして運賃の値上げについて考えてみますと、大体コストを中心に考えれば旅客運賃は二倍、貨物運賃は八倍乃至九倍というところになるのが妥当だと思うわけですが、値上げ法案によりますと、何れも三倍半ということになつております。ところが法案の第一条には、運賃料金というものは「公正妥当なものであること。」「原價を償うものであること。」こういうことを第一條に謳つておるに拘わらず、実際の法案はこういう貨物につきましては非常に原價の半分にも足らない運賃になつており、……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1948/07/03、1期、日本社会党)

○中村正雄君 午後は大臣が見えないのですか。
【次の発言】 大臣は午後出られるかどうか。
【次の発言】 一應休憩を願います。
【次の発言】 本年度の予定收入の中、貨物運賃の收入についての輸送トン數をどういうふうにお見積りにつておるかお伺いしたい。
【次の発言】 貨物運賃は改正になりましても、大体コストの半分ぐらいしか見積られておらないわけですが、一億三千万トンの輸送であれば、それ以上の輸送をできるだけやらなければならない現状におきまして、いわゆる多く輸送すれば、現在予定されておるトン數以上輸送するとすれば、それだけ赤字が殖える結果になるわけですが、輸送すれはそれだけ赤字が殖えるという面と、又輸……

第2回国会 司法委員会 閉会後第2号(1948/10/09、1期、日本社会党)

○中村正雄君 青木繁吉事件の調査の要項並びに内容につきましては、お手許に配付してあります報告書の通りであります。これを以て御報告に代えたいと思います。

第2回国会 司法委員会 第7号(1948/03/26、1期、日本社会党)

○中村正雄君 政府の方でも御承知と思いますが、各勞働組合その他から本法に對して反對が相當起つております。その理由とするところは、組合運動の彈壓のために本法が利用され得るという懸念からだろうと思うわけですが、その點につきまして組合運動としての團體交渉、或いは、デモ、そういう關係の行爲が本法に觸れ得るという場合を第一に懸念したらうと思うのですが、そういう點を第一條で捨つてみましよう。この一條の十四號、二十六號、二十八號、三十一號、こういう程度だらうと思ますが、本法に關しましてはすべて刑法總則が適用になると思いますので、組合運動と本法とは全然別なものである、こういうふうに思いますが、そういう國民が非……

第2回国会 司法委員会 第18号(1948/04/30、1期、日本社会党)

○中村正雄君 本案に対しまして修正案を提案いたします。修正案につきましては、  見出しの次に、前文として、次のように加える。   平和文化國家の國民としての日常生活における規律に違反する輕微な罪を定める目的をもつてここに輕犯罪法を制定する。その適用にあたつては、國民の権利を不当に侵害してはならない。その本來の目的を越えて、犯罪の搜査のために濫用し、又は労働運動その他國民の基本的人権を護るための合法運動を妨げてはならない。  第四條削除。  以上でありますが、提案理由につきましては、先般來の委員会及び懇談会におきまして申上げておりますので、省略いたします。

第2回国会 司法委員会 第20号(1948/05/04、1期、日本社会党)

○中村正雄君 判事と檢事の俸給の額につきまして、最初の閣議の決定として発表されましたのは、東京高等裁判所長官と、それから東京高等檢察廳の檢事長との間に差があつたわけであります。それは一例ですが、その他最初の閣議決定によりましては、判事と檢事を各段階において皆差を設けてあつたのであります。ところがその後判事と檢事の報酬については同額でなければいけないという、特に檢察廳側からの運動もあり、又一部新聞では、判事と檢事は任用資格が同じでありながら差を設けるならば、檢事を辞めるという檢事團の方の辞職といいますか、総辞職をするという運動があつた。又法務廳總裁が大阪或いは神戸におきましての、新聞に出ておりま……

第2回国会 司法委員会 第26号(1948/05/20、1期、日本社会党)

○中村正雄君 只今鬼丸議員から質問された點につきまして、總裁の御答辯があつたわけでありますが、一應明らかにする意味で二點だけお尋ねいたします。裁判官、檢察官に對しまして超過勤務手當を出さない、裁判官、檢察官に對しましての生活の保證というものは、これは本俸でやるべきで、職務の性質上、超過勤務手當を出さないという政府の案には、私は贊成するのでありますが、ただ一般行政官との振合上、今度の公務員の給與法によりましても、一般の公務員も相當給與が増額になりますが、その増額された給與に基きまして、超過勤務手當を出すことになる關係上、お尋ねしたい點は、一般の政行官が受けるところの超過勤務手當、これがどの程度に……

第2回国会 司法委員会 第27号(1948/05/21、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつとお伺いしますが、日比谷の陶々亭で元林さんと会つておられますね。
【次の発言】 その翌日御主人に面会に行かれましたか。
【次の発言】 そのときに御主人に対して、元林さんから大体百万円くらいの金が要るだろうというようなことを言われなかつたですか。
【次の発言】 もう一つは、執行停止になりまして、病院に入つておられましたね。そのときあなたは一緒だつたでしよう。
【次の発言】 そのときの御主人とのお話の中に、執行停止になつて出て來たが、こういう人が非常に盡力して呉れたから出られたというようなことを話したことはないですか。

第2回国会 司法委員会 第29号(1948/05/24、1期、日本社会党)

○中村正雄君 尾津さんが病院に入つているということは、九月十四日に御承知になつたのですか。
【次の発言】 それは自宅の方にお電話があつたのですか。
【次の発言】 奧さんから聞かれたのですか。
【次の発言】 九月十四日には奧さんは自宅に居られたのですか。
【次の発言】 奧さんから聞かれたわけじやないのですね。
【次の発言】 もう一つ、病院からあなたと一緒にお宅に行かれるときに、自動車に乘るときに上條さんと尾津さんと何か口論しませんでしたか。上條さんは行つちやいけないと、それを無理に上條さんを尾津さんが自動車に引摺りこんだという事実はありませんか。

第2回国会 司法委員会 第31号(1948/05/26、1期、日本社会党)

○中村正雄君 証人にお尋ねしますが、証人と尾津君と知合いになつて事情はどうですか。
【次の発言】 陶々亭で元林と会うときは、奥さん同行されたわけですね。
【次の発言】 奥さんと元林さんと話しておるときは、始終おられたわけですか。
【次の発言】 そのときに奥さんには、元林に対して金額の点について話があつたわけですか、お聞きになりませんか。
【次の発言】 あたなと奥さんと‥‥。
【次の発言】 元林さんから金額の点は言わなかつたわけですね。お聞きにならなかつたわけですね。

第2回国会 司法委員会 第35号(1948/06/03、1期、日本社会党)

○中村正雄君 現在の訴訟法の大体大陸法案系のものを英米法に改正移行をいたしているわけでありますが、特に準備があるかないか分りませんが、お尋ねしたいと思いますのは、英米法と大陸法との中で、刑事訴訟法の基本的行動に関しまして、どういう趣旨を没却し、どういう趣旨を採入れたか、又それはどういう條文であるというふうに、何か体系付けられたものがありますればお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 次に警察官と檢察官との関係についてちよつとお尋ねいたします。今度の警察法によりますと、警察官自体が一つの捜査主体となつておる、今までのような檢事の補助機関でない、こういう点が新らしい刑事訴訟法の改正案にも謳われ……

第2回国会 司法委員会 第36号(1948/06/04、1期、日本社会党)

○中村正雄君 先日衆議院で裁判官の報酬等に関する法案につきまして修正回付されたわけでありますが、從つて裁判官と檢察官との間に制度の上において一應の差を附けておるということになつておりますが、実際の問題としまして、現在の檢事、判事というような人達を新たな給與体系に個人的に当嵌める場合におきまして、先程來法務廳総裁がいつも言われておりまする、任用資格を同じようにやつておつて、今まで同じ待遇であつたものを直ちに差を附けることはできない、こういうことをしばしば言われておりまするが、この制度の上に差の附けますこの両法案が通過しました際に、檢事と判事との実際の個人別な号俸を当嵌める場合に、どういうふうな方……

第2回国会 司法委員会 第37号(1948/06/08、1期、日本社会党)

○中村正雄君 政府に対しまして御質問いたしますが、この度官吏一般の給與につきまして政府は職階制を採られて、從つて官吏の給與は職務の内容と責任によつて決めらるべきものだとこういうふうに言われておるわけですが、裁判官の報酬と檢察官の俸給、これにつきまして差を付けておられるのは、やはり裁判官の方が檢察官よりも職務の内容及び責任において重大であるというふうにお考えになつておるからだと考えるわけですが、この点につきまして政府のお考えを聽きたいと思います。
【次の発言】 じや、官房長官にお伺いしますが、一般の行政官吏と檢事及び判事につきまして、非常な給與の差を付けておるというその趣旨はどこにあるのか、お伺……

第2回国会 司法委員会 第38号(1948/06/09、1期、日本社会党)

○中村正雄君 この十九條は新たにできた條項なんですが、現在の刑事訴訟法の関係で、こういう條項を設けなければいけないという不便が現実に起つた事例がありますか。
【次の発言】 一應事件をどこの裁判所の管轄に属させるべきかということは、檢事がどこの裁判所に起訴するかということによつて第一に決まるわけでありますが、そういたしますと、この條文によりますと、檢察官も移送の請求者になつておりますが、こういう檢察官が移送の請求をするということと、檢事の方が起訴するという場合に、どこの裁判所が適当かどうか、それは土地管轄の関係ではありますが、何か齟齬するように思えるのですが、この点何か別な理由で。檢事も請求の中……

第2回国会 司法委員会 第47号(1948/06/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 只今來馬委員から質問された点とほぼ以ておるわけなんですが、本法が通過しましたら、いわゆる賣春行爲自体は全部あらゆる方面に亙つて禁止せられておるわけなんですが、ただ問題は、この法律が通過した場合に、この法の趣旨に從つて徹底的に取締れるかどうかという問題が最も大きな問題であろうと思います。でなければ、若しも本法が通過して賣春行爲が全部禁止されたにも拘わらず、これの徹底が期せられなければ、いわゆる法の権威自体を失墜さすということになるからでありますが、ただ実際問題について御質問いたしますと、現在いわゆる営業の公認されておる娼家が東京都内にも相当あり、これが全部駄目になるわけでありますが……

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/11/08、1期、日本社会党)

○中村正雄君 恐らく各委員とも同意見だと思いますが、國家公務員法その他が客観的に必ず成立しなくてはいけないと、こう言つておられますし、又出でおります。これだけの法案を、幾ら十日間でも審議不可能だということは異論がないと思います。併し何日間の國会の延長が必要かといえば、これは先程の公務員その他の賃金ベースの関係、そうして國家公務員法案と裏表をなすものであると申上げて、又災害復旧費、これもどうしても今國会で提案しなければならんという委員の発言もありましたように、少なくとも補正予算というものは必ずやらなくてはいけない、政府は何日の審議期間が要るかということは、補正予算が何日頃提案されるかということと……

第3回国会 議院運営委員会 第5号(1948/11/09、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今佐々木君の言われました最後の点ですが、私も申上げようと思つておつたわけですが、裁判所から逮捕要求が出た場合に、我々の院の許諾が必要であるという点につきましては、昨日も私は申上げたと思うわけなんですが、私達がこれに許諾を與えるかどうかという点は、裁判所又は檢察廰が逮捕状を出すか出さないかを決定するのと違つた観点から、私は決定すべきものであろうと思うのです。いわゆる裁判所が逮捕状を出すか出さないかということは、檢察廰の要求に対して、これは逮捕の要件を、いわゆる刑事訴訟法に定めてある逮捕の要件を具備しておるかどうかという点を檢討した上で出すべきもので、從つて逮捕状を出すか出さんかはこ……

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/11/11、1期、日本社会党)

○中村正雄君 これの諾否の事については、議院運営委員会だけで私は十分だと思います。
【次の発言】 これで質疑を打切る動議を提出いたします。
【次の発言】 打切りの動議は成立したのと違うのですか。成立していないのですか
【次の発言】 討論に入るのであれば、秘密会を解いて貰いたいと思います。
【次の発言】 討論に入る前に、休憩の動議を提出したいと思います。と申しますのは、第一回の運営委員会のときに、どちらにするとしても、こういう件は満場一致でやりたいという話がありました関係上、討論に入る前に一應休憩しまして、座談的に意思の疎通を図つたら如何でございましようか。

第3回国会 議院運営委員会 第8号(1948/11/12、1期、日本社会党)

○中村正雄君 只今の御説明によりますと、專門員の予算定員四十名に対して実員は三十八名となりますが、二名は余剰として保留して置くのですか。

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 矢野さんのおつしやいましたことを率直に聽きまして、御尤もと思うわけでありますが、ただ先程から佐々木委員、或いは門屋委員から言つておるように、昨日、二十七日という期限を切つての提案が新聞に出ておりますように、内閣から衆議院に申出しておりまして、御承知のように衆議院の議院運営委員会も非常に混雑しておるのでありまして、從つて、岡部さんの提案が政治的な含みのないところの理論的な御提案でありましても、やはり参議院全体、或いは社会全体が何となく二十七日までに参議院が衆議院に対してこの法案を上ろという申入れをするということは、政治的に取られる危險性が相当あるわけであります。この点はこれ以上衆議……

第3回国会 議院運営委員会 第16号(1948/11/26、1期、日本社会党)

○中村正雄君 先般來庶務関係小委員会において審議いたしておりました議員の政務調査費に関する件については、衆議院との打合せの関係上、最終決定を小委員長に一任しておりましたところ、この度只今お手許に配付いたしましたような成案に到達いたしました。本日は大隈小委員長が出席されておりませんが、本件は今期國会開会中に決定したい旨の両院の申合せもありますので、ここにお諮り願いたいと存じます。尚本件に要する経費は、國会予備金から支出すること並びに本件は第三回國会より施行することについても、衆議院側と打合せができております。
【次の発言】 公務員の給與ベース改訂に伴う補正予算の提出に関して政府の所見を聽くため、……

第3回国会 議院運営委員会 第17号(1948/11/27、1期、日本社会党)

○中村正雄君 本日総理大臣がお見えにならないことは、遺憾でありますが官房長官におたずねいたします。先般本院が院議を以て公務員の給與ベース改訂に伴う補正予算の提出に関する決議を行つたにも拘らず、昨日の衆議院における野党会談において、総理が右補正予算は今期國会会期中に提出しないと言明されたことは、本院の院議を無視したものと考えられますが、この点について官房長官の所見を伺いたい。
【次の発言】 会期も後と僅かでありますし、仮に今予算を提出されても充分な審議は不可能ではないですか。
【次の発言】 國家公務員方の一部を改正する法律案と公務員の給與ベース改訂に伴う補正予算の提出はマッカーサー元帥書簡の精神……

第3回国会 議院運営委員会 第19号(1948/11/30、1期、日本社会党)

○中村正雄君 私は参議院は先日の決議もあることでありますから大藏大臣に説明を求めることは妥当だと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第4号(1948/12/08、1期、日本社会党)

○中村正雄君 これまでの政府の答弁を顧ると、第三回國会当時は解散を考えていないと当時言明されておりながら、先程の小澤國務大臣の答弁では、國家公務員法の一部を改正する法律案が通れば解散するつもりであつたと言われるなど、その無責任な態度に対して私は甚だ不満でありますが、政府の所見如何。
【次の発言】 本件については、政府に申入れはこれを聽き置くこととし、尚衆議院先議の議案について、参議院に審議の余裕を與えることについては、政府からも衆議院に対して働きかけて貰うということにしてはどうでしようか。
【次の発言】 追加予算が成立して、新給與の差額が支給されても、所得税の年末調等のため、ベース改訂の効果が……

第4回国会 議院運営委員会 第5号(1948/12/09、1期、日本社会党)

○中村正雄君 只今の矢野君の御意見に同感です。

第4回国会 議院運営委員会 第6号(1948/12/11、1期、日本社会党)

○中村正雄君 本件については趣旨には誰しも異論はないと思いますが、方法については私は調査承認要求の形を採るべきだと思います。
【次の発言】 本院においても衆議院と同樣勧告書を議員に印刷配付することとしては如何ですか。
【次の発言】 本件については法案が提出された際に改めて審議すべきであると思います。
【次の発言】 併し現実問題として立法的措置が不可能とあれば便宜的な方法によることも已むを得ないと思います。
【次の発言】 人事官がかかる不明確な態度を取つておられる以上、本件については本委員会において解釈を決定すべきであると思います。私も門屋君と同樣第六十三條第二項によるものと考えます。

第4回国会 議院運営委員会 第7号(1948/12/12、1期、日本社会党)

○中村正雄君 委員部長にお尋ねしますが、中に書いてあるいろいろの費用の関係、その他の関係で何も差障りありませんか。
【次の発言】 では一應午後の委員会まで事務局の方で、保留して、御研究願いませんか。
【次の発言】 簡單にお尋ねいたしますが、昨日人事院の方から、正式に新らしい公務員法に基きまして、賃金改訂に関する勧告案が出たわけでありますが、一應どういうものか事務局の方でも内容が分らないというので、実は人事官の上野さんに來て頂いて説明を受けるべく話したわけでありますが、ところがそのときに、これは私達も非常に意外に思いました点は、質問に対しましてお答えになる場合、全然分らないという、少くも公務員の……

第4回国会 議院運営委員会 第8号(1948/12/13、1期、日本社会党)

○中村正雄君 発議者は、共産党の方が賛成願えなければ止むを得ないわけですが、各会派で一名議院運営委員の人をどなたか選定願つて、各会派一名の発議者にして、それに衆議院が昨日からの話合いによりましても、相当至難な点があると思うのです。從つて各会派が衆議院の同会派に話をするということと、もう一つは、大体こういう問題が起きましたのは、現在法務委員会でやつておる檢察官の不当処理、ああいう問題が、向うからの話合いによつて行なわれておるわけなんです。これは今の情勢ですと、閉会中もならなければならんという運命にあるので、そういうことが一つの動機にも考えておるわけなんですから、各会派代表一名に、法務委員長を加え……

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/14、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと速記のあるときに確認して置きたいのですが、滯在雜費の問題は、これは内容についてはいいけれども、財源の点で次会に廻して呉れ、こういう話合ですか。

第4回国会 議院運営委員会 第10号(1948/12/15、1期、日本社会党)

○中村正雄君 経過その他はこれは各人承知なんで、そういう經過を聽くよりも結論をやつたらよいと思う。恐らく今のような状態では衆議院は本日中には上げるでしよう。併し三時か、四時に上つて來るとは考えられない。從つて参議院としては、我々としても官吏の給與を急ぐということは了承するわけなんですから、一應本日中に廻つて來た場合には、参議院としては明日中に上げるということを決定して置いたらよいんじやないかと思います。
【次の発言】 私の申上げるのは、無論実際は向うから廻つて來なければ最後の決定はできません。今の予定として本日中に廻つて來れば、明日中に上げたいという意向を決めたいと思うが、現実の問題としてやつ……

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/17、1期、日本社会党)

○中村正雄君 それに続いて御質問いたしますが、大体今政府の意図するように準備は進んで行つて、参議院の方に予算なり、給與法案が廻つて來るのは何日頃か伺つて置きたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今政府としては何日頃に参議院に回付できるかという点については、確たる見通しを持つておらない、從つて参議院の運営委員会としては、参議院としてやつて行つたらいい、止むを得ないと、こういうようにお考えになつているのですか。
【次の発言】 ではそれに関連して、特に官房長官はいつお出でになつても、十分なる連絡を進んでやるというふうに言われておりますけれども、從來の運営委員会の状況を見ると、こちらから出席要……

第4回国会 議院運営委員会 第14号(1948/12/19、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと大臣にお伺いしますが、今了解を貰つた修正案を両院にお願いしたということは、正式に修正案を提出になつたという意味ですか、手続的な面でどういうことを意味しているわけですか。
【次の発言】 そうしますと、今の大臣のお話では、挨拶に伺つたということを意味されておるのだと思うのですが、正式に現在出ておりまする給與法案の修正案を出されるのか、手続は大体どういうふうにお考えになつておるかともう一遍お伺いしたい。
【次の発言】 そうすると前のは撤回なさつて新たに出されるのですか。
【次の発言】 その点がはつきりしないと、参議院の方では審議するにしても全然できないわけですから、これは又御報……

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/20、1期、日本社会党)

○中村正雄君 大臣にお尋ねしますが、今御説明になつたのは、政府なり衆議院の方の御意向ですが、只今御説明によりますと、原案に対して修正案として正式に衆議院に出された、こういうお話でありまして、本日の大体衆議院の見透しということにつきまして、政府はどうお考えになつておるか、それをお聽かせ願いたい。
【次の発言】 もう一つお尋ねしたいのですが、衆議院に対して原案の修正案として出されたという話でありますが、これは済んだことですが、どういうお考えか承わりたいと思いますが、なぜ原案を撤回して新たに出すという方式を取られなかつたかということをお尋ねしたいのであります。と申しますのは、原案を撤回して新たに出し……

第4回国会 議院運営委員会 第16号(1948/12/21、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつとお尋ねしますが、今衆議院は協議中なわけですね。
【次の発言】 見通しとしてはそういうことになりますか。いつ頃分るかという見通しは、それが済まなければ……。
【次の発言】 大体それでいつ頃上がる見込なんですか。

第4回国会 議院運営委員会 第17号(1948/12/22、1期、日本社会党)

○中村正雄君 未定にして置いたらどうですか。
【次の発言】 その点は厚生委員会で決定しておるのだから、厚生委員のものが、自分の党の衆議院のものを納得するようにし、それでも納得しなかつたら仕方がない。参議院は参議院として是としたものは上程していいと思います。
【次の発言】 一應九時半に決定されて、開く前に小委員会を開いて貰つてて、小委員会で討論その他を決めなければならないから、この委員会終了後直ちに決定した方がいいと思います。如何でしよう、続いて小委員会を開いて頂けますか。

第4回国会 議院運営委員会 第18号(1948/12/23、1期、日本社会党)

○中村正雄君 私、門屋さん、矢野さんの御意見とちよつと違う点があるのですが、最初に板野さんのお話の懸念も一應解決になつているとはいうこのの、ああいう法律案を出して衆議院が握り潰したという関係で、やはりこれは衆議院は感情その他も相当あつたろうと思いますけれども、憲法違反だという議論も根底にはないとも言えないわけでありますから、もう一度ここでどういう関係でやるかという根拠を明らかにして置いて、それからどういう観点から実際選択するかという点を一應私は決めて置かなければならないだろうと思う。ただ私は板野さんの説に賛成できないと思いますのは、あの四十七條の二項の改正案を出しましたのは、これは四十七條の閉……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1949/06/03、1期、日本社会党)

○中村正雄君 下條さんの提案のように取計らつたら如何ですか。
【次の発言】 今議長から報告がありました件につきまして、法務委員会でもいろいろ檢討して、意見も発表しておる状態になつておりますし、又それに対する最高裁判所の反談も出ておりますし、又弁護士連合会その他でもいろいろ調査しておる状態でして、これに関しましては、いろいろ見方によりまして、いずれとも判断し兼ねる点も相当あると思いますので、もう少し社会の世論なり、或いは双方の研究を待つて國会としての、参議院としての態度を決めるのが最も妥当だと思いますので、これも休会中におきまして、法務委員会或いは法制局なりその他に十分檢討願つて、臨時國会が召集……

第5回国会 議院運営委員会 第4号(1949/03/07、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと、私は板野君の質問に関連して今長官の御答弁を聞いたわけなんですが、いわゆる四月五日までに予算を成立しなければいけない。そのために二週間の期間が只今ありますわけですが、一應立場を変えて考えて見まして、私が野党として、実際今度の予算というのは経済安定九原則の実施という点を内容にして、この重要な予算が二週間で果して審議期間が十分であるかどうかという点を一應長官にお聞きしたいのですが、どうお考えになつておりますか。
【次の発言】 もう一つ伺いますが、二十二日に本予算が提出できるという見通しで、二十二日に必ず総理の施政方針演説をやると、こういう申入れがあるわけなんですが、若し予算が……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1949/08/03、1期、日本社会党)

○中村正雄君 どちらかに決めておいた方がいいと思います。今官房長官が見えておるから、官房長官の話の済んだ後で、むろん公務員法によつてやる人事の問題で我々には権利がありませんが、ただこの度の整理が今事務総長や次長がおつしやるような、一般行政整理でないという点は、はつきりしておりますし、又欠員の処理を退職金が決まらないで今まで延ばして來た。それをこの度やるということは我々一應了解できたわけでありますが、現在國会の職員の中で相当この度の整理を誤解しておる向きもあると思います。で國会職員が非常に誤解されるということは國会の運営に影響するから、組合の立場から現在の國会職員の考え方を一應聞くということは、……

第5回国会 議院運営委員会 第5号(1949/03/19、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと官房長官のこの前のお話と非常に喰違いがあると思いますが、この前の時に、私質問しました時に、予算の編成に相当手間が取つておる。從つて二十二日に総理大臣の施政方針演説はできるかできないかはつきり分らないかという質問に対しまして、官房長官は、予算の提出が二十二日にできるできないにかかわらずガ総理大臣の方針演説は二十二日にやるということを、はつきり言明されたわけですが、それが今度延びるというのは、ちよつと腑に落ちない点があるんですが、どういう意味なんですか。
【次の発言】 御報告いたします。昭和二十四年度の参議院経費の予算要求額につきまして、一應お手許に配つてあります案を御説明し……

第5回国会 議院運営委員会 第6号(1949/03/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 昨日衆議院の運営委員会と、こちらの庶務関係小委員会の合同懇談会の席上両院に共通の問題につきまして、いろいろ話合いをした訳ですが、その中一應決定いたしました点は、祕書の手当と滯在雜費の問題であります。これは前の國会から問題になつておりましたものを主といたしまして、一應滯在雜費日額五百円、祕書の手当月額九千円ということに決定いたしまして、交渉を開始することになりました。尚交渉を開始する時期につきましては、予算が通過してからやるか、或いは予算通過前からやるかという点につきまして話合いましたところ、一應予算、決定して國会に提出されたら、適当な時期を見て予算通過までの間に、交渉を開始すると……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第6号(1949/08/27、1期、日本社会党)

○中村正雄君 官房長官にお尋ねいたしますが、門屋さんの御質問に関連するわけですが、憲法の五十三條の解釈につきまして、政府はどうお考えになつておるかという点なんですが、今門屋委員の言いましたように、委員の方から一定の法律案を示して臨時國会の召集を成規によつてやつておる。但し國会はいつ開くかということは政府の権限であり又議員の出しておる法律案についても急ぐか急がないかという認定もすでに政府がやつて、政府の都合によつて期日を決めるというふうなのが憲法五十三條の解釈だとお考えになつておるかどうか、この点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 質問しました第一の、期日について拘束を受けないという点につき……

第5回国会 議院運営委員会 第8号(1949/03/31、1期、日本社会党)

○中村正雄君 そんな状態でしよう。

第5回国会 議院運営委員会 第9号(1949/04/01、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつとお尋ねしますが、労働委員会は欠員二名なんですか。
【次の発言】 二名とも今欠員でございますか。
【次の発言】 もう一つお尋ねしたいのは、労働委員会の決定の内容を知らないわけなんですが、今まで労働委員会の專門員についてはいろいろ問題がありましたので、愼重に調査しておるとは思いますが、この二名の方の任用に関して委員会は全会一致であつたのですか、どうですか。
【次の発言】 もう一点、これは労働委員会の方で相当御檢討なさつておることと思いますが、磯部君の方の経歴を見ますと、労働行政に対して特に專門的な経歴もないように思うのですが、どういう観点から專門員に採用するようになつたのです……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第9号(1949/10/12、1期、日本社会党)

○中村正雄君 昭和二十五年度の歳出予算及び昭和二十四年度の補正予算の要求につきましては、去る九月二十七日の議院運営委員会において御了承を得まして、その後大藏省に出しまして、爾來事務当局の間におきまして折衝を重ね、大体の決定を見た次第でありますが、一應お手許に配つてありまする印刷物に從いまして、内容の御説明をいたします。  第一に國会運営のため必要な経費のうち  1の議員に関する経費一億四千三百八十七万三千円でありますが、これは議員の歳費、通信手当、旅費、滯在雜費及び秘書手当等でありますが、ここで特に附加して申上げておきたいと思いますのは、予て懸案になつておりました議員秘書手当の増額、即ち從來の……

第5回国会 議院運営委員会 第10号(1949/04/04、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ただ順位についてここで一つ方針だけは決めておいたら如何ですか。時間が決りましても、やはり時間の範囲内で何をやるか分らない。これは恐らく今日中に決るかどうか分らない。從つてそういう方針によつて順位を決めるという問題がありますから、方針だけは本委員会で決めておいた方がよいのじやないかと思います。いわゆる野党を先にやるか、與党を後にやるかということは……
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 從つて今までの例によれば、野党の大会派から順次にやつて行く。こういう順序であつたわけで、いつも野党か、與党かで問題になつたが、一應この委員会としても、院内交渉團体として野党か與重かを判断するより……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第10号(1949/10/22、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今度の國会は定例國会でなくて臨時國会になつておる筈ですが、どういう意味でこの國会を召集したかということの政府の考え方を説明なさる必要があると思うのですが、それはいつなさる……、恐らく召集日、若しくはその直後になされるのが本当だと思うのですが、その点についてはどう考えますか。
【次の発言】 從つて私のお聞きするのは、臨時國会を何故開くかという理由の闡明を國会を通じて國民の前にする必要があると思うわけですが、それは冒頭におやりになるかどうか。総理大臣の施設方針演説につきましては、今の内閣ができたときに、一應お聞きいたしておるわけですが、その後方針が変つておればお聞きしてもいいですが、……

第5回国会 議院運営委員会 閉会後第11号(1949/10/24、1期、日本社会党)

○中村正雄君 では社会党の決定を申上げます。  このプリントに一昨日の運営委員会で申上げましたように、第四十七條第二項の但書を加えること、もう一つこの附則というものは、これは部分的改正で行くという点、この点を強調したい。ただ逓信を二つに分けるという点につきましては、社会党としましては、二つに分けることで決つておりますけれども、多数の意見が一つで行くということであれば、社会党は譲歩しまして一つで行くということに同調いたします。
【次の発言】 社会党の態度は決定しておるので、今申上げましたから、運営委員長に一任いたします。
【次の発言】 引揚の委員会の件につきまして、前の国会でいろいろ問題が起きた……

第5回国会 議院運営委員会 第15号(1949/04/14、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと、御報告申上げておきますが、この前の運営委員会で第一回、第二回の報告は申上げておりますが、実は議員をアメリカ國会視察のために派遣する件につきまして、一昨日第三回の打合せをウイリアムス氏とやつたことにつきまして、一應御報告申上げておきます。前に報告いたしましたように、派遣の人員その他については衆議院の福利厚生委員会におきましていろいろ協議を重ねました結果、一應具体策として派遣議員十五名、事務職員五名計二十名というように決定いたしまして打合せに参つたわけであります。打合せの要点は何としましても費用の点で一應滯在日数を二十日として、向うの滯在費用一人一千ドル、それに旅費といたし……

第5回国会 議院運営委員会 第16号(1949/04/18、1期、日本社会党)

○中村正雄君 先日庶務関係小委員会を開きまして、決定いたしましたことを御報告して、承認を得たいと思います。第一は、参議院の食堂内における飲酒の能ですが、先般來の事件がありましてから、ずつと禁酒いたしておつたわけでありますが、警務課の方からの申出もあり、その後食堂における飲酒が禁止されておりまして関係上、各控室において宴会をやる傾向があつて、火災取締等においても困る、その他のいろいろな事情もありましたので、制限を設けて飲酒を認めるということに決定いたしました。その制限と申しまするのは、宴会をする場合は、主催者が常任委員会であるとか、或いは各会派であるとかいう公的なものに限るという條件と、時刻は午……

第5回国会 議院運営委員会 第17号(1949/04/19、1期、日本社会党)

○中村正雄君 政府から二十五日という申し出があつて、衆議院の方ではもう決行されたのでありますが、今、内閣委員長あたりの話を聞いて見ますというと、各種の合同審査をやるということになりますれば、恐らく一日に一件やつたところで十三日、十五日になると思います。とても二十五日ではできないという、こういうことになります。衆議院が決議するということになつたときは、参議院ではそれに同調しなければならないのでありますから、現在の官房長官の申出では、各省設置法案の審議状況とこの議院に提出議案が二、三あるように聞いておりますので、二十五日では恐らくとてもできないであろうと思います。こちらでは会期延長も、もう少し多く……

第5回国会 議院運営委員会 第18号(1949/04/20、1期、日本社会党)

○中村正雄君 赤松委員がやることになつていますが、問題は蚕糸労連のストライキに関する件です。
【次の発言】 予算案が本日中に通過しなくても、給料の支拂には不便はないと思う。今日通さねばならない理由はないと思うが……
【次の発言】 政府職員の給料日は二十三日になつておりますから、予算が十五日で切れても、必ずしも差支えないということを、大藏大臣は言つておるので、今日予算を通さなければならんということはありますまい。
【次の発言】 二十三日に俸給が拂えないということ以外に、何か他に理由がありますか。

第5回国会 議院運営委員会 第19号(1949/04/21、1期、日本社会党)

○中村正雄君 この次の委員会までによく考えておいて、一つこの次の委員会にかけて決めるということにしたらどうですか。
【次の発言】 社会党としましては、臨月議員総会でちよつと話したところで結論は出ておりませんが、社会党としても全般的な総合的な選挙法の改正をやらなくちやいけないということは、大体皆の意見だろうと思います。又その場合の方法としましては、さつき矢野さんがちよつと言われましたけれども、法規上できなければ別でありますが、特別委員会というものを設定したいという皆の意向です。
【次の発言】 これはまあお決めにならないのでしようからいいわけですが、私達の考えも言つて置きますと、特別委員会を設ける……

第5回国会 議院運営委員会 第20号(1949/04/23、1期、日本社会党)

○中村正雄君 委員会の交際費と食糧注につきまして、四月二十一日に庶務関係小委員会を開きまして、次のように決定いたしましたから、御報告申上げると共に、御承知願いたいと思います。一つは常任委員会の交際費、二十五万円は前年度の通り二十一常任委員会と、両院法規、引揚特別両委員会を合せた二十三委員会に対しまして、平均に一万四百三十五円ずつ配分することにいたしております。第二は常任委員会の食糧費は、昨年の五割増となつて、六万七千五百円ずつと相成つたのに伴い、引揚、両院法規の各委員会は二十一名に対して前年度は一千円ずつであつたのを一千五百円といたしまして、引揚二十五名に対し三万七千五百円、法規八名に対して一……

第5回国会 議院運営委員会 第21号(1949/04/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 先程庶務関係小委員会を開きました結果について、御報告をいたしまして御承認頂きたいと思います。  一つは常任委員会の旅費の割当でありますが、本年度の常任委員会に対しましての旅費の割当、お手許に配つてあります第一案と第二案とを一應事務局の方で起案いたしまして、種々檢討いたしましたところ、前年同樣第一案によつて割当するということに決定いたしましたので、御承認願いたいと思います。  それから第二の問題は院内通行につきまして、面会所ができましたときに、衆議院は院内通行を認めておりませんが、参議院はどうするかということが問題になりまして、そのとき参議院も面会は原則として面会所でやるのでありま……

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/28、1期、日本社会党)

○中村正雄君 上つておりますものと言うと、幾つになりますか。

第5回国会 議院運営委員会 第24号(1949/05/02、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今議事部長の御説明のあつたように、この委員会で六日の日に本会議で説明なり質問をした後、直ちに労働委員会に付託するという決定をいたしまして、それに基いて公聽会の準備をして貰うということで行つたら如何ですか。いろいろ國会法を見て見ましても、あながちそれが違法とは考えられませんし、今の場合そうするのが一番國会法の方々の節を見ましても無難じやないかと思います。
【次の発言】 從つて六日の本会議後労働委員会に付託して、それから労働委員会でやる、それから正式な公聽会の準備をしましても、十三日くらいに私はできるだろうと思いますので、十六日まであるわけですから、あながち六日では付託しても間に合わ……

第5回国会 議院運営委員会 第25号(1949/05/06、1期、日本社会党)

○中村正雄君 その五つの審議会の性格につきまして、今官房長官のお話でちよつと分らないところがあるのですが、これは法規に基いてやつておるものでなくして、閣議決定によつてやつておるものだと、こういうお話ですが、性格は、はつきり言えばこれはどういう性格なんですか。仮に例を取つて申しますと、民主自由党の中に拵えるところの一つの政調会的なものか、或いは國家機関として拵えるものであるか、又法規の根拠というものはどれに基いておるのかという点について、性質を伺います。
【次の発言】 さつきの質問の続きなんですが、あれでもない、これでもないとおつしやつているわけですが、そうすればどれに根拠を置いたものか、閣議決……

第5回国会 議院運営委員会 第26号(1949/05/07、1期、日本社会党)

○中村正雄君 緑風会はいつ頃態度が決るのですか。
【次の発言】 大体國会に対して政府から承諾を求めたのは数日前ですから、一つの会派として態度が決らないというのは納得できない、決らなければ決らないで、そういう会派だつたら解散したらいいでしよう。
【次の発言】 この次の運営委員会までという條件をつけて……
【次の発言】 今両方の意見を聽いておりますと、それはどちらも理窟はあつて、議論を言えば、私は議事日程については確定されたものを記載するのが本当と思つて、今門屋さんが言われておるのは議事日程に記載しない方がいいと思います。理由は省畧いたします。いずれにしても議事日程に載せるか、載せないかという問題……

第5回国会 議院運営委員会 第27号(1949/05/09、1期、日本社会党)

○中村正雄君 門屋君の御言葉ですが、本法案の目的からしてやはり建設委員会に付託することが適当と思います。
【次の発言】 本法案が正式に提出されている以上、衆議院側にも予備審査のため送付されているのでありますから、將來衆議院の方で内容のこれと重複した法案を提出することはあるまいと考えられます。從てこの際本法案の付託を躊躇する必要はないと思います。
【次の発言】 各会派で登院励行の対策を講じ、それでなお登院しない者に対しては議長が招状を発することにしてはいかがですか。

第5回国会 議院運営委員会 第28号(1949/05/11、1期、日本社会党)

○中村正雄君 社会党のカニエ邦彦君から、法案提出の見込みについて、緊急質問を要求されておりますので、御承認を願いたいと思います。大体時間は十分。内閣総理大臣の出席を要求いたしております。
【次の発言】 官房長官がお見えになつておるのでお聞きしたいのですが、本日の新聞を見ますと、衆議院の運営委員会で、官房長官は会期延長の意思は今ないということをお話しになつたように承つておりますが、從つて今問題になりますのは、会期もあと余すところ僅かでございますし、相当な法案が殆んど予備審査の形で本院で審査をいたしておりますが、これができるかできないか、衆議院からいつ廻つて來るかにかかつておる状態も一つの原因でご……

第5回国会 議院運営委員会 第29号(1949/05/12、1期、日本社会党)

○中村正雄君 いろいろ議論はあると思いますが、一應内閣委員会に付託して、人事委員会との合同審査をやるということで決定せられたら如何でしよう。
【次の発言】 詳しい具体的の内容は、私は原稿を持つておりませんが、今東京都で問題になつており、各地方で、地方公共團体で公安條例を制定し、或いは制定せんとしておる関係で、多数國民の間に反対意見があるという関係に関連しての質問のようであります。
【次の発言】 そうらしいです。
【次の発言】 門屋さんの御意見も御尤もな点がありますが、併し政府自体から会期延長の意思はないということを正式に発言されておられるし、又與党の方でも会期を延長することには御賛成でないとい……

第5回国会 議院運営委員会 第30号(1949/05/13、1期、日本社会党)

○中村正雄君 緊急質問につきまして、緊急性があるかないかを檢討しなければいけないという御発言がありましたが、大体今までの例から行きまして、緊急質問をやろうという者があつた場合、その会派においてこれは緊急性があると認めた場合は、今までの例からいつても、ここで一々提案者が内容を説明して決定することはありません。会派の意見を尊重して、会派として認めた以上は承認するのが妥当であると思う。承認しないにしてもやらせるか、やらせないかは本会議で決定すべきもので、ここで決定すべき問題ではありません。
【次の発言】 動議が成立しなければ質問もできないですよ。動議を提出しているのだから、私は門屋君の動議に賛成しま……

第5回国会 議院運営委員会 第31号(1949/05/16、1期、日本社会党)

○中村正雄君 本会期はそれで仕方がないと思う。

第5回国会 議院運営委員会 第32号(1949/05/18、1期、日本社会党)

○中村正雄君 会期も終りになりましたので、各委員会から出てからではちよつと困ると思いますので、一應御決定願いたいと思う点が一つあるわけですが、それは今までの例から参りまして、國会が閉会になりまして閉会中、各委員会から継続調査の要求が出るのが慣例にやつております。今までの例を見ておりますると、継続調査ということに引掛けて出張するための継続調査要求が相当出ているというきらいがあるように思いますので、一應運営委員会で継読調査はどういう方針によつて認めるかということを御決定願いたいと思います。
【次の発言】 一應継続調査であります限りにおきましては、閉会中におきまして各委員会を開催して、それぞれの懸案……

第5回国会 議院運営委員会 第33号(1949/05/19、1期、日本社会党)

○中村正雄君 これも今の農林と同じように厚生の委員会から出ておるものだから、私は審査省略については委員会においても研究してのことであるから、審査省略は承認した方がよいと思います。ただ本会議に乘せる日程その他については、やはり全議員に内容のあるものが配られてからやるということにしたらよいと思います。ただ形式的に名前を聞いただけで審査省略はおかしいという議員もありますから、併し一応これは委員会の提案であれば間違いないと認めて、審査省略は両方とも承認してよいと思います。
【次の発言】 それは形式の問題と思いますが、今日中にもここに配られるかも分らない。今決めておけば明日の日程にも上ぼせる。運営委員会……

第5回国会 議院運営委員会 第34号(1949/05/20、1期、日本社会党)

○中村正雄君 施行法が通過するまで保留願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと在外特別委員会にお尋ねしなければならんというのは、中間報告という問題ですが、今まで調査のあつた件で、大体全部の意見が一致する、いわゆる報告書ができるということについては、本会期中見込みがありませんか。
【次の発言】 今申しましたのは、岡元氏の発言によりますと、中間報告というわけなんですが、いわゆる吉村隊事件だけというわけですね。從つてそれ以外の調査した事件につきまして、総ての結論が今会期中に出るもんか出ないもんかということをお尋ねしておるのです。
【次の発言】 今会期中見込はありませんか。

第5回国会 議院運営委員会 第37号(1949/05/23、1期、日本社会党)

○中村正雄君 これは内容を見ると、國会法の一部を改正する法律案の方は議院運営委員会で間違いないと思いますが、裁判官彈劾法の一部を改正する法律案、これは内容を見ると議院のみと言えない。
【次の発言】 内容を一應どういうことを変更するのか伺いたい。
【次の発言】 議事進行に関しての発言ですが、時刻も來ているから一應一時まで休憩の動議を提出いたします(「賛成」と呼び者あり)
【次の発言】 参政官問題を議的にするのは賛成であります。併しその前に、この間から言つておりますように、政府から出ておる三十九條但書きによる三つの審議会に対して、國会の両院の承認を求めておる件が、緑風会の待つて貰いたいという意見に……

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 只今政府から会期延長に対しまして要請があつたわけでありますが、この議を議する前に、一應本議院運営委員会で決定して貰いたい点があるわけであります。第一は、我々は今までのたびたびの声明にもありましたように、第五國会は五月二十三日を以て終了いたしているものと考えております。從いまして終了いたしている國会に対して又延長という議題に対しましては、これを採上げて討論することはできないということは御承知の通りであります。從いまして今までこういう議院運営委員会が正当なりと主張される場合におきまして開かれました場合におきましては、我々も出席いたしまして、その点につきましてのはつきりした決定をいたし……

第5回国会 議院運営委員会 第39号(1949/05/26、1期、日本社会党)

○中村正雄君 直ちに懇談会に切替えて、その点を檢討してはどうかと思います。
【次の発言】 本日はこの程度にして、明日に持越すというふうにいたしたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第40号(1949/05/27、1期、日本社会党)

○中村正雄君 官房長官に迂濶なことをお尋ねいたしますが、鉄道審議会の重要な仕事というばどういう仕事ですか。
【次の発言】 審議会の内容は分りましたが、六名の委員の方を選考なさつておる、この候補者を職業別又経歴を見ますと外交関係の人が一人、鉄道は技術と事務と分けて二人づつにする。弁護士、それから海運関係の人、土建関係の人と、こういうふうに入れてあります。從いまして、一應私達がすぐ感づきますのは、これは運賃その他の決定につきまして、むろん重要な仕事をお持つになつておる審議会に、何故金融関係から入つておらないかという点。  もう一つは、このお選びになつた標準は、どういう業界から選ぶという標準によつて……

第5回国会 議院運営委員会 第41号(1949/05/28、1期、日本社会党)

○中村正雄君 そうするとカニエ君は加藤君に対する暴行と議長阻止、二つの事実なんですね。それから金子君は副議長阻止一つだけですね。
【次の発言】 それをおつしやらないから……。金子君は副議長と書類破棄ですか。中西君は議長、副議長両方の阻止、その他の人は議長阻止なんですね。今おつしやつた事実を一應証拠において説明して呉れませんか。
【次の発言】 内容を審査するわけではないのですから……。証拠を一應見せて貰わなければ判断ができない。嘘のことかも知れないし……。それでなければ本会議で全部賛否をせんとそのまま懲罰委員会に全部付託するなら分りますが、証拠があるとおつしやつてもあるかないか、本会議でできない……

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/31、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと質問の内容につきましては、この前題名は聞いたわけなんですが、大体その内容でありますが、立法府と司法府との國政調査権を廻るところの管轄爭いに関する件だと思います。從つてそういう問題で立法府が行政府に緊急質問して見ても、これは畑違いのことだと思いますので、その件は承認しないということが妥当と考えますので、特に共産党の方からお取下げ願いたいと思います。
【次の発言】 今板野さんの言われた理由自体が、行政府に対して聞く結局必要がないという理由になつておると思います。と申しますのは、司法と立法と行政と三つに分れておるこの体制の上から言つて、板野君の理由自体が緊急質問の必要がないのだ……

第6回国会 議院運営委員会 第1号(1949/10/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 昨日の小委員会の考え方は、一応我々は党議として二つに分けることにしていいのだけれども、一つの方がいいというなら同調してもいい。併し二つに分けるという意見は会派としては相当あつたのです。一つにしようという意見もあつたので、それじや参議院としては一つにしようということで交渉をして見よう。これが駄目ならば二つにすることも止むを得ない。衆議院が二つにしたら参議院も二つにしないか、それは小委員会の決議に反しないと思うのです。又そうすべきだと思います。
【次の発言】 昨日の話はさつき言いましたように、民主党も分けることに賛成、民自党も賛成、緑風会はこの場合は、第五回の場合に賛成したからこれに……

第6回国会 議院運営委員会 第2号(1949/10/26、1期、日本社会党)

○中村正雄君 社会党といたしましては経済安定委員会の十五名を十名としまして、その五名を持つて来るということに党議が決まつておりますので申上げます。
【次の発言】 社会党三木治朗君。
【次の発言】 社会党は山下君。

第6回国会 議院運営委員会 第3号(1949/10/28、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今御配付願つた岡田宗司君、池田恒雄君、小川友三君、北村一男君の緊急質問の件承認に賛成します。
【次の発言】 ちよつと御報告いたしまして承認を求めたい点があるのです。昨日の参議院会館の自治委員会で参議院会館の開館式を十二日挙行することに決定いたしましたので、運営委員会の御承認を願いたいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○中村正雄君 第四国会から問題になつておりました議員の滞在雑費と秘書手当の増額に関する件につきまして、庶務小委員会並びに本委員会で承認を得ました点につきまして、関係方面と折衝いたしました件につきまして御報告いたします。速記を止めて下さい。
【次の発言】 二十五年度の本予算につきましては、前年度と同じように閉会中と開会中と分けまして、時間数に差をつけて要求しているわけですが、本年度の第五国会なんかの状況を見ますと、閉会中の予算もありました関係で、事務局の報告によれば大して運営に支障はなかつたように私は記憶いたしております。
【次の発言】 門屋委員の御質疑の通りであります。その点につきましては最後……

第6回国会 議院運営委員会 第5号(1949/11/08、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今官房長官が十二日前後予算大網を提出したい、遅くとも十四日には出す。こういう御発言でありまするが、正式の予算案としてはいつ頃お出しになる見込か、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは官房長官、今までの例に変るわけでございますが、総理大臣の施政演説と大蔵大臣の財政演説と分けて行う場合、いつの場合でも本会議の例から行きますと参議院が午前、衆議院午後という例でありますが、この演説に限つて衆議院を先にするという関係で衆議院が午後一時にやり、参議院は二時か三時かにやつて行く。従つて総理大臣の演説は今日は両方とも日程を組んでおりますが、財政演説が若しも十四日乃至十二日にやられるわれな……

第6回国会 議院運営委員会 第7号(1949/11/11、1期、日本社会党)

○中村正雄君 質問演説の関係ですが、本日民主党から始めますのですが結局民主党の仲子さん懇談会の太田さん、後ち共産党の細川さん、恐らくこの三人くらいは本日にも終るのではなかろうかと思います。明日は御承知の議員会館の開館式がありますので、どうしても十一時半くらいに終つて頂かなければいけない。こう思いますので、この予定で参りますと、到底明日午後やつても終りませんと、月曜日の午前中にでも終る見通しがないと思われるのです。そういう関係で未だ決定いたしておりませんが、財政演説が月曜日にあつた場合、一般質問をどうするかということが勢い問題になつて来ると思うので、一応お諮り願いたいと思いますのは、十四日の日に……

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/14、1期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと官房長官にお尋ねしますが、この前の国会の会期を決めるときに、大体予算は十日までに、八日か十日頃に出せるという見込みで、二十三日まで会期を決めたわけですが、延び延びになつて今日出ますということでありますが、正式に予算書は本日お出しになることができるのですか、如何ですか。
【次の発言】 すると、本日から二十三日まで、八日乃至九日の日にちしかないですが、その間審議を終えるために、政府はどういう準備をなさつておられるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 今までの例から見ますると、予算委員会にしましても、その他の分科会にいたしましても、関係大臣の出席が非常に悪い、時間も守らな……

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/15、1期、日本社会党)

○中村正雄君 議論はいろいろありますが、これは前例もあるので、最年長者にしたらどうですか。
【次の発言】 これはいろいろ考え方があるでしようが、私自分の意見を固執するわけでないが、縁故が深いとなれば同じ会派ということも考えられますし、又同県人ということも考えられますし、又生前親交のあつたことも考えられますし、いろいろありますが、一応議長である以上はこれは各会派ということでなくして、議院の代表である関係上、まあ最年長者が一番穏当ぢやないかと、こう考えるわけです。議論ずればいろいろありましようが……
【次の発言】 その他小さい点沢山あるでしようが、これは各会派から葬儀委員が出る筈ですから、その人に……

第6回国会 議院運営委員会 第11号(1949/11/18、1期、日本社会党)

○中村正雄君 懲罰委員会の仕事というのは、御承知のように、懲罰事犯が起きなければ仕事がないわけですが、ただ国会の、参議院ができまして早々でありますので、懲罰権の範囲とかその他の調査事項をやる場合には、相当の人が要るということは懲罰委員の要求に入つておるわけです。従つて今佐々木議員から御発言がありましたように、現在の專門員の定員などから言つて、実際專門員を置くわけにはいかないということになつておりますので、事実專門員を置いたと同じような効果を発揮し得るような方法を、運営委員会で考えればいいわけでありますので、従つて法制局という担当の局もありますし、又外国の制度その他を調査するために図書館に立法考……

第6回国会 議院運営委員会 第12号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○中村正雄君 社会党も一番最初にありました中平さんの煙草民営の問題、これは是非ともやりたいと思いますけれども、岡田宗司氏の米価と米券制度に関する問題、これは一応交渉いたしまして、取消すように努力したいと思いますから、留保をお願いいたします。
【次の発言】 十六までのものもそうですが、今言いましたように、これは総理の方針演説をやられる前、又蔵相の財政演説の問題もなかつた。それが済んで一応議運の承認を得たものも整理しようという申合せになつておりましたので、私の方もはつきりとここでは止めるということは言えないと思う。今申し上げたような状態で、外の各会派もそうでありますので、一応十から新らしい四つも含……

第6回国会 議院運営委員会 第13号(1949/11/22、1期、日本社会党)

○中村正雄君 総理に議運の運営についてお尋ねしたいのでありますが、運営委員会にはいつも政府の代表として官房長官がお見えになつておるわけですが、仮に今のようなむずかしい情勢の下におきまして、予見し難いことも沢山あると思いますけれども、今度の会期にいたしましても、政府が大体予算というものは十日前後までには出し得るという見通しを責任を持つて言われまして、それを基礎にして会期三十日ということが多数で以て決定されて、明日で本国会は終らんとしておる場合なんです。而も政府の予算の提出その他が五日以上も遅れまして、そのために会期延長の止むなき情勢になつておる。従つて新らしき憲法の下における国会の会期というもの……

第6回国会 議院運営委員会 第14号(1949/11/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 格付の内容を見てみますと、大隈委員のおつしやるような、該当しない人もあるかも知れませんが、併しこの三号に該当しない者は別に考えるということの決定も、この運営委員会の場合には、そういうものをやはり参議院といたしましては三号にするという決議に基いて、それに当欺めるように考えて、できない場合は又別に考えるといたしましても、そういうものを引つくるめて、今事務総長の述べました六名の人にすべて一任するというふうにしてやつた方がいいんじやないかと思います。
【次の発言】 先程からお話になつておる点につきまして、小林さんがちよつと誤解なさつておる点があるのじやないかと思いますが、常任委員の変更は……

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/28、1期、日本社会党)

○中村正雄君 訴追に関する法律案の衆議院決議の内容なのですが、山下委員の言つたように、大体においてはこのままでいいのじやないか。ただ代表する場合は衆議院だけで代表するか、両議院議長が代表するかという点だけあるわけで、この点は大して私は固執する必要はないのじやないかと思うので、これでいいのじやないですか。

第6回国会 議院運営委員会 第16号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○中村正雄君 私は両方の委員会からいろいろ言われまして、内容を見ますと、やはり厚生省関係のものも相当あるらしいので、併し常識的に考えて見ましても、観光事業に関係するものであるから、運輸委員会にかけるとして、運輸委員会に付託しまして、厚生関係のものはその共同審査をやるようにしたらどうかと思います。
【次の発言】 会期を延長するかどうかは、これは各委員会の審議状況を見なければ可否を決定することはできないから、各常任委員長の懇談会を開くのはこれは当然であります。本日は鈴木君が言われたように、委員会專門でやつておりますから、本会議は止めてあるわけですから、明日一日あるから明日十時なら十時といたしまして……

第6回国会 議院運営委員会 第17号(1949/11/30、1期、日本社会党)

○中村正雄君 どちらにしても総理大臣の出席を要求しますから、来て貰つてから入つて頂きたいと思います。と申しますのは、昨日私事務局なり或いは事務総長がどういうふうにおとりになつたか知りませんが、総理大臣の出席を要求するとはつきりと申上げたわけなんで、これは私も不馴れで知らないかも知れませんが、国務大臣その他の政府代表の要求は、委員が要求すれば当然出て来るべきものである。議決しなければ出て来ないものとは私は考えておらないのです。従つて私が要求すれば当然出て来るのが本当だろうと思います。従つて直ちに来て貰つて、それから会期延長について話を進めて行きたいと思います。

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/12/03、1期、日本社会党)

○中村正雄君 御承知のように昨日改訂案が出ておるのでありますが、改訂案に関しての緊急質問というのですが。
【次の発言】 大臣に要求するのだから午前の会議では無理だと思いますので、午後の会議に……
【次の発言】 この会期末になると招かざる官房長官がいつも顏を出してどうもおかしなことになるのですが、本日総理の出席を要求いたしましたのは、御承知と思いますが、本日の正午に発表されました吉田総理の談につきまして、納得できない点があるので質問いたしたいのでお呼びしたわけですが、総理が出られないと言つて官房長官がおいでになつておるので、(「資格なし」と呼ぶ者あり)先ず第一に官房長官にお尋ねいたしたいのは、何……

第6回国会 郵政委員会 第2号(1949/11/09、1期、日本社会党)

○中村正雄君 本法案については討論を省畧して直ちに採決に入ることの動議を提出いたします。

第7回国会 運輸委員会 第1号(1949/12/21、1期、日本社会党)

○中村正雄君 本会議ですでに説明を聽いておりますから、明日は直ちに質疑に入つて行つた方がいいと思います。

第7回国会 運輸委員会 第2号(1949/12/23、1期、日本社会党)

○中村正雄君 本案につきましては、質疑を打切るの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今村上委員の提案になりました議決に対しまして、賛成いたします。
【次の発言】 そんな勝手なことはないよ。今の動議は成立していないよ。

第7回国会 議院運営委員会 第1号(1949/12/04、1期、日本社会党)

○中村正雄君 第七国会のプランですが、衆議院の方でもできておりませんし、従つて今考えられます点は、各会派とも緊急質問の申出も相当ありますし、又定例的な特別委員会の設置の問題もあるかと思いますので、従つて本日は本会議を開きまして、今の日程のことを終へましたら、直ちに散会しまして、明日大体十一時本会議を開く予定にして、十時に議院運営委員会を開きまして、そこで特別委員会の件なり、或いは緊急質問その他の件をやつておるうちに、大体本国会の見通しも付くだろうと思いますので、すべてのプランは明日に譲ることにして、今日は散会にしたらどうかと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/05、1期、日本社会党)

○中村正雄君 衆議院の提案もありますし、明日から十二日まで本会議は休みという申合せをしたら如何ですか。
【次の発言】 尚開会式の日取りその他につきましては、議長に一任したいと思います。
【次の発言】 そういう意味ではなくして、時間につきましては、これは小委員会一任ということですが、ただ同じ問題について各党が重複しているのだけ調整しておく必要があるだろうと思います。そういう意味で調整して行きたいと思します。
【次の発言】 私小林さんの緊急質問に対する正式論からの制限について、私は一応考えるべき余地があると思います。又門屋さんその他の人のおつしやることも相当理由があると思います。ただ今のここの議運……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1950/07/10、1期、日本社会党)

○中村正雄君 前の懇談会でもいろいろ話がありましたように、各会派の所属人員がはつきりするのは召集当日であり、その日にならなければ分らない点があるので、予算以下の五つの委員会及び常任委員長の割当につきましては、無所属の会派の数が決らなければできない、併し十七のいわゆる常任委員会につきましては二百五十という委員の数があるわけで、これは人員の変更はないわけでございますので、これだけは今日一応割当を内定しようというわけで今日寄つたわけでありますので、一応この十七の常任委員会につきましての割当は直ぐ進めて頂きたいと思います。
【次の発言】 進める方法としまして、これは各会派の議員数の下に増減があるわけで……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1950/07/11、1期、日本社会党)

○中村正雄君 その前に本日の議運は相当議題もあるし、準備もあると思うのでございますが、公報も来ておりませんし、大体事務局の方で本日の議題はどういう点を考えておるか、一応先にそれを説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それは昨日各派の代表が寄りましていろいろ話をして決めた案なのですが、自由党の方も二人運営委員の方が見えておりまして小串さんの方とお話しになつて決められたわけですが、自由党の内部の事情が小串さんにすべての代表を決められるかどうかという話がございまして、各派の代表が集まりましてそれぞれの話合いで決まつたことは、ここで一応御不満があろうともここで御了解願わなかつたら、今後の議院の運営……

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1949/12/24、1期、日本社会党)

○委員外議員(中村正雄君) 実は本日運輸委員会が開かれますれば、その席上で質問したそうと思つたわけでありまするが、あいにく開かれていませんので、運営委員会に官房長官の出席を求めまして、質しておきたい点があるわけなのであります。と申しますのは本日の官房長官の声明といたしまして、国鉄の裁定問題に関する国会の審議の結果に対する法的解釈の声明があつたということを聞いております。いろいろ内容がありますが、この内に衆議院と参議院と議決の内容を異にいたしている。従つて国会の意思としては決定しておらない。従つて国会の意思は決定しておらないので、残余の裁定については両当事者共拘束しないものであるという意味の声明……

第7回国会 議院運営委員会 第32号(1950/03/07、1期、日本社会党)

○中村正雄君 やらして頂きたいと思います。
【次の発言】 それは出ておる書面に書いてあると思いますが、ただ緊急質問の取扱い方につきましては、この前に決まつておりますように、緊急性の有無もこれは程度の問題で、これは各会派が自主的に決定すればいいので、ただ議事の運営上非常に支障のある場合に制限するということでありましても、各会派が責任を持つて緊急性ありと認めて出したものは、議事の運営上支障のない限り、この方針通りで私は支障ないものと思います。従つて木下君の提案につきましても許可願いたいと思います。
【次の発言】 私の申上げたのが誤解されている点があると思うのですが、この前の委員会の決定は、緊急性の……

第7回国会 議院運営委員会 第33号(1950/03/08、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今委員長から提示されましたような取扱方につきましては、やはり基礎となつておる法律解釈を鮮明にしない限りにおいては結論は出ないだろうと思います。従つて関係ありますのは前にやりました国鉄の裁定と、現在かかつております專売公社の裁定でありますけれども、一括いたしまして十六條二項による取扱方をどうするかという結論が出れば、前に対する国鉄の問題も現在かかつておる專売公社の扱いも決まるわけだろうと思いますから、そういう方向でやつた方がよいだろう。  それから尚議事の進め方につきましては、運営委員会の特質であるフリートーキングでやつて、最後の結論を出すときに討論その他の形式を用いたらいいと思い……

第7回国会 議院運営委員会 第35号(1950/03/11、1期、日本社会党)

○中村正雄君 運輸審議会の委員の関係は、岡田信次君の後任に富山清憲氏となつておられるのでありますが、この前の運輸審議会の委員を決定するときに技術家の人、事務関係の人、或いは学識経験者というふうにいろいろ区分されて委員の承認を求める件を内閣が出されたわけですが、岡田信次君の後任の富山清憲君になりますと、これはやつぱり、畑が違うわけじやないのですが、これはどういうふうにお考えになつておられるか。岡田信次君はいわゆるこれは技術関係から出て貰うというふうな、この前の内閣の趣旨であつたわけですが、その方の後任に純然たる事務系統の方を承認を求められておられるのは、この前のときの政府の考えと相当開きがあると……

第7回国会 議院運営委員会 第36号(1950/03/13、1期、日本社会党)

○中村正雄君 一応各議員団とも、報告事項の打合せその他があると思いますので、ここでは一応午前中に打切るくらいの予定に、枠だけ決めて議員団にお委せして、小委員会で決めるという方法がいいのじやないでしようか。
【次の発言】 この前のときには渡米報告をやることについて、いわゆる議題にはならないから自由討議という議題の下にやろうと、こういうことに御決定になつてので、四人行つておられるから四人とも各自分担がある筈ですから、四人ともやられて、その総件を大体午前中に終るくらいの枠を決めて、分担なり時間は渡米議員団にお委せして、小委員会で決めるという方法をとりたい。今門屋君がおつしやいましたように、誰が初め挨……

第7回国会 議院運営委員会 第37号(1950/03/14、1期、日本社会党)

○中村正雄君 僕は今迄佐々木君と長官の話を聞いておつたのですが、結論だけ一遍お聽きすると、長官は裁定自体が、国会の審議が裁定となるような、言い換れば国会は仲裁委員会の上級審であるというふうにお考えになつておるのかどうか。これは簡單にはつきり御答弁願いたい。
【次の発言】 私のお聽きしているのは、第十六條の、門屋君が指摘したように、「資金の追加支出に対する国会の承認の要件」とはつきり書いてある。従つて国会の審議し得るものは、追加に関するものだけが私は国会の審議の対象だと思います。裁定自体は全然対象になつておらんとこう考えておるのですが。むしろ裁定自体が対象になつておるというふうな官房長官の発言で……

第7回国会 議院運営委員会 第38号(1950/03/15、1期、日本社会党)

○中村正雄君 この前の議運の打合せでも絶対にいけないというわけじやないのだし、これはやはり原則として調査とか、その他については、これはできるだけ抑えなくちやいけないけれども、現在かかつておる法案の審議のために止むを得ないものについては、これは当然許さなくちや、幾ら定足数のみを堅持しましても、実際の法案の審議ができないということになつては、これは国会が無意味になるわけですから、従いまして、現在かかつておる商法の審議のために必要だというのであれば、これはその都度内容を審査してやるより外しようがないと思います。従つて現在かかつておる議案につきましては、承認して差支えないと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第39号(1950/03/17、1期、日本社会党)

○中村正雄君 社会党も賛成であります。
【次の発言】 議運の発議は発議ですが、発議者は議員でなくちやいかんのだから、議運に関係しておる議員、各派の発議。
【次の発言】 了解々々、議事進行。

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/03/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今議題になりました点は前に委員会で問題になつておるわけですから、一応各派でそれに対する態度を決定するということになつておりますので、今聽いてみますと、大体私の方は決つておりますし、外も恐らく委員の出ておらない会派の方も大体我々と同じと思います。従つて自由党の方の態度が決まればすぐ鮮決がつくわけで、今おつしやつたように自由党の態度が決つていないから待つて呉れというなら私は待つてもいい、止むを得ないというわけで、人が少いからというわけではないのです。自由党の態度が決つておらんから一両日待つて呉れというなら了承してもいいというわけです。

第7回国会 議院運営委員会 第46号(1950/03/27、1期、日本社会党)

○中村正雄君 この件につきましては自由党が留保されておつたので、自由党の態度を聽かして貰つて決めて行きたい。
【次の発言】 最初門屋君の提案になりました承諾を與える案件についての権限の問題でありますが、これは従来通り議運でやつておりましたので、私は今後も議運でやるべきものだ、他の常任委員会の合同審査その他のことは必要ないかと思います。と申しますのは、議運も各会派から出ておりますので、各会派に持ち帰つて検討するわけで、従つて関係常任委員会には各会派も出ているわけでありますから、その人たちの意見を聽いて決定すべきものであつて、ただ各種の常任委員会が必要によつてお取上げになつて打合せなさること、これ……

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/03/28、1期、日本社会党)

○中村正雄君 只今事務総長が読まれた通りでありまして、予算案提出その他に関係いたしまして、現在の政府の政策の根本について質問したいということでありますから、御賛成願いたいと思います。
【次の発言】 いろいろ各委員から話が出ておりまするが、私はこれ以上議運で審議しても無駄だと思いますね。というのは、議運で全会一致で中間報告を求めようというような話が纏まれば、動議が出れば、本会議で議長から異議ございませんかで、直ぐ諮れるわけですが、いずれにしましても、今各会の意見を聞きましても、共産党だけは絶対に賛成しないというような傾向がありとすれば、いずれにしましても、ここで中間報告を求めるということが多数で……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、日本社会党)

○中村正雄君 昨日議長から各派に今申されたことが伝達があつたわけですが、全般につきましては我々何ら異議ないわけでありますが、最後の参議院の態度について失望しておるということは、これは院としては重大な問題であろうと思います。従つて私今大蔵大臣の出席を求めておるわけでありますが、どういう原因によつて参議院に失望されておるのか、その点を一応大蔵大臣からもう少し聞かなくてはいけないし、一応その情勢が分りました曉におきまして、或いは又分らない場合におきましても、若しそれが大蔵大臣の一方的な政府の弁明のだめに、恰も参議院自体が予算案の通過を阻止しておるというようなことが原因で失望されておるというのであれば……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/01、1期、日本社会党)

○中村正雄君 午前の委員会で要求した報告を願いたいと思います。そのために十二時に再開するということになつておつて我々は待つておるわけなんです。十二時になつたら情勢が分るからそれまで待つて呉れというので休憩にいたしたわけですから、見通しを一つ御説明願いたい。
【次の発言】 何か予算委員会で変つた情勢でもあるのですか。左藤さんにお尋ねしたいのですが。
【次の発言】 理事会の結果も我々は聽いておらないし理事会も開いておらないわけなんで、委員会の運営について新らしい事実が出たことも分らないわけなんで、昨日予算委員長を呼んで一応情勢を聽こうと言つたとき、必要なしと言つておいて、今聽くということは納得でき……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、日本社会党)

○中村正雄君 これは両委員会に関係があれば、合同審査をやつてもいいと思うのですが、本当の付託は、商法の特例であれば、これは法務委員会が至当だと思われる。法務委員会に付託して、大蔵委員会も必要があれば合同審査をやるべきであると思います。
【次の発言】 現在商法の改正案が法務委員会にかかつておるのだから、これは併行審査すべきであると思います。
【次の発言】 大野君の結論を、大野君の動議を事実本会議場でもスムーズに行かせるために、ここへ呼んで簡単に本会議での行き方を何と言いますか、確めるということになりますか、簡単にやつた方が私はいいと思います。従つて鈴木君の動議に賛成いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/04、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今吉川君の話から発展したわけですが、私は議事進行として先程議長から昨日の本会議の問題と小川君の問題と二点の御報告があつたわけでありますが、今後これを議題とするかどうかと諮つてから話をすべきであります。私の考えでは第一の本会議の問題は佐々木君も来ておりませんし一応後廻しにしまして、第二の小川君の問題を議題にして議院運営委員会が議長の意見を了承するかどうかを決定して頂きたいと思います。
【次の発言】 私は議長職権で懲罰委員会に付託するという議長の発言に対して賛成でありますが、私は併せて懲罰委員会の審議の内容にまで條件をつける事態が起きるかも知れませんけれども、これは小川君の問題を議す……

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/04/05、1期、日本社会党)

○中村正雄君 暫く延期することにしては如何ですか。
【次の発言】 官房長官にお尋ねしたいわけでありますが、本日の各新聞に出ておるわけで、自由党の幹事長談として、参議院の予算審議その他につきましての見解が発表になつておるのでありますが、自由党の幹事長談自体は、参議院としても取上げるということにつきましてはいろいろ問題もあると思いますけれども、これは政府と与党との連絡会において決まつたことを幹事長談として発表したと各新聞に報道いたしておりますので、政府といたしましてもこの談話につきましての責任があると思いますので、一応この談話の内容につきましてお尋ねしたいと思います。各新聞に、表現方法はいろいろ異……

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/04/06、1期、日本社会党)

○中村正雄君 その前にちよつと提案いたしたいのですが、現在の各委員会の審議状況その他から見まして、相当中だるみのような気配もありますし、又本会議を定例日に開きましても法案一件、二件というような状態でありますし、提出されておりまする法案もはつきりと何日からしなくちやいけないという法案も今月中にはないように見当りますので、明日が丁度委員長の定例懇談会の日に当つておりますので、一応本会議を適当な期間自然休会することができるかどうかという観点から、現在の各委員会の議案の審議状況及び将来の見通しをお聞き願いまいて、改めて議運でこの問題を討議願いたいという意見を出したいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第56号(1950/04/07、1期、日本社会党)

○中村正雄君 先の選営委員会で私が提案いたしまして、常任委員長懇談会を開いて、その内容を聞いた上で本会議を一定期間休んだらどうかという案を出したわけでありますが、只今常任委員長との懇談会の結果、各委員長の報告を聞いておりましても、ここ一週間か十日の中に上がる法案は、恐らく十件内外のように聞いております。又現在の登院の状態、或いは委員会と本会議との関係等から行きまして、委員会では十分審議して貰うといたしますれば、ここ当分本会議は休んだ方が議院の運営上いいではないか。又法案の内容等につきましても、日切れ等の案件はないように伺つておるわけであります。ただ内閣委員長や文部委員長の方から、本会議を休めば……

第7回国会 議院運営委員会 第57号(1950/04/08、1期、日本社会党)

○中村正雄君 社会党の中で相談したわけでありますが、本日決めれば、やはり明後日の月曜日の本会議を開いて貰ぬわと困る。委員長の都合もあるという委員長もありまして、やはり昨日申しましたように、十二日と十四日と十七日と十九日、この四回休んで貰いたいという希望です。
【次の発言】 いろいろ御意見もあると思いますが、この場で結論が出そうにもありませんし、動議は佐々木君が賛成されて成立しているので、この次にしたらどうですか。

第7回国会 議院運営委員会 第58号(1950/04/19、1期、日本社会党)

○中村正雄君 もう一度事務局にお尋ねしたいのですが、日程は。
【次の発言】 会期末になつておるので、どうしても出なくちやいけないという理由があるにつきましては、これは承認せざるを得ないだろうと思いますが、日にちについていろいろな面で本会議のない日を選ぶということも各常任委員会でお考えのことと思いますが、そういう点から第一にお尋ねしたい点は、水産委員会の関係ですが、二十日から三十日までの五日間ということですが、実際の日程はどういうふうに組んでおられるかお伺いしたい。
【次の発言】 この次の土曜日ですか。
【次の発言】 二十一日から二十六日までですね。それから厚生委員会の方は。

第7回国会 議院運営委員会 第61号(1950/04/25、1期、日本社会党)

○中村正雄君 私は門屋君の意見が正しいか兼岩君の見方が正しいか、これは後世の史家が判断する問題であつて、どちらが正しいとも言えない。ただ両者の意見を聞いて見ましても、私達も両方の考えを持つておるのでありますが、特別委員会が設置の目的のためにやつておられるということは十分認め得られるわけでありまするけれども、一応請願者のような気分が国民のうちにも相当あることは否定し難い事実だろうと思います。従つてこの前に設置のときにも社会党として意見を出しましたように、一部のものに利用されるような特別委員会であつてはいけないということを我々は主張したと同じように、現在におきましても、請願者のような趣旨を国民の一……

第7回国会 議院運営委員会 第64号(1950/04/29、1期、日本社会党)

○中村正雄君 法の形式から言つたら、大蔵委員会だろうと思いますが、内容は労働関係が殆んど全部でありますので、労働省が立案しておる関係から労働委員会に付託いたして、必要があれば大蔵委員会と合同審査をするということが妥当じやないかと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第65号(1950/05/01、1期、日本社会党)

○中村正雄君 只今の庶務関係小委員長の御報告には異議ありませんが、第一、第二、第三の件の細目については、明日午前中くらいに庶務関係小委員会において決めて頂くよう、一任したいと思います。
【次の発言】 六年議員は一千二百円、三年議員は二百円をそれぞれ歳費から差引くことに、異議ありません。
【次の発言】 一応委員の割当は三名でありますので、緑風会、自由党、社会党、各会派から一名ずつ推薦願つて、議決するということにしたらいいんではないかと提案いたします。
【次の発言】 午前の委員会のときに、事務局に調べて貰うように頼んでおいたわけですが、先般の議院運営委員会で、五月二日で三年議員の任期が切れるので、……

第7回国会 議院運営委員会 第66号(1950/05/02、1期、日本社会党)

○中村正雄君 両院協議会委員の選挙が議題になつておるわけでありますが、いろいろ議論すると議論があるかも知れませんが、一応結論だけ申上げて早く決めて頂きたいと思いますのは、今までの例によりまして、院の決定された意思に賛成した会派の方から出す。而もそれは一応議運で割当てしまして、本会議では議長指名という形式を前からとつておるわけで、一応これに従つてやつた方がいいだろうと思います。衆議院もそういう方法をとつております。ただここで問題になるのは、緑風会がどういうことになるかという問題だと思います。昨日緑風会の中から議員十二名の参議院の意思に賛成なさつた議員がいるわけであります。緑風会自体としましては参……

第7回国会 電気通信委員会 第19号(1950/04/04、1期、日本社会党)

○中村正雄君 委員外の議員の発言はやめて貰いたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)本日は懇談会にしまして、三法案の修正その他について打合せしたいと思いますので、懇談会に願いたいと思います。

第7回国会 電気通信委員会 第21号(1950/04/21、1期、日本社会党)

○中村正雄君 大臣にお尋ねしたいことがございますが、或いは今までの委員会で各委員から御質疑になつておる点があつて重複するかも分りませんが、そういう場合は簡単に御答弁願つたら結構であります。  第一にお尋ねしたい点は、放送法案の三十七條以降の関係でありますが、協会の收支予算並びに事業計画、資金計画、これは国会の承認を経なければならない。こういうふうになつておるわけでありますが、国会の承認を求める場合は国会の審議権というものはどういう点まで及ぶのであるか、この点につきまして大臣の御所見を承わりたいと思います。
【次の発言】 今大臣の御説明で一応の政府のお考えは分りましたが、実際問題といたしまして、……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、2期、日本社会党)

○中村正雄君 それはあとの点は話合うまでもなかろうと思います。これは当初において、労農党も、共産党も、トータルは三つですから、予算と議院運営を取るならばあとは取れないわけです。これは当然決算が一つ余るわけですから、九としても十としても、自由党に行くのが当然だと思います。それは話合うまでもなかろうと思います。(「了承」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 これは今は結論は出ないと思うので、すべての委員の割当は国会召集日の分野によつて決まるわけで、従つて一国会限り問題になるわけです。従つてそういう非常な事態、いわゆる三人、五人の会が十も十五もできるというような、すべての分野の振合から非常識な場合ができた場……

第8回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1950/11/20、2期、日本社会党)

○中村正雄君 内容については結構でありますがお聞きしたいことは、これだけ並べてありまする法律案の政府の提出期日についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 では件名別に言つて頂きたいわけですが、二十四日の予算案提出と同時に提出できる案件はこのうちどれとどれか言つて頂きたいと思います。
【次の発言】 一番問題になつております電気事業再編成法案、公益事業法案、これの提出の期日の見通しはいつ頃ですか。
【次の発言】 最も問題になつている補正予算ですが、これについてお聞きしたい。
【次の発言】 そうしますと、総理の施政演説は正式に参議院に対しまして二十四日に行いたいという申入をしておりますので、我々……

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、2期、日本社会党)

○中村正雄君 議事に入る前に、今度は新らしい議院運営委員会でありまして各会派の委員も殆んど変つておりますので、一通り自己紹介をやられた方がよいかと思います。
【次の発言】 政府の希望があるでしようから初めに決めたつて困る。
【次の発言】 十四日に施政方針演説があれば質問演説は定例によりまして、十五日の午前十時からの本会議にやつて頂きたいと思います。、そうして質問時間につきましては一応先例がありますので、今度は会派の人数も変つておりますから、一応事務局から先例の時間をお話し願いまして、それに基いて各会派協議して参りたいと思います。
【次の発言】 時間の割振りは懇談会にした方がいいと思いますが…………

第8回国会 議院運営委員会 第3号(1950/07/14、2期、日本社会党)

○中村正雄君 その前に各会派の質問者の名前を知らして貰つて、数を御発表になつて頂きたいと思います。
【次の発言】 社会党はありません。
【次の発言】 順位は今までの前例もありますし、野党第一党が一番先にやるというふうな慣例もありますので、一応社会党、緑風会、民主党、第一クラブ、労農党、共産党と順次に行つて、又元に戻るという方法しかないのじやないかと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第4号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○中村正雄君 成規の手続を省略して、委員長にその指名を一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 ちよつと委員部長にお尋ねしたいのですが、公述人の選定その他は何かお聞きになつておりましようか。
【次の発言】 公述人の選定につきましてちよつと私達の希望があるわけなんですが、いずれ当該委員を通じて委員会の方に申入れて頂きます。
【次の発言】 前の国会の例によりまして、電気事業再編成に関する特別委員会を本国会にも設置するという動議を提出いたします。

第8回国会 議院運営委員会 第5号(1950/07/19、2期、日本社会党)

○中村正雄君 本日午前中に開かれました両院の庶務小委員合同打合会の経過並びに結果を御報告いたします。予定の案件といたしましては、国会の制度及び運営に関する事項、施設に関する事項及び福利に関する事項がございましたが、目下来年度の予算編成時期に当つておりますので、予算に関係あるものから先ず検討いたしました結果、一応成案を得ましたので、今後関係当局との折衝等については、両院庶務小委員長に御一任願いたいと存じます。以上であります。
【次の発言】 内容に緊急性が認められませんから承認の必要はないと思います。
【次の発言】 在外特別委員会については、社会等においてもいろいろ議論がありましたが、結局国民に対……

第8回国会 議院運営委員会 第6号(1950/07/21、2期、日本社会党)

○中村正雄君 特別委員会でありますので、小会派も最低一名出すことを基準にいたしまして、委員の割当をやつて頂きたい。
【次の発言】 大体、国会法とそれから国家公務員のための国設宿舎に関する法律、この両法の一部改正、二ヶ條程の改正になるわけでありますが、一応これは衆議院との関係もありますので、各会派の御同調を得られれば衆議院の運営委員会と協議いたしまして、衆議院の了解も得たら成文化して皆様のお手許にお出ししたいと思いますので、一応了承を得て置けば、衆議院と話をして見たいと思います。
【次の発言】 私、最初の自動車の割当のときは、委員長名義で渡して、その委員会が使うという話であつたと了承いたしており……

第8回国会 議院運営委員会 第7号(1950/07/24、2期、日本社会党)

○中村正雄君 この件は今御承知のように国鉄の機構改革が八月一日からやるとこうなつておりまして、まあ各地方ごとに賛成反対の意見がいろいろあるわけなんですが、又運輸委員会におきましても改正を予定されておりまする機構につきまして、関係の方面の人達も調査中で、從つてこういう調査承認要求も出ておるわけですが、問題は八月一日と目前に迫つております関係上、一応これはいろいろな事情と書いておりますが、提案理由のときに相当詳しく説明する予定でありますけれども、どうしても当分の間延期しなくちやいけない時間的な関係もあつて、運輸委員会で審議しておつたのでは決議案が間に合わないので、委員会の審査を省略いたしまして明後……

第8回国会 議院運営委員会 第8号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○中村正雄君 昨日の委員会でお願いしましたように、今期もあと樺か四、五日しかありませんので、本会議で審議したいと思いますので、委員会審査省略を、特に決議案の内容につきまして賛成を求めておるわけでないのであります。本会議の上程を求めておるだけで、慣例に從つてお認め願いたいと思います。
【次の発言】 私の提案しましたのは、今鈴木君の言う内容について皆さんにお話したのではなく、無論結論を出す以上は、各今派の了解を得まして全会一致の賛成を得たい希望はあるのでありますが、ただこの内容につきましては、各会によりまして、いろいろと賛成、反対の意見はあると思います。從いまして、少くとも養成して貰いたいという意……

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○中村正雄君 それはまだ諮つてありませんから後にして下さい。

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○中村正雄君 まだ私共は総会を開いてないのです。異議ないと思いますけれども、公式には聞いておりませんので、あとに……。
【次の発言】 岡本委員長から成規の申出があるのでありますれば、一応岡本委員長に来て頂きまして、地方行政委員会の審議の状況の御説明を願いたい。尚、又岡本委員長だけで分らない点もありますので、外の理事の方二、三名御同行願つて、一応御説明願うと同時に、我々も聞きたいことをお聞きしたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 地方行政委員長かお出でになるまでに、ちよつとお尋ねしたいのですが、昨日中に上つた案件は九件ある。国会も明後日までに終るとすると、明日は日曜日であり……

第8回国会 議院運営委員会 第12号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○中村正雄君 この件は水産委員会では問題になつているらしいので、明日決めるのであれば、そのときに関係大臣に来て貰つて御意見を聞きたいと思いますので、御出席を願いたいと思います。
【次の発言】 予定されました会期は明日で終るわけでありますので、明日の議運で閉会中の事項その他協議しなければならないと思いますので、一応議運の決定といたしまして、各常任委員会に通達願いたいことがあるわけであります。その一つは、閉会中の継続調査をやる事項は本日中に出して貰つて、明日の議運にかけること、並びに閉会中出張その他の予定があるものも早急に今日中に決定を願つて、明日の議運にかけるように、各常任委員会に通告願いたい。

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/07/31、2期、日本社会党)

○中村正雄君 昨日農林大臣から説明があつたわけでありますが、衆議院の常任委員会の意向は別といたしまして参議院の常任委員会の意向も聞いてこういう人を推薦していると、こういう話であつたわけでありますが、この参議院における水産委員会との折衡は長官が当つているというお話でありましたので、水産委員会との折衝の経過につきまして長官から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 質問じやありませんが、参議院の水産委員今でも若干議論もあつたような関係もありますので、この案件は一応保留して次に移つて頂きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと懇談会にしてもらいたいと思います。

第8回国会 労働委員会 閉会後第3号(1950/10/20、2期、日本社会党)

○中村正雄君 一応証人の証言が終つてから一括してやつたら如何ですか。
【次の発言】 小林証人にお尋ねするわけなんですが、堀木委員から言われたことにも関係するわけですが、もともとこの改正をするという趣旨が、いろいろあるわけでありまして、ただ公共企業体の労働関係者から罷業権を取りました代りに、それに代るべき制度として仲裁委員会という制度を設けたということにつきましては、それぞれ議論はありますけれども、その効力をどの程度まで持つて行くかについての議論であつて、本質についてはあらゆる学者も反対ではないと思うのです。それで第十五條並びに第十六條の関係でありますが、これは現在の公労法だけで第一條第二項に示……

第8回国会 労働委員会 閉会後第4号(1950/10/21、2期、日本社会党)

○中村正雄君 今堀木さんから御説明あつたように、附言して申しますと、この十六條に裁定という言葉を入れたこと、三十五條の場合は、十六條を引用いたしておりますので、当然裁定と呼び換えておるわけですけれども、これは疑義を生ずる余地のないように入れたというわけで、前と全然変つているわけじやないのです。  それからもう一つ調停の場合でありますが、十六條は十五條を受けてできておる條文でありますので、前の條文と同じように協定という言葉を使つておるけれども、労使双方が受諾する調停案は、当然これは協定と同じ内容になるわけですから、その場合も含まれると私は誰が考えても間違ない解釈だと思つております。

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/21、2期、日本社会党)

○中村正雄君 僕は委員長の意見と違うのですが、やはり二十四日にやるとして、問題になりますのは、各会派の質問演説者を決めて、質問演説者が準備しなくちやいけないわけです。その関係でやつぱり総理と大蔵大臣との演説を切り離すということになれば、これは困るだろうと思います。従つて私共の心配しておるのは、二十四日の午前中に議運を開いて変更ということは困ると思う。従つて一応参議院の親切的な考え方かも知れませんが、政府から正式に十七日に二十四日に両大臣がやりたいという申入をしておつて、而も今何ら変更の通知がないとすれば、これは決まつておるものと考えて参議院は決めて行つていいと思う。誰が考えましても、一日や二日……

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○中村正雄君 その前に何か事務的な問題を早く片付けた方がいいと思います。この問題は長引くと思いますから。
【次の発言】 二つに分けてお開きしたいのですが、一つはポツダム政令を出すことになつたというその根拠であるマ書簡の問題でありますが、これはいろいろな事情があつてどういう形式で御発表になるかは一応お聞きしてからにしたいと思いますが、只今の総理の説明によりますると、マ書簡が出たのでポツダム政令の途を選んだ、こういう御説明でありますが、ではマ書簡自体がポツダム政令でやるように示唆をしたような内容を持つておるものかどうか、その内容につきまして一応御説明願いたいと思います。

第9回国会 議院運営委員会 第3号(1950/11/25、2期、日本社会党)

○中村正雄君 昨日来本会議を予定いたしまして、総理大臣の方針演説を聞くと、こういう日程まで組みまして、昨日はいろいろの情勢で本会議は延会になつた。本日は是非とも本会議を開きまして、総理大臣並びに大蔵大臣の方針演説を聞くために、事態の收拾を何とかしたいというわけで、各会派の理事が集まりまして理事会を開きまして、そうして午前中の理事会におきましては、一応は本日中に何とか本会議を開くということを全会一致で申合せまして、その目途に向つて、如何にして事態を收拾するとかということの協議に入つたわけでありますが、午前午後引続いてこの目的に向つて各会派の理事が努力したわけでありますけれども、一応最後の段階に入……

第9回国会 議院運営委員会 第4号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○中村正雄君 いろいろごたごたしましたが、本日施政演説が一応終りましたので、会期はあと余すところ僅かしかありませんから、衆議院のほうは質問は終つておりますので、質問に三百分の質問時間がありますが、明日と明後日、午前、午後続けまして、二日間で質問を打切りたいと思います。かよに考えますので、さようお取計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 今愛知君のおつしやつたように、政府の都合もあるし、議員のほうも都合があるし、いずれにしても参議院は二日でやるということにして、政府に出席を要求して貰いたい。
【次の発言】 昭和二十五年度の補正予算の概要につきまして一応内定しました点を御報告申上げます。  昭……

第9回国会 議院運営委員会 第5号(1950/11/29、2期、日本社会党)

○中村正雄君 一時半に午後の本会議が再開になつて、大体三時半か四時頃までかかるわけですが、一応それまでに通る見込があれば緊急上程してよろしいし、或いは十分か二十分経てば通るのであれば、本会議は休憩して頂いて同時にやつて貰いたい。明日の本会議の予定は案件はないと思うわけでありますので、これだけで本会議を開くということもちよつと困難だと思いますので、本日皆の了解を得て上げるということに一致しますれば、衆議院の方は督促しまして、開会中に上がればいいし、若しも開会中に僅かの時間で間に合わなかつたら、本会議を休憩して頂いて追加上程をして頂きたい。

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○中村正雄君 これは厚生委員会で相当研究し、全員一致して発議者となつておりますから、委員会の審査を省略することに異議ありません。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 所要時間は、すべて前例に従つて二十分以内として全部承認します。
【次の発言】 さつき発言しましたように、所要時間を二十分以内に制限いたしまして、すべて一括して承認します。
【次の発言】 これは一番最後に廻して貰いたいです。外の案件を先にやつて貰いたい。
【次の発言】 只今愛知君のお話が出ましたが、ちよつと議事部長からの議題の説明の仕方が足りなかつたのではないかと思います。と言いますのは、恐らく議事部が議院運営委員会に議長から……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○中村正雄君 社会党は労働委員会の全会一致で推薦をしておりますので承認いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 これは決議案の考え方だろうと思うのですが、私は反対に一応予算委員会といたしまして、この決議案に盛られたような修正が成立するとなれば、この決議案は要らなくなるし、又決議案に盛られた点ができなかつた場合は、出してみても必要がないということになると思う。従つて予算の審議中であるから今必要じやないか。従つて決議案を上程するのであれば、予算が決定する前に出したほうが私は最も妥当だと思つて、早く上程するということを私は主張します。

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○中村正雄君 水産委員会全員であればとかく言うことはないかも知れませんが、これを見ると相当厖大な法律案でありますから、従つて委員会としても異議がないのであれば三十分か一時間でも委員会の審議ができると思います。従つて今までの例で申上げますと、委員会の審査省略の案件は非常に簡單なものであつたので委員会で省略しておるけれども、こういう厖大なものを出されたのであれば実際内容について水産委員会のほうで少し審議なすつておれば……、これは形式的でもいいから委員会の審議ができるのじやないか、僅かな時間で……、私はそのほうがいいのではないかと思う。
【次の発言】 明日でよろしければというお話ですが、今日出られな……

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○中村正雄君 これは質疑及び討論を省略いたしまして、直ちに採決されんことを望みます。
【次の発言】 これは佐々木君の発言もありましたが、各発議者が各会派から出ておりますので、ここでは一応委員会審査省略ということを決定するだけですから、決議案で以て大した大きな問題ではない事柄なので、一応審査省略はこの委員会で決定したら如何ですか。そうして内容については発議者が各会派におられますから、そのかたに聞いて、本会議の表決は自由にやつていいのですから、委員会審査省略は御決定したら如何ですか。
【次の発言】 それは僕は、兼岩君の御質問は当を得てないと思う。参議院で決議すべきかどうかは本会議で決定すればいいの……

第9回国会 労働委員会 第3号(1950/12/01、2期、日本社会党)

○中村正雄君 理事会で一応皆さん了解しているわけですか。
【次の発言】 それでは異議ございません。
【次の発言】 次回は五日午後一時からにお願いします。

第9回国会 労働委員会 第5号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○中村正雄君 只今の一松君の御意見ですが、そうすると、もうちよつと研究して結論はこの次にしろ、こういう御趣旨ですか。
【次の発言】 速記をとめてもらいたい。
【次の発言】 一応懇談会できまつたことを私の発言として申上げますが、この小委員会できまりました案につきましては、いろいろまだこれだけでは不足だという各委員の御意見もありますし、事実十六条、三十五条だけを改正して仲裁委員会の制度自体が所期の目的を達せられるとも思いません。従つて今国会も時間がありませんので、一応小委員会の結論に対して各会派のこういう御意見もありますので、今国会は一応中間的に結末を付けまして、次の国会で新たに同じ調査をやりまし……

第10回国会 議院運営委員会 第1号(1950/12/10、2期、日本社会党)

○中村正雄君 私提案して御承認得たいと思うのですが、今国会は、本年度十国会が開かれまして、来年度に亘るわけでありますが、今までの例から申しまして、今期中は出張等は行わないと思いますけれども、年末、年始、自然休会になる予定もありますので、その間又出張その他の問題が起きるかもわからないと思います。従つて本年度の議員の旅費につきましても、相当食込んでおりまして、あと余りありませんのと、やはり開会中との関係もありますので、出張する場合は各委員会とも、突発的な用件或いは是非とも任地に行かなければいけないという緊急性のある用件以外の出張は、お見合せ願いたいということを運営委員会で決定して、各常任委員長に通……

第10回国会 議院運営委員会 第3号(1950/12/12、2期、日本社会党)

○中村正雄君 只今の件につきましては、今人事委員会で一般職の給与をやつておりますので、一般職の給与が若しも修正になりますれば、当然今かかつておりまする国会議員の歳費、旅費等に関する法律案も変わらなくてはいけないということになつておりますので、人事委員会で一般職の給与が上るまで一応留保して頂きたいと思います。
【次の発言】 その点については現在割当てておりませんが、これは今までの例から見まして、各委員会に最小限度を割当てまして、そうして平均しようという意見が各方面から出ております。従つて本年度は別にしまして、来年度につきましては、これは一応そういうことことの協議をしなくちやいけないのじやないかと……

第10回国会 議院運営委員会 第4号(1950/12/13、2期、日本社会党)

○中村正雄君 それは一任願つても結構ですが、明らかであるのでここできめてもらつてはどうかと思うのです。従つて大蔵委員会のは、これは一つ御遠慮願つたらどうか。それから厚生委員会のほう、四班出ておつて三班全部削つてもらつて神戸事件の関係だけということであつて、委員部から話が出ておつたのですが、ちよつと私常識で考えられなかつたわけで、朝鮮人の騒擾事件に厚生委員会が関係するというので、ちようど想像できないので一応御説明願いたいと言つて、そういう詳しい文書にして頂いて……、今の話が出まして文書を見まして、そういう点考えられるので、昨日法務と地方行政とを合同にして行くようにきまつておりますので、ついでにこ……

第10回国会 議院運営委員会 第5号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○中村正雄君 両委員長に一任せずに、この場できめてもらいたいと思います。
【次の発言】 本日人事委員会が一応結了することになつておりますので、明日の議運で結論を出しても間に合うと思いますので、今日は保留願いたいと思います。
【次の発言】 これは議題にするまでに特別委員会との関係がある問題ですから、一昨日の議運でも問題になりましたが、他の特別委員会を置くかということが中心課題でありますので、これは一応特別委員会の議題と並行して僕はやつてもらいたいと思います。そこで特別委員会設置につきましては、従来参議院においては一応各会派の全会一致の同調によつてやつているわけですから、これは各会派も一応態度を御……

第10回国会 議院運営委員会 第6号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○中村正雄君 この件につきましては、質疑及び討論を省略して、直ちに採決に入るの議を提出いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 昨日常任委員長が協議されました関係上、常任委員会からの議員派遣につきましては、今朝の理事会で各会派の理事諸君とも相談いたしまして、一応現在出ております各委員会からの議員派遣要求は、一応全部認めないことに決定いたしました。ただ休会明けの期間におきまして、各委員会におきまして重要性、緊急性等を勘案されまして順次申出がある場合には、別途に考慮するという、こういう附帯的意見を添えまして、今申上げましたような結論に達しましたことを御報告申上げます。

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/19、2期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと議題に入る前に一応お尋ねいたしたいのですが、年末の国会の休会に入る前日に本会議が相当休憩のまま長引いておつたときに、本会議をいつ開くかということについて運営委員会を開きたいというので、成規による三分の一の運営委員の署名を似て委員長に再開要求したわけでありますが、それがそのまま無視されまして事実上散会になつた。その場合運営委員会長のお考えはどういうお考えで再開要求を無視されまして再開せられなかつたか、その点を一応再開劈頭の運営委員会でお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 委員長に若しも事故があつていないときは委員長の出ておる会派の理事がおるわけで、委員長が事故の場合代行す……

第10回国会 議院運営委員会 第8号(1951/01/22、2期、日本社会党)

○中村正雄君 衆議院からそういう内的な交渉があつたわけですが、参議院としましても正式に議長から交渉があつたら二十五日開会式、二十六日施政方針演説、という日取をここで内定しておいたら如何です。 それで今日午後にでも変更があれば明日にでも議院運営委員会を開いてきめて、変更がなければそのまま進んで行つて……。
【次の発言】 次に二十六日にこのまま変更がなければ施政方針演説があるわけで、それに対する質問演説が当然予定されるわけでありますので、一応質問演説に対しまする各会派の持時間と順位だけを決めておいて頂きたい。それは質問演説の必要がありますので、あらかじめ決めて置く必要がある。これを議題に供して頂き……

第10回国会 議院運営委員会 第14号(1951/02/07、2期、日本社会党)

○中村正雄君 昨年の暮の十六日に再開後の国会におきまして、各委員会で自治的に判断された場合には予算の範囲内で一応認めるというように決定しておるわけです。従つて人事委員会がいろいろの見地から検討しまして、二月中であれば大体国会も忙しくないというので出されたと思いますので、この議員派遣要求は承認することに賛成いたします。  それともう一つ昨年の例もありますので、この委員会で御決定願いたいと思いますのは、例年毎回の例でありますけれども、今年は大体四月に地方選挙がある。従つてその選挙期間中は議員派遣はやらないということが決定になつております。而も四月に地方選挙があれば、今までの例から見ますれば、三月中……

第10回国会 議院運営委員会 第16号(1951/02/13、2期、日本社会党)

○中村正雄君 その点について実は今私も申上げようと思つたのですが、年末のときに派遣につきましては会期の関係もありましたし、予算面からもああいう制約をしたわけなんですが、その後再開後の運営委員会におきまして、大体二月一ぱいということでやらなければ国会の審議も非常にむずかしくなつて来るので、二月に限つて、各常任委員会で検討するということがこの前の委員会できまつておるわけです。そのときに、予算面につきましては年末のときに大体あと二百万前後しか残つてないので相当自制しなくちやいけないという話も出たと思います。従つて今厚生委員会から申出でがありますが、厚生委員会は年末にこういう事件について調査に行つてお……

第10回国会 議院運営委員会 第17号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○中村正雄君 去る二月十四日の庶務関係小委員会におきまして、次の四点について協議決定いたしました。ここにその経過について簡単に御報告申上げます。  第一に、議員派遣要求の取扱いに関する件でありますが、本件については、取扱いの公正を期するため、お手許に配付いたしました資料にありますように、旅費の予算残額二百四十万二千四百三十七円の中から、二割に当る四十八万四百八十七円を突発的な場合に備えて保留分とし、残りの百九十二万千九百五十円を各委員会の委員数に応じて按分することとし、議院運営、懲罰、図書館運営の各委員会の割当分は、これらの委員会の性質上、一応これを保留分に加えることといたしました。なお以上の……

第10回国会 議院運営委員会 第19号(1951/02/23、2期、日本社会党)

○中村正雄君 今外務委員会の一名とあるのですが、一名ですか。
【次の発言】 これは今までの例から言つて一名にしてはいけない、二名にしろというような意見がありましたので、そういう申合せになつておると思うのですが、一応これは保留願つて検討願いたいと思うのですが。
【次の発言】 私の言うのは、一緒に行けというのでなくて、外務委員会に十名いるのだから一人じやなくて二人、三人にしたらいいんじやないか……。
【次の発言】 希望がないから行けない。それでは希望がないならやめてもらつて、何も予算は使わなくちやいかんという問題じやないのですから……。
【次の発言】 予算が十分あるんならば出して、二名にした方がい……

第10回国会 議院運営委員会 第22号(1951/03/05、2期、日本社会党)

○中村正雄君 留保いたします。
【次の発言】 社会党は実はまだ党の機関にかけておりませんので、これは入ることになるとは思いますが、決定しておらないから、次回まで保留願いたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第23号(1951/03/07、2期、日本社会党)

○中村正雄君 承認の件のほうですが、実は今日も一昨日もいろいろ党派で話をして見たわけなんですが、どうも出されておる人が納得の行かない人事だというので相当反対があるわけです。これは今の政府が推薦なされから、自由党系が出るのはこれは止むを得ないと思いますけれども、それにしましても中の一人は市会議員や区会議員なんかを出しておる。それは都なら都で推薦できるわけなんです。なぜこういう人を政府から推薦なさつたかということが納得行かない。従つてその間の事情をもう少し政府から十分説明してもらわなければ困る。こういう意見なんです。ですから、この次の委員会に官房長官でも来てもらつてそういう点を詳細に説明して頂きた……

第10回国会 議院運営委員会 第24号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと一言伺いますが、首都建設法が法律になりましてから相当の日時が経つておる。その間こういう問題が一回も問題にならないで、地方選挙を前に控えて、突如としてこういう委員を任命するということは、非常に先ほどから問題になつておる。従つて相当準備の期間を要した、こういう理由で御答弁なされれば別でありますけれども、一般の世論というものは、これが建設法ができましてから直ちに任命しておつて、又その任命されたうちからの変更その他であれば問題ありませんけれども、やはり人選の線に上つておる人の色合から、或いは四月選挙を前にして突如としての承認ということについて相当疑惑を招いておりますが、この点につ……

第10回国会 議院運営委員会 第25号(1951/03/09、2期、日本社会党)

○中村正雄君 私は各種委員の問題については、もうあと一人殖えれば、私は労農党は獲得能力ができると思う、比率からいつて。従つて、やはり根本的に変えるということではなくて、水橋君の提案を今議論するならば、各種委員の問題については四十六名ですから、これが四十七名になれば獲得能力が五・〇以下になると思う。そうなれば共産党も或いは入れるようになるかも知れない。従つてこの問題は次に殖えたときには当然考えなくていかんのじやないか。別個に考えるとおつしやるが、それと別にもう一つ別個に考えるとすれば、それは各種委員ばかりでなくて常任委員の問題もあるので、そのときにはどういうふうにするという決定ではなくて、別に考……

第10回国会 議院運営委員会 第30号(1951/03/23、2期、日本社会党)

○中村正雄君 休憩前にちよつとお伺いしたいのですが、文部委員会の教育公務員特例法の一部を改正する法律案が午後上るらしいので、参議院先議の関係で衆議院に早く邊つてもらいたいというお話がありますので、明日定例ではありませんが、ほかの法案もあると思いますので、本会議を開くことに御決定を願いたいと思います
【次の発言】 去る三月十五日の庶務関係小委員会の経過につきまして簡單に御報告申上げます。  先ず昭和二十六年度の委員会関係経費の配分について申上げます。  第一に委員会食糧費及び委員長交際費については、お手許に配付いたしました資料にありますように、従来のやり方を改めまして、常任委員会については予算額……

第10回国会 議院運営委員会 第31号(1951/03/26、2期、日本社会党)

○中村正雄君 只今議題になりました三件につきましては、提出前に非公式に審査を終了いたしておりますので、一応質疑及び討論を省略いたしまして、直ちに採決せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 その前に小委員会で議長から発言がありました決算委員長の報告の件でございますね、それを一応議題にせられて決定して頂きたいと思います。
【次の発言】 それは今日常任委員長の懇談会があるわけです。それにやはりきめて報告したらいいと思うので、これは私ども予算委員長にも折衝して予算委員長は結構だ、中川さんがおつしやいましたように一応割当するというと、五割、五割頭打ちにするよりも全部保留分として必要なときに出……

第10回国会 議院運営委員会 第32号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○中村正雄君 時間までは言われなかつたのですが、明日一ぱいで審議権がなくなりますから、明日一ぱいに片附ける。恐らく昨日の代理者のお話では今日中に委員会にかけ、明日は本会議……これが又小委員会で何日ということはきめたいと思いますが、今の事務総長から報告されました通り私どももお聞きしたのですが、大体明日に予算が通つてから直ちに休会に入るということは不可能だと思います。これは各委員長の話を聞いてみますと、大体三十日にあがるという大部分の御意見であり、又あがらない問題は四月に入つても不可能だという結論を聞いております。従つて三十日ときめても或いは差支えないかも知れませんが、併し日にちの関係等があります……

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○中村正雄君 帰つて各会派に相談しなければ最後の決定はできないと思いますけれども、私のほうは今朝きまつたわけですが、昨日一応参議院としましては自然休会の期日もきまりましたし、又前々から、終期についてはきまつておりませんか、休会につきましては前から予定されて、それぞれ各議員、各会派においてプランを立てておる。従つて四月の五日とか七日とかいう期間をきめてそれまでやるといたしましても、事実上本会議を開くことが不能な状態になりはしないかと思います。又衆議院のほうからこういう中出かありますが、四月一ぱいやらなければならないようなものであれば別でありますけれども、三日や四日間でやろう、それを通すためにやる……

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○中村正雄君 ただ明日を控えておるのでそれぞれ各会派においてもいろいろプランを立てておりまして、議員も準備しております。従つて明日になつて又このことを議題にしまして御協議しても無理だと思いますし、参議院としては再三再四衆議院に対しても、又政府を呼び、参議院の意向を伝えてありますし、常任委員長懇談会もやつておりますから、既定方針通り進むということをはうきりきめて頂きたいと思います。
【次の発言】 私、確認と申上げましたが、そういう意味で申上げたのじやなくて、すでに議運で決定しておる、その決定を変更するとか廃止するということがない限りは、当然なことで、そういう意味で確認と言つたのです。

第10回国会 議院運営委員会 第36号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○中村正雄君 一応本会議の都合で日和に上る前に議場内で議事部のほうから連絡をとつてもらいたいと思います。
【次の発言】 理事会でいろいろこの運営をどうするか、特に自然休会に関連いたしましての運営を協議したわけであります。結論といたしましては、参議院としては、今までのきまつておる、明日から自然休会に入るという建前を堅持すること、そうしてそのための解決策といたしまして、先般林衆議院議長から中入のありました点等のあの法案は、今日中に参議院が努力して上げる。その代り衆議院側においては参議院から修正回付いたしております案件につきましては本日中に上げてもらいたい。又両院協議会等を要求する場合においては、衆……

第10回国会 議院運営委員会 第38号(1951/05/07、2期、日本社会党)

○中村正雄君 一応衆議院の各会派の先般の申合せは大体二十日間会期を延長しようという申合せであつたわけでありまするので衆議院の議運が正式に開かれないと、向う側の会期の申入れはないわけでありますが、一応参議院としましては会期は二十日間延長するときめておきまして、そうして衆議院からそれと同じ申入れがありましたらそのままで決定し、若しも違つた申入れがあつたら改めてもう一度議運を開くことにしたら如何ですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 一応会期が明日切れるわけでございますけれども、今日会期の延長が決定すれば明後日の定例日でいいじやないか。従つて若しも内閣委員会の状況によつて、衆議院のほうで……

第10回国会 議院運営委員会 第39号(1951/05/09、2期、日本社会党)

○中村正雄君 これは今日の総理の報告のあとにしたいというのですけれども、今日の総理の発言は外交問題について発言があつて、従つて共産党から出ておる外交に関する問題の緊急質問のこれは必要はないと思います。従つて必要があればその後外務委員会を開いて今日の質問を中心にしてやる。もう一つ桜木町駅の国電の発火の問題については先般運輸大臣の報告がありましたのでこれも一応やめていいのじやないかと思います。残ります問題は共産党の皇居前広場の問題と社会党の労働弾圧に関する問題、労農党の給與ベースに関する問題、この三つが残りますから、これは今日の総理の報告には何ら関係のないことと思いますので、この三つについては一応……

第10回国会 議院運営委員会 第40号(1951/05/10、2期、日本社会党)

○中村正雄君 先般来の選挙によりまして、各会派でそれぞれ選挙法につきましての検討もなされておると思いますが、衆議院にも選挙法改正に関する特別委員会を設けておりますので、参議院といたしまししもやはり根本的に考えなくちやいけない段階に来ておると思いますので、一応選挙法改正に関する特別委員会を設けまして、人員等につきましては、大体前例によりまして二十五人程度で、各会派最低一名出せるような特別委員会を設置したいと思いますので、右提案いたします。
【次の発言】 人員その他につきましても、それぞれ各会派御意見があると思いますので、一応特別委員会を設けることにつきましては恐らく御異議ないと思いますので、(「……

第10回国会 議院運営委員会 第43号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○中村正雄君  只今の議長の報告を了承しまして、本会議に御報告を願つて、又今後議院としてどういう方法をとるかということは、衆議院の関係“ありますので、委員長が衆議院のほうと御相談願つて、後刻又この委員会再会いたしまして、その席上できめたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 実は三月三十一日の議運の理事会で各会派の了解を得ていたわけでありますが、実は議員の手当を改正いたしますときに洩れておりましたのが委員長等の役員の手当でありまして、従つて議員の旅費手当に関して議院の役員の国会開会中の議会雑費は直つておりませんので、開会中一日二百円というのを五百円にしたらどうかという問題であ……

第10回国会 議院運営委員会 第47号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○中村正雄君 これとそれとは僕は関係ないと思うのですが……羽仁君の場合は三十九条の関係においてやつたのではなくて、別個の法規の関係でそういう疑念が起きた。従つて羽仁君の場合の別な法規の疑念については事務局のほうでお調べになつて御答弁願うとしまして、三十九条との関係はないと思いますので、これを切り離して差支えないと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○中村正雄君 森林法の通過を条件にして賛成。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 休憩前に今の各委員長の話を聞いて見ますると、今日は最終日ですが、内閣委員長の話では、今日中には見込が立たない、その以外の委員長の報告によりまするというと、大体今日中に何とかかたをつけられる、こういう御報告であつたことは、皆さん御承知の通りであります。従つて実は私も新聞を見まして、衆議院では延長するとか、しないとかいろいろ議運も打合せをやつたらしいのですが、正式に議運にかかつて問題になると思いますので、いずれにしても参議院と協議しなければならない問題であり、而も衆議院のほうの話を聞いて見ますと、衆議院としては……

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/31、2期、日本社会党)

○中村正雄君 社会党も反対です。
【次の発言】 期間も切れる間際でありますし、政府の出しておるものであり、與党である自由党は大体肚ができておるので、我々はそう言うべき筋合いでないと思いますけれども、明日に追つておりますので、満場一致で行けばいいし、行かなければ棄権があつてもいいから直ちに本会議に上程願いたい。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、法務委員会では異論なく委員会一致として推薦なさつておるわけですか。

第10回国会 議院運営委員会 第52号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○中村正雄君 これは一応本会議の諮り方は、三人分常任委員長の辞任ということを諮つて、そのあと常任委員長の指名をするというふうに諮つておいて、指名されるかたが当該常任委員でない場合は、一応あらかじめ議運で本会議において常任委員長の辞任を認めたときに直ちに振替えができるという了解を得てやつて行けばいい。
【次の発言】 午前の委員会でも何か民主党と自由党と承認を求める件についてまだ話が付いておらないということもありましたので、一応保留して、再開後の議灘にかけてもらいたいと思います。
【次の発言】 一応今印刷物を配つてもらつておりますから、この次の議運にかけるように各会一で検討したら如何ですか。

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/06/04、2期、日本社会党)

○中村正雄君 庶務関係小委員会の経過を御報告いたします。  去る五月二十三日より前後四回に亘りまして開会いたしました庶務関係小委員会の経過につきまして御報告いたします。  先ず国会議員の退職金に関する件について申上げます。本件につきましては、さきに御報告いたしましたように、議員の在職期間の計算におきまして、帝国議会の議員として在職期間を含めて通算するかどうかという点と、支給の対象をどうするかという点につきまして、両院の間で意見が分れておりましたので、庶務関係小委員会としましては、さきに本委員会の御承認を得まして、二つの妥協案を以て衆議院側と折衝いたしましたが、妥協に至りませず、その善後策につい……

第10回国会 弔詞案起草に関する特別委員会 第1号(1951/05/19、2期、日本社会党)

○中村正雄君 特別委員長の決定は、成規の手続を省略しまして、最年長者である小宮山常吉君を委員長に推薦することの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第10回国会 労働委員会 第4号(1951/02/08、2期、日本社会党)

○中村正雄君 今参考資料をもらつたところでありますし、又聞いただけでわからないので、質問はこの次に廻したらどうです。とつても今直ちに御質問とおつしやつても資料を今もらつたところで検討は終つておりません。
【次の発言】 だからこの次の委員会にしたらどうだ、質問を……。

第11回国会 労働委員会 閉会後第1号(1951/08/20、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今から委員会を開きます。  本日の議題は、先般理事会を開きましていろいろ協議いたしまして、各委員に御通知申上げておりますように、問題になつておりまする労働関係法規の改正につきまして、一応労働大臣に経過直その他をお聞きする問題と、もう一つは、かねてからこれも問題になつておりまする国鉄の調停問題に関しまして、関係者の御意見を聞き、経過を検討して行きたい、この二つのことで本日委員会を開いたわけでありますが、議事の都合によりまして、労働関係法規の改正の経過から事情を聞いて行こうと思います。従つて最初に労働大臣から労働関係法規の改正につきまして一応御関係なさつておりまする経過を……

第11回国会 労働委員会 閉会後第2号(1951/09/25、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(中村正雄君) それでは只今から委員会を開会いたします。  本日の議題はお手許に御連絡申上げましたように、先般来から引続いて調査事項になつております国鉄の調停問題を議題としまして、関係者のその後の経過等を聴取して議事を進めて参りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそういうふうに運営いたします。  最初にこの前の関係者の陳述によりまして一応の経過は聞いたわけでありますが、その後相当情勢が変つていると思いますので、お話願いたいと思うわけですが、第一に運輸省のほうからお話願いたいと思うのですが、この前の労働委員会としましても、一応政府に対しましてこの問題を解決する……

第11回国会 労働委員会 閉会後第3号(1951/09/26、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(中村正雄君) それでは只今から開会いたします。昨日お打合せしました労働関係法規の改正、或いはゼネスト禁止法等の労働関係法規の改正を議題にして本日会議を進めて参りたいと思います。そのために本日中労委の中山さん、仲裁委の今井さんに御出席願つて、それぞれの立場から御意見を聞くということになつておりますが、今中山さんお見えになつておりますけれども、十一時までという時間の御関係もあるそうでありますので、一応中山さんのお話を伺いたいと思います。実は我々考えておりますのは、現在までに労働省関係からいろいろ公式、非公式に見解も発表になつております労働関係法規の改正、又は労働省の機構改正及び法務府で立……

第11回国会 労働委員会 閉会後第4号(1951/09/27、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今から会議を開きます。  先日の委員会で、国有鉄道に対しまして給与ベース改訂による補正予算の資料の提出を求めておつたわけでありますが、本日提出になりまして、参考人として三木経理局長に只今来てもらいましたので三木経理局長から説明を願います。
【次の発言】 ちよつと三木さんにお尋ねしますが、この復活要求額というのは、趣旨は査定額も含めたものなんですか。
【次の発言】 御質問ありませんか。
【次の発言】 計算中ほかに御質問があれば……。
【次の発言】 計算以外のことで何か……。
【次の発言】 その数字はできておりますか。

第11回国会 労働委員会 閉会後第5号(1951/10/08、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今から会議を開きます。  最初に法務総裁が見えておりますので、ゼネスト禁止関係の法令の経過につきまして発言願います。
【次の発言】 御質問ありませんか。
【次の発言】 法務総裁に対する質問はこの程度で打切つて……。
【次の発言】 ほかに法務総裁に質問がなければ、この程度で打切つて……。
【次の発言】 では次の議題に移ります。今日あと行政整理なり機構改革について議題に扱つておつたわけでございますが、行政管理庁関係が見えておりませんので、労働省関係だけで一応調査できる議題に限定して議事を進めて行きたいと思います。  最初に労働省のほうからお答え願いたいわけですが、この前の……

第11回国会 労働委員会 閉会後第6号(1951/10/09、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今から会議を開きます。  本日は明日から国会が開会になりますので、開会中本委員会をどういうふうに運営するかということにつきまして協議いたしたいと思います。一応事務局で考えました点につきまして申上げて、皆さんの御賛成を得たいと思いますが、第一は継続調査事件に関しまする未了報告書提出に関する件であります。御承知のように継続調査事件は現在二件あります。一つは労働行政の実情に関する調査、もう一つは労働関係法規改廃問題に関する調査、この二つでありますが、これは未だ調査を終つておりませんので、この場合参議院規則第五十五條に基きまして、臨時国会の初めに報告書を提出しなければならない……

第12回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1951/12/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 お尋ねしますが、国務大臣の演説は休会明けに予算を出されるときにおやりになるのですか。別々に総理の施政方針演説と、予算を出されてから又大藏大臣の財政演説と分けておやりになるのであるかどうかお伺いいたしたい。
【次の発言】 これは政党内部の問題で恐らく話合はできないだろうと思うのです。もともと今小笠原君からちよつと話がありましたが、政党内部のことをここに言う必要はないのですが、それぞれ衆議院のほうがああいうふうになつておる。片方は日本社会党を使つて、片方は交渉団体の名前を使つておる。二重の名前をつけたようになつておりまして、やはり衆議院と参議院と同一歩調をとるときに、参議院のほぅが違……

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/29、2期、日本社会党)

○委員外議員(中村正雄君) 只今議題になつておりまする公労法に関しまする承認の案件ですが、実は専売の問題が出る前に、国鉄の仲裁委員会の裁定が出るようないろいろな状態がありましたので、労働委員会で、最初国鉄の調停に関しまする賃金問題を審査いたしましたそのあとで、調停から仲裁委員会に移行されるということでありましたので、若し国鉄に関しまする仲裁委員会の裁定が出た場合は、労働委員会の付託に願いたいということを満場一致で可決いたしまして申入れいたしておつたわけなんです。その後専売に関しまする裁定が先に出まして、この案件につきましても成規の委員会で満場一致で労働委員会に付託をお願いしたわけなんです。もと……

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/17、2期、日本社会党第三控室(右))

○中村正雄君 ちよつと、私は発言をしないほうがいいと思つておつたわけですが、今小川君の五十五條の二の提案、加藤君の賛成の五十五條の二というのは、ちよつとここの議題となるのはおかしいと思うのです。從つて私が説明申上げてもいいのですけれども、国会法の五十五條の一項、二項の説明、並びに五十五條の二の本文並びに但書の説明及びいわゆる運営委員会がどういうことをするか、小委員会がどういうことをするか、小委員会の意見の一致がない場合にはどういう方向で本会議を開くことができるか等について一応議事部長からよく説明願いたいと思うのです。(「その通り」「必要ない」「採決々々」「説明させろ」と呼ぶ者あり、その他発言す……

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/21、2期、日本社会党第三控室(右))

○中村正雄君 今メモに載つております二番目の松永君と、五番目のカニエ君と大体同じ点が相当あると思う。で、中川さんから御指名があつたわけですが、お話の趣旨日は御尤もだと思います。從つて緊急質問が上程になりますのが、一応予測しましても月曜日であろうと思います。本会議ありませんから……。從つて松永君とカニエ君のうちの、私は松永君のほうを一応まあ取下げまして、カニエ君の緊急質問をやらして頂きたい、そうして決議案が出るまでに緊急質問をやつて、その次に決議案をやつてもらうということであれば、松永君のを取消して結構だと思います。
【次の発言】 決議案に対する賛成と質問とは別個なものでありまするが、決議案につ……

第12回国会 議院運営委員会 第24号(1951/11/27、2期、日本社会党第三控室(右))

○中村正雄君 質疑、討論を省略しまして、直ちに採決されんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 異議ありませんか。

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、日本社会党第三控室(右))

○中村正雄君 議事進行について。議運でお聞きするとすれば、水産資源保護法案の本会議の上程をどうするかということをお聞きすることで、内容について何も御説明を聞く必要はないと思います。從つて両委員長から本会議の上程について何か御意見があればそれをお聞きすればいいわけで、内容の説明はお聞きする必要はないと思います。そういう面で御説明願いたいと思います。
【次の発言】 これは一度小委員会で上程になつているのが、建設委員会の申入れでそのまま留保になつておる件なんですが、今水産委員長なり電力特別委員長からいろいろ事情を聞いたわけなんです。ただ議運としてはこれを本会議に上げるかどうかということさえきめればい……

第12回国会 議院運営委員会 第27号(1951/11/30、2期、日本社会党第三控室(右))

○中村正雄君 ほかに議題がありますか。
【次の発言】 それじや速記を止めて下さい。

第12回国会 労働委員会 第1号(1951/10/26、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今から労働委員会を開会します。  本日の議題に入ります前に、お諮りしたい件がございます。その一つは、国際労働機関憲章の受諾について承認を求めるの件という法案が提案されております。これは外務委員会に付託されておりますが、労働委員会にも関係がありますので、実は二十七日に外務委員会におきまして、この法案をどういうふうに取扱うかということにつきましての委員会を開くようになつておりますので、合同審査を申込むかどうか、一応本委員会において決定しなければならないと考えております。どうしたらいいでしようか。
【次の発言】 今原委員からお話がありましたが、一応現在の情勢を聞いて、連合審……

第12回国会 労働委員会 第2号(1951/11/02、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今から会議を開きます。  議題に入る前に御報告いたしますが、先般来審議いたしておりました国、鉄の賃金問題に関する争議は、双方から仲裁委員会に対しまして仲裁の取下をやりましたので、一応仲裁委員会の関係は労使双方の団体交渉に移行されましたので、この点御報告いたしておきます。  なお本日の議題は連合審査に関する件でございますが、去る十月二十六日の委員会におきまして、専売裁定に関する公共企業体労働関係法第十六条第二項の規定に基き国会の議決を求める件を本委員会に付託されるよう議長に申入れすることに決定いたしまして、その手続をいたしましたわけでありますが、この件につきましては、十……

第12回国会 労働委員会 第3号(1951/11/09、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。本日公報に通告いたしておりまする請願に関しましては次の委員会に讓りまして、行政整理による失業者の救済対策、この件につきまして職業安定局長から説明を求めます。
【次の発言】 お諮りいたしますが、只今行政整理による失業者の救済対策ということにつきまして、職業安定局長から説明があつたわけでありますが、次の委員会に労働大臣が出席いたしまして、政府の一般方針に関する説明もあると思いますので、これに関する質疑は次の委員会に延べまして、本日はこれで散会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では本日はこれで散会いたします。    午後零時……

第12回国会 労働委員会 第4号(1951/11/16、2期、日本社会党第三控室(右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 会議を開きます。最初にお諮りしますが、労働法現改廃問題に関しまする調査並びに労働行政の実情に関する調査は本日も調査を行う予定でありますけれども、問題の内容が広範多岐に互つておりますので只今のところ会期中に終る見通しがないと思います。従つてあらかじめ会中も継続して調査することに取りきめ願いたいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお会期中の調査の概要を取りまとめまして議長に報告することに当りましては、その内容等につきましては委員長に御一任願つて御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう取計らうことにいたします。

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 常任委員の割当ですが、一応二つに分けて話を進めんと無理だろうと思いますので、内閣から経済安定まで、それと予算から図書館運営までと、二つに分けて諮つてもらいたい。従つて前の内閣から経安までは当然異議がないと思いますので、一応これをきめてもらつて、あとの予算から図書館運営までについて議論があると思うので、これを二つに分けて協議してもらいたいと思います。
【次の発言】 昨日の理事会でも外務は大体もう少し拡充しようということについてはどこも反対はなかつたと思いますので、今の大隈君の意見に賛成ですが、それではどこを減らして外務をどうするかということについては、各委員会の実情があると思います……

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 今水橋君が言われたように、これは形式から見ますとやはり運営委員会の管轄であろうと思いますし、又衆議院の運営委員の発議になつているわけです。従つて従来の例から言つて議運で扱つて来たわけですが、即ち一般の公務員関係の給與と密接な関係があるわけで、人事委員会のほうにも関係があるわけで、専門の委員会である人事委員会に付託することは異議はないと思います。ただ私が懸念しますのは、これは日切れの法案になつております関係と、それから衆議院のほうは何か聞くところによりますと、明日で大体経つて、日曜から自然休会にしたい、こういう意向がありますので、一応これが若しも修正にでもなり、或いは又遅くまでかか……

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 今事務総長の読み上げられました決定の中で一つ間違つておると思いますのは、理事の件で第四控室に割当てられたというのは第二控室に割当てられたということの誤まりだと思います。
【次の発言】 質疑、討論を省略して直ちに採決を願います。
【次の発言】 委員全員としたら……。
【次の発言】 それよりりか前に、諮る議題があつたら一応やつてもらいたいと思いますが、常任委員なんかの変更が出ておりましたら諮つておくか、或いは全部諮つたものとして承認しておいたほうがいいのではないかと思いますが……。(「了解」「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 人事委員長の後任にカニエ邦彦君を推薦いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第7号(1952/01/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 ちよつとこれは確認しておきたいのですが、実はこの前の議運に出ておらなかつたので、質問の順位なんですが、これはいつもその国会ごとに質問の順位について議論するわけなんで、大体従来一つの慣例ができておつたと思います。これをきめまする前の議運でも、緑風会の発言についていろいろ議論があつたわけなんです。それでまあ大体先国会までの慣例ですと、やはり野党の第一党がやつて順次野党がやつて、與党がおやりになるときは一番あとに続くというのが大体二回ほどの前例になつておつたわけです。これはこの前、きめます前の議運でも発言して皆さんの御了承になつた点であろうと思います。それで先般の議運できまつたのを見ま……

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 兼岩君がいろいろ質問なさつておりますが、ちよつと議長に質問されるのは見当違いの点があるのじやないかと思われる節があるわけです。と申しますのは、議長としては、本会議の運営については、この委員会に質問者なり時間等を諮問されまして、この運営委員会できめた方針に従つてやられるわけで、ただ議場において政府その他が参議院を冒涜するとかいろいろな件があつた場合には別でありますけれども、大体持時間における発言の順序等についてはきめられた通りにおやりになりますし、又それによつて満足するかしないかは質問者のほうの考え方で、持時間が済んでしまつて満足できなければどうするかということになれば、次の委員会……

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 このまま、理事会では結局他の会派に影響しないということで二番から八番まできめたわけです、が、議席についてはやはり民主党が二つになつたというだけではなくして、第一なり緑風なりそれぞれ出入りがあるわけですが、議席は三会派だけではなくて、ほかの会派に影響のあるのは性質上当然のことなんです。従つてそれをどうするかということになると、やはり現在私どもの会派でもそういうふうに入り組んでおりますので不便はあると思いますが、それだから併しと言つて見たつて、現在の各会派人数が並んでおりますから、どうしても入り組むところができるだろうと思うので、従つてこの前の理事会の線で一応話はできると思いますので……

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/03/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 それでいいわけなんですが、これは一応私併せて各会派で考えて頂きたいと思うのは、今の派遣要求は、一通産委員会の問題だけじやないと思う。法案審議のために必要といえばどの法案でも必らず実地調査は必要です。法律である限りにおきましては、やはり適用を受ける人があり、適用を受ける一企業か、数企業かは別として、やはりどういう法案でも審査につきまして実地調査が必要だということになれば、どの委員会でも法案の付託になつている委員会で必要だと言つたら、ほかの委員会はこれは必要ないのだということは言えないと思うのです。従つて従来の出張の大体とり来たつた方針は、閉会中若くは休会中には各委員会に割当られた予……

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 先般出ておりました通産委員会からの議員派遣要求については一応異議ございませんが、昨日申上げましたように、現在の原則を保持しながら例外々々ということになれば、すべて例外になつて来ると思うのです。従つて約一カ年半に亘つて議員派遣についての方針を実行して参つて相当検討する段階になつておると思いますので、通産委員会の具体的の問題が起きたのを契機にして、議員派遣のやはり原則について再検討して、そうして別な方針を打立てて、それに従つて通産委員の派遣を認めるという方向に僕は持つて行つて頂きたいと思うのです。従つて従来は国会の開会中におきましては、突発的な事故の起きた場合等に派遣する場合及び公聽……

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/07、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 松浦君の漁業問題に関する緊急質問は昨日の新聞に出ておりましたカニ工船の出漁に関する件であります。
【次の発言】 安井君の発言は一応御尤もでありますが、今までの緊急質問の一応の慣例としては出たものは大体認める。従つてそれじや困るからというのでこの前小笠原君から発言があつて緊急質問に関する今後の取扱をどうするかということが理事会の懸案になつて、その後理事会は開かれておりませんし、結論が出ておらないのでありまして今の状態であれば認めるより以外に私は方法はないのじやないかと思いますので賛成します。
【次の発言】 郡君のおつしやることは一応理由が立つかも知れませんが、昨日も総理からああいう……

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 いろいろ議論はありますが、会派から要求があるし、又必要があると、こう認める人も相当いるわけなんですから、一応議運としては承認する以外に方法はないのじやないですか。自由党のかたがたも讓歩願つて承認願いたいと思います。それ以外に幾ら議論しても議論が盡きない。
【次の発言】 確かに今木村君の言うように、一つの委員会で審議中のものを本会議で取上げることにつきましては今まで相当議論があつた。法案なんかにつきましては取上げないということになつている、緊急質問について……。そういうことも含めて、一応今日の理事会でやられるわけなんです。又木村君の意見も予算委員会のほうで一応の結論が付いたあとでや……

第13回国会 議院運営委員会 第24号(1952/03/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 それについて一応……。これは先ほど議事部からもお話がありましたが、顧問にする理由というのは別な関係であれば別ですけれども参議院としてはこの議員が各省の顧問になるということにつきましては、これは野党、与党を問わず一応の、この前松岡さんの顧問就任のときに結論を出しておるわけなんですから、その点も一応各会派で御留意願つて御返答願いたいと思います。(「同感」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 ちよつと……。緊急質問の件は、全部片付いてから報告すると、こういうことになつておるので、必要の件だけの報告を伺いたいと思います。
【次の発言】 それしか方法がないと思いますが、私非常に予算委員会のほうも関……

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 岡崎さんがお見えになつておりますので、三月六日の保利官房長官の答弁と、翌日の岡崎国務大臣の答弁と出遅つている点につきましてお取消しになる点があつたら先に取消して頂きたいと思います。
【次の発言】 今岡崎さんが保利官房長官の大体の速記を御覧になつて要約して趣旨は一貫しておると、こういうふうにおつしやつておりますが、速記録を見ましてもそうでありますし、当日のこの運営委員会におきましても、保利さんの言うことが私の質問に対する見解、小笠原君なり或いは堀君に対する答弁等においていろいろ食い違いがあつたので、一番しまいにどうも趣旨が一貫しておらない、従つて一応帰つて政府のほうで意見を統一して……

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 一つは形式の問題でお尋ねをしますが、今の掘君からも言われましたこの人閣議第一二三号で根本龍太郎君を安本顧問に命ずる趣旨のものが来ております。これの理由は、先日副長官が説明なされた理由が書いてある。それを中心にしまして前の委員会で質疑いたしまして、大体この大臣の御答弁があつたわけです。只今官房長官がお見えになりまして、提案理由の説明につきまして補足的という意味で言われたわけでありますけれども、この書面に載つております理由と、只今これを補足せられました官房長官の理由とは相当根本的には違つておる。そうしますと、一つは形式でありますが、違つております書面のほうの点ですね、訂正なさる御意思……

第13回国会 議院運営委員会 第30号(1952/03/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 本日の議題の第一の決議案ですが、非常に取急いでやつたもので、理由書が附いておらないわけなんです。従つて印刷を事務局に昨日出しまして、お願いしておりましたので、決議案に附けまして理由書を議員の各机の上に配付することを御了承願いたいと思います。
【次の発言】 印刷に、一緒に刷るわけですけれども間に合わなかつたのです。
【次の発言】 今までの決議案には附けない慣行だと……議事部長から説明もありましたように附けた例もあるわけなんです。大体決議案は附けんでもわかるかというので附けないような慣行があるわけです。附けられないということではなくして、提案者が附けてほしいと言えば今までも附けた例が……

第13回国会 議院運営委員会 第32号(1952/03/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 今日も相当委員会も開いておるしするから、月曜日に合同委員会をやる、それまでに準備してもらうということで如何ですか。
【次の発言】 さつきの小委員会で議案の報告もありましたように、月曜日には相当、二十件からの法律案があるわけですから、当然本会議を開いて相当の時間がかかるわけですから、やはり月曜日は相当登院数もあろうと思うし、各会派の日程に対する態度の協議もあるでしようから、月曜日に常任委員長懇談会と同時にやつて、一気に何らかの結論に持つて行くようにしたほうがいいのじやないかと思いますので、私は月曜日が妥当じやないかと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/03/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 きまつたのですよ。
【次の発言】 今出したあとで相談を受けたわけですが、労働関係と、特に資金の関係で大蔵省に関係があるわけなんで、それと今非常に失業ということは御承知のように緊急性のある問題と思います。それでこの操短に伴う失栄対策という問題については大蔵、通産、労働の三つの委員会に関係するので是非本会議でやりたいという関係で、一応前に御相談しました基準にもてれぞれ該当すると思つてお願いしておるわけであります。
【次の発言】 本日は恐らくまだ無理だろうと思います。大体予定されておりますのはこの次の定例日ですから四月二日ですが、二日でなければ四日というふうに、大体次の定例日ということ……

第13回国会 議院運営委員会 第34号(1952/04/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 先般いろいろ各会派の要望もあり、質疑もあつたわけでありますが、やはり紡績操短に関連しまして、金融措置なり、失業問題が現在非常に問題になつておりますので、何とか本日やらせて頂きたい。皆さんの御了解を願いたいと思います。
【次の発言】 只今のうち外務委員会の件は二班になつて各班一名づつになていると思いますが、そうですが。
【次の発言】 派遣規則に反すると思うのですが、一人の出張は見合せて最低二人にする。いろいろ弊害があるからというので前々からよ問題になつているのですが、よそれはどういう意味ですか、一人になつているのは……。
【次の発言】 希望者によつて派遣するというようなことはどうか……

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 これは、木下君の緊急質問についての緊急性の有無ということについても議論があると思います。併し一応公務員の給与が非常に問題になつておることは事実であり、又行政機構の改革によりまして人事院が廃止の運命にある、縮小の運命にあるということについては相当皆が関心を持つているんだし、実際の問題として今兼岩君が言いましたような人事委員会で総理大臣なり、大蔵大臣、それから人事院総裁、こういうものが列んで出席するということは非常に困難な情勢にあるわけなんです。従つて私は緊急性の有無ということは別にして、やはりそういう面からでも一応本会議でやつてもらつたほうがいいのではないか、私はそういう考えがある……

第13回国会 議院運営委員会 第37号(1952/04/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 まだ私の会では相談しておりませんので、次回まで持越しを願いたい。
【次の発言】 そうしますると、形式的な御答弁でありますが、私のお聞きしておるのは、そういう形式的な御答弁をお聞きしておるのではないので、法案も出すのは政府の勝手であり、会期をきめるのも国会が勝手にきめるのだというようなことを聞いておるのではない。今の御答弁に対して質問するわけですが、そうしますると、今後提出を予定しております重要法案、これは別としまして、恐らく本日出すと昨日答弁ありました点が持越されておりますので、本日ここでお尋ねするわけですが、破壊活動防止法案だけを例にとつてみますると、これを、あと会期三週間ある……

第13回国会 議院運営委員会 第39号(1952/04/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 先般の鳥取の火災に関しまして相当被害も大きいようでありますので、前に参議院代表といたしまして北海道に派遣しました例にならいまして、一応各会派から出るということでなくして、又各常任委員会から派遣するということでなくして、参議院代表として人員は五名、日程は五日ということにして派遣することにいたして、人名その他は議長に御一任するということで本日の本会議で御承認願つて、早急に派遣するように取計らつてもらいたいという意見を提出いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第42号(1952/05/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 いずれにしましても、質問なんだから、緊急質問の形式をとるか、政府の報告に対する質疑の形式をとるか、結局内容は同じことになると思います。一応日程の順序から言つて、やはり緊急質問にしても答弁に立つのであるから、先に一応の報告を願つて、それに対して質問をして答弁するという形式でいいわけでありますから、従つて法務総裁に報告を願つて、それから政府として要求されておりまする関係大臣も出席しておるわけでありますから、実は政府の報告に対していろいろ質問するということで、法務総裁に限つたことではないのですから、どちらも同じことじやないですか。これは緊急質問という形式にすれば、報告より先にしなければ……

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 取計らいますということには異議がある。それは一応、決定するのは留保願いたい。これは純然たる文部委員会の問題なんです。だから僕は、留保願いたい。あとで決めてもらいたい。

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 御質問御尤もだと思うわけですが一応要点だけ申上げまして御了解を得たいと思います。一応要求しました議員派遣は形式では議員派遣となつておりますけれども、各地におきまする公聽会ということのために議員が出席するわけなんです。御承知のように議員全部が一カ所に集まりましてやるとなれば正規の公聽会も開けるということもあるわけです。併し一カ所に議員が行くわけには参りませんので、議員派遣という形式で、一応札幌、福岡、大阪で労働関係に関しまする公聽会を開くというので、議員派遣をやるわけなんです。もともとこの問題につきましては、私の委員会の問題でありましても、今政府の三大政策の一つになつております労働……

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 今、矢嶋君のおつしやいました当該法案を審議した常任委員会の委員を中心に両院協議委員を選ぶというのは、これは大体各会派においてそう選んだわけであつて、参議院としてそうあらねばならぬという意味で選んであるわけではないのでありますから、従つて今、割当のありました各会派におきましては、それぞれ恐らくは専門的な人を協議委員に選ぶだろうと思うわけです。従つて今矢嶋君のおつしやつたことは、そのまま全体として当てはまるとは言い得ないわけで、これは各会派によつて大体そうなつて来ているというだけのものである。衆議院とこちらと選考します方法が違つているということは私は記憶いたしておりません。従つて今、……

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 一応、先般来議運の御意見もありまして、全員の打合会におきまして、いろいろ話合いをいたしまして、各会派とも円満に今出しましたように決定いたしましたので御了解願いたいと思います。
【次の発言】 そうです。汽車の関係で一日殖えているわけでありますが、福岡、京都は航空機を利用しなくても、国会の会議その池に支障がないということで、この汽車にしたわけであります。従つて福岡の一日多いのは、帰りを汽車で帰るということで一日間多くしたわけです。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 その件ですが、相当参議院の各派には、反対の空気が強いんじやないですか。従つてそれに関しまして、これは人事問題で、……

第13回国会 労働委員会 第1号(1951/12/14、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) ほかに御発言はございませんか……。  なほ先ほど決定いたしました調査報告書には、あらかじめ多数意見者の署名を附することになつておりますので、この際順次御署名を願います。   多数意見者署名     一松 政二  原  虎一     赤松 常子  重盛 壽治     岩男 仁藏  堀木 鎌三
【次の発言】 御署名漏れはありませんか……。  それでは本日の委員会はこれにて散会いたします。    午後零時十九分散会

第13回国会 労働委員会 第2号(1952/02/15、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) これより委員会を開会いたします。原君より委員外議員の発言を求められておりますので。この際許します。
【次の発言】 ちよつと原君に申上げますが、岡崎国務大臣は次の予定があるそうですから、岡崎国務大臣に対する質問であれば又次の機会にお願いしたいと思いますが、如何がですか。
【次の発言】 二時三十分までだそうです。
【次の発言】 ちよつとお待ち願いたいのですが、先ほど御承認得ましたように、政府委員の出席の都合で議事は順序を変更してやるようになつておりますので、今労働大臣は衆議院に行つてすぐこちらへ帰つて来ると思いますので、一応先に予備審査に廻つておりまするポツダム宣言の受諾に……

第13回国会 労働委員会 第3号(1952/02/22、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) これより会議を開きます。  本日の議題といたしまして労働関係法の改正の準備等につきまして、労働大臣、法務総裁並びに行政協定内容に関しまする労働條件について岡崎国務大臣の出席を求めておりましたが、本日出席が不能でありますので、本日はこれで散会いたしまして来週火曜日十時から委員会を開くことにいたしまして御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。今日はこれにて散会いたします。    午後二時二分散会

第13回国会 労働委員会 第4号(1952/02/26、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) では只今より開会いたします。  本日出席を要求いたしております労働大臣、岡崎国務大臣、木村法務総裁も、もう少ししますと閣議が終りますので出席する予定になつておりますので、その各大臣に対しまする質問はあと廻しにいたしまして、前の委員会でも問題になつておりました労働関係法規の改正準備その他の状況につきまして労政局長から説明させます。
【次の発言】 只今一応の関係法の法令審議会におきまする審査の状況の説明があつたわけですが、一応今後の会議の運営につきましてお諮りしたいと思います。  三大臣の出席を求めておりますが、今閣議をやつておりまして、もうすぐ終るという話でありますので、……

第13回国会 労働委員会 第5号(1952/03/07、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  本日予定されておりました議題につきましては、法務総裁並びに岡崎国務大臣の出席が不可能でありますので、労働省の来年度の予算につきまして、政府より説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 只今政務次官から昭和二十七年度の労働省関係の予算の説明がありましたが、各局長も出席しておりますので、この予算につきまして御質疑がありますれば、発言を許します。
【次の発言】 今のところもう少し待てば出席すると言つて来ておりますが、未だ出席がありません。従つて、まあ先ほどいろいろ御質問もありました行政機構の改革に対しますつる労働者関係の問題等につきまして、本日労……

第13回国会 労働委員会 第6号(1952/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  前回に引続きまして、行政協定に関しまする労務方面に関しまする調査を議題といたします。岡崎国務大臣が出席になつておりますから、質問のかたは発言を許します。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。前会の答弁が残つておりますので……前会椿君から質問をなさつておりました不当労働行為についての答弁が本日あることになつておりますので、労働大臣の発言を許します。
【次の発言】 村尾君から発言を求められておりますから……。
【次の発言】 只今椿君から要求のありました、さつき森本公園部長から答弁のありました使用実績を一つプリン……

第13回国会 労働委員会 第7号(1952/03/25、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。公報を以て通告いたしておきました失業保險法の一部を改正する法律案、これを議題といたします。先ず政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 これより本法律案の質疑に入ります。御質疑ありませんか。
【次の発言】 ほかにありませんか。
【次の発言】 ほかに質疑ありませんか。
【次の発言】 ほかにございませんか……。なければ質疑は終つたものと認めていいのですか。
【次の発言】 では質疑は終つたものといたしまして討論に入ります。意見のある委員のかたは賛否を明らかにして討論願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに……、討論は終局したものと見て御異議ござ……

第13回国会 労働委員会 第8号(1952/04/01、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。公報を以て御通知いたしておきました夏時刻法を廃止する法律案、これを議題に供します。先ず提案者の説明をお願いいたします。衆議院議員の島田末信君。
【次の発言】 只今提案理由の説明を承わりましたが、夏時刻法の廃止に関する法律案につきましては一応衆議院の提出案となつておりますが、本院労働委員会におきましても早くからこれが廃止をしたいということを考えて準備いたしておりましたことは御了承の通りであります。従つてたまたま衆議院提出によつて本法案が提出願つたわけでありますが、大体この内容につきましては各委員も十分御検討のことと存じますので、そういう経過に鑑みま……

第13回国会 労働委員会 第9号(1952/04/18、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今から委員会を開会いたします。  冒頭にちよつとお諮りいたしますが、今後の本委員会の運営についてでありますが、前の委員会に破壊活動防止法が提案になりましたら、法務委員会と合同審査をするということを決定いたしまして、昨日提案になりましたので、法務委員会にその由を申入れまして、いろいろ協議をしたわけでありますが、現在法務委員会といたしまして、相当日切れの法案を持つておりますので、予備審査にかかるのも本月の末日ぐらいということでありまして、血もこの案件に対しましては、内閣委員会なり、地方行政委員会がそれぞれ合同を申込んでおりますので、合同委員会の開会の日取りなり、運営につき……

第13回国会 労働委員会 第10号(1952/05/07、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます、議題に入るまでにお諮りいたしたいことがございます。一つは、今破壊活動防止法が参議院に予備審査として付託されているわけでありますが、これが法務委員会に対しまして連合審査の要求をいたしまして、それの運営につきまして法務委員長と今協議中でありますが、公聽会の関係、連合審査の関係等につきましては、法務委員長と協議の上決定するようになつておりますので、一応労働委員長に運営につきましては、御一任願つて御異議ございませんか。
【次の発言】 それじや一応御一任願つたものといたしまして協議いたします。なお本日までにきまりました点は、来る十日の午前十時から連合委員会……

第13回国会 労働委員会 第11号(1952/05/23、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) それでは只今から労働委員会を開会いたします。  去る五月十四日の労働委員の打合会におきまして意見の一致を得ました、本委員会関係法案の審査方針につきまして御報告いたします。五月の二十三日午前、労働関係調整法等の一部を改正する法律案ほか労働関係二法案につきまして、人事委員会及び地方行政委員会と連合で、提案理由及び逐條説明を聽取し、質疑は次の機会に讓り、午後は労働金庫法案の審査を行うこととし、五月二十六日及び二十七日は、破壊活動防止法案ほか関係二法案について、法務、内閣、地方行政との四連合の形式で公聽会が開かれ、二十八日及び二十九日は、四連合のうち内閣及び地方行政の質疑を行う……

第13回国会 労働委員会 第12号(1952/05/24、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  労働金庫法案を議題といたします。この案件につきましては各労働委員が発議者になつておりますので、昨日大蔵委員会との合同をいたしまして、一応打切つておりますので、本日この委員会におきましては質疑、討論を省略いたしまして、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。本案に賛成のかたの挙手を願います。
【次の発言】 全会一致、可決すべきものと決定いたしました。なお本法案の本会議におきまする委員長の報告その他につきましては、前例にならいまして委員長に御一任願つて御異議ございませんか。

第13回国会 労働委員会 第13号(1952/05/28、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  ちよつち速記を止めて……。
【次の発言】 では速記を始めて下さい。  去る五月十六日の労働委員会打合会におきまして決定いたしまして、二十三日の委員会において御承認を得ました議員派遣等の問題に関しましては、その後、議院運営委員会におきましていろいろ論議がありましたので、改めて労働委員会委員長理事打合会を開きまして態度を決定することにいたしましたが、昨日打合会を開きまして協議をした結果、当初の方針を多少変更いたしまして、審議日程に関しましては次のように決定いたしましたので、御報告申上げ、御承認を得たいと思います。  本日と明日、総理大臣並びに労働……

第13回国会 労働委員会 第14号(1952/05/29、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。労働関係調整法等の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法案、労働基準法の一部を改正する法律案、以上三案を議題といたします。通告順に従いまして質疑を許します。早川愼一君。
【次の発言】 午前中に引続きまして午後再開いたします。ちよつと休憩前に、皆様に御了解を願いまして、お運びしたい点がございます。それは婦人団体等から相当要望がありまして、ILO出席者のことにつきまして、高田なほ子君の委員外発言を五分ほど求められております。この際許可いたしたいと思いますが、御異議ござざいませんか。
【次の発言】 では高田君に発言を許します。

第13回国会 労働委員会 第15号(1952/06/11、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より委員会を開きます。  本日は付託されておりまする三つの労働関係法案につきましての公聽会を開催するわけでありますが、公述に入る前に報告いたしたいことがございます。それは去る日の委員会におきまして、総理大臣の出席に対しましては委員長に一任されておつたわけでありますが、十三日午後総理大臣が労働委員会に出席するという通告がございました。従いまして今まで皆さんがたと協議いたしまして決定しておりました議事の日程につきまして、それを変更いたしたいと思います。十三日の午前中人事、地方行政との合同委員会をやりまして、午後は労働委員会の單独委員会といたしまして、総理大臣の出席を願つ……

第13回国会 労働委員会 第16号(1952/06/12、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  本日の公聴会に入ります前に御報告申上げる点がございます。先般の打合会で決定いたしました公述人のうち東京都人事委員会委員長内原君並びに東京都交通局長渡邊君は都合によつて出席できませんのでその後任として東京都の総務局長金原君を採用いたしました。なお国鉄仲裁委員会の委員長の今井一男君がこれ又所用のため出席不能でありますので専売公社中央調停委員会委員長小林君に変更いたしましたから御報告申上げます。  これより三法案に対しまする公述に入るわけでありますが、公述人の諸君に一言申上げて御了解を得たい点があります。公述人の発言は問題の範囲を越えないようにお願……

第13回国会 労働委員会 第17号(1952/06/12、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) これより労働委員会を開会いたします。  お諮りしたいことがございます。明日午前中地方行政、人事との連合委員会を開き、午後二時より当委員会を開会いたしまして、総理大臣に対する質疑を行い、十四日引続いて地方行政、人事連合委員会を開く予定になつておりますことは、すでに御承知の通りであります。これで現在までに申込を受けました他の委員会との連合審査及び法規の上でしなければならない事柄は一応完了することになつております。以後の審議の日程につきましては、再三本委員会におきまして各派よりの申出を要望いたしておきましたが、未だどの会派よりもその申入がございません。従つて委員長としては諸般……

第13回国会 労働委員会 第18号(1952/06/13、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) これより委員会を開会いたします。  午前中地方行政、人事との連合委員会におきましては、政府委員の出席がなかつたために午前中の連合委員会が散会いたしております。従いまして明日午前十時から地方行政、人事連合委員会を開きまして、主として地方行政の委員からの質問を行う予定になつております。なお人事委員の質問に割当てております。連合委員会は、十六日以降適当なる日におきまして両委員長で協議して決定いたしますからさよう御了承願いたいと思います。  なお本日の労働委員会におきましては、先般のお約束通り内閣総理大臣が出席いたしまして質疑することになつておりますが、先般打合せました総理大臣……

第13回国会 労働委員会 第19号(1952/06/16、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  本日は日程に従いまして労働基準法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法律案の内容の審議に入る前に、労働大臣にお尋ねしたい点が一つあります。それは労働省所管で、技能者養成審議会という委員会があるわけでありますが、昨年の十一月の二十日、これに対しまして労働大臣から労働省発基第九六号を以ちまして「独立国家としてわが国が国際経済に参加するにあたり、生産企業における技能訓練計画を積極的に発展せしめ、技能の向上と労働能率の増進を図り、以て労働生産性の水準を高めなければならないが、これに対処するため技能行政の運営について再検討を加える必要がある……

第13回国会 労働委員会 第20号(1952/06/17、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より委員会を開きます。議題に入ります前に、報告したい点がございます。先般の日程を組むときに、委員長に一任されました集団示威に関する取締法案の地方行政委員会との合同審査の日程につきましては、委員長と協議いたしましたところ、地方行政委員会におきましては、二十日まではこの法案の審議はできない、こういう意向でありますので、その会期延長と睨み合せまして、若し延長になりましたら、改めて日程を協議して御報告いたします。  昨日中央労働委員会会長中山伊知郎君から私宛にお手許に配つてあります「中労委文発第二六二号」という書画が参りましたので、一応読み上げます。  中労委文発第二六二号……

第13回国会 労働委員会 第21号(1952/06/18、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  昨日法務総裁が本委員会に本日出席いたしまして答弁する予定になつておりましたが、破防法の関係で法務委員会に出席いたしておりますので答弁は次回に讓ります。地方公営企業労働関係法案を議題といたします。先ず重盛君に質問の発言を許します。
【次の発言】 あと幾らでも発言の機会がありますから一つ……。
【次の発言】 木村君に申上げますが、私語は慎んで頂きたいと思います。
【次の発言】 速記とめて下さい。
【次の発言】 速記始めて下さい。午後一時まで休憩いたします。    午後零時一分休憩
【次の発言】 午前に引続きまして会議を開きます。重盛君の発言を許し……

第13回国会 労働委員会 第22号(1952/06/19、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  只今審査いたしております労働関係調整法等の一部を改正する法律案、労働基準法の一部を改正する法律案及び地方公営企業労働関係法案に関しましては、これら諸法案が特に重要なる法律案であり、各地方の意見を求め審査の参考にする必要がありましたので、委員会の決定に基き各地に議員を派遣いたしまして、労働組合、事業主並びに学識経験者等の意見を聴取して参つたのでありますが、各地からの公述の速記も集まり、その要旨の要約もできましたので、これを会議録に掲載することによつて地方公聴会の経過報告に替えたいと思いますが、御異議ございませんか。

第13回国会 労働委員会 第23号(1952/06/20、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  前の委員会で法務関係の御答弁を保留されておりました法制意見長官が本日出席いたしておりますので、発言を許します。
【次の発言】 只今御答弁がありましたが、先般の委員会で出席なさいました政府委員に質問したときにも再質問しましたように、政治資金規正法の法律解釈のみをお聞きしているわけではないのでありまして、現実に出されておりますそれが法律解釈上当然だ、こういうのであれば従来におきましても同じ例がたくさんあるはずだと、特に現在この国会に問題になつておりまする例示されました案件につきましても、日経連を初めとした経済団体も同じような、而も相当な金を用意し……

第13回国会 労働委員会 第24号(1952/06/25、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より委員会を開会いたします。  前に保留になつておりました全国選挙管理委員会の事務局長が参りまして、先般の委員会で政府が答弁を保留いたしておりました点につきまして、答弁に見えております。
【次の発言】 緑風会御意見ありませんか。
【次の発言】 ほかに……。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  六月二十三日附で労働委員一松政二君ほか六名から参議院規則第三十八條第二項によりまして、委員会の開会要求が出ておりますことを御報告いたします。  都合により暫時休憩いたします。    午前十一時三十三分休憩

第13回国会 労働委員会 第25号(1952/06/26、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  労働基準法の一部を改正する法律案を議題といたしまして審議を続行いたします。  第一読会のときに答弁を保留されておりました質問、並びに調査を要求いたしました質問につきまして、基準局長から答弁願いたいと思います。
【次の発言】 そういう点につきましてですね、例えば破産の場合に破産債権のあるということは、これは誰が考えても当然のことなんで、それは会社に対しまする一般の債権者の権利よりもですね、当然会社に対する貸借関係でなくして、金を預けているわけですから、一般の破産債権よりも優先し得るという途を開くのが一応理論的に当然じやないかと思うのです。ところ……

第13回国会 労働委員会 第26号(1952/06/27、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今から会議を開きます。地方公営企業労働関係法案を議題といたしまして質疑を続行いたします。
【次の発言】 一松君、関連質問ありますか。
【次の発言】 午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時八分休憩
【次の発言】 それでは委員会を再開いたします。本日はこれで散会いたします。    午後四時三十分散会

第13回国会 労働委員会 第27号(1952/07/07、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。地方公営企業労働関係法案を議題として質疑を続行いたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  本日はこれにて散会いたします。    午後零日時二十八分散会

第13回国会 労働委員会 第28号(1952/07/08、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) これより会一議を開きます。地方公営企業労働関係法案を議題として質疑を続行いたします。堀木さん昨日の続きやられますか。
【次の発言】 その他の案件につきましても関連すればやつて頂いても結構です。では堀木君に発言を許します。
【次の発言】 菊川君なり重盛君なりからいろいろ質問されておりますが、労働大臣の答弁も二本の答弁で結論を得ないようですけれども、一つそれに関連して委員長から確認しておきたいことがあるのですが、第十條に関連して法律論としてお聞きしたい。  それは先ほど菊川君も申しましたように、現在の憲法六十一條、或いは七十三條、或いは又地方自治法の百五十六條及び各省の設置……

第13回国会 労働委員会 第29号(1952/07/09、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。  労働関係調整法等の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法案、労働基準法の一部を改正する法律案を議題といたしまして質疑を続行いたします。昨日答弁を保留されておりました公労法第十六条並びに地方公営企業労働関係法十条の関係につきましての「承認」という字句について本日法務府並びに参議院の法制局からそれぞれ局長並びに長官が見えておりますので、そのほうから一応御意見を聞いてみたいと思います。最初に参議院の法制局長にお尋ねしますが、現在憲法の六十一条或いは七十三条又は地方自治法の百五十六条その他各省設置法等におきまして「国会の承認」という字句が相当使……

第13回国会 労働委員会 第30号(1952/07/11、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より開会いたします。議題に入ります前に、重盛君と菊川君から発言の通知がございますので、許可いたします。
【次の発言】 それでは労働関係調整法等の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法案、労働基準法の一部を改正する法律案、以上三案を議題といたします。以上三案に対しまする質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。労働関係調整法等の一部を改正する法律案、労働基準法の一部を改正する法律案及び地方公営労働関係法案についての各派共同修正案が委員長の手許に提出されておりますので、この際專門員に朗読させま……

第13回国会 労働委員会 第31号(1952/07/28、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より会議を開きます。本日は今国会の閉会も間近に迫りましたので、先ず今後の委員会の運営並びに事務上の問題を片附けまして、然る後請願、陳情及び調査事件等を審議いたしたいと思います。一応予定いたしておりますのは、調査事件の処理、それから議員の派遣、請願、陳情の審査等であります。  先ず調査事件の取扱につきましてお諮りいたします。労働委員会が行なつて参りました調査事件は、労働行政の実情に関する調査、労働関係法規改廃問題に関する調査の二件でありますが、会期は残るところ僅かになつて参りましたので、これらの取扱い、即ち閉会中の継続調査を行うかどうかを決定しなくてはならないと存じま……

第15回国会 運輸委員会 第2号(1952/11/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 今政府もその予算編成の途上にあるので、これ以上委員会も待つわけに行きませんから、当委員会としては裁定の性質上、当然裁定に示されたものは実施しなければいけないわけですから、これを実施するに要する予算を政府は責任を以て組むということの委員会の意思を決定願つて、そしてまあ委員会を代表いたしまして委員長、理事の諸君が政府に伝達すると同時に、これを強力に推進してもらうというふうに当委員会としてはきめて頂きたいと思います。

第15回国会 運輸委員会 第4号(1952/12/01、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 一応今までの委員会におきましても相当議論をされておるし、各委員の仲裁委員会の裁定について如何にこれを実現しなければいけないかという公労法関係の精神等につきましては、相当質問もされておりまするし、又本会議におきましても私質問いたしておりますので、一応総括的な質問としてあの出されておりまする案件につきまして、一応総括的に質問いたしたいと思います。ただ新らしい大臣をいじめるとかという意味で質問するわけではないので、できるだけ裁定を完全に実施しようという意味の意向を十分お考えになつて、できるだけ明瞭な答弁を願いたい、かように考えましてまして質問……

第15回国会 運輸委員会 第8号(1952/12/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 その点に関して裁定の関係もありますけれども、今後毎日午前中委員会を開いてこれと二つの案件になつているわけですが、審議するということで一応運営のお手配を願いたいと思います。

第15回国会 運輸委員会 第9号(1952/12/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 今日運賃法の審議があるわけで、それに関連しまして、特に国鉄自体の経理状態、現在の列車の削減等によりまする現在の予算についても、相当修正を余儀なくされるというような関係もあるので、国鉄関係の経理状態と、それから運輸省、大蔵省関係に対しまして、全部の予算等についても御質問しようと思いますし、又一般の国鉄の事情についても質問しようと思うわけですけれども、大臣も次官も今日見えておりませんし、又国鉄の総裁、副総裁も来ておりませんので、一般の質疑は後日に譲つて、運賃法をやるといたしましても、鉄道部長しか見えておりませんので、実際の内容の審議もできませんから、今日は一応この程度で打切つて、運賃……

第15回国会 運輸委員会 第13号(1952/12/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 大臣がお見えになつてから質問いたしたい点もありますが、それまでに政府委員のほうで御答弁できまする点についてのみ御質問したいと思います。第一は、この前の委員会におきまして、大蔵当局に資料の要求をいたしておつたわけでありますが、本日大蔵関係の人は旦えておりませんし、又資料の提出も願つておらないわけですが、一応まあ同じ政府部内でありますので、国鉄の予算につきまして、この前質問しました点を運輸省側のほうから御答弁願いたい。それはこの前の委員会で質問しましたように、現化専売と国鉄と電電公社、三つの公共企業体に対しまするそれぞれ補正予算案が提案されておるわけでありますが、その予算のうち給与に……

第15回国会 運輸委員会 第14号(1952/12/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 今日運輸大臣が見えておりますので、昨日の質問を繰返すことは時間も要ります関係で、昨日植田政府委員から答弁があつた点につきましては、速記録等によつてもう一度大田御検討願つて明日でも御答弁願いたいと思うのです。従つて、別な面から大臣にお願いいたしたいと思いますのは、一つは国鉄の財政問題についてでありますが、このたび運賃改正をやるということで運賃法案が提案になつておりますが、国鉄自体の財政状態、特に運賃を基準にいたしまして考えて見ますならば、いろいろな政策によりまして、現在の運賃自体は、出されております資料によつても、コストを賄うことのできない運賃になつておる。言い換えれば、赤字運賃に……

第15回国会 運輸委員会 第15号(1952/12/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 裁定に関しまして衆議院から議決いたしまして送付になつておりますこの案件について、ちよつと政府にお聞きしたいわけですが、予備審査のときにいろいろ質問いたしましたときに、国会の承認を求めておりますのは、一体裁定の全体かどうか。それから又政府がこれに対してどういう議決を求めようと考えておるかという質問をいたしたわけでありますが、その点に対しましての答弁ははつきりしておらなかつた。ところが衆議院におきまして一応議決して送付して参つたわけでありますが、これを見ますると、当時政府の考えておりました取扱いと異つておるように思うのですが、政府はこの裁定を国会の議決を求めて来る場合に、裁定の一項か……

第15回国会 運輸委員会 第16号(1952/12/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 ちよつと国鉄当局にお願いしたいのですが、衆議院から問題になつておりまする貨物の等級に関します資料ですが、今もらつているのは相当古い資料で、昨日の話においても違う点もあると思いますので、大体見当はつくと思いまするが、各方面から問題になつておりまする統計について、最近の資料があつたら一応それを頂きたいのです。この資料の要求だけであります。
【次の発言】 ちよつと運輸大臣にお尋ねしますが、昨日貨物の等級のことにつきまして、国鉄側の委員からいろいろ御説明を聞いたわけなのですが、大臣としてどうお考えになつておるかという点について方針を聞きたいわけですが、今一番問題になつております。貨物につ……

第15回国会 運輸委員会 第17号(1952/12/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 議事進行についてですが、今寺尾君から質問をされております点は、今まで各委員が皆質問されて相当国鉄も政府も考えておると思うので、そういう関連を含めまして午後再開劈頭に運賃法をどう扱うかという懇談会をするので、それまでには国鉄当局も大体皆の要望について、各委員の質問についてどの程度どうするかという態度を決定してそれまでに来ると思いますので、大体御趣旨はわかつておるので、なんでしたら、午後の懇談会のときに来てお聞き願えれば大体回答の全貌が明らかになると思うので、今まで皆種々言い尽した点であるし、御質問の点も国鉄も政府もわかつておるし、委員会としてもわかつておると思うので、再開の時間の関……

第15回国会 運輸委員会 第18号(1952/12/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 私は本案に対しまして反対いたします。  反対の理由として考えられます第一点は、特に根本的な問題でありますが、現在の国鉄経営の財政方針が明らかにされておらないという点でございます。現在の国鉄の運賃は、戦時中の国策に沿いましたいわゆる低物価政策によりまして押えられておつた。それを基準にいたしまして、戦後たびたび改正になつておりますけれども、今なお経費を賄うに足らない運賃であることは事実であります。併しながら、これはいろいろ社会政策的な面からみまして、こういう低い運賃に押えられておる。而も現在国鉄に独採制を強要さしておきまして、而も国鉄の支出を殆んど運賃収入によつて賄わしておる、ここに……

第15回国会 運輸委員会 第19号(1952/12/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 私は議題になつておりまする議決の内容といたしまして次の議決を提案いたします。  公共企業体等仲裁委員会裁定(昭和二十七年八月十三日仲裁裁定第八号)は、これを承認する。   附帯事項  一、裁定事項第二項及第三項については、団体交渉の結果予算上不足する場合は、政府は直ちに予算の再補正を行うこと。  二、裁定第四項については、一・二カ月を基準として予算措置を講ずること。  以上を議決の内容といたしたいと提案いたします。説明いたしますると、今までの質疑等から大体この議論が出尽しておると思うわけでありますが、もともと公共企業体等労働関係法という法律ができ、中に仲裁委員会制度を設けましたゆ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 運輸委員会 第5号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○中村正雄君 運輸省の監督局長に御質問したいのですが、新聞でやかましく言われております関西におきます南海電鉄の運賃値上げに関しまして、南海電鉄を利用する一般の利用者だけでなくて、関西一円の私鉄、国鉄等の利用者がこの南海電鉄の値上げに関して何か不明朗な感じを受けておる。また報道機関等の報道を総合してみましても何か秘密なうちに行われたというような印象を非常に受けますので、運輸省としてもこの運輸委員会を通じて認可に至りました経過をはっきりした方がいいんじゃないかと思いますので、その間の経緯の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明を聞きますと、事務的に見ますと何らの不明朗な点もな……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1957/08/30、4期、日本社会党)

○中村正雄君 国鉄の組合の闘争の場合に、近ごろ公安官とのいざこざがたびたび問題になっているわけですが、一応国鉄の公安官の職務の内容について、一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 二通りの職務の内容があるわけなんですが、そうしますと、組合の争議なんかに相当公安官が勅員されているわけなんですが、それはどの条項によって動員されているわけですか。
【次の発言】 具体的な例を言いますと、岡山の管理局の管内で起きた問題なんですが、特に岡山の管理局管内では、公使官と国鉄職員組合の組合員と言った方が適当かもしれませんが、その間にいろいろなトラブルが起きているわけなんですね。一例をあげますと、電話の交換……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1957/08/31、4期、日本社会党)

○中村正雄君 今、私鉄の運賃値上げが問題になって、関連しまして私鉄の経営と運輸省の監督の問題について大臣のお考えを承わりたいと思います。  その一つは、国鉄の輸送力の不足ということが、これはまあ日本の産業の発展の隘路になっている。どうしても輸送力を増強しなくちゃいけないということで五カ年計画を立てたわけですが、それに要する財源問題について国でめんどうを見るわけにもいかないし、また国鉄自体も能力がないということで、御承知の一割三分の値上げをやって、それで五カ年計画を立ったわけですが、この国鉄の場合の、運賃値上げが輸送力を増強するためにやるというのであれば、いい悪いは別で筋は一応通っておると思うの……

第26回国会 運輸委員会 第7号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○中村正雄君 今まで柴谷君初めいろいろの質問に対する大臣の答弁を聞いておりますと、大体今朝の新聞記事の範囲を出ていないと思うのです。従って、私は突っ込んだ点について二、三聞いておきたいと思いますが、大体、当院の予算委員会なり社会労働委員会で今までいろいろ論議されました点を総合しますと、また、昨日までの私たちと政府との交渉を総合しますと、現在の段階において、運輸大臣なり政府は、調停案はのめないけれども、仲裁委員会の裁定が出たらこれはのもう――尊重する、こういう言葉を便っておりますが、のもう、こういう考えが現在までの大体の要約した政府の意見だろうと思うのです。その点について私はお尋ねしたいのは、調……

第26回国会 運輸委員会 第10号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○中村正雄君 運賃法の議題に関しまして、特に五カ年計画と、来年度の予算の面から、運輸大臣なり、国鉄の総裁に質問したいと思います。  運輸大臣にお尋ねしたい第一点ですが、これは今までの国鉄の運賃を見て参りますと、経営が行き詰まると運賃の値上げという声が出まして、そういう面から運賃の改正がなされておりますが、ただ、国鉄の運賃がどういうふうにあるべきかという根本的な問題について、今の政府はどういうふうにお考えになっているか、その点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私のお尋ねしているのは、国鉄の運賃の決定が、いつの場合でも国家の予算の面から値上げするということがきまっておる。私の質問して……

第26回国会 運輸委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○中村正雄君 総裁に一つお尋ねしたいのですが、国鉄の要員の確保につきまして、例年、国鉄として本社で採用するものと各地方監理局で採用するものと分けてやっておりますが、来年度の採用について、特に大学卒業者については、地方局の採用をやめて本社一本で採用するように方針が変ったと聞いているのですが、この点はどうです。
【次の発言】 総裁の考え方としての学閥の打破ということは、これは、私たちも多年考えていることで、大賛成ですが、地方局採用をやめて本社採用一本にするということで、学閥の打破ができるというふうには考えられないのですが、本社採用一本にすれば、そういうことがなぜ可能なのか、お考えをお聞かせ願いたい……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○中村正雄君 質問に入る前に、ちょっと委員長にお願いしたい点があるわけでありまするが、各委員の出席状況を見まするというと、社会党の委員は三分の二以上出席いたしておりまするが、与党委員は三分の一を割っておると、こういう状態では、今後の審議に非常に支障を来たしますので、与党の委員の諸君の出席を督促を願いたいと思います。
【次の発言】 日本国有鉄道の一二十二年度の予算につきまして、運輸大臣にお尋ねしたいと思います。  提案されております国有鉄道の来年度の予算を見てみますると、私の見るところによりますと、過去七、八カ年間の国鉄の予算と比べまして、非常に窮屈な圧縮された予算だと私は感じております。監督者……

第26回国会 予算委員会 第20号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○中村正雄君 最初に岸総理にお尋ねいたしますが、今国会で石橋氏が首班の指名を受けまして石橋内閣ができ上りましたが、途中病気のため辞任されまして、そのあと岸内閣が今日までやって参ったわけでありますが、今までの経過を見て参りますると、石橋内閣の身がわりとしての内閣として存在をして参りました。それは予算の面におきましても、政策の面におきましても、あるいはまた閣僚のメンバーにおきましてもしかりであります。しかしながら、いつまでも石橋内閣の身がわりとしての内閣の存在は許されなくなると思います。いつかは岸内閣の本来の姿として国会に向わなければならないと思いますが、石橋内閣から岸内閣に脱皮する時期はいつであ……

第26回国会 予算委員会 第25号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○中村正雄君 最初、岸総理に、先般旅行先で岸内閣の新しい政策についての基本理念を発表になりましたが、それについて二、三お伺いしたいと思います。  岸総理が発表になりました新しい政策の基本理念といいますか、暴力、汚職、貧乏の三つを追放するということは、だれしも反対する者はないと思います。そのうちで、特に汚職に関係いたしまして、汚職を追放するということについての具体的な何かお持ちかどうか、その点からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの総理の御答弁によりますと、汚職の問題でいわゆる高級官僚といいますか、公務員の汚職を相当念頭に置かれて御答弁になったと思うわけでありますが、もちろん、国民……

第27回国会 運輸委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○中村正雄君 国鉄の電気関係の担当の理事の方並びに局長に御質問いたしますが、国鉄の五ヵ年計画のうちの大きな柱になっております国鉄の電化計画については、本年度の予算の審議並びに運賃法の審議のときいろいろ審議したわけですが、その後の国鉄の電化の進捗状態について、特に計画とにらみ合せまして、計画にマッチした実行がなされておるかどうかという点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 総括的に並木理事にお伺いしますが、今の御説明を聞いて参りますと、大体本年度においては五ヵ年計画の第一年度として計画通りに進んでおると、こういうふうに聞いていいのですか。

第27回国会 運輸委員会 第3号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○中村正雄君 今の御説明と別に、この前の委員会で保留になっている修繕費の問題を御答弁願いたい。
【次の発言】 ちょっと数字についてお伺いしたいのですが、今御説明になりましたように、本年度の修繕費の国会予算は五百一億強になっておるわけですが、ところが、予算書では五百十億一千万になっておるのですが、この間九億の差はどういう技術的な差なんですか。
【次の発言】 道路分担金はしかし見ますとわずか一億円ほどなんですが、どうなんです。これ、どれとどれ引いているわけなんですか。七十九ぺ―ジに載っているわけなんですが、実際国鉄で修繕費として使い得る金は、この費目の中でどれどれを修繕費と見ているわけなんですか。……

第28回国会 運輸委員会 第4号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○中村正雄君 資料については、一応今配られておる資料を検討して、不足する面は専門委員室の方にお願いするということで、そのようにやってもらったらどうでしょう。

第28回国会 運輸委員会 第5号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○中村正雄君 ちょっと大臣に手続のことについて。私はあるいは知らないからこういう解釈をするかもわからないのですが、今までの大臣の御答弁によると、業者から申請が出ているらしいけれども、自分はまだ知らない、運輸審議会から一応回って自分のところに来るわけであって、それまではわからない、こういう御答弁があったのですが、海運関係は私は存じませんが、運輸審議会は大臣の諮問機関であって、大臣が一たん書類に決裁して、これは運輸審議会に諮問すべきだと判断して、運輸大臣の方から私は運輸審議会に諮問する、こういう手続になっておると思うのですが、もし、運輸審議会に直接業者あるいは地方機関から行って、審議会から大臣の方……

第28回国会 運輸委員会 第6号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○中村正雄君 運輸省の予算の全体の質問をする前に、大臣にお尋ねしたいのですが、昨年の臨時国会で、昭和三十三年度の運輸省の重要施策要綱というものを当委員会で発表になりまして、大臣からも説明があり、また各局長からも詳細な説明があったわけなんです。従って、私たちとしましても、今度の運輸省の予算には、昨年発表になりましたこの重要施策が相当盛られておるものだと思って検討してみたのですが、遺憾ながら、本年度よりも後退している面も相当あるやに見受けられるのです。で、運輸省全体の予算について最初お尋ねしたいのですが、本年度に比べまして、どういう増減になっているか、ちょっと簡単に御説明願いたいと思います。総額だ……

第28回国会 運輸委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○中村正雄君 海運関係ですが、これも昭和三十三年度の運輸省の重要施策の中の国際収支の改善のトップに外航海運の整備拡充ということで外航船腹拡充長期計画の推進を書いてありますが、本年度の予算に出ておりまする財政投融資の額を見ますと、大体百八十億と、こういうふうに提案されております。ところが、前年度を見ますと、前年度は二百億となっておって、前年度よりも二十億減額になっておる。そうしますと、前の委員会でも大臣に質問しましたように、どうも今度の運輸省が立案いたしました重要施策というものは全然前に伸びておらなくて、前年度に比べて後退いたしておると、こういうふうに感ずるわけですが、いわゆる本年度二百億の財政……

第28回国会 運輸委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○中村正雄君 久しぶりに国鉄の総裁も見えておりますし、大臣も見えておりますので、三十三年度の予算、私は特に収入予算を中心に質問したいと思います。来年度の予算の歳入を見ますると、本年度の歳入よりも、旅客において三・三%、貨物において三・一%の増収を見込んだ歳入が組まれておるわけであります。過去十カ年間の国の予算を見て参りましても、一般会計におきまする歳入予算については、ほとんど今までは問題はなかったわけで、かりにありとすれば、歳入が過小見積りではないかということがいつも問題になったわけであります。ところが、国鉄の予算になりますると、毎年歳入で問題になりますのは、過大見積りではないかということがい……

第30回国会 運輸委員会 第3号(1958/10/17、4期、日本社会党)

○中村正雄君 今、森田君の質問に関連して大臣御答弁になっておりますが、ちょっと私二、三、時間がありませんので、気のついた点を御質問したいと思います。といいますのは、前の岸内閣のときの運輸大臣のもとで国鉄の運賃法をお出しになった。で、そのときの提案理由の説明なり、あるいはその委員会におきまする質疑応答等から感じました岸内閣の運輸大臣の運賃に対します方針と、今、永野運輸大臣から御答弁のありました方針とはちょっと違うような感じがするのです。しゃべる人は別々でも、聞いておりますのは同じ委員が聞いておりますわけなので、その点ちょっとお尋ねしたいのです。  と申しますのは、この前運賃法を出しましたときに、……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○中村正雄君 私は昨日の羽生君の質問で言及しなかった外交関係につきまして、特に朝鮮、沖縄の問題について総理、外務大臣その他関係の大臣にお伺いいたしたいと思います。  第一点は朝鮮問題でありまして、昨年四月十五日再開されました第四次日韓会談は七十数回の会議を重ねながら何らの成果をあげることもできなくなっておるわけでありますが、しかもほとんどの懸案事項は日本側の持ち出しでありまして、韓国側は都合の悪いものは全部と言っていいほどたな上げになっていることは、外務大臣も御承知の通りであります。このことは政府自体に確固たる方針がなく、場当り的の交渉をやっていることに大きな原因があると考えます。従ってこの点……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○中村正雄君 私は、これから国鉄の予算に関連して御質問いたしますから、大蔵大臣、運輸大臣、並びに国鉄の総裁から、それぞれの立場から御答弁願いたいと思います。  今、国鉄が従来やって参りました新線の開発というものは、ほとんで不採算路線のみだと、私は考えるわけでありますが、これの赤字対策を三者どういうふうにお考えになっておるか、御指示願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣の答弁ですが、現在の建設審議会という機関の審議の過程において、国鉄の採算ということを考えた審議をやっておるかどうか、運輸大臣並びに国鉄の総裁から、御答弁願いたいと思います。

第31回国会 予算委員会 第16号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○中村正雄君 二十日に引き続きまして、大蔵大臣、運輸大臣並びに国鉄の総裁にそれぞれ御質問いたしますから、御答弁願いたいと思います。  今国鉄並びに政府で計画いたしておりまする東海道の新幹線の建設関係についてでありますが、これについては、政府出資でやるのが妥当だと考えているわけですが、どうお考えですか。
【次の発言】 政府並びに国鉄の一部については、外債等の計画もあると聞いておりますが、もし外債によるとすれば、その構想はどういう構想であるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その外債の構想を聞いているのです。
【次の発言】 大蔵大臣から特にお聞きしたいと思う。


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 運輸委員会 第8号(1960/03/17、5期、民主社会党)

○中村正雄君 今までの大臣の説明なり答弁聞いておりまして、これは事実を一応調査した結果でないとわからないと思うのですが、今までの答弁なり新聞を見ても、一番僕らが不可解に思いましたのは、全日空は定期航空ですから、おくれはありましょうけれども、何時にどの飛行機が着くということは大体わかっているわけなんです。片方自衛隊の練習機ですから、その合間を縫って練習しているのだと思うのですが、少なくとも、定期航空が着陸して一分ほどの間隔をおいて練習機に離陸の指令を出さなくちゃいけない、そこに向こうの滑走路が使用管理上の計画性がないのじゃないか、私はその点について大臣がどうお考えになっているか、その所見を伺いた……

第40回国会 運輸委員会 第14号(1962/03/15、5期、民主社会党)

○中村正雄君 四人の参考意見を聞いたわけですが、それぞれ時間の関係もあって、具体的な面についてのお話のなかった点を補充する意味において二、三点事実だけをお尋ねしたいと思うのです。  最初に船主協会の米田君にお聞きしたいと思うのですが、これは政府の提案理由を見て参りましても、国際競争力を強化するため、合理化の一環として諸外国並みに改める必要があると、こういうのですし、米田君の意見も、そういう意見だと思うのです。そこで諸外国並みということなんですが、海運全体について、たとえば船舶の建造費の問題、利子の問題、また運営の面におきまする人の数の問題、また船員の給与の問題、こういうものが、日本の船舶と外国……

第40回国会 運輸委員会 第22号(1962/04/12、5期、民主社会党)

○中村正雄君 関連。ちょっと運輸大臣に今の問題に関連してお伺いいたしますが、従来毎年私鉄の賃金問題に関する争議があります。従来の争議の経過を見て参りますと、ほとんどの場合、経営者と労働組合との両方の自主的な交渉によって解決をいたしておるし、例外的に労働委員会によるあっせん案によって解決をしている場合もあります。しかし、いずれにいたしましても、労働組合が予定いたしておりまするストライキの前に解決するか、あるいはストライキに入りましても大体午前中で解決をしているのが従来の例年の私鉄の争議の実態です。ところが今回の争議は、十日にストライキに入って、しかもそれを過ぎても今なお自主的な解決の方向が見出せ……

第40回国会 運輸委員会 第26号(1962/05/04、5期、民主社会党)

○中村正雄君 いただきました資料を見ますと、簡単な配線でありますので、距離その他の関係はわかりませんが、ちょっと常識的に考えて非常に不思議な感じがするわけなんです。副総裁にひとつお尋ねしたいのは、これが駅と駅の中間の事故であれば別ですけれども、三河島の駅の構内で起きた事故ということになりまして、下り貨物列車が、信号の誤りその他の原因は別にして、安全側線に乗り上げて、下り本線を支障いたしておる。それから次の下り電車が三河島の駅を出発してそれに乗り上げておるわけですから、いわゆる貨物列車がそういうふうに転落して下り本線を支障しておるということが、三河島の駅を出発するときにわからないのかどうか、ちょ……

第40回国会 運輸委員会 第27号(1962/05/07、5期、民主社会党)

○中村正雄君 同志会と無所属がそろっておりますか。
【次の発言】 私この法案をいただいて、道路使用の適正化及び道路交通の円滑化ということについて、何らかの措置を講じなくちゃいけないのじゃないかということはもう世論であり、だれしも異存がないと思いますが、ところがこの法案いただきまして、内容を一々検討してみまするというと、非常に与えまする影響、あるいはまたこの法律を実施するについて、国が使いまする経費等の問題等から考えて、交通の円滑化にどれだけ役立つかということをこの法案から見てみますと、ほとんど微々たるものじゃないか。払います犠牲のほうが非常に大きくて、効果というものはほとんどないのじゃないかと……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1962/10/11、6期、民主社会党)

○中村正雄君 時間も相当経過いたしておりますので、運輸、警察、外務の関係者に三点ほど、重要な点だけ申し上げまするので、ひとつ答弁も簡潔に願いたいと思います。  最初、警察庁関係にお伺いしたいのは、ことしの五月の七日に成立いたしました自動車の保管場所の確保等に関する法律、これに基づきまして、地域の指定がなされておると思うんですが、どういう内容なものか。また、これについてその後の実施状況はどうか。簡潔に御報告願いたいと思います。
【次の発言】 けっこうです。  運輸省にお尋ねをしたいのですが、今のような関係で、九月から地域の指定をやっているわけですが、その法律を作りますときには、参議院においてもこ……

第41回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1962/11/10、6期、民主社会党)

○中村正雄君 運輸大臣が見えておりますので、この前の委員会で質問いたしました自動車の保管場所の確保等に関する法律の施行に関しましての事前の措置について、答弁をきょう大臣から伺うことになっておりますので、その間の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 私のお尋ねしましたのは、この前の委員会で大臣が退席なさいましたので、この次の委員会で御答弁願いたい、こういうことで保留したのは、この自動車の保管場所の設置に関する法律を実施するについては、衆議院のほうも、参議院のほうも、院の附帯決議をつけているわけなんです。これについては、こういうことをやった上でやらないと混乱するからということで、内容は御承知……

第43回国会 運輸委員会 第3号(1963/02/05、6期、民主社会党)

○中村正雄君 国鉄の理事の人見えていますか。
【次の発言】 ちょっと二、三お尋ねしたいのですが、先月の二十五日でしたか、新潟県の県議会か何かで、新潟支社に対して、今度の交通事故について、鉄道は怠慢だ、こういう意味の警告の議決をいたしておりますね。そして、これを総裁あてに抗議書として申し入れすることになっておるということを聞いているのですが、これに対して国鉄はどういうことを考えておられるかということについてちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 一地方民の抗議とか何とかであれば別ですが、地方議会が正式に本会議でこういう決議をするということに対して、国鉄として、私はどういうわけで県議会がお……

第43回国会 運輸委員会 第14号(1963/03/28、6期、民主社会党)

○中村正雄君 委員長ちょっと速記をとめてほしいのですが。
【次の発言】 船舶職員法の一部を改正する法律案の提案理由を見て参りますと、船舶通信士について需給状況の逼迫ということが一つの理由になっておりますが、この需給状況というのを一ぺん説明してもらいたい。
【次の発言】 そうしますと、現在の船職法にきめられておりまする人員を乗船さすとすれば、今後の新造船の場合は困ると、こういう需給の状況ですか。
【次の発言】 需給の状態について、一級の無線通信士と二級の無線通信士では、どういう内容に相違がありますか、需給状況について。
【次の発言】 そうしますと、甲種通信士が乙種通信士の代用になっておるというの……

第43回国会 運輸委員会 第16号(1963/03/30、6期、民主社会党)

○中村正雄君 私は、民社党を代表して、本法案に反対いたします。すなわち、政府は、この法案の提案理由といたしまして、海運企業の現状にかんがみ、船舶通信士の資格に関する制度を合理化する等の必要がある旨を掲げておりますが、本委員会におきまする大臣並びに政府委員の御答弁によりますと、明らかになっておりますように、船舶職員として船舶に乗り組ますべき者の資格を定め、もって船舶の航行の安全をはかることを目的といたしておりまする本法を、いわゆる海運企業の助成策を推進するための前提条件として、合理化に名をかり、船舶の航行安全をはかるのではなくして、低下せしめる結果を招くような提案理由は、本法の趣旨を全く誤ったも……

第43回国会 運輸委員会 第26号(1963/06/04、6期、民主社会党)

○中村正雄君 私は、民社党を代表して、海運二法案に賛成いたします。  ただ、この法案が、海運界がここまで追い込まれまする前、すなわち数年前に提出されておりましたならば、あるいは起死回生の策となったかもわからないと思いますると、実に残念にたえないわけであります。したがって、今後の問題として、この法案に対し二、三の希望を申し述べておきたいと思います。  第一は、海運企業の集約化についてであります。現在わが国海運業が、多数の小規模企業の乱立によって過当競争が行なわれ、そのための収益の低下、投資の不足、ひいては国際競争力の弱小等の関係から、一定の規模にまで集約化することが必要であるということは、だれし……

第44回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1963/11/12、6期、民主社会党)

○中村正雄君 私は、ひとつ石田総裁に国鉄の運営の根本問題について、一つだけ所信をお伺いしたいと思います。今度の鶴見事故については、遭難者の弔慰の問題、慰謝の問題については早急に万全を期してやるという御説明がありまして、ぜひともそうしてもらいたいと思います。また、事故の究明については、調査委員会を設置して早急に結論を出して、再びこのような事故の起きないようにやりたいというお話でありまして、ぜひともこれもお願いいたしたいと思うのです。ただ私は、大臣なり総裁の今度の問題、今後の問題についての報告なり意見を聞いておりますときに、御承知のように戦後このような事故はたびたび起きております。そのつど、私はこ……

第46回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1964/07/31、6期、民主社会党)

○中村正雄君 港湾局長にお尋ねしたいわけですが、先般の新潟地震に関して、新潟港は相当被害を受けているわけなんです。したがって、この新潟港の復旧の計画、時期等について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 現在の新潟港の能力、年間が四百五十万トン近いものを扱っているわけですが、いまゼロに近いと思いますね。したがって、二カ年間で大体復旧するといういまお話でありますが、たとえば、現在はほとんどゼロに近いものですが、それが二カ年間の大体スケジュールといいますが、ことし一ぱいでこの程度はできる、来年の上半期はこの程度できるという大体の見通しはどうなっておりますか。

第46回国会 運輸委員会 第6号(1964/02/20、6期、民主社会党)

○中村正雄君 いままでの委員会の会議録がまだ全部できておりませんので、賛同が重複するかもわかりませんが、要点だけでけっこうですので、御答弁願いたいと思います。  ほとんどの委員がそれぞれ質問いたしていると思いますので、まとめて御答弁願いたいと思います。  質問の第一点は、この公団をつくることの利害得失です。提案理由の説明を見てまりますと、公団をつくることが新線開発をスムーズにやることになり、国土開発にも寄与する、こう書いてあるわけですが、国鉄が現在直営でやっております新線開発を、この公団をつくってやろうというのが提案の内容になっているわけですが、国鉄が直営でやることと、公団をつくってやることに……

第46回国会 運輸委員会 第7号(1964/02/25、6期、民主社会党)

○中村正雄君 私は、この法案に対して、反対の立場から、四点だけ理由を申し上げます。  その第一は、公団を新設する理由が私は明らかでないと思います。現在の国鉄では新線開発がスムーズにいかなくて、公団であればスムーズにいくという理由が、私にはわかりません。また、それをつくることによって、国鉄が利益するという具体性も、いままでの審議の過程では私は発見されません。単に現在の国鉄経営者にとって、足手まといという感じを与えておる新線建設という仕事から解放されるというだけであって、財政上何らの利益するものとも私は考えられないからであります。  第二の反対の理由は、公団自体の性格が明らかでないという点でありま……

第46回国会 運輸委員会 第31号(1964/06/16、6期、民主社会党)

○中村正雄君 私は本法案に賛成いたします。  現行の刑法なり鉄道営業法におきましては、東海道新幹線におきますような高速度の列車を運行することは予定されておらないわけでありますので、このような列車の運行という一つの新しい鉄道の技術の発達によりましては、これらに対しまする特例法をつくることもやむを得ないものだと考えております。  ただ、意見を申し上げますならば、列車の運行を妨げる行為の絶滅を期するためには、処罰を重くするということのみによって達成できるわけではありますせんので、これらの安全を妨げる行為をなくするように、設備の面において、あるいは宣伝、PR等の面において十分、本法の運用にかんがみまし……

第46回国会 運輸委員会 第32号(1964/06/23、6期、民主社会党)

○中村正雄君 私は、いま議題になっておりまする内航二法案、これにも関係いたしますが、これに関連いたしまして、本委員会の運営について、委員長なり、補佐する専門員、事務局に私はお尋ねしたいと思います。  私がこれからお尋ねすること並びにこれに関連して委員長等から発言のある内容等については、少なくともこの委員会の権威の上にプラスになるとは思いませんので、速記をとめて発言を許していただきたいと思います。

第46回国会 運輸委員会 第33号(1964/06/25、6期、民主社会党)

○中村正雄君 運輸大臣がおられますので、運輸省と厚生省に関連する問題につきまして質問したいと思います。  とくに御案内のように、戦争によって壊滅的な被害をこうむりました海運水産界において、政府の不十分ではありますけれども助成その他によって、一応、戦前とまではいきませんが、海運国としての重要な地位を保つところまで復興してまいったわけであります。ところが、いままでの政府の方針なり、あるいは海運界の復興については、船腹の増強という点に重点を置かれまして、海運の二つの柱の一つでありまする海上労働者の福祉その他については等閑視されておったようなきらいがあるわけであります。私が申し上げるまでもなく、海上労……

第47回国会 運輸委員会 第4号(1964/12/15、6期、民主社会党)

○中村正雄君 運輸大臣並びに運輸省の海運関係の政府委員及び水産庁の方にお伺いしたいわけですが、前月行政管理庁から内航海運及び船舶安全に関する行政監察結果に基づく勧告というものが出されております。この内容に盛られておりまする問題点につきましては、おそらく両省の間でいろいろ検討されて、すでに改善されている面もあると思いますし、また改善の計画をされておる点もあると思いますので、それらの状況について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いま全般の御説明を聞いたわけですが、十一月に勧告が出されておりますので、以来あまり日もたっておりませんので、資料の収集とか今後の対策を検討中ということで、具体的な問……

第48回国会 運輸委員会 第26号(1965/05/19、6期、民主社会党)

○中村正雄君 大臣にお尋ねしたいのですがね。私出ていない日は、できるだけ会議録を読んで、重複を避けたいと思っているのですが、いままでのいろいろな質問で御答弁等聞いてまいりますと、ちょっと一般の法律と違います点は、施行期日の問題なんですが、二条とその他と分けてありますが、言いかえれば、この法律が実際に動き出すのは、揚所を指定するのが先行して、それが指定によって、その次にほかの条項が動き出す、こういう施行期日になっておりますね。実際問題として、どういう経過を通ってこの法律が生かされるわけなんですか。
【次の発言】 そうしますと、法律の政令の形式は、第二条は何月から実施すると、第二条によると、政令で……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第2号(1965/10/04、7期、民主社会党)

○中村正雄君 ちょっと一つだけ局長にお伺いしたいのですがね。補充選挙人名簿というのがありますね、あれの関係なんですが、私、今度の参議院の選挙でそういう実例を見たわけなんですが、補充選挙人名簿に登録した場合は、その前の本名簿ですね、これは抹消されるのですか、どうなんです。
【次の発言】 それが現実に、たとえば住所移転の場合の補充選挙人名簿ですね、その場合に、いまおっしゃいましたように、移転先の選管で、補充選挙人名簿に登録する場合に、新しく有権者になった場合は別ですけれども、移転の場合は、前の基本名簿の抹消を手続するとかなんとかしておけば、その問題は起きないと思うのですよ。いまおっしゃいましたよう……

第51回国会 運輸委員会 第8号(1966/02/26、7期、民主社会党)

○中村正雄君 一昨日から各委員の質問に対しまして、総理大臣なり大蔵大臣あるいは藤山長官の答弁を聞いておりますと、国鉄の財政の基礎というのは、受益者負担を原則とすべきであるということを主張されておるように聞いております。もちろん、運賃論の立場や企業性を追求するという立場から見れば、これは当然だと思いますが、他方また、総理大臣は、国鉄はそれ自体の性格からして、公共負担は当然であるとも答弁されておるわけであります。この受益者負担と公共負担という考え方、これは場合によっては相反する場合が出てくるわけでありますが、これは国鉄の性格からまいります当然の帰結であって、問題は、現在の国鉄の財政内容において、公……

第51回国会 運輸委員会 第10号(1966/03/01、7期、民主社会党)

○中村正雄君 私は質問する意思はないわけで、保留になっている総理大臣の答弁だけ願えればいいわけなんですが、運輸大臣から連絡がないと思いますので、再度質問いたしますが、今度の運賃問題、第三次計画の問題の基礎が、政府からの提案理由にありますように、日本国有鉄道基本問題懇談会の意見書が中心になっていると思うのです。この意見書の中の最後のほうの項に、国鉄におきまする営業活動における自主性の拡大という意見が出されております。政府はこの具体的な問題について、どういうふうにお考えになっておるか。この前の質問で、運輸大臣では答弁できなかったので、総理がお越しのときに総理から答弁願いたいということで保留された事……

第51回国会 運輸委員会 第12号(1966/03/03、7期、民主社会党)

○中村正雄君 私は民社党を代表いたしまして、議題となりました案件につきまして、反対の討論をいたします。  反対の理由は、社会党、公明党等よりそれぞれ、物価の値上がりによる国民生活の圧迫、また現在の運賃値上げに対しまする物価に与える影響等の過小評価は、同感でありますが、重複を避ける意味におきまして、新たな観点から、二、三反対理由をつけ加えて討論にいたしたいと思います。  その第一は、運賃値上げの基礎となっておりまする七カ年計画そのものが、不完全なものであり、またその内容において、現在の国鉄においては、分不想応の計画がなされているという点であります。具体的には、国鉄が出してまいりました財政の計画で……

第55回国会 運輸委員会 第16号(1967/07/04、7期、民主社会党)

○中村正雄君 大臣きょう見えておりませんので、政務次官でけっこうですが、船員の安全衛生、災害等の防止に関しまする運輸省の基本的な考え方について一、二お尋ねしてみたいと思います。 先ほど小酒井君の質問の中にもありましたように、これは名業界なり団体によって数値が違っておりますが、私の調べました範囲では、現在の船員で疾病、災害等で陸上で休養いたしておるという者はやはり一割近くあると思うんです。これは陸上の労務者に比べまして海上の労務者の疾病、災害の率が、非常に高いということを示しておるわけなんですが、そういう観点から、陸上におきまする労務管理と海上の船員に対しまする労務管理の点におきまして、非常な格……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 運輸委員会 第8号(1969/03/20、8期、民主社会党)

○中村正雄君 私は、自動車行政のうちで特にタクシー、ハイヤー行政について、運輸大臣なり関係の局長にお尋ねしたいわけでありますが、主として私の質問の根拠は、京浜地区並びに京阪神地区のタクシー、ハイヤー等の基礎的な数字をもとにして質問いたします。大体、交通機関の代表的なものとしては、京浜地区と京阪神地区でありますので、この地区の統計なり情勢を基礎にして御質問すれば、大体全般的な質問になると思いますので、特にまた私、大臣と答弁を指名しました以外は、どなたがお答えになってもけっこうでございますので、ひとつお願いいたします。  私、質問の第一は、現在のタクシーの運賃、あるいは料金は三十八年秋に決定されて……

第61回国会 運輸委員会 第11号(1969/04/08、8期、民主社会党)

○中村正雄君 資料要求。国鉄の四十四年度以降の年度別の財政再建計画の表を出してもらいたいと思います。国鉄財政の再建計画の見通しでも計画でもいいですが、それを出していただきたい。
【次の発言】 そうです。近代的な国鉄の財政の立て直し……。いつの場合でも、運賃の値上げのときには、こういう計画でやるからということでいつも財政の見通しの表が出るはずですが、今回出ておりませんので、それを出してもらいたい。
【次の発言】 本年度のはできているんですか。
【次の発言】 そうすると、来年度以降は全然、国鉄の財政の見通しについては描いていないということですか。

第61回国会 運輸委員会 第13号(1969/04/15、8期、民主社会党)

○中村正雄君 これは国鉄の現在の具体的な内容や、あるいは再建に対しまする具体策につきましては、運輸大臣なり、国鉄関係者にお尋ねすることにして、国鉄財政の破綻の原因と、これが再建に対しまする政府の決意及び見通し、その一点について総理にお尋ねしたいと思います。  推進会議の意見書によりますと、その四十四ページに、こう述べております。「ここに至った根本的原因は、過去の投資不足により輸送力増強及び近代化が立ち遅れ、また公共的負担等、各種の制約もあって他輸送機関に対する競争力が低下し、一方において労働生産性の向上が阻害されたことにある。」、こう述べております。確かにこの推進会議の意見書の見方は、表面にあ……

第61回国会 運輸委員会 第17号(1969/05/06、8期、民主社会党)

○中村正雄君 私は、これまで同僚委員から相当各方面にわたって質問されておりますので、できるだけ重複を避ける意味で、主要な点について二、三点だけ時間の許す限りお尋ねしたいと思います。  最初に、運輸大臣に前提としてお尋ねしたい点が一点ございます。それは、国鉄財政再建推進会議から意見書が出されまして、それが基礎になって今度の法案の提出になっているわけでありますが、これはこの前、この委員会の冒頭でもいろいろ質問されましたように、この推進会議は閣議決定によっておつくりになったわけでありますが、したがって、これは一つの法律上の委員会をつくってこの委員会の意見を聞いてやらなければならないという制約はないわ……

第61回国会 運輸委員会 第18号(1969/05/08、8期、民主社会党)

○中村正雄君 私は民主社会党を代表して、二法案に反対いたします。  国鉄財政再建推進会議が国鉄の再建に関し政府に答申した意見書は、危殆に瀕した国鉄財政を再建することについて総合的な一つの方策として、その価値を認めるにやぶさかではありません。特に再建の柱として政府、国鉄、利用者の三者の協力を明らかにしたことは、従来の国鉄企業運営のあり方について一歩前進せしめたものだと考えます。私が反対いたします理由は、現時点において国鉄利用者に協力を求めること、すなわち運賃の値上げが妥当でないという点であります。危殆に瀕した国鉄財政を立て直すことは一日もゆるがぜにすることはできません。ぎりぎりのところまできてお……

第65回国会 運輸委員会 第11号(1971/05/07、8期、民社党)

○中村正雄君 関連で、通信士の資格の免許について郵政省のほうにお尋ねしたいのですが、確かに海上の通信士は、いま船舶の安全ということ、あるいは乗り組み員の安全ということと非常に重要な関係を持つ乗り組み員でありますので、それに対します技術の免許ということにつきましてはいろいろな面から考慮されておると思うわけです。ただ、こういう免許制度について、現在は、これは郵政省の省令で内容をきめておられると思いますが、たとえば一定の下級通信士で長年の海上経験を有しておる、そういう人が今度、上級試験を受けるという場合がすべての通信士にあると思うわけですが、そういう場合、全然海上経験のない人が受ける場合と、一定の資……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会第二小委員会 第1号(1947/09/18、1期、日本社会党)

○中村正雄君 私小泉君を委員長に推薦したいと思います。

第1回国会 運輸及び交通委員会第二小委員会 第4号(1947/10/09、1期、日本社会党)

○中村正雄君 今の提案に對しまして賛成です。
【次の発言】 本日はこの程度で散會せられんことを望みます。

第2回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第3号(1948/06/23、1期、日本社会党)

○中村正雄君 私は最初から聞いておりませんので、重複するか知れませんが、一應御質問いたします。一般的な問題ですが警察官等職務執行法が出されているわけですが、これが現在におきまして警察官が職務を執行する場合、どういう法規によつてやられているのかこの点についてお尋ねしたい。
【次の発言】 私のお尋ねしている要点もこの法案の中に載つている強制力を用いるべき事案をさしているわけなんですが、これが通らない場合は、いわゆる強制力を使用することは、警察官ができ得ない状態にあるわけだろうと思うのです。從つて現在、強制力を使うという場合は、全然法規の根拠がないわけで、その行使はやつておらないのかどうかという点を……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第1号(1949/12/22、1期、日本社会党)

○中村正雄君 内容の質疑に入る前に一応政府にお聞きして置きたい点があるわけです。それは議題となりました案件につきましてお尋ねするわけでありますが、この案件は裁定書全部を案件としまして議題になさつておるのか、或いは四十五億の中十五億五百万円を除いた残額だけについての議決を求めておられるのか、その点について最初お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 重ねてお尋ねしますが、そうしますると具体的に裁定書によつてお話しますると、裁定書の第二項のこの四十五億の中の一部分について議決を求められただけでございまして、第一項、第三項、第四項は本審議の外だ、従つてこれはもう確行しているものだと、こう解釈していいわ……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第2号(1949/12/23、1期、日本社会党)

○中村正雄君 昨日委員長は、今日は総理大臣は病気のため出席できないという状態であると言つて報告なさつて、明日は明日の容態による、こういうことを委員長はおつしやつた筈です。従つて本日総理大臣の御出席を委員長から要求なさつたかどうか、この点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その回答は……。
【次の発言】 そういうことで、委員会が始まるまでに回答が届かないようなことで委員長の責任が勤まりますか。
【次の発言】 官房長官にお願いしたいのですが、我々の気持としては本日中に合同審査を打切つて運輸委員会にして、何とか本日中にでもこの案件を片付けようとしておるにも拘わらず、明日出席するということになれ……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第3号(1950/04/27、1期、日本社会党)

○中村正雄君 この点につきましては、私は運営委員長から運輸委員長に付託するにつきましてのことは、お伝えがあつたと思いますわけなのでありますが、恐らくこれには委員長がお見えにならないので、代りの理事の方では詳細に伝えていなかつたのではないかと思うのですが、簡單に申しますと、御承知のようにこの案件は十六條の二項によりまして、裁定が示されましてから十日以内に国会に出されておつたわけでありますが、御承知のように第一次の裁定に対しまして衆議院と参議院と議決が異る。支もその異つた議決の取扱い方につきましては、各方面に異る意見がありまして、そういう関係から参議院におきましては、仲裁委員会の裁定の扱いをどうす……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第4号(1950/05/01、1期、日本社会党)

○中村正雄君 運輸大臣に一つだけお尋ねします。第二次裁定に関係があることでありますので、実は第一次裁定のことでお尋ねしたいわけでありますが、第一次裁定に一項から三項までありまして、第二項につきましては衆参両議院がそれぞれ異つた解決を出したという結果になつておりますが、賞與制度の復活につきましては、政府はこれは可能なものであると国会の審議にかけなかつたわけであります。従つて第一次裁定に示されました賞與制度の復活につきまして、政府はどういう措置をとつておるか、この点につきまして運輸大臣にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 本年度の予算総則の十三條によりますると、收入が予定以上に増し、或いは剩余……

第7回国会 地方税法案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1950/05/02、1期、日本社会党)

○中村正雄君 議長に三木治朗君、副議長に中井光次君を御決定願いたいと思います。


2期(1950/06/04〜)

第12回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第1号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○中村正雄君 ちよつと総裁に、私労働委員長として先ほどの証言に関連して確認する意味でお尋ねしておきたいことがあるわけなんです。最初の公述によりますと、現在出されておりまする専売の裁定に関しまする国会の承認を求める案件については、いわゆる予算上不可能なものが約四億とこういう状態になつておるわけなんですが、この四億につきましてはたしか私、聞き違いかもわかりませんが、予備費その他の関係からも幾分可能なような公述があつたと思います。又今後専売益金の増加等についても賄えないというようなお話はなかつたわけなんです。従つて端的にお聞きしておきたいのは、この四億足らずの予算上不可能な裁定というものが、現在の専……

第13回国会 法務・労働連合委員会 第2号(1952/05/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 一応今まで議題となつておりまする法案につきましては、各委員から一般的な問題或いは政治的な問題につきましては殆んど議論されておりますので、私は一般問題につきましては、憲法との関係で一点だけお聞きいたしまして、あとは労働委員長といたしまして、労働組合がやらなければならない労働運動、又やるであろうと考えられまする政治運動を基礎にいたしまして、本法案との限界点につきまして具体的な事実について質問をいたしたいと思います。できるだけ各委員が今まで質問され、政府から答弁されました点と重複を避けたいと思いまして、できるだけ従来の速記録も見たわけでありますけれども、完全に見るだけの時間もありません……

第13回国会 労働・人事・地方行政連合委員会 第1号(1952/05/23、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より労働、人事、地方行政の連合委員会を開催いたします。  労働関係調整法等の一部を改正する法律案、労働基準法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法案、以上三案を議題といたします。  先ず提案理由の説明のために労働大臣の発言を許します。
【次の発言】 続いて労働基準法の一部を改正する法律案について逐條御説明をお願いいたします。
【次の発言】 引続きまして、労働関係調整法等の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法案の二法案につきまして、提案理由の説明の補足説明を労政局長からいたします。
【次の発言】 労働関係調整法等の一部を改正する法律案ほか二案につきまし……

第13回国会 労働・大蔵連合委員会 第1号(1952/05/23、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(中村正雄君) 只今より労働、大蔵連合委員会を開会いたします。恒例によりまして私委員長の職務を行います。  労働委員会に付託されておりまする労働金庫法案を議題といたします。最初に発議者を代表いたしまして、波多野林一君から本法案の提案理由の説明を伺います。波多野君。
【次の発言】 引続きまして法制局部長より補足説明を行います。
【次の発言】 只今提案理由並びに補足説明は終つたわけでありますが、本法案に対しまして、一応委員長から労働省の見解を聞きたいと思います。  労働金庫に対しまして、労働省は従来どういう態度をとつておいでになつたか、又今後におきましてどういうふうにお考えになつておるか、……

第15回国会 運輸・労働連合委員会 第2号(1952/12/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○中村正雄君 議事進行について、一応運輸大臣が見えておるので労働委員のかたの質問を主としてやつて頂くこと結構ですが、ただこの前から懸案になつておりまする大蔵大臣が見えました場合は、運輸委員会としても大蔵大臣に質問は前から相当保留されておるし、相当出席率が悪いので、今日若しこの席に大蔵大臣が来ましたら大蔵大臣に対しまして運輸委員からも質問するということを一応お含みの上で運営願いたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣が見えたわけですが、時間も余りないそうでありますので、要点だけ簡単にお伺いしたいと思うわけですが、一応私の御質問いたします点は、政府が出しております。る予算書を中心にして国鉄の裁定を……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○中村正雄君 監督局長にお尋ねしたいのですが、国鉄の運賃は、一応本日本会議が通過いたしたわけなんですが、衆議院の運輸委員会なり、あるいは参議院の予算委員会で、運輸大臣がしばしば言明されているわけですが、私鉄の運賃について政府としては一律に上げる考えは持っておらない、その会社々々の状態を調べて、必要な最小限度に値上げをする場合もある、要約すればこういう御答弁なわけですが、現在運輸省に対して、私鉄から運賃値上げの申請がすでに意思表示されておるものが何社ぐらいあるか、お尋ねしたい。
【次の発言】 東京、大阪付近のいわゆる大私鉄と申しますか、私鉄の代表的なものも、それぞれ運賃値上げの申請をする気がまえ……


6期(1962/07/01〜)

第48回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1965/03/26、6期、民主社会党)

○中村正雄君 電電公社関係の予算についてお聞きしたいと思います。四十年度の予算を見てまいりますと、利息が二百七十七億、支出の面で計上されておる。借り入れ金の返済が百六十二億計上されております。また、建設勘定を見てまいりましても、内部資金と外部資金がほぼ等しいくらいの規模がある。こういう関係で、大ざっぱな数字でけっこうですが、現在電電公社の債務といいますか、政府からの借り入れ金、財政投融資及び債券発行高等の、いわゆる外部よりの借り入れ金の総額はどのくらいになっておるか、お知らせ願いたい。
【次の発言】 六千六百六十億円の債務総額として、これも大まかな数字でいいのですが、内訳においては電話債券とか……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1966/02/28、7期、民主社会党)

○中村正雄君 私高橋公述人に一点と、山家公述人に二点だけ、簡単に要点だけお尋ねしたいと思います。  高橋さんに最初お尋ねしたいのは公述の中にありました、国鉄の独占企業の性格がだんだん薄れてきておる、したがって競争関係にありまする民間企業が相当出てきておる、したがって国鉄にだけ援助するということは不当競争になる、その立場は十分わかると思うのです。ただ私お尋ねしたい点は、たとえば国鉄を運営するについて修繕であるとか、補修であるとか、いろいろな減価償却に入るべき問題は利用者の運賃で負担するというのは十分理解できるわけなんですが、今度の計画を見てまいりましても、山陽線の新幹線であるとか、複線化であると……


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データ更新日:2022/12/09

中村正雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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