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松島喜作 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

松島喜作[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは松島喜作参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松島喜作参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 財政及び金融委員会 第13号(1947/08/21、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 私は銀行國營というお話が出ましたが、これについて反對の意見を少し述べさして頂きたいと思います。由來銀行というものは、信用を以て立ち、非常にデリケートな信用の上に預金を集め、そうして又愼重なる責任の上において貸出をすると、こういうことにおいて、銀行というものはスムースに發達して來たものであります。ところが歐米におきましても、銀行というものについて、國營的の、政府管掌の制度を作つた銀行で終りを全うしたという例は少いのでありまして、ドイツにおきましてもゼーハンドルンク、フランスにおいてもカイ・ヂスコント、その他におきましても、凡そ國家權力が支配し、政府の力が強力に及ぶという金融機關は終……

第1回国会 財政及び金融委員会 第15号(1947/08/27、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 再建整備法實施の實際問題について一二お伺いしたいのであります。大分各會社の再建整備が段々近寄つて參りましたが、ここで一二の債權者のために全體の整備案の決が採られないという事例が澤山ありますが、結局において成立しない場合は大藏大臣の裁斷を仰ぐ、こういうことになつておりますが、裁斷を仰いだ場合、又非常に時間がかかる場合は、外の財産處分とか、いろいろな方面に非常な經濟的の動きのとれない不利益ができますので、澤山ある債權者の中で一人二人の反對のあつた場合はいずれ大藏省へ裁定のお願いに出るわけですが、そういう場合どういうお考えでおられるのか。迅速に處置して頂きたいというのが我々の希望であり……

第1回国会 財政及び金融委員会 第17号(1947/08/29、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 昨日五千萬圓以上の貸出先を拜見いたしますと、五十七社の中、もつと外に資金を貸した方が有效適切ではないかというような感じのする會社が澤山あります。御當局が見えておりますれば、その内容を詳しく聞きたいのでありますけれども……。問題はこの興銀の關係と非常に深い關係繋がりを持つておるように考えます。建物も同じだし、社員も共通、同じ人がやつております。そういうことは止むを得ませんけれども、私は一國の復興金融金庫で、緊急必要なるものを出すという立場から、なるべく興銀というような關係に繋がりを持つように見えるような融資は、どうもなるべく避けて貰いたい。公平にやつて貰いたい。こういう意味で、これ……

第1回国会 財政及び金融委員会 第21号(1947/10/06、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 今日頂いたこの書類の中に、至急連合國軍最高司令部の承認を得た上國会の承認を求める手続を取ること、ということが書いてあります。これは委員会と連合國の承認と國会の承認ということについては、どんな関係からこういうことが書いてあるのかちよつと解せないのですが、どういう意味ですか。

第1回国会 財政及び金融委員会 第22号(1947/10/09、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 先程のお話で、二十一年度の三月までに三十七億程の赤字であるというお話でしたが、次年度はもう半分程濟みましたが、お見込みはどれくらいか、概算でも分りましたら……。
【次の発言】 今度の五十億というのは、どの點に當てられる五十億でありますか。
【次の発言】 ちよつと簡單なことですが、輸出入には目下見込みの輸出入というものが全然ないのでございますか。それとも見込みの輸入があるのですか。例えば輸出については、バイヤー以外に、賣れるだろうといつたことでお買いになることがあるか。又輸入については、こういうものを、例えば原棉が、必要であるからというようなお見込みでお買いになるのか。若しないとす……

第1回国会 財政及び金融委員会 第23号(1947/10/14、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 先程から段々御説明を伺つておりますと、政府側局も、又お尋ねになる方の側も誠に尤もと思いますが、併し私は政府の物價賃金同時決定、誠に理論としては結構で、非常に苦心をされてそういうことになつた、それはインフレを防遏する、こういう目的に重点があると思うのであります。併しながらその御苦心の案というものは、絶対に守り得ない。川上さんもおつしやるように、外の方もおつしやるように、千八百円では食つて行けない、これも私は事実であると信じます。そこで早く賃金を増額して、官吏といわず、労働者といわず皆食えるようにするということが國民一般の希望であり、そう伺わねばならん。で、ここで私は形式的の理論とい……

第1回国会 財政及び金融委員会 第24号(1947/10/15、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 昭和二十二年法律第四十六号日本銀行法の一部を改正する等の法律に伴つて今度は何ができて來たのでございますか、この昭和二十二年法律第四十六号をちよつとお読み願えませんか。
【次の発言】 それではこの通貨発行審議会を法律の議を経て置くということは、この非常に膨脹する通貨つまりインフレーシヨン対策の一環を狙つて愼重に通貨の限度を決める。こういうような狙いであると解してよろしいのでしようか。
【次の発言】 それではこの通貨発行審議会の構成員というものが非常に重大な役割をなすと思います。先程もお話にありましたように、通貨の膨脹ということは、産業と財政の二つでありますが主として現在の通貨膨脹は……

第1回国会 財政及び金融委員会 第40号(1947/11/26、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 持株会社整理委員会のあれは、法人だとおつしやたのですが、性質をちよつと御説明願いたいと思いますが、あれは役所じやないのですね。そのことについてちよつと……。
【次の発言】 過般の新聞によりますと、持株会社整理委員会の委員の当局から、一時、この持株会社整理委員会を官廳とする、一つの役所とするというような意向が新聞に現れたのに対して、持株会社整理委員会は、官廳になることを好まないと、こういうような記事が出ておつたのでありまするが、私は経済力集中排除法案の内容というものは、非常に委任の部面が多い、行政委任の部面が多くつて、非常な重大な役割を演ずるのでありますから、官廳としてもよいじやな……

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/07、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 私もこの法案には贊成いたしまするけれども、公團法というその様式については、この複雜した社會情勢に、組織を切り換えするというには餘りに陳腐である。非常にこの難局を打開し、民主的官僚統制を緩和するという觀點において遺憾な點が多々ありまするけれども、今森下議員の仰しやつたような意味におきまして、遺憾ながら贊成する。機會があればその弊害の速かに除去して頂きたいという氣持で贊成いたします。
【次の発言】 この補償の交付公債の値段は幾らでありましようか。
【次の発言】 それでは處分は自由でございますね。
【次の発言】 この補償額を公債でお渡しになるか。その公債は大藏大臣が時價で定める、こうい……

第1回国会 財政及び金融委員会 第51号(1947/12/08、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 この前の豫備審査のときにお伺いいたしたのでありまするが、大藏大臣がお見えになつておりまするから、この機會にお伺いいたしたいと思います。先程もお話のあつたように、この通貨發行審議會は、愼重に審議をして、通貨の膨脹に幾分かの抑制を加えるというような意味で、愼重になさるということはよく分りますけれども、私の考えを以てしますれば、この構成なるものは、そういう目的に副わないのみならず、日本銀行の法律というものは、戰時中にできた戰時立法というような精神を含めて、日本銀行の法律を見ますと、大藏大臣と日銀總裁というものが相談すれば、あらゆる金融のコントロールができ、又産業方面にも自由に通貨の發行……

第1回国会 財政及び金融委員会 第52号(1947/12/09、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 私ちよつと……。先ず經濟力集中排除法案についてお伺いしたいのであります。その前に一言申上げたいことは、この法案は我が經濟界において非常な重大な意義を持ち、影響を持つという意味において愼重審議をして頂きたい、先般質問はこの程度で打切りたいという委員長のお話でありましたが、私はまだ澤山質問がある。愼重にして頂きたいということでありましたが、その後お開きもなく、今日突如としてこういう場面に至つたのは、愼重審議を進め、財界に大きな影響のあるこの法案をこの提案の趣旨に副うように、納得の行くように我らは審議したいと思つておつたのでありまするけれども、その點時間のないことを甚だ遺憾に存じます。……

第1回国会 電気委員会 第3号(1947/08/25、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 先程いろいろ詳細、亘細な説明をして頂いて誠に感謝します。伺つておると、私は細かいことは澤山ありますが、結局日本の電力の開發、素人的には増産、電力の開發を増加するということに歸すると思いますが、それに伴います前提條件は、資金だと思います。配給會社の資金に困らてれおる様子を見ますと、その資金調達は非常にむずかしい、しの窮餘の一策として増資をしておられます。この増資は我々から見ると如伺にも無理でありまして、實情に適しない増資である。こういうことをしても金は集まらん。何となれば市場で四十何圓かの株が賣買されておるにも拘わらず、増資をして五十圓拂込め、こういうことになれば、公共的犠性のため……

第1回国会 電気委員会 第5号(1947/08/30、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 今のお話しの中で、配電送電會社を一社にすると仰しやつたのですが、一社にすることと増産になる關聯性、一社にすれば増産によりよい效果があるというその點はどういう點でございますか。

第1回国会 電気委員会 第6号(1947/09/18、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 自然流量の二百九十萬キロワツト、これは直ぐ減つてしまうのですか。繼續する見込みはどんな工合ですか。

第2回国会 財政及び金融委員会 第2号(1948/01/30、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 世間で喧ましくいうインフレーシヨンというのは、本会議でも申しましたように一般会計、特別会計の赤字、それから復金の貸出というようなことが主体をなしておるというわけでありますが、それにつきまして、政府は赤字金融というものをこの復金の融資によつておやりになる。税の拂えないものを、金を出して拂わせるようにする。こういうようにも新聞に出ておりましたが、赤字金融というものをおやりになるのかならんのか、これは前の大藏大臣の御説明では、何か非常に上手な説明ではつきりしませんでしたが、これから赤字金融というものを復興金融金庫がおやりにならんのかどうか、先ずそれを初めにお伺いしたい。

第2回国会 財政及び金融委員会 第4号(1948/02/02、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 今政府委員と中西委員との間の質問應答で、私もその点を伺いたいのでありますが、大体復金なんかが発足して、そうして非常に急ピッチで金融をして行く。その中には先程からのお話のありましたように、政府の、大きな國としての立場で金融せざるを得ないものと、それから私企業を助けるという大体二つの面があるようですが、私の問題としたいのは、止むを得ざる政府の施策は別といたしまして、私企業に対する融資の仕方が非常にルーズである、まずい、こう思う点が多多あるのであります。一々例もきいておりますけれども、今日はそれに触れませんが、大体この支拂保証というものにつきましては、一昨日前々回に御説明がありましたが……

第2回国会 財政及び金融委員会 第6号(1948/02/06、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 期間というのは、今期國會開會中と書いてありますので、その節に休會になつたらどうなるのでありますか。

第2回国会 財政及び金融委員会 第8号(1948/02/20、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 澤山伺いたいことがあるのですが、今湊君の力説された石炭の中で、補修資金を貸した割に目立たないが、荒發しておつた設備を補修したんであつて目に立たんが、これからいよいよ活動期に入る、現に十二月のごときは二百九十六萬トン出た、これは非常に嬉しい、まあこういう御説明です。で、まあその通りなら私は非常に喜ぶんですが、私もそうえらい深い知識でもないが聴いている範囲では、この十二月という月は毎年石炭の澤山出る月だ。それからもう一つ十二月は二百九十六萬トン出たということは、特別調査團、G・H・Qの方の特別調査團ですか、それが行つて非常に激勵した、まあ、この二つが非常な有力な動機をなしておる。そこ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第12号(1948/03/25、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 それでは質問は明日に保留いたします。

第2回国会 財政及び金融委員会 第13号(1948/03/27、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 今回の證券取引法を改正する法律案は、この間政府委員から御説明を伺いましたが、非常に證券民主化、又取引所の改組、設置等、非常に劃期的で、速やかに實施して、この證券民主化の一日も早く實施せられ、明朗なる証券取引が活發に行なわれることを期待しまして、私はこの案の非常に速やかに實施されることを望むものであります。併しこの法律案については迅速なる實施を望むと同時に、非常に不明な點、又我々の立場から見て心配すべき點がありますので、若干の質問を試みたいと思います。  先ず第一に、この法律の大眼目である證券民主化について、證券業者という者が免許制を廃して、そうして要件充足主義、要件さえ具われば誰……

第2回国会 財政及び金融委員会 第14号(1948/03/30、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 大體重要なところは極く範圍が狭いのですが、そう各條的に……、重要なところだけでいいのではありませんか。

第2回国会 財政及び金融委員会 第15号(1948/03/31、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 大藏大臣は見えないのですか。
【次の発言】 じや一つだけお伺いしたいのですが。
【次の発言】 まあ法律に關してですから、政府委員じやないから專門的のことを伺えばいいのですか。どういうことを……結局どちらからお答え願つてもいいのですが、重大なことだと思いますが、新取引所法ができて組合組織ができる、こういうことになつて來ました時に、昔は擔保制度なんかあつて組合取引所の始末というものは或る程度取引所が責任を持つて解決したのですが、今度は會員組織になつて獨自の責任においてやる、そういつた時に、混亂し、間違いが起つた時に一體どういう救済ができるのかということは、まあ專門の徳田さんでもよろし……

第2回国会 財政及び金融委員会 第16号(1948/04/01、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 税務署の増設は、日本全体としてこれだけでよろしいのでございましようか。

第2回国会 財政及び金融委員会 第17号(1948/04/02、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 今回證券取引法が改正されまして、新らたなる法律案が出ました。この内容は我が國にとつては畫期的のことであります。現下の情勢を以てすればいろいろな方面から巨額の證券が民衆化せられるというときに當つて、この法律の成立しますことは誠に機宜に適した處置で、一日も早くこれを通して實現に移して頂きたい、誠に結構な立案でありまするが、併し機構だけではうまく行きませんので、我我はこの運営が完全に行くことを望む者であります。どの點が運営について非常に重大な意義を持つかということは、この持株整理委員會、閉鎖機關、或いは日本銀行等において處分するところの株式は二百数十億に達すると思います。更に企業再建整……

第2回国会 財政及び金融委員会 第19号(1948/04/06、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 復興金融金庫についてちよつと伺いたいと思います。この復興金融金庫の運営改善に関する試案、大藏省銀行局とありますが、これはどういう意味でお出しになつたのか、御説明を願いたい。
【次の発言】 只今運営に関する試案について伺いましたが、私は前回にも伺いましたが、復金の運営について責任の帰着が非常に曖昧である。最終の責任者は誰であるかということを伺つたときに、大藏大臣である、大蔵大臣はしよつちゆう迭るじやないか、如何にも迭られた後、責任を追及するわけには行かんが、それは止むを得ん、行政上の処置というものは大藏大臣に帰結しておるのだということでありまして、これはこの金融というような特殊の責……

第2回国会 財政及び金融委員会 第22号(1948/04/28、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 あの金融のうちには公債利子の關係はどうなつておりますか。五月分の收入の預金部の公債の利子、問題に今しております戰時公債の利拂の利子等についての關係はどうですか。
【次の発言】 預金部は相當戰時公債をお持ちですか。

第2回国会 財政及び金融委員会 第32号(1948/06/07、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 それは新取引所法ができて、それから證券民主化というものから派生して來たのだから、當然こちらへ付託さるべきものが、何かの關係で商業委員會の方へ行つたのでしよう。ですから一遍くらい連合委員會を開いて、それでしないとちよつと工合が悪いのじやないですか。

第2回国会 財政及び金融委員会 第36号(1948/06/14、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 鉱工業、商業委員会の方で是非連合委員会を一度開いて欲しいという方が相当ありますので、この際一度か、二度お開きになつては如何ですか、開いて欲しいという希望者がありますが、私は聞いているのですが、開いて頂きたいと思います。

第2回国会 財政及び金融委員会 第48号(1948/07/02、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 あるのでありますけれども、事務的のことと余り細かいことを大臣に伺つてもどうかと思つて今考えておりますのですか、決してないのではないのです。沢山ありますから。いや、大臣が見えておるから大臣に一つ伺います。沢山ありますが、この軍公の利拂延期というのは非常に不徹底だと思うのでありますが、一体どこを狙つておやりになるのか、数字的には大体心得ておるのでありますが、尚その数字の点については事務当局に伺いたいと思いますが、政府の所有しておる方面を除けば大体十五億円ぐらいの利拂延期になるという、こういうように承知しておるのでありますが、一体眼目は、政府の利拂延期をさるる最も大きな狙いはどこにある……

第2回国会 財政及び金融委員会 第51号(1948/07/05、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 この戰爭による死亡の損と、それから民間における戰災での死亡損の填補の率というものは、大体民間とこの簡易保險と同率でございますか。どんな扱いになつておりますか。
【次の発言】 そうすると、率についてはどうなるのですか。その各会社での平均した率と、簡易保險の率と民間の一般率と……。
【次の発言】 この金融機関整備に関しまして、興業銀行の興業債券でしたか、あれが後になつて新勘定から突如旧勘定に入つたというのはどういうわけなのでありますか。
【次の発言】 それではこの各金融業者の債券が旧勘定に移つたというのは、主として憲法上における平等の原則から來たのであるということを認め、大体その線に……

第2回国会 電気委員会 第4号(1948/05/26、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 配電会社、日発又電産の方の御主張、私素人ながら拜見しますと、一利一短あつて非常にどちらにもいいところがあるし、又一つの疑問もあるという感じがいたします。差当り先ず技術的のお尋ねをする前に、私は大きな観点から電産の方にお伺いいたしたいのは、この経営形態について國有か又は國家管理と書いてありまするが、國営と國家管理は限界において似たような点もありまするが、非常に決意によつて違う。この経営形態について國家経営か、國家管理によるか、その点はどちらに目標をおいて進まれるかはつきり一つ伺つて置きたい。
【次の発言】 私がそれを前提として伺つたのは、電産の方でも、配電会社の方でも、乃至は日発の……

第3回国会 大蔵委員会 第2号(1948/11/08、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 何か委員長に御腹案があるのじやございませんか。
【次の発言】 この小委員会ができましたことは結構ですが、今度の金融制度改革というのは画期的な大きな問題でありますので、小委員会の間のみで、非常に限られて存続してやられるということになると、我々もこの重大改革に参加する機会を非常に逸します憂がありますので、私は復金の小委員に選ばれましたが、随時金融制度の方にも出て意見を述ぶるような機会を樂にお與え下さるように、一つ委員長さんの方でお考え願いたい。こう思います。

第3回国会 大蔵委員会 第5号(1948/11/29、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 先般新聞によれば貿易長官の談として、二百七十円くらいにドルを仕切れば六十八%の輸出が停止する。三百三十円にすれば凡そ半分、五割の輸出が停止する。こういうことを新聞で拜見いたしました。又その後も同じようなことを繰返して伺いました。  そこで日本の貿易というものは、過去十年間孤立し、又保護貿易のような形になつて、実際の実力による貿易というものは行われていない、そこで爲替一本レートという問題が盛んになつて來て、そうして割合に理論的にものを考える方の主張は、これを早くやりたいというような主張が起つておる。そこで我々は非常にこれは危險である。今爲替一本レートを設定することは、レートの如何に……

第4回国会 大蔵委員会 第1号(1948/12/03、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 今波多野さんの御請求で思い出いたのですが、前に政府に國民所得について説明を願つた。そこでここの專門員の桑野君が國民所得についての研究書類を配布して下さつた。それは非常に学問的に研究されておるように見えたのですが、残念ながら桑野君がおらなくなつたのですが、あの行き方でもう少しやつて頂きたいと思つていたのですが、これは止むを得ませんから、政府に一つ、前に國民所得の御発表がありまいたが、その後又新たにインフレも加わつておりますから、國民所得の計数を一つ御説明願いたいと思います。これは波多野さんのように五日、六日というわけではありませんが、これからの予算に重大な根底をなす数字だと思います……

第4回国会 大蔵委員会 第4号(1948/12/09、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 復金債券のことについて伺います。この表によると前期繰越債券発行余力百七十一億とありますが、これは近い將來に発行のお見込がありますか、どういう條件で御発行になりますか、その発行余力に対する復金債券の発行についてお伺いしたい。
【次の発言】 そうするとこの債券発行本五十億の財源というものは大部分日銀の引受、つまり日銀の肩替りということになつておりますが、一般市中銀行、地方銀行の引受と日銀の引受との比率はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 この平均の條件はどれくらいでありますか……、細かい話はそれでは後廻しにいたしまして、別に私は……。

第5回国会 議院運営委員会 第20号(1949/04/23、1期、民主自由党)【議会役職】

○副議長(松嶋喜作君) これは予算との関係はどういうことになりますか。
【次の発言】 今の門屋さんのおつしやつたことは予算との関係が非常に強いかと思うのでありますが、これは私もちよつと派遣を命ぜられたのでありますが、非常にあの費用では参議院の常任委員としての体面を保つ額の足りないので非常に苦慮しておる、その点予算との関係が非常に重大なので必要なる旅費を出すということが必要だと思いますが、予算との繋がり合を明確にこの基準に考慮して頂きたいと思います。これは私は今思い付きでなしに平素から考えておつたことであります。お願いをして置きます。

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/25、1期、民主自由党)【議会役職】

○副議長(松嶋喜作君) あの日は、私は議長席に著く意思はありませんでした。議長が登壇されることを望んでおりました。ところが御覽のような光景で、議長がなかなか議席にお著きになれません。これでは大事な時間を空費することを惧れまして、私は用意のために向つて右側の方から登壇いたして、議長の御登壇になることがもう数分、一分、二分の内かと思つて待つておりましたが、どうしても登壇になりませんので、止むを得ず登壇いたしました。そこで私は議長の意思を確かめることを希望いたしておりましたところ、議事の案件を持つて來て下さつた方が、副議長に代つてやつて貰いたいという傳言で、私はそれを受取つて登壇しました。ところが御……

第5回国会 懲罰委員会 閉会後第1号(1949/06/01、1期、民主自由党)【議会役職】

○副議長(松嶋喜作君) あの晩に議院運営委員会が開かれて、非常に混沌たる状態になつて参りまして、それで、これはどうも收拾つかんのじやないかと思つていたのです。私も人に突かれ、それからどなたか名前は知らんのですが何かくそみそに言われたものだから、もうこんなところにおるのじやないと思つて、議長の部屋に引上げたのが十二時四十分前でした。そのときに議長はどういう態度であつたかと申しますと、盛んに與党その他の方から職権を以てやれ、職権を以て本会議を開けということを頻りに迫つていたようでしたし、なかなか議長はああいう方ですから愼重に構えて、容易に開こうとはなさらなかつたし、そこで私は、これは議長は非常に愼……

第5回国会 逓信委員会 第10号(1949/05/17、1期、民主自由党)【議会役職】

○松嶋喜作君 私は最後の質問をしたかつたのです。これは相当額々と起る事例ではないかと思います。故意にしろ過失にしろ、そうして今の公共團体、大きなところは別ですが、小さい組合などは相当信用してから事務につけさせるというお話ですが、この点が非常にこの制度として心配になつて來ます。この点を伺おうと思つておつたのですが、今の御答弁で大体分りましたが、相当起りはしないかという杞憂を持つております。

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/15、1期、民主自由党)【議会役職】

○副議長(松嶋喜作君) この度議長には突然御逝去遊ばされ、誠に痛惜の念に堪えません。ここで皆さんに御起立を願いまして、黙祷を捧げたいと思います。
【次の発言】 どうぞ……
【次の発言】 これから経過について御報告をいたしたいと存じます。
【次の発言】 マッカーサー元帥が、松平議長に対して、御懇篤な御弔辞がございましたので、今朝各党の代表の方とお諮りいたしまして、私から参議院を代表して、このマツカーサー元帥の御弔辞に対して謝意を表しにホイツトニー准将を訪ねて謝意を表しました。ホイツトニー准将は、まだ元帥は見えておられませんが、元帥が見えましたらその旨を篤と伝えますという非常に謹厳な模様で、親切に……

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/21、1期、民主自由党)【議会役職】

○副議長(松嶋喜作君) 佐々木さんのお話はその通りです。人事院に廻してもいいから参議院の理想とする人をピツクアツプするようにやろう。暇がかかつてもいいと、こういう御主張であつたと思うのであります。そこが非常にはつきりして参議院としては非常に理想論であつたと思います。我々選考委員も非常に増田君や何かと論争した。それはこの中のすでに採用した人について、多少とも理想に適わぬ人があるだろう。まあそう思つたのであります。併しながらこの参議院の選考委員としても、どうしても最高級の品位を高むるランクに置くということについての主張というものは、小委員会と選考委員会とは同じだつた。同じだつたという点はその点だけ……

第7回国会 議院運営委員会 第25号(1950/02/16、1期、民主自由党)【議会役職】

○副議長(松嶋喜作君) 御報告いたして、御相談いたします。議員団にマサチユーセツツ州、こういうところから大いに歓迎の意を表したる文を、先にサウス・カロライナ州から来たのと凡そ同文の書面を以てマツカーサー元帥の方に通知があり、それからこちらへその旨通知がございましたので、議長を通じてマツカーサー元帥に何らか謝意の方法を前同樣いたしたい。こういうことでございますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように取計いいたします。(笑声)

第7回国会 議院運営委員会 第27号(1950/02/28、1期、民主自由党)【議会役職】

○副議長(松嶋喜作君) 例によつて今回又ニユーヨーク州の州議会から、我が議員団に対して非常に鄭重な決議をいたされたことの報告が参つております。これに対しまして佐藤議長から一つ参議院に諮つて向うへ謝意を述べたいということであります。どうぞそのように取計いを願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第34号(1950/03/10、1期、自由党)【議会役職】

○副議長(松嶋喜作君) 副議長の代理でいいのか……
【次の発言】 副議長としては門屋さんの御主張の通り全面的に賛成でありまして、それは門屋さんが言われなくても自明のことだと思いますけれども、併しやはり議長と相談して議長の御発言によつてこのことを確認した方が、更に権威があると思いまするから、これはよく相談いたしまして後刻議長から直接お答えすることにいたします。

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/04、1期、自由党)【議会役職】

○副議長(松嶋喜作君) 恐縮でございますが全くの私用で二十九日より三十一日まで欠席したいと思いまして、予め時期が時期ですから議長さんにもたびたびお諮りをして、又私は給與法があんなことになるとは予想しませんでした。ただ予算のことにのみ重点をおいて山田委員長にもお諮りしたら、私の見通しでは三十一日までには通らん、まあ二日か三日になるのじやないかという予測の下に止むを得ない全くの私用で欠席いたしましたので、これは結果から申しますると誠とに申訳ないと思います。ここでお詑び申上げておきます。



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第3号(1947/10/30、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 商工大臣と限られると困るのですが、全体について御質問してよろしうございますか。
【次の発言】 この法律はなかなか我我には分りにくいので、独占禁止法でも役員の項については非常に考えさせられるようなむづかしい書き方でありますが、これもなかなか分りにくいのでありますが、それで私はこの法律が商法とか憲法に調和せざるような氣がする点が多々あるのでありますが、その中でも取分け重要でないかという点を一つお伺いしたい。この第十三條、第十四條に関係してあります。この持株委員会の権限というものは後でもお伺いしたいのですが、非常に強力な権限がある。その持株委員会がこの排除の具体的の指定をする。そうして……

第1回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第4号(1947/11/07、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 この前の委員會でお伺いいたしまして御返答をお留保して頂きました。それは甚だ私も法律は得意ではないのですが、十三條十四條についての質疑であります。それは特株整理委員會の指令を受けて、それが不服であつた場合に公聽會に申出で、更に總理大臣に異議を申立てて、そうして持株整理委員會の判斷したるその採用の證據が不當であつた場合には、總理大臣はこれを再び持株整理委員會に差戻して、そうして又御判定を受ける。その差戻して御判定を受けたときに尚不服であつた場合どうするかという處置についてお伺いしたのであります。これは差多局長ともお話いたしまして、いろいろ御説明を伺いましたが、私の質問する趣旨は、この……

第1回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第5号(1947/11/20、1期、日本自由党)

○松嶋喜作君 今の御説明であると、前の局長さんの御説明と何等変つてところはないように思います。それは私が特に疑問を持ち、お尋をしたのは、行政上の措置が違法でなくとも不当であるという場合には裁判所は提訴できるかどうかという点に重点を置いたのであります。只今の御説明によれば、第三條に詳しく例示してあるということでありまするが、私はこの法案の標準となる点が非常に曖昧である。今三條をお引きになりましたから三條について申上げますれば、三ページの終りから二行目に「議決権の行使の受任」という文字があります。これは排除するということが建前でありまするが、「議決権の行使の受任」ということは仮にこういうことでない……

第2回国会 財政及び金融・商業連合委員会 第1号(1948/06/07、1期、民主自由党)

○松嶋喜作君 先ず法案の理由の中の分らない點なのですが、現在二十四億圓に過ぎない状況でありますとして、餘裕が二十四億、この二十四億圓というのは後の方の支出額は六百十四億、それから賣拂代金の受入額が五百四十二億餘萬圓、これが出と入りの総額がこれだけで、その差は七十二億圓ですが、一體この出入りということは一年の終りに、総決算するわけではありませんが、出たり入つたりして金の足らん時もある。餘裕のあることもあるのですが、二十四億の餘裕があみということは前の百億が補給金のような形になつて百億が二十四億になつたという意味なのですか、それとも運轉資金の尻が二十億圓になつたというのですか、その點の動音の點につ……

第3回国会 大蔵委員会金融制度改革に関する小委員会 第1号(1948/11/22、1期、民主自由党)

○委員外委員(松嶋喜作君) ちよつと重複するようですが、私は一番大事なことは、從來言われておる財政と金融の分離ということですが、財政と金融の分解というその意義が非常に曖昧でございまして、何を以て財政と金融の分離と言うかということが非常に疑問なのであります。私は結論的に申しますと、財政と金融は嚴然と分離し得るものではない、日本の從來の金融とか財政という面から見ると、どうしてもこれは相互に融通して合わなくては産業は起らん。非常な蓄積も少い、而も資力の、富の少い我が國では、どうしても財政の力を借りなくては産業というものは起らんということは、過去の歴史からもはつきりしております。併しながら我々はこの復……


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ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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