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川上嘉市 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

川上嘉市[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは川上嘉市参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。川上嘉市参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 鉱工業委員会 第5号(1947/08/06、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(川上嘉市君) 委員長がお差支えだそうですから、私が委員長を勤めさして頂きます。  昨日もちよつと研究會でお話がありましたが、北海道の石炭の輸送問題につきましては、札幌鐵道局の機能が非常に惡いために、石炭増産上の輸送ということが、最大隘路になる虞れがあるという理由で、この問題につきまして、運輸及び交通委員會で專門的に審査をして貰いたいということでございますが、この點について何か御異議がございませんか。……御異議ございませんようですから、それではこの問題をどういうふうに取扱うかという點について三つの方法が考えられるのでありますが、それは第一には、本問題について、議員の資格で委員長なり、或は……

第1回国会 鉱工業委員会 第8号(1947/08/27、1期、緑風会)

○川上嘉市君 私はもう大體石炭の審議會のことで聽くものもなく、ほぼ見當がついておりますから、この委員會で聽いて見るのがよいんじやないかというような感じがいたしますが、如何でございましようか。小委員會にお委せして結構じやないか。
【次の発言】 私はもう大體陳情した通り全部通るいうことは、通れば結構ですが、そう行かんのが普通だし、大部分の目的を達しておるから、もうこの委員會としては關係する必要がないと感じます。
【次の発言】 今値段の問題について御意見があつたようですが、例えば石炭の問題ですね。この間マル公を決められたですが、そういうのを一々追及してこれは適當であるや否やということになると、物價廳……

第1回国会 鉱工業委員会 第9号(1947/10/01、1期、緑風会)

○川上嘉市君 そう願いたい。鉱工業の方が本筋であつて、それを衆議院の方がそうやつても、我々は独自の考え方で本筋に行くべきじやないかと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第10号(1947/10/03、1期、緑風会)

○川上嘉市君 私は成るべくなら衆議院と一緒に開いたらどうかということは、これは重複することになつて、両方で成るべくなら一緒にやれば、それが重複しないで済む。公衆の意見を聽くということで……。
【次の発言】 この第一條にありまする産業の復興と、経済の安定に至るまでの緊急措置をお伺いしたいのでありますが、産業の復興と経済の安定はどのくらいの期間になるのか分りませんが、これは本当にいつたら五年かかるか十年かかるか分らんと思いますが、この点について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そういうふうにいたしますと、炭鉱の國家管理という問題について、実は産業の復興だとか、経済安定だとかいろいろの問題……

第1回国会 鉱工業委員会 第20号(1947/11/27、1期、緑風会)

○川上嘉市君 只今松本議員の御説明でありますが、いわゆるミスプリントというやつは、我々の理解するところでは、條が違うとか字が違うというくらいならばとにかく、これだけの條文の全體に影響するというようなミスプリントということは、穩当ではない。然るに一字一句比較して直すときに、皆が印刷物によつて見てくれという御説明があつて、それによつて贊成した場合に、それによつて法案が適正に成立つや否や、これはこの會議には關係ないことでありますが、議會全體の運營に對して重大な問題だと思いますが、いずれ他の機會において、調査して見たいと思いますが、これについてお考えを伺いたいと思います。

第1回国会 鉱工業委員会 第21号(1947/11/28、1期、緑風会)

○川上嘉市君 若し大屋君のいわるる通りであるならば、審議に入る前に、この法案自身が若し違つておるということならば、これに入るのは如何かと思いますから、直ぐお調べを願いたいのであります。
【次の発言】 昨日私は所用がありまして午後の会議に出なかつたのでありますが、或る委員の質問に対して、商工大臣は、必ずしも三千万トンに達しなくても二千八百万トンでもいいというお話があつたというように仄聞しましたが、事実そういうお話がありましたか。
【次の発言】 そこで我々は少くとも三千万トンの目標を考えております。ずつと初めの際の大臣の御答弁の中に、殊に衆議院の方も参議院の方も、予定の生産を挙げたというときに、感……

第1回国会 鉱工業委員会 第23号(1947/12/01、1期、緑風会)

○川上嘉市君 私もその理事会に出ましたが、大体下條委員の仰しやつたように私も了解いたしております。

第1回国会 鉱工業委員会 第24号(1947/12/02、1期、緑風会)

○川上嘉市君 今回の臨時炭鉱管理法案の目的は、石炭の増産をするのにあるようであります。ところがこの増産についていろいろな疑義があつて、果してこういう方法を執るのがいいか惡いかということについて、事業者その他外部の一般の輿論が、効果が余りないだろうという意見が大分多いのであります。その反対の説があちこちに漲つているというような風潮を聞いております。何が最も障害かと申しますと、実は労務の方の能率が非常に挙らん。いろいろの調査を拜見しまして、可なり國で以て努力もしている。或いは又資材その他の供給についても優先的にこれを処置しているというようないろいろな点を加えて、その結果、どうかと申しますというと、……

第1回国会 鉱工業委員会 第26号(1947/12/04、1期、緑風会)

○川上嘉市君 第一條の「経済の安定に至るまでの緊急措置として」ということをいうと、それが全部であるかのようにちよつと感じますが、文章が拙いので、「措置の一として」というふうにされては……。経済の安定というものは石炭を増産すればよいように考えられるのですが、いかがですか。
【次の発言】 私はやはり石炭の増産は一つの措置であるから、「産業の復興と経済の安定に至るまでの緊急措置の一として」とある方がよいと思いますが……。

第1回国会 鉱工業委員会 第27号(1947/12/05、1期、緑風会)

○川上嘉市君 只今中川委員のお話に非常に大きな所でもつて能率がよくつて管理する必要がない、こういうようなものは今御予想になつておる中にそういうのがありますか、それを一つお伺いいたしたい。実は業者の方で非常に管理になることを希望しないのが沢山あるらしい。そんなふうに感じておりますが、若しそれを能率が上つて、お前の炭鉱はこれ以上になれば管理を解くのだ、こうやつたら勵みになると思いますが、それらの大凡その目標というものを各炭鉱毎に決められるようにしてやつたら、將來実際の増炭に非常な力になりはしないかと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 初めから除外するというのがありますかという最初の質問につい……

第1回国会 文化委員会 第3号(1947/08/26、1期、緑風会)

○委員外議員(川上嘉市君) 國字國語問題研究機關設置に關する請願が出てありまするが、その説明を私が帆足君に代りまして申上げます。御承知の通り一國の國語というものは、その國の文化の程度、それから國民の教育、或いは能率、或いは延いては待遇にまで影響する大問題でありまして、恐らくは日本語のごさくに非常に複雑化しておる國語は他に例がないようなふうに私は感じます。私の友人でオーストリーの統計局長をやつておられた人が、曾てオーストリヤで私が會いましたところが、自分は八ケ國の言葉をやつておる。それで今日本語を習いかけて見たところが、考え方が根本において違つておるからして、到頭これはまあ斷念してしまつたという……

第1回国会 文教委員会 第11号(1947/10/15、1期、緑風会)

○川上嘉市君 民主的國家の建設のために教育と工業生産というようなことが非常に重要であるということは今更申上げるまでもありません。この新しい教育の体制がこの國家の非常に財政逼迫の際に拘わらず新らたに出発したのは、皆この意味から出ておると考える次第であります。これについては今更申上げるまでもありません。私共の濱松工業專門学校が何故大学に昇格をお願いしたかというその特別の理由だけを一つ申上げて、皆さんの御参考に供したいと思います。  第一に説明でありますが、この濱松工業專門学校は創立以來すでに二十五年になりまして、卒業生が今日まで四千八百人程出ております。それらが皆それぞれ重要な地位において働いてお……

第1回国会 予算委員会 第3号(1947/08/20、1期、緑風会)

○川上嘉君 私は豫算の歳入の面から大藏大臣に質問したいと思います。歳入の面におきまして、最も重大な役割を擔當しております税務行政についての政府の對策についてお伺いしたい。かように考えております。政府におかれては今日種々の増税とか新税というものを計畫しておられます。これと關聯して當然に税務行政に關する對策が樹立されておるものと考えまするが、その對策を發表して貰いたい。こういう希望であります。
【次の発言】 人員の増加とか税務署の増設、或は質の向上は勿論必要な條件の一つであります。それは單なる必要なる條件の一つで、當面の問題を解決するためにはとても間に合はないのでありまして、勿論人員増加、或いは質……

第1回国会 予算委員会 第4号(1947/08/22、1期、緑風会)

○川上嘉市君 政府が勞働省の設置を提案されましたことは、我々滿腔の贊意を表する次第であります。ただ感じますることは、物價というものが最近非常に上つて參つております。そのために或いは約二億という豫算がそれで持つて行けるかどうか、又今日この物價政策が若し根本から崩れるようなことができるというふうになると、それとこの豫算という見地からして、果して本當の行政ができるかということには、私は非常に懸念を持つておる者であります。と申しまするのは、今度の政府がおできになつてから、この物價の水準を昭和九年、十年、十一年の、この三年間の平均の物價の六十五倍というのを以て安定帶としたい、こういうふうにしたいという一……

第1回国会 予算委員会 第5号(1947/08/26、1期、緑風会)

○川上嘉市君 實は前會の委員會におきまして、總理大臣に昭和十年を中心とした物價指數の六十五倍、それを物價安定帶とすうところの根據、そのためにどのくらい今度豫算に影響したかというようなことを御尋ねしたのでありますが、總理大臣は、自分はそういう關係のことはよく分らんからして、關係の大臣からよくお答えするということでありまして、そのままになつておりますが、例えば勞働省の設置の豫算に對しましても、この片山内閣になつてからマル公を大幅に引上げたがために、どれだけ豫算編成上に影響を及ぼしているか、その割合でも結構ですから、それをお尋ねしたいと思います。  それからそういつた物價の値上りというものが、實は健……

第1回国会 予算委員会 第7号(1947/09/16、1期、緑風会)

○川上嘉君 各位の方々の發言によりまして、殆ど私の發言する必要もないのでありますが、簡單な點を二、三御尋ねしたいと思います。先程各位から發言がありましたように、平均月收千二百圓で各廳間の給與の不均衡を是正するということは二・一ストの闘爭の直後において決つていたことでありまして、これが今頃になつて今日豫算委員會で承認を受けなければならんということは理由の如何を問わず遺憾であります。いよいよ職員一人當り月給百圓を支給するとのことでありますが、凸凹の調整は既に完全にできているかどうかということを先ずお伺いします。先程大藏省の出火の状況の報告によりますと、カード調査の資料もその他の統計資料もなくしたそ……

第1回国会 予算委員会 第11号(1947/10/13、1期、緑風会)

○川上嘉市君 大藏大臣が退場されましたが、この次には安本長官と両方御出席願いたいと思います。  私簡單に申上げますが、只今の千八百円ペースということは、実をいうと非常に無理だと考えておるのです。それは丁度昭和八年に私は西洋へ参りましたときに、外國人の俸給をずつと皆調べて見たのです。そのときにパリのフランス人の俸給が二千フランから四千フラン、丁度日本の今日の円における月給とほぼ匹敵する値段だつたのです。そこで若し同じ收入に対して、物價が当時のフランスと同じてあるならば、今日の円における物價が当時のフランスのパリの値段と同じであればいいのですが、ところが日本の物價は約四十倍になつております。当時富……

第1回国会 予算委員会 第12号(1947/10/15、1期、緑風会)

○川上嘉市君 林道のことでちよつとお伺いしますが、國有林を開発するときに、林道を民間で以て作らせる場合があると思いますけれども、そういうときにその林道を作つた、例えば三百万円、四百万円掛ける、こういうときに、その林道を作つたということに対する権利と申しますか、特権と申しますか、相当に尊重されるものでしようか、どうでしようか。それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 立木の代の中に含ませるには、その林道を作る費用が余り高い。例えば二里、三里の山の奥から運びますのに、一年に一万石というものを運ぶということはなかなか容易でない。ところが、三里の道を作るには恐らく今日では三百万円も掛かる。そうしな……

第1回国会 予算委員会 第13号(1947/10/21、1期、緑風会)

○川上嘉市君 私は木村委員の提案に賛成いたします。自由党の委員の方から御発言がありました通りに、税金を公平適切に徴收するためには、税法、税制その他待遇問題こういうふうに大別して、その一つ一つについて対策を講ずべきことは固よりのことでありまするが、木内委員や河野委員の御意見の通りに予算に関する問題としてここで待遇面についての小委員会を作るということは非常に当を得たることではないかと思うのであります。私はこの委員会の席上におきまして、度々税務職員の第一線の実情をお話申上げたのでありますが、固よりこういつた尨大な歳入面を担当しております、その約七割を賄つております租税をいかに公平適切に徴收するかとい……

第1回国会 予算委員会 第19号(1947/11/13、1期、緑風会)

○川上嘉市君 御趣旨のことは、勿論仕事を渋滞させないようなお考えであることはわかつておりますけれども、實際の仕事につきましては、なかなかそうは参らんことは、地方において私共は現に感じておるのであります。これは安定本部の関係とは申しません。そこで今日の場合は食糧増産は勿論、治山治水にいたしましても、道路の復興等にいたしましても、非常に急を要する、殊に北陸方面などにおきましては冬を控えておりまするし、もう今は一番大切な時で急いでおりますので、この予算成立の急ぐ場合におきまして、立所に着手しなければならん。そう言う点をお考え下さいまして、非常に簡捷に運ぶようにこの上とも御配慮を願いたい。私は外の委員……

第1回国会 予算委員会 第20号(1947/11/14、1期、緑風会)

○川上嘉市君 第一に爲替の問題でありますが、最近の貿易使節団のあの取引の爲替レートを聞く所によりますと、可なりの高下があります。或ものは百円そこそこでできておるものもあるという話を聞いておりますが、どのくらいでありますか。若し間違つておつたら御訂正願いたいと思います。或ものは四百円近いような話もある。あおれで結局内地の相場と見合いまして、ドルの値段で以て注文を受けて、その時に内地のそういうふうな非常に高いものはドル……同じドルに対して円を余計やるというような政策をとつておられるらしいですが、それが極端にひどくなるというと、例えば、先程想像を申し上げましたように、或ものは百円、或ものは四百円とい……

第1回国会 予算委員会 第26号(1947/11/28、1期、緑風会)

○川上嘉市君 大体委員各位のお話があつたわけであります。私も本予算に対しては非常に不満足ながら、併し結果において止むを得ず賛成するものであります。第一になぜ不満足かと申しますると、積極性というものが殆んどない。ただ辻褄を合わしたという感じであります。一つの例を申上げますならば、例えば政府は只今料理業を禁じている。これらはやつておれば相当の税が取り得るはずであります。併し止むを得ない事情で禁ずる。禁ずるのは宜い。ところが今日料理業者はいつこれを許されるということは全然分らない。非常に不安を持つて数十万の人がみんな待つているのでありますが、何故に、政府はこれであるが故に、こういうふうな料理はいけな……

第1回国会 予算委員会 第28号(1947/12/02、1期、緑風会)

○川上嘉市君 序でに電力についてお尋ねいたしますが、若し石炭があれば今日動かし得る火力発電が幾らありますか、ちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 その百万キロの中で、動いているものと動いておらないものとどのくらいでありますか。尚一万キロについて石炭が幾ら程要るか、それをひとつ。
【次の発言】 その遊休しておる分は、若し石炭を増産すればすぐできると思いますが、これ程拂底しておつて、一方において先程石坂委員のお話のあつた通り家庭では暗闇で暮らしておる、或いは工場は一週間のうち二日か三日しか動かんような状態において、四十万トンや五十万トンの石炭が産出できないということは、私ども工業家として永年……

第1回国会 労働委員会 第12号(1947/10/14、1期、緑風会)

○川上嘉市君 監督署の問題ですが、よく地方で寄附施行が非常に沢山來るということでありますが、何人についてどのくらいという標準の坪数でも指定されておりますか。全然放任でありますか。非常に或る所では、いま殆ど倍も入れるような所を造つておる所もあるのですが、何か折角寄附施行でやるなんというならば、何人でどのくらいの坪という御指定でもあつたらどうかと思います。
【次の発言】 先程からも千八百円の問題を大分維持するということについてお話がありましたが、これは労働大臣に御参考までに私自身の意見を申上げますけれども、御考慮を願いたいと思つております。この物價の問題は、結局するに今の物價が日本などは高過ぎると……

第1回国会 労働委員会 第21号(1947/11/18、1期、緑風会)

○川上嘉市君 労働大臣にちよつと自分のお考えとして申述べたいと思いますが、先程産業復興会議の御話がございまして、これに力を盡して大いにやろうというようなお話でございまして誠に結構でありますが、これは私は本会議でもちよつと申述べておいたのでありますが、若しこの復興会議というこのに、そこに食糧の生産者、これを入れない限りは、幾らやつても駄目だからということを申上げておいたのですが、実は経営者と勤労者、これだけの組合の連中等の会議になりますと、結局はお互いにこつちにもう少し余計寄こせというふうな議論が落ちになつてしまつて、本当の復興ということはむつかしいように私は考えております。これは今まで從來ずつ……

第2回国会 鉱工業委員会 第1号(1948/01/28、1期、緑風会)

○川上嘉市君 石炭というものは別に入つておるのではございませんか。
【次の発言】 実は私も理事会のときに田村さんと同じようなことを述べたのでありますが、別にあつても差支えないものであるし、今までもあつたのですから、それで置くことに賛成したのであります。

第2回国会 鉱工業委員会 第5号(1948/06/04、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(川上嘉市君) それではこれから開会をいたします。弁理士法の一部を改正する法律案が六月一日付託になりましたので、今日は政府委員から御説明を伺いたいと思います。駒井次官が御説明になる筈でしたが、外の方で手が拔けかねますそうですから、局長から御説明願います。
【次の発言】 それでは前回御説明がありました特許法等の一部を改正する法律案と、只今の弁理士法の一部を改正する法律案、この両方を一括しまして御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたしますが、時間が参りましたので、この改正法律案要項の三、四、五、は次の機会に御説明願うことにいたしまして、今日はこの程度で打切ることにいたし……

第2回国会 鉱工業委員会 第9号(1948/07/02、1期、緑風会)

○川上嘉市君 只今田村議員の御質問に対してお答えになつた商工大臣の、つまり三百倍にその炭價を上げた理由は、大人当りの生産が落ちたのが主なる原因だというお話がありましたが、これは実際商工大臣が一向石炭のことを御記憶がないのではないかというような、自分で伺つておつて感じを持つたのですが、去年十六トン何がしか落ちたということは、如何にも落ちておる。それから後に三百倍に上げたという理由は一つもない。実は石炭國管の問題のときに、石炭業者が幾らマル公を上げてくれと、マル公をそのときに幾らに値を上げればいいかということを聞いたときに、千円に上げて貰いたいという話があつたのは去年の十月頃だと思います。その時分……

第2回国会 鉱工業委員会 第11号(1948/07/05、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(川上嘉市君) それでは稻垣委員長は本会議の方に何か報告に行つておりますから、私が代りまして、これから委員会を開会いたします。連合委員会において、大体質疑が終つたものと思いますが、尚御質疑がございましたら、御質問の継続をお願いいたします。その前に衆議院の方で修正が出たところでありますから、その修正の結果を御報告いたします。
【次の発言】 如何でしようか、何か御質疑がありましたら……別に御質疑もないようでありますから、質疑は盡きたものと認めまして、只今から討論に入ります。事業者團体法案について御意見のある方は、それぞれ賛否を明らかにしてお述べを願いたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第13号(1948/03/31、1期、緑風会)

○川上嘉市君 それじや……。

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、1期、緑風会)

○川上嘉市君 医療が近來非常に高くなつて來まして、極く田舎の方でも一回の往診を頼んでそれに一日分の医薬を加えますと、約二百円というような程度になつております。それから歯科医のごときは歯を一本治すというと千円、二千円というのが殆んど通り相場なのです。それから又外科医の手術料が、極めて小手術と思われるようなものでも千円というような単位になつております。到底現在の國民の收入で以て賄い得ないような程度に逹しておるように我々は考えます。これが公定がどのくらいでありますか。又闇に対してどういうふうなお考えを持つておりますか。一應御返事を伺つて、續いて又御質問したいと思います。

第2回国会 予算委員会 第17号(1948/04/26、1期、緑風会)

○川上嘉市君 ちよつとお尋ねいたしますが、給與の基準は二千九百二十圓ですか。

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/27、1期、緑風会)

○川上嘉市君 新聞にこの間發表になりました勤勞所得税の改訂、それから法人税の改訂、それによりまして、どれだけ收入が減りますか、それをちよつとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 極く大體は分りませんか。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、そのための減少は幾ら程になるか分りませんか、その埋合せの財源はどこからお求めになるのですか。
【次の発言】 お尋ねいたしますが、この新らしい健全財政をやるためには、結局は闇をどう取締るかと、こういう問題に歸著すると思います。殊にインフレを破綻に導くか、導かんかということも、大部分それに影響するように感じます。實は前内閣時分の物價政策は非常な失敗と、世……

第2回国会 予算委員会 第31号(1948/06/16、1期、緑風会)

○川上嘉市君 今のに関連して……、只今の開拓の規模というものが余りに小さ過ぎると私は考えるのであります。曾て、前々内閣でありましたか日本の將來の開墾、干拓し得るその余地が百五十五万町歩あるという話を聞いた当時に私は意見書を出したことがある。それは要するに將來日本のますます殖えて来る人口を收容するためには、どうしても自分で食糧を或る程度まで自給する方に近付けなければならん。それには少しずつ、只今お話のように、一万二千戸ぐらいということだというと、人口の増加のほんの少部分であります。昨年の人口増加は百五十万とか百五十五万とか聞いております。そうしますると五人家族といたしましても三十万戸、その三十万……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/22、1期、緑風会)

○川上嘉市君 これは私は本会議においてもすでに質問したのでありますが、今回の総予算に対して、その筋から、これは三千七百円の給與ベースというものが確保されるということにおいて初めてこの予算が成立するのだから、三千七百円のベースを守らなければ今度出した総予算というものは根本に崩れる。だからしてその三千七百円をどうして守るかということについて、政府の確信はどうかということを聞かれた。それによつて暫く停滞したことがあるということを確かな筋から聞いたことがあります。それに対して政府はどういうふうな決心を以て、どういうふうな答弁をされたのでありますか。それを一つお尋ねしたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第38号(1948/06/29、1期、緑風会)

○川上嘉市君 近來官吏の能率が非常に下つているということは一般に言われておりますが、実際の仕事と、それからそれに対する人員、この割合、つまり能率というものがどういうふうに下つておりますか、或いは上つておりますか、その能率を調査いたしまする方式についてちよつと御説明願いたいと思います。官吏の能率をどういうふうな方法でお調べになつておるか。それでありませんと、人が多いとか少いとか言つてみたところが、これは水掛論になつて、これでこうだと言えませんが、仕事の分量がどのくらい殖えて、それに対して人間の量がどれだけ殖えている、而して果して能率がどれだけ下つていると、数字的に能率をお示し頂きたいと思います。……

第2回国会 予算委員会 第39号(1948/07/01、1期、緑風会)

○川上嘉市君 議事進行について……
【次の発言】 私は中西君と大臣の問答を聞いておりまして、何だかこの会期が切迫したときに、理論の遊戯のような嫌いがありまして一向に進捗しない。他に沢山の委員がいろいろまだ発言があるだろうと思います。願わくばもう少し進行できるようにして頂きたいと思います。
【次の発言】 先程からのお話を聞きましても亦実情から申しましても、この官公廳の團体交渉がありまする以上、段々に上るような傾向が見えるのでありますが、その場合に仮に三千七百九十一円ベースというのが、そこで線が違つただけ、それは予算にどれだけ影響しますか、影響をちよつとお尋ねしたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第40号(1948/07/03、1期、緑風会)

○川上嘉市君 最初にお伺いいたしますが、この物價を安定するということが今の日本の経済を救う上において、最も必要だと考えるのでありますが、物價廳の長官を安定本部長官に兼任すすということは、私は非常に不適当と考えますが、これについてお考えをちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 実は物價を決めまするときに、最も必要なことは物價の原價計算をすることである。原價計算の分る人でないと本当の計算はできません。適当な値段を決めることができないのでありますが、現在やつておられる長官にしても、或いは物價廳の次長にしても、物價廳の次長は確か労働問題をやつておられた方のように聞いておりますが、品物の原價というも……

第2回国会 労働委員会 第3号(1948/04/27、1期、緑風会)

○川上嘉市君 ちよつと政府委がにお尋ねしますが、新聞かなんかで勞働組合とかというように、多少これに對する異論ですか、或いは反對があつたようなことを聞いたのでありますが、その異論のある論據と、それに對する政府の見解を一つお尋ねをいたします。

第3回国会 商工委員会 第2号(1948/11/11、1期、緑風会)

○川上嘉市君 調査承認というのはどういうふうな……。
【次の発言】 私は委員長の意見に賛成です。

第4回国会 商工委員会 第1号(1948/12/08、1期、緑風会)

○川上嘉市君 この歳入の方に相当する今処理しておるものはどんな單價で以て評價をしておりますか。或いは高く賣つて、これだけ歳入になるということでありますか。
【次の発言】 そうすると処理しますときに、どのくらいの利益を見込んでおりますか。或いはマル公で処理することに計算したのでありますか。
【次の発言】 実際はもつと高く賣れるのではないですか。
【次の発言】 それから公團に当る人は手数料制ですが、どういうのですか。手数料はどのくらいの手数料を取りますか。
【次の発言】 鉄道の方の特殊物件というものは、やはりこれは兵器ですか。一般会計の方で見つもるのですか。



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算・労働連合委員会 第1号(1947/08/08、1期、緑風会)

○川上嘉市君 大臣に御尋ねいたします。今日物價が非常に上つて参りまして、政府のこの物價政策については、物價安定の基準にしている昭和九年十年十一年の平均價格の六十五倍というのが、段々崩れはしないかというような懸念がいたします。實はこの間名古屋の中部日本新聞において、大臣とそれから安本長官とが座談會をやりました。その時の話に、若し千八百圓という賃金の平均の基準が破れるようであれば、この次は六十五倍というのは百三十倍になりはしないか、こういう話が新聞に出ております。それから安本長官が、從來外國の例を見ても、平時の物價の平均の百倍以上になつた時には、インフレの止つた例がないと言つていることが新聞に出て……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第2号(1947/08/13、1期、緑風会)

○川上嘉市君 勞働の能率という點に関することでございますが、將來石炭が國家管理になりましたときに、勤勞の能率というものが實は今非常に下つておりますが、石炭の増産ができないというやつをいろいろ問い詰めて見ると、最後は勤勞の能率が惡いということに著するのじやないかと考えております。實は昨日も石炭廳の方に來て頂いていろいろ説明を聴きましたが、最後の結論はそういうふうになりそうであります。事變中に一人の一ケ月の生産が十八トン餘りであつたのが、今日五トン二分というように下つております。問い詰めて見て、結局やはり勤勞の意欲がないということが感ぜられます。これをやらん限りは、幾ら資材を供給し、資金を供給し、……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第4号(1947/09/26、1期、緑風会)

○川上嘉市君 國務大臣にお伺いいたします。本法案にあります恩給法というものは、これに接続して制定せられると思いますが、大体いつ頃お決めになるか。その御予定御腹案、又御規定なさるとすれば、恐らくは今日の物價の情勢でありましては、官公吏が一生の間勤めて、そうして老後を養うとか、或いは老後自分の住宅を作るとか、生活の安定を得るということになると、恐らくは今日の予算で言えば一人について百万円ずつ出してもまだ昔の一万円にも及ばぬというようなことになると思いますが、そんなことについて、どんなふうな御腹案を以つて将來おやりになるのでありますか。又御腹案がありますかどうか。その点について伺いたいと思います。こ……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第9号(1947/10/14、1期、緑風会)

○川上嘉市君 この官公吏の能率問題でありますが、実は日本の公務員の能率が非常に悪いということは、殆ど天下の通説だと考えております。これをどうして能率を上げるかという問題が大問題でありますが、この新しい法案において、それをどんなふうにして上げるかということを実はお伺いしたいのでありますが、その一つの例をお話いたしますが、例えば改定になりました後の物價政策であります。この根本の基準を昭和十年前後の三年間の平均の物價の六十五倍というのを安定帶とする。それに対して近付くようにと言いますか、それを標準にして、段々に物價のマル公を上げておるのでありますが、その上げ方が、見ておると非常に遅い。最近に至るまで……

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第2号(1947/11/29、1期、緑風会)

○川上嘉市君 停電のために実は各家庭で以て蝋燭がなくて非常に困つておる。制限をして置きながら家庭が皆暗黒になるということが、市民の生活をどのくらい暗くしておるかわからないのです。停電をすれば蝋燭の配給というものは当然やつて頂かんというと、蝋燭だけで以て一ヶ月に千八百円も二千円も要るといよううな状況であつて、誠に不幸である。是非一つこのようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 蝋燭はこれも前途の見透しでありますけれども、これを今度年間通ずるとか、或いは半年もやられるということであると、私共仕方がないから、ときどき七時に寝たり八時に寝て、仕方がないから寒い所で眞つ暗におるというような状況であり……

第1回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1947/08/20、1期、緑風会)【議会役職】

○仮主査(川上嘉市君) それではこれから第三分科会を開会いたします。私年長者の故を以て、規則の第七十五條によりまして、私が正副主査の互選会の管理をいたします。これより第三分科会の正副主査の互選を行ないます。
【次の発言】 只今島津さんから動議がありましたが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは主査に西川昌夫さん、副主査に木下源吾さんを指名いたします。  これで散会いたします。    午後二時十八分散会  出席者は左の通り。    委員            深水 六郎君            稻垣平太郎君            江熊 哲翁君            川上 嘉市君     ……


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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