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前之園喜一郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

前之園喜一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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このページでは前之園喜一郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。前之園喜一郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 司法委員会 第41号(1947/11/20、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私は非常に請願竝びに陳情に對する委員會の取扱ということに對して不滿を持つておる者であります。敢てこの司法委員會という意味でありませんが、私淺い經驗でありまするけれども、或る面においては愼重を缺き、又非常に熱意に缺けておる點があるのではないかという氣持がしてならんのであります。凡そ國民が政府に對し、或いは議會に對して陳情をいたしまするにつきましては、各方面から非常なる熱意と研究を持ち、又期待をかけておるのであります。參議院の委員會で通過したならば、これは實現するものであるというような非常に明るい希望を持つて迎えるのであります。ところが委員會などで取扱つておるものを見ると陳情が出……

第1回国会 司法委員会 第42号(1947/11/25、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 第六條によつて戸籍簿の根本というものが定められておるわけでありますが、百二十八條によつて、この規定によつて現在の戸籍を新法の戸籍とみなすと、こういうことになるわけでありますね。ところが、こういう規定がありましても、屆出があつた場合、例えば老夫婦と子と孫と一緒におる。子と孫だけで新たに戸籍の編製をして貰いたいという屆出があれば、それは當然受理されることになるわけでありますが、屆出がない場合にはやはりそのまま置く、こういう趣旨になるわけでありますか。  それから子供の屆出に關する問題でありますが、親子關係存在の訴訟が確定いたしまして、子供が離籍されるような場合、こういう場合に、實……

第1回国会 司法委員会 第43号(1947/11/27、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 百五十円以内とか、二百円以内というふうにありますが、実際支給する額を決めるのはどういうふうにして決めるのですか。それからもう一つ、第五條の一年間の收入が、つまり手数料が現在六千円という標準であるが、今大藏省と折衝中ですが、司法省としてはどのくらいをお考えになつておりますか。
【次の発言】 これは家族が何人の場合でしよう。
【次の発言】 それに達しない場合も補助するわけですね。

第1回国会 水産委員会 第13号(1947/11/06、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私は今江熊さんがお話になりましたことに、私の意見も同樣なことでありますが、申上げて見たいと思います。私は本職は弁護士でありまして、水産には全くの素人であります。ただ水産に一、二ゆかりの点を申上げますると、昭和十年頃に鹿児島市に中央魚市場を作りますときに私が提案いたしまして、私みずから建設委員長となつてあの市場を作つたというゆかりを一つ持つております。更に鹿児島港は昔のように狹いからこれを拡張しなければならんという議が起つたときに私が港湾調査委員長としていろいろな調査研究をしたというゆかりを持つております。最近におきましては鹿児島縣の水産興業協議会の顧問に推薦せられまして、深く……

第1回国会 水産委員会 第16号(1947/11/28、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 その前に簡單ですから……。私は素人で何も分らんのでありますが、今前の方からの御意見がありましたが、この緊急対策によつて要するに犯罪人を作るだけじやないかというような意見もあつたようであります。この緊急対策によつていろいろと取締が強化されるわけでありますが、その取締の具体的な対策、生産者に対し、或いは配給業者に対し、その他取締の関係に対する具体的な対策について簡單に御説明を願いたいと思います。  それからもう一つは、魚は今日殆んど主食同樣に取扱われ。又その必要が益々重大化して参つておるのでありますが、この緊急対策によつて從來に比してどの位配給量が増すのか。もつと具体的に御尋ねい……

第2回国会 司法委員会 第3号(1948/01/28、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 大分時間も遅いので極く簡單に二つほど、どなたでもお伺いしたいと思います。先ほど中部の管区長のお話であつたと思いますが、累犯が三八%くらいというお話がありましたが、大体累犯を犯すようになつた主なる原因はどういうところにあるのでしようか。善良な社会人を作ることに皆さん全力を注いでおられるわけなんですが、それが又間もなく入つて來るのは、どこに原因があるのかということをお伺いしたいと思います。  もう一つは、私は弁護士なんですがたびたび裁判所で申すのです。不当な未決勾留が非常に多いじやないか。未決勾留は逃走の虞れある場合、証拠湮滅の虞れある場合、この二つ以外にはない。ところが今日裁判……

第2回国会 司法委員会 第18号(1948/04/30、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私はこれを二つに分けて申上げますが、その前文として入れるということに対しては反対であります。第四條を削除するということは賛成であります。  前段に対する私の反対の意見はいつかも申上げて置きましたが、これは全く蛇足であると考えます。むしろこういう必要があるならば、訓令等を制定して、それによつてむしろ人を訓練して行くということに努力しなければならんのであります。仮りにこういうような前文なり或いは條文を入れて見たところが、その効果というものは全く期待できないと私は考えます。一片の法文によつてただそのすべてが正しく行くものであれば、実に結構でありますが、そういうことは期待できない。た……

第2回国会 司法委員会 第19号(1948/05/01、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 第七條でありますが、「代執行に関し不服のある者は、訴願を提起し、」とありますが、この「代執行に関し」というのは、読んで字の通り、代執行が済んでからという意味に取れるわけでありますが、若しそうであるということになると、訴願を提起して、それが訴願が成立つても結局目的は達せられないというような結果になる虞れがあるように考えるのであります。これはやはり文字通りに、代執行がすでに済んでからという意味になるのであるか、或いは第三條の第一項の代執行の通知を受けた者が訴願を提起するという意味であるのか、その点を一つ御説明願いたい。

第2回国会 司法委員会 第20号(1948/05/04、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 連合会の副会長さんに伺います。副会長の御意見よく承つたのでありますが、御意見は連合会の総会、或いは役員会の意見を相當織込んだ御意見であるのか、或いは副会長個人の御意見であるのかということを先ず承りたい。
【次の発言】 連合会の綜合的な御意見と承つてよろしいのですね。
【次の発言】 理事会の決議が結局結論になるわけだろうと思いますが、結論は結局理事会全会一致の意見であるのか、或いはそれに対する多少の反対もあつたわけですか。
【次の発言】 全会一致ですね。それからもう一つ連合会から、地方の弁護士会に対してこの問題について意見を求められたことはないわけですね、積極的に。

第2回国会 司法委員会 第21号(1948/05/05、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 裁判官の報酬等に関する法律案の第十條であります。先程御質問がありましたが、これによりますると、「その他の給與の額を増加し、」とこうなつております。その他の給與を最高裁判所で増加されることは差支ないように考えるのでありますが報酬につきましては、こういうような法律が出ておるのでありますから、そういう必要があれば、法律によつて改正するということが正しい行き方のように考えるのでありますが、その点について政府の御所見を承わりたいと思うのであります。  それから第三條に、「報酬の号は、最高裁判所が、これを定める。」こういうことになつておるようであります。最高裁判所はどういうふうにして定め……

第2回国会 司法委員会 第23号(1948/05/07、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 この両法案に直接の関係はないのでありますが、この二つの案が通過いたしますると、まあ十分ではありますまいが、裁判官並びに檢察官の問題は、一應けりが付くのではないかと考えるわけであります。この前小川さんであつたと思いますが、御質問になつたようでありますが、私共九州班の視察に参りまして、各裁判所に参りました際にも、裁判所長その他の関係の方からも特にお話があつたのでありますが、それは裁判所の書記これは無論憲法上何も保障されておるわけではありませんが、仕事の上におきまして殆んど判事と不可分の関係にあります。実に多忙な仕事をしておられる。公判の書記のごときは、清書されるのは殆んど自分の家……

第2回国会 司法委員会 第26号(1948/05/20、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 極く簡單に二、三點お尋ね申上げたいと思います。  第一は先程鬼丸議員から御質問がありました恩給の關係でありますが、これは檢察官、裁判官、その他の一般官吏の恩給にも相當關係するわけでありますが、現在の恩給法というものを近く御改正になるようなことがあるのであるかどうか。若し現在の恩給法がそのまま改正されないということになりますと、新俸給令による恩給額というものが非常に高くなる。多い者は一年十數萬圓の恩給を受けるということになるのではないかと考えるわけであります。國家の財政の面から言つても非常に大きな問題であると考えるのでありますが、そういうような點、特に最近行政機構改革等がありま……

第2回国会 司法委員会 第30号(1948/05/25、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 第一條でありますが、これは申すまでもなく、法律の適用の範圍を定められたものであると思いますが、今專門調査員の御答辯によりますると、結局實體法上全く不法に拘束されておるという者が殖えて來ると、犯罪がないのに拘束させられておることが明瞭である場合は、やはりこの法律でやるようになる。こういうような御説明であつたと思います。そういうことになると、非常にこれは個々の法律の適用について混雑を來するのではないかと私は考えられるわけであります。御説明は私は一應納得いたしました。この第一條の説明中にありまする法律上の正當な手續の要件は、一、拘束が形式的に法規の根本に基くこと、二、拘束が法律の定……

第2回国会 司法委員会 第47号(1948/06/25、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 この法案には、裁判所法であるとか、裁判所構成法であるとか、その他いろいろの関係の法規があるようですが、これを参考に、何か拔萃して頂きたいと思います。
【次の発言】 この法律案に対して各方面から相当に根強い反対運動が行われておるように聽いておるのでありますが、政府に対してもそういう反対運動がありますならば、反対しておるところの理由並びにその反対理由に対する政府の御見解を承わつておきたいのであります。  それから第一條に「不特定の相手方」とあります。この不特定というのが非常に漠然としております。例えば一定の人、住所氏名も分つておる人を相手にする場合、或いはグループだけを相手にする……

第2回国会 司法委員会 第48号(1948/06/26、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 最高裁判所からお出でになつておるお方にお伺いしたいのですが、九州の各縣から福岡高等裁判所支部設置の陳情は、現在ここに出ておりまするのは、宮崎と長崎だけでありまするが、その外熊本、鹿兒島からも出ております。すでに鹿兒島の分は衆議院においては、採択になつておる。最高裁判所、その他関係方面にも陳情が出ておるのでありますが、それらのことについて申上げます前に、二三質問いたします。九州各縣の現勢、つまり地域、廣さ、それから人口、これは鹿兒島などはよく分つておりますが、その他について分りませんので、そういうようなことを詳細に御説明願いたいと思います。尚非常に縣に島を包含しておるところが多……

第3回国会 運輸委員会 第1号(1948/10/15、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 只今の丹羽先生の動議に賛成いたします。

第3回国会 運輸委員会 第9号(1948/11/29、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私席を外しておりましたので政府の説明を聞いておりません。或いは説明のあつた所であるかと思いますが、そうであればそうで後程速記録で拜見しますから御答弁は要りませんが、御説明がない所であるならば、簡單に御答弁を願いたいと思います。  第十條のいわゆる指導と統制ということをもう少しはつきり具体的に教えて頂きたいと考えます。それから第十條の委員を五名にせられた理由、それから第十二條の委員を運輸業、工業、商業又は金融業こういうものに限定せられた理由、それから同條の三の二「禁こ又は懲役に処せられた者」とありますが、これは復権した者はどういうことになりますかという点、それから第十五條の名誉……

第3回国会 法務委員会 第11号(1948/11/30、1期、民主党)

○委員外議員(前之園喜一郎君) 鹿兒島に高等裁判所の支部を設置して貰いたいということは、縣民の非常なる熱望であります。前の國会から引続いて各方面にお願い申上げておるわけでありますが、今日においても強く熱望いたしておる点においては変りはないわけであります。御承知の通り鹿兒島は交通関係におきましてもいろいろ不便の点もありまするし、又事件の数から申しましても、先般宮崎に支部が設置になりましたが、宮崎縣の殆んど倍以上もあるというような実情であります。縣におきましても、縣会で全会一致決議になつております。予算関係におきましては、縣が百万円、市が百万円、市町村会で百万円を支出することに議決されております。……

第6回国会 運輸委員会 第1号(1949/10/29、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 旅客運賃の問題について具体的にどういうふうな答申があつたかということを承わりたい、貨物の方は九割ということですが、具体的に数字を一つお示し願いたい。
【次の発言】 大体答申の結論だけでよろしいのですが。
【次の発言】 四段階というと、どういうふうに切るわけでありますか。

第6回国会 運輸委員会 第7号(1949/11/25、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私は欠席しておりましたので或は質問が重複することになるかも知れませんそういう場合は御注意下されば質問しません。第三十九條の第一項に、「毎事業年度の予算を作成し」という言葉が使つてあるのですが、この三十九條の全体から考えて、私はむしろこれは予算というよりも予算の草案を作成するというようなことになるのじやないか。昨日来非常に議論があつたのですが、いわゆる独立採算制というものに基いたところの自主的な予算というものが考えられる国有鉄道が、一つの案を作つて運輸大臣に出して、運輸大臣がそれを認定すれば大蔵大臣に送付して閣議にかける。いわゆる閣議にかけて決めたときに予算という言葉が使われる……

第6回国会 運輸委員会 第8号(1949/11/26、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 政府委員の御答弁によつて大体犯罪容疑の輪廓だけは分つたわけでありまするが、相当長い期間に亘つて、而も多額の物品を東京車掌区の三分の一以上の容疑者が関係しておるこの大きな事件をまき起したということは、実に遺憾に堪えない気持がするのであります。終戰このかた鉄道の貨物、小荷物、手荷物等の事故、いわゆる拔き荷等の事故、或いはこの小包の事故というものは頻々として起つて、国民にも非常に大きな迷惑をかけている。又鉄道に対する信用というものが非常に薄くなつておつたことは争われない事実であると考えるのでありますが、最近幾分よくなりつつあつたという気持を私共は持つておつたのであります。ところがあ……

第6回国会 運輸委員会 第9号(1949/11/27、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 この二條によりますると、結局「過去一年間における事業実績書を添付して運輸大臣に提出しなければならない。」ということになつております。そうすると新たにできた法人に対しては、この條文の解釈で行くと補助の申請ができないというふうに考えられるのですが、この点どういうような御趣旨でありますか。
【次の発言】 併し二條ではつきりと「事業実績書を添付して」ということを明記してある以上、條文の解釈から言うと、新らしくできたものには補助ができないということになるのではないのですか。これを新らしいものにも適用するという解釈は少し無理だろうと思います。

第6回国会 運輸委員会 第11号(1949/11/29、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 一通り済んでからの方がよくはないかと思います。
【次の発言】 一井さんと小山さんの御意見を承わりたいと思いますが、御両氏とも大体値上には御賛成のようですが、ただ個々の問題についてはやはり多少御意見があられるのじやないかと思うのです。例えば先程からお話のありました木材、石灰石、こういうものは殆んど八割値上によつて業者は壊滅的な打撃を受けるような者もあると思うのです。例えば木材の例をとつて申上げますと、遠距離のもの、例えば北海道から阪神、東京地区に送るようなもの、或いは南九州からそうした地方に輸送されるものなどは、この運賃の値上によつて原木は只になる、只になるだけでなく尚足が出る……

第6回国会 運輸委員会 第12号(1949/11/30、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 先ず最初に運輸大臣にお尋ねしたいと思いますが、先程村上先生から本多国務相に質問がありまして、本多国務相に若しこの法案が否決せられました場合にはどうするかという御質問があつて、これに対して御答弁があつたのであります。運輸大臣も若しこの法案が否決された場合に、実際上においてどういうような影響があり、どういうふうに善処できるかという具体的な点について御答弁を願いたいと思います。  次にこれもやはり村上先生が本多国務相に御質問になつたそうでありますが、昭和二十四年九月二十三日本委員会において決議いたしましたものを運輸大臣にもお渡ししてあると思うのでありますが、御受取りになつておるなら……

第6回国会 運輸委員会 第13号(1949/12/02、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 もう分りました。
【次の発言】 ホテル法案につきましては、私もう少し……。第七條ですがね、家屋税の……。
【次の発言】 この第七條の家屋税の減額の点について地方自治委員会に諮られたところが、地方自治委員会ではこれを全面的に否決せられたということでありますが、そういうようなことがあつたか、どうか。又この家屋税の減額について地方自治委員会はどういう意見を持つておるか。又主管大臣はどういう意見を持つておるかということを一応聞いてみたいと思います。そうして主管大臣と……。委員がおるんでしたね。参議院にも委員がおるんじやないかと思うのですが、地方自治委員の方を一つ……。これは地方自治委……

第7回国会 運輸委員会 第3号(1950/01/25、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 小泉さんは運輸委員になつたんですか。
【次の発言】 あれは党派仁割当とか何とか、今までなかつたわけですか。大体党派に割当になつているのではありませんか。
【次の発言】 そうすると、今出ておるのはどういうふうなことですか。よく知りませんが、緑風会は……
【次の発言】 それから社会党……
【次の発言】 それから丹羽さんですね。
【次の発言】 従来、私はよく知らないのですが、理事の割当はどういうふうなことになつておつたんですか。現在のように各派に割当をする……
【次の発言】 それで理事をここで選定したわけですか。
【次の発言】 併し何じやないですか。やはり党派というものを考えられて……

第7回国会 運輸委員会 第8号(1950/03/17、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私は今日御説明になつたのはあと廻しにして、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案について質疑を許されることをお願いいたします。
【次の発言】 運輸大臣にお尋ね申上げますが、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に関連する予算について、実は私は二十二日に総理大臣と大蔵大臣を予算委員会に出席を求めているのでありますが、本日丁度いい機会でありますから、運輸大臣に一通り御意見を承つて置きたいと考えるわけであります。  この特別会計になつております見返資金というものの本質について、運輸大臣の御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 見返資金というものは、ここ数年に亘つて約六千億に近いもの……

第7回国会 運輸委員会 第9号(1950/03/23、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私は逐條的に説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 この前は説明は大臣の一般の説明だけなんですね。この案の逐條の説明をして貰いたい。
【次の発言】 簡単に二、三質問いたします。第二條の水域の測量、御説明によると、日本沿岸海洋ということですね、それは第十四條に関連を持つことが多いのですが、もう少し水域の中とか面積とか、或いは土地測量の範囲とかというものについて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 土地の測量……。
【次の発言】 第十四條にあります「且つ、当該物件の現状を著しく損傷しないときは」の当該物件というのは、あなたのお考えになつておるのはどういうものがあるのでしよ……

第7回国会 運輸委員会 第10号(1950/03/28、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 列車増発によるサービスの点については、只今御説明を承つたのでありますが、先程高田先生からの質問がありましたように、遠距離の旅客に対するサービスということは、最も重点的に考えなければならん問題じやないかと思うのであります。鉄道は公共企業体であり、独立採算性を堅持しなければならないという建前ばかりを考えておつてはいかんのじやないか。鉄道というものは国民の交通機関であるという公共性を私はやはりこの列車のサービスということね強く織り込んで考えなければならんものじやないかと思うのであります。現在の或いは又将来の列車増発ということを見てみると、どうも都会中心主義に偏しておる。東京、大阪と……

第7回国会 運輸委員会 第11号(1950/04/04、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 簡單なことですが、第七條ノ二にありますこの事業計画ですね、事業計画というものはどういうものを政府としては考えておられるのかお伺いします。
【次の発言】 ああそうですか。それならば第九條について少しお尋ねしたいのですが、この倉庫業者ですね、犯罪に用いるところの物、或いは犯罪によつて得た物、例えば密輸入の品物であるとか、密輸出をやる物品などを預つて呉れという申込をされたときに、そういう事実が分つておる場合には、倉庫業者はこれを拒絶をしなければならんですね、当然……
【次の発言】 非常に大事なことだと思うのです。これは港附近の倉庫に積出す物を持つて来て預けるというようなことがよくあ……

第7回国会 運輸委員会 第12号(1950/04/06、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私も本案に賛成をいたします。ただ私の希望を申上げておきたいのは、先般も質問いたしたのでありますが、現在いろいろな環境におきまして、倉庫というものが不正に使用せられる場合がある。或いは業者がそれら不正行為を行う者と結託して倉庫が不正に使用せられてあるものが往々あるように見受けられるのであります。政府当局はこういうような場合には刑法によつて適当に処罰するのであるから、それ故に別にこの法律によつて考える必要はないというような御意見であるようでありますが、私はそれは聊か不親切な考えであるように思われる。私はこの法律によつてそこまで追込まないで防止する方法があると思います。それは事業計……

第7回国会 運輸委員会 第17号(1950/05/02、1期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 昨日質問してありますから御答弁をお願いしたい。
【次の発言】 これは裁判所は東京地方裁判所ですね。
【次の発言】 これは部は違いますか。
【次の発言】 同じ部ですね、裁判長は一緒ですか。
【次の発言】 この公労法の三十五條によつて、私共は当初からこういう判決があるということははつきり分つておるということを私はこの前の委員会でも申上げたんです。三十五條に「当時者双方とも最終的決定としてこれに服従しなければならない。」ということがある、これはこの三十五條はつまり当事者の関係を決めたのであります。十六條の第一項の方は、政府と当事者の労組側との関係を大体において謳つてあるのだというこ……

第7回国会 懲罰委員会 第3号(1950/04/04、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私は遅刻して出ましたので、これまでどういう審議が行われておるのかよく分からぬのでありますが、只今御発言がありましたように、この問題はむしろ私は背後関係に重大な感心を持つておる。小川君が予算委員会においても、長い時間に亘つて反対の討論をやつた。それに又本会議においても反対の討論をやつておるのですが、それにも拘わらず白票を投じたということについて、議場の内外においていろいろな相当信ずべき噂さが流布されておる。それ故に私は議院運営委員会においても、この背後関係を十分に調査すべきであるという発言がなされて、これが全会一致で可決せられて、議長がそのことを本委員会に要望されておる。即ち議……

第7回国会 懲罰委員会 第4号(1950/04/05、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 小川さんは分科会は第一分科会でしたね。
【次の発言】 分科会の表決の際は反対だつたのですか、賛成だつたのですか。
【次の発言】 反対ですね。
【次の発言】 四月二日の予算委員会における討論ですね、これは非常な熱意を以て御論議になつたようなんですが……
【次の発言】 これも無論あなたの本心ですか。
【次の発言】 説明は要らないから、本心であつたかどうかということだけ言つて下さい、時間がありませんから……
【次の発言】 それが本心であつたかどうかというのです。ただ一つの意思表示であつたのが、心からそういう反対討論をなさつたのかということですが。

第7回国会 懲罰委員会 第5号(1950/04/07、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 私は民主党を代表いたしまして、本懲罰事犯に対しまして、小川君を国会法第百二十二條の四によつて、除名すべきものであるということを申上げたいと思うのであります。議長の宣告によりまして懲罰事犯の内容は明瞭になつておるのであります。更にこれに加うるに、議院運営委員会の総意によつて、小川君があの醜態を演ずるに至りました内面の調査を要望せられておつたのでありますが、私共は、この点に深く留意いたしまして、あらゆる角度から事犯の調査に努力いたしたのでありますが、残念ながら短時日の間にその真相を究明することができなかつたのであります。これは甚だ後味の惡いものが残るのでありまするが、いずれ他日他……

第7回国会 予算委員会 第4号(1950/02/14、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 証券界が非常に混乱したことはすでに御承知の通りでありますが、今日あたり株は暴騰しておるようですが、これは見返資金か何かの放出があるというようなことを考えられておるようですが、この安定せしめる対策、どのぐらいで安定するのが一番よいのか、或いは将来の見通しというようなことについて一つお伺いいたします。
【次の発言】 具体的な対策は……。
【次の発言】 中小企業の立場から附加価値税に対する御感想を簡單に伺いたいと思いますが。

第7回国会 両院法規委員委員会 第2号(1950/02/14、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 互選に入ります前に、一言申上げて御意見を承りたいと考えます。この両院法規委員会は、法規の示すごとく委員の互選によつて委員長が決まることになつております。ところが議院の運営を滑らすにするという趣旨の下に、この前の前の委員長の選挙に当つて、各派から二名ずつ交渉委員が出られて、そうして各常任委員長、特別委員長なりにこの両院法規委員長を含めての協議の結果、民主党に割当があつたのであります。これは御承知の通りであります。そうして当時私は両院法規委員でありましたが、少しく健康を害して一、二回しかその会に出ませんでした。結局参議院の各派の代表の一致したる申合せというのは認められないで、遂に……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 運輸委員会 第3号(1950/07/22、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 私ここ少し健康を害して席を外しておりましたので、動議の内容について知らないのであります。極く簡單でいいですから、どういう動議かお伺いしたい。又その動議はどういう法律上の根拠によつて出ておるのかをお教え願いたいと思います。
【次の発言】 その動議の法規上の根拠を教えて頂きたい。運輸委員会としての職務権限によるのであろうと思うのですが、その根拠をですね、法規的根拠を一つお教え願いたい。
【次の発言】 大体分りましたが、只今の動議の提出者の御意見は先例がある、こういう先例もあるのだから動議を出したのだということになるようでありますが、私の承つておるのは運輸委員会というものは国会法、……

第8回国会 運輸委員会 第9号(1950/07/29、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 審議の参考に供したいと思うのであります。只今の決議案並びに決議案提出の理由に対して運輸大臣の御所見を承わりたいと思います。
【次の発言】 大臣に国務大臣としての御所見を承わりたいと思います。憲法によりまして国会は調査権を持つておるわけでありますが、国会のこの調査権というのはすべての国の問題に対して広汎無制限に行われていいものであるかどうか。これは非常に大きな問題であつて従来も各方面で論議せられておるところであります。例えば法務委員会におきまして検察官並びに裁判官等の職務に対して調査をやる。ところがこれに対して朝野法曹はこれはいわゆる国会に認められた調査権を逸脱するものであると……

第8回国会 決算委員会 第1号(1950/07/17、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。参議院規則第三十條により理事の互選を行います。本委員会の理事の数は各派の申合せによりまして六名とする趣きでございますが、六名といたしまして御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないものと認めます。互選の方法は如何いたしましようか。
【次の発言】 只今の中川委員の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないものと認めます。それでは委員長が僭越でございますが、指名いたします。池田七郎兵衞君、中川幸平君、岡崎真一君、溝口三郎君、カニエ邦彦君、相馬助治君、以上六名の方々に理事をお願いいたします。  本日の議事日程は……

第8回国会 決算委員会 第2号(1950/07/19、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。本日の議事日程に入ります前に、昨日委員長と理事の打合会をいたしましたので、その結果を御報告を申上げて御承認を願いたいと存じます。  昨日打合せをいたしましたことは、第一に、この決算審査方針というものが昭和二十二年の八月六日に議決せられておるのでございます。ところがこの審査方針の中に、両議院の決定の單一化ということを強く考えられて、衆議院と参議院の合同審査を行うという方針が確立せられておるのでございます。ところがこれまでの実績によりますると、合同審査が行われたことは殆んどないように聞いておるのであります。それは、その決算の取扱の時期……

第8回国会 決算委員会 第3号(1950/07/21、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) それでは只今より決算委員会を開会いたします。先ず最初に理事辞任に関する件を議題に供します。理事池田七郎兵衞君より理事を辞任いたしたいとの御申出がありましたが、これを許可することに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないものと認めます。池田七郎兵衞君理事辞任の件は決定いたしました。
【次の発言】 次に昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、二十三年度特別会計歳入歳出決算を議題に供します。  先ず最初に年度繰越の件を議題といたしまして御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 谷口委員にちよつと申上げますが、今主計局長がお見えになつたのですが、今の問題、非常に大……

第8回国会 決算委員会 第4号(1950/07/24、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今から薪炭需給特別会計の件を議題に供します。先ず林野庁長官横川信夫君の御説明をお願いいたします……今長官は他の委員会に出ておるそうでございますから、薪炭課長の濱田説明員に一応御説明をお願いします。
【次の発言】 それでは次に会計検査院の第二局長小林説明員の御報告を求めます。
【次の発言】 御質問のあります方は御質問をなさつて下さい。何か御質問ございませんか。
【次の発言】 外に御質問ありませんか。
【次の発言】 それでは浜田説明員の方に申上げますが、只今カニエ委員から要求もありますので千三百九十一名の配置転換の内訳を詳細に御報告願います。

第8回国会 決算委員会 第5号(1950/07/28、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。  昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算を議題といたします。
【次の発言】 人事院から給与局長の瀧本さんが見えております。それから大蔵大臣がもうすぐお見えになります。
【次の発言】 今大蔵大臣が来ますが、ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 只今千田委員から御発言がありました通りに、本問題は会計検査院と大蔵省との間に完全に意見が対立いたしております。人事院の解釈もやや会計検査院の御見解に近いものがあるように聴取したのでありますが、只今千田委員の御発言の通り……

第9回国会 決算委員会 第1号(1950/11/24、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) それではこれより決算委員を開会いたします。  先ず昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、及び昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算を閉会中小委員会にて継續審査をいたして参りましたので、前小委戸長棚橋小虎君よりその経過を御説明をお願いいたします。
【次の発言】 只今の小委員長の御報告に御質疑はございますか。御質疑がございましたら御質問をお願いいたします。御質疑はございませんか。御質疑がなければ進行いたします。よろしうございますか。  前小委員長の御報告にもありましたように、当決算につきましては審査を完了しておりませんので、参議院規則第五十五條によりまして会期の始めにその旨の……

第9回国会 決算委員会 第3号(1950/12/09、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今から決算委員会を開会いたします。  先ず最初に理事の補欠互選を行いたいと思いますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 その方法は如何いたしましようか、お諮りいたします。
【次の発言】 只今のカニエ君の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 それでは私から指名いたします。仁田竹一君にお願いいたします。
【次の発言】 次に公団等の経理に関する小委員会小委員長棚橋小虎君から、特別会計政府関係機関及び終戦処理費の経理に関する調査の結果の御報告を願います。
【次の発言】 只今の小委員長報告に対しまして、御質疑及び御意見がございましたら、御発言をお願いいたします……

第10回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1951/08/15、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 ちよつと簡単ですが、一番最後にあるところの施設、これは国の施設ばかりではないわけなんですね。地方の施設もあるのですが、これは国の施設になるのですか、全部。或いは地方の施設を兼ねるというようなものもあるわけですね。
【次の発言】 そうじやないのじやないですか。通信だけですか。
【次の発言】 最近鹿児島の新聞か何かわからないが、施設の調査に来られたということが出ているのですがね。二十六年度に施設費を相当かける。今のところの飛行場では少し狭いとか、それを拡張するのに幾らとか予算に見積りをつけたということを言われたということが新聞に書いてあるのですがね。やつぱりそういうような飛行場の……

第10回国会 運輸委員会 第2号(1951/02/09、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 次回に保留して置きます。
【次の発言】 この大体の説明は聞いたのですが、各項目に関する説明書のようなものを参考に御提出を願えれば非常に私ども研究する上に好都合だと思うのです。なお一見してわかるように説明書その他の表を付けて御提出を願いたいと思います。
【次の発言】 いや、それは書いてあるのですが。
【次の発言】 折角これをお出しになつたのですから、この後に大体のことをお書きになり御提出頂きたい。
【次の発言】 今と同じことですが、先ほどから申しますように、折角こういうものをお出しになるのならば、一見して明瞭になるように親切丁寧に一つ出してもらいたいですね。單に形式的にこういう……

第10回国会 運輸委員会 第9号(1951/03/17、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 二、三お尋ねいたしますが、提案者のお一人である岡田先生は、その筋の権威者でありまして、大体私どもも大した意見もありませんが、ただ根本的な問題について私は釈然としないものが二、三あるのであります。それらの点についてお尋ね申上げたいと思いますが、岡田委員のほうで御説明なされ、なお国有鉄道或いは政府のほうで、補足的に御説明下すつても差支えありません。先ず第一にお尋ねいたしたいことは、この法律案の提案理由によりますると、今後の計画路線を完成するためには、約五百億円を必要とするということでありますが、池袋―神田間の建設計画というのは四十八億を必要とする、大体約一割くらいの費用を以て今度……

第10回国会 運輸委員会 第10号(1951/03/19、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 一昨日でしたか、私は総体的な質問をいたしたのでありますが、その際政府としての御所見を承わりたいということを申上げたところ、政府委員が、自分は監督局長としての意見であるということで非常に案外に思つたわけであります。結局今日は同じことを繰返すことになるわけですが、今後少くとも政府委員として出られるかたは、運輸省或いは日本国有鉄道というものの総合的な意見をまとめて、そうして少くとも御答弁は政府の答弁として我々が了承することができるようなことにしなければいけないのだと私は考えておるわけであります。この点特に委員長にお願いいたしまして、将来ここで政府として答弁される者が、これは私の個人……

第10回国会 運輸委員会 第27号(1951/05/30、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 山崎運輸大臣は現内閣の副総理格のかたであります。又私ども平素非常に信頼を寄せている大臣であられるので、ここで私は通り一遍の儀礼的な応答でない極めて建設的な御意見をお伺いしたい、かように考えております。  先ほど菊川委員の御発言の中に、数字も非常に小さい、約四百万円ということでありますが、私ども決算をやつておりまして、何億、何十億という不正を毎日見ているものからすると、四百万円というのは非常に小さい感じがいたします。この決算に現われて参りますもの、大臣はよく御承知でありましようが、これを拾つてみると非常に大きな不正が起きておる。例えば薪炭特別会計のごとき五十余億幾円も、或いは只……

第10回国会 決算委員会 第1号(1951/02/03、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。  昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算を議題といたします。  本日は昭和二十三年度決算検査報告書の三百十から三百十四、国有財産の売渡価格が低価に失したもの、これを御審議を願いたいと思います。先ず会計検査院の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 大蔵省のほうの御説明を願います。
【次の発言】 只今の政府の御説明に対し会計検査院のほうで何か御意見ございますか。
【次の発言】 深川委員に申上げます。その当事者が同一人であるかどうかということもよくわかりませんので、なお研究して次回にここで申上げます……

第10回国会 決算委員会 第2号(1951/02/05、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。  昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算を議題といたします。本日は昭和二十三年度決算検査報告書の三百十七から三百二十三の御審議を願います。会計検査院の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 大蔵省の御説明を願います。
【次の発言】 よろしうございますか。ほかにございませんか……。それじや私から忠説明員にちよつとお尋ねいたしますが、先ほど表見代理のお話がありましたがね、表見代理はどの程度なんですか。
【次の発言】 そうすると収税関係の事務官、或いは雇以外のものですね、そういうものが収税した場合はど……

第10回国会 決算委員会 第3号(1951/02/09、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) それではこれより決算委員会を開会いたします。  本日は一昨日審議未了になつておりました厚生省関係の四百八十と四百八十五を先ず御審議をお願いしたいと思います。最初に四百八十五の御審議を願います。それでは四百八十五に対する厚生省の御答弁が残つておるようでございますから、先ず御答弁をお願いいたしまして審議を継続いたします。それでは政府委員の慶松薬務局長から先ず御説明を願います。
【次の発言】 今の御説明に対して御質問ございますか。
【次の発言】 今の溝口委員の御質問の要旨は、司令部の命令があつたということは無論御説明でわかつているのですが、そのほかに代行機関とする何か法律……

第10回国会 決算委員会 第4号(1951/02/12、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) これより決算委員会を開会いたします。  本日は農林省関係の一昨日の続きを御審議願います。四百九十三号乃至五百号を議題といたします。雪  会計検査院の説明を求めます
【次の発言】 政府の御説明を求めます
【次の発言】 御質問ございますか
【次の発言】 溝口委員、何か参考書類を出してもらいますか。
【次の発言】 ほかになければ次に進みます
【次の発言】 会計検査院にお伺いしたいのですが、四百九十四号、これは七月十一日に価格改訂が行われているのに、七月二十一日、二十三日に旧価格で渡しているということなんですが、会計検査院のほうではこれは不注意によつてこういう問題が起つたの……

第10回国会 決算委員会 第5号(1951/02/14、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。  本日は昨日に引続きまして五百一から五百十二を議題といたします。溝口委員の質問に対する政府の答弁が残つておりますから、それを先に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 別にございませんか。
【次の発言】 具体的に説明願いたいということだと思いますが、あなたのほうで請負業者に対して責任を追及すべきものは追及している、こういうわけですが、その内容を聞いているわけです。
【次の発言】 別に御質疑はございませんか。
【次の発言】 私のほうから少しお尋ねしますが、この利益は一億三千万円くらい減つておるわけですね。六億六千五百九十万円、そ……

第10回国会 決算委員会 第6号(1951/02/16、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。本日は運輸省に入りまして、先ず最初に五百十九号から五百二十六号の御審議を願います。会計検査院の御説明を求めます。
【次の発言】 政府の御意見を承ります。
【次の発言】 御質疑を願います。
【次の発言】 港湾局長何かこの五百二十四号について説明はありませんか。
【次の発言】 別にございませんか……。別に御質問がございませんければ五百十九号乃至五百二十六号は審議を保留いたします。  次に五百二十七号から五百三十四号を議題といたします。先ず会計検査院の御説明を求めます。
【次の発言】 御質問ございますか。

第10回国会 決算委員会 第7号(1951/02/19、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。  本日は運輸省の残りの分を御審議願います。五百三十五号乃至五百四十八号を議題といたします。会計検査院の御説明を伺います。
【次の発言】 政府の御説明を願います。
【次の発言】 御質問ございますか。
【次の発言】 石井部長にちよつと伺いますが、これは弘済会はどういう処分をしたのですか。それで弘済会が他に転売しておるならば幾らに転売しておるのですか。
【次の発言】 検査院のほうでおわかりになりませんか。
【次の発言】 これは石井部長、何かしらん背任的なものが私はこの中に潜在しておるような気持がするのですが……。殊更に弘済会に時価より……

第10回国会 決算委員会 第8号(1951/02/21、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) これより決算委員会を開会いたします。  逓信省関係の五百四十九号から五百五十六号まで質疑を続行いたします。御質問ございますか。
【次の発言】 会計検査院のほうで了解済みだという今政府の御説明ですが、その点会計検査院のほうではどうですか。
【次の発言】 ほかに御質問はございませんか。
【次の発言】 これは五百五十三号についてもやはりそういうことが言えるようですね。五百五十三号でも郵政省の方は何ら処分をしていないということになつているのですが。
【次の発言】 関連して今五百五十二と五百五十四だけが処分をしていないという御答弁であつたのですが、五百五十三も郵政省関係は御処……

第10回国会 決算委員会 第12号(1951/03/12、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より委員会を開会いたします。  最初昭和二十四年度特別会計予備費使用総調書(その二)、昭和二十四年度特別会計予算総則第六條並びに第七條に基く使用総調書、昭和二十四年度日本国有鉄道予備費使用総調書、昭和二十五年度一般会計予備費使用総調書(その一)、昭和二十五年度特別会計予備費使用総調書(その一つ)の承諾を求める件を一括して議題に供します。先ず政府当局の説明を求めます。
【次の発言】 本件は政府の説明を伺つた程度において中止いたしまして、明後日質疑に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは明後日質疑をいたします。

第10回国会 決算委員会 第13号(1951/03/14、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。  最初に昭和二十四年度特別会計予備費使用総調書(その二)、昭和二十四年度特別会計予算総則第六條並びに第七條に基く使用総調書、昭和二十四年度日本国有鉄道予備費使用総調書、昭和二十五年度一般会計予備費使用総調書(その一)、昭和二十五年度特別会計予備費使用総調書(その一)を一括して議題に供します。御質疑のあるかたは御質疑を願います。
【次の発言】 ほかに御質疑のおありのかたはございませんか……。御質疑がなければ、質疑は盡きたものと認めて御異議はございませんか……。それでは御異議はないものと認めまして、これより討論に入りたいと思います。……

第10回国会 決算委員会 第14号(1951/03/15、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。  昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算を議題といたします。先ず終戦処理費の三百七十と二百七十三、それから三百八十六から三百九十六まで政府の説明を求めます。
【次の発言】 三百七十から三百九十六までの間、御質疑がございましたら、御質疑を願います。
【次の発言】 なお未回収のものが大分あるようですから、各項目ごとに、未回収の分についてはどのくらい回収の見込があるかということも附加えて、極く要点だけ御説明願います。
【次の発言】 政府委員にちよつと伺いますが、ついでに御説明願いますが、これは身元引受と……

第10回国会 決算委員会 第16号(1951/03/22、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。  本日は前回の決議によりまして、公団等の経理に関する小委員長の報告を議題といたします。皆様の御希望によりまして、報告書で関係書類はお手許に差上げてあるはずと思います。御質疑のありまするかたは小委員長に対し、順次御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 栗山委員に申し上げますが、前回の委員会における栗山委員の最後の御発言は会議録にも記載してありまするし、又当日御出席になつておられた委員各位も御承知のはずであります。従つて私が御審議をお願いしたいという意味は、只今栗山委員が御発言になりましたことを内容とするところの質疑をお願いしたい……

第10回国会 決算委員会 第17号(1951/03/26、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今より決算委員会を開会いたします。  最初にお諮りいたしますが、岡崎真一君、相馬助治君が委員を辞任せられ、理事が二名欠員になつておりますので、私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。私から指名いたします。長谷山行毅君、カニエ邦彦君にお願いいたします。
【次の発言】 次に小委員の補欠選任を行います。岩木哲夫君及び岩男仁藏君か小委員を辞任せられ、小委員が欠員になつておりますので、その補欠を私から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは私から指名いたしま……

第10回国会 決算委員会 第18号(1951/05/10、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今から決算委員会を開会いたします。  昭和二十四年度国有財産増減及び現在額総計算言及び昭和二十四年度国有財産無償貸付状況総計算書を議題に供します。先ず最初に政府の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に会計検査院より検査の御報告をお願いいたします。
【次の発言】 次に専門員のほうから調査の結果を御報告願います。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 ほかに何か御質疑がありますれば続行をいたします。
【次の発言】 政府のかた、わかりましたね。それでは続行いたしますか、何か別に御質疑がおありのようでしたら続行してもよろしいのですが、御質疑が……

第10回国会 決算委員会 第19号(1951/05/12、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今説明がありました四百四十一、四百四十二、それから四百四十五について御質疑がございましたら御発言を願います。……それでは光に專門員のほうから調査の結果の御発表を願います。
【次の発言】 御質疑はございませんか。今專門員のかたからの要求書類の処分調書の提出が遅いというのは、何かあなたのほうでこれに対する見解がありますか。
【次の発言】 四百四十五に関する関係の処分が非常に軽いということは、これは誰でもそう考えるだろうと思うのですが、あなたのほうではこれはやつぱりこのくらいで適当だとお考えになるわけですか、厳重注意ですね。

第10回国会 決算委員会 第20号(1951/05/21、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) 只今から決算委員会を開会いたします。  本日はこの前続行になつておりました四三七、未納の木材を実在のものとして経理したものを議題にいたします。
【次の発言】 納品書、それから契約書が出ておりますね。これでいいのですか。一番あとに、右検収する。と書いてあります。
【次の発言】 大変失礼ですけれども、櫻井課長はどういう御経歴、学校は……。
【次の発言】 法律をおやりになつたのではありませんか。
【次の発言】 刑法を御覽になつたことがありますか。
【次の発言】 現品を検収しないのに検収したように検収書を作り、納入しないのに納入したような納入書を出しておる。これは明らかに文……

第10回国会 決算委員会 第21号(1951/06/01、2期、国民民主党)【議会役職】

○委員長(前之園喜一郎君) それではこれより決算委員会を開会いたします。  最初に棚橋小委員長から特別会計、政府関係機関及び終戰処理費の経理に関する調査の結果について御報告を願います。
【次の発言】 只今の小委員長の報告に質疑のおありのかたは御質疑を願います。御質疑はございませんか……。小委員長に伺いますが、前に小委員会から中間報告を受けておりますね。そうすると、結局前の報告はこれ一本にまとまつて来ておるということになりますね。
【次の発言】 これ一本になるわけですね。御異議はございませんか。
【次の発言】 別に御質疑がなければ、公団等の経理に関する小委員会の報告書、只今小委員長の御朗読になり……

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/07/10、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 先ほど各会派から小委員を選定して委員長のほうに申上げるということに御決定になつたのですが、それは成るべく早く委員長の手許におまとめになりまして、いつまでかというようなことを、休会中ですからなかなか……。(「今日ここで出せばいいでしよう」と呼ぶ者あり)

第12回国会 運輸委員会 第1号(1951/10/18、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 その問題で民主党でもいろいろ協議いたしまして、結局今お話のような合同視察というようなことで出す、それでまあ民主党としては何かしら議運でいろいろな話があるようですが、二、三、四とかというような比率で行くとかいうようなことを伺つた、それに多少変更を加えて、水害の視察はなかなか広範囲に亘つては困るので、一県一班主義で一ついたしたらどうかというようなことで、そういうようなことを議運のほうに申入れるようになつておるのです。それで被害を受けたところの地元の者がやはりその地に行くような人選のほうがよくはなかろうかというようなことになつておるので、まあ大体御趣旨のことで結構です。

第12回国会 運輸委員会 第12号(1951/11/28、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 先にルース台風の災害調査に、私ども国会の派遣で九州地方を視察したものでございます。その報告は本会議においてなされております。又運輸省関係、国鉄関係はそれぞれの出先から御報告があつたことと思うのであります。そうしてこれらの問題について私本会議で緊急質問をすることを申出ておつたのでありますが、少し健康を害しておりまして、今日まで延び延びになつております。幸い今日運輸大臣がお見えになつておりますので、運輸の関係について二、三御質問申上げたいと思うわけであります。御承知のように今回の台風は殆んど空前の大きな台風でありまして、特に南九州の被害というものは非常に大きかつたのであります。比……

第12回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1951/10/23、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 委員長の互選は成規の手続を省略いたしまして、赤澤與仁君を推薦するの動議を提出いたします。

第13回国会 運輸委員会 第2号(1952/02/01、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 鹿児島県の南薩鉄道という私設鉄道がありますが、南薩鉄道は御承知のように南薩方面を国鉄の中間を走つている鉄道なんであります。これはハス路線を五百七、八十キロ持つておりまして、南薩方面のバスを一手に引受けてやつているわけであります。ところが最近国鉄がこの営業路線に運転したいという出願をいたしておりました。非常に南鉄としても驚いているわけなんでありますが、これは軍に南鉄だけの問題でなく、鹿児島県全体、延いて日本民営パスの業者が非常なる不安と恐怖とに駆られているわけなんであります。そこではるばると鹿児島から社長その他関係の者が運輸省並びに国鉄、国会等に陳情に見えております。御承知のよ……

第13回国会 運輸委員会 第3号(1952/02/05、2期、国民民主党)

○前之園喜一郎君 この現在あるホテル、それから新設されるもの、或いは返還されるもの、それらの資料を一つ頂きたいと思うのであります。それから宿泊施設の全然ない所に対して、或いは将来できる見込みのない所が相当ありますね、そういうところに対しては運輸省として適当に援助或いは指導をして施設をされる御計画があるのかどうか。やるならばどういう所にやられるおつもりであるか。それから先ほど運輸大臣からお話がありましたように、建設費、設備費に見返資金の融資もできない状態になつた場合に、それらに対する金融に対しても、或いは又資材等に対しても、運輸省は相当に援助をされるつもりであるのかどうか、それらの具体的な点につ……

第13回国会 運輸委員会 第4号(1952/02/12、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 運輸大臣に対する私の質問通告は大小取混ぜて非常に多いのです。簡單はなかなか済まんと思いますが、それじやまあ基本的なものを一、二今日質問いたします。  その前に、中央気象台のかたが見えておるそうですが、小さい問題でありますけれども、これから一つお尋ねしたいと思います。昭和二十七年度運輸省所管の予算の気象官署に関する問題であります。これは鹿兒島地方気象台新設の予算として三百二十二万円を計上しておるということに関する質問でありますが、鹿兒島の測候所を地方気象台に昇格せしむることについては、本委員会においては特に非常なる御助力を賜わりまして、又運輸省関係においてもいろいろと御心配を頂……

第13回国会 運輸委員会 第8号(1952/03/06、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 この電化の問題は、私ども素人でよくわからんのですけれども、本委員会に対する請願なども、相当に出ておる、この委員会で採択したものも多いと思うわけであります。現在この国鉄で直営をしておられる発電所というのは、何カ所あるのでしようか。この前小千谷の発電所の開所式か何かに参りました時に、あそこの主任のかたが大体五万キロ程度で、そうして、あれをもう一遍元に戻してやると、それで二方五千キロ、二年後には七万五千キロ……現在の五万キロの建設費というのは、百億足らずで、それに一年の収入というものが、利益と言いますか、十五億ぐらい出る見込である、こういうふうな説明をしておられたようで、大変どうも……

第13回国会 運輸委員会 第10号(1952/03/14、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 一、二点伺いたいと思います。吉岡部長の御答弁を聞いて不思議に思います。自動車というものは買えば何十年でも何百年でも使えるようなお気持でいられるのじやないかと思います。先ほど運輸省のかたの答弁もあつたように三十八年度以前の車が二万何千台、実にこれはもう驚くべきことだと思うのですね。そうしてこういう車があるためにどれくらいの事故があるか。私ども地方へ行つて見ると殆んど新らしいのは見ない、全部古い。東京でも街を走つておるタクシーの大部分というものは古いのです。これは戰争によつて生産を禁止せられ、輸入を制限せられていたから古い車を使つておる、止むを得ず使つておるのであります。そういう……

第13回国会 運輸委員会 第12号(1952/03/25、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 この災害の復旧についてはこういう法律を作らなくても、戦時中相互保険組合法による木船保険組合の制度が確立されているのでありますから、そのほうでやれるのではないかと思います炉、その点はどうですか。
【次の発言】 結局その保険組合の制度というものが不備である、従つて十分に活用されておらんということになるようですが、それを十分に活用することができるように不備な点を改めるというお考えはないのですか。
【次の発言】 同じような性質の法律になるようでありますから、今御答弁になつた趣旨によつて木船保険組合制度というものを速かに確立されて、これを活用されるように希望いたします。

第13回国会 運輸委員会 第19号(1952/05/09、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 運輸大臣の出席を要求しておりますが、お出でを願えますか。
【次の発言】 それでは国鉄総裁に質問します。  二十七年度の鉄道建設の予算は、私ども考えておりました額に比しまして非常に少かつた。私どもは少くとも二十七年度の予算には七、八十億のものを計上されるだろうという希望を持つており、又運輸大臣においてもそういうような御意見をここでお述べになつたこともあるわけであります。ところが非常に少額になつて切りつめられて、僅かに二十億という予算であつたためにどの線を先にやられるかということについては非常に御苦心があつたことは私もよくわかります。その間ここに猛烈な運動もあり、或いは政治的な活……

第13回国会 運輸委員会 第20号(1952/05/12、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 今の資料を一つ印刷について御配付願いたいと思います。
【次の発言】 第三條の2と第九條との関係でありますが、第九條に「主たる営業所につき十万円、その他の営業所につき営業所ごとに三万円」という保証金を納めなければならんことになつておりますが、これは十万円とか三万円とかきめられた標準はどこにあるのでしようか。
【次の発言】 主たる営業所の十万円ということはわかるのですが、その他の営業所、これは或いは出張所みたいなものを言うんだろうと思いますが、その他の営業所というと、どういう範囲のことが考えられるわけですか。
【次の発言】 この主たる営業所、いわゆる本店ですが、本店に営業保証金を……

第13回国会 運輸委員会 第21号(1952/05/14、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 前回第六条の第一項第一号について質問をいたしておりますが、これに関しては研究の上で明確な答弁をするということになつております。この際御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 次に第十六条の標準運賃のことについて少し承わつて置きたいと思うのであります。一昨日の御答弁の中で、標準運賃は大体二割乃至三割くらいの中を持たせるつもりである、こういうような御答弁があつたが、これはその通り間違いありませんか。
【次の発言】 現在の状況において木船運賃と壁上運賃或いは鉄道、トラツク等の運賃の比較はどういうふうになりますか。大体若松から大阪まで持つて来るというようなことを例に……。

第13回国会 運輸委員会 第22号(1952/05/20、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 今の御説明一つ印刷して御配布願いたいと思います。
【次の発言】 これは何と考えてもどうも私は不可解千万な所管の分け方と思います。これは政府内部においていろいろの縄張り争いと言いますか、何とかというようなことでこういうような事態になつておるかと思いますが、それで次の機会にこの閣議決定に至りますまでの経過並びにこの閣議で決定をされた責任者の御出席を求めて、十分なる御説明或いは質疑をいたしたいと、こう考えます。
【次の発言】 目標は総理大臣です。総理大臣が都合が悪ければ官房長官、通産大臣その他の当面の責任者の出席を求めるわけです。

第13回国会 運輸委員会 第23号(1952/05/22、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 これは当局に運営上のことを聞きたいのですけれども、もう少し研究して、次回にまとめて質問いたします。
【次の発言】 結構だと思いますが、ただ時期はもう少しここで掘り下げて研究したあとがよかろうと思います。
【次の発言】 そういうふうにお願いしたいと思います。
【次の発言】 何か今当局の説明を聞いていると、もう汽車は危なくて乗れんような気持がする。多少誇張されて言われた点もあると思うんですが、これを例えばどこがどういうふうに悪いのか、例えばあなたがたが一番力を入れて補修をされるのは東海道線だと思うんですが、一番線路で、或いはその他の運転上支障のあるところはどこが一番、例えば東北線……

第13回国会 運輸委員会 第24号(1952/05/26、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 野田大臣は非常に御多忙のところ御出席をお願いして甚だ恐縮に存じます。御所管である行政機構に関連いたしまして、航空法、航空機製造法等について御所見を承わりたいと思います。この行政機構の問題は吉田内閣の最も大きな眼目であると我々も考えておるわけでありますが、これが実施に当つては非常にあらゆる面において御困難な事情が発生する。或いは党の関係において、或いは国会の関係においてその他行政機構の対象になる官僚等の関係においていろいろ厄介であろうということもよくわかります。ただ併し野田大臣は非常に信念の強いお方であると我々は信じておるのであります。毅然としてあらゆるものを排除して御決行にた……

第13回国会 運輸委員会 第27号(1952/06/06、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 この航路補助金の交付状況というのを頂きましたが、もう少し詳しいものをお見せ頂きたいと思うのです。例えば、北海道に五とか、関東に一とか、こういうふうになつておりますが、これらは、北海道はどこの航路でどういう会社がやつておるか、或いは個人がやつておるのか、どういうふうな数字になつておるかというような具体的なものを一つお知らせを願いたいと思います。そういう数字というものが果して的確なものであるかどうかということがやはり議案審議の非常に重要な資料になるのじやないかと思うので、そういう具体的な詳細なものを、これを一つお出しを願いたいと思います。

第13回国会 運輸委員会 第28号(1952/06/10、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 資料を出してもらうように頼んでおきましたが……。
【次の発言】 この法案の中には、先般来質問を継続いたしましたように相当議論の余地があると思うのです。ちなみに最近こういう法律が次々に出る傾向にあるのです。今後国家財政との影響というものを考えなければならないのじやないかと思うわけです。なお又こういう法案が出ましたときに、運営の衝に当られるところの運輸大臣等は、こういう法案に対してどういう考えを持つておられるかということも、一応質しておく必要があろうかと考えるわけであります。そこで次回にできれば大蔵大臣、若し大蔵大臣が都合悪ければ主計局長と運輸大臣の御出席をお願いいたしまして、只……

第13回国会 運輸委員会 第29号(1952/06/12、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 私も発議者の一人ですが、この運営について少し当局といろいろ懇談したいと思いますので……。
【次の発言】 大蔵大臣の代りとして政務次官が来られたのは、まあ止むを得ないことでありましようが、主計局長は今朝ほどから来るということで、我々はそれを期待して委員会は待機しているわけです。それを今来る今来ると言つて、そうしてすでに二時間も過ぎてから他に用があつて来ないということは、幾ら何でも私は不都合だと思う。委員会を私は軽視するものじやないかと思うのです。とかくこの大蔵省の官吏というものは、思い上つた態度というものが非常に多いのです。ですからこういうことを我々は黙認することはできないと思……

第13回国会 運輸委員会 第30号(1952/06/16、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 この前の委員会に大蔵省の血計局長に御出席を願つて、本法案について参考となるべき質問をすることになつておつたわけであります。その前に成規の手続を経て大蔵省に要求をして、そうして前回の委員会には主計局長が出席されるからということであつたのですが、二時間も経過しても出て来ん。どうしたのだというと、他に用事ができたからと言つて出て来られな、こういうようなことであつた。私は非常に不可解に感ずる。その事情を十分に委員長において調査して次に報告してもらうことになつておつたのですが、そのときの事情を御調査になつていると思うのですが、質問の前に御報告願いたいと思います。

第13回国会 運輸委員会 第31号(1952/06/19、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 衆議院の修正については、航空庁長官もいろいろ御承知だろうと思いますが、速記をつけて悪ければ、速記をとめてでも、衆議院の修正に対する御意見なり、その他に対する、航空法に対する長官としての御希望なり御意見なりを、今時間の御制限もあるようですが、極く簡略にお聞かせ願えれば……。

第13回国会 運輸委員会 第32号(1952/06/20、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 只今尾崎さんからいろいろ御説明がありました通り、衆議院において航空法案が相当修正された。非常に重要な点において修正されておるようであります。なおこれだけでは我々十分とは思いませんけれども、これに対する運輸大臣の御所見というものを承わることができればお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 この衆議院の修正がそのまま委員会で認められるかどうかということは、これから審議せられた結果によることと思うのでありますが、仮にそういうことに衆議院の修正通りになるということになると結局閣議決定との関係においてやはり違つたものになるのじやないかと考えられるのですが、その点はどうです。

第13回国会 運輸委員会 第34号(1952/06/27、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 運輸大臣にお尋ねいたしますが、時間も大分過ぎておりまりすので、要点だけ一つお尋ねしておきたい。要点だけ一つお答えを願えれば非常に幸いです。  鉄道建設審議会でそれぞれ決定をされて、すでに答申があつたと思うのですが、その後の経過について先ずお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 二十七年度の予算に組んである二十億、つまり十一線の三軒などについては、或る程度進展しておるでありましようか。
【次の発言】 いや二十億の予算はあるわけなんですね。十一線を二十億でやる、こういうことになつておるのでしよう。そうして十一線というものは何か具体的に進行しておるのかどうか、こういうことです。

第13回国会 運輸委員会 第36号(1952/07/26、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 議事進行について、先ほど来参考人のかたが非常に熱心な又適切な、これまで我々の考え及ばなかつた非常に細かい点までお託し下さつて大変参考になるわけでありますが、只今特に新倉さんの御発言のうちに、或いは又梁瀬さんの御発言のうちには、相当これは我々は考えなければならない問題があると思うのです。幸いに通産省の機械局長、或いは車両部長も見えております。恐らく只今の御発言に対しては、それぞれおつしやりたいことがあるだろうと思うのです。私はこれが済んでからでもいいのですが、今お話があつたその直後において、これに対する一つ御感想なり、御意見なりをこの際通産省の関係のかたから承わつておきたいと思……

第13回国会 運輸委員会 第37号(1952/07/28、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 私は本日は少し遅れて参りましたので、最初から質疑応答を聞いておりませんのでよくわからんのでありますが、現在の機構を改革されるということは大体聞いておると思います。それでどういうふうに、例えばまあ九州の場合、九州でもどこでもいいのですが、どういうふうに変えられるのですか。今の腹案というものを具体的に一つできればお示しを願いたい。
【次の発言】 はあ、地方の……。
【次の発言】 調整するというのは、今出先機関の、門司にでも何か統合するという意味ですか。どういう意味でしよう。
【次の発言】 そうするとまあ今言われた資材事務所というものは、現在の通りにやはり置かれるということになるわ……

第13回国会 法務委員会 第48号(1952/06/04、2期、民主クラブ)

○委員外議員(前之園喜一郎君) 只今御審議になつておりまする破壊活動防止法案は、今国会で審議しておりまする法案中最も重大な、重要な法案であると思うのであります。従つて衆議院の法務委員会においても、又当法務委員会におかれても非常に愼重に連日御審議になつておるわけであります。只今先輩の一松先生が非常に時間をはしよつて質問を打ち切つて、私に質問の時間をお與え下さつて実に感謝に堪えないわけであります。私は一年ほど法務委員をやつた経験があるのでありまして、この委員会とは満更あかの他人であるわけではないわけであります。実は御承知のように民主クラブは法務委員を出しておりません。そういうことで民主クラブの総意……

第15回国会 運輸委員会 第8号(1952/12/08、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 大体予定通りこの本国会が終了いたしますと二十二日に終るわけですね。それまでに何回ぐらい委員会をお開きになる御予定だか、それによつて質問の準備もありますので。
【次の発言】 お尋ねしたいことはたくさんあるわけですが、今運輸大臣の御答弁の中に、現在北海道から福岡までの幹線だけをやつておるというお話ですがこの飛行機の幹線というのはどういうふうに運輸大臣はお考えになつておるのですか。北海道から福岡までが幹線でその他はすべてローカル線だというふうにも聞いているととれるわけなんですが、そういう意味でしようか。或いは現在は幹線のうち北海道から福岡までやつておるという御趣旨なんでしようか、そ……

第15回国会 運輸委員会 第9号(1952/12/10、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 どうも従来私ども見ておりますのに、運輸省の外局というものは非常に政治力が弱い、こういう気がするのですね。例えば予算獲得の問題にしても、どうもその局の計画というものが非常に縮小せられて、この要求する予算額の何十分の一しかとれないというような局もあるような、これはまあ非常に外局には優秀な局長その他職員がおられるのに、政治力が弱いという気持を常に持つておるんです。今予算について事務的な折衝をしていると言われるのですが、それは単に港湾局としてだけで折衝をしておられるのか、或いは運輸省全体として大臣その他強力な線で折衝しておられるのか、これは私は前にもたびたび言つたが、外局に対しては特……

第15回国会 運輸委員会 第10号(1952/12/12、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 議事進行について。一昨日十日に、これは前日委員長並びに理事の間で運輸委員会今後の進行目標というものをお作りになつて、十日の運輸委員会に御提出になつたわけであります。非常に御苦心の跡はわかるのでありますが、十日の委員会においてはいろいろとこの進行目標について論議せられて、結局この目標というものが一部修正をされておるのですね。即ち十日の一般運輸事情に関する質疑応答は、運輸省の最高責任者である運輸大臣、国鉄の最高首脳である国鉄総裁が出席しなかつた。それでは折角この重要法案並びに運輸事情の審議をする価値が少い、徹底しない。こういうようなことで、十日の日は質疑はやめよう。十一日には午前……

第15回国会 運輸委員会 第11号(1952/12/13、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 ようやく運輸並びに国鉄の最高幹部のかたが見えましたので、できるだけ今日は詳細綿密に質疑応答をして、この行詰つた国鉄の打開を何らかの方法によつてするというお見通し等について、十分に一つ御答弁を願いたいと思うわけであります。私は九州の田舎者で町のエチケツトをよく知らない、修辞も非常に下手であります。論議の間に或いは礼を失するようなことがあるかも知れません。あらかじめその点一つお許しを願うようにお願い申上げたいと思うのであります。  先ず第一に運輸大臣に対して質問いたしますが、現在国鉄の収支が非常にバランスがとれない、不均衡であります。これを補填しなければならないという事情に迫られ……

第15回国会 運輸委員会 第12号(1952/12/15、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 この前運輸大臣に質問したときは、総裁おいでになりましたね、大体あのときの私の質問の要項並びに運輸大臣の御答弁はおわかりになつておりますね。大体おわかりですな。
【次の発言】 まあそういう点成るべく重複しないように質問いたしますがう第一の問題は、この収支の均衡を補填するのに一般会計から繰入れをすることもできるし、又そういうようなことも今までやつているのですが、こういうような方法について何か手段を尽されたことがあるのですか。もうすぐ運賃何割増しという方法に持つて行かれるのかということを伺いたい。
【次の発言】 前の村上大臣の時代に、電化並びに新線建設等の費用に充てるために、それだ……

第15回国会 運輸委員会 第14号(1952/12/17、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 ほかに質問するかたがあれば私はあとで……。
【次の発言】 簡単に当面の問題だけ一、二質問いたします。  その前に私は一つこの会の運営について希望を申上げておきたいと思います。どうもこの政府委員というものは非常に委員会に出て来られるのが遅い。今日あたりでも十一時、参議院は本会議があるのですが、我々は運輸委員会があるというので本会議を中途にしてやつて来た。政府委員はもう来ているというので来て見たら来ていない。それから走り廻つて呼びに行つて、十五分とちよつとたつてから来るというふうなことで、午前中委員会をやるというのは実際には僅かに一時間しかやれないという状況にあるのですが、このよ……

第15回国会 運輸委員会 第15号(1952/12/18、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 中村委員から各点に亘つて詳細に御質問があつて余すところがないと思うのですが、私はいつでも、国会からこの裁定に対する決議を求められる法案が出た最初のときから非常な疑問を持つて、その都度いろいろ質疑をして来たわけでありますが、今中村委員の御質疑の中に法案の出し方が間違つておるしという御批判があつたように思うのですが、それに対する法制局長の御答弁はなかつたようです。これは十六条の第一項、第二項、つまり「予算上又は資金上、不可能な資金の支出を内容とするいかなる協定」こういうような協定があつた場合に「政府は、その締結後十日以内に、これを国会に付議して、その承認を求めなければならない。」……

第15回国会 運輸委員会 第16号(1952/12/19、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 一応政府の御説明があつたのですが、運輸省のほうに伺いますが、これは鉄道運賃改訂資料を昨日もらいましたね、これの第四ページについて質問したいのですが、その前にお聞きしておきたいことは、この旅客運賃は遠距離逓減によつて今までやつておられるのじやないのですか。
【次の発言】 君頂きました資料の鉄道運賃改訂資料、この四ページのところでありますが、上のほうです。一キロメートルから百五十キロメートルまで一キロメートルにつき二円十銭、現行一円八十五銭、これは幾らになりますか、一割三分五厘ぐらいになるようでありますね。それからその次の百五十一キロメートルから五百キロメートルまで一円四十五銭、……

第15回国会 運輸委員会 第18号(1952/12/23、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 私はこの運賃値上法案は非常に不満であり、不平でありまするけれども、今日の国鉄の財政的面から言つてこの際止むを得ないものと考えて賛成するものであります。  先ほど岡田先生から、今日の国鉄の経営は能率的に合理化されておる、大体においてよくやつておるというような御意見がありましたが、私は或る面においては成るほど能率的に動いておる面もありましようが、大体に申しますると、経営の合理化というものにかなり遠い面も相当にあるのではないかという気持を持つております。先ほど中村委員からも御発言がありましたが、鉄道がいろんな経営の面においてやるような、或いは賃金の値上げその他の経営の面において足ら……

第15回国会 運輸委員会 第19号(1952/12/24、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 私は岡田委員と同僚の趣旨において附帯決議をつけるということで賛成するものであります。  附帯決議の第二項については、これは私どもも第一回の裁定を国会に出されたときから申上げているのでありますが、やはり誤まつた議案の提案もしておられる。これは十六条をよくお読みになればわかると思う。若しこれが理解できなければ、これは全く政府が無能である。これを理解して出すならば国会を侮辱するも甚だしいものと言わなければならない。あえて財政に関する裁定全部を国会に任せるというような出し方、これは全然なつていない。少し法律をやつた者ならばこのくらいのものはわからなければならないはずのものであります。……

第15回国会 運輸委員会 第20号(1953/02/05、2期、民主クラブ)

○前之園喜一郎君 第三班の御報告を申上げます。一月十三日から同二十日まで八日間第三班が視察して参りました九州地区の御報告を詳細は速記録を御覧願うことにいたしまして、その概要を御報告申上げたいと存じます。第一は飛行場関係でありまして、一、鹿児島飛行場、鹿児島飛行場の現在の状況は滑走路一本と、格納庫が一棟及び旧兵舎一棟、倉庫類二棟が残つており、兵舎は市が中学校舎として使用ししおる。従つて将来この飛行場を基地として使用する場合は左のような施設に必要とすると思うのであります。イ、建物新設九十坪、ロ、滑走路、現在ある長さ五百五十メートル、幅百三メートルのものを、長さ千五百メートル、幅四十五メートルのもの……

第15回国会 運輸委員会 第25号(1953/03/09、2期、自由党)

○前之園喜一郎君 私が今質問しているのは、協力援助の内容を具体的な点について聞いているのです。趣旨はよくわかつておりますけれども……。
【次の発言】 協力援助ということは具体的の場合は、私は非常に複雑になつて来るんじやないかと思うのですがね、例えば海難救助のために或る町村などの消防団等に援助を求める場合があるのですな、現にそういうことはあつたと思うのですが、そういう場合に団長そのものは実際において現場には行かなかつた、途中までしか行かなかつたというような場合ですね、これは具体的の問題です、ところがたまたまそれが災害を受けた、実際にその協力援助はしていないが、具体的にはしていないが、その道程にお……

第15回国会 運輸委員会 第26号(1953/03/10、2期、自由党)

○前之園喜一郎君 只今一松委員から修正動議が出ておりますが、私はこの修正に賛成をいたします。  この修正は極めて適切なものであつて、当然この法律の中に加えるべきものであろうと思うのであります。保安官に頼まれたときだけ国が災害に対して給付をするということでなく、むしろ自発的にやつた場合には、より多く国はこれに酬いなければならないものであろうと考えるわけであります。この法律がなかつたために、従来こういうような自発的に海難の救助におもむいて、思わざる災害を受けた者が相当にあるだろうと考えるわけでありますが、この法律は公布と同時に施行されることになるわけでありまするけれども、その以前の、こういうような……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第6号(1947/11/21、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 ちよつと政務次官にお尋ねしたいのですが、この警察職員と他の官職との人事の交流の問題でありますが、これは無論適正にやればできるのであろうと考えますが、最近私共考えておりますことは、この検事補佐官として、警察の署長級或いは課長級というような最も優秀な人たちが、大量的に検察廳にやられるというようなことがあるようであります。前検事というような資格のある者はその方に取られる虞れがあるのではないか。この制度が良いか悪いかということは意見は持つておりまするが、とにかく警察畑の者は優秀な署長、課長というものが、一辺に十人も十五人も人事の交流によつて他の官職に取られるということは、警察事務を弱……

第2回国会 司法・厚生連合委員会 第1号(1948/07/02、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 家庭裁判所の数ですが、どのくらいお作りになるお見込みであるか、それからどこに作られるか、家庭裁判所の数と場所と、それからこの法律の施行後において大体一年にどのくらいの審判の件数になるお見込みであるか、それを局長に御答弁を願いたいと思います。  それから丁度総裁もいらつしやるから、この際総裁の御意見を承つておきたいと考えますが、先程宮城委員の御質問によつて、局長から判事の任用に対する御意見を承つたのでありますが、如何に新法律を作りましても、これが運用に当るのにその人を得なければ効果を挙げることはできないわけであります。この家庭裁判所の判事の任用につきましては、やはり一般の判事と……

第2回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第1号(1948/04/30、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 只今伊藤司法委員長から御発言になりましたこと、私全く同感であります。今回の事犯が起りましたのは全く政府、特に法務廳総裁の無爲無策と怠慢によるものであると私は痛感いたします。総裁は視察に行かれました本日の報告の中に、檢事正である、或いは知事であるとか、そういう人々の責任問題を言われるのでありますが、その前にむしろみずからの責任を明かにしなければならんし、これをどういうふうに自分はするかということをはつきりと私はせらるべきではないかと考えます。私は伊藤委員長と同じ意見を持つておるので詳しくは申上げませんが、一つ明快なる御答弁を希望するものであります。

第3回国会 運輸委員会請願及び陳情に関する小委員会 第1号(1948/11/17、1期、民主党)

○前之園喜一郎君 只今の動議に賛成いたします。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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