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岡田信次 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岡田信次[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは岡田信次参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡田信次参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1950/09/18、2期、自由党)

○岡田信次君 それでは私から九州方面に参りました視察の報告を申上げます。 今回九州地方に派遣されました議員の一行は小泉、岡田の両委員でございまして、八月二十五日に東京を出発し、門司に赴き、若松、博多、三池より肥薩線を経て鹿児島に参り、薩摩半島より海路大隅半島に渡り、日南、宮崎、別府を経て、九月三日所定の視察日程を終つた次第でございます。  今回の視察の目的は、九州における港湾の状況、九州の主要貨物と認めらるる石炭、木材の輸送状況、殊に貨物運賃値上りに伴うこれら貨物を初めその他物資の荷動きの模様及び九州のごとき遠隔の地方よりの長距離輸送における国鉄のサービスと、かかる僻遠の地区におけるローカル・……

第8回国会 運輸委員会 第3号(1950/07/22、2期、自由党)

○岡田信次君 私は運営委員会の運営並びに一般情勢から判断いたしまして、国鉄は速かに本機構の改革を断行せられたらよいと考えているものであります。国鉄の自主性のためにも又先般来の議論につきましては、恐らく加賀山総裁以下国鉄幹部は百も御承知であり、耳に「たこ」のできる程お聞きの通りであります。而も昨年の九月に北海道のテストケースとして新らしい機構が施行され、その結果を判断されて飽くまで断行するという御決心を願つた筈と考えますので、早くやられたらよいと思うのであります。併しながらやはり私共長い間地方におりました者としても、鉄道運営自体の上からも又社会全般の上から見ましても、二、三の個所につきましては施……

第8回国会 運輸委員会 第4号(1950/07/24、2期、自由党)

○岡田信次君 そうすると内村委員の提案の動議はどうなつたのですか。
【次の発言】 大体国鉄当局は着々とその準備を進めていると考えるのですが、余日いくらもないので、若し内村委員の動議を申入れなり何なりするならば、時間的に総裁を喚んでいると間に合わなくなる虞れが多分にある。だから内村委員の動議を別として、総裁に来て貰つてもう一度話を聽くというなら賛成ですが、内村委員のあれをもとにしてするとなると、時間的に間に合わないことになると思いますが。

第8回国会 運輸委員会 第6号(1950/07/26、2期、自由党)

○岡田信次君 四條の価格のことでお尋ねいたしたいのでありますが、五千トン以上二千トン未満と分けてございますが、例えば五千トン未満二千トン以上の船を考えますと、大体約三千三百トン以上は同じく、片方の船は千五百八十トン以上は二千トン以上になる、こういうふうに相成りますが、これもやはり先程お話の四十万トンの船の関係その他に何か関連があるわけですか。

第8回国会 運輸委員会 第10号(1950/07/30、2期、自由党)

○岡田信次君 私甚だ新米でございますので或いは見当違いのことを申上げるかも知れません。この点は御了承を願います。この国鉄裁定のこういう極めて重要な問題、而も前国会から懸案となつておつた問題を会期の切迫した今日初めて議するということに対しまして甚だ私は不可解だと存ずるのであります。併しもう事ここに至つては仕方がないので継続審議をすることに対しては賛成でございますが、私のこの際の要望といたしまして、是非次期国会には劈頭に坂上げられて、速かに裁定の線を尊重して解決するようにいたしたい。この点を強く要望する次第であります。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1950/08/01、2期、自由党)

○岡田信次君 昨日来伺つておりますと、見返資金が非常に不安定のように思うのでございますが、電力開発のごとき長期に亘る工事に対しては、やはり来年度以降も見返資金に頼られるのですかどうですか。
【次の発言】 それでやはり今年みたいなトラブルが起る慮れはございませんか。
【次の発言】 私は分割とそれから見返資金の何と申しますか割合とは無関係だと思うのでありますが、その点如何ですか。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1950/08/02、2期、自由党)

○岡田信次君 ちよつと聞き漏したのですが二十五年度の電力需給状況はどうなんですか。
【次の発言】 そういたしますと、相当電源開発をやつても且つ二十九年度には二十五年度より不足が多いというのは、少し電源開発の計画としてはおかしいと思うのですが如何でございますか。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第7号(1950/11/09、2期、自由党)

○岡田信次君 電力再編成の審議会のメンバーに松永さんが加わつておられるのですが、そういたしますと審議会の答申なり結論には松永さんの意見が十分入つておると思うのです。それにも拘わらず別個に松永さんの案というのがあるのはどういう関係でございますか。
【次の発言】 そうするといわゆる少数意見というわけでございますね。

第9回国会 運輸委員会 第1号(1950/11/22、2期、自由党)

○岡田信次君 今の問題は休会中の報告でございましようか。
【次の発言】 そうするともう如何ともし難いということなのですね。そういたしますと、今後の取扱の問題に相成ると思うのですが、今内村委員の言われたように、すでに三回目の國会に相成るわけですので、是非速かに優先的に取上げて解決をいたしたいと、そういうふうに一つ委員長、今後の御努力をお願い申上げます。

第9回国会 運輸委員会 第3号(1950/12/04、2期、自由党)

○岡田信次君 私も高田委員の御提案に対しまして、次の見解を述べて賛成いたしたいと思います。この四十九億余の金額が今年度完全実施でないという事実に鑑みましてこの案文の「残余はこれを承認しない」ということは、今年度限りであるということの了解の下に賛成をするものであります。
【次の発言】 國有鉄道には約三百万坪の木造建築即ち燃え易い建築物があると私は記憶しておるのですが、最近頻々と各地に火事が起る。これに対する防火対策なり、或いは消火措置なりを如何にしておやりになつておるか。それを承わりたい。
【次の発言】 将来については勿論耐火構造にするということは望ましいですが、さつきも私申上げたように、大体現……

第9回国会 運輸委員会 第4号(1950/12/06、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) それでは速記を始めて……、本日はこの程度で散会いたします。    午後三時三十分散会  出席者は左の通り。    委員長     植竹 春彦君    理事            岡田 信次君            小泉 秀吉君            高田  寛君    委員            仁田 竹一君            山縣 勝見君            菊川 孝夫君            小酒井義男君            高木 正夫君            松浦 定義君            鈴木 清一君   政府委員    運輸政務次官  關谷 勝利君 ……

第9回国会 運輸委員会 第6号(1950/12/08、2期、自由党)

○岡田信次君 提案者に二つの点についてお伺いします。一つは、昨年六月一日、日本国有鉄道は自主独立の形をとつたのに対して、かかる提案は有効であるかどうか、次に、七月二十二日の運輸大臣の答弁は、監理局だけのことと解しなかつたが、この点はどうなのですか。

第9回国会 図書館運営委員会 第1号(1950/11/24、2期、自由党)

○岡田信次君 只今館長のお話だと、一―三月分の基本給は百二十万何がしか要る、そうすると一年として千万円ばかり要るわけでございますね。その中から百五十万円、一割五分不用額……、どうしてその不用分というのが出て来たのでしようか。
【次の発言】 もう一つお伺いしたいの円ですが、三番目、節約等による既定経費の減少、この元額はどうなつておりますか。

第9回国会 図書館運営委員会 第2号(1950/12/02、2期、自由党)

○岡田信次君 三枚目の表の二という所に館員訓育研修に要する経費として十四万六千円とありますが、これは一体十四万ばかりでどういうふうに研修ができるのですか。
【次の発言】 大体この程度の輩出で従来目的を達しておられたのですか。
【次の発言】 私は只今の羽仁さんの動議に心から賛成いたします。
【次の発言】 巡回文庫はどういう方法でおやりですか。

第10回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1951/08/15、2期、自由党)

○岡田信次君 二十七年度の七月末ですか、或いは第一・四半期の貨物輸送量の実績はおわかりになつておるかどうか、それで又若しおわかりになつておるとすれば、それだけの輸送をやつたものに対する貨車の量数並びに各貨車のエフイシエンシイというものはどうなつておりますか。
【次の発言】 そうしますと、さつき足羽君からお話のあつた九千両ですか、新造するのは大体二七%というエフイシエンシイで計算しておる。ところが今三木君のお話によりますと、大体二八%というのが正常化しておるわけですね。そうするとその関係から言つて九千両、或いは差引六千五百両の新造というものは一億五千五百万トンに対して少し過大じやないかと思います……

第10回国会 運輸委員会 第2号(1951/02/09、2期、自由党)

○岡田信次君 先ほど岡本専門員から説明があつたのですが、水路業務法の一部改正に伴なつて、第一條の目的の項を直さないで出ているのですが、それには何か事情があるのでしようか。
【次の発言】 この海上保安庁ができたときには、日本にまだ航空が許されないという時代にできているのであります。ところが最近では航空も大体許される。特に航空庁も運輸省の中にできている。そうなると、先に制定された海上保安庁の中に空中も含ませるという解釈は無理ではないか。むしろやはり航空関係として一まとめにした航空業務法なり、或いは空路業務法なりを制定するのが本当の筋途ではないかと、かように考えられるのですが、如何ですか。

第10回国会 運輸委員会 第3号(1951/02/23、2期、自由党)

○岡田信次君 外国船を買うのは、日本に流船能力がないという関係でございますか。それからもう一つ、或は価格が非常に安いという関係ですか。それから買い入れる船の何と申しますか、性質というか、性能というか、どの程度の船を予想されておりますか。
【次の発言】 日本の造船能力が足りないから買われるのかということです。
【次の発言】 船腹を増強して大いに輸出入を盛んにしよう、これは大変結構なのですが、私は船の増強と同時に港の設備その他も整備充実しなければならん。そうしなくては船の運航能率その他に大いに影響すると思うのですが、それと同じように船腹増強と併行して港湾に対するお考えは如何でございましようか。

第10回国会 運輸委員会 第4号(1951/02/27、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 先ほどから長官のお話を承わつている、結局一文なしでやろうというわけですね。又アメリカその他のお話を伺いますと、相当飛行場の設備その他に対しては国で適当に金を出しておる、ところがこの予算を拝見しましてもそれの方面に対するところの予算は一文もない。只今お話の航空要員も教育訓練の程度で六十万程度しかない、それで実際できるのですか、先ほどからもお話がありましたが。
【次の発言】 そういたしますと、国内航空をやるために聞き及ぶところによると、航空庁としては本数億の金を要求しておられた、それが駄目だつたと、その十……

第10回国会 運輸委員会 第5号(1951/03/02、2期、自由党)

○岡田信次君 釧路には水先人は現在いるのでございますか。それから大体どのくらい水先人がおつたらいいのですか。
【次の発言】 この法案の第二条に、水域施設又は外かく施設は全額国庫が負担する。それからけい留施設と臨港交通施設は七割五分と二割五分だと、こういうふうになつていて、両方ともに全額負担はしないようになりはしないかということと、もう一つは、菊川君の質問の中で、港湾局長のお答えがわからないのですが、大体二十六年度三億三千万円を北海道の港湾改修に当てて計上してあると、これは大体今までの五割ですか。何かのあれを考えて計上されておるだろうと思いますが、これが今度全額なり七割五分になると、同じ事業をや……

第10回国会 運輸委員会 第6号(1951/03/08、2期、自由党)

○岡田信次君 この二十六年度の予算を見ますと、新線建設費に三億二千余万円、それからできかかつている幹線が計上されているのですが、一方昨年の十二月十日、参議院におきましては、鉄道建設に関する決議案というのが上程されまして、満場一致、これが可決されたのです。そのときに運輸大臣が特に発言を求められて、鉄道の建設が必要なことは十分承知して平素から努力しておる。今後この決議の御趣旨に副つて一層の努力を傾倒するということを言明されたのですが、この予算を見ると一向運輸大臣の御努力の跡が見えておらんのですが、この点に対しての御所見を伺いたい。
【次の発言】 もう一点お伺いしたいのですが、車輛費のほうを見ますと……

第10回国会 運輸委員会 第7号(1951/03/10、2期、自由党)

○岡田信次君 請願及び陳情に関する小委員会における審査の経過を御報告いたします。  請願第二十五号、同第百四十五号、名古屋、多治見両駅間鉄道電化に関する請願、請願の要旨は、中央線は東海道線に次ぐ重要線であり、その中でも名古屋多治見間は交通量も多く、混雑を極め、関係住民の不便と迷惑は多大であるから、東海道線浜松、米原間の電化と同時に名古屋多治見間の電化を図られたいというのであります。  請願第百十一号、陳情第二号、白河、仙台両駅間鉄道電化促進に関する請願及陳情、請願及陳情の要旨は、東北本線の白河、仙台両駅間は急勾配地点が多く、運転上の隘路となつて東北地方の開発に重大な障害となつている現状であるか……

第10回国会 運輸委員会 第8号(1951/03/15、2期、自由党)

○岡田信次君 只今提案されました帝都高速度交通営団法の一部を改正する法律案の提出理由を御説明申上げます。  東京都における交通機関の整備拡充を図るために、昭和十六年帝都高速度交通営団が特別法に基いて設立されましてから、地下高速鉄道の建設経営を進めて参りましたが、戰時中から戰後にかけての資材、資金難から新線の建設ができないで今日に至りました。終戦後の都内交通は著しい混雑を続けておりまして、これを打開上、今後の輸送増加に対処するためには急速なる地下高速鉄道の建設が最も適当でありますことは申すまでもありません。ここにおきまして昨年来都民初め関係者の切実な要望に応えて、先ず第一着手として都内で最も混乱……

第10回国会 運輸委員会 第9号(1951/03/17、2期、自由党)

○岡田信次君 只今菊川さんのお尋ねでございますが、お説の通り見返資金につきましては民間資金を排除する必要はない。これは船舶の問題でも同様でありますし、電力の問題についても同様であります。ただ資金運用部の資金を運用する場合にはこれを排除しなければならん。この法律が只今国会で審議をされておりまするが、その第七條に「資金運用部資金は左に掲げるものに運用することができる。」というのがございまして、国債だとか、国に対する貸付だとか、いろいろなものがございまして、「特別の法律により設立された法人で国、第三号に規定する法人及び地方公共団体以外の者の出資のないもののうち、特別の法律により債券を発行し得るものの……

第10回国会 運輸委員会 第10号(1951/03/19、2期、自由党)

○岡田信次君 前田さんのお尋ねでございまするが、本年度国有鉄道から出資いたします六千七百万円のうち、二千七百万円が未払込の徴収でございすして、四千万円が増資の費用でございます。なおそのほかに、東京都から未払込の徴収といたしまして、六千七百五十万円、増資といたしまして、一千万円が予定されております。
【次の発言】 管理委員会の性格につきましては、この前の委員会でもたびたび論議が出たのでありますが、前田先生の御解釈の通りだと思うのでございまして、収支予算或いは収支決算、事業計画、資金計画等に関して、管理委員会がこれを議決する、この議決したことに対しては総裁はこれに服するということだろうと考えるので……

第10回国会 運輸委員会 第14号(1951/03/30、2期、自由党)

○岡田信次君 今日頂いた資料を見ますと、大体現在港湾運送業を営んでおる者は千九百五十三軒あるわけですが、この法律が実施されたあとに、これより殖えるお見込が、或いは減るお見込かちよつとお伺いします。
【次の発言】 そうすると、現在の港湾運送業者の中には、今度の登録資格に欠けているものも相当あるのですか、そうですか。
【次の発言】 もう一つお尋ねいたしたいのですが、大体登録制というようなものは、何と言いますか、自由制度ですね、根本が自由制度であるにもかかわらず、料金運賃に関しては、これを或る程度届出制にして、届出をしなければ認可しないというふうにきめているのは、どういうわけなんでございましようか。

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/05/08、2期、自由党)

○岡田信次君 小さい問題なんですが、先刻メツセンジヤー・ワイヤーが切れた個所が四号柱のちよつと先だと それからトロリー・ワイヤーが引つかかつた所が八号柱ちよつと手前であつた。この間百三十メートルくらいあるのですが、これを普通力学的に考えても、メッセンジャー・ワイヤーが切れたために、トロリー・ワイヤーがそれほど垂下するとは考えられないのですが、その点はどうですか。
【次の発言】 実験せられるわけですか。
【次の発言】 それからもう一つ、この図面によりますと、プラットホームにシーサースが入つております。もう一つわたり線があるが、直接事故に関係はないんですが、施設がダブつているように思うんですが、両……

第10回国会 運輸委員会 第20号(1951/05/21、2期、自由党)

○岡田信次君 この道路運送法の第三章に「自動車道及び自動車道事業」というのがありますが、今後自動車專用の駐車場のいろいろ計画が出て来るだろうと思います。或いは地上の場合もありましようし、地下の場合もあると思います。こういうものはこの自動車道並びに自動車道事業の種類に入るものかどうか伺いたい。
【次の発言】 今後入れなくてもよいのですか、お入れになるお考えはありませんか。
【次の発言】 次に国営自動車のあれですが、第四章の国営自動車関係は、主として国有鉄道がやつておる自動車のことですか。
【次の発言】 そうすると、第七十六條の「当該官庁は、」ということがありますが、これを準用すると、どんな官庁で……

第10回国会 運輸委員会 第21号(1951/05/22、2期、自由党)

○岡田信次君 塚山さんに一言お尋ねいたしたいのですが、先ほど塚田さんは第一條に「公正な競争」という字句があると一路線複数免許の基本方針が採用される感があるから削除してもらいたいという御意見だつたのですが、私は東京におきまする相互乘入れ等の実績を見ましても、場合によつては複数制にしたほうが利用者に多大の便宜を與えると、かように考えるのですが、塚田さんは第一條の目的を達するには一路線一営業と飽くまでも御主張されるのでございますか、その点をお伺いして置きます。
【次の発言】 そうすると必ずしも一路線一営業という御主張でないのですね。重ねてその点をはつきりお伺いいたします。

第10回国会 運輸委員会 第22号(1951/05/23、2期、自由党)

○岡田信次君 もう少し先に提案者の説明を聞いたら如何ですか。
【次の発言】 それは提案者から聞いたあとでなければ、参考人を呼ぶべきかどうかちよつと判断が付きません。

第10回国会 運輸委員会 第23号(1951/05/24、2期、自由党)

○岡田信次君 大体道路運送車輛法というのを通読しますと、道路運送車輛保安法というような感じがするのですが、それで以て自動車運送の完璧を期し得られるかどうか、その点に多少の疑問が感ぜられるのでありますが。
【次の発言】 折角道路運送車輛法案というような名前を銘打つておるのですから、もう少し自動車の本質的なことをきめるようなことはできないのですか。
【次の発言】 例えば自動車の貨物の積載量に伴う馬力の大きさであるとか或いはタイヤの大きさであるとか、そういつたものですが。
【次の発言】 今度別のあれですが、先ほどのお話では大体この法律は今まで省令になつておるのを法律化したのだというお話ですが、それな……

第10回国会 運輸委員会 第25号(1951/05/26、2期、自由党)

○岡田信次君 私もこの道路運送関係の六法案に賛成いたすものであります。今日の道路運送の状況に鑑みまして、道路運送事業の適正な運営、及び公正な競争を確保する、そうして道路運送の秩序を確立して、道路運送の総合的発達を図るということは、極めて緊要であるのであります。かように考えるのであります。なお自動車運送の進歩発達と申しますか、これは誠に著しいものでございまするし、又先ほど地方行政委員会並びに法務委員会より希望の意見もございましたので、これの実施に当りまして今後、自動車の今後の発達、並びに両委員会の意見等をも十分参酌せられまして運用せられんことを希望いたしまして私は本案の、原案に賛成いたします。

第10回国会 運輸委員会 第26号(1951/05/28、2期、自由党)

○岡田信次君 第二条の第五項二号三号に外郭施設の定義を追加しておりまするが、こういうふうに細かく挙げる必要がどうしてあるのか、この点を一つ。
【次の発言】 そういたしますと、これ以外には大体外郭施設には列挙するものがないというふうにお考えになるのか。それからもう一つ、このうちで胸壁というのが最後にありますが、胸壁というものは何をお指しになるのか。それから第三号の物揚場又は船揚場というのがありますが、これはどういうものか、お尋ねします。
【次の発言】 いや、私は船揚場と物揚場とはどういうふうな関係にあるのか、それからもう一つ先ほどの胸壁ですが、そうすると胸壁は場合によつては防波堤にも、或いは護岸……

第10回国会 運輸委員会 第27号(1951/05/30、2期、自由党)

○岡田信次君 この法案の第一條に、モーター・ボートの性能向上等云々とございまするが、これは自転車の競走の場合も又小型自動車の場合も同様であると思います。従いまして競輪なり、或いは小型自動車の競走と申しますか、この法律が通りましたその後の実績に鑑みまして、自転車なり或いは小型百自動車が第一條に謳つている目的を十分に果しておるかどうかということをお調べにたつたかどうか、その点を先ずお伺いしておきます。  それから一番目といたしましては、モーター・ボートの競走は場所的には非常に制限される、それから天候、風でありますとか、或いは潮でありますとかこれらに制限されることが非常に多い、従つて開催される回数が……

第10回国会 運輸委員会 第28号(1951/06/01、2期、自由党)

○岡田信次君 この法案につきましてはすでに長時間に亘つて審議をいたしましたので、大体御質疑も盡きたと考えられるのでございます。直ちに討論採決に入られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 先ほどの動議は、諸般の情勢を察して一応撤回いたしますが、一つ皆様にお願いいたしたいのは、大分長いこと質疑をやつておりますので、一つ質疑を成るべく簡単にお切上げ願いたい。この点を希望いたします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/06/02、2期、自由党)

○岡田信次君 私は本案に賛成するものであります。本委員会及び地方行政との連合委員会の審議の経過を見ますると、本案に対する非難の要点は、勝舟券を発行することによつて弊害が生ずるということにあつたと考えられるのでありまするが、本法案及びこれが主務官庁たる運輸省の監督指導方針を仔細に検討いたして見ますると、従来の競輪法或いは小型自動車競走法等に対する政府の取締方針に比較いたしまして、格段の改善が加えられておるものと認められるのであります。この種の競技の通弊は、不正腐敗の防止並びに社会風教上に及ぼす悪影響について必要なる法的措置及び監督指導の方策に欠くるところがあつたが故であろう、かように考えるのであ……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第3号(1951/02/03、2期、自由党)

○岡田信次君 ちよつと発電量のことでお伺いしついのですが、予想の方ですと水力が六十一億キロワツトアワー、それから実績の方が八十二億キロワツトアワー、大体三四、五%違うのです。大体発電関係事業は電気を起すことが根本なのに、その見積りが三四、五%も違うというのは、事業の根本に影響すると思うのですがどういう見積りなんですか。大体発電所の能力を基礎としておられるのか、それとも需用の方からこういう予想を作られたわけですか。
【次の発言】 私長く鉄道におつたのですが 鉄道のような大事業でも旅客輸送なり貨物輸送について、予想と実績が三%、五%違つたことがないのですが、こういう大きな事業で三十数%違うというの……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1951/02/16、2期、自由党)

○岡田信次君 私二つお尋ねしたいのです。一つはこの日本の電力事業の再編成が非常にむずかしいというのは、要するに日本全体が電気が足らないということだろうと思います。従つて電気の電源の開発ということがどうしても必要だ、先ほどの委員会の御説明では大体電源開発の癌は資金が足りないことだというお話であつたのですが、この資金の不足が電源開発の癌だとするならば、未開発地点を地域的にこれはなさつておつても意味がない、そこで資金難、或いは電源開発の能力がある自家用発電の希望者に対してはこれを開放して積極的に電源開発を促進するというような御用意が委員会にあるかどうかという点一つと。もう一つはこれについては余り関係……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第7号(1951/07/17、2期、自由党)

○岡田信次君 石炭の問題で二、三お尋ねいたしたいのですが、先ほど松永委員長代理が、関係方面から七百五十万トンの石炭を焚けと指示があつたということですが、恐らく関係筋としましても能率の悪いくたびれた火力発電所に無駄に石炭を焚けというのではなくて、日本の今日の情勢からどのくらいの電力が必要だという基礎があつたと思うのであります。大体今度の料金の算定基準の基礎によりますと、二百八十億なにがしキロワツトアワーと相成つております。これだけでは足りないからこれをもつと三百億なり、それ以上にするには七百五十万トンの石炭が必要だという話があつたのか、その点が第一と、それからもう一つは、大体昨年の石炭の消費と本……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第8号(1951/07/18、2期、自由党)

○岡田信次君 私は運輸省に一言お尋ねいたしたいのでありまするが、今回の電気料金の改訂の基礎の算定は、御承知のように原価主義になつておる、一方同じ公益事業である鉄道事業に関連する鉄道運賃は、先ほど唐沢部長からのお話のように相当制作運賃が織込まれておる。そこで又さつきお話があつたのですが、近く鉄道運賃の値上げが問題になつて来るというお話ですが、その場合に運輸省としましては原価主義によるべきか、或いは政策料金を相当加味した方針を以て臨むかそれに対するお考えを伺いたいのであります。
【次の発言】 物価庁のお考えはどうですか、同じ公益事業で、電気料金は大体原価主義で行く、鉄道運賃その他は政策運賃を非常に……

第11回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1951/09/07、2期、自由党)

○岡田信次君 途中から……ちよつと申上げたいのですが、結局経費のほうで四百なり四百十五なにがしの不足、それから赤字経費のほうで二百六十三億ですかの赤字と、それに対して只今の大蔵省と折衝の模様を、もう一ぺんちよつとお伺いしたいのですが。
【次の発言】 そうすると少しお話が違いますが、私は二十六年度に入つて貨物輸送の実績から見て今年度は新造をする必要がないという考えを持つておりますが、大体三分の一の実績を見ましても優に一億六千万トン以上を運べるという実績を示している。然るにもかかわらず補正予算におきましては一億五千五百万トンで、貨車補給は別として、新車の特別の車種の関係は別として、全般的に見て新車……

第11回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1951/10/09、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) 只今から運輸委員会を開会いたします。  先ず派遣議員の報告を議題にいたしまして、三班派遣議員があつたのでございますが、本日は小酒井委員のみの報告をいたすことにいたしたいと思います。
【次の発言】 只今の小酒井委員の御報告に御質疑がございましたら御発言を願います。御質疑がないようでございますから、では次に最近の航空事情に関する件につきまして政府の御説明を承わります。
【次の発言】 只今の大庭次長の説明に御質疑がございましたら御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御質疑がございませんか。御質疑がないようでありまするから、次に講和条約締結後の海運事情に関する件につきまして政府……

第11回国会 図書館運営委員会 閉会後第1号(1951/09/27、2期、自由党)

○岡田信次君 少し見当違いかと思うのですが、政府の企図しておる行政整理と国会図書館との関係は何かございますか。
【次の発言】 昨年二十六年度の予算を審議いたします場合にも図書館の新らしい建築が相当問題になつたのですが、まあ一つ二十七年度は是非もう積極的に私どももいたしたい、又図書館におかれましても御努力を願いたい。かように考えますし、それから先ほど私がちよつと見当違いな行政整理のことを申上げたのですが、直接政府機関じやないから御関係ないということでございますけれども、何しろ一般的の予算を使うので、とかく行政整理なんていうことになるという方面に力を向けられる虞れもございますので、何と申しますか、……

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/09/03、2期、自由党)

○岡田信次君 貯炭量の算定の基礎はどういうのです。
【次の発言】 このOCIとの契約を見ますと、大体来年の三月三十一日にでき上るというふうになつておりますね。ところがこの熊野川なり只見川の問題は非常に古い問題で、多年日本でも非常に研究しておつたやつを、僅か半年ちよつとの間にこれだけの調査ができるお見込ですか。
【次の発言】 そうすると大体いずれにしても九カ月乃至十カ月で以て只見川の大計画が結論が得られるというお見込ですね。
【次の発言】 もう一つほかの問題ですが、先ほど技術長のお話では、なかなか見返資金或は自己資金が思うように入らないので、継続工事も新工事もなかなか進渉せぬというお話でしたが、……

第12回国会 運輸委員会 第1号(1951/10/18、2期、自由党)

○岡田信次君 今第七次造船の第一と申しますか、前半のお話があつたのですが、後半のお話がなかつたのですが、それはどうなんですか。
【次の発言】 値上問題につきましては、只今の通り次回に讓ることに異議がないのでございますが、折角私も要請をいたしまして国鉄総裁の出席を求めておつたものといたしまして、ただ一つ、あとでよろしうございますから。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 私は国有鉄道の運賃改訂に関連いたしまして、地方鉄道の運賃の改訂も必然に考えなければならんと思うのであります。これは勿論国会にはかからないのでありますが、その辺の事情を伺いたいと思います。ただここで御注文いたしたいのは、大体国有鉄……

第12回国会 運輸委員会 第3号(1951/10/24、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) ほかにありませんか。私から一つお尋ねしたいのですが、燈台の消燈というのはどういう原因なんですか。
【次の発言】 これを見ると北海道が多いのだけれども、北海道はそうひどい模様ではなかつたんですが、大体燈台なんですが、我々素人から見ますとどうもわからない。
【次の発言】 岬のほうの燈台ですか、防波堤ですか。
【次の発言】 非常にそうすると脆弱なものですな。
【次の発言】 もう一つお尋ねしますが、船舶なり或いは燈台なり、その他の施設が相当被害をこうむつたこと、今回の台風の被害状況というのから考えて、今後こういう被害を防止するには如何なる方法をとるべきかというような結論をお出しに……

第12回国会 運輸委員会 第4号(1951/10/25、2期、自由党)

○岡田信次君 昨日運輸大臣並びに運輸省の当局からいろいろお話があつたんですが、国鉄にお尋ねしたいのは、この運賃値上げ後の輸送サービスの改善に対する具体的なお考えを先ず伺いたいのです。
【次の発言】 電力の料金が値上げになつて、今日御承知のような状態なんですが、一つ国鉄の運賃値上げに伴なつてああいう二の舞を踏まないように特に一つ御警戒をお願いします。それから津田営業局長は運賃改正の要綱において、海陸輸送の調整ということを力説しておられまするが、この海陸輸送の調整は運賃の面からだけでは到底達しないと私考えるのですが、即ち臨港鉄道の敷設であるとか、そういう設備方面も充実しなければならんと思うのであり……

第12回国会 運輸委員会 第5号(1951/10/26、2期、自由党)

○岡田信次君 運輸事情の実地調査のために九月四日から十五日まで十二日間に亘りまして、北海道、青森県及び岩手県に派遣され、小樽、札幌、釧路、阿寒、函館、青森、蟹田、三廐、宮古、釜石、盛岡、山田線沿線諸村において、道、県、市町村の理事者並びに議会代表者、管区海上保安本部、海上保安部、管区気象台、海洋気象台、測候所、海運局、陸運局等運輸省地方機関並びに鉄道監理局、営業事務所、工事事務所等国鉄地方機関その他民間関係者より、運輸事情並びに運輸関係要望を聴取すると共に、港湾、巡視船艇、観測船、鉄道敷設、工機部等について実地調査いたしたのであります。以上の視察の詳細につきましては、お手許に北海道及び東北にお……

第12回国会 運輸委員会 第7号(1951/10/29、2期、自由党)

○岡田信次君 私は自由党を代表いたしまして、本案に賛成いたします。朝鮮事変以来、物価並びに諸料金が相次いで値上げをしておる際に、我が国最大の企業たる国有鉄道においても運賃値上の止むなきに至つたことは極めて遺憾に存ずるのでございます。併し一方国有鉄道経営上必要欠くべからざる銑鉄或いは鋼材、木材、セメント、その他の所要資材の騰貴が著しいものがございますし、又従業員の待遇改善も必要欠くべからざるものであると考えます。従いまして、鉄道の使命たる安全、迅速、確実なる輸送を確保するためにも今回程度の値上げはけだし止むを得ざるものであると考えるわけでございます。そこで本案に賛成いたすのでございまするが、この……

第12回国会 運輸委員会 第8号(1951/11/13、2期、自由党)

○岡田信次君 秋山次官のお話で、貨物船にトン当り五万円、油槽船にトン当り四万円、大体これが船価の三分の一ぐらいだと、大体船主も、或いは運輸省も、見返資金が船価の五割なり或いはそれ以上が出してもらえるのじやないかという御期待の下に今日まで七次の後期造船が延びておつたのだろうと思うのですが、この程度、三分の一ぐらいしか出せないというのならば、将来見返資金を当にしないで、自力その他の方法でやつて、一刻も早く船を造つたほうが日本全体の産業のためにいいのじやないか、かように考えるのでございますが、如何でございますか。

第12回国会 運輸委員会 第9号(1951/11/20、2期、自由党)

○岡田信次君 運輸省は目下鉄道施設基準法ですか、それに同保安法案と言われる法案を提出するように準備をしておられますが、あの法案の内容を拝見いたしますと、相当人間が要るように考えるのですが、それと今回の整理との睨合せというか、お考えはどうなつておりますか。
【次の発言】 もう一言、まあ現段階としてはそういう考え方は結構ですが、そうなりますると、この次の国会にそういう法案を提出されようとして準備をしておられるようでございます、けれども、私はできるだけその案に人間を必要としないような有効な法案にして頂きたい。現在の法案の案を見ますると、非常に人間が、運輸省だけでなく監督を受ける方面でも人を必要とする……

第12回国会 運輸委員会 第11号(1951/11/26、2期、自由党)

○岡田信次君 今の小委員長の報告のうちに、採否を保留したものの中に三河島、南千住両駅間に新駅設置の請願が保留になつたとあります。それはどういうのですか。
【次の発言】 只今のお話を伺うと、駅間が短か過ぎるというのが支障になつて、決定を保留された理由になつておりますが、あの辺は電車区間で、電車駅といたしますと五百メートルなり六百メートルなりが山手線なり、東京近郊の電車区間としては普通のようなんですから、余りそれが大きな理由にはならないと思いますが、専門員のほうで調べておられますか。

第12回国会 運輸委員会 第12号(1951/11/28、2期、自由党)

○岡田信次君 私はこの日本国有鉄道法の一部を改正する法律案に賛成いたすものでございます。從來日本国有鉄道法におきましては、長期欠勤者の取扱に欠けるところがあつたのでございまするが、今回一般公務員におきまして、長期欠勤者の取扱を改正することになりましたので、国有鉄道におきましては、多少一般公務員とは異なる点がございますといたしましても、やはり長期欠勤者に対する取扱を一般公務員と同様に改正して、長期欠勤者をして療養に専念せしむるということは、最も時宜を得た措置と考えられますので、本案に賛成するものでございます。

第12回国会 図書館運営委員会 第1号(1951/10/23、2期、自由党)

○岡田信次君 そうするとなおこのほか運輸省には技術研究所でありますとか、その他の図書館があると思いますが、或いは建設省の建設技術研究所とか、そういう方面に対する今後のお考えは如何なものでございましようか。
【次の発言】 国立国会図書館の本館の建築の問題でございまするが、これも国会図書館が設けられましてから以来の問題でございますし、又最近の情勢からこれが早急に具体化するということは緊要のことと考えられまするが、補正予算の中に全然そういう項目が現われておらんようでありますが、この点館長に御説明を煩わしたいと思います。
【次の発言】 この国際交換業務でございますね、この初めの半年と最近の半年と大分数……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1951/10/30、2期、自由党)

○岡田信次君 先ほどの石原君の質問にちよつと関連するのですが、電力の電源開発計画についてお尋ねするのでございますが、北陸におきましては水力の電源開発をやつておられる。火力のは一つも考えておられない。日発みたいに一つになつておつた場合には、水力の電源地帯には水力電源を作り、火力は石炭の近い所に作るというふうに行くと思われますが、こういうふうに分断された場合には、やはりそれぞれの会社が活きて行くためには、これに伴う火力の発電所の計画もあつて然るべきではないか。先ほど石原君の質問にあつたような、豊水期は電気をどんどんやるが、渇水期はやらないんだというお考えをお通しになる、そういう御計画なのか、そうい……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第8号(1951/11/20、2期、自由党)

○岡田信次君 今の問題に関連して、東京大阪なりに盛んに建物ができますが、これに対して重油によるタービンの自家発電を作らせるというようなお考えはないか。それから更に天然ガスを利用して、火力発電所を作る計画をお立てになつたことがあるかどうか、その二点をお伺いしたいと思います。

第13回国会 運輸委員会 第2号(1952/02/01、2期、自由党)

○岡田信次君 理事の互選は委員長に一任いたしたい動議を提出いたします。
【次の発言】 船が必要だということは申すまでもないのですが、六次造船、或いは七次の前期に二十万トン、後期に二十万トン、二十七年度に三十万トン、三十五万トンというふうに、政府が船を造ることに関與しておるというのは、主として資金関係だろうと思いますが、一体いつになつたら、政府が関與しないで船主が好きな船を何万トンでも造るというふうになるか、又そういうふうにしようと、何か方策をとつておられますか。
【次の発言】 五〇%の荷物を日本船で運ぶ、そういたしまするには、まだ老朽船の交替その他で相当の量を殖やさなければならんと思うのであり……

第13回国会 運輸委員会 第4号(1952/02/12、2期、自由党)

○岡田信次君 この企業合理化促進法は衆議院で可決されてから、すでに大十日経過しておるのです。ですから事を運ぶのに、いずれにしても早急にこの案は御決定を願いたいと思います。

第13回国会 運輸委員会 第5号(1952/02/15、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) 只今より委員会を開会いたします。  この際御報告いたしますが、先般当委員会で決定されました企業合理化促進法案について通商産業委員会との連合委員会開催の日時は明十六日午前十時となりましたので御報告申上げます。  先ず一般運輸事情に関する調査中、昭和二十七年度運輸省関係予算及び日本国有鉄道予算に関する件を議題といたします。前回に引続き御質疑のあるかたは御質疑を願います。
【次の発言】 速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 資料を一つお願いしたい。国鉄のかたがたにお願いする……

第13回国会 運輸委員会 第6号(1952/02/26、2期、自由党)

○岡田信次君 日本の新造船の船価の問題についてお伺いいたしたいのですが、従来この商船の一総トン当りの建造費というのと、それから鉄道の単線分のトンネルなり、或いは橋梁の一メートル当りの分とほぼ同様だつた。ところが最近は鉄道のほうについて言いますと、トンネルなり橋梁なり、一メートル当り大体十万円内外、ところが船舶のほうは一総トン当り十五万円内外、四、五割高いわけです。いろいろ原因があろうと思いますが、私考えますのに、どうも日本の造船計画が無計画だ。従つて船台その他が非常にアイドルになることがある。その間に苦しまぎれに造船所のほうで外注船を引受けるというようなことも、いろいろこの一つの原因になつてい……

第13回国会 運輸委員会 第7号(1952/03/03、2期、自由党)

○岡田信次君 私は五つばかし国鉄総裁にお尋ねしたいのですが、先ず一つは国営自動車についてお伺いしたい。これは先般資料を頂いたのですが、鉄道線路に並行している国鉄自動車線が十ばかしあるわけであります。そのうち立派な固定資産を擁している線路が片方にあると、而もその上には一日数往復程度の列車しか運転していないと、そういう区間があるわけでございましてそれで、そういう線路に沿うて惡い道路の上をバスが無理して走つている、かかる区間がなぜ線路の上にバスを乗せろという意味合いのガソリン・カーの計画なんかによつて固定資産の活用を図るというふうな方法、措置をとられないのか、惡い道路の上を自動車が走るより、線路の上……

第13回国会 運輸委員会 第8号(1952/03/06、2期、自由党)

○岡田信次君 大臣はたびたび電化の問題に間しまして、一万キロ電化というお話がありますが、その一万キロにつきましてはどういう線が包含されておるのか、又その根拠はどこにあるのか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 国鉄のこし電化は、大体日本の石炭資源との関係も非常に多いかと思うのでありますが、私は大体国鉄をあと五千キロも電化しますれば、恐らく三百万トンぐらいの石炭が要らなくなる。あとの五千キロはやつても恐らく百万トン程度しか浮ばないのじやないか、かように考えますので、電化としては五千キロぐらいで一応見逸るという方向に行くべきではないか、かように考えますが、それからもう一つは一キロに二千万円……

第13回国会 運輸委員会 第9号(1952/03/11、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) それでは只今より委員会を開会いたします。  捕獲審検所の検定の再審査に関する法律案を議題といたします。先ず本法案に対する政府の御説明を願います。

第13回国会 運輸委員会 第10号(1952/03/14、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) まだ来ておりません。
【次の発言】 至急催促しましよう。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて……高木委員に申上げますが、安本の関係官は今日どうしても来られないそうですから一つ次回にあなたの御質問は保留して頂きたいと思います。
【次の発言】 それでは次は捕獲審検所の検定の再審査に関する法律案を議題にいたします、これにつきまして質疑に入りますが、今日御質疑のあるかたは御発言をお願い申上げます。ただこの案件につきましては政府から先日説明があつたばかしでございますので、まだ御研究の時間もなかつた点もございますので、次回に廻してもいいかと思いますが……

第13回国会 運輸委員会 第11号(1952/03/18、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) 只今より委員会を開会いたします。  昭和二十六年十月の台風による木船災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案を議題といたします。発議者より提案の理由の御説明を願います。
【次の発言】 本件につきましては、本日は発議者の提案理由の説明だけにいたしまして、質疑その他は次回以後に譲りたいと存じますが、如何ですか。……ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を願います。
【次の発言】 ほか御質問ございませんか……それでは日程に捕獲審検所の検定の再審査に関する法律案が載つておりますが、本日各派の議員さん皆さんおいでにならないかたもありますので、次回に廻したいと思いますが如何でござ……

第13回国会 運輸委員会 第12号(1952/03/25、2期、自由党)

○岡田信次君 船舶運営会の清算につきましては、すでに昭和十七年逓信、司法省令二の戦時海運管理令二基ク船舶運営会ノ登記及清算二関スル件というのが制定されているにもかかわらず、特に本法律案を必要とする理由は如何ですか。
【次の発言】 そういたしますと前の逓信司法省令を法律に直すようにしたらどうなんですか。

第13回国会 運輸委員会 第13号(1952/03/31、2期、自由党)

○岡田信次君 引揚者の量、将来の引揚者の量というものは全然見当がつかないのですか。
【次の発言】 この大阪商船の高砂丸との契約はこの法律によるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、先ほど大臣からこの引揚者の量その他は全然見当はつかんというお話なのですが、暫らく大阪商船との高砂丸の契約にまつて、強いてこれを出す必要はないように思うのですが、如何ですか。
【次の発言】 この高砂丸の輸送能力と言いますか、どのくらいのものですか。
【次の発言】 廃止しようとする中で自動車の登録に関する省令を廃止することになつていますね、それで御承知の通り昭和二十二年内務省令第八号「正式外交代表又はその家族が所有……

第13回国会 運輸委員会 第14号(1952/04/14、2期、自由党)

○岡田信次君 観光地が発展すると、非常に自動車の往復が激しくなる。ところが今日本の日光にしろ箱根にしろ、自動車の駐車場であるとか、車庫であるとか、そういう設備が一つもできておらない。これに対して政府というか、観光部ではそういう設備の指導なり、或いは助成なりに対してどういうお考えを持つておられるか、伺いたいのです。
【次の発言】 もう一つお尋ねいたしたいのは、政府から道路整備特別措置法というのが提出されておつて、賃取り道路とかいうことになつておるのですが、どうも天下のハイウエイを賃取り道路というのはおかしいので、むしろ観光地域とか、観光とかいうようなことで料金をとるのならいいのですが、これに対し……

第13回国会 運輸委員会 第16号(1952/04/22、2期、自由党)

○岡田信次君 この法律は非常に何と言いますか、厖大で、実際こういうのが気象台で、只今の御返事では今の気象台その他の機構でできるというお話でしたが、ちよつと私が一例を挙げますれば第二條にいろいろこの気象の定義が挙つておる。その四項でそれらの業務が挙つておりますが、一例を水象、水の現象について考えても、これを本当に完全に観測しその成果の收集をやろうとするならば、先ず第一に植物学から物理学は勿論のこと、数学、或いは生理学、化学その他のあらゆる知識を動員しなくては水の現象一つについてもできないと思うのですが、如何ですか。
【次の発言】 只今気象台長のお言葉ですけれども、例えば洪水のあれをやるといたしま……

第13回国会 運輸委員会 第18号(1952/04/25、2期、自由党)

○岡田信次君 そうすると、この前の委員会で私がお尋ねしたのですが、この法律の対象になる車が一万八千四百二十五両あるというお話でしたが、それに関しまして今の自動車税とか、或いはガソリン税はどのくらいになりますか。

第13回国会 運輸委員会 第19号(1952/05/09、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) 速記を始めて。  続いて国際観光ホテル整備法の一部を改正する法律案を議題といたします。御質疑のおありのかたは御質疑を願います。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか……別に御発言もございませんようですから、質疑は盡きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに御発言はございませんか。別に御意見もないようでございますから、討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。

第13回国会 運輸委員会 第20号(1952/05/12、2期、自由党)

○岡田信次君 この木船運送法案で標準運賃制度というのが今度できておりますね、陸上の自動車その他のあれは大体確定運賃制になつているんですが、どうも標準運賃制だと大体告知をして、それを参考にするというようなことにしかならないのですが、もう少し何というか、強力な方法はとれなかつたのですか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 先ほど專門員の説明によると、九〇%ぐらいが個人経営だとかいうことですが、そうしますと、今度この法律によつて登録制度が布かれて、運航業者一万三千九百ばかりのうち九〇%ぐらいが……、これだとやはり一万以上になると思いますが、非常な煩瑣なことになるのですが、先ほどお話のあつた組合……

第13回国会 運輸委員会 第21号(1952/05/14、2期、自由党)

○岡田信次君 私もこの法案に賛成するものであります。いわゆるこの木船が我が国海陸輸送界に極めて重大な役割を演じておるのみならず、この形態と申しますか、経営形態が極めて脆弱である。又業務の安定性が常に脅かされておるということは、先日来の提案者並びに政府当局の説明の通りであると思うのであります。今般この法案の制定によりまして、木船の運送事業の経済的地位が向上する、或いは木船運航業者の立場が強化されるというふうになりますれば、我が国海陸輸送界、それぞれの分野における輸送が増進され安定されまして、我が国の再建の上に役立つことは極めて大であろうと思う。こういう意味合いにおいて本法案に賛成するのでございま……

第13回国会 運輸委員会 第23号(1952/05/22、2期、自由党)

○岡田信次君 只今佐藤君からいろいろ詳しい国鉄の悩みについてのすべての現状についてお話があつたのですが、一応結論としては何ですか、国会においてやつて頂きたいということと思うのですが、いやしくも国鉄であるからには国鉄としてはその財源を如何にして求めるかとかいう考えがあつて然るべきだと思いますが、その点。
【次の発言】 国鉄として打つ手じやなくて、国鉄としてはこういう手を国会に打つてもらいたいということを伺つておるのです。
【次の発言】 このパンフレツトを拝見しますと、全く国鉄の一番悪いところばかり挙げていて橋梁が悪い、レールが悪い、少しいいと思うのはよく整備された線路の一例、或いは生れ変る木造客……

第13回国会 運輸委員会 第25号(1952/05/29、2期、自由党)

○岡田信次君 こういう法律ができて、いい旅行斡旋業者ができると、これを一般国民に周知せしめる、徹底せしめるという何か方法について、どういうふうに当局はお考えですか。
【次の発言】 もう一つお伺いしますが、もぐりの旅行斡旋業者が横行する心配はありませんか。若しありとすれば、その取締りの方法を伺いたい。

第13回国会 運輸委員会 第26号(1952/06/04、2期、自由党)

○岡田信次君 この法案を審議するために難島航路の実況を明らかにしておる資料を頂きたいと思います。
【次の発言】 大体私どもの考えているのは航路補助の現在の実績であるとか、或いは航路事業者の経営の状況とか、航路の数と輸送量とか、或いは稼動船舶の耐用年数とか、そういうようなものが欲しいのですが、そういうものは御用意になつておりますか。
【次の発言】 昨年六月自動車抵当法が制定されて個々の自動車に対して金融の途が開かれたのですが、この法律制定後における効果というか……。

第13回国会 運輸委員会 第29号(1952/06/12、2期、自由党)

○岡田信次君 海上運送法二十條による補助のうち、離島航路の補助というのはどのくらいあるのですか。
【次の発言】 ちよつと聞き漏らしたのでありますが、二十條による補助のうち、今の数字が離島航路の補助の数字でありますか、全体に対する割合と言うか…。
【次の発言】 そうすると、特にこの離島航路整備法というものを作らなければならないというのはどういうわけですか。
【次の発言】 そうすると、その点はいいといたしまして、その離島航路整備法が施行されますというと、海上運送法の二十條による補助はなくなるわけですね。ところが今お話によると殆んど離島航路だと言うから余り実害はないようでありますが、さつきのお話の宇……

第13回国会 運輸委員会 第30号(1952/06/16、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) 只今より委員会を開会いたします。  離島航路整備法案を議題に供します。御質疑のおありのかたは御質疑を願います。
【次の発言】 前之園議員にお答えいたしますが、本日山縣委員長、所用で欠席いたしておりますので、次回に山縣委員長から一つ今の問題には御答弁申上げると思います。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。  ほかに御質疑はございませんか……。別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入ります御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述……

第13回国会 運輸委員会 第31号(1952/06/19、2期、自由党)

○岡田信次君 新聞を見ますと、とにかく跨線橋の危ない所が十七カ所あるというのが書いてあるのですが、本当でございますか。
【次の発言】 今の跨線橋の保守の、何と申しますか、機構というか、組織というか、大体骨組の主体は保線区でやつているが、ところが羽目板とか、屋根だとか、そういうものは営繕とか建築とか、一つの構造物が一つ一つ違うということを聞いているのですが、果してそうであるのか。若しそうすると、一つの構造物をそういうように複雑な、違つた機関がやるというようなことが、保守が完全に行かないという一つの原因になるのではないか。そういう点について伺います。

第13回国会 運輸委員会 第32号(1952/06/20、2期、自由党)

○岡田信次君 そうすると航空機製造法のほうはこれに合せて削除するところは削除する、訂正するところは訂正することになつておりますか。
【次の発言】 そうすると今の尾崎議員のお話では、航空機製造法のほうは大体原案通りで通つておるらしい、そうして片方は直つておる、それで何か支障はないのですか。
【次の発言】 航空法の第四条の第四号にここに三分の一という数字が載つておるのですが、これは四分の一とか、二分の一とか、いろいろ御議論があつたと思いますが、三分の一に定められた経緯を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 先ほど私の質問に関連して、大臣から御希望が述べられたのでございまするが、日本の国力の点か……

第13回国会 運輸委員会 第33号(1952/06/26、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) 鹿子木次長が来ております。
【次の発言】 それじや機械局長に対する質疑は本日は一応打切りまして、次回にお願いすることにいたしまして、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそういうことに、どうも……。
【次の発言】 私からちよつと小野委員に申上げますが、今出席の政府委員は産業局長なんだそうであります。今小野委員の御質問の点は、物価局のほうの所管で、物価局長がいないとお答えできないと言つておるのですが、次回のときに……、前回に御質問の内容で物価局長をというお話があつたのですか。
【次の発言】 私もこの問題について一つ次回に御質問いたしたいと思います。

第13回国会 運輸委員会 第34号(1952/06/27、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) 只今より運輸委員会を開会いたします。一般運輸事情に関する調査中、石油事情に関する件を議題といたします。前日に引続き御質疑のおありのかたは御質疑を願います。
【次の発言】 この石油事業に関しましてほかに御質疑はございませんか……。
【次の発言】 それでは次に輸入自動車に関する質疑を前回に引続いて続けたいと思います。今日は高木委員に申上げますが、通産省の機械局の車両部長と安定本部の貿易局長が来ております。

第13回国会 運輸委員会 第35号(1952/07/09、2期、自由党)

○岡田信次君 先日来この輸入自動車の問題につきまして、当委員会の各委員と通産当局、運輸当局と応答が行われたわけですが、それを聞いておりますと、通産当局といたしましては、我が国のこの乘用自動車の生産工業というものを極度に保護しようという政策がとられておる、これは朗らかであろうと思うのであります。私は通産省がこういう態度をとられることは当然であると、こういうことは認めるのでありまするが、ただその方策として外国自動車の輸入を抑制することを唯一の手段とすることが少しわからないのであります。先日来機械局長は英国なり、或いはフランス等におきましては輸入自動車を極度に制限しておるということを以て、我が国にお……

第13回国会 運輸委員会 第36号(1952/07/26、2期、自由党)

○岡田信次君 私も全く前之園委員と意見を同じうするのですが、先ほどの機械局長、只今の車両部長のお話は平素我々の委員会において述べた趣旨と少しも変らない。我々はそういう意見を聞いているのじやなくて、現実にいろいろその方面にやつおられるかたがたにわざわざお忙がしい、お暑い中をおいで願つて、現実の問題についていろいろ御意見を聞いて参考にしようというわけで来たのにもかかわらず、この間うちの御意見と一つも変らない、現実の具体的な問題について何らのあれがないということについては非常な不満を表明しますが、この際休憩してよく政府当局に再考の余地を與えられて午後再開されたらどうかと思います。

第13回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/02/20、2期、自由党)

○岡田信次君 定員の二十七人減というのは、これは実員そのものですか。
【次の発言】 昨年のこの前の国会のこの委員会で、館長は大体一般の行政整理には乗らないで、図書館の整理はやらんということをおつしやつたのですが、こういうふうになすつた間に、その間の事情があるのですか。
【次の発言】 今羽仁さんの後段の点につきましては私も賛成なんでありますが、一応委員長並びに理事のかたがたで以て御相談を願つて、この次の委員会にお話を頂いたらいいかと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第15回国会 運輸委員会 第6号(1952/12/03、2期、自由党)

○岡田信次君 この前の国会で行政機構の簡素化その他の問題があつたときに、海上保安庁関係のものを別に法律を以に定めるときまで延期するというようになされましたね。その後これに対して当局ではどういうふうにお考えになつておりますか。
【次の発言】 御承知のように海上公安局法、それからそれに関連する保安庁法、こういうふうに一応成立しておるのですね。ただその期日別に法律を以て定めるときまで延期するというので、極めて不安な状態に置かれている。あの当時の審議のときも、法律を以て定めるときなんという不確定なことでなく、十二月三十一日までとか、或いは二十八年三月三十一日までとかいう期限を切つたらどうかとい意見が相……

第15回国会 運輸委員会 第7号(1952/12/04、2期、自由党)

○岡田信次君 今のヘリコプターのことなんですが、この説明書を拝見いたしますと、航続距離が大きいと書いてありますが、航続距離が二百四十マイル、時速八十六マイル、大体三時間しか飛べないのですね。そうすると百マイルしかとにかく行けない、それで航続距離が大きいと言えるのか。それから、こういうヘリコプターは沿岸の哨戒、遭難船の発見、人命の救助その他の義務を持つている。ヘリコプターは悪天候のとき果してできるのかどうか、それらを考え合せて、ヘリコプターが一番これらの任務を遂行するのにいいのかどうか。
【次の発言】 もう一つ、遭難船の発見なんかの場合は恐らくこれは天気が悪い。天気が悪いときに、その上でもつてと……

第15回国会 運輸委員会 第8号(1952/12/08、2期、自由党)

○岡田信次君 炭労ストに伴いまして、石炭の不足から国鉄列車の削減がすでに行われており、又このままの状態で推移すると、近日更に大幅の列車削減が行われるというふうに新聞が伝えておりますが、私、まあ炭労ストが始まつてから四十数日経ておるのですが、列車の削減ということが実施されると、その日から直接国民に非常に大きな影響を与えるというふうに思うのであります。そこでこの伝えられるような非常な大幅な列車の削減が行われるならば、その前に広く国民にこれを知らせて、そして一つは炭労ストに対する国民全般の正当な判断を喚起する。更に列車を削減した場合の国民の心構えを作るというようにしないと、列車が削減された場合に非常……

第15回国会 運輸委員会 第9号(1952/12/10、2期、自由党)

○岡田信次君 私ちよとその前に港湾局長に質問したいことがあるのです。今の中村委員の御提案の前に、港湾局長に一つ質問したいのですが、私昨日も運輸大臣に伺つたのですが、海運が最高能力を発揮するためにはやはり船と港の設備を総合しなくちやいかんと思う、こういうことを申上げたのですが、どうも船のほうが先走つちやつてどんどん拡充されて、港湾の整備ということが一向進捗しないというふうに感じるのですが、溝湾局長は外航船、特に外航船の拡充と港との関係に対して常に密接なる連絡というか、関心を持つてやつておられるのかどうか。どうもいろいろ港の改築整備計画をみますと、どれもこれも三十一年とか、三十二年とかいうようにな……

第15回国会 運輸委員会 第10号(1952/12/12、2期、自由党)

○岡田信次君 この法律は買う船には適用されないのですか、新らしく作る船だけですか。
【次の発言】 そうすると、大体今年度の後期以降にこれを適用するようにも考えられるのですが、もう今までにすでに作つた船というのは相当、二百万トンくらいになるらしいので、それの率のほうが大きいのじやないですか。
【次の発言】 これは甚だ愚問なんですが、これは各金融機関の利率というのはこれは同率なんですか。

第15回国会 運輸委員会 第12号(1952/12/15、2期、自由党)

○岡田信次君 先ほどの小野委員の御動議に私も異議ございませんが、委員長が言われたように、特に御質問がないというように御解釈されても困るので、従来のいきさつもあつたので、今日は前之園委員に譲り、その関連質問の必要上内村、鈴木両委員の質問を拝聴したわけですが、私のほうにも質問があるということを御了承願つて、本日は一つ散会して結構だと思います。

第15回国会 運輸委員会 第13号(1952/12/16、2期、自由党)

○岡田信次君 先ほど高木委員からもお話があつたのですが、自動車の関係ですが、今回の運賃改訂に際してトラツクなり、バスなり、その他自動車の影響と申しますか、先ほど総裁の言われた協調、それらの関係も御考慮になつておりますか。
【次の発言】 そうすると、今度の運賃改訂に伴つて輸送量を想定する場合に、自動車のために割引率が少いという関係で或る程度減るということは見込んであるのですか、ないのですか。
【次の発言】 もう一つ私、運輸の当局に伺いたいのですが、国会にこの運賃法の改正を提起される前に公聴会を開きましたが、公聴会の公述人の意見をどの程度入れたのか、入れないのか、この点を……。

第15回国会 運輸委員会 第14号(1952/12/17、2期、自由党)

○岡田信次君 国鉄の運賃が昨年の十一月一日に改正されて、それから又今回提出されたのです。而も今回の運賃値上げの内容を見ますと、ただ経営費の不足を賄うに過ぎない、今後の国鉄の方針であるとか、或いはサービス改善であるとか、そういうようなことは一つも考えられておらない。而も提案理由の説明にもありましたように償却の不足の分とか、或いは荒廃施設の取替えのための費用に対しては、別途の措置を講ずるというようなお話があつたわけですが、これら償却の不足なり或いは荒廃施設の取替えの経費と、こういうものは延ばせば延ばすほど殖えるのです。そういたしますと、まあ何か別途の措置を講ずるというようなお話がありますが、私はど……

第15回国会 運輸委員会 第15号(1952/12/18、2期、自由党)

○岡田信次君 先ほどの中村委員との質疑応答を伺つていますと、大体衆議院の議決通り十一月から実施するというと給与総額に剰余を生ずることになるのですか。
【次の発言】 そうしますと、第一項を八月から実施すると、大体百七億なにがしというものはすつかりなくなつちやつて、あとの第二項以下は実施できないということなんですか、簡単に言うと。
【次の発言】 第一項要するに裁定を完全実施するというふうになると、今の百七億というものは更にどのくらいになるわけですか。見込だと思いますがね。いろいろの今後の団体交渉その他によつてはつきりしないと思いますが。
【次の発言】 そうすると、言い換えれば、大体この第二項以下の……

第15回国会 運輸委員会 第16号(1952/12/19、2期、自由党)

○岡田信次君 私は本案に賛成いたします。  戦争によりまして潰滅した日本の船腹を再建して、貿易或いは国際収支の改善に資するということは、今日日本で最も緊急なことだろうと考えるのであります。然るに戦後船舶の建造費が非常に高騰しました関係上、戦前の状態に日本の船の状態を持つて行くということは幾多のむずかしい点がある。その一つの難点を打開する意味におきましてこの法律案に賛成するのでございます。ただこの際私は政府に特に要望いたしておきたいことは、船の建造費がいろいろな事情があるといたしましても極めて高いということはいなみがたい事実でございます。大体戦前戦中を通じまして船の一穂トン当りの建造費と、私の職……

第15回国会 運輸委員会 第18号(1952/12/23、2期、自由党)

○岡田信次君 私は本案に賛成いたします。  国有鉄道の運賃が一般の物価に比し極めて低いということは言うまでもないのでありまするか、と申しまして、運賃は安いほど結構なのでありまするが、併し輸送の原価を割るとか、或いは経営自体を困難に陥れるというふうでは却つて国民生活を危殆に陥れ、又産業の進展を期し得ないと思うのであります。そこで運賃の改正のたびに問題になるのが国有鉄道の経営が果して合理的に行われておるか、或いは能率的に行われておるかということでありまするが、私大観いたしますのに、大体国有鉄道の経営は能率的の点は別として、合理的に行われているんじやないか。即ち職員の給与にいたしましても、一万三千四……

第15回国会 運輸委員会 第19号(1952/12/24、2期、自由党)

○岡田信次君 私は只今議題となつておりまする公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして衆議院の議決通りの本文といたしたい。即ち、   本件は公共企業体等仲裁委員会裁定中第一項は昭和二十七年十一月以降実施するものとしてこれを承認する。これに次の附帯決議案をつけたいのであります。   附帯決議案  一、公共企業体等労働関係法の精神に鑑み、政府は将来における裁定の取扱についてはこれを完全に実施する方針を以つて各般の措置を講ずべきである。  二、裁定につき国会の承認を求むる場合は、予算上又は資金上不可能なる部分に限定すべきである。以上の附帯決議付きで、この裁定……

第15回国会 運輸委員会 第21号(1953/02/19、2期、自由党)

○岡田信次君 この直轄港湾改修費の中に特定重要港湾、重要港湾とあります。それから港湾改修費補助というところにやつぱり特定重要港湾、重要港湾となります。この特定重要港湾と重要港湾は大体同じことだと思うのでありますが。片一方は港湾建設局でやり、片一方のほうは地方機関でやることだと思うのですが、これはどうして一緒にしてやらないのですか。
【次の発言】 そうすると直轄港湾改修費の十五億の中にも、運輸省の直轄機関の港湾建設局でやるのと、それから大阪なり、東京なりのような、地方の自治体でやるのと、二種類あるのですか、この十五億の中に。
【次の発言】 そうすると、大体この仕事と言いますか、工事と言いますか、……

第15回国会 運輸委員会 第22号(1953/02/24、2期、自由党)

○岡田信次君 この国際線と国内線ですね。これは可分だと思うのですが、これを特に一緒になさるというのでございますが、何か強い理由がございますか。
【次の発言】 ちよつと只今の大臣の御答弁じや私納得できないのですが、今度できる新日本航空株式会社というのにも恐らく日本航空が相当のパーセントにおいて参加すると思うのですが、そういたしますれば、今お話の乗員の問題であるとか、或いは設備の問題とかいうのも特に一つの国内と国外を一緒にした会社にする大きな理由にはならん。むしろこういう一つの会社にして、そうして多額の量のある日本航空会社の負債その他を新会社が背負つて、更にそれに対して政府が十億も補助するというこ……

第15回国会 運輸委員会 第23号(1953/02/28、2期、自由党)

○岡田信次君 この間から小酒井委員がいろいろ質疑を重ねております死亡傷害以外の補償、殊に保安官に関係せざる海難救助の問題をやはり包含したような法律にしたほうがいいというふうに私は考えるのですが、甚だ変な質問ですが、何かそれに対して別に御反対もないと思うんだけれども、手続その他の関係で複雑になりますか。

第15回国会 運輸委員会 第25号(1953/03/09、2期、自由党)【議会役職】

○理事(岡田信次君) 只今政府のほうの説明がございましたが、続いて専門員のほうで調べた事項が多少あるようでございますから先にそれを聴取することにいたしたいと思いますが。
【次の発言】 それでは田倉専門員。
【次の発言】 水先法の一部を改正する法律案に御質疑のおありの方は御質疑を願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ほかに御質疑は、ございませんか。
【次の発言】 ほかに御質疑はないようでありますから、質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 速記をとめて下さい。    午後四時三十八分速記中止

第15回国会 運輸委員会 第26号(1953/03/10、2期、自由党)

○岡田信次君 この前の低性能船舶買入法のときに、あれを実施すればもう日本には低性能船舶はなくなるのだ、極端に言えば……、というような御説明だつたんですが、今回のこれの御説明によりますと、なおそういう低性能船舶がある、一体これはどういうわけですか。
【次の発言】 そうしますと、結局低性能船舶をとにかく解体しようということは同じなんですな、買入法によつてもそれから今度の利子補給法によつても。ですから、折角前に低性能船舶買入法というのを実施したのだから、これに適当なる修正を加えるとか、或いはこれを又起し直すとかいうような方法で進めるわけには行かないのですか。

第15回国会 運輸委員会 第28号(1953/03/14、2期、自由党)

○岡田信次君 今日は運輸大臣は来ないのですか。
【次の発言】 これは重要な法案だから一回来てもらつたほうがいいと思うのです。
【次の発言】 大臣の御説明にも、それからこの前の航空局長の御説明にもあつたのですが、この国内航空と国際航空を一緒にやると非常に万事が能率的で経済的だというお話があつたのですが、これの一つもう少し具体的なお話を伺うなり、或いは資料を頂きたい。
【次の発言】 例えば分離すると両方で航空機が二十台要る。十台ずつ要る。ところが一緒にやればそれが十五台で済むとかそういうような簡単なあれがありますか。
【次の発言】 その資料を拝見してから又いろいろお伺いしたいと思うのですが、国際線……

第15回国会 図書館運営委員会 第2号(1952/12/05、2期、自由党)

○岡田信次君 只今の行政機構の改正に伴うところの整理との関係でございますが、電通図書館を今度電通省が公社になつたから廃止したというのですが、残しておいたら如何ですか、残すというわけに行がないのですか。
【次の発言】 この電通にいたしましても、或いは専売公社、或いは日本国有鉄道、いずれも強力且つ有力な図書館を持つておると思います。図書館法の関係で直接いかんというのなら、一つ只今お話になつたように内部的の連絡その他でうまくするようにお願いいたします。
【次の発言】 海上保安庁の図書館ですが、これは運輸省の図書館の中に包含されておるのじやないのですか。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 運輸委員会 第1号(1953/05/27、3期、自由党)

○岡田信次君 理事の互選は、成規の手続を省略いたしまして、委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第16回国会 運輸委員会 第4号(1953/06/30、3期、自由党)

○岡田信次君 ちよつと細かい質問なんですが、監督局長の説明の数字に少し嘘がある。関門トンネルの状況で、全線約四キロのうち二キロ浸水して、その水の量が十万立方メートルと書いてありますが、私の記憶では、この断面は三十平米ですから、二キロだと六万立方メートルにしかならんですがね。これを六万立方メートルを八台のポンプで抜いておりますから、四日ちよつとあれば六万立方の水が出ちやう。
【次の発言】 このトンネル断面の約三十平方メートルというのは、これは事実なんです、つかつた長さが二キロになるか一キロになるかは別として。そうなれば、無論六万立方メートル、或いは六万前後ということは確しかですが、そうなると、六……

第16回国会 運輸委員会 第5号(1953/07/01、3期、自由党)

○岡田信次君 私も大体この問題は一松委員と見解を等しくするのでありますが、一松委員は途中で何か了承しちやつたようでありますが、この話の出ました昭和二十二年四月十八日の日本国憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律と、この臨時船舶管理法施行規則ですか、これの効力との関係に対する法制局長の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると今の昭和二十二年の法律第七十二号でございますか、第一條に「日本国憲法施行の際現に効力を有する命令の規定で、法律を以て規定すべき事項を規定するものは、昭和二十二年十二月三十一日まで、法律と同一の効力を有する」とありますから、二十三年の一月から効……

第16回国会 運輸委員会 第7号(1953/07/07、3期、自由党)

○岡田信次君 先ほどの鉄道部長のお話の関門トンネルの話なんですが、七月十五日までに何としても開けるというような御様子は単線分だろうと思います。あとのもう一本ですね、それから又これから先大雨、雨季を控えておつて、今後あの程度の水はないにしても相当な雨が降るという場合に、それに備えて水抜きトンネルというものがあつてその中にポンプがある。これも恐らくつかつちやつて駄目になるのですが、これらに対する今後の大雨、雨季に対する備えはどうなつているんですか。

第16回国会 運輸委員会 第9号(1953/07/10、3期、自由党)

○岡田信次君 私、前回この問題で、この海事代理士に類似の司法書士であるとか、或いは行政書士であるとか税理士と申しますか、そういう方面のこの関係のあれはどうなつておるかということをお尋ねしたのですが、その返事を聞いておらない。これを一つ伺いたいことと、それから、この年に一回試験をするのですが、従来の実績は大体どれくらい受けて、どれくらい合格するか、御答弁を願いたい。
【次の発言】 私のほうから、それじや言いますから、一つ海運調整部長、聞いて下さいよ。この前お尋ねしたのですが、まだ資料ができていないようですが、私が専門員に調べさせたところによりますると、この海事代理士法と類似の行政書士法であるとか……

第16回国会 運輸委員会 第10号(1953/07/13、3期、自由党)

○岡田信次君 只今の説明で海事代理士は大体二十六年度四十四名しか試験を受けない。合格した者が十一名。二十七年度は四十三八で七人。海事代理士の全体の数は百三名しかないのですね。それから税理士につきましては、今お話になつたように圧倒的に数も多い。二十六年度四千人に対して三十五人しか及第しない。或いは二十七年度三千六百人に対して八十人しか合格しない。大体、例えば海事代理士とは数そのものも又試験の状況も全くスケールが違うのです。一方においては複雑な法律の規定がないというのに、極めて小さなものに対して相当無理と思われるような規定があるのですが、甚だくどいようですが、どうしてこういう特別なる規定を特にこの……

第16回国会 運輸委員会 第11号(1953/07/14、3期、自由党)

○岡田信次君 第四十四条なんですが、昨日のお話で旅客定期航路事業に関しては、四十四条の、川や湖が海上と同じようになつたのですが、そういたしますと、現在湖だとか沼だとか川で以て、この海上運送法に言われております船舶運航事業以外の船舶貸渡業、海上運送取扱業、海運仲立業、海運代理店業、検数業、鑑定業及び検量業というのが行われているのかどうか。
【次の発言】 そういたしますと、大体河川、湖沼における主なる、何といいますか、運送業は、船舶運航事業であるというふうになりますれば、河川、湖沼と、海上と、分ける必要がないのじやないか。四十四条はやめちやつて、どこか第二条の二項かなんかに加えたら、四十四条は削除……

第16回国会 運輸委員会 第12号(1953/07/15、3期、自由党)

○岡田信次君 この法律によりますと、東京、大阪等の地下鉄は補助の対象と相成るわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、私もこの条文から見ると、それらは対象になると思うのですが、さて現実の問題として、現在東京において池袋、神田間ですか、やつておりますが、相当の建設費を要しておる。それに対して私どもとしては補助をするとなると、これ又相当の金額に上ると思うのですが、それに対する予算的措置はおとりなんですか。
【次の発言】 そうすると今年度は別として、来年度からこの法律に伴う補助関係の予算としては大体どういう方針で組まれるのか、前にあつた地方鉄道補助法では、年々七百五十万円とか七百万円とかいうふう……

第16回国会 運輸委員会 第13号(1953/07/17、3期、自由党)

○岡田信次君 併しこの法律の条文だけを見ると、極めて広範囲です。今の地下鉄についても、高速度交通営団法もあるというのですが、ほかの例を挙げれば、例えば東京急行電鉄が盛んに都心に乗入れたいという計画を持つている。これを出して来た場合に、これによるよりほかないと言つて、認定を極めて厳重にせられるというお話ですが、然らばその認定の基準はどうかというと、先ほど一松委員のお話のように、それによる法律的根拠もない、又省令の案もないというお話ですから、どうしても相当広範囲にとらざるを得ないのじやないか、現在の状態におきましては。だから結局この法律の目的は、こういう一、二の新線の建設だとか、大改良工事だという……

第16回国会 運輸委員会 第14号(1953/07/20、3期、自由党)

○岡田信次君 水先区の区域の問題ですがね、この水先区の区域というのは港域法によつてこれは多分きまつているのだろうと思うのですが、港域法が変ると、又これが自然に変つて来るわけですか。ということは、港域法のほうが変れば又水先法の一部改正ということが始終問題になつて来るわけですか。
【次の発言】 ところが提案理由の説明の中に、「留萌及び新潟水先区についての改正は、港域の変更に伴い、水先区の区域を港域のそれと一致させるためのものであり、」というふうに書いてあるのですがね。
【次の発言】 そうしますと、何か港域の変更は、自然港域法の改正になると思うのですが、そうすると、港域法の改正で水先法の改正も包含せ……

第16回国会 運輸委員会 第15号(1953/07/22、3期、自由党)

○岡田信次君 今回鉄道敷設法に十三線の鉄道が追加されるわけでありまするが、現在すでに百五十あるのでありまするが、これを整理なさる御意志はないでしようか。それから若し整理をするといたしますると、やはり敷設法の規定によりまして、建設審議会にかかる事項でありますかどうか。これはまあ監督局長でもいいのですが、前段の点につきましては大臣のお答えを頂きたいと思います。
【次の発言】 整理をすると、やはり建設審議会にかける必要があるかどうか。
【次の発言】 只今の大臣のお心持はよくわかるので、私も非常に同感なんですが、ただ今回の十三線は最近の情勢又、各方面の意向の現実から察して、まあそう遠くない将来に建設し……

第16回国会 運輸委員会 第16号(1953/07/23、3期、自由党)

○岡田信次君 この新らしい航空会社の計画と、それから飛行場或いはその他航空保安設備等を政府でやりますね、その政府の計画と、その新会社の事業計画とがマツチして進んでいるのですか、どうですか。
【次の発言】 国際航空に使う飛行場は羽田だけですか。
【次の発言】 そうすると、只今の監理部長の答弁で、日航のほうのいろいろな計画がどんどん進んで行つて、飛行機がどんどん飛んで行く離着陸場なり或いは保安設備等がこれに遅れるということはないというふうに承知していいのですか。

第16回国会 運輸委員会 第18号(1953/07/27、3期、自由党)

○岡田信次君 自動車運送協議会の運用のやり方を一つ伺いたいのですが。
【次の発言】 ここで調査審議をする条項の中の第一番目の「一定の区域における」云々というのは、従来の免許基準の殆んど大宗をなすものであると私は考えます。そうすると今自動車局長は個々の路線についてこういうことをやるのではない、一般的にやるのだと言われましたけれども、実際の運用に当つて、陸運局長なんかがいろいろな交通路線に関して常にこういうことをやれるものかどうか。やはり一つの具体的の事例について、この協議会の意見を徴するということに相成りはしないか。そうすれば従来の道路運送審議会と殆んど変りがないものになりはしないか、かように考……

第16回国会 運輸委員会 第19号(1953/07/28、3期、自由党)

○岡田信次君 第三条の衆議院で修正された第三項ですか、「日本国有鉄道は、業務の運営に必要な事業に投資することができる。」というのが削除されましたが、大体どういう事業に投資する予定をしておられたのか、又それに……。
【次の発言】 只今の政務次官のお話ですと、まあ停車場の復興のため、或いは貨物上屋等の整備のだめというお話が主のようでありまするが、これらは今までの例によりましても、必ずしも投資という形でなくても、鉄道の工事費の一部をこれに投入してその実質を上げておつたと思う。いやしくも法律を改正して投資しようというからには、もう少し雄大な規模のお考えがあつて然るべし、そういうあれがなかつだがために衆……

第16回国会 運輸委員会 第20号(1953/07/29、3期、自由党)

○岡田信次君 今回の改正で、今の港湾を政令で指定する問題ですが、前の法律では、関税法に指定する港湾であつて、政令で指定する、今回、港湾とは政令で指定する港湾と、こういうふうにきめたわけはどういうわけですか。
【次の発言】 それはわかるのですが、この法律ができたのはそう古いことじやなくて、たしか去年の国会だつたと思うのですが、一年内外のうちにこういう根本的の改正をしなければならないということは、前のときの考え方が粗漏であつたか杜撰であつたということですか。
【次の発言】 この法律の中に何か無制限でなくて、例えば総裁の認可をとるとか、或いは所属長の認可をとるとかいうような事項を入れるとか、或いは又……

第16回国会 運輸委員会 第21号(1953/07/30、3期、自由党)

○岡田信次君 私はこの法律は大変結構だと思うのでありますが、やはり国鉄職員と申しますか、国鉄の業務の重要性に鑑みまして、市町村議員の兼職という問題を無制限というのはどうかと考えるので、何らかの制限をいたしたいと思うのでありまするが、それに関しまして提案者なり、或いは運輸当局からこれがいよいよ通過した場合に実施をするに当つて、業務に支障のないようにどういうふうに制限をするかというような点を一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 実は、後刻討論の際に私一つの修正案を出したいと思つておるのでありまするが、その修正案は、大体市町村議員になる場合に、総裁の承認を必要とするというような意味合いの修正案を出……

第16回国会 図書館運営委員会 第2号(1953/06/03、3期、自由党)

○岡田信次君 只今お話になつたのは、これはどこかへお出しになつたやつですか。……それと設計費との関係、二十八年度設計経費と、監督費と事務費との一億円との関係はどうなつておりますか。
【次の発言】 そうするとこの一億円は今度の予算にも関係がついておりますかどうか。それからその一億円が使われる途はどうなつておりますか。
【次の発言】 先ほどのお話では、設計経費が五千二百余万円でございますね。設計の費用が工事費の一・五%、五千二百余万円、そうすると今の設計ができるまでは何もおやりにならない……。それで今のお話ですと、懸賞募集したりいろいろしていると恐らく半年、一年すぐたつてしまうと思うのですが、今年……

第16回国会 図書館運営委員会 第3号(1953/06/15、3期、自由党)

○岡田信次君 この要求書に勧告を付けるか付けないかということだろうと思うのでありまするが、本日の冒頭、委員長からお話もございましたように、図書館運営委員会として本建築の問題について大蔵大臣に申入れをされておりますし、一方二十八年度の予算にこれ以上政府が金を出してもなかなか工事のほうはそれに伴わないという事情もこの前の委員会で伺いましたので、今回は勧告書を付けないで、例えば今回の予算がきまつた機会に、夏に二十九年度以降の本計画に対して強力に推進する意味の勧告なりその他の措置を講じたら如何かと、かように考えます。

第16回国会 図書館運営委員会 第5号(1953/07/20、3期、自由党)

○岡田信次君 第四条の第四号の学識経験ある者の委員と、第五条のこの専門委員、学識経験ある者の専門委員との関係はどうなんですか。
【次の発言】 そういたしますと、この第四条の四号の学識経験ある者の委員というのは何人ぐらいをお考えになつておりますか。
【次の発言】 これはその図書館の建築の協議会なんでございますから、従つてこの第四条の四号に選ばれる学識経験者も図書館の建築に関しての学識経験者だと考えるのが妥当だと思いますがこの数は六人くらいだとそういたしますと、この五条の専門委員とダブるような気がいたしますが、如何でございましようか。

第16回国会 図書館運営委員会 第6号(1953/07/29、3期、自由党)

○岡田信次君 いや、私も行くことになつております。

第17回国会 運輸委員会 第2号(1953/11/05、3期、自由党)

○岡田信次君 私はこの鉄道電化のことに関しまして、二、三の質問をいたしたいと思います。  先ず、鉄道電化に対する国鉄の基本方針、それから具体的な計画並びにそれに対する資金計画について御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の総裁のお話で、基本方針としては、経営の合理化等の観点からできるだけ電化を進めたい、ただ具体的な計画については、次年度以降の予算の関係もあるから、只今考慮の外にあるというお話でございますが、その点はあれといたしまして、そこで私は電気局長並びに経理局長に伺いたいのですが、諸外国の事情を見て参りますと、日本の電化の投下資本が非常に大きい。これは何故に大きいのか、これを納得……

第18回国会 運輸委員会 第1号(1953/12/01、3期、自由党)

○岡田信次君 国鉄総裁にお伺いいたしたいのですが、予算も出ておりまして、国鉄の実施する範囲もきまつている。ところが労働組合の方が非常事態ということなんですが、然らば労働組合のほうとして、国鉄の財政状況、或いは国家の財政状況を見て、こういうふうにすれば完全実施ができるじやないかというような何か案その他が団体交渉等で提示があつたかどうか。その点お伺いしたい。
【次の発言】 そういたしますと、初めのうちにそういういろいろ案があつて、この案を当局側で検討されたけれども、当局側が納得しなかつたというわけでございますか。

第18回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/03、3期、自由党)

○岡田信次君 今井委員長にことお尋ねいたしたいのですが、仲裁委員会が慎重に且つ心血を注いで下されたが裁定を事実においては蹂躙と申しますか、委員長のお言葉を以てすれば八分の三実施ということに相成つておるこの事書に対してどうお考えになつておるか。
【次の発言】 只今委員長の御意見御尤もでありますが、そこで仲裁裁定が殆んど今まで完全に実施されなかつたということもこれ又事実だろうと思いますが、そういたしますと、今までなされた仲裁裁定にどつか無理があるんじやないかというようなことを、甚だ言い過ぎになるかも知れませんが、御反省になり、或いは御検討になつたことがあるか、又今回についても御検討になつておられる……

第18回国会 運輸委員会 第4号(1953/12/08、3期、自由党)

○岡田信次君 私は、只今委員長が読まれました衆議院の議決に賛成いたします。  仲裁裁定が毎回完全に実施されないということは誠に遺憾でありますが、国鉄自体の経理状況、或いは国家の財政から勘案いたしまして、誠に止むを得ないと考える次第であります。ただ御承知のごとく毎回裁定が裁定通り実施されないというのは、何らかその間にこの制度と申しますか、法律に欠陥があるのではないかというふうにも考えられますので、今後我々は共にこの問題を検討して行かなくちやならん、かように考えておる次第でございます。併し公労法が何と申しましても現にあるのでございますので、この法律の精神に鑑みまして、将来における裁定の取扱につきま……

第19回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1954/09/22、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(岡田信次君) それでは私から三十年度の運輸省基本政策の要綱につきまして概略御説明申上げます。細かい点につきましては、或いは官房長が補足いたすかも知れませんが、その点御了承願います。  我が国の経済自立の速かなる達成及び国力の進展に資するために運輸省といたしましては、次のような基本政策を立てたわけでございます。  その先ず第一といたしまして、国際収支の改善に関する方策。  国際収支の現況に鑑みまして、これが改善に資する施策を強力に推進いたしたいというのが骨子でございまして、その内容といたしましては、先ず第一に、外航船舶の整備拡充、昭和二十九年度から昭和三十三年度までに、百万総トンの建造……

第19回国会 運輸委員会 第5号(1954/02/04、3期、自由党)

○岡田信次君 この間運輸大臣の一般運輸行政に関するお話の中で、二十九年度は他の交通機関との調整を図つて陸運の運輸交通の完璧を期するというお話があつたのですが、その具体的な内容を伺いたいと思います。
【次の発言】 大体今年度のガソリン関係と申しますか、重油関係の輸入が一千万ドル以上、それから又運輸省が二十九年度のこの問題に対して考えておる数字が千二百万ドル以上、四百四、五十億になる。一方自動車輸送について考えましても、東京、大阪間とか、青森、東京間とかいうように非常に長距離のトラツク輸送をしておる。それで片方には立派な鉄道線路があつて、それと並行してやつておるトラツク或いはバス等の輸送が非常に多……

第19回国会 運輸委員会 閉会後第5号(1954/09/27、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(岡田信次君) 運輸大臣が急拠北海道に参りましたので、私から代つて昨夜の青函航路の事故につきましてお話申上げます。  昨夜第十五号台風によつて、国鉄青函航路の連絡船五隻沈没、二隻大破いたしまして、特に旅客船洞爺丸の沈没によつて多数の船客の死亡又は行方不明の事故を惹起いたしましたことは誠に遺憾のことでありまして、申訳なく存じます。国有鉄道未曽有の大きな事故でありまして、原因の詳細につきましては目下調査中でありますが、速かに原因を究明するとともに、犠牲者の弔慰方法につきましては、万全を期したいと存じます。  なおこの事故により本州、北海道間の輸送力は大きな打撃を受けるわけでありますが、今後……

第19回国会 運輸委員会 閉会後第7号(1954/11/15、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(岡田信次君) 先般当委員会から青函連絡船事故に関しまして現地の御調査を頂き、只今御報告を有難く承わつた次第でございまするが、運輸省におきましても、あの事件の直後青函連絡船事故対策協議会を設けまして、国鉄と密接なる連絡の下に原因の調査、将来の対策等を講じて参つたのでありますが、大体今日まで二、三の点を除きまして結論に近いものは得ましたので、来年度の予算として計上すべきものは直ちにそれらの手続をとる。又即時実施し得るものは実施する。又今後なお暫らく研究、調査を続けなくてはならないものは、早急に結論を得るようにいたしている次第でございます。いずれにいたしましても、この気象関係或いは港湾の関……

第19回国会 運輸委員会 第8号(1954/02/16、3期、自由党)

○岡田信次君 細かい話ですが、三十頁の黒字線と赤字線というのは、これはちよつと図を見てもおかしいと思うのは、大体横須賀線とか伊東線が赤字になつていますね。それから又北陸線ですか、信越線ですか、これは直江津以西、それから新津以北であるとか、それらが黒字で、その間の新津、長岡、直江津というのは赤字だから、これはちよつと常識で考えられないのですが、それからただ赤字、黒字と言つても、東海道あたりが経費が安いのに対して、収入が二〇〇とか三〇〇になるだろうし、赤字線区も収入が一〇〇、経費が三〇〇、四〇〇になるか、それらの比較がなければ何のことだかわからないんですがね。

第19回国会 運輸委員会 第9号(1954/02/19、3期、自由党)

○岡田信次君 大倉委員のに関連なんですが、東北線の輸送力を或る程度つけなければならんということは、これは確かだと思うのですが、複線にするということは、これは最後の手段なんだな結局、今までの輸送力の少くとも倍以上になるのですから、複線にすることは。結局最後の手段で、私はむしろ仙台以北を電化すれば、今の急勾配区間は相当輸送力がつくし、又他の区間でも電化すればスピードも輸送力もつくので、二割乃至三割は殖えるのですから、先ず電化をやつて、それで足りなくなつたら複線をするというお考えのほうが正当ではないか。複線に要する費用と、電化に要する費用とどつちがかかるかということを御検討になつたか。更に、東北線を……

第19回国会 運輸委員会 第12号(1954/03/04、3期、自由党)

○岡田信次君 私少し遅く来て前にもお尋ねがあつたかとも思うのであります。ここに頂いた日航に乗る数字と企業目論見なり、その前に或る程度予定された数字との開きと言いますか、実績と予想との関係はどうなつておりますか。
【次の発言】 これを盛立てて行く上において一松委員が言われたようないろいろな方法があると思うのですが、実は昨年秋私サンフランシスコ、ロスアンゼルスに行つたとき日航の職員が二人おつたのですが、非常に宣伝費が足りない、とにかく向うの大きなパンアメリカン、ノースウエスト等を相手にやつて行くのにはよほど宣伝しなければならん。ところが日航は一向宣伝費を出してくれないという苦情が非常に多かつたので……

第19回国会 運輸委員会 第13号(1954/03/09、3期、自由党)

○岡田信次君 二年間に特例じやない定例の資格を有する船舶職員の何というか、充当の具体的な計画、それから二年後に大体こういう遠洋漁業の船舶がどの程度になるか、従つて何人の人員が要るのか、それに対する養成機関がどうなつているのか、その辺を一つお伺いしたい。
【次の発言】 今の数字はあれですか、今後二年間に殖える漁船のことも勘定に入つているのですか。今のお話は、大体現在どのくらいあつて、現在それに対する職員が要るんだ、それに対してはこうだというのですけれども、二年間にはさつきのお話のようにこの漁業が盛んになれば当然船も殖えて行く。それに対する船舶職員の数も考えに入つての充足計画ですか。

第19回国会 運輸委員会 第14号(1954/03/11、3期、自由党)

○岡田信次君 私はこの法案に賛成をいたします。  この法案は二年間の期限付きの臨時立法でございまするが、現状から見て止むを得ないと思うのでありまするが、事船舶の航行安全に至大な関係を有するものでありますので、二年間を待たず、速かに船員の充実を図りまして、一日も早くかかる臨時法案の要らなくなるというふうに、政府の格段の努力を要望いたしまして、賛成いたします。
【次の発言】 港域法の改正が昭和二十六年四月、二十七年七月に二回出ているのであります。それでその内容は、やはり今回のこの改正と全く同じように別表の改正である。今後も、大体提案理由の説明にありましたような、第一、第二、第三の事情がどんどん起き……

第19回国会 運輸委員会 第16号(1954/03/23、3期、自由党)

○岡田信次君 甚だ無理な質問なのですけれども、今回の二十億ばかりの値上げによりまして、国鉄の経営上或いは輸送上多少なりとも改善を期待し得られますかどうか、その点を先ず承わりたい。
【次の発言】 次に、私はこの国鉄が経営しておる志免炭鉱のことについて二、三伺いたいと思います。大体来年度の予算を見ましても、志免炭鉱を経営するために二十億余の経営費を出しておると、それで一方今日まで二十億余の投資をしておられる。而も出ておる石炭の量は、まあどうやら今年は五十万トン近くになるらしいのですが、まあ五十万トン足らずぐらいだと、一方石炭界の情勢は、良質の石炭が安くできる。志免炭鉱では大体七割余も粉炭だというの……

第19回国会 運輸委員会 第18号(1954/03/30、3期、自由党)

○岡田信次君 新らしい改正法案の中に自衛隊のことが入つているのですが、大体自衛隊の関係は五十六条だけですか、まだ全文を見ていないので……。五十六条の二ですか、これだけが自衛隊ですか。
【次の発言】 自衛隊が飛行場を作ろう、或いは航空保安施設を作ろうというときには、この第三十八条によつて運輸大臣の許可を受けるわけですか。
【次の発言】 そうすると、自衛隊は勝手に飛行場を作れるということですね。それで今度自衛隊の作つた飛行場を公共の便に資するために、一般公共用に資するというときには、保安庁の長官と協議をする、協議ができなかつた場合には、それはできないと思うのですが、協議が整う見込があるのですか。

第19回国会 運輸委員会 第19号(1954/03/31、3期、自由党)

○岡田信次君 この法案には直接関係ないのですけれども、来年度の予算に国内航空路の整備に要する経費が計上されてないのですが、今後の国内航空に対する方針はどうであるか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと来年度は国内航空の整備といいますか、これが望めないということですか。
【次の発言】 昨日のお話でパン・アメリカンその他の外国の航空会社が日本に飛んで来る回数が一週間に七回か九回になる。ところが日航は二回しか飛んでない。今後日航はこれらに対抗するために、大いにその方面へも回数を殖やしたり何かしようという具体的な計画はありますか。

第19回国会 運輸委員会 第20号(1954/04/02、3期、自由党)

○岡田信次君 この港湾法が制定されてから二回に亙つて部分的な改正が加えられて来たのでありますが、先般の提案理由の説明の中にも、制定当時には予想されなかつた法律運用上の不備欠陥が現われて来た、だからこれを直すのだと言われておるのですが、この不備欠陥ということに対して、一つ具体的の説明を願いたいということが一つと、もう一つ、若しこれを改正しないとどういう不都合があるか、これを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 今のお話で港務局の現在できているのは新居浜、近く小倉にできる、それから洞海湾、関門そのほか近い将来できる見込の所はどこですか。

第19回国会 運輸委員会 第21号(1954/04/06、3期、自由党)

○岡田信次君 ちよつと官房長に聞きたいのですが、先ほど説明のあつた定員法の数字ですが、この中に定点観測船の移管に伴う運輸省の中の二百七十二人、その数字と同じ増が海上保安庁に二百七十二人ある。これは船並びに乗組員ごと気象台のほうから海上保安庁のほうに移つたと思うのですが、そうすると、これは運輸省の全体として考えて、定点観測より何というか、優先性を持つておる仕事が海上保安庁にあるものだと思うのですが、それはどういう仕事なんですか。
【次の発言】 いや、私が伺つているのは、とにかく気象台関係で、定点観測の二百七十二人が減つて、それと同数のものが海上保安庁に殖えているというのですが、やはり人間が殖える……

第19回国会 運輸委員会 第22号(1954/04/08、3期、自由党)

○岡田信次君 今度入港料を取ることにしているのですが、どうも少し今日の政策と矛盾すると思うのでありますが、経費を軽減しようというときに、入港料を取るというのはどういうわけですか。
【次の発言】 そうすると入港料は、今度の法律改正によつて初めて入港料が取れる、大臣の認可を得れば取れるということになつたのですが、今までは法律になかつたのだが、今のお話では入港料を取つておる港があるといたしますれば、今まで取つておつたものの法律的根拠は何によつて取つておるのですか。
【次の発言】 そうすると、入港料は法律になくても取れるのだというのだが、取るつもりなら何も法律を直さなくてもいい、取らないつもりだつたら……

第19回国会 運輸委員会 第24号(1954/04/20、3期、自由党)

○岡田信次君 この船舶職員法が、この前と多少は内容が違うのですけれども、例のまぐろ・かつお漁船の乗組員のこれと同じようなあれが出たのですが、ここでやはり昭和三十一年三月末まで一応延期すると、昭和三十一年三月以降は充足し得るという確実な政府の見込があるのですか。
【次の発言】 この法律が制定されたときは、二年間の暫定期間があつたのですが、その間に充足されないというその理由をもう一遍はつきりと簡単に御説明願いたい。そうすると、今後二年間延ばしても又延ばすというような危惧もあるのですが、そうなると、船舶職員法そのものに無理があるんじやないかというふうにも考えられるので、船舶職員法そのものをもつと根本……

第19回国会 運輸委員会 第26号(1954/04/27、3期、自由党)

○岡田信次君 港湾の施設のうち、繋留設備と申しますか、棧橋、岸壁の問題なんですが、大体どうも港湾の中に岸壁なり棧橋を作るという位置は深さの関係、或いは海流の関係、地盤の関係等でなかなか簡単にあちこちどこでもいいというわけには行かない。大港湾においては広いのですから或る程度そういう点も緩和されますが、中小港湾では結局棧橋なり岸壁の位置というのは大体きまつてしまう。そこへ或る一つの私企業のものが来てしまつて、それをほかのものには利用させないというふうになりますると、港湾全体の利用価値の点からも面白くないし、又船を利用して旅行をする旅客の立場からも思わしくないというふうにも考えられますので、又そうい……

第19回国会 運輸委員会 第28号(1954/05/18、3期、自由党)

○岡田信次君 私はこの法律案に賛成をいたします。  ただこの際政府に要望しておきたいのは、この案の成立のときのいきさつに鑑みて、即ちこの案は衆議院では全会一致で議決、参議院においては委員会で可決され、本会議で否決された。それを憲法の条項によつて、衆議院が更に三分の二でし直したといういきさつもあります。今日もうすでに改正されるようないきさつが生じておる。今後十分この施行に当つては注意されて、そういうふうな弊害を除外されて明朗なモーター・ボート競走が実施されるということに進められんことを要望して養成します。
【次の発言】 そのインターンを学生の割引にしようということですか。

第19回国会 運輸委員会 第31号(1954/05/25、3期、自由党)

○岡田信次君 僕は植田監督局長に伺いたいのですが、先ほど四月二十七日に出た私鉄の踏切設備標準ですが、この問題なんですね。恐らく国鉄にもそういうやつがあろうと思います。そのほか国鉄にはいろいろ駅本屋のそういう標準とか、駅舎の標準とかありますが、それは建設規程とか或いは運転規則とかと違つて、標準はあるけれども、その実施は非常に遅々としている。この標準に則つてやつているということだと思いますが、従つて今私鉄に対してそういう基準を作られても、特に強制力がなければ何にもならんと思うのでありますが、どういうお考えで出されたのか。
【次の発言】 その基準を作ることは大変結構なんですが、要はやはり実施するとい……

第19回国会 運輸委員会 第32号(1954/05/26、3期、自由党)

○岡田信次君 ちよつと関連して。今課長のお話で、いろいろスピードはトラツクが幾ら、乗用車が幾らとかいうようなのがありましたが、その制限の根拠というか、大体トラツクならブレーキ・デイスタンスが幾ら、だからスピードはこのくらいだとか、或いはそれともトラツクは最大七十キロぐらいしかないというようなところからお出しになつたのか。その各車両の種類によつてスピードの制限、最高速度というようなものは違いますね。それはどういう根拠なんですか。
【次の発言】 そうすると、大体主として今の各車両のブレーキ・デイスタンスは出ているというふうに考えていいわけですか。

第19回国会 運輸委員会 第33号(1954/05/31、3期、自由党)

○岡田信次君 今のお話、これは大体定期のことばかりなんですが、普通ちよつと学生割引というようなものがありますね。学生割引というものが普通の定期でなくて、それもやはり適用されないわけですか。
【次の発言】 委員長に伺うのだが、インターンというのは、日本語に直すとどういうことになるのですか。
【次の発言】 そうすると、今のインターンに対して学生並みの定期の割引をすると、どのくらい国鉄の収支に影響するのですか。
【次の発言】 ちよつと台長に伺いたいのですが、南方のほうの定点観測ですね、これが大体数カ月ですか、これは一年間ずつと続いてやる必要はないのですか。

第19回国会 図書館運営委員会 第2号(1954/02/03、3期、自由党)

○岡田信次君 私聞き漏らしたのかも知れないのですが、国際交換業務のらち外国に送付した資料、外国から入手した資料、これは主にどこからですか。

第19回国会 図書館運営委員会 第3号(1954/05/06、3期、自由党)

○岡田信次君 主事を二名減らす根拠と申しますか、仕事の上のやり繰りと申しますか、そういうものはどういうふうになつておりますか。

第19回国会 法務委員会 閉会後第8号(1954/10/18、3期、自由党)【政府役職】

○説明員(岡田信次君) ただいま永岡さんのお尋ねでございまするが、運輸当局におきましてももつぱら真因をつかむべく鋭意捜査中と申し上げましては、ちよつと言葉が変でございますが、究明中でございますが、目下のところまだ最後の結論まで出ておりません。私ども今回の事件、誠に申しわけない事件でございまして、私どもといたしましては、まず第一にすみやかに善後措置を講ずる、それからさらにすみやかに真因をつかんで、将来の禍根のあとを断つということが最も重大であろうというふうに考えておりますので、できるだけ早い機会に海難審判所はもちろんのこと、それとは別に運輸当局と申しますか、国鉄当局として真因を究明中でございます……

第22回国会 運輸委員会 第1号(1955/03/26、3期、自由党)

○岡田信次君 理事の互選は、成規の手続を省略いたしまして、その指名を委員長に一任することの動議を提出いたします。

第22回国会 運輸委員会 第6号(1955/05/16、3期、自由党)

○岡田信次君 大臣もお認めになったように、今回の事故は大部分人的要素であると思うのですが、先ほど重盛君の最後の質問でお話ございましたけれども、どうもこれが、設備が不備であるとか、あるいは設備に故障があったというのですと、その対策は楽なんですが、人的要素を含んだ事故というのは、今後の対策が非常にむずかしい。しかるに、大臣はこの事件以来たびたび万全の措置を講じてこれらの事故がないようにするということを言明されているのですが、その具体的の対策といたしましては、ただいま重盛委員にお話しになった船員の訓練、あるいは船舶業務の機構の拡充という、その二点でございますか。

第22回国会 運輸委員会 第8号(1955/05/23、3期、自由党)

○岡田信次君 私ちょっと運賃の問題で一、二お伺いいたしたいのですが、大体航空運賃というのは何というか原価主義といいますか、あるいは多少政策の面、政策運賃というか、どういう立て方になっておるのですか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 これはただいまの松尾さんのお話は、国鉄の運賃が諸外国の運賃と比べまして、大体諸外国が二倍半から、今お話しになった通り、欧州のごときは、四倍から三倍になっていて、その影響をこうむっておると思うのですがね。大体国内航空の方は、利用率は八〇%というように私ども伺っているのですが、国内航空のちょっと八〇%は、各国にはあまり例がないのじゃないですか。だから、従ってあまり……

第22回国会 運輸委員会 第9号(1955/05/24、3期、自由党)

○岡田信次君 一つ大臣にお伺いしておきたいんですが、選考の問題なんですが、大臣は広く人材を求める、ことに国鉄に関係のない人を得たいというふうに方針を立てられたが、そのお考え通りにならなかった。そこでその選考された場合に、現在の国有鉄道法の第十二条ですか、これに欠格条項があるんですね、これは言葉が適当でないかもしれないけれども、あなたは選考のじゃまになったというふうに感じられたかどうか。もしそう感じられたらこれをお直しになるお考えがあるかどうか。その点をお伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、今の欠格条項ですね、厳重に適用しますと、大体銀行界とか保険界ということになっちゃうんですね。たとえば……

第22回国会 運輸委員会 第10号(1955/05/27、3期、自由党)

○岡田信次君 この「外車ヲ備フル船舶」というのは、日本に何そうあるか。また少しく、さっきのお話だと、税というものに関係するのですが、現在外車を備えた船で外国へ行くということは考えられないんですが、そういう点から「外車ヲ備フル船舶」というのは、この法律から取っちゃったらどうですか。
【次の発言】 ちょっとごもっとものような御答弁ですが、おそらくこれから外車を備えた船舶は今後ないんだろうと思いますから、付則かなにかにそういうのをつけておいたら、非常にごの法律も簡単になると思いますが、御再考いただけないですか。
【次の発言】 船舶運航事業で無償でやるというのは、どういう意味ですか。

第22回国会 運輸委員会 第11号(1955/05/31、3期、自由党)

○岡田信次君 討論は省略いたしたらいかがでございますか。
【次の発言】 今回のこの改正は、例の相模湖事件が多少動機になっているのですか。
【次の発言】 そうすると、それはさっきの基準の第四項ですか。
【次の発言】 そううすると、ああいう相模湖事件みたいなものは、多少海上運送法が不備だったからということをお認めになるわけですか。
【次の発言】 もう一つ、この第二条の「有償」のところですが、今までさっきお話のあった市町村の渡し舟程度の事業にも、海上運送法を適用しておったのですか。
【次の発言】 どうも先日のときといい、また今のときといい、ほかの法律にこういう字が入っておるからと言っておられるのです……

第22回国会 運輸委員会 第12号(1955/06/02、3期、自由党)

○岡田信次君 私は、先ほどの小酒井委員の質問に関連して、きょうは一つだけ簡単に大臣の御所見を伺いたいのですが、大臣は先ほど新線建設について、現在着手中と申しますか、提案中の二十三線がすんだら新しい構想でもってやりたいという御答弁があったのですが、しかし提案中の問題を解決するためには、まだ相当の金が要る、年月も要るというのですから、せっかくそういう新しいお考えがあるなら、今直ちにそういう新しい構想を進めるというお考えはないのかどうか、またそのお考えをお進めになるのには何か今日支障があるのかどうか、その点だけお伺いしたい。
【次の発言】 私は、この際さらに新しい線をやったらどうかというのではなくて……

第22回国会 運輸委員会 第14号(1955/06/07、3期、自由党)

○岡田信次君 私は岸保さんにちょっとお伺いしたいのですが、大体気象学という学問とそれから気象という天然現象、この間にある程度のギャップがあるんじゃないか。言いかえれば、気象という天然現象に、人知というか、科学というか、学問というものがまだ追いつかない点が現在の気象学にはあるんじゃないかと思いますが、その点いかがでしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、岸保さんのお考えでは、日本の気象台というか、気象観測機関、これの観測の機械であるとか、あるいは観測の設備であるとかいうものは、現在の気象学で考えられる一番いいやつがある程度備わっているとお考えになっておりますか。

第22回国会 運輸委員会 第16号(1955/06/10、3期、自由党)

○岡田信次君 私は経理局長に伺いたいのですが、国鉄がですね、この三十年度の予算を編成されるときに、一時運賃の値上げを考慮しておられた。そうすると、もし運賃の値上げができた場合には、この資金はどこに、現在提出されておる予算と比べまして、どこに充てられるか、その関係を伺いたい。
【次の発言】 そうすると、今ちょっと最後にお話があったのだけれども、もし運賃の改定をした場合に、資金運用部からの繰り入れ、鉄道債券が今のところ二百七十五億になっていますが、これが相当減るわけですか。
【次の発言】 次に修繕費が減っていますね、相当。減った修繕費の概略の内訳を、わかりましたら……。

第22回国会 運輸委員会 第17号(1955/06/14、3期、自由党)

○岡田信次君 有効期間を延長、伸長するために車齢、走行距離等の基準を政令で定めることになっておりますが、政令の内容はどういうふうなものですか。
【次の発言】 そうすると、これは車の型式はそのファクターに入らないのですか。
【次の発言】 それを考える必要はないのですか。
【次の発言】 トラックは別なんですね。
【次の発言】 車両の型式を考えたらどうなんでしょうね。
【次の発言】 次に、六十一条の二ですがね、天災その他やむを得ない事由により、検査を受けられないという場合は、陸運局はどういうふうにやるんですか。たとえば、京都なら京都で大災害があったという場合は、実際はどうするんですか。

第22回国会 運輸委員会 第19号(1955/06/21、3期、自由党)

○岡田信次君 私は討論は省略したらいかがと思います。そういう動議を提出いたします。

第22回国会 運輸委員会 第24号(1955/07/12、3期、自由党)

○岡田信次君 第十条の「その他政令で定める者」というのは、どういうものなんですか。
【次の発言】 そうすると、さっき早川委員からもお話があったんですが、五大都市とかいう、ああいう大きな市ですね、これは五十五条、五十六条の自家保障の許可を申請すれば、大体行っちゃうのですか。
【次の発言】 初めからそういうことを申請すれば行っちゃうということがわかっておるものだったら、第十条の方に入れたらどうなんですか。
【次の発言】 もう一つ、さっき木島君も言ったのですが、保険会社がこういうトラブルが起きた場合に、全部引き受けてやるというふうには、むずかしいのですか。

第22回国会 運輸委員会 第26号(1955/07/21、3期、自由党)

○岡田信次君 自動車局長ね、自動車と自動車がぶつかっちゃって、それで両方に責任がある。両方の運転手がけがしちゃった、あるいは死んじゃったという場合には、どうなんですか。
【次の発言】 そうすると、今度の保険料ですね。今までありますね、いろいろの自動車の損害保険が。あれと料率はどうなんですか、だいぶ安いのですか。
【次の発言】 今のお話ですと、だいぶ安くなっているようでありますが、これは比較にならないのですね。今度のやつは強制保険で、一つも勧誘は要らないのですね。それから今までの保険は、ここにだいぶ保険の大家がおられますが、今度は勧誘の費用は一つも要らない。そのように、全部やるというたら、相当安……

第22回国会 運輸委員会 第27号(1955/07/26、3期、自由党)

○岡田信次君 衆議院で附則の一項の六ヵ月を八ヵ月に直しておりますが、これはどういうことで直したのですか。
【次の発言】 もう少し具体的に、何かお話伺えませんか。
【次の発言】 私も本案に賛成いたします。  本案は、最近の自動車事故の激増の趨勢にかんがみ、自動車事故による被害者の保護を厚くするというものでありますので、各国の実情から見ましても、むしろおそきに失するとも考えるのでありますが、しかし一面、との法案の審議の間を通じて受けた感じといたしましては、まだ当局に、何といいますか、統計資料の不足でありますとか、あるいは事故の実情の把握が欠けているとか、あるいは準備の不足の点があるということも考え……

第24回国会 運輸委員会 第9号(1956/03/09、3期、自由民主党)

○岡田信次君 ただいまの関連ですけれども、運輸省の何か指定の整備工場というのがあるのじゃないですか。そこである程度検査の、検査というか、機械の状態がいいということになって、ほんとうの車両検査場であまり、精密な検査というか、たとえば自動車の運転免状をとる場合に学校が指定されておって、そこの免状を持っておれば試験をしなくてもいいと同じようなものがあるのじゃないですか。
【次の発言】 そういたしますと、実際車検を受ける場合に、まず指定工場に入れて整備をして、そこで何か証明書か何か持っていくという今のお話ですが、実際に行われているのなら、それの車検場に持っていく前に指定工場に入れるということがどうも人……

第24回国会 運輸委員会 第10号(1956/03/15、3期、自由民主党)

○岡田信次君 空港を整備するということは非常にけっこうです。ですけれども、空港整備法と空港整備計画というか、実際に空港が整備される速度といいますか、その関係はどうなっていますか。
【次の発言】 国際航空飛行場ですかというのは、今羽田のほかに伊丹、板付等ですか。
【次の発言】 第一種の空港の整備は何年先になるかわからないとしても、必要な経費はどのくらいですか。
【次の発言】 そうすると、大体この法律の主としてねらうところは、第二種空港以下を急速に整備しようというのがねらいですか。
【次の発言】 そうすると、第二種、第三種空港の整備は、まあ一部は国が出す、一部は地方団体が出すということになっておる……

第24回国会 運輸委員会 第11号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○岡田信次君 私はこの前だいぶ伺いましたから、ただ一点伺いたいのですが、この法律が施行されてから、建造の許可を申請してこれを却下したというか、断わったというのは、どのぐらいありますか。
【次の発言】 そうすると、ただいま言われた川南造船所の却下した理由ば、どういう理由で却下されたのか、それからまた施行以来どのくらい建造許可を申請したのか。
【次の発言】 そうすると、初めのただ一つ却下した例も、あまりこの法律の精神とは違うような気がするし、そ即からだいぶたくさんの数の船を許可しておられるので、特にこの法律をさらに延ばす必要があるかどうかということについて、新たなる疑問炉出てきたのですが、その点、……

第24回国会 運輸委員会 第16号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○岡田信次君 この前の国会で自動車損害賠償保障法ができたんですが、施行後まだ日が浅くて、その結果はわかりませんけれども、あれも、この前の法案の御説明のときには、事故防止の一助になるのだというお話があったのですが、あれが施行されてから事故との関係はどうなっておるか。そういう方面をお調べになっておるかどうか。
【次の発言】 まあ施行されてから非常に日が短かいので、統計的な数字は無理だと思いますけれども、せっかくああいう法律ができたんですから、一つ事故との関係を今後も十分御注意なさっていただきたいと、これだけ要望しておきます。

第24回国会 運輸委員会 第22号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○岡田信次君 気象台長にお尋ねいたしたいのですが、大体今までこういう審議会に類するような何か機関があったのでございますか。
【次の発言】 第一回のこの気象審議会をお開きになって、まず第一にどういうことを御諮問なさるお考えでありますか。
【次の発言】 今度は構成でございますが、学識経験者約三十名、それで大学教授以下十種類でありますが、大体こういう大学教授の方が二名、船主代表以下がそれぞれ二名というようなお考えですか。



各種会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 日本国有鉄道法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1951/03/31、2期、自由党)

○岡田信次君 両院協議委員正副議長の互選は、成規の手続を省略いたしまして、選挙管理者にその指名を一任するの動議を提出したします。(「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり)

第13回国会 運輸・法務連合委員会 第1号(1952/06/04、2期、自由党)【議会役職】

○委員長代理(岡田信次君) ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 ほかに御発言はございませんか。別に御発言もないようでございますから、運輸、法務連合委員会は終了いたしたものとして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めて連合委員会はこれにて終了いたします。    午後二時三十一分散会

第13回国会 建設・運輸連合委員会 第1号(1952/04/15、2期、自由党)

○岡田信次君 先ほど来同僚議員の質疑で了解いたしましたことは、道路の整備の財源がないからこういう特殊の制度と申しますか、これを設けるというふうに理解いたすのでありますが、御承知のように道路運送法の第三章に自動車道及び自動車道事業という規定があるのでありますが、これを十分活用いたされまして、有料の道路はこれに任せて、国のやる道路は飽くまで無料公開の原則を守るというふうなお考えはないのでありますか、その点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今道路局長のお話ですが、道路運送法にやはり自動車道の項目がございますし、それによつて料金を取ることができるし、取らないで勝手にやることもできるという……


3期(1953/04/24〜)

第22回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1955/06/13、3期、自由党)

○岡田信次君 私は横浜の交通局長にお伺いいたしますが、この事故費、あなたの方からいただいた表ですね、事故費の百三十一万とか七十六万というのは、この内容はどういうものですか。
【次の発言】 そうすると、横浜市はたとえば、二十九年度でも八年度でもいいのですが、人を一人あなた方の方のバスなり何なりがひき殺したという場合に、最高はどのくらい払っておられるか、あるいは最低どのくらい払っておるか、ちょっと伺いたい。
【次の発言】 そうすると、もう一遍横浜の交通局長に伺いますが、あなたのプリントに「いたずらに保険料の出費と事務の煩雑」と書いてございますね。これは、今度保険ができれば、ほとんど全部保険会社がや……

第22回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第1号(1955/07/29、3期、自由党)

○岡田信次君 私一言お尋ねいたしたいのですが、この法律は、目的にも書いてございます通り、国土の普遍的開発、画期的な産業の立地振興及び国民生活の領域の拡大ということが大目的だと思うのでありますが、そういたしますると、この沿線三千キロにわたる農地の改良なり、あるいは新都市、新農村の建設なり、これらに要するところの経費は大体どのくらいになっておるかということをお考えになりましたか。また、それに対して概略の計画をお立てになっておるか、伺いたいと思います。
【次の発言】 私の先ほどの質問に対しまして、竹谷議員の御答弁がはなはだ見当違いなので、もう一ぺんお伺いいたしたいのであります。と申しますることは、今……


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データ更新日:2022/12/09

岡田信次[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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