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藤原道子 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

藤原道子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
143位
委員会発言歴代TOP100(参)
73位
委員会出席(無役)歴代TOP100
70位
委員会発言(議会)歴代TOP500
146位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
64位
各種会議発言歴代TOP100
82位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
73位

3期委員会発言(非役職)TOP50
48位
4期各種会議発言TOP20
18位
4期各種会議出席(無役)TOP20
15位
4期各種会議発言(非役職)TOP20
17位
6期委員会発言TOP50
32位
6期委員会発言(非役職)TOP50
32位
7期委員会発言TOP50
37位
7期委員会発言(議会)TOP10
8位
7期委員会発言(非役職)TOP50
49位
8期委員会発言TOP50
35位
8期委員会発言(非役職)TOP50
33位

このページでは藤原道子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤原道子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1950/10/03、2期、日本社会党)

○藤原道子君 どうしても無料にならないのでしようか。無料にする意思はないのですか。
【次の発言】 ちよつとお伺いしたいのですが、地方を廻つて見て、兒童福祉司に誠にどうも間に合せのような者が沢山ありまして、私非常に遺憾に思いました。この点について社会事業の方には研修生がありますが、こういうような兒童福祉司も再教育というようなことについてはお考えがありますか。
【次の発言】 今一つ重ねてお伺いしたいのは、保姆さんの再教育というようなことはお考えでございますか。この中に入つておるのでございましようか。
【次の発言】 社命事業学校のその後の様子と、それからそこを卒業した人達がその後どういう方面に入つて……

第8回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1950/10/04、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、保健所の待遇の改善についてはいろいろ考えておいでになるのでございますけれども、何と申しましても保健所の受持つ使命は非常に重大だと思うのでございますが、待遇改善々々といつて困難なことばかりにいつも行き当つて、少しもなされていないと思うのです。今度十万円の研究費は結構でございます。大変有難いと思うのでございますけれども、私昨年北海道のほうを視察に参りましたときに、北海道においては夕張、根室、室蘭或いは釧路というような大都市の保健所にお医者さんがいない、いろいろ調査しましたら、殆んど三分の二と言つてもいいくらいの保健所に医者がいない。それで私帰つて来て早速局長にお伺いしましたらば……

第8回国会 厚生委員会 第3号(1950/07/21、2期、日本社会党)

○藤原道子君 ちよつとお伺いしたいのでございますが、この予防接種法によつて行つておるわけでありますが、この予防接種法の審議のときに、時の予防局長に、法律を以て施行し、これに違反した者には罰金がついておるわけでありますから、それについて費用は全額国庫負担でやるべきではないかという質問をいたしましたときに、僅か全部で五円くらいでできるというような御答弁であつた、記録にあると思うのでございます。ところがそれに対してB・C・Gだけでも十五円、それからチブスだとか、赤痢等の接種についてもそれぞれ費用を取つておると思いますが、今これを全額でどのくらい、予防接種法によつて施行するところの費用は全部でどのくら……

第8回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1950/10/14、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私も今回の災害に対しまして、各証人の皆様方が、大変にお働きを頂きまして、そのことを御報告を伺い、非常に感謝いたしております。それは、私はこの際とかく民間団体と申しましようか、そういうものも災害救助法ができてから、そういう既設の団体がやるものだというような風潮に陥り勝ちなときに、女性の団体であり、而も女ばかりで新しい社会事業をというふうなことを計画され、いろいろとふだんから社会事業に挺身しておいでになつておるということは伺つておりましたけれども、今回のこの災害で男の人さえ躊躇するようなあの困難な災害救助のために、女性ばかりで挺身して下さいました白鳩会の皆様、その他又婦人団体の活動は……

第8回国会 厚生委員会 第6号(1950/07/27、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は社会福祉と地方行政事務に関してちよつと御質問申上げたいのでございますが、昨日の朝日新聞によりますと、こういう記事が出ているのでございます。「地方行政事務を拡充、調査委員会議勧告試案を作成」、こういう記事が載つておりまして、これから多く国の事務になることも……国と地方との分担でいろいろ混乱を起す等のこともあるので非常に不便である。従つてこの際地方行政全般を再検討しているが、近く次のようなことを十月末までに政府に勧告を行う予定であるというようなことが載つております。その中に、これから地方行政、市町村へ移す問題の中に生活保護法、例えば「生活保護法のように、国の事務であつて市町村長に……

第8回国会 厚生委員会 第7号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○藤原道子君 ちよつと関連して一つだけ伺いたいと思います。限度を超えることができるということにはなつておりますが、東京都で限度を超えた救助をした例がどのくらいあるのでございますか。それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 五十件。それから今の補導所で働かしても差引かなければならない。法の建前はそうなつておりますけれども、生活保護法を作るときには、その点は聊か大目に見て貰わないと困る。働かないでも五千円、働いても五千円ということになれば、それでは何と申しますか、労働意欲を阻害させることになりはしないか。それでは怠惰な人を作るということになるのでありまして、この点は東京都では、前にそれを差引い……

第9回国会 厚生委員会 第2号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は重複を避けまして納得の行かない点を少しお聞きしたいと思います。  先ず第一に、今度の解雇に当りましては米軍によつて直接解雇された。そのときに、隊員は、日本政府に雇われたのであるから、日本政府の近接の命令を聞きたいと言つたけれどもそれは今の場合在方がないのだから了承してくれというようなことであつたということを聞くのでございますが、大体警察予備隊の本質、その責任の所在というものをこの際明らかにして頂きたい。
【次の発言】 先程の法務総裁の御答弁を聞いておりまして、どうも納得が行かなかつたのでございますが、これからいろいろなことを調整しながら恒久的態勢を整えるというようなことでござ……

第9回国会 厚生委員会 第3号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は只今時間もございませんし、松原さんから御質問がございましたので、その点は重複を避けますけれども、どうも騒ぎ出せば考える。騒がなければそのまま頬被りをして行くという今の政府のやり方に絶対に承服できない。この間の予備隊員の問題でもそうだと思うのです。ああいうむごい首切りをして、そうして本部へ交渉しても、本部は仕方がないと言つておる。病院へ行けば、病院では見てやりたいから本部の指令が欲しいと言つたら、それも本部は断つておる。けれども多くの人が騒ぎ出したから、又国会の問題にならんとしたから大あわてにあわててああいう措置をした。今度の問題もそうだと思う。当然この問題でいろいろの委員会、……

第9回国会 厚生委員会 第6号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○藤原道子君 この従来における保險料の徴収成績はどんなふうなんですか。
【次の発言】 九割までいつておりますか。
【次の発言】 今年は。
【次の発言】 この徴収率の、何といいますか滯納ですね、滯納しておる原因はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 今でさえそういう経済の不況その他でこういうふうになつている、それから労働者も生活にあえいでおる、低賃金でいるというときに、料率を引上げて、滯納というものはどうなつて行くとお考えになりますか。
【次の発言】 私はこの保險料率の引上げとか、或いは健康保險の被保險者の資格喪失後の給付についての制限でございますね、こういうありかたで、この危機を切扱け……

第9回国会 厚生委員会 第7号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○藤原道子君 この問題に関連してちよつと……。
【次の発言】 私大臣にお願いがあるのでございます。今あの交付金の法的な改正をしなければできないというお言葉でございますが、特にお考え願いたいことは、この児童措置費は生活保護費とその性質を同じうしておるものでございます。生活保護費は生活保護費として支給されておるのでございます。交付金の枠に入つていないのでございます。でございまするから、私たちは同じ性質を持つものであるから、是非ともかわいい子供たちの人命に関する問題、これを考えまするとき段と御考慮を願つて処置して頂かなければならないと思うのであります。(「同感」と呼ぶ者あり)この点を親心を持つてどう……

第10回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1951/07/26、2期、日本社会党)

○藤原道子君 社会不安の激化しておるこの大切なときに新大臣が就任されましたので、私は新大臣に対しまして非常に期待しておるわけでございます。そこで先ず第一にお伺い申上げたいところは、もとよりこれは新聞の報ずるところでございまして私どももはつきりしたところはつかんでいないかもわかりませんが、先ず第一に一つ大臣から明らかして置いて頂きたいと存じますことは、行政機構の改革及び行政整理の問題に対して一つお伺いをいたしたいのでございます。厚生省の存廃問題であるとか、或いは巷間伝えるところによると兒童局が廃止せられるとか、或いは人員の整理によつてただでさえ足りない国立病院、国立療養所なんかにおきましても、非……

第10回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1951/07/27、2期、日本社会党)

○藤原道子君 この講習は、今の次長のお言葉ですけれども、これはこうしなければならないだろうという諸般の状況が考慮されて講習ということが定められたのであつて、むずかしい意味の認定講習ではないということが、たびたび質疑応答の過程において明らかになつておるわけでございます。従つて国家試験を受けるときに受験料をとるのだから、この講習に金をとつたらというような意見が若しございましても、それはもう絶対に反対で一つ克服して頂五なければなりません。むしろ私は今になつて厚生省が非常にこの講習の問題で困つておいでになる、それからいま一つは、同じ看護婦でありながら、開業医のところにいる看護婦であるとか或いはこういう……

第10回国会 厚生委員会 第3号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○藤原道子君 これは前国会で御提案になりましたものと同じ趣旨の下にそのまま提案されておるのでございます。私たちは前国会におきましてこの問題の審議に当りまして、あらゆる角度から御質問も申上げ、御答弁も頂いたのでございますが、私が最も恐れておりまするのは、三十億のうちこれだけのことをしても、その收入増は僅かなのですね、それと同時に、私はこれによつて働く階級に与える心理的影響と申しましようか、国民感情を刺戟するというような点から参りまして、却つて大きなマイナスになると思うのでございます。又社会保障制度の勧告案等によりましても、もう明らかになつておりまして、こういう点はどうしても国庫で二割ぐらいを負担……

第10回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1951/08/06、2期、日本社会党)

○藤原道子君 井上さんから言われましたように、助産婦の学校ができていないし、看護婦法ですでにああいうふうな改正ができておりますのに、この際どうも法律があるからというので、行わなければならないというような考え方でなくて、学校を卒業した者がいないのでございますが、暫定的に、受ける対象がいないことはないから、まあ行うというお言葉でございますけれども、恐らくこの次にはこれは廃止になる、又そうしたいと私たちも思つているわけでございますから、ここで受ける人は本当の何というのでしようか、別に今まで産婆の講習も始まつているとも聞いておりません際でございますので、この際思い切つて延期等の処置には出られないもので……

第10回国会 厚生委員会 第4号(1951/02/02、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、又おしまいになつて殺到して、ろくに審議のできないようなことにならないように、その点十分考慮して頂きたいと思います。責任ある審議のできるように、期間を與えて頂きたいと思います。
【次の発言】 この際皆様に御相談申上げたいのでございますが、前国会で癩とか結核療養所に勤務する医療従事者の号俸調整が非常に切下げられた。そのとき、前国会でも考慮するということにはなつていたはずでございますけれども、非常に不安でございまして、今人事委員会へもその点各方面からいろいろ陳情等がなされているようでございますが、この際断じて私は元の号俸に返すために、一つこの委員会でも努力したいと思いますので、元……

第10回国会 厚生委員会 第5号(1951/02/05、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私どもも絶えずそういうことを言われるのですけれども、どうしても医務局長の御判断でもこれを別個にするだけの何と申しましようか、理論的根拠というような、そういうことはないのですか。見出すことはできないのでしようか。やり方は全然違うのだけれども、どんなものでございましよう。私たちもわからない。
【次の発言】 これはどう私は現わしていいかわからないのですが、結局マツサージ師は、あん摩の中に含むと言われることに非常に感情上の割切れないものを持つておるのですね。どうもマツサージをやる人はあん摩とは違うのだということを一つの誇りといいましようか、変なふうな感情が残つておるものですから、どうして……

第10回国会 厚生委員会 第6号(1951/02/15、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は林先生と竹山先生にお伺いしたい。これは治療上或いは研究上必要だとおつしやる気持はわかるのでございますが、この覚醒剤がなければ絶対に駄目なのでございましようか。治療のほうでほかにそれに代るべき薬は絶対にないものかどうか、仮に治療に必要なものといたしましても、今私どもが恐れますのは、心身共に未熟の者が中毒患者に多いということであります。これが社会にどれだけの害悪を与えているかということを考ええまして、先日来各方面に調査等に参りまして、まあ慄然としておるのであります。このときたださえ社会不安の醸されております今日に、果して僅かな治療の面に必要ということでこれを作らなければならないも……

第10回国会 厚生委員会 第7号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 ちよつと東さんにお伺いしたいのですが、今六三五ですね、とにかく五年ということなんですね。はり、きゆうをとるには六三五と六三三を経ても五ということですね、四年以上でしよう、両方やるならば五年ですね、それを一部から非常に中途半端である長い期間に、若しほかへというような場合には、中学卒業の資格しかもらえないと、そこでこれを高等学校を出てあと二年というふうに規定して欲しいというような意見も大分あるよろでございますが、私としては義務教育からすぐ行ける道にしなければ困ると思つております。併しそういう意見の人たちは、是非高等学校の資格を与えたいという意味において、そういうような方法にしてもらい……

第10回国会 厚生委員会 第8号(1951/02/22、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私どもも先ほどから伺つていて納得が行かないわけでございます。私たちがこのヒロポン問題をこれほど重要視いたしますのは、非常に社会的な害毒が大き過ぎるということです。而もその中毒者が心身共に未熟な青少年において最もこれが多いということなのでございます。そのヒロポンを使用することによつて疲れが治るのではなくて、これはごまかしなのでございますから、そのために精神病者さえ出て来ておる。それが年中殖えて来ておるというような意味からして、私は断じて禁止すべきであるという私の持論を持つております。そこで禁止したに越したことはございませんが、それには何といいますか、補償が伴う。だから制限で行つたほ……

第10回国会 厚生委員会 第12号(1951/03/13、2期、日本社会党)

○藤原道子君 大分、光明寮の卒業者が出ておるようでございますが、それらの人は社会に復帰いたしましてどういう状況でござましようか。
【次の発言】 それからもう一つお伺いしたいのですが、入所する希望者が二千名を数えているということでございますがこの入所の順位とか、或いは入所後の費用というようなものをもう一度。
【次の発言】 費用はどのくらい……。
【次の発言】 卒業後の開業についてのいろいろな困難ですね、折角卒業した者がいろいろ費用その他の制限で困ることもないように、どうぞその点は親心を持つて一つお世話を十分にして頂きたいということをお願いいたして置きます。

第10回国会 厚生委員会 第15号(1951/03/19、2期、日本社会党)

○藤原道子君 それでは私から保健婦助産婦看護婦法の改正に関する小委員会の経過につきまして、御報告をさせて頂きます。  小委員長が河崎さんでございましたが、委員長に就任されましたので、私代つて小委員長となりましたので、その後一月三十日に私がやることに相成りました。そこで二月の三日、九日、十七日、十九日、二十日、二十八日、それから三月の八日までに、通じまして八回の小委員会を開きまして愼重に審議を重ねて参りました。二月の三日及び二月の九日の小委員会におきましては、愼重を期するために、厚生省、産婦協会或いは看護婦法改正研究会、それから看護婦、保健婦の実務に従事している人達或いは日本医師会、官公私立病院……

第10回国会 厚生委員会 第21号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は先ず第一にお伺いいたしたいと思いますのは、この結核予防法案を、後保護を加えて結核対策法又は結核法とすべきであると存ずるのでございますが、従来我が国における結核予防対策という概念は、結核撲滅という意味であると思います。この法案にも結核の予防と医療とが含まれております。併し結核撲滅対策としての予防と医療、後保護が有機的に行われなければ、決して効果は挙るものではないと存じまするので、従つてこの法案に欠けておる後保護を加えて、結核対策法又は結核法とすべきであると思いますが、これに対する大臣のお考えを伺いたいと思います
【次の発言】 予算がないからということで、いつも中途半端なものを作……

第10回国会 厚生委員会 第22号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○藤原道子君 先ず第一にお伺いいたしたいと存じますのは、昨日松原委員の質問に対しまして東医務局長は、看護婦その他の結核の発病については採用時に厳重に健康診断を行なつているので、採用後六カ月経つて発病した者は公病と認定しているという御答弁でございましたが、現状は殆んど全部が共済組合の治療を受けておるというような状態でございますが、長期療養者の中で公病と認定されている者のパーセンテージをお伺いいたしたいと思います。  それからそれと関連いたしまして、今度の予算を見ますると、他の官庁におきましては少いところでもその災害補償費が一割以上殖えておりまするのに、厚生省だけが、殊に一般会計におきまして約半分……

第10回国会 厚生委員会 第23号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○藤原道子君 十一月の二十六日に看護婦法改正の小委員会が発足いたしまして、爾来愼重に審議をいたしまして、その間只今青柳衆議院議員のお話にもございましたように、衆議院との合同審査も六回、あらゆる角度から研究をいたして参りました。その間におきましては公聴会を開き、関係のあらゆる人々を参考人としてお招きいたしましたり、或いはPHWのオルトさんをも御招待をしたり、或いは向うからも会いたいというようなお話もございまして、衆議院、参議院の小委員会が同道して向うへ訪問いたしたり、あらゆる努力をいたしました結果が本法案となつて昨日OKを得ることができたようなわけでございます。殊に一時は非常に難関に遭遇いたしま……

第10回国会 厚生委員会 第24号(1951/05/07、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は本法案の審議に入る前に政府にお伺いして置きたいと思う二、三の点があるのでございますが、一つ責任ある御答弁をお伺いしたいと思います。  まず第一に本法案は非常に重要法案だと世間では言われているのでございますが、果して政府はこれを重要法案と思つておいでになるのかどうかという点をまず一つ第一に伺いたい。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、閣議においても、この法案は三回も保留というのですか、になつたと聞いておりますが、それはどういう理由でございますか。
【次の発言】 本法案は政府の提出法案でございますし、而も非常に重要な法案だと今お答えになつたのでございますが、然らばこの重要……

第10回国会 厚生委員会 第26号(1951/05/11、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は遺族援護に関する小委員会の委員及び厚生住宅に関する小委員会の委員の定数を二名増加し、そうしてその人選は委員長に御一任することについての動議を提出いたします。
【次の発言】 私この際ちよつとお伺いしたいのでございますが、本案の実施については国民生活に重大な影響ありと言われておるわけでございます。そこでその具体的な事例、特に国民の受ける利益とか損失のバランスをどう考えられたかということを伺いたい。これは先の清水さんのお話でそういう点があまり考えられなかつたということで非常に失望しておるのですが、その点について齋藤証人にお伺いしたい。

第10回国会 厚生委員会 第28号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私今日お忙しい先生がたにお出で願いましたのは、私が実は委員会へ要請したわけでございます。それは先立つて以来、非常に重要法案である医薬分業が提案されておりますが、これに対して医者の側、薬剤師の側からいろいろと猛烈な運動があるわけでございます。併し私たちはこの公聴会を開いたときに、或るかたの証言の中に、医者には調剤権がない、調剤能力なしというようなお言葉がございましたので、私たち素人でございますので、調剤の能力がない人が処方箋を出すというところに非常に疑問を持つたのであります。私たちは少くとも国会議員として立法府にありまする以上は、医者の運動、薬剤師の運動に左右されてこの法案が決定さ……

第10回国会 厚生委員会 第29号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は厚生省にお伺いしたいのでございますが、看護婦法の改正は三月の三十一日に通過いたしたのでございますが、その後私は全国の国立病院とか、或いは私立病院或いは日赤等へ参りまして、実に容易ならざることを聞いたのでございまするが、厚生省は我々国会において改正いたしました法案を実施する意図なきやに私は聞くのでございまするが、私はその点の厚生省のお考えを聞きたいのでございます。たとえ国会が通しても、厚生省がこれを実施する意思がない。或いは又厚生大臣の定める講習というようなものはとてもむずかしくつて、到底そんなものは実施されるものではない。たとえ国会は通つても実施が不可能なものであるから、国家……

第10回国会 厚生委員会 第30号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○藤原道子君 厚生大臣は代理でありますか。
【次の発言】 保利さんが見えるわけでございますね。

第10回国会 厚生委員会 第32号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私は先日質問いたしましたときに、厚生省としては調査をするというお話でございましたので、久下さんからその後の調査の経過をお伺いいたしたいのでございます。
【次の発言】 私の只今の御報告の中で、一つ伺つて置きたいことは、済生会病院、共済会病院の三上勝榮と松木はつゑをその参考人にお選びになりましたのは、どういう関係でそのお二人をお選びになつたか。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、看護課長は、公開の席上でお話になつたのは、只今次長からお話のあつたところ以外ではお話になつたことはございませんか。金子課長に少しお伺いしたい。

第10回国会 厚生委員会 第33号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私はこの法案には別に反対ではないのです。当然通過させなければならない法律だと思つているのでございますが、この生活保護法の運営その他につきまして、少し御質問申上げたいのでございますが、その前に委員会へお諮り願いたいと存じますが、会期の延長は、衆議院の議運ではすでにもう決定している、そしてまだ本会議には諮つておりませんが、衆議院のほうがもうきまつしてまえば、結局そうなるのじやないかと思うのでございますけれども、先ほど衆議院のほうの会期延長の理由は、北海道開発法案の審査に五日ぐらいはかかるであろうということで、五日間の延長を求めたのだということが議題で言われておりましたが、その北海道開……

第10回国会 厚生委員会 第35号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○藤原道子君 社会局長にお伺いいたしますが、現在生活扶助によつて入院しておる入院患者の生活扶助料は現在幾らになつておりますか。
【次の発言】 何分にも御承知のように今日物価高によりまして、四百五十円では到底やつて行けないというところから、いろいろな問題が起つおると思いますが、私の手許へもそうした入院患者からの陳情等がたくさん来ておりまして、最近全国を廻つて見まして、至るところの病院に余りにも少い生活費の訴えがあるのでございますが、局長は現在の四百五十円で妥当なりとお考えで、ございましようか。それともこれを早急に引上げるという考えを持つておいででございましようか。この点を……。

第10回国会 厚生委員会 第37号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○藤原道子君 この法律は誠にこんがらがつていてちよつとわかりにくいのです。そこでまあ今の御説明を聴いてややわかつて来たのです。そこで私、児童相談所の行う権限でございますね、それを一つもう一遍伺いたいのでございます。それはときどきいろいろな問題が起つておりますが、過ぐる五月二十七日の毎日新聞に長野県長野中央児童相談所の首席が思春期の少女百数十名を全裸にして猥褻行為をしていたということが明らかになつているという記事が載つておるのですね。そうしてそれの中には、同相談所は貧困家庭や父母のない不幸な少女たち(十八歳まで)が県下の養護施設や教護施設に収谷される前に、ここで一応知能、性格体力等のテストをする……

第10回国会 厚生委員会 第38号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○藤原道子君 ちよつと……、私は看護法の問題について、少しこの席上で、委員会で厚生省当局に対して質して置きたいととがあるのでございますが、是非お取上げを願うことをお諮り願いたいのですが。簡單でございますから……。
【次の発言】 幸い医務課長がおいでになりますので、時間の関係もございますので、質疑を続けさして頂きたいと思います。  先日私どもの所へ国立療養所の長寿園ですか、投書が参りましたので、直ちにこのことを調査さしたのでございます。調査の結果につきまして、私が非常に重大だと存じますので、当局の御意思を一つ伺いたい、かように存ずるのでございます。先ず私どもの所へ訴えて参りましたのは、院長が殆ん……

第10回国会 厚生委員会 第39号(1951/06/05、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私も御説明は懇談の形で又して頂きたいと思います。その前に一つ私に質問をやらして頂きたい。
【次の発言】 私先日の委員会で、国立療養所長壽園における医療拒否騒擾事件につきまして質問をいたしたのでございますが、委員会の都合によりまして本日に相成つたわけでございます。従いまして当局に対しまして、一つ納得の行くまで御説明を願いたい。御答弁を願いたい。かように存ずるものでございます。  この騒擾は国立療養所長壽園における園長に対する患者の全面的医療拒否というような重大な問題が起つておるのでございます。これに対しまして私どもの調査によりますると、容易ならさる問題が各所に見出されるのでございま……

第11回国会 厚生委員会 第1号(1951/08/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 それは有資格者ですか。

第11回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1951/09/12、2期、日本社会党)

○藤原道子君 只今の山下委員のあの御質問にちよつと関連するわけでございますが、只今局長の御答弁の中に中毒事件等に関連して食品衛生監視員ですか、今の制度で相当努力して来ておるというお話でございます。私もこの衛生監視員ですか、あの活動によつて各所の中毒問題或いはアイス・キヤンデー等にしても相当今年度は効果を挙げて来ておると思つておるのでございます。ところがこの間聞くところによると、私どものほうへ陳情で来ておるのでございますが、今度政令諮問委員会が、その答申の中にはこの監視員を廃止するというようなことが言われておるというので、六大都市の衛生関係の人たちの会合の結果で陳情が来ておるのでございますが、そ……

第11回国会 厚生委員会 第2号(1951/08/17、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私ちよつとお伺いしておきたいと思いますが、二、三日前の新聞には、講和を結ぶについては外国へ与える影響等も考慮されるので、この際遺族、傷痍者等に関する年金とか或いは又扶助料等々に関する援護に対する予算は、一応今度の補正予算からは取除くことに決定したというような記事が載つていたのでございます。ところが今遺族や或いは傷痍者の人たちがこうした問題に対して非常に期待し、待ちこがれているわけです。従いましてこの新聞記事が真実であるかどうか、果して今政府の動きはどういうふうになつておられるかということをちよつとお伺いしたい。
【次の発言】 私が質問を中止いたしましたのはもう質問しても意味ないと……

第11回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○藤原道子君 本小委員会は九月十二日六名の小委員を設けて、私が小委員長に選ばれまして当日第一回の小委員会を開催いたしました。  保健婦、助産婦、看護婦法の改正後における法の実施状況につき医務局久下次長、金子看護課長より説明を聴取いたしたのであります。本小委員会で審議中明らかになつた諸点並びに今後研究を要する論点は左の通りでございます。  一、保健婦、助産婦の国家試験について。この点につきましては臨時国会において法律の改正される場合をも予想勘案いたしまして、政府においては十二月の八日、九日施行のこととなつておるので、今後なお検討を加えた上法律改正の必要があると考えられます。  第二点は所属の既得……

第11回国会 厚生委員会 第3号(1951/08/18、2期、日本社会党)

○藤原道子君 只今石原委員から一応の御質問があつたのでございますが、なおこの際大臣から一つ安心のできるお答えを頂いておきたいと思うのでございます。  それは只今も委員長から御注意がございましたので、極く簡単に申上げますが、もう長い間私どもが悩んで参りましたのは、児童措置費が平衡交付金に含まれておる。そのために全国廻りましても、どこに行きましても非常に行詰りを来たしておるのでございまして、地方によつてはもう投げ出したいというようなところさえ出て来ているような状態であります。従つて先だつても大蔵省のほうに御質問申上げましたときには、二十七年度は何とか平衡交付金から外したいという言葉もあつたのでござ……

第12回国会 厚生委員会 第2号(1951/10/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 その前にちよつと伺いたいことがあるのですが。
【次の発言】 先ほど大臣が出席できないのは本会議へ出席するためにこちらへ出られないというので、本委員会で問題になつたのだと思います。ところが現在なお衆議院の本会議は継続中でございますか。
【次の発言】 それで本会議は終了したのに、なお大臣は何らの回答なくして出席をしない。その後の大臣がどういう行動をとつておられるか、御調査になつたのでございますか。
【次の発言】 只今片岡委員外議員から御発言がありましたが、私どもも昨日現場へも参りまして、つぶさにお見舞をして参りました。事が起りますと同時に、遺家族小委員長としての山下委員が取られました……

第12回国会 厚生委員会 第3号(1951/10/17、2期、日本社会党第二控室(左))

○藤原道子君 私はすでに山下委員、松原委員から御質疑がございましたので、大体それで意は尽されておるとは存じますが、なお私から一言御質疑を申上げて、大臣にお願いしたい点もあるのでございます。それはこの悲痛なる叫びの一つとして、強制退院絶対反対、退所命令ですね、病院からのこれがあるのでございます。これは誠に尤もの点が多々ございますので、以前には、義手や義足を付けた場合には、訓練期間というものが病院にちやんとあつた。義手義足を付けて、社会人として復帰するまでの期間がある。ところがそれが今日ではございません。或いは結核が快癒したとはいつても、社会人としては十分働き得ない状態のままに放り出されておるとい……

第12回国会 厚生委員会 第4号(1951/10/20、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私いろいろ御質疑いたしたいと思つておりましたが、すでに専門家の藤森さんから御質疑もございましたし、まだあとに公聴会が二日に亘つてございますので、今日は時間の関係もございますので、質問は省略いたしたいと存じます。ただこの際一言戸田証人にお願い申し上げたいと存じますことは、私は昭和二十三年の予防接種法が制定されますときに、今日問題になつておる点は十分に質疑、審議いたしたわけでございます。そのときにもあらゆる学者の御意見も聞き、又当局者としてその衝に当られました浜野当時の予防局長とも一問一答のように、今日問題になつております潰瘍という点が将来問題に残らないかというような点で、これ又応答……

第12回国会 厚生委員会 第5号(1951/10/24、2期、日本社会党)

○藤原道子君 看護に関する小委員会を十月十七日、十九日、二十二日に開きまして、政府当局より実情を聽取いたしますると共に、次の改正点について慎重審議を進めました結果、次の結論に到達いたしました。  改正の主要点はいわゆる既得権者、即ち旧規則により保健婦、助産婦、看護婦の免許を受けた者は、国家試験若しくは認定講習によらないで新法による免許を與えることであります。  次に保健婦、助産婦、看護婦の外地からの引揚者についても当分の間、旧規則で免許が得られる途を講ずることとしたのであります。次は八月に文部、厚生省令で保健婦、助産婦、看護婦養成所指定規則が出ましたので、保健婦、助産婦、看護婦法第二十八條に、……

第13回国会 厚生委員会 第2号(1951/12/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 只今中山さんからの御発言があつて、委員長としても今後は十分慣例を尊重して行くという今御発言があつたわけなんであります。私病気で長い間この委員会を欠席しておりましたので、事情はよくわかりませんけれども、本日この委員会を開催するに至つた事情を今日御説明になつて、それから私は今日の委員会もその問題を取上げておやりになるということで開かれたと了承しておるわけでありますが、今日の委員会に対して政府当局、責任者に御連絡がしてあつたことと存じますが、それはどういうふうな状態になつているのですか、厚生大臣であるとか或いは大蔵大臣とかというような方面へは十分出席を求めておいでになつたのでございまし……

第13回国会 厚生委員会 第4号(1952/02/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 看護に関する小委員会の経過について御報告申上げます。本七日第一回の小委員会を開会いたしましたが、保健婦、助産婦、看護婦の待遇改善等なお研究を要する点も多々ありますが、この際看護に関する小委員会は発展的解消をなし、看護に関する問題に限定されることなく広く医療に関する諸般の調査を行う小委員会を設置し、その小委員会において調査研究を続行いたしたい、そういうことの結論に達した次第であります。以上御報告申上げます。
【次の発言】 私は山下さんの動議に賛成いたします。非常に重大な問題でございますから、是非ともお取上げを願いたいと思います。

第13回国会 厚生委員会 第5号(1952/02/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 国立病院の地方移管についてその後の経緯を一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私も時間がないので、極く大ざつぱのところだけを伺つておきたいと思うのです。どうもよく私わからないんですが、昨年八月十日に全医労のほうで、これは全国衆参両院議員に六百八十通、学識経験者、文化人に百二十通、その他病院長等に対して千五百通の輿論調査を行なつたところがそれに対して七〇%までは地方移管は絶対反対なんです。賛成三〇%の中にもいろいろ条件附きなんです、医療の社会化の徹底とか、地方財政が貧困であつて地方差があること、医療内容が低下するとか、ボス化される虞れがあるとか、営利化される虞れがあるという……

第13回国会 厚生委員会 第6号(1952/02/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は前委員会で皆様がた一致しての意見であつたと思うのです。従いまして今山下さんから言われましたように、出席しないというお言葉でなくて、旅行中で出席できないということでありまする以上、再び出席を求める手続を至急おとり願いたい。で万一出席しないということの口実でそういうことが言われておるといたしまするならば、これ又山下さんの御意見と同じように、私たちはどうしても出席を求めるために成規の手続をとるべきだと、私はさように思いますので、山下さんの今の御発言に同意いたします。
【次の発言】 只今のお取扱で結構だし、草葉さんの言われることも御尤もだと思うのですけれども、際限なく旅行を延ばされち……

第13回国会 厚生委員会 第7号(1952/02/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は一昨年来問題になつておりました児童措置費の平衡交付金に含まれておりますことによつて、折角児童福祉法が制定され、又昨年五月には児童憲章も制定されて、而もその会長には吉田総理大臣が当られておるにもかかわらず、長年の間の懸案である児童措置費が今なお平衡交付金の枠から外すことができないこの点について、今日は大臣並びに大蔵当局の責任ある御答弁を伺いたいと存ずるものでございます。本年の山下議員が本会議における質疑に対しましても、見通しがついたということの御答弁があり、それから昨年河崎ナツ氏が本会議で縷々例を挙げてこのことを質しましたところが、これに対しましても御趣旨に副うような見通しがつ……

第13回国会 厚生委員会 第10号(1952/02/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(藤原道子君) 委員外ですが、私……
【次の発言】 ちよつと法務府へお伺いしたいのですがね、優生保護指定医というのがあるのですね。そこでまあ当然人工妊娠中絶をやるべきなんですが、今日もう社会の常識になつているのは、非合法につまり一般の医者がこれを扱つている。それで産科医と言つてはあれでしようが、一般の医者がこれが相当な収入になつているということが相当流布されているわけですね。こういう非合法なやり方をした人たちが今までにどのくらい挙げられておるか、お手入れができておるか、ちよつと……。処罰されておるか、全然これは放置されておるのかという点をちよつと……。

第13回国会 厚生委員会 第11号(1952/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 第一班の御報告を申上げます。  第一班は、一月十四日より二十日に亘つて茨城、宮城、福島三県の厚生行政の実際を視察に参つたのであります。松原議員、井上議員と私と三名で、外に事務局側から新田調査員の四名でした。日程の時間の都合上県庁におきましては、厚生行政の全般について説明を聞く余裕を持たなかつたので、それぞれの県におきまする特色のある施策とか、行政の隘路となつている事例とか、特筆すべき業績などについて重点的に説明を承わつたのでありますから、詳細な点につきましては、資料が專門室に備えてございますから、ここでは極く要点だけを御報告いたします。  茨城県の状況を申上げます。生活保護法によ……

第15回国会 厚生委員会 第2号(1952/11/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私から外務省のかたにお伺いしたい。  虞は私マニラのモンテンルパへ七月の二十七日にお訪ねいたしまして、今の証人のがたにも現地でお目にかかつて来たわけでございます。そのときに現地で宣教師として、本当によき父ともなりよき相談相手ともなり、本当に身を粉にして働いて下さる賀川さんからいろいろお話やら御依頼を受けて参りました。そうして私は外務省へお伺いをいたしまして、そうしてその中のどうしても私聞いて頂きたいと思いましたのは、今も証人が申されましたように、差入れでどうやら賄われている刑務所に、日本の同胞には差入れというものは本当に少いのでございます。幸いにして無実のかたが多い、戦時中も原住……

第15回国会 厚生委員会 第3号(1952/11/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 一つだけ大臣に簡単に……。私は先ほどの堂森さんの御質問に関連してお伺いしたい。大臣は今社会保障の問題についていろいろ御答弁がありましたけれども、その中で私聞き捨てにならないと思うのでありますが、英国の社会保障制度が国民を怠惰にしておるというような点を大臣は見て来られたらしい口吻でございますが、そういう点はどういうことであつたかということを具体的に伺いたい。私の見て来たことと全然反対の印象を今受けたので、この点を具体的にお伺いしたい。それからいつの政府もいつの大臣も研究中々々々と言われるのでございますが、社会保障制度審議会は政府が構成されたはずだと思います。この社会保障制度審議会は……

第15回国会 厚生委員会 第4号(1952/11/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 九十三円ですか。

第15回国会 厚生委員会 第6号(1952/12/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちよつとお伺いしたいのですけれども、先ほどの山下さんの御質問で或る程度納得いつたのですけれども、今度中共から三万の者がいるという通知があつたわけです。これは向うから家族に連絡のあつた者だけに対して帰還の手配をするというようなことなんですが、こちらから積極的に何らか連絡をするというようなことをしておいでになるのですか。
【次の発言】 重ねてお伺いしたいのですが、向うからの船賃は政府が負担しておるが、只今のお話では港までの費用が要る人には負担をするということでございましたが、今までに帰つて来た人で金がないために港まで来る費用を借りて帰つて来たという人が大分あります。ところが帰つて来て……

第15回国会 厚生委員会 第7号(1952/12/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 大変に大臣がお急ぎのようで、非常に残念でございますが、これからは大臣がしばしば当委員会へ御出席を願つて御答弁願いますればこういうこともないと思いますが、今後大臣の委員会出席を先ず最初に要望いたしておきます。  私は生活保護法の適用についてお伺いしたいのでございますが、時間がないので箇條書的に御質問を申上げます。  生活保護法の適用について、法律の保護は、立法に当りましては、断じてこれは恩恵的のものではない、憲法で保障された健康にして文化的な最低限度の生活を営む権利を有する、ここからこの法の精神が生まれて来ておるということで、飽くまでも恩恵的ではない、救貧法ではないということが建前……

第15回国会 厚生委員会 第8号(1952/12/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私大変今日は医者の治療等で遅刻をしておりますので、すでに御質問があつたかと思いますが、二、三お伺いしたいと思います。  婦人ホームの問題も先ほどちよつと御質問にあつたと思うのでありますが、婦人ホームの実態と今後の方針をちよつと伺いたいと思います。遅いから箇條書で聞きますけれども、この特殊婦人の転落の原因を当局はどのように考えておられるか。それから赤線区域なるものをどう考えておいでになるか。それから性病対策、それからこれらの実施要項等についてちよつとお伺いしたい。それに婦人ホームに必要な経費が計上されておるのですが、これで事足れりとお考えであるかどうか。

第15回国会 厚生委員会 第9号(1952/12/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちよつとお伺いいたしたいのでございますが、過日木村さんには御質問申上げましたが、その後新聞等の発表がまちまちでございまして、私たちは大変心配いたしておるのでございますが、政府は政府代表を派遣するというようなことを発表されたようでございますが、その後において、向うでは日本政府を相手とせずというようなことが発表されておる、この点はどういうふうになつておるのでございましようか、外務省のかたにお願いします。
【次の発言】 只今局長は大変楽観的なお話なんでございますけれども、誠に早急にそうなれば大変結構なんです。終戦以来七年以上経過している留守家族の気持等察しますときに、人道上の見地という……

第15回国会 厚生委員会 第11号(1952/12/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 長い間の要望であつた母子福祉法の一環として本法案が上程されるまでに御努力頂きましたことに対して私も感謝いたします。只今山下委員から十分御質問があつたのでございますが、なお重復を避けまして二、三の点についてお伺いしておきたいと思います。  現在地方自治体の財政の困窮の中に相当厚生行政関係のものが食行つておるということで、絶えず私どもは不平を聞かされておるわけでございます。従いまして非常に本法の施行に当つても私は危惧を持つものでございますが、こはれ結核予防法などにおいて苦い例がたくさんございますので、殊更に危惧を持つております。従いましてこの法案は全額国庫負担というふうに私は是非した……

第15回国会 厚生委員会 第14号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(藤原道子君) ちよつと速記をとめて下さい。    午後二時五分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。暫時休憩いたします。    午後三時四十五分休憩

第15回国会 厚生委員会 第15号(1953/02/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私はこの際細かい質疑の点は又いずれ時期を改めてお伺いするといたしまして、生活保護法で軍人軍族の援護法の給与等については成るべくこれを差引かないようにしてほしいということをかねがねお願いしておきましたけれども、最近になりまして非常に悲惨な訴えの手紙が次々と山積いたしておりますので、この点について厚生大臣としてはどのようなお考えであるかということについてお伺いしたいのでございます。  収入算定とでも申しましようか、遺族に対する恩給、それが即収入と認められて生活保護を打切られる、それから入院している人に対して医療給付の打切りが続々と通告されて、そのためにもう自殺するよりほかに途がないと……

第15回国会 厚生委員会 第16号(1953/02/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 今の問題ですね、ちよつと速記を止めて頂いてお話を伺つたほうが……
【次の発言】 昨日私はこの点大臣にも御質問いたしまして、満足ではございません。私今日は御質問申上げたいと思つていたところでございます。私責任ある御答弁を頂きたい。このことについては再三当委員会で問題になつております。梅毒の輸血をして患者が感染したときにも大騒ぎになつたはずです。過日、いつ頃だかちよつと失念いたしましたが、青少年、児童福祉法の該当者が血を売つてふらふらして問題を起しました。そのときにも御質問申上げてある。ところがそのときに、その後に厚生省のたしか児童局かと思いましたが、年少者が血を売ることに対しては法……

第15回国会 厚生委員会 第17号(1953/02/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 今の河崎さんの質問に関連して、一つだけ聞きたいのですが、この輸血の問題は、私非常に当局の答弁に不満でございます。事が起きてから騒ぐというけれども、私はこの輸血の問題は、こういうことがあることはすでに十分わかつていた筈なんです。もう何年か前にも性病がうつつた問題のときにも、大きな問題になつた筈です。又昨年は児童福祉法に保護されるべき年少者がやはり輸血、売血ですか、供給によつてふらふらになつて非常に問題を起したことがある。そのときにも当委員会で私は問題にした筈なんです。又つい最近におきましても、前の委員会でこの問題は十分採上げて御質問申上げた筈なんです。従いまして私は、事は人命に関す……

第15回国会 厚生委員会 第22号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 只今議題となりました医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申上げます。  医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律は、現行医師法によりまして医師国家試験予備試験の受験資格を認められておらないで、一定の医学の教習を目的とする学校を卒業した者や、朝鮮総督の行なつた医師試験の第一部試験に合格し、又は満州国の行なつた医師考試に及格した者等に対して医師になる途を開いて、将来に対する希望を持たせてやるために制定されましたことは、すでに皆様のよく御存知のことでございます。併しながら、これらの人たちと医学に関して同等以上の知識及び技能を有……

第15回国会 厚生委員会 第23号(1953/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 この頃貸付法案というのができても、結局は地方財政が逼迫しているときに、これがこちらの政府で予定しているように、地方がやはりこれを受けて立つだけの用意ありというお見通しですか。
【次の発言】 私どもとしては本当にこの金額の点からいつても、又地方へ何でもあれする点で満足すべきものではございませんけれども、まあ一応頭を出したというところに一つの希望を持つという程度の法律ですね。で政府はこの運営の如何によつては今後もつと強化して行くという見通しは持つておるんですか。
【次の発言】 今全国的に見て消費生活協同組合の状況はどんなふうでございますか。

第15回国会 厚生委員会 第26号(1953/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 食品衛生法の問題について過日質疑を申上げたのでございますが、どうしても農林省にお伺いしなければ納得いたしかねる点がございましたので、今日はその方面について少し御質問申上げたいと思います。米の輸入、主食の輸入等について政府は今どういう方法で輸入をしておいでになるかについて先ずお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 お伺いいたしますが、政府取引ではあるけれども、この商社に指定されたものが政府を代行しておるということになるのでございますか。若しそうだとするならば、それに対しての監査というようなものはどういう方法でやつておいでになるか。

第15回国会 厚生委員会 第28号(1953/03/14、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(藤原道子君) それでは次に覚せい剤取締法の一部を改正する法律案についての提案理由の説明を谷口先生にお願いいたします。
【次の発言】 この厚生年金のほうでございますか、これは当局には近く根本的に改正を行う意思をお持ちでございましようが、その点についてちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 たしか坑内夫等においては今年の十一月頃から適用される人が相当数あるんですね、三千ぐらいですか。
【次の発言】 これについては私ども相当な意見を持つておるんでございますが、政府が取りあえず暫定的にこれを出した、そうしてその給付までに間に合わせるような改正をする準備が進められておるということでございますな……

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 委員長に一任いたします。

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第3号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちよつとお伺いしたいのですが、政府は場合によれば逆送還をするというようなことを前に言つておられましたが、その点はどうなつたのですか。
【次の発言】 好ましからざるという者はどういうふうな人を指して言われるのか。政府が恐れておられるということと、又国民の考えていることとは違うかも知れないので、念のために伺つておきたいのでございますが、政府が逆送還等を考えておられる人たちはどういう人々であるかということをこの際ちよつとお伺いしておきたい。
【次の発言】 日本人と結婚した人であつた場合には差支えないのですね。
【次の発言】 一時帰還を認めないという政府の声明はその後どういうふうになつて……

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第4号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私も昨夕お迎えに行つたわけでございまして、その空港長の態度に対しては、委員長初め憤慨したわけでございます。従つて、私はああした挑発的な態度が不測な事態を起す危険が十分にあると存じますので、ここに召喚することは賛成いたします。今後そういうことのないように是非これは皆さんで愛情を持つて迎えなければならないときに、ああいうことは如何かと存じますので、是非ともこの委員会に関係者を召喚することに賛成いたします。
【次の発言】 それからいま一つちよつとお伺いしたいのでございますが過日白山丸へ参りましたときに、引揚げが女、子供が多いので、それに対してどうも婦人の乗員が少な過ぎる。僅かに看護婦、……

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第5号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 どうも御苦労様でございました。私もいろいろと御質問を申上げたいと思つておりましたが、お帰りになりました夜飛行場へ参りまして皆様のもみくちやになつた姿を見まして、それを今日朝から皆様衆議院、そして又こちらで、六時の会合であるにもかかわらず、時間ぎりぎりまでいろいろお話を伺いましたので誠に有難うございました。御苦労のほどは十分にわかるのであります。私はこの際たつた一言だけお伺いしたいのでございますが、先ほど来の御質問にいたしましても、結局、日本と中国との関係を先ず考えてみたいと思うのでございます。結局降伏後中国を相手にしないで講和条約を、それは台湾政府とは結んだけれども、中国とはその……

第15回国会 予算委員会 閉会後第1号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 この際外務大臣にお伺いいたしますが、防衛費の使途についてでございますが、最近基地附近における衛生管理が非常によろしくない、水洗便所等が非常に粗雑なために、汚水が附近の民家の井戸に滲透して来まして、国民の衛生上よろしくない状況にあるのでございますが、これは防衛費のどういう費目でこれらを処理されて来ておるか。今後又これに対してどういう……、この予算の中にはそういう点も或いは入つているのかどうか、そういう点についてお伺いたしたいと思います。
【次の発言】 どうもおかしいと思うのでございますが、これから起る問題でございましたら研究してきめるということも納得行くのでございますが、すでにこう……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生委員会 第3号(1953/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私ちよつと時間がございませんから簡単に申上げますが、先ほど中山先生から御質問の癩の問題でございますが、先ほど来のお話で経過はわかつたのです。併し作業放棄をしたことに対してどういうような手を打つておいでになるか、聞くところによると看護婦等で過労のために倒れる者がぞくぞく出ておる。それからこういうものは放置して置けばいつか片付くというふうにお考えになつておいでになるかどうか、非常に私たちは重大な問題だと思つておりますので、これに対する厚生省のお考えを簡単に而も明確にお伺いをしたい。  いま一つは先日局長、次長等がおいでになつたときん患者が満足を得られなかつたというので、聞くところによ……

第16回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1953/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(藤原道子君) それでは只今から厚生委員会を開きます。  社会保障制度に関する調査を議題といたします  この調査は第四回国会以来継続して実施して参りまして、第十六回国会閉会に際しましても議長の承認を受け、閉会中も調査を続けて来たのでありますが、調査が広汎多岐に亙るため完了いたしませんので、未了報告書を議長宛提出いたしたいと存じます。その手続きについては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それから委員長が議長に提出する報告書には多数意見者の署名を付することになつておりますので、御異議のないかたは順次御署名をお願いいたします。 ……

第16回国会 厚生委員会 第4号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 すでに時間も遅くなりましたし、同僚委員から各方面からの御質問がございましたので、昨日質問の通告をいたしましたことを極く簡潔に、なお皆様の御質問洩れの点だけをお伺いいたしたいと思います。  先ず第一に私お伺いいたしたいことは、法律が作られていてもそれが実行されていない、予算に縛られていると言えばそれまででございますが、それでは余りに情ないと思うのでございます。そこで私は以下三点についてお伺いをしたいと思いますが、先ず第一にお伺いいたしたい点は基地附近における衛生状態についてでございます。先ず第一に過日の前国会の予算委員会でも御質問いたしましたので、その後改正されておるかと思つて先日……

第16回国会 厚生委員会 第5号(1953/06/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちよつとお伺いいたしますが、この法が制定されて今日までに学校が全国でどのくらいできておるか、その在校生がどのくらい、学校を卒業した人がどのくらいあるか、お伺いいたします。
【次の発言】 私は今回の改正の趣旨には決して反対するものではございませんが、厚生省で予定されておりますところの省令ですか、その内容を承わりたいのです。先ず第一に、この頃世の中が逆コースであるということを考えますときに、これが再び人権無視の徒弟制度に逆行するようなことがあつてはならない、こういう点を一つ憂うるものでございますが故にその内容をお伺いさして頂きたい。

第16回国会 厚生委員会 第6号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 誠に今回の災害は余りも被害が甚大なのでお互いに心を傷めるばかりでございますが、災害救助法によつていろいろ物資の調達等の状況は現在どのようになされているか、どのくらいなものが用意されていたか、今のような状態では誠に心許ないように聞けるのでございますが、その点についての御用意のほどをお伺いいたしたい。
【次の発言】 それは各県で備蓄云々ということは私も承知しているのですけれども、今度のようなときには、県全体がやられているのですから、そんな理窟だけで行けないと思いますから、それをお伺いしたわけで、それで我々のほうとしては、問題は水がひいたあとの問題ですね。防疫の問題ですね。それから現在……

第16回国会 厚生委員会 第7号(1953/07/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 比島の戦犯の釈放問題につきましては、これは国民等しく心から念願し、あらゆる陳情を行つて来たことは、国民運動となつて現われて来たぐらいの熱願であつたわけでございます。それについて幸いにも七月四日のフイリピンの独立記念日を期して、非常な恩典によつてこれが釈放され、或いは死刑囚が減刑されるということは、誠に御同慶の至りで、比島のこの御措置に対しては、心からなる感謝を捧げるものでございます。これに対して外務省としても随分お骨折をして来られたと思いますが、今日に至りますまでの経過、向うへ交渉されて参られました経過を私は先ずお伺いをいたしたい。そうして又今度釈放されることのおよそのお見通しの……

第16回国会 厚生委員会 第17号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私はこの際お伺いいたしたいと存じますのは、今回の水害は非常に目を蔽うがごとき大惨害でございまして、その地方住民の生活の困難さは想像に余りあるものがあるのでございます。そこで今回罹災地の遺族の人々からいろいろと陳情がございまして傷痍金として五万円の公債が遺族に渡つておりますが、これを是非共現金化して欲しい。この現金化の際には生活に困難な人というようなことはあるけれども、この際災害地の遺族に対しましては、若し要求があつたならば、是非とも無条件で現金化してやつて欲しい、こういうふうに考えるのでございますが、政府はこれに対してどのようなお考えを持つておいでになるか。政府のほうへも恐らく私……

第16回国会 厚生委員会 第18号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は水野さんにちよつとお伺いしたいのですが、先ほど生活保護法は患者が受けたがらないから余りこれはやらない。そういうふうなお話ですが、患者が受けたがらんという理由は、やはり生活保護法を受ける場合にいろいろうるさいものがある、僅かなものを持つておつてもこれは駄目だというような妙なことがあるから、同時に秘密が漏洩するというようなことから受けたがらないのじやないかと思うのですが、北野さんどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 それではこれは参考人のかた全部にお伺いしたいのですが、これは先ほど榊原先生からお話がございましたが、病名変更のことです。らい者の気持にならなければこの問題……

第16回国会 厚生委員会 第19号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 この問題だけ……、私も同じことを伺うことになるのですけれども、先程から聞いていると私は納得ができないのです。らいというものは極く限られた人数なんです。ですから一家の働きの中心をなしている人が療養所へ入所するというような場合には、家族全体の生活が非常に困難に陥ることは明らかなんです。それが一年とか二年で必ず帰えれるというのではなくて相当長期に互つての療養を止むを得ず家族と隔離の上において行わなければならない。即ち家庭生活というものは破壊されてしまうんです。であると同時に又一方政府がこんな大騒ぎをしながら、このらい予防法の審議をいたしておりますのは、一時も早く患者に療養の機会を与えた……

第16回国会 厚生委員会 第20号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 それは保険の性質から考えまして、保険財政に影響があるからといつて安易な方法で保険者にこれを負担せしめるということに反対なんです。だからこそ保険財政が困るから、国庫負担を二割これを国保並みにやるべきであるという主張を持つておるのでございますが、政府はどう考えておられますか。
【次の発言】 すでに同僚湯山委員からあつたと思いますから、私の質問はこれで終ります。
【次の発言】 私はらい予防法につきまして先ず大臣に御質疑を申上げたいと思います。昨日同僚委員諸君からいろいろ御質疑があつたのでございますが、なお私には理解しがたい点がございますので、重ねて御質疑を申上げたいのでございます。  ……

第16回国会 厚生委員会 第21号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 只今の湯山さんの御質問に関連してでございますが、公務に基因する病気ということでございますが、基準をどういうふうに置いているのですか。
【次の発言】 今度は非常に認定が困難だと思うのですね、只今あなたのおつしやつたように、非常に困難な実情にございましたので、私は少くとも動員されておるうちに発病したものというような場合には余りやかましい規定をつける必要はないのじやないかと思う。援護法の場合におきましてはそれが相当たくさんのケースでもないと思うのですが、どのくらいのケースだと考えておられますか、その判定のつかない、公務に起因する病気というほうに入らないと今お考えになつておる件数はどのく……

第16回国会 厚生委員会 第23号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 生活に困つたという程度は、どの程度かということが問題になるのですね。それはどういうふうにお考えでございましようか。
【次の発言】 私はその点をよほど明確にして置いて頂かないと困りますのは、今度家が流された人がたくさんあるのですね。あれは困つても相当資力のある人は復旧できるのですが、資力のない人は本当に困難な状態に追い込まれて、随分泣きついて来ているのがあるわけです。ですから、生活保護法は受けていなくても、今度の水害によつて生活困難になつた者は、これの適用を受げる、これはそう理解してよろしうございますか。
【次の発言】 それから、くどいようでございますが、山下先生の御質問の相当期間……

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私どもは今重大な事態を控えて、目の前にして、この法案の審議に当つておるものでございます。これは申上げるまでもないことであります。そこで私といたしましては、成るほど昨晩ここを引揚げました。廣瀬さん聞いて下さい。だから任せます。併しながら……廣瀬さんこつちを向いて下さい。昨晩私は確かに皆さまの御決定に従いますということを申上げて帰つたのでございます。その御決定がどうなつたかということを我々に報告する義務はあるでしよう。私は小委員を解除された覚えはございません。それから榊原さんも小委員であるならば私も小委員であります。山下さんも小委員なんです。それなのに理事、委員長の打合せ会におきまし……

第16回国会 厚生委員会 第26号(1953/08/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は大臣の御病気のことでございますから、大体を省略いたしまして、ただ一点だけをお伺いいたしておきたいと思いますのは、職員の待遇並びに増員につきまして、是非ともこの際一つ実現してもらわなければならない、かように存じます。この職員の増員ということには、一つにはらい患者の福祉になる、今のような実情では、本当に療養所の態勢が整わない。ここにおいて、働らく職員の職務が如何に困難な状態にあるかということは、私どもも申上げるまでもございませんので、一切を省略いたしますから、大臣はこの増員に対して、どのようなお考えを持つておいでになるか、そしてその待遇の点でございますが、調整号俸等につきましても……

第16回国会 厚生委員会 第29号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私お伺いしたいことが大体もう今までの質疑で尽きておるのでございますけれども、なおお伺いしたいのは社会事業は非常に困つておると、これはどうしても必要とする、そこまで困つておるのに対して政府は今日までどういう考えを持つて来られたか、何が原因で社会事業がそこまで困つておるかという点について政府に……。(「政府はおらん」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は政府にお伺いしたいのですが、社会事業は今日非常に困窮しておられるということは私どもよく知つている。ですからこの法律に反対という意味じやない、けれども憲法に規定しておりますように、すべて国民はというところで、政府の責任においてすべてのものを……

第16回国会 厚生委員会 第30号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 その前に厚生省にちよつと一言聞きたい。それ聞いてから……。局長にちよつとお伺いしたいのでございますが、この遺族会の理事を御決定になりまして、ここにずらつと並んでおるのでございますが、これがどういう人だかわからないのであります。遺族のかたであるか、そうして又どういう経歴を持つておいでになるかたかということを一応お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 筑波さんというのはどういうかたですか。
【次の発言】 これをお選びになるのは、どういう方法でお選びになりましたのですか。
【次の発言】 今朝高野先生に対する御答弁がちよつと落ちたと思うのですが、遺族会というのは遺族が構成しておるもの……

第16回国会 厚生委員会 第31号(1953/08/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 只今の山下さんの御質疑の中に、同一ケースのものは、つまり一つの判例ですか、のようなものができたら全国に示して、それを参考にしてやるのだというようなふうに伺いました。そうですが。
【次の発言】 現在未処理件数が非常に激増して来て、その処理のために困るということが、まあこういうことになつて来たと思うのです。こういう御答弁であつたと思うのですが、結局これは運営の面で処理できるものもたくさんあると同時に、そういうことでやるならば、今後そういう判例ができて来れば、現在は困るけれども、もつと累積するかもわからないけれども、そういう判例ができて来れば、その後においては相当楽に行くのじやなかろう……

第16回国会 厚生委員会 第32号(1953/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 過日、まだ質疑は継続中でございましたが、それはすでに中山委員も御承知の通りであります。私どもはこの重大なる法案を、多数で押切つて質疑を打切ろうとするようなことに対しては、了承するわけに参りません。大事な法案であるが故に、もつと審議を尽されんことを要望いたします。
【次の発言】 私は、先ほど来の中山さんの御発言の中に、厚生当局は質疑は済んだものと思う、こういうような重大な発言をしておるのです。私は質疑は保留してある点が多々あるということは、これ又速記録を見て頂けばわかることなんです。私ども議員といたしましては、国民に責任を果せるだけの質疑をいたしますことは当然の権利だと思います。而……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第1号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 千田さんの先ほど来の御質問に対して、全く同感なんです。で仮にこれを定着後一カ月と枠を拡げたとしても、ほかの問題と違つて病気ですから、病気でないのに入院する馬鹿はないんです。従つて私はそのくらいの親心は持つべきだと思う。そうして地方で生活保護法の手続をいたしましても、御承知のようになかなかそうすぐには行かないのです。ところがそれを遡つてはやつてくれない。手続が済まなければそれが恩恵に浴せないというような実情等もお考え下さいまして、これはもう当然弾力を持たすべきであると思う。私もそう思いますので、この点特に考えて頂きたい。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 閉会後第1号(1953/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちよつとお伺いしますが、今度帰る者は戦犯とかというものに限つてあるのですか。婦人なんというものは全然含まれていないのでしようか。抑留されておる中に婦人も相当いると思うのですが、そういうデーターはどうなつているのでしようか。
【次の発言】 更に調べたいとおつしやるのですが、今まで婦人はもうソ連にはいないというふうなつもりで今日まで来ておるのですか。それとも婦人はいるかもわからないが、その調査が未だにできていないということになるのでしようか。
【次の発言】 要するに今引揚の対象になつた多くの者は、今千田先生がおつしやつたような戦争関係の者だけが取上げられておるのですか、そういうわけで……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第3号(1953/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私も山下委員の動議に賛成いたしますが、私午後は、午前中の委員会と予定いたしておりましたので出席ができません。従つて二、三ここで続行して質問させて頂きたいと思います。
【次の発言】 時間がありませんから簡単にいたします。  すでに同僚委員からいろいろあらゆる観点からご質問がございましたので問題は明らかになつている。結局責任者の御出席を求めなければならん段階だと思います。ただ私はこの際一、二の点について、御質疑を伺つておりまして納得できない点についてちよつと話してみたいと思います。  先ず外務省にお伺いしたいのでございますが、先ほどの御答弁のうちに、日本の帰国される人たちが中国から非……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第6号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 只今山下委員の動議によりまして、加賀尾さんに対する感謝決議が決定されましたことは、私、非常に嬉しゆうございます。実は先ほど来、涙なくしては聞き得ない御報告を伺いまして、丁度昨年の今月の二十六日、明日、モンテンルパでお目にかかつたわけでございます。あのモンテンルパで約一時間半に亙ります涙の会見は、もう永久に私は忘れることができないと思います。あの加賀尾さんのお部屋に観音さんをお祭りになり、処刑されました十四名の方のお位牌を飾つて、朝に晩に加賀尾さんが霊を慰めておいでになる、そこへもう何から何まで慈父のように加賀尾さんを慕つて、本当に日常茶飯事まで加賀尾さんを頼つて生きていられました……

第16回国会 予算委員会 第6号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は常々総理を初め政府当局から道義の高揚という言葉をしばしば聞いているのでございますが、併しそのことは一片の指示や法律の制定にあるものではなくて、実に政治の貧困に起因するものであると考えられるのでございます。先ずそこで私は首相にお伺いいたしたいと存じますことは、立法府といたしまして、いろいろ国民生活の安定とその擁護のために立法いたして参りましたが、ところが最近におきまして、この法律が十分に適用されていない。先ず私は、法は正しく適用されるべきものと考えておりますが、作文とお考えでございましようか、この法律は正しく守られるべきものとお考えでございましようか、総理の御見解を先ずお伺いい……

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 関連してお伺いしたいのでございますが、先ほど三橋さんの食糧増産計画についての御質問を伺つていたのでございますが、今非常に食糧の増産が急がれますときに、軍事基地施設に非常に農地が使われておるのみならず、その周辺に歓楽街が次々に建てられておりますが、これが農地をどんどん潰して行つております。これが聞くところによると、正当の正規の議を経ないので、委員会の議を経ないで勝手に農地が潰されておるというケースが非常に多いのでございます。或るところに参りますと、農地の名目になつておりながら立派な歓楽街になつておる。そうして供出等に対しましては、悪徳業者が闇値で米を買つてそうしてこれを、納めてもな……

第16回国会 予算委員会 第24号(1953/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 関連質問……。只今伺つておりますと、法務大臣は売春を認めておいでになるような感じを与える。私非常に遺憾なんです。売春を禁じたとき仕事がないと困るから、仕事ができてから売春を取締る、これは私納得できません。食えないから泥棒する、併しそのときに仕事がないから泥棒を認めておるということにも言えるのではないでございましようか。私は世界各国がこの売春を禁止しているにもかかわらず、日本がこういう実情であるからこそ、日本は淫売の国だ、こういうことを世界各国に吹聴されておるのではございませんか。私は方法がないから困るというけれども、厚生省のほうにはやはり特殊婦人の指導に関する施設はあるはずです。……

第16回国会 予算委員会 第25号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちよつとそれに関連して。只今大臣は学校で十分教育することが大事であるというようなことをおつしやつたのでありますが、今の日本の学校の実情を考えまするとき、それでよろしいのでしようか。私は、学校でいろいろな面を教えましても、片方には新らしいビルはどんどん建つておる、併し家はない、家へ帰れば戦争後未だに防空壕の中で生活をしておる、こういう実情である。又一方におきましては、過日も申上げましたが、立川におきましては、学校で学びたくても学ぶことができない子供がたくさんある。ジェット戦闘機の爆撃のために教育が十分に受けられない。戦争も軍人もないはずの日本におきまして、学んでおる教室は爆弾の破片……

第16回国会 予算委員会 第26号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 関連して……。
【次の発言】 関連質問。
【次の発言】 労働大臣に。
【次の発言】 私は大臣にこの際お伺いしたと思いますが、労働省は飽くまでもサービス省だと思つたおりましたが、そうだとおつしやりながら、先ほどは労働者はかわいくてしようがないけれども、ときに余り乱暴すれば叱らなければならない、こういうお言葉があつた。そこでそうならばおとなしくて而も弱い立場に置かれておる女子労働者に対してその保護はどうなつているか。最近婦人労働者が非常に職場から追われておる傾向にございますが、これに対してどういう理由からそういうふうになつておるかということをちよつとお伺いしたい。それとこれら追われま……

第17回国会 厚生委員会 第1号(1953/10/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(藤原道子君) それでは只今から厚生委員会を開会いたします。社会保障制度に関する調査を議題といたしまして、先ず小委員設置に関する件につきましてお諮りいたします。前回、前国会の継続調査中に設置いたしました国民生活改善に関する小委員会を今国会においてもこれを設置することとしその数、委員、小委員長、副小委員長は前回通りとすることにいたしたいと思いますが、御異議ございませんでしようか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めます。よつて国民生活改善に関する小委員会を設け、その数、委員、小委員長、副小委員長の氏名は前回国会の通り決定いたしました。御参考のため前回の小委員の数その他を申上げます。……

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(藤原道子君) それでは只今から厚生委員会を開きます。前回に引続き覚せい剤取締に関する件を議題といたします。本日は犬養法務大臣、山縣厚生大臣の出席を願いました。どうぞ御質疑をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。私から、じやお伺いしたいのでございますが、法の麻薬は七年で、覚醒剤は三年で非常に軽いというお答えでございますが、現在密造、密売が、取締つた場合にどうも法の判決が非常に軽いと思うんですが、それは体刑が三年というのがありながら殆んど罰金刑で解決がついているように思うんです。これらについては大臣はどういうふ……

第17回国会 厚生委員会 第3号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 この際ちよつとお伺いしたいのは、保安隊の医療ということは大変重大な問題でございますが、ちよつと明確にして頂きたいと思いますのは、今保安隊の病気の中でどういう病気が、病気の順位ですね、これを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 性病関係はどうなつておりますか。
【次の発言】 私最近ちよつと耳にしたことでございますが、この保安隊の使用する薬でございますね。これが購入等はどういうふうな方法でやつておられるか知りませんけれども、非常に濫費されているのじやないかという感じがするのでございますね。まあ予算がたくさんあるからたくさんお使いになるか知りませんけれども、我々民間ではなかなか手に入……

第17回国会 予算委員会 第3号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は農林大臣に今の小林さんの質問に関連してお伺いしたいと思います。最近災害地へ参りますと、今度の罹災農民と申しましようか、これらに何と申しますか、還元配給と申しますか、食糧確保、農民の……、それに対して、転落農家に対しましては配給量は二合七勺である、普通の百姓には三合七勺だが、転落農家に対しては二合七勺と御決定になつたように聞きまして、地元におきましては非常に憂慮いたしております。配給を受けなければならないからといつて、転落農家になつたからといつて、百姓をする労力においては変りないと思うのでありますが、これに対して一合の差をおつけになつた理由をお伺いしたい。それから労働者にも加配……

第18回国会 厚生委員会 第1号(1953/11/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(藤原道子君) 只今から厚生委員会を開きます。  社会保障制度に関する調査を議題といたします。この調査に第四回国会以来継続して実施して参りました。第十七回国会閉会に際しても議長の承認を受け、閉会中も調査を続けて来たのでありますが、調査が広汎多岐に亘るために完了いたしませんので、未了報告書を議長宛提出いたしたいと存じます。この手続については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それから委員長が議院に提出する報告書には多数意見者の署名を附することになつておりますので、御異議のないかたは順次御署名をお願いいたします。   多数意見者……

第18回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 関連して、次官は大分まあ苦しい答弁をしていらつしやるのですけれども、次官といえどもやはり我々と同じ気持だろうと思うのです。ところが外務大臣はこれはもう呼ばないとはつきり言明しておられるように私は聞いておるのでございますが、率直にお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 三団体から言われたかどうかは知らないけれども、あれは島津さんが直接向うへお約束されたのじやないのですか、私たちはさように解釈しております。
【次の発言】 それは次官がちよつとお苦しい立場に立たれたかもわかりませんけれども、それは大きな人道上の問題だし、事実約束し、向うじやいろいろなものを持つて来ようというときに、……

第18回国会 予算委員会 第4号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私はこの際落穂拾いと申しましようか、社会から忘れられようとしている、即ち社会の下積みになつている人たちの声なき声を代表して暫く御質問を申上げたいと存じます。持時間の関係上、極く簡潔にお伺いいたしますが、御答弁は一つ明確に、具体的に、どうかこれら対象者に対する温い愛情を持つてお答えを願いたいと思います。  先ず第一に日雇労務者の問題でございますが、今日物価高の……。
【次の発言】 大蔵当局は見えないのですか。
【次の発言】 それではこれはあと廻しといたしまして、厚生大臣にお伺いいたしますが、恐らく要保護者と推定される者が七百数十万人あるはずでございますが、而も補助を受けております者……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1954/08/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 先ほど来、局長の御答弁を伺つておりますと、だんだんわからなくなつてしまう。結局中共政府と云々ということを言われますけれども、日本政府と中共の政府との間ではどうにも話合いがつかない。国交の回復ができていない現状といたしましては、そういう段階にある。それを赤十字その他の三国体の力によつて引揚が促進されたことは、これはもう否定することのできない事実であります。これを然らば国民が求めていないかといえば、国民はもう寝る間も寝ないで、引揚の一日も早からんことを祈り続けて来た。それが紅十字会の好意によつてとにかく引揚ができたというこの事実に対しては、あなたも否定はできないと思う。これに対して今……

第19回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は島津社長初め皆さまに大変な御努力を頂きまして、誠に御苦労さまでございまして感謝をいたします。  ちよつとこの際お尋ねいたしますが、すでに同僚委員からいろいろ御質問があつたのでございますが、ただ一点お伺いしたいことは、島津社長が中共の引揚の問題のときは紅十字会の李徳全女史ですか、日本にお招きをしたらどうかということでお約束をされたとかいように伺つております。私たちも大変この引揚問題に対しての今後のむずかしい問題を処理して行くにはあらゆる手を打たなければならない、そういうことも大きな役割を果すと実は非常に期待をかけていたのでございますが、その後なかなかこれは具体的になつて来ない、……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1954/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 一つもつとびくびくしないで、言葉尻をとられるかと思つてびくびくしているから、本当のことが言えないのです。もつと真剣なことを答弁して下さい。ごまかしでなく。
【次の発言】 私、只今山下さんが言われましたように、一番の責任はやはり厚生大臣だ。今日我々は国民の保健を担当する厚生大臣、特にその中でも責任の衝を受持つておるところの環境衛生部長としての答弁を求めておるのであります。ところがそれがどうも納得行かない。私は大臣お急ぎのようでございますから、端的にお伺いいたしますが、過日の御発表によりますと、今あなた方は基準、基準と言つて、基準にばかりとらわれております。それならば全部のお米を検査……

第19回国会 厚生委員会 第3号(1953/12/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 衆議院との関係で中座ばかりしておりまして、看護婦さんたちが相当どつか連れて行かれたというような例も聞くのでありますが、そういう日本の婦人は全然ソ連では消息はわかりませんか。
【次の発言】 全然残つておるという消息はどなたもお聞きになりませんか。
【次の発言】 皆さんがお帰りになりましてからそれぞれお家がおありになりますか。
【次の発言】 私も過日横山委員と共に、岩手、秋田県下へ派遣されまして、冷害地における生活保護実施状況や或いは児童福祉対策、又人身売買の実情等について視察して来たのでございますが、ここに報告書を作成してございますので、同じく速記録に載せて頂きまして、皆さまにそれ……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1954/08/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 今お伺いいたしましたが、この入退所基準を出されますときに、厚生省内においては関係各局と相談の上でお出しになつたんですか。
【次の発言】 私どもがこの前にお伺いしたときには、生活保護の患者であつても、治療を要する者に対してむげにあれをするものではない。もうすでに治療の段階を過ぎた者、ベッドを占拠しているような者、いわゆる政治患者というような者に対してのベッドの回転等を考えてこういうことをしているのだ、決して生活保護の予算を節約する意味ではないというようなことが言われたと思うのでございますが、そうでしようね、たしか……。
【次の発言】 言葉は違うかわかりません。

第19回国会 厚生委員会 第5号(1954/02/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 関連して、看護婦のその問題は医務局からはどのくらい要求されてこういう程度になつたのか。初めからこの程度より予定していなかつたのかということを一つ伺いたい。  又洩れ聞くところによると、保安隊の看護婦を三百人今度一般から募集するということを聞いておりますが、そういうことになると非常に足りない看護婦が余計足らなくなるのであります。だからそれに対して何ら手を打たないで、それでこういう養成所をそのままにして置いてそういうことをされるということは非常に困る。どこの病院に行つても非常に看護婦が足りない。看護婦が足りないためにベッドの遊んでいるところがたくさんあるわけであります。そういう点につ……

第19回国会 厚生委員会 第6号(1954/02/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(藤原道子君) それではこれより厚生委員会を開きます。  社会保障制度に関する調査の一環として、厚生省関係昭和二十九年度予算を議題といたします。前回に引続き公衆衛生、薬務関係についての質疑を続行いたします。先ず薬務関係を御質疑願います。
【次の発言】 そういうふうに運んでよろしうございますね。それでは薬務局長から一つ一応の簡潔な御説明をお願いいたします。
【次の発言】 それでは皆様の御質問をお願いいたします。
【次の発言】 ほかに御質問ございますか。よろしうございますか。それでは一応薬務関係はこれで打切つてあと公衆衛生関係についてお伺いいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第19回国会 厚生委員会 第7号(1954/02/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 今の湯山委員の御質問に関連いたしまして、一つお伺いしたいのですが、率直に一つお答えを願いたいと思うのです。成るほど今度は日赤に委託してやるということでございますが、その日赤が李徳全女史を招ぶ。いろいろ感謝の意味と併せ今後の引揚に便ならしめるにはこうしたほうがいいという観点から、向うで李徳全女史を日本にお迎えするということの約束をして来たのです。これは日赤ではそうすることが引揚にプラスであるという観点に立つてやつたと思うのです。ところが今度は外務省のほうでこれを許可しないということになると、日赤の意図するところと外務省の考え方と非常に相違が出て来る。こういうことが引揚に影響はないと……

第19回国会 厚生委員会 第8号(1954/02/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ただ一つお伺いしたいのでありますが、生活保護法の不足分ですね、これの処理についてどうも納得の行かない点があるので、大臣から責任ある御見解を伺いたい。二十億は入つておりますね。併し今度は十二億とか……ところが全部行けば四十五億か七億不足しておるんですね。大体生活保護法の不足分は私どもの計算では行つておるんですが、これはどういうふうになつておるんですか。
【次の発言】 厚生省の発表でも最初は四十五億ぐらいというふうなことでしたのが、だんだん切り詰められて来たのがしわ寄せして行つたのじやないでしようか。現実にこれは地方におきましては非常に混乱を起しておるのですが、そのために非常にきびし……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第11号(1954/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 この際なお一応私確認しておきたいのですが、さつき部長は黄変米は一切配給していないということでございましたが、それは一切やつていないのですか、何%かはやつておるのですかその点を一つ。  それから農林省と厚生省との間に意見が統一していないように思うのでございますが、その点非常に不安に思うのです。この前保利農林大臣は、あなたがたが見たつてわからないのですから、配給されても知らないでしよう、それを発表したほうが親切なんだというような暴言さえ吐いておるので、今部長のお話を聞くと、五〇%の最近のものには菌があるということを……、現実に我々が外米の配給を受けておるということになれば、一切配給し……

第19回国会 厚生委員会 第13号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 一つだけお伺いしておきたいのですが、私も全国を廻つてみると、非常にオーバー・ロードで倒れる人が多いのですね、非常に苦痛を訴えられるのです。局長は何人ぐらい受持つてやることが妥当と考えておられるか。今非常に過重労働だと思うのですが、これに対しての対策をお考えになつているかどうかということが一つお伺いしたい。  それからいま一つは、ベッド数が足りないために、入院させる場合にすぐ入つて手術ができてすぐ帰れる人、こういう人を優先的に入院させているのですが、それで相当菌が出ておるにもかかわらず、長期を要する手術の対象患者でない場合には入院が認められない、こういう状態になつているのです。私ど……

第19回国会 厚生委員会 第15号(1954/03/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は前回欠席しておりましたので、或いは御質疑があつたかと思いますが、あの予算が余りに過少であるのに、こういう法律を改正して、果して目的が達せられるのですか。
【次の発言】 各県四、五十万円でどの程度のことができるのでしようか。
【次の発言】 これは努力されたけれども予算が取れなかつたのですか。最初はどのくらい要求されて、そうして査定が今のようになつたのですか、どのくらい要求されたのです。
【次の発言】 これはこの法律で結構でございますが、傷痍軍人のほうでございますけれども、ああいう法律が出ても今なお結局生活ができないほどの補助しかできないために、まだ汽車の中で或いは街頭で募金をし……

第19回国会 厚生委員会 第16号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ソ連地区がらり引揚者状況調査のために、院議によつて、常岡、藤原両委員及び事務局より斎藤参事を帯同いたしまして、三月十八日より二十一日まで舞鶴に出張いたしたのでございますが、その状況につきまして簡単に御報告をいたしたいと思います。  先ず引揚者受入の状況でございますが、舞鶴におきまして、上陸後の休憩、宿舎、衣食給与その他医療設備等も、従来の経験に鑑みまして、次々と改善せられて、準備は誠に良好でございました。特に前回ソ連引揚者に歯の悪い人が非常に多かつたということから、今回は医務室に歯科治療所を設けたことなど、細心の注意を払つている模様でありました。又患者の長期治療を要する者のために……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第16号(1954/11/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私も、時間がございませんので簡単にちよつとお伺いしたいのですが、先ほど来宮田先生からもお話のございますように、医者と薬剤師は夫婦のような立場でなければならないと思います。それがこの頃は相憎み合うというような状態で、このままで参りますと一番困るのは国民なのでございます。今のところ医者と薬剤師と保健組合、三者相争つておる現状でございます。これは誠に歎かわしいと思うのです。で、私の医師会にお伺いしたい、医師会としても先ほど山下先生からお話がございましたような、資料が目下調査中ということでは少し手ぬるいと思う。とにかくあの法律ができてから三年経つております。反対されるならば反対される理論……

第19回国会 厚生委員会 第17号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 わかつたような、わからないようなんでございますが、平衡交付金に入つておるとすればどのぐらい見込んで入つておるのでございますか。
【次の発言】 あれですか、これは平衡交付金に廻ると、とかく弱い面は削られてしまうというのがいつも問題になつておるのです。平衡交付金に廻して、その後の運営が正しく行かれているか行かれていないかということを局長は御調査になつたことがあるでしようか。
【次の発言】 問題は法律で国が負担するとなつておるのですから、是非そういう方向に、湯山さんに続くようですけれども、そういうふうにやつて頂きたい。これはちよつとまだ正式に質しておりませんので言うことはどうかと思うの……

第19回国会 厚生委員会 第18号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 たしかこの問題については、前回改正のときには、三年で全部の患者がなおるかという質問に対して、一応三年としている、若しなおらなくても、そのときは又そのときの方法として、一応三年間と限つて、なおらない場合には国家の大きな犠牲者なんであるから、なおるまでは何らかの方法で見なければならんと思うというように暗に再びこれを延長するようなことを当委員会ではお答えになつたと思うのです。この際期限が切れるのをこのままにして、この改正で見逃しておいて、何やらうやむやに過ごしておるということは私困ると思うのです。生活保護法と言つても、今生活保護法の適用は非常にきびしくなつている。これは本当に温い思いや……

第19回国会 厚生委員会 第19号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 いま一つ、私この間舞鶴でいろいろお伺いしたのでございますが、そのときのお話の中に、手続がこの前の帰国希望者のときの調査に洩れた人たち、辺鄙な地にいて名簿に載せることができなかつた人たちが、今度も帰ろうとしたけれども、名簿に記載されていないので残留の止むなきに至つたというようなお話があつたと思うのでございますが、そういう人たちはどのくらいあるようなお見込みでしようか。これは座談会のときにそういうお話があつたと思うのですけれども……。
【次の発言】 集結地まで来ていて、てんかんのために帰れなかつたのですか。
【次の発言】 私はもう一つ違つた角度から伺いたいのですが、ソ連の生活状況は大……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第19号(1954/11/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 これは警視総監にお伺いしたいのですが、警視庁として大変にこの取締りに力を入れていて頂くことに対しては、非常に嬉しいと思うのです。ところが、その検挙とか調査等に対して、非常に困難を極めるという事態が多いというふうに聞いておりますが、そういう状況を一つお伺いしたいということが一点。それからヒロポンの密売等が、赤線基地或いはパチンコ屋等々が、その仲介場所になつている、そこがヒロポンの源泉になつているというようなことを聞くのでございますが、それらについての様子を私、伺わして頂きたい。
【次の発言】 刑を強化して来たと言われますけれども、成るほど執行猶予日は先ほどのお話でなくなつたようであ……

第19回国会 厚生委員会 第20号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 今の湯山さんのあれに関連するのですが、狂犬の場合には、結局山へ逃げ込んだ。それがたまたま禁猟地区の山であつたというような場合には、これを毒殺、劇薬等を使えばこれに対しては罰則が、一年以下の懲役又は五万円以下の罰金に処すという、ことに厳重な罰則ができておるのですね。これらについてもこれは何とか考えなければならないことになるのじやありませんか、厳密に言つて……、罰則が付いているのですよ。五万円以下の罰金、一年以下の懲役というふうになつているのです。これなんかは全然問題にならなかつたのですか。
【次の発言】 八百円ぐらい……。

第19回国会 厚生委員会 第21号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 この点は今御説明にもございましたように、全国の未亡人から強い要望があつたわけでございまして、適切な修正であると思いまして、私はむしろ感謝してこれは質問はございません。非常に結構でございます。
【次の発言】 今高野委員からの御質問の点でございますが、昨年これは衆議院からの議員立法でございまして、そのときにも私どもはやはり二重の手間をしなくても、それでもできるという議論も出たのです。けれども育英会のほうが非常に限られた金額しかないわけですね。それからそれを又こちらから申請しましても、とかく母子家庭の者は、いろいろな点で不利な点がございまして、就職等においても、健全な家庭の子供と言うの……

第19回国会 厚生委員会 第22号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 政府にお尋ねするのでありますが、これは私もどうも、恩給法の体系が納得できないのでありますが、そちらのほうでこの問題をどういうふうに考えておるんでしようか。田辺さん知りませんでしようか、恩給法の改正の場合……。
【次の発言】 この問題は確かに新民法と旧民法との調整はなかなか困難ではありますけれども、困難だからといつて、一時しのぎの便法でやるということもおかしなもんでございますね。この問題は衆議院で穴を塞いで頂いたという廣瀬委員のお言葉の通り、この措置は大変結構だと思う。これで救われる人がたくさん出るということになれば、大変結構に思いますが、ちよつとその点で納得の行かないような気がす……

第19回国会 厚生委員会 第24号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(藤原道子君) 委員外質問ですが、こういう法律が出てから、先ほど来伺つておると、あとで困るというお話でしたが、結局清掃事業というものは看過することのできないほど追い詰められておる。これは環境衛生部長にも伺うのでございますが、大蔵省なり自治庁で、仕事の重要度というものですね。これは認識して頂かなければならないと思う。今どういう状態に放置されておるかという現場を見て頂いたことがあるでしようか。実は私どもも、困る困るとは聞いていたのでございますが、この前現場を視察いたしまして、もう本当に大変だという気持に駆り立てられておるのです。ですから、資金の面においてもやはり放置することができない段……

第19回国会 厚生委員会 第27号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 只今の大臣の御答弁を伺いまして、大臣としてはそれ以上言えないのかもわかりませんけれども事は、厚生大臣、なんですね、世界各国にもいろいろ輿論は起つておりますが、日本が原子爆弾の第一回、第二回と被害を受けて、又今度水爆の実験の被害をこうむつた。そうして日本のビキニ被爆患者の問題が全世界に強い衝動を与えておるということは、もう私が言うまでもないことなんです。従つて日本の厚生大臣としてもつと強く世界人類の福祉の面からも、もつと強く世界にアツピールするというような私は御決意が欲しいのです。過日予算総会におきまして改進党の鶴見祐輔さんが吉田総理に対してこういう質問をしておいでになる。親米とか……

第19回国会 厚生委員会 第31号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(藤原道子君) すでに各委員から御質疑があつたように承わつておりますので、私は極く簡単に二、三の点についてお伺いいたしたいと存じます。  先ずお伺いいたしたいのは、この癩予防法については、昨年非常に社会に衝動を与えるような大問題となつた法案でありまして、これを施行するについては、よほど心してやつて頂かなければならないわけでございますが、その後の在宅患者の収容の状況は如何な状態でございましようか。それを先ずお伺いをさして頂きたいと思います
【次の発言】 政府はしばしば秘密漏洩はよほど心しておると言われるのでありますが、法案審議に当つてもこの点が一番問題になつた。ところがその後政府の答……

第19回国会 厚生委員会 第33号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私喜多村さんにお伺いしたいのですが、先ほど来の老齢年金の開始年齢でございますけれどもあなたの先ほどの御意見から参りますと、外国でも云々というお言葉があつたわけなんでございます。私外国人と日本人との体力と申しましようか、そういうものの相違も一つ考えられる。いま一つは平均寿命が延びましたことは、乳幼児の死亡率が非常に激減して来たということ、それからいま一つは青年期における結核死亡者が非常に減つて来たというようなことから、平均年齢としては延びておりますけれども、実際労働寿命と平均寿命とは違うと思うのでございます。果して日本人の場合六十まで働けるかどうか、労働力は年をとると急激に消耗しか……

第19回国会 厚生委員会 第34号(1954/04/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私お伺いしたいのでございますけれども、医療法で医者も看護婦も定員がはつきりきまつておる。ところが三千五百床もベツトが増床されながら、定員を補充しない。そして今日までやつて来たということの理由を伺いたい。
【次の発言】 私その程度のことは知つておるのですが、医療法の問題、看護婦のベツトについての幾人くらいのことは、私も承知もいたしておりますが、併しそれがなされていないということ、それを私は伺つておる。それから先ほどどなたかの質問に対して又欠員があつてもやつて行ける、無理ではあるけれどもやつて行けるというようなことがあつたと思うのでございますが、それは大体において看護婦の、或いはその……

第19回国会 厚生委員会 第35号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 関連でございますが、二十年後に三回くらいに段階をつけて改正する……、その頃になると六十歳まで、今は五十五歳が停年制です。六十になつても働く職場が与えられるという見通しでございますか。寿命が延びたということと労働する場所が与えられるということとは一致しないのです。
【次の発言】 それは保険経済の上から考えておいでになるとそうかもわかりませんが、実質に受ける人は人間でございますから、働く場所もないのにここで五年間の空白がある。何によつて食つて行くか。結局食えなければ生活保護法というようなことになるとなれば、僅かな給料の中から営々として掛金しておきながら、その五年間の生活に不安を来たす……

第19回国会 厚生委員会 第36号(1954/05/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 どことどこが出席してるんですか。
【次の発言】 大蔵省へちよつとお伺いしたいのでございますが、昨日も要望しておいたわけでございますが、この資金運用部から貸出しております融資に対する利子はどの程度になつているかということを、先ずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これで、ここで計算しているあれがないのですが、利子の収入は年間どのくらいになつておりますか。
【次の発言】 併しこれが、厚生年金のほうが八百三十一億九千八百万円ですか、ということになると、それで割れば出るわけですね。
【次の発言】 この利子はどういうふうに処理されておるのですか。

第19回国会 厚生委員会 第37号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 大蔵大臣にお伺いしたいのでございますが、この前資金運用部資金の運営委員ですか、それの機構について大臣は十分検討するというお答えでございましたが、これについてどういうふうに今後なさる御所存であるか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】  あの中にもそういう代表した委員の人もいるとおつしやるのは誰のことでございましようか。私たちの見たところでは全然いないのでございますが、資本家代表はいるけれども、労働者代表というようなものは一人もいないと私は思うのですが。
【次の発言】 私は大蔵大臣を御信頼しているのでございますが、そういうことでは誠に甚だ心許ないのでございます。資本家代表と労働者代……

第19回国会 厚生委員会 第38号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は本法案に対しまして修正の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は本法案を別紙の通り修正するの動議を提出いたします。修正案はお手許に送付してございますので、一つ朗読を省略さして頂きたいと思いますが、なおその主要な点だけを申上げてみたいと思います。  厚生年金保険法案に対しましては、「老令年金の受給資格年令を原案より五歳引き下げて、坑内夫及び女子については五十歳とし、その他の者については五十五歳とすること。なお、これに伴つて、高年令者措置の労働年数を十五年から十三年に引き下げること。」又「遺族年金につき、妻に関しては、その受給資格年令を三十七歳(原案は四十歳)に引き下げ、又その……

第19回国会 厚生委員会 第39号(1954/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 本日は御多忙のところ本当に御苦労様でございました。皆様方が長い間病める人々のために献身的な御努力を頂きました点、本当に私感謝に堪えないのでありますが、殊に本日は宮中へお招きをお受けになつていらつしやるその前の一ときを、私どもが皆様から二、三お伺いを申上げたい、かように存じましてお伺いをいたすのでありますが、先ず小野さんにお伺いしたいと思います。随分長い間のお仕事中に、いろいろこうしたら今後まあ看護婦さんたちがよくなるのじやないかというような点をお考えになられる点があるのじやないかと思うのでございますが、何かそれらについて御意見ございましたらちよつとお伺いいたしたいと思います。随分……

第19回国会 厚生委員会 第41号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私課長にちよつとお伺いしたいのですが、現在二十歳まで延長することを妥当とすると思われるような者はどれくらいあるのでしようか。
【次の発言】 大体そういう場合には、全部がというわけでもないでしようから、この請願の趣旨は認めるべきだと思います。
【次の発言】 政府のほうへお伺いするのでございますが、保育所とそれから児童収容所との費用の差をちよつと詳しくお伺いしたい。
【次の発言】 少年院はわかりませんか。
【次の発言】 厚生省の施設と法務省の施設と二つあるのですよ。どうも聞くところによると、法務省のほうが食費を高くもらつておるという話なんです。そういうことは、同じ児童を扱つつておるの……

第19回国会 厚生委員会 第42号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 関連して。予算の範囲内でとさつき楠本さん言われて、確かにあなたならそう言う以外にはないと思いますが、こんな重要な問題が予算の範囲内という、百八十万円ですか、それも五ヵ月ですか、そんなべらぼうなことはないと思うのです。それは成るほどプラスになる面もあると言えるのです。それはいつも一定にある場合の問題なんで、今度の問題などはいつ降つて来るのだか全然わからないのです。この国民の不安な感情というものは我々の想像以上だと思います。だからもつと強い、これではできんということでもつと強い態度で折衝してもらわなければ困る。それからいま一つ伺いたいのは、今度台湾方面からとつて来たお魚からも内臓から……

第19回国会 厚生委員会 第43号(1954/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は先ず社会局長にお伺いしたいのでございますが、最近生活保護法の適用が非常に厳しくなつて、そういうことはないということがしばしば局長から言明せられているにもかかわらず、そういう事例が頻発しておるのでございますが、特に最近における生活保護法の運営に関して、局長は何らかの特別な方針をおとりになつていられるのかどうかという点について、先ずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 確かに医療扶助を受ける家庭が殖えて来ておることは事実でございますが、その殖えて来るには、殖えて来るだけの原因があるのであつて、殖えて来たから即濫給だというような考え方には私たちは異議があるのです。これは大きな問題……

第19回国会 厚生委員会 第44号(1954/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は今提案だけ聞くのかと思つてうつかりしていたんでございますが、看護婦や保健婦の従事証をなぜおよしになるんでございますか。
【次の発言】 私はまだよくわからないのですが、それならば、ほかの制度と同じように一年に一回の届出制度に切換えるのでございましようか。その従事証の交付をやめるというような御説明のように聞いたのですが、だからその点をもう少し明確にして欲しいと思います。だつたら看護婦の実態を把握するのに何らかの方法がなければ私はいけないと思う。事務の簡素化ということは大事でございましよう。だからと言つて必要なことまでなくしてしまうような傾向が見えるのです。だからそれはどういうふう……

第19回国会 厚生委員会 第51号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は只今議題となつている児童福祉に関する件に対し、別紙の通り、本委員会において決議することの動議を提出いたします。
【次の発言】 決議文を朗読いたします。    決議案   児童措置費は、昭和二十八年度より国庫補助金制度に復元され、児童福祉増進上多大の期待を寄せられたにも拘わらず、最近における保育所の実情を観るに、経費不足その他の事由により運営上幾多の支障を来している。   仍つて政府は、保育所の運営を円滑ならしめ、児童福祉の増進を期するため、速かに最低基準の緩和、措置費の増額、施設の拡充等を図り万全の措置を講ずべきである。   右決議する。   昭和二十九年六月三日  以上でご……

第19回国会 予算委員会 第11号(1954/03/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 関連質問。いつもベツドだけができて、人件費等はいつもそれがなおざりにされております。昭和二十七年度も二十八年度もこの人件費で看護婦等の定員が考慮されていないのでございます。弱い看護婦の上に過重労働が押付けられておる。而も今度看護婦、医者の減員等も考えられておるようでありますが、これは真剣に、別途考慮しますということでなくて、ベッドが完成したならば、これが動かなければ意味をなさないのでございますから、それに対するお答えを十分に頂戴いたしたいと思います。
【次の発言】 現在でも国立療養所、国立病院等におきましては、すでに看護婦は足りないのです。オーバー労働になつているのですから、その……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 質問に入る前に、ちよつと緊急質問を許して頂きたいと思います。  私緒方副総理にお伺いいたしたいのでございますが、今期の読売新聞によりますと、アメリカの原爆だか何だかの原子力の試験をいたしました結果、ビキニ環礁におけるアメリカの試験の結果、八十マイルも隔たつたところに操業していた日本の漁船に対して、非常な被害を与えた。雨のようなものが降つて来たと思つていたら、それが灰であつた。そうしてだんだん体に変調が来るので、驚いて東大において診察してもらつた結果は、非常に恐るべき原子病におかされておるというような記事が載つておるのでございますが、こうした場合に危険なものを試験するわけでございま……

第19回国会 予算委員会 第15号(1954/03/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 昨日私の緊急質問に対しましてビキニ島の問題は非常に重大である、目下調査中であるがという御答弁でありましたが、是非劈頭にこの調査の結果を伺いたいと思います。非常に重大な人道上の問題であるこの点につきまして委員長より然るべく至急その報告を求めるように一つお願いいたします。
【次の発言】 関連質問……私は外務大臣に申上げたいのですが、これは大きな人道上の問題だと思うのです。どうもアメリカの立場でなくて日本国民の立場、延いては世界人類上の問題としてお答えを願いたい。今度のビキニ島の問題はアメリカ自身においても予期以上の爆破力であつたというようなことが発表されておる。ですからそれに参加した……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 その点に関連して。聞くところによりますとあの法律が通つて以来、アメリカでは燃焼しないような研究がずつと続けられているということが報ぜられております。我が国におきましては施行細則は未だ明らかでないとしてもその法律が通つたことは現実なのでございます。その後国内の生産業者に対してそうしたことについての指導を今までやつておいでになつたか、その研究をしておいでになつたかという点を一つ付け加えてお伺いをいたしたい。

第19回国会 予算委員会 第23号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 関連して……。今の加藤さんの質問にお答えになつた犬養さんの御答弁はちよつと間違つているのです。加藤さんがお聞きになりましたのは、両親及び祖父母の問題なんです。未亡人の場合には無論結婚するとこれはもう駄目になるのです。喪失することは認めておる。併し両親及び祖父母が氏を変えないで結婚した場合には恩恵の対象になるのです。氏を変身た場合には失格するのです。これはおかしいではないか。大体において結婚によつて氏を変えるのはやはり女のほうが多いのです。そうですね。そうすると男のほうはお嫁さんをもらつても対象になるのです。ところがお母さんが結婚した場合には氏を変えると、その対象にならない。これで……

第20回国会 労働委員会 第1号(1954/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(藤原道子君) 只今から労働委員会を開会いたします。  私実は今回労働委員長に就任することに相成りまして、このいろいろ問題の多いときに私のような者では誠に重責に過ぎると非常に心配いたしておりますが、幸い同僚委員諸君の絶大なる御協力によりましてこの責を全ういたしたいと、かように存じておりますので、何とぞよろしく御協力のほどをお願い申し上げます、誠に簡単でございますが、一言御挨拶を申し上げます。(拍手)
【次の発言】 先ず理事の補欠互選の件を問題に供します。当労働委員会は今般理事井上清一君の委員辞任に伴いまして、理事が一名欠員になつておりますので、この際その補欠互選を行いたいと存じますが、……

第20回国会 労働委員会 第2号(1954/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(藤原道子君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず労働組合法の一部を改正する法律案を議題に供します。発議者より提案理由の説明を聴収いたしたいと思います。
【次の発言】 本法案に対し御質疑あるかたは順次発言をお願いいたします。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。よろしうございますか。では他に御発言もないようでございますから、質疑は尽きたものと認め御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、これより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。御意見ございませんか。

第21回国会 労働委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(藤原道子君) 只今から委員会を開会いたします。  第二十回国会の閉会に伴いまして、従来調査して参りました事件である労働情勢一般に関する調査が切れてしまいましたので、この際新らしく本院規則第三十四条に基きまして調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じます。  なお諸般の情勢より本会期も長期に亙るとも思われませんので、事件の名称は従来通り労働情勢一般に関する調査とすることといたしまして、要求書の案文、その他の手続きは委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 では御異議ないものと認め、さように決定いたします。

第21回国会 労働委員会 第2号(1954/12/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(藤原道子君) では只今から労働委員会を開会いたします。  この際委員のかたにお諮りいたします。当委員会は先に劒木理事が一時委員を辞任されたため、理事が一名欠員になつておりましたが、このたび劒木君が再び委員に戻られましたので、この際劒木君を理事に指名いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めさように決定いたします。
【次の発言】 それでは次に自動車交通運輸労務者の労働問題を議題に供します。御質疑のおありのかたは順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 別に御質問ございませんか。
【次の発言】 田畑さん如何ですか。

第21回国会 労働委員会 第3号(1955/01/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それではただいまから労働委員会を開会いたします。  まず駐留軍の労務者の労働問題及び調達庁における人員整理の問題を議題といたしたいと思います。  ただいま外務省の安川第三課長と労働省の中西労政局長が御出席でございますので、御質疑をお願いいたしたいと思います。調達庁の長官は内閣委員会のほうへただいま出ておられますので、後刻こちらへ御出席でございますから、あらかじめ申し上げておきます。ただいま安川課長が三時で退席されたいということでございますので、この面から御質疑をお願いしたいと思います。では本件につきましては、最近の交渉、その他について要求いたしておきましたので、その後の……

第22回国会 社会労働委員会 第9号(1955/05/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私も今日は質問を申し上げるつもりではないのでしたが、ちょっと関連して一点だけお伺いしておきたい。もしお答えができなかったら、資料といたしまして御提出を願いたいと思うのでございますが、先ほど来質疑応答を伺っておりまして、私非常に不満足なのでございます。きれいごとでは私は解決できない事態に立ち至っておると思います。しかも今の政治の悪いしわ寄せ、その犠牲は弱い面へ、弱い面へと集約されております。賃金が不払いであるため、あるいは失業者の家庭であるため、今どんな困難な状態であるかということは、ここで質疑応答をしておるような状態ではないと思うのです。妻を売り、子供を売り、まことに悲惨な状態に……

第22回国会 社会労働委員会 第13号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(藤原道子君) 島村参考人にお伺いしたいのですが、つき添いの許可の問題でございますが、一人に一人ときまっているのに、あえて二人づきをきせなければならないのは、これは必要なりというので許可の申請をしても現在許可にならないから、やむを得ず無理をしてもつき添いを二人に一人つけなければならないのか。それとも申請をなさらないでそういう操作をしておいでになるのかという一点がお伺いしたいことと、それから私どもが各病院を調査いたしましても、非常に看護婦の定員に無理があると思う。一般の人たちは六人に一人といえば、絶えず六人の患者にその人が常時いるものと解しやすいのであります。ところがこれは夜間の前夜……

第22回国会 法務委員会 第1号(1955/03/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それではこれより法務委員会を開会いたします。  議事に入る前に一言ごあいさつを申し上げます。私今回法務委員長に御選任いただきましたので、まことに至らない者ではございますが、皆様の御協力をいただきまして、ぜひこの大任を果さしていただきたいと存じます。私の希望といたしましては、最も大事なこの当委員会におきましてこの委員会の運営は、あくまでも党派にこだわることなく、公正な立場で慎重に委員の運営をいたして参りたいということを心から念願いたしておる者でございます。どうぞ委員各位におかれましては、全くのしろうとであって、不なれな委員長で心もとない点も多々おありのことと存じますが、私……

第22回国会 法務委員会 閉会後第1号(1955/10/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私はただいま中山委員並びに榊原委員の申されたことに全く同感でございます。ことに私は遺憾に思いますのは、当然薬局方の薬を使わなければならないのに、それを第二燐酸ソーダを使っておる。工業用の薬を使っておる。そうしてこの起った事件に対して、当局のお調べが私はどうも手ぬるいと思うのです。中山委員からも言われましたように、当面責任者だけが処罰されて、そうしてそれが上の方には及ばない。しかも今伺っていると、お菓子に使った方面については何ら調査がなされていない。こういうことに対して私たちは、まあ特に母親の立場を考えるときに、ふんまんやる方ないものを感ずるのであります。もっと真剣に御調査願って、……

第22回国会 法務委員会 第2号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それではこれより委員会を開会いたします。  本日の案件は、検察及び裁判の運営等に関する調査でございますが、公報に掲げてございますように、公職選挙法違反事件の処理について、それから戦争犯罪人の刑の執行及び赦免について、それから出入国管理に関する問題について、それから売春問題対策協議会の協議経過について、それから交通事件即決裁判手続法の実施状況についてまず当局の御説明を伺いたいと思います。  まず第一に、公職選挙法違反被疑事件の処理状況について伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは関連がございますので、続きまして公職選挙法違反事件の処理及び審理状況について最高裁判所事……

第22回国会 法務委員会 第5号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちょっと関連をして……。法務大臣に本会議でお伺いしたときとお答えが同じなのです。結局売春対策協議会の結論を待っているとおっしゃいましたが、その後協議会の開催を督促されたことがおありになるかどうか。それからいま一つ私が聞く範囲においては、鳩山内閣になってからは、この協議会が開かれていないと聞いております。それからもう一つ聞くところによると、すでに協議会では一つの結論が出ている、これは法務省に対しても答申がなされておるというふうにも聞いておるのでございますが、これについての大臣の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 さらに一点、もしおわかりでしたら事務当局から……。いつその後お……

第22回国会 法務委員会 第7号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ところがこの少年院法では、大体のところでは何かしなければならないとか、なければならないとか、何とかするとかという、かうに言い切っているのですね。ところがここで十一条の七項の場合には、「裁判所から決定の通知があるまで収容を継続することができる」、こういうのなら私たちは理解ができるのです。けれども、十四条の規定だけをこのままに受け取れば、やはりこの場合と同じような解釈でなければ、これが強制権があるというふうにはどうしても受け取れないのです。で、児童福祉法なんかを見ても、何とかすることができるという表現の場合には、やはりしなくてもいいということが考えられる、納得できるようなところへでき……

第22回国会 法務委員会 第9号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちょっと先ほどの大臣の御答弁の中に自傷少年が百何人かあったとかいう御答弁がございますが、それは何人とおっしゃったのですか。それから何人現在少年院に在院しておる者がいて、その中の幾名が自傷されたかということをちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 百五十八人。
【次の発言】 自傷しまたは自傷しようとした者、これを合せてですか。
【次の発言】 自傷したものは何人くらい。
【次の発言】 自殺した子供がございますか。
【次の発言】 どういう理由で。
【次の発言】 そこで私も宮城委員の言われるように手錠をはめるというようなことには絶対に反対なのです。そもそも少年院なるものの精神から参り……

第22回国会 法務委員会 第10号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 参考人の方が何か遠慮しておられるのか、どうもほんとうのことを言っておいでにならないように思うのです。どうぞ大事な法律の審議でございますから、そのものずばりでお答えを願うよう御注意を願いたい。
【次の発言】 ちょっと関連して。万やむを得ずにいたしましても、どうしてもそういうものがなければ輸送その他に危険だという場合の手錠ならば、職員がたまたま持っているものを借りるということじゃなくて、それは堂々とやはり要求なさってやるべきじゃないでしょうか。私は今まで法にも出ない、手錠の備えもない、それでも相当使っておいでになったということを耳にしておるのです。それをここにこうして公然と手錠という……

第22回国会 法務委員会 第11号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は警察庁にちょっと要求したいことがあります。最近続発しております人身売買問題なんでございますが、私昨日真実とは信じられないような報告を受けたのです。実はきょう調査に行きたいと思っておりましたが、少し午前中健康が悪くて行きそこねたので、あなたの方から調査して、そうして当委員会へその調査の結果をお知らせ願いたい。その問題は、台東区の本田警察、そこにあげられている事件でございますが、葛飾区の西篠原町一番地の橋本国太郎という者の娘でございますが、母が継母である上に、父が失職したその結果その娘を女中に出したというのです。しかもそれが台東第二中学校の一年生、当年十四才です。それを昨年女中と……

第22回国会 法務委員会 第15号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 ちょっと一つ、先ほど先生から裁判官をうんとふやして……、手が足りないから結局そういうことにもなるのだという御意見でございましたけれども、この間の参考人からもそういう御意見があったのです。ということになれば私たちはほんとうに生命は全地球よりも重しという考えに立って、私もしろうとながらに死刑廃止論なのでございます。そういう立場からいって裁判はあくまでも公正妥当に行われなければならない。それが予算の関係であるとか、あるいは裁判所の人員構成の立場から省略されるなどということは許せないと思うのです。従いまして先生はこの間の参考人の御意見がございましたけれども、どの程度に増員したならば、やれ……

第22回国会 法務委員会 第16号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 赤松委員の質問にちょっと付随して一言、同じことですが、私は宮城委員、赤松委員の言われたことと同感なんです。私は矯正教育の根本精神が最近くずれてきていると思う。私は年令を引き上げたからむずかしくなったというようなことは許さない。年令を引き上げたらかくなるべきという、その当時考えなければならん、それならそれで対策が立てられなければならぬ。それと同時に過日参考人を呼びましたときに、参考人の方とあとで懇談したときに、増員ができるならば、つまり職員の充実ができるならば手錠をはめなくても済むとはっきり言っておいでになる。それならばなぜ職員をふやすことに努力しないか。私はこの少年院法の精神から……

第22回国会 法務委員会 第18号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私も松尾さんにお伺いしたいのです。先ほど来教育的な面から非常に憂えておいでになった。私たちもそこに根本があるわけであります。で、このごろ非常に子供たちの間にすら性行為が行われておる。そういうものを見ると、あの青線であるとか赤線であるとか、あるいは進駐軍関係のああした露骨な性行為、こういうものが非常に童心を傷つけ、あるいは思春期の子供を刺戟して、そういう方向へかり立てておる、こういう点についても非常に憂えておる。そうしてまたああした状態が許されておるということは、売春ということが許されておるのだ。たれでも性本能というものはある。けれどもそれを性道徳によって抑制するところに人間として……

第23回国会 社会労働委員会 第4号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○藤原道子君 私は先ほどから大臣の御答弁を聞いておりまして大へん率直で、これはよかったと思っているのです。ぜひ一つ、厚生大臣としていろいろな点で大臣に期待するところが私は非常に大きいのでございますから、まずそのことを今後力をもって御推進願いたいということをまず最初にお願いしておきます。  そこで、最近年末を担えての助け合い運動というようなものに際して毎日のラジオを聞いておりますと、これが人間の社会で許されるべきことだろうかというような、非常に暗いことばかりが放送されております。私は助け合い運動というような美名に責任を転嫁するわけにはいかないと思います。結局声なき者の声を取り上げるのが政治だ、か……

第24回国会 社会労働委員会 第35号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私は大臣のお答えを聞いて、実にもうがまんがならないのです。保険というものの性質はどんなものでしょうか。あなたはいつも、口を開けば、社会保障の確立と言っていらっしゃる。今の政府は社会保障の拡大をもって去年の選挙には臨んだはずなんです。ところが、この考え方は一体どういうわけなんです。保険をかけておる人が病気になって、入院して、一部負担ができなければ別途方針がある、生活保護を適用することも考えられる、というお言葉を伺うに至っては、あなたの社会保障に対する考えを根本的に追及していかなければならないのですが、それは私は関連質問でございますから、あまり時間もいただけませんけれども、……

第24回国会 社会労働委員会 第38号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○藤原道子君 私は過日関連質問で大臣にお伺いしたのでございますが、そのときの御答弁で、なお納得が参りませんので、あらためてお伺いをしてみたいと思います。先日、まあ一部負担、入院料の場合、もしこれができない人はどうするかということを申し上げたら、別途考慮するというお答えがあったのです。別途考慮するとはいかなることかとさらに進んでお伺いしたら、生活保護法等もあるじゃないかというような御答弁だったと思うのでございますが、これに対してさらに大臣の御所信を伺いたい。
【次の発言】 私はこれは健康保険の性質からいって、これは自民党だとか社会党とかいうのでなくて、実際の上から立って可能かどうか、無理であるか……

第24回国会 社会労働委員会 第41号(1956/05/26、3期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私もこの資料をいただいて、実に憤激にたえないのですよ。とにかくこれをどうお調べになったかしらぬけれども、ざっとここで胸算用をしてみますと、一万七千件なんですね、お調べいただいたのが。一万七千件の中で、一つも一部負担の払えなかった人がないのですか。確信をもって御答弁になられるのですか。いかなる方法でお調べになったか。私過日質問いたしましたから、質問した以上は、私もこれは調べなければならぬと思って、開業医の方五、六軒調べたのです。全部一割から一割二分くらいの一部負担未納なんですよ。ところが、これでいいとはっきり御答弁できるかどうか。将来もしこれが偽りだったら、あなたはどうな……

第24回国会 社会労働委員会 第42号(1956/05/28、3期、日本社会党)

○藤原道子君 私はこの際、さらに厚生省にお伺いいたしたいことは、一部負担の点についてでございますが、最初に大臣にお伺いいたしたいのは、厚生省の昭和三十年十月において、政府管掌標準報酬月額が八千円未満の者が全被保険者の四三・〇六%を占めておるというふうな御発表でございますが、これに相違ございませんか。
【次の発言】 それではお伺い申し上げますが、前回もこの点を繰り返しお伺いいたしましたが、さらに私には納得が参りませんので、御質問を続けてみたいと思います。  私ここに持っております資料は、栃木県の開業医の成田医師の資料でございますが、結局それによりますと、世帯収入がまあ八千三十二円というような階層……

第24回国会 社会労働委員会 第43号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私は大臣の御答弁を聞けば聞くほど不安でならないのです。あなた方がこの改正を、もしこれが成立いたしましたならば犠牲は医者の上にかかる。犠牲は患者の上にかかる。そしてあなたは善処だ、その善処の内容はわからない、これではわれわれは立法府の者として了承できないのです。私どもといたしましては、法律を作るということは通ったら、即それが国民の上に、その日から施行されるのですよ。従いまして、一般国民の福祉を守るにどうするかということが前提でなければなりません。言葉をごまかしても、ただ通りさえすれば責任がのがれる、こういうお考えでは困るのでございます。昨日の、特に私が危険を感じております……

第24回国会 社会労働委員会 第44号(1956/06/03、3期、日本社会党)

○藤原道子君 私は今回のこの貸付法を見ましてちょっとわからないのでございまするが、最初政府は、大学の方も現在を三千円に引き上げるというような御構想があったやに聞いておりますが、それは今回はずれたのでございますか。その点ちょっとお伺いしておきます。
【次の発言】 私はこの母子福祉資金の貸付法の制定されまする当初より強く要望いたしておりましたが、その点がいまだに実現されないのでございまするが、これはまた全国の未亡人からも強い要望があるわけでございますが、今日未亡人世帯といたしまして非常にこの福祉資金で助かっておることは事実なのです。ところが、政府が親心をもって決定いたしました金額すら地方財政が逼迫……

第24回国会 法務委員会 第11号(1956/04/03、3期、日本社会党)

○藤原道子君 私は小田さんに心からお見舞を申し上げます。私はあの当時ちょうど尼崎へ参りましたときに、お宅のひろ子ちゃんの問題がちょうど起った直後でございまして、瓜生市会議員も非常に御心配されて、婦人会の人たちもともども捜査申し上げるというようなことでおられましたので、一日も早く見つかるようにと念願しておりましたのに、いまだにおわかりにならないお母さんの御心中、心からお察し申し上げます。  そこで私はこの際子供の施設に困難なお仕事を長く担当しておいでになる堀先生にお伺いしたいのでございますが、先生の施設の問題とはちょっとそれますけれども、いろいろ社会に不安を振りまき、さらに社会悪を犯す人の中に、……

第24回国会 法務委員会 第19号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○藤原道子君 質疑は次回に譲られてはいかがでございましょうか、時間も四時過ぎておりますし、五時から売春会議もあるのじゃないでしょうか。

第24回国会 法務委員会 第20号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○藤原道子君 私は売春対策審議会委員といたしまして、十分審議をいたしたわけでございます。今一松委員が最後に言われた点は、私の最も憂えておるところでございますが、私どもといたしましては、そのときにそれを突っぱねれば今度も法案が出ないだろうというようなことをおそれまして、やむを得ず少数意見で引き下ったわけであります。私どもは、社会党案が御案内の通りにすでに提案されておりましたし、私たちの理想とするところは本法案とはあまりにもかけ離れてはおりますけれども、衆議院におきまして社会党といたしましては、売春は悪なりという規定をぜひほしいという立場から一応了承いたしまして、衆議院を通過しておりますので、私も……

第24回国会 法務委員会 第21号(1956/05/18、3期、日本社会党)

○藤原道子君 私はちょっと簡単に二、三お伺いしたいのでございますが、今の更生施設等に行って見ますと大へん精薄の子供が多いのでございます。そこでああした更生施設へ行っても効果が上らないのじゃないかというようなお話もちょいちょい聞くのでございますが、相当精薄がいるとすれば、厚生省としては精薄者に対する対策というようなものも何かお考えになっておるかどうか。
【次の発言】 私がお伺いしたいのは、従来とは相当変ってくるでございましょうが、売られて、玉抜きというのですか、転々とやられるような女の中には、相当精薄が多いのでございます。でございますから、精薄に対する対策が非常に大切になってくるのじゃないか。さ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会 第3号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○藤原道子君 局長はなぜ出られないのですか。
【次の発言】 私も討論省略に異議ないのです。ですから、これをあと回しにして、次に移っていただいて、採決のときにはせめて政務次官ぐらいは来ていただくことをお願いします。まだ委員会の出発でございますから、出発からあまりルーズになることは好ましくございませんので、そういうことにお計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと提案者にお伺いしたいのです。三十一年度においても予算が計上されておるのじゃないでしょうか。それともう一つ、どのくらいの予算を伴うものでありましょうか。
【次の発言】 これを継続いたしまして、十カ年計画で完成できる見込みなんでござ……

第25回国会 社会労働委員会 第4号(1956/11/24、4期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま提案になりました慰労年金法についての提案理由の御説明を申し上げます。  国が無醵出の老齢年金を支給し、老齢者の生活内容の充実に資するとともに、老後の精神的安定をはかろうとするのが、この法律案の提案の理由であります。  この法案の概要を御説明いたします。  この慰老年金の第一の特質は、全額国庫負担による無醵出年金とした点であります。すなわちあらかじめ何ら掛金等を支払う必要なく、すべての老齢老は一定の年令その他の要件を具備することによって当然にこの慰老年金を受ける資格を取得いたします。  第二に、慰老年金は、年額三千円とし、これを毎年四月、八月及び十二月に各千円ずつ支給するこ……

第25回国会 大蔵委員会 第4号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○藤原道子君 私も質疑応答伺っていてどうしても納得ができないのです。結局独占事業ですからね、お宅さんは。ということになると、大衆がなぜそういうたばこを必要にするかということを考えてほしいのですよ。十円値上げしても一カ月には三百円なんですよね。ニコヨンさん一日働いても三百円にしかならないのですよ。しかもこの階級が疲れをいやすものとしてたばこを求めているのです。そういう場合に原料難だから仕方がない。天候に支配されるのだから仕方がないと言ってすましていらっしゃるところが私は独占企業の悪い現われだと思うのです。だからこの大衆たばこはちょいちょいなくなるのです。少しさわぐと出てくるのです。今までちっとも……

第26回国会 社会労働委員会 第25号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○藤原道子君 私は鈴木さんのお話で安心したのです。新聞の報ずるところによると、転業しようとする人は一、二割で、あとは何とか法をくぐってでも仕事を続けようという人が多いということでございましたが、こぞって転業のために努力しているということを伺いまして、まことにうれしいことだと思います。ぜひそうあってほしいということを期待いたします。  そこで業者のお心がまえはわかりましたけれども、さてそれぞれ働いておいでになる女子従業員に対して、何か更生についての心がまえについて御指導しておいでになる面がおありになりましょうか。さらにまた、従業婦自身が何か更生に備えて努力しておるという面がございましたら、お聞か……

第26回国会 社会労働委員会 第34号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○藤原道子君 今の藤田さんの御質問に関連して、このごろ厚生省では非常に社会保障を進めたと言っていられながら、生活保護患者に対しては非常に入退所に対してきびしい取扱いがなされている。そのために若干の扶助費が上っても、ほんとうは適用範囲がせばめられてきておるというような実例が各所に起っておるわけです。こういう点に対しては遺憾だと思うのですが、そういう指示をしておるかどうかということが一点と、さらに、最近、聞くところによると、国の債権の管理等に関する法律ですか、これによって入院患者の一部負担の入院費の滞納等に対して延滞金をつけるとか、日歩何銭の利子をつけるとか、日歩二銭四厘ですか、そういう利子の取り……

第26回国会 社会労働委員会 第35号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私は厚生大臣としての御答弁は、そうでなければならないと思う。ところが、私はどうしても納得がいかない。さっきからもやもやしているそのことは、あなたは国民の保健衛生を担当していらっしゃる。私たちは、明治二十三年以来水道問題は省令にゆだねられている超前世紀のものである。今度予算を通過する。そうしてそれぞれの人は非常に苦労して今日までやってきた。ところが、私の邪推かもしりませんが、あなたは担当大臣として、この水道法案を犠牲にしてもなぜこの環境衛生法案を通さなければならないか、それが私にはわからない。水道は全国民の生命に関する非常に重大な問題だと思う、にもかかわらず、こういうこと……

第26回国会 社会労働委員会 第36号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○藤原道子君 私は本法の意図するところは大体賛成なんでございますが、若干の御質問を申し上げてさらに内容を明らかにしたいと思います。  まず第一に、南方同胞援護会はきょうまでどういうふうなお仕事をしておいでになったか。さらに、対象とされておる人員はどのくらいあるのか、あわせてその生活状況等はどのようになっておるかということについてお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 その現地に残されている人たちの生活状況はどんなふうなんですか。
【次の発言】 そうした大切な仕事をしていただくこの援護会でございますので、今回のこの法律によって内閣総理大臣が会長及び監事を任命する、こういうふうになっておりま……

第28回国会 法務委員会 第3号(1958/02/03、4期、日本社会党)

○藤原道子君 今の数字を伺いたい、要求の人員。
【次の発言】 それが幾人に……。
【次の発言】 あと全部削られたのですか。
【次の発言】 簡単なんですが、要求額に出ているのはこれは決定額ですか。
【次の発言】 要求額は幾らだったのですか、要求は。
【次の発言】 それからちょっとお伺いしたいのですが、いまだにこちらの要請に応じないで、作ってくれない県はどことどこですか。
【次の発言】 ちょっとお伺いしたいのですが、きのうも二、三の相談所を見てきたのですけれども、食費に一体幾らぐらい出すのですか。
【次の発言】 私今のお考えは甘いと思います。何といいますか、昨年はまだ時期がこなかったので、一部に法……

第28回国会 法務委員会 第7号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○藤原道子君 先ほど外国の例のお話があったのでございますが、私も今度少しあちらこちらを歩いてみまして、外国の人が日本へ観光に行って一番不愉快なのは、酔っぱらいの多いことである。夜の電車なんかにはてんで乗れたものじゃない。あれで観光日本の体面はどこにあるのだということをずいぶん方々で言われたのです。私は、あの外国の取締例の中で、ひどい酔っぱらいは有無を言わさず警察へ連れて行って、それで酔いがさめたらそのまま帰す、説諭をして帰すというようなことをやられている国も若干あるように聞いてきたのでございます。本人の泥酔によって今度のような事件が起きることもあるし、それから酔った結果が、売春街に繰り込んでい……

第28回国会 法務委員会 第8号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○藤原道子君 私も、大臣にその点でちょっとお伺いしておきたいのですが、こうした立法をいたしますのは、要するに、売春防止法を完全実施して、気の毒な女の子の更生をはかろう、社会道徳を向上させようというねらいだろうと思うのです。この点につきまして大臣がどのようにお考えになっておられるかを伺いたいのは、男は野放しなんですね。大臣は、売春婦は、買う男があるから売春状態が起きるのだというふうにはお考えにならないでしょうか。男は野放しにしておきながら、女だけを手錠をはめるがごとき行為は、私は断じて許せない。それから、この前、少年院法の改正のときに、手錠問題でこの委員会でずいぶん長く論議いたしました。そのとき……

第28回国会 法務委員会 第9号(1958/02/25、4期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私はやはり、一松さんと同じように、審議会の審議委員の一人といたしまして、会長にだけお気の毒な目にあわせるのは耐えられないわけです。これは審議会から答申した中には、保護具はなかった。これは法務省の原案として出てきたのじゃないのかというように私は理解しているのですが、それと同時に、これは売春婦といえども刑務所へ入れるのは気の毒だ、罪にしたくないというような気持から、ほんとうは刑にかえて保護処分に付するというのが、私たちの真意だった。けれども、いろいろな手続の関係上、これを家庭裁判所にお受けいただけないような点もございまして、それでこういう結果になったのであって、これは私は非……

第28回国会 法務委員会 第10号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○藤原道子君 一点だけ。私この法案審議に当ってしみじみ考えているんでございますが、この間、法務省の方からいただきました資料を見ましても、先日参考人を呼んでいろいろお話を聞きましても、売春婦あるいは犯罪者などの中に非常に精薄者が多いということで、私は今度六カ月の矯正をいたしましても、精薄者はそのまま社会へ出ていくわけなんです。また町の盛り場などを見ても必ず精薄が多いと思うんです。ところが、これに対しては何ら今まで手が打たれていない。受刑者も精薄者であろうともそのまま社会に出して、さらにこれを繰り返すということを考えますときに、私はいつも社会労働で厚生省に言うんですが、なかなか実現できません、この……

第28回国会 法務委員会 第14号(1958/03/07、4期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっとその点について。そういうものがあったらというお答えでございますが、実に最近目にあまる行為が行われておりますけれども、現認いたしておりまするが、当局におかれては、こうした事態をどのように考えておられますか。
【次の発言】 私は、国会議員が国会の動きとか、国会報告をするのは、その人が立候補するとかしないとかにかかわらず、当然の義務だと思います。そういうこまかいことでなくて、明らかに何々会というものを作って、会費は十円あるいは五十円くらいで、そして方々へ招待してそこでおみやげまで持たせて帰す、こういう悪質なのがずいぶんある。こういうことを私たちは言っているので、さらに法定選挙費……

第28回国会 法務委員会 第17号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、予算委員会等の関係で、あまり出席がよろしくなかったので、すでに御質問があったかと思いますが、私の納得のいかない点につきまして、二、三御質問をいたしたいと思います。  先ほど来、保護具の問題ですが、栃木の刑務所に行ったときに、その例がある。あるいはまた、更生寮においても、この間、売春審議会でもそういう例の発表があった、こういうことであります。けれども、一面におきまして、私はこの間の女子学園の問題――使っていない、それから和歌山の刑務所でも、あまり使っていないように私、聞いているのです。結局、売春婦の問題は、異常心理のものが多いのでございます。また、今まで性的な行為に終始してき……

第28回国会 予算委員会 第7号(1958/03/07、4期、日本社会党)

○藤原道子君 関連……。私どもは、ただいまの大蔵大臣の御答弁には絶対に承服できません。今の売春婦の数から申しまして、十カ所やあるいは五十カ所で、幾人収容するのです。これで間に合うなんてことを、ほんとうに思っていらっしゃるか。国民をごまかさないような御答弁がほしい。ことに、昨年私どものあなたえの要求に際して、法律が適用になるときに、少くとも十億くらいの金は出しましょうとおっしゃったのです。ところが、ぬけぬけと三億くらいでごまかそうとして、婦人団体の圧力によって、結局泣き泣き五億足らずの金が出た。これで一体できるのですか。性病予防法の予算だって削られております。もう少し人間性を大事にした予算を組ん……

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、本日は主として岸総理に対する御質問を中心にお伺いしたいと思うのです。  私は岸総理がその組閣に当りまして、政策の中心を暴力と汚職と貧乏の三悪追放を広く国民に公約されました。私はこれにつきましては非常に賛成なんです。と同時に、この委員会におきましても、しばしば強くこれを主張されてこられた。そこで、まず第一にお伺いいたしたいのは、この三悪追放の具体的な所信をお伺いしたい。と同時に貧乏に対する総理のお考え、どこに理念をおいでおいでになるかという点についてお伺いいたしたい。
【次の発言】 私は総理の公約にもかかわらず、貧乏がふえている。本年度厚生省の白書によりましても、ボーダー・ラ……

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/03/14、4期、日本社会党)

○藤原道子君 私は文部省ではうまく逃げればいいというような答弁に聞えて残念でございます。もっと大胆に、率直に、ほんとうのことを言ってもら  いたい。事実がないとおっしいますけれども、一つの例といたしまして、私もそういう目にあっております。地方の婦人団体で私を呼ぶことが決定した。ところが県の社会課ですか、これがいけないと拒否しておいでになる。あの人は政党に関係がある。それでかわって呼んだのは自民党の婦人議員です。社会党が政党に関係があっていけなくて、自民党は党派に関係がない、こういうふうなやり方が公然と行われているのです。  過日私が質問をいたしまして、急いだためにお答えが得られなかったのですけ……

第28回国会 予算委員会 第16号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。私は地方財政について郡さんにお伺いしたい。と同時に、大蔵大臣にも伺いたいと存じます。  今のような御答弁では、私どもどうも納得できない。考えなければならぬ、研究しなければならない、そういっているうちに、地方はどうなっているか。結局国の大きな政策であるところの結核対策にいたしましても、あるいは何と申しますか、保健所の問題にしても、全部国が負担を何分の一というふうに地方にかけておりますために、本省では金が余っているけれども、地方ではこれが財政措置ができないために、ほとんど使い切れないので本省には余っている。保健所の機能が麻痺している。結核対策ができない。あるいはこの際、売春防止……

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連。ただいまの大臣の御答弁中にございました中小企業の伊豆地方の問題ですね。この中にサービス業も入るのですか、旅館の復興等。
【次の発言】 いろいろあるのですが、一つだけ、先ほどの関連で伺っておきたいと思います。  先ほどの三十億の中小企業に対する融資ですね。これの貸付方法をどういうふうにお考えになっていらっしゃるのですか。今までのように窓口が間接貸付でございました場合には、従来いろいろな金融機関を通じて金を借りている。今度また災害で借りようとしても、そういう非常な困難が起きやしないかと思うのですが、直接貸付ということになるのですね、どういうふうにお考えでしょうか。

第30回国会 法務委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと簡単に二、三点。  私は、先ほどから伺っておりまして、ぜひこの際、大臣のほんとうの御決意の二、三を伺っておきたいと思います。青少年問題が今ほどお互いの心を痛めておるときはなかったと思うのです。それについて、法務省単独では解決のできない問題が多々あると思うのです。私は、最近の悲劇を見ておりますと、泥酔による家庭悲劇から発展するものがたくさんある。第二点は、精薄、いわゆる精神異常なども含めた問題が相当ウエートを占めておると思う。それからさらに、貧困がまた決定的な問題になるというように考えられてならないのです。貧困から来る住宅の問題、これらをもあわせ解決しなければ、この青少年問……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 外務委員会 閉会後第2号(1959/08/28、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。森さんの質問は、何も予算とか自衛船をどんどん出すとかということじゃないと思うのです。政府は、一体外交をどう思っているのですか。私たちは、自衛船を出して激突してもやれというようなことは絶対に言っていない。何のために外交というものがあるのですか。日韓会談のその後の経過はどうなっているのですか。力とか予算とか、予算以前の問題です。その心がまえを伺いたい。
【次の発言】 外交が弱腰なんですよ。

第33回国会 社会労働委員会 第2号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○委員外議員(藤原道子君) もう大へん時間もおそいようでございますので、さらに続いてこの問題は御討議いただけるようなお話でございましたので、私はいろいろ調査いたしておりますけれども、それは次の機会に譲らしていただきまして、そのときは本委員となって遠慮なく質問したい。きょうは委員外でございますのでごくおとなしく今伺っていたところで納得のいかない点二、三だけお伺いしたいと思います。  私は先ほど基準局長のお話がございましたが、自家用ののりには差しつかえないということに御決定になった、これは非常に危険だと思う。私現地でいろいろ調査をいたしております。そうすると、自家用として作ったのりを内職のものと一……

第34回国会 社会労働委員会 第4号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私、今度の乱売の問題は少しめちゃくちゃだと思うのです。それは何とか手を打たなければならないように思います。けれども、ちょっと、この際、私はしろうとですからしろうとなりの質問をしたいと思います。ずいぶんいいお薬の宣伝がじゃんじゃん広告されるのです。ところが、今のお薬は高過ぎると思うんですよ。庶民は買いたくても買えないというような心理が乱売をやらせておると思うのです。それで、今の薬の価格が妥当かどうかというようなことは、これはいろいろいい薬を作るには費用もかかることでしょうが、ずいぶん広告その他に多額の費用がかかるから、よけい高くなるのではないか。それから一面においては、少し製造過剰……

第34回国会 社会労働委員会 第21号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○藤原道子君 まず時間もございませんので、ごく要点だけを御質問いたしまして、法案が通っても、通ったらいいというのでなく、さらにその後において私はただすべきことを十分ただし、よりよき福祉のために努力していきたい、かように考えております。  従って、要点のみをお伺いしたいのですが、大臣に伺いたいのです。私は声なき者の声を取り上げるのがほんとうの政治だと思う。生まれながらにして自分の責任でもなく、こうした不幸な子供が今までどれだけ守られてきたかということが問題なんです。私は特に――不十分ながらも児童福祉法で子供の場合は若干守られてきている、ところが、成人になってほとんど野放しだったのが、少しここに芽……

第34回国会 社会労働委員会 第26号(1960/04/21、5期、日本社会党)

○藤原道子君 伺いますが、私今の御答弁にもございましたように、母子福祉資金貸付法ができますときに、私たちはこの利子を取ることに反対したのです。大体未亡人というのは、夫がいてさえ食えないのですよ、今の世の中に食いかねるのですよ。ところが、夫を失った場合には、片腕を取られた片羽鳥と同じなんです。それに子供をかかえて生きていくのにどれだけ困難かということをあの当時も私ずいぶん主張したのですよ。ところが、奨学金も利子をかけた。ところがその後、その当時すでに一般の他の奨学金が利子がないのだからと言ったけれども、まあ理解されなくて、とうとう押し切られたのですよ。ところがその後、いろいろの運動その他で奨学金……

第35回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1960/08/11、5期、日本社会党)

○藤原道子君 まず第一に、中山さんおめでとうございます。日本で初めての婦人大臣が出現いたしたということは、社会一般から非常に大きな期待を持たれておりまして、あなたの言動はすなわちその影響するところが大きいと思います。どうか御自重なさいまして、しかも大胆に勇敢に福祉行政と取っ組んでやっていただきたいということを、お祝いとともに御要望を申し上げたいと思います。  私は、まだ大臣が、御就任になりまして日も浅いことでございますから、あまり突っ込んだ御質問をいたしますことは、きょうは御遠慮しておきたいと思います。で、今御所信を伺いまして、ただ、二、三の点だけ御要望申し上げ、おただししておかなければならな……

第35回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1960/09/07、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私はきょう委員会で各委員からそれぞれ御発言があったことは、要するに、日本の社会保障を推進していきたい、この一点にあると思うのです。私たち野党といえども、この社会保障に対してはぜひ実現させたい、この気持に燃えておればこそいろいろ申し上げておるのでありまして、中山さんも虚心たんかい、その気持はくみ取ってほしいのです。私はあなたが初めて委員会にお出になったときに、どうぞ強くなって下さい、こういうことを申し上げた。今その時期だと思うのです。私は野党ではございますが、初めて出た婦人の厚生大臣に、ぜひあなたに成功してほしいのです。ところが、今朝私は、あなたは先ほど新聞が少し非観的に書き過ぎる……

第35回国会 法務委員会 閉会後第3号(1960/09/06、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は大臣にちょっと今まで聞いていて下すっただろうと思うのでお伺いしたい。  売春防止法を制定するときに、今の案にはわれわれは反対であったのです、ところが審議会を作って、そこの案で、そこにたえず諮問しながら漸次欠陥を補っていく、こういうことで審議会は生まれたわけなんです、私、最初からタッチしておりますが、そういうことで、私たちもなきにまさるというので、今の案を賛成したわけなんです。ところが、そのときにすでに一部からは、どうせ三年ぐらいでまたもとへ戻るのだから、売春は今婦人たちがうるさいから一応これをやるのだというようなことで業者を説得したというようなうわさが当時流れたわけです。業者……

第36回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1960/11/28、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私はどうも納得いかないので、医療の根本についての厚生省のお考えをまず聞きたいと思う。私は今の相模原の例が出たので、とくと研究していきます、こう言っていらっしゃいますけれども、答えは明らかに出ていると思うのです。あそこでは、あの保育箱ですか、あれは非常に古くて、修理しなければいけないと業者から申し出があったのに、それをしていなかった。看護婦さんが十五分おきに回ることになっていたといっても、回れないような陣容が、私はわざわいしたと思う。そこで伺いたいのは、医療に対して厚生当局はどういうようにお考えになっていらっしゃるかということです。問題は、看護婦さんの定員にしても、何も法的根拠があ……

第37回国会 社会労働委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は葛西さんに伺いたいのですがね。古い制度だけを振り回していらっしゃるように思えるのです。それで現実に今の労務管理の状態が正しいと思っていらっしゃるか。  それといま一つは、今の何といいますか、社会全般と比較して日赤の待遇がそれでいいとお考えになっているかどうか。  それからもう一つは、三十二時間も連続勤務をさしている、あるいは二十七時間やっている。そうしてそれが疲れれば、これを表面づらは時間を合わせて、そうして実働は相変わらずやらしておる。こういう人道を無視したやり方をしていらっしゃる。これに対していいと思って、それをそのままにして制度がこうだから仕方がない、金がないから仕方が……

第37回国会 社会労働委員会 第3号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。まじめですけれどもね。私は合の答弁で満足できないのです。上坂本先生がおっしゃったように、アメリカですでに一九二七年からこういう事件が起きていたというのですね。これを使い出したときにこれは少しでも気分が悪かったら配置転換をするとか、許容量とか、こういうものについての報告が必要だったという指示は労働省としてはしておいでになったかどうか。それからこの前もベンゾールの中毒のときに大騒ぎをいたしました。今度も労働者が騒がなければ取り上げない。ベンゾール中毒のときもそうだった。私はこういう労働行政というものがどうしても納得いかない。ですから今までに指示しておいでになったのかどうか、……

第38回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1961/07/15、5期、日本社会党)

○藤原道子君 建設省の方見えておりますか。
【次の発言】 ちょっとお伺いしたいのですが、私は奥地の被害が相当ひどかったと同時に、前に被害があった所がまた繰り返されているのですね。今度の水害では狩野川の問題にいたしましても、他の被害が大きかったから割合と騒がれていなかったけれども、前に被害を受けた所がまた被害を受けたという状況なんです。そこで私がお伺いしたいのは、河川の改修工事等がどういうお考えで進められているのか、これを伺いたい。たとえて言えば、狩野川の放水路ができている、だからもう大丈夫だ、それから黄瀬川の工事も――富士山から来ている川ですね、あれも上の方がずっとできて、下の方でも工事が進む……

第38回国会 社会労働委員会 第11号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この母子福祉資金の貸付の問題については前々から要望申し上げておるんですが、ずいぶんよくなったといいながら、今小柳委員が言われたように、申し出て借りられないという嘆きが非常に多いんです。あんまりきびし過ぎるというようなこと、それから地方の県でやはり負担金ですか、こういうことの関係もあって、ほんとうにほしい人が借りられてないんです。縁故関係なんと言っては悪いけれども、そういう人たちに割合スムースに行って、ほんとうにほしい未亡人の手に渡っていないといううらみが非常に強いのでございます。ですからあなた方が全国を調査してどういうふうなことになっておるか知りませんけれども、この精神から……

第38回国会 社会労働委員会 第13号(1961/03/22、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は関連してちょっと伺いたいのですが、先ほど来の大臣初め局長その他の御答弁が、どうもあまりにも自信のない御答弁だ。そんなことでは私たちは納得できない。ほんとうに正直に言ってもらいたい。日本の医療はあなた方の肩にかかっているのですよ。それで大臣は、最初に何とおっしゃいました、今まで看護婦の負担がずいぶん重過ぎた、無理をさせ過ぎた、これからそれを解消していきたいと思う。そう言った口の下から今の御答弁なんです。私は伺いたいのは、超勤をこれ以上ふやして、看護婦のからだが持つのですか。日本の医療はほんとうに運営していけるという確信がおありになるのでしょうか。大体医療法の制定されるときに、看……

第38回国会 社会労働委員会 第15号(1961/03/25、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、日赤の精神からいって、格差をとっていることは、非常に心苦しいことだろうと思うのです。そういうふうに直すことも約束されたはずです。ところが、この間中央病院へ行ってみましたところが、個室というのですか、差額を取って入れている病室はそのまま運営している。大衆、庶民の入る病室が、次々に閉鎖されて、三百幾つかの病床があいている。それを調べると、大衆が入るべき部屋だけが締められている。人手が足りないとおっしゃるならば、個室の方が人手がかかるはずです。ところが、個室はそのままにしておいて、大衆病棟が締められている。最近に至っては乳幼児、新生児の部屋まで締められている。これは一体どういうわ……

第38回国会 社会労働委員会 第22号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連。この点は明確にしておいてほしいのです。今の一部負担という一般のきびしさといったら、目をおおうものがあるのです。実にひどい。強制入所命令出しますね。今一部で心配されておるのは、菌が出るから収容する。そのかわり一部生活保護なんかで入っている人は、菌が出なくなったという理由でどんどん退院さしている傾向がある。空床があるあるというけれども、もう少し置いてくれというにもかかわらず、菌がなくなったからというので出している。そしてまた悪くなる。こういう愚かなことを繰り返しているのですよ。法律ができると、これはもうすぐ効力を発するわけでございますから、そういう場合に、こういう点につ……

第38回国会 社会労働委員会 第31号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと一言だけ。私はたまに出席しているからと思って発言を遠慮している。だけれども、もう少しまじめに考えてほしいのですよ。御答弁もまじめを欠いているように思えてたまらない。大体労働基準法では母体保護の立場から、産前産後の休暇ははっきりきまっているのです。ところが、日雇い労務者なるがゆえに二十一日でいいというその理論的根拠を私は伺いたい。初めから貧乏人は出産後二十一日でからだがなおる、どういうつもりで二十一日でいいという結論が出たのか、労働基準法違反じゃないですか、どういうお考えですか。それを聞きたい。
【次の発言】 社会保障がやかましく言われて、自民党さんだって社会保障が表看板な……

第38回国会 社会労働委員会 第33号(1961/06/02、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。私どうしても厚生省が熱意がないと思うのですよ。ほんとうに生ワクをやろう、このおそろしい小児麻痺から国民を守ろうという熱意があれば、うわさ程度でなくても聞く方法はあるだろうと思うのです。どういうのですか、一体。やる気があるのですか、ないのですか。これを聞きたいのですよ、私は。
【次の発言】 私は先ほど熱意がないというような失礼なことを申し上げましたが、聞けば聞くほど熱意がないと思います。私は今の牛丸さんの御答弁を伺いましても、結局が出てから考えなきゃならぬというふうに理解いたしました。もし一九五五年ごろから生ワクの研究が外国で行なわれていたならば、私はすでにソークワクチンに踏……

第38回国会 地方行政委員会 第19号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○委員外議員(藤原道子君) この法律ではっきり「救護施設、警察署等の適当な場所に、これを保護しなければならない。」とあります以上は、この法律が通りましたならば、それと並行いたしまして保護するに足りる救護施設、保護室等は十分できるような予算措置を努力する考え方でございます。
【次の発言】 この六条の点につきましては、まず私たち提案者といたしまして考えましたことは、最近酔っぱらいによる家庭悲劇、こういうものは日常の新聞を見ていただけばすでに明確なように、目に余るものがあるわけでございます。そのために子が親を殺し、親が子を殺すというような実態は御案内の通り、あるいは生活保護法でもらう金すらもおやじさ……

第38回国会 法務委員会 第3号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は大臣に伺いたいのですが、大臣はまだ十分研究はしてないということでお逃げになるようでございますが、非常に困ると思うのです。今の売春の実態を大臣はどうお考えになっているか。ことに与党の方、重要な方たちまでが、最近は売春防止法はなくなるのだ、業者は元通り営業がまたできるようになるのだというような意味のことを、公然と演説したりしている。業者はもう売春防止法はなくなるのだというようなことで、どんどん女を集めているという実態も起きている。それから皆さんも温泉場その他にはおいでになると思うが、その周辺における売春の実態が、よもや目につかないことはないと思う。私はこういうことに対して、さいぜ……

第38回国会 法務委員会 第4号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私も関連でお伺いいたします。私たちは売春防止法ができたときに、これは刑罰でなくて指導と教育でなるべく効果を上げるんだというようにいろいろ伺ってきた。またそう信じていた。従って、社会教育の面で果たす役割は非常に大きいと期待していたわけなんです。ところが、私は売春対策審議会に出ておりますけれども、文部省の御出席が一番悪いわけです。それから先ほど来の皆さんの御答弁を伺っておりますと、非常に今度は社会教育の面の予算がふえて、その使途は、婦人学級とか青年学級を拡充強化する、ここに重点をおいていられるらしいし、また、その指導者の養成だという御答弁でございました。私、各地を回ってみましてたまた……

第39回国会 社会労働委員会 第5号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。局長にお伺いしますが、今、政務次官からいろいろ御答弁があって、そうやってほしい。しかし、今のような対策で、いつになったら看護婦の充足ができるのですか。充足できるというお見通しを持っておいでになるのか、これをちょっと聞かして下さい。こんなわずかな補助金なんか出したって――今のままでいつになったら看護婦の充足はできるのか。
【次の発言】 そこで、どうしたら充足できるか伺いたい。
【次の発言】 聞けば聞くほど不安になってならないのです。ちっとも自信のある答弁じゃない。一体日本の医療をどうしてくれるのです。大体においてどういうふうに労働条件の改善を考えておられるのか。大体今、中学卒……

第39回国会 社会労働委員会 第9号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私ハンゼン氏病の知覚麻痺の問題が、これが内部疾患として扱うべきだろうか――その辺おかしいと思うのです。現実に知覚麻痺しているんですね。ところが、外見的にはわからないけれども、知覚が麻痺しているからやけどするとか、あるいは引っくり返るとか、あるいは何か物が手に持てない。完全にそこに障害状況が現われているんですね。ただ見た目が、知覚が麻痺しているかどうかがわからないというだけで、現実にそういう悩みを持っている人たちがたくさんいるんだから、これは結核と精神を検討なさるときに、直ちにこれも一つ加えるように検討してもらいたいのですよ。それはその身にならなければわからない苦痛と思う……

第39回国会 社会労働委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私は今のに関連して、ひとつ保育所の問題、いま一点だけお伺いしたいのです。  大臣の先ほど来の御答弁で、私は大臣の精神はよくわかった。けれども、厚生省として将来の児童対策というものをどう考えてらっしゃるか。大臣がおっしゃるように、富める者と貧しい者との子供が差別があっちゃいけないと思うのです。児童福祉法ができるときにも、児童教育の一本化ということがずいぶん問題になったのです。私どもとしては低年層というのですか、小さいうちを保育所として、その上になったときに、学齢前一年ぐらいを義務的に幼稚園幼児教育というふうにもつていくべきだと思ってるのですが、大臣はどうお考えでしょうか。

第40回国会 社会労働委員会 第11号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私はおくれて参りましたので、あるいは相馬さんから御質問があったかと思いますので、多くは伺いませんが、ただ一点だけ伺っておきたい。  これは最近目にあまるものがあるのです。労働条件が非常に悪くて、次から次にかわっていくからどこも同じだ。ひどいところが私ども目にあまるものがあることは事実でございますから、これは真剣にやってほしいのです。ただ先ほどの局長のお話を伺っておりますと、厚生省自体は保健所を通じて、保健所の報告の資料を持っておる、こういうお話だったように伺いましたが、その保健所なるものが人員不足で、なかなか調査が行き渡っておりません。労働基準局にしても監督官が少な過ぎ……

第40回国会 社会労働委員会 第13号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま鹿島委員からも御指摘のございましたように、医療の問題は国民の命を預かるものでございまして、非常に重大だと思います。結局一人の人の命は地球よりも重たい、こういう言葉もございます。ところが、今の医療の現状を見ますとき、まことに暗い気持になるといいますか、それを乗りこえて怒りを持ちたいという状態にあると思うのです。私は、最近各地の病院を視察いたしまして、一体これでいいのか、こういう気持にかり立てられます。きょうは大臣にその御所見を伺いたいと思うのであります。  一昨年の秋以来、国立医療機関を初めとして、全国にいわゆる病院ストというものが展開されました。それは単に医療労働者の問題……

第40回国会 社会労働委員会 第23号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました牛乳等無償給与法案について、提案理由及び概要の説明を申し上げます。  一国の文化水準を反映するといわれる乳幼児や妊産婦の死亡率等に見られるごとく、わが国民の健康状態や体位は近年漸次向上されてはきましたが、欧米先進国に比べて、なお、かなりの劣位にあり、さらに相当の改善を必要とする現状であります。したがって、国民の健康を増進し、さらにその体位や資質を向上させるためには、特に乳幼児及び妊産婦に対する栄養の強化を行なう必要があります。  最近の経済の急速な発展の中で、わが国においても社会福祉の水準の大幅な向上を望む声はきわめて強くなっており、特に児童、母子の福祉に……

第40回国会 予算委員会 第13号(1962/03/14、5期、日本社会党)

○藤原道子君 私はこの際、医療制度について御質問いたしたいと思いますが、まず十三日の毎日新聞によりますと、広島、長崎の原爆病院におきまして、非常に最近ガン患者がふえてきて、はなはだしきは半数に及ぶ者が死亡しておる。にもかかわらず病院にガンの関係の施設ができてない。これを日赤病院に依頼してわずかにしのいでおりましたけれども、日赤でもすでに手をあげてしまった。で、これを厚生省に相談して何とかしてほしい、こういうことを申し出ているけれども、厚生省もなかなか腰が重いというようなことが報じられておりますが、これが事実であるかどうか。また原爆によって侵されたものと推定される肺ガン、喉頭ガン、これが非常にふ……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1962/09/20、6期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連。私は、この際、明らかに伺っておきたいことがあります。私たち、北海道に小児麻痺が流行したときに、生ワクが非常に効果があるから、これを思い切ってやることを要求したわけです。ところが、そのときに製薬会社に六億融資しておるとか、あるいはまたこれは完全なものでないとかいうことでちゅうちょされて、去年の大流行になって、結局ソ連製のワクチンを入れたわけです。この際聞きたいのは、ソ連製の去年のワクチンを使ったときに、日本内地ではどういう状況であったか、そういう事故があったかどうか、これを一つ聞きたいことと、それから、その後いろいろなデマが飛んでおる。カナダのワクチンは試験中にサルが……

第41回国会 社会労働委員会 第2号(1962/08/21、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、国民年金の点で、特に大臣に伺いたい。私は、政治家が国民をだましてはいけないと思うのですが、今政府のお話を聞いていて、どうも納得がいかないのです。この間の参議院選挙で、自民党の元厚生大臣をした方が、立会演説会その他を通じて、少なくとも国民年金は一万円以上なければ老後の生活は保障できないのだ、福祉年金は七千円くらい必要と思います、こいうふうに演説していらっしゃる。この間、私、地方で婦人会の懇談会へ出ましたら、福祉年金が七千円にふえたそうですねと、こういう質問が出た。私はそんなことは聞きもしないし、そんなはずはないと、こう言いましたら、いや、自民党の偉い人がそう言いましたと、もう……

第41回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1962/09/21、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私、大臣にこの際ちょっと伺っておきたいんですが、今の、最低賃金法が今のは業者間協定だ、これを漸次、そうでない、ILOの精神に沿ったものに改めていきたい、これはよくわかりました。ぜひ早くしてほしいんですが、ところが、そういう動きがあるのを察知いたしまして、最近は、労働法の適用をのがれるために、今までは工場でやっていた仕事をこれを内職にどんどん出すケースがふえてきているわけです。そうすると、ここは何にも保護されない状態に放置される。さらに低賃金が押しつけられて、内職する人が不当搾取をされているということは目に余るものがあると思う。そこで、この際私どもは、家内労働法が制定されなければ最……

第41回国会 社会労働委員会 第4号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○藤原道子君 資料に基づいてではなく、私は別個の立場から御質問したいのですが、けさほど来、どちらの省の御報告を聞いても、情報集収というか、連携を緊密にしなければならぬということを皆さんおっしゃっていらっしゃる。ところが、現状においてはそれがあまりスムーズにいっていないのじゃないかという感じを深くするのでございますが、これを中央対策本部というようなものを設けて、そこ一本で麻薬対策を強化していくというような構想はあなた方のほうではお持ちになっているのかいないのか、この点をどちらからでもけっこうですから、伺いたい。
【次の発言】 今、外地へ現地の情報収集のために派遣されている人、これはどれくらい行っ……

第42回国会 社会労働委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○藤原道子君 この問題でもう一つ明らかにしたい。  今の御質問を聞いておりますと、二十五名も死んでおるというのですが、そういう場合にどういう対策が立てられてきたのか、どうも答弁のときにはうまいことをおっしゃるのですけれども、すでに過去において二十五人も死んでいたのが、同じことがこうして繰り返されるというところに私は問題があると思う。過去においてどういう対策を立ててこられたのか、その犠牲者に対してどういう処遇をしてこられたかということを念のために伺っておきたい。
【次の発言】 なるべく早く講習をさして、あんまのほうへいってもらいたい。講習というのは年に何回くらい講習しているのか。そういう講習をす……

第43回国会 社会労働委員会 第4号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。看護婦の不足が今どれほど深刻になっているかということを医務局長は知ってらっしゃるんでしょうか。私は、この委員会でも毎年やってるんです。ここで力が足りませんでしたであなたお済ましになるけれども、ほかにそれでは充足の方法はあるんですか。もう今一刻を争うくらい看護婦は不足している。ことに志望者が減ってきておる。これに対処するには、こんな目くされ金でなくして、思い切った奨学金制度をとらなければ、とても充足することはできないと思う。それによっていろいろな悲劇が起きて、患者が事故死でどんどん死んでいる。その責任は看護婦がとらされている。こんなばかげたことで看護婦になり手があるはずがない……

第43回国会 社会労働委員会 第7号(1963/03/05、6期、日本社会党)

○藤原道子君 大臣にちょっと一言。大臣がお急ぎのようでございますから、ごく簡単に御質問したいと思います。  今、非常に児童の保育ということが真剣に考えられておりますときに、厚生省の発表によると、児童の予算がふえたふえたと、こういうことを宣伝していらっしゃいますが、大臣は、児童の保育という点についてどういうふうに考えていらっしゃいますか。大臣の児童に対する基本的なお考えをちょっと最初にお聞きしたい。
【次の発言】 私のお尋ねしたいのは、このごろ毎日の新聞を見ても、痛ましい児童の事故死が相次いで報道されておる。毎日、新聞を見るのがこわいくらいな気持で私たちこれを見ているわけです。ところが、わが国に……

第43回国会 社会労働委員会 第9号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○藤原道子君 日赤の問題につきましては、あまりにも問題が山積しているようでございまして、私は、時間の関係もございますので、ただ一点にしぼってお伺いしてみたいと思います。  最近、日赤では、日米合同委員会で、アメリカから、南ベトナムに対する日本としての非軍事的な援助、たとえば医療その他の援助をやってくれと要求され、日本政府は、医療援助が可能かどうか検討すると外務大臣が答えておられます。これに対して、今の情勢のもとで南ベトナムヘの医療班の派遣ということは軍事協力であると思いますが、この点に対しましてはどういうふうにお考えになっていますか。

第43回国会 社会労働委員会 第11号(1963/03/19、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まず第一にお伺いしたいのは、この母子福祉資金貸付法については、この委員会のときに附帯決議がついております。これに対して、政府は極力努力いたしますという御答弁をいただいておる、とりわけ母子福祉が各般にわたっておりますので、これを統合いたしまして、母子総合福祉法を制定すべきであるというのが強い本院の要望でございますから、これについて、政府はきょうまで非常に消極的な態度であったと思うのです。非常に遺憾だと思います。  したがいまして法律案の附帯決議についてのその後努力された件につき、あるいは総合福祉法の制定の用意があるかどうかということについて、まず第一にお伺いしたいと思います。

第43回国会 社会労働委員会 第12号(1963/03/26、6期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。私は、いつも問題が起きるたびに厚生省は弱腰だと思うのです。私は、この面につきましては、山下委員は局長に、あなたの責任でないのにお気の毒だとおっしゃったけれども、私はそうは思わない。私は、かつてこの委員会で、ドイツで騒ぎ出したときに、直ちに日本で禁止すべきではないかとお伺いしたことがある。これについては、日本ではまだそういう事例が起こっていないから、目下調査中で、対処したい、こういう御答弁をなすったことがある。私は、発売をしたドイツですでに大騒ぎが起こっておるということになれば、何はおいてもこれを禁止する、これが厚生省のとるべき態度だと思う。この点あなたの責任は重大だと思う。……

第43回国会 社会労働委員会 第15号(1963/05/14、6期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。  もう皆さんの御質問で明らかになりましたが、ただ一つしろうとの立場からお伺いしておきたいのです。今おっしゃいましたように、一般のおかみさんたちと話しておりますと、五日たてば大丈夫なんですねということをしきりにいわれるのです。やはり十六日まででいいのだという考えが強い。ですから、そうでないという今のことをもう少し国民に知らしめるようなPRの方法ですか、当分は気をつけなければいけない、そうでなければ、植物園その他いろんなところに行っておるのですね。ですから、東京とかそれぞれの関係県に対策をしてワクチンその他送ったとしても、それをやってもらえなかった人、うっかりしている人、……

第43回国会 社会労働委員会 第17号(1963/05/21、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まず、食品衛生についてお伺いしたいと思います。私どもは、毎日の新聞を読むのがこわいくらい、各地に食中毒、さらに、また、赤痢が頻発いたしております。私は、最近主婦の方たちから数通にわたる投書をいただき、それには、これでは夏を控えて、国民生活は不安でたまらない、これは一体どうしてくれるのかというようなことがしきりに訴えられてきております。したがいまして、厚生省当局として、これらについてどういう対策を持っておられるか、これをお伺いしたいのです。自衛隊だとか、あるいはまたレジャー族もありますが、赤痢が集団的に発生しており、新潟では、駅売りのお弁当の中から何やら菌が発見された。修学旅……

第43回国会 社会労働委員会 第18号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、すでに阿具根委員から細部にわたっての御質問がございましたから、つけ加えて御質問することはございません。ただ、伺っておりまして、労働省が発足されたのは、労働者を守るために、労働者に対するサービスが主眼であったと思います。ところが、きょうの御答弁を聞いておりますと、何やらその点が横へそれてしまって、ただやっていることをいかに合理化するかということだけにきゅうきゅうとしていらっしゃる。私も各地の状態を見ましたけれども、悲残さといったら言葉がないのでございます。夫をかかえて、妻が内職しながら世話している、五年も十年も。しかも、生活保護をしきりに取り上げられましたけれども、生活保護基……

第43回国会 社会労働委員会 第25号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、本法案で、次の用語の定義について、その解釈等を御説明願いたい、こう考えます。本法の中で、老人の定義、これについて規定がございませんので、まず、その老人に対しての定義についてどういうふうにお考えか、これを明確にお示しを願いたい。
【次の発言】 この定義については、立案にあたっていろいろ論議されたことは事実でございますね。今のような解釈のもとにこれを挿入することは取りやめた、こういうふうなことでございますね。そこで、それならば老人の福祉の解釈でございますが、この法案を見ますと、まことに福祉の措置がきわめて貧弱なように考えられるのでございますから、老人の福祉というもののあり方をど……

第43回国会 社会労働委員会 第26号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私、大臣にひとつお伺いしたいと思うのでございますが、結局、この間お伺いいたしましたが、どうしてもちょっと納得がいかないのです。この法案は、お年寄りを大切にしよう、お年寄りの生活に希望を与えようというような気持から出てきておると思うのです。したがって、私は、憲法の十二条の規定からいたしましても、国民は、すべて人として尊重されるというふうになっておりますので、これが社会に寄与したことによって尊重されるという考え方では、どうも老人福祉法の精神にぴったりしないように考えるのですが、そういうふうに規定すべきではないかというふうに私は考えますが、大臣のお考えを伺いたい。

第43回国会 社会労働委員会 第27号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、前回に続きまして、老人福祉法について若干の御質問を申し上げたいと思います。会期末になりまして、あまり時間がございませんので、私は、この際、個条的にお伺いいたしますから、誠意ある御答弁をいただきたい。  前回、私は、保健所の任務が非常に重くなる、これで法に規定されたような実績が上がるかどうか。で、保健所の資料を求めたわけでございますが、この資料によりましても、本法に規定されたような老人の健康の管理、健康診断、これらが十分に行なわれることは困難だ。政府としては、老人の健康診断を年に何回ぐらいと予定されていられるか。少なくとも年に三回ぐらいの健康診断が必要ではないかと思います。こ……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1964/08/01、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、先般来大きな社会問題になっております輸血問題について御質疑を続けてきたわけでございますが、厚生省もだいぶ本腰を入れてきた。ぜひこれを推進して国民の不安を排除し、と同時に、売血者の健康を守り、さらに日本の輸血を正常なルートに乗せて、生命を守ることにひとつ前進をしてもらいたい、こういう非常な熱意を持っていたものでございまして、今回、神田大臣が就任されました就任のときのごあいさつで、非常な熱意を示していらっしゃいます。予備費をもってでも早急に対策を立てる、こういうことを発表していらっしゃる。ほんとうに大臣も言われましたように、いまやもう放置することのできないような事態に突入してい……

第46回国会 社会労働委員会 第4号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。一言だけ。  ただいまずっと伺っておりまして、労働省のお考えに対して、ちょっとあきたらない点がある。先ほどの御答弁の中に、低所得層に対して、昭和三十一年には四四・一%だったのが、三十七年には一六%に減ってきている。非常に期待の持てるような御答弁だった。ところが、三十一年度と三十七年度における経済的な情勢はどうなのか、三十一年度に四四%でも、その当時の生活水準を考え、三十七年度とは格段の違いがある。もっともっとみじめな暮らしにおちいっていることは言うまでもない。だから、いま経済が成長しているといわれながら、栄養失調で、国民の四人に一人は栄養に欠けているというようなことが厚生省……

第46回国会 社会労働委員会 第5号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、厚生大臣にお伺いしたいと思います。  過日、厚生大臣に陳情いたしました生活保護患者の朝日茂さんは、いまの社会保障における医療保障の不備をついて、これは最低限度の生活を保障するものではないというので、提訴いたしておりました。第一審におきましては、御案内のように、朝日さんの主張が認められた。わずか六百円では日用品費にも足りない、せめて、たまには卵も食べたい、牛乳も飲みたい、こういうことでいろいろと訴えてまいりましたが、これが厚生大臣に却下され、やむを得ず提訴いたしました。第一審におきましては、この朝日さんの血を吐きながらの訴えが取り上げられまして、現地を視察したり、あらゆる方面……

第46回国会 社会労働委員会 閉会後第7号(1964/10/09、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、最近集団的な食中毒が多発いたしておりますが、食中毒は、最近、昨年度に比べますと若干減少しているけれども、発生いたしますときには集団的に発生しておる。修学旅行であるとか一あるいは、また、職場においてとか、また、病院等においてしばしば集団的に発生しておりますが、その原因はどこにあるかということをまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それは非常にたいへんなことだと思うのです。魚介類を多量に摂取しているわが国民といたしまして、近海ものの、しかも、新鮮な魚介類によって発生する。予防その他について努力するとおっしゃるけれども、どういうふうに努力されるのか。そして、その何だかむ……

第46回国会 社会労働委員会 第9号(1964/03/03、6期、日本社会党)

○藤原道子君 今回の予防接種法の改正でございますが、内容はまことに簡単でございますが、非常に重大な問題を内在いたしております。そこで、社会的にも非常な不安が起こっておりますので、こういう点についてただしてみたいと思うのであります。  厚生当局におかれましては、率直に国民の不安をここでなくするよう、あるいは不安ありとするならば、それの対策を直ちにとっていただきたいということを、まず最初に申し上げておきたいと思います。  今回の改正によりまして、生ワクチンが国産品のものを使用される。これに至りました経過を見ますと、非常に研究等の日時が少な過ぎるのじゃないか、あるいは、また、これに対して適切なる人体……

第46回国会 社会労働委員会 第11号(1964/03/10、6期、日本社会党)

○藤原道子君 笠原先生がお急ぎのようでございますから、ちょっと一点だけお伺いしておきたいと思います。先ほどのお話の中に、ソ連の最初の製剤の中に雑菌というのですか、発ガン性のおそれのあるものがまじっていた。それをだんだんに改造して、日本のはそうじゃないというようなお話だったのですが、それは何ザルというのですか、さいぜん使って実験したサルには腸内に何やらいろんな雑菌があるので、ウイルスがあるので、最近ミドリサルに変えた、そういうことで、そういう最初にソ連が使っていたから危険性がありましたので、いまでは改められたというわけなんでございましょうか。その点が一つと、いま一つは、岡山で日本の生ワクを飲んだ……

第46回国会 社会労働委員会 第15号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○藤原道子君 本件につきましては、社会に非常な不安を与えてまいりましたことは、まことに遺憾だと思っております。私はこれについて、政府側にも大きな手落ちがあったと思う。安易に考えていままでやってきた、セービン株だから大丈夫だという安易な考え方が、こういう結果を来たしたと思う。もっと懇切丁寧に、この冬は国産のワクチンを使うのだ、これについては、こうこうこうこうだから、投与を受けるようにというような熱心なといいましょうか、そうした心づかいが欠けていた、これが混乱を起こす原因になったと、こう思います。私どもも、この委員会を通じまして参考人を呼びましたことが、今度で二回でございます。したがいまして、その……

第46回国会 社会労働委員会 第17号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。どうもわからないんですよ。生活保護法は、外国人は法の適用の対象とならないのであるが、当分の間これを準用するという社会局長の通達が出ていますね。それならば、私がしばしば当委員会で質問いたしました、らい療養所なんかに入所している人たちの障害年金、これなんかだって生活保護法で当分の間これを準用するということで、内地人と何ら差別なく適用されているということになれば、これも同じじゃないかと思うんです。それは一体どういうことなんでしょうか。しかも、らい療養所にいる人たちは身体不自由者なんですね。同じ部屋に四、五人の人が同居している、同じ病状で同じ生活をしておる人たちが、一人は障害年……

第46回国会 社会労働委員会 第25号(1964/05/12、6期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。いままではPRはどういうようにやっていたのですか。全然やっていなかったのですか。
【次の発言】 そうしたPRにお使いになった資料等がありましたら、今度御提出願いたいと思います。

第46回国会 社会労働委員会 第27号(1964/05/26、6期、日本社会党)

○藤原道子君 社会保障制度審議会の御意見とだいぶ違ったような御意見が出た、学者の中であるというようなこと、ちょっと納得いかないのですけれども、局長にこれらに対してのお考えを聞きたい。いま私たちは、何がなんでも心身障害児の問題を何とかしたいということで明け暮れ苦労をいたしております。黒木局長はこの道については非常な専門家でありますので、あなたのお考えをこの際ひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 できるだけやるとおっしゃいますが、できるだけというのがいつもできないのですよ。私たち非常に不安なんですよ。もし、保険に入らないとすれば、私どうも先ほど来御質問を伺っているんですけれども、法律が……

第46回国会 社会労働委員会 第29号(1964/06/02、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、ただいま御提案がありました母子福祉法案、さらに、母性の保健及び母子世帯の福祉に関する法律案、そして、ただいまの母性福祉保障法案、この三件について御質問を申し上げたいと思います。  まず、第一にお伺いいたしたいことは、母子福祉の原理、この点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この政府提案の母子福祉法の中で、「この法律において「母子福祉団体」とは、配偶者のない女子であって民法(明治二十九年法律第八十九号)第八百七十七条の規定により現に児童を扶養しているもの」ということが述べられております。私は、いろいろこの法律を読んだのでございますが、よく理解がつかない。私どもは、……

第46回国会 社会労働委員会 第31号(1964/06/09、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、先日も御質問申し上げましたし、いろいろお伺いしたいことを持っておりますけれども、先ほど来同僚議員からいろいろただしていただきましたので、特に一番問題にしておりました住宅の問題や入学支度金の問題、あるいは非常勤の問題、これらについてやや見通しがつきましたので、この点はかたく御信頼を申し上げまして、必ず実現をしてほしいということを、時間の関係もございますので、強く要望しておきます。特に私が先日の質問で、修学資金は、中途で試験に失敗した場合、次の年に試験に合格しても修学資金がいただけない。これはこの法律の趣旨にも反すると思いますので、その点は十分御考慮願いまして、何らかの措置でこ……

第46回国会 社会労働委員会 第34号(1964/06/23、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、厚生当局に対して若干御質問をいたしたいと思います。  本法は、いろいろいきさつもございまして、議員立法でございますので、私もここで反対するものではございませんが、従来、日本で盲人問題が比較的解決してまいりましたのは、あんま、はり、きゅうというようなそうした職種があったからだとさえ私は考えております。そうい5点から参りまして、現在無免許あんまというものが相当横行いたしておりますが、これに対してどういう態度で取り締まりに臨んでこられたか。私どもが全国各地で世話になるときが多々ございますけれども、こういう場合でも、相当免許のない者が派遣されてきております。どんなに法をきびしくつく……

第46回国会 社会労働委員会 第35号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まずお伺い申し上げたいと存じますのは、精神薄弱児の実数と、それから、保護施設、福祉施設の現状についてお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 通園施設に対して、通園している人が非常に少ないと思うのですが、これはどういうわけなんですか。
【次の発言】 私は、通園したくても通園できないいろいろな状況があるということを伺っております。これに対して、通園可能な者を不可能ならしめている状態に対して、何らかの手を政府が打たれるというようなことをお考えになっておられるかどうか。
【次の発言】 私は、どうもこの精神薄弱児に対して、政府の施策に愛情が足りないように思うのです。とにかく一万……

第46回国会 社会労働委員会 第36号(1964/06/26、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、輸血の問題につきまして少し御質問したいと思います。  過日も御質問いたしたのでございますが、いまや非常に世論が高まって、この結果に対しましては、国民大衆はひとしくその結果を見詰めておるというのが現状だと思います。このとき、厚生省は、二十二日に薬事審議会に諮問をお出しになり、オープン採血に踏み切るというようなことでございますが、この諮問に対しての答申はいつごろ出る予定であるか。  それから、いま一つは、これに対してどういう対策をもってお臨みになるお考えであるかということをまず伺わしていただきます。
【次の発言】 私は、局長の発表された新聞記事などを見まして、非常に消極的なよう……

第46回国会 地方行政委員会 第10号(1964/02/27、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、従来深夜喫茶とかトルコぶろとか、いろいろ風紀を乱し、青少年に悪影響を及ぼす、この種のことについて関係委員会でいろいろ審議が行なわれてまいりましたが、今回深夜喫茶の全面的禁止をするという宣伝のもとに、本改正案が出ましたことは非常に喜んでいたのでございますが、いろいろ検討してみますと、すべてが条例に譲られておる。ところが、東京都あたりでも議会でずいぶん問題になりまして、いろいろ検討したけれども、条例では力が弱い、どうしても条例ではだめだから本法の改正をしてほしいという意見書が関係各省に出ておることは、それぞれ御案内だろうと思う。ところが、本法を見てみますと、結局は都道府県の条例……

第46回国会 地方行政委員会 第12号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は原案に反対して、修正案に賛成をいたします。  その理由は、本委員会における審議の過程ですでに明らかなように、すでに全国には条例で規制しているところがあります。東京都にもございます。けれども、その条例では実効をあげることができない。ことに、地方に参りますと、十分な条例を出そうといたしましても、地方地方によりましては、なかなかそれを思わしく強化することができない、規制することができないという例が多々ございます。それを憂えますがゆえに、私どもはぜひともこれを本修正案で規制したい。ただいまの反対の御意見の中に、売春防止法の例が出ましたけれども、私はこれらにつきましては、あの法律ができ……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/03/18、6期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。政府は生命を大切に守ることが基本でなければならない、こう言っておりますが、この問題につきましては当委員会でも一昨年ですか、私ずいぶん御質問したことがございます。いつも、大切でございますから努力をしております、経済的にも相当援助はしておりますとおっしゃっておりますが、一向にその効果が上がっていない。現在、保健所の医師の充足率は二九%くらいだと私は承知いたしております。大切な仕事の前線で働く保健所がそういう医師の充足率ではたして使命を果たせるか。結局病院で、その大切な面で医師が少ない、保健婦が少ないということで、貴重な命が、ああすれば助かったという人がずいぶん命を失っている……

第46回国会 予算委員会 第16号(1964/03/19、6期、日本社会党)

○藤原道子君 ほかの大臣はどうなんですか、私は大蔵大臣と関連して質問しなければ……。
【次の発言】 私はこの際、三十九年度予算のうち、社会保障の問題点にしぼって御質問したいと思っておりました。ところが、その背景となるところの経済的な見通しについて情勢が大きな変化をしてまいりました。したがって、きょうはその点をまず等一におただしいたしたいと思います。  従来池田総理大臣も田中大蔵大臣も、しばしば公定歩合の引き上げはしないということを、言明してこられました。ところが十七日に突如として日銀総裁から二厘の引き上げが言明され、それで十八日からこれが実施に入ったわけでございます。このことについてまず日銀総……

第47回国会 社会労働委員会 第4号(1964/12/18、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、たびたび本委員会でも、あるいは予算委員会でも問題になっておりますが、一向にこれが解決されない状態に置かれていることをまことに心外に思うわけでございます。そこで、きょうは率直に看護婦の不足の状況、そうして、また、看護婦の不足を来たす原因等についてどういう 対策をお持ちになっているというようなことで少し御質問したいと思います。本日は時間の関係もございますので、要点のみをお伺いしたいと思いますので、ひとつ率直に、明快に御答弁を願いたいと思います。  いま現実に看護婦の不足の現状が一体どうなっているか、その対策を具体的にどうしているのかということをまずお伺いしたいと思います。

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1965/02/19、6期、日本社会党)

○藤原道子君 もっと新しい資料はないですか

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○藤原道子君 この産業公害につきましては、非常にいま大きな問題となっておりますことは御案内のとおりでございますが、これに対して今回公害防止事業団が発足する。これはまあ一歩前進ということにおいて、まことにけっこうだと思いますが、その内容が私はあまりにも貧弱なように思うのです。公害防止事業団ができ、そうして公害防止に大いに活躍しようというこの案に対して、内容を伺いますとわずかに二十億、二十億でどれだけのことができるのだろう、こう言わざるを得ないわけなんです。で、中小企業が対象となっておりますが、対象の中小企業に対しましてはどのくらいを見込んでおいでになりますか。

第48回国会 社会労働委員会 第2号(1965/02/02、6期、日本社会党)

○藤原道子君 竹中委員、林委員及び私の三名は、去る一月十一日から十四日までの四日間、児童福祉対策、公害対策、看護職員の充足状況と労働条件、地方における労働力確保の状況及び労働災害の実態と労災保険の収支状況等の諸問題について岡山、兵庫の両県を視察いたしました。  まず、岡山県におきましては、県庁、県立児童館、水島臨海工業地帯及び水島協同病院を、また、兵庫県においては姫路市立御立病院、富士製鉄広畑製鉄所、県庁及び労働基準局をそれぞれ訪問して、右の事項を中心に調査をいたしたのであります。  以下、項目ごとにその結果の概要を報告します。なお、要望事項につきましては、お手元に配付いたしましたので御承知を……

第48回国会 社会労働委員会 第4号(1965/03/09、6期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっとお伺いしたいのですが、ライ療養所の看護職員の切りかえですが、あれは五カ年計画だったのが去年で切れている。いまおっしゃったのは、特に老齢化等によって特に必要だから入れたというのですが、さらにあらためて何年計画ということになったのじゃないですか、来年度だけですか。
【次の発言】 当初から患者の要求と厚生省側の考えと非常に食い違っているわけです。このごろは軽症患者はどんどん回復して退院しているでしょう。残りは重症者ばかりなんですよ。だから療養所に行ってみると、見るにたえないような状態です。だから五十人ずつだ七十五人ずつだといわないで早くしてやらないと無理だと思います。昔はなおら……

第48回国会 社会労働委員会 第5号(1965/03/11、6期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと伺いますが、内職の点があるのですけれども、授産所というのはどっちの関係になるのですか。
【次の発言】 内職あっせん所をあなたのほうでやっておる。
【次の発言】 わかりました。それから、農村に今度は協助員をだいぶふやすというんですが、協助員というのはどういう人を対象にして選ぶんですか。
【次の発言】 この程度は手当を出しているんですか。
【次の発言】 私は、婦人関係の費用が非常に少ないんですよね。このごろ農村に行ってみて、協働員というけれども、農村はそれほどのんびりしていないんです。ほとんど過重労働で、農村婦人病というのが出るくらいで、非常に過労なので、まあいずれこれは質問……

第48回国会 社会労働委員会 第15号(1965/04/27、6期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっとおかしいと思うのですが、今度非常に名前はいいのですけれども、お話を聞いていると、だんだん心細くなってくるのです。療法を受けなければならない人がたくさんいるにもかかわらず、いつになったら充足できるか、どの程度にリハビリテーションを考えていらっしゃるかということになると、だんだん心細いような気になりましたから、今度高校を出て三年でしょう。どこへいっても給与の点が非常に問題になっているのです。あなたはいま医療(二)で考えているが、その点についてはまだこれから相談するというような御答弁ですね。だけれども、法律を出している以上は、腹はきまっているでしょう。そのものずばり、ほんとうの……

第48回国会 社会労働委員会 第20号(1965/05/18、6期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連して。続けて答弁していただきたいのですが、私は、藤田委員の言われるとおりに、ほんとうにやる気があってやっていらっしゃるのかどうかということをいつも疑わざるを得ないのです。最近私は、重度心身障害者の施設に行ってきた。ところが、その内容たるや、お粗末きわまるものであります。一体、重度心身障害者の収容施設における保母さんというのですか、寮母さんというのでが、これらはどのくらいに何人という対象になっているか。おしめの洗たくから食事の介助とか、これは全部手がかかる、一対一でやってもやり切れない。そういうところへ、まことにいまの現状で、もし厚生省がこれで事足れりとしていらっしゃる……

第48回国会 社会労働委員会 第22号(1965/05/25、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、医療行政のあり方につきまして若干御質問してみたいと思います。  このごろ毎日新聞が報じておりまするように、ついに医療費の混乱は、診療拒否にあった患者の生命を奪う、こういう深刻な事態を招いております。私は、国の責任であるべきことを保険者及び被保険者の負担で解決しようとしておるところにいろいろな問題がこんがらかってきておる、こう思うのであります。  まず、新告示の効力を、五月一日に本訴の判決があるまで停止するという地裁の決定にもかかわらず、医療機関の窓口で支払う家族負担分を新点数によって算定し、また、その金額を支払うことにしております。そして、新旧の差を、仮払いの形にす……

第48回国会 社会労働委員会 第23号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○藤原道子君 時間もないことでございますから、二、三の点についてお伺いしたいと思います。  私は、第二十九条の二の緊急入院制度について伺いたいと思います。緊急入院の制度を発動する場合の要件をお聞かせ願いたいと思います。「急速を要し、」とはどういう場合を指向しているか、この点について明確な御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 あばれていれば全部気違いでございますか。  それから、もう一つ、知事が強制的に入院させるということになっておるようですけれども、その場合の強制措置とはどういうことか。この二十九条を見ますと、一応は精神衛生鑑定医が診断をして鑑定をした結果となっています。それがずっと続け……

第48回国会 法務委員会 第20号(1965/05/13、6期、日本社会党)

○藤原道子君 きょうは、参考人の皆さま、御多忙中に御出席いただきまして、いろいろ御意見を聞かしていただきまして、まことにありがとうございました。  私どもも、売春防止法ができましてその後幾多の問題が起こりつつございます。どうかして売春防止法に対して、問題のあるところは改正して、実際に即したほうに改めたい。同時に、現行法すらあまり守られていない今の状態に対して、実は慣りを感じている面も多々あるわけでございます。で、私も売春審議会に属しておりますので、こういうことを申しましても、改正案を出しても現行法だってやれるじゃないかという意見が出る。それなら現行法をやっているかというと、なかなか男に甘いとい……


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 決算委員会 第1号(1965/08/03、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  一応、私今回委員長に御選任いただきましたので、この機会に一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  私はこのたび院議によりまして本委員会の委員長の職を汚すことになりました。はなはだ微力ではありますが、理事及び委員の皆さま方の御協力と御鞭撻をいただきまして、この重責を果たしてまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願いいたしたいと思います。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないたいと思います。  本委員会の理事の数は六名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じま……

第49回国会 決算委員会 閉会後第1号(1965/08/30、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る八月十二日、小酒井義男君が委員を辞任され、その補欠として矢山有作君が選任されました。  また八月二十五日、鶴園哲夫君、矢山有作君が委員を辞任され、その補欠として横川正市君、久保等君が選任されました。  なお、首都高速道路公団に関する小委員会及び国有財産に関する小委員会の小委員の異動につきましては、報告を省略いたし、公報により御承知を願いたいと存じます。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  鶴園哲夫君の委員辞任に伴い、首都高速道路公団に関する小委員会の副委員長が欠員となっておりま……

第49回国会 決算委員会 第2号(1965/08/06、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  八月五日、山本杉君が委員を辞任され、その補欠として野知浩之君が選任されました。
【次の発言】 この際、昭和三十八年度決算の審査日程等につきまして御報告をいたします。  本問題につき、理事会におきまして慎重に協議いたしました結果、ただいま委員の皆さんに配付いたしました日程案を作成いたしましたわけでございます。なお、本日程は、今後情勢の変化等によりましては、一部変更という場合もあろうかと存じますが、大筋といたしましてはこの日程に従いまして審査を進めてまいりたいと思いますので、御了承いただきた……

第49回国会 決算委員会 閉会後第2号(1965/08/31、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和三十八年度決算外三件を議題といたします。本日は、前回に引き続き防衛庁の決算の審査を行ないます。  まず、昨日の横川君の質疑に対し、留保されました点につきまして政府より答弁の申し出がありますので、これを許します。國井装備局長。
【次の発言】 質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、久保等君、武内五郎君が委員を辞任され、その補欠として木村美智男君、岡三郎君が選任されました。
【次の発言】 理事会で十分御相談して態度をきめたいと思います。大臣が十二時ぎりぎりで退席……

第49回国会 決算委員会 第3号(1965/08/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書を議題といたします。  前回に引き続き昭和三十八年度決算外三件の総括質疑及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書の質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 委員長からお伺いしますが、資料出ますか。
【次の発言】 それでは大蔵省関係に入ります。
【次の発言】 ほかに御発言がなければ、昭和三十八年度決算外三件の総括質疑はこれをもって終了し、次回からは各省別の審査を行ないたいと存じます。  昭和三十八年度決算外三件及び……

第49回国会 決算委員会 閉会後第3号(1965/09/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  昭和三十八年度決算外三件を議題といたします。  本日は、大蔵省、日本専売公社及び国民金融公庫の決算について審査を行ないます。  この際、大蔵大臣から発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 ただいまの柴谷君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、報告書も出ておりますので、それで十分御勉強願いまして、直ちに質疑に入りたいと思います。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 以上のとおりでございますが、なるべくすみやかに御提出を願いたいと思います。よろしゅう……

第49回国会 決算委員会 閉会後第4号(1965/09/02、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それではただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告をいたします。  本日、松澤兼人君、佐野芳雄君が委員を辞任され、その補欠として久保等君、矢山有作君が選任されました。
【次の発言】 国有財産に関する小委員長から発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 ただいまの小委員長の報告のとおり御異議ございませんか。
【次の発言】 では、御異議ないものと認めます。
【次の発言】 それでは、昭和三十八年度決算外三件を議題といたします。  本日は文部省の決算について審査を行ないます。  まず、文部省の決算の説明を聴取いたします。中村文部大臣。

第49回国会 決算委員会 閉会後第5号(1965/09/29、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の移動について報告いたします。  去る九月三日、久保等君、横川正一君が委員を辞任され、その補欠として佐野芳雄君、鶴園哲夫君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和三十八年度決算外三件及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書を議題といたします。  本日は、建設省、住宅金融公庫、日本住宅公団、日本道路公団及び首都高速道路公団の決算について審査を行ないます。  この際、おはかりいたします。当委員会に提出されております建設省、住宅金融公庫、日本住宅公団、日本道路公団及び首都高速道路公団の決算の概要については、口頭報告……

第49回国会 決算委員会 閉会後第6号(1965/09/30、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) では、ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、竹田現照君が委員を辞任され、その補欠として佐野芳雄君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかりいたします。  鶴園哲夫君の委員の辞任に伴い理事が一名欠員となっておりますので、その補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは理事に鶴園哲夫君を指名いたします。

第49回国会 決算委員会 閉会後第7号(1965/10/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件を議題といたし、農林省及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行ないます。  この際おはかりいたします。当委員会に提出されております農林漁業金融公庫の決算について、口頭報告を省略し、これを会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、八会計検査院の検査報告についても説明を省略し、後日文書をもって提出願うことといたし、これらの報告につきましても会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第50回国会 決算委員会 第1号(1965/10/06、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る十月二日、二宮文造君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が選任されました。  十月四日、瀬谷英行君、大森創造君、鈴木一弘君が委員を辞任され、その補欠として竹田現照君、横川正市君、二宮文造君が選任されました。  また十月五日、横川正市君、八木一郎君が委員を辞任され、その補欠として大森創造君、徳永正利君が選任されました。  それから本日、鹿島俊雄君、徳永正利君が委員を辞任され、その補欠として横川正市君、八木一郎君が選任されました。

第50回国会 決算委員会 第2号(1965/10/18、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先国会の閉会中に当委員会が行ないました昭和三十八年度決算外三件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のための委員派遣につきまして、北海道班から報告を聴取いたしておりませんので、これを聴取いたします。竹田君。
【次の発言】 本件に関し質疑のある方もあろうかと存じますが、都合によりこれを後日に行ないたいと存じます。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  ほかに御発言がなければ、派遣委員の報告はこれをもって終了いたしました。  他に御発言が……

第50回国会 決算委員会 第3号(1965/10/20、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  十月十九日、横川正市君が委員を辞任され、その補欠として瀬谷英行君が選任されました。
【次の発言】 国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のうち、小委員会の報告に関する件を議題といたします。  先国会、本委員会に国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査の一環として設置いたしました首都高速道路公団に関する小委員会及び国有財産に関する小委員会の調査の経過につきまして、それぞれの元小委員長から報告を聴取いたします。  それでは、野知元首都高速道路公団に関する小委員会小委員長の報告を求めま……

第50回国会 決算委員会 第4号(1965/10/25、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る十月二十一日、瀬谷英行君が委員を辞任され、その補欠として横川正市君が選任されました。
【次の発言】 これより、昭和三十八年度決算外三件を議題といたし、通商産業省、中小企業金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行及び石炭鉱業合理化事業団の決算について審査を行ないます。  この際、お諮りいたします。当委員会に提出されております、中小企業金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行及び石炭鉱業合理化事業団の決算の概要については、口頭報告を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございま……

第50回国会 決算委員会 第5号(1965/10/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件を議題といたします。  本日は、運輸省、日本国有鉄道の決算について審査を行ないます。  この際、おはかりいたします。当委員会に提出されております運輸省及び日本国有鉄道の決算の概要については、口頭報告を省略し、これを会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  したがって、会計検査院の決算報告についても、説明を省略し、後日文書をもって、提出願うことといたし、これらの報告につきましても会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第50回国会 決算委員会 第6号(1965/10/29、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それでは、ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件を議題といたし、前回に引き続き運輸省及び日本国有鉄道の決算について審議を行ないます。  質疑に入る前に、タンクローリー爆発事故に関しまして、運輸大臣より報告を求めます。中村運輸大臣。
【次の発言】 ただいまの御報告は、まことに不満でございます。過日私から伺ったときには、今後の対策とか、その原因とか、いろいろな問題をきょうさっそく各省で集まって相談をして具体策を立てるという大臣の御答弁であったのです。ところが、いま原因がわからないからなんというようなことでは、まことに不満足でございますが……

第50回国会 決算委員会 第7号(1965/11/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件を議題といたします。  本日は郵政省及び日本電信電話公社の決算について審査を行ないます。  この際おはかりいたします。当委員会に提出されております郵政省及び日本電信電話公社の決算の概要について、口頭報告を省略し、これを本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、会計検査院の検査報告についても、説明を省略し、後日文書をもって提出願うことといたし、これらの報告につきましても本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御……

第50回国会 決算委員会 第8号(1965/11/05、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件を議題といたし、前回に引き続き、郵政省及び日本電信電話公社の決算について審査を行ないます。  前回の委員会において、竹田君及び横川君の質疑に対し保留いたしました点につきまして、政府より答弁いたしたいとの申し出がありますので、これを許します。亀岡郵政政務次官。
【次の発言】 竹下官房副、長官。
【次の発言】 もう一つ資料のほうを……。
【次の発言】 質疑のある方は順次お願いいたします。
【次の発言】 ちょっと委員長から、あわせまして、先ほど御要求のございました東海興業の設立年月日、それから川合さん……

第50回国会 決算委員会 第9号(1965/12/13、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) 別に御発言がなければ、本日はこれにて散会いたします。    午後六時十七分散会

第51回国会 決算委員会 第1号(1965/12/20、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それでは、ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会といたしましては、今期国会開会中、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行なうことといたし、この旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第51回国会 決算委員会 閉会後第1号(1966/06/29、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は厚生省に対しましてまず第一に、最近、伝染病、特に赤痢、チブスの集団発生を相次いで起こしている。私は、四月中の新聞報道だけを見ましても、朝倉病院の、これは精神病院でございますが、患者の死亡事件あるいは新宿の日赤病院の乳児結核事件、精神関係、心身障害者等の家庭的な悲劇、あるいは雑司ケ谷病院の集団赤痢、目黒の洋菓子店における集団赤痢というものが、もう枚挙にいとまがないくらい四月中の新聞だけでも載せられておりますが、すべてこれは厚生省の関係でございます。またしばしば私が取り上げてまいりました腸炎ビブリオによります食中毒のごときも、四月末現在でもうすでに前年度は七百人であったのが、こと……

第51回国会 決算委員会 第2号(1965/12/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それでは、ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告をいたします。  去る十二月二十日、山高しげり君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君が選任されました。  十二月二十二日、横川正市君が委員を辞任され、その補欠として達田龍彦君が選任されました。  また、十二月二十四日、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として瓜生清君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりをいたします。  昭和三十八年度決算外三件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、自然休会中に委員派遣を行ないたいと存じま……

第51回国会 決算委員会 第3号(1966/02/04、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る十二月二十八日、草葉隆圓君が辞任され、その補欠として久保勘一君が選任されました。  また、一月二十五日、瓜生清君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任されました。  去る二月二日、野知浩之君が委員を辞任され、その補欠として館哲二君が選任されました。  また、二月三日、館哲二君、園田清充君が委員を辞任され、その補欠として野知浩之君、仲原善一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選の件についておはかりいたします。  野知浩之君の委員異動に伴い理事が一名欠員となって……

第51回国会 決算委員会 第4号(1966/02/07、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件を議題といたし、建設省、防衛庁、外務省、大蔵省、文部省及び運輸省の決算について審査を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま二宮委員から要求のございました資料の御提出はすみやかにお願いしたいと思いますが、よろしゅうございますね。
【次の発言】 それでいいですか。
【次の発言】 まだちょっと見えていないようですから、ほかの方面から……。
【次の発言】 岩間君、ちょっと申し上げますが、十二時で終わりですから、そのつもりで質問してください。

第51回国会 決算委員会 第5号(1966/02/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件を議題といたし、大蔵省、通産省、文部省、建設省及び農林省の決算について審査を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 いま岡さんがおっしゃいましたように、あなたの肩書きという立場からいっても、あるいは大蔵政務次官の名前をお使いになった。そういうことについてもやはり岡さんが言ったようにそういう点もございますし、それから当委員会といたしましても、銀行側を呼んでほしいという強い要望もございますので、理事会ともいろいろ御相談しておりますので、あとでよく御相談して、あいまいな形で……

第51回国会 決算委員会 第6号(1966/02/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それでは、ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書を議題といたし、昭和三十八年度決算外三件の総括質疑及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書の質疑を行ないます。  なお、本日は佐藤総理大臣が出席されておりますが、総理に対する質疑はおおよそ二時三十分ころまでに終わるよう、あらかじめ御了承を願っておきます。
【次の発言】 高山委員に申し上げます。時間が経過しておりますので、簡単にお願いします。
【次の発言】 もうあと二人でございますので、答弁もたいへん御親切でありがたいのでございます……

第51回国会 決算委員会 第7号(1966/02/16、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る二月十五日、竹田現照君が委員を辞任され、その補欠として小柳勇が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選の件についておはかりいたします。  谷口慶吉君の委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に八木一郎君を指名いたします。

第51回国会 決算委員会 第8号(1966/02/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る二月十七日、小柳勇君が委員を辞任され、その補欠として竹田現照君が選任されました。  また、二月十九日、岩間正男君が委員を辞任され、その補欠として春日正一君が選任されました。  本日、達田龍彦君が委員を辞任され、その補欠として森中守義君が選任されました。
【次の発言】 それでは、昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件及び昭和三十九年度一般会計予備費使用総調書外四件を一括して議題といたします。  まず、概要の御説明を聴取いたします。竹中大蔵政務次官。

第51回国会 決算委員会 第9号(1966/02/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨二月二十二日、森中守義君、中村波男君が委員を辞任され、その補欠として田中寿美子君、達田龍彦君が選任されました。  また本日、春日正一君、田中寿美子君が委員を辞任され、その補欠として岩間正労君、中村波男君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  昭和三十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外四件及び昭和三十九年度一般会計予備費使用総調書外四件並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査の審査及び調査のため、本日の委員会に社団法人日……

第51回国会 決算委員会 第10号(1966/02/25、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  これより昭和三十八年度決算外三件及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書を議題といたし、昭和三十八年度決算外三件の総括質疑及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書の質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと農地局長に申し上げますが、質問者の意図とちょっとこう……、もう少しはっきりお答え願いたい。いまここに現地の写真なぞをお持ちになって、拝見しますと、私も納得いかない点がございますが、そういう意味で、もっと明確に御答弁願いたい。

第51回国会 決算委員会 第11号(1966/03/28、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る三月十日、内藤誉三郎君が委員を辞任され、その補欠として塩見俊二君が選任されました。  三月十七日、塩見俊二君が委員を辞任され、その補欠として松野孝一君が選任されました。  三月十九日、松野孝一君が委員を辞任され、その補欠として古池信三君が選任されました。  また、三月二十三日、古池信三君、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として梶原茂嘉君、多田省吾君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和三十八年度決算外三件及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書を議題といたし、前回に引……

第51回国会 決算委員会 第12号(1966/04/04、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る三月三十日、中津井真君、石本茂君が委員を辞任され、その補欠として山本茂一郎君、山高しげり君が選任されました。  また、四月二日、塩見俊二君が委員を辞任され、その補欠として古池信三君が選任されました。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  昭和三十八年度決算外三件の審査のため、本日の委員会に、国家公務員共済組合連合会の関係者の出席を求め、国家公務員共済組合連合会の運営等に関する件について意見を聴取することに御異議ございませんか。

第51回国会 決算委員会 第13号(1966/04/20、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。昨四月十九日、多田省吾君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君が選任されました。
【次の発言】 これより昭和三十八年度決算外三件及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書を議題といたし、前回に引き続き昭和三十八年度決算外三件の総括質疑及び昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書の質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 大森君に申し上げます。きょうは会計検査院長は用事があるそうです。それで次長が見えております。

第51回国会 決算委員会 第14号(1966/05/11、7期、日本社会党)

○藤原道子君 一言ごあいさつを申し上げます。  私の委員長存任中は、皆さま方には格別の御支援を賜わりまして、大過なくその職務を果たすことができましたことを深く感謝いたす次第でございます。この際、一言ごあいさつを申し上げます。まことにありがとうございました。(拍手)

第51回国会 地方行政委員会 第32号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○藤原道子君 亀山先生がおっしゃったように、三助の行為もやはり接触すると解釈してよろしいですか。
【次の発言】 私は亀山さんがおっしゃるように、トルコぶろそのものを悪いなんとはだれも言ってない。ところが今日トルコぶろということばは、即売春の復活というふうに考えられているんですよ。また私たちの心配するのは、売春防止法の取り締まりの現状を見るときに、一そうこの点において心配する。だからくどいくらい念を押さざるを得ない。こういう立場ということを御了解願いたいんです。トルコぶろの健全なものは、私たち何ら反対しておりません。  ところが、先ほど来話になっておりますように、目に余るものがあると同時に、女子……

第51回国会 法務委員会 第6号(1966/02/15、7期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。ただいまの御答弁を伺っておりまして、ちょっと納得がいかないのです。私も資料を取り寄せまして拝見いたしまして、内容は非常に重大だというふうに理解いたしました。それが、あなたのほうで、昨年十一月の講話の内容がこれだけ問題になっているのに、いまだにその内容を知りませんということは、私は納得がいかない。で、こちらの大森君の資料を見せてもらわなければ所長の講話の内容がわからないということでは、私は納得がまいりません。もう御存じの上での御答弁かと思いますが、とにかく十分にお調べになっていただきたい。私もこの問題については何かの機会に発言したいと考えております。

第51回国会 法務委員会 第13号(1966/04/07、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、お許しを得まして、発議者を代表して、売春防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  売春防止法が制定されまして本年はちょうどその十周年に当たるわけであります。この間、関係機関、団体の御努力により、法施行による成果が次第に実を結びつつあるとは申しますものの、なお、依然として売春助長行為等があとを絶たないばかりでなく、最近においてはこれがとみに潜在化し、また、悪質化する傾向が見られますことは、すでに御承知のことと存じます。  もちろん、このような事態は、売春助長行為等を根絶するために必要な諸施策や、思い切った社会改善を伴わないことによるもので……

第51回国会 法務委員会 第17号(1966/04/27、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まず、売春防止法が制定されましてことしで十年になるわけです。したがいまして、この法の取り締まりの現状と、いま行なわれておりますいろいろな批判がございます、これらに対してどういうお考えで取り締まりに当たっておられるか、あるいは、これらの女性の更生に対してどういう指導をなさっておられるか、これについてそれぞれの関係官庁から御答弁をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 IQが非常に低い人が多い。ところが、六カ月でそのままお出しになる。そのあとの適切な指導がなされていないから、結局出てくるとヒモが待っている。そのままヒモの自由になっている。これが繰り返されて、結局廃人になって……

第51回国会 法務委員会 第18号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○藤原道子君 一つだけ。先ほど、この間もそうだけれども、売春婦の場合に精薄が多いということは、もう周知の事実なんですね。精薄だから半年や一年やったってよくなりはせぬ。拘束していたからといって精薄がなおらない、これもわかる。それならば野放しにしていいかということになるわけね。それで、精薄者の対策、とりわけこういうところに転落しやすい女性の対策について、厚生省はどういうふうに考えておるか。それからおとなの精薄者あるいは性格異常者、こういう者がどのくらいいるのか、そうして福祉施設にそういう人たちが何人入っているのか、厚生省はどういう指導をしてきているのか、その点だけお伺いします。

第51回国会 法務委員会 第20号(1966/05/24、7期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。ちょっと、医務局長の答弁をさっきから聞いていると、人ごとのような答弁なんですね。私は納得できません。それだけ死期が近づいている患者ならば、必要だから酸素吸入しているのでしょう。死期が近づいている患者に酸素吸入する場合に、看護婦もお医者さんも酸素が切れているのを知らなくて、それで見舞いに来た人が発見して大騒ぎになった、そんな不手ぎわは許されませんよ。何のために入院しているのか。何のために厚生省は命を守る立場の行政をやっていらっしゃるのか。政府の低医療費政策で看護婦が足りないんです。  もう一つ伺いたいのは、さっき、稲葉委員の質問に対して、正看、准看の規定はございません、こうい……

第51回国会 法務委員会 第21号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連して。このトルコの問題は、ずいぶん前から私たちは社労で取り上げてきたんです。そのたびに、厚生省は、自粛させるとかいろいろ言われるけれども、だんだんひどくなってきている。それで、安井さんのお考えを聞きたいのは、私たちはなにもトルコを目のかたきにしているのでなくて、トルコぶろそのものは私はいいと思うのです。だから、これを明朗にやっているところがございますよ、大部屋で、あるいはちょっとしたつい立て程度のもので。そういうあり方であるならば、私たちは賛成なんです。ところが、公衆浴場法の取り締まりの中に入っておりながら、個室でなければならない理由はどこにあるか。これが一つ。それか……

第52回国会 決算委員会 閉会後第3号(1966/09/01、7期、日本社会党)

○藤原道子君 大蔵大臣御迷惑ですから簡単に。私、このごろ地方に参りますと、決算委員長当時に私どもがこの委員会で取り上げた問題が事件の発端になっているということに、非常に不審の質問を各地で受けるわけです。いまもお話のございましたように、委員会で一生懸命やったことが何ら結論を見ていないような、大臣のお耳にも達していないようなことでは、はなはだ遺憾だと思います。その点はそれでよろしい。今後注意をしてもらいたい。  そこで御質問したいことは、国有財産には国有財産中央審議会というのがありますね。地方にはそれぞれまた審議会がある。これらは、人選はどういう角度からお選びになっているか。私は、関東地方審議会の……

第52回国会 決算委員会 閉会後第9号(1966/10/01、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この五日間ずっと審議を聞いておりまして、何としても割り切れない気持ちです。私は昨日ちょっと災害地へまいりましたけれども、何だと――いろんなことばで国会不信の声が満ちております。国会の決算委員会がやっているけれども、サル芝居やっているんじゃないか、こういう極言すらされておる現状でありながら、こういう状態でしり切れトンボになることはまことに残念でございます。それこそ国会の使命の上から言って、品位の上から言ってもこのままでは済まされないと思います。ことにけさの理事会の御報告の中に、場合によっては小委員会をつくってもいいというようなお話があったと御報告ございましたが、かつて私、委員……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1966/09/29、7期、日本社会党)

○藤原道子君 突如襲われた災害によってとうとい人命を奪われました方々に対し、衷心より哀悼の誠をささげますと同時に、再びこのような悲惨なことが起こらないことを祈念いたしながら、若干の御質問をいたしたいと思いますが、時間の都合で重複を避けて、具体的に御質問をいたしたいと思います。  まず最初に、かろうじて命は取りとめたけれども、重傷を受けたり、その他病床にある人々に対してどのような対策がとられておるか、医者、看護婦、医薬品その他についてお伺いしたい。あわせて、その後の傷ついた人たちの経過を伺いたいと思います。
【次の発言】 その後の傷の経過は、そういうことはまだ報告が来ていないのですか。

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1966/10/11、7期、日本社会党)

○藤原道子君 たいへん時間が制約されまして残念でございますが、吉江委員の御質問等もございましたので、重複を避けてお伺いしたいと思います。  私いつも考えますのは災害が起こってからいろいろ弁明なさるし、対策をお立てになる。ところがそれが時を過ぎればあまりこれが熱心には行なわれていない。こういうことを繰り返しておることは非常に残念でございます。そこでまずお伺いしたいのは、地元等のことは吉江さんがお伺いになったので重複を避けますけれども、大体気象観測ということが中心だと思うのです。それであとからああだこうだと言っても追っつかないわけでございますが、前日の委員会でも気象観測用の飛行機をつくったらどうか……

第52回国会 法務委員会 閉会後第2号(1966/10/03、7期、日本社会党)

○藤原道子君 委員長一言。  私は、問題を提起された大森委員、法律的には専門家の亀田さん、そしてまた稲葉さんがおいでになりますから、その点に触れようとは思いません。ただ、法務大臣にお願いしたいことがあるのです。私は国会議員としてきょうの事態が非常に残念なのです。情けないのです。今度の事件は大森さんも自分の運命をかけて申されておるわけです。ところが、私委員長をしております当時、国有財産にからむ不正事件がずいぶん出てまいりました。そうすると、国有財産だけやっておると決算委員会自体の使命を遂行することが不可能になる。そのために小委員会を持ちました。ところが、小委員会で追及が激しくなってまいりましたら……

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/23、7期、日本社会党)

○藤原道子君 あなた方の農林省の立場はそうでございましょう。それならば、送り出すときに消毒していたかどうか。はたして消毒が完全であるかどうかということは調査なさいましたか。あるいは化製場で焼却するといたしますならば、焼却炉というものがあるはずなんです。その最終的な処理がどう行なわれておるかというようなことについての御調査、監督等はどのようになされていたか。  それから、もう一つは、少々の量ならこれはあなたの言うことも納得してもいい。しかし、これたけばく大な量でございます。それがきょうまでそのまま放置されたということが私たちには納得がいかない。若干何やら新聞等を見ましても、その間に不正なことがあ……

第55回国会 社会労働委員会 第3号(1967/04/17、7期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連。ちょっとわからないのですけれども、私どもときどき駅なり店で、ちょっと牛乳というと、白ですか、色ものですかと聞くのです。牛乳として売っているのです。白は切れましたが、色ものはございます。結局色ものにしたほうがもうかるのですよ、業者は。あるメーカーへ行きましたら、ほとんどうちでは色ものをやっている、こういうふうに不正が生まれているのです。一般の人は牛乳だと思って飲むのです。二五%しか入っていないものをなぜ牛乳という名前をつけなければならないか。これをどうお考えですか。栄養になると思って飲んでいるのよ、国民は。どうしてそんなに業者を守るような変な答弁ばかりしているのよ。

第55回国会 社会労働委員会 第5号(1967/05/09、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は少しおくれてきたので、ピントが狂うかもしれませんが、重複したらごめんなさい。  先ほどからお話を伺っていると、どうも幼児対策にまことに不熱心だと思うのです。このごろ子供の事故というものはもう毎日、新聞を見るのがこわいくらい出ているのです。にもかかわらず、幼児対策というものが非常におくれているのです。そこで伺いたいのは、この補助額の基準ですね、算定基準はどういうところから出しているのか。国の予算がないからしかたがない、数をつくる、入れものが大事だとおっしゃるけれども、それなら地方自治体の予算が十分にあるのですか。地方財政のいま窮迫していることは言うまでもないこと、問題になってい……

第55回国会 社会労働委員会 第6号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○藤原道子君 いろいろに御答弁になるのですけれども、聞いていてどうしても納得がいかない点がありますが、とにかく常用労働者で一八%の生活保護を受けておる。そこで、厚生省の生保のときは、生活保護費が非常に低過ぎるという、こういう問題になると、やはりこれは低所得層とのかね合いもあるといって逃げるのですよ。そうすると、少なくとも働いている以上は、その労働によって生活ができるというものでなければ私は納得いかないのですね。あなたの話を聞いていると、労働省は労働者のサービス機関だろうと私は思う。ところが、あべこべに何だか言いのがれするような答弁のように聞かれてならないのです。少なくともいまの御答弁の中を伺っ……

第55回国会 社会労働委員会 第7号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○藤原道子君 同僚議員から微に入り細にうがっての御質問でございまして、私言うことないのですけれども、どうも大臣の答弁を聞いていると、ちょっと一言したくなったのです。私どもは軍人恩給と援護法のできるときに、広島、長崎の原爆犠牲者も含んだ戦争犠牲者補償法とやるべきではないかという論議をいたしました。ところが、そのとき、いまあなたがおっしゃるように、原爆だけが戦争犠牲ではないので、ほかにも傷ついた人もいるんだから、だからそれも加えて検討しなければならないのでと逃げられちゃって、それから何年たっている。いま御答弁を聞いておりますと、そのときと同じようなことを言っている。大臣は原爆のことを御承知ないのじ……

第55回国会 社会労働委員会 第8号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。先ほどから伺っておっても、私ども毒舌のようですけれども、熱意がないと思わざるを得ない。私はずっと前に一度西ドイツへ参りましたときに、非常に身障者が目立ちました。けれども、すべての人が非常に明るいのです。私はそれを質問したことがあるのです。そうしたら、身障者に対してどれほど保護しても、たとい働く場所を与えても、その人の手のない、足のない不自由さは一生背負っていかなければならない本人の苦痛なんです。したがって、能力の足らざるところは国家社会が補っていくのが当然である、こういう方針で、ある事業所では四%ある事業所では一〇%というように企業に対する義務づけをして、それで足らざるとこ……

第55回国会 社会労働委員会 第9号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、三十八年当時だと思いますが、黄色い血に付随いたしまして輸血問題が論議されました。献血一本にしぼるべきであるというようなことからいろいろ論議がございましたことは御案内のとおり。ところが、当時厚生省では、三年かかってもやっと二〇%できるかどうかというようなちゅうちょをされた点もございましたが、その後これの方針が決定いたしましていろいろ努力されたこと、さらには、国民のこれに対する理解と協力が実を結びまして、現在は実に献血が六七・九%とふえてきた。それで、ことに売血はわずかに二・六%に減ったという資料をいただきまして、この点非常にうれしく思っております。ところが、これに付随いたしま……

第55回国会 社会労働委員会 第10号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、大臣もおいでになりませんので、いずれ日を改めてその点については御質問したいと思いますが、まず第一にお伺いしたいと思いますのは、十年間戦い続けてまいりました朝日訴訟、ついに二十四日に判決がございました。私はこの裁判の結果を云々する気持ちはございませんが、ただ一つ伺っておきたいのは、第一審のときに大臣の代理で法廷に立たれた方が、あの問題は、繰り返すまでもなく、六百円では日用品費が足りない、補食もしたいし、あるいははだ着類も一年に一回じゃ困る、だから一部負担が命ぜられて千五百円送ってきたんたから、その送ってきた中から六百円だけくれて、あとは国に納めなさい、こういうことに対して、ぜ……

第55回国会 社会労働委員会 第11号(1967/06/01、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、年少労働者の保護と、そして、やはり定着状況についてお伺いしたいと思います。  私は、最近地方の婦人団体等に参りまして、いろいろおかあさん方から悲惨な悩みを訴えられて、まことに心痛む思いをいたしております。ここに昨年十一月に行政管理庁から監察結果に基づく勧告が提出されております。この中でいろいろな問題がきびしく指摘されておりますけれども、最も保護の必要な年少労働者対策がきわめて不十分であるということが指摘されております。その中で重要と思われる二、三の点について労働省のこの行政指導の方針を伺い。さらに、勧告が出されて以後、どのように指導の方法をとられておるかという点につ……

第55回国会 社会労働委員会 第12号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、国立病院の統廃合についての御質問をいたしたいと思います。  まず、最初にお伺いしたいのは、国立医療施設の持つ使命をお伺いしたい。国立病院、療養所の統廃合が計画され、逐次実行されておりますが、どのような計画、どのような基本的な考え方に立ってこれをやっておいでになるのか、これをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま言われたようなことが実際に行なわれておりますか。
【次の発言】 私は、再々問題になることでございますが、地方においてこの統廃合について非常に強い反対がある、また、地域的に見て医療の後退を来たすのじゃないかというようなふうにも伺っております。また、地域……

第55回国会 社会労働委員会 第14号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○藤原道子君 資料のことですが、私はさっきから聞いていて、病院があるから、なおすためにどうするかというのじゃなくて、あなた方の、何でも予算の中でやりくりしよう――病人をどうするかというよりも、予算に縛られてやりくりするというところに私は問題があると思う。生活保護だってみんなそうだ。それはまたいずれといたしまして、私はこの間資料を要求いたしまして、きょうお届け願ったんでございますが、これもまことに不満足でございますので、大臣、ひとついまの問題と同じようなことで、静岡県には国立病院がたくさんあるから整理するのだ、こういうことを医務局長は言ったんです。それで、今度三島と沼津の国立病院を統合して東静病……

第55回国会 社会労働委員会 第16号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私もいろいろ質問したい点があるし、御答弁も納得いかない点がございますが、時間の関係もございますので、次回に質問さしていただきます。

第55回国会 社会労働委員会 第19号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私もこの問題に関してはやはり意見があるわけです。大橋さんのこの次の質問のときに、関連ででも、もう少しその点はただしたいと思います。

第55回国会 社会労働委員会 第20号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まず総括的な点から御質問申し上げたいと思います。  第二次大戦後すでに二十有余年を経過した今日でも、なお遺族援護対策の面では戦後は終わっていないといわれ、いまなお未解決の諸問題が少なくない実情にあります。今後における戦後処理について、その基本的な方針をこの際明確にしておく必要があると思います。つきましては、大臣よりこれに対する明確なる基本方針をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま援護法等によって万全を期しておるようなお話でありますが、この戦傷病者、戦没者の処遇改善に関する事項のうちでも、遺族援護法の適用によっては解決し得ない問題、たとえば原爆被爆者の援護につ……

第55回国会 社会労働委員会 第22号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。ちょっとおかしいですよ。私はこの間こういうことが言われているので、至急に話し合ってもらいたいということを申し上げて、大臣も御了承なさったはずです。それなのにまだきょう話を聞いていない、話すひまがない、これでは私は納得できません。それほど熱意がないんですか。委員会だけ切り抜ければいいというおつもりで御答弁になっていらっしゃる。そうでないならば、この間私は例をあげて申し上げましたが、六月二十七日に塚原総務長官は、原爆被害者の補償要求には応じられない。福田幹事長は、これでもって戦後処理は終わった、なお今後問題があれば社会保障のワクで考えると、はっきりこういうことを言っている。……

第55回国会 社会労働委員会 第26号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、児童福祉法の一部を改正する法律案について御質問をいたしたいと思います。  昭和二十二年に児童福祉法が制定されてからすでに二十年を経過いたしております。児童福祉事業は発展を遂げてきたとはいいながら、まことに複雑多岐となっております。かつて三十八年の五月に厚生省が発表した児童白書には、わが国の児童は、いまや天国はおろか、危機的段階に置かれておると、厚生省みずからが指摘いたしております。これは黒木局長時代の白書でございます。高度経済成長がむしろ児童からその福祉を奪っておるということが三十八年の児童白書にうたわれております。そうしてこのことについての警鐘乱打をいたしましたが、急変す……

第56回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1967/10/05、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、厚生省としての医療に対する基本的なお考えを伺いたいと思います。  聞くところによりますと、国立病院の統廃合がだいぶ進められておるように伺っております。これらについて、その構想はすでに固まっていられるのかどうか、準備はどの程度に済んでおいでになるかという点をまずお聞かせ願いたい。
【次の発言】 いろいろ計画を進めておいでになるということでございますが、それはやはり地域住民の医療、生命を守るというところを重点にお考えになってやっておるのか、メンツだけでおやりになっているのか私はその点がこのごろわからなくなりましたので、はっきり伺います。それから、いろいろ配置がえその他を……

第56回国会 社会労働委員会 第5号(1967/08/14、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まず最初にお伺いいたしたいと思いますのは、本改正案が提案されまして以来、全国各地から各層、各界におきまして非常な悪法として反対の声があがっております。地方の自治体におきましても反対の決議がなされ、これが政府に相次いで請願として寄せられておりますことは御案内のとおりでございます。しかも、これら地方自治体の長も議長も、さらに、また、議員も、絶対多数は政府与党の自民党であることは申すまでもございません。この事実を政府はどう理解しておるのか。しかも、これに対しまして政府は困惑をいたしました結果、首脳部会談を開いて、そうして福田幹事長の名において、地方自治体に対し、今後反対の決議など……

第56回国会 社会労働委員会 第6号(1967/08/15、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、昨日の質問中にこれが中断されたことは、まことに遺憾でございます。大切な審議のさなかに時間を空費いたしましたことは、取り返しのつかない恨事でございます。私の質問に関連いたしまして、小柳議員が計数の問題で質疑の最中に中断されました。したがいまして、私は持ち時間を制約いたしまして、わずかな時間ではございますけれども、小柳氏のその結着をつけますため、関連してわずかな時間を小柳氏に譲りたいと思います。
【次の発言】 政管健保の赤字対策としての特例法、こういうことで審議をいたしておるわけでございますが、これを赤字のない組合健保、さらには共済組合にやはり一部負担を課そうとするのは納得がい……

第56回国会 社会労働委員会 第7号(1967/08/16、7期、日本社会党)

○藤原道子君 これは吉田参考人にお伺いいたします。  抜本対策は絶対に必要だと思いますが、そういうときに参考人とされましてはどういうふうなお考えをお持ちでございますか。抜本対策はいかにあるべきか、この点をお伺いしたいと思います。  さらに、桑原参考人にお伺いいたしますが、保険医は薬剤を乱用しているということをしばしばいわれておりますが、保険医としてどのようにお考えになっておいでになるか。また、医師会は本案に賛成しておいでになるようでございますが、参考人とはその考えを異にしているようでございますが、これはどういうわけであるか、この点と、それから、薬剤費一部負担は受診量が低下すると私たちは考えてお……

第57回国会 社会労働委員会 第2号(1967/12/12、7期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連。私は、いま局長の答弁を聞いていて、納得がいかない。実際、医療法のたてまえからいっても、このごろどんどんそれが侵害されている。給食だけの話をいま取り上げられましたが、北九州では看護助手から一切の現業職員を全部下請に出す。それを御承知なんでしょうか。給食だけじゃないんですね。看護助手からほとんどの現業職員を下請に出す、こういう方針で進んでいる。医療法上差しつかえないというお話ですけれども、私にはそれでは納得いかない。私は、この問題も質問したいと思っておりましたが、わずかな時間では究明できないので、次の委員会でお尋ねしたいと思っていた。しかも、看護婦がやってはならない静脈……

第57回国会 社会労働委員会 第4号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、国立療養所の運営についてお伺いしたいと思います。  過日、予算委員会で大臣が答弁しておられまして、結核は解決したようなことを言うけれども、スモッグや公害等を考えるときに、さらに追撃戦が必要であるというようなことを発言しておいでになりました。私はたいへん大臣に期待しておりまして、いまこのことでちょっと御質問を最初にしたいと思いましたが、予算委員会の関係で退席されましたことは非常に残念でございます。そこで、お伺いしたいのは、国立療養所の運営について、まず、現在、国立療養所にはどのくらいの患者が入所しているか、また、病床数はどのくらいになっているか、この点からお伺いしたい……

第58回国会 社会労働委員会 第4号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。いま、大橋さんは、アメリカですでにそういうことが出ている、それも四、五年後になってあらわれるというようなことを言っていらっしゃる。だから、これを一時使わないようにして、ほかの方法でやってほしいというのが大橋さんの御意見です。私は、この問題とは違いますが、この前にサリドマイドの睡眠薬のときに、ドイツで大騒ぎになっているから日本も直ちにこれを禁止したほうがいいということを当委員会で主張しました。ところが、前牛丸次官が、日本ではまだそういうものはあらわれておりませんのでというようなことで濁していらっしゃった。そのことが今日の大きな悲劇を生んでおりまして、牛丸さんにいつか会いま……

第58回国会 社会労働委員会 第5号(1968/03/19、7期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。きょうは大臣が御出席でないので残念でございますが、いまの局長のお話を伺いまして納得がまいりません。国立病院がかつて特会制に切りかえられますとき、昭和二十四年の五月十八日に、当時の林厚生大臣が、全国病院長を東京に招集して訓示を行なうと同時に、「特会制の利点と欠点」という文書を配付いたしております。それを拝見いたしますと、利点につきましては、  イ、人員、金銭に機動性をもつができる。  ロ、能率をあげることが要請され、各職員がその能力を発揮する。  ハ、運営が合理化され、各種統計が迅速となる。  こういうことがあげられております。欠点といたしましては、  ニ、然しながら、反……

第58回国会 社会労働委員会 第6号(1968/03/26、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まず医務局長にお伺いしたいと思います。  この前、昨年の十月五日の本委員会で、新生児に対して看護婦の定員がない、看護婦が忙しいために、赤ちゃんの取りかえ事件も起きるし、保育器で焼け死ぬような事件も起こる、これに対して赤ちゃんに看護婦の定員をつけるべきじゃないかとお伺いしましたときに、新年度から赤ちゃんに看護婦の定員をつけることにいたしますとはっきり局長からも大臣からも御答弁いただいたわけでございますが、その後準備はどのように進められているか。さらに、看護婦が足りなくて各所に問題が起こっておりますが、これに対して赤ちゃんに四対一の看護婦定員をつけるとしたらどのくらいの看護婦さ……

第58回国会 社会労働委員会 第7号(1968/04/02、7期、日本社会党)

○藤原道子君 いろいろお伺いいたしましたけれども、お時間がないそうですから、簡単にお伺いしますが、いまの医局制度の前近代的なあり方をどのように改正したらいいとお考えになっているか。聞くところによれば、教授が一人と助教授が一人と、こういうふうなことで、あとはほとんど無給医局員でやっているわけですね。これでほんとうのあれができるかどうか。あとの二年の研修が絶対必要とおっしゃるけれども、私どもは一生が研修だと思うのですね、お医者さんは。だから、年限をお延ばしにならなくても、内容を教授陣を強化するとか何とかしてやれば十分教育はできるというふうにしろうとで考えるわけです。これに対しての先生のお考えをもっ……

第58回国会 社会労働委員会 第9号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、ただいま議題となりました看護婦国家試験の受験資格の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の御説明を申し上げます。  昭和二十三年に制定された保健婦助産婦看護婦法によって、わが国の看護婦は、甲種と乙種の二種類に分けられたのであります。すなわち、甲種看護婦は、高等学校を卒業後、文部、厚生大臣の指定する学校または養成所において三カ年の専門教育を受け、国家試験に合格した者、乙種看護婦は、義務教育を終了後、厚生大臣の指定する養成所において二カ年の専門教育を受け、地方庁が行なう試験に合格した者と定められたのであります。この乙種看護婦につきましては、全くわが国の特殊事情に……

第58回国会 社会労働委員会 第11号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、サリドマイド児の問題についてお伺いをしてみたいと思います。サリドマイドの奇形に関しては、国の賠償責任について、関係者が京都地裁あるいは東京地裁に提訴いたしておりますので、この結果は裁判の判断をまつことにいたしまして、それには触れないで、ほかの面についてお伺いしたいと思います。  サリドマイド児は、三十三年から三十八年の六年間に九百三十六人が生まれましたが、現在はその二割程度と伺っておりますが、その人数をこの際お示し願いたいと思います。
【次の発言】 外国で見ますと、サリドマイド児は生まれた子どもの四分の三は生きているわけですね。ところが、日本は二割にも満たないような……

第58回国会 社会労働委員会 第13号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、すでに質問も十分なされましたので、ただ一、二点大橋さんの質問の関連という立場でお伺いしたいと思います。私は、法律だけつくっても、それが具体的に行なわれなければだめだと思います。二年くらい前だと思いますが、当委員会で質問したことがあります。その後の経過を伺いたい。茨城県の結城市に屎尿処理場とあわせましてすぐ近くにじんあい焼却場ができたのです。ところが、できて間もなく故障を起こし、亀裂は起きるし、機能が十分発揮できない。私、現地を調査いたしまして、屎尿のほうの泥土ですね、これが十分攪拝できないのでございます。表に放り出して干してあるのですね、りっぱな施設はありながら。それが一点……

第58回国会 社会労働委員会 第14号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、すでに各委員から御質問がございましたので、時間の関係がございますので、とりあえず二、三だけをお伺いしたいと思います。  きょうまで、業者間協定によってきめられてまいりました繊維とかあるいは木材、金属、食品などの最低賃金額が幾らになっているか、パートタイマーの時間賃金が幾らであるか、それから今年度中学卒業の女子の初任給が幾らになっているか、この点に対してちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 概略でいいです。二、三の例でいいです。
【次の発言】 ことしの春闘で、繊維労連という小さな組合でございますけれども、そこでは最低賃金が協定いたしましたのが六百八十円から七百円とい……

第58回国会 社会労働委員会 第15号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、関連して一つだけお伺いしておきたいと思います。  先ほど大橋委員がハンセン氏病関係のことを御質問になりましたが、私もしばしば陳情を受けているわけです。四十三年以前に生まれた者は、あれはたしか任意でいいということでしたね。ところが、ああいう所にいる人は、聞かされなかったという人が多いのです。その結果、いまになって非常な格差が出ておる。できるならば、掛け金が必要ならば、さかのぼって掛け金をしてもいい、ぜひ何とかしてほしいということが一つ。いま一つは、障害年金に、らい性麻痺ですね、それを認めてもらえないだろうか。もし認めてもらえるならば療護が非常にスムーズにいく、これは施設長側が……

第58回国会 商工委員会 第21号(1968/05/23、7期、日本社会党)

○藤原道子君 質問に入ります前に、まずお断わりしておきますが、私この問題はしろうとでございますから、適当に御答弁を願いたい。適当に責任のあるところで、一々指名はいたしませんので、よろしくお願いしたいと思います。私は、すでに今日まで回を重ねて御質疑がございましたので、あるいは重複するかもわかりませんけれども、法律をつくる以上は、生きた法律にしてほしい、法律は必ず守られるような法律にしてほしいということをいつも念願しておりますので、そういう点からお伺いしてみたいと思うのであります。  砂利採取業者の、通産省から出されました資料を見ますと、従業員数が一人から五人、これが三〇%を占めております。十人以……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 社会労働委員会 第1号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。お話を伺っておりまして、どうも納得がいかないのです。八百億あれば対処できる、こういうことになれば、国民に及ぼす健康上の問題、環境衛生の問題、その他を考えるときに、私はその金が出ないはずはないと思うのです。ことに、なんでもかんでも国鉄の新しい活動とか何とかに対して全部乗車賃でまかなおうとすれば赤字が出るのはあたりまえだと思うのです。幸い、ここには、労働大臣、厚生大臣がおいでになるし、大蔵省も来ていらっしゃる。国民の保健衛生に関する問題ならば、この際思い切って国が金を出したらいいじゃないか。害があることがわかり、国民の不安がここまで盛り上がってきている。国鉄だけに責任を負わ……

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1968/11/05、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。赤字のためにやむを得ず給食を下請に許したというお話でございますが、私は若干納得いかないのです。最近、給食下請化がだいぶ進んでおるようです。いま全国でどのくらいな病院が下請を許しておるのか。さらに、赤字であるならば、大事な療養の目的も含まれておる大切な患者の給食が下請に出される、赤字対策だからそうされる、こういうことでは私は納得がまいりません。いま、どの程度が赤字のために下請に出されておるのか、これをひとつこの際明確にお知らせをいただきたい。
【次の発言】 国立は。
【次の発言】 私は、母子保健に対して少しお伺いしておきたいと思います。  園田厚生大臣が就任されて以来約一……

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1968/11/21、8期、日本社会党)

○藤原道子君 時間もあまりございませんし、大臣の御退席のお申し出がございますので、私は、まくらことばはやめまして、そのものずばりでお伺いしたいと思いますので、当局側でも、粉飾なく、誠意をもって御答弁を願いたいと思います。  私は、労働省で機構改革を進めているということは伺っておりました。今日、高度経済成長のために、労働力が非常に不足してきておる。その争奪戦とか、あるいはまた労働基準法違反が随所で行なわれておるというようなことは、御案内のとおりだろうと思います。労働者のサービス省として発足された労働省として、この際こそ労働者保護を重点的にお考え願わなければならないと思いますときに、今度の改革案を……

第60回国会 社会労働委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、労働省の機構改革についてお伺いしたいと思いますが、前の委員会でいろいろお伺いしておりますので、時間の関係上、ごく要点だけをお伺いしたいと思います。  今回の労働省の機構改革については、世上いろいろと論議を呼んでおりすまし、相当の反対もあるようでございますが、その後どのようになっておるか。私どもが陳情に参りましたときに、自民党の総裁選を前にして、その前日に、急遽、労働大臣、自治大臣、さらに処政管理庁長官と、三者の覚え書きを確定して、これが内閣に提出された、こういうふうに伺っておりますが、その後どのようになっておるか、その点についてお伺いしたいと思います。

第60回国会 社会労働委員会 第3号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は過日の委員会で東大病院のことについて御質問申し上げましたが、争議は解決したやに聞いておりますが、さようでございますか。――このあいだ東大病院で看護婦さんたちとの間にトラブルがあったはずなんです。それは、人事院判定で夜勤は月八日以内、それから複数夜勤――一人夜勤は排除するというようなことで、それを実行していたためにいろいろ病院側でも対策を講じられて解決をしたというふうに伺っておりますが、さようでございますか。
【次の発言】 そのときの覚え書き等も私は拝見いたしたのでございますが、これがぜひ一日も早く実施されることを要望いたします。病院の責任において昭和四十四年度中に八十名以上の……

第61回国会 社会労働委員会 第7号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました出産手当法案について、その提案理由を御説明申し上げます。  わが国の母子保健の現状を見ますと、妊産婦の死亡、異常産、新生児死亡はきわめて高く、その上心身障害児出産も最近上昇しつつあると憂慮されております。すなわち、出生一〇万に対する妊産婦死亡率の国際比較によれば、戦前昭和十五年においては、日本二三八・六、アメリカ三七六、カナダ四〇〇・三、フランス一八一・二、スウェーデン二一六・一であったのが、戦後には世界各国とも妊娠、出産を国の手でと競って母子保健を政治の重要問題として取り上げてまいりました。その効果は現実にあらわれ、昭和四十年度において、イギリス一八、フ……

第61回国会 社会労働委員会 第13号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○藤原道子君 たいへん時間もおそくなりまして御迷惑だと思いますので、質問はなるべく省略しながらお伺いをしてみたい、こう考えます。  最近の新聞で警視総監が、異常を異常と思わなくなった、異常が成立するまでの過程を解明しなければならないと嘆いておられます。私はまさにそのとおりだと思う。最近あまりにも異常な事件が続発をいたしておりますが、その中でも、次代をになう青少年、次代をになう勤労青少年の非行化、これは大きな問題であると考えております。技術革新とか、都市集中化などの影響で、地方出の青少年が都会生活、職場生活に適応できない。孤独感にとらわれて安易に転職を重ね、さらには非行に走る例が少なくなく、大き……

第61回国会 社会労働委員会 第16号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、心身障害児対策と母子保健について若干お伺いをしたいと思います。  最近相次いで問題が起こっておりますが、私の地元である静岡県でも、母親が、自分がなきあとこの子はどうなるんだろう、近所の子供は喜々として入学する、その新入生の喜ぶ姿をわが子と比較いたしまして、非常に心をいため、ついにわが子を殺した事件が起こっております。一日おいて、またちょっと離れた磐田のほうで親子心中というのが起こっております。これはもうすでに、老医師がわが子を殺したというときに、厚生省では、こういう事態が再び起こってはいけない、万全の対策を立てますと、はっきり言明されたはずでございますが、事実はその後も各地……

第61回国会 社会労働委員会 第18号(1969/05/06、8期、日本社会党)

○藤原道子君 赤十字の方には、参考人として御出席いただきまして、御苦労さまでございます。  今日、日本の医療は、看護婦不足からくずれるのじゃないかというくらいに、看護婦問題が重要になってまいりました。毎日の新聞やあるいはテレビ等を通じまして、これらの問題が取り上げられない日はないくらいに、いま大きな社会問題になっておることは御案内のとおりでございます。人事院が、夜勤は月八回、二人以上という判定を出されましてもう四年を経過したわけでございます。それにつきまして、当局が看護婦の増員計画にあまりにも不熱心だと思うのです。そういうことから、承るところによりますと、日赤では新看護体制というのでしょうか、……

第61回国会 社会労働委員会 第19号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。最近労働災害があまりにも多過ぎると思う。本委員会でも、従来これを監督する監督官が少な過ぎるのじゃないか。いま基準どおりにやれば十年に一回くらいしか行けない。とにかく工場はふえる、危険作業がふえてきている、にもかかわらず監督官が少ない。いつも委員会で質問するたびに、増員に努力いたします、こういうことの答弁は得てきたのです。ことしは一体どのくらいふえたのか。  それから、いま全国の事業所と称するものはどのくらいあるか。監督官の人数はどのくらいあるか。
【次の発言】 ほんとうですか。たった二十五名――それで二百五十万の事業所を監督するのですね、できないわけですよ。夢物語です。大臣……

第61回国会 社会労働委員会 第22号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました看護婦国家試験の受験資格の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の御説明を申し上げます。  昭和二十三年に制定された保健婦助産婦看護婦法によって、わが国の看護婦は、「甲種」と「乙種」の二種類に分けられたのであります。すなわち、甲種看護婦は、高等学校を卒業後、文部、厚生両大臣の指定する学校または養成所において、三カ年の専門教育を受け、国家試験に合格した者、乙種看護婦は、義務教育を終了後、厚生大臣の指定する養成所において、二カ年の専門教育を受け、地方庁が行なう試験に合格した者と定められたのであります。この乙種看護婦につきましては、全くわが国の特……

第61回国会 社会労働委員会 第24号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○藤原道子君 本日は、終わるのが四時までということでございますと、あまり時間がございませんので、ごくあらましのことをお伺いいたしまして後日に質問を残したい、かように考えておるわけでございます。  まず第一にお伺いいたしたいことは、血液行政に対する基本的な方針、これを伺いたい。  三十九年の閣議決定は献血中心ということになっておりますことは御案内のとおり。したがいまして、この基本方針と血液事業の現況についてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 血液需給の調整と申しましょうか、こういうことについて、いまのままでよろしいとお考えになっているのでしょうか。問題は、日赤が中心で、ほとんど日赤オンリ……

第61回国会 社会労働委員会 第25号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま大橋委員から御質問がございましたが、私も、どうしても納得できなかったのは、審議会の答申されたことと提案されたこととあまりに違うという点でございますが、それはこの次に譲らしていただきますが、私は具体的な面について二、三お伺いをしていきたいと思います。  私も、地方の訓練所を一カ所と、それから心身障害者の訓練所、それから、過日、大橋さんと一緒に都内の訓練所を視察させていただきました。まあ、かってにふらりと行って視察してきたので、実態がよくわかったと思うのです。私は、いまの局長の御答弁で、よくするのだということをお答えになっていらっしゃいますが、どのくらいかかるでしょう。いまの……

第61回国会 社会労働委員会 第28号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、最近の保育所の問題、保母さんの処遇に対しまして若干御質問したいと思います。  最近働く婦人の増加は目ざましいものがございまして、保育所の必要性は言うまでもなく、特に乳児保育所が非常に要望されております。ところが、これが非常な不足でございまして、どちらへ行ってもその悩みを訴えられております。したがって、これは可及的すみやかに要望にこたえるというような答弁をいままでしばしば伺っておりますが、来年度はどれだけ予定しているか。また、現在、乳児保育所はどのようになっているかということをまず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今年はあまりとれなかったけれども、来年度は強い要望……

第61回国会 社会労働委員会 第30号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○藤原道子君 時間もございませんので、ごく一、二点についてお伺いをしたいと思うのでございます。  結局、広島、長崎で受けたこの原爆は、世界人類始まって以来の最高の不幸だと思うのです。ところが、いまいろいろお話伺ってみまして、疑わしきは治療せずというようなあり方というものは、私ども納得がいかないわけです。結局、原爆小頭症患者すら、一昨年、やっと一部が認定されたというようなことですね。ということになると、いまの原爆医療審議会のあり方に問題があるのじゃないかというふうに考えますが、原田参考人、志水さんからお伺いをしたい。  それから、続きまして、医療審議会に対する厚生大臣の諮問のしかたと、これに対す……

第61回国会 社会労働委員会 第31号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと資料の要求……。  どうもさっきからの質疑応答を聞いておりまして、納得いかないのですが、この失業保険は最低生活を保障するというものとは意味が違う、こういう御答弁がございました。そこで、それなら最低生活はできないはずでございまして、私は質問は後日といたしまして、資料要求したい。いま、現に働いている人でも生活保護基準より低い給与の人があるはずです。いろいろ陳情を受けております。生活保譲基準よりも下回る俸給より受けていない人があるのです。それがどのくらいあるか、調べてほしい。そうしてそれの六割ということに問題がありますから、これは別に質疑の方向としまして、生活保護基準を下回る労……

第61回国会 社会労働委員会 第32号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、児童扶養手当法案等について御質問したいと思いますが、あまり時間が経過して、きょうは流れるんじゃないかと、こう思っておったので、あまり質問する元気もないんですけれども、せっかく委員長が御苦労なさり、理事間でも長い間の御苦労があったことでもございますので、委員会の決定に従いまして質問さしていただきます。  まず、基本的な問題についてお伺いしたいと思いますが、児童の権利宣言が国際連合第十四回総会で採択されてから、ことしで十周年を迎える。また、わが国の児童福祉法が施行されて二十有余年になっております。その間に児童福祉の進展は若干はございます。しかしながら、振り返ってみますと、要保護……

第61回国会 法務委員会 第11号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと関連。諮問されたことがあるというお話でございますが、私ずいぶん長く審議会の委員をいたしましたが、私がやっている間には一回もなかった。もし諮問した例があれば、どういうことを何回諮問されたかちょっとお伺いしたい。どうも売春審議会は無用の長物のような扱いを受けておりまして、ほとんど諮問を受けたことがないと私は記憶いたしますが。
【次の発言】 私たちも、審議会全体としても、まま子扱いのような不平不満が満ちております。意見具申はいたしましても、弱いのですね。これだけ性病の問題がやかましい。あるいは麻薬の問題がやかましい。けれども、政府としては何ら知らぬ顔というようなことでは、張り合……

第61回国会 法務委員会 第12号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は地方出張からかけつけましたが、天候でいささかおくれまして、まだ十分まとまっていないんですが、せっかく参考人に来ていただいているわけでございますから、何とか売春をなくすると同時に婦人の転落を防ぎたいというのがわれわれの悲願でございますので、それぞれの道で御努力をいただいている参考人の皆さまにほんとうに感謝したい気持ちでございます。  そこでお伺いしたいと思いますのは、皆さまの希望として、どうしたらよくなるかと、どうすべきかという御希望等もございましたら、鈴木さんからちょっとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 一般の家出した子供とかあるいは集団就職の子供たちは、東京都に婦……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1970/06/11、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、最近非常に問題となっております公害問題、これが及ぼす人体への影響、こういう点について若干お伺いをしたいと思います。  すでに各委員会でも取り上げられておりますし、衆議院の公害委員会では三日にわたって参考人を呼び、あらゆる角度から検討が続けられており、私も傍聴してまいりました。そこで重複は避けまして、私の納得のいかない点、そしてそれが人体に及ぼした影響、これの管理、これの対策等についてお伺いしたいと思います。  大体いまの政府の言われる高度経済成長政策、経済は世界第二位だと、ところが公害はこれまた世界第一と国際的な科学者から指摘されております。要するに、企業の高度成長は国民の……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1970/07/03、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。渋谷委員が言われるように、いまの答弁を聞いておりましても、国民の不安は解消できない。若干前進したということは言えますけれども、とにかく二十六年から毎年十名内外の人の死亡が出ているということは、あなたのほうの統計で明らかになった。  それともう一つ、私がこの際伺いたいのは、種痘による後遺症ということが明らかなときには云々ということを言われた。私はこれはちょっとおかしいと思う。そういうことでいつも森永にしてもあるいはカネミにしても、水俣にしても、延び延びになった患者の苦痛というものははかり知ることができないと思う。ドイツあたりでは、聞き及ぶところによると、種痘後三日ないし十……

第63回国会 社会労働委員会 第3号(1970/03/10、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この際、血液行政についての政府の所信をただしたいと思います。  まず、第一にお伺いいたしたいことは、血液行政に対する政府の基本方針、これを伺いたい。昭和三十九年の閣議決定に基づいてつくられたものでございますが、この基本方針、これをさらにこの席で明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 献血に踏み切ったのは、当時、御案内のように、血清肝炎、黄色い血の問題が大きな社会問題になって、売血だから血清肝炎が多いんだ、献血にしたら血清肝炎が解消していくんじゃないかというようなこともあったと思う。そこで、最近まで血清肝炎が一時若干減りましたけれども、また再びもとに返って、現在で……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1970/08/11、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まず質問に入ります前に第一にお伺いしておきたいことがございます。  私、前にいろいろ質問しましたけれども、政府は何かと言いわけのようなことが多くて納得できないものがたくさんございます。まず第一にお伺いしたいことは、国の責任について基本的な考え方を伺っておきたいと思います。行政庁の行政指導が誤って、それによって損害が発生したときには、国は被害者に対してどういう責任を負うことになるのでしょうか。それからお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 私は、いろいろ問題がございますけれども、国に法的責任があると思うのです、森永事件にしても。ところが、一般論は責任があると思うけれども……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1970/09/11、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、きょうは清掃事業並びに下水、上水問題についてお伺いしたいと思います。  先ほど渋谷委員から若干の御質問がございましたけれども、どうも答弁を聞いておりましても絶望に近いような感じを持たざるを得ない。したがって、ぜひ前向きの姿勢でしっかりした御答弁をまず最初にお願いいたしておきます。  そこで、清掃事業についての基本的な考え方を伺いたい。清掃事業は環境衛生、公害防除等における基盤的な施策であります。また国民の日常生活にきわめて身近な事業であるのにもかかわらず、行政的にも技術上からも他の分野に比して著しく立ちおくれているといわれております。最近における経済社会の変貌に伴い、清掃事……

第63回国会 社会労働委員会 第5号(1970/03/17、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、質問に入ります前に、視察の結果について問題を提起いたしたいと思います。  去る三月の十二日の午後、佐野委員長、吉田理事、山崎委員、それに中沢委員及び私は、川崎市の生田にある医療法人新光会経営の生田精神科病院を視察した後、川崎市所在の関東労災病院を視察いたしました。関東労災病院は、目下、看護婦不足と病棟の縮小とをめぐって紛争中でありましたので、関係者から、今日までの経過、紛争解決の見通し等につき意見を聴取いたしました。  以下、両病院の実情等につきまして簡単に紹介を兼ね、あわせて、若干の問題提起をいたしたいと存じます。  川崎市の生田病院は、総病床数三百五十二床、指定病床数百……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1970/10/08、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、厚生大臣に対しまして、厚生行政の長期構想についてお伺いしたい。  厚生行政の長期構想の内容について、まず説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私は新聞等を通じて承知したわけでございますが、大臣は厚生行政の長期構想、生きがいのある社会を目ざすと、こういうまことに意気盛んな構想を発表していらっしゃる。だからもっと歯切れのいい答弁がいただけると思ったら、いま聞いていると何かたよりないようなお話で、もっと確信を持ってこれを実現するために努力するという答弁がほしかった。  と同時に、長期構想が発表されながらわれわれの手にはいただいていないんですね。これはせめて社労委員くらいに……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1970/11/09、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、この前の当委員会で労働大臣に対して、労働省は、最近の動向から見て労働者の保護の役割りが忘れられて、企業に対する労働力の提供サービス機関化しているのではないかとお尋ねいたしました。ところが大臣は、大きく首を振って否定されました。つまり労働者の保護は忘れてはいないということでございましたが、大臣の気持ちを再確認してから質問に入りたいと思います。いかがですか。
【次の発言】 そこで、これから私が質問いたします問題は労働者の保護の問題が中心でありますので、企業やその他の省庁に遠慮せずに、大臣のお心持ちを率直に、前向きでひとつ御答弁を願いたい。血の通った御答弁をお願いしておきます。 ……

第63回国会 社会労働委員会 第7号(1970/03/26、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、問題は違うんですが、ちょっと厚生省と労働省にお願いしておきたいことがあります。  当委員会から、過日川崎の労災病院の視察に参りました。私たち行ってみての感じが、非常に感情的だという感じを受けたのです。部長も、病院側も、組合側もそれぞれ感情的になっているということを見てまいりました。  そこで、この間から福祉事業団が私のところへ報告に来たので、私たちが見た感じでは話し合いの可能性はあると、話し合えば何とか妥結すると思うからよく話し合うようにということを吉田委員からも話しました。それで事業団がいる前で吉田理事が労働組合の小柳さんに電話をしまして、あんたたちも事業団が話し合うと言……

第63回国会 社会労働委員会 第9号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました労働基準法一部改正案について、その提案理由を説明申し上げます。  わが国の女子の雇用者は、三十年代後半から、男子の増加率を上回って急速に増加しております。労働省の記録によれば、昭和四十三年度で約千三十二万人、四十四年度で千四十八万人と伸びており、これは全雇用者の三割以上を占める数であります。  このように多数の婦人が、いわば日本経済の重要なにない手として働いている反面、妊産婦の死亡、異常産、新生児死亡はきわめて多数にのぼり、その上心身障害児出産も最近上昇しつつあるという憂慮すべき事態にあるのであります。国際的に比較しましても、出生十万人に対する妊産婦死亡率……

第63回国会 社会労働委員会 第10号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、本法案につきまして、二、三の点について御質問をいたしたいと思います。  今度、政令で定める「特定建築物」とはいかなる規模を有する建築物であるか、その対象となるものはどのくらいの数にのぼるか、この点についてまずお伺いいたしたい。
【次の発言】 そこで、私は、環境衛生上特に配慮が必要である建築物は、むしろ八千平米以下のものではないかと、こう思うんです。それで八千平米以上のものは比較的管理されているが、八千平米以下のものが今日管理が行なわれていないものが多いように見受けられます。特に清潔な清掃とか、ゴキブリ退治の必要があると思いますが、厚生省は、この点に対してどういう指導をなされ……

第63回国会 社会労働委員会 第18号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、しばらく休んでおりましたために、昨日の審議も伺っておりません。したがって、重複するかもわかりませんけれども、その点は御了承願いまして、重複してもさらに御親切な御答弁をいただきたいと思います。  まず、きょうは厚生省に来ていただいておりますが、かけ持ちだそうでございますので、最初に厚生省のほうへお伺いしたいと思います。  私がまずお伺いしたいのは、家内労働法の中に授産所の問題も入るのですか。それをちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、授産所の工賃の問題でございますけれども、主として授産所関係の工賃は安いですよね。これはどういうふうに扱うのですか。

第63回国会 社会労働委員会 第19号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました保健婦助産婦看護婦法の一部改正案について、提案理由とその内容の概要を御説明申し上げます。  一昨年春ごろから全国各地の病院で、看護婦増員のための夜勤制限闘争が相次いで起こりました。夜勤回数が多いため過労で倒れたり、やめていく看護婦がふえたため、看護婦が「夜勤を月八日以内に減らし、夜勤人員を二人以上に」というスローガンを掲げて、みずからの生活と権利を守るため、さらに国民の医療を守るために立ち上がったのであります。  看護婦の労働がいかに過酷なものであるかは、平均月十回、個々には二十回にも及ぶという夜勤は、労働医学調査によって、婦人労働の限界を越えていることが……

第63回国会 社会労働委員会 第20号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、時間がたいへんないので残念でございますが、二、三について御質問したい。  本法は、各党の共同提案で衆議院で審議されて、私も提案者に対する御質問が若干ございましたが、これは省略したいと思います。ぜひ、この法案が遅滞なく行なわれるように、提案者のほうからも十分厚生省を叱咤激励して、本法の精神が生かされるような御努力を願いたいことを要望いたします。  そこで、私は厚生省にお伺いしたいと思います。身障者の福祉法もあるし、いろいろな法案でここに盛られたようなことは規定されておるのです。ところが、それが一向に守られていない。また、とかく議員立法に対しては、成立後、当局のこの運営がまこと……

第63回国会 社会労働委員会 第21号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、旅館業法の一部を改正する法律案が、幸い衆議院の社労委員会から提案され、そして衆議院で成立したことを非常に喜んでおります。また、各方面からもいろいろ陳情を受けておりますので、ほんとうによかったと考えておるものでございますが、さらに、この法律は適正に運用され、効果が上がりますよう祈念いたしますので、二、三点について局長に御質問いたしたいと思います。  ただいま伺いますと、モーテルが二千三百十何カ所かある、これらに対してきょうまでにどのような監督が行なわれてきたか、どのような指導が行なわれきたかについてお伺いしたいと思います。

第63回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1970/06/09、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。  私、もうこのごろ、新聞を見るのがこわいのです。この点に対して厚生省はもう少し強くなってほしい。さっき竹田先生の御質問にもございましたけれども、この食品にはこのぐらいな基準は許される……。けれども、これが幾つも重なった場合には一体どうなるのですか。危険はないのですか。この点をひとつ伺いたい。  それからもう一つ、牛乳ですね。牛乳に、いろいろ、BHCの問題もあれば、ペニシリンが入っているというので、このごろ飲むのがこわいのです。食品にも牛乳にも、お茶にすら、このごろは問題が起きております。まして、お米の問題、こういうようなことになっているのに対して、厚生省はどういう手段……

第65回国会 社会労働委員会 第14号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。私も、昨年の十二月から病気でずっと休んでおりましたので、おとなしく聞いているつもりでいたんですけれども、がまんができない。私、昨年も一昨年も定年制の延長については御質問申し上げた。そのときの答弁といまの答弁と同じようなんです。大臣が、もし六十歳まで定年の延長が必要であるということになれば、はっきりした方針で指導に当られてしかるべきじゃないかと思う。もともと労働省が発足したのは、労働者のサービス機関としてできたはずなんです。ところが、いつの間にやら資本家べったりのような感じを一般に与えている。非常に私は残念でございます。もし六十歳まで定年制延長ということが正しいとお考えになり……

第65回国会 社会労働委員会 第15号(1971/05/19、8期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。生保とは併給することになるだろうということははっきりしないんですか、まだ煮詰めてないんですか。  それからもう一つ地方自治体が第二子から出しているところがありますね、そういう場合はどうなんですか。
【次の発言】 生保はどうなんですか。

第65回国会 社会労働委員会 第16号(1971/05/20、8期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、質問に先立って御了承を得たいと思います。長く健康を害して休んでおりましたので勉強不足でございます。と同時に、きのうの質問者の問題も十分に伺っておりませんので、あるいは重複するかもわかりませんが、そ点は御了承願いたいと思います。  まず、児童手当が問題になりましたのは十年以上も前だと思う。それがようやく今回提案になりまして、提案になったことはたいへん私としてもうれしいんでございますが、どうも内容について理解ができない点がございますので、若干お伺をしたいと思います。  まず第一に、児童手当そのものは、社会福祉の観点に立つのか、社会保険でおやりになるのか、これをこの際はっきりお伺……


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1971/07/20、9期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につき、その議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行ないます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの岡本悟君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、私が委員長に選任されました。(拍手)
【次の発言】 一言ごあいさつを申し上げます。  このたび皆さまの御推挙により、委員長に御選出をいただきましてたいへん光栄に存ずる次第でございます。まことに微力でございますが、委員皆さま方の御協……

第66回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号(1971/08/02、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は五名でございます。理事の選任については委員長に一任され、四名の理事は指名いたしておりますので、本日は岡本悟君を理事に指名いたします。
【次の発言】 連合審査会に関する件についておはかりいたします。  全日空機と自衛隊機の衝突事故について、内閣委員会及び運輸委員会と連合審査会を開会することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませ……

第66回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る七月二十一日、鈴木強君、吉田忠三郎君及び大矢正君が委員を辞任され、その補欠として伊部真君、中村波男君及び野上元君がそれぞれ委員に選任され、また昨二十三日、吉武恵市君が委員を辞任され、その補欠として矢野登君が委員に選任されました。
【次の発言】 それでは理事の選任を行ないます。  理事の選任につきましては、委員長に指名を一任されておりますので、この際、中村波男君を理事に指名いたします。
【次の発言】 それでは交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。御質疑のも……

第66回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第2号(1971/09/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨九日、岩本政一君、中村禎二君、柴田利右ェ門君及び野上元君が委員を辞任され、その補欠として嶋崎均君、渡辺一太郎君、栗林卓司君及び松永忠二君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  交通安全対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本道路公団の役職員の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第67回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1971/11/05、9期、日本社会党)

○藤原道子君 それでは、ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行ないます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 では、ただいまの鬼丸勝之君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、私が委員長に選任されました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員長に重ねて選任をいただきまして、たいへん光栄に存じます。皆さまの御協力を得まし……

第67回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1971/12/23、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行ないます。  請願第一五三号むちうち症等交通災害者の治療等に関する請願外二件を議題といたします。  本委員会に付託されております三件の請願について理事会で協議した結果、請願第一五三号むちうち症等交通災害者の治療等に関する請願外二件の請願は、いずれも願意おおむね妥当と認め、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものと決定することに意見が一致いたしました。  理事会の申し合わせのとおり決定することに御異議ございませんか。

第67回国会 社会労働委員会 第5号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○藤原道子君 まず、質問に先立ちまして、厚生省に申し上げておきます。質問時間の制限がございますので、答弁は誠実に、しかも簡潔にお願いしたい。ごまかさないようにお願いいたします。  私は、きょうはサリドマイドの問題についてお伺いするのでございますが、それに先立ちましてお伺いしておきたいことは、最近薬害がやかましく論議されております。これらについて厚生省はどのような対策を持っておいでになるのか。実はサリドマイドのときからはじめあらゆる機会に薬問題について私は質問いたしております。そのつど、今後は方針を改めましてこのようにいたしますというような答弁を幾たびかいただいておりますが、一向に改められていな……

第67回国会 法務委員会 第2号(1971/11/11、9期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。私はそういうようなことを初めてきょう聞いたわけでわかりませんが、ただ結核患者でもないものを、しかも安静度二度の人が一年やそこらで働けるようになるはずがないのです。私もまだ若かりしころ看護婦でございましたから、関東大震災のときには、救護看護婦で働いていて、トラックの上で喀血して倒れたのですが、ごく初期だったのです。その初期であったものがずいぶん長い治療をいたしまして、いまでもレントゲンをとると、やはりここに空洞が残っております。レントゲンをとると、医者には、ああと、こういうふうに言われる。いま私このレントゲンを拝見いたしましたけれども、私には全然御病気があるようには思えない。……

第68回国会 決算委員会 第6号(1972/04/05、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、すでに当委員会で審議された点もあろうかと思いますが、最近、各方面からいろいろな質問がまいりますが、道路公団あるいは道路施設協会に対する批判等もまいりますので、先日施設の調査に行ってまいりましたが、どうも納得のいかない点がございますので、きょうは貴重なお時間を委員長に特にいただきまして御質問をしてみたいと思います。あるいは重複する点がございましてもお許しを願いたい。と同時に、当局におかれましても、国民が批判をしている、いろんな意見が出ておるということを受けとめていただきまして、わかりやすい、正確な御答弁をお願いしたいと思います。  まず第一に、道路施設協会の設立の経過と道路公……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員長に重ねて選任をいただきまして、たいへん光栄に存じます。皆さまの御協力を得ましてその重責を全うしたいと存じます。今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 引き続き、これより理事の選任を行ないます。  本特別委員会の理事の数は五名でございます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に二木謙吾君、岡本悟君、中村波男君、原田立君及び柴田利右エ門君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1972/02/03、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  去る一月三十一日、伊部真君及び森勝治君が委員を辞任され、その補欠として神沢浄君及び阿具根登君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についておはかりいたします。  中村波男君から都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、ただいまの理事辞任により欠員となりました理事の補欠選任を行ないます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1972/03/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、交通安全対策の基本方針について、関係大臣より所信の聴取をいたします。山中総理府総務長官。
【次の発言】 次に、国家公安委員長より所信を聴取いたします。中村国家公安委員長。
【次の発言】 以上をもちまして関係大臣の所信聴取を終わります。  各所信に対する質疑は、これを後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、昭和四十七年度交通安全対策予算について、総理府から説明を聴取いたします。須藤総理府交通安全対策室長。

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1972/04/06、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それではただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求についておはかりいたします。  中央高速道路における地すべり対策に関する件について、本日の委員会に日本道路公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、交通安全対策樹立に関する調査を議題とし質疑を行ないます。  御質疑のある方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本件に対する質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。本日はこれにて散会いたします。   午後一時二……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1972/05/24、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  海上交通安全法案を議題といたします。  まず政府から趣旨説明を聴取いたします。  丹羽運輸大臣。
【次の発言】 これより本案に対する質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 いま大臣が、決算委員会の最中であるので来れません。三時五分ころから政務次官が運輸委員会に出なければならない。これはまあ、いずれも、ここがまだきょう始まったばかりですから、質問がございましたらそれは保留しておいていただくということで了承してよろしゅうございますね。  ちょっと速記をとめて。

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1972/06/02、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) それではただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求についておはかりいたします。  海上交通安全法案の審議のため、本日の委員会に  全国漁業協同組合連合会常務理事池尻文二君  日本船主協会専務理事吉田俊朗君  三重県漁業協同組合連合会会長宮原九一君  全日本海員組合中央執行委員斉藤吉平君  及び  東京商船大学教授谷初蔵君を参考人として御出席を求め、御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1972/06/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  去る十日中村波男君及び野上元君が委員を辞任され、その補欠として川村清一君及び前川旦君が選任されました。
【次の発言】 次に、海上交通安全法案を議題といたします。  まず派遣委員の報告を聴取いたします。阿具根君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、派遣委員の報告はこれをもって終了いたします。  これより本案に対する質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日橘直治君が委員を辞任され、その補欠と……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1972/06/16、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(藤原道子君) ただいまから交通安全対  策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十五日川村清一君及び前川旦君が委員を辞任され、その補欠として中村波男君及び野上元君が選任されました。  また、本日、鬼丸勝之君が委員を辞任され、その補欠として橘直治君が選任されました。
【次の発言】 次に、海上交通安全法案を議題といたします。  本案に対する質疑は終局しておりますが、先般の原田君の質疑に対し答弁漏れがございますので、政務次官から答弁があります。これを許します。佐藤政務次官。
【次の発言】 よろしゅうございますか、原田君。  それでは、これより討論に……

第68回国会 社会労働委員会 第5号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○藤原道子君 時間もあれでございますから、簡単に御質問いたしますが、先ほどから赤字赤字というお話が出ております。私は今度の国会で最も重要案件としては医療問題、医療基本法というものを大きく論議されていかなければならない。いま病院で赤字が多いのはもうほとんどの病院がそうじゃないですか、病院とすれば。それに対してあなた方どういう考えを持っているのですか看護婦の問題に対しましてまあ労働組合の十年来の労働協約を一挙に破壊する、行き過ぎだから破壊する、これを破壊するのが院長の使命だと、土屋さんそんなことは言った覚えはないとおっしゃったけれども、あなたはこれをやることが本社の至上命令だ。こういうことを随所で……

第68回国会 社会労働委員会 第6号(1972/04/04、9期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま、田中さんから詳細な御質問がございましたので、私は関連というような意味で簡単な御質問をしたいと思います。  まず、山田参考人にお伺いしたいと思いますが、いま政府側からの答弁がいろいろございました。私は、なかなか納得がいかないのですが、あなたは現地を視察しておいでになるが、いまのようなやり方を、どういうふうにお考えになるか。  もう一つ、お伺いしたいことは、沖繩では、内地の暴力団との結びつきが非常に進んでおるということです。それから、前借金なども暴力団に肩がわりするというようなことが、着々進められておるというふうにも私は伺っているわけなんですが、そういう点についてのあなたの……

第68回国会 社会労働委員会 第7号(1972/04/12、9期、日本社会党)

○藤原道子君 関連で一つだけ。許可した油をはたして使っているか、ほかに類似のものを使っているかというようなことが問題だと、許可しっ放しではたしてそれを忠実に使っているかどうかということの調査というものは一体やっているんですか。
【次の発言】 許可したものを使っていればそんなことはないはずでしょう。いまの監視だ何だの、そういう人数では間に合わないですとはっきり言いなさい。

第68回国会 社会労働委員会 第12号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま議題となりました保健婦助産婦看護婦法の一部改正案について、提案理由とその内容を御説明申し上げます。  四十三年春ごろから全国各地の病院で、看護婦増員要求の夜勤制限闘争が相次いで起こりました。夜勤回数が多いため過労で倒れたり、やめていく看護婦がふえたため、看護婦が「夜勤を月八日以内に減らし、夜勤人員を二人以上に」というスローガンを掲げて、みずからの生活と権利を守るため、さらに国民の医療を守るために立ち上がったのであります。  看護婦の労働がいかに過酷なものであるかは、平均月十回、個々には二十回にも及ぶという夜勤は、労働医学調査によって、婦人労働の限界を越えていることが明らか……

第68回国会 社会労働委員会 第14号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、すでに多くの同僚議員から御質問がございましたので、なるべく重複を避けて御質問申し上げたいと思います。  まず第一にお伺いしたいのは、戦後処理の方針についてお伺いいたします。  先日の大橋委員の質疑応答のときにも、戦争犠牲者の戦後処理方針については政府の明快なる答弁がなされていないので、再度お伺いいたします。  戦争犠牲者について確固たる戦後処理方針があるのか、それから戦後処理は終わったのか、今後どのような計画があるのかについてお伺いをいたします。
【次の発言】 この点につきましてはさらに追求いたしますが、大体は終わったということですね。九五%ぐらい終わったということですが、……

第68回国会 社会労働委員会 第16号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、過日も御質問いたしましたし、すでに同僚委員からも御質問がございましたが、さらに、納得のいかない点等について、少し御質問したいと思います。  まず最初に、佐藤総理のことばではございますが、沖繩が返れば戦争犠牲者の面でも戦後は終わったと言われておりますけれども、戦争犠牲者の問題については、戦後二十七年を経過した今日もなお、未処理の問題をかかえております。沖繩は復帰しても、その沖繩にも問題がある。さらに戦後は終わっていないと私は思います。  そこで、未処理の問題はいつまでに完了し、戦後処理に終止符を打つことができるでしょうか、大臣にお伺いしたいと思います。

第68回国会 社会労働委員会 第17号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、最初は二時間という予定でしたが、一時間に減らせと言われて、あわてて原稿を半分に減らしてみたのですが、いささかくたびれちゃって十分な質問ができないかもしれませが。また足らざるはあらためて質問をすることにいたしまして、委員長の命令に従います。  私は、出かせぎ労働者の農業政策の問題についてお伺いしたいと思います。  農業白書によると、現在、自立経営農家は全農家の約八・五%にすぎない。逆に九一・五%の農家が兼業すなわち農業所得以外に収入の道を求めなければならない状態にある。農家が農業では生活できないという今日の現実は一体どこから生まれたのか、農林省の説明をまずお伺いしたいと思いま……

第68回国会 社会労働委員会 第18号(1972/05/30、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は老人福祉法の一部を改正する法律案、これについてまず基本的な問題についてお伺いしたいと思います。  人口問題審議会の答申として、昭和四十四年八月五日に「わが国人口再生産の動向についての意見」及び昭和四十六年の十月に「最近における人口動向と留意すべき問題点について」とても詳しく答申が出されている。これに対して政府はどのような対策を講じているのか。答申というものは政府がこれを尊重すべきものと私は考えておりますが、これについてのお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 私もこれを読んでおりますから、いまのように書かれておりますが、その答申が守られておるかどうかが問題です。老人福祉法……

第68回国会 社会労働委員会 第19号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私はちょっとお伺いをしたいのですが、時崎参考人は労政課に勤務のかたわら職員組合の役員をしておいでになるということを伺っておりますがそうですか。
【次の発言】 それでは私はいま県のほうからと、それから中央病院のほうから御報告はいただきましたけれども、せっかくそこへお見えになっているのですから、時崎参考人に組合の立場の意見を聞きたいと思います。
【次の発言】 関連。もう少しはっきりお話を聞きたいと思います。それで、私は先ほどのお話の中にも相当充実したということでしたが、まだいま大橋さんの質問に対してはやめる人があった、こういうことなんです。それで、あまりたくさんやめているらしいので、……

第68回国会 社会労働委員会 第20号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○藤原道子君 御丁重なごあいさつをいただきまして、まことにありがとうございました。  御案内のように、私は理論家でもなく、ただ実践家で、庶民とともに庶民の声を国会へ反映していく、その道一筋に生きてまいりました。学歴もなく、所属労組もなく、金もない私は、ただ同僚諸君の御協力とそうして手銭、手弁当で応援してくださった全国の支持者の皆さんのおかげで二十五年つとめさせていただきました。ほんとうに感謝いたしております。  社会保障制度の確立、私の公約は命と暮らしを守る、これが公約でございまして、これを貫きたいときょうまでがんばってまいりましたが、まことにわがままでございまして、皆さんにたいへん御迷惑をか……

第68回国会 社会労働委員会 第23号(1972/06/10、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、身体障害者福祉法の一部を改正する法律案について、基本的なものから御質問申し上げたいと思います。  まず第一に、心身障害者対策基本法が昭和四十五年の五月に制定されたが、中央心身障害者対策協議会はあまり開催されていないように聞いておりますが、会議の状況及び協議会の運営の方針をお伺いしたい。
【次の発言】 時間の制限がございますから、なるべく簡潔に御答弁をお願いしたい。  それからいまの協議会のメンバーと、それからその後の、何といいますか、開会されたときの実情が、もしいただけましたらメモでちょうだいいたしたい。  それから、いま御答弁がございましたが、心身障害者対策基本法に基づい……

第68回国会 社会労働委員会 第24号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、前回の改正のときに、政管健保の赤字解消のためには、料率の引き上げ等では実態からいっても不可能である、どうしても定率国庫補助を行なうべきであるということを強く主張いたしまして、その料率は二割を必要とする、これによって医療の内容も充実してくるのではないかということを強く主張いたしましたが、残念ながら受け入れられませんでした。今回初めて五%の定率補助を原案として、衆議院修正で一〇%となったが、プラスボーナスからも徴収するというようなことを規定していることは絶対に許せないと私は思っております。  政府は、一体、政管健保の赤字発生の原因をどのように認識されているのか、これからまずお伺……

第69回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1972/07/06、9期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいまから沖繩及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が委員長の選任につきまして、その議事を主宰いたします。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの川村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に長谷川仁君を指名いたします。(拍手)

第69回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1972/08/29、9期、日本社会党)

○藤原道子君 第一班は、去る八月一日より四日までの四日間、矢山委員長、石本委員、高山委員、それに私、藤原の編成によりまして、岡山、広島両県下の厚生、労働行政の実情調査をしてまいりました。  両県における調査項目は、離島の医療対策、心身障害児者施設の状況、同和鉱業株式会社棚原鉱業所の合理化問題、スモン病対策、原爆被爆者対策、勤労者の福祉施設の整備、保健所の運営、福山地域の水質汚濁状況等の諸問題でありました。  以下、日程と調査項目について概要を御報告いたします。  まず、瀬戸内海の離島における医療対策について申し上げます。現在、瀬戸内海には、大小六百余の島々が点在しておりますが、住民がいるのに医……

第71回国会 決算委員会 第4号(1973/03/29、9期、日本社会党)

○藤原道子君 ただいま喜屋武さんの御質問がございましたが、売春問題にしても麻薬問題にしても、社労委員会で私どもも取り上げてきているんです。そのときの答弁がありながら一向にそれが実現されていない。で復帰後の沖繩の人たちが不平を言い、あれされることは当然だと思いますので、特に売春、麻薬それからハンセン氏病、これは日本のハンセン氏病院においても職業的な人に切りかえるということになってその約束の期限は過ぎているけれども前進ができていない、これでは不平が起こるのはあたりまえ、ことに復帰された沖繩の人たちが持たれる不信感、これが強化することが私はおそろしい。この問題については私もいずれ社労で御質問申し上げ……

第71回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1973/11/15、9期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して、簡単に御質問したいのでございますが、私は、いま健康を悪くして静養中でございますので、あまり委員会に出ておりませんけれども、この間新聞を見ましたら、国立久里浜養護学校というのができるのですね、今度。ところがここに身障児を三十人ばかり入れるのだそうですが、これに対して看護婦さんが七人、それから保母さんが七人というものを集めようとして努力したけれども、ついに看護婦さんは一人も集まらない、いよいよ看護婦なしに養護学校を始める、こういうことが新聞に出ているのですね。これは、一体いま一番問題になっておる心身障害児、その世話をするのに看護婦が一人もなくて、そして初めてつくる国立の久里……

第71回国会 社会労働委員会 第2号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○藤原道子君 関連して。私は、いま大橋さんが言われたから言うことないようですけれども、この問題あまりに長過ぎる。こんななまぬるい態度では安心して労働者はいられないと思う。特に、各地でガードマンの暴力事件が起きているわけでございます。こういう意味からも、この何回かやった委員会で同じような答弁できょうまできている。ぜひ早急にこの問題を調査していただきたい。特に大臣新しくなられたけれども、最初の仕事としてひとつがんばっていただきたいということを特に要望いたします。

第71回国会 社会労働委員会 第3号(1973/02/27、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、大臣にお伺いしたいのでございますが、森永砒素ミルクの問題でございますけれども、最近非常に騒ぎが大きくなっているようです。この問題については、私はたびたび、三十年ごろから委員会で質問いたしており、そのつどいろいろ御答弁はいただいておるけれども、一向に解決に向かっていかない。そこできょうは、ここ一年ばかりの間に起こっておりますいろいろな問題の経過を一応お伺いしたいと思います。
【次の発言】 やっぱり与えられた時間が短いものですから、少し要領よい答弁をしていただきたい。  そこで、皮膚の障害が残っていると、こういうのは後遺症になるんですか、これが一つ。  それからいま一つは、岡山……

第71回国会 社会労働委員会 第4号(1973/04/12、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私はただいま須原委員の質問に対しまして、大臣がお答えになりました、労働者の味方であるという労働省の精神をあくまでも守っていただきたいということをさらにお願いをいたしておきます。  きょうは福岡で全国婦人会議が開かれております。またことしは婦人月間が制定されて二十周年になる。したがいまして、私はきょうは婦人問題にしぼって大臣にお伺いしたいと思います。  近年婦人の職場への進出は目ざましいものがございます。一千百万人以上の女性が働いております。しかもこれは雇用されている女性労働者の数でありまして、農林業などを入れますると女性が二千三万人の婦人が働いているということが労働省の四十五年の……

第71回国会 社会労働委員会 第5号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、先ほどから皆さんが御質問になりましたので、ごく簡単に二、三伺いたいと思うのです。ことに参考人の皆さんがたいへんお疲れになっているようにお見受けいたしますので、ごく簡単なお伺をしたいと思います。  私は教育問題につきまして、過日も、高校だと思いますが、合格したのに最後にからだが不自由で体育ができないからというので不合格にしたのがありますね。体育ができなくとも頭脳の非常にすぐれた人ならば今後の社会に相当役に立つお仕事ができるし、本人も満足できると思うので、この教育問題をもっと真剣に考えてほしいと思います。  それから身障者の職業訓練所がございますね、労働省に。私は、知人が家庭で……

第71回国会 社会労働委員会 第6号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、厚生大臣の所信表明に対しての御質問を申し上げたいと思いますが、健保とか年金は法案のときにお伺いをするといたしまして、まず具体的な問題を御質問したい。ぜひとも大臣から御答弁を願いたいと思います。  まず第一にお伺いしたいのは、この寝たきり老人に対して医療のみで対策とするのか、――この所信表明を見ますと、住宅は一体どうするか、生活はどうか、ホームヘルパーあるいは給食、こういう点が寝たきり老人に対してはいろいろ問題が起こっておりますが、こういうことが大きな問題になっているように思うんでございます。これらに対しましてどういうお考えを持っておいでになるか、寝たきり老人対策ということが……

第71回国会 社会労働委員会 第9号(1973/06/05、9期、日本社会党)

○藤原道子君 それでは、まず第一に、基本的事項についてお伺いしたいと思います。  戦争犠牲者に対して今後戦後処理方針はどうなっておるか。また一般戦災者で死傷者については救済措置を考えておいでになるのかどうか。最近になって外地の戦死者とか、負傷者とか、あるいは遺児などの問題が大きく取り上げられておりますが、これについてまずお伺いをします。
【次の発言】 何といっても戦後三十年近くたっていまだに今日の状態。そういうことを思うと、政府ではいつも今後努力いたしますという御答弁はいただいておる。けれども、それが実行されていないということで、国民がどういう気持ちでいるかということをお考えいただいて、真剣に……

第71回国会 社会労働委員会 第14号(1973/06/26、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まず基本的事項からお伺いしたいと思います。  今次大戦後、二十八年が経過して、近年経済の著しい繁栄と相まって、戦後はすでに終わっている、このような情勢において戦争犠性者の現状を見るとき、ここではまだまだ戦後の処理は終結していないといわなければなりません。  そこで、戦争犠牲者に対し、政府は今日までどのように戦後処理を行なってきたか、この点についてまずお伺いをしたいと思います。できますならば、厚生省所管だけでなく、政府全体の御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 それだけ。――私は、農地報償とか引揚者給付金とかあるいはまた旧令の共済組合特別措置法とかまだいろいろあった……

第71回国会 社会労働委員会 第20号(1973/07/17、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案について御質問したいと思います。  まず第一に、基本的条項。日雇い健康保険法は、制度発足した昭和二十八年当時から、給付内容が、他の医療保険と比較して社会保険としての体をなしていないといわれる劣悪な内容であったが、今日までどのようにその内容の充実に努力してきたかという点について、まずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 いろいろな事情を言われるけれども、とにかく、昭和三十六年以来、給付内容の改善が行なわれていない。十二年間も放置してきたことは、政府の怠慢のそしりは免れないと思うのです。  今回の改正案は、当面の財政対策を主眼とした……

第71回国会 社会労働委員会 第23号(1973/09/11、9期、日本社会党)

○藤原道子君 日雇い健保について御質問いたしますが、この前質問最中に質疑打ち切りの動議で中断。したがって途中からお伺いしますが、あるいは重複するかもわかりません。  そこで、まず第一に、日雇い労働者の実態についてお伺いしたいのですが、日雇い労働者の賃金、就労、生活実態はどうでしょうか。労働省にお伺いいたします。
【次の発言】 労働省では調査の結果報告書が出ているわけですね。この点で、十分今後とも対策を立てて生活ができるような方向に持っていっていただきたい、努力してほしいと思います。  そこで、日雇い健康保険の実態はいかがでございましょうか。

第72回国会 社会労働委員会 第2号(1973/12/18、9期、日本社会党)

○藤原道子君 まず第一に、国立病院と国立療養所におけるニッパチ勧告がどのように実施されているか、その実施状況についてお伺いしたい。
【次の発言】 勧告があってから、もう八年たっているですね。それでいまだに半分にも達していないですよ。いま二人夜勤が療養所では三三%、それから、らい療養所では四三%、それから国立病院では五〇%、がんセンターは八二%やっているようでございますけれども、これを、いつになったらこの勧告が実施できるんですか。一人夜勤が非常にまだ多い、らい療養所が五七%も一人夜勤、療養所は六七%も一人夜勤、これをそのままにしておいて、一体この人事院の勧告というものを厚生省はどう受け取っていら……

第72回国会 社会労働委員会 第9号(1974/05/07、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、日本社会党を代表して保健師法案、栄養士法の全部を改正する法律案、理学療法士及び作業療法士法の一部を改正する法律案、臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律の一部を改正する法律案、診療放射線技師及び診療エックス線技師法の一部を改正する法律案、及び歯科技工法の一部を改正する法律案、以上六法案について、その提案理由を一括して御説明いたします。  最近、地域医療や住民医療ということが強調されるようになりました。これは、患者と各種医療担当者とが一体となって、言いかえると、医療現場を構成する住民が一体となって、一人一人の患者に最も適した医療の創造を目ざす理念であると考えられます。この場……

第72回国会 社会労働委員会 第11号(1974/05/14、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、先日質問いたしましたけれども、時間の関係で抜けたところがたくさんございますので、それを補充して質問さしていただきます。  そこで、結核の現状から見まして、将来、結核対策全般についての展望をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私は、口だけではなくて、真剣にやってもらわなければ困ると思うのです。  昭和四十八年十一月に結核予防審議会から「結核健康診断及び予防接種の実施方法について」という答申が出ておりますが、その中の施策の実施にあたり留意すべき事項については、今後どのようなお考えをお持ちですか。
【次の発言】 私は、そこで伺いますが、中小企業とかそうした人たちの医療です……

第72回国会 社会労働委員会 第12号(1974/05/16、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、雇用保険法案の提案理由についてお伺いしたいと思うのであります。  まず、労働省が今回提案した雇用保険法案は失業保険の給付のみならず、法案に盛られた雇用促進、能力開発、あるいは労働者福祉といった、いわゆる三事業についても重大な問題点を抱えており、全く無視できない法律案であります。そこで、私は女性問題を主としてお伺いしたいのでございますが、まず最初に、雇用失業情勢の現状及び失業保険の受給者の状況はどういう状態でございますか。
【次の発言】 そので、雇用保険制度の実施した場合における保険財政の収支の見通しはどうですか。
【次の発言】 いまどのくらい残っていますか、保険料。

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/05/21、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は児童手当法についての質問をしたいと思いますが、まず最初にお伺いしたいのは、二十世紀は児童の時代であるとエレン・ケイ女史が言われた、そのことばのとおり、世界各国の児童福祉は競うように著しい発展を見せてまいりました。ひるがえってわが国の児童福祉を見ると、戦後著しい発展を遂げ、児童福祉法はじめ母子保険法あるいは児童扶養手当、特別児童扶養手当等一応の法体系は整備されてまいりました。  しかし、児童の置かれている環境は、公害をはじめ乳幼児の捨て子あるいは交通災害などによって児童福祉が非常に阻害されておりますが、そのいろいろな問題が多いが、これに対して厚生省としては今後どのような対策を立……

第72回国会 社会労働委員会 第14号(1974/05/30、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私、思いがけなく、議会といたしましては初めてのようなこの感謝の会をお持ちいただきまして、まことにありがとうございます。  私は、終戦後初めて衆議院に出まして、自来ずっとつとめさしていただきましたが、皆さま御案内のように、うちが没落いたしまして、尋常五年の中途退学、十一から印刷女工をいたしまして、夜学に行ってやっと尋常小学校だけを卒業した者でございます。  無学な私が大正十四年から社会運動に飛び込みまして、そして議員になってきょうまでつとめさしていただきましたが、実は、私が参議院に回りますときの公約が社会保障制度の確立、これが私の公約でございました。ところが、まだ社会保障があまりい……

第72回国会 内閣委員会 第15号(1974/04/25、9期、日本社会党)

○藤原道子君 お伺いいたします。  看護婦給与についての人事院勧告でございますが、看護婦関係団体の要望でもあり、また自民党看護問題小委員会の決議もございまして、それによりましても、勧告の時期を教職員のそれと同時に行なうこと、上げ幅は二けた以上とすることというふうな、それから三としましても、実施時期は本年一月にさかのぼって行なうこと、こういう要望でございます。この項目も去る三月二十六日付の人事院勧告は無視して、実現されておりません。いかなる事情にせよ、看護婦団体の要望でもあり、政府与党の決議を完全実施しないのは、その理由はどういうわけでございましょうか。この際、人事院の勧告において要望や決議を実……



各種会議発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 厚生・文部・地方行政連合委員会 閉会後第1号(1950/11/16、2期、日本社会党)

○藤原道子君 厚生大臣にお伺いいたします。この池上の問題を契機といたしまして、非常に輿論が高まつて来ておるのでございますが、厚生大臣といたされまして、私は女性の立場から女性の体が売買されておる、この対象になつておる。これには幾多の事情もございましよけれども、この特殊婦人というものに対してその更生政策というようなものに対して、厚生大臣はその後どういうふうな態度をとつておいでになるかということが一つと、それからいつも輿論が高まつたときには騒がれるのでございますが、輿論が少し收まつて来るとそのまま放置される。昨年山形県の上ノ山温泉で子供連が公衆浴場から性病に感染いたしました、そのときにも参議院の厚生……

第8回国会 厚生・文部連合委員会 閉会後第1号(1950/11/15、2期、日本社会党)

○藤原道子君 最近子供の下良化が非常に憂えられているときに、私は子供の下良化を問題にする前に、これを不良化せしめる環境を是正しなければならない。子供の周囲に幾多の不良な大人の社会がある。これを先ず是正すべきであるという私は所信を以て従来から運動して参りました。ところが最近池上、高田馬場その他に特殊料飲店の建設が進められているということを聞きまして、これは一大問題である。かように存じまして、私もと池上に住んでおりました関係上、土地の状況をよく存じておりますので、これは大変だと存じまして先ず第一に社会党の所属の婦人議員で十月の十四日に現地を調査いたしました。それからその後十一月の二日には地元で演説……

第10回国会 厚生・労働連合委員会 第1号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○藤原道子君 委員長、済みませんがちよつと……。社会保障制度審議会へ提案されたときですね、この問題の審議を市川さんにお伺いしますが……。
【次の発言】 これは何日だつたと思いますか。
【次の発言】 社会保險制度ではないのですね。
【次の発言】 どうも有難うございました。

第11回国会 文部・法務・厚生連合委員会 閉会後第1号(1951/09/03、2期、日本社会党)

○藤原道子君 私はこの際お伺いいたしたいのでございますが、私は病気のために非常に勉強不足でございまして、その点は一つお許しを願いたい。先ず第一にお伺いいたしたいことは、建築許可は軽飲食である。営業許可はどういうふうな名目でこれがなされておるかということを一つお伺いいたしたい。それからいま一つ、これは警察署長にお伺いいたしたいのでございますが、どうも私は今日のこの証人喚問の委員会に出席いたしましてわからないことだらけなのでございます。先ず第一に取締の方法がないというようなことを言つておりますけれども、私は軽飲食でさような業態は許されていない、警視庁管下におきましてはどんどん潰しておるはずでござい……

第13回国会 厚生委員会遺族援護に関する小委員会 第1号(1951/12/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 全然関知しないとおつしやいますけれども、ああいうふうなものは、今お考えになつておるものとは全然違うとおつしやるのでございましようか。どうぞ今日は真劍でございますから、余りこう隠さないようにね、ざつくばらんに言つて頂きたいと思うのです。お互いに国をどうしようという考えは同じだと思いますので……。
【次の発言】 もう一ぺんお伺いしたいのですが、この頃地方へ参りますと、政府が早くから宣伝されましたので、この暮の越冬資金には問に合うようなつもりで待ち焦れている人がいるんです。今日はぎりぎり一ぱい、最近においてお考えになつている件だけでもお漏し願えないでしようか。

第15回国会 厚生委員会母子福祉に関する小委員会 第1号(1952/12/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私おとなしくしておりましたが、実はこの沢田さんとのお話合したように、私の気持としましては、アメリカに対して責任を追及する、公式な立場から追及するということは私はできないと思つております。今度南方へ参りまして、日本の混血児が如何に多く残されておるかということを考えるときに、これに対して何ら日本は責任を果しておりません。殊に日本の男の場合にも、日本の石川であるとか日本の江藤であるとかいうようなことより女に話してない。必ず帰つて来るから待つててくれと言つて逃げて帰つております。どうこの問題について私の子供はこんなに大きくなつていますから、日本に帰つたら父親に話して下さい。独立したら必ず……

第15回国会 法務・地方行政・厚生連合委員会 第1号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 私は根本的にはこの法案には賛成でございます。なお従来も法律が幾多ありながら、これが運営されていないというようなところに、こうした行為が非常に彌漫して来たということにも相成つておりますので、この法律を作りまする以上は、飽くまでもこの法の精神を十分に活かして、どうぞして、腐敗いたしました日本の性道徳を回復させて行きたいと、私は強く念願いたすものでございます。につきましては、二、三の点について、なおこの施行の上において幾多の又見解の相違等によつてごまかされても困りますので、この点二、三明らかにいたしておきたい、かように考えるものでございます。  先ず第一に、「この法律で「売春」とは、婦……


3期(1953/04/24〜)

第18回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第1号(1953/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 その点私も同感です。先ほどから、今桜井さんの御説明にも、栄養価は厚生省で考えるからというので規格に入れなかつたということですか。厚生省で考えてどうなるのだか。一つの規格を作るときには双方の意見がまとまつて行けるものだと思うので、あとで考えるということは納得行かないので、殊に我々厚生委員会としては栄養点を重視しておるわけでございます。その点明確にして頂きたいと思います。
【次の発言】 どうも納得ができないのです。事は主食なんですよ、問題はだから今度の人造米問題に対して国民に何やら割切れないものを与えるのはそこにあると思うのです。悪いものだけれどもこれは自由だから仕方がないといつても……

第19回国会 厚生・外務・文部・水産連合委員会 第1号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 議事進行。ちよつと当連合委員会は、非常に重大だから各大臣の出席を求めるということに相成つていたのでございますが、見渡すところ大臣は一人も来ていないようでございますが、これでは大切な質問ができないのでございます。大臣が出られなかつた理由をお聞かせ願いたい。それから現在政府からは誰と誰と誰が来ておるか、そのこともこの際お示しを願いたいと思います。(「政府委員は誠に不熱心だ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 大達さんと草葉さんが出席されると言いながらもうすでに四時十五分過ぎておるのです。この委員会は何時までおやりになるのですか。出席しても閉会後に来てもらつては何にもならないので至急に督促を……

第19回国会 厚生・労働連合委員会 第1号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 どうも聞けば聞くほどわからなくなるのでございますが、午前中の厚生委員会でも局長と質疑をやつたのでございますけれども、ほかの問題ではいろいろ検討してから、国庫負担にしても国情に合わして行くとか何とか言つておいでになる。ところが年齢の引上げについては、諸外国が六十歳乃至六十五歳だから、こういうことをおつしやる。日本の実情はそれでやつて行けると大臣はお考えでございますか。六十歳といたしましても、停年は五十五なんです。そうしてもつと五十五以下、五十歳ぐらいで首になる会社もたくさんある。その間の生活はどうしてやつて行くというふうにお考えでございますか。それが日本の国情に合つておるとお考えで……

第19回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1954/03/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○藤原道子君 この問題は随分やかましく重大な問題だと思います。どんどん精神分裂症になつて、肉体だけでない、精神が破壊されて来るので、兇悪犯等もこれが相当影響をして来るので、対策は生ぬるいと思います。調査研究はできておると思いますから、その点はもつと厳重にやつてもらわなければならんと思います。
【次の発言】 大臣に対する総括質問のときに十分聞きたいと思いますから、用意しておいてもらいたい。
【次の発言】 最近皇室関係で一応民主化されて来たのがだんだん元に戻つて、そうして又皇室に対する扱いが神格化の方向に行きつつあるように思いますが、それは一体どうなんですか。それは却つて私たちはよろしくないと、こ……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第4号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○担当委員外委員(藤原道子君) 私幼稚な質問でございますが、どうもちょっとそうなると納得がいかないのですが、そうすると、初診料は医者の窓口で操作するということになるのですね。ということになると、医者は金があろうとなかろうと診察しなければならない義務がありますね。そうした場合に、一部負担をする金を貧しい人たちが払えないといたしますと、そういう場合には、その赤字のしわ寄せ、未収入になるしわ寄せはだれが犠牲を負うのですか、医者でしょう。
【次の発言】 お医者様でございますと済ましていていいのですか。ところがお医者さんだって、それが数重なってくれば非常な犠牲になりますよ。このごろ生活保護なんかでも、一……


4期(1956/07/08〜)

第28回国会 外務・法務委員会連合審査会 第1号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと一点だけ松本さんに伺っておきたい。私はこの条約に加盟すべきであるということを長く考えておりましたのが、今日これが提案されたことは少々おそいと思うくらいで、まことにけっこうだと思うのです。そこでお尋ねいたしたいのは、外人が、日本の芸者とかあるいはその他のことに対しては、あなた方が考えているよりももっと違う考え方を持っているらしいのです。この間も実は外国から来られたお客さんを某料亭にお招きして――政府の会合でございますよ、そのときに、芸者がお酌にはべったということを非常に不潔だったといって、憤慨したものが発表されております。こういうこともございますので、松本さんにお伺いしたい……

第28回国会 予算委員会公聴会 第1号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、藤井さんも十分ごらんいただいていると思うんですが、社会党案は、今所得に制限を加える、これは私どもの方が拠出年金と無拠出年金と二つを出しているわけです。現段階において、直ちに施行するまでに無拠出年金制度をとったわけなんです。掛金制度に対しては、今あなたの御意見もございましたように、これは検討の余地があるかと思いますが、今社会党が所得に制限を加えましたのは、無拠出を直ちに行うという場合の制度でございまして、将来の根本的な掛金制度にした場合には、別に所得に制限は加えていない、こういうことがある、それからいま一つお伺いしたいことは、母子年金については、先生はどのようなお考えを持って……

第28回国会 予算委員会公聴会 第2号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○藤原道子君 ちょっと結核の問題でお伺いしたいのですが、私は今近藤さんが公述されましたことは全面的に大賛成なんです。今日本で結核問題をそのままにしておいていったならば、とても保険においてもどの面においても効果は期待できない。私ども社会党といたしましては、結核問題はすべて予防から治療から後保護まで、一連のものにしなければいけない。この費用としましては、全額国庫が負担すべきである、こうすることによって、一時は費用が出ましょうとも、結局将来におきまして急速にこの費用は減ってゆくものでありますから、これはどうしてもそうしたいというのがわれわれの主張でございますが、先ほど結核問題にはお触れになりましたが……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○藤原道子君 今局長が、いろいろ従来もやってきたということでございますが、具体的にどういうふうなことをやっておいでになったか。映画その他とおっしゃるが、どういう映画をどういうときにどういうように利用しておいでになったか、この点をもう少し詳しく、それから今後の対策をいろいろ立てておるということでございますがどういうふうにお立てになっておるか。これを具体的に伺いたい。
【次の発言】 そうすると、次回にといっても日程を組んでおるのですよ、いつやれますか。

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○藤原道子君 どうも先ほどから伺っておりますと、何とかしなきゃならぬとか考慮しているとかというお言葉ばかり聞いているのです。私非常に残念なのです。教育というものは、とにかくその子はどんどん社会へ巣立ってしまうのです。考慮しているうちに、それはもう過ぎてしまう。私は、何やらどうも文部省に一貫した基本線というものが欠けているように思われてならないのです。第一、芦屋の今のお話を聞きまして、条例できめて入学に金を取るようなことがなされていていいとお考えになりますか、どうなんですか。それをちょっとお聞きしたい。
【次の発言】 大へん時間がおそくなりまして、いろいろお伺いしたかったんですが、残念ながら時間……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、幼児教育の面で幼稚園をやっておるということはわかり切っておりますが、そこで、厚生大臣に伺いたいのですが、保育に欠ける子供には、幼児教育は要らないのですか。この子供たちも、将来はやはり学校に上るのですが、この保育に欠ける子供たちにこそ、やはり幼児教育が必要になってくるのではないですか。小さいときからすでに差別的な扱いを受けておる。こういう点について、大臣はどういうふうにお考えになりますか。  さらに続いてお伺いいたしますが、保育に欠ける子供で、措置費が非常に厳格になってきたために、入りたくても入れない子供がたくさんある。今まで行ったけれども、お母さんがこれだけ収入があるから金……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○藤原道子君 労働大臣が来るまで私の方で待っていられなくなったんで、ちょっとお伺いしたい。最近実は看護婦さんたちの労働問題がいろいろ問題になっているのです。むろん、労働省の所管では十分この基準が守られていることと思うのでございますが、産前産後の休暇等についてどういうふうになっているか。つまり、看護婦さんは定員で大体縛られておりますので、妊娠いたしましたときの休養が取りにくい状態です。ところが、こうした場合に、妊娠した者はやめてくれというような慫慂が各地で行われている。また、新規雇い入れの場合に、結婚したら退職するというようなことを条件で雇い入れているというようなところもあると聞いておりますが、……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(藤原道子君) 時間もございませんので、ごく簡潔にお伺いしたいと思います。  基本的な問題は戸叶委員から御質問があったことと存じますので、具体的な問題点二、三伺わしていただきます。  私は、今も戸叶さんからお話しありましたが、現地に三、四ヵ月おりまして、方々見て歩いて、内地の移住政策と、それから現地における人々との間に非常なズレがあると思うのです。内地の考え方は、今の現地に即していない考え方が多いように思うのでございますが、送り出したりすることについての調査その他はどういう方法でやっておいでになるか。
【次の発言】 そのやり方にどこか欠陥があるのじゃないでしょうか。受け入れ国と……


5期(1959/06/02〜)

第38回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。大臣にお伺いしたいのですが、極力早くという言葉では、私たち地元民として納得いかない。放水路ができないために、トンネルはできておりらがら、放水路ができないために、あの大きな被害を起している。今度は沼津市が危険に瀕した。沼津市は各所の堤防が決壊いたしました。それと同時に、先ほど大臣は、下流から直していくのが常識のようなことをおっしゃいましたけれども、狩野川の富士山からきている方の黄瀬川ですね、あれは自衛隊が上の方をずっと直したもんですから、水量が急速にふえてきた。ところが下流を直していないために、それと狩野川の放水路ができていないために、被害が加重されて、全く危殆に瀕したわけな……


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○藤原道子君 私は順序を変更いたしまして、山本委員の看護婦の問題の御質問がございましたので、この点についてさらに深めてまいりたいと思います。  いま大臣は、いろいろ、何といいますか、有資格者を掘り起こす努力もしておるというようなお答えがあったと思いますが、これに対してどういう方法で有資格看護婦の掘り起こしをしていらっしゃるか、これをまず第一にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私も神奈川県を御調査になったことは伺っている。半数の看護婦さんがこれは働いてもいい、すぐにでも働きたいという希望者もあるにかかわらず、これが働けない原因はどこにあるかということをお考えになったことございますか。たとえ……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1964/03/27、6期、日本社会党)

○藤原道子君 関連。いま私初めて聞いたのですが、社労で、厚生でやったときには、公衆浴場法でやっている、こういうお話しでございましたが、いま旅館とかあんまの業態もあると、そこで、その公衆浴場法でやっているのがどのくらい、旅館でやっているのがどのくらい、あんまの認可を受けてやっているのがどのくらいということをお示し願いたいことが一つ。  それから、いままでトルコぶろに対して監督をしてこられた実情を伺わしてほしいのです。また、いかがわしきものも、旅館といったって野放しであるはずはない、あんま、だってもそうだろうと思うのです。結局、あんまでトルコぶろを経営しておるということは、私いま初めて聞いたのです……


7期(1965/07/04〜)

第58回国会 大蔵、社会労働委員会連合審査会 第1号(1968/04/26、7期、日本社会党)

○藤原道子君 すでに特別会計制が提案されまして、衆議院において、あるいは参院大蔵委員会においていろいろ御質問が続けられております。しかし、私は、さらに納得のいかない点が多々ございますので、若干御質問してみたいと思います。  まず、第一に、厚生大臣にお伺いいたしますが、厚生大臣は各都道府県の衛生部長会議をお開きになりました。その席上で園田大臣が、戦後処理が大体終わった現在、新しい国づくり、人づくりを考える時代である。憲法に規定してある福祉国家の建設であり、予算的に裏づける必要がある。衛生行政は人命につながることだから、十分に意を払い、努力をしてもらいたい。特に結核対策は、特会制になるから、国の任……


9期(1971/06/27〜)

第68回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、まずお伺いしたいのは、厚生省の試験研究機関の目的、使命から見れば、各省関係研究機関の中でも命を守るという意味から最も重要な役割りを占めていると思うけれども、これに対してはいかがでございましょう、科学技術庁は。
【次の発言】 私はきょう質問いたしますのは、科学技術庁の資料によりましてそれでお伺いをしたいと、こう考えております。  そこで、厚生省試験研究機関の現状についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 やっと四十七年度で若干伸びたと、こういうことでございますが、三十五年度から以降のずうっと伸び率を見ますと、厚生省の試験研究機関の予算は四倍、それから厚生省予算は八倍、国……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1973/04/06、9期、日本社会党)

○藤原道子君 私は、難病対策についてお伺いしたいのでございますが、その前に、ちょっと大臣にお伺いしたいと思います。  昨日の、キノホルムに対する佐々木さんの質問に対して、大臣をはじめ、御答弁はたいへんよかったと思います。けれども、これを私は、あくまで実行していただきたいと思う。ということは、例のサリドマイドの問題でございます。三十六年にドイツでサリドマイドが危険であると、こういうことで、全部これを禁止、し諸外国も禁止、回収したんです。それで、私は、厚生省に対して、諸外国で禁止し、回収しているんだから、日本も直ちにこれを回収すべきじゃないかという質問をいたしました。ところが、日本では、まだ不具者……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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