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小笠原二三男 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小笠原二三男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
178位
委員会発言歴代TOP50(参)
24位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
130位
委員会出席(無役)歴代TOP500
239位
委員会発言(議会)歴代TOP500
119位
委員会発言(非役職)歴代TOP50
25位
各種会議発言歴代TOP50
26位
各種会議出席(無役)歴代TOP100
59位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
20位

2期委員会出席TOP10
8位
2期委員会発言TOP10
2位
2期委員会出席(幹部)TOP25
18位
2期委員会出席(無役)TOP50
27位
2期委員会発言(非役職)TOP10
2位
2期各種会議出席TOP20
12位
2期各種会議発言TOP10
7位
2期各種会議出席(無役)TOP10
7位
2期各種会議発言(非役職)TOP10
6位
3期委員会出席TOP50
35位
3期委員会発言TOP10
8位
3期委員会出席(幹部)TOP50
32位
3期委員会発言(議会)TOP25
20位
3期委員会発言(非役職)TOP10
8位
3期各種会議発言TOP10
9位
3期各種会議発言(非役職)TOP10
7位
4期委員会発言TOP50
27位
4期委員会発言(非役職)TOP50
26位
4期各種会議発言TOP20
14位
4期各種会議発言(非役職)TOP20
14位
5期委員会発言TOP50
31位
5期委員会発言(非役職)TOP50
31位

このページでは小笠原二三男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小笠原二三男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1950/11/20、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の官房長官のお話を聞いているとどうもおかしいので、確かに通常国会における二十六年度の予算等においても長い目で対策が立てられるという、その通りでしようが、長い目で見るうちの一部分である臨時国会において、今質問にあつたような点がどういうふうに現われているか、もう少し丁寧な説明をお願いしたい。
【次の発言】 そういうことになりますね。

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 どう処理するかという問題は、政府側のその間の事情を聽かなければならないと思います。先程の小委員会では官房長官が見えられて一応の経緯についてのお話がありましたが、やはりこれは政府側の責任として考えて貰わねばならん。総理大臣なり或いは副総理なり、或いは官房長官の出席を求めてその間の事情をお伺いしたい。そうしてその後において態度を決定したい。
【次の発言】 どうも納得のできない点があるのですが、と申しますのは三大臣出席要求は本日ではなく事前にしておるのであつて、而も本日もしておる。而もこの三大臣のうちの総理大臣の御出席できないことは承知しておつたのですが、大蔵大臣と通産大臣のお二人……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 山本議員のお話はなかつたことにして置く方が却つて通りがいいので、これがあつたということになれば、委員の性格からいつて問題が却つて起ると思うのです。これは山本議員に何とかこの発言は善処して貰いたいと思います。

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/07/31、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 長官の只今のお話では比較検討してこつちのほうがいいという結論を得たからしたんだということですが、比較して見たところがどういうところがどういうふうにいいわけですか。私個人的に知つておる方があるので比較したところをお聴きしたいのです。宮原さんという方と伊藤さんというう方がどういう関係で参議院側の希望というものが否になつたのか、お伺いして置きたい。
【次の発言】 どうもそうなるとお話がおかしくなつて来るので、伊藤氏という方もこれは一県の漁業協同組合の連合会長であり、或いはその他の理事でもあり、東北ではこのほうにおいては有名な知名な方です。衆議院議員と県会議員の差はあつても漁業関係で……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1950/09/20、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の災害に関しての応急な措置として、将来特別平衡交付金でこれはカバーして貰うということは第一点でありますが、緊急なこの事態において、地方の現在の財政收入、或いは支出を、地方財政委員会が緊急に見てやらなくちやならんというこういう一つの面があろうかと思います。この二つの面で考えて行きますと、今まで第一点でけはいろいろお話が出ておつたところでありまするが、この点についても今の奧野課長なり野村委員長の話ですと、将来において調査の上で、平衡交付金が予算の範囲内において超過の場合、比例配分になるかも知れんというような話でありましたが、これは逆に言えば手ぬるいかも知れませんけれども、手ぬ……

第8回国会 地方行政委員会 第3号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは私等初めてですから、教えて貰うためにお聴きして置くのですが、申出がある連合委員会は、こつちの自主的な決定で、どのようにでも、二つと連合してもよし、三つと連合してもよろしい。そういうような子ものですか。
【次の発言】 連合としてはなんらそういう法則はないのですか。
【次の発言】 それで予算、大蔵と連合委員会を持つ、或いは農林、通産と連合委員会を持つ。その性格によつて連合委員会の持ち方があると思いますが、要するに日程の上で、農林にしろ、予算にしろ、全体の日程としては同じだというような場合であれば、全部引つくるんでいいけれども、全部引つくるんだために日程が縮まつて、愼重な審議……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1950/09/21、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の方にお伺いしたいのですが、この二十三年度以降本年の何月になりますか、今のところ入場券、車券の総売上高、それの国、地方団体、それから振興会の分け前、これを一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 先程からの御説明をお聞きすると、競輪を行う、而も現在のようにいろいろな不祥事が勃発しながらも行うという目的といいますか、趣意がどうもはつきりしない。競輪を健全娯楽として発展させたいという話もあれば、地方財政に寄與しているから止められないという話もある。又このことは自転車産業の振興に厖大な寄與をしたものである、こういうことを言つておるのですが、この競輪……

第8回国会 地方行政委員会 第4号(1950/07/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これも大臣に対する質問になるかどうか分らんですが、昨日も聞いたのですが、第七国会で廃案になつたあとの暫定的な臨時措置については、一般地方自治団体はいろいろ疑義を持つて、この責任の所在について喧々囂々たるものがありました。そういう場合に行政府の長官であるものが、地方の責任ある自治団体長に対して、この地方が困つている、財政が枯渇して困つている責任は、これは野党にあるのだとか、参議院にあるのだとか、こういうようなことを或る席上などで言うたというようなことを聞くのでありますが、まあそれはそれとしまして、実際現在までにいろいろな政府が緊急措置をした点については、地方財政委員会に対して自……

第8回国会 地方行政委員会 第8号(1950/07/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の中田君以下の質問に関連してたつた一つお聴きしたい。来年はともかくとして、これが本年実施になつたとしても、市町村税において固定資産税の最終的な決定が来年の二月なら二月に越されて行く、そういうことになつて最終的に財政需要に鑑みて地方財政平衡交付金を決定して渡してしまう時期はいつになるのですか。
【次の発言】 その形式上のことは分るのですが、本年は飽くまでも第一年度のために暫定的な地方税收というものが、途中の四半期四半期ごとに行われて行くわけで、最終的な調整をして、取るものは取り、與えるものは與えるということで、始末のつくのはいつかということであります。

第8回国会 地方行政委員会 第9号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 新らしい定置漁業の発見に件なつて、それに対して何年間かは免税する、そういうような点の御考慮はないわけですか。
【次の発言】 奨励のために……
【次の発言】 終るようですから前にどなたかが御質問なさつたのなら結構でございますが、そつちこつちに出ておる徴税吏員の質問検査権という問題ですが、質問に対してただ答弁をしないというものを單に体刑に処する、こういうことにつついてのもう少し他の法律関係と比べてお考えになられた点について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 これは結局は徴税吏員の資質の問題にもあると思うのですが、国税を扱う税務署の訓練せられた徴税吏員と違つて、地方自治団体……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1950/10/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この案文が決定になれば、宛は総理大臣になつて文書の提出をするというのでありますから、文書の体裁から言えば、要望事項は要望書という形式になるほうがよいのではないかと考えますし、次に小委員長にお伺いしたいのですが、前例によつて委員会の決議をつきつけるということは、関係方面のお話があつてまずいということでありましたが、要望するという段取りの前提には、どうしても委員会の決定を見て要望するということになるんじやないかと思うのでありまして、強くこの要望をするならば、文章表現上、若しも満場一致の議を経ることができるならば、右要望する。という所は、地方行政委員会の委員の満場一致による意思とし……

第8回国会 地方行政委員会 第10号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 衆議院の修正によつて固定資産税が幾ばくか減になつた。それから附加価値税は将来の問題でありますけれども、附加価値税なるも  のは流通税だという点から前にも御質問しましたが、この市町村民税自体についても、負担の均衡の上から修正を  加える必要があるのじやないかというような点を申上げておつたのですが、計数的にそうなつても均衡は各階層において取れておる。即ち法人或いは個人においてのバランスが取れているのだということについて御説明願いたいと思います。前の資料とは違つて来ると思うのですが……。
【次の発言】 固定資産税の方から来る影響はないのですか。

第8回国会 地方行政委員会 第11号(1950/07/27、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して、今国鉄や專売公社の場合が出たのですが、まあ現状無理がないとしても国鉄や專売公社は家賃を取つておらないのが建前で、ところが公営の庶民住宅は最近の建設であるが故に、非常にまあ一般から言えば不当と思われる家賃を取つておる。にも拘わらず又固定資産税を取る。而も固定資産税の建前は所有者から取るのが建前になつておるにも拘わらず、公営のものであるが故に税をこれに課けるということは不当でないかという声が強い。で若しも取りたいならばそれは所有者が使用料として、その税負担分を加算して使用料を上げたらいいじやないか。所有者が拂つたらよいじやないか。例えば東京都において都営の戸山ハイツと言……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1950/11/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の答弁のようになると、聞いてもどうもはつきりしないかと思うのですが、保護立法であると言われるが、人事委員会がいろいろの権限を持つのですが、その人事委員会並びに地方議会が各種の條例を決める権限を持つておる。そうすると、交渉ができ得る範囲であつたものも面倒くさくなるというと、理事者側では條例でストツプさせるという問題が起らないだろうかという点が一つ。それから人事委員会は條例を以て決めておる。それから不満であれば、その意見を取上げて裁定をするようになるわけですが、人事委員会がお手盛でいろいろのことを決めて、それで文句があれば、又人事委員会がそれを裁定するんだということであれば、初……

第8回国会 地方行政委員会 第12号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この脱税の場合のことですが、三年以下の懲役、百万円以下の罰金ということに市町村民税はなつているのであります。従来の現行法であれば、罰金は五倍というふうに決まつておつて、大体の目安がついておるのですが、余りに広範囲に亘る税金額があるにも拘わらず、それを一本の罰則で百万円以下というふうに大掴みな法律規定をするということは、形式上からいうとどれ程の罰金を科せられることがあつても、裁判官自体の決定で仕方がないというふうな結果を生むのじやないかという慮れがあるのであります。こうしたものは法律上から言つて脱税額の何倍というふうな規定か、或いは税額何円から何円までにおいては何円の罰金という……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第12号(1950/11/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 その予算上の問題にも関係があるのでお伺いするのこですが、装備の点で先程の江口次長のお話ですとどうもはつきり分らない。第一はこの予備隊の使命を果たすために装備の目標はどの程度のものを川考えでさおられたのか。それがもう結論として確定しているか、どうかという点と、現在には自動車その他設備がないにしても装備の計画内容というものは決定していなくちやならんと思うのでその装備の内容について御説明願いたい。
【次の発言】 七月に発足して十二月になろうとするときに襲備の点の限界も明らかにならんということであれば、改めてもう一度この前聞き直した点をお聞きするのですが、予備隊の使命はどこにある。そ……

第8回国会 地方行政委員会 第13号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先程から水産委員会、農林委員会或いは運輸委員会の決定であるやの各委員長の申入れをお聽きしたのですが、私新米議員としてこれを取上げて質疑するに当つて、岡本委員長に伺つて置きたい。と申しますのは、各委員会が、各会派の集まりでこれを決定しているということは、全参議院の各会派が、この修正案に同意しているということになるのではないかと思う。そうだとするならば、我々地方行政委員会は、やはり各派を代表してこれらを全面的に取上げて、参議院各会派の全部の修正意見として、これは出さなければならないような義務さえも、負うのではないかという感じがするのであります。ただ聞いて置くという程度のことである……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第13号(1950/11/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 どうもはつきりわからんのですが、そうすると二百六十八億の大蔵省の計算によれば、年末手当の部分に要する経費は幾らと見ておるのですか。
【次の発言】 これは平衡交付金のほうで賄うということにはきまつているんですね。
【次の発言】 そうすると必要経費としては認めるけれども、出す分は別だということは従来通り変りない、そういうわけですか。
【次の発言】 教職員の待遇改善費は、国家公務員の給與改訂の法律の場合に教員のために別表を作ることができるという理由から、これは推定表が別にできて、それに要する差額の経費になるのかと思つているんですが、その意味のものですか。

第8回国会 地方行政委員会 第14号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 文部大臣お忙しいようですから簡單に昨日の速記を見て食違つている点と、確認して置きたい点についてお答え願いたいと思います。 昨日新制大学の設置費に関する寄付金の問題で、西郷委員からの質問がありました場合の文部大臣の最初の御答弁は、大学経営維持のために、地方から寄付を求めるということは、教育上差支えないやの御答弁がありましたのに対して、重ねて岡野大臣にお伺いしたところ、岡野大臣の答弁は、文部大臣には気の毒であるけれども、地方財政法にこういう禁止規定のある限りはこの法を考えて頂かなければならんというような所見の御発表がありました。それについて文部大臣、重ねての御答弁では、甚だ申訳な……

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○委員外議員(小笠原二三男君) 関連して、私は地方行政委員の小笠原であります。一般的な質問をしたいのですが、それは保留しまして、今の問題に関連して、非常に重要ですから、お伺いして置きたいと思いますが、官房長官は只今各方面から教員の政治活動について論議があつたので政府は調査をしておるというのが事実である、その後の質問に答えて調査しなければ考えを決めることができないから調査をさせておるのだと、こういうことを明言せられておるのであります。で、一般に選挙活動に対して検察当局以外の政府が調査する場合には、各地方団体の選挙管理委員会なり、地方課の選挙事務を担当しておる者に対して、統計的な資料調査はこれはあ……

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/21、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この申合せは議運だけの問題でなく、それぞれ議案審議の関係もあるでしようし、どういう最惡な事態が起るかも知れないので、條件なしに同調するということで一つ決めて頂きたい。   (「異議なし」「何でもいいよ」と呼   ぶ者あり)
【次の発言】 間に合いますか。

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先程の総理のお話の中に、マ書簡の内容として政令その他何らかの方法で、こういうふうにあつたので……。
【次の発言】 ですから、その点を明らかにしたいのですが、政令を以て出す途だけが示唆されたのではなくて、その他の方法もある中に政令を出したのは、政府の撰択決定なのであると、こういうふうに承知してよろしいか。
【次の発言】 総理大臣にちよつとお聞きしたいのですが。
【次の発言】 そういう問題は至極尤もな点もあるのですがその前に、この委員会を開くに当つては午前中の委員会の休憩になつた理由があるのであつて、それで開く場合には開くだけの理由がなくちやならない。従つて委員長としては何の趣旨……

第9回国会 議院運営委員会 第4号(1950/11/27、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 我々も大体それでいいかと思いますが、そういうことが分つておつて、尚、文部委員長からの強い要素だということであれば、何らかそれには聞くべき理由もあるのじやないかと思いますので、でき得るならばここに出席を求めて、その趣旨だけでもお聞きして、そうして決定するというのが、穏当だと思います。

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私も地方行政委員会の委員会の委員の一人としてこの問題に携わつたのですが、誤解があるようですので、私の了解している線で、委員長に御質問を申し上げて皆さんの参考になるようにしたいと思います。  この問題は衆議院においてもやつておるということが、行政委員会で決議したというような情報が伝わつた後に、衆議院と同じようにやるという意味合いで、私から議院運営委員会の委員長宛並びに予算委員長宛に出すべきだということを提案して、その線で内容を審査しておつたのですが、自由党のかたがたにも全会一致にして貰うためには、いろいろ折衝もあろうということで、保留して時日をかしておつたのであります。然るとこ……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 木村さんが今まで委員長のとりなし、とりなしとりなしと言うのはですね、総理の出席要求を全会一致で認め、ただ明日病気その他で出られないという事情などは、誰にもあることだから出られないかも知れない場合があつても差支えないように了解を得ておる。そういうことだけの話なんですよ。代理のかたが出て来てもよろしいということはとりなしの中に入つていない。
【次の発言】 何も官房長官の出席は要求しておらなかつたことなんです。委員長が一人でそういうことをやつて、そうして皆に押付けようたつて、それこそ却つて紛糾しますよ。

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 木村さん、話の行きがかりをどんどん言つて、そうして時間をとることは、次々の議題が上らんことなんですから、委員長はやはりあなたのほうの党に属した立場もお考えの上で、こうやつたらという折衷案を出しておるのですから、私たちはそれに同調するのに皆さんのほうでこだわる必要がないので、すぐ休憩して、おいで願つて頂きたいと思います。(「進行進行」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 さつきから話を聞いておりますと、どうも前に二週間でいいとか、何とか主張したときの理由とぴつたりしないように考えるのでお伺いするのですが、八日にして、いわゆる一日だけは残そうじやないかという最後のぎりぎりの話が皆さんから……

第9回国会 地方行政委員会 第2号(1950/11/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私のほうでも協力するつもりで、こういう案を作つておるのですが、併しここで一応申上げて置きたいのですが、地方公務員法案の内容を見る場合に、このままで進捗するかどうか。これは單なる予定であると思われるほど重要な又複雑な問題があるわけです。ですから我々としては法案を愼重に審査するということを建前にして進みたい。こういう意味でこれでよろしいというふうにも考えられるわけです。
【次の発言】 その前に本日の日程についてお伺いして置きたい。と申しますのは本日の本会議は社会党の河崎さん、緑風会の堀越さんがあるわけです。我々地方行政委員会の立場に関する質疑を行わんとするかたに堀越さんがあるわけ……

第9回国会 地方行政委員会 第3号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 明日一日、單独で地方公務員法を審査できるだけの時間がありますから、又二日の土曜日の午後もありますし、三日も全日あるので、この期間中の一部を削いで、財政問題について関係当局と質疑を交わし、我々の考えを確実なものにして、地財委の意見書に対する態度を決定し、一応衆議院の万での地方行政委員会がやりましたように、議院運営委員会、予算委員会に、当委員会の希望を申出、議院運営委員会においては、本会議における決議等の問題について考えて頂き、予算委員会にはこの意見書の要望が通つて、予算修正ができるように希望するという手続をとる方向に、この財政問題の当委員会における処理の方法問題を決めたら如何か……

第9回国会 地方行政委員会 第4号(1950/12/01、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 マ書簡の説明はあとにして……。
【次の発言】 國務大臣に提案理由の説明について御質問申上げる前に、総括的にこの法案の根底にある問題や、それから法案御提出の意図等について政府の見解を質して置きたいと思うのであります。第一に、提案理由の説明によれば、緊急にこの近代的な公務員制度を確立するがために急いでおるということで御提案になつておるのでありまするが、本國会は、政府の決定では会期が二週間であつて、召集日或いは開会式、施政方針等の日程を除くならば、僅々十日間ぐらいのことでこの法案を上げなければならない事態なのでありますが、地方公務員制度が國家公務員法に伴うて実施されなければならない……

第9回国会 地方行政委員会 第6号(1950/12/03、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 提案者並びに自治庁も賛成しておるようでございますが、お二人に極めて素朴な質問ですが、行政書士法が必要だ、必要だというお話を聞いておるのですが、そうしてそれが國民の利益だというように言われるのですが、非常に不便を感ずる場合も多く出て来ると思われる点がある。と申しますのは、村などで書類を整えることのできない者は、役場吏員であるとか、或いは都市から帰農しておる者、そういう方に頼んでやる。又その人たちが正業としてそれをやつて行くのには仕事の量が少い。片手間仕事にやつておる。非常に便利に重宝がられておるというような場合が多いので、こういうやかましい法律が出ると、村のものは町或いは市まで……

第9回国会 地方行政委員会 第7号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 公聴会は十五分でしたね。
【次の発言】 それでまあ質疑等が出て予定はいつ頃終るような予定ですか。專門員のほうのかたにお伺いします。
【次の発言】 行政書士法案、それから公務選挙法に基く選挙期日の改正の法案、それと今のものを、大体委員長として、本國会どういうふうにお運びになるもくろみであられるか、お伺いします。
【次の発言】 あの法案の内容を見ると、十二月十一日以降それぞれのことがあつたものは、もうその期日までは補欠選挙その他を行わないというふうになつておるのですから、今度の國会で成るべくあれについてやらないで、ただ流すということで、若しも通常國会召集後、直ちに休会、それで本年……

第9回国会 地方行政委員会 第8号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 町村の団体で職員の不利益処分その他を防止するために公平委員会を置くことができ、又は共同でやる、こういうような点について町長或いは村長さんの立場としてですね事務上煩鎖であるのかないのか、或いは又補助機関として公平委員会に事務員を置くようになつておりますが、そういう費用等の問題をどういうようにお考えになつているか。それからこれはやはりこの法のことく單独に或いは共同で或いは委託してというような場合、上級の機関に委託するというような問題は例えば村長がやつたことについてその異議を県の人事委員会に委託している場合には、県の人事委員会が扱うというようなことについて不都合を生じないかどうか、……

第9回国会 地方行政委員会 第9号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほど私休憩中にも申しましたが、今鈴木委員からお話のあつたような方法以外には適当な手続はないのじやないかと思います。ただ議運として好意的に我々委員会の委員長に希望してよごされた点は、重要な本会議の問題になるというような場合に、それぞれ検討の必要もあろうというような極めて当委員会の行き方について好意的であつたがために一応こういうふうにやつて来たのであつて、地方行政委員会が全会一致で議決して議長に提出するとはけしからんと、そういうような違法であるときめつけた意味で差戻すというようなそういう考え方では議運としてはなかつたわけなんです。それで私もう少し話を進めるためのことを申しますが……

第9回国会 地方行政委員会 第10号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 それに関連してお伺いしますが、三十六條の政治活動の禁止或いは制限の條項中に、こうしてはならん、こうしてはならんということを決めたあとに、その他條例を以て如何ようにも制限乃至禁止ができるように法案がなつておる。まだ聞いてみませんけれども、政府の理由は、地方自治の特殊性とか多様性とかいうことを強調するあまり、條例に任せるというふうになつたのかどうか、まあ推測しておるわけでありますが、憲法上の基本的な選挙の権利を市町村の條例等で如何ようにでもできるのだと、こういう立法について如何お考えになるか。却つて市長なら市長、或いは市会なら市会が困り、或いは紛糾させられる、摩擦を生ずるというよ……

第9回国会 地方行政委員会 第11号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 社会党も異議ありません。
【次の発言】 内容としては、大体社会党もこれで持つて帰つて異議がないかと思いますが、前後の書出しですが、私たちは地方財政委員会ではないので、要望書を、意見書を受取つたほうの側に立つておるのであります。従つて地方財政委員会委員長が増加交付方を要望したという表現の用い方はちよつとおかしい、その要望を、国今に要望して来たというような事実を明らかにすれば、前文はいいと考えられるので、御考慮願つたら……。
【次の発言】 これは今までの地方財政に関して検討を加えて来た本委員会の決定の立場を主張するという意味合い、並びに先ほどの一般施政方針の演説等においてこの点に……

第9回国会 地方行政委員会 第12号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 こういうふうになごやかになつておるときに言いたくないことを言わされるような結果に陥ることは、委員長の不手際であるとは言いませんが、全く以て困る次第であります。この点は各会派の意思の決定をしまして、本国会が召集になりました場合には、九日一杯まで会期を持つことが至当であるということを慎重検討の結果結論を出しておつたにもかかわらず、政府与党である自由党のほうにおいて八日という御決定があつた。それで十分行けるものであるという確信のほどを示されたので、あえて友好的に同調をしたという建前になつておるので、審査ができないというようなことの責任は一方的に、政府与党のほうにありますので、審査を……

第9回国会 地方行政委員会 第13号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の岡野大臣のお話は非常に重大で、同僚議員である吉川君、或いは相馬君、中田君の話を私は心底から賛成なんです。繰返して再三申すようで恐縮ですが、前戦争中の日本において、軍閥或いは官僚、こういうものが如何なる過誤を犯したかということは、先ほども御指摘の通りマ書簡で指摘されておるところであります。而もアメリカのような単なる事務官僚というようなものではなくて、日本の高級官僚は、得てして権力を背景として政治勢力の実体を握つておつたことは間違いないのであります。それで、一般公務員として政治的な中立性を保持させる。非常に結構だということでありますが、吉川先生のお話のように、やはり上級官僚は……

第9回国会 地方行政委員会 第14号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 たくさんの方がこの問題については申上げて論議になつておる点でありますから、私は簡單に一つお伺いしますが、法律は、やはり国民の常識と申しますか、民主主義の過程における一断面を現わすものであるであろうと思うのでありますが、日本の民主主義が前進して行く可能性のある限り、この三十六條における禁止的な制限というものは、公務員であつても逐次解けて行く面があるであろうということを考えるのでありますが、この点政府として御承認しますか。又どうしても憲法上の全体の奉仕者であるという建前で憲法の動かざる限り動き得ない面、極小限はこれこれであるという点が政府の見解としてあるならば、この際この点をお伺……

第10回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1951/08/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この前の議院運営委員会で、社会党としましては、今回の国会召集の問題について疑義があるので官房長官の出席を求めた次第ですが、そこで改めてお伺いいたしたいのですが、八月六日付の内閣総理大臣吉田茂より参議院議長佐藤さんに宛てた文書によりますと、政府は講和会議に派遣すべき全権委員の任命について国会の議決を求めるの件の審議を求めるために臨時国会の必要を認めて云々ということで、臨時国会召集の通知があつたわけですが、ところが御承知のように社会党の金子洋文ほか七十五名の署名を以て講和問題、或いは補正予算等幾多の問題を内容とする臨時国会の召集について書面で政府に要求しておつた部分につきまして官……

第10回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1951/08/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 「平和條約会議」のそれを削除というのですがね。平和條約ということは、その会議における條約に対する日本側における名称をどうするということで、その名称を統一する意味で、政府側の考えでは講和條約とか何とか言わないで、平和條約に統一するということなんだから……、私はそう聞く。そういう意味は、ただ日本側がこの会議を指して、そういう統一した名称にしたいという主観だけの問題であつて、客観的には平和條約会議とかいうようなものは、向うの原語においても何においてもないわけです。それは客観的に言うと講和会議以外の何ものでもないわけです。だから前段において講和会議が開催される。それに招請を受けておる……

第10回国会 議院運営委員会 第5号(1950/12/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 原則として議員派潰はしないというのだが、特例が、それぞれ必要な特例ということになれば、これは原則として云々なんということはやめにして、出て来るものは許してやるということが原則になつてしまう、実際上は……。それで原則が正しいというならば、それぞれ必要があつてもやらないということが含みになるでしようから、一切そういうことはやめる、こういうことになるだろうとつ思いますし、これは特殊な事情だからやらなければならんというなら、次々と特殊な事情が出て来るから、これはりとつ払つてしまつたほうがいい。私としては採決の場合には意思表示をしますが、そういうところからはつきりしつなければ、十日を少……

第10回国会 議院運営委員会 第6号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今かかつている参議院規則一部改正の件をですね、御決定の上で、今の意見を取上げるならば取上げるとして……。

第10回国会 議院運営委員会 第7号(1951/01/19、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 では御静養のために委員長はどこにおられたか。
【次の発言】 そこでは事務局の方にお伺いしますが、委員長の所在を確めることについては再三お願いしたことがあつたのですが、その当時会館等も一切調べても所在不明であるという御報告があつたように私たちは聞いておるのですが、而も巷間伝えられるところによりますと、見たかたは会館の女の詰所におつて談笑しておつたというふうに我々は聞いておるのですが、余計なことを言うことはこの際、差控えますが、もう少し卒直に委員長としてはその間の事情についてお話を願わなければならんのじやないか。而もあの晩のあの雰囲気、又そのために議運を開かなければならないという……

第10回国会 議院運営委員会 第11号(1951/01/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちよつとお聞きしますが、佐野農地局長は委員になられると同時に退官の予定だということですが、そういうことも交渉済みになつておるわけですか。
【次の発言】 何かそのお話の裏を推察すると、佐野局長はやめるような時期にもなつておるので、委員のほうに加えるというような形になつておるようにも聞えるのですが、その点も少しはつきり……。
【次の発言】 そうしますと、手続上これが仮に承認にならないという場合には、農地局長として佐野さんは今後職責を続けられると了解してよろしいのでございますか。
【次の発言】 先ほど農地局長の問題を聞いたのですが、法律又は経済に関する学識経験を有する者の中から選ぶ……

第10回国会 議院運営委員会 第15号(1951/02/10、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この期日をもつとはつきりさせないで、国会開会中というようなことで承認を與えておいて、我々の責任として、国会の審議上必要なときだけ出て来ればよいのだというようなことでは……。

第10回国会 議院運営委員会 第17号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは次の議運の機会に訂正して又提案するということであれば……。今月中できないという欠陥もありますし、その金と期間の問題を修正して、そうして議運の承認する條件の範囲内であれば、直ちにこれは実行に移してもいいという了解を與えられるものならば……。手続上は私知りませんけれども、そういうことであれば、こうした了解を與えて、議運では承認したというふうにしたら如何かということを提案いたします。

第10回国会 議院運営委員会 第24号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 では自由党のかたがたに伺いますが、参議院議員から一人指名するという場合に、自由党側としては、非公式に我々は伺つたのですが、安井議員を推薦指名したい意向のようであつたようでありますが、そういうことが一部でも、又噂程度にでもある場合に、我々の側としては非常にこの点も疑義を抱く点があるわけなのです。と申しますのは、速記に載せてかれこれ言うことは如何かと思いますが、安井君は、我々地方行政の同僚として非常に立派なかたであると思いますし、確かに適任者として推薦するにやぶさかでないかたであると考えますが、都知事との関係等から考えて、公けの、こうした委員会構成に一抹の不安を与えないでもない。……

第10回国会 議院運営委員会 第33号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 履歴書は頂いておりましたけれども、この説明は本日して頂きましたので、一応本日は留保して、次回に決定いたしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この際一つ論議を紛糾させないように、一つ政府与党である自由党のかたがたは、一致した意見を持つて、同じ態度で一つ我々に話をして頂きたい。いろいろなことを言われては困ります。(「了承」と呼ぶ者あり)理窟を言うなら幾らでも言うことがある。

第10回国会 議院運営委員会 第43号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは前回に官房長官が御出席願うとして資料を各会派に配付になつておりますので、こうした説明のあとで各会派に持ち帰つてやつておつたのが先例でありましたけれども、これは各会派御検討済みのことと思いますので、本日即決して頂くようにお願いいたします。
【次の発言】 先ほど事務総長の小委員会において本日の日程にすべく挙げておつたのを私は自由党も了承しておるものと考えて申上げておるわけであります。
【次の発言】 端的に言いますが議題としてはどういうふうになるわけですか。
【次の発言】 深甚なる弔意を表するという意味から、手続は十分愼重にという意味で特別委員会を以て起草する……。

第10回国会 議院運営委員会 第45号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 大変恐縮な話でありますが、一昨日の読売新聞の夕刊三面のトツプ記事として、参議院に関する問題が掲げられて、社会に一種の疑惑を抱かせたということは否定できないのではないかと思うのでありますが、私は新米議員として、参議院での経験は僅かでありますけれども、あの記事内容について如何かと思われる点については考えざるを得ないのでありますが、この際事、参議院に関する重大な問題でもありますので、国民にこの間の記事の実情について明らかにする意味から、参議院の予算執行上の問題、或いは綱紀の問題、或いは喫茶部等の状況等について調査をする必要があると考えるのであります。併し議院運営委員全体における大掛……

第10回国会 議院運営委員会 第47号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の議事部長の御答弁が、正確を期してあとで、というようなことであつたので、あいまいであるから、矢嶋君も会派の立場から私はそういう申入れをしているのだと思いますが、先ほど中村君が言われた通り、三十九条の問題には明らかに羽仁さんの場合と関係がなかつたということだけははつきりなさればそれはもう切り離して問題になると思うので、もう一度御答弁を願いたい。

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これだけですか。
【次の発言】 それでいいと思いますが、緑風会の今のお話は、手続上会派に帰つて相談をしなければならんというようなことを成るべく尊重してそういうふうにやりたいから、まあ一つこの際、ここで議決することは控えて置こうじやないかということが第一点、その前提となるものとしては、参議院としては会期延長の必要を認めないということは、内閣として了解しておる。で、この状態で進行したい、こういう前提の下にそういう話があるのだということで私は了解してもいいと思うのですが、それがあとで又ぐらぐらといい加減な話になることであれば、これははつきりして置く必要がある。

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/07/10、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私が参加いたしましたのは第一班でありまするが、六月二十日栃木県宇部宮市、二十二日に岩手県盛岡市、二十三日青森県青森市、二十五日北海道札幌市において、各道県選挙管理委員会の主催の下に会議を開催して頂きまして、各党の道県連合会の支部代表或いは道県議会代表、道県庁、地方検察庁、国警札幌方面本部或いは各県本部、道県庁所在地の自治体警察、地方事務所、市町村管理委員会連合会代表、市町村議会代表、市町村長会代表、新聞関係者、商工会議所、婦人会、青年会、各種労働組合等の代表或いは各界の代表の参加を得まして、その熱心な意見を聴取して参つたのでありまするが、その報告の詳細は、鈴木委員の先ほどのお……

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 社会党としてもいろいろ研究を加えておるのでありまするが、今の研究の段階において或る程度まとまつている意見を申上げて、御参考に供したいと思うのですが、第一には戸別訪問を禁止する。二としては連呼を禁止する。三、立会演説は公営とし、回数を多くする。又この場合、国会議員、府県会議員、百長、これはもう必ず公営の立会演説をやらなければならないと規定し、その他の市区町村会議員は任意に公営ができるという措置を講じたらどうかというのであります。次には選挙運動員及び労務者の制限を行うということでありまするが、この点はまだ議論の最中でありまして、最終的に結論を得ておりません。それから屋外演説会は候……

第10回国会 地方行政委員会 第1号(1950/12/11、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 特に私のお願いですが、訓練している部隊と、地方本部といいますか何といいますか、駐在して行政的に仕事をやつているところがありましたら、そういうところも見せて頂くようにお願いいたします。これはそのときのついでにおいてそういつた個所に当るような場合には考えて頂きたい。

第10回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1951/07/11、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちよつとこつちの問題を区ぎり付くまでは少しやつて、それから説明を頂きたいと思います。
【次の発言】 この委員会は明白もあるようですから報告書についてはもつと検討して明日も質問したいと思うのですが、今日は思いついている分についてお尋ねいたしますが、去年来、平衡交付金を増額しなくちやいかん、起債も増額しなくちやいかんというとを再三言われ、国会でもいろいろ考究したわけですが、この報告による二十六年度の地方財政のことをお述べになつておる最終の結論としても改善方策としてはやはりこの二点を挙げられておられるのですが、そこでお尋ねしたい点は率直に平衡交付金を現状より以上、国の財政から見ても……

第10回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1951/07/12、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 あの警察法の審査の場合、あれだけ国会で重要な論議が交わされて、一部改正法が成立したのですが、一般に他の法律案でも成立し、公布されますと、それぞれの所管官庁が地方において説明会とかというようなことで指導をするということが普通のようでありますが、あのときも論議したように啓蒙が足りない結果、いろいろ批判があるということも言われておつたのに、今度こういうふうに法改正がなつたのに、地方の関係団体にどういう啓蒙をしたかということが私たちには地方を歩いて見てさつぱりわからないわけです。どうもやつておるらしくも見えない。国警長官の廃止になつた暁における温かい心遣りで警察官を吸収して行くという……

第10回国会 地方行政委員会 第3号(1950/12/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さつき杉村先生は、この原案のように議員が先になろうが、首長があとになろうが、議会優先という考え方からすれば一向差支えないんだろうと、こういうお話があつたのです。それでここは非常にこの委員会としては審議のキー・ポイントなんで、議会優先だからもう先でも構わぬということでなくて、現在の地方自治法で執行機関を大統領選挙のように選んでおる建前と考え併せてですね先生の意見をはつきりお聞かせ願つて置く。これが非常に動向を決するポイントになりますから……。そういうことを先に伺わなかつたものですからポイントを外したような……。
【次の発言】 どうもはつきりしないのですよ。今のこともいいと言つて……

第10回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1951/07/27、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この報告はほんの中間的な報告にとどまるものと思いますので、この形において部外にそのまま何らかの意思表示をするというような必要は現在の段階においてないと思います。ただ私の考えますところは、結論的には先ほどの御報告にもありました通り、平衡交付金の増額、起債の枠の拡大の必要というものはもう認めておる次第なのでありますから、我々としましては、大蔵省と地財委との交渉の経緯というものが重視されなければならんと考えるのであります。従つて小委員会の意思を地方行政委員長において十分御考慮の上、この交渉が円滑に、又所期の目的を達成できるように側面的に何らかの措置をとられるということについては、一……

第10回国会 地方行政委員会 第5号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 我が社会党の意見は中田委員から申上げましたので、これ以上申上げる必要はないと思つて差控えておつたのですが、自由党のほうから思わざる反対の意見が開陳せられましたので、これはやはり一応言うべき点は言うて、誤解を解いて置かなければならんと考えますので、重ねて只今の反対意見に対して疑義のある点、又社会党として誤解を受けている点についてはつきり表明したいと思う。先ず第一に事務上の煩瑣に堪えないという点でありまするが、地方公共団体の議員並びに首長の選挙そのものの本質は、地方の民主的な政治の発展のためにあるのであつて、その本質的なものが、事務上の煩瑣であるが故に歪められるという点があります……

第10回国会 地方行政委員会 第10号(1951/02/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して質問したいと思うのですが、先ほどの岡野大臣の御答弁では単純労務に関係する法律を出さなくちやいかんと考えて立案中であつたが、時間的に間に合わなかつた。従つて政令を以てその範囲だけは云々という話で、なせ間に会わなかつたかという理由は一切おつしやられなかつたので、この際施行法が公布され二カ月後施行になることがわかつて、その期間は法律で出て来ることを予想して、我々もそういう猶予期間を賛成しておつたわけなのです。これが法律として出ないという点は誠に我々としては遺憾であると考えたわけなので、この際大臣の詳細な御説明を願つて置きます。

第10回国会 地方行政委員会 第11号(1951/02/12、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ずこの教科書の問題は、文部省自体の問題でありますけれども、これが直ちに地方財政に影響する部面がありますので、そういう点から文部省側の意向をお聞きしたいと考える次第ですが、憲法上義務教育の無償が謳われておるという根本原則から、教科書の一部分にそれを実施しているという大まかな考え方は私たちもわかるのですが、今回小学一年にだけ教科書無償配給をしよう、而もそれを地方と国で半分ずつ負担しようという考えを持つたその考え方について詳しく御説明をお聞きしたいのであります。
【次の発言】 そうすると今年度は一応の経過措置として小学一年、或いは盲聾学校の義務付けられておる一年生にだけ実施すると……

第10回国会 地方行政委員会 第12号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 どうもさつきから文部大臣のお話を聞くと奇怪至極な話なのですが、根本的な原則からお聞きしたいのですが文相談として小学一年或いはもうろう一年の子供に教科書を無償配給するということは再三発表されておる。而も最近は全国町村長会の総会に行つて、文相は一年生ばかりでも本年は教科書を無償配給するという義務教育制度にとつては画期的な事業を行う決意を持つておるということを御披露があつた、その際の文部大臣の心境は、金が足りなかつたら一部分だけやるんだという意味で無償配給を言うたのであるか、一年生だけでも無償配給するということは、我々としては常識として一年生の教科書全部を無償でくれる、こういうこと……

第10回国会 地方行政委員会 第14号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 こうした貴重な研究に基いて勧告がされても、大体実現については従来の例に見て容易でない点があろうかと思いますが、政府のほうと非公式でも御連絡になつた結果、二十六年度から成るべくは実施したいという勧告の希望は、現状においてはどういうふうになつておるものか、法律案の関係もあるでしようから、この点調査委員会議として非公式に考えられる点をお答え願いたい。
【次の発言】 もう一点現在具体的に勧告されてある事項に関係のある法律の一部改正案なるものが、農林その他相当数勧告が行われた後に政府提案となつて出ておるのですが、これらを調査委員会議として検討を加えて、この勧告の趣旨に副つて履行して行く……

第10回国会 地方行政委員会 第15号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどお話のように、中小弱体な自治体警察の財政的にも弱体な部面に抱き合わせて、国際環境から来る治安上の問題とからめて明らかに国家警察的な方向に行こうとする改正を政府並びに与党が考えているということは、我々社会党としては誠に遺憾でもあり断然反対しなければならんという立場を持つているので、先ほど来の御説明は我々一々尤もな次第と聞くわけでありますが、ただ細かいことでありますが、我々が地方に行つて自治体警察の当事者のかたがたの訴えを聞くと、大きな問題は人事上の問題と財政上の問題、即ち人事については国警が優秀であり、自治体警察が傷秀でないような世間の何と申しますか、取り沙汰を受け、人事……

第10回国会 地方行政委員会 第16号(1951/02/21、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 固定資産税の敗り正が出るんだからそのときに……。
【次の発言】 社会党として修正案を出そうと考えております手前、地方財政に関連する部分がありますので、この際地方行政委員会の各会派の委員のかたがたに事情を私から申上げまして、誤解のない、真実の上に立つて一つ御判断の上、相成るべくは同調して頂きたいという考えを持つて発言する次第であります。  第一点の職員組織の問題でありますが、これは地方行政調査委員会議の勧告等もあり、或いは市町村まで教育委員会が下つて来るというようなことが、二十七年度から教育委員会法においても実施されるように定めてありますが、そういうことのない、当分の間、各府県……

第10回国会 地方行政委員会 第17号(1951/03/01、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この法案の審査の方法について、一つできるならば委員長に希望いたしたいのすが、この法案は政府提出の法案と違つて、衆議院の同じ性格の委員会の委員の諸君が、超党派でいろいろ御研究になつて出た法案であるそうですが、そうであれば、我々としても必ずしも野党だ、與党だというような観点だけで、この問題を問題にしたのではない。併し私聞きますと、消防議員連盟とかという関係議員のかたがたの積極的な要望なり、努力が実を結んで、一応法案になつて出たという話を承わつておるのですが、私一議員の立場から言いますと、今日初めてこれを見せられ、もう衆議院はきまつておるのだから、お前たちも一つ賛成してくれ、これだ……

第10回国会 地方行政委員会 第18号(1951/03/02、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 第九條についてですが、修正のほうと原案とどういうように本質的な差違があるのか、御説明願いたい。
【次の発言】 事実上においてしなければならない、設けなければならないという規定を法律にしなくても、もうそうなつておる、現実がそうなつておるものを、あとから法で裏打ちをするという程度のことではないかと考えられるのですが、どういう必要があつて、こういうふうに必置を義務付けようとするのかお伺いしたい。
【次の発言】 その趣旨を生かそうとするならば、市町村の希望によつて類別して、ここに該当する部面に全部又は一部を置くというふうにさせなくちやならないのじやないか。この法律そのままであれば、地……

第10回国会 地方行政委員会 第20号(1951/03/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 前回の臨時国会におきまして地方財政委員会からの意見書があり、政府予算案と大きな食い違いがあつた場合にも、この問題を取上げてああいう本会議の決議とし、予算委員会の考慮を積極的に促したのですが、私はその後この意見書の取扱いについて参議院自体がどういうあり方であればいいのか、根本的には国会法なり参議院規則等において考慮すべき点があろうという意見を持つておつたのですが、それもない今日においてはやはり実際上の問題として、この委員会が是を是とし、非を非として結論を出して決議したというこの行為は重大な問題であつたろうと思うのであります。従つてとういう問題が今日において、或いは将来において次……

第10回国会 地方行政委員会 第21号(1951/03/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今までの御説明で経過はよくわかつたのですが、ちよつと質問して置きたいことは、未だ政府案というものは、手続中でないのだということでありますが、先ほど来たびたびの御説明によりますと、地方の警察長は政府案に副うて、而も紛争の生じないような調整の方法をとるように考える方向になつたとか、或いは中小都市の公安委員会側では、大体政府案に賛成のような意向もあつたというような御説明があつたのですが、その場合の政府案というのは新聞或いは非公式に我々が事情をお聞きしております警察法改正の要綱というものを法務総裁は承知いたしておつしやつておられるのかどうか、お伺いいたします。

第10回国会 地方行政委員会 第22号(1951/03/12、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ないわけじやないのですが、言われたからすぐ質問する、そういうことは困るわけなんで、その点委員長において十分御考慮願います。
【次の発言】 この附加価値税については、岡野大臣再三の御答弁で、最善にして最良なるものであるということがあつたわけですから、我々はそれを信ずる限り岡野大臣にこの点はよくお聞きして置く必要があると思うので、この程度で保留して置きます。
【次の発言】 あと大臣がおいでになりましたら、お伺いしたいのですが、この際当局者に伺いたいのですが、入場税、遊興飲食税というのは、根本的に法の改正をする必要がある段階ではないかというふうにも考えられる各種の陳情、請願等があつ……

第10回国会 地方行政委員会 第23号(1951/03/13、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 提案理由に対しての質疑はもう行わないで、逐條の質疑をやるというのですか。
【次の発言】 只今の第八十九條の三号、五号でありますが、政令で指定するものの範囲について、この法律が通過した場合にはどういう点をお考えになつておられるか、政府側のお考えをこの際お聞きしたいと思います。
【次の発言】 従来と変るべき点があれば、嘱託員等について……。
【次の発言】 そうしますと、この法律が通過すれば、二十日から施行になるわけですが、同日くらいにその政令は出る用意があるのですか。
【次の発言】 次にこの第二号でありますが、地方公務員法の特例のほうに属する單純労務関係の公務員が、この技能者のこ……

第10回国会 地方行政委員会 第24号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今説明のようにこの趣旨を取入れて過般本委員会が修正案を通過させましたのですから、事後ではありますが、採択と決し、但し内閣に送付せずとしたら如何か、提案いたします。
【次の発言】 これも只今の御説明のあつた通り請願四十九と同様の趣旨と考え、採択することに決し、但し内閣に送付することを要しないというふうに決定することを提案いたします。
【次の発言】 成るほど、では取消します。
【次の発言】 これも前回同様採択と決し、内閣に送付するを要しないと決定して頂きたいと思います。
【次の発言】 只今の請願の第一点、並びに第二点についてその請願の理由を御説明願いたいと思います。又専門員とし……

第10回国会 地方行政委員会 第25号(1951/03/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 修正案(2)における第八十九條第一項第二号中「技能者、」を削りました趣旨が、地方公務員法における單純労務に従事する者の特例に基き、この單純労務者を指定した政令内容である職種、業種の範囲を狭めることなく立候補制限が同様に緩和せられるということを趣旨とした、この技術者の字句の削除である点を確認して、我が社会党は本案を発議するに決定しましたので、賛成であります。
【次の発言】 それでは只今本委員会において多数の同意を得ました公職選挙法の一部を改正する法律案中、技能者の事項を削除したことによつて、政令で指定される者の範囲というものが大体想定せられるわけですが、この際関係当局から内容に……

第10回国会 地方行政委員会 第29号(1951/03/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この問題は前国会において生々しい記憶のある問題なのでして、私たちとしては初めから大賛成で、こうやろうと考えておつたのがならなかつた。ならない問題をこの際採択し、内閣に送付するということで、ならせようとするならば、内閣に送付することを要せず、緑風、自由各会派で賛成して下されば、議院提出の法案を以て直ちにこれを修正するように努力すべきであろうと私は考えておる。従つて各会派がこの問題に同調下されるならば賛成ですが、ただ紹介の労をとられるだけであるならば反対します。
【次の発言】 私も鈴木委員のお話のように、請願というものは扱わるべきものであろうと考える。併し私委員としてこの請願を扱……

第10回国会 地方行政委員会 第30号(1951/03/27、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今のお二人の委員のかたの質問、私たちも賛成なんでありますが、提案の趣旨並びに先ほどの御説明にもある通り、市町村における保険料の徴収成績不振ということから、この税の問題を考えられたものではないかという感じを持つのでありますが、そうしますならば、根本として、問題として、こういう健康保険の制度そのものが、市町村の一つの規模として行うということについて、大臣は現在どういうふうにお考えになつておるか、先ずこの点をお伺いしたい。
【次の発言】 そういう場合には、先ほどもお話があつたような社会保障制度審議会等の答申で見ても、単位は市町村となる場合にも條件がある。例えば医療給付の三割は国が見……

第10回国会 地方行政委員会 第31号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 従つて近く警察法の改正のために、政府側でいろいろ検討を加えられておるというので、この際十分考究して頂くという意味で、当然警察関係の請願、陳情等は考慮を払うべきだと思いますので、この際一括して御説明を願いたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 専門員に伺いますが、只今の請願、陳情者はどなたですか。
【次の発言】 早く早く。
【次の発言】 国家消防長官もお見えになつておりますから、この四件の請願並びに一件の陳情について御所見があつたら伺いたいと思います。
【次の発言】 消防大学。
【次の発言】 それを具体的に請願番号によつて採択するように願います。

第10回国会 地方行政委員会 第32号(1951/03/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 異議ありませんが、その前に私も一つ岡野大臣にお聞きしたいと思う、たつた一点です。いいですか。
【次の発言】 この法律案は、結論から言うてですね、今の段階では時期尚早でないかということを思うわけです。と申しますのは、先ほどから西郷委員も言つておられますか、七十を八十にして、この自由財源を少くするというのは、それは理論的には、平衡化という点からいえば、そう進んで行くのがいいでしようが、その前提としては基準財政需要を算定する單位費用の見方等が真に適正なものでなければならんじやないかと思う。それがなされておらないために、去年来各地方では地財委の見積りに対して自由財源というものを注ぎ込……

第10回国会 地方行政委員会 第33号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 相当質疑も繰返されたのですか、大体現在の予定では日程としては今明日しかないわけですが、従つてこの際只今審査中の二法案に関してその審査の進行方については十分各会派相談の上意向を取りまとめて進捗するほうがいいのじやないかと思うので、この際理事会を開いて頂くように動議を出します。
【次の発言】 我が社会党としては以下述べるような幾多の主張があつて、それとの関係から考えると非常に遺憾な改正法律案であるというふうに考える次第でありまするが、衆議院においていろいろ努力の上修正せられて回付せられた本法案には賛成いたすものであります。いろいろ申上げたいのですが、結局社会党としては、自由党内閣……

第10回国会 地方行政委員会 第34号(1951/05/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 そうしますと今国会に警察法の改正法案が提出になるかならないかというポイントは、一つは警察官等の人員にからまる予算措置の問題、一つは一般的にリツジウエイ司令官の政令改廃を考慮されるという根本的な問題にからんで再検討される、こういうような点からなのですか。
【次の発言】 そうしますと一両日と申しますから十日前後には出るか出ないかは確定すると考えてよろしうございますか。

第10回国会 地方行政委員会 第35号(1951/05/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 異議はないのですけれども、そのやり方、方法等についてはあんまり何と申しますか、こつちの委員会が主体制を失わないように委員長において御考慮願いたい。

第10回国会 地方行政委員会 第36号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 逐次これから提案理由について、御説明のあつた点に関しまして質問したいと思うのでありまするが、先ず昨日の提案理由の説明におきまして、今回の警察法の一部を改正する法律案が出た根本的な趣旨としまして、現下の治安の実情に鑑みこの際警察力を強化し、その上更に能率化したいということが根本の趣旨であつたように承わつておりまするが、過般来非公式には治安の状況については承わつた点もあるのでありまするが、その当時の警察強化のための人員の増員、その他から見ますと、非常に考え方が違つて来ておるような面もありますので、これらは当時の治安状況と又考え直さるべき状態が起つておるのかどうか、この点はつきりし……

第10回国会 地方行政委員会 第37号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 実は法務総裁には、この警察制度の底を流れる精神についてまだ疑問のある点をお伺いしたいのでありますし、特にこの定員の国家警察、地方警察における増員等の問題については、根本的に国の経済施策から発する民生の安定の問題と関連して政府側の所員を伺いたいのでありまするが、本日は時間がはんぱになりますので、昨日自治体警察側の意向を聞いたうち、この定員と平衡交付金に絡まる問題一つ、それから警察制度の基本的な地方分権のこの考えから来る組合警察の問題について伺いたいのでありまするが、委員長におきましては、予定の時間が来ましたら途中でも切つて頂いて結構ですから、明日続けたいと思うのであります。で、……

第10回国会 地方行政委員会 第38号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 皆さん本日法務総裁に特に御質問がない場合には、私、地方財政委員会、自治庁のほうにお伺いしたいのですが、よろしゆうございましようか。
【次の発言】 昨日法務総裁に自治体警察に関する財政的な裏付けの問題について伺つたのでありまするが、それと関連しまして地方財政委員会にお伺いしたい点があるのであります。  先ほど竹中委員から御質問があつたのでありまするが、昭和二十五年度の平衡交付金配分におきまして、警察吏員一人当り仮決定においては十八万二千八百円とされておつたものが、その後の本決定において十六万三千五百円というふうに減額を見たわけであります。そこで国家地方警察のほうは一人当り十九万……

第10回国会 地方行政委員会 第40号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この地方自治法ですが、議会関係の職員について第百三十八條の四項ですか、それから地方公共団体の職員に関しては、百七十二條の第四項に施行法との関係の改正案があるのですが、その中に、「この法律に定めるものを除くほか、地方公務員法の定めるところによる」というのでありまするが、そうしますると、地方公務員法が原則として適用になり、地方自治法に特にこの関係の部面について法律規定がある場合には、その特例が認められるとこういうような解釈になるように思われるのですが、そこで質問は、地方自治法でこうした職員に関して地方公務員法以外に特例的に任用、職階制、給與、勤務時間その他の勤務條件、分限及び懲戒……

第10回国会 地方行政委員会 第41号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 そうしますと、府県公達の意思としましては、今でも自治体警察が機能を失つたとき知事の認定権を與えると、こういう主張をお持ちになり、そういう修正が望ましいとお考えになつておられるかどうか、お伺いしたい。
【次の発言】 制限付でですね。
【次の発言】 次に府県公達の代表として兒玉さんから、府県公連のこの警察法改正法案に対する態度をお伺いしたい。
【次の発言】 次にもう一点。各都道府県公案委員会の管内ではないですけれども、県内にある自治体警察を持ち得る町村が、自由意見で廃止して、これを皆さんの公安委員会の管轄する地方警察の中に吸収するという点については、どういう御意見をお持ちになつて……

第10回国会 地方行政委員会 第42号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほど来の公述におきましては、兵頭さんを除いて公述なすつたおかたがたは、第二十條の二の都道府県知事の、治安維持上重大な事案についての認定権なり或いは公安委員会に対してそのことから要求する点について御意見をお述べになつておられるのでありますが、そこで私は田中さんがおいでになりませんから高辻さん、塚本さん、田畑さんのお三人のかたに同じ内容の質問をいたしたいと思います。それで高辻さんは、府県知事に対してもつと自由裁量で警察に対する権限を認めたらどうかという御意見があつたのでありまするが、どういう理由でどういう内容の権限を希望せられるのであるか、もう少し詳しくお話を願いたいのでありま……

第10回国会 地方行政委員会 第43号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 教育委員会法の一部を削除される条項があつたように思うのですが、教育委員会の職権のうち、教員を以て組織する労働組合に関することが削除になつているようですが、大体はわかつておりますけれども、その理由についてお伺いしたい。
【次の発言】 それで一通りわかりましたが、この際、私たち地方公務員法を審査した建前から、この関係法律の修正、改正に伴う法律案に附帯しまして、少し文部当局にお尋ねしておきたいと思う点があるのですが、委員長少しお許し願いたいと思います。それは御承知のように、地方公務員法は一貫してできたけれども、そのうち教育職員の特殊なる性格と申しますかに鑑みて、教育公務員特例法によ……

第10回国会 地方行政委員会 第46号(1951/05/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 事案のある自治体警察が都道府県公安委員会の運営管理に服するという場合には、その事案に限つては当該自治体警察の公安委員会は機能を停止するわけですか。それとも又その公安委員会も独自な考えでその事案に協力すべくいろいろな運営管理に当ると、いわゆる共同にそれをやるということになりますか。又この都道府県公安委員会が指揮命令するのは自治体警察の公安委員会に対して指揮命令するのですか。直接警察長ですかそのほうを指揮命令し、公安委員会は除外するのですか。
【次の発言】 そうすると、数個の自治体警察に関連する事案についてこの条項が発動された場合には、この数個の当該自治体警察の公安委員会が連合し……

第10回国会 地方行政委員会 第47号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは只今から審査します警察法とは関係のない問題でありまするが、私は地方行政委員会の同僚委員の御賛成を得たい一つの提案をしたいと思いますので、暫らく容赦願いたいと思うのでありますが、それは今国会始まつて地方財政の問題について各種の調査もし、又行政事務の再配分等についてもいろいろ研究を加えて他の委員会に提案されておりますこうした問題に関連する法案については、それぞれ連合審査を申し入れる一致した意見を以て地方行政委員会としては連合審査をやつて行くし、特に最近におきましては運輸委員会にかかりました道路運送法案乃至その施行法案等につきましても、地方行政委員会としては事務の配分の建前か……

第10回国会 地方行政委員会 第48号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 速記をとめて頂きたい。
【次の発言】 いや、討論……。
【次の発言】 討論の過程の中で議事進行もかねて発言をいたしたいのですが、こういうふうにこの修正案が出ておりますし、この修正案の提案の御説明を伺い、又それに附加えてこの修正案の実施に当つての法解釈まで具体的に伺つた以上は、いろいろ疑問が浮んで来るものがあるのでありまして、この際修正案に対する質疑をほんのちよつとでございますけれどもさせて頂くわけには行かないか、私不馴れで議事手続がわかりませんので、委員長のほうでお調べの上一つ合法性がありましたら是非お許しを願いたいと思います。

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の会期によつて、明日、明後日と二日間午前中、まあ延びる部分も考えまして、総体の質疑並びに答弁時間というものを大体どれくらいに事務局のほうで準備せられているか、ちよつとお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そうですか。一昨日簡單に各会派の質問所要時間などの御発表がありましたが、本日それを各会派から伺つてみて、そうして大体のめどになる総時間数にはまるかはまらないかということについて折合を付けて行くというふうに一つ諮られたいと思います。
【次の発言】 只今の中川さんのお話はですね、一応事務的な私の申上げることを聞きとつた上で、そうして改めてしぼる場合の動議としてお出しにな……

第11回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の御説明のうちの條約関係の承認を求める案件をいつ御提出になるのでしようか。それから補正予算のほうはいつ御提出になるおつもりでありますか。
【次の発言】 補正予算案は総理大臣の施政方針演説のときまでには出るのでしようか。又その後になつた場合には、大蔵大臣の財政方針演説が、総理のそれとは切離して次の機会にするという、その程度にも遅れる場合があるのですか。その点を……。
【次の発言】 次にお伺いしたいのですが、ポツダム政令関係の法律的な調整措置については、でき得るならば今国会に出せるものは出したいというようなお話ですが、これは時期的に見て、今国会を何日間と仮定した場合に、その後……

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 両君とも緊急質問をやることに対しまして、時間は前側もありましようから統一してやつて頂くようにしたらいいと思います。
【次の発言】 殊に特段な御質問がなければ、恒例によつて会派に持ち帰つて打合せの上、明日の議運において審査するように進められたいと思います。
【次の発言】 鈴木さんのお話もありますけれども、中川さんのおつしやるように、全権承認に関する案件の提案説明はちよつと待つて頂いて、その他の議事を進められて、一応この会を休憩して、各会派にこれを伝えて、そうして或る時間を切つて議運を開くということにしておいて、その間、連合審査の申入れがあるところはして頂いて、そのときに提案して……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/08/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 社会党も同様であります。
【次の発言】 日本社会党も異議ありません。
【次の発言】 共産党からの今朝の申入れは、当事者の議長が今御出席がありませんので、又商品取引所のほうの問題もその他の案件も又あろうと思うので、これは午後の議運に廻すことにして一時休憩するよう動議を出します。
【次の発言】 ほかに商品取引所審議会委員の承認の件があるのですが、その他承認を求めるというふうな案件がありましたらそれも出して頂いて、そうして全権関係以外のものを先に御審議願うように取扱い願いたいと思います。
【次の発言】 昨日から案件になつております商品取引所の委員の任命については、社会党として異議が……

第11回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 質問がありますが、実は、私昨日これを小委員会で配付を受けて、これは私も小委員として参画した小委員会の当時の結論であろうと思つて承認したのでありました。ところが只今の御説明を伺いますというと、その後において修正を加えられておる事実を発見したのであります。これは小委員長も御列席のありました先月の二十九日以前における小委員会において、一応終末までの部分について討論をしました結果、結論を得たのであつて、その得た結論が松原小委員長代理によつて逐次駄目押しをせられて、この程度で一応のことがものになつたのだが、さて、そうすると次の二十七日頃からもう一度小委員会を開き案文を整理して、そうして……

第12回国会 議院運営委員会 第1号(1951/10/10、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 昨日の議運でも話合い、常任委員長懇談会の一応の結論がありますので、会期は四十日と決定せられるよう願います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私も参考までに伺つて置きたいのですが、式辞の内容に触れてお話申上げるのではございませんけれども、今までの事務総長のお話も、その話としてはその通りでいいと思いますが、腑に落ちない点があると思います。国会の開会式に衆議院議長が式辞を読まれるということは、これは別個に式辞の内容に関する問題の前に、これはきまつておるのでありまして、併しこのことは衆議院議長が自由に、或いは衆議院側がウエイトを持つて式辞を作つてよいということではないと思う。国……

第12回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1951/12/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大変迷惑をおかけするようでありますが、先きの名称はお互いの間で協定をして届けたものであります。ところが先ほど事務総長のお話になつた日に、我々全然知らないうちに一方の届出があつたわけであります。従つてそうなればやはり私のほうも届出をし直さなければならんということで突如届出をしたような次第であります。大変皆さんに御迷惑をかけると思うのですが、私のほうは何ら下心があつてそういうことをしたのではありません。
【次の発言】 今日出ておる公報等を見ましても、日本社会党(第三控室)というふうに出ておるようですね。ですから私それは私のほうの会派ではありませんが、私のほうの限りでは、そういう括……

第12回国会 議院運営委員会 第2号(1951/10/11、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほど理事会でこの問題では論議があつたので、相当披露もしているわけでありまするから、結論的に申上げまするが、前回理由を附して申上げている通り、これは慣行上そういう結果を来しておる今日、特段に自由党が第一陣を承らなくちやならんという理由も認められないので、この際は従来の慣行のごとく野党第一党に第一陣を承わらせるようにすべきであると主張したいところでありまするが、そういうところで一つこの話はまとめて行こう、こういうふうに考え直しを願いたいと思います。
【次の発言】 私は先ほど申上げたことで意は盡していると思うので、申上げようとは思いませんでしたが、新らしい提案でありますから、お答……

第12回国会 議院運営委員会 第3号(1951/10/12、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 理事会で三日間いろいろ話合いをした結論といたしましては、第一に條約承認に関する特別委員会を、名称は正式にきまりませんけれども、設置すること、第二点その構成人員は三十五名し、各会派の振合いを一応自由党十一、社会党八、緑風八、民主党四、第一クラブ二、労働農民党一、共産党にも振り当てまして一とすること、第三には、この特別委員会と、先ほど決定を見た電力、引揚、公職選挙法に関する三つの委員会と合せて、社会党、緑風会、民主党の順序を以てこの委員長を選定して行くと、以上のような一応の取りきめがあつたと考えますので、社会党としましては、この案に賛成いたします。

第12回国会 議院運営委員会 第4号(1951/10/15、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 御質問がなければ、これによつて各会派に持ち帰つて、相談の上決定せられるよう願います。
【次の発言】 最後のほうの営繕工事に必要な経費というのですが、希望したらこれは相当切りのないほどありましようが、その中からこれは相当縮めてこれだけをきめたという経過になつているのじやないかと思うのですが、生のままの希望ですと、これはどの程度の金額になつたものか、これまでに縮められたものであるかというのが第一の質問です。  第二の質問としては、議員会館の煖房装置の新設とか、或いは地下道の開鑿とか、相当厖大な金額でありまするが、この必要は我々にもわかるのですけれども、今の各種の情勢から言つて、こ……

第12回国会 議院運営委員会 第5号(1951/10/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは一応官房長官の御出席を願つてその間の事情をお伺いしたいと考えますので、官房長官の御出席をお計らい願いたいと思います。と共にその間事務当局は政府に対してどういう連絡をとつたか、その経過について報告を求めます。
【次の発言】 官房長官の出席を求めます。
【次の発言】 この文書を以て議長から厚生大臣に対して出席要求を手交したのは誰に対して手交したわけですか。第二には、厚生大臣から議長宛出席不可能の、困難の文書が来たと言いますが、内容とする理由はなんですか。この二点を伺います。
【次の発言】 本会議終了の時刻はいつですか、衆議院の……。

第12回国会 議院運営委員会 第6号(1951/10/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 総理の演説とは違いますから、衆議院優先とか何とかいうことでなしに、定例の十時からやつて頂くようにしたらいいのじやないかと思います。財政演説でもありますし、又総理大臣の出席等の都合も考える場合には、衆議院で先に演説をやらせるというようなやかましいことを言わんで、定刻である十時開会で財政演説をやるというふうにしたら如何かと申上げておるわけであります。
【次の発言】 私のほうは大して固執いたしませんが、今日條約の特別委員会が発足しただけで、多分明日から本格的なことになるのじやないかと思いますが、そうしますと、総理の出席の都合等から見れば、私は午前中のほうが総理も出席が恐らくできると……

第12回国会 議院運営委員会 第7号(1951/10/19、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私のほうの会派に帰つてもいろいろ言われたのですが、大体今までの恒例では、九州、北海道行きは十日間となつておりましたから、この部分だけは一応修正して、九州も十日とする、こうしますと四国のほうへ行くほうも、五県廻るのですからこれも十日、そうしますと裏日本の島根まで廻る第二班のほうも、これも熊本まで入つて行くので十日間となるので、私は十日を限度にするというふうに修正するほうがいいし、おいでになるかたの不満を解消することになるのじやないかと思います。
【次の発言】 我々は十日という限度で、その限りにおいて調査見舞をして来て頂くこととして、日数が足りないとか何とかいう御不満も一つ辛抱し……

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 社会党も、民主党、労農党の意見に同様であります。
【次の発言】 江田君、小林君の緊急質問は、通告順で岩木君が前に立つておやりになれば、それで緊急質問の内容が、質問の意味が解消すれば、それはその事態において考えます。
【次の発言】 岩木さんの時間が問題になつておりまするが、大体四十分という大きな時間の要求ですから、十五分というのは御無理でしよう、従つて二十分程度にして頂くようにお願いいたしたいと存じます。
【次の発言】 総理が非常に御出席がないし、御答弁がないからまだ解消しないのであります。併し前の保留は小委員会か議運で御了解が得てあるわけでありますから、御了解願いたいと思いま……

第12回国会 議院運営委員会 第10号(1951/10/29、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 大蔵委員会の委員長代理の大矢さんにお伺いしますが、専売公社は大蔵省の所管であるから大蔵委員会にせよというのであるか。大蔵委員会は実際の財政的な経理を担当しているのであるから、専売公社の経理内容も熟知しているので、大蔵委員会にかけよというのでありましようか、この点をお伺いしたい。即ちそれをお伺いする前に、同じ公社としての国鉄と専売とは、大蔵委員会として同等に扱われる理論的な根拠があるのか。あるとすれば、それはその内容は何であるかということをお伺いしたいのであります。
【次の発言】 専売公社が大蔵省の所管であるから大蔵委員会にかけよということではなくて、専売公社の経理状況その他も……

第12回国会 議院運営委員会 第13号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは若し明日の本会議における緊急質問となるのでありますならば、一番の椿氏のものは重ねて留保をお願いいたします。
【次の発言】 その次のいつかの本会議にという意味です。
【次の発言】 ではサンフランシスコのほうとルース台風のほうの報告は準備のでき次第、でき得るならば二つ一緒に本会議でやつて頂きたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第14号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 所管の委員会と申しますが、国会の審議権尊重に関する決議は所管といつても、農林なら農林の常任委員会にあるとは私は考えません。事は統制撤廃に関する問題でありましても、その議決する内容は、これは参議院自体の問題で勘案する問題であろうと思いますので従つて私は常任委員会の各委員の賛成あるなしということは問題でないと考えます。又第二に、加藤君の御意見では、各会派の同調を得られたものに限つて委員会審査省略を許容して本会議に上程をしておつたのが慣例だということを申しますが、そうしたいということで仕組んでおることは事実でありますけれども、そのことの通りそれだけで今まで実施して来ておるのではない……

第12回国会 議院運営委員会 第15号(1951/11/09、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この際本日の本会議に関係する緊急性を持つ御提案があれば、それだけかけて、そうして公報に載つておる部分については議事散会後にやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 本会議を開く時間もありますので、私はその当該班のどういうかたがたの御同行で御報告になられたか、御視察になられたかという本会議の御報告を聞いた上で、この問題が若しも又問題にする点がありますならば、議事散会後の議運でやることにいたしまして、この程度にして頂きたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第17号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今の緊急質問、時間は二十分となつておりますが、先例もありますので、十五分にして頂きたいと思います。
【次の発言】 この際この議運のひとりとしてお願いがあるわけでございますが、今朝の公報を見ますと、定員法のかかつておりまする内閣委員会においては、農林、運輸、労働等各種の連合審査を行うようであります。ところが従来、昨日までのところでは個別的に各省関係の連合審査を行なつて来ておつたのでありまするが、それがたたみ込んで、本日各種の連合審査をするということでは、これは私想像でありますが、会期が今週一ぱいで切れるというところから、内閣委員会においてお急ぎになつて、そうして各種の連合審査……

第12回国会 議院運営委員会 第18号(1951/11/15、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 委員長懇談会の経過についてはわかりましたので、議事を進めて頂きたいのですが、その前に事務的な議事がありましたら、先にお取上げ願いたいと思います。
【次の発言】 それは発議者について会派の連絡が不十分であつたのではないかと思いますので、後刻そのほうでも発議者のほうにお廻り頂けるならば御署名頂けることとして、各会派の御賛成があるようですから、小会派のほうにおいても考慮せられるということで、これは賛成したほうがいいのじやないかと思います。
【次の発言】 これは何かの間違いだろうと思いますが、十五分ということになつております。

第12回国会 議院運営委員会 第19号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 なお事務総長のお話ですが、それは公式的にはいいことと思いますが、湯沸器が股ぐらのなかに入つているなどということはあり得ないことでありますから、やはりその使い方にあると思います。まあ適宜……。了解します。
【次の発言】 官房長官にお伺いしたいのですが、これは私改まつて責め立てる意味で申上げるのではございません。会期の初めにも再三要望しましたのですが、会期半ばを過ぎて、法案の提出等についてはそれぞれ十分な連絡が当該委員会宿にもなされるように常任委員長の一部からも要望があつたわけで、又議運でも再三官房長官にもお願いしておつたのですが、それについてどうなるものやら、当該委員会にも連絡……

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/17、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 事務のほうでも事務の事情があるのでしようから、変なことは申上げませんが、事務的なことの手違いから、内閣の番頭が今間違つたということで委員会の審議に重大な錯誤を來たしたというようなことは誠にうまくないことだろうと考えます。これ以上申上げません。
【次の発言】 政治結社の届出はいたしておりません。
【次の発言】 どういうことを木村さん言つているのか私にはさつぱりわかりませんが、参議院の前例になるという考え方は私聞きとれないのですが、誰も強いて好んでそういうことをやるものではないのですから、一時限り起れば起ることだということで、何も前例として次に例となつてこういうことは起る問題では……

第12回国会 議院運営委員会 第21号(1951/11/18、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 いろいろの観点から明日の本会議は招集しないようにお運び願います。
【次の発言】 ちよつと相談したいことがありますので、懇談会に移して頂きたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第22号(1951/11/21、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 これは他会派に何ら関係のないところですから、異議のないことでございましようが、併し当事者の立場に立つというと必ずしも異議がないでは済まない問題なのであります。多数の練達なる事務当局者がおられて、こういう間違いがあつたということは、これは間違いだということですから、止むを得ないことですけれども、今後気を付けて頂くことについては私は特段と事務当局のほうにもお願いしておきたいと思います。この点第二控室におきましては、党内のいろいろの事情について相当この問題は深刻に揉んだ問題でありますが、今の理由を了といたしまして、了解いたします。

第12回国会 議院運営委員会 第23号(1951/11/26、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 質疑もございませんから、各会派に持帰りまして、次の当委員会で諮られたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第24号(1951/11/27、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 そういうことを言つて言質をとられんようにして置いたほうがいいよ。
【次の発言】 その意思は尊重する。
【次の発言】 それは会期延長の場合の議運の取りきめとして、固く官房長官に問い質した上決定しておる事項でありますから、特段にそれを本日出して來なくちやならん緊急な理由等が内閣にあるならともかく、そうでない限りは困る、よつてまあ官房長官にどういう理由か質したらどうかと思います。
【次の発言】 そういうことを言うて來るから話に角が立つのであつて、それを議員の義務とか、務めというようなことを木村君は言いたがるようだが、何にも政府に迎合する必要のない国会の立場で、我々の自由な取りきめに……

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 その前に、許可することはいいですが、今の報告に基いて議題とすることはないのですか。
【次の発言】 委員長懇談会をどうして開いたのか……。
【次の発言】 それならそれでいいです。報告の聞きつ放しなら聞きつ放しでもいいので、ただけじめをつけてお伺いしておるようなわけです。
【次の発言】 この問題は一昨日から起つておる問題ですが、これは赤木さんのほうから御発言があつて、実は議運として取上げる問題であるかどうか疑義がある問題である、或いは違法でないかと思うことなのですが、併し議運の一人として赤木さんが御発言になつたことだから、我々も個人的には好意を持つてこの法案を本会に上程することを……

第12回国会 議院運営委員会 第26号(1951/11/29、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 了解いたしました。

第12回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1951/10/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 本委員会の理事の数はこれを五名とし、これが各会派への割振りは、自由党二、社会党一、民主党一、小会派即ち労農党、第一クラブ、共産党から一とし、互選については成規の手続を省略し、その指名を委員長に一任する動議を提出いたします。

第12回国会 地方行政委員会 第1号(1951/10/12、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 その前にちよつと専門員室のほうにでもお尋ねしたいのですが、本臨時国会で本委員会関係の法律案の提出見込その他についておわかりになつている点について御説明願いたいと思います。

第12回国会 地方行政委員会 第2号(1951/10/29、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 私も国警長官並びに自警連の代表のかたがたにお伺いしたいのですが、私たちが国会で過般警察法を改正した結果、住民投票が行われて、今日のような事態になつたわけですが、私は第一点としまして、この今回の選挙が真に民意を反映して公正に行われたかどうかということについて幾多の疑問を持たざるを得ないのであります。この点はこういう場合私申上ぐるのは誠に遺憾でありますし、又お聞きになられる国警側といい、自警連側といい、遺憾千万な質問であるとお考えでございましよう。併し数の上から見ましても、千二十八の中の千二十四が廃止に決定し、存続がたつた四つであるということが、真に現在の警察法の精神がわかつて、……

第12回国会 地方行政委員会 第8号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 まだ岩木さんのほうで、民主党として附加えて自由党さんのほうにお伺いしたい点があるだろうと思いますけれども、発言の機会を頂いたわけですが、これは民主党さんは民主党さんの立場でそうおつしやることは、それはそれなりに私は一つの主張として成り立つと思いますし、政府與党である自由党さんは自由党さんとして、今の高橋さんのお話のような主張も成り立つと思います。結論はこの決議を上げるということは、何らか実効の上る方法を政府並びに国会が総力を挙げて図つて行く、実現を可能ならしめて行く一つのステツプとして、こういう決議を上げるものだと私は考えます。で、社会党は社会党でどういう方途を以てこれを実現……

第12回国会 地方行政委員会 第9号(1951/11/13、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 只今の公述について、御主張はよくわかりましたが、そうして而もその実態としてもその通りであろうということがわかるのですが、公述の中にもありましたが、結論としてこういう地方財政の状態で、今回の補正予算にも百億の増額しか見られないという状態において、実際給与については地方自治庁から、十一月八日附で各都道府県知事宛に、地方公務員の給与改訂について閣議決定の通知があるのですが、実際上の措置としては、神奈川としてはどういうところに追い込められて給与改訂をせざるを得ないのか、はつきりこの点をお伺いしたい。即ち閣議決定とか、或いは地方自治庁の助言とか、指導とかがあろうとも、地方公務員の東京な……

第12回国会 地方行政委員会 第10号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の参考人のかたがたの御意見に対して重ねて御意見を伺う前に、地方財政委員会から出ておる資料の説明を一、二願いたいと思うのですが、よろしうございますか。
【次の発言】 ではお尋ねいたしますが、この配付になつております昭和二十六年十一月十四日の調べによる警察費並びに消防費に関する起債の統計について、二三御説明を願いたいのであります。第一は、両方共五大市並びに市町村に分けまして、申請の何%が承認されたものであるか、そのパーセントをお知らせ願いたい。それから第二には、この警察消防共にでございますが、申請されたものの施設の内容を類別します場合に、どういう結果が出ておつて……、そのうちど……

第12回国会 地方行政委員会 第11号(1951/11/15、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 実は自治庁なり大蔵省のほうの関係から計数的に聞き出してから大臣にお尋ねしたいと思つておりましたのですが、そういうことになりませんので、計数には亘らないで実は大臣の見解を二、三お尋ねしたいと思います。  閣議決定の事項については触れたろうと思うのですが、これは地方に対して具体的な措置を強要したものではなくて、中央政府における財源措置の方向として考えられたものであるというふうな政府の見解というものを、ときどきお伺いするのであります。併しそれは、地方財政を担当する地方財政委員会が配分等においてそういう考え方を持つということもあり得るでしようし、又財政全体を預かる大蔵省として、その心……

第12回国会 地方行政委員会 第12号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○小笠原二三男君 岡野国務大臣から提案説明聞くということについては異議ありません。ただ聞いたあと、どういうふうにこの案件を取扱つて行くかということは問題は別であります。それから八幡浜市の警察に関する件について全警察に申入れをして、趣旨の徹底を図るということについては至極同感であります。ただここで私希望を申上げたいのですが、当委員会が八幡浜市における警察関係の証人を呼んで、その証言をとつた趣旨は、民主警察の意義を闡明して、警察行政の行過ぎのないように、又言論等に関する基本的人権は飽くまでも尊重さるべきだという前提に立つて、ああいう措置をとつたのでありまして、我々は警察或いは検察庁或いは裁判所とは……

第12回国会 地方行政委員会 第14号(1951/11/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その前に大臣がお見えになつておりませんから、その間行政改革に関する一般方針について地方自治庁、地方財政委員会等の職員についても影響があるようでありまするが、その点関係者からどういうことになるのか、その根拠を、理由等も明らかにして説明を願つておきたいと考えるのですが、如何でしようか。
【次の発言】 地方財政委員会のほうについても次長は御答弁できますか。
【次の発言】 結論としては、自治庁のほうは極力事務の合理化ということでやらなくちや容易でないだろうというような御意見があつたのですが、地方財政委員会十四人整理せられて、それでなお従前通りやつて行けるかどうかということを端的に伺つ……

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の兼岩君の言つておる各種委員との兼合いということは、常任委員のことを指して言われるのであろうと思いますが、そういう意味合いに立つてお話になるとしますと、実は昨日議運の小委員の決定について、理事会にお委せするということにしたのは、議事の都合から、便宜上そういうことをしたのであつて、その場合の我々の前提というものは、従来の議院運営委員会の委員の割振りというものがあつて、それの上に小委員の問題を決するということであろうと考えて異議ないとしておつたものなのであります。それが理事会において前提となり、議運の委員そのものの変更を来たすというようなそういう取決めがなされて、その上に小委……

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 一昨昨日は五つの委員会のうち議運の関係だけを取上げて議題としておつたのでありますが、他のほうにも関連を以て検討を加えなければならん部分もありますので、この際予算、決算、議運、懲罰、図書五つの委員会を一括して議題にせられんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私の提案いたしますことは、一昨昨日理事会決定の申合せとしてお手許に資料を配付しておりましたうち、予算、懲罰、図書は原案のままでございます。個々に申上げますが、予算は四十五名の構成とし、その各会派に対する割当は自由党十五、緑風会十、社会党第四控室六、社会党第二控室五、民主党五、第一議員クラブ二、……

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 後任か、おかしいな、所属会派が変つてしまつているから消滅しているのに……後任か。
【次の発言】 相馬君その他のかたから発言があつて、このきまりをつけることは非常に愼重を要するかと思うのです。で、ちよつと速記をとめて懇談して頂きたいと思います。
【次の発言】 開会式の件につきましては、もう一度委員長において衆議院の議院運営委員長と御相談になつて、公式に明日お返事を頂くようにして、明日決定することにして頂きたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 今朝ほども小委員会で懇談的にお話があつたのですが、衆議院側としては明日を以て自然休会に入るというような状況にあるよう……

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 再三議長にお願いして御報告を得たのですが、我々の意思と合致しておる点が多々ありますので、この報告を諒として開会式の問題は打切りたいと思います。
【次の発言】 このことについてそのままとして、ちよつと事務当局にお伺いしますが、公益事業委員会の所管を通産のほうに廻した場合、電力ということではなしに電源開発の総合的な法律案が出て参りました場合には、それはこの所管の関係として通産のほうに行くのか、経済安定のほうの委員会に行くのか、或いは建設のほうに廻るのか、それを伺つておかないと、その特別委員会を潰してしまつた後に、又問題が起つて来るので一応お尋ねしておきます。

第13回国会 議院運営委員会 第6号(1952/01/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 例えば質問者について二つの提案がありましたが、人数の点については時間の制限の範囲内で各会派の自由としていいであろうと考える。(「異議なし」と呼ぶ者あり)而も順序となりますと、同一会派から一名以上出ます場合には、従来の手続による順序で、二番目はあとへ廻すということで……。それから第二番目の今の御意見にありました会派の質問の順序でございますが、私はやはり従来の慣例通り内閣に関係のないものは一応野党でありまするから、この野党側の質問を第一陣として逐次展開して行くというのが望ましいと考えるわけであります。而も討論と違つて質問は與党、野党の色彩は薄いものであるというような議論がありまし……

第13回国会 議院運営委員会 第7号(1952/01/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつとお尋ねしますが、従来政務次官がその省所管の常任委員会の委員を兼ねるという、こういうような前例がございますか。
【次の発言】 今の段階では、自由党さんの御意見は自由党さんだけの御意見として限られているのですから、従つてこれを取りきめた場合は、これは将来の前提になろうとなるまいと、事実として考慮されることは当然な問題で、我々今後もこの行き方を考える前提の下にやつているわけですから、赤木さんの言われるように、閣僚を出さない場合に、協力する形をとらないものは、これは一応野党側と見て、それで野党第一という順序をきめる。従つて中村君の言うところはどこにあるかわからんが、社会党第四……

第13回国会 議院運営委員会 第8号(1952/01/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは法律案ならばこつちで予備審査だとかなんとかあつて、それで今のような議事部長の話のように取扱つてもいいでしようが、こういう同意を求める案件は長官の提案説明もなくてその前に手続上のことを決定することができますか。
【次の発言】 ですから同意を求める案件が参議院のほうに正式に廻つて来ておるのですか。
【次の発言】 只今の御説明について二、三村に持つて帰る都合上質問いたしたいのですが、戰時中警保局外事課長をやつておりました当時の警保局外事課長の任務というものはどういう任務を持つておられたのであるか、その問題が一点であります。第二点としましては、海軍司政長官としてどこにおいでにな……

第13回国会 議院運営委員会 第9号(1952/02/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そうするとまあ堂森君のやつの内容、それから山田君の内容、曾祢君、これらは今懸案になつている事項で、予算委員会等でも質問でき又それまで延ばされても、そう申すと大変失礼ですが事態さえ或るときまでに明らかになればよい問題でもあるように考えられますが、六の棚橋君の質問については私は緊急性があると考えます。又この井上さんのこういう独立した具体的な問題はやはり緊急性があると考えますので、それでできるならば社会党第二でずつと申出ていますから、それは同じ日に重ねてずつとおやりになる分にはどういうように、全部おやりになつても私は差支えないと思いますけれども、特にこの際あとで速記もとめて私御懇談……

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それで、中村君のお話や矢嶋君のお話で兼岩君も御了解になつたならば、この問題を議題として討議して欲しいというふうに正規におやりになるのか、先ほどの御意見だけでとどまるものか、その点はつきりして……。
【次の発言】 一応そういう決定でいいと思うのですが、先ほど兼岩君と議長との間の質疑の応答の中に、緊急質問で不満足であると認定するものは質問者であつて、その質問者の属する会派であるというお話でしたが、私は形式上は一応そうであろうと思う。併しその会派或いは個人の議員が、答弁が満足である、不満足であるということを決定する、意思決定することで本会議の緊急質問というものが考えられるということ……

第13回国会 議院運営委員会 第13号(1952/02/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今日、理事会というものでもないでしようけれども、特別委員会等の問題で各派代表のお打合せがある予定になつておりますが、正式に本日理事会がやつて頂けるような運びになるならば、この問題はやはり理事会に移して、それぞれ意見を持寄つて、調整ができるならば調整した上で一つの案をここへ出して検討して行くというふうにしたほうがいいと思います。今本会議が開かれようとするのに、そうでもないああでもないという論議が長引くことは避けたいと思います。
【次の発言】 先般来行政協定に関する緊急質題が行われ、又本日も総理大臣が出席の場合は波多野君がこれを行うということになつており、又我が党でも次会にこれに……

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事に入る前に、議院の運営の問題で自由党さんのほうに緊急にお伺いをしたいことがあるのです。暫時許して頂きたいと思います。
【次の発言】 御承知の過般の決算委員会におけるトラブルでありまするが、この点は事務当局にもお伺いしたいところでありますが、形の上では理由の如何を問わず、自由党として動議を提出し、その動議が否決せられて、そして自由党の委員において自由意思を以て退場をなされ、退場なされた結果として定足数を欠くという事態になつて、その定足数を欠いたことについても慣例上着席せる委員の中から異議の申立のないために、退席した自由党の側のかたが委員長に対して、定足数を欠く、証人の証言は……

第13回国会 議院運営委員会 第16号(1952/02/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 四番目の須藤君の緊急質問については、行政協定等、今問題になつている諸般の事項に関連がありますから、これは今日総理の出席もありますし、こういう機会に重点的に緊急質問を扱うのがいいと思うので、追加でありますが、承認したいと思います。五番目の岩間君のあれですが、これは須藤君のほうに相談したいのですが、米人ギヤングに関する緊急質問というけれども、ギヤングは白人であるもののいることはわかりますが、米人であるか、何人であるかわからん点もあるのでしようし、それから調査の段階ですから、これは事務当局に緊急質問が出ているという状態にしておいて、本日の緊急質問には載せないということにお願いできな……

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今兼岩君、矢嶋君から話がありましたが、参議院は未だ曾つて衆議院がこうこうであるから参議院もこうこうだという決定ではなくて、参議院は参議院の自主的な考えで結論を出すという行き方で行つておつたわけでありますから、多分昨日の各派交渉会めいた懇談会のようなものでの話合いも、それは赤木さんのお話のような印象等があつて誤解を與えたという点があるかも知れないにしても参議院自体の受入態勢を善処しておきたいという自主的な見地から結論を出したものと私は心得ておる。従つてこれは参議院全体の運営上惡例になつたというような考えとは、又考えが別にあつてもいいのじやないかというふうに考えます。私は結論的……

第13回国会 議院運営委員会 第19号(1952/02/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日の本委員会で行政協定に関する質問は各会派の終了するまでの間に決定すべき事項を保留されておりましたので、これを取計らつて頂きたいと思いますが、昨日も論議がありましたように、行政協定に関する本会議における一般質問が行われましたが、第二の動議として私提出しました爾後外務委員会に付託するという問題に関しましては、自由党のほうから行政協定の性格が明らかでない今日において、その付託の方式等に疑義があるという意見があり、又社会党第二のほうからは、これは可否を決定する審査案件として付託すべきであるということで、この案件の内容が不明であるという論議があつたのであります。そこで行政協定の性格……

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今の問題は当事者と申しますか、関係会派と申しますかから質問等があつたようですが、そのほうの会派において釈然とせらるるならば異議ありません。
【次の発言】 北海道の地震災害についてでございますが、各関係常任委員会等が決議等をなさる前に、参議院の運営上、議運として御相談しておくことが却つて事がスムーズに行くのではないかと思うので、簡單に意見を申したいと思うのですが、この際、多分或る時日が経過するに従つて関係常任委員会等から議員派遣に関する要求が逐次出て参ろうかと思うのであります。それが出て参つてから議運としてそれを抑えたり修正したりするというようなことでは、これは常任委員会も面白……

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日各般の論議が行われた次第でありまするが、続いてこのたび先般議員派遣をいたしましたものと同様の理由のあることを認めて、この際承認することに願いたいと思います。
【次の発言】 中村君の御意見については、賛否を私決するまでに会派として心構えができておりません。で、中村君のおつしやることはわかることでありまして、又そういうふうに枠を外して手放しにすること自体は、常任委員会の職務執行上その限りにおいては当然だろうと考えております。ただ中村君のおつしやるように、国会の運営上差支えない範囲においてはという限定は、実際適用する場合に何らの物差もないことであつて非常にむずかしい。結局はそう……

第13回国会 議院運営委員会 第22号(1952/03/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 念のために伺つておきますが、羽仁君の緊急質問の内容の意図するところはどういうところでしようか、それから松浦君の場合ならば漁業問題という一般的なもので特に問題とするのは何でしようか、ちよつとお聞きいたします。
【次の発言】 羽仁君の緊急質問は、行政協定に関する報告を受ける前から出ておる緊急質問でありまして、内容としましては行政協定に関しての総括質問において十分な答弁を期待した点もあつたろうと思います。それは便宜上緊急質問を省略してもいいという観点に立つておつたろうと思うのですが、やはり既定方針通り緊急質問を行いたいという必要があつて今日まで撤回にならない限り、行政協定の総括質問……

第13回国会 議院運営委員会 第30号(1952/03/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これについてはいろいろ会派で話がありまして、もう一度政府側から出席を求めて質問したいことがありますので、保留して頂きたいと思います。
【次の発言】 文書函に入れるときに理由書が附くのだけれども、それが附いてなかつたから、それをガリで刷つて一緒に配付したいということです。
【次の発言】 只今の二十四時間と申しますのは、そうしますと、向うの執務時間を大体算定してのことであろうと思いますが、これは一日八時間労働であれば、三日間くらいは余裕を見るというのが実際上の内容でございますか。
【次の発言】 そうしますと、ことごとに二十四時間直前において、こちらからも連絡する必要がある、こうい……

第13回国会 議院運営委員会 第31号(1952/03/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は法務総裁の出席を要求しておりましたが、事情も大体判明いたしましたので、法務総裁の出席要求は撤回いたします。論議は盡きたものと考えますので、採決して頂きたいと思います。
【次の発言】 その日程に入る前に、私議運としてでも、又北海道方面の災害に関する慰問並びに調査の派遣議員について、ちよつとお伺いしたいことがあるのですが、事務当局のほうに、この災害調査報告をしたいという議員団のほうからの要請がございましたでしようか。
【次の発言】 そうでありますならば、前のルース台風の例等からも考えまして適当でなかつた時期に報告が行われたと考えますが、院議を以ていたされましたものですから、帰……

第13回国会 議院運営委員会 第32号(1952/03/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 予算は昨日通過しましたのですが、正式のものではございませんが、衆議院においても何らか議院の運営上考慮せらるるやのことも承わつているのですが、それとは関連ないものとしましても、今後の法案の提出の見込その他について、日程の関係から政府側に尋ねたい点がございますので、官房長官の出席を得て、本日適当な機会に議運を再開せらるるようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 昨日各派交渉会において下打合せいたしました常任委員長の懇談会もやつて頂くように議長にお取扱い願つて、それと同時に合同で政府側から意向を聽取したいと考えます。時間は議長に……。

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/03/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 秘書手当に関しまして、一般公務員の給與の現況等に鑑みたと言われるのでありますが、その一万三千五百円が一万五千円となつた基準根拠が、一般公務員の給與と比較対照されてどういう関係になるのか、御説明願います。
【次の発言】 だからその落ちついた結論が法律案になつたことはわかりますが、どういう科学的な根拠があつてこういう決定になつたのか、お伺いいたしたい。
【次の発言】 一応了解しましたが、関連して庶務小委員長に伺いますが、一般公務員の給與の現況に鑑みるならば、秘書の場合においても、一般公務員に行われておる共済組合の制度とかいう福利厚生の部面で、実質的にカバーして行く方途もあり得るよ……

第13回国会 議院運営委員会 第36号(1952/04/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 緊急質問をやるやらないで荒立つて話をするつもりはないのですが、加藤君も人事委員会のエキスパートであるのだから、今緊急性云々ということですが、公務員の給与ベースの改訂云々の問題ですけれども、給与準則の問題なり、或いは寒冷地給の問題なり、今公務員の問題として作業が進められているのでありますから、又機構改革についてはこれは新聞紙等において発表になつて、人事院を解消するということは決定になつているように伺つている。これらの諸点について本会議において真相を明らかにするという緊急性がないということは言えない。そういう議論を繰返して申上げたくありませんから、この程度の異論があつたということ……

第13回国会 議院運営委員会 第37号(1952/04/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今副長官がおいでになるそうですが、念のために一言だけ伺つておきたいので、暫時の間、その時までお待ちを願いたい。
【次の発言】 昨日剱木副長官から御説明は伺つたのですが、念のためにお伺いしておきたいのですが、この委員の職責と、このかたの前歴である外交官というのとはどういう関係があつて、どういう点で御任命になろうとしたのか、御説明を伺つておきたい。
【次の発言】 渉外的なということは、戰犯に対する恩赦とか、その後の事業とか、そういうことでしようか、若しもそうだとするならば、一応その計画等についても政府としてどうお考えになつておるかを伺いたい。

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 お尋ねですからお答えいたしますが、総理大臣の出席が本日得られないそうでございますから、先ほど議長の御答弁もありましたように、最近の機会において、保留してある答弁方を特に政府に申入れるそうでございますから、総理出席なしとしても、本日この緊急質問は行ないたい考えでおります。  又緊急質問をいたします趣意は、騒擾事件等の場合の質問もございましたんですが、その後においてデモ行進の取締法とか、警察法の抜本的な改正とか、或いは労働立法についての具体的な内容が新聞記事等で発表になり、或いはなりつつあるのでありまして、この点の中核となる諸点について質疑を交し、国民の疑問とする点を解決したいと……

第13回国会 議院運営委員会 第45号(1952/05/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の加藤君のお話、前に質問しているんだからということを聞きますが、早大事件については何ら質問しているものではないのであります。一般的な論議ではなくて、あれだけ治安関係或いはそれに関連する立法について質問しておるにもかかわらず、早大事件のような不祥事件が生じた。而も政府においては警察法の改正を企図せられておる。そして早大事件は巷間伝えられるところによると、職権濫用の疑いが濃厚である。こういうような事態において各会派がこの問題を取上げて、真に警察権の運用について過ちなからしめるがために、又各般の治安に関する警察権の行使という広汎な問題について考慮を促すという意味で、各会派がそれ……

第13回国会 議院運営委員会 第47号(1952/05/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 加藤君の言われようとする気持はよくわかるのでありますが、常任委員長に注意を與えるなどということは、それは穏当ではないので、常任委員会が決定した限りにおいては、常任委員会は各種法案の審査の見通しをもつて、なお議員派遣可能としたのであろうと思うのです。この点まで私たち、会派から出ておる者が付度して、あれこれ推量することは、常任委員会に対して、やはり如何かと思われるので、そういうことをかたくなに言わぬで、もう前回以来議員省遣が行われている状況においては、常任委員会の責任において先ずやつて頂くことを可とし、いろいろ問題があるという点は、その都度加藤君のような御意見で議運で決定されるも……

第13回国会 議院運営委員会 第48号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この際委員長にお願い申上げたいと思いますことは、過般来うちの会派等で聞きますというと、参議院文部委員会で先議になつておりまする教育公務員特例法に関する改正を参議院側で以て満場一致議決をして衆議院に送り込んだものについて、政府或いは与党等において、いろいろ事情がおありになつて、如何相成るものやら結論を得ない状態にあるということを伺つておりますが、この問題は五月十日を以て教職員で構成する団体が、何と言いますか、法律上の団体でなくなる。現になくなりつつある段階であつて、非常に法律的に地方の実情において問題が生ずるであろうということで、危惧されておるようであります。ところが文部委員会……

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 文部委員長から、そういう訂正が来たことは理由は何ですか。個人的な事情であるならば、補充をしてやつて行つたならばいいのじやないですか。
【次の発言】 それでは、これは確定しておるわけではありませんから、補充するなり、或いは議員の派遣をとりやめるなり、文部委員長に善処して頂くようにして、それまでは保留しておくというふうにして頂きたいと思います。ところがそれが次回の議運できまるのに、派遣期日等の関係があるとしますならば、補充がなされたならば、その補充の人名については事後承認をここで与えたこととして、事後ですか事前ですか、承認したこととして有効になるように、一つ、手続して頂きたいと思……

第13回国会 議院運営委員会 第51号(1952/05/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 たまたま中村君が委員長として出られておるから、議運でこれだけ詳しく実質的な内容を聞いたわけです。それにしましても、結局は準備の期間を要するということと、再度会期が延長になる時期というものとを考え合わせたときに、加藤君の言うような意見が実際上実現できるかどうかということも、疑問が起るのです。その土壇場になつて認めたからといつて、実現不可能なことを認められてもそれはどうにもならんだろう。それで、いろいろ中村君が話したことを聞いたから実質的な内容に触れて論議になつたのですが、従来とても議員の都合その他によつて或る認められた話が取りやめになつたりするような場合はあつたとしても、形式上……

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 両院協議会は、各派各派の内部的な事情もございましようが、公式的には参議院対衆議院の問題になると思いますので、仮に自由党なり、緑風会なりが多数委員を出しておるからといつて、会派の悪意、自由を以て、それぞれ両院協議会において何らかやつて、参議院の決定そのものについで、とやかくしようというならばいざ知らず、そうではない。全体の問題として参議院を代表して出て頂くのですから、私は会派の割付けでいいと思うのです。ただその場合において、小会派等における人事委員会等の委員がおつて、その法案審査に関係せられているかたも多いのでありまするから、従つて参議院側の委員各位におかれましても、交渉の過程……

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 異議ないのですが、中村君にちよつとお尋ねいたしますが、福岡行きの三班、片道だけ航空で、帰りは汽車旅行ですから四日間ということですか。
【次の発言】 そうきまつたのですが、費用の点については、この前申合せた通り取計うように願います。
【次の発言】 待つこともいいんですが、五月三十一日にこれが日切れと申しますか、この次というと、月曜日の二日になるわけでございますが。
【次の発言】 その要らないという考えは、それは電波監理委員会設置法が廃止されまして、郵政省設置法の一部改正案が成立されれば、要らなくなる結果になるのですが、要らないという会派の態度だけでは、法律上の手焼きとしては、こ……

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私のほうも大体異議はないと思いますけれども、この問題は、まだ衆議院では決定になつておらないようでございますね。それならちよつと保留して頂きたいと思いますが。
【次の発言】 休憩もいいことでしようが、戦争犯罪者の釈放に関するというのを、ただ同情を求めるのであるということで割り切つて出されたところで、どういう趣旨、どういう内容か話合いもない。うちの党としても、希望も意見もあるのだが、そういうことは、各会派でよく話合つてこれはおきめになつていられるかどうか。案文等についても、これでよしとしているのかどうか。お互い成り立たせるために、一つ希望等も斟酌して成案を得られるようにして欲しい……

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私もその責任の一端を負わなければならないと思うのですが、最近の新聞紙上等で参議院本会議の記事等を見ますと、わざわざ括弧書きを以て、議員数三十六名とか二十何名とかいうふうな記事が出たりする場合があるのですが、委員会の忙しいために本会議出席が少いという状況にあることが真相なのであつて、議員の登院が少くて本会議の出席者か少いということではないのですが、一般国民は、そうは考えないのです。これは私は相当重大な問題だと考えますので、議院の運営上、この点について議運として考慮する必要があるのではないかと考えるのです。本会議の場合における委員会の開催等については、会期末でございますからいろい……

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 運輸審議会の委員の任期は十二日で満了になつておるのでありまするが、その後何日かをおいて任命されて、空白ができても差支えないものでございますか、又どうして明日日切れになるものがこんなに遅くお出しになられたのですか、念のために伺つておきます。
【次の発言】 会派に持帰つて相談の上、次回の議運で決定せらるるように願います。
【次の発言】 只今の加藤君の発言を許したわけは私わからんのですが、委員長が採決に入つて、異議なしとあつて、その採決の完了を待たないで加藤君の発言を許しておるようですが、こういうことは私は遺憾であります。今劔木さんのお話も十分伺つた上で、やはり前例等を動かすわけに……

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 口頭による申出の参考までの御報告でございますから、私どももあえてこの問題に触れて申上げようとは考えませんが、将来正式に、議員派遣の問題が出て参りました場合には、我が会派としては、このままの形における議員派遣には承諾することができないという決定をいたしておりますので、念のためにその点を申上げておいて、郵政委員長に対して、口頭の御報告でございましたならば、その旨を郵政委員長に申し伝えておいて頂いて、全会派納得した形で議員派遣がなされるように、御考慮願つておきたいと思うのであります。私の会派としましては、趣旨にはこれは養成でございます。ただ相馬君のおつしやるように、どういう手続を以……

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今会期延長の問題は、議題にしたわけでございますか。
【次の発言】 その諮ることは、どなたの御意思でそういうことをこの議運にお諮りになるのですか。どなたの御意思で常任委員長懇談会の御報告をするということになるのでございますか。
【次の発言】 私はそれを聞くことについては反対いたしませんが、そういう手続を以てそれを聞いたあとにおける、この議運における議事の進行というものを考え合せるとき、そういう手続を以て会期延長を云々して来るということは、私おかしいと思うのであります。これでそういうことにまで運んで行くものであれば、私は賛成することはできない。常任委員長懇談会によつて、客観的に会……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先般来、質疑の過程でも明らかになりましたが、衆参両院における協議の手続の過程において遺憾な点が多々あると考えますし、又、議長職権で参議院が運営されておる最中に行われた衆議院議長の協議後の参議院における取扱いについても、誠に遺憾な点がございまするので、手続上から言つても、会期延長は承服することはできません。而も会期の延長の必要は、この際我が会派としてはないということを認めておりますので、会期延長には反対いたします。
【次の発言】 私は、決議の概略趣旨には賛成いたしますが、案文を回付して頂いて、確認した上で決定せられるようにお願いいたします。(「同感」と呼ぶ者あり)

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この在外同胞引揚促進並びに留守家族援護に関する決議案の趣旨弁明をおやりになる予定のかたはどなたですか。又は発議者の意向としては、いつこれを本会議に上程して欲しいというお考えであるのか、念のために伺いたいと思います。
【次の発言】 委員会審査省略については賛成でございます。時期等は発議者と議長の御相談の上御決定になるようにして、次回においてはつきりして頂きたいと思います。本日は上程だけは留保せられるように願いたいと思います。
【次の発言】 入れる場合には、そういう取扱を願いたいということは、できない。その場合には、又議運を開いて、正規に決定の上、本会議に持つて行くようにお願いし……

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 内容としては文部委員各会派の御賛成を得ておられるか。それから第二点としては、積雪灘潤地ということですが、雪の降つている所と灘つている所ということですか、寒冷は雪のあるなしにかかわらず寒冷地帯ということが、普通言われることなんですが、どういう意味で新らしいそういう言葉が出て来たのか。どなたか関係しているかたがあつたら明らかにしてもらわないと、該当区域がどこかということで私は問題が起ると思う。
【次の発言】 濕潤地帯というのは……。
【次の発言】 木村君の御解釈の趣旨について決議案が出るということがですね、みんな。認めであれば、私はそれで結構だと思います。あとで文句がないように。

第13回国会 議院運営委員会 第74号(1952/07/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 各会派が、その題目による決議案には御賛成頂き、内容の表現上の修正ということは御考慮願える向きはお互いに考慮する。共同提案できるようにしたいという趣旨と感じますが、さよう了解してよろしうございますか。
【次の発言】 例としては、法案が現実に通らないが、通るであろうことを前提として、各種の決議に基く関係法律の或いは承認を求めるというようなことがあるようでございますが、ここで一般的にお尋ねいたしますが、この内閣から出ているこの問題に関して承認を求める件というのは、新らしく改正せられる通商産業省設置法実施の暁に、こうするのだという意味合いで、求めて来ておるんだと思いますが、それらに対……

第13回国会 議院運営委員会 第75号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 古池さんのほうから御意見があるようですから……。
【次の発言】 只今の古池さんの、我々の出しております決議案文に対する修正案文には、私たち同調いたします。
【次の発言】 恒例によつて、会派に持帰つて相談の上決定したいと考えますが、(「異議なし」と呼ぶ者あり)ただ総括的に念のために一、二お伺いしておきたいと思いますが、第一点は、委員長並びに委員に関しましての選考の基準はどこにあつたのか、概括的な御説明を願いたいと思います。  それから内容に入りまして、第二点としまして、今大蔵官僚、或いは内務官僚、或いは裁判官或いは弁護士、新聞人等々の経歴、官歴等を考えますと、各種多様に亘つてお……

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それでよい。
【次の発言】 結論はどうなるのですか。
【次の発言】 これは緑風会と自由党との話合いということになるでしようが、私はこの上、この法の成立に関係した者といたしましては、できるならば三、三と、自由党、緑風会から出られたほうが望ましい姿じやないかと考えます。
【次の発言】 自由党さんのほうにお伺いしますが、本日農林大臣は御出席になられますか。
【次の発言】 それでは日程も、明日になれば混んで参つて、最終日になるので、この問題でごたごたしたくございませんから、実は小委員会で申上げることですが、この際懸案になつております我が党の小林君の緊急質問を本日やらせて頂くようにして……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつと休憩の前に……、国会法が参議院のほうを通つて向うへ行つております。それが衆議院で通つてから相当の手続がこつちも必要だから、最終日だから、議長並びに委員長においてそれぞれ当該の衆議院議長或いは議院運営委員長に、表玄関から、これができるならば、成るべく早い機会の本会議で通過せられるようにお手配頂ければ幸甚であるという旨をおつしやつて頂きたいと思います。(「賛成」呼ぶ者あり)
【次の発言】 こういう形で両院協議会を求められる、即ち六十日経過しても参議院の議決がない場合これを否決とみなすということでやられますと、内容としては、実は各会、派の意見を仮りに投票して見れば、原案に賛……

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/07/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 結果としては、衆議院側の議決による先例通りとするならば、本日三十一日の会期延長は、公報を待たずして延期せられたものと考えられることは私認めますが、併し一日、二十四時間延長されているにもかかわらず、今暁零時五分より地方行政委員会が開かれて、或る種の法案を可決すべきものと決定した。  こういう状況を私聞いて、各般の情勢から言つて誠に愕然としたのであります。それほど参議院側において法案が山積し、渋滞しているという状況であるとも考えられないし、どういう理由を以て、どういうところに根拠を求めて、ああいう委員会が行われたのか。一応事務当局側においてその開いた経過並びにそこにおいて委員会が……

第13回国会 建設委員会 第2号(1952/01/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほどの大臣の御説明の中に、電源開発を一会社のやる事業として、多目的ダムの発電はこの会社でやるのだというふうに聞きとつたのですが、それは建設省の直轄工事になるような大規模のダムにだけ限る問題ですか、その点はつきり御説明願います。
【次の発言】 今度は別なことをお伺いしたいのですが、今、余り包括的な質問もないようですから、地方において問題になつている点についてお伺いしたいと思います。それは昨年も請願書が出、今年又請願書が出た。今の多目的ダムの一つである岩手県猿ヶ石川のダム建設事業の計画に関する部落民の離作の問題について、これは当委員会においても是非取上げて御検討を願いたいと私希……

第13回国会 建設委員会 第6号(1952/02/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほどの赤木さんの御質問に関連する簡單なことですが、特定地域総合開発事業調査費補助金の千二百万円というのは二分の一というのですが、十九地域、三十五県に跨るそれは二千四百万円の調査費を以て十分な調査がなし得ると、こういう計画の下に置かれておる予算と考えてよろしうございますか。
【次の発言】 その一億五千万円というのは、十九地域に対してだけのものですか。
【次の発言】 別な観点からお伺いしますが、一億五千万円の、それぞれの事業に伴う調査費が出ているにしましても、先ほど説明員からお話もありましたような審議会或いは企画課等において、1人件費その他相当額かかるのですが、それだけでも二千……

第13回国会 建設委員会 第8号(1952/02/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは先般、一般的な質問を河川局次長にいたしましたが、諸般の事情等がありまして、御答弁を頂けなかつた点もあるのでありますが、従つて内容は各委員御了承のことでありますが、この請願に出ております事情は、簡單に申上げますと、家屋その他の物件の移転料の補償、その他の土地に関する損失の補償、それから生業に対する補償、墓地改葬料補償と、或いは家屋移転に伴う電力需用者に対する電力導入の問題、或いは水没する既存の道路の切替えの問題等々各般に亘つております。建設省のほうに関係しない部分もあるのでございましようし、或いは県自体ででき得る部分もございましようから、これは速記に上ります程度のことはそ……

第13回国会 建設委員会 第17号(1952/03/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 だんだん聞けば聞くほど問題になるような点があるのでございますが、(笑声)要するに私たち地方におつて、條例が一昨年ですか出て以来、それが守られているかどうかということについては、これは相当疑義がある。法律が出たらそれが実行されるようでなくちやいかんと思うのです。ところがそれが空文化して、そうして実態としては旧態依然、広告その他が氾濫する、違反広告が氾濫するというようなことではいかんと思います。やるならばしつかりやらなくちやいかんと思うのですが、先ほどの御答弁では、やはり費用もかかるようであります。その場合に、例えば東京都は大きいでしようが、地方の中小都市においても専任のそういう……

第13回国会 水産委員会 第16号(1952/03/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 どうぞよろしく……。

第13回国会 電気通信委員会 第19号(1952/05/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その前に、この本日提案になりました関係法案について、專門員室に私素人ですからお願いしおきたい。專門のいろいろな機関雑誌に発表せられている関係法案に対する問題点、その他世論等についての賛否の両論等を收録して、問題点を明らかにして出して頂きたい、以上お願いいたします。
【次の発言】 端的にお伺いいたしますが、先ほどからの御答弁では、私素人でちつとも了解しないのですが、ラジオ聴取機に課税するという理由は、財政的な理由からですか。入場税を取るに値いするような娯楽的なものを聞く機械だからかけるというお話もありますし、それならどうも納得できない点がある。課税の趣旨は何ですか。

第13回国会 電気通信委員会 第21号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の説明でも一時間を超えるのですが、施行法はまだ、頁数が多いようで、これはどうか簡單に要旨を言つて貰つて、何とか委員長において考慮願いたい。
【次の発言】 ではその要点をつまんで御説明頂くこととして本日はこの施行法だけの説明でとどめて頂きたい。とてもこれはかかります。
【次の発言】 それでも結構です。
【次の発言】 山田委員の質問に関連して、資料と申しますか、お願いしたい、と申しますのは、公社になつてから、会社のほうに分離されて行く資産ですね、推定される資産、それがまあ時価において評価せられた場合、どれくらいのものになるか、又それらを中心とするこの会社の資本金というようなも……

第13回国会 電気通信委員会 第22号(1952/05/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その前に私大変浅学非才を暴露するようなものでございますが、今の電波法の一部改正に関する法律案の説明を聞いても何もわからない、どこを何を説明したのか全然わからない、私も気を付けてこの法案を見ておりましたが、次は何條、次は何條というのが、全然わからんのですが、何か新旧対照表だり何だりで内容を読んで、内容に触れて説明してもらわないと、ただ理由だけを列挙されて、原稿を読んで、そつちはそつちで説明され、こつちはこつちで探して歩いて廻わるということでは一向に頭に入らんのですが、私はどうも皆さんはもうすつかりわかつたかも知れませんが、私はわからんのですが、何とかわかるように説明して頂ける方……

第13回国会 電気通信委員会 第23号(1952/05/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私人の質問に対して啄を容れる筋ではございませんが、今の答弁、質疑のことを聞いてちよつと疑問に思つたので、簡單にお尋ねしますが、先ほど公社の機構はどうなるかという問題の場合に、大臣はそれは公社の責任者がきまつて、公社自体でで考えられることで、そのほうが望ましいという御答弁があつた。ところが今の質疑では、会社の略号については、大臣はKDDとすると考えである、こう言つておられる。ところがこの会社法を見ますと、役員或いは定款その他は郵政大臣の許可事項になつておりますので、このKDD、ITTなりというのは、これは定款によつて定められて、郵政大臣の許可認可事項になつておるというなら、あな……

第13回国会 電気通信委員会 第24号(1952/05/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して伺いますが、外国資本のことは、いい資金のことはお話で事情御尤もだろうと思いますが、少くとも公社には設備資金の相当額を民間から仰ぎたいということは私は強く望まれておるところだと思う。ところが私詳しいことはわかりませんが、民間の資金といつても、結局は政府が考えておられる金融を含む経済政策の一環によつては、その限度なり或いはどれだけこの部門に集中できるかという見通しは、公社ができようが、できまいが一般の今の財界の状況において政府としては予想されるものがあると思う。そういう部門から考えますと、電話会社とか、或いは今審査されておる電源開発の促進法案とか、そういうもので出て来る相……

第13回国会 電気通信委員会 第25号(1952/05/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今から私質問したいと思うのですけれども、前提になつておる今までの論議が私わからんので、重複する等のことがございますでしようから、連合審査の委員会もございますから、その場合に私は譲りたいと思いますが、そのためには速記録を連合審査のあるときまでには編集して配付して頂けるように、委員長において御努力願いたいし、連合審査で聞き得ない点については、適当な機会に野田行政管理庁長官に都合のよいとき御出席頂く場合があるかと思いますので、今から長官のほうはよろしいとは申上げられませんから、その点だけは留保させて頂いて、そういう手続に一つお願いしたいと思います。

第13回国会 電気通信委員会 第26号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連してお尋ねいたしますが、現在の段階では、この公社でいいのじやないかということは、結局国内の電信電話関係の公社と国際関係の公社と二本建で行くという公社案でございますか。それとも現在の総合的なものをそのまま移行された一つの公社という意味でございますか。この点お伺いいたします。
【次の発言】 もう一点お伺いいたしますが、機構として会計監督というような内部的な統制のために副総裁を一名殖やせという御意見でございますが、副総裁を一名殖やして、内部機構はどういうふうにしてこの監督をして行かれようとするのか。その殖やされた副総裁御一名はやはり特別委員として経営委員会のほうに参加されるかた……

第13回国会 電気通信委員会 第27号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 なかなかお見えにならないようですから、この程度にするなり、休憩するなりして頂きたいと思います。
【次の発言】 私は都合がありましてしまいまで質問をすることができないので、途中で切れると思いますが、切れる部分の質問は後日にやらせて頂くことにして、保留しておきます。それから又病気のために思考能力を失つておつて、誠に素人流の質問をするので、議論に亘りますが、大臣は一々御丁寧な御答弁のようですが、私は議論のほうが聞きたいのでして、事情のほうはまああと廻しでもようござんすから、お尋ねいたしますが、一般に自由党並びに吉田内閣としまして、国家機関のうち、公社経営なり、会社経営なりに移らして……

第13回国会 電気通信委員会 第28号(1952/05/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 では昨日に引続いて大臣の提案理由について質問したいと思いますが、この第二章のほうの関係に移りまして、提案理由を読んでみますと、「経営委員会は公社の経営管理の基本政策を決定いたす機関でありますので、」とございますが、その次には「公社の業務執行の責任者たる総裁及び副総裁のほかに、」というふうにございまして、経営委員会と総裁との権限乃至その公社自体における対外的な責任云々の問題が、私にはどうもはつきりいたしません。この際これらの点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 経営委員会は意志決定したことについてその決定がいけないという場合にだけ内閣に対して責任を負うということで……

第13回国会 電気通信委員会 第29号(1952/05/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日は経営委員会、役員等について一般的な質問をいたしたのでございますが、本日は職員のほうについて一応お尋ねしたいと考えるのですが、高能率、高賃金制ということをどう政府においてお考えですか、お尋ねいたします。
【次の発言】 提案理由の説明の中にあります能率給を加味した特殊の給与準則を定めることになつておるがということですが、これは定めるおつもりなのですか、又能率給を加味した給与そのものは、今の現業庁において実施されておるのでございますか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 私は今行われておるような報奨制度そのものを、いわゆる賃金体系において能率給であるというふうには一概に……

第13回国会 電気通信委員会 第34号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 当委員会の法案審査の日程についていろいろ御計画がきまつておつたように今承わりましたが、私としましては、この法案が衆議院に出ていることも不敏にして知りませんで留守しておつたようなわけでありまして、突然今朝帰つてから、党でまあ話合が進められたのでありますが、それらの事情等から申すと、あとで私各委員のかたがたに我が党の立場上お願いしなければならん点もあるか意いますが、本日はずるずる質問はできない状態にあるようですが、大体何時頃までやるのでしようか。
【次の発言】 提案者のこの提案理由については、同僚委員から或いは質問があつて重複しておるかも知れませんけれども、再三申上げますように、……

第13回国会 電気通信委員会 第35号(1952/06/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今山田さんも御質問になりましたが、私提案理由に照らして具体的に二、三お尋ねした上で、電波監理委員会のお考えを承わりたいのですが、この放送法の改正の提案理由並びに提案者の審議の過程における答弁から見ましても、テレビ放送の許可をいずれかにせんとする意図のないことは明らかであつて、單に電波監理委員会が制定を下す資料として、公正な取扱を受けるようにさせなければならんと、こういうことに重点があるわけであります。私たち国会の立場において電波監理委員会の権限というものを仮に一応括弧の中に入れまして国会においてテレビ放送を如何なるものにやらせるかという意思を決定するというような、そういう内容……

第13回国会 電気通信委員会 第36号(1952/06/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 討論に先立つて念のために二点だけ電波監理委員長に伺つておきたいと思います。一つは全く形式的なことでございますが、この改正案文である標準放送の標準を削除したということでNHKがテレビ放送が実施される段階においては受信料を取る途を開くということは、これはただ單に解釈、その法文から来る解釈として、そういう解釈を与えるだけにとどまるものかということを伺いたい。なぜそれを伺うかと申しますと、仮に放送法を改正した場合に、次にNHKにはテレビ放送を許さないという次第になつた場合に、又標準の文字を入れる改正が必要であるかどうか、こういう問題から念のために伺つておきたいのであります。

第13回国会 電気通信委員会 第37号(1952/06/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その付託された予備審査の法案ですが、念のために伺いますが、これは内閣提出はいつでしたか。
【次の発言】 そうするとこの法案は国会が再延期になつてからの法案でございますね。
【次の発言】 筋では、我々はこれまで審査することを何というか、道義的にも強制される何らの筋合いはないと思います。だから政府のほうでどういう意図を以てお願いして来るか、それによつての話だと思います。
【次の発言】 だから当面のテーマになつている範囲の問題について、質問があつたら質問をし、それがなかつたら水橋君の言われるような一般的な問題を、経験者である立場から個人的に見解を表明して頂く、こういうことは、中山氏……

第13回国会 電気通信委員会 第38号(1952/06/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 第三章の二十八条について、この「町村の議会の議員であるものを除く。」というふうになつて、職員で町村の議会の議員たることは認められておるというのですが、この理由は何ですか。
【次の発言】 それならなぜ都道府県、市の議会の議員たることを認めなかつたのですか。
【次の発言】 国鉄、専売の公社のそれに倣つてやるということについては、必ずしも納得できない。なぜならば過去における公社の基盤の上に立つて新らしい公社経営を考えるというようなものが、そういうことだけを踏襲して来るということは、それだけの理論を以て踏襲して来るということは納得できない。又そうかと言つて町村は知識階級が少いから、知……

第13回国会 電気通信委員会 第39号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 併し聞いていることと聞いてないこととありますから、それだけは念のために申上げておきます。時間も相当たつていますし、先ず併しながら進めたらいいと思います。
【次の発言】 いろいろ同僚委員の質問に対する説明を承わつてわかつたのでございますが、第四章の財務及び会計については私総括的に質問しておらなかつたので、ありきたりのことからお尋ねしたいと思いますが、今だんだんの御説明のあることのような財務会計制度が公社たるにふさわしく、その公共性に鑑みて第一条の目的を達成するのに十分であるというふうには思われない部分が、今の監督の場合のこともそうでございますが、一般的に郵政大臣に拘束を受ける、……

第13回国会 電気通信委員会 第40号(1952/06/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 山田君にちよつと伺いたいが、山田君の簡単にというのは、内容が相当あるし、三十分が簡単なのか、二十分が簡単なのかわからないからね。この今の時間で見ていつ頃までに終りますか。

第13回国会 電気通信委員会 第42号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 前の公社法案の御説明を伺いました場合に、国際電信電話事業は公社自体がやるようになつているのですが、それを第二条のこの法律によつて、郵政大臣の認可を受けると会社がこれをやることができるということは法律的にはどういう訳合いになるわけですか。これは公社のほうに、会社にやらしたらどうだというふうに、公社自体に認可を与える。そういうことではいけないものでしようか。要するに一切の電信電話事業を公社が権利として持つている。それを政府がその一部を会社のほうに法律で分けてある。それが公社には何ら関係なく法律的に行われるということが私にわからん。全くの素人流の考えなんでお教えを願いたいと思います……

第13回国会 電気通信委員会 第44号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 本日は附則の項を追つてお伺いしたいと思いますが、附則の設立委員でございますが、郵政大臣の任命になつておりますが、このかたがたは何と申しますか、任命されて役人になるわけですか。
【次の発言】 公務員であるかどうかははつきりしない、併し責任という問題になつて来ると法的に追究されて来る、公務員一般が負うべき責任を負わせられる、こういうふうな御説明のように伺つたのですが、そうすると、そういう責任のある設立委員が郵政大臣に任命されまして、給料と申しますか、報酬と申しますか、これは郵政大臣がくれるわけですか。
【次の発言】 今の点ちよつと私聞きとれなかつたのですが、まあそれはそれとして、……

第13回国会 電気通信委員会 第45号(1952/06/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私たちのほうでは本日委員会を開くことについては、かようかくかくしかじかということでさまざま議論があつて、実は私はそういうことを言いたくないのでありますけれども、諸先輩のいる中で……、昨日の今日ですから冷却期間を置いて頂いて論議を蒸返ししないということで、時間も時間ですから本日は散会して頂きたいと思います。

第13回国会 電気通信委員会 第47号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私施行法で質問が留保されておりましたし、締めくくりとして大臣に質問したいことはございましたけれども、私のはうの他の委員会の都合上無断で欠席しておるというようなことになりますので、私この際自戒しなくちやならん立場にあるのだと思います。私の質問は省略させて頂きます。

第13回国会 電気通信委員会 第48号(1952/07/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 新谷委員から我々の意見も勘酌せられて修正案を提示になりましたが、特に私お尋ねしたい点は、第七十二條に但書を加えた点でございますが、この但書の内容といたしまして「経済事情の変動、その他予測することのできない事態に応ずるため」とは、物価の騰貴その他によるいわゆる一般的な従業員のベース・アツプの問題、或いは天災、地変等による深夜をわかたぬ労働の強化、或いは又年末年始等に輻湊した業務を遂行し、相当の労働をオーバー・ワークにやつたというような点等々に鑑みて臨時的な、適切な措置が行われるような方法として、こういう趣旨があるもののように了解するのですが、大体そういうふうに了解していいのです……

第13回国会 電気通信委員会 第53号(1952/07/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間も時間ですから、この程度にして頂きたいのですが、別の問題でございますが、国会法の改正が成立して通信委員会ができるとなりますと、そのほうの関係で継続調査或いは地方への議員派遣等が起つて来る場合に、この委員会が決せられたことを有効としてやるように議運のほうに諮ることにきめておかなければならんわけなんですから、何かここでそういう事務的なことを諮つておかないと、散会するとやはり全部終りになつてしまいますから、念のため申し添えておきます。

第13回国会 郵政委員会 第3号(1952/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の提案理由となりました琉球臨時中央政府との取極めをするということ等を外国との間の条約と同様なものとして扱うということは困るという意味合は十分わかるところでありまするが、さればといつて国内法を以て、その特例を以てこれを措置することができるとした根拠についてお伺いしたい。政務次官から伺いたい。
【次の発言】 取極めをする根拠としての特例を設けたいということでありまするが、これは南西諸島と日本との関係をどう把握せられて、これでよろしいとお考えになるのか、その根拠を承わつておるわけであります。
【次の発言】 そうしますと、この議案は琉球政庁との間にこういう方法でよろしいという了解……

第13回国会 郵政委員会 第4号(1952/03/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その関係の答弁を求める前に、郵政に関連した法律案が他の委員会で昨日通つたのですが、それについて当委員会はどういうふうにタツチしたのか、又政府側としては、この委員会に対してどういうお考えを持つておつたのか、委員長並びに政府にお聞きしたいのですが、郵政事業特別会計法の一部を改正する法律案が大蔵委員会にかかつて通つたのですが、この問題についてお伺いします。
【次の発言】 政府側の所見を承わりたい。
【次の発言】 大臣がお見えになつたから重ねて申上げますが、大蔵委員会にかかるのは予算上の問題があるために形式上大蔵委員会にかかるのでありますが、その法による運用、運営は、これは郵政省とし……

第15回国会 期限等の定のある法律につき当該期限等を変更するための法律案特別委員会 閉会後第1号(1953/03/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は直ちに質疑に入るためには官房長官その他主管大臣の出席を求めたいと思いますので、それは困難だと考えますが、少くともそういう内容の質疑でなくて、この法の体裁上から来る各種の疑義については法制局次長もおいでのようですから、皆さんに許して頂けるならば、前提となる点については質疑をして明らかにしにおきたいと思います。
【次の発言】 実はこの法案の体裁につきましては、先ほどの議院運営委員会においても政府側にその所見を質したのでございまするが、私の疑点といたしました点は、各法律が幾多一本の法案として提案になつて来たものについて、参議院が一部否決或いは修正等を行なつて衆議院に廻した場合、……

第15回国会 期限等の定のある法律につき当該期限等を変更するための法律案特別委員会 閉会後第2号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日林政府委員からいろいろ法案の提出の仕方、或いは衆議院における同意不同意の関連について伺いましたが、改めて私の了解した点を確認し申上げますと、議院運営委員会では佐藤法制局長官は、不正競争防止法というような初めから一案であるものの中で、一部不同意、他は同意というようなことはあり得ないだろうという御答弁があつて、昨日の特別委員会になりまして、林次長からは、そういう場合でも、この点ははつきりしませんが、可分なものは一部不同意、他は同意ということもでき得るという御答弁があつたのであります。そこで各種の論議を交したわけですが、念のにめに確認したことの中で、一つ伺つておきたいことは、昨……

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今お諮りになられた諸案のうち、通商産業委員会、経済安定委員会の所管になるであろうと予想せらるる電源開発促進法に基く各種の関係法或いは事業の調査というような諸問題は、どういうふうに分割して運営されるものであるか。この際疑点を清すために、事務当局から御説明を願つておきたい。
【次の発言】 一応只今の御説明を了承しまして、今後具体的に出て来るであろう関係法案が出る場合に摩擦を生じないように、どちらかの委員会に付託するということは議運として愼重に決定すべきであろうと考えますが、又調査案件としての場合においては、これはもう分別することができない包括される問題があろうと思いますので、こ……

第15回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1953/03/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の議長の御報告を我々感謝して了承するものであります。従つて只今からの緊急集会の各派の手続というものをおきめ願いたい。  そうして今の段階では、法律案はまだ提出になつておりませんけれども、それによつて予想せられるもの等、委員会の構成等について考えておかなければならないというようなことがあるならば、予定される当該法律案を委員長から御報告頂いて、それによつてかねて噂されておる案を、決定して頂くようにお願いいたします。
【次の発言】 只今議事部長から報告があつたので明らかになつたのですが、そこで今報告をかねて提案せられるような意図のあつた、期限等の定のある法律につき当該期限等を変……

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/10/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三君 衆議院は如何ようなことを一応内定せられておられても、参議院としては、先ず一応参議院として六十日の会期をどう使つて行くかということを考えなくちやいかんと思います。それで私は衆議院側としても、少くとも三十日くらいの審議期間は欲しい。こういう前提に立つて日程をお組みになられたようですが、参議院側としても補正予算が出て来ることを前提として六十日の期間を考えておるのですから、従つて衆議院側が全力を挙げて三十日かかるとすれば、参議院がそれにプラス・アルフアーの日にちは必ずかかる。従つて私たちとしては、実は四十日も五十日も審議期間が必要であるかと思いまするが、年末になつて、結局日詰りになつて……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 日本社会党としましては、一昨日の衆議院側のほうの議運における審議の経過をうちの会派で聞いてみますと、開会式の日どりの八日は、参議院もそういう意向にあるという報告を受けたので、衆議院側もそれに異議がないと、こういう経過で決定を見たように、私、今朝聞いたのであります。その間衆議院側から、参議院の意向というものを、非公式にでも参議院側に聞いて来ておられたのか、又聞いて来ておられた場合に、前回の議運における私たちを初めとする会派の、それぞれの意見というものを向うにお伝えになつたか。この点、ちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 了解いたします。そこでうちの会派としましては、開会式八……

第15回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1953/03/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ついでだからお伺いいたしますが、今日何時かで、政府から出た法案が可決になつた途端から、緊急集会はないということになりますか。今晩の十二時までは、緊急集会があるという解釈でございますか。
【次の発言】 それでは、これは各会派の都合があることでしようが、うちの会派でも常任委員の入れ替をしているわけでございますから、予算委員会が上つたら、議運において正常な状態に常任委員の変更ができる機会を与えて頂きたいと思います。
【次の発言】 私、ちよつとわからんのですが、前回の例と言いますと、前回は任期切れで、そのときの例で、今回の一ヵ月猶予、任期のある場合とは、大分事情が違うのではございませ……

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 各会派に対して比例配分で割りつけるなどというやかましい問題でもないと思いますので、自由党、緑風会、右派社会党、左派社会党、民主クラブ、改進党、以上のところまで各一名ずつ指名いたしますならば、六名になつて好都合じやないかと思いますが、小会派においては大変気の毒だと思いますけれども、オミツトという意味合ではなくて、事務的なものですから、形式上それで成り立たせたら如何かと提案いたします。
【次の発言】 今日のことは、議長一任で日程に組まれているわけですから、これはここで議することはないだろうと思われるので、御報告を聞くにとどめるということだろうと思います。それであと、演説のことは今……

第15回国会 議院運営委員会 第8号(1952/11/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それで事務当局からの案件がないようでございますが、先ほどの小委員会でも、議長から特段に、各会派に本会議出席を慫慂せられましたが、又この頃の新聞等において、出席がまばらだというような批評もあるということで、国会の重要な審議に入つて、そういう批判を受けることは、議院として好ましくないと考えるのですが、次回の本会議のことでございますが、定例の月曜日、一日の本会議において審議すべき案件等がない限りは、却つてそういう日程はなくしておいて、次回の本会議は、水曜なら水曜の十二月三日なら三日と、はつきりきめておいたほうが、土曜、日曜をかけて、それぞれ議員の所用も果せるだろうと思うので、次回の……

第15回国会 議院運営委員会 第12号(1952/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 我々、産金政策というと、この頃初耳みたいに、どこに緊急性があるのかと思うのですけれども、たつての相馬君のお話であるから、どういうふうなことを聞きたいのか、相馬君御被露願いたいと思います。
【次の発言】 それまでに及びません。
【次の発言】 それで社会党の二控室が、役員会なり、国会対策委員会なり、党議を以て決して、緊急質問をせしむると、こうなつておるのでありますならば、それは社会党二としては責任を持つていることでしようから、我が会派においては賛成いたします。ただ問題は、こういうふうにいろいろ論議があることは、速記を付けては言えない問題があつて、皆やはり考えがそれぞれあつて、ぐず……

第15回国会 議院運営委員会 第13号(1952/12/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 縷々経緯並びに法案の内容等について事務当局の御説明がありましたが、これで見ますと、発議者は各会派を網羅しておりますが、まあ緑風会はともかくといたしまして、他の会派においては、党議等で決定されて発議されることになつている向も、党の構成上多かろうと思います。これだけ発議者が多いということは、この法律案を成立させたいという向については、何ら異存がないことであろうかと思いまして、この所管がどつちでなければならぬというようなことは、我々としてどうこう言いたくない。併し法の建前から言つて、本法の運用に関する改正案としての案があり、それで附則を以て他の法案を改正するというような場合の事例は……

第15回国会 議院運営委員会 第14号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 異議はございませんが、ちよつと会派に行つて報告の都合上、どういう点を御質問になるのか、おわかりになつておる範囲で結構ですから、お示し願いたいと思います。
【次の発言】 緊急質問ですから、いまいま問題になつていることでなくて終戦以来の、或いは独立国家になつて以来の基本的な政策上の問題なら、丁度折よく予算委員会が開かれているのだから、そこで徹底的につくべきで、予算委員会があるのに予算委員会を活用することがなくて、本会議のほうで緊急性ありということで緊急質問をすることは、どうもうまくないと思われる。今世上問題になつておる緊急的な事態についてと言われるならばいいけれども、今後余ほどそ……

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 衆議院側から協議を求めて来た三月三十一日までの大幅会期延長のことに関しましては、その理由が明白でありません。で、このことは、本日議運の理事会で自由党からの申出で等もあつて、各派の論議は尽されております。従つてこの際、私はこの問題について、反対のための討論をあえてやる煩を避けたいと思います。事理は明白であります。で、常任委員長懇談会等の意向に見ましても、或る委員会等においては継続審査なり、或いは或る委員会においては日限のきまつた範囲内において善処をし得る段階にあるものがあるというような程度で、あえて何日会期を延さなければならんという特段な要望はないようであります。  そこで参議……

第15回国会 議院運営委員会 第16号(1952/12/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今期の問題に関係してございますが、昨夜一応の申し合せをしましたが、たまたま衆議院の議決が来年の三月三十一日までとなりまして、参議院の意思とは一致を見なかつたので、従つて参議院は、今後の運営をどうして行くかという点については、昨夜の議運の懇談会の申合せの通り、院議によつて決した通り今日、明日と、二日間において重要議案の審議が終了し、本会議の議決ができるように、各委員長に取扱い方については御協力を願うこととし、それでなお且つ本会議上程の運びに至らない案件については、その後委員会の審査を続行しても、二十五日以後の本会議は、大体来年の一月二十一日に、通常国会に代るものとしての今期の延……

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 速記を止めて、懇談会にして話がまとまるようにして頂きたいと思います。
【次の発言】 異議なし。但し、本会議を直ちにして頂きたい。
【次の発言】 運輸の関係でございますが、飛行機を使うということについての通例のやり方と、今回のこの問題とを併せて考えて、適法になつているかどうかという点を伺いたい。それから労働委員会の二万円というものは、これは補填できるものであるかどうかを伺いたい。それから厚生委員会におきましては、不足額がありますが、これは保留分を以て賄うということで、他の委員会に影響があるのかないのか伺いたい。
【次の発言】 従来のあれは、緊急なる措置として北海道、九州に行くた……

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 委員長が、委員長として我々議運にお詫をするということは少し筋違いだ。お詫をする程度のものではない。却つて政府、官房長官くらいが出て来て、えらいお手数をかけましたくらいの御挨拶があつて然るべきだ。まあ追い追いこういう段取になつて議事が進行せられるようになることを……。
【次の発言】 異議ありませんが、こういう事態になりましたことは、衆議院のたつての希望で、昨日法案はこちらに回付になつて来ておるはずと思うのですが、それが来春まで延びることは、ひとえに自由党の実情によつて延びたことだけははつきりして賛成いたしておきます。
【次の発言】 私、これは前にたびたび各会派で御相談になつてお……

第15回国会 議院運営委員会 第19号(1953/01/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今朝の新聞等によつて政府の予算の進捗状況を見ますというと、何か最初に政府が予定しておるように二十六日再開、予算提出ということが困難なような様子も窺えますので、結局は政府当局を呼んで真意を質して、参議院の再開本会議をきめべきであろうと思いますが、その他又再開国会に備えて、参議院は参議院独自として事務的に打合せておく点もございましようし、この自然休会中のいろいろなことで事務当局からも報告を受けることもございましようから、一旦この会議は休憩いたしまして、理事会を開いて、そこで一応の段取りを付けて、議運を再開して頂くように進行して頂きたいと考えます。

第15回国会 議院運営委員会 第20号(1953/01/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この際、施政方針演説と確定しておるのは、何々を用意しておられますか。
【次の発言】 前回の議院運営委員会の理事会で、一応会期問題は論議したところでございますが、本日二十三日から大体本委員会に上程して、地方に帰られている議員等にも連絡してなお上京等が可能であるという時期は、偶然に政府のこういう御用意になる時期と合つて、国会としてもやれるように考えるが、ただ問題は、昨年末の官房長官の御答弁の予定日よりは何日か遅れたということは、新聞で承知しておる通りと官房長官はおつしやいましたが、その点、我々もこれは政府並びに与党との間に、いろいろな意見の食い違いを調整するために、時間がかかつた……

第15回国会 議院運営委員会 第21号(1953/01/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の議員派遣の件に関しましては、国会も再開された当初でもございますので、出発の日時等、はつきりして頂いて、もう一度お諮り願うようにして頂き、本日は保留して頂きたいと思います。
【次の発言】 記録をとつてこれを議論するということですが、外務委員会のそれらに真意を歪曲して感じとられることは議事の運営上まずい。本日これを直ちに決するというわけには参りかねる問題かと思います。一応各派へ帰つて相談してみる必要があると思いますし、理事会等で関係常任委員長等もおいでになつて、よく全体の運営上先例となつても差支えないような方法を考えて行くべきだと思います。  本日は留保して頂きたいと思いま……

第15回国会 議院運営委員会 第24号(1953/02/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 人事官の承認については、会派に持帰つて相談しましたところ、衆議院側のほうの人事委員とも協議をしなければならないということでしたが、その協議ができないために、今朝の国会対策委員会にも諮ることができなかつたわけであります。  これは昨日、多分どなたか御意見があつたかと思いますが、各種の意見があること、今回の人事官はどういうかたであればいいという意見のあることと、もう一つは今度承認を求めて来られている人事官そのものの調査が行届かないということで、本日の決定は留保してほしいという希望が、うちの会派であつたわけでございます。それで本日の決定は、非常に私のほうとしては困るわけでございまし……

第15回国会 議院運営委員会 第25号(1953/02/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 我が会派では、本日まだ態度を決定いたしておりません。よつて更に留保せられんことを……。

第15回国会 議院運営委員会 第26号(1953/02/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この二つの緊急質問でございますが、明日は時間もあることですから、これは異議がなければ十分認めて行つたらいいんじやないかと一般的には考えます。  そこで私は特に共産党のほうの岩間君から出ている緊急質問に関連しまして、法案の扱い方を、考え方如何によつてはその時まで待つてもいいのじやないかという気持もありますのでお話合いしたいのですが、いわゆる従来も寄りよりそういう話もありましたし、衆議院においても、成るべく第一読会を本会にて行うようにという希望も強いということで協議中ということを聞いておりますが、政府の施策の根幹をなすような重要法案については、本会議で提案説明がなされて質問が行わ……

第15回国会 議院運営委員会 第28号(1953/02/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 二、三お尋ねしたいのでありますが、今日まで重要法案、或いはその他予算等と関連する法案等々は、やはり搾つて百三十九件というものが、出て来なかつた理由はどこにあつたのか。これを明らかにして頂きたいと思います。
【次の発言】 政府としてはこういう状態を、法案の提出は遅れつつあるというふうにやつぱり御自覚になつておられるのですか。これが普通のこととお考えになつておられますか。
【次の発言】 法案提出が政府部内の事情から遅れて相済まんというお気持のように、私は汲み取つたわけですが、さてこの法案自体の成立を、この会期即ち三月三十一日までに期待するということは当然のことでございましようが、……

第15回国会 議院運営委員会 第29号(1953/02/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 意見として伺つておくということではなくて、先ほどの理事会において、名委員長において取計らわれたような結論もあるのでございまするから、各会派で諮つて次会において結論を得る。そういうふうでこの話は打切つて頂きたいと思います。
【次の発言】 関連いたしまして私希望しておきたいのですが、国会法改正の小委員がそれぞれ挙げられておりますが、今日までに具体的な活動はいたしておりません。然るところ衆議院においては、研究課題を掲げて研究中である趣を聞いておるのであります。そうして又一応の案として、それぞれ出ているものがあるやに聞いているのでありまするが、参議院のこの方面の小委員においても、衆議……

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は、本日から予算委員会が始まり、総括質問、一般質問等が始まりますので、懸案になつておる常任委員会を中心にして問題となつて来ておるような緊急質問は、でき得べくんば委員会の総括質問等においてなされればよろしいかと思いますが、その会派において、本会議において質問したいという意向がある限り、私は必ずしも、我が会派もそういう事態の場合もございますので、反対ではございません。で、率直に申上げますと、これは言い苦しいことでございますが、私の会派で出ておる緊急質問も認めて頂ける限り、小林君のほうの緊急質問のほうも賛成するのであります。(笑声)それが認められない限りは、論理整然とやはり反対を……

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この点は昨年十二月二十四日に政府の一応の公式の答弁があり、二十五日の晩には、都道府県知事に対して、それぞれ通知が出ておるのでありますが、今日に至るまで、この問題の結論ははつきりと出ておりません。そこで昨日予算委員会のほうでも質疑を願つたのでございますが、やはり明確でございません。ところが三月三十一日で年度が替つてしまうのでありまして、緊急な措置を願わなければなりません。併し問題の性質上、予算委員会が開かれておりまするから、予算委員会でこの結論が得られるならば、私の緊急質問は無用のものになるわけでございます。今その段階にあるわけでございますから、一応緊急質問としては出しておりま……

第15回国会 議院運営委員会 第38号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 要は、法案の審査の都合上緊急止むを得ないということでしようから先ずそれはそれとして、緊急的な問題は、前の航空賃というものも、あとでそれぞれ見合つて善処するというような建前で話もついたことでありますし、年度末として保留分もあることであるならば、この際は、ここでお認めになることでいいのじやないかと思います。
【次の発言】 この際、休憩になるようでございますが、私官房長官の出席を求めたいと思います。理由は、官房長官が先般御出席の場合、法案の提出見通しについてお伺いをして、長官の言明があつたわけでございまするが、最近三月を越えて法案がばらばら出て来ているのでございまして、どういう考え……

第15回国会 議院運営委員会 第39号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 まだ本日中に登院しない者がありますので決定しませんが、常任委員の変更を或いは申出る場合があるかと思いますので、議運休憩については、そのことを御考慮の上、お願いしたいと思います。  明日、明後日の予算委員会との関係で、委員の振替があるかと思います。

第15回国会 地方行政委員会 第1号(1952/10/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 委員長指名に御一任したいと考えます。 委員長(油井賢太郎君) 御異議がありませんようですから、私から理事を指名することにいたしますが、ちよつと速記をとめて。 委員長(油井賢太郎君) 速記を始めて。西郷吉助君を理事に指名いたします。 吉川末次郎君 申上げる必要もないのじやないかと思いますが、私のほうは理事を実は出しておらんわけでありますが、従来の慣例によりまする、と理事会は委員会における会議の円滑を図るための下打合会のようなものでありますので、他の委員会においても同様にそうした例がとられておると思いますが、私のほうの会派その他の理事を出しておらないところの会派も理事会にオブザー……

第15回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 このプリントについて質問してようございますか。
【次の発言】 今頂いたばかりで、ちよつと眼に触れたのですが、一、二、三の中の二の三行目「やや疑問を存する向もあるが、違反になるものとは考えられないといわざるを得ない。」こういうことで実際各関係当局の取締りなり選挙執行に紛らわしさをもたれてはいかんから、文書で何とかということになつたのじやございませんか。未だに「やや疑問を存する向もあるが、」というようなことでは、これではどうも困ることなんで、ここを抹消して処断することができるかというと違反になるものとは考えられないとなぜ言えない、この「やや疑問を存する向もあるが、」というようなこ……

第15回国会 地方行政委員会 第3号(1952/11/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 本日の委員会を進めるに当つて、都合を聞きますと警視総監は公務で長時間取れないような様子でございますから警視総監に先ずお尋ねしたいと思います。ここに提出されましたこの警視庁管内における選挙違反の傾向として掲げられたものは私たちとして非常に参考になる重要な、特異な傾向であると考えますが、これの具体的にこの違反として現われた一、二のやり方についてお伺いしたいのですが、今送検前の者等については、或いはこういうところでも言えない部分があるかと思いますけれども、一応新聞紙上を賑わせている大久保氏、或いは前田氏、この両氏の違反の傾向というものは、買収、饗応が最も大きなもので、大規模に行われ……

第15回国会 地方行政委員会 第8号(1952/12/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その発言の前に委員長に一言お尋ねしたいと思う。各種団体等からこういう陳情書が出ます場合に、無論理事会では承認せられて本委員会を開いたわけでありますが、今後においても優先的に取上げて特に時間を割いて頂いて陳情ができるように開いて頂けるかどうか、念のために伺つておきます。
【次の発言】 主計局長の出席のないのは誠に遺憾でありますが、そうであればあるなりに、主計官の只今の説明も懇切であるべきはずだと考える。誠に簡単な話で、要点が聴取れなかつたので重ねてお尋ねしますが、只今までの地方市町村における消防経費について十分であると大蔵省は考えておるのかどうか、端的にお話願いたい。  それか……

第15回国会 地方行政委員会 第9号(1952/12/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この前も私は念晴らしに委員長にお尋ねしておいたと思うのですが、こういう法案は理事会等でそれぞれ日程を組んでかけられると思われるので結構ですが、それと同様に陳情、請願とか、或いは岩木さんのような、特に委員会として重要な問題であるということの調査、質疑等も、これはまとめてどういうときにやるということを各委員の了解の下にやれるようにして頂きたい。どういうことで御調査になるのかということが、議員一人々々が、自分の都合上聞いておかなくちやならないということで委員会で時間を取るということだけではいかんので、その時間を取る個人の問題でなくて、委員会全体の問題であるという立場で相互の連帯責任……

第15回国会 地方行政委員会 第10号(1952/12/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 前回この問題については、主として谷口政府委員と質疑を交わしたのですが、時間切れになつて問題を残しておいたのですが、谷口次長は再三国警側の考えていることを述べられていましたが、この国警側の考えというものはイコール政府の法解釈であるのかどうか、政府委員である立場に立つて一応御答弁願つておきたい。
【次の発言】 私は警察を再び維持する或いは廃止するということを決定する最終的な意思決定は住民投票によつて行われる。その場合に方法が二つ規定されておる。住民みずからの数によつてその意思を発議して住民投票に付する場合と、町村議会において発議して住民投票に付する場合と二つある、こういふうに一般……

第15回国会 地方行政委員会 第11号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 休憩もいいが、先ほど来理事会等である種の成案を得て、党としてお互いの立場で了承し合つていることを又この段階になつてどうにかしようということなどでの休憩であれば、お互い委員会における委員同志の信義に悖ることなので続行して頂きたい。この期に及んで何をやろうとしておるか。事務的には、手続ははつきりできているはずです。このことで若しもこういう小さな法案そのもので紛糾するようなことがあれば、他の一切の関係の法案についても円滑な審議はなつて行けない。大局的な立場に立つてです。お互いに折れ合つてある種の措置をしているものを、尚又多数をかりて何とかしようというようなことであれば我々としては断……

第15回国会 地方行政委員会 第14号(1952/12/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その問題は、岡野文相との間にも十分な連絡の上それぞれ手落ちない措置がとられることを希望し期待して措置されたことであるかどうか、簡単なところで一つ……。
【次の発言】 別な問題だけたつた一つ私お尋ねしますが、それは、もう一般的に抽象的にめくら滅法の直感として単位費用の法案についてお尋ねするのですが、結局単位費用そのものの金額がここに殖えるということで、一つ一つの行政項目における基準財政需要額というものは筋が通つて殖えては行つても、それを適当な財源になるように調整を加えるために補正係数というものが使われるという状態になるのではないか。もう一度申しますと、個々の問題はそれぞれ筋が立……

第15回国会 地方行政委員会 第17号(1953/03/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 午後からやることも結構ですが、この衆議院側の改正要綱そのものだけ受けて、そうしてそれに諾否を、或いは意見を向うに申上げるということ、或いはその他参議院として附加される、意見をつけて向うのほうに申上げるというような行き方は、必ずしも私は望ましいとは考えまん。私はこれは、衆議院は衆議院として考えられたものですから、私たちとしてはこれを参考として、参議院は参議院としてその他にもあるわけですから、その他の問題点を掲げて一応検討をして行くうちに、結果としてこういうものに対しての参議院としての回答が出て来る、こういう形で衆議院のほうに意見も述べ、協調できるところは協調してこの改正案の成立……

第15回国会 地方行政委員会 第20号(1953/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 急ぐことでないんですから、責任者が出てから理由はお聞きすることがやはり建前上正しいと思いますので、非難するわけではありませんが、本日は上程しないように望みます。

第15回国会 地方行政委員会 第22号(1953/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この法案は、大体各会派共同して発議者となつておるようでありますし、我々としてもその趣旨には賛成でありますが、なかなか意見もあるようでありますから、更に各会派で意見を取まとめ、又無理のない法律にするために国警の意見も十分聞いてから重ねて審議することとして、この件については本日はこの程度で如何ですか。
【次の発言】 まだ私十分この法案を検討してないので体系的に質問できないのですが、思いついたままお尋ねします。自治大学校という名称でございまするが、何か大学校と付けることが権威でもあると思つてこういう名前をお用いになつたのかどうか。大学校らしくない内容ですが、どういうものですか。

第15回国会 予算委員会 第35号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して……只今矢嶋君の質問に答える文部大臣のお答えは、我々誠に不満であります。少くとも今日、四月一日から発効せられるものは義務教育費半額国庫負担法であります。而もその法律によつて地方の二十八年度の予算というものが今日組まれつつある。二月各都道府県会において当初予算を策定するに当つて、教育委員会と都道府県側といろいろこの種の問題で紛争を起しているのであります。法律的には、二十八年度は平衡交付金を以て教員の給与が支給せられる形ではなくて、財政需要のうちの半額はこの義務教育の半額のほうで見る、こういうことになつておる限りは、これによつて地方はその定員なり或いは定額なりというものを……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 議院運営委員会 第1号(1953/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは寄り寄り、議院運営委員会の理事打合会等の申合せによつて、衆議院とも実質的な協議をして内定せられた会期でございますから、衆議院同様の会期を以て決することに賛成いたします。
【次の発言】 この会期中において、少くとも今月問題になる点は、暫定予算或いはその他一部の法案が出るかも知れませんが、それを議了するのに只今きめました会期を以てして足りないという不測の事態は断じて起らない。又昨夜衆議院との協議によつて、当院から申入れました通り、一応この会期に対して同意をするということであつて、本予算或いは重要法案を提出された時期においては、この会期を以て十分とするかしないかということは、……

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1953/10/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そのことは結論としては仕様のないことですが、時間的にいつ頃、休憩後の本委員会を再開できるか、見通しをお伺いしたい。
【次の発言】 では、官房長官には一時頃出席して頂けるという前提で、その頃まで休憩をすることに異議はございませんが、緒方副総理の出席を求めております際に、補正予算等の見通しについては副総理としてお答え願えない場合があろうかと考えますので、大蔵大臣も併せて出席方を委員長に要請しておきます。
【次の発言】 緒方副総理並びに大蔵大臣御出席でございますので、二、三新聞紙上で伝わる点を正式に参議院という立場で政府にお伺いしたいと考える次第でございます。  先ず衆議院のほうと……

第16回国会 議院運営委員会 第2号(1953/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは事務当局に質問したところで、答弁は繰返されるだけであるので、それで院の構成ということと、各会派の勢力というものをいつの時期で見るかということと、千田君は不可分の関係で考えたいとし、而もその場合に、院の構成は議長、副議長が選ばれた時期からであるという主張もそのうちに入れて、その理論を展開しようとしていることで、一箇の意見であります。併しながら前回以来のたびたびの理事会において、この問題については、十八日午前十時の届出の各会派の勢力で割振りをするということは申合せとなつている。それが慣行となつているのでございまするが、今回はそれをやめて欲しいというなら、やめて欲しいというこ……

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1953/10/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほどこの問題については、院内の運営上の問題のことであるから、正式に議院運営委員会として話合いもできる筋合いのものであるということを確認しました上で、理事会としましては、少くとも水害特別委員会、建設委員会、農林委員会、地方行政委員会、水産委員会、この五委員会はできるだけ或る時期を劃して同時期に集中的に委員会を開いて、水害並びに冷害に関する行政府の対策につき或いはその予算化等の問題につき調査の上、院は院として具体的な対策を考究の上、政府を鞭撻すべきである。こういうことで意見の一致をみたのでありますが、従つてそういう内容を議院運営委員会の申合せとして、手続としては議長に、この常任……

第16回国会 議院運営委員会 第3号(1953/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の報告通り決するに異議ございません。
【次の発言】 私は、内容のことは後で申しますが、形式的に理事会が公式に決定したことであるのを、理事であるかたが、そういう異議が成規のこういう機関で出て来るということは困る。只今の千田君の話は希望するということであつたから、希望であれば、これは議題でも何でもございませんから、原案についてお諮りを願つたらよろしいと思います。(「進行」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 これは許可すべきことであろうと思います。
【次の発言】 お話は承わりましたから、進行して下さい。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第16回国会 議院運営委員会 第4号(1953/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 井村さんの場合は、出身県の問題でもあるし、一応事情は了承されますけれども、我が会派においては、内灘だけの問題ではなくて、浅間山ろく等、というところに重点があるわけでございまして、岡田宗司君は、再三に亘つて現地の状況を調査し、資料を持つて確信のあるところで質問したいということで、国会対策委員会の決定にもなつておりますので、私一存でここでお答えするわけには参りません。又同様の問題は、我が会派と社会党第二の緊急質問においてもあるようでございますので、一応これは全体として認めるなら認めるとしておいて、会派の間で調査をする。再建はいけない。このことだけを決定するということであれば、これ……

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1953/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今出席要求をしても、閣議中であるということであれば出て来ないだろうと思います。止むを得ないことと考えますが、見通しとしては閣議は相当の時間をとるようでございますか。
【次の発言】 委員長の言う通りで、止むを得ません。

第16回国会 議院運営委員会 第5号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も、この会派の改進党並びに右派社会党と協定することでございましたが、井村君が撤回せられましたので、その部分はよしとし、四番の清澤俊英君は撤回いたしまして、予算のほうで質問いたします。  それから総理大臣の問題でございますが、これは予算委員会には出て、本会議には出ないということがあるならば、これは同意できません。ただ予算委員会で答弁中のために、どうしても本会議のほうに来て答弁ができないという時間の食い違いがあつたときは、これは止むを得ません。出席がなくても質問はいたします。
【次の発言】 順序でございますが、そういう都合もあるかも知れませんから、佐多君の緊急質問を三番目にいた……

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それで天皇のほうのそれもあるでございましようが、遅くともいつ頃までには召集ができるように推定いたしておるわけでございますか。
【次の発言】 それでラジオや今朝の新聞等で見ますと、自由党乃至改進党との間に、会期の点についても意見の一致をみたやの話がありますが、これは政府側として、お尋ねする範囲ではございませんが、諸般の事情もございましようから、政府としてはどのくらい短かい会期を以て仕上げて頂きたいという希望を持つておられますか。
【次の発言】 いささか慎重な御答弁のようですが、何も今ここで論争しようと思つているのではございませんので、一方的にお考えを御発表願えれば、それで本日は……

第16回国会 議院運営委員会 第6号(1953/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 一応会派に持ち帰つて相談の上再度議決して頂くように願いたいと存じますが、ただ一点この際お伺いしておきたいと思いますが、米価審議会委員の任命については、特段に衆議院議員六名を挙げられ、国会法第三十九条但書の規定によつて国会の議決をさえ求めるというような委員で以て構成せられておるのでありますが、過去何回かに亘る米価審議会の答申が、政府において一度も尊重されたことがない。そして政府において答申に基いて米価の決定のあつたためしはない。こういうことは米価審議会に対して政府はどういう御所存でおられるのか。我々国会側としては誠に奇異の感に堪えない。少くとも国会の議決を求めるほど重要な委員で……

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第6号(1953/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 結局、只今委員長から御報告の通りでありまするが、只今削除という点は、内容的な意味で好ましくないとして削つたのであつて、この間に従来国会で用いて来ましたような表現によるそれら文章が、両院協議の上で加えられて式辞の体裁をなすということについては当然のことであるということも了承の上のことであつたのでありまするから、一応只今の委員長の報告を報告としてこの委員会は了承し、今後も両院の打合せに待つて最終的な式辞案を決定するということで結構ではないかと思います。こういう途中の段階として、一応了解するということで異議ございません。
【次の発言】 この特別委員会は、第十六国会で設けられたもので……

第16回国会 議院運営委員会 第7号(1953/06/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この問題についてではございませんが、あとで問題になると思いますので、この際承つておきますが、正式の名前は何と申しますかわかりませんが、巷間伝えられるスト規制法案につきまして、昨日ですか、本院にも政府から御提出があつたそうでございますが、この点は閣議決定等の手続は終了して出されたものであつたかどうか。念のために伺つておきます。
【次の発言】 それは次官会議でも決定になつておりましようか。案を、法案そのものが……。
【次の発言】 これは前々からも話しておつたことですが、ここで又とやこうと論議する前に、理事会等でよく情勢を把握しておいて、予定をしてから最終決定をしたほうがいいと思い……

第16回国会 議院運営委員会 第8号(1953/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日非公開の席上における決定もございまするが、只今議長に聞き及びまするところ、本人から辞意の申出があつたそうでありますから、手続上、この辞表を受理し、辞任を認めることに異議ございません。
【次の発言】 これは昨日、非公開の席上において話が出たことでございますので、どこかの会派から具体的に人名を挙げてそれに同調するしないということは、差障りがあることでございますから、委員長から案を出して頂いて、決定するようにやつて頂きたいと思います。

第16回国会 議院運営委員会 第9号(1953/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 最近どうもばらばらになつて困る問題は、常任委員会の開会時刻でございますが、当分の間本会議のある日は、常任委員会は午前から開会はしない。午後開会してもらうというふうに取決めて、議長から、それぞれ常任委員長に御通達を願いたいと思います。
【次の発言】 いずれは会派に持ち帰つて相談の上、決定することとなると思いますが、持ち帰つて審議をする必要上、一、二質問いたしたいと思います。  先ず、インド国バンガロールに参ります政府代表の石黒忠篤君とありますが、この会議に参ります日本政府代表の構成はどういうふうになつておるものでございますか。

第16回国会 議院運営委員会 第10号(1953/06/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、承認することに異議はございませんが、毎回帰還船が舞鶴に入港するたびに議員が出かけて行くということは、その都度その都度、調査目的が別個にあつて出て行くのですか。それともただ歓迎のつもりで出て行くのでしようか。その点がどうも明確でないのですが、委員部長のほうでおわかりでございますか。
【次の発言】 どの問題でも、実情は調査しなければそれの判断を的確に下すことはできないという問題は、特に引揚の問題だけでなく、多々あるわけでございますが、それにつきましても、全委員会の委員が全部同じ現地を調査に行くというようなことは、殆んどあり得ない状況であつたと思うので、只今の千田君の特殊な例は……

第16回国会 議院運営委員会 第11号(1953/06/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほど理事会で決定いたしました点を代つて申上げて御賛成を願つたら如何と思いますので、僭越ですが、この点について申上げます。略称で申上げます。  公労法並びに地方公企労法につきましては、スト規制法を二十六日の本会議に上程して趣旨弁明を聞くことにきまつておりますと同様に、これを二十六日の本会議で同時に提案趣旨の弁明を聞き、質疑をすることとし、但し、これは他院の議員立法に関することでございまするから、本日の議運の決定がございましたら、この旨を衆議院議長に念のために通知すると共に、発議者のほうにも十分本院より連絡をすることにして頂きたいと考えます。而もこの趣旨弁明に関する質疑は、略称……

第16回国会 議院運営委員会 第12号(1953/06/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その内容如何によつてこれを決したらいいと考えますが、その外交関係というものの内容が何か。
【次の発言】 それならば、たつての希望もございますし、衆議院においては予算委員会等で多分これは御報告になることでございましようから、参議院としても本日の本会議を好機として、日程の最初において政府側の発言を許されるようにしたら如何でしようか。
【次の発言】 前段の、今のお話は止むを得ない点があるので、止むを得ない事態で報告をさせるようにやつていいと思います。
【次の発言】 そこで、本会議で政府からの報告ということは、過般の外交演説についての補足だろうと思います。或いはその質疑から起つて来た……

第16回国会 議院運営委員会 第13号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その点は、土曜日の晩に、前々回の理事会の申合せのように二個班で行くということではいけない。三個班が適当であるということを確認をし、それぞれの班の団長として御三人をきめられたのだそうであります。ですからしてその意向も酌んで、団長、副団長というような点で、格が違うというようなことについては、大会派順ということで一応御了承を、派遣議員団に納得願えるのではないか。こうあつてほしいということで、理事会として申合せをしたので、実際上のことは、派遣議員団でそれぞれ推薦せられて、団長、副団長をきめることが筋であると思う。ただこちらは現地に行つて、いろいろのやりくりをしなければならないときに、……

第16回国会 議院運営委員会 第17号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私のほうの件名でございますが、これはストライキに関する政府の見解についての緊急質問というふうに改めて下さい。
【次の発言】 委員長はどうするお考えかということではなくて、この議院運営委員会としては、そういう新聞記事もあり、又経費支出等の問題についても、幾つかの疑義のある手続上の問題等もありますから、実際理事会においてこの関係の問題を慎重調査する。そうして、調査の結論が出た場合に、議運として天下に態度を明らかにされるようにすべきであると私は考える。その前にこの議院運営委員会で、とやこうと論議をするということは、或いはたまたま具体的な人名まで出て、それぞれありもしない嫌疑が出たり……

第16回国会 議院運営委員会 第18号(1953/07/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その問題については、過般理事会で特別、論議があつたことでありますが、問題は二つあると思います。  一つは、出先からそういう要請があつたのに議院運営委員会を開くことができないという場合もあろうと思いまするが、そういう場合でも理事会なり或いは議運の委員長の裁断なりはつきり意思を確定してから、それぞれ手続をすべきものであつたと考えられるのですが、そのために結果はあいまいのうちにこういう手続が行われたというふうに考えられないでもない向きが多多あるわけでございますので、従つてこういう点は遺憾でございまするので、今後は、十分そういう点には、それぞれ担当の衝において責任を以て臨機の措置をし……

第16回国会 議院運営委員会 第19号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そのことは衆議院の決算委員会で、質疑で明らかになつた。あのかたが斡旋して、契約を取結んだ契約先の相手方ではないか。その事件というものが、あとで起つたのだけれども、当初の契約をやつたときの担当者ではないのか。問題は不払いから起つたのですが、所管は又変つているだろうが、その事の起りの契約そのものをした相手ではないか。
【次の発言】 そうですか。それで事態は明らかであります。
【次の発言】 只今の御答弁を伺つていますと、我々が聞き及んでおることと、事件の事実そのものが相違しておるように思います。又、一般的な問題としても、只今の警務部長が時間がないために十分実情を報告できなかつたよう……

第16回国会 議院運営委員会 第21号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 異議はございませんが、小会派と申しては大変失礼ですが、改進党或いは無所属クラブ等において、水害対策特別委員の委員をお変えになる、改進党においてはときどき、お変えになつたようでありますが、会派を代表して積極的に水害対策樹立のために協力しようとする委員会において、人が変ることは前後の脈絡がわからなくなつて、非常に扱いが困るのじやないかと私考えますが、我が会派でも、そういうことを取出す場合には自粛いたしますから、各会派等においても短期間の特別委員会ですから、なるべく委員の変更のないように取計らいを希望申上げて、異議はございません。

第16回国会 議院運営委員会 第25号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、菊川君の意見に賛成でございますが、やはりこの公安委員については、私も質問して置きたいと思いますが、長期に亙り欠員であつたことについて言われることは誠に御尤もであると、今回、又短期間就任して直ちに他に転出せられる、それも望ましくない。今後は気をつけます。御尤もでございますと、こういうことでは、政府の考え方はどうもはつきりしないと私は思いますが、  そこで過去の実情としてお尋ねしたいのが第一点ですが、公安委員になつたかたで、途中そういう他に転出するという理由を以て任期中おやめになつたかたがおありでございましようか。いわゆる個人的な御事情或いは健康上の御事情、こういうことでおや……

第16回国会 議院運営委員会 第26号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 国家公安委員につきましては、過般の官房長官の今後の処置に対する見解を了として異議ございません。
【次の発言】 本日ここできめましても、各会派に持ち帰つて、指名等り決定をも要しまするから、結局は本日の本会議の討議にはならんと思いまするので、理事会において相談するように……。

第16回国会 議院運営委員会 第27号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それは、記録を付けての話をするまでの段階には進んでいないかと思いますが、参議院における特別委員会でも各般の災害対策のための立法措置を検討しておられ、近く法律案が提出になるやの趣も伺つておるのでありまするが、それは農林、水産、建設、文部、厚生等各般の常任委員会に関係する臨時立法のようでございます。そこで基本的には、この西日本の緊急対策のための立法であつたけれども、各常任委員会のどういうところにこれを付託するかということを考える場合に、特別委員長から、非公式に議院運営委員長への申入れがありましたが、特別委員会へこれを付託するということよりいい方法はないというふうに考えます。その場……

第16回国会 議院運営委員会 第28号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間をとつては何ですが、念のために申上げますが、昨日の外務省参与の任命の承認の案件、今日おやりになるような予定で官房長官の出席を求めておられますか。
【次の発言】 速記を付けておる関係から、念のために矢嶋君にお伺いいたしますが、治山治水に関する決議案は案文を作成しようとしておるのは、各会派としては特別委員を代表せしめて特別委員会においてやつておつたものと考えますが、自由党に、案文内容について異なる見解があつて調整ができないから、これを議運のほうで案文の取まとめができるように検討をして欲しいということだろうと思うのですが、そのことは特別委員会として了承されていたんですか。それと……

第16回国会 議院運営委員会 第30号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は、そういう付託で、もうしようがないと思いますが、ただ、八月一日に発議して来たということについては、発議者に対して相当申上げたいことがある。と申しますのは、八月一日は、会期延長になつた日なんです。従つて、それは、若しも水害地の問題を真剣に考えられるとしたならば、会期延長になる前に発議されて、そうしてこれの院の通過を図らなければならんことであろう思う。万が一会期が延長にならなかつたときには、どうなる法案であつたか。水害地はどうなつているか。こういうことを考えた場合に、余りに会期延長についても安易な、手前勝手な見通しをつけておる。そうして法案の発議についても、非常に時期的にあい……

第16回国会 議院運営委員会 第33号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先例によりますと、国会議員の秘書のみのこうした諸手当を一般公務員に準じて出す立法をするということはない。必らず国会議員も又立法によつて措置されるようになつておつたと考えるのですが、今回に限つて議員だけを除外した理由はどこにあるか。発議者に代つて御答弁願いたい。
【次の発言】 各種の事情を勘案してと言われますが、各種の事情というのは具体的にという理由であつたのかお知らせ願いたい。この答弁ができないならば、発議者を呼んで頂きたい。
【次の発言】 私は発議者の御出席をお願いしているのは、揣摩臆測を附加えて、こうでもあろう、ああでもあろうという前提に立つて質疑し、又討論することは、他……

第16回国会 議院運営委員会 第34号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それはどうもおかしい申入れで、それは自由党のほうで言うてやつて、付けてよこしたようですが、そこで、政府が国会の運営に、このあとでとか何とか、何時頃の出席の都合ですから、何時頃にしたいというような希望ならとにかく、運営に関することをつべこべ言うのは、これはおかしい。これは自由党さんのほうに言わせることにして、そこのところだけはなかつたことにして頂きたい。(「その通りだ」「そんな不体裁なことを言うほうも言うほうなら、聞いているほうも聞いているほうだ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 我々議員として、いろいろ勝手な国会運営をするものですから、国会職員全員が、私は勤労著しいものがあると考……

第16回国会 議院運営委員会 第35号(1953/08/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 継続審査のほうの案件は、全部出ているということになつているんですから、だから委員部のほうから、これで本月認めるということに異議がないかということを通知し、異議があるというものは何時までにそれを出せということにしたほうが、本日きめるのには、そのほうが都合がいい。ただ時間をきめるというだけじやなくて、ここで承認を与えておき、異議があつた場合には、その異議を取込んで研究の上、本会議にかけてよろしいとさえきめておけば、そのほうがいい。
【次の発言】 議員派遣の件も、事務的に、これこれとこれは如何と思うということを、ここで御被露願つて、その分については、具体的に如何と思う点をその委員長……

第16回国会 議院運営委員会 第36号(1953/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは誠に抽象的な問題のように聞えますが、ダレス・吉田総理の会談、或いはマレンコフの対日平和条約問題等、当直の国交情勢について最近の動きが非常に激しい動きを示しておりますので、この際閉会前に、総理並びに外務大臣に、そうした外交問題について所見を質したいということでございます。従つて何とぞ御同意願うようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 MSAの問題は、これは聞くには聞いたが、十分聞いたということになるかならんかは、いろいろ観点があるだろうと思いますから、そういう交渉の技術的な問題を聞いておるのと、今回緊急質問をしようということとは、問題のケースは全然別でございます。即ち……

第16回国会 建設委員会 閉会後第3号(1953/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この台風十三号による土木被害額調というものの五百四十八億というのは、今後まだ殖える見込がございますか、確定している分でございますか。殖えるとするならどれくらいに総額を見込んでおられますか。
【次の発言】 資料も出ておるようですが、今簡単に見てもちよつと見当がつかんのでお伺いしますが、十三号台風まで含んで本年のこの土木被害額というのは結局は総計幾らくらいになつているわけですか。
【次の発言】 そうすると合計千四百億になんなんとする総額でございますが、これの復旧について年度計画をも考えられて、大体大ざつぱに今のところの見通しではどういうふうに処理して行くお考えであられるか。

第16回国会 建設委員会 閉会後第4号(1953/10/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 建設関係の治山治水に関する事項をお伺いする前にお尋ねしたいのですが、政府部内に治山治水対策協議会といつたものが作られた経緯と申しますかについて先ずお伺いしたい。
【次の発言】 それで関係省としてはどことどこがこれに関係しておられますか。
【次の発言】 そこから出て来る幹事と申しますか、…方々によつて構成せられたその協議会で一通りの原案というものがきまれば、それは手続としてはどうなればそれが実施に移つて行くということになるのですか。
【次の発言】 閣議決定になつて議会に相談するということは、計画自体を関係委員会に諮るというような形でございますか、それとも予算面にそれが出て来るか……

第16回国会 建設委員会 閉会後第5号(1953/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も江田委員の考えと大体同じ考え方でお尋ねするのですが、建設当局であろうが、農林省、林野庁当局であろうが、そうした官僚がどうにかやるということではなくて、少くとも政府部内にこういう協議会ができて、治山治水基本対策要綱としてこれも一つの参考資料として国会側に提出になつた以上は、これを具体的にどう推進するかということについて責任のある言明が副総理から行われなければならん。まあこれは目的を示したのであつて、現状は災害復旧のそれだけでも精一杯なんだ、あとは建設当局が考えるのでございましよう、私はこれではこういう今の委員会の調査なり審議にはならないと思うのです。でお尋ねしますが、じや仮……

第16回国会 建設委員会 閉会後第6号(1953/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は専門家のこの森林のほうの系統の買収に伴う問題に関連してお尋ねしたいのですが、実情としてはダムができる、そうすると水際の線で造林地が半分に横断せられるというような場合は、買収の対象は、その水没する部分の造林地だけを買収して、そうしてその水際から上のものは元の所有者に持たせるというような場合もあるでしようか。今一番問題に私の県でなつておるのは、そういう湖かできますと、そこに残された自分の値林地の立木を切ることが不可能になる、どこからも行けない、だからもう全部売つてしまいたい、そうして完全な移転をしたいという希望の人が相当あるわけです。それらはその個人の希望によつて買収の対象に……

第16回国会 建設委員会 閉会後第7号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私先ず今までの質疑の経過を聞いておりますと、非常に遺憾だと思う。これが国会が開かれておつて、あなたが今答弁したような答弁をするならば、これは建設委員会としてはあなたがたに協力することはできない。初めからこの予算の立て方を聞いてみますと、内容があつて、それを積算して、そうしてその部分で財政的に余りに多くの金額を要するからというので、箇所別に事業量を繰延べたり、或いは切つたりしたということではなくて、頭から予算を割り付けられている。その割り付けられた予算に対して、あなたの答弁ですと、来年の三月までまた金がこれ以上余計出たにしたところで、事業量としては限界があるのだから、この金で三……

第16回国会 建設委員会 第8号(1953/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も今の田中君の質問について、実は政府則にこれは聞く筋合いじやないので、委員長にお尋したいのですが、本審査で今政府提案になる産業労働者住宅資金融通法案が出て来て審査されておりますが、予備審査でこちらに送られている只今お話の勤労者住宅建設促進法案並びに産業労働者住宅公社法案、これは内容をそれとなく見ますというと、趣旨目的等において非常に共通な問題を含んでおるわけなのです。それでこれはどういう扱いを以て本委員会としては審査して行こうとせられたのか、その経過を先ずお伺いしたい。それから又聞ぎではこれはいかんのであつて、多分これは参議院側も勤労者住宅或いは産業労働者住宅につきまして、……

第16回国会 建設委員会 第9号(1953/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大変素朴なところから御意見を承わりたいと思うのですが、提案理由の説明の中に、他の地方とは全く異つた自然的條件にあるから特に北海道と地域を限つてこういう特別立法をしなければならんという意向のようでありますが、青森県の北部と北海道の南部と全く異つた自然的條件になつているとお考えでございますか。
【次の発言】 この法案の件名は北海道というふうにもう限定されておりますが、今のような考え方から青森等の一部の地域を限つてそうして欲しいという希望や期待がその地方から起つて来ました場合には、この法の適用によつて、その地域が拡大されて行くというようなことが仮にあるとするならば、提案者或いは提案……

第16回国会 建設委員会 第10号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 五条まで行つたようですから、恰好つけるために私は六条をお尋ねしたいのですが、公益上必要があるという場合に該当するその公益上という実体は何を指しておるのか。
【次の発言】 一企業の労働者の住宅が会社の考え如何にかかわらず公益上必要なら、当該市町村なり或いは都道府県が資金を援助してやる、こういうことなんですか。
【次の発言】 そうすると、この資金上の援助ということは融資だけでなくて、呉れつ放しの補助、こういうことも、当該地方公共団体の理事者が原案をきめ議会に諮る、議会の多数党さえ押えればそういう金を出すことができるんだ、こういうことでございますか。

第16回国会 建設委員会 第11号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この法律の目的は、財源が出て来たからそれを使つてやろうという法律ではなくて、飽くまでもこれこれの道路を整備しなければならんというほうが建前で、その所要財源は便宜的にこれに求めたという建前だろうと思うのです。従つて私たち審議する者の立場から言えば、五カ年の間にこれだけの道路を緊急整備しなければならないという具体的な道路が挙げられなければ、私たちは審議の対象とすることはできないと考える。ただ金はこれだけ取れるのだということだけが結果として残ることを承知してこの法を通してやるわけにはいかん。この法によつてこれこれのところをこれだけに五カ年の間にするのだ、そのためにこの法を以てやつて……

第16回国会 建設委員会 第13号(1953/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私全然どうも素人でわかりませんですが、市町村長なり都道府県知事が許可を与えるという場合の市町村長とか都道府県知事という者はどういう権限とどういう根拠を以てそういうことがなされるのだと規定しているわけですか。
【次の発言】 今の市町村長なり都道府県知事が地方自治法の建前からいつて、その地域の住民の利害に関することを、意見を聞くことがあつても、勝手に処理することができるというような法律規定をすることができるかどうかということが私の疑問なんです。地方公共団体の長としてこういうことがやれるかどうかということ……例えば、建設大臣の権限を委任したとかいうようなことなら私は又問題は別だと思……

第16回国会 建設委員会 第14号(1953/07/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 少し成るべく詳しく斡旋委員会を置くに至つた動機ですね、それから現在までのいろいろな実情、どうしてもこういうふうにしたほうがいいと、こういう点について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 建設省の直轄工事として今事業に着手している或いは着手しようとしている地域で、まだ土地収用のそれが確定しておらないという地域がございましたなら例示して頂きたい。若しも今そういうことができなければ、一応そういう資料を出して頂いて、どういうところで問題点があるかということを、事項を簡単に書き記したものを頂きたい。
【次の発言】 ええ資料です。

第16回国会 建設委員会 第18号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この前の論議の経過に鑑みて、政府側は質疑の前に何か言うことないですか、なかつたら質疑しますが……。
【次の発言】 今石川さんの質問に計画局長としてそうお答えにならなければならない事情はわかりますけれども、この今の改正法案の建前が明確でないからそういう答弁しかできなくなつて来るんじやないかと思われる。私は別な方面から率直にお尋ねしますが、この土地収用委員会というのは都道府県知事の所轄だという規定の仕方は、都道府県知事に土地収用についての協議が整わないときに申請して、それを収用委員会に廻して行くのですか、直接収用委員会のほうに申請があるのですか、土地収用法のほうでは……。

第16回国会 建設委員会 第19号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 南政務次官はそういう意味合いで知事は事業認定の裁量等もあるので、土地収用の目的に副うような斡旋のみを受理するという形になるであろうという意味合いの話をした。そのことは、事業認定に疑義があるとか何とかいう斡旋申請のことではない、そういうことを聞いているのではない、事業認定前に土地の取得に反対だということで斡旋を申請するという場合には、都道府県知事が認定権を持つておる事業につきましても、都道府県知事は事業認定をすることにしたらいいのかしないようにしたらいいのか、まだその判断もつかないという状態においては白紙のはず……それが事業認定をして行こうというようなもくろみのありながら斡旋の……

第16回国会 建設委員会 第21号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間があるまで慎重審議すべきところですが、本日時間もございませんから、この法案はそのままにしておいて頂きたいと思います。審議はいたさないと……。

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 会期の点に対しては、いろいろ論議もいたさなければなりませんが、十時振鈴が鳴つて本会議になります都合がございますので、この会期の問題を論じておりますと次の開会式の準備に支障を来たすと思います。従つて会期の決定を、協議を受けない、返事を待たないで、衆議院が十時に決するなら決しても、これは我我のほうは我々のほうで本日中に会期を決すればいいという建前を以て、一応返事をする時刻というものは、今ではできない。この時間ではできないということを確認の上で、まず一応本会議を開いて頂きまして、続いて議題を開いて会期問題を決する。こういうことにしたい。

第17回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1953/11/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その会期を決する前に、この十八国会がどういう趣旨で政府として召集されたか、或いは通常国会との関連等を少々伺つておきたいと思います。  それで第一点としてお伺いしたいことは、今度の十八国会における予算提出につきましてですが、この予算は大体どういうような趣旨のものが盛られておつて、総額幾らくらいの予算になるものですか、この点を伺つておきたい。又それの関係法案、或いは関係しない法案等用意せられておるのはどれくらいあるのかお伺いしたい。
【次の発言】 只今の予算について、国会等に関係する分で未確定のものがあるという趣意は、結局一般職の公務員の給与なり仲裁裁定を実施するのに伴う従来の慣……

第17回国会 議院運営委員会 第3号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大変不躾な質問でございますが、本日承認を求められております委員会等における委員長、会長、或いは委員それぞれの手当と申しますか、報酬と申しますか、処遇と申しますか、この点を個々に具体的にお聞かせ願いたい。
【次の発言】 これは無報酬ですか何もない……。
【次の発言】 そういうこともお知らせ下さい。
【次の発言】 そうするとこの常勤のほうでいうと、公正取引委員会と文化財保護委員会の委員長は、おのおの八万二千円ですか、同じ常勤の社会保障審議会の委員長は委員と同様月額七万二千ということですが、これはどういうことでこういう差が付いているんですか。

第17回国会 議院運営委員会 第4号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私の会派でも質問せいということでしたが、その事情がよくわかつたわけですけれども、これは知らず知らずのうちに脱落したというようなものではないというふうに推定されます。ということはこの履歴書に挙げられている項目から類推しますと、必ず挙げられなければならない履歴であるわけですが、それがないということは、やつぱり何らかを顧慮してこれは隠されておつたようにも考えられます。とも角今の副長官の御答弁ですと、たまたま川西氏の場合に、そういうことが発見せられましたが、ほかにもやはりそういう点があるのではないかということになつて来る、それで政府側から出される履歴書は信頼するに足りないというふうに……

第17回国会 議院運営委員会 第5号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その趣旨には異議がございませんが、衆議院との関連もございますので、政府においては衆議院に対して、本会議でこの関係で発言を求めるというような形式をとつておられますか。
【次の発言】 それで政府側からの本会議での説明の仕方については、特段に議運における五十六条の二を使つての議決によつて要求することなしに、只今休憩中に伺いますと、政府から積極的な発言があるそうでございますから、その方式でおやりになるようにして、今後公労法における解釈上の幾多の問題は、衆議院との見合いもあり、今後にそれを委ねるということにしては如何かと思います。

第17回国会 議院運営委員会 第6号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほど理事会でいろいろお話があつて、自由討議の問題も問題になりましたが、私個人のことを例にとりますと、私当選以来、第七国会以来本院におつたのですが、自由討議はその都度がいろいろありました結果、結局最近公式に列国議会同盟或いは欧州視察、或いは東南アジア方面のういう機会に列したことがございません。そういう議論がいろいろありました結果、結局最近公式に列国議会同盟或いは欧州視察、或いは東南アジア方面の視察に、議院から議員を派遣しており、それから中共貿易関係の議員連盟としても、最近中共視察に出掛けられお帰りになり、或いは個人的には、それぞれ奄美大島関係の復帰の問題を視察せらるる等、いろ……

第17回国会 議院運営委員会 第8号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大いに異議あり。後刻訂正する場合には議運において訂正したほうがいい。そんな総括的な訂正ではいかん。
【次の発言】 それで先ほど各種の緊急質問が留保せられましたが、それは理事会の申合せ通り、主たる問題は、池田・ロバートソン会談に関する緊急質問でございますが、本日予算委員会において総理への総括質問等で、この問題が相当明らかになるかと思います。この情勢を見合つて最終決定をしようということが、留保の主たる理由であつたのでありますから、会派間において予算委員会における池田・ロバートソン会談に関する質問が十分に行われない、或いは不徹底である、或いは質問の結果が、吉田総理の言明のような総裁……

第17回国会 建設委員会 第1号(1953/10/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 最初事務的に今の報告だけで御説明を願いたいのですが、こうしてずらつと見ますと、例えば河川等事業費で四億円、四億円ですね、四億追加になつたと言つておつて、修正減額が六億ですか、六億二千二百三十万円とある。そうして現にその内訳としては、直轄河川改修費が二億九千万円も減になつておつて、紀ノ川の分が一億追加になつている。こういうふうに見て参りますと、他にも砂防事業費補助においても五億八千万円追加になつたと言つておつて一方は修正減額が三億四千ですかがある。道路事業費においても同様、或いは同様というよりも減額のほうがひどい。或いは都市計画事業費の中でも、都市復興事業費補助が追加になつたと……

第18回国会 議院運営委員会 第1号(1953/11/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 それで本日現在の各会派の構成は、閉会中と何ら変更はございませんか。
【次の発言】 それで私お尋ねするのだが、召集目の午前何時とか、何時現在でとかいうことが、すべての基準になるので、今なければ、この国会はこれが基準だというふうに行くのかどうかということで、あんたたちから文句を言われないようにと思つて聞いてるんですよ。
【次の発言】 それでは今度の国会は、召集日現在の宇垣さんの緑風会入り、それが認められた現状において、そこを基準にしてやつて行く。こういうことに如何ですか、必ず自由党は異議が出て来るんだが、出て来れば午前十時現在だつたから、今十時だから、どうです。

第18回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1953/12/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 明日だけ、まあ、議員派遣の件が出て来るわけでございますが、そこで前以て私希望を申上げて、各会派でお取上げ願える状態であるなら、この機会に申合せて置いて頂きたいと考えるのでありますが、この際議員派遣につきましては、常任委員会のみならず、院としても必要欠くべからざるもののみにとどめ、一般的な恒例による議員派遣、調査派遣をこの年末年始にかけて取り行うことについては、言葉が足りませんけれども、自粛して頂きたいと考える次第でございます。  従つて若しこのことが容れられるならば、各会派においては、常任委員長或いは委員を通して、この趣旨が貫徹せられるようにして頂きたいし、従つて専門員並びに……

第18回国会 議院運営委員会 第2号(1953/12/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この国会始まりましてから、昨日今日、公報を見たのですが、理事会等でも、ときどき話合いはあつたのですが、最終的な結論を得られないで問題になつているものがある。それは政府委員の任命について議長から承認を与える件でございますが、最近どういう理由で政府委員になるのか、その当時において何ら法案もなし、或いは予算的な問題でも、国会に出る必要のないと思われるような政府委員の任命が一括して行われるという場合が多々あるようであります。それでこの点については国会の運営上から言つて、政府委員の任命について参議院として承認を与えるについては、もつと厳正にすべきじやないかと思われる点がございます。又政……

第18回国会 議院運営委員会 第3号(1953/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 本日出ております御三人のかたは、全部緑風会の人でございます。で参議院自由党も九十数名の大会派ですが、学識経験者が一人もなくて、緑風会だけから学識経験者が出られるというようなことは、誠に自由党としても結構だと申上げてよいのか、不結構だと申上げてよいのか、野党としても、人材のないということでは遺憾の意を表せざるを得ないわけですが、而も土田さんは日本酒造組合中天会の会長でありまして而もこの中大酒類審議会は、酒類の生産、供給、価格決定に対して重要な参画をする機関で、ところが業界の代表の人が、こういうものに入つて客観的にこの審議かできるか、どうか、業界代表としてり意見の発表というような……

第18回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今配付になりました資料でちよつとお尋ねしたいのですが、この中央酒類審議会委員の予定者名簿は、原案はいつ頃これが作成されたのですか。
【次の発言】 それでこのなんと申しますか、政府側を代表せらるる専門的なかたと、あとは殆どは学識経験者と言われるかたは、極く少数で、全部各酒類の業界代表が委員になつておりますが、この構成の仕方そのものには、法的には制約があつて、こうなつたのですか。政府の一つの考え方としてこうなつたのですか。
【次の発言】 この予定者は相当前から予定されておつたそうですからお尋ねしますが、この廣川弘禪氏は、同氏は分自党のかたであつたが、それらにかかわりなしに、業界代……

第18回国会 議院運営委員会 第8号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつとお尋ねしますが、只今の請願者の住所は、府庁内ということですか。
【次の発言】 そういう請願を受付けますか。
【次の発言】 先ほど来、懇談中だんだん疑念になる点を質疑をいたしましたが、やはり法規に照らして確実な住所の記載のないものを議員が紹介しておるという慣行は望ましいことではございません。従つて議運として請願としての、取扱は、一般論としましては、今後常任委員会等において住所記載等を厳密にせられて、そうして請願そのものを厚くと申しますか、厳粛に審議をして国民の期待に応えるというふうにして頂きたいと思います。従つてその論から申しますと、今次の請願につきましては、紹介議員で……

第19回国会 議院運営委員会 第1号(1953/12/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そこで、先ほど理事会でも話題になり、他の各会派等においても、いろいろ運営上心配しているのですが、近々政府からの法案の提出はないということは明らかにされましたが、自由党が中心となつてお考えになつておる拿捕漁船に関する何かの手当をする法案について、党として議員立法でもお出しになられるような御用意になつておるのかどうか。この点も一応御披露願つて置きたい。それで、若しも仮りに自由党のほうにおいても、予定された考えが違つて来たということであれば、これは各会派にそれぞれ了解を求めておつたことでありますから、そこで明日からの議事の運営を即決するわけには行かない。それで、関係委員、或いは会派……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1954/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この委員長代理の件でございますが、これは、私も自宅に寺尾委員長から、公文書だと考えますが、松岡理事を以て留守中の委員長の代理を委嘱する、よろしくということがありましたが、これはどういう根拠に基いて寺尾委員長がそうされたのか、その辺のところをお話し願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると代理を仰せつけれた松岡理事が事故があるときには、どういう対策をとりますか。
【次の発言】 私のお尋ねしたのは、松岡君をその任に非ずということで忌避するためにお伺いしたのではありません。寺尾委員長が留守中に御委嘱になつたということだけでなくて、この委員会としても、寺尾委員長のとられた措置を了……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1954/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 いろいろお尋ねしたい点があるわけですが、先ほど田中副長官がおいでになつての御説明では、吉田総理の本日出席できない都合は、経審長官或いは大蔵大臣の打合せ等のためであるということでございましたが、然らば明日以降の総理の日程上の都合はどうかということを説明を聞きますと、その点については詳らかにしないということで、答弁し得る政府の責任者でもあるのかないのかちつともわけのわからない状態であつたんです。そこで都合がつきかねるということは、本日の段階においてのお話でございまするか、それとも閣議決定になつた外遊せらるる日まで公務輻湊で当委員会には出られないということでございますか。この点を明……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1954/09/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今委員長は、緒方副総理に積極的な説明を求められましたが、緒方副総理の本委員会出席を前会要求している内容は、臨時国会早期召集に関する問題や又総理の外遊に関する問題等、幾つかの項目があつたわけでありますが、今突然、昨日の引続きで外遊関係に関しての御説明を伺つたわけであります。他のものは、今日は土曜日でもあり時間も経過していますから、これを次会に譲られて、今の答弁の総理の出席問題だけに限定して、この委員会をおやりなされるかどうか。先ず先に皆さんの意見を聞いてきめて頂きたい。そのきまつた考えによつて質問をしたい。
【次の発言】 懇談中に議事の進行については、或る程度の了解を得られまし……

第19回国会 議院運営委員会 第4号(1954/01/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 五月八日まである国会ですから、今後具体的になり次第法案の提出見込等については、詳しくその都度向うことにしたいと思いますが、ただ一応目安として、見通しとして、この通常国会でどの程度の法案を提出されるお見込であるか。そうして事務的にはいつ頃までに締切つてお出しになろうとしているのか。特にこの予算に関係する法案等については、提出時期が遅れれば、十分な審議の期間を参議院としては持てないという事情もあるのですから、お伺いしておきたい。それから政府として重要な法案であると今回予想せられておるものは何々であるという点。  それから毎回申上げておることですが、衆、参両院の法案の先議の問題です……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1954/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今のお話を聞いて愕然としたのであります。  そもそもこの議院運営委員会を十六日から三日開こう、而もその間に所期の目的を達成して、今週まで持越すようなことはしまい。こういう考え方のできたのは先々週のことだ。そしていよいよ十六日の当日になつて、当委員会が開かれました場合においても、右派のほうからは、前から予定された計画であるから、それぞれの政府側においてもわかつていることである。従つて緒方副総理などは直ちに、即刻出席を求むべきであるというような議論さえあつた中に、我々としては、それも又準備の御都合もあることだろうから、一日おいて明日十七、十八日を緒方副総理、吉田総理等順次席を願う……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1954/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議論をすれば幾らでもあるのですが、これは理事会等で案文は下打合せをしているのなら、それを御決議願いたいと思いますが……。
【次の発言】 これは十二号或いは十五号の台風が起つて以来、洞爺丸の事件につきましても本院としてはすでに見られるような措置をとつたのでありますが、全体としてこの災害の問題については各会派とも関心を持つておることだと思います。そうして関係の常任委員会は、それぞれ災害の調査を実施しているわけでありますが、そこで結局、関係常任委員会がその報告を聞かれて問題点を把握せられた場合に、いろいろな措置をしようという動きが起つて来るかと思う。又会派としても、いろいろ考えが出……

第19回国会 議院運営委員会 閉会後第7号(1954/11/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 異議はありませんが、お尋ねだけはしておきます。「国民生活の安定を図るため、社会保障の充実」ということが言われておりますが、具体的にはこの臨時国会でこの問題についてはどういうことを政府なり国会なりが案件として用意しておるのですか。或いは国内産業振興の方策を立てるのですか。政府からはこの問題で、具体的にはどういう案件が出ておるのでありますか。  又第三点としてお尋ねしますが、今回の臨時国会を召集された趣旨、これは政府は、国会各会派の要請によつてその趣旨に則つて開いたということになつておりますが、その趣旨とする点がここに盛られておる通り、理事会なりその他で御検討になられたのですか。……

第19回国会 議院運営委員会 第15号(1954/02/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今副議長御謙遜な御挨拶でしたが、各会派の御了解を得て、国会や州議会、アメリカを見て歩いて廻ることができて、大変参考になつたと思います。留守中御迷惑をお掛けしましたが、厚く御礼を申上げます。

第19回国会 議院運営委員会 第17号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、どういういきさつかよくわからんのですけれども、結局早い話が、総理の出席を待つて本会議で質問をしようじやないかという前提で事が進められて来てそうして総理の御病気のために延びている。そこでお伺いしたいというのは、自由党としては近々、もうぽつぽつ出て来るであろうと官房長官もおつしやつているような状況で、ここ一両日間をおいて、総理の出席を求めて本会議を開くということを繰延べるということはできないという事情が特段にあるとするのか。或いはまあそうでもないんだが、成るべくならばやりたいという程度なのか。その点が一私いろいろ調べて見ても、ほかの条件から言つて、なんにもならないような……。……

第19回国会 議院運営委員会 第34号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私のほうの会派から、議事進行の発言を求めるために、議長へ文書を出しておつた事情を申上げておきます。何かこの議事進行の発言を求めたために、本日のような結果になつた原因のように思われると、至極迷惑に思いますので申上げておきます。  今朝緒方副総理が、わざわざ我が党にも参りまして、総理の出席できない事情についてお話があつたようでございますが、各会派をお廻りになつてそういう事情をお伝えなされるくらいなら、本会議において、公式にその理由を参議院のためにもお話頂けるということで、本会議において答弁を求めることが適当であろうという考えだつたから、議事進行の発言を求めておつたのであります。而……

第19回国会 議院運営委員会 第43号(1954/04/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 次に重要な案件の審議もございますから、松岡君の意見、御尤もな点があるので、これは飽くまでも、四月から六月までの一応の割当なんですから、再度割当の場合に再検討されたならば調整もできるのですし、松岡さんも庶務小委員に只今なられたばかりのようでありますから、十分検討して頂くということで賛成いたします。
【次の発言】 只今付託せられました案件につきまして、幾多の質疑がございますが、先ず以て法務大臣からは、検察当局より稟請を受けられてから、どういう措置をおとりになられ、どういう手続を以て閣議までお持込みになつたか。経過は、緊急質問で本会議で一応お話になりましたけれども、本議題になつてお……

第19回国会 議院運営委員会 第44号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これを会派に持帰つて相談するため、暫らくの間留保いたしたいと思います。
【次の発言】 なお、資材として私はお願いいたしたいのでありますが、この審議会、経営委員会委員の過去一年間の会議に対する出席状況を御提出願いたい。委員長において取計らつて頂きたい。
【次の発言】 この際、本日加藤君のそれも問題になるでしようが、他に質問軒がなければ、法制局長に先ずお尋ねしておいて、委員会として解釈を一律的にはつきりしておきたい。  それは憲法による議員の逮捕の問題でございますが、その条項は、どういう根拠で、どういう理由の下に規定せられたのか。明確にして頂きたい。単に議員の身分保障であるという……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私の会派としまして、本日相当時間をかけて検討いたしたのですが、一部調査すべき点があるということで、調査中の問題がございますので結論を出しかねました。よつて、他会派の御同意が得られるならば、次会まで保留して頂きたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 今の御答弁の前の御答弁では、今おつしやつたように、確かに私、請託を以て金を受取りましたという自供があつて、贈賄者側の自供と合うというだけでは犯罪は構成しない。条件は備わらん。こういうことでございましたが、私はその点は、どうも何のことやらわからんから、その次に局長がおつしやつた言葉には、それまでに立至つたいろいろな事……

第19回国会 議院運営委員会 第47号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 江田三郎君の緊急質問をお認め願いましたが、他会派の希望等もあるので、或いは撤回に自発的になるかも知れません。その場合党には関係は一応ございませんけれども、肥料問題に関する過般の農林委員会における肥料の資料提出について、委員と政府との間にいきさつがあつたということについては、議長並びに政府側にその見解を質さなければなりません、従つてこの議院運営委員会は、暫時休憩して頂いて、緊急な問題でございますので、そういう意向を本日やりたいという場合は、議運をお開き頂けるように取扱つて頂きたいと思います。
【次の発言】 衆議院のことだからわからない。

第19回国会 議院運営委員会 第53号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、それぞれこういう委員になられるかたについては、どういう基準と枠を以て御選考になつておられますか。
【次の発言】 それで具体的には、どういうふうに委員の割振りをして選考をしておるのですか。
【次の発言】 そうすると、それは水産庁において選考しているわけでございますか。
【次の発言】 それでは具体的にお尋ねしますが、井出さん、小田さんは、これは学識経験者としての再任でございますか。
【次の発言】 そうするともう一名のかたがおられるわけですが、そのかたは何というかたですか。

第19回国会 議院運営委員会 第56号(1954/05/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私はこの問題に、過去何回か携わつて、強硬に手続上の問題で意見を申上げ、参議院として一致して行動した場合もあつたわけでございますが、従つてこういう立場から、私は天田君よりはまだ強硬な意見を持つておる。ただこれは野党の立場であるというように話を聞かれることは、私は誠に遺憾であります。少くとも私がこれから申上げようと思うことは、参議院として党派を超えて参議院の自主性なり或いは権威なり、それぞれ与えられた権利を確保しながら院の運営に当るという建前から私は申上げたい。そういう点で言うと、今更天田君のおつしやつておる点を繰返す筋合いではございまするが、国会法の改正で過去何遍も論議しており……

第19回国会 議院運営委員会 第57号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、先ほどこの会が始まりまして、議長の御報告がありましたが、それに対して不明な点はないと思いましたから、質問を控えておつたので、質問がないままに、意見が縷々述べられておりますが、私としましては、議長が他院の議長に参りまして、経過の説明を求め、院の意思を伝えたところの結論として、両院の規則に示される協議という名に価する手続を踏んでおらないという点は衆議院側もこれを認め、従つて手続上違法とまではいかんでしようが、異例な措置に出た点をも認め、そこで遺憾の意も表せられ、従つて将来どうする意向かと質して、今後かかる措置をとらないようにすると言明になつた。それを聞いて帰つて来たというふう……

第19回国会 議院運営委員会 第58号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、一昨日の理事会の経過を聞いて、結論としては私の会派として両君の緊急質問に賛成いたしますが、この際緑風会に対して、速記のあるところで二、三お尋ねをします。と申しますのは、院の運営上、これは先例になる一つの途が開かれる決定でございますから、従つてどういう事態のときこういう問題が許容せられるかという一つの、将来から見れば過去の問題として記録にとどめておく必要があると考えてお尋ねしておきますが、前回の緊急質問に対して同一人が政府答弁が不備である。不満足であるということで再度答弁を求めるという意味合いのこれは緊急質問でございますか。それとも又そのことにも関連し新しい角度から問い質す……

第19回国会 議院運営委員会 第60号(1954/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私たちが寺本委員長を信頼して、本日の経過については、善後の措置を適切にとつて、参議院の運営のために妥当なる結論を出して頂くことを期待して、その良識に待つておりましたが、何を感違いしたのか、自由党の委員長のようなお考えもあつたのか、自由党内の問題がきまらなければ、会議にいたらないような動きが見えましたので、残念ながら形の上で十時五十分に委員長に成規の手続を以て、委員会再開を要求したのでございますが、それが私野党を代表して、どうなるものかということを伺いに参りまして、三十五分も自由党の控室の入口に立たされて、総会中ということで、何らの御返事も頂けない。而も総会は開かれておらなかつ……

第19回国会 議院運営委員会 第72号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私、理事会のほうに出ておらんので、経過なりその他を、質疑応答の過程で聞いて、非常に私の考えておることとは、官房長官の御答弁は予期に反して驚いている。この問題は、中田君の緊急質問に端を発して、議長が扱い、官房長官も一、二度、緒方副総理も或いは三度くらいかと思いますが、議長との間に話合いがあり、私も会派を代表して議長と各会派の懇談会に臨んだのですが、そのときの理由としては、国内的な事情というものは何ら言われておらなかつた。又国会の審議の状況が発表できる、できないということの理由や条件ではなかつたのであります。即ち影響としては、外交の機微に亙る問題であり、国際的に悪影響を与える虞れ……

第19回国会 議院運営委員会 第73号(1954/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は発言を求めておりませんが(笑声)指名を頂いたので、どうしてもということならですが、申す必要はないと思います。

第19回国会 議院運営委員会 第77号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 菅家委員長に伺いますが、衆議院のほうの委員会の審議は、いつ頃これが終り、本会議はどういうことになつておりますか。
【次の発言】 それなら結構です。  念のために伺いますが、衆議院の申合せとしては、帝国議会時代の国会議員の在職年数も通算するということですが、この法律の表現上の問題として、そういうふうに将来解釈できることが可能であるかどうか、ちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 参議院側の、この法案を見ての考え方を事務当局にお聞きしたい。どうですか。
【次の発言】 ちよつと念晴らしにお聞きしておきますが、仮に「参議院において、表彰の議決があつた者には、」という場合においては……

第19回国会 建設委員会 閉会後第1号(1954/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今の赤木さんのお話、局長の答弁もわからんのですがね、砂防の事業を追加するというのですが、追加するということは砂防を入れて考え直すということですか。
【次の発言】 それに関連してですがね。確かに今の防衛道路の問題がこの際この委員会を通じて、どういう動機でどういう交渉の経過で、どういう計画が今日前提として考えられておるものか、この際お示し願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると防衛道路は日本側で今仮に大ざつぱな線を引いているというようなものも、新線建設ではなくて、先ほど大臣がおつしやつたような既設の道路の補修ということが重点であるというふうに了解してよろしうございますか。

第19回国会 建設委員会 閉会後第3号(1954/09/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その点今後相当建設省の査定或いは大蔵省の査定とで時間はかかると思いますが、今の政府の考え方としては、今度の十三号、十二号台風の災害復旧費というものはどういうふうに捻出する計画を持つておるわけですか。
【次の発言】 この建設事務次官の通牒はこれは毎年毎日やらなければならん筋合のもののように見られますが、どうです。
【次の発言】 今まではこうでなかつたということをこれは立証しておる通牒でございますか。
【次の発言】 官房長から建設行政に携わる人がたの心理解剖まで承わろうとは考えなかつたのですが、緩みがあるのも止むを得ないなんというのは、これはとんでもないことで、そういうことは許さ……

第19回国会 建設委員会 閉会後第4号(1954/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この前から田中君からいろいろまあお話がありましたが、田中君の聞きようの悪いために答えようも悪いかも知らんけれども、随分時間ばかり取つて結論が得られんと思いますが、併し今河川局長がお話したことで、根本的な鉱害をも含む科学的な検討をして結論を得るというのには時間を要する、この点ははつきりしたことなんです。それで時間は要するが、まさか荏苒時間をかかり放しかけて結論を得ようとするものでもないだろう。それで少くとも福岡県当局のほうでも検討もし、又こつちでも通産、建設共に検討をしておるということであれば、これは大体のめどとしてはいつごろまでには何らかの成案を得るように努力しなければならん……

第19回国会 建設委員会 閉会後第5号(1954/09/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この三分の一の補助というのは都道府県が三分の二十すことを強制しているわけですか。要するに三分の一、三分の二合わしたもので資材を購入するというのが建前で、若しも事態として、地方では補助金だけで適当に資材を購入し、三分の二に見合う金を出さないという場合はどうするのですか。
【次の発言】 そういう事態が起ればということですが、こつちのほうでやはりそれを確認する措置をとるわけですか。それだけの資材を購入しておく、完備しておるという点を調査しておるわけですか。
【次の発言】 鉄材なり或いはセメントというものでしたら使わなければ残つておりますが、使わなくても残らんものは、俵ものですが、こ……

第19回国会 建設委員会 閉会後第6号(1954/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私のほうは石坂委員と共に九月の二十九日東京を出発しまして、十月七日帰京するまで現地視察をしたわけでございますが、先ず広島県に三十日に着きまして、県庁で副知事初め県関係者から概況の説明を聴取し、 宇品より似ノ島、江田島、倉橋島等、今次台風被害の最も甚大であつた島嶼部を視察後、呉市、安芸津町、竹原町、呉線海岸を視察、竹原町、尾道市においてそれぞれ地元町村代表から説明を聴取したのでございます。  現地の被害状況としましては、台風第十二号、第十五号による被害は沿岸島嶼部に顕著で、いずれも異常高潮と風浪とに起因するものであります。その被害は土木関係のみで十五億九千余万円と言われまして、……

第19回国会 建設委員会 閉会後第9号(1954/11/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間がありませんから、簡単に伺いますが、適当なお答えを得られるような政府側のかたがおられないのでちよつと困るのですが、この三省でそれぞれ特別な立法措置を考えられておりますが、これは究局においては、国会に出て来るときには、一切合さいの補償関係を扱う一本の立法措置として各省協力してまとめて出すのですか。各省ともそれぞれの目的によつて別途の法律を各委員会にばらばらに出して来るのですか。今のお考えはどうなつておるのか、各省から一つお聞きしたい。
【次の発言】 土地収用法の内容的な改正で運用上一致点が見出せるとならば、建設省の所管として法律案を出してよい。そうでなければばらばらに出す途……

第19回国会 建設委員会 閉会後第10号(1954/11/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は住宅問題わかりませんのですが、十七年間にこの問題を解決するというのですが、これは十六年間に解決するのでも悪いし、十五年で解決するのでも悪い、十七年間でなければならんという根拠はどこにあるのです。そうでなくて三年間ずつの十八万というものを刻んで行つた結果、十七年で解決するのだという根拠ですか、国の政策としては……。
【次の発言】 そうすると今の吉田内閣は、二十七年以来二十年間で住宅不足の問題は解消するのだ、こういう政策でこの仕事をやつて来ているのだ、それで最初の三年間は公営分についても思つただけのものはできなかつたが、今後の十七年間に圧縮して万事解決する、こういう計画なんだ……

第19回国会 建設委員会 第11号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私ついでですから陳情を受けている小さな二つのことについてお尋ねしますが、一つは、これは建設省の実態はわかりませんけれども、農林省関係、農地局のほうでやつている直轄事業等が、本年事業が一時中止ということ等で事業費が付かないで調査費だけになつた。そのために従来継続事業でやつておつた常勤労務者で事業費から支払つておつた数十名を解雇しなければならない。併し電力の維持管理とか、道路の維持管理、ダムの途中までの建設等の維持管理のために相当の人間を必要とするが定員がないというような問題が現に起つておる。それで何とかできないものかという陳情等を受けておりますが、建設省等でも事業費が削減されれ……

第19回国会 建設委員会 第12号(1954/02/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 石井さんの発言の前によく事情を聞きたいのでありますが、金を返したとか返さんと言うけれども、さつぱり私はわからないのです。それで手続だけちよつとお聞きしておきた’のです。三回割当の一部を返されたと言いますが、再三言つておるように、都の希望だけではない、住宅局の考えもあつて枠を割付けておるということですが、三回とも都の申入れておる何割増くらいで割付をして、どの程度の率で返還されて来ておるものか、返還する場合には何と言つて返還して来ておるのか、そういう点をお伺いしたい。それから一度、二度、三度そういう返還が累積するのをどうしたいと考えて今まで手を打つたのか、あなたたちの努力したとこ……

第19回国会 建設委員会 第16号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 田中君がああいうふうに言うて議事進行の論議をやつていると午前中かかりますからね、だから田中君の言うことを一部認め、又三浦さんの言うのも一部認め、これは一応留保しておいて、住宅のほうをやつたほうが一番無難なんです。
【次の発言】 説明は聞いておりますけれども、私他の委員会のほうの都合もありまして、十分研究しておらないので、一般的な質問ができないのですが、やはりこの逐条審議と総括質疑とは区切つて、やはり総括質疑の段階は段階としておやりになつて、逐条に入るときには入るということを明確にしてやつて頂きたい。そうでないと私たちも他の委員会の都合があつて、今日何やるという予定がはつきりし……

第19回国会 建設委員会 第17号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は請願の趣旨を説明しようとはさらさら思わなかつたので、事務的に請願の趣旨は御披露願つて、それによつて私は問題点を当局にお伺いをしたいと考えておるわけです。
【次の発言】 この田瀬ダムの各般の補償については、過去慎重審議の上、建設当局において相当な御苦心があつて、それぞれの補償がなされておりまして、地元としては、それによつて農家の家屋の移転、その他相当進捗しておる状況でありますが、問題は差当つて、一般的に言いまして補償の問題が解決しなければ、岩手県の総合開発としての、次の地点湯田堰堤の建設等についても、その事業を進捗せしむるのに、いわゆる悪影響を及ぼすというふうに私は考えてお……

第19回国会 建設委員会 第18号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 昨日話合いをした通り、先ず本委員会に付託されている部分について質疑をしている過程において問題点が出て来たとき、それぞれ正式に関係委員会の御交渉で質疑ができるようにしたらいいかと思います。
【次の発言】 関連して。これは私の記憶を以てするならば、当時この道路整備費の財源等に関する臨時措置法の案が出た場合に、私やかましくこの点は言うたことなんです。いわゆる税収入が、このものの見込み限度において道路整備計画を立てるというのが趣旨なのか、私たちから言えば、目的は飽くまでも道路整備ということが計画的に実現されるということがこの法律案の趣意であつて、たまたまその財源はガソリン税を以て充て……

第19回国会 建設委員会 第19号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今論議になつているのは、今朝から農地局長ですかまで呼んで話をしているので、電鉄会社等への融資等の問題言うておることは、まあ一つの起点なんですね。ですから結局この四億という枠を設定して、地方公共団体を主として土地造成の施行者として仕事をやらせて行きたいというのには、地方公共団体のたつての希望というもの、そうやりたいという希望がこれこれ、これこれある、又こういつたものが出て来るはずだという予想があつて、一つの一計画があるものだろうと思う。その点でどれだけこなして行けるかという見通しがつけば、電鉄会社等への融資はとても賄い切れない。そうなれば又土地の値上りとか営利会社の利潤のために……

第19回国会 建設委員会 第23号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 先ほど来懇談で取扱いを検討したのですが、結論として出た問題を私から申上げます。  結局はこれは十分審議は尽していますけれども、まだ資料の提出或いは総括的な質疑が残つている点もあるので、次回土曜日に建設委員会を開いて、その際質疑も展関するが、併し土曜日には質疑を打切つて討論、採決に入る、そして来週の月曜日の本会議に間に合うようにしたい、こういうことであつたのでありますが、委員長から決定をして頂きたいと思います。

第19回国会 建設委員会 第27号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そんな扱いはおかしいです。動議が提出されたのです。だから動議について賛成があるかないか諮つて、それで賛成があつて動議が成立したらしたとして、それであと質問のあることは希望ですから、ですから質問を継続させるために、動議のほうは留保させるなら留保させると正確にやつて頂きたいと思います。打切りの動議、これはたやすく出すものではない。出したり引込めたり箪笥の引出しと同じようなことで、委員長においてしつかり諮つて頂きたい。私は木村君の意見には賛成、赤木君の意見にも賛成です。委員長扱つて頂きない。木委員の動議の通り質疑を打切ることに御異議ございませんか。

第19回国会 建設委員会 第28号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 その審議に入る前に、私、政府にこの両法案の提案に関連して質問したいことがあります。
【次の発言】 では発言のお許しを得たのでお尋ねしますが、この両法案はいつ本院に予備審査として御提案になつた法案でございますか。私は政府側に尋ねるのです。
【次の発言】 提案なさつて、実際上、趣旨説明或いは本案の通過を速やかに願うという政府側で、本院に予備審査に出した日付も即答できないようでは、これは余り大して重要視していない法案と認定したいのですが、如何ですか。
【次の発言】 それで、今の政府の腰がふらふらしてこういう状態になつておる中に、速やかに本法案を審議して可決してくれといいますが、可決……

第19回国会 建設委員会 第32号(1954/05/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 速記をとめて下さい。

第19回国会 建設委員会 第33号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は日本社会党を代表して本法案に賛成するものでございますが、ただ昨日当委員会に参議院農林委員会から、食糧の増産を図り、耕作者の地位を安定するため、土地区画整理事業の遂行については、関係農業者の意向を十分に反映させる必要があるから、二点に亙つた修正をして頂きたいという成規の申入れがあつたのでございますが、その際当委員会の委員長としても、慎重審議してその期待に応えたいという御発言がありましたが、我々委員としても、超党派でこの問題について考究することを昨日、本日、先はどまで時間をかけたのでございますが、農林委員会から修正希望になつております二点のうち、第一点について、第八条第二項中……

第19回国会 建設委員会 第34号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 時間も時間ですから暫時休憩せられんことの動議を提出いたします。

第19回国会 建設委員会 第36号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 北海道の出先のほうからはまだこの問題について報告はないわけでございますか。
【次の発言】 それで従来道から入つて来た調査報告をあとで査定した結果から考えれば、まあ慣例としては何%くらいの歩留りになつているのですか。
【次の発言】 この河川の道の管理分七千六百五十八万円程度というのは八十四カ所と随分細切れになつていますが、これは堤防の決壊等ですか。被害の内容は何なんでしようか、こういう暴雨風ですか、強風の場合。

第19回国会 建設委員会 第37号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 質疑はこの程度で打切つて頂きたい。

第19回国会 建設委員会 第39号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 資料についてお尋ねしますが、この宮島地区の民有地或いは民家は何にこれを使つているのですか。目的は何ですか。
【次の発言】 それは国連軍の休養施設として或いは観光施設として使われているわけですか。結局軍自体の軍事目的として使う部分ではございませんね。
【次の発言】 江田島地区の国有地並びに国有建物は旧海軍の施設が全部ですか。
【次の発言】 海田市地区は、これは何の目的で使用していますか。
【次の発言】 私江田島のほうは済みましたが、海田市地区は何の目的で使つておるのですか。
【次の発言】 呉地区は何の目的で使つていますか。

第19回国会 建設委員会 第41号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 本日の質疑の前に、先ず建設省側から閣議決定になりました道路整備五カ年計画について御説明願いたいのですが、関係各省との協議もあつたようでございますので、それらの経緯、経過をも含め結論としての閣議決定内容について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 本会議の振鈴が鳴つておりますので、暫時の間休憩せられて、本会議の重要議案が終了後、又委員会を再開せられんことの動議を提出いたします。

第19回国会 建設委員会 第43号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつとしたことをお尋ねしますが、財政当局としては、来年度の国家財政規模はどの程度になるというふうなお見通しを持つておられますか。
【次の発言】 そうする、まあ事務当局としての見通しとしては、一兆円予算ということについては、そう今後数年の間というものは伸びはないんだ、やはりデフレ政策といいますか、緊縮政策といいますか、引締めた形で進んで行くんだ、そういう気持が強いというふうに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 そういう考えを前提として二千六百億という程度の五カ年計画の道路事業を遂行するということで、財政当局もそれを認めたということは、やはりさつき三浦君の質問にもあり……

第19回国会 建設委員会 第46号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 委員長報告は委員長に一任することに異議ありませんが、その委員長報告の内容中には、懇談会中にも質疑せられました諸点等は適宜織込んで、将来のために明確にしておくように建設委員会としては一致した希望が多かつたのですから、それらを落すことのないように政府に要望する意見が強かつたので、必ずお附けになるようにお願いしておきます。

第19回国会 建設委員会 第47号(1954/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 建設委員会の慣行として、滅多なことで討論まで省略して採決なんというようなことは許されない。私は質疑が打切られ、討論があれば討論をし、なければないようにさせて進むことはいいけれども、討論を打切つて直ちに採決、そんな一つも二つもごつちやにした動議は反対。
【次の発言】 只今の法案審議はまだ委員会において行なつておりませんし、会期末でもありまして今後委員会を十分開いて審議する時間的余裕もございません。而も又重要な法案でもございますので、この際継続審査に付せられんことの動議を提出いたします。

第19回国会 水産委員会 閉会後第13号(1954/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 もう簡単に、時間が来ているのですからお尋ねしますが、賠償金仮に八十万ドルということできめたとなりますと、アメリカ側では大体賠償の対象というものを細分で、内訳で示してこれだけ出すということになるのですか、手掴みで総額で八十万ドル、あとは如何ようにも日本政府で使えという、こういう態度で出して来るのですか。
【次の発言】 もう簡単に伺いますから簡単に御答弁願つて結構ですが、そうすると八十万ドルの内訳はある、根拠はある。そうならば日本政府が如何ように分けるということでも、根拠に基いて事務的にただ分けて当事者に渡すと、それだけのことでございますか。

第19回国会 通商産業委員会 閉会後第7号(1954/09/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は臨時に入つた委員でして内容についてはわからんのですが、先ほどから河野委員その他のかたがたが肥料審議会において審議されておることで我々も関心を持つておる重要なことについてお尋ねがあつたのでありますが、事態は刻々進んでおるように聞いておりますので、我々前に噂で聞いておつたことをどういうことになつておるのかわからん点がありますから、素人考えでありますが、お伺いしておきたい。この肥料審議会の委員のかたぞれはこれは定員は何名でございますか。
【次の発言】 ここに十名の名簿が出ておりますが、あとは、十五名以内ですから、これは御委嘱になるという御意思はないのでございますか。

第19回国会 内閣委員会 閉会後第8号(1954/11/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 監察の結果、御報告になつた点等で逐次質問したいのですが、まず、保安庁について御説明がありましたが、予算の適正な執行なり或いは効率化という意味で御調査、監察になられるということでありますから、ここにはないことですが、お尋ねしますが、今まで保安庁経費で毎年度繰越になつている金額はいくらですか。私今記憶にありませんが、何十億という厖大な金ですが、こういうものは適正な予算の執行だ、国費の効率的な回転と申しますか、使用だとお考えになつておられますか。この点については監察もし、勧告もせられた過去の実績がありますか、併せて御答弁願いたい。

第19回国会 農林委員会 閉会後第18号(1954/11/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も低温殺菌は素人で、ひよつこり来てわからんのですがね、その低温殺菌というのを押しつけたのは独立してからですか、占領中ですか。
【次の発言】 今の内閣は占領政策の是正ということを盛んに言うているんですが、これはもう是正することはまかりならんという根拠はちつともさつきからの話を聞いてもわからんのです。あなたたちは本当にその当時自発的に日本の乳は低温でなくちやならんということで、自発的な発意に基いてこれをやらせたのですか、占領軍の命によつて実情に合わんとは考えながらもこれはやつたのですか。あの当時の業者はみんな泣き泣きこれに強制的に切替えをさせられて、確かにあなたの言う通り借金も……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第1号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の島村君の動議に賛成いたします。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第3号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私も理事の一人でしたが、ここに御披露になつておる部分については、具体的に今度の法律案に関係する利害関係のある地方公共団体の長或いは事業団体を呼ぶ、そういう一応の枠できめたものですからこういう状態になつたと思うので、もう少し根本的に地方制度調査会とかにおいて国と地方の事務配分なりそれに基く財政配分等根本的な補助金制度等について意見を聞くというような点については考えは及んでおらなかつたわけなんです。従つてそれらの問題については逐次審議の状況に応じて参考人として呼んで慎重を期そうでないか、こういう意見は満場御賛成を頂いておるわけなんです。一応これは一つの形を整えるために十五、十六日……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第4号(1954/03/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の友末さんの公述のうちですね、大部分は全国的な傾向を代表されたと思うのですが、改良普及等の問題ですが、この法案が通つて実際実情に副わないという結果が出て来ますならば、全国的にこの事業は廃止はできないが、人員を減らさなくちやならんとかいうような事態が起つて来るかどうか、今の県知事会等の話合つておる上から言えばどういう見通しなのか、お伺いしたい。
【次の発言】 もう一点お伺いしたいのですが、三派修正で今参議院に廻つて来ております予算案においては、改良普及事業費が五千万円が増額修正になつておりまするが、それらの内訳等を御検討になられて、二十八年度と比べてですね、まあ大体あれでも……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第5号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつと議事進行に関して……。五人のかたがおいでになつておりますが、一人の公述に十五分ずつとし、その後の質疑をするということで、結局時間が延びても一時頃までにそれでお済みになる予定になりますか。昼食をとつて午後に廻るということになるようでしたら、初めから午前には何人ということで、午後に廻るかたは御自由に一つ用もたせるというふうにしてあげないと困るのじやないかと思いますが、一時間十五分かかつてあれですか、継続してやりますか。
【次の発言】 はあ、承知しました。
【次の発言】 只今正宗さんのお話では、国と開発銀行の関係は、行つたり来たりの関係だから特別に異議がない、この法律案で異……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第7号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 副総理もお忙しいことでしようから、一応政府全体の問題として所見をお尋ねしておきたい部分だけに限つてお尋ねしたいと思うのですが、その前に大変失礼なことを申上げるようでございますが、この補助金等の臨時特例等に関する法律案について副総理簡単でもようございますがお目を通しておられますか。
【次の発言】 この補助金等の臨時特例等に関する法律案ということで、補助金の整理だけでなくて競輪その他の国庫納付金を停止して地方の財源に充てるというふうなものもございますが、それはまあ特例中の特例ですので補助金の問題でお尋ねしますが、政府は国の財政の健全化及び中央地方を通ずる財政調整の見地から国の補助……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第8号(1954/03/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して。今この地方と国との財政計画の上で二十三の法律案の中で、例を挙げれば三分の二の従来の補助であつたのを二分の一に補助率を切下げる、従つて他の三分の一の部分というものはこれは譲与税、或いは交付税と申しますか、そういう形で計画的に地方に財源を与えていると、だから従来と変りはないのだというふうなお話があつたのですが。
【次の発言】 それではつきりしましたが、いろいろあるので一貫した制度調査会なり或いは税制調査会の答申の線に沿うて一定の基準があつて筋道が立つてこの二十三の法案というものが上げられて来て、財政的に全部が全部裏付けられておるものではない、そういうように私は思つておる……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第9号(1954/03/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 文部大臣は連日の御心労でお疲れのところだろうと思いますけれども、まあぽつりぽつり疲れ休みの程度に質問いたします。(笑声)文部省関係の三つ四つの修正についてはどういういきさつでこういうものになつて来たのか、又文部省としてもこれでよろしいとしたのか、まあ大臣のタツチしておつた範囲のところを率直にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それで文部省のほうに法律の根拠のある補助金と或いは法律に根拠のなき予算措置で補助等を与えておるものが相当ありますが、それらのことを全体的に検討を加えた上でこの法律案にあるような、こういうものはもうこの程度にしてしまえ、それでもう他の補助金等の関係……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第10号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 第二章厚生省関係の問題についてお尋ねしたいのですが、大臣御承知であるかどうかわかりませんが、この特例に関する法律案については、その根底をなす諸問題について一貫した理念がないということで、本委員会では幾多問題点を挙げておるところであります。そういう前提に立つて質問いたしますから、本日は国務大臣というよりは所管大臣としての所見を承わりたいので、その点あらかじめ申上げておきます。  先ず第七条についてでございますが、これは衆議院の修正によつて現行法通り三分の一の国庫負担ということに修正に相成りまして、四億何がしかの増額決定を見たのでありますが、この増額決定を見ました十八億何がしの金……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第11号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これはどうも有難い次第で……
【次の発言】 いよいよもつてとんでもないものに手をつけて、私も素人流にお尋ねをしているんですから突拍子もない質問が出るかと思うのですが、そのときはお教えを請いたいのですが、只今の資料、県分、市分とお分けになりましたが、四十八カ所全部ではない、従つてそれは何か選択の基準があつて、これはこの一例な選択して来たのですか、他意なくこれはただ並べて来たものですか。
【次の発言】 それから今の御説明で補助不足という金のことですが、これが私にどういうことかわからんのですが、補助金の不足額というのはどういうことなんですか。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第12号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 どうしてこういうふうに資料の出し直しをしたのですか。
【次の発言】 それじや問題にならないで、黙つておれば前に出た資料が資料としてそのまま生きて行く結果になるのですか。
【次の発言】 前の表では精算額とあるんですが、精算額というのもミスプリントで、手違いだとおつしやるのですか。
【次の発言】 それで結果は、人件費の県要求額、事業費の県要求額を合算したものと、それぞれの厚生省査定額を合算したものとの違いですね、差額をここへずつとお示し願いたい。その分が結局は法律以上に地方財政を持出した分になるわけですから、その分をお示し願いたい。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第13号(1954/04/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 第二十条についてお尋ねいたしますが、先ずこのモーターボート競走法は、当時の立法経過から見ましていろいろ問題のあつた法律でございますが、今全国でこの競争法に基いてモーターボート競争の施設をし、これを施行しておる個所はどういう所にどれだけあるかお伺いしたい。
【次の発言】 まあ大体都道府県と市とを分けてどつちのほうが多いですか、その点だけ……。
【次の発言】 それでこれを監督しておつて、今の状態で何にもまあ施行上問題は出ておりませんか。
【次の発言】 私当時盛んに働きかけられて、又聞いたところでは、只今お話のように、海事思想の普及並びに小型モーターの技術改善等のための費用を上げる……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第14号(1954/04/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この前も局長に伺いましたが、これがやつてもやらなくてもいいという程度の修正のように、結果としてどうも考えざるを得ない、これは来年になれば又法律上は元に戻るのだという前提ならば、一年だけ開発銀行の犠牲で何とかして置けという程度の法案にしかならないようですが、あなたの主張なれば、今の海運事業から言えば、こういう方向はとるべきであるという前提に立つておるようですが、将来の見通しについては、この開発銀行関係の利子補給に関する調整というものはどういうふうになつて来るのですか。
【次の発言】 私わからんですが、委員長、これは衆議院のほうの修正はこの内容には何ら手が着いておりませんか。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第15号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この自転車競技法、小型自動車競走法、これについてはこの特例に見合うように本法のほうの改正案が国会に出ております。
【次の発言】 小型自動車競走法の一部改正法案というものの内容は何ですか。
【次の発言】 だからその内容はどういうのですか。
【次の発言】 政府はそうすると、こういう俗に言うと寺銭を稼ぐ競技を奨励するという御意図を以てそういう改正案を出したのか。
【次の発言】 では次に十七条についてお尋ねしますが、国庫納付金及びその使途に関する本法のほうの規定を当分の間適用しないということは、自転車競技法を作つたときの立法の趣旨が損われるのではございませんか。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第16号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して……。簡単に農林大臣にお尋ねしますが、今の政府財政当局の御意見と農林大臣としては全く同意見でございますか。同意見だとあれば、これは何にも論議する必要もないのですが。
【次の発言】 だから財政当局が只今お述べになつたような御意見と農林大臣は全く同意見でございますか。
【次の発言】 それではこれは重要なことですから、速記録で大臣に見て頂いて後日大臣の御所見を承わりたいと思います。委員長においてそういうふうな取扱をされるように願います。  それからもう一つ財政当局にそれではお尋ねしますが、あなたが只今後段の部分でおつしやつたことは、地方の財政制度等でまだ未熟な点もあるからと……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第17号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 この漁業調整委員会等、漁業調整に関する事務は国の事務ですか、地方の事務ですか。
【次の発言】 地方財政法の十の四の八にこれが出ておるのでありますが、この第十条の四というのは、「もつぱら国の利害に関係のある事務を行うために要する左の各号の一に掲げるような経費については、地方公共団体は、その経費を負担する義務を負わない。」こうあつて、この中の八に、この漁業調整に関する事項として、この漁業法の部分の委員会に関する金が全額国庫負担、こうなつて出ているわけです。この地方財政法に示す性格が当分の間ということで変つてしまつたのです。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第19号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して……。私もついでに答弁をお願いします。水産庁長官は少くとも外局の長官として責任のあるお方ですが、法律解釈について今のようなお話をすることは誠に奇怪至極だ。あなたは公務員として法律適用をそういうふうにお考えになるということなら、これは重大だと思う。少くともこの現行法によつて利益を受ける国民がある。この利益を受けておるものを又法律によつて利益を受け得られるものを法律を遡及してその利益を剥奪するというような、そんな法律遡及が今日でき得ると、国会においてもやればやれるんだ、そんなお考えが一部にでもあつたということなら、これは由々しき問題です。そんなことがあんたたち法律専門家と……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第22号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は原則として補助金政策を再検討し、国と地方の財政を合理化し、調整し、よつて以て地方の財政を確立することによつて、即ち地方に自主財源を与えることによつて、延いては地方自治の進展を期さなければならん、こういう点についてはその必要のある点を認めるにやぶさかなものではありません。併しながら、今回出ました法律案は、法案提出前に我々が予想したものとは真向から期待を裏切るような、羊頭を掲げて狗肉を売ると申しましようか、余りにも便宜的な、余りにも国の予算措置の便宜的な都合からこうしたものが出て来た。俎上に載せられた整理さるべき法律の適用を受ける団体なり、地方公共団体は、結局これが犠牲を強い……

第20回国会 議院運営委員会 第1号(1954/11/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちよつと記録に取つておく都合から伺つておくのですが、衆議院もそうせられたいような内定は、通常国会までに一日残しておくのですが、それはどういう事情なのか、その理由をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 後段の問題については、これはもう国会運営とは関係がないことだから、それは聞きませんが、前段の問題は、それだけの理由を以て八日までにしたということなら、その理由が重しとせられることになりますから、従つて今回は一応八日まではきめるが、最終的に問題が起つて来たときに一日延ばすということは、これは参議院としてはあり得ないと、会期の延長はあり得ない。そういうふうに考えて、これをきめるのでなけれ……

第20回国会 内閣委員会 第3号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(小笠原二三男君) 只今議題になつております岩手山麓に自衛隊演習地設置反対の請願でございますが、この件については地元側で現段階における事情がわからんので、関係者一同不安におののいておるところでありますので、事態を明確にして頂いて請願の趣旨について審査を願いたいと存じます。それでどなたが今のところ御出席になつておられるか委員長からお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 では先ず防衛庁のかたに伺いますが、この問題が起つたのは防衛庁がこの岩手山麓を適地と認めて県側と交渉をしたのか、県側の要請があつて考慮をするというふうに受けて立つたのか、どつちなのかお伺いいたしたい。

第20回国会 予算委員会 第3号(1954/12/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 田中副長官が先ほどから連絡に当つておるのですから、端的に伺いたい。外務大臣の所在は今どこなんですか。諸般の事情、打合の内容なんぞを聞くのじやない。どこにおられるのですか。
【次の発言】 副総理は、どこにおられるかわからない、連絡をとつたかたは、自宅を出られたと言つておる。ところが先ほどは諸般の事情で打合せ中だと言うのです。何を言つておるのか。(笑声、「捜査願を出さなければならん」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は今質問しているわけですから……。
【次の発言】 私もこういう噂は新聞紙上を通じて知つておりますが、文部委員である木村君が文部大臣と熟知の間柄でありながら、この程度の答……

第20回国会 予算委員会 第4号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 どういう御事情で本日総理大臣がこの重要な予算委員会に御出席にならない、こういう異例な措置に出られたか、お伺いします。このことは本日そういう状態になつたのか、前日来そういう状態が続いて来たのか、お伺いします。
【次の発言】 それで総理が出席できないままあなたはこの予算委員会にどういうことをどういう立場で御希望なさるおつもりですか。
【次の発言】 最近の当委員会に対する政府の態度を考えますと、昨日も各関係大臣の出席問題で相当手厳しく緒方副総理は追求されたはずであります。然るにこの総理の出席しない、総理はかねがね出たとこ勝負ということを言つておりますが、そういう考え方で出て来ないの……

第21回国会 文部委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の大臣の御挨拶は、今後において総選挙等もあり、真に政局担当した暁において具体的な施策が或いは出て来るたんびに、いろいろ抱負としているものがどう出て来るかということによつて、大臣の真意を質したいと思うのです。御挨拶の内容には触れませんが、あなたの今のお話の中にもありましたが、社会正義とか、社会道義とか、こういうことを従来御主張なすつておられる大臣として、又文部大臣という職責上、あなたの政治行動については二、三伺つておきたい点がある。  第一は、大臣は最近まで自由党内閣の国務大臣だつた。それが自由党を脱党し、国務大臣をおやめになつた途端に今度は民主党にお入りになられて、民主党……

第21回国会 文部委員会 第2号(1954/12/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 文部大臣からは繩々御意見を承わつたので、そういう御決意であれば、事務当局としてもいろいろな場合を想定して作業が進められておると思うので、前にどなたかが聞いておつたらもう結構ですが、聞いておらないとするならば御答弁願いたい。直轄学校関係では、今言われている国家公務員一・二五の支給は当然あり得るが、これにプラス・アルフアといわれるものが若しあつて一・三となつた場合にはどれだけの予算が必要か、或いは国鉄等が妥結した公共企業体関係のそれ、一・三五ということになれば、直轄学校としてはどれだけの金を必要とするか、又文部省の希望としてはその場合にはその財源としてはどういうものを一応今の場合……

第21回国会 文部委員会 第4号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは先ほど懇談中に陳情を受けました、山口県立ろう学校長泉吉美氏ですか、このお方の陳情について、関連して文部当局の所見を承わっておきたいのですが、まあこれは公立学校でも初等中学の方の所管になっているかとも思いますが、こういう特殊な研究があるということを、まず文部省として御承知でございましたか。
【次の発言】 それで文部省としてはこの研究の価値をどういうふうにお考えになっておられるのですか。
【次の発言】 それで本人等からも話がある通り、この研究の助成ということについては、文部省としてはお考えになっておられますかどうですか。

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1955/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、委員会を開会いたします。  特別国会が閉会になりまして、各委員の方々それぞれ本院の決議によって各地へ御出張になられましたが、それも一応完了いたしましたので、その視察報告もお願いし、また先般の国会で修正を見ました地方税関係について、その実施の諸準備が自治庁においてもできましたようでありますので、その内容等を聴取し、万遺漏ないようにしたいという点もございますし、財政再建整備関係の法律案に関連しまして、政府における本年度地方財政に対する今後の処置について、それぞれ川島長官等、各方面で談話を発表もしておられる重要な点もありますので、これらについて事情を説明を願い、ある……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1955/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  本日は昨日の申し合せの通り、なるべく午前中において地方財政に関する件並びに町村合併促進に関する件等につきまして、自治庁より御説明をいただいて質疑をし、午後は官房長官――午前にお呼びしておったのでありますが、都合が悪くて午後の出席になるそうでありまするから、臨時国会等の問題に関して官房長官への質疑は午後に譲りたいと存じます。そして警察行政に関する問題について調査をいたしたいと思います。さよう御了承願います。
【次の発言】 財政課長、三十一年度の配付された資料について簡単な御説明いたしますか。

第22回国会 地方行政委員会 第3号(1955/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、ただいまから委員会を開会いたします。  午前の委員長並びに理事打合会で御相談申し上げました通り、まず理事の補欠互選についてお諮りいたします。理事の伊能芳雄君が去る四月八日委員を辞任いたされましたので、理事に一名欠員を生じておりましたところ、同君が再び委員となられました。つきましては、この際伊能君を理事に指名いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、本日は改正警察法施行以来のその実施の状況並びに問題点等がございますなら、それらに関し、あるいは三十年度の警察関係予算について警察庁当局から説明を……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1955/09/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  本日は地方税関係について調査を進めたいと存じます。従って先般の地方税改正に伴う政令その他が出ておりますので、事務当局からその措置並びに経過等について御説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それではちょっと私からも遊興飲食税だけをお伺いします。先般、地方の調査に行きました際に、業界で現にそういうことが言われておるということで陳情を受けたので、まずそれを伺います。それは領収証で予定だけ取れない場合には、領収証があ……

第22回国会 地方行政委員会 第4号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、本日の委員会を開会いたします。  本日は地方行政の改革に関する調査のうち、昭和三十年度地方財政計画に関しまして審議したいと存じます。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を起して。  それではただいまの秋山君の御提案につきましては、委員長において善処いたします。  では本日の調査案件になっております昭和三十年度地方財政計画に関する御説明を願います。
【次の発言】 これから質疑に入るわけでございまするが、時刻も時刻ですから、ここで一たん休憩して、……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1955/09/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  昨日秋山君より申し出のありました件につきまして、自治庁から永田政務次官、後藤財政部長、大蔵省から河野理財局長が参っております。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  それでは本日の秋山君の質疑に関連しますことはこの程度に本日いたしまして、大蔵当局から後日資料の提出を願います。
【次の発言】 次にまず先般行いました委員派遣のうち大阪、京都班につきまして御報告を願います。

第22回国会 地方行政委員会 第5号(1955/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、本日の委員会を開きます。  まず、地方行政の改革に関する調査につきまして、前回今次の地方選挙における選挙関係法律の実施状況に関する件について調査したのでございまするが、四月十九日官報資料掲載の地方選挙について、秋山君その他からいろいろな質疑が展開されまして、川島自治庁長官は、調査の上答弁するということで留保せられております。従ってその問題を最初に取り上げたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では、その問題について政府側の答弁を求めますが、本日御出席の自治庁関係の方は川島自治庁長官、小林行政部長、説明員として降矢選挙課長、桜沢管理課長がお見えに……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1955/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では委員会を開会いたします。  理事の辞任及び補欠互選の件についてお諮りいたします。理事の石村幸作君より、海外旅行のため理事を辞任いたしたい旨のお申し出がございました。石村君の辞任を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。  次に、理事の補欠互選についてお諮りいたします。互選は投票によらないで、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって理事に伊能繁次郎君を指名いたします。
【次の発言】 次に、昨日建設、農林、社労、地方行政各常任委員長の懇談会……

第22回国会 地方行政委員会 第6号(1955/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 本日の委員会を開会いたします。このただいま調査を行なっております昭和三十年度地方財政計画に関する件につきまして、参考人より意見を聴取いたしたいと存じます。従ってその参考人の人数、並びに人選、またその意見を聴取する日時等につきましては、便宜委員長に御一任を願うこととし、参考人の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 なお参考人は、議長を経由して出席を求めることになっておりますので、委員長より議長に提出する要求書の内容その他手続は、便宜御一任を願います。
【次の発言】 さて、本日は地方財政計画に関して質疑を続行するわけでございますが、伊能君から発言を求め……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1955/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  昨日申し合せました日程に従いまして、本日は災害関係に関する調査を進めたいと存じます。台風第二十二号及び第二十三号による災害に関し、特にまた二十二号台風下に新潟大火がありましたが、この点もあわせて関係当局から、一応のその後措置せられておる対策について、経過の御報告を願いたいと存じます。  大蔵省は、理財局長はまだ見えませんが、牧野地方資金課長、自治庁は川島自治庁長官、大村理財課長、農林省からは檜垣官房総務課長、建設省からは今井政務次官、淺村河川局次長並びに鎌田住宅局長、山内防災課長、高谷計画局都市建設課長――住宅局長が出張中ですので、建設課……

第22回国会 地方行政委員会 第7号(1955/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、ただいまより本日の委員会を開会いたします。  前回、各委員諸君と御相談いたしました通り、地方行政の改革に関する調査を本日もまた続けます。そのうち、  一応町村合併促進に関する件につきまして、本日調査を進めたいと存じます。  前回小林政府委員の一応の御説明がございましたが、その際自治庁から出ました資料中、町村合併促進法第三十三条の規定に基き、内閣総理大臣に対し審査の請求をしたものの事例、並びに町村合併に関する紛争等の調、この資料が出ないために本日に持ち越したものでございます。各委員にはただいま資料を配付してございますので、この際政府側の説明を求めます。  本日は……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1955/10/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  本日は日程に従って地方行政の改革に関する件中、地方財政に関する問題の調査を進めます。本日は大蔵省から森永主計局長、河野理財局長、牧野資金課長、あるいは宮川主計局次長等がお見えになっております。主として最近の財政懇談会に大蔵省側として説明せられた資料について、当委員会に御説明をいただき、また臨時国会に対処する財政当局の所見を伺いたい、こういう点がおもなる問題であります。加えましては、昨日質疑をいたしました経過で、理財局長の財調資金の扱いに関する答弁で、一応了解点には達しておりますが、その後の理財局側から各府県の要望等の資料をとりまとめて報告……

第22回国会 地方行政委員会 第8号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では、ただいまより委員会を開会いたします。  本日はまず理事の補欠互選についてお諮りいたします。理事の森下政一君が先般委員を辞任たされましたので、理事が一名欠員になっております。よってこの際その補欠互選を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  ただいまより理事の補欠互選を行います。互選の方法は成規の手続を省略して便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございまんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  理事に赤松常子君を指名いたします。
【次の発言】 次に先般の委員会の決定に従いまして、府県市町村財政……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1955/10/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  本日は地方行政の改革に関する調査中、警察行政に関する件、また地方財政に関する件の調査を進めますが、午前は警察行政に関する件といたしまして、先般来伊能委員から問題を提起してありますバス路線の認可問題について、調査を進めたいと存じます。政府側からはただいまのところ眞田運輸省自動車局長、富樫建設省道路局長がお見えになっております。他に石井警察庁長官もお見えになっております。間もなく田中内閣官房副長官も参られます。
【次の発言】 私からもちょっとついでですからお尋ねしますが、国勢調査で地方等に行ってみますと、バス業者あるいはタクシー業者等の車庫が……

第22回国会 地方行政委員会 第9号(1955/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開きます。  本日は名古屋市及び周辺町村の合併問題につきまして、参考人各位より実情を聴取いたします。  なお委員各位に御了承を願いたいことがございます。まず参考人の人選の件でございますが、これは先般の委員会におきまして委員長に御一任願っておったのでございますが、ただいまお手元に書類をお配りいたしましたように、県、市及び関係町村より十二名の方の御出席を願いました。またこのうち県側につきましては、桑原知事及び林県会議長の御出席をお願いいたしたのでございますが、お二人とも用務のため出席いたしかねるとのことで、かわりに鈴木総務部長と太田愛知県議会地方制度……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1955/10/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  日程に従いまして、本日は町村合併に関する問題を取扱いたいと存じます。
【次の発言】 速記をとめて。    午前十一時三十三分速記中止
【次の発言】 速記を起して下さい。  過般来の当委員会の地方財政窮状打開に関する各種の審議の結果、当委員会としては、政府の現状における措置について強い不満を覚えるということが当委員会一致の強い意見でありまして、懇談中に、政府に対してこれが打開の措置のために具体的な対策を速かに立て、臨時国会を召集すべきだという、強い要望をしなければならぬということで、一応の決議案文を作ったわけでございまするが、まだ修字あるい……

第22回国会 地方行政委員会 第10号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  まず御報告申し上げます。六月九日の委員長及び理事打合会において、各種の打ち合せをいたしたのでございますが、第一に、地方財政計画に関する件の調査につきましては、関係法律案の審議の際にからんで、この種の問題も調査を進めるということで、暫時この問題は留保することにいたしました。  第二に、名古屋市及び周辺町村の合併問題に関する件の調査、及び一、二の委員から要請のありました、桑原県知事の参考人としての出席要求の件でございまするが、この点は現地あるいは政府当局がいろいろな今後の折衝あるいは処理をせらるる態度を見て、その結果を待って、必要……

第22回国会 地方行政委員会 第11号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  まず、当委員会に全国知事会議から夏季手当の支給に関する要望が出ておりまして、その資料は委員各位に配付しておりまするが、その要望の内容の第一は、夏季手当の支払い繰り延べ、あるいは分割支払い、こういうものについて政府が一時融資の方途を講ぜられたいという問題と、〇・七五以上のプラス・アルファを国家公務員に支出するような場合においては、一時融資によることなく、的確な財源措置を講ぜられたいという要望であります。これは例年紛争になっておる問題で、もっともな今の地方財政の状況においては要望であろうかと存じますが、昨日来閣僚懇談会その他において、政府の方……

第22回国会 地方行政委員会 第12号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員公開きます。  本日は、まず地方行政の改革に関する調査中、警察行政に関する件といたしまして、人身売買に関する現況並びにその収締り状況について調査したいと存じます。  政府側から出席の方は、齋藤警察庁長官、中川刑時部長、戸田法務省人権擁穫局長、藤田労働省婦人少年局長が見えられております。資料がお手元に出ておりしますので、順次簡単な御説明を願ったあとで、質疑を続けたいと存じますが、いかがですか。
【次の発言】 では、さよう取り計らいます。  まず警察庁の関係につきまして、齋藤政府委員。
【次の発言】 では、次に戸田法務省人権擁護局長に願います。

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  入場譲与税法の一部を改正する法律案を議題に供します。本件につきまして、まず提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  これより質疑に入ります。御質疑のおありの方は御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。では承知いたしました。  関連してちょっとこの数字でお伺いしておきたいのですが、去年の税収見込額二百何億というのは政府提案のもとの税率での計算であるか。それで本年の税収見込み額が百三十五億だ、それで二百何億と対比する御意見があ……

第22回国会 地方行政委員会 第15号(1955/07/05、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  まず地方行政の改革に関する調査中、警察行政に関する件を議題に供します。
【次の発言】 何も出ません。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 ちょっと委員長からお尋ねいたしますが、今の説明を聞いていると、寄付をもらわなければならない理由を説明せられたというふうに聞えるのですが、そういうことはどこの責任なんですか。
【次の発言】 もう一度お尋ねしますが、国と都道府県が警察費をまかなうべきである、それが理想であると言うのですが、それは理想でなくて現実にそうでなければならないのではないのですか。警察は寄……

第22回国会 地方行政委員会 第16号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  前回に引き続きまして、地方交付税法の一部を改正する法律案並びに地方税法の一部を改正する法律案について補足説明を願います。
【次の発言】 ところで、あなたのしゃべる時間はどのくらいの時間を予定しているのですか。
【次の発言】 次に地方交付税法の一部を改正する法律案について補足説明を願います。
【次の発言】 以上で政府の提案理由の説明は終りましたが、これらに対する質疑は次回に譲ることとして、本日はこれにて散会することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、散会いたします。    午後零時六分散会

第22回国会 地方行政委員会 第17号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日はまず慰事の辞任の件についてお諮りいたします。理事の赤松常子君より、文書をもって都合により理事を辞任したい旨のお申し出がございました。赤松委員の辞任を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。  つきましてはこの際、理事の補欠互選を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、これより互選を行います。互選は投票によることなく、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第22回国会 地方行政委員会 第18号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) これより本日の委員会を開会いたします。  前回審査いたしました風俗営業取締法の一部を改正する法律案を議題に供します。前回の委員会に引き続いてこれより質疑を願います。御質疑のおありの方は御発言を願います。(「なし」「質疑終了」と呼ぶ者あり)  別に御発言ございませんか。――御発言がなければ質疑は終局したものと認めて、これより討論に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、これより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。(「討論なし」と呼ぶ者あり)  別に御発言もなければ、討論は終局したものと認めて、……

第22回国会 地方行政委員会 第19号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  本日はまず公職選挙法の改正に関しまして、御協議を願いたいと存じます。  これより懇談会に入ります。    午前十時五十五分懇談会に移る
【次の発言】 これにて懇談会を終ります。  午前はこの程度で休憩いたします。午後は二時より再開いたします。    午後零時三十四分休憩
【次の発言】 委員会を再会いたします。午前に引き続き御懇談を願います。    午後二時四十六分懇談会に移る
【次の発言】 これにて懇談会を終ります。  本日はこの程度で散会いたします。明日は午後一時より開会いたします。    午後四時十五分散会

第22回国会 地方行政委員会 第20号(1955/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) これより委員会を開きます。  昨日に引き続き公職選挙法の改正に関して御懇談を願いたいと存じます。    午後一時五十四分懇談会に移る
【次の発言】 これにて懇談会を終ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時七分散会

第22回国会 地方行政委員会 第21号(1955/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) これより委員会を開きます。  前回に引き続き、公職選挙法の改正に関する件につきまして御協議願います。これより懇談会に移ります。  午後二時二十六分懇談会に移る
【次の発言】 懇談会を終ります。  本日はこれにて散会いたします。   午後三時五十五分散会

第22回国会 地方行政委員会 第22号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) これより委員会を開きます。  前回に引き続き、公職選挙法の改正に関する件について懇談を願います。  午後二時十四分懇談会に移る。
【次の発言】 これで懇談会を終ります。
【次の発言】 それでは地方税法の一部を改正する法律案に関して、その審議のため参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りいたします。委員長といたしましては、ただいま申し上げましたように、本案について、いわゆる地方税法案について参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。  なお、参考人の人選の件でございます……

第22回国会 地方行政委員会 第23号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開催いたします。  まず、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題に供します。この際、発議者より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本件につきましては、先般来のお申し合せもございますので、この程度にいたします。
【次の発言】 次に、公職選挙法の一部を改正する法律案提出に関する件を議題に供します。本件に関しましては、去る十四日以来四回にわたって種々御協議を上願ったわけでございますが、ようやく法案を確定いたし、委員会提出の法律案として提出することに御意見がまとまった次第でございます。よってまずこの法案を議題とし、さらに御意見なり、また政府に……

第22回国会 地方行政委員会 第24号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  本日は地方税法の一部を改正する法律案(予備審査)を議題に供します。本件につきましては、先般の委員会の決定によりまして、参考人として一橋大学教授井藤半彌君の御出席をいただいております。また政府説明員として、地方財政審議会委員、荻田保君の出席を願いました。井藤参考人よりは学識経験者として種々地方税に関する御意見を拝聴いたし、荻田説明員よりは、地方財政、審議会から内閣総理大臣に対し、地方財政計画に関する意見書が出ておりますが、これら、また地方税全般に関する委員会の意見を承わるわけでございます。なお、御意見をお述べ願う時間はお一人大体……

第22回国会 地方行政委員会 第25号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ただいまより委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。本日はお手元に印刷物をお配りいたしましたように、十三名の参考人各位より御意見を伺うわけでございます。なお参考人各位の発言順序につきましても、印刷物にございますように、まず改正案の全般につきまして、知事会、市長会、町村会の代表の方の御意見を伺い、その後おもな税目ごとにまとめまして、それぞれの参考人の方々から御意見を伺います。午前は大体事業税関係の分まで終りたいと存じますので、その点お含みおきを願います。  次に参考人の各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ、当委……

第22回国会 地方行政委員会 第26号(1955/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では委員会を開会いたします。  本日は公報に示す通り、地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。また地方行政の調査に関する件も議題に供します。法務大臣御出席になられておりますので、地方財政にからんで先般来問題になっております地方行政の調査に関する件を最初に議題に供します。  法務大臣に御質疑のおありの方、御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 委員長から伺いますが、先ほどから花村法務大臣、在野法曹の権威ですから、味のある文章表現をされるので、こう繰り返し繰り返し話しになるので――そういう御趣旨の通りで……

第22回国会 地方行政委員会 第27号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) では委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。引き続いて御質疑願って参っておるのでありますが、本日は一萬田大蔵大臣の出席も願っておりますので、従って議題以外に地方財政全般にわたる調査の件につきましても、御質疑いただいてけっこうです。御質疑のおありの方は御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 この点については、一萬田大蔵大臣のはっきりした御答弁を願います。
【次の発言】 大蔵大臣に対する質疑の機会はまた別にあると存じておりますので、本日はこの程度にして、大蔵大臣への質疑を終りたいと存……

第22回国会 地方行政委員会 第28号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開会いたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案(衆議院提出)を議題に供します。まず発議者より提案理由の説明を聴取いたします。衆議院議員伊東隆治君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。御質疑のおありの方は御発言願います。なお、政府側より川島自治庁長官、小林自治庁行政部長が出席しておられます。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか――御発言がなければ、質疑は終局したものと認めて、これより討論に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) 委員会を開きます。  公職選挙法の一部を改正する法律案を議題に供します。まず提案者の提案理由の説明を求めます。島村軍次君。
【次の発言】 次に、地方財政再建促進特別措置法案を議題に供します。まず提案理由の説明を求めます。川島国務大臣。
【次の発言】 次に継続審査要求についてお諮りいたします。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは公職選挙法の一部を改正する法律、案、地方財政再建促進特別措置、法案、地方公務員法の一部を改正する法律案、以上は本審査でございます。また、地方自治法の一部を改正する法律案、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴……

第22回国会 文教委員会 第3号(1955/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 教材費はどうして減った。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 この義教費の負担ですね、十七を政令において三つだけにしてあとは解除した、そしてしかも実績主義だといって、全体の増額分が三十七億か四十億ですか、それは定員増の分に充てることですが、それで解除になった十四府県が実積主義になれば従来よりどれだけ金がかかるものか、ちょっとお知らせ願いたい。
【次の発言】 その十債はどれで操作したのですか。
【次の発言】 そうすると一万二千五百人の定員増の分の所要経費は幾らですか。
【次の発言】 そうすると、大体三十年度末で実績主義でやってこの予算額で間に合う、来年度に……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して、よく事情はわかりましたが、しんしゃくするとか、万遺憾なきを期するとかいうことだけでは地方は承服できない。新年度の新学級増に伴う国がおのおのの県に具体的にどれだけの増を今後の本予算で認めてくれるか、このことの見通しのない限り地方は暫定予算の影響を受けて、当初予算で本格的な予算は作れない事情にございまするから、操作によって適当な定員の確保をする、あるいは増員をするということは、地方の府県団体の独自の考えでは絶対にできないようになっておる。従って本予算はできない今日でありましても、見通しとしては各県にそれぞれ定員の増が、これだけ配置せられることが、大蔵当局との間に了解が出……

第22回国会 予算委員会 第5号(1955/03/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 ちょっと関連質問……、昨日来左藤君を中心として自由党からこの質問が続けられておりますが、われわれ左派社会党としましては、あの当時の片面講和を得るために南樺太、千島を放棄することに断じて反対した唯一の政党の立場から言って、このことこそわれわれが主張する権利があると考える。(「国民全体がだ」と呼ぶ者あり)今日国民の世論ということで、自由党の方では放棄は断じて認めない、こういう形で質問をされておりますが、なかなかお答えがありませんので、総理はその当時追放中で政治に関与されておりませんでしたが、こういう平和条約が結ばれることについてどういう心境を持っておったかどうかお伺いしたい。

第23回国会 地方行政委員会 第9号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して今の問題……。  ただいま大蔵大臣十分研究してみると言われましたが、この問題は前国会来二十九年度は赤字が出るという決定的な見通しがあった。しかも九月半ばごろにはその決算額については大よその見当はついている、大蔵省もわかっているはずだ。しかも今回の臨時国会は、地方財政の赤字克服のためのはっきりした目的をもって開かれた国会なのです。しかるにこういう要望が当委員会から出て、今後において研究してみますという答弁では、これは委員会としては納得しない。研究はできておるはずなんです。ただこの臨時国会にその具体案を出し得なかったというととならわかる。この点はっきりお答え願いたい。

第24回国会 建設委員会 第2号(1955/12/22、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 和賀川の河川統制について、ダムの建設は国土開発審議会の決定を見、閣議決定になって以来、相当長期の時間を要して準備をしておられるようですが、基本的にはダム建設については、政府としてどういう見通しをお立てになって準備を進めておられるか、特に来年度の予算関係等については、建設当局としてはどういう構想をもって折衝なされようとしておられるか、まあそれらの点を中心にして、いろいろ御苦労なすっておりながら、なお次々と予定がおくれてくるような傾向にあるのは、どういう経過をたどってこうなったのか、この際取りまとめてきちっとした話を局長からお聞きしたいと思います。

第24回国会 建設委員会 第15号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今提案説明者は、こうしておけば常識として、三十一年度に補正等を組む場合においては、大蔵官僚は善処するであろうということを言っておりますが、この法律の建前は積雪寒冷特別地域道路交通確保五カ年計画に基いて指定せられた道路についてなんです。この五カ年計画は三十二年度の閣議決定になるものなんです。三十二年度に閣議決定になって、それが指定せられて、初めて除雪その他のための補助助成が行われるわけなんです。三十一年度には何もそういう根拠がないのです。なくて、補正予算でだね。そうして前もって組んで、個人的にもお金を補助しますというだけに財政的な余裕が今日あるか。もしもほんとうに提案者がそうい……

第24回国会 建設委員会 第16号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 二条について伺いますが、修景、休養、遊戯、運動、教養、便益、管理の施設というほかに、「都市公園の効用を全うする施設」というものはどういうものが予想されているのですか。
【次の発言】 この規定は、そうすると、むろんそれぞれの陳情、請願、運動等に対して、望ましからざるものを便宜的に政令をもって認めていくというためにある号ではない、ということでいいわけですな。
【次の発言】 えてしてお役人の作るこういうものは、苦しくなるとこういう例外規定を使って、それぞれ認めていくというやり方が多いものですから、念のために聞いておきました。  それから公園の中に裸像とか銅像とか、こういうものを施設……

第24回国会 建設委員会 第20号(1956/04/04、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 大蔵省からもお見えになっておるから、ちょっとお尋ねしたいのですが、この議員立法を見ますと、三十二年以降にこれを実施したいということになっておって、その理由としましては、三十一年度はもう予算も通過したことである、従って予算のそれと見合いのない法律を強行することはいかがか、それでかえってこの方がしっかりした予算の裏づけを三十二年度から得るのに都合がいい、こういう提案の理由だったので、それで大蔵省としましては積極的に、この趣旨を体して、三十二年度にりっぱにこの計画に基く予算をおつけになる御用意を今後においてお持ちになるかどうか、御協力を願えるということになるのかどうか、はっきり御答……

第24回国会 建設委員会 第21号(1956/04/05、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 低家賃を住宅政策上堅持したいという方針は、この政府の予算でくずれているじゃありませんか。従来なら金利のかからぬ金を出してそれで住宅建設が行われているが、ほとんど肩がわりして、住宅建設戸数というものは膨大なものになっておっても、金利のつく金で建てなければならぬというものが年々ふえているじゃありませんか。肩がわりしているじゃないですか、政府のやり方は。それでその政府関係の投融資で建つ住宅そのものは、非常に建てる国民も困るし、またそれを賃貸されておる国民も家賃高で困ってきているじゃありませんか。そうでなくて、低家賃になっていますか。

第24回国会 建設委員会 第28号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 配付せられております東北興業株式会社の収支計算明細表について簡単でも御説明を願いたいのですが、その前に、この収支計算明細表というのは、開発銀行等よりの融資を願っておる際の事業目論見に付帯して向うにも出ておるのでありますか、どうですか。
【次の発言】 では、簡単でも、要点を説明させていただくようにお願いいたします。
【次の発言】 一応この点はこの点で概略わかりましたが、私ちょっと復習したいので御説明願いたいのですが、今までやっておる東北興業株式会社の直轄事業による損益計算あるいは負債等の資料を、これは前にもらったのはあるのですが、要点だけ御説明願えませんか。というのは、この東北……

第24回国会 地方行政委員会 第9号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今のお話に関連して大臣にお伺いしたいのですが、この理由で見ますと、あくまでも現行法では停年制施行には疑義がある。それで法文上明文化したのだということで、その理由として、合理的な職員の新陳代謝が遅滞する傾向にあるということと、人事管理の合理的な運営をはかるのだということが主たる理由になっています。それでこれは公務員の制度との問題が表面上の大きな理由として出てきているわけです。そうだとすれば、これは何度皆さんが御答弁になろうとも、国家公務員であれ、地方公務員であれ、この職員の新陳代謝の遅滞する傾向あるいは人事管理の合理化という点からいえば、制度の上からいえば、これは両者通じてこう……

第24回国会 地方行政委員会 第11号(1956/03/13、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 国務大臣の説明要旨に基いてちょっとお尋ねしたいのですが、まあ大筋に分けて改正点は入場譲与税を全額譲与するということ、並びにこの不交付団体の財政調整をやるというようなことのようですが、原則としては第一の問題が主たる問題だと私は思うのです。そうしますと入場譲与税で全部地方に渡すというのと、初めから従来やっておった地方税で入場税を取るということと、地方自治なり地方財政という問題からいえば、原則としては、根本的には入場税で各府県が取るべきであるということに戻っていくのじゃないかと思いますが、そうでなくて、やはり入場譲与税は国が一たん取らなくちゃならぬということなら、それは徴税事務等の……

第24回国会 地方行政委員会 第18号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。その点ですが、石塚さんに伺いますが、この六千円課税ということで運賃という方面に与える影響となれば、どの程度のことになりましょうか、計算上……。
【次の発言】 一般的に、このことが実施されれば、そういう運賃というようなのは上る傾向にありますか、それとも今の経済情勢では、上げればやはり業者は成り立たないということで、上げないということで行きますか、どっちですか。
【次の発言】 高辻さんに伺いますが、前段で御口述になっている一般的な地方財政の問題に関連してですが、今始まっておる財政再建団体ですね、あの団体に指定される場合には、知事会の方としては、一般公共事業費がどの程度下……

第24回国会 地方行政委員会 第19号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 そういう話し合いをすることは、それは当然のことでありましょうが、何せ大臣に出席してもらって、総括的に、地方税の問題についてのみならず、地方財政計画等について、基本的な問題について所信を聞いた上でないと、その後の扱いを簡単に済ませるか、慎重にやるかわからぬ。従ってまず、大臣の出席を求めて質疑をし、大臣の政府側としての意向はどうなのか、それをはっきりさせた上で、それを受けて、日程等についても御返答いたしたいと思います。いつ大臣が出て来られるか、そのスケジュールを委員長が聞いてというふうなことでなくして、国会として、本審査になって重要な総括質疑をしなければならぬ段階なのですから、大……

第24回国会 地方行政委員会 第20号(1956/04/13、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 速記がついて、木で鼻をくくったような答弁をする段になれば、今のような答弁でけっこうなんです。しかし、口と心が全然ばらばらな話をして、五年も六年もお互い議員をやっているものの中で、切りきちょうめんな御答弁を聞きたいために、わざわざあなたをここへお呼び申し上げたわけではない。そんなことは百も承知でおいでになりながら、法律上の建前をとって、きれいごとで御答弁になるという段階であるかどうか、そういろ点がわれわれとして問題であるから、この際それがいいとか悪いとかいう批判ではなくして、率直に、どういう運びになっているかということを聞いておかなければ、これは、法案の審議といい、あるいは参議……

第24回国会 地方行政委員会 第24号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ただいまの質問に政務次官は、政府与党はいかように考えておろうとも、政府としては今回は断固拒否したのだ。拒否したという限りは、何を政府与党が要望したかということは、あなたは答弁しなくてもはっきりしている。これは公給領収書制を廃止するということを断固として拒否したということなんです。断固として拒否したということが速記に残っているんです。だから語るに落ちているわけなんで、自民党としては公給領収書制を廃止したいという意向があったということは隠れもない事実なんです。ところが断固としてこれを拒否した政府側の答弁として、今後白紙の上に立ってこれを検討の上、そして付帯決議の線、要望の線を検討……

第24回国会 地方行政委員会 第25号(1956/04/20、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 地方税一般については、他の同僚議員が質疑することになっておりますので、きのう問題になっておる点だけを大臣に質問したいと思います。  まず、国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律案の内容についてでありますが、衆議院並びに本委員会で再三論議をし、質疑されて明らかになっておる点は、公営住宅に関する交付金が家賃に転嫁されるのではないかという杞憂からの質疑に対して、大臣並びに政府委員から、第二種の公営住宅については、家賃に転嫁されないように行政的な措置をとる、すなわち特別交付税交付金等でめんどうを見る措置もその際にはあり得るであろうというようなお話でありましたが、われわれとし……

第24回国会 地方行政委員会 第31号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私もチャチャ入れるのでないのでね。この種の統計的な問題ですから、客観的な数字をつかむということが必要であるとするならば、どういう方法が県側としてはあるのか、また、そういう問題が起っておるという事実をわれわれが確かめろということで、自治庁に要請した場合には、自治庁はどういうふうな手続と根拠とをもって、それらの点を確かめるということになるのか、この点を伺いたい。仮定の問題であろうがなかろうが、客観的には事実に違う計数をあげるというようなことはあり得ないことなんであって、それがもしもかりにあるとなれば、確かにそれは客観的には追及されなければならない。この点は何ら私は異存はない。が、……

第24回国会 地方行政委員会 第33号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 委員長としては、従来の委員長の考え方からして、どの種の法案であろうが、話し合いの決するところに従って審議をしていくという基本的な立場には変りがないと思うが、今、委員長のお諮りになったので聞きますと、理事会では意見がまとまらなかった、従って多数会派の意見に従ってやってもいいと考えられるような委員長の御意見まで加えられて、そうして公職選挙法をやりたいという形で御相談になっている。私は、そうではなくて、今の御相談なされることは、理事会の経過を御報告なさって、この段階では理事会ではまとまりそうもないようであるから、委員各位の御意見を伺い、各会派の意見を伺って、多数の決するところに従っ……

第24回国会 地方行政委員会 第36号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 森下さん、ながなが関連をおやりになりましたが、関連して……。私聞いておって、ちっともはっきりした答弁はなかったと思うのです。それは、特別市の問題、なぜ特別市をはずしたかという適切な御答弁がない。なぜはずしたのですか、理由は何ですか。
【次の発言】 それは全くおかしな話で、わざわざ法律にあるのを削除して、削除した方が早く特別市というものを検討してやってもらえるという論理がどこにありますか。あなたはお認めになっているのですよ、特別市という性格のものの必要であること。お認めになっておって削除をして、削除する方がかえって特別市実現のために早いのだという、そういうばかな話はありますか。……

第24回国会 地方行政委員会 第37号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の御報告についてお伺いしておきたいのですが、私、文教委員会に連合審査を申し入れる件については、最初当委員会としておきめになられたことは了承しておりますし、そうして連合審査もまた行われましたが、加瀬君の質疑でこの点の審査は終っており、他の委員の質疑が行われないという状況であります。その段階においては、委員長におかれて再度連合審査を申し入れていただきたい旨は、当会派からも要求しております。また委員長も、非公式ではありましたが、もう一度ぐらいやる必要があろうという御意見も漏らされておったようであります。ところが、昨日来の文教委員会の様子を見ますと、きょうあるいは明日あたり、これは……

第24回国会 地方行政委員会 第38号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 きょうの質疑だけで、総理に対する総括的な質疑は時間の都合上終らぬと存じますが、一、二問題点だけ総理の所見を伺っておきたいと存じます。  鳩山総理は、この一人一選挙区制に基く公職選挙法の一部を改正する法律案の発議せられるに当って、総理自身の御熱意として、これが内閣の決定となって御提案になられたものでありますか、また、現在においてもその心境にはお変りはございませんか。
【次の発言】 それによっていろいろの手続をせられまして、選挙制度調査会の答申も出て参り、鳩山総理としては、制度調査会に最初ごあいさつなさる言葉の中でも、ただいまのような点が主張せられておったようでありますが、その選……

第24回国会 地方行政委員会 第39号(1956/05/25、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この間の小林君の質問に関連してお尋ねしますが、地方公務員の給与の問題ですが、あらゆる国家公務員に準じた手当等が支給されることができるというふうに一方の条文ではなっておって、それから一方の条文では、いかなる給与も法律あるいはこれに基く条例をもってしなければ支給することができないと、積極的に禁止条項ができておるわけです。そうしますと、この解釈は、法定されざるいかなる給与も支給することはできないという範囲の中で、地方公共団体が自由にあるものは支給し、あるものは法定されているものでも支給しないことができると、こういうふうに前段の方の条文は読むわけなんですか。

第24回国会 地方行政委員会 第40号(1956/05/26、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私はさっき聞いておっても、国の財政的な援助が、直接間接そういう資金の回る会社、法人と労働組合との献金問題が続いて論議されるものと思って黙っておったわけですが、話がまた別な方に展開していくようですから、関連して質問させていただきます。早川政務次官は御意見として、先ほどの言うている意見の中では、会社、法人と労働組合と、両者公平にやらなければならぬという意味合いのことを言っておられる。何を称して公平というのか、そういう会社、法人が政治資金の献金を禁止されるから、だから公平に労働組合の方もそれを規正しなければならない、何が公平なんです、私にはわからない。

第24回国会 地方行政委員会 第41号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この前小林さんにお尋ねしたんですが、第二条、追加になっております第五項の三号で、「市町村の事務の処理に関する一般的基準の設定」という点についてお尋ねした際に、この「市町村の事務の処理に関する一般的基準の設定、」とは、何か限界がある範囲の基準なんであって、一般的などの市町村のいかなる事務についても、一切の基準を決定することではないのだという話でしたが、そういうことはどこで読みとれるか。そういう点、もう少し説明願っておきたい。
【次の発言】 だから、この条例の制定及び罰則の委任等の条項で、現行法としてきまっておるものがありながら、なぜここへ取り上げて、こういうものを設定するという……

第24回国会 逓信委員会 第14号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 採択して内閣に送付すべきものと決定していただきたい。
【次の発言】 二件ともこの簡易保険に関連してのホームなり診療所の問題ですが、先ほど政務次官の御説明の中では、簡易保険等の保険金額ですか、それらの増高と地域を勘案してこの種の施設をするやに聞くのですが、そういう意味ですか。簡易保険加入あるいは保険金額が低いところは、あと回しで、将来ともにおくれるのだということですか。この種の公共性を持つ施設は一体化して全国的な視野の上に立って実施されるということも望ましいというような理屈も立つように思うのですが、いかがです。
【次の発言】 民間の保険会社等の問題や金融機関の預貯金等の問題等も……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 農林水産委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっきから、なかなかどうも懇切丁寧な御説明を受けたのですが、ところが、さっきの質問によると、臨時国会では通りそうもない、通常国会でかりに通ったにしても来年の五、六月ごろ発足する、こういう状態の法案として、理由としてはなかなかりっぱなことが書いてあるけれども、説明によると、町村合併に伴う調整のために、選挙の煩を省いて部落推薦制で委員を出す。それでその説明には、部落推薦というのは地域の意思を反映させる。しかしそれでは人数が多いから、常任制だ。個々の部落からは他の人間を選挙する選挙人の資格では出るけれども、自分の意思を発表する機会を与えられないような状態も起る。県のそれも、中間選挙……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ただいまの政府の説明を聞いてですね、私は願意妥当なものと認め、採択して内閣に送付すべきものとしたいと存じます。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 いいんだ。政府委員として答弁しているのだから、速記をとめてでも聞けばいいけれども……。速記をつけた上で、責任者が政府委員として説明しているのだから……。
【次の発言】 この地域のみならず、農林省関係の試験場あるいは種畜牧場等において間々払い下げ等の運動が起るようであります。これは結局土地の高度利用、あるいは充実した施設ということが、当該地域付近の住民その他に十分目に見えておるという事情にないから、そういう問題も起りがちであろうか……

第26回国会 大蔵委員会 第14号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今のお話では、学校法人にはもうかけないつもりというお話ですが、第五条ではかかるようになってますがね。やっぱりこの収益事業に対してはかかるようになってますが、どうですか。
【次の発言】 第五条では、私どうも今出てきたばかりではっきりわかりませんが、明文としては課するようになっておるものを、法律でない政令では除くということにするというのは、どういう根拠でそういうことができるんですか。
【次の発言】 そうしますと、五条の「左に掲げる法人の所得で収益事業から生じた所得以外の所得に対しては、各事業年度の所得に対する法人税は、これを課さない。」その該当されるものとして学校法人がある、しか……

第26回国会 大蔵委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 いろいろの議論を聞いて、私もなかなかめんどうなものだと思ったのですが、そこで、ほとんどしろうとでございますから、具体的にそのひな形を出してもらいたいと思うのは、二つ申し上げておきます。皆さんの方で、何とか税を取りたいだろうと思われておる茶道なり、生花なり、これは昔からの業態が同じものですから、そういう業態の中で収益事業とみなされるものはどの種類なのか、どの種類は収益事業とみなさぬのか、この点をはっきり一覧表を、茶道、生花についてどれでもいいから一つ出していただきたい。それからもう一つは各種学校、洋裁学校なり、美容学校なり、モデル的な学校が、大きな学校が東京にあります。これの何……

第26回国会 大蔵委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 継続と断続ですがね、社会通念なんというぼやけたことで言わんで、どういうのが継続で、どういうのが断続か、はっきり言ってもらいたい。
【次の発言】 そうしますと、今月は映画会をやったとか、来月はバザーをやった、その翌月は何かやった、あるいはあるときはやらぬ、こういうふうに飛び飛びになっておるからして、またやる内容が違っておれば、それは意思があろうがなかろうが、継続とはみなさない、こういうことですね。
【次の発言】 それでもどうも変だと思われますが、もう一つお尋ねしたいのは、事業場というのは大体固定しておるものをいうのですか、継続し事業場を持つということは、固定しているものをいうの……

第26回国会 大蔵委員会 第19号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 簡単なことでたった一つ。  そういう形で特定の法人、会社に対して国が日本経済再建のために援助を与える。そうして一般の国民からはそれぞれ的確な査定をいたして徴税をする、こういう際に、そういう、国の援助を受けておる会社等が、特定の政党やあるいは議員に対して、公式の届出のある献金をやる。あるいは届出のない献金が行われておるということは、これはもう一般の常識として認める、そういうふうに会社の金が、一方は国から特別な援助を受けておりながら、そうして経済再建に当らなければならない会社が、そういう金をまた出す、そういうような点は大臣としてはどうお……

第26回国会 大蔵委員会 第24号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ただいまの池田さんのお話は、池田さんの率いる大蔵省としては、従来そういうやり方に反対であったのであります。いわゆる目的税として、道路整備のためにする議員立法のできたときには、皆さんは目的税としてこういうものをとることは反対だという態度で、執拗にその反対闘争をしておった、それがその当時反対であった理由を、今度主税局長なり大臣の答弁を聞くと、今はそのことを理由としてこのガソリン税をとらなくちゃならぬというふうに変ってきているんですね。やはり今では目的税としてこういうものを取って、そうして道路整備の財源に充てるのが至当である、そう変ったわけですか。変ったら変ったでいいんです。

第26回国会 大蔵委員会 第32号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 宇田企画庁長官がお見えですから、この際、一般的な質問をしておきたいと存じますが、これはこの問題に直接関係がありますので、前提として伺っておきたいことは、国土開発法に基く全体的な計画、全国的な計画が企画庁で計画されておりますか。またそれに伴う東北の開発の計画というもの、地方計画ができておりますか。
【次の発言】 そうしますと、国土総合開発法に基いて、東北の関係においては、特定地域である北上あるいは阿仁田沢、最上、只見、この四つの特定地域外のは調査はやっておらない、できておらないということになりますか。
【次の発言】 歯にきぬを着せないで言うならば、東北の開発の関係の全体的な調査……

第26回国会 大蔵委員会 第33号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連……。将来はそうすべきであるというお考えは、さっきの一番最初の御答弁にもあったように、この種のものは一本化して実施官庁をもって具体的に仕事をやる方が望ましいということからいえば、論理的にそうなってきます。じゃ、将来そういうようなものを置くというのは開発庁のような総理府内におけるものではなくて、東北ぐらいのものになれば、少くとも国土開発省というような構想ででもおやりにならなければ、あなたのお考えは実現しないように思われますが、国土開発省というような形についてどうお考えですか。と申しますのは、現在企画庁内に開発部、あるいは東北開発室をその中に置く。しかしこれはあなたのおっしや……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと速記をとることをやめていただきたい。
【次の発言】 さっき懇談中に話をしたんですが、結局旅館における実態と、あるいはこの大衆飲食的なもので多く課税せられるというもの等とをいろいろ考えると、この一五%の適用を受けておるキャバレー、バー、貸席、料理店その他の中で、私は具体的には例示しませんが、いわゆるあなたたちの方で享楽的な、濃厚な雰囲気をかもすという部分に、もっと具体的な業態に一五%の税を狭めて、そうして他は一〇%同様にするということになれば、旅館における隠れたいろいろな営業とその他とが権衡を得られるというふうにも考えられますが、もっとこの一五%適用の業態を締めると申し……

第26回国会 地方行政委員会 第21号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連。どうも私、営業なんということは経験したことないからわかりませんが、もうかろうが、損しようが、そんなことは私の関することではない。原価に計算しないというのはどういうことなんですか。ですからあなたの考え方で言えば、企業の合理化ということで吸収するということは、損しておったものはもっと損せいと、もうかっておるものはもうけた分を少くせいということなんです、切り捨てということは。そうでしょう。それ以外にないでしょう。そうすると、去年の六千円そのものも原価の中に入れて計算してない。ことし三千円上る、こうなれば、九千円というものは新しくあなたの方では見なきゃならぬ、もしも計算するとな……

第26回国会 地方行政委員会 第22号(1957/04/05、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 三十一年度の実績から三十二年度百六十九億、減を見て百六十億、これを一応の収入見込みに当てていますが、自然増による部分は全然予想されませんか。
【次の発言】 この中で……。
【次の発言】 現行法での説明の十五ページでは、実績が百六十二億、それで調停見込みが百七十四億、で、百七十四億になった部分が今の自然増で見込んだという割合になるわけですか。
【次の発言】 その自然増のパーセントそのものは、まあ企画庁のそれを使ったというのですが、その辺の見方いかんによっては、また変ってくる部分があるわけですね、そうでしょう。

第26回国会 地方行政委員会 第24号(1957/04/08、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 衆議院修正にかかる六百円の減、それにあわして今回の修正四百円で一千円を引き下げるということが、ガソリン税の過般施行になりました改正法律に見合っているという考え方で、この千円引き下げということを御決定になったのであるとするならば、その根拠をお示し願いたい。
【次の発言】 そうすると、ガソリン税も軽油引取税も、現行法並びに本日の修正案、これの出る前の昨年までの対比においては、当委員会として軽油引取税の六千円は不当である、高い、引き下げるということは、大体四千円程度かが改正前のガソリン税に見合うものである、そういう考え方を持っておった点は、今日においてもやはり維持されておるというこ……

第26回国会 地方行政委員会 第31号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連しまして。今の質問に横やりを入れるわけじゃありませんが、事実関係を明らかにするために、はっきりしておきたいことは、有給休暇の問題でございますが、一つは、有給休暇を届け出て、これをいけないとした学校長、それで不許可のまま大会に出て参加した者はどれだけの人数か、また、許可せられて大会に出席した者はどれだけの人数であるのか、お知らせ願いたい。  もう一つは、今の石井長官の話ですと、校長が承認しない、認めないということですが、有給休暇は、これは、承認とか許可とかいう問題に該当する性質のものかどうか。この見解も明らかにしていただきたい。  この二点だけです。

第26回国会 農林水産委員会 第5号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 資料を要求しておきたいのですが、中央保証協会の事業の現況、経理の状況を知るに足る資料がほしい。しかもそれには、需要と申しますか、借り入れの申し込み、それに対しての融資の資格が明らかになるような資料をほしい。

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/02/12、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。今の日ソの漁業復交の合同委員会についてですが、これの日本側を代表する構成メンバーについて構想をお伺いしたい。
【次の発言】 最近の新聞によりますと、その構成メンバー中、平塚常次郎氏が日本側の議長になると報道せられておりますが、それが真実であるかどうか。と申しますのは、平塚氏はまあ衆議院議員でございましょうが、あるいは業界を代表しておる方で、常識的に考えて、私は、政府関係で交渉せられる委員会でございますから、顧問というような形において意見が反映されることは当然でしょうが、政府執行部を代表して議長としてやっていくということについては、どういう根拠をもって政府としてそうい……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1957/09/09、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の局長の説明では、過当競争もこういう赤字の原因だという。じゃあ、それが重点かというと、いやいやそうじゃない、よそにもあるのだという。どういう調査をしっかり監督官庁としておやりになっているのか、わからぬ。もう少ししっかりした調査をして、あとで御報告になられますか。そうして、何かすると、今度は市場法の方で、こういう団体の単一とか二つとか、そういう法律改正の問題の方に引っぱっていくということは、何が原因かということをはっきりつかんだ上で、主張される単一なら単一という問題が出てくるので、その事前の問題について、さあ、そういうこともあるかもしれませんが、ちょっとわかりかねますというよ……

第26回国会 農林水産委員会 第8号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。どうせ私も、会計検査院の指摘事項については一般的に質問したいと思っておりますから、この際新大臣の所見を承わりたい。この一般会計で土地改良を主とした不当事項、あるいは食管の方の関係の不当事項、農業共済再保険の不当事項というものは、広範に指摘されております。これは三十年度の決算だけでなしに、年々同じ類型のものが指摘されてきておるわけです。ところが、改善の跡が見られない。こういう点はまことに、国費の乱費と申しますか、不当も不当、きわまりない。従って、新大臣として、これらの農林省関係会計について指摘されておる事項の改善並びにそういう不正不当なることが行われないための幾多の施……

第26回国会 農林水産委員会 第9号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 前回、内閣に置かれる調査会の問題で質問をしておったのですが、先般来の衆議院予算委員会等での審議の状況で見ますと、三十年度の食管の赤字については本年度補正を出すということでございますが、三十一年度の百四十一億に対しては、これは今国会で補正を出す考えはないというふうに言われておるようでありまするが、所管大臣としてはやはりその方が望ましいとお考えになっておられるのですか。
【次の発言】 そういうふうになって、将来まあこの赤字を補てんするとしても、その際農林大臣としては、消費者にそれをしわ寄せさせないということを明言しておられますが、それはその通りでございますか。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第9号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 今の委員長の発言について、理事会のその決定、大へんけっこうです。賛成しますが、その内容として盛られるものは、従来やっているように、個々人の希望があって問題点を設定して、こま切れな問題を議題に供するというようなことは割愛されて本問題に集約して、十分時間がとれるようにやってもらいたい。従来の委員会の運営は、私、不満な点がある、みんな、問題点を一人々々が掲げてきて、こま切れのことだけ、陳情か請願みたいなことだけやって、国政に寄与するというような基本的な討議ができないので、われわれ勉強の足りない者は、さっぱり勉強ができない。委員長、その点に……

第26回国会 農林水産委員会 第10号(1957/02/26、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 田中助役にお伺いしたいのですが、この埋め立て計画を見ますと、第一期の工事の実施計画としては、実施の時期を三十二年度からというふうにしておられるようですが、従って三十二年度の予算にある種の埋め立ての特別会計というものを作って予算化せられるという御用意を進めておられるわけですか。
【次の発言】 それはこの二月の定例市議会に提案するお考えでございますか。
【次の発言】 そうすると、知事に対する免許はもうもらっているわけでございますか。
【次の発言】 この、こういう水面の埋め立てについては、横浜のような、こういう大きなものであれば、知事の免許なり、あるいは主管大臣の認可を必要とする。……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 田中さんお一人で集約してしまったんですが、私はその前に聞くことがあって、さっきから発言を求めております。田中さんの御意見のような問題については、私も全く同意見です。それはあとでやっていただきたいと思うのですが、きょう説明になった部分だけについて、お伺いいたしたいと思います。  いろいろな施策が行われますが、ある地域からこの施策を見れば、集約酪農の指定を受け、そこで援助、助成も受け、有畜農家の創設事業というのでも援助を受ける、酪農の指定地域内ではジャージーの購入もできる、それが東北において寒冷地帯であれば、寒冷地における家畜の導入が行われる、あるいは開拓者は開拓の面においてやは……

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/01、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。雨森さんがさっき積寒の方の質問がありましたが、それで昨年は二十一億余、今年三十二年度は二十二億程度ということでしたが、積寒の審議会では、農地局関係で土地改良事業費補助金並びに耕地整備事業助成、この部分だけで見ても三十二億をこえる要求額で予算折衝しておるという経過説明を振興局長から受けておるのですが、そうすると、十億くらいやはり要求が通らぬ、削られておるという結果になっております。それで農地局関係の積寒の費用内訳を示す資料を出していただきたい。
【次の発言】 私はそういうやかましいこと言うのじゃなくて、三十二年度予算の中の農地局関係の積寒関係ですね、それの予算内訳を資……

第26回国会 農林水産委員会 第14号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この十六ページにある三十一年度の食管会計予定損益計算書ですが、これにある期末現在高三千十四億かのものが、今後七月までの間に調査会の決定いかんによって消費者米価が上れば、この評価が変ってくるということがあるのですが、これはこれで決算として出るのですか。私、わからぬので、盛んに論議がある問題ですからお伺いします。
【次の発言】 それはそういうやり方でなく、次の米穀年度、次の予算年度へそのまんま持っていって、この再評価益が出るなら出るで、翌年度へ出ていくというやり方で、なぜいけないんですか。帳面の上ではもうこれならこれできめて、その後に出てくるのは翌年度の利益なりあるいは損失なりで……

第26回国会 農林水産委員会 第18号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは全くしろうと論で、わからないからお伺いするのですが、三十二年度の貸付予定計画のところを見ますと、昨年度より六十億増となる。必要のある貸付分配を見ますと、重点的には、どういうところがまあ重点になったのかということですが、農山漁村建設総合施設費が十一億の増、自作農創設が二十五億の増、そして初めて予備費が十五億ということで、大体ここで五十億という金になっておるのですが、たった六十億の増の金のうちに予備費を十五億というふうに手づかみにしておる理由はどこにあるのですか、お伺いします。
【次の発言】 これは農林予算とうらはらといいますか、総合的に考えられる一環としての中金の貸し出し……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと、私もわからぬから聞くのですが、この都道府県の資料の中で二つ聞きたいのですが、九百六十万というのは、単に三十都道府県の土地改良協会の報告だけをまとめたので、実態を調査したものではないのですね。
【次の発言】 大体この程度のものであると農林省もお考えですか。
【次の発言】 この「会費」というのは、どういうふうに徴収しているのですか。
【次の発言】 会員というのは、土地改良区というような団体をさしていうのですか、受益者個人をいうのですか。またその会費徴収の方法は、定款等で定められている通りに、実際徴収されているのですか。

第26回国会 農林水産委員会 第34号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連しまして。今までの御説明を聞いていますと、酪農振興法には欠陥がない、そう言っておって、また御答弁の限りにおいては、この七〇%がそれ以上にもなって独占的になっていくのではないかということですが、私詳しい事情はわからぬのですが、かりに、たとえばある県において酪農地域の指定が数カ所ある、数工場入っておるという場合でも、この指定のための条件といいますかが一元集荷というようなことになっておるとすれば、かりに農民の団体である農協、農協の系統団体である経済連が、一切の会社と農民を代表して団体交渉をする、そうして乳価その他もきめて、農協が一手に集荷をして、それぞれ処理能力に応じて工場に出……

第26回国会 農林水産委員会 第39号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この前からいろいろ藤野委員にお伺いして、公正取引委員会のお考えというものはよほど明確になってきて、それでこの際、あるいは前に局長に聞いておるかもしれませんけれども、資料として審判開始決定書が配付されておりますが、従来の盧野委員が公正取引委員会を代表して御答弁になっている内容並びに審判開始決定書で文書として出ているものを、酪農振興の方で行政上責任を持っておられる農林省の方でこれをごらんになって、あなたの力でも調査をしておられるでしょうが、その事実関係で問題点として上っておるものについて所見があったら、伺わしていただきたい。

第26回国会 農林水産委員会 第40号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどの小林君の質問について、また、これ念ばらしに聞いておきたいんですが、私も大臣にこの前、会計検査院等がいろいろな不当事項を指摘しておる点について、今国会で対策をお立てになって御披露を願いたいと申し上げておったのですが、この法律改正で、監督の強化その他で相当いいと思いますが、ただいま小林君、お話しのような経済局部内における保険課で加盟のみについてやりとりする部分と、監査、監督をする部分とを分離して、仕事をおやりになったらいいのではないか、この点については全面的に賛成であります。しかしながら、この法律は来年から施行されるものであって、本年度中において起り得る幾多の問題を考えた……

第28回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1958/06/09、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 形式的な手続の問題ですが、表裏一体と言うけれども、外局の長官から出てきたものを、大臣補作としてそれを審査し、おおむね妥当なら妥当ということで告示、省令決定になると思うのですが、そうすると、さっきの計算による二級酒のそれがどんぴしゃり五円原料高、従って五円上げてほしいと、こう出てきた。他の合成酒の方はまだ聞いてないからわからぬですが、みんな出てきた通り内局の方ではこれを妥当と認め、今回値上げの措置をとる、こういうことですか、何かチェックした部分がありますか。
【次の発言】 もう一点ですが、その経過の間でいろいろな意見が出るということは――積っておる数字等についてですね、いろいろ……

第28回国会 大蔵委員会 第4号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっとお尋ねしますが、大阪における岡田何がしというのが国家公務員法違反の容疑で逮捕され、結果某所の捜査によると二つの表が出た。従って公務員としての秘密漏洩の国家公務員法違反の容疑がここに出てきた、こういうことです。あなたに聞くのは当を得ないのですが、一般警察当局はこれが機密である、この二つの文書が機密であるということは、独自の判断ではわからないことだろうと思うのです。従って事前に国税局ですか、税当局に対して尋ねるか、あるいは税当局が部内漏洩の容疑をもって警察の方にその捜索を依頼するか、そういうようなことがなければ、この種事犯というものは表面化しないだろうと思うのです。何の事……

第28回国会 大蔵委員会 第5号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 人事院の方からわざわざ御足労を願ってはなはだ恐縮ですが、人事院の国家公務員法に対する行政解釈をお聞きしたいというのでおいで願ったわけであります。  今問題になっております事項は、国家公務員法第百条の条項に触れる問題として票案が起っておるわけなんです。それで国家公務員法で、この公務員の義務として職務上知り得た秘密を漏洩してはならぬという規律を確立し、その裏付として刊事罰を課するという建前になっておるのから見れば、まあ職場規律とか国の利益とか、そういう秩序とか、いろいろ理由があることでございましょうが、罰則が刑事罰である限りは、秘密ということがはっきりしておらなければならぬ、ぐら……

第28回国会 大蔵委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 議事進行。それじゃ大へんだよ。これ数字にわたって一々聞いて、その上下の加減のところからみんな聞いて、こういうことは実際これは何日かかるかわからぬ、こういう扱いは困ると思うのですな。しかし、さっき大矢君が言う通り、国民に一般的に流布されておるものですから、そうしてまた非常に納税上大事なことですから、国民の立場を考えると、議員としてはこれを国民にかわって一般原則はきちっと聞いておかなくちゃならぬ。で委員長はそれを許してずっとやらせていただけますか。いただけなければ、委員長の扱いでその資料として提示を願う。ただそれを院外に公開してもらっては困るなら困るとか、限定された方法でも何でも……

第28回国会 大蔵委員会 第11号(1958/03/07、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと関連して。あとでしっかりした質問はしますが、今の税の問題に関連するのですが、当時、個人でそういう財産を持っておったのが、今度返還するのに個人でも二億以上だろうというような評価のものがありますが、財産税等がかかったはずじゃないかというように思います。それは財産税はかかっておらぬでしょう。その当時は接収されておったから、保留か何かしており、今は財産令はない。そして直接の返還の場合に税の対象にはならない。こういう点はどうなんです。
【次の発言】 それについての意見は後日に譲って、ただ単に関連してもう一つ質問しますが、そうすると、猶予されておったものは二十一年当時に遡及し、そ……

第28回国会 大蔵委員会 第13号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと関連。それで今その出す資料というのは、今ここにかかっておる法案が通過した四月一日以降から出せると、こういうお話ですが、こういう税の関係は、マル公に関係してわれわれも関心を持っていることですし、法案自身の審議の対象として必要だと考えるので、そういうことでなしに、法案審議に関連して提出していただけますか。
【次の発言】 しかしそれがなければ、この減税するのが妥当であるか、この程度が妥当であるとかないとか、消費者の立場、あるいは酒造家その他製造工場の立場に立って判断することはできない。何であなたたちは、私らに判断して、審議を促進せいというのですか。

第28回国会 大蔵委員会 第15号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この船体の特殊保険並びに漁船乗組員給与保険、これは現状としては拿捕されることを予想して加盟しておるのが全部であって、その他の場合を考えて一般的にこれに入っておるというような組合員はございませんか。
【次の発言】 そうすると、特殊保険というのは拿捕だけのことですか。
【次の発言】 そうしますと、これは、政府としては奨励しているのですか。全く任意に自由にやっておるのですか。加入するように奨励しておりますか。放任しておるわけですか。
【次の発言】 先ほども計数を聞いた場合には、危険海域で拿捕されたもののうち、この保険に加入しておるものが少いように聞いておったのですが、もうほとんど全……

第28回国会 大蔵委員会 第20号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これは二十九年に参議院でもわざわざ特別委員会を作って、われわれ出てやったのですが、その当事一番内容的に問題が大きかったのは、農業改良普及員に対する給与の国庫補助、これを打ち切るということ、これが非常に問題になって、当初から削除になった、そういう必要がないという大蔵省側の意見、ところがその後、現に農業改良普及員制度のために、食糧増産なり農家経営の向上なりということが著しいものがあるということで、国も地方もこれをもう認めている。その後ううもぎゃあもその問題についてもう触れない、触れないどころか、その効果を認めた、そういうことさえも実はあったのです。ですから、単にあの当時、今でもそ……

第28回国会 大蔵委員会 第22号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 議事進行。はなはだ質問中であれですが、速記を……。

第28回国会 大蔵委員会 第23号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 税法の質疑に入るに当って、酒税法の一部を改正する法律案につきまして、昨日来の経緯がありますので、二、三点お伺いしておきたい。  第一は、衆議院の段階において衆議院大蔵委員会が、社会党並びに自民党共同提案になる付帯決議を付してこの法案を通過せしめる旨を決定し、本会議もまたこれを議決して本院に送付されておるのでありますが、その後、いろいろな情報が伝わって、衆議院におけるいわゆる通例院議と称せられる付帯決議が、政府あるいは自民党においてその執行に食い違いが起るような可能性のあるお話を間々承わったのであります。それ以来、当委員会も、そのあおりを受けて運営の円滑を欠いたということは、ま……

第28回国会 大蔵委員会 第24号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 酒税法の一部を改正する法律案についてでございますが、一昨日私は内容に立ち入っては御質問申し上げませんでしたが、と申しますのは、この法律案には衆議院において付帯決議が付せられ、その付帯決議の趣旨が政府側において尊重されるものかどうか、その点について懸念を持っておったから、一応留保しておいたものであります。しかもこの院議の問題は、事、他院に関する問題でございまするから、他院の院議尊重に関して政府との意見の調整の上において、一昨日の白井政務次官が代表して政府の見解として述べられました立法上の減税措置と、それから行政上の小売価格の値上げの問題というものが、一昨日の答弁通りになるものか……

第28回国会 大蔵委員会 第26号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと都合がありますので、質疑は次回に回すことにお願いいたします。

第28回国会 大蔵委員会 第27号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 森議員が生産部長や農林省組合課長の考えはどうだという聞き方をなさったので、どうも工合悪いと思っていたのですが、こういう考えというものは法律を通すに当って、その建前として聞くことなんですから、白井政務次官は政府を代表して出ておって、各省なり政府機関の一説明員に説明させて、こうする、ああするということをだまって聞いておる。常日ごろ、いつも私は口やかましく言うことなんですが、めいめい勝手なことを各省で言うようなことは聞きたくない。しかもこの法案審議に当っては、説明員の説明を聞いて、それが本物やらうそなものやらさっぱりわからない。まあしかし、森さんそれでもけっこうだというので聞いてい……

第28回国会 予算委員会 第13号(1958/03/17、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は、前回の委員会に、たまたま出席いたしていませんが、本日佐藤説明員の岡田君に対する御答弁を聞いておつて、私は判断に、個人として迷う。ほんとうのことを言っているのか、うそのことを言っているのか判断に迷う。それじや、その前提として、たつた一つ佐藤説明員に聞いておきたい。  一昨日、この問題が、当委員会で起つてから、佐藤説明員は、上司とこの問題について積極的にあるいは消極的に、どうせられていいか御相談になり、いろいろ御協議をなさるということがあったかなかったか、ここへ出てくるまでにあったのか、なかったのか。原君、黙つていなさい。よけいなことをわきから耳打ちされると、私は、またその……

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 劔木さんの質問にまた関連してです。
【次の発言】 先ほど矢嶋委員並びに剱木委員からお話のありました、中学高学年におけるコース制と申しますか、そのやり方については、私も、矢嶋委員並びに剱木委員同様、体験を持つものとして、断じてこれは慎重なる扱いをすべきであろうということを申し上げたい。学校制度の沿革からいっても重大でありますが、今日の中学校は義務教育であれば、やはり教育の機会均等の理念が貫かれなければならないと思います。それを、産業界の要請等によって、そういうコース別に分けて、一つの将来を規定するような、青年前期の諸君の将来を規定するような、そういう片寄った教育をするということ……

第28回国会 予算委員会 第15号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は岡田委員の質問に関連して、もっと質問したいことがあるのです。  先ほど来お伺いしていますというと、いろいろ話が理屈張っておるからこういうことになるという大臣のお話しでしたから、私は佐藤審理課長、この方にお尋ねしたいと思うのです。あなたが五時半の出航なのに、五時ごろ、あるいは五時過ぎにその情報を受け取った、そうして直ちに出先の方に指令を与えた、しかも相手方に対して本人がどういう方であるかということも伺いもせず、急速にそういう措置をとった、しかしその情報先は職務上の秘密で言えない、こういうことであったようでありますが、職務上の秘密だから言ってはならぬ、当委員会に出て言ってはな……

第28回国会 予算委員会 第16号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は、もっぱら地方行財政一般について質問するように言いつかっておりますので、主として自治庁長官にお尋ねしたいと存じます。  自治庁長官の昭和三十三年度地方財政計画に関する提案の内容、説明要旨を見ますというと、その骨子として、四点あげておられます。  第一は、地方交付税の税率を引き上げ、既発行地方債にかかわる公債費問題の恒久的解決をはかる。  第二は、地方税負担の最小限度の合理化をはかるほかは、できるだけ自主財源を確保する。  第三は、一般財源の充実とも相待って、一般会計における地方債の発行額を減少する。  第四は、できるだけ行政水準の確保をはかる。  こういうことになっており……

第28回国会 予算委員会 第21号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。どうしてもはっきりしませんので一言だけ。
【次の発言】 今日、もう教科課程の変更そのものについてとやこう言うことは、他日にその批判は譲って、触れません。要するに一週二時間程度の増減が、結局進学を希望する父兄が、高等学校の入学試験内容等から見て、どうしても増になっている英語、数学を重点的に、必修ではないけれども、選択科目だけれども、やりたいという希望が起こる。それから都市あるいは同学年多数学級において、学校経営上、教員数の都合等から言うて、どうしてもその希望と合致せしめて、進学組並びに職業組とを編成替えをする方が能率的である、教育効果が上がるということをどうしても考え……

第29回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1958/09/25、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 最近の朝日新聞紙上等で、先般国会を通過しましたたばこ耕作組合法に基く耕作組合の設立について、幾多の問題点が出ておるようです。あるいは業界紙その他でも、方々で進捗の状況なり、またそれに伴ういろいろな問題が出ておるようです。   そこで、衆議院の大蔵委員会なり農林委員会等で、最近論議せられた問題点も参酌しながら、この当面の具体的な事例として岩手県東磐井郡におけるタバコ耕作組合の設立の動向について、公社側の所見を承わりたいし、ひいては担当の大蔵当局の御意見も承わりたい、こう思うのです。  一般の同僚各位にはちょっと御理解がいかないところがあるかと思いますので、概要だけ申し上げますと……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 農地局長の先ほどのお答えで恒久対策の問題ですが、これは大臣が来てお答えになっていただければ一番いいのですが、結局先ほどの質問にもあった通り、現在の農地関係の財政投資を新たなるこういう事態についてふやさなければいかぬ、そのワクの中で旱害対策というようなものに持って行かれたら、今やっておる他の事業の方が縮小される、あるいは繰り延べになる、こういうことをおそれる。それで、局長の方の事務当局の考えとしては、やはり予算の増額と申しますか、そういう方向でいくことは当然でしょうが、少くとも、その際に現在やっている国営、県営、それれぞのダムの建設なり、あるいは農業水利事業なり、これをタイミン……

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 くどいようですが、私わからぬから赤カビの問題でまた尋ねますが、どうも疑問があるとかいうことではっきりしたお答えがないようで、今後研究して結論を出すということで、要望が出ておるようですが、減収とみなさないということは、じゃ赤カビの発生した麦の生産というものは、これは使用目途は何で生産したことになるのですか。
【次の発言】 食糧生産ということでやり、しかも減収になるということで天災法並びにその他の融資援助の対象になるべきものは、損失があるということで対象になるでしょう。損失とは何かというと、商品価値がないということです。ところが、食糧庁の方のそれは、商品価値がないということでこれ……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 前に話が出たかと思うのですが、実は地方でいろいろな問題を聞くのでちょっと質問してみたい。一例を福島県にとりますと、製糸工場で、二割制限がずっと続いてきておる。ところが本年において春繭の収納数量というものが八十万貫もある。これは昨年から見ると三十八万貫もふえた。それで二割操短ということは実際上非常に困難である。設備人員を減すにしても完全にそこまではいき切れないという状況である。そこで生糸の生産費、一俵標準価額にして五万三千何がしのものについて七千円ぐらいの経費増ということになっておる。そういう中で今後最低価格繭価千四百円ですか、これで購入してやっていくということそれ自身が現在困……

第29回国会 農林水産委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 企画庁にお尋ねしますが、二十六年の答申に基いて、各省の関係を調整して、水質汚濁防止法案を去る通常国会に出したいと思ったが、残念ながら出しかねた。最も大きな理由は何ですか。それができなかった理由は。
【次の発言】 あなたに言っても、それは無理なことですけれども、二十六年、吉田茂内閣時代から、内閣が何世代か変っておる。その間大いに考究、検討せられて、なお意見の調整ができないということは、結局、各省のなわ張り争い、権限争いを企画庁としては調整しかねた。力がなかったんだということなんですか。
【次の発言】 午前の御説明では、次の通常国会に提案したいということでしたが、自信おありですか……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連。今の秋山委員の経過的な問題についての質疑を承わっていると、どうもわれわれわからない点がある。それは、その二千百万枚というものは、三十三年度に輸入せられる一億というワクがあるということを前提として問題になっておるのか、そうでないのか、この点がどうもはっきりしない。  それから第二の点としては、需給調整の委員会の意見が出ない、出ないから農林省の意見を尊重して通産省当局は輸入をきめた、こういう御意見なのですが、この点も農林省の意見とは違うので、納得いかない。われわれ国会の立場で、国民を代表して、皆さんにお尋ねしているのは、通産省がどうであるとか、農林省がどうであるとか、そんな……

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この前も再三伺ったのですが、基本料金の問題、ところが今のお話を伺ってみると、この二十五億の金が国鉄の経営上ほしいのだということにあるのか、こういう社会政策的な割引は不当であるからこれをならしてやっていかなくちゃいかぬという筋合いから問題が起っているのか、どうもその点がはっきりわからない。どっちもからんで、甲といわれると乙と返事をし、乙といわれると甲と返事をする。これではどうもわからないので、端的に金がほしいのか、理屈がほしいのか、はっきり話してもらいたい。
【次の発言】 この公共政策的な、今例外措置と言われておる引き下げ率は総裁の固有の権限として、これは独立して告示するなり何……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1958/09/11、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 企画庁は来ていますか。
【次の発言】 私も、あとで勉強する都合がありますから、きょうは端的な御質問だけにとどめて、あとの案件に移る都合もあるでしょうから、簡単にしておきます。  それで問題は、各種の公共事業その他のために農地がつぶれ、あるいは転用されるという問題があるわけでありますが、概括してそういうことで従来年間住宅の敷地その他も含めて農地が年々つぶれていくという点が大きいと思うんですが、そういう御調査は、農地局の方できちんと分類してできておりますか。
【次の発言】 それで、農地局としては、いろいろそれについての長期計画等も見られて、十分事態を看取するということでおられると……

第30回国会 大蔵委員会 第3号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 わざわざ、われわれの要請によって現地を調査したということは、大へん御苦労でした。しかし、今聞いているところから、またあなたが調査をした状況は私も調査したのですが、それによってみると、私が要請したような行き届いた調査には、まことに欠けるものがあると言わなければなりません。と申しますのは、私は、発起人各位はおろか、各地域における各階層の耕作農民の声を聞くべきであるということを言っておるのですが、あなたは、単一組合を望む発起人の意思だけを聞く会合を持ち、単一を望んでおる藤沢における一地域の組合の様子や、あるいはもう一ヵ所八沢北部の、単一を希望しておる地域だけを二ヵ所選んで調査をして……

第30回国会 大蔵委員会 第4号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私、大臣が出て行ってしまったので、きょう質問しようと思って準備して参りましたが、大臣が退席したので、事務的なことはもう十分前回から聞いておるので、聞く相手がいなくなったので、質疑は留保したいと思います。
【次の発言】 それでは、総裁おいでになっておりますから、くどくど再三当委員会で話しておりまする千厩地区の問題について、ただいまの御発言にもありますように、公社側としては、こういう紛糾と申しますか、混乱は、社会党がやっているものではない、あるいは党利党略それぞれ相争っている問題ではない、その地域自体に起っている耕作者自身の、組合結成にからんでの幾多の意思の不統一と申しますか、混……

第30回国会 農林水産委員会 第3号(1958/10/03、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。ほんとうにそうですか。農地のことに関すると、県知事から農地局長、いわゆる農林大臣の方に直接書面をもってそれを出してくるんですか、今言うように。そうしてこのことがきまって建設省の方に回るんですか。逆じゃないですか。それは県知事から建設大臣に出て、農林省所管の農地のことに関すれば、建設大臣は意見を付して農林大臣の方に回し、そうして農地局長が局で実際予算上の措置をとり、予算が不足であればまた新たに予算を要求するとか、必要を認めなければボッと、こういうことだけになるんじゃないですか。そのことが一つと、それからもう一つ問題になる点は、そもそもは道路の問題は建設省なんです。けれ……

第30回国会 農林水産委員会 第4号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連。今の大臣の御答弁は、聞きようによればなるほどなというように聞きたいところですけれども、あなたがこの前の国会以来御主張なさったことからいえば、よほどいわゆる自主性が押されたと申しますか、考え方が後退してしまったというふうに私、聞き取るのですが、いや、断じてそうでない、大臣就任以来の方針は変らぬ、そう言えますか。今後実勢価格の推移を見て、新しい価格にだんだん移動していくということは、結局政府が積極的に手を尽すのではなくて、それぞれ犠牲を負うものは犠牲を負う中に、自然安定する線を政府としても安定価格として持っていくという、だれがやっても、どんな行政官なり大臣がやってもやれる安……

第30回国会 農林水産委員会 第8号(1958/10/22、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。こういう議論に入る前に、私は全然この問題にタッチしておりませんので、はなはだ恐縮ですが、東京都知事の方を代理して佐藤副知事の方から聞きたいのですが、それは使用料を増徴することでこの問題を処理するということは、はっきりわかっているわけでありますが、この条例改正について都議会に提案した理由は、どういう理由になっているわけですか。
【次の発言】 いや、私のお尋ねしているのは、一億が不満であるとか不満でないとか、そんなことはどうでもいい。そうでなくて、都知事として、規則としてこの増徴をきめる、増徴言わなくてもいい、千分の二・五を千分の三・五とするというその規則を改正した理由……

第30回国会 農林水産委員会 第9号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 政務次官にお尋ねしますが、この農林省設置法第三十四条による調査会、審査会、審議会等は相当数ありますが、大部分は法の根拠があって、付属機関と申しますか、そういうものを持っておりますが、今も千田委員からお話のような点もありますが、こういう審議会等については、政府並びに自民党としては、極力これを縮小して整理するというような話もあるように聞いておったのですが、そういう考えは政府には今なくなったわけですか。あるいは、そういうことを検討するというような動きも事実はなかったのですか。
【次の発言】 経済局が事務的に所管しておる審議会、審査会はどの程度のものですか、一つお述べ願いたい。

第30回国会 農林水産委員会 第12号(1958/10/31、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 養連の方でも検討したんだから、その数字はのんでいるんじゃないか。

第30回国会 農林水産委員会 第13号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 補足説明があったので、それに関してだけお尋ねしますが、六ページにあります三十二年度の夏秋蚕、この生産量は掃き立て箱数は幾らでこのぐらいの生産になったのですか。
【次の発言】 ことしのそれは幾らですか。
【次の発言】 前年度の掃き立て箱数は、これはやみのものが入っていますか。
【次の発言】 じゃ、本年、業界からどれだけ掃き立てたという説明を農林省は受けていると思うのですが、その数字と、今この六%減とか九%減とか言っている数字とは同じものですか。
【次の発言】 全養連から出ている数字は幾らですか、本年のですよ。
【次の発言】 それは政府が勧めて、二割減産ということで割付使用したも……

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ただいま委員長は、豊田君が総理不出席のままで質疑を続行するということであるならば、質疑をさせたい、こういうことで、一方的に伊能君の動議の内容について賛意を表しておられますが、その前段に委員長がおっしゃっておられることと、後段におっしゃっておられることとは、非常にこれは矛盾がある。豊田君個人の問題ではない。今や、かかって当委員会と総理大臣の問題になっておる。行政府との問題なんです。委員長は、国会役員として、その点十分腹に置いてお考え願いたい。まことに遺憾だということを再三申しておられる委員長としては、重大な総括質問の際に、総理への質問がないにしても、総理にかわって関係大臣が答弁……

第31回国会 大蔵委員会 第14号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私も、じゃあ一つ例をあげて、どういう支払い関係になるのかお尋ねしたいのですが、ここに出ておるのを見ると、二級国道ですが、大船渡・本荘線、これが関連事業でやられるようですが、このダムは石淵ダムだと思います。ところが、石淵ダムは数年前にもう完成しておる。それなのに、このダムにこの二級国道がなぜ関連事業として成功しなければやっていけないのか、この理由をまず承わりたい。
【次の発言】 湯田ダムですか。そうすると、湯田ダムに関連して、五千六百五万円の三十四年度の仕事ですか、その道路は道路特別会計の方とは関係がございませんか。
【次の発言】 それで、この多目的ダムの特別会計と道路特別会計……

第31回国会 大蔵委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと、今の質問に関連してお尋ねしますが、過去の衆議院の意思として報告されたことが了承になって、その報告の内容は、この接収ダイヤモンドですが、接収貴金属の処理方針という一つの大綱が報告になって、国会の意思が――意思と申しますか、結論を得た。あとは望ましい議員立法なり政府提案の立法措置でこの処理方針が生かされるということが、やはり国会の意思であったろうと思うのですね。ところが、大蔵大臣のさっきからのお話ですと、全部国に帰属するということと一部所有権者として明確なものを返す方が適切であるということが、物量的に大同小異のものであって、国会の意思を尊重しておることには変りはないんだ……

第31回国会 大蔵委員会 第17号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。大蔵省の方へ尋ねますが、そういうふうに二円でも一般税収として、両方の税の関係からよけいとれるという措置に出たのは、納付金制度で利益の上る工場から吸い上げる金がひもつきでてん菜振興会の方に使われると、それだけではいかぬと、やはり一般歳入としてこの部分の消費の方から前年度以上にふえる方が望ましいという、何か政治的なと申しますか、大蔵省側の考え等があって、こういう二円増というような立て方になったのではないですか。全くそうでないとするなら、これはただ単にすりかえるだけで、まあ市場の問題はどう影響してくるかわかりませんが、ただ振りかえるというだけの影響で、私の勘ぐり方は非常に……

第31回国会 大蔵委員会 第23号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 そうすると、大蔵省が考えておった税関係の諮問に応じた答申ですね、織物税に関する答申は、具体性のないものが答申になったのだ。実際上技術的にめんどうな、あるいはいろいろな商行為の上から工合の悪いものを、無理やり答申したのだということになりますか。
【次の発言】 そういうふうに間違いでないとお考えになっておるならば、いかようにかしてこれを、国会の立場ではこれを実現していくという考え方の方が筋ではないか。はずすという安易につくよりは、やはり税体系全体の上からも、困難の中にも工夫をこらして実現していく、実施していくというのが筋ではないですか。

第31回国会 大蔵委員会 第24号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 三つばかりお尋ねをしたいのですが、一つざっくばらんな御答弁を願いたい。  先ほどのお話でもありましたが、衆議院段階で一生懸命これが減税なりまた法案の通過を阻止するためにお働きになっているということですが、どうしたことか成功しないで、原案のまま参議院に今日この法案が送られましたが、衆議院段階で最終的にどうにもならなくなって通過した際に、自民党との話し合いでは、参議院でどういうふうにするというお話し合いを承わっておるのですか。ざっくばらんに……。
【次の発言】 自民党の山本理事に伺いますが、そういう話が党首脳部の方からあなたのところまで伝わってきておって、十分理解されておりますか……

第31回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1959/06/19、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 結局、課長さんのお答えは、それ以上のことはできないと思うのですし、新しい大臣も出てくることですし、臨時国会もあるし、次の調査も出てくる。そういう機会もあって、政治的な考慮をするならするという結論を得られるでしょうから、そのときにあらためてまたお伺いすることにして、事実関係はわかったから、この程度にしてどうですか。
【次の発言】 それで私も要望だけしておきたいのですが、さっきからお話がありました天災融資法の諸条件に該当しない、金額的においても現在は七億円程度、従来の例で言うと三、四十億円に対しての融資が、最低で四億五千万円と言いましたか、その程度だというのですから、今後のその後……

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと関連して今の漁業協同組合で、いわゆる漁業家といわれるような方と零細漁業の方とごっちゃになって一つの組合を運営しておる点にいろいろ問題点のあるのと同様に、いわゆる漁村といわれる地方では、一方麦等を中心とする畑作と一本釣りというような形の半農半漁、こういう漁村が非常に多いのですね。そこでは一方には農業協同組合があり、一方には漁業協同組合がある。一単位の漁村あるいは漁家でいいますと、両方に加入しておる。それで両方とも不振であるという状態が各地にあるのです。こういうようなものを、漁業とか農業とかいう業種の縦ワクをやめて、農業と一本の経営を考えるような、そういう意味の協同組合と……

第31回国会 農林水産委員会 第8号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ここは外交委員会でないのですし、われわれもしろうとですから、たくさんなことをお聞きしようとは思いませんが、ただ皆さんの質問に対するアジア局長のお答えを聞くと、外交担当の当時者としては微妙な関係があるでしょうから、そう言わざるを得ない段階でもあろうということはよくわかるけれども、国民の立場で聞くと非常に冷たく聞える。それは事務的にはまとまりがあって、それはそれなりでよかろうとは考えますけれども、少くとも皆さんがおっしゃっておられるように、人道上、在日朝鮮人の北鮮帰国をぜひやってあげたいという、そういう立場から、日本国政府としてその態度をきめて、きめる限りにおいては、従来の韓国の……

第31回国会 農林水産委員会 第13号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連。だんだん質疑の過程で話を聞いて、なかなかこれはおもしろいケースだと思ってちょっとお尋ねします。この安政池は水利事業の補助ダムとして建設されるようですが、これが竣工の暁はどの程度の水の利用になるか、それからこの補助ダムに対する受益面積は幾らぐらいになるか。
【次の発言】 それからもう一つお尋ねしますが、旧部落有の土堰堤そのものを骨にしてかさ上げするわけですか。これは撤去して、別地点に新造するわけですか。
【次の発言】 そうすると、既設のダムは、新工事になる土堰堤の一部をなすという結果になるのですか。
【次の発言】 それが、今後県、部落、農林省等と協議しなければ補償の対象に……

第31回国会 農林水産委員会 第18号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私不勉強でわからぬものですから二、三お尋ねしたいんですが、砂糖の国内自給百五十二万トンを設定したということと、テンサイ糖を伸ばしていくということとは、鶏と卵の関係でいえば、どつちがどういうことになりますか。
【次の発言】 それでテンサイ糖が十年後にそれだけの生産を上げるという見通しに立つた根拠、そういうものはどういうふうなんですか、技術的な点も含めて。
【次の発言】 東北の寒冷地ビートですが、これを十年後二万トンと予想するということであれば、そうすると、十年後の予想される作付反別は幾らになりますか。
【次の発言】 あとでもお尋ねしますが、この部分は一点だけにとどめますが、寒冷……

第31回国会 農林水産委員会 第20号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 この第三種七十八港ですか、このうちの特定第三種漁港というのは、具体的には何港になるのですか、この法律が生かされれば。
【次の発言】 この提案理由を聞きますと、どうしても特定第三種漁港の指定の必要があると現実にそういうことをお認めになって、こういう法律案を御提案なさるのですから、従ってそのものさしは何々等ということでなく、政令内容になるものであつても、この法律案を通すときに確定しておいてもらわなければ不都合だというふうに私は感ずるのです。そして具体的に、どこの漁港がこの特定第三種漁港と、この法律が通る段階においては指定されるのだということは、明確になっていなければ、これは議員立……

第31回国会 農林水産委員会 第21号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 前回の委員会で私から二、三質問したのですが、やはり基本的な政府の考え方を尋ねてこの法案の処理をしたいという考えから、大臣の御出席を願ったわけですが、と申しますのは、昨年衆議院、参議院、それぞれ水産関係についての二、三の点をあげた決議案を、それぞれの院に上程し、満場一致をもって国会の意思が確定しております。その中で、三十四年度実行する運びに至ったものもあるわけでありますが、ただ、その決議のうち、第三種漁港について全国的な視野に立って漁港整備をしなければならないものについて特段な措置をせられることを、政府に強く要請している部分が、予算措置の上で、また立法関係において、三十四年度そ……

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと、質問に入る前にお尋ねしておきますが、ずっと続けてやっていいわけですか。
【次の発言】 まず最初に、現在の業界の趨勢を伺いたいのですが、昨年の夏以来大騒ぎしてきましたこの乳価問題の点ですが、大体三十三年度と申しますか、本年度のバターの生産はどれくらいの見込みに上る予定なんですか、そしてそれは生乳換算幾らですか。
【次の発言】 この百九十一万石から出る脱脂乳のうち、チーズに変っていくのは幾らぐらいですか。
【次の発言】 それで、大体現在の生産者価格と申しますか、業者の買い上げ価格の平均はどれくらいになっておるんですか。

第31回国会 農林水産委員会 第23号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私もこの事業団について二、三お伺いしたいのですが、十億の政府全額出資、これはどういうめどでお定めになったものですか。
【次の発言】 そうすると、さまざまな形で、借入金等の運用で仕事はやっていく、そうして結局想定される損失金額に見合うものとして十億円を出す、そうですか。
【次の発言】 この点は、もう少し具体的にお示し願いたいのですが、三十四年蚕期で桑園整理等による繭量ですね、乾繭なら乾繭、それが衆議院の附帯決議のように、各蚕期産繭量のおおむね二割までの繭の操作をする、こういうことになる場合には、最低価格が一応――実勢価格かどうか知らぬが、きまったものとしまして、大体三十四年度は……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっきから言っておるできるだけ早くという方は、きのうも理事会できめた、六日の日に御出席を願ってそのことをやってもらいたいということだ。従って、大臣からそれでよろしいならよろしいということをおっしゃっていただきたい。これは質問があれば何でもそつなく答える大臣なんですから、受け身でやっていこうなんていう考えでは困る。やはり方針は方針として積極的に述べてもらわなければ困る。

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 われわれの決議したことと相異なる御答弁でありますから、私はそれを是認した立場で申し上げるのではございませんが、内容がまだ不明でありますから、その点を先に質問したい。半分は国鉄が持つ、半分は国が持つということで、そういうことをおっしゃることは、国鉄営業面には、全面的にこれは廃止せられた形で収入増を考えると、こういうことでございますか。
【次の発言】 営業局長からその内容をもう少し具体的にお話し願いたい。――さっきやったですか、そんならいいです。では続けてやります。そんなら政府当局が財政措置をしないというときにはどうなります。

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1959/08/11、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 大体農林大臣のお考えはわかりましたが、国鉄当局を所管する運輸大臣としては、今日の国鉄のとらんとしておる運賃改訂についてはどういうお考えを持っておられるのか、今後どうするおつもりであるのか、端的にお伺いしたい。
【次の発言】 次に、企画庁長官にお尋ねいたしますが、この公共政策割引は長きにわたって行われてきておるものでありますが、今日の経済情勢の中で、一挙に農林物資について運賃改訂が部分的にこの問題についてだけ行われる、こういうことは、先ほども質問がありましたが、農林政策のみならず、生産者並びに消費者大衆とともに国民経済の問題でありますが、これに及ぼす影響についてはいかが御判断に……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1959/09/28、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 全然こういう事業には私わからぬことなので、ちょっと伺いますが、先ほど日通の最近の業態で一割配当を維持するために退職給与の引当金等を落しておるということですが、では、最近の日通の配当金総額は幾らですか。
【次の発言】 おそらくその一割確保の配当金総額よりは退職給与引当金ですか、あるいは法定積立金といいますか、そういうものは少いだろうと思いますが、そうですね。そこで、私の聞きたいことは、あなた方がおっしゃる平均九・九%の値上げ収入になるということですが、それは日通の場合になればおそらく五二%の取扱い高で総額が五十億をこえるものですから三十億になる金でしょうが、その金が今の状態で日……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1959/10/12、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどの説明では、応急復旧と申しますか、これはおそくとも年内にはできるということを言っておりますが、たとえば名古屋市、南陽町、海部郡特に鍋田の干拓、ああいう湛水地域について応急復旧を年内に済ますということは、具体的には湛水の排除はいつまでには必ず完了させるということですか。また、復旧というのはどの程度のことをさして年内完了といっているのか、具体的にお示し願いたい。
【次の発言】 今の御説明では衣ケ浦は大体十一月締め切る、碧南は十二月いっぱいかかる、それから海部郡長島あるいは木曾川のそれの方は不明確な部分が多い、結局十二月いっぱいでこの海部郡南部の仮締め切りが必ずできますか。

第33回国会 農林水産委員会 第4号(1959/11/10、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 畜産専業者というのと、今お話しになったような家畜、家禽購入をしたい一般農業者と、どういうところに区別があるんですか。
【次の発言】 従来同じような範疇に入らない畜産業者がたくさんある、これは何というのです、従来は農業家といっているんですか、何なんですか。従来ともに系統資金やなにかの借り入れをやるとか、一般農家という形で見られておる向きですか、そういうのは。
【次の発言】 そうすると三十万、五十万の縦割りをつけたのはどういうわけなんですか。他に農家経営上多角的な経営をやっておっても、畜産専業者同等あるいは同等以上に家畜、家禽を持っているのがおるかもしらぬ。

第33回国会 農林水産委員会 第5号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっき水産庁側の態度としては、連絡があった後に、公海の航行あるいは漁撈の権利の自由があるから、従って、各漁船に対しては制限する気持がないし、水産庁としては外務省を通じてこの種の演習は望ましくない、やめてもらいたい、こういう演習区域は。そういう申し出をしておるということですが、その態度は、さっきからの質問の経過から見ると変らないということで了承してよろしゅうございますか。
【次の発言】 このことは農林大臣も承認しておりますか。
【次の発言】 外務省アジア局の方には、その通り水産庁の態度が伝えられておりますか。
【次の発言】 外務省としては、それを外交的な配慮からその通りやはり外……

第33回国会 農林水産委員会 第6号(1959/11/13、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっきそちらの委員でお尋ねしたこの法律の適用される対象は、被害激甚地という、今問題になっている地域指定とは何ら関係なしに実施せられるものである、こういう御答弁のようでしたが、その通りですか。
【次の発言】 そうすると、全体として、七月、八月、九月の災害地域において、この法律の適用からはずれるような市町村の部分と、適用される部分とでは何割くらいになるんですか。
【次の発言】 そこで、今ついているこの法律の適用による予算ですな、事業費は大体幾らの見込みで、そうして補助助成の国庫から出る金は幾らというふうになっているんですか。

第33回国会 農林水産委員会 第7号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 時間がありませんから簡単にお尋ねいたしますが、全国で建物共済をやっている連合会はもう全部だろうと思うんですが、それは全農家戸数の何ぼ入っておるか。
【次の発言】 六百万のうちの二百万。
【次の発言】 それでこの共済の条件ですか、どういう場合ということでは風水害、火災、地震も入りますか。
【次の発言】 それらの条件で保険金額に対する掛金率が違いますか、選択して入るのですか。
【次の発言】 それで全国連合会は一律ですか。
【次の発言】 風水害等の場合、各県によって掛金額が違っても、最高保険金額は同じというような場合がありますか、ありませんか。

第33回国会 農林水産委員会 第12号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 農林大臣ないしは政務次官の御出席は予定されておりますか。
【次の発言】 じゃ、政務次官に至急御出席を願うように御手配願うこととし、それまでの間、農林経済局長に、たった一言でお尋ねしたい。当委員会は、通運事業運賃料金のみならず、公共割引その他一切の運賃料金の関係等について、運輸省あるいは国鉄当局に、再三各般の要請をして参ったのでありますが、当面の所管官庁たる農林省においては、運輸省並びに国鉄当局と、この種のことについてどういう正式な交渉を始め、また、その間どういう話の行き来があって今の時点に至ってきておるのか、詳細に御説明を願いたい。また、農林省の確定しておる方針があるならば、……

第33回国会 農林水産委員会 第14号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 いろいろ論議に入る前に、どうもけさからこの委員会の様子を見ておりますと、質問があるなら質問せいというような態度で、何ら政府の方は積極的に、この十八万円でどうしても売り渡さなくちゃならぬ、そのことによって将来の見通しはこうなるのだ、大丈夫なんだ、これは繭糸価格の安定に資することについては政府は責任を持つ、現状はかようなんだという、積極的な説明が何らない。補足説明といいながら、局長の言っていることは、全く事務的な、聞いても聞かぬでもいいようなことを答弁しているという程度のものなんです。この法律案はどうなってもいいのですか。もう少し熱意を持って、親切に御答弁を願いたいと思うのです。……

第33回国会 農林水産委員会 第15号(1959/12/18、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 前に提案理由の御説明を伺っておりましたが、昨日、内容とする一俵十八万円売り渡しの建前が現況市況によって変更になるやも知れぬという補足説明があったわけです。しかし、この補足説明を文書で求める前の段階で大臣の御答弁を見ますと、十八万円の建前はとり得ない。時価ではっきり売り渡すのだということが断言されております。そこで、重ねて質問したいのでございますが、昨日も申し上げましたが、承りました提案理由の説明におきましては、「この時価売り渡しについては、市場に不安感を与えないため売り渡しのルールを定めることとし、本年三月繭糸価格安定審議会の議を経て、申し込みに応じて十八万円で売り渡すことと……

第33回国会 農林水産委員会 第16号(1959/12/21、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 肥田さんにお尋ねしますが、直接、この法案から離れるかと思いますが、あなたの方でおやりになっておる商売の御関係から、海外市況の点から見まして、日本の生糸の相場はどの程度のところが一番輸出の伸びがある、今後においてもそういう意味で、どの程度のところに安定させることが海外市場の関係からいえば好ましいというふうにお考えになっておられるのですか。
【次の発言】 商売柄わからない方がいいわけでしょうが、近藤さんも、安田さんも共通しておっしゃっておられることは、安定法の五万俵は、わずかずつ、たとえば月五千俵なら五千俵程度売る、そして二、三万程度のそれは翌年度へ残すのがいい、こういうことを言……

第33回国会 農林水産委員会 第17号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 議事進行。お客様を前に置いて言うのははなはだ恐縮ですが、さきの前段の日程のうち、午後委員会をスムーズにやるかいなかについては、わが党として保留しておきます。理事会において相談さしていただくということは、昨晩の外務委員会におけるああいう態度がある限り、農林委員会においても和気あいあいやってきていながら、どたんばになればまたああいうことをやるということが予測される限りでは、あまり和気あいあい委員会をやるわけにはいかないというふうな声が党内に強いいわけでして、外務委員会の方のそれを午前中どういうふうに話をつけるか、それによっては協力もいたしますし、また反撥もするということはやむない……

第33回国会 農林水産委員会 第19号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 石橋証人に伺いますが、先般の参考人として御出席になって以後、当委員会が証人として呼ぶということをきあたのですが、その年実がわかったのは、あなたの方はいつごろですか。
【次の発言】 小島証人はどうですか。
【次の発言】 御両人がそういうことを伺ってから、当委員会に出るにあたっていろいろと御相談等もなさったろうと思うのですが、あるいは取引所の理事会の理事諸君等、いろいろ関係者の方々と御相談をなさいましたか。
【次の発言】 小島証人、どうですか。
【次の発言】 それから、証人喚問を受けるということがわかって以後、ここに御出席になるまでの間に、当該関係の議員の方等にお会いになったこと……

第33回国会 農林水産委員会 第20号(1959/12/25、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 討論の段階における手続上の問題から、本案に対しましては、同僚委員の清澤君から反対討論のあった趣旨の通りでございますが、こうして見ますと、多数党の支持を得てこの原案が成立する可能性が大である。従って、私は本案が葬り去られることを期待するのでありますが、討論の手続としましては、ただいま通過されまして、この法案が実施に移るにあたって、運用について、櫻井君から提案されました各会派共同作成になる付帯決議案に対して賛成の意見を述べておき、政府にも善処を促したいと思うのでございます。衆議院におきまして、本案成立に関し決議がなされております。その決議には、繭糸価格安定審議会を開いて意見を聞い……

第33回国会 農林水産委員会 第21号(1959/12/26、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 まあ私もその点を聞きたいと思ったのですが、助成することができるということであっても、金がなければできない、こういう状態になるわけなんで、どれくらいの予算措置をもってやろうとしているのか、初年度は大したことがないとしても、将来にわたってはどういうことまで構想を持っておられるのかお伺いしたい。  第二としましては、都道府県において私、しろらとでわからぬのですが、種鶏業なり孵化業なりの盛んの県は相当の準備はあるでしょらけれども、都道府県の事務にかかわるもので考えると、登録の事務とか、あるいは業者の施設、業態の立ち入り検査とか、標準鶏の検定とか各般の指導行政、あるいはまた農林省との連……

第34回国会 農林水産委員会 第4号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 もう時間がありませんから、系統的な質問は他日に譲ります。一人ずつ、一問ずつ。先に調査部の方ですが、新規や拡充の調査で、事務量がふえていますが、定員の問題はどういうことになっているか。
【次の発言】 農地局長に尋ねます。一般県営灌漑排水事業、ここの文章に書いてあるのでは「早期完成を目途として残事業を七カ年以内に完了せしめる」とありますね。残事業というのは着手されている事業の残事業ですね。そうすると、三十四年度に新規着工したものは今後七カ年まではかかってもいいと、逆にいえばね、そういうことになるようなんですが、結局、合計では八カ年でですね、八カ年で県営のそれをやろうというようなこ……

第34回国会 農林水産委員会 第8号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 簡単にお尋ねします。まず第一点は、今の団体営にもからむ問題でありますが、予算で見ますと、この農業土木事業総体としてはふえておるということですが、水系開発の面で県営事業分が特段と飛び離れて、今後において十七年くらいの残事業量を持っておるということになっておりますが、これは十七地区でこういう状態ですが、これは国営の方との関係はどういうことになっているのですか。それからこれは団体営の土地改良事業とはどういう関係になっているのですか。その残事業についてもう少し局長から説明をいただいて、大臣にお考えをただしたい。
【次の発言】 そうすると、財源がふえてくるにしましても、限られた財源です……

第34回国会 農林水産委員会 第26号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ただいま委員長のお話しになりました乳価の問題というのですか、これは、ジャージーの問題についてでありますので、一応ジャージーについていろいろな点を、時間がありませんけれども、お尋ねしたいと思います。  このジャージーを最近入れておるのは、ニュージーランドの方から入ってきているようですが、現在日本にどの程度のジャージーが入ってきておるのか、そうしてまた、それを入れる仕組みはどういう仕組みで入れてきておるのか、それが農家に手渡される場合には、どういう貸借の関係で手渡されているのか、その手続等の点も、簡単でよろしゅうございますから、お知らせ願いたい。

第34回国会 農林水産委員会 第29号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今後機械開墾とかいうようなことでパイロット・フアーム式の開墾建設事業というようなものは、過去の反省から相当いいものになると思われるので、その点は今問題ではないのですが、既入植者についてあとでもお尋ねしたいのですが、さっき同僚委員から質問があったので、関連してお尋ねしますが、たとえば私の岩手県で例をとると、盛岡近郷に岩手山麓の開拓地帯がずっとある。ここには戦後の縁故入植、満州引揚者の入植等が行なわれ、それに近農の増反入植、これがあったわけであります。ところが、現状においては集団的に入植したのではない、個々の集団の意思を持たない入植者はほとんど転落一歩寸前にある。そしてそれは奥さ……

第34回国会 農林水産委員会 第30号(1960/05/10、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっきからのお話を伺って御苦労のほどはよくわかるのですが、長官もおっしゃる通り時期が切迫しておる。そうして煮詰まったところは操業禁止区域と漁獲量の問題、うらはらの関係で何らかの形をとるという段階にあると思う。どういうのですか、今根拠地に集結してスタートを待っておる漁船規模は、何万トンの漁獲を予定して許可を受けて待機しておるのですか。
【次の発言】 それが八万五千トンが最低のぎりぎりの線で採算に乗ると申しますか、ベースに乗るという程度の規模ですか、今準備されておる漁船は。
【次の発言】 これは非常に奇怪な話を聞くのですね。その程度のことなら、八万五千トンほしいという強硬な要求の……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1960/08/10、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の質疑の過程から二つをお伺いしたいのです。一つは、開拓三法が通った、審議会で今後抜本的な対策を講ずる、その点はよくわかるけれども、非常に民主的なような言い回しで、審議会の御意見を御意見をと言いつつ、農林当局自身の施策はどこにあるのか、あれだけ開拓三法で論議した過程から、来年度予算要求は今各省で練っておる。練っておるのに、その方はその方として、審議会を九月ごろから始めてそれで十分御意見を尊重してというようなそんな態度が私おかしいと思う。わかりきっておることがある。根本的にこうした方がいいというふうに、基本問題として幾つかはただやるかやらぬかという問題にかかっておる問題なわけだ……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1960/09/07、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 伊東局長お見えになっておるけれども、ちょっとこの間、地方へ行って聞いたことで、大臣のお考えをお聞きしたい。それは、ある県のあるダムの建設等の、国営開墾で畑作を水田に転換するということの陳情があったのに、農林当局は、これは伊東局長は、農林漁業基本問題調査会等の意見もあり、四千五百町歩の水田開発、それは望ましくない、ということで押えられたということだった。そしてそれは技術的な問題やあるいは経済効果の問題や、いろいろの理由があってそういう考えであるというならわかるけれども、基本問題調査会のその中間的な意向というものによって、全国的な水田の経営規模を現状で押えていくという基本的な問題……

第38回国会 地方行政委員会 第3号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと関連。この遊興飲食税について質問があったので関連してお尋ねしたいのですが、それは二点。第一は、建前として、先ほど御説明のあったように、国と地方を通ずる三十六年度の財政計画があって、予算が確定して国会に出ておる。それで地方財政としても、減税分というのは一応もう予算策定の経過においてきまっておる。それが党との間に、政党内閣の建前だから、党との間に今日の段階でこの遊興飲食税の減税の総額が狂うような疑義が起こって、政調で審議しておるということは、建前としておかしい。そうでなくて、もしも業者団体があり、あるいは国民の要望があるなら、政府自身立法府に法律案等はその計画に基づいて出……

第38回国会 地方行政委員会 第19号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私はこの法案を見たら、賛成者になっておる。それで私の質問したいのは、自信を持って賛成もしたいという意味で――法律上の解釈は私しろうとでわかりませんから、この点ちょっと伺っておきます。  一つは、第一条の規定による「酩酊者」というのは、この法律ではっきりしましたが、警職法等にあります泥酔者というのは、文章表現をしますと、どういうものが泥酔者といわれるのですか。これは刑事局長に法務省の関係でお伺いしたいのです。
【次の発言】 そうすると、このカッコの中にあります「正常な行為ができないおそれのある状態」で、正常な行為ができない状態に立ち至る以前の状態です、これは。ですから、これは正……

第38回国会 地方行政委員会 第27号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと資料を要求しておきたいのですがね。その前に飛び出しナイフを制限したその後、飛び出しナイフによる恐喝あるいは殺傷、こういう事件の件数を調査されたものがあるならお知らせ願いたい。
【次の発言】 ついておりますか。あればよろしい。

第39回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1961/11/01、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 本日、私、警察庁当局にお尋ねしたい点は、文教委員会等でも騒がれましたが、全国的に文部省が企図した学力テストというものが先般実施せられましたが、その中で特に顕著な事例として、福岡県あるいは岩手県のような事態が起こったのでありますが、それに対して、警察当局が直ちに大観模な捜索を行なったのであります。それで、その捜索が全国的にいろいろな影響を与えるものですから、私、当委員会として取り上げて、警察当局の見解もただしておきたいと存じたのであります。そこで、どういう犯罪の容疑で強制捜査が行なわれるに至ったか、その点を明らかにしていただいて、順次同僚委員によって質問したいと存じます。

第39回国会 地方行政委員会 第9号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ですから、ざっくばらんに言うと、私は松永さんや鈴木委員がおっしゃるように、そういう意図を持つ強力な基本法としての考え方でないのだ、この法案は。逆に言えば、この字づらで見たとおり、今の各省ばらばらのものをどこかで調整するために、法的に何かの措置をもったところに、各省庁から委員としてその長を集めて調整するだけのことなんだというふうに、逆に私はそう思う、ざっくばらんに。ただ問題は、さきに内閣総理大臣が防災の基本方針を諮問する。それは案を示して諮問するのですか。それとも案なしにこれは作れというふうに諮問するのですか。その場合には、その基本方針は省庁が作るものではないから、だれが作るの……

第39回国会 地方行政委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 討論に入ります前に、昨日私の質疑中、消防庁長官という高い地位について誤解を受けるような発言が幾多あったやに記憶するのでありまして、これは委員会の権威のために、まことに相済まぬことであると存じますので、委員長におかれて速記録をお調べの上、善処していただくよう、その部分については全書取り消したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 八五四号の財政関係、この点につきましては、地方公共団体いずれも困っておる状況だと思いますので、行政管理庁等から総括的に批判が出ているわけですが、これらについては、早急に関係各省で研究してやっていける、行政運用でやっていけるということ……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 宇宙開発の問題についてですが、審議会もまあやっておられるようですが、最近大臣が所信を表明したようなことが新聞に出ておりましたが、具体的に内容とされる目標や――それについて、もう少しお尋ねしておきたいと思うんです。
【次の発言】 それでさっきも委員会が始まらぬ前に南極の調査の問題で雑談したんですが、南極の問題、あれは学術会議の発想で文部省が所管してやっておる。ところが技術庁ができて、そして所信表明の各所にもあるのですが、総合的に科学技術の推進をはかるような基本理念を持って進もうということなんで、それでまあこの宇宙開発の問題をお尋ねしたわけです。ところが今の大臣の御説明にもあると……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。今科学技術庁長官としての答弁としては、この研究所の設置個所についてはなかなか扱いかねる面もあるので、原子力委員会に預けてあるという……。
【次の発言】 検討をさせておる。検討をする長は三木原子力委員長ですね。それであなたが複数の原子力委員会にそれを預けている。それもいいでしょうが、これをおきめになるのはどこです。
【次の発言】 それで私も質問したいと思っておったんですが、この研究所に増員する理事は、これは原子力委員会の意見を聞いて内閣総理大臣がきめるわけですね。ですから、この理事の増員は、研究所の所長として当てるんだということは、原子力委員会のほうから出てきて、今政……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 予備審査いたします原子力委員会設置法の一部を改正する法律案に関連して、現行の法律についてちょっとお尋ねしたいのですが、これは大臣よりも事務当局に承りたい。第一条では「総理府に原子力委員会を置く。」ということになっておりますが、実態としては、原子力委員会の長は技術庁長官であるということですか。
【次の発言】 それはどの法律にあるのですか。
【次の発言】 だからそのことはわかったが、技術庁長官が原子力委員会を所管するということはどこに記載されているのですか。法文では総理府に置くわけですが、技術庁も総理府に置いてあるんでしょう。

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。先般もこの点伺ったんですが、今のお話ですと、原子力放射能課が恒常的に働き出す。そういう建前になると、内閣にある本部は解消されるものと思われる。がしかし、それは臨時的なものとして、期限は切っていないのであるから、今のところはわらぬと、こういうことなんですが、原子力委員会は対策の基本、ほんとうにもう純粋な基本的な問題だけを決定するわけですね。で、具体的なそれに基づく対策を立て、あるいはこれを実施面に移すということになれば、原子力委員会のその決定を受けて、それを担当する事務当局としては放射能課であろうと思うんですが、しかしそれを各省にばらまいて、そしてしかも調整をとってい……

第40回国会 地方行政委員会 第21号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 きょう委員会に出席して、初めてこの法案を見て不勉強なんですが、ただ、この法案を前向きの姿勢で出されたということについては、私めったにほめませんけれども、非常に賛意を表します。ただ、提案理由の説明その他からお尋ねしたいのですが、この法案は辺地を持つ市町村の行政水準を上げるということにねらいがあるのか、その市町村の住民の生活水準を上げる、あるいは生活環境を整備する、そういうところにねらいがあるのかはっきりしないので、この点お伺いしたい。
【次の発言】 この提案理由の説明で伺うと、電灯であるとか飲料水に事欠くとか、こういうような点が書かれておって、生活文化水準を上げるんだ、こういう……

第40回国会 地方行政委員会 第24号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今の大臣の答弁に関連して。この問題は今の法案の問題とは直接関係がありませんが、あなたは男女が勤務上差があってはならないものとお考えになっておる。非常にまあ最高行政の責任者として敬意を表するにやぶさかでない、非常に歓迎するところです。これはまた、そうあるべきものと確信します。ただ、あなたがおっしゃるとおり、現実には陰に陽に退職勧奨等によって女子の教員をいち早く四十才なり四十五才程度でやめさせることの動きがある。これは文部大臣の知ったことではない、教育委員会のやることではある。しかし、義務教育費国庫負担法の建前からいえば、国費に非常に影響があるものですから、ややもすると、文部省自……

第40回国会 地方行政委員会 第26号(1962/04/20、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 時間も迫っていますから、私は、共済組合の建前について二、三お尋ねしたいのです。ある組合は使用される側のほうで四五%なり幾らかの掛金額がきめられている。一方使用者側のほうが五六%なり、等を基準にして掛金の負担をすることがきめられている。そこで、使用者側として五六%なり五五%なりの掛金を負担しなければならないという根拠はどこにあるのですか。
【次の発言】 私の聞いておるのは、国の持っている五五%でも地方の持つ五五%でもパーセントはいかようでもいいが、使用者と使用される側でお互いに金を出し合う、持ち合うという、そういう建前の根拠は何かと聞いているのです。

第40回国会 農林水産委員会 第4号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 少し委員会を離れておりましたので、一般的な質問をしたいのですが、この暫定法による一般規定と、特例法となって次々と特例的なものが同じ法律の中に出てきますね。それで私全然数字的なことはわからんで質問するんですが、災害の特定された激甚地で、しかも事業費が政令で定める一定以上の額であれば補助率が高い、激甚でないときには、事業費は相当額政令基準に合っておっても、一般的な規定の適用しか受けられない、こういうふうなことになっておるわけですか。
【次の発言】 そうすると、旧市町村別に地域的には小範囲であっても、五万円以上のそれに当たるところは激甚地の政令指定が行なわれる、こういうことですか。

第40回国会 農林水産委員会 第5号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっとそれに関連して。大臣に対する質問ではございませんけれども、大臣御就任以来、いろいろな構想をあらゆる紙上、紙面で御発表になっておられる。最近も資本農業でなくちゃならんというようなことをおっしゃっておられる。で一貫してですね、大臣のお考えというものはどういうふうに動いてきておるのか、見きわめがつかん。一々これは質問しておってもしようのないことで、参考までにですね、農林省の官房あたりで農林大臣談話集なりなんとかというむのを、一つ年月日の順序を追うて資料として作られてわれわれに配付をし、熟読含味をさせていただいて、一体どういう点に力点があるのかということを把握できる資料にさせ……

第40回国会 農林水産委員会 第6号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 議事進行です。政務次官お見えになっているので、理事会でもお話し合いになっているかとも思うのですが、ちょっとお尋ねしたいことは、どんどん法律案が予備審査でこっちへ、当委員会にかけるようですが、衆議院のほうの本審査と参議院のほうの予備審査といろいろ勘案して、この国会は会期延長等が自由に行なわれない国会のようですが、農林省から出そうとする法案の全体の計画の中で参議院先議にする法案はない。全部衆議院先議で、この農林関係の法律案を消化するというお考えなのですか。この予備審査、本審査の関係で、衆参両院どういうふうに振り当てて農林関係の法律案を出すのですか。補足的に申しますが、私たちとして……

第40回国会 農林水産委員会 第7号(1962/02/16、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 質問に入る前に委員長にお願いですが、三十分と限定されては、この膨大な報告書の質疑はおよそ不可能なんで、機会を見て順次やっていただけるという意味でこの際は三十分と、こういうふうに了承しますが、そのとおりでございますか。
【次の発言】 唐突な質問ですが、農業の動向に関する年次報告を読んでみまして、まだ本格的に実施に、移されておらない農業基本法それ自身について検討を要するというような、そういう検討の仕方は農林当局ではやっておらないのでございますか。
【次の発言】 あとで機会がある際にこまかく御質問しなければいかぬので、本日は乱暴粗雑な質問になると思うのですが、三十六年度の報告で見て……

第40回国会 農林水産委員会 第11号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これきょう審査するということにきめたのかい。
【次の発言】 補足説明のことだから、補足説明してもらいたいのだがね。これは政務次官にお聞きするほうがいいと思うのですがね。あの、競馬法の一部を改正する法律案となっていますが、一部というのは、大部ではないのだね。ところが、この法案を見るというと、全面的な新しい法案ですね。この新旧対照の条文によるというと、もう旧文はほとんど削除、そうして新しく条文につけ加えられている点は膨大なものです。これは、なぜ新競馬法なり何なりで出さなかったのか。何でこういう必要があるのか。どういうことなんです。それでなかったら、競馬法の大部を改正する法律案なり……

第40回国会 農林水産委員会 第12号(1962/03/02、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。今お答えの方にお尋ねしますがね。あなたのほうで調査しているのは、どういう責任で調査しているのですか。
【次の発言】 そうしますと、あなたのほうの調査並びに鑑定を依頼したりして出てきた結論、これは政府側の結論ということになるわけですか。という意味は、伊東さんのほうにお尋ねしますがね、この種の問題は、水産庁としてはどういう責任と権限があるのですか。あるいは千葉県のほうは水産部になっておりますか、水産課になっておりますかわかりませんが、このほうはどういう責任と権限があるか。
【次の発言】 それじゃもう一度伊東ざんにお尋ねしますが、水産庁としては、今いろいろ問題になっておる……

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 さっきの質問のお答えで、まあ精密な調査をすればどうなるかわからぬが、大体開墾地八十七万というふうに考えておられるというのですが、それも内訳にすれば畑地水田等にできるものと、草地でいくというものと分けるのですか、そうでなくて少なくとも畑作可能地八十七万というのですか。
【次の発言】 草地の可能性は見込みとしては概算どれくらい考えられるものですか。
【次の発言】 それから過去五年間くらいのつぶれ地はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、五年ぐらいで八万五千町ぐらい見られるということになるのですか。まあ、そのつぶれ地と新規に造成される開墾地の関係とはどういうこと……

第40回国会 農林水産委員会 第17号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 わからないという立場から長官にお尋ねするのですが、この前同僚議員の質疑の過程で基本問題調査会の答申は非常にむずかしくて今後の検討をすべき問題で、あとに残されるのだというふうな御発言があったが、何かで見ると、この森林法の改正のために調査と申しますか、取り組んだのが去年の八月ごろからだということですが、基本問題調査会は一昨年の秋に方針を出しておるのですね。そうすると、われわれふしぎに思うことは、基本問題調査会にその答申を待つべく諮問したものは当局であって、そしてその道に通じておる林野庁の関係諸君も、この討議の中にはさまざまな形で入っておるから、この答申の形式が出たわけでしょう。そ……

第40回国会 農林水産委員会 第18号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 本案に出ています全国計画も地方計画も「政令で定めるところにより、」とありますね。その本文はまことに概括的な表現であるわけなんですから、政令を見せていただきたい。見出しはあるけれども、第四条が全国計画のあれですね、農林大臣のほうの……。それから地域森林計画、第五条ですね。この四条、五条の政令を見せていただきたい。
【次の発言】 ですから第四条の第一項の政令というのは、「林産物の需給等に関する長期の見通しの期間及び全国森林計画をたてるについて準拠すべき原則を規定する見込み。」と、こうある。だからその長期の見通しの期間、内容、あるいは全国森林計画を立てるについて準拠すべき原則、内容……

第40回国会 農林水産委員会 第19号(1962/03/23、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して。この造林事業の融資の問題ですが、これはやはり附帯決議にある拡大ということは、造林事業の融資の拡大ということを意味しておるという受け取り方をしていますか。
【次の発言】 それで融資のワクが不足をして繰り越しなり翌年度回しなりその他しているというお話を承っておるのですが、三十三億六千万円ということば十分要求に応じ得る金額として見込んだ金額ですか。
【次の発言】 三十三億六千万円というものの融資ワクは、内訳は見込みとして大規模な造林事業とか、農家における小規模なものとか、そういうものを内訳で考えれば、大体大筋はどういう金額になりますか。

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 まだ質問の答弁が残っているようですがあわせ答弁してもらいたいのですが、あなたの今おっしゃっているのには、採取の方法においても不十分な点があったようである、今後においてよく指導したいというような意味の御答弁でしたが、それは今後指導してはっきりしたものが出せるまでの捜査はやり得るというのですか。もう今回はだめだ、今後何か起こったときは、今度はしっかりやるということなんですか。もう少しはっきりして下さい。
【次の発言】 何言っているのだ。油の量が少ないから鑑定が十分にできなかった、わからない、多分そういうことなんでしょう。それで今後しっかりやるように指導する。いつ鑑定の結果が出たの……

第40回国会 農林水産委員会 第32号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 あとで私も内容に立ち入って質問したいのですが、関連して今の政務次官の御答弁に関してだけちょっとお尋ねしたい。要するに、こういう公団経営をやってきても、これは不始末とみなさない、他にやむなき原因があったものとして理事者の進退については省内で議論はなかった、そして新たに理事を追加すれば、この部分は解消できる、こういうお考えだったのですか。
【次の発言】 この公団は全部世銀等外資を入れている借入金で運営する公団で、借り入れの保証なり担保は国が出しているのではないのですか。公団でやっているのですか。
【次の発言】 国としては、その支払いは国が支払うもの、税金から支払うものと考えておっ……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 最後に回ったので時間がないようですが、一つ委員長、弾力性を持たれてお願いしますし、大臣もまたすわったままで時間がないからぽんぽんとお答え願います。絶対私怒りませんから……。  それで六つ伺いたいのです。一つはまず今回訪ソせられるということ非常に困難な情勢の中で取りきめを得るためにわざわざ訪ソされるということは、まことに御苦労でありますし、われわれとしましても満腔の敬意を表します。それで先般の閣議了解とかで、出先から請訓を仰ぐことなしに河野農林大臣に取りきめの一切が一任せられるというやの取りきめであったようでありますが、そうであればあるほど、大臣の職責まことに重大だと思います。……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/27、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと関連して。それにつけ加えて、合名会社なり有限会社なり、そういう会社のほうは、会社法人ですからいかなることでも定款できめればできる。それで同じ農業協同組合法で作られている法人は制限される、こう認識していいわけですね。
【次の発言】 会社を農地法の、今ここに示された点で、その事業内容を制限しておるし、制限できるというのですか。
【次の発言】 これに限られていることと条項できめられているその条項の読み方というものは、農協法で示された組合法人には、それは強制できるでしょうが、一たん出発してしまった会社に強制できますか。何も解釈が一義的にきまっていないですからね。その辺はどうで……

第40回国会 農林水産委員会 第37号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 野党側の理事との間には取りきめをしておらぬ。むろん聞いたこともないことですから、安田君は取りきめしなかったのは当然のことと思うのですが、先ほどの理事会のお話を聞くところによると、進行上について何か本日中に質疑を打ち切りたいような意向が委員長かどなたからか表明されたということを聞いたので、私はなはだ失礼でありましたが、安田理事を難詰したのです。少なくともこれだけの重要法案を審議する過程において、関係参考人を呼んで問題点について意見を聞くことを、そういうような審議を尽くすということを理事諸君が協議しないで、そしてきょう中に質疑を打ち切ってしまえ、未熟の問にそういうようなことをおや……

第40回国会 文教委員会 第11号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 文部大臣にお尋ねしたいんですが、六・三制における小・中・高、その上の大学までの学校教育制度の中で、こういう近年の状況を追うて見ますと、高等学校というのは、いわゆる高等普通教育と言われておりますが、現在、国民として高等学校教育を希望するという側が非常に多いわけですが、これが試験制度で選抜せられて、一定以上の者しか高等普通教育は受けさせない、あとは他に職を求め、それぞれの社会生活を営む、こういうような形になっておるんですが、大臣の遠大な理想からいえば、現状以後における高等普通教育というものは国民の前にどうあったらいいか、これもお考えの点があったら所見を承っておきたい。

第40回国会 文教委員会 第12号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私も簡単に大臣に、何か決議が出るらしいので御所見を承りたいと思います。  今の質疑の過程を承っておると、文部省として、まあ従来かつてないようないろいろな前向きの御努力が願えることは、これは日本の少年、児童にとって非常にしあわせなことだと考えます。ところが養護教諭の場合についても、一つの計画の最終的に仕上がる時期というものは、小学校では十二学級、中学校では十学級、そうなれば、小学の定員から考えると六百名内外を一人の養護教諭が扱って、健康管理から保健教育からやるんだということです。ですから、これについてはやはり文部当局としてはそれで十分だというふうには考えられないだろうと思います……



各種会議発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 建設・地方行政連合委員会 第1号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 それで段々話が分つたのですが、これは結局口汚い話になるとお叱りを受けるかも知れませんが、第五條、第六條によつて国からの金の援助が欲しいという限りのこれは法案であるというふうにも考えられるのですが、この点如何でしよう。
【次の発言】 それでは逐次伺いますが、行政措置の上でも手続きですか、内閣総理大臣が国会に報告をしなければならないということになつておりますが、この内閣と京都市長との関係、京都市長と京都府知事との関係、これらはどういうふうになつておるのですか。
【次の発言】 そうなるだろうと思つて伺つたのですが、京都府知事が財政的に援助しなくちやならない部面において義務を負うとい……

第8回国会 厚生・文部・地方行政連合委員会 閉会後第1号(1950/11/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 市川さんにお伺いしたい。先ほどからお聞しておりますと、特殊な営業は一般の営業と違つていろいろ弱味のあるように聞き取れるのですが、例えばあなたのほうの地域で、こういうことを終戰後再出発される場合に、建築の願いを出し、或いは営業の願いを文書で出せば、そのまま文書上手続が成立てば許可、認可になるというようなことではなくて、いろいろ警察或いは当局、或いは区の理事者と或いは地域の方々の了解を求めるというようなことをしなければ、なかなか目的達成ができないというふうに考えられるわけですか。市川さんのほうで終戰後再出発されます場合に、やはりそういうようないろいろな了解を得るようにお話になつた……

第8回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して事務的なことをお伺いしまするのですが、資料の(2)の二十三頁、今夜で先渡しした平衡交付金は二十四年度の配付税額と、それから従来の国庫補助金の全額を渡したということにたつておるのですが、これは二十四年度に渡した通りなまのまま各府県に渡したのでしようか。
【次の発言】 そうしますと、今後あと残つた四百幾億という残りの部分は税の状況を見て、財政委員会でそれぞれの予算費目で單価を出して交付する、調整するための金に充てるというふうに考えていいのですか。
【次の発言】 その最後の言葉でございまするが、従来ならば比例配分でもよかつたでしようが、今度は全体配分になるわけで、やり過ぎて……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第1号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私は地方行政委員の立場から連合審査の場合には成るべく発言を控えるということで自粛自戒しておつたのですが、その地方行政委員会のほうの取決めの内容についてだけ事実を卒直に他の委員会のかたがたに申上げて御了解を得ておきたいのですが、委員長の押付けであるとか、或いは堀先生の今の話であるとか、こういうふうな点は少しく経過としては違つておる、そういう強硬なものではないのであります。と申しますのは連合審査をします際に飽くまで原案として委員長から諮られたものは、二日くらいにもう切上げたいということであつたのであります。それを少し話合つた結果二日半、まあ半くらいということだつたのであります。そ……

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 これからお尋ねいたしまするのは、全く素人でありますので、認識を深めたいと考えて質問しますのですから、関係当局から率直な御答弁を願いたいと思うのであります。それはこのモーターボートに関する各種のエンジン等に関するいわゆる造船という方面における工業において、実験研究は国においてどういうことをやつておるのであるか、又当該会社等においてはどういう向上のための実験研究をおやりになつておるのであるか、この施設、年間における予算等を承わりたい。それと関連しまして、第一章の総則第一條にある目的が、或る種の賭の形で賭博の形式でこういう競走を行わせることが、こうしたことの向上になるということが私……

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第2号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほど来お伺いしていますというと、なかなか政府委員は専門的な知識を傾けてと言いますか、非常に断定的な結論的な御意見の御発表があつたのでありまするが、少くともシヤウプ勧告に基く地方行政調査委員会議の結論というものは、内閣或いは国会に対して勧告されておる案であつて、これについては我々関係大臣から承わつておりますと、慎重検討の必要があるというので、研究中であり、未だ結論を得ないという非常に慎重な御答弁があるのであります。然るに政府委員である皆さんがたから、非常にまあ何と申しますか、強い、聞いておりますと印象的には反撥的な御意見を承わつておるのでありまするが、これは只今まで承わりまし……

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第3号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私はこの前の連合審査の場合も地方行政の立場からいろいろ質問をしたのでありまするが、本日は大臣、神戸委員会議長等の御出席もありますので、繰返し基本的な問題について御質問したいと思うのであります。即ちシヤウプ勧告に基いて神戸委員会ができまして、この国と地方との事務の再配分に関して多大の日数をかけて勧告があつたわけでありまするが、政府は今国会提出の法案等については事務再配分の問題は現状のままとして、内閣における基本方針の決定を待つて次国会以降漸次勧告を活かして行くやに伺つておるのでありまして、その点は我々も一応了とするものでありまするが、併しもう明らかになつておる、もう自明の理であ……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第2号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 昨日も地方行政委員会におきまして法務総裁に対して質疑をしたわけでありますが、私昨年当選して参つた議員で、第一回国会における警察法の審査の過程について十分承知しておりませんので、警察制度の根本的な当時の考え方と、今回警察法の一部改正をするに当つての考え方とが変つておるのかおらんのか種々説明をお願いしたわけでありまするが、そのあとで第一回の国会における警察法の改正にからむ委員会の審査記録を見てみますと、やはり昨日私のみならず同僚議員も疑問をしました警察の民主化そのものが地方分権にあるという趣旨に基く自治体警察を中心とする問題がどうもはつきりしておらんのであります。そこで今回当時の……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第1号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 それに関連してですが、これは専門員にちよつと見解を伺つて置きたいのですが、私たち国会の委員会が意見書を受取つた。それでこういう数字を、正当性を主張せられる。ところが国会の予算審議の裏付けとしての資料は、大蔵省から出た資料である。それで大蔵省から出た資料が正しいものだとして国会に押付けられるわけでして、この場合に地方財政委員会のこの意見書はいわゆる意見書なので、第二義的なものです。国会において正規に取扱う段になれば、第二義的なものであろうかと思う。そうすればこういうふうなもう一つの問題について、西郷委員が指摘するように数字が違つており、而も地方財政委員会は政府の一機関であるはず……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 閉会後第1号(1951/07/23、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 選挙の手続を省略して仮委員長において指名せられんことの動議を出します。
【次の発言】 資料の問題とは少し違いますが、全国の町村長会或いは市長会、知事会等、各地方団体関係の機関で、財政上の諸問題を決し、陳情請願等をしておる向きもあるやに考えておるのですが、従つてこの関係機関の事務当局者くらいにはこの期間中自分たちの言わんとする資料を持つて、ここに出席するように御手配をお願いしておけば、問題は具体的な問題に発展するのではないかと考えますので、そうお願いしたいと思います。
【次の発言】 その御説明に関連しまして、内閣を通じ参議院のほうに出ている五月二十八、九日頃もらつています地方財……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 閉会後第2号(1951/07/24、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどの山本さんの御説明ではどうもわかりかねる点があるわけです。地方税の方が二百億も殖え、雑收入が百億も殖えておるわけですが、修正後におきましては……、それで相馬君の質問に答える場合に、3の歳入に関する調べの中の、どの項目、例えば都道府県税における事業税でもよければ、市町村の普通税における市町村民税でもいいのですが、当初推計額というのはどういう基礎数字を以て捕捉したのであるか。それが修正されも場合には中間的な統計等の資料を集めて考えたら考えたというようなモデル的な計算の方式について一つ的確に御説明願つておきたいと思うのです。ただ数字だけ並べられても全然どうして出て来たかわから……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 閉会後第3号(1951/07/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 都道府県をどう見ておつたか、その資料が出なくちやわからん。
【次の発言】 先ほどから白石さんにお伺いして、大蔵省が出した問題点というのを考えて見ますと、結論としては千百億円という平衡交付金で財政収入から睨み合せて行けば平衡交付金は間に合うのだと、ただそれを府県、市町村の配分の仕方を操作すれば大体行くんじやないかと、こういう結論になるようでありまして、而もその前提となるものは、税収が増になつておる部分の比較だけが多い。支出のほうでは地方公務員の給与が国家公務員より多過ぎるようだからこれを何とかしなくちやならん。それから警察関係において、何か余計な支出をしておるようだからこれを何……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 閉会後第4号(1951/07/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 昨日白石主計官からお伺いした程度を越える本日の御答弁というものは今後如何ほど御質問申上げても私はそれ以上に出ないだろうと思う。と申しますのは、先ほどから水掛論になるということを肯定するといつた向きの御発言もあつて、何か率直に聞いておりますと、数字、計数等を十分に知らすことなく、一、二の例を挙げて検討を要するということは、持てるものの強みで、持てないものに文句をつけておるというふうにも私ども聞こえるのです。それは無論主計局長としては中央の財政と地方の財政と見合せて、国のそれを見ておる責任者として全体の上に立つてあるべき対策というものを考えて、その考慮の上に御発言になつておると思……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 閉会後第7号(1951/08/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 午後に文部大臣に質問する都合から国庫課長と地方財政のほうを扱う白石さんのほうに技術的な質問をしておきたいのですが、それは六三の学校建築の問題ですが、先ほどからお話のあつたような点から、今起債のほうで申しますと、前の單価通りで地方が計画中のものを実行して行くにしても起債そのものが六五%で切られる、その差額の部分が補正で欲しい、追加して欲しいという強い要望が出たように思うわけです。それでこの点はどういうふうに今の場合お考えになつておるのかという点が第一点。  次には、この單位が低いそのために地方は今の補助金や起債や地方財政の状態では到底これを実施して行くことができないということで……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第1号(1951/05/31、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 昨日来地方行政の委員のかたから質問したのでありますが、それに関連して質問したいのでありますけれども、地方財政委員会のかたが未だ出席がないようですから、一般的に長官にお伺いしておきたいのですが、実は過般の選挙中において吉田総理、或いは増田さんもその例から逃れるものではないのでありますが、政府の閣僚のかたがたや政府與党の幹部のかたがたが、地方においての発言等において、地方の首長が政府與党と同一であることが、公共事業費の配分、或いは事業の認証、或いは平衡交付金の増額配分等に関して都合いい点かあるのじやないかと、私はまあぼんやり申しておきますが、いろいろそういうことを地方民に話をされ……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどから地方行政調査委員会議の勧告に基いての御答弁を承わつたのでありまするが、この勧告は成るほど昨年の十二月になさいましたが、国会に対してもこの勧告があつたのであります。国会法の手続上どこでその勧告を処理するかということについて疑義があり、はつきり明文化されたものがないので、地方自治に関連しております我々地方行政調査委員会議においてこれを取上げて、いろいろ政府側の意見を伺つて今日に至つておるのでありまするが、再三に亘る自治庁側の政務次官その他責任のあるかたがたに一般的にこの行政調査委員会議の勧告を政府側がどう処理するかという質問を再三したのでありますが、その場合におきまして……

第10回国会 内閣・地方行政・農林・水産・建設連合委員会 第1号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今のお話は内閣委員会の一応議事進行上の打合であろうかと思うのでありますが、私たち連合審査をお願いする側から申しますと、大臣の提案理由の御説明がありますならば、初めて聞きます問題でもありまするから、十分これについては或る程度の時間もとつて思考した上で質問しなければならない問題もあるのであつて、一応連合審査の目安を二日間とおきめになつたということについては何ら異論はないのでありまするけれども、大方の連合審査をお願いしている委員において質問が残つておるというような場合においては、再度この連合審査の時間的な関係というものは検討をして頂きたいということをお願いして、その程度のことでこ……

第10回国会 農林・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 本日は地方行政委員会の連合審査をお認め頂いて貴重な時間を拝借する点大変恐縮でありまするが、時間の関係もありますので、卒直に御質問申上げますので、一つ簡明な御答弁を願いたいと思うのであります。まあモーターボート法案等も出て、隅田川でちよつと競走の恰好というものも見たのですが、このドック・レースは大変たくさんの発議者もおられるようですが、私も田舎者でどんなものであるか見たこともない。何にも見たこともない者に本案を審査させて、責任を持つてこれが成立を図るということはなかなか考えなくちやならん点があるわけでありますが、卒直に申しまして、提案理由の説明等も伺つてはおるのでありまするが、……

第10回国会 法務・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 委員長、答弁の前に委員長にお願いがあります。只今の問題が私たちの関心の的でありますから、地方財政委員会の責任者を是非ここへお呼び寄せ頂くようにお手配願いたい。
【次の発言】 地財委のかたや岡野さんかおいでになる前に、今のことについて私も疑問がありますので、伺つておきたいのですが、大体これが国の固有事務であつたのが、委託事務ではなくて市町村の固有の事務に移したのだから、国は財政的にも、却つて金がかかるという意向の市町村もあるが、何ら考慮する必要がないやに聞かれる点があるのでありますが、又そうでない、考慮するということであるならば、私の聞き違いでありますから、この点ははつきりして……

第10回国会 法務・地方行政連合委員会 第2号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 前回提案者にはいろいろの質問をしましたので、或る程度の認識を得たのでありまするが、ただ今回のこの住民登録の事務が、市町村の固有の事務であるような建前になつたのでありまするが、これが実施について市町村が現実にどういう必要性を感じているか、又事務上の便宜という点を中心にしていろいろ本法案を考えてみなければならんと思うのでありまするが、発議者におかれましてはこの法案を立案いたします過程において、地方市町村団体との間に意見を徴するようなどういう手続をとり、地方の意向をどういうふうにこの法案に汲み入れたものであるか、この点指摘して頂きたいと思うのであります。

第10回国会 労働・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/14、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 只今官房長官は、従来のようなメーデーは山花さんの言われるような労働祭として考えるだけのものではない。單に、まあ率直に言いますと、政治的な要素が強いということになるでありましようが、そういうようなものであつたならば、即座に今回はいろいろ考えることなしに禁止する考えであつた。こういうことを言つておられるのですが、それは皇居前の広場を使用するということを禁止する、一言にして拒絶するということでありましようか。それともどこの地域においてもそういう意図によつて行われる集会メーデーは禁止するのか、こういうお考えであられたのか。この点簡單なことでありまするから、はつきり御答弁願つて置きたい……

第11回国会 議院運営・人事・法務・外務連合委員会 第1号(1951/08/17、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 休憩するかしないかということですね。お互いに論議を重ねるなんということはまあ相当暑いせいもあるかとも考えますので、やはりちよつとお休みになるように、委員長においてすぐお諮り願います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 相当時間も経過しておりますので、本日はこの程度にして連合委員会を散会し、明日は本会議後午後二時頃から連合委員会を再開して頂くというふうにお倣いしたいので動議を出しますが、而も明日の連合委員会中には或いは時間の制約がありましようとも、大かたの委員のかたがたの総理大臣出席の要望が強いので、総理大臣の出席を要求して頂きたい。而も実際上の問題としては、政府与党並……

第11回国会 議院運営・人事・法務・外務連合委員会 第2号(1951/08/18、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 時間も相当経過しておりますし、その後において議運で承認するかしないかの本審査をする時間も頂きたいと思いますので、この程度で連合委員会を閉じることの動議を出します。(「異議なし」「ちよつと質問がある」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 未だ連合委員会では採決を以て議事進行をしたことがないので、これは各会派において一応の御了解もあるものでありますから、一、二のかたがたの御論議は何とか一つ御容赦願つて、この程度にして頂きたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第12回国会 地方行政・法務連合委員会 第1号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○小笠原二三男君 今入つて来たばかりで前後のいきさつはわかりませんが、先ほどの田縁君の供述について警察署長にお尋ねして置きたいのですが、一つは捜査課長なるものが、田縁君の勤務校まで出掛けられ、而も地区署と連絡されて出掛けられたということですが、どういう根拠によつて地区署と連絡をしたものであるか、お伺いしたい。又その点は或る事犯として連絡があつたものでなければ、私的な連絡であつて、自治体警察と国警との公式の連絡という問題とは問題は別ではないかと想像せられるのであります。従つて若しも公式な情報交換等の連絡であるとするならば、この問題は捜査課長を指揮する警察署長として、その当時どういう事件であるとお……

第13回国会 建設・運輸連合委員会 第1号(1952/04/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 今日は大臣が出席するのですか。

第13回国会 電気通信・大蔵会連合委員会 第1号(1952/06/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 大蔵委員会のほうの方々であと御質問することになさつておられるかたは幾人ございまして、どの程度の時間がかかるか、見計らつて進めて頂きたいと思います。昨日も我々の委員会は定足数のないままに六時までもやらせられた結果になつて、私、疲労困憊しておるわけでございますが、五時頃になつておりますので、大蔵委員会のほうの御意向等もあれば御意向を伺つて、そうして多数の御質問があつて適当な時間内ではできないならば、明日にも又延期してやるならやるというおきめをして、そうして逐次質問を願つて行くというふうにでもしたほうが、私は予定がたつてはつきりしていいと考えます。ただ、だらだらと、こう申上げたら失……

第13回国会 電気通信・大蔵会連合委員会 第2号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私は電通委員である立場から、大蔵委員のかたがたの御発言に讓つて控えておつたのでありまするが、最後に、この連合委員会が行われて、主なる討論の内容を聞いておりますと、連合委員会を持つた趣旨が那辺にあつたのかということが相当明らかになつたようであります。私はこれについては、連合委員会でございますから、希望意見にとどめますけれども、以下述べることについて委員長において政府側に要望して頂きたい。実は私は動議としてさえ出したい点なのです。  先ほど結局公社法の四十一條の修正にからんで論議の重点があつたことは間違いないのですが、先ほどの木内委員からの河野政府委員に対する質問の中に、大蔵大臣……

第13回国会 内閣・郵政・電気通信連合委員会 第1号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 散会することは賛成でございます。ただこの連合委員会はどういう段取りで、どういう段階まで進められるものかということについて何ら予備知識を持たないので、その都度、その都度ぱつと出て来ることは私は非常に迷惑だ。そうした問題については別途の方法を以て計画が立案されるというのならば、それでも結構でございますが、委員長においてどういうお考えがあるかお伺いしておきたいと思う。
【次の発言】 私の質問はそういうことではないのです。今日逐條審議なり、総括質はなりの割愛されることは私は賛成でございますが、ただ次回と申しまして、いつのことになるのか、或いはどういう段取りで関係の法案を各種委員会が持……

第13回国会 内閣・郵政・電気通信連合委員会 第2号(1952/05/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 実は山田さんの強い発言は本日初めて聞いたのではないので、電気通信委員会におきましても再三我々聞かされておるところなんで、その答弁を聞きましても、新米の議員である私にはさつぱり事情が飲み込めない。それで電波監理委員会の設置法なるものがいつ出て、どういう経過で今日に至つておるか。第七国会の速記を見て、その提案理由の説明を見ますというと、本日なり、或いは前回以来、今回改正しようという趣旨とは真向百八十度違つた理由を以て委員会を設置をせられようとされておる。同一内閣で途中においてたまたまこういう百八十度方向転換というようなことは、どういう考えから起つて来るものかお伺いしたいので、少し……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 議院運営・建設連合委員会 第1号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私たち議運の委員でもございますが、又他の委員でもあつて、いろいろ山積する問題を抱えておつて忙しいので、又議運の立場に立ちますと、朝から晩まで実際上は、それ議運だ、理事会だ、ということで、本当に疲れるという状態なんです。そういうときに、この貴重な時間を連合審査で大いに質疑したいということで、やつと連合審査で提案理由の説明があつたら、次会から又ということなんですが、私はできるならば、議運としてはこういうふうに他に今日問題を持つていないとき、建設委員会も他に持つていないとき、それぞれ腕を供いて、質疑せんとしておられる委員各位もあるわけですから、どんどん十分慎重に審議する時間を取ると……

第16回国会 議院運営・建設連合委員会 第4号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事の進行についてお願いしたいのでございますが、よりよく各会派でも意向がおきまりになり、或いはなりつつあると考えますが、会期末も迫つておるし、それぞれの委員会で、それぞれ多忙な事態を生ずることと思いますので、連合委員会は何度も開けるという状況にはないように考えられます。それで今日のように時間が待つて、遅くなるようなことでは甚だ面白くないけれども、まあできたことは仕方がございませんが、本日の連合委員会については、主として建設委員の諸君の質疑を十分展開して頂くように、十分な時間を取つて、議を進めて頂くようにお願いしたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第1号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事進行について。私はこの本法案を真剣に連合審査を要求して討議したいがために、発議者に本法案の成り立ちについて卒直な御意見を承わつておきたいと思います。即ちそれは、本法案は特別委員会の委員の諸君によつて議員立法せられたようでありまするが、今回の特別委員会は水害地の緊急対策を樹立するがために設けられた委員会でございまするから、融資その他緊急の対策を、政府の措置を督励し、鞭撻する一方、法を以てやらなければならない部面は立法措置として御検討になられたものと考えます。で、特別委員会の使命として、公式に立法上の研究をなされて、そうして特別委員会の委員の諸君が発議して出て来たものであると……

第19回国会 建設・水産連合委員会 第2号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 関連して私も一つ、今の部長がおつしやるようなら、私は内容は今千田君と青山君が言うた通りで何も触れませんが、立法論としておかしいじやないですか。これは国連軍のこの補償の問題に、この駐留軍の法律を適用させようというために出て来ておる法律ですね。ところが今あなたが言う附則においてアメリカ軍隊の特別損失の補償に関する法律を今のように直すということは、この母法のほうを直すということは、この法律に何ら関連のないことじやないか。何ら関係のないものを附則で直すということは立法論からいうて疑義がある、私たちとして……。それならばあなたの今の立論からいうならば、初めから日本国に駐留するアメリカ合……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第1号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 議事進行……。田中君の申出は尤もですが、この問題は将来に亙つて根本的に論議をしなければならん問題であつて、事務当局から今この際突差に聞いてみるということでなく、本問題の質疑の過程で、重要な問題であると考えますので、従つてですね、委員長先ほどから申されている通り、しつかりした質疑は次回に廻して、本日は提案理由の説明だけを聞くということで私も了承しているわけでございますが、従つて田中君においてはそうでなくて質疑を本日やりたいんだということであるならば、別途そういう提案をして頂いて、責任大臣も出て頂いて、私たちも本格的に質疑をしたい。併し委員長のおつしやるようなことであれば、委員長……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第2号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 そこで今草葉厚生大臣も語るに落ちたか落ちないかわからんのですが、只野直三郎議員の水道法案は衆議院先議であるのに、丁度これも衆議院先議でやれば両案委員会としては同時に審議ができるはずのものを、参議院先議に廻した事情はどういうところにあつたのか、この点だけ簡単に御答弁願いたい。
【次の発言】 草葉厚生大臣は旧議運の同僚として国会の運営は百も承知のわけですが、一方の院で他の法律案は本審査である、一方の院が同様種類の他の法案が本審査である、それを仮に両院がそれぞれ議決して交換し合つたときにはどういうことにこれはなつて来るのかということを考えれば、それはやはり草葉さんのおつしやるような……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第3号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 定義として理解するとはどういうことでございますか。あなたのおつしやることちよつと私よく呑み込めなかつたので……。
【次の発言】 そうしますと人口が多い少いによつて規模というものは、これはまあ大小ありますが規格ですね。規格については普通の上水道も簡易水道も規格においては変りないというふうに認めてよろしいのでございますか。それともどこか規格において或いは甲乙があるのですか。
【次の発言】 そうすると規格的に差異のないものをどういうわけで簡易水道と上水道というふうに分けられたのでございますか。
【次の発言】 それは定義によつて分けられたといえば、それはどういう理由でそういう定義を付……

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第1号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 これは自治庁とか建設省とかそういう意味でなく、政府の考えというものを先ずお尋ねしたいのですが、この道路整備費の財源等に関する臨時措置法における第三条の「税収入額」というものを「税収入額の三分の二」と読み替えるという改正をなぜ昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案と関連するものとしてこういう改正をしたかという点なのであります。と申しますのは、税収入額を道路整備費の財源としては考えるけれども、税そのものを使おうという筋合いにはなつていない。或る種の金額を設定する基準としてガソリン税収入額というものを予想して規定したこの法律を、税を譲与するということでなぜ本法のほうも改正しなけ……

第19回国会 地方行政・建設連合委員会 第2号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 只今の御説明について質問をする都合がありますので、委員長においてどうなつてるのか、尋ねて頂きたいのですが、と申しますのは、二の四十八億円を按分する問題でございますが、これは飽くまでも国の五カ年計画に基いて道路の費用として使うのだということになつているのですが、ただこの総理府令によつて係数を一・〇なり、或いは〇・八、二六・一と、こう機械的にまあ計算をして、四十八億円にびたつと合うようになるというような手続がちつともわからんのであります。それで五カ年計画のほうではどうなつておつて、そのうち本年度四十八億というものはこの係数で弾いて各府県にどういうふうに具体的な道路の改修、或いは鋪……

第19回国会 通商産業・建設連合委員会 第1号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小笠原二三男君 私遅れて参りまして質問することが或いはダブるかも存じませんが、通産行政は全くの素人でございますから、何のことを聞くようになるかわかりませんが、その点は一つ衆議院のかたにも御勘弁になつて頂いてお尋ねしますが、法案の理由として言つておる砂利採取の事業の合理的な経営の基礎を確立するということでございますが、こういう方面の合理的な経営というのは実際上どういう具体的の内容を指して言つておるのか、皆さんの希望しておる点はどういうところなんですか。
【次の発言】 そうすると飽くまでも今おつしやる通り、この法案では河川の管理上支障がない限りということで、その限りにおいてだけの法律の建前になつ……

第22回国会 地方行政・大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小笠原二三男君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 じゃ速記をつけて。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。
【次の発言】 他に御質疑もないようでありますが、本連合審査会はこれをもって終了することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさように決定いたしました。  ではこれにて散会いたします。    午後三時五十二分散会

第24回国会 建設・商工委員会連合審査会 第1号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私ちょいと出てきてわからぬから提案者にお伺いしますが、この政府保証のワクは三十一年度九億である。その九億の保証の範囲で開銀に引き受けを願っておるのは、幾らなのか。
【次の発言】 それですから、この法律に基く保証の対象として借り入れようとしているのではない、前年度である三十年度分の二億について先ほどの鹿喰さんの話は審査中である、こういうことで、ございますか。
【次の発言】 そうしますと、三十年度の分は審査中であって、ものになるかならぬかは、まず今のところは言明できない、公式にはそういう……。それがもしも、ものにならなければ、結局これは二億の分は金が足りないという結果が出てきます……

第24回国会 地方行政・逓信・建設委員会連合審査会 第1号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して……、早川さんがさっきから言っておること、私、まことに不満なんです。この政府は、低家賃住宅政策なんです。いいですか。それが、あんたが言うのでは、今、法律で義務づけてないのだ。従って地方の都道府県知事が自由裁量でやるのだ。そうしてまた、早川さんのおっしゃる方は、あまり転嫁される方は望まないのだと、それば自治体の方で妙を得た運用をしてもらいたいという意味の意向を言った。奧野君は、既設の住宅についてはもうかけないようにしても、今後どしどし公営住宅等が出てくる場合には、こういうものをきめておいた方がいい。きめておくことによって、初めから家賃にこの部分が含まれて家賃決定ができれ……

第24回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第2号(1956/04/04、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 先ほどの御説明にもございましたが、当時の内閣に置かれた教育刷新審議会の討議の過程あるいは国会の審議の過程から見ても、憲法、それから導き出された教育基本法、それによる学校教育法、この学校教育法を維持する底辺としての教育委員会法、これは一貫した一連のつながりのある法律あるいはそれに基いた制度であるというふうに私たちは考えておるわけです。ところが先ほどもお話がございましたような俗称教育委員会を改正するという形が、教育の独立執行権と申しますか、国民に直接責任を負うという立場を失う、本質を失う、公選という姿が取り除かれる。それがしかも便宜的に政治的に取り除かれるということを先にしておい……

第24回国会 文教・地方行政委員会連合審査会 第1号(1956/05/14、3期、日本社会党)

○小笠原二三男君 ちょっと関連して。大臣は先ほどから紛糾々々と言っていますがね、紛糾とは何ぞやということをまた聞かなくちゃならない。が、概括的に紛糾とおっしゃっておるのは、教育委員会と知事側とが意見の対立を来たす、こういうことをおっしゃっておるように思われるのです。しかし現行法の教育委員会の制度を発足せしめたときの趣意は、やはり公選による直接国民に責任を負う委員による教育に対する独立執行権を確保するというところから、それはある場合においては二本立提案権というものも認められる、これは相関的な切り離せない問題なんです。従ってこの独立執行権を確保するために二本立提案権があるとしますが、しかし何か二本……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 千田君が大綱的な質問をしましたので、大して質問しようと思われる諸点はないのでありますが、ただ、今までの答弁の範囲で、はっきりしない点についてお伺いしたいのですが、この条約の承認を求める理由としまして、大局的に見て、わが国の利盛にも合致するという政府側の所見でありますが、ただ暫定条約とはいいながら、こういう結果にはなったとしても、日本側として各種の主張がなされて、それがいれられあるいはいれられないで、こういう条約の結果を生んだのだろうと思う。で、このオットセイ問題に関しては、わが方としてはどういう主張を主眼としてなさったのであるか、今後においても、この暫定条約を本条約にします際……

第26回国会 社会労働・農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 一応座ったのだから……。当該責任のある委員長においては、社会労働委員会が主体ですから、そういう御取りきめになったことは了承します。しかし、こういう質疑の過程で、問題点がまだ明らかになっていない、われわれも審議したい、こういう新たなる事情が起っておるのですから、従って、両委員長において協議せられ、当該責任のある社会労働委員会の方でも御考慮願えるのかどうか、そういう点はやっぱり親切に委員長においてお考えを願いたい。きめているのだから、お前たちやめて帰れというような、そんな委員長というものはどこにもない。そういう意味で丁重に申し上げておる議事進行なんです。

第28回国会 建設・地方行政・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 結局この連合審査で詰めたところは、今問題になっている点が一つの中心点です。ですからまあ鈴木君にもお願いですが、それぞれこの点について意見、質疑のある者はそれぞれ関連を認めるように、鈴木君にもお願いをしておきたい。  で、根本建設大臣は、今の御答弁では全く大蔵大臣を兼ねたような御答弁でしたが、何回も同じことを聞かれているために、だんだん理論展開が明断となってそういうお話をするのだろうけれども、われわれとしてはもう全然そんなことを、ざっくばらんに裸になったら聞き取ることはできないですよ。あなたは事業官庁の責任者としては、地方の協力に待ってこの計画された事業を五カ年間に遂行したい、……

第28回国会 社会労働・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 関連して、労働大臣の御意見は御意見として承わっておくわけですが、ただ私先ほど来の御質疑の過程で言われている、ある形態の労働運動をさしておられますが、そういう事実があるとなれば、提案なさる政府側の御意見のみならず、われわれとしても非常にこれは重大な問題だと思うんです。国会の立場においても非常に重大だと思われる。その点は何かというと、社会秩序を改変する意図をもって議会民主主義でない直接の行動に出てやる労働運動が、随所というのは取り消されましたが、方々で見られるということを断定しておられる、これは非常に重要であり、どういう労働運動労働行為が社会秩序を改変する目的をもって行われている……

第28回国会 地方行政・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 議事進行。私らは何も各省各庁の利害を代表してつべこべ聞くためにここへ集まってきているのではないので、衆議院側でこういう修正が通る際に、政府の意見というものはどうであったかということをお聞きしたいのだが、皆さん政府委員で、だれそれ大臣の補佐というようなことではないのですから……。こもごも立って言うことがこもごものことを言っている。それで、われわれに何かこれは仲裁でもせいというのですか。一向何のこれは連合審査だか私不敏にしてわからない。何かこういうことはこの前数年前にやはり突如あって、盛んに口述を聞いたことがあると思うのですがね。この際どなたが政府を代表しているのですか、はっきり……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 その今例示されましたものの中に、岩手開発鉄道の新線建設の補助ということが検討されるようでありますが、それはここ二、三年新線建設をやり、しかも補助対象として補助をされてきたのかどうか、新年度の計画はどういうふうになっているのか、はなはだ横道に入るようですけれども、具体的なことを。
【次の発言】 どれだけの新線建設をやったんですか。そういうことは監督官庁として、計画上の進行検査なり何なりやって、具体的に新線建設ができているということになっておるのですか。
【次の発言】 関連。運輸大臣のお気持もわかるけれども、今のような新線建設のやり方で、経済効率の上からいって採算のとれないような……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○小笠原二三男君 私も関連してお尋ねしたいのですが、先ほど来再三お話しになっているように、根本的な問題は、関門トンネルの、この種のものを有料道路にすることの是非、こういうことが基本の意見の分れるところですね。他にかわるべき道路がない、ないところを特殊にやったのだから有料でいこう、これも一応いいかもしれぬですが大臣のおっしゃるように、通してもらいたい、通ると料金が高い、この問題は、今後すべての問題につきまとってくると思うのです。名古屋から発する弾丸道路にしましても、代替の道路があるにしましても、これはやはりいい道路であれば、産業道路として大いに使いたいということになるでしょう。これもまた、大きく……


5期(1959/06/02〜)

第38回国会 地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1961/02/07、5期、日本社会党)

○小笠原二三男君 議事進行。国会法に基づく国政調査でこの連合審査をやっているのですが、私、本日発言する機会がありません。それで、同僚委員の発言によって調査がスムーズに進むことを期待しておるものであります。しかるに、どうも私不快に感じますことは、警察制度の問題、責任の問題等については警察行政の中立性を言い、また、政府と責任関係において独立しておると言っておりながら、その質疑の過程を見ますと、警察当局も何か政府なり、野党なりの立場に立って攻防戦でも展開しているような、そういう気持で防戦これ努めるというような態度に見える。国政調査でございますから、総理大臣が任命しておる警察庁長官以下の政府委員とか説……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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