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宮本邦彦 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

宮本邦彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは宮本邦彦参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。宮本邦彦参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/30、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これは希望になるのでございますが、最近農林関係でもいろいろの法律案がどんどん出て来るのですが、どうも農民に、今のお話と同じように、わかりにくい法律が出ている。法律がこうだから、こうだというので、あとで止むを得なかつたというような法律が多過ぎるのではないかということを私は考えるのですが、今の電柱の問題なんかも、恐らくこれは農民としては甚だ不本意なものではないかと私は思つております。そういう結果が今お話になつたようないろいろな矛盾した事項が出て来るのではないか。もつと今日の農村或いは今日の農民の程度に即したような、これから法律をお作りになるなら、成るべくそういうことを考慮して頂きた。……

第10回国会 農林委員会 第8号(1951/02/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 さつき価格は承わつたのですが、この平均二十七円というのは、土地台帳による地価に対して或る一定の比率で以てこれは出しておられるんですか、例えば地下百円に対して七割五分とか或いは八割とかという比率で算定されたものですか。
【次の発言】 これは今コンクリート柱又は鉄塔は五十カ年分を考えておられるというようなことをお話になつたのですが、これは土地收用法を適用できる事業になつておるし、そうしてこれは強制買収もできるのですが、コンクリート柱だとか、鉄柱というのは、これはむしろ私ども建設工作物とすれば、むしろこれは永久的な工作物というふうに考えらるべきものじやないかと思うのです。こういうものは……

第10回国会 農林委員会 第15号(1951/03/07、2期、自由党)

○宮本邦彦君 土地改良の問題なんですが、団体営の事業が農村から非常に要望されておる。それが昭和二十三年度に団体営の事業が農林省の補助金を一打切られちやつて、そうして主要の継続のものだけ今出ておるように心得ております。この法律では補助事業、非補助業、こういうふうに二つの事業に分けておるのですが、この二つの事業に分けて、特に非補助事業というものをそこに出した以上、その要望に応えて団体営の非補助事業というようなものを主として取入れておられるかどうか。若しもそういうことであるならばこの団体営の事業に対してどのくらいな割合が見込まれておられるかどうか、パーセントでも結構ですからちよつと伺いたいと思います……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/27、2期、自由党)

○宮本邦彦君 この法律案を見ますというと、林地荒廃防止施設又は漁港施設中、地方公共団体それから公共団体のその機関、そういつたものの維持管理に属しているものはこの法律のうちでできないようなふうになつておるのですが、仄聞するところによりますというと、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担の法律が考えられておるように承知しておるのですが、その間にブランクができるということに相成るのでございますが、こういうものに対してどういうふうに政府は考えられておるか。もう一つはこの法律が今どの程度進捗しておられるか、政務次官にお伺いいたしたい。
【次の発言】 私はこの法案直接ではありませんけれども、この法案に多分に関……

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/29、2期、自由党)

○宮本邦彦君 十五億違うわけですか。
【次の発言】 私この前頂いた資料を持つて参りませんけれども、大体この資金の金利をきめたときには、あの一定の基準でもつて皆同じように算出してきめられた、このようにこの前説明を承わつたのでございます。例えば償還の関係、それがこういうふうになりますというと、大分何といいますか、公平を欠くというか、バランスが変つて来ることになるのでございますか。
【次の発言】 そうしますというと、まあ私ども、今の当初の案では納得できるのでございますけれども、大体この六十億のうちの初めの六十億というものは、財政資金或いは見返資金から持つて来たというような関係にあるわけですね。従いま……

第10回国会 農林委員会 第32号(1951/05/15、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これは現在手数料はどうなつておりますか。
【次の発言】 これは世界的にそうですか。
【次の発言】 外国では何か協会みたいなものを作つて、そこで以て自主的に輸出業者からとるということをちよつと聞いたのですが……。
【次の発言】 今後はこういつたものも自主的に業者がやるのが本当の貿易のあり方ではないかと思うのでありますが、どうお考えになりますか。

第10回国会 農林委員会 第33号(1951/05/16、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今のすぐ前の特別な縁故があつてと、この特別の縁故は何か物権的な意味に解釈しておいでになるんですか。
【次の発言】 これは具体的な一つの問題なんですが、これは福島県の矢吹の国営開墾地区にある問題なんです。これはあそこの羽鳥という部落のこれは長い間の係争地なんです。で、明治維新一度国有地になつた、そうして国有林に編入されたのですが、そこの部落が十何年に亘つて部落有林だ、保有林だという係争を起した、ところが到頭敗訴になつたのです。そうしてそこは敗訴になつたけれども、そこらのその部落の人たちにいつも薪炭林を縁故払下げというような意味で、国有林を払下げておつたんです。従つてその問題は解消し……

第10回国会 農林委員会 第35号(1951/05/18、2期、自由党)

○宮本邦彦君 ごく簡単なことですが、二十六年度に九千町歩の開拓という計画があるのですが、この桑苗の供給はあるのでございますか。実は私開拓地にこの間行つたときに、開拓組合で、実は今局長がお話になられたような、開拓地もそろそろ永久作物を作つて、そうして多角経営をやつて行かんならん、それで共同でこういうようなものを購入して、そうして農林省の補助みたいなものがあれば頂いてそうして買いたい。桑苗が割合高いのだそうです。供給能力が九千町歩というものに足りなければ、今後ますます高くなるというようなことになりはせんかという気がされるのですがございますですか。

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/22、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は参議院自由党を代表いたしまして本案に賛成をいたします。つきましては、一、二点希望を申上げて置きますが、先ほど衆議院の野原議員から、森林法の提案理由を伺いました。非常に民有林としまして、山林所有者が相当に圧迫され、束縛される法案であります。それに対しまして同じ山林であり、日本の山林の三分の一を占めているところの国有林が全然これに対して何ら方法を講じないということはどうかと思うというふうな輿論からして、この両法案が出たのではないかというような感がいたしてならないのであります。例えば国有林野法案から見ましても、農地調整法であるとか、自作農創設、ああいうふうな法律よつて、民有林がいろ……

第10回国会 農林委員会 第40号(1951/05/26、2期、自由党)

○宮本邦彦君 森林区実施計回は森林計画ごとに立てられるのだと私は思うのでございますが、この間のお話しによりますというと、必要伐採数量の大体二割ぐらいな余裕を持たせると、こういうようなお話があつたのでございます。私そのことは大体行くだろうとは思つておりますけれども、一つ心配になることがここにあるのでございますが、今日これは量は大きい問題ではありません。国の予算が今日継続年期の予算というものを今あらゆる事業に組んでおりません。建設省の事業にしろ農林省の事業にしろ、皆単年度予算なんでございます。従いましてこの需要材料は大蔵省が建設工事には多いのでございますが、そういつた需要はです、大体二月頃にならな……

第11回国会 農林委員会 閉会後第2号(1951/08/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は平和池の災害について二、三御質問申上げたいと思います。これは今までの農林省のあの池の築造に対する手続を見ますというと、委託事業として京都府営で以て行われたというような状況であります。委託事業というものが一体どういうものか。これは一つの行政契約みたようなものかどうかということなんであります。従いましてこの要綱にある限りのものを、京都府が実行しておれば京都府としての責任はないものかどうか。それから昨日溝口先生からお話がありましたが、当時の技術においては何ら欠陥はなかつたという判定をされたということなんであります。そうしてそういうことになるというと、その委託契約に対するお答えを一つ……

第11回国会 農林委員会 閉会後第3号(1951/09/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 付けないほうがいいでしよう。

第11回国会 農林委員会 閉会後第4号(1951/09/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 二、三手続その他について御質問申上げたいと思います。この農業漁業の貸付けに対して各県に枠というものがあるそうですが、そういうものは農林省が決定して、その枠内で以て申請させるようにいたしているのかどうか、これを承わりたいと思います。
【次の発言】 ついでに御希望だけ申上げて枠の問題はやめたいと思います。実は東京都を聞きましたら、東京都は枠が余つているそうです。土地改良の非常に盛んな茨城やあつちのほうでは、枠がないからお前のほうは駄目だというので、県で皆断わつているそうです。片方では枠の余つているものがあり、片方では困つている、そういうことを私聞いてから一カ月以上経つのです。こういう……

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第9号(1951/11/28、2期、自由党)

○宮本邦彦君 委員長に何か御腹案がございますか。
【次の発言】 日数も非常に少ないようですから……。

第12回国会 農林委員会 第9号(1951/11/14、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は先ほど溝口委員からお話しになりました問題について、もう一度実は御質問申上げたいのですが、それは補助率の問題です。従来農林省でやつておられる補助率が公共事業六割五分、それから耕地復旧五割というような考え方なんです。この考え方が従来あつた補助率をそのままただ踏襲しておるというようなやり方で今日まで来られておるのではないか。もうそこらはすでに反省されていい時機が来ておるのではないかと私は思つておる。というのは、改良事業は御存じのように公共事業がやはり五割、ところが災害復旧で今溝口さんがお話しになられたように、ともかく災害復旧というものはそんなに簡単なものではないのです。私は実はこの……

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほどの小林さんの質問の継続みたいんですが、一つだけここで申上げておきたいんですが、いずれあとでほかの問題もありますけれども、先ほどの小林さんの御質問のこの審議会の問題ですね、この十五條、十四條を見ますと、繭及び生糸の価格の安定に関する重要事項を審議する、こうなつているんですね、繭及び生糸の価格なんですな。ところが十四條のほうの審議会の委員が関係行政庁の職員及び蚕糸業、こうなつているんですね、それで繭の関係者というものがぼけているんじやないかというような気がするんですが、先ほどの局長の御説明にも何といいますか、蚕糸業に関係のある人ということで以て利害関係のある人で御説明になつてい……

第13回国会 農林委員会 第7号(1952/02/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 実は農林統計なんかを見ますと荒廃地、潰廃地というような面積がずつと出て来るのです。あの未復旧で終つておる数字がずつと統計に出て来るのですが、あれがずつと残り放しになつているとは私考えていないのですがね、いつの間にか今片柳さんの言われるように復旧されているのじやないか、そういうようなものの推定程度の資料でもお持ちならば、適当な機会にちよつと簡単でいいから御説明願いたい、これだけ一つ……。
【次の発言】 もう一つ質問をちよつと申上げてよろしうございますか。……実は私この前ルース台風のときに中国、関西、あつちのほうの視察に参りました。そのときにいずれの協議会でも必ず大きく取上げられた問……

第13回国会 農林委員会 第10号(1952/03/05、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は非常に素人のようなことを申上げて相済まんのですが、肥料が安く農村に入るということは、これはもう欲しいことであり、同時に又今不足しておるということも現実の問題なんです。先ほどから皆さんのお話を承わつておるのですか、私この問題はもう少し柿手さんから資料でも出して願いで、少し研究さしてもらつたらどうかという気もするのです。と申しますことは、これは根本問題は、いつまで行つたつて、三橋先生から今統制のようなお話もあつたけれども、一方御存じのように、石灰窒素というのは、最も化学産業、化学繊維の方面と関連の深い化学肥料なんです。従つて、これは必ずしもカーバイドが横に逃げたからどうということ……

第13回国会 農林委員会 第11号(1952/03/06、2期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほど農地局長の言われた補償の一戸あたり平均額というやつをもう度……。さつき数字をちよつと聞きそこなつたんですが。
【次の発言】 私まあいろいろ煎じ詰めて行けば、こまかい問題はたくさんありますが、これは又進行してからに申上げるのがいいんじやないかと思う。そこで一つだけちよつと御注意申上げて置きたいというようなことに結論はなるんじやないかと思うのでございますが、これは戰前もそうだつたんですが、今後恐らく機械化部隊になりますと、戰前の演習地以上に、今お話になられたような実彈射撃や、そういうものが行われる、又陣地構築の演習地とか、そういうものが行われるんじやないかと思うのですが、戰前、……

第13回国会 農林委員会 第17号(1952/03/26、2期、自由党)

○宮本邦彦君 数字を聞いておきたいと思います。現在被保險面積全体、筆数はどのくらいでありますか。筆数と言いますか、口数は……。
【次の発言】 口数はどのくらいですか。
【次の発言】 そうすると、一口平均どのくらいになつておりますかな。八町歩くらいになりますか。

第13回国会 農林委員会 第19号(1952/03/28、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は少し細か過ぎるかも知れませんが、せつかく災害復旧課長がお見えになつておりますから二三お尋ねし、現在の災害復旧の取扱方について、又この法案に関係する問題でもありますが、今後の方針等を承つておきたいと思います。  その第一点は、政令でおきめになるわけですが、スライド・アツプをするその基準がどういう基準で行つているか、そうして建設省辺りのスライド・アツプとの関係がどういう関係にあるか伺つておきたいと思います。
【次の発言】 農林省当局の御説明で大体八万円の線が災害農家といいますか災害を受けたところの農家の償還し得る限度だというふうに御説明があつて、非常に内輪に私計画が立てられている……

第13回国会 農林委員会 第20号(1952/04/14、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私質問ではないのですが、関連して私の希望と申しますか、申上げておきたいと思います。今日こうやつて改正法案が提出せられまし  て、この法案に対して今長官が実際に必要だと、まだこの法律が出て間もない時でありまするが、実際上の問題として必要だから変えるんだ、こういう御答弁があつたのですが、その考え方に対しては、私案は法律というものの趣旨から行けば、岡村さんだとか、片柳先生の御意見のように、これはちよつと困るのではないかという考え方はあるのでありますが、けれども林野庁長官のこういつた考え方も私は今日の場合、こういつた日本の経済変動の激しい時であり、そして又復興の途上においてはやむを得ない……

第13回国会 農林委員会 第21号(1952/04/15、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は実はこの間自然休会の間に、宮城県の矢本の飛行場と、それから問題の王城寺ケ原へ行つて見て来たのです。ちよつと私心配になることは、この現地の実情というものは、局長の仰せには、やはりちよつと飛行機を降りられて見て来たそうですが、詳細に現地の実情を聞いて見ると、この現地の実情というのは、もつと細かいのですね、はつきり申上げれば……。それで中央で以て幹部同士が協議し合つてそれで了解ができたというようなことじや解決が付かん問題が大部分なんです。私その問題が非常にむしろ心配されるのじやないか。王城寺ケ原で一例を申上げれば、これは元の部落へ盛んに流弾が飛んで来る。ところがこれは日本軍が演習を……

第13回国会 農林委員会 第22号(1952/04/16、2期、自由党)

○宮本邦彦君 政務次官に一つだけお聞きしたいのですが、現在国土総合開発法が改正法案になつて提案されていると思うのですが、国土総合開発法案で以てこれと同じようなことができるのかどうか。私はなぜそういうことを申上げるかというと、こういつた法案というものはこれは新らしい農業政策として、新らしい性格的な農業政策の一つのあり方として一つの進歩じやないかと思つております。ただそれに国土総合開発というようなそういう大きな網をかぶせてしまうというと、それがその中に取上げられるというような工合に持つて行かれると、これが又折角そういつた性格的な農業政策が、一つの新らしい見解がいつのまにか潰されてしまうのじやないか……

第13回国会 農林委員会 第23号(1952/04/17、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は今までこの法案のあり方だとか、或いは将来の実行の問題だとかいうような非常に大きい見地からの御説を承わつておつたわけでありますが、そういう御説を承わりながらここで考えることは、やはり私はこういう法案ができて、そしてこの法案が実施に移されるという問題が一等大事じやないかと思うのでございます。その実施に移されるという点はどういうところにあるかというと、結局この政令というものの内容、又この政令が出るまでのいろいろな資料じやないかと思うのです。それから又この第十條にありますところの事業計画に一体どういうものが盛られて来るか、第一農地の保全及び改良に関する事項、こういうふうにありますけれ……

第13回国会 農林委員会 第35号(1952/05/16、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これはこの法案の問題じやないのですが、委員長からお話願いたいと思うのですが、実は政府の今措置しておられる行政機構の改革の問題なのでございますが、これは私は必ずしも反対じやないのでございますが、その後各方面の意見を聞きますと、大分あの行政機構の考え方、あれが必ずしも私どもが決議いたしました予算或いは政府の意図せられておる農林政策に副つていわゆる能率的にいい成績を挙げるものじやないというような意見が非常に多いのでございます。で、当農林委員会としても、この農林省の設置法等の一部を改正する法律案というものは、今日参議院のほうでも内閣委員会にかかつたようでございます。公報にはそう書いてある……

第13回国会 農林委員会 第38号(1952/05/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 只今議題となつております食糧管理法の一部を改正する法律案につきまして、私は自由党を代表して、衆議院送付案に、加賀議員を代表として提案せられました修正を施して賛成するものであります。  終戰後まさに六年有半、その間米国の協力の下に我が国官民一致の努力によつて国内経済は漸次復興いたして参りまして、大方の物資についてはすでに自由市場が回復して、多年の要望に応えて国民生活に安心と明朗を取戻したのであります。然るに食糧につきましては、今日においてもなお戰時戰後におけると殆んど変らないような強力な統制が行われているのでありまして、国民経済に暗影を投じ、速かに統制の不便から解放して、農家に対し……

第13回国会 農林委員会 第42号(1952/05/29、2期、自由党)

○宮本邦彦君 この資金の提案の理由のところに、「未だに営農の安定を得ていない者」ということがあるのですが、これは御説明によつてまあ大体わかつているのですけれども、もう一度承わりたいと思うことは、この「安定を得ていない者」というのは、計画通りに行つていないという、その計画が基準になつての意味かどうかということ、入植計画というものがある。その入植計画の通りに行つていないということが基準になつての意味かどうかということです。
【次の発言】 まあ御説明のようなふうに受取つていいと思うのですが、大体においてこの意味は、私どもは立地條件その他で以て、或いは人的要素もあると思いますが、とにかく二十三年の入植……

第13回国会 農林委員会 第53号(1952/06/18、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は干拓地の問題についてちよつと承わりたいのですが、現に干拓地で以て農耕地となつておつて、未だに大きな面積がこの農地制度によつて処分されずにおるものがたくさんあるんですが、そういうものに対してどういう措置をされますか、それを先ず承わりたいと思うのです。
【次の発言】 実は干拓地につきましては、私は相当問題があるんではないかと思うのです。ということは、工事過程中のものは、これは農林省が埋立法による水利権だとか或いは漁業権だとか、或いは工事に要した一切の費用等を実は補償しておるんです、そうして国の未墾地に編入して直轄の干拓地として即ち代行干拓としてやつておられるんです。ところが工事が……

第13回国会 農林委員会 第55号(1952/06/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私も何と言いますか、希望と言いますか、そういうものを申上げてみたいと思うのであります。ということは、実は私の知つている限りでは、農林省が本年新たに二十七年度に一ぺん入植計画を立てられておる。入植戸数よりも、現在接収又は予備隊の演習地の候補地として指定されて、今進行しつつあるようなところの自作農家の数のほうが多いようでございます。その問題が若し多いとすれば、これは非常に大きな矛盾がそこに出て来るのではないか、ということはこの補償案を見ますというと、大体において六年といえども何年にしろ、離作料というものの補償を今片柳さんが言われたように物的な補償で、金銭補償で以て解決しようという案が……

第13回国会 農林委員会 第57号(1952/07/02、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これは平川局長に聞くのはどうかと思うのですが、大抵おわかりだろうと思うので伺うのですが、この接収とそれから警察予備隊の演習するのは、これはいずれも或る計画的な根拠を持つてやつておるのではないかと思うのですが、この計画はいつになれば大体終るのか、そういうことはおわかりなんですか。この前予備隊のほうは、できればこれだけ欲しいのだというようなことを言つておつたのですが、できればこれだけ欲しいのだということがいつまで続くということは、これはいつまで経つても開拓者というものは安心できないことになるので、大体いつ頃になればこの問題はけりがつくのだということがおわかりかどうか。それからそういう……

第13回国会 農林委員会 第59号(1952/07/30、2期、自由党)

○宮本邦彦君 時間の関係もありますから、緊急と思われるような観点から一つだけ申上げたいと思うのです。  今回私ども三名が視察して参りました急傾斜地帯で特にまあ急いで今日当局のほうへ要求をしたいと思うことは、これは御承知のように急傾斜地帯は何百年の間不便なところの耕作をやつておりました関係上、今度の法案に非常に大きな期待をかけておる。ところが今日も会計課長から補正予算の十一億要求したい、こういうようなお話がありしておりますので、特にこの問題を取上げて申上げたいと思うのでありますが、積雪寒冷地帶のほうでは主として水利施設とか、或いはそういつた土地改良に関する各種の施設が要求されておるわけであります……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/03/25、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はここで以て漸増計画について実際に大きな問題として数数起つて来る問題であると考えられるのは、この演習場その他の土地の問題じやないかと思うのであります。で、お話によれば、まあ財産権保護の意味で以て特別な立法をなされるということを承わつております。まあそのほうはそれにいたしまして、この演習場その他について現在岡崎国務大臣ラスク氏との書簡で以てきめられておる予備作業班の、取りあえず任務を一つ承わりたいと思うのであります。
【次の発言】 予備作業班によつて作成されましたところのものは、警察予備隊のほうの施設関係とは仕事の関係で連繋はあるものですか、ないものですか。

第15回国会 決算委員会 第8号(1952/12/19、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今お話によれば最低落札者ということでありますが、併し実は国の工事は必ず最低落札で今やつておるようでありますが、県あたりの工事は予定価格というものをきめて、それに一番近いほうの札をとつておるようでありますが、会計検査院としては、これはどういうふうに考えておりますか、私は案はこの最低落札者というものは、最近請負の何というか、ダンピングというか、そういう傾向が非常に多いんじやないかと思いますが、そういうことから、これはいわゆるダンピングするときには恐らく條件がいいということを請負業者が考えて、そうして最低の札を入れるのではないかと思いますが、ところが今局長が言われたように、それでできな……

第15回国会 決算委員会 第9号(1952/12/22、2期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 次に特別会計、政府関係機関及び終戦処理費の経理並びに国有財産の処理に関する調査報告書の件についてお諮りいたします。  本件はまだ調査を終えておりませんので、未了報告書を議長に提出することといたし、その内容及び作成は委員長に御一任願うことといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めますので、さよう決したいと思います。  多数意見者の御署名を御願いいたします。    多数意見者署名            成瀬 幡治     岩男 仁藏  秋山俊一郎     宮田 重文  瀧井治三郎     中川 幸平  西山 龜七     長谷山行毅  岡……

第15回国会 決算委員会 第10号(1953/02/04、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの問題についてちよつと解せない問題があるのですが、これは地方公共団体なんかは、技術の責任者じやないのですね。行政官庁がこれを一応認証しているのですね。その設計書、或いは計画書に基いて、これは災害復旧工事なりと、こういうふうに認証しているわけなんです。そうしてその認証に基いて査定を受ける。そして最後執行した工事ですね。これは恐らく地方公共団体は還付を受けるものだと思つていないと思うのですね。そういうものを還付させるということは、これは地方事業主体だけに責任を持たせて、行政官庁には責任ないという形になるのですなあ。結論は、そういうことはいいのですかね。私はちよつとそこらは疑問な……

第15回国会 決算委員会 第12号(1953/02/17、2期、自由党)

○宮本邦彦君 労働省の失業対策事業なんですが、これは失業対策事業であるからには、失業者でなければ本来は働かないわけなんでございますね、ところが河川改修事業みたようなものをこれでやられると困るのですね。失業者はなくなつてしまつた、だから失業保険事業としてはもう出せないのだ、ところが工事が中途半端だ、こういうようなものは採択したほうが悪いということになるのですか。これはこの採択は建設省でやつておいでになるのか、労働省でやつておいでになるのか、それを承わりたい。
【次の発言】 そういうことですね。  それから先ほど松永さんの御質問で違反件数が出て来たのですが、違反件数はこれは違反件数がたくさん出ると……

第15回国会 決算委員会 第13号(1953/02/18、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今第三局長の言われた二重に交付金を交付した例を一つ二つ説明願いたいのですが、どういう場合だつたか。
【次の発言】 これは建設省のほうから承りたいのですが、これはどうせ建設省のほうでは査定され、そうして設計書の認承をされて交付されるべきなんですが、こういうことは五項目も上つておりますが、会計検査院で批難された事項が五件なんて、こういうことがあるのですか、何か特別な悪質なものが、ここにからんでおるのですか、そういうことはありませんか。
【次の発言】 先ほどから承つておりますというと、皆さんも御存じのように災害復旧の予算というものは、これは国の予算のうちで大きな部分なんです。この大きな……

第15回国会 決算委員会 第14号(1953/02/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今のお話なんですが、私はどうも腑に落ちないのだが、はつきり言えばたばこというものは元来吸うことを……僕らもたばこを吸いたくてしようがないが、吸うことを奨励するものじやないんですね。私の友人がたばこの店をやつておるのですが、未だに専売局のほうからたばこを持つて来るのですがね、その持つて来る来方がまだ本当でないのですね。どうも光が少し売れないんだが、これを少し余計売つてくれとか、何というか一般の国民の要望とは違うのですね。それはどんなふうにして案を立てておいでになるか、原料の、材料ですね、原料のたばこの葉によつて多少ともそういうことが押付けられるんじやないかという気もしますしね。それ……

第15回国会 決算委員会 第15号(1953/02/24、2期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) それではこれから委員会を開きます。  本日はこの前の委員会に引続きまして、国鉄の千三十号から千四十一号までを議題に供します。専門員のほうから御説明を申上げます。
【次の発言】 国鉄のほうでは何か……。
【次の発言】 御質問がございますか。……格別御質問がなければ、これは結了いたしましたものといたしましてよろしうございますか。
【次の発言】 次に千四十二号から千五十二号までを議題に供します。専門員から説明をいたさせます。
【次の発言】 会計検査院のほうで何か御説明がありますか。
【次の発言】 国鉄側で……。
【次の発言】 御質疑をお願いいたします。(「進行」と呼ぶ者あり)御……

第15回国会 決算委員会 第16号(1953/02/25、2期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今より本日の委員会を開きます。  先ず皆様にお諮りいたしますが、昨日委員会決算審査に関する小委員会におきまして、第六海上本部不当経理事件の審査に関し証人の出頭を求めたいということを決定いたしておりますので、小委員会証人喚問の件を議題といたします。
【次の発言】 只今小委員長並びにカニエ委員より第六管区海上保安本部不当経理事件に関し証人の出頭を求める件及び第六管区海上保安本部不当経理事件に関しましては、爾後の小委員会において証人の喚問を決定いたしました場合は、証人の選定、喚問及びその他の手続は委員長に一任願いたいとの提案でございましたが、小委員長並びにカニエ委員の提案通り……

第15回国会 決算委員会 第18号(1953/03/04、2期、自由党)

○宮本邦彦君 見積合せというのは、これはどういうことなんですか。
【次の発言】 この場合の見積り合せは、ともかく契約ができてから、あとで書類を整えたというような事情じやないのですか。
【次の発言】 今中川委員からお話があつたように、特調には大分会計検査院の指摘された不当事項が多いのですが、この事項を見て参りますとというと、えらいむずかしい扱いの問題じやなくて、会計法をそのまま使つたらやれんけれども、日本の会計を扱つていた末端の会計の扱い者の常識程度でわかる問題が大分あるように私は思うのでございますが、こういうのは、さつきもお話があつたけれども、新らしい官庁がスタートした、で、人も不慣れであつた……

第15回国会 決算委員会 第20号(1953/03/10、2期、自由党)

○宮本邦彦君 参考までに聞いておきたいのですが、東京都のお答えをここで聞いておりますと、原状回復という方向でなく善処したい、こういうような御意向のように聞えました。それからその理由がやはり多勢の建設省からも言われたのですが、経済的な理由と、こういうようなお話でございました。間違いございませんか、そういうお話。そうしますと承わりたいことは、四カ年を二十八年一月を期限として御許可になつたときの木造建築という建築でそのまま建築されたとすれば、その費用は一体どのくらいくらいなものでありますか。もう一つ今日の撤去しにくい、恐らく撤去はむずかしいのじやないかという大蔵省のほうの御見解のその建物は幾らくらい……

第15回国会 農林委員会 第2号(1952/11/24、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は補正予算に関連してちよつと希望と言いますか、申上げてみたいと思います。それは新内閣における農林漁業重要施策とこういう刷物を農林省から頂きました。それで補正予算にこれだけの新内閣が重要施策を二十八年度から実施するということになりますというと、相当な準備が必要であるということを私は強く思つておるものであります。ところがこの補正予算は、新聞では十五カ月予算とかいうような意味が多分に含まれているのだということを承わつておりますが、この補正予算にはそういうものの片鱗も見ることができないのであります。で、私は過般この実情を茨城、千葉、それから長野その他の四県ばかりを実は歩いたのであります……

第15回国会 農林委員会 第4号(1952/12/01、2期、自由党)

○宮本邦彦君 理事の互選は成規の手続を省略いたしまして委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第15回国会 農林委員会 第6号(1952/12/05、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの食糧自給促進法案について二、三お尋ねしてみたいと思います。もとは食糧増産基本法というような構想だつたように承わつたんですが、その当時も私これは大変なことだ、これはこれだけの構想を拝見したときに、これだけのことをやるに当つては、農林省自体としてももうちよつと真剣に考えてもらわなきやならんごとがたくさんあるんじやないかということを実は気が付いておつたわけであります。で、恐らく名前は変つても、この先日来御説明を頂きましたような内容のものをやるとすれば、名前は変つても、実態は農村には同じような大きな問題が起つて来るんじやないかということを感ずるのでございます。私、今日はそういつた……

第15回国会 農林委員会 第7号(1952/12/08、2期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほど災害復旧課長からの御説明で以て箇所数が約九千カ所ぐらい殖えるというお話なんですが、小さいものをとつて行けば行くほど箇数が殖えることは、これは当り前な話です。これは私は非常にいいことだと思つております。ただ実際問題として、こうやつて国会で以て新らしい予算をとりますけれども、本当は大事なのは執行の面じやないかと思うのです。で、災害復旧の地帯を調べて見ますというと大体においてこの執行の面が多少ルーズの面があるのじやないか、で、その証拠には今年あたり会計検査院が現地をずつと廻つているのですがその検査の成績は余り芳しくないようですはつきり申上げますと……。で、それはどういうところに基……

第15回国会 農林委員会 第11号(1952/12/17、2期、自由党)

○宮本邦彦君 どうせこれは事業における促進法案だけれども、事業が伴つて行くものなんですが、この前出された急傾斜地帯と同じようなまあ特殊法案になるということなんですが、急傾斜地帯の場合は未だに農道の補助率というようなものがきまつておりません。従つて地元ではつい先日も大会を開いて、これの決定要求というような運動をやつておるのであります。これは前十三国会に通過した法律案が、もうその法律によつて実行する段階になつて、未だにそういうものがあるということは、これは非常に困ることで、これは大蔵省当局と農林省当局との意見が一致しないというような点もありましようしするけれども、その当時あの法案を審議するに当つて……

第15回国会 農林委員会 第15号(1952/12/22、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの法案に賛成するものであります。賛成するに当りまして、一言希望を申上げたいのですが、元来農業というものには水というものが非常に大きな役割をしておる。で、この法案を提出された議員諸公に僕は敬意を払うものでありますが、やはり農業というものは元来平らなところが一等やりいいのであつて、この平らなところが日本の農業の指導的な役割を占める農村にならなければならないのにかかわらず、今日平らなところは湿田というものであつて、大部分がと言つていいくらいに非常にわざわいされ、遅れておるという実態であります。こういう点を提案者が特に取上げて、この問題を今回法律化されたことに対しては、日本農業の立……

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これは私は事務当局から承つたほうがいいと思うのですが、ごく概略的な数字でいいんですが、今までやつておいでになるところの小水力ですね、これの経費が発電施設のうち土木費と機械費とがどういう割合になつておりますか。ごく大まかなパーセンテージでも何でもいいです。ごく簡単なもので結構です。
【次の発言】 この数字は又私はあとで詳しく見せて頂きたいと思いますが、これが小水力でない、ほかの大きな発電との関係がどんな比率になつているか、傾向でも何でもいいですからごく大まかに一つ。
【次の発言】 私はそれよりももつと機械類のほうに大きなフアクターがあるのじやないかということを、実はこれは早稲田の理……

第15回国会 農林委員会 第22号(1953/02/23、2期、自由党)

○宮本邦彦君 細かいことを承わるのですが、今までの単行法は、これに似たような単行法で湿田単作地帯、急傾斜地帯というのは五カ年になつておつたのですが、これもこれらと同じような事業をやる法案でありますけれども、工事が主体になつておつたら、予算さへつけば五カ年ということも考えられるのですが、この法案は防災林というようなものがあるのですが、海岸のような、あういう木の育ちにくい所で七年間ということで一応の目的が達せられる年限でございますか、どうですか。
【次の発言】 今野原提案者から森林法その他によつてそういつた維持、管理の団体に維持してもらう、そういう措置を講ずるというお話でございますが、森林法ではこ……

第15回国会 農林委員会 第28号(1953/03/12、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの法案の提案者の御説明を承わると、誠に今日の日本の畜産界にとつては時宜に適したこれは法案であると思うのであります。御承知のように飼料というものは人間の主食などと違いまして、非常に各種の幅を持ち、種類も多く、品質等も非常に何と言いますか、雑多なものが多いのでありまして、そういつた状態が継続しながらも、辛うじて今日飼料を不足ながらも供給されておるような次第でありまして、今日は何と言つても私は量が先決問題である。その次に質が考えられる。併しもはや質の問題を放任することは許されなくなりつつあるということは御存じの通りでありまして、そういう意味合において改善し、そうして任意登録によつ……

第15回国会 農林委員会 第29号(1953/03/13、2期、自由党)

○宮本邦彦君 この家畜導入計画に対して楠見さんが御質問になつたように思いますけれども、同じかも知れませんけれども、この家畜をこれだけ急に増殖するためには相当の畜産設備が必要になつて来るのではないか、こういうものに対してはどういうお考えを持つておいでになりますか。
【次の発言】 今の局長の御説明でこれはわかつたのです。ただ、この計画にマッチするような資金の枠がとつておありになるかどうかということなんです。畜舎について、この計画にマッチするような資金の枠は畜産局のほうとして要求になつておいでになるかどうかということです。
【次の発言】 私は、この間、食糧増産の現地調査の用務で以て長野と愛知県に行つ……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 農林委員会 閉会後第1号(1953/09/02、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 今から委員会を開きます。  先ず昭和二十八年産米作況等に関する件を議題といたします。本年産業の作況は大いに憂慮せられているところであつて、昨日八月十五日現在の作況が発表になつたようであるが、本日は最近の作況を聞き、これを中心に食糧の自給及び米価等の問題について審議いたしたいと思います。先ず政府側からこれらの問題に関する説明を聞くことにいたします。統計調査部長安円善一郎君。
【次の発言】 何か御質問ありますか。
【次の発言】 本日の委員会はこれで散会いたします。    午後四時三十二分散会

第16回国会 農林委員会 閉会後第2号(1953/09/03、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  先ず臨時硫安需給安定法案及び硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案を議題といたします。本両法律案につきましては、前国会において提案理由の説明を聞きましたから、本日は先ず本法律案の内容及び参考事項等について政府から説明を聞き、続いて時間の許す限り審議に入りたいと存じます。政府側からの説明員として、農林省から農林経済局長小倉君、肥料課長林田君、通産省から化学肥料部長の柿手君が見えております。
【次の発言】 次いで小倉経済局長から一応簡単に一つ硫安需給定安法案の御説明をお聞きします。
【次の発言】 河野委員から説明は一度済んでおるから省略して、……

第16回国会 農林委員会 閉会後第3号(1953/09/04、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  農産物価格安定に関する件その他を議題といたします。農産物価格安定法は前国会において成立して、八月の十七日公布せられ、施行令も八月二十一日制定せられ、すでに本年産「なたね」の政府買入価格も決定したようでありまして、遠からず本年産澱粉等の政府買入価格もきめられるわけであり、なお本法律はその重要性に鑑み、衆議院においても、参議院においても、いろいろ附帯決議が行われている関係もありますので、本日は本法律の今までの運用状況及び今後の方針その他この機会に本年産米の供出及び米価等の問題も政府から説明を聞きたいと思います。御審議を願います。政府から説明を願い……

第16回国会 農林委員会 閉会後第7号(1953/10/20、3期、自由党)

○宮本邦彦君 第四班は、河野委員と私と三鍋衆議院議員でありましたが、主として台風十三号による被害状況を、十月の六日から九日まで、愛知県と静岡県の日程で視察して参りました。先ず静岡県と愛知県とは多少状況が違いますので、愛知県から御説明を申上げたいと思います。  愛知県では、六日に私ども名古屋の県庁に参りまして、災害対策本部で副知事、それから県の首脳部、農業団体の代表やその他県会議員等から、災害全般の概況や対策、陳情等を聞きまして、終つて直ちに被害地である知多半島へ県の係官或いは森参議院議員等の御案内で参りました。知多半島では上野、横須賀、八幡、半田市等を日没まで見て参りました。又その翌日は台風の……

第16回国会 農林委員会 閉会後第8号(1953/10/21、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今日は食管長官がお見えになつておりますので、過日来農林大臣が外米を四十万トン今年は余計買入れる予定だと、或いは又農林次官名で以て農林省が合成米に本腰を入れるというような新聞記事がしばしば出ております。非常に主食問題が民間では危いのじやないかというような疑念が多分に持たれておるようであります。で農林委員会として二十八年度の需給計画は過般の国会で説明頂いたのですが、今日それに修正を加える必要があるかどうか。それから又食管として外米の買入れが、ああやつて大臣が発表されたようなあの内容がどういうふうになつておるか、どういうお見通しか。  それからもう一つ、合成米というものが、私ども実は多……

第16回国会 農林委員会 閉会後第9号(1953/10/22、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  昨日に引続いて冷害対策を議題といたします。本日は只今大蔵省主税局税制第一課長の白石正雄さんがお見えになつております。
【次の発言】 主税局第一課長は大分お急ぎのようでありますが、ほかに御質問がなければお帰り頂いて……。
【次の発言】 極く簡単ですがね、救農土木事業、これの関係は土地改良或いは林業、こういう方面があるので、補助率を引上げるということはわかりますが、それから融資率も上げるということはわかつたんですが、大蔵当局との融資の枠、それから融資の措置というものは、こういうものは一つ済んでおりますか、どうですか。

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/07/06、3期、自由党)

○宮本邦彦君 管理部長にお尋ねしたいのですが、実際に私どもは開拓者が経営している今日の状況を見れば、恐らく二銭六厘では経営のベースに乗つて来ない農家が相当あるのじやないかという気がされるのですが、そういうことを御研究、御調査になつたことはおありでございますか。
【次の発言】 今二銭六厘で末端にまで流す、こういう御方針でおると御説明になつたのですが、二銭六厘で貸してくれれば、これは干天に慈雨というような気持で皆飛びついて来ると思いますけれども、飛びつくことによつて、その農家がベースに乗つて来ない経営状態であれば、それによつて開拓者の経営状態も一層悪くなるのじやないか、そういう心配がございませんか……

第16回国会 農林委員会 閉会後第10号(1953/10/23、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この間官房長の説明があつたのですが、既定経費を天引一割して、そしてまあ節約をした。それを一部分こちらに向けてやるという話があつたのですが、既定経費の天引一割、これは農地局のほうでは地域的にはどんなふうに考えておりますか。地域的或いは事業の種類別、細かいことは別です。
【次の発言】 これは局長あたりは実際問題として、皆各課があり、課長が相当主張するのでむずかしいと思います。思いますけれども、凶作対策費と言いますか、冷害地の対策費が今の模様じやそんなに余計出ておりません。従つて局長のところでは筋の通る立場で以て正確を持たせなかつたならば、一割天引きということが無意味になるのじやないか……

第16回国会 農林委員会 第11号(1953/07/07、3期、自由党)

○宮本邦彦君 提案者の来るまで、そつちの政府委員のほうへ質問してよろしうございますか……。この罰則の規定があるんですが、従来御存じのように米の経済取締りに対しては相当きつく、今日もしばしばやられておるんですが、麦の自由販売と言いますか、統制になる前の一ヵ年間というものは殆んど統制の取締りはやつていなかつたように私ども記憶しているのです。で、まあやつておられたかも知れないけれども、実際の取締りの状況は麦に対しては非常に緩慢であつたというか、むしろやらなかつたといつていいくらいに大目に見ておつた。この経済取締りに対しては、農林省のほうとして検察当局に何かお打合せになつておりますか、どうか、承わりた……

第16回国会 農林委員会 閉会後第11号(1953/10/28、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  本日は冷害対策を議題といたします。なお本日は冷害対策の予算案について、又今回冷害対策に関する法律案寺について政府から説明を聞く予定でおりましたけれども、差支えができましたので、これを以て午前中の会議は休憩いたしまして、午後二時から開会いたすことにいたします。    午後零時一分休憩
【次の発言】 只今より午前に引続いて委員会を開きます。冷害対策の件を議題といたします。本日は農林省から官房長がお見えになつております。で、第十七回臨時国会提出予定の農林関係法律案について農林当局から説明を聞くことにいたします。

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/13、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) これより本日の委員会を開きます。  政務次官のほうの時間の都合がございますので有畜農家創設特別措置法案を議題といたします。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に行いたいと思います。
【次の発言】 続いて土地改良法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法案は去る七月七日内閣から予備審査のため提出せられ、本委員会に付託せられました。先ず提案の理由を政務次官から承わることにいたします。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に譲ります。
【次の発言】 次いで議題に追加いたしまして、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案を議題にいたします……

第16回国会 農林委員会 第14号(1953/07/14、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から、本日の委員会を開きます。  先ず農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。前回の審議に鑑み、初めに衆議院修正の趣旨について説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。少し時間が経過いたしましたのですが、もう少し御辛抱願いたいと思います。  次に昭和二十八年四月及び五月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案を議題といたします。本法案については去る六月三十日提案理由の説明を聞きました。その後衆議院において修正議決、七月……

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/16、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は食糧庁長官にお願いしたいことが一つある。それはここで御答弁は恐らくむずかしいのじやないかと思うので、まああとで御研究になつて、そうして御回答願つてもいいのですがこの食糧の問題の一番大きい問題は、私はともかく日本の国では恐らく今年あたり米の問題じやないかと思う。ところが米の問題を私こうやつて三カ年間この農林委員会におつて食糧庁長官から常に承わつておつて、これはともかく食糧庁長官の御説明になるのは、はつきり申上げまして政府でやつているビジネスだけの、綺麗事だけの食糧需給計画以外に承わつたことがないのであります。そうして大まかな数字で行けば、闇で以て動いている米の数量は先ず五百万石……

第16回国会 農林委員会 第17号(1953/07/17、3期、自由党)

○宮本邦彦君 議題になりました特定中小企業の安定に関する臨時措置法案は、前の国会で通りました法案の拡張になつておりますので、この法案をざつと見ますというと、適用業種にも指定された要件というものが非常に緩和されております。それから又調整組合の事業内容が非常に拡張されております。もう一点重要なことは、これは指定業種の数が新たに十一種追加されております。この追加された中には合板或いは清涼飲料水のごとき、大体において今までこれらの事業の所管が農林省であつたというような業種が含まれておるわけでございます。ところがこの今度の措置法では主管大臣が通産大臣になつておるというようなこともあり、前国会で小林孝平君……

第16回国会 農林委員会 第19号(1953/07/21、3期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほど委員長の言われた元本の切捨ということがこの法律にあるか、そういうものも含まれておるかという御質問に対して、部長のほうから、これは審議会でこういう意見が出て将来云々という言葉があつたが、それは部長の考え方として飛躍しておりはしないが、審議会というものはこの法律の範囲内の仕事を考えらるべきものであつて、この法律に元本の切捨までこれが含まれておるのだということがどこかで説明し得るものでなければ、審議会はそこまで行き得ないのが本当じやないか、これは審議会の中の一つの意見として討論されることはあるかも知れませんけれども、審議会の活動としてそこまでは行き得ないのではないかというふうに考……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/22、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は提案者に承わりたいのでございますが、農機具というやつは、実はこれは私の郷里なんかでもそうなんですが、破損しやすいのですね。それで第六条のところでこう一、二、三とあるのですが、修繕に対するサービス・ステーシヨンですね。そういうようなことに対して衆議院のほうで御意見が出ておるということでございますが、何か衆議院のほうで修正案か何かお出しになつておりますか、ちよつと……。
【次の発言】 この法案は大分審議も熱心におやりになつたのでございますが、なお農林委員会にはたくさんの重要法案がありますので、できるだけ早く一つ上げるように皆様にお諮り頂きたいと思うのですが。

第16回国会 農林委員会 第26号(1953/07/30、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 速記を止めて。
【次の発言】 速記始めて。次に、臨時硫安需給安定法案を議題といたします。本法律案は七月二十五日予備審査のために内閣から提出、本委員会に付託されました。先ず提案の理由を聞くことにいたします。
【次の発言】 本法律案の審査は後日に譲りたいと思います。休憩いたします。    午前十一時四十九分休憩

第16回国会 農林委員会 第29号(1953/08/04、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私も小松さんにちよつと承わりたいのですが、獣医のかたが一年に診療される平均頭数というのは、どのくらいになりますか。
【次の発言】 現在はそうすると、今この表で拝見して行きますと、先ほど小松さんのお述べになつたように、獣医師のかたが四千人、こんなようなお話だつたのですが、そうしますと、獣医師のかたは、どつちかというと共済加入の大家畜だけから見ても、獣医師のかたはまだ不足しているように私どもは見るのでございますが、現実はどうでございましようか。
【次の発言】 実はこの表を見て思つたのですが、小松さんにちよつと承わりたい。そうしますと、診療所の獣医師が全部で五百何十人、そうして診療所で……

第17回国会 農林委員会 閉会後第1号(1953/11/11、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、今日は公労関係法を審議する前提として、できるだけ一般林野及び林政という御質疑でお進みを頂いたほうがいいと思うのでございますが。

第17回国会 農林委員会 第2号(1953/10/31、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 企画課長はあとで御報告するそうであります、今ちよつと調べてからでないとわからないそうですから……。
【次の発言】 松浦委員にちよつと申上げますが、今の御質問の大部分はむしろ改良局長のほうが中心になられる議題じやないかというふうに考えられますので、食糧庁長官から何かお答えがあればするといたしまして、後日又改良局長のお見えのときに改良局長からもお答えを頂くようにいたしたならばどうかと思います。委員長のほうから御連絡はいたします。何か食糧庁長官のほうから……。食糧庁長官のほうからは別に御意見がないそうでございますから……。

第17回国会 農林委員会 閉会後第3号(1953/11/13、3期、自由党)

○宮本邦彦君 払は改良局長もおられるし、官房長もおられるので、ちよつと今までの話と違うかも知れませんけれども、一、二伺つておきたいことがあるのですが、実は河野さんがさつき肥料の問題を大分言われた。いずれにしても今度の凶作対策なんかの問題の一番の重点はどこにあるかというと、気象なんですね。農業気象の問題を技術的に農林省ではどういうふうに扱つておられるか、これは改良局長あたりによほど何か御腹案がおありになるのではないかというような気もするのですが、御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 改良局長の該博な講義を拝聴したわけですが、実は僕は講義を拝聴するんじやなくて、今お話のように、各省ばらばら……

第17回国会 農林委員会 閉会後第5号(1953/11/27、3期、自由党)

○宮本邦彦君 ちよつと承わりたいのですが、公共企業体で職員以外のこういつた労務者が、特にこの林野庁の今度の裁定には多いですね。これは拝見しますと、殆んど給与規程で縛られているということなんですね。給与規程を変えれば、この職員以外の何は解決するのじやないですか。それを給与規程を変えないで、特にここに持込んだという理由はどういう理由なんですか。これは林野庁から承わりたいと思います。
【次の発言】 そこで私はお伺いしたいのですが、林野庁の事業費というものはそのくらい弾力性のない事業なんですか、予算の編成内容というものは……、人夫賃まで給与規程で縛られておつて、そうしてこれは非常勤の者なんか人夫賃なん……

第17回国会 農林委員会 第6号(1953/11/06、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今のに関連してこの間新聞で見ますと、バツク・ペイの豊凶係数ですね、あれの誤差修正と言いますか、あれが五百円の場合は二・五%でしたか、それから今後豊凶係数が変つて来る、そのときには誤差係数というか、修正と言いますか、あれは四・五%くらいになるのじやないかというようなことが出ておるのですが、そういうものとは関係ございませんか。
【次の発言】 関連はないけれども、あれで修正するということは、少くともこれだけを修正するということが米の量につながつておる問題じやないのでございますか。

第18回国会 農林委員会 第3号(1953/12/04、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今第一次指定、第二次指定というようなお話があつたのですが、今度の風水書復旧総額が決定というか、確定されるのはいつ頃になりますか。
【次の発言】 そうしますと、年度内には今委員長が言われたような確定数字と言いますか、確定金額と言うか、それがわかるわけですね、それがわかつたときは、国はこの規定によつて災害復旧を義務付けられるということになりますか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 奥田課長にちよつと伺いたいのですが、適用除外になるとここにあるのですが、私よくわからないのですが、経済効果の小さいものは適用除外になる。この第六項なんですが、だから極く簡単に言つてしまえば、災害……

第19回国会 農林委員会 第1号(1953/12/10、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から農林委員会を開会いたします。  最初に臨時硫安需給安定法案についてお諮りいたします。本件につきましては未だ審査を完了するに至つておりませんが参議院規則第五十五条によりまして審査報告書を提出いたすことになつておりますから、これを提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次に、委員上長の提出する報告書には多数意見者の署名をすることになつておりますので、順次御署名を願います。  多数意見者署名     白井  勇  清澤 俊英     河合 義一  北 勝太郎     鈴木  一  雨森 常夫     ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第2号(1954/06/29、3期、自由党)

○宮本邦彦君 関連して……。今の官房長のお話は私ちよつと腑に落ちないのですが、というのは、今年の事務当局のやつている査定なるものを見ますと、堤防だけをこれだけやつて八百万円とか、それからポンプだけが千五百万円とか、事業ごとに完成するというような非常に効率的ないわゆる査定をやつているんですね。ところが一律に一〇%とか、五%とか言われると、ポンプは未完成、堤防は未完成というものが出て来るので、今のお話ではちよつと困るのじ、やないかと私は思いますがね。これは農林予算が今年みたいなように効率的に厳格に査定されている以上、これは物価の値下りということならよくわかるのですが、それ以上にそういうことになると……

第19回国会 農林委員会 閉会後第3号(1954/07/27、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は申入には賛成ですがね、ただ、今日の議題は冷害対策に対する議題ということになつているので、この病虫害防除たけじやなくて、まだあるのじやないかと思うのです。ないということにきめて、これだけならこれで結構なんですがね。そうしますと、僕は一つだけ承つておきたいことがある、これはこの間福島へ行つてみましたところが、福島の大体標高五百メーター乃至六百メーター以上ぐらいな開拓地は陸稲が全部やられちやつておる、全部といつていいほどやられちやつておる。それで今陸稲を引つくり返してそうして代作を植えております。宮城でもそういう所があります。これは開拓地が大部分でございます。そういうことを改良局は……

第19回国会 農林委員会 第5号(1954/02/01、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この際委員長にお願いしておきたいのですが、今度は税制の改正とか、その他大蔵委員会にかかる農林関係の法案が非常に多いのです。これを大蔵委員会だけで措置されては困る問題が相当多いのです。これをどういうふうに持つて行くかということについて、委員長一つ御腹案がおありになつたら……。
【次の発言】 今私が申上げました関係法律案について、農林省と大蔵省との折衝は進行しておるわけですか。例えば法律案の名前を申上げますと、印紙を以てする農産物検査手数料の納付の問題或いは食管特別会計の農産物検査の手数料、これも印紙を検査証によつて代用する、又は国有林野の特別会計、一般会計に今まで入れておつたやつも……

第19回国会 農林委員会 第6号(1954/02/09、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今日ここにお配り頂いている農村用の石油の問題なんですが、これに関連して、改良局のほうで以て農業機械の自動耕耘機とか、或いは脱穀調製用のいろいろな機械を扱つておいでになると思うのですが、最近この油の値上りが非常に急速になつて来ているのです。そうしてほかの農村用の資材から比べますと、値上りがとても激しいのです。燈油などは六十円をとつくに突破しているような状態なんです。恐らく自動耕耘機などの経費に非常に大きく響いて来るのじやないか。そういう極く簡単な資料でいいと思うのですが、この燃料費がどういうふうな工合に自動耕耘機の耕耘費に響いて来るか、そういうものを簡単に作つて頂きたいと思います。……

第19回国会 農林委員会 閉会後第6号(1954/08/19、3期、自由党)

○宮本邦彦君 「いもち」と「めい」虫だけでいいんですか。これは改良局長に承わりたいのですが、これで農林委員会が二十一二に終りますと、ちよつと間があると思うのです。それでこれから病忠虫の発生等に対して最も慎重にやらなければならないような時期に入つて来ると思います。そういうときに「いもち」、「めい」虫と限つていいかどうか、そこに等というような字を一つつけておけば、ほかのものに対しても適用できるような幅を残しておくことが必要ではないか。これは私は改良局長に判断して頂かないと、そういう必要があるかどうかわからないのですが。

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/12、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 鈴木委員にちよつと申しますが、今日は大臣に対する御質問の事項として、詳細は又後日取上げるようになつておりますから……。
【次の発言】 鈴木さん、ちよつと申上げますが、質問の通告順位がございますから、関連の範囲で以て、もう一問だけ……。

第19回国会 農林委員会 第8号(1954/02/18、3期、自由党)

○宮本邦彦君 人造米について私も実は非常に異議を持つております。只今お聞きのように、農林委員会としては全面的に賛成されたかたを私知らないのです。そういつた場合に、食糧庁のお考え方は従来の、その当時に私ども論議した方向と何ら変つていないように実は私の考え方かも知らんけれども、思えるのです。今食糧庁長官としては、この委員会の皆さんの考え方のほうが間違つているのか、食糧庁の行き方のほうがいいのか、お答えできれば結構でありますけれども、(笑声)若しできなければ、その当時よりも人造米に対する考え方が、食糧庁として何か違つた新らしい進歩の考え方が、この委員会の意見を聞いて考えられておるかどうか、一つ承わり……

第19回国会 農林委員会 第9号(1954/02/19、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はさつき小峰局長から御説明になつた原因というか、理由というか、これは二つだ、査定が不十分、それから施工の指導監督が十分に行渡らない、これが大きな理由だということを言われておるのです。私はこれは当然な話だと思う。そんなことを今になつて言われるというのはどうかしているのじやないか。私は一昨年の決算委員会でこのことを申上げてあるはずです。それで私会計検査院に承わりたいのですがね。県には災害復旧の事務指導費とか、何とかいうものが行つております。それが又地方に流れております。それが又末端の事業所に流れております。これを会計検査院は、この災害復旧の工事と関連して御検査になつたか、それを承わ……

第19回国会 農林委員会 第10号(1954/02/23、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) ちよつと……。通産省の通商局の松尾次長が見えておりますからそちらにもどうぞ……。
【次の発言】 本件については又後日日を改めてお願いいたしたいと思いますが、次の議題に移りたいと思います。前谷長官からちよつと訂正があるそうですから……。

第19回国会 農林委員会 閉会後第10号(1954/09/20、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は需給課長と検査課長がお見えになつておりますから、極く簡単なことを二つばかりお伺いいたします。需給課長は外米のほうの需給計画にも関係しており、検査課長は外米のほうの検査にも関係をしておると思いますが、実は私この間タイに行つてタイの現地の人からこういうことを向きました。これは或いはお答えは要らんかも知れませんが、参考までに申上げておきます、あそこの検査の桜井君というのが言つておりましたが、日本タイ米の買付の場合の検査が厳重過ぎるために、どうも検査に不合格のものが余計出ておる。そうすると、その不合格の米を英国が狙つておつて皆買つて行つてしまう。日本の検査が相当程度が高いらしいのです……

第19回国会 農林委員会 第11号(1954/02/26、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今電力料金の問題については、新らしい方式を検討中だというような非常に含みのある御答弁があつたのですが、私どもは非常にその点については関心を持たなければならんと思うのです。ということは、この電力料金というやつは、農業関係からすれば大きな問題になつて来ているのです。というのは、従来から電力料金の問題は、農業用の電力料金というのは戦前は大体において電力会社のほうから農業用に使つてくれというような、むしろそういう意味で、電力会社でも、同時に農林省でも両方とも電力を使うことを奨励したものなんです。で、恐らく排水設備や、そういうようなものはあの時代にずんとできたものです。そうしてもう一つは戦……

第19回国会 農林委員会 閉会後第11号(1954/09/21、3期、自由党)

○宮本邦彦君 その名前はわかつているのですか、決定された人の名前……。
【次の発言】 農林省で以て従来もたくさん審議会がありますがね、衆議院からだけ出て参議院から出なかつたという前例がありますか。
【次の発言】 この前の肥料需給安定法で以てコスト調査というものを実はやるようになつたですね、そこでそのコスト調査を現に農林省も通産省もやつておられることと思うのですが、これはいつ頃大体これならばという数字の調査ができますか。或いはこの数字がそういう数字であるかどうかということを第一問として伺いたい。
【次の発言】 この頂いた二十八年度の実績の調査、これは将来もつとよくなる数字か、取りあえずはこのくら……

第19回国会 農林委員会 第12号(1954/03/02、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今の御説明になつた法案には直接関係ないのでございますが、めつたに見えないから一、二点お伺いいたします。昨年は御存じのように非常に凶作だつたわけです。従つて今年は凶作地帯の課税の問題やいろいろな問題が起つて来るのじやないかと思うのです。田舎で現に税務署あたりと折衝しておる話を聞きまするというと、税務署の御見解と大分食違つている点がもうぼつぼつ出て来ているように思います。それで税務署は昨年の凶作の係数と言いますか、数字と言いますか、そういうものは何を基準にしておやりになるか。税務署の話を聞きますというと、何を基準にしてやつたということは説明しないらしいのですけれども、県の凶作の数字と……

第19回国会 農林委員会 閉会後第12号(1954/09/22、3期、自由党)

○宮本邦彦君 僕はこの次の機会にというお話がありましたですが、このお話によれば、通産省案、それから建設省案というものが裏では動いておる。その動いておる理由は、このお話の内容にあつたように、電源開発の工事の補償の問題とか、そういう問題で遅れているからという意味でこの法案が用意されつつあるということなんだから、この次の委員会に通産省或いは建設省からそういつた事情を聞く、その遅れておる或いは支障になつておるというような事情を聞くという意味でお呼び頂いて、そしてそのときにそれに関連してこの法案の準備の構想はどうかということを当委員会で以て一応聞いた上で、それによつて中入をするということのほうが委員会と……

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/03/05、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この米価算出の方式なんですが、減収加算の米価というものは、今上林委員からもお話があつたように非常に議論の多いものだと思うのです。従来経済現象を方式化するときには、必らず相当その方式に対しての説明書がいつも付いておつたのです。米価審議会じや詳しく御説明になつたか知りませんけれども、この経済現象の方式化ということは、これは資料がなければわからないものです、はつきり申上げて……。従来この方式化というものに対しては、あらゆる経済学の原則として半分くらいな異論が出るのが当り前なんです。少くとも半数くらいの人たちは理解できるものがいつも方式化されているのです。この方式は、今のこの委員会じや誰……

第19回国会 農林委員会 閉会後第13号(1954/10/19、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私がこの前この委員会で以て御質問申上げたときに、岸委員から御要求になつたようなああいう形の要求に対しては、省令の改正だけでは駄目な部分があると思う。法律改正にまで行かなければ駄目な部分が、できない部分があるのじやないかというような御答弁を課長がされておつたのですが、その問題は御研究になりましたでしようか。
【次の発言】 この問題は、実は楠本部長は初めて私委員会でお目にかかるのでありまして、蛇足のようではあるけれども、少し根本的な問題から御意見を承わつておきたいと思う。ということは、戦後の日本の食生活の改善というような問題が取上げられて以来、酪農の振興ということはその線に強く沿つて……

第19回国会 農林委員会 閉会後第14号(1954/10/20、3期、自由党)

○宮本邦彦君 九州地区の台風被害による災害地の視察報告を申述べます。  岸委員と私は去る十月十日から十六日の間に亘り、台風五号、台風十三号、台風十二号、台風十五号の主な被害県である大分、宮崎、鹿児島県の各県災害地に出張し、災害状況を調査いたして参りました。以下簡単にこの状況を御報告申上げます。なお詳細は文書を以て御報告申上げますから、それを御覧頂きたいと思います。  先ず台風の状況を一括して御説明申上げます。台風五号は八月十八日鹿児戸県阿久根附近に上陸いたしまして、中心示度は九百四十ミリバール、中心附近の最大風速五十メートルの強度を以て大分、熊本県境山脈を越え、宮崎県西臼杵郡を通り、豊豫海峡へ……

第19回国会 農林委員会 第15号(1954/03/12、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの間の農林委員会においてもそうだし、それから決算委員会においも、農林省関係の土地改良事業に不正事実がよくある。まあこういうような実情で以て、この委員会でも聞きましたしするのですが、その一つの原因が、やはり地元負担という問題が大きく響いておつたわけなのです。で、この地元負担というのは、御存じのように大体農林省の従来の何からいたしますというと、地元負担分の八割までは融資をする。で、その地元負担分の二割だけが全く地元の負担だというのが、これが限度のように承わつているわけなのです。今回の三派修正の申合せを見ますというと、この食糧増産費の増加による地元負担分の融資分はこれは見ないとい……

第19回国会 農林委員会 第16号(1954/03/16、3期、自由党)

○宮本邦彦君 関連して……。平野政務次官に私は承わりたいのですが、価格の問題というのはむずかしいのですが、米価でも何でも……。米価は一定のパリテイ方式とか、一つの基準があるのですが、その価格の算定に対して何か方式的な試算というようなものをやつたことがおありでございますか。
【次の発言】 今のその試算の参考資料というようなものはもらえますか、もらえませんか。

第19回国会 農林委員会 閉会後第16号(1954/10/22、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は災害の問題で皆さんからいろいろ派手なお話があつたのですが、大層地味な問題を一つ……。今度九州の災害地を見て廻つて痛切に感じたわけですが、九州の災害地のひどいところは大体高台の畑地帯がひどかつた。今年は春の農作物が駄目で、そうして秋の農作物が四回の災害で以て殆んど駄目、而もこういうふうな高台を作つている農家というものは、これはやはり町村では比較的零細農と言いますか、新らしく農地改革の後農民になつたような自作農が多いのでございます。私ども災害地に行つて一等感ずることは堤防が大きく決壊したとか、或いは水防地帯で以て水田が、米が全滅したという陳情は激しいのです。又そういうところの問題……

第19回国会 農林委員会 第18号(1954/03/22、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は減収加算の問題は、何だか今日になつてみると死んだ子の年を数えるような感じがするのです。けれども死んだ子の年を数えて今後の問題を考えるということは、これはあながち無駄じやないのですが、それに関連して、政務次官がお見えだからお尋ねしておきたいことは、前の国会でも、この国会でも、農林大臣は基本的な米価の問題に対しては根本的に考え直さんならん時期が来ている。それに対して早急に自分たちは検討をしているということを言われているのですが、この早急にという意味は、二十九年度の米価決定に間に合うように新らしい米価方式というか、そういうものを考える用意をしているという意味かどうか、一つ政務次官か……

第19回国会 農林委員会 閉会後第18号(1954/11/11、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はちよつと簡単な細かいことですが、二、三この間酪農の実際の処理場その他を見て来た結果から、ちよつと厚生省に承わつておきたい。この間実は北多摩の酪農の処理工場へ行きまして、ここの技師長に特に承わつたのです。技師長の意見を聞いたのです。技師長は、低温殺菌の最も大切な役目は殺菌だと、こういうことを言つているのです。殺菌ということは低温殺菌が一等殺菌効力が大きいのだと、こういうことを言つているのです。僕ら科学常職から行きまして、低温殺菌が殺菌の最高の効果を挙げる措置だなんということは、これはとんでもないことなんです。高温殺菌のほうがより正確なんだということを僕が説明したのです。ところが……

第19回国会 農林委員会 第19号(1954/03/23、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この金融公庫法の一部を改正する法律案について、二十九年度に予定されている額がこれに出ているのですが、一月五日に大蔵省から二十九年度予算をこの当委員会で以て御説明頂いたときの、あのときの数字とこの金融公庫の融資の額は変つていませんかね。
【次の発言】 その後御承知のように食糧増産費が増額されているのです。それから又衆議院から参議院に予算が送られたときも、これも三派の修正で食糧増産費が増額されて来ている。で、当然金融公庫の融資額というものはそういつた本予算に見合う額で以てこれは算定された額じやないかと思うのですが、ところが本予算というものはそういうふうに乗つて来たにかかわらず融資の額……

第19回国会 農林委員会 第23号(1954/04/08、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この2の事項ですが、「市町村の区域をこえない区域」というのは、今川俣さんの御説明で意図するところはややわかつておるのです。ただ併し、この法案の提案の趣旨が、肥料が最近非常に発達して来た、そうして本当にその地味がそういうようなローカルな配合というものが必要なんだということなんですね。これは相当な理由になつて来ているのです。ところが実際問題としてこの配合肥料をやるにも、そういうような意味の配合肥料ならば、近代的な設備は必ずその設備が必要になつて来るから、資金の問題も当然起つて来るということなんです。そうしますと、今日のような町村区域の狭いところの多いところ、非常に小さい町村があるので……

第19回国会 農林委員会 第24号(1954/04/09、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの際、この附帯決議の御趣旨は誠に結構だろうと思うのですが、提案者の河野先生に、肥料検査吏員並びに肥料分析施設等、肥料検査機関の整備充実という字句について、私の不敏なために理解できないのかも知れませんけれども、なおこれでは今日行政整理というような大きな一つの方内が国民的な輿論となつておる時代でありますから、これによつて、この字句によつて逆に肥料関係の行政定員が増さなければならないというような意味が含まれておりますか、含まれておりませんかを参考のために伺つておきたいと思います。
【次の発言】 河野先生の御説明を伺いまして、私どもは最もその点は了解できるところであり、適切なお考え……

第19回国会 農林委員会 第25号(1954/04/13、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は大体もう皆さんの御意見が出ちやつたから別にございませんが、ただ一点だけ、これはもう小瀧さんは外交事で余り御存じないのじやないかという気持もするものだから、お尋ねかたがた申上げてみたいのですが、農業移民というのは、元来もう時代が違つているのじやないか、この前のブラジル移民の時代の農業移民と、今日の時代の農業移民というものの性格が非常に違つておると思う。そういうことを最近私自分個人では移民の問題は相当勉強しているつもりです。恐らく移民の問題については、私は今から二十年くらい前からブラジル移民の問題を、現地へは行つておりませんけれども、随分研究しております。で、そういつた感覚からし……

第19回国会 農林委員会 第32号(1954/05/10、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) それでは次に、農林省関係法令の整理に関する法律案を議題といたします。  本法律案は、去る七日衆議院農林委員会において原案通りに可決され、本日の衆議院本会議に上程採決される予定になつております。本法律案については、去る七日提案理由の説明を聞いたのでありますが、更に内容及び参考資料等について政府から補足的な説明をお願いいたします。
【次の発言】 これから質疑に入りたいと思います。どうぞ御質問のあるかたは……。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。  次に、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供し……

第19回国会 農林委員会 第33号(1954/05/11、3期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほど、過去の災害の件数のお話があつたのですが、もう一度その数字を、大まかな数字でいいですから、過去二、三年遡つて一つ……。
【次の発言】 その他とは……。
【次の発言】 平均でない数字を聞きたいのです、各年の……。
【次の発言】 今年の当委員会における会計検査院の小峰局長のお話では、昨年度の事業の会計検査の結果、一等不正不当事項の多かつたのは農林省関係の土地改良事業、わけても災害復旧事業の成績が悪かつたという当農林委員会においての御説明があつたのです。これは大きな問題であります。この問題についてはこれは国会も慎重に考えなければいかんし、農林省当局としても考えなければいかん問題だ……

第19回国会 農林委員会 第35号(1954/05/14、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの第四項のことについてちよつと承わりたいのですが、特定の者は除外する一定の基準というのは、まだ実は伺つていないのでわかりませんけれども、農業共済のこの程度から除外するという意味か、強制加入の義務を除外するという意味か、そこのところをちよつと承わりたいのですが、第四項、「制度に対する加入は各農家の強制加入を建割とする。」、だから建前とするということになつておりますから、特定の者は任意の加入というような意味か、或いは全然除外してしまうのかということをちよつと承わつておきたいと思います。
【次の発言】 その今のお話はよくわかるのですが、一定基準のものは除外するということは、この農……

第19回国会 農林委員会 第36号(1954/05/17、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は細かいことを承わりたいのですが、酪農振興法案というこの名前なんですが、この法案を見て行きますというと、大体集約酪農地域というものが第一節にあり、第二節はこの地域の草地の利用であり、第三節がこの地域内の集乳及びこういうものの乳業者の規定が載つております。これは酪農振興法という名前をこれに食つけた理由はどういう理由か。酪農と言えば実に範囲の広い言葉であつて、内容は集約酪農地域だけの問題のように私法案では見ておるのですが、そうだと、頭に集約酪農振興法と付けるのが本当じやないか、そうでなければ畜産振興法だつて一向差支えないというような気もするんですが、これは何か特別な関係でこういう簡……

第19回国会 農林委員会 第37号(1954/05/18、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今粗糖は市場へ出しておりますか、どういう形でどのくらい出ておりますか。
【次の発言】 数量は……。

第19回国会 農林委員会 第39号(1954/05/20、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) それでは柿手さんからお出し頂くことになりましたから、これで懇談を打切りまして速記を始めて頂きたいと思います。

第19回国会 農林委員会 第40号(1954/05/21、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  午前に引続きまして臨時硫安需給安定法案を議題にいたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。暫時休憩いたします。    午後三時二十九分休憩

第19回国会 農林委員会 第42号(1954/05/25、3期、自由党)

○宮本邦彦君 話を聞いてみると、今、清澤さんの言つた集約酪農地域の単位のことは、これは農林省のほうでおつしやつておるが、そうすると、その単位の集約酪農地域の完成というものは恐らく効率的な年次でやつて行く、六年とか七年とかいう年次になつて来る、そうしますと、そういうふうな効率的な完成速度で以て集約酪農地域というものを完成して行くとすれば、一体全国で以て今のような御計画で、実際にその集約酪農地域が指定できるのはどのくらいなピツチで、どのくらいな箇所数が指定できて行くかということを実は承わりたいのです。それは集約酪農地域計画というものを一度に綱をかぶせるのか、そういうような計画に基いてそれだけやつて……

第19回国会 農林委員会 第48号(1954/05/31、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は、本案に対して修正案を提案いたしたいと思います。先ず修正案文を朗読いたします。    日本中央競馬会法案に対する修正案   日本中央競馬会法案の一部を次のように修正する。   第十三条第四号中「国家人事委員会」を「人事院」に改める。   附則第十八項中「第四条第四号」を「第四条第三号」に改める。   附則第二十項のうち第七十三条の七の改正規定中「十三」を「十二」に改める。   附則第二十三項を附則第二十四項とし、附則第二十二項の次に次の一項を加える。  23 この法律施行(附則第一項本文の規定による施行をいう。)の際、昭和二十九年三月十日に内閣が国会に提出した行政機関職員定員……

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/06/01、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は今佐藤さんの質問に関連して、まだ県段階の中央会、それから全国中央会の事務局や、そういうものの予算だとかいうものの内容はできていないのでしような。
【次の発言】 今の佐藤委員の関連質問でございますけれども、この農協法の一部の改正法律案の説明を見れば、これは私は総合指導組織の確立というこの問題でございまして、従来各府県の指導連あたりを見ておりますと、指導連活動の活溌なところは、大低指導連が赤字で以て困つておる。これは当然のことじやなかつたかと私ども従来考えておつたのです。これは農業生産の基礎的な技術面或いはそういつたものの担当というものは、元来これは国がやるべきものだと私はそうい……

第19回国会 農林委員会 第53号(1954/06/14、3期、自由党)

○宮本邦彦君 つまらんことを承わるようでありますけれども、さつき長官が御説明になりました小麦価格を基準にして、大麦、裸麦の価格をきめる、こういう方向を順に強くとつて行かれるように見えるのですが、私はそこのところをちよつと、どういう理由でそういうふうに持つて行かれるのか、まだ解せない点があるのです。ということは、世界的に見て日本の小麦というものは気候条件その他で非常に不安定な作物じやないか。だからそういう面から考えるというと、小麦というものは一時奨励して、日本の国は非常にたくさん作るようにはなつたけれども、農政という面から考えたときには、むしろこれは危いことじやないかという気がするのですが、そう……

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、3期、自由党)

○宮本邦彦君 もう一点だけ。  過年度災害に、例えば二十七年災害、そうすると、二十七年に一部分、二十八年に一部分、二十九年、こういうふうに公庫では出しておりますけれども、過年度災の融資が大体期間としていつ頃平均して二十九年度出ましたか。
【次の発言】 これは大体官房長もよく聞いておつて、何とか促進の方法を考えて頂きたい。というのは、過年度災害というのは、大体仕越工事になつてしまつてできているのです。これが皆農協とか、そういう機関から、或いは町村費とか何かから皆立替工事になつている。それでこの利子が高いものだから立替工事をやつているのだが、非常に難儀しているのです。これは事務的に非常に困難なこと……

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、3期、自由党)

○宮本邦彦君 僕はまあ保温折衷苗代やこういうことの補助金に対して、これは私は賛成なんです。ただ細かい問題だが、改良局長に承わつておきたいことがあるのです。というのは、これは油紙の補助金を出すと、こういうことなんでしよう。今日農村へ行つて見ますと、油紙が幾種類も出ておるのです。これは御存じのように全指連か、全購連か知らんけれども、推薦した会社の、推薦か推奨か何かしたのがありますね、これにだけ出すのですか、補助金を……。そうでなしに、同様な種類の保温折衷帯代の材料の油紙が最近幾種類も出ている、値段も幾種類もあるのです。どういうものに補助金を出すというような規定があるのですか。

第22回国会 建設委員会 第4号(1955/05/17、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この表は、実は永井さんからだいぶ御質問があったが、私のわからぬと思う点をちょっと。この災害の「総額」という数字がありますね。この数字の総額というのは、これは当初査定されて、二十五年、二十六年、二十七年、とずっとあるこの当初の査定額でございますか。
【次の発言】 その最終の金額というのは、二十五年度災害なら二十六年度においてまた修正しておりますか。それとも、修正せずに、二十五年の災害は二十五年の中に決定された総額であるか。その後いじってあるかどうか。
【次の発言】 先ほどお話を伺っておれば、一五%程度は、何というか、減るだろうという。その修正はこれにやってありますか、やってありませ……

第22回国会 建設委員会 閉会後第4号(1955/11/07、3期、自由党)

○宮本邦彦君 御報告申し上げます。私は北委員とともに去る六月下旬東北地方を襲った豪雨による被害状況視察のために、八月二十三日から二十八日までの六日間、山形、秋田及び岩手の三県を回って参りました。その視察調査の結果を簡単に御報告申し上げます。なお詳細は別途書類をお回し申し上げますから、それをごらんいただきたいと思います。  私どもが見て参りましたところの災害は山形、秋田、岩手とも、概況は地域的な豪雨というものでもって起ったところの災害でありまして、従いまして、大河川の災害でなく、中小河川がその災害の中心となっております。そういった関係で、部分的な災害というような概況でございます。しかし部分的では……

第22回国会 建設委員会 第9号(1955/06/02、3期、自由党)

○宮本邦彦君 第三の問題、御説明がありまして、役務賠償ということがあるのでありますが、この役務賠償というのは今後も進展する問題であろうと思うのであります。現在はどんなふうになっておりますか、また将来はどんな予想でございますか、大臣から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、賠償協定の線で一応進んでおられるのですが、その点を建設大臣は積極的にお進めになるような意味で、何か腹案をお持ちでないでしょうか。

第22回国会 建設委員会 第13号(1955/06/16、3期、自由党)

○宮本邦彦君 ちょっと関連して一つ承わっておきたいのですが、私は今のお話しのため池なんかの場合、また発電所のダムのお話しもあるのですが、知事から出した命令が実際に実行されなかったときの責任は、そのダムの管理者にあるわけですか。
【次の発言】 今私の申し上げておるのは、水防団がないところのものに対して、今日おそらく行政命令というようなことでやっておるのではないかと思うのですが、しばしば県から通知は出したけれども実行しなかった。これはまあ常識的には管理者にあると思うのですが、やはりこの水防法とはこれは別個になりますか。
【次の発言】 実は私具体的な例を申し上げます。一昨年あの宮崎の水害のときに、延……

第22回国会 建設委員会 第25号(1955/07/26、3期、自由党)

○宮本邦彦君 これは僕は何か、農林省でも建設省でも、この問題は問題にしているのですが、これはちょっと皆さん、考え方が違いやせぬかという僕は気がしている。というのは、この前名古屋とかあの付近を中心とした地震で急激に下った。これは急激にといっても、半年か一年かかっておりますが、あのときに地盤沈下が起ったのです。
【次の発言】 ええ、南海地震。だから、南海地震の直接の影響でそういった地盤沈下というものがいわゆる地盤沈下である。その後の地殻変動による永続的な地盤沈下というものとは別に考えるのが本当じゃないか。むしろ永続的な地殻運動の地盤ということに影響する何か……。これは地質学の問題じゃないかと私は思……

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/05、3期、自由民主党)

○宮本邦彦君 僕は今官房長が数字をはじいているということを言われたのですがね、僕はむしろ数字をはじいた結論をお聞きするのじゃなくて、どうやってやるかというその方法に対する何といいますかな、性格といいますか、それをむしろ納得させてもらった方がいい。と申しますことは、簡単だから一例を申し上げますが、はっきり言えば、栃木県の那須開拓の問題なんですがね、あそこで開拓道路をやっているのだ。もう二十五年からやっていて、ことし一年やれば終るという、たった二百メーターばかり残っているところがある。両方からやってきて、まん中だけ二百メーター残っておる。たった百二十万円でできるというのだね。それが予算の都合がある……

第24回国会 農林水産委員会 第33号(1956/05/08、3期、自由民主党)

○宮本邦彦君 一つだけちょっとお尋ねしたいのですが、この災害の起った場合ですね。従来どうも農林委員会でもしばしばこの災害に対して論議されるのですが、まあお互いが国会議員でありまするものだから、つい災害のあとの対策だけに終ると、この問題は政治問題でなくなってしまう。農林省もそういうわけじゃないだろうと思うのですけれども、防除対策かやはり欠けておるのじゃないかという気がいつも僕はされるのです。今戸叶委員が言われたように、農業気象というもので大体研究されておるのです。ある程度までは。そうして霜害というのは決して夏にはない。霜害のこわいのは四月の終りと、五月とほんの短期間なんです。この短期間の防除、予……

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/17、3期、自由民主党)

○宮本邦彦君 どうもこの委員会の話を聞いていると、統計調査部が損害評価をやるようなふうに錯覚を起すのですが、農業共済組合の保険金の概算払いをするとか、あるいは保険金を早く払うということの基本になるものは、統計調査の資料じゃなくして、これは農業共済組合の損害評価が最も基本的な仕事になっておるのじゃないかということになるのですが、そういうことになるというと、小林君の今の話だけじゃ足りないのじゃないか。根本的な問題は、会計検査院あたりで常に問題になる問題は、統計調査の資料が問題になるのじゃないのです。その起りというものは、農業共済組合が法律でもってきめられた評価ですね、この損害評価が一等基準になって……



各種会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第3号(1951/05/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの法案は目的は、これはやらなければならんということは大臣の説明された通りでよく了承しております。けれども事務当局の御説明を拜聽し、又その内容を見ますというと、非常に広汎に私は亘つておると思うのです。こういつた広汎に亘つているのは、おのずからやはりそれだけの組織を持たなければ、実際にやろうといつたつてできないのじやないかというふうに考えられるのです。この国の機関が行うという、この法案をずつと見て参りますというと、結局どこか今日の機構をそのまま使つて、今日の行政機構やそういうものをそのまま使つて、ともかく便宜的にこれをスタートして、そうしてこの大きな事業を完成しようというような……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第3号(1952/04/24、2期、自由党)

○委員外議員(宮本邦彦君) 私はこの法案を拝見しますというと、十二條に「その規模が大であり、又は国土の総合的な開発、」というようなことが書いてあります。その規模が大であるということがこの法案の狙つているところのようなふうに思うのであります。従いましてその規模が大であればあるほど影響するところは大きいのじやないかと思うのです。で、今日安定本部長官にお尋ねいたしたいと思うのでございますが、承われば国土総合開発法というようなものが考えられており、又曽つては総合開発法が実は出ておるのでありまして、地域的なものは出ておるのでありますが、当然こういつた大きなものはそういうものと調整をされて行われるのがいい……

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1953/02/26、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はここに挙つておる百五号から百十二号までの架空支出について、各局でもいいですが、この決算額に対してのパーセンテージの一等大きいものと一等小さいものを、会計検査院のほうからおわかりでしたら承わりたいと思います。
【次の発言】 先ほど会計検査院のほうからお話があつて、これは必ずしも国損じやない、行政能率を上げて行くというような意味で以て非常に役に立つている面もあるのだというような意味で以て御説明があつたように思うのですが、そういう若しも御見解だとすれば、やはりこれは必要経費の一部分であつて、予算項目にそういうものが不足しておつたということに解釈していいんでございましようか。

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号(1953/03/05、2期、自由党)

○宮本邦彦君 その個人名義になつている名義は、これは市か何かに出した届がそうなつているのですか、売買契約だけの名前ですか、登記したのですか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 吉田さんに承わりたいのですが、吉田さんが在任中にスクラツプの問題が多いのです。スクラツプがあつたということは御存じなかつたように先ほどお話になられたようなのです。で、吉田さんの在任中に、吉田さんは御存じなくても、処分された件数はありましたか。
【次の発言】 スクラツプの払い下げですね、これは売却でしよう。
【次の発言】 そういうことを在任中に、売却代金処分と言いますか、それをお売りになつたことがございますか。

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1953/03/09、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今のお話は、仕事量によつて、こういつた予算が配賦できるようなスライド制かなんかになつておるのですか……率かなんかで……。
【次の発言】 今おつしやる予算というのは、架空名義で以つて不当支出をやらなければならないような予算、即ち雑費に類するような、或いは食糧品、会議費というようなものに類するような予算のことでございますか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 今のお話のように、会計検査院のお話しによりますと、二十五年度は非常に悪かつた。二十六年度は非常によくなつたということはですね。これは建設省自体で以てまあ行政監査をしつかりやるとか、或いは事務指導をやるとか、それからそう……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第2号(1953/07/21、3期、自由党)

○委員外議員(宮本邦彦君) 私は河野委員の質問に対しての提案者のお答えをここで拝聴さして頂きました。又今の御説明も拝聴したわけなんですが、この調整組合は、調整組合に該当する資格を持つたものが申請すれば、それは機械的にというか、事務的に成立し得るものだと、できるものだというふうに解釈してよろしうございますか。
【次の発言】 先ほども、そういうような形で以て調整組合ができて来るということに相成るわけですが、従つてこの中小企業の問題は元来対策なしとまで言われたくらいむずかしい問題だと私は思つております。これはなぜかと言うと、調整組合ができて、そうしてこれが中小企業者のために働くということになり、おの……

第16回国会 農業災害補償法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1953/07/22、3期、自由党)【議会役職】

○副議長(宮本邦彦君) 副議長の御指名を頂きましたので、できるだけ努めたいと思います。よろしくお願いいたします。

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 閉会後第2号(1953/09/02、3期、自由党)

○担当外委員(宮本邦彦君) 私先ほど課長さんの御説明で非常にいいことを承わつたのですが、簡素化するということなんですね、その簡素化ということを私実は現地の末端の事情に余り詳しくないのでございますが、簡素化する方法ですね、それは何か一つのモデルのような地帯を調べて、そうして或る一つの公式みたいなもので以て簡単にそれを表現するというような方法が簡素化の一つの方法としてとられる可能性がありますか、どうですか、
【次の発言】 もう一つ承わりたいのですが、これは現地の農家のかたがたのお考えにあるかどうかという問題なんですが、今佐藤さんもおつしやつたように、日本の農家は非常に小農の多い農家で、お話によつて……

第19回国会 内閣・農林・郵政・電気通信連合委員会 第1号(1954/06/10、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は今平野政務次官のお話で、大体一割程度の整理をやる、そうして質の向上をやると、こういうお話になつたのですが、これは塚田長官も恐らく同意見じやないかと思う。そう考えてお説を承わつて、今日のお話を承わるというと、何か農林省の予算は大蔵省で天引一割削減という交渉が今されているそうですが、長官御承知でありますか。
【次の発言】 これはまあ長官のお話のように、何らかの方針によつて削減できるものはというような御説明があつたのですが、実際は天引一割削減なんです。天引一割削減ということは、できるできないにかかわらず、一割引くということです。この行政整理の定員と丁度一割が合つているものだから、私……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1954/03/24、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今の水の調査に関連するのですが、その調査は、水の従来の混乱しておつた状態を究明するという程度の目標でやつておいでになるのか、これを一種の立法化する、例えば水利権というようなものの立法化まで構想されておいでになるのかどうか。
【次の発言】 そこで私はお尋ねしておくのですが、水の立法に当つてはこれは河川法で水の問題を考えるというときに、これは恐らく水利権にまで相当入つて来るのではないか、これは河川法は建設省のほうで考えられておられると思うが、当然これは水利権が中心になりて考えなければならないような面も相当あるのではないか。ところがこの水利権という問題になりますると、河川に関するものだ……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1954/03/25、3期、自由党)

○宮本邦彦君 大臣がおいでになりませんけれども、政務次官がおりますから。  過般来の予算委員会の大臣の御答弁を聞いておりますと、食糧増産というものは予算はむしろ減額されたような状態である。これは国の財政の都合上やむを得ないということが肯定されておるわけです。而もその御答弁の内容は、食糧増産問題が如何に重大であるかということをよく認識されておるわけなんですが、非常に農林省当局としては矛盾を感じておられながらも非常に努力をなさつておるという点については敬意を表するのですが、ただここで一つ問題をはつきりさせて頂きたいことがある。こういう時世になつて参りますれば、当然に御存じのように補助金等を打切る法……


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データ更新日:2022/12/09

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