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石川栄一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

石川栄一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP500
128位

2期委員会出席TOP50
46位
2期委員会出席(無役)TOP25
24位
2期各種会議発言(非役職)TOP20
20位
3期委員会出席(幹部)TOP50
34位
3期委員会発言(議会)TOP25
23位
3期各種会議出席(幹部)TOP5
3位

このページでは石川栄一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。石川栄一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 建設委員会 閉会後第1号(1950/08/21、2期、自由党)

○石川榮一君 少し遅れて参りまして、いろいろ質疑がおありだつたと思いますが、重複する場合はお許しを願つて置きます。小貝川の破堤の原因でございますが、これは長い間の放水路の問題等が介在しておりまして、その解決を見なかつたということが重大な原因とは思いますが、この度あの現地に参りまして、非常な惨害を受けておる現実を見ますと、あの破堤に対して、あの辺が相当危険であつたということは、土地の人も言つておるようですが、建設省はあの部分の破堤については関心を持つておつたかおらなかつたか。若しおつたとすれば、どういう手を打つたか、それを一つ伺いたいのであります。それからあの締切りでありますが、最近まだ行つて見……

第8回国会 建設委員会 閉会後第2号(1950/08/22、2期、自由党)

○石川榮一君 この河川改修の問題と見返資金の問題でありますが、実は私共利根川の治水同盟の関係もありますので、あの大利根の問題はこれはもう一日も放つて置けないような状況でありますことは御承知の通りであります。例の埼玉県における栗橋の大水害、又本年は小貝川、利根川の大洪水等が頻発しておるようなわけでありまして、その他各地に又大破堤を呼ぶ個所が沢山あるわけであります。従いまして今までの状況から考えますと、国費を以てのみこれの改修を促進するということは非常に困難であるということを私共痛感しておるわけであります。そこで勿論この国の費用は十分にかけて頂きたいのでありますが、この際数年間でその生命を絶たれる……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/22、2期、自由党)

○石川榮一君 国土開発法ができまして、全国的に特定地域の審議にお入りになるのですが、私共利根川の沿線に住んでおります者から見ますと、河川の荒廃が、御承知のように、非常に激しくなつておりまして、その河川費の応急災害工事さえ思うようになつておりません。又根本的な改修計画も各河川ごとにできておりますのですが、これにも予算がありませんで、その緒に付いておらないというのが現状なのであります。かような財政難のときに、更にこの国土開発法というようなもので全国的に十ケ所に亘り特定地域を決めさせて、そうしてその構想を実現するために建設行政を推進するというふうに考えられるのでありますが、私共から考えますと、これは……

第8回国会 建設委員会 閉会後第3号(1950/09/28、2期、自由党)

○石川榮一君 防潮堤といい、海岸堤防といい、いろいろのお話がありましたが、現在建設省でお調べになつた海岸堤防の総費額並びにその実施に関する実施計画等が立つておりましたならばそれを伺いたいと思います。  その次には四国、愛媛県並びに香川県方面を廻つて見ますと、飲料水が殆んどその使用に堪えない、皆潮に浸透されてしまつている。その飲料水に困つている場所が非常に広汎になつております。ただ愛媛の島嶼のごときは二百に余る島民がその日の飲料水に困つて非常に苦痛を嘗めておるようであります。これは建設省でやるべきものか、或いは厚生省でやるべきものであるか、或いは両者で相談でもしてこれに対する対策が立つておるか、……

第8回国会 建設委員会 閉会後第4号(1950/09/29、2期、自由党)

○石川榮一君 大体今年の見返資金の全貌を拜承いたしましたのですが二三お伺いしたいと思います。見返資金の今年度千五百八十一億円の見返物資はどの程度のものがあるか、その内容が洩らせましたらば伺いたいと思います。   それからもう一つ伺いたいのは終戰後における見返資金を頂戴しております実績をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昨年の二十四年度の実績は千百四十億円、二十四年度の見返資金というものはもつと大きな筈じやなかつたんじやないんですか。例えば四億六千万ドル程度の援助費があつたのじやなかつたのですかね。只今までで千百四十億円だけ二十四年度の実績としてあるのですが、その中に余裕金も残つております……

第8回国会 建設委員会 閉会後第5号(1950/10/20、2期、自由党)

○石川榮一君 大変諸先生からいろいろ立法なお話を伺いまして非常に我々も……稻浦先生生が今度渡米せられまして、歸つていろいろ示唆されつ点もあると思いますが、日本の河川技術はアメリカよりも非常に高いということは私共平素から伺つておりまして、非常に結構だと思うのですが、今日本が置かれております現在の河川の状況は御覧のように非常に荒れ果てております。そういうような事態で、どうしても食糧の増産を至上命令として、国是として確立しなければならないときにそういう状況になつておりますので、なけなしの予算を各省が分捕りいたしまして、一本の河にいたしましても農林省の砂防があり、建設省の砂防があり、又伐採の方におきま……

第8回国会 建設委員会 閉会後第6号(1950/10/21、2期、自由党)

○石川榮一君 貯水池並びに河川改修のことですが、見返資金の件に関して公共事業費から貰いたいのですが、この見返資金が幸い資金の解除は見られておりますが、この猿ヶ石はもともとありませんか。
【次の発言】 最近解除になりました五十里、猿ヶ石或いは物部川の堰堤、あれは三ヶ年計画というのが大体多いようですが、本年度の見返資金はきまつたのですが、明年度、明後年度等は若し見返資金に非常に変更があるようなことがあれば、これはやはり国の予算でやらなくちやならんということになるのでしようか。今の見通しでは、これらの見返資金に頼つて来ておりますこういうような工事は、見通しとしては見返資金で行ける見通しがありましよう……

第8回国会 建設委員会 閉会後第7号(1950/11/13、2期、自由党)

○石川榮一君 逆調節ダムでは発電はできませんか。

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1950/07/30、2期、自由党)

○石川榮一君 今兼岩先生の御意見御尤もですが、今残つている在外同胞の引揚促進を図ることを中心として特別委員会の調査をするというのですか、全般的のことをひつくるめてやるというのですか。
【次の発言】 只今の理事会の御協議の内容を伺いまして、私共それに賛成であります。  それから、八月も早々に一回乃至二回、又臨時国会が九月にあると予想しての場合における臨時国会開会前の一、二回というようなことにお話を伺つておりますが、若しその間に今の実地の調査等をなさるという、或いは当局の意見等をお聞きなすつたので、その関係で新しく仕事が若し生まれた場合には私共はその理事の諸君にできる限りお手間がかかりましても、御……

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/27、2期、自由党)

○石川榮一君 只今本年度の災害に関する御報告でございますが、赤木委員も御質問なすつておりまするが、二十五年度の災害が未だ未着工の分が非常に多い、これはどんなふうになつておりますか、この席でおわかりだけ聞かして貰いたいと思います。
【次の発言】 災害を年々繰返しますその工事に対しまして、年々國費を投じてやつておりますが、今回工事をしたものが又明年覆えるという実例が各所に見受けられるのであります。國が中心になつてやりました工事にも、或いは県がやりました工事にもそれがある。こういう点につきまして出先機関の方々の不注意とは言いませんが、もう少し少くも災害個所が復旧した場合には三年や五年は持つ、持たせな……

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、2期、自由党)

○石川榮一君 初めて見返資金によりまして、公共事業費の復旧関係において本年度支出を見たのでありますが、例の五十里ダム或いは猿ケ石、物部一連の建設護岸工事に対しては、見返資金が第一年度で出ております。明年度の見返資金が、ややもするとこの面から打切られるというような噂を聞いておりますのですが、只今、明年度の見返資金に対する見通しはどうなんですか、その点を明らかにして貰いたい。
【次の発言】 一応御説明わかりました。こうなりますと、只今大臣が折衝なさつておるということでありますが、この問題に対する大蔵大臣並びに安本長官は如何に考えておられるか、若しこれが見返資金が打切りになるということになりますれば……

第10回国会 建設委員会 第1号(1951/02/08、2期、自由党)

○石川榮一君 この公共事業費の建設省関係でありますが、直轄河川として九十一億二千二百七十二万九千円、前年が六十一億六百三十三万四千円、これは見返資金による昨年度の予算額のうちに入つておりますか、入つておりませんか。もう一度お尋ねしますと、今年度の直轄河川の九十一億幾らの中には、本年見返資金で始めたものに対する費額も入つておりますかどうか。それから昨年の予算の六十一億の中には見返資金関係で使つたところの予算は入つておるかどうか、こということであります。
【次の発言】 それは幾らになります、昨年度の見返資金は……。
【次の発言】 砂防は八億……。

第10回国会 建設委員会 第3号(1951/02/16、2期、自由党)

○石川榮一君 只今江田委員から御発言になりましたことに関連して総合開発の問題ですが、只今の江田委員の御質問の趣旨に非常に同感するのであります。先ほど資源調査会の事務局長さんの御説明によりますと、今日本の現在の財政状態の非常に窮迫しておりますことは御承知の通りであります。その窮迫しておる時期に災害は各河川共に踵を接して年々再々起る。これに対する差当りの災害復旧費さえも事を欠いております。先般説明を聞きますと、一千二百億程度の災害復旧費を要するにかかわらず、僅か三百二十億程度しか出ていないということは、要するに三分の二以上のものは残されたまま本年度に突入するという状況にあつてこういう大きな観点から……

第10回国会 建設委員会 第4号(1951/02/20、2期、自由党)

○石川榮一君 この都市計画の構想の中に、原爆による被害を受けました長崎、広島等の悲惨な経験等があるのですが、郡市計画の中に原爆対策というような意味合を含めた計画も織込んでおりますかどうかお伺いいたします。それから戰災都市、百十幾つありますが、この郡市の空爆による被害を受けた影響を相当織込んでおるかと思いますが、具体的にどんなふうに防空に対する郡市計画を考えておりますか。どうでございますか。
【次の発言】 一応御無理ないことと思います。ただ恐れますのは現在の国際情勢は決して楽観を許さん状態であることは申上げるまでもない。明年にも第三次戦争がありはせんかということが世界を挙げて心配しておりますから……

第10回国会 建設委員会 第5号(1951/02/22、2期、自由党)

○石川榮一君 予算の大綱はわかりましたが、この終戰処理費というものは、この内容的な各費目に亘つて問い質するというこうは許されませんか。どうですか。
【次の発言】 差支えないですか。私どもは終戰処理費の予算につきましては初めて伺うわけなんですが、できますようでしたらば差支えない限り総司令部以下各費目に亘りました内容を御説明願いたい。
【次の発言】 はあ。
【次の発言】 只今終戦処理費の事業費に関する概要の御説明を伺ひまして、私見当がわかりました。要するにもう一度伺いたいことは、現在進駐軍の設備は総括的に考えますと、常識で考えましてどの部面はいわゆる総司令部側の負担であり、どの部面は日本の終戦処理……

第10回国会 建設委員会 第7号(1951/03/08、2期、自由党)

○石川榮一君 建設大臣にお伺いいたします。見返資金による建設省関係の工事は一応打切られたようでありますが、大臣の御建鬪によりまして相当額が次年度としての予算を計上せられておるようであります。併しながらその予算額が私ども期待しておりますよりも相当減つておりますので、只今まで三年乃至四年、或いは二年で計画を完遂すべきものが相当ずれる見通しになつておるようでありますが、これは仮に三年間の、五十里ダムもそうでありましたが、三年間で完遂しようとしたものが、どの程度で仕上げ得るような御確信がありますかということを先ず一つお願いいたします。  更に第二のお伺いしたい点は、このダムの建設工事の見返資金中止によ……

第10回国会 建設委員会 第10号(1951/03/30、2期、自由党)

○石川榮一君 昨日私参りませんでしたが、昨日の様子も大体伺いました。公共土木施設の平均国庫負担のほうは昨日の論議をよく存じませんが、大体におきましてこの前も御指摘申上げたように、都県財政が非常に窮迫しておることはお認みが願える。特にこの前伺いますると、二十五年度の発生災害に対するいわゆる全額国庫負担でなすべき工事は一一%しかしておらないというお話でおります。残つたものが八九%残つておるわけです。その後本年度に持越されまして、三分の一以上の……三分の一を最高限とはいたしますが、都県にその負担をさせようというのでありますから、二十四年度の災害もまだ少くとも四〇%くらいは残つておるはずであります。二……

第10回国会 建設委員会 第13号(1951/05/10、2期、自由党)

○石川榮一君 只今委員長から発言を求められましたので、利根川開発法案の提案理由の御説明を簡単に申上げたいと思います。  只今上程になりましたる利根川開発法案の提案理由を申上げます。  すでに御承知の通り、利根川は我が国第一の大河川でありまして、其の利害を受けまするところの人口は約一、五〇〇万人に達するのであります。我が国の人口のほぼ二〇%に当るわけであります。又流域面積は二百十三万余町歩に亘るのでありまして、これ又全国の総面積に対して六%を占めておるのでございます。  かくのごとく我が国といたしましては最も重要なる地域でありまするので、この地域の利根川を中心とする経営は数百年に亘りまして行われ……

第10回国会 建設委員会 第14号(1951/05/11、2期、自由党)

○石川榮一君 提案者の考え方を申上げます。  これは水資源を中心とする総合開発計画を目途としておりますので、只今御質問の道路等につきましては、水資源に関係を持つておりませんので、この基本計画のうちから除いておりますわけです。大きく考えますれば、御承知のように、道路も立派な資源の一部をなすものと考えられます。その利根川の開発という名前に示してありますように、利根川それ自体の水に関連する水資源に関連を持つあらゆる施設に対するもの、事業に対するものの総合計画を立てて行きたいという基本的な観念から出発していますので、道路等に関しましては、直接関係がありませんものですから除いておるわけです。御了承願いま……

第10回国会 建設委員会 第15号(1951/05/14、2期、自由党)

○石川榮一君 この条項は一応財政計画と申しますか、国の将来の財政上の進展ぶり等を考察に入れまして、昭和二十八年度から三十七年度のこの十年間に日本の経済はよほど大きく発展するだろう、かように考えております。もう一つは、一つの事業を実施いたしますのに、余りにも長い年度に亘りますと、ややもするとその事業にいろいろな支障がある、不可能に陥るような場合も起り得るのでありまして、事業の施行といたしましては、相当大きな予算を伴いますが、少くとも十年程度にはこれを完遂する見通しを付けなければ、この法案の意義が没却されると考えまして、少し無理だとは考えますが、提案者は昭和二十八年度から実施することにいたしまして……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/05/19、2期、自由党)

○石川榮一君 お答えいたします。第三条は、この開発事業は国がこれを企画、調査いたしまして、そうしてその計画に基いて総合計画を樹立いたしますから、その線に沿いまして予算の割当をいたし、その予算の割当に達しましたものを基本計画に基きまして実施する場合には、それを建設省に或いは農林省に或いは各行政官庁にその総合的な線からその予算を調整して、その実施に当らせるということに考えておるわけであります。もう一つ附加えて申上げますが、去る十一日だと思いますが、赤木先生から御質疑を頂いて、よく調べてから申上げると言つて置きました。既往五カ年間における利根川にどれだけ府県並びに国が財政支出をしておるかという御質問……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第7号(1951/08/14、2期、自由党)

○石川榮一君 只今細川先生からの御意見の発表は、細川先生とすれば非常に重大な問題であろうと思います。その狙いといたしますところは、白書に対する御批判である。国際関係に重大な影響があるだろうという前提のもとに御意見があるとすれば、私どもといたしましても国際関係に関することだけに重要性を認識してかからなければならんと思います。今委員長大分お忙しいようですし、委員のかたも非常に御多忙のようですから、この次の機会までに細川先生に我慢願つて、大臣を呼び出して速記だけでなしに……、あなたのおつしやることを率直にお言葉の上で伺いたいのです。むしろ文書ばかりでなしに、あなたの抱懐しておる御意見をお伺いして、そ……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第9号(1951/03/28、2期、自由党)

○石川榮一君 高良先生の御調は誠に結構だと思います。義務の強制という意味をつける、或いは国家義務で戦歿者ができたということになれば、いずれにいたしましても、この義務ということを入れなければまずいでしようか。例えば戦歿者とか遺族とかというものは皆国家的の義務であるということは、戦没者それ自体でわかるのではないかと思うのです。
【次の発言】 高良先生のお考えになつていることも、気をお配りになつていることで、戦歿者なり遺族のかたがたの気持はそこにあるということを想像されて、それを文面に現わされたこの決議それ自体でも、非常に遺族や留守家族のかたに少しでもお慰めになるという意味合から言いますと、むしろ今……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第12号(1951/06/02、2期、自由党)

○石川榮一君 本案は終戦後国民こぞつてこの戦傷病者並びに遺家族に対する対策に対しまして、重大な関心を持つておりましたそのものをとつて、この審議会設置法案を御作成になりました委員長初め委員各位の御労苦に対しまして、私どもは深く敬意を表するものであります。  私は実は本特別委員会に、他の委員会との差障りがありましたので、出席をしようといたしましても遂にその機会を得ませんで、懈怠の罪非常に深きを恥ずるものであります。ただ一応申上げたいことは、OKが参つておりまするから、勿論心配はありませんが、今講和を前に控えております国際の情勢はいろいろと微妙な関係もあるように推察されるのであります。そこでこの戦傷……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1951/08/17、2期、自由党)

○石川榮一君 只今の動議に私は一応賛成いたすものでありますが、千田委員長は三カ月間の予定を以て旋行をなさつておるのであります。次の臨時国会が仮にその三カ月以内におきまして開会せられた場合には、引続き委員長として迎えることになるのでありますが、今までの慣例が一国会ごとに委員長を更迭するという慣例があるようであります。併し前国会において千田委員長の留任を一応御決定になりましておるようでありますからこれは結構なのでありますが、私どもの考え方はでき得れば千田委員長が今米国で水産委員としての活躍をなすつておりましようし、又引続いてこの委員長をお受け頂く以上は引揚促進に関する御活動も願えると思う。講和が一……

第12回国会 建設委員会 第2号(1951/10/16、2期、自由党)

○石川榮一君 河川と電源開発という題目で今日は調査を願うことになつておりますが、河川の全国における荒廃の状況並びに国土保全の重要性に鑑みまして、河川を中心とする、いわゆる利水計画、その一環に浮んで参ります電源開発、これらは不可分の関係にあると思うのです。ところが最近電力が非常な危機に陥つて参りまして、ややもすると電源開発にのみ走るような輿論傾向が強くなつて参りました。これに順応して各党派の有力な政治家諸君は、電源開発を至上命令としてこれにのみ没頭するかのような状況になつておりますのは、ややもいたしますると河川の改修を第二義的に考えまして、電源を取ることを、電源の開発にのみ重点を置くような政治措……

第12回国会 建設委員会 第8号(1951/11/06、2期、自由党)

○石川榮一君 失業者が非常に殖えて参りますことは誠に遺憾千万でありますが、この失業対策事業といたしまして実施いたします工事現場等をときどき見ることがあるのでありますが、どうも失業対策事業の仕事というものは、先ほどもお話のように失業者救済にあるのだという建前をとつているのは勿論でありますが、これがその仕事に携わる失業者自体の感じもやはりこれは救済事業なんであるからして時間だけ何とか過ごせば金がもらえる。いわゆる安易なつもりで現場に携わりまして、ただ一日の報酬を得んがために時間を潰すというようないわゆるだらけた感じがあると見えまして、中には殆んど仕事らしい仕事をしないで済ませようとする人が相当ある……

第12回国会 建設委員会 第10号(1951/11/15、2期、自由党)

○石川榮一君 折角長官が来ておるならばこの問題に対して……。
【次の発言】 只今お話を伺いますと、一時使用という形で工場地帯にしたということであるから、米軍のほうではこの一時使用の建前からそういう補償の必要はないというようなお話でありましたが、先ほど大蔵省の管財局国有財産第二課長からのお話を伺いますと、一時使用の形では一旦解放された形になるのだが、その後賠償の解除もあり、すでに普通国有財産になつておるということでありますから、今の大蔵省の見解から行きますれば、これはもう一時使用というものは過ぎて普通国有財産というものになつたのであるからして、日本の国庫の財産であるという建前から言いますれば、新……

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1951/10/19、2期、自由党)【議会役職】

○仮委員長(石川榮一君) 只今から在外同胞特別委員会を開催いたします。年長の故を以ちまして、私が仮に委員長の席を汚さして頂きます。  参議院規則第八十条によりまして、本特別委員会の委員長の互選を行いたいと思いますが、如何ですか。
【次の発言】 紅露委員より長島委員を委員長に推薦することの動議が提出せられました。そのように決定することに御異議はございませんでしようか。
【次の発言】 御異議がないと認めますので、第十二国会の本特別委員会の委員長には長島委員を委員長として決定いたしました。これから長島委員長によつて議事の進行を計つて頂きます。

第12回国会 人事委員会 第12号(1951/11/22、2期、自由党)

○石川榮一君 人事院のほうからはどなたが見えておりますか。
【次の発言】 昨日私は初めて本委員会に出席したわけでありますが、昨日の質疑応答を伺つておりますと、少しく明確を欠いておると考える点がありますので伺つて見たい。それは、本年一月改訂されましたベース改訂の場合には、人事院勧告よりも政府案は非常にベースが低かつた。いわゆる一方から言わせますれば、人事院勧告を尊重しないで、政府自体だけで作つたというような形のベースであつて、從つて不当にベースか安かつた。今度の人事院勧告による案に対しても政府案が十分でないということははつきりしておるのでありますが、昨日の副長官のお話を伺いますと、本年一月のベー……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、自由党)

○石川榮一君 総理は三時にお出掛けになるそうですから、簡單に御質問申上げたいと思います。連日同僚議員が憂国の至情に迸る質疑を行われまして、そのしんがりを石川は承わつたのであります。  そこで一応私どもこの論議を通しまして得ました感想と、平素考えておりますることにつきまして、総理にお伺いしたいと思うのであります。日本民族興亡の運命は、この両條約の締結によりまして決定したのであります。独立と自由とが同復されまして、暫定的の安全が確保され得ることに相成りましたことは、誠に国民としてひとしく感激に堪えないところであります。そういたしまして独立後の日本の進路には又容易ならん難局と障害があると私ども考えて……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号(1951/11/06、2期、自由党)

○石川榮一君 私はこの第二章の領域に関する講和條項に関しまして、国民的な感情を一応申述べて、更にこれに対しまする政府の御所見を伺つて見たいと思います。この第二章の領域に関しまするいわゆる日本領土の割讓の條項は、敗戰国日本に対しましては、公正であり寛大であるとは言われておりまするが。この領域に関する限りは、私は懲罰的であり、報復的であり、或いは復讐の意図も包蔵しているかのように感ぜられますことは誠に遺憾千万に堪えないのであります。この領域の條項を決定する基礎に相成りましたところのいわゆるカイロ宣言、これは第二次大戰の真只中でありました一九四三年十一月二十一日に発表をせられましたいわゆるカイロ宣言……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号(1951/11/09、2期、自由党)

○石川榮一君 第四章の第十二條(c)項につきましてお尋ねしたいと思います。第十二條の(c)項は、通商協定を取結ぶことになつておりますし、その基本方針として内国民待遇、最惠国待遇を相互主義によつて締結することを約束することであります。この件につきましては、只今日本の通商状況は、ドル地域とポンド地域が主として日本の貿易を左右しているのでありまして、ポンド地域におけるイギリスの政府の考え方が、前の労働党内閣当時にも、新聞に伝えられているところによりますと、日本の経済的進出に対しまして、戰前におけるような恐怖がありました。ややもすると日本の商品に対しまして、差別待遇、いわゆる最惠国待遇を振り替えようと……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第19号(1951/11/15、2期、自由党)

○石川榮一君 大分長時間に亘る審議でありますから、御疲労していらつしやるとは思いますが、会期も切迫をしておりますので、この両條約の持つ重大性に鑑みまして、もう暫らく会議を続行して頂きたい。かように考えまして、今の動議に反対いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/14、2期、自由党)

○石川榮一君 大体の御意向はわかつたようでありますが、折角会議を開いておりますから、成るべく各派とも財政法、会計法等の一部改正の法案も明日上げて頂くように御努力を懇請いたしまして、それに賛成いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/10、2期、自由党)

○石川榮一君 吉田さんの御質問のこの問題につきましては、本日予算委員会において、総理からこの問題自体に対して特に発言を求めておるはずであります。でありますから、その発言の状況を見てから考えて頂いたらいいと思いますので、折角ですが、吉田君に暫らく時間を延ばして頂きたい。この様子を見てからですね。

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/03/31、2期、自由党)

○石川清一君 余り話が進んだり戻つたりするので、又一日と四日は本会議を予定しておるので、一日の日にでもこの緊急な法案が十四日までに上るか上らんかというようなことは、一応本委員会その他でも出ると思うのです。で、今日はこの程度にしておいて、次の委員会にもう少し各派腹を割つて相談したほうがいいと思うのです。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、只今のお話を聞いておりますと、やはりこれは立案の基礎的なものは安本だと聞いておりますが、衆議院とこちらのほうと違つた委員会に付託したことが今までありましたか。(「ありました」と呼ぶ者あり)それではやはり筋を通したほうがいいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/04、2期、自由党)

○石川榮一君 いろいろ討議があつたのでありまして、大体野党のかたがたもよく御事態を御認識なさつていらつしやるようで、又我々与党に対する厳しい批判も伺つております。努めて皆さんの御発言を尊重することでありまして、是非本日会期延長の御決定を願いたいと思います。尊重には、飽くまで私どもは責任を持つてやりますから。

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、自由党)

○石川榮一君 自由党は会期延長には賛成であります。その理由は、重要法案が山積をいたしております。(「自由党は二つあるのか」と呼ぶ者あり)今私も、この法案の山積しておるという点において賛成いたします。

第13回国会 建設委員会 第7号(1952/02/19、2期、自由党)

○石川榮一君 建設機械についてお伺いいたしますが、今年の河川の問題を見ましても非常に予算が少くなつて災害は年々増大して参ります状況でありますがこの少い予算を効率化するために建設機械をこの際思い切つて充実する方針をとるお考えがあるかどうか。その目標は少い予算を成るべく効率、予算の効率を増進するという建前と、工事工程を促進するという建前と両方の面から機械化を大いに図つて頂きたい。それがなけなしの予算を有効に使い、而も工事を促進するゆえんであると思う、勿論この戰後における土建業者は非常に財政力が微弱でありますから、この機械化を業者に求めることは困難だと思います。そこで国ができるだけ機械化を、みずから……

第13回国会 建設委員会 第8号(1952/02/21、2期、自由党)

○石川榮一君 国庫補助増額とありますが、必ずしも増額とばかりは言つておられませんので、内容を御説明申上げます。埼玉県は御案内のように全国でも有数の中小河川の多い県であります。岐阜、埼玉は最も多いとしてあることは御存じの通りであります。従いましてこの中小河川の水害に悩むことは非常に多いわけです。それによりまして県では直接にその改修計画を立てて、国にその補助の助成を常に願つておるんですが、遺憾ながら非常に少いのであります。昭和二十六年度における中小川改修改良事業費は、全国の最下位になつておるというような事態、大変遺憾なことと思いますが、勿運動等に遺憾の点があつたと思うのですが、何にいたしましても全……

第13回国会 建設委員会 第22号(1952/04/04、2期、自由党)

○石川榮一君 大分御熱心な質疑応答でありまして、もう二、三回御質問があれば大体内容がはつきりして参ると思いますが、そうなりましたらば、この法案を如何にすべきかをまとめる点につきまして、ここでお考えを煩したい。一言申上げたいのは、先ほど来の田中委員の質疑、それから昨日の赤木委員の質疑等から考えましても、必ずしもこの法案に反対でないということははつきりしておるようであります。問題はこれと同じような法案が先ほど来もう審議に入り、或いは北海道の泥炭地の問題が出て来るであろう、その他の特殊地域からたくさん出て来るであろうということは想像にかたくないのであります。そうなつて来まするとこの法案はややもすると……

第13回国会 建設委員会 第27号(1952/04/22、2期、自由党)

○石川榮一君 大変怠慢で済みませんが、内容の説明を簡單でよろしうございますから一つお願いいたします。
【次の発言】 了解しました。

第13回国会 建設委員会 第31号(1952/05/07、2期、自由党)

○石川榮一君 私はこの法案を、修正案に賛成し、更に修正案を除く原案に賛成いたします。  そこで一応理由を申上げますが、この法案は日本の安全を保障するために根本的に必要とする措置である、かように考えております。それは今いろいろ御意見がありますが、要するに日本の防衛が今のままで、無防備のままで、いわゆる何らの武力を持たない国がここに生まれて参つた、而も独立を回復したということから考えまして、安全保障條約なしには日本の独立は意味をなさない、こういう観点に立ちまして若干の国民に、気の毒なことを強  いることがあると思いますが、要は日本国の存立を前提としてなすべき措置である、かように考えまして、私はこの……

第13回国会 建設委員会 第38号(1952/05/19、2期、自由党)

○石川榮一君 一応伺つておきますが、会期もだんだん切迫しておりますのと、この法律を作らんとしている構想等もまだ伺つておりませんから、一回質疑を戰かわせまして、その間において今のような手続きをとつて頂くことが適当だと思います。直ちに公聴会を開かないで、一応提案者に対しまして或る程度の論議を戦わせまして、それによつて人選を決めるとか何とかいうふうにしたら如何でしようか。
【次の発言】 同意しました。

第13回国会 建設委員会 第41号(1952/05/22、2期、自由党)

○石川榮一君 大体田中委員の熱心な御質問で盲点は突いておると思います。又提案者の考え方は、その理想は持つていらつしやるようですが、今まで野放しになつておるものを、一応この法律によつて一つの枠に入れまして、そうしてそのかたがたの自覚を懲悪いたしまして、行政指導によつて、今田中さんのおつしやるような理想に近ずけようという狙いのようでありまして、含みが相当あると思います。私はこの御提案に対する心遣いにつきましては賛成いたしますが、できることでしたら、田中委員の御心配なさるような点につきましても、何らか提案者においてお考えおきを願いまして、若し必要があれば、細則のようなものでも附ける或いは附則のような……

第13回国会 建設委員会 第42号(1952/05/23、2期、自由党)

○石川榮一君 御説明のうちに三割の料率を引下げて公庫に対しては協会は特別の保険料を実施して行くというお話でありましたが、いろいろお話伺いますと大変御努力をなすつていらつしやるような御誠意も認められるのでありますが、この五円七十一銭という全額は純保険料に比較しましてどの程度のものであるか、又この公庫に対する附加保険料をどのくらいと見て営業保険を認めておられますか、だから五円七十一銭というものは純保険料に対してどのくらい附加してあるものか、若しそうでなくそこに純保険料に近いものであるかどうかという点を概括的にお伺いしてみたい。
【次の発言】 大体伺いまして、未経過を含めまして約二割八分ということで……

第13回国会 建設委員会 第43号(1952/05/24、2期、自由党)

○石川榮一君 私は今参りましたので、赤木委員の論旨を十分にお聞きする機会がなかつたのでありますが、先日お話になりました点等から想像しまして、およそ御意見のあるところを了承しますので、一応所見を申上げて見たいと思うのであります。先ず技監制度存廃の問題でありますが、今度の機構改革による設置法の改正は、技監を廃止をするということになつておりますが、これは行政簡素化の面からこれを取上げてあるのでありまするからして、相当に検討を加えて出したものと思います。併しながら私は率直に申上げまして、技監制度は存置したいという一員であります。その理由は建設行政は殆んど技術面を中心とした省でありますので、科学技術を基……

第13回国会 建設委員会 第44号(1952/05/27、2期、自由党)

○石川榮一君 主計局長がいらつしやいましたから一応局長にお伺いしておきたいのは、実は五十里のダムの予算のことでありますが、今年度五十里のダムには多くの予算をつけております。ところがあれは基礎工事並びに新規等によつて多額の費用を要するものでありまして、一応その整備ができまするならば、あとはコンクリートを打つだけでありますが、これまでに基礎工事もできますし、機械の整備もでき、いろいろこの七、八月頃からコンクリートを打つ段階になつております。明年の三月、昭和二十七年度一ぱいにこなし得る能力は相当なものであります。ところが現在も予算の措置におきましては、大体におきまして、そのコンクリートを打ちます費用……

第13回国会 建設委員会 第46号(1952/05/29、2期、自由党)

○石川榮一君 今田中さんの御質問も妥当な質問と思いますが、衆議院を通つておることであるし、第四章の雑則の二十一條に帳簿、書類を中心にして業務上の検査をすることができるというのでありますから、この裏を返しますれば、帳簿、書類を持たなければならんということにも読めると思います。第二十一條、こういうようなもので一応その帳簿検査或いは書類の検査等の検査をするということでありますれば、なければならんということに裏返しをすればなると思います。そういう含みで一つ運営を図つて行くということで田中さんの御了解を願つたらどうですか。
【次の発言】 一応伺いたいのは一体三千円ときめた根拠はどこにあるのですか。

第13回国会 建設委員会 第48号(1952/06/04、2期、自由党)

○石川榮一君 一応田中さんの意見は筋が通つていると思いますが、会期もだんだん切迫して参るのと、議員提出として成るべく今国会で通したいという提案者の熱望があると思いますので、できますことでしたらば、それに触れる問題は後廻しにいたしましても、その他の問題について御質疑を続行になりまして、そうして議員立法としての提案者の気持を汲み取つて頂きたいと思います。
【次の発言】 田中委員のお気持よくわかります。お話を伺いますと、この審議を促進するための方法として、衆議院の修正等も予想されるという状況下に立つているから、その結論が衆議院から出ましたら直ちにこの法案の促進を図り、そうして成るべく本国会に提案者の……

第13回国会 建設委員会 第51号(1952/06/10、2期、自由党)

○石川榮一君 又翌年の水によりまして、同じ所が同じような災害を受けたということが仮に起るといたしますと、前の災害工事なるものがその工事におきまして、非常に不正が行われたということも言い得るのであります。特にこの小さい災害につきましては、ややもすると町村等が安易な気持でやりますために、その工事が適正な工事をしないで済ます。そうして更に又明年度同じところがもつと増破をするということも聞くのであります。こういうものに対して、建設省は何か特別な監査機関を設けるとか、或いは連続同じ所が三年も三年も同じように災害を受けるというようなことがあつた場合には、何か法的な措置を講ずるかどうかする必要があると思いま……

第13回国会 建設委員会 第54号(1952/06/18、2期、自由党)

○石川榮一君 今までの経過については十分知つておりませんから或いは重複するかも知れませんが、あらかじめ御了承を願いたいと思います。この法律の立案の御趣旨につきましてはこれは大体了解ができるのであります。要するに伊東国際観光温泉都市はたまたま金鉱資源がその附近にありとして昔から唱えられております。現在でも伺いますれば二十数カ所の申請がしてあるというような状態にありますので、この実行の必要が起つたと思うわけでありますが、我が国の現在の情勢から考えますれば観光温泉都市としての伊東市も重大でありますように、又埋没しているいわゆる地下資源の開発の高度化も政府としましては必至のものであると思うのであります……

第13回国会 建設委員会 第55号(1952/06/19、2期、自由党)

○石川榮一君 私は自由党に党席がありますので、その点からも一応意見を述べたいと思います。独立後における庶政の刷新は緊要にして不可欠のものである。そのため行政機構の改革というものを実は大きく取上げ、それがたまたまこの建設省の技監の廃止になつたのですが、この技監の廃止については私個人といたしましては勿論意見があるのであります。併し党議といたしまして一応政府原案を支持すべき立場でありますので、私は別な観点から技監を置くことに不賛成の意見は述べませんが、政府原案を主張する立場から      一技監を廃止する以上、事務次官は必ず技術人から出すべきという條件を付けて政府原案を支持しようと思つておるのであり……

第15回国会 建設委員会 第4号(1952/12/09、2期、自由党)

○石川榮一君 田中議員の非常に抱負を聞かせられまして、私も幾らか示唆を受けておるのでありますが、成るべく党の立場ということを根底に置いての提議は、なかなか結論を得られないと思いますから、お互いに党ということを離脱いたしまして、建設行政に協力ができるようにお願いしたいと思いますが、ややもすると我が党は我が党はという言葉が出るのは非常に異なるものでありますので、どうかこの点は一つお願いいたしたいと思います。  それでは河川行政について大臣に御見解を伺いたいのですが、私は今まで他の会合に出ておりまして、今までの経過をよく存じておりませんが、現在の河川改修費に対しまして一言意見を申述べて、御所見を伺い……

第15回国会 建設委員会 第5号(1952/12/11、2期、自由党)

○石川榮一君 総合開発事業としてのダム建設が今行われておるのですが、そのダム建設の五十里とか石狩とかいうものの現在の工事状況を説明してほしいと思います。
【次の発言】 あとの機会でよろしうございますから、直轄並びに府県営のダムの計画並びに予算的な措置、それから現在の進捗状況等を一応資料として委員に御配布願いたいと思います。  更にお尋ねいたしますが、予算が非常に不足しておりまして、現在の直轄でやつております五十里にいたしましてもその他にいたしましても、相当に資金が枯渇して休んでおる実情にあるようでありますが、特に五十里のダムは機械を買おうとしても買うことができないで、地元の栃木県に一時的な融資……

第15回国会 建設委員会 第6号(1952/12/16、2期、自由党)

○石川榮一君 私は少し時間の都合がありますので、先に農地局長にお伺いしたいのです。それは全国の十九地域の総合開発が一応取上げられておりますが、その線に沿うてこれを実施に移すという段階になつたようであります。それに対しまして、農林省側が勿論この総合開発の主要な利水の面を担当することになるわけでありますが、その水に関係をする総合開発に対して、農林省の農地局長さんの御意見といたしまして、将来悔なき開発を農林省の面から御検討願わなくちやなりませんが、特に私どもは食糧増産の面から用水の補完水は勿論でありまするが、畑地灌漑に重大な関心を持つて頂かなくちやならん。用水の補完水は何とかなりますが、畑地の灌漑ま……

第15回国会 建設委員会 第11号(1953/02/12、2期、自由党)

○石川榮一君 只今局長さんのお話の維持費ですが、この維持費は重大なんで、ややもすると、大蔵省あたりは維持費なんかは殆んどどうでもいいように考えているように見られるのですか、この維持費を大蔵省に十分に認識させる方法として、何か特段の対策を建設省は持つて折衝したことはありましようか。
【次の発言】 御趣旨はよくわかりますが、補修費を特に加えたということは、維持費というものに対する認識が財政当局にないというのでここに補修費というものを採入れたようにも考えるのですが、この際維持費ということでなく、何かもう少しぴんと来るような名前に……、いわゆる補修費、維持費でなくても補修費でも結構ですが、そう変更して……

第15回国会 建設委員会 第21号(1953/03/12、2期、自由党)

○石川榮一君 田中君の動議に賛成します。

第15回国会 予算委員会 第18号(1952/12/23、2期、自由党)

○石川榮一君 私は時間が非常に制約されておりますので、簡単に六つの項目に亘りまして政府の所信をお質しいたしたいと思います。第一にお伺いいたしたいことは治山、治水、利水、この問題が戦後占領下に置かれますために政府の施策が十分に行われておらないという観点に立ちまして、独立を回復しました今日いよいよ自主独立の予算を御編成に相成ります今日におきまして、特に政府に向いまして治山、治水、利水に対する政策の確立と、これらに対する大幅の予算の編成とを要請するものであります。その理由は簡単に申上げますが、敗戦後御承知のごとく国土が六十八万平方粁から三十七万平方粁のいわゆる四五%の領土へ圧縮されておるのであります……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 決算委員会 第5号(1953/06/25、3期、自由党)

○石川榮一君 この問題は根本において私どもは大きな間違いが起つておると思います。僅か四年間の契約にもかかわらず、会社はそこで事業を開始するという手を打たれた。その当時の客観的な情勢から、或いはGHQの示唆もありましたので、国策の線に沿うという熱意が半分と、或いは将来その四年間が引続いて借りられるのじやないかというお考え方を持つていて事業の計画を始めたと思うのであります。その問題はまあ別といたしまして、今日いろいろ伺いました結果から見ますというと、あの約束を会社は履行するということになれば、今日の話から見ますというと、会社は破産してしまうというような御事情があることもわかります。併し一旦契約をな……

第16回国会 決算委員会 第12号(1953/07/15、3期、自由党)

○石川榮一君 今の意味は重大だと思いますから、現に普通財産として大蔵省の所管に復元をされた、今度この問題が起つたので大蔵省は元の公園に復元するために、必要とする措置をする、そうする以上はやはり普通財産に繰入れたことを取りやめをして、更にこれを建設省に所管換をする、そうして公園としてこれを指定するということを言つておりますが、ただこれだけでは元の公園にするために、普通財産のままであつたものを明渡し訴訟をするというようにしかとれない。そうすると民事訴訟になつてしまう。元の契約が、東京都が契約を結んでその内容を活かすようにやつておる。それが不可能であるがために、普通財産であるけれども、こういうことで……

第16回国会 決算委員会 第19号(1953/08/06、3期、自由党)

○石川榮一君 ちよつとお伺いします。二十六年の六月末における未納額は、東京鉄道局の分だけとありまして、ほかは総計で五千万円とありますが、もつとあるのですか、これだけですか、どうなんですか。
【次の発言】 それ以前にさつきあなたが触れられました延滞償金という名称をつけて、他のほうから意見が出ておるということですが、その面の延滞の情勢はわからないのですか、金額がどのくらいであつたか。
【次の発言】 そうでございます。
【次の発言】 これは参考に聞くのですが、東鉄が交通公社の分以外のいわゆる鉄道、国鉄、公社が扱いました切符代、この代金の計算上の過ち、或いは窃盗等の批難等もあると思いますが、そういうよ……

第16回国会 建設委員会 第1号(1953/05/22、3期、自由党)

○石川榮一君 先ほど来論議もありました通り、新らしく出発しました参議院の建設委員会といたしまして、こういう共管の問題、或いはややもするとセクシヨナリズムに禍いされて政策が遂行し得ないような分野もあるのでありますから、そういう意味合いを含めまして田中君の意見に私は賛成いたします。

第16回国会 建設委員会 閉会後第1号(1953/09/24、3期、自由党)

○石川榮一君 私は今日御発表頂きました治水根本対策要綱、非常に立派な要綱であると思います。折角発表されまして、現在治山治水協議会は持たれておりますが、そのときにこれを建設省がお出しになつたということを伺いました。この問題を如何に治山治水協議会が取扱うかというのがこれからの問題であろうと思うのです。我々建設常任委員といたしますれば、長い間治山治水問題については悩まされて来ました。歴代内閣がややもすると治山治水を軽視するような予算措置をしておつた、その罪悪がここに固まつて参つたわけでありまして、その結果が北九州の災害、南近畿方面の災害として浮び上つて来たのであります。すでにこのことは二十二年九月の……

第16回国会 建設委員会 第2号(1953/05/29、3期、自由党)

○石川榮一君 私は局長からの一応説明を聴取してから質問に入りたいと思います。
【次の発言】 ちよつと御質問いたします。先ほど次官の御説明を伺いますと、石破官房長の御説明を伺いますと、二十八年度の四分の一の予算を大体計上しておるつもりだという御答弁のように聞きましたが、これを見ますと、継続費の河川費、河川事業費ですが、三十六億一千五百九十万円という不成立予算に対しての四分の一は第一次で九億幾らとあるべきを、計上した額は六億八千八百で、非常にパーセンテージが違つております。この第二次の六月分予算におきましても、二十八年度不成立予算の六分の一ということになりますと、これ又六億程度計上が四億九千、ここ……

第16回国会 建設委員会 閉会後第2号(1953/09/25、3期、自由党)

○石川榮一君 只今石井委員から御指摘があつたのと同じようなことなんですが、このたび治山治水の対策として要綱を御発表になりまして非常に結構な案だと存じます。要は治山治水は総合的に勘案しなければ本当の要綱の趣旨を徹底できないと思いますので、恐らく建設省、農林省、特に林野庁の長官等とは密接な連絡をとつてこの対策に万遺憾なきを期して頂きたいと思います。そこで治山治水、これは離すことのできないことでありますが、特に最近洪水調整ダムが盛んに各地にできております。従いましてそれらのダムサイトは大体山地の奥地であります。従いまして水没する家屋は殆んど山林資源によつて生活を保障しておるという現況なんです。ところ……

第16回国会 建設委員会 第3号(1953/06/02、3期、自由党)

○石川榮一君 今の法案に直接は関係ありませんが、二、三お伺いしたいのです。  それは建設行政も当局の努力と同僚議員の推進とによりまして大分予算も出て参るようになると思いますが、又非常に喜ばしいことだと思います。もう一つは、工事の施行に当りまして各誓いろいろいまわしい事態があるように聞いております。これは遺憾であります。これは戦後頽廃しました人心の緩みから起ることでありまして、官民共にこれは自省しなくちやならんと思いますが、随分いろいろな事件が各地に起つております。お互いに自粛しなければならんと思います。特に当局の出先機関に対する監視は厳重にやつてもらいたい。ややもすると、出先機関が独断専行に陥……

第16回国会 建設委員会 閉会後第3号(1953/10/12、3期、自由党)

○石川榮一君 農林省関係についても伺つてみたいんですが、農林省が現在まで集計されました本年度の災害の総額、それは町村のものまでわかりますれば、今日配付できなければ止むを得ませんが、できましたらその資料を頂きたい。  それからもう一つは、本年度の災害は農地の災害も非常に厖大のように我々は考えております。それというのは、一つは二十六年度の災害の状況によつて、私は決算の立場から山口県を一廻り廻つたんです。ところが二十六年の山口県のあの災害に対する農地の復旧はまだ殆んど完成しておるのはない。まあ大体我々の聞いているのでは三、四割程度しかできていないということを聞いている。もう一つは、村によりましては、……

第16回国会 建設委員会 第4号(1953/06/23、3期、自由党)

○石川榮一君 大臣が電源開発審議会に今日は御出席になりますそうですから、これに関連を持ちます件につきまして所見を申上げまして御検討を賜りたいと思います。  実は今日自由党の総務会におきまして只見川の本流案、分流案その他の案件について一応説明を聴取いたしました。近くこの只見川電源開発は審議会によつて連日会合を開いて早急に結論を得たいという方向に行つているようでございます。私ども建設行政に携つておる者から考えますると、只今の電源開発それ自体に異論を言う者ではありませんが、主として水を電源にのみ利用しようとする傾向が顕著になつて参かました。現在日本が置かれております状態から見ますれば無理もないことで……

第16回国会 建設委員会 閉会後第4号(1953/10/13、3期、自由党)

○石川榮一君 幸い大臣もいらつしやいますので、伺いたいのでございますが、治山治水恒久対策の問題は、すでに建設省においては数年来研究せられまして、大体の方針は立つておると私どもも承知しております。要はこれを如何に実施面に移すかというのが問題であろうと思います。恐らく内閣に設置されました治山治水協議会の根本方針も、財政と睨み合せて、建設省が持つているその方針を貫くには如何にしたらいいかということに或いは協議が進められて行かねばならんと思う。現在の国家財政の状況から考えまして、一兆三千億、農林省を入れると一兆八千億、二兆にもなるという厖大なる治山治水の総合計画を遂行する金が必要だということがはつきり……

第16回国会 建設委員会 閉会後第5号(1953/10/20、3期、自由党)

○石川榮一君 大体小笠原君並びに江田君等から指摘されたことに附加えたいのですが、この林野庁の計画は非常に大きな構想でありまして、森林資源を確保するには最もいい着眼でありますが、併し予算的に見ますれば非常に厖大になりますが、問題は予算の裏付けが中心である。構想は如何に作りましても、これが実施の計画において立案ができなければ意味がない。そこで、先ほど来小笠原君からも指摘されましたが、私は別の角度から、現在日本の厖大な山地を持つ日本における奥地林、いわゆる備蓄林、これはどのくらいあるか、それからその備蓄林をこういう予算の窮迫したときに大きな国民経済の中心をなす治山、治水、利水計画を立てるという場合に……

第16回国会 建設委員会 閉会後第6号(1953/10/21、3期、自由党)

○石川榮一君 じやもう一つお伺いいたします。ダムの建設による水没するところの土地は、思わざる犠牲を国家或いは公益のために払わされるわけでありますが、いわゆる戦争において、戦地に、戦野にあつて倒れ去る者と同じ立場をとつておるものだと思います。その他の道路とか或いは河川改修による犠牲者等とは、その質を異にしまして、全然何ら予測せざるところの犠牲が湧いて来たという建前を重視しまして、特に私はこういう電源開発というような国家的な要請に基いてやるものは、国の経済に重大な役割を演ずるために、やはりこういうふうな事業に対しては特別な措置を講ずべきだと思います。普通の土地收用法で律すべきものじやない。従いまし……

第16回国会 建設委員会 閉会後第7号(1953/10/22、3期、自由党)【議会役職】

○理事(石川榮一君) ほかに御質疑ありませんか。  委員長は水害対策の委員会のほうへ出席されましたから……。  本日を以て三日間継続して委員会を開催して、予定の通り大体質疑を続行したわけでありますが、この程度で一応委員会は終了いたしまして、来るべき臨時国会の開会中において、治山治水その他災害対策に関する問題等を委員会に付議いたしまして、質問を続行したらどうかと思いますがどうでしよう。
【次の発言】 速記を止めて下さい。    午後三時四十二分速記中止       午後四時四分速記開始
【次の発言】 速記を始めて。先ほど来休憩中に御懇談申上げ、更に各関係委員会並びに委員長と連絡をとつて参りました……

第16回国会 建設委員会 第11号(1953/07/09、3期、自由党)

○石川榮一君 私は只今審議中の本法案に対する質疑はこの程度で打切られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 先刻出しました本法案の質疑はこの程度で打切りたいことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は本法案に賛成をするものであります。その所見を申述べたいと思います。  只今木村委員から三種の項目に亘りまして反対の意見がございました。それを一々反駁する必要はないのでありまして、要は現在の道路が如何に悪化しておるかということは何人もいなめない事実でありまして、それがために各派共同提案の形をとりまして、そうしてこれを悪道を速かにここ五年乃至十年に或る程度の改修をして参りたい。こういう念願か……

第16回国会 建設委員会 第14号(1953/07/16、3期、自由党)【議会役職】

○理事(石川榮一君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は公報でお知らせいたしてありますように土地収用法の一部を改正する法律案を議題といたします。一昨日に引続きまして質疑をお願いしたいと思います。
【次の発言】 資料ですか。
【次の発言】 早急に資料を提供して欲しいと思います。今懸案になつておりますから……。
【次の発言】 小笠原委員に申上げますが、今田中委員からの御要求のうちにあなたの御希望になつておる資料が含蓄されると思いますが、如何でしよう。
【次の発言】 一括でいいですか、じやそういうことに……。
【次の発言】 それでは皆さんに御協議いたしますから、速記をやめて下さい。懇談に入り……

第16回国会 建設委員会 第15号(1953/07/21、3期、自由党)

○石川榮一君 この土地収用法の一部改正法案の狙いとするところは、私どもは決して不賛成ではありません。これを善用することによつて、ややともすると土地収用が、如何に収用法の精神が立派でありましても、その運用如何によりましては相当一般犠牲者に権力を押付けるというような傾向が精神的にも物質的にも起り得ると思うのです。こういう点を救済する立場に立つて、要するに犠牲者に対する物心両面の補償を成るべく法の許せる範囲において犠牲者に報いてやる、こういう精神で運用して頂くことであるならば、これは私は一般の土地収用にかかるべき運命に立つ方々も喜んでこの斡旋を依頼して来るのではないかと思うのであります。さようになる……

第16回国会 建設委員会 第16号(1953/07/23、3期、自由党)

○石川榮一君 只今田中君から熱心な質疑、斡旋委員の設置問題について意見が開陳され、非常に傾聴する点があると思います。  私は別の角度から一応伺つてみたいのですか、この土地収用をしなければならんような場合に、絶対反対を唱えておる場合と、絶対反対でなくして、補償に中心を置いて争うのと、二つあると思う。絶対反対の立場をとつております場合のいわゆる地元民に対しては、斡旋委員が斡旋する余地があるかどうか。これは反対を緩和するために斡旋委員が活動するのであるが、飽くまで絶対反対を唱える場合は自然斡旋委員というものは殆んど意味をなさない。こういうような場合における斡旋委員の活動はどうするのかということが一つ……

第16回国会 建設委員会 第18号(1953/07/27、3期、自由党)

○石川榮一君 只今田中委員の御主張は一応筋の通つた御主張と思いますが、私どもの考えております現在の心境の斡旋委員会というものは、むしろ業務規定を作つて斡旋委員会の活動範囲を限定するということ自体がよくない。私は土地収用の補償要項は、これは斡旋委員は十分にそれを了承しておりますから、土地収用についてこれだけの補償はあるのだ、これははつきりしておるということを提示して、それ以外にこういうこともやつてやる、ああいうこともやるがどうだ、あなた方はどういう希望があるかということを聞いて、広汎に政治的な解決をいたしまして、そのいわゆる犠牲に立つ方の了承が得られるようにすべきだ。むしろ私はこの際田中委員の説……

第16回国会 建設委員会 第19号(1953/07/28、3期、自由党)

○石川榮一君 只今の小笠原委員の動議に賛成いたします。

第16回国会 建設委員会 第20号(1953/07/30、3期、自由党)

○石川榮一君 私は只今赤木委員の趣旨と大体同じでありますが、この本案の狙いといたしまするところは、建設業者の適正なる発展を企図しつつ、そうして合理的な請負の価格を規定しなければならんものであると思うのです。ただ今田中委員の修正案に出ましたところの十分の八、これ自体につきましては我々はまだ十分な検討をしておりません。今日は建設大臣から責任ある答弁といたしまして、大臣におかれましてもこの修正案の考え方と同じ考え方を持つて研究をされておる。近き将来できるならば次の国会において、成るべく早い機会において妥当な最低価格の検討を加えましたものを次の機会に修正案として出して頂くということを期待し得るのであり……

第17回国会 決算委員会 第2号(1953/11/02、3期、自由党)

○石川榮一君 今の会計検査について関連して一つお伺いいたしますが、会計検査の現在の実地査定、検査等は非常に熱心にやられておりますことは認めております。非常に御苦労である。従いまして災害地の府県、並びに町村等も或る程度の脅威を感じておるようであります。ただ会計検査院もお調らべなさる熱心さはわかりますが、その検査に当りますかたの中に少くも一名程度、或いは一名乃至二名程度相当の権威のある専門家を加えまして、そうしてその検査の不当、不正の事実をつくのも結構ですが、更につきとめてこういうふうにやるべきだというような温い指導方針もそこに授けて行けば、なお結構ではないか、要は不当の会計を検査するのであります……

第17回国会 建設委員会 閉会後第1号(1953/11/24、3期、自由党)

○石川榮一君 只今、大臣から大体のお話を伺つたのですが、最近委員会から派遣せられましていずれ詳細な報告はいたしますが、私ども派遣議員の見た眼から考えてみまして、十三号台風の三重、愛知、岐阜、滋賀等の災害は思いのほか激甚なんであります。特に愛知県の海岸堤防の欠壊は非常に尨大なものであるようであります。県の説明を聞きますと、総延長約二十五キロ、現地を見ますると千五百或いは千八百という大きな従来からできておりました干拓の提防は寸断されておるようであります。而もその寸断された所は非常に押堀いたしまして、一メートル乃至三メートルの深さを持つておる。現在の三重県下における海岸堤防は漸く査定をしている最中で……

第17回国会 建設委員会 第2号(1953/10/31、3期、自由党)

○石川榮一君 今日は河川局長は参りませんか。
【次の発言】 道路局長の先ほどの小澤委員に対する御答弁の中で、高崎線は安全保障費から出るということになつているというのですが、あの線にどれだけその経費を見ておられますか、わかりましたら……。
【次の発言】 そうするとあの道路は高崎までをその眼目としておりますか、もつと延長して見ておりますか。
【次の発言】 あの路線は非常に交通量が多いのは御承知の通りでありますが、又従つて現在改修しつつありますのですが、旧道のほうが非常に傷んでいるにもかかわらず、殆んど手を著けておりません。従つて新道路は今開設中であり、旧道路は非常な破壊のままに存置されて非常な交通……

第17回国会 建設委員会 第3号(1953/11/02、3期、自由党)

○石川榮一君 建設省設置法についての関連として一応お伺いしたいのですが、今度の台風十三号による東海地方の海岸の被害は実に惨但たるものである。これに対してまだ海岸堤防法の制定がしてありません。この際この機会に、こういう大きな被害を受けたときこそ海岸堤防法の制定に絶好のチヤンスだと思う。ややもすると農林省の側と建設省との間に意見の相違があるようでございますが、こういう災害のときを契機としてこの際建設省は主導的な役割を以ちまして、現在行わんとする海岸堤防の仕事の面から考えましても、この際海岸堤防法の制定を緊急に提案すべきではないか。この機会をおいてはない。そういう意味合いにおきまして臨時に海岸堤防建……

第17回国会 建設委員会 第4号(1953/11/04、3期、自由党)

○石川榮一君 大蔵省から参りますまでに、建設省の次官その他の首脳部から伺いたいことがありますが、第十三号台風による海岸堤防の破堤個所の災害復旧、並びにこれに関連する海岸堤防の増築等について、建設省は只今応急工事として仮締切をやつておるそうでありますが、これをいつまでに仕上げるという御方針でおるかを先ず伺つてみたいと思います。
【次の発言】 その仮締切ができますれば、現在海水によつてのその海岸の被害町村の湛水は直ちに排除すると思いますが、その排水等にどのくらい要しますか。
【次の発言】 その仮、締切は一応恐らく近いうちに締切が終る。同時に排水も済ませる。次に今度は本工事に入ると思いますが、本工事……

第18回国会 建設委員会 第1号(1953/12/03、3期、自由党)

○石川榮一君 今般十三号台風による被害の海岸及び湖岸堤防の災害復旧調査をいたしました御報告を申上げます。  私ども田中君、江田君と共に院議に基きまして、去る十一月十六日から十九日まで四日間、三重県、愛知県の海岸堤防の災害の状況、並びにその復旧状態につきまして、現地を視察、調査いたして参りました。なお、滋賀県の湖岸堤防につきましても同様に視察をいたしました。  日程は十六日滋賀県、十七日三重県、十八日、十九日の両日を愛知県に当てたのであります。視察の要領は県庁におきまして大略の状況を聴取り、現地につきまして成るべく事情を深く掘り下げて視察することといたしたのであります。なお名古屋市においては建設……

第18回国会 建設委員会 第2号(1953/12/04、3期、自由党)

○石川榮一君 ちよつと決算委員会のほうへ出席して、その途中出ませんので、或いは重複するかも知れませんが、折角建設部長いらつしやるのですから、一応私からも伺つてみたい。  今度の十三号台風による海岸の破堤は非常に延長が長く、而も個所が非常に多い。その破壊個所が非常に惨怛たる状況になつておるのですが、これが農林省の干拓による堤防と、建設省が県の委託によつて工事をし或いは補強したというのもあるわけであります。今度農林省のいわゆる干拓堤防と称せられるものは農林省がおやりになり、その他のものは建設省がおやりになるということで、整然として区別されておりますようですが、相隣接したところの工事の現場から考えま……

第18回国会 建設委員会 第3号(1953/12/07、3期、自由党)

○石川榮一君 明年度の予算にも関連を持つのですが、本年度の災害は戦後最大のものでありまして、三・五・二の割合によつて災害復旧をするとすれば、本年度のものとその残りと明年度の五〇%を合わすと約一千億に達すると思う。そういう厖大な災害を背負わされ、而も過年度災害が七、八百億もあるという形である。明年度も勿論そうでありましよう。そうすると、国家の財政というものは災害に殆んど食われるという形になりまして、そうかと言うてこれをなおざりにすれば、なお災害が増大するということになりますので、非常な危機に立つていると思います。現在の災害を復旧することも勿論大事ですが、ややもすると、治山治水根本対策要綱なるもの……

第19回国会 決算委員会 第2号(1954/02/01、3期、自由党)

○石川榮一君 これだけを聞きますと、何だかからくりをされているようで、普通の常識では考えられないことのように思われるんです。勿論これに悪意があるとは考えておりませんけれども、指摘されますように、年度区分を紊すということは勿論やかましく言わなければなりませんが、品物を引取らずして金を支払うということが、多くはこういう間違いを起すのではないかと思う。前にもそういうことがありましたが、要するに現品を受領せずして先に金を渡すということを、やはり会計検査院としては依然として認める方針ですか、将来こういうようなことがあつた場合にも、現品を受領しないで大部分の金を支払つてもよろしいということを言うつもりです……

第19回国会 決算委員会 閉会後第4号(1954/09/02、3期、自由党)

○石川榮一君 新院長の抱負を伺いまして非常に私ども意を強くしております。私は別な方面から御意見を伺つてみたいのですが、会計検査の目標は今お話の通りでありますが、綱紀の粛正の根本を衝いて行くという点から考えまして、批難事項が激増いたしますることを防止するためには如何にしたらいいかということは、恐らく各主管行政官庁において研究しておると思うのですが、会計検査院におかれましても多数の工事を検査せられまして、その結果二十六年、七年のごとく激増する傾向にありますことは非常に遺憾でありますが、これを是正するにはどうしたらいいか。これはまあ勿論精神的な面から強く綱紀粛正を叫び、信賞必罰を徹底しなくちやならん……

第19回国会 建設委員会 閉会後第1号(1954/06/30、3期、自由党)

○石川榮一君 災害に又直面して参りまして非常な豪雨を見ておるわけでありますが、その災害復旧は勿論緊急を要するのでありますが、年々繰返されるこの災害を最小限に緊急に防ぐ方法といたしまして何か、建設省といたしましてお考えを願わなければならないと存じます。それは治山治水の恒久対策は勿論確立しておりまして、これから順次予算を作るのでありますが、現在の国家財政の情況から考えまするというとなかなか思うように参らない。治山治水対策協議会で決定いたしましたあの対策も一兆二千億、農林省方面まで加わりますると一兆八千億という厖大な予算になつておりますから、恐らく十年間でこれをこなすことは非常に困難であろうと思いま……

第19回国会 建設委員会 第2号(1953/12/15、3期、自由党)

○石川榮一君 大分遅くなりますから簡単にお伺いしますが、治山治水を中心としてお尋ねしたいのですが、私は安藝先生、石原先生等から伺いたいと思います。  現在の災害の状況から考えまして、治山治水の重要性はもう論を待たないのでありますが、ややもすると治山治水が地表面のみに研究せられまして、地下水、いわゆる地下を通して災害を防除するというようなことも一つの構想ではないかと我々考えますが、そういう御研究がありますかどうかを伺いたいのであります。  それからもう一つは、堤防が逐次増強せられまして、災害のあるたびごとに増嵩され、或いは河幅が拡張されるというような状況にあるのですが、この狭い土地を、而も河川の……

第19回国会 建設委員会 閉会後第2号(1954/08/13、3期、自由党)

○石川榮一君 第二班の最上、阿仁田沢特定地域の建設事業の視察について申上げます。第二班は三浦委員と木下委員と私と三名でありますが、私から御報告いたします。  先ず径路のあらましを申上げますと、去る七月二十五日夜上野を立ちまして、山形県赤湯に着き、そこから長井町を経て野川の菅野ダムを視察いたしました。この地区は最上特定地域ではありませんが、山形県の野川総合開発事業として、本年三月その最初のダムが完成したところであります。次いで山形県庁に参り、村山知事から県内の事情を聴取し、最上特定地域の中心をなす新庄に向いました。同地域には鮭川、小国川等に多目的ダムの計画があり、開発の重点をなすものでありまする……

第19回国会 建設委員会 第3号(1953/12/16、3期、自由党)

○石川榮一君 只今御説明を伺いますと、行政簡素化、行政機構の改革、これは大きな現内閣の政治の目標に考えておるのでありますので、私どもも期待しておるわけでありますが、今お伺いしますと、殆んど現状維持ということになつてしまうのじやないかと思うのですが、党でも勿論特別委員会を開いて、臨時行革本部を置いてやつておりますようですが、要は政府が責任を持つて提案すを決心をつけますれば、自由党のほうもこれに協力するという形になると思いますが、与党のほうでもいろいろ議論がありまして、なかなか理想的な案が生れて来ない。そうすると現内閣の大きな政策として、行政機構の簡素化、行政財政の整理ということは一枚看板でありま……

第19回国会 建設委員会 閉会後第3号(1954/09/15、3期、自由党)

○石川榮一君 只今各所管の御説明を聞いたのですが、河川改修その他砂防事業等に関する事業には一割節減することが可能だと思いますか。私どもの考え方では、住宅の建設などにつきましては資材が大部分を占めておるものについては格別ですが、河川改修、特にダム事業というものに対しては材料費の占める部面が少いから、労銀か或いは補償費、そういうようなもので節約せざるを得ない。それ以外にないと思います。そのほうは節約が私は困難てあると思う。現在のままでは、こういう希望を持たれても河川改修並びに砂防工事が一割節減することができるとは考えられない。若し考えられないとすれば、堂々とできないことを主張されて、河川改修或いは……

第19回国会 建設委員会 第4号(1954/02/02、3期、自由党)

○石川榮一君 只今赤木先生のお話を伺うと、四日の日のスケジュールができておりますが、大臣が来なければこの委員会は延長ということでございますか。
【次の発言】 只今官房長から御説明頂きましたが、殆んどまだ各省との話合いがついておらない。要するに建設省の御意見のあるところ、心がまえのあるところを御発表になつたようにしか聞えないのですが、会期は相当長くかかるとは思いますけれども、それにしましても、今までこれらの問題は、すでに建設省としましては、速かに立法しようとする意図が従来もあつたように私どもも想像しているわけですが、そういう経緯から考えまして、まだこれが各省との話合いがつかないという段階でありま……

第19回国会 建設委員会 閉会後第4号(1954/09/20、3期、自由党)

○石川榮一君 田中さんの御質問御尤もですから、我々も成るべく十四号の状況等を知りたいのですが、成るべく簡素にやつて頂いて、その時間が与えられて、局長の説明もできるように斟酌してお願いいたしたいと思います。
【次の発言】  建設大臣に伺いますが、先ほどの水防に対する問題と関連いたしまして伺いたいのですが、本年は幸いに台風も大体済んだようで非常に御同慶に堪えないわけです。本年における各河川における水防団体の体制は、非常な熱意を以て当られているようで非常に喜ばしいと思います。本年特に予備費から一億二千万の水防費を大臣から閣議におきまして強く主張せられまして、それを確保されましたことも、これらに何とい……

第19回国会 建設委員会 第13号(1954/03/02、3期、自由党)

○石川榮一君 私もそうしてもらえば都合がいいのです。しまいになるとちよつと留守になるので……。
【次の発言】 誠に御苦労様でした。大分よくわかりました。問題は例の道路の問題、愛知、静岡の長い間の紛争ですが、これが十七日に妥結したということは、これは完全に妥結したのですか。
【次の発言】 そうしますと具体的な案が提示されて妥結したのでなくて、大体の、何と言いますか、妥結の方針だけを決定したということですね。あとは具体的な問題によつては必ずしもそれが妥結が必ずできるということも言い切れないのですか。
【次の発言】 河川局長に伺いますが、このダムは洪水調節には何ら役立たないように私どもは承知しており……

第19回国会 建設委員会 第14号(1954/03/04、3期、自由党)

○石川榮一君 今日の首都建設委員会の事務局長さんのお話、大体わかりましたが、この上水道、下水道に対する首都建設委員会の構想は、特に差迫つた問題は、上水道とか飲料水の問題、工業用水の問題、この厖大な都市がますます膨脹の一途を迫るというときに、水道源が非常に枯渇しているように我々は聞いておりますが、一千万を突破するような場合における上水道、飲料用水の確保にはどういう考え方を持つておりますか。
【次の発言】 昭和五十年度を基準とした計画ですら今のような状態でございまして、私どもは余りにも水に関する首都建設委員会の計画の量並びに運動が手ぬるいと思うのですが、利根川の特定地域に関する審議会では、まだ東京……

第19回国会 建設委員会 第19号(1954/03/30、3期、自由党)

○石川榮一君 折角農地局長もいらしたのですから、これに若干の関係を持ちますので、いい機会ですから伺つておきたいと思います。  只今お話伺いますと、年々六千町歩の畑地が宅地その他の使用に変換される、災害も二万町歩程度ある、こういうお話ですが、約二万七、八千町歩のようでありますが、農林省の統計を見ますと、昭和十八年八月一日現在の全国の田畑、桑園を加えまして総計五百九十三万町歩、それから二十三年の八月一日にはそれが五百二十八万町歩に減つておる。又そのうち水田においては三百十七万町歩あつたものが二百九十二万町歩に減つた、約二十五万町歩の水田が五年間に減つておる。それから畑地は桑園を加えまして二百五十七……

第19回国会 建設委員会 第24号(1954/04/13、3期、自由党)

○石川榮一君 今日は特に副総理御出席になりまして、木村、田中両委員から建設委員会の現在の審議状況と将来についていろいろ有力な御意見があつたのです。これに対しまして副総理の御答弁も、十分とは言えませんが、或る程度まで御了解を得たと思います。副総理は、今、新聞記者の諸君から包囲されておるのを特に来てもらつたのですから、又、機会を得たときにいたしまして、この程度で副総理にお帰りを願うことに差支えありませんか。
【次の発言】 関連して……。今田中委員の質問を伺つて、いろいろ論議もされた点から、私もちよつと聞いてみたいのですが、この土地区画整理法、立派な法律でありますが、併し先ほど御指摘になつた、個人の……

第19回国会 建設委員会 第25号(1954/04/15、3期、自由党)

○石川榮一君 只今第二条の「公共施設の整備故普及び宅地の利用の増進」、これはこの両方を目標としておるようでございますが、第五項の「この法律において「公共施設」とは、道路、公園、広場、河川その他政令で定める公共の用に供する施設をいう」とありますが、特に大都市における寺院共同墓地、国立学校、公立病院というようなものも私どもは都市計画の面からも考えておると思いますが、こういうものが散在しておる。これがために宅地の利用に非常に障害を来している事例がたくさんあるのであります。特に共同墓地のようなものは、東京都内におきましても随分大きな部面を有しているようでありまして、こういうふうなものも宅地の造成並びに……

第19回国会 建設委員会 第26号(1954/04/16、3期、自由党)

○石川榮一君 議事進行について。今の田中委員の御質問も相当重大なことと思いますが、今法制局も見えておりませんから、法制局が見えましたときに田中さんに対する答弁をしてもらうとして、次に移つてもらいたい。

第19回国会 建設委員会 第27号(1954/04/19、3期、自由党)

○石川榮一君 今の田中委員のお話御尤もです。小笠原君、赤木君も今日総合開発のほうへ顔を出したいと言つておられました。副総理が見えればすぐ引返すといつておりましたから……。君のためにそうしたのだから是非来てもらわなくちやならん。そうして副総理も非常にお忙しいのですから、そう長い時間おられませんから、そのつもりで一つすぐおいで願うように願いたい。
【次の発言】 その点につきましては……。
【次の発言】 いや、事情を一応お聞き下さい。前回のときに丁度最後に副総理の出席を要望する声があつたということは事実であります。そこで私は、委員長がお兄さんが亡くなられたという電報が来られて急いで帰らなければならん……

第19回国会 建設委員会 第28号(1954/04/20、3期、自由党)

○石川榮一君 遅刻して参りましたから、情勢がよくわかりませんが、小笠原委員、並びに田中委員の、政局の見通し、政局担当に関する政府の決意如何というようなことは、事、非常に重大でありまして、敢えてこれは本委員会ばかりでなく、両院ともその点を皆不安に考えられて、この究明をすることであろうと思います。そこで本委員会だけでこの問題を取上げるということも一つの方法ではありまするが、これらはいずれ別に議運等で御相談を願つて、大所高所からそういう点を政府の所見を質すということにいたして頂いて、この委員会は、先ほど三浦先生も仰せられた通り、今、土地区画整理法案のごときも逐条審議に入つておる中段でありますので、こ……

第19回国会 建設委員会 第29号(1954/04/23、3期、自由党)

○石川榮一君 この条文には当てはまらんかと思いますが、一言承わつておきたいのは、この建設機械なるものは、抵当の目標とするものは建設業者ということを特定しておるようですが、建設機械を賃貸することを業とする会社、法人というものに対する抵当権は認めないのですか、認めるのですか。

第19回国会 建設委員会 第30号(1954/04/27、3期、自由党)

○石川榮一君 先ほど御質問がありましたようでしたが、この建設機械の一欄表或いは運輸省農林省等の機械一欄表というものを、これを一応調べて頂きましたらば、その稼働状況、まあ主だつた機械ですが、稼働状況等も一緒に調べましたらお調べ願いたい。赤木委員の資料を要求しましたうちに稼働状況をわかるだけ知らしてもらいたい。それは何かと申しますれば、ややともすると自由経済で行きます以上、こういうふうな機械は各業者が盛んに求めるようになりましよう。従つて非常に投資が重複する。従つて遇剰投資になるような傾向が多くなる。だから適当なときに政府が持つておられる機械類一切のものを一種の特別会計のようなものを作られて、そう……

第19回国会 建設委員会 第31号(1954/04/30、3期、自由党)

○石川榮一君 この水防法の簡素化については別に異議あるわけではありませんが、水防計画の完璧を期して、一般の地元民に水防に関する熱意を持たせるということは、河川の維持管理上必要だと思います。特に災害が頻発して参りました現在の状況は、特に治山治水の予算の十分付かないという点等から災害は年々激化しておる状況であります。そこで昭和二十七年度でありましたか、水防費の、いわゆる水防施設の費用として二億程度の予算を付けたのでございます。それが二十八年度には削られてしまつた、こういうことになつておる。要するに水防というものに対する国家の関必が非常に薄くなつて来たというふうに考えられるのであります。私どもは河川……

第19回国会 建設委員会 第32号(1954/05/07、3期、自由党)

○石川榮一君 大体質問は終了したものと見まして、質疑はこの程度で打切つてもらつて、そうして体感に入つたらどうですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第19回国会 建設委員会 第33号(1954/05/08、3期、自由党)

○石川榮一君 私は自由党を代表いたしまして本案に賛意を表すると同時に、只今の小笠原君の提案になりました附帯決議に対しても賛成の意を表するものであります。  その理由は、本土地区画整理法案は、政府の狙つておりますいわゆる市街地の建設、特に文化的都市の建設の促進を図りたいという大きな目標を持ちまして提案されたものと存ずるのでありまして、この点からこの法案の趣旨に全面的に賛成するものであります。併しながら只今附帯決議の条項と、その他審議の経過におきましていろいろ論議を尽された点等から鑑みまして、本法の狙いとするところは、いわゆる文化都市の建設であるのでありまするが、国策の総合的見地に立ちますと、やや……

第19回国会 建設委員会 第38号(1954/05/18、3期、自由党)

○石川榮一君 この資料を大体見ればわかりますが、簡単に説明してもらつたらどうですか。

第19回国会 建設委員会 第40号(1954/05/25、3期、自由党)

○石川榮一君 本問題は先般、それは正式の建設委員会であつたかどうか覚えておりませんが、少くとも各派の打合せをやりましたときには、その問題を取上げまして、たしか建設委員会においては建設委員会としてのこれに対する見解を立てて行くから、これは恐らく審議未了になるんだと思うから急ぐ必要はないと思うけれども、建設委員会の意向は十分尊重して行くようにというような話合いをしたような記憶はあるんですが、多分委員長も大体御了承だと思いますが、その後時期がうつかりして経過してしまつて、今田中君の発言によつて我々は又知つたわけです。若しそうだとすれば、至急にこれもこの会の意見をまとめて頂きまして、早急に何らかの建設……

第19回国会 建設委員会 第41号(1954/05/26、3期、自由党)

○石川榮一君 小笠原委員の動議に賛成いたします。

第19回国会 建設委員会 第44号(1954/05/29、3期、自由党)

○石川榮一君 私は只今議題になつております日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用及び漁船の操業制度等に関する法律案に関しまして、原案に対し修正案の提案の理由を御説明申上げたいと存じます。又修正部分並びに修正部分を除く原案につきましては賛成の意を表明せんとするものでございます。  先ず修正案を朗読いたします。   日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用及び漁船の操業制限等に関する法律案の一部を次のように修正する。   附則第二項のうち第一条の改正規定中「日本国に駐留する」を「日本国内及びその附近に配備された」に改める。  簡単にその……

第19回国会 建設委員会 第45号(1954/05/30、3期、自由党)

○石川榮一君 この問題はいつもこうなつて来ておりますので、みずからも責任を感じておる。これは建設省だけの問題ではなく、通産省と関連するのですけれども、少くとも遠賀川の改修計画というものは、鉱害を対象におかないで改修計画は立たないという一つの実例ではないか。この問題は建設省だけで可能なものかどうかわかりませんが、可能な範囲において、或いは粘土板を下げるとか、或いは適切な処置があると思いますが、こんなふうな地下を大分掘さくしておるということの影響のあることも否めないと思う。こういう面から考えて、大きく考えて御研究を頂いて、対策を成るべく早くきめて頂きたいと思います。そういう意味で私はこの請願の採択……

第19回国会 建設委員会 第46号(1954/05/31、3期、自由党)

○石川榮一君 私はこの法案に賛成であります。  その理由は、昨年七月に道路整備費の財源等に関する臨時措置法の上程の際にいろいろ論議を戦わしたのでありますが、現在の日本の道路の状況が非常に悪い。戦時中並びに戦後に亘り殆んど道路にめぼしい工事をしないで放擲しておつた現在の状況を勘案いたしまして、この法案を通したのであります。特に狙いとするところは、これを財源にいたしまして道路整備五カ年計画を立てるということが大きな眼目なのでありまして、この眼目に対応するようにこの財政措置をするというのが本法の精神であつたと思うのです。たまたま一兆円の緊縮予算に禍いされまして、三分の一を地方に譲与しなくちやならんこ……

第19回国会 建設委員会 第47号(1954/06/02、3期、自由党)

○石川榮一君 宅地建物取引業法の一部改正法律案に関しまして大体の質疑は終つたように見えますので、この際質疑を打切りまして、討論を省略して直ちに採決に入ることの動議を提出します。
【次の発言】 更に動議をやり直します。このことについては実は事前に諸君にお話をしたつもりなんです。私の誤解かもわかりませんから更に動議を提出いたします。  この際質疑を打切つて、討論に入ることの動議を提出します。
【次の発言】 田中君の動議に賛成します。
【次の発言】 私は只今の小笠原君の動議に賛成いたします。

第20回国会 建設委員会 第1号(1954/12/03、3期、自由党)

○石川榮一君 私も今の三浦委員の説に賛成なんですが、そのほかに、本質的には八〇%という案も一つの案でありますが、ややともする、各業者は八〇%の最低線を必ず窺い知る工作をやる。今までも殆んど入札価格を大体知つておるという現状でありますから、引き下げてもわかるということになりますと、結局八〇%のものが全部揃うということもあり得るわけです。そういうようなことをしますと、ややともすると、これは考え方ですが、業者が官僚に向つてえらいモーシヨンをかけて、腐敗を導くようなことがあつては大変だ、こういうことも考えられるし、理論としては田中案も非常にいいのですけれども、そういう点の盲点はありますから、これは一つ……

第22回国会 建設委員会 第1号(1955/03/28、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  このたび、はからずも私が建設常任委員長の選任を受けました。もとよりまことに非才でありますが、皆様方の格別な御支援と御同情にすがりまして、円満に、しかも公正に、明朗に本委員会の運営に当らしていただきたいと思います。どうか各位におかれましては、細大漏らさず、御意見等がありましたならば、事前にお話をいただきまして、皆様方の御意向のありますだけ、十分に本委員会に反映さしていきたいと思いますので、よろしく御協力を願いたいと思います。簡単でありますが、就任のごあいさつを申し上げます。  それでは、ただいまからまずの理事の互選の件をお諮りい……

第22回国会 建設委員会 閉会後第1号(1955/09/21、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。  休会中、本委員会から災害視察につきまして派遣をいたしました派遣委員の方々から御報告を願いたいと思いますが、東北班として派遣いたしました北、宮本両委員は、やむを得ません都合によりまして欠席されておりますから、この東北班の報告は後日に延期することにいたしまして、まず北海道班として災害視察をなさって下さった石井、近藤両委員から、視察の結果を御報告願いたいと存じます。近藤理事からお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま御報告していただきました北海道視察報告に関しまして、御質疑がございましたらば御発言願います――少し視察が時期が……

第22回国会 建設委員会 第2号(1955/05/09、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開催いたします。  建設行政の方針に関する件を議題に供したいと存じます。竹山建設大臣から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 次に石破官房長から、もう少し補足して、詳細に御説明願います。
【次の発言】 河川局長から河川関係の御説明を願います。
【次の発言】 続いて、富樫道路局長から御説明を願います。
【次の発言】 引き続いて、渋江計画局長から御説明願います。
【次の発言】 次に建設機械につきまして、官房長から御説明を願います。
【次の発言】 ちょっと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。  十分間ばかり休憩いたします。    午後三時……

第22回国会 建設委員会 閉会後第2号(1955/09/22、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  昨日お諮りいたしましたように、今後の運営につきまして御協議申し上げたいと思いますのは、東北地方における水害視察をしていただきました北君と宮本君との報告が、欠席のためにできませんから、次回にこれを持ち越しておるわけであります。それと、きのう建設省の予算編成方針等についてその概要を聴取したわけでありますが、これに対して委員各位の御研究を賜わりまして、積極的に、建設省予算編成に対して必要とする施策につきましては、次回の委員会で御発表を願いまして、なるべく当委員会の意向が予算に反映するようにしていただきたい、こう思っているわけですが、……

第22回国会 建設委員会 第3号(1955/05/10、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  昭和三十年度建設省関係予算に関する件を議題といたします。今日は建設大臣が午前中本委員会に御出席になりまして、午後は衆議院の建設常任委員会に御出席の予定になっております。なるべく十二時まで、大臣のいらっしゃる間に、御質疑を願いたいと思います。大臣がお帰りになりましてもそこでわずかの時間でしたら、局長等には御質問が願えると思います。そういう意味合において、なるべく大臣の御出席中に、御希望の通り、御質問を願いたいと思います。  今日は竹山建設大臣、八、井政務次官、石破官房長、米田河川局長、渋江計画局長、富樫道路局長、木村営繕局長……

第22回国会 建設委員会 閉会後第3号(1955/10/14、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まずお諮りいたします。過般の台風第二十二号及び第二十三号によります被害状況調査並びに新潟市の火災の調査並びに対策等につきまして、委員を派遣いたしたいと存じます。別に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めます。つきましては、本院規則第百八十条の二によります委員派遣承認要求書を議長に提出しなければならないことになっておりますので、その内容及び手続等につきましては委員長に御一任願いたいと存じます。御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めて、さようにいたします。

第22回国会 建設委員会 第4号(1955/05/17、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  先ほど委員長及び理事打合会において決定いたしましたことを、一応御報告申し上げておきます。田中一君ほか一名の提出にかかります国設住宅法案ほか二法案が、本委員会に本審査として付託をされております。この法案は二十一日ごろ政府から提案される同種の法案と並行して審議することにして、来たる二十四日の定例日にこの提案理由を聞き審査に入りたいということになったのでありますが、別に御異存はありませんか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。  それからただいま大蔵委員会に付託になっております地方道路税法案、及……

第22回国会 建設委員会 閉会後第4号(1955/11/07、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日の委員会は、公報によって申し上げてあります通り、派遣委員の報告をお願いすることにいたしておりますが、この際お諮りしておきたいことは、住宅問題に関する件につきまして、日本住宅公団総裁加納久朗君を参考人として出席を要求いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さように決定をいたします。
【次の発言】 最初に東北地方水害状況視察をされて参られました宮本委員から御報告をお願いいたします。
【次の発言】 次に台風第二十二号、第二十三号による水害視察報告でございますが、これは私から御報告申し上……

第22回国会 建設委員会 第5号(1955/05/19、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設大臣から発言を求められておりますから、発言を許します。
【次の発言】 ただいま建設大臣の御説明を受けましたが、これに対して御質疑がございましたらば、順次御発言を願います。
【次の発言】 私から大臣の先ほどの御釈明に対しましてお伺いしたいのですが、仙台から青森に通じます四号国道、これは一級国道でありますが、この北上川の支川の大堰川の橋梁からバスが転落した問題、これは新聞にも伝えられておりますが、私の手元へ陳情してきておりますのは、五十四名のうちの十二名死んでおる。重傷者が二十七名が入院しておる。これの多くは婦人です。しかも子……

第22回国会 建設委員会 閉会後第5号(1955/11/21、3期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。  お諮りいたしますが、国設住宅法案、日本分譲住宅公社法案、日本分譲住宅公社法施行法案、建設業法の一部を改正する法律案、国土開発縦貫自動車道建設法案、以上の法律案につきましていまだ審査を完了しておりませんので、本院規則第七十二条の三によりまして、閉会中審査未了の旨の報告書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さように決定いたします。  なお、報告書の内容及びその手続等は委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議はございませんか。

第22回国会 建設委員会 第6号(1955/05/24、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  国設住宅法案、日本分譲住宅公社法案、日本分譲住宅公社法施行法案、以上三案を一括しまして議題に供します。発議者から提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 ただいま政府側の出席は建設大臣竹山祐太郎君、建設政務次官今井君、建設大臣官房長石破君、建設省計画局長渋江君。なお、説明員として建設省計画局都市計画課長鶴海君、建設省住宅局住宅企画課長南部君、建設省住宅局住宅建設課長鎌田君等が出席しております。  次にただいま提案理由の説明を伺いましたが、さらにその内容につきまして提案者から詳細に説明をお聞きしていきたいと思います。

第22回国会 建設委員会 第7号(1955/05/26、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。  道路整備費の財源等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を議題に供します。まず提案理由の御説明を政府からお願いいたします。
【次の発言】 次に、本案の内容につきまして、もう少し詳細な御説明を政府委員からお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの赤木さんの資料の御要求ですが、今の説明ではまだほんとうに私どもにも、大体わかるけれども、ほんとうにこれはややこしい。(笑声)頭が老衰しておりますからわかりにくい。それをもう少し具体的に言葉をやわらげて、まあわかりやすく御説明をもう一度お願いしましょう。

第22回国会 建設委員会 第8号(1955/05/31、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案の提案理由の御説明を、発議者衆議院議員春日一幸君からお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま春日君から提案理由を聴取しましたが、都合によりまして、本案は次回に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、ただいま建設省渋江計画局長、富樫道路局長、それから調達庁の山内次長等が見えております。そこで富樫道路局長から委員長に向いまして、前回の委員会における発言に対して訂正いた……

第22回国会 建設委員会 第9号(1955/06/02、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題に供します。  本日は、前回の委員会の際にお知らせ申し上げておりました通り、お手元に差し上げております議案の内容の説明を聴取いたしまして、質疑を行いたいと存じます。最初に全議案の説明を政府側から承わりまして、そのあとで逐次質疑を行いたいと存じます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  まず、建設省設置法の一部を改正する法律案につきまして、大臣から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この際、建設省設置法の一部を改正する法律案に対し説明がありましたが、……

第22回国会 建設委員会 第10号(1955/06/07、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  お諮りいたしますが、今月三日委員の異動によりまして、理事が一名欠員になっております。この際、補欠互選を行いたいと存じますが、この補欠互選は、成規の手続を省略いたしまして、委員長から指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異存がないと存じますので、それでは理事に近藤信一君を指名いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。目下本委員会で審査中の国設住宅法案、日本分譲住宅公社法案、日本分譲住宅公社渋施行法案、それから日本住宅公団法案、及び住宅融資保険法案、以上五法……

第22回国会 建設委員会 第11号(1955/06/09、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  本日は政府提案になりました日本住宅公団法案、住宅融資保険法案並びに社会党提案の国設住宅法案及び日本分譲住宅公社法案、同施行法案並びに住宅問題全般につきまして参考人の各位から御意見を聴取いたしたいと存じます。  開会に当りまして、本日御出席を賜わりました参考人各位にごあいさつを申し上げます。  本日は非常に皆様御多忙のところ、貴重な時間をおさき下さいまして、御出席をいただきましたことを厚くお礼を申し上げます。申し上げるまでもなく、本住宅問題は戦後最も大きな問題の一つでありまして、過去十年間にわたりまして約三百九十万戸程度の住宅が……

第22回国会 建設委員会 第12号(1955/06/14、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、水防法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案の提案理由の御説明を竹山建設大臣からお願いいたします。
【次の発言】 次に、この内容の詳細なる説明を政府委員からお願いいたします。
【次の発言】 本法案に関しまして御質疑のあります方は、逐次御発言を願います。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 資料要求はありませんか。
【次の発言】 さよういたします。――ほかにありませんか。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記をつけて。  昭和三十年度建設省関係予算に関する……

第22回国会 建設委員会 第13号(1955/06/16、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  水防法の一部を改正する法律案を議題に供します。  質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいま中央気象台長の和達清夫君と北村総務部長が説明員として出席しております。
【次の発言】 私からもお伺いしたいのですが、この水防法の改正案は一段の進歩と思いますが、災害補償というもののねらいどころがほとんど、水害予防組合または市町村組合あるいは市町村に義務づけるということを強く規定しているようであります。ところが、その水害予防組合、市町村組合というものは非常に、水防経費を出し惜しみといいますか、財源がありませんで、非常に……

第22回国会 建設委員会 第14号(1955/06/21、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  前回に引き続きまして、水防法の一部を改正する法律案を議題に供します。そうして第三十四条の二の「報賞」の条文につきまして質疑をお願いいたします。  この際ちょっと申し上げます。今出席されておりまする政府委員は、竹山建設大臣、米田河川局長、説明員は国宗水政課長、警察庁の方から、齋藤長官はまだ見えませんで、中川刑事部長が参ることになっています、まだ見えませんが。国家消防庁の瀧野本部長が出席されております。
【次の発言】 水防に関係がいたします点に関しましてだけなら、よろしゅうございます。

第22回国会 建設委員会 第15号(1955/06/23、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  まず、日本住宅公団法案、住宅融資保険法案、「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」を議題に供します。  この総括質問をいたしたいと思います。この三法案は衆議院を通過いたしまして、本委員会は本審査になるわけであります。この三法案につきまして質疑のある方は逐次御発言を願います。
【次の発言】 この程度で休憩いたします。    午後零時十八分休憩
【次の発言】 ただいまから委員会を再開いたします。  午前に引き続きまして、日本住宅公団法案、住宅融資保険法案、「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」につ……

第22回国会 建設委員会 第16号(1955/06/28、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  前回に引き続きまして、日本住宅公団法案、住宅融資保険法案、「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」について総括質問を行います。質疑のおありの方は順次御発言を願います。  政府委員は石破官房長、澁江計画局長。五十嵐都市復興課長が説明員として出席しております。
【次の発言】 この際説明員を御紹介します。説明員は鶴海都市計画課長、南部住宅企画課長、鎌田住宅建設課長、鮎川住宅経済課長、この四氏が出席しております。
【次の発言】 御質疑のある方は御発言願います。

第22回国会 建設委員会 第17号(1955/06/30、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  日本住宅公団法案、住宅融資保険法案、「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」を議題に供します。  前回に引き続きまして、総括質問を続行いたします。質疑のおありの方は逐次御発言を願います。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは、この程度で休憩いたしまして、午後一時半から開会いたします。    午後零時二十八分休憩
【次の発言】 ただいまから委員会を再開いたします。  まず、お諮りいたしたいと存じますが、東北地方水害調査の……

第22回国会 建設委員会 第18号(1955/07/05、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、御報告申し上げたいことがあります。  去る四日の前田穣君の葬儀に対しましては、委員会を代表いたしまして私が会葬いたしましたが、非常な盛儀でありまして、県民はもちろん、全国的な視野から、鉄道関係その他の有志がたくさん列席されまして、非常な盛儀でありました。委員諸君の弔意のあるところを御遺族の方にも申し上げまして、つつしんで敬弔の意を表して参りました。
【次の発言】 次に、委員長理事に御一任を願いました東北地方の水害状況調査の委員派遣の件でありますが、この件は議運でいろいろ協議があった結果、もう一度相談してほし……

第22回国会 建設委員会 第19号(1955/07/07、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題に供します。  提案理由の御説明を政府からお願いいたします。
【次の発言】 次に、本案の内容につきまして、詳細の御説明を政府委員からお願いいたします。
【次の発言】 それでは、本案の質疑は次回に譲りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの赤木委員の資料の請求は、建設省でなるべくすみやかに出していただきたいと思います。
【次の発言】 私からもお願いしますが、ただいま湯山委員のおっしゃるように、非常にややこしい数字になりますから、これをグラフ的に作ってもらいま……

第22回国会 建設委員会 第20号(1955/07/12、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  ここで皆さんに御紹介申し上げますが、埼玉地区参議院議員補欠選挙におきまして、遠藤柳作氏が御当選になりまして、当委員会の委員にせられることになりました。ここで御紹介申し上げます。どうかよろしくお願いいたします。
【次の発言】 「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」を議題に供します。  速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を続けて。  では、お諮りいたします。参考人として出席要求をいたしておりました東京都知事安井誠一郎君から、昨十一日議長あて書面をもって、本日の委員会に出席できない旨の回答がございました。理由……

第22回国会 建設委員会 第22号(1955/07/19、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案の提案理由の御説明を政府からお願いいたします。
【次の発言】 それでは本案の質疑はあとに譲ります。
【次の発言】 次に、建築士法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案は、前回の委員会におきまして申し合せいたしましたように、逐条質疑は省略をいたしまして、政府の御意見をこの際聴取することに相なっておりますが、これより建設大臣から御意見を伺うことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第22回国会 建設委員会 第23号(1955/07/21、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。  公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題に供します。  今、出席されております政府委員は、建設大臣、建設省米田河川局長、建設省河川局次長浅村廉、これは説明員、建設省計画局長町田稔、大蔵省の藤枝政務次官はただいま大蔵委員会に出席されておりまするから、連絡をとっております。原主計局次長は間もなく見えることになっております。  御質疑のあります方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま田中君からの動議で、付帯決議を先に相談をしてみたいというのですが、いかがいたしましょうか。

第22回国会 建設委員会 第24号(1955/07/25、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  この際御報告かたがたお諮りいたします。国土開発縦貫自動車道建設法案の審査のため参考人の出席要求に関して、その入選について一応委員長に御一任を願っておりましたが、その参考人は大蔵公望君、高田昭君、これは間組常務取締役であります。P・Sコンクリート株式会社社長平山復二郎君、工学博士藤井眞透君、日本道路協会理事近藤謙三郎君、日本大学教授工学博士鈴木雅次君、中央大学教授細野日出男君であります。すでにこの方には出席方の通知状を出してあります。右御報告いたします。  次に、この参考人に追加いたしまして財団法人日本財政経済研究所会長青木一男……

第22回国会 建設委員会 第25号(1955/07/26、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  請願を審査いたします。まず、付託されました請願は、河川局関係から先にやりたいと思います。さように御了承願います。  河川局関係の第七十三号、熊本県白川改修直轄工事施行に関する請願、矢嶋議員の紹介であります。これを議題に供します。河川局長から御説明願います。
【次の発言】 本件はどうしましょうか。採択に異議ありませんか。
【次の発言】 採択と決定いたします。  第二、第八十六号、長野県美和ダム建設反対に関する請願、これは私の紹介であります。  本件は、前国会にも請願をしておりますが、さらにもう一つ別な人から出ております。七百二十……

第22回国会 建設委員会 第26号(1955/07/27、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) 建設委員会を開会します。  お諮りいたします。国土開発縦貫自動車道建設法案審査のため、運輸委員会と連合審査会を開会いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたしました。  つきましては、この連合審査会の開会の日時等につきましては、運輸委員長と協議の上決定いたしたいと存じますので、この点委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さように取り計らいます。  本日は、これにて散会いたします。    午後四時三分散会

第22回国会 建設委員会 第27号(1955/07/28、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  都合によりまして、明日の午前十一時に委員会を開会することにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十二分散会

第22回国会 建設委員会 第28号(1955/07/29、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) これより建設委員会を開会いたします。  今日の理事会いろいろ御相談したのでありますが、衆議院等の見通しもまだついておりせんので、この建設業法の一部を改正する法律案につきましては、もう少し検討を加えまして、明日午前十時より建設委員会を開きまして、そこで御協議の上、この問題の取扱いを決定したい、こう考えております。  さような意味合におきまして今日はこの程度で散会いたします。   午前十一時二十九分散会

第22回国会 建設委員会 第29号(1955/07/30、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を、本院規則に基いて継続調査の要求をいたしておきたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めて、さように決定いたします。  継続調査の要求書の内容及び手続等につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めまして、さように取り計らいます。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。建設事業並びに建設諸計画に関する調査のために、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第24回国会 建設委員会 第11号(1956/03/01、3期、自由民主党)

○石川榮一君 今のお話の内政省の問題は、まだ具体的に私ども聞いておりませんから、新聞紙で見るだけであります。あの範囲においては、私どもももちろん反対であります。党はどうなりますかわかりませんが、私ども建設委員としてはどこまでも、自治庁を含む建設省を加えての内政省というものにつきましては、私は個人の意見もそうでありますが、建設委員としてもあくまでこれは反対したい、こう思っております。いずれ党の方で話し合いが始まると思いますから、そのときに党としての態度をきめることがあると思いますが、考え方はそういう考えであります。  それから国土省案につきましては、今詳細別なことはここに書いてあるだけではどうか……

第24回国会 建設委員会 第20号(1956/04/04、3期、自由民主党)

○石川榮一君 ただいまの小笠原君からの質疑の情勢から判断いたしまして、大蔵当局と議員立法をなさいました提案者との間に、相当な食い違いがあることがわかった。これは大へん遺憾に思います。私どもも、こういう立法はすでに今までに立法すべきであったというのは、東北地方あるいは北陸地方を回りますたびに痛感させられておったのであります。でありますから、もしこの立法が両院を通過した場合、大蔵省はこれに全面的な協力をして、この立法の趣旨をあくまでも貫かせようという協力が必要なのであります。そうしませんと、これができました暁において、一般の各県の当局は、こういう立法ができたからこれはもう安心だということで、安心感……



各種会議発言一覧

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第1号(1951/03/16、2期、自由党)

○石川榮一君 この調査の目標が私どもにははつきりわかりませんが、特に日本のような零細農の多い国がこういうものを調査するとしたならば、私は特に実態に即したような土壌の酸性度の調査、並びに適作物各筆ごとの調査等に当ることも考えてみる必要があるとかように考えますから、この次にこれに対する所見を伺いたい。
【次の発言】 ありません。

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第1号(1951/05/15、2期、自由党)

○石川榮一君 本日は利根川開発法案に関係いたします関連する各委員会の連合委員会を御開催に相成りまして、本法案のために格別なる御尽力を煩わしますことを心から厚くお礼を申上げます。この利根川開発法案は御案内のように議員立法でありまして、格別の御援助をひたすらお願いする次第であります。この法案の提案理由を申上げる前に、この法案を提出するに至りました経過の大要を御参考までに申上げて置きたいと思うのであります。  去る昭和二十二年九月に起りましたカザリン台風における埼玉県栗橋附近からその上流に亘り二百メートルの大決壊が起りまして、御承知のように埼玉県の北半分、東京都の江東三区を二十六日間、酸鼻を極わめる……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第2号(1951/05/16、2期、自由党)

○石川榮一君 御答弁申上げます。只今佐々木委員の御質問に対しまして、私もあなたの御質問に対しましては、昨日も申上げてあるのでありますが、ただ昨日の私の答弁に対しまして指摘いたされました点につきまして、一応弁明がましいのでありますが申上げたいと思います。国土総合開発法は実施しておりますが、あの法律は全国的の総合開発計画を立てる、又県ごとに総合開発計画を立てさす、必要があれば特定期日を指定して開発計画を立てさせる。それは主として計画を立てることが仕事でありまして、その立てたものを推進をし実施をするということの法律上の根拠がないのでありますから、一応プランはできましようが、これを如何にして実施をする……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第3号(1951/05/17、2期、自由党)

○石川榮一君 お答えいたします。只今岡本委員の御質問御尤もであります。私どもTVAに基案を置いてのみやろうとしておるのではないのでありまして、利根の水系が現在の状況下におきまして、特に国土が非常に狭小になりました現実に鑑みまして、このままに置くことは非常に国家の将来に悪影響を及ぼす。殊に第三次世界戰争等を予想いたします今日におきましては、東京都を中心とする経済、政治、文化の中心でありますところをあらゆる事態に即応して守り得るように態勢を整えるためには、この東京を中心とする利根水系の開発こそ最も重大な国策でなくてはならん、かように考えておるのであります。TVAは御案内のように一九三三年にやはり議……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第4号(1951/05/18、2期、自由党)

○石川榮一君 只今大蔵大臣並びに自治庁長官に御質問の要旨を伺いまして提案者といたしまして一言この御答弁に対する関連的の意見を申述べさして頂きます。先ほど岡本委員から自治庁長官に御質疑になりましたあの法案のうちに明瞭にきめてある負担率を軽減することができる、或いは補助金を殖やすことができるということにつきまして、只今御質疑があつたようであります。私どもはあの法案の狙いは、利根川の総合開発が緊急止むを得ざる国策である。こういう観点に立ちましてこの法案を国会に提案しておるのでありまして、決して地区的に利根川流域のみがあの法案の影に隠れて、いわゆる法案の影に隠れまして、地区的の補助金を多く得ようとか、……

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第1号(1952/04/16、2期、自由党)

○石川榮一君 本改正案は、先ほど一応の御説明もあり、今委員長からもお話がありましたように、私ども利根川開発法案で皆さんに大変なお手数をかけたのでありますが、とにかく国土総合開発の今までの審議会の活動ぶり並びに今までの総合開発法それ自体が何ら行政面にタッチしておらないというのに非常な難色がありましたので、その線を非常に遺憾といたしまして、全国のあらゆる河川が荒廃して、而も予算が十分に附いておらない、予算的な措置がない計画は何ら意味がないというような観点に立ちまして、利根川開発法案を実は提出したのでありました。御案内のようにいろいろ御批判も頂きましたのでありますが、衆議院において継続審議の形になつ……

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第2号(1952/04/21、2期、自由党)

○石川榮一君 この国土総合開発法の一部改正法案の主眼とするところは、提案理由の説明でよくわかりました。そうしてこの国土総合開発の計画並びに実施をいたします上におきましては、行政官庁としては、広汎な計画だけに各省に亘るような仕事を調整、集約してやらなければならん性質のものであります。この目的から考えますると、建設、農林、運輸、電気通信、厚生、文部、安本、公益事業委員会、約八つの行政官庁に所属するものを調整統合いたしまして、重点的な総合開発計画を進めて行くという狙いのように思うのでありますが、その見地に立ちまして、いずれ行政管理庁長官としての野田建設大臣に伺いたいのですが、事務当局に一応伺いたい点……

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第4号(1952/06/05、2期、自由党)

○石川榮一君 差支ありません。
【次の発言】 只今御質問の点につきまして私は当時それは開発法案の提案者といたしまして、先ほどの速記録の通りでありまして、又私の信念に変りはないのであります。ただ現在衆議院に未だ継続審議中でありまして、政治情勢が必ずしも衆議院において楽観を許さんというような状況下にあるようであります。たまたま政府から、今日今皆さんに御審査をお願いしております国土総合開発法の改正法案を提出されたのでありまして、この法案の作成に当りまして、政府筋の意図するところは、いろいろと実は質疑を重ねまして、その意のあるところを聞き取つておるのであります。私共の利根川開発法案を提案する、根本の構……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第3号(1952/04/24、2期、自由党)

○石川榮一君 本案は今非常に窮迫しております電源の開発に非常に寄與する法案だと思いまして、私どもはその精神には決して不賛成じやないのであります。ただ伺つておきたいのは、このダム、水路、貯水池等を中心として電源を開発することになつております。従いまして重要河川に全部関連を持つものであると思うのであります。現在御承知と思いますが、国土総合開発法の改正法案が只今審議中であるのであります。この国土総合開発法の改正法の主体は災害防除並びに電源開発並びに利水等水に関する行政を一本の線に沿いましてそうして国土総合開発法の線に沿うて計画を立てましてそれを閣議にかけまして実施に移すという、いわゆる予算を裏付けす……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第1号(1953/07/31、3期、自由党)

○石川榮一君 両委員会の活動によりまして、ここに特殊な法律として、新しい要網を御説明になり、本法の速かな実施によりまして、堆積土を成るべく早く処理いたしたいという気持はよくわかります。この堆積土の量はどのくらいありますか、その量並びにこの法案が通りました場合、どの程度の日数においてこれらが排除されるのでありますか。それからこの堆積土以外に、河川にややもすると、欠懐いたしまして、思わざる、いわゆる何と言いますか、深掘れの農地を殆んど沼地にしてしまうようなこともあるわけです。九州においてはありましたかどうかわかりませんが、今までの大水害にはそれがあつた。従いまして耕地が原状回復するということ、これ……

第19回国会 建設・水産連合委員会 第2号(1954/05/25、3期、自由党)

○石川榮一君 関連して伺いますが、「附近に配備されたアメリカ合衆国の陸軍・海軍又は空軍」とはつきりしておりますが、これは私は恐らく少くとも日本に駐留する合衆国軍隊並びに国際連合の軍隊というものは今朝鮮で交戦をしておるわけです。休戦はしておりますが、交戦状態であつて、いつ何時合同委を持たずして、日本の近海に出没する或いは通過する或いは射撃をするということはあり得ると思う。そういうような場合を予想して、こういうものを作つておいたのではないかと思う。若し将来こういう事態が起つて、小笠原或いは沖繩方面から来るところの米軍が、朝鮮の戦争が再開されて激しくなつて来た、或いは東洋において激しく波瀾を呼んだと……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第1号(1954/05/26、3期、自由党)

○石川榮一君 資料をお願いしたいと思うのですが、この水道法案なるものは、二十三年以来長い間の問題でありますので、このたび進歩的な段階に入つてこの案が出ましたことは一応私ども結構と思いますが、十分に審議を尽さして頂くために、先ず水源を河川に求めておるような上水道及び工場用水等の量目の資料を欲しいと思います。それは量目のうちには給水人口、或いは今やつておりますならばその工事の状況、或いは予算の状況、その他衛生的な見地からその各水道の厚生省側の見解等を含めたものをお出し願いたい。もう一つは、これから文化するに従いまして、全国的に上水道を求めるという空気が市町村挙つておるようであります。従いまして水を……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第4号(1954/05/31、3期、自由党)

○石川榮一君 私も二、三大臣にお尋ねしたいのですが、この従来の水道行政はややもすると我々にとつては受身の立場、いわゆる受動的立場のみによつて指導運営しておつたように考えられるのですが、文化が進むに従いまして、全国の各主要市町村は挙げて飲料水を水道に求めようということが、澎湃として起つていることは御承知の通りだと思います。併し日本の現在の水源は御承知だとは存じまするが、食糧増産との競合、いわゆる用排水、或いは畑地の潅漑の澎湃たる空気等からも勘案し、或いは水力電気の水資源に関する問題、或いは工業用水の急激な需要、或いは最近各地に出て参りました洪水調節等を中心とする多目的ダムの建設等がたくさん計画さ……

第22回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第1号(1955/07/29、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設、運輸委員会連合審査会を開会いたします。  慣例によりまして私が委員長の職務を行わせていただきますが、何分の御協力をお願いいたします。  国土開発縦貫自動車道建設法案を議題に供します。  まず議事の進め方についてお諮りをいたしますが、本案の提案理由並びに内容の詳細な説明を衆議院の提出者から聴取をいたしまして、そのあとで、提出者並びに政府へ御質疑を願うようにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは、さように取り計らいます。  それでは、提出者から提案理由並びに内容の詳細な御説明をお願いいたします。

第22回国会 建設・大蔵委員会連合審査会 第1号(1955/07/25、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設、大蔵委員会連合審査会を開会いたします。  慣例によりまして、私が委員長の席を汚さしていただきます。何とぞ御協力をお願いいたします。  建設業法の一部を改正する法律案を議題に供します。  本案は小沢久太郎君ほか二名の発議にかかる法案でございまして、去る二十日建設委員会に付託せられ、二十一日に提案理由の説明を聴取し、発議者及び政府に対し若干の質疑を行なった次第でございます。この際発議者から本案の提案の理由及び内容の詳細の御説明を聴取した上で、発議者及び政府に対して質疑を行なったらどうかと思いますが、御異議はございませんか。

第22回国会 建設・大蔵委員会連合審査会 第2号(1955/07/27、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(石川榮一君) ただいまから建設、大蔵連合審査会を開会いたします。  建設業法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  ただいま政府側から大蔵省正示主計局次長、村上法規課長、建設省石破官房長、宮内建設業課長、日本国有鉄道公社佐藤施設局長が出席しております。さらに森永主計局長、竹山建設大臣、自治庁の小林行政部長、長野行政課長、これらの諸君は衆議院の本会議または地方行政委員会等に出席中でありまして、衆議院の方の手のあき次第本委員会に出席することになっておりまするから、御了承願います。  質疑のおありの方は順次御発言を願います。


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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