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松浦定義 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

松浦定義[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは松浦定義参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松浦定義参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 運輸委員会 第4号(1951/02/27、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 この航空運送事業は非常に国民が待望しておりまして一日も早からんことを念願しておつたと思うのですが、只今お話を聞きますと、相当政府としましても予算の関係で実現する場合にはいろいろの支障があるというふうに聞いておるわけですが、特にそういうことが若し今後影響するということになりますと、私ちよつとこう仄聞いたしましたところで見ますと、今この内容で見ますると北は北海道から九州までというような、非常に広範囲な事業計画でありますが、若し予算の関係等で或いはその一部、特に遠距離に対しましてそうした面からの航路の設置が非常に遅れるとか或いは実現できないというような面があるのではないかというふうに考……

第10回国会 運輸委員会 第5号(1951/03/02、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 私も小泉委員同様本法案に対しましては賛成をするものであります。特にここに一言申上げたいと思いまするのは当釧路港は気象、潮流その他の環境が船舶航行に極めて悪条件となつておるのでありまして、従来ここを航行できなければ一人前の船長にはなれんとまでいわれておるのであります。最近同港出入船舶は著しく増加いたしまして、外国船の出入もあり、狭い港内に整頓の面からも水先区の設定につきましては航行関係業者より熱心な陳情がなされておるのであります。この実情に鑑みまして今回この改正案の実施を見るならば航行の安全、港内水面の利用増進に寄与することが極めて大であると考えますので、本員はこの案に対しまして賛……

第10回国会 運輸委員会 第10号(1951/03/19、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 前回の委員会に丁度長官に私ちよつとお尋ねしたのですが、そのときには今日のようなお話でなかつたので、非常に私は安心しておりましたし、或いは又運輸省としても当然今、これは高田先生からおつしやいましたように、最善の努力をしなければならんというふうに御尽力は願つておると思いましたので、実は私は衆議院のほうの関係の人にいろいろ御相談申上げたのですが、衆議院の方針としても、これはどうしてもやらなければならんというので、何とかこれを実現に向つて努力したいような方法を講じたいということで、こちらでもそういうふうにするから、参議院のほうでも一つ何とかされたらいいじやないかというお話を聞いたのですが……

第10回国会 運輸委員会 第11号(1951/03/22、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 只今大臣から航空事業の開設についてお話を開きますと、昨年から非常に熱心にこの実現方を要望されておりましたが、今聞きますと、或いは一部は延期されるんじやないかというような懸念もあるということをお話になつておりますけれども、先ほど高田委員からお話のありましたように、やはりこれは相当国民全体が要望して参りました関係から、簡単に申上げますれば名古屋或いは福岡線を或る程度回数を縮めても、不十分な設備の点はありましようけれども、北海道の線は是非一つ実現して頂きたい。そこで私は北海道というものは現在国家的に見ましても非常に重要な地位にあるということはすでにおわかりだと思いますし、更に如何に民間……

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/06/02、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 私は本競走法案に対しまして第一クラブを代表して反対をするものであります。  先ずその理由といたしまする点につきまして以下申上げまするが、この法律の趣旨といたしまして挙げられておりまするところの、前段に掲げられておりますモーターボートの性能の向上、或いは品質の改善、更にモーターボートに関する事業の振興、併せて海事思想の普及宣伝、観光事業に資する点等につきましては私は一応了解はできるのでありまするが、後段におきまするところの「地方財政の改善を図るために」行うと断定いたしたる点につきましては、過日の連合委員会におきまして地方財政委員会の説明では、地方財政に特別に寄與されるものということ……

第12回国会 運輸委員会 第1号(1951/10/18、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 只今の委員長のお説に賛成でございますが、一応希望事項といたしまして、お願いいたしたいと思いますのは、非常にこの問題は全国的に重要な問題だとして、今国民の輿論の中心になつておると、かように存じておるであります。従つて私お願いいたしたいことは、遠距離輸送の関係上から……、どの関係ということは申上げませんが、北海道関係から是非一人公述人を御選定願いたい、これを特にお願いしたいと、かように考えております。

第12回国会 農林委員会 第3号(1951/10/19、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 どうぞよろしくお願いいたします。

第12回国会 農林委員会 第7号(1951/11/01、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 只今業者のかたがたの御意見を聞きまして、非常に私どもはやはり現状は止むを得ぬものがあるというように承知をいたしておるのでありますが、特に私は只今お聞きしたいのは、最もこれに関連性のある問題としてお尋ねいたしたいと思うのであります。鉄道当局にちよつとお伺いいたしますが、今回の値上げが先ほど飯島委員のお話になりましたように、赤字の補填の問題もあると同時に、その一部はやはりサービスにありたいというような御意見もやはりあつたわけであります。そこで私は、この値上げの問題は国民が相当値上げ停止について要望しておりましたが、止むを得ぬといたしましても、さて最後に打つ手といたしましては、今後いろ……

第12回国会 農林委員会 第12号(1951/11/26、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 ちよつと長官に伺いますが、勿論関連して申上げるのです。私ここで岡村先生にちよつと御相談申上げたのだが、恐らくこの委員会で申上げるまでもないだろう、大体肚がきまつておるのだという御意見もあつたのですが、どうかと思つておりましたが、今長官に聞いておりますと、非常に面倒なような話を申されましたので、私も責任がありますから一言お尋ねしたいと思いますが、これはすでに長官には申上げなくても十分御承知のことだと思いますので、簡單に要点を申上げようと思うのです。それで当時、これは今年の一月からこの問題が起りまして、三月一日附で統制撤廃になつた、而も雑穀に関しましては価格を設定する当時からこの問題……

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/07/09、2期、改進党)

○委員外議員(松浦定義君) 今、矢嶋委員の質問及び議長のお答え、私は当然だと思います。併し矢嶋委員の言われておることも、これは私は重大な意義を持つておるものだと思うのです。それならばそれをどうして解決するかということは、今両者の御意見、全く両方とも、全然私は賛成でございます。両者の御意見に賛成なのでありますから、私はこういうような結果になるのではないかと思います。やはり正式な持時間がありまして、その場合落したものに対して矢嶋議員が若し答弁を要求されるならば、必ずこれは各大臣は私は答弁に立つべきものだと思う。ところが時間がないがために、やはりそういうことができなかつたということは非常に重大なこと……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/30、2期、改進党)

○委員外議員(松浦定義君) 改進党といたしましても、只今両社会党が申されましたように会期の延長は絶対反対です。特に私一言だけ参議院の権威にかけて而も与党の諸君にお願いしたいことは、前回の一カ月延長を自由党が一方的にやつて而も時間を早く決定して帰つてしまつた。まあそれはいいといたしましても、その後におきまして赤木委員が十日間の延長を発議されまして、それによつて参議院は辛うじて、辛うじて衆議院に対する反対の意思表明をした。今回更に一日の延期は、私は参議院自由党としましてもこれは私は反対さるべきが真に参議院自由党としての態度ではなかろうかと思う。(「その通りだ」と呼ぶ者あり)さような意味から私は全会……

第13回国会 建設委員会 第15号(1952/03/18、2期、改進党)

○松浦定義君 丁度今日大臣がおいでになつておりますから一言お尋ねいたしたいのですが、実は去る四日の十勝沖震災につきまして、いち早く大臣は現地に御視察を願つてその被害の甚大さをみずから体験を以て御調査になつたことは、地元の委員としまして感謝に堪えない次第であります。その後私参議院の一行のかたと同行或いは又個別的にも詳細な調査をして参つたのでありますが、道庁知事初めその他関係者が急遽上京いたしましてすでにいろいろとお願いに上らんといたしておるのでありますが、すでに十日以上過ぎました今日、現状ではまだ本当の安定をしたような態度でないということを、実は私どももつぶさに見て参つたわけであります。それで現……

第13回国会 建設委員会 第22号(1952/04/04、2期、改進党)

○松浦定義君 私は提案者にちよつとお伺いしますが、先ほど赤木委員からお話のありました審議会の委員の問題ですが、この委員の構成については提案者として何かもう少し別のお考えがあつたか、やはりこの程度のもので最初からお持ちになつておつたか、その点ちよつとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 只今のお話で、まあ大体わかりますが、構成員の数が十九人以内となつておりますので、今のお話ですと、二人の場合は一人ずつということになりますが、これ以上別に、どうしても必要だというようなものがあるとしても、ここで入れるというようなお考えはこの際ないわけですか。

第13回国会 建設委員会 第31号(1952/05/07、2期、改進党)

○松浦定義君 私は今田中委員のお話がありましたように、私はこの安保條約の決定当時には、御承知の通りに第一クラブにおりまして、実は反対をしておるわけであります。ところが今度は改進党に参りましたときには、これは前のことを申上げますと非常にどうかと思いますが、民主党さんのほうでは賛成をしておられる。併し党が新らしくなりまして、私は今改進党でこれを反対するとか賛成するとかという、そういう御非難は先ず御容赦願いたいと思いますが、取りあえず私は改進党としてはこれに反対する考えでおるわけであります。と申上げますのは、今田中委員のお話のありましたように、少くとも今後どのような形で日本のこの土地の收用、或いは家……

第13回国会 建設委員会 第38号(1952/05/19、2期、改進党)

○松浦定義君 衆議院のほうではそういうような会合を持たれたかどうかを参考までにお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今田中委員のお話を聞きますと、非常に短期間でこれを通過されたというふうなお話をされておりますが、それは衆議院のほうでは與党が多いのですから、この法案ばかりでなく、そういうことが再々繰返されている、こういうふうに考えられますので、多数の賛成があつて、これができれば公聴会を開かれることには賛成したいと思います。
【次の発言】 それは決定された通りでよろしいと思います。

第13回国会 建設委員会 第44号(1952/05/27、2期、改進党)

○松浦定義君 私は改進党の意見といたしまして、原則的にはこの法案の趣旨には賛成しかねるのでありますが、只今赤木委員から御提出になりましたこの附帶決議が本当に実行されるということであるならば、必ずしも私は反対とは申上げない、かように考えるのでありますが、若しこれが通過いたしまして、更に又附帶決議も大臣といたしまして必ず実行すると、或いは善処すると、こういうふうにまあ申されましても、今日までのあらゆる法の附帶決議の結果を眺めて見ますと、必ずしもこれが実行されているとも考えられませんが、併し本法案につきましては、御承知のように、すでに本日を以て審議の期間が切れるというくらいに、参議院といたしましては……

第13回国会 農林委員会 第1号(1951/12/12、2期、第一クラブ)

○松浦定義君 ちよつと農政局長にお尋ねいたしますが、現在問題になつておりますこの問題を私今いろいろ討議の状況を聞いておりまして非常に遺憾に存じておりますと同時に先ほど岡村委員からお話のありましたように、やはり食糧庁として今日までいろいろこの問題を取上げなければならない関係があつたものがすでに農民に対してそうした問題に対しては余り好意的な措置が講じられないようなところに閉じ込められておるということを考えたときには、私はただ簡単に申上げますと、例えば日本の農業政策から行きましては非常に重要ではありますけれども、食糧事情の一般から見ますと一応馬鈴薯の統制も撤廃されるということによつてその後における措……

第13回国会 法務委員会 第59号(1952/06/18、2期、改進党)

○松浦定義君 私はこういうような問題が起るから先ほどまあ僭越だと思つたけれども申上げたわけなんです。こういう問題が起つて、その後において総理の出席を確かめるために官房長官わざわざ行かれた、こういう話なんです。そのときにまだそれが伝えていないということであれば、先ほど委員長が適当な機会においてこれは何とかしようというように考えておると言われたことは、これは本当にそういうことを考えておられたのか、或いは又ただ委員の質問に対して何とかこれはもち官房長官が今度総理のところへ行つてその結果においてこれは納まるのだ、こういうように何と言いますか軽く考えておやりになつたかと私は了承するより考えられないのです……

第13回国会 法務委員会 第60号(1952/06/19、2期、改進党)

○松浦定義君 私は伊藤委員提案の修正案並びに修正案を除く政府原案に対して賛成をし、更に中山委員提案の修正案並びに政府原案に対しまして反対をするものであります。  本法案に対しまして、政府は提案の理由によりますると、独立せる我が国の社会情勢に鑑みまして、暴力主義的破壊活動による危険を防止して公共の安全の確保に寄与すると言つておるのであります。更に法律の目的といたしましては、団体の活動として暴力主義的破壞活動を規制する、こういうふうに言つておりながら、本案の審議の過程におきまして、法務総裁並びに政府委員の説明は、その必要性は少数委員には或る程度納得はせしめておりまするが、多数の委員に対しましては、……

第15回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1953/03/20、2期、改進党)

○松浦定義君 私ちよつと遅くなつたので、その間余りわからんと思いますが、この議運が今お取上げになつている問題は、緊急集会と関連性があるのかないのかということをちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 今聞きましたことは、これは全然緊急集会とは関係なしに、前回のそういうようないきさつ上から適当なる措置として御提案になつたというようにとれるのですが、そうだとすれば、今前段にあつた、議長職権で、必要欠くべからざる委員の差替えがあつた場合にはこれを認めろということができないような結果から、考えて、私はどうかと、こう思うのですがね。前段を任して置いてそうしてこの問題をお取上げになるならば、私は賛成ができ……

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/06、2期、改進党)

○委員外議員(松浦定義君) いろいろこれ今日もこういうことを言つて揉んでおりますと、相当長くなると思いますので、とにかくやるかやらんかということを私先におきめ願つたらどうかと思います。その時間の問題とか内容とかいうことは、相当御異論もあるようでありますし、私どものほうとしましても、今までの過去におきましても余り質問はしなかつたわけでありますが、今回の場合はなぜこうやつたかということにいても、いろいろ又意見を持つておるわけであります。従つてまあ自由党さんの言われるような形で、この際やめれということは、私どもの会派としては相当又問題が残ることだろうと思います。特に衆議院との連絡も相当緊密にとつて参……

第15回国会 議院運営委員会 第5号(1952/11/08、2期、改進党)

○委員外議員(松浦定義君) 私ちよつと参考にお聞きしたいのですが、昨日衆議院のほうではこれは上程されたかもどうか、或いはその結果どういうふうになつているか、ちよつとお聞きしたいのです。
【次の発言】 全部をですか。
【次の発言】 若し参議院側で反対の、承認を若しされない委員があるとすると、その結果はどういうふうになるのですか、お尋ねいたします。

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/24、2期、改進党)

○委員外議員(松浦定義君) 私ちよつと、関連性があるのでお尋ねしておきたいと思いますが、今小笠原委員と官房長官の一問一答では、小笠原君も今大体において了承されたようですが、(「ちつとも了承しておらないよ」と呼ぶ者あり)私としても、どうかと思つておるのです。  と申しますのは、今私のほうに、衆議院の私のほうから連絡があつたのです。それで是非二十五日は休むようにと。こういうようなことでありますが、ところがその内容につきまして、官房長官は、或いは衆議院の議運で発表されたことと、参議院の議運で発表されたことと、私は違うのではないかと、こう思つておるのです。  と申しますのは、私前回までの衆議院の勢力で……

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/24、2期、改進党)

○委員外議員(松浦定義君) 今、自己の費用でもつて行けば云々というようなお話がありますけれども、それじややつぱり国会の権威を私は無視すると思うのです。例えば報告の場合に、いろいろの問題があり、それに自己の費用で行つたから云々ということで逃げられるのは甚だ遺憾と思うので、これはやつぱし私は自己の資金で行かれようとも、一応筋だけ立ててもらわなければ承認できないと思います。  それからもう一つ、今までの議員派遣によつて、いろいろの経費の問題等ありまして、各委員会においては、大体最高三班とし、一班は二名以上に亘らないというようなことで見込まれておつたと思うのです。ところがこれで見ますと三名、特にこの運……

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/26、2期、改進党)

○委員外議員(松浦定義君) 今小笠原君の、前回にもそういう御意見がありましたので、私どもも賛成をいたしますが、衆議院も、聞きますと二十三日ということをちよつと聞いたのですが、別に衆議院とどうこうというわけではないと思いますけれども、まあ、無意味な形になるようではどうかと思いますので、その点御調査願つたらどうでしよう。

第15回国会 議院運営委員会 第24号(1953/02/03、2期、改進党)

○委員外議員(松浦定義君) 私の会派も、今小笠原君の言われたように昨日衆議院の意向を徴しましたところ、衆議院のほうでも、まだその結論が出ていないのだと。そういうわけだから、今少し一つ検討さしてもらいたいというので、実はまあ私の会派では両方寄つて相談をしたいというので、昨日は機会がなかつたので、或いは本日そういう機会があるかも知れませんと思いますが、お差支えなければ、次回まで一つ再考の余地を与えてもらいたいと。こういうふうに思います。

第15回国会 議院運営委員会 第26号(1953/02/05、2期、改進党)

○委員外議員(松浦定義君) 我が会派は、前回から建設委員会一本に行こうというので、それぞれ私のほうから労農、共産共に御協力を願つておるということを先ずここに附言いたしまして、賛成いたします。

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/03/04、2期、改進党)

○松浦定義君 私、ちよつと遅れて参りましたので詳しいことはわからないから、或いは間違つたことを申上げるかも知れませんが、今小笠原君から、緊急質問についていろいろ御意見があつたようですが、緊急質問として出ました限りでは、今までの緊急質問といたしましても、他の会派は必要でないと言つても、その会派の特殊性によつて必要がある場合があつて、了承して参つたのですが、今回の場合は、会派とか何とかいうことでなく、今小笠原君の言われたように、参議院の立場ということも相当含まれておるようでありまして、実は私のほうの岩木委員はすでに予算委員会においてこの内容を質したいということすら言つておるわけであります。併しなが……

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/06、2期、改進党)

○松浦定義君 私のほうも、いろいろ衆議院と連絡をとりまして、多少衆議院のほうとしても疑義があるようでありますが、一応まあ承認したという形でありまして、本院におかれましても、多数の会派が御賛同になれば、敢えて反対することはないと思います。

第15回国会 建設委員会 第7号(1952/12/17、2期、改進党)

○松浦定義君 今の関連事項で私はお伺いしておきたいのですが、丁度私も田中君と一緒に十三村のほうに廻つて参つたのですが、今のお話ですと、この田中君の御要求のような措置は講ぜられていない。丁度あそこへ参りますと、本州の北端でありまして、非常にまあ誰も初めてこれが北国だというふうな感じを持つておる。私は丁度北海道でありますので、そういうことについては非常にまあ極端なあれは持たなかつたのですが、今のお話で、更に又工事をやる場合にいろいろ年次計画を立てる、そういう場合にも本州の北端の地は、ああいう所では非常に年次計画の上においても支障がある。而してその半面にそうした犠牲も伴なつておるということから考えま……

第15回国会 建設委員会 第10号(1953/02/10、2期、改進党)

○松浦定義君 只今説明中ですが、丁度時間の関係もありますし、いろいろ議員の出席率も最初のことで少いようですから、ともかく今日はこのくらいにして、次回にして頂いたらどうかと思いますが……。

第15回国会 建設委員会 第16号(1953/03/03、2期、改進党)

○松浦定義君 私は第一条の目的のところなんですが、最初の原案ですと、海、湖沼、更に又背後地を含むというようなのがありまして、今回はそれが削除されまして、特に「政令で定める湖沼の沿岸を含む。」というふうに修正されているのですが、この問題はまあ相当農林省との関係がありますので、こうした面についての農林省と建設省側と言いますか、その間の経緯等について一ついろいろ問題がありました点についての御意見を伺いたと思います。
【次の発言】 私が湖沼の問題を適用されたいということは、必ずしももう湖沼全部どの湖沼もというわけではなくて、やはり農地の保全というのがこの法案の目的であるところから農地の保全に必要だと、……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1953/10/19、3期、改進党)

○松浦定義君 今御報告を見ますと、農林委員会が、今日、明日と二日間のような日程になつておるようですが、これは当初は、そういうような日程でおつたわけですが、ちようどまあ議運が開かれる直前から議員派遣で全部出てしまつて、委員長初めそういう行動に出たものですから、議運の決定に基いて、而も今度の冷害対策が相当農林委員会としては使命が大きいので、今日午前中委員会で委員長初め委員のかたの申合せは、今週一ぱい行いたい。こういうような意向であつたことを一つ委員であります私からも附加えておきます。

第16回国会 議院運営委員会 第4号(1953/05/27、3期、改進党)

○松浦定義君 大変私は、どの緊急質問も我々は承認することに異議はないのですが、大体二つ問題が重なつておるのは、第二の社会党第四控室の岡田君と、私のほうの井村君との問題が同じ問題であるように思いますので、でき得べくば、この問題につきまして、各会派の数が多い少いということでなしに、問題の重要性から考えまして、社会党第四のほうから、この内灘射撃場問題に関する限りお譲りを願うならば、非常に結構だと思いますので、この点についてお諮りを願いたいと思います。
【次の発言】 小笠原委員の御説明、全然同感であります。ただ、今指摘されたように、内灘射撃場だけに限つておるかのようでありますが、内灘問題は、恐らく本問……

第16回国会 議院運営委員会 第9号(1953/06/17、3期、改進党)

○松浦定義君 今の問題、私のほうも、まあ小会派の最も顕著な、そういうような面についてもお願いをしなければならん立場で、時間の問題は、非常に会派に持帰つても問題になるわけで、実はその御意見が今出まして、相当私もそういうことで今まで随分決定に対して会派でも苦労していたのでありますが、今赤木先生のお話を聞きまして、一応会派で御相談願うと。こういうお話でありますので、今小笠原さんの御指摘になつたような形で、会派の意見をまとめて頂きまして、明日の議運で一応それを御発表願つて、それぞれの会派で又それぞれの意見もございましようから、私どものほうとしましても又お願いしなければならんような面もあるかと思いますの……

第16回国会 議院運営委員会 第24号(1953/07/22、3期、改進党)

○松浦定義君 毎回、こういう任命の要請のあつた場合に問題が起るのですが、今菊川委員が申されておつたように、半年もたつてからというようなことでは、実際何のために院議を以てこれを承認しなければならんかという問題について非常に疑念が出ておると思う。今お話を聞きますと、適格な人を得るために相当かかつたというのですが、若しなかつたら、これは一年でもかかるというようなことが、或いは将来あり得るかも知れん。そういう問題について申上げるのではなくして、ただここで本院が承認をする場合、承認はするのですが、承認した後についての問題については、何ら責任がないような形になつてしまう。従つて半年も前にこういうふうに辞任……

第16回国会 議院運営委員会 第27号(1953/07/29、3期、改進党)

○松浦定義君 今提案になつております台風第二号の法案の取扱いは、農林、水産に関係のあることは十分承知いたしておりますし、この法案のできる過程に、法案を作る場合におきましても、今度の西日本の特別委員会が取上げた問題とは全然内容が違うというふうに、切離してやつておつたようなわけでございまして、当然農林か或いは水産かに付議されるべきだというふうには一応考えられますが、先ほど小笠原さんの言われたように、或いは又、昨日の理事会でも討論されたように、この場合やはり非常に関連性があるので、これはやはり特別委員会に付託したほうがいいのじやないかという考え方を農林委員会としては考えておつたわけなんです。昨日丁度……

第16回国会 議院運営委員会 第28号(1953/07/30、3期、改進党)

○松浦定義君 今両社会党から御指摘になつておりまする対象の中に、実は私どもの改進党の早稻田君がその線に上つておるわけでありますが、無論私は早稻田君がこういうことになります経過というものは全然聞いておりません。聞いておりませんが、今の官房長官の御説明、更に又小笠原君、そのほかのかたがたの御質問の内容等から受ける私の印象は、無論私としましては、こういう問題については、政府が、少くとも現在の日本の立場から言えば、外交政策が重点でなければならんということから、当然政府自体で処理すべき問題である。かようには承知いたしておりまするが、私の今考えますことは、現在の外交政策を今の現吉田政府でもどうにもならない……

第16回国会 議院運営委員会 第29号(1953/07/31、3期、改進党)

○松浦定義君 議事進行について……。  今朝ほど小委員会が持たれましたが、その結果は小委員会を開くに至らないような結果になつたことは承知いたしております。理事会も定刻に開きましたが、その結果については、何らここで御発表になるまでに至らなかつた。かように考えておる。その点は承知いたしておりますが、今のこの議運の持たれておる状態等を考えましたときに、委員長としては何らかそこに進め方について多少のお考えがあるのじやないかということを予想されるわけなんです。従つて只今上程になりました問題等も、恐らくこれは予算委員会の昨日の結果等に関連しておる問題ではないかと、かように考えておりますので、私は今朝ほどお……

第16回国会 議院運営委員会 第30号(1953/08/03、3期、改進党)

○松浦定義君 先ほど問題になりました水害関係の法案ですが、七件今付託になつたんですが、今聞くところによりますと……。
【次の発言】 先ほど委員会付託になりました水害関係の諸法案はですね、七件付託になつている。聞くところによりますとまだ残余が九件あるそうであります。総計十六件からなる法案であつて、而もこの提案理由の説明その他が一括してなつておりまする関係から、今七件付託されまして水害委員会が提案者を呼んで説明を求めるわけに参りませんので、大体今日午前中には必ず残余九件も上るという見通しだという話も聞いたのですが、若しそれが上つて来ました場合においては、前段の七件と同様に、本委員会で当該委員会付託……

第16回国会 議院運営委員会 第34号(1953/08/07、3期、改進党)

○松浦定義君 私は今第十六国会が予算に関係する国会である。従つて予算以外の問題について、会期の延長をするということは理由がないという根本原則は了承できるのですが、今日問題になつております例えば前回の七日間の問題は、重要法案という形で、少くとも本会議において、本議場において審議された関連性のある問題でありますので、七日間という延長は無論止むを得なかつたと思います。従いまして、只今会期の延長を衆議院のほうから一応のお話があつたということにつきましては、やはり本日問題になつて残つておる問題が、予算と重要な関係があるというような意味におきまして、これが恐らく与党から出されたものと、かように考えておりま……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、改進党)

○松浦定義君 今私が副長官の話を聞きまして、三浦委員と同様に非常に不満なんです。大体私どもは、これは院議を以て代表いたしまして、過般各県下を廻つて参りまして、実際にその実情を見ておるわけなんです。それで政府もその意図に副うべく福岡に出先の本部を作られた。そして大野国務大臣をしてその掌に当らしめた。我々は帰りに全部そこによりまして、大野長官に対して、その事実を詳かに報告をした。そこでみずから大野本部長は御尤だ、自分も見て非常にこの点は責任を感じておるので、今日直ちに二十億の追加を要請しておる。このことは少くとも皆さんの御意思に副えるだろうということを腹をたたいて言明しておるわけです。従つてその内……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/09、3期、改進党)

○松浦定義君 私は只今の松岡委員の動議に賛成いたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/08/10、3期、改進党)

○松浦定義君 私は先ほど三浦委員から御質問になつたことで大体尽きると思うのですが、もう少し一つ大臣の本当のお気持をお伺いしたいという意味で申上げるのですが、つなぎ融資につきましては、先ほど北海道の問題についてはすでに五千万出ておる。あとは調査の上やはり現在行われておる他府県なみに一つ出して頂ける、まあこういうふうに了承していいかどうかということと、それからもう一つ政令で定める地域でありますが、今のように府県を対象でなく、或いは町村単位ということも十分考慮に入れなければ決定しがたいというような御意見ですが、少くとも今回の非常に数の多い法案を作るに至りましますまでには、本委員会といたしましてはすで……

第16回国会 農林委員会 閉会後第1号(1953/09/02、3期、改進党)

○松浦定義君 まあ今度の御報告を見ますと、相当心配をしなければならんような情勢だと思いますが、特に災害等による被害は、これは或る程度不可抗力なものでありますし、更にこれらの処置に対しては、必ずしも農林省だけの責任ではない、或いは建設省等の問題も相当ありますので、これらは今後あらゆる面で統一的な施策が必要だと思うのですが、なお北海道その他東北等がかかつた今年度の冷害、これをまあ毎年とは言わないですけれども、例えば十年のうち何年かは当然これは予想されるので、それらに対してもそれぞれの対策は講じられていいと思います。なお今問題になつております病虫害の被害というものは、これはもう殆んど毎年起る問題で、……

第16回国会 農林委員会 閉会後第3号(1953/09/04、3期、改進党)

○松浦定義君 これは今の「なたね」の問題ばかりでなく、澱粉等でも同様なことがこれは起ると思うのです。従つて今河野委員が御指摘になつたようなことは、少くとも今目先澱粉の問題等がいよいよ生産期になつておりますので、こういう点等についても是非一つ十分御検討が願いたい。それからもう一つ私お伺いしたいのは、本法の審議中には、例えば価格の決定の時期ですが、「なたね」は大体五月、「いも」類は八月から九月頃までに決定する、こういうようなことをまあ政府当局は言明されておつたのですが、今度のこの施行令で見ますると、「なたね」は毎年六月三十日、その他「いも」類は十月三十一日と、こういうことになつておるのですが、大体……

第16回国会 農林委員会 閉会後第4号(1953/09/28、3期、改進党)

○松浦定義君 私これは硫安の問題ではありませんが、先ほど河野先生からいろいろ御指摘になつておりました化成肥料の問題で、実は先般専門員の安楽城先生が北海道のほうに長い間ずつと調査に参られた。従つて私は水田地帯の要求はあまり詳しいことは存じませんが、最も雑穀地帯としての全道的な中心である十勝或いは北見の要求の中で、私は最近化成肥料が……、私はここに材料を持つておりますが、化成肥料がたくさん入つておる。従つてその化成肥料の会社ですが、恐らく七つ八つになつておるのではないか。私はこの間安楽城さんと一緒に廻つて驚いたことは、或る小さな農村の市街地の化成肥料の工場の看板が四つも五つもばつと一つ所に並んでお……

第16回国会 農林委員会 閉会後第5号(1953/09/29、3期、改進党)

○松浦定義君 時間がありませんから、簡単に一、二点だけ長官にお伺いしたいのですが、今丁度河野委員が最後に御指摘になつた、折角統計調査部で正確な数字を全国を網羅して集めて来て、その根拠に基いて知事と話合をする重大な資料を与えんとしておるにかかわらず、そういうものを全然まだ、今の御報告は八月十五日現在のものを以てしか我々に指示されない、併し九月十五日現在のものはまだ農林大臣の承認を得ていないという名においてまだ決定されていないが、併しまあ府県の知事とはどんどんとこの数審おいて折衝されておると思うのですが、いずれにいたしましても、そういう結果でこの割当が継続されるということになりますと、恐らく今各地……

第16回国会 農林委員会 閉会後第7号(1953/10/20、3期、改進党)

○松浦定義君 それでは私から第二班の現地調査の御報告を申上げます。  第二班は北委員と更に安樂城専門員と私と三名でございました。第二班は岩手県及び青森県の両県に出向いたのでありまして、十月六日から十二日まででございました。私どもは先ず岩手県庁に参りまして、県当局より県下の総括的な事情を聴取いたしまして、続いて岩手郡雫石町、和賀郡沢内村、同湯田村、同藤根村、上閉伊郡遠野町、同青笹村、同上郷村、同鵜ノ住居村、同大槌町等について詳細なる現地調査をいたした次第であります。続いて青森県に行き、青森県庁において県下の事情を聴取いたしまして、上北郡野辺地町、同天間林村、同大深内村、同七戸町、同三本木町、同藤……

第16回国会 農林委員会 閉会後第8号(1953/10/21、3期、改進党)

○松浦定義君 先ず畜産局長にお尋ねしたいと思います。先ほど清澤委員から質問のありました一戸当り三万円を限度とする、こういう考え方について、私は特に昨日のこの要綱によりますと、冷害対策に対する融資は最高限度を十五万円と、こう抑えておる。従つて昨日もいろいろ白井委員等から御指摘もありまして、殊に北海道のような大農経営に対して十五万円ぐらいでは非常に少い、併し北海道については何とか考慮しようというような話もあつたのですが、なかなかそうは言うもものそう簡単には行かない。こう思いますので、恐らく農家は今年のあれから見たら家畜を手放さなければならない。従つて家畜を手放す場合に三万円ぐらいしか政府のほうで融……

第16回国会 農林委員会 閉会後第9号(1953/10/22、3期、改進党)

○松浦定義君 今、青色申告の問題と寒冷地特別控除の問題を両委員から御質問があつたのですが、これは特に今年の凶作に関係があるので、わざわざ出て頂いて問題を議しておるわけですが、お忙がしいだろうけれども、是非一つ忙がしいなら忙がしいで、この問題はいいとか、悪いとかはつきり言つてもらいたい。考えるとか、何とかいうことでなしにやつてもらわないと、我々今後審議するのに困ると思うのです。そこで今寒冷地の特別控除の問題で、公務員に対して非常にそういうものがあるけれども、税の面では適当にとつておるというお話ですが、まあ農家の場合、特にまあ公務員がこの寒冷地手当に対して、その中からも税を課せられておるということ……

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/07/06、3期、改進党)

○松浦定義君 私はこの法案は過去におきまして非常に生産者だけが一方的に苦労したという点から、こういう一部改正に対しましては全然賛成でありますが、多少関連いたしますので、その点でちよつとお聞きいたしたいと思うのであります。この法案で見ますると、米麦に限つておりますが、将来やはり農産物と言いますと、又幅が広いわけでありますが、検査を受ける立場から行けば広いのでありますが、ただこの場合の修正だけで、現在政府としてはこれ以外の農産物に対しては、こういうふうな事態が若し起きた場合においても考えているかどうか。例えば近頃いろいろ問題になつておりまする農産物価格安定法案というものが出されると、そういう場合に……

第16回国会 農林委員会 閉会後第10号(1953/10/23、3期、改進党)

○松浦定義君 ほかの委員から大体御指摘になつた点で重複するのすが、特に今度の救農土木のうち一番農家が手取早くやれるのは暗渠排水だとか、或いは客土とかいうようなものだと、こういうふうに思いますが、その場合にできるだけ集団的にやれるということはいいことであるけれども、大体において今までに計画もでき、或る程度の線はそこに持つて行けると感じている地帯が多いだろうと思います。代つて今残つておるのは先ほど清澤委員から指摘されたように、食管法で規定されていないもの、特に北海道等におきましては、これは恐らく水田も畑も同じような考え方のこれは予算だと思うのですが、この数字で見ますると、恐らくこれはもう何百分の一……

第16回国会 農林委員会 第11号(1953/07/07、3期、改進党)

○松浦定義君 本案につきましては、昨日相当委員の数が少くなるまで慎重に実は質疑があつたわけですが、大体そのときの結論としては、できれば今日採決したいというような御意見もあつたようですが、お帰りになりました委員のかたも御意見があるかのように承わるので、まあ明日定例日でなくても開いて採決したらと、こういう御意見でございましたが、昨日おいでにならなかつた各位で御意見がありましたら聞いて頂きまして、若し御意見がなければ、直ちに討論採決をされるように一つ議事進行をお願いいたしたいのであります。

第16回国会 農林委員会 閉会後第11号(1953/10/28、3期、改進党)

○松浦定義君 大体今政府が考えている予算を御説明願つたのですが、これではどうにもならないということは、委員は申すに及ばず、農林省としてもお考えになつているようですが、私はこの額が多いとか、少いとかいう問題ではなしに、例えばこのままですぐ今国会に決定されたとしても、今宮本委員からのお話の中にちよつとありましたように、来月の十日頃でないと手続がとれない、こういうようなお考えのようですが、恐らくこのままではどうにもならんので、まあ相当会期の問題等も延長されるのじやないか、従つて若しこの会期が大幅に延長された場合には、恐らくこの救農土木というものはなかなかその目的通りな執行ができなくなつてしまう、それ……

第16回国会 農林委員会 第21号(1953/07/23、3期、改進党)

○松浦定義君 議事進行について……。まあこの問題は非常に各委員のいろいろの意見を聞きたい。而も早く上げたいというのが又提案者の意向でもあると思いますので、できるだけ今日なら今日のうちに或る程度の発言を求めようとする人には時間の範囲内で発言されるように、発言されるかたも或る程度次の日に残すような面はお残しになつて一つ発言をされるようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は大体今提案者が先ほどお話しになつたように、本法案はもう昨年以来いろいろ審議をしておつた法案でありまして、私は法案の趣意に対してはこ、れはもう異論はないのです。併し先ほど鈴木委員のお話から、共同提案の中に云々ということから、……

第16回国会 農林委員会 第22号(1953/07/24、3期、改進党)

○松浦定義君 今価格の問題なんか非常に重要な問題と思う。なお今後検討しなければならんと思うのですが、私はその価格を決定する時期ですね。この第五条の第二項の三で見ますると、「毎年、政令で定める期日までに定めて公表しなければならない。」、こうなつておるのですが、その期日というものは大体いつ頃を予定されておるのですか。
【次の発言】 大体そのほうが政府としては価格を決定するのには都合がいいと思うのですが、末端の生産者はこういうふうに短くしたものが買上げられるという基準の中におきましては、恐らく現状では例えば農業協同組合がやる場合にはこれはいろいろな面からこれは農手等の対象になつておりまして、できるだ……

第16回国会 農林委員会 第23号(1953/07/27、3期、改進党)

○松浦定義君 この問題は、今聞きますと非常に重大な問題だと思いますので、私は簡単に一、二の点をお聞きしたいのでありますが、先ほど通産省と農林省との間に、ただ個人的な繋がりによつて云々ということがあつて、非常に私どもとしては遺憾だと思うのです。従つて何ら機構を持たない。そこで私は農林省が一つの肥料を農家に対してこれがいいというまでには、恐らく試験場を通じて相当長い間試験をさした結果だと思うのです。従つて試験場が長い間の経験によつて、折角できた肥料が何ら通産省との間にそういう機構を持たないでできておるということについては、私は非常にこれは疑惑の念を持たれる面ができて来るのじやないか、というのは、今……

第16回国会 農林委員会 第24号(1953/07/28、3期、改進党)

○松浦定義君 私はこの第二条の農機具の定義の範囲ですが、実は北先生から前回ちよつとお尋ねがあつたように聞いておりますが、もう一回私は提案者にお聞きしたいと思いますが、大体この内容を見ますると、現在日本の農業経営上使つておる全部の農機具に該当しておるというふうにまあ考えられないのですが、若しそうであれば非常に結構だと思いますが、無論小農具或いは中農具、大農具まで入りますと、現在の予算だけでは到底これは賄い切れないことはわかつておりますが、更に予算だんだんと追加して行くことによつて、一応本案を制定する上に、現在農機具として一応使つておるものを全体に対して考えておるかどうかということを先ずお伺いした……

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、3期、改進党)

○松浦定義君 私は本法案は農民の多年の念願でありまして、今日これが提出されたということはなお遅きに失したという感がありますが、ただ私がここで、本法案には賛成でありますが、遺憾な点は、なぜ今日まで政府がみずからこういう法案を提出しなかつたかというこの一点にかかつておるのであります。終戦後の農地解放によりまして、小作農民は自作になつたその感激の中に不足な食糧事情を満たすべく最善の努力をいたしておるが、ただ非常に農民が苦しい経済の中から増産の一つの方法としては、やはり機械その他を購入する面まで償うところの農産物の価格で安いというところから非常に苦しんでおつたのでありますが、幸いにいたしまして、こうし……

第16回国会 農林委員会 第26号(1953/07/30、3期、改進党)

○松浦定義君 私は今理事長のお話につきましては、大体了承ができるのですが、ただもつと突つ込んで、農民の金融に対する唯一のサービス機関である金融機関としての中金は、今のお話でありますと、末端に対するのは府県の信連に扱わせているというようなお言葉があつたようでありますが、少くともこの連合会の構成組織の中核をなしているものは単協であるのでありまして、少くともこの単協の実態というものを十分御認識にならないというと、私は非常に全体から非難をされるような点になつて来ると思いますので、この問題の焦点について私の考えております点を一、二申上げまして、今後もう少し本当に幅のあるところのお考えを出して頂きたい。と……

第16回国会 農林委員会 第28号(1953/08/03、3期、改進党)

○松浦定義君 先ほどから農林大臣の出席がないのでどうかと思つていましたが、今日も今の委員長の報告ですと、今日は全然出席ができないというような様子のようですが、若しそうだとすれば、できるだけ早くと言いましても、明日はごの議案の審議状況でありますと、恐らく不可能でないかと、こう思うのですが、明後日という線をはつきりできるかどうか。それから川口委員からの御希望もありましたが、会期が相当長いかのように思いますけれども、明日が駄目で明後日というふうなことになると、余すところ幾らもないということになつて、別な法案の審議も又問題になつて来ると思うのですが、そういう点を一つきめておいて頂かないというと、自分と……

第16回国会 農林委員会 第30号(1953/08/05、3期、改進党)

○松浦定義君 只今委員長から御報告のありましたように、昨日の本委員会におきまして、農業共済補償法に基く家畜共済の臨時特例に関する法律案につきましては、今回農業共済補償制度に関する抜本的な改正を必要といたしまするので、本委員会におきましても特別に設けられました小委員会に付託することが適当であるという理由の下に、小委員会に付託を受けたわけであります。  小委員会におきましては本朝小委員会を開催いたしまして、慎重に本問題について検討いたしたわけであります。勿論昨日の本委員会におきまして、小委員会並びに各委員からそれぞれ御質疑等がありました問題等を含めまして、小委員会といたしましては、全会一致次のごと……

第16回国会 農林委員会 第31号(1953/08/06、3期、改進党)

○松浦定義君 私はこの際農地問題に関連いたしまして、二、三の点について農林大臣並びに農地局長に御質問いたしたいと思います。  先ず第一には、昭和二十一年十一月二十三日を現在といたしまして、我が国の農地改革が行われました。従つてその後におきまする農地改革についてどうなつておるか。或いは又政府は現在どういうふうにこれに対して進めようというお考えかというような点についてお伺いいたす次第であります。只今申上げましたように、昭和二十一年十一月二十三日現在を以ちまして、つまり占領政策の一環としてこれが行われたのでありまして、この問題は農村の民主化と、特に耕作者の地位の安定、而して農業生産力の発展を基調とし……

第17回国会 大蔵委員会 第3号(1953/11/04、3期、改進党)

○参考人(松浦定義君) 只今農林委員会から、本年の冷害に伴いまして、共済金が一般の冷害対策のほうに四十五億今回繰入れられましたので、その補堀につきまして本委員会にその措置を御承認願うための法案が提出されておる結果、只今小林委員からの御要求によりましての御意見でありますが、御承知の通りに農業災害補償制度が数年前から実施されまして、今日現在におきまする段階を以ていたしましては、末端農民は非常に不満の点が多いというようなことが最近非常に強くなつて参りまして、本年の第十六国会におきまして特にこの問題が強くなつて参つたのであります。従つて、政府がその当時家畜共済の一元化の問題を取上げまして、そうして一部……

第17回国会 農林委員会 閉会後第1号(1953/11/11、3期、改進党)

○松浦定義君 今のに関連した問題ですが、例えば薪炭ということになつておりますから、極く山麓の冷害農家では炭木を焼く。併しそうではない、山麓から離れな冷害地のほうは当然薪というようなことになると思うのですが、その場合に大体一戸当りというものに対する考え方はどの程度考えておるのか。北海道の場合ですと、非常に冬季間薪を多く使用するわけでありますので、現在の冬季間の量というものはほぼきまつておるわけですから、それの可能な範囲内において一年間の需要量を原則とされるか。或いは又この規定された払下の量によつて戸数にも配分するとか、いろいろな形があると思うのですが、基準というものはどういうところにおいておられ……

第17回国会 農林委員会 第2号(1953/10/31、3期、改進党)

○松浦定義君 まあ大分澱粉の価格の問題については甘藷と馬鈴薯と入乱れて御質問があつたようでありますから、とにかく今日の発表されんとする政府の決定案につきましては、恐らくこれは農家は満足しないということは当然であります。私どもは再々この価格についてはいろいろ要請をいたしたのでありますが、結果的に見ますると、今長官からいろいろとまあ説明を繰返しておられますが、取りも直さず我々が価格安定を支持した線に沿つていないということは、これは私は事実だと思います。ただ、今長官のお話でありますと、市価の価格を引上げるということが大体の今回の場合でも或る程度これに沿つているというような意味のことを申しておるようで……

第17回国会 農林委員会 第3号(1953/11/02、3期、改進党)

○松浦定義君 ちよつと今の問題で伺いますが、今融資の問題について白井委員から御指摘があつて、内地と北海道との配分においてはこれで妥当だろうというのですが、これはこれからいろいろ審議されると思うのですが、そこで例えば三分作以下に対しては調査の上決定するということになりますと、恐らく現在の被害農家の実数から行くと、総額の百五十億では足らん。そういうふうに考えるのですが、そういう点で十五万円、二十万円ということを問題にする前に、総額についての政府の考え方をどうしてももう少し考え直してもらわなければならん。むしろ私どもの考えとしては総額という額を示さないで、三分作以下、実際困つておるものに実情に応じて……

第17回国会 農林委員会 閉会後第3号(1953/11/13、3期、改進党)

○松浦定義君 時間がありませんから、総括的に一つお尋ねいたしますから、それぞれ御回答を願いたいと思うのですが、先ず第一に農山漁村の電気導入の推進でありますが、これは農山漁村電気導入促進法に基いてのあれでございますか、そうしますと、最近各地で非常に熱望しておりますが、なかほかその予算ができないのでそれが促進できない。そこで、特にこの数字等から見ますると、北海道等では非常に、御承知の通りもう小水力と称するようなものを行う地帯がなくなつてしまつておる、非常に平坦地が多い関係で、そこで既設の配電会社或いは買電等によつてそういう線に方向を変えてもらわなければ、この促進法に基く恩典を受けられないと、こうい……

第17回国会 農林委員会 第5号(1953/11/05、3期、改進党)

○松浦定義君 本案によりますと、売渡しのほうの価額は決定しまして、そこで代金の決済の問題がはつきりしていない。そこで十月の九日だと思うのですが、農林省議で以て本法案に対しまする売渡しの米麦の代金は明年度の収穫期まで無担保、無利子で延納を認める、こういう決定をされたというが、事実であるかどうか伺つておきたいと思います。
【次の発言】 交渉中であつて、まだ決定というわけではないのですね。
【次の発言】 そうしますと、この法案に基いて特別売渡しをしなければならないという米麦の数量がどの程度であるかということの考え方をお尋ねしたいのですが。
【次の発言】 そこで価格の問題でありますが、その第四条にいろ……

第17回国会 農林委員会 第6号(1953/11/06、3期、改進党)

○松浦定義君 大分農林大臣は忙がしいようですから、率直に申上げますが、今度のまあ延期の理由は、私もわからんわけではないのだが、いろいろ河野委員が御指摘になつたように、本当に今年の食糧事情のために、供出を促進するためにこれは延ばすのだ、これは私はそうあつてほしいと思うのです。とすれば実際問題として今農業委員会がそれほど政府から信頼されておるかどうかということになりますと、実際問題として、農業委員会の考えておるような工合に政府は農業委員会に対して十分な働き得るような立場を与えていないと思うのです。そこで又この農業委員会が全国の今度の問題で大会等を起しまして、全く別なような動きをしておるようなことを……

第17回国会 農林委員会 第7号(1953/11/07、3期、改進党)

○松浦定義君 今も河野委員がお話になりましたように、百五十億が七十億増額されたということについては、今度の冷害農家は非常に喜んでいる。こう思つているんですが、昨日私予算委員会で、まあ二百二十五億という一応の線で、その内容のあれを大蔵大臣に答弁を求めたのですが、そのときの大蔵大臣は、すでに再々どこでも言つていると思うのですが、春の凍霜害の五十四億ですか、これですら余つたのだ、だから百五十億で大体間に合う、そこで私は春の凍霜害の五十四億というものは、本当に末端の借りたいものに借りられないようなまあ形であるからそうなつたのだと、こう指摘しましたところ、そうでないのだ、或る知事がと、こう言つておりまし……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、改進党)

○松浦定義君 私は先ず大蔵大臣に御質問をいたしたいと思います。今回の補正予算で五百十億を上廻ることはインフレの要因になるということで政府は阻止しておられるのでありますが、風水害並びに冷害等対策といたしましては十分であるとお考えになつておるかどうか。更に五百十億の予算では被害実態に即しないとしても、インフレになるから増額は認めない、そういうようなお考えに立つて予算の編成をしておられるのかどうか。只今も農林委員会で農林大臣は現在の被害に対してこの予算は十分でない、こういうような発言をされておるようでありまするが、大蔵大臣の御見解を承わりたいと思います。

第18回国会 議院運営委員会 第4号(1953/12/03、3期、改進党)

○松浦定義君 今私、官房長官のお答えの中でちよつと気がついたのですが、この委員の任命ということではなくて、こうした種類の任命について、今のお話ですと、その任命をする前には確たる了承を得られないというような、そんなように聞いたのですが、これは全部に対してそういうような方針でやつておられますのか、或いはこういうような、今鈴木君の御指摘になつたような非常に問題が多いような性格のものについては、どういうような態度をおとりになつておるのか、その点について、ちよつとお伺いしたいと思います。

第18回国会 議院運営委員会 第5号(1953/12/04、3期、改進党)

○松浦定義君 これは事実かどうかわかりませんが、昨日私のほうで、ちよつと衆議院のほうへ問合わしたところ、衆議院のほうでは、まだこれがかけられていないというような話をちよつと聞いたんですが、これは事実かどうか、衆議院のほうはどうなつておりますか、この点一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 本会議で議決されていない理由は、そうしますと、同じようにここに提案されておるのですか。
【次の発言】 そういうことでありますると、今こちらからお話がありましたように、もう一日一つ留保させて頂くことのほうが、私のほうは大体において、これは参議院のほうの議席を持たれるかたの承認でありますので、こちらが承認する……

第18回国会 議院運営委員会 第6号(1953/12/05、3期、改進党)

○松浦定義君 矢嶋君が当時の委員長であつた関係から、相当この問題については、責任上今内容についての政府の意見を質したいということの緊急性ほ認めるのですが、恐らくこれは最も近い本会議ということになりますと七日の日頃を予定されておるだろうと思います。そうしますと、七日の日は参議院のほうでも予算が廻つて来まと、関係大臣は相当そのほうが忙しいような結果になるのであります。今度の予算よりも緊急性があるなら私は異議はないのですが、そういう点で政府のいろいろの意向もあると思いますし、そういう点を先ず第一点に御研究願いたい。  もう一つは、やはり特別水害対策委員会でいろいろ討議されたいきさつは十分各委員とも了……

第18回国会 農林委員会 第1号(1953/12/01、3期、改進党)

○松浦定義君 私は今河野委員が御指摘になつておりましたように、配給機構というものについては十分検討すべき点があると思いますが、非常に細かいことでありますが、今年の凶作の事情等の関係から、割当につきましては、適正を期したいと思うのですが、或る一部の県におきましては相当余裕が出て来ておる。これは今日の本会議で大蔵大臣が説明しておりましたように、世界にないように高い、一万三百何がしという米価になつておるというようなことを言つておりましたが、そういう意味から行くと、生産の面は或る程度いいとしましても、それでもなお農家としては、いろいろの面から残つた米の処置に対しては、過去のあり方からして、いろいろの考……

第18回国会 農林委員会 第2号(1953/12/03、3期、改進党)

○松浦定義君 まあいろいろ肥料輸出の問題で御審議をやつておるのですが、私は今年度の肥料を農家が入手する場合にいろいろ問題はあると思つているのですが、価格の点等もこれは当然そういう点でいろいろ関心を持つていると思うのですが、取りあえず適期に肥料が完全に配給されるかどうかということが、毎年必ずしもそれが実行されておらないので、特に本年度は凶作のあとのために一いろいろの面で農家があらゆる肥料の合理的使用についての検討をやつておると思うのです。従つてそういう点についても、必ずしも配合肥料でなければならんというような線は恐らく出て参らん面もあると思いますので、こういう点もこの際お聞きしておきたいと、こう……

第18回国会 農林委員会 第3号(1953/12/04、3期、改進党)

○松浦定義君 これはやはり今委員長が指摘された、ように非常に問題になると思うのですが、このままで行きますと、これはどうしても横流しをしろといつたようなことになると思うのですね。従つてこれは特別委員会で立法をされたほうのあれだと思うのですが、こういう細かい点については触れおられたかどうか。まあいろいろその当時の速記録等によつて研究してみなければわからない問題だと思うのでありますが、やはり問題はこういうふうにたくさん米麦を売渡される人は、余りこの問題については必要としないというふうなことになると思うのですが、だからといつて、売渡すものに対してはそういう意味から引いてもいいのだということは私は当らな……

第18回国会 農林委員会 第4号(1953/12/05、3期、改進党)

○松浦定義君 直接米価とは関係がないのですが、この予算に関係があるのじやないかと、こう思いますのでお尋ねするのですが、実は価格安定法に基いて買入を予定しておられまする澱粉の買上がまだはつきりしていないというので、非常にまあ生産者団体は申すに及ばず、個々の農家でも困つておるわけなんですが、これに対する予算は当然まあ見ておられると思うのです。どの程度の予算を見ておられ、更に又いつ頃から希望があれば買入れを実施するという段階であるか、この点一つおわかりになつたらお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 法案審議をするときには、まあそういうお話でなしに、百五億という余裕金があるから、これを以て充てる……

第18回国会 農林委員会 第6号(1953/12/08、3期、改進党)

○松浦定義君 私は今回この仲裁裁定の示すところの案に対しましても、いろいろ疑点を持つてありますと同時に、現状におきまする全体に対してのあらゆる立場から、本件に対しましては遺憾ではありまするが、現在のところこれに同調を申上げることができないというような立場で反対の意を表明いたしたいと思うのでありまするが、それには以下申上げるような理由を附して皆様方の了解を得たいというふうに考えておるのであります。  先ず第一点といたしましては、国家並びに地方公務員並びに只今議案になつておりまする公労法適用の職員等につきまするところの給与改善につきましては、只今前段申上げましたように、どうしても暫らく現状のままで……

第19回国会 議院運営委員会 第32号(1954/03/26、3期、改進党)

○松浦定義君 理事会でもどちらでもいいのですが、一応メンバーとか規約とか、そういう参考書類を出してもらわなければ、今ここで長たらしくお聞きしても十分了解できないと思います。

第19回国会 議院運営委員会 第43号(1954/04/12、3期、改進党)

○松浦定義君 話を最も慎重に、且つ、急速に結論を出すためには、やはり只今の動議は、私はいいと思うのですが、ただ動議の取上げ方ですね。まあ石原委員が賛成をされたのですが、この議運は、やはり各会派を代表して出ておるのですから、自分の会派から動議を出して、自分の会派が賛成したから、それで動議が成立したというような一般の常任委員会と同じような形では、私はこれはいけないと思います。(「その通り」と呼ぶ者あり)そういうことであるならば、何も議運に数を持つて来なくてもやはりいいことなんです。その数の問題が問題になるということは、結局内容によるわけでありますから、私はそういう意味で、決してこの結論が出ることに……

第19回国会 議院運営委員会 第44号(1954/04/13、3期、改進党)

○松浦定義君 私は、只今までの政府の、政府というか何というか、これはわからん。御答弁を聞いておりますと、非常にこのままでは進み得ない状態である。  そこで、私はお尋ねいたしますが、我々はこの議運に付託されまして、それからこの問題をどうするかということは、一応まだはつきり結論が出ておりません。通常でありますれば、或いは問題になれば理事会等を開いて、それをやりますが、昨日その経過を開くために、我々が、議運が要求したのでなく、委員長が大体においてお取計らいになつて、法務大臣並びに刑事局長をお呼びになつておる。我々が要求したのじやないのです。従つてそういう意味からいたしますと、我々はこの議案に対する経……

第19回国会 議院運営委員会 第45号(1954/04/14、3期、改進党)

○松浦定義君 ちよつと関連なんですが、先ほどからいろいろ御答弁があつたのですが、本人の自供だけを以てこれは決し兼ねる問題だ。更に又本人が自供しなくても、他からこの問題についていろいろな問題が出て来る。こういうような、まあお話なんです。  そこで、これは非常に雑駁な質問なんですが、恐らく今までのいろいろな形から行きますと、本人は、そう認めたとか、或いはいろいろの場合で是認したと言われることも、最終段階に行つては、これは否認するということは、当然これはあるわけです。例えば人を殺したという場合に、これは殺された人が、この人に殺されたということを言えば別ですが、そうでなければ、ちよつとはつきりして来な……

第19回国会 議院運営委員会 第47号(1954/04/16、3期、改進党)

○松浦定義君 今、どういうように入つたかは、そういうような衆議院の、そういうことで入つて来たが、問題を起したところは参議院の所管の部分である。こういうことですからね。参議院の警務部長として、衆議院に向つて、これは警察の取調や何かは別として、参議院の警務部長として、そういうことについて今後もあり得ることなんだから、もつと詳細に、これはあなたのほうの責任としても十分、今日の段階において、どういうふうにして入つて来たものかわからんというような御答弁では、私は甚だ困る。今言つたように、参観人はこういうふうに、参議院はこうしているが、衆議院はこうなつておつて、故に三人の人間がまぎれ込み得るような状態で衆……

第19回国会 議院運営委員会 第53号(1954/04/27、3期、改進党)

○松浦定義君 先ほど僕が関連質問と言つて、当然私はあのときにやらなければならんのです。今になると焦点がぼやけてしまつて、僕が、何を言うかわからんでしよう。でありますから、関連質問は、やはり優先するものだと私は思うんです。そういう意味で、先ほど委員長のとられた処置は、私は不満である。私は只今、それは質問はいたしません。従つて、適当な時期に、発言を求めたときにお許しがあつたからできると思います。なぜ私は、こういうことを申上げるかというと、野党であります小笠原君がやつておりますから、私は先ず大体いいと思うのですが、そういうケースを若し与党から出た場合に、我々は関連質問を委員長がそういう形で許されぬと……

第19回国会 議院運営委員会 第56号(1954/05/07、3期、改進党)

○松浦定義君 これはもう、今まで小笠原君やその他の委員が御指摘になつたように、全くこれは私は端的に言えば、衆議院の議決は無効だ。当然無効なんです。これは議長が、非常に温厚な人だから、今日お諮りになつたからよかつたのです。これが通例でありますならば、いつでもこういうことは、会期ぎりぎりの日の、恐らく夜の十時頃しか衆議院はきめて来ない。扱いはやるのですけれども、きめて来ない。若し十時頃にこういうふうなきめ方をしましたならば、これは九日には自動的に会期は延長されないことになつてしまう。私はそう思うのです。  そういう意味からいつて、非常によかつたと思うのですが、併し私は、曾つてないように、この国会は……

第19回国会 議院運営委員会 第57号(1954/05/08、3期、改進党)

○松浦定義君 この問題は、先ほど議長からの御報告がありましたが、報告があるまでもなく、もう完全に規則上から見ましても、道義的な立場から見ましても、これはもう完全に衆議院の一方的な独断専行であるということは明白なんであります。従つてこのことについての衆議院対参議院というものの立場に立つては、与党の皆さんたりとも、決して御異存はないと思う。例えばこの問題を解決するために両院の議運の委員長とのいろいろ話合いがあるにいたしましても、そのことは、決してその与党自由党という立場でなくて必ず衆参の立場ははつきりされるものと思う。そういうことはあらかじめはつきり言わなくても、きまつておると思うのです。  そこ……

第19回国会 農林委員会 第1号(1953/12/10、3期、改進党)

○松浦定義君 農業災害補償制度に関する調査につきましては、その後いろいろの重要な案件等の審査に追われておりましたので予定通りには調査が進行いたしておりませんが、この点は非常に委員会としては遺憾な点でございます。なおこれにつきまして、只今お手許に配付いたしました衆議院の農林の農災小委員会から出て参りましたこの内容を参考資料として御配付申上げましたので、この内容等を十分御調査の上適当な次の機会に十分御検討を煩わしたい、かように考えておりまするので、この点御了承願いたいと思います。

第19回国会 農林委員会 第2号(1953/12/14、3期、改進党)

○松浦定義君 先ほどから委員各位から源泉課税の適否についての政府の所見を質しておるのですが、今河野委員から御指摘になりましたように、大蔵省自体が本日の説明においては何ら我我の納得する説明をしない。従つてこれは先ほど鈴木委員が御指摘になつたように、税制調査会なるものの答申を大蔵省は尊重するのか、しないのか、こういうことに私は重点があると思う。これを尊重する、しないということの結論は、我々が是であるか非であるかということから、この問題を追及して行かなければ、只今のように、ただ大蔵省の事務的範囲を越さない程度の御答弁であるならば、私どもは今日の本当のこの問題に対する審議の中心に触れるまでにはほど遠い……

第19回国会 農林委員会 閉会後第3号(1954/07/27、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 まあいろいろ今まで聞いておりますと、大体事務的な細かい面については大変御考慮になつておるようですが、我々が聞きたい、或いは又せねばならん大きい問題については、どうも農林省は余りピンとした対策を立てておられないと思う。御承知のように、昨年は今年と同じようなケースで非常に大きな国家的な損害を受けたのです。無論農民としては二度とそういうことのないようにというので、今年あたりでも政府の施策については非常な関心を持つておるわけですが、予測に反せず本年は昨年以上な冷害になるのじやないかと、まあ春の凍霜害或いは風害、水害、今問題になつておりますこの病害虫等は誠に異常な発生であるというような太鼓……

第19回国会 農林委員会 第4号(1954/01/25、3期、改進党)

○松浦定義君 まあ大体本年度の総体の予算について今御説明を聞いたんですが、まあこれはお話を聞くまでもなく、大体政府の今年の方針そのものが実に私は重点性がないと思つておるのです。少くともこの農林関係においては、今少しもつと新鮮味のある線が今年度打たれるんじやないかということは、昨年の冷害或いはまあ水害その他農林関係が被害を受けたあれをどういうふうにして再建させるかということは、これはまあ一つの大きな問題だと思うのですけれども、例えばこの予算を見ますると、新規事業というようなものは……別に新規事業でなくても私はいいと思うのです。今までやつて来たものを、どこに焦点を置いて、例えば食糧増産をやるかとい……

第19回国会 農林委員会 閉会後第4号(1954/07/28、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 昨日の申入によりまして、本日両大臣、特に大蔵省は大臣が不在だということですから、次官並びに次長とがお出でになつて、一応聞いてみますと、どうもまあいろいろ各委員から御指摘のあつたように、我々委員会として休会中に特に開いた委員会の性格上から行きまして、只今の申入に対するその内容が余りにも一方的に偏しまして、我々は納得できない、特に両大臣の話合については、昨年の経緯もあります関係から大体において調整がとれておる。これを中心として私どもは今日議事を進めるならば、或いは委員会を開いた成果も上るだろうと思いますが、特に事務当局間の話合、更に次官からの只今のお話ですと、北陸方面に行つてみたその……

第19回国会 農林委員会 第5号(1954/02/01、3期、改進党)

○松浦定義君 救農国会のときに決定された融資の総枠の配分なんですが、この問題が第一次はまあ大体終つて第二次の分が実は前の委員会で私ちよつと質問したときに、一月一杯に計数を整理して配分をしたいと、こういうふうな御意見であつたように聞いておるのですが、大体そういう点もできたと思うのですが、聞くところによりますと、総枠の二百二十億というものは出さないといつたような方針になるようなふうにちよつと聞くのですが、若しそうだとすると大変なんで、一日も速かに一つ農林省或いは大蔵省の関係の責任者の人に来て頂いて、その内容を一つ十分聞きたいと思いますから、要求をしておいて頂きたいと思います。

第19回国会 農林委員会 閉会後第5号(1954/07/30、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 去年、農産物価格安定法で決定された馬鈴薯並びに甘藷の両澱粉を中心として、その価格の政府の決定が非常に遅かつた。最初の年であるから止むを得んとしても非常にそのことによつて、決して農家は余り価格安定法という趣意に基いた前切な処置でないというふうに考えておつたのですが、その当時何とかして三十九年は出廻り直前というのですから、出廻りに対して当然農家が納付するような価格を発表して市場との調整をとつて行きたいと、こういうふうな意見は聞いておつたわけですが、本年度現在としては、いつ頃そういう場合を考えて決定されようとしておるか、或いは又本年度はどの程度くらいを買上げなければならんような情勢であ……

第19回国会 農林委員会 第6号(1954/02/09、3期、改進党)

○松浦定義君 いろいろ今日お話がありました農薬の適、不適が増産に非常な影響をもたらす、こういう形から、私は現在農林省が本当に推奨し得るような農薬の種類がどれとどれであるか、或いは又取扱つておる会社、これは非常に問題があると思うのです。それで重要なる会社の、まあその内容等、いろいろ面倒が起りますから、特にそういうことを私は申上げなくともおわかりになると思うのです。でありますから、そういう面から例えば五大会社なり、八大会社なり、これは農林省で使つてよろしいというような会社の内容、まあその薬品に対する内容なんです。それと更に又できれば卸しと小売の価格といつたようなものを、中間においてどのくらいのマー……

第19回国会 農林委員会 閉会後第6号(1954/08/19、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 第一班は戸叶委員と私でありましたが、戸叶委員がまだ出席されませんので、便宜上私から御報告させて頂きます。  八月三日から七日までの五日間、福島県及び岩手県の状況を調査いたして参りましたが、調査の方法は県当局及び関係当局より総括的事情を聴取したのち、現地に参り、その生育状況を調査いたした次第であります。  福島県の気象状況は、五月下旬より低温が続き、六月上旬半ばより特に低く、平年より三度低く、七月に又長い低温が続き、降れば六、七月とも平年の倍くらい降り、六月中旬より七月中旬にかけ、その日照に平年の二割から四割で、最高気温は五度から七度低い状況のため、苗代の頃には苗腐敗病等の苗代障害……

第19回国会 農林委員会 閉会後第7号(1954/08/20、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 一昨年農産物の買上が政府決定いたしまして、特に甘藷、馬鈴薯両澱粉につきましては、その当時からいろいろ問題があつたのでありますが、その最も問題の中心をなしたものは、政府の価格の決定は出廻り直前というようなことになつているにかかわらず製品にされてからすでに二カ月以上たつてもまだ決定をされないということで、むしろ生産者は一般業者に先を越されて、自分の当然組合であるべきものの出荷も相当支障があつたというようなことから、その当時からすでに委員会においてもいろいろ追及はいたしたのでありますが、政府としてはすでに決定したものについては変更することができないというようなことで、昨年もその経過を辿……

第19回国会 農林委員会 閉会後第8号(1954/08/21、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 私ちよつと出席が遅れましたので、いろいろ御意見が出たと思いますが、今のお話を聞きますと、二十四日の閣議でなければ大体今、例えば農林省の考えておるような問題についても、その決定はむずかしいと、こういうようなお考えのように承わるのですが、当農林委員会としても、先般一班、二班と出まして、いろいろ地方の事情等を調査したわけですが、その後の天候も非常に楽観的な空気か現在いろんな面から伝わつておるのですが、どうもこの頃の天候というのは、私どもが見ましても決して正常なものではない。すでに九州附近では相当水害その他のものが出て来ると思えば、北海道は依然として低温が続いておる、この附近にいたしまし……

第19回国会 農林委員会 第9号(1954/02/19、3期、改進党)

○松浦定義君 今会計検査院のほうの御説明を伺いますと、非常に我々としても遺憾な点が多いようでありますが、先ず私はこの不正行為の原因が、先ほど大別して査定の不備と施工上の欠陥であると、こういうふうに御指摘になつたようでありますが、その欠陥のうち査定の不備の原因に机上査定が八割を占めておる、こういうお話があつたのですが、この机上査定の責任はどこにあるのであるか、その点を一つお伺いしたいのであります。
【次の発言】 それでは大蔵省にお伺いいたしますが、今会計検査院のほうのお話を聞きますと、予算とか、いろいろの関係から、当然もうこの程度は机上査定止むを得んというお話に相成つておる。私どもが今お話を聞い……

第19回国会 農林委員会 閉会後第10号(1954/09/20、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 私はちよつと不勉強だつたから、いま聞いて意外に思つておるのですが、生産者のほうへは一等から五等まで、そうしてそれを払下する場合には、ごつちやで払下げてしまう、而もその場合には、四十六通りにもしていろいろやるとしましても、やはり例えば販売業者というものは、一等米であろうと、或いは四等米であろうと、持つて来たものをそのとき、そのときとして入つた量によつてそのときに売つてしまう。そうすると、私は非常に今これを聞いて成るほどと思つたのですが、或る人が買いに行くというと、非常に悪い米ばかり当る、ところが特定の人にはいい米が当るということは、これは当然やれることなんです。それは価格が同じなん……

第19回国会 農林委員会 閉会後第11号(1954/09/21、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 大体今お話を聞いておりますと、非常に私どものほうはこれは遺憾だと思います。この法案そのものの審議が相当長期に亘つてこれは検討した結果でありまして、もうこの結論はやはりかかつて審議会に委ねる。併しながら、その審議会の委員の選出のあり方にしても、消費者側或いは生産者側、学識経験者、一人なりとも数の如何によつて随分この法律の趣意が曲げられるのじやないかというまで議論をした問題なんで、特に我々としては、国会から出されるということについてはいろいろ会派の問題はあるけれども、会派の中でも人の問題によつて相当左右される問題でもあるので、その人の議員以外の置かれている立場というものが相当そういう……

第19回国会 農林委員会 閉会後第12号(1954/09/22、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 米価の問題は先ほど江田君が指摘したように、昨年より安いということについては、もう全農民は相当の決意を以て現在農家が主張しておる一万二千五百円、これは飽くまで実現したい、こう意気込んでおることはすでに農林大臣も御承知のことだと思うのですが、本年は特に昨年の全国的な冷害凶作の中から政府に対しては相当大きな負債をしておるわけなんで、こういうものを少しでも何とか十期に支払いしたいというのが現在の農家の考え方なんです。ところが不幸にして本年もやはり東北或いは北海道の一部は、先ほど農林大臣のお考えでは大体全国的に相当まあいいというような御見解のようですが、私どもの見方ではそういう一部であつて……

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/03/05、3期、改進党)

○松浦定義君 いろいろ劈頭から各委員からの御質問がありましても、さつぱり問題は進まない。せめて事務的にという問題でも現状のごとくでありまして、森田先生の議事進行には相当期待を持つておつたのですが、私は大体この程度で審議を打切つて一つ懇談をして頂いて、先ほどの懇談会のときにお話がありました早急に申入事項についての御協議をされたらいいじやないが、こういうことを申上げます。
【次の発言】 先ほど懇談会でいろいろ減収加算についての本委員会の態度が決定いたしましたので、私からその申入の文について朗読をいたし、皆さんの御賛成を仰ぎたいと思うのであります。    昭和二十八年産米に対する減収    加算の追……

第19回国会 農林委員会 閉会後第13号(1954/10/19、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 今、江田委員が御指摘になつたようで、実はこれは新らしいケース、新らしい問題なんですが、御承知のように、今度の北海道が十五号台風その他冷害関係で非常に農民が困る。特に水田の問題はこれは非常に内地の一般と関係がありますから、いろいろこの問題は別といたしますが、畑作地帯における被害が非常に大きいというので、何とか北海道の畑作経営に対して政府は考えておるかということについて、最近農林省内部を廻つた話を聞きますと、それは牛を飼えばいいのだ、なぜ牛を飼わんのだ、こういうような話が一部に出たというのです。これは誠に結構なことだと思うのですけれども、今の問題と関連して、今そう簡単に牛を飼つたから……

第19回国会 農林委員会 閉会後第14号(1954/10/20、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 先ほど本部長の御挨拶の中に、大体今度の十五号台風の被害は一千五百億である、併し農作物は別であるというお話ですが、この農作物についての本部長として総額を把握される時期というものは大体どの頃を予定されておるのか。今大体おわかりになつておつても今日の段階ではまだここへ載せる段階になつていないのか、この点をちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 大体今明日中にわかるとすれば、大体の被害の額というものは、これは農林省のほうから御報告がなければわからんと思うのですが、いずれにいたしましても、先ほどから各委員の報告等の中から見ましても相当額になるであろう、私ども推定するところでは恐らくこの千……

第19回国会 農林委員会 閉会後第15号(1954/10/21、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 大体今の長官の御説明で被害に対する対策も一応わかつたのですが、第一に五千五百万石という厖大な数字は、現在国有林が持つておられる総石数のどれぐらいに当るものですか、この点を一点伺いたいと思います。
【次の発言】 それでいろいろ今年度の処理の事情等をお伺いしたのですが、大体三カ年かかる、こういうお話ですが、いろいろ現地のあれを私ども聞いてみますと、その地帯によつては五カ年も八カ年もかかるというような、特に今の大雪山系の一千五百万石というようなところは三カ年にやろうというようなことになれば、いろいろ事業別な計画等がここへ集中されなければならんのですが、そういうことがなし得るのかどうか、……

第19回国会 農林委員会 閉会後第16号(1954/10/22、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 今回の主として北海道の災害につきましては農林大臣も過般わざわざおいでになりまして、大変私どもも喜んでおるわけでございますが、お帰りになりまして、閣議に速かに報告して善処するというお約束につきましては、先ほどいろいろ木下委員の質問に対して総括的な御説明がありまして、非常に私どもとしてもこの点は了承をいたしたのでありますが、いずれにいたしましても只今江田委員と山本政務次官の質疑の中にもありましたように、私どもの、聞く範囲内におきましてはやはり政府の予算というものが一兆円予算というものの枠をどうしても超えることはできないというこの一つの基本方針からいたしまして、今度の災害が果して現状に……

第19回国会 農林委員会 閉会後第17号(1954/11/10、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 前回の御報告のときに私ちよつと指摘したのですが、実は北海道の割当と非常に関連があるということで指摘をされた。まだ十分なものではない。必ずしも割当と……この数字によつて割当というものは決定されていないのだ、いろいろな諸条件が入つてこれはやつておるというお話だつたので、そのときに大体その割当から私が申上げましたことは、当時九月十五日現在で七十だ、併しその後において台風被害があつたので十六万石くらい減つておるのです。大体六四、五%くらいのところで割当がきまつておる。その代り三十五万石の義務供出に超過供出努力目標が十五万石入る、こういうお話であつたのです。ところが最近実際の面が出て参りま……

第19回国会 農林委員会 第18号(1954/03/22、3期、改進党)

○松浦定義君 この減収加算の問題は、従来から随分問題になつておつたのですが、当時五百円しか渡らない、であるから千円という形で、あとの五百円は暫定的にその後の世相の結果を見てからということで見ておつたのですが、結果において五十五円しか支払いができないというその後の実情が、政府側としてはつきりと確認された、こういうことですが、昨年の九月二十二日の委員会だと思うのですが、そのときに私は長官並びに農林大臣から、この五百円、例えば暫定的であつてもこの五百円、更に又その後の数字の結果によつて増額される面については地帯別の考慮がされないかということのお尋ねに対して、これは米価一本であるからそういうことはでき……

第19回国会 農林委員会 閉会後第18号(1954/11/11、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 この等外米の問題、去年も問題になつて、今、江田委員も御指摘になつた通りですが、恐らく今、江田委員のお説ですと、先ほど岡山及び広島から陳情があつたのですが、昨日も統計調査で私は申上げたのです。北海道が六〇、その他八〇以下が十府県くらいある、岡山、広島は九二、九五、これは一方的な数字だというような御指摘はあつたのですが、こういう九〇台ですらこういう意見が出て来るので、恐らく全体から行けば、こういう等外米をやはり供出の対象にして、もらいたいという府県は恐らく半分以上あるのじやないかと、こう思うのです。そういう場合に、若し供出が完遂することができないということになりますと、当然まあ早くそ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第19号(1954/11/12、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 今年の割当で、いよいよ最後になつてどうしても完了できないというところについては、実収高によつて或る程度の補正は止むを得ん、これはまあ当然だと思うのですが、それでは今農家が本当に年内に或る程度とつたものを全部売るだけのものは売りたいというような方法から考えると、なかなか適正な処置ということには考えられないので、とにかく今若し都道府県が完了した、責任量を果したとしても、市町村なり或いは個人では一〇〇%の完了ができないものが相当あるわけなんです。これは従来でもそういうものがありまして、そういうものはその府県の責任或いは町村の責任において、特に他の者がその責任量を背負つて、そうして責任を……

第19回国会 農林委員会 第20号(1954/03/26、3期、改進党)

○松浦定義君 今総務部長の北委員に対する御答弁について私もう少しはつきりしておきたいと思うのですが、検査員の問題でまあ非常に北海道が苦労しておることは、当然あなた方のほうの所管ですからわかると思うのですが、特に農村側からいつても供出の最盛期には非常に殺到するというので、供出の期限等、そういう点がいろいろ非難の的になつて来る。そういう意味合から、例えば今回の人員整理の問題で相当数が全国的な問題として止むを得ん場合があるかも知れない、そういう場合に北海道はそういうことから考えて減員、現在員を減らすようなことはしないというようなことが、今の御説明から決定的に考えた場合に、そういうふうに了解していいか……

第19回国会 農林委員会 閉会後第21号(1954/11/25、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 今度のこの決定を見ますと、非常に我々が予想しておつたよりもいずれの面についても低い、農林告の要求額にも満たない面も随分たくさんあるのですが、まあこの救農土木事業で先ほども御意見がありましたが、北海道の場合は内地府県から見ると額においては非常に多いように見える。併し今のお話のように内地府県は特定県だということでありますと、範囲の面からいつて決して北海道が余り大きいとも考えられないのですが、特にこの北海道分の中で国有林事業の八億五千というのは、先にもいろいろ政務次官も説明がありましたが、すでに二億五千万というものは支出済みである。更に又仕事の内容からいつて、一般農家が入つてこれをやる……

第19回国会 農林委員会 第22号(1954/03/30、3期、改進党)

○松浦定義君 暫らくの時間の御割愛を頂きまして、かねて御委託を受けております農業災害補償制度の改正に関し、当小委員会における審査の経過について中間報告をいたします。  当委員会は昨年七月十七日設置せられ、同月二十三日に第一回の小委員会が開かれたのでありますが、たまたま七月二十四日、農業災害補償法の一部を改正する法律案の修正に関する両院協議会の際、次のような申合せが行われ、衆参両院において鋭意本制度の根本的改正について検討することとなつたのであります。即ち、  農業災害補償法は実施以来五カ年を経過したが、その制度の根本的欠陥と運営も又よろしきを得ず、農民の要望に応え難き実情に鑑み、両院協議会は左……

第19回国会 農林委員会 閉会後第23号(1954/11/29、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 ちよつと関連して……。今いろいろ聞いておりますと、相当強硬な御意見のようですが、昨年の冷害対策で、二十九年度の予算には出ておらないけれども、五億以上のものを見た。それでどうにかこうにか二十九年度はこの温床というもののために相当増産をした、これははつきりしておるのです。ところがときたま東北の一部から北海道全体にかけて今までにない冷害を受けた。併し同じような均霑した制度の下で温床を実施しておるところがあつても、この地帯的に受ける冷害というものによつては、どうしても現在のような成績しか挙げ得なかつたというような事実があるわけなんです。そこで今年はまあ大蔵省として絶対どういう事態であろう……

第19回国会 農林委員会 第25号(1954/04/13、3期、改進党)

○松浦定義君 私幸い外務政務次官が来ておられるので、この問題とは別でありますが、あとの議案に支障がなかつたら今日ちよつと一言きつかけを作つておいて、又あとで十分お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 幸い政務次官がおいでになつておりますので、一応お尋ねしたいと思つておつたんですが、実はかねてから問題になつておりまする北海道に駐留軍の演習場を設けるということで、いろいろまあ地方民が非常に重大だというので反対の運動をやつておられるようであります。特に私はこういう問題につきましては、曽つて内灘問題その他内地府県に往々起つておりますような見にくい運動をすべきものでないというようなことから考えまして、政……

第19回国会 農林委員会 第29号(1954/04/27、3期、改進党)

○松浦定義君 只今提案理由の説明を聞きまして、私こういう問題は今議員提出でしなければならんというものでなくて、すでに当然政府が行なつておるものだと思うのですが、併し又政府が行わないから議員の立場からこれは提出するというのは当然だと思うのですが、ただ、今の御説明の中にありましたように、衆議院のほうでは自由党が賛成しない、こういうことなのですか。
【次の発言】 大体会期は八日で終るわけです。そうしますと、衆議院が議決されまして参議院のほうでどのくらいの審議期間が置けるような形でこちらにお送りになりますか、その見通しは如何ですか。
【次の発言】 今まで全然審議に入つていないわけですか。

第19回国会 農林委員会 第33号(1954/05/11、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 私ここ二、三日欠席しておりましたので、余り内容はわかりませんが、私はこれはもう筋を通してやればいいと思うのです。参議院の農林委員会として筋を通せばいいんです。と申上げますと、恐らくこの問題は衆議院のほうでは大体もう妥協して、そうして今のような形でなしに結論が出て来る可能性が十分あるのです。従つて私はそういう意味において、参議院が、我々が審議未了にしたなんていうそんなばかなことはできないわけですから、慎重審議したいということでこれをやつているのです。今のお話ですと、どうしても早く通したいというお気持は御尤もだと思う、省としては、農林省としても通産省としてもそれぞれのお立場から……。……

第19回国会 農林委員会 第35号(1954/05/14、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 農業災害補償制度の改正に関する審査の御報告を申上げたいと思います。  かねて当小委員会に委託せられておりました農業災害補償制度の改正に関しまして、これが調査の経過について、去る三月三十日中間報告をいたしておきましたが、その後引続き慎重調査を重ね、去る五月十二日の小委員会におきまして漸く結論を得るに至りましたので、ここにその結果を御報告申上げます。  すでに御委託の趣旨によつても窺われまするように、現行農業災害補償制度については、これが実施以来今日までの実績に鑑みまするときに、この際改正を要すると認められる幾多の問題があるのでありまするが、なかんずく次に申上げまする事項は制度改正の……

第19回国会 農林委員会 第42号(1954/05/25、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 大体この酪農振興法の内容につきましては、最もその権威者である北委員から、相当広範囲に亘つて質問がありましたので、余り詳しい点についてわからない我々が申上げる必要がないと思うのですが、どうも昨日農林大臣の答弁或いは局長等の答弁等を見ておりましても、素人目に見ても、どうしてもこれは表題のごとき酪農振興を目的とする法案であるかないかということについては、まだ私どもも本当の心構えができないわけでありますので、一応二、三の点について私はお伺いしたいのですが、昨日江田委員も相当強くこの点は指摘されておりました。酪農振興の目的についてということで相当御意見があつたようですが、私は更にこの点をお……

第19回国会 農林委員会 第47号(1954/05/30、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 毎年再三こういう被害があるということは非常に困るのですが、併し日本の現状からすれば当然これは免れないことなので、恐らく政府としてもこういう処置については相当の基準を以て臨んでおられると考えております。従つて私は基準がないから、或いは又先ほど鈴木委員が御質問になつたように、昨年の凍霜害の結果からして、今年はそうした面についてもいろいろ調査の上、好ましからんような現状もあつたというような弁解もしなければならんというような事態にもなると思うのでありますが、私はそういう意味合から、本年においても今後この種の事態が又起きるかも知らん。従つて調査の基準というものが私は相当厳重に基本がなければ……

第19回国会 農林委員会 第48号(1954/05/31、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 今戸叶委員から、大臣の決意のほどを聞かれて、大臣も、それに対して大体従来のお考えのような形の御発表があつたわけでありますが、今戸叶委員の聞かれたことは、全く私は所管大臣として、この種の立法、その他農業関係の立法についての決意は、無論どの法案についても同様なことを示されると私は思うのですが、分けてもこういうふうに国営から民営に一応移譲するといつたような、非常に終戦後のとつて参りました処置を変えようと、この種の問題でありますから、相当その内容についても、十分な御認識の上に立つてこれがなされていなければならんと、こういうように思うのですが、そこで、先ほど一例として戸叶委員から申されまし……

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/06/01、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 本法案の審議に当りまして、いろいろ十分お互いの考えていることを先ず抜きにして、政府や提案者はどう考えているかということを先ず先にこれは研究しなければならん、こう私は考えておるわけであります。頭から自分は賛成だ、反対だというならば、恐らくそれは提案者なり、それを支持する政府なりの言うことであつて、我々諮問をされている委員というものは、口の先ではそういうことは言えないので、結果はいよいよ最終段階に行つてそのときに初めて自分の意思表示をすべきである、であるから、私どもはこの法案に対して全く白紙で臨む、全く大きな問題であるから、そういうふうに考えている、併し只今の北委員の発言等は、これは……

第19回国会 農林委員会 第51号(1954/06/03、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 本二法案の審議に当りまして、農林大臣、又提案者等について今日まで質しましたところ、まだこの法案が成立いたしましても、内容についての細かい点はお尋ねいたしましても、十分納得するような点はなかなか時間の関係上出て参らないと、かように考えまするので、私は機構の問題が如何に改善されましても、一番問題となるのはそれに伴う予算だと、かように考えますので、主たる中心を予算の点についてお尋ねいたしたいと思います。本法案を審議される衆議院の農林委員会におきましても、いろいろ御意見があつたように思いますし、更に又参議院に参りましても、過般いろいろ審議をいたしましたが、本年度これが成立いたしました場合……

第19回国会 農林委員会 第52号(1954/06/11、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 こうした被害が次々と起ることについては我々としても非常に遺憾なことだと思うのですが、いずれにいたしましてもこの手当というものは急速にしなければならんというので、四月、五月の被害を中心として本法が制定されまして、只今提案者の御意図を聞きますと、更に茨城県下における大被害、なお他県においても同様な被害があるであろうということを予想されまして、六月を入れられたということについては、私は原則として結構なことだと思うのですが、今承わりますと、前回決定になりました総額の中で何とかなるだろうというお話があつたように考えますが、それは今茨城県下はその範囲内で間に合うというような御意見のように聞い……

第19回国会 農林委員会 第53号(1954/06/14、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 今年の麦の作況は大体去年に比べてどのような結果になつておりますか。
【次の発言】 二十八年度は大体米が凶作だというので、恐らくまあ麦も相当まだ作付なくちやいかんというので、大いに麦の作付を強調されたと思いますが、従つて私は相当まあ農家に対しては無理をした作付をやつておると思うのです。従つて今年の麦価に対しては或る程度政府としては何かそこに報奨的な価格も或る程度出て参らんというと、去年の凶作という事態から麦を奨励したというような一つの政治的な立場から言つても、納得しないものが出て来るのじやないかというふうに考えておるのですが、そういうようなことは、今年の価格の面には出ていないような……

第19回国会 農林委員会 第54号(1954/06/15、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 先日の委員会でも、衆議院のほうから本案についての提案者の理由を聞きまして、大体その内容については了承をしておつたのでありますが、その後衆議院の本会議で可決されましたことを見ますると、一部正誤表として送られましたのでありまして、この内容は提案者の理由を聞きますと、茨城の雹害というのが主たる目的であつたようでありますが、一部正誤表から見まするというと、六月の凍霜害を含むというようなことになつて参りましたので、我々参議院の農林委員会といたしましては、すでに四月、五月の二カ月に亙る被害のためにきめられました予算が四億五千万、従つて六月に入りましても、法律上から行きますと、四億五千を全然殖……

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 本日議題になりました昭和二十九年度の冷災害に対する資金の融通に関する法律案の審議に当りまして、私は特に関連がありまするので、公庫のほうに御質問をいたし更に又それに基きまして農林省の方針について質したいと思うのであります。  実は公庫が今日農林漁業者資金として融通しておりまする中に最も今度の冷災害に関係の探いものでは、自家用発電施設の建設資金というものが相当あると思うのであります。御承知の通りにこの資金は特に今日の段階におきまして山麓地帯を中心にいたしまする無電灯地帯、全く文化に恵まれない地帯に対する大きな資金でありまして、今日公庫が相当出資している点につきましては、農林関係の私ど……

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 この間原次長に私この問題ちよつと開いたのです。若し議員立法が出た場合には予算的にはどうするかと育つたら、そう点についてははつきり言わないけれども、従来の行き方からいつたら止むを得んというふうな口吻であつたのですが、恐らく衆議院のときだつて随分この点については大蔵省と話合の上で、そうしてこういう結論を出されたと思うのです。そうしますと、今ここへ呼んで、それじや衆議院のほうでははつきりしたことを書わなかつたけれども、参議院のほうでは付けますというようなことは恐らく私は計わんだろうと思うのです。そこで江田先生の御意見は別として私は私なりに策議院がこうして政府が出さん、私ども参議院として……

第20回国会 農林委員会 第5号(1954/12/06、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 大体本法についてのあれは、只今江田委員が指摘なさつた程度の内容で私ども意見はないのですが、昨年も同様、こういう処置が講じられた。従つて今年こういう処置を受けなければならない農家では、昨年の代金の支払いがどうしても不可能だというような形も出て来るだろうと思います。こういう点については政府はどういうふうにお考えになつておりますか、その点を承わつておきたいと思います。
【次の発言】 その場合の利子等についてはどういうふうにお考えになつておりますか。
【次の発言】 本法案の採決に当りまして、私は先の質疑の中にも申上げましたように、本年のこの被害農家に対しましては、どうしても昨年同様処置を……

第21回国会 地方行政委員会 第2号(1954/12/20、3期、無所属クラブ)

○松浦定義君 今官房長官のお話ですと、大体私どももまあその線のことは了解できるわけですが、まあいろいろ府県の事情によって繰上げ選挙をやるということは、私はよく内容を調べてみなければわからん問題だと思うのですが、知事の三選の問題でまあ最近の新聞を見ますると、新自治庁長官は絶対反対だと、であるからこれは何とかせにやならんというような意思表示をされておるように私は新聞で見たのですが、今のお話で行きますと、ああいうようなことをはっきり言われるということは、やはりそれは合法的な御意見ではないというふうに考えられるのですが、もしそれが妥当だとするならば、恐らく最近行われる知事会議があるというように聞いてお……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 閉会後第1号(1953/09/01、3期、改進党)【議会役職】

○委員長(松浦定義君) それでは只今から農業災害補償制度に関する小委員会を開催することにいたします。  本委員会は去る第十六国会の会期末におきまして、重要なる制度の改正でありますので、閉会中もこれを継続審議するということに御決定を願いまして、本日その第一回を催すわけになつたのであります。従つて本日はそのときの申合せによりまして、参議院並びに衆議院等におきましても、これらの問題についてできるだけ早く結論を見出したいというような意見もございましたので、第一回の問題といたしましては、政府当局からそれらに対する見解を聞くことに申合せになつておりましたので、本日は先ず政府当局からこれらに対する政府の方針……

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 閉会後第2号(1953/09/02、3期、改進党)【議会役職】

○委員長(松浦定義君) それでは只今から農業災害補償制度小委員会を開催いたします。  本日は本制度の改正に関しまして参考人の御意見を伺うことにいたしたいと存じます。  この際参考人のかたに対しまして一言御挨拶を申上げます。御承知の通り現行農業災害補償制度は、これが実施せられましてまさに六カ年になんなんとしておるのでありますが、その間本制度に関しまして種々な問題が起つて、すでに数次に亘つてこれが改正を見ておるのでありますが、諸般の情勢は今やその根本的な改正の必要に迫られておるのであります。従いまして衆議院農林委員会においてもそうでありまするが、参議院農林委員会におきましては、特に農業災害補償制度……

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 閉会後第3号(1953/09/28、3期、改進党)【議会役職】

○委員長(松浦定義君) それでは只今から小委員会を開きます。  当初の予定といたしましては、今回の小委員会は九月二十八日及び二十九日の両日開く予定でありましたが、農林委員会の都合によりまして本日だけとすることに変更いたしたいと思いますから、御了承願います。  先ず、本日は最初去る九月一日の小委員会の結果に基いて農林当局におけるその後の作業の状況について説明を伺い、続いて審議に入りたいと存じます。
【次の発言】 それでは今の保険課長の御説明に対しまして御質疑のあるかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御意見ありませんですか……。速記を止めて下さい。    午後三時三十九分速記中止

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 閉会後第4号(1953/10/19、3期、改進党)【議会役職】

○委員長(松浦定義君) 只今から農業災害補償制度に関する小委員会を開きます。  先ず農林当局から前回の小委員会以降、農林当局における検討の経過及び結果の説明を聞き質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 只今の経済局長の御説明に対しまして御意見等がありましたらお述べ頂きたいと思います。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十五分散会

第19回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 第1号(1954/02/25、3期、改進党)【議会役職】

○委員長(松浦定義君) 只今から農業災害補償制度に関する小委員会を開きます。  先ず、本日は先日の決議によりまして農業災害補償制度の改正に関して農業共済基金専務理事安田誠三君の御意見を伺うことにいたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。  それでは只今の安田誠三君の御意見に対しまして、何か質疑がありましたら順次御発言を願います。
【次の発言】 速記を止めて、
【次の発言】 速記を始めて。  それでは本日はいろいろまだ安田誠三君から御意見を承わりたい点がありますが、本会議の関係でこれで打切りたいと思いますが、安田誠三君には非常に御多忙のところわざわざおいで下……


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データ更新日:2022/12/09

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