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飯島連次郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

飯島連次郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは飯島連次郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。飯島連次郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1950/08/01、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 さつき頂いた資料の中で、生活困窮者の住宅困窮戸数調ですか、そのうちで隔離病舎或いは壕舎、仮小屋等に仮住している者の外に、その他世帶数で三十四万七千戸というのがありますが、これはどういうところに住つているのですか。つまり全然これは仮小屋でもなければ、集団住宅でもないし、青天井の下に住んでおる人達というのですか。
【次の発言】 そうすると、私は昭和二十六年度の予算に計上されている六万戸という低家賃住宅は大変竿頭一歩を進めた厚生施設で、非常に賛成ではありますけれども、全体を見るとまだ急に住宅を要する世帶数が三十万戸もある。本年度はそのうちの、これは僅か六万戸しか建設計画がないというこ……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1950/08/02、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 希望意見として私はこの未復員者の給與法改正問題に関する資料の提供をお願いいたします。  それは第一はこの給與法案そのものをこの次の委員会に配付して、できればそれ以前に我々委員に送付して頂きたいということです。  それからもう一つは、これを改正するに必要なる骨子は、やはり対象になる未復員者の家族、これを一つできるだけ正確な数を提出をして頂きたいと思う。現在まで支給の対象になつておる人達と、それから支給開始以来の実績の資料を一つ大蔵省から提出して頂きたい。この二つの資料をお願いします。
【次の発言】 只今の最近の引揚情勢につきましては、大体兼岩委員の非常に御熱心な発言によつて、大体……

第8回国会 農林委員会 閉会後第1号(1950/09/18、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 補正予算と二十六年度の予算の問題については事務的な説明を一応聽取したわけですが、私はこの予算の内容を細かく追及する前に農林大臣に特に質したいことがあるので、本日できなければ明日農林大臣に是非一つこの委員会に出席して貰いたいということを要求します。

第8回国会 農林委員会 閉会後第2号(1950/09/19、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 岡村委員の質問にちよつと蛇足を加えることになろうかと思いまするが、第四條第四項、これに対しては農村工業は適用する考えであるかどうか。
【次の発言】 従来農林中金からは農村工業には殆んど融資されておらなかつた。我々が單位協同組合なり、県單下位の連合会の更生を図ろうとすると、いわゆる識別生産だけでは何としても動きが付かない、結局先ず手取り早くは畜産、それから次には工業を協同組合号組織によつて新らしく施設する以外にはちよつと手が出ないのでありますが、これに対して中金で融資の途を講ずるということでありますが、昭和二十六年度における中金の具体的な計画があつたら、一つ計数的に発表願いたいと……

第8回国会 農林委員会 第4号(1950/07/25、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 公団廃止後の肥料の価格問題は大体論議の盡された感もいたしますが、三割五分値上げされた現在においてすら配給肥料が受取れないという農家が可なり出て来ておる。それが八月一日から手放しにされてしまつたために、局長の大体の予測を聞くと七割よりは上がらないだろう、併し下がると言つておらない、恐らく上がるという判定のようでありますが、そういうふうになつて来ると我々農家の側からすれば、現在ですらなかなか肥料が取れないという状況にあるにも拘わらず、或いは五割、或いは六割、或いは七割に近い値上りをされるということになつて来れば、これでは農家の経営が全く危殆に瀕するという一つの大きな農家経営上の難点……

第8回国会 農林委員会 閉会後第5号(1950/10/13、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 私昭和二十六年度の畜産関係の予算編成をするについて、特に各部局の重点事項を極めて簡潔にお話を願いたいと思います。どういうところに特に力を入れておいでになるか。これは局長でないとおわかりにならないかも知れないが……。
【次の発言】 大体今年の予算で拝見すると、畜産局の予算の約中数、五〇%以上が衞生、薬事、それから試験といつた方面に使われておると思います。それから今重点的に計画をしておいでになる種畜、或いは改良増殖という関係の金額が約三割以上占めておるのじやないか。こういつた全体の予算構成から見て、突発した或いは伝貧であるとか、牛の流行性感冒であるとか、ああいつた問題のためにも、非……

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/30、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 法律改正をして敷地の問題を改めるというお考えのようですから、この際希望を申上げて置きたいと思います。従来は請求によつて支払うということになつておつたために、請求をして支払いを受けたという例は極めて乏しいと思うのです。ですから、六百万本持つておつても、事実電通省として支払われておる金額は、どれくらいであるか、それを一度お伺いしたいと思う。
【次の発言】 そこで各個人の農業経営上の不便、不利は、これは実に数十年に亘り、測り知れざる損害が累積しておるわけですが、それに対して、農家では従来請求によつてということになつておるものですから、この金は貰えないものと大体観念をしておるのが一般の……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/06/29、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今の問題と若干外れますが、公館の借上資金の審査を進めるに当つて在外資産全般の問題が若干の関連を持つているのですが、これは審査会では問題になさつておりますか。
【次の発言】 その問題に関してもう一つ、外務省のほうではおわかりになつておるかどうか、在外財産の届出をしておりますが、こちらへ帰つて来てあの総まとめはどこでやつているのでするか。

第10回国会 農林委員会 閉会後第2号(1951/08/03、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 大臣にお伺いしますが、戦後農業の政策についていろいろな方途が講ぜられて来ましたけれども、私どもがこれを振返つて大観して見たときに、いずれも特殊の症状に対する、例えば食糧不足の応急策であるとか、或いは悪性インフレに対する処置であるとか、そういつた特殊症状に対する応急的なものが主であつたと私どもは考えるのでありますが、近く講和締結を前にいたしまして、我が国が独立国家の一員として、国際社会に列することができるという段階を目捷の間に控えまして、農林政策においてもこれを一転機にして、一つの恒久、できれば不動の農林政策が確立されべき時期であろうかと考えるのであります。そういつた観点からいた……

第10回国会 農林委員会 閉会後第3号(1951/08/04、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 第七条の最後の「その他の施設であつて主務大臣の指定するもの」というのは、今具体的に来ているのは何ですか。それからこれがどういう想定でこう来ていますか。

第10回国会 農林委員会 第8号(1951/02/20、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 この電柱敷地料金の問題に関しましては、昨年十一月三十日の当参議院の農林委員会におきまして、これを取上げたのでありますが、そのときに電通省の伊藤事務官の回答は、大体法律改正をして、そうしてできれば第十国会において提案の運びにしたい、それから手当金等の増額については、はつきりしなかつたのでありますが、できるだけ希望を取入れて予算的な措置も一つ考慮して見たいというふうに答弁があつたのであります、で、この電柱敷地料金の問題に関しましては、これは全国の農民並びに農民国体も非常に熱心に要望されておるところでありますが、農地価格が統制撤廃をされて、固定資産税等の標準によつて農地価格も値上げを……

第10回国会 農林委員会 第16号(1951/03/08、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 この問題は、特に大蔵大臣の出席を求めた上で質問したいと思いますから後に廻して頂きます。
【次の発言】 大蔵大臣にお尋ねいたします。農業協同組合の現状につきましては、このほかに本会議若しくは予算委員会等におきましてすでに質問済みでありますから、詳細な前提は省略をいたしまして、只今農業協同組合が瀕死の状態にありますので、各県或いは全国の団体におきましても、この起死回生のために、或いは全国大会若しくは県の農民大会等が各地に開催されつつありまして、この農業協同組合がなぜこういう瀕死の状況にまで担い込まれたかということに関しましては種々理由はありますけれども、その過半数の理由は、農業会か……

第10回国会 農林委員会 第22号(1951/03/23、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今の二つの案件に関してはこの前の農林委員会において両大臣にはちやんと予約もしてあつた問題でありますから、而も本日の委員会に先立つて出席を要求して確約をしておつたのにもかかわらず一体自邸に帰るというのは何事だ。私は審議を打切る前に両大臣に向つてどういう理由で一体帰つたか、何時間、或いは何分後にはここに来れるのか、それを確認してから本日の委員会を打切るか、それとも所管の部課長のかたがたに聞くか、そのあとにして頂きたいと思います。
【次の発言】 今の問題についてこれは私も実は非常に急を要しておるだけに、瞬間は多少遷延しても是非今日やりたいと思つておるのですが、未だに行方がわからんと……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/27、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 電柱敷地の補償料に関しましては、先般の農林委員会において私が施設局長に質疑を申しましたところ、その御回答を得て、その後二、三の折衝を遂げて今日に至つておるのでありますが、本日は特に大臣の御出席を求めて、本件に関する明快な御答弁を煩わしたいと考えまして、二、三の点で御質問を申上げたいと考えるのであります。電柱敷地の補償料の改訂に関しましては、田村電通大臣初め、関係御当局の皆様の御努力に対しましては深甚の敬意と感謝を捧げたいと考えます。この問題に関する該当者の要望はかねて御承知の通りでありますが、要約いたしますと、左の四点であります。即ち第一は、補償料額を合理的に改訂してもらいたい……

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/29、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 改正に対する審議をする前に、林道とか、塩田とかその他、前の六十億に対する資金計画と、改正した配分の資料を一つ頂いて、その上で審議をしたいと思いますが、それは明日にはできませんか。

第10回国会 農林委員会 第38号(1951/05/24、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 先ほど池田委員から三大臣に御質問がありました農耕地の土壤生産力増進対策について、非常に我が国の経済自立の根幹である生産力増強の基本要件でありまするので、申入れの動議を提出したいと思います。
【次の発言】 それではお手許に案文がお配りしてございますが、一つお開きを願いたいと思います。これは問題が非常に重要でありますので、農林大臣、大蔵大臣、経済安定本部長官三大臣に申入れをしたいと考えるのでありますが、一応読上げますから、一つ是非全員の皆様の御賛成をお願いいたしたいと思います。    農耕地土壤生産力増進対策確立に関する申入(案)   農業生産力の増強は経済自立の基本要件であつて、……

第10回国会 予算委員会 閉会後第1号(1951/08/15、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 第二班は六月二十一日から二十七日に至る七日間飯島委員と湯本調査員の両名で調査に当つたのでありますが、岩手県では県及び盛岡市、青森県では県及び野辺地町と東目屋村の調査を行なつて参つたのであります。なかんずく地方財政平衡交付金の問題は、今年度予算審議の際に小委員会まで設けて問題にしたことでもありますので、あの際問題になつた諸点については特に現地の実情を明らかにすることに意を用いたのであります。以下調査の概要を簡潔に御報告をいたします。  さて小委員会で問題になりました諸点の主なるものは、昭和二十六年度地方財政需要増加に伴う財源措置案において、大蔵省と地財委との間に数字の相違のありま……

第11回国会 農林委員会 閉会後第4号(1951/09/21、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 麦類の統制に関しては、巷間でいろんな説が流布されておりまして、遠からず麦の播種期を控えて農家ではその処置に迷つているのでありますが、この際政府にその方針を明らかにして頂きまして、速かに本委員会としてもその態度を確立して、農家によらしむるところがあるようにしたいと考えるのでありますが、これに関して左記の四、五点について政府に伺いたいのであります。  その第一点は、本年産麦類の供出並びに政府に対する販売状況が例年と比較してどういう状況になつておるか、これを伺いたいのであります。それからその次には、ガリオア資金による輸入が廃止された後における外貨の関係から見まして、主食輸入の見通しと……

第12回国会 農林委員会 第3号(1951/10/19、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 農耕地土壌生産力の増進を図ることが極めて重要な日本農業開発への要素であるということに鑑みて先般農林委員会全員一致の決議によつて政府に申入れを行いましたところ、政府ではその趣旨に全幅の賛成の意を表されて速かに適当な対策を実施したい、という旨の回答があつたのでありますが、その後の経過等をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 只今の説明では、先般の決議等にもありますが、事の重要性に鑑みて極めて微温的であると申上げざるを得ないのであります。併し諸般の事情からして、今日の段階においてこれ以上認めることが若し困難であるとすれば、止むを得ず、せめて只今の御発表になつた計画程度ほ無疵で必ず実……

第12回国会 農林委員会 第5号(1951/10/30、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 肥料の流通過程の問題について一言。白波瀬委員の御質問と関連がありますので、これは農政局長に……。肥料の需給問題については農政局長が先頭に立たれて実に目ざましい活動をなされましたが、最近の経過を拝聴しますると、矢が折れて若干髀肉の歎をかこつておられるのが今日の状況でないかと思います。その力を一つ是非この際活用して頂きまして、私の承知しておる限りにおいて、これは極く東京の近くの関東の農村の五、六の実例でありますが、麦蒔期を控えて、御承知の通り二千七百の協同組合は再建整備という香ばしからざる対象になつておりますような状態ですから、こやしが買えない村の協同組合を通じては肥料の取扱いがで……

第12回国会 農林委員会 第7号(1951/11/01、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 本日参考人としてお出でになつた各界のかたがたの、極めて具体的な御意見を拜聽すると、いずれも極めて我々としては妥当な御意見でありますし、又政府委員や国鉄関係のかたの御説明を聞いていても、私どもには大局的に肯ける点もありますが、何か詳細に入るとかなり等級別その他の扱い等について凸凹があるように考えるのであります。従つて今回の改正の中で、私は二、三点をお尋ねして、最後に御要望を申上げたいと思うことは、本年度の計算で四百三十三億の赤字が出るということです。これを埋めるために、要するに今度の運賃の改正がなされたということを御説明されているのでありますが、その中で貨物関係の運賃が百十七億、……

第12回国会 農林委員会 第8号(1951/11/02、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 この帳簿は暫くお預けを願いまして若干あとに質問したい人もありますから、よく一つ大蔵当局でもできればこの委員会が終るまでに御返答を頂きたいと思います。  引続いて、岡村委員から劈頭原子爆弾が出ましたので、私は赤とんぼの偵察を以てみずから任ずるものでありますが、爆撃のあとで赤とんぼでよたよたしておつたのではちよつとピントが狂うかも知れませんが、私は時間に制約がありますので、農林委員会の皆さんは五分ほど時間をお許し願いたいと思います。岡村委員からお尋ねのあつたことについては、私は一切触れませんが、ただ一点青色申告の問題と、相続税の件についてお話がございましたが、 私も農村の出でありま……

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/20、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 時間も大部経過いたしましたので私は詳しい質問は次回に讓ることにいたしますが、私は繭の生産者という立場においてこの問題について小林委員と同様蚕糸の質問を留保したいと思います。ただ私の県が屈指の繭の生産県であるということと、それから局長も御承知の先般の全国農民大会その他繭の生産をめぐる諸団体等からこの法案については繭の生産者の犠牲において製糸業の安定を図るという大体の狙いであるから断乎この案については一つ修正なり、或いは反対せよと、こういう強い刺激が頻々と来ておりますので、只今までの法案なり説明では私どもは納得できませんから、重要の問題については後の機会に質問を改めていたしたいと思……

第12回国会 農林委員会 第11号(1951/11/21、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 農林大臣に只今の問題で三、四お伺いしたい。先ほど江田委員がお尋ねをされましたので重複を避けますが、細かい問題は局長にお尋ねをすることにいたしまして、特別会計の三十億、これの運用計画について大臣の所見を一つ伺いたい。
【次の発言】 そうすると二万俵というと、大体単価十五万程度、十四万五千ですか……。
【次の発言】 単価の問題については大臣には余り詳しくないようですから、あえて追及をいたしませんが、過去十三カ月の最低最高の平均単価を農林省から配付された資料によつて計算をしてみると、横浜取引で最低が二十万三千円になつて最高が二十二万九千円、それを折角大臣が養蚕家の安定といることもかね……

第12回国会 農林委員会 第13号(1951/11/28、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今北村委員からお話のあつた畜産の振興についてのお話がありましたが、これは衆議院のほうでもこれが決議案が……。
【次の発言】 こつちでもこれを呼応して是非出したいということで、実はこの農林委員会でも措置をし、或いは有志議員の懇談会でもこの問題は検討いたしました。これについては是非私どもも挙げて賛成でありますから、是非一つ大蔵省に対して余り遠慮なさらないで、これは土地改良とか、畜産振興は日本農業を基礎付ける一つの大きな筋金だと思いますから、これには一つ大いに努力して頂きたいと思います。

第13回国会 決算委員会 第9号(1952/02/22、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 時間の関係もあるので議事の進行を先ず一通りお伺いしたい。それから大体時間の関係を睨み合せて一、二点質問したいと思います。  第一は、本日の委員会ではこの電気通信省事件と称する新聞抜萃が我々に配付されておりますが、この問題を議題に供して、その次には昭和二十四年度の検査院の批難事項に関して別な書類が配付されておりますが、どちらを主にしておやりになるつもりであるか、これは委員長に伺いたい。
【次の発言】 そうすると本日は汚職事件だけで委員会は大体終るという腹組みですか。
【次の発言】 それでは時間ももう四時になんなんとしておりますが、私は汚職事件について一、二点極めて簡單に質問します……

第13回国会 決算委員会 第14号(1952/03/11、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(飯島連次郎君) 只今より委員会を開催いたします。  先ず郡祐一君が去る六日委員を辞任いたされましたので、決算審査に関する小委員が一名欠員になつておりますが、これの選任は委員長において指名することとして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて委員長は決算審査に関する小委員に昨日本委員に再び選任されました郡祐一君を指名いたします。
【次の発言】 本日は昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算及び昭和二十四年度政府関係機関收入支出決算のうち大蔵省所管終戰処理関係の事項を議題に供します。批難事項第三百九十四号までは終了いたしておりますので……

第13回国会 決算委員会 第18号(1952/04/23、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 この問題に関しては、本国会劈頭、当委員会の常岡委員からも発言があり、なお本件の審査の経過等については、すでに御列席の各位が御承知の通りでありますし、なおこの問題の処理について去る十七日各理事の打合会等において相談の結果、本問題についての審議を打切るということに大体の方向がきまつたやに拜察しておるのでありますが、昭和二十三年度の決算の終末をつけることに関しても、ひとしくこれが促進が要望されておる状況から判断をいたしまして本問題に関する審議の打切をすることを動議として提出いたします。

第13回国会 決算委員会 第27号(1952/05/27、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今のカニエ委員の提案は、これは恐らく全部の委員が痛感しておつた事柄であろうと思うので、これはひとり本日の批難事項に限つた問題ではありませんから然るべき機会に一つ委員長から成るべく速かな機会に適当な取計らいをお願いすることに私は賛成いたしますが、そういうふうに一つお進めを願いたいと、こう思うのです。

第13回国会 決算委員会 第28号(1952/05/28、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今の討論でありますが、これは理事会におきましても回を重ねること数次に亘つたのでありますので、これは省略して、直ちに採決に入られるように動議を提出いたします。

第13回国会 決算委員会 第33号(1952/07/08、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(飯島連次郎君) 只今より決算委員会を開きます。  本日は委員長が不在でありますので、その御委託によりまして私が委員長代理を勤めます。  先ず昭和二十五年度決算三件について説明を聞きたいと思います。先ず内閣から御説明を願います。
【次の発言】 次に、会計検査院の検査報告を願います。
【次の発言】 本日はこの程度に止めまして、質疑は後に讓りたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次に、会計検査院長が御出席になつておりますので、前回に引続き院長に御質疑のあるかたは御発言を願います。

第13回国会 建設委員会 第30号(1952/04/25、2期、緑風会)

○委員外議員(飯島連次郎君) 冒頭貴重な時間を拝借いたしまして、私ども農林委員のものが罷り出て発言の機会を与えられましたことを感謝いたします。さて本法の施術に当りまして、池田委員からも御発言がありましたように、農民の生活を脅かし、食糧生産を阻害するという見地から、本問題につきましては農林委員会においても若干の討議を遂げて参つたのでありますが、恐らく本法の審議については、本日が我々に与えられる恐らく最後の機会ではないかと考えましたので、お邪魔をすることにいたしたのであります。それで本問題の核心をなす予算的措置につきましては、かねて政府の所信を質したのでありますが、極めてあいまいでありましたのと、……

第13回国会 農林委員会 第1号(1951/12/12、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 砂糖の値下りによる澱粉工業への大きなはね返りは只今食糧庁でお話がありましたが、だんだん国際価格に鞘寄せをする、それを成るべく政府の既定の計画のコースを徐々に辿らしめつつあるというお話でありますが、どうも我々農業生産者の立場から考えましても、戦前に約八億万貫の生産があつた甘藷が、戦時中の非常事態を一つの大きな奨励の契機にして、只今十七億万貫、約倍以上に飛躍生産をして参つたこのいもに対して、只今の砂糖の圧迫による澱粉工業への大きなはね返りは、私は今のこの飛躍的な生産に対しては一大致命傷を与えると考えるのであります。いもの増産は、これは単なる食糧の理由のみでかかる発達をして来たのでは……

第13回国会 農林委員会 第3号(1952/02/07、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 官房長や税制課長に一言お伺いしたい。これはこの前の十二月十一日の委員会で、この参議院の農林委員会として、北村委員からお願いをしておつた業種は八つであつたと思う。その八つという中で四つだけ取上げられて、四つが落されている。その取上げられる可能性のある四つについては、これは確実に関係各官庁の問で確定と見て差支えあるかどうか。これを農林、大蔵町御当局にお伺いしたい。只今の四つについて……。
【次の発言】 それでは油脂の製造及び精製というのは何を指しておるか。
【次の発言】 さつき指定された四つを見ると、製紙、林野、水産、それからその他、こういうふうに業種が分類されておるようであります……

第13回国会 農林委員会 第4号(1952/02/12、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今西山委員の報告のうち、藷作及びでん粉業維持育成に関する問題について、若干政府の所信を承わりたいと思うのでありますが、次の議案の際に質問することを御了承願います。
【次の発言】 この問題は只今西山さんからの御報告もありましたことですし、なお去る二月四日に衆参両院議員を以てする農政研究会からも本委員会に特に申入れがあり、なお農政研究会においては、去る昨年の十二月以来数次に亘つてこの問題をめぐつて検討を続けて参つたのでありますが、ここには従つてそういう内容についての煩を避けますが、戰前に比べて約三倍に飛躍増産をされるに至つた二十一億万貫の藷作の藷作の現状に対して、只今は極めて日本……

第13回国会 農林委員会 第5号(1952/02/14、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今の各関係官からの御回答では、私ども極めて不満足でありますので、二、三お伺いしたいと思います。それは開拓地がそれぞれ実に悲惨な状況下に接収されておるのは現実なのでありますが、これに対して行われた補償の内容を今直ぐここで資料をお持ちだつたら伺いたいのですが、それがなかつたら資料によつてこの委員会に提出して頂きたい、(「賛成」と呼ぶ者あり)それからもう一つ警察予備隊関係にお尋ねしたいのですが、昭和二十七年度においてこの関係の補償費というものは予算上は三千万計上してあるやに聞いておりますが、間違いありませんか。

第13回国会 農林委員会 第6号(1952/02/19、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 折角政務次官がお出でですから、一つ政務次官に先ず劈頭にお尋ねいたします。それは去る十二国会のときに、肥料需給調整法が極めて熱心に用意され、且つ提案の準備がなされておつたんですが、これが遂に実施されないで取止めになつた、その経過を一つ……。
【次の発言】 それではどなたか事務当局で、先ほどの質問について要点を……。
【次の発言】 今のお答えにもう一点お尋ねしたいことは、つまり農林当局で肥料の需給調整をあれだけに熱心に企画、立案されておやりになつたにもかかわらず、これが遂に日の目を見るに至らなかつたということは、只今のお答えで若干は了解できましたが、これを阻止したのは一体向うなのか……

第13回国会 農林委員会 第7号(1952/02/21、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 大分御両者ともお疲れのようですから、私は極めてやさしいことをお伺いします。それは、この長官から国税局長宛の文書を見ますと、これはなかなか苦心の作のように見えるのであります。一、二、三のところで、特に我々素人が見ると「匿名供出」、それから第一は括弧して、二番目に来ると「等」と変つておる、三番に来ると「匿名供出」になつて何にもない。こういう苦心をなすつたのは、これは一人の作ではないと私は拝察いたします。これが経過なり、この解釈を一つ聞かして頂きたい。特に三番目について「匿名供出」、「等」もなければ括弧もない。これは一体何を意味しているか。それから二番目の「匿名供出等」いう「等」が入……

第13回国会 農林委員会 第9号(1952/03/04、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今の澱粉の輸出の問題について私も若干附加えて……。これは次官の御回答を得ましたので、むしろ食糧庁長官からお伺いしたほうが適当ではないかと思います。この前の御回答では、澱粉の輸出に関しては、これが促進についていろいろ積極的に考慮するという御回答を得たのでありますが、御回答を頂いてから日時も経過しておることでありますから、積極的に考慮されて具体化されつつあるかと判断をいたしますが、その地域、それから如何なる数量、どういう価格でお考え頂いておるか、その中身を一つ御披露を願います。
【次の発言】 では農政局長から……。
【次の発言】 これは重ねて希望申上げたいと思うのですが、従来の澱……

第13回国会 農林委員会 第10号(1952/03/05、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今山崎委員から大綱について話がありましたので私は一言蛇足を附加えたい。それは物品税廃止の問題について、これは大臣は恐らく御承知のことと思うのですが、言附加えたい。それは農産食品のうちで、物品税を背負つておるのは水飴と葡萄糖だけであるということ、例えばバター、チーズのごときですら物品税をすでに持つておらないにもかかわらず乳幼見及び学童の給食、その他実に大衆的な食品である水飴、葡萄糖というものは物品税を持つておるということは、どう考えても極めて非大衆的なこれは惡税であつて、速かに撤廃する理由がこの点からも私はあると思う。どうかこの点も一つ大臣は下情に通じておられるから御承知とは思……

第13回国会 農林委員会 第11号(1952/03/06、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 この開拓地接收問題について、これは衆議院の当該委員会等でもすでに活溌に論議されたところでありますが、私は参議院の農林委員会ではまだ……この問題について詳細な資料要求をしておつたのでございますが、漸く本日手に入れたので詳しいところがまだわかりませんが、総括的な問題について二、三お尋ねして行きたいと思います。それは主として開拓地ばかりがなぜ接收されるかということ、これを第一に伺いたいと思います。それは先ず開拓地を目指して接収をされておる今までの事実から、どういうわけで開拓地だけを主としてお選びになつているのか、その点を一つお聞きしたいと思います。

第13回国会 農林委員会 第14号(1952/03/18、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 先ほどの政令改正に関して、これは官房長に伺いたい。貸付資格者の会社についてですね、株式の所有者の組合では株式の名義書換などに煩雑であるから、組合員ではいけませんか。
【次の発言】 そうすると折角途は開いても、これは実質は有名無実ということになる、これはそういう有名無実のことをやるならば、むしろやらないほうがましだ。それでもう一つお伺いしたいことは、この株式の九割以上を所有する会社ということになつておりますが、できたらその会社名を例えば例を挙げて二、三聞かせて頂きたい。
【次の発言】 じや、次に政務次官に、何か発言がしたいようでありますから、ちよつと聞かして頂きたいと思います。

第13回国会 農林委員会 第15号(1952/03/19、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 極めて簡単な問題二、三点お伺いしたい。第一は、この改正法の目的は技術員並びに普及員に関する任務及び身分を明確にするということの目的のために、こういう改正がなされたというふうに承知しておりますが、任務については成るほど條文を見れば第十四條の二において従来よりやや明確になつておりますが、身分に関しては旧法とどれだけ明確になつておるのか、その点を一つ具体的に御説明を願いたい。
【次の発言】 先ほど小林委員からもこの点に関してはかなり具体的な指摘がありましたが、私どもとしては、この身分に関してはこれはぜひ明確にする必要があろうと思うのでぜひこの点については身分を明確にする具体的な修正案……

第13回国会 農林委員会 第17号(1952/03/26、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今議題となつております農林漁業資金融通法の一部を改正する法律案に対して私は修正の動議を提出いたします。先ず修正案を朗読いたします。    農林漁業資金融通法の一部を改    正する法律案に対する修正案   農林漁業資金融通法の一部を改正  する法律案の一部を次のように修正  する。   「又は繭」を削る。  続いて修正の理由を簡單に申上げます。前国会において繭糸価格安定法案の審議の際、当委員会から養蚕農家を保護するため繭の価格の維持安定に対する政府の努力を要請する申入れをしたが、これに対して政府から、当時の根本農林大臣によつて極力善処したい旨の回答を得て、その成果に対して大き……

第13回国会 農林委員会 第19号(1952/03/28、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今宮本さんから御質問のあつたことと関連して若干重複するかも知れませんが、私も提案者並びに政府当局にお伺いいたしたいと思います。  その一つは、今回の改正によつて農地並びに農業用施設のみについて見ても、配付された資料によると約二十三億三千万円の補助金の増額を必要とするということになつておりますが、この補助金の増額分に対する予算的の措置はどうなつておりますか。
【次の発言】 二十六年度、それから今後においてもこういう事態は例年発生するわけでありますが、かかる高率の補助の増額分に対する予算は予備金その他の方法によつて災害復旧に対する既定予算にプラスして支出されているものであつて、こ……

第13回国会 農林委員会 第24号(1952/04/18、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 大分時間が経ちましたので私は簡單に率直にお尋ねしたいと思います。この法律の狙いは昭和二十八年度以降の種子関係の予算を取るということに目的が置かれておるのですか。
【次の発言】 必要以上に答えて頂きまして、私もさすがに聰明な提案者だと考えるのであります。私は実はこの法律を拜見をして、先ほど委員各位から質問のあつたように、この練達の、而も豊富な経験をお持ちになつている坂田さんとしては、まあこういう名前で法律をお出しになつておりながら、内容を拜見をすると、ちよつとこれでは千慮の一失ではないかというふうに私は考える。その一失が而も生産及び普及を促進するということを明記しておるにもかかわ……

第13回国会 農林委員会 第31号(1952/05/09、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今赤澤委員の発言のありましたでん粉の問題について私食糧庁長官と政務次官にお尋ねしたいと思うのであります。それから麦については後日改めて御質問することにいたしまして、本日は発生して参りましたので、でん粉の問題を特にお願いしたい。  由来断を好む自由党内閣が工場の手持でん粉の買上げの方針を決定して、而ももう荏苒一ヶ月にもなんなんとする現在において、なお断を下さないで研究中というのは如何にも我々としては腑におちない。そのために只今でん粉並びに水飴業界に新しい混乱が起りつつあることは長官始め御承知の通りであります。一体どういう事情で方針だけがきまつておるにもかかわらず買上の価格、数量……

第13回国会 農林委員会 第33号(1952/05/13、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 大臣に二、三お尋ねしたいと思います。私はこの問題については、提案の理由の御説明も再三熟読したわけでありまするが、基本問題について特に大臣の所感を質したいと思うのであります。これは提案理由の中に述べられておることは恐らく大臣が責任を持つてお考えになつておることという前提の下にお尋ねをするわけでありますが、それによりますとこの「需給価格とも顯著に安定を見るに至つた」ということでありますが、今後も又「何らの不安なく推移し得る云々」それから「統制を廃止いたしましても社会経済に不安を與える慮れはない」ということ、こういうことを述べておられますが、これは責任のある大臣としては本当にそういう……

第13回国会 農林委員会 第37号(1952/05/20、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 政務次官がおいでになつたので、この際私は建物共済をめぐる農業共済組合と農業協同組合の確執の問題について若干の質問をしたいと思います。かねて建物共済の事業の取得をめぐつて同じ農家から組織されておる農業共済団体と農業協同組合との間に競合が行われておることは御承知の通りであります。ところが最近両者の確執がだんだん激化をして参りまして農家をして帰趨に迷わしめ、なお不利を招かしめておる事態がありますが、農業関係の陣営内部の問題であるだけに識者をして非常に憂慮せしめておるのであります。而も確執はだんだんその深刻の度を加えて参りまして、すでに建物共済の問題を越えてそれぞれお互いに誹謗しあつた……

第13回国会 農林委員会 第38号(1952/05/21、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は本問題について、極めて微細な点について二、三質問をいたしたいと思います。その一つはこれは食糧庁長官にお尋ねしたいと思います。集荷の際の政府指定倉庫の件であります。これは現在政府が指定しておる倉庫は統制撤廃後も従前通りそのまま指定をされるかどうか、この点を明らかにして頂きたいと思います。
【次の発言】 次に只今長官の、将来の問題に関連してお尋ねしたいと思いますが、それは農業倉庫を建設することに関しましては、先般、前の根本農林大臣が全国の販連会長会議で農業倉庫建設に関する補助金を出すということを曾つて言明したことがありますが、これは倉庫を完全にして保管をする、つまり現在は倉庫が……

第13回国会 農林委員会 第40号(1952/05/27、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 今度の改正の要点とはちよつと外ずれますが、折角の機会ですから、長官に一、二お伺いしたい。それは別の機会にも申上げたのですが、農産物検査法の第十一條によると、検査手数料についての規定があるわけですが、これは「二十円を、こえない範囲内において政令で定める」と、実はこういうことだつたので、私はこれに賛成したんだが、ところが「こえない範囲内」というのがすでに頭を打つてしまつておるわけです。これは高過ぎるという声は、もう恐らく全国共通の声なのでありまして、特に今度の麦の問題等をめぐつて、当委員会においてもこの問題は論議の焦点になつて来ておるというのは、すでに御承知の通り。この「こえない範……

第13回国会 農林委員会 第41号(1952/05/28、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 政務次官もおいでですから、若干重複もありますが、農産物検査法に関する検査手数料の問題について質疑をしたいと思います。農産物検査法の第十一條によりますと、検査手数料の規定がありますが、「二十円を、こえない範囲内において政令で定める額の手数料を納付しなければならない。」云々、こういうふうに規定されておるわけでありますが、現行の二十円という手数料を検討いたしますと、米にしても麦にしても一包装について一律に二十円という額が政令によつてきめられておるわけでありまして、これは昭和九年の一包装について二銭という單価に比べれば、まさしく千倍という驚くべき飛躍をした額でありますので、そういう点が……

第13回国会 農林委員会 第42号(1952/05/29、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 今度の改正法に限定して二、三の点としてお伺いしたいと思います。これは問題点はやはり五分五厘という金利と五年というところにあると思うのですが、配付頂いた資料によりますと、中期資金の償還計画という参考資料がありますが、先ほど他の委員からいろいろ資料の要求がございましたが、私はやはり償還が果してできるかできないかというところに問題がの焦点があろうと考えるわけでありまして、そういう見地からこの(A)、(B)という二つの欄がありますが、償還財源(経営余剰)という数字が(1)(2)(3)計と四段に掲載されておりますが、これは計算の根拠あつての数字でしようから、算出の根拠を一つお示しを願いた……

第13回国会 農林委員会 第44号(1952/06/02、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の問題に関連して一つお伺いしたい。これは極めて具体的な例ですが、例えば今度の問題、麦の問題について縦繩をかけなくてよろしいように取計らつてもらいたいという要望が非常に関東の農家では強いのですが、かけないでもよろしいのですか。
【次の発言】 重ねて特にお願いを申上げておきたいのですが、例えば群馬のことを限つて考えますと、御承知のように群馬には日清、日本、昭和等の四大製粉工場が県内に四つの工場を持つている。従つて県内で生産した小麦は殆んどその工場に入つてしまいますし、大麦にいたしても大きな精麦工場が県内にありますので、縦繩をかけるようになつて以来、農家がその煩瑣の点で悩まされてい……

第13回国会 農林委員会 第45号(1952/06/04、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 先般来本法案について問題になつている農産物の検査手数料のことについて、大臣に二、三お伺いしたい。それは、この前の国会で、農産物検査法を通すときに、大体検査手数料の二十円というのは高過ぎるから、これをもつと引下げろという強い要望があつた。それに対して、これは十分考慮するからということで、漸くこの法律が通つてかれこれ一カ年を経過して今日に至つておるわけでありますが、特に今度の麦の統制が撤廃をされるというこの現在の状況を目前に控えて、一般の生産者の間では、この検査料が自己負担に将来なるということを恐れて、この際是非検査手数料を引下げて欲しい。こう要望が、これは生産者の間では恐らく全国……

第13回国会 農林委員会 第47号(1952/06/06、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は農業共済基金法案は只今の修正を加えて原案に賛成をするものでありますが、この際一言念を押しておきたいと思うのであります。それは去る五月二十日の農林委員会において、私は建物共済をめぐつて見られる同じ農民陣営の、而も同じ農家を組合員とする農業協同組合と農業共済組合との両者の確執は、只今の農村の痛ましい不幸として農村を憂うる者の齊しく憂慮しておるところでありますので、かような事態の拾収に対して政府の善処かたを要望して、その結果をできれば本三法案の審議中に当委員会に報告を求めておいたのでありますが、この点は御承知のことと考えるのであります。併し去る六月四日の農林委員会で、廣川農林大臣……

第13回国会 農林委員会 第52号(1952/06/17、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 一言、今までお聞きになつたので、若干蛇足かも存じませんが、過剰しておるポンドの消化という目的で、目的がどうか知りませんが、そういうことがバターを輸入するということの一つの大きな理由に挙げられておるようですが、私は畜産行政に極めて御就任当時から熱心な畜産局長はこういう理由でバターが輸入されるということであつたとすれば、いち早くこれは実に私はチヤンスだつたと思う、ということはポンドが過剰しておるということであれば畜産の観点からして第二の理由の国内のバターの値段を引下げると、こういう理由に対しては、それならポンド域から安い飼料なり、或いは乳牛なり等々の農林政策を講ずれば、講ずるのには……

第13回国会 農林委員会 第53号(1952/06/18、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 次官がお見えになつたので、特に次官に私は二、三極めて簡潔に、これは質問でなくて要望しておきたいことがあります。その第一点は、先ほどの団体の再編成をめぐる巷間の極めて活溌な動きに関してであります。これは我々参議院の農林委員会としては、実は本日初めて経過を責任のある立場から聴取したわけでありまして、極めてこれは素直に、而も簡潔に事態の動きに対する政府の態度を我我も率直に聴取したわけでありますが、併し我々も一歩国会の外に出ると、この問題は単に新聞の大きな紙面を占めておるのみならず、事実少くとも農民の指導の立場にあるものは全国の県、町村を問わず、この問題に対しては極めて深い関心と、非常……

第13回国会 農林委員会 第55号(1952/06/20、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 折角の御列席を得ましたので、私はハタしの問題について総括的な質問を申上げたいと思います。  我々は国会議員という立場において本問題を考えておりますので、農業或いは酪農業という限られたる分野においてこの偏した考え方をせんつもりでありますが、併し飽くまで国民の注視の国会でありますので、国民の栄養を向上するというためにバターの供給量を殖やすということについては、勿論これは結構なことでありましようし、又ポンドが過剰であるためにこれを調整する必要を感じておることについても必ずしも人後に落ちないつもりでありますが、併し国の政策が総合性を欠いたり、或いは国家資源の開発が阻害をされたり、又国家……

第13回国会 農林委員会 第56号(1952/06/26、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は只今議題となつております農地法案及び農地施行法案に対し、次の條件を付して賛成をいたします。  その第一は、去る六月十二日の当委員会において小林孝平委員からも指摘されたのでありますが、その他の資料等に徴しましても、農地改革に逆行するような事態、その一、二の例を挙げますと、固定資産税を納めるために土地を担保にして金を借り、事実上土地を失つておる農民ができておるという事例、或いは土地を全部売つた者が表面上は経営者であつて、従来の小作人が雇人に代り、収穫は地主の収穫となつて、小作人には手当を出しておるというような事例、これらのほんの一、二の事例を申上げただけでも、かかる通行の事態が……

第13回国会 農林委員会 第57号(1952/07/02、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 私もこの補償問題については、再三再四局長或いはその他関係御当局に質問しておつたのですが、先ほどの御報告で、特に農林御当局の労を併せて私は多とするものであります。ただもう一つお願いを申しておきたいことは、実はこういう補償基準がきまりまして、この基準によつて実際に補償額が支払われるまでに、実は従来の経緯を見ておると余りに時間が長くかかり過ぎる。曾ての極めて低い補償額ですらまだ未払の分があるやに実は聞いておるわけでありますが、それらについての随分陳情等が直接農林当局にも参つておるように考えるわけでありますが、今度の新らしく制定される補償額においては、そういうことがないような御注意が払……

第15回国会 決算委員会 第1号(1952/11/26、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今の理事の互選は、成規の手続を省略して、委員長において指名されんことの動議を提出いたします。

第15回国会 決算委員会 第2号(1952/11/28、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 六百五十三号の問題にたまたま出て参つおりますが、私は参考資料を拝見いたしますと、国鉄と進駐軍との間の交渉について、実は忌憚ない意見を伺いたいと思うのですが、速記をとめて、できる限りその間の経緯等について御説明を願えれば、今後の審議の上も非常にいいと思います。
【次の発言】 昭和二十四年に国鉄の特別会計から引継ぎを受けた簿外備品八億八千余万円に対するその後の処置はどうなつておりますか。
【次の発言】 それでは本件に関し検査院及び国鉄当局から説明がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 六百六十八から六百七十号まで御質疑ありませんか。

第15回国会 決算委員会 第3号(1952/12/03、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(飯島連次郎君) 只今から決算委員会を開会いたします。  本日は委員長が欠席のため、私が委員長代理を委託されましたので、よろしくお願いいたします。  それでは昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算外二件を議題に供します。本日は、公団、船舶運営会及び持株会社整理委員会関係の批難事項について御審議を願いたいと存じます。  先ずこれらにつきまして、専門員、会計検査院及び関係当局から総括的の説明を聞きたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 只今のカニエ君の御要望は、今までの決算委員会においても出て来なかつたことではない事項でありますから、本日は委員長も不在でありますし、なお当面の問題と……

第15回国会 決算委員会 第4号(1952/12/05、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 今たくさん御報告ありましたが、私は例の早船事件について若干質したいと思います。それで中野局長にお伺いしますが、一応の経過の御報告があつたわけですが、若干この我々に配付されておる説明書と、今の説明で大きな数字の違いがあるので先ずその点から質したいと思います。で、結局事件の最後の結末である回収不能が一体どれだけあるかということを対照してみると、この我々の持つている説明書によりますと、百八十八頁に記載されておるように、実質上の回収不能となるものが五千二百余万円になつておりますが、只今の報告によると、回収不能を八千四百万余りと、こう報告されておりますが、その食い違いはどこから出て来てい……

第15回国会 決算委員会 第10号(1953/02/04、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 昭和二十五年六月に三十万七千メーター余り余つておるということですが、その後現在までの使用若しくは保管の状況はどうなつておりますか。
【次の発言】 これは会計検査院の小峰局長にお伺いしたいのですが、この灯台関係工事の施行に当つて処置当を得ないものというのが、説明書によると工事個所数が二百七十四、そのうち会計検査院の実地検査を実施したものが八十一個所、三割に満たない数ですね。にもかかわらず、こういう不正不当の支出が続出しておる。ですから、全部の検査を実施すれば、恐らくかなりの数が批難されて来るのではないかというふうにも考えられるのですが、又一方灯台或いはこれに類するものについては、……

第15回国会 決算委員会 第12号(1953/02/17、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(飯島連次郎君) それでは委員会を開会いたします。  先ず先般行われました派遣議員の報告を議題に供します。先例によりまして口頭報告を省略して報告書を会議録に掲載したいと存じますが、その派遣議員の報告のうち、本日は第一班だけを議題に供したいと考えます。即ち、昭和二十五年度決算検査報告中、香川、徳島、高知三県下における建設省及び運輸省所管事項に関する実地調査の報告であります。さよう取計らうことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう処理することに決定いたします。
【次の発言】 次に昭和二十五年度決算の三件に関しまして本日の議題に供したいと存じます。  先ず第一に電気通信省関係を……

第15回国会 決算委員会 第13号(1953/02/18、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 この問題については、私は現地調査を昨年して、会計検査院の指摘されておる個所等についても直接調査に当つた一人でありますが、只今の説明によりましても大体わかるのですが、こういうつまり昭和二十五年度に法律改正があつたとはいうけれども、こういう多数の件数が、而もこういう多額の金額に及んだということは、一体その直接の原因というのはどこにあるのですか。これは一つ小峰局長から法的な理由をおききしたいと思います。
【次の発言】 只今の理由の第一のところで、不慣れの法律が急に施行されたということは肯けるのですが、二の理由に指摘された府県財政が逼迫されておる云々という理由が挙げられておりますが、そ……

第15回国会 決算委員会 第16号(1953/02/25、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 千百九の二号のほうですが、鋭意回収に努力中であるという、その残額については、その後どういうふうになつておりますか。経過を一つ。
【次の発言】 鹿島建設の分は、全部回収済ですか。
【次の発言】 千百十号の残額についても、和解成立後の回収はおありになつたか。
【次の発言】 この説明書によると、被害金額の中から一部の回収があつて、残額が百二十一万六千八百円、こういうことになつておるのですね。
【次の発言】 百二十一万六千八百円残つておつたでしよう。
【次の発言】 その後回収して残が幾らあるのですか。
【次の発言】 さつきの千百十号の問題、もう一度処理の仕方を伺いたいのですが、回収残が……

第15回国会 決算委員会 第19号(1953/03/06、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 これは検査院にお尋ねするのが至当だと考えますが、不正価格の算定をどういう根拠でおやりになつたのですか。
【次の発言】 百八十七円という計算が出されておりますが、この鑑定書によると、本館が百三十円ですが、それから宴会場が百八十円という鑑定書が出ておりますが、この何というか、百八十円というものを算定する、もう少し第三者的の基礎資料はないのですか。百八十円がつまり高過ぎやしないかということです。
【次の発言】 事務的なことを二、三お尋ねします。百十五、百十六、百十七、百二十、百二十一、これはいずれも説明書を見ると、責任者の処置については目下審議中ということになつておる。これは報告書を……

第15回国会 決算委員会 第20号(1953/03/10、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 この前の質問を繰返すのは非常にその煩に堪えませんから、先ず東京都側からこれに対する方針なり経過なりを一つ聴取したいと思います。
【次の発言】 経過説明が丁度半分どころで終つたようですが、その後のことについて……。
【次の発言】 ほかに公園緑地部長のほうから何か事前に伺つておくことはありませんか。
【次の発言】 それではお尋ねします。建設省との貸付許可条件が四カ条ありますね。その四カ条の貸付の条件が事実建物を建てるときになつて変更されておりますが、その変更の経緯はどういうことでありますか。
【次の発言】 条件が多少変更されたといういきさつはわかりましたが結局明渡しのときには、会社……

第15回国会 決算委員会 第21号(1953/03/11、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(飯島連次郎君) それでは只今から決算委員会を開会いたします。  本日は昭和二十五年度決算のうち、文部省関係を議題に供します。  第五百二十二号から五百二十九号までを一括して御審議を願います。先ず専門員から概略の説明を求めます。
【次の発言】 じや、次に会計検査院のほうから。
【次の発言】 文部省側で何か附加えることはありますか。
【次の発言】 御質疑は。
【次の発言】 ほかに御質疑ありませんか。私一つ小さな問題でお伺いしたいのですが、五百二十三号の京都大学結核研究所の、「上記金額を費消した使途内訳」というところに、接待費その他四十四万八千九百五十二円というのが上つております。これは、さ……

第15回国会 建設委員会 第11号(1953/02/12、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 砂防のことについて一つお伺いしたいのですが、渡良瀬川上流の足尾ダムの費目は、直轄砂防事業費という中に含まれておりますか。
【次の発言】 昭和二十八年度の予算高は幾らになつておりますか。
【次の発言】 この問題は、御承知のように、昨年度も仕事が行き悩んでおりますので、渡良瀬川の改修工事と非常に深い関係がありますのと、それからこのダムの完成が計画年度に完成しないと、沿岸民の不安が非常に高まつておりますので、特に今年度内に是非一つ完成するように予算の配分において努力を願いたいと思います。

第15回国会 建設委員会 第13号(1953/02/19、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の問題について私は違つた意図で二、三お伺いしたいのです。この前局長の御説明を私も伺つたのですが、技術教育をやつたり就労等の目的ですれ、全国に十カ所というお話ですが、その十カ所というものは、どういう選び方をなさつたのですか。
【次の発言】 施設に二分の一の補助というその施設というのはどういうのを考えているのですか。
【次の発言】 それから運営の費用三分の一というお話でしたが、それはどういうあれですか。
【次の発言】 そうすると指導、監督者というのは特定の指導者を想定しておいでにえるわけですか。
【次の発言】 結局最後は、これは遊んでいる青年に技術教育をする、その期間というのはど……

第15回国会 農林委員会 第28号(1953/03/12、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は本案に賛成をしたいと思います。二、三の希望を附して賛成の意を表します。  その第一は飼料の量的確保については飼料需給安定法が過般通過をみて、若干の飼料不足の現状に一縷の光明をもたらしたのでありますが、併しこれとて決して一般の畜産の現状からすれば、まだ満足すべきものではありません。そこに今度は質の改善について本案が出たのでありますが、これも内容を検討してみると、希望登録ということであつて、まだ必ずしも、只今の飼料の全般から推すと、決して満足すべきものではないと考えるのでありますが、ただここで私どもとしては、先ず量を殖やし、それからついで品質の改善向上を図るというのが、現状に処……

第15回国会 農林委員会 第29号(1953/03/13、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 この法案について逐条の質問をする前に、総括的な質問を五、六点したい。それは提案者若しくは、政府のほうで適当に御答弁を願いたいと思います。  先ず只今の畜産局長の提案理由の趣旨の御説明がありましたが、これは有畜農家創設要綱に基いての実施の状況から考えると、私は一段の前進だと考えて、この点については特に長谷川局長の就任以来の可なり大きなこれは力瘤を入れた問題でもあり、私は誠にその労を極めて高く評価をしておる一人でありますが、なお、この法案について、先ず第一点に、政府が考えておいでになる有畜農家の創設計画の全貌はどういうことになつておりますか。これは資料等もお持ちのことと思いますが、……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第1号(1953/05/29、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 さつき資料のところで要求がありましたが、今ここでおわかりだつたらちよつとお聞かせを願いたいことは、第三船団まで引揚げて来た引揚者の中で単身者は何名ぐらいおりますか。
【次の発言】 それではこの次で結構です。  その次に伺いたいことは、就職の斡旋について、この資料によると、就職希望票を配付して、そうして定着地の公共職業安定所がその斡旋の労をとるということになつておりますが、その就職の状況と、それから援護庁との連絡というか事後の報告というか、そういうことについては具体的にはどういう連絡がとられておりますか。
【次の発言】 そうすると就職した状況は大体どのくらい経つたら援護庁のほうで……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/05/30、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今千田委員も申されました、就職についての労働省側の今までなされた努力に対しては私は感謝をしておる一人であります。併し今回の引揚者に関しては、国で払つておる極めて大きな関心とその対策、措置等については皆さんも御承知のことでありますが、さつきのお話で、三割三分程度の就職を見ておるということは、一般の就職率の二割四分に比べれば約一割近く多いということでありますけれども、併し、今回引揚げて来た人たちは外地でそれぞれ二定の職場にあり、或いは働き先きを持つておつた人たちであつたので、従つて、こういう人達が就職が非常に遷延をするとか、或いは就職が非常に困難であるとかいう状況を考えると、それ……

第17回国会 決算委員会 閉会後第1号(1953/11/09、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私もこの問題については細かなことの論議は一切差控えまして、いわゆる民衆駅制度というものに対する基本的な考え方をこういう機会に一つ再検討して頂きたい。これが国民に対する疑惑を解くということにもなりましようし、又将来に向つては、これが又国鉄の経営に非常に苦慮しておる皆さんがたに対する国会を通じての国民の協力を得るという私は恐らく絶好のチヤンスだろうと思う。ですからこの問題については起つてしまつたんだからという糊塗的な考え、或いは彌縫的な気持でなしに、この機会にこそ基本的な検討をして頂くことを強く要望いたしまして、なお実情等を更に当委員会としては私ども十分見さしてもらつて、その上でな……

第17回国会 建設委員会 第4号(1953/11/04、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今度の災害で道路の問題が若干ネグレクトされているように考えるのであります。大臣も地方をお歩きになつて実情は……。私は道路政策についての一つの危機だと思うのです。舗装道路も破壊されておりますし、特に府県におきましては砂利道の砂壌は全く眼を蔽うべき状態でありまして、そのための交通事故、それからそのために起つて来る経済的の支障というものは実に曾て見ない状態だと思うのです。これは財政貧困な府県等におきましては、全力を挙げて交通事故の防止、或いは応急改修等に力を尽しておりますけれども、到底限られた予算で砂利等を入れたのでは補修で日も夜も足りないという状態でありますので、このままにしてむけ……

第18回国会 決算委員会 第1号(1953/12/02、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 第三班の報告をかいつまんで申上げます。  第三班は、期日は十一月二十三日から二十八日までの六日間、調査の地域は島根、福岡、兵庫、大阪の一府三県に及んでおります。参りました議員は長谷山、飯島の両名、森専門員が同行されました。  先ず松江駅について申上げます。駅の建物が明治四十一年の建設にかかつており老朽をしておるという理由。もう一つは乗降客が非常に増加を来しておるという理由であります。更に島根県の玄関にふさわしい駅の本屋を建設したいという地元の熱望が相寄りまして、これがために一千万円を地元の松江市から寄付するとの申出があり、昭和二十七年の六月にその請願が受理されたのであります。建……

第18回国会 決算委員会 第2号(1953/12/04、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今会計検査院で大体概数を伺つたのですが、今年十月一日から値下げになつた年額千九百万円についてもう少し詳しく内訳を聞きたいと思います。
【次の発言】 内規の改正ができたということはわかりましたが、その改正した四項目別に、つまり六千九百万円というものの内訳がわかりませんか。
【次の発言】 では成るべく早い機会に資料としてお出し下さい。
【次の発言】 それからもう一つ基本賃率ですか、基本賃率の表を見ると、これは現在も実施している賃率ですか、今配付になつた資料は……。
【次の発言】 これで拝見すると、大型のA、B、中型、小型、こうなつておりますが、そのうちの基本額というのが何だか積載……

第18回国会 決算委員会 第3号(1953/12/07、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 先ほどの小林委員の個質問に対するお答えのことに関連して、もう少し具体的なお尋ねをしたいと思います。それは鉄道会館初め各地の民衆駅を私ども手分けして拝見して参りまして、実情に合わない点が数々出ておる。それはもう具体的に申す必要もありませんが、結局構内営業規則に抵触をしておつて、それから国有軌道の固定資産管理規程にこれは悖つておつて、現在の法規から言つて我々の目に一番多く触れた点はこの二つだつた。ですから現在問題になつておる鉄道会館の問題のみならず、地方に建設されておる民衆駅に関してすでにこういう不当な現実が発生しておる上に、更に新しく民衆駅を作りたいという申請も数々出ておることは……

第19回国会 決算委員会 閉会後第1号(1954/08/30、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は極めて簡単なところを一、二点。それは現在八万トン程度の病変米がストックされておる。これが一方では研究に日を過しておる間は、目下貯蔵されておるそういつた病変米の毒性が彌漫するというか、殖えて行くということが常識的に予想されるのでありますが、これに対しては何らかの手当をしておりますか。
【次の発言】 次に、研究のこの成果が一日も早く出ることは、これは国民の挙げて期待しておることでありますが、従前からの御回答ではなかなかその結果を正確につかむことがむずかしい。一説によると、最終的な研究の結論を得るまでには数年乃至十年近くもかかるんじやないかというようなことも言われておる状態ですが……

第19回国会 決算委員会 第2号(1954/02/01、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 例えば百三十六号の問題ですが、二年も続いておるということはどうも我々としてはちよつとけげんに堪ええないのですが、こういうことがやはり発見できないほどやはり監査制度というものは整つておらないのですか。
【次の発言】 そうすると、そうした能率の点は漸次向上しているのですか。
【次の発言】 そうすると、問題は制度の不備、現在でもまだ制度の不備が感ぜられておりますか。監査事務について不備がありますか、ありませんか。
【次の発言】 最後に一言お伺いしたいのですが、つまり制度には不備はない、こういうことですが、結局人の問題に帰するわけであります。今、絶滅を期するためのいろいろなことを述べら……

第19回国会 決算委員会 第3号(1954/02/05、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長代理(飯島連次郎君) それでは会計検査院の第二局長から御説明を願います。
【次の発言】 四百八十五号について一、二お尋ねをいたします。当時の責任者の山口庶務課長ですかについては、その後どういうふうな処置をとられておりますか。
【次の発言】 それから四百八十七号並びに四百八十五号等は、いずれも今後はこのようなことのないよう十分注意するということでありますが、注意すると言つておきながら、一年もたたないときに似たようなことが次から次に出て来るのが各官庁のこういう批難事項に対する常養的な点であります。ですからこれは何回のみならず何年となしに同じことをこの決算委員会に出て繰返しておられるんですが……

第19回国会 決算委員会 閉会後第4号(1954/09/02、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は今まで縷々各委員から御質疑なり要望がありましたから、敬語とそれから蛇足を一切省略いたしまして、一言お尋ねいたしたい。これは冒頭に山田委員から、恐らくこれは決算委員の全員の意図であろう、こういつた前置きで、会計検査院に対する拡充強化の参議院決算委員会を挙げての要望は、すでに前院長時代から会計検査院御当局全部に浸透しておる問題だと思う。そこで昭和三十年度のこれに対する新院長としての、予算上少くとも最小限の拡充人員に対する具体的な目標があつたら、差支えない範囲でお示しを願いたい。
【次の発言】 更に、これ以上追及はいたしませんが、数回の、そういつた我々の要望に対する佐藤前院長のお……

第19回国会 決算委員会 第5号(1954/02/12、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今の委員長の報告を承わると、結論は時期尚早という御報告でしたが、ただ時間だけの問題で、時間を除けばすべて賛成であつたということですか、理事会で。
【次の発言】 そうすると、その時期というのはどれくらいの期間をおいたら賛成するのですか。時期尚早といつても、一カ月延ばしたらいいのか、二日おいたらいいのか、ちよいと見当がつかないので、そこらの見通しは理事会の空気からどういうふうに我々は承知をしたらいいのか。
【次の発言】 そうすると、尚早と言つても見当のつかない、あてのない尚早論だということになりますね。
【次の発言】 只今の理事会の決定で大体私は了承いたしました。ただ「大略の見通……

第19回国会 決算委員会 第6号(1954/02/15、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私もこの問題について二、三お尋ねしたいと思いますが、会計検査院の報告を拝見したり、今の食糧庁側の説明を聞いてみても、これはどうも私どもは基本の問題で納得できないところがある。それはなぜかというと、当時の食糧事情とか朝鮮動乱というような客観情勢の非常に予測しがたいところがあつたから、それで見通しを誤まつたのだ、こういうことが前提になつている。併しこの会計検査院の報告を見て、同じような誤り方が翌年度においてもしている。結果においてはこれはここに会計検査院の報告に明記されているように、多数の在庫があつて、本件は購入の要がなかつた、こういうことが断定されておるし、なお更に、結局本年度内……

第19回国会 決算委員会 第8号(1954/02/22、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の問題に関連して先ほど農林省から頂いた資料によりますと、当時の関係者は七百七十四号三百万枚の麻袋に関しては、長官が安孫子、それから決定者が業務第二部長細田、それから総務部長清井、それから実行者が当時の経理課長の市田、それから輸入業務課長の大石、こういう名前が列記してありますが、この方々大多数現在の食糧庁におられるわけでありますが、併せて参考人としてお呼びになつたらなお明瞭になると思うので、これを一つ併せてお諮り願いたいと思います。

第19回国会 決算委員会 第11号(1954/03/05、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は質問でなくて若干資料の要求をこの次までにしておきたいと思います。これは、岡田海運局長の答弁は、この前もそうであつたし、今日もそうです。大臣、船舶局長は多少リベートの問題に関しては、まあ良心的な答弁をされたけれども、我我としては納得できないので、第十八条に従つて厳重な監査をやつておるという岡田局長の答弁だつたから、少くともこの次の委員会に出るまでに、運輸省として監査をしたその監査の結果を印刷にして提出をしてもらいたい。
【次の発言】 監察室が少くとも設けられ、そしてこれだけ大きな国民的な疑惑のうちに問題が展開しておる今日ですね、それは如何に運輸省といえども、これは会社の報告を……

第19回国会 決算委員会 第12号(1954/03/08、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は次回の委員会のときまでに一、二資料を要求しておきたいと思います。それは監察局ができておつて、そして而も約六百近い監察官が活動しているわけでありますから、先ほど説明を頂いた昭和二十六年度の三千二百二十八件、金額にして一億三千四百五十四万円、官損金が六千三百八万円という御報告がありましたが、この次の審査のために参考に盗、したい理由から、遡つて終戦後の同様の数字を頂きたい。できれば昭和二十七年度の分の集計ができていやしないかと思います。できておれば、併せて昭和二十七年度の数字も頂きたい。  それからこれは直接ここに批難されておる事項ではありませんが、八百八十七に関連をして、私は郵……

第19回国会 決算委員会 第13号(1954/03/11、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 大臣に極めて簡単なことをお尋ねしておきます。これは恐らく大臣は御承知ないことではないかと思いますが、当決算委員会で審議の対象になつておる各省関係の不正行為に関して、非常にこれは不名誉な話だと思いますけれども、本年は勿論、昨年度においても郵政省関係が随一なんです。他省に比して一番トップを切つておる、而も二年続けてそういう不正行為が一番多い。極めて概括した数字を申しますと、昭和二十七年度におきましては件数で十七件、各省全体の三割七分、昨年度においては同様の数字が郵政省で二割五分を占めておる。一体なぜ郵政省には各省より断然こういう多い職員の不正行為が行われておるか、而も改めようとしな……

第19回国会 決算委員会 第15号(1954/03/22、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は今の問題に関連して一、二お伺いしたい。今日決算委員会にお忙しい中をおいで願つたのは、廣川、根本両氏に関しては、これは元農林大臣という前官でおいで願つておるわけです。然るに先ほどからいろいろ御答弁を伺つておると、違法であるとか、不正のことに関しては云々ということをおつしやつておる。それから行政上の責任は最後的には大臣である、こういうわけです。結果としては甚だ遺憾だつたということを言つておる。併し内容に関しては知らない。如何にもやはり元の大臣というのは、今はやりの汚職議員と同じように、違法でさえなければこれは何ら恥ずるところがないという、そういう道義的な不感症になつておるのじや……

第19回国会 決算委員会 第16号(1954/03/25、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 先ほどの報告を伺つてみて、二十六、七年度、両年とも結果においては利益を出しておりますが、併しその内訳はやはり依然として電信事業に赤字を出している。二十六年度の会計検査院の報告等においては、電報中継の機械化の完成と促進ということが指摘されておる。私どもも電気通信省を見学に行つたときにも、もう日ならずして一部にテスト・ケースとして実施されるということを拝聴して参つたのであります。併し二十七年度の合一計検査院の報告をみると、依然としてやはり電報中継の機械化はいよいよ切実な問題になつて来ておるということだけが指摘されておつて、その間我々が拝見してもう約二年経過しておりますが、折角かなり……

第19回国会 決算委員会 閉会後第17号(1954/11/06、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の文部省のお答えについて、一、二私は全般を通じて不安が残るのでお尋ねをしたいと思います。それは危険校舎の調査をするに当つても、文部省自体ではそういう技術陣営の持合せがないということなんです。そういうことから大体考えると、特に突発的に起る災害復旧等に関して、その災害の査定をしたり、或いはそれから事後に起つて来る監督であるとか、工事の竣工認定、そういうことは恐らく技術的には十分の持合せがないように判断されるわけですが、併しそういう二十七年度のここべ掲げられておる幾つかの批難事項は、二十七年までは特別の法律がなかつたので、こういう不正不当が行われたというふうに、大体会計検査院の御説……

第19回国会 決算委員会 第18号(1954/04/05、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 我々決算委員会に現れて来た建設行政を通じてみますと、ことが消極面ばかり追跡しておる恰好になりますから、従つて我々のここで述べる意見というのは非常に精彩の乏しい、極めて保守的な意見になりますけれども、私は建設行政を決算の面から眺めて、例えば少くとも我々が過去ニカ年間決算を通じて最も痛切に感じた点は、先ほど検査院の小峰局長からも一言ありましたが、架空経理が非常に多かつたということが極めて顕著な事実です。これは一年間の経過から判断すると、非常に顕著に改まつております。この点は我々決算委員としても、その一体的な努力を掛値なしに認めることができると思う。ところが目下我々が小委員会で検討を……

第19回国会 決算委員会 閉会後第18号(1954/11/08、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 千五百十六の問題について、簡単に二、三お尋ねいたします。局長にお答え頂ければ結構だと思います。  それは私どもが頂いた専門員室からの資料によりますと、売却処分済が一万九百台であります。それから売却契約済が二千九百台、こういうふうになつておりますし、なお残り五千七百台のうち、貸与又は保管中のものが四千四百台、こういうふうに記されておりますが、その材料はお手元にありますか、その資料お持ちですか。
【次の発言】 そうすると只今の数字のうち、処分済のものについては勿論その金額は確定しておるわけですか、幾らになりますか。
【次の発言】 それから現在貸与又は保管中のものの評価はどのくらいで……

第19回国会 決算委員会 第19号(1954/04/09、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は折角の機会でありますから、問題を国会開会中における予備費の使用ということに限つて、副総理に極めて簡潔にお尋ねをし、併せて御所見を伺いたいと思います。それは、従来の閣議決定をかなり大幅に破つて、今回の閣議決定において、比較的重要な経費は国会開会中には支出せずという条項を削除された。これが本日の当決算委員会において、前回もそうでありましたけれども、只今副総理の申されるように、緊縮予算を標榜した今日、さなきだに予備費の支出については累年緩和という、ルーズになつて来た傾向を辿つておる。それから閣議決定の沿革を見ても、これは昭和二十二年の閣議決定及び昭和二十四年三月における閣議決定等……

第19回国会 決算委員会 閉会後第19号(1954/11/09、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 海上保安庁の責任のある方に、これはお尋ねと、それから若干本件を外れるかも知れませんが、一、二お尋ねしたいと思います。  それは、今年の七月に、永岡委員と私と、主として第二管区管下の塩釜ほか四カ所ほどの実地調査をしたわけであります。只今お答えのあつたように、批難されている案件については、それぞれ改善のあとが見受けられたわけであります。併しここの千五百十七号ですか、或いは千五百十八号等に挙げられておるような、由つて起つた原因というのは、宿舎事情が極度に悪かつた。これは言うまでもなく、職員が本来の業務遂行のために勤務地外に居住しておつた。ですから海難等が起つて、サイレンが鳴り渡つて、……

第19回国会 決算委員会 第21号(1954/04/15、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 千百七十五の問題について検査院のほうでは検収上に注意が欠けておるということを指摘しておりますが、当局のほうでは検収上の手落ちがないというふうに答えておられますが、この点についてもう一度伺いたい。手落ちがなかつたのかどうかということを念を押したいと思います。
【次の発言】 それでは検査院にお尋ねいたしますが、示方書に必要事項を明記しなかつた点は遺憾であるということは、国鉄側でも認めておるところですが、検収上にも注意を欠いたために不経済な結果を来たしたということが指摘されておるわけです。この検査院で御指摘になつた検収上も注意を欠いたということはどういう点ですか。

第19回国会 決算委員会 閉会後第22号(1954/11/26、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私ども参議院の東南アジア視察六名の一行がたまたまビルマを視興ヂる機会を得ましたので、東委員と私が決算委員会に所属をして黄変米問題につきましてはかねて関係がありましたので、特に一日余りの時間を割いてビルマ調査中に黄変米の問題について或る程度の調査をいたしましたので、この機会に極めて簡単に御報告を申上げたいと思います。  なお、冒頭にお許しを頂くことは、私時間が今日は非常にございませんので、約十分程度で御報告を終らせて頂きまして、あとは東委員から詳細な補足をいたしたいと、そういうふうに打合せをいたしておりますので、御了承を頂きたいと思います。  黄変米の問題につきましては、私ども国……

第19回国会 決算委員会 第29号(1954/05/19、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 院長に二、三お尋ねをしたいとこう思います。それは若干この前の委員会で他の委員から発言もありましたので、重複は努めて避けることにしたいと思いますが、従来の会計検査院の報告等を拝見いたしますると、大体形式が固定化しておるように考える。ところがこれを中心にする我々決算委員会の審議の過程から考えて、審議を重点的に取上げて参つたことは周知の事実であります。そのことによつて或いは当委員会において、或いは本院における委員長報告、若しくは本院における決議等によつて、国民全般にも決算の重要性、なかんずく不正不当事項等を中心にする是正、或いは予防等の認識をかなり高めて参つたかと考えるのでありますが……

第19回国会 決算委員会 第30号(1954/05/21、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 この問題につきましては、昨年の十一月に長谷山委員と私並びに森専門員が当決算委員会から現地に派遣をされて調査に当つたのであります。帰つて来てこれが調査報告をいたしました際に、電信電話事業拡充の方策としてこういう民資導入による施設の拡充を企図しておる電電公社としては、この三ノ宮が最初に取上げられたケースであるだけに、当時問題になつております国鉄の民衆駅化、これらと相関連して内容或いは協定書並びに覚書その他等の内容についてなお当時不十分なものがあつたので、再に検討を要する必要があるであろうということを当委員会の報告に申述べておいたのであります。只今その後の若干の変更等については副総裁……

第19回国会 決算委員会 第31号(1954/05/25、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 この前質問いたしましたことは重複を一切避けまして、質問に触れてない点を一、二質したいと思います。  それは協定書第十条の土地使用料及び第十二条の営業料ですね、これを改めて土地の使用料及び権利金というふうな説明がこの前あつたわけです。その権利金に関しては、これは返済をしないということでありますが、この土地に関しても、これはやはり一つのケースになるわけでございますから、この土地に関しては、そのおかれておる経済上の立地条件によつて、おのずから社会的な評価が違つて参ると考えるわけであります。そこでこの三ノ宮の土地に関しては公社で買入れたときにはどのくらいであつたのか。それからその後の買……

第19回国会 建設委員会 第2号(1953/12/15、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 重複しない点を一点だけお尋ねいたします。  これは先ほど伊藤局長から御発言があつたのですが、科学技術者の行政面への登用という問題、それからもう一つは科学技術者に対する取扱の是正といいますか、そのうちの一つとして給与改善等の問題の御意見があつた。この問題については私どもも多少ほかの関係からもしばしば聞いておるところですが、これに対する建設的な試案があつたら、一つ御列席の皆さんのお立場で、大学関係とか或いは直接行政面においでになる方々は若干お立場も違うと思いますが、二、三の御意見をお伺いいたします。なお、この点に関して若し必要があれば速記はとめて下すつても結構です。少し具体的な或い……

第19回国会 建設委員会 第3号(1953/12/16、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今のアロケーションの問題について、私も江田委員の指摘されたことについて同感です。これは例えば一例を挙げれば、藤原ダムにしても同様ですが、直接ダム建設地の補償の問題とも関連して、このことによる一番大きな受益者、今の荒川ダムの問題にすれば、私はやはり誰が考えても最大の受益者というものは東京都だと思います。ですから、こういう問題は各地のダムに共通して来る問題であるだけに、これはやはり建設省としては、この際はつきりした基準を設定して、そうして各地に起つておるダム建設に伴う反対なり、或いは補償に関連するいろいろなややこしい問題がこのことによつてもよほど軽減されるということが考えられるので……

第19回国会 建設委員会 第5号(1954/02/04、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私も大臣に二、三前の委員の述べられなかつたことを主にして質問したいと思います。  第一に治山治水の対策協議会の問題ですが、これは本会議でも私はお尋ねしましたけれども、この問題の推進に関する特に大臣の御努力に関しては、私は蔭ながら伺つて、その労は多としておる一人でありますが、併し日本の全般の情勢や昨年の特に風水害のあと寄せられた国民のこれに対する大きな期待等から考えると、如何にも龍頭蛇尾といいますか、期待に反したという感が内外に非常に強く上つておりますので、これが推進については緒方会長も決してこれは画に描いた餅ではない、飽くまで一つ、今年は満足ではなかつたけれどもやつて行きたいと……

第19回国会 建設委員会 第15号(1954/03/11、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今頂いた資料の中で、国と府県の表の中の直営と請負の事業費というのは、これはもう間違いありませんね。
【次の発言】 そうするといずれも請負が漸増の傾向にあるということは今の発言の通りですね。

第19回国会 農林委員会 閉会後第2号(1954/06/29、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 本年産の麦の品質に関しては、只今の説明の通り、まだ検査数量も少いし、それから検査成績等も従つてはつきりしておらないという御説明でございましたが、産地の実情等から考えますと、本年もこの雨季にたたられまして、大麦におきましても、特に目下収穫中の関東地帯における小麦の品質等に関しては、かなり生産者の間で品質に関して憂慮されておりましてすでに農業団体等を通じて六等麦を設置して欲しいというかなり真摯な要望等がぼつぼつ出おります。従つて特に麦価の引下げ等にもこれが相絡みまして、来年度の麦の生産にこれが悪影響を及ぼすようなことがあつてはならないということが我々の一つの憂慮でありますので、そう……

第19回国会 農林委員会 閉会後第3号(1954/07/27、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 六月末のパリテイというのは確定したんですか。
【次の発言】 六月末のパリテイが確定するというのは、大体我々の常識では、今月のつまり中旬頃までには計算的には出せるのじやないかと思うのですが、それが未だにきまらないというのは何か特別の理由があるのですか。
【次の発言】 これは二十八年産米のバツク・ペイをするかしないかということに関しては、食糧庁当局とされては当然支払うものとの見解に立つておられると思いますが、今までの長官の答弁を静かに聞いておりますと、何だか理論的には大蔵省のほうに分があるように答えておられるような感じ方を私どもはするのですが、過般の米価審議会における大蔵次官のバツ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第4号(1954/07/28、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 例年なら上る夏乳を控えて、乳価が値下りの、すでにもう実施の段階に入つておるということは、生産者の農家にとつてはこれは脅威的な打撃だと思います。それでそういう当面の生産者の農家にとつて大きな小安と危機に対処して、一方では小麦の買上価格が値上りを見ておる。従つて今、委員長からも質問があつたような、理論的には「ふすま」の価格というものが下るようにはちよつと考えられない。加工工程で吸収すると言つたつて、それはまあ言うだけの話であつて、実際の「ふすま」の価格というものは、恐らく我々の常識を以てすれば、上ろうとも下るとは考えられないとすれば、酪農振興を幾ら政府が口に唱えてみたところで、これ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第6号(1954/08/19、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 只今長官の説明で私は二、三質問をしたいと思います。それは最近米の集荷等をめぐつて、特に新聞或いは一般の生産者の剛に非常な不安と議論が錯綜しておるわけであります。ところがそれの前提になるのはやはり米価の問題であります。ところがその米価に連なるのは昭和二十八年産の米の最後的な決定というものが、その第一前提になつておるわけであります。ところで今の長官のお話で、かなり強い決意で昭和二十九年産米価とは切離して、成るべく速かに決定したいという方針のようですが、併し一方大蔵当局では、そう簡単に農林当局の主張を容れる気配もなさそうに我々には受取れる、そこで結局最後的にはやはり大蔵省の根拠とする……

第19回国会 農林委員会 閉会後第7号(1954/08/20、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 経済課長にちよつとお伺いいたしますが、種馬鈴薯に関しては、従来は北海道産が適用を受けておつたのですけれども、本年は本州産種馬鈴薯についても同様の取扱いをしてほしいという要望が非常に強く起つていることは御承知の通りです。特に種馬鈴薯の全体の占める割合から育つても、本州産の種馬鈴薯の需要先が累年増加をしている現状に臨みて、これは極めて妥当な要望だと思いますが、これに関する折衝の経過、現状等はどうですか。
【次の発言】 そうすると、今の割引率の見込があるというのは、北海道産に限つてのことなんですか。
【次の発言】 もう一つ、これは国鉄のかたでないとよくおわかりにならないのじやないかと……

第19回国会 農林委員会 閉会後第8号(1954/08/21、3期、緑風会)

○飯島連次郎君  一、二蛇足を加えたいと思います。二十四日という日を切ることについて多少顕著しておられるようでありますが、我々の気持というのは、二十四日は恐らく最終の期限だと私ども考えております。一日早くて二十三日にきめて頂けばなおいい。二十四日は最終期限ということで、全日本の食糧の焦点に立つておる農林当局としては、最善、最大の努力をして、私の知る限りでは、幸いにして、「はいもち」は強い憂延がなかつたわけでありますけれども、併しその後の天候の回復の状況等から見て、例の「ほくびいもち」が相当強く憂延ずるであろうということを技術陣が予想して、それに基いて、全県下農民、農家に漏れなくこれが防除対策を……

第19回国会 農林委員会 閉会後第9号(1954/08/24、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は前の委員会との重復を避けて二、三点局長に御質問いたします。その第一点は、先ほどの重政委員からも御発言のありましたように、大臣がおられないで、ちよつと局長には多少潜越に当るかも知れないが、只今の局長の報告を聞いて、大分大蔵省に対する折衝が進捗をしつつあるやに感じを受けたのですが、その努力と非常な御苦労には感謝を表しますが、細部のところで云々ということが言われております。それが本日閣議に上程をされるに至らなかつた理由なのかどうか、それが一点。それからもう一つは、すでに本日の閣議にこれは付議されなかつたということでありますけれども、残されたそういつた事務折衝が大体もう幾日くらい、……

第19回国会 農林委員会 閉会後第13号(1954/10/19、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私もあえて質問事項はありませんが、只今の部長のお答えでお考えの所在はわかつたのですが、なお今年の二月の次官通牒を拝見すると、かなり先の例外規定の適用の制限緩和を強調しておられるのですね。強調しておられるのだけれども、さあ一旦それぞれの末端に行くとみんな県段階でつつかかつてしまつて、今お答えのように少しも下に徹底して行われておらないという現実を放置しておくことは、恐らく今の酪農全般の隘路を打開するという緊急性に基くだけでなしに、これはやはり国民消費大衆もひとしく要望しておる緊急の問題であつて、それだけに私は折角厚生省で意図しておるところが行われておらないということは、これは官庁行……

第19回国会 農林委員会 閉会後第14号(1954/10/20、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 災害対策要綱の二の終りのほうに書いてある開拓者住宅等の復旧については補助の特別措置を講ずるということですが、これは具体的にはどういう用意があるのですか。
【次の発言】 それではこれは後の機会に改めて質問することにして、九の冷害の甚だしい地域には水稲健苗育成等々の施設の設置を図ると、こういうことがありますが、農産課長がお見えになつておりますから、これは保温折衷苗代等に対する助成の措置は、昭和三十年度においても従来に継続をして実施される用意はあるのかどうか。それからなお必要資材の供給は、御承知の通り四月上旬までに農家の手許に届かなければその効果が期待できないので、これをやるとしても……

第19回国会 農林委員会 閉会後第17号(1954/11/10、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 第三回会議までの経過の説明を伺つたのですが、このうち一応の結論を得たということで報告されておるうちに、共済団体は郡又は市とする、こういうことが結論付けられておりますけれども、これは私はこういうふうに簡単に結論付けることは、現実に対する調査がまだ私は少し足りないのじやないかという感じがいたします。それは具体的に申しますと、例えば合併による新らしい市町村の共済の実態というものを調べて御覧になると、ここいらの現実的な一つの目途がつくと思う。これは机上ではいろいろなことが言われますけれども、実際この共済の事務を円滑に運営して、そうしてここで掲げておるように経営合理化をして、而も事務を能……

第19回国会 農林委員会 閉会後第19号(1954/11/12、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今、江田委員からのお話がありました水稲の健苗育成、特に保温折衷苗代に必要な紙の助成についてですね。私からもう一点補足をしたいと思うことは、これはもうここ数年来これを実施してかなり顕著な効果の上つておる事実があるということ。それからこれを行わなければ、今年のような災害が平年時においても繰返されるという、こういつた危険性を蔵しておる。それから更にこれはひとり北海道に限つた問題ではございませんので、東北その他の高冷地等においても、これはかなり要望の強い問題でありますので、これは是非一つ本年と同様な助成措置を講じて頂きたいと思うのです。なおこれには当委員会としても申入をした中にかなりは……

第19回国会 農林委員会 閉会後第21号(1954/11/25、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 どの資料について説明しているのですか。
【次の発言】 わかりやすく話して下さい。切角資料が配付されているのですから……。
【次の発言】 さつきの未定の経過について若干の説明があつたのですが、健苗育成の四億五千万ですか要求額の総額、これに対して建前論で水掛論をやつたのじやいつになつて果てるのかわからないという懸念があるのですが、これは一体農林省としては食糧増産という政策論を大きく振り上げて、そして大蔵省の蒙を啓くというか、そういつた自信、そういつた見通しというものがあるのかお伺いしたい。

第21回国会 決算委員会 第2号(1955/01/21、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 タイ国の場合で一点伺いたいのですが、タイ国では精米に対してビルマでやっているようなオン・デマンド・ミリングといったようなのは実施の可能性がありますか、あるいは、それも必要だと思うけれども、そういうことは必要がありとお考えになりますか。
【次の発言】 タイ国とビルマと両方の場合ですね、例えばビルマならラングーン、タイ国ならバンコックといった代表的な一番たくさんの日本に対する米の動く港を経由して、レギュラーのコースでいいですから、農民の手を離れてから日本の港に着くまでの中間経費というか、経費のかさんで行く状況、お調べであれば、一つお伺いしたいと思います。

第21回国会 農林委員会 第2号(1955/01/24、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 農業政策に関する申し入れを昨年の十二月に行なった、それに対する回答を得たわけでありますが、玉糸の価格安定に関しては、この回答ではどうも回答が申し入れに対するきわめて軍要なポイントの一つを逸しているように思う。若干の補足説明がありましたけれども、これは局長は御承知なかったかもしれませんが申し入れの第一点は、これは御承知の通り、現在まで玉糸は生産量の九割が輸出に当てられておる。で、生糸の輸出総量の約三割を占めて参っておって、そうしてしかもこれがきわめて不安定な状況にあるということは、繭糸価格安定法の適用されておらないところに一つの不安の点がある。だから繭糸価格安定法を適用してほしい……

第22回国会 決算委員会 閉会後第2号(1955/10/11、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 総裁初め施設局長のお答えを聞いて、私ども大体国鉄のお考えはわかったのですが、しかし当委員会でこの問題を取り上げたのは、両三回にとどまらない。決算委員会がなぜこの問題についてかく熱心になっておるかということは、総裁は就任日がまだお浅いから、それほど深刻におわかりでないかもしれませんが、他の国鉄の職員の首脳部の方にはよくおわかりだと思う。金がないこともよくわかっております。私どもこの問題を取り上げたのは、ことし去年の問題ではないのですから、国の経理がどうなっておるか、国鉄の資産状態なりあるいは予決算がどうなっておるかということも承知の上の発言です。それからあそこの新宿の駅舎を建てる……

第22回国会 決算委員会 閉会後第3号(1955/10/12、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は先の委員の皆さんからお聞きになったことを繰り返してお尋ねはいたしませんが、私はきわめて簡単なお尋ねをいたしますから、できるだけ簡潔に一つお答え願いたい。  その一つは「後払い貨物運賃の未納整理について」という二十九年十一月二日付の各鉄道管理局長あての通牒が出ておりますが、それによると「経済情勢のいかんにより、ついには回収不能に陥るようなことがあるばかりでなく」、問題はその次を私は伺いたいのですが、「他の一般荷主の納入についても多大の悪影響を及ぼすおそれがある」、こういうことを懸念して通牒を出しておいでになりますが、この一般荷主について悪影響を及ぼしたその状況です。これはおそ……

第22回国会 決算委員会 閉会後第4号(1955/11/17、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は数字について二、三伺いたいのですが、これは経理局長に伺います。  「後払貨物運賃未収入弁済計画表」という資料をいただいておりますが、これは幾日現在に作成された資料ですか。
【次の発言】 それでは昭和三十年十月六日付の日本国有鉄道からいただいた資料で、「後払貨物運賃未収金の現状について」という資料がありますが、この二つの資料を対比して見ると、若干数字に食い違いがあるので、これはどういう理由で違いがあるのか、その点をただしたい。
【次の発言】 そうすると、昭和三十年八月三十一日までに分割納入の済んだ額が十月六日の資料では一億五百余万になっておりますが、きょうの資料によると一億七……

第22回国会 決算委員会 第7号(1955/05/23、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 せっかく長官がおいでになっておりますので、私は二、三の問題について質問したいと思います。  先ほど各委員から質問がございましたが、繰越金額がかなりな額に上っておるということ、そうしてしかもこれが過去においてもそうであったし、また昭和二十九年度においても本年に劣らないような繰越額ができようとしておるという事実に徴しまして、私ども参議院の決算委員会で常に主張されて参りました点は、済んだことに対する単なる批難でなしに、いかにしてこれを予算審議の上に反映をさして、予算の効率的な使用をさせようかということが、決算委員会においてわれわれが努力しておる重点であったわけです。そういう見地からい……

第22回国会 決算委員会 第8号(1955/05/25、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 この前参考にいただきました防衛庁からの資料のうちで、一ページと三ページの間に挾まれている、件数で十八件、それから人員にして二十七名、こういった処置類別の報告がありました。これの備考欄が空欄になっているので、それについての内容を、実は今すぐといっても無理でしょうから、資料で要求をしたいと思います。その処分をされた人たちの所属部隊、あるいは職階別ですね、われわれがさきにいただいた二十八年度の決算検査報告に関する関係者処分調べとこの関係がどういう関係になっているか。さっきのお話によりますと、戒告を受けた者が何か数名あるようで、あとは検討中ということでありますが、防衛庁提出の資料により……

第22回国会 決算委員会 第11号(1955/06/01、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 黄変米の問題について私も一言これは大臣に御注意申し上げておきたいと思います。それは大臣の諮問機関からああいう答申があると、直ちにこれを追いかけて新聞で報道されておるごとくに、必ずしもあの結論に対して全面的な賛成ではない、むしろかなり一部では積極的な反対の意見すら出ておる。私はせっかく国費を使ってあれだけ大きな調査機構を設けてやった結論に対して、まだ甲論乙駁するような情勢にあるということを非常に私どもは遺憾に考えるのであります。なぜこの点を特に私は大臣にしつつこく言いますかと言いますと、昨年私どもがビルマ、タイ等に参りまして、この問題を中心にしていろいろ調査もいたしましたが、この……

第22回国会 決算委員会 第14号(1955/06/10、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 共済制度の問題についていろいろ御質疑がなされましたが、私は局長の答弁、あるいは御質疑をなさっている方々の間でも若干足りない点がありはしないかと思う。それはどういう点かというと、被保険者である農民の立場が一向取り上げられておらないという点であります。それは、基本的にこの制度の一番土台をなしておる農民は、この制度に関しては結論的には必ずしも喜んでおらないということ、すなわちその理由としては、共済掛金や賦課金等が高率であるということ、それから二つには、共済金が満足にもらえたとしても、現在程度の共済金ではその受けた被害が償えない。それから第三には、共済金の支払いがいつも非常に遅れておる……

第22回国会 決算委員会 第15号(1955/06/13、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の問題に関連して。私は、せっかくこれだけ決算委員会で問題になっているのですから、この問題の処理として、当委員会に皆さんから率直な意見を出していただきたい。それを要望しておきます。つまり抽象的な意見でなしに、実際の実務者として困っておるのは、法律にこういう点が不備なんだ、そういうことを明確に出していただきたい。それから特にここに名前が上っておる問題でも、近畿海運局の成績がきわめてよくない。今の会計課長の話を聞くと、なかんずく滋賀県関係が非常に悪いが、それは一体どこに特殊の原因があるのか、その二点をお尋ねします。
【次の発言】 会計検査院にお尋ねしたんですが、今のモーターボートの……

第22回国会 決算委員会 第16号(1955/06/16、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の問題に関連して、私も大臣の所見をただしたいと思います。これは私ども決算を過去三年近くやって参っておりますが、郵政局所管では不正行為が漸次減少しているという大臣のさっきのお話でありましたけれども、しかし他の官庁に比して決して郵政当局の不正案件が減っているとは申されない。他の官庁に比べればきわめて二十八年度においても多い。で、こういうことを繰り返しておったのでは、零細な国民の貯金に関する信頼が失われるだけでなしに、私はそこにせっかくの従来つないで参りました郵便貯金に関する信頼の度合が低下してくるのではないかということを、実はおそれるわけであります。われわれ決算委員会に報告されて……

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/23、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私もきわめて簡単に一、二の点を御質問したいと思います。  総裁のきわめてかくしゃくたる意気は非常に壮とし、敬意を払いますが、どうもおっしゃることが抽象に堕しているきらいがあるようにわれわれは受け取れる。この決算委員会というところは、そういう抽象論を論議するところではございませんので、われわれに与えられた事象をきわめて刻明に追及して、いかにしてこれを是正するかということがこの委員会の任務であります。従って、私どもの委員会に提出をされました国鉄運営の刷新についてという、こういう資料がございますが、これを一読してみましても、大体要点はいずれも抽象化されておって、私はこの点についてはこ……

第22回国会 決算委員会 第21号(1955/06/27、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 これは村長さんと県の方に伺いたいのですが、せっかくこういう工事をやったにもかかわらず、でき上りが非常に疎漏であるという批難を受けておるのが第一点でありますが、上流部は石垣が非常にはらんでいるということであり、下流部の方は柳かごや詰くい工を応急にやったという程度で、これでは前回と同じような災害が起った場合には再び崩壊の危険があって、そして災害復旧の目的を達していないんだろうと、こういう点を指摘されておりますが、この点はどうなんですか、心配ありませんか。
【次の発言】 先ほどの県側の説明によると、査定を受けた設計が現場に合わないということを答えられました。そうすると、その現場に合わ……

第22回国会 決算委員会 第23号(1955/06/30、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私はきわめて簡単にお尋ねしたいと思います。設計は誰がしたのですか。
【次の発言】 それは町の吏員ですか。
【次の発言】 県のどういう人が指導したのですか。
【次の発言】 そうすると町の吏員というのはそういう土木に経験のある、つまり技術者ですか。
【次の発言】 つまりどういう学校を出た方ですか。
【次の発言】 そうすると、土木とかあるいは土地改良とか、そういう事務を担当して、測量とか、そういうことの経験のある人ですか。
【次の発言】 そうすると、これを指導した地方事務所の農地課の職員というのは、こういうことを専門に担当しておる技術職員ですか。

第22回国会 決算委員会 第24号(1955/07/04、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 先ほどお尋ねがありましたが、私は内部監査について、私どものいただいた監査機構並びに業務実績調という資料があるのです。この内容について大臣にお伺いするのではない。これを拝見すると、ほかの官署でもそうですけれども、直接の内部監査というのは、とかく枝葉末節なところに大体いきがちなものなんです。この通産省の内部監査を拝見しても、大体ここに監査の結果、関係責任者に対してとられた処置がかなり詳細に出ておりますが、やはりこれはきわめて月並みな処置であつて、こういうことでは、われわれ決算委員会に毎年報告されて参る批難事項に対し、大臣が今おっしゃったような官紀の粛正であるとか、あるいはかなり思い……

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/07、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の問題について私もう一点伺いたいのですが、特に開発銀行当時から引き受け分についてはずいぶん再三回収については努力をなすつているようですが、事実はなかなか回収困難というか、不能に近いものがかなり多いと思う。四十二億のうち回収できたのが六億というお話ですが、残りの三十六億ですか、これについての大体の見通しというか、お見込みが大体おわかりでしょうか、それらについての方針なりお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 回収ほとんど不可能という、つまり不良債権に類するのがあると思います。そういうものについてのつまり損失補償等はどういうふうにお考えですか。

第22回国会 決算委員会 第26号(1955/07/08、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は簡単に総理に所信をもう一応ただしたい。この補助金に関してこういう毎年不正不当がわれわれ国会に報告されて参っておる、よって起る原因について、これは政府並びに官庁にもいろいろな欠陥があると思いますけれども、また一面、これを受ける地方自治体なり、あるいは一般の第一線にもかなりこれに依存をする弊風が浸透しているように思うのであります。従って法律的の措置をすれば事足れりというのは、私はこの補助金に関する措置としては万全とは言いがたいと思う。従って総理は綱紀粛正を常に唱えておいでになるが、もちろん直接率いられる政府諸官庁に関してお考えのあることと思うけれども、一般民間に対してびまんして……

第22回国会 決算委員会 第27号(1955/07/11、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 監査業務について一、二点お伺いしたいと思います。  これは昭和二十八年度の監査業務の実績調べ総括表というのがありますが、これを見ると、七十一名の人員で二千九十四万余りの予算を使用して、そうして監査を実施しておいでになるようです。ところが二十九年度の同様の監査業務の実績を見ると、予算額それから実際の使用額等が百三十万円あまりになっている。一割にも満たない非常に予算が激減をしております。これは一体どういう関係になっているのか。
【次の発言】 経理局長でなしに、ほかの方でもよろしゅうございますからお尋ねいたしますが、私どもがいただいたやはり今と同じ資料の二枚目に陸上自衛隊に関する関係……

第22回国会 決算委員会 第29号(1955/07/15、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 ちょっとお尋ねしたいと思います。この前資料を要求して、きょうは大へん詳細な資料をいただきまして、このいただいた資料を拝見して大体わかったような気がするのですが、特に債権のうち、復金とそれから見返り資金、これの債権がまだかなりあるようですが、この中の回収困難と思われるような不良債権と目されるようなものが金額にしてはどのくらいあるのですか。
【次の発言】 それからこの今の復金債権の非常に回収困難と目されるのは、これは推定でしょうけれども、約四十億、こういうものの最終的のつまり損失補償といいますか、そういうことはどういう処理が大体合法的にあるのですか。

第22回国会 決算委員会 第31号(1955/07/21、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 増原次長にお伺いした方が適当かと思いますが、時間の関係でこちらへ戻ってこられるまで私おられるかどうかわかりませんので、経理局長にお伺いしたい。おわかりだったら一つ……。それは、購入装備品等調というのでありますか、航空機とか、艦船ですか、その他あわせて昭和二十九年末までに購入したものというのは、総計で四百八億余りになっておる。これだけの大きな装備品等を調達しておりますが、これは調達後の補修その他についても年々莫大な支出を必要とするのじゃないかと考えられる。これは累年増加する経費ではないかと考えられるので、さっき増原次長は当分現在のような民間調達の方式でいきたいということを述べてお……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1955/08/17、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 長官のお答えを聞いておると、私どもどうも迷路に入ったような気がしてさっぱりわからない。ですからそういう牽強付会の説明を幾ら繰り返されても、これは全く時間の浪費に過ぎないから、私は先般七月三十日付で当委員会で決議をした検査規一格に関する決議に対してあなたば時間的に間に合わないとおっしゃるけれども、あれは問に合うように七月三十日に決議してある。だからそれに間に合わさせないために、つまり日をおくらしたということなんだから、これは改訂する意思がないとわれわれは判断せざるを得ない。しかしあなたの説明の中では、標準品の選定において実態に即するようにして決議の趣旨に沿いたいと言っておるけれど……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1955/08/19、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 コンニャクの問題をあえてここに私が取り上げましたゆえんは、コンニャクは従来一部局に限られた農業生産物のように考えられておりましたけれども、戦前と戦後の生産の増加ぶりを調べてみますと、大体昭和七年から昭和九年までの平均生産面積に比べると、昭和三十年度におきましては、倍の約一万五千町歩程度に栽培面積がふえておる。従って国内で需要するコンニャク粉の需要は恐らくこれで満たしておると私どもは考えておるわけであります。一方これが県別の状況を見ますと、一つの県に百町歩以上の作付面積を持っておる県が、全国ではすでに二十有余県にも及んでおりますし、主要生産地の農家経済に占めるコンニャクのウエート……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1955/09/14、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 経済局長や農林当局の説明を伺っていると、大体許可をするという方向あるいはそういう内意のもとに研究が遂げられておるように私どもには響くんですが、そういうことなんですか。
【次の発言】 それじゃまだ内定をしてないということですから、私はそういうふうにただいまの発言をとって、一応の今までの答弁を了承いたしますが、最後に私ははっきりこの点を農林委員としての要望しておきたいことは、今も御説明にありましたように、ジュース類に対する規格まで今度制定をして、日本の果樹園芸を保護しようとしておる農林当局が、もしこれを入れることを許可するとすれば、一体保護政策はどういうふうに考えておるかという館委……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1955/09/15、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 いろいろ研究の進め方や計画についてお話を伺いましたが、私はいただいた資料を拝見して見て、何だか非常にちぐはぐに感ずるのですが、その一つの点は予算的に見ると、畜産局関係の予算が大幅に出ているが、林野庁や農業改良局関係がこれに比べて非常にバランスを失しているような、こういうアンバランスな行き方をして行くことが、今各局、各部から聞いた草資源の開発事業の総合性を果して発揮できるかどうかということを、実は予算の面から疑問に思うのです。特にその内容が詳しくごの資料ではわかりませんけれども、林野庁は林野庁の立場でこの提供された資料の二十八ページと二十九ぺ―ジは、おそらくこれは林野庁が主になっ……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1955/09/16、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は重ねて質問する意図はございませんが、先ほどの御答弁を聞いておって、これは建設省が独自の調査をすみやかに全力をあげておやりになるということですから、それで答弁としては尽きておると思いますが、しかし、この問題が起って今日まで一体幾日になっておりますか。調査に着手しておるというなら、中間の報告でもできるべきものじゃないか。なお地方建設局に命じて云々ということでありますから、せっかくおやりになっておるなら、関東地方建設局長もここにお見えですから、あなたにお答えができないところを関東地建の方からお答え願いたい。  なお、この問題は秋山委員から再々おっしゃっておられるように、この被害を……

第22回国会 農林水産委員会 第7号(1955/05/17、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 先ほどの五月七日の閣議決定の五番目にある「価格差制度を検討する」ということが閣議決定に載っておりますが、価格差については具体的にいうとどういう考慮をしているのですか。
【次の発言】 価格差については具体的に今の答弁では私は非常にまだ検討が足りないのじゃないか。さらに時期別、あるいは地域、もしくは銘柄等については価格差の考慮というものは全然払わないのですか。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1955/09/17、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私はなるべく重複しないで質問したいと思います。時間も、だいぶ経過しているようですから簡明にお答えを願います。その第一点、これは、私は飼料審議会の委員をしておりますので、たしかその審議会のときに拝見をした資料の中にはマイロは飼料として入ってなかったと記憶しておりますが、これは正しいかどうか。畜産局長に……。
【次の発言】 入ってないということであれば、これは経済課長に今度はお尋ねをいたします。先ほどのお答えでは輸入されておるマイロが飼料として入る場合にはもちろん免税、しかしそれ以外の用途で入る場合には五%の関税がかかるというなら、あの無税で入ったマイロの数量と、有税で入ったマイロ……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第8号(1955/10/06、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は東君の質問に対する大臣の答えで大体了解ができたようにも感ずるのですが、しかし私は若干念を押しておきたい。それはせっかく実りの秋を迎えて全国の農村ではかなり安堵の色が見えておりますが、しかしわれわれが回ってみると若干その中に不安の質問にしばしば遭遇する。それはどういうことかというと、一体来年の米はどうなるだろうか、こういうことです。その来年の問題について農家はかなり敏感に今考慮しておるくらい農家の経済は今年豊作であったからといってふところ工合は必ずしもよくない。これはもう前渡金の二千円の行方等を考えてみてもすぐわれわれ経済的にうなずけることでありますが、そういう折も折どこから……

第22回国会 農林水産委員会 第10号(1955/05/24、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 政府出資金の算定の基礎が参考資料によると、肥料の資金額ということで計算されておりますが、別な資料によると、やはり融資保証による短期資金の需要の状況を見ると、金額が少いとは言え、あるいは飼料の資金であるとか、或いは農耕資金とか、家畜家禽の資金等が逐年増加の傾向にあるように思うし、また開拓農家の経営の状況を資料によって見ましても、特に開拓地の農家経営には畜産部面の比重がかなり大きいし、またそうでなければ開拓農家の経営はなかなか立たないのではないかということが一般の常識であろうと思います。そういう点から考えて、こういった資金の算定等が、九割を占めているからという理由だけで肥料だけを表……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第12号(1955/11/09、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 この問題については農林水産委員会でたしか二度目だと私は記憶していますが、この前の委員会で秋山委員からの御質問があり、私もそのあとを継いで結論的な御質問をしておいたわけであります。それに対して、金子関東地方建設局長のお答えもあり、それから河川局次長の御答弁もありましたので、私はそのお答えを信頼し、なお若干これを促進するという意図で私も二回ほど現場に調査に参りました。それからなおこれに関係する漁業組合側の資料では信酸性が薄い、従ってこれはどうしても行政指導をしておる関係があるから県庁側の資料も必要であるというふうな水産庁のお答えもあったので、私は現地の群馬県庁とも連絡をとって、これ……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第13号(1955/11/10、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私はちょっと陳腐な質問かもしれませんけれども、きょうの委員会の議題は、わが国水産業の現況とこれが振興上の問題、こういうのですね。ただいままでの説明を拝聴したり、質疑応答を承わっておっても内水面のことについて全然触れられておらないのですが、これは別にわが国水産業の範疇の中では全然ネグレクトしていいのですか。大へん海洋漁業の方にはあるいは差しさわりがあるかもしれないが、この資料を拝見しても、内水面という文字がただ一カ所あるだけで全然ないというわけですか。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第14号(1955/11/11、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の塩脳部長のおっしゃった専売法の二十九条を改正する意図はないと言いましたね。これはほんとうに改正する意図はないのですか。
【次の発言】 それは本会計年度中にやる意図がないという意味ですか。それとも来会計年度になればやる意図があるというのですか。

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の資料要求について大体私は異議はないのだけれども、半日かかって今までの論議を聞いておっても何のことを言っているのだかきっぱりわれわれにはわからない。こういう無駄な論議に時間を使うことなしに、今度資料ができてきたら、きわめて簡明率直な説明を一つ求めてみたい、そのためには資料の準備を十分にしていただきたい。特に病変米検査のための関係の資料も、この与えられた数字だけから見ると簡単には納得ができない。これらについても十分な資料の要求を一つされることをつけ加えて要求しておきたい。

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/28、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 ただいまの例示には、同様に関東にも起っておりますが、それも落ちております。その点御訂正を願います。

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/07/07、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今度五カ年間に約五百億の金が要るというお話ですが、どういうところから五百億出るのですか。
【次の発言】 この法案を通覧して見て、農林大臣というのが全然顔を出していないということは、どうも会社の行う仕事の性質からいってわれわれの了解できない点があるのですが、もし懇談の方が都合がいいならそういう経過について少し具体的な経過を聞きたいと思います。これはやはり理由のあることだろうと思う。

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/07/14、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 ただいま重政委員が指摘されましたように、従来の移民の九割以上が農業移民であり、それから新しい企画に基く鉱工業移民等も今度は大幅に取り上げられようとしておるけれども、しかし依然として、その人数からいえば農業移民がおそらくその大部分を占めるであろうということは、これはおそらく争えない事実だと思う。そういう点から考え、また向うにすでに入植した人たちが三年ももう経過をして、それぞれ持って行った、つまり資金等も枯渇をして、そして実に今一番苦難の道を歩んでおる最も大事な時期ではないかと考えられますので、過去の失敗というか、工合が悪かった経験等に徴しましても、たとえば松原氏の計画した移民の点……

第22回国会 農林水産委員会 第30号(1955/07/20、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 一、二お伺いしたいと思います。それは水産業協同組合共済会が現在行なっている共済事業とその現況、それから今後行わんとする共済事業や実行方法等をお伺いしたい。
【次の発言】 ただいま伺いますと、建物共済はすでに約五十億の契約をしておいでになる。御承知のように最近農業団体でいわゆる建物共済をめぐりまして農業共済組合と農業協同組合が競合して激しい確執を演じているわけでありますが、本改正法律案によって水産業協同組合共済会の共済事業が拡大されて参りますと、半農半漁の農漁村、あるいは農漁家等に対しては従来の二団体のほかにさらに新しい団体が加わってかかる競争が一段と激化をするということが心配に……

第22回国会 農林水産委員会 第32号(1955/07/22、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 町村合併に伴って共済組合の区域が同じような合併の方向をたどっておることは承知しておりますが、現在までに合併が行われた組合は一体どのくらいあって、そうしてその一組合あたりの平均の組合員数というものは、合併前に比べてどういう傾向になっておるのですか。
【次の発言】 合併による組合運営の、つまり事務費といいますか、経営費の状況は、合併前の組合に比べて、単位組合当りの所要経費というものは減ってますか、ふえてますか。そういう調査はできていますか。
【次の発言】 私の知っている少数の組合では、これは過渡期の一つの現象かもしれないけれども、組合が合併したことによって、思わざる経費の負担が集中……

第22回国会 農林水産委員会 第33号(1955/07/25、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 一点だけお尋ねしたい。先ほどの委員の質問と重複するところは一切省きまして、今度の改正法の第二のねらいと称する繭価の維持の問題については明確な規定をおいて、養蚕農家が安んじて生産にいそしむことができるとこういうことを強調しておいでになる。私はこういう目的に対して、この前繭糸価格安定法を審議したときにもわれわれが非常に心配をした点は出回る繭の数量に対してこれを安定せしむるに必要な資金が過少である。そういうつり合いのとれない安定資金をもってして、こういう法律でねらう大きな目的が果して達せられるかどうかというそういう懸念が、私はあの法律施行後あるいは昭和二十七年、八年の繭の動き等を見て……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/27、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 提案者にお伺いしたいと思います。それはこの問題をめぐって衆議院の農林水産委員会で決議をなさっておる。かねて平時においてもなかなか一般農家に伍して困難な経営と生活を余儀なくされておる開拓者が、一たび大きな災害に見舞われた場合にはその窮状は実に目も当てられないような惨たんたる状況にたたき込まれておるというのが実情でございまから、こういう開拓者に対して今度のこの法律による資金融通等では経営の立ち直りも困難であろうし、なおその償環の前途を考えるとこれは全くはだえに汗をするような思いであると私は思うのであります。従って何かこの法律で考えておるほかに、開拓地の災害融資については特別の考えを……

第22回国会 農林水産委員会 第36号(1955/07/28、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 今の問題で私ども一点だけ聞いておきたい。それは衆議院でもこういう決議がなされておるように、スギタマバエを法定害虫に指定するのは、これは農林省の権限です。農林省でこれを指定した場合に、指定されれば文句なしにこれについての防除費というか、予算というものは当然ついてくる。大蔵省じゃ指定されればこれに対しては文句なしにつけなければならぬ。この点は林野庁の見解と大蔵省のこの点についてとは、これはきわめて事務的な問題なんですが、何ら政治的な老頭を必要としないか、これを一つはっきりしておいていただきてたい。

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/29、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は機械公団の方について一、二点伺いたいと思います。  第十八条の業務のところを見ると貸付ということとそれから工事をみずから行うということと、大体二つが中心になると思うのですが、この事業計画書ですか、公団の概要等を拝見すると、こういう事業では、やはり当面は機械を貸し付けるというととが主になるのですか、それともみずから事業を行う方が主になるのですか、重点はどっちですか。
【次の発言】 まあ両様あると、そうするとこの最初アメリカから入ってくる機械に対し、みずから開墾する場合はいいけれども、貸し付ける場合には機械に人をつけてやるわけですね。

第23回国会 文教委員会 第1号(1955/12/06、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) それではただいまから文教委員会を開きます。  まず前委員長の引き継ぎ事項について御報告をいたします。前国会閉会中継続調査を行いました教育、文化及び学術に関する調査未了報告書を議長に提出しなければなりません。これは本来閉会中に委員会において決定するのでありますが、閉会中末期に本件のみについて委員の方にお集まりいただくのもいかがかと思われましたので、前委員長において未了の旨の報告書を提出いたしたわけであります。右御了承いただきたいと存じます。
【次の発言】 次に理事の補欠互選を議題といたします。現在理事が三名欠員になっております。互選は先例により委員長の指名に御一任願いた……

第23回国会 文教委員会 第2号(1955/12/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) ただいまから文教委員会を開きます。  議事に入る前に御報告をすることがございます。当委員会の委員でありました故大山郁夫君に対し昨日委員長の名前で香典を送っておきました。右御報告いたします。  本日の議題は当面の文教政策であります。  まず文部大臣から御発言を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま矢嶋議員からお諮りのありました大臣に対する質疑の順序でありますが、大臣の御希望は……。
【次の発言】 今日はこのあと特別に制約もなさそうでありますから、大体矢嶋君の御希望によって期末手当のほうを先に御質疑していただいたらいかがかと思います。御異議ありませんか。

第23回国会 文教委員会 第3号(1955/12/08、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) ただいまより文教委員会を開きます。  議題は当面の文教政策でありますが、まず昨日問題になりました教育職員に対する期末手当に関する件を問題に供します。  最初に文部大臣より発言を求められておりますので、その後質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  ただいま秋山委員御提案の決議の件につきましては各会派にお持ち帰り御相談いただくことにし、明日の議事散会後、理事会を開いて協議することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決しました。  では本日はこれで散会いたします。    午……

第23回国会 文教委員会 第4号(1955/12/12、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) それでは、ただいまから文教委員会を開きます。  まず理事の辞任の件についてお諮りをいたします。竹下豐次君から理事の辞任の申し出がありましたので、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 本日は、大臣が衆議院の御都合で御出席がおくれますので、大臣に対する質疑は後刻にいたしまして、まず教科課程に関する件から……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。    午後二時一分速記中止
【次の発言】 速記をつけて。  それでは、まず地方財政計画の件について御発言がありますから、御質疑を願います。

第23回国会 文教委員会 第5号(1955/12/13、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) ただいまより文教委員会を開きます。  まず、今朝の理事会の経過について御報告をいたします。昨日の委員会におきまして、地方教育職員の期末手当に関し政府が緊急適切な措置をとるよう委員長及び理事で当委員会の総意を関係当局に申し入れるということがきまったわけであります。よって理事会で相談をいたしました結果、今朝総理大臣、大蔵大臣及び自治庁長官とお会いをいたし、委員会の意のあるところを十分に説明をし、適切な措置をとられますよう要望して参りました。  次に、高等学校の教科課程について参考人を呼んではどうかということが昨日の委員会において提案をされたのでありますが、本件に関しまして……

第23回国会 文教委員会 第6号(1955/12/15、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) ただいまから文教委員会を開きます。  まず、継続調査要求書提出の件についてお諮りをいたします。今期国会開会以来、教育、文化及び学術に関する件について調査を行なって参りましたが、短期間であるため調査を尽すに至っておりません。高等学校の学区制、教育課程改訂等の問題は実施期日も迫っております関係上、特に緊急に調査を行う必要がありますので、今期国会閉会中も引き続いて調査を行うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  なお、議長に提出いたします要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。

第23回国会 文教委員会 第7号(1955/12/16、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) ただいまから文教委員会を開きます。  まず理事補欠互選を行います。互選の方法は前例により委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なければ委員長は有馬英二君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次は本年度文教予算でありますが、文部大臣から御説明を承わりたいと存じます。
【次の発言】 私が一つ伺いますが、国際学生会館を建設するということがここにうたってありますが、これは具体的にどういうことですか。どのくらいの経費を見込んでおりますか。
【次の発言】 それから社会教育の中の青少年に有害な不良出版物、映画等の抑制措置を講ずるというので……

第24回国会 文教委員会 第1号(1955/12/20、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) ただいまより文教委員会を開きます。  調査承認要求についてお諮りいたします。  当委員会において従来承認を得て調査を行なって参りました教育、文化及び学術に関する件について、今期国会も同様の内容方法で調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 なお前国会閉会中継続いたしました教育、文化及び学術に関する調査について、短期の閉会期間中でありましたので、委員長において未了の旨の報告書を提出しておきました。右御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 次に派遣委員の報告を議題といたします。  愛知県高等学校学区制問題につ……

第24回国会 文教委員会 第2号(1956/02/09、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) ただいまより文教委員会を開きます。  まず先日の理事会における協議の内容について御報告いたします。委員会の開会については毎週火曜日、木曜日の午後を定例とし、その他は必要に応じて随時開くということです。右の通り決定して御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣の件でありますが、近く国会に提案を予定されております教育委員会制度改正に伴う関係諸法律の一部改正、教科書法案等の審議に資するため、この際地方教育委員会の運営状況、教科書制度及び大学制度その他の事項に関して実情調査を行うため委員派遣を行うこと。派遣地は、第一班、山形県、……

第24回国会 文教委員会 第3号(1956/02/14、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  まず、日本学術会議法の一部を改正する法律案を議題といたします。政府から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関する質疑は後に譲ります。
【次の発言】 次に、就学困難な児童のための教科用図書の給与.に対する国の補助に関する法律案を議題にいたします。  まず政府から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に対する質疑は後に譲ります。
【次の発言】 次に、教育文化及び学術に関する調査を議題といたします。  前回の委員会において説明を受けました昭和三十一年度文教予算について質疑のある方は順次御発言をいただきたい。

第24回国会 文教委員会 第4号(1956/02/23、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開きます。  まず委員の変更について御報告いたします。二月二十一日堀、吉田両委員が委員を辞任され、その補欠として小幡治和君、大屋晋三君が選任されました。次いで二月二十三日大屋晋三君、小幡治和君が委員を辞任され、その補欠として吉田萬次君、堀末治君が選任されました。以上御報告いたします。  この際委員会の審議の便宜上、文部省提出予定法案について当局より説明を求めることにいたします。御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは当局の説明を求めます。
【次の発言】 はい、どうぞ。
【次の発言】 次に過日行われました委員派遣の調査報告を議題といたします。中……

第24回国会 文教委員会 第5号(1956/02/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。  二月二十四日堀末治君が辞任され、その補欠として小西英雄君が選任されました。また本日安部キミ子君が辞任され、その補欠として岡三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、先日及び本日の理事会の経過について報告いたします。  内閣委員会に付託されております臨時教育制度審議会設置法案につきまして、理事会で協議した結果、委員長が、内閣委員長と話合いをいたしました瀞、結局付託替という方法はやめて、連合審査会の方法をもって審議を行うということになりました。本件に関しては、内閣委員会ですでに議決を行い……

第24回国会 文教委員会 第6号(1956/03/01、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開会いたします。  まず委員の異動について報告いたします。二月二十九日岡三郎君が辞任されその補欠として安部キミ子君が選任せられました。本日中川幸平君、木村守江君、矢嶋三義君、安部キミ子君が辞任をされ石坂豊一君、瀧井治三郎君、久保等君、永岡光治君が選任せられました。
【次の発言】 前回の委員会において参考人の人選が委員長及び理事に一任されましたので協議の上次のように決定いたしました。  僻地教育関係参考人、僻地教育振興促進期成会副会長砂子由次郎君、日本教職員組合中央執行委員長谷秀一君、岐阜県大野郡丹生川村国見中学校教諭住昂君、全国へき地教育研究連盟副……

第24回国会 文教委員会 第7号(1956/03/06、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開きます。  委員の変更について御報告いたします。三月二日小西英雄君、石坂豊一君、瀧井治三郎君が、三月三日永岡光治君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として森田豊壽君、中川幸平君、木村守江君、安部キミ子君が選任されました。次いで三月五日森田豊壽君が、三月六日久保等君が、また木村守江君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として深川タマヱ君、矢嶋三義君、寺本広作君が選任されました。また六日深川タマヱ君が委員を辞任され、その補欠として横山フク君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 まず義務教育費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題といたします……

第24回国会 文教委員会 第8号(1956/03/08、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開きます。  委員の異動について御報告いたします。三月七日寺本広作君及び横山フク君が委員を辞任され、その補欠として本村守江君と森田豊壽君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 本日の議題はへき地教育に関する件であります。  本委員会におきましては、かねてからへき地教育の振興について種々調査研究を重ねて参ったのでありますが、特に昨年九月には九県にわたって現地調査を行なった結果、一応の結論を得、委員会決議をもって政府に申し入れを行い、その実現のため鋭意努力を続けて参ったのであります。  一、教育の機会均等の見地から、僻地教育の振興が現下の教育……

第24回国会 文教委員会 第9号(1956/03/13、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開会いたします。  三月十二日中川幸平君が委員を辞任され、その補欠として大屋晋三君が選任されました。また十三日大屋晋三君が辞任され、中川幸平君が補欠として選任されました。以上御報告いたします。  三月九日の理事会の経過について御報告いたします。  三月十三日の定例委員会の議題といたしまして、午前中には万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律案に関して、学識者及び関係者と懇談をする。  それから午後、  (一) 日本学術会議法の一部を改正する法律案に関しまして質疑終了次第採決をする。  (二) 万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関……

第24回国会 文教委員会 第11号(1956/03/20、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) 速記をつけて。  他に御発言もないようでありますから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 別に御意見もないようでありますから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  これより採決に入ります。万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律案を問題に供します。本案を原案通り可決することに賛成の方の挙手を願います。

第24回国会 文教委員会 第12号(1956/03/27、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開きます。委員の異動について報告いたします。三月二十三日吉田萬次君が辞任され、その補欠として西田隆男君が選任されました。また、三月二十四日、西田隆男君が辞任され、その補欠として吉田萬次君が選任されました。本日川口君より理事辞任の申し出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  この際、理事補次互選を行います。互選の方法は前例により、委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは委員長は吉田萬次君を理事に指名いたします。

第24回国会 文教委員会 第13号(1956/03/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開きます。  委員の異動について御報告申し上げます。三月二十九日木村守江君、堀木鎌三君が辞任され、その補欠として最上英子君、鶴見祐輔君が選任されました。
【次の発言】 学校給食法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 大蔵省見えております。
【次の発言】 主計局主計官、塩崎君。
【次の発言】 委員部では、余剰農産物関係という申し出に対して、それぞれ手配をしたそうであります。なお、それでは大蔵省の出席の方、それから農林省の森本主計課長に申し上げますが、ただいま御質問の趣旨がおわかりのはずですから……

第24回国会 文教委員会 第14号(1956/04/10、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  三月三十日最上英子君、鶴見祐輔君、吉田萬次君が委員を辞任され、その補欠として木村守江君、堀木鎌三君、小野義夫君が選任されました。四月三日小野義夫君が辞任されまして、その補欠として吉田萬次君が選任されました。四月四日矢嶋三義君、安部キミ子君が辞任され、その補欠として岡三郎君、加瀬完君が選任されました。四月五日岡三郎君、加瀬完君が辞任され、その補欠として矢嶋三義君、安部キミ子君が選任されました。以上であります。  次に、理事吉田萬次君の委員辞任に伴う理事補欠互選を行います。互選の方法は、先例に……

第24回国会 文教委員会 第16号(1956/04/17、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) これより文教委員会を開会いたします。  委員会開会前の理事会の経過について報告いたします。  本日委員会提出を議題とする予定でありました三件につきましては、都合によりいまだ成案を決定する段階に至っておりませんので、従って本件につきましては次回、木曜日の委員会まで延期いたします。  本日の議題は教職員の給与等に関する件及び学生生徒の経済的負担増加傾向に関する件であります。  まず、教職員の給与等に関する件を議題に供します。御質疑のある方は御発言を願います。



各種会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第12回国会 内閣・大蔵・農林連合委員会 第1号(1951/11/16、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は今度の整理の問題について橋本長官にお伺いしたい。整理の基準は事務の繁閑に応じておやりになるという前提のようでありますが、特に農林省の整理については最近一番大きな世論の焦点になつておるのは米の統廃問題だとか、目下の情勢は少くとも米の問題を中心にして考えれば、それに関する事務は繁であるか閑であるか、長官の一つ御意見をお伺いしたい。
【次の発言】 そうするとこれは繁であると断定して差支えありませんか。
【次の発言】 繁閑に応じてとおつしやつたんですから必要という言葉ではこれは繁ともとれるし、閑ともとれるので、私は少くとも米の問題の統制を外さないということに問題が還れば、誰が考えて……

第13回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1952/03/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) 只今より決算審査に関する小委員会を開会いたします。  昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算、昭和二十四年度政府関係機関収入支出決算のうち、本小委員会において審議することになつております昭和二十四年度決算会計検査院検査報告批難事項第三三三号聖十字学園に対する国有財産の売渡に関する件を議題に供します。森專門員から事件の全貌についての説明を聴取したいと思います。
【次の発言】 速記をとめて……。    午前十一時四十九分速記中止
【次の発言】 速記開始。本件に関しましては、来たる十七日の午後一時から、政府委員若しくは参考人として関東財務局長……

第13回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1952/06/03、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) 只今より決算審査に関する小委員会を開会いたします。本日は昭和二十四年度決算会計検査院検査報告批難事項第三百三十三号聖十字学園に対する国有財産の売渡に関する件を議題に供します。参考人として関東財務局長井上義海君、東京国税局長渡辺喜久造君及び東京都民生局長畑市次郎君、政府委員として厚生省児童局長高田正巳君、説明員として会計検査院検査第三局長小峰保栄君の五名のかたに出席を求めて、これより前回に引続き質疑を行います。御質疑のあるかたは御発言を願います。
【次の発言】 只今厚生省の児童局長はほかの委員会で差支えがあるようですが、説明員の児童局の養護課長が代つてお答えしますから差……

第13回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第4号(1952/07/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(飯島連次郎君) 只今より決算審査に関する小委員会を開会いたします。本日は、かねてお知らせをいたしておきました通り、「昭和二十四年度決算会計検査院検査報告第三三三号聖十字学園に対する国有財産の売渡に関する件」を議題に供します。それでは専門員室のほうから二、三その後のことについて御報告を申上げます。
【次の発言】 本問題に関しましては、過般関係当局、関係者を呼んで、それぞれ質疑等をいたしましたが、まあ大体質疑も終了をいたしましたので、大多数の委員のかたからは、この問題については成るべく速かにこれの採決をしたいという御希望もあり、なお昭和二十四年度の決算を促進したいという当委員会全体として……

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号(1953/03/05、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 一言お聞きしたいのです。只今の吉田証人の証言を伺つて、私ども非常に遺憾に考えるのですが、只今油絵の問題に限らず、恐らく本部長として着任されて、こちらに転勤をされるまでの間、恐らくここへ、我々の目の前に提供されている件数だけを取つてみても、非常に針の莚に坐つているような感じで業務執行をおやりになつておつたのではないかと想像するのですが、本部長として、或いはこういう関係の業務等でしばしば他の管区の人たちと会合する、或いは会議で会い、或いは懇談等の機会もあつたと思うのですが、やはり当時は全般的にこういう情勢にあつたのですか。各管区ももう紊乱の極に達していると思うのですが、各管区ともや……

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1953/03/09、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 極めて簡単なことを一、二お伺いしたいのですが、会計検査院の報告によりますと、元の電々工事株式会社の業務を統合して会社側の職員をそのまま建設部の職員として採用した。それが官庁予算等の経理規定を軽んじた一つの原因になつておるということが報告されておりますが、その当時の人数と、現在のこの会社から来た職員の数はどういうように変化しておりますか。
【次の発言】 そうすると、昭和二十二年に引継いだ当時の千四百五十人から現員の六百五十名を引いた残りはどうなつております。
【次の発言】 そうすると七百三名という地方に分散した職員はそのままですか。

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第4号(1953/03/12、2期、緑風会)

○飯島連次郎君 私はこの前もこの問題のときに御質問したのですが、第六管区の問題だけを私あえて追及しようとは必ずしも思つていないので、ただその当時の出席者に私の質問に対する適当な答弁をしたものがなかつたので、ちよつと的を外した質問に終つてしまつたのですが、改めて院長がお見えですから一言お伺いいたしたい。  それは私どもが国会議員として目に触れ耳にするところでは、ひとり第六管区と言わず海上保安庁並びに旧警察予備隊、現在の保安隊等々についての問題がかなりあるように聞き及んでおりますので、私は今度の第六管区の問題を一つの契機として徹底的に洗う必要があると感じておるのです。そういう意味で他の管区にもこれ……


3期(1953/04/24〜)

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1954/02/16、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私も一、二お伺いしたいと思いますが、特にこの小委員会で取上げている補助金の問題に関しては、その中核をなすものは、やはり如何にしてこれを改善するかということに我々の主目的があるのですから、従つて先ほど専門員やら、或いは小峰局長の極めて概括的な説明を伺つてみても、こういつた補助金行政をめぐる不正、不当支出というものが決して減つておらないのみならず、かなり件数等から言うと殖えておるという傾向にあるわけでありますから、これを何としても未然に防がなくちやならないし、こういうことを一年々々改善して行かなくちやならないと思うのですが、そのためには、これは我々が取扱つているのは、昭和二十六年、……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号(1954/02/18、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 これは防災課長にお尋ねしたほうがいいのかと思いますが、いつも問題になる災害復旧の進捗率ですね、これが過年度災害が未だかなり残つておる状態ですが、これが進捗しない一番大きな理由というのはどこにあるのですか。例えば二十四年災がまだ残つておりましたね。二十四、二十五、二十六、二十七、二十八は勿論ですが、そいつは予算が足りないということもありましようが、そのほかにも理由があると思いますが、その理由ですね、幾つあつて、どういう重さになつているか……。
【次の発言】 机上査定を再査定すると一割七分減つたり、或いは又、現地から一割二分も遠慮して来ておるというような状況でありますが、結局限られ……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第4号(1954/03/02、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私も資料を二、三要求したいと思います。さつき平川局長から説明があつた刷新要項です、それを先ず一つと、それからその次には間接補助に関する法律を具体的に立案中ということですが、要綱くらいはできていると思いますから、できておつたらその要綱、それからなお林道課長から林道とか土工関係の説明を伺いましたが、どうも今日説明を伺つたところでは、恐らく昭和二十八年度の決算報告を拝見するまでに激減をするというふうには、今の説明ではどうしても受取れないので、もう少し積極的な意図を以てやつて頂くために、我々委員のもう少しこの問題を審議するについて必要な誠意のある積極的な資料が若干あるのじやないかと思い……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第5号(1954/03/04、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私も検査院長久し振りで出て来られたので、一、二お伺いしておきたいと思います。  先ほど両委員からの御質問並びにそれに対する回答で、大体私は聞かんとするところの大部分は尽されておると思いますが、ただ全体を通じて感ずることは、会計検査院長が統率をされて今日まで鋭意部下を率いて、その素質の向上なり事務能力に対する非常な練成に意を尽されて、その成果が着々挙つて来ておるということは、私ども決算委員会に二年余り身を置くものとしては、検査報告等に現われた具体的な事実を通して、これを認めるのに決して吝かではないのですが、と同時に、これが受ける立場に立つ各官庁の決算委員会における、これは総括的な……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第9号(1954/03/30、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 どうも両者の意見を聞いてみると厚生省のほうは、明らかに竣功認定を待たずに精算や、補助金の交付ができるということに、二十八年度からやるという、事実上これは建設省にその意味では無視をされている形です。これは建設省のほうでは、飽くまで自分たちがこれは担当者として責任を持つて、少い人数と、乏しい補助金で全力を挙げてやると言つているので、これは最初の両省の覚書を根本的にこれはやり直さなけりや駄目だということになりはしませんか。

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第11号(1954/04/06、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 補助金に関する不正不当は二十六年に比べて二十七年がかなり大幅に増額しておるという事実があるのであります。これは国から出した補助金の総額が二十六年度の千三百五十六億に比べて二十七年の二千二百四十八億ということで、それは二倍にはなつておらないのに比べて、会計検査院から指摘をされて返納又は減額を要した金額が、二十六年度の三億余万円に比べて、二十七年は総計十億六百余万円と、こういうふうに激増しておるということの事実ですね。これは一体何に基いておるのか、小峰局長一つ。
【次の発言】 それから批難されて来た件数だけから両年を比較して見ると、やはり殆んど補助金に関する面、批難事項の殆んど大多……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第4号(1954/05/31、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 関連して……、赤木さんが私も聞こうと思つた点をお聞きになつて頂きましたから、そういう点からの質問は再度申上げませんが、やはり理解のわからない点については私は赤木委員と同様なんです。先例になるからといつたような、私は形式論のみではないので、実体としてなぜこれを別途法律で出さなければ効力を発生しない法律を、この期において出したかという問題です。それでも私はわかれば、当然我々の職務として、当然な職責として十分審議に入らなければならないことを知つております、当然その態度でなければならんと思つて、私もこの法案を審議したいために、くどいようでありますが、その内容を審議するに必要欠くべからざ……

第22回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/22、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私はせっかく各大臣がおそろいですから、端的に御質問いたします。それは午前中の審議から、かなり質問が繰り返されて参りましたようでありますが、私ども農林水産を担当する委員の一人といたしましては、両国の利益のためにということが前文にうたわれている協定ではありますけれども、少くとも日本農業の見地に立ちましては、私どもは必ずしも好ましい協定だとは考えないわけであります。特に、農業に事を限って考えますときに、先ほど高碕長官の経過の説明等をつぶさに拝聴しておりますと、最初は農業の開発並びに貿易の振興、ここに一大重点が置かれて、この協定が前吉田内閣の当時から取り進められている、ところが、それが……

第22回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1955/07/21、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私は二、三の問題についてお尋ねしたいと思いますが……。
【次の発言】 私は外務省にお尋ねしたいと思いますが、具体的にお答えをいただきたい。  まず園田政務次官にお尋ねをいたしますが、衆議院の委員会その他においても、園田次官はしばしば、十カ年に五十万人の移民を送出するということをおっしゃった。それが直接間接にかなり国内にも響いております。と同時に、国会にこういう移民会社の法案が出て、予算も国会において議決されたことによって、これに対する期待を持つ人たちの希望はかなり高まっておると私は見ております。これらの期待、希望等に対して、十カ年に五十万人送出するというなら、一体具体的の内容と……

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第1号(1955/06/09、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私も特に内閣委員会との連合審査に当って、行政管理庁と会計検査院との関係を、こういう少い経費のもとで予算の効率的な使用という点から考えまして、どうしてもこれは内閣委員会等において十分の検討を加えていただきまして、単なるこういう末梢的な会計検査院法の改正ということで満足することなしに、これは一つ十分、これを機会に御審議をいただきたい、あわせて私も要望を申し上げておきます。それから、なおこれは会計検査院側に私はお願いというか、一、二の質問をかねて要望したいことは、この改正法の提案の理由としては、「国および政府関係機関における会計経理の実情は必ずしも満足できるものではなく、」と、こうい……

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第2号(1955/07/07、3期、緑風会)

○飯島連次郎君 私はほんの一、二点お伺いしたいと思います。その一つは、この二十三条の改正で、三公社に対して検査の権限が拡大されているようですが、特に過般の造船融資だとか、あるいは電源開発等に対して、ずいぶん多額な資金の取扱いをしている二銀行、四公社に対しては、この際せっかくの改正の機会ですから、ここまで権限を拡張するという必要をなぜお認めにならなかったか、この点を伺います。
【次の発言】 そうすると、そこまで権限を拡張する必要がなかったというのは、検査の実績に基いて、つまり今度の院法改正の事由にうたわれているように、会計検査院の専務量が近時著しく増加をした、こういう事務量が増加をしたという理由……


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データ更新日:2022/12/09

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