このページでは石村幸作参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。石村幸作参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○石村幸作君 私は第十二回全国都市問題会議が名古屋市において開かれましたので、岡本委員長、吉川委員と私と三名、並びに竹中委員も参加されまして出席いたしました。資格は来賓の資格でございました。会議は九月の十四日から十六日まで三日間開かれました。場所は名古屋大学の医学部講堂で行われました。会議の議題は行政事務の再配分の研究でありまして、第一日即ち十四日には午前十時から会議が開かれまして、主催者の研究報告がありました。その報告者は秋田市長外七名の詳細な報告がございましたが、これは省略いたします。第二日目は前日に引続き研究報告並びに討議が行われまして、三時三十分頃まで行われておりました。以上の研究報告……
○石村幸作君 この報告の内容を批判とかいうことは差控えますが、殊にこの中の財政的独立という面で、先ほど来諸君のいろいろお話がありました。ただちよつと文部当局に御注意して置きたいのです。こういうふうにこの教育委員会が独立して徴税の責任をというか権限を持つ、そうしてこれを使用する、全面的に独立した権限、これは一面結構なことでありますが、これは先ほどからいろいろ縷々お話がありました。併し現在の地方行政制度、特に地方議会の制度とか地方財政、こういうふうなことがこの通りやつたら、大混乱に陷りやしないかというような憂慮がある。同時に地方税、これの税制の根本的変革を来たすということになりはせんかと思う。先般……
○石村幸作君 第十五條の四項ですが、地方税のこれこれこれこれ処分費は地方税に先だつてと、ここの一番しまいの「地方税に先だつて」の地方税というのは、これは当初に書いてある地方税の督促手数料、この地方税ですか。それとも或いは他の地方税の意味ですか。
【次の発言】 入場税、それから次にある遊興飲食税又市町村税の電気ガス税等の特別徴收義務者については條文に出ておるのですが、この法的根拠というものはどんなものですか。
【次の発言】 今のお話分つていますが、この義務付けられているのですか、強制的なものですか。
【次の発言】 そうするとさつきのなにで最小の経費でとお話がありましたが、そうすると地方団体の義務……
○石村幸作君 この案文頗る結構だと思つておりますが、先に地方自治庁からの案が数字等で出ておりましたのですが、まあ皆さん非常にあの数字等に対しては御理解があつたようでありますが、この要望書では、具体的に数字等は示して要望しない方がよかつたというわけですね。
【次の発言】 小委員長の今の御説明で十分納得できますが、先ほど小委員長のお話で、官房長官を通じてこれを内閣に提出する場合に文書を付けると言われましたが、この外の文書ですか。
【次の発言】 わかりました。
○石村幸作君 減免の点ですが三百二十三條の「その他特別の事情ある者に限り」という字句ですが、これは町村長がどの範囲でやつていいか、その範囲は決つておりましようか、それとも町村長の任意によつてよろしいのでございますか。
【次の発言】 念のためにお伺いしますが、戦災遺族或いは今の未帰還者の家族、そういうふうな者に対して均等割全額を免除する、こういうふうな実例があるのですけれども、これはよろしゆうございますか。実は神奈川県で最近に市町村長の決議によつてそれだけは免除しようということになつたのですけれども、新税法が公布されないためにそのままになつておりますが、こういうことは差支えございませんか。從つて……
○石村幸作君 それはまだきまらないでしよう。きまつたらとんでもないことで、これは当然地方行政委員会に付託になるのが当然ではないかと思うのです。これを文部省管轄に持つて行かれないように、当委員会から強硬に意思表示をしておいて頂く必要がありはしないかと思います。
○石村幸作君 今のお言葉ははずすわけではないのです。ちよつと御了解願います。自治庁の政務次官はいらつしやいますが、丁度委員会のかたが御欠席でありますが、十一月二十五日附で地財委員会の意見書が出ております。十一月二十五日というと、すでに政府があの補正予算ができたあとでああいう八十三億ですかの新らしい強い要望書が出ておる。あれは出しつ放しでなく、あれをどこまでも通すという強い意志であれを出したことと思います。折角あの意見書を出しつ放しでなく、あれを強力に委員会が押通すように地方自治庁の方でもあと押しを願いたい。その意味で本委員会が先に決議に基いた要望書を政府に提出して、それがそのままになつておるの……
○石村幸作君 自由党でも午前中に議員総会を開きまして、共同提案することに全面的に賛成することになりました。
○石村幸作君 大体至れり盡せりで、結構です。
【次の発言】 今吉川委員の要求でありました警視庁方面の説明を聞くのは結構ですが、この際、これは私ども調査に歩いた時の経験によりまして、まあ微細な説明を聞くことができるでしようが、その資料ですね、これを集めてここへ出して頂く、いろいろな資料ですね、それを謄写にでもして提出してもらうと、話を聞いて、これを具体的に呑み込む上に便利ですから……。
【次の発言】 今のお話の通りそういう宣伝ビラですね、委員長のところへ届いたという、そういう宣伝が非常に巧みでして、今吉川委員も言つた通り、私ども出かける前に、すでに警察官が発砲して大分弾圧したようなことが漫然と耳……
○石村幸作君 只今の説明で、この第二條の二項ですね。そこに追加している国又は地方公共団体云々でございますが、そこで今御説によると、一定の経験を云々とこう言われたが、この條文だけだと、国又は地方公共団体の公務員として八年やれば誰でもいいということですね。この條文から見ますと、六年の経験がありさえすれば如何なる者でもなり得るという、併し今御説明では一定の経験といいましたが、一定の経験というものは年限のことですか。
【次の発言】 大体その意味はわかりましたが、例えば事実問題として小さい村役場の一つの仕事、これも行政事務ですか。これも八年やつていれば、この書士としてどんな仕事の方面にも携わることができ……
○石村幸作君 それに関連してですね、本委員会で決議をし、あの例の緊急措置を講ずべきであるという決議案が通過しましたですね、あれも通過しつ放しで、委員会としてはあの決議案の結果がどうなつたか、あの決議案によつてこの委員会の目的がどんなふうに達せられておるか、これもあのままになつておるのです。ああいうものは一体どういうふうに我々委員会は見たらいいか、もう決議案が本会議で通過した、もうそれだけで我々の任務は達しておるか、ここのところをもう一度御研究を願いたいと思います。
【次の発言】 今西郷委員のおつしやる大蔵省当局の態度ですね、今のお言葉の中に、あの西郷委員のおつしやつたことは決議案、この委員会だ……
○石村幸作君 ここに出て検討している人はみんなごく最近に選挙をやつた人なんです。その人がここへ集まつて散々説明を聞いて研究してまだわからない。こんなにむずかしくこの條文をややつこしくしないで、簡單に誰にでもわかるようにしたらどうなんでしようかね。
○石村幸作君 小笠原委員の意見に勿論同意ですけれども、この請願書が提出されたのは、その当時あの審議中又は審議前ですね、それを今ここで出すというのは何でしよう、今になつてそれはもうすでに時日が過ぎて、それを今こういうものがあるのだということをお示しになる意味もいいけれども、併しそれじやこの請願という趣旨に……、その当時出したとすれば、そのまま早く言えば机の中に温めておいて、今時分になつて委員会に諮るというのは意味がないと同時に、頗る請願人に対して不親切じやないかと思います。
【次の発言】 それで事実はわかつているのですが、勿論印刷にして配付されて審議の資料に大いになつたということは事実ですけれど……
○石村幸作君 この請願人は誰です。
【次の発言】 これは狩猟を業としておるものを下げてくれという意味ですね。
○石村幸作君 ちよつと今の問題に関連して……そうすると、市町村民税は損金には見られないですね、この税金は。
【次の発言】 所得税以外のものは全部見られるのですけれども、そうしてそれは特に所得税じやないのですから……。
【次の発言】 併し今所得税の附加税のように解釈なさつているのかも知れんが、今附加税的なことは全廃して、もう附加税というものは採用していないのじやないでしようか。これは地方的の所得税とみなすとおつしやるけれども、これは純然たる、要するに市町村民税で、所得税ではないと思います。
【次の発言】 それに関連して……奥野さんのおつしやるのは一理あるでしようけれども、この住民税、市町村民税の……
○石村幸作君 今奥野さんの御説明ですと、差押えされるよりも担保にとつたほうが世間体もいいし、精神的にもこのほうが楽だろうというけれども、ところが担保物件は、今有価証券の話が出ましたが、これは不動産でも担保になるのですか、どうですか。
【次の発言】 それで不動産と言いますと、差押えられれば、これは費用がこつちはかからないのですね、納税者は……。だけれども担保に入れるとなると相当額の抵当権設定の経費がかかるわけです。ですからあなたのおつしやる政府の親心というものが逆になりはしませんか。
【次の発言】 何と言われたのですか。
○石村幸作君 休憩というのは、いつまで休憩ですか。
○石村幸作君 今の御説明で五つであれば、それを十四というのは、特に非常に多くしてあるのはどういうわけですか。
【次の発言】 当然そうすると、今の道公安委員会はあれは廃止になるわけですね。
【次の発言】 今のに関連して伺うんですが、今の御説明では、つまり費用を国家に持つてもらうというのが主なる目的のように思いますが、連絡をしてもしなくても結局いいんですか。
【次の発言】 私お伺いしたのはそういうふうな連繋を保つ統制というか、連繋を保つて行く上にこれは是非必要だと思うんですが、それはちよつと前に戻りますけれども、この犯罪に関する情報の交換、これは文句が「交換するものとする。」、こつちは「しなければ……
○石村幸作君 只今皆さんから理事会というか、廊下会談のお話がありましたが、おのおの多少ずつ食い違いがある、こういうことでありますので、委員長からはつきりこの経過を御報告願い、同時にこの日程と申しますか、この重要法案をどういうふうにして処理するか、これの恐らく廊下会談でされたこともおありになることと思う。でこれをはつきりして、この委員会に諮つて全員の一つ承認を得て、我々の肚をきめたいと思いますから、どうぞよろしく願います。
○石村幸作君 理事会の取りまとめの御意見に賛成であります。この地方の本当の区々の問題が大分国会で取上げられて議論されることは結構な話でありますけれども、ここに出ております、ちよつと拝見しても立川市の競輪場設置とかまあその他風教上の問題もいろいろありますが、これは立川市、つまり侵すべからざる地方自治体自身がやつていることです。而もその自治体の中にはあらゆる機関があつてそこで検討して進むべきものだとこれは思いますので、余り地方の自治体の中に深く立入り過ぎるということは、私はこれはいい悪いは断定しませんがどうかと考えます。そんな意味で理事会の決定に賛成いたします。
○石村幸作君 ずつと前の一番初めの御説明のところでしたが、ちよつとこれをお聞きしたいのだが、財政需要のほうの基礎にこれは関係すると思うのですが、国家公務員と地方公務員との差があるというその中で、一般職員というようなものは市町村とそして県は国家公務員と比較して多い、多過ぎたというような見方はあるでしようが、町村が国家公務員よりも給与が多いと、こういう見方はちよつと我々肯けないのですが、どうでしよう。
【次の発言】 そういうお気特でおられるとは思うのですが、合計して総合的に見てやはり市町村が高いとこういう見方でそういう構想の下にこういう表ができ上るということになると、町村が可哀想じやないかと思う。……
○石村幸作君 白鳥さんにちよつとお尋ねしたいのですが、これは小笠原委員とさつき質疑応答したそれに関連があるのですが、白鳥さんに、町長さんでなしに全国町村会長さんとしてちよつとお伺いいたします。先ほどの質疑のうちに町村の吏員が、職員が有利でない、まあこういうお話でしたのですが、この件について先般大蔵当局や、地財委の政府委員ともいろいろ話をして、私は県、市町村、これが有利である、併し町村の場合はあながち、又絶対にそうでないというようなことをいろいろと話したのですが、そのとき大蔵、又地財委のほうでも、町村は決して有利でない、これは県、市町村を平均して地方職員、こう言つておるのだからということを明らか……
○委員外議員(石村幸作君) 只今から旅行あつ旋業法案の提案理由について御説明申上げます。 終戦以来すでに六年半を経過し、今や国民経済も着実に復興しつつあり、これに伴い外客来訪数が増加するのは勿論、邦人の国内旅行も日に多きを加えております。 このため旅行あつ旋業者の数も急激に増加し、その中には悪質業者も少くなく、各地に旅行費用の詐取、客の携帯する主食、宿泊交通費等の一部の着服等々の被害を生じ、又外客に対するあつ旋の強要、あつ旋料の不当なる要求等の好ましからぬ事件を惹起している状態であります。 これをこのまま放任しておきますときは、国内旅行の健全化を少なからず阻害するのみでなく、他方外人向の……
○委員外議員(石村幸作君) 提案理由にも説明申上げました通り、こういう法律がなかつたために、現在国内的にどのくらいの程度の業者が、どういう状態で営業しているかということを大体把握することができない。それから同時にこの業者が、御承知の通り立派な業者を初めとして、カバン一つを持つて碌な事務所もなく、従つて広く信用等も欠けているというような頗る貧弱な業者も混つている。そうしてこういう業者の中には特に頗る悪徳な業者も非常に多かつた。こういう事実は今まで相当あつたのでありまして、そのためにこの被害をこうむるもの、例えば最も甚だしいのは、学校の修学旅行の団体、又例えばこれは修学旅行の団体が全部の企画、案内……
○委員外議員(石村幸作君) お説御尤もでありますが、そもそもこれを議員提案として提出いたしましたのは、御承知の通り旅行が盛んになつて来て外客もますます殖えて来る傾向になつて来た。然るに一方悪質な旅行斡旋業者が依然として跡を絶たない。そこでこの交通業者や旅館業者、そういう関係者が迷惑するだけでなく、旅行をする、つまり例えば一般旅行者、特に学校の団体旅行、こういうふうなものについて非常に迷惑をする跡が絶たなかつたという状態であるのであります。そこでまあ、いわゆる業者、業者と言いますのは交通業者や旅館業者、又個々に一般旅行をする人たちからも、何とかこれが取締をしてもらわなければならつんというような声……
○石村幸作君 繋ぎ融資、財政問題で大分問題があつたようですが、私この機会に岡野国務大臣にちよつと行政面について質問したいと思いますが、よろしうございますか。……聞くところによりますと、自治庁において中央官庁と地方庁との人事の交流の途を開くというような措置を講せられる御意図があるやに聞いておりますが、これはまあ頗る結構なことと思うのですが、そういう事実がございましたら、ちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 今の御意見我々まあ結構だと賛成する次第であります。そういうことが実現する場合には中央のほうからの気持でおやりになつているのでなく、地方の而も知事の要望という面から一つ実現さして頂きたい、そ……
○石村幸作君 先ほどの海上保安庁長官の話と大橋国務大臣の説明にちよつと食い違いがある。これはどうもそういうふうに思えたのですが、先ほど柳沢長官からもアメリカから船を借入れてというお話があつた。そこで先ほど大橋さんがおつしやつた非常事態に処して出動する海上の実動部隊、こういうふうなものにお使いになる船というのは、先ほど柳沢長官の言つたのとは趣きが違うようにも御説明があつたのですが、大橋国務大臣の今の御意図、この船の非常事態に出動するとおつしやつたその海上の実動部隊と申しますか、これの船型とか、トン数とか、まあそういうふうな内容を、大よそ構想がありましたらちよつと御発表を願いたいと思います。
○石村幸作君 そのように、回収の目的が達せられたと、そんなふうにお話がありましたが、その回収した刀劍類、銃砲、こういうふうなものは一体どういうふうに処置されたのですか。
○石村幸作君 牧野委員長のお話のうちで、ヨーロツパ方面の大分例があつたが、アメリカに滞在されたと思いますが、アメリカの状態はどんなふうですか。
【次の発言】 今の、金は非常に使うと、こういうことを前聞いておりましたが、その金を莫大に使つたことが選挙違反にならないか。その点が、つまり金を上手に使うというか、事実法律に触れないか、その点はどうでしようか。
○石村幸作君 大臣に質問しますが、大体皆さんから御質問があつた。私も皆同じような関心を持つておりますが、殊に平衡交付金でやつた場合には、富裕なつまり恵まれた財政の殊に市町村は義務教育費としては国からもらつてないわけです。ところで、これで行くと今までもらつていなかつた恵まれた財政の市町村もやはりもらうわけですか。そういうことになると財政的関係はどうなるのですか。
【次の発言】 お急ぎのようだがちよつとどうも今のお話、ふに落ちないのですが、平衡交付金に含まれて配付する場合には、裕福な市町村はもらえないのです。県の場合は別ですが市町村はもらえないのです。もらうべきものでももらえないのです。ところがこ……
○石村幸作君 昨日文部大臣の趣旨と御説明を聞いて、財政委員会はこれに反対の意思の発表がありまして、今又岡野国務大臣から真向から御反対の御意見であります。 先ず我々も徹底的に調査の域まで達しておらないですが、この問題はもう一、二年前から大分くすぶつていたので、根本はどうもお話があつたように紐付きでなければいけない。教育費を折角平衡交付金のうちから支出しても、これを地方が他に流すというような慮れがあるというのですが、平衡交付金でもらつた教育費を流すほど、そんな余裕は地方にはないのであります。むしろもつとく莫大な金を足し前をしなければ、地方の義務教育をやつて行けないというような実情だと思うのです。……
○石村幸作君 自治庁にお伺いいたしますが、先般新聞等で見たのですが、政府においては恩給法を改正して、国家公務員退職年金手当、文句が違うかもわかりませんが、こういうふうに改正するというように出ておりました。そこで地方公務員にもこれを準用するように開いたのですが、その場合この恩給組合法がどうなるか、何かお考えありますですか。
【次の発言】 それでは二、三お伺いしたいと思つておりますが、この第一條に町村職員となつておりますが、そうすると、町村のごどき公選によるものはどうなるか、それから雇用人、この雇用人については、従来はまあ財源措置がなかつたので、互助会というようなものを各県で作つて、そうして恩給組……
○石村幸作君 第一番に、この割当的寄附金等の禁止の問題ですが、強制割当してはならないということになつておりますが、従来もやや軽い意味で、この強制的徴收することをしてはならないということがあつた。これを受け継いで詳しく載つているのですが、この強制割当というのでなく、形式的に任意に寄附をするというような恰好で作為的というか、こしらえて寄附を募る。こういう実例が事実全国にあるのですが、これをどこまでも禁止するかという点と、それから今度全然この寄附なしで、寄附を全然禁じたとするならば、例えば国家警察、自治体警察もそうです、学校の運営、こういうふうな面に対する、まあ警察だと昔は後援会、現在は協力会、学校……
○石村幸作君 十一條の二にですね、但書で公営住宅に関するものを除いているのですが、これはどういうわけでこの公営住宅の分を除くか、ちよつと説明をして頂きたい。
【次の発言】 次に旧法律の第十四條、現行法の十四條ですね、これをまあ削除しておりますが、そうすると、現在国庫負担にかかる地方職員があります。これは全額今度は国庫はみない。地方の公共団体の負担ということになるわけですね。
【次の発言】 大体そういうお答えになると思つたのですが、つまり十條の三までに大体その項目に人件費も包含するわけなんですね、一応そういうふうになつていますが、事実上においてこの地方財政を圧迫するようなことは断じてないとこう断……
○石村幸作君 提案者にちよつと御伺いしますが、この法案を御提案なさる以上は、こういう希望をする町村、これが全国で大よそどのくらいあるかという点はお調べになつたことと思います。が、それの数ですね。それからできれば、主としてどういう町村か、その町村名、そういうようなものもおわかりになつたらちよつとお教え願いたいと思います。
○石村幸作君 もう大抵質疑は、皆さんが質疑されたので、特にこの中で消防費なんですが、これは現行法は、家屋の面積を人口に直したわけですが、そこで町村の場合ですと、今消防団が出動するというような場合は、殆んどこの家屋の火災よりも、早くいえば野火、山火事、殆んであのほうが出動人員も多いくらいで、金もあのほうがかかる。それで今非常に町村は困つておるわけであります。そこで特に町村、これは山岳地帯の町村が多いのですが、町村の要望としては、常に床面積の測定軍位に山林を考慮に入れてくれということを要望しておるわけで、私らも自分でそれを見て、確かにそう要望する理由もあると、こう見ているのですが、当局はどういうふ……
○石村幸作君 先ほど来各委員からいろいろ質問があり答があつたのですが、私概念的にちよつとお伺いしたい。それは地財委のほうの御答弁中、今回の衆議院の修正の結果、地方の財政の面について衆議院の野村小委員長がここへ来ての説明では、この修正案は減税案であるというふうに説明された。ところが先ほどの地財委員のほうの御答弁によると、減税しても事実の地方税の収入はそう減らない、減額でない、こういうふうな総括的の御答弁でありましたが、もう一度お伺いしたい。
【次の発言】 そこでこの特別徴収義務者が代つて納めておるわけなんですが、これで少しはつきりしたいことは、徴収の義務は業者に負わされておる。併し実際において直……
○石村幸作君 岡本委員の先ほどからの御発言に対して一言お答えというか、釈明と申しますか申上げたいと思うのでありますが、只今岡本委員のお言葉に対して堀同僚委員からも御答弁がありましたとき、午前中から出席しておりまして堀委員の岡野国務大臣その他の政府委員に対する質問いろいろ御批判がありましたが、私察するところそれは堀委員の個人的御意見でもあり、又個人的に只今堀さんがおつしやつた通り御自分のつまり改正案に対する腹がまえを作るべく、いろいろ質問をしたんだ、こうおつしやいます。それで私察しますところ、これはこの法案の一番根幹をなすところのつまり代り財源とでも申しますか、その財源措置に対して当局がどういう……
○石村幸作君 今の事務所の数に関連して衆議院と参議院とを同じように考えたのはどういうのですか。
【次の発言】 例えば現行法だと一例を言えば、神奈川県なんか三ヵ所になつておりますね、事務所が。今度一ヵ所になる、そうすると現行法と前とは同じわけではない。
【次の発言】 その基準は政令に任してあるんですか。その基準はさつきどなたか質問があつたけれども、はつきりしなかつたんですが、何か現在この基準ができておりますか。
【次の発言】 今の百三十八条の二に関連しまして、立候補の推薦ということは今制限ないのですか。お考えないのですか。
【次の発言】 そうするとそれも推薦者の数は制限ありませんか。
○石村幸作君 大分もう質疑が済みまして大体わかつたのですが、ちよつと一つお尋ねしたいと思います。それは二十四の新聞、雑誌の報道の自由ですが、その中の(ロ)の四百十八条の二であります。これは新聞、雑誌が特定人のために饗応、つまり報酬を受けて提燈記事を書いてはいけない、こういうふうなことでありますが、而もこれは報酬を受けることを前提としているのです、その禁止でありますが、地方紙の場合ですと特定な候補者といろいろ関連を持つている新聞社又は特に関連を持つている新聞社が自分の、早く言えば好意的、表向きは好意的で、その報酬とか饗応等を問題なく、俗に言う選挙提燈記事を特に掲げる、こういうような場合、これは取……
○石村幸作君 提案者は河原さんばかりでなく、川本さんも提案者でありますが、川本さんの御説明ではいけないでしようか。
○石村幸作君 質疑も大分進みましたので、ここらで質疑を打切つて、討論採決に入つて頂きたいと思います。
【次の発言】 先ほど私が質疑打切りの動議を出しましたが、それに関連いたしまして、先ほど来各委員の御質問の焦点を聞いておりますと、緑風会から出ております修正案、これを見ますと、そこに殆んど焦点がそれているように思うのでありますが、一つここいらで質疑を大体打切つて、そうして緑風会の修正案を討論の中へ入れてでもようございますから、一つここで発表して頂いて、そうすると先ほど来からの質問の、この法案に対する御不満の点等が大体この中へ盛り込んで修正してあるように思いますので、ここらで一つ質疑を打切つて、そ……
○石村幸作君 私は自由党を代表いたしまして本案に賛成の意を表します。
【次の発言】 大分皆さんお疲れのようですが、適当な時間だけ休憩いたしまして、そうして残つております集団示威運動等の秩序保持に関する法律案並びに請願陳情等を休憩後引続いて審議に入りたいと思つております。然るべくお進めを願います。
【次の発言】 総括的でありますが、ちよつと簡単にお伺いしたいのでありますが、この本法案が政府案として出た理由等はまあはつきりしておりますが、参考のために私地方の条例を数種取寄せて比較研究してみたのでありますが、この地方、つまり都道府県や市町村、ここで公安条例によつて大抵できておりますが、これは地方の実……
○石村幸作君 午後続行しますか、これで打切つて今日は……。
○石村幸作君 討論前に暫時休憩、懇談したいと思います。
【次の発言】 この機会に自治庁当局にお伺いしたいのでありますが、去る十三回国会における地方税法の一部改正に伴いまして、百十四条の二の三項、即ち国際観光ホテル整備法の規定によつて登録を受けたホテル又は旅館における外客の飲食及び宿泊については来る来年の一月から遊興飲食税を免除されることとなつたのでありますが、その実施の細目については総理府令で定められることになつていたのでありますが、その総理府令がすでに先般公布された由で、それによりますと、右の外客については出入国管理令第四条第一項各号に掲げた者で、その本邦在留期間が百八十日以内である者のうち……
○石村幸作君 先に大阪市で開かれました第十四回全国都市問題会議に、当委員会から小笠原君、西郷君、吉川君、並びに私の四人が派遣されて出席いたしました。この際便宜上私から簡単にその御報告をいたしたいと思います。 会議は全国市長会と東京市政調査会との共同主催で十一月六日より三日間、大阪中ノ島公会堂を会場として開かれ、第一日の開会式には、私から地方行政委員会を代表して祝辞を述べました。又吉川議員は別に意見を発表されました。次いで会議の議題である都市自治の確立方策について宇都宮市長の佐藤君、浦和市議会議長の大石君、大阪市立大学教授の吉富君、尼崎市長の阪本君、武蔵大学教授の鈴木君、大阪市財政局長下村君等……
○石村幸作君 質疑も大分進んだので、ここらで討論採決に入つてもらいたいと思います。
○石村幸作君 私どもの党におきましても、現在各委員会に付託されておるもの及び予備審査等の見通しをつけますと、到底この会期では仕上げができないと、そこで現在の参議院に廻つておるものを検討し、且つ衆議院においての審議を予想し、それが参議院に廻つて来たときのことをいろいろ検討をしまして、どうしても会期の延長は止むを得ない。少くも七日以上の延長を欲しいと、こういうことに党内でも意向がまとまつておりまして、党といたしましても、いろいろ協議いたしておつたわけでありまして、只今衆参両院の議長の会見によつて、七日間の延長という問題がここに出ております。七日間の延長は止むを得ないとして是非延長して欲しいと、こう……
○石村幸作君 愛知君の場合の問題は、よく我々、はつきり明確に記憶いたしておりませんが、小瀧君の場合は、本人も委員に残つていていいであろうという話がありましたので、それでそのまま入れ替えをしなかつたのであります。
【次の発言】 初めから入替したり何かせずに、そのままずつと……、つまりあなたの言ううつかりしていたと言うと、それに合うかどうか知らないが、まあ一口に言えば、ぼんやりしていてそのまま……。(笑声)
【次の発言】 愛知君の場合には、そういう御注意もあつたためか、こちらでは愛知君の際に入替をしたほうがいいということであつたので、それは入替をしたのですが、今回の小瀧君の場合は、あなたのお言葉の……
○石村幸作君 ちよつと御説明を聞きますと、質問したいようなこともたくさん皆さんおありだと思いますが、今日は一応政府側の説明を聴取するというので、自治庁関係その他大分ここにあるんですが、一応説明だけをずつと聞いて、それから質問をするというふうにしたら如何でございましようか。
○石村幸作君 如何ですか、もう時間も何しておりますから、ここで休憩したら如何でございましようか。
【次の発言】 今の長官の御方針について賛意を表するのですが、この前、数年前です、府県市町村、これが合体して中央の出先機関の撤廃要求という大運動をやつたことがある。これはまあ或る程度まで一部成功したのでありますが、さてそこでその結果を見ますと、国の経費の節減その他人員の整理、そういうことは一応できたのですが、逆に地方の自治体、つまり府県とか市町村、まあ主として府県ですが、中央の出先機関の仕事を又府県が手をのばして自然やるような結果になる、そうすると、今度逆に府県の財政が非常に苦しくなつて来たというよ……
○石村幸作君 大分質疑応答が進みましたこの機会に、ちよつと当日のことに関連して桜井知事さんにお伺いしたい。丁度現地におられたので、当日友誼団体として教職員組合ですかが、労組の争議に対して応援をしたというので、農民側が非常に激昂したことか、対立して爾来紛糾をしておるというような情報もあつたのですが、これは教育行政上非常に憂慮すべきことでありまして、そういう事実がありましたか、ちよつと御報告願いたい。
【次の発言】 時間も何ですから、ここらで今日は散会して頂いたら……。
○石村幸作君 今前田会長及び灘尾行政部会の部会長の御説明がありまして財政部、実は財政部会長の床次君が欠席いたしております。私ただその代理を普段やつておりますが、財政部会におきましても、先ほど会長が話された通りのいきさつであります。学識経験者とでも言いますか、その部の委員諸君にお願いして、数名のかたでこの答申の原案の起草をやつて頂いたのであります。その一応結論が出まして、これを部会にかけたのでありますが、大分各委員との意見がかけ離れております。そこで先ほどお話があつた通り、一応四日の日ですか、結論が出るはずであつた、それを延ばして十四日に部会を開いて再検討するということになつておるのでありますが……
○石村幸作君 今の説明のうちの国警隊長の小林利吉君ですが、現地にいなかつたと、こう言うけれども、いやしくも県の国警の責任者であるから、現地にいようがいなかろうが、要するに熊本にいたその責任者でありますから、私はこれはできれば呼んで頂いたほうがいいと思います。
【次の発言】 これは相当人数が殖えるが半日でやれますか。これは午前中から本会議がある場合は委員会は午前中やるなというようななにがありましたが、何か本会議のない日にでもやつて、朝から……。
【次の発言】 今通知を出す、上京する手配等の日数を計算して、二十五日なら間に合うと思いますので、二十五日は本会議もなし、午前中から開会して頂くと都合がい……
○石村幸作君 今の九十何万円一町村当りですね、それは今の例えば二十九年度でいうと六十三億、これをどういうふうな割で一町村当りを出したのですか。
【次の発言】 そうすると、全体の今の九千幾らの町村をそれで割つたわけですか。
【次の発言】 二十八年度の町村の、あなたの今おつしやる数字というのは、どういうふうに……。
【次の発言】 今の自治庁長官のお話にも、法律を先ず作つてもらつて云々とおつしやいましたが、この促進法を制定いたしましたのも、参議院の当委員会で、そうすると、これを事実立派に推進して行く法文を死文化しない、こういうふうに持つて行かなければならない。その責任もやはり当委員会にもあると、こう……
○石村幸作君 記憶がはつきりしないのですが、この問題を最初当委員会で取上げた際に、私の一記憶では、こういう問題が起つた、それで地方行政委員会が治安という関係上これを取上げた、それで一応関係者を呼んで、当時の実情を聞こうじやないか、そして二回目は、現地の人が来なかつたんだから現地の関係者を呼んで、詳しく聞こうじやないか、そこでそのときにこの問題を取上げて、警察の行為が労働ストを抑圧したか、弾圧したか、それを質そう、まあ話を聞こうということはあつたらしかたつが、その結果、どういうふうにこれを結末をつけるかという点まであの最初にきめてなかつたように思うのですが、あの当時はどうであつたでありましようか……
○石村幸作君 ちよつとお伺いしますがね、今東京の状態を聞いて、まあ或る程度良い悪いは別として、説明を聞いたのですが、東京の大衆麺類食堂というのは五十円以上のものは売つていない、酒は、あれはどうなんです。大抵蕎麦屋じや酒、ビールは売つていますが、どんな蕎麦屋でも、そういう場合にどういうふうに扱つておるのですか。
【次の発言】 それはおかしいな。同じ麺類のうちでも、五十五円、六十円のものを売つていたらいけないので、ほかの高いものを、ビール百何十円だつてかまわない。これはついでに、その出発点はここから出るのじやないかと思うが、遊興飲食税をかける大衆食堂、やつぱりもつぱら麺類、茶菓、そういふうなものを……
○石村幸作君 町村合併促進法案に関する小委員会の審議の経過並びに結果を御報告いたします。 町村合併促進法案の検討書類は前回委員各位にお配り申上げたごとくであります。これについて委員会としては小委員会を設けて慎重に審議することとなり、各会派から小委員会委員が指名されたわけであります。即ち自由党からは不肖私並びに堀末治君、緑風会館哲二君、社会党第四控室秋山長造君、社会党第二控室松澤兼人君、改進党苫米地義三君、無所属クラブ加瀬完君の七名であります。私は互選によつて委員長を勤めさせて頂いたわけであります。なお苫米地君は病気欠席中のため八木幸吉君が委員外議員という形で終始参加されたことをここに申上げま……
○石村幸作君 今高橋委員のお尋ねの町村長の身分の問題、これは小委員会でも、衆議院の意見がありましたのでいろいろ検討して見たのです、ところが町村長の場合はやはり現行法のまま、つまり町村がなくなれば自然に町村長の地位もなくなる、この現行法通りで行つたほうがいいだろうという結論だつたのです。それについては、例えば三人の町村長が止める場合に、一人は町村に残つておる、又二人は助役というような、これは協議のときの取引、協議事項になるだろう、どうしてもこれを法律に現わすということは不適当であり、又現わしようがない、困難である。それであのときに衆議院のほうのお話の、当選できまつた村長をうやむやにやめさせるのは……
○石村幸作君 中田課長にもう少し突つ込んでお伺いしたいのですが、今各委員が質問されたのに対してお答を聞いたのですが、要は、この町村合併促進に成るべく有利にこれが促進するようにというわけで、各委員が心配して聞いておられると思います。そこでほがの各省の所管事項に対してはいろいろな特例がこれは織込んである。よつてこの地域給の問題も一つ特例を作つたらどうかということを立案者が考えた場合、又そういうふうに修正した場合に、人事院当局のほうはどういうふうに考えますか。
【次の発言】 今まで中里課長の答えられたのを総合して、この合併の結果、その関係町村が非常に不公平、不均等な結果になる、併しそれを合併と同時に……
○石村幸作君 長官にちよつとお伺いしますが、今の国有林野整備臨時措置漢が施行せられて、今日までのこの法律の対象物を売払つたり譲渡した、それはどのくらいのことになつておりますか。同時にそれがその結果どんなふうですか、勿論これは地方の公共団体だけでなく、個人とか又はほかの団体にも行われたでありましようが、特に町村、地方公共団体に対して行われた程度、それからその結果を現在どんなふうに御覧になりますか。一つ。
○石村幸作君 これは政府のほうはどうなんですか、この法案に対して……。
【次の発言】 提案者にお聞きしたいのですが、この該当二ヵ町はもうすでに住民投票は行なつたし、そうしてそれはいつでしよう。
【次の発言】 この住民投票は町議会の議決によつたのでしようか、それとも住民の請求によつたのでしようか、おわかりでしたら。
【次の発言】 それで、もう一つちよつと聞きたいが、これは提案者のほうでそこまでおわかりですかどうですか、三月住民投票までやつた、併しこれは一年を置いた来年の四月一日でなければ転移ができないということがわかつていて、こう早くおやりになつたのだが、その時に予め特例等を、まあ過去の事実に徴……
○石村幸作君 それでは配布されました整備した案に対して今委員長が途べられた修正された部分について検討すると同時に、この委員会の中でも多少の御意見があることを耳にしておりますので、その点を差加えて申上げたいと思います。
そこで第三条ですが、これは原案の通りと思いますが、前回の委員会で衆議院の意見の第二です。ここについて多少の問題点があるようですが、ここには「八千人以上の住民を有するのを標準とし」これでよろしうございましようか。
【次の発言】 そうすると、これは衆議院の意見を全然入れてない、これでよろしうございますね。
【次の発言】 それでは第三条は原案通り。飛びまして第五条であります。
○石村幸作君 町村合併促進法案につきまして、提出議員を代表いたしまして提案の理由並びにその内容の概略を御説明いたします。 新らしい地方制度によりましてからここに数年、その間における地方自治の進展には見るべき多くのものがありますが、同時に地方自治の確立を目標とする数次の改革にもかかわらず、その結果には予期に反するものも多いのであります。これは歴史的な特殊事情に基くことも多いのでありますが、同時に最近まで行われました数次の改革の内容に未だ至らざる点があることと併せて、基礎的地方公共団体として都市と並ぶ町村の規模が余りにも狭小に過ぎ、新制度下において負担すべき責務に比較して余りに弱小な場合が多いこ……
○石村幸作君 質疑も大分終つたようですから、この辺で質疑打切りの動議を提出いたします。
○理事(石村幸作君) これから地方行政委員会の会議を開きます。今日は衆議院から送付されました地方財政法の一部を改正する法律案につきまして自治庁のほうから内容の補足説明をして頂きたいと思います。
【次の発言】 只今の部長の説明並びに前回の自治庁長官の提案理由の説明等につきまして御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
本日はこれにて散会いたします。
午後三時三十四分散会
○石村幸作君 今の若木君の質問に関連するのですが、ちよつと聞きたいのですが、今の五十円麺類、あすこなんですが、こういうことはよく聞いておるのですが、麺類及び一品五十円、一人一回消費が百円、これが免税だつたのですね。ところが飲食店の営業の内容で、例えば五十円以上のものを売つている店ですね。それが二割か……。それで八割が五十円以下のものでなければ免税してはいけないという何か通知が出ておりますか。
【次の発言】 それでわかつたのですが、そうすれば同じ当然免税であるべき五十円までのものを食べて、隣りへ行つて食べると税金をとられる。隣りに行くとビールが並んでいる。そうするとそこの家へ行くと、同じものを隣……
○石村幸作君 この機会に一言釈明をさせて頂きます。昨晩衆議院と本法案に対して交渉の過程中、私粗暴の言動が相当あつたようにみずから考えまして、汗顔に堪えません。これもただこの法案の根本理念を覆えしたくないという考えの余りであります。そういう皆さんに非常な御心配をかけました点について、誠に申訳がなかつた。併しここに委員長御報告の通り、無事に協定、交渉も成立いたしましたことに対して感激に堪えず、又皆さんの御努力に感謝いたします。
【次の発言】 ちよつとお待ちを願います。お伺いいたしますが、衆議院側に対する質問もないようでありますが……。
【次の発言】 速記を止めて。
午後六時五十七分速記中止
○石村幸作君 大分皆さんの御意見が接近して来たので、私は留保して延ばすよりも、若しできれば、今まで通り個々の委員会へ付託する。そういうふうなやり方をここでおきめ願つたらどうかと思うのです。
○石村幸作君 外務大臣御出席がないのですけれども、小瀧政務次官にお尋ねをいたしますが、先般の委員会におきまして、奄美群島復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案、これに対する提案理由の説明を聞いたのち、外務省の今日までこの奄美群島の復帰に関する経緯、経過、そういうふうな内容のお話を聞いたのであります。その時に、私この席に終始おりませんでしたが、たしか外務省の第五課長ですかのお話を聞いておりますと、未だその復帰に伴う何といいますか協定が円滑に進んでいない。つまり、いつこれが決定するか、又あたかも難関に逢着したというような気持を当委員会の委員諸君に与えたような感があるのであります。特に或る委……
○石村幸作君 討論省略の動議を提出いたします。
【次の発言】 会期も切迫して明日一日になつております。そこで請願陳情が相当あるのじやないかと思うのでありますが、公報に出ているのもあつたが、これを一つやはり明日の本会議にでも上程しないと紹介議員さんたちの何もありますしするから、一つ今日でもここで扱つて頂きたい。
それからもう一つは、本委員会で奄美大島の実情をよく調査するというので委員会から派遣という話が出ているように聞いておりまして、そこで、これは結構なことなんですが、丁度今日今やつていますが、議運の理事会で数日前から問題になつているのですが、各委員会として行かずに、参議院、院として行こうじや……
○石村幸作君 まだ手続上で完全にできていない、届出等はないかもわかりませんが、無所属から二名、我が自由党に復帰するような傾向に事実上は決定しております。まだ手続がありませんので……今日中にあると思います。
【次の発言】 そうだろうと思つて、言つたのです。
【次の発言】 仕様がないね。
【次の発言】 大いに異議があるところだがね。
○石村幸作君 ちよつと伺いますが、今一町村六十万円見当とおつしやつたが、ここでは四十四万円で、そうするとその差は、六十万とおつしやつたのはどこから……。
【次の発言】 これを見ますと、まあこういうふうに四十四万まあ六十万というのを目標に置いて、その金額を出すために内訳を作つたならいいのですけれども、これを一カ町村に、例えばその一の場合に手当が九千円、旅費が五千二百円、まあ事実ちよつとこう的外れなように見えるのですが、そうしてこのしまいにある四十万円、これは雑費に使うのではない。残るものに、つまり役場の庁舎の補修費、建設費、そういうふうなものに四十万円使うのだ、まあ親心として結構ですがそうすると……
○石村幸作君 只今提案されました町村合併促進法の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。 去る第十六国会において町村合併促進法が成立して以来、町村合併の気運も逐次高まり、全国各都道府県を通じて着々と町村の合併が軌道に乗りつつありますことは御同慶に堪えないところであります。町村合併が進展するにつれ、更に町村合併促進法立案当時においては予想できなかつた各種の問題が生じ、この際、これらの各種障害となるべき事項を除去し、町村合併がいよいよ促進されるように措置することが、町村合併促進法の立法趣旨を十分に具現することであり、又現に進行中である町村合併計画を円滑に進めるものであることに鑑み、この際……
○石村幸作君 今の若木君の提案に対しては賛成いたしますが、ただ私は、先ほど自治庁の鈴木次長等からの説明を聞きましても、今回の政府の財政措置によつて、これは地方が必ず支給し得る、こういう強い意思表示があつたわけであります。そこで、地方としても当然、政府における財政措置が講じられておれば中央の方針に右にならえして、地方でも、地方公務員、国家公務員の差がないように、公平に措置を講ずべきものであり、又講じられると、こう考えておりますが、そこで万一、昨年における、前回における奈良県のごとき例がなきにしもあらずという心配もないわけではない。併し地方自治、地方財政の自主性、こういうふうな面に対して深く自治を……
○石村幸作君 質疑もないように見受けられますから、この辺で質疑を打切り、討論採決に入つたら如何でございますか。お諮りを願います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○石村幸作君 只今議題となりました昭和二十九年度委員会関係経費の割当に関する件につきまして、庶務関係小委員会において決定いたしました事項を御報告いたします。本年度委員会関係経費の予算額は、全般的な予算の縮小に伴い、前年度に比して会議費及び交際費一割、旅費二割の減少となつておりますが、庶務関係小委員会といたしましては、現に国会法等の改正について衆参両院において検討が行われている事情等を考慮いたしまして、各常任委員会に対しては、差当り従来の方式によつて算定いたしました年間割当金額の四半期分、即ち四、五、六の三カ月分を割当てることとし、爾後の分につきましては国会法の改正等に関連して、その割当方法をも……
○石村幸作君 先ほどの長谷山君の質疑に対して刑事局長が、この問題は加藤君を二回取調べてその後許諾を求めるために書類を調べたところが云々と、そして関係者を又取調べしてそうして書類の上の整理をした。そこで長谷山君が、なぜそのあと新らしい事実やいろいろな男があつたならば、加藤君を取調べをしなかつたか、任意出頭で取調べをしなかつたか。まあいろいろ質疑があつたのですが、そのときに刑事局長は、加藤君を取調べる必要はないという言葉でお答えになつた。これはどうも私は腑に落ちない。必要はないと……、そこで昨晩のこの説明ですか、これを見ましても、交通を遮断して取調べをしなきやならん。何か一日も早く一ときも早く放り……
○石村幸作君 その前に一言お願いしたいのですが、対策本部の責任者である安藤国務大臣が来て、いろいろ答弁があり、説明もあつたのですが、今お話のあつた通り、その当面の主管省の、責任者である外務大臣及び農林大臣に明日は御出席願つて、いろいろ質問に答えても頂きたいし、又お話もして頂きたい。特にこの休会中にもかかわらず、こうして委員会を開いて、皆さん熱心に検討しておるのですから、成るべく明日は両大臣に御出席を願つて、責任のある、一つお話をして頂きたいと、特に要求したいと思います。
○委員外議員(石村幸作君) 今日は水産委員会で委員の諸君が非常に熱心にいろいろ御検討中でありまして時間も大分迫つておりますので、そこで委員外質問をお許し願つて誠に有難うございました。時間もありませんので、又委員諸君から大分突つこんだ御質疑等がありましたので、簡単に二、三一つお伺いをしたいと考えております。 この三崎の光栄丸、先ず第一番にお伺いをしたいことは、光栄丸の積んで来た一万貫に近い魚を昨日放棄した、廃棄したと承わつております。実は私は昨日現地も視察して参つたのですが、そこで厚生省の部長さんにお伺いしたいが、あのまぐろが放射能を検査された結果今縷々御説明がありましたが、あの程度で本当に人……
○石村幸作君 自然休会中の当委員会の運営等につきましては、その必要の都度、委員長理事打合会等で一つ御相談の上きめて頂きたいと思います。
○石村幸作君 ちよつとお尋ねしますが、さつきの公述の中に、知事さんの節約をしようという御意向によつて、人件費の節約とか、これを議会に出したところがこれが通過しないで流れちやつたとか、そんなふうにちよつと聞きましたが、その通りですか。
【次の発言】 知事さんの赤字財政の建直しをしようという熱意、これは敬意を表するのだが、今度八月に又三億の節約の案を出そう、こういう構想で知事さんがお一人幾ら焦つてもやつぱり県の議会が協力しなければならない。特に佐賀県の場合非常に赤字だ。金融面についても給料の不払い、こういうふうなことまで全国的に、失礼な話だけれども有名になつておる。にもかかわらず議会がこれに協力し……
○石村幸作君 ちよつと参考にお聞きしたいのですが、皇宮警察は国警に所属しているのですが、この日常ああいう特殊な皇居内の勤務上、この指揮命令とか、これは国警のほうから出るのかも知れませんが、とにかく宮内庁との関係はどういうふうな関係になつておりますか。先ほどからの次長の話だと、皇宮警察に関する措置、皇宮警察の行動、その他宮内庁の責任のように言つておられますが、その関係がふだんどうなつておりますか、ちよつと参考に聞かして頂きたい。
【次の発言】 今の大体わかるのですけれども、皇居の中における勤務が、宮内庁と密接な連絡をとつてというのですが、そうすると宮中庁と直接の指揮監督、そういうふうな関係はない……
○石村幸作君 山形、福島両県下における現地調査に関する御報告を申します。 私は内村委員長と共に一二日より五日間に亘り町村合併、新警察制度改正地方税法の実施状況その他一般地方行財政、税制の問題について調査のため山形、福島両県に派遣され、両県県庁、両警察本部のほか、山形県下では山形、酒田、鶴岡の二市、飽海郡遊佐町、福島県下では福島、原ノ町の二市等各地を廻つて参りましたので、極く簡単にその調査の結果について御報告いたします。 先ず町村合併につきましては、両県とも相当積極的な様子が窺われ、大体順調に進歩いたしておりまして、全体的に申して格別の問題はないように見受けられました。ただ合併町村の基礎を固……
○説明員(石村幸作君) 委員長の許しを得て一言御挨拶をさして頂きますが、先般図らずも私自治政務次官に就任いたしました。どうも柄でもないということはみずからよく承知しておりますけれども、ポストが地方自治行政所管でありまして、特にこの国会の関係委員会が当委員会でありますので、丁度こちらに出ましても、里帰りをしたような非常に懐しい、そういうような関係で、自分でも非常に感激しておる次第であります。 丁度地方財政の危機が叫ばれ、又制度の大改正をしようと、又町村合併の促進対策と、いろいろな問題が山積みしておるときでありまして、御承知の通り政務次官の職責は主として国会連絡でございます。ここへ参りまして被告……
○石村幸作君 ちよつと簡単にお聞きしたいのだが、言葉の水掛論みたいなことは聞いてみたつてしようがないのだが、ちよつと一口お伺いしたい。それは労組のほうが今回の丸ノ内署警察の行動、態度に対して非常に大きな不満を持つておる、こういうことなんです。そこで警察の責任者である、これは先ず第一番に責任者である警視庁、それから総監、総監といろいろその点について交渉をされましたか。
【次の発言】 結果はどうですか。
【次の発言】 それであなたがたのほうは満足したのですか。
【次の発言】 これは警視庁としても自治体警察がそこにあるけれども、一番上の責任者というのは公安委員会、その公安委員会を相手にして交渉したこ……
○説明員(石村幸作君) 詳しくは次長からお話がありますが、今の問答のやりとりの中で、この国有林売渡し等に関する通達、これを拝見いたしまして、少し物足りない感がする。それは町村合併促進法の特例では、この臨時措置法のそのまま持つて来たのではない。その範囲が相当広い意味に解釈される。これは皆さんが立法されたのでよくおわかりのことでありまして、この一番しまいの三十頁下段、第二、売払いについて、ここでありますが、これは殆んど国有林野整備臨時措置法そのままの範囲でありまして、今部長から話された臨時措置法の例によるというのは、手続上において臨時措置法の例によるという精神であつたように解釈しております。従つて……
○説明員(石村幸作君) 小林委員の御指摘の通り、八月中に調査を終えて、結果を出すようにというようなたしかお話があつたと思いますが、爾来自治庁におきましても、鋭意これを他の財政調査等もやつておりましたので、多少遅れた関係がありますけれども、警察それから大蔵省等と鋭意各現地を調査して参つたのでありまして、実は遅れまして申しわけありませんが、調査に出ていた者が昨日帰つたようなわけでして、まだ調査の集計等もできておりません。詳細な結果を出したいと、こう考えておりますが、まあ大体調査の結果を見ますと、警察費に関する算定洩れ、又は算定不足と、こういうふうにみられるものを概略申上げますと、人件費のうちの休職……
○石村幸作君 この林野庁の話によると、この促進法に基いて払下げの申請があつたのが僅か一件だけだというようなことを聞いたのですが、今の秋山君のお言葉とちよつと違うのですが、事実僅か一件くらいのものであるかどうか、あなたのほうでお調べ願つたことがありますか。何か話を聞いたことがありますか。
【次の発言】 これに関連して、二十九年度の予算がきまつた場合、条文にある補助金、あれをどういうふうに事実具体的に配分ができるか、つまり国の予算でとつた補助金と、それからこれはまあ含みなんですけれども、特別平衡交付金の操作、そういうふうなのを合計してどのくらいに関係町村に、一町村単位に配分ができるか、ちよつと聞か……
○説明員(石村幸作君) 今の臨時職員の問題は、この前当委員会でも問題になりましたが、今のお話のような臨時職員を首切れ、整理しろということを地方へ流したことはございません。ただ臨時職員が多過ぎる感があるから検討をしてくれということを言つたことがあるらしいのですが、整理しろ、首切れ、そういうような措置をしたことはないと思います。それから又今お話の中のこの地方団体においても臨時職員のみを整理したのではない。そういうところは普通一般職員も相当整理して、同じ臨時職員も整理した、こんなふうに考えられます。
【次の発言】 今衆議院のほうに、前国会から出ておりますが、自治庁といたしましても、その案の内容を検討……
○説明員(石村幸作君) これは先般当委員会でも御質問がたしかあつたようでありまして、そのとき大蔵省の係官も来ておりましたが、その席上でもちよつと一端を申上げましたが、だんだん数字の具体的なものが出て参りまして、それを見ますと、どうしても今のままの財政計画といいますか、数字の上でやりくりということは到底できません。そこで今年度交付税の率を算定するときの基礎、それが警察費に関して誤つていた、これはどうしても是正して行かなければならぬ。従つてその財源としての交付税の率を上げる、こういうこと以外には方法はないと思います。従つて今年交付税を上げるということは警察費の経費の増額のためでありましてそれが自然……
○石村幸作君 これは衆議院と参議院とどちらが先議になつておりますか。
○石村幸作君 そうすると、この目的は結局利息を上げようということになるのですね。
【次の発言】 月にすると幾らになりますか。九分でしよう。
【次の発言】 それはわかつておるが、これが二月に跨ると、例えば十五日から十五日で一カ月と仮定しますね。その場合に二、九一割八分取られるわけでしよう。こういう場合だと恐らく一日に持つて行つて三十一日に出せば必ず二月に跨がりますね。例えば二十日だろうが、十日だろうが、二、九一割八分というものを取られる。これは恐ろしい高金利ですよ。あなたのさつきの説明だと、これは質物の保管費用が非常にかかる、こうおつしやつた。これはちよつとおかしな話で、例えば三十銭というのは最……
○石村幸作君 皆さんのお言葉通り相当審議がむずかしいと思うのですが、今日の衆議院での様子を聞きますと、二十五日に本会議が上るということに一応さつき相談ができたようであります。じや二十五日に本当に上るかどうか、さあむずかしいだろうと皆さんが言う。これじやまるで聞くところによると、情報でなくて各会派の委員の人たちの話を聞くと、相当大幅に修正というか、手直しを相当するらしい。そういうことがわかつていると、参議院のほうで予備審査はいいけれども、ただ本当に書いてある条文を一応あらかじめほんの予備審査の又予備審査の気持でやつておかなければならない。これはどういうふうに変つて来るかわからない。変つたあとは又……
○石村幸作君 藤田君にちよつと伺いますが、これは各公述人皆さん代表者のような形になつておるので、あなたから学問の御研究の上から見てお述べを頂きたいのだが、この地方税源というか、財源の偏在ということをよく言われるが、特に地方制度調査会あたりで地方税の改正、地方財政の改正をやる殆んどその根拠は偏在の是正というところにばかりに主として出ておる。各地方公共団体が一律平等ということはなかなか困難だが、偏在を是正するというところにいろいろな欠陥が、無理が出て来ると思うので、この点についてあなたがたの学問的に研究された御意見を伺いたい。
【次の発言】 その問題をもう少し突込んで行きたいが、時間が何だから…………
○石村幸作君 鈴木次長にちよつと伺いますが、今のそういう地方税の修正案が小委員会に出て、それを基にして速急に意見として行こう、こういうことなんです。それの根幹を成すものは、この入場税の国税移管をやめる、こういうことなんです。ところが長い間問題になつているこの同じ衆議院の中でも、大蔵委員会と地方行政委員会とは正反対な結論が出る、で今問題になつているそれと総合しまして、自治庁ではこれは一体今の見通しでどうなるか、お見通しは如何でございますか。
○石村幸作君 厚生省にちよつとお伺いしますが、一般質屋は流質が約一割ですが、公益のほうはどんなふうになつておりますか。
【次の発言】 国警のほうにちよつとお伺いしますが、公益質屋はこの調査もしつかり出ていて、この流質の場合には精算して手数料を取つて、残金があれば返金する。この一般質屋のほうはどんなふうになつておりますかしら。この資料には現われていないけれども、流質した場合に質屋の利益というと、余り利益のないものもあるかもわからんが、損失がどんなふうになつておりますか。大体ありますか。
【次の発言】 この利息の問題で、そうするとこの条文を具体的に読むとこういうことになるかしら。例えば十五日から三……
○理事(石村幸作君) 速記を始めて下さい。 それでは引続いて入場譲与税法案並びに昭和二十九年度の揮発油譲与税に関する法律案について、政府委員より補足説明を求めます。
○石村幸作君 委員長にちよつとお伺いいたしますが、この詳細な逐条と言つてはおかしいが、細部に当る質疑はほかに機会がありますか。丁度床次議員もおいでになつておるから概念的なことをちよつと参考にお聞きしたい。
先ほど来話を承わつておると、入場税の問題が大分問題になつておるが、入場税を国税移管という政府原案に対して反対されて地方税に残す、そういう原則の下にいろいろ修正をなさつたそうですね。
【次の発言】 そこで入場税を国に移すという、これは遊興飲食税を国税に移すことと同じように主なる理由は税源の偏在是正、これを是正する、偏在を是正するというのが主たる目的のようである。そこでこの修正提案者は入場税を……
○石村幸作君 それでは私から説明をいたします。 先に第十六国会におきまして、町村合併促進法が制定され、昨年十月一日を以て施行になりまして以来、久しくその必要性が叫ばれておりました町村合併の機運は、全国的な与論となつて高まり、各都道府県において続々と町村合併が行われ、本年四月一日に至るまでに減少町村一千五十三を数え、同日現在の町村数は、八千五百四十四カ町村となつたのであります。これは誠に驚異的な合併の進捗でありまして、明治二十二年以来六十五年間の一年平均減少町村数八十九、終戦後の昭和二十一年から昭和二十八年に至るまで一年平均減少数百に比較いたしますとき、半年間に一千町村を超え、まさに二十倍以上……
○石村幸作君 これは先に提案理由の説明、いわゆる型のごとき説明はあつたんですが、法案の内容の御説明はまだのように思うのですが……。
【次の発言】 提案者にちよつとお伺いしたいんですが、この連座制の強化、これはまあ今の世論から見て尤もなことなんですが、違反の多くは現在の選挙費用、これが実態に即しないことは明らかなんで、そこでこの第二百一条の四で、運動費用の制限額を倍額に直してあります。これは非常に結構なことだと思いますが、この連座制とこの選挙費用の額というものは、これは非常な関連を持つておるものと思います。連座制を強く推進して行くなら、どうしてもこの選挙費用というものの拡大を図らなければならん。……
○石村幸作君 如何です、ここらで質疑を打切つて散会したら……、
○石村幸作君 私は自由党を代表いたしまして、地方財政法の一部を改正する法律案に対しまして賛成の意を表します。 本法律案は、今回行われました地方税財政等諸制度の改正と、補助金等の臨時特例に関する法律等、地方財政に関連する諸法案の制定に伴う必要な措置であると認めますので、本案に賛成するものであります。 なおこの際若干の修正をいたしたいので、お手許に配付いたしました案文の通りの修正案を提出いたします。今その修正の理由及び内容の概略を御説明いたします。 地方財政法中には国と地方の間における経費の負担区分に関する諸規定があり、第十条第七号の二の母子相談員は、同条第八号の母子手帳に関しては、「母子……
○理事(石村幸作君) これより警察法案及び警察法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案につきまして、地方行政委員会の公聴会を休憩前に引続き再開いたします。 再開に当りまして、公述人として御出席下さいました各位に御挨拶を申上げます。 本日は御多用中お繰合せ頂き、この公聴会においで下さいましたことを厚くお礼を申上げます。御承知のごとく、現行警察法は昭和二十二年末に新らしい警察法として出発したのでありますが、今ここに警察法案として改正案を内閣は提出して参つたのであります。本法律案が提出されるや、各方面より多大の関心が寄せられており、本委員会としても、その重大性に鑑みまして、公聴会を開催いたしま……
○石村幸作君 慣例もありますので、成規の手続を省略して委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 小委員の互選は成規の手続を省略いたしまして、委員長の指名に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 逐条説明を終りましたから、逐次質疑を行います。
【次の発言】 議事進行……大分質疑も進んだようで、どうも同じことを繰返されておるが、ここらで質疑を打切つて頂きたいと思います。動議を出します。
【次の発言】 懇談中の皆さんの御発言に鑑みて、先ほどの動議を撤回いたします。
○石村幸作君 今の秋山君の御発言とは少し意味が違うように私は思つております。つまり審議は相当繰返して各派の意見を持寄つて御相談をしたのでありますが、これが一致を見なかつた。それははつきりしているので、例えば小選挙区制の問題は、この際社会党さんのほうでは都合が悪いから、どうだ妥協的にこれを抜いてはどうだ、そういうふうな問題が取上げられて一致を見なかつた。そこで同じことを毎小委員会で繰返しておつて、今日の午前中の小委員会でもやはり結局同じことを繰返しておつた。それで一致を見なかつたと、こういうふうに私は感じております。
【次の発言】 この問題は、市川案が最初出た時これを審議すべきであると、こういう……
○石村幸作君 第一条の二項の補正という点ですが、この中にちよつと私わからないんですが、「自動車一台当りの道路の延長その他の事情を参しやくして、」と、特に「自動車一台当り」と書いてある。そうして「総理府令で定めるところにより、」とあるが、総理府令にはこれは出ていないんですが、「自動車一台当りの道路の延長」というここのところをちよつと説明して下さい。
【次の発言】 すでに行われている基準財政需要額の算定に用いられたあれということはわかりましたが、特に「自動車一台当り」というようにここに出してあるんですが、その自動車というのはその土地の自動車ですか、全国の自動車……、どういうふうな意味で「自動車一台……
○石村幸作君 この離島の復興とか振興に関しては、先に離島振興法というのが制定された、ここに提案理由の説明にもあるのですが、この離島振興法では足りないというのでこの法を制定するのでしようが、そうなるとこの離島振興法との関連とか又この振興法に抵触……、それをどういうふうに扱うことになりますでしようか。
【次の発言】 どなたか質問があつたんじやなかつたかと、憶えていませんが、もう一遍重複するかもわかりませんが、この別表の第二の県、市町村の事業だと思うのですが、県は別としても市町村の事業に対して国が負担する率がここに出ております。ところがこの補助金又はそれ以外の市町村が負担すべき地元負担金、それがこの……
○石村幸作君 只今の公務員給与の改訂に関する問題につきましては、木下委員のお説も一応御尤もでありますが、国家の財政の関係又予算その他の関係上、今ここで直ちにこういうことを要望するということは、相当研究しなければならんだろうと、こう考えられますので、よく検討してみたい、こう考えております。
○政府委員(石村幸作君) 国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由並びに内容の概略を御説明申上げます。 国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律は、都道府県及び市町村の選挙管理委員会が管理する国会議員の選挙、最高裁判所裁判官の国民審査等の執行について、国が負担すべき経費の基準を定め、以て、その適正且つ円滑な執行を確保することを目的として、昭和二十五年に施行されたものであります。この法律は、現在までに四回にわたり改正されておりますが、今回御案内のごとき経緯により公職選挙法の一部が改正されることになりましたのに伴いまして、更に改正を必要とする……
○政府委員(石村幸作君) 館委員の質問にお答えいたしますが、この法律案はその内容を見まするに、昨年こういうものに類似な法律が制定されておりましたが、昨年のに比較いたしますと、元利補給のようなものも落ちております。この点この法律の性質から見て少し不満でありますけれども、この程度で止むを得ないと、こう考えております。又もう一つ、範囲が少し拡大し過ぎてはいないかと考えられる点もありますが、つまり七月の大雨等で、この程度で少し広過ぎはしないかと、こういうふうに考えております。
【次の発言】 館委員の御質問に私のお答えが落ちていたというような御注意がありましたが、この政府部内での意思統一ができているかと……
○政府委員(石村幸作君) 自治庁の係の者からそういう報告を受けました。
【次の発言】 これは自治庁の係は総務課でありますが、総務課の者からそういう連絡を受けました。
【次の発言】 これは総務課の名前も……総務課長が責任者であります。
【次の発言】 まだ報告をいたしておりません。
【次の発言】 お答えいたします。地方財政の赤字の原因は、具体的には各団体ごとに事情を異にしておりますので、一概には言いかねるのでありますが、これを大観いたしますに、第一に、制度自体の欠陥に基因することと、それから財源に考慮を払うことなく地方自治体が事業を施行する。まあ一口に言いますならば、財政の運営がまずかつたとか無理……
○石村幸作君 理事は、その数を四名といたしまして、互選の方法は、成規の手続を省略して、委員長において便宜指名せられんことの動議を提出いたします。
○石村幸作君 午前中の委員会の意向によりましてなお追加をする、これの立法措置を先ほどから研究いたしました結果をちょっと御報告申し上げます。 お手元に差し上げてありますプリントのほかに、それに続きまして、こういうことを追加いたしました。 地方自治法第七条の規定により、 町村の数の減少を伴う町村の廃置分合(人口十万未満の市への編入に係るものを含む。)の申請をした町村で当該町村の廃置分合に関して都道府県の議会の議決がなされていないもののうち当該廃置分合により廃止されることとなるものにおいても、また同様とする。 この文句で先ほどの問題は全部適用されると思います。その他附則等にも多少の修正があ……
○理事(石村幸作君) 速記をちょっととめて。
○石村幸作君 自治庁にちょっとお伺いいたします。自治庁で公明選挙運動を非常に熱心にやって、特にその予算の増額までいろいろ骨を折られて非常に熱心に運動を展開されたと思うのですが、どうでしょう。その結果選挙違反の実態等がまあ以前というか、昨年なり二十八年ごろの選挙、こういうのに比べてここの表を見ますと、今年の選挙の方が違反がふえている。こういうのを見て、非常に熱心に公開選挙運動を展開しておるのにもかかわらずこういう結果になったことについて、どんなふうにお考えになりますか。
【次の発言】 私の聞きたかったのはそこだったのです。あなたが先に早くそういうふうな結論を出してしまったのですが、そうすると、公……
○石村幸作君 今奥野税務部長の説明に領収証についての罰則に関する意見があったが、制裁のための罰則ではなく、善意の業者を保護する、だからみだりにこれによって業者を威圧するようなことをしないで、十分啓蒙運動をする、こういうふうにあたたかい気持を述べられた。その通りいけば非常にけっこうだと思いますが、地方でいろいろ様子を聞くと、大分府県の関係吏員等は、この罰則規定を伝家の宝刀のように振り回して、すでにもう大分威嚇をしているという事実がたくさんある。そこでそういうことのないように、あなたの今説明されたように、十分啓蒙運動をして、そうしてもしも違反の事実があったとかいう場合にはこれを注意する、そうしてど……
○石村幸作君 私はただいまの銃砲刀剣数等所持取締令等の一部を改正する法律案につきまして、一部を修正して賛成するものであります。提案理由にも説明があります通り、空気銃の所持は現在無制限野放しでありまして、傷害等の事犯もあり、危険性が大いに伴っておる。これを何とか制限をしたらどうかという世論も相当あるのであります。また飛び出しナイフにつきましては、現在の世相として不良少年、まあその他これを使用するのは非常におもしろくない結果が多々あるように思います。よってこれを相当制限を加えるということはまことに時宜を得た措置と存じます。その他刀剣類、銃砲等の手続等の問題もこれは賛成するものでありますが、ただこの……
○理事(石村幸作君) ただいまより委員会を開催いたします。
本日は、委員長所用で出席いたしませんので、委託を受けました私が委員長の職務をとらせていただきます。
これより地方公営企業法の一部を改正する法律案の審査を行います。本件につきまして、まず政府より提案理由の説明を聽取いたします。
【次の発言】 次に、政府より補足説明を聽取いたします。
【次の発言】 これより質疑に入ります。御質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 本件につきましては、さらに次回に質疑を続行いたすこととして、本日はこの程度にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○石村幸作君 後藤財政部長にちょっとお伺いしますが、地方財政法の第四条の三に、これが規制に関する条文があるのです。これを改正するときに、私はこの条文では空文に終るおそれがあるから、どうせこれを改正してこういう気持を取り入れるなら、もっと強化したらどうかということの意見を言ったことがある。果せるかな、これはもうほんの空文なんです。つまり割り当てて強制的に徴収しちゃならない、こういうような意味なんだが、さっき秋山君の質問だったか、これは強制的ということは、事実は強制的なんだけれども、格好は強制的にはならないのだ、ところがこれはみんな半強制的なんだが、これについてこの現行法ではこれは空文だと、だから……
○石村幸作君 今のに関連しまして、石井長官にお願いしておきますが、すでに全廃された県が神奈川県、そのほかにもあるかどうか、全廃された県の状況を一括して御報告を願いたい。それは内容は、今までの協力会とか後援会、警察単位のそれの総合計した予算、それからそれが廃止になった結果、警察本部が県にどういう予算の請求をしたか、それから理事者がそれに対してどういう措置をとったか、県会等でどうなったか、結論として後援会費用等が幾らなくなったのか、それに対して実質的に警察の経費がどのくらいふえたか、そいつを一つお示し願いたい。
【次の発言】 ただいま委員長から紹介があった古物営業法について御質問したいのですが、ち……
○石村幸作君 こういう問題は自治庁長官に一通り質疑して、あとは大蔵大臣に出席を求めてやらなければ結論が出ませんね。
○石村幸作君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と内容の概略を御説明申し上げます。 提案の理由といたしましては、まず全体的に申しまして、公職選挙法は、昭和二十五年公布以来満五年を経過し、その間逐次改正を重ねて今日に至っておりますが、最近、本年二月には衆議院議員の総選挙、四月には地方選挙が行われ、明年は参議院議員の通常選挙を控えておりますので、これらの経験と事情にかんがみ、選挙がより公明に、かつ適正に行われるために特に緊要と認められる事項をこの際取り上げて所要の改正を行おうとするものであります。 次に改正の主要な点につきまして、大体条文の順序に……
○石村幸作君 この機会に一言お願い申し上げますが、先般当委員会提案で町村合併促進法が制定せられて、町村の合併というのは非常に大きな効果、成績を上げたわけたんです。ところがこれが合併ができ上った町村に対する育成強化の措置についてまだ遺憾の点が非常に多い、こう考えられます。そこで提案者の一員として、私は合併町村の育成強化に関する決議案を提案して、そうして政府に対して緊急的に育成の措置を要望したい、こう考えておるわけであります。来週早々にでもこれは上程したい、こう考えております。そこで皆さんの御同意を得て、委員会審査省略で手続をしたい、こんなふうに考えております。すでに御同意を各派からも個人的には得……
○理事(石村幸作君) 次に、全国版金工業会副理事長戸田常蔵君にお願いいたします。
○石村幸作君 ちょっと関連して。伊能君の質問から端を発したのですが、法務大臣の御答弁がすこぶる政治的の多くの言葉を使って御答弁なすったのです。まあお苦しいと存じますが、ちょうど先般警察庁の寄付が問題になりまして、これはまあ警察の場合は一番はなはだしかったのです。ところがやはりこういう質問をすると、初めは強制的には寄付を受けないとか、地方の要望によってとか、いろいろな言葉だった。まあ問い詰めて数日間これを繰り返した結果、警察側も反省をして、そうして公安委員長と打ち合せをして、男らしく警察庁としては長官がここで言明をして、われわれの要望しておるような通牒を全国に発して、その写しをここに提出されたの……
○石村幸作君 政府にお伺いいたしますが、遊興飲食税について、チップ、祝儀に類するもの及びみやげもの、物品販売収入その他の立替金について、遊興飲食税を課することは妥当でないと思うが、事実課税しておる地方もあるが、政府の見解はいかがですか。
【次の発言】 次に入湯税について、法六百二十条の「入湯税の標準税率は、入湯客一人一日について、二十円とする。」とありますが、一泊の場合をどういうふうに扱ったらいいか。
【次の発言】 もう一つお伺いしたいが、入湯税についてですが、長期療養を対象として設けられた僻地の簡素な温泉における湯治客などには、入湯税を課さないというような自治庁通達を出しておったはずでありま……
○委員外議員(石村幸作君) 当委員会の貴重な御時間をさいていだだいて、委員外発言のお許しをいただいて厚くお礼を申し上げます。 お尋ねいたしたいことは国鉄の整理の内容でありますが、聞くところによりますと、国鉄に対していろいろの整理等の声が高い。その中に外郭団体の廃止とか整理、こういう問題もだいぶ含まれておる。国鉄についていろいろの批判があり、これは一応そういうこともあるだろうとわれわれも思われるのでありますが、また外郭団体等に対する批判、これも突っ込んでいくといろいろな問題が存在しておるかもわからない。そこでこの外郭団体の整理で、そのうちに国鉄推薦旅館制度、これを廃止するというような問題がある……
○石村幸作君 調整額は幾らですか。
【次の発言】 友末参考人にちょっとお伺いしますが、口述の趣旨はよくわかっておるんですけれども、この中で給与費、今回の三十年度の不足財源措置、これに対して給与費の財源をも包含しておるんじゃないかというようなこれは意見、懸念があるようですが、しかし私はそういうように思わないんだけれども、そういう事実懸念がありますか。
【次の発言】 それに関連して鈴木次長にちょっとお伺いしますが、私はこの問題は給与費は別だ、こんなふうに考えております。本会議で御質問した場合の自治庁長官そのほかの政府委員の御答弁から見てもそういうふうに思っておりますが、鈴木次長はどういうふうにお考……
○石村幸作君 自治庁にお伺いいたしますが、一昨日の小林委員からの質問に対して自治庁、たしか大臣が答弁せられたと思うが、こういうことを言っているのですね、今回の不足に対する百六十億を政府が出したと、これはその目的以外の方面に使用されるおそれがあるから、それに対して政府はどう思うか、こういうふうな質問があった。政府はそういうおそれも多々あるから、なるべく他の方に流用されないように監督します、指導しますというような答弁があった。これはおそらくこの提案理由の説明の中に、経費の基準需要額の問題ですが、こういうことが書いてある、投資的経費を是正することを第一とし、消費的経費については恩給費の算入不足を是正……
○石村幸作君 本法案は去る第二十二国会において当委員会から発議した合併町村育成強化に関する決議案、これに対して政府がこたえたものでありまして、この法案には賛成するものでありますが、若干これに対して付帯決議を付したいと存じます。付帯決議を朗読いたします。 新市町村建設促進法案に対する附帯決議案 新市町村建設促進法の趣旨を実現し、新市町村の健全な育成を期するには各省各庁の積極的協力が根本であるにかんがみ、政府は本法に規定する各般の措置については格段の配慮をなし実施上遺憾なきを期すべきである。特に左の諸点について配意すべきである。 一、新市町村育成のため十分なる予算措置を講ずること。 ……
○石村幸作君 時間がありませんので大臣に簡単にお尋ねいたしますが、今回の改正法案ですか絶対に不祥事の起きない、弊害を除去した新しい改正案によつて存続するということを仮定としてお尋ねいたしますが、この利益金を自治体と自転車振興会とに配分しておりますが、今後これを改正して自治体により以上多くを與えるというようなお考えがあるかどうか。実は先般廃止問題が起きる前に洩れ聞くところによると、配分の方法を改めて自転車振興会の方に率を多くするというようなことをちよつと仄聞したのであります。併しこれは廃止問題で立消えになつたようであります。併し私は地方自治の振興、地方財政の救済という面からして、逆に配分率を現在……
○石村幸作君 先ほど来から各委員諸君の質疑応答を承わつておつたのですが、どうも文部省側のおつしやる教育費の確保と、それから地方財政がこれによつて安定する、こういう御答弁に対してどうも我々頭がぼうとしておるので、はつきりそれが呑み込めない、そこで恐縮ですが、調査の資料をできれば出して頂きたい。これはもうすでに文部省でも地財委のほうでもおわかりだろうと思いますので、ちよつと文部省及び地財委と御相談の上でもよろしうございますから作成して頂きたい。それは各都道府県別の二十五年度、六年度のこの決算、又はできてないものは決算見込額でもいいのでありますが、それを学校の種類別による実際の支出の給与額を府県別に……
○委員長(石村幸作君) 一言御挨拶いたします。只今地方行政委員会の町村合併促進に関する小委員会の小委員長に不肖私を御指名頂きまして、感激してお受けすることにいたします。この件につきましては、私も重大な関心を持つて、又興味を持つてというとおかしいが、関心を持つて今日まで参りました。従つて一生懸命勉強してこの小委員長の重職を守つて行きたいと思います。どうか皆さんの御協力をお願いいたします。
お諮りいたしますが、この小委員会の議事の進め方をどういうふうにいたしましようか。ちよつと速記をやめて。
【次の発言】 議事の進行の方法といたしまして、差当り今までの概要、それから法案の内容等を概略御説明をして……
○石村幸作君 法務大臣にちよつと……。簡単に二、三お尋ねをいたしますが、私はこの刑事訴訟法という専門の知識が薄いが、ただ地方行政委員会の委員として、地方まあ治安の維持、その面からお伺いいたしますので、従つて常識的であつて、専門の大臣から見ると、ピントが外れているかもわかりませんが、お許しを願いたい。この日本の警察制度、これが公安委員会それから国警長官、警察隊長、署長、こういうふうに組織的にでき上り、漸くこれが育成されて来つつあるというとき、検事の権力がこの中に介入する。そうすると折角育成して来た民主的警察制度というものが体形を崩す、破壊するというような虞れがないかと思うのであります。まあこれは……
○石村幸作君 地方行政としては、先般も会期も少いので日程も組んで今日一日が連合審査と、こういうことになつておるんでありますが、併し今の審議の実情をこう拝見いたしますと、いずれ地方行政委員会として適当な方法を講じたいと、こう考えております。
【次の発言】 大体委員長の立場としてはそういうことに今日としては取りきめられたいでありましよう。地方行政委員会の一員としては、まあ既定の会期の関係いろいろなことを考えまして、ここでもう一回この合同委員会を開催するかどうかということについてはまあちよつと考えなきやならない。私は決して反対するものじやありません。日程やらいろいろなものを参酌して地方行政委員会とし……
○委員長代理(石村幸作君) ではこれから地方行政、農林水産委員会連合審査会を開会いたします。
地方行政委員長が本会議で委員長報告のため出席しておりますので、その間、私が連合審査会の委員長の職を務めさせていただきます。
それでは昭和三十年度の地方財政に関する特別措置法案を議題といたします。
御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 政府委員ですか、政府委員は自治庁の鈴木次長、それから自治庁の財政部長の後藤君、会計検査院の事務総局の次長の小峰君、これだけが出ております。今あとから大蔵大臣、農林大臣、自治庁長官も出席のはずになっております。
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