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三橋八次郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

三橋八次郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは三橋八次郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。三橋八次郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第8回国会 農林委員会 閉会後第2号(1950/09/19、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 北陸地方の稻の被害状況の調査に委員長並びに飯島委員、私と三名調査に参りました経過並びに結果を御報告申上げます。参りましたのは八月六日から七日間、新潟県を振出しに新潟、富山、石川、福井県と調査して参つたのでございます。今年の北陸地方の稻熱病は大体その原因は大部分は天候にあるようでございます。昨年の冬の暖冬によります紫雲英の過剩繁茂、引続きまして苗代末期におきましての非常な高温多濕、場所によりましては苗代稻熱が多少発生した傾向の苗を移植したような事実もあるのであります。その後本年大猖獗を極めました外の原因は、六月に入りましてから非常に低温になりまして、例年そこで土壤中の大部分の一等……

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 植物の防疫関係のことにつきまして政府の意見を伺いたいと思うのでございます。  我が國は御承知のように気候の関係からいたしまして、病中害の発生というものは年々歳々莫大な額に達しておるのでありまして、主要農作物の損害だけでも年々優に三百億以上に達しておるようでございます。この植物の病虫害というものは、我が國の農産物増産ということから、或いは農家の農業経営というようなことから考慮いたしましても、一大癌であるということは申すまでもない事柄でございます。この植物の防疫ということに関しましては、極めて大きな問題であるにもかかわらず従来非常に軽視されまして、研究方面のことが実際行政方面に移さ……

第9回国会 農林委員会 第3号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 農作物防疫のことに関しましては、先般の委員会で事務当局のほうの御意見は伺つたのでありますが、問題は極めて重大な問題であり、又明年の一割増産と直結しておる大きな問題でありますので、この際大臣のこの問題に対する御決意並びに構想をお伺いしたいと思うのであります。  第一番目に農作物の病虫害の被害は、我が國では非常に多いのでありまして、主要農作物ばかりでも優に年三百億以上の巨額に達しておるのであります。従いまして一割増産は、この問題の解決ばかりによりましても達成し得るかのような重大問題なのであります。特にこの際、御考慮をお願いしたいと思うのであります。次にこの農作物の防疫に関係いたしま……

第10回国会 農林委員会 第3号(1951/02/06、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 この法律は総合的にやれるというようなことにつきましては、非常によいことと思うのでありますが、併し今までの三つの委員会というものは、それぞれ目的も違い、方向も違つておつたのであります。殊にこの改良、普及事業というような、本当に農家に食い入つて行かなければならんというような仕事などは、いやしくも政策的に動いてはいかんのでありまして、そういうようなおのおの使命目的等の違う三つの委員会を一つにするというようなこの法律案につきましては、いろいろな問題が残される。又審議というものにも相当困難が予想されるのでありますが、若しこの法案が不成立に終つた場合、その場合におきましては農業政策並びに予……

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/06、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 瀧井委員のお許しを得まして、私から簡単に御報告申上げます。二月の二十三日から二十六日までの間、長野県における肥料並びに飼料事情に関する調査に参つたのであります。  先ず肥料について申上げますが、長野県におきます春肥の需要量は、窒素肥料は硫酸アンモニアに換算いたしまして約四万四千トン、燐酸質肥料は禍燐酸石炭に換算いたしまして約二万六千トン、加里質肥料は四〇%換算で約七千トンであります。その他雑肥といたしまして約百五十トンくらい要るのでありますが、一月末における入荷推定量は、窒素質肥料は僅かに需要量の二〇%、燐酸質肥料は一四%、加里質肥料は四%というような実情でございます。昨年の同……

第10回国会 農林委員会 第15号(1951/03/07、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 この金を貸す対象に畜産のほうが入つておらんということは、これはどういうわけでございますか。
【次の発言】 今のでよくわかりましたが、とにかく畜産の問題は食糧問題解決の上におきましても、又日本の農業の経営面から見ましても極めて重要なことであり、而もこの日本の今の農家の現状におきましては、家畜導入なんというような資金もないような現状でありますので、成るべく早い機会におきまして、この方面も対象になりますように特にお願い申上げたいと思います。  それから第六番目の共同利用というのに私の次に申上げることが入るかどうか一つ御考慮願いたいと思うのですが、これは農産物の販売を有利にするために、……

第10回国会 農林委員会 第19号(1951/03/15、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 簡單に申上げますから……この法律案の提案理由によりますれば、根本的理由は、国内食糧の増産を図つて、食糧の自給度を高めるというようなことでありますならば、積雪寒冷地帯のような寒い地方に投資をするよりも、暖地帶に投資をするほうがより効果的であるように考えますが、この点につきまして、政府の御所見如何でございますか。

第10回国会 農林委員会 第20号(1951/03/20、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 私はこの法律案に全面的に賛成するものであります。ただとの前にも私申上げましたように、国内の食糧増産を図りまして自給度を高める、こういうような意味におきましては、果してこの東北地帯に投資したほうがいいか、或いは西日本の暖い地方に投資したほうがよろしいかというようなことになりますると、例えて見ますると、排水事業などの関係からいたしましても、四国、九州などにおきましては、排水するとその翌年から二毛作ができる。気候の制約を受けないで直ちに増産になるという一面もあるわけであります。なお又この法律案におきましては積雪寒冷というようなことを農業障害の二大要素に掲げられておりますが、四国、九州……

第10回国会 農林委員会 第28号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 この法律案は薬効の増進並びに農家の損害防止の上から見まして大変結構なものと思うのでありますが、二、三疑問の点を質したいと思うものでございます。先ず第一番目に規格の公定規格制度でございますが、政府はこれを有効成分のみを以て規格成分の標準にするように書いておりますが、そういうように解釈していいのでございますか。それともそれ以外に規格を設定する上において取入れるような要素があるのですか。
【次の発言】 これまでの農薬の性質から見ましても、單に有効成分だけではその薬効の一致しないものがあるのでございますか、実際の撒布試験、或いは植物試験を経まして、その効果というようなものを判定したこと……

第10回国会 農林委員会 第37号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 第六十條で第三十條及び第三十一條の実施につきましては助成の途が開かれておるのかどうかということをお伺いしたいのです。若しそうであるとしたならば、その助成の実施方法はどうであるか、それから更にこれに違反した場合においては五万円以下の罰金に処せられることになつておりますが、農家の経済の現状に鑑みまして、これが余り酷にならないように善処するお考えがあるかどうかということをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それから第五條第三項の健康証明書の発行は有料でありますか無料でありますかということ、有料であります場合はその料金の標準を指定する意思がありますかどうか。なお又検査しないで検査し……

第10回国会 農林委員会 第44号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 この法律案の提出理由につきましては、只今御説明申上げた通りでありますが、続いてこの法律案の提出するに至りました経過及び本改正法律案の内容等につきまして、いささか敷衍して御説明申上げます。  先ず経過についてでありますが、農業生産確保及び増産を図るため、植物防疫は極めて重要なる事項でありますから、植物防疫につきましては、古くから輸出入植物検疫法及び病虫害駆除予防法等につきましての措置が講ぜられておつたのでありますが、第七国会におきまして、植物防疫に関する従来の法制を改廃統合し、新事態に即応いたしまして、国際的並びに国内的に植物防疫に関する一貫した新立法を企て、現行植物防疫法が成立……

第11回国会 農林委員会 閉会後第3号(1951/09/20、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 本年度の米価の生産者価格は、去る七月十八日の閣議におきまして九月末のパリテイ二五〇、特別加算率を五%といたしまして、石当り七千三十円と決定したのでございます。更にこれに基きまして八月の一日から消費者価格を改正いたしまして、予算的措置も一切完了したというようなことでございますが、その点如何でございますか。
【次の発言】 次の問題は、新聞の伝えるところによりますると、その後農林省におきまして暫定価格として石当り六千六円とあるのもありますし又六千百六円というのもありまするが、こういうように決定したと聞きますが、これが本当であるか、どうか、然りとすればその決定の理由及び基礎はどういうよ……

第13回国会 通商産業委員会 第53号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(三橋八次郎君) 会期も切迫し、御多忙のところを本案の審議に際しまして、特に農林委員に発言の機会をお与え下さいましたことにつきましては感謝申上げます。農地の鉱害につきましては、特別鉱害復旧臨時措置法案の審議の際におきましても、当委員会に申入れを行いまして、これが復旧に重大な関心を持つて来たのであります。一つの産業が非常に活発になるために、他の産業と競合を起しまして障害を与えるということは、実に遺憾なことであるのでございます。石炭にせよ大いに増産をしなければならん資材の一つであり、又農業のほうも食糧の増産という意味におきまして、原始産業というような見地から見ましても極めて重要なもので……

第13回国会 通商産業委員会 第56号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(三橋八次郎君) 先般貴重な御時間をおさき頂きまして、いろいろお尋ねした結果を農林委員会へ持つて帰りまして御相談申上げました結果、農林委員会の総意としてお手許までお届けしております案文ができ上つたのでございます。一応読みましようか。
【次の発言】 朗読いたしまして説明に代えたいと思います。   「臨時石炭鉱害復旧法案」に関する申入  目下貴委員会において御審議中の「臨時石炭鉱害復旧法案」に関しては根本的に検討を要するものがあるが取あえず左記の通り御取計らい煩わしたく  右申入れする。   昭和二十七年六月二十六日        参議院農林委員会  通商産業委員長 竹中 七郎殿  一……

第13回国会 農林委員会 第10号(1952/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 肥料の問題でございますが、肥料の需要期を控えまして特に石灰窒素は肥料の性質の関係から早く使用しなければならん。今需給状態を見ますると、かなり逼迫しておるようでございますが、その点につきまして細かい点は事務当局のほうから伺うのでございますが、この逼迫しておる状況を切拔け増産いたしますように特に農林大臣にお願い申上げたいと思います。
【次の発言】 石灰窒素は最近におきましてその使用が著しく普及し、その上水稲の秋落防止の重要な手段でありますところの無硫酸根の肥料として農林省の指導によりまして、その需要はますます増加せられるものと考えるのであります。この現象は増産上最も喜ぶべきことであ……

第13回国会 農林委員会 第14号(1952/03/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 昭和二十六年度の資金百二十億、これに対しまして二月現在借入申請額は約百四十二億円、而してこの申請に対する貸付決定額というものは約九十八億円でありますが、貸付決定の甚だしく遅れておりますという原因は一体どこにございますか。
【次の発言】 年度内の予定資金を十分消化してしまうというような成算がございますですか、どうですか。
【次の発言】 参考資料によりますると、農業倉庫の收容能力の不足約三百万石に対しまして、新設及びこの補修の必要量というようなものは、地域的にどういうようにお考えになつておりますか。
【次の発言】 昭和二十七年度以降におきましても、新設を必要とするなれば、金利を引下……

第13回国会 農林委員会 第15号(1952/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この改良普及事業は戰後の農業の三制度の重要な改革の一つでありまして、世間から注目され、又今後の日本の農業の発展の上から考えましても極めて重要な問題であるのでございます。只今局長のお話を伺いますと量より質で行くというようなお話でございますが、これは量、質ともに進まなければならん問題であると思うのでございます。まず改良普及員の問題でございますが、これは現在北海道の各町村は一カ町村に四名ずつ、内地におきましては各町村一名ずつというようなことに勘定してみますると現在一万一千七百十五名、今の計画で行きますとそれだけ設置しなければならんのに、一万七百九十三名が現在員でありましてここに九百二……

第13回国会 農林委員会 第16号(1952/03/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この前の委員会のときにいろいろ内容をお聞きいたしましたけれども、今日は普及事業と農業委員会との関係につきまして少しお聞きしたいと思います。以前この改良普及事業に附随しておりました委員会におきましては、改良委員会と普及事業とは密着な関係がありまして、非常にその業績が挙つたと思うのでありますが、最近におきまして農業委員会になりましてから、どうも委員会と普及事業との密着が前ほど緊密でないように窺われるのでございますが、その辺政府当局ではどういうように考えておられますか。
【次の発言】 農業改良事業といつたようなものを組織的に一貫して見ました場合に、町村における委員会には普及員が入つて……

第13回国会 農林委員会 第18号(1952/03/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 小さな問題でございますが、第二條の対象病害虫の種類は政令で定めると、こうありますが、その対象の今予想されている病害虫の種類はどういうものでございましようか。
【次の発言】 害虫とバイラスのほうはよくわかりましたが、菌類のほうの病害といたしまして、種苗伝染をいたします立ち枯れ病などのことがこの中に包含されておるかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると一応まあこれは害虫ばかりというようなことになるようでございますけれども、まあ将来は苗床に発生するいろいろな病害などにも相当大きな被害を与えますので、これもやはりひつくるめて法律の対象にされますようにお願いしたいと思……

第13回国会 農林委員会 第24号(1952/04/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法案の目的を見ますると、極めて率直に書いてございます。又一方この提案理由の説明を見ますと、食糧の自給度を高めるということを書いておるのですが、やはりこの法案の目的も最後の目的は食糧増産、食糧の自給度を高めるというところにあるのでございますがどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうなつて参りますと、この法律案というものは極めて片手落な、ちんばなものとしか思われんのでございます。と申しますのは、成るほど優良種子を生産いたしまして、これを農家に作らせるということは食糧増産の上において極めてよろしいことではありますが、良い種子を生産するというようなことにつきましてはかな……

第13回国会 農林委員会 第25号(1952/04/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私はこの法律案に賛成をするものでございます。これは日本の農業向上の上から考えましても、この地帶には水田、畑両方あるのでございまするが、主として今後の日本の農業の改善振興ということにつきましては、畑作に重点をおかなければならんと思うのでございます。畑作の改善という意味におきましても極めて大きく取上げて頂いておるということにつきましては、私この法律案に賛成する理由の一つでございます。「且つ耕して山頂に及ぶ、以てその貧なるを知る」というような惡條件の下に窮乏に堪えまして、而も困苦を忍びながら農業経営をやつております農家が救済できるという点におきましても賛意を表するものでございます。又……

第13回国会 農林委員会 第27号(1952/04/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 質問ではございませんが、本法案の審議上必要でありますから、次の資料を至急に御提出願いたいと思います。実ば麦の需給状態につきましては資料が提出されておりますがこれに更に追加いたしまして、只今委員長から質問されました米の高給状況及び今後の見通しというようなことにつきましての資料、それから第二番目には米麦を通じまして統制主食の需給状況及び今後の見通し。それから第三番目に各地方別の米食率、その次は麦価についていろいろ今長官から御説明がありましたけれども、本改正案の第四保の二の麦価決定に関する政令の内容を一つ資料として御提出願いたいと思います。

第13回国会 農林委員会 第28号(1952/04/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法律案の施行に関しましての予算的措置は如何なさいますか。
【次の発言】 全額の予想は幾らくらいになるのですか。

第13回国会 農林委員会 第30号(1952/05/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 提案理由に、食糧事情が何らの不安なく推移し得るものと見込まれる次第であります、ということを書いてありますが、この不安なくということは具体的には一体どういうことなんでございますか。
【次の発言】 今のお話を伺いますと、やはり輸入ということにかなり重点をおかれておるように考えるのでありますが、現在の食糧事情におきまして、海外の食糧に依存しております米、大麦、小麦の依存率がおわかりでありましたら、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 消費者でよろしうございます。
【次の発言】 私の持つているデータでは、これは間違つておるかも知れませんが、昭和二十六年におきまして米は七・六%、小……

第13回国会 農林委員会 第36号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 家畜導入資金の共済の料率のことでありますが、先ほど赤澤委員から種々お話があつたのでありますが、今回本年度から政府が実施しますところの、家畜導入のために有畜農家創設資金利子補給によつて新たに導入せられる家畜の保険料率の引上げというようなものにつきましては、共済の料率が他のものよりも引上げられるというようなことがありまして、これが果して事実でありますかどうかお伺いしたい。
【次の発言】 そういうことになりますると、政府の計画されておりまする有畜農家の創設事業というようなものに非常な支障が起るということは甚だ遺憾に存ずるのであります。料率を引上げなければならんというような原因につきま……

第13回国会 農林委員会 第37号(1952/05/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 開くところによりますと、政府において本年度から実施することとなつております、家畜導入資金利子補給によるこの有畜農家創設事業によつて新たに導入せられる家畜の死亡廃用共済の料金が、他のものよりも引上げられるというようなことを昨日農政局長からお話があつたのでありまするが、これが果して事実でありますか、又どういう理由によつてこれが料率を上げなければならんのか、その理由を承わりたいと思います。
【次の発言】 折角有畜農業の必要を認め、又国民の食糧確保という点から見ましても欠くべからざる有畜農業の普及に国家財政を支出してまでも、この有畜農家をふやそうという今日におきまして、新らしく家畜を導……

第13回国会 農林委員会 第40号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 農産物検査法によつて検査品目を拡げるということは、農産物の優良確保のために大変よいことだと思うのですが、先般の行政整理におきまして地方の検査員が、特に経験のあるものが整理されたと聞くのですが、それに対しましては、臨時に雇入れました人を以て検査に当てておる、こういうことを聞くのでありますが、果して地方の検査員が本当の検査員と、それから臨時に雇入れまして検査をやつておるものとの割合がどういう工合になつておるものでございましようか。
【次の発言】 三千人と申しますれば、二万人に対して三千人ですから、相当の数だと思うのでございますが、それで今まで通りの経験を持つた検査員と同じような検査……

第13回国会 農林委員会 第42号(1952/05/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 先ほどから各委員から質問がありますけれども、開拓者の農業経営状態といういうなものは誠にみじめなものがあると思います。勿論農業経営をやつて行きますには、長期、中期、短期というような資金も要るでありましようが、今の開拓者の農業事情を見ると、中期、短期というような資金を必要としておるというような事態ではなかろうかと思うのであります。そういう意味におきまして、長期資金の方面を今までのような條件でなく、もつと充実して行くようなお考えがあるかどうかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この中期の今の改正の五分五厘というようなのは、やはり基礎があつて初めてその資金の効果が上がるのでありまし……

第13回国会 農林委員会 第45号(1952/06/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私もこの法案に條件を附しまして賛成するものでございます。検査制度は、農産物の価格保持の上から申しましても、又一般消費並びに取引の関係からいたしましても、極めて重要なるものであり、特別会計でやるべき性質のものでないと思うのでございます。なお又将来はどうしても独立して、毅然として検査制度というものをやるべき性質のものでありまして、むしろこれは国民全体の見地から見まして、農家に検査料を負担させるということは不合理なことであることは申すまでもない事柄でございます。従いまして現在の法案にあります検査料というものは、農家の負担としましては随分高いものだと言わなければならんのであります。農林……

第13回国会 農林委員会 第50号(1952/06/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今回のこの農地法案は、現在の土地所有制度を基礎といたしまして、然もこれは前の土地所有制度の復元の危険が多分にあると思うのでございます。地主制度の復元ということの心配がないかどうかということを先ずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その次はこの第一條に農業生産力の増進を図ることを目的とするというようなことがありますが、これは一体本省のほうの狙いといたしましては、労働生産性というようなことを望んでおるのか、それとも土地の生産力の増強ということを望んでおりますのか、これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 両方含めてというような、極めて抽象的なことでございますが、日本の農業の……

第13回国会 農林委員会 第51号(1952/06/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 先ほどから各仁からいろいろお話がありました利子の問題でございますが、開拓者資金のこの金は一般農林漁業の資金年三分六厘三毛というものに比べまして、今般計画されましたのが年五分五厘というような利息をとることになつておるわけであります。このことにつきましては、この前この委員会で片柳委員からも指摘せられましたように、無利子の金を使うというようなことになつておるのでありまして、又この事務費なども一般会計から負担いたしまして、そうして利子は開拓民からとるということはどうも如何にも不合理なような感じがするのでありますが、このせめて一般資金三分六厘三毛までも引下げるというのが適当だと思うのであ……

第13回国会 農林委員会 第52号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 食糧増産の基本条件でありますところの不良土壌の改良ということは極めて重要なることでございます。不良土としての原因はたくさんあると思うのでございますが、そのうちでも先ず以て改良しなければならぬ広い面積の存在しております酸性土讓と秋落水田、差当つてこの方面の改善をやるというようなことを狙いとしておる今回の改革は適当なものと思われるのでございます。併し不良土の現状から見ます場合におきましては、今年度の計画は非常に小さく又予算も甚だ少いように思われるのでありますが、今後この事業の性質から考えまして、事業を一層拡大せられることを先ず以てお願いしたいと思うのでございます。これについてこの不……

第13回国会 農林委員会 第55号(1952/06/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 接収土地の補償料の問題につきましては、各委員からいろいろお話がありましたけれども、最終案として農林省案を立てて頂きたいと思うのでございます。なお又開拓地につきましては、営農経済の非常に浅い状態のものでございまするので、これを特に一つ熟田、熟畑を持つておる農家と同等の程度になりますように特に御配慮が願いたいと思うのであります。又補償料につきましては大蔵省と農林省と対立のまままだ決定してない、併し一方どんどんその接収が行われておるというような現状なんでございます。そうなつて来ますると、これは私の杞憂かも知れませんが、補償料がはつきりきまつておらん、土地はだんだん拡がつて行く、そうす……

第13回国会 農林委員会 第56号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私は農地法案及び同施行法案に対しまして、要望を付して賛成の意を表するものであります。  本法案は、まだ日本の農業の基礎的視野から見ます場合におきましては、幾多の欠陥があるものと言わなければならんのであります。なお又これを逐條的に見ましても、納得の行かないところも勿論沢山あるようでございますが、過渡期のことでもあり、又逐次改善して、我が国の農業事情に即するようにして行かなければならんものと思うのでございます。次に地主制度の復元と農村民主化の逆行というような点から考えましても、多分にまだこの法案には欠陥があると思うのでございまして、特にこの点に注意を払つて頂きまして、運用の万全を期……

第13回国会 農林委員会 第57号(1952/07/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 離作料四年乃至六年というようなことでございますが、勿論これは環境によつて四年になるか六年になるかということになるのですが、それはどういうような環境によつて四年になるか、どういうような条件によつて六年になるのか、一応お伺いしたいと思います。
【次の発言】 よくわかりますが、若しもこれは不便な所だからと言うて四年になり、便利な所だからと言つて六年になるというようなことになるのでありますると、農村事情から考えましてこれは逆になると思います。便利な所は例えば離作いたしましても、その労力を他に転用する可能性が多いのであります。山奥などでありますれば、農地を取られてしまいますれば、全く他に……

第13回国会 農林委員会 第58号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 畜産の振興はやはり技術の基礎的な訓練ということはこれは非常に必要なことでございますが、今島村先生、山崎先生からもお話のありましたことは基礎的に極めて重要なことだと思います。併し手取早くやろうとしますにはやはりこれは普及員を利用するということが一番手早いことだと思うのです。今各県の普及員の養成施設を見ましても、高等農事講習所というような名の付くところで畜産の施設を持つておるものが殆んどないような状態でございます。従いまして畜産局のほうと改良局のほうと御相談なさいまして、あの講習所のいわゆる普及員を養成する施設では畜産方面のことをもつと取入れましてこれでやるということは一番手取早い……

第15回国会 建設委員会 第20号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(三橋八次郎君) 大変御多端の中に、貴重なる時間を割いて委員外発言を許して頂きましたことを心から感謝いたすものでございます。海岸保全に関する立法につきましては、かねてから関係方面におきましても極めて熱心に要望されておつたのでありますが、今回これらの要望に応えまして、本法案が提出されましたことは、私どもといたしましても誠に喜びに堪えないところであります。提案者の労を多といたしまして、この法案の速かなる成立を希うものでございます。併しながらその内容につきまして、農林委員会おきましていろいろ問題になりました点につきまして、本日二、三質問申上げてみたいと思うのでございます。  先ず質問の第……

第15回国会 農林委員会 第2号(1952/11/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 理事の補欠互選は成規の手続を省略いたしまして、委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第15回国会 農林委員会 第3号(1952/11/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 只今小笠原農政につきましてその大綱の説明を伺つたのでありまして、これに関連いたしまして質問いたしたいことがたくさんあるのでありますが、これらの問題につきましては、同僚各位からの質問もあると思うのであります。従いまして私はここで農業上の基本的な問題であつて、我が国農政が当面する極めて重要な課題であるにもかかわらず、事柄が極めて地味でありますために、とかく見逃されやすい、現に政府における考慮も比較的薄いと思われる二、三の問題につきまして、小笠原農林大臣の所見を質し、その善処を促したいと考えるものでございます。  第一は耕土の培養、農産物種子の改良及び植物の防疫等、増産施策の実態に関……

第15回国会 農林委員会 第4号(1952/12/01、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(三橋八次郎君) 今御説明されました分に対して質疑がありましたらお願いたします。
【次の発言】 今日は農林大臣はお見えにならんそうでございます、食糧のほうは事務的に一応説明を聞きまして必要があつたら大臣に来て頂く、こういうことになつております。
【次の発言】 ちよつとお諮りをいたします。来年度の予算につきましては、たくさん重要な問題が残されておるようでありますから、今後随時機会を見まして善処いたしたいと思いますが如何でございましようか。
【次の発言】 次に昭和二十八年米穀年度食糧需給計画を議題に供します。食糧庁長官から御説明して頂きます。

第15回国会 農林委員会 第7号(1952/12/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この十五万円から十万円に引下げるということによりまして、全国的に工事箇所数がどういうふうな変化になつておりますか。
【次の発言】 過年度事業の廃止による経費の増は二十六年度までに約七億三千万円ございますが、二十八年度の分は予算に要求してあるということでございますが、二十七年度の分はどのくらいの経費になりまして、又その予算的措置はどうするつもりでございますか。

第15回国会 農林委員会 第8号(1952/12/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この間の御答弁によりますると十五万円を十万円に下げることによりまして、個所数が随分増加するようなことになるのでありますが、これまでの工事の状態を見ましても先般宮本委員からもお話のありましたように工事の監督などが十分に行届いておらんように思うのでございますが、工事の分量が殖え、併し事務のほうの監督その他の方面の費用は一つも殖えないといたしますれば、従つて悪い工事がたくさんできるというような懸念がないでもないのでございますが、その監督その他事務費につきまして増額するような御計画はあるかどうかということを一つお伺いしたい。
【次の発言】 経費のほうはそれでわかりましたけれども、この人……

第15回国会 農林委員会 第9号(1952/12/12、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(三橋八次郎君) 細田部長、何か補足的な御意見はございますか。
【次の発言】 只今の説明に対しまして質疑がございましたら……。
【次の発言】 ほかにございませんか……。私から一つお聞きしたいのですが、今度の等級改正というようなことにつ甚しては、いろいろな目的があつてやられることだと思うのでございますが、そのうちの一番大きな目的というのは一体何でございますか。等級改正の問題ですね、一番大きな目的は何でございますか。
【次の発言】 そうなつて参りますと、各等級の各種目の均衡ということも今回十分お考えのことだと思うのですが、先ほど楠見委員からもお話がございましたように、農業の生産資材であります……

第15回国会 農林委員会 第13号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 農業の機械化は我が国農業にとりまして極めて重要な事柄でありまして、参議院、衆議院を通じまして議員団を結成いたしまして機械化の促進を図るべく努力して参つておるわけでありますが、機械化の重要でありますことにつきましては、今更申上げるまでもないことと存じます。今までのいろいろな資料につきましてはお手許に配付をいたしておりますから、あとで御覧を願いたいと思うのであります。丁度食糧を五カ年計画を以て増産するというような計画のある折柄でございまして、是非共この五カ年計画に織込みましてこの農業の機械化を促進して頂きますように、委員長から委員各位にお諮りを願いまして、委員長から政府のほうに申入……

第15回国会 農林委員会 第14号(1952/12/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 湿田生産地帯を解消いたしまして、食糧増産ということににつきましては、この法律は極めて重要なるものと思うわけでございます。これを見ますると、湿田単作地帯というようなことになつておりますが、湿田ということも生産力を下げる一つなりますし、又単作ということも、れも農業経営の合理化という点から見ますと障害ある問題でありますが、この法律で狙つておりますところは、湿田を廃止さして、二毛作にして、単作を解消するというところに大きな目的があるのか、単にこの湿田の廃止を行なつて、その地帯の劣悪条件を解消するということにあるのか、その点をつ……。

第15回国会 農林委員会 第15号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 本案は低位生産地の日本農業の将来にとりまして極めて重要な法案でございまするので、賛意を表するものでございますが、一、二その希望条件を申述べて見たいと思います。  第一番目に、こういう特殊地帯は質疑中にもありましたように、広い面積で存在しておるところは、もはや手のついたところはたくさんあります。狭い面積でそういう環境の地帯で残つておるところはたくさんありますので、なるべく従来の二十町歩という単位を引下げまして、本当にこういう地帯で困つておるところを救済のできるように善処をして場頂きたいと思います。  第二番目には現在二毛作が可能であるにもかかわらず、単作で存在しておる地帯が相当た……

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(三橋八次郎君) これは先般の委員会のときに御了承を得ておる事項でございまして、今藤野さんからお話のありました通りでございますから、この通り申入してよろしうございますか。
【次の発言】 次に農山漁村電気導入促進法案を議題といたします。質疑のあるかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 よろしうございましようか。
【次の発言】 別に御発言はないようでございますから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。

第15回国会 農林委員会 第19号(1953/02/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今発表されました貫百円というのは、これは農家の純手取りになるのでございますか。集荷手数料などは別でございますか、どうなつておりますか。
【次の発言】 百円という価格は実際の生産費から見ますると実は少し安いのでありまして、愛媛県の生産費の調査によりますると、百二十一円七十八銭というような計算になるのでありまして、これで買上げて頂きましても農家の一日の労賃は五十五円八十銭というような非常に安い労賃になつておるのでございます。これを買上げるにはいろいろな関係があつて百円ということがきまつたわけでありますけれども、農家は百円に売りましても、なおこれまでのことを考えますると何の手数料、か……

第15回国会 農林委員会 第23号(1953/02/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私は本法律案に賛成をするものでございます。ただ二、三この運営につきまして希望條件を述べたいと思います。  先ず第一番目には、先ほどから質疑もありましたように、予算の問題でございます。特殊立法は、日本の農業事情から考慮いたしまして、環境的に非常に困難を生じておる地帯を振興するという意味におきまして、極めて重要な点であるのでありますが、法律だけできまして、本当にそういうような貧弱な地帯を救済するだけの裏付がなかつたならば、到底法律の効果を挙げることはできないと思うのであります。かような意味合におきまして、今後予算の裏付を十分にして頂きまして、所定の期間内に十分法の目的を達するように……

第15回国会 農林委員会 第25号(1953/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法律の十七条の二でございますが、退職手当の支給基準を承認する場合に、主務大臣におきまして何らかの方針、目標などをお考えになつておりますかどうか、先ずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今のお話大体わかりましたけれども、なお今後その方針、目標などができましたら、資料として一つ委員会に頂きたいと思いますが、お願いしておきたいと思います。
【次の発言】 その次は土地改良事業に対する資金の融通の問題でございますが、この資金融通法ができます前に、見返資金で土地改良をやつておる先覚者がたくさんあるのでございます。ところがその後農林漁業資金融通法ができまして見ますると、見返資金を使つ……

第15回国会 農林委員会 第26号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法案は誠に有畜農家育成上重要な法案でありますが、今この法案をざつと見ただけではなかなかこの肥料或いは農薬の取締のようにきちんとは行きがたいと思うのでございますが、以下数点につきまして質したいと思います。  先ず第二条におきまして「農林大臣の指定するもの」とありまするのは、何を指定する予定でございますか。
【次の発言】 第二条の2におきまして、「「成分量」とは、飼料が含有しているたん白、脂肪その他の成分」とありますが、「その他」というのはどういうものを指しておるのですか。
【次の発言】 肥料のほうにおきましては、保証成分は第二条の第三項におきまして農林大臣が指定をして表示して……

第15回国会 農林委員会 第27号(1953/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 もう質疑も余りございませんけれども、先ず第一に第五条の三項でございますが、「当該申請に係る飼料の品質と異なるときは、その記載事項を訂正すべきことを指示することができる。」とありますが、これは具体的にはどういう場合でございますか。
【次の発言】 その場合、申請書に記載した事項よりも実際の品質がよろしかつた場合、その場合はどういうようなお取扱になつておりますか。
【次の発言】 内容のほうが悪い場合に、書類のほうを悪く直させるということよりも、飼料の品質改憲というようなことであれば、書類はそのままにしておいて品質のほうを直させるというようなふうにしたほうが、立法の目的のほうに適すると……

第15回国会 農林委員会 第28号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今、岡村委員からもお話がありましたけれども、今度は大豆が追加せられることになつたのですけれども、菜種、とうもろこし、甘藷、馬鈴薯等につきましても、是非とも一日も早くこの対象作物になるように折角希望するものであります。近いうちにこれらが入る見通しがあるかどうかということを、もう一遍お伺いしたいと思います。
【次の発言】 その次は主要農作物の優良種子の生産については、今回の改正によりまして一応整備せられたのでありますけれども、その普及ということにつきましては依然として取残されておると思うのであります。今回の改正につきましても、普及対策というものは全然考えられておらんようでございます……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今資料の問題が出ておりますが、一つ私からもお願いしたいのですが、就職を希望した、どういう職種にどのくらいの人数が希望したかということを、就職した結果もそうでございますけれども、船から上つた場合に何名がどういう職業を希望したかということを一つわかれば資料をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今の御説明を伺いますると極めてスムースに、順調に行くように聞えますけれども、事実は三十六世帯のうちで、まだ五、六世帯より入植しておらんというようなことでありますると、今の御説明で聞いたようにスムースにはなかなか行つおらんと思うのでございます。又向うから帰つて来た人でありましても、実際農業を……

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私は農業政策につきまして農林大臣に対しまして二、三点質問をいたしたいと思います。真の独立は目立経済の確立であり、自立経済の確立は食糧の自給度の高揚であると思うのでありますが、農林大臣におきましては食糧の増産に対して如何なる政策を持つておられますか、所信を伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の御答弁によりますると、食糧の自給度の向上は朝野の声である、こうおつしやいましたようでございますが、それほど重要な朝野の声を財政の関係で五カ年計画を中止をしなければならんということから見ますると、政府は余り食糧の自給というようなことに対しまして、関心が薄いのではなかろうかと思うのであります……

第17回国会 予算委員会 第5号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、昭和二十八年度一般会計予算補正及昭和二十八年度特別会計予算補正案に次の理由によつて反対を表明するものでございます。  終戦後八年間、風水害は或いは例年の行事のように毎年々々我が国土と国民の生活を破壊して来たのであります。そのために災害に対して根本的な対策を講じなければならないということが多数の人によつて警告されながら、而も常に時の政府によつて無視せられ続けて来たのでございます。だが今年の風水害は例年にその規模を見ないほど大きなものでございまして、実に未曽有の大損害を与えているのでございます。その被害額、つまり復旧に要する費用は、政府は千……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第1号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 只今の動議に賛成いたします。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第2号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 自治庁のほうからも来てもらいたいですね、地方財政に関係あることですから。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第4号(1954/03/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今お話を承わりますと、農業普及事業の重要であり且つ現下の食糧増産というような面には重要な役目を持つておるということがよくわかるのでありますが、併し今お話を伺いますと、秦さんの地方でも千戸前後を一人で受持つておられるというようなことをお伺いしたのでございますが、それで十分な指導ができるんでございますか、できませんですか。
【次の発言】 そこでやはり人が不足であるということが指導が徹底しないという一つの原因でもあり、又人の不足を補うためにオートバイであるとかスピーカーであるとかを設備するというのであれば経費が又不足だということになつて来るわけでございます。秦さんのところでも八カ町村……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第16号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この事業が食糧増産に重要であるということは、農林大臣初め農林省におきましては十分御認識のあることと思うのでありますが、併し非常に重要である急場の食糧増産はこれでなければならんというように御認識なされておりながら、こういう重要なものを補助削減の対象にするというようなことにつきましては、何か了解のできない点があると思うのでございます、恐らくこれは大蔵省のほうのこの事業に対する認識不足から来ておるのではなかろうかと思うのでございます。この事業を削減の対象にしたといういきさにつきまして、大蔵省のほうから一つ……。
【次の発言】 なかなかおつしやることは一応おわかりになつたようなことをお……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第19号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今通牒の問題が大変問題になつておりますが、その通牒を一つ資料として委員会に御提出願いたいと思います。

第19回国会 法務委員会 第8号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法律案は、まだ細部に亘つていろいろ問題があるようでございますが、これは漸次改善することにいたして、条件をつけまして本案に賛成するものでございます。  先ず第一番に、この法律実施に当りましては、十分人権を尊重するように善処をして頂きたい。第二番目は、検拳主義の弊に陥らないようにしてもらう。第三番目は、交通事故の予防手段につきましては、今後十分に考慮をして頂きたいということでございます。それから第四番目は、即決が適正に行われますように現場の警察官の貧打の向上並びに本法律の実施に当りまして、受入態勢というものが十分にできるような措置を講じて頂きたいという、この四つの条件を附けまし……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 先ず大蔵大臣にお伺いしたいと思いますが、今提案されております補助金等臨時特例に関する法律案が若し改正成立したとしたならば、補助金に変化が起りまして該当法律に示しております事業或いは施設、それらを施行して行きますにおきまして重大なる影響があると思うのでございます。こういうような見地からいたしますると、あの法律と密接不離な関係にあります各委員会に付託いたしまして、十分慎重審議すべきものであると思うのでありますが、それにもかかわらず一括して提出したことはどういう理由によるのでございましようか。
【次の発言】 成るほど提出法案は二十三あるようでございますが、そのうちの十三は議員立法によ……

第19回国会 予算委員会 第21号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 第二分科会に付託されました案件は、昭和二十九年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算中北海道開発庁、経済審議庁、農林省、通商産業省及び建設省所管に属するものであります。  さて、本案の審査に当りましては、本月二十四日主査、副主査互選の後直ちに各省庁より提案理由の説明を聴取し、質疑に入つたのでありますが、二十四、二十五両日に亘る審議における主なる事項の若干を申上げますれば、以下の通りであります。  先ず経済審議庁及び通商産業省所管につきましては、国土総合開発上の問題として、降雨量調査とも関連して降雪量、寒冷度等について総合的に研究する必要がある。これに対する方策があ……

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私健苗の育成ということは非常に必要なことでございますが、この法案を見ますと、積雪寒冷ということに非常にこだわつておるように見えるのでございます。暖かい地方におきましての健苗育成の必要は申すまでもございませんが、災害の回避いう意味において非常に必要なことでございまして、むしろこの四国、九州地方における災害の回避は健苗育成を基調としなければならんことは勿論でございます。従いまして、これをただ冷害を防ぐというような意味でなく、もつと広く適用するという御意思がれるかどうか。
【次の発言】 ここで「水稲の生育期間における気温若しくは水温が著しく低いために」と書いてありますが、これは重点を……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1955/08/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今年は規格の改訂はできない、来年度はするというようなお話がございましたけれども、検査は一体これは米の商品的価値全体にわたるような検査が非常に必要なんでありまして、払い下げのときに同じ規格のもので値段が違って払い下げると、こういうようなことは、検査のいわゆる商品価値を表示するというようなことについては全部含まれなければならぬと思うのです。歩どまりの少い地方から生産する米を、その価値通りに買い入れを願うというようなふうに、来年は実態に即したような改訂をする処置でございますか。いかがでございますか。
【次の発言】 従前の銘柄でありますと、食味とか何か関係があるので、現在では不合理であ……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1955/08/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 質疑というものではございませんが、試験研究機関は日本の農林水産漁業の発達と進歩とに対しましては、重大なる貢献をしておるということは申すまでもないのでございます。しかしながら仕事が非常にじみでありますので、ややもすれば国政の上にまま子扱いにされるという懸念がたくさんあるので、ございます。いずれにいたしましても日本の産業の発達は基礎研究がしっかりできておらなければなりませんことは申すまでも、ございません。私はつい最近西ヶ原の研究所を拝見したのでありますが、戦前は地方の試験所などに比べますと、かなり優秀な設備を持っており、しかも非常に新しい機械も備えられておったように思ったので、ござ……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1955/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今大蔵省のお話を伺いますると、研究中だということでございますから、あえて質問はいたしませんけれども、意見だけ一言申し上げておきたいと思うのでございます。  大蔵省の今百円硬貨の鋳造に関する研究の内容を伺いますると、全く通貨政策は大蔵省の御都合一辺倒だと思うのでございます。しかし一方におきましてミツマタの栽培というようなことをよく御存じになりますと、そういう無理な論は出てくるはずはないと思うのであります。御承知のようにミツマタの産地というのは大方山村でございまして、全くその他の農業経営に転換のできない地帯が多いのでございます。それを国の奨励だというので無理して栽培をしている所が非……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1955/09/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私は主としてカンショの問題につきまして御質問申し上げたいと思います。実は本年は天候がよくて大豊作を予想されておるのでございますが、私の見たところでは全国的にはおそらく豊作であるように思いますが、西日本は早魃などの関係がありましてイモそのものの澱粉価は高いものがとれるかもしれませんけれども、反収におきましてはそれほど豊作の名をもって呼ぶほどの大豊作ではないと思うのでございます。そうなって参りますると、全国的な豊作という声に巻き込まれ、しかもそういう気象的な障害の起きました西日本のイモ作というものは大へんな打撃をこうむり、それこそほんとうに豊作飢饉という状況を呈すると思うのでござい……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第11号(1955/10/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 政務次官はよくミツマタの生産地の状況も知っておられるようでございますが、今、寺尾委員からもお話しのように、あの地帯というものは水田も一つもございません。従ってふだんでも米食はしておらぬような状態でございますが、今回のミツマタの値下りにつきましては、ほんとうにトウモロコシの飯も食えない、こういう状態が実情でございます。従いまして、愛媛県の久万地方などにおけるミツマタ栽培者の経営上の苦難というものは想像に余りあるものがあるのでございます。ことにこの百円硬貨を発行するという話が広まりまして、その後また非常に値下りをして困っておるような状態でございます。当初植え付けましたときの予想より……

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今回の災害は、ちょうど時期が時期でございますので、次の作物のことを考えなければならぬ時期でもあり、まあ苗代などの災害につきましては直ちにまた苗の成長等も考えなければならぬ時期であります。そういう意味におきまして、一体何日くらいでこれの救済の策ができるのでございますか。それから伺いたいと思います。
【次の発言】 現物対策はこれをなるべく急いで、その時期を失わないようにお願いしたいと思います。それから共済の対象になる作物に対しましては、概算払いはよろしうございますけれども、対象にならぬ作物に対しましては、どういう救済の方法を考えておいででございますか。

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第12号(1955/11/09、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 穂発芽の問題につきましては、四国全体にあることでございましょうけれども、愛媛の南部の方で相当の多量のものがあるということでございますから、これも一つぜひ検討願いたいというふうに考えております。  それから検査の問題でございますが、今年のパーセントを見ますと、昨年よりは三等は上昇しておるというようなことでございますが、これは本委員会の決議もありましたので、標準米の取り方なども適正にできたと思うのでございますけれども、下部の方へ行ってみますと、昨年の検査の標準米ということが非常な頭へ入っておりまして、今年の標準米とよく照応ぜずに検査をしておるという向きも少くないのでございます。特に……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第14号(1955/11/11、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 課税技術によって増徴は考慮しておらないということでございますが、それにはやはり適正な反当収量を把握するということは一番重要なことだと思います。ところが税務署でやっております坪刈りの様子を聞きますと、村の協同組合の人、そのほかの人が出まして相談しましても、一方的に決定いたしまして、ここを刈り取れ、こういうようなことを言っておるそうであります。そうなってきますると、やはり適正反当収量の把握ということは非常に農家にとりましては不公平になると思うのでございます。もちろんこの供出の際における地力に等級のあります所におきましては、その等級の地区を代表いたします所で坪刈りを行うのが至当だと思……

第22回国会 農林水産委員会 第16号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 増員の方でございますが、先ほど官房長の説明によりますと、普及官の設置と、これは普及員と仕事の内容は違わぬじゃないですか。
【次の発言】 この修正増員要求という資料を見ますと、普及官というのは十六名要求しておるのでございまして、それから今の第十四番目に書いておりますのとはこれは項目が違っておるのでございますが、仕事の目的も違うようですが、あとの方を生かして前の仕事もしようということでございますか、いかがでございますか。
【次の発言】 将来と申しましても、今度の地方試験研究機関と国の試験研究機関との連絡強化のためのこれと、それから要求されております十六人というのは、普及員との連絡強……

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/06/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 きのうの御答弁にもありましたようでございますが、被害調査というのは新たにこれはするのでございますが、これを定員のワク内で処理されておるようでございまするが、作付面積の調査でありますとか、あるいは作況の調査というものは、被害調査の基準になるものでございまして、そういうこの基準になるものを手薄にして置きまして被害の方に定員を回す、これで万全を期することができるのでございましょうか、いかがでございましうょか。
【次の発言】 それから定員を一方では減しておりまして、一方では常勤労務者をふやして行くということは、これは統計で行われますが、こういうことをいたしまして、予算上どれくらいの得が……

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 本年内地産のタマネギの種が大へん不足したので、外国から輸入し、その種が日本の気候風土に合わなかったために早く抽苔いたしまして、だいぶ被害をこうむつたということは非常に遺憾に存ずる次第でございますが、ああいう種類の種は一体どれくらい入って、各地にどういうふうに分布をして、どういう被害を受けておりますか、お伺いしたい。
【次の発言】 岐阜県の本巣村、糸貫村一色は約四十町歩くらいでありますが、そのくらいの被害でございますか、その後の抽苔率は一〇〇%でございますか、いかがでございますか。
【次の発言】 これは一〇〇%抽苔しましたら、ほとんど金にならぬということになりますか、いかがでござ……

第22回国会 農林水産委員会 第21号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法律は関係ないかもしれませんが、岡山、愛媛、あの地帯のことはひょう害などの点はこれはどういうように措置されておりますか。

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 四国も落ちておりますからどうぞ……。

第22回国会 農林水産委員会 第23号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 空気銃の取締りにつきましては、人畜に及ぼす被害の防止ということについては、厳重に取り締っていただかなければならぬと思いますが、しかし一方狭義の猟銃というような意味から申しますと、単に空気銃だけを取り締りましても、火薬銃というものがある以上は、鳥類はそう速急には増加しなしと思います。しかし生物のナチュラル・バランスの上から申しましても、鳥獣を増殖して行かなければならぬということは当然のことでありまして、さらに積極的に鳥類の増殖ということにつきまして施策を講じて行く必要があると思うのでございますが、林野庁の方といたしましては、鳥類増殖に対して、単に消極的に空気銃をとめて保護をすると……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私は意見を付しまして本法案に賛成するものであります。と申しますのは、この法律は時限法律であるにもかかわらずその期間内に事業のできました分量ははなはだ僅少でございます。こういうようなことは結局時限法律はその期限内になるべくその事業を完了することにすることが必要だと思うのでございますが、財政事情もあったことと思うのでございますか、今まで通りのことでいきましたならば、今五カ年延ばしましてもおそらく事業の完遂はできないと思うのでございます。それでありますから、これを延ばした以上はこの期限内におきましてぜひともこの計画しておる事柄を完遂するように大蔵省の方とも十分御相談をなさって予算を十……

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この愛知用水の方の農業方面の純益の見積りがあまり大き過ぎるように思うのでございますが、たとえてみますると、果樹園の灌漑など二万九千円の利益があるというようにありますけれども、これは一体どういう基礎によって計算されたのでございますか。
【次の発言】 一毛田の灌漑水補給で千七百円というのもかなり大きいように思うのですが、こういうようなことを申しますのは、結局この愛知用水によって農業用水と工業用水、あるいは発電というものを起すわけでございますが、いつもこういうようなものの結果を見ますると、工業あるいは発電の方が非常に利益をとうむっておるのに、分担金だけが農家の方が非常に高くなるという……

第22回国会 農林水産委員会 第38号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 水害によって農家のこうむる影響は実に大なるものがあるわけでございますが、あれは保管した食糧にかなり重点を置いて考えておるようでございますが、農地の被害を受けました農家はこの秋の収量減によって食糧難に陥るということはこれは当然なことだと思うのでございます。そういう方面も十分考慮されておると思うのでございますが、ただ当面の保管している食糧の被害並びに水害によって減収した農家の食糧補給ということを考慮しているのでございますか。

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/05、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 あした局長を呼ぶならば農業改良局長も呼んで下さい。経済局長と。

第23回国会 農林水産委員会 第3号(1955/12/06、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 農業改良試験制度につきまして、お伺いしたいのであります。  補助金の使用につきましても、これは合理的に効果的に使わなければならぬというととはもちろんでございますが、特にとの補助金を農業改良試験制度にかえた、そのために補助金よりも農業改良助長の方がどういう点において効果があるかということをまずお尋ねしたい。
【次の発言】 今のお話伺いますると、別に農業改良を助長するという意味におきましては、基金制度は特にすぐれた点を見出すことはできないと思うのでございます。ただ、今までの補助金に批判があったからというようなことで、その補助金に批判がありましたならば、補助金の使い方というものをもっ……

第23回国会 農林水産委員会 第7号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 ミツマタの問題は当委員会におきましては再々取り上げておることでありますが、栽培農家の貧弱な経済的値下りによるそれの打撃等を考えます場合におきましては、これはこのままにしてはおかれない問題であると思うのでございます。また今話を聞きますると、大蔵省の方の措置も十分結論が出ておらぬという話でございますので、ミツマタ栽培農家等を擁護する目的におきまして、皆様方の御賛成を得まして、決議をいたしたいと思うのでございます。案文を朗読いたします。    みつまたの需要確保に関する決議(案)   みつまたは、急傾斜地或は僻陬地等、恵まれない農山村地帯に残された重要作物であって、これが栽培は国の助……

第24回国会 内閣委員会 第53号(1956/05/26、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 まず技術会議についての点につきまして質問いたしたいのでございますが、昨年新聞に見えておりました河野案によりますると、農林行政についての研究、統合参謀本部のようなものを作ると、こういうようなことが一時伝えられておったのでございますが、今度できますこの会議というものはそういう性格のものでございますか、どうでございますか。
【次の発言】 それならば今度大臣がおかわりになりましても、試験研究機関の向うべき方向というものは常に一定しておるというふうに解釈していいですか。
【次の発言】 さきに農林省では改良調査会というものを設置されまして、いろいろ試験研究機関の機構や運営につきましていろい……

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 この法律案の第五条第一項の改正について、これに「政令で定める」とありますのは、どういうものを言うのか。  それからもう一つは、この「政令で定める」というような事項をこの法律に規定することができなかったというその理由でございます。
【次の発言】 この改正法律案によって健康証明書を携行しなければならないというのは、乳牛及び種牛については結核及びブルセラ、馬については伝貧、豚についてはコレラとこれだけを限定したということはどういう理由でございますか。
【次の発言】 配布されております資料の五十四ページを見ましても、昭和二十九年度殺処分金の交付状況ですね。これは今回法定伝染病の疾病以外……

第24回国会 農林水産委員会 第21号(1956/03/22、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 現在は肥料の種類もずいぶんふえまして、中には全く無効なもの、あるいは有害なもの等が出ているようでございますが、そういう意味におきましては、この取締りを相当強化するということが必要だと思います。そこで都道府県における取締りの機構の現状はどうなっておるのか、今の状態で公正かつ適正な取締りというものはできるかどうか、こういうことを伺います。
【次の発言】 今お話を伺いますると、ずいぶん人の数もあまり多くございませんし、技術者は優秀な者がいるといいましても、分析などはやはり新しいものがどんどんできておるようでございますが、古い施設をもってしますると、時間と手数とをたくさん要するようでご……

第24回国会 農林水産委員会 第22号(1956/03/23、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 私も本案に対しまして、条件を付して賛成をするものでございます。  この急傾斜地帯農業振興臨時措置法は、日本の農業の水準を全般的に引き上げるためにはきわめて重要なものであることはもちろんでございます。従いまして、特別法と――時限法といたしまして制定されたわけでございますが、五カ年の期間においてわずか一三%よりしかできておらぬ、こういうようなことでありますると、今延ばしましても、またさらに延ばさなければならぬというようなことになるのであります。しかし、現地の農業経営の実態を見ますると、それほど長い期間をかけましては、もはやその更新に対処していく力がないと思うのでございまして、この延……

第24回国会 農林水産委員会 第33号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 いろいろお話がありましたが、凍霜害の対策といたしましては、一年生の作物に対する対策、多年生の作物に対する対策があるでしょうけれども、得てして融資などというような営農関係にはずいぶん注意されますけれども、果樹その他のものにつきましては、この害の作用というものは来年度もあるいは再来年度も続くのでございます。そういうような恒久的な作物に対しましての今後の救済方針というようなものは、どのように立てられておりますか、お伺いしたい。
【次の発言】 先ほどから災害予防の話が出ておりますが、今年はもちろん農林省の方からも麦のサビ病に対する警告が出ているようでありますが、今年は日本にまだあまり大……

第24回国会 農林水産委員会 第38号(1956/05/28、3期、日本社会党)

○三橋八次郎君 樹勢回復用といたしまして、肥料と農薬の関係がございますが、樹勢回復という意味におきましては、被害をこうむった農家からみますると、肥料もほとんど農薬と同じようなこれは効用があるわけでありまして、被害をこうむったという現実におきまして、余分な支出になるのでございますが、これを一方は三分の一、一方は二分の一とこうされておりますが、これはいつもの例でこうなっておるのですか。今度こういうふうに二分の一、三分の一というような工合にきめたのでございますか。
【次の発言】 この前の例によったと、こう申しますけれども、これは実際から申しますると、農家からみますると、これは余分な支出になるわけでご……



各種会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第12回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1951/10/27、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 今協定年度内における小麦の輸入数量は五十万トンだということを聞いておりますが、小麦の供給国、それから現地の価格及びCIFの価格並びに協定以外に輸入する麦の価格等をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この小麦の買付及び輸入の状況並びに今後における買付輸入の見すかしというものはどういうものでございましようか。
【次の発言】 来協定年度以降におきまする協定による小麦の輸入計画、例えば数量及び価格でございますが、その見すかしは如何でございますか。
【次の発言】 全体のことがわかればなお更よろしうございます。
【次の発言】 本協定によつて輸入される小麦の価格というものは、現在にお……

第12回国会 内閣・農林・水産連合委員会 第1号(1951/11/15、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 今回の行政整理は、特に基礎産業であります農林関係に過重であるということは、誠に遺憾に存ずる次第でございます。二、三御質問申上げたいと存じますが、先ず第一に統計事務の関係でございますが、これは米麦の統制撤廃を前提として整理を立案されたということでございますが、それは如何でございますか。
【次の発言】 然らば統制撤廃が廃止になりましても、何らそれを勘案することなく、当初の目的通りに進むつもりでございますか。
【次の発言】 そこであれほど大騒ぎをしました米の統制撤廃も遂に中止にになつたのですが、今度若しも政府が予定しております来年になりましてから、統制撤廃ができないという事情に立至り……

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第3号(1952/06/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(三橋八次郎君) 大変お忙がしい中、貴重な時間を割いて頂きまして農林委員に発言の機会を与えられましたことを感謝いたすものであります。農林業は御承知のように我が国産業部門の重要な一つでありまして、もろもろの政策の樹立、実行面におきましてもその重要度に応じまして公平に措置されなければならないことは当然でございます。従来ややもしますると、農林業が不当に軽視されましたり、他の産業に比較いたしまして均衡を失した取扱を受けがちであります。この点農林部門の担当者といたしましては、誠に遺憾と存じておる次第でございます。この法律案におきましても、かような意味におきまして種々議論なり意見なりがあるので……

第15回国会 水産・農林連合委員会 第1号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法律が成立いたしますれば、今後の災害につきましては本法によつて賠償救済せられることになるのでありますが、既往における同じような補償救済につきましては、政府においてはどういうような措置をとられる方針であるか、例えてみますると、現在問題になつております福岡県の芦屋飛行場に関連する災害の補償につきましては、聞くところによりますると、極めて少額の見舞金で事済まさんとしておる方針であるようでありますけれども、本法制定以前のことであつても本法に準じて公正に補償する必要があると思うのでありますが、政府の御所見は如何でございますか。


3期(1953/04/24〜)

第19回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1954/03/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○主査(三橋八次郎君) 御挨拶申上げます。今主査に指名せられましたけれども、私こういう方面は至つて不馴れなほうでございますから、皆さんの御協力によりまして責を全うして行きたいと思うのであります。どうぞよろしくお願いいたします。  ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  本日の議題は昭和二十九年度一般会計予算、昭和二十九年度特別会計予算及び昭和二十九年度政府関係機関予算のうち、北海道開発庁、経済審議庁、農林省、道面産業省及び建設省所管の事項であります。先ず北海道開発庁所管より説明をお願いいたします。
【次の発言】 経済審議庁のほうの説明をお願いいたします。

第19回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○主査(三橋八次郎君) 只今から予算委員会の第二分科会を開会いたします。昨日印刷物の都合で遅れておりました建設省関係の説明を先ず聴取いたしたいと思います。
【次の発言】 只今説明を聴取いたしました建設省関係の質疑につきましては午後にまわしたいと思います。  昨日説明を聴取いたしました農林省所管事項につきましてこれから質疑を求めます。丁度農林大臣は十一時半頃から用事があるそうでございますから、成るべくその時間内に大臣の質疑を済まして頂きますようにお取運びを願います。
【次の発言】 米の問題でございますが、第一番は米の義務供出並びに任意供出の現在の状況について御説明願います。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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