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梶原茂嘉 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

梶原茂嘉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
120位
委員会発言歴代TOP500(参)
470位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
366位
委員会出席(無役)歴代TOP100
85位
委員会発言(議会)歴代TOP500
273位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
461位

5期委員会出席(幹部)TOP50
49位
5期委員会発言(議会)TOP25
25位
7期委員会出席TOP50
31位
7期委員会出席(無役)TOP50
26位
7期各種会議出席TOP5
1位
7期各種会議出席(無役)TOP5
1位
8期委員会出席(無役)TOP50
28位
8期各種会議出席TOP20
17位
8期各種会議出席(無役)TOP10
8位

このページでは梶原茂嘉参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。梶原茂嘉参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 外務委員会 第3号(1953/06/19、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 加盟国の関係ですけれども、北京政府、国民政府、北鮮、南鮮の関係、それはそれぞれ別個に加盟をしておるのでしよか。
【次の発言】 加盟国の批准の状況はどうですか。殆んど皆終りましたか。

第16回国会 外務委員会 第4号(1953/06/25、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 郵便業務の経費に対する加盟国の分担の規定があると思いますが、等級が分れておる、あそこの単位と、日本がどういう基準でどういうカテゴリーに、分類に属するか、その点を一つ。
【次の発言】 一単位というと、どの程度になつているのでしようか。
【次の発言】 そうしますとこの条約に加盟して批准されても負担の関係は従来よりも増すわけではないのですか。
【次の発言】 通常の郵便の業務以外に約定で規定されるものは七つほどある。そのうち二つがまだで、五つに参加して、二つは参加しない御説明のようですけれども、参加しないのはどういう理由でありましようか。

第16回国会 外務委員会 第5号(1953/06/30、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 近い機会に又外務大臣から説明を聞きたいと思います。
【次の発言】 この問題について。

第16回国会 外務委員会 第6号(1953/07/03、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今回締結する国以外に、近く同じような種類の協定を結ぶ必要のある事情があるでしようか。
【次の発言】 余り具体的な話合には入つておらないわけでありますか。
【次の発言】 この条約の締結に関連して御説明にありましたように、我が国における国際航空運送がいよいよ近く開始する運びになつて来た。そのことがこの条約締結の一つの日本としての意味合であろうと思うのですが、先ほど中田委員からも他の条約の関連で御質問があつたのでありますけれども、現在の日本の国際航空運送についての大体の計画、もくろみ等について一つお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 非常に広い意味で考えると、日本が国際航空運送に……

第16回国会 外務委員会 第7号(1953/07/07、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちよつと資料をお願いしたいのですが、昨年一年で結構ですが、或いは昨年度米穀年度で結構ですが、輸入食糧の米、小麦、大麦別各輸出国別の数量とその単価、これを一つお願いしたい。
【次の発言】 資料としてお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと御説明を補足願いたいのですが、この種小麦協定以外に、格別に、食糧の輸入について、米麦、小麦を通じてですが、特別の取極なり協定を現在されておるかどうか。
【次の発言】 そういう個別的な取極めがあるのですけれども、単価等についての取極めがそのうちあるものがありましようか。
【次の発言】 説明の補足をお願いするわけですが、南方の米について相当戦前のよう……

第16回国会 外務委員会 第8号(1953/07/09、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 英国とアイルランドが参加しないようですけれども、そうしますると約五百万トンの数量の食違いが来るわけなのです。これはこの協定の趣旨から見て再調整が当然行われると思うのでありますけれども、どういう方法で行われるのか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 その話合はこの協定との関係においては、日本に対してどういう関連と影響とを持つて来るのですか。
【次の発言】 食糧庁の見解からいうと当初百万トン以上の要請をされたように聞き及んでおるのであります。それが会議の結果百万トンに減ぜざるを得なかつたということでありますが、増加し得る機会がありとすれば、先般の会議において主張されたように百……

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/14、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 関連して。私もその問題が非常に重要だと思うのでありますけれども、労働金庫関係の金利はどの程度になつておりましようか。
【次の発言】 それに関連しておりますが、労働省当局のお説を拝聴しておりますと、普通の場合の事態に処する程度を越えておらないような感じが私はするのであります。(「そうだそうだ」と呼ぶ者あり)異常な災害なんですから、やはり対策も普通の場合じやない、格段の施策が必要じやないか。(「その通り」と呼ぶ者あり)例えば今の問題でも、労働者の生活資金の問題、而も災害時における生活資金なんですから、これは、それに対して金利を取るということ自体が私は腑に落ちない。普通のこういう場合に……

第16回国会 労働委員会 第14号(1953/07/17、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私はスト規制法案に関しまして若干の質疑を労働大臣にしたいのであります。その前にこれは委員長に私の希望を申述べることをお許しを願いたいと思います。  私は御承知のように新らしくこの委員会に参加したのでありますが、先日来のスト規制法案審議に関連いたしまして、当委員会で行われました論議を拝聴いたしておつたのでありますが、当時の状況から見まして、こういう状況で果してこの重要な法案の審議に参議院の委員として万全にその職責を果し得るかどうか、実は非常に憂慮したのであります。幸いに委員長の格段の御配慮でこの審議が軌道に乗つて参りましたことは非常に喜ばしいことで、委員長の御配慮には私感謝申上げる……

第16回国会 労働委員会 第18号(1953/07/25、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私はスト規制法案に関しまして、先日の私の質疑を続行いたすわけであります。  今朝来の本委員会に関しまする議事の取廻しについての御相談の結果から見ましても、恐らく私に与えられてある時間は本日の午後の時間に限られるであろうと遺憾ながら思うのであります。従いましてできるだけ簡明に且つ簡単に質疑をいたしたいと思うのであります。なお、私の質疑には法務大臣なり通産大臣の御出席を頂きまして御質疑をする必要があるのでありますけれども、これも時間の関係等で遺憾ながら後日各大臣が本委員会に出席される機会があろうと思いますから、その機会に関連をいたしまして質疑をいたすことをお許しを願いたいと思います。……

第16回国会 労働委員会 第19号(1953/07/26、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 先ほどの田畑委員の御質問に関連してお伺いしたいのです。他産業については今回の法律のごとき制度を絶対に及ぼさないということを田畑委員が念を押されて、大臣は確答されたのであります。絶対及ぼさないと言われる根拠の考え方は、電産及び石炭の場合についてはこれは断然必要である、他産業については国民経済に如何なる影響を与えても及ぼさないという根拠の考え方であります、私腑に落ちないのでありますが、今後そういう必要が起れば、この法案を出す以上、同じようなケースが起れば、例えばガスについて大規模なストが起つた、そうするとやはりこういう制度をとることを少くとも考えるのだという段階になるのじやないかと思……

第16回国会 労働委員会 第20号(1953/07/27、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 簡単に関連してお伺いしたいのでありますが、今のお話でありますると、仮にこの法案が通過しなかつたという場合においても、政府としては電源ストは違法であるという解釈をおとりになることと思いますけれども、そうなりますか。そうなるでしよう。(「今の答弁ではとられん」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 関連して質問を一つ簡単にしたいと思いますが、社会通念の成熟と違法の関係でございますが、第二条の停電ストの問題であります。停電ストは、政府はこれまでこれは違法であると解釈されて来ておるのであります。それはその根拠は、これは社会通念が主としてこれは違法になつておると、私はそうじやないと思うのでありまする……

第16回国会 労働委員会 第21号(1953/07/28、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちよつと関連して。今の問題に関連するのでありますけれども、二条の場合であります。二条の場合で、労務不提供等の不作為による場合、この場合は公益事業令の八十五条ですか、あれの適用が当然あるかどうか、私少し疑問を感ずるのでありますが、その点を少し御説明願いたい。
【次の発言】 二条の場合に労務不提供、不作為を内容にする争議行為ですね、これはこれまでの御説明では、二条の規定それ自体から見て違法行為であるものと言われているわけですが、その場合にその不作為の行為によつて結果的に何ら電気の正常な動きに支障を与えない場合と与える場合とがあると思うのであります。与える場合にはこれは普通考えれば八十……

第16回国会 労働委員会 第22号(1953/07/29、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私も通産大臣に対する質問をいつでしたか、先日質問を留保しておるのであります。できますれば、この際やらしてもらいたいと思います。
【次の発言】 その点が私にも実ははつきりしないのであります。而も非常に重大な点であるので、これまでこの委員会におきまする質疑応答の結果、私の今理解しているところは、第二条の中の不作為による場合、ウオーキング・アウトの場合、その点は今大臣のお話のように、従来必ずしも解釈といいますか、見解が一致していなかつた。むしろ受けた感じは、今、藤田委員の言われたように、正当な行為ではなかろうかというような見解のかたがむしろ多くなかつたかと思う。併し政府の御説明では、こ……

第16回国会 労働委員会 第24号(1953/07/31、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 本委員会に附託になつておりまする請願、陳情に関しまする小委員会の審査の経過並びに結果を御報告申上げます。  請願百九十五号、千六十九号、千四百五十二号、千五百三十九号、千八百七十八号、二千六百七十八号、陳情百八号、百十一号、百七十五号、百八十九号等。請願六件、陳情四件は、いずれも失業対策事業の拡充強化或いは失業対策事業就労労働者の就労条件等の改善を要請しておるのであります。請願千六十八号は珪肺法の制定せられんことを要請しておるのであります。請願千五百四十号、珪肺の療養補償期間の延長を要請しておるのであります。  以上請願八件、陳情四件は、いずれもその願意おおむね妥当なるものと認め……

第16回国会 労働委員会 第25号(1953/08/01、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 若しどなたか質問をされる方がありますれば、私いつでも保留いたしたいと思いますが、差支えなければ大臣に一つお伺いしたいのであります。それは社会通念についての大臣の、労働大臣としての考え方についてであります。今回の法案については、社会通念の成熟或いは社会通念上非とするという考え方が随所に現われておつて、而も相当強調されておるのであります。私はこの社会通念の取扱い方、それに対する大臣の考え方にやや不安、危惧の念を実は持つのであります。立法をいたします場合に社会通念を尊重すること、これは当然のことだと思います。又曾つてこの委員会で堀委員との質疑応答の中にありました、素朴な輿論を尊重すると……

第16回国会 労働委員会 第26号(1953/08/03、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちよつと関連ですけれども……、保安要員の引揚げの準備指令というものは労働争議の一つの行為とこう解釈していいのでしようかどうでしようか。
【次の発言】 一般の鉱山の現場の労働者は、保安要員の引揚げのごときは、これは事実実行する考えもないようであります。又、鉱山保安法の関係から見てもそれは違法であろうというふうに認識されておるように思われるのであります。政府のしばしば言われる、そういう違法の労働争議、違法の行為を準備指令という労働争議の一つの形において行われたのでありますが、こういう準備指令そのものを取締る。そういう行為は違法であるというふうに立法化して行くということが一つの私は行き……

第16回国会 労働委員会 第28号(1953/08/06、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 先般の委員会で小委員会から御報告をしたのでありますが、その後請願及び陳情が六件参つたのであります。請願はスト規制法反対が一件、スト規制法賛成が一件であります。陳情は四件でありましてスト規制法賛成が三件であります。この請願第二千七百八十八号、二千八百三十一号、陳情三百三十七号、三百三十八号、三百三十九号、以上はいずれもスト規制法に関連する請願及び陳情であります。  これにつきましては先般御報告を申上げました通り、法案の審議に関連したものでありまするから、取扱いとしましては保留の措置をとることにしたのであります。  陳債三百四〇号はけい肺特別法制定に関する陳情であります。従いまして他……

第16回国会 労働委員会 第29号(1953/08/07、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちよつと今の御質問に関連いたしましてお伺いしたいのでありますが、最近の石炭の需給の関係にやや生産過剰と言いますか、貯炭の増といいますか、そういう状況のあつたことは事実でありますけれども、日本の基幹産業への投下規模を拡大しなければならないということは、これは考え方として相当強く言われておるし、又そうであろうと私は思うのであります。先ほど安本の五ケ年計画を言われましたが、私も五ケ年計画の数字を今覚えておりませんけれども、日本のエネルギー源の問題として、将来やはり石炭というものの需給は、当然に一時の消長があつても、大局的には増加して行く、又増加せしめて行かなければなら、ないというふうに……

第17回国会 外務委員会 第3号(1953/11/02、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今の問題に関連するのですけれども、私今よく勉強してないのですが、アメリカとの関係は行政協定によると、従つて国会との関係はないと、それのよつて来たる因は安全保障条約の三条にあつてその委任になつておるからと、こういうような御説明に承わつたのでありまするが、他の国連関係の場合と実質的には全然同様なんですね。実質的に全然同様であつて、又ときによつては変り得るわけなんです、アメリカの場合とそれから他の場合と変り得るわけです。そういうことを考えますると、本質的には行政協定の場合といえども、やはり国民の何といいますか裁判権に関連する重要な問題であつて実質的にはやはり国会の承認を得るというふうに……

第17回国会 外務委員会 第4号(1953/11/04、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書に関して、統一司令部として行動するアメリカ合衆国政府が参加しておるわけでありますが、統一司令部として行動するアメリカ合衆国云々ということは、この議定書の関連においてどういう意味合と効果があるのか。これを一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 統一司令部の性格は今のお話で了解したわけでありますが、そうだとしますると、この議定書に統一司令部としての合衆国が参加しなくても、議定書としてそれの持つている法律的の効果という点からいたしますと、さしたる意味合いはない、かように考えていいわけですか。

第17回国会 外務委員会 第5号(1953/11/05、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 朝鮮の問題に関連して、二、三外務大臣にお伺いしたいのであります。その前に一つ、これは或いは外務大臣からお答えを望むことは無理かと思いますけれども、しばしば吉田総理がアメリカ及びヨーロツパ、インドを訪問をするということが縷々といいますか伝わつているわけであります。現在の世界情勢と日本の地位立場から見て外交上相当の意味があるのじやないかと私は感ぜられるのですけれども、果して近く実行されるのかどうか、その点を一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 朝鮮の問題が今後日本の外交の大きな中心課題であると私は思うのでありますが、朝鮮の今度の政治会議について最も関心と利害関係のあるのは私は世……

第17回国会 外務委員会 第6号(1953/11/06、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 MSAの関係で、何と言いますか、軍事顧問団が日本に駐留することは予想されるわけであります。その軍人さんの身分関係と言いますか、これはどういうふうになるでしようか。
【次の発言】 当然この日米間のあの協定の適用があるかどうか、少し疑問が残りはしないでしようか。
【次の発言】 そうしますると、軍事顧問団も安全保障条約に関連してと言いますか、あれに基いて日本に駐留するというふうになるわけでしよう。
【次の発言】 少し細かいことですけれども、軍法に服するという者の範囲は、向うで何か通報して来るようになつておりますけれども、大体どういう範囲内なんでしようか、これはやはりこの軍隊の構成員には……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は冷害関係につきまして、食糧計画の問題に関連しまして二、三農林大臣と大蔵大臣に質問いたしたいと思います。  先ず冷害関係でありますが、只今木村委員の御質問に対して農林大臣から、冷害による被害見込の御答弁があつたのです。今回のこの補正予算案の編成の基礎になつておりまする冷害関係の被害の範囲が、減収量被害額等のこの計算がどうなるか、この点をはつきり説明して頂きたい。冷害関係の被害を把握することは私相当困難であろうと思うのであります。殊に冷害に基きます農地その他の病虫害等の被害を、どういうふうに算定して行くか。平年も勿論こういう病虫害は少くないのであります。これを予算編成の基礎にどう……

第18回国会 外務委員会 第2号(1953/12/02、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 この条項を我が国に適用する場合に、国内法は相当面倒になるのじやないか、技術的に考えますと、そういう感じがするのですが、アメリカの人が属するアメリカの州ですね、これは何かはつきりとしたよりどころがあるわけなんでしようか、その点一つ伺いたい。
【次の発言】 そうしますと、この公文を受ける当該国民が属する合衆国の州というのは、そこに住所があるというのを意味するわけですか。
【次の発言】 わかりました。

第18回国会 外務委員会 第4号(1953/12/04、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ガツトの関税関係以外の本体といいますか、それが日の目も見ない形で現在まで来ておる。なぜ施行されるに至らないか、その大きな理由といいますか事情を御説明願いたいと思います。

第18回国会 外務委員会 第5号(1953/12/07、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 若しお話が出ておれば結構でございますが、お伺いしたいと思います。  一九五四年七月以降のアメリカの会計年度の関係で、対外軍事援助その他に減少とか相当の変化があるようにときどき報道されておるわけでありますが、愛知さんあちらにおられての見通しと申しますか観測、来年度以降どういうふうに変化するであろうかというような点についての見通しがありますればお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は本件に賛意を表するものであります。第八条の2についての留保は、そのこと自体及びその内容に関連して遺憾の点は確かにあると思うのであります。併しながらそのことはすでに友好通商航海条約を承認する際に存在した……

第19回国会 外務委員会 第2号(1954/02/08、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今度の本協定の中に安全保障条約及び憲法との関係の条項が入つておるお話でございますが、安全保障条約との関係と言いますとどういうふうな内容で協定に入つて来るのですか。大体の内容の御説明を願いたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第7号(1954/03/11、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 名誉領事の制度についての改正が提案されておるのでありまするが、名誉領事の任用上の効用といいますか戦前名誉領事、名誉総領事の制度が必ずしも十分その機能を果しておらないのじやないかという批判があつたように思うのであります。殊にその名誉領事の側においても、日本政府としてはこういう制度をおきながら必ずしも十分この機能を活用しておらない、どうかすると義理合い的におくに過ぎないような感じも持たれておつたように見受けられるのでありますけれども、名誉領事制度の効用といいますかについてどういうふうにお考えになつているか。その点を一つ伺いたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第11号(1954/03/25、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 佐藤先生にちよつとお伺いしたいと思います。政治的の問題ではなしに、純粋に法律論としての御見解を承わりたい。私は憲法には素人なんでよくわからないのでありますが、お教えを頂きたいと思います。憲法第九条の第一項であります。戦争放棄の条項であります。戦争というものは二国間以上で行われる、当然法律というものは、何らかの意味において法律的効果がなければ意味ないのである。何らかの形において法律的の効果というものは当然なくちやならんかと私は思うのであります。そういう観点からいつて、憲法九条第一項は、法律的に如何なる意味を持つているか、法律的にどういう効果があるのかという点であります。二項につきま……

第19回国会 外務委員会 第12号(1954/03/26、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 大内先生に一つお伺いしたいのでありますが、先ほどお話のニユー・ルツクと今回の日本の防衛との関連でありますが、お話のようにまあ金持から学資をもらつているのでありましようが、そういう形になるわけですけれども、新らしくこれから学資をもらつてどうこうという前に、日米安全保障条約によつてすでに日本というものは丸抱えの立場に置かれているのじやないか。現実は将来両陣営対立の場合に巻き込まれないということは、今MSAを受けるとか受けないとかいう前に、すでにあの安保条約によつてはつきりと日本というものは丸抱えの私は形に置かれておるのじやないか、従つてそれがすでにもう巻き込まれてしまつた姿をそのしま……

第19回国会 外務委員会 第14号(1954/04/01、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今の高良さんの質問に関連して伺いたいのであります。それは先ほどの曾禰委員の質問に関連するのですが、少し現実と遊離しておるというふうになるかも知れませんけれども、先ほど外務大臣は微力を尽して原子力の国連による管理方式の確立に努力する、そして原子力の管理ということは必然的に兵器としての原子力の使用を禁止する効果を伴うものであるという御意見であつたのでありますが、原子力を管理するということは兵器としての原子力の使用を止めるという目的を持つているとすれば、外務大臣も兵器としての原子力の利用についてはこれを禁止することは必要だというお考えであろうと思うのですが、勿論お話のように原子兵器とい……

第19回国会 外務委員会 第15号(1954/04/05、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は吉田総理の過去のことは何も知らないのであります。併し総理が病気で出て来られない、而も医者の診断書があつて病気が出て来られないということであれば、私は一応それは信用したいと思う。前にもこういうことがあつたかどうか、これは私は知りませんが、とにかく診断書が出ているということであればそれはそのままに私は信用したいと思います。併しMSAの問題は申すまでもなく重要な条約案であります。この審議の過程においては是非総理の出席を煩わさなければならないと思うのであります。ただそれが第一日目でないといけないという段階でもありません。最初が好ましいことは好ましいですけれどもそれでなければ審議に入り……

第19回国会 外務委員会 第17号(1954/04/08、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 持ち時間は各会派で一人一時間ずつですね、そうしますと二回にそれを使えということになりますか、何回でもいいのですか。
【次の発言】 関連質問の時間は。
【次の発言】 数点お伺いいたしましてあとは後日に廻わしたいと思います。第一点は只今杉原委員の質問された点でありますが、MSAの本協定に関連しての外務大臣の基本的態度又MSA協定自体の持つておる性格と申しますか意味合、これについての御見解を承わりたいと思うのであります。  外務大臣はこれまでしばしば本協定は日本の自衝力増強に成る程度役立つであろう、又防衛産業にも多少のプラスはあるであろう、義務の点は安保条約の範囲内であつてすでに負つて……

第19回国会 外務委員会 第19号(1954/04/10、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私昨日出なかつたのでありますが、若し私の質問で昨日すでに答が出ておりますれば、それで結構なのでありますが、そういう意味で質問したいと思います。  この協定に加盟しておりまする輸出国、それから輸入国、それぞれの自由市場に対する量において占めている割合と申しますか、ウエイトと申しますか、加盟府が全部の輸出国、輸入国が入つておるわけではないわけですか、入つておるものだけで砂糖の動きの中でどれほどのウエイトを占めておるか、お開きしたい。
【次の発言】 そうしますと、大ざつぱに言つて、大体三分の一見当がこの協定によつて規制といいますか支配を受ける。半分以上が協定外で自由に動く、こういうふう……

第19回国会 外務委員会 第20号(1954/04/12、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 MSAの協定を締結することによりまして、我が国はいろいろの義務を負うことになるのであります。第一は我が国自体の防衛力を増強する義務であります。第二は自由世界の防衛力の維持発展に対する義務であります。第三はアメリカを中心といたしまする自由国家群の連帯的防衛態勢の中におきまして、何らかの役割を荷うであろう国際政治上の責務であります。我が国がその自衛力なり防衛力を増強いたしますこと自体が自由諸国に対しまする寄与であり、ひいては国際政治上の責務も又この範囲内であり限度内であるといたしますれば、これは総理もかねぐ言われておりまする自衛力の漸増の範囲であつて問題は比較的簡明であろうと思うので……

第19回国会 外務委員会 第22号(1954/04/16、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 先ほど曾祢委員との質疑応答に対して……
【次の発言】 後ほどで結構です。私のほうはそう時間はかからないと思いますが。  憲法と条約との問題であります。私非常にこれは重要な問題と思うのです。先ほどのお話で憲法は条約にまあ優先するのだ。それが原則てあり、それの一つの理由として憲法の改廃については特別の手続が要る。条約はそれに比べ、簡単であるということを理由にされたのです。実はその手続の問題如何によつて条約と憲法との優越性の断定をすることはそれは何ら理窟にならんじやないかと思うのであります。仮に憲法の改正の手続を簡素にして条約の締結の手続を慎重にするということもこれは可能なんであります……

第19回国会 外務委員会 第23号(1954/04/17、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちよつと関連して。先ほど高良さんの御質問にあつた中共と日本の漁船だ捕の関係でありますが、相当中共によつて日本の漁船がだ捕されていると報ぜられておるのであります。それらに関連して日本としては外交上どういうふうな措置を取られつつあるかということであります。
【次の発言】 私の伺いたいのは、直接交渉する途はない、それはその通りだと思うのでありますが、間接に例えば中共との外交の途を持つている国を通じてでも、現に交渉が行われつつこれまであるのかということであります。それとただ直接折衝の途がないので、そのまま見送りつつあるのか、こういうことであります。

第19回国会 外務委員会 第24号(1954/04/19、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 極く簡単にお伺いしたいのでありますが、農産物の購入とそれに関連する経済措置についてであります。このことについての効来なり意味合の評価は私はつきりしておくことが必要じやないかと思うのであります。どうかいたしますと、この評価がやや過大になつておりはしないかという感じがするのであります、そういう観点からお伺いしたいのであります。MSA協定に関連する経済的援助といいますか、従来問題になつておりました域外買付は本年度は大体どの程度の想定になつておるか、これをお伺いしたい。
【次の発言】 大体の想定が一億ドルのときに、農産物関係の四千万ドルというものは、六十万ドルにプラスされて一億になるのじ……

第19回国会 外務委員会 第25号(1954/04/26、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 アメリカのほうもこの援助の供与は、アメリカの国内法のMSAの一連の関係法規、それから予算によつて実行されることになるわけですか。将来まあいろいろ援助の条件等も勿論変化があると思うのです。その変化があつてもこの条項があるために、この協定としては何らの、何といいますか変化があつても、この条項があるために条約上の義務には変化がないといいますか、そういうふうにこれを読んでいいのですか。それとも或る程度変化があれば、それに対応する当方の義務といいますか、これも当然変つて行くというふうにこれは読むべきものなんでしようか。
【次の発言】 こちらのほうの義務といいますかそういうようなものに何も関……

第19回国会 外務委員会 第26号(1954/04/27、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 重複した点があつたら御指摘を願います。「国際緊張の原由を除去するため相互間で合意することがある措置を執る」、この条項は、アメリカと日本以外の自由国との間の協定にもあると思うのでありますが、この条項に基いて、これまでそれらの国においてとられた措置が、事例がありますれば、お示しを願いたいと思うのであります。
【次の発言】 この各種の義務でありますが、軍事義務についての点は別としまして、他の自由諸国の防衛力或いは防衛能力の発展維持に日本が寄与する場合、この場合、この協定書は非常に抽象的でありますが、これが履行されるときは何らか具体的の行為に亘つて現われるのですが、そういう場合は別途何か……

第19回国会 外務委員会 第32号(1954/05/13、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 安全保障条約に基くアメリカ軍の駐留軍につきましては、漸次これ撤収して行くということがまあ計画されております。国連軍は勿論朝鮮動乱に関連して駐留の事態というものは起つておるわけであります。朝鮮の動乱ももう休戦後相当時間がたつわけであります。さきざきはジュネーブの会議等で何らかの結論が出るでしようけれども、状態からいえば国連軍の撤収も比較的速かな時期に行われるのではなかろうかと想定されるのでありますけれども、現在の国連軍の駐留が今後どれほど続くものか、これの撤収についての何らかの話合がされつつあるのか、その間のお見通しを伺いたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第33号(1954/05/17、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は本件の協定に賛意を表するものであります。  国連軍の地位に関する問題のごとき、我が国にとつて極めて重要な問題が国連軍の引揚が極めて近い機会に想定せられておるというこの段階まで決定に至らなかつたということは、これは極めて遺憾なことであります。併しながら時期は遅れましたけれども、この協定が締結される運びに至つたことは非常に結構なことと思うのであります。この種の問題の基礎は勿論日本の主権、国民の権利義務に関する重要な事柄であつてこれが今日まで不明確な状況に置かれて来たというふうなことが、国民の国際連合に対する正しい認識、理解或いは国連軍の朝鮮に対する行動が我が国に対して持つている意……

第19回国会 外務委員会 第34号(1954/05/18、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 或いはこれは出たかもわかりませんが、二重課税の対象になる税額はどの程度に想定されるのですか。

第19回国会 外務委員会 第35号(1954/05/19、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 対象になる税が連邦所得税、附加税、日本側では所得税と法人税だと思うのですが、連邦所得税の課税ということはどういうふうなことになりますか。と言いますのはまあ直接国税としてこれでバランスがとれているのでしようけれども、所得税に類する例えば市民税式のもの、やや以前の附加税に準ずるような性質を持つておつたと思うのです。そういう関係のバランスはどうなるのですか。実際上問題としては直接国税以外の事業税であるとか、そういう種類、そういう地方税的のものも実質的には相当関係があるのじやないかと思うのです。そういう点はこの協定では関係ないことになつておるのですけれども、そういう而において二重課税の問……

第19回国会 外務委員会 第38号(1954/05/27、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今羽生委員の御質問にあつた点にも関連するのでありますが、差当り駆逐艦四はいをこの協定に基いて貸与を受けるということであります。この駆逐艦は何年頃の建造にかかるものであるかということと、大体のトン当りの評価はどの程度になつておるかということについて聞きたいと思います。
【次の発言】 トン当りの価格はどれだけ見積つているのでしようか。
【次の発言】 この協定によりますと、どのくらいたてばこれを返して行く建前になるというわけですか。今回の協定がとにかく独立国としての自衛力を我が国自体の力で増強して行くという方向に一歩進めたわけなんですが、いつまでも、又どういうものでも借物だけで行くとい……

第19回国会 外務委員会 第39号(1954/05/28、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 その場合に自衛艦が中立国の船を拿捕した場合はどうなりますか、仮に拿捕したとしたら……。
【次の発言】 それは日本が交戦権がないという理由になりますか、相手国に……。
【次の発言】 条約局長に伺いたいのですが、相互防衛援助協定との関係なんですが、三条を見ますと、相互防衛援助協定の規定に従つて、艦艇を占有し又は使用する、今後アメリカから供与を受ける艦艇は一応この種の貸与協定、この協定をくぐるのですか。それともくぐらずに供与を受ける場合があるのか。言い換えますると両方の規定の、両方の協定の適用の下に入つて来る船があるのかどうかという点であります。

第19回国会 外務委員会 第40号(1954/05/29、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 それに関連するのですけれども、今日も参議院で決議がありましたけれども、中国紅十字の問題ですね、ああいう問題は政治的には、外務大臣の御所見もあるでしようけれども、もう少しく淡薄にあつさりと処理ができないものであろうか、何となしに割切れないものを普通のものが感ずるのですね。別段あれに対して、英国も認めておるし、日本のために何とかということはあろうとは思えない。そういう感じを相当持つのですけれども、ああいうのはもう少し円滑に処理のできないものなんでしようか。
【次の発言】 外務大臣のお見通しでは、中国の国連加盟問題は、アメリカの現在の態度とすれば、これは到底実現することはあり得ないよう……

第19回国会 法務委員会 閉会後第1号(1954/09/13、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 犬養前法相をお呼びになるそうですけれども、資格は証人として……。

第19回国会 法務委員会 閉会後第4号(1954/09/16、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は今回の一連の疑獄事件、特に造船疑獄の問題に関連いたしまして質問をせんとするものでありますが、ただいま委員長の発言のありました通りに、私の質問の趣旨は検察行政の権威を保持するという趣旨に出るものであります。あらかじめこのことを申上げておきたいと思います。  今回の一連の汚職問題は、種々の問題を現在残しておるのであります。また、多くの問題を将来に残しておると思うのであります。私はそれらの問題の中で特に検察行政における責任の所在、検察行政のあり方の上においての責任のあり方という点について質問をせんとするのであります。検察行政は、もちろん裁判、司法権とは異なりまして、一般行政に属する……

第19回国会 法務委員会 閉会後第5号(1954/09/17、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 検察庁法第十四条の発動に関しまして犬養前法相はこれは適法であることはこれはもちろんのことで、あの段階において妥当性があるんだという信念をもつておやりになつたんであろうと私は信じておつたのであります。そうだとすればできる限りこの妥当性というものをはつきりしてかかるということが、これはやはり検察行政全体のために大事じやなかろうか。こういうふうに思つているわけであります。それから昨日私小原大臣に聞いたのでありますけれども、ただいまも犬養前大臣は言われたのでありますが、検察庁法十四条がなければ検察陣営は非常に便利である。これはその通りである。しかし検察行政はやはり国の大きな行政事務であつ……

第19回国会 法務委員会 閉会後第6号(1954/09/18、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 検事総長に簡単にお伺いしたいと思います。  今問題に、現在もなつておりまする検察庁法十四条による法務大臣の指揮権発動に関する事柄でありますが、当時あの指揮権発動について、法務大臣から理由として示されておりまするところは二つあるようであります。一つは事件の法律的性格であります。一つは重要法案審議の状況ということになつておるようであります。この二つの理由で、前犬養法相は当時の措置が妥当であつたものと信じておられるようであります。検事総長としては、伝えられておるところによりますと、この発動は妥当ではないというふうに言われておるのであります。妥当でないのか、妥当であるのか。妥当でないとす……

第22回国会 外務委員会 閉会後第1号(1955/08/19、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 日ソ交渉について、これは本筋ではないのでありますけれども、やや疑問を持たれておりますので、明らかにしてもらいたい。それは先般園田政務次官が政府との連絡でロンドンに行かれるやの話が伝わり、さらにそれが河野農林大臣の意向で収わやめになったといろ趣旨のことが伝わっておるのであります。このこと自体は日ソ交渉の本筋に関係のないことでありますけれども、何かしらぬ割h切れない一つの疑問を引き起しておろのでありますが、子の間のそういう事実があったのかどうか。もしそうだとすれば、その間の事情をこの際に明らかにされたいと思うのであります。
【次の発言】 外務大臣は今回アメリカに行かれるわけであります……

第22回国会 外務委員会 第3号(1955/04/13、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は日ソ交渉の交渉地についての問題に関連して、簡単に外務大臣にお伺いします。わが方としてはニューヨークを適当と認めて先方に提案したのであります。それに関連して、総理の発言等によって、相当異様な感じを私自身も受けたのであります。一般にもやや不安の念を引き超したことは御承知の通りであります。ただ単にそれが異様な感じとか不安の念ということにとどまっておれば、それはそれでいいのでありますけれども、その事柄自体が、御承知のようにソビエト側の正式の交渉の文書に引用せられて、外交的のある効果を公けに出したのであります。そうなると、私は事柄は相当重要と思うのであります。それに関連してこの八日であ……

第22回国会 外務委員会 第5号(1955/05/24、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 イタリアとの文化協定の案の中に九条ですか、この協定に関連しての委員会の設置の条項がある。この条項は他の文化協定にはない条項のようでありまするが、この委員会の性格といいますか、これはどういうふうに考えていいのか。一つの外交上の機関として考えるのか、単純な民間の機関と見るのか、あるいはそれぞれ政府の機関と見るのか、またこの委員会の権能といいますか、職能というものはどういうものか、条約に根拠を持つ委員会でありますから、一応具体的に御説明をお願いたしたい。
【次の発言】 多少の経費もいるわけですけれども、それは当然現在の外務省の既存の経費予算で賄うわけなんですか。

第22回国会 外務委員会 第6号(1955/05/31、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 大体この条約の性格はわかるのでありますが、留保の関係ですね。留保を規定して、それでその留保に反対するといいますか、賛成しない国との間においては効力を生じないというような条項が七条の後段にあるわけです。それから九条においてはこの条約の適用に関して締約国の間に紛争があると、そういう場合は国際司法裁判所の手続によって処理をするという条文があるのであります。一体この条約の性格からそういう場合が起ってくるのかどうか。どういう事柄が起ると予想されるか、その点について御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 おそらくこの条約の形といいますか、そういう新しい性格の条約なので、こういうのがつけ加……

第22回国会 外務委員会 第7号(1955/06/02、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は本条約に賛成するものでありますが、わが国の憲法との関係で、憲法第十四条の規定の、すべて国民は、法の下に平等であって、性別によって政治的、経済的、または社会的関係において差別されない、というこの憲法の規定の範囲に本条約の内容が包摂されるものであるという理解において賛成をいたします。

第22回国会 外務委員会 第8号(1955/06/06、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 先ほどの曽祢委員の御質問に関連するんですけれども、一点お伺いしたいと思います。それは、今度の日ソ交渉の過程の中で、ある時期には中ソ友好条約の問題が、何らかの形で出るのじゃなかろうかと思われる。もちろん日米関係、安保条約の関係、それと中ソ友好条約は、相対峙してと申しますか、そういうふうに認められますけれども、内容においては、中ソ友好条約は明らかに日本というものを対象にしてでき上っているもので、私は両条約の立場というものは、日本から見れば違っているように思われる。また日本と平和条約を結ぶということも、中ソ友好条約の中には、条項としては出ているわけであります。かたがた、先ほどお話しの中……

第22回国会 外務委員会 第9号(1955/06/13、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 一、二お伺いしたいんですが、ジュネーヴ会議の結果を見てから考えたらよかろうという学術会議の御意見は、ある程度ジュネーヴ会議の結果によっては、アメリカの方式といいますか、今問題になっておるもの以外に、ある程度コンクリートな見当がついておるんでしょうか、それともまあ様子を見てその上でというふうな立場なんでしょうか、その点を一つ伺いたい。
【次の発言】 そうしますとジュネーヴ会議の結果、やはりアメリカの今問題になっておる分を受け入れる方が好ましいというような結果になるかもわかりませんね。
【次の発言】 それから日本独自のプランといいますか、それが必要だということを非常に強調されたのです……

第22回国会 外務委員会 第10号(1955/06/14、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 条約の内容は別として、実質上そういう必要の起っておる地方及びその実情等について簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 小さなことですけれども、大使館に昇格することは政令で一応実現しておるのですね。この政令と、それからこの法難の関係はどうなるのでしょうか。政令で実質的に昇格しておるのを形式的にこの法律で確認するというふうな形になるのでしょうか。言いかえれば、戦争前の告示に相当するようなのがこの法律である。実質的な問題はこの政令できまるということになるのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、政令で一応昇格をした場合は、対外的にはそれで実質的に大使館になっておるわけですか。

第22回国会 外務委員会 第11号(1955/06/17、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は日ソ交渉に関連いたしまして、中ソ友好同盟条約についての総理の御所見をお伺いしたいと思うのであります。  中ソ友好同盟条約は、日本及び日本と連携をしている国を対象とした一つの軍事的の同盟条約であろうと思うのであります。実体につきましてはいろいろの見方があるわけですが、それはしばらく別といたしましても、とにもかくにも日本という国を明示してこれをその対象にしておることは、これは言うまでもないところであります。そしてソ連はこの中ソ友好同盟条約を基礎にして、その基礎の上に対日平和条約を提唱して参ったことは、これは御承知の通りであります。もちろんわが国は日米安全保障体制の上にあるわけであ……

第22回国会 外務委員会 第13号(1955/06/23、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 各委員の御質問にできるだけ重複しないようにするつもりであります。先日来の委員会に私は出なかったもので、あるいは速記を見ておりませんので重複する場合があるかも知れません。その場合は、そのことをおっしゃっていただければ、けっこうです。簡単にお尋ねいたします。  アメリカの国内法で余剰農産物の処理についての法制が従来いろいろあって、またいろいろ変ってきておるようでありますが、一九五四年の農産物貿易の促進及び援助に関する法律、これ一本にまとまったのか、まだやはりMSA関係等の法律に基く対外援助の面があるのかどうか、その点と、それから今年度におきまするアメリカの余剰農産物の処理計画で、日本……

第22回国会 外務委員会 第17号(1955/07/12、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 これは政府の方に伺いますけれども、借入金の総額はどれほどになっておるのですか、すでに支払い済みのものがどれほどで、金額にしてどれくらい残っておるか。

第22回国会 外務委員会 第18号(1955/07/19、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今国会で検討されております輸入砂糖の国内における価格安定の措置の問題がありますですね。あれは考え方によれば、輸出国別の関税の性質を持っておるようにも児得るわけです。従ってあの措置はガットの趣旨から言うならば、これに背反するのではないかという疑念を持っておる向きもあるようであります。この面はどうなるのか、あるいは何ら差しつかえがないのか、多少疑念があるのですが、そういう点について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 品目が何らか明記されていなければ、ガットの関係においてはすべて自由と、こう考えてよろしいのですか。
【次の発言】 その考え方、解釈というものは、ガット加盟国を通じ……

第22回国会 外務委員会 第19号(1955/07/22、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 この会社の性格に関連して二、三お伺いしたいのでありますが、先ほど御説明の民間出資であります。第一年度五千万円、第二年度五千万円ですかな、なかなかこういう性質の会社に民間の資金を導入するということは相当困難でもあり、また無理が伴うのじゃないかと私は思われるのであります。先ほどの御説明で、移民に関係のあるところから集めるというお話であったのであります。おそらくそうなるであろう。しかしそうなればそうなったあと、また一つの何といいますか、この株式を持っておる性質から見て、弊害といいますか、ということも予想されないわけではないように思うのであります。それぞれある意味での利害関係を伴ってくる……

第22回国会 外務委員会 第20号(1955/07/23、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ごく簡単に二、三点続けてお伺いしたいのでありますが、輸出入銀行との関係であります。輸出入銀行の業務との関係については法律で規定があるのでありますが、実質的に見ますと、従来の御説明から見ますと、相当重複するといいますか、ぶつかると申しますか、そういう面があり得るように思われるのであります。現在輸出入銀行関係でどれほどの投融資が中南米方面にあるかということと、それから実際上の区別をどういうところに基準を置くのかということ、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 輸出入銀行の業務に属するものは除くということに法律でなっているわけですが、大小の区別はそれにないわけで、結局何らかの標準……

第22回国会 外務委員会 第22号(1955/07/27、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私も本案に賛成をするものであります。また同時に曽弥委員から御提案のこの付帯決議につきましても賛意を表するものであります。いろいろ問題をこの会社は包蔵しておると思いますけれども、ともかくにも、中南米方面に対するわが国の移民政策の一つの進展であるということには疑いないと思うのであります。従って、この会社の運営については、この付帯決議案にあります通りに、十分慎重な方針で臨んでいただきたい。特に会社の性格にもとることがないように、ともすれば営利に走るというようなことのないように、格段の配意をお願いしたいと思うのであります。なお、この会社は、もっぱら中南米方面に対する移民政策の一つの具体案……

第22回国会 予算委員会 第34号(1955/06/26、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は当面非常に問題になっております米のいわゆる予約集荷、この問題に関連して農林大臣にお聞きしたいと思うのでありますが、先ほど石原委員、田中委員もこれに触れられたのであります。今回の予約集荷制度は、食管制度が始まりましてから初めての実体的の大きな変化だと思うのであります。私はきわめて重要な転換であると思うのであります。これが五千万の消費者に非常に大きな影響を持ちますることも当然であります。また将来の食管政策のあり方の上にも重要な関係を持ってくるのであります。ところがいわゆる予約集荷制度につきましては、これまでいろいろの考え方がその内容としてあったと思うのであります。ところが現在にお……

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ごく簡単に米価に関連してお伺いしたいのでございます。明日米価審議会に諮問されまする数字は、一万六十円という数字ですか、あるいは食管法三条の米価、言いかえるならば早場の格差を別にした基準的の価格をお出しになるのか。どちらですか、この点お伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、その基準の価格は先ほどお話のありました通りに九千八百円とこう承知していいわけでしょうか。
【次の発言】 今回の一万六十円べースの基準米価の算定の基礎といいますか、これは従来のパリテイ方式、これまでやってきた大体の方式とこう考えていいわけですか、どうですか。

第23回国会 外務委員会 第2号(1955/12/13、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 簡単に一点だけお伺いしたいのであります。ソビエト、中共、それから北鮮の各国とわが国の民間団体との間に交流と申しますかが相当盛んになってきて参っておる。これは単に調査とか視察とかいう程度ではなくして、ときによって、また問題によっては両者の間にある種の取りきめ的のような事柄が行われているように伝えられておるわけであります。これは広い意味での外交の上にある種の効果を起しつつあることは、私が現実的に否定し得ないところであります。で、そうだとすれば、日本の外交上の観点から見て、外務大臣はこの現象といいますか、この現実をどういうふうに見ておられるか。この現実から生じておる効果に対してどういう……

第23回国会 外務委員会 第3号(1955/12/14、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 文部大臣に簡単に二点お伺いをいたしたいと思うのであります。  第一点は、御承知のように今回のこの条約案では、これまでのわが国における著作権の保護に関しまして相当の変化が起ってくるわけであります。平和条約以来日本の著作権に関する各国間のいろいろの関係がきわめて複雑になっておることは御承知の通りであります。新しく主としてアメリカ関係との問題で、この万国著作権条約に参加するということに進みつつあるのでありまするけれども、相当この条約の関係と今後のわが国における著作権保護との関係には複雑な問題が少くないようであります。またこの方面についてのわが国における学界の権威者の方々も相当多くの点に……

第23回国会 外務委員会 第4号(1955/12/15、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 先ほど来の質疑応答に触れる点があると思いますけれども、お伺いしたいのでありますが、国連機構の内部にできる原子力の平和利用に関する機関ですね、これの大体の性格というのはどういう性格を持っておりますか。
【次の発言】 そうしますと、近い将来に国連内部の一つの機関ができて、そこからも資材を提供し、それから技術的の援助指導も行われることになるわけであります。ところが、アメリカはおそらくその場合においても国連機関の内部においては一つの有力なる何といいますか、立場になるでしょう。結局近い将来にこの協定に基くアメリカの直接のウランの供給及びそれに伴う指導と国連の系統と二重になるわけですね。そう……

第24回国会 外務委員会 第7号(1956/04/10、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 この種の私的請求権に対する見舞を支払うというふうな事柄は、国際法の慣例としてはこれまでそういう例があるのでしょうか。どうでしょうか。
【次の発言】 賠償の性質では法律的ではないように考えます。フィリピンの賠償に関連して、フィリピンの人々の受けたこれに類するような損害ですかについて、現金をもっての一つの補償をこれまで要求されておったのであります。わが方としては現金をもってする賠償は、平和条約の規定からできないという立場で今日まできたように思うのであります。こういう補償に関係せずに見舞というようなことで若干の措置ができるとすれで、あの問題等についてフィリピンとの交渉の上にも一つの道が……

第24回国会 外務委員会 第12号(1956/05/16、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  ちょっとごあいさつを申し上げます。本日私当外務委員長に選任ぜられたのでありますが、不敏でありまして、その責任を果し得るや否や実はおそれておる次第であります。微力を尽しまして努力をいたしたい念願でございますので、何とぞ御支援を賜わりますようお願いをいたします。(拍手)
【次の発言】 千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題と……

第24回国会 外務委員会 第13号(1956/05/22、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。五月十七日付をもって山川良一君が辞任され、上林忠次君が委員になられました。また二十一日付をもって須藤五郎君が辞任され、長谷部ひろ君が委員になられましたが、本日付をもって辞任されました。
【次の発言】 次に理事補欠互選の件をお諮りいたします。ただいま御報告いたしました通り、須藤理事が一時委員を辞任されましたため、本委員会は理事が一名欠員になったわけでありますが、須藤君には委員に戻られましたのでこの際成規の手続を省略して 須藤君を理事に指名したいと存じますが、御異議ございませんか。

第24回国会 外務委員会 第14号(1956/05/24、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから外務委員会を開会いたします。農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、以上両件を一括して議題といたします。  本件に関し羽生君の質疑が残っておりますので、この際発言を願います。
【次の発言】 他に御発言はないようでありますから、質疑は尽きたものと認めて御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明ら……

第24回国会 外務委員会 第15号(1956/05/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。上林忠次君、石黒忠篤君、杉原荒太君、郡祐一君、大谷瑩潤君が本日外務委員をやめられまして、あとに後藤文夫君、河井彌八君、新谷寅三郎君、齋藤昇君、長島銀藏君が委員になられました。御報告申し上げます。
【次の発言】 防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定及び議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。本件について御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 なかったと思います。

第24回国会 外務委員会 第16号(1956/05/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) それでは外務委員会を開会いたします。  本委員会に付託になりました請願四十三件を議題にいたします。専門員の方で下調べしました事柄をまず御報告願います。ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記始めて下さい。  それでは第五号千島歯舞諸島返還等に関する請願ほか四十二件の請願はそれぞれ採択いたしまして議院の会議に付し、内閣に送付するを要するものと決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、それぞれ決定いたしました。  別に御発言がなければ委員会はこれにて散会をいたします。    午後三時十九分散会

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/05/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。石黒忠篤君、佐藤尚武君、山本米治君がそれぞれ辞任されまして佐藤尚武君、土田國太郎君、津島壽一君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。本件について御質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 午前の審議はこの程度にしまして、暫時休憩をいたします。    午後零時十九分休憩

第24回国会 外務委員会 第18号(1956/05/31、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  委員の変更を御報告いたします。杉原荒太君が辞任されまして、苫米地義三君が就任されました。土田國太郎君が辞任され、石黒忠篤君が補欠として選任されました。
【次の発言】 日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。本件について御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 適当な機会にお答えがあると思います。  総理がお見えになりましたので、総理に対する御質疑がありますれば御発言を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、午前の会議はこの程度にしまして、暫時休憩をいたしま……

第24回国会 外務委員会 第19号(1956/06/02、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまより外務委員会を開会いたします。  日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。  本件について御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 私から申し上げます。あれからまだないのであります。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記をとめて下さい。    午後四時十七分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。審議を始めます。大蔵大臣も見えましたし、御質問のおありの向きは一つ継続……

第24回国会 外務委員会 第20号(1956/06/03、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから、外務委員会を開会いたします。  委員の変更をちょっと御報告申しておきます。長谷部ひろ君が辞任されまして、須藤五郎君が委員になられましたから御報告申し上げておきます。
【次の発言】 日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。  これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 ほかに御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより採決に入ります。日本国とフィリピン共和国との間……

第24回国会 決算委員会 第5号(1956/02/23、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 簡単に伺いたいのですが、融資の回転率は毎年長くなってきているというお話ですけれども、その原因は主としてどこにあるのでしょうか。
【次の発言】 市中銀行との協調融資ですけれども、海外投資の場合もやはり協調融資になっておるのですか。
【次の発言】 海外投資が、全体の融資額から見るというときわめて現在少いわけですけれども、金融の性質から見て、三割程度でも市中銀行に負担さすということが、海外投資の伸びるのに対してチェックをしておるというようなことはないでしょうか。
【次の発言】 いま一点お伺いしたいのですけれども、最近南米方面に対する企業移民の動きが非常に盛んであることは御承知の通りであ……

第24回国会 決算委員会 第7号(1956/03/06、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 大蔵省にお伺いしますけれども、昨年の十二月二十七日までにきまった分以降、現在まで各省の要求がどれほどありますか。

第24回国会 決算委員会 第11号(1956/03/29、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今、御説明になりました振興の二つの会社ですね。これは開銀以外に現在どれほどの借り入れを持っておりますか。
【次の発言】 開発銀行関係以外の一億二千万、それから二億七千万、この借入金はいずれもやはり償還について滞っているわけですか。

第24回国会 決算委員会 第12号(1956/04/04、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 関連して一つだけ伺いたいのですが、先般の御説明で、開銀以外の普通銀行から相当の融資がこの会社にあっているように伺ったのです。私はその金額をちょっと忘れましたけれども、相当の金額であったはずであります。開銀の方で新しく資金を、まあ管理融資にいたしましても、貸し付けられる場合、それから回収を推進されていく場合等において、他の貸付を行なっておる普通銀行と何らか話し合いをされるのですか、全然それはもう独自でおやりになるのですか、その点を一つ伺っておきたい。
【次の発言】 今度のこの具体的のケースについてはどうだったのですか。

第24回国会 決算委員会 第13号(1956/04/12、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 二十九年度で、国有財産の総額は著しく増加しておるという数字になっておるのですけれども、増加の理由を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 山林関係の評価の基準と、いいますか、基準なり方法なり、それはどういう方法でやることになっているのですか。
【次の発言】 二十九年の四月一日の改定のその前は、いつの評価できまった数字になっておりますか、前年度の数字は……。
【次の発言】 そうしますと、国有財産の総額の中で、各省所管に分けて考えると、その評価額というものはそれぞれによって異っておる。その評価の改定にいたしましても、基準にしても、それぞれの省が独自できめていく、こういう現状にな……

第24回国会 決算委員会 第14号(1956/04/19、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今度この物品管理法が成立されたわけですけれども、こういうことを一つ伺いたいのですが、物品といっても、その種類、性質によっていろいろの価格というものがあるわけですね、たとえば鉄製品を管理していく場合と、動物、生きものを管理する場合、生きものは物品に入りますかどうかは別ですけれども、たとえば食糧等を管理する場合、非常に違うと思うのです。一つの法規で律していって、間違いなしに律し得るかどうか、特別のものについてはやはり特例的の制度が必要のような感じがするのですけれども、検査院の方ではどういう考えを持っておりますか。
【次の発言】 原則的にはおそらく今御説明の通りだろうと思うのです。とこ……

第24回国会 決算委員会 第15号(1956/04/26、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 院長にちょっとお伺いしたいのですけれども、毎年の年度初めに、その年の会計検査の方針をおきめになる。二十九年度の国有財産の検査についての方針は、先ほどのお話のように、普通財産の管理及び処分に重点を置くというだけの方針なんですか。どういう方針で国有財産を検査されたかということをお伺いしたいのです。
【次の発言】 現場の検査と、それから文書等による検査、普通財産について……、その管理及び処分にわたって全部一応目を通すという結果になっておるのでしょうか。それとも一部分ということになっておるのでしょうか。
【次の発言】 行政管理庁の監査と会計検査院の検査、これはおのずから性格が違うであろう……

第24回国会 決算委員会 第17号(1956/05/17、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 一つ淺井総裁にお伺いしたいのでありますが、戦争前におきまする官庁の官吏につきましては、御承知のように、有史服務紀律があり、それから懲戒に該当するような場台におきましては、それぞれそれの責任大臣が直接その処分を決定する場合と、それから別に当該賛任大臣外に特別な機関がありまして、行政裁判所の評定官であるとか、あるいは枢密院関係の人とか、いわゆるその直接関係外の公正な、また中立な立場にある人々をもってそれらを審議し、懲戒を決定していく特別な農閑があったように私思うのであります。現在におきましては、国家公務員法があって、一面において公務員の地位をよく保護をし、その利益を確保していくという……

第24回国会 決算委員会 第19号(1956/05/26、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 一つ資料をお願いしたいんですが、公社関係でけっこうですけれども、借地権に基いての建物を利用している場合、これは比較的全体からいえばおそらく割合は少いだろうと思いますが、どういう程度あるのか、わかる程度の資料でけっこうです。土地と建物と一緒に持っている場合、これが大部分のケースであろうと思います。

第24回国会 決算委員会 第21号(1956/06/03、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちょっとこの機会に一つ決算委員としまして、委員長の御見解を伺っておきたいと思います。  御承知のように、国有財産管理の問題について、当委員会においてはこれまで検討を続けて参りました。それに関連して国鉄公社の問題が取り上げられ、具体的に加賀山君のことについて当委員会としては問題になって、その実態を検討しておったのであります。御承知の通りであります。  ところが、昨日の本会議において文教委員長の解任問題に関連して、公邸の問題が本会議において報告された。われわれとしては、あの問題については慎重な態度で検討しておったつもりであります。決してこれは軽々に打ち切るとかいうつもりは毛頭なくて、……

第24回国会 内閣委員会 第38号(1956/05/07、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 憲法調査会について二つの観点から御賛成の御意見があったのであります。前段の理由ですね、内閣に置くことについて議員以外の者が相当数あるということと、それから議院内閣制をとっておるから内閣に置くことが是認されるという二つの理由に承知したのであります。議院内閣制の観点から内閣に置くことを合理的だと考える点ですね。もし憲法調査会に国会議員が参加して、それが何と申しますか、与党といいますか、内閣を作り上げておる政党の議員だけであれば、その点はきわめてすっきりするのであります。しかし政府の説明によってもそれは与党議員だけに限るのでなくて、反対党といいますか、反対党の議員も網羅するのだというこ……

第24回国会 内閣委員会 第41号(1956/05/10、3期、緑風会)

○梶原茂嘉君 きわめて簡単に二、三点伺いたい。第一は、憲法調査会の性格の問題であります。今もいろいろ質疑応答があったわけであります。この調査会法案は、国家行政組織法に関連する法制である。従って、憲法調査会なるものは、純然たる行政機関、こういうふうに当然考えられるわけですけれども、そう考えていいわけですか。
【次の発言】 もちろん国家行政組織法の適用をすぐ受けるわけじゃありませんけれども、行政機関としてこの法律によってでき上る、こういうふうに解釈せざるを得ない。従ってこの憲法調査会は総理大臣の管理のもとにおかれるわけです。総理大臣はこの調査会を監督するということは当然の責任であり当然の権能、こう……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/20、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 小麦協定の手続的なことをちょっとお伺いしたいのですが、四月に大体協定ができ上って、五月にわが方が署名をして、七月十五日ですか、参加の通告をして、そうして十二月一日までに寄託をする、こういう段取りになっておるようでありますが、この前の通常国会に間に合ったのではないかという感じもするのですが、十二月一日というと時間的にきわめて切迫をしておるわけなんです。もし一日に間に合わないというような結果になりますと、手続関係はどういうふうになりますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 その二十条の規定で理事会に相談をして延ばす、ただそれだけのことですか。何といいますか、相談がうまくいかなけ……

第25回国会 外務委員会 第3号(1956/11/22、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ガット三十五条でしたか、あれと日本との関係の問題は、その後何らかの進展、変化があったんでしょうか。
【次の発言】 余剰農産物の小麦は、百万トンのうちに日本の考えで含め得るのですか、それとも余剰農産物に関する特別の別個の協定等から、それは含め得ない、別ワクだということになっておるのですか。
【次の発言】 そうしますと余剰農産物の協定の方からくると、こう考えなければいかんですね。
【次の発言】 別ワクにするという……。
【次の発言】 これまでの協定は三年間続いたわけですけれども、その三年の間に、この小麦協定が本来の機能といいますか、それを出したケースがあるわけですか、ないのですか。お……

第25回国会 外務委員会 第4号(1956/11/27、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 わが国の輸入小麦は二百万トン前後になるわけでありますが、その輸入国はカナダ、アメリカ、アルゼンチン、豪州、大体この四カ国だと思うのでありますが、品質の点とかいろいろな点で、それぞれの国からのわが方に対する輸入というものはおのずから特色があるわけでしょうけれども、どの国からどの程度輸入していくかということは、小麦だけの問題じゃなしに、やはり全体の貿易の観点から考慮される面があろうと思うのであります。カナダにしても豪州にしても、日本側の輸入の増加について、それぞれ相当希望もあるようであります。アメリカももちろんそうでありましょう。余剰農産物による輸入は、通常の輸入を減らさぬというのが……

第25回国会 外務委員会 第6号(1956/11/29、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 まず私は総理に、中ソ友好同盟条約に関連してお伺いをしたい。  この問題は日ソ交渉の経過の中で、必ず何らかの形においてお触れになった問題であろうと思うのであります。中ソ同盟条約は日本というものを特に明示をして、その侵略及び平和の侵害に対して中ソがなし得るすべての必要な措置を共同してとる、ということが規定されておるわけであります。これは戦争が継続しておる段階においては、一応の妥当性が向う側にはあろうと思うのでありまするけれども、戦争状態が終了して、しかもなお日本というものを特に明記をして、その侵略に備えるというふうなことは、ある意味においては私は侮辱さえ感ずるのであります。もちろん中……

第25回国会 外務委員会 第7号(1956/12/01、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は、通産大臣に、最恵国待遇の相互供与に関する議定書に関して簡単にお伺いしたい。これは先日、外務大臣にもお伺いしたのありまするが、十分私としては納得がいかなかったのでありますが、日ソの国交再開を機として、両国の間に貿易が友好な精神のもとに伸展していくということは、これはきわめて必要なことであり、また望ましいことなんであります。しかし、今回の最恵国待遇の相互供与に関する協定でありますが、御承知のように、ソ連の貿易の態勢、性格というものと、自由諸国、わが国の貿易の性格態勢というものが、非常に違うように思う。言うまでもなく、ソ連の方は国家自体の直接の貿易なんであります。従いまして、たと……

第25回国会 外務委員会 第8号(1956/12/02、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私も、農林大臣に若干の質問が残っておるのでありますが、適当の機会に質問することにいたしまして、簡単に松本さんにお伺いしたいのであります。松本、グロムイコ交換交文で平和条約の継続交渉には領土を含むと表現されておるのであります。この交換交文ができまする過程において、領土を含むという言葉のほかに国後、択捉を含むというのがわが方の案であったと、それが、交渉の経過において、国後、択捉を含むという言葉がなくなったということが言われておるのでありますが、その間の事情を一つ、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 その経過は、御説明を待つまでもなくよく了承しておるのであります。私のお伺いいた……

第25回国会 外務委員会 第9号(1956/12/03、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ごく簡単に二、三お伺いいたしたいと思います。  第一は、この漁業委員会のことであります。漁業委員会が権能が相当強いように思うのでありますが、両国間の条約において、ほかにこの種の委員会の例があるかどうか存じませんけれども、日米加の漁業条約の漁業委員会に比べましても、段違いに今回の委員会の権能は強い、特に漁業条約の附属書は、これは漁業条約の本文の実質上の内容をなす私は重要なものと思うのでありますが、この附属書の変更も委員会の権能、それから漁獲高の決定も委員会の権能でありますし、新しく魚種を指定し追加することも権能になっておるようであります。もちろん委員会は国際的な機関ですけれども、日……

第25回国会 外務委員会 第10号(1956/12/04、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は緑風会を代表いたしまして、日ソ共同宣言ほか三件につきまして、賛成の討論をいたすものでございます。  終戦後、御承知の通りに日ソ間の国交の再開、平和の回復、このことは時期のよしあしはこれは別にいたしまして、当然の筋道であって、これを拒否すべき何らの理由はないと思うのであります。一面、これを機会に、わが国が新たに国際関係において本格的な地位に立つことになるのであって、このことはわが国にとってまことに重大な意義を持っておるものであります。私が本件に賛意を表しまする最大の理由をここに見出すわけであります。  わが国の国連加盟の問題は、本来国交再開と関連するものではもとよりないのであり……

第25回国会 外務委員会 第11号(1956/12/05、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 駐在武官については何か検討されているのですか、まだ全然検討もされていないのですか。
【次の発言】 ソ連側の駐在武官の問題はどうですか。
【次の発言】 ソ連側の日本における駐在武官、日本に駐在武官を置くかどうかということについて、何か話し合いがあるのですか、全然ないのですか。

第26回国会 外務委員会 第5号(1957/02/28、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 現行の航空関係の条約、それから今度新しく締結されるこの二つの国の分以外の国との関係で、現在交渉中の線、今後交渉される大体の計画があるのでしょうか。
【次の発言】 関連してですけれども、ブラジルに対する移民ですが、その輸送問題というのは一つの大きな私はネックをなしておるのじゃないかと思います。現在の船による輸送でもなかなか窮屈なのです。従ってこの条約の締結によって定期的に航空路が開設されるということは、私はこの移民の送出の上からも非常に緊要ではないか、そういうふうに思うのですけれども、そうではないのですか、もう一度念を押しておきたい。

第26回国会 外務委員会 第6号(1957/03/05、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 あるいはこれは運輸省関係かもしれませんが、ブラジルとの関係の面においては付属書で指定路線に大阪が入っているのですが、もっとも準備のでき次第という趣旨の注釈がついておるわけであります。これによると近く大阪が国際運輸空港として登場することになることが予想されるのであります。大阪というのはおそらく伊丹であろうと思いますけれども、これは現在アメリカとの間に折衝は進んでおるのかどうか、その点を一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ブラジルと航空協定の附表に、路線の中で国際空港として大阪が掲げられておるわけです。この注には、「大阪空港は、同空港が国際航空業務に提供される準備ができたとき……

第26回国会 外務委員会 第8号(1957/03/14、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 日本とドイツとの間の文化協定の六条ですか、「両国間の文化関係の発展に資する文化団体の設立」ということが特にうたわれておるのであります。もともと文化の交流につきましては、官民の協力が大事でありますが、特に文化の性質からみて民間におけるこの施策に対する推進力と申しますか、が必要のように思われる。六条における文化団体の設立及びその発展を奨励するということは、私もけっこうだと思いますが、何か具体的な構想があるのでありますか、単に趣旨をうたった程度なんでありますか、その点をちょっとお伺いしたいのですが。
【次の発言】 日独の関係においては、お話の通りに相当文化の交流その他の面においても関係……

第26回国会 外務委員会 第9号(1957/03/19、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 スエーデンと日本との関係で、この条約の実際上との関連性といいますか、現在どうなっているかということを一つ御説明願いたいのですがね。この条約案に該当するような事柄ですね、日本においては、スエーデンのこれに該当するようなケースが一体どれほどあって、どういう程度の税をとっておるのか。それから税制において、日本側に対しては一体実際にどういうふうになっているのか、そういう一つ実情をお話を願いたいのです。
【次の発言】 この先方の関係はどうですか、言いかえればスエーデンが日本に対して課税している状況はどういうふうになっておりますか。

第26回国会 外務委員会 第12号(1957/04/02、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 アメリカのポーランドに対する経済援助といいますか援助計画を、ポーランドは現在置かれておる立場なりから、相当強く期待をしておるように新聞等では報道されておる、あのアメリカのポーランドに対する援助の大体の内容と、これはどういうふうに進展するであろうかの見通しといいますか、それをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 あのポーランドそれからチェコ、自由諸国と言いますか、との最近の貿易の総額、総額でけっこうですけれども、それはどの程度になっておりますか。
【次の発言】 ポーランドも、チェッコも、輸入、輸出ともこのところずっと漸減の道をたどっているわけですね。その原因は、やはり半面においてソビエ……

第26回国会 外務委員会 第14号(1957/04/11、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私一つ井上さんにお伺いしたいのですが、かねがねの一つの疑問なんですが、中国にいる民間の日本人の引き揚げ問題、それから遺骨を帰す問題、これはいずれもお話のように人道上の問題だと思うのですね。私の疑問は、国交が普通の姿じゃないから国としては正式に責任を負い得ない、これは従来の政府の態度であったと思うのであります。国交が回復しておらなくても、国交が正常な姿でなくても、政府としては当然にこういう人道的な問題については責任を負うべきじゃないか。当然責任を負うべきじゃないか。一体それは国際間の条約といいますか、国際法といいますか、あるいは慣例といいますか、そういうものでそれはできないというふ……

第26回国会 外務委員会 第15号(1957/04/16、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 この新しい法案に関する協定はもう発効しているのですか、またどういう状況に現在あるのですか。
【次の発言】 この協力機関に関する協定の署名国がまだ非常に少いのは、何か特別の事情があるのでしょうか。

第26回国会 外務委員会 第16号(1957/04/18、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 関連して。釜山に抑留されておる多数の日本人、これに対するわが方としての保護といいますか、それらの人々の権益の擁護といいますか、そういう点についてどういう措置がとられておるのか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 私はその抜本的な釈放の問題を言っておるのではないのです。釈放の問題は第一義的なことであると思います。これは言うまでもないことである。しかしながらずいぶんその問題につきましては、先ほど吉田君も言われたように、今にも釈放されるということが相当の正確さをもって外務大臣より発言されながら、相当時間がかかる。まださかのぼりますと古くからの問題です。日本と韓国との間は国交の関係は不……

第26回国会 外務委員会 第17号(1957/04/30、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 二、三点簡単に御質問したいんでありますが、ノールウェー以外、たとえば英国との間、その他の国との通商航海条約の交渉の状況ですね、これはどういうふうになってるかお伺いしたい。
【次の発言】 北欧関係で特別の関税同盟といいますか、そういう特殊の状況があるのでしょうか。
【次の発言】 この内容を見ますると、たとえばデンマーク・フィンランド、アイスランド、スエーデン等に対して何か特別の利益を与える云々のことが書いてあるのでありますけれども、その他にもそれに類したような条項がある。何か北欧中心に一つの関税その他の点で特別な協定といいますか、そういうものがあるのかどうか、こういうことであります……

第26回国会 外務委員会 第20号(1957/05/14、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 これはあるいは農林省の方に伺ったらいいのかもしれませんけれども、北太平洋ですね、北洋関係における捕鯨の状況と、この条約との関連がどういうふうになるかということをちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 北太平洋におけるソビエトの捕鯨計画なり現状はどうなっていましょうか。
【次の発言】 今の北太平洋方面における鯨については、頭数の制限があるのですか。
【次の発言】 これまでのやはり農林省の考え方としては、まあ条約は別として、海上におけるオットセイの猟獲をしないと日本の漁業に害があるという考え方を従来通り持っておられるのか。若干調査をしてみなければそういう結論は出ないという態度にな……

第26回国会 外務委員会 第21号(1957/05/15、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 一つ簡単に伺いたいのですが、イルカの漁業ですね。あれは現在どうなっておるのか、現在許可ですか、今後は禁止されるということになるわけですか。
【次の発言】 そうしますと今後は、イルカの漁業は、許可漁業ではあるけれども許可をしないということになるわけですね。
【次の発言】 禁止をするというのは、何か省令か何かで禁止にするという規定を作るわけですか。
【次の発言】 いま一点簡単にお伺いしたいのでございますが、アメリカのプリビロフ島をそれから海豹島、その島でとれたやつを配分されるその部分のうち、わが方に対する数量の大体の予定と、それの最終の売上価格がどれほどになるか、これのちょっと見込み……

第26回国会 商工委員会 閉会後第10号(1957/10/09、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 大臣が退席されて遺憾でありますけれども、先ほど阿部委員の質問されたことに関連するのでありますが、本法案の審議を、大臣から極力急いでおられる事情についてお話があった。それに関連して私は伺いたいのです。団体法案の内容を審議する上において、また、これが実施される場合において非常に重要なことは、問題が政令にまかせられておるのであります。すでに衆議院においても十分の審議をされたそうであります。また、今日まで相当の時間があった。従って、審議を本委員会において促進する上において、どうしても、重要な政令の内容等はもはや大体きまっておるといいますか、案の大要はあると考えていいのかどうか。言いかえま……

第26回国会 商工委員会 閉会後第11号(1957/10/10、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 団体法に関して大臣に一、二お伺いしたいと思いますが、団体法の内容を見ますると、結局安定法、共済組合の改正と申しますか、これが大体中心であって、私どもはさしたることがないように思われる。従って立法技術としてはむしろ安定法の改正で事が足りるのじゃないかとさえ思うのでありますが、それは別といたしましてお伺いしたい点は、九条の関係であります。安定法の場合と今回の場合と多少程度が変っておるように思われる。言いかえますると、過当競争によってある特定の業種をのける中小企業が非常に不安定になるという点は同じでありますが、若干今回の方が縛られておるように思うのであります。そこで大臣に伺いたいのは、……

第26回国会 商工委員会 閉会後第12号(1957/10/22、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 団体法に関連して二、三総理の御所見を伺いたいのですが、大体今、阿部委員の御質問に関連するのでありますが、強制加入の問題、私ここで憲法の問題なり、違反の問題を論議するつもりはありません。ただ、政府が公共の福祉の議論をここへ持ってこられたことが実は不可解千万です。お話のように、公共の福祉を念頭に入れて考えることは当然のことでありますけれども、強制加入をしなければ総理の言われる目的を達し得ないものか、そこに問題があると思う。総理も例としてあげられました現在の安定法におきましては、強制加入の道はない。しかしながらアウトサイダーがそのための調整に従わなければその業界全体が崩壊する。その場合……

第26回国会 商工委員会 閉会後第13号(1957/10/23、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 関連して。小組合についての御説明、一応私了解します。中小企業の協同組合の組合員の中に比較的大きなものと小さいものとがある。従って零細な業者のために特別の組合制度を考えるという考え方自体は納得ができるのであります。ただ現われましたこの案を拝見しますると、先ほど来論議がありましたように、これは明らかに現在の中小企業等協同組合法に基いてやろうと思えばできるのであります。おそらくそういう零細な業者だけの協同組合も私は少くないだろうと思う。従ってこの案では結局するところ税制上の特別措置の待遇、こういうような特別の待遇ということがあって初めてこの組合の意義があるということにならざるを得ない。……

第26回国会 商工委員会 閉会後第14号(1957/10/24、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 関連して。ただいまの大臣の御発言でありますが、立案者は、この条項は宣言規定であるという趣旨のことを言っておられるのであります。昨日の大臣の御答弁では、その点に疑義があるというふうに私は聞き取ったのであります。ただいまの御発言で、この条項が法律として宣言的なものだと解釈されるのかどうかという点が私まだ問題だと思う。その点を一応はっきり願いたい。
【次の発言】 火災共済に関連して御質問したいと思ったのでありますが、春日議員おいでにならぬようでありますので、別の機会にその質問は留保したいと思います。なお、それに関連して、団体法との関係でありますが、火災共済においては中小企業等協同組合法……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第9号(1957/09/11、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連してお伺いしたいのですが、一般会計で負担する百億見当の分、これは三十一年、それから本年度を通じての食管特別会計にある赤字の一部を埋めると、補てんをするという性格のものか。先ほどちょっとお話のありました食管特別会計のコストの中で、一般会計で持つことを妥当とする分ですね、その分を、これはどれが妥当かどうか問題がありましょうけれども、その分を百億円見当一般会計で持つのですか。どちらなんでしょうか、ちょっと理解しかねるのですが……。
【次の発言】 一つ御検討願いたいと思うのですけれども、もしそうだとしますると、食管特別会計の立場からいうと、問題があると思うのです。御承知のよう……

第26回国会 予算委員会 第9号(1957/03/13、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は第一に、日ソ間の最大の懸案でありまする領土問題について非常に問題が重要であると思いますので、さらに確かめたい。それは昨日の曾祢議員の総理に対する質問に対して、総理よりお答えになった点であります。領土問題で国後、択捉については何ら疑念を残しておらない。問題は北千島、南樺太の問題であります。総理は、昨日の御答弁で、これらの領土はサンフランシスコ平和条約においてわが方がこれを放棄した、従って、この領土に関する将来の取りきめというものが、サンフランシスコ平和条約に参加している国の間における協議に待つべきものであるという趣旨のお答えがあったのであります。もちろん、国民感情に基く政治的の……

第26回国会 予算委員会 第13号(1957/03/20、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 第一次と第二次の補正予算に大体関連のある問題二、三について、お伺いしたのでございます。  第一点は、第一次補正の四百億のうち、三百億円の産業投資特別会計への繰り入れの事柄であります。この問題は、先ほど佐多委員の質問及びそれに対する大蔵大臣の御答弁に若干関連があるんでありますが、御了承を得たいのであります。  それに入りまする前提に、これは主計局長にちょっと伺いたいんでありますが、こういうふうに財政法の解釈を理解していいかどうか、解釈の問題であります。本年度の剰余金は一応は来三十二年度の歳入に入る。従って、解釈としては三十二年度に入って当初においても補正予算の財源になり得ると――解……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/25、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 関連して。  今度の計画では、運賃の引き上げに依存する度合が非常に強くなる。外部に依存する面が非常に少い。ところが、来年度以降も、来年度の財政投融資を見れば、相当大幅な増額が行われておる。しかも、政府の方針としては、当面しておる隘路に重点的にそれを投下するのだ。電源のごときは、昨年に比べて、相当大幅な増が行われておるのであります。そういうところから見れば、私は、運賃の引き上げに相当程度依存することこれ自体は、どうこう言うわけではありませんけれども、もっぱらそれに依存して、そして外部からの資金にはほとんど依存しないというところに一つの問題がありはしないか、なぜ財政投融資面においてあ……

第26回国会 予算委員会 第17号(1957/03/26、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は、大蔵大臣に特別会計の設置の基本的な方針といいますか、これについてお伺いしたいのであります。  特別会計、ことに企業特別会計的なものは一般会計と違って一面において弾力性があり、財政の効率的運営という点においては特徴があるわけでありますけれども、時によるとその弾力性があるがゆえにかえって財政上乱に流れる、というと言葉は過ぎますけれども、ゆるみがありがちだということもあり得るわけであります。現在の財政法においては、もちろん特別会計を設ける場合の条件がありますけれども、これをどういうふうにこなしていくかという点に私は相当問題がありはしないかと思います。来年度の財政においても新しく三……

第26回国会 予算委員会 第21号(1957/04/24、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私、二、三外交上の問題について総理にお伺いしたいのです。  第一は、専任外相の問題であります。総理は、外相の兼任ということは臨時暫定的の措置だ、従って専任外相を置くということを、本委員会においてもしばしば発言されております。ところで、総理は国会が終りますれば東南アジア方面、さらにアメリカを訪問されることになっておるわけであります。その際、総理としての資格で行かれるのか、あるいは総理兼外務大臣という資格でおいでになるのか、その点を伺いたいと思うのであります。もちろん総理が外務大臣を兼摂する場合、あるいは専任を置かれる場合、それぞれ私は特質があろうと思います。しかし常道としては、総理……

第27回国会 商工委員会 第2号(1957/11/05、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 岡委員の質問に関連するのでありますが、強制加入が憲法違反の疑いありとすれば、員外規制命令も同じく憲法違反の疑いがあると言われます総理の論拠は、問題の所在をかわされるものであって、とうてい私には理解ができない。なお、強制加入によって自主的な組合のあり方を立てる、また強制加入によって民主的な組合のあり方を期待するとしばしば言われるのでありますけれども、これはおよそ逆であろうと私は考えるのであります、組合の立場から申せば。しかし、以上は見解の相違でありましょうから、この際に答弁を私は期待いたしません。御質問を申し上げたい第一点は、本法発動の基準の点であります。本法が発動されまするのは、……

第27回国会 商工委員会 第3号(1957/11/06、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 火災共済の仕事が法制的なよるべき基準が今回できるわけであります。私は非常に喜ばしいことと思っておるのであります。ただ、それに関連いたしまして、数点春日議員にお尋ね申し上げたいと思います。  第一点は、今回の火災共済協同組合は中小企業等協同組合法の改正によって行われるわけであります。もちろん一つの方法として、この協同組合法の改正でいくということも考え得ることではありますが、中小企業等協同組合法は、申すまでもなく中小企業者に重点が置かれておるのであります。また、今回の火災共済の協同組合も、もちろん中小企業者に重点が置かれておるのでありまするけれども、一歩翻って考えますると、今回のこの……

第27回国会 商工委員会 第4号(1957/11/07、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 二点私伺いたいのでありますが、今の問題にも関連するのでありますが、純粋に法律論といいますか、そういう点で伺いたい。田上先生にまず……。一点は憲法違反の疑いがあるということに関連して、結社の自由に触れると、こういうまあ議論があるわけであります。私よくわかりませんけれども、結社の自由はですね、先ほど田上先生の言われたように、積極的な結社の自由というものを憲法は保障しておるのであって、消極的な加入しない、参加しない、結社を作らないという自由を確保したものかどうか、この点が第一点。先ほど金澤先生はボンの基本法の御説明がございましたが、私ボンの基本法をよく知りませんけれども、現行の日本の憲……

第27回国会 商工委員会 第5号(1957/11/09、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちょっと先ほどの質問に関連して伺いたいのですが、私はこれはやや重要なことだと思うのです。大臣の御説明で、員外規制命令では、従来の経験によると、十分の効果を期し得ない。従って組合に強制加入をせしめて自主的の調整を行わしめる。その方がより効果があると、こういう御説明でありますが、員外規制命令は、言うまでもなく、安定法においても、政府自体の命令、言いかえれば、国自体の命令なんであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)国自体の命令が効果を上げ得ない。むしろ、自主的にやる方が効果的だと言われる御説明は、制度論として私は非常に問題だと思う。そうだとすれば、何がゆえに、たとえばこの案においても、……

第27回国会 商工委員会 第6号(1957/11/11、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 団体法に関連しまして若干の疑問を質問いたしたいと思います。第一は、五十五条に関連します認証の点でありますが、昨日もこの点に関して質疑応答が繰り返されたのであります。重要な問題でありますので、この際明確な御答弁をわずらわしたいと存じます。
【次の発言】 次に、商店街組合についてお伺いいたします。先般私、岸総理にも伺ったのでありますが、この点は通産大臣の御答弁に待つことにしたのであります。私のお伺いいたしまする点は、商店街組合は現在きわめて多数あるのでありまするが、第九条の関連において第九条の適用を受ける商店街組合というものは、一体どの程度ある見通しであるか、全国的に見まするとむずか……

第28回国会 農林水産委員会 第3号(1958/02/07、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 関連して。今お話しになりました米の統制に関する本会議の田村議員の質問に関連しての問題であります。あのときの田村議員の質問は、統制を継続するかとか撤廃するかとか、そういう問題には触れておられないのであります。簡単でありましたけれども、現在の実情は相当多くのやみがある、長年統制を継続して、この段階においてもやみがきわめて多い、  一体こういう状況でいいのですか、こういうのが質問の要点でありまして、従って、統制を撤廃すべしということを意識してのあの質問ではなかったと思うのです。ところが、それに対する御答弁で、河野国務大臣の御答弁も、また農林大臣の御答弁も、その質問を受けて、統制は継続す……

第28回国会 農林水産委員会 第8号(1958/02/21、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 先ほどの李承晩ラインの問題に関連して、ちょっと簡単にアジア局長にお伺いしますが、最近の李承晩ラインに対するアメリカ側の態度なり見解について、一つお示しを願いたい。
【次の発言】 何か日本の外務省の方で正式なものはもちろんアメリカ側は表明しておらないでしようけれども、李承晩ラインの問題について、アメリカが相当の関心を持っておるということ、これは私は明らかなことであろうと思います。それに関連して、外務省はどういう観測をされておりますか。お示しを願いたいと思います。
【次の発言】 別の機会にいたしたいと思います。  それから大臣にちょっとお伺いしたいのでありますが、この問題が近く開催さ……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/18、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今度定量化されますものは、本来定員法における定員に相当する性質のものと、こう見ていいのですね。
【次の発言】 そうすれば、当然初めから定員法を改正して処理すべき性質のものだ、こう考えていいんですね。
【次の発言】 従来数回にわたって行政整理が行われたわけですけれども、そういう人々は、現実の問題として常勤職員ですか、そういう立場に一応置かれている。そういうものが今度定員化というので、何というのですか、還元といいますか、そういうふうになってくるものが相当ある、こういうふうに考えていいのか、それともこれは別と見ていいんですか。

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/01、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 この法案の法律的の効果といいますか、これは民法の共有に関する規定を排除するという点が一つと、それから第二段として、地方公共団体の住民投票に特別の規定を設ける。この二つが法律的な効果であろう、後段の地方公共団体の点はしばらくおくといたしまして、共有に関する民法の規定を排除するという、この法律案の持っている唯一の条項だと思いますが、これに関連して私は聞きたいのだが、大体分収造林契約の各条項の規定は、私法的な規定だと思います。私法的な規定――民法的な規定である、そうしますと、ここに示されている形以外の各種の分収造林関係が現在もあるわけです、将来もあるわけですね、その場合に、一体、分収造……

第28回国会 農林水産委員会 第25号(1958/04/02、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私といたしましては、昨日質問いたしました点は、ただいまの御答弁で了解できると思います。
【次の発言】 簡単に二点だけ伺いたいのであります。一点は、あるいはこれまでの質疑に出たと思いますけれども、公庫なり銀行なり、農業協同組合なり、正規の金融機関の資金というものは直接これに及ばない、こういうふうに解釈していいかどうか。  それから第二点は、地方公共団体の問題でありますが、今回の改正によって、その団体の住民の投票というものが一応排除されたことになるわけであります。御承知のように、先年来町村の合併等で、相当部落なり町村における従来の部落有林等のあり方について、変化が起りつつあるように思……

第28回国会 農林水産委員会 第27号(1958/04/04、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちょっとの今の資料でありますが、前渡金ですが、前渡金が一体どの程度出ているのか、もし性質が分れておれば、こういう性質のものにどの見出という資料がほしい。それから奨励命ですね、一体小売に対してはどの程度どういう奨励金が出ているのか、仲買いに対してはどういう性質のものがどの程度出ているかという資料を一つ、簡明でけっこうですからお願いしたい。もしわかれば前渡金はむずかしいでしょうけれども、奨励金等は手数料との関係においてどの程度の割合になっておるかというようなことがわかるような資料を一つお願いしたい。

第28回国会 農林水産委員会 第28号(1958/04/08、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 質疑に入ります前に希望を一つ申し上げておきたいのであります。  それは、先般の当委員会における東委員と政府当局との質疑応答に関連する事柄であります。それは、生産者の出荷に関連いたしましてこれを強化しなければならない、その方法として農業協同組合の組織によって行う、さらに組合法を改正をして、強制的な権能を与える、そのことが、農林当局としては必要であるという御答弁があったのであります。それに関連して、私希望を申し上げたい。それは、御承知のように蔬菜等の生鮮食料品の集荷、出荷ということが、物それ自体の性質と、それから蔬菜等の生産率の関係等から見まして、きわめて困難な実態であるわけでありま……

第28回国会 農林水産委員会 第29号(1958/04/09、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は、緑風会を代表いたしまして、本法案に賛成をするものでありますが、この際、希望を申し上げておきたいと思います。この改正案は、申すまでもなく、中央卸売市場の現実の運営に相当大きな影響を与えるように思われるものであります。実施の措置いかんによりましては、相当の混乱も予想されないわけではないわけでございます。しかし、この実施に当りましては、十分慎重な配慮と万全の用意をもって当られるよう希望する次第であります。なお、藤野委員御提案の付帯決議案に賛意を表すものであります。
【次の発言】 二つお伺いしたいのでありますが、最初に、今の北村委員からの御質疑に関連するのでありますが、酪農製品、乳……

第28回国会 農林水産委員会 第30号(1958/04/10、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちょっと簡単に希望と質問をしておきたいのでありますが、保証の限度額の問題が非常に重要だと思うのであります。それで、これは必ず業務規程に書くことにもちろんなっておりますけれども、相当明確にしてもらいたいということと、先般来の御答弁によりますると、総額としては全体の出資額の五倍、六億の場合において三十億、それから個々の業者に対する場合は、その業者の出資額の十倍、これは一応いいと思うのであります。ただ十倍を超して保証する場合の基準ですね、これも必ずはっきりしておくことが、この基金の将来のために私は必要であろうと思う。それから今後そのやり方いかんによっては、私、民間出資は出ないと思います……

第28回国会 農林水産委員会 第32号(1958/04/15、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連して二、三点お伺いしたいのでありますが、もともと移住振興会社のできますときは、今、渡部局長の言われましたように、千五百万ドルの米貨を借款して、それを基礎にして会社を作り、吉田前総理がアメリカに行かれたときの話から生まれたと私は聞いておるのであります。初めからやはりあの千五百万ドルの借款も農業移民に重点を置くということが繰り返し繰り返し言われておる。同時に、あの法案が国会で審議されたときも、そういう趣旨であったと私は思うのであります。もちろん、ある部分は企業移民、企業的移民を考えられるということ、これは外務当局も非常に企業移民には熱心であった。しかし本来は、やはり農業移……

第28回国会 農林水産委員会 第36号(1958/04/22、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 全体の目的といいますか、趣旨につきましては一応小山さんの御説明で了解するのであります。ただ、内容がきわめて広範なんですね。それでねらうところといいますが、重点を置くところがどこにあるかという疑問なんであります。言いかえますと、今の食糧の全体の状況から見ても、この際に鶏卵の増産をうんと推進しよう、こういうのですか。大体需給の関係は、漸次もちろん需要もふえ、供給もふえてきておって、一応のバランスはある、しかし養鶏事業の合理化をはかるのだというようなところに重点を置いておられるのか、あるいは大体今の需給状況から見て、むしろ供給が過剰ぎみである、従ってここにあるように需給調整の施策、そう……

第28回国会 農林水産委員会 第38号(1958/04/24、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今回の漁業交渉については、いろいろ疑問の点が多いのであります。時間の関係もないようでありますから、先ほどの質問に関連して、私一点だけ伺います。オホーツクの漁場から日本を締め出したソ連の真意ですね、これが果して漁族の保護といいますか、水産だけの関係にあるのか、その他に相当の理由があるのか、その点、私実は理解に苦しんでいるのであります。その真意がどこにあるのか、この点について、外務大臣の率直な見解を聞きたいと思いますけれども、あるいは別の機会がいいかもわかりませんが、この際、お答え願えればけっこうですが、他の機会でもけっこうです。先ほど質問のありました共同調査の問題ですが、日ソ漁業協……

第28回国会 予算委員会 第6号(1958/03/06、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は、今回の日中貿易協定、それに不可分の関係において協定されました覚書に関連して若干の疑問がありますので、この際、できる限り明確にしておきたいと思います。と申しますのは、今回のこの覚書は将来にわたって相当重要な問題を残すであろうと想像されるからであります。  第一にお伺いしたい点は、覚書の性格と申しますか、性質であります。今回の覚書は、もちろん民間の協定として取り進められたわけでありますが、従来の貿易協定のように、たとえば品目なり数量なり、あるいは代金決済方法を取りきめるというふうな内容と違いまして、相当各条項にわたって公的な性格を持っておるように思われるのであります。果してこれ……

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/26、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 先ほどの小林委員の質問に関連するのでありますが、やみの問題に対する対策に関連してお伺いしたい。  大臣は、食糧管理制度を維持していくことの必要性を強調されておるのでありますが、私もそれに同調するものであります。ただ、小林委員が言われましたように、半面においてやみというものがあって、その影響で食管制度の実体が、このところ相当弱体化していきつつあるということ。これはおおうことのできない事実なんです。そしてこれに対する対策というものは、大臣は、歴代の農林大臣もその問題について苦慮してきたといわれておるのでありますが、なるほど精神的には苦慮されたかもわかりませんけれども、このやみの問題に……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1958/09/11、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 先般当農林水産委員会で東北の生産県等を視察したのであります。また私も北海道その他の生産県の模様も見たのでありますが、本年の米作の状況は相当好調であるようです。八月十五日の農林省の発表によりましても、一応収穫の予想は八千二百四十六万石ですかになっておるのです。昭和三十年度のあの大豊作とほとんど同じような作であります。ところで本年の予約集荷の一応まとまりました数字は三千二百三十万石見当、前年の収穫推定高と本年の予想収穫高とを比べますと、六百万石ほどの増産に相なるわけであります。このことは食糧自給度の向上の点からいってまことに喜ぶべきことであろうと思うのであります。しかし予約集荷によっ……

第29回国会 農林水産委員会 第6号(1958/07/01、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 先ほどの補足説明に、私ちょっと補足してもらいたいのですが、しばしば異例な需給事情――異常な事態という抽象的な言葉が繰り返されているわけなんです。今回のこの異例と言われる実体ですね、これをもう少し分析をして、一体どこが異例なのか。また最近の価格の趨勢等とも関連して、その異例の実体をもう少し分析して説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 生産が若干ふえたということは、これはもうそれとして、需要が減ったことですね、減ったことについての見通しは、何といいますか、予想外であったと、こういうお話でありますが、その需要減退の、近い将来における見通しですね、これはどういうふうに見ておられま……

第29回国会 農林水産委員会 第7号(1958/07/02、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 二、三の点についてお伺いしたいのでありますが、第一は、繭糸価格安定法と今度の臨時措置法との関係であります。言うまでもなく、現在の繭糸価格安定法というのは、先般起りました需給の異変あるいは価格の異変に対処するための制度として私できておると思うのであります。ところで、そういう事態が発生したのに対して、本来の繭糸価格安定法を発動するということでなくて、臨時の立法を特別にするという一体理由はどこにあるのかという疑問であります。
【次の発言】 ちょっと納得が実はできないのであります。現在の繭糸価格安定法というのは、最低最高の価格制度を置いて、そうして最低価格は、言うまでもなく支持政策の基調……

第29回国会 農林水産委員会 第8号(1958/07/03、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 私は緑風会を代表して繭価の安定に関する臨時措置法案に賛成をいたす次第であります。最近の蚕糸の需給事情は、特に繭糸価格の現状から見まして、これに対して応急的な措置を何としてもとらなければならないのであります。従って、応急の措置として私はこの法案はやむを得ざる施策であろうと思うのであります。ただ、今回のこの法案に盛られております内容は、いずれも繭糸価格政策の基本的な事項に関連をする問題であります。特に夏秋蚕につきましては、生産の抑制というものをその政策の裏づけに必要とするということは、私は、きわめて重要な事柄であろうと思います。従って、この法案の実施につきましては、十分実際に即して慎……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1959/09/01、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと、関連して。企業組合と税金の問題でありますが、まあ当初、企業組合の発足の当初においては、いろいろ問題もあったと思うのです。しかし、相当多くの企業組合は、必ずしも税金対策じゃなくて生まれて、今日まできておるのであります。まあこの間、税金の関係では、常に非常に苦しい立場に立たされて長年やってきたと私は思います。特に企業組合だから、その一般原則から税金を安くしろとかいう趣旨では毛頭ありません。ただ、一般の法人、協同組合とも、御承知のように、企業組合は非常に違うのであります。もちろん、一般の会社ともこれは本管的に違う。そうだとすれば、やはりその税金の問題も、一般原則じゃなくて、や……

第33回国会 大蔵委員会 第4号(1959/11/26、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 今の、小売の組合というのは法人格があるんですか、任意団体ですか。
【次の発言】 そうすれば、その代行機関としての性格は会社と同じわけですね。もちろん、会社と組合とは違いますけれども、経済的な問題、責任の問題等から見れば、その機関は会社と同じですわ。
【次の発言】 もちろん、会社と協同組合とは違いまするけれども、責任関係とかいう点になれば、対外的には同じ立場にあるわけですね。

第34回国会 大蔵委員会 第15号(1960/04/19、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連。農産物の自由化についての作業が進んでおるわけですね。その場合に、中共との関係ですね、中共貿易との関係をどういうふうな検討の対象にしているか。一応これはたな上げにしているのか、ある想定のもとにそれを勘定に入れまして、その作業を進められておるのか。たとえば、大豆の問題にしましても、アメリカ大豆と――ある意味においてはそのウエートは相当私は大きいと思うんです、将来の。ほかの輸出原料にしましても、いろいろ競合する面があると思うんですね。従って、作業をこの自由化を対象にしてされていく場合に、現在は一応たな上げの形にはなっているのだけれども、自山化の問題というものは将来にわたる……

第34回国会 農林水産委員会 第23号(1960/04/07、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 私は、農林大臣に米の問題に関連しまして二、三御質問申し上げたいと存じます。御承知のように、最近の米の需給の実態に相当の変化が起こって参りました。生産面におきましても非常な変化がありますと同時に、消費、需要の面におきましても相当の変化があるのであります。現在、厳重な食管制度でありますために、生産の面と、需要、消費の面との連係といいますか、つながりが断ち切られておるような状態でありますために、これらの変化からいろいろと不合理と思われるような現象が起こってきつつあるのであります。もちろん、大臣しばしばお考えのように、食管制度の根幹は、これは何としても堅持していかなくちゃならぬということ……

第34回国会 農林水産委員会 第38号(1960/07/08、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ごく簡単に二、三点お伺いしたい。第一点は、生産費、所得補償方式によります生産者米価を決定するというのは、今回が初めてであると思います。御承知のように、米穀法時代以来今日まで四十年、常に生産費というものは米価政策の上できわめて重要なファクターとして尊重されてきたことは、これは当然であり、御承知の通りでありますけれども、生産費一本主義で米価政策の基礎でいくということはなかったと思います。今回の政府の案の基礎は、生産費の内容において所得補償方式が加味されました点は、これは従来の考え方と飛躍的な一つの進歩といいますか、改善であることは、これは当然でありまするけれども、生産費主義一本で生産……

第37回国会 予算委員会 第6号(1960/12/22、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 私は、時間の関係で、きわめて簡明に総理と通産大臣に質問したいと思うのであります。通産大臣の出席を一つ御連絡願いたいと思います。
【次の発言】 それでは総理大臣に。総理大臣の提唱されております高度の経済成長政策の遂行と関連して私は二点お伺いしたいと思います。第一点は、わが国の通貨制度と申しますか、貨幣制度に関することであります。御承知のように、終戦直後の異常な事態に直面をいたしましてわが国のいろいろな制度がその本来の姿を変えていった、異例な性質になったのでありますが、そのうち漸次時間のたつにつれまして、また国民生活が安定をしてくるに伴って漸次軌道に回復したと申しますか、立ち直ってき……

第38回国会 大蔵委員会 第14号(1961/03/23、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと、関連して一点伺いたいのですが、昭和二十八年に、あのときは九州各地、それから近畿、東海等にかけて、六月ごろから非常な風水害があったのです。あのときの損害額はどれほどになっていましょうか。それだけお伺いしたい。

第38回国会 大蔵委員会 第28号(1961/05/30、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 関連。政府が保証するのでありますから、少なくともその債務の基本的な条件ですね、発行条件――金利がどうであるとか、償還の年限がどうであるとか、そういう基本的なことがきまっておらないと、ちょっと保証の仕方がないじゃないか。現実問題として、それがある程度の変化が起こるということは、これは考えますけれども、一体金利が幾らになるかきまらない、償還の年限はわからないということじゃ、率直にいって、保証の仕方がないような私は気がするのですが。事は外債に関するということでありますから、従来の慣例その他からいって、そういうものなんでありますか、どうなんでありますか、その点をちょっとお伺いいたしたい。

第38回国会 大蔵委員会 第29号(1961/06/02、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 シンガポールで現在の現行税制のもとで日本側に課税される総額といいますかね、大体どういう見当なんですか。年によって違うでしょうけれども、大体、まだいろいろの税もありましょうけれども、ひっくるめてどういう額になる見当ですかね。

第38回国会 予算委員会 第9号(1961/03/07、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 議事進行で発言したいと思います。岩間委員は岩間委員としての考えに基づいて質問をされていると思います。草案をどう判断されておるか、これは岩間君の考えに待つほかないと思います。防衛庁長官が長官の立場において言われたことも、その通りであると思います。しかし、今質問されておりまする事柄は、それから、それに対する政府からの答弁は、草案には関係はありましょうけれども、本質的には、むしろ自衛隊の治安出動に関する事柄が対象であるように思います。従いまして、岩間君がそういう趣旨で、自衛隊の国内治安出動の本質に関連しての質問を継続され、それに対して長官が答弁されていく、私はこれでいいと思うのでありま……

第38回国会 予算委員会 第12号(1961/03/11、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連。
【次の発言】 小林委員の御質問は、私きわめて重大な問題だと思います。従来、日本の栄養問題についての国としての基本的な方針が必ずしも明確ではないのであります。また、行政面におきましても、たとえば厚生省の考え方、農林省の考え方、これが常に一致しておるともいいかねるのであります。特に終戦以来今日までの日本の栄養問題についての基本的な国としての考え方が、きわめて不明確であります。特に米につきましては、たとえばこれはもちろん世上のことでありまして、とやかく取り上げる筋合いはないでしょうけれども、米を食うから日本人は短命である、米を食うからガンが多い、米を食うから日本人は頭が……

第38回国会 予算委員会 第18号(1961/03/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(梶原茂嘉君) 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。

第38回国会 予算委員会 第22号(1961/03/31、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 私はただいまの阿具根君の動議に賛成をいたします。
【次の発言】 私は、ただいま上程されておりまする炭鉱災害防止に関する決議案に、自由民主党を代表いたしまして、賛成の意を表するものであります。  終戦以来、石炭産業は、わが国経済の再建の上において、基幹的産業として、最も重要な役割を果たして今日に至っております。しかるに、この間、この国家的重要資源の開発にあたりまして、幾多不幸なる災害が続発し、ために貴重なる勤労者の生命が失われましたことは、まことに遺憾のきわみであります。  近時、石炭産業は、エネルギー事情の変化に伴いまして、きわめて困難なる情勢に直面しつつ、しかも、その合理化、生……

第38回国会 予算委員会 第26号(1961/05/22、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 私は、まず外交の問題に関しまして、二、三総理及び外務大臣にお伺いしたいと思うのです。  第一は、中共との関係でありますが、総理は、しばしば中共の問題に対しては、前向きの姿勢でもって、できる限り世界の情勢の推移を見詰めながら、慎重に考えていきたいという趣旨の見解をお示しになっておるのであります。その限りにおきましては、われわれ全面的に同感をするのであります。そして、その方向において、たとえば経済交流であるとか、文化交流の点においては、積み上げ方式でこれを推進していこう、こういう趣旨も表明されておるわけであります。そのことも異論のないところであります。ただここで、私、外務大臣にまず伺……

第38回国会 予算委員会 第29号(1961/05/29、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 私は、自由民主党を代表いたしまして、この補正予算案に対して賛成の意見を申し述べるものであります。  今回の補正予算案は、政府関係の公共企業体等におきます給与の改善をその内容とするものであります。さきに一般公務員の給与の改善が実施されたのでありますが、経済の発展に伴いまして、右公共企業体におきましてもその給与の改善が行なわれますることは、私は必要にしてかつ適切な施策と考えるものであります。しこうして、この給与改善案は、三月下旬公労委において仲裁裁定が行なわれました。政府はその裁定に対し、これが完全実施の方針のもとに編成された予算案であります。私は、先般の公共企業体等におきまする給与……

第40回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1962/05/31、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。去る五月八日小笠原二三男君が辞任、その補欠として成瀬幡治君が選任されました。  九日成瀬幡治君が辞任、その補欠として小笠原二三男君が選任されました。  また、十五日江田三郎君が辞任、その補欠として藤田進君が選任されました。
【次の発言】 農林水産政策に関する調査のうち、燃油によるノリ漁業被害に関する件、国鉄の家畜輸送に関する件及び農林畜水産関係物資の国鉄貨物運賃に関する件を一括議題といたします。各件につきましては、それぞれ関係当局からその後の経過の概要並びに今後の見通し等につきまして順次……

第40回国会 農林水産委員会 第2号(1962/02/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  なおこの際ごあいさつを申し上げたいと存じます。  私はなはだ不敏でありますが、今回きわめて重要な当委員会の委員長を仰せつかったのであります。微力でありますが、全力を尽くしましてこの重責を全ういたしたいと念願をいたしておるのでありますが、何とぞ委員の皆さんにおかれましては、御協力、御支援、御鞭撻を賜わりますよう、お願いを申し上げます。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)  それから仲原委員から発言を求められておりますので、仲原さんどうぞ。
【次の発言】 この際、委員の異動につきまして報告を申し上げます。  昨年十二月十……

第40回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1962/06/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  第四十回国会成立の農林省関係法律の施行に関する件を議題といたします。さきの通常国会におきまして成立いたしました農林省関係法律の施行等について説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 次に、庄野局長。
【次の発言】 吉村長官、お願いいたします。
【次の発言】 あとテンサイ関係が一つ残っておりますけれども、後刻に回すことにいたしまして、以上の説明に関連いたしまして、御質疑のおありの方は御発言を願いたいと存じます。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起こして。

第40回国会 農林水産委員会 第3号(1962/02/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣法第三号)、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案(閣法第四号)、昭和三十六年五月の風害若しくは水害、同年六月及び十月の水害、同年七月、八月及び九月の水害若しくは風水害又は同年八月の北美濃地震による災害を受けた農林水産業施設の災害復旧事業等に関する特別措置法の一部を改正する法律案(閣法第五号)、昭和三十六年五月、六月、七月、八月及び九月の天災についての天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の適用の特例に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第二八号)、農業機……

第40回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1962/07/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申します。  六月四日藤野繁雄君及び秋山俊一郎君が辞任、その補欠として紅露みつ君及び仲原善一君が、六月五日紅露みつ君が辞任、その補欠として藤野繁雄君が、六月六日安田敏雄君が辞任、その補欠として藤田藤太郎君が、六月二十五日藤田藤太郎君が辞任、その補欠として安田敏雄君がそれぞれ選任せられました。また、本日、藤田進君、小笠原二三男君が辞任、その補欠として松永忠二君、田中一君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、理事が一人欠けておりますので、……

第40回国会 農林水産委員会 第4号(1962/02/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  昭和三十六年五月の風害若しくは水害、同年六月及び十月の水害、同年七月、八月及び九月の水害若しくは風水害又は同年八月の北美濃地震による災害を受けた農林水産業施設の災害復旧事業等に関する特別措置法の一部を改正する法律案(閣法第五号)、及び、昭和三十六年五月、六月、七月、八月及び九月の天災についての天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の適用の特例に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第一六号)の二案を一括議題といたします。  これら二案は、去る二月二日衆議院から送付せられ、本委員会に付託されました。な……

第40回国会 農林水産委員会 第5号(1962/02/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨七日、藤田進君が辞任し、その補欠として木下友敬君が選任せられました。
【次の発言】 この際、農林水産基本政策に関する件を議題とし、農林大臣に対し、質疑を行ないます。御質疑の方の発言は、委員長におきまして、順次指名いたすことといたします。  なお、質疑の時間は、大臣の答弁を含めまして一人三十分以内にお願い申し上げます。戸叶君。
【次の発言】 一応農林大臣とも相談いたしまして、善処するようにいたします。それでは、天田君。
【次の発言】 千田君。

第40回国会 農林水産委員会 第6号(1962/02/13、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまより農林水産委員会を開会いたします。  森林法の一部を改正する法律案(閣法第八九号、予備審査)を議題といたします。  本案は、昨十二日予備審査のため本委員会に付託されました。それではまず本案の提案理由の説明を聞くことといたします。
【次の発言】 以上で、提案の理由の説明を終わったのであります。  本案につきましては、本日はこの程度にいたしたいと思います。
【次の発言】 開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣法第三号、予備審査)を議題といたします。  本案につきましては、去る二日提案理由の説明を聴取いたしております。  それでは、まず、本案の補足説明及び資料につ……

第40回国会 農林水産委員会 第7号(1962/02/16、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、農林水産基本施策に関する件を議題とし、前回に続きまして農林大臣に対する質疑を行ないます。御質疑の方の発言は、委員長におきまして御指名申し上げます。なお、質疑の時間は、大臣の答弁も含みまして、一人三十分以内にお願いいたします。小笠原君。
【次の発言】 お答えを申し上げます。先般の委員長、理事の打ち合わせで、大臣に対する御質問は往復三十分以内にしょうということに話し合いをいたしたわけでございます。すでに数人の方々の御質問があったのでありますけれども、やはりその申し合わせの線でお願いしたわけでございます。したがって本日も……

第40回国会 農林水産委員会 第8号(1962/02/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第九三号、予備審査)を議題といたします。本案は去る十四日、予備審査のため本委員会に付託されました。それではまず本案の提案理由の説明を聴取することにいたします。中野政務次官。
【次の発言】 以上で、本案の提案理由の説明は終わったのであります。  本案につきましては、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 てん菜生産振興臨時措置法の一部を改正する法律案(閣法第九六号、予備審査)を議題といたします。本案は去る十五日予備審査のため本委員会に付託されたのであります。それで……

第40回国会 農林水産委員会 第9号(1962/02/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  二月二十日安田敏雄君が辞任、その補欠として相澤重明君が、また二十一日相澤重明君が辞任され、その補欠として安田敏雄君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選に関する件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、理事が一名欠けておりますので、その補欠互選を行ないたいと存じます。  つきましては、互選の方法は成規の手続を省略いたしまして、便宜委員長から指名することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第40回国会 農林水産委員会 第10号(1962/02/23、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  南九州防災営農振興法案(衆第二号、予備審査)及び南九州防災営農公団法案(衆第三号、予備審査)の二案を一括議題といたします。  これら二案は、去る三日予備審査のため衆議院から送付せられ、本委員会に付託されました。  それではまず、両案の提案理由の説明を発議者から順次聞くことにいたします。衆議院議員川村継義君。
【次の発言】 以上で両案の提案理由の説明は終わりました。両案につきましては、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 競馬法の一部を改正する法律案(閣法第一〇四号、予備審査)を議題といたします。  本案は昨二十二日予……

第40回国会 農林水産委員会 第11号(1962/03/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。去る二月二十七日木下友敬君が辞任、その補欠として田中一君が選任せられました。
【次の発言】 競馬法の一部を改正する法律案(閣法第一〇四号、予備審査)を議題といたします。本案につきましては、去る二月二十三日提案理由の説明は聴取いたしております。それでは本案の補足説明及び配付の資料につきまして説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 この際委員の異動について御報告を申し上げます。  本日、田中一君が辞任、その補欠として藤田進君が選任せられました。

第40回国会 農林水産委員会 第12号(1962/03/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農林水産政策に関する調査のうち、燃油によるノリ漁業被害に関する件を議題といたします。  本件につきましては、質疑の御要求がございます。なお本件につきまして関係当局の出席は、水産庁からは伊東長官、海上保安庁からは松野警備救難監、調達庁からは大石総務部長、運輸省からは亀山海運局次長、以上でございます。
【次の発言】 水産庁長官から、ただいまの森委員の御質問に関連して一応の御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 この際ちょっとお諮りいたしますが、片岡君から委員外の発言の希望がございます。これをお許しすることに御異議ご……

第40回国会 農林水産委員会 第13号(1962/03/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣法第三号、予備審査)を議題といたします。  本案につきましては提案理由の説明及び補足説明等はすでに聴取いたしております。  それではこれより本案の質疑に入ります。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは、ここで休憩をいたしまして、午後一時半から再開いたしたいと存じます。    午後零時二十分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  午前に引き続き、開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣……

第40回国会 農林水産委員会 第14号(1962/03/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣法第三号、衆議院送付)を議題といたします。  本件について御質疑のおありの方は、御発言をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 暫時休憩をいたします。午後は二時から再開をいたします。    午後零時五十六分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  開拓融資保証法の一部を改正する法律案につきましては、後刻質疑を行なうことにいたしまして、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案(閣法第四号、衆議院送付)を議題といたします。……

第40回国会 農林水産委員会 第15号(1962/03/13、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  この際、開拓融資保証法の一部を改正する法律案(閣法第三号)及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案(閣法第四号)のいずれも衆議院送付の二案を一括議題とし、両案について農林大臣に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 開拓融資保証法の一部を改正する法律案につきまして、他に御発言ございませんければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、藤田進君が辞任され、その補欠として野溝勝君が選任せられました。
【次の発言】 農林水産政策に関する調査を議題といたします。  本件について御質疑の要求がございますので、これを許します。野溝勝君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起こして下さい。
【次の発言】 森林法の一部を改正する法律案(閣法第八九号)を議題といたします。  本案につきましては、提案理由の説明及び補足説明等は、すでに聴取いたしております。また本案は、去る九日、衆議院から送付せられ……

第40回国会 農林水産委員会 第17号(1962/03/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  森林法の一部を改正する法律案(閣法第八九号、衆議院送付)を議題といたします。  本案に対する質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたしまして、午後は一時二十分から質疑を続行することにいたします。    午後零時二十一分休憩
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起こして下さい。  ほかに御質問がございませんか。――御質問がございませんければ、本案につきましては、本日はこの程度にいたします。  本日はこれで散会いたします。    午後四時……

第40回国会 農林水産委員会 第18号(1962/03/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  漁業法の一部を改正する法律案(閣法第一三二号)及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案(閣法第一三三号)の両案を一括議題といたします。両案は、さる十六日本院先議として内閣から提出され本委員会に付託されました。  それではまず両案の提案理由の説明及び補足説明を順次聞くことにいたします。中野農林政務次官。
【次の発言】 伊東水産庁長官。
【次の発言】 以上で両案の提案理由の説明及び補足説明は終わりました。
【次の発言】 次に、森林法の一部を改正する法律案(閣法第八九号、衆議院送付)を議題といたします。  本案に対する質疑を行……

第40回国会 農林水産委員会 第19号(1962/03/23、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  森林法の一部を改正する法律案(閣法第八九号、衆議院送付)を議題といたします。  昨日に続き、本案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 委員長から希望しますけれども、関連質問は、できる限り簡潔に願います。
【次の発言】 安田君に申し上げます。当初お話し申し上げました、大体、一時間のあれが来たのでありますが、関連質問が相当ありましたので、委員長は若干関連質問の時間を考慮するつもりでありますが、できる限り、当初の話し合いの線で進められんことを希望いたします。

第40回国会 農林水産委員会 第20号(1962/03/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日片岡文重君が辞任、その補欠として東隆君が選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い欠員となりました理事の補欠互選を、この際行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは互選は、成規の手続を省略して便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  よって委員長は理事に東隆君を指名いたします。
【次の発言】 この際、農林水産政策に関する調査のうち、燃油によるノリ漁業被……

第40回国会 農林水産委員会 第21号(1962/03/29、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) 委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。野溝勝君及び小笠原二三男君が一辞任、その補欠として藤田進君及び江田三郎君が選任されました。
【次の発言】 漁業法の一部を改正する法律案(閣法第一三二号)水産業協同組合法の一部を改正する法律案(閣法第一三三号)、以上参議院先議の二案を一括議題といたします。  両案に対する質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次御発言を願います。  ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起こして下さい。
【次の発言】 関連でありますから、簡単に願います。
【次の発言】 暫時休憩をいたします。    午後零時三十五分休憩

第40回国会 農林水産委員会 第22号(1962/03/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  漁業法の一部を改正する法律案(閣法第一三二号)、水産業協同組合法の一部を改正する法律案(閣法第一三三号)、以上参議院先議の二案を一括議題といたします。  両案に対し質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次発言を願います。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。
【次の発言】 適当に理事とも相談しまして、御希望に沿うようにいたします。
【次の発言】 他に御発言はないですか。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、仲原善一君が辞任、その補欠として小沢久太郎君が選任されました。速記を止めて。

第40回国会 農林水産委員会 第23号(1962/04/03、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二日、小沢久太郎君が辞任され、その補欠として仲原善一君が選任されました。
【次の発言】 沿岸漁業等振興法案(閣法第一四四号)を議題といたします。  本案は去る三月三十一日、予備審査のために本委員会に付託されました。それではまず本案の提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 以上で本案の提案理由の説明を終わりました。  本案につきましては、本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 漁業法の一部を改正する法律案(閣法第一三二号)水産業協同組合法の一部を改正する法律案(閣法第一三……

第40回国会 農林水産委員会 第24号(1962/04/05、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  競馬法の一部を改正する法律案(閣法第一〇四号、衆議院送付)を議題といたします。  本案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 かしこまりました。
【次の発言】 その趣旨でお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午後一時二分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  午前に引き続き競馬法の一部を政正する法律案を議題とし、本案に対する質疑を続行いたします。

第40回国会 農林水産委員会 第25号(1962/04/06、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  競馬法の一部を改正する法律案(閣法第一〇四号、衆議院送付)を議題といたします。  本案につきましては、去る五日すでに質疑は終局されております。これより本案の討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もございませんければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより、本案の採決に入ります。競馬法の一部を改正する法律案を問題に供します。本案を原案どおり可決することに養成の方の挙手を願います。

第40回国会 農林水産委員会 第26号(1962/04/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  漁業法の一部を改正する法律案(閣法第一三二号)、水産業協同組合法の一部を改正する法律案、(閣法第一三二号)、以上いずれも参議院先議の二案を一括して議題といたします。両案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  暫時休憩をいたします。    午後一時十八分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  午前に続き、漁業法の一部を改正する法律案、水産業協同組合法の一部を改正する法律案の質疑を続行いたします。  御質問のおありの方は、順次……

第40回国会 農林水産委員会 第27号(1962/04/12、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  漁業基本法案(衆第三六号)、漁業法の一部を改正する法律案(衆第三八号)、以上いずれも予備審査の二案を一括議題とし、発議者から両案の提案理由の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 以上で、両案の提案理由の説明は終わりました。両案につきましては、本日はこの程度にいたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第九三号)を議題といたします。  本案についての提案理由の説明及び補足説明等はすでに聴取いたしております。また、本案は去る六日衆議……

第40回国会 農林水産委員会 第28号(1962/04/13、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第九三号、衆議院送付)を議題といたします。  本案の質疑を行ないます。質疑のおありの方は、順次発言を願います。
【次の発言】 厚生省の乳肉衛生課長恩田君が出席されております。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 御発言もございませんければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、本案の質疑は終局いたしました。
【次の発言】 この際、農林水産政策に関する調査のうち、農林畜水産関係物資の国道貨物運賃等に関する件……

第40回国会 農林水産委員会 第29号(1962/04/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農業機械化促進法の一部を改正する法律案(閣法第四一号、衆議院送付)を議題といたします。  本案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 技術者の方がおられるそうですけれども。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  藤田進君が辞任、その補欠として武内五郎君が選任されました。  午前はこの程度でとどめます。  午後は二時から再開することにいたします。  暫時休憩いたします。   午後零時五十三分休憩
【次の発言】 委員会を再会いたします。  農業機械化促進法の一……

第40回国会 農林水産委員会 第30号(1962/04/19、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。昨十八旧田中啓一君及び湯澤三千男君が辞任され、その補欠として仲原善一君及び柴田栄君が選任されました。
【次の発言】 農業機械化促進法の一部を改正する法律案(閣法第四一号、衆議院送付)を議題とし、本案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起こして下さい。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。柴田栄君及び木島義夫君が辞任、その補欠として鳥畠徳次郎君及び植竹春彦君が選任せられました。

第40回国会 農林水産委員会 第31号(1962/04/20、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  昨十九日、古池信三君が辞任、その補欠として西田隆男君が選任せられました。また本日、西田隆男君及び仲原善一君が辞任、その補欠として古池信三君及び田中啓一君が選任せられました。
【次の発言】 農地開発機械公団法の一部を改正する法律案(閣法第五三号、衆議院送付)を議題といたします。  昨日に続き、本案に対する質疑を行ないます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  それでは、暫時休憩をいたします。    午後零時二十……

第40回国会 農林水産委員会 第32号(1962/04/24、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  去る二十一日、植竹春彦君及び鳥畠徳次郎君が辞任され、その補欠として、木島義夫君及び柴田栄君が選任されました。また本日、古池信三君が辞任、その補欠として仲原善一君が選任せられました。
【次の発言】 農地開発機械公団法の一部を改正する法律案(閣法第五三号、衆議院送付)を議題といたします。  この際、御了承を得たいと存じます。本日参考人の出席を求める予定をいたしておりましたが、都合により取りやめることにいたしましたので御了承をお願いいたします。  本案に対する質疑を行ないます。御質疑のおあり……

第40回国会 農林水産委員会 第33号(1962/04/26、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  二十五日、戸叶武君が辞任、その補欠として佐多忠隆君が選任せられました。
【次の発言】 農地法の一部を改正する法律案(第三十九回国会閣法第六六号)、農業協同組合法の一部を改正する法律案(第三十九回国会閣法第六七号)、以上いずれも衆議院送付の二案を一括議題といたします。  両案に対する質疑を行ないます。  御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、ここで休憩に入りまして、午後は一時二十分から再開をいたします。  暫時休憩をいたします。    午後零時七分……

第40回国会 農林水産委員会 第34号(1962/04/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  本日、戸叶武君辞任され、その補欠として佐多忠隆君が選任せられました。
【次の発言】 農地法の一部を改正する法律案(第三十九回国会閣法第六六号)農業協同組合法の一部を改正する法律案(第三十九回国会閣法第六七号)、以上いずれも衆議院送付の二案を一括議題といたします。  両案について御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質問は、この程度にいたしまして暫時休憩をいたします。    午後零時十一分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  午前に引き続き、農地法の一部を改正する法律案、農業協同組合法の……

第40回国会 農林水産委員会 第35号(1962/04/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  農地法の一部を改正する法律案(第三十九回国会閣法第六六号)、農業協同組合法の一部を改正する法律案(第三十九回国会閣法第六七号)、以上いずれも衆議院送付の二案を一括議題といたします。  両案について御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 大体そういうお話し合いでありますから、さようにいたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  本日はこの程度にいたします。  明後二日午前十時から委員会を開会する予定であります。  本日はこれで……

第40回国会 農林水産委員会 第36号(1962/05/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、石谷憲男君が辞任、その補欠として柴田栄君が選任せられました。
【次の発言】 この際、委員の異動に伴い理事が欠員となりましたので、その補欠互選を行ないたいと存じます。  互選は、便宜、委員長から指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。理事に仲原善一君を指名いたします。
【次の発言】 農地法の一部を改正する法律案(第三十九回国会閣法第六六号)、農業協同組合法の一部を改正する法律案(第三十九回国会閣法第六七号)(以上いずれも衆議院送付)の二案を一括議題……

第40回国会 農林水産委員会 第37号(1962/05/04、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、木島義夫君及び佐多忠隆君が辞任、その補欠として石谷憲男君及び戸叶武君が選任されました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  仲原善一君から理事を辞任したい旨の申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  この際、理事の補欠互選を行ないます。互選は、便宜上委員長から指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長は、理事に石谷憲男君を指名いたしま……

第40回国会 農林水産委員会 第38号(1962/05/07、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。本日、谷口慶吉君及び田中啓一君が辞任、その補欠として木島義夫君及び古池信三君が選任せられました。
【次の発言】 次に、本委員会に付託されておりまする第一五号農業基本政策推進に関する請願外四百十八件の請願を議題といたします。  お手元に御配付いたしました請願一覧表により審査を願います。  それでは懇談によりまして御協議を願います。  速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起こして。  この際、お諮りいたします。環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律の一部を改正する法律案について、社……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 農林水産委員会 第5号(1962/08/31、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 この機会にちょっとごあいさつを申し上げたいと存じます。  前国会におきまして、私、農林水産委員長として席を汚したのでありますが、皆様の御協力によりまして幸いに大きなあやまちなしにその職責を果たせたことをこの機会に厚くお礼を申し上げまして私のごあいさつとする次第であります。どうもありがとうございました。(拍手)

第43回国会 農林水産委員会 第4号(1963/02/07、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと資料でお願いしたいのですけれども、開拓営農振興審議会の答申の線に関連して、今後の開拓政策を検討するために、昨年実態調査が行なわれた。局長もしばしば実態調査ですか、そのことを引用されておるのですが、ひとつ昨年政府の方で施行されたこの実態調査の模様を資料でお出しを願いたいと思うのですけれども。

第43回国会 農林水産委員会 第11号(1963/02/22、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ごく簡単に二、三点お伺いしたいと思います。  第一は、今もいろいろ話題になりました猟区の問題であります。現在日本全体の狩猟の分量といますか、の中で、猟区における狩猟の占めておるウエートといいますか、これは大体どういう程度でしょうか。大体でけっこうであります。あとでひとつお答え願います。  今度は、猟区について委託経営といいますか、そういう道が開かれて、そうして受託者は必要な経費を徴収し得るということになったのでありますが、先般いただきました資料によりますると、大体猟区の財政状況は黒字の数字になっておるように思います。あれは間違いないでしょうか。猟区の収支の状況、経営の状況、経理の……

第43回国会 農林水産委員会 第13号(1963/02/28、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 簡単に二、三お伺いしたいと思うのですが、法改正の主眼であります農業改良普及手当ですね、あれは法案を見ますると、政令でそのよるべき基準をきめるようになっておるようですが、「都道府県は、条例で定めるところにより、専門技術員及び改良普及員に対して、これらの者の勤務の状態が政令で定める要件に該当する場合に、」、その「政令で定める要件に該当する」その要件というのは、大体どういう事柄でしょうか、それをひとつ。
【次の発言】 これはもちろん生活改良普及員、あのほうにも当然及ぶと理解していいですね。
【次の発言】 それからいま一点、改正の要点が専門技術員の職務の範囲を明確にしたというのが項目のよ……

第43回国会 農林水産委員会 第15号(1963/03/05、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連して。七ページの合計ですが、千万円以下の中小企業の森林金融が千八百三十七億がある。この中には、お話のように、長期も含んでおるであろう。もっともこの中には、設備資金は除いているのですが、比較的長期にわたる固定的な金融が、この中に入っておるだろう、この千八百三十七億の中で、今回の保証の対象になる適格な、適格性のある資金量といいますか、これは大体、どういう見当であるかということなんです。
【次の発言】 何か的確につかむことはむずかしいでしょうけれども、しかし、この千八百億には、固定設備的なものは入っていない。そうすれば、大体が短期資金的な性格が多いのじゃなかろうか、こう思う……

第43回国会 農林水産委員会 第16号(1963/03/07、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ごく簡単に林業信用保証に関連してお伺いしたいと思います。各委員の御質問に関連する点が多いかと思いますが、当初出発のファンドが大体七億円、三億五千万円が政府出資でありますが、大体、いつごろに、残りの政府以外の三億五千万円の出資が集まって、業務が開始できるか、見当はいつごろになっておるか。御承知のように、酪農の信用保証制度が、四、五年前ですか、できまして、当時五億円のファンドで出発し、そのうち二億五千万円が政府で他は民間出資ということでございましたが、最近は、私、よく模様は知りませんけれども、政府以外の民間出資のほうはなかなか集まってこないので、当初の五億の計画は、まだ完成してないの……

第43回国会 農林水産委員会 第19号(1963/03/14、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 先ほど七億、やはり七十億ですね、八掛けで五十六。七十億と五十六億とは関係ないんじゃないですか。
【次の発言】 そうしますと、保証額の十倍というのじゃなく、保証総額の十倍というのじゃないんじゃないでしょうか。保証総額の十倍の限度で抑えて、ここにある八割をなにして、その総額が八十億になる、こういう計算じゃないでしょうか。

第43回国会 農林水産委員会 第20号(1963/03/15、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 地方銀行と都市銀行ですけれども、私ちょっとこの場ではっきり記憶がないのですけれども、実際都市銀行と地方銀行とは、お話のように分れておるのですけれども、あれは制度的に分れておるものでしょうか、それとも実際上、その都市銀行、地方銀行に分れておるのですか、もし制度的に分れていないとすれば、告示で各銀行名をはっきりしていく、銀行名を記載していって、この銀行だということになるのかどうか。その点ちょっと。
【次の発言】 そうすると、制度上は、今回の改正によって、融資ができるという権能が与えられて、実際上はそれはもう全然だめだということになるわけですね。

第43回国会 農林水産委員会 第25号(1963/03/29、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連して、先年、東京の青物市場で売っている野菜に毒性のある農薬がついておったということで、一般消費者の方がショックを受けたという問題があったと思います。そのあと、やはりそういう面での検査をやっているのかどうか。一体、どうなっているのかということと、それから最近、御承知のように新しい洗剤がどんどん現れておって、夜のテレビを見ますと、野菜に農薬がついているということを毎晩のように放送されるわけです。テレビに出るわけです。一般の家庭では、ある程度不安なんですね。これは農林省の関係ではありませんけども、洗剤についても用途を誤ると、これは人間の健康に害ありということになって、農業に……

第43回国会 農林水産委員会 第39号(1963/06/27、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連して。今の大型魚礁の効果の問題ですが、御説明は一応よく理解される。何か具体的なデータがありますか。データがあるのかないのか、これだけ伺います。

第46回国会 商工委員会 閉会後第1号(1964/06/27、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、向井長年君が辞任され、その補欠として田畑金光君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかり申し上げます。  ただいまの委員の異動に伴いまして、理事が一名欠員になっておりますので、その互選を行ないます。互選は、投票によらないで、その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私から理事に田畑金光君を指名いたします。
【次の発言】 次に、閉会中の委員会について申し上げます。  七月は三十一日、八……

第46回国会 商工委員会 閉会後第2号(1964/07/31、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告申します。  本日は通産大臣、経済企画庁長官と政務次官の就任のごあいさつを伺い、適当な時間に産業災害等に関する件の質疑を行ないまして、なお、山陰及び北陸地方の豪雨によりまする商工関係被害状況等の説明を聴取することにいたします。
【次の発言】 この際、岡崎通商産業政務次官及び村上通商産業政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。岡崎通商産業政務次官。
【次の発言】 村上通商産業政務次官。
【次の発言】 次に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題と……

第46回国会 商工委員会 閉会後第3号(1964/09/10、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月十九日、吉武恵市君が辞任され、その補欠として植垣弥一郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先般、電源開発、金属鉱業並びに繊維工業の実情調査の目的をもって派遣せられました派遣委員の方から、その調査の報告を願うことにいたします。椿君。
【次の発言】 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。本日は本件につきましては、この程度にとどめます。
【次の発言】 次に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、通商産業省の施策に関す……

第46回国会 商工委員会 閉会後第4号(1964/10/09、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、通商産業省及び経済企画庁の施策に関する件の質疑を行ないます。次回は、十一月臨時国会が召集されるようでしたら、その召集日の前日に開会することとなりましたから、御了承願います。
【次の発言】 次に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、通商産業省の施策に関する件及び経済企画庁の施策に関する件の調査を進めます。  前回に引き続き、質疑を行ないます。  御質疑のおありの方は順次御発言を願います。

第46回国会 商工委員会 閉会後第5号(1964/11/07、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、理事の補欠互選を行ないます。次回は九日午前十時三十分から開会することといたしますから御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十八日、田畑金光君が辞任され、その補欠として向井長年君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかりいたします。  ただいまの委員の異動に伴い、理事が一名欠員になっておりますので、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選は投票の方法によらないで、委員長にそ……

第46回国会 農林水産委員会 第7号(1964/02/25、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 関連して。保証限度の範囲内というのはあるのですか。
【次の発言】 中小漁業融資保証制度が発足してから相当時間が経過したわけでありますが、かれこれ十年に及ぶわけでありますが、その十年間の概観といいますか、大観といいますかは、当初の発足当時の大体のもくろみに、考え方の線に沿ってきておるのか、当初考えたようには伸びなかったのか、そういう点のお考えを承りたいと思うのであります。加入してくる会員の数も発足当初に比べまするとそう大きく伸びていないようであります。むしろ減っておるようなところもあるようであります。また、融資の額は全体的に非常に伸びてきておりますけれども、それに応じて保証を抑えて……

第46回国会 農林水産委員会 第9号(1964/02/28、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連して長官にお伺いしたいのですけれども、今度の報告の中で非常に興味があるといいますか、非常に関心のある問題は、先ほどのお話の五トン以上十トン未満の動力船が減ってきているわけですね。そうして三トン未満がふえてきている。それから収支の状況を見るというと、五トン未満のほうは成績がよろしい、五トン以上十トン未満のほうは比較的よろしくないというふうなのが出ているわけですね。これは先ほどの御説明では、五トン未満とか三トン未満のものだと、家族労働力の完全燃焼というのでいくのだ、五トン以上十トン未満になると、雇用労働力が必要だ、その関係でそういう現象を出してきているのだというふうに御説……

第46回国会 農林水産委員会 第12号(1964/03/06、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 いまの出資の問題ですけれども、現在の基金の現行法では、別段、出資の総額の規定とか、そういうものはないので、ただ、政府の出資だけが三億五千万円、で、今回全体の出資の状況と見合って、幾ら民間のほうの出資――これは府県も入りますが、予想以上に多かったために、さらに政府出資を増すというたてまえになっておる。  したがって、これに参加したい、出資したいという民間のものは特別にみるような、欠格的な条件といいますか、それがあれば別だけれども、これに参加出資をして、そして保証を受け得る資格があれば、これは当然出資の申し込みができ得るたてまえではなかろうか、それを基金の当事者が、一応打ち切ってしま……

第46回国会 農林水産委員会 第15号(1964/03/17、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 簡単に二、三点伺いたいのでありますが、当初甘味資源の総合計画を検討しておった時分には、先ほどお話のあったように、大体、十年先の需給を百五十万トン見当に押えた。ところが、これも先ほど来、質疑応答があったように、すでに昨年百七十万トンの需要が現実にあったわけであります。  それでこの甘味資源の新しい法律が実施されるとすれば、その時点において、長期的な観点の見通しをどういうふうに見ておられるのであろうか。これは国民所得倍増計画の最終年度の四十五年でいいのですが、四十五年見当で、一体、需要はどの程度ふえるのか、それに対して、供給はどういうふうな数字を考えておられるのか。そしてその段階にお……

第46回国会 農林水産委員会 第16号(1964/03/19、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 先ほどの北條さんの質問に関連するのですけれども、暖地ビートで従来春まきでやっていたのを秋まきに切りかえるというお話でしたけれども、春まきの場合と秋まきの場合で、反当収量にどの程度の相違があるのでありますか。特に糖分の含有量が変わらないのか、ある程度の差があるのか、その点についての調査といいますか、研究といいますか、それの結果をひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 私はそういう技術方面のことの知識はないのですけれども、日照の関係、特に温度の関係その他の関係が、反当収量に影響があることは、これは常識的にもわかりますけれども、糖分の含有量に相当の違いがあるのじゃないか、その点がよく……

第46回国会 農林水産委員会 第19号(1964/03/31、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(梶原茂嘉君) ただいまから委員会を開きます。  都合により私が委員長の職務を行ないます。  議事に入ります前に、去る二十六日の本委員会における委員長の発言について委員長から発言を求められております。青田委員長。
【次の発言】 なお、委員長の穏当を欠く発言に関する部分等は、これを会議録から削除いたしたいと思いますので、御了承をお願いいたします。
【次の発言】 法案審査に入る前に、小富者及び渡辺君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。小宮君。
【次の発言】 渡辺君。
【次の発言】 これより農業改良資金助成法の一部を改正する法律案……

第46回国会 農林水産委員会 第20号(1964/04/02、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(梶原茂嘉君) ただいまから委員会を開きます。  本日は、都合により私が委員、長の職務を行ないます。  農業改良資金助成法の一部を改正する法律案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を一括議題とし、順次補足説明及び提出資料の説明を聴取することにいたします。  なお、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の衆議院の修正点については、補足説明の際、便宜政府当局に説明を願うことにいたします。昌谷農政局長。
【次の発言】 松岡経済局長。
【次の発言】 両案について資料等に関しまして御質問等がありますれば、御発言願いたいと思います。

第46回国会 農林水産委員会 第21号(1964/04/03、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(梶原茂嘉君) ただいまから委員会を開きます。  都合により、私が委員長の職務を行ないます。  保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明、補足説明並びに提出資料の説明を聴取することにいたします。松野農林政務次官。
【次の発言】 林野庁長官。
【次の発言】 次に、農業改良資金助成法の一部を改正する法律案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を一括議題とし、昨日に引き続き質疑を行なうことにいたします。質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 どうですか。
【次の発言】 できるだけ早くひとつ……。

第46回国会 農林水産委員会 第22号(1964/04/07、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 十分か十五分間お伺いしたいと思います。三つぐらい簡単にいたしますから、簡明にお答えいただけばけっこうであります。  農林金融、これは申すまでもなく農業あるいは農家の経営の特殊な性格から、農林金融自体も全体の金融の中で特殊な性格と立場があること、これは当然であります。しかし二面、広い意味の金融という観点から見れば、他の一般金融との間にある程度の共通性があり、お互いの間に関連性があるということもこれまた当然のことかと思います。そういう観点からお伺いしたい第一点は、日本の経済が非常な高度成長の過程において、従来もときどき景気の調整、調節といいますか、これが行なわれてきた。現にまたそうい……

第46回国会 農林水産委員会 第23号(1964/04/09、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(梶原茂嘉君) ただいまから委員会を再開いたします。  農業改良資金助成法の一部を改正する法律案及び農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案を一括議題とし、休憩前に引き続き、質疑を行なうことにいたします。  質疑のおありの方は、御発言願います。
【次の発言】 ちょっと関連して。農業協同組合と中小企業協同組合と、金融面の一つの関連性についての堀本さんの御質問でありますが、それにやや関連するんでありますが、農産物あるいはその加工品を対象にして二つの組織がある、その二つの組織にそれぞれの金融機関が特殊にある。そのほか一般の普通の金融機関があることはもちろんであります。実際問題として、農産物なり……

第46回国会 農林水産委員会 第27号(1964/04/21、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 いまの資料は経済企画庁にあって出ているのではないでしよか。農林省と打ち合わせ願ってできるだふお出し願うことにしては……。

第46回国会 農林水産委員会 第32号(1964/05/12、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連してお伺いしたいのでありますが、日本のこれまでの土地改良は、大臣よく御承知のように、長年食料増産というものがその根幹であり、基本的の性格であった思います。それを長年続けてまいりまして、戦後におきましても、その根幹にはかわりはなかったと思います。そういう根幹の上に、新しくといいますか、構造改善の政策が打ち出されてきて、そして生産性の向上ということに主眼がおかれ、そういう観点からの土地改良に相当の重点がおかれてきたことは、これは当然のことであり、現実の事実だと思います。ところで、新しく土地改良の長期計画をつくられるという場合の性格論については、過般来、当委員会でもいろいろ……

第46回国会 農林水産委員会 第34号(1964/05/19、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ただいまの埋め立て地の利用に関連して、簡単に一つだけ伺いたい。  三十五年の所得倍増計画の中で、それに関連して工業用地の造成の見通しの中に、十年間の海面埋め立ての計画があったと思います。はっきり数字は覚えておりませんけれども、二億坪内外であったかと思うのでございます。間違っているかもわかりません。相当経済の高度成長の関係で、工場用地の造成が大きく考えられておるわけでありまして、事実和音の埋め立てがそういう方向で行なわれておって、所によっては外資まで導入して実行されつつあることは御承知のとおりなんです。従来、長年にわたって海面の干拓というのが農耕地造成の上で非常に大きな役割りを過去……

第46回国会 農林水産委員会 第40号(1964/06/02、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 いろいろの生鮮食料品ですけれども、問題を簡明にするために、一応蔬菜というものに限ってお伺いしたいのであります。で、現在の小売り面における蔬菜のマージンのあり方ですね。マージンのあり方が他の各種の日用品、家庭に直結する各種のそういう品物に比べてどういう地位にあるのか、言いかえますと、現在の八百屋さんの口銭というものが商過ぎるのだという目で見ておられるのか、まずまず妥当だと見ておられるのか、一体八百屋さんのマージンに対する見方はどういう見方であるかということを伺いたいと思います。
【次の発言】 蔬菜のごときは生鮮食料品のほんとうの生鮮な、それを扱う上で人件費が中心的な要素にあるという……

第46回国会 農林水産委員会 第41号(1964/06/04、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連して。  この前、私が質問をいたしました、それに対する答弁と、ただいま北條さんと質疑応答しておられる間に、ちょっとふに落ちない点がありましたので、ここではっきりしておきたいと思います。  それは、今度できる市場ですね、市場の性格というものが、従来の公設市場的な性格のものであるのか、いま一般に言われている、いわゆるスーパーマーケットのような性格のものであるか、私は、その二つは非常に違うと思うのです。従来の公設市場であれば、一つの設備を公的に持って、その内部においては、それぞれ小さい小売店が店舗を並べるわけです。そういう姿であろうと思う。ところが、スーパー・マーケットとい……

第46回国会 農林水産委員会 第43号(1964/06/09、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 時間も、もっとやっていいのですよ。

第46回国会 農林水産委員会 第49号(1964/06/26、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(梶原茂嘉君) これより請願の審査に入ります。  速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。  ただいま御相談申し上げました第一号、第四九号、第四〇八号、第七三七号、第七六七号、第七八五号、第六六号、第一一〇号、第三三六号、第四一二号、第一〇九号、第九五号、第九八号、第一一一号、第一四八号、第四七三号、第二三一号、第二三二号、第三五〇号、第三五一号、第三五三号、第三五四号、第五四八号、第四五八号、第四五九号、第四七四号、第四九四号、第四九五号、第四九六号、第四九七号、第四九八号、第九〇二号、第九一一号、第九三八号、第一〇五九号、第一二六四号、第一三六〇号、第一四六五号……

第47回国会 商工委員会 第1号(1964/11/09、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  おはかりいたします。今期国会におきましても、前国会と同様に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行なうこととし、本院規則第七十四条の三によりまして、議長に対し調査承認要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれをもって散会いたします。    午後零時五分散会

第47回国会 商工委員会 第2号(1964/12/03、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、物価問題に関する件、繊維問題に関する件及び中小企業問題に関する件について質疑を行ない、次回は十五日開会することに予定をいたしておりまするから、御了承を願います。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、物価問題に関する件の調査を進めます。  まず、政府から説明を聴取いたします。高橋経済企画庁長官。
【次の発言】 御質疑のおありの方は、御発言願いたいと存じます。
【次の発言】 他に御発言がございませんければ、本件は本日はこの程度に……

第47回国会 商工委員会 第3号(1964/12/15、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、国際博覧会関係の条約について、外務委員会に対して連合審査会の開会を申し入れることを議決いたしました後、中小企業問題に関する件の調査を行ない、次回は明後十七日開会することとなりましたから御了承願います。
【次の発言】 連合審査会に関する件についておはかりいたします。  国際博覧会に関する条約及び千九百二十八年十一月二十二日にパリで署名された国際博覧会に関する条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件について、外務委員会に対し連合審査会の開会を……

第47回国会 商工委員会 第4号(1964/12/17、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) 本日はこれにて散会いたします。    午後一時六分散会

第48回国会 商工委員会 第1号(1964/12/21、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員長及び理事打ち合わせ会の協議事項について御報告いたします。  本日は、理事の補欠を互選し、調査承認要求書の御決定を願い、休会中の委員派遣について、その取り扱いを委員長に御一任願うこととし、次回は休会明けに委員長及び理事で協議決定することとなりましたから、御了承願います。
【次の発言】 次に、委員の異動について御報告いたします。  去る十八日、赤間文三君が辞任され、その補欠として太田正孝君が選任され、十九日、太田正孝君が辞任され、その補欠として赤間文三君が選任され、本日、植垣弥一郎君が辞任され、その補欠として塩見俊二君……

第48回国会 商工委員会 第2号(1965/02/02、6期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 いろいろと皆さんの御協力をいただきまして、幸いに責務を果たすことができました。まことにありがとうございました。いろいろと御迷惑をかけた点が多いかと思いますけれども、お許しをいただきまして、今後ともひとつよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。(拍手)


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1965/10/04、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっといまの青田委員の質問に関連して、簡単にお伺いしたいのでありますが、時期別格差の時期の延長の問題であります。  渡辺委員も御質問された問題ですが、ただいまの御説明によりますると、大体従来行なわれてきた延長のやり方で今回も行なわれたようであります。直接災害関係をその原因とせずにおやりになって、北陸四県、関東の三県、合計七県について、第一期三日間の延長が行なわれたのでありますのが、やはり今回のような大きな異常な災害の場合は、その災害の実態というものを直接対象にして、延長するか、しないか、延長するとすればどうかということが当然私検討されてしかるべきじゃなかろうかと思うのであります……

第51回国会 農林水産委員会 第13号(1966/03/30、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 関連して。  水質汚濁の問題がずっと延びたけれども、戦争前にもいろいろそういう問題があったのですが、当時の理由として言われたことは、港の設備じゃなくて、日本の中小船主ですね、多数の中小船主の負担が増すからなかなかこれは実行困難だということが言われておったと思いますが、運輸省のほうの見通しでは、そういう面の問題はそう心配はない、私は、港のほうは御承知のように、相当大規模の港湾の、公共関係の事業として国の負担で相当できると思います。多数の中小船舶の船主の負担がふえるので、そういう点については問題のない見通しなのかどうか、それだけ一つ。

第51回国会 農林水産委員会 第15号(1966/04/01、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連して。坂田農政ということばが私はあると思いますが、その中の一つとしては、どうしても米の自給自足、これだけは是が非でも貫徹するのだということがあるべきであろうと私は思うのです。今度の十年間の二兆六千億の土地改良計画等も、先ほどのお話では、いろいろ必要な農産物、選択的な拡大に応ずる増産が入っておるというのですが、しかし、先ほど言われたように、十年先に米の自給をつくり上げるのは、これはそう簡単な仕事じゃないと思うのです。たいへんな仕事だと思う。いまの農村の状況、これも安定成長になるようですが、これから先の十年間のいろいろな変化等を考えまして、これは容易ならざる努力を農林省が……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1966/06/03、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 時間の関係で、非常に無理かと思うのでありますけれども、一、二、お伺いしたい。  第一の問題は、これは非常にめんどうで困難な問題ですけれども、藤山長官、どういうお考えでおられるか伺いたいのですが、いわゆる所得政策の問題でございますね。いろいろ物価の問題を考えていく場合に、最近のというか、これまでの日本の経済の成長の過程、今後とを考えてみますると、いわゆる所得政策というものについての考え方に触れざるを得ないわけなんです。長官としてどういうお考え方であろうかということをお伺いしたい。
【次の発言】 お考えの考え方といいますかは、一応理解はできるわけです。ただ、比較的短い期間の間に近代化……

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/20、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 食糧の問題を中心にしながら総理はじめ関係大臣にお伺いしたいと思うのであります。  御承知のように、人口、食糧の問題は、いつの時代でもどの国でも政治上非常に大きな課題であったと思います。最近しばしば言われておるのですけれども、世界の人口が今後三十数年たって新しい西暦二〇〇〇年――二十一世紀時代に入る時分には、現在の約三十数億の人口が倍の六十億程度に達するであろうと言われております。世界のその方面の専門家の人口学者ですかも大体定説のように言われておって、ケネディ大統領当時も、その時代を対象にしてアメリカの食糧政策なり国土総合開発計画を立てるべきだと提唱されておったように思うのでありま……

第53回国会 予算委員会 第3号(1966/12/20、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 先日、総理の所信表明演説の冒頭で、政治姿勢に対しましまする総理の所信をお述べになったのであります。私はまずこれらの問題につきまして総理の御所信を承りたいと思います。  今期臨時国会は開会以来正常な姿を見失いまして、現に本予算委員会におきましても、ただいま委員長の御報告のありましたとおりに、与党の委員だけで、きわめて重要な補正予算案の審議をせざるを得ないということになったわけでありますが、このことはやむを得ないことではありましょうけれども、まことに遺憾なことと考える次第であります。同時に、国民の要望いたしまする国民生活に重要な関係を持っておる案件が、国会におきまする多数の意見にかか……

第55回国会 法務委員会 第13号(1967/07/11、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 きわめて簡単なことですけれども、別の機会に質問をしたいということに関連するのですが、きわめてささいなことです。提案理由説明書の中に、「静岡県の吉原市」とありますね。この静岡県の静岡に「しずおか」とふりがながふってあるのですね。古い内閣の告示を見ますと、原則的にふりがなはやめろという告示があるのです。私は、提案理由なり法律案にふりがなをふってある例はあまり見つからないのですけれども、これはどういう事情でしょうか。
【次の発言】 それはそれで私はけっこうだと思います。ただ、その内閣の告示の趣旨は、ふりがなはやめるべきであるということがうたわれておるわけであります。したがって、最近、雑……

第55回国会 法務委員会 第14号(1967/07/13、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと、後藤さんの質問に関連して、一点だけお伺いしたいのであります。それは、社会預金の問題ですね、社内預金について、これは労働基準法の関係であるかと思いますけれども、労働省のほうで、社内預金の総額の半分ですか、二分の一程度は第三の金融機関その他の機関に保証に付さなくちゃいけないということになって、いまそれぞれ企業体でそういう準備なりそういう方向に進みつつあるように聞いておるわけであります。相当の機関で保証するんですから、保証自体にはその心配がなかろうと思いますけれども、その制度と、今度の何ですね、こちらのほうでは六カ月なり三分の一なんかで一応線を引いて区別をしているわけですね。……

第55回国会 予算委員会 第6号(1967/05/04、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 まず、わが国の人口の問題に関連して質問を始めたいと思います。  わが国の人口は御承知のように、おそらく来年、昭和四十三年には一億をこすであろうと厚生省が報告をしておりますことは御承知のとおりであります。最近の、ことしあたりの状況を見ますと、あるいは年内に一億の線を突破するかもわからぬ。明治の初めに三千万台で出発いたしまして、ちょうど百年目を迎えるときに人口が一億の台に乗るということは、明治百年の大きな記念とも考えられると思います。国際的な舞台で独立国としての権威を保持するためには、少なくとも人口が一億以上あるということが一つの要件であるということを、ドゴール大統領が言ったというこ……

第58回国会 法務委員会 第11号(1968/04/18、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連。いまの酒の問題ですね。道路交通法によると、一年以下の懲役と規定しておりますね。先ほどの数字の中に、別段不注意で人を殺傷するということはないけれども、ただ酒を飲んで運転してそれで処罰されて体刑になったものがどれほどあるかわかりましょうか。
【次の発言】 そうです。

第58回国会 法務委員会 第12号(1968/04/23、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連して。統計のことですけれども、先ほどのお話の人身事故に関することが四十二年五十二万一千件、これは交通違反の経過を経て、あるいは交通違反それ自体が人身事故を招来した原因である、こういうケースですね。そうじゃなくて、交通規則をちゃんと守りまして、違反なくして、しかも事故が起こり得るであろうと思うんですね。そういうケースは一体どれほどあるもんであろうか。
【次の発言】 その場合は、ともかく交通違反があったわけですね。いわゆる交通違反というものがなくて、事故がどれほどあるか。言いかえれば、交通規則を守りましてちゃんと運転しておっても、しかし事故が起こる場合があるであろうと思う……

第58回国会 法務委員会 第13号(1968/04/25、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連して。いま車の右、左の問題がございましたが、先ほどのお話で、人間は左がいいか右がいいかについては別段定説がないというお話でございましたが、人間は本来人間の肉体の構造上当然左がいいのだという一部に非常に強い主張があるわけなんです。左のほうにあるほうが、人間の、何といいますか、生理的なといいますか、からだの構造なりいろいろの点からそのほうが合理的だという主張があり、またそうすべきだという運動がささやかながら日本でもあるようでありますが、そういうことは検討されたことがあるのでしょうか。
【次の発言】 それじゃ、右でも左でも別段どちらでもいいという結論になったわけですか。

第58回国会 法務委員会 第16号(1968/05/11、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 関連。山高さんの初めの御質問に、道路交通法等の罰則の関係で、運転する者に酒を飲ました者は――売った者ですか、それは教唆犯になる、あるいは共犯になる、そういう判例があるという質疑応答があったわけですね。もちろん、その具体的のケースの内容によるのでしょうけれども、現実運転する者が酒を飲めば、それだけで道路交通法では一年未満の懲役の体刑になるわけですね。ドライブインにおいて運転手に酒を売るということは、先ほどの話から言えば、それは当然法規に触れる性質のものじゃないでしょうか。したがって、その自主的とか指導とかいうことはもちろん大事ですけれども、警察の立場から言えば、それは断固取り締まる……

第58回国会 法務委員会 第17号(1968/05/14、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 私は自由民主党を代表いたしまして、本改正案に対し賛成の意を表するものであります。  自動車の激増に伴いまして、交通事故また非常な激増を示しつつあります現状、さらに将来を考えましても、自動車の増加に伴って交通事故の増加も当然に予想される情勢であります。現在の時点におきましては、何としてもこれら交通事故の防止の施策を立て、これを実行いたしますことは、政治上も、また社会上も最大の課題であると考えます。これがためには、どういたしましても、各方面、各部門にわたりまして施策が総合的に、かつ、強力に推進せられなければならないものと存じます。  もとより刑法は刑事政策の基幹的法典でありまして、し……

第58回国会 法務委員会 第19号(1968/05/21、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 一点だけ伺いたいんですけれども、海上じゃなく海底なんですね。そうすると、法律の管轄の問題といいますか、これはどういうふうに考えたらいいんでしょうかね。
【次の発言】 裁判上の管轄というふうなことはどういうふうになるんですか。
【次の発言】 そうすると、管轄権といいますか、これは複数的に競合しておると、こういうように考えていいわけですね。


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 外務委員会 第7号(1969/04/15、8期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 現在の為替レートですね、これがIMFのあれでは、相当窮屈といいますか、相当制約されている。どうももう少し弾力性を与えるというか、幅を広げるべきじゃないかという意見が最近少なくないようですね。それはどうなりますか。そういう問題とSDRの関係は無関係であるのか、何らか関連性を持っているのであろうか。そういう点はどういうふうに見たらいいんでしょうか。
【次の発言】 どうもしろうとによくわからないのですけれども、第三の新しい国際通貨の試みだという御趣旨はそれなりに理解ができるのですけれども、しかし、現実的に見れば、先ほど来いろいろお話しのあったように、結局はそれぞれの国の国際収支の赤字、……

第61回国会 予算委員会 第3号(1969/02/21、8期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 私は、ただいま提案されておりまする四十三年度の補正予算案の中で、三百七十億ですか、食管特別会計へ繰り入れをするという事柄に関連する問題に一応しぼりまして五、六点お尋ねをしたいと思います。  第一は、従来論議になっておりました総合予算方針の問題であります。昨年初めてその方針がとられました。当時財政硬直という事柄が一応基調になっていろいろ検討されたわけであります。その趣旨としては、先ほど来大蔵大臣の説明されましたように、われわれ十分納得ができる筋道であります。ところが、今回、原則的には補正をしないというたてまえが補正をするということに相なったわけであります。それをとやかく申し上げるわ……

第63回国会 外務委員会 第4号(1970/03/17、8期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 いまの問題に関連して一つだけお伺いしたいのであります。  今度の大口総領事の事件に関連しまして、これは政治犯人として革命前衛派の相当数が監禁されておって、その釈放の手段として起こったわけですね。ところが、その監禁されておった政治犯人の中に、二世であるようですけれども、日本人がいるわけです。それが日本人である大口総領事がつかまったということと関連を持っておるようなんですが、また相当数の、二世かどうか知らないけれども、日本人が、革命のといいますか、そのほうのグループに参加しておるということも新聞では報道されているわけで、何かそういう実態ですね。相当数の日本人が二世だとすれば、国籍はも……

第65回国会 外務委員会 第8号(1971/03/23、8期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっと関連。  最近新聞、雑誌等で、「よど」号で北鮮に行った人ですね、これがもうすでに朝鮮を出てどこへ行ったとかあっちへ行ったとかということがしきりにうわさされておりますのですけれども、警察方面なり外務省方面なり、何か情報が入っておるでしょうか。それだけ伺いたいと思います。

第65回国会 外務委員会 第9号(1971/03/25、8期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 コンテナーに関する通関条約とそれからTIR両方にあるのですけれども、十四条の条約廃棄の条項ですが、これは多数国間の条約だから、一締約国が廃棄を通告すればその条約自体全体が廃棄されるというふうに読むのですか。その点がちょっと疑問なんですがね。
【次の発言】 お答えのとおりであるべきだと思うのですね、当然。ただ、その表現上、「この条約を廃棄することができる」と、これだけ見ますと、普通に読めば「廃棄する」のであって、「脱退する」とかというふうには読めないのですがね。何か表現のしかたに問題があるのではないでしょうか。こういう表現でいいであろうかというきわめて素朴な疑問なんですけれどもね。



各種会議発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第24回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1956/05/17、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(梶原茂嘉君) ただいまから外務、農林水産連合審査会を開会いたします。  慣例によりまして外務委員長としての私が本審査会の委員長の職を行わせていただきます。
【次の発言】 農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。本件につきまして御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっとこの際申し上げますが、外務大臣は衆議院の本会議で実は日比賠償の問題がかかるので、この際外務大臣に対する御質問の方を先に一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 ほかに御質問はないですか……。それではこれで連合審査会を終了したいと思います。……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 予算委員会公聴会 第1号(1957/03/15、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今度の予算で、従来予算のバック・ボーンであった食糧予算の関係を比較的薄くしたということに関連しての御批判があったと思うのであります。終戦以後、日本は食糧増産というものに一つの大きな意味合いを与えて、これを、バック・ボーンと申しますか、農政上の一つの旗じるしとして進んできたことは御承知の通りであります。簡明に言いますと、その内容は、米麦中心であって、しかも米にあったと思います。そうして財政資金を農地の開発等に重点的に国が投下してきたということであります。それはそれで相当大きな効果を上げてきたと思います。一方、農家経営の観点からいうと、この旗じるしのために相当悪い条件のもとに経営を展……

第26回国会 予算委員会公聴会 第2号(1957/03/16、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 二、三点お伺いしたいのですけれども、今の豊田さんの最後の点であります。零細な五人未満の企業、こういうものの健康保険は、今、今井さんのお話しの、やはり何か特殊な一つの共同体といいますか、こういうものを考えていって、なるほど十分な医療施設が困難にしても、そういうところから一つ固めていくというのが、将来のためにいいのじゃないか、これは私見であります。ところがとにかくも国民皆保ということで短かい期間に大規模に五百万人ですか、スタートを切ってしまう。スタートを切ることはけっこうですけれども、相当これはやはり将来に対する方針のあり方等を検討して、それから国民全部のあれにもっていくということが……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1957/03/29、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 今の日ソの漁業の問題で、豊漁の年、不漁の年を科学的に検討しても、おそらく現在の水産に関する科学技術の現状から見れば、あらかじめそういう見通し、結論をつけることはちょっと考えられない。従ってたとえば豊漁の年にはたくさん取るということは当然あり得ることである。漁期の相当前に一応の基準をきめて、それによって操業を開始しておる。その時分になると、科学的な問題でなしに、現実の問題として作がいいか悪いかの見当がついてくる。そのときに若干の一万や二万の数量は別として、初めきめておったアローアンスにプラスしていく、弾力的に増していくということが、非常に常識的のように思われる。あるいは非常に悪けれ……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1957/03/30、4期、緑風会)

○梶原茂嘉君 簡単に大臣にお伺いをいたします。私、実は建設関係にはきわめて不案内なんでありまして、あるいは見当はずれのことがあるかもしれませんが、御了承を願います。  予算を拝見すると、北海道はずっと別ワクになっている、大臣は北海道の事情にはきわめて精通されていると思うが、別ワクになっていることはこれは北海道の特殊事情から見て理由があると思う。これは内容を見てみますと、大体北海道は内地における施策と形の上においても内容においても同じなんですね、ただワクが別になっているという感じを与えるだけなんです。北海道のいろいろな事情から見て、北海道における建設事業というものは、相当内容においても違ってしか……


5期(1959/06/02〜)

第38回国会 予算委員会公聴会 第1号(1961/03/16、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 一つ伺いたいのでありますが、並木先生の先刻御指摘になった農地の価格の問題であります。私は、今度の農業基本法の施行の上で最大のネックといいますか、最も困難な問題は、土地の価格の問題であると思います。最近いろいろ物価の問題が論議されておりますけれども、一般の物価と違って、土地の価格、特に農地の価格というものは、今の状況でいきますると、都市近郊はもちろんのこと、工場誘致の計画、あるいは後進県へのいろいろな公共的な事業の積極的な施行というものと関連いたしまして、どうしても農地の価格が上がると思うのであります。並木先生のお考えでは、それを、自作農制度を考え直すことによって、何といいますか、……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1961/03/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○仮主査(梶原茂嘉君) ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。  本院規則第七十五条により、私が年長のゆえをもちまして、正副主査の選挙を管理させていただきます。  これから正副主査の互選を行なうのでございますが、互選は、投票によらず、便宜、選挙管理者にその指名を御一任をお願いいたしたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、主査に東隆君、副主査に横山フク君を指名いたします。どうぞ。

第38回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1961/03/28、5期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 国語の問題に関連してごく簡単に二、三伺いたいと思います。私は別に国語の問題に専門的の知識があるわけでは毛頭ないのであります。普通の気持と申しますか、考え方を基礎にして大臣の所見を伺いたいと思います。初め専務当局でけっこうですけれども、現在の予算に計上されておる国語に関する経費及び施設について、きわめて簡単に一つ御説明願いたいと思います。簡単でけっこうです。
【次の発言】 それ以外にはないわけですね。
【次の発言】 官庁の公文書がいつでしたか、最近横書きに変わったようであります。これはあるいは文部省の所管というわけにはならないかもしれませんけれども、官庁の公文書が横書きになった趣旨……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1966/03/29、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ちょっといまの問題に関連して大臣にお伺いしたいのですが、局長さんでもいいのですが……。医業の実態調査は長年の問題で、ぜひ十分な調査のできるようにしてもらいたいと思うのです。  それに関連しまして、これは健康保険組合の問題ですけれども、お医者さんのほうの調査をすることは、もちろんこれはできないけれども、組合員のほうの実態を、これを一ぺん調査してみたい、ふに落ちないというか、実態がなかなか把握できないので、患者である組合員のほうの調査をしたいという考えで調査にかかったのですけれども、そういうことをすることは、医療機関に対するこれは不信用を意味するものだから、医者のほうの立場から見て、……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1967/05/22、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  本院規則第七十五条によりまして、年長のゆえをもって私が正副主査の選挙の管理を行ないます。  これより正副主査の互選を行ないますが、互選は、投票によらず、選挙管理者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、主査に鈴木強君、副主査に船田譲君を指名いたします。

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/04/10、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  本院規則第七十五条によりまして、年長のゆえをもちまして、私が正副主査の選挙の管理を行ないます。  これより正副主査の互選を行ないますが、互選は、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、主査に鶴園哲夫君、副主査に任田新治君を指名いたします。
【次の発言】 きわめて素朴な質問を簡単にいたしますから、簡単にお答えいただいてけっこうでございます。道路は日本の経済発展の基盤であることは申し上げるまでもないと思います。それぞれ長期計……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/04/11、7期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 きわめて簡単に二点ほどお伺いしたいのであります。  第一の問題は、米価審議会が一月以来御承知のような経過をたどりながら、現在なお何と申しますか、きわめて不確定な立場に立っているわけであります。大臣、御苦労されておると思います。私はこの機会に、米価審議会の問題に触れるつもりはありません。ただ、米価審議会は、申すまでもなく、生産者米価なり消費者米価、米価に属する事柄を審議のたてまえ、対象としておるわけであります。それはそれでけっこうだと思うわけでありますが、最近の新聞によりますと、財政制度審議会ですか、食管制度全体にわたって審議検討するということが報ぜられておるわけであります。もちろ……


8期(1968/07/07〜)

第63回国会 予算委員会公聴会 第2号(1970/04/08、8期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 簡単にお伺いしたいんであります。  四十五年度の予算が下村さんのお考えでは萎縮型といいますか、こういうふうな感じがするというふうなお話でございます。それに関連しまして、現在の税制なり特に国債の発行問題をどういうふうにお考えになっておりますか。現在の四十五年度、もう少し積極的な体制をとろうとすればどうしても何らか収入面にくふうをしなければいかぬ。ところが御承知のように減税の問題が一面にあり、一面国債発行については非常にわれわれ消極的な方針をとってきたわけですね。それらの関連をどうお考えになるか、これが一つ。それから、よかれあしかれ五十年、六〇年代におきましては経済の高度成長の過程で……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1970/04/15、8期、自由民主党)

○梶原茂嘉君 時間の関係もありまして、主として物価の問題に限定して若干お尋ねをいたしたいと思います。  佐藤長官の経済演説の中でこういうことが言われているわけですね。「今や、インフレとの戦いに安易な態度は許されないのであり、この戦いに勝つことなくして、今後のわが国の発展はあり得ないと考えるのであります。そして、物価問題の解決は、議論の段階から、これをいかに実行するかの段階にきていると考えます。」非常に勇敢で率直だと敬意を表するわけです。で、この基本的な考え方が今回の新経済社会発展計画の中にどういうふうにあらわれてきておるのかという点であります。特に消費者物価については、あれは藤山さんの長官のと……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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