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榊原亨 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

榊原亨[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは榊原亨参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。榊原亨参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1953/10/12、3期、自由党)

○榊原亨君 医務局長にお尋ねいたしますが、只今お話になりましたような御構想で、予算はどれくらい要るのでありましようか。三年間に宿舎を完備いたすということと、それから今食糧のお話なんかの、単価は出ておりませんが、新聞で七十五円とかいうことに承知しておるのでありますが、そうでございましようか。そういたしまして予算はどれくらいこのために来年度に要るということになりますか。
【次の発言】 そういたしますと、今の予算が若しとれなかつたら、どういうふうなお考えでございましようか。
【次の発言】 その点については更に質問もございますが、今文部省のほうはお急ぎでございますから、文部省のかたに伺いますが、今曾田……

第16回国会 厚生委員会 第4号(1953/06/25、3期、自由党)

○榊原亨君 只今までの質問並びに大臣の御答弁で大体私は了承したのでございまするが、二、三予算の面におきますところの厚生行政に関しまする点についてお尋ねを申上げたいと存ずるのであります。  その第一点といたしましてはいろいろ大臣の御心配によりまして相当予算がとれておるのではございますけれども、なかなか我が国の現状といたしましてはまだ厚生行政の上の予算は不満足な状態でございますので、その予算の上に立ちましてはこれをできるだけ効率的に運営する必要があると私は思います。ところが只今の厚生行政の現状を見ますというと、例えば医療機関の整備というような一つの問題を捉えてみましても、整備と申しますのはその機関……

第16回国会 厚生委員会 第5号(1953/06/26、3期、自由党)

○榊原亨君 ちよつと委員長速記をとめて。

第16回国会 厚生委員会 第6号(1953/06/29、3期、自由党)

○榊原亨君 今大体わかつたのでありますが、医務局関係のほうは今日はおいでにならぬのでございますか。又医務局関係はどんなふうなこれに対してお考えを持つておられるのでしようか、厚生省のほうはおわかりになりませんか。
【次の発言】 所管が違うから追及はいたしませんが、罹災後長期に亘る疾病の予防並びに治療ということになつて来ますと、どうしても医療機関がどのくらいやられたかということが大きな問題になつて来ると思う。これに対する調査とか、御報告というものは今日ここに医務局が来られてされるのが当然なのに顔も出さないということは、これは一つ委員長から次回に御報告になるように、又その対策をどうしておられるかとい……

第16回国会 厚生委員会 第7号(1953/07/02、3期、自由党)

○榊原亨君 先日本委員会が、今度の災害について厚生省当局の御調査並びに現状について承わらせて頂きたいというときに、医務局のほうからどなたも係官がお見えにならず、又我々のほうから御質問申上げましても所管外のかたがたが多いために適当なお話を承わることができなかつたのでありますが、この災害については医務局はそれほど冷淡なお考えでございますか。
【次の発言】 大体事情がわかりましたのでありますが、この水害に対しましては、ほかの省或いはほかの局と同じぐらい劣らぬ御熱意を以て対処しようというおつもりなのでうございますか、承わらせて頂きたいと思います。

第16回国会 厚生委員会 第11号(1953/07/08、3期、自由党)

○榊原亨君 本日はもう時間が切迫しておりますので、詳しいことはいずれ後ほどお伺いさして頂きたいと思うのでありますが、この法案を審議いたしますに際しまして、二、三私が心得ておきたいと思うことがございますので承わらして頂きたいと思います。  第一番目といたしまして、らい病は伝染する病気でございます。又、伝染するということの医学的の証明がどういうことであるのでございましようか。こういうことについて先ず承わりたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたが、それではその伝染はどの道を通つて、どの経路で伝染いたしますのでございますか。又らい菌に触れましてから何年間経つてらい病が出て参りますのでございま……

第16回国会 厚生委員会 第13号(1953/07/10、3期、自由党)

○榊原亨君 この標準報酬の改訂でどれくらいの収入が増しますでございましようか。それが組合勧奨と政府勧奨で分けてどれくらいになりますか。
【次の発言】 在来この標準報酬が組合勧奨と政府勧奨と非常に違いがあるというようなことがあるようでございますが、それはいろいろ原因があると思うのでありますが、どういう点が主にその原因とお考えになつておりますか。
【次の発言】 今のお話は御尤もと思うのでありますが、ところが同じ政府勧奨の、同一の政府勧奨の組合でございましても、それが組合勧奨になりました途端において標準報酬が上るという事実を、恐らく久下局長もお認めと思うのでありますが、その原因は那辺にあるかというこ……

第16回国会 厚生委員会 第14号(1953/07/13、3期、自由党)

○榊原亨君 その「病毒伝播ノ虞」については先日厚生省の御見解がありましたのでありますが、あの御見解によれば今東京都の衛生局長のお話と又そこで食い違つておるのですが、それは如何ですか。今東京都の衛生局長が診断が困難だからなかなか病毒伝播の虞れがあるということがわからんとおつしやつたのでありますが、この間厚生省のお話ではたやすくわかると私は思う、食い違いがあるのですが、その点どうですか。
【次の発言】 もう一つだけ……、この間参議院の裏で陳情しておられるかたを見ますれば、私どもが見ても一見先ほどおつしやいました「病毒伝播ノ虞アルモノ」の患者が多数でございます。又証明書をお出しになつたあの中にも、菌……

第16回国会 厚生委員会 第16号(1953/07/16、3期、自由党)

○榊原亨君 只今の問題に関連して二、三質問がありますが、今日は時間もありませんので、この次に今の実情の御報告のありますときまで保留したいと思います。

第16回国会 厚生委員会 第18号(1953/07/21、3期、自由党)

○榊原亨君 大浜さんにお聞きしたいと思うのでありますが、先ほどそのほうの、らい係りというような、特殊な係りに非常に精通しておられるかたが都道府県におられて、そうして国と連絡の上でやつたほうが非常にいいと話を承わつたのでありますが、その場合にその練達なる係官が都道府県の係員として従事されるほうがよろしうございますか、或いは国の係員として都道府県におられるというほうがいろいろ連絡の上から申しましても、教育の上から申しましてもいいんでございましようか、今までの経験上どちらのほうがいいというお考えでございましようか。
【次の発言】 その場合に、国の係員であつて、地方の都道府県におられるというために、地……

第16回国会 厚生委員会 第21号(1953/07/27、3期、自由党)

○榊原亨君 この法律におきまして試験をいたしまして、医師の力と申しますか、何と申しますか、技倆と申しますか、そういうものの低下はないのでございましようか。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて頂きたいと思います。
【次の発言】 そういたしまするとお話はわかつたのでありますが、そういうかたがたについては特に厚生省で、これを或る医師の団体に依頼されて補修教育をするということを是非して頂きたいと思うのでありますが、その点は如何でございましようか。
【次の発言】 それは無責任だと思うのですね。今私がお話しましたように、現在普通の医者よりも程度が低いということをお認めでございますならば、公衆衛生の立場から……

第16回国会 厚生委員会 第23号(1953/07/29、3期、自由党)

○榊原亨君 先ほどの大谷委員の動議に賛成いたします。
【次の発言】 今動議が出ましたが、山下委員のおつしやつておることもありますから、速記でもとめて御懇談願つて結構だと思います。ただ一応私は動議の形が出ましたから賛成だと申上げた。どうぞおやり下すつて差支えありません。

第16回国会 厚生委員会 第24号(1953/07/30、3期、自由党)

○榊原亨君 議事進行について。議員のかたの御意見に対する当局の御答弁が要領よく、簡潔に、且つ御親切になさることをお願い申上げておきます。
【次の発言】 今お聞きすると、この問題は非常に重大なことだと思うのです。でございますから、申合せがあつたのでありましようが、参議院の、衆議院の法制局のかたの御答弁があるまで保留して頂いて、そうして又別の法案をお願いするということでは御異議ありませんでしようか。(「異議なし」と」呼ぶ者あり)

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、自由党)

○榊原亨君 私の了解いたしました、なお記憶しておりますことは次のようであります。この小委員会におきましては、一生懸命に今後ともらいの予防法につきまして努力を払い、今回問題になりました諸点につきましても法案の改正その他の点につきまして協力、努力をしようということは申合せたと私は思つております。なお私どもが山下委員の御不在のときに、先日質問いたしましたのでありまして、当局に質問いたしまして、そしてその結果は小委員長から御報告をお願いいたしました。山下委員は明くる日お出ましでございますので、山下委員がなさるべき御質問につきましては、これを山下委員にして頂きまして、そうして政府の所信をはつきりと聞いて……

第16回国会 厚生委員会 第27号(1953/08/04、3期、自由党)

○榊原亨君 先ほどちよつと人数の統計をお話下さつたのでありますが、これは参考資料の七十四頁あたりのところから出ておるのでございますか。
【次の発言】 その場合の家族の罹病率と申しますか、家族の医師にかかる比率はどのくらい、どこから統計が出ておりますか。
【次の発言】 兵庫県の日雇労働者の小さい組合におきますところの家族の受診率についてお調べになつたことがありますか。
【次の発言】 兵庫県の日雇労務者の健康保険はうまく行つておりますのは家族の受診率が非常に低いことであります。と申しますのは、家族の診療費を半額負担にいたしますために、日雇労働者がその現金を払うことができませんから、従つて家族の受診……

第16回国会 厚生委員会 第29号(1953/08/06、3期、自由党)

○榊原亨君 私の申上げましたのは、法令上の処置としてではなしに、たとえて申しますると、窓口で診療担当者が徴収をいたすべき額と診療費の額におきまして、現実の面において未収ができました場合には、事業主においてもその徴収に協力をして頂くようにお願いをするということが一つと、又被服その他につきまして、入院をいたしましたような場合に、現実の面において着ている着物がないという場合に、これは関係の市町村において速かに何らかの処置を講じて頂くように一つ御手配を願うということであつたのでありますが、只今のお話でよろしくお願いいたします。
【次の発言】 只今の大谷委員の案に賛成であります。

第16回国会 厚生委員会 第30号(1953/08/07、3期、自由党)

○榊原亨君 これは外務省のほうへお伺いしていいのか、社会局長のほうへお伺いしていいかわからんことでありますが……、ちよつと速記をとめて頂いたらどうかと思うのであります。よろしうございますか。
【次の発言】 先ほど外務省から課長さんがおいでになりましたときに、私のほうからお尋ねしたのでありますが、何かこの法案を早く実現しなければ進駐軍のほうの今進駐軍がおられるそうでありますが、それが又はかのほうに移転されてもほかの所が何か立退かなければならんというようなことで、直ぐそこのほうへ又移つて来るのじやないかというような虞れがあるというようなこともたびたび私承わつたのでありますが、まあそういうような点に……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第1号(1953/05/29、3期、自由党)

○榊原亨君 只今医療の問題でいろいろ御議論があるようでございまするけれども、これは定着後一カ月と申しましても、一カ月経つて手続が行かなかつたら同じ問題が起つて来るわけなんでありますから、そこでこれは例えば地方に帰つて、そうして生活保護法にかける。かけるまでの手続がうまく行かない間はこうだという暫定的なお話ではつきりさして頂いたほうがいいと思う。一月とか何とか切りましても、その間の、一月経つてさて手続をして見たら今藤原さんの言われるようにうまく行かないということがあるのですから、生活保護法がかからない。或いは手続が済まない間はこうだというふうな、何か長官のほうでそういう暫定的なお取りきめというこ……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/05/30、3期、自由党)

○榊原亨君 ちよつとお尋ねしますが、この求人開拓費は求人一人当り幾らくらいですか。
【次の発言】 そういたしますと、この引揚者に対しまして、求人開拓をするという場合の予算を御要求になる場合も、何も基礎なしに、ただ、漠と御要求になるということですか。
【次の発言】 只今の御説明では私よくわからないのですが、やはり予算を御要求になる場合には、何が基礎がなければできないことだと思いまするし、その基礎に基いて正当な御要求をなさつたときに、若し予算が通らないという場合には、相当の理由を以て強硬に要求できると私は思う。ところがさつぱりわからん、漠としたことで何もわからん、こういうことでありますならば、甚だ……

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第4号(1953/06/25、3期、自由党)

○榊原亨君 議事進行について質問を申上げてよろしうございますか。
【次の発言】 今日は引揚援護庁の方々のお話を承わることになつておるのですか。如何でございますか。
【次の発言】 政府当局のお話でございますか。
【次の発言】 あらかじめ今日の開会の日時は御通知がございましたのでございましようか、政府当局のほうに。
【次の発言】 開会は、御通知は一般の議員には何時に放送されましたですか。
【次の発言】 本会議におきましては大臣が出席した後にベルを鳴らすということを議運できめているくらいでございまして、御発言を願う当局は当然我我より先に来ておらなければならん。我々が集まつてから三十分以上も待つてから……

第17回国会 議院運営委員会 第4号(1953/11/02、3期、自由党)

○榊原亨君 今寺本委員のおつしやつたような面もあると思います。これらが皆一つの公共企業として扱われておる関係もありまして、今ここで俄かにこれを全部労働委員会の所管にするということについては、私は多大の疑問はあると思つております。でありますから、この際、一遍各党に持ち帰つて検討してみたらどうかということなら、私はこれは誠にいいのではないか、こう考えますので、ここで今賛否をきめるということは、私は留保したいと思います。
【次の発言】 今意見を言えとおつしやれば、大体小笠原委員のような私どもも心持を持つているわけなんです。併し一面寺本委員のお話の点も尤もな点もありますので、もう少し時をかして頂きたい……

第17回国会 厚生委員会 第1号(1953/10/30、3期、自由党)

○榊原亨君 只今覚醒剤の使用が盛んになつたというお話があつたのでありますが、最近では覚醒剤に加うるにオートンが盛んに使われているのであります。覚醒剤の使用制限が徹底して参りますと今度はオートンのほうに行くというふうなわけで、相当酷くオートンが使われて来ているのでありますが、この点に関しましてどんなふうに厚生省当局はお考えでございますか。
【次の発言】 いつもその弊害が大きくなりましてから立法的措置をおやりになるということでございますので、是非ともこのオートンをやはり麻薬に類するものとして早く処置をお願いいたしたいと考えているのであります。なおこのオートンにいたしましても、覚醒剤にいたしましても……

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、3期、自由党)

○榊原亨君 覚醒剤のことではないのでありますが、ちよつと急を要しますので大臣に一つお答えを願いたいと思うのでありますが、それは水害地に対しまする国民健康保険につきましては適当な処置を請じて頂いたのでありますが、冷害地につきましても国民健康保険その他の医療につきまして水害地と同じような立法措置がまだとられていないわけであります。ところが聞くところによりますと、それらの冷害地におきましては非常に農民が困つているから国保の運営ができないだろう。そこで医療費その他についてもその意味から考慮をしてもらいたいというような御主張が冷害地の農民のやつております国民健康保険組合その他から出ているように承わつてい……

第17回国会 厚生委員会 第3号(1953/11/06、3期、自由党)

○榊原亨君 保安隊もだんだんその機構が大きくなつて来るようでありますが、保安隊内におきますところの医療施設と申しますか、そういう方面に対しましては現在如何ようになつておりますのでありますか。その点を先ずお尋ねいたしたいと存じます。
【次の発言】 この夏私は北海道の千歳の一保安隊に参りまして、その医療施設を現実に拝見させて頂いたのでありますが、そういたしますると随分多数隊員がおられますのに、そこにおきますところの医療施設と申しますのは盲腸炎の手術さえできない施設でありまして、その薬局を拝見いたしましたが、大体保健所におきます施設よりもなお低級な施設でありまして、かすり傷ぐらいの処置をするというに……

第19回国会 議院運営委員会 第17号(1954/02/25、3期、自由党)

○榊原亨君 この委員会にこれをかける前に本会議にこれをかけたということは一般の議員がいろいろ質疑に対して十分了解するということにあるのだろうと思うのです。従いまして本日具体的に申しますと、ここで質問が行われて、そうして各議員が質問されますが、その質問の中で、副総理の答弁では了解し得ない。こういうものが出て来た場合には、それは首相が出て来てから、本会議においてその部分については答弁されることにすればいいのじやないかと私は思います。それを委員会においてということになれば、一般の議員にはそれがわかりませんから、その残りの点については、保留されたものについては、機会を見て本会議において首相が答弁される……

第19回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/11、3期、自由党)

○榊原亨君 今高野委員から言われましたように、この医務局関係のものと薬務局関係のものとは本質的に違うのであります。これを一つ十分御検討をお願いいたしたいと思います。むしろ医務局は、この医務関係のことを申しますならば、労働省或いは文部省その他におきまして、医務局関係のものはたくさんございますから、むしろ医療行政というものは当然医務局に統合されるというふうな形をとつて頂かなければならんと思うのであります。又保険局について無理に申しますならば、保険局の医療行政に関するものも当然これは医務局に合するというようなことによりまして、初めてこの行政改革の実が上るというふうに私どもは思つておるのでありまして、……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1954/08/10、3期、自由党)

○榊原亨君 関連してちよつと今の点について厚生省にお伺いいたしますが、先ほどからお聞きになつていらつしやる点は、米の内部に胞子があるという問題ではないかと思うのでありますが、米の内部に胞子があるというこは、曾ていつの機会にか米の内部に感染したということであるのであつて、従いまして米の内部に胞子があるということは、もうすでに感染が起つているという結論ではないのでしようか。その点をはつきり厚生省がされましたら、湯山さんのほうはわかるのじやないかと思います。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、この黄変米の原因はかびであるというようなお話でありますが、かびであります以上は、倉庫に置いておくと、だんだん……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1954/08/11、3期、自由党)

○榊原亨君 久下保険局長に一、二のことについて簡単に御質問申上げたいと思うのであります。先ほど国保の未払いについての融資が消化し切れないのだというお話があつたのです。そのために、それは国保がまあそういう要求がないのだというようなお考えのように承わつたのでありますが、国保の未払いについての融資の条件が苛酷であるために、貧弱の国保がそれを借り続けることができないという事情はないのでございますかという点につきまして承わりたいと思います。
【次の発言】 只今保険局長がおつしやいましたような国保の貸付が予定額に上らないというのは、何も国保のほうに要求がないわけではないのであつて、本当に借りたい弱小の国保……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第5号(1954/10/04、3期、自由党)

○榊原亨君 今回中共地区引揚の状況を調査するため、私と湯山委員が派遣されることに決定されまして、両名は多田専門員を同行して、去る九月二十六日舞鶴市に出張し、翌二十七日興安丸で舞鶴に入港帰還いたしました引揚者を出迎え、その状況を調査いたして参つたので、簡単に概況を御報告いたします。  今回の引揚者は五百六十六名で、去る九月二十三日塘沽を出帆いたしました興安丸は途中第十五号台風に遭遇し、非常な難航を続け、予定より数時間遅れて二十七日午前十一時舞鶴に入港いたしたのであります。  今回の引揚人員総数は五百六十六名で、引揚者五百五十八名と海賊船に襲われて、中共政府に保護されていた沖縄漁民八名が送還されて……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第7号(1954/10/08、3期、自由党)

○榊原亨君 私どもが委員会で要求いたしました資料の中には、果して医薬分業をしたら医薬費が上がるか下がるか、国民経済に及ぼす影響はどうかということを判断いたしたい資料を一部要求しておつたと私は思うのであります。ところが今朝お出しになりましたのは、初めから医療費は上げないのだ、上げないで分けたらどうかということであつたのであります。これでは医薬分業をした場合に医療費が上がる下がるということを判断するに不十分でございますので、その場合の資料もお出しを願いたい。並びに、ここにお出しになりました資料のうちで、年間国民総医療費の資料がございますが、その総医療費の数字が出て来た出所を明らかにした資料を重ねて……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第8号(1954/10/19、3期、自由党)

○榊原亨君 このお出しになりました昭和二十七年三月の資料は、日本医師会においても御協力を申し上げて作つた資料であると私どもは考えているんであります。ところが昭和二十七年十月の資料を調査をするのだから、日本医師会のほうで一つ協力をしてくれというお申込みがありましたので、昭和二十七年八月一日に当時の日本医師会の蓮田理事が厚生省の河野医務課長、橋本技官以下と面談いたしました。そして昭和二十七年三月の日本医師会が協力を申し上げて調査いたしましたその調査の結果を一つ知らしていただきたい。そうしてその調査の結果を見て不備なところはさらに十月の調査においてそれを補い、さらに十月の調査において綿密を期したいか……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第9号(1954/10/21、3期、自由党)

○榊原亨君 先ほどから新医療費体系のお話がありました。大臣のお話を聞いておりますと、新医療費体系に少くとも二つの種類があつて、分業用にいたします新医療費体系と、将来医学技術の向上に向つて用いる一般用の医療費体系と、二つあるように、私の誤解かも知れませんが、お聞きいたす点があるのでありますが、政府からお出しになりました新医療費体系というものと、私の考えております新医療費体系とは違うのでありますが、政府のおつしやる新医療費体系と申しますものは、一品に申しますれば、どんなものでございましようか。どういうふうなものを新医療費体系とお考えになつておりますか、一つ大臣のお考えを承わりたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第10号(1954/10/25、3期、自由党)

○榊原亨君 今の資料でお尋ねしますが、管理費というのはどういうことでございますか。
【次の発言】 そういたしますると、例えば院長の管理を例にとつて見ますというと、院長が診療に従事する以外に、その病院の管理に要する費用というものをお見込みになつたわけですか。
【次の発言】 そういたしますると、お出しになりました資料を見ますと、病院のほうには管理費がありますが、診療所のほうには管理費を認めておらん。そうすると、診療所には管理費というものは要らないのですか。診療所の所長はやはりその診療所を管理すると思うのでございますが、病院のほうにだけ管理費を計上して、診療所のほうに管理費を落しておられるのは、どう……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第11号(1954/10/26、3期、自由党)

○榊原亨君 先ほどから伺いますと、その道の専門の方の御研究によりまして、この黄変米が有毒であるかどうかということの御検索が行われていると、その検索の方法はこれこれだということを今承わつたんでありますが、私ども素人の者から考えますと、今御報告にあずかりました実験だけでは安心して国民がこの黄変米を食べるか、食べんとかということを決定するわけに行かんと、かように私は素人として思うわけであります。と申しますのは、先ほど御実験の様子を承わりましたのでありますが、一カ月間経過を先ず見まして、これは丈夫な猿だからと言つて、その猿に黄変米を食べさせるんだと、そこでその結果を見て、これは何ともないんだからと、別……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第12号(1954/11/05、3期、自由党)

○榊原亨君 この間、管理費のことにつきまして質問をいたしておりましたのでありますが、その続きについて、もう一度質問を続けたいと思います。  この管理費は、病院の診療費の計算においては管理費という部門がありまして、そうしてこれを計上されておるのでありますが、診療所の部門においては管理費の計上がない。で、その点についてはどんな御関係であるかということを聞いたのでありますが、診療所においては管理費を測定することが困難である、そこで管理費を省略したのだというお話があつたと思うのでありますが、その点についての御所見をもう一回承わらせて頂きたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第13号(1954/11/08、3期、自由党)

○榊原亨君 前回におきまして技術指数が各関係学会に諮問するということが当然ではないかというお話を申上げたのでありますが、そのとき政府当局は、これは臨時診療報酬調査会の答申中にそのことがないというお話でありました。併しながら、その後いろいろ調べてみますというと、昭和二十六年一月二十四日の第十三回総会における斎藤特別委員長の特別委員会の審議結果の報告の中にも「技術指数の決定については、関係学会の意見を徴すべしという意見があり、事柄自体としては勿論尤ものことでありますが、現に日本医師会なり日本歯科医師会なりで本調査会に提出されている資料は関係学会の意見が出ていると認められる訳でありますし、従つて今後……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第14号(1954/11/09、3期、自由党)

○榊原亨君 政府からお出しになりました資料のうちで、病院、診療所における実態で、診療の部門の区分をしておいでになる資料があります。全般的な議論をしておいでになる二頁であります。初めの全般的な結論のような御説明のあります二頁のところでありますが、その二頁の費用から換算した点数、現行点数という欄がありますが、それがその合計のところがどちらも一六三九六という数が出ておるのであります。で、各診療行為を現行点数に換算いたしました場合に、一六三九六という数が出た。ところが、費用から換算した点数も、やはり一六三九六という数が出ておるということにつきましては、どういう御計算でこうなつたのでありますか、御説明を……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第18号(1954/11/24、3期、自由党)

○榊原亨君 関連して……今の処方箋料の問題でありますが、それでは現行の健康保険において、処方箋料五点というものを明らかに挙げておるが、今のお話だというと、診察のうちに処方箋というものは含まれて、はつきり分離することはできないというお話でありますが、現に分離しておるじやありませんか。それを薬と分けるために、今度は分離したものを一緒にしようと、こういうお考えで、今の処方箋料五点になつておるのは妥当ではないのでありますか。如何ですか、医務局長。遠い国を探さなくても、日本の国で現にやつておる。処方箋料五点……。
【次の発言】 毎々、いろいろ御質問を申上げたのでありますが、少しくまだ残つておりますので、……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第20号(1954/11/29、3期、自由党)

○榊原亨君 只今高良委員の御提案になりました修正案に、賛成いたします。

第19回国会 厚生委員会 第32号(1954/04/26、3期、自由党)

○榊原亨君 只今のことにつきましての、基礎になります資料をこの次までに政府から出して頂いたらどうでしようか。殊にそれが保険料率と、老人の人口の増加とかみ合わせた点を考慮に入れた資料を一つ委員長から御請求になつて頂きたい。

第19回国会 厚生委員会 第34号(1954/04/30、3期、自由党)

○榊原亨君 今の保険料率の変更でありますが、頂きました資料によりますと、昭和四十四年以降におきましては、大体今三のものが六・一という指数になるようでありますが、そういうことでもまあ世界的に見まして余り高くはないのでございましようか、その点を一つ……。
【次の発言】 只今承わりますと、看護婦の欠員が充足されない理由は、例えば療養所のごときは一つの科であるから、余り技術が習得されないから、そこでそこに勤める希望者がないのだというようなお話でありますが、それではそれ以外の病院、診療所においては、看護婦が余つておりますのですか、如何でございますか。

第19回国会 厚生委員会 第38号(1954/05/11、3期、自由党)

○榊原亨君 今の御提案は賛成でありますが、まだ審議すべき法案が残つておりますので、成るべく時間を限つて一つ今のことが進みますようにお取計らいを願います。

第19回国会 厚生委員会 第42号(1954/05/20、3期、自由党)

○榊原亨君 今谷口委員がおつしやいましたように、その場合におけるエマナチオンの問題は非常に重要だと思うのです。そこで今お話になりましたような一リットルを取つて幾らカウントがあつたというようなことは国民にはつきと、ぴんと来ないということでありますので……。従つて今降つた雨は例えば三朝の温泉のカウントの何倍である、或いは恵那峡におけるところの水の何倍であるというようなことで御発表を願いますというと国民も安心して、現に恵那峡やなんかではそのラジウムを含んだ水を飲んでおる。それくらいなら大丈夫だというようなことがわかるのではないかと思うのでありまして、そういう端的な一つ御発表を願うということもこの際必……

第19回国会 厚生委員会 第44号(1954/05/24、3期、自由党)

○榊原亨君 化粧品の国家検定を廃止するというようなお話ですが、薬品が入つたと申しますか、ビタミンなんかを入れた化粧品はどうなりますか。
【次の発言】 例えばビタミンのようなものは薬品の中に入るのですか。
【次の発言】 さつきちよつと何か検定を受ければ受けられると、ちよつとそこのところがわからなかつたのですが、その点をもう一遍はつきりと……。
【次の発言】 化粧品の中に薬品のようなものが入つたときには、薬品として扱うというような今のお話ですね、それから化粧品の組成の基準というものについて検定を求めた場合には求めることができるとおつしやるのですが、化粧品でもしやぼんでも全然もう何もしないで野放しで……

第19回国会 厚生委員会 第45号(1954/05/25、3期、自由党)

○榊原亨君 大臣が御出席になりましたので、一応大臣に極く大略のことをお伺いさして頂きたいと考えるものであります。この病気というものには非常に個人差があるということは、これは大臣はそのほうの御専門ではありませんけれども、よくおわかりになつておいでになることと思うのであります。若しも病気に個人差というものがひどくありませんならば、これは一つの部屋に何人もの患者を入れまして、何か機械かなんかですぐに一人々々を診断を下して、治療を下して行くということができるわけでありますが、なかなかこれができないということは、一人々々の個人によつて同じ病気の名前でありましても、同じ性質の病気でありましても、非常に個人……

第19回国会 厚生委員会 第47号(1954/05/27、3期、自由党)

○榊原亨君 最近生活保護法の経済に関しまして、もう三カ月も経ちますと非常な危機であるというような噂を私どもしばしば耳にするのでございますが、そういう点について実情をお話をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 社会保険の診療報酬の中で、例えば健康保険にいたしましても、その他の社会保険の支払いにいたしましても、大体九〇%以上を上廻つておるのであります。ところが生活保護法におきましては今お話になりましたような理由があるのかも知れませんが、支払いにおきましては例えば一月におきましては支払率が八二・四%、累計いたして参りますというと二月におきましては七八・一%、三月におきましては七六・九%というふ……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第9号(1954/03/27、3期、自由党)

○榊原亨君 これは大体与党のほうの関係もありますし、ここには又改進党のかたも出ておられませんから、今日お昼から一応理事会でも開いて頂いてそうして御協議を願つて、大体の来週のプランを一つ御相談願いたいと思いますが……。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第10号(1954/03/29、3期、自由党)

○榊原亨君 担任が違うから話がわからない。係が違うんだ。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第11号(1954/03/30、3期、自由党)

○榊原亨君 この問題につきましては、昨日小笠原委員から御質疑があつた点でありますので、小笠原委員の御質疑を保留して頂いて、ほかに質疑がなければ進んで頂きたいと思います。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第14号(1954/04/06、3期、自由党)

○榊原亨君 関連質問。先ほど局長のお話を承わりますと、四月一日に私どもの手許に来ましたこの資料については、そこはどこかわからんところからやつているのだろうから、説明はできませんということを今おつしやつたのでありますが、それじやこれはあなた方責任を持たずに政府の資料としてお出しになつたのですか。政務次官にちよつとお尋ねしますがね。この運輸省の一局長としての答弁でなしに、政府委員としての御答弁をさつきから私どもは承わつているんでございますが、従いまして政府は一貫した思想統一の下にお答え頂きたいと私は思うのです。ところが先ほどからのお話を承わると、四月一日に出したこの資料は何もそれは私どもは知らない……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第20号(1954/04/24、3期、自由党)

○榊原亨君 非常にたくさんある補助金を整理いたしまして、今お話になりましたようなことを、予算措置を講ずるまでに完了すればこれは別でありますが、非常に困難な場合にはそれが実現し得ない場合があると思うのであります。その場合には少くとも本国会に、今問題になつておりますいろいろな案件につきましては特に御考慮を願えるかどうか、そのところを一つはつきりさして頂きたいと思います。
【次の発言】 これは一年の時限でありますが、我々の検討したところによりますならば、若しも予算的措置が講ぜられる機会がありまするならば、その機会にでも一つそういう措置を講ずるという気持を持つておられるのかどうか。

第19回国会 労働委員会 第5号(1954/02/16、3期、自由党)

○榊原亨君 どなたでもよろしうございますが、少し承わりさせて頂きたいと思います。このけい肺に関しまする立法措置に必要な統計がはつきりしておらないと私は思うのでありますが、第一番目に、先ほど四十万とか三十五万というようなお話があつたのでありますが、その三十五万のけい肺の患者と推定される者のうち一型、二型、三型と、それから純粋のけい肺と結核を伴うものと、それから肺結核に対するパーセント、これはいろいろ山本先生などのお挙げになつておることを私拝見いたしておるのであります。非常に統計がまちまちでありまして、一体どの統計をとつたらいいか、常識的にどれが本当なのか、お考えを述べて頂きたいと思います。  そ……

第19回国会 労働委員会 第7号(1954/02/23、3期、自由党)

○榊原亨君 井上委員から先ほど御意見がありましたが、私も井上委員のお考えに同調したいと思うのであります。現に争議が進行中のものにつきまして労使双方から意見を聞くというような段階ではないと思うのでありますが、この問題についていろいろと論議をされますことは、今日も参考人が来ておいでになることでありますので、理事会において十分御検討を頂けたら如何かと思います。
【次の発言】 先ほど職歴がはつきりしないために責任の所在が明確でない。従つてこれについては非常に困難性があるというお話でございましたが、どうしたらその補償の場合に具体的にいいという方法、具体的なお考えはお持ちじやないでございますか。

第19回国会 労働委員会 第8号(1954/03/02、3期、自由党)

○榊原亨君 先ほどから私聞いておるのですが、なかなかわかりにくいと思うのです。こういう話をよくわかつているかたと違つて、我々が聞くには相当忍耐が要るわけでありますので、それは専門員において、よくお聞き下すつて、何か印刷物にでもして我々によくわかるようにして頂いて、そのわかるような条件の下にお聞きをせんとわからんと思うのですが、これは専門員のほうで一応御検討願つた上、資料によつてやることをお願いしたいと思います。
【次の発言】 折角九州からおいでになつたのでありまして、あとからここを開こうと言つても、なかなかむずかしいと思うのです。今の話で専門員のかたははつきりわかつておられるでしようか。一つに……

第19回国会 労働委員会 第11号(1954/03/11、3期、自由党)

○榊原亨君 理事会の決定を見ないでこの間の委員会が開かれましたときには、吉田法晴君の動議を引込める代りに大臣に言明させるというようなお話は私どもは承わつておらないのであります。吉田法晴君がそういう動議をお出しになるのは何かの、いろいろなまだ趣旨が徹底しておらない、或いは誤解されておる点があるだろうから、この際大臣からその見解についてはつきりさせたほうがいい、こういうことでありまして、吉田法晴君の動議を撤回する代りに大悟に言明させるというお蔽ではなかつたと私どもは考えております。
【次の発言】 今小坂労働大、臣が御言明になりましたことは、成るほど前の回答であつたかも知れませんが、その回答の通り今……

第19回国会 労働委員会 第13号(1954/03/18、3期、自由党)

○榊原亨君 おかしい、これは参考人から意見を今お聞きになつているのでありますから、総裁がお答えになることができなければ、これはどうも私は知りませんとか、わかりませんとかいうことであつて、労政局長に意見を聞けということはこの際問題にならんと思う。お答えになることができなければできないでいいわけで、労政局長に聞くという必要はないと思う。
【次の発言】 だんだん時間が迫りますから、成るべく議論に亘ることは付いて、端的に御質問なさり、わからんところはわからんとはつきりされて、早くこれをやつて行くように一つお願いしたいと思います。

第20回国会 議院運営委員会 第1号(1954/11/30、3期、自由党)

○榊原亨君 先ほど理事会で医薬分業の法案につきまして、社会党左派のかたが、まだ何か疑義があるというお話でありましたが、このことにつきましては、昨日の委員会で社会党左派のかたが、しばらく待つてくれということで、その疑義についてはなお党に聞いて……、そうしてしばらく我々待ちまして、そこでよろしいからということで採決をしたわけです。従いましてそのことがこちらに御出席の委員のかたに通じておらないんじやないかと思いますから、一応お調べを願いまして、そうしてその点がはつきりいたしましたら、明日の本会議にかけて頂くようにお取計らい頂きたい。

第21回国会 厚生委員会 第2号(1954/12/22、3期、自由党)

○榊原亨君 只今のお話についてちよつとお伺いいたしたいのでありますが、低温と高温の場合に、高温でございましたら、何か毒になりますのでございましようか。
【次の発言】 もう一つお伺いいたしたいのでありますが、例えば米を、主食でございますね、それを半搗米にしたほうが、衛生上遥かに白米よりよろしい、或いは半搗米以上に玄米にしたほうがよいということが若しあつたとした場合に、法律を以て玄米を配給するということを規定することが、果していいことでございましようか。従いまして、別に高温といたしましても、低温といたしましても、高温の場合に別に毒にはならないというような場合でございますならば、これを、そういうもの……

第22回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1955/07/31、3期、自由党)

○榊原亨君 私はまあ、私の考えを申し述べさせていただくんでありますが、一応郡委員長が自由党の部屋へお帰りになりましてから、いろいろお話しになっておられますと非常に胸苦しいということを言われたのであります。そこで郡委員長は、御承知の通り幾らか心臓がお悪い方でありますから、私前から見ておりますから、それでは一つ心臓が悪いのじゃないかということで見てみますというと、この診断書にありますように右の第二、第三の肋骨のところに痛みがありまするし、深呼吸いたしますと息がとまるというようなことがありますので、これはひょっとしたら折れたかもしれんというようなことで川瀬院長にそれを送ったわけであります。従いまして……

第22回国会 議院運営委員会 第11号(1955/05/16、3期、自由党)

○榊原亨君 電々公社の委員の河上さんの欠席が非常に多いようですがこれはどういう何か、御病気か何かという理由があるのですか。
【次の発言】 いただきました資料におきましては、二十九年、三十年を通しまして四三%欠席になっている。その点はいかがですか。
【次の発言】 病気がなおったというのですが、三月二十三日もまた欠席されておられる。どういうことですかこれは。
【次の発言】 三十年度になって出席がよくなったと言いますが、七回のうち二回休めばやはり三〇何%ということであまりいいとは言えないのですが、三十年度はこの程度で出席がよろしいと申し上げることができるのですか。七回あって、そのうち二回休んで、パー……

第22回国会 議院運営委員会 第22号(1955/06/08、3期、自由党)

○榊原亨君 大体この議運をお開き下さいますのは、理事会が済んでからあとだと思うのでありますが、理事会におきまして、大体おきめ下さいましたものを各会派に持ち帰って、そうして了解を求めてここをお開き下さる時間というものを、あと十分で開くとか、二十分で開くとかということを最初におきめ下すって、その時間に一つ招集の放送をしていただきたい。それでございませんと、一会派のために長い間ここに数十分待たされて、私ども大へん忙しいのでありますから、どうかそういうふうにお取り計らい願いたいと思います。

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1955/11/11、3期、自由党)

○榊原亨君 議事進行についてですが、ちょっと速記をとめていただきたい。
【次の発言】 時間がありませんから、また竹中委員が補償の問題に触れられますので、食品衛生につきましては質問を保留させていただきまして、牛乳に集中して一つ承わりたいと思います。厚生省の保健衛生並びに環境衛生についての監督行政の非常にゆるやかであること、ことに食品衛生について十分御注意を願いたいと申し上げたいのは、前国会私は緊急質問を本会議にいたしたわけです。その後この森永の事件が起りますまで厚生大臣は、はい、榊原の言う通りやりますとおっしゃったのでありますが、どういうこの方面についての施策が行われたかということをまず承わりた……

第22回国会 社会労働委員会 第7号(1955/05/14、3期、自由党)

○榊原亨君 本日の労働大臣のごあいさつ中にもありますように、政府のお立てになりました経済六カ年計画並びにその雇用問題、人口問題それらについての一貫した政府の施策を示すに足る数字的資料をお願いいたします。この次まででいいです。
【次の発言】 厚生省に次回までに次の資料をお願いいたしたいと思います。わが国におきますところの結核患者の開放性並びに非開放性の患者の統計的数字並びに結核病床、言いかえますならば国立病院、国立療養所におきますところの結核病床、一床に対するところの費用、それが今日まで社会保険並びにそのほかの生活保護法等の医療費に比較しまして生じた赤字、その数字をお示し願いたい。

第22回国会 社会労働委員会 第8号(1955/05/19、3期、自由党)

○榊原亨君 この前のときに資料としてお願いいたしました総合経済六カ年計画の内容について、資料をお示し願いたいということを要求しておいたのでございまするが、今日ちょうだいいたしましたこの一枚の資料を拝見いたしますると、昭和二十八年度の数と、昭和三十五年度の数字しかないのでありまして、この間におけるところの数字が何ら示されておらないきわめて不親切なる資料であります。従いまして、私どもしろうとにおきましては、かようなものだけでは、大臣のこの間のお話を了解することができないのでありまして、これは少くとも各年度における数字を示されることと、その内容の説明を懇切丁寧に書いた資料をお出しを願いたいと思います……

第22回国会 社会労働委員会 第9号(1955/05/23、3期、自由党)

○榊原亨君 議事進行。先ほどこの委員会を開会します前に、委員部の方には大臣はきょう御出席がないという御報告があったそうでありますが、さようでありますか。一つ委員長あるいは委員部の方からお答え願いたいと思います。
【次の発言】 先ほど政務次官から承わりますと、何か富士山ろくか何かの基地の問題の陳情その他の陳情があるから、急に打ち切ることができぬから、大臣がこの委員会にお出ましにならないというお話がありましたのでありますが、その点は、ただいままで大臣が御出席なかったのは、そういう陳情がありましたからでございますか、大臣にお尋ねをいたします。

第22回国会 社会労働委員会 第10号(1955/05/27、3期、自由党)

○榊原亨君 私はまず厚生当局にお伺いいたしたいのでありますが、最近群馬県沼田市におきまして、水道の中に赤痢菌が入っておりましたために、非常なたくさんな人に赤痢がうつりまして、ところがそのほかに福島県、栃木県、福岡県等にもいろいろ水道による赤痢菌の蔓延があるというようなことでありまして、厚生省とされては、何か通牒をお出しになったというようなお話でありますが、その実情を簡単に御報告をお願いいたしたいと思います。なおいろいろ時間が長くなると御迷惑でありますから、簡単に要点をつかんでお話を願いたいと思います。
【次の発言】 私はしろうとで何にもわからないのでありますが、水道を消毒しましたら赤痢菌はおら……

第22回国会 社会労働委員会 第11号(1955/06/02、3期、自由党)

○榊原亨君 関連質問。自由党の政調並びに参議院の自由党の国会対策においでになりまして、政府委員であるところの曾田医務局長が御説明になりました今の問題につきましては、予算が通って早急にやるのではない、これは非常に慎重考慮して順次これをやるという御説明を私承わっておるのでありますが、そういたしますると、今川崎厚生大臣のお話しになりましたのとは全然意味が違ってくるのでありますが、その点はいかがでございますか、承わりたい。
【次の発言】 もう一回念を押しておきたいと思うのでありますが、今曾田医務局長のお話しになりました方針は、衆議院の付帯決議と申しますか、希望条件と申しますか、そういうものを御決議にな……

第22回国会 社会労働委員会 第12号(1955/06/07、3期、自由党)

○榊原亨君 私は大臣の御出席によって私の質疑をいたしたいと考えております。ただ、私が遺憾なことは今日、先ほどにおきましては、十一時四十分から大臣がここに出席をして、そうして私の質疑を受けるということを政府委員からの御連絡がありました。そこで私といたしましては、それまで附添婦の問題を政府の御説明があるということでありましたから拝承をしていたのでありますが、そういたしますると、十一時四十分に大臣が見えるというお話は、これは政府のお考えでなしに、何か中間でそういうお話が出て、わいてきておっしゃったのでありますか。その点をはっきりさせていただきたいと思います。と申しますのは、私ども委員も、各委員会その……

第22回国会 社会労働委員会 第13号(1955/06/09、3期、自由党)

○榊原亨君 ちょっと簡単に、時間がございませんから、島村先生にお聞きをいたしますが、先ほどつき添いの流用をやるというお話がございましたが、そのつき添いの流用をなさいますときに、届出は二人の患者につくということをお届けになりまして、厚生省、あるいは基金の方からお金をもらっていらっしゃるのでございますか。それは生活保護法あるいは社会保険の面におきまして違反にならないのでございますか。その点を一つ……。  もう一つは九十何円で食事がある。その食事はどうも十分患者さんが――病気の重い患者さんにその食事はいかないんだと、そこでどうしてもつき添いの方にいろいろめんどうを見ていただかなければならぬということ……

第22回国会 社会労働委員会 第14号(1955/06/13、3期、自由党)

○榊原亨君 ただいまの問題につきましては、あらかじめ予防研究所において、実際このワクチンをお作りになっておるかどうか、場所を見せていただくために、私は厚生省の人の案内を受けて予防衛生研究所に参ったわけであります。ところが、その案内される厚生省のお方は、クローム・ワクチンは日本におきましては武田の光工場でなければ作っておりません、従って今日先生が予研にいらっしゃいましても、その工場を見るわけにはいかぬと、こういうお話でございました。またそれは、その場所においでになった方々もそれを確認しております。従いまして、これはもちろんこういうものをやるのはその予防衛生研究所の御責任ではございましょうが、現実……

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/06/14、3期、自由党)

○榊原亨君 ただいまの問題につきまして、厚生大臣にお伺いいたしたいのでございまするが、その医療金融を受けます場合に、一般の診療所、病院にはこれを流さずに、特に結核あるいは精神病に重点的にお流しになるという御方針でございましょうか、その点を承わりたいと思うのでございます。
【次の発言】 ただいま私の申し上げましたのは、医療金融の金を貸します場合に、特に結核あるいは精神病の医療機関に主として流す、一般の診療所、病院についてはこれをほとんど流さないという御方針でおやりになる大臣のお考えでありますか。
【次の発言】 通牒等の関係があるかもしれませんが、一応大臣の御方針は、これはいろいろな事情があるわけ……

第22回国会 社会労働委員会 第16号(1955/06/16、3期、自由党)

○榊原亨君 前回におきまして、高野委員から、輸血の問題について御質問がありました。それに関係いたしまして私が質問をいたしておりました途中で散会になりましたので、その続きにつきまして一、二御質問を申し上げたいと存ずるのでありますが、その一つは、この前私がお尋ねいたしました輸血銀行を増さなければ、直接になまの血液を輸血するということをやめるわけにはいかない。従いまして、だんだん輸血を要します手術の事例が日本じゅうたくさんになってきておるのでありますが、血液銀行がこれに伴いませんものでありますから、従いまして、やむを得ずなまの血液を輸血をしなければならぬ、こういう状態にあるのであります。従いまして、……

第22回国会 社会労働委員会 第18号(1955/06/21、3期、自由党)

○榊原亨君 この際お聞きいたしたいのでありますが、国立公園の指定について、毎年数カ所の国立公園が指定されつつあるのでありますが、国立公園の指定につきましては、何か基準が設けられてあるのでありますか、その点を承わりたいと思います。
【次の発言】 そういたしますると、毎年山なら山、海なら海、高原なら高原の代表的なものを一カ所ずつお選びになって、毎年三カ所ずつ御指定になろうという御意思でありますか。
【次の発言】 ただいま承わりますと、今あります国立公園のほかに二、三カ所を指定されれば、大体日本としてはこれ以上は国立公園が必要じゃないという御意見のようでありますが、ところが国立公園に指定されないから……

第22回国会 社会労働委員会 第19号(1955/06/23、3期、自由党)

○榊原亨君 今日結核の患者に何カロリーの給食をいたしましたならばよろしいのでございましょうか。これは大臣でなくても事務当局でよろしゅうございますが。
【次の発言】 それでは事務当局のお答えはちょっとあとにして、大臣はお急ぎのようですかう……。先ほど私は左派、右派の方のお話を承わっておりますと、この予算を今年度の末で使い尽したときには全然つき添いというものがおらぬ、つき添い制度を全廃するというお考えのように大臣のお話を承わったのでありますが、今年度の予算を使い尽したその年度末におきましても、なお障害がある部分におきましては、場所におきましてはつき添いがおるということをお認めになるのでございましょ……

第22回国会 社会労働委員会 第20号(1955/06/27、3期、自由党)

○榊原亨君 この「法定外」という意味は、誤解を招くおそれがあるかもしれませんけれども、この「法定外」という言葉を用いました意味は、いまだ医薬品として法律上決定しておらないものでありますものにつきまして、これを野外接種に用いる場合という意味合いでございます。従いまして、その「法定外」という言葉がもしも誤解を招くおそれがあるという場合におきましては、専門員の方のお考えに基く言葉を専門員からおっしゃっていただきまして、そうして、その意味に近い言葉を用いていただいてもけっこうじゃないかと、私個人は思う次第でございます。
【次の発言】 私の「法定外」と申し上げる意味は、全くその通りであります。

第22回国会 社会労働委員会 第21号(1955/06/28、3期、自由党)

○榊原亨君 今度除外しよuとされます薬は右旋性のものでありまするが、左旋性のものと比較いたしまして、その製造過程において、また製造方法において著しい違いがあるのでありますか、承わりたいと思います。
【次の発言】 右旋性と左旋性の鑑別方法において、監督上簡単に鑑別することができるでありましょうか。
【次の発言】 ただいま承わりまするというと、製造方法についてははっきりわからぬ。学問上わかっているかもしれませんけれども、わが国においてはまだ製造しておらないということでありまするからして、従いまして将来この二つの右旋性、左旋性のものをわが国において製造するという段階になりました場合には、製造過程が右……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/07/01、3期、自由党)

○榊原亨君 この委員会質問につきましては、先日理事会において、一般の方の質問は委員の質問が終った最後にするというお約束でわれわれは了承したはずです。従いまして、高野君が先ほどから手をあげておいでになりました。――短かい時間と思いましたから、私ども別に発言いたしませんで上條先生の御質問を承わりたいと思ったのでありますが、従いまして、これが先ほどから始まりまして二十分以上に及びますわけでありますから、この次はぜひとも高野君の質問を先にやっていただきまして、そうして委員の質問がもし終了した後にこの問題を、上條先生のお話を承わる、質問を続行していただくということでお願いをいたしたいと思うのでありますが……

第22回国会 社会労働委員会 第23号(1955/07/07、3期、自由党)

○榊原亨君 先ほどの高野君の御質問に関連してでありますが、ただいままで行われておりました歯科衛生士の仕事が婦人に適当であるということを先ほど医務局次長がおっしゃったのでありますが、予防をいたしましたり薬を塗ったりするということがどうしても婦人でなければならない、婦人に適当だというようなお考えでございましょうか。その点がはっきりしないと思うのでありますが。
【次の発言】 私の了解しておるところによりますると、こういう仕事は御婦人でもいいのでありますが、男でもいいのじゃないか。もしも、これがどうしても婦人の方が適当であるということになりますと、歯科医師の行います業務のうちの一部分は婦人が適当だとい……

第22回国会 社会労働委員会 第24号(1955/07/11、3期、自由党)

○榊原亨君 御提出になりました法律案の第三条の二に「毒物若しくは劇物の製造業者又は学術研究のため特定毒物を製造し、」ということがございますが、「学術研究のため特定毒物を製造し」というような場合には、もちろん、この法律によりますと、届出によって許可を得なければならぬことだと思いますが、その許可を得る条件はどんな条件でありますか、承わらしていただきたいと思います。
【次の発言】 第六条の二にありまする――ことに六条の二の三項ありまするこの条件以外の者でございますれば、いつでも許可を得ることができるのでありますか、お尋ねいたしたいと存じます。

第22回国会 社会労働委員会 第25号(1955/07/12、3期、自由党)

○榊原亨君 ただいままでのいろいろ各委員の御審議で明らかでありますように、その結果といたしましては、この業務に従事せられる方は婦人ということを建前とすることが望ましいことであるということがはっきりいたしたわけであります。ただし、憲法上の問題その他によりまして、女子だけに限るということを強く限定することは困難であるということもわかって参りましたので、この際やはり案のごとく、建前といたしましては女子をもってすべきであると、ただし附則としては、男子である場合にはこれに準ずるという建前をとることが適当と存ずるのでありまするが、ただ、この案にございますように「男子である歯科衛生手」云々ということになりま……

第22回国会 社会労働委員会 第27号(1955/07/18、3期、自由党)

○榊原亨君 私も一松元厚生大臣が当時この問題に触れられましたときに、衆議院議員をいたしておりまして、直接この法案にタッチをいたしたのであります。大体この法案の中にあん摩とはどういうことをするものであるか、マッサージとはどういうことをするものであるかということが何も書いてないのであります。そこでこの間違いが起ってきた。従って今度はまた政府がここに指圧を入れるんだとおっしゃっても、その指圧というものはどういうものかということが全然わからぬ。先ほどからいろいろ御議論になっておるように、みんなその点をいろいろやっておられるのでありますから、この際政府はあん摩とはどういうものであるか、マッサージとはどう……

第22回国会 社会労働委員会 第28号(1955/07/19、3期、自由党)

○榊原亨君 先ほどからの御当局のお話によりまして、大体この法案にきめられました補助金は五つの基準によって出されるということがはっきりしたのでございまするが、その基準を適用いたします資料は、各組合の御報告になりました報告書に基いてなさるのでありますか。その点をお聞きいたしたいのであります。
【次の発言】 ただいままでに厚生当局のお手元に出ておりますこれらの資料は正しいと当局はお認めになっておられるのですか。
【次の発言】 私は一年前にある県を訪れたことがあるのでございまするが、そこの民生部長と私同行いたしまして、各国民健康保健組合を回ったことがございます。ところがその民生部長の前では非常に運営が……

第22回国会 社会労働委員会 第29号(1955/07/21、3期、自由党)

○榊原亨君 今度三十歳以上の方にも健康診断をされるということでありますが、健康診断をした結果、結核が見つかりますとどういうふうに処置しようというお考えでありますか。
【次の発言】 筋はわかるのでありまするが、実際ここに患者が発見されたと、ところが、その患者がいろいろの事情で入院を要するにかかわらず入院ができない、あるいは治療を要するにかかわらず治療ができないという者をどう具体的に措置をされるというかの点についてお伺いをいたしたいのであります。と申しますのは、御承知のように結核の入院基準が厳格になりましたために、実際今まで入院していた者も月々四千円だけ出さなければいかぬというようなことから、療養……

第22回国会 社会労働委員会 第30号(1955/07/22、3期、自由党)

○榊原亨君 本問題につきましては、委員会を一時休憩せられまして懇談会を開催されることを、その懇談会において十分、懇談のあとにこの問題を議題に供せられることを望みます。

第22回国会 社会労働委員会 第31号(1955/07/25、3期、自由党)

○榊原亨君 今のお話によりますと、けい肺症とかあるいは脊髄損傷というもののほかにあまり病気がないようなお話でありましたが、ここにございます資料を見ましても、昭和二十八年、十二月末までにおきまして打ち切り補償をいたしたものが五百四十八で、その中でけい肺症が二百八十九例、脊髄だけでなしに頭蓋、体幹の骨折等を入れまして六十四例というような数字になっているわけであります。従いまして脊髄損傷と同じような悲惨な症状を呈しますものは、何も脊髄損傷だけに限っておるものではないと思いますが、この点が今の御答弁と少し食い違っておるようでありますが、政府は将来これらの不治なものに対しましても処置をするお考えはないの……

第22回国会 社会労働委員会 第32号(1955/07/26、3期、自由党)

○榊原亨君 昨日この会が一応労働大臣の御見解についての御開陳を承わってということで、質疑を継続するということでございましたが、先ほど来大臣のお話がございませんから、一応昼食の時間でもございますので、ここで休憩をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま審議中のけい肺及び外傷性せき髄障害に関する特別保護法案につきましては、これまでの質疑応答で明らかでございますように・いろいろの面におきまして矛盾あるいはその他いろいろ考えなければならぬところがたくさんあると私は考えているのであります。  まず第一番目に考えなければなりませんことは、ただいまの医学的立場から申しましても、また労働者、災害に……

第22回国会 社会労働委員会 第33号(1955/07/27、3期、自由党)

○榊原亨君 ただいまその実技の試験のことでありますが、この点に関しましては、実情に即してあん摩あるいは指圧あるいはマッサージというものの実技の試験を実施するということで私どもは了解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 私は、この際本案についての意見を申し述べたいと存ずるのであります。  本案につきましては、私どもいろいろ公聴会その他におきまして慎重審議をいたしました結果でありまするが、結局八年間の間これらの医業類似行為につきまして政府が結論を出すことをせずにおられたということにつきまして、すでにこれらの業者につきましては現に行なっておられる方が一万数千名あるというような現状にかんがみまし……

第22回国会 社会労働委員会 第34号(1955/07/28、3期、自由党)

○榊原亨君 昨日来嘆願書を出しておられる方々があるのでありますが、その方々のお話を聞きますと、軍属、船員がこの対象から落ちておることに気がついた。どうかこれを入れてもらいたいという嘆願であるのでありますが、陸海軍指定船乗組船員及び陸海軍の命令によって軍事任務を課せられた船舶乗組船員、こういうことでありますが、提案者は、これはこの対象に入っておりますかどうか、ちょっと御趣旨お述べを願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの点でよろしゅうございますか、事務当局の御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 この点私よくわからないのでありますが、嘆願を出された方々は、陸海軍指定船の乗組船員及び陸……

第22回国会 社会労働委員会 第35号(1955/07/29、3期、自由党)

○榊原亨君 加藤先生にお伺いするのですが、今、高野君がおっしゃるような場合には、事実医者の手元に錠剤を持っておりましてそういうものを与えることによって、今のような場合をできるだけ防ごうと努力しているように私は聞いているのでありますが、そういうお話を加藤先生お聞きになったことはないのでありますか、いかがでありますか。

第22回国会 法務委員会 閉会後第1号(1955/10/14、3期、自由党)

○榊原亨君 刑事局長にお伺いいたしますが、森永が使用いたしました第二燐酸ソーダを当局においては分析されておりますですか。
【次の発言】 普通ボイラーの洗浄用に使います第二燐酸ソーダと今度森永が使いました第二燐酸ソーダの砒素の含有量について、違いはございませんですか。  時間がございませんので、あとからでも今のお話はけっこうでございますが、もう一点、私が承わりたいと思いますのは、徳島工場でその当時作りました菓子について、検察庁は御検討がありましたでしょうか。
【次の発言】 森永が使っておりますカルシウムについて、検察庁において御検討がありましたでしょうか。

第23回国会 議院運営委員会 第5号(1955/12/06、3期、自由民主党)

○榊原亨君 九州班は、鈴木一委員と私で佐賀県、長崎県、福岡県の各県に参りました。調査の方法といたしましては、各県とも、まず東京においてあらかじめ現行会議規則並びに委員会条例等の資料を取り寄せて検討の上現地において疑問の点を質し、改正意見を聴取し、さらに国会と地方議会との関係につき要望等を聞いた後、議会関係の施設を視察し、また各県立図書館についても施設を視察するとともに、国会図書館との関係等につき説明を聞き意見を交換したのであります。  調査の結果判明いたしましたとは、地方議会運営の規範たる規則、条例等の大綱は国会のそれとほとんど同じでありますが、運営の実体には特典な点も少くないということであり……

第23回国会 社会労働委員会 第6号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○榊原亨君 どなたからでもよろしいのでありますが、先ほど日本の訪ソ議員団が参りましたときに、何か五カ条のことをぜひこれを日本の議会に伝えてもらいたいというようなことをあなたの方からおっしゃったように漏れ聞きましたのでありますが、そういうことはございましたですか。またその五カ条はどういうことでございますか。
【次の発言】 先ごろ舞鶴にわが議会の代表として参議院からもおいでになりまして、その舞鶴の現場において引き揚げて来られた方のお話を承わられたそうでありますが、例のその五カ条は日本にぜひ伝えてもらいたいという強い御要望をされたにかかわらず、私どもの方には何らそういうことが伝わっておらないのであり……

第24回国会 議院運営委員会 第44号(1956/05/04、3期、自由民主党)

○榊原亨君 先ほどから、いろいろ御議論がありましたが、大体様子はわかっておりますから、まあこの程度にお願いいたしまして、質疑の打ち切り、討論省略して、そうして各委員の採決をお願いいたします。(「どういうふうにわかっているんだ」と呼ぶ者あり)

第24回国会 議院運営委員会 第45号(1956/05/09、3期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいまの問題につきましては、今、委員長がおっしゃられました通り、当日は夜遅くなりまして、その議論は、質議の中にも討論の部分に属すると思われる部分もございまするし、判然と質疑と討論というふうに画然と、はっきりしておらない。しかもそれが同じこと、同じ趣旨のものが次から次へと繰り返されておりましたので、ただいま石原委員長が言われましたような考えのもとに私は動議を出したわけであります。
【次の発言】 他の委員会においてのことを、またこの議運でやるというのはどうかという相当の御議論がありましたし、いろいろそこにおいて討論的なお話があったと思うのであります。会議規則に云々ということがあるので……

第24回国会 社会労働委員会 第2号(1956/01/20、3期、自由民主党)

○榊原亨君 政務次官はどうされましたのですか。大臣が支障があれば政務次官が当然出てきてここで応答をしなければならぬ、政務次官は一体どうなさっているのですか。
【次の発言】 想像ではいかぬのでありまして、政務次官はこういう理由で出てこられないなら出てこられないということをはっきりさしていただかなければならぬ。お互いの話し合いのような場所でないことはよくおわかりだと思う。  それからもう一つ聞き捨てならぬことは、何か二十五日は中央医療協議会か何かあるから忙しいからこっちに出られないというお話ですが、この医療協議会と国会とどちらが重要であるかということは医務局長もおわかりと思うのですが、もしも先ほど……

第24回国会 社会労働委員会 第3号(1956/01/26、3期、自由民主党)

○榊原亨君 関連質問。ただいま医務局長並びに保険局長のお話の要点につきまして一つの関連質問をいたしたいと思うのであります。先ほどからのお話は私どもよくそれで了解するのでありますが、そうしますると、注射、投薬の頻度がこの新医療費体系を行いますというと減少するという見込みだ、ただし幾ら減少するということはわからぬのだ、まあ減少するという見込みである。一方においては医師の純益はこの新医療費体系を行いましても減りもせずふえもしないように仕組んだのだ、減少の頻度がわかりませんのにどういう御計算によって、医師の収入が増しもせぬ、減りもせぬような体系だということはどういう御計算によってそういうことが出てきた……

第24回国会 社会労働委員会 第4号(1956/01/30、3期、自由民主党)

○榊原亨君 大臣、次官がお見えになりませんし、また保険局長もお見えになりませんから、ただいまから私が御質問申し上げることについての、さらにそれらの方に質問すべき点がございましたならばそれを保留させていただき、一応医務局長に御質問申し上げたいと思うのであります。  今度の新医療費体系のいろいろ算定をいたしましたものを、これをさらに各地において医師会も試算をしておられるようでございますが、その試算をしました結果が著しく厚生省のお話になっておられるところとは違っておる結果が出ておる。あるいは地域的に見ましても非常な差が出て来ておるというようなことが言われておるのでありますが、これはいずれ参考人として……

第24回国会 社会労働委員会 第5号(1956/02/03、3期、自由民主党)

○榊原亨君 審議に先立ちまして先日私が要求をいたしました兵庫県におきましてあらかじめその客体について適正な診療が行われておるかどうかということを査定するように、はっきり正しい査定をするようにというような示唆あるいはそういう意思を御通知になったことがあるかどうか、それをお調べを願いたいということを申し上げてあったことが一点。  それからこの新医療費体系を行いましたならば、国保がどういうような関係になるかということ、国保が行われている村あるいは町の二、三の組合についてどうなるかという資料をお願いしておりますが、まだ出ておりませんが、この御答弁をお願いしたいと思います。

第24回国会 社会労働委員会 第6号(1956/02/07、3期、自由民主党)

○榊原亨君 関連質問。ただいま医務局長のお話によりますと、昭和二十七年以来頻度がふえておるからその収入も増すのだというお話でありますが、今度お出しになりました新医療費体系は、昭和二十七年三月のものを昭和三十年三月の頻度で補正しておられるはずでありますが、その間の関係はあなたはどうお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 昭和二十七年の三月の医師の給与がたとえば二万何千円ということでやられて、そうしてそれを昭和三十年三月の頻度でそれを補正して、そして全医療費のワクはそのままにしておるのでありますから、従って今のお話はどうも当らぬと私は思うのであります。

第24回国会 社会労働委員会 第8号(1956/02/16、3期、自由民主党)

○榊原亨君 私ただ一点だけ竹中先生に承わらしていただきたいと思いますが、日本医師会とされましては、政府が今回提案いたしましたいわゆる新医療費体系、まあ点数表でありますが、それには御反対である、しかしながら新医療費体系というものの、物と技術を分ける点においては賛成であるというようなお話がございましたが、ただ一点私は承わりたいのは、それにからみまして医療費のワクを今回政府がやりましたように一定といたしまして、物と技術を分ける新医療費体系を作るということについは、どういうお考えであるかということだけを承わらしていただきます。先ほど竹中委員は歯科医師会も同様であって、この物と技術を分けるということと、……

第24回国会 社会労働委員会 第9号(1956/02/17、3期、自由民主党)

○榊原亨君 宮道先生にちょっとお伺いたしたいのであります。先ほど、医師が診察をいたしましてそうして治療の方針をきめる、あるいは薬の処方を考えるということは、診察料の中に入れた方がいいという、これはお考えでありますから、私はとやかく申しませんのですが、たとえそれは診察料の中に入れましても、その治療の方針をきめるという科学技術に対する対価はお認めになっていらっしゃるのでございますかどうかということが一点。  第二点は、先ほど分析のお話がございましたが、分析の結果は紙に書かなければならぬと申しますと、それはちょうど医者の書きます診断書と同じことではないか、そういたしますならば、診断書の上に処方という……

第24回国会 社会労働委員会 第10号(1956/02/23、3期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいまお話になっておられます間接雇用、直接雇用の問題につきましては、政府とされましてはやはり間接雇用が望ましいというお考えでございますかどうかということを、その一点をはっきりさせていただきたい。
【次の発言】 先ほど田中長官がお話になりましたことは、今大臣がお話になりましたことと少しく直接と間接の言葉が違っておる点があると思うのであります、私もここで聞いていて……。そこでもし違っておるようなことでもございましたら一つ御訂正願いたいと思います。

第24回国会 社会労働委員会 第11号(1956/02/24、3期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいま医務局長のお話は、何回も何回も注射を繰り返しておれば、多くの患者を見れば自然に平均されてくるから……こういうお話、ところがそうじゃないのです。これは頻度だけお考えになっておるからそういうことでありますが、今谷口さんが言われましたような、これは分布が違う、医者によって分布が違いますから、少くとも分布の違うものは、診療行為を何回繰り返しいたしましても、そこに平均値というものは出てこない。その点がまあ局長のお考えは頭から違ってしまっている。  それから初診料の方にウエートをかける、初診料の方に先払いでもっていくというのは、少くとも注射料なら注射料のうちの潜在技術料だけ持っていくと……

第24回国会 社会労働委員会 第12号(1956/03/01、3期、自由民主党)

○榊原亨君 関連とて。この席で政務次官が御答弁になりますことは、政府の政務次官としての御答弁でございまするから、従ってこれはきわめて慎重にお願いをしないと、非常な混乱を来たすと私は思うのであります。従いまして、先ほど山下議員が山下春江議員個人の意見という御希望でありますから、それは幾らおっしゃってもいいと思いますが、従ってそれは政府全体としての御答弁にはならないと、こういうことの条件でなければ、非常な混乱を来たすと私は思いますから、(「その通り」と呼ぶ者あり)、特に私は御注意申し上げます。
【次の発言】 ただいま高野君のお話しごもっともだと思うのでありますが、次回たとえ厚生省のお話しを承わりま……

第24回国会 社会労働委員会 第15号(1956/03/15、3期、自由民主党)

○榊原亨君 先ほどから伺っておりますと、山下委員は一応陳謝ということを大臣がされましたから、これによって理事会においていろいろ協議をしたらどうかというお考えのようでありますが、相馬委員並びに委員長はまだこの問題についてただすべきところがある、あるいは聞かなければならぬところがあるというような御発言でありますので、そういう御発言を残しておいて、そういう御疑義があって残しておいて、ここで理事会へ持ち込むということは何でありますから、一応その問題についての御質問あるいは御意見等があれば十分ここで尽して、そうしてそれが尽きたときに一応理事会をお開き下すって、そこでこの問題についてどうするということをし……

第24回国会 社会労働委員会 第17号(1956/03/23、3期、自由民主党)

○榊原亨君 議事進行、ただいまのお話は大体政策に関係しておることでありますから、今お答えになっておられるのは政府委員ではないかと思うのです。従って政府委員から御答弁になるのがほんとうじゃないかと思うのですが、そうじゃないのですか。
【次の発言】 政府委員でないものに聞いたってわかりゃせぬ。事務的なことは課長さんでわかる。
【次の発言】 政策の問題なら政府委員でなければ議院規則上答えられないのですよ。政府委員を指定しておるのだから、そのためにちゃんと……。
【次の発言】 大体事務的なことなら課長さんでいいけれども、政策的なことは答えることはできない、政府委員でないものは。

第24回国会 社会労働委員会 第18号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○榊原亨君 この湯沢医療協議会長の御答申にもありますことでありますが、今度の暫定的医療費をおきめになります場合の四つの条件のうちの最後の条件、「新たに医療費体系の合理的改正を行うに当って支障となるようなことのないようにすること。」ということもあるのでございまするが、今度厚生省が御発表になりまするこの医療費の体系は、あくまでも暫定的でありまして、これが将来の医療費の体系をきめまする場合の既成事実とならぬのでございましょうか、なるのでございましょうか、その点を一つお聞きいたしたいことが一点。  その次は、この暫定処置はいつごろまで続くお見込みであるか、大体物と技術を分けるということにつきましては、……

第24回国会 社会労働委員会 第20号(1956/03/30、3期、自由民主党)

○榊原亨君 名前を言ってもらわぬとわからぬ。答弁者は委員長に許可を求めて発言しなければ……。

第24回国会 社会労働委員会 第26号(1956/04/20、3期、自由民主党)

○榊原亨君 ちょっと速記を。
【次の発言】 ただいま大臣並びに保険局長の高野委員に対する御答弁のうちで、二点だけ私は疑義がありますので、関連の質問をいたします。その一つは、保険医のない場合には療養の給付をするのだ、ケース・バイ・ケースでするのだというお話でありますが、それは保険医がたとえございましても、その保険医の能力では給付の万全を期し得ないという場合には、保険医がありましてもやはり療養の給付をしなければならぬのじゃないかと思うのでありますが、その点はいかがでありますか。
【次の発言】 第二点といたしましては、給付の困難なる場合にケース・バイ・ケースというお話がありましたが、これはちょっとも……

第24回国会 社会労働委員会 第27号(1956/04/24、3期、自由民主党)

○榊原亨君 先ほど相馬委員の御答弁に対しまして、たとえて申しますると、結核で今まで入院していた。ところが、その保険医がやめた。そこで三日後にまた総辞退が取り消されたので、その三日間というものは療養の給付が困難なる場合と認めて療療養の給付をする場合だとこういう御判断でありますが、私は政府のお考えが正しいかどうかはわかりませんが、ただいままで政府の御答弁の通りであるといたしますならば、その三日間は療養の給付をすべきじゃないと思うのでありますが、と申しますのは、その保険医が辞退するということが起ります一カ月前の猶予期間があるわけでありますから、当然その結核の患者に対しましては、ほかの保険医にこれを転……

第24回国会 社会労働委員会 第28号(1956/04/26、3期、自由民主党)

○榊原亨君 関連質問……。鮫島法制局部長に私一点お伺いいたしたいと思うのでありますが、医療機関をかくのごとき場合に立ち入り検査をいたします、その立ち入りということと飲食店等に対しまして検査をするために立ち入りいたします立ち入り検査という点におきまして同様に鮫島部長はお考えになっていらっしゃいますか。その点を一点だけ承わりたいと思います。
【次の発言】 その場合に、両者におきまして立ち入り検査に対しまするところの重さと申しまするか、立ち入り検査が及ぼしまする影響と申しますか、そういうものが同等であるというお考えのもとにかくのごとき立法をされたのでありますが、その点もさらにもう一回、鮫島法制局部長……

第24回国会 社会労働委員会 第31号(1956/05/04、3期、自由民主党)

○榊原亨君 資料を一つこの次までにお出しを願いたいと思うのでありますが、先ほど医務局長の御答弁になりましたうちで、医療関係団体の設立等につきましての立法化について難点がある。これは憲法上のことについては、この次までに田村委員の御要求によって解明されるではございましょうが、その他についても難点がありますれば、この次までに、その難点を個条書きにして御提出を願いたいと思っております。  第二といたしまして、二重指定の問題につきまして、私はさように考えておられないのでありますが、巷間伝えられるところによりますというと、この二重指定をやっているのはソ連しかないのだ。ソ連においてゲー・ペー・ウーの活動によ……

第24回国会 社会労働委員会 第32号(1956/05/08、3期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいま相馬委員のお話と同じ関係でありまして、この法案が出ました際のいろいろ一部負担をするとすれば幾らというような計数が出ておりますが、その計数の基礎をなしまするところの数字をこの次までに一つお出し願いたい。そういたしますと、今の相馬委員のお話になりました点もはっきりするのでありまして、各自各様の計算をいたしておりますので、一つ厚生省が、この統計の積算の基準をなしました数字を資料としてお出し願いたい。

第24回国会 社会労働委員会 第33号(1956/05/10、3期、自由民主党)

○榊原亨君 午前中の、山下委員と衆議院の側の御意見との質問応答の場合に、これに関連いたしまして、現行一点単価は不合理であるから、保険経済がもしも順調になりますならば、この点についても修正をすべきものであるという衆議院側の御意見を拝聴いたしたのでありますが、この点は特に重要でございますので、もう一度御意見を御発表お願いいたします。
【次の発言】 ただいま現行の一点単価は不合理であるという衆議院の御意見を拝聴いたしまして、私もしごく同感であります。この際厚生大臣はこの点についてどういうお考えを持っておられるか、念のためにお承わりいたしたいと思います。

第24回国会 社会労働委員会 第34号(1956/05/14、3期、自由民主党)

○榊原亨君 この規定を準用いたします動物の数をいろいろ制限しておられるようでありますが、その科学的論拠はどういうところにありますか。
【次の発言】 大体御経験とか陳情からそういうことになったというお話でございますが、鶏が百羽とか、アヒルが五十羽ということは、まあアヒルは水の中に一日おるというようなことからでしまうが、あまりに懸隔がひどくはないでしょうか。
【次の発言】 最近畑を犬、ネコ等の家畜が荒しますということから、畑にいろいろ農薬を塗りましたえさをまいておる。これをまいて、食べました場合には、数分後に犬なりネコが死ぬということに相なっておりますが、畑においてはこれは当然なことかもしれません……

第24回国会 社会労働委員会 第38号(1956/05/22、3期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいままでの応答その他を聞いておりますというと、保険医の側における未収を調べるということは、こういう問題も起っているとき調べるということは、なかなか税金の対象の収入額を調べるのと同じように、非常に不正確な結果が出るだろうというようなことの意味で大臣はお答えになっておるのでありますが、ついては、そうでございますならば、厚生省の御関係になっておられるところの官公立病院並びに社会保険病院、それらの点におきまして、これらの一部負担の額が、どんなふうに未収の状態になっておるかということは、あなた方の御監督のもとにある病院でございまするから、結論的にわかっておらなければならぬと思うのでありま……

第24回国会 社会労働委員会 第39号(1956/05/24、3期、自由民主党)

○榊原亨君 これは理事者同士の申し合せできょう午前中あれをやってぜひ討論して、採決するというお申し合せであると私は了承しておるんですが……。

第24回国会 社会労働委員会 第41号(1956/05/26、3期、自由民主党)

○榊原亨君 先日、実はこの問題につきましていろいろ御論議がありましたときに、私は、厚生省は実際にこういう問題について調査をしておらないということにつきましては、はなはだ遺憾だ、そこでこの問題を一応めどをつけるために、ただいま厚生省がお示しになりましたようなこの官立病院におきまするところの実績を一つ電話かなんかでお調べを願いたい、それによって大体の見当がつくんじゃないかということを申しましたのは、実は私であります。で、今日ここに出てきましたこのゼロ、ゼロ、ゼロということにつきましてのこの信憑性はとにかくといたしまして、一応厚生省がお出しになりましたことは、私も医者でございまするからわかりまするが……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会 第5号(1956/11/26、4期、自由民主党)

○榊原亨君 議事進行。
【次の発言】 その今の御質問等についての議事進行を一言。ですから、御答弁がお済みになってからでけっこうです。
【次の発言】 議事進行。会議の運び方でありますが、大体今までの委員会の例によりますと、まず発議者の方に質問をして、そうして次いで、そのことにつきまして厚生当局、関係当局の意見を聞くというのが今までのあり方でありました。そこで、厚生大臣もお見えになっておることでございますから、その方に御質問下さることもけっこうだと思いますが、一応運び方といたしましては、まず発議者に御質問をいただくというようなことを主としてお願いしたらどうかということが一つ、もう一つは、この案につ……

第25回国会 社会労働委員会 第8号(1956/11/29、4期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいまの問題につきましては、現にその御本人である総理大臣がおられるのでありますから、今の委員長がおっしゃいましたことについての何か総理大臣のお考えをこの際聞いたらいいではないか。(「聞かぬでも言っているのだから」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 ただいまの問題は、総理大臣の御発言についてのことでありますから、今ここに総理大臣がおられるのでありますから、一応その速記録を委員長がお読みになりましたから、それは間違いであるとか何とか、そういう一応のお話を、総理大臣のお話を承わるのが至当だと思う。(「委員長、委員長」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 一応ここで、そこに、その隣に総理がおられるので……

第25回国会 社会労働委員会 第13号(1956/12/12、4期、自由民主党)

○榊原亨君 一点だけ、ただいまの御答弁について私御考慮をお願いいたしたいと思います。健康保険の食費の計算につきましては、実質内容主義でなしに価格の計算であるようなふうに御指導があるように私は思っておるのでありますが、ただいま医務局長のお話でありますと、実質内容主義の御計算、たとえば残飯量が多くなれば食べる給食の費用はその残飯量から差し引くというような御計算のように承わっておりますが、それらの点については非常にデリケートな問題がありますので、保険局と十分御連絡の上一つ御意見をおまとめになって御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま山本君が提案せられました決議案につきましては、その決議……

第26回国会 社会労働委員会 第1号(1956/12/20、4期、自由民主党)

○榊原亨君 理事補欠互選の方法は、成規の手続を省略して、委員長の指名とせられんことの動議を提出いたします。

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1957/06/10、4期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいま承わりますと、いろいろ対策をなさっておられるようでありますが、今回のA57に対する文部省並びに厚生省の、あるいは労働省との総合対策についてのお話し合いはいつなさいましたか。文部省から…。
【次の発言】 実は私この問題につきまして、きょうここでいろいろ御質疑を申し上げたいと思いまして、厚生省並びに文部省の方に御連結いたしましたのは一昨々日であった。その後、土曜日にかかわらず、当局におかせられましては急遽対策委員会をお開きになったということでございまするが、この流行性感冒ができましたのはずっと前ではないかと思うのでありますが、たとえこれが軽症のものでありましても学童に及ぼす影響……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1957/07/04、4期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいま高野委員から御要望のありましたほかに、私ちょっとあれですが、先ほど引揚援護局の方でいろいろお調べになっておるのでありますが、当時の書類によっていろいろお調べになって、また、それをイモづる的に考究なさる、そういう方法もけっこうだと思うのでありますが、これは迷子が毒を持って逃げたと同じことでありますので、これは全国的な放送網によって、福岡の事態がこういう事態だから、その当時これに関与したものは一つ懸賞金でもつけて申し出よと言われた方が結局早いのじゃないか、そういう今までの型を破った方法によって早く感染源を見つけられるということをあわせて私は希望いたします。いかがですか。当局の考……

第26回国会 社会労働委員会 第4号(1957/02/28、4期、自由民主党)

○榊原亨君 この事件に関して非常にとっぴなことを承わるわけですが、自家用自動車が事故を起しましたときに、その事故の責任は運転手だけでなしに、その自動車を持っている人にも責任は及ぶように私承わっておる。私自身そういう場所に遭遇したことがあるのですが、その点はいかがでございましょうか。今犬の飼い主の責任についてお話がありましたので、ちょっと少し違うようですが、その点を井本さんに。
【次の発言】 ただいまの場合、その犬の飼育並びに運動を命ぜられて、その人が獣医学校を出たような人が歩いているような場合、その関係はちょうど自家用自動車の運転をやるのと同じだと思う。業務執行に関しての傷害が起ったものに対し……

第26回国会 社会労働委員会 第11号(1957/03/19、4期、自由民主党)

○榊原亨君 議事進行。

第26回国会 社会労働委員会 第14号(1957/03/26、4期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいま坂本委員のお話、私聞き違えておるかもしれませんが、衆議院におきますところの審議並びに付帯決議につきましていろいろ御批判のようなお言葉があったのでありますが、私、それは聞きそこないかもしれません、聞きそこないであれば取り消しますが、これは審議が不十分であれば、わが本委員会において十分審議をすればいいのでありますし、また、他院の議決について批評がましいことを言われるということにつきましては、私少しく疑問を持っております。従いまして、ただいまの坂本委員の御発言中、不穏当な個所がございましたならば、委員長においてお調べを願って適当な御処置を願いたいと思います。

第26回国会 社会労働委員会 第16号(1957/03/28、4期、自由民主党)

○榊原亨君 ちょっと関連です。ただいま給食設備のお話がありましたのでありまするが、現在地方における実情を見ますというと、生活保護法による完全給食の条件と、並びに健康保険によりますところの完全給食の条件、言いかえますならば、施設の基準と申しますか、その判定がまちまちであります。また健康保険そのものにつきましても、各県ごとにおけるところのその基準の判定というものはまちまちでありますが、この法律がもし施行されることになりますというと、それらの矛盾と申しますか、不統一な点につきましては、これを改正される意思がありますかどうか、承わりたいと思います。

第26回国会 社会労働委員会 第20号(1957/04/04、4期、自由民主党)

○榊原亨君 この両案につきましては、実施の期日その他につきましてのズレがございますので、次のような修正案を提出いたした次第であります。  公衆衛生修学資金貸与法案に対する修正案といたしましては、公衆衛生修学資金貸与法案の一部を次のように修正する。  附則第一項中「昭和三十二年四月一日」を「公布の日」に改める。結核予防法の一部を改正する法律案に対する修正案といたしましては、結核予防法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   附則第一項を次のように改める。  1 この法律は、公布の日から施行し、昭和三十二年四月一日から適用する。   附則第二項中「この法律の施行前」を「昭和三十二年四……

第26回国会 社会労働委員会 第21号(1957/04/06、4期、自由民主党)

○榊原亨君 この法案に対しましては、施行期日のズレがございますので、次のごとく修正をいたしたいと存ずるのであります。修正案の内容を朗読いたします。   母子福祉資金の貸付等に関する法  律の一部を改正する法律案の一部を  次のように修正する。   附則第一項を次のように改める。  1 この法律は、公布の日から施行   し、この法律による改正後の母子   福祉資金の貸付等に関する法律第   十三条第一項の規定は、昭和三十   二年四月一日から適用する。  以上であります。

第26回国会 社会労働委員会 第22号(1957/04/16、4期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいまの山本さんの資料要求に関連いたしましてでございまするが、一体わが国において、旅館、ホテル、その他下宿等の地方的な過不足というものの御調査があるのでございましょうか。それがございませんと、この法案を審議いたす上におきましても、いろいろ支障があるんじゃないか。法案の中に、百メートル以内に云々というようなこともございまするし、その判定につきましても、たとえば東京の中央におきましては、旅館が一体不足しておるのか不足しておらないのかというような問題も関連してくると思うのでありますが、それに関連した資料がございましたら、この次までに御提出をお願いたしたい。

第26回国会 社会労働委員会 第23号(1957/04/18、4期、自由民主党)

○榊原亨君 先般いろいろ風紀の問題についてのお話を承わったのでありまするが、だんだん政府の御意見を聞いて参りますると、旅館の許可を与えます場合には、主として構造、設備の面において御考慮になるというようなことであったのでありまするが、この百メートルの区域内におきまして、「当該学校の清純な教育環境が著しく害されるおそれがある」という御判断はどういうものさしによって御判断をなさるのでございましょうか。この前のお答えによりますると、そういうことはちょっとできかねるのではないかと思われる、「清純な教育環境が著しく害される」というような結果が出たときにはそれはわかるでありましょうが、許可をいたしますときに……

第26回国会 社会労働委員会 第24号(1957/04/20、4期、自由民主党)

○榊原亨君 この問題に関連いたしまして、一応私質問いたしたいと思うのでありますが、宿泊とは寝具を用いて前項の施設を利用するものをいうのだ、ただし、利用者自身が寝具を用いない場合で、食事を供しないものはこの限りでない、これらの宿泊の設備のある場合で、その設備を利用するものは旅館営業であると認める、こういうふうな考え方はお認めになりますか、お認めになりませんか、それを一つ関連して承わっておきたい。

第26回国会 社会労働委員会 第25号(1957/04/23、4期、自由民主党)

○榊原亨君 吉川先生にお聞きをいたしたいんでありますが、先ほど先生は、先生の学校の地区が文教地区に指定されたから、今後は旅館は建たぬというようなお話をちょっと承わったように記憶しておりますが、それはさようでございますか。
【次の発言】 私は東京都のことはよく知らないんでありますが、文教地区に指定されますと、東京都ではもう旅館を建てることができないことになるのでありますか。その点はいかがでありますか。
【次の発言】 先ほどお話しになりまして、先生の地区の周囲におきましては、在来の旅館の方々が自粛をしておられる、それ自体はどういう内容かわからぬけれども、表面上はとにかく自粛しておるというようなお話……

第26回国会 社会労働委員会 第26号(1957/04/25、4期、自由民主党)

○榊原亨君 この際、私どもは各党共同提案といたしまして、次の修正案を提出いたしたいと考えておるのであります。  まず、その修正案の案文を朗読いたします。   旅館業法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第二条の改正規定中同条第六項を次のように改める。  6 この法律で「宿泊」とは、寝具を使用して前各項の施設を利用することをいう。   第七条第一項の改正規定中「帳簿その他の関係書類」を「これに関する書類」に改める。  その理由を申し上げますと、まず原案にございまするところの、第二条第六項の、『「宿泊させる」とは、寝具を提供して前各項の施設を利用させることをいう。』とございます……

第26回国会 社会労働委員会 第28号(1957/05/07、4期、自由民主党)

○榊原亨君 この法案の提案理由といたしましては、最近美容業の著しい進歩にかんがみて、その発展を促進する意味から法案を作成したというふうに、御提案になったように書いてあるのでありますが、この在来の理容師美容師法を二つに分けまして、この美容師法と理容師法にお分けになりましたのでありますが、そのことによって、この業の発展をやるということでありますが、ただ単に、今までの理容師美容師法を二つに分けたということだけで、そのことによって、どういう理由でこれが発展になるのでありましょうか、それを一つお尋ねいたします。
【次の発言】 大体その要点はわかったようでありまするが、端的に私はこれは一つ政府にお聞きした……

第26回国会 社会労働委員会 第29号(1957/05/08、4期、自由民主党)

○榊原亨君 援護局長にこの点についてお尋ねいたしたいのでありますが、終戦前におきまして、ただいま高橋委員が言われましたような意味の、閣議決定によって引き揚げを要請されたあなたの言葉で言えば要請、高橋先生の言葉で言えば強制された、そういう例は今、高橋議員が言われましたほかにありますか。
【次の発言】 そういたしますと、小笠原島にあったかもしれぬが、そのほかは今、高橋議員が言われました例だけということでございますか、今までの御調査によりますと。
【次の発言】 そういたしますと、結局問題となりますのは、今、高橋議員が言われましたもので、閣議決定によってその当時強制された者だけが高橋議員の言われる問題……

第26回国会 社会労働委員会 第30号(1957/05/10、4期、自由民主党)

○榊原亨君 中林さんにちょっと簡単に承わるのでありますが、あなたの傘下の生活協同組合の指導の御理念とされまして、生活物資に対しまして、その生産に直接結びつくということが理想と考えていらっしゃるのでございましょうか。先ほど牛肉の屠殺のところまでやる組合があるというお話でございますが、私の聞きましたところでは、生活協同組合と申しますものは、出産部門におきましては、その源泉にさかのぼる。たとえば農業をやっておられる方がバターの製造会社を作りますというようなことは当然のことでございまするが、生活必需物資に対しましても、その源泉のことまでもやるというのが生活協同組合の理想と考えていらっしゃるのでございま……

第26回国会 社会労働委員会 第32号(1957/05/14、4期、自由民主党)

○榊原亨君  関連賛同。ただいまの御答弁で大体意図するところはわかるのでございますが、そういたしますると、この法律の第二条にございます、並びに第十五条にございまする営業という言葉は、営利を目的として行う業務以外のものも包含ずるのでございますか。その点について承わりたいと思います。
【次の発言】 営業という言葉は、営利を目的とするということが普通だと思うのでありますが、たとえれば、団体法におきましては、事業を行うという言葉と、事業を営むという言葉をもって、一方は営利を目的としないようなことを区別しているのでありますが、そうすると、この法律で営業というのは事業を行う者をも含める意味であると、こうい……

第26回国会 社会労働委員会 第34号(1957/05/16、4期、自由民主党)

○榊原亨君 私はただいま決定いたしました本案に対しまして、別案のような付帯決議を各派共同提案のもとに付することの動議を提出いたします。案文を朗読いたします。  一、本法はその適用範囲を終戦日以降に限られているがその以前に引揚げた者であっても、その実情が同様の状態であった者に対しては適正なる措置を講ずべきである。  一、特に終戦直前に閣議決定にもとづいて強制的に引揚げを命ぜられたような立場にある者に対しては、本法が適用されるよう十分考慮すべきである。  その理由を申し述べます。  本法はその適用範囲を終戦日以降に限られておりまするが、それ以前に引き揚げた者でありましても、その実情が同様の状態であ……

第26回国会 社会労働委員会 第35号(1957/05/18、4期、自由民主党)

○榊原亨君 修正案の提案者にお尋ねいたしますが、厚生大臣による規制措置のうちから料金の制限をはずしました場合に、過当に料金を安くいたしましたために環境衛生その他のことにおきまして、実際上に障害が起るような場合におきましては、厚生大臣がその方面に対して規制をすることができるのでございましょうか。その点についてお伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 これをもちまして修正案に対する質疑を打ち切られることの動議を提出いたします。(「どうして話し合わぬ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私はこの際、さらに次のような修正案を提出いたしたいと存じます。すなわち第十三条の「厚生大臣は、第九条第一項の認可又は第……

第27回国会 建設委員会 第2号(1957/11/08、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) たびたび先ほどから政府の考えといたしまして述べました通り、この国家公務員法の改正ということが、次の国会に間に合わぬといいます場合におきましては、暫定措置といたしまして、約束通り一応の手直しをするというふうに私どもは考えておるわけであります。
【次の発言】 手直しと申しますのは、やはり公務員はどういうものだということは、公務員法がはっきりいたしませんと、不明確な点も現実の面においてはあり得るのであります。そういう点から申しましてことに問題となっております公共事業につきましては、行管といたしましてもいろいろ実態調査をいたしまして今その集計をやり、またそれを検討しているのでご……

第27回国会 建設委員会 第3号(1957/11/11、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) ただいまのお答えにつきまして、ちょっと私からお話し申し上げたいと思うのでありますが、行政管理庁が調べました、ただいま実態調査実態調査と言っておられますものは、行政管理庁が直接行って調べたものではないのであります。これは建設省は建設省にお願いをし、みな各省にお願いしまして、それでただ基準は、アヒルはどうだ、鶏はどうだということだけの約束ごとをきめましてそうしてこの約束ごとに従ってあなた一つ出して下さいと、こう言うて出した数でございまするから、従いまして、建設省のお立場と私どもとほとんど数が合っておる。たとえば行政管理庁がAグルッペに属するというものを合計しましたものが、行……

第27回国会 内閣委員会 第7号(1957/11/12、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) ただいまお述べになりました付帯決議につきましては、十分これを尊重いたしまして、なんとか措置するというようなつもりでやっておるのでございますが、この問題に関しましては、特にこの公務員法の改正ということが一応前提になっておるわけであります。従いまして、これらの公務員法の改正ということはできるだけ次期通常国会までにこれを実現するという努力が続けられておるのでございますが、もしもこの公務員法というものを改正いたしますならば、その線に沿って、今の定員化の問題も処置いたしたいと考えておりますが、万一この公務員法の改正ということが、いろいろの事情から、実現がおそくなりました場合におい……

第27回国会 内閣委員会 第8号(1957/11/13、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) 今、八万何がしという数のうちには、今ここに付帯決議にございますようなお方も多数おられるわけであります。けれども、付帯決議に出ておられる方、その者の数が八万幾らというのではないのであります。たとえて申しますと、これも岡部局長がほかのところで申し上げたのでありますが、たとえば封筒書き、封筒書きというものをいろいろ調べてみるというと、職務の内容としては同じことを、やはり定員内の職員がやっているわけです。けれども、ここに非常にたくさんの臨時の事業がございまして、そうしてその封筒書きというものを臨時に雇ってやるというので、職務の内容は同じだから、それじゃこれは定員の中に入れるとい……

第28回国会 社会労働委員会 第18号(1958/04/01、4期、自由民主党)【政府役職】

○榊原亨君 八田先生に、提案者に、ただいまのことに関連してお尋ねするんですが、いろいろの検査物を依頼することは、医者を通さずしても自由であって、医者を通してもよければ、通さなくても自由であるが、その検査物を検査することにおいては、衛生検査技師という名のもとに検査するときにおいては何びとかの医師の指導を要すると、こういうふうに私はこの法律をとっておるんですが、その点はいかがでしょう。

第28回国会 内閣委員会 第5号(1958/02/27、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) この法律案は二つの部分から改正をお願いすることになっているのでありまして、一つは、統計官の資格を統計主事と同じものとするということでございます。この統計官と申しますのは、公けの便宜の職階の名前でございまして、進駐軍が参りましてからしばらくの間、初めのうちはこの資格要件を法律できめていたのでございますが、その後その法律が修正されましたので、今までは便宜上統計主事と同じ資格要件でやってきたのでございますが、この際はっきりと統計法の中にこれをうたいたいと思うのであります。  第二点といたしましては、行政管理庁の中に統計基準局というものがございまして、それがもとは統計基準部とい……

第28回国会 内閣委員会 第6号(1958/02/28、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) ただいまお話しになりました特許庁の問題だけでなしに、日本の人口そのものが次第にふえて参りまするし、行政の各部門にわたります複雑化と申しますか、高度化というものが、年を追うてふえて参っております。従いまして、その面から申しますれば、どうしても機構を拡大しあるいは定員を増加するということは、やむを得ないことでございまするが、一面日本が置かれました経済の上から見ますというと、できるだけこれを能率化いたしまして、できるだけ少い力でやっていただくというふうなことに努力をしなければいかぬのじゃないかと私は思っております。従いまして、今年度におきましても、ある程度定員の増加をいたしま……

第28回国会 内閣委員会 第7号(1958/03/04、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) この点に関しましては、先日局長からお答え申し上げました通り、各省庁におきます統計、それに属しない統計は統計局でやる、そういうふうな建前から、一応各省庁において統計をし、並びに統計局で統計をやっておりますが、それらにつきましての統計のやり方とか基準とかいうものにつきましての調整は、私どもの所管でございますところの統計基準局がいたしておると、こういう建前になっておるようなわけであります。それらの統計局でいたします指定統計のほかに、各省庁におきましては、行政の運営から自分だけでとりたいと、自分のところだけでとって行政の運営に資したいというような統計もいたすわけでございまして、……

第28回国会 内閣委員会 第8号(1958/03/06、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) 前回、千葉先生から二つの点について御質問がございまして、一つは官名にしたらどうか、統計官というようなものは官名でやるべきじゃないかという御意見と、一つは反対給付について考慮すべきだという御意見と思いましたが、それにつきまして、私どもといたしましては、その点も十分考慮すべきでございまするが、ただいままでのところ、統計主事は一応資格要件を今きまった通りやっておりますし、統計官は運営の面において大体統計主事と同じようにこれに準じてやっておりまして、特別の支障はございませんから、この程度のことでいいのではないかという御意見を申し上げ、後段のことにつきましては、これは処遇につきま……

第28回国会 内閣委員会 第32号(1958/04/22、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) 農林並びに北海道開発等であります、並びに行政管理庁。
【次の発言】 今、商工委員会に行っております。
【次の発言】 この定員外職員の定員化の問題につきましては、御承知の通り、行政事務というものは定員の中でやるのが原則であるのでございまするが、この定員を一様にある程度整理をされました後に、実際の行政の運営の面におきましては、それだけでは十分やれないというようなことから、自然発生的に定員外職員が自然に出てきた。これに対しまして、臨時職員は別でございまするが、恒常化したものについては、これはぜひ定員化してもらいたい、こういう御議論が繰り返されたと、私はかく考えておるのでありま……

第28回国会 内閣委員会 第33号(1958/04/23、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) ただいまお話しになりましたように、行政機関の機構につきましては行政管理庁が担当でございますので、各省庁から出ました御百要求につきまして慎重に審議をいたしまして、しかる上で党の方の政調会、政策審議会等の正規のルートを経まして、そうして閣議によって決定されましたものを提出されたわけであります。
【次の発言】 行政管理庁といたしましても、内閣といたしましても、ただいまお話しになりましたように、嶋山内閣当時から主張されておりますところの行政機関の簡素化ということにつきましては、何ら変更した意見を持っておるのではないのであります。ただ、御承知でもごいましょうが、行政機関の複雑化し……

第28回国会 予算委員会 第11号(1958/03/14、4期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(榊原亨君) 非常勤職員につきましては、私どもその重要性は十分考えておるわけでございまするが、これを定員化いたしまするのは、たびたび申し上げましたように、公務員制度というものがはっきりしなければ十分なことができないのでございまするが、今国会にはこれが間に合いませんので、暫定的措置をいたしまして約三分の一を定員化する、かように処置したわけでございます。なお、ただいまの御要求の資料につきましては、整えまして提出をいたしたいと思います。

第29回国会 社会労働委員会 第4号(1958/07/01、4期、自由民主党)

○榊原亨君 汚水の問題について、厚生省当局から水質汚濁並びに中毒のことについてのいろいろお話がありましたが、この際特に、私は一つの問題を厚生省にお願いいたしたいと思うのであります。  それは、日本の工業化に伴いまして、御承知の通りいろいろの問題が起ってきているのでございますが、厚生省の御所管になっておりますところの観光の問題についてもこの汚水が相当問題だと私は思います。先般私が北海道へ参りましたときに、石狩川の神居古湾、これは御承知の通り非常に水の清浄なきれいなところでありますが、そこに一面まっ黒の水が流れております。これはどうしたのだと言いますと、上の方に工場があって、製紙工場だと思いますが……

第30回国会 社会労働委員会 第4号(1958/10/21、4期、自由民主党)

○榊原亨君 今日でなくてもけっこうでありますが、静岡の焼津市における水道による赤痢の蔓延についても、厚生省でお調べになりましたところをお知らせをお願いいたします。それはきょうでなくてもけっこうであります。

第30回国会 社会労働委員会 第6号(1958/10/28、4期、自由民主党)

○榊原亨君 今の問題に関連いたしまして、大臣のお考えが少し混乱と言っちゃおかしいが、込み入っておるのじゃないかと思います。と申しますのは、医療を行うのは、医師以外に医療を行うことはできぬのであります。これはもうおわかりのことだと思いますが、医師法によりましても、医者以外には医療を行うことができぬ、また、国民健康保険におきましても、社会保険におきましても、経済でいろいろ診療報酬を請求いたしましたりいたしますのは、医療を行なったその者が請求することに建前はなっておるわけであります。そこで、第一段にお話になりましたレントゲン技師がおるとかあるいはそのほか医療の担当者がおるから、そこで総合的なというお……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生・中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会連合委員会 第2号(1953/07/28、3期、自由党)

○榊原亨君 その場合の一部負担金の徴収は誰からどういうふうにとりますですか。
【次の発言】 そうすると指定医療機関がその一部の負担金を徴収するという義務を負わなければならんのでございますか。
【次の発言】 健康保険におきまして一部負担金を徴収いたしますのは初診料と私は考えておるのでありますが、こういうものをも診療に忙しい医師の事務として負担させるということについては多大の疑問があるのでありますが、これについて何か具体的にそういう人を煩わさずにとるという措置が講ぜられないものでございましようか。
【次の発言】 その考えについては相当私どもは異議を持たなければならんと思う。その数が少いとか多いとか……

第19回国会 厚生委員会中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会 閉会後第2号(1954/09/06、3期、自由党)

○榊原亨君 只今承わりますと、各地に散在しておる。中にはすでに埋葬がされてあるのもあるというお話でありますが、そういうふうなものを集め、或いは舞鶴なら舞鶴へ、一定の場所へ集めるということは、政府で何か財政的な援助をされるというようなおつもりはございませんか。
【次の発言】 これは全く人道上の見地かも知らないのでございますが、戦時中日本の国のために一応外国から労務者なら労労者として日本にやつて来た、そうして異国の地に眠つたというような状態でありますから、先方の意向がどうございましようとも、一応人道的立場から、或る一カ所なら一カ所に集めまして、これはこういう状態で外国からやつて来て亡くなつた人の遺……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第1号(1956/05/16、3期、自由民主党)

○榊原亨君 私ちょっと中座いたしましたので、あるいは御質問が出たかもしれません。出たらばあとから速記録で拝見しますから、出たということでけっこうでございますが、一応お聞きします。厚生省がこの予算をお作りになりましたときの十一円七十一銭三厘、あるいは歯科診療において十一円九十八銭二厘というのはいつの単価をおとりになりましての御計算でございますか。
【次の発言】 その加重平均は何年の何月から何月までの加重平均をおとりになったのでございますか。  あわせて基金の方にお尋ねしますが、ごく最近の単価の平均は何ぼでありますか、川上理事長にお尋ねいたします。まず厚生省の方から一つ。

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第3号(1956/05/18、3期、自由民主党)

○榊原亨君 厚生省にお伺いいたしまするが、第二表と言われておりまする一人当り金額実績による翌年度見込み額調べ、これは前年度の実績等を使って費用を出しまするというと、非常に見込み額と実績が違う、こういう例証にこれはお出しになったと思うのでありますが、見ますというと、見込み額よりも実績が減ることもあるし、ふえることもあるという実情でありまして、結局これは、大体こういう見込みをすれば、減ることも、ふえることもあるが、大体平均をとって見れば、当らずとも、遠からずということであって、前年度のこういう方式をとるといつでも実績の方が減るのだ、そこで予算は大へんなことになるのだ、こういうお話にこれはならぬと思……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第4号(1956/05/22、3期、自由民主党)

○榊原亨君 議事進行。ちょっと速記はとめて下さい。
【次の発言】 小熊主計官ですか、これは政府の説明員ですか、あるいは……。
【次の発言】 説明員ですか。それではただいまの政策に関する政府を代表しての御答弁はどうかと思うのですが、いかがですか。

第24回国会 社会労働委員打合会 第1号(1956/01/23、3期、自由民主党)

○榊原亨君 ただいま厚生省がお出しになりました新医療費体系についての厚生大臣の総括的なお考えを承わったのでありますが、二、三この点について大臣の御所見を承わりたいと思うのせあります。もちろんこの新医療費体系の政府の作成されました経過、方法等について詳細承わりましてから後に、その根本的問題につきましてもいろいろお話を承わりたいと思うのでありますが、一応大臣の総括的なお考えを承らさせていただきたいと思うのであります。  その第一番目は、前厚生大臣がお作りになりました七人委員会、その七人委員会の御報告を私どもも承わったのでありますが、その七人委員会の結論につきましては、現厚生大臣はいかがなるお考えを……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1956/11/30、4期、自由民主党)

○榊原亨君 大体この公述をしていただきます方の人数につきまして、並びにその御発言のこと、並びに質疑の時間につきましては、各党から出ております理事会におきまして、各党の御了解のもとにきまっていることであります。従いまして今日はこれらの方々に質疑をいたすにおきましても、その範囲にとどめられまして一つお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの、四名を先にやって、そこで質問をされまして、また四名をやるということになりますと、場合によっては非常に時間がおくれまして、最後に御陳述を願う方なんかにはその御陳述をしていただく時間がなくなるような場合も考慮されると私は考えられるのであります。従いま……

第26回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1957/03/25、4期、自由民主党)

○榊原亨君 私、清水さんにちょっと一言だけお伺いさしていただきたいと思います。私ども保守党といたしましては、この国民皆保険をいたしますためには、私的医療機関と公的医療機関が、ちょうどなわのように相助け合って、医療に協力するということと私どもは承知しております。先ほど清水さんのお話によりますと、医師の適正配置その他、皆保険を実施いたして参りますためには、どうしても医療国営ということまで発展しなければいかないと、私はそれは聞きそこないかもしれませんが、そういうようなお話があったと思うのでありますが、もしもそうでございますならば、それは清水さんのお考えでございますから、私はこれ以上申し上げませんが、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

榊原亨[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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