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大倉精一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

大倉精一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
376位
委員会発言歴代TOP100(参)
77位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
231位
委員会発言(議会)歴代TOP100
89位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
78位
各種会議発言歴代TOP100
60位
各種会議発言(非役職)歴代TOP50
50位

3期委員会発言TOP50
31位
3期委員会発言(非役職)TOP50
31位
4期委員会発言TOP50
39位
4期委員会発言(議会)TOP25
24位
4期委員会発言(非役職)TOP50
44位
4期各種会議発言TOP10
9位
4期各種会議発言(非役職)TOP10
8位
5期委員会発言TOP25
14位
5期委員会発言(非役職)TOP25
14位
5期各種会議発言TOP20
12位
5期各種会議発言(非役職)TOP20
12位
6期委員会発言TOP50
45位
6期委員会発言(非役職)TOP50
43位
7期委員会発言TOP50
40位
7期委員会発言(非役職)TOP50
44位

このページでは大倉精一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大倉精一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 運輸委員会 第2号(1953/06/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつと先の一松委員の御質問に関連してお伺いしたいのですが、最近トラック輸送の関係ですが、この鉄道輸送を圧迫するという面よりも、むしろトラック輸送に対する方針といいますか、そういうものが最近濫立のような恰好になつておると私は思うわけなんです。特に私はこの免許制度というものにつきましても、最近の傾向では無制限に免許するというような方針がとられているようですが、こういうようなことから交通の無秩序、無統制な状態が出て来ているのではないか。殊に最近著しい傾向は自家用車が闇輸送を盛んにやつておる。これに対するところの取締方法その他について殆んど手が打たれていない。こういうような点も非常に顕……

第16回国会 運輸委員会 第10号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつとお伺いしたいのですが、やはり四十五条の二なんですが、省令で定めて、海運局長がやるものについては、運輸審議会に諮る必要はないんだ、こういうことなんですが、例えば新らしい業者に免許をするとか、或いはそういうような場合にも、ここで省令で以て、海運局長がやるというようなこともあり得るのかどうか。
【次の発言】 そういう工合になつた場合には、さつき木島さんからもちよつと御質問があつたと思うのですが、まあこれも本当の肚というと変ですが、この法律を改正するという場合にはこれはまあ条約の安全とか、そういうことになつておりますが、そういうような免許といいますか、新規免許といいますか、そうい……

第16回国会 運輸委員会 第11号(1953/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 一つだけお伺いいたしますが、今の一松委員の質疑の中にも入つていたのですが、もう一回聞きたいのですが、この「必要があると認めるときは、」というのはどういう場合を予想しているか、必要があるという場合ですね。
【次の発言】 そうするとこれは主として判定は過去の実績によつて必要あるなしは判定するというふうな考えで済むわけですか。
【次の発言】 こういうような考えがあるかないかをちよつと聞きたいのですが、それはさつきも一松さんの言われた通りに危険の度合とか或いは必要あるなしの判定は非常にむずかしいと思いますが、私の考えとしては大体航海する人間の安全を確保するということはこれはすべての人がや……

第16回国会 運輸委員会 第16号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 二、三点質問します。この道路運送法の目的が、公共の福祉を増進するために事業の適正な運営及び公共な競争を確保するということ、そうして道路運送に関する秩序を確立するということにあるように思うのです。又そういうことに重点を置かなければならんと思うのですが、現在の道路運送に関する状況は、いわゆる自家用自動車というものが非常に多くなつて、これがいわゆる闇行為、闇営業をやつておる、こういうことが現在の実情のようであつて、これが輸送秩序を乱しておるということになつておるように思うのですが、こういう状況に関する当局の御認識はどういう程度であるか、その点についてお話を願いたい。

第16回国会 運輸委員会 第18号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 質問が重複するかも知れませんが悪しからず。先般いろいろ質問申上げましたが、今日は、一つ一般方針について簡単にお伺い申上げたいのですが、最近特に貨物輸送関係の状態が、各方面殆んどもう飽和状態に達しておる。そして免許された業者も、今ちよつと非常に無理な営業、或いは無理な競争から健全なる経営をやつておるものが非常に少いというか、非常に不健全な経営という面が多い。こういう状況になつておるように聞いておるのですが、今度の道路運送法の改正によると、地方の状態によつては、一台持つておるものでも免許しても別に法に触れないということになるのですが、そこで、この陸上運送、陸運関係の従来の免許といいま……

第16回国会 運輸委員会 第19号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 二十四条の第四項ですが、政府の命令に基かずに国鉄自身で新線を建設するという場合、そういう場合は例えばどんな場合があるのですか。
【次の発言】 私の聞いているのは、そういう政府の命令によらずに、国鉄がみずから新線の建設をするというケースは、相当多くあるのですか、めつたにないものなんですか、ということなんです。
【次の発言】 そういう場合は相当たくさんあるのですか。今までたくさんあつたのですか。
【次の発言】 大してたくさんのケースはない、こういうことですか。
【次の発言】 今の鉄道みずから新線を敷くという場合には、これはそこへ鉄道を引張れば儲かるという場合でなければやらないわけです……

第16回国会 運輸委員会 第20号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 三つ、四つ念のために質問をしておきたいと思います。この事業に必要な労働者及び施設について、運輸省令で定める要件を備えない者は登録を拒否すると、こういうようなことでございますな。そこでこういう拒否する場合どういうような条件を省令で出されるつもりか、その内容について腹案がありましたら御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 登録申請書には添付する書類があると思うのですが、これはどのようなふうにしたら、大体種類別に……。
【次の発言】 その添付書類の中に、労働組合がある場合には、労働組合との労働協約、或いは就労規則というようなものも含ませる必要があるのではないか。というのは、不当競争……

第16回国会 決算委員会 第5号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私はこの経過を非常こ重視しておるのですが、経過について端的に一つお伺いしますから、明確に端的にお答え願いたいと思います。  先ず第一番に、エンパイヤ会社のかたは一応契約期間内におけるところの事業計画といいますか、この事業計画の期間というものを、やはり契約の期間というものを遵守されて営業を続けておられたかどうかということについてお伺いします。
【次の発言】 そういう計画であつたかどうか。
【次の発言】 それでは、これはこの契約期間が切れでも一応返さないという考え方の下に事業計画をしておられたというふうに考えてもいいかどうか。

第16回国会 決算委員会 第8号(1953/07/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつとお伺いしたいのですが、この北海道の案件をずつと聞いておりますと、災害復旧は突貫工事をやらなければならない、突貫工事をやらなければならないからこういうことは止むを得んというようなお話があつたのですが、従来災害復旧工事についてこういうような事例があつたかどうかということをちよつと聞きます。
【次の発言】 それで例えば二十五年度、二十四年度にもこういうような工事があつたと思うのですが、その場合にもやはりこういう手直しというような事態があつたかどうか、どうでしようか。
【次の発言】 当面やはり九州あたりに災害復旧をやらなければならん工事が殖えて来るのですが、災害復旧は突貫工事だか……

第16回国会 決算委員会 第16号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私は条件を附けて、二十五年度決算に関する報告書について原則的な承認をしたいと思つております。  私は初めて決算委員会というものに来まして非常に驚いたことは、この大切な国家予算を使われる中で余りに厖大な不正事件、或いは疎漏な取扱い方というものをまざまざと見せつけられまして、全く意外な感じをしておるわけであります。殊に日本国民が最も大きな関心を持ち、直剣に考えておることは、生活の安定ということであろうと考えております。而もこの生活の安定を考えておるとろの国民が現在非常に高い税金で以て生活の苦しみに喘いでおる。こういう中から国民の膏血をしぼつたところのこの尊い税金で以て賄われておるとこ……

第17回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1953/11/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 いろいろ質問があつたので、私はちよつとだけお聞きしておきたいのですが、大体大和君の質問並びに重盛君の発言で、総裁は大体この金額も妥当であるし、完全実施をするように努力をしたいという工合に今お答えになつておるのですが、そこで完全実施をする側の努力というのは、具体的にはどういうような面に、どういう努力をしようとなさつておるのかどうかということを、具体的に一つ伺つて見たいと思います。
【次の発言】 そこで予算上、資金上という言葉があるのですが、先ず第一番に国鉄自体として借入金、或いはその他の方法によつて、その資金によつて賄う方向に先ず私は努力をしなければならんと思うのですが、その点はど……

第17回国会 運輸委員会 第3号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 今のところで港湾施設の、港湾の外郭施設というような用語がありましたね、外郭というのはどういう意味ですか。
【次の発言】 いろいろ一松君から御質問があつたのですが、私は日通の従業員、国鉄の従業員にそういう呼びかけを言つても悪くはないと思いますが、この際二、三ちよつとお尋ねしたいのですが、今国鉄の保有車両は何両くらいあるのですか。
【次の発言】 その中でアメリカの駐留軍関係の輸送或いは保安隊に専属してそういうものを輸送するそういう貨車はどのくらいお使いになつておりますか。
【次の発言】 保安隊関係は。
【次の発言】 こういうような非常事態、非常事態といいますか、駅頭に滞貨が溜まるとい……

第18回国会 運輸委員会 第1号(1953/12/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 運輸大臣にちよつとお尋ねするのですが、この仲裁裁定の制度の趣旨が、公共企業体であるところの国鉄の職場の平和を守るという、こういう趣旨から出たように思つておりますが、どうも今までの例を見るというと、仲裁裁定の出るたびにいわゆる平和を守れずに却つてそれが一つの何といいますか、闘争に追込んで行くところのきつかけになつておる、こういうようなことになつておると私は考えるのですが、その原因は、やはり仲裁裁定の完全実施、仲裁裁定を実施するというところの熱意がなくして、却つて初めから、何とかしてこれを削つてやろう、こういうような意図で以て組合員並びに従業員等に臨んでおられる。こういうようなことが……

第18回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 今井委員長にこの際参考のためにお伺いいたしたいのでありますが、仲裁裁定が出た場合に、その裁定の内容について、例えば高いとか安いとか、不当だとか、或いは労働生産性がどうだとかというようなことは、国会において審議の対象にはならないという工合に私は考えておるのですが、その通りでよろしうございますか。
【次の発言】 そこで私はこの仲裁裁定というものの性格について若干お伺いしておきたいのですが、国鉄等の公共企業体においてはその事業の停止は非常に国民生活に大きな影響がある。従つて民間産業のようないわゆる労使間の直接解決ということでは、そこにストライキ等の紛争が起つて国家的にも工合が悪い。そこ……

第18回国会 運輸委員会 第3号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 関連して。今一松委員からいろいろ御意見があつたのですが、まあその説も尤もかも知れませんが、併しこの御意見も必ずしも自由党或いはその他のほうの御意見ではないと思うのですが、その中で非常に重要なことがあるので、この機会に運輸大臣に参考のためにお聞きしておきたいと思う。それは先ず一松委員のお話の筋は、仲裁裁定というものは、大体があればあの通りにやつたら国民が迷惑するものであつて、あの通りにやらないのが普通である、(一松政二君(いや、そうは言つていない」と述ぶ)あの三十五条と十六条の関係は、これは十六条が重点に当然なつて来る、従つてその場合に、政府はもつと公務員或いは国民に納得するように……

第18回国会 運輸委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私は、衆議院回付の案に反対をいたします。東委員の動議に賛成をするものであります。  本来、公共企業体関係労働者といえども、やはり憲法に保障されておるところの罷業権の行使によつて、みずからの労働権、生活権を守る権利を持つておるという工合に私は考えております。併しながら公共企業体労働者の罷業権の行使が、公共の福祉に及ぼす影響が非常に大きいという理由の下に、法律で以て罷業権を剥奪されておるのでありまするが、その代償として国家は公共企業体労働者の生活権、労働権を自動的に、正当に保障する責任を負うことになつたことは、これは当然のことであると思います。この二つの筋金が仲裁裁定制度に厳然と貫か……

第18回国会 決算委員会 第1号(1953/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 それでは富山、金次、福井三民衆駅の実情調査について要点を報告いたします。初めに富山駅について報告いたします。富山市は戦災で殆んど壊滅的災禍を蒙つたが、地元民の燃え上る熱意と努力によつて目ざましい復興ぶりを示しております。その一つの現われとして地元民の代表者たる市長から、県都の表玄関ともいうべき富山駅をそれにふさわしいものに改築すること、並びに一般民衆の利便に資するような民衆施設を併設することについて請願が出されたものであります。工事費の分担は国鉄が五千三百四十万円、市か八千六百八十万円となつていて、この市の負担となつているものを更に実質的分担の分野に分ければ、県負担が二千百万円、……

第18回国会 決算委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 大分時間も遅いようでから、簡単に一つだけお伺いしたいと思います。  鉄道会館或いは民衆駅の問題については、これは私は非常に疑問を持つておりますが、このことは後ほどに譲りまして、ただ先ほどからずつと聞いておりますと、この規則、規程にこれは抵触しているのだということを当局のほうでもお認めになつている。併しながらこの規則、規程というものがずつと前にできたので現状にそぐわないから、それでこういうことを総裁の権限でやつたのである、規則、規程は近く改訂をしようと思う、こういうようなお話だつたと考えております。ところで私は、これは非常に不審に思うわけですが、法律にしろ、規則にしろ、規程にしろ、……

第19回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 気象台長にちよつとお伺いするのですが、私はこの気象業務については余り詳しく専門的な知識はないのですが、併しこの気象台の仕事というのは非常に重要なものであるということは大概知つておるのでありますが、気象台関係の人員整理といいますか、これは以前にも相当大幅な人員整理があつたように聞いておりますが、今度の場合も気象台業務の縮小というようなことになると思うのですけれども、こういうような状態の下において、気象台業務というものはどういうふうに運営したらいいんだという御所見を一つ参考に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 聞くところによるというと、現在の定員或いは予算においては非常にこの気……

第19回国会 運輸委員会 第3号(1953/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私も大体原則として賛成をいたしますが、ただ、こういうことを御賛成を得られんか。ちよつと申上げたいと思うのですが、それはやはり特に具体的に早くこの定点観測を復活するというのが眼目でありますので、ここであえて政府を拘束するという意味ではなくして、やはり二十九年度予算という問題を大体中に入れて、「なるべく二十九年度予算において」と、「なるべく」というような字句を挿入したらどうかと思うのですが、一応一つお諮り願いたいと思います。「よつて政府は気象業務の整備充実のためなるべく二十九年度予算において」という字を挿入したらどうか。
【次の発言】 この際、この原案に対して修正案として次のように提……

第19回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1954/09/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 この三十年度の基本政策につきましては、いずれ大臣に御出席を願つて御質疑を申上げたいと思うのでございますが、取りあえず二、三の点について御質問申上げたいと思います。  自動車関係の事業の合理化というところに、通運業者の有する後納鉄道貨物運賃債務を保証する特殊機構の確立を期すると、こういう項がありまするが、これは具体的にどういうような構想をお持ちになつていらつしやるか、ちよつとそれを伺つておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと通運事業者のいわゆる弱体企業者に対するところの鉄道の後納貨物運賃債務というものをどういう形で保証されようと思つておられるか、その点についてもう少し具体……

第19回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1954/09/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 この際大臣に気象業務について若干御質問を申上げたいと思うのですが、この前の第十九国会において本委員会、水産委員会、農林委員会等、おのおの定点観測の再開についての決議をやつたのであります。たまたま今度の第十二号台風、第十四号台風の来襲によつて、定点観測の重要性というものが如実に実証されてまた、こういうふうに私ども考えておるのでありますが、来年度におけるところの気象業務の強化方策について、具体的に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明によりますと、若干の予算をとつて北方定点の復活ということについて来年度考慮しているが、併しながらどうなるかわからんという御説明のようで……

第19回国会 運輸委員会 第5号(1954/02/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 三つか四つの点について質問したいと思うのですが、昨日の予算の御説明のときに、本年度は貨車の新造ということは計画をせずに、合理化によつてこの輸送の増強を図るというようなお話があつたと記憶しておりまするが、この合理化によつて輸送の増強を図るという具体的の意味がどういう意味か御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 いろいろな資料、数字等を見ますと、大体現在の国鉄輸送においては、車両の面に関する限り、すでにもう限界が来ておるというようにも言われておるし、又いろんな数字がそれを証明しているように思うのですが、昨年あたりにおきましても十月以降の最盛期はやはり駅頭滞貨が二百万トンもある、或……

第19回国会 運輸委員会 第7号(1954/02/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 それでは関連してちよつと質問をしたいと思うのですが……
【次の発言】 それでは時間がないようですから、具体的な質問は保留して次の機会に十分質問さして頂きます。が、ただこの問題は、十六国会においてこの委員会において審議もされたことであるし、今後の海運政策なり、或いは運輸省関係の政策なり、こういうものの審議の上においても非常に重要な問題だと考えますので、この委員会においてやはり十分に徹底的にこれは究明する必要があると思います。そうしてその真相なり或いは原因を突きとめて責任の所在を明確にして、そうして将来の対策を考える、考究するという責任がこの委員会にあると思いますので、委員長も将来そ……

第19回国会 運輸委員会 閉会後第7号(1954/11/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつと参考のためにお伺いするのですが、気象関係の問題なんですが、洞爺丸事件の当時に波のうねりですね、波のうねりというものに対する気象観測並びに気象警報については、どういうような格好になつておるのか御報告願いたいと思います。
【次の発言】 私のお伺いしたいのは、この洞爺丸事件の当時に、あの海峡の波のうねりが非常に異常なうねりを来たしておつた、平生大体強風の時でも三メートル乃至四メートルの波のうねりが、突如として六メートル、七メートルの波のうねりが出て来た。又、而もそれが日本海方面からずつと入つて来たというようなことを聞いたのですが、そういうような予報というものは、一応気象業務とし……

第19回国会 運輸委員会 第8号(1954/02/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつと聞いて置きたいのですが、北陸線の鍋田操車場の工事状況は、今どういうふうになつておりますか。
【次の発言】 この鍋田操車場は私は非常に重要な建設の意義があると思うのですが、私の聞くところによるというと、初年度の工事が資金の関係上着手がなかなか困難であつたというように聞いておりますが、三千万円程度で大体順調に工事が進んで行きますか。
【次の発言】 それではちよつとこれもおわかりにならんかも知れませんが、操車場を完成するということになると、それに附随するところのホームなり、或いはレールのポイントなり、そういうようなものも併せて解決しなければならないということですが、そういう予算……

第19回国会 運輸委員会 閉会後第8号(1954/11/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私は要望事項を付してこの決議案に賛成したいと思います。私の要望事項は次の通りにしたいと思います。  本事件後における北海道の特殊事情に鑑み、当面の貨客輸送業務、特に年末輸送を控えてその円滑を欠くことのないよう政府並びに国鉄当局において特に有効なる措置を講じ、遺憾なきを期せられたい。  この要望を付して本決議案に賛成をしたいと思います。
【次の発言】 参考人にお伺いしたいと思うのですが、この港湾荷役に関する運賃、料金については、相当強い確定料金制度が制定されておると考えるのですが、最近の実情がこの確定料金が守られていない、こういうことで相当混乱が起つているということを聞いておるので……

第19回国会 運輸委員会 第9号(1954/02/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 全般の問題についていろいろ質問もあるのですが、差当つて特に定点観測の予算について御質問申上げたいと思います。これは最初に台長にお伺いするのですが、先般のいろいろなこの委員会におけるところの質問において、気象台長は、定点観測の廃止というものは日本の気象観測に非常に重大な影響を及ぼすという工合にお答えになつたと思うのですが、今度の予算の六百数十億だけで、南方の定点の夏季におけるところの巡回観測といいますか、そういうものだけのことを計上しているのですが、これで果して日本の気象観測に重大な影響がないとお考えになつておるか、この点についてお話願いたいと思います。

第19回国会 運輸委員会 閉会後第9号(1954/11/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 港湾問題について、今月の十九日に六者会談というものをお開きになつて、一応の事態解決という工合に相成つたように承わつておるのですが、更にその後において、二十七日ですか、協議をされたと、こういう話を聞いております。この問題は非常に港湾行政上重要な問題である、かように考えますので、湾湾局長のほうから、その経過内容について、一応御説明をお願いいたします。
【次の発言】 一応局長のお話を承わつておいて、更に兼田参考人のほうから、この点の内容についての経過並びに御意見があればそれを一つ……。
【次の発言】 只今の兼田さんの御答弁の中でちよつとお伺いしたいのですが、名古屋で業者のほうから愛知県……

第19回国会 運輸委員会 第12号(1954/03/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 それでは大臣がおいでにならないので、事務的の面について若干御質問申上げます。この前の委員会で、トラツクとか、小運送とか、或いはタクシーですが、そういうものの新規免許に対する当局の方針として、その地方の需要供給というようなものを考えて不当競争にならないようにするのだ、こういうような御答弁があつたと思うのです。そこで私は現在の状況が、前の委員会でも申上げたと思うのですが、非常に陸運関係がともすれば乱脈な状況を呈しがちである。そこで不当競争というものはどういうような状況であるか、どういう工合の状況が起つた場合に不当競争であるというふうにお考えになつているのか、これを一つ具体的に伺いたい……

第19回国会 運輸委員会 第13号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつと大臣にお伺いするのですが、今の自動車局長の答弁をずつと聞いておると、陸運局関係は人間は減らしてもいいのだ、減らす意思があるのだというふうに伺つておるのですが、結論的に大臣もそういうふうにお考えになつているかどうか、ちよつとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 止むを得ずという言葉があるのですが、そのお言葉の中には、現在の仕事の量或いは性質からいつて現在の人員が余つていないというように私は聞き取れる。而もこの前の委員会でちよつと申上げましたが、現実に陸運局の地方事務所においては、人員だけで仕事の処理ができないところから、部外の業者関係から人間の協力を求める、そうして協力し……

第19回国会 運輸委員会 第16号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私は運賃値上げの問題について若干質問をしたいことがあるのですが、それは一応保留をしまして、この最終結論に持つて行くまでに、この際暫時休憩をして頂くようにお計らい願います。
【次の発言】 採決に入る前に若干の点を質しておきたいと思います。先ず簡単に端的にお伺いいたしますが、今度の二十億のこの措置によつて生ずる財源の使途ですね、使い途について承わつておきたいと思います。
【次の発言】 私は国鉄のような厖大な世帯を持つておる企業体が二十億の運賃、僅かと言つては語弊があるかも知れませんが、二十億の運賃値上げのために、将来いろいろな方面影響を及ぼし又物議をかもすようなやり方はどうも納得でき……

第19回国会 運輸委員会 第17号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 それじや定点観測に関する件について、気象台長から主として技術面について若干お伺いしたいと思います。  先ず気象台関係は、今度百二十六名の人員整理を行なつておるのですが、今まで大体こういうような人員はいわゆる余つた人員であつたのかどうか。恐らく余つた人員じやなかろうと思うのですが、こういう人員の整理によつて仕事をやはり切り落さなければならないと思うのですが、どういう方面の仕事を切り落されたか、こういう点について……。
【次の発言】 それでこの人員整理によつて、今後の気象台業務には相当大きな影響があるだろうと思うのですが、こういう点について……

第19回国会 運輸委員会 第20号(1954/04/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつと一つだけお伺いしておきたいのですが、第五十五条の五に、文章の言い廻しがややこしいのでぴんと来ないのだが、これは要するに、運輸大臣又は港湾管理者が港湾工事を行なつた結果、よその人が何か工事をしなければならんようになつた場合に補償の規定があるのですが、それはその費用の全部又は一部を補償しなければならんということになつているのですが、これは、将来こういうような結果で規定していると紛争を起す原因になるのではないか。費用の全部をもらうのか、一部をもらうのか、これはどうして全部というふうにしないのですか。その理由をちよつと聞きたい。

第19回国会 運輸委員会 第21号(1954/04/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 今度の港湾法の一部改正をする理由並びに改正点がいろいろ書いてあるのですが、総括的にこの改正で主として何を狙つておるのかということを参考のためお聞かせ願いたい。
【次の発言】 どうも私の勉強が必ずしも十分でないので、ぴんと来ないところがあるのですが、例えば港務局の問題につきましても、これは現行の第三十三条によるというと、必ずしも作らなくてもいいということになつておるようですが、その後この法律ができてから今日に至るまで、僅かに新居浜に一つだけできたというだけで、あとは全部できていない、こういうような状況であるということを聞いておるのですが、果してそうだとすれば、どういうわけで、こうい……

第19回国会 運輸委員会 第22号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 今の入港料は、これは機帆船のような小さな船でも含むのですか。
【次の発言】 取つておらないが、将来もやはりこういうのは取らない方針でございますか。それで将来取らないということは、何か攻令の中に機帆船は取らないという工合に入るのですか。
【次の発言】 そこで入港料を取る、この入港料の認可を、政令で定める港については運輸大臣の認可が要る、定めてない港は認可は要らないことになつているのですが、そういうことになると、政令で定めない小さな港、そういうものはやはり維持とか何とかいうことで相当入港料を取るような傾向になりはしないか。これは政令で定めてない港は、運輸大臣の認可が何にも要らないで、……

第19回国会 運輸委員会 第28号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 これは問題になるのは「業として」ということになつておるのですが、この「業として」ということをどういう程度で認定されるわけなんですか。
【次の発言】 現在の形はそういう形でやつておるとして、そういう形を「業」という工合にみなしているのですが、併し将来こういう法規ができて、今度はそういう連中が又頭をひねつて形を変えて、そうして「業」という工合に認識されにくいような形で以てやる場合も想像される。そういういろいろな場合が想像されるのですが、ここで法律で「業として」というような工合になつておると、その「業として」という認定が非常に将来むずかしくなるのではないかと思うのですが、その点はどうで……

第19回国会 運輸委員会 第29号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつと一つだけお聞きしておきたいんですが、今のにちよつと関連しているんですが、計画造船の割当についていろいろな運動が起つているのですが、この運動の起ること自体はそう問題ないんですが、それに伴つて贈収賄とかリベートというようなものが出て来るんじやないかと一般に懸念されることですが、今後そういうことが全然起らないというような具体的な方策が何かおありになるか、おありになればお聞きしたいと思います。

第19回国会 運輸委員会 第31号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私あとから来て質問するのですが、先ほど御当局の方或いは監督局長からいろいろ御答弁があつた中で非常に腑に落ちないところがある。これは根本問題としてやはりお尋ねしておかなければならんと思うのです。今参考人の方がちよつとおつしやつたのですが、通行人の責任だと、これは一般論として非常に僕は重大だと思う。これは通行人といつても盲もあれば唖もおれば、聾もおる、子供もおる。諸外国に行きましても、例えばタクシー等の交通の場合におきましても、英国でもフランスでも私自分で聞き見して来たんですが、シグナルがあるようでございますので、混雑しておる交通状態の中で通行人が不注意で過つて仮にシグナルを無視した……

第19回国会 運輸委員会 第33号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 この際太平洋上の定点観測業務復活についての決議案を上程したいと思うのですが、一応これを読上げて皆さんの御賛同を得たいと思います。    太平洋上定点観測業務の復活について   昨年十二月十五日本委員会は、財政上の理由により廃止された太平洋上定点観測業務の重要性に鑑み、この業務の廃止による重大なる損失を憂慮し、これが速かなる復活に関し、政府において昭和二十九年度予算案編成に際し特に考慮するよう要望する決議を行つたのであるが、政府は、南方定点については不完全乍ら一応海上保安庁船舶により五月以降数カ月間のみ観測を実施することとしたが、北方定点については廃止後何等の措置を講じていないこと……

第19回国会 決算委員会 閉会後第1号(1954/08/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつと二、三点お伺いしますが、この問題について、私として非常に政府並びに食糧庁の配慮というものは腑に落ちないところがある。その一点は、これは改めて大臣にもお伺いしたいのですが、今お伺いしているというと、黄変米については、試験を依頼して、その結果を待つてというふうなお話ですが。これは閣議で以て配給をするということを決定されているはずです。而もこの八万一千トンというのは一応有毒として配給を停止された。配給を停止されたものを、今度は閣議で以て配給をするということを決定された。そうして世間が騒ぎ出して来た。騒ぎ出して来たから、今度改めて試験をするのだ。そうしてその結果によつて、よければ……

第19回国会 決算委員会 第2号(1954/02/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつとお伺いしたいのですが、今の御答弁によるというと、今後そういうことが起らないであろう、そういうことは起らないと思うという御答弁ですが、この問題は非常にこれは重要な問題で、国民の保健の問題、或いは大学病院という特殊の病院から学術の研究向上という面にも非常に大きな問題が出て来ると思うのですが、そこで今後予算その他において十分考慮して行く、こういうような御答弁があつたと思うのですが、その具体的に一体どういう対策を以て今後そういう場合が起らないという確信がおありになるのかということをもう一遍一つお伺いしたい。
【次の発言】 そこで、私の尋ねておるのは、例えば薬品を患者の実績に応ずる……

第19回国会 決算委員会 第5号(1954/02/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 大体高田君からいろいろ質問があつたので、私は質問はあえて避けますが、私はこの段階においても、何としてもどうもこの決算委員会で今これを取上げていけないという理由がわかりません。この前の小委員会におきましては、確かに本問題を取上げるのだと、これを小委員会でやるか或いは本委員会でやるかというようなことを一つ理事会で以て相談をするというようなふうに私は了解しておつたのです。従つて、そのように私は期待をしておつたのですが、全く期待に反したような恰好で、その真意は奈辺にあるか疑わざるを得ないのですが、ここでやらない、やらせないのだという反対側の御意見に対して、どうしても私は承服することができ……

第19回国会 決算委員会 閉会後第5号(1954/09/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 官房長官に一つ私は根本のことについてお伺いするのですが、どうも今までの答弁をずつと聞いておりますと、一体何がために日本の総理大臣の吉田さんが日本の国民に対して外遊に対する挨拶ができないのか、日本の総理大臣は日本の国民に対してもつと親しみがあつてもいいのじやないか、何か外国の総理大臣のようで、今もずつと聞いておりますと、正式に決定していない、ところが外国に対してはもう正式に決定しておる。ただ国内の閣議とか或いは予算の問題とか、そういう事務的なものだけが決定していないというだけであつて、これはもう九月二十五日の予定は変更されないと思います。恐らくいやしくも敗れたりといえども、日本の総……

第19回国会 決算委員会 閉会後第6号(1954/09/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 これは厚生大臣のほうの御管轄と思うのですが、今の農林大臣の御答弁ですと、きめられた基準以上のものは配給しないと、こういうことなんです。この問題はきめられた基準というのが非常に大事だと思うのですが、厚生省で一%以下ならばいいという基準をお出しになつたと聞いておりまするが、その根拠について一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私どもも科学者でありませんので、専門知識はないのですが、従つて科学者の言葉、研究の結果、そういうのを聞いて判断するより仕方ないと思います。ところで今御答弁になつた中で非常に重要なことは、実は先般も食糧庁の食糧科学研究所ですか、そこへ行つて専門家の意見を聞い……

第19回国会 決算委員会 第8号(1954/02/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちよつと質問しますが、この件についてはどうも私も割切れんことがあるので、先般来調査しているのですが、なおわからんところがある。それは丁度麻袋をお買いになるちよつと前の二十六年三月三十一日に食糧公団が解散になつております。その当時のことを私は少し知りたいということで、先般清算事務を担当しておられたかたにお出で頂いていろいろお伺いしたのですが、どうもその当時の内容が漠としてわからないのですが、ただその当時に麻袋が、麻袋、紙袋全部入れて混ぜていろいろあつたのですが、特に麻袋は三千百四十一万二千四百十袋あつて、これは完全なもんです。そのほかに不適格品が二百十八万四千四十八枚ある、こういう……

第19回国会 決算委員会 閉会後第8号(1954/09/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 時間がないようですから端的に一つ外遊についてお尋ねいたします。大体讐んからいろいろ御質問があつたので、多く聞くところはないのですが、ただ一言第十九国会が終つて首相の外遊が延期されたときに、総理大臣は外遊よりも国政が大事だというようなお言葉であつたように記憶しておりますが、現在においても、総理大臣並びに内閣においては、その考えに変りございませんか。
【次の発言】 その考えに変りがないと思うのですが、それでは今度は相当長期間に亙つて外遊される計画らしいのですが、現在の国内情勢、事情というものは、総理大臣がそういう長期に亙つて国内をはずされる、留守にされる、それでも差支えないような穏や……

第19回国会 決算委員会 第9号(1954/02/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 只今の東畑次官の御発言で、非常に私は重大なものを感ずるのです。というのは本決算委員会は、毎年出て来るところの決算批難事項ですね。これを如何にして少くするかというところに最大眼目がおかれているのです。ところがこの問題について、第十六国会だと思うのですが、緒方副総理は、このような批難事項は今後絶対できないように政府としても最大の努力をいたしますという答弁をしておられる。ところが今私が重要に感ずることは、この批難事項をなくするためには、この省内の運営とか、或いは機構の問題とかいうものをお話になつておるのだが、併しそうはならんと思う。それは幾らよくしても、運営を通して、やはりこれは責任者……

第19回国会 決算委員会 第15号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 今問題になついてる麻袋の問題は、タイ米の四十五万トン輸入に関連する麻袋の不用不急のものを買つたということが問題になつているのですが、今の御答弁を聞いているというと、こういう事務的なことには一切関係がないというお話だつたのですが、私が今お伺いしたいことは、このタイ米の輸入に関する交渉ですね、輸入に関する交渉の経過内容はこれは当然お知りになつておつたと思うのですが、根本さんにお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで私はどうも腑に落ちないことは、麻袋を三百万袋購入したということが、四十五万トンの輸入を見越してその手当として買つたのだというようなことなんですが、その原因としては、タ……

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精君 ちよつとこの際折角の機会ですから、二、三お伺いしておきたいと思うのですが、今の御質問に関連をするのですけれども、たしか昭和二十五年度の決算の承認の場合に、緒方副総理も本会議において以後こういうような事態が起らないように善処しますということを言われております。只今の御答弁にも同じようなことを言われた。併しながら、これは一つの作文を読むようなことでは仕方がないと思うのです。問題は中味なんです。先版も決算委員会で、例えば麻袋の問題が問題になつておりましたが、これが、昭和三十六年度に三百万枚を買つたというので、その点で衆議院で問題になつて、決算委員会で取上げるかどうかということが問題になつ……

第19回国会 決算委員会 第19号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私はこの際緒方副総理に二、三御質問申上げたいのですが、折角の機会ですから、他の委員諸君はも発言があると思いますので、私は端的にお伺いしますが、副総理がこの際いわゆる作文を朗読するような実のないようなお答えじやなくて、親切に一つ納得の行くようなお答えを願いたいと思います。我々が決算委員会において毎年度におけるところの会計検査院からの報告を見まするというと、逐年この批難事項が増加しております。例えば昭和二十一年には百七十五件というものが、累年増加をして昭和二十七年には千八百十三件というような莫大な件数に上つております。これはさつきの御説明によるというと、検査能力か増加したから、そうい……

第21回国会 運輸委員会 第2号(1954/12/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 波多野さんにちよつとお伺いしておきたいのですが、先ほどのお話にも協会が幾つにも分れておるというようなことを聞きましたのですが、この協会というものは、経営上において相当の統制力を持つているものか、その点はどうなんですか。例えば走行キロの問題が問題になつておるのですが、走行キロを四百キロだとか何とかいうこと、そういう点についての申合せの統制力についての問題は……。
【次の発言】 ちよつと関連して二、三お伺いしたいのですが、今の伊坪さんのお話になつたように、例えば三者勧告の問題もありますし、運輸省から無理な労働条件で従業させてはいけないというような、勧告の趣旨も委員会に陳述しておると思……

第21回国会 労働委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(大倉精一君) それでは大変時間もたつたようですし、又、各委員の御質問で、大体いろいろなことが済んでおると思いますので、一切の前置きを抜きにいたしまして、私は一問一答主義でやりますから、御答弁も一つ簡単にお願いしたいと思います。  先ず取締当局の方にお伺いするのですが、先ほどのお話で、行政処分は悪質のものだけをやる、こうおつしやいましたのですが、悪質なものというのはどういうようなことなんですか。ちよつと具体的に一、二の例を挙げてお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 例えば、私は具体的にお尋ねしたいのですが、いつかの新聞に、このくらいの記事が載つておつたんですが、朝おかみさん……

第22回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1955/11/21、3期、日本社会党)

○大倉精一君 ただいま議題となりました議員派遣の件につきまして、御報告申し上げます。  今回の派遣議員は、川村委員と私でありまして、去る十月十七日から二十二日まで六日間にあたり宮城、山形、秋田、岩手県の東北地方における海陸の運輸事情、仙山線交流電化の実施状況について調査して参りました。以下おもなる点についてその概要を御報告申し上げます。  まず海運関係について申し上げますと、東北海運は一般産業の後進性、あるいは地元資本の貧困性等のため、依然として木船関係を基調とする段階にありまして、運航、造船、造機、港湾運送、倉庫等、海運関係諸事情の大半は中小企業として営まれ、いわゆる一隻船主が主で、弱小中小……

第22回国会 運輸委員会 第7号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私はちょっとこの際お伺いしてみたいんですが、ハイヤー、タクシー、それからトラック業、あるいは通運事業というものが、現在非常に不明朗なというか、不当な競争が始まっておると思うんですが、これに対する局長の、こういう現状に対する御認識について、一応伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私はこれは非常に重要なことだと思うんですが、このままに放置しておくというと、陸上運送に関する限り収拾のつかんような状態になるのじゃないか。それでこういうようなことになっているこの現状に対するところの運輸省当局の一つの責任というものも、私はあると思うんです。従って、私はこういうふうになった根本原因は、や……

第22回国会 運輸委員会 第9号(1955/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 きょうは運輸大臣は……。
【次の発言】 大臣がおいでになるまでに、気象台関係の方がおりますそうですから、気象関係の予算について気象台の御説明をお願いします。
【次の発言】 運輸大臣がおいでになる間に、気象台の方にお伺いしたいのですが、本年度のこの予算の中に定点観測の予算がないようになっておるのですが、これは運輸省としては北方定点の観測船三隻の建造計画もあったと聞いておりますが、これは大蔵省で削ったのか、運輸省で削ったのか、どこで削ったのか、ちょっとお伺いいたします。
【次の発言】 気象台の係にお伺いいたしたい。
【次の発言】 私の聞いておるのは、実現できなかったことはこれでわかる……

第22回国会 運輸委員会 第14号(1955/06/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 大へん、定点観測についてだいぶ詳しくなって、参考になったんですが、私はこの際、本予算に定点観測並びに電子計算機の関係の予算計上もあったんですが、残念ながらこれは全部削られたんです。こういうことから、政府において気象業務に対する認識が非常に怪しいということから、きょう一つ、現業を担当しておられる方並びに専門的に研究をせられている岸保さんから、この研究を通じて、また本当のなまなましい現業の体験を通じて、現場の実情並びに気象業務に対して、こうしてもらいたいああしてもらいたいということを、一つ率直にお聞かせ願いたい、かようなことを私はきょう期待しておるわけです。  そこで、まあこちらはし……

第22回国会 運輸委員会 第15号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 一番初めにお伺いしたいことは、これは定期船の協会からこういう申請が出たというふうに聞いておるのですが、今のずっと御説明を聞いておると、不定期船が何か特定の時期に随時入ってきてやるので、定期船の経営に非常に脅威を与える、こういうことで運送の秩序が乱れるから取り締らなければならぬ、監督しなければならぬ。こういうことが趣旨だと思うのですが、これは実際に定期船の経営者が不定期船があるがために経営に脅威を受けておるのですか。
【次の発言】 そこで私のお伺いしているのは、法律を改訂しなければならぬほどそれほど定期船の経営者というものが経営不可能な状態に陥っているのか、あるいは陥る傾向があるの……

第22回国会 運輸委員会 第17号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 自動車の数がだんだんふえておるのですが、将来の増加傾向、この見通しはどうですか。
【次の発言】 これは将来の運輸行政といいますか、道路運送ですね、そういうことに関係があると思うのですが、道路運送と鉄道輸送との関係について、これは将来どういう格好になるのでしょうか。やはり道路運送の方がどんどん伸びていく、こういう傾向になっておると思うのです。そうすれば、車両の増加数に伴って相当増加すると予想しなければならぬ、こういうことも考えられるのですが、そういう点についてはどうですか。
【次の発言】 車両の増加数について、たとえば運輸省の方で貨物列車の扱いですね、貨物の扱い駅を今のように小さな……

第22回国会 運輸委員会 第18号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちょっとお尋ねいたしますが、きょうこの資料をいただいたのですがね、東北、中国と、いろいろ一隻、七隻、四隻、あるいは二十五隻とあるのですが、これらの船は、不定期旅客輸送によって、経営の大部分もしくは一部をさいておる。従って、これがそいつを免許されないということになると、経営上非常に大きな支障が出てくる、こういうふうに考えてもいいのでございますか。
【次の発言】 そこで、この資料にある船は、これは主として定期輸送、不定期輸送をやっているのか、あるいは臨時輸送もやっておるのですか。
【次の発言】 そこで、かりにこの法律ができますというと、これらの船がいずれも免許申請をしなければならぬわ……

第22回国会 運輸委員会 第23号(1955/07/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私はただいまの修正案に賛成するものでありますが、次のような付帯決議を付して賛成をしたいと存じております。従って、付帯決議の案文について御説明申し上げたいと思います。  まず付帯決議案を朗読いたします。  一、政府は旅客不定期航路事業が概ね零細な事業者により経営されている現情に鑑み、本法施行に際してはこれら事業者が不利益を受くることなきよう特段の配慮をなすべきである。  二、政府は、旅客不定期航路事業の取締りに藉口して、旅客の臨時輸送に対し不当な拘束を加えないよう、第二十一条の短期間とは三十日程度に定むる等同条省令の制定その他行政措置については適切なる考慮を加え以って法の円滑なる運……

第22回国会 運輸委員会 第26号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 この際、去年の十五号台風の洞爺丸並びにその他の船舶の遭難に対する、貨物のその後の状況についてのお話を承わりたい。あの当時の貨物の損害はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 この貨物損害に対する国鉄当局のその後の措置経過について、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 海難審判は今洞爺丸について大体論告も終ったようなんですが、その他の遭難船についてはどういう関係になりますか。
【次の発言】 そうしますと、洞爺丸の海難審判所の裁決というものはその他の遭難船にも適用されますか。
【次の発言】 そうしますと、その他の船についても海難審判を受ける、その裁判を受ける、こういうこと……

第22回国会 運輸委員会 第27号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちょっと関連してお伺いするのですが、労務管理が悪いという、たとえば一、二の例をおっしゃってもらいたいのですが、状態か何か悪いのか、……。
【次の発言】 そうしますと、大体今のタクシー運転手の場合は、ほとんど極端と言ってもいいほどの歩合制度であり、かつ二十四時間勤務というのが多いのですが、そういうのはやはり労務管理として不適当であるというふうにお考えですか。
【次の発言】 ちょっと一点だけお伺いしておくのですが、自家保障の問題はいろいろ論点があろうかと思うのですが、この自家保障をやるということになれば、むしろ農業協同組合とか、あるいは中小企業の共済組合も自家保障の対象にすべきじゃな……

第22回国会 決算委員会 閉会後第2号(1955/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私は民衆駅についていろいろな問題があるのですが、そういうのを一つ考え方をお伺いしたいのですが、最近私鉄あたりでターミナル・デパートを盛んに作っておる。最近の例でも、渋谷における東横のデパート、あるいは名古屋の西鉄のデパート、そういう中からひいてはデパートの巨大資本の非常な競争が現われておる。その中から、さらに周辺並びに沿線の中小商業者ですか、この人々の死活の問題にも発展してきておる。これが既往の民衆駅においてもそういうような状況がある。これは私は数字的にあげることはできませんが、いろいろな情報なりあるいは実情なりを見て、そういうことがはっきり把握することができると思うのですが、こ……

第22回国会 決算委員会 閉会後第3号(1955/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 それでは今の御趣旨に従って、私は簡単に二、三の点だけ質問申し上げます。  この後払いの滞納の問題について、この委員会における取扱いはいろいろな意味で非常に大きな影響があると思います。今までの各委員の発言を聞いておりますというと、厳重に取り立てろという一点に尽きると思うのですが、もちろん厳重に取り立てをしなければならぬのですが、この問題については、私としましては、ある程度、こういう小さな問題と言っては語弊があるかもしれませんが、そういう業者に対しては同情的な気持を持っておるわけであります。それで、今日は運輸省の方から局長さんあるいは責任者の方がおいでになっておらぬようなんですが、国……

第22回国会 決算委員会 閉会後第4号(1955/11/17、3期、日本社会党)

○大倉精一君 この間の決算委員会でこの問題について、私は運輸大臣並びに自動車局長に対する質問を保留しておいたのですが、きょう御出席がないようですが、何か理由があるわけですか。
【次の発言】 自動車局長は……。
【次の発言】 今日は出席できないというわけですね。
【次の発言】 そうですか。これは必要によってまた次の機会に大臣並びに局長に御出席願って質問することになるかもしれませんが、その点一つお含みおき願います。
【次の発言】 後納金の未払い並びに連絡運輸の未収金の問題については、これは私は陸運行政の根本問題まで論究しなければならないと思っておりますが、これについて今日は運輸大臣並びに局長がおい……

第22回国会 決算委員会 第5号(1955/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちょっと質問したいのですが、この建物の購入の場合に、軍との交渉の経過についてはどうもまだ詳しくわからないのですが、かりに今度の場合は、これは米軍側のミスがあったのか、日本側のミスがあったのか、どっちにミスがあったのかということですね。もし米軍の方にミスがあった場合において、そういうものもやはり日本側において補償しなければならないのか、こういう点についての見解を一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 こういうケースはこれから先もあるいはまだ出て来るかと思うのですが、さらに金額の大きいようなものについて、事前に話し合いをする場合に、ただそれでいいとか悪いとかいうことについて、何らの文……

第22回国会 決算委員会 第7号(1955/05/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちょっと今のに関連して実は私も資料を一つお願いしたいと思っておったのですが、その分から先にお願いしょうと思うのだが、昭和二十七年から一件五十万円以上の発注をしたところの品名、発注先、数量、価額、そうしてその時期、そういうものについての資料を一つお願いしたいと思っておったのですが、今のに関連して私はそういう資料を一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 膨大なものになれば、工事関係は一応……。
【次の発言】 工事関係は一応別にしまして、保安庁が二十七年度以降一件五十万円以上の物品購入、これの品目、数量、発注先、そして発注額と納入月日、金額、その他参考になるようなものをちょっとお出……

第22回国会 決算委員会 第9号(1955/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 今のに関連して、私はちょっとあとから来て、説明を聞かなかったのですが、大体旧工廠のそれらの処分については、一件一億円以上のものがすでに四十八億円ばかりあるのですが、このときの評価の決定はどういう方法でやられましたか。
【次の発言】 土地の評価は別にして、部内で現地についていろいろ評価をしたその方法を知りたいのです。どういう方法でこれをやられたのか。
【次の発言】 それで、そういうような評価をされて、さらにそれを書類の上で検討、修正を加えられるというのですが、大体書類の上で検討を加えられた場合に、現地評価に対して大体上回った修正が多かったか、下回った方が多かったか。

第22回国会 決算委員会 第14号(1955/06/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 今いろいろお話を承っておると、どうも腑におちないものがあるのですが、たまたま会計検査院から指摘をされて、それから各所長を集めて訓示をされる、もし指摘をされなかったら、そのままになっておる、こういうふうになるだろうと思うのですが、これは監督指導の責任はどこにあるのですか。
【次の発言】 大体責任者は今おいでになっておりますか。
【次の発言】 そこで私はあなたにお伺いしたいのですが、その当時重要な農業共済保険について相当適切なる指導あるいは監督をしなければならんと思うのですが、その当時におけるところのあなたの監督指導方針はどういうような方針をとっておられて、そしてその実際にどういう工……

第22回国会 決算委員会 第15号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちょっと今の問題に関連してお伺いしたいのですが、空気の一新はぜひともやってもらいたいと思うのですが、これはうわさなら私はいいのですが、どうも内閣がかわると、上の方の頭が言うことをきかないからやめてもらうということで、いわゆる言うことをきくやつにかえてもらうということで、こういうことで部内に動揺があるということをちらっと聞いておりますが、そういうことはありませんか。
【次の発言】 そういうことのないように一つやっていただきたいと思います。  それじゃついでにもうちょっとお伺いするのですが、専門員の方から出ている資料を見ますと、平和回復善後処理費の項、あるいは照明施設の項、あるいは安……

第22回国会 決算委員会 第18号(1955/06/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちょっとお尋ねしておきますが、二十八年度の輸入数量の百三十七万三千トンですね、これの輸入先をちょっと知らしてくれませんか。
【次の発言】 二十八年度です。
【次の発言】 私はこういうふうに聞いたと思うのですが、外国塩にばかり頼っておると、戦争が起きると困る、戦争のときに非常に内地塩も作らなければならぬということを聞いたのですが、この報告で見ますると、輸入が百三十七万三千トンに対して、内地塩わずかに五十万トン、こういうことになっております。これで戦争が起ったらというようなこと、戦争が起って五十万トンないし七十万トンでゆけるのでしょうか。

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 ちょっと私聞きたいのですが、この専門員の方から配付された資料の中で、受託金融機関の申し込みに対して審査すると、この審査について、大体どういうような基準でどういうような方法で審査をされるのか、ちょっとその点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで批難事項の(ウ)の項にあるのですが、土地改良事業、漁港修築事業等に対する貸付金のうち、一部のものについては市町村に転嫁されて、市町村が事業を施行している状況でありというのがあるのですが、こういうような計画の実体というものは、この審査の過程において発見できないものですか。

第22回国会 決算委員会 第26号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 時間がないようですから、私は総括的にお尋ねをしておきたいと思うのですが、毎年々々の決算、会計検査院の指摘事項がだんだんふえてくる。金額もますます莫大な国損を生じてくる。この事実は総理大臣もすでに御承知の通りだと思っておりますし、また本件に関しては、従来しばしば本会議におきましても、決算委員会でも決議案なりあるいは意思表示をしておるわけでありますが、ここで私は端的にお伺いしたいのですが、総理大臣とされまして、こういう莫大な国損というものを発生することを防止する点につきまして、総体的に具体的にどういうような方針でお臨みになるお考えであるか、そうしてどういうような具体的な方法というもの……

第22回国会 決算委員会 第31号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 今、ちょっと関連してお伺いするのですが、特に武器あるいは弾薬というものの、あるいは兵器と言いますか、そういうものの試作研究費というのは、これはあなたの方でお持ちになるのか、あるいは先方で持つのか、どっちがお持ちになるのですか。
【次の発言】 私はこの試作研究費という問題は相当重要問題と思うのですが、聞くことろによると、大体、特車なり、あるいは鉄帽なり、何なり新しいものの試作研究を命ずる場合に、その試作研究費、あるいはその施設費というものについて、大体十分の一より防衛庁は負担してくれない。従ってその製品については、これはやはりそういうものをかけた見積りをするようになってくる。あるい……

第23回国会 運輸委員会 第6号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっとお伺いをしておくのですが、行政管理庁の設置法の第二条に基いていろいろ御検討をなさっておると思うのですが、この第二条の十二号には、公共企業体の業務についてのことが書いてあるんですが、ここには勧告という任務が与えられていないのですが、との場合、今度の勧告というのはどういうような根拠からされておるのか、そしてまたその勧告の意義はどういう意義かということを、ちょっとお伺いしてみたい。
【次の発言】 今の行政機関の指導監督という面に関連をしてお答えになったんですが、そうしますと、この勧告というものは、どの程度までこの指導監督に対しての勧告がで送るものか、勧告の限度ですね、そういうも……

第23回国会 決算委員会 第2号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。私はこまかいことは保留いたしますが、この勧告事項の一に、国有鉄道には公共企業体として広範な自主性を与え、能率的経営を期待したのであるが、その運営の実績に徴すれば所期の成果を上げていないということは、具体的にどういうような点が所期の成績を上げていないのか、一種の事例をもってお答え願いたいと思います。
【次の発言】 これは一から五までの列挙事項は、具体的に所期の成果を上げていないという事実に基いて、こういうようにしたらいいということだと思うのですが、その具体的な事実は、ちょっと事例をあげて一つ、特にこの自主性が阻害されている点、あるいは能率の面において成果が上っていないとい……

第23回国会 決算委員会 第3号(1955/12/13、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) 以上で国鉄側の説明は終りました。  この際、お諮りいたしますが、国鉄側は運輸委員会に出席のため一時退席されまして、運輸委員会で質疑応答終了後再び出席の予定でございますので、大体その時間が三時半から四時半ごろになる見当でございます。従って国鉄側に対する質疑はその際に譲りまして、引き続を運輸省側の説明を求めたいと思いますが、御了承願えますか。
【次の発言】 それでは御異議ないものとして、運輸者の方から御説明を願います。  速記をとめて。    午後二時五十九分速記中止
【次の発言】 ではただいまから運輸大臣から行政官理庁の勧告に関連して国鉄の経理状況について説明を求めます。な……

第23回国会 決算委員会 第4号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○大倉精一君 先ほどの御説明の中で一点承わっておきたいのですが、今後国鉄職員が一生国鉄に奉職をするようにしたいと、こういうような御説明があったように記憶いたしまするが、職員が一生奉職できると、あるいはさせるという内容、意味はどういうことでございますか。
【次の発言】 国鉄で今五十五才でおやめになる方は相当おありになると思うのですが、このうちで有能な者は五十五才でやめなくても、ずっと国鉄で働くことができるようにするのだ、あとの者はやはり五十五でやめる、やはり国鉄の定員その他によって大部分の人がやめなければならぬという結果が出てくると思いますが、そういうような保障に対して何かお考えになっているのか……

第24回国会 運輸委員会 第2号(1956/01/31、3期、日本社会党)

○大倉精一君 行政管理庁の勧告と経営調査会の答申と食い違っておるといったような場合には、運輸当局としてはどっちに重点を置くか。そういうようなことは全然白紙にして、白紙というよりも、運輸省は運輸省として独自の考え方でおやりになるか。その点の関係はどうなっておりますか。
【次の発言】 行政管理庁の勧告を見てみますというと、国有鉄道の経営の自主性についていろいろ言及されておるのですが、これを見るというと、ある部面では、政府の監督指導の強化ということで、自主性に相当の制限をつけようというようなこともあるし、またある面では、自主性という、幅の広い経営というものを期待されておるというような面もある。これに……

第24回国会 運輸委員会 第4号(1956/02/14、3期、日本社会党)

○大倉精一君 次回にお願いいたします。
【次の発言】 この法律の案に対する質疑は、なお問題点があると思いますので、次回に留保したいと思います。
【次の発言】 大臣が三時ごろまでしかおいでにならぬそうですから、大臣がおいでになったらちょっと……。
【次の発言】 運賃の問題は実は大臣から直接お伺いしたいと思っておったのですが、最近のもやもやした中で、鉄道運賃がその一つになっているのですが、今次官のずっと御答弁を聞いておりますと、ますますわからなくなってきます。ますますわからない。先ほどの答弁の中で、率直にお答え申すことができないのは残念だというような御答弁がありましたが、これは一応本年度の予算にお……

第24回国会 運輸委員会 第5号(1956/02/17、3期、日本社会党)

○大倉精一君 この際、今日は時間の制限もあるようでございますので、私は緊急にお尋ねしたいことがありますから、それを一つ先にお許しを願いたいと思います。
【次の発言】 私は、本日は二つの点についてお尋ねをしたいと思います。その一つは、今いわゆる春季闘争といいますか、非常に労働問題でもって緊迫な様相が出てきております。特にここは労働委員会ではありませんので、運輸委員会としての観点から、この問題の発展如何によっては、日本の運輸情勢からいって重大な問題が出てくるということを痛感するものであります。ところが、私が新聞等で見るところによるというと、政府はこの争議に対しまして、解決をするという方向ではなくて……

第24回国会 運輸委員会 第6号(1956/02/21、3期、日本社会党)

○大倉精一君 私は総裁に運賃問題でちょっとお伺いしたいと思っておったのですが、今日三十一年度予算の資料をいただいたばかりでありますので、これをさらに検討して、次回に運賃に関する質問を保留したいと思います。

第24回国会 運輸委員会 第7号(1956/03/01、3期、日本社会党)

○大倉精一君 その前にちょっとお伺いしたいのですが、今ここに上程されておる法案の審議の予定というか、日程について、ちょっとお尋ねいたします。
【次の発言】 それでは二、三条文の内容についてお尋ねしたいと思っておりますが、まず第十三条ノ四というのは、何回読んでも、どういうことか、どうも解釈に苦しむのですが、具体的に一つ例示をして御説明を願えませんか。
【次の発言】 非常にむずかしい内容なんですが、端的にいって、この第十三条ノ四の法律がない現在において、具体的にどういうような不便があるかということについて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 どうもしろうとでわからないのですが、一企業で数個の財……

第24回国会 運輸委員会 第8号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○大倉精一君 この提案理由の説明を見ますと、二百円を三百円に値上げする理由として、自動車が大型化した、構造装置が複雑化した、だから検査も複雑化した、こういう工合に書いてありますが、これはそれだけ、二百円を三百円にするに値いするようなそういう手数が、実際問題としてかかるのですか。
【次の発言】 そうしますと、特に従前二百円であったために不便であった、あるいは不都合であったという点はないわけですか。
【次の発言】 なお臨時運行許可手数料でありまするが、これが五十円を百円に値上げするという理由の中に、許可証の乱用防止の一助としたい、こういうようなことがあるのです。五千円を百円にするということによって……

第24回国会 運輸委員会 第9号(1956/03/09、3期、日本社会党)

○大倉精一君 前回この問題に対する質疑を保留しておきましたが、続いて若干お尋ねしたいと思います。  地方の陸運事務所等の現場の状態を見てみるというと、根本的には人員の不足、予算の不足、あるいは設備の不完全、こういうようなことのために、車両の検査等が必ずしも適正に行っていない。非常にそこに欠陥があるように児受けておりまするが、そういう点についてどういうふうな御認識を持っておられるか、それを伺いたい。
【次の発言】 自動車局長は、あるいはそのほかの幹部の諸君は、その現場でですね、車両検査の現場あるいは事務所の現場へおいでになったことがありますか。

第24回国会 運輸委員会 第10号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○大倉精一君 この際副総裁に、今国鉄の労働問題がだいぶ大きな問題になっているのです炉、これの発展いかんによっては日本の交通事情に非常に大きな影響がある、こういうような問題が緊急の問題としてありますので、この問題に対して国鉄当局の考え方等を若干お伺いしたいと思います。  調停案が出てからもう相当日にちもたっているのですが、この調停案に対する当局の態度は、根本的にはどういうような態度でいかれるのか、その点についてまず伺ってみたいと思います。
【次の発言】 私の聞いておるのは、行き過ぎたところがあるとかないとかいうことを聞いておるのではない。これは一つ、あとでそういう御論議があるなら、御論議があって……

第24回国会 運輸委員会 第11号(1956/03/22、3期、日本社会党)

○大倉精一君 運輸大臣に参考までにお伺いしておきたいのですが、今日本の自衛隊の増強について、大体空軍を主力にして、空軍を重点にして国防力を増強しようというような御方針のようでありまするが、この今度の法案は、当然この空港の新設ということは、これは国防――いや別の法律でおやりになっておると思うのですが、空港の将来の設置、いわゆる一般民間空港の将来の設置について、将来の日本の防衛庁ということについての考慮を払われて、その配置というものを考えられておるのかどうかということについて、一つだけ伺っております。
【次の発言】 そうしますと、将来そういうような問題については、民間ののいわゆる空港配置とば別に考……

第24回国会 運輸委員会 第12号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○大倉精一君 今の平林委員の御意見は私も傾聴に価するものであると思いますが、一応この法案に対しまして同意をしておきますが、将来のために、念のために二、三この際お尋ねしておきたいと思います。  まず第一番に、今度は資力信用、能力というものを登録の基準にされているのですが、これ自体は私は少しも異議はない、けっこうなことであると思いますが、しかしながら、従来の免許に関しても同じような字句が使われております。他の業者につきましてもこういう資力信用あるいは能力がある。ところが、この解釈と取扱いについて必ずしも従来の法律はうまくいっていない。実情はその目的に沿うような現状になっていないという状態ができてお……

第24回国会 運輸委員会 第13号(1956/03/30、3期、日本社会党)

○大倉精一君 道路運送法の一部を改正する法律案の提案理由の中に、自動車運送事業の安全を確保しようという文句が見られるのでありますが、これはこの輸送の安全のための一歩前進だということについては非常にけっこうだと思うのですが、これによって自動車運送の安全を確保するという、そういうきめ手にはならぬ、そういう根本的な要素にはならぬと私は思うのですが、これはやはり自動車運送というものが、特に運転手に対する労働条件なり勤務条件なり、そういうふうな問題を根本的に解決をする、こういう熱意を示さない限りは、私は交通の安全という根本的対策にはならぬと考えておるのですが、こういう点について局長の御意見を伺いたいと思……

第24回国会 運輸委員会 第16号(1956/04/13、3期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して、この際お伺いしておきたいのですが、例の運転手の違法行為に対する措置なんですが、御承知のように、二重処分をやられる、行政処分と司法処分。これによって運転手諸君が非常に困っている状態なんですが、警察当局においてこの二重一処分に対する指導方針といいますか、どういう方針を持ってされているか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はよくわかるのですが、私はこの実情をいろいろ仄聞するところによりますと、たとえばスピート違反で金をとられるという場合でも、その警察官の心境によって千円になったり千五百円になったりという、まちまちに金をとられるというように聞いておりますが、それは……

第24回国会 運輸委員会 第17号(1956/04/17、3期、日本社会党)

○大倉精一君 今の問題に関連しまして、交通事故防止対策要綱についてちょっとお伺いしておきたいのですが、この対策本部というのはどういう構成になっておるのですか。
【次の発言】 そういう連絡事務機関だということなんですが、そこで策定された交通事故防止対策要綱の内容についての実効力といいますか、そういうような問題については何か特に措置をされておるのですか。ただこれが単なる作文、あるいは理想、目標に終ることなく、これを実際現実に励行するということに対して特段の配慮がおありになると思うのですが、その内容についてちょっとお伺いしたいのですが。
【次の発言】 この連絡事務関係の中に大蔵省は入っておりますか。

第24回国会 運輸委員会 第18号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○大倉精一君 私は日本社会党を代表しまして、ただいま提案されました修正案及び修正部分を除く原案に対し、賛成の意見を申し述べます。  本来、自家用貨物自動車の違法行為のばっこするという現象は、現下における中小企業の窮状をそのまま物語るものである。これは政府の中小企業振興に対する熱意の欠如と政策の貧困の結果によるものと言わなければならない。しかしながら、この中小企業の振興、ひいては日本経済の発展のためには、正常なる秩序のもとに、公正なる競争による道路運送の健全はる運営は必須の要件であるのは、言うまでもありません。  近来自家用貨物自動車の一部に違法行為がはんらんし、ために輸送秩序は紊乱し、不当なる……

第24回国会 運輸委員会 第20号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○大倉精一君 運輸大臣にお伺いしますが、この法案の改正について衆議院において付帯決議がついておる。この付帯決議が非常に重要な問題だと思うのですが、この付帯決議の取扱いについてお伺いしておきたいと思うのです。というのは、従来ややもすれば、付帯決議あるいは委員会の決議、本会議の決議というものは、決議のしっぱなしになって、ほとんど実効を見ない。何か軽視されるような風潮が出てきておるように思われる。従って、非常に重要な付帯決議がついておるわけですが、これを政府としては具体的にどのように推進されるという考えがおありなのか、それをまず承わっておきます。

第24回国会 運輸委員会 第21号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○大倉精一君 局長にお伺いしたいんですが、衆議院の運輸委員会における局長の答弁によりますというと、その中で、今度の倉庫業法案がすっきりしない点がある、あるいは抜けた点がある、こういうような御答弁があって、そういうものについてはなるべく早く修正あるいは完全なものにしたいという答弁があったのですが、この法案を提出なすった当事者として、この法案がすっきりしていない、あるいは抜けた点がある、こういう点を御認識になっているということは非常に重要だと思うのです。どういう点がすっきりしないか、どういう点が抜けているか、どういうところをさらに完全にしなきゃならねかということについて、さらに具体的な説明を願いた……

第24回国会 運輸委員会 第22号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○大倉精一君 それでは、この際気象台長から……。先般ビキニの水爆実験がございましたが、この実験に関連して、影響する部面について新聞等でいろいろ言われておりますが、これについて簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 運輸大臣にお伺いするのですが、この実験に関連しまして、沿岸荷役等の問題につきまして、安全度の証明がなければ荷役をしないという問題が方々に起っておるのですが、こういう問題について大臣としましてどういうような措置をなされるか、所管事項範囲内においてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 海運局の万においては、こういうような問題に対しまして、事前に白血球の検査をする、こういうよ……

第24回国会 決算委員会 第3号(1956/02/03、3期、日本社会党)

○大倉精一君 今日、大臣が御出席にならぬという理由はどういう理由ですか。
【次の発言】 やはり総括質問というときには、決算委員会になるべく、なるべくというよりも、むしろ必ず大臣、あるいは要すれば最高責任者の総理大臣に出てもらうというくらいな、そういうような形をとってもらわないというと、ほんとうの総括質問ができないと思うのですが、今後は一つそういう点に格別の御配慮を願いたいと思います。
【次の発言】 二十九年度の決算報告を見ますというと、やはり二十八年度と同様に、ほとんど批難事項の金額等も変っていないようであります。表面に現われておる金額は、なるほどたくさん減っておるというふうになっておるのです……

第24回国会 決算委員会 第4号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○大倉精一君 ただいまの委員長の質問は、この法案が参議院で修正になったのですが、政府は現在においてもやはり開発銀行並びに輸出入銀行に対しては行政管理庁が監察をしなければならぬというふうに考えておられるのか、あるいはその部面に対しては監察権が及ばなくても差しつかえないとお考えになっておられるのか、こういうことを委員長がお尋ねになったと思うのですが、その点はどうなのですか。
【次の発言】 私の質問と少し答弁が違うと思うのですが、政府の原案では行政管理庁において輸出入銀行あるいは開発銀行の監察もしなければならぬ、こういう考えの下にああいう法律をお出しになったと思うのです。それが修正をされた今日におい……

第24回国会 決算委員会 第7号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○大倉精一君 この問題と関連して質問を申し上げますが、現在国会の訴追委員会に対しまして、裁判官の訴追事件が百数十件もあるわけです。この中には一執行上の問題として却下される事件もたくさんあるわけです。その場合にお伺いしたいことは、裁判官というものは、不正事件だけじゃなくて、不正事件でなくてやはり徳義上のいろいろな事象というようなものに対しましても、非常に大きな問題として取り扱われなければならぬと思うのです。しかしこれは法的にどうということは私はないと思う。そこであなた方の方で裁判官会議を開かれていろいろおやりになるのですが、こういういわゆる法的に問題にはならんが、しかしながら、徳義上裁判官として……

第24回国会 決算委員会 第9号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○大倉精一君 本日の日程でございますが、会計検査院の事務執行上の問題について最近衆議院の方でも問題になっておりますし、また新聞紙上でも非常に大きく問題にして取り上げて、国民の関心も一段と深いと思う。前回の委員会におきまして資料を要求しまして、本日その資料が手元にきておりますので、議事日程を次のように変更を一つ願いたいと思います。委員派遣報告の次に検査院の事務執行上の問題に対する質問に直ちに入っていただきたい、こういうように日程変更を動議として提案いたします。
【次の発言】 東谷院長にお尋ねいたします。最近会計検査院の事務執行上について衆議院等においても相当問題にして参りましたが、また新聞紙上に……

第24回国会 決算委員会 第12号(1956/04/04、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 では速記をつけて。
【次の発言】 それでは今、久保君の御要求になった資料を後刻御提出を願います。本件に関する質疑は本日はこの程度にとどめたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 次に、大蔵省所管のうち、管財局の部を議題にいたします。検査批難事項は第五十二号から第七十七号まで及び第七百五十九号から第七百六十二号までであります。  なおこの際、昭和二十九年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和三十九年度国有財産無償貸付状況総計算書を議題とし、管財局の部を一括して審議することにいたしま……

第24回国会 決算委員会 第13号(1956/04/12、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  ただいま御出席の方は、国有財産検査課長土井五男君・武樋総務課長・正示管財局長、天野国有財産第一課長、上東野管財司計官、建部建設省営繕計画課長、以上の方々であります。  御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいま大澤第一局長が出席になられました。
【次の発言】 白井委員、ちょっとただいま一萬田大蔵大臣並びに石原大蔵大臣官房長が御出席になっておりますから……。
【次の発言】 私から一つお伺いいたしますが、この辞表届は本人が自発的に出したのか、あるいは出すように慫慂されたのですか。

第24回国会 決算委員会 第14号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○大倉精一君 この際、二、三お尋ねしておきたいと思います。第三十二条関係ですが、今度の改正案によりますと従来現金と物品を一緒にして弁償責任を負うということをうたっておったのですが、この改正案によりますと、物品を切り離して、特に物品については、故意または重大なる過失というふうに規定をされておるのですが、この場合、現金喪失の場合と、それから物品に損害を与えた場合、この差別をされた、この理由について承わっておきたいと思います。
【次の発言】 これは物品管理法の改正に従って必然的に改正されたものであると思うのですが、参考のために伺っておきたいのは、従来の規定によって現金と物品と一緒にされておった場合、……

第24回国会 決算委員会 第15号(1956/04/26、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) ただいまから第十五回決算委員会を開会いたします。  本日は田中委員長が都合によって欠席されましたので、依頼を受けて、私が委員長の職務を行うことになりました。よろしくお願いします。  次に本日の理事会において申し合せた事項についてお諮りいたします。本日の議事日程は、別紙、お手元にある通りでございまするが、案件としましては、昭和三十九年度決算、大蔵省管財局(国有財産の管理状況に関する行管の勧告を含む)、昭和二十九年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和三十九年度国有財産無償貸付状況総計算書を議題に供します。なお次回の日程並びに自後におけるところの本案件の取扱いにつきましては、……

第24回国会 決算委員会 第17号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○大倉精一君 今の井上局長の辞表の取扱いについてお伺いしたいのですが、今起訴中の問題なんですが、この辞表を提出するについては、当局の方で辞表を出すように慫慂があったのですか、あるいは本人が自発的に辞表を出したのですか。
【次の発言】 これはそういうような場合に、かりに本人が辞表を出したといった場合に、今の懸案中の問題がどうなるかという、黒白が明らかになるまでそれを保留するのが至当じゃないかと思いますが、これを辞表を受理して、普通の退職のような取扱いにされておる。これは私は当を得ないと思うが、あなたの御見解はどうですか。
【次の発言】 それは一番軽い処分ということ自体は、私は非常に不当な処分だと……

第24回国会 決算委員会 第18号(1956/05/24、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) なお、ただいま佐藤国鉄施設局長が出席になっておりますので御報告いたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起して下さい。  今の近藤君に対する御答弁は、八木君の発言のあとで御答弁を願います。
【次の発言】 なお、ただいま加藤国鉄施設局管理課課長補佐が出席されております。ただいまの近藤君の質問に対して御答弁願います。
【次の発言】 私から関連してちょっとお伺いしたいのですが、これは別に不正があるとかないとかいう問題じゃなくて、今の井上印刷局長の問題に関連しまして、同じようなケースであるということで質問があると思うのですが、加賀山さんが総裁に就任な……

第24回国会 決算委員会 第19号(1956/05/26、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) ちょっと関連して。今までのずっと御答弁で少し私腑に落ちないところをお伺いするのですが、この前の委員会のときには、松原町の方の邸宅はこれは国鉄総裁用としてお買いになった、こういうお話でございましたが、そうでありますか。
【次の発言】 きょうもらった資料によりますというと、総裁の就任が二十四年九月二十四日になっております。が、しかしながら松原町のうちの登記済みになったのが八月の九日になって、総裁就任前にこれはお買いになったのですか、これはお買いになったと同時に加賀山さんがあそこへお入りになったと聞いております。お買いになったと同時にあそこへお入りになったのですか。

第24回国会 決算委員会 第20号(1956/05/29、3期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) ただいまから第二十回決算委員会を開会いたします。  まず委員の変更を御報告申し上げます。  なお、その前に、委員長若干おくれますので、指名によって私が代理いたしますから、さよう御了承を願います。  委員の変更は、五月二十八日、酒井利雄君、島津忠彦君の辞任に伴いまして、小幡治和君、山本米治君が補欠として選任されました。  また本二十九日、安部キミ子君、菊川孝夫君の辞任に伴いまして、千葉信君、海野三朗君が補欠とした選任されました。  昨二十八日の理事会の経過を御報告申し上げます。今日の委員会開会の件、参考人に関する件、現地視察に関する件。

第24回国会 地方行政委員会 第7号(1956/02/29、3期、日本社会党)

○大倉精一君 私もこの問題について大臣にお伺いたしたいと思うのですが、今日おいでになる方はどなたですか。
【次の発言】 それでは根本的な問題は大臣がおいでになってから私もお伺いしたいと思うのですが、今日は技術的な面だけをちょっとお伺いしておきたいと思うのですが、今資料をいただいたこの整理計画というのがありまするが、これの整理方法についてどういうような方法でもってこういう整理をなさるのか、そういう方法、あるいは計画について承わっておきたいと思います。
【次の発言】 これは地方財政の赤字対策の一環として人員整理をやる、こういうことでございますか。


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 運輸委員会 第3号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がないようですから、私は、今の大臣の答弁の中で一つだけ確めておきたいことがある。それは米軍の入札制度について、大臣の今の御答弁でいきますというと、形式が入札という形式であるかどうか疑わしい。個別に折衝をしておるのだから、これはどうも法律的にどうこうということは疑問であるというような御答弁があったように記憶しております。これは私はちょっと重要な問題ではないかと思うのです。先回の国会の答弁におきましても、米軍に対しましても、やはり港湾荷役の料金は法律のワク内でやるという御答弁があったわけなんです。そうだとすれば、この港湾運送事業の運賃、料金について、入札という形式にしろ、あるいは……

第25回国会 運輸委員会 第4号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○大倉精一君 それはおかしいと思う、便宜上というのは。
【次の発言】 先ほど相澤君の方から港湾労働対策協議会のことについて質問があったのですが、これは大臣非常に軽い答弁で、便宜上あっちの方ヘというような答弁があったんですが、これは確かに衆議院の請願採択に基いてできたものだと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 この問題は、なかなか非常に重要な問題と思っておるのです。今までずっと質問があったように、港湾労働者の問題は非常に大へんな問題を含んでおる。しかもこの協議会が目下職安局ですか、これを中心に作られておって非常に軽く扱われておる。この状態でいきますと、何の権限も資格もないのですから、港湾関……

第25回国会 運輸委員会 第5号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して……。一つ伺うのですが、先ほどの軍貨の入札については行政協定に挿入をして解決する、これはけっこうです。けっこうですが、その際にもお話があったんですが、軍から荷役機械をいろいろ借りる、借りるから料金についてはいろいろ問題があるというようなお話なんですが、現在横浜等で荷役機械を借りておるというのは、どういうふうな形式でお借りになっておるのですか。
【次の発言】 実はこの前のいきさつを私は聞かなかったのですが、私の聞くところによれば、軍から借りている荷役機械を払い下げる、その払い下げる機械を何か買受けて、そうして業者に貸しておるというようなそういう会社なんかがあるというふうに聞……

第25回国会 運輸委員会 第6号(1956/12/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) 速記をとめて。
【次の発言】 では速記をつけて。  暫時休憩します。    午前十一時五十一分休憩

第25回国会 運輸委員会 第7号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いしておきたいのですが、国鉄は国民の生活に直接かつ重大な影響があるということは今お話の通りでありまするが、この重大な影響のある国鉄に争議が起る、しかも年末の、滞貨が非常に多いという時期に争議が起る、これは非常に重大な問題だと思うのです。そこで当局の当面する責任というもの、任務というものは、まずもってこの争議を解決しなければならぬ、国民のためにも、あるいは年末の輸送のためにも解決しなければならぬ。これが第一の任務だと私は思うのですが、きょうの新聞を見るというと、今質問のあったように組合員を処分しておられる。処分をするということは、すなわち解決の方法である、こういう工合に……

第25回国会 決算委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。今の長官の御答弁は、私も聞いておって非常に不快に思ったのですが、何か高田君があなたに挑戦をしてあられるようにおとりになったのかわかりませんけれども、何かわれわれに挑戦をしておられるような感じを受けて、非常に不愉快です。あなたは、不正はないとおっしゃる。不正というものは何だ、刑事事件か、刑事事件にさえならなければ何をやってもいいか、こう私は逆に申したいのです。今ここでずっと毎年々々防衛庁の不当事件に関しては批難事項が多い。これは不正じゃないかもしれませんが、不当なんです。不当な事件がたくさんある。私はこの問題は、ボロぐつの問題はタッチしませんから知りませんが、一つの失態で……

第25回国会 決算委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○大倉精一君 航空自衛隊の部隊の設置について、今、愛知県の春日井市ですか、春日井市の昔の兵器廠のあとへ航空自衛隊を設置をする。これに関して、何かあすこに大学の分校か何かがあって、問題が起きているというようなことを聞いているのですが、その状況についてちょっと御説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 こういうような問題はこれからもいろいろあると思うのですが、そういう場合に、やはり自衛隊という性格からいって、この土地の人の反感をかったり、問題を起したりしては、私は非常にまずいんじゃないかと思うので、こういうふうな問題を、十分土地の人と話し合いをして、納得の上で実施に移す、こういうような方向下、……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1957/07/29、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いしたいのですが、今新線建設に伴う要員の問題が論議されていると思うのですが、これに対して今大臣は野放しにはしないというお答えがあったのですが、そこで実は先般私は名古屋、四日市で要員の問題で相当問題を起した現場で実情を見て参りましたが、あそこの構内作業員の問題ですね、これはいわゆる運転規則というものがあって、これに従って作業をやっているということになっているのですが、しかしながら、この運転規則通りに作業をやれば、要員が非常に不足するという現状になっている。従って連結手あるいは作業員が非常な危険を冒してやっているという実情を私は見て参りました。笹島では、今運転規則通りにや……

第26回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1957/08/30、4期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がないから簡単にこの際お尋ねしておきたいと思うのですが、気象庁関係の住宅の問題等については、すでに質問があったのですが、実は私どもも先般八丈島へ参りまして、こういう問題についてつぶさに見て参りました。来年度の予算の点につきましても御説明お伺いしたのですが、特に当面した問題として、八丈島においては、住宅のない職員が民間の借家を借りて、そしてみずからその費用を負担をしておるという話を聞きました。これは方々にあると思うのですが、そうなりますというと、給与の面において不均衡ができ、不公平が出てくると思うのですが、当面、来年度のそういう計画のできる間において、民間の住宅を借り入れるとい……

第26回国会 運輸委員会 第4号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。今メモランダムができておるというお話でございましたが、それはライセンスのあるものでなければ契約しないというメモランダム、これは私本調査をしてみましたが、一方的な解釈のように承わっておるんです、これは。たとえば運輸省の陸運関係でも、これは一方的な解釈である、今現に米軍の方では、基地内におけるところの業務ですね、あるいはこういう問題については、日本の法律の拘束を受けないのだ、こういう解釈が一部で行われておる。それでだんだん調査してみますというと、第何回かの合同委員会だかわかりませんが、この合同委員会の席上において、日本の政府がそういう希望的な意見を出した、そのときにアメリカ……

第26回国会 運輸委員会 第7号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、一言だけお伺いしたいんですが、運輸委員として――労働委員じゃありませんから、運輸委員としてお伺いしたいんですが、今度の争議によって、たださえ滞貨があるところを、三百万トンか四百万トンに上っておる、大変な問題です。ところが、きのうも私は「あさかぜ」に岸総理大臣と一緒に乗っておりましたが、大変な混乱です。ところが国民の世論というものがですね、今政府は一体何をやっておるか、こういうことになってきておる。それは中村君も言われたように、調停案というものが出ておる。労働組合はこれは早々に受諾しようとしているんです。当局は千二百円以上は承知しない。当局は、あんたたちは隠しておるけれども、……

第26回国会 運輸委員会 第8号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○大倉精一君 いろいろ今聞いておりますけれども、四項は、労務者をアメリカが雇うときには、これはアメリカが勝手に雇ってはいけない、当局者の援助を得てやるという規定なんです。問題は、労務の提供によって日本の経済その他にどういう影響があるかということが問題なんです。そうでしょう。どういう影響があるかという問題であって、そういう点になると今の第二項が問題になってくる。その労務の提供によって日本の経済あるいはその地域のいろいろな業界が非常に因るという状態が出てくるならば、これは四項と別に、労務提供について第二項によって援助を得なければならないと思うのであります。だから四項というものは労務の提供という、そ……

第26回国会 運輸委員会 第9号(1957/03/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) これより運輸委員会を開会いたします。  国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日御出席の方は国鉄総裁十河信二、経理局長久保亀夫、営業局長磯崎叡の諸氏であります。  御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  それでは江藤君の今要望の資料、御提出願います。  なお、ただいま宮澤運輸大臣が出席になりましたので、御質問の方は、引き続き御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。それではこれにて散会いたします。    午後三時十九分散会

第26回国会 運輸委員会 第10号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと関連してお伺いしておきたいのですが、五カ年計画と人員の面について、今副総裁は配置転換その他の方法によって解決していきたい、こういうような御答弁だったのですが、五カ年計画ではなくて、現在国鉄には、いろいろ服務規定等があると思うのですが、国鉄の職場において、この服務規定通りに服務するに足る人員が配置されているかどうか、こういう状態についてはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 私は交通関係については、それに配置される人間の問題を非常に重視をしているのですが、国鉄にはいろんな職場があって人目につく所、つかない所がたくさんあるわけですが、そういう所でもって労働基……

第26回国会 運輸委員会 第11号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○大倉精一君 前回の委員会で、中村君の質問に関連して、笹島の操車の増員について回答を保留しておいたのですが、その後、あの問題について御調査になった結果、具体的にどうするか、ということについて御回答を願いたいと思います。
【次の発言】 私のお尋ねしているのは、組合との話し合いがどうなっておるか、これはまあ私はあまり関係なく質問しておるのですが、あそこの操車の要員が十七名要る。これは私は現地を実際見てきたのです。見てきますというと、実際十七人要るのです。これはいろいろこまかい技術的な説明もありましたし、あるいは作業の現場も見ましたが、これは交渉という問題ではなくて、あそこの作業をやっていくには、あ……

第26回国会 運輸委員会 第12号(1957/03/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 関連して。どうも答弁が非常に抽象的で、われわれしろうとにはわからないのですが、今あなたが物価の値上げを食いとめるためにいろいろな手を打っていくと言われたのですが、その打っていく内容がわからないわけです、それで今私が直感した矛盾というのは、今まで政府がとってきた物価政策というものは低く物価を押えていこう、この低く物価を押えていくための重要な手段として運賃問題を実施されたと思うのですよ。つまり物価の主要なる要素といいますか、運賃というものが物価に非常に大きな影響がある、こういう前提のもとにいわゆる政策運賃をとられてお……

第26回国会 運輸委員会 第13号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してちょっとお伺いしておきたいのですが、どうも昨日からのいろいろの説明を聞いておりますというと、權田局長の方では個々の線区の赤字、黒字というものが、これは取り上げて議論すべきものではなくて、全体として赤字だ、黒字だという、こういう問題をやはり重点に置くべきだというようなお話なんです。ところが、三十一年の一月十四日号のエコノミストで、十河総裁が「国鉄を刷新する道」という、こういう一つの談話を発表せられておるのですが、それによりますというと、国鉄の財政の健全化の大きな目標は、百七十億にも上るところの、幹線でない赤字を出しておる地方線をどうして黒字にするか、これが大きな眼目であると……

第26回国会 運輸委員会 第14号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○大倉精一君 今のこの運輸大臣並びに当局の答弁を聞いておりますと、非常に私は不可解だと思います。まず第一番に、北陸線のそういう個々の問題については、やる必要がない、総体的にやればいいのだと言っておいて、あとからそういう年次計画もありますと言う、これは非常に私は重大なことだと思います。こういう答弁の仕方は。それから運輸大臣は、こういうむずかしい問題になると常にあなたの答弁は、国鉄を信頼しておりますから、やるだろうと思う、この答弁を始終されておるのですが、やはり、もうあと時間もあまりありませんから、今後はもう少し具体的にわれわれしろうとにわかるように答弁をしてもらうように要望します。

第26回国会 運輸委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○大倉精一君 運輸大臣にお尋ねしますが、もうあまり時間もありませんし、最後の段階になりましたので、私も簡潔に御質問申し上げますので、端的に明快な御答弁をもってお願いしたいと思います。  まず第一番にお伺いするのは、国鉄に対するところの国民一般の感情というものに対して、いわゆる汚職、疑獄あるいは、不当なるいろんな事件に対しまして、疑惑を持っておるのですが、特に歴代内閣において、こういう問題に対しましては綱紀粛正ということはうたわれておるのですが、これに関連しまして、先般の造船疑獄のときに非常にいろんな問題を起しましたところの前官房長の壷井氏が起訴になった、その起訴中に依願免官になって、何か関係の……

第26回国会 運輸委員会 第16号(1957/04/09、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  ただいまの説明に対する御質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に、国有鉄道の建設線及び調査線の現況に関し、藤井常務理事から御説明を願います。
【次の発言】 ただいまの御説明に対して、質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。――御発言ないものと認めます。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  次回の委員会は十二日午前十時からといたします。  なお、委員会に参考人として国鉄労働組合委員長小柳君を呼ぶことに御異議ございませんか。

第26回国会 運輸委員会 第18号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○大倉精一君 だいぶん質問がありましたので、私は違った観点からお伺いしたいと思うのですが、最近遊覧客の事故というものは年中行事のように続いているのですが、海上においては船、陸上においてはバス、これはどこかに何かの欠陥が根本的にあると思う。何かの欠陥があると思う。ただラジオやあるいは通牒でもって注意を促しておるだけでは何ともならぬような欠陥が、抜け穴があるのではないかと思いますが、当局として、どういうところに根本的な欠陥があるのか、こういうことを検討されておるのか、されておるとしたならば、当局の所見をまず伺っておきたいと思う。
【次の発言】 その抽象的な言葉が私はやはり非常に年中行事の絶えない原……

第26回国会 運輸委員会 第21号(1957/05/07、4期、日本社会党)

○大倉精一君 今の委員長の御発言は非常に重要な発言だと思うのです。その発言に対しまして、大臣はこれを肯定されて、そのように努力します、ということがあったわけなんです。委員長の発言の中身は、結局、政府も国鉄も組合も三者がおのおの責任を感じて、そうしてこの事態の解決に当るという、この誠意と努力がなければ国民の期待にこたえることができないのじゃないか、こういうことだと思うのです。これを大臣は肯定をされたのですが、政府とそれから国鉄あるいは組合、この責任をおのおの感ずるということについて、少し大臣の具体的な御見解をお願いしたいと思います。
【次の発言】 非常にけっこうな御発言だと思うのです。そこで、お……

第26回国会 運輸委員会 第23号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○大倉精一君 私は根本的な問題について一つ総裁のお考えなり、抱負なりをお伺いしたいと思うのでありますが、国鉄の労働組合が休憩時間外の大会をやるというと汽車がとまってしまう。これは何を意味するかといえば、この国鉄を動かしておるものはだれかといえば労働者であります。そういう観点に立って、この労働問題の取扱い方、処理ということについては、これは国鉄というものにとっては非常に大きな問題だと思うのです。そこで、これは、だれが悪い、あれが悪いということもいろいろあるでしょうか、今度の原因を考えてみますというと、これは確かに仲裁裁定か完全に実施されていない、あるいは団体協約でもって協定されたものが完全実施さ……

第26回国会 運輸委員会 第24号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○大倉精一君 私もその法案に賛成いたします。  ただ、理由はもう省略いたしまするが、ただ一つ、衆議院における付帯決議を十分に尊重していただく、こういう要望を付して賛成いたします。

第26回国会 運輸委員会 第25号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連。今の話を聞いておりますというと、その間に非常に何か不明朗なるものがあるように聞き取れるのですが、そこで、総裁の答弁を聞いておりますというと、民間業者をいたずらに圧迫してはいかぬと、こういう趣旨の答弁がありました。しかしながら、私も運輸委員を長くやっておりまして、こういう競願事件等については、いろいろ陳情を受け、あるいは意見を聞いておりますが、実際の例として、各地における事情を聞いてみますと、果して国鉄が総裁の言明通りに、民間業者を圧迫しないという方針でやっておられるかどうか、疑問になるような事案がちょいちょいあるのであります。でありますから、何か答弁を聞いておりますと、御都……

第26回国会 決算委員会 閉会後第3号(1957/06/12、4期、日本社会党)

○大倉精一君 今の答弁を聞いておりまして、私は一つ疑問に思うことは、航空機あるいはその他の供与を受けるに当って、部品あるいはその他の整備に関する保証条件というものは何ら考慮されておらんのですか。たとえばこのC46Dという飛行機を供与される。ところがこれは外国の飛行機ですから、部品は日本の国にはないわけです。今答弁を聞いていると、あなたの方の説明書を見ておりますと、現品を供与を受けてから、さあ部品をどうしよう、ああしよう、あちらでやろう、こちらでやろうということをおやりになって、結局使いものにならん物をお買いになっているのですが、アメリカからこういうような主要な兵器を供与される場合に、将来におけ……

第26回国会 決算委員会 第5号(1957/02/08、4期、日本社会党)

○大倉精一君 この批難事項の個々の分について二、三お尋ねいたしたいのですが、たとえば一九七二号ですか、私はこれはよくわからないのですが、一通りこれを見ますというと、何か用材と薪炭材と分けている。ところが薪炭材となっているもののうちでも用材に適するものが相当あって損害をこうむったというようなことがあるのですが、これは薪炭材と用材というものと分けるのですが、どういうような基準で分けるのですか。だれが判定をされるのですか。
【次の発言】 これを判定区別する方は専門的にそれにかかっているのですか。専門的にそれを判定し、それを鑑定しておられるのですか。それとも臨時にその地方に行ってやられる方なのですか。

第26回国会 決算委員会 閉会後第5号(1957/06/26、4期、日本社会党)

○大倉精一君 太田川の問題についてちょっと二、三お尋ねするのですが、その前に、この問題は、今御報告があったように、現地調査の結果、なお幾多の問題点があると思いますので、委員会において今後さらに突っ込んだ審議をしなければならぬと思うんですが、この中央の当局者は、太田川の問題について、その後現地についていろいろ事情を調査をされたと思うんですが、もう十分な認識を持っておられますか、ちょっとお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは、一応現地の事情を十分御調査になったという前提でお伺いするのですが、私が疑問を持ってきたことについて中央の見解を二、三お伺いしたいんですが、まず第一番に、今も報告……

第26回国会 決算委員会 閉会後第7号(1957/06/28、4期、日本社会党)

○大倉精一君 かねて当委員会において審議継続中の池袋のデパートの問題について、この際、その後の経過並びに今後における国鉄の当局の考え方について、具体的に一つ御説明を願っておきたいと思います。
【次の発言】 それでこの際、大体現状と将来の問題について若干お伺いしておきたいのですが、相手方と百貨店の使用面積等についての契約の変更はもうできているのじゃないですか。
【次の発言】 これは覚書をかわしたということなんですね。それから六階以上のことについてはまだ決定しかねておるというようなお話なんですが、これは決定するとして、だれが経営することになるのですか。やはり丸物が経営することになるのか、あるいはほ……

第26回国会 決算委員会 閉会後第10号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○大倉精一君 まず、この資料についてちょっとお尋ねしておきたいのですが、実態調査費というのがあるのですが、この実態調査費というのは、調査費用というのは、どういうところに費用がかかるのですか。この前、現地でわれわれが聞いたときには、そんなにこの実態調査には費用がかからないという答弁が当事者からあったのですが、相当多額の金がかかっておるようでございますが、どういうところにこの金が要るか、おわかりになったら説明を願いたいと思います。
【次の発言】 資料はその程度にしまして、今のその後の経過の説明によりますと、八月十二日に総会を開いて、配分を決定すというような説明がありましたが、私どもが聞き及ぶところ……

第26回国会 決算委員会 第11号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○大倉精一君 私はこの問題はもう運輸委員会で、ずいぶんお尋ねしておるので、たくさんはお伺いしませんが、運輸大臣にこの際聞いておきたいと思うのですが、この前の法律改正で、民衆駅の建設については、運輸大臣が責任を持たなければならぬというふうになっておると思うのです。すなわち認可あるいは許可をしなければならぬと思うのですが、運輸大臣と民衆駅との関係ですね、権限、任務の関係は、どういうふうになりますか。
【次の発言】 今の問題を聞いておるのじゃないのですが、まあその答弁でいいのですが、そうとすれば、民衆駅に関する大臣の基本的な考え方ですね、こういうものをこの際承わっておきたいと思います。

第26回国会 決算委員会 閉会後第12号(1957/10/24、4期、日本社会党)

○大倉精一君 通産省にお伺いするんですが、衆議院の百貨店法が通過した際に、これは付帯決議があったはずです。その付帯決議は、駅舎の上にそういう百貨店を作っちゃいけない、こういう決議があったはずです。池袋の場合におきましては、これは現実に工事が進行中であるので、そういうことを考慮して審議会で審議ざれたと思うんですが、新しくその上に、あるいはその中に新しい計画によって百貨店の面積をふやすなり、あるいは作るなんということは、これは審議の対象になるんですか、付帯決議との関係はどういうふうになるんですか。
【次の発言】 われわれが常識で考えるところによりますと、国会の付帯決議をもって、こういうところに百貨……

第26回国会 決算委員会 閉会後第13号(1957/10/25、4期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと関連してお伺いしておきたいのですが、陸運事務所なんかの不当事件ですが、こういうものは毎年あると思うのです。今もやはりありますか、こういうことは。
【次の発言】 千九百四十七号のところの臨時職員給料というのは、どういう性格のものでありますか。
【次の発言】 臨時職員を雇ったのは、これは陸運局長独断で雇ったのですか、あるいはそうじゃなくて、上の方からそういう了解のもとにやったのですか。
【次の発言】 この臨時職員はどういう仕事に使った職員ですか。
【次の発言】 これは見方によっては、こういう、これはたまたまお茶くみの女ではありますけれども、臨時職員を雇わなければやっていけない……

第26回国会 決算委員会 第18号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連質問。時間がないようですから、私は演説はやりません。それでは端的にお伺いいたしますから、明確にお答え願いたいのですが、それは対米関係の問題について今、岩間君からいろいろ御指摘がありましたが、実際問題として、岸総理は、対米協力関係ということを言っておられるのですが、その実態は、一対一ではない、従属関係のような状態が方々に起っておる。しかもこれがために、日本人の生命財産というものが間接的に直接的に脅かされておる。たとえば、今まで問題になりましたところの相馬ヶ原事件でもそうであります。あるいは砂川の問題でもそうであります。ところが間接に駐日米兵によって日本の国民の生命財産が脅かれて……

第26回国会 決算委員会 第22号(1957/04/05、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いしたいのですが、ただいまの質問は、私は非常に重要だと思うのですが、国家公務員法第七十九条という法律は、どうも私は底抜け規定のような気がするのです。それで、休職になるということは、刑事事件に関連をして起訴された場合という、その起訴ということが前提になっておるわけでありますが、それ以外においては、辞表が提出されれば、それは依願免官ということになるわけです。壷井さんの場合もあるのですが、依願免官にして退職金を払う、それから有罪が決定して、いよいよ賠償せいとか何とかいうことになる。あるいは退職金返せ、こういうときにはびた一文もない。こういうような結果に私はなるのではないかと……

第26回国会 決算委員会 第26号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○大倉精一君 太田川改修対策地区委員会というものの規約、内規か何かありましたらお示し願いたい。  それから地元から最初申請をしたところの補償対象人員並びにその金額、各個別の金額。  次に、建設省が最初査定をした補償金額が幾らであるか、その最初査定をしたところの日時。  次には、委任状を出しておるのですが、その委任状に捺印をしたところの氏名ですね、だれが捺印したか、わからなければ人数。  次に、これは前後するのですが、建説省の査定をした金額、それから最終決定金額、これに関連する配分基準、先ほど要求があったと思うのですが、配分基準、これを一つ明確にしてもらいたい。  次に、これは質問になるかもしれ……

第26回国会 決算委員会 第27号(1957/05/06、4期、日本社会党)

○大倉精一君 三十一年度の一般会計の予備費の表を見ますというと、治安対策の強化に必要な経費、これが非常に大きな金額を占めているように思うのであります。すなわち、総理府関係で九千万円、法務省関係で同じく治安対策の強化に必要な経費、これが二千百万円ですか、この経費のうちで、法務省関係のものは半分くらいのものがまだ使用していない。総理府関係では九千万円のうち二千五百万円というのが使用していない。これは支出見込みであるというふうにこの表では載っているのですが、年度内にお使いになりましたか。
【次の発言】 これは非常に膨大な経費でありますが、治安対策の強化にこれほどの金を使わなければならぬ、予備費を使わ……

第26回国会 決算委員会 第28号(1957/05/10、4期、日本社会党)

○大倉精一君 法務大臣にお伺いしますが、三十一年度の一般会計予備費の支出状況の中で、特に治安対策強化に必要な経費というものが総理府並びに法務省関係合せて一億円以上計上されているのですが、この予備費を便ってまで早急に治安を強化する、しかも大幅に対策を強化しなければならぬというそういう事情は、具体的にどういうような国内治安関係があったのかということを御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ここは決算委員会ですから、私が聞きたいというのは、そういう必要があって一億何千万円という経費をお使いになったのかどうかということをお伺いするわけなんですが、この前の委員会では、何かソ連との国交回復もするように……

第27回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1957/12/19、4期、日本社会党)

○大倉精一君 最近、特にハイヤー、タクシーあるいはトラックの道路運送事業面において、いわゆる免許のない車ですね、自家用車の営業的行為によって、中小企業は非常に乱れておるということを方々で見聞するのでありますが、こういう一般の最近の情勢が、これを放置するにはあまりにも深刻な状態が出てきておるのじゃないか、こう考えるのですが、この問題に関する一般行政について、局長はどのように御認識になっておるか、あるいはこれに対するどういう対策を考えられるか、総合的な問題について、まずお伺いしてみたいと思います。
【次の発言】 ことに、この問題の措置について、取締り当局であるところの陸運事務所等の陣容について、や……

第27回国会 決算委員会 第2号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは通産大臣は御出席じゃないんですか。
【次の発言】 この前の委員会でお尋ねして、ちょっと私のまだ納得しないところについてお聞きしたいと思います。  まず運輸大臣から。民衆駅と、それからデパートの問題、これに関する先般の国会におけるところの百貨店法の付帯決議と、この取扱い、これが、この前の委員会の質疑応答の中では、どうもまだはっきりしないものがある。この関係について一つ大臣から明確な御意見を承わっておきたい、こう思います。
【次の発言】 私のお伺いしておることは、この前の委員会において池袋の民衆駅について、あそこの百貨店の問題――丸物の問題、それについてお伺いしたんですが、そ……

第28回国会 運輸委員会 第5号(1958/02/18、4期、日本社会党)

○大倉精一君 新潟港の現況及び東北本線の小口貨物中心駅集約共同輸送その他国鉄の輸送状況等実情調査のため、早川委員とともに、去る一月十六日から五日間、高崎、新潟及び水戸に派遣され、視察して参りましたので、簡単に御報告申し上げます。  順序といたしまして、まず最初に、東北本線の小口貨物中心駅集約共同輸送の実施後の状況について申し上げます。  御承知の通り、東北本線の小口貨物の共同輸送は、貨車の積載効率を上げ、列車の速度を向上し、これによって節減した貨車を車扱い貨物の輸送に充当することにより、輸送力の増強をはかり、同時に輸送経費の節減を行い、小口貨物輸送の合理化を目的として始められたものであります。……

第28回国会 運輸委員会 第6号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと関連してお伺いしたいのですが、昨年は検査料の値上げをやったはずなんですが、車検検査料の値上げですね、これは車検事務の円滑を期するために値上げをする、こういう説明であったのですが、その値上げによって得た増収はどのくらいなのか、あるいは増収は全部予算に使  われるよう組まれておるのかどうか、その内容をお伺いしておきます。
【次の発言】 収入より歳出の方が少くて、結局一億八千九百万円もうかったということになる。なぜこうした余剰金を使わないのですか。
【次の発言】 そうなると、車検の検査料を値上げするというときに公約されたことがうそになる、値上げによって増収された分は、車検場が不……

第28回国会 運輸委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○大倉精一君 今の問題に関連をしているのですけれども、運輸省の重要施策要綱というのを見てみますというと、気象業務の強化の中で、一番終りに、防災気象業務の整備ということがあって、水害の防止云々となっているのですけれども、これは最近において気象庁に対するところの国民からの要求というものが非常に具体的になり、また、各方面から万般にわたって要求がきていると思うのです。たとえば農業災害の問題とか、港湾の関係とかというようなものはたくさん来ていると思う。で、そういうものに対しまして、幸いにして重要施策ということの中に入っているのですけれども、結局は、予算を見てみますというと、定員の増が十名、常勤職員が二十……

第28回国会 運輸委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○大倉精一君 私も関連して別の角度からお伺いしておきたいと思うのですが、今までの質問は、いわゆる景気がよくなるかならないか、どうだというようなことが中心になっておるようでありまするけれども、私のお聞きしたいのは、いわゆる岸内閣は重要政策の一つとして、道路の拡充整備ということを取り上げられておるわけなのであります。従って、この政策がどんどん進捗していきますというと、輸送分野というものが非常に変ってくると私は思うのです。特に日本における長距離輸送なんというものは、もうたとえば青森から下関まで行くやつは長距離輸送になるかもしれませんけれども、東京―大阪間は長距離輸送にはならない。ですから、こういう輸……

第28回国会 運輸委員会 第9号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○大倉精一君 この前の委員会のときに、現在の道路運送法においてはこの問題の処理ができないのか、あるいはその他の原因によってこの問題はできないのかという質問に対しまして、大臣の答弁と局長の答弁と違ったわけなんですね。そういうようなことから参考人をというお話になったのでありますけれども、その後において、相澤君の方からこういう要求をされておる。すなわち、「通運事業法にしろ、あるいは道路運送法にしろ、法があれば、やはりその法に適合するように指導監督していかなきゃならぬだろう、そういう点を私は、きょうは時間がありませんから、一つこの機会に要望しておきたいと思うのです。ぜひこの次には資料をそろえて、一体ど……

第28回国会 運輸委員会 第10号(1958/03/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) これより運輸委員会を再開いたします。  午前に引き続き、国鉄の五カ年計画に関する件を議題といたします。  御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちょっと委員長としてお願いしますけれども、あと発言者もたくさんございますので、質問者も答弁者もなるべく簡潔にお願いしたいと思います。
【次の発言】 次回の委員会は、公報をもってお知らせいたします。  本日は、これをもって散会いたします。    午後四時五十一分散会

第28回国会 運輸委員会 第11号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○大倉精一君 二、三気のついた点をとりあえず質問しておきたいと思うのですが、第五十三条の禁止行為の規定の中で、航空機に向って何か物を投げたり何かやってはいけないという規定が新しくできるのですが、今まで何かそういう実例があったのですか。飛行機に向って物を投げたり、あるいはその他航空機に危険を生ずるような行為があったという事例があれば、お知らせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 私もよく勉強しておらぬからわかりませんが、何か旧法の五十三条とそれから九十九条、これがあればそういうものも一切含まれておるような気がするのですが、特に、こうやって項目を分けて規定しなければならないという理由はどういうとこ……

第28回国会 運輸委員会 第12号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。今の答弁の中で、ちょっとこの前の私の質問に関連する事項がありまするので、その点についてお伺いしたいと思います。熊本におけるところのお召し列車の運行計画について支障はないと、こういう報告でありました。そこで、お尋ねしたいのですが、新聞の報道通りに、機関車労働組合の熊本の地方本部におきましては、お召し列車の運行計画というものについて協力はしないという、そういう決定をしておるかどうか、それについてお答えを願いたい。
【次の発言】 まだわからぬというお話なのですけれども、この前の委員会のときには、その新聞記事は見ておらぬから現地について調べて御返事を申し上げます、こういうことだ……

第28回国会 運輸委員会 第13号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○大倉精一君 新潟のこういう事態が起ったということについては、これは何か格別な理由なり、あるいは原因なりがその発端にあると思うのですが、大体主としてどんなような原因から、あるいはきっかけからこういうような事態になったのか、そのいきさつについて、おわかりになったら御説明願いたい。
【次の発言】 私の質問の趣旨がよくおわかりにならなかったかもわかりませんが、新潟の地区で、いわゆる自家用車の車をもって営業類似行為をやる、これは看板を掲げて、そうして電話帳にちゃんと運送屋という名前まで載っておる。そうして車の横っ腹には何々運送店という表示もして、堂々とまあ営業行為をやっておるわけなんですが、こういう事……

第28回国会 運輸委員会 第17号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○大倉精一君 まず初めに、その以後の現地の進行の実情について、局長から御報告を願いたいと思う。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 先般参考人においでを願っていろいろお伺いしたのでありますが、その中で私は意外に思ったことが一つありますから、この際、運輸大臣にもお聞き取りを願いたいと思いますが、実は局長に新潟のこの事態になったそもそもの発端の事情についてお伺いしたのでありますが、局長はそれを知らなかったのですね。あなたの当委員会におけるところの発言によりますと、局長には、十分この事態のことをやるのがお前の試金石だからといって言い含めてやっておったということだったが、向うへ行った局長がこういう重大……

第28回国会 運輸委員会 第18号(1958/04/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) これより委員会を開会いたします。  運輸事情等に関する調査中、海難審判に関する件を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言願います。  なお、御出席の方は、運輸大臣中村三之丞君、法務大臣唐澤俊樹君、高等海難審判庁長官長屋千棟君、法務省刑事局刑事課長河井信太郎君、以上であります。
【次の発言】 ほかに御質疑あり一ませんか。  ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 次に、志免炭鉱に関する件を議題といたします。  御質疑の方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま国鉄の方から十河総裁のほかに資材局長平出彬君が出席されております。御……

第28回国会 運輸委員会 第20号(1958/04/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) これより運輸委員会を開会いたします。  委員の変更について報告いたします。  四月十七日植竹春彦君辞任、佐藤清一郎君補欠、紅露みつ君辞任、平島敏夫君補欠。
【次の発言】 地方鉄道軌道整備法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府より提案理由の説明を願います。
【次の発言】 それではこれより質疑に入ります。質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。――他に御発言もございませんようでございますから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。……

第28回国会 運輸委員会 第21号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○大倉精一君 その前に。この報告は相当日時もたっておるし、本委員会において報告をしてもらって、本委員会の他の委員もいろいろ質問があるだろうと思うけれども、局長は出てこないというのはどういう理由か、冒頭に明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 公用で出ておるのに探すというのはどういうことですか。公用で出ておれば探さなくてもわかっているはずだ、どこにいるのですか。
【次の発言】 どうもそれでは納得できぬのですがね。どういう理由で局長はここへ出られなかったか、その理由を聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 連絡をとるというのですからやむを得ぬとしましても、この前の委員会においても、……

第28回国会 決算委員会 第7号(1958/02/21、4期、日本社会党)

○大倉精一君 私も派遣委員の一人でありますけれども、派遣の報告は今報告になった通りでありまするが、ただ私はこの際建設省の方にお伺いしたいのですが、われわれが派遣されていって、非常に私遺憾に思ったことは、ほんとうのことが、どうも聞けなかったような気がする。つまり前日に聞いたことと、翌日に聞いたことが違うような場面もありましたし、あるいはまたどうもあいまいなところがあったのでありますが、それはそれといたしまして、今報告されたようなことで派遣を終って参りましたが、その後におけるところの現地の状況はどうであるか。さらにまた、建設省並びに県当局、地建、あるいは市、そういうところの、現地におけるところの指……

第28回国会 決算委員会 第8号(1958/03/03、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して伺いたいのですが、これはこういう不当事項というものは、これに伴って金額を返納したり、しなかったりしているけれども、これは会計検査院から指摘されて金額を返納する、こういうことになっておるわけなんですか。会計検査院から指摘されたから、それに従ってこういうような措置をとった、こういうふうなことになっておるのですか。
【次の発言】 そこでちょっとお伺いしたいのですが、補助金を交付してからあとの試験研究等の実施状況なり、進捗状況というものは、これは被交付者から何か報告する義務というものがあるのですか。あるいはこちらから出かけて行って調べるということになっておるのか、その辺はどうなっ……

第28回国会 決算委員会 第9号(1958/03/05、4期、日本社会党)

○大倉精一君 これは次官に一つお伺いするのですけれども、今の報道関係と同時に、さきほどの説明によりますというと、観光用の自動車という話があった。今私はここに速記録を持っておりませんから、的確に申し上げることはできませんけれども、かつて運輸委員会におきまして、どの大臣の時代であったか、はっきり今記憶しておりませんが、必要があればここでしゃべりますけれども、こういうような見解を表明されたことがあるのです。それは、外国の観光客が日本に来てそうして日本へ来てまで自分の国の車に乗らなければならんということはどうもおかしなものだ、であるからして、外国の観光客に対しては日本で作った車に乗せる、こういうことが……

第29回国会 運輸委員会 第2号(1958/06/16、4期、日本社会党)

○大倉精一君 一点だけお伺いしておきたいが、走行キロ等の制限、ノルマの廃止などもけっこうだと思うが、それに伴って運転者の給料が減ったということになると、これは本末転倒しておると思うが、給与の問題との関連性をどういうふうに考えておるか。
【次の発言】 むちろん給与の問題は、これは労働組合と経営者がやるということになるわけでありますけれども、そういうことに言ってしまえば、ノルマの問題も、走行距離の問題も全部それに包含されるわけです。聞くところによると、大阪の陸運局が固定給を六〇%以上にするのだ、こういう勧告を出したということを聞いておるのです。この反響なりその後の実施状況についておわかりになってお……

第29回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1958/08/18、4期、日本社会党)

○大倉精一君 簡単に二、三お尋ねしたいと思いますけれども、航空事業というものは、陸上あるいは海上の交通と違って、何をおいても安全ということが大事でなければならぬと思うのです。その安全のためには、いろいろ各種の要素があると思うのでありますけれども、われわれしろうと考えでは、まずもって完全な飛行機を使う、これが第一番でなければならぬと思うのですけれども、このDC―3型という飛行機は中古飛行機だということをいわれております。そして中古必ずしも悪いとは言われませんけれども、しかしながら、航空事業というものが、安全第一にかかわらず、ともすれば、営利追求というのが非常に強く前面に出て、そしてとりあえず、こ……

第29回国会 決算委員会 第2号(1958/06/13、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して二、三お尋ねしたいのですが、先ほどの陳述を聞いておりますというと、工場に調査を依頼した、その結果、工場としては大丈夫だという回答があったが、都としてはなお不十分であったので、こういうところをこうしたらどうだろうかということを言ったということを聞いた。従ってその陳述を聞いておるというと、工場の方の回答をあなたの方は全面的に信頼しておったとは考えられない。そこでこの際非常に重要なことは、もし将来害があるならば、工場としては将来責任をもって処置する、こういうことを言ったので、その工場の言明を信頼をして認可をしたとこうおっしゃっておる。  そこで私のお尋ねしたいのは、この言を信頼……

第31回国会 運輸委員会 第1号(1958/12/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) それでは、ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員に異動がございましたので、御報告をいたします。  十月三十日、欠員中の補欠として井上知治君が、十一月四日、植竹春彦君及び石原幹市郎君が辞任され、その補欠として伊能繁次郎君及び榊原亨君が、十二月十二日、中村正雄君が辞任、その補欠として天田勝正君が、十二月十七日、森田義衞君が辞任、その補欠として後藤文夫君が、それぞれ選任せられました。
【次の発言】 理事の補欠互選についてお諮りいたします。  先国会からの委員異動に伴い理事が五名欠員となっております。この際、補欠互選を行いたいと存じます。  互選は、成規の手続を省略を……

第31回国会 運輸委員会 第2号(1958/12/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  柴谷要君辞任、中村正雄君補欠選任、榊原亨君辞任、石原幹市郎君が補欠選任されました。
【次の発言】 海上運送法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法律案は、去る十二月十人目、永野運輸大臣から趣旨説明を聴取済みであります。また同日、衆議院から送付されました。  本法律案に対して御質疑のある方は、順次御質疑を願います。ありませんか。
【次の発言】 御質疑もなければ、質疑は終局したものと認めます。  それでは討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――御……

第31回国会 運輸委員会 第3号(1959/01/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動を御報告いたします。  昨年十二月二十三日、中村正雄君、稲浦鹿藏君及び前田佳都男君が辞任、その補欠として柴谷要君、成田一郎君及び井上知治君、十二月二十六日、小西英雄君が辞任、その補欠として森田豊嘉君、去る一月二十六日、後藤文夫君が辞任され、その補欠として杉山昌作君、本日、大和与一君、その補欠として小柳勇君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事補欠互選についてお諮りいたします。  成田一郎君が委員を辞任されましたので、理事が一名欠員となっておりますが、その補欠互選は、成規の手続を省略して、委員長から指名すること……

第31回国会 運輸委員会 第5号(1959/02/05、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  一月三十日、武藤常介君が辞任され、その補欠として泉山三六君が、同三十一日塩見俊二君、松野孝一君、田中茂穂君前田佳都男君が辞任され、その補欠として石原幹市郎君、高野一夫君、植竹春彦君、西田隆男君がそれぞれ選任せられました。
【次の発言】 次に、去る一月三十日、本院に提出されました港域法の一部を改正する法律案、及び二月二日、本院に予備審査のため送付されました港湾運送事業法の一部を改正する法律案を一括議題といたします。  まず、両案の趣旨説明を願います。

第31回国会 運輸委員会 第8号(1959/02/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。二月十九日、田中茂穂君が辞任、その補欠として伊能繁次郎君。二月二十日、中村正雄君が辞任、その補欠として松浦清一君。二月二十五日、伊能繁次郎君が辞任、その補欠として森田義衞君が、それぞれ選任せられました。
【次の発言】 委員の辞任に伴い、理事、交通事故防止に関する小委員及び同小委員長が欠けておりますので、この際、それらの選任及び選定は、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって理事、交通事故防止に関する小委員及び同小委員長に江藤……

第31回国会 運輸委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  中小型鋼船造船業合理化臨時措置法案を議題といたします。  前回に引き続きまして質疑を行います。御質疑のある方は順次御発言を願います。なお、出席の政府委員は、船舶局長山下正雄君鉄道監督局長山内公猷君、自動車局長國友弘康君、観光局長岡本悟君、国鉄部長八木利眞君であります。
【次の発言】 私からこの際関連して一つお尋ねをしておきます。  この造船産業の育成にとって重要な問題が幾つかありますけれども、その一つが鉄鋼価格の安定ということではなかろうかと思っております。すなわち鉄鋼の価格が非常に大幅に変動するということが、造船産業にとって……

第31回国会 運輸委員会 第10号(1959/03/05、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  日本観光協会法案を議題といたします。  前回に引続き質疑を行います。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 大臣は大体十一時半ごろに予算委員会の方へ出席の予定でありますから、そういうつもりで一つ……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  なお、出席の政府委員を申し上げます。官房長細田君、自動車局長國友君、観光局長岡本君、鉄道監督局国有鉄道部長八木君であります。
【次の発言】 委員の異動について報告いたします。  小柳勇君が辞任、その補欠として大和与一君が選任されました。

第31回国会 運輸委員会 第11号(1959/03/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。  三月五日、杉山昌作君が辞任、その補欠として前田久吉君が選任せられました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  委員の辞任に伴い、理事、交通事故防止に関する小委員及び同小委員長が欠員となっておりますが、これらの補欠の互選及び選定は、委員長の指名に御一任願って御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、理事に江藤智君、小委員に江藤智君及び半島敏夫君、同小委員長に江藤智君を指名いたします。
【次の発言】 日本観光協会法案を議題といたします。  本案に対して引き続……

第31回国会 運輸委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから、運輸委員会を開会いたします。  委員の異動を御報告いたします。  三月十八日、重宗雄三君が辞任、その補欠として野田俊作君が選任せられました。
【次の発言】 港湾運送事業法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法律案につきましては、去る二月五日、提案理由の説明を、二月十八日、内容の概要についての補足説明を聴取したのでありますが、衆議院におきましては、本法律案を全面修正の上、三月十七日、本院に送付されて参りました。よってこの際、衆議院において修正されました点につきまして、御説明をお願いいたします。  なお中馬政務次官並びに衆議院議員關谷勝利君、衆議院……

第31回国会 運輸委員会 第15号(1959/03/24、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動を報告いたします。三月二十日山本利壽君が辞任、その補欠として小山邦太郎君が、同二十三日苫米地英俊君、小山邦太郎君、近藤鶴代君及び高橋進太郎君が辞任、その補欠として森田義衞君、高野一夫君、西田隆男君及び野田俊作君が選任されました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますが、その補欠互選は、先例により委員長指名に御一任願って御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって、理事に江藤君を指名いたします。

第31回国会 運輸委員会 第16号(1959/03/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから委員会を開会いたします。  日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法案に対し御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 関連してお伺いしたいのですが、今の質問の中で、企業努力の成果によって支社ごとに褒賞金を還元し支給をすると、こういう意味の御答弁があったし、要綱にもそう書いてあるのですけれども、これを強化しますと、結局支社ごとの鉄道従業員の実質的な待遇に差異を生じてくるのじゃないかと、こう思うのですが、褒賞金というのは、労働組合との団体交渉の対象になるのか……

第31回国会 運輸委員会 第17号(1959/03/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  三月二十六日、内村清次君が辞任、その補欠として天田勝正君、三月二十六日、杉山昌作君が辞任、その補欠として前田久吉君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、委員の辞任に伴い欠員中の理事の補欠互選は、先例により、便宜委員長から指名いたします。  理事に江藤智君を指名いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。今国会中、委員の異動等に伴い欠員になりました交通事故防止に関する小委員及び同小委員長の補欠選任並びに小委員等の辞任の許可及び補欠の選定は、委員長に御一任願いたいと存じま……

第31回国会 運輸委員会 第18号(1959/04/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。  大和与一君、天田勝正君が辞任、その補欠として内村清次君、片岡文重君が選任せられました。
【次の発言】 委員の異動に伴い欠員中の理事の補欠互選についてお諮りいたします。  互選の方法は、成規の手続を省略して、委員長の指名に御一任願って御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって理事に江藤智君及び成田一郎君を指名いたします。
【次の発言】 この際、運輸大臣から発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 次に、海運に関する件を議題といたします。  御発……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 運輸委員会 第1号(1959/07/02、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今の質問に関連してお尋ねするのですけれども、その前に、この前局長もトラックに乗ってもらってその実態を見てもらったのですけれども、これに関連する事故防止等については次の機会にまたいろいろお尋ねするとして、きょうは時間もありませんから、今相澤君の言った問題に焦点をしぼってお尋ねしたいと思うのです。  最近中小企業の争議行為に暴力団が介入するという傾向が非常に顕著になってきておりますけれども、なかんずく、ハイヤー、タクシーと暴力とはつきものになっておる。たとえば福岡における白ナンバーのやみ行為、これは完全に暴力団が組織的に違法行為を行なったという事例も現地で私は見聞して参りました。ある……

第32回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1959/07/10、5期、日本社会党)

○大倉精一君 いろいろ答弁を伺っておりましたけれども、ここにも資料があるように、私ども先般横浜のハイ・タクの業者の実態を見て参りましたが、去年神風タクシーの問題が起りまして、東京都内のタクシー業者の監査をおやりになって、相当改善の跡が見られると思うのですけれども、横浜の場合にはほとんど改善の跡は見られない。まことにひどいものであるという実感を受けました。そこで、今の答弁の中に、横浜のハイ・タクの監査をしたという工合に答弁がありましたが、どこをどういう工合に監査をして、どういう工合に改善をされたか、具体的にその実情をあげてもらいたいと思います。

第32回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと関連して参考のために聞いておきたいのですけれども、航空管制について運輸省と航空自衛隊、それから駐留軍の航空隊ですね、これとの関係は、どういうような関係になっておるか、われわれしろうとにわかるように御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、共同使用の部分については、航空自衛隊との関係は、まだ規定していない、はっきりしていないというわけですか。
【次の発言】 どうも、主体がどちらにあるかわからんような格好なんですけれども、そういう場合に主管は運輸大臣にありますけれども、やはり何といいますか、ウエートは航空自衛隊の方に持っていかれておるのではないか。昔なら軍であり……

第32回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○大倉精一君 どうも、質疑応答を聞いておりますと、ターミナルというものの概念、構想がはっきりしないと私は思うのですよ。  それで、バスの場合には、バスをターミナルに載せていけば、人間は、一人で歩いてバスに乗るので、どうということはないのだが、今度は、荷物の場合には、言うならばトラックターミナルというものは、トラックの貨物駅を作ろうじゃないか。今の構想でいきますと、どういうものをお作りになる構想をしておるのか。たとえば、使用命令といいましても、バスの場合には、使用命令もできますけれども、トラックの場合には、荷物の必要な施設が伴わなければ、そういう使用命令はできないわけですね、荷物の集貨が少ければ……

第32回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1959/10/05、5期、日本社会党)

○大倉精一君 私も一つ希望を申したいのですけれども、今の報告もけっこうですけれども、私が今期待しておったのは、今次の災害は普通の災害とは違った特質があるのです。そういう今次の災害の特質について当局はどういう工合に把握をしているか、そういうことを私は聞きたかったということと、それからこの災害の現状に対して当局としては何をやったか、これからどうしようとしているのか、こういうことを報告をしてもらいたいと思っておったのですが、これはあとから一つつけ加えて報告を願いたいと思います。
【次の発言】 自動車関係で一つだけお伺いしておきたいのですけれども、この三番の自動車輸送という中で、自動車輸送態勢の確立と……

第32回国会 運輸委員会 閉会後第5号(1959/10/10、5期、日本社会党)

○大倉精一君 ただいま大臣から国鉄の、あるいは私鉄バスの無賃乗車についての格段の御配慮の報告がありまして、私としても満足をしておるわけでありますけれども、たださらに百尺竿頭一歩を伸ばして、今の御報告によりますというと、愛知、三重、岐阜の管内だけの無賃旅行、こういうことになっており、さらに施設に収容された者だけが無賃乗車ができる。こういう工合になっておるようでありますけれども、この運用の過程においていろいろまた罹災者の方から注文もあると思いますけれども、たとえばその三県以外にも行きたいというような場合、あるいはまた、収容所以外の者にも適用してもらいたいという要望が出てくると思うのですが、そういう……

第33回国会 運輸委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○大倉精一君 それでは私の方から、要望をしますけれども、議事進行について。  この前の委員会で、トラック運行状態についての調査の経過並びに結果を報告してもらいたい。それに関する大臣の所見をお願いする、こういうことをお願いしてありましたが、本日は、資料が出て参りましたので、まず、この報告をしていただいて、それに対する大臣の所見をお願いをして、時間がなければ、質疑はこの次の機会でけっこうでありますから、それからお始め願いたいと思います。
【次の発言】 大臣との打ち合わせができておらぬようでありますから、具体的な質問は次回に回しますけれども、ちょっと二、三だけ質問したいと思います。  改善勧告をした……

第33回国会 運輸委員会 第3号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○大倉精一君 先般のこの調査の内容についての具体的な質問をしたいと思いますけれども、大臣の方に時間の制限があるようですから、大臣に関する質問から始めますからお答えを願います。  そこで、今度の調査で賃金あるいは走行キロ等につきましての統計が出ておるようでございますけれども、路線トラックに限らず、地域トラックにいたしましても、やはり事故の原因というものが労働時間、賃金体系、さらに賃金の額あるいは休養施設、その他いいろいろな条件が重なって事故の原因となるということは、これは明らかだと思います。そこで私は大臣にお尋ねしたいことは、こういうような原因は、やはり陸運行政というものが少し緩慢に過ぎはしない……

第33回国会 運輸委員会 第5号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお尋ねするのですけれども、この新線建設の問題については、最近各新聞とも、何か、こうごうごうたる疑惑の渦巻きを国民の中に巻き起こしておるのですけれども、これは理屈いかんにかかわらず、国有鉄道という性格から言って、非常に重大問題だと私は思う。  そこで、今運輸大臣の御答弁によりますというと、なるほど新しく鉄道を敷く場合には、現在は赤字であっても、将来の経済性の見通しなり、その他のことを勘案して決定すべきである――全くその通りであると私は思う。同時に、多少政治性をお認めになっておる。  そこで、その御答弁のうちに、正しいものは断固としてやると、こうおっしゃったのですけれども、大……

第33回国会 運輸委員会 第6号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今の加賀山委員の御質問に関連して私も質問したいと思ったのですが、たとえば具体的に一つサンプル・ケースをとってお伺いしたいのですけれども、東海道線の高蔵の踏切は、その計画に入ったところが、その隣の神宮前の踏切、あれは名鉄、私鉄と並行線になっていますね。しかもあそこは非常に交通量の多い所であり、熱田神宮がすぐ向かい側に突き当たってあって、技術的にも非常にむずかしいと思うのですね。こういうようなところは、この場合、私鉄との関係あるいは建設省との関係、あるいは名古屋市との関係、そういうものの話し合いというものはどういう格好になっておるのですか。

第33回国会 運輸委員会 第7号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いするのですけれども、どうもその後十一新線の申請と新建設の問題と、それから羽島駅の問題、この問題をめぐって非常に大きな話題をまいておる、きわめて不明朗な話題を。そうしてもうあらゆる週刊誌に出ておる。これはわれわれ運輸委員として、また議会人として非常に大きな関心を持ち、もう何か肩身の狭い思いをするような感じもするのです。たとえば週刊読売を見ましても、「代議士さんの汽車ゴッコ、止めたり曲げたり作ったり」と、またこの週刊朝日を見ましても、「タンボの中の政治家、新東海道線「羽島騒動」の巻、伴睦先生曰く「断じて羽島は政治家ではない」楢橋運輸相曰く「あれは新線のアクセサリー駅だ」……

第33回国会 運輸委員会 第9号(1959/12/15、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今の件について、先ほどの答弁でいきますと、明日関係官庁が集まって協議をなさるというお話ですけれども、その協議の中に、この人災ともいうべき今度の事件によって災害を受けたこれらの人々に対する損害賠償の件の方法についても協議の対象になると思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 この際、私は確かに法規の不備もあったと思うのですね。非常に重大な不備があったと思うのです。そういう点からいって、国家に責任がないとは、これは言い切れないと私は思うのです。ですからしてこの際、関係法規の解釈を拡張してといいますかね、弾力性のある解釈をして、国家においてもこれらの被害者に対しましては応分の一つ補償……

第33回国会 運輸委員会 第10号(1959/12/22、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して一つだけお伺いするのですけれども、今度の赤字建設、赤字線といいますか、これに対しては新しい特別運賃を設定する、こういうような御意向があるようでありますけれども、これに対する構想についてこの際二つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そういう場合の運賃の決定は、審議会なりあるいは何なりの機関の議を経て決定をされるのか、あるいは国鉄が自由に決定するということができるのですか。
【次の発言】 そういう赤字の線について特別運賃を設定するという方針が今後の一つの方針ということになれば、その面に関する限り国鉄運賃の変更というものは総裁限りにおいて自由に決定できる、こういう結果に……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第2号(1959/10/31、5期、日本社会党)

○大倉精一君 私も、ただいまの農林大臣の御説明の中で、現地を実際回ってみまして、納得了承できない点が一点だけありますので、栗山君の質問に関連して御質問申し上げたいと思います。  それは、資料の三枚目を見ますと、現地の応急仮設住宅、公共用施設、一般住宅等の用材というものは、きわめて順調に供給をされておるという工合に報告をされております。しかしながら、現地へ行ってみますと、決して順調には供給をされておりません。その理由といたしましては、たとえば、ある場所、碧南等におきましては、輸送の関係もあり、さらにまた現地の製材能力もあるのでありまして、こういうものを無視して、ただ机上の割当だけで何石、何十石と……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第3号(1959/11/04、5期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、きょうはちょっと無理な質問かもしれませんけれども、この次の委員会のときに一つ大臣からお答え願うようにお取り計らいを願いたいと思うのです。それはいろいろ報告を見ますと、ここにこれだけの予算を取った、ここにこういう予算を取ってこうやる、こういう報告がありましたけれども、これは運輸省が当初要求した予算からいいますと、全く話にならんような修正をされております。これによって果して御報告のようなことができるかどうか、私は非常に疑問に思うのです。たとえば災害対策費のうちで、第一の室戸岬に気象用レーダーを新設するのだ、こういうことで三千四百万円計上しておりますけれども、それはあなたの力で要……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第4号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、この際提案をしたいと思います。皆さんも新聞等で御承知の通りに、桑名市におきましては、災害後一カ月以上にもなって水没しになっておりましたものが、再び一日から二日の豪雨によって、この仮締め切りの堤防が約百メートルにわたって決壊をしまして、四百ヘクタール、三千五百戸が再び水の中につかっております。さらにまた、新聞紙上の報道によりますというと、この工事が基礎工事をやらすに、高さが四メートル幅五メートルの土のうをもってのみ仮締め切りをやっておりましたので、非常にもろい堤防であった。加えて補強工事もやっていなかったために、こういう結果になったということを新聞は報道しております。この真偽……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第5号(1959/11/06、5期、日本社会党)

○大倉精一君 私も同じような疑問があるわけですけれども、たとえば被害激甚地の指定は非常に重大な問題になりますけれども、新聞等によって漏れ承わりますというと、どらも閣内においても大蔵大臣と建設大臣がけんかをしておるという話も聞いておる。あるいはまた、堤防一つ取ってみても、何か六・五メーターと七メーターと意見が食い違っておる。こういう工合に、非常に重大な問題がいまだにきまっていない中を、あなたのようにコンクリートにして、あとはこれでいいのだ、こういうことになりますと、前のお二方の御質問のような非常に疑問がわれわれはわいて参りますし、不安が出て参りますし、ぜひとも事態の推移に応じては、第二次補正予算……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第7号(1959/11/10、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。今の藤田君の質問に対する答弁の中で、どうも私は大臣少し錯覚を起こしているのではないかという節がありますので、その点についてお尋ねしたいと思うのですけれども、通勤不能の者に対して経営者、事業者があたたかい気持でもってやるべきである、こういう御答弁があり、それに漏れた者に対しましては公共事業等によって吸収することを考える、こういう御答弁があった。ところがこの人々は、私も現地へ行ってみますというと、長い間相当の深さのある水の中につかっている人であって、通勤が不能なんです。そういう人々を公共事実に吸収するといっても、現場へどうやって行くのか。そういうこと、公共事業の現場まで行く……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第10号(1959/11/13、5期、日本社会党)

○大倉精一君 しろうとで私はよくわかりませんけれども、一つだけお伺いしたいと思うのですが、第一条の地方税、使用料、手数料等の減免により生ずる財政収入額の不足額、こう第一項にあるのでありますけれども、そのほかに、今度の災害の特質として、相当長期間にわたって徴収不能になったり、あるいは徴収猶予をしなければならない、これによるところの地方の負担が相当出てくると思うのですけれども、そういうものは、やはり収入減という中に含まれるかどうかということ。  それからもう一つは、政府資金によるところの既定債の償還額というものについても、非常に地方財政負担が困難であろうと思いますので、こういう点について借りかえ債……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第13号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○大倉精一君 非常にお急ぎであるようでありますから、簡単に御質問しますけれども、お答えの方も一つわかるように簡単明瞭にお願いします。  災害復旧が原形復旧にしろ、あるいは改良復旧にしろ、りっぱなものを作るということも大事ですけれども、私の非常に心配をしておることは、やはり必要な時期に必要な工事の進捗がなければ、これは効能はないものと思う。特に堤防に関連してお伺いしたいことは、河川堤防については地元住民は来年の五月、六月ごろの出水期を非常に心配をしておる。ですから、そういう出水期に間に合うように、必要な工事量というものはやはり進捗させにやならぬと思う。従って私が非常に心配をしておることは、さらに……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第16号(1959/11/24、5期、日本社会党)

○大倉精一君 私も関連して一つだけお伺いしたいと思うんですけれども、先ほどの湛水地帯におけるたき出しその他の救助について、これは現在長期湛水をしておる所も近く排水になる。まことにけっこうだと思うんですけれども、問題は、水が引いて直ちに機械的に救助を打ち切ってしまう、こういうことが従来往々にあるので、かえって現地においては非常に困ったという状態があるわけなんで、従って、このたき出しその他の救援については、水が引いたかう直ちに機械的にこれを打ち切るというのではなくて、その地方の実情に即した幅のある、弾力性のある措置をお考えにならないというと、現地ではかえって非常に困るのではないか、特に長期湛水の地……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第19号(1959/11/27、5期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと、今のは重大問題です。今、堤防の高さは科学的研究の中に入らないというようなお話がありましたが、私はこれは非常に重大な問題だと思う。この災生後に起こった政府の言動によりましても、いわゆる海岸堤防は二・五メートルかさ上げをして七・五メートル、一メートル当たり八十五万円、これが建設省の案です。ところが、大蔵省はこの案に対しまして、いわゆる六・五メートル、一メートル当たりの単価を二十何万円ですか、けずっておる。一体この科学的という――堤助の高さあたりはどこできめるか。今まで本来ならばこれは科学的な良心というものが優先しなければならぬのですけれども、この科学的良心というものが財政の……

第34回国会 運輸委員会 第4号(1960/02/25、5期、日本社会党)

○大倉精一君 和達長官にお伺いしたいのですけれども、飛行機観測について説明をお願いしたいと思います。というのは、観測用の飛行機を日本みずから持つということの必要性を岸総理も御認識になっておるようでありますが、これに基づいて大体十二機の米軍飛行機の譲渡について交渉されておったと思うのです。先般の風水害特別対策委員会の席上においても和達長官から、交渉しておりますというお話があったのですが、その後それがどうなっておるかということについてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この飛行機の譲渡についてアメリカとの交渉が不調に終わったということを聞いておるのですが、不調に終わったものとすれば、岸総理……

第34回国会 運輸委員会 第6号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○大倉精一君 一点だけお伺いしておきたいことは、提案理由の中に、こういう表現がある。すなわち「本邦内においては、ほぼ理想に近い体制が整った」と、つまり高層気象観測の整備が、本邦内においては、ほぼ理想に近い体制が整っておる、こういう前提になっておるのですが、この理想に近い体制が整っているという実態を気象庁の方から説明していただきたい。
【次の発言】 気象庁は、かつて本邦内におけるところの高層気象観測網の一環として、北方定点の再開を強く要望しておったのです。それがいつの間にか予算の要求もなく、また立ち消えにもなっておるような格好なんですけれども、北方定点の再開というものについての現在の考え方は、ど……

第34回国会 運輸委員会 第8号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いしたいのですけれども、まだ十分な調査はないと思いますから、おわかりにならぬ面があるかもしれませんが、私が新聞で読んだ感じでいきますというと、全日空の飛行機が誘導路に入ったとたんに離陸を命じておる、この時間的な関係ですね。そういう、入ったとたんに離陸を命じなければならぬような、そういうふうな空港の使用度、頻度というものが非常に激しいのじゃないかと思いますが、具体的にどのくらいの使用量になっておるのか、これは滑走路が一本しかないというのですが。
【次の発言】 私が聞いたところによりますと、昨年の十月、十一月、十二月の三カ月間に発着回数が約一万七千回、そのうちの約八〇%が……

第34回国会 運輸委員会 第10号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○大倉精一君 総裁がおいでにならぬから副総裁に聞くのでありますけれども、今度の東海道幹線の建設は、総裁みずからが異常なまでの熱意を持っておられる、世紀の大事業といっても差しつかえないのですけれども、これに関して、国鉄の方では担当の副総裁及び理事数人を置く、こういう意向を持っておられたように聞いておったのですが、国鉄の初めの原案について説明をしてもらいたいと思う。その理由ですね。
【次の発言】 私はこういう問題はしろうとで、何人理事が要るのやら、副総裁が要るのやら、よくわかりませんけれども、実際この工事を担当して作るのは国鉄ですね。しかも運営の責任を負うのが国鉄なんですが、国鉄は副総裁が一名、理……

第34回国会 運輸委員会 第11号(1960/03/30、5期、日本社会党)

○大倉精一君 先ほど相澤君の方から、当委員会の小委員会で昨日現場視察をやったことについて発言がありましたから、いずれこの点については小委員会において十分に検討を加えたいと思っておりますけれども、この際、関連をして大臣にお伺いしておきたいと思います。  きのう小委員会で深川の木場並びに鉄鋼のトラック輸送の現場について視察をいたしましたけれども、かねがね輸送秩序の混乱については、いろいろこちらも認識をしておりましたが、現場に行ってみて、全く紊乱ぶりに驚いた。はたしてこの状態を局長あたりが御存じであったかどうか、これも私非常に疑問だと思うことなんです。そこで、先ほどの局長の答弁では、人手が足らぬ、あ……

第34回国会 運輸委員会 第12号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○大倉精一君 質疑の前に、議事進行についてお願いをしたいのですけれども、資料要求をした資料に基づいて一応の説明を願いたいと思います。私の場合は企業合理化に関する説明ですね。
【次の発言】 私はこの際、参考のために、今の抜本的な政策に関連をしてお伺いをしておきたいのですが、これは、いわゆる貿易為替の自由化に伴って、日本の貿易ルートも、相当に変化があるのじゃないか。特にアメリカの輸入市場に対するウエートが、相当大きくなって、東南アジアに対するものが、やはり相当ウエートが低くなるのではないかという見通しもあるようでありまするが、そういう点について、貿易為替の自由化に伴う海運界の将来の変化について、あ……

第34回国会 運輸委員会 第14号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと関連して。今、工事をやっていなかったという話ですね。工事灯があったのだという誤認だったというのですが、あの辺には、どんな工事灯がついておったのですか。先ほどのお話だと、こっちの方を向いていて、じゃまになるというお話だったのですが、どんなあかりだったのですか、工事灯は。
【次の発言】 そうしますと、飛行機のあかりとは、全然違うのではないですか。
【次の発言】 そうしますと、こちらを向くと、何かパイロッドの目がくらむとか、そういう視界にじゃまになるという光なのか、あるいは飛行機と同じような光で、視界といいますか、目がくらむというようなものじゃないのですか。じゃまになったという……

第34回国会 運輸委員会 第15号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して、使用目的が変わってきたという点について、本省の方ではいろいろ話があったかもしれませんが、現地の方では、あそこの何といいますか、名古屋空港協議会というのがありますね、あるいは愛知県議会もありますが、現地においてはだまされたという感情があるんですね。というのは、初めは訓練だけならいいじゃないかということだったのだが、今ではりっぱな実戦部隊にしているというふうにも言っております。でありますから、現地の民間の方では、そういう了解をしていないと私は思う。それから現地の空軍司令ですか、これが言っている発言の中に、今小酒井君が言った発言の中に、小牧の飛行場は訓練上においても作戦上にお……

第34回国会 運輸委員会 第19号(1960/05/17、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いしますけれども、今訓練の度数を減らす点について、中村君が質問したのですけれども、あなたは、減らすような減らさないような答弁ですが、源田空幕長ですか、この人がウィングという機関紙に言っておるところを見ますと、訓練は、ますます激しくしなければならぬ、こういうことを言っておられるのですね。  そうすると、政府とあなた方と違うじゃないかというような気がするのですが、これは、どうなのですか。ますます増加するとなれば、小牧じゃとても無理だ、従って小牧における民間の飛行機の発着度数もふえるであろうから、たとえば各務ケ原とか何か、そういうところへ航空自衛隊の訓練飛行場を持っていくと……

第34回国会 運輸委員会 第20号(1960/05/19、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今中村君の質問の答弁の中にたびたび出てくることは不増収不減収ですか、出てくるんですけれども、これはほんとうにそういう結果になるか、ならぬかということは、各品目別によるところの貨物等級ですね、これを最終的に決定して総合判断しないというと、そういう結論はわからぬのじゃないかと思うんだ。その等級は一全部整理されておるんですか。
【次の発言】 整備ができておったら、その資料を出してもらいたいと思うんです。それを検討しないというと、今の答弁がほんとうか、うそかわからないことになる。ですからほんとうに不増収不減収に今のところなるのか、ならぬのか、その資料を整備ができておったら、一つ拝見したい……

第35回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○大倉精一君 これは自動車事故に関連してお伺いしたいと思っておったのですが、たまたまタクシーの問題が出ましたので関連してお尋ねするのですが、今の答弁でいくと、大阪、京都は大へん減ったというお話があるのですが、これは減ったかもしらぬ。ところが減った部分はどっかへ流れているのです。これは最近の名古屋の例が出ましたから申上げしますけれども、そういうような減ったタクシーは名事屋へどんどん白タクが流れていく、こういり傾向にあると思うのですが、こういう点について局長は認識を持っておられるかどうか、答弁してもらいたいと思います。
【次の発言】 きょうは長い質問はやめますけれども、この問題は、これはもっと抜本……

第35回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、日本社会党)

○大倉精一君 長官にお伺いしたいのですけれども、去年の伊勢湾台風のときに、時の楢橋運輸大臣が特別委員会において、大臣の重点施策の一つとして気象業務という項を一つあげられたのでありますけれどもその後気象業務に対する強化の実績について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明の点は、後ほど資料として一つ出してもらいたいと思います。  それをまあずっと承っておるというと、いわゆる重点施策という中身はどうもそういう感じがしないのですね。たとえば、あの当時はですよ、岸総理もあるいは佐藤大蔵大臣も、飛行機観測、観測用の飛行機が必要であるということは一様に認めておったわけです。そこでアメリカ軍との……

第35回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1960/10/14、5期、日本社会党)

○大倉精一君 これだけではわからない。内容を説明して下さい、重点的に何がふえたということを。
【次の発言】 初めに希望として、今のような説明は一つ備考のほうにあらかじめ書いておいてもらいたいと思うですね。  そこで、二、三お伺いするんですけれども、自動車関係でトラックターミナルの構想は、庁内で統一した見解ができたのですか。
【次の発言】 じゃ、いいです。
【次の発言】 海運関係で先般新聞でちょっと拝見したんですけれども、総理のほうから運輸大臣のほうに対して、中小海運業者に整理統合という指示があったようでありますが、そういうような指示に対して、今具体的な作業なり、あるいはまた方策が進んでおるよう……

第36回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1960/10/25、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連しまして。個人タクシーの免許についてお尋ねしたいんですけれども、個人タクシーの免許の仕方、これがまたタクシー界の混乱を起こしておるような気がするのですが、個人タクシーの免許の基準、資格要件というものはどういうことになっておるか、一つ明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 優秀な経営ができる人というふうにおっしゃるのですけれども、これはたった一台ですよ。たった一台を持って、そうして一日に百八十キロ走ってこいというだけのことなんですが、これは一体どうなんですか。優秀な経営とか優秀でないとかいうような基準になるというと、どういうことでわかるのですか。

第37回国会 運輸委員会 第3号(1960/12/20、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今の報告の中で、自衛隊との共同使用の問題ですね。この分離の問題が前々から一番問題になっておったのですが、それが今不可能だという結論らしいのですが、これは自衛隊と、今すぐでなくても、そういうような方向に努力をするという、あるいは何らかのめどを持って実行するというような、そういう考えはおありにならぬですか。さらにまた、分離不可能ということであれば、どういう理由で不可能かという点についてもう少し説明を願いたいと思います。
【次の発言】 現在直ちにやれということは、これは無理かもしれませんが、ただ単に努力するというだけでは、これはやはり努力したが、だめだったということになると思うのです。……

第38回国会 運輸委員会 第2号(1961/02/02、5期、日本社会党)

○大倉精一君 大体そういう状況は新聞等でも知っておりますが、一番大事なことは、こういう事故の頻発する原因は一体どこにあるかということが一番大事なんです。今御説明によると、内閣の中に何か対策委員会を設けてあるというようにおっしゃったが、検討ばかりしておっても、検討している期間が長過ぎる。そういうような原因というのは、監督官庁として、あるいは監督者として把握していなければならぬと思うのですが、そういう原因についてどういう工合に把握なさっているか、ちょっとそれをお聞きしたい。
【次の発言】 それは一般的なことであって、踏み切りの問題は、これはまあ簡単にいえば、一たん停止をやれという勧告だけするなら簡……

第38回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1961/07/31、5期、日本社会党)

○大倉精一君 非常に詳しい報告をいただきまして、その中でたくさんの疑問があるわけなんです、現地の状況からいって。きょうは時間もありませんので、そのうちの一、二点についてこの際さらにお尋ねしたいと思っております。  特に第一班ですね。九州の方へおいでになった御報告の中で、たとえば今度国鉄運賃改定によって輸送人員が近距離において減った、こういう御報告がありましたのですが、これは先般の運賃改定のときに私からもこういう疑問があったので、そういう現象が起こるのじゃないかという質問をしましたが、それはそういうことはあまりない、こういうような回答があったわけなんです。これは一つ当局の方で、どなたかおいでにな……

第38回国会 運輸委員会 第3号(1961/02/07、5期、日本社会党)

○大倉精一君 先回の委員会でダンプカーを中心とする踏み切り事故についての質問をして、いろいろ各委員から活発な発言がありましたが、適当な時期に現地を一応視察して、この問題に対するさらに認識を深めていきたい、こう考えるのですが、もし皆さんの賛成が得られるとするならば、日時等については、理事会に御一任願えればけっこうと思います。お諮り願います。

第38回国会 運輸委員会 第5号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと関連して。これはむしろ大臣に一つお願いをしたいのですがね。新潟の地盤沈下は非常に久しい問題なんですよ、これは……。しかも、前から研究々々ということでもって日子を費して、数年間論争をしておる。専門家にいわせますというと、もう数年前にこれはガスであるということを言っておるのですよ。それがいろいろな、現地のどういう事情があったかわかりませんけれども、そういうことから公言をするのも遠慮しておるという面がだいぶあったのですよ。ですから、私はこの際、新潟の人が非常に不安に思っておりますから、地盤沈下で一体自分たちのところが海の中に埋没をするのじゃないかと非常に不安に思っておりますから……

第38回国会 運輸委員会 第6号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○大倉精一君 ただいまの小酒井君の質問に関連して、この際お尋ねしておきたいのですが、昨年、例の小牧の飛行場の事故に関連して、航空事故対策本部を設けられて楢橋運輸大臣に答申をされておるのですけれども、これについては説明を一応承りましたが、その後具体的に、どういう工合にこの勧告に基づいて改善をされたか、あるいはしようとするか、そういう点について、一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 管制官の待遇について、航空自衛隊との関連は伺いましたが、こういう関係についての調整は、どういうふうになっておりますか。これは管制手当ですか、これを五〇%増したということによって調節をつける、こういうことなんで……

第38回国会 運輸委員会 第7号(1961/02/21、5期、日本社会党)

○大倉精一君 大体皆さんの御意見を聞きましたが、共通しておることは、運転手諸君に対する待遇が悪いということはお認めになっておるようですが、その原因として企業の弱体、ダンピング、これは共通しておると思うのです。それで一口に企業の弱体といいましても非常に複雑な企業でありますので、もう少しその実態を知りたいと思うわけです。そこでどなたでもけっこうですけれども、具体的に砂利の採取権利を取るというところから都会の工事現場等に運搬するまでの砂利の価格なり、あるいは運搬費なりというものについて一例をとって一つ御説明を願いたいと思うのです。たとえば砂利の四十ミリなら四十ミリの標準価格というものをとって具体的に……

第38回国会 運輸委員会 第9号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連。ちょっと局長にお伺いしたいのですけれどもね、どうもさっきから御答弁を聞いておりますというと、ターミナルというものは、路線業者も水屋もまじっていいんだと、いろんな形があるのだと、こういうような御答弁のようでありますけれども、私は、これは路線業者のターミナルというふうに理解しておった。たとえば自動車ターミナル構造設備令によりましても、この第一条で、「この政令で「自動車」とは、一般乗合旅客自動車運送事業又は一般路線貨物自動車運送事業の事業用自動車をいう。」と、こうなっておるのですよ。さらにまた第二十一条におきましても、先ほど大和委員からお尋ねがあった、法令の中にも、「自動車運送事……

第38回国会 運輸委員会 第10号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○大倉精一君 港湾関係に関する質疑は、あらためて具体的にお尋ねしたいと思いますけれども、きょうは法案の意図するもの、あるいは目的等について総括的にお尋ねをしたいと思うのです。  まず提案理由の説明を読んでみると、いわゆる「新たな構想のもとに昭和三十六年度を初年度とする五カ年計画を策定」する、こうなっておるのですけれども、この「新たな構想のもと」というのは、どういうものを意図しておられるのか、さらにまたこの法案が出てきた経緯等について補足的な説明を願いたい。
【次の発言】 今お話があったのですが、港湾整備関係は、昭和三十四年に特別港湾整備計画というのがあったのですが、これによる実績ですね、どうい……

第38回国会 運輸委員会 第11号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いするのですけれども、有視界飛行の場合に、運航あるいは視界の点について、自衛隊の方と協議中だと、こういうお話ですね。協定はできてないとおっしゃったけれども、この間私木更津へ行って、現地の航空自衛隊の方に聞いたら、文書の上では、確かに運航三千五百フィート、視界五マイルですね。航空自衛隊の方は二千五百フィートの三マイルで協定ができた、こういう報告を受けたのですが、食い違っているのは、どっちがほんとなんですか。
【次の発言】 協定はできてないのですか。
【次の発言】 自衛隊の方おりますか。
【次の発言】 こういう重大なことを、現地で誤解するようなことは、非常にこれは、非常に……

第38回国会 運輸委員会 第12号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○大倉精一君 ただいまの御意見がありましたが、せっかくの機会ですから、私は団体交渉の延長というのじゃなくて、これは単なる動力車の問題じゃなくて、労使間の基本的な問題に触れていろいろ御意見もあったようですから、その点について若干一つ念のために伺っておきたいと思う。  ただいまずっと副総裁の答弁を聞いておりますと、何か理事者、管理者の方には特権があるようなふうにお考えになっておるのじゃないか。今、九州のお話がありましたが、確かに理事者の方には首を切る権限がありますけれども、組合の方には首を切る権限はない。しかも、先ほどから正常な労使関係ということをいろいろ言われておって、法律がこうなっておるから、……

第38回国会 運輸委員会 第13号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○大倉精一君 運輸省発行の「運輸」というのにも書いてあったのですが、港湾の施設は、その他の施設と同様に、需要に先だって施設をしなければならぬと同時に、相当ゆとりを持たなければならぬというようにあなたもお考えになっておると思う。今度の予算で、整備法を裏づけする予算でもって、需要に先だってゆとりのある港湾施設をする、五カ年計画、それの十分の予算なり計画なりというものをお持ちになっておるのですか。
【次の発言】 これは港湾の施設計画ばかりでなくて、たとえば国鉄の何カ年計画というようなものは、もうこれは極端に言うならば、計画通りにできたためしはない。こういう状態のようです。今度の港湾の計画に前の五カ年……

第38回国会 運輸委員会 第14号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。どうもあなたは、処罰ということに対するあなたの考え方、発言というものは不穏当だと思います。電光石火早くやれば効果があるということは非常に不穏当です。人間が人間を処罰するなんということは、きわめて慎重でなければならぬと思う。それがあなたは、早ければ早いほど効果があると言う。そういう処罰の仕方はない。
【次の発言】 慎重々々とおっしゃいますがね、これは一方的な処罰ですよ。公労法に違反しておるかどうか、不当であったかどうか、これはあなた方が一方的に判断すべきものじゃないですよ。たとえば一般社会の認識としてどうかという問題もある。今、中村君が指摘したように、とにかく動力車の問題……

第38回国会 運輸委員会 第16号(1961/03/28、5期、日本社会党)

○大倉精一君 運賃法の審議をするにあたりまして、冒頭まず大臣並びに総裁にお伺いしておきたいのですが、国有鉄道の性格について、この際はっきりしておきたいと思います。  この問題については、先回の運賃審議の場合におきましても論議になりましたが、その後、衆議院あるいはその他における各場所、機会において論議をされておりますけれども、そのいずれも、どうもはっきりしない。いうならば、いわゆる国鉄の公共性というものと企業性というものが、どうもあいまいである。御答弁は、あるいは公共性第一であり、が、しかしながら、経済性も軽視をできないから、これを調節するのである、こういう答弁になろうかと思います。しかしながら……

第38回国会 運輸委員会 第17号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○大倉精一君 法制局長官にお伺いするのですが、当面この運賃問題に関連をして問題になっている法律改正の点を二、三お伺いしたい。特に一つお願いしたいことは、いわゆる条文解釈じゃなくて、その法律の精神についてお聞かせ願いたいと思う。  その第一点は、今現在国鉄というものが公共性と企業性というものの間にはさまって、非常にジレンマに陥っているような格好になっているのです。そうしてその根源になっている日本国有鉄道法の第一条に、「国が国有鉄道事業特別会計をもって経営している鉄道事業その他一切の事業を経営し、能率的な運営により、これを発展せしめ、」となっておりますが、この能率的な運営という意味ですね、精神です……

第38回国会 運輸委員会 第19号(1961/03/31、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して総裁にお伺いしたいんですけれども、国鉄の経理状態が非常に悪い。このままでいけば破綻することを免かれない、そういうニュアンスの答弁がありましたが、これは久しい以前からそういうことを耳にするんです。それで現在の五カ年計画は、本来ならば、これはそういうような国鉄の経理に対しまして確固たる基盤を作るというのも、あわせて今まで、の五カ年計画の目標であったはずなんですね。にもかかわらず実際にはこのままでいけば国鉄経理は破綻する、ということになれば五カ年計画は完全な失敗であるという工合になるんですが、完全な失敗の原因は何ですか、それを一つ端的にお答え願いたいと思います。

第38回国会 運輸委員会 第20号(1961/04/03、5期、日本社会党)

○大倉精一君 それじゃあ総裁に一つお伺いしたいのですがね。今公聴会をいろいろやって、意見を聞いたんですけれども、この中でお伺いしたいことがたくさんありますけれども、具体的な問題から一つお伺いしたいと思います。  それは、たとえば運賃負担の公平の原則あるいは平等の原則ということを言われておりましたが、この中で現実のこの状態が、運賃の公平負担にはなっていないんじゃないかと、こういう問題が指摘されました。というのは、たとえば赤字新線の特別運賃というのがありましたね。五つか六つあるはずです。これあたりも、かって国鉄当局からの答弁の中には、線区ごとに赤字、黒字と言うことは、これは妥当ではないと、こういう……

第38回国会 運輸委員会 第21号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。今度の運賃値上げの骨子は、新しい国鉄五ヵ年計画にあるのですけれども、ここでわれわれの心配することは、第一次五ヵ年計画の失敗の原因の一つは、いわゆる思わざる仲裁裁定によって約九百七十億円の支出増を来たした、こういうことが第一次五ヵ年計画の失敗の原因の一つになっておるわけです。ですから今度の場合と同じように、将来にわたって、仲裁裁定によって、完全実施するということになって、思わぬ支障で第二次五ヵ年計画も失敗に終わる、こういうことがあっては大へんだと思うのです。で、新しい五ヵ年計画は、岡大臣ごらんになったと思うのですけれども、そういうような原因によって失敗することはない、遂行……

第38回国会 運輸委員会 第22号(1961/04/05、5期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、国鉄運賃法並びに修正動議に対しまして反対をいたします。  討論に入る前に、昨日私の質疑途中で一方的に質疑を打ち切られまして、意を尽くせなかったことは、非常に遺憾に存じております。特に昨日の質問は、国鉄の新五カ年計画、いわゆる運賃の値上げの基本ともいうべきところの五カ年計画に対しまして、中身に入って質問しようとするその入り口を封鎖された形になりまして、私も非常に遺憾に存じております。なおまた、同僚議員の中におきましても、要求資料に基づいて質疑をしようという議員に対しましても、まことに私理事として申しわけないと存じておった次第であります。  以下反……

第38回国会 運輸委員会 第25号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○大倉精一君 提案理由の説明によりますというと、戦標船で現在なお残存しておるものは、商船につきましては七十万総トン、こうなっておるのですけれども、大体本年度の対象になる商船の総トン数はどのくらいになるのですか。
【次の発言】 大修理をして、さらに継続使用をするもの二十八万トンとおっしゃる。それはこちらの方からそういう調査の結果二十八万トンというものを査定したのか。あるいは船主の方で、船主の方の希望として二十八万トンという数字が出てきたのですか、これは。
【次の発言】 そうしますというと、その二十八万トンというのは、これは解撤しなくてもいいという工合に確認をされておるのでございますか。

第38回国会 運輸委員会 第26号(1961/04/18、5期、日本社会党)

○大倉精一君 一、二点だけお伺いしたいのですけれども、この国家公務員災害補償法が改正されて一時金が打ち切りになった、こういうこの理由はどういう理由であったか、お聞かせいただきたいと思う。
【次の発言】 まあ療養期間が短いという理由らしいのですが、その場合に打ち切り補償をやった補償金額は、どのくらい支給されておったものですか。
【次の発言】 そうしますと、大体日給六百円の人は六十万ということですか。
【次の発言】 これは治癒した場合には、それでおしまいということになるのですか。
【次の発言】 これは不具者になった場合、どうなんですか。
【次の発言】 あと二、三お尋ねしたいのですが、表を見ますと、……

第38回国会 運輸委員会 第28号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今輸出船の問題があったんですが、この前ちょっと海事新聞でも拝見をしたんですけれども、たとえば出光興産あたりが外国に籍を置く子会社を作って、その子会社から注文をさせる、形式的には輸出船、こういうような船価の安い、単価の安い船を作る、こういう傾向がこれからふえてきやしないかと思うんですけれども、そういう傾向がふえるという徴候はありませんか。
【次の発言】 今度の法案によっても六分五厘が五分になる、輸出入銀行の方は四分、やはり開きがあるんですけれども、これはあなたの方と大蔵省の方と、輸出船であるか国内船であるかというような見解についての了解ができておるのか、できていないのか、どういうふ……

第38回国会 運輸委員会 第29号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○大倉精一君 昨日の連合審査の内容について、若干まだ疑問が残っておりますので、そういう点について二、三お尋ねしたいと思います。  まず第一に、端的にお尋ねを申し上げますが、十年間のこの計画によって、実際の経済効果というものはどのくらい期待できるものか、これを一つ数字をあげて、しろうとにわかりやすいように御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、年間五十万トン建造して、なおかつ十億ドルの赤字、全然建造しなければ十四億ドルの赤字が出る、こういうことになりますというと、やはりこれだけ助成をしても、なおかつ海運については赤字である。こういう結果になると思うんです。そこで補給に要する資金で……

第38回国会 運輸委員会 第31号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○大倉精一君 二、三質問をいたしますけれども、今度の措置は、いわゆる鉄道建設審議会から昭和二十七年七月以来、新線建設に対する特別の助成策に対して答申があったわけでありますけれども、この答申に基づいて今度の措置をおとりになったという工合に考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 この審議会の建議というのは、利子補給をする場合は、これはやむを得ず借金する場合であって、この趣旨は、新線建設の財源については政府出資によってやれ、やむを得ない場合には、借入金によってやる場合は、国がその利子補給をやれ、このやむを得ない場合の方をおとりになったのですけれども、政府の金で新線建設をやるというこの趣旨をおと……

第38回国会 運輸委員会 第32号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○大倉精一君 この前資料をいただいたので、これに基づいて少しお尋ねしますが、大体今もお尋ねいたしますと、各線の完成予定がきまらない、こういうようなお話でありまするけれども、大体各線ともにそういう完成予定というものは想定しておられぬのですか。
【次の発言】 そうしますと重点工事以外のものは、これはもう行き当たりばったりと言えば語弊がありますけれども、一応そのつど、その年その年によってやっていくんだと。つまり重点建設線以外のものはいわゆる政治路線じゃないかというにおいもするわけですね。そういう点はどうですか。これは端的な聞き方で非常に工合悪いかもしれませんけれども、大体経済効果なりその他の効果を見……

第38回国会 運輸委員会 第33号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○大倉精一君 最後に、大臣にちょっとお伺いしたいのですけれども、きょうの答弁の中にも、新線建設というような巨額の出資をするようなものについては、将来は別途に考慮する、こういう答弁もありましたし、さらにまた、先般の新線建設利子補給の法案に関連いたしまして、大臣は二十三日の委員会で、私の質問に対して、こういう答弁をしておられます。なすわち「私といたしましては、新線建設の財源は政府の出資によってまかなうということにいたしたいと、こう考える次第でございます。」という将来のお考えを明らかにされております。そうしますと、ただ、そうしたいと思うのでなくして、国の出資をやるということになれば、交通政策上、この……

第38回国会 運輸委員会 第34号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお尋ねしますけれども、どうも聞いておりますと、ビンと来ないものがあるんですけれども、国鉄の本社のほうで、この問題を知ったのはいつでしたか、こういう事件があるということをお知りになったのは。
【次の発言】 新聞をごらんになったときに、特にこの問題が新幹線をめぐる汚職と、こういうことで相当ショックがあったと思うんですが、これをお知りになってから今日まで、どういう措置をおとりになったのかということですね。今聞いておりますと、刑事事件になったから、それに任してあるというだけの御答弁なんですけれども、どういうような措置をとられたか。ただショックを受けて、これはえらいことをやったとい……

第38回国会 決算委員会 第2号(1961/02/06、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して、国鉄の方にお伺いしたいのですが、今度の雪害の事態については武内委員からいろいろ具体的な質問があったのですが、私はこれに関連して、新潟の鉄道局ができた一つの理由として、これは確かに仙台からは裏日本の新潟付近の雪に対しては手が届かないということで、幾度も陳情もあって、特に雪のためにあそこは鉄道局ができたと私は記憶しているのでございます。従って、雪に対してはこれはもうああいうような事態に対する万全の措置ができていなければならぬと私は思うのですね。今度の場合にはあるいはやむを得ない現象かもしれませんけれども、何か特別に最近非常に雪が少なかったということで、油断があったのじゃない……

第38回国会 決算委員会 第3号(1961/02/08、5期、日本社会党)

○大倉精一君 会計検査院並びに防衛庁からるる説明を聞きましたが、これについて順次お尋ねしますが、何分にもしろうとが専門家にお尋ねするのですから、しろうとにわかるように御説明を願いたいと思います。  まず、会計検査院にお伺いするのですけれども、ただいまも野本さんから批難件数、金額が減ったということは非常にけっこうだ。これは私もその通りに考えております。が、しかしながら、これはこの前の委員会でも質問があっておりますので、私はきょうは差し控えますけれども、どうもしろうとがちょっと一見して不思議なことは、昭和二十八、九年ごろから批難件数が半分ずつ減っておる。二千件から一千件、一千件から五百件、三百件、……

第38回国会 決算委員会 第4号(1961/02/13、5期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと一点だけよくわからぬところがあるのでお尋ねしたいのですけれども、在日米軍の使用する施設区域等について行政協定に基づく日米合同委員会においてその提供を決定する、これに対する予算を計上する、こういった場合に、大蔵省はその決定なりあるいはその内容なりについて調査されるか、あるいはまた承知をされた上において予算計上なり何なりをおやりになるのか。これはあるいは無条件でもって、もう決定したものは予算の計上ということになるのか、その点を一つお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私のお尋ねしておるのは、合同委員会において協議の結果、提供するように決定した場合に、必要予算を計上しなけ……

第38回国会 決算委員会 第5号(1961/02/15、5期、日本社会党)

○大倉精一君 批難事項について質問いたしたいと思いますが、まず物資の調達についてどうも一貫性を欠いているような面があるのですが、物資調達の機構といいますか、どういう工合になっているのかまず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 内部に立ち至って検討していないからよくわかりませんが、批難事項をずっと通読しますと、何か一貫した機構なり調整機構があれば買わなくてもいい、こういうものがあるという御指摘があるのですけれども、どうしてそういうような現象が起こるのですか。あるいは空幕、陸幕あるいは海幕ですか、おのおの共通したものを連絡不十分のために余分に買っておるという批難があるのですが、そういう現象は……

第38回国会 決算委員会 第10号(1961/03/13、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して一、二お尋ねしたいと思うのですけれども、先ほどの相澤君のやみタクに関する質問に対する大臣の答弁の中で、需給関係を重点に答弁されたように思うのです。これはけっこうだと思うのです。けっこうだと思いますけれども、やみタクの問題は、需給バランスがとれたからといってやみタクがなくなるとは私は考えない。つまり言うならば、やみタクというものは非常に簡単にできる商売ですね、これは。言うならばパンパンガールと同じものだと思う。ポンコツを買って、ハンドルを握って町をぶらぶらしていれば向こうから乗っかってくるわけです。伝票を書く必要もなければ、送り状を書く必要もなければ、何をやる必要もない。き……

第39回国会 運輸委員会 第2号(1961/09/26、5期、日本社会党)

○大倉精一君 この前の委員会で資料あるいはその他の答弁の要求をしておきましたが、それは一応あと回しにして、この際、最近新聞等で大々的に報道されております武州鉄道の免許に関する問題、これは汚職容疑の中心人物が当時の現職大臣であった、こういうところにこの問題が非常に重大性があると思うのです。この内容の経過等につきましては、これから逐次司直の手によって明らかにされると思いますけれども、この際、武州鉄道の免許に関して、その経緯並びに事情等について、一応詳しく大臣から御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 大臣は、一応手続的な、手続の経過を御説明になったのですけれども、われわれが新聞等で見まして非常……

第39回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1961/12/08、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今までの質疑答弁に関連して、若干どうもふに落ちないところがあるから、聞きたいと思うのですが、第一番に、ダイヤが正常化したということになったのですが、地方を回ってみますと、最近特に貨車の不足が急に目立ってきた、こういう声を聞くのですね。これはいろいろ現場の人に意見を聞いてみると、やはりダイヤの無理が、こういうところにしわが寄っているという、こういう意見が必ずあるのです。これはどうですか。本社のほうでは、そういう認識について、どういう工合にお考えになっておりますか。
【次の発言】 これは私も、専門的に調査したわけではございませんけれども、七千両もふえても、現実に、現場においては貨車が……

第39回国会 運輸委員会 第3号(1961/10/03、5期、日本社会党)

○大倉精一君 これは質問ではないのですけれども、きょうは大臣のこれからの重点的な施策に対する所信をお伺いしたい、こういう工合にお願いをしておいたところが、今もいろいろ所信を聞きましたが、特に海運、港湾あるいは気象等については非常に大きな関心をお持ちになっておるのですけれども私のひとつ聞きたかったことは、路面輸送の問題です。これが抜けていると思う。これはやはり今の日本の交通運輸事情の中で、路面輸送というのは非常に大きなウエートを持っておる。単にものを運ぶというばかりでなくて、毎日の新聞等を見ましても、極端に言うならば、三面記事を見ると人殺しと交通事故だと、こういうことを言う人がいるんです。それほ……

第39回国会 運輸委員会 第5号(1961/10/13、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。今の港の配車の問題なんですけれども、これは横浜ばかりじゃなくて、名古屋においても、相当配車が問題になっておるのですね。ちょっと総計を拾ってみましても、これは昭和三十五年の統計なんですけれども、対前年比でもって貨物量が一三七%になっておるのです。三七%ふえておるのですけれども、輸送実績というのは一〇三%、三%よりふえていない。こういう統計が出ておるのですね。それからことしの一月から三月までの統計を見ますというと、平均要請が六千七百六十六トンのうちで、実績として四千三百五十二トンよりない。車数にして四百三十八車の要請に対して、二百六十八車よりない。滞貨は三月末までに五万二千……

第39回国会 運輸委員会 第6号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○大倉精一君 このモーターボートについては、従来からいろいろな問題を含んでおるんですけれども、今、法の改正も検討中であると聞きましたが、具体的にどういう工合にこれをしようというふうに考えておられるか、この際ひとつ運輸省のお考えをお願いしたい。
【次の発言】 この今の件について、委員外発言の要求がありますので、相澤君の委員外発言の要求をひとつお諮りいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣が今度運輸大臣に御就任になってから、海運、港湾の問題について特に関心を持って御発言になっておいでになり、それで私は心強く思っているのでありますが、これは歴代の大臣も港湾問題については関心がなかったことはない。……

第39回国会 運輸委員会 第7号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○大倉精一君 この際、亀田君の委員外発言を御承認願いたいと思います。
【次の発言】 ダイヤ改正の問題に関連して質問があったのですけれども、ダイヤが正常化するのはいつごろですか。
【次の発言】 簡単な答えでいいんですが、ダイヤ改正は、手直しするという必要はないんですか。
【次の発言】 要望ですが、この問題、ずっと新聞等で読んでも、きょうの答弁聞きましても、結局は、人のなれていないということが、おもな原因らしいですけれども、人のなれないということは、これはやっぱり故障ですよ、人間の故障です。その故障というものは、機関車や、そういうものばかりでなしに、人間が満足に動けないということは、人間の故障なん……

第39回国会 運輸委員会 第8号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと二、三。いろいろ質問があったようですけれども、また詳しくは次回にするとして、二、三この際お尋ねしておきます。  第一番に、この五カ年間において実施をさせるということでありますけれども、これは五カ年間の計画というものは、各企業体にまかせるのですか、工事の実施計画というものは。たとえば、まあ極端な例をいいますと、この改良しなければならぬというふうな踏切道を五つぐらい持っている、あるいは三つぐらい持っている企業、これを実質的にきめるというと、これを五カ年間にきめればいいという格好になると思うのですが、五カ年間にきめるというのは、これは政府のほうで指定するのですか、その事業計画と……

第39回国会 運輸委員会 第9号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○大倉精一君 この法案の中で、一点だけ私は運輸大臣に御意見を聞き、かつお願いをするのですけれども、第三条に「立体交差化又は構造の改良により改良することが必要と認められる踏切道」、この基準というものが運輸省令、建設省令で定める、こういうふうになっておりますね。  これが私非常に大事だと思うのです。これは衆議院の審議の過程におきましても、必ずしも運輸省側の答弁と建設省側の答弁とは、一致していないという工合に私は承知しておるのです。本来ならば、この基準がきまっていなければ、指定する踏切道も数もきまらないということで、したがって、予算ということについても、非常にあいまいのものがある、こういうことにしろ……

第40回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1962/06/01、5期、日本社会党)

○大倉精一君 三百だけお伺いしておきたいことは、本来ならば、きょうは今度のようなことは、運輸省に対して私はお尋ねしたいと思っておったのですが、ということは、まあこういう事故があれば、事故のあるたびに、同じようなことが繰り返される、国民の、世論としてもあるいは議論としても。が、なおよく考えてみると、経済の異常な発展に伴って国鉄の輸送力が急テンポの増強を要請される。こういう必然的な国鉄の宿命があると思うのですけれども、これに対して、資金のワクというものがきまっている、お金がきまっている。ですから、そういう点について政府がもっと積極的に、国鉄の輸送力に対して私は関心を持ってめんどうを見なければならぬ……

第40回国会 運輸委員会 第2号(1961/12/12、5期、日本社会党)

○大倉精一君 予算の関係で主計官には時間がないそうですから、端的に主計官にお尋ねをいたします。  新潟選挙の際、池田総理は記者会見でもって、走り過ぎた馬の手網を締めるという表現をしておられたけれども、いわゆる公共投資五%繰り延べという、こういう方針が決定されて、それでこの五%繰り延べという方針が交通運輸関係にも及ぶ、こういうことを聞いているが、その内容について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大臣がおられないから鉄道監督局長でもいいが、国鉄に対する投融資の繰り延べという方針が大体決定されたように陳情等で承っているが、その内容について局長御存じの点を御報告願いたい。

第40回国会 運輸委員会 第4号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○大倉精一君 運輸大臣にお伺いいたしますけれども、最近の都市交通、特に東京、大阪の交通については、ほとんど麻痺状態になっておるということから、警察庁あるいは運輸省のほうで、それに対する対策をいろいろお考えになっておると思います。最初に大臣からこの都市交通、特に路面交通の麻痺の現状の認識と、それに対する考え方なり対策なりについての構想についてお伺いしたいと思います。特に最近は閣僚懇談会もできまして、いろいろこの問題の御相談もあると思いますから、こういう点からひとつお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 いろいろ御説明を承りましたが、自動車交通の面については、交通の緩和という面と一交通事故防……

第40回国会 運輸委員会 第5号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○大倉精一君 どうもいろいろありがとうございました。  質問というよりも、私は私の若干の意見を申し上げ、あるいはまたこうじゃないかというようなことを申し上げて、それに対するお考えをひとつお聞かせ願いたいと思います。  いろいろお伺いをいたしましたが、結果においては、何らかの交通規制は必要である。が、しかしながら、貨物の流通をとめるということは、これは反対である。特に大型トラックの昼間運行禁止については、荷受け体制なり、あるいは国鉄のダイヤなり、その他交通行政等の点から反対であるというような御意見に承りました。結局は今日の混雑の一番大きな理由は、きわめて簡単でありまして、車が多過ぎることだと思う……

第40回国会 運輸委員会 第6号(1962/02/15、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してこの際お伺いしておきたいのですけれども、、きょうは免許行政のことについて相当突っ込んだ質問もあり、答弁もございました。私はかねがね考えておるのですが、はたして免許行政のやり方自体が、このままでいいか悪いかということについて、非常に疑問を持っているわけです。おそらく、新免の申請なり増車の事案が出るたんびに、行政担当官としては処理がお困りだろうと思う。具体的に法律を見ましても、どれを免許し、どれを却下するかということは非常にむずかしいと思う。かつて木暮運輸大臣のときには、抽せんにでもしようかというようなお話もあったのですが、この際、やはり免許の基準なり、あるいは行政のあり方と……

第40回国会 運輸委員会 第7号(1962/02/20、5期、日本社会党)

○大倉精一君 本議案に関連いたしまして、この際お伺いしたいのですけれども、先般東京港において船の衝突沈没事件があったのですが、あの原因、経過について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 現在この航路の航行状況はどうなっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、東京港における月末ないしは月初めの船込みが相当あったと聞いておりますが、そういう状態のもとに航行の制限を強くすれば、勢い横浜なりどこかに船を回さなければならぬと思うのですが、そういう措置についても遺憾なくおやりになっているのですか。
【次の発言】 最近港域内といいますか、区域内において船舶の接触なり衝突事件がちよいちょいとあると聞……

第40回国会 運輸委員会 第8号(1962/02/22、5期、日本社会党)

○大倉精一君 はしけの問題については、昨年の夏以来の港湾の船込みの実態からして、政府においてはその対策を立ててきた、その一環としてはしけの問題が出てきたと思うのですけれども、この政府で立てられた船込み対策及びその後におけるところの実効について、この際御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 その実効については、いかがですか。どういう実効――対策の効果が出てきておるか、現在ですね。
【次の発言】 労務者対策についての効果はどうですか。
【次の発言】 特に労働者問題については、船込みの激しい時期あるいはそうでない時期と、いろいろ港の仕事は繁閑の波があるのですが、そういうようなものに対しても、労務……

第40回国会 運輸委員会 第9号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは安井公安委員長の出席をお願いしておったのですけれども、出席されないことは非常に遺憾だと思います。川島長官がおいでになりましたから、今から質問を申し上げますけれども、質問に先立って、現下の都市交通の問題について閣僚懇談会においていろいろ御苦労なさっておる点を承知しておりまするが、お断わりしておきたいのは、私がこれからお伺いすることは、何か衆議院等におきましては運輸委員会と地方行政委員会とが対立をしておるとか、あるいはまた、われわれ関係者が発言するというと、業者の擁護というような、いろいろな雑音が耳に入ってくるのですけれども、そういう観点は毛頭ありませんから、これはひとつそう……

第40回国会 運輸委員会 第10号(1962/03/01、5期、日本社会党)

○大倉精一君 この資料についての説明を伺いたい。
【次の発言】 この滞船量の原因別推移についての説明を受けたわけですけれども、この倉庫の都合と貨車不足というものは、厳密にこれは分けられるのですか。みんなこれ関連しておるのじゃないですか。
【次の発言】 そこで、この倉庫の都合、それから貨車不足という両方に分けてあるのですけれども、私はこの貨車不足という部分がもう少しそれじゃ大きくなるんじゃないかと思うんですね。たとえば今言われたように、貨車さえあれば倉庫があくという場合でも、貨車が回ってこないために倉庫があかない、そういうものも倉庫の都合の中へ入っておるのですね。ですから貨車不足による滞貨という……

第40回国会 運輸委員会 第11号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○大倉精一君 きょう委員会に提出されました港湾局のはしけ滞船状況という表について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 たとえば先にもらった「六大港はしけ関係資料」というのがございますが、それと今度の資料並びに「横浜港におけるはしけ滞船量原因別推移」というのがございますが、こういう統計からして、たとえば現在はしけの滞船状況、倉はしけの状況というものが、各港によって統計の取り方が違うので、ただちに数字をつかむわけにはいかぬのでございますが、概算して、全体の今の不足量、それからこの倉はしけが解消した場合における不足量、そういうものは大体わかりませんか。

第40回国会 運輸委員会 第12号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○大倉精一君 前回におきましては、公団法の恩恵を受ける資格の認定、範囲等について不明の点があったので、このきょうの委員会で明確にしてもらいたい、こう要望しておきましたから、この点について説明を願います。
【次の発言】 まあ大体免許の申請についての方針が、今の発言でもってわかったわけでありますが、もう一つお伺いしておきたいのですけれども、当事者として非常に重大な問題が起こるんじゃないか、というのは、十月一日が登録から免許の切りかえなんです。おそらくそのまぎわになって申請書類がどっと殺到する。そういう場合の事務処理について非常に困難があると思うのですが、そういう点についての対策は立っておりますか。

第40回国会 運輸委員会 第13号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○大倉精一君 和達長官にお尋ねいたしますけれども、石垣島あるいは南大東島の高層気象観測は、わが国の気象にとってもあるいは世界の気象にとっても非常に重要であるということがいわれておりまするので、この際、地理の上で、図面の上で、この高層気象の観測網はどんなふうになっておるかという点について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 資料を要求したいと思うのですが、この資料ができるかどうか。つまり、世界の高層気象観測網はどういう工合になっているか。どこでどういう工合な観測が行なわれ、あるいはどこに欠陥が存在をしているかというような点について、図面にして、われわれにわかるような資料を要求したいと思うの……

第40回国会 運輸委員会 第14号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○大倉精一君 大へん貴重な御意見あるいは御事情をお聞かせいただきましてありがとうございます。私はこの問題全然しろうとでございますので、今後の審議の参考にしたいと思いますので、二、三お伺いしたいと思いますけれども、まあ質問がしろうと質問で、何かピントをはずれるかもしれませんが、その点は御了承願いたいと思います。  皆さん方のお述べになったところを聞いておりますというと、まず第一番には、この法案というものは人間を減らすためだ、そうして減らすことが必要だ、こういう御意見、あるいは非常に危険である、こういう御意見、いろいろありました。私は、日本海運の将来を心配することは人後に落ちないと思うのですが、そ……

第40回国会 運輸委員会 第15号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○大倉精一君 前回要求しました高層気象観測のこの資料に基づいて全体的の説明を承って、高層気象観測に対する質問を行ないます。
【次の発言】 今御説明で、確かにこの図面を見ますというと、陸上における高層気象観測は相当の密度をもって重視されておりますけれども、海上のほうは非常にあらいのですが、これはあれですか、海上におけるところの高層気象観測について、各国ともに観測船なりそういう手段によっておると思うのでありますけれども、日本の場合に、かつて本委員会におきましても問題になったが、北方定点船が全然なくなってしまった。南方におきましては、これは半分なんですね、〇・五もやっていない。こういう点について高層……

第40回国会 運輸委員会 第16号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連。これは理事会でやるというお話ですけれども、この法案と関連して、そういう取り扱いを理事会で相談しようと、こういうことですね。今、松浦君の言っておることは――この人は海運の専門家ですから、この法案の主たる理由であるところの海運企業の合理化あるいは育成ということに対して、はたしてこの船舶職員法というものがこれに役立つものかどうかと、こういうことなんですから、これはこの法案に関連をいたしまして、そういう措置をとるように理事会で取り計らうと、こういう趣旨に承知して差しつかえありませんね。
【次の発言】 まずお尋ねしますが、観光協会の従来の運営、それから今度改正してからの運営、これの根……

第40回国会 運輸委員会 第17号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○大倉精一君 議事進行。
【次の発言】 松浦君が大臣出席の状態について不満を述べておられるから、それを一ぺん聞いてやって下さい。
【次の発言】 松浦君がぜひ次回の委員会に出席を要求しているのですから、理事の意見聞く必要ないと思います。出るように委員長のひとつ御努力を願いたい。  それからさらにこういうような大臣の出席の状態にもかかわらず、冒頭に理事会も開かずに委員会を開かれて非常に残念だと思う。そういう緊急の措置をしなければならぬなら、もうちょっと十分に両大臣に対し質議をする態勢ができていなければならぬと思う。あらためて遺憾の意を表しておきます。

第40回国会 運輸委員会 第18号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○大倉精一君 いろいろ相澤委員の質問並びに答弁を聞いておりますと、非常に遺憾だと思う。国鉄の当局者は労働問題の取り扱いについては、しろうとではないと思う。この問題をめぐって事前に調整をつけないで今日の混乱を招いていることは、非常に遺憾だと思う。先ほど総裁は、きまったものはすぐ払うというような御答弁がありましたが、聞いておりますと、きめることはきめたが、調印はしてないらしい。そこで、先ほど中村常務理事が言われましたが、なるべく早くきまったものは払うように努力してもらいたい。これがためには、調整をすみやかにやる。部内の調整をすみやかにやって、その上においてきまったものは払う、こういう努力を総裁みず……

第40回国会 運輸委員会 第19号(1962/04/03、5期、日本社会党)

○大倉精一君 この際、運輸大臣にお伺いいたしますけれども、この法律案はかつて第十六国会に提案をされ、その国会におきましては主として与党の委員諸君から激烈なる反論があって、遂にこの種の条項は削除されております。今回は与党の委員諸君も非常に熱心にこの成立に努力をされておりますけれども、前回の提案の趣旨と今度の提案の趣旨と同じであるか、あるいは違っておるか、この際、念のために伺っておきたいと思います。
【次の発言】 投資能力を与えるという点については、これは前と同じだと思うのですけれども、ここで特定する業務とか、あるいはその他の表現は違っておりますけれども、主としては前回と同じだと思うのです。いかが……

第40回国会 運輸委員会 第20号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○大倉精一君 いろいろ説明を受けましたが、今度民間に検査を委譲するという根本的な理由は何ですか。局長に……。
【次の発言】 そうしますと、まあ一口に言うならば、車はどんどんふえるが役所の整備能力というものはこれに追っつかない、こういうことであるから、民間の機能を活用したい、こういうことだと思うのですね。そういう現象がいつごろから起こっておりましたか。今初めてじゃないのですね。車の増加率というのは非常に大きいということは、もう二、三年前から始まっております。まあ予算もこれに伴っていない、こういう現象は相当前から起こっておると思いますが、いつごろから起こっておりますか。

第40回国会 運輸委員会 第21号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○大倉精一君 まず最初に、新しいモーターボート法案の趣旨並びに改正の動機について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この公営競技調査会に対して政府は諮問をしたのか、あるいは自主的に調査をして答申をしたのか、どういう形式をとられたのでしょうか。
【次の発言】 その諮問の内容について御説明を願いたい。
【次の発言】 この諮問は、ここに答申のプリントがありますけれども、各項目にわたっては、政府としては意見なりあるいは諮問の内容なりには含んでいなかったのかどうか。これは自主的にこの調査会が出したのですか。
【次の発言】 大体答申は内容としましては一から十三まで各項目にわたって具体的な答申が行……

第40回国会 運輸委員会 第22号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○大倉精一君 運輸大臣にお尋ねしますけれども、今非常に問題になっておる私鉄の争議の問題が未解決になっておりますが、聞くところによりますというと、十五、十六日の第二波のストライキが行なわれる、こういうような状態があると聞いておりますが、その後の私鉄のこの問題に対する経過はどういう工合になっているか。運輸省としてどういう工合に事情を把握されているのか、それに対する対策はいかにしておいでになるのか、これをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 労働問題に対しましては、政府はみだりに介入すべきでないということは、これはもう論を待ちません。待ちませんが、公益事業のこういう事態に対しましては、やはり監督官……

第40回国会 運輸委員会 第23号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今度の観光ホテル整備法の一部を改正しなければならぬという理由について、わかるように具体的にひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、今の御説明のあった中で、外国人接遇上不適当であると認めた場合に云々ということなんですけれども、これは何か基準でも設けられるのですか。
【次の発言】 そうしますと、これは基準の立てようがないというお話なんですけれども、趣旨としては、外人客に対して不当な料金にならないようにということは、外人客のことを思うということが主になっておるのか、あるいは旅館の適正利潤というものに重点を置かれておるのか、どっちに重点を置かれておるのですか。

第40回国会 運輸委員会 第24号(1962/04/24、5期、日本社会党)

○大倉精一君 船舶職員法につきましては、私はきょう初めて内容にわたってお尋ねするのですから、具体的にお答えを願いたいと同時に、しろうとが質問するのでありますから、しろうとによくわかるように御説明を願いたいと思います。  まず第一番に、提案理由の説明を何回も繰り返して読んでみましたが、どうしても了解ができない点があります。というのは、今度の改正は、何を目的にしているのか、どういう動機で改正になるのか、どうもその点が本末必ずしも一致していない、こういうところが見受けられるのですが、この法律を改正する動機と目的について御説明を願いたい。
【次の発言】 本来船舶職員法の目的・というのは、航行の安全とい……

第40回国会 運輸委員会 第25号(1962/04/26、5期、日本社会党)

○大倉精一君 木船運送法について一点だけ質問をしておきますが、この改正案によって小型海運業に対して登録の資格要件がつけられましたが、その資格要件の中で「必要な能力及び資力信用に関する規定を整備した」こうなっておりまするが、「必要な能力及び資力信用」というのは、どういう基準を考えておられるのか、その考え方について一点だけお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、たとえば新たにこの業務をやろうという者は、これはどうなりますか。たとえば今の経験のない者、そういうような者の取り扱いはどうしますか。
【次の発言】 そうしますと、大体そういうような資格の要件の合致する者は無条件に認められる……

第40回国会 運輸委員会 第26号(1962/05/04、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今、副総裁から御報告があった三河島の事故、古河の事故は申すに及ばず、最近相次いで発生いたしておりますところの国鉄の事故については、私は非常に重大なる関心を持ち、かつ、きわめて遺憾と存じております。と同時に、これらの事故によって犠牲になられた方々、並びに御遺族に対しまして衷心より哀悼の意を表す次第であります。  ただいま委員長も言われたように、時間も差し迫っており、かつ、本会議の緊急質問も行なわれますので、その原因等については、いずれ当委員会としても調査をするように提案をしたいと思っておりまするが、本日まず最初にお伺いしておきたいことは、この負傷者並びに犠牲者の方々の収容状況、処置……

第40回国会 運輸委員会 第27号(1962/05/07、5期、日本社会党)

○大倉精一君 運輸大臣にお伺いいたしますけれども、この法律案が交通関係の閣僚懇談会の決定によって出てきたと言われておりますけれども、この閣僚懇談会で、こういう方法をきめられたいきさつについて、一応御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この法案の内容を見てみますというと、必ずしも運輸省だけの所管にかがる分ばかりじゃないような気がするのですが、所管官署は、主たる所管官署はどこにあるのですか。運輸省だろうと思うのですけれども、あとの関係の役所との関係は、どういう工合になるのか御説明願いたい。
【次の発言】 そうしますと、この法律の運用面になるというと、非常に多くの官庁にまたがってくるわけです。……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1962/09/03、6期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、きょうは都市交通の問題について簡単に質問し、かつ要望を申し上げておきたいと思います。  この問題は先国会において、当委員会においても再三にわたって論議をされましたし、第一次規制以後の状況を見ますというと、必ずしも実効をあげていない、というよりも、ますます緊迫度が加わっておるというふうに私どもは考えておるわけであります。  そこで実はきょうは、あとしばらく委員会もありませんし、さらにまた都市交通の現況は、きわめて逼迫をして、逡巡を許さぬものがありますので、川島長官を迎えてじっくりとこの点を論議をしかつ要望したい、こう思っておりましたが、川島長官も外遊からお帰りになりまして非常……

第41回国会 運輸委員会 第2号(1962/08/14、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。どうも大臣、あなたは冒頭に、私は就任間がないから何もわからないから、事務当局に説明させる、こういう冒頭の答弁がありましたがね。私はこれを聞いておって、何かどうも割り切れない気持になったんですよ。きょうの相澤君の質問は、前に通告済みのはずなんです。でありますから、あなたは下僚に命ずるか何かで、南武線の事故の実態については、十分やはり事前に準備をされて出てきておられるはずだと思う。それを大臣が、おれは就任早々だからわからぬから、局長かだれかに答弁させる、これでは、少しこの委員会に対しての大臣の態度としては、私どもはどうも了解しにくいのですよ。また、閣僚懇談会とか閣議だとかお……

第41回国会 運輸委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。吾孫子副総裁の答弁を聞いておりますと、国鉄首脳部の進退問題について、ますますどうも私は不可解に思う。これは主として大臣にお伺いするのですけれども、おそらく総裁は、おれがやめて事故がなくなるならやめようという工合におっしゃっておるように新聞で聞いておるが、逆に言うならば、じゃ総裁がおったら事故がなくなるかというのです。そこで、まあ監査委員会の勧告なり何なりがこうだからそれに従うというというお話でありましたが、こういうような事態に対しては、国鉄総裁というものは国民に対して進退責任をみずから決定するべきだと思う。それで今やめるよりもとどまって将来のために尽くすのがおれの責任だ……

第41回国会 運輸委員会 第4号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してひとつお伺いしたいのですが、特にタクシー行政についてお伺いいたします。この前からも、都市交通に関連したタクシー、トラックあるいは国鉄等の問題について質問をしておりますけれども、タクシー行政には、特に東京都内、あるいは大阪、神戸等におけるタクシー行政については、格段の配慮が必要だと思う。従来のとおりの考え方では、非常に困るのではないか。たとえば、駐車禁止区域をずっと広げるということは、いわゆる自家用車の都心に流入してくることに対して、間接的な制限になると思うのです。これに対して、何か運輸省のほうでは、禁止区域に対して流しを許可するという方法を――これも一つの方法かもしれませ……

第41回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1962/12/07、6期、日本社会党)

○大倉精一君 私も若干関連になるかしりませんが、今江藤さんのほうから人間の注意力というお話がありましたが、これも繰り返すかもしれませんけれども、先ほどからの論議をずっと聞いておりますと、大体保安設備の問題に触れておられたようですけれども、たまたま今人間の注意力というお話が出ましたが、そこで人の取り扱いというものについては、もっとやはり保安設備以上に考慮を払わなければならぬと思う。ところが、これが逆になって、たとえばさっきのお話を聞いておりますというと、保安設備は労働条件なりやいなや、こういう論議がありましたが、これはもう法律以前の問題でございまして、たとえばアメリカにおいても、ニューヨークの港……

第41回国会 運輸委員会 第5号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○大倉精一君 今の質問聞いておりますと、私もかねがねこの問題は非常に関心を持っておりました。特に管制官の問題は、若い人たちだけの問題でないのですよ。これはもし管制機能が麻痺するようなことになったら、日本だけの問題でなくして、国際的なたいへんな問題ですよ。この責任は一体どこにあるか。そこで、航空局あたりは、規則に従って、あるいは法律に従っておやりになるより方法ないと思うのだけれども、次官、大臣は政治家ですから、政治的にこの際当面打つべき手は打っていかないといけないと思う。これはひとつ、次官もよく腹に置いて、大臣にお伝え願いたい思います。重大な問題です。ですから、政治的に当面の措置並びに将来の措置……

第42回国会 運輸委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○大倉精一君 質問を保留いたします、きょうは。
【次の発言】 これは質疑というよりも、この前の委員会で、鯖波駅の作業員の死傷事件について、過経内容を十分に調査をしてその結果を御報告を願いたい、こういう発言をしたのですが、きょうはそれに基づいて調査の結果の御報告をまずお願いいたしたい。
【次の発言】 今報告をされた中で、私の聞いているのと、だいぶ違った面があるのであります。ただいまの、公安室長、この人に対して、あぶないと言った人もいるだろうし、これはあぶなくないと言った人もいるだろうと思うのですね。この前も言ったように、武生通運の田中治作という人は、三十何年この仕事に携わっている。この人が、現に……

第42回国会 運輸委員会 第4号(1962/12/21、6期、日本社会党)

○大倉精一君 先回の委員会において、鯖波の駅構内における死傷事故についてお尋ねをしておったんですが、調査がまだ済んでいない部分がありましたので、調査してから報告してもらうように要求しておきましたが、この際調査の結果を報告願いたいと思います。
【次の発言】 新任の理事さんですから、これは御無理ないと思いますけれども、本来ならば、国会開会中であり、国会の委員会で問題になっておることですから、何をおいても申し送りをしてもらわなきゃならぬと思うのですけれども、まあそれも不十分とあらば、やむを得ませんが、さっそくひとつ調査されて、十分御検討いただいて、その結果またお答え願いたいと思います。が、ただ、委員……

第43回国会 運輸委員会 第5号(1963/02/14、6期、日本社会党)

○大倉精一君 相深君からの質問にあったかもしれませんが、現在豪雪地帯における滞貨状態はどのくらいになっておりますか、これをひとつ。
【次の発言】 この滞貨の処理は、これは格段の措置が要ると思うのです。これは国鉄だけじゃいけないと思う。道路の問題もあるだろうし、あるいは運搬の問題もあるだろうし、そういう総合的対策が必要だと思いますけれども、運輸大臣いかがですか、どういう対策をお持ちですか。
【次の発言】 今の御答弁ですと、大体対策委員会を作ったということであって、具体的にはまだ手がついておりませんか。たとえば具体的にこういうことをやっておるという具体例がありましたら、あるいは、さらにこういうこと……

第43回国会 運輸委員会 第18号(1963/05/07、6期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは時間がありませんから簡単に質問するのだが、大臣の責任は、これは最高責任と同時に、やはり国鉄の総裁、副総裁も直接の責任があるわけですね。それで、今の副総裁の報告によりますというと、まあああいう大きな工事だから若干の変更があり、変化があり、上下があるという、そういう報告でしたが、若干というようなものじゃないですよ、これは。私は、新聞のきょうの報道より見ておりませんからわかりませんが、大ざっぱに言って、当初二千億円の予算でやった。それが一千億円追加をした。また一千億円だよ。これは新聞の報道ですから。一千億円は足らないのだから、駅舎の新築なんかを見合わして大体八百億になる。そうす……

第43回国会 運輸委員会 第21号(1963/05/16、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連。一点だけ関連してお伺いしたいと思うのですけれども、今、東南アジアあるいはソ連等の貿易について相澤君の質問、これに対して、最近ソ連との船の契約が一億何千万ドルというものが調印されたというお話がありましたが、おそらくこれは、去年の暮れでしたか、河合良成さんが行かれまして、約二億ドルの契約を行なった。その後において、政府は、どういう意図か知りませんけれども、ソ連並びにヨーロッパ共産圏に対する船の契約の条件というものを非常にきびしいワクをはめた。あの当時の一体ソ連との契約の条件は、頭金三割、延べ払いは六年でしたか、そういうような契約であったが、今年に入ってから急に政府のほうでは、頭……

第43回国会 運輸委員会 第22号(1963/05/21、6期、日本社会党)

○大倉精一君 児玉参考人さんにお伺いしたいのですけれども、今の岡君の質問に関連しまして、先ほどの脇村さんのお話の中に、最近の船が大体五年ないし十年でもって不経済船になる、こういうお話がございました。そうであろうと思います。そこで心配されることは、五年、十年でもって不経済船になるというようなことになれば、次次と新建造船のたびに、やはり大きな借金を背負い込まなければならぬという、こういうことが繰り返されていくのじゃないかと思うのですね。そうなって参りまするというと、この法案でかりに一時しのいでみても、やはり将来大きな禍根を残していくのではないか、ひいてはこの法案の目的、農業には沿うことができないと……

第43回国会 運輸委員会 第23号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは、総裁が初めての委員会でありまするし、新幹線等については、いろいろ同僚の議員から資料も要求されておりますので、それに基づいて、また後ほどいろいろお尋ねしたいと思っておりますが、きょうはひとつ、総裁の国鉄に対する所信についてお伺いしたいと思うのですけれども、この質問を申し上げるにあたって、私の今把握しておる国鉄の経理といいますか、数字が大体妥当であるかどうかということを担当の人からお答えを願いたいと思います。  大体、今、国鉄の収入が、大ざっぱにいって五千億円、それから経費が四千億円、差引一千億円のプラスになって、この一千億円に借入金一千億円足して、大体二千億円というものが……

第43回国会 運輸委員会 第24号(1963/05/28、6期、日本社会党)

○大倉精一君 参事官にお尋ねしますがね。今、河野さんの御質問の件は、昭和二十八年に当委員会で非常に大きな問題になった。記憶ありますか。それは内容は、私の記憶をたどって申し上げますというと、昭和二十八年の十二月全港湾の労働組合がストライキをやったことがあった。その目的が、法律を守れ、輸入食糧の公示料金をとれ、こういう要求でストライキが始まった、こういうことであった。この委員会でそれを取り上げまして、いろいろ政府を追及し、あるいは審議をした結果、各港に六社寄った運賃収入の窓口を一本にして、そうして今後そういうことのないようにする、こういうことでもってストライキが解決した。その後輸入食糧に対する限り……

第43回国会 運輸委員会 第26号(1963/06/04、6期、日本社会党)

○大倉精一君 すでに質問も出尽くしておりますので、最終的に簡単に一、二お尋ねいたします。  まず、第一点は、企業の合同集約の問題でございますけれども、先般の船主協会の方々の発言もありましたように、政府の意図しているように必ずしも一年間でスムーズに合併集約ができるという情勢ではないようでありますが、こういう点について最終的に政府の所信をひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 この問題はこの法案のきわめて重要な一つの要素だと思うのですけれども、単に希望とかあるいは期待をするだけではいけないと思うのですが、大体の現在の進行の状態並びにその見通しについて――希望じゃなくて、見通しについて確信のあると……

第43回国会 運輸委員会 第27号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと関連して。  これは愚問になるかもわかりませんが、この際考え方をお聞きしたいと思うのだが、今広告物の問題がありましたが、観光用に供するインチキな建築物、これを取り締まる、何か規制する方法がないかと思うのです。具体的に言いますと、お城ですね。これは観光用に作ったかもわかりませんが、中は鉄筋コンクリートですよ。ある外国人が、日本のお城を見て、これはインチキだと言ったということを聞いております。これは変な話かもしれませんが、そういうものを方々に作って、外人に見せて、これが日本でございますというようなことは、これはどうかと思うのですが、お考えどうですか、しかも、たいへんな費用が要……

第43回国会 運輸委員会 第28号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○大倉精一君 ただいま、議題となりました都市高速鉄道建設助成特別措置法案について、提案の理由を御説明申し上げます。  最近の大都市における交通の混雑ははなはだしいものがあり、この傾向は日とともに激しくなる一方でありまして、このまま放置するならば、都市の交通は全く麻痺することは火を見るよりも明らかなことであります。  この極度に混雑している都市交通の現状を打開して、都市交通の中心目的たる大衆大量輸送、公共輸送の円滑化を急速にはかるためには、思い切った対策が必要であると考えます。  今日、自動車の路線別運行規制などが行なわれておりますが、これらは当面を糊塗する弥縫策にすぎず、基本的な都市交通の解決……

第44回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1963/11/12、6期、日本社会党)

○大倉精一君 黙祷賛成です。  それから、河野君は、何かわれわれがこの問題を取り上げて選挙に有利にしようというのじゃないかという疑心暗鬼があれば、これはたいへんな間違いであって、これは選挙中であろうがなかろうが、国民としては、この問題について国会において究明することは究明してもらいたい、こういう国民の切なる願いですよ。ですから、これは、選挙に関係があるかないか、そんなことは意識せずに、ただすべきことはただす、こういうことでもってこの委員会は進めてもらいたい。
【次の発言】 私は、まあ冒頭に……今度の事件でほんとうに腹がたちました。三河島から今日まで、まだ一周忌やったばかりでしょう。しかし、三河……

第44回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1963/11/30、6期、日本社会党)

○大倉精一君 報告はまだあるんじゃないですか。第一番の事故の脱線転覆ばかりじゃなくて、その後において、レールの亀裂等々、こういった問題たくさんありますね。これもひとつ報告してもらいたい。それから北陸線の貨車の脱線転覆ですね。原因がわからないという話ですが、大体わかっておると思いますが、この原因についてもう少し報告してもらいたい。それから、大臣のほうで特別監査を命じられた、その結果はどうなっているか、これをひとつ。
【次の発言】 何回ぐらいありましたか。
【次の発言】 その原因ですね、亀裂を生じた原因、理由をあわせて……。
【次の発言】 車輪の棄損もございますね。特急あたりの車輪の棄損、それもあ……

第44回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1963/12/03、6期、日本社会党)

○大倉精一君 いま岡君がそういう要請をしましたが、これはいずれの機会に総理大臣、大蔵大臣、長官出て来られるということをお約束できますか。
【次の発言】 総理の出席の要求の理由は、前二回いろいろ質問をしましたけれども、政府の責任においてやらなければならぬ重大な問題にぶつかっているわけですね。しかも、国鉄総裁を留任さして、そうしてその責任において今後の措置をとらせる、こういうことになっておるのですけれども、そうなれば、画期的な措置というものがとられなければならぬ。それは過去二回においていろいろ質問しておりました。ところが、財政のワク内において、予算の許す範囲内において――こんなことは前からいつも言……

第45回国会 予算委員会 第3号(1963/12/17、6期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、最後の質問者でありまするが、年末を控えて国民の諸君が非常に心配しておりまする二つの事態に対しまして、この際、ただしてみたいと思います。  すなわち第一は、郵政省の労使関係の問題であり、一つは国鉄の労使関係の問題であります。時間がありませんので、端的に御質問を申し上げまするので、答弁は誠意を持ってなされるようお願いしたいと思います。  新聞等によると、この事態に対しまして、当局側も、組合側も、責任は相手側にありと、こういうことを主張して譲られぬようでありますが、組合側はとにかくとして、郵政行政をあずかる郵政大臣や、あるいはまた国鉄当局が、組合と同列になって、責任は相手にありと……

第45回国会 予算委員会 第4号(1963/12/18、6期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、日本社会党を代表しまして、昭和三十八年度一般会計補正予算三案に対し、反対討論を行なうものであります。  まず、冒頭に一言申し上げたいと思うことは、本予算案に対する政府の態度であります。本予算案は、本年十月の臨時国会に対して政府の提出した昭和三十八年度補正予算各一号と、内容においてほとんど同一のものであります。臨時国会においては、政府は、国会に対し、特に緊急の措置を要するものとして、すみやかなる成立を要請したのであります。当時わが党は、長雨による農業災害対策あるいは民間給与に比し著しく低賃金に抑えられている公務員諸君の給与改定等、重大案件を緊急に措置をしなければならない必要に……

第46回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1964/07/31、6期、日本社会党)

○大倉精一君 いまのハイヤー、タクシーの問題ですが、私はいつか新聞で見たのですが、大体三千台増車をしたい――その中で個人タクシーが二十何台とか三十何台とかだそうですね、新聞で見ましたが、その点はどうですか。
【次の発言】 私は、オリンピックのハイヤー、タクシー対策の態度というものは、車じゃなくて、運転手対策が重点にならなければならぬと思うのです。車というものは買えば幾らでも買えますよ、三千両でも四千両でも。ところが、運転手がそれに伴わない。現在でも、タクシーに乗ってどこどこに行ってくれというと、行く先を言うと、さてどっちに行ったらいいかわからない。特にタクシーの運転手はガイドも兼ねている。特に……

第46回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1964/08/01、6期、日本社会党)

○大倉精一君 鉄監局長お見えですか。  すでに御承知と思うのですけれども、姫路の市でモノレールを今度つくるということについて、地元ではたいへんな反対運動やら何やらで問題が起こっておるようですけれども、その経過と実態について一応御説明を願いたい。
【次の発言】 このモノレールの申請の目的、建設目的はどういうことになっておりますか。
【次の発言】 このモノレールは、交通緩和ということになっておるようでありますけれども、交通緩和の目標、目的にかなうものかどうかということは私は疑問に思うのですが、立地条件その他の点から考えますというと、大体これは観光施設じゃないかと思うのですが、運輸省の見解はどんなも……

第46回国会 運輸委員会 閉会後第6号(1964/11/07、6期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは、例の関東のバス会社の運賃値上げ申請に対する裁判について、旅先でこれを見たので資料がありませんので、これは非常に重大な問題だと思うので、一応正確を期するために、その経過並びに判決の内容について御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 大体、こういうような申請に対する決定が、従来ともに非常に長引くということが慣例になっておのですが、この問題でも、三十六年の七月に申請をされ、そして公共料金一年ストップがきまったのが三十九年一月十七日、したがってこの間において三年半というものをそのままにしておいた。しかも、公共料金ストップ令がかからなければ一体これはいつごろになるか、また一年……

第46回国会 運輸委員会 第7号(1964/02/25、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。亀田議員の質問の中で、個人タクシー並びに運転手の収入の点についていろいろお話がありましたが、これは非常に重大な問題で、いまいわゆる乗車拒否なりあるいは交通事故というような問題も、これに大きな関連がありますので、若干お伺いしたいのですけれども、いま大体東京都内でタクシー運転手の固定給と歩合給の割合はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 これは総収入に対して何%くらいになるのですか。たとえば三万円以上、あるいは二万五千円から三万円までですね、総収入に対してどのくらいになるのですか。
【次の発言】 大体大まかに言って月収の六〇%くらいにはなっていますか、固定給は。

第46回国会 運輸委員会 第8号(1964/02/29、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。免許の問題と合併の問題が出ましたが、私は、非常に極端な質問かもしれませんが、免許の基準に、みずから適確に経営あるいは運営する能力があるもの、という条項がありますね。そこで今度大臣が、三社合併をしなければならぬということは、もうすでに既存免許の三社が、ここではみずから適確に運営する能力がなくなった、こういうことではないかと思うのですね。ところが、合併にはやはり日時を要します。いろいろな条件もあるでしょう。しかし、飛行機は毎日飛んでいるのですね。ですから、こういう状態で個々の会社に、あるいはその他の既存の六社の会社に、手放しでもって営業を続けさしておいてもいいのかどうか、こ……

第46回国会 運輸委員会 第9号(1964/03/03、6期、日本社会党)

○大倉精一君 ただいま議題となりました都市高速鉄道建設助成特別措置法案について、提案の理由を御説明申し上げます。  最近の大都市における交通の混雑ははなはだしいものがあり、この傾向は日とともに激しくなる一方でありまして、このまま放置するならば、都市の交通は全く麻痺することは火を見るよりも明らかであります。  この極度に混雑している都市交通の現状を打開して、都市交通の中心目的たる大衆大量輸送、公共輸送の円滑化を急速にはかるためには、思い切った対策が必要であると考えます。  今日、自動車の路線別運行規制などが行なわれておりますが、これらは当面を糊塗するびぼう策にすぎず、基本的な都市交通の解決策には……

第46回国会 運輸委員会 第13号(1964/03/17、6期、日本社会党)

○大倉精一君 あとから来たのでダブるかもしれませんが、この事故を新聞で見て、またかという感じが起こった。それで、簡明率直にこの事故の原因についてひとつお考えを承りたい。
【次の発言】 いまの答弁でありますというと、風が吹いたということと、それから操縦士の操縦の誤りといいますか、こういう問題があるのじゃないかという推定ですが、そういう程度のものなら、運航を中止をするということはたいへんな決断だと思うのですが、運航を中止をして何を検討しようとするのか、富士航空は。これはどういうぐあいにお聞きになっておりますか、富士航空から。
【次の発言】 どうも監督官庁として一歩ずつおくれておるような気がしますね……

第46回国会 運輸委員会 第17号(1964/03/31、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連。
【次の発言】 せっかくの機会ですから、関連してお尋ねしておきたいと思うのですけれども、先般も予算委員会の分科会でお尋ねしましたが、公共料金、運賃の値上げストップの問題ですけれども、いまも吉田委員の質問に対する御答弁、どうも私は歯切れが悪いと思うんですね。そこで、運賃料金というのは、むろんこれは認可制度になっておりまするから、政府においてこれは運賃料金というものは責任を持たなければならぬと思いますね、自由なものではありませんから。そこで、現状というものが、民間のハイヤー、タクシーなり、トラックなり、バスなり、通運なりというものに対して料金をストップしておいて、そうして公益性……

第46回国会 運輸委員会 第18号(1964/04/02、6期、日本社会党)

○大倉精一君 今度は、だいぶ国鉄が責められておったようですけれども、別の観点で、あるいは国鉄さんのほうに今度は味方をするようになるかもしれませんけれども、都市交通、通勤輸送というのは、これは国鉄だけの責任を責めたって私はできぬと思うのです。きょうは大臣もおいでにならぬから突っ込んだ質問はできませんけれども、要するに、都心に集まってくるようなことをどんどん計画してつくっておいて、そしてこれをみんな運べといっても、これは無理ですよ。いま河野さんが言われたように、団地をどんどんつくる。しかし、団地からこちらへ運んでくる手段は何も考えていない。あるいは、さらに逆に都心に集まってくるようなものを都心につ……

第46回国会 運輸委員会 第19号(1964/04/07、6期、日本社会党)

○大倉精一君 委員長、この前の委員会で委員長にいろいろ注文をいたしましたが、その後、理事会ではどういうぐあいに決定いたしましたか。
【次の発言】 はい。  委員長、それからたくさんあったですね。
【次の発言】 それは企画庁長官が帰られてからでけっこうなんですけれども、その他たくさん要望をいたしておきましたが、第一番には、分科会において預けてあったこと、一つは、港湾労働等対策審議会の答申に基づいて、当面できることからやれという答申の中で、つまり、港湾局長からその中身についての方向を求めたい、こういうことでした。それはいかがでした。
【次の発言】 それじゃ、この問題は、労働大臣をこの次の委員会に呼……

第46回国会 運輸委員会 第21号(1964/04/14、6期、日本社会党)

○大倉精一君 先週、先々週から、港湾労働対策審議会の答申についてぜひとも質問したい、こういうことで、労働大臣をお願いをいたしておったのですが、先週は、特に出先の吉田君からいろいろとお骨折りを願っておりましたが、その中であえて労働大臣の出席不可能ということに了承したのでございます。今週はぜひということを私は言っておった。ということは、会期が非常に短い、あと短くなりまして、この答申案に対して、この会期中にぜひともやってもらわなければならぬ事項があるわけです。そういう点をやらないというと、あとあと会期でもってできない、こういうことで、ぜひ今週はお願いしておったところが、聞いてみると衆議院でどうしても……

第46回国会 運輸委員会 第22号(1964/04/21、6期、日本社会党)

○大倉精一君 この補足説明の中の終わりのほうにあるのですけれども、こういうのがあります。「わが国貿易量の増大に伴って、長期積み荷保証のもとにわが国の貿易貨物を輸送しようとする輸出船がわが国造船業に対して発注され、これら船舶と国内船との間に競合関係を生ずるおそれも増大してきております。」 というのがあるのですが、おそれじゃなくて、いまそういう現象が出てきていると思うのですけれども、大体の概要について、数字でもってその概要を御報告願いたい。
【次の発言】 私のお尋ねをしておるのは、現在そういう競合関係が出ておると思うのですね。そういう状態についてお尋ねしておるのですが、それはどうなんでしょうかね。……

第46回国会 運輸委員会 第23号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○大倉精一君 きょう宮澤長官に来てもらったということは、いわゆる物価対策ということで、公共料金ストップ、こういう政府の措置について、いろいろ各方面で問題が起こっておりますので、さらにまた先般のこの委員会におきましても、あるいはまた予算委員会の分科会におきましても、この問題に触れましたけれども、肝心の長官がおいでにならぬので、中途で終わっているわけでございますので、きょうはひとつじっくりと宮澤長官に、政府の物価政策と公共料金ストップの関係についてお聞かせを願い、勉強したいと思っております。  まず冒頭に、物価政策と公共料金ストップという、こういう関連性について長官から基本的なお考え方をお伺いした……

第46回国会 運輸委員会 第24号(1964/05/07、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して一、二点お尋ねいたしますが、ずっと質疑応答を聞いておりますと、結論から言うと、何か国鉄は国鉄内部の紛争にいわゆる介入する武装手段を持っているような感じですね。それで、先ほど答弁を聞いておりますと、あまりナンセンスな答弁で、三十メートル先で石を投げる者があったら当然構外に出てやるのだ、こういう答弁がありましたが、そんな場合は、公安職員であろうと、何であろうと、そういうものを見れば未然に防ぐ努力をするのは当然ですよ。公安職員がそういう場合に何も外に出ていくとか何とかという議論ではない。そういう答弁はちょっとふまじめじゃないかと思いますね。  それから、たびたび輸送の円滑化のた……

第46回国会 運輸委員会 第30号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○大倉精一君 それではたいへん時間もおそくなりましたが、私の質問が大体最後になるようでありますから若干質問させてもらいます。  この法律については、私としてはどうも納得ができませんが、疑問点につきましては、すでに同僚議員からいろいろ御質問が済んでおると思いますので、この際運輸大臣にひとつお伺いしたいと思います。  この法律は非常に簡単な法律でありまして、いろいろむずかしいことばが書いてありますけれども、列車の運行を妨害したり、そのおそれがあったり、そういうようなことをした者は処罰をするぞと、こういう法律案。非常に簡単なものですがね、簡単なものでありますが、同時に非常におそろしい法律です。これは……

第46回国会 議院運営委員会 第33号(1964/06/25、6期、日本社会党)

○委員以外の議員(大倉精一君) 今次の新潟地震による被害県のうち、秋田県の調査を命ぜられ、現地を視察してまいりました一行を代表いたしまして、私から調査の概要について御報告申し上げます。  派遣議員は自由民主党の山崎斉君、社会党の鈴木壽君及び私でございまして、六月十八日上野を出発いたし、六月二十一日までの四日間、現地の慰問並びに被害地状況の調査を行なってきたのであります。  私ども一行は、秋田到着後、直ちに県庁にまいりまして、本院議員一同を代表いたしまして、お見舞いのごあいさつをし、見舞い金を知事に贈呈いたしました。次いで、知事から県内の総括的な被害状況について説明を受けました。時間の関係上、県……

第47回国会 運輸委員会 第5号(1964/12/17、6期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、この際、現在の消費者物価の問題が非常に重大な問題になっており、さらにまた公共料金一年間ストップというのが来年の初めに時間切れになります。そこで、この公共料金をどうするかということがいま国民一般の非常に大きな関心になっておりまするが、新聞の発表で拝見しますると、八日の日に経済企画庁のほうからの提案によって物価対策の大綱がきまったと、こういうことを新聞で拝見をいたしました。それで、きょうは、その全般についてお伺いするという時間的な余裕もないし、さらにまた運輸委員会でありまするので、運輸関係に関する公共料金の取り扱いについてお伺いしたい。特に、あれを拝見いたしますると、抑制は続け……

第48回国会 運輸委員会 第3号(1965/02/09、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連。いま免許事案について、相澤君からの質問で、非常に簡単に答えられておったようですけれども、私は非常に重大な問題だと思うのですね、免許の問題は。それで、簡素化はけっこうですけれども、免許をする趣旨は一体何だと、これをしっかり把握していないというと、免許行政の本旨に反するのじゃないかと思うのです。簡素化はいいですけれども、何でもかんでもばかばかやってしまって、それで過当競争を起こし、ひいては公益上に支障を来たす、こうあっては相ならぬと思うのですね。どうも現在過当競争になっていると私は思うのです。そこで、免許行政ということは公益事業に対する保護立法である、保護行政である、こう私は判……

第48回国会 運輸委員会 第28号(1965/06/01、6期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いしますけれども、まず根本方針として、国内航空について、民間の航空と自衛隊の航空――軍の航空とどちらを優先に考えていくか、その基本方針を政府はどういうように考えておられるか、民間優先であるか、あるいは自衛隊優先であるか、これをひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 まあ用途もいろいろありますけれども、民間の航空、それから自衛隊の航空、これが併用されておる場所、たとえば小牧のような場所、こういう場合にはどっちを優先に運営するか、これをひとつ聞かしてもらいたい。
【次の発言】 考えとしては、自衛隊機優先という考えはない。こういうことですけれども、往々にして、実態を見ており……

第48回国会 予算委員会 第10号(1965/03/12、6期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは三矢問題について若干お伺いしますけれども、資料の問題につきましては、すでに昨日米田委員が取り上げておりまするので、これには触れませんが、ただ、国民諸君が疑惑を持っておるのは、この問題もまたうやむやになってしまうのではないか、こういう疑惑を持っておる。私も実はその一人であります。したがって、きょうはそういう方面から総理にお伺いするのでありますけれども、資料の問題についてはいま申し上げましたとおりでありますけれども、その前にぜひとも確かめておきたいことは、岡田君が提出した資料、これは間違っておるのか間違っていないのか、防衛庁長官からお答えを願いたいと思うのであります。


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 運輸委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○大倉精一君 いま大臣のごあいさつを承っておりましたけれども、海運、あるいは航空、鉄道、港湾、各般にわたった内容のお話がありましたが、私はいまの交通運輸に関して、路面交通というものが非常に重要な地位を占めておるのじゃないかと思うのです。この路面交通に対して、いまの御発言の中に一言半句もありませんので、私はこれから運輸行政の中で非常に重要な地位を占める路面交通について大臣はどういうぐあいに認識を持っておられるかという疑問をいま持ったわけです。ですからあえて発言をお許し願ったわけですけれども、これから路面交通は非常に大事ですよ。輸送量からいきましても、あるいはその他の諸条件から申しましても、いまの……

第49回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1965/09/10、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。九月九日石原幹市郎君が辞任され、その補欠として、米田正文君が選任されました。  また本日、高山恒雄君、日高広為君が辞任され、その補欠として、向井長年君、近藤英一郎君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  先般本委員会が行ないました。委員派遣について、派遣委員から報告を願います。
【次の発言】 次に、中国班の報告を願います。稲浦君。
【次の発言】 どうも御苦労さんでございました。  次に、去る八月の九日、本委員会で、豪雨、台風及び低温による災害……

第49回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  一言、この際ごあいさつを申し上げたいと思います。  今度、まことにはからずもでありますけれども、この重要なる委員会の委員長に互選をいただきまして、ほんとうに光栄に存じておる次第であります。が、実は災害はまことにふえてでありまして、むしろしろうとでありまするので、この重責にたえるかどうか非常に心配でありますけれども、幸いベテランの皆さんがおそろいでございますので、皆さん方の御協力を得て任務を遂行するためにがんばっていきたい、努力をしたい、こう考えております。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手)

第49回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1965/09/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  九月十三日、向井長年君が辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、台風二十三号による被害対策を主として調査を進めたいと思います。  最初に気象庁から概要について御説明いただきます。今里予報部長。
【次の発言】 次に、被害の概況について総理府から説明を求めます。高柳総理府審議室長。
【次の発言】 次に、農林省関係の被害について農林省から説明を求めます。後藤農林政務次官。

第49回国会 災害対策特別委員会 第3号(1965/08/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、昭和四十年六月ないし八月の豪雨及び台風による災害対策に関する件、異常低温による災害対策に関する件、について調査を行ないます。  最初に、去る六月ないし八月の豪雨及び台風による被害状況並びにその対策について、関係当局より説明を聴取いたします。  最初に、総理府から説明を聴取いたします。
【次の発言】 参考資料はありますか。
【次の発言】 資料のページによって、資料に基づいて説明願います。
【次の発言】 次に、総理府総務長官から発言を求められております。どうぞ。

第49回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1965/09/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。  九月の二十日、園田清充君、森八三一君、永岡光治君が辞任され、その補欠として徳永正利君、高橋衛君。中村波男君が選任されました。  また本日、大谷藤之助君が辞任され、その補欠として古池信三君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、台風二十四号による災害対策に関する件について調査を進めます。関係政府当局より順次説明を求めます。最初に気象庁。
【次の発言】 資料ありますか。
【次の発言】 次に、総理府内閣総理大臣官房審議室長高柳君。

第50回国会 運輸委員会 第2号(1965/10/28、7期、日本社会党)

○大倉精一君 それじゃ大臣お急ぎのようですからお尋ねしますけれども、今度の事故の原因は何か、簡単明瞭ですよ。それは二十五日の八時に出て朝の十時に到着をして、トンボ返りで運転をさせる。これが原因ですよ。だれでも眠くなる。私も夜間運行に乗ったことがありますが、東京を八時ごろから出て、名古屋まで行きましたけれども、静岡、浜松、豊橋ぐらいまで行くと、何ともいえない睡魔に襲われる。そこで、先ほど警察庁のほうから、ルーズな運行がなかったと言われますが、こんなルーズな運行はないですよ。そこで、まず局長からお伺いするといいのですが、大臣にお伺いするのですけれども、これは監督を強化するとかなんとか言っても、もの……

第50回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/10/19、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  一言ごあいさつを申し上げます。  前国会に引き続いて、このたび重ねて委員長に御指名をいただきまして、ほんとうに光栄に存ずる次第であります。  どうぞ、この上ともそう一そうの御協力のほどをつつしんでお願いを申し上げる次第であります。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告申し上げます。  十月十九日鈴木力君が辞任され、その補欠として松永忠二君、永岡光治君が辞任され、その補欠として中村波男君が選任をされました。
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は、投票……

第50回国会 災害対策特別委員会 第3号(1965/10/29、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  十月二十八日、森部隆輔君が委員を辞任され、その補欠として青田源太郎君が選任されました。  十月二十九日、鈴木力君、中村英男君、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として松永忠二君、中村波男君、中沢伊登子君が選任されました。
【次の発言】 おはかりいたします。森部隆輔君の委員辞任に伴い理事が一名欠員となりましたので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第50回国会 災害対策特別委員会 第4号(1965/11/04、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、松永忠二君、中村波男君が委員を辞任され、その補欠として鈴木力君、中村英男君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑の通告があります。順次発言を許可いたします。中沢君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本件に関する質疑は、本日はこの程度にいたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  本日はこの程度で散会いたします。午後四時五十三分散会

第50回国会 災害対策特別委員会 第5号(1965/12/01、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  十一月三十日、白木義一郎君、中沢伊登子君が委員を辞任され、その補欠として黒柳明君、高山恒雄君が選任されました。本日、中村英男君、園田清充君が委員を辞任され、その補欠として林虎雄君、小山邦太郎君が選任されました。
【次の発言】 おはかりいたします。  白木義一郎委員の委員辞任に伴い、理事が一名欠員となりましたので、この際その補欠選挙を行ないたいと存じます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第50回国会 災害対策特別委員会 第6号(1965/12/13、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、黒柳明君が委員を辞任され、その補欠として白木義一郎君が選任されました。
【次の発言】 この際、おはかりいたします。  黒柳明君の委員辞任に伴い理事が一名欠員となりましたので、この際、その補欠選挙を行ないたいと存じます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に白木義一郎君を指名いたします。
【次の発言】 継続調査要求についておはかりいたします。  災害対策樹立……

第51回国会 運輸委員会 第2号(1966/02/08、7期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、質問に入る前に、まずもって、なくなられた百三十三人の皆さんに対しまして、心から冥福を祈る次第であります。なおまた、御遺族に対しましても、心から哀悼の意を表し、並びに関係各位の本日までの御努力に対しまして、敬意を表する次第であります。  そこで、冒頭における吉田理事の提案を了承しまして、要点きわめて簡潔にお尋ねをいたしたいと思っております。  第一番に、きょうの「毎日新聞」によりまするというと、この痛ましい事故によって故人になられた方の遺児が九十三人ある、こういうことが書いてあります。それで、いま直接的な原因の調査なり、あるいは対策なりは、いろいろ講じておられますけれども、ま……

第51回国会 運輸委員会 第4号(1966/02/15、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連。いま岩間君の質問の中で、新しく飛行機を買うというのは、需要増に見合って買うのだ、こういう答弁がありましたが、はたして、いま全日空、それから日航の国内旅客の伸びは伸びているのですか。おそらく、全日空はお客さんの伸びが鈍化していると思うのです。日航においては減少していると思うのですが、どうですか。ちょっとあなたの答弁と違うような気がしますがね。その統計をひとつ示してください。
【次の発言】 関連ですから多く言いませんけれども、私がこれをお尋ねしたということは、運輸省は少し日本の国内航空ですね、これを過大視していやしないかという傾向があると思うのですよ。したがって、機材を購入する……

第51回国会 運輸委員会 第5号(1966/02/17、7期、日本社会党)

○大倉精一君 速記をとめてけっこうです。
【次の発言】 この前要求しましたアメリカの民間航空、それから連邦航空、この資料はいつごろ判明しますか。
【次の発言】 私の言っているのはそうじゃないんです。事故の原因の資料じゃないんです。民間航空委員会が調査をして二回にわたって連邦航空局に勧告をしているのですよ、その勧告の内容ですね。それから、それに基づいて民間航空局はどういうような結論をとっているかということであって、原因を出してくれということじゃないんですよ、その点どうでしょうかね。
【次の発言】 これは情報としてお聞きになっているなら、むしろ私はこういう重大な時期ですから、こっちのほうから行った……

第51回国会 運輸委員会 第6号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○大倉精一君 総裁、私もひとつ言わしていただきますけれども、いまの発言は、いわゆる通勤定期の率を下げたので、公共負担の一角をくずしたという発言は、公共企業を背負って立っておいでになるあなたが、商売人的な見方ですよ、商売人的な見方です、営利会社の経営者ではない、あなたは国鉄総裁だから。でありますから、国鉄というものが国家の政策を行なわなければならぬ使命がある。であるから、公共性がある公共企業ですね。でありますから、そういうものに対しては、やはり通勤定期なり、あるいは通学定期の割引というものは、国策上必要だからやっているのだ、そうであれば政府は責任を持つ、こういう角度でないというと、どうも国鉄をあ……

第51回国会 運輸委員会 第7号(1966/02/25、7期、日本社会党)

○大倉精一君 長官、せっかくの機会ですから、時間もないようですから、基本的な問題について若干お伺いしたいと思います。公共料金と、特に国鉄運賃と物価との関係、あなたの基本的なひとつ御認識を承っておきたいと思う。
【次の発言】 〇・三と言われますけれども、あなたはかっては池田さんのときには、経済という問題は何%が何だかんだといって数字をひねくるものじゃないということをおっしゃったことを私記憶しております。これはCPIO・三というのが正しいかどうか知りませんよ。知りませんけれども、少なくとも公共料金と物価に関する自民党政府の考え方はだんだん変化して一貫性がないですね。たとえば一昨年公共料金一年間スト……

第51回国会 運輸委員会 第8号(1966/02/26、7期、日本社会党)

○大倉精一君 せっかくの機会ですから、簡単に一言保安について質問します。  いままでの国鉄の金の使い方を見ておりますると、目に見えぬところには金をつぎ込まぬという傾向があるような気がするのです。ところが、この目に見えぬところで働いておる人、こういう人によって国鉄というものは運行されるのです。どんなに機械化されても、やっぱり人間がやるわけですね。特に人間のほうは歩いて自分で乗っていきますけれども、荷物のほうは乗せてもらわぬと、自分では乗れないのです。さらにまた国鉄の工場の中に行きまするというと、非常に危険な状態の国鉄の工場があります。たとえば大井の工場は、何かいま改良されているようですけれども、……

第51回国会 運輸委員会 第10号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは総理が御出席を願っておりまするので、若干の問題についてお尋ね申し上げまするが、きのうも瀬谷君のほうから慎重審議をするという発言があって、委員長も了承されておりまするが、きょうはもうすでに十時です。いまから私に慎重審議でもってやれということは非常に無理だと思うんですけれども、ぜひ明日以降の委員会におきましても継続して質問をさしてもらうことをまず冒頭に委員長にお願いし、確認をしたいと思います。いかがでしょうか。
【次の発言】 まず冒頭に国鉄の当局にお伺いしますけれども、運輸審議会の答申の理由の中に、「昭和四十年度においては、このまま推移すれば、約九七〇億円程度の欠損が見込まれ……

第51回国会 運輸委員会 第11号(1966/03/02、7期、日本社会党)

○大倉精一君 国鉄の副総裁にお伺いいたしますけれども、きょうは時間がないようですから、端的にお伺いいたしますが、今度の計画のどこの資料を見てみても、非常に不思議なことは要員のことが書いてないのですね。資料には何にもないのですよ。ですから、ただ不増の方針を続けろといろ基本問題懇談会の意見書がある。したがって、こういう膨大な資料をもらったが、いろいろ見ましても、人員に関する限りは全然ない。そこで、二兆九千億という非常に膨大な設備投資、あるいは輸送力増強を見越しての国鉄の運営といいますか、あるいは国鉄の経営というものが、はたして人員を増さないという方針でやっていけるのかどらか、私は非常に疑問に思って……

第51回国会 運輸委員会 第15号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。これは別の角度からこの際お伺いするんですけれども、いまの直接原因はいろいろあるだろうと思うが、まあこれは報告があると思うから待っておりますが、この際検討する必要があるんじゃないかと思うことは、いま全国に旅行あっせん業者あるいは旅行会というものが一体どのぐらいあるんですか。それにいわゆる観光客の人口はどれぐらい、これをひとつお聞かせ願いたいが、これが無計画にほうっておいてあるんじゃないか。したがって、交通機関もこれに即応できない、受け入れ態勢も即応できない、そういうにもかかわらずあっせん業者がどんどんおって、そしてこの団体客の誘致をやる、こういう点について、運輸大臣、どう……

第51回国会 運輸委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○大倉精一君 昼から大臣を要求したいと思います。聞いておりますと、総裁も。副総裁も御病気のようですから、責任ある答弁ができぬ。それで、この問題、労働大臣にも来てもらいたいので、労働大臣の出席を要求します。
【次の発言】 冒頭に、時間がありませんから、私もハンドル労働者の問題についてやりたいと思うけれども、きょうはやめますが、ただ、昭和三十二年にタクシー運転手の給与は固定給を主体とする給与体系に変えるという決議がある。これに対して政府は答弁をしている。これに対してどういう措置をしたか、どういう措置をしているか、これからどういう措置をしようとしているか、これは日をあらためて聞きます。それからきょう……

第51回国会 運輸委員会 第24号(1966/05/26、7期、日本社会党)

○大倉精一君 大臣お急ぎのようですから、簡単にお尋ねしたいと思うのですけれども、交通施設問題についてはいろいろこういう計画があるようですけれども、何といっても交通事故というもの、交通というものは人間が行なうものですから、人手によってやるものですから、人間の問題を解決しないというと、どんなにこういう構想を練ってもだめだと思うのです。木村君からも指摘があったと思うのです。そこで、対策本部なり、本部というものはいろいろ設けられておりますけれども、一体どういう活動をしているのか、実は私は疑問に思うわけです。たとえばこの一宮のタンクローリー問題でも、あの原因というのはきわめて簡単ですよ。これは運転手がト……

第51回国会 運輸委員会 第27号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○大倉精一君 まず冒頭にお伺いするのですけれども、今度の港湾運送事業法の一部改正、これの根拠になっておるというのがいわゆる三・三答申ですね。港湾労働等対策審議会からこの答申が出されておるのですけれども、その答申というものが今度の改正の一つの基準といいますか、根拠になっておる、こういうぐあいに考えていいのでしょうか。
【次の発言】 それで私のほうからお尋ねするのですけれども、三・三答申の中で今度の改正案で実施ができなかったものはどの点ですか。
【次の発言】 三・三答申の中で非常に重要な部分というのは、一つの何といいますか道義的なものになるかもしれませんけれども、総括の一番終わりに、「しかし、何よ……

第51回国会 災害対策特別委員会 第1号(1965/12/20、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、皆さんのご推薦によりまして、前国会に引き続き委員長の重責をになうことになりました。今後とも皆さんの御協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の互選を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは理事に稲浦鹿藏君、青田源太郎君、永岡光治君、白木義一郎君を指名いたします。  それでは、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二十二分……

第51回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/12/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  この際おはかりいたします。前国会の災害対策特別委員会において、長野県松代町周辺における地震の実情調査のため委員派遣を行ないましたが、報告を聴取する機会がございませんでしたので、本日派遣委員から御報告を聴取いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと存じます。永岡君。
【次の発言】 次に、松代地震対策について政府から説明を求めます。細田君。
【次の発言】 次に、災害対策樹立に関する調査を議題といたします。質疑の通告があります。順次許します。永岡光治君。

第51回国会 災害対策特別委員会 第3号(1966/02/16、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。  本日浅井亨君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正義君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は青森県三沢市の大火に関する件について調査を進めます。  初めに関係政府当局より説明を求めます。
【次の発言】 以上で説明を終わります。  御質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 通産省はいま呼んでおりますから、次に移ってください。
【次の発言】 いま担当官呼びますから。

第51回国会 災害対策特別委員会 第4号(1966/03/22、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本日は、昭和四十一年度における災害関係予算の概要並びに同年度災害復旧事業計画につきまして、政府当局から説明を聴取いたします。  まず、総理府から説明を願います。細田総務副長官。
【次の発言】 ちょっと速記やめて。
【次の発言】 速記つけて。  次に、科学技術庁高橋研究調整局長。
【次の発言】 次に文部省、中尾施設部長。
【次の発言】 次に、厚生省飯原施設課長。
【次の発言】 次に、農林省大河原予算課長。
【次の発言】 次に、通産省佐々木会計課長。

第51回国会 災害対策特別委員会 第5号(1966/04/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大倉精一君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。  本日、斎藤昇君、米田正文君、吉田忠三郎君、中村英男君、白木義一郎君が委員を辞任され、その補欠として小山邦太郎君、青木一男君、羽生三七君、林虎雄君、黒柳明君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  松代地震に関する調査のため、本日、東京大学教授、東京大学地震研究所長萩原尊礼君、長野県知事西沢権一郎君、長野県松代町長中村兼治郎君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第52回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1966/10/11、7期、日本社会党)

○大倉精一君 中部班の視察報告をいたします。  派遣委員は、金丸委員及び浅井委員と私の三人であります。  派遣期間は、九月六日より九日までの四日間で愛知、石川、富山の各県を回り、現地における運輸省地方機関の管内事情、国鉄の運営状況、名古屋港における港湾労働法の実施状況並びに港湾施設、空港施設及び船員養成機関の実情を調査してまいりました。  まず名古屋港における港湾労働法の実施状況につきましては、愛知県労働部、愛知労働基準局、名古屋南労働基準監督署、名古屋港公共労働職業安定所、東海海運局、名古屋港港湾運送事業者代表並びに関係労働組合代表の方々から、それぞれ説明を聴取いたしました。  これを要約し……

第52回国会 運輸委員会 閉会後第4号(1966/11/18、7期、日本社会党)

○大倉精一君 私は、今回、谷口委員及び浅井委員とともに十一月十五日から二日間にわたり、松山市において全日空機墜落事故の実情調査を行なってまいりました。  まず、冒頭にあたりまして、このたびの悲惨な犠牲者の皆さんに対しまして心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆さんに対しましてはつつしんでお悔やみ申し上げ、さらにまた、一日も早く全犠牲者の収容を完了することを心からお祈り申し上げる次第であります。  さらにまた、昼夜を分かたず捜索救難に心魂を傾けておられて、とうとい殉職をされた皆さんに対しまして心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族に対しまして心からお悔やみを申し上げる次第であります。  ……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1966/09/29、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連。森さん、これは十年前から言っているんですよ、十年前から。大体北方定点観測が廃止になったのは昭和二十八年です。あなた御存じありますか。これは二十八年に北方定点観測があったんだが、アメリカ軍の都合でやめになった。それを気象庁のほうからそれを二回ばかり予算の要求がありましたが、一番初めは十八億円、その次が三十五億円でしたか。それがだんだんしりつぼみになってなくなってしまった。それで追及すると、あなたのいまおっしゃったように前向きで検討します、十年前から前向きで検討します、それで何にもなっておらぬのです。これは、私は、委員長この際けりをつけたいんだ。私は十年前からやっているんだから……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第5号(1966/11/08、7期、日本社会党)

○大倉精一君 それじゃあまり時間がありませんから端的な問題についてお伺い申し上げますけれども、まず冒頭に、永岡君もさっき言っておりましたけれども、きょうの委員会は、前からわかっておることであるから、省内のいろいろな行事のスケジュールもあるでしょうが、やはりこういう国会のスケジュールも考えに入れてもらわぬと困ると思うのですね。それだけ冒頭に言っておきますけれども、特に災害というものがシーズンオフになるというと、だんだんぼやけてくるのですね。この場合の災害もあの最中には、があがあ言っておりますけれども、ちょっといまも災害シーズンを離れてまいりましたので、少しぼやけてきておるのではなかろうかと思って……

第55回国会 運輸委員会 第3号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○大倉精一君 だいぶん時間がたちましたから私はいま問題になっておる成田空港の問題に関連をいたしまして、運輸大臣並びにきょうお忙しいところを御出席願いました参考人の皆さんに若干お尋ねをしてみたい、こう思うわけであります。  その前に、いまの吉田委員の質問に関連いたしまして、きょうは深い論議はいたしませんけれども、航空政策の一つの基本ではないかと思う点について御一考願いたい、こう思うわけなんですけれども、それは松山空港の事故のときにもいろいろ論議いたしました。きょう大臣の御答弁の中で、国内線は日航と全日空、二社の営業路線とする、こういうお話でありますけれども、私は、この狭い日本で一社を競争させると……

第55回国会 運輸委員会 第8号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して……。いま岡委員の発言は非常に重要な発言ですが、私はずっと聞いておりまして、いわゆるいろいろな答申なり意見なりに従って、その地域に交通機関を通さなければならぬ、つくらなければならぬという場合に、何をつくるかということをまず決定しなければならぬと思うのですね。で、鉄道にしても、何にしても、建設当初から黒字になるということは、非常にこれは困難なことだと思うのですけれども、当然これは将来経営の努力をしてもらわなければならぬと思うのですが、いわゆるそこに何を通すかということ、つまりバスを通すか、道をつくるか、レールを敷くか、こういうことをきめなければなりませんが、きめるにあたって……

第55回国会 運輸委員会 第12号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○大倉精一君 せっかくの機会ですから私からも要望したいと思うんですけれども、どうもこういうふうなものが続きますと人ごとに思えないですね、人ごとに。現に会館なんかにもいろいろな人がいろいろなものを持って入ってくる。どうやって防ぐのかむずかしい問題だと思う。そこでまず内海さんに伺いたいのだが、これはいろいろなケースがあるだろうけれども、大体おおむね火薬の取り扱いの経験のある者、こういうことが想定されますから、平生から火薬取り扱いをしておる者のうちで、性格上というと語弊があるかもしれませんけれども、そういうものをずっと全国的に調べ上げる、こういうことは不可能かどうか。そうして今度はいわゆる停車場、飛……

第55回国会 運輸委員会 第14号(1967/06/27、7期、日本社会党)

○大倉精一君 いまお話を聞いておりますと、非常に不安な気持ちになるわけなんです。というのは、いま局長も、有視界飛行であれば、自分の責任において前後左右を見て飛ぶのだ、こうおっしゃいますけれども、乱気流は有視界飛行では見えませんね。でありますから、乱気流が発生しておるということを観測するということは非常にむずかしいということを聞きました。それから団長さんから乱気流と飛行機のスピードの関係も聞きました。したがって、将来音速の倍以上の飛行機が飛ぶとなると、日本の空は一体安全なのかどうなのかということを原則にしてまず考えなければならぬと思います。それで、鈴鹿の山の上にもあるということが観測されておる、……

第55回国会 運輸委員会 第15号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○大倉精一君 たまたまこの問題出ましたから、私はいま答弁ずっと承っておりますというと、筋がないですな、筋が。さっぱり……。それで当面どうするかという岡君の質問に対しまして、ことしじゅうは無理だろうというお話があった。それから五月九日の予算委員会におきましては、総理大臣が四十二年度中には鉄道、電気、電話、バスは上げませんと、こう言っておられる。総理大臣は予算委員会で四十二年度中上げないと言っている。これとの関連どうなりますか。
【次の発言】 これはハイ・タクも同じなんですが、物価の問題に関連して言われたのですが、バスは大体もうみんな上がっていますというような答弁もありました。それは別にしまして、……

第55回国会 運輸委員会 第19号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○大倉精一君 吉田君が時間いっぱいやってしまったので、私も協力の意味で三つばかりお伺いしたい。  先般欠席しておりましたので、これは重複するかもしれませんけれども、お許しを願って……。第一点は、個人の住宅というのですか、住宅の防音施設については何ら考慮いたしてないというのですけれども、その理由を聞かしていただきたい。
【次の発言】 その理由は実は木村君からも聞きましたけれども、念のためにお伺いしたんですが、これはとんでもないことだと思うのですよ。なるほど病院とか学校はこれはやらなければいけません。いけませんけれども、目的はこう書いてありますね。「関係住民の生活の安定及び福祉の向上に寄与する」と……

第55回国会 運輸委員会 第20号(1967/07/18、7期、日本社会党)

○大倉精一君 いまの御発言は、この前の委員会には、十八日にはきまりをつけるような回答をします、こういうことでありましたので、私どもをはじめ大阪市民の諸君もきょうを待っておったと思うのです。いまの御発言ではもう少し待ってくれというお話でございます。さらにまた異常な混乱ということばもありました。しかし、これは私はきょうまでに結論を出せないはずはないと思うのですね。私もずっと各新聞を集めまして、何とかクーラー料金に対する好意的な世論はないかと思って探しましたが、一つもない。しかもいま近畿管区行政監察局が昨日も具体的な調査を開始をした、こういうことも新聞に書いてありまして、これも私、非常に関心を持って……

第55回国会 運輸委員会 第21号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○大倉精一君 私からも一言この際発言したいと思うのですけれども、この措置については、私は全面的に了承というわけにはまいりませんが、ただし免許行政のこの部門に対する軽率の措置に対して反省せられたということでありますから、さらにまたこれによって生ずる混乱に対しては万全の措置をとる、こういう報告でありまするので、一応私はこの報告に基づいて運輸当局として、大阪市民の世論もあることでありまするから、今後とも行政措置並びに指導に遺憾のないようにされることを期待し、非常に注意深く今後の情勢等を見守っていきたい、かように思います。
【次の発言】 他の御質問もあろうと思いますので、一、二点だけ参考のために伺いた……

第55回国会 運輸委員会 第22号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がありませんので、ひとつ要点をわれわれしろうとにわかるように御説明を願いたいと思います。  今度の埠頭公団法の問題点は、公団そのものの問題と、それから、これによってきたるところの海上コンテナ輸送に対する二つの問題かと思うのですね。それで、公団については、昨日中村君のほうから相当詳しく質問があったようでありますから、きょうは省略をしまするが、私がまず聞きたいことは、非常に膨大な投資をし、設備をして、そうしてコンテナ輸送に対応する設備投資をするのですけれども、そこで、海運業者の専門家の間でも、はたして、この海上コンテナというものは海上輸送の最終手段であるかどうか、こういう疑問を持……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1967/05/17、7期、日本社会党)

○大倉精一君 いま長官からいろいろ承りましたが、こうやっているうちにも事故がどんどん出てきておる。特にきょう正午のニュースには、千葉県におきまして、警官による無免許運転、これのために園児の中へ突っ込んで五名をけがさせた、こういう事故が起こっている。  私は、まずお伺いしたいことは、やはり、交通事故防止の一番大きな問題は、運転免許ですね、運転免許を与えるというこの基本的な事項について検討を加える、これが非常に大事ではなかろうかと思っております。特に、運転手の適格者を判定をして免許を与えるということは、これはいろいろ困難な仕事かもしれませんけれども、適格者に運転免許を与える、こういうことが非常に大……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第5号(1967/05/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) ただいまから産業公害及び交通対策特別委員会を開会いたします。  成瀬委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、大和与一君及び矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として松澤兼人君及び小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についておはかりいたします。  ただいま申し上げましたように、成瀬委員長より委員長辞任願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1967/06/02、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いしますけれども、きょうは柳岡君が立体交差を重点にいろいろ質問をしておられましたが、ほんとうに踏切の上で大きな事故が起こっておる過去の実態――立体交差というような、そんな踏切じゃなくて、小さな踏切で大きな事故が起こっております。  そこで、鉄監局長にお伺いするんですけれども、一種から四種まで踏切がありますが、この各種の踏切に起こった事故の割合はどういう割合になっておるか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 まあ、この統計でわかるように、第四種が決定的に多いわけです。そこで踏切対策といたしましては、交通混雑を緩和するという面と、交通事故防止という面と、両方考えな……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1967/06/07、7期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がないようですから、原田君の質問の中で、一点だけ関連して、この際、質問というよりもむしろ提案をして検討願いたいと思うのです。  ダンプカーの問題ですが、これは非常に苦労なすっておるようでありますけれども、非常にむつかしい問題だと思うのです。がしかし、考えてみれば、これは過労と暴走を防ぐ、この二点になると思うのですね。この過労のほうは、これは一応きょうは保留をしまして、暴走をどうして防ぐか。この原因はたくさんありますけれども、この原因についてもきょうは触れませんけれども、とりあえず、四車線以上の車道においては、ダンプカー、あるいはタンクローリー、あるいは生コン車というふうな特殊……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1967/06/21、7期、日本社会党)

○大倉精一君 この前の委員会におきまして、交通安全施設に対する数々の問題について論議がありましたが、その際、たとえば歩道橋なり立体交差ということは非常に日時もかかるので、とりあえず危険個所を総点検したらどうか、こういうような要望、質問をいたしましたが、たまたま都内の通園通学路の総点検をするということに関連しまして、全面的に点検します、こういう発言が、たしか建設省並びに運輸省のほうだと思うのですが、あったのですが、その後、点検された事情と、そうして何か施策がなされておったならばそれについて、まず御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 そういうたくさんな金をかけて施設をしなければならぬところは……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1967/06/23、7期、日本社会党)

○大倉精一君 調査に入る前に、念のためにお尋ねをしておきたいんですけれども、いま公害基本法案が審議中でありまするが、その間において公害対策を総括する責任者はだれになっていますか。これは厚生省、通産省の部長さんがお見えになっているんですから、どこで総括するのか、こういうことをひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 その連絡会議というのは別に権限、任務というものはないんですか。ただ、みんな集めて、たとえば単なる連絡であって、総括をするという任務はないんですか。
【次の発言】 どうも、はっきりしないようですがね。これは、あなたに言ってもしょうがない。委員長、じゃ今度、総理府を呼んでこういう問……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1967/06/28、7期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは、松平長官も非常にお急ぎのようでありますので、まず、長官に端的にお伺いしたいと思います。  その前に、宮崎君のほうから、総合的な統轄実行機関といいまするか、そういうものがなければ、いまの久保君の提案理由の中に言ったような、思いつきのばらばらの施策では実効があがらない、こういうことで、わが党もいまそのような提案をしているのですけれども、諸外国にも交通安全に関して統轄する責任機関というのがあると思うのですけれども、その二、三の例を御調査しておられるなら、この際御披露願いたいと思います。
【次の発言】 なお、いまの御報告の内容ですね。あるいは、またつけ加えることがあったならば、……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第14号(1967/07/05、7期、日本社会党)

○大倉精一君 建設省を呼んでおりますから、来ましたら質問を進めますが、宮崎さんにこの際お伺いしたいのだが、いま加藤さんの質問の中から新しい問題が出てきたと思うのです。宮崎さんもそうお感じになったかどうかお聞きしたいのですけれども、最近、大規模な開発が急速に進んでおる、この工事の認可は建設省ですね。工事を認可するときに、この工事が始まったらどういう害が起こるかということを検討して認可したかどうか。この場所は、いま建設省に聞きますけれども、一日に何千台ものダンプカーが狭い道を走る、こういうことは当然予測されるのです。そういうことを予測して、そういうものは別に新しい通路をつくるか、あるいは神戸の摩耶……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1967/07/12、7期、日本社会党)

○大倉精一君 まず、各党諸君が非常に苦心されてまとめ上げられた御努力に対しまして敬意を表します。同時に、これから若干この法案に対して、政府を鞭撻する意味においても、念を押してみたいと思うんですが、お答え願いたいと思います。  第一番に、協議会というものがあって、協議会の意見を聞かなければならぬということになっておるので、各都道府県並びに中央の安全対策協議会というものは非常に重要な役割りを持つことになるのですね。これは、これをずっと見てみまするというと、各省大臣がずらっと顔を並べておるのですけれども、この運営をうまくやらないと、どうでしょう、また寄り合い世帯のような感じになってくる。こういう点に……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第16号(1967/07/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大倉精一君) 戸田君。
【次の発言】 原田君。
【次の発言】 最後ですから、私もちょっと、法律をすらっと読んで気になる点がありますので、お伺いいたしますけれども、第八条関係ですね。これは法律の発効後一年までにやれと、こういう趣旨のように思うのですが、だとすれば、ずいぶんたくさん船があるのですけれども、その全部の船舶にそういうビルジ排出防止装置をやるという能力があるでしょうかね。一年間に全部やってしまう能力があるのですか。ちょっと気になるものですから。
【次の発言】 わかりました。とにかく、高いものにしろ安いものにしろ、一年間でつくれ、こういうことですね。  そこで、附則の第二条の二項で……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第17号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお尋ねしたいと思うのだが、残念ながら、だれに何を尋ねていいかわからぬ。いまここでいろいろ言っておること、たとえばいま加藤さんの御質問は、砂利採取等による交通安全並びに公害問題だろうと思うのです。それを、この前質問した続きをやろうと思っているのだが、顔ぶれを見ると、一体答弁できるのか。たとえば、通産省に念のためにお尋ねしてみるのですけれども、砂利採取じゃなくて、砂利の集積場、これは認可が要るのか、許可が要るのか、届け出が要るのか、自由にどこでも集積場を持つことができるのか、それをお尋ねいたします。
【次の発言】 これは法律がないから無理かもしれませんけれども、いずれ建設省の……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第19号(1967/07/21、7期、日本社会党)

○大倉精一君 それは並行線になると思うのだが、私がお尋ねしたいことは、基本法に書いてある公害という定義というものは、将来変化はないのですか。これはずっと、いろいろな現象が起こってきて、そしてこれは当然公害基本法の定義の中に入れなきゃならぬという、そういう現象なり、あるいはそういう認識が出た場合には、この法案というもののやはり公害は変わるという、そういうこともあるのですね。
【次の発言】 時間がありませんので、十分な質疑をすることができないのが残念でありますけれども、一言要望だけ申し上げて、関係大臣の所見を伺っておきたいと思います。  なお、同僚委員からも御要望がおありになると思いますけれども、……

第56回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1967/12/01、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して、要領よく端的にお伺いします。  いま大臣の御発言の中に、運輸省はサービス官庁であるという御発言がありました。それから綱紀粛正といいまするか、そういう問題にもお触れになりましたが、きょう、実は交通対策特別委員会でも問題になりましたが、いま、運輸省で一番大事な決定的な要素は要員が足らぬということです。要員が足りない。この要員が足りないという問題を解決をしなければ、いわゆるサービス官庁としての実をあげることはできないのですよ。これは非常に大きな私は政治力が要ると思うのです。いま、昭和二十五年から比べまするというと、自動車の台数は二十五倍になっております。それから業者も一八倍に……

第56回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第1号(1967/11/09、7期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がないようですから二、三の点について端的に御質問申し上げたいと思います。  まず国鉄当局にお伺いしますが、先般山陽新幹線の建設に伴う騒音公害の問題で現地の視察をいたしましたが、そのときに現地からいろいろな要望がありましたので、この点について端的にお尋ね申し上げたいと思います。  まず第一番には、現地の諸君は非常に静かな環境に住んでおるのですけれども、今度新幹線ができるというと非常に騒々しい地区になるのではないか、こういうことを心配をされておるわけであります。したがってそれがために、この新幹線の両側の地区に対しまして、より広範な土地の買い上げをやってもらいたい、こういうような要……

第56回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第2号(1967/12/01、7期、日本社会党)

○大倉精一君 一応予算の説明が終わりましたが、それに関連をいたしまして、先般の第五十五国会におきまして、この委員会におきましては、交通安全に関する諸問題について各委員から熱心な質疑が行なわれまして、その結果といたしまして、私から十五項目にわたるところの決議案を出しまして、幸いこれが可決となりまして、政府に要望したことは御承知のとおりでありますが、従来、このような委員会の決議というものが、決議のしっぱなし、答弁のしっぱなしで終わるという傾向が非常にありまするので、この際、この十五項目にわたるところの決議につきまして、各関係省庁におきまして、予算編成のこの期にあたって、どういうような配慮をし、措置……

第58回国会 運輸委員会 第4号(1968/02/29、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。いま聞いておりますと、申し入れが三月でしょう。三月からなるほど新聞等の情報によるというと、昼間帯を利用して、そして遠慮した態勢になった。ところがベトナムが非常に激化してまいりまして、昨年暮ごろからまたふえだした、こういうことですね。ふえだした現在の時点において、米軍側には何も言ってないんですか。この現象について、羽田の航空事務所ですか、事務所が言っていることと管制官の言っていることは違うのですね。航空事務所のほうはこのぐらいのものはたいしてさしつかえないと言っているが、管制官のほうはこれはたいへんなことだと、こう言っているのですね。しかも新聞等によるというと、アメリカが……

第58回国会 運輸委員会 第6号(1968/03/07、7期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がありませんから、きょうは資料要求をしますから、相当たくさんになりますか、控えておいてください。  先ほど木村君のほうから羽田空港の問題についていろいろ質問しましたが、政府の答弁聞いておりますと、まことにどうも私は歯がゆいですよ。もっと事態を深刻に考えろということをこの前も申し上げました。それで、これは次回に大臣にひとつ突っ込んでお伺いしたいと思う。と同時に、これは明らかに米軍の軍事行動ですから、安保条約第四条をひとつ検討しておいてください。  そこでまず要求する第一点は、きょうの新聞に「米軍などに自粛要望」と、こういう記事が載っておる。これも私は、どうも見て歯がゆいと思った……

第58回国会 運輸委員会 第8号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がないようですから……。私はこの提案理由を読ましてもらいましたけれども、しろうとなりに素朴な質問をしたいと思いますから、簡単に答えてもらいたいと思います。  第一番には、輸出船と国内船ですね。これは造船にとってどっちが有利なんですか。端的に申しましてどっちが有利になりますか。
【次の発言】 そこでまあ私読んでここに疑問に思ったのは、外国船はもうすでに昭和四十六年度以降のものまで引き合いがあるというのですが、国内船はわずかに着工前、二カ月か三カ月前より契約ができない。ここにやはり問題があるのではないかと思うのですね。造船業にとってみれば、注文があるかないかわからぬものを待ってい……

第58回国会 運輸委員会 第13号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連して。これは航行安全にも関係あると思うんですけれども、漁船の遭難が非常に多いと思うんですが、漁船の雇い入れ契約といいますか、雇用契約のやり方というのはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 これは船員法によっておおむねこれをもってやっておられると思うんですけれども、特に漁船の船員の健康診断ですか、健康検査並びに雇い入れ条件については特にILO条約の二四号条約があるわけですね。健康検査については一一三号、こういうものについても日本政府は特段の関心を持ってもらわねばならぬと思うんですけれども、運輸大臣、突然の質問ではなはだどうかと思うんですけれども、やはりこういうものをき……

第58回国会 運輸委員会 第18号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○大倉精一君 せっかく大臣がおいでになりますから、この際根本的な問題についてお尋ねなり注文なりいたしたいと思いますけれども、今度の事故はいろいろ言われておりますが、直接の原因はこれは簡単でありまして、運転と荷役と両方やって非常にくたびれておる。そして、ぼくも路線トラックに二、三回乗ってみましたが、三時半から四時、一番眠かったときであり、運転未熟だったということ、簡単なことです。ただ、こういう簡単な原因で起こした根本はどこか、こういうことに思いをいたせば、運転手の責任追及と業者の責任追及と、こういう問題になる。しからば監督官庁の責任はどうでありましょうか。そこで私は非常に根本的な問題を含んでおる……

第58回国会 運輸委員会 第19号(1968/05/23、7期、日本社会党)

○大倉精一君 今度の新しい五カ年計画に関連をいたしまして、昨年、一つの構想をまとめられておる東京湾の港湾計画について、まずこの概要と今度の五カ年計画との関連について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大体沿革がわかりましたが、そこで問題になるのは資金なんですがね。大体、国なり、あるいは地方団体なり、あるいは起債なんというものに期待をされておると思うのですけれども、大体どういう割合でもってこの各予定する、金を出してもらう、団体なり何なりに対してどういう割合、どういう程度の期待を持っておられるか、これを参考のためにお伺いしたい。
【次の発言】 本年度におけるこの三千四百五十億の予算がこれは……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/02/28、7期、日本社会党)

○大倉精一君 きょう大臣がおいでにならぬから、あとから大臣にお尋ねするわけですけれども、どうも公害対策基本法ができて国民も非常に喜んでおったんですけれども、あの当時にも問題になった、いわゆる厚生省と通産省の共管ということで公害基本法ができるまでのいきさつ、経過がそのまま今日まで引き継がれておるように聞いております。それで、問題は公害関係三法ですね。紛争処理の問題と、それから騒音規制あるいは大気汚染、こういうような具体的な措置について今国会に法律が出てくるものとわれわれは期待しておったんですけれども、どうもその提出もないようですが、どういうことになっておるか、その経過について実際手にかけておいで……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1968/03/06、7期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がないようですから簡単にお尋ねしますが、いまの説明の中にもあったのですけれども、この前の国会でできましたダンプ規制法、これが二月一日から実施されているはずでございますけれども、その後のダンプ規制法の実施に伴う施策あるいは指導等の経過について、あるいは現状について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 まあ、この法律ができてからあと、やはり依然としてダンプカーによる事故というものは絶えないことが新聞に出ておりますが、ダンプカーによるところの事故の概況ですね、この法律の施行後におけるところの。こういうものについても一応御説明願いたいと思います。資料はないですか。

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1968/04/03、7期、日本社会党)

○大倉精一君 だいぶ時間がたったようですから、端的にお尋ねしますけれども、きょうは、総理府総務長官と、それから国家公安委員長の所信を聞きましたが、この中身はずいぶん前から言われておることなんですよ。しかも、最近におきましては、やはり悲惨な事故が毎日新聞をにぎわしておる、こういう状態でありますから、もっと何かそこに欠けておるものがあるのじゃないか、こういうことをわれわれは検討しなければならぬのじゃないかと思います。  そこで、最近に起こった典型的な事故として、さきに、同僚であった下村先生がおなくなりになって、まことに痛恨の至りですけれども、また、最近に至りましては、戸叶夫妻が悲惨な交通事故にあい……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○大倉精一君 まず初めに、基本法ができましてから、実施法の制定について一般の人は非常に期待を持っているのですけれども、この国会に出される法案はどんな法案になりますか。中身については、出てまいりましてからお尋ねするとして、どういう法案を出しておいでになる予定か、まずその点から。
【次の発言】 まあ、法案が出てまいりませんから、私ども、現在のところは新聞情報だけですが、調整がついたという御報告ですけれども、どの書きものを見ても、厚生省は後退をした、こういうことです。ですから、国民が期待をしておった実施法というものはできない。縁の遠いものだ、どこの書きものにも書いてある。たとえば大気汚染法にしまして……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1968/05/22、7期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは最終日でもあり、また短い時間に質疑者もたいへん大ぜいおいでのようですから、私は端的に、この法案の疑問とされる点について逐条的にお伺いしたいと思います。よくわかるようにお答えを願いたいと思います。  まず、第一条の目的とそれから第二条第一項との関係ですが、どうも私は何回読んでもこの関連性がわかりません。と申すのは、第一条の目的を読んでみまするというと、規制を必要とする騒音について、事業活動によってその出る騒音を規制する必要がある、こういうように受け取れるのです。ところが、第二条の第一項になりまするというと、設置をした施設そのものが音を出す場合に規制対象にするというぐあいに書……



各種会議発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1953/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 今の平林さんの国税庁長官を要求するということはわかりますが、その他の関係で始末書ということを書いてあるが、これは国税庁長官がみずから始末書を害いたものですか。或いは決算委員長としてこういうものを要求したのですか。

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第8号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 人員不足ということが書かれておるのですが、この点についてちよつとお伺いしたいのですが、厚生省或いは建設省両省に跨つておるので、工合が悪いということもあると思いますが、併しなからそうてない他の件についても、やはりこれに似た事件はたくさんあるのですが、ここでプリントを見ますというと、結局一番害になるのは、予算、人員が少いという工合に見受けられる。そのプリントはどこのプリントか知りませんが、(2)のところ、主務省の工事査定、これの(イ)に、「机上査定の多いことが不当事実発生の有力な原因ではないか」という工合に断定しておられる。この有力な原因であるその意味は「現行の予算及び人員では、災害……

第22回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 まあせっかくの機会ですから、この際専門員の方から何か専門的に本法案に対する問題について、専門の方に御意見を聞いておくようなことがありましたら、専門員の方から一つやっていただきたいと思います。

第22回国会 地方行政・大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○大倉精一君 私は運輸委員の立場からちょっと将来の参考までにお伺いしておきたいと思うのですが、現在の全国車両数は大体昭和二十九年の二月現在におきまして百七万三千二百八十四両、三十年の二月現在におきまして百三十四万二千七画、こういう工合に私の調査ではなっておりまするが、間違いございませんか。
【次の発言】 私が調査しました結果はそういう結果が出ておりまするが、現在一両当りのガソリンの消費量ですが、これを二十九年二月の車両数と課税キロから計算してみますというと、大体二・二七キロリットルというのが一向当りの年平均の使用数量になっておりまするが、大体そういう数字で間違いありませんか。


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○大倉精一君 このたびの運賃値上げと物価その他経済的な影響について御意見を伺いたいのであります。御承知のように、今までの運賃政策というものは、低物価政策の必要から低運賃に押えられて、いわゆる政策運賃の建前をとってきたのでありますが、私は今の問題としては、運賃値上げということは、ある時期には必要かもしれませんが、今の物価事情なり、あるいは経済の動向なりから見て、一割三分という運賃率でなくて、別に収入を一割三分上げる、こういう運賃改正をして、すなわち原価主義運賃をとられる、それでお尋ねしたいことは、今の物価のの事情あるいはその他の経済動向からいって、この運賃値上げというものが、すなわち原価主義の運……

第26回国会 大蔵・運輸委員会連合審査会 第1号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○大倉精一君 きのうから質問をして、各委員の質問、それから当局のお答えを聞いておりましたが、どうしても納得のいかない個所が数々あるので、あります。その中でやはり一番問題になって私が釈然としないのは、消費量の問題であります。今、村上委員は答えはいいとおっしゃいましたが、問題はこの問題がはっきりしない限りは、どうもガソリン税の増徴に対するこの法案についてわれわれは賛成することができない。でありますから、この問題についてさらに一つ――われわれしろうとでございますから、しろうとにわかるように御説明をお願いたいと思います。先ほどから説明を聞いておるというと、十分に研究をして慎重に審議をしてこれが適当であ……

第26回国会 大蔵・地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○大倉精一君 まずお尋ねしたいことは、国会があるたびにガソリン税、軽油税の増徴の問題がそのたびに出るのでありますが、今度もまたいわゆる一千億減税の肩がわりのような格好で出て参りました。そこでこのガソリン税の問題について国民が非常に疑問に思っておるのは、当初巷間に流されたうわさによりますれば、一万円ぐらい上るといううわさが出てきた。それから政府原案が八千円という額になり、さらに国会に六千五百円という額になって、さらにまたいわゆる自由民主党与党内におきましても大臣を含む百九名の反対署名者を出して、そうして自民党内部でもいろいろな論戦を戦わし、現在でもなお釈然としないものがある。そういう状況のもとに……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと関連してお尋ねしておくんですが、今柴谷君の質問にお答えになった中で、あなたの方でね、私の方である労働条件でやってみて、よかったらそれを全企業でやらせるのだ、やらぬやつはびしびしつぶしてしまうのだというような御発言があったように私は思う。これは、私は実際は非常な重大問題は、いわゆる労働者諸君に、運転手諸君に非常に無理な労働を要求する、そうしないというと経営がやっていけない、そういう状態に対する陸運行政というものが非常にこれは問題だと思っているのです、自分は。しかしながら、現実はそういうことであるから、あなたの言を借りれば、いわゆるこの小さいものはどんどん抹殺してしまうという……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第2号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○大倉精一君 ちょっと時間を急ぎますので二、三要点だけ質問しますが、ただ、質問する前に、ここは小委員会ですから追及する場じゃないと私は思うのです。それで原因がどこにあるかということを各担当分野の面から見解をお伺いする場であると私は考えておりますので、従って、いろいろの面について、それは自分の職責じゃないからということじゃなくて、その担当の面からも一つ見解を伺っておきたいと思います。法令が悪ければこれは変えていかなければなりませんから、それで今の関連質問から始めていきますけれども、まあ岩間君の質問は取締りの強化、これがかえって事故の悪循環になるんじゃないか、こういう質問、私は一つそれを必配してお……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第3号(1958/04/04、4期、日本社会党)

○大倉精一君 労働時間というものの観念が明確ではないということを再三おっしゃっているんですが、あなたの方では、労働時間というものを、どういう工合に考えておられますか。
【次の発言】 路面運送に関する労働時間については、これは世界各国とともに、労働時間の定義が非常に不明確である、こういうところから、ILOの勧告の中に、路面運送に関する労働時間については、はっきり明確化してあると私は思うんです。これは私の記憶では、使用者の指揮命令下にある時間、これを労働時間という、こういうことにILOの勧告を決定がなされていると記憶しているんですが、これに対するお考えはいかがですか。

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第4号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○大倉精一君 関係当局にお伺いしたいと思うのですが、きょうの新聞に、大井タクシーの運転手が、いわゆる下車勤等のノルマを苦にして自殺をしたという非常に悲しむべき記事が載っておるのですが、私どもがこの問題を当委員会で取り上げて以来、すでに、たとえば秋葉原におけるところの東光交通の運転手が車の中で死んでおった、あるいはまた、神奈川におけるところのサクラ・タクシーの会社において、依然としていわゆるノルマを強要されている、最近においては、これが労働争議に発展して、ロックアウトをやっておる、あるいはまた、昨日の新聞のように、ノルマを強要されて運転手が死んでいかなければならぬ、こういうことは、国会において問……

第31回国会 大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○大倉精一君 聞いてない。
【次の発言】 揮発油税の問題は、これはもうすでに数年前からの問題でありまして、今回におきましても、ただいまの提案理由の説明を聞きましても、非常に重大な問題を含んでおります。さらに、現段階におきましては、全国的に反対の機運がほうはいとして起っており、なかんずく中小企業にとりましては、見方によっては死活を制するような問題となりつつあります。従って、ここに私どもは連合審査の申し入れをして、連合してこの問題を審査するわけでありますけれども、ここで冒頭に大蔵大臣にお伺いしたいことは、われわれの審議に対しまして、大蔵大臣として十分に御答弁をしてもらえると思うのでありますけれども……

第31回国会 大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第2号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは他に発言者もおありのようですから、前回の私の質問に対しましての大蔵大臣の御答弁の未完成部分について、若干質問申し上げて、次の発言者に譲りたいと思っております。  前回の私の質問に対しまして、名神国道の予算、決算について、昭和三十二年度、昭和三十三年度及び昭和三十四年度の予想からして、予算の大部分を使い切っていないということに対しまして、大臣はそれは土地の買収等がはかばかしくいかなかったためである、こういうような答弁がありました。そこで、お尋ねしたいのですが、今度の新五ヵ年計画につきましてはそういう心配はないという、そういう具体的な計画がおありになるか、これについてお伺いし……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 運輸委員会交通の秩序と安全に関する小委員会 第1号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○大倉精一君 このトラック、タクシー、バスですね、こういうものの事故防止を検討する場合に、これはおのおの労働条件その他の問題を検討するについても違うと私は思うんです。  たとえば、先ほど松浦君から労働時間当たりの質問がありましたけれども、私は、一日平均何時間とか、一カ月平均何時間という労働時間というのは、事故防止については、総平均では問題にならぬと思うんです。つまり、連続労働時間、連続就業時間が一体どれだけか、これが、やはり大きな問題じゃないかと思います。ですから、これは将来、この委員会において検討して、必要があれば、トラック運転手なり、バス運転手の連続運転時間の制限というようなことについても……

第33回国会 運輸委員会交通の秩序と安全に関する小委員会 第2号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○大倉精一君 この数字についてちょっとお伺いしたいのだが、最近運転手の年令が非常に若くなる傾向があると思うのですけれども、そういう傾向についてのあなたの方の観察はどうか。その点についての傾向というようなものについてお話しを願いたいと思うのですが。
【次の発言】 この若くなっていく傾向の原因について私も非常に関心を持っているのですけれども、これは事故という問題と非常に密着した関係があるのではないかと思うのです。たとえばあなたの方の資料の中で、ページ数が書いてないが、別に添えてある資料の方で大きな数字の四番ですね、四番の裏側の方に勤務時間、休憩等についても非常に労働条件が過酷であるというようなこと……

第34回国会 運輸委員会交通の秩序と安全に関する小委員会 第1号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○大倉精一君 自家用車で、さっき相澤君の質問にもあったのですが、きょうは事故の実態で、時間はあまりかけませんが、この自家用車について、かねがね私は知りたいと思っていたことは、現在統計上では、事故は自家用車が多いと、こうなっているのだが、内容的には、私はそうじゃないと思うのです。というのは、ナンバー・プレートは白ナンバーで、統計上は自家用車になっているが、どういう人が運転しておるかということです。やはりオーナー・ドライバーで、ほんとうに自分でもって運転しているのじゃなくて、ナンバー・プレートは白であるけれども、運転者は、雇用関係にある賃金労働者だと、そういう意味で雇用関係にある者が運転しておるも……

第34回国会 運輸委員会交通の秩序と安全に関する小委員会 第2号(1960/04/15、5期、日本社会党)

○大倉精一君 一番あとの沼田参考人の方からお尋ねいたしたいのですが、この資料の中で厚木、相武台、これは一日一台何回ですか、相武台の方は七回半でしたね。
【次の発言】 一日の回数ですね。
【次の発言】 厚木ですね。
【次の発言】 一台ですか。一台一日。
【次の発言】 相武台の方は七回半ですか。
【次の発言】 二十回一台の収入が七千六百八十一円でしたね。それから一トン当たりが百八円。大体一日の輸送トン数は七十一トンになるのですか。収入七千六百八十一円、それから輸送一トン当たりの単価が百八円ですから、大体七十一トンになるのですね、一日のトン数が。そうなりますか。これは相当過積みしないと、これだけのト……

第34回国会 地方行政、運輸委員会連合審査会 第1号(1960/03/09、5期、日本社会党)

○大倉精一君 まず、長官にお伺いしますけれども、この法律案は、国民の生活と権利に非常に重大な影響がある法律案でありますけれども、自治庁としては、いつごろからこの法律案の作業に着手をされたのか。さらにまた、この法律案に着手するにあたって、現在の交通事情に対する御認識は、どういうような御認識の上に立って作業を開始されたか。そういう基礎的なことについてまずお伺いいたしたい。
【次の発言】 この法案は、歩行者にも非常に重大な関係があるのでありますけれども、特に自動車の運転を業としておる運転手諸君としては、死活にかかわると言っても過言ではないような、非常に重大なる法案でありますけれども、聞くところにより……

第34回国会 地方行政、運輸委員会連合審査会 第2号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○大倉精一君 今の小酒井君の質問に対して運輸大臣は、まあ法律というのはうまく運用すればいいのだ、こういうような御答弁があったように思います。もちろん私も法というものは適用すべきもの、運用すべきものだと思っておる。しかし、その言葉の裏の中に私は不安なものがある。それは法を厳密に適用したら大へんなことになって、たとえば車馬通行禁止と書いてあっても、車と馬だけいけなくて、牛ならいいかということになるが、これは牛もトラも象もいかぬということになる。そういう程度の運用ならいいのですが、今のように初めから実行されないような法律を作って、そうしてこれは仕方がないのだというような、これはどうも精神的に私はおも……

第38回国会 運輸、大蔵委員会連合審査会 第1号(1961/05/15、5期、日本社会党)

○大倉精一君 きょうは連合審査で大へん参考になる御意見なり、あるいは御質問がありましたが、われわれとしても、頭からこれを否定するものじゃありませんが、しかしながら、きょうの御答弁の中身は、歯切れのよかったものばかりじゃない。また貴重な新しい問題も提起されておりますので、以後運輸委員会におきまして十分審議したいと思いますが、ついては、きょう木村委員ないしは成瀬委員から要求されました資料は、運輸委員会にも早急に一つ出してもらいたい。  それからつけ加えまして、この国庫返納額三億七千六百八十万円というのがありますが、この内訳も一つあわせて資料として出してもらいたい。かようなことを要望いたしまして、私……

第38回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1961/04/03、5期、日本社会党)

○大倉精一君 平山先生に私から二、三御意見を拝聴したいと思います。御意見の中に、たとえば大阪から印刷機械をもってきたときに、鉄道ではなくてトラックでもってきた。それはいわゆる荷作りとかあるいは集配、積みおろしの繁雑でなくて、非常に簡便でありかつ云々ということがございましたが、そうなってくると、非常に将来の問題として、たとえば新線建設なりあるいは設備の増強に関しまして、道路と鉄道という非常に大きな問題が出てくると思うのですね。そういう場合において、私ども委員会でも、しばしば、そういう意見も戦かわしておるのだけれども、どうも今の政府の政策として、鉄道と道路に対する一貫した思想なりなんなりがない、こ……

第38回国会 建設、地方行政、社会労働、農林水産、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号(1961/08/01、5期、日本社会党)

○大倉精一君 関連してお伺いします。気象関係については、災害があるたびに大臣はあなたと同じ答弁をされる。いわゆる気象業務は重要施策としてやりますと言って、必ずそういう答弁をされますけれども、その実はちっとも上がっていない。そこで私は長官に、いろいろ私の聞き及んでいることはほんとうかどうか、一つ端的にお伺いしますから、教えてもらいたいと思う。さらにまた、長官は少し遠慮し過ぎやしないかと思う。きょうの答弁でも、現在の技術段階では十分である。あるいは職員諸君の努力によって十分にやれたというような答弁がありましたが、これでは非常に不十分だと思うのです、今の日本の気象業務は。それで、私はいろいろ聞き及ん……


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 運輸委員会航空、海難、路面事故防止対策に関する小委員会 第2号(1964/06/10、6期、日本社会党)

○大倉精一君 所用のためにたいへんおそくなりまして申しわけないと思っておりますが、この際一言だけお伺いしておきたいと思います。  先般新聞で拝見しましたが、北海道の遭難のときに、ゴムボートの上で十三名の方が遭難されたのですが、これに関連いたしまして、ラジオ・ブイがあれば、遭難個所が早くわかって、あるいはああいう方も救助できたのではないかということを新聞でちらっと見たのでありますが、同時に、ラジオ・ブイを持っている業者ですか、船というものが非常に少ないという、そういう新聞記事がありました。そういうものを持っておらずに、そういう危険な船を出して、そうしていろいろな操業をさせるということについての問……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1964/03/25、6期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がないようですから、きわめて簡単に関連して質問しますけれども、長いずっと質疑応答を聞いておりますと、結局、営利企業と変わりがないというところに落ちついてまいりますね。これは私はいつか運輸委員会で総裁から企業性を発揮するという答弁がありましたので、その企業性を発揮するということは、いずれかの機会に論議しましょう、こう言っておきました。きょうは時間がありませんから、一々こまかく掘り下げて答弁を求めようとしておりませんが、第一番に根本的なことをお尋ねしたいと思いますが、赤字線、赤字線とあなたはおっしゃるけれども、私は昔から、運輸委員会におきましても、国鉄に関する限りは赤字線というこ……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1965/03/29、6期、日本社会党)

○大倉精一君 外務大臣にお伺いしますけれども、日韓会談の内容については、もうすでに論議も相当尽くされておりますから、私は質問しませんが、国民が非常に心配しておる。ことに、毎日の新聞、テレビを通して国民が見ておりまするというと、二転、三転、四転、解決したように見えても、さらにはだめになってしまう。あるいはまた、韓国の外務大臣も、招待しておいたその滞日の日にちを延ばしてまでも変更する、こういうことで、一体こういう状態でもって、どうしてこの外交といいますか、日韓会談を進めなければならぬかという疑問を持っております。さらにまた、この前も私は外務省の前に行きましたところが、警官輸送のトラックですか、これ……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 運輸、農林水産、商工、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○大倉精一君 関連。
【次の発言】 長官、いずれ運輸委員会に出ていただいて、いろいろお聞きしとうと思っていますけれども、いまの答弁の中で、物価担当大臣として非常に重大な御発言があったので――重大というよりもむしろあいまいな発言があったので、もう一ぺん確かめておきたい。というのは、国鉄運賃に関して、情勢の変化に応じてそのつど上げていくのがいいのか、一ぺんにぽこっと上げていくのがいいのか、あなたの答弁があいまいで、検討中だ、検討しなければならぬというんですが、その意味は、今度の戦後最大の大幅な運賃値上げについては、こういうことを検討せずにやったのですか、政府は。これは非常に重大な問題です。最近にお……

第51回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1966/02/28、7期、日本社会党)

○大倉精一君 時間がないようですから、私は簡単に一、二点だけ、特に高橋先生、清水先生からひとつ御意見を聞かしてもらいたいと思います。  運賃問題については、一般ではいろいろな議論もあり、あるいは理論もあるだろうと思うんですけれども、大事なことは、その時点において物価が異常な状態である、経済が異常な状態である、その時点における運賃論議というものは、少し変わった観点からやはり論議すべきじゃないかと思うんです。特に私はやはり物価ないし経済の状態における国鉄運賃の位置づけですね、どう位置づけするか。これは前田さんにもお伺いしたいと思ったのですけれども、時間がありませんから残念でしたが、先ほど前田さんの……

第55回国会 運輸委員打合会 第1号(1967/04/04、7期、日本社会党)

○大倉精一君 もうちょっと聞きたいのですけれども、踏切道の道路の状態ですね、勾配も聞きました、それから幅員も聞ましたが、何か非常にでこぼこがあって自動車が故障するような状態にあったのですかね。
【次の発言】 私は現地を見ておりませんからわかりませんが、多少でこぼこの道で、それが原因で車が故障が起こるとは考えられぬですね。いなかにいけばみんなそれですよ。それじゃあ全部故障が起きなければならないのにそうじゃない。そこで、車両等の安全構造について検討されておるかどうか、こういう事故はたくさんあります。たとえば、鈴鹿の事故で、私も現地に行って見ました、見ましたが、やはりあの中で火事を起こした。相当長い……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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