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北勝太郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

北勝太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


3期委員会出席(無役)TOP50
48位

このページでは北勝太郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。北勝太郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生委員会 第10号(1953/07/07、3期、緑風会)

○委員外議員(北勝太郎君) 簡易と場の道府県知事が許可をするところの最低限度の設備内容、これについて伺いたいと思います。
【次の発言】 一体どれくらいの面積と金がかかるのですか、金額で。大よそのことでいいのですが、
【次の発言】 次にお伺いしたいことは第九条の場外と殺のことでありまして、それに除外規定がありまして主として自己及び同居者の食用に供するもの、こういうことの解釈につきましては、これは過般農林委員会で厚生当局からの御答弁によりますと非常に窮屈な解釈をしておられるようであります。一体一年未満の牡犢とか或いは豚など相当多量の肉量があるものでありまして、これをただ一軒の家で食つてしまえと言わ……

第16回国会 農林委員会 第2号(1953/05/29、3期、緑風会)

○北勝太郎君 五億八千万円ですか。
【次の発言】 この問題につきましては、私のところにもこの間からそういうことを言つて来ておるのであります。一年に数十日費やす。然るにただ一年の末に、任期の終りにですか、記念品というようなものを、ほんの些細な物を贈つて参つておる。これは余りにも人間扱いしておらんじやないか。是非一つ適当な報酬を出して、そして確実な仕事ができるようにさしてもらいたい。人間並に扱つてもらいたいと言うのであります。統計調査員だけこういう扱いという法はないだろうと、こういうことを言つて来ておるのでありますが。
【次の発言】 その統計調査員は単に隠居さんがやるというのじやなくて、一番大事な……

第16回国会 農林委員会 第3号(1953/06/17、3期、緑風会)

○北勝太郎君 今日問題となりました今次の雨水害は被災農家には誠にお気の毒であり、又復興途上にある我が国経済上甚はだ遺憾とするところでありまして、救済並びに復旧対策を確立、これが実施に遺憾なからしめることが焦眉の急務と考えられますので、この際これが速かなる実現を期するために、政府に対して、別紙お配りしてありますところの申入をすることの動議を提出いたします。  なお念のために別紙の申入案を朗読いたします。    雨水害対策に関する申入(案)   五月下旬長期に亙る連続降雨、更に六月上旬の豪雨のため、各地方において農産物、農地及び農林業施設等の被害が激甚であつて、被災者の困窮その極に達するものがある……

第16回国会 農林委員会 閉会後第3号(1953/09/04、3期、緑風会)

○北勝太郎君 今の課長さんのお話では、作況がわかるまでは値段に触れられないということで、そういう点が根底にあるのではないですか。
【次の発言】 作付前にわかれば、それに越したことはないが、作付後において、そうして而もその年の収量というもの、いわゆる作況ですが、今年は何ぼとれるということがはつきりとしたあとにきめられるということであると、これは大分価格安定という趣意と違うものではないかと思うのですが。
【次の発言】 作遅れの問題については、各地の状況を委員各位からお話があつたのでありますが、早場米の時期決定の上に是非一つ御考慮を願いたいと思うのは、北海道の作況はすこぶる悪い。それから作遅れが北の……

第16回国会 農林委員会 第4号(1953/06/19、3期、緑風会)

○北勝太郎君 過般本委員会の決定に基いて行いました凍霜害現地調査の報告を申上げます。  第一班は群馬県下の被害状況を視察することとしまして、これは河合、戸叶、北の三人が予定されたのでありますが、特に委員長が参加され、これに宮出調査員、農林省の竹内技官が加わりまして、一行六名で視察したのであります。六月二日群馬県庁に参りまして、小舟経済部長、富沢県議会副議長から県下の被害状況について説明を聞きました。群馬県では四月十四日以来、第二次、第三次と数回に亘る凍霜害を反覆してこうむりまして、被害が重復したこと、地域が広範囲に亘つておるということにおいて、明治二十六年以来の大被害と言われております。  被……

第16回国会 農林委員会 閉会後第5号(1953/09/29、3期、緑風会)

○北勝太郎君 全国的に冷害その他水害、凍霜害等ありまして、凶作がもう決定的になつたと思うのであります。そこでこれは救済対策につきまして、農林省ではすでにどういう案を持つておられるでありましようか、地方的に見ても極く極端のがありまして、皆無作或いは二分作、三分作、種子がとれないという地方もあるのであります。これらの対策は急いで頂きませんと、種子のごときはもう早場地帯から種子にしてもらわなければならん。それをどんどん粉にされましたのでは大変な問題になるのでありまして、来年の営農に支障を来す。そればかりでなく、もう皆無作地方におきましては、来年の値付ができないというので人心頗る不安になつているのであ……

第16回国会 農林委員会 閉会後第6号(1953/10/19、3期、緑風会)

○北勝太郎君 ちよつと関連して……。種馬鈴薯の検査の問題については過般北海道でもそういう話を聞いたのですが、農産物検査所の職員を利用すれば圃場検査ができる。ところがそうでなくて、ただ種馬鈴薯の検査は別の機関でやつておるために、保証を付けたものができないのだ、決してでき上つた種を見ただけではわかるものじやない、こういう説をこの間聞いて来たのでありますが、そういう便法があるのじやないかと思います。ただこう、何と言いますか、自分らの縄張争いをしておるからそういうことが起るので、農産物検査員のごときは夏殆んど仕事がない。これらも遊んでおると言つては語弊がありますが、そういりような人たちを圃場検査のほう……

第16回国会 農林委員会 閉会後第7号(1953/10/20、3期、緑風会)

○北勝太郎君 関連して一言だけお伺いしたい。今白井委員から詳細な御報告がありましたが、北海道の要望事項中に、保温折衷苗代というお言葉が出たのですが、実は北海道では保温折衷苗代は成績が悪く、障子をかける陸苗仕立ての要求、いわゆる冷床苗代の補助の継続、これでありますからどうぞ一つ……。
【次の発言】 只今の御説明を承わりましたが、土地改良区、この歳入欠陥が相当見込まれるのでありますが、これに加わつておらんようでありますが、どういう方法でお救いになるか、先ほども説明がありましたが、北海道だけで土地改良区の歳入は六億に達する。そうすると半分入るとしても三億が足らん。それが来なければ来年の水は、電気料も……

第16回国会 農林委員会 閉会後第8号(1953/10/21、3期、緑風会)

○北勝太郎君 数年に一度は必ず見舞われる凶作地帯というもの、農業の状況でありますが、この地帯はやはりその稲作に依存しておるためにこういう悲惨な目に会うのだろうと思うのであります。今後いろいろ技術も進歩するでしようし、品種も改良されるだろうけれども、なお且つそれでこういう冷害があつても大丈夫だというような安心感を持てる農業ではないと、私はこう思うのであります。そこで農業と言えば直ちに米をとることばかりを考えやすいのでありますけれども、私はむしろ一反歩から多くの飼料若しくは人間の食糧となるもののカロリーをたくさん取ること、これ以外にないと思う。今度の東北地方に行つて見ますと、中にはこの冷害の中でラ……

第16回国会 農林委員会 第9号(1953/07/03、3期、緑風会)

○北勝太郎君 大家畜と小家畜のおのおのの国内における一年間の屠殺統計がありましたならば資料として頂戴しておきたい。即ちどれだけ本邦の屠殺場で屠殺されておるか、或いは密殺されておるものの数を知りたいためこ。
【次の発言】 我々の考えでは到底そんな数字ではないと考えますので、さつきの資料を頂戴したいと思うのです。
【次の発言】 「食肉販売業その他食肉を取り扱う営業で厚生省令で定めるものを営む者以外の者が、あらかじめ、厚生省令の定めるところにより、」というところでありますが、都道府県知事に届出で、主として自家用及び同居者の食用に供する。これは小さい一年以下のものは届出だけで屠殺いたしてよろしいという……

第16回国会 農林委員会 閉会後第9号(1953/10/22、3期、緑風会)

○北勝太郎君 過般北海道の十勝に参りましたときに、あの地方の町村長が、これは次長が話したのですが、国有林が各町村にたくさんある、ところがその国有林に対して交付金が町村に来るそうですが、若しこれが私有林であつて、固定資産税をとるとすると何百倍のものがとれるというのですね。それがほんの雀の涙ほどしか来ない、丁度今年は不作で歳入不足で非常に困つているのだが、この際何とか一つそれを増額してもらうような方法はないだろうかという陳情を受けたのでありますが、何か方法はありましようか。
【次の発言】 今年の冷害で特に当てはまつて来るのでありますが、北海道並びに東北のように冷害を受けた地帯、こういうような地帯は……

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/07/06、3期、緑風会)

○北勝太郎君 近頃検査のことは余り知らないのでありますが、北海道における雑穀検査ですね、これはやはり国でやつているのですか。
【次の発言】 次に伺いたいことは、北海道でこの間聞いたのですが、何かその検査上に不祥事件が起つた、それがためにたくさんの検査員が今何か逮捕されている。而も一地方で逮捕されている。そうなると、この機会に検査員を補充しないと農家は非常に困るという話を聞いたのですが、果してそんなことでありましようか、どうでしようか。
【次の発言】 先ほど来不祥事件の起つた問題も、実は聞くところによると、検査員に対しては超過勤務手当というものが一向にないのだと、而も農産物の出盛り期においては、……

第16回国会 農林委員会 閉会後第10号(1953/10/23、3期、緑風会)

○北勝太郎君 冷害地の至る所で、土地改良の小規模というよりは、むしろ各自が自分の土地を改良するのに費用を出してもらいたい、補助金を出してもらいたいという要求は至る所にあつたのでありますが、こつちは何かそういう取計らいの方法はないものですか。まあ一人々々にすると僅かだけれども、それを皆集めれば何町歩ということになるかと思います。現在の団地三十町歩というのは第一困る。極く小さい規模のものを、まあ個人、一番望むところは個人々々の土地を改良できるように、その範囲を拡めてもらいたいという要求が多かつたのです。何とか方法がないものでしようか。
【次の発言】 その次は自作農創設維持資金が非常に少いですね。あ……

第16回国会 農林委員会 閉会後第11号(1953/10/28、3期、緑風会)

○北勝太郎君 予算の数字を見せてもらいましたが、冷害の実際の基礎数字を握つておられるのでありますが、若しそうとすれば、その数字に対してどれくらいの率で農家を救うことができるかというような計算ができておるでありましようか。そいつを一つ伺いたい。
【次の発言】 現在農林省のほうで調べておられる実際の損害総額はどれくらいに見ておられるのでありますか。
【次の発言】 ちよつと見付からんのですがね。
【次の発言】 それだけの大きな損害に対して、こういう小さい数字で果して農家を来年も農業を継続させることができるかどうかという問題ですね。勿論この予算は本年度だけでありましようけれども、本年度だけにしまして竜……

第16回国会 農林委員会 第15号(1953/07/15、3期、緑風会)

○北勝太郎君 先ほどの御説明で、自家用ということはわかつたのですが、他の方面では農協でやつておるのは多く限定の免許を受けておるように思われるのですが、そこで限定というのは、今頃お伺いするのは変ですが、ちよつと伺えんのですが、私はわからないのです。限定の内容が……。いわゆる大体において協同組合に与えている限定の免許というのはどういう趣旨のものであるかということを一つ御説明伺いたいと思います。
【次の発言】 そこの御説明のうちでちよつと私わからない点が出て来るわけでありますが、結局それは組合自身のほうでなければいかんというお考えなんですか。或いは組合員の生産をする食糧とか、或いは組合員に配給する肥……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/22、3期、緑風会)

○北勝太郎君 今、日本で大分平面的には農業は行き詰りに来ておると思いますが、これを立体的に乗り切つて増産を図らなければならんというような関係、今一つは、最近における気風、特に次代を背負うところの農民の気風が大変こう悪くなつて来ておりまして、どうもうつかりしておつたら自分の農業をやつてくれない子孫ができて来るというような関係になつておりますが、これは主として農業は重労働だというので、そういう結果が生まれて来るんだと思うのであります。勿論利益のないということも当然附いておりますけれども、そこでどうしてもこれは農業の機械化をいやでも応でも図らなければならん時期に来ておると思うのでありますが、大変農業……

第16回国会 農林委員会 第21号(1953/07/23、3期、緑風会)

○北勝太郎君 いろいろ有益な質問応答を拝聴したのですが、私はまあこれは実は法案の裏には別のものが潜んでおるのじやないかという考えを持つておるんです。それは日本の食糧事情から見まして、食糧備蓄ということは一番大事であります。そこでほかのほうはどうかしらんが、澱粉に関する限りはいわゆる食糧備蓄として何十年でも貯蔵できる。これが非常に取得であつて、政府としては経済を超越して一つこの問題はやつてもらわなければならない。そうでなければ日本の食糧事情は実に不安なことだ。特に非常に作が悪いとか、海外から品物を持つて来ることができないというようなときに、こういうようなものの備蓄ということは、是非食糧問題として……

第16回国会 農林委員会 第22号(1953/07/24、3期、緑風会)

○北勝太郎君 ちよつと一言伺つておきたいのですが、ほかの作物は別として、澱粉はすでに一昨年並びに昨年において価格を支持しようという目的で農林省で買つておる。ただ省令か、政令か知りませんが、すでに買つておるはずなんです。この問題が若しここで否定されるようなことがありますと、結局今まで政府がやつておるところの、買入れておる方法が今後制約されてできないようなことになりはせんか、若し引続き価格の支持をすることができないようなことになりますと、実は農民のこうむる影響というものは非常に大きいものと考える。そこで一つ、果してこういうことが若しここで否定されるようなことがあつたときには、それでも今後相変らず今……

第16回国会 農林委員会 第24号(1953/07/28、3期、緑風会)

○北勝太郎君 皆さん御心配なさる通りに、共同経営、この農業機械の共同使用ということはなかなかむずかしいことなんでありますが、さりとてむずかしいからとてできんことではない。そこで一つ各地帯において模範的な経営と言いますか、モデルのようなものを、どういう形態でやればできるとか、或いはどういう規約内容でやつて行けばうまく行くとかいうようなことを、実地に農林省で実行されて行くようなお考えがないかどうかという点なんです。で、実は農業機械に対する一般の考え方が、私はどうも構想が余りに小さ過ぎる、もつと大きな構想で行かなければならんのではないか、言換えますれば、動力をもつと大きくしなければいかんのではないか……

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、3期、緑風会)

○北勝太郎君 ここに配付されました有畜農家創設要綱の第一の目的のところですが、これは農業経営を合理化させるのが目的のように書いてあるのでありますが、これは実は着眼が余り低過ぎると思うのです。実は牛乳が、或いは豚の肉というようなものが結局、特に牛乳が完全食であるということについては、もう申すまでもないのです。そこでこの目的が実は食糧問題の解決ということに繋がらなければいかん。今度の議会の最初における総理の施政方針の演説の中にも、実はそういう意味の有畜農業をやるということが食糧問題の解決の一端にもなるのだということを述べられたと思うのでありますが、そこでどうしてもこれは目的ははつきり私は掴まなけれ……

第16回国会 農林委員会 第26号(1953/07/30、3期、緑風会)

○北勝太郎君 農林漁業組合連合会の失敗は、勿論連合会自身の経営にも大きな欠陥があるのでありますが、併しこの失敗は単協又大いに反省しなければならんものがあると、こういう工合に考えるのであります。単協の整備促進は一応できたのでありますが、それが今なお実は単協には大穴をあけだのがたくさん出まして、我々のほうでも実にびつくりしておるようなのがたくさん出ておるのであります。僅か五、六百月の組合で七千万円或いは八千万円というような大きな赤字を出して、もう手にもおえんというようなことになつておるのでありますが、私は実は追放関係で暫らく連合会にも、協同組合にも関係がなかつたのですが、今度いよいよ役員になつて………

第16回国会 農林委員会 第27号(1953/07/31、3期、緑風会)

○北勝太郎君 組合員の資格についてお伺いして見たいと思うのでありますが、今までは土地改良区の区域内に土地を持ち、或いは耕作をする耕作者、これらが組合員であつたと思うのでありますが今度は方針が変つておりますか、どうですか。
【次の発言】 そうしますと、市町村が土地改良の事業を行うことを得るということに今度なるようでありますが市町村はやはり従来の通り、土地を持つておるか、若しくは耕作者、その二つのいずれに入るためにその事業がやれるようになるのでありますか。
【次の発言】 そうすると、結局組合員たる資格のない人が経営をして行くということになろうかと思うのでありますが、そう解釈してよろしうございますか……

第16回国会 農林委員会 第31号(1953/08/06、3期、緑風会)

○北勝太郎君 今の問題は、実はこの間食堂で一人の北海道の人が来まして、こういう意味の陳情をするのだから陳情書に一つ署名してくれというお話でした。私は署名はしなかつたけれども、私の名前を書いておいてくれと言いましたが、これは陳情書であるのだから、国民の声が議会に反映することは何も差支えないという意味でそういうことを任したのでありますが、そいつをものに仕上げるために連盟に加盟したのでは断じてないのでありまして、どうもそういうことは間違えられて、或いは今度の大会で多分北もこれには賛成したのだろうなどと言われますと大変困るのでありますが、私の聞き及んだ点では単なる陳情書だというから、それははんこも何も……

第16回国会 農林委員会 第33号(1953/08/08、3期、緑風会)

○北勝太郎君 昨日御懇談をお願いしました申入事項に関しまして、漸く成案を得ましたので、念のために朗読いたして見たいと思います。昭和二十八年八月七日   参議院農林委員会  国務大臣 緒方 竹虎殿  農林大臣 保利  茂殿  大蔵大臣 小笠原三九郎殿   農業技術指導の強化等に関する申入今般政府は農業技術指導の強化、農業協同組合の総合指導組織の確立及び農民農業の代表機関の整備を企図して昭和二十八年度予算に必要な経費を計上し、且つ今国会に「農業協同組合法の一部を改正する法律案」及び「農業委員会法の一部を改正する法律案」を提出した。しかしてわが国農業の現状に徴して政府今回の意図はこれを諒とせられると……

第17回国会 農林委員会 第2号(1953/10/31、3期、緑風会)

○北勝太郎君 只今御説明を承わりましたが、私は主として馬鈴薯地帯におりますから、馬鈴薯方面のことをお伺いいたしたいが、作況の見方が大変違うようでありますが、私ども現にみておる、自分自身が作つておるところ或いは各地方から知らせて来るところによりますと、作況は非常に悪い。今年はまあ雨天が非常に多かつた。生育期における雨天が多かつたということと日照が少かつたという関係で「いも」の粒が頗る小さい。そうしてその一株に附いておる数も非常に少いのでありまして、場所によつては五割程度になるのです。それから生産地におきましても三割程度は減収になつておるというのでありますが、只今の御説明では、昨年に比べて作況必ず……

第17回国会 農林委員会 閉会後第3号(1953/11/13、3期、緑風会)

○北勝太郎君 先ほどの河野委員の御質問にちよつと関連してですけれども、作報町村別の数字ですね、それと県の供出割当の場合の最近の新らしく出ております町村の数字と二つを勘案しまして、その勘案の仕方ですね、これはただ算術平均をやるのですか、或いは割合に何と言いますか、軽く見ておりますものをずつと拾つて行くということにするのですか、二つ並べてただ鉛筆をなめて行くというような考え方ではなくて、どういうふうにやつて行くのですか。
【次の発言】 そうしますと、その例えば二割か三割かというような場合に、県は仮に三割といつた、作報のそれは二割と見ていた場合にどちらをとるのですか。

第17回国会 農林委員会 第6号(1953/11/06、3期、緑風会)

○北勝太郎君 供米の補正と完遂奨励金の関係について伺つてみたいと思うのでありますが、今年は割当の個々折衝のときに、県知事はいずれも余計供出したくないから減収率が多いと言うし、農林省側はそんなことはないというので、若し減収になつたら補正してやるという条件が付いているということでありますが、果してどうであるか。
【次の発言】 そうしますと、そういうような場合における完遂奨励金の問題ですね。これは今までは人為の関係で、余計供出しないというようなことがあつたから補正をしなければならないような場合には奨励金をやらんという、徴罰的に奨励金をやらんというような関係があるのでありますが、今年は今言うような関係……

第17回国会 農林委員会 第7号(1953/11/07、3期、緑風会)

○北勝太郎君 いずれも原案に賛成でありますが、この際私は冷害三法案の施行に当つて、これが実施に遺憾なきを期するために附帯決議の動議を提出いたします。附帯決議案はお手許にお配りいたしておきましたが、一応朗読をいたします。    農林関係冷害対策三法律案に対する附帯決議  政府は冷害関係これ等三法律案の施行に当り次の事項について遺憾なく措置すべきである。  (一) 被害農家に対する融資の資金源は専ら農業協同組合系統金融機関等の金融機関の自己資金が対象となつていて、これ等金融機関に対する災害金融の期待は、本年春の凍霜害以来今回の冷害を加えて数百億円の多額に達している。然るに打続く災害によつて農家にお……

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/04、3期、緑風会)

○北勝太郎君 去る三十日の本会議における保利農相の答弁によりますと、冷害に対する恒久的方策の一つとして、品種の改良、耕作方法の改憲等をするからと安心されておるようでありますが、方法の一つとしては勿論そうでなければならんと信じます。私も勿論大いに科学の尊者の一人であり、これを巧みに農業に応用することに、農夫として四十有余年間努力を続けて来た一人なんでありますが、農業は自然相手の仕事でありますから、これにも限度があると思うのであります。成る一ほど今年程度の寒さであれば、農相の言われる通り冷害を防ぐには可能性があるのでありましようが、若し万一稲の幼穂形成期とか、或いは開花期等において今年以上の寒さが……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、緑風会)

○北勝太郎君 本年の凶作と甘藷、馬鈴薯並びに澱粉の価格について農林大臣に伺いたいと思います。農産物価格安定法の示すところによりますと、この価格の決定に当つては学識経験者の意見を徴し、生産者団体の意見を尊重するとあるのでありますが。今回の決定に当つてはそのいずれも軽視し過ぎたかの感があるのであります。農相は人造米を安く作らせるために努力をせられておることを私は諒とするのでありますが、ただそれを生産者の犠牲においてその目的を果そうとせられるならば、それは農民の迷惑であるばかりでなく、将来の原料生産に直ちに響くのでありまして、食糧危機の伝えられておる今日におきまして、誠に食糧政策上拙劣極まるものだと……

第18回国会 農林委員会 第6号(1953/12/08、3期、緑風会)

○北勝太郎君 私は諸般の情勢を勘案いたしまして、衆議院より送付されました通り、二十九年一月以降実施するということで承認する、即ち森田委員の説に賛成いたします。

第19回国会 建設委員会 閉会後第7号(1954/10/26、3期、緑風会)

○北勝太郎君 今度の十五号台風の北海道における被害というものは、実は非常な被害でして、幸いにも雨を伴わなかつたから水害はなかつたのですが、都市或いは農村において倒壊家屋、大破家屋というものが非常に多いのです。汽車でちよつと見ましても、もう殆んどの屋根が飛んでしまつておつたり、それから倒壊したものが見えるという、殊に農村に入りますと農村の納屋、住宅等でも潰れたものがたくさんあるのです。そこでこういうものの救済対策については、建設省として何かお考えになつたものがありましようか。
【次の発言】 この農家の住宅については、実は公営住宅というような形がなかなかとりずらいか患います。又公営住宅は坪数炉非常……

第19回国会 建設委員会 閉会後第8号(1954/10/27、3期、緑風会)

○北勝太郎君 岩内のことでありますが、罹災を受けた時、私は現地を見て参つたのでありますが、三千五百戸の焼失に対して九百戸の応急住宅が建つておる。それで果して罹災者を収容し切れるのかどうか、私は心配して来たのでありますが、お見通しはどうなんですか。
【次の発言】 学校だけでも収容児童数以上の数を入れて、ひどいことをして生活をしているのを見て来たのでありますが、私はこれは九百戸では到底入れ切れないと見て来たのでありますが、果してどうですか。

第19回国会 農林委員会 第2号(1953/12/14、3期、緑風会)

○北勝太郎君 この際委員長に特に私はお願いしたいのですが、この問題とは全く別の問題ですけれども、冷害地の農家は、今年の農業共済金の支払いによつて年末の決済をしようという工合に考えておるのに、農林省のほうでは年末決済に間に合わんようなお話があるということでありまして、地方で大問題を起している。これはもう年末決済の差迫つた問題でありますので、その経過を経済局長からお伺いしたいのですが、成るべく早い機会に経済局長にこの会に出て頂くようにお手配を願いたい。
【次の発言】 麻は耕作禁止になつておるのじやないんですか。
【次の発言】 亜麻はやはり麻の中に入るのですか。

第19回国会 農林委員会 第5号(1954/02/01、3期、緑風会)

○北勝太郎君 地区の選定で私は一つの疑問を持つのでありますが、本年は四百五十頭一地区に入れられるそうでありますが、四百五十頭でなければ集約酪農地帯の意味をなさんとか、或いは成功がおぼつかないというような何か条件があるのでありましようか。或いは又その地方に或る程度の牛がおる所であれば、これはそれを加えて四百五十頭になつてもいいのじやなかろうか。そういう工合に若しなれば、一地区の分を以て二カ所にやることができる。勿論これは非常に有利な条件でなされるのでありますから、国民の間に競争のできるのは当然であります。だが併し、成るべく政治は公平にやらなければならんのでありまして、目的を達することができさえす……

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/12、3期、緑風会)

○北勝太郎君 農林水産行政の基本施策について大臣から御説明を承わつたのでありますが、その中について食糧問題は、その増産と供出とがやはりこれは根本になる問題だと思うのでありまするが、現下の極めて困難な国家の財政の下において、而も消費者の米価はどうしても上げることができないような情勢でありますが、その下で予算の枠に嵌められておりまする点から、勢い生産者に支払われる米価、即ち米価と言つても供出契励金その他のものを含みますが、いわゆる実質米価、その実質米価を引上げるよりほかに手がないと思われるのでありますが、これは誠に重大な問題であり、又増産にも非常に影響のある問題であると思うのでありますが、果して私……

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/03/05、3期、緑風会)

○北勝太郎君 石油の問題ですが、今御説明を聞いて大分安心するような点もありますが、併し今年の供給は相当困難なことは我々も予想されるのでありますが、移動用の農機具はどうしてもこれは石油でなければならんのです。是非一つ優先的にこれを確保するようにして頂きたい。農業機械化のために大分馬を売払つてしまつたのでして、若し石油が足りなくなれば途中で馬を補充しなければならん。馬もあればいいけれども、なかなか困難でありますからして、是非一つ優先的に取扱つて頂くように御尽力を願いたいと思います。それから今一つはトラクターには揮発油が要るのでありますが、この揮発油に対しましては、例の今度の揮発油税法で税金が上つた……

第19回国会 農林委員会 閉会後第14号(1954/10/20、3期、緑風会)

○委員外議員(北勝太郎君) 加藤大臣お忙しいらしいようですが、この際一点だけ承わつておきたいと思います。  北海道は雪空をかかえまして非常に急を要するものがありますので、まあ取りあえず北海道に十七億だけ応急資金を政府から貸してもらいたいと申込んでおるようでありますが、そういうようなものに対して御意思があるかないか、又あるとすればどういう方法でおやりになるか、その点一つ聞かして頂きたいと思います。

第19回国会 農林委員会 第15号(1954/03/12、3期、緑風会)

○北勝太郎君 新規事業は一切やらんというのですが、実は北海道において道営灌漑で継続事業で今年でき上るところがあるのですが、それ以下の小規模の土地改良等は、これは今年漸くでき上るんだが、今年新規にできるということになつておつたそうですが、ここで新規事業の切捨ということになりますと、あとの造田その他小さい灌漑溝などを造ることができない。折角水がそこまで来たんだけれども造田ができないということが言われておるのでであります。これも実は灌漑溝の幹線のほうは継続事業であるけれども、その他の今小規模のほうは新規事業だけれども継続事業的性格を持つ、それでなければならん。折角水が頭まで来ておるけれども駄目だ、こ……

第19回国会 農林委員会 第19号(1954/03/23、3期、緑風会)

○北勝太郎君 最近私は全国的のことはわからんが、北海道の新聞等を見ますと、単協がぼつぼつ見える。而も甚だしいのになると、何千万円という単協で赤字を出しておるのですが、去年までは黒字でおつたのが、それを信じておつた組合員が集まつて見ると、実は何千万円の赤字だ、これは何年も遡つてそういうことが隠されておつたというようなことを聞くわけです。これは結局私は協同組合の経営はどうしてもこれは自己監査が一番大事だ。ほかから来て見ることも勿論必要だが、ほかから来て見たのでは、実は隠されたことがわからない場合が多くあろうと思う。而も地元におる者はまだわからないでおるということでありますが、これは一つ是非新たに監……

第19回国会 農林委員会 第20号(1954/03/26、3期、緑風会)

○北勝太郎君 今河野委員から古俵の問題が出たのでありますが、実は最近御承知のように酪農振興、畜産振興というような関係から、「わら」は立派な飼料なんでありまして、日本の牧草の大部分の代りをしているものが「わら」なんであります。そこで畜産をやつている農家としましては実は俵を編む時間も困るが、今一つは飼料とする材料がなくて困るという現状であるので、畜産振興上から言いますと、是非一つ古俵を数回に亘つて使わせるようにしてもらわなければならない、こういう工合に思うのでありますので、今の俵は三本編俵が多いのでありますが、三本編俵は何回使つても大丈夫なはずなんです。それだから三本編俵にしたのであります。検査を……

第19回国会 農林委員会 第21号(1954/03/29、3期、緑風会)

○北勝太郎君 小さい問題ですが、検査をするときに見本のために抜きとつたもの、あの帰属はどこになるのですか。
【次の発言】 よくそれが地方で問題になりまして、いろいろ問題を起しておるのでして、そのことは農民にはつきりわかるようになつておるのですか。

第19回国会 農林委員会 第24号(1954/04/09、3期、緑風会)

○北勝太郎君 今の上林委員の御質問に関連してでありますが、農民みずからが行う共同配合という解釈の仕方なんですが、協同組合の施設を全部利用して原肥で買入れて、協同組合の会計でなしに、そこで配合して渡すならば、これは農民みずからが行う共同配合という解釈に当てはまるのじやないかと、こう思うのですが、御解釈はどうなんですか。
【次の発言】 そうなれば、結局やり方如何によつては、目的にもよりますけれども、ほかに販売するのでなくて、そういうような施設であれば、今のような問題はすべて解決付くのじやないですか。即ちこの適用の仕方、農民がそれを適用する方法を知りさえすれば、例えば、成分表等についても、定員法が出……

第19回国会 農林委員会 第27号(1954/04/23、3期、緑風会)

○北勝太郎君 私は只今議題となつております保安林整備臨時措置法案について修正の動議を提出いたします。先ず修正案を朗読いたします。    保安林整備臨時措置法案に対する修正案   保定林整備臨時措置法案の一部を次のように修正する。   附則第四項を削る。  以上であります。  次に修正の理由を簡単に申上げます。  本法律案附則第四項において、本法律案第四条に掲げる森林等に該当する民有林野を国有林野と交換する場合における不動産取得税の免除に関し、目下当院地方行政委員会において審講中の地方税法の一部を改正する法律案による改正後の地方税法を更に改正しているのでありますが、地方税法改正法律案はその整備が……

第19回国会 農林委員会 第30号(1954/04/30、3期、緑風会)

○北勝太郎君 酪農振興法が何しましたけれども、私はこれはなかなか政府の考えているように酪農家は振興しないというふうに考えるのですが、まあ北海道のほうが一番の酪農適地と言われておるのでありますけれども、それでも今まで遅々としてなかなか牛は殖えなかつた。私も実は四十何年ずつとやつておるほうですが、そういう農家はなかなか少いのですよ。それでその原因はどこにあるかという工合に考えてみると、結局その乳価が今まで経営費と言うか、その生産費を償わなかつた、非常にひどいところに置かれておつたということが大きな原因であつたと思うのでありますが、併し最近いわゆる争奪戦が起りまして、北海道でも原料乳に苦しんで随分猛……

第19回国会 農林委員会 第34号(1954/05/13、3期、緑風会)

○北勝太郎君 大臣は帰られるようですが、酪農振興法で私は一つ、二つだけ大臣の意見を聞きたいから、ちよつとおつてもらわなければならん。
【次の発言】 酪農振興につきましては、今日では国民の誰もがこれを是認せん人はない状況だと思つておるのでありますが、ただこの法律を見て私が感じますことは、どうも政府はこの法律さえ作れば酪農は振興するがごとき考えが中に流れておるように思われるのであります。そこで私の考えるのは、むしろ酪農振興の大きな力は政府の考え方である。こういうふうに考えておるのでありまして、実は農林大臣がおられたら農林大臣の意見を聞きたいと思つたのであります。併し局長さんからお答えを願つてもいい……

第19回国会 農林委員会 第36号(1954/05/17、3期、緑風会)

○北勝太郎君 一言だけ……。酪農協同組合と農業協同組合の関係、単位協同組合の関係でありますが、これは私は理想としては単位農業協同組合に全部の酪農家が入つて、そうしてその組織の下に置くのがいいと、こう考えておるのでありますが、ただ酪農はまだ発達の途中にありますので、我々の方面においても全組合員の一割に達しない、その農業協同組合のほうは、そうしますと、総会においても実はこの協同組合の組合員の意見が通らない。又役員の選出においても実は酪農家のほうからは一人も出せない。こういうようなことがあるのでありまして、そこで組合員の数がせめて半数ぐらい牛を飼つておる場合にはいいけれども、そうでない場合には、これ……

第19回国会 農林委員会 第38号(1954/05/19、3期、緑風会)

○北勝太郎君 防禦の方法を講じられたというが、どういう方法を講じられたのでしようか。
【次の発言】 燻煙の経過はどんなものですか。

第19回国会 農林委員会 第41号(1954/05/24、3期、緑風会)

○北勝太郎君 先ほどの河野委員の質問に対しての畜産局長の御答弁に、生乳はこれから需要期に入るから下らないという見込みだというお話でありましたが、原料乳については全く逆なはずです。そこでこのバターその他の乳製品の輸入と原料品の値下りということについては、どんな工合のお見込を持つておられるか、これを一つ承わつておきたい。
【次の発言】 悪草退治の問題でありますが、今、江田さんから言われた通り、ただ食わせたり刈らせたりしているのではなく、悪草の種が、根が残つて困るのであります。結局草地の改良ということは耕作に進まなければなららない、こう私は思うのであります。耕して初めて草は絶える、何寸も下に押込めら……

第19回国会 農林委員会 第42号(1954/05/25、3期、緑風会)

○北勝太郎君 この法は酪農振興か、乳業振興かという昨日の江田委員の疑問が出されておるのでありますが、私は乳業と酪農というものは不離一体のものである。こういう工合に考えるのでありまして、酪農の振興即乳業の振興である。こういう工合に考えておるのでありまして、これは酪農の精神であるデンマークの例を考えて見ましても、実はそれが理想体系だと、こういう工合に思われるのであります。そこでこれは是非一つ農民の資本で、或いは農民の発言権或いは農民の意思というような経営がされるべきであつて、そうでなければ酪農経営というものを安定させる方法ではないと考えておるのでありまして、営利資本にばかり隷属させるということは、……

第19回国会 農林委員会 第43号(1954/05/26、3期、緑風会)

○北勝太郎君 雪印とクローバーを合併させたいということは、これは終戦後無理に離されたものであります。最初は随分離さんようにしてもらいたい。二分化するようなことはしないようにしてもらいたいという農民の希望にぶつかつたのでありますが、到頭二つに分れてしまうと、なかなか今度は幹部の関係その他で合併ができませんけれども、下の農民においては是非一緒にしたいという希望は随分進んでおるのであります。そういうような場合におきまして、今、河野君から五億の貸倒れがある、雪印に五億の貸倒れがあるというようなこと、これは形容詞で言われたんだと思いますから、私は五億円というものを本当に受取つておりませんけれども、併しこ……

第19回国会 農林委員会 第46号(1954/05/29、3期、緑風会)

○北勝太郎君 私は臨時硫安需給安定法案に対しまして次の附帯決議をいたしたいと存じます。  以下案文を朗読します。    臨時硫安需給安定法案附帯決議(案)  一、従来想定されている硫安のコストは、政府の説明によつてみても明らかであるとおり、信憑性を欠き、実際に比べて相当割高のようである。    ここに本法の成立を契機として従来の行懸りを一擲し、肥料のコストの調査に最善を尽してその正確を期すること。  一、肥料工業の合理化を強力に推進し、会社経理の適正に留意し、肥料価格の低下安定に遺憾なからしめること。  一、需給調整用肥料の保管団体について、農業者の団体以外の団体についても機会を与えるよう措置……

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/06/01、3期、緑風会)

○北勝太郎君 私は議事の成るべく速かな進行を望みますが故に、二、三のことだけをこの際質問したいと思います。先ほど農業団体再編成という問題につきまして委員諸君からの御質問があり、又金子議員からの御答弁があつて、私ははつきりしたのでありますが、併し世間ではまだその農業団体再編成という気持が残つていますね、これは今出されておる両方に関係のある人たちの縄張り争い、こういう工合に受取られておると思うのでありますが、先ほど両者相争わずということを提案者のほうに両方から説明をされたということを聞くのでありますが、恐らくこれはこの経済団体である農協或いは農協系統のものは、実は農政問題、広汎な農政問題に対しまし……

第22回国会 建設委員会 第13号(1955/06/16、3期、緑風会)

○北勝太郎君 昨年の北海道における第十五号台風ですね、国有林だけでも五千五百万石といいましたが、実は最近の調べでは八千万石の風倒木があったし、あるいは公私有林全部を加えますと、実に大きな風倒木の量に達すると思うのです。これが北海道の水害に対する影響についてお調べになったものがありましたならば、伺いたいと思います。
【次の発言】 昨年の場合じゃなくて、将来こうむるべき北海道……。

第22回国会 建設委員会 第24号(1955/07/25、3期、緑風会)

○北勝太郎君 私は原案に賛成をいたすものでありますが構造上、木造の増築等の場合におきましては、やはりどうしても木造でなければいかぬような場合もあると存じます。それから宅地の関係その他で今度のこの増築に限ってという特例を一つ認めるべきものだ、こういうように考えますので、原案に賛成いたします。

第24回国会 建設委員会 第11号(1956/03/01、3期、緑風会)

○北勝太郎君 この資料の科学研究所の問題に関連して、セメント製造工業の研究についてお伺いしてみたいんですが、最近ドイツでセメント工業をしきりに研究して帰って来た男から聞いた話ですけれども、向うでは小型縦型ボイラーが非常にセメントに使われている。原料の所在地へ行っては作っているので、非常にセメントがりっぱなものが安くできる。また非常に技術が進んでいるという話を聞きました。非常に安くできるというのはどんなことかといったら、今使っている大型横式ボイラーに比べて、六割でできる。これは日本の建設工業上重要な問題だと思いますから、そんなことについて研究所は何か研究になっておりますか。

第24回国会 建設委員会 第13号(1956/03/08、3期、緑風会)

○北勝太郎君 北海道の非常に多い火山灰地、泥炭地等が除かれているのは、どういうわけでしょうか。

第24回国会 建設委員会 第20号(1956/04/04、3期、緑風会)

○北勝太郎君 積雪寒冷地帯の交通確保のことは、これはもう積雪寒冷地帯はほとんどブルトーザーが来ましたから、住民の常識化してしまったわけです。それでかりに補助金がもし来なくともどうでも、これは通るものだと思うのでありますが、どういう工合にお考えになりますか。
【次の発言】 私は、自分のことを申し上げては何ですけれども、実は数年前からブルトーザーを入れまして、それで冬季の石炭運搬にトラックを使っているのです。トラックを数台持っております者は、冬季は外の運輸に使えませんので非常に因っておりますけれども、それで道を開きますと、楽に石炭の運輸ができるわけです。そこでその経験によりますと、除雪のための費用……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 建設委員会 第7号(1957/02/21、4期、緑風会)

○北勝太郎君 道路整備の財源になっておりますガソリン税の増徴、これは道路交通に全く関係のない農業機械化等に甚大な打撃を与えておるのであります。そこで農林漁業用のものに対しましては非課税にするようなお考えはお持ちないだろうか、それをお伺いしておきたい。

第26回国会 建設委員会 第11号(1957/03/07、4期、緑風会)

○北勝太郎君 ただいま大臣のお話で、北海道の人口の伸びないのは、保護政策が不完全だからというお話でありますが、ところが今度のガソリン税あるいは軽油税の増徴は、北海道はどうしても種畜農業でいかなきゃならぬところであるにかかわらず、それが根本からやれなくなってしまう、そういう点につきまして北海道の農業人口をふやす、農業生産をふやすということはちょっとめんどうになってきております。これに対してどういう工合にお考えになりますか。
【次の発言】 北海道の農業は種畜農業でなければならぬことは、今お話の通りでありますが、ところが今度の軽油引取税ですか、これらにつきましては、主として内地式の米麦並びにカンショ……

第26回国会 建設委員会 第12号(1957/03/12、4期、緑風会)

○北勝太郎君 実は先回の委員会で建設大臣から御答弁がありたのですが、どうしてもふに落ちぬ点がありますので、聞きたいと思いますが、きょうは大臣いらっしゃらないのですか。

第26回国会 建設委員会 第14号(1957/03/16、4期、緑風会)

○北勝太郎君 それに先だちまして、過日の大臣の御答弁で、ふに落ちぬ点がありますので、ちょっと確かめておきたいと思うのであります。道路整備の財源として農林漁業用の石油税の増徴は困るということを申し上げましたところ、大臣は農業用の石油の使用量は至って少いもので、さほどの影響かないというお答えでありましたが、もしこれが農家のこうむる影響が少いという意味でありますれば、大へんな相違でありますので、ここで具体的な実例をあげまして説明しますと、農業用の石油は五町歩当り一キロリットルぐらいを使うものでおりますから、かりに北海道で一般に行われておりまする二十町歩あたりの農業の例を取りますれば、税金だけで年間約……

第26回国会 建設委員会 第17号(1957/03/26、4期、緑風会)

○北勝太郎君 私は本案に賛成をいたします。

第26回国会 建設委員会 第20号(1957/03/30、4期、緑風会)

○北勝太郎君 私は緑風会を代表しまして、本案に賛成いたします。

第28回国会 農林水産委員会 第12号(1958/03/04、4期、緑風会)

○北勝太郎君 ジャージー種の輸入とともにブルセラ病が入ったというのでありますが、もちろん動物の輸入には厳重な検疫がされておることと思うのでありますが、どんな経路でこの病気が入ってきたのでありますか、それを承わりたいと思います。
【次の発言】 今のお話では北海道だけのようなことでありますが、午前中経済局長からのお話では、岡山、富士山ろくその他にも入ったという話でありますが、北海道だけでありましょうか。
【次の発言】 この病気は人間にもうつる病気だと聞くのでありますが、当局はこれを肯定されますか。
【次の発言】 伝えるところによりますと、ブルセラとらいとは治療の方法はないということでありますが、最……



各種会議発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水産・農林連合委員会 第1号(1953/07/20、3期、緑風会)

○北勝太郎君 最近陳情で聞いたのですが、接収地の問題で各地に反対が紀ついるのは御承知の通りなんです。北海道の門別町における接収地の問題が随分やかましいそうでありますが、ところが門別町の一部には昨年から駐留軍がすでに演習地として使つておる分がある、その分に対して昨年損害の補償を申出た分が今にまだ補償が出て来ない、それがために貧民に対する関係があるので、そこで門別町では自分の金を立替えて何でも六、七十万と言いましたか、それだけ立替えてすでに出しておるのだ、そういうような状況が今度の接収地の問題に更に反対に輪をかけるようなことになつておるということを聞いたのですが、一体どんな事情になつておるのであり……

第24回国会 建設・商工委員会連合審査会 第2号(1956/03/22、3期、緑風会)

○北勝太郎君 ちょっと一言、帰られる前に。川野政務次官にお伺いしたいのですが、東北興業のセメントを製造されると生産過剰になるというようなさっきからのお話でありますが、この生産過剰になる分は海外に輸出するような見通しはっきませんか。
【次の発言】 私は昨年ドイツから帰りがけに、ちょうどセメント工業の研究に行ってきた人たちと一緒になったのです。その話によると、向うでは非常に安くものができるとか、また非常な長足の進歩を示しておるとか、何かよくわからなかったのでありますが、縦ボイラー、おそらくシャルル・キルトのことかと思いますが、それの方と、横ボイラーの方とは、非常に価格に相違があるという話をしており……

第24回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1956/03/19、3期、緑風会)

○北勝太郎君 正副主査の互選は投票によらず、主査に堀末治君を、副主査に西岡ハル君を推薦することの動議を提出いたします。

第24回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1956/03/20、3期、緑風会)

○北勝太郎君 雑穀の価格安定についてどんな政策がとられておりますか。
【次の発言】 御承知のように二十八年、二十九年は畑作地帯は非常な凶作であったのでありますが、昨年たまたまとれましたところが、今度は文字通り豊作貧乏になってしまって、非常な価格の下落で困っているようでありますが、これはやはりすみやかに価格安定法の方に繰り入れてもらう必要があると思うのでありますが、それに対してどういう御方針を持っておりますか。
【次の発言】 雑穀の市価は、今お話のように非常に激変しているのでありますが、そこで農家は毎年作付に迷っているのであります。前年の値段のよかったものに集中するというような関係がありますから……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

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