このページでは吉野信次参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。吉野信次参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○吉野信次君 それは国際慣例だというのですか、それとも国際法規でどういうことになつておるのか、私呑み込めないのですが……。
【次の発言】 法律問題というのはどうなつておるのですか。つまり接収されておるのですが、接収ということは俗語で、その法律関係はいろいろあるだろうと思います。ただ単純に労務だけを提供するものとか、それらの関係で、つまり法律的にそういう場合にできるかできないかという問題は、国際慣例、国際礼譲とかいう問題と少し違うと思うのですが、そこらはどういうふうに承知したらいいですか。
○吉野信次君 大変遅くなつて済みませんが、非常に簡単な純法律の解釈を聞くのです、戒能さんに。私条文を持つておりませんが、憲法によく人が言うように認めてありますね、労働者の団結をする権利、それから団体交渉その他団体行動をする権利とありますね、それでいわゆるこの争議権というのは、まあ権というのも何ですけれども、俗な言葉で争議権と申しましよう、この争議権というのは、その他団体行動をする権利という意味に入りますか、入りませんか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 争議権というか、私は権というのは、これは法律的に言えばいろんな問題がありましようが、法学通論的な議論は今日はやめましよう。いわゆる争議権と……
○仮委員長(吉野信次君) 只今から補助金等の臨時特例等に関する法律案の特別委員会を開会いたします。
一番先に委員長を選挙しなければならんのですが、どういう方法で選挙いたしましようか、御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 お聞きの通り島村君から動議がございまして賛成者がございましたから、本動議は成立したものと思います。
只今の動議の通り即ち松永義雄君を委員長に推薦をすることに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議がないと存じます。よつて松永義雄君が本委員会の委員長に当選されました。(拍手)
○吉野信次君 ちよつと勝木さんに伺いますが、予防措置で、まあ鉱山の場合ですけれども、真空装置付の鑿岩機、私は素人ですけれども、日本にも入つたというような話を聞いたのですが、これはどんな状況ですか、ドイツでたしか……。
【次の発言】 と申上げますのは、私の知識は少し古いけれども、昔そんなことをやつておりましたが、聞いたときにも、非常に細かいものでして、今考えても何だと思うけれども、何か水が通らないような布でやつて行く、そのほうが通るのだという、まあそんなことがあるかなと言うたのですけれども、それだから防塵のマスクというのは、比較上でしようけれども、殆んど駄目じやないかというふうにその当時は聞いた……
○委員長(吉野信次君) それではこれから委員会を開会いたします。
私このたび委員長の職を汚すことになりましたので、大へんふなれなものでありまして、格別の皆さんの御援助を受けなければならぬと思いますから、どうかよろしくお願いいたします。
それではまず理事の互選を行いたいと思いますが、本委員会の理事の数は四名でございます。どういう方法で選びますか、御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 深水さんから動議がございましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議がないものと認めまして、ただいまの動議の通り決定いたします。
委員長は、山川君、高橋衛君、それから古池君、とりあえずそ……
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。 休み中でございましたので、皆さんに極力連絡をとるように努力したつもりですけれども、あるいは十分連絡がとれないで失礼を申し上げたことがあったかもしれませんが、ことに議題も、何か私が伺うと、委員長と理事会に一ぺんかけて議題をきめるのが今までの例のようでしたけれども、今回は休みなもので連絡が十分参りませんものでしたから、委員長におきましてかりにこの二つの議題を選びましてなにいたしましたから、この点もどうか御了承をお願いいたします。ですからこの議題に固執するわけではございませんから、きょうとあすとございますから、またその間に御希望がご……
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。
自転車競技法難の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、これを議題といたします。この法律は衆議院の本会議で正式に満場一致で決定したわけであります。引き続きこの質疑を今日いたしたいと思います。どうか御意見のある方御質疑のある万は御発言願います。
【次の発言】 大臣に対する御質問がございましたら……。
【次の発言】 大臣は何かほかによんどころのないような理由がございまして、お急ぎだと思うから、大臣に対する質問を……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それじゃ速記を始めて。
どうでしょう。大臣が何かほかによ……
○委員長(吉野信次君) これより委員会を開会いたします。
きょうは財政投融資の問題と生産性本部の問題について政府側の説明をまず聞くことにいたしたいと思います。午後には通産大臣なり、それから企画庁長官も今出席を求めておりますから、多分見えられるだろうと思います。午前中はとりあえずその報告を事務の方から聞きたいと思います。それからもし午前中時間があれば、委員からの希望がございまして、四日市の燃料廠の払い下げというのですか、あの経過だけを聞いてみたらどうかと思います。
それじゃ一つ政府側の方から財政投融資について御説明を願います。
【次の発言】 参考資料というところに百十億という数字は出ているけ……
○委員長(吉野信次君) それでは委員会を開会いたします。
ちょっと、理事の件でございますが、この間私の方から三名を御指名申し上げましたが、あと残り一名を三輪君にお願いいたしたいと思いますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 次に、昨日に引き続きまして、自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題にいたします。
【次の発言】 それではただいま栗山君から、本件に関しては質疑を打ち切って、それから討論を省略して、直ちに採決をしたい、こういう動議が提出されましたが、それで御異議はございませんか。
【次の発言】 それでは異議がないものと認めまして、さように決定いたしまして、こ……
○委員長(吉野信次君) これより商工委員会を開会いたします。 本回の委員会は先月の二十一日に委員長理事会で打ち合せましたいろいろな問題を議題として取り上げまして、きょうから三日にわたってやる予定でございます。 ちょっとお諮りいたしたいのは、この十日の委員会は電力問題を総合的に議題といたす予定でございますので、委員長理事会の席上でも本件に関しては電源開発会社と、それから電気事業連合会の代表者の出席を求めて、参考意見を開いたらどうかということがございますので、まずその点を一つ委員会にお諮りいたしたいと思うのですが、いかがでございましょうか。もし御異議がなければ、代表者を呼びまして参考意見を聞く……
○委員長(吉野信次君) それではこれから委員会を開会いたします。 ただいままで当委員会の審査付託になっております法律案が五件ございます。ニッケル製錬事業助成臨時措置法を廃止する法律案、計量法等の一部を改正する法律案、中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案、商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案、自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、こう五つございますから、これを一括上程いたしまして、政府の方から順次提案の理由の御説明をまずもってお伺いいたしたいと思います。 念のために申し上げておきますけれども、計量法と自転車の二つの法案は六月一日から実施ということになっております……
○委員長(吉野信次君) それでは昨日に引き続きまして商工委員会を開会いたします。
まず日英通商協定に関して大体の経過を政府の方から御説明願います。
【次の発言】 次に、鉄鋼輸出制限について。
【次の発言】 つかんことを伺いますが、どういう根拠でこういう鉄の輸出承認を与えるのですか。通産大臣は鉄鋼の輸出制限をする、法的根拠はないのですか。
【次の発言】 将来の見通しはどうですか。臨時だというが、いつ頃まで……。
【次の発言】 それでは国産自動車工業の振興に関する件について。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、大臣はきょう五時半までおられるそうですから、きのうの石油の問題が残っておりますし、……
○委員長(吉野信次君) それではこれから委員会を開会いたします。
まず最初に本委員会に付託されました過度経済力集中排除法等を廃止する法律案、この提案の説明を当局からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ちょっとお諮りいたしますが、経済審議庁長官が見えていまして、二時半から予算の方に出なければならぬそうでありますから、この間の前回の会議のときにも経済審議庁長官から新聞に伝えられておる経済審議庁ですか、あれの機構改革、あるいは六ヵ年計画その他について一ぺん伺うことになっておりますから、ちょっとこれから伺いたいと思います。それでは一つ……。
○委員長(吉野信次君) それではただいまから委員会を開会いたします。 昨日の委員会で国産自動車工業振興のための小委員会を作ることに御決定になりまして、その構成等につきまして私に御一任になりましたので、各派の方と御協議を申し上げまして、小委員として山川君、上林君、古池君、高橋君、藤田君、小松君、白川君、石川君、この八名の方を御指名申し上げたいと思います。御多用中まことに御迷惑と存じますが、よろしくお願いいたしたいと思います。 なお小委員会の小委員長の互撰の手続を省略いたしまして、白川委員を小委員長に御推挙せられることに御協議がなったようでありますから、白川君に小委員長をお引き受けを願いたいと……
○委員長(吉野信次君) それではこれから委員会を開会いたします。
本委員会に中小企業信用保険法の一部を改正する法律案、これが本日付託されましたから、提案の理由だけを一つ政府の方から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 何か御質問がございますか……。中小企業関係につきましては、御承知の通り金融金庫の改正法案も本院に付託されております。あるいは皆さんの御同意を得られれば、中小企業関係について、取りまとめまして日をあらためて詳しいお尋ねをした方が議事の整理上よくはないかと、こう思います。もしそうでしたら、そういうふうにいたしたいと思います。
○委員長(吉野信次君) 御質問ございましたら……。今、法案の説明でわかったのですが、大体中小企業というものの金融問題というものは、非常に今逼迫しておる。御承知のように問題になっておりますが、何か一括して、今の法案に直接関係がないかもしれませんが、中小企業というものに政府が直接なり間接なり一体どれだけの資金をやっておるかというようなことを、もし何だったら説明を願ったらどうかと思います。今、これは予算委員会に提出したものというて、大蔵省が出したのですか、「昭和三十年度中小企業資金需給見込みについて」というものも出ておるようですけれども、これは三十年度の話なのです。今までのものと、それから三十年度の……
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。
本日はまず自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、これを議題にいたしまして前回に引き続き御質問をお願いいたします。
【次の発言】 河野君にちょっと申し上げますが、刑事部長が見えております。それから文部大臣は今閣僚懇談会中だそうです。もし差しつかえがなければ政務次官でもということで今交渉しております。
【次の発言】 まだ見えておりません。
【次の発言】 どうでしょう。ただいま小松委員からそういう御発言がありましたが、もし……。
【次の発言】 どうでしょう。ちょっと海野さんにお伺いいたしますが、私よく議事規則が……
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。 本日はかねてお打合せしました通り、参考人としておよったりおいで願っております。 どうも皆さん大へんお忙がしいところをおいで下さいまして、まことにありがとうございます。実はこの委員会で今付議されておりまするのは、法律の名前が大へんめんどうくさいのですが、自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、簡単に申せば競輪ですな、それから自動車の方のレースです。それからモーター・ボートですか、ああいったようなまあレースに関する競技法というものは前からございまして、それについて、まあ終戦直後は別ですけれども、御承知の通り、……
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。
まず計量法等の一部を改正する法律案、これを議題とします。
何か御質疑ございませんか、この計量法等の一部を改正する法律案について。
【次の発言】 ただいまの動議に御賛成でございますか。
【次の発言】 御賛成のようですが、それではただいまの動議は成立いたしましたから、本案については質疑を打ち切りまして、討論に入ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 じゃ、さように決します。
御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
別に御意見もないようですが、討論は終局したものと認めて御異議ありませんか。
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。
過度経済力集中排除法等を廃止する法律案、これを議題に供します。この間政府から提案の理由だけは一応説明を聞いたのですが、何か政府から補足して御説明でもありますか、あれば伺いたいと思います。
【次の発言】 これはよく見ないでお尋ねしちゃ悪いのですが、過度の経済力集中排除法というものをよく克明に見てお尋ねしないといかんのですが、経済力の集中が過度になれば、それはまあその過度の認定というものはむずかしいと思いますが、ただそのことの客観的事実といいますか、その事実だけで排除するのですか。過度に集中されましても、理論上からいえば国民経済に……
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。
まず特定の物資の輸入に関する臨時措置に関する法律案、これを議題に供しまして、政府から提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 御質問がございましたらお述べを願います。
【次の発言】 ちょっと、つかぬことを伺うようですが、バナナのようなものは多分台湾だろうと思いますが、あれは植物検査法というものはまだ生きているのでしょう。それで何かいろいろな国から輸入ができないのでしょう。あれは今どうなっていますか。今現実のバナナという問題になっておりますが、これは台湾だけですか、それともほかの国もあるのですか、ちょっとお伺いします。
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。
本日は、中小企業の金融関係に関する三法案を議題に供します。質問を続行いたしたいと存じます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
ほかに御質問もございませんでしたら、本日はこれで散会いたします。
午後三時三十九分散会
○委員長(吉野信次君) それでは本日これから開会いたします。
まず、過度経済力集中排除法等を廃止する法律案、これを議題に供しまして前回に引き続いて質疑を続行いたします。
【次の発言】 ちょっと私から、この間も相談したのですが、つまり企業の大きいか小さいかということは、これは一応の基準であって、やはり法律を解釈するときには、実質的に取引を制限するかしないか、それが公共の利益に反するか反しないかという、こういう点をやっぱり主においてやらないといけないのじゃないか。その場合に、そのことを判断する一つの資料として、三〇%とか五〇%とかということがあれば、一応は取引の制限を支配的にやっておるという、こ……
○委員長(吉野信次君) それではこれから委員会を開会いたします。 ちょっと御報告を申し上げておきますが、先般経済審議庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、高碕長官から説明がございました。これは内閣委員会に付託されておるものですから、そこで、当方から内閣委員会に連合審査会を開きたいということを申し入れましたところ、内閣委員会から、あす金曜日午後一時から連合審査会を開きたいという返事が参りましたから御報告申し上げておきます。従ってあしたは向うの方にお集まりを願いたいと思います。 それでは、本日は中小企業関係の法案が四つかかっております。これを議題にして質問を続行したいと思います。
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会いたします。 ちょっとお諮りしておきたいと思いますが、この前いつでございましたか、銃砲刀剣類等所持取締令等の一部を改正する法律案に関係しまして、スイッチ・ナイフのことを栗山委員から緊急質問がございまして、刑事部長が来ていろいろ答弁されたわけですが、あのときはまだ法案が正式にかかっていないようでしたから、いずれそういうふうな法案が正式にかかって来た場合に、その機会にこちらの方も、連合審査を申し込みたいという意味の栗山委員からの御発言がありましたのですが、いよいよ、今私が言いました一部を改正する法律案が地方行政委員会の方にかかっておるようですから、栗山……
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。
まず、アルコール専売法の一部を改正する法律案を議題に供します。
前回この法律案の審議に関していろいろ委員から資料の提出やら何やらの要求がありまして、それについて政府から説明をまず伺います。
【次の発言】 ごもっともです。実は、前回私もちょっと質問をしたのですが、要するに、結局、国民の負担において始末をつけたのじゃないかということで、その意味は、ちょうどきょう栗山委員が述べられたことですから、私はこれを繰り返さない、栗山委員と全然同じ考えですから、その点については繰り返しませんが、ただ、もし法務省にいろいろ尋ねられるときに、栗……
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会いたします。
きょうは、石炭鉱業合理化臨時措置法案、それから重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案、それから輸出入取引法の一部を改正する法律案、この三つを一括して議題に供したいと思いますが、通産大臣、幸いお見えになっておりますから、提案の説明を一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 一通り説明を伺ったんですが、なかなか大法案であって、いろいろ各委員においても御質問があるだろうと思いますので、あまり一度にこまかい説明を聞いてもちょっと入りにくいと思うものですから、まず石炭鉱業合理化の臨時措置法案につきまして、今のお話では合理化し……
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。
本日は、中小企業金融に関する三法、すなわち中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案、商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案、まずこれを一つ議題に供します。
【次の発言】 ちょっと予算委員会から大臣の要求がございますが、よろしうございますか。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 それでは本日はこれにて散会いたします。
午後四時三十一分散会
○委員長(吉野信次君) それではこれから開会をいたします。 本日はまず、アルコール専売法の一部を改正する法律案、これを議題に供します。この前この委員会で政府に対してお伺いをしているわけですが、それに対して政府側の方から御答弁を願います。すなわち、この前のこの委員会においてのお尋ねの点は二つありました。一つは、アルコールの元売りさばきをしている二つの会社が過去において非常に不始末をした、債権が取れなかったと、それで訴訟になりまして和解になったと、そのときにそれだけの不始末をしたことについて監督官庁としての通産省の責任者というものの責任をどうしたかと、こういうことが一つ。 それからあの和解の結……
○委員長(吉野信次君) それではこれから委員会を開会いたします。 最初にちょっと事務的なことで御了承を得ておきたいのですが、一つは栗山委員からの飛び出しナイフのことについていろいろ緊急質問がございまして、そこで銃砲刀剣類等所持取締令等の一部を改正する法律案というものが政府から提案になったのであります。そのときにあまり中小業者の業を痛めないように、ある程度そう広くまでやらないでもいいじゃないかという御質問があって、その法案が地方行政委員会の方にかかったものですから、こちらとしても連合審査を取り計らうことに一応私からお諮りをして御了承を得たのでありますが、その後実質的には地方行政委員会の方で栗山……
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会いたします。
【次の発言】 これはこの間私が質問をしたのですが、大体お調べになったからそれでわかったのですけれども、総動員法関係の……戦争になってからの問題じゃなくて、実は官庁てこの立法がいいというのはずっとそれより前のことなので、つまり認可、許可事項というものは非常に多くてしょうがないといって、何べんも認可、許可事項の整理というものを内閣がかわるたびにやった時代があるのです。そういうときにたまたま何年ですか、千九百三十何年だと思っていますけれども、ドイツの新しい電力に関する立法があって、その立法に認可をうたっているけれども、一カ月なら一カ月という期……
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会いたします。
ちょっとお諮りいたしたいのですが、砂糖の価格安定及び輸入に関する臨時措置に関する法律案について、これは御承知の通り農林水産委員会の方にかかっておるわけですが、こちらの方としても、前回あたりの質疑応答で御承知の通り、非常に利害関係の深い法案でございますから、一つ農林水産委員会の方に連合審査を申し入れたいと思いますが、いかがでございましよう。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは御異議がなければ、連合審査を農林水産委員会の方に申し入れることにいたします。
【次の発言】 本日は中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案、これを議……
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会をいたします。
まず、商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案、これを議題にいたします。質疑がございますならこの際お述べを願います。……御発言がなければ質疑は終了したものと認めてよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 それでは質疑は終了したものと認めます。
これより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願いたいと思います。
ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ほかに御発言ございませんか。それでは討論は終結したものとみてよろしゅうございますか。
それでは討論は終結したものと……
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会いたし、ます。
それでは、まず輸出品取締法の一部を改正する法律案、これを議題に供しまして提案者の説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 適用する品目は、いずれ政令か何かできめるのでしょうが、そういう何か案とかいうものはできておるのですか、どういうものにやるかという……。
【次の発言】 それではその次、砂利採取法案ですか、提案者から御説明を願います。
【次の発言】 次に中小企業安定法の一部を改正する法律案、これを議題にいたします。提案理由の説明を願います。
【次の発言】 これで衆議院の議員各位の提案になりました法案を一応説明をせられました。いずれ質……
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会をいたします。
【次の発言】 ほかにございませんか、御質問は……。それじゃ質問は終了したようですから本件について討論に入りたいと思います。御意見のある方は一つ願いたいと思います。……特別の御発言がなければ採決に入りたいと思います。
地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、工業品検査所の出張所の設置に関し承認を求めるの件、これを問題に供します。これを原案通り承認すべきものと議決することに御賛成の方の挙手をお願いいたします。
【次の発言】 全会一致でございます。じゃ本件は全会一致をもって原案通り承認すべきものと議決せられました。
なお本会議における……
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会をいたします。
輸出入取引法の一部を改正する法律案は、衆議院で修正があったようですから、一つ政府委員の方からその修正の個条その他のことを一つお話を願いたいと思います。
【次の発言】 今の輸出業者が国内の方まで協定することができるという場合に、国内の生産者が輸出組合を作っておる場合はいいと思うが、そうでない場合に、力の弱い生産者が、輸出業者の方の、まあカルテルで、この値段でなければだめだと、こう言うて、値段をたたかれるというか、俗な言葉で言えばそういう心配が生じ得るだろうと思うのですが、そういう点、つまり中小の国内の生産者というものの保護の見地の意見……
○委員長(吉野信次君) これより開会いたします。
ちょっとお諮りいたしたいことがあるのですが、衆議院から回ってきております砂利採取法案につきまして、建設委員会の方から連合審査の申し入れがございますから、これに応じたいと思うのですけれども、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 衆議院の方はそうらしいですね。ですからこちらの方としては審議もしなければなりませぬし、それから建設委員会からの申し入れもございますから、とにかくとりあえず連合審査というものをやった方がいいと思うのですが、そこをちょっとお諮りしたいと思いますが……。
速記をとめて。
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会をいたします。
まず冒頭に、衆議院から可決になりまして送付になり、この委員会に付議されました株式会社科学研究所法、この法案は衆議院議員提出でございますから、提案者の方から提案理由のお話を承わりたいと思います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 いずれきょう初めて提案の理由を聞いただけでございますから、もうほかに御発言がなければきょうは提案の理由を聞いただけにしておきたいと思います。ただ何せ会期が迫っておるものですからいろいろ答弁をされるときの都合上私からもあらかじめこの法案自体について、この次にお見え……
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開きます。
ちょっとお諮りいたしたいのですが、石炭鉱業合理化臨時措置法案の審査のために、二十七日参考に、かねてお打ち合せをした人ですね、多少向うの方の都合で出席ができない人もありますけれども、大体十人ばかりおいでを願うことにきめましたのですが、一つ、水曜日には本会議もありますけれども、十時から参考人を午前、午後にわたってお呼びして意見を聞きたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそういうふうに取り計らいをいたします。
なお、やかましくいえば、参考人の人選も一応お諮りしなければならぬのですけれども、かねて理事の方などにも……
○委員長(吉野信次君) ではこれより開会いたします。
【次の発言】 ちょっと提案者に伺いますが、何かきのうも伺ったのですが、この法案をできたときに追加する品目について今河野委員からお話しがあったのですが、何か農林省、あるいは厚生省の所管に関するもので、この法案というものの適用を拡張するというが、指定するというか、そういうものがありますか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
それじゃ今、河野委員のお話もありましたから、お話しの通り、向うの方に連絡いたします。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
○委員長(吉野信次君) それではこれより委員会を開会いたします。
参考人の方々には、どうも暑いところ、お忙しいところ、まことにありがとうございました。かねて御意を得ておる通り、今度の法案につきまして皆さんから御意見を伺いたいと思います、それで、いろいろどういうふうにやってもいいのでありますけれども、もし何でしたら一応十分か十五分ぐらいの時間で皆さんからお席に坐った御順で大体のお話を承わって、それから各委員の方から御質問申し上げると、こういうことにいたしたいと思いますから、どうぞよろしくお願いいたします。それでは萬仲さん。
【次の発言】 それでは国崎さん。
○委員長(吉野信次君) これより開会いたします。
本日は輸出入取引法の一部を改正する法律案、まずこれを議題に供して、前回に引き続いて質問をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 これは皆さんのお考えですけれども、しかしこの法案についてほかの点にも御質問があるだろうと思うのです。何もその問題だけが質問の全部じゃないと私は承知しますが、やはりほかの問題でおありになれば、もう少しお続けになったらいかがでしょうか。
速記をとめて下さい。
午後零時三十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。
それでは暫時休憩いたします。
午後零時……
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会をいたします。
まず、石炭鉱業合理化臨時措置法秦
重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案
これを議題にしまして質問をお願いしたいと思います。
その前に、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案につきましては、衆議院で修正があったようですから、幸い衆議院から内田君が見えておりますから、修正の大体の御説明を願ったらいいかと思います。
【次の発言】 御質問をお願いします。なおこの両法案は非常に関係が深いと思いますから、両法案に関して同町に御質問願ってけっこうだと思います。
○委員長(吉野信次君) それではこれより開会いたします。
ちょっとお諮りいたしますが、経済自立方策に関する調査につきましては、本院規則第五十三条によって継続調査要求書を議長に提出することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めましてさよう決定いたします。
手続等は委員長に御一任願いたいと存じます。
【次の発言】 次に、本委員会に付託されておりまする法案があと六つございます。一、砂利採取法案。二、特定の物資の輸入に関する臨時措置に関する法律案、これは予備審査でございます。三、百貨店法案。四、百貨店法案。二つございますが、衆議院の方の法難の第十八号と第……
○委員外議員(吉野信次君) 皆さんお世話になりました。この前の委員会のときに、第十一条の関係で、政府に御質問申し上げておったのですが、その法制的なまず答弁を一応伺って見たいと思います。
【次の発言】 大体今の御説明でわかりました。わかりましたが、まあ法律の専門家に対してこういうことを申し上げるのは、しろうとで、はなはだ申しわけないのですけれども、もう少し掘り下げてこの勧告というものの法律上の性質を私は研究せねばならぬと思うのです。これはアメリカによくある制度ですから、アメリカの行政法の理論も私は参酌してお考えにならないといけないと思うのです。ということは、今あなたは指揮命令なりは問題ないとおっ……
○国務大臣(吉野信次君) 私、吉野でございます。このたび運輸省の行政を担当することになりましたので、格別に何かと皆様方のお世話になることと思いますから、よろしくお願いいたしたいと思います。 初めて運輸省の行政に携わるのでありまして、今も勉強しておる最中でございますが、なかなか運輸省の方でも、まあ国鉄の問題もございまするし、それから海運関係では計画造船、そういういろいろな問題もあり、また航空については、国際的にも、また国内的にも、航空路の整備の問題もあるし、またこれら海、陸、空というものの運輸の行政というものを総合して、どうしていったらいいかといったような問題もなかなかあるようでございますから……
○国務大臣(吉野信次君) 私も、お話の通り、引き継ぎを受けまして、自分でもざっと目を通しておりますが、大へんごもっともな点もございまするし、また、お話の通り、経営の根本に触れる問題でもございますから、中でまあすぐ実行し得るものはなるべく国鉄当局としてさっさとやったらよかろう。根本的の問題につきましては、これは、私に対する勧告でございますから、私の方でまたよく意見をきめまして、国鉄当局とよく相談もいたしまして、何分の根本に触れた回答を一ついたしたいと、こう存じまして、ただいませっかく検討中でございます。
【次の発言】 期限はございません。
○国務大臣(吉野信次君) 前大臣から私も引き継ぎを受けまして、行管の方から国鉄の経営についていろいろな勧告が参ったわけであります。私も一通りその勧告を読んでみたのでありますが、中にはきわめてもっともであるという点もございますし、また中にはなかなか問題が根本的な点などもございます。しかし国鉄としていずれにいたしましても、公共企業体というもので出発をして今日まで六カ年たっておるわけでありますが、その間十分満足な成績をあげておらないということだけは事実でございますから、そこで私もあの行官の勧告にこたえる意味もあり、また国鉄というもののこれからの経営というものを改善する、こういうつもりで今せっかくいろ……
○国務大臣(吉野信次君) 本法律案につきまして、その提案理由を説明申し上げます。 捕獲審検所の検定の再審査に関する法律は、日本国との平和条約第十七条に規定する義務を履行するため、連合国の要請がありました場合に、旧捕獲審検所が検定いたしました事件で、連合国人の所有権に関係のあるものを、国際法に従って、再審査することを目的とする法律であります。 捕獲審検の再審査の義務について、平和条約におきましては期限が定められておりませんが、事柄の性質上、平和条約の効力が発生いたしました後、比較的短期間に連合国の要請が出尽するものと予想せられ、国内法であるこの法律の存続期間は当初三年と定められておりましたと……
○国務大臣(吉野信次君) ただいま議題となりました鉄道抵当法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由とあらましを御説明申し上げます。 鉄道抵当法は、明治三十八年施行以来、他の法律の改正に伴い必要とされる応急的改正が数度行われましたが、制度的には今日に至りまするまでほとんど見るべき改正がなされていないのでございます。従いまして、約五十年間の時代の推移によりまして運用上いろいろと不便な点が生じて参りました。近年におきます同法の利用は逐年増加いたしておりますので、運用上の欠陥を除くことによって一そう金融を円滑化するため、同法を改正することといたしているのであります。 この法律案の主要な改……
○国務大臣(吉野信次君) まことにお話の通りでございます。お話の通りでございますが、しかし三年延ばしたからといって、その間にフィリピンが必ず来るとも限らない。ただ、今までの建前が時限立法をしておって、向うの方からいえば、自分のいわば利益を主張するのだから、なるべく早く来るのが当然だろう、こういうこちらの期待の結果なんでして、ただいままでのところ、そうした小刻みにやる以外に方法がないのではないか。しかしもっと大幅に延ばしたらどうかという御意見もごもっともな御意見だと思っております。
【次の発言】 その当時のことは私よく存じませんですけれども、ともかく法制の建前からいえば、国際法に従って、戦時中に……
○国務大臣(吉野信次君) ただいま議題となりました船舶職員法等の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 現行の船舶職員法は昭和二十六年第十回国会において画期的な改正が加えられましたが、平和条約発効以後、国際環境の変化に伴って、わが海運界並びに漁業界は著しい情勢の変化を来たしまして、当時予想し得なかった状況を呈するに至っております。 このため船舶職員資格定員表、免許更新制度などにつきまして、海事関係団体等から新情勢に即応するように改正されたい旨の要望がなされておりますので、政府といたしましては海上航行安全審議会にはかる等これらの問題について慎重に検討を進めて参りましたが、いまだ……
○国務大臣(吉野信次君) それでは、提案の理由を御説明申し上げます。 現行の臨時船舶建造調整法は、戦後のわが国商船隊再建のため船舶の建造について調整を行う必要上制定されたものであります。本法の有効期間は昭和三十二年三月三十一日までとなっておりますが、さきに政府が樹立いたしました経済自立五カ年計画に基く計画造船の円滑な遂行をはかるため、現行法の有効期間を昭和三十六年三月三十一日まで延長したいというのがこの法律案を提出いたすゆえんであります。 戦後わが国商船隊の再建につきましては、臨時船舶管理法によりまして建造の許可制度が行われておりましたが、同法は昭和二十八年四月二十八日限りその効力を失いま……
○国務大臣(吉野信次君) それでは、提案の理由について御説明申し上げます。 旅行あっ旋業法は、広く内外旅客の旅行あっ旋を業とする者の監督取締りの規定でございまして、昭和二十七年七月公布されて、同年十月から施行を見たものでございます。本法の施行に伴い悪質業者は減少し、業界の粛正に大きな役割を果しておりますが、三年半に及ぶ本法の施行経過に徴しますると、その取締り規定が不十分なため、いまだに各種の不正行為を行う業者や無登録業者も相当あり、いろいろな欠陥が表面化いたしております。そこで旅客等の保護の徹底をはかるとともに、旅行あっ旋業の健全な発展を促すため、今回のような改正法案を作成いたしまして、本国……
○国務大臣(吉野信次君) 私に関する限りにおきましては、そういったような、自衛隊関係のようなものば全然考慮に入れてございません。ただ、この法は、つまり国内の方の航空路というものをこれから整備したいということでありまして、あるいは今お話のようなことがかりに将来あれば、これは将来の問題としてそういう問題は起るかもしれませんけれども、今のところ全然そういうことの協議にもあずかっておりませんし、私としては全然それを考えずにこれをやっております。
【次の発言】 具体的にそういうことがあるかもしれませんです。あるかもしれませんが、今主として考えております国内航空路の方は、ごく小規模のものになっておりますの……
○国務大臣(吉野信次君) それでは、提案の理由につきまして、御説明申し上げます。 我が国は、台風、地震、津波、凶冷、早魃等の自然現象による災害が多く、産業、交通等の社会活動に及ぼす影響の重大なるにかんがみまして、従来とも気象業務の整備に心がけて参りましたが、今回次のような事項につきまして改正いたしたい所存でございます。 第一、中央気象台が気象庁として運輸省の外局となるに伴って、気象業務法上運輸大臣の権限であるものを外局である気象庁の長官に移すとともに、中央気象台が行なってきた業務を気象庁の業務とするため関係規定を整理することであります。 第二には、気象庁に気象審議会を設け、関係各界の代表……
○国務大臣(吉野信次君) お話の点は非常にごもっともな点があると思いますが、実際問題として、今のバスその他のトラック業者にいたしましてもそれだけの施設をやるということになると、財政的に負担の問題がありまして、一律にはやりにくい問題ではないかと思います。そこで、それだからといって、大事なことをほうっておくわけにはいきませんですから、そこで私もその問題を根本的に考えますというと、実は鉄道というものと非常に密接な関係を持っておる事業でもございまするし、イギリスのように、ほんとうをいえば、やはり道路運送というものは、やはり国有鉄道というようなものと一緒に経営するという仕組みを立てるのが私は理想的じゃな……
○国務大臣(吉野信次君) 前回早川さんから、道路運送法の一部を改正する法律案につきまして、もぐり営業ですか、それの取締りの徹底を期する上において、従来自家用の方は届出主義になっておったやつを認証制度にしたらどうかという御意見が出まして、私も初めてなものでございますから、認証制度という意味がどういうことであろうか了解が得にくかったものですから、よく取り調べた上でということを申し上げました。 この認証制度というものは終戦後にちょいちょい行政法上にもあるようでございますけれども、この観念が単純な届出に近い場合と、それから免許に近いような場合と、両方の用例がありまして、幅が広いように思うのです。そこ……
○国務大臣(吉野信次君) ここで、参議院で申し上げたことと、衆議院で申し上げたことと、あまり違ってないので、それはそれとして、ともかく私はこの委員会でも申し上げておるのですけれども、私としては、どうしても今の国鉄の経営の現状ではどうも少し無理だ。無理だという意味は、どうしても若干運賃の値上げをごしんぼうしていただかなければいかぬというのが、私の実はいろいろ就任以来研究しました結論なんでございます。それで、調査会の方の答申もそう出ておるわけであります。 ただ、たびたび申し上げます通り、運賃問題というのは、ただ計数の、採算だけの問題でないことは申し上げるまでもないので、世間には、理屈はどうあろう……
○国務大臣(吉野信次君) 衆議院で決議になりました付帯決議の趣旨は十分私としても尊重いたしまして、この趣旨に沿うように善処したいと思います。書いてありますことは、いずれもみんな、もっともなことでございまして、これは当無私どもとしてはそういうふうに運用したいと思います。十分誠意をもってこの趣旨に沿うようにいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは、具体的なお尋ねでございますから、一つ政府委員の方から具体的に……。
○国務大臣(吉野信次君) お尋ねの気象審議会に諮問する事項としては、具体的に申せばいろいろございますが、気象警報、気象注意報等の伝達方法の改善万策がどうか、それから観測網の整備の方策がどうか、それから漁船を中心とした海難防止のための気象業務の改善の方策、農業気象業務の改善の万策、航空気象業務の改善の万策、それから風の問題ですが、都市の風が非常にかわいているので、都市災害対策としての気象業務の改善の方策、そういったようなことで、従来もやってはおりますけれども、いろいろそういう方面で一つ徹底的にその改善の方策を審議していただこう、こう思いまして、その構成は学識経験者が約二十名でございまして、そのほ……
○国務大臣(吉野信次君) 昭和二十九年度日本国有鉄道決算書を会計検査院の検査報告とともに本国会に提出いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。 昭和二十九年度における国鉄の収入は景気変動の影響により予定をかなり下回り、ことに貨物収入においてその影響は著しいものがあります。この減収に対処いたしまして、支出はこれを極力節約することに努め、経費の重点的使用をはかりましたが、損益計算上約三十五億円の赤字を生ずる結果となりました。以下決算の内容を勘定別に御説明申し上げます。 損益勘定における収入済額は二千五百三十七億円余、支出済額は三千五百四十九億円余でありまして、収支の差額は約二十二億円であ……
○国務大臣(吉野信次君) 軽油引取税に関する自動車局の意見は意見でございますが、私は、これはやむを得ないものと思って、原案に賛成をしておるわけであります。
【次の発言】 運輸省の立場から言えば、税はない方がいいし、また、あっても軽いほどよろしいのですけれども、とにかく地方の財政というものをどうするかということは、これは一つの大きな問題でございまして、その間にどう調節をするかという関係である。そこで、目的税についてはお話もございましたけれども、しかし、とにかくこの軽油税をやったからといって、すぐにあすの日からバス事業の方に有利になるということはございませんけれども、やはり終局においては、やはりこ……
○国務大臣(吉野信次君) それでは申し上げます。 今回の改正の要点は、運輸省の付属機関でありまする中央気象台を運輸省の外局とすることであります。 現在、中央気象台炉所掌しております気象業務は、航空、海上はもとより、陸上におきましても交通安全の確保に最も重要な関係を有しておりますが、その他農水産業を初め他産業への寄与、国土の災害防止、学術研究その他各種事業に対する基礎資料の提供等国民の生活領域に深く浸透して、不可欠なものとなっているのであります。 気象業務は、右のように、関係各省の行政にもそれぞれ密接な関連を持っておりますので、常にこれらの機関と緊密な連繋を保持することが必要であります。 ……
○国務大臣(吉野信次君) 別段私から取り立てて意見を述べるほどのこともないと思いますが、ただこの憲法調査会は、いわゆる憲法の各条章にわたって改正する必要があるかどうか、必要ありとすればどういう点にあるかということを慎重にここで考究するのでありますが、与党の方でやったのは、ただ問題点を明らかにしただけのものでございまして、その問題点を明らかにする経過においては、それはいろいろ委員の間には、これはこうしたらいい、ああしたらいいという個人的な意見もあれば、それを別にまとめているわけじゃごいません。そのことを憲法調査会で慎重にやる、そのためにこの委員の構成ということについてはお話にありました通り、何と……
○国務大臣(吉野信次君) 当時の事情は実は私もつまびらかにしよがないのですが、お尋ねの点は、松本案とマッカーサー案とは違っておりますから、しかして権力者たるマッカーサー司令部は、自分の意思というもの通りにこれを強行したのですから、松本案はその意味において受け入れられなかったのだろう、それからまたマッカーサーの案につきまして、きのうも鈴木さんのお話がありましたが、日本の方でもこれは修正を加えたということはありますのです。しかしきのうのお話を伺っても、修正を加えていいかどうかというようなことを、まずもって司令部に尋ねていって、そうしてそれでやってもいいと言うから、やったというお話がございましたから……
○国務大臣(吉野信次君) まず私からお答えいたしますが、政府の方では具体的にどういう現在の憲法の条項を改正するか、しないかということは何らきめていないのであります。ただ憲法を全般的に検討をするということはよろしいであろうということだけでございまして、憲法の内容については何ら意見を持っておりませんから、従って今お尋ねになりましたことにつきましてもお話しするほどの準備は私持っておりません。
【次の発言】 私個人の考えは、述べてもしょうがないと思いますから、差し控えたいと思います。政府としては先ほど申し上げた通りで、何ら具体的のことは考えておりません。
○国務大臣(吉野信次君) どういうことになりますか、政府としては、具体的にどの条項をどう改正するかという考えは一つも持っていないのです。それですから、ただこの憲法というものの全体の条章にわたって再検討をいたしたいと、こういうことでございまして、その点については、一部党の方と考えが一致するわけであります。ただ改正点はどうかということが党の政策に掲げておるということでございますから、その具体的の条項をどうするかということは、政府としてはまだ白紙の状態であって、何らの意見もございません。
【次の発言】 その点になりますと、もう少し何といいますか、精密に考えを述べた方がよろしいかと思いますが、今のお話……
○国務大臣(吉野信次君) お話の提案理由の説明はあるいは御指摘のありましたように少し書き過ぎのような点がありますが、決して現状におきましては、完璧だとは私ども考えておりませんので、ただ比較上のことで他の部局から比べれば大きいということだけでございます。お話の点は御指摘のありました通り決して完璧ではございません。それで北方定点のお話がございましたが、これは御承知の通りに駐留米軍と共同で、費用の分担は向うの方が四分の三でこちらの方は四分の一と、こういうのでやっておりましたのを、向うの方の都合でたしかあれは昭和二十九年にそれをやめることになりましたので、相当にあの仕事は経費がかかる仕事でございますの……
○国務大臣(吉野信次君) お話の点、私も報告に接しております。結局いろいろこちら側にも多少の言い分があるでしょうが、何しろ向うがお客様でございますから、向うの非難というものについては百パーセントこれを排除することに努めなければならんと思います。ただ、御承知の通り、今の契約のやり方が、だいたいの契約をいたしまして、こまかいスペシフィケーションというものはあとでやることになっておりまして、そのスペシフィケーションというものをやるようなときにいろいろなもんちゃくがあったり何かするということも聞いておりますので、これからはやはりある程度技術的に可能なる限りこまかい契約をして後日にそういう紛争の種を来た……
○国務大臣(吉野信次君) お尋ねになりました、利子補給を受けている会社の配当を承認する場合の基準は、これは現行法にその規定がございます。すなわち払込資本に対する一割までの利益が出ました場合には、配当してもいいことにしております。一割をこえる場合には――利益でございますよ、利益がこえる場合には、その期の利子補給はしない。さらに一割五分をこえるような利益があったという場合には、その一割をこえる五分ですね、その五分の一部分は、半分だけは、今までたくさん滞っておりますから、その方に払う、こういう建前になっております。それで多分お話の点はその利子の補給を受けておきながら配当をするのはどうかと、こういうお……
○国務大臣(吉野信次君) お話の八千万円の点は観光協会に全部渡すわけです。大体あの観光協会というものは御承知でいらっしゃいます通りに、あれは別に業者が利益のためにやっておるわけではない。つまりあの観光事業というものは本来いえば国が全部やる方がいいと思うのですけれども、今までは何といいますか、国のエージェント、代理機関としてああいうものを設けておるものですから、従ってああいうものは国の代理機関のつもりで仕事をまかしておる、こういうわけであります。
【次の発言】 そういうことはない建前なんです。ということは国際観光事業の助成に関する法律というものがございまして、今私が申しましたようにこれは国家の代……
○国務大臣(吉野信次君) 今のお話しの離島の航路関係については、離島航路整備法ですか、法律がございまして、そこで補助金を航路補助に充てておる。それからそこに従事する船舶の建造、改造に御承知の通り開銀その他の財政上の融資をやっておる。市中銀行から融資する場合には、その利子補給をやっておるというようなことが、大体運輸省所管の問題でございます。
【次の発言】 これはこまかいことは必要があれば説明員から説明させますが、大体航路補助金というものは二十五年以来多いときは四千万近く、それから少いときは大体三千万、そういうふうに大体出しております。これはそれだけ出してどれだけ現実に航路の運賃が下ったかというよ……
○国務大臣(吉野信次君) お答え申します。今御指摘になりました行政管理庁ですかの意見と食い違っている点、これはまあ会計学上の見方の相違もございまして、まあそういう学問的なことはここで申し上げる必要もないのでございますけれども、いずれにいたしましても、国鉄の経営も容易でないことは事実でありますし、また償却の点なども今お話になりましたように、第一次の評価の基準でございますから、今の値段から見れば、非常に低いものであるというような点も御指摘の通りであります。ただこれをどういうふうに見るかということは、これは国鉄当事者がここに参っておりますから、当事者の方からお答えした方がよろしいかと思います。
○国務大臣(吉野信次君) 今度、この委員会の構成が新たになりましたので、前から委員であらせられた方でお残りになった方もあろうと思いますか、委員長初め、新しく委員になった方も多数ございますので、ちょっと私といたしまして、ごあいさつを申し上げたいと思います。運輸省の行政は、陸、海、空にわたりまして輸送を受け持っておるのでございまして、いろいろな面でそのわたるところが非常に広範でございまして、ことに、最近におきましては、輸送が経済の好況に伴って非常に輻湊して参っておりますので、その点でいろいろな面で問題が多くなっておるわけでございまして、従来も非常に注意はいたしておったのでありまするけれども、海、陸……
○国務大臣(吉野信次君) お話の点は三十二年度の予算の話でございますか。……三十二年度の予算のことは、今大体お話しになりましたことを目下大蔵省と折衝中でございまして、まだ最終的の決定はいたしておりません。何分にもやらにゃならぬことは私もよく承知いたしておりますが、ただ国家財政というものの振り合いでどういうことにするかということで、私もできるだけの努力はいたしたいと思っております。 それから国際港について、特に横浜についてどういう考え方、横浜は国際港として非常に重要な港であるということは、私が申すまでもないことだと思いますが、この間私も実地を見たのですが、川崎の方にも一つのりっぱな港湾のなにが……
○国務大臣(吉野信次君) 何かいろいろ問題があるようですが、これはどうしても、前回も申し上げました通りに、役所の方で仲介と申しますか、あっぜんと申しますか、そういう方法があればやらしたいと思いまして、実は衆議院のときにも問題になりましたので、局長をあちらに、率直に申し上げますと、やろうと思ったんですが、これはなかなか紛糾している事態ですから、そこへかえって局長が行くことはどうかと、こういうような思惑もあったものですから、向うの方から関係の人に来てもらっていろいろまあ話をしたはずでございます。詳しいことは、局長が来ましてまたお話をする必要があれば説明いたしてよろしいと思います。
○吉野信次君 今の御発言についてちょっと伺いたいのですが、政府が出しました売春法の一部を改正する法律案が議題になっております。それを何ですか、修正意見として……、修正というものは私の了解するところでは、議会の議員がやるのですから、議員の方で何か修正の意見が出て、それに対して政府側から意見を言うなら話はわかるけれども、政府の人が一ぺん出しておいて、これを下げないで、これをまたもう一ぺん修正してもらいたいという御発言でないかもしらぬけれども、そういうことであると、そういう例は私はあまり知らないが、このごろはそういうことをやるのですか、これはどういうことでしょうか。
○吉野信次君 実は私の方の委員会で六カ年計画ですか、政府の政策につきまして説明がありまして、それに関連して経済審議庁設置法の一部を改正する法律案の話がございまして、それでその法案について若干の質問、応答があったわけでございます。それは事内閣委員会の所管に関するものですから、実は委員長に共同審査をお願いしたわけであります。今日非常にお繰り合せ下さいまして、われわれに対してそういう共同して質問する機会をお与え下さったことに対してまずもって委員会を代表してお礼を申し上げる次第であります。多分ほかの同僚からも質問があると思いますし、またこの委員会でも同じ問題があるいはすでに提起されておって、それをよく……
○吉野信次君 まず委員長はじめ農林委員の方に、私どもにこの問題についての質疑をさせる機会をお与え下さったことをお礼を申し上げておきます。 それから実はこの間私どもの方の委員会に似寄りのバナナの法案がかかっておりまして、この方はこちらの方にかかっておったのです。それで似寄りなものですから、はしなくも私の方の委員会でもこの砂糖についての質問が出ましたので、それでこちらにお願いをしたということであります。そのときにちょうど政府側からは課長さんがお一人お見えになっておったので、結局私どもの質問に対する答弁が要領を得なかったが、どうでしょう、きょうは政府委員の方、私のこの間お尋ねを申し上げたことをお調……
○国務大臣(吉野信次君) それでは昭和三十一年度運輸省所管予算について御説明申し上げます。 お手元に資料を差し上げておきましたが、まず歳入予算でありますが、昭和三十一年度歳入予算総額は、六億三千七百八十六万二千円でありまして、前年度予算額九億九千百九十三万五千円に比較いたしますと三億五千四百七月三千円の減少となっておりますが、このおもな理由は公共事業費の負担金が地方公共団体の負担金の納付の特例に関する法律の改正により、地方債の証券により納付されることになった等のためであります。 次に歳出予算につきましては、昭和三十一年度予定経費要求総額は、二五四十四億六千三八十万円、でありまして、これを前……
○国務大臣(吉野信次君) 運賃の問題は国鉄の方から私どもの方に参っておりまして、今私の方で検討中でございます。今お話のあったことをそのままやるとはまだきまっておりません。お話の点についてはとくと考慮いたします。
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