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佐藤清一郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

佐藤清一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは佐藤清一郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐藤清一郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 農林委員会 閉会後第1号(1953/09/02、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私の県では今年の春の苗代の虫害防除のためにBHCの三%のやつとホリドール等を配給して態勢を整えておつたのでありますが、ところがホリドールに対する恐怖観念も相当あつて、ホリドールは使わないでBHCの三%のやつを使つた郡がかなり多いのであります。又ホリドールをそのまま保存しておいたという実例もあるのであります。二化瞑虫に対して、或いは「うんか」、或いは「いなご」の幼虫等に対しては、これはもうホリドールのほうが遥かにきくということは我々も十分承知しておるのですが、危険である。聞くところによると厚生省ではかなり強く、これを一般大衆が使うということは危険であるというので、厚生省と農林省で……

第16回国会 農林委員会 第2号(1953/05/29、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 最終段階の被害調査ができておるようでありますが、これはできないのが当り前で、殊に麦のようなものにつきましては、時を経るに従つてその損害がかなり大きくなりつつあるということを我々現認せざるを得ない。そういうような点から見ましても、衆議院の農林委員会で決定を見たあの損害高だけでは到底賄い切れないと私は考えるのでありまするから、農林省におきましても、是非ともその実際被害の実情を速かに把握して、そうして六月分におきましても、かような同じ要領によつて農家の損害を助成をしてやるという方法をとつて頂きたいと思います。
【次の発言】 特にこの際私は申上げたいのは、この統計事務所が調査した資料は……

第16回国会 農林委員会 閉会後第2号(1953/09/03、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私はこの治山治水の基本対策要綱というものを作り上げて、これが根本的対策を練るということにつきましては満腔の敬意を表する次第であります。ただ、爾来こういつたような計画というものが、単に林野庁だけの計画であつたり、又予算がここに伴わなかつたりする。ただいわゆる泰山鳴動して僅かな予算が出たというようなことであつては、何ら役に立たないと考えるのであります。特に私は今日まで治山治水の面から見て、農林省内部の農地局とも極めて関連があり、総合的にやればいいものを、勝手に林野庁は林野庁で、農地局は農地局の考え方で行つておるということが各所に見られるわけであります。又建設省とはこれ又極めてデリケ……

第16回国会 農林委員会 第3号(1953/06/17、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 五等麦の問題或いは価格規格外の麦の買上等、いろいろ意見が交換されておりましたが、要は農民がこの今回の雨水害並びに凍霜害のために異常なる減収を見ている現状から見て、これが救済策についての根本問題から私は拝聴しておつたわけでありますが、政府は先の凍霜害の対策の場合におきまして、蚕繭桑についてもこれが救済策を講じておるのでありますが、麦の問題については十分なる対策が講ぜられておりません。この意味におきまして、特に凍霜害による栃木、群馬、埼玉或いは長野、茨城と、この関東周辺のいわば麦の発育の幼穂形成中における霜害が異常な結果を来たし、現在いわゆる二番麦の麦がみのるかのごとくなつておるよ……

第16回国会 農林委員会 第4号(1953/06/19、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 先ほど白井委員からも報告がありましたように、栃木県としては、特に大麻の作付が特殊地帯に二千二百町歩ぐらい耕作されております。全国では大体三千町歩ぐらいな耕作面積でありますが、栃木県が全国一の耕作面積を持つておるわけであります。その特殊作物を作つて、更に下駄の芯縄或いは「むしろ」等を製造して、それによつて生活しておるいわゆる農村の工業として行われているものが多数あるわけでありますが、今回の災害によりまして、畑作の収入が全く絶えてしまうというようなものでありますので、特別の措置として、大麻に対しましても麦同様に何らかの方策を政府として講ずべきであると考えるのでありますが、これにつき……

第16回国会 農林委員会 閉会後第5号(1953/09/29、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 食糧の不足によつて悩んでおる日本が本年度のような非常な大災害で凶作の状況を示しておることを甚だ残念に存ずるのでありますが、只今報告になりましたより以上に私たちは減収がされるのではないかと予想するわけであります。殊に最近における台風十三号の暴風通過後における稲作が、穂首「いもち」等が非常な蔓延を来たして非常な減収の様相を示しておりますことを各地から我々情報によつてわかるわけでありますが、農林省としては、今直らにこれの的確な数字を示せと言われても無理であろうと考えますが、いずれにいたしましても、減収は最初の予想よりは第一次、第二次、第三次と集計することに非常な減収になるだろうと我々……

第16回国会 農林委員会 閉会後第6号(1953/10/19、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 折角統計調査部長さんがおいでになつておるときでありますから、一言お尋ねしたいのでありますが、今回発表されました産米の指数が全国平均八三%ということでありますが、私の考えでは更にこれが減るのではないかと心配しているわけであります。それにつきまして、先ず作柄から見た指数であろうと考えます。実際に俵に入れます場合には更に非常な減収が予想されるわけでありますが、先ほどもも一坪のいわゆる坪刈りから来る粒数計算でも言われておりましたが、大体品種によりまして一升の粒数に相当の差があることは承知しております。平年作における粒数と今年のような凶作の場合における粒数とは莫大な相違があります。従つて……

第16回国会 農林委員会 閉会後第7号(1953/10/20、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 皆さんの御報告を伺いますというと、すべて地方の要望或いは視察の現状を御覧になつた結果から見まして、先ず第一番に、この救済方法はいろいろありましようが、我が農林委員会といたしましては、資金を融資してもらうことを先にやつてもらわないというと、手取早く応急措置と申しますか、それができないのでありまするから、明日か、明後日の委員会に適当な時期でよろしうございますが、大蔵省の理財局長の阪田さんに一つおいで願いまして、私この問題につきまして御質問申上げたいと思いますが、いろいろ御意見もありましようから、そういつた方面のかたがたに一つ今度委員会に御出席を願えるような段取を一つ委員長からして頂……

第16回国会 農林委員会 第9号(1953/07/03、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 委員長の言われる通り、誠に日本にとりまして非常に重要な問題でありますから、一応先の条約と今回提決された条約の内容を十分に検討する必要があると思います。従いまして政府から十分なる資料を得て、そして十分に研究した上で外務委員との連合の審議に当つたほうが極めて妥当ではないかと考えます。
【次の発言】 先ず第一に私の知りたいのは、先の条約と今回の条約との相違の点、それから一般の現在の外国の麦価と今回締結された値段との関係或いは内地の今回きめられた麦価との関係、それから爾来昭和二十七年度或いはそれ以前において輸入された小麦の数量等も十分に知りたいと思うのです。

第16回国会 農林委員会 閉会後第9号(1953/10/22、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 只今農林大臣が、共済金は三百四、五十億ぐらいになるということを言明されておりましたが、これについての資金繰りはどういうことになりますか。

第16回国会 農林委員会 閉会後第10号(1953/10/23、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 先ほど延人員百万人になるというような御発表でありましたが、一人当り労賃は今どのくらい一見積られておりますか。
【次の発言】 今回の町村に割当てる補助率はどういう補助率によつておやりになるお見込みですか。
【次の発言】 そうしますと、団体へも……。
【次の発言】 この団体営についての補助率でありますが、その補助率然結局五割くらいの補助率がない限りは非常な凶作によつて、町村においても、或いは個人においても今回の収入が非常な減がされておりますから、団体営にしても、町村のほうは主体になつてやることにしても、町村は税金さえ納まらんというような悲惨左状態にも追い込まれるわけでありますから、……

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/13、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 この農業災害補償法の一部改正案を見ますると、陸稲、水稲の掛金の全国安全率の三分の一を政府が負担をするということになつておりますが、この農業災害補償法の一部改正についてという一枚刷りには、これが二分の一を負担する、こういうようになつておりますが、これはいずれが本当でありますか。なお特にこの際衆議院におきましては、どういう構想においての根本的改革かは私はわかりませんが、私らも本案につきましては十分農家の負担軽減になるような根本的な改正を念願しておるわけであります。従いまして掛金率におきまして、政府負担のいわゆる超異常の面はまだこれは法律案として出て参つておりません。全国農家のできる……

第16回国会 農林委員会 第14号(1953/07/14、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 只今金子さんからのお話の中に、農業共済組合の政治力が上のほうが強いという御答弁がありましたが、それがどういう意味か私にはよくわかりませんが、その具体的な内容につきましても御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私は監督規定ということは是非ともなければならんと考えておる一人でありますが、町村の組合と連合会の組合というものは、それぞれの方針でありますから、連合会には監督指導するというような規定も何もありません。従いまして結局いろいろ問題を起し、且つ又これが監督をしなければならんという結果は各方面にあるわけであります。従いまして監督規定は当然でありまするが、この第三十二条の規定には……

第16回国会 農林委員会 第15号(1953/07/15、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は只今の森田委員の修正に対しましては賛成であります。ただ農業災害補償制度をますます発達助長せしめて、現在農民の犠牲において国家再建の礎になつておりまする現状から、即ち米価におきましても、パリテイ計算による低米価政策によつて今日まで生産費を下廻つておるような現状の米価において、農民は甘んじて営々として食糧増産に邁進しておるわけであります。そのような現在における農家の、政府が如何ようにしてこの農民の将来の食糧増産や農業政策の面から保護すべきかということは、こういうような制度によつてむしろ私はこの制度をより以上に前進せしめて、そうして農家の生活安定の資に、又再生産に資するような方策……

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/16、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は只今の説明によりますと、減耗というものは一、二%見ておりますが、私らの特に非常な注意を払つておることは、米にしても麦にしても中間経費と、それから政府が公団に対して、或いは一般の製粉業者に対して命令するその減耗量をどれだけに命じておるだろうかということに非常な関心を持つておるわけです。今米の問題を見ますると、一、二%ということですが、実際に公団に対して搗上を、例えば百俵描いて九八・八俵に搗上げるというふうな命令を出しておるんですか、どういう命令ですか。
【次の発言】 搗減りをやる減耗量というものを一、二%しか見ていないでしよう。

第16回国会 農林委員会 第17号(1953/07/17、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 これと関連あるかどうかわかりませんが、先頃清涼飯料水の製造業者から陳情の書類を受取つて、それの内容を見ると、輸入飲料水を防止してもらわなければ国内の我々はどうしても対抗できないという切なる陳情でありまして、日本農業保護の面から尤もな陳情であると考えておりましたから、これと関連あるかどうか、私はよくわかりませんが、この輸入飲料水であるジュース類ですね。これらについて農林省としてはどういうふうな対策をとつておりますか、これを一つ一応明らかにして頂きたい。
【次の発言】 日本は柑橘類においても、アメリカやその他の国々に大量に輸出しておるのを、それを今度それらの原料のものを逆輸入すると……

第16回国会 農林委員会 第19号(1953/07/21、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 農業協同組合の再建整備について特に増資の面が強調されておるのでありまするが、増資がなければ再建整備ができないというようなところで、現在増資の計画がどういうふうになつておりますか、全国的の状況を御報告願いたいと思います。

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/22、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 現在の日本の農業がいわゆる原始産業の域を脱し得ないと、従つて農民の重労働によつて今日の食糧増産がなされておることは隠れもない事実であります。従いまして、農民が共進会や幾多の機械の品評会等には群をなして集まつておる。それだけに又農民は非常な多額な費用を費やして、この機械のために費用を使つておるわけであります。去年買つたやつが今年は別なやつを買おうと、これは親父に相談しなくちやとても高いからやりきれないというようなことで、機械がとても次々と……、農業経営の面から一番農家として費用が出されておりますのは肥料と機械であります。これが非常な負担になつておる。こういう意味におきまして、日本……

第16回国会 農林委員会 第23号(1953/07/27、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私はこの運輸省と農林省との申合せによりまして、この事項ができましたことは喜びに堪えないのでありますが、運輸省が今回出しておりまするいろいろな法案というものを眺めて見まする場合におきまして、とにかくすべて統制を捨て、業者を保護してやろうというような法案が相当多量にあるわけであります。こういう見地から眺めまして見ました場合に、従来の運輸省と丸通等との、いわゆる通運との関連性から見まして、丸通を保護してやろうというような意味合からして、農協の事業というものに対して甚だ無理解であつたことを我々は遺憾に思つておつたところであります。漸く申合せができましても、これが運用に当つてはまだまだ相……

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私はこの農産物価格安定法というような法律は、農民の面から至極適当なものであると考えます。併しながら要は運用にあると思うのです。如何なる法律も、規定も、その運用如何によらなければ到底これはよくできないと思うのです。従いまして私はこの案には賛成でございまするが、希望を述べまして、十分なる生産者の推護をする法律にして頂きたいと思います。それと同時に、先ほど農林中央金庫に対しましては根本的に検討を加えることになつておりまするが、この農林中央金庫の運用が、農民の利益を擁護する立場にあるにかかわらず、ややもするといわゆる業者のために利用されるような結果にもなりやすいのでありまするから、是非……

第16回国会 農林委員会 第27号(1953/07/31、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 先ず最初にお聞きしたいことは、市営、町村営の場合に役員はどういうことになりましようか。
【次の発言】 農水産の資金融通法ですな、あの融通法によつて特に都道府県から出た場合に、どのくらい賄い得るかどうか、全額融資ができるほどたくさん賄い得るかどうかということをお聞きしたい。
【次の発言】 市町村営に対する補助率はどのくらいの補助率になつておりますか。
【次の発言】 本案は食糧増産の面からも、これは都道府県からも相当数要望されておる事項が改正されたわけでありますから、全面的に賛成するわけでありますが、この資金の枠が少いというようなところから、折角この法案が我々可決いたしましても実情……

第16回国会 農林委員会 第29号(1953/08/04、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 小松さんにお尋ねいたします。先ほど小松さんが述べられたところから感ずることは、究極においてこの法案に賛成するのか、反対なのかということを私はお尋ねしたい。併しそれは終始お話になつてるところから見ると、この法案には反対であるばかりでなく、共済事業そのものにも非常な反対を持つているということでありますが、私らが今一番大切なことは、この法案に今どういうふうな一般の反響があるか、それぞれの立場の人から参考に聞くということが大切なのでおいでを願つたわけでありますが、はつきり一つ反対であるか、賛成であるかをおつしやつて頂きたい。
【次の発言】 この法案に対して私は言つてるのですよ。余計なこ……

第16回国会 農林委員会 第32号(1953/08/07、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 昨日渡されました農林省からの資料について若干お尋ねいたします。私が質問いたしましたのは、化成肥料の一畝分の値と、それから単肥の一畝分の値どれだけ違うかということをお願いしたのでありますが、その比較表で私にはわからん点がありますので、この点一つお伺いしたいと思います。X社製とY社製となつておりますが、これは私はどこの製造ということをはつきり書いておいて頂きたいと思うのです。何も我々に隠し立てをして公表する必要はあるまいと考えます。それから一番下の欄ですね。B分のAが一・二八というのは、これは価格の差であるか、どうであるか。それから私はこの一畝分の値がどれだけ違うかということを見る……

第16回国会 農林委員会 第33号(1953/08/08、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 委員長の指名によつて決したいと思いますが。

第17回国会 農林委員会 第3号(1953/11/02、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 今回の冷害対策として農業災害補償法に上る共済金の支払いが行われるわけですが、これについての百三十億の枠から今回増額されて百十五億の冷害対策費が生れたということになるわけでありますが、共済金の支払いに対して相当莫大な金額が出ると思いますが、それに対して農林省はどういうふうな処置をとられますか、詳細に一つ御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 私は先ず経済局長から先ほど答弁がありました保険金の一般財政の百三十億の中から二十五億を冷害対策費に振向けられたそのあとの補填の問題等につきまして質問したいと思います。各被害農家を立廻つて見ますときに、一番心配しておりますのは、今年こんなに……

第17回国会 農林委員会 第4号(1953/11/04、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 今回の十月五日の農林省の発表による作況指数から勘案をいたしますと、今年は全くの凶作の様相をしているのでありますが、従つて今回の国会は救農国会と称されるような現状であります。こういうときに当りまして、農家の収入は激減することは申すまでもありません。従つて各省ともこれが対策を練つておるわけでありますが、大蔵省として、農業収入の現状から見て、どういうふうな対策をとるお考えでおりますか、聞きたいと思います。
【次の発言】 減税になることは想像にかたくないことでありますが、個々の農家に対する措置として、どういうふうないわゆる温情あるやり方をされるか。爾来青色申告なるものがありますけれども……

第17回国会 農林委員会 第5号(1953/11/05、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 十月五日の作況指数が農林省から発表されましたが、十月十五日の指数がもうすでにできているだろうと我々考えるのですが、この発表は農林省はしないのですか、又できないのですか。
【次の発言】 各県に対する供出割当はもう終つたのか、終つていないか、ちよつと知らせてもらいたい。その現況はどんな現況ですか。
【次の発言】 石川県は供出割当をもうすでに完納したというようなことを聞いておりますが、事実さような状況であるのですか。
【次の発言】 今年のような冷害作で凶作で非常に苦しんでおり、而も米価におきましても豊凶係数をやはり掛けて、そうして供出を促進するような米価を織り込むようなことになつてお……

第17回国会 農林委員会 第6号(1953/11/06、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は農業委員会の選挙の問題でありますが、これに関連いたしまして、本年第十六国会に提案された農業委員会法の一部改正法律案が流産になつた、それによる予算案は通過したのでありますが、本案だけは到頭流産してしまつた。これについてこの予算案をどういうふうにお使いになるのか、殊に今年のような非常に凶作として取上げられておるときに、今いろいろ営農資金の融資にしても、或いは農業保険の支払においても困つておるというときに、この資金をどういうふうにお使いになるのかというのが第一点であります。第二点は、只今北委員が言うたように、農業団体の再編成であるかどうかはわかりませんが、農業協同組合法の一部改正……

第17回国会 予算委員会 第1号(1953/10/30、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 近畿班の報告を申上げます。  二十八年度予算施行に関連し、地方財政の現況、国民経済の動向並びに和歌山県下における今次水害状況調査のため、大阪府及び和歌山県に派遣されました近畿班は、佐藤清一郎、亀田得治の両委員及び専門員野津高次郎の三名でありまして、本班は八月二十日東京を出発し、同月二十七日帰京いたしました。両府県における現地調査について御報告いたします。  先ず和歌山県においては県庁、商工会議所、和歌山税務署、御坊税務署、有田地方事務所、日面地方事務所において地方財政状況等を調査したる後、二日間に亘り今次災害の現地を視察したのであります。  本県の財政は、二十七年度の決算見込額……

第18回国会 農林委員会 第4号(1953/12/05、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は細かいことをお聞きしますが、農林省から渡された資料のうちに消費者価格算出基礎というのがありますが、その価格織込数量の総供出分が二千百万石になつておりますが、義務供出と超過供出と合せても千九百万石にしかならんと思うのですが、あとの二百万石はどういうふうなことになつているのか、これはミスであるか、どうか承わりたいと思います。
【次の発言】 この集荷手数料の問題につきましては、単労としては全販連が不当に、いわゆる単なる帳簿上で以て配分を扱つておるというようなところから非常な不満があることは確たる事実であります。私も単協の組合長をやつておるのですが、いずれにいたしましても、県の連合……

第19回国会 農林委員会 第1号(1953/12/10、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 朝鮮向の硫安の一トン当りの値段と、内地の一トン当りの値段は幾らになりますか。
【次の発言】 只今内地農民に売渡す値段と、外国に売る値段というものが、外国に売る値段のほうが安いということが、我々農民として割切れない感情があるわけであります。どういうわけでこういうふうにいつまでも内地間は高くて外地向は安くするのか、その根本の原因について局長として考えておるところを率直に述べて頂きたいと思います。
【次の発言】 外国向の輸出のものは、列国の国際経済事情によつて押されて行くことはいたし方ないとしても、その国際間の経済事情により十ドルも安いという硫安が、内地において然らば安い硫安をどうし……

第19回国会 農林委員会 閉会後第1号(1954/06/28、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 六月の九日、十日の凍霜害の実情を只今小野君から聞いたわけでありますが、いずれにいたしましても、この凍霜害或いは雹害等の非常な惨害をこうむつた個々の農民としては、これは容易ならん生活の窮状に追込まれるわけでありまするが、この法律案が継続審議ということになつて、臨時国会がいつ開かれるか目鼻もつかんというような現状において、政府として緊急にどういうふうな措置をとるのか、私は差当りこういつた農民に対しては、法律は先ず通さねはならんのでありますが、継続審議であつて、どうも臨時国会がない限りは、緊急にこれが対策というものを政府自体として持たねばならん緊要な問題だと私は思うのです。それについ……

第19回国会 農林委員会 第6号(1954/02/09、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は先ほど堀課長の説明で粉剤と水剤との効果の問題等があつたのでありますが、常に非常な心配をしておりますのは、この農薬が果して効くかどうか、勿論ホリドールのような、人間までも痛めつけられるような最近の薬剤でありますから、効くことについては疑いはないのでありますが、BHCのような粉剤で三%の薬効を持つておるというようなものをかけても、なかなか或る場合には何ら効果がないというような苦情を農家からも聞かされるようなこともあるわけです。そこで私は乳剤のほうが遥かに効くのではないか、どうして粉剤にするか、粉剤というものはいろいろなものを混ぜておく関係から、どうもその効き目が薄いという感じが……

第19回国会 農林委員会 閉会後第6号(1954/08/19、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 第二班は、岸委員と江田委員と河合委員と私の四人、それに宮出調査員を加え、一行五人で兵庫、岡山の二県の作況と水害状況を調査して参りました。八月二日東京発、三日神戸着、直ちに兵庫県庁にて六月、七月の水害状況及び県下の稲作作況について県下の実情を聴取しました。  兵庫県では、六月二十二日、二十三日と強風を伴う豪雨があり、県下各地に小災害がありましたが、二十九日、三十日に亘つて、十年に一度という記録的豪雨に見舞われ、越えて七月四日、五日連続降雨百九十ミリに達する豪雨をもたらし、西宮市百九十二ミリ、神戸市百七十六ミリという多量の雨量がありました。このため六月、七月の農地の被害総面積は百三……

第19回国会 農林委員会 閉会後第7号(1954/08/20、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 最近栃木県の現状を見ますると、六等麦に限らず、農業協同組合の倉庫等がないために政府の買上が非常に遅れておる、又それを農家が現金化するために一般商人も安い値でなければ買わんというような現状にあるわけですが、従つて六等麦あたりはなかなか買つてもらえない。農業倉庫の完備しておるようなところでは幸いに保管いたしておりますから、収容力がありすまから農家に余り迷惑をかけておらんが、栃木県の北のほうの地帯においてはかなり困つておる、こういうような実情でありますが、これに対して農林省ではどういうふうに考えておるか、意見をお聞きしたいと思います。

第19回国会 農林委員会 第9号(1954/02/19、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 今日まで過年度の補助金で、農林省や建設省で補助金をやらねばならん金額が相当あると思いますが、どのくらいの各年度別になつておりますか、ちよつとお伺いしたい。
【次の発言】 それは工事完了した、当然やらねばならん補助金ですか。
【次の発言】 累計ですね。
【次の発言】 私は会計検査院の監査や何かをとやかく申すわけではありませんが、実際に施工者として査定を受け、補助を受けることになつて、そうしていよいよ工事を完了しても、なお只今言明されるような莫大な補助金が流れておらない。そこで施工者はどういうことをしておるかというと、結局農業協同組合なり、或いはその他中金なりから金を借りて、莫大な……

第19回国会 農林委員会 閉会後第9号(1954/08/24、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 この前の農林大臣の発表しました冷害特別措置としての被害激甚の虞れある地方に対し、且つ異常発生面積のみを対象として第二回分からやつた、こういうところを、やはり「いもち」を対象としたものでありますが、この「いもち」ばかりでなく、二化めい虫に対しても、或いはその他の病害虫に対してもやるようにという当委員会の申入でありますが、それに副うべく改良局長はお答えできると、こういうわけですか。
【次の発言】 政府の特に最も責任ある改良局長がそういう言明をされておることにつきましては、大体我々も了承するわけでありますが、特にこの際私は質問したいと思いますのは、昨年の異常発生による異常な薬剤不足等……

第19回国会 農林委員会 閉会後第10号(1954/09/20、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 ちよつと事務的なお尋ねですが、早場米奨励金は昨年と比較してどういうふうな違いになつておりますか、時期的にお願いいたします。
【次の発言】 本年の早場米奨励金の期日と金額と睨合せてみまするというと、非常に大きな開きがあると思うのですが、この点につきましては、いずれ大臣が参りましたときに強く私は要求したいと思いますが、大体本年の作況は前期において非常に曇天続きの低温であつた、従つて全国的稲作の作況は遅れておるわけです。大体において私はこれは全国的に甘い得ると思うのですが、二週間くらい平均遅れておるのではないか、そういうときに折角の早場米奨励金をここに九月末云々ということを仮に出して……

第19回国会 農林委員会 第11号(1954/02/26、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 その施設は、いわゆる最終処理の溜池なり何なりの施設は、厚生省でその処理についての予算をとつてあるのですか。
【次の発言】 生の人糞尿を使うことができないということについては、これはいたし方ないと私考えますが、その乾糞ですね、固めた固形のものは請負業者によつて処理されるというふうになると思いますが、こういうことになるわけですか。
【次の発言】 私はいつそのこと、それをもつと固形分にして十分に依存ができるような完全な処理をすべきだと思うのです。これはどういうふうな計画でおやりになるかわかりませんが、農村にこれが若し本当に概算して二百五十億もあるというものを、泥状のまま使わせると言つ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第11号(1954/09/21、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は電気のことにつきましてはずぶの素人でありますから、この改訂料金率だけ見たのでは何が何だかわからないわけです。先に溝口委員から資料を要求されましたが、併せまして、私はその資料には旧料率によつて幾ら幾らである、新料率では幾ら幾らである。そうして値上りは何パーセントになつているかというような、素人にもわかるような資料にして頂きたいと思います。次に、私がお聞きしたいのは、農村で使う電気は、まあ自分のうちの電灯は別でございますが、脱穀調製用にいたしましても、或いは灌漑排水にいたしましても、夏の豊水期の時期に使つているわけなんです。従つて今日まで農村用の電気は非常に格安であつた。ところ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第12号(1954/09/22、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は米価の問題につきましては非常な不満を持つている一人でありますが、政府がかような米価によつてどれだけの集荷を目標としているのか先ず承わりたいと思います。殊に現在の作況は決して全国的に見て豊作だとは私は考えられません。なお稲作の前期は非常な曇天とそれから低温でありましたがために、この発行状況はかなり遅れているわけです。この遅れているにつきまして、これは試験場の報告を受けるまでもなく、私も農民でございますから十分に承知しているわけでありますが、かような非常に遅れている、少くとも全国的に十日くらい遅れているのではないかと私は予和するわけでありますが、それにつきまして、早場米奨励金と……

第19回国会 農林委員会 第14号(1954/03/09、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 清澤委員から質問された意見というものは理の当然だと思うのです。というのは、保有米というものについての大蔵省の課税される基礎というものは、それは基本米価ということに一応はなつておるのです。併しこの全国の凶作の片寄つたときに、一方においては鹿児島県のごときは百十何%かの大豊作です。この豊作な県では、その農家はこの凶作の減収加算率によつて加算された数字によつて相当潤おわされているわけです。ところがこのはね返りを受けて、自家保有米さえもすることができないような者もある。而も自分の政府に米を売却して、幾分でもこの減収加算額の潤いに均霑する農家ならば、或いは一応一通りの理窟は成立つかも知れ……

第19回国会 農林委員会 閉会後第17号(1954/11/10、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 只今までの取りまとまつた結論的なものではありますが、重要な事柄であつて、このままにしてはどうかと思うような節もありますので、一応保険課長としての考え方について私はお聞きしたいと思います。  先ず、共済団体の問題が郡又は市とかいうような結論に到達したというのでありますが、そういうことになりますると、先ず、未だ論議していない事項であります任意共済の建物の問題或いは共済団体の行う防除とか、或いは家畜共済とか、いろいろ論議されておらんのでありますが、これらの事務分量というものを勘案してみた場合に、私は第十九国会において改正法律案が通つた。あの協同組合の一部改正法律案のうち、この法律案を……

第19回国会 農林委員会 閉会後第19号(1954/11/12、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 先ほど検査課長から、本年の米の収穫はだんだん減つて行くだろう、いわゆる鎌入り不足するだろうというような発言がありましたが、私も全く同感で、実際百姓に聞き、或いは自分みずからやつておりますからよくわかるわけでありますが、見かけはかなりのとれそうな様相をしておつたんでありますが、鎌を入れたところが不足した、それを脱穀してみたところが、更に調製したところがとれなかつた、これは各方面の百姓に、あらゆる機会に私は皆に、今年はどうだ、米のとれ高はどうだということを聞いてみると、去年よりは幾らかいいが、まあ大変な収穫がなかつた、先ずニ割五分くらいの減収だ、こういうようなことを列車の中でも随分……

第19回国会 農林委員会 第27号(1954/04/23、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 只今の河野委員のように、やはり私も同意見でありますから、成るべく早くお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は先ず第一に保安林と国有林との関係ですが、その国有林と保安林はどういうパーセントにおいてあるのかお尋ねしたいと思います。私の質問は極めて簡単でありますから答弁も簡単にお願いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、国有林は全部保安林にしてやるという意味になりますか。
【次の発言】 私はこの国土を災害から守るという意味において保安林を設定して災害を未然に防止する、こういう趣旨のこの法案は全面的に賛成なんでありますが、ややもすれば、いわゆる国有林は相当に保安林として国土……

第19回国会 農林委員会 第32号(1954/05/10、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 非常にややこしい書き方で、私ら原文と照合しなければ何が何だかちつとも頭に入らないのだがね。
【次の発言】 非常にややこしい書き方で、これは地方の耕地改良協会あたりにしても、非常にこれは必要な法律なんであるが、なかなかぴんと来ない、読んだだけでは……。

第19回国会 農林委員会 第34号(1954/05/13、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は折角大臣がおられますから、この際凍霜害で陳情が再再あつたわけでありますが、この間は北海道の被害に対して大臣の答弁を聞いておるわけでありますが、凍霜害については昨年も異常な凍霜害にかかり、全国的な災害でありましたが、幸いにしてこれが善処されて、おおむね農民も安堵したわけでありますが、今年は全国的に見てそれほどの災害ではありませんが、地域的に或いは個人的に見ると、やはり昨年と同じように、おれのところじや去年よりひどいというような人も多分にあるわけです。従つて当農林委員会からも、凍霜害の地域に対して議員が実情調査のために派遣されることになるわけでありますが、折角議員が派遣されまし……

第19回国会 農林委員会 第36号(1954/05/17、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私はこの酪農振興を図るという意味においてかような法律案を出されたことについては賛成するものでありますが、ただ問題は、現在の外国為替関係において日本の酪農はどういう状態にあるか、又将来これが政府が酪農振興法というようなものを作り上げて、そして盛んに振興を図つて各地に集約酪農地帯ができて盛んに生乳が出た場合に、果してそれが農民の利益になるかどうか、又国家として果してどういうことになるかということについて、もう少し政府として大きく考えておるのかどうか。その点について先ず第一にお聞きしたいと思いますのは、現在バターやチーズ或いはクリーム等を、このまま現在外国から輸入するというと、日本の……

第19回国会 農林委員会 第48号(1954/05/31、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 国庫納付金の累計が、大体一年間にどのくらいに推測をしておられますか。金額は概算どのくらいになりますか。それだけお聞きします。
【次の発言】 了承。

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/06/01、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は今回出されました農業委員会法の一部を改正する法律案、農業協同組合法の一部を改正する法律案を発案されました方々の並々ならん御苦心のほどは満腔の敬意を表する次第であります。その発案されました本当の目的が那辺にあるかということを私は先ず第一に質問したいのであります。それはどうしてこういうことを申上げるかというと、農民の立場といたしまして、でき得る限り農民が十分働くことのできるような時間と負担の軽減を図つてもらいたい。少し農村でリーダー的の立場にある人は、いろいろな会合に出されて実際に自分が働こうとしてもなかなか働き得ない。今日の農家は全く家族労働であります。そしてその主人が一家の……

第19回国会 農林委員会 第51号(1954/06/03、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は只今上程されております農業協同組合法の一部を改正する法律案に対しまして、河野委員から提出されました修正案を含めまして、又農業委員会法の一部を改正する法律案に対しまして、河野委員から提出されました一部を修正する修正案に賛成するものであります。只今までにいろいろ質疑応答があつたのでありますが、この今回提出されました両法案の内容から見ましても、提案者及び農林省におきまして、まだ十分なる案ではない。逐次訂正をして行きたいという気持が我々にはわかつたのであります。私はこの経済的にも社会的の地位におきましても、いつも下層にあります農民の地位の向上、発展のために、是非とも全国農民の大同団……

第19回国会 予算委員会 第24号(1954/03/31、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は只今の動議に賛成いたします。

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 関連して。  只今の過年度の事業資金について、私らこの間公庫にも陳情に行つているわけですが、栃木県におきましては、昭和二十五年度のでき上つた工事に対しての補助がまだ来ておらんのです。これは農林省の農地局にも陳情に参つたのですが、実際只今宮本委員が言うように、農業協同組合等からの資金繰りをしてもらつて事業をしておる。従つてその利子は工事施行者が今日までずつと続けて支払つておるわけです。然るにもかかわらず工事はすでに完了しておる。ところが一方においてはまだ未検査のものがあるというので、資金繰りが二十五年度は九月中に試験が完了しないものはやれないというようなことで、非常に栃木県は検査……

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 本促進法案は極めて時宜に適した法律案でありまするが、これに伴う予算案はどの程度になるのでありますか、提案者から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 日本の食糧増産の面から見て、これを強力に推すということは極めて時宜に適した事柄であると思うのでありますが、特に私は本年兵庫県に参りまして、河合委員からとの健苗育成の事柄につきまして全く異常な作柄を見せられまして、こういうことはひとり寒高冷地帯ばかりでなく、全国的に速かに栽培法を改正してまでも実施すべきであるというようにも考えておるわけでありまして、是非これは我々は強力に推進したいと思うのでありますが、改良局といたしましてどうして……

第22回国会 文教委員会 第10号(1955/06/07、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 詳細に御報告願います。
【次の発言】 私は田中部長さんにお尋ねしたいと思います。昨年秋の文化祭において不法の集会が二つ行われた。そして一つは同学会の名によらずに他の名によって行われたというのですが、その一つの同学会でない他の全会というものを、いま少しアウトラインでかまいませんから、話していただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの第三者というのは、どういうふうな学生ですか。あるいは共産党員ででもあるのですか。
【次の発言】 およそ同盟休校とか、あるいはこういったような問題には、教授の中に学生を扇動する者が内部に存在している場合が非常に多いようでありますが、京都大学における……

第22回国会 文教委員会 第15号(1955/06/23、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私はこの学校給食会法とは若干関庫が薄いと思うのですが、ただいま農林政務次官の発言で、コストを下げてやり、酪農の振興を期したいというような、要約すればそういう意見のようでございますが、現在の酪農の日本における状態というものは全く危機に直面しておる。それはいうまでもなく外国から大量に、しかもあの放牧してほんとうに大量生産される酪農製品というものと、日本の集約されたほんとうに一家経営の面から零細な飼育法によってそうして作り出された酪農製品というものとは、到底それは太刀打ちできるべき筋合いのものではない。それは究極においてある程度の日本農民に対する保護をしなければ到底いかないのでありま……

第22回国会 予算委員会 第24号(1955/06/13、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 関連。米の集荷の問題に関しまして、また米価ときわめて関連があるわけであり産すが、河野農林大臣は先ほど米価審議会の決定等を待ってきめるのであるが、まだおそくはない、むしろ中には早いと言う人もあるというようなことを言われておるのでありますが、本年におきましては予約制度をとるということであるのでありますが、従来の供出制度とはかなり違ったやり方をするわけです。農家といたしましてはどのくらいの価格で買い上げてくれるのかどうか、それにつきましてはその価格の決定によって予約をしてやってもいいが、これも強制力を持って値段が安すぎるのに強制的に供出と同じように予約して取り上げられるというようなこ……

第22回国会 予算委員会 第30号(1955/06/22、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は遺族の処遇に関連して、靖国神社に対する政府の考え方につきまして所見をただしたいと思うのであります。われわれ八百万に及ぶ全国の遺族のものはその処遇に対しましては非常な関心を持っておるのでありますが、さらにまた靖国神社に対する関心もなみなみならぬものがあるのであります。われわれの肉親は戦争のために国家から召集をされました時には、神社の社頭に集まりまして、村の人、町の人、親戚、知人全部が集まって、あとのことは心配するな、死んで靖国神社に帰れと、そうして国のために尽せよと言うて、国民ひとしく、政府も国家のために身を犠牲にすることを強要されたのであります。敗戦の結果、今日までの遺族に……

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 石原委員の質問に関連しまして、私は東北本線の電化問題についてお尋ねしたいと思います。先ほど答弁がありましたが、東北本線とは名ばかりでありまして、上野から青森までの急行列車線は少しもない。列車数は急行線が三本ありますが、青森までではなくて、仙台あるいは秋田までであります。これが東北本線の急行線の三本、ほかに常磐線回り東北本線急行というのがあるのでありますが、お株を常磐線にとられておるような実情であります。しかも政府は東北あるいは北海道の開発を常に唱えておりますことは今さら申すまでもございませんが、日本の年々ふえる人口をどうしても未開発の東北、北海道にこの人口あるいは経済開発を行う……

第23回国会 議院運営委員会 第5号(1955/12/06、3期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私は、この虚礼廃止の問題は、昨年決議されてわれわれが議員として申し渡されて、われわれとしては了承した問題でありますが、この内容というものは、だいぶ違っているかのように感ずるのです。私らに申し渡された内容は、すでに印刷したものや、あるいはこの返事を出さなければ、いわゆる年賀状として来たものに対する返礼としては当然これはわれわれ日本人の道義の通念として出さなければならないのだ、だからそういったものに対する御返事を出すというようなことは当然のことであって、こういう申し合せをしたから必ずしもやっちゃならんということではないのだ、こういうことでもあったのです。  それともう一つは、今河野……

第23回国会 議院運営委員会 第6号(1955/12/07、3期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 細目にわたるという意味なんですか。

第23回国会 社会労働委員会 第6号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私は武藤制下に非常に因縁の深い間柄でありまして、私が満洲国の鉄路警護軍司令部におります当時、武藤閣下が軍官学校長をしておられて、われわれ常に指導を受けたわけでありますが、この武藤間下がソ連側に抑留されまして今日まで一緒に収容された方々でなくなった、いわゆるソ連側の待遇が悪いために、寒さのために、あるいは食糧等の待遇の悪いために死亡されました数ですね、これが最初収容されましたときに、何人ぐらいそこに収容されてそしてそこで何人ぐらい死なれた、あるいはまたその後、今度引き揚げるまでにおられた数と、それから死亡した数、そういうものを記憶されておりますならば、一つ聞かしていただきたい。

第24回国会 社会労働委員会 第3号(1956/01/26、3期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私は昨年十二月十八日第十二次中共地区引き揚げに関する実情調査のため本委員会から私が舞鶴に派遣されたのでありますが、詳細の報告書を委員長のもとに提出してありますが、その要旨を簡単に御報告を申し上げたいと思います。  今回は二百八十三人の引き揚げでありますが、引揚事情その他につきまして自来のそれと著しく相違しております点を申し上げます。  第一は、外国籍の者が非常に多いということでありまして、二百八十三人の引揚者のうち百十八名が外国籍の者であり、このように北京協定以外の者がかくも多数乗船して来ましたことにつきまして、私どもは乗船代表にこの間の事情をただしましたが、中共側の名簿に検討……

第24回国会 地方行政委員会 第4号(1956/02/22、3期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私はこの町村職員恩給組合法の改正しない部分がよくわからぬのですけれども、恩給の積み立ての基本となるものはどういうふうなものですか。個人が積み立てるか、あるいは町村の町村議会において議決された部分を積み立てるとか、積み立て区分の内容を一つ御説明を願いたい。
【次の発言】 今日まで各都道府県単位でやっております恩給組合の運営の内容について、不正とかあるいは支払いが不能になったとかいうようなことはなかったですか。

第24回国会 内閣委員会 第54号(1956/05/28、3期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 関連して。ただいま江田委員からの工業用水の汚水の問題ですが、宇都宮市外に高崎製紙株式会社の工場があります。この工場を通じて汚染された濁水が、これはもう下流の農民が何回か会合いたしまして再三抗議に及んでおりましても、そのつど、この汚水を、ため池があってそこから浄化していくのだ、こういうようなことを、常にわれわれが行くという前ぶれをするとすると必ずやって非常な努力をしているかのように人夫を雇ってやっておるわけです。しかしその汚水たるものは、これはもう――農事試験場がこの汚水によって水稲試験をしておるのですが、試験場もこれについてのデータを出さない。やかましく言うと内面的な摩擦――お……

第24回国会 農林水産委員会 第17号(1956/03/13、3期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 貴重な時間をおいで願って、非常な有益な御意見を承わりまして、ありがたく思っております。  私は常々この農林中央金庫の資金が非常にコスト高である。ことに農林中央金庫を通じて、農業団体あるいは農村における金融の中心であるにもかかわらず、ことに非常に農村としては期待をかけておるにもかかわらず、コスト高であって、しかも農手のようなものもせっかくあるにもかかわらず、場合によればその農手そのものがいわゆる肥料屋の便宜のために利用される。農村にはもちろん若干の利用の点はありますけれども、事実金を借りて、そうしてこれを利用するものは、いわゆる肥料商であるというようなふうにも感じられる向きもある……

第24回国会 農林水産委員会 第21号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 関連……。三橋さんの意見に私は全然同感でありますが、この化成肥料あるいは配合肥料というものと、単肥の、いわゆる一成分当りの価格というものは相当の開きがあって、農民の面から見た場合に、単肥を農民が高度の――高度でなくても、普通農家というものが最近相当に技術的に進歩してきておる今日において、先ほどの課長の答弁によりますと、年々化成肥料や配合肥料の施用が増加されてきておるという今日の実情からみまして、非常な高値に、三割ないし五割ぐらい高いのが化成肥料や配合肥料の現状であります。中にはこの配合肥料を十かます使った者には、化成肥料を十かます使った者は塩原温泉に招待する、そういう甘言でもっ……

第24回国会 農林水産委員会 第22号(1956/03/23、3期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私は、中国が日本漁船を拿捕した数は相当に多くなると思いますが、それらの拿捕されました漁船はどういう所で、たとえば韓国なら李承晩ラインの中に入ったから拿捕したのだというようなことでありますが、中国において拿捕した日本漁船がいわゆるただいまお話しになりましたような公海において拿捕されたものか、あるいはシナ海に近接して、中国漁民のいわゆる利益を擁護するという意味において拿捕されたのか、どういうところから拿捕されたのか、一つその点についてお話を伺いたい。
【次の発言】 公海において拿捕されたわけですね。

第24回国会 文教委員会 第8号(1956/03/08、3期、自由民主党)

○委員外議員(佐藤清一郎君) 時間が非常に過ぎていることですから、簡単に二つほど齋藤先生、勝村先生にお尋ねしたいと思いますが、この定時制の教育制度というものは、誰に聞いても非常にいい制度であるということを言うておりながら、だんだん統廃合が行われるような現勢にあることはまことに残念にたえないのですが、それにはやはりこの働きながら学ぶという、その崇高な労働が、われわれ人類の進歩発展の基盤であるというような崇高なプライドを持っておらない、社会通念としてなんだあれは定時制のあれじゃないか、あるいは家庭において恵まれない生徒が学んでおるのだというような、一般社会に底流している労働を忌むというのか何という……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 議院運営委員会 第15号(1957/02/28、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 この周辺のアメリカの兵舎は、相当現在でもあき家というのじゃなくて、満員の状態でおるのですか。
【次の発言】 いや、あいているか、あいていないかを私は聞いているのだ。
【次の発言】 実際には講和条約発効以後、アメリカ進駐軍が相当整理され、あるいは帰還、あるいは移駐された等によって、現在占領当時におけるほどの人員がおらぬことはかくれもない事実でありますから、私はあき家というものが相当多数あるのではないかと想像しておるのです。ことに私らはいつもあの辺を通り歩いている一人でありますが、われわれがここに来たときよりは、あそこの自動車の出入り、あるいはいろいろなほしものの工合等から見て、決……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1957/06/07、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 関連。
【次の発言】 ただいま小倉長官の答弁を聞いておると、陸稲やあるいは軟質米、硬質米等の格差もやるというような印象を深く受けるわけですが、農家はすでにもう陸稲の作付もちゃんとしてしまった、そうして本年の農家収入の計画を立てているわけです。で、これが昭和三十三年の米価等について論議するならばとにかく、計画してしまった農家に対して、そうして非常な損害をさせるような計画を今から、あとからやるというようなことははなはだ不親切な、無理なやり方ではないかと私は考えるのです。一体、今日までの農家所得というものが、いわゆる神武景気というような他の一般第二次産業に比べて非常な見劣りをしておる……

第26回国会 農林水産委員会 第8号(1957/02/21、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私は大切な資料をもらえるかどうかということをお尋ねするわけです。農家経済の実態調査をいたしましたその資料と、もう一つは、米と麦の生産費調査、価格決定にはパリティ方式をとっておりますが、実際の生産費調査においてパリティ方式とどういうような関係になっておるか、これをわれわれとしても十分に知っておきたいので、これらの資料をもらえるかどうかお尋ねします。
【次の発言】 共済法の問題で、担任の局長の答弁としては私ははなはだ不満であります。というのは、この共済法の全国農民の不満というものはいろいろ分析すればありますが、大別して二つあるのです。損害評価の問題と、それから金が、保険金がきた場合……

第26回国会 農林水産委員会 第13号(1957/03/05、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 先ほど千田委員の質問に対して、この法律によって人員の増加がないというようなお話でありましたが、これは各省ともこの法律が通りましても人員の強化はしないで、検査は実際にこの法律の目的が達しられるような状態なんでありますか、その点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、これは検査内容というものを見るというと、当然人員を増加しなければこの法律目的が達せられないようなんですが、にもかかわらず、人員をふやさないということは、今年はふやさないけれども、こうやっておいて、この法律さえ通せば、また来年今度大蔵省に話をして、人員を強化しようと。これには監督規定まで設けてあるわ……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 今、病虫害が天災であるかどうかいうような基本的な問題で、農林省の方で何か、わしらから見ると、迷っているような感じがするのですが、一体病虫害というものは単に単独で出るものじゃないです。たとえば稲の穂首いもちなんというのは、風に吹かれて、穂が出たばかりに暴風にもまれて、大した暴風じゃなかったが、風にもまれたために、たちまち蔓延して穂首いもちが出た。あるいは、長い間曇っておって茎葉が非常に軟弱である、従って、細胞が非常に軟かくできておったところへ、たまたま風が吹いたから、大した風ではなかったんだが、たちまち病気が蔓延して、一せいに穂首いもちが出たというようなことが、ざらにある。そうし……

第26回国会 農林水産委員会 第27号(1957/04/11、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 たまたま大蔵大臣が去る八日の本会議において言明されました問題になりまして、ただいま大蔵大臣からいろいろ御答弁がありまして、幾分納得したかのような感じでございますが、もう少しこの際、日本の将来の農業政策について基本的な考え方をなさっていただきたいという考えのもとに、私は質問をするわけなんですが、由来農林省の予算というものは、最高は千七百億からあります。これはもちろん災害も含んでありますから、一般の予算と内容を検討してどうだということにはなりませんが、次々と予算が減額されまして、昭和三十一年度などは八百七十何億でありまして、今年はようやく十七億が増額された予算であります。もちろん予……

第26回国会 農林水産委員会 第28号(1957/04/12、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 一点だけですが、全国連合会の資格の問題が、定款で定めるということですが、これはどういうのですか。
【次の発言】 次に掲げる者であって、そうすると、「その施行に係る地域が二以上の都府県の区域にわたる土地改良事業その他」としてありますが、二都道府県にまたがる土地改良事業を行うものでなければ会員になれないというのですか、これは。
【次の発言】 わかりました。

第26回国会 農林水産委員会 第34号(1957/04/26、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 今までのところを聞いておりますと、何か農民の意思に反して違反行為が醸成されておる、また雪印がそういう策動によってやっているというふうなことをお話しになっているのですが、一体酪農組合にしても、あるいは他の農業協同組合にしても、組合の総会において承認をされ、そうして、そういうふうに雪印なら雪印に売ろうということになって、もしほかに反対の二、三の者があっても多数決できめられて、そうしてそれがそういうふうになったというような場合、それはやはり公取の違反になるということになるのでありますかどうか。一体、今のような集荷の競争の激しい場合においては、かりに二、三の反対があってもきめられる。そ……

第26回国会 農林水産委員会 第35号(1957/05/07、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 関連して。この掛金率の改訂が五年ごとに行われることになっておるのですが、この掛金率を改訂した場合におけるこれは何ですか、危険率の改訂をどれくらいの計算で……。どこの県にも通ずるような標準なんですか。この掛金の何は、全国一律に同じなんですか。
【次の発言】 従って、個々の農家も全部違うというわけですか。
【次の発言】 了承しました。

第26回国会 農林水産委員会 第37号(1957/05/10、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私はこの法律の改正の問題点よりは、指導の面においてちょっとお伺いしたいのですが、町村合併によって組合が数が少くなり、また経費の節減もできる、いわゆる賦課金も節減もできるという見地から、町村合併に伴う一組合の方針で指導されたのでありますが、実際の運用の面において非常に、農家から見ても、あるいは組合運営の面から見ても、どうも感心せない、いわゆる経費の節減ということが逆行して、経費は多くなり、また一方においては農家との緊密なる連絡というものが不十分になってきたという現象が、各地において行われてきておるのですが、これについて今後どういうふうな指導をされますか、お伺いしたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第40号(1957/05/14、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 ただいま小笠原委員から全購連の問題で話がありましたので、私も常々、一度は農林大臣からも、経済局長からも、お聞きしたいと思って考えていたこともありますから、お尋ねするわけでありますが、この全購連の問題は全く、全国農協関係、あるいは農民に及ぼした影響は、まことに深刻なものがあるわけであります。この間も栃木県でも会合が催され、そういったような空気がびまんしておるわけであります。これらの内容をしさいに分析して、私は農林当局を攻撃する意味ではありませんが、ただ、私らが常に残念に思うことは、単協の組合長をやったり、また栃木県の協同組合長、会長をいたしておりました私の経験から見て、どうしても……

第27回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1957/12/10、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 この第一表の「基準状態」の米の二百九十七、これはグラムですか。
【次の発言】 グラムね。これは升に換算して何斗何、石になるのですか。これを一つ明確に教えてもらわないというと、われわれ見当がつかぬ。一年の消費量がどれだけになりますか。一升幾グラムに計算するのですか、そうすればわかるでしょう。

第28回国会 農林水産委員会 第6号(1958/02/18、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私は、農業の所得の問題が非常に重大な問題だと考えられるのであります、というのは、一個人の生産能力というものは、商工業方面の生産能力というものは、もう非常な速度で伸びている。ところが、の一個人の生産能力というものは、神武以来依然としてまあ旧態依然たるものがある。最近におきましては農薬や、あるいは機械というようなものが相当に進んで、また品種改良や、あるいは耕作法というものも改善されておるのはおりまするけれども、天然自然の支配を受ける率が多いので、その労力に対しての生産というものは、きわめて低い。これはもう明らかな問題でありまして、従って、商工業者の所得税と農家の所得税というものは、……

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 林野庁で禁猟区というような所を設けて相当に保護育成をしておるようになっておりますが、どのくらいの区域が設けられておるのですか。
【次の発言】 面積はどのくらいになりますか。
【次の発言】 それで、鳥獣の保護ということは、私は、害鳥でも害獣でも、ある程度、野には鳥がい、ウサギがいて――熊のような危害を及ぼすようなやつは困るにいたしましても――ずっと昔はわれわれ人間としてずいぶん親しい生活の資料にしておったわけで、こういうものがだんだんいなくなってしまうということは、まことに心さびしく感ずるわけで、しまいには動物園に行かなければ魚もそれから鳥も見ることができないというような、人間と……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/01、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 関連して。そうすると、知事があくまでもあっせんしたやつでなければ対象にしない、こういうわけですか、これは。各個人々々が参加して、こういうふうにしてやるという契約ができても、知事を中に入れない限りはやらぬということですか。
【次の発言】 それも承認するということですか。
【次の発言】 もちろん、それは内容が整わなければできないわけだ。

第28回国会 農林水産委員会 第25号(1958/04/02、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私は、ごく簡単に質問いたしますから、簡単に答弁してもらいたいのです。  まず、造林を促進するというこの法律案でありますが、実際に促進できるかどうかという疑問を持っておるのですが、一体一町歩に対してどのくらいの助成金を出すのですか、金額にして。場所によって違うでしょうが、幾らくらい出すのですか。
【次の発言】 一町歩ですか。
【次の発言】 現在地所によって、また場所によって違いましょうが、一町歩の造林に対して、通常平均どのくらいかかるのですか。
【次の発言】 大体五十万町歩というようなきのうの長官のお話でありますが、この五十万町歩の分布状況はどういうふうになっておりますか。各府県……

第28回国会 農林水産委員会 第28号(1958/04/08、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 農林省の報告から見ると、各都道府県にわたって相当の被害があるようでありますが、栃木県からも私どものところまで報告書が出ておりまして、明日当委員会に陳情に来る、こういう連絡があるわけなんですが、私も現場を見てみましたが、昭和二十八年の凍霜害よりも、はるかにひどいんじゃないかと思われるのであります。それはどうかというと、麦がほとんど――ほとんどでもありませんが、特にゴールデン・メロンのようなやつは、全くもう寝てしまって、前回雪のために倒れたところへ零下六度、ここにもあるような、六度というようなやつでやられましたから、白くもう枯れてしまった。で、元来が、今時分の霜害というやつは、外様……



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1953/07/08、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私が聞かんとすることは只今戸叶委員が大部分聞いておりますけれども、食糧の絶対不足しております日本におきまして、できる限り外麦或いは外米の輸入をするということは当然であると考えられますが、これの数量、価格というものが窮極においてこれを生産する全国民の大半を占める農民に非常な影響を及ぼして参りますことは当然であります。従いまして、いろいろ論議を聞いておりますると、できる限り大量の確保をしておくことが安全であるというような考えを持つておられるようでもありまするが、一面におきましては農林省では食糧の増産の見地から、できる限りいわゆる生産コストを下廻るようなことのないような価格を以ちまし……

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 閉会後第2号(1953/09/02、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は奥井さんから地方の三重県下においての熱心な共済事業についての指導的な尊い資料に基く御意見等を拝聴いたしまして、全く私たちが常に感じておりましたことを要領よく要点を話して頂きまして感謝に堪えません。全く今の災害補償法による共済事業というものは農家の琴線に触れておりませんということは全国的に言い得ると思います。従いまして、そこにはいろいろな、いわゆる方法によつて補償法の狙う目的通りに行つておらないということはかくれもない事実であると考えます。従つてこれを強制加入をするという上におきましては、本当に社会保障制度の線まで持つて行かなければ駄目であるということも私たちは常に叫んで参つ……

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 閉会後第4号(1953/10/19、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は只今の説明に対する質問に先立ちまして、一、二要望したいと思います。本年は昭和九年以来の凶作であるとして統計当局から発表されております。私たちが災害の実態を調査して感ずるところは、農林省が発表したより以上な凶作であろうと考えられるのです。従いまして農家の救済という面から見て、実際に法律化されておるものは農業災害補償法ただ一つであると言つても過言ではありません。その他の問題は予算的な補助や、或いはいろいろな方策はことごとく予算に繋がるような問題でもあります。この保険の支払というものが完全に行われますならば、或る程度私は今年のような凶作においても必ず農家は相当に認識され、且つ又再……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1954/03/25、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 只今宮本委員の御意見、私も御尤もだと考えているのです。それはどういうことかと申しますと、今日までの利水ダム等を建設するに当りましても、建設省の独自の利水計画からダムを建設しているきらいが多分にあるのです。例えば栃木県の五十里ダムの建設に当りましても、建設省の利根川の利水の観点から計画されて、今日のダムの高さやなんかきまつたわけですが、農林省では更に十二メートルほどダムのかさ上げをすれば、農業用の水利をあのダムが有効適切に使えるからという話を私は聞いておるのでありますが、これらのごときも同じダムを建設するに当りましても、本当にその下流の農民の農業生産の面からの考慮も入れて、この計……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1955/06/28、3期、自由党)【議会役職】

○仮主査(佐藤清一郎君) ただいまより予算委員会第三分科会を開会いたします。  本院規則第七十五条によりまして、不肖私が年長のゆえをもちまして正副主査の選挙を管理させていただきます。  これより正副主査の互選を行います。互選は投票によらず、便宜選挙管理者にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは主査に佐多忠隆君、副主査に小林孝平君を指名いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 食糧増産の面から農地局の仕事というものは非常に大切なことなので、私は非常な関心を持って見ておりましたが、一番困っていることは、すでに……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1955/06/29、3期、自由党)

○佐藤清一郎君 私は鉄道の収入の問題についてお尋ねしたいのですが、旅客の輸送におきましては三・二%の増が出たようであります。しかし貨物収入におきましては一・二%の減である、こういうような御説明でございますが、この鉄道の収入が減になるということは、究極において運賃の値上、ということになるんではないかと考えるわけであります。この運賃の値上げということになれば、日本経済の上に及ぼす影響は非常に大きな問題となると思いますので、どうして貨物がこういうふうに減になるのか、この点につきまして、内容について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 デフレ政策のしわ寄せというように見られることも私も想像できるわ……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1957/03/29、4期、自由民主党)【議会役職】

○仮主査(佐藤清一郎君) ただいまから第三分科会を開きます。  年長のゆえをもって、私が正副主査の互選を管理いたします。
【次の発言】 ただいまの動議の通り行うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。よって、ただいまの動議の通り決定いたしました。
【次の発言】 資料をちょっとお願いしたいのですが、食糧庁長官の方から、昭和三十一年度産米の一石当りの中間経費の資料ありましたら、お願いしたいんですが。
【次の発言】 入っておりますか、それじゃよろしゅうございます。
【次の発言】 先ほど僕はこの中間経費の問題で資料をお願いしたのだが、官房長から、この資料説明のときに、書いて……

第26回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1957/03/30、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 千田委員の質問に関連して、私は違った考え方もある。それは今日バスやトラックというものによって、近県ばかりではなく遠い所は宮城県あるいはそれ以北からもどんどん列車と競争して今日東京に入り込んできておりますことは隠れもない事実です。まあ審議会にかかった新線の建設につきましては、私は云々するわけではありませんが、少くとも今日の自動車の発達した現段階において、鉄道によって日本の交通網を整備するというような経済線というものはそうざらにあるものではなくて、むしろ鉄道の建設に使うところの費用をもって道路を整備して、そして彼此相待って日本の経済、交通の地盤を作るべきであると私は考える。それはも……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1958/03/20、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 私は、大臣がおれば非常にいいと思って考えておったのですが、本名政務次官がおいでになりますから、本名政務次官からいろいろお尋ねをし、さらに、私の音のあるところを大臣にも一つ通達をしてもらう、こういう意味で質問を私はしたいと思います。  農林省における従来の一般の汚職事件として、相当に世間を騒がした事件がたくさんありますが、岸総理は、汚職追放ということを看板に掲げ、それがためには、いわゆる綱紀の粛正もするんであるということを強く打ち出しておるわけでありますが、汚職追放ということは、もちろん、これはもう大切なことであり、綱紀の粛正は当然行わなければならぬと思うのでありますが、従来、食……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1958/03/24、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 関連して。この天気予報の長期予報というようなことは、われわれはそのぐらいのところかぐらいの程度しか国民としても、あるいは一般の農民あたりは、気象はいつでも間違っているんだから大したことはなかろうかぐらいにしか尊重していません。しかし、実際にはことしのように暖冬――冬は暖かでこれは非常に住みよいわけですが、農家は非常に心配しておるのです。今年の気象はこれは凶作型じゃないか、まあほんとうに老農のような多年経験のある者は、たとえば宇都宮あたりで四月の十日前後が桜の満開であるのに、ことしはおそらく三月の末には満開になるだろう、そういうような気象は、これはもう凶作型であるというような心配……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/03/25、4期、自由民主党)

○佐藤清一郎君 建設省として、多目的ダムの建設に相当力を入れられておることについては、私も非常に喜びにたえないところでありますが、利根川治水の洪水調節のために、鬼怒川の上流に五十里ダムが建設され、さらに川又にダムを建設しようとしておられますが、一方農林省としては、農業用水利のためのダム建設の調査費が今年出ております。かつて鬼怒川の上流の七百戸ばかりの戸数の所に、総合ダムの建設をするというようなある一部の者の運動があって、そのときに非常な反対があり、今回農林省の調査費が出たということだけで、その部落の人たちが百名ばかり上京してきておるのです。農業用水利のための調査費というものは、私はけっこうだと……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

佐藤清一郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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