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竹中勝男 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

竹中勝男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは竹中勝男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。竹中勝男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 業者の自発的な取締と言いますか、自発的な自粛という方法はどういうようにやられるのですか。
【次の発言】 業者というのは、組合を単位で取締られるわけですか。
【次の発言】 業者が買う闇米のルートというものはわかつておりますのですか。
【次の発言】 それはわかつておるのですか。
【次の発言】 大体その実態はわかつておられるわけですね、どういうところで売つておるという。
【次の発言】 簡単に発言しますけれども、すでに総監や課長のお話の中にもそういうお気持が窺われると思うのですけれども、厚生委員としては、非常にこれは取締ということはむずかしい、御苦心のあるところだと思いますが、やはり貧乏……

第16回国会 厚生委員会 第9号(1953/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 今の広瀬委員の御希望の点については私どもも委員会で、委員会というか、私どもの党派の委員会でも強調した点なんですが、強制的に収容するという以上は、一方に希望を持たせるという措置が非常に大事になつて来ると思いますが、殊に治るという希望を与えるための今の研究所或いは研究費というようなことは法律上どこにそれがあるのでしようか。そういう希望を持たせる点ですね、病気を治すことに国家が全力を挙げるというような、そういう点に関係する条項というものは、これには……。
【次の発言】 今年度一千万円ほどのらいの研究費という、昨年度はどのくらいあつたのですか。

第16回国会 図書館運営委員会 第3号(1953/06/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 付帯して勧告を何遍もしても同じだというような考え方でなくて、有効な勧告をやはり考える必要があると思うのです。国会の図書館の現状からすると、今年は皆さんの御決定の通りで結構と思いますけれども、何かそういうことをやはりいろいろ考えて頂きたいと思います。国会図書館の建設について……。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第2号(1953/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 こちらから二人舞鶴に行つて、下船して汽車に乗られる間職業の斡旋に関してのどういうことをされているのですか。数千人或いは千数百人の人を数日間にどういう点を調べられましたかということを一つお伺いしたいのです。  それからもう一つは、中共で資格を、医者とか看護婦とかの資格を取つた人があるということでありますが、今日本へ帰つてすぐ医者になれない、看護婦になれないということが、これは私の属しておる厚生部会でちよつと問題になりましたが、これに対して何か労働省として考えておられるか、職業安定課としてお考えになつておられることがありましようか。

第16回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第3号(1953/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 倭島局長にお尋ねしたいのですが、先ほどから山下委員がお尋ねになつて倭島局長が御言明になつたのを聞いておると、或いは希望が持つてるようにも響くのです。ところが又さつきの藤原委員の御質問に対しての内容を聞いておりますと、六百人の希望者があつて、そのうち還送できるような者が二百人ほどはおるだろう。又その二百人のうちで非常に面倒な条件の日本人がいてみたり、子供がいてみたりして、それはよくまだわからないというような状態で、そうしてこれを近い将来に向うに通告して、こういう条件でこういう者が帰還、還送できる該当者としておるというようなことを、どういう方法か存じませんが、又どういう方法で送り還す……

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 遅れて参りましたが、第三国人のお話もあつたかと思いますけれども、相当それが介在しているというように聞いておりますが、どういうような状態になつておりますか。それに対する検挙だとか取締とか処罰とかいうようなことはどういうようにやつておられますか。
【次の発言】 その原料ですが、私は無智なんですけれども、原料といいますか、そういう麻薬、覚醒剤を造る原料を手に入れる方法といいますか、どういう径路を経て内地に入つて来るのですか。

第17回国会 厚生委員会 第3号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 私遅れて参りましたのですが、尊敬する榊原博士の、榊原委員の御発言に対して、私はその目的、動機、或いはそういう点については、私は又同感ですが、ただ私は厚生委員として、この点に多少誤解を国民が持たないようにと思つて発言するのですが、それは旧陸海軍の病院を保安隊が又復旧して、保安隊の手に戻すという原則については、私は榊原委員とは多少考えを異にしておるということをはつきりしておきたいと思うのです。で、これは国民医療にすでに切替えておるということが一つの点、即ち国民医療の急速な拡充という必要に迫られておるという現実を、我々は見なければならないということが一つの点と、第二の点は、旧日本の陸海……

第18回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 大変全般に亘つていろいろ詳しく児童行政のことについて伺つてこの点有難いと思いますが、ちよつと一、二はつきりわからないところがありますので、それは施策の第二のところで、今局長が言われましたように児童が社会に迷惑をかけているから社会に貢献するように努めたいと言われたのですが、これは肢体不自由児童のところでもそういうように言われたのですが、これはどういうお考えですか、社会に迷惑を児童がかけておるお考えがありましたのですか。
【次の発言】 そうですが、成るたけ、社会に迷惑をかけておるから早く仕事を子供につけたほうがいいというふうに今伺つたものですから、それだと却つて社会の負担を軽くするこ……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1954/08/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 今政府の御説明に外務省は今までこれに躊躇しておつたのは、邦人引揚促進にこれが貢献するかどうかということについて疑念を持つておられたということなんですが、そうするとこれを招待を出されることを承認されたことについてはこれは貢献するというふうに解釈されたわけですか。
【次の発言】 私が伺つているのは、政府が紅十字の代表をよんでも引揚促進には貢献しない、するかしないかわからないということに対して御質問したのですが、今の御答弁では、恐らくしないだろうという御答弁だと解釈していいですか。そういう解釈の下におよびになるわけですか。
【次の発言】 まだはつきりしないのですが、紅十字の代表を招待し……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1954/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 今の大臣の御答弁を聞いておりますと、藤原委員の質問に対してどうもはつきりした答弁でないと私は感じるものですから質問をするのですが、厚生大臣として少くともこういう毒性を持つた米を、主食を国民に配給するということについて、これが安全度がはつきりするまでは、これを停止する意思があるかどうかということを質問したいのです。これは国民が一番国民に不安を与えないでおきたいと言われることの内容になると思うのです。で、国民は今政府に対して非常に特に不信な気持でおります。これはビキニの水爆の灰とは直接関係はないのですけれども、この実験に協力するというような政府が、少くとも毒性を持つておる主食を配給す……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1954/08/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 時間のあれで成るたけたくさんの人のあれができるようにと思つて簡単にお尋ねしますが、結局どういうふうに現在の問題を解決するかということ、結果を追及するわけですが、この通牒を出されて、この通牒といいますか、基準を五月七日に出されて、その通牒によつて今日までどういう結果が得られましたか、安田局長にお願いいたします。
【次の発言】 どれぐらいそれによつて新らしい患者が入院できたというふうに計算できますか。
【次の発言】 結局この基準がよい結果を生んでおるというふうに局長は解釈されておると思いますが、又マイナスになつておる面としては、患者に非常な不安を与えた。で患者自身が坐り込みをやるとい……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第4号(1954/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会の今日までの経過の概要を御報告申し上げます。本委員会は、去る八月十一日に設置され、私が小委員長に互選されまして、今日までに五回に亘りまして小委員会を開きました。そうして中国人俘虜殉難者遺骨の送還問題につきまして熱心に調査審議を進めて参つたのでございます。  即ちまず、中国人俘虜殉難者慰霊実行委員会の事務局長菅原恵慶君、同事務局次長赤津益造君、並びに東京華僑総会常務理事呉修竹君の主君を参考人として招致いたしまして、戦時中中国人俘虜労務者を日本へ連行した状況、殉難の状況、昨年実施した遺骨送還の状況、並びに現在各地における遺骨の収集状況その他につ……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第5号(1954/10/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 湯浅さんにお尋ねしたいのですが、強制残留という、御報告の中の、いろいろ将校が兵を強要して残留さしたという理由は、どういうところにあるのですか。その点を一つ。
【次の発言】 その帝国主義の復活、八・一五のどういう点ですか、そこのところ私はつきりしませんけれども、日本軍を残留さしておいて、そうしてやがて日本の国内と呼応して中国にもう一度帝国主義的侵略を企図するという、そういう意味にとつていいのですか。さらに将校自身はどうしたわけですか。これによると、あなたの御報告によると、将校は逃げておる将校が相当あるように見受けるのですが、そういう点との関係は……。将校というものが本当にそういう考……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第6号(1954/10/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 先ほど山下委員の三好博士に対する御質問の点、伺つておつたのですが、もう一つこれは素朴な一般的な国民の疑問に対する科学者陣の権威のある回答として伺いたいのですが、すなわち原爆症はなおるかなおらないかということついて、まあ結論的には三好博士はなおらない、現在の科学治療の方法ではなおらない、将来もなおらないだろうというふうに言われたのですが、また他面から言えば、軽症のものはなおる、治療することが可能である、重症のものはこれは治療の方法がない、なおらない。これは一般の病気にでも言えるのじやないかと思うのです。一般の病気でも軽いものはなおる、ある程度以上に重くなればこれはなおらないというふ……

第19回国会 厚生委員会 第8号(1954/02/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 ちよつと今のに関連したことですが、私はこの委員会の性格などまだよくわかつておりませんのですけれども、この問題はもう非常に、今藤原さんが言われたことですが、各所から聞いておるのですが、そういう事実があることを利はこういう際にこの委員が公平にこれはやはり調査する必要があるのじやないかと思います。主な、関西、関東、北陸、九州というような四つぐらいの場所で、こういう事実があるかないかということをやはり委員会として調査……、これはやはり相当輿論になつているのです。そういう風説だけじやなくして、各方面がそういう危惧の念を少くとも国民が抱いておる。要援護者が抱いておるということはやはり大きな問……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第8号(1954/10/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 先ほど山下委員の質問にも関連することですが、この新医療費体系が医薬分業に不可分のものであるという前提に立つているわけと思いますが、そうすれば、この資料というものが非常に重大な意味を持つて参りますが、どうも第一われわれ専門の医療に従事しない者には、この数字がかえつてこれを見ましてもわからない、実際正直に申しますと……。そうして、従つてわれわれが、私が属している党が要求しましだ附帯決議の中にあることは、国民の医療費の負担が医薬分業によつて重くなるのか、あるいは現在のままかあるいは軽くなるのか、あるいは負担が重くなつても医療給付の内容がよくなるのか、あるいは現状のままにおいて医療給付の……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第9号(1954/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(竹中勝男君) 只今から厚生委員会を開会いたします。上條委員長が不在でございますために、私が本日の委員長を代理いたします。  新医療費体系に関する件を議題といたします。前回保留になつておりました山下委員から厚生大臣に対する質疑をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたしますが、いずれ新医療費体系につきましては、曾田医務局長に充分御説明を伺わなくちやならないところがあると思いますが、大臣に対して、尤も今の谷口委員の御質問は、医療の向上ということについて果してそれがどういう内容を持つておるかという点についての御質問でございますが、大臣についてのもつと根本的な御質問を…

第19回国会 厚生委員会 閉会後第10号(1954/10/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 御報告いたします。  中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会の経過につきましては、先般中間的に御報告申上げておいたのでありますが、その後七回に亘り小委員会を開会いたしまして、慎重なる審議を続けたのであります。  本小委員会といたしましては、中国人俘虜殉難者の遺骨送還に関しましては、日本赤十字社をして慰霊祭並びに本国へ送還の措置をとらしめることが適当と考え、政府に対して強くこれを要望することに大体意見がまとまりましたので、この線に沿いまして、厚生、外務当局を初め、日本赤十字社幹部及び中国人俘虜殉難者慰霊実行委員会幹部と、再三懇談折衝を続けて参つたのであります。この間委員長を初め理……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第11号(1954/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(竹中勝男君) それでは只今から厚生委員会を開会いたします。  上條委員長不在のため私が委員長代理をいたします。  この際お諮りいたします。新医療費体系に関する件について参考人から意見を聴取することとし、その人選、日時及び手続などは委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 次に、黄変米配給に関する件を議題といたします。  その後の状況について厚生省当局から御説明を願います。
【次の発言】 只今の御説明に対しまして御質疑はございませんか。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか。

第19回国会 厚生委員会 第13号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 御報告申上げます。今日は堂森委員が御欠席のようでございますので私が御報告申上げます。  私たち第一班は、竹中、堂森両議員が多田専門員を同行して、去る三月一日から四日間岐阜県、大阪府に出張して視察いたして来たのでありますが、今回の視察は御了承の通り、生活保護の実施状況、特に最近医療扶助費の支払が全国的に遅延いたしまして、いろいろ問題を惹起しております実情を調査するのが目的でございました。なお、この機会を利用して、第二義的に保育所の経営状態並に各府県における中央に対する要望事項等をも調査して来たのでありますが、本日は生活保護実施状況特に医療扶助の実情を中心として調査いたしましたので、……

第19回国会 厚生委員会 第14号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 直接この改正の点についてではないのですけれども、やはり都会の四つ角とか、汽車などに相当身体障害者が、地方の線になりますとまだ出て来るのですが、あれは調査か何かしておられますか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 いろいろなこと最近減りつつありますけれども、地方の汽車に乗りますと、あれがどうも目障りで仕方がないのです。非常に上手なんです。実に上手で専門家肌という印象を受けると非常にそれが不愉快になるのですね。どうも併し厚生省としてもこれ以上あれを取締るとか何とかいうことはできないと思うのですが、何かはかで警察関係か何かでできないものですか。目障りで仕方がないのです。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第14号(1954/11/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 ちよつと関連して。今の数字ですが、このBは、この標準は今度の新しい医療費体系の計算ということになりますか。
【次の発言】 御説明わかつたようでわからないのですがね。これがプラス・マイナスがセロになつておりまして、そうすると、このきちつとプラス・マイナスがゼ口になつたというのは、偶然になつたのですか。そういう意図のもとに逆に換算されてですね、そしてこれを当てはめられたのですか。若し今のような費用から計算した点数というふうに、内容を伺いましても、内科、小児科だけをとつてこうやられた、而も初診なんでしようが、そうすると、二五一五という数字になつて来ると、以下同じですが、これはこういうよ……

第19回国会 厚生委員会 第15号(1954/03/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 もう一つ関連……その後魚を食へて若しどういうような状況が起るかというようなことがわかつたら早く知らして欲しい。私も実は食べましたのです。(笑声)
【次の発言】 関連のことですが、これはもう私どもとしては本当にやはり原子時代というものの一つの問題にはつきり具体的に逢着しておると思うのですが、これはもう厚生省関係だけの問題じやないのです。これは水産から、外務から、あらゆる日本国政府の問題なんですけれども、ただ直接今問題が直面しておるのは厚生省関係なんですからして、これはもうやはり非常に根本的な問題に触れて来ると私は思うのですが、シベリアでもこういう実験がやられる、太平洋でもやられると……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第15号(1954/11/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 この前大臣に二、三の点について質問いたしたい内容のことを申上げておきましたわけですが、できたら何か文書の形ではつきりして頂きたいと思つております。と申しますのは、只今中山委員からも御質問があつたことに関連いたしまして、この医薬分業ということを前提とした新医療費体系が国民に徹底していないということを憂えておるものでございます。無論徹底ということは相対的なことで、どの程度が徹底というか、必ずしも測定できるというようなものではございませんけれども、新しく相当大きな日本の医療制度の上に変革を及ぼすようなこう言う法律が実施されるに当たつては、やはり国民がこの法律の内容について、変革の併用に……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第16号(1954/11/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 関連して宮田先生にお尋ねしますが、宮田先生は絵描きさんであるけれども、お医者さんの立場を大体とつておるようにもお伺いしたのですが、医師会と薬剤師会が対立するような現状においては、直ちに新医療費体系を実施することは不適当だという考えでお考えのようですが、それで若し延期をすれば今度は、医師会が反対しておるように、又薬剤師会が恐らく反対されるのだろうと思うのですけれども、私は公平な立場で、医師でも薬剤師でもないのですから、この国民のこうむる迷惑ということについて心配しておるわけです。薬剤師会も反対するという立場にあるときに、先生は医師会の立場だけで延期するということを言われるのですか、……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第17号(1954/11/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 桐原さんにちよつとお尋ねしたいのですが、技能の詳価方式について、医師の技能の詳価が他の産業技術者の詳価に比べては非常にむずかしいと思われますし、又これまでもこの委員会で相当問題になつたんですが、私どうも医者でもない者がやはり常識的に考えてみましても、いわゆる大家の診療と、そうでないお医者さんの診療とが時間というものによつて計算されておるという、この評価の仕方には相当疑問があると思うのですが、一般の産業技術者においては、どういうようにその評価がなされておるかということですね。ここにも、まあ前において言うのはあれですけれども、榊原博士がおられるようですが、これは心臓の日本における大家……

第19回国会 厚生委員会 第24号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 やはりこれに関連することなんですが、大工場で大量に水を汚染するとか、或いは薬品を流すという場合は、これは清掃法では取締れないと思いまするけれども、この第七条ですね、これによつてどういうふうな程度までこれが取締れるのですか。例えば京都なんかは小さな町工場が、各家から、例えば京都に堀川という川があるのですが、全部その堀川に流れるのです。その堀川の水の色といつたら、紫色、茶色で臭気がありましそれが又賀茂川に流れ込む場所があるのです。そうすると賀茂川では子供が泳いでおるのです。その泥ともつかない水ともつかないものが川に行くのですね。そしてその小さい染色の工場だとかそういうものが軒並みに川……

第19回国会 厚生委員会 第30号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 谷口委員のに関連したことと思いますが、或いは前に申されたかと思いますけれども、癩の治療或いは撲滅に対する政策といいますか、国の政策という点について、ここ十年或いは二十年前から今日までにどういうように癩患者が減つておるか、或いは伝染がどういう状態におかれておるかという点について何か御報告がありましたでしようか、なかつたら私はお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは非常に調査が困難であろうと思うのですが、まあ順調に減つておると言えば減つておるとも言えるのですけれども、三十七年から三十九と非常に減つておる。大正年間には相当減つておるのですけれも、人口比率の上から減つておると言える……

第19回国会 厚生委員会 第31号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 今の御説明のこの条項の点ですが、二頁と言いますか、二十五人の委員の中の、第二の「医療を受ける立場にある者」というのはどういうことですか、今ちよつと聞き漏したのですが……。
【次の発言】 社会保険の医療を受ける立場にあるものの代表者と言われるわけですね。
【次の発言】 そうすると非常に八千五百万の国民が医療を受けるものなんですけれども、その代表者が三人というときに、例えば健康保険組合、健康保険の被保険者の代表というようなことは考えられますが、そういうことが具体的に代表とあなたが言われる言葉だつたら、代表ということはどういう意味ですか、それは……。

第19回国会 厚生委員会 第32号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 方法は成規の手続を省略いたしまして、委員長において指名されるように動議をいたします。
【次の発言】 附帯決議のところの五人未満、次の改正期までに五人未満のものにも拡大するという意味ですか。
【次の発言】 それに関連しましてできるだけ速かに五人未満のものにまで拡大するということについて、何か具体的に更に衆議院の委員会としてはお考えですか。
【次の発言】 この修正案で定額を二万四千円というふうにされました根拠はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 そうしますと大体これで行きますと、その計算は、月に直しますと二千円、それに報酬比例、それから家族構成員に関しての計算も入つておるわ……

第19回国会 厚生委員会 第33号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 ちよつとそれに関連してでございますけれども、西巻さん、船員保険の対象となる雇用関係といいますか、五人未満というふうなことがあるのですか。全員ということは、そういうことがないということなんでしようけれども、事実上は五人未満を雇用しているというふうな、そういう関係がございますか。
【次の発言】 ああそうですが。私は午前中止むを得ないことがあつて、丁度質問のときに出ておつたものですからあれですけれども、多少関連することがあるのです。今度は北里さんにちよつとお伺いしたいのでありますが、午前中に湯淺さんにもお伺いしたいと思つたのですが、同じ資本を代表する方としてお尋ねしたいのですけれども、……

第19回国会 厚生委員会 第34号(1954/04/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 附則の十八条にあります障害年金の等級の内容についてですが、今度の改正案によりますと、従来二級のものが三級に下目になつておりますが、その点についてはどういうように、もう一度御説明願いたいのですが、私その点がはつきりしませんのですが……。もう少し質問いたしますが、具体的に言いますと、障害年金の受領者が死亡した場合に一級と二級は、その遺族は遺族年金が給付されますが、三級には給付されないということになつておりますが、そうすると、これがレベル・ダウンになるのですが、もう少しその点はつきり、もう一つそこがわからないんですが……。
【次の発言】 この他の船員保険との調整は今例として出ておるわけ……

第19回国会 厚生委員会 第35号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 老齢年金の開始の年齢ですが、或いは今度の法律では男子が六十歳、女子が五十五歳、まあ坑内夫は別ですが、これを我々は男子が五十五歳、女子五十歳というふうに希望しているわけなんですが、この間の公聴会の公述人の意見の中にもあつたように私記憶しているのですが、日本のように労働人口が非常に多い、過剰な場合、即ち潜在的な過剰人口を非常に持つている国では、やはり一定の年齢に達した者は、成るたけ早くこの老齢年金があれば、それだけ労働退役者が多くなり、新らしい労働力がそれだけ常時雇用される可能性が出て来るという理由からも、又他の恩給も五十五歳というのが、まあ恩給を受領できる年齢になつているのですが、……

第19回国会 厚生委員会 第36号(1954/05/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 それは厚生年金だけですか。
【次の発言】 厚生年金だけのものはどうなりますか。
【次の発言】 今の年齢の問題について、労働人口の年齢に関する調査ということになると思うのですけれども、これは割に簡単ではないのですか、と思うのですが。例えば産業別、できるだけ産業別或いは職種別ですね、重労働に相当する労働年齢の構成がどういうふうに、構造がどういうふうになつておるか、特に五十五歳以上の労働者でいわゆる重労働にどれくらいの年齢の人が雇用されておるかというような点さえはつきりすれば、藤原委員が要求しておる資料は出て来るのではないかと思うのですが。その点を先ず局長さんにそういう調査ができるでし……

第19回国会 厚生委員会 第37号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 ちよつと関連して。今大蔵大臣のお言葉大変財政経済の大家としての権威のあるお言葉だと思いますが、私はそれに対して結局日本経済の上から大きな資金を産業、現在の資本主義生産の、或いは資本主義経済の上に流して行くということが、結局労働者に、例えば労働の雇用量を増大するとか或いは雇用の条件をよくするということに流れるから、それも一つの社会政策だというふうに言われることについては私も原則的に賛成なんです。同時にいわゆる社会政策という面、労働政策という画から見ると、やはり直接的に労働力を培養して行く或いは強化して行く政策、即ち一方に労働者の、国民大衆の健康を守つて行く、或いは住宅を建設して行く……

第19回国会 厚生委員会 第38号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 すでに社会党の我々の会派を代表して藤原委員から討論があつたわけですが、少し補足さして頂きたいと思いますが、一つは我々参議院の厚生委員会としてこの法案が説明されておるときにも言われたと思いますが、これは画期的な国民の養老或いは遺族、障害を保障する年金保険法であるというふうに説明されたのでありますが、我々が審議しました程度の法律案でありましたならば、画期的とは言えないと思います。と言いますのは、画期的ということは非常に進歩した、前のものよりも進歩したところの法律でなければならないのでありますが、今指摘されたように現在老令年金の支給開始年令が五十五才であるのを六十才に引上げた、引下げた……

第19回国会 厚生委員会 第40号(1954/05/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 今の田邉さんの御報告で一万一千六百人というのはどういう数でありますか。
【次の発言】 これに関連することですが、その後今の中国の紅十字会のメンバーを日本に招待するという交渉はどういうふうな状態にありますか。
【次の発言】 これは全会派一致でこの厚生委員会でもこれを決定しておるのです。李徳全女史を日本に招待するということは、この厚生委員会が決定しておることなんですが、その後委員会としてはどういうように運んでおるのでございますか。
【次の発言】 まあこれは後に懇談のとき正式に討論し、みんなの御意向の下でしたいと思うのですけれども、オスローの国際赤十字会議が五月の二十四日に開かれるとい……

第19回国会 厚生委員会 第42号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 五月十九日の京都の都新聞に、京都大学の応用物理学の四手井教授が、十六日の雨に二万八千カウント以上という記録的な放射能が検出されたと十八日に発表しております。同教授によりますと、十六日の夜十二時頃十分間ほど降つた雨の中に、毎分ざつと二万八千カウント、即ち一リットルの水の中に二万八千カウントが検出された、これは恐らく世界で初めての数字であろう。精密測定の結果、これを上廻る数字が出るかも知れない。同教授は、自分は物理学の教室の者なので、医学的な人体にどのような影響がこの雨によつてもたらされるかということについては言明を避ける。併しながら直接この水を飲むならば非常に危険だと思う。又この雨……

第19回国会 厚生委員会 第44号(1954/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 薬治料に関する計算の仕方によつて出て来るところの結果というものを、私どもは非常に重大視しておるわけなんですが、重大視しておるという意味は、医師のほう、或いは薬剤師のほうという二つの立場があるとすれば、むしろ第三者の立場、即ち、患者、国民の立場から重大視しておるわけなんですが、今保険局長は八月の末までには大体そういう計算が提示されるだろう、これは大臣も医務局長も言われておるわけなんですが、なぜ今までそれが見通しがつかなかつたかということについての説明もこの前あつたんですが、そうしてまあ今から二カ月か三カ月のうちには大体それかできる、二十六年から今まで大体できなかつたけれども、この数……

第19回国会 厚生委員会 第45号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 実は議事進行について発言しようと思つたんですけれども、その前に極く簡単に要約して三点ほど大臣にお伺いしたいのです。  第一の点は、今日この法案をめぐつて医師会と薬剤師会といいますか、医師と薬剤師という二つの職業的な集団が対立しておるという現実を認めざるを得ないんです。両方から対立した希望が陳情されておりまするので、それで大臣にお伺いしたいことは、なぜ対立しておるかという理由について大臣の御説明を願いたい。利害関係の対立か、或いは職業に忠実であるが故に、それぞれの職業階級が医薬分業をしないほうがいいという立場が出て来るのか、或いは医薬分業をするほうがいいという立場が薬剤師のほうに出……

第19回国会 厚生委員会 第46号(1954/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 すでに小委員会で十分御検討になつたのですから、質疑を打切つて、又討論を省略して直ちに採決せられんことの動議を提出したいと存じます。
【次の発言】 この際討論を省略しまして、直ちに採決せられんことの動議を提出いたします。

第19回国会 厚生委員会 第50号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 現在いる技術者というものがこの法律によつて職を失うというような虞れはありませんでしようか。

第19回国会 厚生委員会 第51号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 調査に関する来年度の一つの事項として未帰還の引揚者、殊に中国、ソ連圏における未帰還の留守家族の実情を委員会として調査を進められたいと思います。というのは、今までまあやつておられたわけでありますけれども、更に生活が下半期あたりから相当苦しくなるだろうと思います。  それからまあこちらとしては紅十字の李徳金女史をお招びするということになつておりますから、それに対して情報を提供できるような調査を進めることを私は提案したいと思います。これは提案でございます。
【次の発言】 先だつて水素爆弾の雨に含有されておるガンマー線の脅威について全国的な不安が増大しておる。殊に雨期に直面すると、その不……

第19回国会 図書館運営委員会 第3号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 国会図書館の建築の懸賞ですね、一体どれくらい応募があるように、又その中にいいものがあるように思われますか。三通というのでは、今まで来ておるところでは、こういう大きな建物のことですから、そうたくさんあるわけもないだろうと思いますけれども、一体どういう情勢なんですか。およそどのくらい集つて、そうしてその中にどういういいものがあるだろうというお考えでこういうことをやられたんですか。
【次の発言】 まあ前にも大変私はいい計画だと思つたのですけれども、今度の図書館の建設は百年の後まで残るぐらいの日本の建築の最高のものを計画されておる。大変いいことで、当然それは私どもとしても賛成をしておるわ……

第19回国会 文部委員会 第38号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(竹中勝男君) 私文部委員会の委員ではないのですけれども、厚生委員のほうから今日はこちらに出るようにということで御承諾を得ておるわけでありますが、途中でぬけたり遅くなつたりして大変恐縮ですけれども、管理局長にちよつと御説明願いたいのですが、保育所の三十四万の児童に対する給食はどういうふうに……、この法律の文面にないものですから簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると小学校などと同じ取扱いを受けるわけですか。
【次の発言】 小麦粉のほうは全然ないわけでございますか。
【次の発言】 それは食管のほうから出ておる小麦というのは、文部省のほうを通さずに直接厚生省に行つてお……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第4号(1954/03/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 一つ二つありますのですが、この保健所は、実際に現在の状態の運営で末端において相当よくやつておられると思いますか。何か大きい欠陥が……。
【次の発言】 どういう点で弱い点があると思われますか。
【次の発言】 保健所に関する限りは本年度、まあ少くとも来年度は大体本年度と増加する分も入れて同じだけの予算はあるわけなんですが、私この精神衛生法に関して、これは精神病が非常に殖えているということは事実であるように思うのですが、東京都なんかは、或る医者の調べたのに、二十八人に一人の精神病があるというのですね。この国会の中にも或いは(笑声)……とにかく精神病が殖えているというのは事実なんです。そ……

第21回国会 厚生委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 ちよつと、調査のことについてお願いしたいのですけれども、結核療養に関連して、アフター・ケアの施設について御調査願いたいのですけれども。それからもう一つは、それに関連して、温泉療養所がどういうようになつておるかという実情を知りたい。この二つを調査願いたいと思います。社会保障の一環として。それをお願いできるわけですか。

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1955/11/11、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 議事進行……。重要な大きな問題で、これは根本問題は食品衛生に関する問題で、これは相当時間をかけて審議しなければならぬと思いますが、直接いまもう一つ大きな問題は、これを一方に根本問題を食品衛生の問題として処理すると同時に、被害者の問題が差し迫ってわれわれはあると思います。六十二名の死亡者と一万名近くの患者というものを持っている、そういう被害者の遺族というものが非常に今差し迫って大きな問題をわれわれに持ってきておるわけでありますが、この問題を先に一つ取り上げて午後なら午後でもよろしい、昼食の時間は休みまして、直ちに被害者の問題を委員会として取り上げたいと思いますが、厚生省はやはりそれ……

第22回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1955/11/17、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 報告のときに私が中座しましたのですが、この十五項の、十月二十五日に中労委藤林、中島両公益委員は大阪に行かれたと、大阪に行かれた目的は事情聴取と、これは労働省の方から、あるいは労政局の方から依頼されたんですか。
【次の発言】 公益委員の両名の判断を支持されておるわけですか。
【次の発言】 私も当時党から派遣されてこの争議に行っておったのですが、この中労委が大阪に来ておるということについて組合側は非常に反感を持った。調停ができるものもむしろこういう態度で行かれると結果は悪いというふうに私は当時情勢を判断しました。こういう点については、殊にこれには労使双方から事情聴取するというふうに書……

第22回国会 社会労働委員会 第4号(1955/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 今回ソ連地区からの引揚者の実情調査のため、当委員会の決議により、私たちが舞鶴に派遣せられることになりました。松岡委員は都合によって御参加できませんでしたので、山下委員と私の二人が事務局から斎藤参事を同行いたしまして、去る四月十七日から舞鶴へ出張し、翌十八日入港した興安丸の引揚者を出迎え、その状況を調査して参りました。その状況を簡単に御報告申し上げます。  今回のソ連地区からの引揚者は八十八人でございまして、きわめて少数であります。四月十六日にナホトカを出港いたしまして、四月十八日午前八時、舞鶴港に入港いたしました。人員が少かった関係もありまして、午前十時には上陸を完了いたしまして……

第22回国会 社会労働委員会 第9号(1955/05/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 関連質問。先ほど大臣の三十一年度から拡大均衡に日本の経済が移行する、そうすると今この第一年目、三十一年度では一体現在の雇用量に対してどれくらいの雇用量が増大するという政府はお考えですか。
【次の発言】 三十年度ですね。
【次の発言】 先ほどの山本さんの御質問なんですが、現在の日本の不払い、未払いというものは特殊な意味を持っていると思います。非常にこれが病的に多くなっている、病的に多くなっているということは、日本の産業及び日本経済が非常に脆弱になっているということにほかならないのですが、こういう事情に立ち至っていながら、やはり労働大臣はこれは自由契約であるからして雇用主には責任がな……

第22回国会 社会労働委員会 第11号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 時期の問題ですが、先ほど大臣の御答弁の中に、療養者の円滑な看護を実施する、完全看護を実施するのが目的だと言われておるわけですが、現在三千二百――われわれは四千人というふうに聞いておりましたが、三千二百人のつき添い婦がおりますが、それをまあ二千三百人の雑仕婦に切りかえるという。すなわち人員の面からいってもこれは千人ほど減員になるわけですが、それによって、すなわち完全看護という目的が達せられると大臣はお考えですか。あるいは現在は多過ぎるというふうに、完全看護をやり過ぎておるというふうにお考えなのですか、その点について伺いたい。

第22回国会 社会労働委員会 第12号(1955/06/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 打切りになるのなら打切っても差しつかえないが、今医務局長から大変長い間説明されて、重要な点でもっと聞きたいが、やはり書類にして出して下さい。

第22回国会 社会労働委員会 第13号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 つき添い婦の方の御意見を十分伺えないのですが、さっきの阿具根君の質問に対してもまだはっきりした御返事が聞き取れなかったのです。まあ江森さんでも、村上さんでも、常村さんでも、どなたでもけっこうですが、今つき添い婦の方たちが絶対にこのままの状態でつき添い制度を残してくれと言われることはわかるわけですが、その言われる理由は、雑仕婦に切りかえられると、現在の収入だとか、あるいはそれがずっと身分が保障される制度であるかどうかというようなことが不安だから、雑仕婦に切りかえられることに反対なんですか。ただその雑仕婦ということが十分わからないで、現在のままにしておきたいというような気持から、つき……

第22回国会 社会労働委員会 第18号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 関連して。京都御苑のことですが、最近京都で知りましたわけですが、京都御苑の一部を自動車をパーキングする所に使う請願を京都府から厚生省に出しておるということを伺ったのですが、そういう動きがあるということを伺ったのですが、聞いておられますか、何か……。
【次の発言】 私は京都なんですが、われわれはたびたび京都御苑を児童の公園に一部を開放していただきたい、京都の中心部であって、相当人口がある所で、そういうことも計画してお願いしたことがあるのですけれども、許可になっておりません。またメーデーに京都御苑の外苑を使用させていただきたいということを毎年お願いしておるのです。これは労務部長を通し……

第22回国会 社会労働委員会 第19号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 大臣にお尋ねしたいと思いますが、ただいまの御報告をお聞きになったと思いますが、現在の国立療養所の看護といいますか、すなわち看護婦並びにつき添い婦によるところの看護力がどの程度に――それで完全とは思われないと思いますけれども、完全と思われるならば別ですけれども、相当これは不足しておると思いますけれども、どの程度に不足しておるというふうにお考えでしょうか。といいますのは、清瀬におきましても、百三十六人のどうしてもつき添い婦が必要な患者があるのに、八十六人しか承認を得ていないというような状態であります。また看護婦の看護力というものは限度がありまして、非常に不十分であるということも私ども……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/07/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 労働大臣にお伺いしたいのですが、この生産性向上ということは、具体的には、労働関係においては労働生産の能率を上げるということになるわけです。労働の生産力を上げるということは、能率を上げるということがまあ一番中心になるわけです。で、労働能率を上げるということは、もうこれは具体的にはっきりしていることで、技術を向上するということ、時間を延長するということ、労働の緊張度を上げて労働強化をやるということ、こういう要素ではっきりしてくるわけです。労働生産性の向上ということは。そうしますと、日本の国際貿易の関係において、国際の通商関係において、日本の製品のコストを切り下げるということを目的とし……

第22回国会 社会労働委員会 第23号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 おくれて参りまして恐縮ですが、その今の名称のことですが、私はやはり「婦」としないで「士」とした方が、これは理屈に合うと思うのです。私ども学校でも、文学士だとか、法学士というのを女子にも与えておるのですが、それで世間は資格が非常にはっきりしてくると思うのです。法学婦だとか、文学婦とは言わないんですね。(笑声)これはこの間歯科医師の学校の、大学の学生たちが相当たくさん私どものところへ、やっぱり私を学校の関係者だと思って来たんでしょう、ぜひ衛生士にしてほしい、衛生婦というのは、男子も反対だし、女子の学生も反対だ、どうも品位が保てないと言うのですね。衛生婦では、この掃除をする人たちと間違……

第22回国会 社会労働委員会 第24号(1955/07/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 関連して。まあ厚生大臣も医務局長もおられるから、やっぱり山下委員が今言われたことに関連することですが、私は二十年か二十五年ほど前にローチェスターというところにおったことがあるんです。アメリカの。あそこにイーストマンという写真機のあのおやじさんが、イーストマン・デンタル・ディスベンサリーという歯科の治療病院をこしらえて、そこに私の友人がおってそこをよく知っておるんですが、そこは相当しっかりした学校が付設されていまして、おそらくその時分で二年ぐらいの学校で、初めて歯科衛生婦を養成しておったんです。二十五年ほど前に。そして学校及び幼稚園、そういうところにどんどん衛生婦を派遣するために歯……

第22回国会 社会労働委員会 第26号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 社会党の左派を代表しまして、歯科衛生士法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成いたし、修正部分を除いたところの原案に賛成するものであります。  修正案に賛成します理由は、これを婦人の職業として規定するという目的を持っておるという点においては、修正案におきましても変りがないことであります。ただ名称を修正して、衛生士にしておるということであります。従ってこの行政の面におきまして、この法律が目的としておるところの点を十分厳格に、衛生士の名によって起るところの不都合を十分厳格に取り締れることを期待しておるものであります。で、同時に婦人の職業であるということについては、私ども非常にいい……

第22回国会 社会労働委員会 第27号(1955/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 さらに榊原委員、阿具根委員のもう少し根本の問題ですが、あん摩、はり、きゆう師あるいは柔道整復師、あるいはその他の療術と呼ばれておるものは、ここにお医者さんもおられますが、一体医療行為の中の治療なのですか。一体これは医療行為というふうに厚生省は解釈されておられるのですか。医療行為であるならば、これは医療の中の医師とは独立にやるところの治療行為というふうに解釈されておるのですか。その根本の点を私わからないのですが、医療行為なのかどうかをはっきりお答え願いたい。
【次の発言】 今医務局次長のお話では、あん摩、はり、きゆう、こういう治療業務は神経を何と申しますか、今の言葉では刺激すること……

第22回国会 社会労働委員会 第28号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 一点だけお伺いいたします、提案者の方とそれから厚生省当局とに。国民健康保険の療養費の二割国庫負担という、画期的といえば画期的な法律ができるわけですが、これによってまだ社会医療を受けていない三千万の国民に一体どういう計画をもってこういう法律案を作られたのか。すなわち三年計画とか五年計画というふうにして全国の市町村、すなわち全国民に社会医療制度を確立する上における国民健康保険の強化充実という点があると思うのです。提案理由にもそういう点が謳われておりますが、提案者はどういうふうにその点を考えておられますか。厚生省当局は、一体いつになったら、どれぐらいの年月のもとに全市町村にこれを普及で……

第22回国会 社会労働委員会 第29号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 簡単でけっこうですけれども、先ほどの指圧師会長の浪越君の最後に言われたもし指圧という言葉を入れてこの改正案が通過するならば、この指圧師はあんま師の試験を受けないということは確認していいですか。
【次の発言】 あなたがさいぜん、最後に、もしこの法律案が通るならば、指圧師はこの法律に従わないと言われたのですが、それを確認していいですか。

第22回国会 社会労働委員会 第30号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 私ども社会党左は、この優生保護法の一部を改正する法律が目的としておる第一の目的、すなわち日本の産児調節することによって計画的な人口政策を樹立するという、こういう目的に対して私どもは賛成いたしておるものであります。さらにまた今日六万の助産婦、看護婦、保健婦、こういう人たちがこの国の政策に協力するために働いておられることについて、それに対する報酬が伴っていないということを、私どもは大へん気の毒に思っております。しかしながら先ほどの阿具根委員の質問の中にもありました通りに、必ずしもこの改正案によって産児調節の目的が十全に達せられるものであるかどうかということについては、まだ大きな疑問を……

第22回国会 社会労働委員会 第33号(1955/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 相当論議を尽されたようですし、また付帯決議の中でただいまのような問題もあるのじゃないかと思いますので、一つ議事を進行していただきたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 関連。半年短期の受給者が二七%あるというのを乱用というように直ちに解釈されるということについては、私どもは非常に疑義を持っておるのですが、これは社会保障審議会でも私は相当この点は論じたわけですが、日本の現在の経済機構からすると、長期の常用雇用というものは非常に減っております。そうして臨時的な短期の雇用関係というものがむしろ一般になりつつあるというのが現状であります。ことに、現在の企業合理化という線か……

第22回国会 社会労働委員会 第34号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 約束されておる時間が相当過ぎておりますので、いろいろ御質問申し上げたいのですけれども、一点だけ次官に質問したいと思っておりますが、民主党が完全雇用をやる、社会保障の充実をやる、こう約束しておるわけですが、社会保障の中で医療に関する社会保障、それから厚生年金あるいは老後の社会保障とこの二つに対して、失業保障ということは最も重要なやはり社会保障の一環になっておるのでありますが、実はこの改正は今までの労働者に保障されておったところの失業時期において保障を縮小しておることになるわけです。すなわち六ヵ月働けば六ヵ月の失業保険を受けることができるというこの権利を、この法律によって縮小っあるい……

第22回国会 社会労働委員会 第35号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 関連して。私は今加藤先生のように、そう医師を絶対に信頼して必ずしもかかっておるわけではありません。それで必ずしもお医者さんの言われることだけをそのままに、まあ私と言ったらいけないですけれども、日本人のある部分は、あるいは半分ぐらいは少くとも、そうお医者さんの言う通りを絶対に信頼していないと私は考えておりますが、そうしますと個々のお医者さんが薬を出さない場合といえば、大体八つぐらいあると、そうすると八つの中で一、二が多くの場合に問題になると思います。一と二がですね、それで処方せんが出ない場合は、これはどっちかと、暗示に自分がかけられておるのか、あるいは自分にその病気を言ってはならな……

第22回国会 社会労働委員会 第36号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 今の貸付状態の何か報告書がありますか。現在の貸付状態……。  児童局長にお伺いしたいんですが、一般的な貸付状態及びその効果といいますか、それから今度の法律案にありますように、六カ月間の据置ということが必要だというその点について少し御説明を願いたい。今までの返済状態ですね。
【次の発言】 償還状態が大へんいいということはけっこうなことで、いいにもかかわらず、さらに六カ月の据置期間を設けたということも私どもは賛成なんですけれども、この償還状態がいいということの逆には、相当母子貸付金を借りる場合に資格の審査といいますか、条件の審査というものが非常にめんどうなために、もうなかなか金は借り……

第24回国会 社会労働委員会 第1号(1955/12/20、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 臨時国会中大へん欠席になりました。九日に門司を出まして、九日から十三日まで天津、北京に寄りまして、十四日に船に乗り込みまして、興安丸の引揚者と一緒に舞鶴に十八日の朝帰着いたしました。遺骨捧持団に対しましては、中国政府は非常に丁重に取り扱いまして、桟橋には解放軍が二百人、あるいは労働組合、天津市民が迎え、奏楽のうちに、私が団長として遺骨を捧持しておりまして、北京におきましては、各方面の要路の人、紅十字が非常に歓待をいたしまして、最後の日には周恩来総理自身が遺骨捧持団を呼びまして、二時間にわたり――正味一時間四十分にわたりまして各種の問題、この三年間の日中関係の問題等、協約の問題を、……

第24回国会 社会労働委員会 第3号(1956/01/26、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 こういう時間も切迫したことですから、ごく簡単な、大臣の御答弁ができるような形で二点ほどお尋ねします。  一つは現在京都及び大阪でまあ保険医が中心になって新医療費体係に関連するところの問題のために、まあ休診という形でこれに抵抗しておる医師会の現状をみまして私は大へん憂えておるものです。といいますのは、これは交通機関のストップ――都電がとまりましても自動車もあるし、汽車もあるんですけれども、医師が休診するという場合には、国民が非常な精神的にも事実上にも不安を感じているわけです。こういう事態が起ったところには何かやはり医師自身に非常な生活の脅威といいますか、医療行為に対するところの危険……

第24回国会 社会労働委員会 第5号(1956/02/03、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 ちょっと緊急の質問があるのですが、許されたいと思います。その問題はもうちょっと時間をかけてやられるのじゃないのですか。
【次の発言】 緊急質問をいたします。厚生次官の山下さんに……。
【次の発言】 実は医務局長がおられた上で質問しようと思ったのですが、おられないので、もっぱら山下政務次官にお尋ねしたいと思います。昨年新看護婦制度ができましたときに、つき添い婦を廃して常勤者に国立療養所が切りかえる問題をここで審議いたしましたときに、その決定のときに、衆議院と参議院におきましては、付帯決議をつけております。衆議院におきましては、「政府は国立療養所の看護要員の充実を計る意図であるが、こ……

第24回国会 社会労働委員会 第6号(1956/02/07、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 それに関連することですけれども厚生大臣に一つお願いしたいのですが、今の保険医の収入に関連して、診察料によって保険医の収入、所得が保証されるという厚生省の新医療費体系における基本的な原則になっておるわけでありますが、私は医者でありませんのですが、ここにおられる同僚でありません、ほかの同僚の医師の諸君に伺いますと、初診料でもあるいは再診料でも、これを払わない人が相当あるということなんです。それじゃ払わなければ診察しなければいいじゃないかと言いますと、そういうわけにはいかぬ、来た人は必ず診察しておる、しかし、結局払わない人が相当あるのだと、こういう矛盾がこの患者の一部負担という問題に関……

第24回国会 社会労働委員会 第7号(1956/02/14、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 私はさっきから山本委員の質問に対して当局の答弁を聞いておりますと、この問題はきわめて重大な意味をもっておるにかかわらず、答弁に際しては技術的な問題にこれを限って答弁をされておるのです。特に労働大臣の責任ある原則的な態度を聞いておるのに対して、一度も労働大臣は原則的な労働大臣としての所信を返答しておられない。私はこういう点でさらにこの問題は追及されて解決に本質的な解明をしなければならないと考えております。私は今日この社会労働委員の一人として、今日の当局の態度、答弁に対しては非常に不満だということを私は表明しておきたいと思います。それでそういう意味におきましても、理事会においてはこの……

第24回国会 社会労働委員会 第8号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 桑原さんに先ほどの関連の質問になりますけれども、あなたがここに代表の一人として参考人に来ていただいておる肩書の下に最初私どもの委員会で見ましたのは、実力行使という代表になっておられるわけであります。実力行使の代表にお尋ねしたいのですが、先ほど医師会副会長はまあ中央においてはそういう統制力はないのだ、各府県の医師会というものが独自の行動として起される場合には、中央においてそれを停止さすとか、あるいは奨励するとかいうことはないのだという御返事でありましたが、まあなるたけ穏便にいくことを望んでおるのだという御返事でしたが、国民はやはり一日休診だとか、保険医総辞退という声に対しては相当敏……

第24回国会 社会労働委員会 第9号(1956/02/17、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 お尋ねいたします前に、ちょっと一言今梅田さんの御発言の中に、社会党はこの新医療費体系に反対しているという言葉がありましたが、私は社会党の政策審議をやっておりますが、反対いたしておりません。修正はいたしておりますけれども、原則的には賛成しているのです。  それでお伺いいたしますが、江幡さんあるいは梅田さんにお願いしたいのですが、物と技術の分離――医療行為における物と技術の分離が医療制度の進歩の上に大切な意味を持つという点においては私どもも大いにこれは賛成しておるところです。医者が専門的職業としての地位を高めていくし、医療技術というものが進歩する。ところが江幡さんも梅田さんもともに技……

第24回国会 社会労働委員会 第10号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 それに関連するのですが、これは今特別な駐留軍の労務者の失業ケースとしてあるのですが、大臣すでに聞いておられるかと思いますけれども大津に非常に大きな東洋一といわれる水耕農場があるのです。これは人員は二百人ほどの失業ですけれども、二億四千万円ほどかけて作りました珍しい施設があるのですが、これが一月に閉鎖になりまして、二百人ほどの水耕農場に働いている技術的な労務者が失業しているわけです。これは今問題になっております企業組合を作る準備が、退職金を出資しまして、そこでできる水耕の蔬菜です。これはやはり駐留軍関係のホテルだとか、あるいは学校だとか、病院だとかいうところにすでに販売先も見通しが……

第24回国会 社会労働委員会 第11号(1956/02/24、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 これは先ほど曾田局長の御説明で、皆さんがいろいろ問題がさらに出てきたという以上に、山下政務次官の御発言は、さらにもう根本的な大きな疑義を投げかけておるように私は感じますが、事実皆さんそうだろうと思いますが、これは大へんな発言をされたことになります。しかし私は与党ではありませんけれども、良識を持たなければならない参議院議員の一人として、とにかく四月一日から実行しなければならない新医療費体系が、このような形で、きわめて限られた条件のもとにおいては、最善の努力を厚生省事務当局はして、ここにこういう形で出されたのであります。これをわれわれが今政務次官の言われるように、さらに時間をかけてで……

第24回国会 社会労働委員会 第15号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 議事の進行といいますと、新医療費体系の問題についての議事のことを言われるわけですか。
【次の発言】 まだこの委員会は厚生省の意思統一に関するところの医療費体系に関しての問題を取り上げるということが順当なのでありますが、その前に衆議院で発言されたことについてのお考えは変りないかどうかということをお伺いしたい。厚生大臣……。
【次の発言】 もし、参議院及び衆議院の社会労働委員会に諮問してもしなくても、厚生大臣はこの新医療費体系の問題は処理すると言われるのであれば、もうこれは取り上げる必要もなくなるわけです。われわれが幾ら真剣にこれを討議し審議しても、もうそんなものはあってもなくてもい……

第24回国会 社会労働委員会 第16号(1956/03/16、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 今の田村委員の御発言に関連してお伺いするわけですけれども、先ほど労働省当局の御返事の中に、賃金体系がまちまちであるというお言葉があったのですが、一体労働省は賃金をどういうふうに考えておられるわけですか、賃金というものの性質を。その点をお伺いしたいと思うのです。家族手当の問題も結局そこからくる。
【次の発言】 労働に対する報酬であれば、やはりもうかったものは労働者に還元するということになりますね。
【次の発言】 そうすると、労働を再生産するところの費用すなわち賃金ということになりますね。
【次の発言】 少し抽象的になりますけれども、私は具体的な問題を中心にして伺っているのですが、そ……

第24回国会 社会労働委員会 第17号(1956/03/23、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 モロタイ地区引揚者の実情調査の御報告を申し上げます。  当委員会の決定に基きまして、議長の承認を受けて、今回引揚げましたモロタイ地区引揚者の実情調査のため、常岡委員と私が大阪市及び神戸市に派遣せられまして、三月十九日午前九時大阪港へ入港の東京汽船株式会社所属日昌丸から上陸した引揚者を大阪港桟橋に出迎えた後、引揚者と一緒に神戸検疫所に参りまして少憩の後、同検疫所の会議室において参衆両院議員及び引揚関係者とともに引揚者と座談会を開き、引き揚げに至るまでの状況、残留者の状況、今後の希望等について詳細に聴取いたしたのでありますが、その概要を申し上げますれば次の通りであります。  今回の引……

第24回国会 社会労働委員会 第19号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 ちょっと葛西さんにお尋ねしたいのですけれども、未帰還者が北鮮に二千人あり、そのうち六十八名についてこちらから名簿を作って調査を要求された。またソ連については四百名の安否調査を出されたというのですが、その六十八名あるいは四百名というのは顕著なものというふうに言われたのですが、どういう標準で、そういう安否調査の人選をされたわけなんですか。
【次の発言】 大へん適当な方法だと私も考えておりますが、六十八名についての安否調査の結果、まあ、わかったものが何人かというふうに出てくるわけですね。それで大体六十八名の選び方といいますか、調査というような、サンプリングの一つの方法のような形でそうし……

第24回国会 社会労働委員会 第20号(1956/03/30、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 それの構成員はどういうふうになっておるのですか。それをちょっと聞いておかないと……。国会はさっぱり関係がないのですね。大がい審議会には国会議員が入っておるのですが、ことに参議院はこの引き揚げに関する特別委員会もないのです。それで社会労働委員会としては、もう少し積極的にそれに参加することを考えないと、ただそういう審議会ができておるだけでは意味がないと思うのです。それでどういう構成になっておるのですか。それを一つ御説明願いたい。
【次の発言】 大体そういう引き揚げに関する重要な問題がこの委員会にかかってきておるのです。委員会で、参議院においては社会労働委員会でこれは取り上げておるので……

第24回国会 社会労働委員会 第25号(1956/04/19、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 総理にお尋ねいたします。私は予算委員会におきましても、あるいは本会議における緊急質問におきましても、社会保障に関しての総理のお考えをたびたびただしておるわけであります。しかし、総理のお答えがまだ私には満足が参りませんので、今日はこの委員会で重ねてもう少し明確に総理から御返答をいただきたいと思って御質問をいたします。  ただいま、ノイローゼに対する総理のお考えは、私はきわめてりっぱであると考えております。ただ、教育だけではない、社会経済の安定、国際関係の安定というものがなければ、国民のノイローゼは絶対になおらないというお考えは、きわめて正確なお考えであると思います。総理のそういうお……

第24回国会 社会労働委員会 第27号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 私は去る十九日に、鳩山総理に対しまして、保険医が辞退をしておる県が数個ある、また、全国的には辞退を決議しておる、辞退を用意しておる状態、国民がそういう状態の前に非常に不安を感じておる。被保険者が病気の場合にどうしたらいいかという不安が全国的に広がっておる、こういう事態を前提として、この医療不安に対して政府はどのような当面の対策、解決処置を持っておるかということを質問いたしましたところが、小林厚生大臣が総理にかわって、公的医療機関に全面的に協力を求めてこの医療不安を解決したいという答弁でありました。そこで私はさらに公的医療機関には一定の限度があるので、今まで保険医、開業医にかかって……

第24回国会 社会労働委員会 第28号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 このたび北鮮地区からの引揚者を出迎え、かつその事情を調査するため、長島、竹中両委員が舞鶴に出張して参りましたので、その概況を御報告申し上げます。  日本の出迎え船を待って、北鮮の東海岸にある遮湖というところに集結していた引揚者三十六名が海上保安庁の練習船こじま丸に乗船して、去る二十二日午後三時舞鶴に入港帰還いたしましたのであります。  北鮮地区からの引き揚げは、終戦後昭和二十二年、二十三年にかけて三回、約二千三百名ほどありましたが、二十三年七月以来とだえていたのでありまして、今回は約八年ぶりの引き揚げであります。  今回の引揚者は十六世帯三十六名でありますが、そのうち子供が十八名……

第24回国会 社会労働委員会 第30号(1956/05/02、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 この際、厚生大臣にもお尋ねしたいし、また社会福祉協議会については、私の希望を述べたいと思っております。時間の都合で簡単に申します。  厚生大臣は、まだ十万の少年少女たち、この児童が何らかの意味で施設に収容されなければならないような現状にあると言われております。また、ただいま朝日新聞社の関係された方々の御報告の中にもありましたように、せっかく親があるにもかかわらず、親が発見されたにもかかわらず、なお施設の中にとどまらなければならないような児童があるわけであります。ところが、一体厚生省のやり方を見ておりますと、施設の児童の給食費の値上げのことに関しましてすら、わずかリンゴ一個の値上げ……

第24回国会 社会労働委員会 第32号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 薬剤師協会の谷岡さんの御陳述の中に、あなたは国庫負担の増額ということはあらゆる団体――医師会、薬剤師協会にしてもこれを要望すると言われたことと、一部負担はこの程度は差しつかえないと言われることの間に矛盾があるのじゃないでしょうか。
【次の発言】 別にここで理屈言うわけじゃないですけれども、国庫負担を増額するということは、結局一部負担をなくするための増額なんでしょう。
【次の発言】 それを強く要望されていながら、一部負担はやむを得ないということの間にはやはり私は矛盾するように思うのですが、政府委員のようなあなたの立場でものを言われておるのかもしれませんが、その点です。

第24回国会 社会労働委員会 第33号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 今、一部負担の問題と赤字との関連のことが出ておるわけですが、藤本さんは非常に真率な態度で、非常に良心的にやっておられることはよく私どもはわかりますが、しかしながらこの問題は、赤字の分析が足りないのじゃないかと私は考えておるのです。先ほど、どういう資料で赤字を分析されたか、医療費の方で計算をされたかというときに、厚生省の資料を中心にしてやられたという御答弁ですが、それ以外にはどういう資料をお使いになりましたか。
【次の発言】 もし政府の資料以外に、信憑性を持った資料というふうにお考えになってお使いになったものがあったらそれを知らしていただきたい。それでそれに関連して、政府の資料は十……

第24回国会 社会労働委員会 第35号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 きょうは予定は、衆議院の修正案に対して衆議院の方に質問をするつもりでおったのですが、きょう都合で見えられませんので、衆議院に対する私の質問の点につきましては、次回に保留いたしたいと思っておりまするが、それできょうは質問を政府の方に対してするわけでありますが、この改正案の一番重要な点は、一部負担の問題と、政府管掌健康保険の赤字の問題の二つに、大体集約されると考えます。それで、この前衆議院の方に向って、衆議院の担当者に向って、山下委員からお尋ねがあり、それに関連して政府からの御返事があった点でありますが、どうも私にとっては不明瞭なのでありますが、従ってもう一度、この点は重要な意味を持……

第24回国会 社会労働委員会 第36号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 昨日に継続して、まだ二、三問題を残しておりますのでお尋ねします。  きょうも衆議院の方の方が見えておりませんので、主として厚生省の当局に向ってお尋ねいたします。一部負担のことに関連して、昨日福島県の須賀川における国立病院においての空床が、約半数にも及んでおるという報告を受けましたので、それの調査をお願いしておるわけでありますが、それに関連しまして、最近の入院患者の傾向としまして、扶養家族の入院者が非常に減っておる。 あるところではほとんどなくなっておるような病院があります。これも一部負担、半額負担ということの現われの一つである。すなわち医療費がいかにそれを負担する能力が減っておる……

第24回国会 社会労働委員会 第37号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 小委員会を作ってそのように綿密な調査が行われたことについて、私どもはこういう結果がこれほど出てくるものとはむしろ予期していなかったのであります。この調査は健康保険全部についての、各項目についての調査ではないと私は解釈しますが、それについてすら非常に意外な結果が出てきております。十三億五千万円というような実績についての結果から、こういう推定と開きが出てきた、これはもう動かすことができない実は数字であろうと思います。まだこのほかに相当傷病手当につきましても、現金給付の面につきましても、まだ相当調査しなければならない点があるように私は思うのですが、まず私は小委員長にそのことをお願いした……

第24回国会 社会労働委員会 第38号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 関連。保険局長の御答弁を聞いておると、結局はこういうことになるのです。事実上厚生省は必ずしも医者に犠牲をしいるつもりでやっておるのではないけれども、しかし結果としては、医師に、医療担当者に犠牲をしいることになるということを認めているわけであります。それを全般的の保険経済の健全化のために仕方がない、こういうように返事しておられる。私はこれはあらゆる観点から考えてみて、結局医療担当者に犠牲をしいているようになることはやむを得ないという、こういうものの考え方は、私はきわめて危険だと思う。なぜなれば、保険局長も認めておる通りに、実際、事実において初診料の五十円というものをとれない医者がど……

第24回国会 社会労働委員会 第39号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 それに関連して伺いたいのですが、最後に二百件残ったものが中央審査会にかかるというような場合に、その二百件というのは相当めんどうな事件だろうと思うのですが、三人の審査会で、その独自の事務局を持たない審査会が、それで審査会の事務が円滑に運ばれると思われておりますか。
【次の発言】 この法律は全国を一般的に対象としている法律なんですが、この法律は特に炭鉱地帯とか、北九州とか北海道とかという地理的に相当重要性があると思うのですが、それに対して何か特に法律的に、地理的に特別なあれはできないのでしょうけれども、行政的に何か特殊な方法が考えられておりますか。

第24回国会 社会労働委員会 第40号(1956/05/25、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 その点に関してちょっと関連。厚生省が今度の健康保険の一部改正をする法律案を出された説明書に、こういうように説明しておるのです。私読みますから、これを。「以上申し述べましたように、これら諸改革は単に健康保険の財政対策というような狭い意味のものではなく、社会保障制度特に全国民を対象とする医療保障制度の完全実施を前提としつつその一環として実施するものでありまして、わが国の医療保障制度が今後急速に健全に発達して参る上において一転機を画すべきものと考えております。」、こういう言葉をもって大体説明しておられるのです、この改正法案そのものを。すなわち全国民を対象とする医療制度の完全実施、これを……

第24回国会 社会労働委員会 第41号(1956/05/26、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 社会保障計画について今朝大臣から計画の内容を発表されたのですが、発表できるものを、今まで議事が紛糾するほど口をつぐんでおられたことはわからないのですが、とにかく発表されたことについては、私どもはこういう計画があるということを一応知ったわけです。これに関連して、この間私が要求しておいたこの一部負担の初診料に相当する額の収納率についての調査を求めたのが、手元に今来ております。これはその社会保障計画、ことに今度の健康保険の改正法案に重要な点を持っているこの一部負担の増加ということに関係を持つ点であって、私どもは非常に重大視しておるわけです。政府の五カ年計画というものの中で、経済に関して……

第24回国会 社会労働委員会 第42号(1956/05/28、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 私はまだ残されておる、まだほとんど触れていないこの法案に対する重要な質疑をそこに提出しておるのですが、その前にただいまの藤原委員の質問に関連して大臣にお尋ねしたいのでが、一つは今の結核対策に関することで、大臣から意見を伺いたいのです。御承知の通り、現在至急に入院を必要とする結核患者が百三十七万人あるということを厚生省から発表されております。ところが結核病床は二十万で、その二十万の病床の中に一割ほどの空床がある、満たされていない病床があるというこの現実を一体どこにその原因があるか、大臣が責任をもって一つ返事していただきたい。

第24回国会 社会労働委員会 第43号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 関連して。今までの御質問のうちで一番重要な点は、赤字に対する今年度のこの予算についての根本的な、今質疑が出ているのです。大臣に対しての質問、大臣が今ここで明答を避けられているのも、この赤字の操作、赤字の実態の見通しというものについてまだ確固たる計数的な信念を持っていないからだと私は思います。今の藤原さんの要求されたことについても、容易にこれはその資料を提供するということはそう簡単にはできません。そこで私はこの際ぜひ質問したいのですが、先般この委員会におきまして、この赤字の実態をしっかり把握するために小委員会を設けまして、自民党、緑風会、社会党それぞれが代表を送りまして、厚生省当局……

第24回国会 予算委員会 第12号(1956/03/10、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 最初に総理にお尋ねいたします。近代政党、現代の政党が社会保障ということを政策の重要なものの一つにしておることは当然であります。総理はたびたび社会保障の充実、前進をやるということを国民に公約しておられますが、三十一年度の予算をごらんになってどのように前進したと思われますか。あるいは大して前進してない、あるいは後退しておるというようにお考えでしょうか、まずその点からお伺いしたい。
【次の発言】 百二十億という中には、非常に大部分の恩給に関する費用が含まれておると思います。正確にいわゆる社会保障費といわるべきものは六十億ほどあると考えます。しかもそれがほとんど重点的にでもなく、各項目に……

第24回国会 予算委員会 第15号(1956/03/14、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 小林厚生大臣にお尋ねいたします。三十一年度予算は経済自立五カ年計画の初年度予算であるとしますならば、この長期計画、財政計画にらみ合せて社会保障計画が一応立てられておると私は考えるのでありますが、社会保障関係予算にそれがどのように表わされておりますか、その点をまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの医療保障の面から国民皆保険の線を三十五年度には完成されるというお答えでありますが、国民健康保険の予算は本年度は、三十一年度は八十八億二千万円、前年度に比しまして十五億六千万円も増加されております。これは多分三十一年度に新しく四百六十万人の増加を見合せた数字と私は考えておりま……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 外務委員会 第6号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 日ソの国交回復によりまして、アメリカ初め資本主義的な自由主義国家との国交と親善の関係の上に、日本の独立と平和を維持しようとしてきた日本の外交が、初めてほんとうの独立と平和の道を広く対外関係の上に一歩を踏み出したことを喜んでおりますが、このために努力をされた鳩山総理以下全権各位に敬意を表しますが、問題は、現内閣、さらに今後の政治責任者が、この外交の路線をどのように発展して、日本の独立をさらに強固な基礎の上におき、国民の生活水準を引き上げ日本の世界性、あるいは国際社会における発言権を強化することが、さしあたり今後十分検討をされなければならないと思います。  そういう点で私はまず総理に……

第25回国会 外務委員会 第9号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 関連質問の場合には、前例にならって社会党の持時間に食い込まないという前提で私は質問を申し上げます。
【次の発言】 何とかはずすような希望をもって、理事会でこの通り諮ってもらいたいと思いますが、とにかく質問いたします。  この国連の加盟ということを私どもは非常に賛成し、喜んでおるわけであります。従ってそれに関連してお伺いしたいのですが、平和憲法といいますか、憲法第九条を持っておるような国として国連に加入するのは、今回の日本が最初だろうと思いますが、この国連軍といいますか、これはエマージェンシー・ポリス・フォースというのかしら……。

第25回国会 外務委員会 第11号(1956/12/05、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 非常に幼稚な知識しか私は持ちません、ウランのことについては……。この日本で作ります実験用のウランの工場というのは、どういう規模のものですか、実際に産業に応用することをそこで実験できる程度のものなのですか、実際にこれを工業化される程度のものですか。
【次の発言】 第三期の実験動力炉ができるのはいつごろになりますか。
【次の発言】 国産炉で天然ウランを使うという計画は日本でも着々進められておりますが、またそういうウラン鉱が十トンなら十トン、今十トンほどでいいというお話があったと記憶しますが、日本にそういうウランの鉱石、ウランを含んでいるウラン鉱が日本で十分補給されるだけのものがあるわ……

第25回国会 外務委員会 第12号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 この請願に関係してですけれども、沖繩に関する請願書が三つ出ておるわけでありますが、二つまではやはり自民党の紹介議員が出ておりますが、今佐多君が言われたような意味におきまして、この点においても十分党においても委員会として御配慮願いたいと思いますが、特に沖繩については、せっかくわれわれは調査の権利を持っておるわけでありますし、国会としてはずっと以前に沖繩に派遣したことがあるかと思いますけれども、なかなか沖繩の調査ということはめんどうな事情があるかと思いますけれども、一度そういう点について、委員長においてお調べ願いたいと思います。できれば委員会から、沖繩の事情を、将来に備えるために、調……

第26回国会 外務委員会 閉会後第1号(1957/08/01、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 時間の都合で、二つだけの御質問を簡単にいたします。二つとも非常に緊急な問題であり、非常に具体的な問題です。  岸総理にお尋ねいたしたいと思いますが、一つは、中国紅十字会の会長李徳全女史を団長にして、日本に感謝親善の使節団をよこすということについて、すでにこちらから招請を出し、向うは十人の人が三週間の予定で、七月、八月のころに日本に来たいという返事を得ておるわけであります。これの起りは、先般の国会開会中の委員会におきまして、政府が三万五千人の日本人のまだ行方不明者、未帰還者が中国にあるという前提のもとに、留守家族の非常な要望に動かされて、すでに三回にわたって中国政府にこの人道の問題……

第26回国会 外務委員会 閉会後第2号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 関連して。  原水爆禁止協議会及び世界大会の日本人の大多数の世論は、実験の即時禁止ということで、これは国民の世論だと思われますので、外務大臣にはそれは十分に記憶しておかれたいと思うのです。
【次の発言】 外務大臣並びに厚生大臣にお願いをしたいんですが、一つは、日本人の中国における行方不明者の調査に関係する問題、これは主として外務大臣にお尋ねをしたい。もう一つは、当面問題になっております里帰りの帰国のことに関連する問題です。  最初にお尋ねしたいのは、衆議院の引揚特別委員会では、二回にわたって、日本人の行方不明者が中国に三万五千名以上おる。その調査について中国当局と話し合うために、……

第26回国会 外務委員会 第3号(1957/02/14、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 それではざっと要約して二つだけの問題にしぼってお尋ねいたします。  一つは行方不明、未帰還者の問題です。もう一つは、日韓の相互抑留者釈放の問題。  実は昨日、全国の未帰還者留守家族の大会がありまして、私もあいさつに出ましたが、相当緊迫した、非常に熱心な会合でございまして、もはや戦後ではなくなったとはいわれながら、まだ五万人以上の未帰還者の問題が未処理のまま残されているということは、国の政治の上に、非常にこれは重大な問題だと思います。この未帰還者、行方不明者の大部分、すなわち五万人以上の中の三万五千人くらいまでが中国にあるわけです。一昨年の田付沈平会談――ゼネヴァの場合でも、この問……

第26回国会 外務委員会 閉会後第3号(1957/10/16、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 外務大臣に三点ほどの問題についてお尋ねいたします。時間の関係もございますので、なるべく核心をついた簡単な御答弁を、失礼ですけれどもお願いしたいと思う。過日ネール首相が日本を訪れた際、公けの席でも、あるいは大衆に対する演説におきましても、日本、インド、中国、この三つの関係がしっかりできるならば、アジアにおける平和はもとより、世界の政治に非常な大きな貢献をするという話をして、それが非常に国民に大きな影響を与えて参ったことは事実だと思います。外務大臣も、日本政府も、おそらくこの考え方には反対ではないと思いますが、そうであるならば、日本とインドという関係は非常にうまくいきつつあるわけであ……

第26回国会 外務委員会 第4号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 今の曾禰委員の質問に関連して……。
【次の発言】 中国との国交回復に対して、直接今政府が積極的に手を打つという考えはない。しかしながら貿易、文化の促進、交流についてはできるだけ積み上げ、そういう言葉は使っておられないのですが、在来の考え方からいえば、積み上げていって将来の国交回復の基盤を作るという外務大臣のお考えについては、私現在の段階において、政府がそういう態度をとられることは大へん賛成なんです。つきましては、貿易については貿易の代表というような考え方をもっておられるようでありますが、相互に貿易についての代表を日本に招く、あるいは置く、こういう形式にあわして、文化についての、た……

第26回国会 外務委員会 第6号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 これはまだちょっとあれですけれども、次回にも質問の時間はいただけますか。
【次の発言】 できれば、できるだけやはり大臣に出席していただきたいと思いますけれども。

第26回国会 外務委員会 第7号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 まず文化協定そのものについて、私は条約局長あるいは外務大臣にお尋ねいたしたいのですが、政務次官がおられますので外務省、並びに文部省の当局にお伺いいたしたいのですが、国際関係が、現在のようにまだ日本を中心として考えるならば、正常化の段階に至っていない国々が多いわけです。また国際間の緊張が十分緩和されているとも思われません国際関係の調整、あるいは親善関係の増進ということにつきましては、経済的な交流、貿易の促進、そういうものの重要なものであることは当然でありますが、それに先立って重要性を持つものは、やはり両国間のほんとうの理解、両国の民族の歴史だとか、従って積み上げてきたところの文化と……

第26回国会 外務委員会 第9号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 どうも税金のことはよく私にはわかりませんけれども、第十二条かと思いますけれども、留学生に対する免税が規定されておったと思うのですが、これは文化交流の上からも考えなければならない点ですが、アメリカとスエーデンには留学生に対して免税が行われておると思いますが、ところがほかの国に対する留学生の免税規定のようなものはないように思いますけれども、この点第一点、どういうわけなのでしょうか。  それからできればこれは日本の外務省としては一律に外国の留学生に対して税金を免除するという日米行政協定、あるいはスエーデンとの今度の税金に関するこの条約の批准を行われる際に、こういう規定もあわせて考える必……

第26回国会 外務委員会 第11号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 ただいま石黒委員の御質疑及び要望に関連して、私ども同じ点を強く外務当局に要望するものですが、ことにこの委員会において決議案が取り上げられましたときには、クリスマス島実験すなわち英国に対してだけでなくて、ソ連に対してもアメリカに対しても同じく原水爆実験の禁止を要請するという決議をわれわれはしようということで一致したわけでありますが、その後私知りたいことは、参議院の決議に基きまして、どのような通告を日本政府としてはこれらの三国に出されたか、それに対する回答はどのようになっておるか、それらの点についてもあわせて御報告を承わりたい。これについては相当重大な意味を現実に持ち今後に持つと思い……

第26回国会 外務委員会 第12号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 おくれて来ましてあれですが、御報告になったかと思いますが、この前私が要求しておりました原水爆実験禁止に関して、最近関係諸国に対して日本の政府から発した通牒、申し入れ、あるいは文化宣伝局で発表された見解などを一まとめにして御報告願いたいという、それができておりまするか。
【次の発言】 できればその前に、実は私いろいろ質問したい点がありますので、はっきりしておきたいと思いまして要求したのですが、石黒先生のお考えもまたそういうととろにあったのじゃないかと思いますが。

第26回国会 外務委員会 第13号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 時間が制限されておりますので要点だけを御質問申し上げます。原水爆実験禁止に対して政府がはっきりした態度をもって臨まれておることについては非常に心強く思っております。吉田内閣当時は原水爆実験に協力するという態度をとり、鳩山内閣の時代になりますると、非常に消極的ではあるけれども禁止に対しては賛成の態度をとっておったようであります。岸内閣において、はっきり全面的にこれを禁止する国会の決議並びに総理の決意を世界に示されたことについては、実にわれわれは心強く思っております。ところが三月二十七日及び四月一日に、核実験中止に関するソ連に対する申し入れに対する回答並びに放送に対して、外務省情報文……

第26回国会 外務委員会 第14号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 きょうは実は外務大臣の御出席を期待しておったわけですけれどもおいでになれないようですので、あらためて外務大臣には次のなるべく早い機会に日本の政府の責任のある御答弁を願いたいと思っておるのですが、きょうはまあ予備的に、一応この中国にあるところの未帰還者調査に関する政府の意向、あるいは構想というようなものをまずお伺いいたしたいのですが、一昨日の閣議並びに昨日の衆議院における引揚特別委員会における政府の態度につきまして、まずお伺いいたしたいのですが、報道されておるところによりますと、未帰還者の調査に関して、国会が議員団を派遣してこの問題について折衝の糸口を作る、できれば将来あるいは直ち……

第26回国会 外務委員会 第16号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 私は、今朝零時にマクミラン英国首相が岸総理にあてて送られたところの書簡、返書、また岸総理がマクミラン総理に対して松下特使に託された書簡を、非常に注意深く大きな期待をもってラジオ放送を聞き、今朝の新聞を読みました次第であります。岸総理の書簡が、原水爆の実験禁止を心から被爆国民の総理として英国に訴え、世界に訴えておられるこの真摯な書簡の内容については、私は心からこれに敬意を表し、賛意を表しておるものであります。ところがせっかく岸総理の熱意のある原水爆実験禁止の熱望にもかかわらず、マクミラン総理の書簡は依然として自由主義諸国の防衛のために原水爆実験は必要である。日本国民の気持は自分はよ……

第26回国会 外務委員会 第17号(1957/04/30、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 吉田君も私も、汽車の時間を急いでおりますので、今のに関連したことを一つと、もう一つのことをお尋ねいたします。  実は、佐野委員、それから吉田委員、私三人が先般山口県、福岡県、長崎県の調査に参りました。一千名近くの拿捕されておる漁民の留守家族の代表並びに船主の代表と懇談いたしました。実に彼らの希望しておることは、相互釈放を一日も早くやってほしいということです。これはもう、声涙ともに下るといいますか、ある場合は怒気を含み、ある場合は絶望的な表情までして訴えて参りました。昨年末陳情団が参りましたときに、年内に、クリスマスまでには大体釈放ができるからという政府の言明を信頼して、われわれ陳……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第8号(1957/10/12、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 引き揚げ、並びに里帰り問題について厚生大臣にお尋ねいたします。  この問題については、すでに外務委員会においても、あるいは厚生大臣の所管のところにおきましても、相当今まで取り組んで参りましたので、新しい問題を、時間の節約の意味もありますので、主として新しい問題だけにきょうは限って質問いたしたいと思います。言うまでもなく、この未帰還者を何とかして調査し、これを日本に帰ってもらいたい、帰還したい、帰還さしたいという政府及び民間の非常な熱意があることは当然のことでありまして、ただいま帰っております里帰りも、政府の未帰還者名簿、こういう膨大なものが五冊できておりますが、この未帰還者調査の……

第27回国会 外務委員会 第6号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 厚生大臣が来ておられますのでまず厚生大臣にお伺いしたいのですが、順序を変えて総理にお伺いした上で厚生大臣にお伺いいたしたいと思います。  すでに日本人の戦犯が釈放されてその帰国を天津において、五カ月近くも待っておるのですが、これに対して今日まで政府がこれを引き取りに行くところの船を出していない。こういう事実は国民がひとしくこれを非常に遺憾としておるところでありますが、総理においてはなぜこれがこんなに、同胞の戦犯が釈放されていながら数労力もそれを放任しておかなければならなかったのか、またそれに対してどういうようにその釈放された戦犯を引き取りに行くところの船を考えておられるかをまずお……

第28回国会 文教委員会 閉会後第1号(1958/06/09、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 今、事務局長が言われました通りに、私は京都ですが、相当文化財、あるいは天然記念物、京都は主として文化財都市ですけれども、たとえば苔寺のコケが非常に悪くなってしまっているのですね。それから、一度これはこの委員会で調査をお願いしたいと思っている個所が数カ所あるのですが、たとえば宇治の黄葉由にある鉄眼禅師の版木ですね、一切経の。これが六万枚ほどありまして、その書庫がもう朽ち果てている、四十年ほどたっております。ところがだれも、そこの管理者というのは、ずっとお寺から一町ほどの山の上でありますので、このごろ行ってみると、ハイキングしている、そのまわりで炊飯している跡がたくさんあるのです。そ……

第28回国会 文教委員会 第2号(1958/02/13、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 一講座費どれくらいですか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 それではついでに資料ですが、この育英資金貸し付けの件の中の大学院の博士課程、一万円貸与の奨学生は三百名と見ておられるのですね。三十三年度にどれくらい博士課程におりますかしら。それを資料として報告して下さい。医学部をのけてですね。そんなにいないと思うのですがね。それからもう一つ博物館の予算を資料として出して下さい。
【次の発言】 大学院の博士課程の全国における学生数をこしらえていただきたいと思います、医学をのけて。医学もあったらなおいいのですけれども、学科別にですね。

第28回国会 文教委員会 第3号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 きょう私ども委員は、少くとも私は、委員として初めて文部大臣のお顔を見ますし、長く大臣の文教政策に関する御高見を伺いたいと期待いたしておりましたのです。御病気その他のことで多少おくれたことは残念ですけれども、お元気できょうはこちらにおいでになったのでお伺いしたいのですが、私どもは大臣の最初の二十三年度における予算の説明と同時に、日本の文教政策の基本的な問題を三十三年度にどのように予算に具現化されておるかということをお伺いしたいと思っておったのです。ただ単に教育の充実とか、科学教育の発達とか、育英事業あるいは児童の保健、体育というだけのことをお伺いするつもりではなくて、日本の現実置か……

第28回国会 文教委員会 第6号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 今の勤務評定に関する協議会並びに教育長協議会から参考人として意見を聴取する、実情を聴取するということについて適当な時期ということでけっこうと思いますけれども、しかし、これはやはり十一月の決定にもある通り、できるだけ早い機会に、四月から実施されるわけですからして、なるべくやはり早い時期に、一つ参考人を呼んでいただきたいということを、理事としてそういう希望をここで申しておきたいと思います。御賛同を得たいと思います。
【次の発言】 関連して。さっき内藤局長の公開すべきものではないと言った部分は、あなたのところには記録にあるのですか。

第28回国会 文教委員会 第7号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 今のに関連して。やはりこれは具体的にただ一片の通牒を出すということでの効果では、全国的なこういう問題が解決することはとてもできない。また、来年の今ごろには通牒を出すということになる、だんだんとこういう傾向は強くなるだろうと思います。それで、幸いに今千葉の本町小学校の問題が出ましたので、これを具体的に文部省として一つ手を打っていただきたい。そしてここでこの問題を解決する方途を見出していただきたい。これはこの委員会に随次報告していただきたい。そうして二千五百人の中の九百人まで越境入学だという事実もはっきりして、そしてこれに対してどう文部省が対処するか、その具体的の方策を示して、これを……

第28回国会 文教委員会 第10号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 これは次官、局長あるいは厚生省関係の方にも関連すると思いますが、例の養護教諭の任務と学校保健法に盛られておる内容、ことに健康診断という、総合的な身体検査よりもさらに深みを持った、あるいは幅を持った学童の保護をやる。健康管理をやるというこの法律の目的、これは主として身体的な養護あるいは保護、検査がねらいのように思われますが、現に日本の学童の一分ないし五分は、少くとも何が精神的な身体心理的な、身体精神的といいますか、そういう面の欠陥があるように思われるのですが、そういう点についての発見といいますか、あるいは対策というものはどういうように考えておりますか。この法律の中で。

第28回国会 文教委員会 第11号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 学校保健法案につきましては、私は賛成の立場で一言討論をいたし、あわせて各派の意向をまとめました付帯決議案を朗読いたしまして御承認を得たいと思っております。  この学校保健法案は、世の中には悪法というものがあるようですが、これはきわめて善法でありまして、最も範囲の広い、また日本の現在の国民の健康からいっても、教育の上からいっても影響するところがはなはだ深く広い実にいい法案であると考えております。しかしながら、この関係するところが広く深いものであればあるほど、法律がいかに善意をもって法文が作成されておっても、これを実施するに当って、どこに重点があるか、どこが最も日本の教育において、日……

第28回国会 文教委員会 第12号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 この通りでいって、日高さんに十二時半までに質問を終ることができますか……。
【次の発言】 日高さんにお尋ねいたしたいのですが、教育課程審議会の会長としてお尋ねしたいのですが、多々あるのですけれども、私からお尋ねをすることは、主として基本的方針、ただいま、日高さんが読まれた基本方針について、集中して二、三の点をお伺いしたいのです。どうも初めてこれを熱心に読んでみましたが、この基本方針といわれているところのものの中に、わからない点が相当あります。第一の点は、この(1)と書いてあるところに、教育基本法というものを審議会はその思想的背景の構造は、人間尊重の精神と、それに基く共同体の倫理だ……

第28回国会 文教委員会 第13号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 重要な問題に秋山君の問題は触れてきておるのですが、これは直接に今の設置法とは関係がないようですし、これは学校教育法のところで大学の研究、ことに今の原子炉の研究の施設のことは、私も地元で宇治の人から、いろいろあの当時も行ったりしたことがあるのですが、何せやっぱりこの一般のPR活動は全然ないのですね。お茶が全部もうだめになるとか何とか、宇治のお茶までだめになるというようなことを本気で信じている人も多いのです。これはやっぱり一つは政治的な問題もありましょうし、それから緒方局長が協力されたこともよく知っておりますけれども、何せ大学だけではやれない。とかく大きな政治問題もからんでおりますし……

第28回国会 文教委員会 第14号(1958/04/01、4期、日本社会党)【議会役職】

○理事(竹中勝男君) 私語はやめて下さい。
【次の発言】 静粛に。
【次の発言】 議事進行についてお諮りいたします。ただいまの秋山君の発言について、議事進行についてお諮りいたします。  もはや、重要な発言が行われて、それに対する資料が不十分であるからして、この資料を確実にして、その上にこの重要な問題を審議するために休憩をしたいという発言ですが、いかがいたしますか。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。今、委員長の、発言の指名に関してのお言葉でありますが、私は議事の規則に従って吉田君が最初に発言して、そうして質疑の続行中に関連質問が出ておったのです。関連質問が終息するまで、大谷議員の発言を私は待……

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 それに関連することですけれども、やはり私も今大和さんの言われたことに賛成なんです。きのうも理事会で実はこれを協議しておられるはずなんです。審議しておられるわけなのに、この委員会にきょう出さざるを得ない情勢であったということは、これは理事会を開いてみても、きのうときょうとそう大して条件は変ってこないんじゃないか、だからもう一度休憩して、午後にまたこの委員会を続行して、問題点をもうちょっとはっきりこの委員会で審議してみたらどうでしょう。そして自民党の方の、これは意見をもう少し変えていただかないと、これは無期延期のような結論が出てきておるじゃないですか。これは、前からの理事会できめたこ……

第28回国会 文教委員会 第17号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 ただいま議題となりました産業教育振興法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表し、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。わが国の産業教育の飛躍的振興を目ざして、産業教育振興法が制定公布されましたのは、去る昭和二十六年でございましたが、以来、今日まで、短かい年月の間ではございましたが、関係者の御努力によりまして、その成果は着々と上り、産業教育関係の施設設備が面目を一新したことは、科学技術教育、産業教育の振興が強調されている現状からまことに喜ばしい限りであります。  すなわちこの間の産業教育振興のための国庫負担金は、約四十七億円に達し、約九十二億円の設備と、六万坪に……

第28回国会 文教委員会 第18号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 ちょっと関連ですがね、そういう資料であれば、そんなにむずかしいことないんじゃないですか。なぜ文部省としてはきょうその資料を出さなかったんですか。
【次の発言】 局長がまさかどこか行ってしまったわけじゃないと思うのですが、どこかに生きておられるわけですから一つ、そう遠く本庁あたりへ行ったわけじゃないと思いますから……できておるはずです、そんな簡単な資料ですから。大臣言われる通り、大臣の希望の通り、命令の通り局長はしなくちゃ勤まらぬですからね。一つ委員部で局長を探したらどうです。大体見えるだろうと思うのです。
【次の発言】 時間ももう一時を過ぎましたし、健康にもよくないし、それからこ……

第28回国会 文教委員会 第19号(1958/04/19、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 きょうは、一国の文教政策の最高の責任者として、岸総理に、内閣の文教政策に関連して二、三の問題をお伺いいたしたいと思います。  一つは、岸総理は就任当時から三悪の追放ということを言っておられた。この前の総選挙には三悪追放ということが重要な問題になっておりましたが、一向三悪が追放されていない。貧乏も、汚職も、暴力も、そう減っていない。むしろふえておる。それで、そういう状態のもとに、今度は道徳教育の特設の時間を文部省が指令しておる。道徳教育、修身科を復活する。しかしながら、これは岸総理の考え方の方が正しい、文教政策の当局よりも……。すなわち貧乏追放をしなければよくなりません。衣食足って……

第28回国会 文教委員会 第20号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○竹中勝男君 大臣どうですか、指導助言……。
【次の発言】 指導助言というのは、こういう瞬間にこそ指導助言ということが生きてくるのです。
【次の発言】 岸総理も文部大臣も、平行線で進んでおるからこれはどうにもならぬという、それだからこれは強行する以外にはないという結論なにっております、これは冷静に聞いてみて。どうしても平行線だから、教育委員会と教育長とそれから日教組あるいは現場の学校の先生たち、いわゆる教育を担当しておる側と教育の行政をやる側とが平行線になっておるから、これはどうしてももう話し合いの余地がないというのが文部大臣並びに岸総理のこの間からの返事なんです。ところが、そのために文部省と……

第29回国会 文教委員会 第1号(1958/06/17、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これから文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  六月九日に大和与一君が辞任され、補欠として相澤重明君が選任されました。六月十日には、最上英子君、相澤重明君、翌十一日には、松岡平市君、川口為之助君が辞任され、その補欠として、堀木鎌三君、天田勝正君、津島壽一君及び中野文門君が、それぞれ選任されました。さらに十二日に、堀木鎌三君が、また十六日には、津島壽一君が辞任され、その補欠として佐野廣君、後藤義隆君がそれぞれ選任されましたる  以上であります。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選を行います。  ただいま当委員会には理事の欠員が……

第29回国会 文教委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これから文教委員会を開会いたします。  委員に異動がございましたから報告いたします。  七月八日に前田佳都男君、三浦義男君が、また九日には岡三郎君が辞任され、その補欠として森田職壽君、西田隆男君及び藤田進君が選任されました。次いで十日には藤田進君が辞任され、天田勝正君が補欠として選任されましたが、二十九日には、天田勝正君が辞任されて、補欠として岡三郎君が選任され三した。
【次の発言】 先刻開会いたしましした委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  今回の委員会の進め方については、まず過般来の風水害による学校関係の災害について、大臣から報告を聞いた後……

第29回国会 文教委員会 第2号(1958/06/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これより文教委員会を開会いたします。委員会開会前に行いました委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。まず、吉田法晴君外三名から発議されました高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案については、次回の委員会当初において提案理由を聴取することに決定いたしました。次に、前国会から懸案になっております教職員の勤務評定について参考人の出席を求める件は、各会派とも異議なく二十四日または二十六日に全国都道府県教育委員長協議会会長木下一雄君、同教育長協議会会長本島寛君の出席を求めることに決定いたしました。以上、報告の通り決定することに御異議ござ……

第29回国会 文教委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これから文教委員会を開会いたします。  委員の異動がありましたから報告いたします。  本日、吉田法晴君及び森田豊壽君が辞任され、その補欠として坂本昭君及び大谷贇雄君が選任されました。  以上であります。
【次の発言】 本日は、昨日に引き続き当面の文教政策について文部大臣に質疑を行うこととなっておりますが、大臣は目下閣議に出席中でありますので、高田委員から申し出のありました深夜喫茶の問題から取り上げることにいたします。  本件につきましては、警視庁から防犯部長近藤貞君、文部省から福田社会教官局長が出席されております。

第29回国会 文教委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それではこれから文教委員会を開会いたします。  委員の異動がありましたから御報告いたします。  六月二十日吉江勝保君、高田なほ子君が辞任され、その補欠として平井太郎君、藤原道子君が選任されました。また、二十三日には平井太郎君、林屋亀次郎君が辞任され、その補欠として吉江勝保君、斎藤昇君が選任されました。
【次の発言】 次に、教職員の勤務評定に関する件を議題といたします。  本日は、本件に関する参考人として、全国都道府県教育委員長協議会会長木下一雄君及び都道府県教育長協議会幹事長本島寛君が出席されており、教職員の勤務評定試案を作成された当事者から、その立案の趣旨並びにその内……

第29回国会 文教委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それではこれから文教委員会を開会いたします。  前回以後の委員の異動について報告いたします。  八月十一日坂本昭君が、また九月九日佐野廣君、西田降男君、大谷贇雄君、また本日、近藤鶴代君がそれぞれ辞任され、補欠として吉田法晴君、大澤雄二君、紅露みつ君、谷口彌三郎君及び寺本広作君が選任されました。
【次の発言】 この際理事の補欠互選を行います。現在欠員が一名ございます。互選は慣例により、委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に後藤義隆君を指名いたします。

第29回国会 文教委員会 第4号(1958/07/01、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それではこれから文教委員会を開会いたします。  委員の異動がありましたので、報告いたします。  六月二十四日斎藤昇君が、また二十八日には大野木秀次郎君が辞任され、補欠として木島虎藏君及び剱木亨弘君が選任されました。また、本日木島虎藏君及び近藤鶴代君が辞任され、その補欠として松野孝一君及び塩見俊二君が選任されました。
【次の発言】 次に、委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  本日の日程につきましては、まず前日に引き続き、当面の文教政策について文部大臣に対する質疑を続行し、次いで市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案について、提案理由の説明を聴取し……

第29回国会 文教委員会 閉会後第4号(1958/09/26、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。九月十一日紅露みつ君、寺木廣作君、大沢雄一君が、また、九月十二日谷口弥三郎君が辞任され、その補欠として西田隆男君、近藤鶴代君、佐野廣君、大野木秀次郎君が選任されました。また、九月二十五日西田隆男君及び佐野廣君が辞任され、その補欠として山本利壽君及び紅露みつ君が選任されました。ついで本日平井太郎君が辞任され、林屋亀次郎君が選任されました。
【次の発言】 午前開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  本日の議題は、公報掲載の通り教職員の勤務評定に関する件であ……

第29回国会 文教委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員長理事打合会でば、本委員会の運営について意見の一致をみることはできませんでしたので、本日の委員会は、委員長の責任において進行いたしします。  市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案、高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案を合せて、これに対する質疑を行います。ただいま関係政府委員をお呼びしますけれども、質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】
【次の発言】 速記を起して。  再開いたします。しばらく、暫時休憩いたします。    午後零時四十二分休憩

第29回国会 文教委員会 第6号(1958/07/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これから文教委員会を開会いたします。  委員の異動がありましたから、御報告いたします。  七月二日、塩見俊二君が辞任され、補欠として前田佳都男君が選任されました。三日には、前田佳都男君が辞任され、その補欠として近藤鶴代君が、また四日には、大谷贇雄君、五日には、吉田法晴君、剱木亨弘君、七日には、秋山長造君及び松野孝一君が辞任され、その補欠として佐野廣君、山本經勝君、木島虎蔵君、海野三朗君及び前田佳都男君がそれぞれ選任されました。また同日、山本經勝君が辞任され、その補欠として、吉田法晴君が選任されました。さらに本日、野本品吉君及び海野三朗君が辞任され、補欠として、……

第30回国会 文教委員会 第1号(1958/09/30、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これより文教委員会を開会いたします。  委員に異動がありましたから御報告いたします。  九月二十七日、紅露みつ君が辞任され、その補欠として佐野廣君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求についてお諮りいたします。  従来、当委員会におきましては、教育、文化及び学術に関する諸問題につき調査を行なってきておりますが、今期国会においても本調査を行うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、本院規則第七十四条の三により、議長に提出する調査承認要求書の作成は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第30回国会 文教委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これから文教委員会を開会いたします。  委員に異動がありましたから、報告いたします。  九月三十日、山本利壽君が辞任され、その補欠として川口爲之助君が選任されました。
【次の発言】 去る十月二日開きました委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。本日の日程につきましては、先般の台風による学校関係の被害について文部当局より報告を聞いた後質疑を行い、次に九月二十六日の委員会において残りました教職員の勤務評定に関する質疑を継続することに意見の一致を見ました。次回、九日の案件につきましては、本付託になっております社会教育法等の一部を改正する法律案について提案……

第30回国会 文教委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これより文教委員会を開会いたします。  先刻開きました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  懸案になっております教職員の勤務評定に関する参考人については、協議を行いましたが、意見の一致を見ることができず、次回理事会において引続き協議を重ねることといたしました。  社会教育法等の一部を改正する法律案について、関係団体及び学識者から参考人として意見を聴取してはどうかという提案があり、協議いたしました結果、来たる二十三日に出席を求めることとし、人選については自民、社会おのおの二名、緑風会から一名それぞれ推薦していただくことに意見の一致を見ました。  ……

第30回国会 文教委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動がありましたから報告いたします。  本日、佐野廣君が辞任され、補欠として剱木亨弘君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠互選を行います。  現在、本委員会には欠員が一名あります。互選の方法は、慣例により、委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長は、理事に後藤義隆君を指名いたします。
【次の発言】 先刻開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  まず、勤務評定問題を中心とする教育行政のあり方について参考人の意……

第30回国会 文教委員会 第5号(1958/10/23、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動がありましたから報告いたします。  昨日、林屋亀次郎君が辞任され、その補欠として大谷贇雄君が選任されました。
【次の発言】 本日は、社会教育法等の一部を改正する法律案について参考人の方々から御意見を伺うわけでありますが、参考人の方々には御多用中のところ、本委員会のために御出席いただき、まことにありがとうございました。本委員会としましては、本日の御意見を参考にして、十分本法案の審議を尽したいと存じております。それぞれ御専門の角度から十分に御意見を拝聴いたしたいと存じます。  それではまず、社会教育審議会副会長をし……

第30回国会 文教委員会 第7号(1958/10/30、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これより文教委員会を開会いたします。  委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  本日の日程につきましては、まず、社会教育法等の一部を改正する法律案の質疑を行い、次に、区域外入学に関する件を取り上げることといたしました。  次回、十一月四日火曜日の委員会では、社会教育法等の一部を改正する法律案、高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案の審議を行い、また、本日出席要求を行なっておりました岸総理が、衆議院予算委員会における補正予算審議の方へ出席されるため、本委員会に出席できませんので、四日あらためて要求することといたしました。なお、……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/11/04、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、理事補欠互選を行います。  現在、本委員会には欠員が一名ございます。互選の方法は、慣例により、委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、委員長は、理事に後藤義隆君を指名いたします。
【次の発言】 委員に変更がありましたから、御報告いたします。  本日、吉田法晴君が辞任され、補欠として安部キミ子君が選任されました。
【次の発言】 次に、先刻開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。  まず、本日、出席を要求しております岸総理が、参議院予算……

第31回国会 文教委員会 第1号(1958/12/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) これより文教委員会を開会いたします。  調査承認区要求についてお諮りいたします。  当委員会においては、教育、文化及び学術に関する諸問題について従来調査を行なっておりましたが、今期国会においても同様に調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、本院規則第七十四条の三により、調査承認要求書を議長に提出するわけでありますが、要求書の作成等については、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第31回国会 文教委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これから文教委員会を開会いたします。  委員に異動がありますから報告いたします。  十二月十二日、高田なほ子君、吉田法晴君、秋山長造君が、また十五日には大谷贇雄君がそれぞれ辞任され、補欠として、荒木正三郎君、坂本昭君、松澤靖介君及び苫米地義三君が選任されました。
【次の発言】 次に、先刻開きました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。本日の日程につきまして協議を行なった結果、まず、社会教育法等の一部を改正する法律案及び昭和三十三年九月の水害による公立の小学校及び中学校の施設の災害復旧に要する経費についての国の負担に関する特別措置法案について提案理由……

第31回国会 文教委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これから文教委員会を開会いたします。  昭和三十三年九月の水害による公立の小学校及び中学校の施設の災害復旧に要する経費についての国の負担に関する特別措置法案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員外発言を認めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは簡単に。
【次の発言】 それでは、本日の委員会は、この程度で散会いたしたいと思います。  水害による災害復旧に要する経費についての国の負担に関する特別措置法案については、大体本日審議を尽したものと認めたいと存じます。それでは、本日の委員会は、これにて散会いたします。  ……

第31回国会 文教委員会 第4号(1958/12/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それでは、これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動がありましたから御報告いたします。  十二月二十日、加賀山之雄君が辞任され、補欠として竹下豐次君が選任されました。また本日、後藤義隆君が辞任され、補欠として山本利壽君が選任されました。
【次の発言】 教職員の勤務評定に関する件を議題といたします。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 柏村長官……
【次の発言】 一時ごろまでの予定で進めたいと思っておりますので、どうぞ一つよろしく願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。



各種会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第19回国会 厚生・労働連合委員会 第1号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 今の年齢の問題とは別なんですけれども、いわゆる五人未満の事業所にいるところのものが今度の厚生年金保険法に洩れているわけなんですが、これも又日本の経済を背景としたところの日本の産業の特殊性からやはり考えて行かなくちやならないというふうに考えております。日本人の労働可能の年齢というものはやはり今もお話があつた通りに、高熱の熱処理だとか、いわゆる体力の非常に消耗度の早い作業が日本の産業労働の一つの特色になつていると思いますが、六十歳までそこで働かすことが理想だというのは、現在においては少くともその能力がないと見なければならないと思いますが、これは今の御説明に対しては私はよくまだわかつて……

第19回国会 厚生委員会中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会 閉会後第1号(1954/08/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) 只今から中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会を開会いたします。  本日は厚生省引揚援護局長の田辺局長、引揚援護課長坂本真一郎の両氏が厚生省のほうから出席されることになつております。  最初にお諮り申したいのですが、遺骨送還に関する調査の参考に資するために、中国人俘虜殉難者慰霊実行委員会の赤津益造さん、菅原恵慶さん及び東京華僑総会の常務理事をしておられる呉修竹さんのお三人が見えておられますので、参考意見を伺いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないことと認めまして、それでは只今申上げました三人の方々に参考人として御出席を願い、御意見を聴取する……

第19回国会 厚生委員会中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会 閉会後第2号(1954/09/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) 只今から中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会を開会いたします。  第一に、最初に二回の中国人俘虜殉難者遺骨還送状況につきまして、外務省のアジア局長の中川さんから御説明を願います。
【次の発言】 有難うございました。  只今のアジヤ局長の御報告、御説明につきまして何か御質問ございますでしようか。
【次の発言】 私からお尋ねいたしますが、遺骨がアジヤ局のほうでお調べになつたところでは、現在どれくらいわかつたものがあるのでございますか。
【次の発言】 重ねてお伺いしますが、これらの民間の団体がやつていることで、実際に詳しいことは御承知ないかと思いますけれども、こういう千体……

第19回国会 厚生委員会中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会 閉会後第3号(1954/10/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(竹中勝男君) それじや時間の関係もございますので、直ちに只今から中国人俘虜殉難者遺骨送還に関する小委員会を開会いたします。  本日は遺骨送還問題に関し、中国人俘虜殉難者慰霊実行委員会事務局長の菅原さんに、参考人として御出席を願つております。  十月二十日の小委員会における当小委員会の決定に基き、即日慰霊委員会に提示いたしました五項目の事項は、次の通りであります。  一、中国人俘虜殉難者慰霊実行委員会(以下慰霊実行委員会と謂う)は此の際解散すること。  二、今後華人遺骨に関する一切の仕事は日本赤十字社一本で之を行うこと。  三、慰霊実行委員会解散したる後はその参加団体及び関係者は日赤の……

第22回国会 内閣・社会労働委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○竹中勝男君 最初に民自案の提出者に御質問したいのですが、この改正案を出されるに当って、民主党も自由党もそうだろうと思いますが、社会保障の充実強化ということを政策の重要なものの一つにしておられるわけですが、またこの社会労働委員会でこれが審議されるということは、そういう観点から私どもはこれの審議に当っておるわけでありますが、この恩給と社会保障との関係をどういうように考えていらっしゃいますか、まずその点を一つ。
【次の発言】 そうすると現在の政府は、社会保障的な政策を充実するという場合に、この階級的に非常な段差を持っておる恩給法に従って、さらに軍人恩給のその差額を大きく結果的にはするわけですが、そ……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○担当委員外委員(竹中勝男君) ちょっと関連ですが、私どもの党でもそれを非常に問題にしておるわけでございますが、何か措置費といいますか、国立病院関係の計上の中からそういうものが出てくるところはありませんですか。昨年は何か十三項目にわたるらいの何かがあったように思いますが、そういうものの中から……。
【次の発言】 途中ですけれども、二、三厚生大臣がおられる間に御質問しておきたいと思いますので、湯山委員と相談して、お尋ねさしていただきます。  一つは、昨年できました日本中央競馬会法の三十六条による益金の一部、四分の一を民間社会福祉事業施設に充てるという法律ができたわけです。で、今年度の予算におきま……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第4号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○担当委員外委員(竹中勝男君) 衆議院程度は認められるというわけでですね。
【次の発言】 それは、たとえば六億足らずの修正ですね、それが十億になるぐらいまでは大体行政的にあるいは予備費からでもというふうなお考えを持っておられるのかということです。もしできなければ、どこに限度があるか。

第24回国会 予算委員会公聴会 第2号(1956/03/07、3期、日本社会党)

○竹中勝男君 近藤さんに伺いますが、今全般的にいろいろお聞きしたいこともありますけれども、まずさしあたり今度の国会で問題になるのは健康保険の一部改正に伴う患者一部負担のふえることが一つの大きな問題でありますが、あなたは一部負担は制度として認めてもよいという考えなんですね。事実英国でもやっておりますし、国民経済のこれは大きさ、あるいは所得の分配分の傾斜が非常に緩慢なところではそういうことがいわゆる受益者負担という考え方によって認められると思いますけれども、日本においてこの一部負担をだんだん強化していくような結果になれば、結局医者にいくごとに今度の医療費体系にしても五十円、再診にいけば三十円取られ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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