このページでは河合義一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。河合義一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○河合義一君 ホリドールのことにつきまして、私は過ぐる、いつであつたか、委員会でこれは植物防疫課長であつたか、間違つておるかも知れませんが、お尋ねしたのであります。それは昨年度よりも今年度はホリドールを十四倍使うということを会計課長から私予算についての説明のときに聞きましたので、昨年でも相当被害者がありましたのに、十四倍も使うということになりますと、又被害者が殖えるので十分注意をせねばならないということを私は申上げたのであります。ところが今申上げました防疫課長ですか、よく覚えておりませんが、極くたやすい答弁がございまして、そう注意する必要はないというような意味の答弁でありまして、私はその答弁を……
○河合義一君 この際聞いておきたいと思うのでありますが、「たばこ」の栽培にどれほどの耕地を今お持ちでありますか、その畑地と水田の比率、その二点をお伺いしたい。
○河合義一君 この際お尋ねするのは適当かどうかわかりませんが、農業者が使つております最近の利子についてお伺いしたいのです。それは私は兵庫県から出て来ておりますが、兵庫県でずつと農業協同組合が農家に融通しております金の利子を調べて見ましたら四銭、五銭とつておる。五銭と言いますと、利率に直しますと一割八分余で、普遍の銀行でも大体二銭五厘です、私の知つておる範囲では……。ところが四銭、五銭をとつております。これは私は無茶なやり方ではないかと思います。この間凍霜害の視察に群馬県に参りまして、あちらでよく聞いて見ましたころが、二銭八厘より高い日歩はありません。ところが兵庫県では四銭、五銭、これは農業協同……
○河合義一君 今度の法律によりまして簡易屠場も相当数できると思いますが、その屠場の位置等につきましては何か規定はありませんか。
【次の発言】 私はそれは規制するほうが実際問題としては適当だと思うのであります。これも事実あつた問題でありますが、屠場を移転いたしましたときに、成る神社の極く近くに持つて行つてそれが許可されたのです。ところが神社を中心といたしまして氏子連中が非常に反対をいたして、それを変えさしたことがあるのですが、容易にそれができなかつたときに、私はそれをお手伝いしまして、氏子たちの意思通りに位置を変えさしたことがあるのであります。それが衛生上という問題もありますが、それ以外にも相当……
○河合義一君 先刻来の各委員の質疑、それに対する政府委員の答弁を聞いておりますと、殆んど全部の委員の意見は金利が高い。農業者に、殊に開拓者には安い金利を使わせなければならないという意見、それに対する答弁は農林省内の農地局ではこう考えている、それ以上には出ておりません。私は現下の重大な問題、食糧増産というようなことを考えますと、これは非常に重大な問題だと思いますから、こういう論議は必ず農林大臣に質すべきであると思います。これ以上の審議はやはり農林大臣の出席を求めて、農地局の意見でない農林省の意見、農林大臣の意見、現内閣の意見というものを私は聞きたい。どうか皆さんにお諮り頂きまして、御賛同を得ます……
○河合義一君 本日の農林委員会は定例目でないようでありますけれども、開会されたのでありますが、その理由は、農産物検査法の一部を改正する法律案等は、これは只今問題になつておりますような事情で非常に急いでいるのです。そのために今日は特別に委員会が開かれたのであります。私も多くの質問を持つているのでありますが、先ず第一に、この法律を先に上げて頂きまして、それからあとで質疑応答をして頂きたいと思います。皆さんの御意見によりまして、そうできればやつて頂きたいと私は希望いたします。
○河合義一君 過日私が要求いたしました中金の貸借対照表、それに損益計算書、剰余金の処分の書類を手にいたしまして、まだよくこれを見ておらんのでありますけれども、只今問題になつております中金から開拓農業者が融通してもらいます資金の金利の問題とも緊密なる関係があると思われるところがありまするので、これを一つお伺いしたいのであります。この剰余金の処分を見てみますと、出資配当金一億九千二百六十七万五千円であります。そのほか特別配当金というのが、これも一億五千七百四十九万六千九百七十円と、こう出ております。で、これを見ますと、相当中金は豊かな手許であると思うのでありますが、なおこの特別配当金と申しますもの……
○河合義一君 先刻政府委員から共済組合の事業による不正があつたのは青森県にあつたということでございますが、その他の府県にはありませんのですか。そうして青森県のその不正は検察庁で調べておつて、農林省はまだそれに手を付けていないということでありますか。私はそれでは十分に思わんのでありますが検察庁のほうに渡す前に農林省は十分それを政府といたしまして私どもに発表して頂く義務があると思います。又これは検察庁の手に渡つているから恬然としてそれを放つて置くというようなことはどうも私どもは腑に落ちん。その他にもありませんか、あればどこにあるか、もう少しはつきりして頂きたいと思います。
○河合義一君 米穀の需給計画のこの資料につきましてちよつとお伺いいたしたいのでありますが、加工用の中で、先ほどの説明では、酒の醸造用に九十四万石当てるということでありましたが、これはどういう標準によりましてこういう計画を立てて業者にお許しになるのですか。この節は非常に需給の関係で国民一般が心配しておると思うのですが、ただ醸造家にこれだけ醸造をしたいという、それに無制限にこの加工用にそれを許すのでありますか、この際よほど私考えなくちやならん問題だと思いますが、食糧庁の方針を承わりたいと思います。
【次の発言】 只今の説明によりますと、主税局の税金を課すという趣意から、これだけの石数が許されておる……
○河合義一君 先ほど上林委員からお尋ねがありましたが、島根、鳥取、兵庫、京都、相当被害があつたようでありまして、県からの報告はお手許にすでに参つておるそうでありますが、農林省の出先機関の統計調査部のほうからも来ていると思いますが、あの地方に対しては救済ができるのでありましようか、対象になるのでありましようかその点を一つ聞いておきたいのですが、兵庫、京都……。
【次の発言】 じや何かの方法でそれ相応な救済はできるわけですね。
○河合義一君 終戦後農地が開放されまして、その結果まあ利用するものがその土地を持つということが実現いたしたのであります。私は森林のことにつきまして知識は全くありませんが、よく始終そう思つておるのですが、まあ国有林のほうにつきましては、林野庁が主となりまして山林を完全に利用する、伐採すれば直もに植樹をして、そうして森林の利用を極度に進めるいうようにやられてれるということは承知をいたしておりますが、民有林におきましては伐採をいたしまして、そのままに苗木を植えずして放つておるというところが現在あるのではないかと思います。そういう土地がありましたならば、山林がありましたならば、これは国が買上げまして、……
○河合義一君 先刻来政府委員の答えを聞いておりますと、公平なる供出の割当をするために現在の農業委員のほうが便利であるというように私は聞いたのですが、河野委員も申しましたように、選挙ということは最も厳正でなければなりません。個々の理由によりまして、これを左右するということはいけないと思うものであります。さて公平なる割当をするために現在の農業委員ではいけない、新たなる委員でなければいけないということは私はないと思うのです。委員は留任を許されておるのでありますから、この際任期が来ておるならば断然適正なる農業委員を選出するということが最も至当ではないかと私は思うのであります。それに対しまして政府委員の……
○河合義一君 只今のお話でありますが、単協がどれほどの高利をとつておるか資料がないというお話でございましたが、それは取り次第に……、これは農林省としては少しの監督も指導もされていないのじやないでしようか。いつも私は単協の金利の問題を申上げておるのですが、支払いに非常に危険が多い。それで金利をその中に含めるということであれば、或る単協は正しい金利をとつておるし、或る単協は……、私は兵庫県ですが、兵庫県の実例を申しますと、一番高いのは単協の利子は四銭八厘、年利に換算すると一割八分五厘、こういうことを農林省が放つておくということが私は解せんのですが、もう少し、県にも協同組合の指導課とか、監督課とかと……
○河合義一君 只今河野委員のお話でありましたが、四千万円の件については、政務次官と河野委員とが控室で話合うのだということでございましたが、私は参考のために一つはつきりここで知りたいのですが、控室でなくしてこの席上で一つお願いいたします。もう一つ申上げたいのは、政府が粗糖を輸入しまして、入札を以て各会社にこれを渡すと、そういう場合には力の強い会社が又利益を壟断することになりまして、砂糖の価格が高騰するというような虞れがないのでありましようか。その点はよく考えて頂いて、そういう制度を布かれるという行政の方法をとられるのでしたら、十分御考慮になる必要があると思うのですが、その点は如何でございましよう……
○河合義一君 私もあとで河野委員から言われましたことを実は言いたかつたんであります。で、政府が努力している、努力していると申されますけれども、あの岐阜県の話、平野さんは岐阜のかたでありましようが、御郷里の岐阜県のことだけを述べられまして、これが政府の努力の一つであるというようなことはどうも私は受取れない。減収加算を米価審議会できめただけのやつだけでも、一つ実際に農民に支払つてもらうと、こういうことでしたら私たち受取れますけれども、民間側の努力を挙げてこれを政府の努力などと言われるのは、私は平野さんの良心を疑わざるを得ないのです。ほかにも何か御計画がありますか、その点を承わりたい。あるんならば一……
○河合義一君 私の質問いたしたいことは、むしろ過日の酪農振興法のときにしたほうがよくはなかつたかと思うのでありまして、馬も牛も同じような動物でありまして、その飼料は全く同じなのであります。過日畜産局の御案内でダービーの競馬を見ました際にいろいろ説明を聞いたのでありますが、牛のほうは冬時草のない時分には「わら」を飼料とすることができるのでありますけれども、馬のほうはそれはいけない。そうして冬の間は北海道から乾いた草を移入しておるというようなことも聞きました。どちらにいたしましても、酪農振興にいたしましても、競馬のことにいたしましても、飼料ということは同じ地位に置かれておるのでありますから、過日の……
○河合義一君 ただいまのお話の中にありました酪農協同組合あるいは連合会等におきまして高温殺菌の施設を行う場合には、幾らかの補助金を出す、また農林金庫のほうから資金の流用を受けるというようなことが各地方庁にも通達がありまして、私の住んでおります県では、さっそくそういう手続をした連合会があるのでありますが、ただいまのお話によりますと、厚生省との話し合いが完全に一致しないというようなことでありますが、あの通達に基きまして差し出しました願書につきましては、どうお取り扱いになるのでしょうか、ちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 この法律は冷害地帯に対する決律であるのでありますが、私がこの法律……
○河合義一君 ちょっとお尋ねしたいのですが、官行造林は公有地を持っております自治体が進んでやらぬ場合には、強制的にやるような方法がありましょうか。国有林を町村合併で相当払い下げておるのですが、それに木が立っておりません。そういうところには特に力を入れて官行造林をやる必要があると思うのですが、強制的にやることができるでしょうか。
○河合義一君 金融協会の副会長にお尋ねしたいのですが、単協が組合員である農民に金融をいたします際に、金利が非常に高いところもあるのであります。私は兵庫県に住んでおるものでありますが、兵庫県では私はまだ全部は調べておりませんけれども、調べただけでも五銭以上の金利をとっておる所が十二カ所あります。その中でも一番高いのが五銭二厘であります。こういうことは他府県においても例がございましょうか。一つお尋ねをいたしたいのでございます。
【次の発言】 この金利を取り締るということにつきましては、何か方法がございますのでしょうか。これはその組合で総会を開きましたときに、金利をどれほどにするということは問題にな……
○理事(河合義一君) 本法律案の審議は後刻に譲ります。 ちょっと速記をとめて。
○委員長(河合義一君) これより委員会を開会いたします。
本日は公報で御通知いたしておりますごとく理事の互選を行いたいと存じます。
本委員会の理事の数は二名とし、互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願うこととして、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 それでは理事に仲原善一君、山下義信君を指名いたします。
別に御発言もないようでありますから、本日はこれにて散会をいたします。
午前十時二十四分散会
○河合義一君 私は、兵庫県下の事例を例にとりまして、農業所得の件につきましてお尋ねをいたしたいのであります。 この県では、農業所得の申告を前にいたしまして各税務署と市町村長及び農業団体との間に、現在紛争を起しておるのであります。その原因は税務署の見立て収量があまりにも多いからでありまして、たとえば、農林省の統計調査事務所の調査によると、本年度の姫路市の例を申しますが、姫路市の作況は九四%から九九%であるにもかかわりませず、税務署は、反収において昨年より三斗九升も多く認めよと要求しておるのであります。また、社町では三斗五升、上郡では一斗三升、三木市では作況が一〇一%であるのに、税務署は昨年より……
○河合義一君 ただいまの手数料でありますが、その額は規定されておるのでありますか。
【次の発言】 その規定が厳格に守られておるのでありましょうか、あるいは一割取るところを一割五分も取っておるような例はありませんか、また、それをどういうふうにして監督をして正しく行なっておるということを認定するのでありますか。
【次の発言】 私の承知しておるところでは、表面は一割といいましても、実際には一割五分も二割五分も??まあくだものなどはちゃんと量目がはっきりしておりますが、水産物などに至りましては、鯨の肉が百貫といいましても、実際は百二十貫あるやつを、百貫どころじゃない、九十貫として、そして手数料は一割と……
○河合義一君 北海道班の視察報告を行います。 北海道班は関根委員長、雨森委員と私の三人で八月三日上野を出発し、十日まで八日間現地を視察して参りましたが、現地では東委員の御参加もあり、御案内いただく等大へんに好都合でございました。 五日午前、道庁において道内の農林水産事情について説明を聞いたのでありますが、御承知のごとく、北海道の開発は明治以来農業を重点に国策として推進せられてきましたが、戦後なお七万町歩に上る未開発資源を有し、これが開発は今後の日本経済の発展に重要な役割を果すことが期待され、また北海道経済の発展は第一次産業によるところきわめて大であるので、道としてもこれらの開発に積極的に意……
○河合義一君 私は、兵庫県における、兵庫県ではダムが東條ダムと引原ダムの二カ所できております。この東條ダムはもうすでにこれはでき上っているのでありますが、この補助ダムといたしまして、県下の加東郡東條町松澤部落の、今より百年ほど前に建設いたしました部落有の安政池を拡大いたしまして、ここに補助ダムを作るということになっているのでありますが、この補助ダムの建設におきまして、村民を初め、私たちもまことに不都合なやり方であると思っている点があります。それは元来こういう工事を営みますときに、私はあらかじめ予算がちゃんと立てられていると思うのでありますが、この安政ダムの建設に際しまして、やはり予算がどれほど……
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