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湯山勇 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

湯山勇[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

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4期各種会議発言(非役職)TOP20
16位

このページでは湯山勇参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。湯山勇参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1953/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は二、三点お聞き申上げたいのですが、今のインターン生に対する住居が建てられない、そうした場合に、建たないところに対して特別な住宅手当というものを考えておられるかどうかというようなことが第一点です。  それから第二点は、ここで考えられておる食事手当或いは被服手当というのは公私立の学校の区別なく全部に対して考えられておどうか。  第三点としては公私立の病院に対しては二分の一の補助をするというようなお考えですが、残りの二分の一についての融資というふうなことは考えておられるかどうか、この三点をお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 大蔵省のほうへお聞きしたいのでありますが、今検討中だ……

第16回国会 厚生委員会 第4号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 最初に本日の質問或いは御答弁の中で出た社会保障制度審議会の性格について、大臣の御見解を先ず承わりたいと思うのです。本日のお話合の中にも、審議会の答申とか或いはこれを諮問機関と考えてその答申については尊重する、或いは権威ある機関として見ているというようなお話がありましたが、この日雇労働者健康保険法案に関する参考資料、これの中にも「諮問機関の答申及び申入れ」というので、社会保障制度審議会、社会保険審議会、失業対策審議会、この三つが一括されておるわけです。私はこの社会保障制度審議会の性格については、勿論厚生大臣がこれを管轄されておるわけではないですけれども、非常に関係が深いという立場にお……

第16回国会 厚生委員会 第11号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は本法案審議のため、患者の座り込みについて東京都の責任者を参考人として呼ぶこと、及びその人選、手続等は委員長に一任するの動議を提出いたしました。

第16回国会 厚生委員会 第12号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私最初に、以前にも御説明があつたのですけれども、ハンゼン氏病という病名を採用しない理由をもう一度御説明頂きたいと思うのですが。
【次の発言】 少し意見になりますけれども、学名というのはレプロというのはこれは国際的な名前ですから問題はないと思うのです。併しらいというのは学名じやなくて和名にしか過ぎないので便宜上使つている言葉なんですから、これを変えるということは何も国際的な影響はないと思います。それから今おつしやつたように、旧観念を成るほどいろんなふうに内容的に直して行くというお考えは勿論ですけれども、そういうことをするため、手取り早いためにこのように病名を変えるということをして行か……

第16回国会 厚生委員会 第13号(1953/07/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この適用範囲を拡張するという各業種ですが、それぞれの、大体どれくらいに殖えるか、この六十一万三千人程度という内容でございますね、業種別の、それを。
【次の発言】 今御説明になつた中で抜けておるのがございますが、通信報道とか或いは厚生保護というのはいわゆる社会福祉の中に入れて御説明になつたわけですね。
【次の発言】 その小さい数字というのが聞きたいのですが、概数がわからないのでしようか。
【次の発言】 男女別などというのは要らないのです。例えば千にも足らないとか、或いは五百にも足らないとか、そういう言い方で結構だと思うのです。

第16回国会 厚生委員会 第14号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私参考人にお尋ねいたしたいのですが、今回の問題についてはただ単に現象面を捉えて今からその対策を立てるという段階はもう過ぎたと思いますので、そういう問題を通じて今回のこの法案にも、都道府県知事がやらなければならないことが第七条、第八条、第九条ですね、そういう点で非常にたくさんあると思うのです。そうしてこのことが実際はこの法案に対する反対の一つの大きい要素になつている。で、今回のような問題を通して参考人は都道府県知事がやること、或いは又やらなければならないこと、そういうものの限界が只今のような状態でいいかどうか。それから今回の問題を通じて考えて見ても、都道府県知事のこれに介在する、或い……

第16回国会 厚生委員会 第17号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 国保に限られたわけじやないのですね。
【次の発言】 では、私健康保険の一部改正についてお尋ねいたしたいのですが、この前に適用範囲拡張のことにつきまして質問をいたしておりました途中で大臣が見えまして、保留いたしておつたと思いますので、その続きをお尋ね申上げたいと思います。この中から教育をお外しになる、全面的にお外しになるのじやなくて、私立学校についてはこれを外すというような御説明があつたわけですが、これは考え方がいろいろ、あると思うのですけれども、結局教育、つまり私立学校を外して、私立学校職員共済組合というものを作ることが、本法を適用するよりも有利なのかどうなのか、その点を先ず御説明……

第16回国会 厚生委員会 第19号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今、広瀬委員からもらい患者の特殊性、それから山下委員からも特殊性ということについて生活保護法の適用についての御質問があつたわけですが、これは私は同じことを別な方面からお尋ねしたいと思うのです。強制収容ということがどのような方法をとるにもせよ、行われる以上は、それによつてその患者を出した家庭には経済的な損害があると思うのです。それについての補償ということについては大臣はどうお考えになりますか。
【次の発言】 それでは強制収容したことによつて経済的な損害、これは生活困窮とか何とかいうことでなくて、本人が従来一カ月五千円なら五千円稼いでいたものが、ともかくもその家庭ではなくなるわけです。……

第16回国会 厚生委員会 第20号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ちよつと一言だけ。これは只今直ぐにお答え頂けないかも知れないと思うのですが、三日間の待機期間をなにしたことによつてどれくらい費用が必要であるかということは、恐らく他の保険から類推して御計算願わなければならないと思うのですが、これは成るべく早くお示し頂けないでしようか。
【次の発言】 私小委員会で御審議になられると思いますので、質問の形でなく、大臣にお願い申上げたいと思うのですが、大臣は今藤原委員その他のかたの御質問に対しまして、よくおわかりになつていらつしやるし、又はお答えになることも決して誠意がないというようにもとれないのですけれども、ただ極めて残念なことには、お互いに理解し合う……

第16回国会 厚生委員会 第21号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私はこのことはよくわからないのですが、現在遺族援護法を申請しておりながら、これは許可になつたのがあるし、ならないのがあるし、相当たくさん保留というのがあると聞いておるのです。その保留というのがこれを適用すれば相当数解消する予定でございますか。
【次の発言】 非常に小さな問題ですけれども、氏を改めない場合ですね。これは新しい婚姻法によれば、改める改めないは双方の自由だということを聞いておるのですが、そのことが改めない場合だけというのはどういうわけでしようか。
【次の発言】 それでは今の点は……。もう一つは養子で入籍していない場合ですね。その養子が戦死したという場合はこれはどうなるので……

第16回国会 厚生委員会 第24号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 陸海軍の共済の旧令によつてはどれくらい出しておつたか、おわかりでしたら……金額です。
【次の発言】 次に父母、祖父母が婚姻した場合、従来は対象にならなかつた。これが婚姻しておつたのが離婚した場合は対象になるようになつておつたのでしようか、どうでしようか。
【次の発言】 続いて、これは提案者のほうにお尋ねいたします。あの修正案についてでございます。今回の修正におきまして、父母、祖父母が氏を改めないで婚姻したときは失格しないというような御改正があつたわけですが、この氏を改めないということに限定された理由はどういうところにおありになるのでしようか。

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 理事互選の方法は、成規の手続を省略いたしまして、委員長の指名とせられんことの動議を提出いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私はちよつと……。(「もう決定をされて、宣告されたわけですから」と呼ぶ者あり、江田三郎君「問題外ですから……、問題が違うのですよ」と述ぶ、湯山勇君「ちよつと素直にお聞き頂いたらいいのですが、実は今私も知らなかつたのですけれども、座り込みをやつておるそうなんです前のが。で、あの連中に対して大臣のほうから昼飯を食べさすな、食べさすなという言葉は悪いですけれども、昼飯を持つて行くなというような命令が出たということを今聞きまして、そのことだけ簡単にお……

第16回国会 厚生委員会 第26号(1953/08/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今委員の各位が聞かれましたのは実は心配なんです。ただ善処するというようなお答えだけではやはり安心ができないものですから、大変しつつこいようですけれども、例えばこれが終ればすぐに局長各位が行かれて、今日はこういうことで、こういう決議があつた、このことは大臣もこういうふうに約束しているんだということを局長各位がお話になるとか、或いはこの際だから、大臣は御病気だから、次官が行つて懇切にそのようなことを説明するとかそういうことをなんか具体的にお話して頂ければ私どもは一応安心だというわけなのであります。若し前のように御説得申上げてもきかない、そうして強権発動というような事態が起る、そういう事……

第16回国会 厚生委員会 第27号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 日雇でございます。
【次の発言】 日雇労務者の実態生計費ですね、その実態生計費の中で、医療費が大体どれくらいな割合を占めておるか、そういう点について、この資料の中にはそういう点が出ていないものですから御説明を頂きたいと思います。と申しますのは、一般に人事院その他で賃金をきめます場合に、食糧費、それと関連してエンゲル係数によ  つてそれを修正いたしまして、大体理論生計費をきめるわけですが、その場合に食費の占める割合が、日雇労務者ではかなり大きいと思うわけです。その大きい食費の占める割合をとつて除けました残りの中の、一般公務員等の給与算定の場合は、何%が医療費になろ、従つてそういうこと……

第16回国会 厚生委員会 第29号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私最初労働省のほうへお尋ね申上げたいのですが、先般予算委員会等におきまして、今回企業の合理化その他によりまして、相当多量の整理が行われる。更に又官庁方面におきましても、同様に行政機構の整備その他によつて、かなり整理が行われるのではないかというような気配があるわけですが、現に炭労等におきましては、今回の設備の改善によつて三万乃至七万の失業者が出るということを申しておるわけです。で、労働大臣はこれに対して、そういうふうにして出た失業者は、今回政府が企図しているところの大きい土木事業、つまり道路建設とか、或いは堤防建設とか、そういうところへ収容するから、労務の失業者というものは余り出ない……

第16回国会 厚生委員会 第30号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は本案に只今の附帯決議を付することを条件として賛成をいたします。  なお本案の審議に当りましていろいろ問題点が指摘いたされましたが、それらの点につきましてはいろいろ疑念が残つておる状態でございます。従いまして特にこの附帯決議の実施に当りましては、十一月一日以降という期日が明示されておりまして、いつ渡すということははつきりいたしておりません。で、渡すまでの期間の間には、この厚生委員会を開かれる機会も多々あることだと思います。従つて附帯決議の趣旨並びに質疑の過程において問題にされておつたような点が払拭されたかどうか、或いは附帯決議の趣旨が十分果されているかどうか、そういうことを更に本……

第16回国会 厚生委員会 第31号(1953/08/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私この間大分原則的な問題をお聞きしたのですが、今のと関連いたしまして、社会保障制度審議会の答申、三者構成については十分考慮してくれということは、考慮するということはそういうふうなことを入れよということなので、これは言葉の常識から言つても、大蔵大臣が公務員の期末手当を〇・二五殖やすことについては篤と考慮いたしますということから出たのであります。考慮せいということは三者構成にするように考慮せいということなので、今局長のおつしやつたのは非常に私は納得行きかねるのですが、これはそう解釈できるのでしようか。
【次の発言】 局長は実に詭弁を弄して、何だか私悪い言葉を言います。遠慮なく言いますが……

第16回国会 厚生委員会 第32号(1953/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私の質問に対する答弁はまだ尽されていないのです。いろいろ質問した中で質問に対する一つの誤解がありましたので、その誤解はこうだと言つて一部分のことについての答弁しかなかつたわけです。その答弁がこんがらがつてああいうふうになつて発展しましたけれども、他の面に対する答弁は残つておる、こういう状態で質疑の打切ができるかどうか、委員長どうお考えになりますか。
【次の発言】 今いろいろお話があつたのですけれども、結局あの動議が成立しておるというような御見解が強くて、結局質疑、討論打切りというようなことがなされそうな情勢にあるわけです。そこで私はそのことを決定するに当つて、こういう点を考慮して頂……

第16回国会 文部委員会 第4号(1953/07/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 質問があるのですが、只今荒木君のおつしやつたように、次の機会に、只今のお話の内容もいろいろ検討いたしまして質問をするようにいたしたいと思います。

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は公務員の給与並びに期末手当について御質問申上げたいと思います。昨年の十二月二十五日に成立した一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律、即ち三百二十四号の別表第一から第六までのうちの、別表第一から第五までの各表の末尾に次のような備考が附されております。「本表は、暫定的のものであつて、なるべく速やかに合理的改訂を加えるものとする。」こうなつているのでございますが、この備考が初めて取上げられたときの趣旨は、記録によりますると、あの困つている公務員の姿に目を蔽おうとすることなく、又口実を他に求めて、そうして何とかごまかすといつたような方法でなく、謙虚な態度でこの問題を是非研究……

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 大蔵大臣にお尋ねいたします。只今善処するというお答えがあつたのでありますが、この善処は地方公務員に対しても同様に御善処願われるのかどうか。この点を簡単にお答え頂きたいと思います。
【次の発言】 次に緒方副総理にお尋ね申上げます。総理府の責任者である緒方副総理は、只今の大蔵大臣の御答弁の通りに、やはり同じお考えで以て善処されるかどうかこの点簡単にお答え頂きたいと思います。
【次の発言】 私、外務大臣にお尋ねしたいのですが、あとにいたします。

第16回国会 予算委員会 第10号(1953/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ちよつと基本的な問題でお聞きしたいのですが、現在給与準則が実施されていない状態においては、給与に関する一切の責任は給与局でもないし、人事院でも勿論ないし、総理府に所属するということを聞いているのでありますが、果してそのような状態でありますか。
【次の発言】 先般人事院総裁が大体年間給与の実態の把握ができたが、約一三%の前回よりも上廻つた勧告をするということが新聞にも発表されておつたのでありますが、今お聞きすると、まだそこまで行つていないというふうにとれるような御説明でありましたが、これはどのようになつておりますか。
【次の発言】 前の予算委員会におきまして、総裁は一〇%程度の上廻つ……

第16回国会 予算委員会 第12号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私経済表につきまして一つお願い申上げたいと思うのです。それは、前提条件が極めて断定的であつて、例えば自由主義国家の軍拡態勢は継続する、或いはその次の場合には縮小化傾向は漸次解消する、それから第三項では徐々に進展する、中共貿易については変らないというような点は、非常に一貫性に欠けたところがあると思うのです。五カ年向うの見通しを立てるということは先ほどもありました通りに、先ず不可能に近いことだと思いますので、むしろこれはそういう計画をどのような態度で考えて行くかというそれを把握する態度が重要だと思うのですが、その態度においてこのような独断的な面が多くて、而も防衛力の充実については検討す……

第16回国会 予算委員会 第17号(1953/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 なお今の問題と関連いたしまして、先ほどの議事進行の動議にもあつたわけですが、議運の見解も聞く必要があると思うのです。議運の委員長の出席を求めて、今朝ほど来の審議の経過並びに結論を聞くように御措置を願いたいと思います。

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 岡田委員の御質問の最初のポイントは提案者は誰かということであつたと思うのですが、それが法制局長官の説明がいろいろ綾を持つてなされたために、焦点がぼやけてしまつていると思うのです。端的にお尋ねいたします。現在我々が審議しようとしておる原案は二本建か、一本建か、このことが一点、と申しますのは、法制局長官の説明によりますと、この案は本院で成立しなければいけないということを申されましたし、本院の審議によつては又原案に帰るかも知れないというようなことを言つておられますので、一体二本建で審議するのか、一本建か、この点を先ず明確にして頂きたい。  次に一本建とするならば一体いずれが対象になるか、……

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今の委員長のお扱いについて大蔵大臣の説明を聞くということは聞いたあとでその説明が全責任を負つていられるか、或いは大蔵大臣、政府以外にこのことに関する責任者があるというその性格付けはありでしようという御意図なんでございましようか。
【次の発言】 それでは委員長は政府が全責任を以て説明に当る、こういう把握に立つて今の議事進行なさろうとしておられると把握してよろしうございますか。
【次の発言】 委員長の言われたのは、原案についてはすでに説明が終つておるのだから、今回は修正された部分だけについて大蔵大臣は説明をする。而もその説明されたものについては政府は全責任を持つ、こういうことなんですか……

第16回国会 予算委員会 第22号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この問題はいろいろやるといつても、もつと具体的資料で問題を片付けるべきでありますから、ここ数年間おけるあところの供出状況の資料を農林大臣から出してもらいたい。それは一つは供出農家の数、完遂農家の数、完遂ができなかつた農家の数、それから完遂できたところの市町村、完遂ができなかつたところの市町村、この数字が明瞭にこの問題を論議するところの数字的な資料となりますから、これを農林大臣から成るべく早く提出してもらいたいと思います。
【次の発言】 これは抽象的な論議では水掛け論になるから、私はこの数字的な資料を求めたのでありますから、少くともこの供出問題をめぐつての論議が今日中心になるときに、……

第16回国会 予算委員会 第23号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 関連して……。保安庁長官は非常に保安隊の水害に対する活動を強調されますが、保安隊の訓練でシャベルを持つて水害の訓練をやるとか、土嚢を造る訓練をなさつたことがあるのですか。

第16回国会 予算委員会 第25号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 最初大蔵大臣にお尋ねいたします。  私は五月三十日の本委員会におきまして昨年の十二月二十五日に成立した一般職の給与表の別表についている「本表は、暫定的のものであつて、なるべく速やかに合理的改訂を加えるものとする。」ということの検討をどう処理されるかということをお聞きした際に、大蔵大臣は今提案しているのは暫定予算であつてその性質上経費は計上しなかつたとおつしやつたわけです。このことが一つ残つておりますのにすでに次の勧告がなされておる。こういう事態においては当然前国会の意思を尊重して大蔵大臣は組まなければならない責任があると思うのですが、どうお考えになられますか。

第16回国会 予算委員会 第26号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 簡単にお伺いいたします。今審議会について労働大臣の御見解の御表明があつたわけですが、そういうお立場に立つて、現在の官制の人事院に対してどうお考えになつておるか。なお又関連して人事院の勧告というものをどうお考えになられるか、その点お述べ願いたいと思います。
【次の発言】 私が尋ねておりますのは、審議会においても官制のものはいけないというような御見解に立つての御表明があつたものですから、そういう観点からどうお考えになるかということをお聞きしておるわけです。
【次の発言】 今スイッチ・オフがいけないということをおつしやいましたけれども、これは争議に入るときの常識であつて、動態にあるものは……

第16回国会 予算委員会 第27号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 もう時間もこういうふうになつておりますから、昼食休憩にして頂きたいと思いますが……。
【次の発言】 その点はつきりして頂きたいと思うのです。この間の質問が、政府のほうではそれがわからないということになつたので、私は最初から質問をやり直さなくちやならない、前の時間も相当損をしているわけです。そういうことも御考慮に入れて頂いて、今の時間の枠というものについては、見解を明瞭にして頂きたいと思うのです。
【次の発言】 時間の枠がどうなるか、その点明確にして頂きたいと思います。
【次の発言】 前のときに政府のほうの御答弁がなかつたために、随分無駄な時間を費やしているのですが、その分はどのよう……

第17回国会 厚生委員会 第1号(1953/10/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ちよつと関連して。週刊読売に今のと関連しまして、厚生省の推定で、全国の中毒者数が七十万、うち二〇%が若い患者であるというような、厚生省は推定しておられるのですが、これはどういうところから来ているのでしようか。
【次の発言】 局長のほうにお尋ねしたいのですが、原料方面の規制をするということは非常によくわかりました。ただこの原料も私ども聞いておりますのはエフエドリンの場合麻黄が使われておる。麻黄だとすればこれ国内にはできないはずでございます。そうするとそういうものはどのような径路を経て密造者の手に入るか。これについてお調べになつたことがあれば一つ御説明頂きたいと思います。

第17回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1953/11/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 先ほどの中国の紅十字招待の件でございますが、外務省のほうとしては集団帰国が終つてからにするということはすでに非公式なお話があつたように承わつております。そういたしますといずれにしても招待というのは時期の問題であつて、招待するということについては御異議がないのでございますか。
【次の発言】 その問題が非常にむずかしそうに考えられるのでございますが、そのむずかしい要素というのはどういう点でございますか。
【次の発言】 最後に念を押してお聞きしたいのですが、外務省の態度としてはこれを認めようとする方向に立つて御検討をしておられるのか、こういうふうに解してよろしいのでありましようか。

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は厚生大臣に先ずお尋ね申上げます。先般薬務局長のほうからもお話がありましたのですが、覚醒剤の入国径路でございますね。これは大体原料は麻黄という日本でできない植物なんですから、製品で入つて来るにしても、原料で入つて来るにしても、必ず国内へ入つて来る径路があると思うのです。これの調査が現在どういうふうに入つて来るかということは御調査中だということをお聞きしたのですが、どの程度に現在把握しておられますか、その点、大臣のほう、どういうようになつておるかお聞かせ頂きたいと思います。
【次の発言】 この覚醒剤の取締法ができたということは、一つは今日のような事態が或る程度予見できたのではないか……

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今の池田・ロバートソン会談に関連いたしまして、防衛力増強の制約として社会、政治、経済、そのほかに特に今度のでは教育が大きく取上げられていると思います。その防衛に関して総理大臣は従来と違つた御意見を述べていらつしやる。で、その教育をどうするかという内容は別といたしまして、防衛力を増強して行くために現在とつている教育の基本方針を変える御意図があるのかどうか。或いは再検討される御意図がおありになるのかどうか。これは非常に重要な問題でございますから総理大臣から御答弁頂きたいと思うのです。
【次の発言】 それでは池田・ロバートソン会談の内容において述べられておる教育の、何と申しますか自発的に……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 労働大臣がお見えになつていないので、非常に残念でございますが、御病気ということでいたし方ございません。私は仲裁裁定及び人事院勧告につきまして御質問申上げたいと思います。今日まで本会議並びに本委員会において明らかにせられたことは、仲裁裁定並びに人事院勧告は尊重するというような抽象的な御言明があつたわけですけれども。その尊重するということの内容が明らかにいたされておりません。尊重するという言葉は、単に考慮するとか、或いは善処するとかいうことと違つて、もつと積極的な意味を含んでおると思うのでございます。従つて、もはや本委員県会も最終的な段階でございますから、どうかそのおつもりで、尊重する……

第18回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 委員長が今の決議を持つていらつしやつたときの話の模様をちよつと御報告頂きたいと思います。
【次の発言】 これは今もほかとの関連ということを次官はおつしやいましたですが、これは今度スポーツの選手なんかは、今日まだ国交が調整されていないうちから日本に来ることを認めたという発表がありましたね。御存じでございますか。
【次の発言】 それだと、これは今この前に次官がおつしやつた理由は、今の国交の関係で主としておつしやつたわけですね。そういうことは今のように本委員会の決議によつて国が呼ぶのじやなくて、日本の赤十字が赤十字の賓客として呼ぶのだという決議になつたわけですから、これはそういう団体が団……

第18回国会 予算委員会 第1号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 人事院のほうを若し何でしたらお願いいたしたいと思います。

第18回国会 予算委員会 第2号(1953/12/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 人事院のかたにお尋ねいたします。  今回の政府のほうで考えておられるベース・アップの内容と、人事院勧告のベース・アップの内容とは相当大きな違いがあると思うのです。それにつきましては昨日頂いた資料の中に、人事院勧告と政府の給与改訂案との比較という資料があるのですが、これについてお尋ねいたしたいと思います。この資料によりますと、現行、勧告並びに政府案の給与ベースの内訳はおおむね次の通り推定されるというその推定が最後についておりますが、これを見て参りますと、前に大蔵大臣が人事院勧告をそのまま実施すれば大体七百五十億、七百四十九億要るというような御説明があつた。今回は又全部実施すれば平年度……

第18回国会 予算委員会 第4号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 最初大蔵大臣にお尋ねいたします。今回提案されました一般職の給与に関する法律の一部を改正する法律案の作成に当りましては、人事院に対して協力を求められましたか、人事院の意見を何かお求めになつたか、そういう点を先ずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 次に人事院はどなたがお見えになつていらつしやるのでございましようか。
【次の発言】 人事官にお尋ねいたします。十二月の三日に人事院から「人事院勧告と政府の給与改訂案との比較」こういう資料が提出されております。この資料によりますと、「昭和二十九年一月一日において、人事院勧告の給与ベースが受入れられたことになとる。」いう断定が下されておる……

第18回国会 予算委員会 第5号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 文部大臣に御確認願いたいと思います。大臣は教育基本法の第八条による教育の中立性ということをおつしやつておらられるのですが、教育基本法の中にはもつとそれよりも根本的な理念といたしまして、日本の国は永久に戦争を放棄し、平和国家、文化国家という崇高なる理想を打建てられ、教育は飽くまでるこの線に沿つて進められなければならない。こういうことが一点と、更に教育は如何なる不当な権力にも支配されないという二つの根本的な条件があるわけでございます。大臣が言われる教育基本法の教育の中立性ということは、この二つの基本線の上に立つていなければならないと思うのですが、この点ははつきり御確認願えますのでしよう……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第1号(1954/08/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は局長のおつしやることは少し誤解か、間違いがあると思いますので、その点を質したいと思います。それは紅十字代表を招待するということは、感謝の意味で御招待するのだ、こういうことをおつしやつて、このことが引揚げにまあ余り影響はないだろうというようなお話ですけれども、これは当委員会でこのことが決議された状況とは非常に違つております。と申しますのは、当委員会でこういう決議がなされましたのは、感謝を表明するだけならば引揚げが終つてからでもいいじやないかという外務省側の意見の開陳があつたんです。これは政務次官からございました。そのときに当委員会としてはそういう感謝の意味だけでなくて、現在残つて……

第19回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ちよつと先ほど団長の御報告下さいました中に、一般人の犯罪者、それから一般人の犯罪人以外のものというようなお言葉があつたかと思うのですが、そういう一般人の犯罪人以外の何と言いますか、向うに残つておる人というのがあるのでございますか。
【次の発言】 で、このことに関しては向うのほうも一般人の犯罪人以外の何と言いますか、残つておるものがあるということは認めておるのでございましようか。
【次の発言】 で、そういう一般人の犯罪人以外の居住しておるものについての向うからの情報は得られなかつたとしても、いらつしやつてそれらについての情報なり或いは事実もあつたというようなお話でございましたが、事実……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第2号(1954/08/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 先ず昨日の衆議院決算委員会のほうで農林大臣の答弁しておる中に、閣議では配給するということを決定したのではないというような意味の御答弁があつたようでございますが、その問題について閣議ではどういうことをおきめになつたのか或いはおきめになつていないのか、それらの点を先ず御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 それではこの問題について、只今農林省の方はお見えになつていないようでございますが、厚生省としてどういう権限、どういう行政的措置、そういうものを担当しておられるか、その点を先ず明確にして頂きたいと思います。
【次の発言】 厚生省の申入れによつて善処すると言うが、申入れというのはどうい……

第19回国会 厚生委員会 第3号(1953/12/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 アルコール飲料ですね、これはどなたもお飲みにならなかつたのですか、全然飲む機会というのはございませんか。
【次の発言】 原爆の噂ですね、そういうことは収容所内でお聞きになつたことはございませんか。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第3号(1954/08/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は只今の委員長の御趣旨に従いまして重点的にお尋ねいたしたいと思います。問題はこの通牒によつていろんな事態が起つておりますので、この通牒に関して先ずお尋ねいたしたいと思いますが、本日の議題になつておる公報に示されたところによると、ベツド廻転基準通達というような名前がつけられております。問題になつておる通牒が五月八日の分は、私はどこをどう見てもそういうベッド廻転基準通達というような趣旨のものは見られないというように思うのですが、ところがその後でそれから七、八十日経つて、七月二十一日の通達によれば、これは前回の通牒はベッド廻転のためのものであるというようなことが特に断り書してあります。……

第19回国会 厚生委員会 第5号(1954/02/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 先ほどの横山委員の御質問と関連いたしまして、二十九年度は国立病院に対する繰入の中に経営費、診療費が含まれていない、こういう話でしたが、二十八年度はどれくらい含まれておつたのでございますか。
【次の発言】 そこでお尋ねいたしたいのは、二十八年度にこれだけのこういう経営費、診療費の繰入れがありましたが、今日各国立病院に対して生活保護法による医療費の支払停止という現象がほうほうで見られておりますが、これと何か関係があるのでございますか。
【次の発言】 実はこれは医務局長にお尋ねするのが重点じやなくて、明後日お尋ねすることの前提として医務局長からお聞きしておきたいと思つて今のようなことにな……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第5号(1954/10/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 湯浅さんと桑島さんにお尋ねしたいのですが、強制残留こいうような形をとられたと言われるのですが、たとえば具体的に、湯浅さんはどういうケースでお残りになつたか、桑島さんはどういうケースでお残りになつたか、簡単に一つお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると桑島さんの場合は、一応自分でもそういうことを納得されて行かれた。それから湯浅さんの場合は脅迫を受けて入られた、こういうふうになるわけでございますか。
【次の発言】 湯浅さんの報告は非常に私は重要なものを持つていると思います。と申しますのは、こういうふうに、たとえば医官が帰りたいという者を注射をして殺したとか、あるいは手榴……

第19回国会 厚生委員会 第6号(1954/02/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ちよつとお尋ねします。一つは、サントニンは今のところはどういう経路で輸入されておるかということでございますね。それから今度新らしく栽培しようとしているくらぶよもぎでございますが、これは今手許に持つておりませんけれども、先般新聞で見ますと、これの採種、種を採るということが非常に困難だ、そういうことが出ておつて、何だか随分たくさんの中で十何粒か完全な種子が採れたというようなことがあつたのですが、これは本当に見込があるものかどうか。これによつて国内のサントニンの自給が完全にできるというのは何年向うであるとか、そういう見通しについて承わりたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第7号(1954/02/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 お尋ねいたします。公務死以外のものに対する弔慰金の問題ですが、もう少し具体的に内容を御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 今軍人とおつしやいましたけれども、勿論軍属も含まれるのかどうかということが第一点でございます。  それから第二点は、なるほど交渉中だとおつしやいますが、大体どの程度のものをどういうふうにしようとしているのか。まあ弔慰金についてですね、そのことが御説明願えるならば、して頂きたいと思います。
【次の発言】 この現行法による公務以外の、公務以外と申しますか、公務に関連した戦病死ということについて適当な措置がとられていないということは、今御説明にありましたように、過……

第19回国会 厚生委員会 第8号(1954/02/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 最初に、日雇健康保険の保険施設の二百十万円というのはどういうことに使うのでございますか。非常に額が少な過ぎるようで、内容がちよつとわかりかねるのでございますが……。
【次の発言】 次にお尋ねいたしたいのは、日雇健康勘定財源のところで、給付期間を六カ月に延長された、これは非常に結構なことだと思います。併し先ほど高野委員、横山委員のほうからもございましたように、六カ月に医療給付の期間が延長になりましても、結局医療給付を受けるようになつたものは、傷病給付がない限り直ちに殆んど大部分が生活扶助を受けなくちやならないようになつて来ると思うのですが、そうすれば受けるほうは生活扶助や受け、一方に……

第19回国会 厚生委員会 第9号(1954/02/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 中座いたしておりましたので、若し御答弁になつた部分がございましたら答弁したとおつしやつて頂けばあとでお伺いいたします。母子福祉貸付金の中で、今度新設されました孤児の貸付二千万円というのは、これはやはり他のものと同じように利息がつくわけですか。
【次の発言】 その場合そういうふうになりますと、この債務の責任者でございますね、孤児の場合これはどうなるのでございますか。
【次の発言】 こういう所へ入る孤児ですから、適当な保証人が見付かるか見付からないかどうかもわかりにくいと思いますが、そういう保証人がなければこの貸付金は借りることができない、こういうことになるわけでございますか。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第9号(1954/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私はいろいろお聞きしておりますし、今まで新聞その他で伝えられたことを見まして、若干新医療費体系並びに医薬分業について、前途に危惧の念を抱くものでございます。そういう点から一つ大臣にお伺いいたしたいのですが、こういう画期的な医療制度の変革がなされようとしておる段階にぎまして、否のいろいろな御質問を通じてわかりましたことは、新医療費体系と分業とは一体的なものだ、こういうお話でございますが、そうすると、端的にお尋ねいたしますけれども、若し新医療費体系が、先ほどのお話のように、医療協議会等で基本点数の決定が見られないとか、そういつた何らかの事情によつて、実施されないという場合には、医薬分業……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第10号(1954/10/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 一番下と一番上とは重複しないようにはなつておるのでございますか。医療器械の償却費総額の所と、それから医員費総額とは、計算の仕方が同じようになつていますね。その器械を使つた場合、上のほうには入らないのか。上に入つたものは下とどういう関係にあるか。一番上と一番下で、その式の…
【次の発言】 それじやダブるわけですか。
【次の発言】 その場合の医師、歯科医師の場合、これは上の診療に要した時間というのと、器械を使つた場合の時間というのとは、重複して入つておるのか、それは別個になつておるのか、それはどうなんでしようか。下はその器械を使つただけの時間…

第19回国会 厚生委員会 第11号(1954/02/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今のお話とも関連するのですが、野犬とそれから正式に登録された犬というものの明確な区別はどういうことでするわけでございますか。
【次の発言】 今の御答弁にもありましたように、実際は簡単に見ただけで登録犬と野犬との区別が付かないためにいろいろトラブルが起つている実情もあると思うのです。これをはつきり放されている場合でも、一見してそれとわかるような措置を速かに講じて頂きたい。  それから次に、予防員というものが獣医の中から任命されるようになつておりますが、これは各府県何名とかというような大体構想がおありでございますか。
【次の発言】 そうすると、大体各府県にこれを割振りいたしますと、まあ……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第11号(1954/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 中間の御報告でございますから、なお結論を待つていろいろお尋ねいたしたいと思いますけれども、先ず先ほど八万五千トンの滞貨が現在はもつと殖えているというようなお話でございましたが、現在どれくらいあるのでございますか。
【次の発言】 今のでわかりましたが、そうすると大体十五万トン近くあるということになるわけでございますね。  次にお尋ねいたしたいのは、以前に決定した基準でございますね、三%以内というあの基準は撤回されたのか、あの基準はそのままで配給だけを中止しておる現状なのか、その辺は如何でございましようか。
【次の発言】 基準というのは三%以内というあとできめた基準のほうでございますか……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第12号(1954/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私、簡単にやはり資料についてお尋ねしておきたいと思うのですが、それは資料一の総括的な御説明のあつた分です。そのうちの二十七年度の実態のところで、現行点数と、それから費用から換算した点数、及び病院における実態はゼロ、それから診療所もゼロ、それから歯科診療所の実態もゼロになつておりますが、これは今までの御説明から判断しますと、ゼロになるのが当然だというようには受取れないのですが、これはゼロにするための操作をなさつたのか、或いは又偶然ゼロになつたのか、それはどういう工合になつておるのでございましようか。
【次の発言】 そういたしますと、その按分した結果から新医療費体系を割出されたというこ……

第19回国会 厚生委員会 第14号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この身体障害者福祉法の改正案は非常にいろいろないい点がたくさんありますけれども、これについては予算と非常にちぐはぐになつているような感じがするわけですが、予算の関係とこれとの関係いろいろ法には示されてあるけれども、予算措置がしてないとか、この予算についてはこういうふうに考えているとか、いろいろ問題点がたくさんあると思いますので、それを一つ、一つずつ御面倒ですが挙げて御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 もう一点は、やはり今のと関係があるのですが、これははつきりそれを置かなくちやならないというわけじやないのですけれども、この身体障害者福祉審議会が芸能、出版物等についていろいろ推薦……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第14号(1954/11/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 非常にむずかしい御説明をなさいますけれども、私はもつと簡単におつしやつて頂くのがいいと思います。というのは、この前私、この例によるのはどういうことかというと、これは按分したのだというお話がありましたので、それならば現行点数Aというのは、現行点数を掛けたものとこの数をそのまま見まして、それに現行点数単価を掛けたものが費用になる。ところが、費用から換算した点数Bのほうは、その掛けた計数が現行点数と違つておる。従つて、各項目について言えることですけれども、最後の計の場合には、そこでいえば現行点数は一万六千三百九十六ですけれども、換算した点数の場合にはこれにNという計数がつかなければならな……

第19回国会 厚生委員会 第15号(1954/03/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私はこの前事業税の問題についてお聞きしたのですが、実は頂いた資料の中に法改正の要点として事業税の問題が出ておりましたので、感違いいたしておりましたが、これは地方税のほうになつておるということを承わりましてよく了解いたしました。で、なおお尋ねいたしたいのは、給付に要した費用の中で本人及び扶養義務者の負担能力と、それから本人及び扶養義務者に支払の義務がある、この点なお納得行きかねますのでお尋ね申上げたいと思います。一つは、これは成るほど育成医療だということではありますけれども、相当大きな手術を要する面もあるかと思うのですが、身体障害児童がこういう医療を受けるか受けないかを決定する場合に……

第19回国会 厚生委員会 閉会後第15号(1954/11/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 異議があるというわけじやないのですけれども、ちよつとお尋ねしたいことがあります。それは農林委員会のほうから、日限を切つての申入れがあつたわけですか。委員長並びに厚生省に対しては……。
【次の発言】 ございませんか。厚生省のほうはどうなんですか。
【次の発言】 じや厚生省としては十一日までにはできなかつたけれども、何日かまでには農林委員会に対してこれを結論を出して報告するという義務を負つておるわけですか。
【次の発言】 小委員会で検討されることは、今のように農林委員会へ報告する資料とか、報告の仕方とか、そういうことの検討ならば、私は異議があるわけなんで、これは当委員会としては’当然こ……

第19回国会 厚生委員会 第16号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 只今の御説明でよくわかりましたので、そういう趣旨で是非やつて頂きたいと思います。なお本人が支払う云々という問題も、この資料に今のあんま、柔道整復というようなのが入つておりましたので、その点から心配になつてお開きしたわけでございますが、その点は非常に明確になりましたので、私の質問事項は全部了解いたしました。
【次の発言】 今の問題は、昭和二十五年に予防接種法等による国庫負担の特例に関する法律案によつて、二十五年、二十六年は適用しない。その後もう一年それが延長されて二十七年も適用しないということになつたと聞いております。当然二十八年度からは款項目を設置しなければならないことになつておる……

第19回国会 厚生委員会 第17号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 一応今の御説明で実質的にはわかつたような感じがするのですけれども、それは交付税交付金に入つておるというのは二十九年度の話であつて、二十八年度においてはどうも地方財政法の十条によりましても措置されていないと思います。それから今のような問題が起つているのは他の省関係の費用には殆んどなくて、厚生省関係にだけあるというのは非常に政府施策全般に亙つて厚生行政、而もそれが法できめられたものをそのような法律の上で処置がなされていないということは非常に遺憾なことだと思いますので、これは一つ厚生省当局におかれまして今後このようなことのないように善処願いたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第18号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今の御説明でなお納得のできない点がありますので、お聞きしたいと思います。法的に一般公務員とのバランスの関係とおつしやいますのは、第十八条第一項ですね。この問題だと思うのです。ところが第二項を設置したことがすでにそのバランスを破つておるわけなんであつて、で、すでに現行法自体が現在の他の公務員とのバランスというものを破つた法律である、こういうことになつております。そこで第三項を設置したときに三年間という期間を限つたという理由はどこにあるのですか。三年間というものの理論的根拠、これはどこにあつたかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それの理論的な根拠というのはないわけでございますか、……

第19回国会 厚生委員会 第20号(1954/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 北本さんにお尋ねいたしたいと思うのでありますが、犬に予防接種した場合に、予防接種の効果が現われるのはどれくらいの期間たつてからか。その免疫の有効期間でありますね。それは大体現在のところどれくらいになつておりますか。
【次の発言】 齋藤さんにちよつとお尋ねいたしたいのですが、さつきの狩猟法の場合ですね、次のものは云々という種類の中に、野兎というのがありますが、野犬、野猫というのもありますが、これはただいる場所によつて野猫とか野兎、野犬と、そういうふうに言つたというように先ほどおつしやいましたが、それは農林省の見解でございますか、静岡県のほうのことでございますか。

第19回国会 厚生委員会 閉会後第20号(1954/11/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は止むを得ず、この修正案に賛成をいたします。  なお山下委員からいろいろ御意見が述べられまして、その点に関しましては全部同感でございます。こういう事態を招来したことにつきましては、その見方、考え方はいろいろあるにいたしましても、結局政府の責任であるということは否めない事実であると思います。特にこのような重要法案が実施されるという段階においては、国民全体に期待と希望を持たせなくてはならない。同時に、又関係者である医薬両方面の方々にも、同様に期待と希望を持たせなければならない。そういう努力は当然政府においてなされなければならないことであつたにもかかわらず、今日なお且つこの点が極めてな……

第19回国会 厚生委員会 第21号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は本案に対しまして附帯決議を附することの動議を提出いたします。案文は、  日雇労働者健康保険は他の社会保険に比し、著しく内容が劣る実情に鑑み、政府は更に国庫負担を大幅に増額し、その給付内容の充実改善を図ること。  特に傷病手当金の制度を欠くことは本保険の最大の欠点であるから速かにこれを実施することを強く要望する。  以上でございます。
【次の発言】 今回改正になりましたこの孤児に対する貸付についてですが、これは後見人の問題でいろいろ困難な点があろうと思うのですが、その点についてはどのように対処しておられるか、御説明頂きたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第22号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 質問というわけではないのですが、これはやはりこういう今のような声が例えばこういうものが取残されておるとか、こういう声が恩給法を担当しておる内閣委員の耳には入らなくて、実際に民生関係に直接触れている厚生委員の耳にしか入らない。そういうところから、こういうことも実際本筋から言えば恩給法改正をやらなければならないことが、こういうどちらかというと実質は同じにしても、筋の通らない改正をしなくちやならないという事態を招くと思いますので、やはりこういう問題に関しては、内閣との合同委員会とか、そういうなにを持つて頂いて、我々のほうが資料を提供して、内閣委員会の各位にもそういう問題を今後よく気を付け……

第19回国会 厚生委員会 第23号(1954/04/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(湯山勇君) 衆議院修正の第十八条ですが、この国庫補助の該当項目の中に「ごみ又はふん尿を処理するために必要な施設」と、こうなつておりますが、特に大きい都市では、やはり汚物の概念の中に入つておる動物の死体でございますね。これがかなり問題になつておると思うのでございます。で動物の死体には他のごみ、ふん尿と連つた意味での考慮も払われなくてはならないので、そういうものを処理する施設の必要性ということ言われておると思うのでございますが、これは衆議院のほうでは別段そういう点についての討議はなされなかつたかどうか。そういう点についてお伺いいたしたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第24号(1954/04/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 前回私は軍属、特に有給軍属の問題についてお尋ねしたのですが、更に満蒙開拓青少年義勇軍に対しての本法適用方についてお尋ねいたしたいと思います。この義勇軍に対しましては 一部適用されておるものもありますけれども、中には終戦引揚当時の特殊な事情によつて、この法律の適用を受けていないものもありますし、或いは又中共地区等に抑留されまして、その間作業中何と申しますか非常に大きな身体障害を受けておるというようなものもある模様でございますが、これらに対しての本法の適用については、現在どのようになつておりますか、お伺いいたしたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第25号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この法律の条文の中ですが、十九条に耕作者は「採取したあへんを国に納付するまで、かぎをかけた堅固な設備内に収めてこれを保管しなければならない。但し、乾そう中は、かぎをかけた設備内に保管する」、同じようなことが三十六条にも、麻薬製造業者は所有又は管理するあへんを、「かぎをかけた堅固な設備内」、第二項は「けしがらを、かぎをかけた設備内こ收めて」と、こういうふうに「かぎをかけた設備」とか、「かぎをかけた堅固な」とかいう表現が使つてあるのです。而もこれがかぎをかけたか、かけないかということが非常に大きく響くのは、この罰則規定の五十八条、それから五十七条、この両方とも、結局この設備にかぎをかけ……

第19回国会 厚生委員会 第27号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 お尋ねいたします。福竜丸事件につきまして、最初この委員会でも被害者の生活保護の問題が取上げられましたし、本会議におきましても、或いは昨日の本会議におきましても、これらの家族の生活をどうするかという問題が取上げられたわけでございます。で当初お尋ね申上げたときに、大臣から、これは船員保険のほうで四カ月間は生活が見られるし、その他の点についても万全を期して行きたいという御答弁があつたわけですけれども、その御答弁がなお昨日も同様になされたわけでございます。ところが、実情をいろいろ聞きましたり、或いは新聞の報ずるところ等によりますと、これらの家族たちは現在非常に困つている。例えば基本給がああ……

第19回国会 厚生委員会 第29号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この前問題になつております狩猟法との関係ですね、野犬の関旅ですが、これはやはり相当問題だと思うのです。これについてはどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 この野犬が果して山犬に該当するかどうか、ここに問題があると思うんです。どこかの県で問題になりたことがあるとか言つておりましたが、この間参考人が野犬が山犬であるこいうことになれば、これはおつしやる通り問題はありません。但し野猫ということになると、これは対馬におりまして天然記念物になつております。従つてこれはやはり問題が残ると思いますので、やはり狩猟法を改正するかどうかしなければ、この問題はいつまでも残ると思うんですが、そう……

第19回国会 厚生委員会 第30号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この前にお尋ねしておつたときの御答弁について、なお疑義がございますのでお尋ね申上げたいと思います。それは例の狩獵法の「ノイヌ」、「ノネコ」ですね、これはどういうふうになつているか、もう一度御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 ところがこれは林野庁長官から各府県知事に出ております通牒によりますとそういうふうにはなつていないのです。これは愛知県知事からの問合せに対して昭和二十五年十二月二十八日林野第一万六千九百九十九号を以て回答したのには、そういうふうにはなつていない。でこの「第一条のノイヌとは山野に常棲する犬をいう市街地村落に棲息する所謂野良犬はこの範疇には入らないものと解せられ……

第19回国会 厚生委員会 第31号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は本案に若干不満な点が多々ありますけれども賛成をいたします。  只今小委員長であつた廣瀬委員のほうから内容に関する詳細な御討論がありましたので、私は別な面から特に要望したいことを申上げたいと思います。  それはこの十六国会において患者たちがああいう一つの事件を起しました。で、そういう事件があつたために、今回乏しい予算の中から、先ずまあ厚生省当局の努力が認められるような措置がなされておる。でああいうことがあつたから、こういう措置がなされたのだということであつてはならないと思うのです。そういうことの印象を与えないために、或いは又ああいう事件が再び起らないようにするためには、やはり厚生……

第19回国会 厚生委員会 第49号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この第六条の二についてでございますが、この条文で見ますと、病院が対象になつておるようでございますが、病院以外に法人で以て特に覚せい剤中毒者を収容するような施設、そういうものを作つた場合に、それはまあ病院とは言えないと思うのですけれども、補助の対象になるかならないか、これは如何でございましようか。
【次の発言】 実は具体的な例を挙げてお尋ねいたしたいと思うのですが、愛媛県におきまして自分の子供が非常にひどい中毒にかかりまして、その親が自分の私財をなげうつてそれをやりたい、自分の金だけではだめなので、結局県のほうの厚生委員長とか或いはその他各界の代表の方を網羅して発起人のような形になり……

第19回国会 厚生委員会 第50号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は只今の有馬委員の附帯決議の御提案に対しまして賛成いたします。

第19回国会 厚生委員会 第51号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私も今の点をお聞きしたかつたわけですが、今の点はよくわかりましたので、それと関連してやはり予算関係のことですが、生活保護費は最初の政府提案が二十億であつたのを二十五億に殖やされたわけであります。そのときにいろいろ衝撃があつたわけですけれども、結論的に言えば五十億という予備費をそういうものに振り向けた、そこでその予備費の穴埋めをどうするかということを大蔵大臣に尋ねたところが、それは経費節約によつて生み出す、こういうことなので、今大臣がおつしやいましたように二百億というものを生み出すということになりますと、予算審議当初に考えたものと実際に行われるものとの間には、非常に大きな開きができる……

第19回国会 人事委員会 第11号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 大臣に端的にお尋ね申上げたいと思います。大臣が前回千葉委員の質問に対しまして、本法が制定された場合には、現業官庁に勤めておる一般職の公務員の給与はこれによつてよくなるのだというような御説明をなさつたと思うのですが、本法によつてよくなる、悪くなることはないのだという保障は、どこでされていると、大臣は御判断になつておられるか、承りたいと思います。
【次の発言】 只今の大臣のお考えは、お考えとして、法的にこれによつてここがよくなるという保障はないのでございますか。
【次の発言】 団交の結論に準じてという御説明があつたのですけれども、そういうことは法律の上ではどこにもないわけです。そういた……

第19回国会 人事委員会 第12号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 先ほどこの法律が通つた場合の財源について、政府のほうから御説明があつたのですが、若干私の考えておるのと違いますので、その点についてお尋ねいたしたいと思います。  二十九年度の予算が組まれたときに、一般会計において一般公務員の給与費が大体七百五十億、それに対して税のはね返りがありますから、実質は大体四百四十四億くらいで処理される。こういう説明があつたわけです。これは一月にベース・アツプを実施するときに大蔵大臣、主計局長から同じような説明がありました。そのことから計算しますと、実際は予算化されるのは、一般会計においても十六億程度であるし、これの実支出は、税のはね返りを除けば十億以内で済……

第19回国会 人事委員会 第13号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 前回御提示になつて、今委員長のほうからもそのことを御報告になりました予算の資料でございますが、これはいろいろ政府から出ておるものを見ましたのですけれども、どうもそういう算定基準が明確にされないので、今回その点を一応明確にして頂くことが、あとの質問にも好都合ではないかと思いますので、その点前回もお願いしておつたわけですから、一応   政府委員のほうから御説明頂きたいと思いますが……
【次の発言】 一応それだけ御説明願いまして、大体構想がわかりましたので、又細部のところは問題に当りましたときお伺いすることにして、その点ここまでで質問をやめることにいたします。

第19回国会 人事委員会 第14号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 給与勧告の問題に千葉委員の御質問がありましたのですが、それと関連してなお私もその点についてお尋ねいたしたいと思います。昨年の勧告は一三・九%のアップということを予想されて勧告しておられたのが、実際はそれにも及ばんのですけれども、結局九・三%、そこで、すでに四・六%の差ができております。それから昨年の三月勧告の資料になつたものと、そして勧告が実施さわた時期との物価の上昇率は約八・三%に当時なつておつたはずでございます。そうすると、それ以後においてなお且つ米価の引上げ等、あの勧告の主要な要素になつておる食費、そういうものが上つておる、こういう漠然とした資料だけをとらえてましても、一〇%……

第19回国会 人事委員会 第15号(1954/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 前回御答弁が明確でなかつたので、なお御相談の上明確にして頂きたいということをお願いして、大枠「予算の定めるところにより、」ということの意味でございますが、これはどのようになりましたでしようか。
【次の発言】 それではこの法律案の第五条後段の文章は、予算総則のその条項をそのまま持つて来た、こういうふうに解釈してよろしいのでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、この規定は、もう少し簡潔に言えば、但し予算の定めるところにより、特別の給与として支給するときは、この限りでないと、こういうふうに簡単に言つたのでもいいわけですね。もう一度申上げますと、後段の分です、「但し、」からあとは……

第19回国会 人事委員会 第16号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 簡単に大臣にお尋ねいたしたいと思います。それはこの本法が提案された理由は、公共企業体等労働関係法の適用を受けておりますものは、団体交渉、或いは同法に規定する手続、それによつて給与、勤務条件がきまつて来る、特にまあ今申上げたような給与の問題でございますが、給与がきまり、それへ右へならえするために本法を出された、こういうことでございまして、そういたしますと、公共企業体等労働関係法、更にこれに定めた手続によつて正しく政府が公共企業体等労働関係法の適用職員に対する給与の実施をしなければ、右へならえと申しましてもそのならう右が仲裁裁定その他を忠実に実施されていない場合においては、これは両者共……

第19回国会 予算委員会 第5号(1954/03/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 最初に委員長から説明がありましたときに、大蔵大臣は、政治上の責任を持つ、執行上の責に任ずる、更に最後に、なし得る限りの説明をするということをおつしやいました。このことは十六国会において緒方副総理が、閣議決定ということで本会において御答弁なすつたことと同じなのでございます。そこでお尋ねしたいのは、このなし得る限りの説明ということなのですが、この内容としては、なし得る限り説明はするのだが、なし得ないものもあるということを含んでおるかどうか、はつきりさして頂きたいと思います。
【次の発言】 私のほうにも……。
【次の発言】 説明のできないものもあるということを含んでおるのか、含んでいない……

第19回国会 予算委員会 第6号(1954/03/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 委員長、関連して。
【次の発言】 只今のお話ではまだそれをどう使うかということがはつきりしていないということでございますが、それだと昨日お話ありましたように、説明に当つて全責任を以てやるという……、死なない限りは、人間のことだからどういうことがあるか知れないけれども、ともかくも全部説明すると言われた大蔵大臣の言葉と違うのではないか。同時に原子炉と言われている科学技術振興費につきましても、これは一体何に使うのか、どういう規模の原子炉を作ろうとしておるのか、こういうことも一応明らかにして頂きたいのです。
【次の発言】 原子炉を作るのですか作らないのですか。

第19回国会 予算委員会 第11号(1954/03/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は主として原子力の平和的利用についてお尋ねいたしたいのですが、緒方副総理、それから文部大臣その他お願いしておつた各大臣のお呼びを願いたいと思います。  緒方副総理が一番中心になりますから、お見えになるまでに大蔵大臣に先ずお尋ねいたしたいことは、原子力の問題とは別でございまして、生活保護法による生活保護費の問題でございます。これは本年二十八年度におきましても、一応三十七億と不足を踏んでいらつしやいますけれども、実際はそれより十億多くて四十七億はあるだろう、こう言われております。現に国立の病院、公立の病院については生活扶助による医療費は十一月、その頃から払われていない実情でございます……

第19回国会 予算委員会 第13号(1954/03/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 先ほど文部大臣は、教育上有意義なものについては文部省として、或いは大臣として推薦されるというような御答弁をなさいましたが、推薦されたものについてはどの程度の責任をお持ちになられるか、その点をお聞きしたいと思うのです。と申しますのは、今度文部省のほうから教育の中立性が侵されておる例として挙げられた中に、滋賀県の日記というのがございます。これは私は聞き又調べたところによれば、少年朝日などは、文部省で推薦しておられるし、又講談社の作文などについてもそういうような措置がとられておると聞いております。そうすると文部省の推薦されたものが、つまり大臣の御答弁によれば、これは教育上有意義な、適当な……

第19回国会 予算委員会 第15号(1954/03/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今外務大臣に非常に緊急に聞かなければならないことがあつたのです。それを是非聞きたいと思つておるのですが、委員長はああいうふうにされたのですが、この際内容をちよつと申上げておきたいと思うのです。というのは、今度漁師たちが受けたあの灰というのは一体これは珊瑚礁のカルシユウムなのか、或いはコバルトのようなものなのか、そういうことがはつきりしていない。そういうことがはつきりしないということが治療上非常に困難を極めていて、一週間もかからなければわからないと学者は言つておるのです。この爆弾の性質がどういうものかというのがわかり、そういう粉がどういうものかということがわかれば非常に治療上役に立つ……

第19回国会 予算委員会 第17号(1954/03/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 簡単ですから……。
【次の発言】 簡単に四点お尋ねいたします。簡単ですから、表のように申上げます。  第一点、アメリカの原子委員会は一月の八日に禁止区域を発表したと申しておりますが、これはこちらが知らなかつたのかどうか、それが一点。  第二点、今後の問題については大臣はアメリカに対して使用禁止の申入れをする意思はないというような意向の発表がありましたが、少くともこの段階においてそれならば演習の場所の変更なり、或いは今回の治療、その他必要な資料の要求をアメリカにする意思があるかどうか。  第三点、アメリカに禁止の申入れをすることができないとおつしやいましたが、そういう形でなくて、世界……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 関連して……。極く簡単に副総理にお尋ねと申しますか、お願いを兼ねて申上げたいと思います。先般外務大臣にアメリカに対して原爆の使用禁止を申入れる意思はないかという質問をいたしましたのに対して、外務大臣は、アメリカにとつては相手国があることだから、一方的にアメリカだけにこれの禁止を申入れる意思はないと、こういう御答弁がありました。それに続いて、それならばアメリカとかソ連とかイギリスとかを限らないで、世界のすべての国に対してこういうことはやらないことにしよう、持たないようにしようという、そういう勧告をする意思はないかという質問をいたしましたのに対して、全部の国にやることなら考えてもいいと……

第19回国会 予算委員会 第20号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私はいろいろ御質問申上げる前提といたしまして大蔵大臣に先ずお伺いいたしておきたいことは、第四次補正をお組みになるかならんか。これはもうお答えはわかつておりますからお答え頂かなくて結構だと思いますが、予備費は現在どれくらいになつてどうなつておるか。現在国会に御提出になつておりますが、それ以外の分について一応明らかにして頂きたいと思います。
【次の発言】 今国会で承認を要求されております分以外を少し細かく御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 そこで今予備費の大体の使途をお聞きしたわけですが、お聞きした結論から申しまして、更に予備費ではもう賄えないとすれば、当然これは第三次補正に入れ……

第19回国会 予算委員会 第21号(1954/03/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 前回質問をいたしましたのに対して、文部大臣のほうで御答弁を頂けなくてそのまま保留になつておるのを御答弁頂く前に、今の小林委員の質問に対する答弁の中で、十億の赤字が大体見込まれていると、なお現在七億ばかりの操作用の金が残つているというお話でございましたが、この七億はすでに予算化されているものが残つているのであるから、十億という赤字はそれ以外に十億あるのが、現在見込まれている十億の中の七億は現在手持で埋め合せがつくとこういう意味なのか、その点をはつきり一つさして頂きたい。
【次の発言】 御確認願いたいのですが、それでは各府県について言う場合には、現在文部省で出さなければならないで留めて……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 待つている間ですから、委員長のお忘れになつておることがありますから……。
【次の発言】 委員長がお忘れになつておる非常に重要なことがありますから申上げたいと思います。このことは自由党の高橋さんも森さんも堀木さんもよく御記憶になつておることだと思うのです。それは去る十六国会におきまして、三派修正に関連しての米価問題について内田農林大臣の答弁を本委員会で追及したことがございました。そのときに吉田総理は、内田農林大臣はこのように答弁されたがどうかという質問に対して、私は私の言つたことでなければ責任は持たないということをおつしやつた。(「その通り」と呼ぶ者あり)そうして更にそのあとで、それ……

第19回国会 予算委員会 第23号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今の点について関連があるのですが、今の通産大臣に対して……。
【次の発言】 只今の通産大臣の御答弁に更にお尋ねいたしたいと思います。只今のご説明によつて、法の整備、或いは機構の検討なり、そういう基本的なものがまとまつて、成案を得たあとに今回計上されたこの予算は執行したいという態度であるということは、非常に結構なことだと思いますが、なおそれ以外に非常に重要な問題として残されておるのは、この研究と申しますか、これを民間にやらせるのか、国でやるのか、こういう点については、以前から問題になつておつたのですけれども、まだ明確にはされておりません。予算の性格上、助成金というのであるから、国が直……

第19回国会 予算委員会 第27号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。文部大臣にもちよつとあとでお聞きしたいんですが、今の目間の流用を認めたとおつしやいますが、その各自の予算額はどれだけになつておりますか。それから更に人件費は相当大学でも窮窟だと思いますし、以前に義務教育関係のほうへも大学の人件費は廻つたと思いますが、なぜそんなに大学は人件費が余るか、この点を三つ明らかにして頂きたいと思います。なお、それの御答弁によつてもう一点お聞きしたいことがありますから……。
【次の発言】 文部大臣は、大学には常に或る欠員があるのが普通だというような意味の御答弁がありましたけれども、これは非常に重大な問題ではないかと思います……

第19回国会 予算委員会 第28号(1954/04/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 時間が大変少いようでございますから、端的にお伺いいたします。  私はこの予算が日本に対するアメリカの内政干渉になるというような虞れが多分にあるということが心配でございますので、以下お尋ねいたしたいと思います。  その第一は、三十六億円の使途が只今までのところ明確にされておりません。その点の追及がしたいのですけれども、これはもう大体お答えがわかつておりますから、角度を慶えまして、この予算書に示された承句についてお尋ねいたします。予算書には工業力の強化という、言葉が使つてございますが、工業力というのは一体どういうことか御説明願いたいと思います。

第20回国会 厚生委員会 第2号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今山下委員から御質問になつた点、私も問題があると思いますのでお尋ねいたしたいと思いますが、財力について虚偽というのはよくわかります。災害の実情についての虚偽の記載というのは、これは大蔵省なり建設省なりで査定されますから、査定されたものは必らずしも災害の実情ではない場合が、むしろ現在の段階では多いと思うのです。建設省、大蔵省とで、厚生省ですか、協議してきめられる場合、一体その地元の実際の被害ですね、それをやつたものは今の本省のほうとは違つている、そういう場合には虚偽になるかならないか、どういうふうにお考えでございましようか。

第21回国会 厚生委員会 第2号(1954/12/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 時間があまりないようでございますから、できるだけ簡単にお尋ねいたしたいと思います。  本日、参考人のお述べになつた御意見を総括してみますと、畜産振興ができて生産者が買い叩かれるようなことなく、而も安い低温殺菌で牛乳が飲まれるということがどうもやはり一つの軌道であるような感じを持ちました。そこで高温殺菌をすればこれくらい安くなるという御開陳があつたわけですが、このことと関連して植垣さんにお尋ねしたいと思います。先ほど御意見の中に、今日の事態は需給のバランスが欠けたためだ、これを解消するためには安く売る方法をとらなければならないというような御意見がありましたが、今やつておられる植垣さん……

第22回国会 建設委員会 閉会後第1号(1955/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ちょっとお尋ねいたしますが、経済六カ年計画に対応する御計画だということでございますが、それは三十年度が第一年度という計画でなさっておられるのか、本計画が六ヵ年計画の第一年度という御構想でなさっておられるのか、その点だけ一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣が先ほど御説明になりましたときに、大体こういうやり方については大臣も賛成だというような意味の御説明があったと思います。しかし私は、この資料によりましてもそうですし、実際の状態を見ましても、このやり方というものは期待しただけの効果は上っていないのじゃないかと思うのです。と申しますのは、現在の失業者、特に安定所に出ておる失業者の……

第22回国会 建設委員会 閉会後第3号(1955/10/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ただいまの御報告で、それぞれ適切な措置をとっていただいておることに大へん感謝をしておるものでございますが、なお数点お尋ねいたしたいと思います。  それは新潟におきます臨時措置法の問題ですけれども、今のお話では、大体次の国会で通るという含みのもとに、現地で適当に措置するだろうということでございますが、これについては何か通牒とか指示とか、そういうものがなければやりにくいのではないかと思いますし、また聞き及びますと、何か法務局の方から民事局長が通達をするとか通牒を出すとか、そういううわさもちらっと聞いておるのでありますけれども、それらの点はどうなっておるのでございましょうか。

第22回国会 建設委員会 第4号(1955/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今の問題と関連してですが、特殊勤務手当の僻地手当というのが給与の中にあるはずです。これは今のような非常に不便な場所に勤務している人については適用されているのかいないのか、されていないとすれば、どういう理由でされないのか。
【次の発言】 それは勤務地の条件がそれに合わない、基準に合わない、そういうことのためですか、それとももっとほかの理由によってでしょうか、ちょっともう少し―…。今砂防なら砂防の現場というのは、僻地手当をつけるのに必要な条件を備えている場所があると思うのです。ところが、それを統括する事務所なら事務所、そういうものはかなり便利な所にある。そういう事務所から派遣された形に……

第22回国会 建設委員会 閉会後第4号(1955/11/07、3期、日本社会党)

○湯山勇君 それではただいま委員長のお話しにありましたような立場から、十月二十二日以降八日間にわたりまして高知、愛媛、山口を視察して参りました。高知県では中村市、宿毛市等県下の各被害市町村を見て参りましたし、愛媛県では南宇和郡、宇和島市、北宇和郡、東宇和郡、喜多郡、松山市、それから松山市の興居島という島、さらに山口県では岩国市、光市、柳井市、下松市、徳山市、山口市、宇部市、小野田市、下関市及びこれら付近の町村を順次視察して参ったのでございます。  被害の状況等につきましては、前回の委員会において大臣からの御報告もありましたし、さらにただいま委員長からの報告等、その性質においては重複するものが多……

第22回国会 建設委員会 第5号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 最初大臣から、先般の自動車の問題で御釈明がありましたので、同僚関係議員がおりませんから、私かわってなお御要望申し上げたいと存じます。大臣の御釈明はあれで了承いたしました。ただああいう場合の自動車の使用というのは、車を使うということには当然、運転手を使うということが伴うわけでございます。で、運転手を使うことについてはいろいろ各方面でも問題があると思いますし、勤務の関係等もありますので、そういう点につきましてもさらに御配慮願いたい。それだけお願い申し上げまして……。
【次の発言】 今、大臣からお話がありまして、今年かけかえることになっておるということを言われましたので、それであれば、今……

第22回国会 建設委員会 第9号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(湯山勇君) この設置法が改正になりますと、当然、これらに伴いまして定員も変ってくるのではないかというように考えられるわけでございますが、この設置法の改正に伴う人員の増減、そういうことについてはどうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 これはまだ説明を受けておりませんけれども、行政機関職員定員法一部改正の中で、建設本省関係で、宅地の開発造成等に関する事務の増加による増十三名、あるいは土地収用等の事務の増加による増三名、こういうのがありますが、これはこの法律とは無関係になされておるわけでございましょうか。
【次の発言】 第一の宅地課の方は今のでわかりましたのですが、第二の賠償関係……

第22回国会 建設委員会 第10号(1955/06/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私もただいまの田中委員の御提案に賛成したいと思うのです。と申しますのは、すでに閣議におきましてもあの修正については了承を経ておりますから、今後の審議の前提としてそういう内容を一応知っておかないと、それによって変更があった部分の取扱いが起るのではないかというふうに思いますので、ぜひそういう扱いをしていただきたいと思います。
【次の発言】 そういう意味ではなくて、少くとも住宅関係法案が修正になるかならないかというような腹がまえはできておると思うのです。でなければ、閣議で了承もできないわけですし、それからまた向うできまらなければ、こちらで審議できないということも、これは理屈に合わないので……

第22回国会 建設委員会 第12号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 要望があるのですが……。これの審議のときには気象台長が一緒に来るように、お手配願いたいと思うのです。
【次の発言】 今の災害復旧事業費は、修正のところでは四億五千万で建設省所管というふうに説明ではあったわけですけれども、実際は、今の御説明では二億八千万という御説明ですが、あとはどういうことになっておるのでありますか。
【次の発言】 今災害復旧事業費というのは、四億五千万が運輸省関係の港湾と、それから農林省関係という御説明があったのですけれども、運輸省所管では港湾事業費を含んで五億の増になっておるのです、今度の修正では。運輸省関係でですね、今のように港湾事業の災害関連事業々含めて五億……

第22回国会 建設委員会 第13号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は本法の運用についてお尋ねしたいのですけれども、その前提として、予報とか警報とかいう言葉が非常に区別しにくいと思うのです。そこでそのことをまずお尋ねいたしたいのですが、大臣がやるのは何々予報と何警報、それから気象台がやるのはどういう予報、どういう警報、それから知事はどういうもの、こういうことをまず明らかにしていただきたいと思うのです。と申しますのは、今度改正になる気象台の方の任務として、これはやはり予報もあるし警報もしなければならないということに、気象台自身に任務が課せられております。と同時に、また水防警報というのは建設大臣が出すと思っていたのですけれども、気象台の方にもやはり、……

第22回国会 建設委員会 第14号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今の問題で消防の方へお尋ねしたいんですが、従来消防団が出動して水防に当った場合の災害補償ですね、それは一件当りの発生率は、火災消防の場合とどんなふうになっておりますか。そういう資料は今ございませんでしょうか。
【次の発言】 今お話しのように、むしろ死亡は水防活動による死亡の方が多い。今度この水防法ができました場合、消防団員と水防団員を兼ねているような者が死亡した場合は、消防庁の方では、やはり兼務している場合も消防団員としてこれは死亡の場合なんかの災害を補償される御予定ですか。これができれば、もうそれは水防団員だから建設省の関係の方でやってくれ、こういうような御予定ですか。そういうこ……

第22回国会 建設委員会 第16号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 非常に基本的な問題について、大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、まず私の根本的な考えをさきに申し上げて御質問申し上げた方が、よく御答弁いただけると思います。  私はこの公団法をざっと一通り見まして、この法律の必要性ということについて非常に疑問を感じておるものでございます。そこで、今回の公団法が、今年度の住宅計画二万戸、これを対象としたものであれば、その二万戸は必ずしも公団というものによらないで、従来の公営住宅なりあるいはその他の方法でもって、十分今の二万戸くらいのものは達成するのではないか。ことにこれにはたくさんの政府資金なり、あるいは地方公共団体の資金なり、民間資金にいたしまして……

第22回国会 建設委員会 第17号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 関連。この公団の運営に当っては、簡易保険でございますか、そういう方面との関連も非常に深いと思いますが、そういう郵政関係事業、郵政関係の仕事をやっておった人の公団への受け入れというのは、大臣からはおっしゃれないと思いますけれども、そういう関係の職員も必要だと大臣はお考えになっておられるでしょうか。
【次の発言】 もう一つ。それから公団の役職員に対する給与、退職手当の支給基準については、これは建設大臣が最後的な承認を与えるということになっておりまして、まず大臣がその責任者であると存じます。そこで公団職員の給与に対する基本的な考えでございますね、それは公務員と同じ程度にしようというように……

第22回国会 建設委員会 第18号(1955/07/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ちょっと関連して。法律の筋としては今の御答弁でわからないことはないのですけれども、しかし実際問題としては、国の経済の状態とか、国民生活の状態とかいろいろ考慮しなければならない問題がたくさんあると思うのです。そこで今日の国の状態において、大体六カ月でやれといったってなかなかできる性質のものではないと思います。大体常識的にと申しまするか、希望的な面もあるかと思いますけれども、これは局長はどの程度をお考えになっていられますか。
【次の発言】 これは立場が両者反対なものですから、今のようにいろいろ議論が出ると思うのです。金融機関の立場に立てば、局長の言われたことは納得できますけれども、今度……

第22回国会 建設委員会 第19号(1955/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 これの説明の資料として、どこか一つ具体的な例をお示しいただけると、非常に理解がしやすいと思いますから、この次には一つお願いいたします。
【次の発言】 政務次官にお尋ねしますが、今の御説明で、四十七億国の方は歳入増になる、財源増になる、これに見合うための地方負担は二十億の増になるというお話がございましたが、その四十七億を国の道路整備の費用として使うことになれば、これは予算更正をしなくてはならないわけではございませんか。補正予算を組まなければできないのではございませんか。
【次の発言】 そうすると、今おっしゃったように、補正予算を組むという段階になれば、今のかりに四十七億がどうなろうが……

第22回国会 建設委員会 第20号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 東京都の住宅、ことに公営住宅の建設計画が意のごとくならなかった大きな理由として、起債が四十四億承認されなかったということをあげておられるのですが、このことについては、当然こういう計画を立てる以前に建設省当局とよく話し合いをなされていなかったと思います。建設省はこの四十四億の起債について、当時何らかの言質を与えておったかどうか、確約をしておったかどうか、これを承わりたい。
【次の発言】 私は過去のいきさつはあまり知らないのですが、この二十七年、二十八年、二十九年の三カ年計画についても現在と同じような措置がとられたわけでございますか。当時はそういう措置はとられていなかったか。

第22回国会 建設委員会 第22号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 建設大臣にお尋ねいたしたいと思います。それはこの連年災害における国庫負担率の算定の非常に明瞭な表をいただきましたので、これについてちょっとお尋ねいたしたいのですが、その一つは、この表で見ますと、前々年災、前年災、それぞれこの表では実際に災害があったことになっておりますが、もしこれが前々年、前年がゼロで、そして当年災が過去三カ年の標準税収入よりも大きい場合、こういう場合は本法の対象になるのでしょうか、ならないのでございましょうか。
【次の発言】 それからこの前年災、前々災というのは、災害費をこれだけ組んだという意味でしょうか、それとも、災害の何と申しますか、量がこれだけであったという……

第22回国会 建設委員会 第23号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 仕越し工事とそれから今回出されましたこの法律との関係について、なお若干不安な点がございますから、その点についてお尋ねいたしたいと存じます。それは、本法によって、緊要の災害復旧事業に対しては、まず三カ年で復旧するという原則が打ち立てられたわけでございます。そこで、指定された事業については、地元はまずこれは三年で復旧できるものという計画のもとに進めていく。ところが、まず大丈夫なような御答弁がありましたけれども、もしこれが三年間に復旧できなくて、四年になると、財政上の都合その他によって四年になるということになれば、地元としては、この法律はできたことだし、しかも三年以内にできるということに……

第22回国会 建設委員会 第25号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この来年度予算に入れるという構想ですね、それは今どの程度の構想を持っておられるのですか。
【次の発言】 いつごろ大体調査完結の予定ですか。
【次の発言】 ちょっと関係が違うかもしれませんけれども、即盤沈下に伴う水道なんですが、これは査定工事量がまだ数億残っておると思うのです、南海地震当時の……。にもかかわらず、本年度はわずかに三千万円しか組まれておりません。これはまあ水道工事がどっちになるかということも問題ですけれども、そういうところから見ますと、地盤沈下に対する対策というのは非常にまあ、さっきお話しのように、おくれているのみならず、十二号、十五号台風の被害が、これは台風被害という……

第22回国会 社会労働委員会 第35号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は小さい問題を先に一つだけお尋ねします。それは二十二条の例示の第六号です。これは文章が、余っておる言葉と足りない言葉があるので、このままやらしたのでは大へんだと思うのですが、それについてどうお考えですか。
【次の発言】 意味はよく先ほどの御説明でわかっておるのです。その意味と文章が合わないからお尋ねしたわけで、これは将来あるいは早急に御修正の御意思はありますか。
【次の発言】 これは施行が来年の四月一日ですから、それまでにやはりきちっと整えた方がいいと思うのですが、そういうことはお約束できますか。
【次の発言】 私はきわめて素朴なことをお尋ねいたしたいと思います。まず大臣にお尋ね……

第22回国会 社会労働委員会 第36号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この中でですね、修学資金貸付対象になっておるもので、医師法に規定する実地修練、インターンをやっておるものの数はどれくらいになりますか。それに対して本法を適用された場合に、年額どのくらいの増になりますか。
【次の発言】 それじゃ、この今の四百万という算定基礎は……。
【次の発言】 提案者の方はこの数は把握していらっしゃいますか。
【次の発言】 特にお尋ねしたいのは、従来から実地修練、インターンをやっておる学生の生活、それからこれの処遇については、当委員会においてもしばしば問題になったことは御存知の通りであります。で、こういう機会に、これは普通に大学に在学しておる者と非常に生活条件が違……

第22回国会 大蔵委員会 第11号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 大蔵大臣にお尋ねいたします。最初四、五月暫定予算が出ました時には、四、五月と、五月末までに延期なされたわけですが、そういたしますと、当然、六月が暫定予算でなければならないということになったときには、それと歩を一にするために、政府の方から六月一カ月だけの延期という措置をとらるべきだったと思うのですが、これはなぜそういう措置をおとりにならなかったか、政府からお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それはよくわかるわけであります。つまり、六月以降本予算で出す関係上、六月以降来年三月末までこの補助金特例法を延期するという御趣旨はよくわかっておりますけれども、事実は六月もまた暫定予算を出……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1955/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 印刷局の方へお尋ねします。先ほどの御説明によりますと、数千人の整理の問題、それからミツマタ原料の問題があるから慎重に検討いたさなければならないというお話がありましたが、その問題ばその問題といたしまして、マニラ麻の使用の問題ですね、これについて、これはもうこういう段階ではやめるということはできないでしょうか。
【次の発言】 そこで今の理論の上で、値段の問題とかいろいろありましたけれども、結局今日の段階では、当初相当高価格で買い上げられておったものが、だんだん安くなってきておる。で、これは先ほどお話のありましたように、ミツマタ栽培地域の特性、それから永年作であるし、転換できないといった……

第22回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1955/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今長官から御説明のあった点につきましてお尋ねいたしたいと思います。それば聞きますところによりますと、四月以来の退職金がまだ払われていないということでございますが、事実でございましょうか。
【次の発言】 それで今の御説明についてさらに幾つか疑問の点がありますので、大蔵省の見解によりますと、人事院規則を適用したいという話だそうでございますけれども、御承知の通り林野庁の職員につきましては公労法の適用であって、人事院規則はすでに昭和二十七年末以降適用されていないはずでございますから、林野庁の公労洪適用の職員は人事院規則の拘束は受けないはずでございます。そこで今の大蔵省の説明は当を得ていない……

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 昨日衆議院におきまして本予算案に対しまして付帯決議がなされたのでありますが、その付帯決議の趣旨に従ってこの暫定予算の補正予算を御提案になられるかどうか、これをまず承わっておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまのに関連してお尋ねしたいと思いますが、総理のおっしゃることは、憲法の条文字句の改正は、国会では三分の二、そうして国民投票という手続を経なければならない。けれども条文字句に関係のない実質的な政変というものは過半数の国会の力でできると、こういうふうにとられるのですが、そういうふうに解釈してよろしゅうございますか。
【次の発言】 違います。私がお尋ねをしておるのは、先ほど小林委……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 文部大臣にお尋ねいたします。来年度小、中学校の児童生徒数は約七十五万増加するということが明確でございます。これに対する教材費、施設費等の問題もありますけれども、当面教員の確保ということは緊急な問題であると思うのでございますが、新学期に間に合うように生徒児童増に伴う教員数の確保ができるのかできないのか、これについて文部大臣の御所見を承わりたいと思います。
【次の発言】 自治庁長官にお尋ねいたします。
【次の発言】 それでは文部大臣にもう一つ続いてお尋ねいたしますが、今一応義務教育費国庫負担の額につきましてはよくわかりました。ところが地方の実情は決して確保されていないで、先般地方予算編……

第22回国会 予算委員会 第7号(1955/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 議事進行。御答弁になる方も御質問になる方も、やはり私ども勉強したいと思っておりますので、少し大きな声でゆっくりやっていただくようにお願いします。
【次の発言】 今御説明していただいた資料についてお尋ねしたいと思います。十八ページの実質個人消費支出の中でCPI、総合消費財の物価指数というのが一〇一・八になっていて、それが対前年度比九八・三になっております。ところが5の一人当り実質個人消費支出にいたしましても、一人当り名目個人消費にいたしましても、すべてこれふえているわけです。前年度比が。そうするとここだけで、しかもこれの要素となるのは、三十年度のCPIの見方をどうするかということによ……

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ちょっと……、完全な計画ができなくても、中間発表なら中間発表をしますとか、段階的なものをしますとか、そういう程度のことは明確にしていただかないと、審議に差しつかえると思うのですが。
【次の発言】 先ほどの御説明に関係してお尋ねいたしたいと思いますが、施設整備について、特に土地の買収に意外の日数を要した、そのためにおくれておるというような御説明があったのでありますが、その原因はどういうところにあるわけですか。
【次の発言】 今のお話の中で価格の問題ですが、これは何か基準があるわけでしょう。どういう基準でやっておられますか。
【次の発言】 そうすると一律の基準というものは立てがたい、大……

第22回国会 予算委員会 第10号(1955/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 関連して……。よくわからないのですが、輸入計画の中に砕け米、砕米ですか、こういうのがあるのですが、これはやはり昨年よりもよけい本年は輸入することになっておりますが、何に使うのですか、こういうものの代りを黄変米でできないのですか。
【次の発言】 いまの点ですね。従来の病変米を加工用に回しておったらやれるわけですね、ちゃんとパーセンテージはどうだという基準をもってですね。そういうものがこれだけストックがあるにもかかわらずなお砕米を輸入しなければならないというのは、一体どういうところに根拠があるのですか、取引の都合上どうしてもそうしなければならないというようなことがあるのですか、伺ってみ……

第22回国会 予算委員会 第11号(1955/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 お聞きしたいことがたくさんありますけれども、簡単なことだけでございますから、簡単にお答えをいただきたいと思います。まず、一ページの医薬分業関係費というのは、調査というお話でしたが、医薬分業については、大体調査も終り、資料も出ておったはずですけれども、どういうことに使われるのか。
【次の発言】 それじゃ、この調査の結果によって、何か医療費体系は変ってくるわけですね。
【次の発言】 次は四ページです。結核患者の数が非常に多くなったということは、指摘されておった通りですが、これを昨年度の通りの増床でとどめた理由というのは、どういうところにあるのですか。

第22回国会 予算委員会 第12号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 義務教育の充実のところでですね、本年度は七十七万の児童生徒増に対して教員を一万二千五百名、これはどういう基礎による計算でしょうか。
【次の発言】 これは今の御説明では、実績を考慮してと言われましたけれども、本当に実績を考慮しておりますか。それを切り下げたりしませんか。
【次の発言】 それはいつの実績ですか。
【次の発言】 それはいつですか。
【次の発言】 これはまたもう少し詳しく聞きたいと思いますけれども、恐らく今おっしゃったのと違うと思います。というのは私この前の暫定予算のときにいろいろお聞きしたのですけれども、そのときのお話では、自治庁の方で大体無理しながら一万二千名程度ふえて……

第22回国会 予算委員会 第13号(1955/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この説明に当りまして、前回、中間発表的な意味で地方財政計画が発表になりましたが、それに今回のものとは変っておりますから、その変った点と、変った理由をなお一緒に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 先ほど大臣からもちょっと御説明がありかかっておったのですが、再建整備法の内容は、これは現在ではどうなっておりますか。御説明できる範囲で御説明願いたい。
【次の発言】 こういう経済変動の激しい時期に、八年間の計画というものが果して立つかどうか、どうお考えになっておられましょうか、その点については。
【次の発言】 今のようによくなるか悪くなるかわからないというのは、確かにそうですけれども、……

第22回国会 予算委員会 第16号(1955/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 関連して……。食管特別会計から出されるというお話ですが、先般本委員会へ出された食管特別会計の資料によれば、食管特別会計の不足分をインベントリー・ファイナンスでもって埋めていく、従って三十三億という金が出るような場所はないというような資料が出ておりましたが、どこから一体三十三億は出すわけですか。
【次の発言】 それで端的にお尋ねいたしますけれども、予算の中からここに示されたものは、出す予定でないものが示されれた。それ以外に新たに三十三億という支出増が見込まれることになったわけですから、今の大臣の御説明によれば、予定と事実との相違ということを言われましたけれども、ケースとしては二つしか……

第22回国会 予算委員会 第17号(1955/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 関連して。今の物価の問題との関係でお尋ねいたしたいと思います。昨年の当初予算が出されましたときに、政府の方では二十九年度においては物価は下る、CPIは下るという予想を立てて予算をお立てになりました。しかし実際には下っておりませんことは御承知の通りです。上昇しております。ですから今大臣が言われましたように、上るものもある、下るものもあるとかいうようなことではなくて、具体的に出されたCPIによれば明らかに上っておる。しかも昨年は勧告しなければならない要素があったにもかかわらず人事院は勧告してない。そうしてまたその間地域給等の勧告があったけれども、これも無視しております。こういう事実を見……

第22回国会 予算委員会 第18号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は濃縮ウラニウムの受け入れについて、外務大臣に御質問申し上げたいのですけれども、いらっしゃいませんから、なるべくその方に時間を廻したいと思いますので、大久保国務大臣に、大へん失礼ではございますけれども、一括して御質問申し上げたいと思います。昨日同僚永岡委員の質問に対しまして、大臣は本年度の昇給財源は不足しておる、これについては各省各庁の運用によってやっていきたい、その運用につきましては、たとえば新規採用の時期をおくらせるなどの方法がある、こういう御説明があったわけでございますが、各省が新規採用者の採用時期をおくらせるということは、これは今大学を出ても、あるいは高等学校、中学を出て……

第22回国会 予算委員会 第20号(1955/06/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今、大蔵大臣並びに総理が述べられましたことについてお伺いいたしたいと思います。それは……。
【次の発言】 今のようなあいまいな説明なら、今聞いてもしようがない。
【次の発言】 委員長、開会宣言されたのですか。

第22回国会 予算委員会 第21号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今の点で関連して……。大蔵大臣が新しい項の新設はないということをおっしゃっておりますけれども、過去の、つまり昭和二十九年度まで項として扱われておったものが、今回はその項から落されて、そうして別な項に入れかえられておる。先ほど佐多委員が御指摘になったように、そういうごまかしがあることを大蔵大臣御存じですか、これは大蔵大臣から御答弁願います。
【次の発言】 大蔵大臣にお尋ねいたします。……政府委員の方はちょっと黙っていて下さい。項のことについては、そういうものは大蔵大臣の権限でやることになっておるのですから、昭和二十九年まで防火建築帯造成補助というのは明らかに項であったのです。この補助……

第22回国会 予算委員会 第23号(1955/06/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 ちょっと総理の先ほどの御答弁に関連して……。総理にお尋ねいたします。総理は、先ほど八木委員の質問に対しまして、戦争をするとか戦争をしないとかいう意味の応答があったようでございます。これは八木議員との応対の関係で不用意に発せられたのか、あるいは総理は国防会議に諮ってその承認を得れば戦争をするという実質を御表明になったのか。私どもはあの法案審議のときに、防衛出動ということと戦争ということとは必ずしも同じ概念ではないというように把握しておるのでございますが、総理はどういうふうにお考えになっておるのでございましょう。
【次の発言】 それでは、現在のところ一般的に戦争をするというようなことは……

第22回国会 予算委員会 第24号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 今の点に関連がありますから……。今総理は防衛分担金をまけてもらうことによって、自衛力の漸増をしていくのだというような意味の御発言があったわけですが……。
【次の発言】 今おっしゃったのはそういう、それとの関連においての今の御発言だったと思いますが……。
【次の発言】 それはただ前後が違うというのじゃなくて、言い回しがただ違うというだけなのであって、その証拠は、先般本会議におきまして杉原防衛庁長官が、この防衛分担金の折衝において日本側はどういう態度をとったかということに対する答弁、私はこれを読み上げますから、一つ総理、よくお聞きいただきたいと思うのです。  自衛力と防衛分担金との関係……

第22回国会 予算委員会 第27号(1955/06/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 総理にお尋ねいたします。総理は本予算案が提案されました四月二十五日の本会議の施政方針演説におきまして、いろいろ根本政策、基本態度をお述べになったのち、「教育こそすべての大本であることは申すまでもございません。政府はそのため必要な文教の充実と刷新の諸政策を講ずるとともに、国民の間から盛り上る新生活運動を助長して参りたいと考えております」こう述べておられるのでございます。しかしながら、出されました法案で見ましても、あるいは予算で見ましても、それらしいものは新生活運動の一億二千万という以外には見当らないのでございまして、この際、総理の言われる文教の充実の諸政策とはどういうものであるか、文……

第22回国会 予算委員会 第28号(1955/06/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 労働大臣は今、ああいう御説明をなさいまして、二十万の対策でもってまず昨年通りの基準が維持できるというような意味の無理な説明をなさいましたが、本日本会議で自治庁長官が明らかにされたところによりましても、再建整備によってずいぶん退職者が出てくる、数はどのくらいかわかりませんけれども、とにかく六十億の退職起債を用意している、こういう御説明がございました。そうすると、この六十億の退職起債を用意しているその裏づけとして――裏づけというのは逆になりますけれども――どれだけ一体今度の再建整備によって失業者が出るか、それをどう計算しておられるか、また大企業の合理化をするということをしばしばおっしゃ……

第22回国会 予算委員会 第29号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 関連して。今の混成団ですね、混成団というのはどういう編成で、普通のものとどういう任務の違い、あるいは目的の違いがあるか、その点をまず明らかにしていただきたいと思います。

第22回国会 予算委員会 第30号(1955/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 水産問題に関連して。
【次の発言】 私は官房長官には言うことはありません。委員長にぜひ要望いたしたいと思います。それは、昨日の秋山君の質問にいたしましても、外務大臣が来ないためにまだ終っておりません。本日の質問のごときは大臣が中心であって、出てきた大臣に対して委員がそれぞればらばらに質問しなくちゃならない。こういう審議は、委員会の権威のためにも、委員長としては議事を進める御苦労をなさったことは認めますけれども、今後一切こういう運営はしないという基本を明確にしてやっていただきたいと思います。委員長に特に要望いたします。

第22回国会 予算委員会 第33号(1955/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 最初文部大臣、それから自治庁長官、大蔵大臣にお伺いたします。  義務教育国庫負担法が実施になりまして以来、毎年全国的に学年始めは教師の定員数がきまっておりませんので、非常に教育上不便、支障をきたしているのでございます。ことに来年度等におきましては、地方財政が逼迫して参っておりますので、この傾向は一そう大きくなるのではないか、こういう心配がございます。しかしながら、この教員定数というものは、政治情勢によって支配される性質のものでもなく、また子供の数は来年は幾らふえる、再来年は幾らふえるということはもうわかっているのでございますから、そういうような事態が再び起らないように、来年度におき……

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 この問題につきましては、私は政府の認識が非常に浅いと思うのです。と申しますのは、事業費でまかなわれている臨時職員というのは、官房長官が言われたような範囲だけではなくて、官庁の種類によりましては、つまり準職員という職務、それから事業費でまかなわれているものは補助員、さらにもう一つ下に段階を作って準補助員、その下に人夫とか土工とか、こういう実に複雑な段階を作ってでなければ現在の仕事ができないような状態になっております。政府は搾取していないとおっしゃいますけれども、それは考え方によれば、準職員と認められておる分までは共済の適用を受けますけれども、それ以外の補助員とか準補助員とかいう実際は……

第22回国会 予算委員会 第38号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 委員長は、今米価の問題については、そういう質問を農林大臣になさいまして一応の見解をただされましたが、非常に今重要な問題として地方道路税の問題がございます。この地方道路税の、現在まだ衆議院において審議されておりまして、各党各派三つどもえになっておりまして、いつどうなるかということが明らかでございません。この問題はこの予算全体に関係がありますので、これがもし修正されるようなことがあれば、今言われたごとく修正されれば、本予算はもちろん地方財政にも大きな影響を持っております。これがなければこの予算の審議はできないことになりますが、これについても委員長は政府の見解をただし、審議の終るまで明確……

第22回国会 予算委員会 第41号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 関連して。今米の値段について羽生委員の御質問がありましたが、私は小麦の値段について伺いたいと思います。それは本委員会に提出されました購入分の小麦につきましては三十四万トンで二千二百五十万ドル、そうするとトン当りの単価は六十六ドル程度になるようでございます。ところが一方余剰農産物の現物給与の受け入れの分では小麦八万トンで九百二十八万ドル、トン当り百十六ドル、こう見ますと、大体贈与の分の小麦の価格はこちらの方で購入する分の約二倍近くになっております。これは一体どういう関係なんですか。あまりにもこの開きが大き過ぎますので、資料の誤まりがどうか、伺いたいと存じます。

第22回国会 予算委員会 第42号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私は日本社会党第四控室を代表して、昭和三十年度特別会計予算補正(特第1号)に反対をいたします。  この特別会計の歳入源は、六月二十四日国会において承認された農産物に関する日本とアメリカ合衆国との間の協定に基いて借り入れられる外貨資金八千五百万ドルに基くものでございまして、このときに私どもは、この協定が米国の日本に対する経済的、政治的支配力を内蔵し、日本の自主性を著しく阻害するものであり、さらにまたわが国の貿易、外交さらには食糧増産等に著しい悪影響のあることを指摘いたしまして、これに反対をして参ったのでございます。今回この特別会計補正予算を審議する過程を通じて、私どもが先般指摘して参……

第23回国会 決算委員会 第2号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○湯山勇君 私は簡単に先ほど両氏の質問に関連してたしかめておきたいところがあるんですが、行政管理庁は現行法を全部肯定しての立場に立っておられるのか。現在の法律に対してもいろいろ意見を述べ批判することができるのか、この点どうなっておりますか。
【次の発言】 それはどういう根拠に立ってですか。政府部内において、法律の提案権が内閣にあるかどうかさえも疑義があるという学者もあるくらいです。その政府部内において、行政管理庁が、この法律はいけないというようなことが言えるというのは、どういう根拠に立って言われるのですか。
【次の発言】 命令権じゃなくて、今のように法律の問題については、行政府じゃなくて国会で……

第23回国会 商工委員会 第5号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○湯山勇君 私はこの法律に基本法という名前をつけた理由からお尋ねいたしたいと思います。それは従来ある基本法では、教育基本法というようなものがございますが、この教育基本法等におきましては、教育の目的を明示し、教育の基本を確立しておる、これが基本法の性格でございます。従って教育の目的とか、あるいは機会均等とか、男女共学とか、そういうような条章があげられておりまして、それに対する最後のところに、この法律に掲げる諸条項を実施するために、必要がある場合には適当の法制が制定されなければならないという規定にとどまっております。そうして他の学校教育法とか、私立学校法とか、社会教育法とかというものは、それぞれこ……

第23回国会 商工委員会 第6号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○湯山勇君 両先生にお尋ねいたしますが、両先生とも大学の研究所が本法による規制を受けるということにつきましては、それぞれ再検討の余地ありという御意見をお述べになったと思います。提案者の方から承わりますと、大学の学部は、これは別としても、研究所については、研究の重複を避けるために、あるいはまた研究の効率を高めるためにも、大学の研究所はぜひ規制したいという提案者の力は意見を持っておるようでございます。そこで、大学の研究所における研究がこの委員会の規制を受けるということになれば、どういう不都合な点ができるか、そういう点についてもう少し、これは議論の分れておるところでございますから、詳細に御説明を承わ……

第23回国会 文教委員会 第2号(1955/12/07、3期、日本社会党)

○湯山勇君 いつできる。
【次の発言】 今の局長の御答弁ですね、各府県の責任課長に集まってもらって、文部省の方からいろいろ案を出して御相談になると思います。それを御相談になる前に当委員会に諮っていただきたい。それは今こういうふうな心配がわれわれの間にあるわけですから、果してそれで支障なくやれるものかどうかわれわれとしても検討したいと思いますから、ぜひ一つそういう過程をとってもらいたいと思います。それは一つ委員長の方でもそういうふうに計らっていただくようにお勧め願いたいのであります。
【次の発言】 いずれにしても最終的にはまとまったものができると思うし、ある段階では文部省の大体の案というものがま……

第23回国会 文教委員会 第3号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○湯山勇君 これは私速記を持っておりますから申しますが、速記の内容は荒木委員の質問が、「十二億の問題についてお尋ねいたしますが、これは 〇・二五の増額に伴う義務教育関係の教職員に支払う年末手当の半額に相当するわけです。この金は地方公共団体が年末手当を増額しない場合においても政府はこの金を地方に配分する、」。金を配分するわけですね、「こういうふうに了承して間違いございませんか。」、これに対して大臣は「十二億という数字は、義務教育として従事されておる教職員の俸給へ〇・二五の手当をするということではじき出した数字でございまするからして、私はさように配付されるものと心得ております。」、こういう御答弁が……

第23回国会 文教委員会 第4号(1955/12/12、3期、日本社会党)

○湯山勇君 前回お尋ねしておったのでございますが、本年の赤百四十一億の財政計画の修正があったときに、一般職員及び教育職員の昇給に伴う給与費の中から九億八千万円落しております。その説明は、当初の計算では十二月の統計の上に立って本年増加分を見たのであるけれども、文部省の推定統計によれば五月の計数が出ておるから、矛の上に立って増加分を見れば九億八千万の減になる、しかしながらこれは明らかにこれだけ分昇給昇格財源が赤字になるわけだから、この分についてはいずれ精算されるものと考えられる、この分は従って歳出計上の繰り延べという格好になって処理されるというような説明があったわけですが、今回当然地方財政計画の修……

第23回国会 文教委員会 第5号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○湯山勇君 今日は教科課程の問題をお聞きすることにしておりましたが、その前に、もう十二月になりますと各府県とも教育予算の編成期に入っております。そこで、昨年も十二月には各府県に対して自治庁の方から、来年度予算については教員の定数はこういうふうに見積るべきだというような意味の通知が出ております。これは局長は御存じのことと思います。そこで来年度児童生徒はどれくらいふえるお見込みでございますか。
【次の発言】 その五十一万の生徒、児童に対して教育施設も相当不足を来たすと思いますが、それに対する対策はもうすでにお持ちになっていらっしやるかどうか。

第24回国会 議院運営委員会 第44号(1956/05/04、3期、日本社会党)

○委員外議員(湯山勇君) それじゃお許しをいただきまして、ただいままで御論議いただいております件につきまして、数点申し上げて参考にしていただきたいと思います。  第一点は、委員部長の御報告の中に多数決で十一日、十二日をきめたという御報告がございましたが、十一、十二という日取りをきめたのは多数決できめたのではございません。多数決できめたのは委員長一任ということを多数決できめた形になっております。ですから十一、十二という日をおきめになったのは委員会できめたのではなくて、委員長の独断をもっておきめになったという点が一点です。  第二点は、これは有馬、吉田両理事、それからここに見えております文教委員会……

第24回国会 決算委員会 第3号(1956/02/03、3期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと一つだけこの説明概要の十四ページですね、その二十八年度決算検査報告に掲載したものの是正処置の状況についていろいろ御指摘があるわけですが、これはもう二十八年度のはこれで出ただけで、あとは出ることはないと思うのですが、どこまで一体これらの二十八年度指摘のものを見ていくわけですか、検査院としては。と申しますのは、この中に工事に着手していなかったものもあるし、それから指摘されて一部だけ済ましておるものもある、こういう状態にあって、このままこれは三十年度へ持ち越されていくわけですね、それをどこまで一体検査院としては見ていくのか。指摘したものがちゃんとでき上るまで見ていかれるのか、もう……

第24回国会 地方行政委員会 第8号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○委員外議員(湯山勇君) 前回、連合審査会におきましていろいろお尋ね申し上げたのでございますけれども、時間その他の関係がありまして、なおお尋ね申し上げなければならないと思われる点が数点ございますので、この際、お許しをいただきましてお尋ね申し上げたいと思います。  その第一点は、職員組合と、この停年制との関係についてでございます。先般もお尋ねいたしたのでございますけれども、職員組合というのは、教職員の場合は各市町村ごとに結成されております。そこで、条例によって停年制がしかれた場合には、それらの職員組合は個々に知事に交渉しなければならない場合ができてくる。すなわち、一般市町村職員の停年制は市町村の……

第24回国会 内閣委員会 第35号(1956/04/30、3期、日本社会党)

○委員外議員(湯山勇君) 臨時教育制度審議会設置法案につきましては、前に総理に対する質問並びに文部大臣にも若干の質問を他の委員からしたわけでございますけれども、本日お許しをいただきましたので、重ねて残された点についてお尋ね申し上げたいと思います。  まず最初は、非常に事務的なことでございますけれども、本案施行に要する経費、それからそれと対照するために、従来存在している中央教育審議会の本年度の経費、そういうものを一応御説明願いたいと思います。事務当局からでけっこうです。
【次の発言】 もう少し詳しく、総額だけではなく、その内訳も比較して御説明を願いたいと思いますが……。

第24回国会 文教委員会 第2号(1956/02/09、3期、日本社会党)

○湯山勇君 議事進行ですが、予算の方はずっと引き続いて、中断しないように、説明を聞き、審議した方がいいんじゃないかと思いますので、本日の最後の案件になっております調査事項の方を先にお取り上げいただいたらいかがでしょうか、そうしていただきたいと思うのですが。
【次の発言】 それじゃけっこうです。
【次の発言】 大臣にお尋ねしたいと思うのですが、これは先般衆議院の方でも取り上げられまして、大臣もそれに対して御答弁になっております例の長崎県の教育委員会における給食粉乳の横流しの問題でございます。これは新聞で見ますと、大臣は学校給食法に罰則を作ることも検討したいというよろな御発言があったように新劇は伝……

第24回国会 文教委員会 第3号(1956/02/14、3期、日本社会党)

○湯山勇君 私は、まず義務教育費の国庫負担制度の実施の予算につきましてお尋ねいたしたいと思います。これは政務次官が非常にお詳しいので、政務次官にまずお尋ねいたしたいと思うのでございますが、文部省の方でお示し下ざった予算については、自治庁との連絡調整は十分おつきになっていらっしゃるかどうか、まずその点からお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 これは事務当局の方にお尋ねするのがあとは適当かと思いますのでお尋ねいたしますが、政務次官は、今おっしゃったように自治庁との調整はできているものと御発言になっていらっしゃるのですが、具体的に定数とかあるいは単価、あるいは昇給昇格財源とか、そういうものにつ……

第24回国会 文教委員会 第4号(1956/02/23、3期、日本社会党)

○湯山勇君 これは報告者じゃなくて、大学局長にお尋ねいたしたいのでありますが、今の東北の音楽講座であるとか、その他の特殊な講座のようなものが東北の学校には全部設けられてあるそうですが、これについて一名の定員配置がなくて、最初の一名か何名かは配置替によって操作され、学年進級についての教員配置が一人もないというので、これは共通の問題だと思うのですが、何とかならないものでしょうか。
【次の発言】 大臣の御答弁は焦点がはずれております。今お尋ねしておるのはそういうことをお尋ねしておるのではなくて、両委員がお尋ねしているのはこういう事態が各所で起ってくると思う。それもやはり大臣はお認めになるかどうかとい……

第24回国会 文教委員会 第5号(1956/02/28、3期、日本社会党)

○湯山勇君 この京都大学に設置されるウイルス研究所ですが、こういう性質の研究所は今どことどこにございますか。
【次の発言】 それではウイルス研究所という名前のついたのは今度が初めてでございますか。
【次の発言】 こういう研究所を設置するのは何かこれを審議する機関がおありになるかどうか。今回のこの研究所の設置につきましても、どういう機関でどういうふうに審議をなさって京都大学に初めてこのウイルス研究所を設置するということになったのか、その経緯を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 京都大学は特にビールスの研究に精通した学者がいるとか、特別のそういう条件があるわけでございますか。

第24回国会 文教委員会 第6号(1956/03/01、3期、日本社会党)

○湯山勇君 学士院法についてお尋ねしたいのですが、この第七条に国際学士院連合への加入の規定、これがございます。この規定を挿入した理由はどういうところにあるのでしょうか。
【次の発言】 そこでお尋ねいたしたいのは、国際学士院連合というものの性格ですけれども、これはどういう性格をもったものでしょうか。
【次の発言】 この法的な性格ですね、これはどういうことになっておりますか。たとえば条約とかで各国とも承認しておるとか、あるいはこれのまあ何といいますか、主体はどことか、そういったものについてはどういうことになっておりますでしょうか。
【次の発言】 なおよくわからないのですが、それじゃベルギーの国で持……

第24回国会 文教委員会 第7号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○湯山勇君 私は本案に賛成をいたします。  なお賛成に当りまして特に政府に要望いたしたい点が数点ありますから、この点を申し添えたいと思います。  第一点は、本委員会の質問において明らかにされましたように、定員の不足でございます。ウイルス研究所におきましても教授、助教授、助手も現在示されただけでは十分その目的を達せられないことはもちろんでございますし、ことに雇用員、事務職員、技官等におきましてはこれを実施すれば当然学部にしわ寄せされるということは必至でございます。それでは目的達成に重大な支障があると思いますので、この点は政府においてそのようなことにならないように善処願いたいと思います。  それか……

第24回国会 文教委員会 第8号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○湯山勇君 時間がありませんから、私非常に簡単な事務的なような問題を一、二お尋ねいたしたいと思います。  先ほどへき地の学校等において、幾つもの教課を中学で持たなくちゃならない。そのためには、現在の法律によりますと臨免をとらんといかんわけですね、そうしないと処罰されますから。そうすると、臨免をたくさんとればそれだけ手数料がいると思うのですが、そういう手数料はどこの負担になっておるか、これが第一点。これは岩手県のほうではどうなっておりますか。その事情もちょっとお聞かせ願いたい。  それから第二点は、今、赴任旅費のお話等も出ましたが、現在教職員一へ当り四千円が大体基準になっておりますが、それがどう……

第24回国会 文教委員会 第9号(1956/03/13、3期、日本社会党)

○湯山勇君 前回の委員会でいろいろ御質疑もございましたし、懇談もありましたので、大体のところは了解できたわけですけれども、なお若干お尋ねいたしたい点がありますので、お伺いいたしたいと思います。  それは現在の学術会議に出ておる人で、あるいはまた部会なら部会というようなもので、学術会議の名誉を傷つけたというような事例があるかどうか。あるいはまた、どうもこの人に出てもらって困るというような人が出たような、そういう事例があるか。あるいはまた同じ部門の中で、たとえば植物なら植物の部門にいたしましても、その中には分類もあれば生態もあるし、遺伝もあるし、細胞もあればあるいは下等なものとかいろいろなものがあ……

第24回国会 文教委員会 第11号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○湯山勇君 前回の委員会でいろいろ懇談会の形において関係者の意見を聞いたわけですが、調査室の方で資料としてその意見の要約したものが出されております。これに対して文部当局の御見解を一応伺いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめていただいて……。
【次の発言】 この法律の十二条に政令への委任事項がありますが、これは大体どういうことを予定しておられるのですか。
【次の発言】 もう少しそれを具体的に御説明願います。
【次の発言】 それで大体文部省の方の御見解はわかったのですけれども、やはり最後になって若干割り切れないものは、やはりこの登録がどれだけアメリカの裁判において効果があるかという点……

第24回国会 文教委員会 第12号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○湯山勇君 本日はもうおそうございますから、私はこの次の委員会で本件について質問したいと思います。次の委員会には余剰農産物で贈与になった分の本年度どれだけ学校給食に回るか。それは学校給食という意味は、単に学校給食法にいう学校給食じゃなくて、生活保護法によるものその他にいっているものがあれば、それらも明確にして大体本年度余剰農産物の分で給食に回るものは総額幾ら、それがどこどこへ幾ら幾らということが明瞭になるような、そういう資料を御提示願いたいと思います。  それからなお大蔵省と農林省とを次に呼んでいただくように委員長にお願いしたいと思います。

第24回国会 文教委員会 第13号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○湯山勇君 今回就学困難な児童に対する給食が実施されるということになったことは、大へんけっこうなことだと思うのですが、予算で見ますと、総人員三万六千名、非常に少い数だと思うのですが、これだけの人数をお選びになった根拠はどこにあるか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 従来学校給食については、原麦の半額は国が負担するということになっておりますから、余剰農産物の受け入れに伴うグラントがあってもなくても、国の負担は給食人員が増加していけば、当然増加することだと思います。ところが昨年は余剰農産物の受け入れによって一千五百万ドル、これは邦貨に換算して大体四十四億になると思います。その四十四億の贈……

第24回国会 文教委員会 第14号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○湯山勇君 今の点ですね、給与局長にお尋ねいたしますが、あなたのおっしゃる点は非常にあいまいな御答弁になっております。そこで私は今の点を順序を追ってお尋ねいたしたいと思うのですが、それは先般現業官庁に勤めておる国家公務員の給与に関する特例法が出たことを局長は御存じだろうと思う。現業官庁に勤めておる国家公務員の給与の特例法というのは、五現業の従業員は団体交渉によって高い給与をかち取っておる。ところが同じ職場におる国家公務員はそれと違った一般公務員並みの給与の適用を受けておる。これは気の毒だから、特例を認めてこれらの人を現業官庁の、つまり公社職員と現業の組合と同じようにしようというので、当時約二十……

第24回国会 文教委員会 第15号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○湯山勇君 大臣の御答弁を承わっておりますと、ちょうど評論家の意見を聞いているような感じがいたします。矢嶋さんの言われたことに対して、それについては賛成である、こういうことで文部大臣の御答弁としては、これははなはだ不満でございます。今のように非常に大臣が考えてもよくないというような事態があれば、大臣には打つ手がたくさんあるはずです。それは先ほど大臣が地方でやることにはどうも手のつけようがないというような意味のことをおっしゃいましたけれども、現行法においても実際に教員の身分を持っておる都道府県教委に対しては、指導も助言も勧告も大臣はする権限を持っているわけですから、そうしてまた従来大臣が都道府県……

第24回国会 文教委員会 第16号(1956/04/17、3期、日本社会党)

○湯山勇君 今のに関連してお尋ねいたしたいのですが、今回の、三公社は別として、五現業については、特に総裁は、業績手当であるかないかについて政府側の意見を聞いただけなのか、事実についてお調べになったか、私はこの点が非常に重要な点だと思います。そこでその点についてまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 人事院はそれ以上調べられないということをおっしゃいましたが、しかし、民間給与の実態等につきましては、相当立ち入った調査もしておられますし、また、今回とられた措置についても、人事院の所管外の給与に関する問題ですから、人事院の調査という立場から、果してそれが正しい意味での業績手当であったかどうか……

第24回国会 文教委員会 第18号(1956/04/24、3期、日本社会党)

○湯山勇君 今荒木委員も見えまして……。教員の給与と関連のある地域給あるいは昇給昇格の問題、その他給与担当大臣にお尋ねしなければならない問題がたくさんあるわけでございますが、その中で、私は今回の三公社五現業に対する調停案と、これの実施に伴って生じた国家公務員給与との関係をお尋ねいたしたいと思います。前回の委員会に人事院総裁をお呼びしていろいろ聞いたわけでございますが、その聞いた事柄については、大臣も大体御想像がつくと思います。人事院総裁の当委員会における発言を基礎にして給与担当大臣にお尋ねしようと思っておったのがこういうふうに両方ばらばらになりまして、非常に聞く私どもとしては不本意なんですけれ……

第24回国会 文教委員会 第19号(1956/04/26、3期、日本社会党)

○湯山勇君 今理事会でそういうこときまったような、御了承いただいたように思うというお話しでしたけれども、私どもとしてはこれはあとで委員長にもお願いに行ったし、けさも申し上げましたように、これで終ったとか、こういう事態を了承しておるというわけではありませんから、その点は委員長において一つ明確にしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 速記は要りませんが……。
【次の発言】 先ほど言った中で二つのことしかほんとうのことを言っていない。あとみんな間違っている。
【次の発言】 議事進行について。大臣に注意していただきたいと思うのです。委員長もお聞きの通り、大臣の答弁は教育委員会法が変ったんじゃ……

第24回国会 文教委員会 第20号(1956/04/27、3期、日本社会党)

○湯山勇君 その問題は、大体本会議中はやらないはずであって、前後の時間等のことは、委員長において計らうことになっておるわけですから、一つすみやかにそういう措置をとられんことを……。
【次の発言】 今の点に関連があるのですが……。今の点に関連して大臣にお尋ねしたいのは、大臣は先ほどの御答弁では、それはないことになっているということでございましたが、今荒木委員の読み上げたのは相当長い部分になっております。そこで大臣は、たとえの部分がないとおっしゃるのか、今の発言全部がないことになっているとおっしゃるのか、それはどうなっておりますでしょうか。

第24回国会 文教委員会 第21号(1956/04/28、3期、日本社会党)

○湯山勇君 各委員からいろいろ御質問がありましたし、時間もあまりありませんから、私は質問の過程を通じて疑問に思っている点を、総理からお伺いいたしたいと思います。それは、この法案について国民がいろいろな不安と誤解を持っているということを総理がおっしゃいましたし、また占領政策の是正についても国民はいろいろ不安と誤解を持っている。今回の参議院選挙においては、総理は、国民に対して占領中にできた諸法制、諸制度を改革する必要があるかどうか、そういうことを聞きたい、こういうことを言っておられたと聞いておりますが、このことには間違いございませんでしょうか。

第24回国会 文教委員会 第22号(1956/05/04、3期、日本社会党)

○湯山勇君 この問題は、この委員会から理事会に付託されておりました問題だし、それを再びここでお諮りになるわけですから、なるべく冷静に話し合うために、速記をとめて懇談会に移っていただきたいと思います。(「賛成」「その必要なし」「委員長一任」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 今の岡君の発言は、ああいうところから(「議事進行」「発言中だ」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)今朝私が申し上げたのは、会期延長も、衆議院議長の口を通したお話では公式に、政府与党の意見は大幅にフィリピン賠償の関係もあって延長する、こういう意向が明示されましたから、そういうことになれば、多数を持っておる与党の方でそういう方針ならば……

第24回国会 文教委員会 第23号(1956/05/07、3期、日本社会党)

○湯山勇君 午前中の川口委員の質問に関連して文部大臣にお尋ねいたしたいと思います。川口委員のお尋ねになりましたことは、われわれがただいままでいろいろ、文部大臣にただして参りましたこの法案を提案するに至った経過、並びに現在政府、特に文部大臣が国民の意向をどうとらえており、これに対してどう対処しようとしているか、こういう点についての問題と関連がある問題であったと思います。そこで川口委員の御質問の中に、現在の青少年をどう考えておるかというような質問に対して、文部大臣からいろいろ具体的な例をおあげになって、現在の学校教育あるいはその他の面における道義面の低下というようなことをおっしゃいましたが、これに……

第24回国会 文教委員会 第24号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○湯山勇君 どちらの案……。
【次の発言】 議事進行。この問題はまだ私もたくさんこれについてお聞きしたいことがありますから、このまま続いてしてもちょっと終らないと思いますから、休憩にしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの点について、なおお尋ねいたしたいと思いますが、市町村で二本立を出したという例が一つでもありますか。
【次の発言】 局長の聞いておるので、どれくらいありますか。
【次の発言】 それじゃ一件聞いておるということだけで、資料が出てからまたお尋ねすることにします。  大臣が今この法律を出さなければならなかった理由として、五つの県をおあげになって、その第一の理由として、一……

第24回国会 文教委員会 第25号(1956/05/09、3期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと。
【次の発言】 今大臣の御答弁になりました学問の自由、思想の自由、それから教育の自由こういう三つのものを並立するところに疑義がある、その教育の自由に関する分は、大臣は善意に解釈する、こういうお話しでございましたが、私はここでぜひお尋ねいたしたいのは、自由というものを大臣はどういうふうにお考えになっておられるかということです。私はこの自由というのは放らつとは別だと思います。自由というのは無秩序、無法則な状態を自由とは言わないと思います。それが矢内原学長の言っておる自由主義国家における云々ということにつながると思いますので、従って善意に解釈しようが、あるいはどのように解釈しよ……

第24回国会 文教委員会 第26号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと今の四十九と四十幾らというのはあとで聞こうと思ったのですが、初めから言って下さい。
【次の発言】 それじゃわかりました。
【次の発言】 それから現在の県教委だけではなくて、前回と最近のと比較がほしいと思いますから、これは二回やっておりますから、それによって傾向を見なければならない。前回はどうであった、現在のはどうであったという、比較できるような表に今の田中委員の表をしてもらいたい。これは教育委員、県教委についてはです、これはできましょう。
【次の発言】 それじゃ、私文部大臣に静かに聞きますからよくお聞きを願いたい。国民が二大政党を支持したのは、一方の政党を抹殺して、一方の政……

第24回国会 文教委員会 第27号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○湯山勇君 議事進行。  本委員会にとって重大な問題が発生いたしましたので、それについて私どもしばらく協議したいと思いますから、約十五分程度休憩をしていただきたいと思います。
【次の発言】 十五分ばかり協議した結果申し出ます。非常に重大な問題です。重大な問題が起りました。時間を切って下さってけっこうです。
【次の発言】 質疑に入る前に去る十一、十二の両日開かれた本委員会の公聴会に重大な疑義がありますので、この際委員長に要請をいたしたいと思います。  疑義と申しますのは、文部省の幹部が公聴会の前に数回にわたって公述人に会い、公述人の公述内容に注文をつけ、さらに公述人が述べようとしていた公述内容を……

第24回国会 文教委員会 第28号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○湯山勇君 数点お尋ねいたしたいと思います。第一点は、この十日にお宅の方へお帰りになって、初めて公述人にきまったということをお聞きになったということでございますが、それはどこから連絡があったのでございましょうか。
【次の発言】 高田三郎さんという方は、どういう御関係、どういう方でございますか。
【次の発言】 それから次にお尋ねいたしたいのは、先ほどの荒木委員のお尋ねに対しまして、十一日の夜賛成に割り切ったというお答えがございましたですね。それまでいろいろ考えておったけれども、十一日の晩に初めて賛成に割り切ったという御答弁があったわけですが……。

第24回国会 文教委員会 第29号(1956/05/18、3期、日本社会党)

○湯山勇君 ただいま私どもは公選、任命それから教育の安定性の問題、そういう大臣の本案提案に至った基本的な理由についてお尋ねしておるわけでございますが、ずいぶんこの問題については御質問もございましたので、残っておる幾つかの問題をこの際お尋ねしたいと思います。それは現在の公選による委員、これは住民の意思によって選ばれたわけでございますから、この選ぶことに対する意思というものは、それぞれの選んだ人の意思がここに働いておる、こういう関係にあると言うことができると思います。ところが任命制になって首長がこれを任命するということになれば、いろいろ政党的な配慮がなされるとしても、ともかくも首長の意思が中心に働……

第24回国会 文教委員会 第30号(1956/05/19、3期、日本社会党)

○湯山勇君 議事進行……。私はやはりこの問題は重大な問題で、実は今の情勢は私どもが理事会をやっておる間に起った情勢のように思います。けさになりまして、私どもが理事会をやっておる間に、どこからか自民党の方できょう打ち切るのではないかという情報が流れてきた。このことに対する心配は、衆議院のやり方から見まして、必ずしも杞憂ではないと思います。ところが委員長の御報告は、一方にはこういう意見もあって、きょうで終ったらどうかという意見もある、それから一方には、こういう意見もあって、理事会ではきまらない、こういう御報告があったので、これはますますどうも心配だと、こういう状態ではどうも質疑に入っても不安で質疑……

第24回国会 文教委員会 第31号(1956/05/21、3期、日本社会党)

○湯山勇君 今お読みになった中で、委員長が提案になったのは、きょう逐条の日程をきめるという御提案があったのに対して、向うの審議の、つまり討論採決が終ればきめるという条件を付して賛成したので、その前にいろいろ文句がありましたけれども、それは理事会の決定とはなっていないと思うのですが。
【次の発言】 問題は、自民党の方がそういう御主張があったことは事実です。これを否定するのではありません。が、しかし、われわれの主張は、逐条審議を一日間やってみなければ、日程がたたないというのを、再度の折衝においてそれでは二十二日の晩に逐条の日程をきめましょうというところへ下っていったわけです。ところがそれに対して逐……

第24回国会 文教委員会 第32号(1956/05/22、3期、日本社会党)

○湯山勇君 ただいま委員長から御報告がありました、清瀬文部大臣の去る十五日本委員会においての矢嶋委員並びに私の質問に対する答弁に関連してお尋ねいたします。文部大臣は、十五日私並びに矢嶋委員の質問に対して、そういうことはないというふうにはっきり言い切っておられますが、そのことについては、今日もなおその通りであるということを断言なさるかどうか、まずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは、大臣の口からそのことを一つはっきり経過を追ってお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣は私の聞き方が悪かったような御発言がございましたし……。

第24回国会 文教委員会 第33号(1956/05/23、3期、日本社会党)

○湯山勇君 私は午後五時というのは、もう大体常識的にその日の日程の終る時間です。そこで委員長の御解釈が私にはちょっと納得できないので、特に五時以後休憩して開くのであれば、そういう発言があるべきだったと思います。そういう発言が何もなかったわけですから、常識としては五時に委員会を終って理事会に入るといえば、だれが聞いても、これは委員会が終ってそれから理事会というふうに解釈するのが妥当であって、そういうふうに休憩してやるという場合には注釈がなければならないと思うのです。従ってきのうの話の確認はしなかったけれども、五時までやるということは、五時で散会して理事会に入ると解釈するのが、確認がなければ常識だ……

第24回国会 文教委員会 第34号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○湯山勇君 私は昨日本法に規定する教育の内容について御質問を申し上げたのですけれども、その御答弁が十分なされておりませんし、昨夜理事会で委員長にもお話したのですが、それはやっぱり明確にせよというようなお話もありましたので、その問題について重ねてお尋ねいたします。それは本法で規定しておる教育の内容には教育、学術、文化、こういうものを教育と定義するということになっております。このことはこの法律も現行法も同様でございます。政府側の説明によれば、この教育という言葉の中には宗教も含まれておる。こういう御答弁によって関係法の整理の中の文部省設置法、この大臣の措置要求の中に教育、学術、文化、宗教と入れたこと……

第24回国会 予算委員会 第18号(1956/03/17、3期、日本社会党)

○湯山勇君 文部大臣は相手が酒気をおびておったと、それから今また宴会の席だというようなことを言われましたが、これは私は非常に重大な点だと思います。果してそうであったかどうかお確かめになったかどうか。それから向うはあなたを不徳義漢とか、不道徳漢とかと言ったということを具体的に言っておられる。大臣は一体、向うに対してどういうふうに言ったかということはおっしゃらない、ここでは。それは片手落ちです。ですから文部大臣は一体どういうふうに言ったか、この点も明確にしてもらいたい。  それからその次にもう一つあるのです。そこでその問題はその問題として、私的な団体だとか、あるいはいろいろおっしゃいましたけれども……

第24回国会 予算委員会 第20号(1956/03/24、3期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっとその前に関連。
【次の発言】 総理が先ほど矢嶋委員の質問に対しまして、現行憲法の三原則、その中で特に平和の原則は今後も貫いて行きたいという御見解をお述べになりました。ところが総理は果して現行憲法を平和憲法と思っておられるかどうか、その点についてお尋ねいたしたいと思います。というのは、先般一月の二十八日に、神田の共立講堂で自主憲法期成議員同盟主催の憲法改正演説会において総理はこういう発言をしております。それは、現在の憲法を平和憲法だというようにいちずに思っていられるようであります。けれども、これは考えをもう一度めぐらせば、平和憲法というのは、そういう名前の技術によりましてわれ……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会 第11号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○委員外議員(湯山勇君) 今の補足……。  今山下委員から御答弁があった通りでございますが、御答弁の中で、この調査員についてはどういうふうになっていくか、将来を心配しておるという御答弁がございましたが、さらにこれると思います。そういうことを考えてみるときには、質問者の御指摘のように、こういう調査員をこういう客観的な情勢のもとで置くということは、これはもう保険を引き締めていく以外の何ものでもありませんから、これはやはり私どもとしては、そういうことはやるべきでないということを、今日言い切ることができると思います。

第25回国会 文教委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○湯山勇君 地方財政の逼迫に伴いまして、各府県において地方公務員、教職員の昇給昇格の実施の問題がいろいろ取り上げられている状態でございます。特にその中で愛媛県におきましては、予算の縮小に伴って、昇給を実施する人員が約七割しかできないというようなところから、三割を落すということを主なる目的として勤務評定を行うというような実情にありまして、この問題をめぐって愛媛県下全般に大きい問題になっておりますし、同様の問題が全国各府県で今起ろうとしつつある情勢にあります。そこでこういう事態の法的な適否、あるいはこういう措置の適否については、これは単に一府県のケースとしてだけではなくて、全国的な規模においてわれ……

第25回国会 文教委員会 第3号(1956/11/22、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと、数も言って下さいね。どれだけ増を見込んでいるか。

第25回国会 文教委員会 第4号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○湯山勇君 自治庁の財政部長も行政部長もまだお見えになっていないようですから、就任早々の内藤局長にお尋ねいたしたいと思うのですが、愛媛県に端を発した教職員の勤務評定、昇給昇格の問題が、それは全国的な規模になっておりますが、局長就任後早々ですけれども、そういう詳細について御存じでしょうか。最初そのことをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それでは最近の事情で御存じない面もおありになると思いますしいたしますから若干一般的なお尋ねになると思いますけれども、初中局長の御所見を伺いたいと思います。それは全国で四月以降の昇給の発令のなされていない府県が相当たくさんございます。で、愛媛県もまた同様でござ……

第25回国会 文教委員会 第5号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○湯山勇君 今の問題で文部大臣に尋ねしたいことがあるのです。いいですか。道徳教育のうちで指定校の予算との関連で出た問題で、大臣のただいま御説明がありましたので私はただいまの御説明を傾聴し、全面的に同感ですし、また大臣の御見解に敬服しています。ただ私がここで気になるのは道徳教育の指定校というような制度は、他の科学教育の指定校とか、それから図画教育、美術教育の指定校とか、そういうものとは非常に性格が違うと思います。ひょっとすると文部省の方で、指定を受けるということになると、あるいは大臣が御心配になっておるような徳目の教養とか、あるいは不自然なしつけとか、あるいはお説教の非常に多い学校というようなも……

第25回国会 文教委員会 第6号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○湯山勇君 一点だけ、今の点、簡単です。局長の御答弁聞いておりますと、文部省の初中局長というよりも、何か自治庁の初中局長のような感じがします。法的な根拠もちゃんとある問題で、どうしてそんなに自治庁に気がねしなければならないか、これはいろいろ事情はあることはわかりますけれども、非常に御答弁私ども安心できない気がします。そこで今後その府県の方へ自治庁ともよく協議して通牒を出すか、指示をしたいというその内容はあやふやなものではなくて、これはもうかっきりこれ以上こうしてはならないというようなものであって、しかもそれについては文部省としても重大な決意を持ってやるというように私は局長の今までの御答弁を理解……

第25回国会 文教委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○湯山勇君 提案者にお尋ねいたしますが、本改正案の実施に伴いまして、必要な経費関係を、もしおわかりでございましたら、詳細御説明願いたいと思います。
【次の発言】 来年度からは。
【次の発言】 次に、これに対する政府の御所見の表明があったと思いますが、それはどういう状態であったか伺いたいと思います。
【次の発言】 文部省では、これに要する経費はどのくらいと見ておられますか。
【次の発言】 予算を伴う法律には、その予算の見込額を示しておくということにたしかなっていると思いますが、その点はどうなっておったのでございましょうか。
【次の発言】 ただいまの提案者の御答弁によれば、予算を伴わないという解釈……

第25回国会 文教委員会 第8号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○湯山勇君 政務次官にまずお尋ねいたしたいのは、この再建計画を立てる場合に大体その税収の自然増というものは見込んで、相当窮屈な計画の中で当然自然増があるだろうから、その場合にそれでこういうことをやるというふうな、大体の含みが了解されて承認されている計画が多いと思うのです。それを新たに今回の〇・一五の財源として使っていけばそういうことに支障を来たすわけでして、その面がまた別な方面にしわ寄せができるというようなことも心配されるわけですけれども、そうだとすればこれはやはり今のお話のようにこの分については国がある程度責任ある措置をなすって自然増等は当初再建計画において大体了解された方向へ使うというふう……

第26回国会 文教委員会 第3号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○湯山勇君 予算外契約の何かあると聞いておったんですが、何かありませ  んか。
【次の発言】 原子炉購入の……。
【次の発言】 そうすると、この原子炉の購入費というものは予算外契約の二億四千万と、予算化されている一億と、こういうことになって、合計三億四千万ということになるわけですか。
【次の発言】 今の大学の、まちまちになりますけれども研究費が一割増、これは額はどれだけになりますか。
【次の発言】 もう一つ、教材費、これは中学校百三十五円、小学校九十円という基準があるわけですけれども、実際はどれくらいになっておりますか、平均……。
【次の発言】 ちょっと意見になりますけれどもこれは私今計算した……

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○湯山勇君 局長にお尋ねいたしますが、二十九年五月一日を積算の基礎にするというのは何か根拠があるのでございますか。それはもしそれだけにこだわっておりますと、今言ったような誤解もできてくるし、あるいは実情に合わないんじゃないかというような批判も出てくると思います。で、毎年指定統計では、三十年、三十一年と五月一日の実態は出てくるわけでございますから、そうするとそのときに出てきた現在の危険校舎、そういうものを予算を組むときの基礎にして要求していけばわれわれとしても審議する場合にその見通しもよくつくと思いますし、また御説明を受けてもよくわかると思うのですが、それについては何か理由があるのかどうかという……

第26回国会 文教委員会 第5号(1957/02/22、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと関連して……、ただいま大学の入試あるいは大学の制度、運営、そういうことが問題になっているわけでございますが、先国会におきましては、そういう大学の制度を検討するために臨時教育制度審議会を設置するという構想が政府から発表されまして、その当時の情勢としては、大学の問題は非常に重要な問題だし、むずかしい問題だから、各界の人を集めて一年以内に結論を出すという構想でございました。ところがその法律の内容はきわめて憂慮すべきものがありまして、私どもも反対をいたしますし、また国会の諸情勢によって廃案になったわけでございますが、しかしあの法律が廃案になったからといって、大学の制度あるいはその他……

第26回国会 文教委員会 第7号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○湯山勇君 大体大部分の要点は質問が終りましたので、簡単にお尋ねいたしたいと思うのですが、それはこういう事態になりましたので、先ほど長官の御説明になった計画当初の事情を私少し調べてみました。そのときに砂木部長が国会に出て御答弁になっておること、松本船長が御答弁になって、おることを総合いたしますと、きわめて、この程度の一メートルの砕氷、それからゆさぶり、外板、五千馬力、こういった程度のものでは接岸も非常に困難じゃないか、さらに砂本部長の御説明では、まあしかし不十分だけれども、直接大きな危険にさらされないように十分注意したい。しかしながら氷にとざされる心配もあるということをお述べになっております。……

第26回国会 文教委員会 第8号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○湯山勇君 私も二、三お尋ねいたしたいのですが、その一つは、あとで都の建築局の方にお尋ねすることと関連を持ちますから……先ほど御指摘になったアベックという中には、いろいろ例をおあげになったのですが、私は最近イタリアの「屋根」という映画を見ました。ところがこれは家がないためにやむを得ず外に出かけていく、こういう例もこれらの中にはあるのじゃないかということも考えられるのですけれども、そういう例は、実際今の日本のこういう場所でどれくらいあるのか、実際に。そういう点についてお調べになった点があれば、これはあとで聞く参考としてお聞きしたいと思います。  それから第二点は、今回の鳩森の場合でもそうですけれ……

第26回国会 文教委員会 第9号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○湯山勇君 数点お尋ねしたいのですが、それはこの法律をなぜ本年度出したか。これは昨年度も実質的には私立学校に対して理科教育の補助がいたされておったわけです。今年度これをお出しになったからといって、別は私立学校に対する予算が格段にふえたというわけのものでもありません。そうすれば、この法律を出す意味が私にはよくわからないので、これをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そのお答えでは一向に納得できないのです。それじゃあどうして去年お出しにならなかったのでしょうか。逆にお尋ねすれば……。
【次の発言】 見通しもついたというのは、どういう見通しでしょうか。昨年とちっとも変らないような見通しなのか……

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/11、4期、日本社会党)

○湯山勇君 しかし、今の安部委員の質問に関連してお尋ねしたいのですが、どれくらい私立学校でこの補助金をもらいたいという希望がありますか。昨年あたりその希望のあった中の、どれくらいが補助金を受けることになったか。それからこの法律によれば、初等教育、中等教育に対して補助するとなっておりますけれども、初等教育、つまり初、中、高別にどれくらいが補助金を受けたか。一校当りどれくらい受けたか、そういう点。これは、内容を聞いていないまま法律審議に入りましたので、それを実情を少し聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 希望の申し出ですね、それはどれくらいあって、その中から今言われた数にしぼられたか、そ……

第26回国会 文教委員会 第12号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○湯山勇君 郵政大臣にお尋ねいたしたいと思うのですが、大臣がこういう事業、その他内容については非常に御経験がおありになりますから、十分御理解いただけておると思いますが、教育放送の重要性ということは申し上げるまでもないことと思います。そこで、私は非常に不満にたえないという点は、これだけの人口を持ち、これだけの国力を持つた日本に対して、わずかに十一チャンネルしか割当がなかったということは、いかにも残念なことではないかというように考えますが、大臣はどうお考えでございましょうか。
【次の発言】 大臣のお考えは大へんよくわかりました。そこで多少技術的な面になるかとも思いますけれども、お尋ね申し上げたいの……

第26回国会 文教委員会 第15号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○湯山勇君 学校給食法の一部を改正する法律案の中で、玄麦に対する補助ですね、小麦に対する補助が、昨年、本年と、一昨年よりも非常に少くなっておるのですが、対象の人員はふえておるにもかかわらず、食管会計でこれに出される費用が少くなっておるというのはどういう理由によるのでしょうか。これをまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで、贈与の分がなくなれば、国の方で持つ補助というのは減るわけでございますか。
【次の発言】 現在もやはり半額が負担されておるという形をとっておりますか。もっと別な形をとっておりますか。
【次の発言】 そこで、私は、簡単に計算しまして、贈与のないときに比べて、玄麦に対……

第26回国会 文教委員会 第16号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ただいまの矢嶋委員の質問に関連をして、特に私は民間バスの問題についてお尋ねいたしたいと思います。  まあ今年度特に学校統合の予算が昨年の倍額に増加されておりますから、町村合併に伴う学校統合というものはさらに促進するというように考えております。ところがそのことは一面、特に中学校においてですけれども、通学距離が非常に長くなるということもこれはやむを得ないことだと思います。で、私が調べたところによりましても四カ町村が合併いたしまして、そのために今までは徒歩通学の範囲にあったものが二里以上の通学をしなければならない、これが百名をこえておる、こういう事実も起っております。ところが御承知のよう……

第26回国会 文教委員会 第17号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○湯山勇君 文部省の方からも、一応このことに対して文部省の立場においての御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 経過の概要はただいまの御説明でわかったわけでございますが、いろいろこの問題については、アメリカの国内においても都留旋風といったような表現を用いられているほど大きい波紋を投げておるようでございます。その問題はまた別にお尋ねするといたしまして、一つはこの手続について日本の国民であり、日本の主権下にある都留教授が、こういう手続のもとに、たとえば日本の大使館の了解も米議会からはなくして、そしてしかもこの召喚の手続にはかなりきつい罰則があると私は聞いておりますが、この点についても御答弁……

第26回国会 文教委員会 第18号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○湯山勇君 政務次官は、できるだけこちらの申し入れ及び向うの回答をなまのままで当委員会に報告するというようなこの前お約束をしていただいておったわけですけれども、もう少しその内容にわたってお差しつかえなければ御報告願いたいと思います。
【次の発言】 アメリカ国務省当局の了解が得られればなまのまま報告するというような前提条件がついておったことは私もよくわかっておりますが、その点について先方の了解が得られなかったのかどうか、まだそれを得ておる段階なのか、重ねてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それではその先方の回答によって今後こういう事態は起らないということが確約されたと政府は解釈しておら……

第26回国会 文教委員会 第20号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○湯山勇君 簡単に事実についてお尋ねいたしたいと思います。それは誓約書ですけれども、誓約書では大体三項目の誓約をしておるようでございます。翌日の朝の職員の集まりのところで誓約書の内容を披露して、そこでも誓約させたような形をとったというのでございますけれども、そのときには三つの項目にわたって誓約をしたのか、あるいは一、二の項目だけ、つまり、今後進歩的な研究はいたしません、進歩的な会合にも出席せず、また進歩的な人とも交際いたしません、という二つの項目だけなのか。この点は、先ほどお話にありましたように、部下に対して将来まじめに授業をやれといろ注意は、それはよかろうというお話で、そのついでにいろんなこ……

第26回国会 文教委員会 第21号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○湯山勇君 私は、この問題は新しい教育委員会制度の基本的な重要な問題を幾つも含んでおると、こういう観点から基本的な幾つかの問題についてお尋ねいたしたいと思います。で、教育委員会は当然この民主的な運営がなされなければならない、それから委員会の自主性が確保されなければならない、その他いろいろな問題がありますけれども、具体的に表われた今回の問題を通してこれらの問題について若干お尋ねいたしたいと思うわけでございます。  そこでまずこの県の教育委員長さん及び教育長さんにお尋ねいたしたいと思います。それは勤務評定というものについての認識でございますけれども、すでに御説明になりましたように、この本法、つまり……

第26回国会 文教委員会 第22号(1957/04/22、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ただいま委員長から概略御説明がありました件について、文部省にお尋ねいたしたいと思います。  昨年の八月の十四日に、奈良県の榛原中学校で花火大会がありまして、その際、上田という教諭が、おそくなりましたので、別に無理に生徒を引きとめるとか、あるいは泊るように勧めたということではなくて、おそくなって、地理的な関係等もあって、家庭の方の了解を得て、五名の女生徒を宿直室に宿泊せしめた。この件について、去る二月九日の奈良日新聞に、榛原中学で師弟のエロ遊戯、その他ずいぶん何と申しますか、ひどい表現をもってこの上田教諭の行動を報道いたしております。で、中にはこの女生徒を妊娠せしめ、堕胎するに至らし……

第26回国会 文教委員会 第23号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○湯山勇君 田中部長にお尋ねいたしますが、大森第五ですね。これは非常に建物が古くて、まあ目的を達しられないかもしれないということで、東京都の方との連絡もしておるということですが、ああいう震動の多い地区にあって、こういうずいぶん古いということであれば、これは危険校舎か何かそういう対象には入りませんか。
【次の発言】 まあ一般的な基準からいえばいろいろ見方があると思うのですけれども、相当古くなっておって、しかもああいう特殊な地域ですから、他のところに比べてずいぶん震動も大きいのじゃないかと思います。そうだとすれば、そういうものについては、せっかくまあお骨折りいただいて、こういういい結論を出していた……

第26回国会 文教委員会 第24号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと簡単に……。この法律を「当分の間」と限定した理由が局長の御説明の中に簡単に書いてあるわけでございますけれども、今、まあ大臣の御答弁から伺いましても、将来さらにオリンピック等に、まあ競輪等の費用を使わないでいけるような配慮も幾らかこの法律には含まれているというような、これはどうもそういうふうに断定するのはちょっと無理かもしれませんけれども、お気持はそういうお気持も含まれている、こういうお話ですから、またこういうやり方が非常に必要だということは各委員とも御指摘になったところなので、そうだとすれば私は「当分の間」というふうにしなくても、むしろ将来これはもっと拡充すべきものだと、予……

第26回国会 文教委員会 第25号(1957/05/06、4期、日本社会党)

○湯山勇君 大久保国務大臣に伺いますが、遠足をやるとか、映画による教育をする、そういうことは校長が認めてやれば、これは正常な授業の阻害にはならない、こういう御解釈だったと思うのですが、間違いございませんか。
【次の発言】 そこで佐賀県の場合、たとえば遠足をやる、全校で遠足をやった、あるいは全校で映画の鑑賞をやった、あるいは全校の自治会をやった、こういう事例があげられております。校長が許さないのに子供全部を連れて映画を見に行くとか、子供全部を遠足に連れて行く――これはできないことです。おそらく全校遠足をやった、全校映画鑑賞をやった、あるいは全校自治会をやった、こういう場合には、校長がきょうそれで……

第26回国会 文教委員会 第28号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○湯山勇君 最初提案者の方へお尋ねいたしますが、付則2の適用になる人員の数の見込みと、それに伴う予算措置は大体どのようにお考えでございましょうか。
【次の発言】 それから公布の日からということですけれども、大体いつごろ公布の御予定でしょうか、会期中にこの法律が上るものとして。
【次の発言】 次は、政府の方へお尋ねいたしたいと思うのですが、これは主として県費負担の事務職員が対象になると思うのですけれども、それ以外に市町村費の負担の事務職員が、国立にはあまりないと思うし、もちろんこれは対象にはなりませんが、公立の学校における県費負担以外の事務職員の数、それからそれ以外の公費負担でない事務職員の数、……

第26回国会 文教委員会 第29号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ただいまお手元にお配り申し上げました案文で要旨は尽きておると思います。すでに文部省としてもこの必要を認めまして、数年来研究に研究を重ね、特に本年はこの立法措置及び予算措置について相当強力な要求もしておった状態でございますから、ぜひすみやかな実現が望まれる次第でございます。ただ、学生健康保険と申しましても、その学生の内容はいろいろございまして、この研究はなかなか容易でないと思いますが、そうかといってなおざりにしておけばいつまでたっても実現を見ない、こういうことでございますからぜひ御決議を願いたいと思います。  次に案文を読み上げます。    学生健康保険制度に関する決議   心身とも……

第26回国会 文教委員会 第30号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○湯山勇君 数点お尋ねいたしたいのですが、こまかいことですけれども、「地方公共団体、日本住宅公団等が行う集団的な住宅の建設」、等という字が入っておるわけです。これは大体どういうところをお考えになって入れておられるのか、この二つだけか、ほかにも考えておるものがあるか、これを一つ局長から伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、この住宅金融公庫等の場合は、必ずしも集団住宅という名称はつけられないと思いますが、民間自力建設の中で、それらが集団的に建てられる場合は、市町村――地方公共団体の長等の申請によってこういう扱いができると、こういうふうに解釈していいのでございましょうか。

第26回国会 文教委員会 第32号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと関連して……、今の問題で人事院規則に入れればやれるということは、私はちょっと解釈が適切じゃないじゃないかと思うのです。今御指摘になっておるのは、国家公務員についてではなくて、地方公務員の関係ですから、人事院規則に入れればそれで法律はなくてもいいとか、あるいはそれが入れられなかったから法律が必要だということは、よく事情がおわかりになっておる局長や、あるいは提案者の御意見としてはちょっと了承できかねますが、これはどういう関係ですか。(「実際これはおかしい」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 なるべく簡単にお尋ねいたしたいと思います。  第一点は、やはり私どもとしても、趣旨には賛成です……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと関連して、この事務費の算定ですね、これは国民健康保険等については一人当り幾らというふうにきめられておりますが、この私学共済の場合は算定はどういうふうにされておるのか、ちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 現在、一人当りにすると大体どれぐらいになっておりますか。
【次の発言】 ちょっと大き過ぎるんじゃないでしょうか。数字に間違いありませんか。一桁違うんじゃないかというような気がいたしますが……。
【次の発言】 なお、一つ御検討願いたいと思いますが、国民健康保険が市町村に分れて持っておりまして、それで一人当りの事務費が実際は百十円近くかかる。ところが、昨年度までは六十五円……

第26回国会 予算委員会 第6号(1957/03/08、4期、日本社会党)

○湯山勇君 この学校給食に充当する一般会計からの受け入れですが、これは一昨年、昨年、ことしとだんだん該当児童生徒はふえておるのに、予算はだんだん減っておりますが、これはどういうわけでございますか。
【次の発言】 では従来は粉乳もこの中に入っておったのが、今度はそれは抜けておるということと、それから実績からいってこれで十分だというお話ですけれども、子供の数がふえれば、ふえるはずなんで、これは昨年あたりは十七億くらいあったと思うのです。それよりもずいぶんふえたにもかかわらず、十三億になったというのは、これはどういうわけでしょう。
【次の発言】 昨年からこの繰り入れのやり方が変ったと言われるのですが……

第26回国会 予算委員会 第7号(1957/03/11、4期、日本社会党)

○湯山勇君 今委員長が言われましたことは、私ども委員としては非常に了解できない点があります。それは委員長は最初補正も三十二年度予算も一緒に総括質問をやるというように解釈しておられた。それからそのあとで言われたのは、補正予算が先に向うが上ったんだから先にやるべきだったけれども、日程その他の都合で三十二年度予算をやることにするというように、委員長の独自の判断でなさったわけです。それから今またおっしゃるのはそれと違ったことをおっしゃるので、委員長自身が理事会の決定についての明確な解釈をしておられないままで進められようとすることは、理事の諸君の間にも意見の食い違いがありますから、とうていわれわれ理事会……

第26回国会 予算委員会 第9号(1957/03/13、4期、日本社会党)

○湯山勇君 第三点……。
【次の発言】 今の点について、吉田委員の御発言については速記録をお調べになってということは、これは委員長の御答弁としてはわかるのですけれども、小林委員の第三の要求については、委員長はお答えがないわけでございます。大臣の答弁については速記録、言葉の問題ではなくて、実質が従来の政府のとっておられた態度と違っておる。けさの新聞を見ましても、その内容はきわめて重要な問題を持っておることは、委員長も御承知の通りでございます。そういう意味から、直ちに三大臣をお呼びいただいて、ここでその点に関する質問をしたいということについての委員長の御答弁がなかったようでございますから、その点に……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○湯山勇君 関連して。今、栗山委員がお尋ねになりました道路、港湾、漁村の増、これは一・五倍以上になっておりますが、私がちょっと調べてみたのですけれども、これに伴う人件費が見当らない。建設省の方の予算書を見ますと、本省において昨年よりも約三一十名ばかりふえておりますけれども、地方建設局の方では約三百五十名も減じておるようでございますが、この人件費についてはどういうことになっておりますか、この点先にお伺いして、それによってあともう一回お許し願います。
【次の発言】 ただいま主計局長の御答弁にありましたけれども、昨年度の建設本省の人員なり、あるいは地方建設局の人員の合計は、本年よりも上回っておる、し……

第26回国会 予算委員会 第13号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○湯山勇君 今回の第一、第二補正につきましては、先般来、佐多委員その他から御質問がありましたが、私は別な角度からこの予算の性格について大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。  財政法によりますと、補正予算には、その性格として、歳出の緊急性というようなことがよく示されております。ところが、今回出された第一、第二補正を通覧してみますと、三十二年度の決算に基くもの、これは当然といたしまして三十一年度の一部を今回補正でお出しになっているもの、たとえば義務教育の予算とか、漁船あるいは恩給、年金等、そういうことがあれば当然この範ちゆうには食管も入るのじゃないかということが考えられるにもかかわらず、これは省……

第26回国会 予算委員会 第14号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○湯山勇君 関連して。昨日大蔵大臣にお尋ねしておる中で、答弁が留保しておるものがありますので、この際岸総理に御答弁を伺いたいと思います。  それは今岸総理の御答弁にも、十億の問題については、通告がしてあるということだけであって、先方、つまり米国が了承したという御報告がございません。通告だけでこの特別措置が実施されるものかどうか、この解釈に私は疑義があると思います。もし、先方が承諾をしたのならば、いつ承諾したか、今後承諾を求めることになるのか、それらの見通しについて伺いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと御答弁がそれておるようですから……。私がお尋ねをいたしましたのは、その問題よりも、今回の……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/23、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと関連して。少しあと返りしますが、宇田長官にお尋ねいたします。それは、先ほど予算外契約の御説明の中で燃料の購入というようなお話がありましたが、この問題は、先般の研究協定と申しますか、濃縮ウランの受け入れ協定、それの改訂の問題ともからんでおるのではないかと思います。実験協定の変更については、日本側の方で米国の方へ申し入れをしておるということでございますが、その後の経過はどうなのか、この見通しはどうなのか。  それからいま一点は、それと関連をもって、一般協定の案を委員会の方ではどなたかが持って帰られて検討中だと聞いております。それで、こういうのが公開されないというのは、私は非常に……

第26回国会 予算委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○湯山勇君 委員長関連、今の問題に……。郵政大臣にお尋ねいたしますが、先ほどの御答弁では、一般に割り当てて余裕があれば教育放送に回すと、こういう意味の答弁をしておられるようでございますけれども、今山田委員の御質問によって明らかなごとく、十一チャンネルの中で新たに割り当てられる分については、ひょっとすれば十倍以上の申し込みがある。こういう状態では、私はとても余裕があるというようなことは、これはただ口で言っただけで実態としてはないと思うのですが、そこでもし郵政大臣が教育放送のチャンネルをお取りになるとすれば、これは余裕があるとかないとかいう判断の問題ではなくて、教育放送をやるかやらないかという大臣……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○湯山勇君 関連して。岸総理は実験禁止については非常に御熱意を持っているということはよくわかるのですけれども、その根底には、製造及び使用の禁止についてやはり同じような信念をお持ちなのかどうなのか。私は、ただ製造あるいは使用の禁止ということを度外視して実験禁止だけという訴えは、非常に弱いと思います。今回のイギリスのあの回答書にもやはりその根本に触れる問題があると思いますので、製造及び使用禁止について総理のお考えをこの際明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 それも御提唱になる用意があるわけでありますか。

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○湯山勇君 委員長、大臣の御出席は皆そろっておられますか。厚生大臣……。
【次の発言】 私は完全雇用の問題についてお伺いいたしたいと思います。完全雇用は、政府としても経済計画の重大な支柱であるということを述べておられるわけでございますが、第一次、第二次五カ年計画の線は、非常に大きく後退して、もう十年もたたなければ完全雇用はできないといったような御言明がなされております。ところが対策もそういうふうな状態であるだけではなくて、完全雇用というのはどういうことかというのにつきましても、石橋総理大臣は、失業者のあるということは、経済の余力を示すものだというふうに言っておられるし、岸総理はこれに若干補綴を……

第26回国会 予算委員会 第20号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ただいま議題となっております昭和三十二年度予算三案に対し、私は日本社会党を代表して反対の討論を行わんとするものであります。  反対の理由の第一は、この予算編成の前提条件をなす世界経済に対する認識及び国内経済に対する判断が的確を欠いている点でありますが、政府は三十年度、三十一年度と続いた好況が、三十二年度も依然として持続するという予想のもとに積極予算を提出しているのでありますが、前年度とただいまとでは同じ好況でありましてもその内容に著しい変化が生じているのであります。昨年の今ごろは前年度デフレ政策のあとを受けて投資もそれほどに活発化しておらず、消費も伸びず、従って物価は安定し輸出は増……

第26回国会 予算委員会 第22号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○湯山勇君 総理の時間がおありにならないそうですから、総理に質問をまとめていたしたいと思います。  総理が今回渡米されることについては、先般来安保条約の改訂の問題、それから原子兵器の持ち込みの問題、あるいは原水爆禁止の問題、こういういろいろ大きな使命をお持ちになっておるわけでございます。さらに今回の予算に関連して、駆逐艦を持つという将来の防衛計画との関連においても、私は総理の今回の渡米の使命その他から考えまして、この際これらと憲法との関係、これを明確にする必要があるのじゃないか。総理が昨日申されたように、先般重光外務大臣等と行かれたときにも双務的な安保条約にしたいということについては、むしろ、……

第26回国会 予算委員会 第25号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○湯山勇君 関連して。今の法制局長官の御答弁では、予算上、資金上不可能な場合に国会に提出する、こういう御答弁でしたが、今回最初に出されたものは予算上、資金上不可能なものもありますけれども、今の御答弁から見ると、不可能か可能かわからないのにお出しになっておるわけです。そしてその後の調査で可能だということがわかつてきた、そこでこれは撤回したということになりますから、必ずしも今回の提出の仕方というものは、公労法十六条の通りにはなされていない。不可能ならば、国会に出す以上は予算上、資金上かくかくの通り不可能だということが明瞭にされなければ不可能だということにならないわけで、そのために十日という日にちも……

第26回国会 予算委員会 第28号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○湯山勇君 議事進行。私が一昨々日移用流用についての資料を政府に要求しておったのですが、すでに三日を経過してまだ御提出がないわけですが、どういうふうになっておりましょうか。委員長からお確かめを願いたいと思います。
【次の発言】 昼休み中にお配り願えるでしょうか。

第26回国会 予算委員会 第29号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○湯山勇君 私はただいま小林委員の質問の連続として、岸総理の核兵器に対する憲法上の問題あるいはこれの解釈の問題、そういうことについてお尋ねいたしたいと思います。  ただいまの岸総理の御答弁によれば、憲法の解釈と総理の所信、これがこんがらがってああいう誤解を生んだというような御説明でございますけれども、先般四月二十五日に私から岸総理に質問申し上げたときに、総理は明確に、憲法の自衛の範囲内においては核兵器を持つことも持ち込むことも許されない、こうはっきり御答弁になっております。これは総理の所信としてではなくて、憲法の示す自衛の範囲においてはそういうことはできないと言っておられるのですから、このこと……

第27回国会 文教委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○湯山勇君 大臣にちょっとお尋ねいたします。今大臣は自分が右と言ったら内藤局長は左というような話をしましたが、そういうのはたとえ話ですか、事実をおっしゃったのですか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 内藤局長るる御答弁になりましたけれども、残念ながら、私は、局長の言われることを信用することができません。それは、どういう点かといいますと、文部省で種々検討してそうして評定要素、そういうものを調査している、そういう段階で、一方においては、国立関係の義務教育諸学校の教職員については、こういうふうにやるという通牒を文部省が出しておりますから、文部省としては義務教育諸学校の教職員の勤務評定はかくあ……

第27回国会 文教委員会 第3号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○湯山勇君 簡単に大臣にお伺いいたしたいと思います。私はただいままでのいろいろな質疑応答を聞いて非常にやはり遺憾に存じます。それは文部省側の御答弁を聞いてみましても、たとえば八時四十五分侵入した、その前夜からもぐり込んでおる、五百人も来るのならば対抗の準備をしなければならない、これでは昔の天保水滸伝のような格好になりまして、まるっきり私は教員と文部省の関係というような言葉じゃないと思うのです。まことにこのことは遺憾だと思うし、そういう考えでやっておられること自体に私は問題があると思います。で、前夜からもぐり込んでおったとか、それから一方の力では私服がちゃんと用意しておった大臣、こういうことは一……

第27回国会 文教委員会 第4号(1957/11/09、4期、日本社会党)

○湯山勇君 局長にお尋ねします。あなたは今愛媛県は延伸をやっておった、でそういうことのないように、優秀な者は昇給させると、そうでない者はストップさせると、そういうことのために勤務評定をやったと、(「あとで言え。」と呼ぶ者あり)いや、局長が発言したから……。今、そういうことをはっきりおっしゃいましたけれども、間違いがありませんか。(「それは文部省のときにやればいいじゃないか、約束だから。」と呼ぶ者あり)今言ったから言っているんじゃないか。
【次の発言】 もう一ぺん言います。今誓ったことが大事なんだ。局長は今愛媛県は優秀なものは昇給させる、それからそうでないものはストップ、あなたの言った言葉通り言……

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○湯山勇君 吉江委員のお尋ねは一般論としてはあるいは通用する点があるかもしれないと思います。しかし教員の勤務、あるいは勤務の評価というものは、今文部省がいっておられるように、人事管理という面からいいましてもこういう形式、あるいは国家公務員、あるいは一般的にいわれる勤務評定の様式ではできない。なぜかといいますと、一体どの先生が一年生を持つのに適当か、この先生は六年生を持たせるのがいいのだ、この人は三年生ぐらいがよかろうというようなものを、点数とかそういったものできめられるものではありません。何点以上の人は六年、何点以下の人は一年、こういうようなことになるものではないと思います。それからまた教員と……

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○湯山勇君 私は文教政策についての岸総理のお考えになっておる考え方、そういうものを中心に、若干お尋ね申し上げたいと思います。  その前に、岸総理はアメリカからお帰りになるときに、文教、労働政策に重点を置くということを申しておられます。これは従来からも言っておられましたが、そのときにもそういうことをおっしゃっておられる。それから藤山外務大臣がダレス国務長官に会ったときに、沖縄の教育権の返還の問題でいろいろ話し合いをなさった、そのときに、ダレス長官から、日本の教育制度あるいは日本の教員組合の活動、そういうものについてはいろいろ問題があるようだ、でこれについて日本政府の決意が聞きたい、こういう話があ……

第28回国会 文教委員会 第1号(1958/02/11、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動については、そのつど報告することになっておりますが、諸種の事情で、長期間委員会を開くことができませんでしたので、便宜これを省略することにいたします。  一月三十一日及び二月十日に開きました理事会の経過について報告いたします。委員会の定例日は、従来毎週火曜、木曜でありましたが、今期国会においても同様とすることに決定いたしました。  本日の案件は、理事の補欠互選及び調査承認要求でありますが、木曜日は 当面の文教政策及び昭和三十三年度文教予算を中心として質疑を行うことといたしました。

第28回国会 文教委員会 閉会後第1号(1958/06/09、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  四月二十四日秋山長造君が辞任され、その補欠として光村甚助君が選任されました。また、二十五日には光村甚助君が辞任され、その補欠として秋山長造君が選任されました。五月三十一日には竹中勝男君が辞任され、その補欠として光村甚助君が選任されました。また、六月四日には光村甚助君が辞任され、その補欠として竹中勝男君が選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、理事補欠互選を議題といたします。  現在当委員会においては理事が一名欠員になっております。互選の方法は、先例により、委員長の指名によ……

第28回国会 文教委員会 第2号(1958/02/13、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  本日は文部大臣の出席を求め、当面の文教政策について質疑を行う予定でありましたが、大臣が病気で出席されませんので、本件は次回に譲り、明年度文教予算に関する説明を聞き、これに対する質疑を行うことにいたします。  なお、南極地域観測に関し、高田委員から緊急質問の申し出がありましたが、高田委員は本会議における緊急質問の申し出もされており、本件が昨日の議運の理事会で留保になりました関係上、本委員会としても、しばらく様子を見ることといたしました。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて。  昭和三十三年度文教予算を議題と……

第28回国会 文教委員会 第3号(1958/02/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) ただいまより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  二月十八日、吉田法晴君が辞任され、その補欠として安部清美君が選任されました。また二月十九日、安部清美君が辞任され、その補欠として吉田法晴君が選任されました。  以上であります。
【次の発言】 当面の文教政策を議題といたします。まず文部大臣から御説明を願うことにいたします。
【次の発言】 ただいまの大臣の御説明並びに三十三年度文教予算につきまして、質疑のあります方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。

第28回国会 文教委員会 第4号(1958/02/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動についてお知らせいたします。  本日西岡ハル君が辞任され、その補欠として榊原亨君が選任されました。
【次の発言】 当面の文教政策を議題といたします。  御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午後に一つ……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。それでは、午前中の質疑は、これにて終了いたします。    午後零時五十九分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。  まず、国際地球観測年南極地域観測事業について、文部大臣及び島居海上保安庁長官から今までの経過並びに今……

第28回国会 文教委員会 第5号(1958/03/04、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  前回の委員会で南極地域観測隊隊長の永田武君及び宗谷の松本船長に対して、当委員会から感謝激励の電報を打ちましたが、それに対してあいさつの返事が参っておりますから、御報告申し上げます。  昭和三十三年三月三日   参議院文教委員長殿   南極地域観測隊隊長永田武   御懇篤な電報を拝受いたし恐縮に存じます。われわれ微力のあらん限りを尽して努力いたしましたが、不幸にして第二次越冬観測の目的を達することを得ず、国民各位に対し誠に申し訳なく存じております。南極の自然の偉大なることをいまさらの如く痛感し、わが国といえども南極遠征に関する先進各国……

第28回国会 文教委員会 第6号(1958/03/06、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  三月五日、前田佳都男君及び松澤靖介君が辞任され、その補欠として川口爲之助君及び秋山長造君が選任されました。  以上であります。
【次の発言】 次に、午前中開きました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  最初に、本付託になっております学校保健法案について、本日提案理由並びに補足説明を聴取し、次回十三日から質疑に入ることとなりました。  次に、教職員の勤務評定に関する参考人の意見聴取の件でありますが、本件については、第二十七回国会十一月五日の委員会におきまして、関係者から参考人……

第28回国会 文教委員会 第7号(1958/03/13、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。委員の異動についてお知らせいたします。本日郡祐一君、吉田法晴君が、辞任され、その補欠として吉田萬次君、矢嶋三義君がそれぞれ選任せられました。
【次の発言】 次に、林田君から都合により理事を辞任したい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。つきましては、直ちにその補欠互選を行いたいと存じます。この互選の方法は、成規の手続を省略して便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私より吉江勝保君を理事に指名……

第28回国会 文教委員会 第8号(1958/03/18、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。三月十四日、矢嶋三義君及び林田正治君が辞任され、その補欠として、吉田法晴君及び松岡平市君が選任されました。
【次の発言】 去る十四日開きました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  教職員の勤務評定に関する参考人の意見聴取については、関係者が年度末で多忙である事情を考慮して来月に持ち越し、なるべく早い機会にこれを行うことといたしました。  道徳教育に関する参考人については、教育課程審議会の答申が行われた直後、審議会委員及び学識経験者、各数名の出席を求めることにいたしました。  科……

第28回国会 文教委員会 第9号(1958/03/20、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。昨十九日、竹中勝男君及び吉江勝保君が委員を辞任され、その補欠として岡三郎君及び野村吉三郎君が選任されました。
【次の発言】 先刻開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について御報告いたします。  教職員の勤務評定に関する参考人の出席日時については、委員長において関係者に内交渉し、先方の都合のよい日をもってこれに充てることといたしました。なお、参考人の人選については、これを委員長及び理事に御一任願いたいと存じます。  道徳教育の時間特設に関する参考人については、本月二十五日または二十七日に呼……

第28回国会 文教委員会 第10号(1958/03/25、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。本日野村吉三郎君及び岡三郎君が辞任され、補欠として吉江勝保君及び竹中勝男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事松永忠二君から都合により、理事辞任の申し出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  この際、理事の補欠互選を行います。  選任の方法は、慣例により委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に吉江勝保君及び竹中勝男君を指名いたします。

第28回国会 文教委員会 第11号(1958/03/27、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  先刻開きました委員長・理事打合会の経過について報告いたします。  教育課程の改訂及び道徳教育についての参考人はすでに三月二十九日土曜日に出席していただくことになっておりますが、理事会に一任いただいております参考人の人選についても次のように確定いたしましたので御報告いたします。教育課程審議会会長日高第四郎君、教育課程審議会副会長村上俊亮君、日本教育学会会長長田新君、東京教育大学教授梅根悟君。  次に、教職員の勤務評定に関する参考人の出席については、委員長において内交渉を行い、先方の都合のいい日を確かめて決定することになっておりましたの……

第28回国会 文教委員会 第12号(1958/03/29、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨日、松岡平市君及び秋山長造君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として林田正治君及び矢嶋三義君が選任されました。本日、川口爲之助君が辞任され、その補欠として松岡平市君が選任されました。
【次の発言】 この際、御報告いたします。  すでに、当委員会において決定を見ておりました内閣委員会との連合審査会は、四月三日木曜日午前十時から開会することになりました。案件は、青少年問題協議会設置法の一部を改正する法律案及び科学技術会議設置法案でありますが、その順序等につきましては、理事会で協議することにい……

第28回国会 文教委員会 第13号(1958/03/31、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日高野一夫君及び矢嶋三義君が辞任され、補欠として大野木秀次郎君及び秋山長造君が選任されました。
【次の発言】 国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 文部大臣は、予算委員会に答弁の残りがございまして、それを簡単にお済ませになって、すぐ帰ってこられるそうですから、予算委員会の方に行っていただくように御了解をいただきたいと思います。

第28回国会 文教委員会 第14号(1958/04/01、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案につきましては、従来の教材費、あるいはPTA会費、あるいは学校図書館の費用とか、いろいろ関係資料が必要だと思います。そこで、必要と思われる資料については、政府の方で用意して、すみやかに御提出願いたいと思います。  本案に対する質疑は、後日に譲ります。
【次の発言】 次に、日本育英会法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は、順次御発言を願います。

第28回国会 文教委員会 第15号(1958/04/08、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。四月一日大谷贇雄君が、また四月三日吉江勝保君及び野本品吉君がそれぞれ辞任され、補欠として有馬英二君、笹森順造君及び壇原恵吉君が選任されました。次いで四月四日笹森順造君及び増原恵吉君が辞任され、補欠として吉江勝保君及び野本品吉君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。  理事竹中勝男君から都合により理事を辞任いたしたいとの申し出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/10、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文京委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  四月八日、吉田法晴君及び秋山長造君が辞任され、その補欠として、松本治一郎君及び岡三郎君が選任されました。  また本日、松本治一郎君、林田正治君及び吉田萬次君が辞任され、その補欠として、吉田法晴君、手島栄君及び石原幹市郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、八日の委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。  町村合併に伴う学校統合に関し、各地に種々紛争が起り、教育上重大な支障を来たしておることは各委員も御承知の通りでありますが、今回、義務教育諸学校施設費国庫負担法案の審議を行うに……

第28回国会 文教委員会 第17号(1958/04/15、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。四月十一日岡三郎君が、また十二日には吉田法晴君が委員を辞任され、補欠として秋山長造君及び伊藤顕道君が選任されました。また、十四日には伊藤顕道君、手島栄君及び石原幹市郎君が辞任され、その補欠として吉田法晴君、吉田萬次君及び大谷藤之助君が選任されました。  以上であります。
【次の発言】 本日理事有馬英二君、松永忠二君から、都合により曲事辞任の申し出がありました。これを許可することに御異議ございませんか
【次の発言】 御異議ないと認めます。  この際、理事の補欠互選を行います。互選の方法は、先例により、……

第28回国会 文教委員会 第18号(1958/04/17、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。昨十六日、大谷藤之助君、有馬英二君、高田なほ子君が辞任され、その補欠として上原正吉君、最上英子君、小笠原二三男君が選任されました。また、本日、小笠原二三男君及び吉田法晴君が辞任され、補欠として高田なほ子君及び岡三郎君が選任されました。以上でございます。
【次の発言】 まず、義務教育諸学校施設費国庫負担法案を議題といたします。質疑のある方は順次ご発言を願います。
【次の発言】 今の松永君にお答えいたします。先回の委員会におきましては、政府側の答弁の内容は一応明確にされておると思います。正しい正しくない……

第28回国会 文教委員会 第19号(1958/04/19、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。昨日田中啓一君が辞任され、その補欠として最上英子君が選任されました。また、本日最上英子君、大野木秀次郎君、及び川村松助君が辞任去れ、その補欠として田中茂穂君塩見俊二君及び成田一郎君が選任されました。以上であります。
【次の発言】 まず、当面の文教政策に関する件を議題といたします。  なお、この際御了解を得ておきたいと思います。本日の公報には本委員会に本付託されている法案を議題としてあげるべきはずのところ、手違いにより脱落いたしましたが、本委員会に本付託されている諸法案が列記されているものと御了……

第28回国会 文教委員会 第20号(1958/04/22、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について報告いたします。  昨二十一日、大谷贇雄君、秋山長造君、高田なほ子君、大和与一君、塩見俊二君及び吉江勝保君が辞任され、その補欠として、中野文門君、中田吉雄君、清澤俊英君、赤松常子君、苫米地義三君及び伊能繁次郎君が選任されました。また本日、伊能繁次郎君、成田一郎君、中野文門君、田中茂穂君、清澤俊英君、中田吉雄君及び赤松常子君が辞任され、補欠として、吉江勝保君、大野木秀次郎君、川村松助君、最上英子君、高田なほ子君、秋山長造君及び大和与一君が選任されました。  以上であります。

第28回国会 文教委員会 第21号(1958/04/24、4期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(湯山勇君) これより文教委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。昨日吉田萬次君、川村松助君が辞任され、補欠として紅露みつ君、川口爲之助君が選任されました。
【次の発言】 まず、継続調査についてお諮りいたします。本委員会においては今期国会開会以来、教育、文化及び学術に関し調査を行なって参りましたが、問題が広範多岐にわたり、いまだ完了するに至っておりません。従って、今期国会が閉会して後も、継続して調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、本院規則第五十三条により、議長に提出いたします継続調査承認要求書に……

第29回国会 文教委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○湯山勇君 今、御報告になりました学校施設の被害についての災害復旧関係の予算が、従来予備費から出る慣例になっておりましたが、今回のは額が少いようですけれども、やはり全体の予備費から操作されるのか、何か別にお考えを持っておられるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それはいつごろきまるでしょうか。実はちょうど夏休みですから、復旧するとすれば、夏休み中ぐらいに、できるものはしてしまった方がいいのじゃないかと思いますので、今会の場合は、特に早期にその対策を要すると思うのですが、何かお考えがございますでしょうか。
【次の発言】 ちょっと関連して。念のために大臣にお伺いいたしたいのは、大臣の今の……

第29回国会 文教委員会 第2号(1958/06/19、4期、日本社会党)

○湯山勇君 関連をすることを先にお尋ねいたしたいと思います。実は勤務評定の問題が愛媛で最初起りましたのは、灘尾文部大臣が前回御就任になっておるときだったと思います。そのときに、文部大臣のおとりになった態度は、決してどちらに味方するというのではなくてこういう紛争しておる事態をどういうふうに収拾していったらいいか、そういうことについて大臣が非常に御苦心をなさったことを私は直接存じておりますし、この委員会でもそういう御発言がございました。ですから、ただ若干時日は離れましたけれども、その継続のつもりで大臣は勤務評定の問題には対処されるものだというように私は非常に期待を持っておったのでございますが、実は……

第29回国会 文教委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○湯山勇君 最初に、昨日の青年局問題について、大臣御調査されたものがありますならば、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 これは、将来におきましても、青少年問題協議会がああいうふうな形で内閣に取り上げられたというような経緯から考えてみますと、そういう動きが必ずしも手放しで楽観してほうっておいてもいいということでもないような気もするのですけれども、大臣はこれについては、そういうことがないように十分御決意を固めておられると思いますが、ぜひともそういうことのないように一つ御母力願いたいと思うのです。  それと関連いたしまして、最近各府県で青年団等の指導に当る県の教育委員会がかなり強い干渉を青年団……

第29回国会 文教委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○湯山勇君 今の吉田委員の質問に関連して、木下委員長、本島教育長にお尋ねいたします。  最初は、木下委員長にお尋ねいたしたいのですが、その一つは、あなたはあなたの手がけた教員から、信頼を裏切られたということをおっしゃいましたけれども、逆に、あなたを信頼しておった教員があなたに裏切られたということも、私はあなた自身お考えにならなければならない問題ではないか。この点についてどうお考えになっておられますか。  それから第二は、今非常に、反対論の中には、情ない反対論だ、顔につばをかけるような反対論が多いという具体的な例をおあげになりました。しかし、そういう反対論はどこからきたかという点について委員長は……

第29回国会 文教委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、日本社会党)

○湯山勇君 大臣にお尋ねいたしたいと思います。それは大臣もすでに御承知のように、今日勤務評定の問題は国民注視の的になっておると思います。現在文部大臣もそうお思いになっておると思いますけれども、こういう状態がいつまでも続くということは、とうていこれは耐えられないことであると、このように思いますが、文教行政の最高の責任者としての文部大臣に、こういう事態をすみやかに解消しなければならないという御決意がおありになるかどうか。私は当然大臣としてはそういうことについてお考えにもなるし、また、いろいろそれについての御決意がおありになると思うのですが、基本的に大臣としては事態収拾をすみやかにはからなければなら……

第29回国会 文教委員会 第4号(1958/07/01、4期、会派情報なし)

○湯山勇君 関連。内藤局長にお尋ねしますが、和歌山県で勤務評定によって昇給をさせるという条例を、議員提案によって作ったという事実がありますが御存じでしょうかどうでしょうか。そしてそういうことがもし許されるとすれば、今局長が言われたように、給与と関係ないということは言えないし、それからあなた方が今まで言われた特別昇給にしても、やはり給与ですから、もし勤務評定がそれに関係を持つということになれば、勤務評定と給与が無関係だということにはならないと思うのですが、その二点お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 あなたは和歌山県のをよく知っておれば、そういう御答弁出てこないと思うのです。直接関係をつけ……

第29回国会 文教委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○湯山勇君 政府の方はどうしたのですか。

第29回国会 文教委員会 第6号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○湯山勇君 茅先生にお尋ねいたしたいと思いますが、この第三次南極観測の実現方につきましては当委員会におきましても、先般の第二次観測隊の引き揚げに当りまして、前途に希望を持って帰っていただきたいというような、委員会としての決定もいたした次第もございまして、今回の御決定につきましては非常に喜んでおる次第でございます。しかしながら、最初の出発のときに当りましても、事前のいろいろな討議が十分なされていなかった、こういうことを今反省しておるわけでございまして、そういう点から考えまして、今回の第三次観測の実施と今日とではそんなに期間的な余裕もない段階でございますから、特にきょう御説明を承わったわけでござい……

第30回国会 文教委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○湯山勇君 別に異議があるというわけでもないのですけれども、委員長に要望したい点が一点あるので申し上げたいと思います。  それは、前国会において当委員会に付託された法案の、審査中ということについての解釈がまちまちになりまして、これは本会議におきましても論議されましたけれども、意見の一致を見ないままでああいう結果になりましたが、この点については委員長もずいぶんいろいろ迷惑といえば迷惑というような点もあったかと思いますので、私はこの際その見解を法制局の方から明確にしてもらって、そしてわれわれのそれに対する認識の統一をした上で、提案理由の説明を聞くという手順をぜひとっていただきたいと思います。それは……

第30回国会 文教委員会 第4号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○湯山勇君 今の青少年問題につきましては、当委員会においても、しばしば問題になったところですし、特に鳩森小学校の問題については、この委員会で、学校の環境に関して特別な立法まで用意した事情もあるわけです。当時、その環境保全の法律は、厚生委員会の方で旅館業法の一部改正ということで処理したいというようなことで、まあいいかげんなことになって、結局目的を十分に達していない事情もありますから、今回特に深夜喫茶の問題で新しい立法措置がとられるというのでございますから、むしろこれは、こっちでやってもいいような性質のものも多分にあると思うので、ぜひその連合審査は、先方の事情によって延びるとか、早くなるとかいうよ……

第30回国会 文教委員会 第5号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○湯山勇君 一点だけ田上先生にお尋ねいたしたいと思います。それは先生の御説明によりまして、憲法との関係でございますが、教育事業に対して出すことは、なおこの法律が成立した後においても、これは許されない、こういうことが明確にされたわけでございますが、その際、西崎参考人及び坂田参考人の御意見を伺っておりますと、十三条削除の受けとめ方が、先生の御意見と非常に違っているのじゃないか、と申しますのは、西崎参考人のお言葉の中に、十三条削除の必要な理由として、はっきりあげておられるのは、たとえば国際的なスポーツに参加する、それから国際的な会合に参加するためには、当然、国の補助を必要とする、それから坂田参考人も……

第30回国会 文教委員会 第7号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○湯山勇君 私ども記憶してから、付属の教育内容が問題になったのは、きょうが初めてだと思う。幸い東京には国立大学の付属なんかたくさんありますから、適当な機会に、やっぱり一つ調査をしてみたらいいと思うのです。これを一つ理事会の方で御協議願いたいと思います。

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと速記をとめていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま議題となりました南極地域観測隊並びに宗谷乗組員激励に関する決議を各派で共同提案することになりましたので、私がかわりまして御提案申し上げます。  まず、決議案文を朗読いたします。  南極地域観測隊の継続派遣は、夙に本委員会の強い要望であったが、今回第三次観測隊が組織され、引続き国際観測事業に参加するに至つたことは、誠に慶賀に堪えないところである。  本委員会は、今回の壮途を祝すると共に、観測隊員並に宗谷乗組員諸子が細心の注意をもってその健康を保持され、従来の貴重な体験に基く精密な計画の下に、最善の努力を払われ、輝かし……

第31回国会 文教委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○湯山勇君 私は、神奈川県の決定いたしました勤務評定につきまして、文部大臣に若干お伺いいたしたいと思います。  勤務評定の問題が各県あるいは各地教委間でいろいろ問題になっておりまして、これに対してそれぞれの教育委員会がそれぞれの立場において努力をし、工夫をしておる、そういう中で、そういう苦心の結果、ここに神奈川県の教育委員会が独自の立場において教育基本法の精神にのっとったと称する勤務評定を決定したわけでございますが、これについて、新聞等の世論も非常に好意を持ってこれを取り上げておりますし、勤務評定問題解決の一つの糸口になるのではないか、あるいは明るい勤務評定、まあ、こういう表現でこれを支持いた……

第31回国会 文教委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○湯山勇君 簡単に今の法律の問題と、それからそれに関連した問題をお尋ねしたいと思います。  第一点は、今松永委員から詳細に各般にわたって御質問がありましたが、その中で、災害復旧ですから原形復旧というのが建前だということはよくわかりますし、なお補助の算定基準が原形復旧ということも、これはある程度了解できると思います。しかし、実際問題として原形通り復旧するという学校――まあ学校を例にとっていえば――これはほとんどないのであって、何らかの意味で改良復旧の形をとるのではないかと思います。そうなってくると、災害地ですから地元負担にも相当制約があると思いますので、原形復旧でなくて、改良復旧される場合の起債……

第31回国会 文教委員会 第6号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○湯山勇君 私、簡単に数点お尋ねをいたしたいと思います。  その一つは、政党内閣における党人としての文部大臣のお心がまえと申しますか、御所信を承わりたいと思います。それは戦後しばらくは、党内から大臣がお出になるということはなかったのでございますけれども、途中から政党内閣として党人文相が出られたわけでございます。で、その出られた党人文部大臣のいろいろな場所でお述べになつたところを伺つてみますと、ある大臣は、自分は政党の小使いであるというような表現をされて、党人文部大臣の立場を表現されておられる、ある大臣はまた、自分は政党の選手であるというような表現をされて、その立場を明確にしておられます。しかし……

第31回国会 文教委員会 第7号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○湯山勇君 三十四年度の予算につきましてお尋ねいたすのですけれども、その中で特に私は重要な問題が一つあると思いますから、大臣にまずお尋ねいたしたいと思います。  大臣は、前回の委員会におきまして、御抱負をお述べになった中で、義務教育の充実ということについては、最も重点的にやって参りたいという御所信を御表明になりましたが、この今回の予算につきましても、そういう点につきましては最大の努力がなされているはずだと思いますけれども、念のためにお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 そこでお尋ねいたしたいのは、すし詰教室の解消、すし詰め学級の解消というのは、昨年、法律ができまして、その法律審議の段階に……

第31回国会 文教委員会 第8号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○湯山勇君 前回、義務教育費国庫負担金に関連いたしまして、来年度の教員定数の増について、大臣にいろいろお伺いしておったわけでございまするが、前回の質問によりまして、すし詰め教室解消の五カ年計画が一年ずれてきておる、そういういきさつと、それから定数増の中に昨年の法律及び政令によって増加した分が見込まれていない、こういうことについていろいろお尋ねしたわけでございますが、結論的にはそういった一年ずれたこと及び定数増の中へ政令によって増加したものが含まれていない、そういうことによって予算通りの定員増が行われない、そういうことがいろいろ現場に支障を来たす、そういうことについては大臣の責任において早急に対……

第31回国会 文教委員会 第9号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○湯山勇君 関連して。文教施設その他については、私はまたまとまったときにゆっくりお尋ねすることにして、今の松永委員の質問に関連して、一、二点お尋ねしたいことがありますから、まとめてお尋ねして、簡単にお答えいただきたいと思います。  その一つは、施設関係で、僻地集会所についてでございます。これは四月の一日から省令が出されまして、僻地の指定が変つてくると思います。そこでその場合に、省令の施行によって従来僻地であったものが僻地でなくなった場合に、果してこの僻地集会所の補助がもらえるのかどうか、こういう点が非常に心配になっておるわけですが、これは従来の建前からいって、またあの付則で言われている趣旨から……

第31回国会 文教委員会 第10号(1959/02/24、4期、日本社会党)

○湯山勇君 今の問題につきましていろいろお話があったわけですが、私はやはり現行のままではまだまだこの問題は解決しないと思います。それはどこに根本の原因があるかというと、大きい療養所に来ている子供たちというのは、療養所のある市町村の居住民ではないわけです。だから、その置かれている市町村長は――市町村当局がこの問題については非常に冷淡です。そこで、かりに局長が言われたように、分教場ということにしましても、その分教場へ持っていく机、腰かけ、教具、こういうものは余分のもので、その町村の子供たちのためには不必要なものである。それはもう全快した子供はその町村ではなくて、ほかの町村へ帰って行きます。これに対……

第31回国会 文教委員会 第11号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと資料の要求について……。今、憲法第八十九条の教育の事業についてという福田局長の問いに対する法制局の見解は出ておりますが、よく私は読んでみますと、これは憲法第八十九条にいう教育の事業についてというお尋ねだから、こういう答えが出たと思います。そこでもう一つ大事なのは、公けの支配ということについての法制局の見解、これを、これと同じように求めて出していただかないと、やはり憲法との関連の質問ができにくいと思いますから、これを一つ求めていただいて当委員会にお出しいただきたいと思いますが、これは委員長からお計らい願いたいと思います。

第31回国会 文教委員会 第12号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○湯山勇君 私は、前回第十三条の削除に関連いたしまして、憲法との関係をお尋ねいたしておりましたが、その中で、文部省の社会教育事業という点に対する解釈は一応わかったわけですけれども、公けの支配ということについての見解を、本日資料として御提出願うように申しておりましたが、ただいまのところ参っておりませんので、早急にお配り願いたいと思います。第一点は、それです。どうなっておるのでしょうか。
【次の発言】 それではそれをいただいて、なお前回お聞きしたことに関連して、法制局長官の見解をただす、こういうことが留保されておりますが、これは、なお、ただいまの段階においては留保したまま、次の質問に入ることにいた……

第31回国会 文教委員会 第13号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ただいま議題となりました公立の高等学校の夜間課程の教職員に対する夜間勤務手当の支給に関する法律案につきまして、提案者を代表し、その提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  近時、定時制及び通信教育に対する社会一般の理解は、次第に深められてき、また、関係諸機関においても勤労青年教育が重視されるに至ったことは、まことに喜ばしいことであります。  しかしながら、夜間の定時制高等学校に勤務する教職員がきわめて劣悪な条件のもとで教育活動を行なっていることについての当局や世上の関心はいまだはなはだ薄い現状にあります。  ここで、夜間定時制教育に従う教職員がどんなに苦しい勤務を続けているか……

第31回国会 文教委員会 第14号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○湯山勇君 まず、法律の文面ですけれども、今ちょっとお話がありましたが、特に高等部について、旅費についてつき添い人のつき添いに要する経費を除いた理由は、どういうところにあるのですか。
【次の発言】 まあ、ろうと、それから養護学校の場合は、おっしゃる通りでよくわかります。しかし、盲の場合は、実際は遠距離から寄宿舎に入っておる者が帰るときには、現在でもつき添い人がついて帰っております。あるいは学校の先生がまとめて連れていくとかいうような方法で、これはほうっておくわけにはいかない生徒ですが、一律に盲、ろう、養護学校就学者を扱うというのは、ちょっと私は思いやりがないのではないか、せめて盲だけはつき添い……

第31回国会 文教委員会 第17号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○湯山勇君 従来そういう場合ですね、今の岡委員の質問からいえば、呼ぶ建前でお話願うというのでないと、もう頭からそのこと自体をどうこうするということになれば、これは委員の審議権の問題もあるわけですから、その辺は委員長、白紙で理事会にまかすのでなくて、今の趣旨をよく含んでやってもらいたい。(「反対」と呼ぶ者あり)そうでなければ困ると思います。
【次の発言】 今、下條委員の御質問に関連するわけですけれども、これは日本の教育制度の大きな変革になると思います。ところが、専科大学の内容というものは今の御答弁でもはっきりしていないので、一体高等学校の課程から通してやる場合に、どういう教育内容でどういうふうに……

第31回国会 文教委員会 第18号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○湯山勇君 今、産休代員が完全に置かれていない状態について、いろいろ御指摘があったわけですが、その原因がどこにあるかということについては、文部省の方はどういうふうに御把握になっておられるか、承わりたいと思います。
【次の発言】 今の局長の御答弁で、なお疑問が残るのは、ただ頭数だけでおっしゃったのでは質的な問題が解明されないわけです。一万七千とか、あるいは三千二百とか、いろいろおっしゃったけれども、一体それらが、任用期間がどれだけになっておるか、平均どうなっておるか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁で、資料が出てくればなおはっきりすると思いますけれども、たとえば、産前産後各八……



各種会議発言一覧

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 文部・厚生連合委員会 第1号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 最初にお尋ねいたしたいと思いますが、この法案は私の承わつた範囲におきましては極めて短期間に作業されたということを承わつておるわけですが、そういう非常に倉皇の間に御提案になる緊急性について大臣から御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 それではこういう法案を立てなければ私立学校の教職員がどういう不利な目に合うとお考えになつたわけでありますか。
【次の発言】 私がお尋ねいたしておるのは、こういう倉皇の間にこれをやらなければならない理由をお尋ねしたわけです。今おつしやつたのは健康保険法の改正があるから、これは端的に言えば健康保険に学校教職員が対象になつている。これへ吸収されたら大変だ……

第19回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第1号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○担当委員外委員(湯山勇君) 大体御要望の趣旨のようなので、試算して見ますと、若干内容の違いはあります。例えば私のほうでやつたのは、保育所、定時制高校の夕食、そういうものを入れてやつて見ますと七百億以上要ることになると思うのですが。
【次の発言】 そうでございます。小学校、中学校、定時制高校の夕食全部を原麦、それからミルク、これを国庫負担でやるということにすれば……。大体そういう計算が正しいかどうか。今お話の中からそういうことを聞いて……。
【次の発言】 今ので推進協議会のほうの御要望通り実施するとすれば、大体七百億余りのものが要る。こういうふうに踏んでよろしうございますね。

第19回国会 地方行政・内閣・人事・法務連合委員会 第1号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私それでは簡単に要点だけお尋ね申上げたいと思います。  その一つは、本法第三条によつて、「この法律により警察の職務を行うすべての職員は、日本国憲法及び法律を擁護し、不偏不党且つ公平中正にその職務を遂行する旨の服務の宣誓を行うものとする」という規定がございます。この場合における宣誓は国家公務員法第九十七条における国家公務員の宣誓、地方公務員法第三十一条における地方公務員の宣誓、これらの宣誓とはどういう関係にあるか。この点について先ずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねしておるのはそういう意味ではなくて、法的な、この宣誓というものの持つ法的な意義、つまり国家公務員法或……

第19回国会 文部・人事・法務連合委員会 第1号(1954/04/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 大変遅くなりましたが、私もいろいろお尋ねしたいことがありましたけれども、すでに大臣の見解の明らかになつた問題もありますので、特に人事院としての、つまり人事委員会の委員としての質すべき点を若干お質し申上げたいと思います。なおお尋ねするに当りまして、大臣は最初非常に謙虚に、納得が行けば、意見を変えることにやぶさかでないということをおつしやいましたが、私も又同じように私自身納得が行けは、私が今持つておる意見を変えることに決してやぶさかではございません。なお、時間の関係もありますから、端的に簡明に一つお答え頂けれはと思います。  で、前提としてお尋ね申上げたいことは、国家公務員に対する政治……

第19回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1954/03/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 皇室費についてお尋ねいたしたいと思います。よくわからないのですが、今年の正月に二重橋事件というものがございましたが、これについては各方面から各種の意見が述べられまして、皇室がもつと行幸啓の回数を増して、国民にお触れになるのがいいんじやないかという意見も肯繁に値いすると思いますが、或いは皇居をもつと開放してはどうかというような意見も出ておりますが、それらの点については、本予算については、何らかの考慮がなされておるのでございましようか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 大臣にお尋ねいたしたいことは随分あるわけでございますが、時間の御都合もおありになるようですから、項目だけ先に……

第22回国会 建設・大蔵委員会連合審査会 第2号(1955/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 会計検査院にお尋ねいたします。今八割という線を引くということに問題があるというようなお話でございましたが、私は法律というものは大体そういう性格のものだと思うのです。これは所得税等の免税点にいたしましても、その免税点より一円こえたらいけないとか、一円足りなければどうとかいうようなことは、やはり議論の対象にはならないと思うのです、法の上では。そこで、あなたがお考えになっていました、ダンピングを防ぐ必要があるということを今おっしゃったわけですが、それだとすれば、大体どの程度のところで線を引けばいいか。それは今おっしゃったように、一円低ければどうとか、百円低ければどうとかいうことじゃなくて……

第22回国会 地方行政・大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 昭和三十年度における揮発油の消費見込みですが、これにつきましては、通産省の方では二百六十八万キロリットルというような計算をしておるようでございますが、今ここへ出されたもので見ますと、それよりもだいぶ下向っております。これは年度当初お立てになった案であるから、この資料に出ておるような算出をなさったのかと思いますけれども、もう今では七月になっておりますから、もう少し正確な本年度の見通しが立っておるのかと思うわけでございます。そして今日の段階において、本年度のこの引取数量なり、あるいは課税対象となるガソリンの量ですね。一つお示しいただきたいと思います。

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 最初にお尋ねしたいのは、先ほど、二億一千九百八十四万四千円という昇給昇格財源が得られておりますが、これは給与総額の大体何%に当っておりますでしょうか。もう少しいえば、これでもろて完全に定期昇給昇格ができるかどうかをまずお尋ねいたしたい。
【次の発言】 これは特に法務大臣にお尋ねいたしますが、検察行政に当る人たち、特にこういう人たちがこういうふうに昇給昇格も法律通りできないというような事態にあることについて、法務大臣はどうお考えになりますか。
【次の発言】 ちょとも安心できないわけです。それは全部がしんぼうするとか、全部がどうとかというふうならばまた話はわかります。それは大臣は八〇%……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○湯山勇君 私はずっとお聞きしたいと思いますから、どうか途中で関連のある方は質問下さってけっこうですから……。  まず、生活困窮者受胎調節普及事業費の補助金というのが今年度新たに組まれておるわけでございますが、これはどういうふうに実施されるのか、実施の方法について御説明いただきたいと存じます。
【次の発言】 大体件数は、どれくらいを見込んでおられるのでございますか。
【次の発言】 次に、医薬分業関係費は、これは大臣が見えてからお聞きすることにいたしまして、国立公園の運営費ですね、それが今年度はずっと減額になっておるようでありますが、国立公園などもその後相当手を入れなければならないのができておる……

第24回国会 地方行政・文教委員会連合審査会 第1号(1956/03/01、3期、日本社会党)

○湯山勇君 自治庁長官にお尋ねいたしますが、今回地方公務員法等の一部を改正する法律案が出されましたわけですけれども、この法律の中の停年制を設けることができるという条項の中に教職員を含めておるということをお聞きしておりますが、その理由とするところはどういうところにあるのか、簡潔に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは長官が意図されておるのはこれを含めることによってどういうことを期待しておられるのでございますか。
【次の発言】 それでは長官の御意図の中には地方財政の立て直しというようなことは含まれていないのでございましょうか。

第24回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第1号(1956/03/28、3期、日本社会党)

○湯山勇君 今のに関連して、簡単ですから。今文部大臣は、中数審を拡大してという言葉をお使いになりました。
【次の発言】 取り消しですか。
【次の発言】 私は大臣が今つい言われたことが一番征しいと思う。中教審というのは、あなたの一番信頼をしておる人をお選びになったわけです。その人が長い目で見てきた今日、その上に、たとえば国会議員をお加えになるのもいいでしょう。数をふやすのもいいでしょう。ことさらに新しくこういう別なものを作るという理由がわからないのです。その点はいかがですか。
【次の発言】 総理にお尋ねいたしますが、実は私は、この臨時教育制度審議会というのは制度だけかと思いましたが、きょうの御答……

第24回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第2号(1956/04/04、3期、日本社会党)

○湯山勇君 先ほど先生は、中教審が成立するときに国会議員を入れないのは政党色を排除するためだという御説明がございましたが、今回の臨時教育制度審議会に国会議員を入れるということについての先生の御見解の御表明がなかったように感じますが、この点についてはどういうふうにお考えになっていらっしゃいますか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それから教育の中立性、継続性、こういう点から見まして、現在のこの法案を含めていろいろ政府の方で出しておられる法案、そういうものから、現在の文教政策全体について先生は何かお感じになっておられる点があれば、その点をこの際、一つお話し願いたいと思います。

第24回国会 文教委員会公聴会 第1号(1956/05/11、3期、日本社会党)

○湯山勇君 簡単に二点だけお尋ねいたします。なるべく簡単にお尋ねいたしたいと思いますから、お許し願います。その一つはアメリカの例をお引きになられましたが、先生の例におあげになった点から考えましても、州と市町村とでは、非常に様子が違っておる。そういうことから考えまして、私はおそらくそれらのものはその地域の、あるいは自治体の住民の直接意思によって、そういう形態がとられておるのではないかというように考えます。今日日本でと申しますか、現在の法律よっては、これを一律に国でやろうとしておる、こういうところに私は問題があると思いますので、その辺の消息を先生はどのように御把握になっていらっしゃるかが第一点でご……

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/05/12、3期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと関連して、今秋山委員の最後にお尋ねになった第一の点の教育長の任命の問題につきまして、先ほどの御公述の中に、こういう意味の御発言がございました。それは教育長は文部大臣の承認を経て教育委員会で任命する。こういうことは過去の経験によっても、非常に弊害を生じた例があるというような意味のことがありまして、言葉はその通りでないかも存じませんが、そういう意味の御発言があったと思います。私はまあいろいろ調べてみたのですけれども、現在こういうケースは他にはないように見受けます。そこで公述人は非常に御経験をお持ちになっておりますから、現在はないにしても、過去においてこういう例があったことを御存……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1956/03/19、3期、日本社会党)

○湯山勇君 今度の予算を拝見いたしますと、放射線衛生研究費というのが一千七百十一万五千円計上されておりますが、これはどういうことを研究されるのか、内容を少し詳細に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それではただいまのは原子力委員会の方から研究のテーマ等は示され、そのテーマに従ってこの費用を使って、ただいまおっしゃったような機関で研究するということになるわけでございますか。あるいは研究内容等については厚生省の方で独自の判断においてなされるということになるわけでしょうか。
【次の発言】 今回の原子力の平和利用ということにつきましては、この放射能障害ということは非常に大きい問題で、これには特別……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○湯山勇君 私のもついでに一括してやってもらいたい。  実は昨年予算において、この公安調査庁関係の経費は非常に大きくふくれております。ことに破壊活動調査に必要な経費というのは、三十年度におきましては、二十九年度の数倍にも膨張をしております。そのときに当時の法務大臣にお伺いいたしますと、法務大臣の御見解では、国際情勢が非常に変ってきた、しかもまあ共産党にはまだもぐっている幹部もある。こういった各般の情勢から、二十九年の中ごろからその必要を認めることになったので、特に団体ファイルの作成とか、あるいは科学的な調査のための自動車を買うとか、写真機を買うとか、そういうことのために今回特に破壊活動調査に必……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1956/03/22、3期、日本社会党)

○湯山勇君 厚生大臣にお尋ねいたしたい点は、前回の委員会で事務当局へはいろいろお聞きしたのですけれども、どうしても二、三の点について大臣の直接の御答弁をいただきたいという点を留保しておりましたので、それらの点についてお伺いいたしたいと思います。  第一点は、蚊とハエの撲滅運動についてでございますが、これは昨年の予算の分科会におきましても私は大臣にお輝きしまして、いろいろ新生活運動とか、そのほかいわれておりますけれども、結局蚊とハエの撲滅運動というような具体的なものを完全にやり遂げるというようなことが、やはりこの際最も重要なことではないかということを申し上げましたところ、当時の厚生大臣も全くその……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○湯山勇君 ちょっと議事進行。本分科会に付託された文教関係のことでちょっとただいまお願いしておきたいことがあるので申し上げたいと思います。それは南極観測隊長の永田隊長が今夜帰られるということでございます。ところが御承知のような事情で南極観測については非常に困難をきわめたいきさつもあり、宗谷をどう改装するか、あるいは宗谷を随伴船にして別な船を出すか、そういうことは非常に重要なことであるにもかかわらず、今年の予算にはそういういうための経費は見られてないわけでございます。相当もし宗谷の大改装をやるとかあるいは別な船を出すとかいうことになれば、大きい問題なので、どうしても今その詳細を知るということは困……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○湯山勇君 最初に人事院総裁にお尋ねいたしますが、今回の勧告は、ベース・アップという形をとならいで、昇給制度の合理化というようなことに重点を置いて行なったと、こういうことでございますけれども、それはベース・アップというものの必要を認めないと、こういう意味でしょうか。こういうふうにお考えですか。
【次の発言】 まあ勧告の時点においてということが一つ問題になると思うのですが、過去二回にわたってこういう勧告は留保されてきたわけでございます。そうすると、今回の勧告というのは、過去二回の留保を含めた勧告なのか、あるいは過去二回の留保したものと無関係に最終一カ年の実績に基いての勧告なのか。その点はどうなっ……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○湯山勇君 最初揮発油税のことをお尋ねいたします。揮発油税とそれから地方道路税ですね、衆議院段階では、これの政府案が修正されたわけですが、そのことはあとでお尋ねすることとして、積算の基礎が私にはちょっと理解できないのですが、昨年より量が非常に減ったことになっておると思うのですが、これはどういう関係でしょうか。
【次の発言】 これは大体政府の当初案によれば、金額にして一万一千円が一万五千八百円ですから、四割ばかりふえておるわけです。ところが、この予算の額で見ますと、そんなにはふえていないのです、ふえた方の割合がですね。そこで、これはまあ製造元から出るときにかけるのと、売買のときにかけるというよう……

第28回国会 内閣・文教委員会連合審査会 第1号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○湯山勇君 この法律によりますと、議長である総理大臣については、事故あるときの代理が規定してあります。この議員である文部、大蔵、経済企画庁及び科学技術庁長官については、代理の規定がありません。そこで、これは代理が認められるのか、られないのか、これが一点と、それからこの四人の大臣も果して会議のたびにそろうかそろわぬか。本日も、私は経済企画庁長官も大蔵大臣も御出席願うように要求しておったのですけれども、ごらんの通り、御熱心な正力国務大臣と松永文部大臣だけは御出席になりましたが、ほかの大臣は御出席ありません。そうすると、こういう大事なときにでも両大臣おいでにならないのだから、だとすれば、この四人の大……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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