このページでは塩見俊二参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。塩見俊二参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○塩見俊二君 私各税目につきまして印紙税が最も脱税といいますか、非常に法律通り執行されていない最高の税目だと思うのですが、かりに法律通り執行するとしまして、それを百として現在実際徴収している印紙税というのは大体何十パーセントくらいになるか、ちょっと見込みを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 それではよろしゅうございます。ただ、それに関連しまして、あるいは税制調査会なりあるいは主税局の方で、何とかもう少し完全に徴収できるような印紙税の形に変えていくというような研究はなさっておられますか。
○塩見俊二君 平林委員から憲法上の疑義がないかというお話があったわけでありますが、主税局長の見解としてはこれは大丈夫だ、こういう御答弁のように承わっております。相続税法におきまして、かりに家屋相続の制度、相続に対する課税ですね。いわゆる遺産税的な課税、これをやめまして、個別的な相続税に改めた。こういうふうなただいまのような解釈でいけば、将来遺産税的な性格の相続税がより公平だ、こういう見解に立てば、やはり遺産税的なものを復活するというお考えですか。
【次の発言】 先ほどの衆議院の委員会におきまして、例のお知らせ制度をやめるというふうな御発言があったように聞いておるのです。このお知らせ制度は、これ……
○塩見俊二君 先ほどから御意見を伺っておりますと、今までの経過から見ましても、国外に行くということは、すなわち調査をまぬがれるんだと、こういう危険があるからというように私も聞いておったわけなんです。それで私も実は直接本人に会ったわけでなく、間接ではあるのですけれども、実際は田中君からおっしゃっておられました通り、相当悪性の気管支炎というので、平常時はそうでもないが、ほとんど発作的に非常に苦しいような状況のようであります。それで、これは前にカリフォルニアで転地をして一ぺんなおったことがあるのだ。従ってそういう療法をとりたいというお考えであるということを私は間接に聞いておるわけです。 それからも……
○塩見俊二君 先ほどの総長の御説明では、今回のこのデモ行動は浅沼書記長が総指揮官になっておる。また社会党が有力なメンバーとして参加している。そういうようないろいろな事情からして、ああいう緊急事態を予測しなかったという、こういう御答弁があったのです。私はこれも一応ごもっともだと思うわけでございますが、しかしながら、最近総評の出動によるあるいはストライキその他の場合等におきまして、ひんぴんとして暴力行為が行なわれておる。あるいはまた全学連のあの革命的な行動というものは、これは当然われわれとして予測していなければならない。従って、今回の国民統一行動の中にこの総評なりあるいはまた全学連が加わっていると……
○塩見俊二君 どうも私、米田さんのおっしゃることは十分了解できないんですが、お話を承っておると、副議長を一つ割り当てる、あるいは委員長はそれぞれの会派に割り当てる、こういうような状況で審議をすると、あるいは会期延長というような問題は起こらないだろうというふうに承ったわけでありますが、しかし、従来の経験から見てみても、必ずしもそういう態勢をとって会期延長がなくて無事に済んだということは、われわれの記憶にない。従って、この会期延長の問題と今の基本的な問題とは別個の問題だと考える。これを混同するのは、いささかどうかという感じを持つのです。
【次の発言】 今、岡さんから重ねてお話がありましたので、これ……
○塩見俊二君 ただいまこの安保関係の三十二の法律をこれは一括して一つの法律でくくって御提案になるようなことらしいのですが、これはもうそういうふうに政府では決定されておるわけでございますか。
○塩見俊二君 先ほどから安田委員、豊瀬委員の御質問を伺っておったわけですが、その御質問の内容につきましては、この前の理事会におきまして決定をいたしまして、そうして前の委員会の最終段階で佐々木議員が発言せられた、その内容で私は全部問題は解決いたしておると思います。また理事会でもそういう申し合わせで、この問題につきましてはあらためて論議をしない、こういうふうな申し合わせになっておったわけであります。それがただいままた新しい問題として本会議がどうとかいうことが問題になったようでありますが、これは佐々木議員も明らかに本会議の答弁とは食い違いがないということを言っておられますので、もしこの点について疑義……
○塩見俊二君 本案の審議は、二月九日開始以来、すでに理事会申し合わせの口数をこえまして、連合審査もすでに三回に及び、公聴会をも開催し、三十七時間余にわたりまして十分な審議が行なわれておるのであります。従いまして、質疑はこの程度にして、私はここに質疑打ち切りの動議を提出いたします。(「賛成」「質問じゃないじゃないか」「採決々々」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)
○塩見俊二君 異議ありません。
○塩見俊二君 私は、ただいま加賀山委員から御提案になりました修正案につきまして二、三御質問を申し上げたいと存じます。 私の質問の第一点は、本法案の全条文から「国会議員の登院」という言葉を削除せられた点でございます。ただいまの御説明によりまして、大体御提案の趣旨は了承いたした次第でございまするが、まことに重要な問題であると考えますので、一言お答えをいただきたいと思うのであります。時間がございませんので、私は例を引いてお尋ねをいたしたいと思います。たとえば、昨年の十一月二十七日に起こりましたような国会周辺に非常に混乱が生じ、そのために、国会におきましてはいまだ本会議なりあるいは委員会、こういった……
○塩見俊二君 今の問題は、実は昨日衆議院のわが党の国会対策といろいろ折衝をした責任上、ここで一言申し上げておきます。社会党初め各派の本会議を尊重せよという、こういう御主張には私ども全く同感であります。従って、この本会議に総理の出席を求めるということにつきましては、わが党の国会対策、参議院の国会対策におきましてもそういう努力を重ねて参ったわけであります。そこで、昨日いろいろそういう折衝をいたしましたが、どうも、きょうだけはいろいろな事情で、一つ何とか参議院の本会議に出席をしないで一つ何とかならぬものかと、こういうふうな衆議院のお話もありまして、それで、いろいろ問題が非常に錯綜しておりますので、そ……
○塩見俊二君 今回のチリ地震津波の被害につきましては、東北、北海道初め非常に広範な地域にわたりまして大被害を生じておる次第であります。私どもも被災地に対しましては衷心から同情いたしておる次第であります。この大災害につきましては、もちろん緊急に方策を樹立いたしまして、これを実施しなければならないわけでありまするが、本院といたしましても、各常任委員会から委員を派遣いたしましてその実情を調査するということは、まことに必要かつ適切であると考えるのでありまして、各委員会の委員派遣の要求に対しましては賛成をいたしたいと思います。
○塩見俊二君 私は、労働省設置法の一部を改正する法律案中、職業訓練局を設置する問題について二、三お伺いをいたしたいと思います。 今回の改正案を見てみますると、まことにつつましいと申しまするか、まことに控え目と申しまするか、この課の数は増加をしない、定員も現状のままである、そうして部を局に昇格をする、こういう内容になっておるのであります。まことにつつましい改正案のようでありまするが、私は、なかなか国民にはこれは理解できにくい改正ではないかと思うのであります。すなわち、単に部長を局長に昇格したのではないかというような印象を与えはしないかと思います。特に最近におきましては、御承知の通り、役所の人事……
○塩見俊二君 この防衛二法案につきましては、単にこの国会のみならず、もう数回の国会におきまして論議が尽くされた問題でもあります。また、今国会におきましても、私が承っている範囲におきましては、おおむね審議は尽きたように思うわけであります。 なお、ただいま上原君からの動議は、賛成を得て、一応これは私は成立したものと認めているわけであります。従って、ただいま社会党あるいは民主社会党の方からの御意見もありましたので、これは休憩をいたしまして、即刻、直ちに理事会を一つ開いて御協議を願いたいと思います。しかし、動議は、これは成立しておりますので、この点は十分にお含みをお願いいたします。
○塩見俊二君 ただいま委員長から、両党の理事間の話し合いについて、十分の何といいますか、詰めが行なわれていなかったために、それで午前中委員会を開会した、しかし、午後の会においては、建設省の関係は日程から本日はずした、こういう趣旨のお話があったわけです。私は、今陳謝するというお話を承ったわけでありますが、私は、今の委員長の発言でその間の事情は十分に明瞭になり、委員長の立場も明確になったわけなので、このまま進行願いたいと思います。
【次の発言】 私は、ただいま提案中の防衛に関する二法案に対しまして、自由民主党を代表して賛成の意見を申し述べたいと存じます。
世界の平和は全人類の熱望であり、また、各……
○塩見俊二君 第二分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 第一分科会に付託せられました案件は、総理府のうち、防衛庁、調達庁、経済企画庁、科学技術庁並びに外務省及び通産省の各所管に属する昭和三十六年度予算でございますが、本分科会は三月二十七日から四日間にわたり、これら各所管につきまして、慎重に審議を重ねて参りました。以下その概要を御報告申し上げます。 まず、通産省所管につきまして申し上げます。貿易の問題につきまして、最近国際収支における経常収支の悪化がはなはだしく、しかも明年度第二四半期までは赤字が続くと見込まれているが、このような経常収支の悪化、ことに輸入の増大と輸出の伸び悩みは、……
○塩見俊二君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております農林省設置法の一部を改正する法律案に対する修正案を提出いたします。修正案を申し述べます。 農林省設置法の一部を改正する 法律案に対する修正案 農林省設置法の一部を改正する法 律案の一部を次のように修正する。 附則中「昭和三十六年十月一日」を 「昭和三十六年十二月一日」に改め る。 修正の理由を申し述べます。この法律案の附則に一おきましては、一部の規定は昭和三十六年十月一日から施行することになっておりまするが、十月一日はすでに経過をいたしておりますので、この施行期日について修正を行なう必要が……
○塩見俊二君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております連合国占領軍等の行為等による被害者等に対する給付金の支給に関する法律案につきまして、附帯決議をつけて賛成の意見を述べるものであります。 まず附帯決議案を朗読いたします。 連合国占領軍等の行為等による被害者等に対する給付金の支給に関する法律案に対する附帯決議案 占領期間中における連合国軍等の行為等による被害者等については、本法による支給額の程度をもってしても、必ずしも十分なものとは認め難い。よって政府は、各種給付金の額について更に検討するとともに、本法の運用にあたっては、被害者等の立場を十分に尊重し、事務処理……
○塩見俊二君 私は、自由民主党を代表いたしまして、臨時行政調査会設置法の原案並びに山本君からただいま御提案になりました附帯決議に対して、賛成の討論を行なうものであります。 本調査会は、行政制度及び行政の運営につきまして根本的な検討を加え、そうしてこれを改善しようという、まことに重大な使命を持って設置せられたものであると考えるものでありますす。ただいまの審議の過程におきまして、長官からはその重要性を強調せられ、また、非常に力強い御決意のほども承っておるわけでありまして、どうかこの調査会が十分にその機能を果たせられまして、りっぱな成果をあげられ、その成果が具体的に行政制度、また、行政運営に実現を……
○塩見俊二君 だいぶ時間がたちましたから、簡単なお答えでけっこうでございますが、先ほどの給与所得の控除の問題につきましてお尋ねしておきたいと思います。 先生は給与所得を控除する根拠につきましては四つばかりおあげいただいたわけでありますが、全くそのとおりだと思います。それから、いまの状況から見ますと、その四つの中でも、やはり一体この給与生活者のいまの必要経費をどう見るか、またその把握率の問題、これが非常に大きな問題だと思います。日本の税法は御承知のとおり残酷な税法と申しますか、生活費は必要経費と見ない、こういうふうな原則に立っておるわけでございまして、したがって、給与所得者の必要経費は一体何で……
○国務大臣(塩見俊二君) まず、本日私に対する出席要求を承知しておりましたが、選挙制度審議会の第一回総会でやむを得ずおくれましたことをおわびを申し上げる次第であります。
いまのお尋ねについては、正確を期するために、もう一度簡単にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 大森委員もすでに御承知のとおり、私どもの所管をしておりまする政治資金規正法につきましては、届け出を受けたもののみをこれを官報に記載をしておるわけでありまして、したがって、いまの新友会という団体が、それ自体としてどういうふうな経理をしておるかというようなことにつきましては、私のほうとしては、権限の外であると考えるわけでありま……
○国務大臣(塩見俊二君) ただいま渡辺委員から実態調査をしたかどうかというお尋ね、それから閣議において検討したかどうかというお尋ねであったわけでありますが、後段の閣議におきましては、この問題について検討した事実はございません。実態調査の問題につきましては、私も昨日の当委員会におきましてしばしば繰り返して申し上げましたとおり、現在の政治資金規正法は、あくまでも政党等の真実な報告を期待をし、その良識をまって運営をしていく、かようなたてまえになっておるわけでありまして、したがって、その実態がいかなる目的を持ち、いかなる問題であるかというような実態調査は、実はいたしておりません。
○国務大臣(塩見俊二君) 去る八月の改造によりまして、私、自治大臣に就任をいたしまして、選挙問題を担当することに相なった次第であります。たいへんごあいさつがおくれて恐縮でございまするが、選挙制度審議会における第四次の答申も、いわば中間的な答申であったのでございまするが、近く第五次の審議会も開会される運びと相なった次第でありして、今後、委員長また委員の皆さん方から何かと御指導を賜わり、また、御協力をお願い申し上げることになろうかと思う次第でありまして、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 なお、所信等につきましては、委員の皆さん方の御質問等に対する答弁においてできるだけ明らかにいたしたいと……
○国務大臣(塩見俊二君) 今回、自治大臣に就任することに相なりまして、当委員会におきましても、交付税の問題、あるいは起債の問題、あるいは消防等の問題等につきまして、何かと御指導、御支援を賜わることと存ずる次第であります。何とぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。 きょうの委員会は、主として新潟の災害に対する問題だというふうに承っておるのでありますが、新潟の問題につきましては、非常に大きな、まれに見る降雨量に伴った大災害であるわけでありまして、自治省といたしましても、また消防活動の面におきましても努力をし、今後も努力をいたしたいと考えておる次第でありまして、特に交付税の繰り上げ支給あるいは……
○国務大臣(塩見俊二君) 先般の内閣改造によりまして、私、自治大臣、国家公安委員長を仰せつかった次第であります。特に当委員会の各位におかれましては、従来からいろいろと御協力をいただいておる次第でございますので、今後とも特によろしく御指導、御協力を賜わるようにお願い申し上げておきたいと思います。 この機会に、所管の行政に関しまして所信の一端を申し上げさしていただきたいと存じます。 まず地方行政一般について申し上げたいと存じます。 地方自治体は、最近の社会的、経済的な条件下、急激に変化をいたしておることに伴いまして、現在大きく転換を遂げつつあると考えるのであります。すなわち、大都市には人口が……
○国務大臣(塩見俊二君) 人事院の勧告につきましては、実施時期を含めまして、これを尊重するということは、これは森長官と私同感でございます。ただ、先ほどからお話がありましたとおり、いまちょうど、九月決算の時期等でもございますし、そういった財源の見通し等も漸次明確になるだろうといったようなことで、まあ財源の関係で実施の期日を明確にするということにつきましては、さらに検討しようというような段階にあるわけであります。まあ私、自治大臣といたしましては、問題は地方公務員の給与の問題でございまするが、これはもう鶴園さんもよく御承知のとおり、国家公務員に準じて地方公務員の給与を取り扱うということになっておりま……
○国務大臣(塩見俊二君) 盗聴器の問題につきましては、警察といたしましては、十一月の二日に、世田谷の区長から世田谷の警察署長あてに、公民館に秘密盗聴器が敷設された、あるいはまた、ほかにも設置されておるかもしれないというようなことで捜査願いが提出をせられたわけであります。それに基づきまして十一月五日に実地検分を行ないまして、近く参考人等を招致いたしまして調査をすることに相なっております。
【次の発言】 私もただいま岩間委員の配付された表を初めて一読しただけでありまして、従来の経緯等も承知をしておらぬ次第でありますが、先ほど課長からお答え申し上げましたとおり、現在、警察といたしましては盗聴器の使用……
○国務大臣(塩見俊二君) お答え申し上げます。 政治資金規正法に関しまして、いまの法律のたてまえからいたしまして、自治省といたしましては、報告を徴取するということになっておりまして、そうしてその事実の内容を、正確であるかどうかという内容を調査するということにつきましては、これは誓約書でもって正しい報告をするのだということが掲げられ、そしていまの政党の自主的な良識によって判断を願いたいというたてまえになっておりまして、具体的な事実であるかどうかということの各支出の項目ごとにあるいは収入の項目ごとに実態を調査するというようなたてまえにはいまなっておりませんで、御了承いただきます。
○塩見俊二君 交通災害に対する救急業務についてお伺いをいたしたいと思います。 交通問題の重大化に伴いまして、交通安全に関する諸施設につきましては研究整備が強く要請されておるわけでございまするが、この交通災害によって生じます死傷者等に対する救急業務につきましても、私は非常に現在、立ちおくれておる感じがするわけでありまして、したがって、本日は、この救急業務に限定をして、若干お尋ねをいたしたいと思います。救急業務、まあ平たく申しますると、あのサイレンを鳴らして走っておる救急自動車は、実は消防が運営をしておるということすら案外に徹底をしていないように承っておるわけであります。したがって、事故現場から……
○塩見俊二君 いまの道路標識ですね。あれは各府県の公安委員会でやっていると思うんですけれども、あれの単価はいまどれくらいですか。
【次の発言】 実は、単価の御検討を願いたいつもりでいまお伺いしましたけれども、それでけっこうでございます。
それからもう一つは、その標識ですが、これを特定の業者が東京なり大阪でつくって、各府県に、これは強制的ではないでしょうが、相当高い単価で、実際はそれほどかからぬものを、何か特定の業者が各府県に統一的に販売していると、こういうようなことはありませんか。
【次の発言】 もう一つだけ。
実は、今度お調べ願う際にひとつ参考にしていただきたいと思うので申し上げておきた……
○塩見俊二君 私、きょうの産経新聞に、税調が累進税率の問題を取り上げるという記事が出ておるのを見ました。私はこれは非常にけっこうなことだと思いますので、この問題に関連をして一、二お尋ねをしたいと思います。 ことしは、政府の非常な御努力で、国際収支の問題等も非常にきびしいにかかわらず、とにかく約十万円の課税最低限の引き上げを行なったということにつきましては非常な敬意を表しておるところであります。私は、これが一日も早く、かねがねの公約どおり、百万円程度まで課税最低限を引き上げるという御努力を今後お願いをしたいと思うのでございます。このようにいままで進んでおる問題が、課税最低限の問題に非常な関心が……
○塩見俊二君 私は、きょう午前の委員会におきましても議論がなされましたが、いま日本の国民の最大の関心事であり、また日本の国民の非常に心配をいたしておる問題でございますので、まず金・ドルの問題につきましてお伺いをいたしまして、あと順次、国際収支の問題、また明年度の予算案を中心とする諸問題につきまして、自由民主党を代表してお尋ねをいたしたいと思います。 まず、金・ドルの問題につきましては、今月の十日にバーゼルにおきまして開かれました金プールの会議におきましては、各氏が非常な重大決意を秘めて出席をしたということが新聞に伝えられておったのでございますが、その結果は全く効果をあげず、ついにパリには金価……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。
私、このたび予算委員長に選任をされ、まことに光栄に存じます。何分ふなれ、かつ非才でございまするが、円滑かつ効率的な議事の運営につとめ、本委員会の使命達成に努力をいたしたいと存じます。政府側並びに委員各位の御協力を切にお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、議事に入ります。
まず、理事三名が欠員になっておりますので、この際、その補欠選任を行ないます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じまするが、御異議ございま……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選挙についておはかりをいたします。委員の異動に伴いまして、理事一名が欠員になっておりますので、その補欠選任を行ないます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に二宮文造君を指名いたします。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についておはかりをいたします。
今期国会におきましても、従来どおり予算の執行状況に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたした……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についておはかりをいたします。
理事三名が欠員になっておりますので、その補欠選任を行ないます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に内田芳郎君、小林章君、米田正文君を指名いたします。
【次の発言】 次に、昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
まず、福田大蔵大臣から提案理由の説明を聴取いたし……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 昭和四十三年度一般会計補正予算、昭和四十三年度特別会計補正予算、両案を一括して議題といたします。 まず、理事会におきまして両案の取り扱いにつき協議を行ないました結果、その要旨を御報告申し上げます。 審査日数は、本日及び明日の二日間とし、本日は、まず福田大蔵大臣から提案理由の説明を聴取した後、直ちに質疑に入ることといたしました。 質疑時間の各会派への割り当ては、自由民主党百分、日本社会党百分、公明党三十六分、民主社会党十八分、日本共産党十分、第二院クラブ八分といたしました。 質疑順位は、日本社会党、自由民主党、日本社会党……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計補正予算、昭和四十三年度特別会計補正予算、両案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き質疑を行ないます。木村美智男君。
【次の発言】 以上をもちまして木村君の質疑は終了いたしました。
午後零時四十分に再開することといたしまして、これにて休憩をいたします。
午後零時十五分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
午前に引き続き質疑を行ないます。矢追秀彦君。
【次の発言】 以上をもちまして矢追君の質疑は終了いたしました。
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。 まず、理事会におきまして、三案の取り扱いについて協議を行ないましたので、その要旨について御報告申し上げます。 総括質疑は本日から開始いたしまして七日間と決定をいたしました。その質疑総時間は千五十六分とし、各会派への割り当ては、自由民主党及び日本社会党はそれぞれ三百九十六分、公明党百三十二分、民主社会党六十六分、日本共産党及び第二院クラブはそれぞれ三十三分といたしました。 質疑順位は、お手元に配付い……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き西田君の質疑を行ないます。西田君。
【次の発言】 以上をもちまして西田君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、松永忠二君の質疑を行ないます。松永君。
【次の発言】 松永君、起立願います。
【次の発言】 文部大臣。
【次の発言】 以上をもちまして松永君の質疑は終了いたしました。
明日は午前十時に開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。
午後四……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続きまして総括質疑を行ないます。高橋衛君。
【次の発言】 以上をもちまして、高橋君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、中村波男君の質疑を行ないます。中村波男君。
【次の発言】 委員長から申し上げます。
ただいま中村君の質疑中でございまするが、なおこれの問題につきまして、理事会でも協議をし、ただいまから休憩をいたすことにいたします。
休憩にいたします。
午後零時一分休……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き総括質疑を行ないます。二宮文造君。
【次の発言】 簡単に願います。
【次の発言】 関連は簡単に願います。
【次の発言】 二宮君の質疑の途中でございまするが、午前の審議はこの程度にとどめます。
午後一時再開することといたしまして、これにて休憩をいたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
午前に引き続き二宮君の質疑を行ないます。二宮君……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
一昨日に引き続き総括質疑を行ないます。前川旦君。
【次の発言】 野上君、簡単に願います。
【次の発言】 佐藤総理大臣。
【次の発言】 山本君に申し上げますが、議事録はただいま手元にあるわけがないと思いますし、この問題はこの問題として進行して、あとは理事会で協議をしたいと思いますので、前川君、進行願います。前川君の質疑は、途中でございまするが、午前の審議はこの程度にとどめます。午後一時再開することと……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き、総括質疑を行ないます。鈴木一弘君。
【次の発言】 ただいま自治大臣から発言を求められておりますので、先ほどの質問に関連をして許可いたします。野田自治大臣。
【次の発言】 以上をもちまして鈴木君の質疑は終了いたしました。
午後零時五十五分再開することといたしまして、これにて休憩をいたします。
午後零時二十三分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
午前……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き村田秀三君の総括質疑を行ないます。
【次の発言】 佐藤内閣総理大臣。
【次の発言】 村田君。
【次の発言】 村田君に申し上げます。社会党残り時間三分がございますので、御注意申し上げておきます。
【次の発言】 以上をもちまして村田君の質疑は終了いたしました。
午後一時十分再開することといたしまして、これにて休憩いたします。
午後零時三十八分休憩
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き森中君の総括質疑を行ないます。森中君。
【次の発言】 簡単に願います。
【次の発言】 森中君に申し上げます。時間が参りました。
【次の発言】 以上をもちまして森中君の質疑は終了いたしました。
午後零時二十分再開することとし、これにて休憩をいたします。
午前十一時四十九分休憩
【次の発言】 午前に引き続き総括質疑を行ないます。矢追秀彦君。
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
これより一般質疑を行なうのでございまするが、審査日数、各派への割り当て時間、質疑順位については、お手元に配付をいたしました理事会決定の要領により取り運ぶことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいをいたします。
この際、亀徳国税庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。国税庁長官。
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き一般質疑を行ないます。中村喜四郎君。
【次の発言】 以上をもちまして、中村君の質疑は終了いたしました。
午後一時十分より再開することにいたしまして、これにて休憩をいたします。
午後零時八分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
午前に引き続き一般質疑を行ないます。
この際、愛知外務大臣から発言を求められておりますのでこれを許します。愛知外務大臣。
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
十五日に引き続きまして野上元君の一般質疑を行なうのでございまするが、この際、愛知外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。愛知外務大臣。
【次の発言】 野上元君。
【次の発言】 以上をもちまして野上君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、田中寿美子君の質疑を行ないます。田中君。
【次の発言】 すわったままでいいですから、もう一ぺん御説明願います。
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりをいたします。
本日、三案審議のため、日本道路公団理事片平信貴君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいをいたします。
【次の発言】 昨日に引き続き、一般質疑を行ないます。原田立君。
【次の発言】 原田君、ちょっと申し上げます。ただいま岡田参事官の答弁の中に数字の訂正……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
一昨日に引き続き、一般質疑を続行いたします。村田秀三君。
【次の発言】 以上をもちまして村田君の質疑は終了いたしました。
午後一時再開することとし、これにて休憩をいたします。
午後零時二十三分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
午前に引き続き質疑を行ないます。多田省吾君。
【次の発言】 以上をもちまして多田君の質疑は終了いたしました。
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
まず参考人の出席要求に関する件についておはかりをいたします。
本日、三案審査のため、日本万国博覧会協会事務総長鈴木俊一君を参考人として出席を求め、意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう取り計らいをいたします。
【次の発言】 次に、分科会に関する件についておはかりをいたします。
理事会において分科会に関する件について協議いたしましたので、その要旨に……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き一般質疑を行ないます。三木忠雄君。
【次の発言】 以上をもちまして三木君の質疑は終了いたしました。
午後一時四十分再開をすることとし、これにて休憩をいたします。
午後零時四十四分休憩
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。 以上三案を一括して議題といたします。 次に、今後の審議の日程について、昨日、理事会において協議を行ないましたので、その要旨について御報告申し上げます。 先般、一般質疑、分科会の日程等について御決定を願いましたが、諸般の事情により、お手元に配付をいたしましたとおり、刷りものの要領により取り運ぶことと相なりました。 次に、締めくくり総括質疑の各会派の割り当て時間、質疑順位につきましても、お手元に配付をいたしました刷りものの要領により取……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
本日は、まず各分科会における審査経過について、主査の方から御報告を聴取することといたします。
それでは、便宜、第一分科会主査小林章君からお願いをいたします。小林章君。
【次の発言】 次に、第三分科会主査秋山長造君からお願いをいたします。秋山長造君。
【次の発言】 次に、第四分科会主査矢追秀彦君からお願いをいたします。矢追秀彦君。
【次の発言】 次に、第二分科会主査川上為治君からお願いをいたします……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十四年度一般会計予算、昭和四十四年度特別会計予算、昭和四十四年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続き締めくくり総括質疑を行ないます。山本伊三郎君。
【次の発言】 以上をもちまして山本君の質疑は終了いたしました。
午後一時に再開することとし、これにて休憩いたします。
午後零時三十八分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。
午前に引き続き質疑を行ないます。多田省吾君。
【次の発言】 簡単に願います。
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についておはかりをいたします。理事が三名欠員となっておりますので、理事の補欠選任を行ないます。
その選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に江藤智君、村田秀三君、矢追秀彦君を指名いたします。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件についておはかりをいたします。
本委員会におきましては、今期国会におきましても、従来どおり、予算の執行状況に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求……
○国務大臣(塩見俊二君) ちょっと委員長、お許しをいただいて、最初でございますのでごあいさつをさせていただきます。 今回厚生大臣に就任をいたしまして、いまさらながら責任の重大なことを痛感をいたしておる次第でございます。委員長はじめ皆さん方の御指導、御協力をいただきまして、何とか重責にこたえたい気持ちでおりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ただいま小平先生からのお話、私はここで承っておりまして、非常に私自身十分に理解ができるところでございます。 カネミの患者につきましては、私もまだつまびらかに状況を承知はいたしておりませんが、非常に不幸な方々がたくさん現実に存在をしておるのでありま……
○国務大臣(塩見俊二君) ただいま委員長からお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。 私は先般厚生大臣に就任いたしました塩見俊二でございます。 戦後の日本経済は、驚異的な発展を遂げ、GNPは自由主義諸国家におきましては、アメリカに次いで第二位となったのでありますが、従来とかく経済成長に施策の重点が置かれ、経済発展の成果が必ずしも国民福祉の向上に適正に配分せられているとはいえないと思うのであります。 一九七〇年代は、福祉優先の時代といわれ、あるいは福祉なくして成長なしといわれる時代であり、福祉行政の積極的な推進をはからなければならないと考えておるのであります。 ……
○国務大臣(塩見俊二君) 先ほどから非常に御熱心な質疑を通じまして、このABCC問題が今後の厚生省にとりましても非常に重大な問題であることを、私もしみじみ痛感をしておったのでございます。いま委員長からのお尋ねは、今日までの歴史的な経過の中においてABCCの地位というものが不明確ではないのか、この問題について、はっきりすべきじゃないかというのが第一点であったように思うわけであります。まあABCCについてのいろいろの評価が私はあろうかと思うのでありまするが、しかしながら今日までこのABCCがいろいろのことを研究をし、そうして、この原爆問題につきましてもいろいろの成果が公表され、それだけのメリットは……
○国務大臣(塩見俊二君) まあ今回の判決の問題につきましては、私はまず問題が二つの面から理解がされなければならぬかと思っております。 まず第一点としては、あの判決がいまの併給禁止は違憲であると、憲法違反であるという判決でございます。私ども行政機関としてはまあ国会で成立をしたその法律を執行するということで、その法の執行を行なっておるわけでありまして、したがってこれが違憲であるということになりますと、これは相当に重大な問題でございます。したがって、この取り扱いにつきましては、これは先ほどお答えを申し上げましたとおり、法務省とも連絡をして、協議をして態度を決定したいと思っておるのでございます。 ……
○国務大臣(塩見俊二君) がんセンターと国立小児病院についての御質問でございましたが、がんセンターにつきましては、すでに御案内のとおり相当整備した内容を持ち、また国際的にも評価されるような運営をしておるわけでありまして、私はさらにこれが機能の充実をはかってまいりたいと思うわけでございます。小児病院につきましては、最近特に子供の難病と申しますか、子供の病気の問題が顕著に国民の関心を高めておりますし、また事実そういった対策に急を要するようなものもございますし、また治療方法等につきましても、さらに積極的な研究をしなくちゃならぬという状況にあろうかと思うのでありまして、この国立小児病院につきましては、……
○国務大臣(塩見俊二君) お答えいたします。 中国の本土につきましては、引き揚げ部隊によりまして相当の遺骨が日本のほうに帰還をしておるのでございまするが、しかしながら、満州地区あるいは雲南地区、その他各地におきまして相当の遺骨がなお未処置のままになっておることはまことに残念に思う次第でございます。幸い、日中正常化もここにできました今日におきまして、遺族の心情を思うにつけましても、すみやかな収集の措置を講じなければならぬと思うわけでございます。それにいたしましても、これが効果的に行なわれるというためには、中国側のよき理解のもとにこれができると思う次第でありまして、外務省、外交のルートを通じまし……
○国務大臣(塩見俊二君) 社会福祉の年次計画はどうかというお尋ねでございまするが、これからさらに社会福祉を向上さしていくという観点から申しますと、どうしても国内資源の配分というものを変えていかなければならぬと思うわけであります。そういったような意味合いからいたしまして、今回、国際協調、社会保障ということを二つの大きな柱として五年計画がつくられることになっておるわけでございまするが、そういったものを背景にして年次的に進めてまいりたいと思うのでございまするが、社会福祉そのものにつきましては、この年次計画を総体的に立てることはなかなかむずかしいわけでありまして、たとえば、年金は年の経過によって増加を……
○塩見俊二君 私は、自由民主党を代表いたしまして、当面の経済問題につきまして、若干の私の提案を含めながら御意見をお伺いいたしたいと存じます。 まず、最初に、昭和四十八年度の予算についてお尋ねをいたしたいと存じます。 明年度の予算は、私は、社会福祉の向上に大きな第一歩を踏み出した予算であるということで評価をいたしておるのであります。また、同時に、今回の予算が、この社会福祉の向上のほかに、国際協調の推進、また物価の抑制という柱を加えまして、この三つを柱といたしまして国家の資源なり所得なりの配分を転換をいたしまして組まれました最小限度の規模の予算であると思うのであります。また、この予算は、先ほど……
○塩見俊二君 一言だけお伺いしたいと思います。先ほど中共の税制のお話が出ておったようでありますが、私、実は若干向うにおりまして調べてきたのですが、まあおっしゃる通り、約五〇%の国の事業所得、これは結局私は五藤先生と同じように、ある意味での法人税の大体だ、こういうふうに見ているわけです。それから個人の所得税ですが、これはないとおっしゃいますけれども、これはあると思うのであります。ただ、現在大衆がああいったような組織になりまして、非常に少なくなっておりますけれども、それでも全収入の約七、八%に当る数字でありまして、これはもっぱら資本の蓄積を、ないようにするといいますか、逆の観点からやはり取っている……
○塩見俊二君 木村先生に一点だけお尋ねを申し上げます。 結論から申し上げますと、先ほどお話がありましたこの防衛費の問題であります。日本の現在の経済力あるいは国際環境のもとにおきまして、大体どの程度の比重を持った防衛費を予算として計上するのが適当であるかということについてお尋ねを申し上げたいと思います。その前に岸総理が福祉国家を建設する、これは全く賛成である、これは私どもも同感であります。従ってまた同時に、今年度の予算が防衛関係で一〇・八%、民生関係で一〇・五%ということで防衛費の方が比重が多い、これはけしからぬ、まあこういうお話であるわけでありまして、私どももできるだけ福祉国家を建設する限り……
○担当委員外委員(塩見俊二君) 時間も大へんおそくなりましたので、私は地方財政あるいは地方税関係でいろいろ承わりたいと思いましたが、時間がございませんので、大体府県税及び市町村税で五〇%以上の税額を占めております事業税、固定資産税を中心としてお伺いしたいと思います。私も実は昨年夏以来地方制度調査会の財政部の委員といたしまして、また党内の臨時税制調査会の委員といたしまして、国税、地方税をめぐる昭和三十四年度の税制改革につきまして関与して参ったのであります。まあ自治庁におかれましても、大局的な判断をされまして非常な御苦心の結果、ともかくも国税、地方税を通じまして七百億円の減税が実現をしたということ……
○塩見俊二君 まだ主税局側がお見えになっておりませんので、お見えになってからお伺いしたいと思います。 私は、きょうの問題は非常に重大な問題であると思うわけですが、しかしながら、問題自身はやや技術的な感じがしますので、主として国税庁の長官、それから主税局長からお答えをいただきたいと思います。 御承知の通り、税金の問題も若干緩和されてきたようでありますが、それにいたしましても、まだまだ日本の国民生活の水準からいたしましても、相当に税の負担は国民の重大な苦悶の的になり、また、いろいろ批判の的になっておる重大問題であるだけに、政府におきましても、毎年相当の減税を行いまして、負担の軽減をはかって参っ……
○塩見俊二君 私は、若干の時間をちょうだいいたしまして、昭和三十四年度の税制改革の問題、減税の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思います。 大蔵省からちょうだいをいたしました「租税及び印紙収入予算の説明」この説明書の順を追ってお尋ねを申し上げたいと思います。まず、三ページを開きますと、昭和三十四年度の租税収入の総額が一兆一千二百十二億になっております。そして同時に、歳入歳出予算は御承知の通り、一兆四千百九十二億、従いまして、総収入のうちで八〇%は租税及び印紙収入が占めておるわけであります。この八〇%の租税及び印紙収入は、これは全く国民の血と汗の結晶である租税収入であるわけであります。この租税収……
○副主査(塩見俊二君) 午前中の厚生省所管に対する質疑は本日は、この程度にいたしまして、残余の質疑は明二十六日午前十時から続行することにいたし、休憩をいたします。 午後一時五十六分休憩
○塩見俊二君 沼田先生に二点ばかりお尋ねをいたしたいと思います。 先ほどのお話を伺ったわけでありますが、まあ、この法律の、法律以前の問題と申しまするか、あるいはこの法律の背景になるような基本的な問題につきまして、まことに含蓄のあるお話を伺った次第であります。そこで、そういった問題につきまして、二点だけお尋ねいたしたいと思います。先ほどのお話によりますると、戦前戦後の民主主義のあり方に非常な変更があり、その最大の変更が、非常にいじめられた、あるいはゆがめられたような国民の声が、集団的な形、あるいはデモンストレーションというような形で公然と述べられるようになった、こういうことに伺ったのでございま……
○主査(塩見俊二君) 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
審査に入る前に、議事の進め方につきましてお諮りをいたしたいと思います。
本分科会の所管は、昭和三十六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府のうち防衛庁、調達庁、経済企画庁及び科学技術庁並びに外務省及び通商産業省所管につきまして審査をいたすことと相なっております。
速記を中止して下さい。
【次の発言】 ちょっと速記をつけて下さい。
本分科会の日程につきましては、お手元にお配りをいたしておりまする日程表、そのうちで調達庁に限りまして、これを二十八日と二十九日の両日に審議をする、かような順……
○主査(塩見俊二君) ただいまから予算委員会第二分科会を附会いたします。
本日は昭和三十六年度総予算中、総理府のうち防衛庁、調達庁及び科学技術庁所管につきまして審査をお願いするわけでございますが、まず、防衛庁及び調達庁を議題といたします。
まず、政府の説明を求めます。
【次の発言】 ただいま防衛庁長官の防衛庁予算に関する説明につきましては、私どもが配付を受けた資料と違っておりますので、ただいまの御説明をあらためて書類で御配付願いたいと思います。
【次の発言】 あらためて御配付願います。
【次の発言】 それでは防衛庁及び調達庁に関する質疑に入りたいと存じます。質疑のある方は順次御発言を願いま……
○主査(塩見俊二君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和三十六年度総予算中経済企画庁所管を議題といたします。
まず、政府から説明を求めます。
【次の発言】 この際御報告申し上げます。
本日、山際日本銀行総裁の御出席をお願いをいたしております。総裁には、大へん御多用中を特に本分科会に御出席をいただきましたことを、厚くお礼を申し上げます。なお、総裁は、午前十時から正午まで当分科会に御出席をいただくことに相なっておりますので、まず、日本銀行総裁に対する質疑から、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 この際お諮りいたします。羽生三七君から、分科担当委員外委員としての……
○主査(塩見俊二君) ただいまから予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和三十六年度総予算中外務省所管を議題といたします。まず、政府の説明を求めます。
【次の発言】 この際分科担当委員の変更について報告いたします。
大矢正君が辞任され、その補欠として森元治郎君が選任されました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 時間がきましたので、結論を願います。
【次の発言】 田畑君に申し上げますが、発言の時間が……。
【次の発言】 午後は二時から再開いたします。
暫時休憩いたします。
午後一時二十一分休憩
○塩見俊二君 簡単なことを渡辺先生にちょっとお尋ねしたいと思います。 日本の経済の現状におきましてフィスカルポリシーが望ましいという先生のお考えには、まず私も同感でございます。それから、さらに日本の経済の総力といいますか、そういった力なり、あるいは日銀はじめ、金融機関の現状なり、あるいは公社債市場の整備等の問題なり、いろんな条件によって制約をされて、したがって、公債の発行の量というものがそういうふうな条件で制約をされるという、この点も私も全く同感でございます。そこで、そういう前提でお伺いをしたいわけなんですが、よく今回の公債発行にあたりまして、あるいは一兆円公債、あるいは五千億減税というふう……
○塩見俊二君 たいへん実際の経験から割り出されました貴重な御意見を拝聴いたしまして厚くお礼を申し上げます。 ただ一点だけ私お尋ねを申し上げたいと思うことがございますのは、私は田原市長と同じ高知県でございまして、この前高知県に帰りまして非常に驚いたことは、すでに総予算の中で人件費の占める割合が五〇%をこえておる町村も出てきておる、あるいは三割、四割というのはざらにあるというようなことで、極端な表現をもって申し上げますると、あたかも地方自治団体は給料支払い団体である。これは極端な表現かもしれませんが、そういったようなふうに、非常に人件費の割合が増大をして、ほんとうの地方の自治活動というものが、こ……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会公聴会を開会いたします。 公聴会の問題は、昭和四十四年度総予算についてでございます。 本日は、午前中お二人の公述人の御出席を願っております。ただいまから順次御意見を伺いたいと存じますが、その前に、公述人の方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中にもかかわりませず、本委員会のために御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。委員一同にかわりまして厚く御礼を申し上げます。 それでは、議事の進行上、お手元に配付いたしました名簿の順序に従いまして、お一人三十分程度で御意見をお述べをお願いいたします。お二人の公述が終わりましたあ……
○委員長(塩見俊二君) ただいまから予算委員会公聴会を開会いたします。 昨日に引き続きまして昭和四十四年度総予算について公述人の方々から御意見を拝聴いたします。本日も午前中お二人の公述人の方に御出席を願っております。 ただいまから順次御意見を伺いたいと存じますが、その前に、公述人の方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は御多忙中にもかかわりませず、本委員会のために御出席をいただきましてまことにありがとうございます。委員一同にかわりまして厚く御礼を申し上げます。 それでは、議事の進行上、お手元に配付いたしました名簿の順に従いまして、お一人三十分間程度で御意見をお述べを願いまして、お二人……
○塩見俊二君 突然の発言でまことに恐縮でございますが、ただいまの野上委員の質問にも関連をすると思いますので、一言外務大臣に御所見を伺いたいと思います。 御承知のとおり終戦後百二十カ国とかいうような、非常な新しい独立国の増加というようなことで、外務省の事務局におきましても、たいへんな事務の急激な増大で、いろいろとお骨折りの点が多いのじゃないかと私は思うわけです。したがって、外交官の訓練等もずいぶん長い時間等がかかりましょうが、私も役所におりましたのでよく承知をいたしておりますが、公平に見て、相当フルに、まあ言いにくいことばではございまするが、普通の役所では退官してあちこちというような方方も、相……
○塩見俊二君 私、たいへんおくれて参りまして、先生の最後のお話しか伺っていないわけでありまして、まことに恐縮に在ずる次第でございますが、最後の御発言の中に、非常に重大な税制の基本に関する問題が含まれておると思いますので、その点につきまして先生のお考えをお伺いいたしたいと思います。 いまの給与所得を比例税率に置きかえていくというような御発言であったように存ずるわけであります。それで、ほんとうに税の公平な負担を考える場合に、あらゆる所得をすべて対等の条件で考えてそれを総合的に比例税率にするということは、これは私は税制の一つの基本だと私自身も考えております。その点におきましては、アメリカやヨーロッ……
○塩見俊二君 松尾先生にお伺いいたしますが、先ほど年金問題につきまして、いまの積み立て方式か賦課方式かという問題で、松尾先生は賦課方式がいいだろうというふうなお考えのように承ったのでありますが、非常に短い時間で簡単でございましたので、もう少し詳しく、二点だけお伺いをいたしたいと思います。 まず第一点は、お話の中に保険料というものが、いわば産業方面でございますとか、そういった方面に使われて先取りになっておるのだと、こういうふうなお話があったわけでございますが、完全な賦課方式をとる場合に、この保険制度というもの自体を、いまのお話から――私は誤解しているかもしれませんが、そういったような保険料を否……
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