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松沢靖介 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは松沢靖介参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松沢靖介参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第25回国会 文教委員会 第7号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 私文教委員といたしまして数日ここにいろいろと皆さん方の御意見なり、御質問を承わりまして、それに対する文部省の答弁、あるいは抱負といいますか、御所信なりを承わったのでありますが、私自身の受け取り方といたしまして非常にその態度というか、しっくりしていない、ただおざなりの御答弁にすぎないような点が多々あると思います。この前の委員会のときにも、この予算の資料についてもう少し詳しく提出すべきじゃないかという意味において出されたのでありますけれども、私本日定時制教育振興会、あるいはその他僻地教育振興会、あるいは教育長からのいろいろの資料を手に入れて参ったのですが、それによりますと、非常にその……

第26回国会 社会労働委員会 閉会後第8号(1957/10/12、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 この問題について大臣に二、三お伺いしたいと思います。  前国会において、健康保険法等の一部改正の審議の最中におきまして、あるいはまた、その付帯決議におきましても、崇首相並びに神田厚生大臣は、単価の引き上げを行なって、医者の待遇を改善をするということを言明されたのでありますが、これは要するに医療経営を通じまして、採算し得る経営費と医者たる生活水準とが保障されて、そうして今後実施されるであろうところの国民皆保険の一大支柱を強力にしようとするその建前のもとにおいてお考えなさったことと思いますが、さように堀木厚生大臣もお考えになっておるのかどうか。

第26回国会 社会労働委員会 第11号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 ただいま竹中委員の質問に対しまして大臣の答弁を承わったのですが、先ほどの十七日の日本医師会代議員の場合におけるところの不信任案の問題ですが、それにつきまして大臣の御答弁は、内部の対立がひどかったように今申されたのですが、私どもはこの内部の対立というようなこと、そのもののよってきたところは那辺にあるかということをよくよくお考えにならなくちゃならぬのじゃないかと私は考えます。われわれ医療担当者、ことに第一線において社会保険の診療に日夜努力しておるそれらの人々の意に反するような、憤激を買うようなことに至らしめたところのそのことに対しまして、私は厚生省といたしましても、あるいは担当大臣と……

第26回国会 社会労働委員会 第14号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 榊原委員の質問の追加質問のようなことからまず始めまして、質問に移りたいと思いますが、第一番には、先ほど医者の生活を向上させるために、この医療の医者に対する報酬なり単価なりを考えなければならぬというお話がありましたが、それらにつきまして、大臣は省内の人たちに命じまして、できるだけ早く事務的に終了したいというようなお話ですが、大臣は、省内の人たちだけでなくて経済学者などもその中に入れまして、そうしてほんとうに非難のない、万遺憾ないような措置を、あるいは対策を講ずる考えがあるかどうか、御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 なお、きのうの公述人のお述べになったそのことに対して、局長は……

第26回国会 社会労働委員会 第15号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 昨日大臣に御質問申し上げたのでありますが、それにつけ加えまして、なお御質問申し上げたいと思います。昨日お尋ね申しました今回の提出されましたところの健康保険法等一部改正法案なるものが、保険医療組織に対しましての合理化を行なって、そうして健康保険制度が高い医療水準を維持するために提案されたという説明がありましたので、私は昨日もこの点につきまして、この医療組織の制度の合理化という問題、すなわち保険制度の合理的運営といいますか、それらのことについての一体いかなるものが合理的運営であるかということをお尋ねし、かつまた、現行法によっては合理的運営ができないのかどうかということもお尋ねいたした……

第26回国会 社会労働委員会 第16号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 昨日、大臣に対しまして、皆保険の支柱なるべきところの国民保険に対しまして、いかなる国民保険の内容をもとといたしましての皆保険をはかるべきかということを御質問申し上げたのであります。  国民保険というものは、申し上げるまでもなく、市町村を単位としておりまするところの地域保険であるがために、その地方の特有ないろいろな事情や、あるいは地方自治体財政の混乱などがそのまま事業に反映されるおそれがあるものでありまして、財政状態のよい町村の国民保険は発展しますけれども、悪いところの国民保険はふるわないという状態でありまして、現在におきまして、二十九年度の国保組合の約四割が赤字経営であった、赤字……

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 ちょっと今の、管理局長に……。
【次の発言】 管理局長に聞きますが、ただいまの危険校舎の調査というものは、二十九年の五月においてなさったということで、それにのっとって補助を出したという話ですが、三十年になったときにおいてそれの調査の順位というものは変ってくるのじゃないか。あるいは三十一年になったときには二十九年度の危険度の順位というものは変ってくるのじゃないか。そういうところに非常に矛盾があり、またいろいろな事故が発生する原因にもなるのじゃないかと思うのですが、何ゆえに二十九年度の五月のみに拘泥して毎年是正するような調査をやらないのか、その点お伺いします。

第26回国会 文教委員会 第8号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 ちょっと両先生にお伺いいたしますが、鳩森の場合において、外国人がアベック旅館に参る率というものがどのくらいあるか。私自身といたしまして、先ほど神崎先生から申された通り、神町の小学校が、文教地区になったという、その問題につきまして、私自身といたしましても、非常に苦労もいたしましたし、あるいは努力もいたしました。そうして、あのいわゆる進駐軍のあの風紀問題に対しまして非常に難儀をして解決した事情を知っておりますので、今後のいわゆる全国のケースの場合において白線地区というそのスタートを切ったものは、結局ああいう場所における進駐軍のやり方が一つの範例を示したのじゃないか。やはり神町の場合に……

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/11、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 野本委員からも御質問があったのですが、私自身といたしましても、大臣のおられるこの席において御質問申し上げたいのですが、実はある再建団体の、ある県に対しまして、自治庁から教育定数に関しまして再検討するようにという指示があったという新聞を見ましたので、その点につきまして、大臣におかれまして、いろいろの今までの質問中にもありました教育定数の圧縮の問題が相当論じられておる今日におきまして、県としてすでに教育予算において県会に提出しておるそのものに対しまして教育定数を再検討するようにというような指示が自治庁からあったとすると、教育定数に対しましても、あるいはまた教育そのものに対しましても非……

第26回国会 文教委員会 第11号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 私立大学がわが国の教育振興に尽した功績というものは非常に絶大なものと考えますが、それにつきまして、先ほどのこの表を見ますと、学生が設備、施設の費用とか、あるいは維持費とか、さような面で非常に余分な寄付をしておるように見られます。また入学金として出しておるようなことも、この表によってもうかがわれますが、これにつきまして、ある程度のものであったならば、あるいは差しつかえないのじゃないかと思いますが、しかしながら過重なものにこれがなった場合においては、非常な教育の機会均等というような線までもゆがめられるような結果になるのではないかと考えますので、灘尾文相といたしまして、これらの点につい……

第26回国会 文教委員会 第16号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 本日鉄道関係の方がおいでになったこの機会において、バスの料金、あるいは鉄道の料金の割引の問題が論議されたのでありますが、あるいは要望があったのでありますが、私はなお別の観点から、この運行時間ということから、いわゆる授業時間ということに関連しまして、非常に授業時間が運行時間によって左右されるということの意味において、関係当局におきまして、この授業時間に支障を来たさないようにしていただきたいということを私は申し上げたいと思います。たとえば八時半から授業を始めたいというのにバスなり、あるいは汽車の時間がそれに間に合うように発着しないということのために九時にしなくちゃならぬ、あるいはまた……

第26回国会 文教委員会 第18号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 関連して一つ。またあとで証人が来たときのととも関連いたすので、お聞きしたいのですが、この問題についてはこの委員会で問題になって、始終文部省も指導されておったというふうにお話を聞いておったのです。従って今度のこの勤務評定並びに昇給昇格に関連した措置については何ら文部省の方に事前の連絡がなかったのか、そしてまた、そういう点について事前の連絡があったとしても、文部省としてこれを承知されたために、愛媛県に対してどういうような措置をまあ今まで指導して来た、関連しておとりになったのか、そういう点を一つお聞かせいただきたい。

第26回国会 文教委員会 第19号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 文部省の方にお伺いいたしますが、今回の飛行場周辺地区の騒音の問題につきましては、羽田だけが、私は問題点であるとは考えておりません。自分の方を言ってはなはだ失礼ですが、私の方の山形県の神町における自衛隊の飛行場の問題につきましても非常な問題が起りまして、防音装置といいますか、防止といいますか、かような点で、その防止会といいますか、隊を作りまして何とかしていただかなければ、学校の教育振興にならないというような意図のもとに相当問題になっておるのでありますが、これらの点につきまして、文部省として今までメイファーズというような意味において、何ら御関心を持っていなかったのかどうか、かような点……

第26回国会 文教委員会 第21号(1957/04/18、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 ただいままでのいろいろのお話を伺つておりますと、私は教育の振興といいますか、向上というものに対しまして非常に寒い心を――寒心を持たざるを得ないのであります。あなたのおっしゃることが、すなわち、ただ単に愛媛県の問題だけでないと私は考えております。そのおっしゃる答弁にいたしましても、ほんとうに国の教育を思い、県の教育を思った精神を表わすべきじゃないかと私は考えておるのですが、しかし、私はごもっともな意見であったならば、何も御質問を申し上げまいと考えておりました。教育長は、教育長としての教育の信念に基いておやりになつたのではないか、あるいは教育委員長は、教育委員長としての教育の信念に基……

第26回国会 文教委員会 第32号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 関連して。ただいまの政務次官の御答弁によりますと、政府がこの問題に対して御賛成なんであるというようなことをおっしゃったが、先ほどの局長の説明によりますと、政府はこの法律案に対して反対であるということをお聞きしたのですが、その食い違いに対してどういう――政府というのは二つあるのですか、三つあるのですか。(笑声)その点お聞きしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの政務次官の御答弁に対しまして、局長が先ほど政府の所信態度を述べられたそのことと食い違いがあるかどうか、局長より御答弁を願います。
【次の発言】 いろいろと拝聴いたしますと、一言にして言うならば、支離滅裂というのが皆様方の……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/05/19、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 灘尾文部大臣に御質問いたします。  先ほども松永委員から御質問ありましたように、岸内閣のいわゆる社会福祉拡充の問題につきまして、今回の提案されましたこの法案というものはそれに背馳したものでないかとも考えられる点が多々あるようにも存じますが、先ほども松永委員が申されました、私が一つの例を申し上げますならば、標準報酬が四千円を今度六千円に値上げしたというようなこと、この点につきましても、いわゆる薄給者に対しましての一つの圧力をかけた、いわゆる非常な負担を増加したということに相なるのじゃないかと思いますのですが、いわゆる医療の保障という問題、あるいは社会保障制度というような、拡充強化と……

第28回国会 社会労働委員会 第12号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 関連して、今、料金の規定を設けるというお話を承わったのですが、この料金の規定を設けることについて、私は、二つ考えなければならぬ点があるかと思います。一つは、料金というものが非常に安いものである。昨年問題になりました鳩森の、特殊な旅館形態かもしれませんが、ああいうふうになる場合と、非常に暴利的な高い料金を取るというような、この二つの場合があると考えますが、それについて中庸的におやりになるのか、あるいはまた、組合などに自主的におまかせするのか、そういう点の考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今のお話、大体わかりますが、ある場所に二つの組合あるいは三つの組合なんて、そういうこ……

第28回国会 社会労働委員会 第16号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 提案者に対しまして、二、三質問を申し上げたいと思いますが、この身体障害者、ことに目の障害者に対しまして、この法案は非常に私は非常に有益なものと思いますので、この提案者に対しまして敬意を表するものでありまするが、まず、その提案者といいますか、ちょっと質問がはずれるかもしれませんが、あるいは問題は専門的な問題にもなるかもしれませんが、それについて御答弁ができなかったら、できないでもよろしゅうございますが、ここにありまするところの、第一条にある、いわゆる角膜移植術を受ける者に疾病を伝染させる、そういういわゆる伝染病を起す危険のある場合に対しましてのいわゆる伝染病というそのものについて御……

第28回国会 社会労働委員会 第20号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 ちょっと提案者に御質問いたしますが、衛生技師の仕事というか、業務というのは、非常に広範囲なものと思います。この第二条に掲げてあります通り、「細菌学的検査、血清学的検査、血液学的検査、病理組織学的検査、原虫・寄生虫学的検査その他の政令で定める検査」、かように、相当の広範囲なものと思いますが、この広範囲ないろいろのその検査の種類の中において、全部をやるのがその仕事であるのかどうか、あるいは一部をやられるのもその業務として認め得られるかどうか、この点を御答弁願います。
【次の発言】 そうしますと、相当広範囲な業務になりますが、一例をとってみますと、病理組織学的検査というものになりますと……

第28回国会 社会労働委員会 第23号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 二、三、局長にお聞きしたいと思いますが、先ほどの御説明によりますと、今度の生業資金のいわゆる増額されたということは、関係担当官の希望あるいは母子世帯の要望、そういうようなものが相当大きかったから、多かったからこういう工合におやりになったということをお聞きいたしたように記憶しておりますが、そのほかに、いろいろ個々の点について、たとえば仕度資金、事業継続資金、住宅補修資金、技能習得資金、それから生活資金、修学資金、修業資金、それらの点について増額の希望がもっとあったかどうか、そういうことについて御質問申し上げます。
【次の発言】 ただいまの御説明によりますと、資金の限度というものがあ……

第28回国会 社会労働委員会 第24号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 簡単に二、三お伺いしたいのですが、未熟児の養育医療をするところの指定医療機関というものが、その指定をするために何か基準があるかどうか、あるいはまた都道府県知事が勝手に指定をするのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは官公立、私立を問わず、ただいま局長のおっしゃったような施設の内容を持っておる所では、そういうものを知事の方に指定願いとか届出とか、そういうことによって指定養育医療機関になれるのかどうか。
【次の発言】 その診療報酬の点ですが、診療の報酬は健康保険の診療報酬の例によるとなっていますが、その点について私はかような診療というものは、健……

第28回国会 社会労働委員会 第26号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 ただいま内藤局長の説明団によりますいわゆる定時制高等学校の問題ですが、所によって、定時制教育も、前期、後期の二つに分れている所がございます。その前期を取った場合において、後期の単位を訓練所の方で取るように措置を講ずるというような便宜が得られないものでしょうか。どうですか。
【次の発言】 そういたしますと、今御説明によりますと、必ずしもその後期というものを訓練所の方に取り得ないということはないとも言えるのですね。
【次の発言】 そうしますと、通信教育なりで補えれば、そういうことはあり得るということに了解してよろしゅうございますか。

第28回国会 社会労働委員会 第28号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 この保険法の改正に対しまして、一、二御質問いたしたいと思います。  今回のこの改正の場合において、いろいろと内容を検討した場合において、もう少し拡充強化すべきじゃないかというよう点があるように思われますが、それらの点について、この程度にとどめたということは、結局予算的措置ということから起ったものかどうか、あるいはまた、日雇健康保険はこれくらいの程度で差しつかえないという考えのものにおやりになったのか。ことに、ただいま問題になっておりますところの社会保障の問題、すなわち年金の問題にいたしましても、すべてこれらのいわゆる恵まれざる人、低額所得者に対しての愛の手を差し伸べるということが……

第28回国会 社会労働委員会 第30号(1958/04/25、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 良好な失業保険事務組合に対して報奨金を交付するという規定を設けておるようですが、この保険料の納入の状態というのはどういう工合になっておりますか。
【次の発言】 やはりこういう報奨金制度というようなものを設けないと、保険料の徴収というものは悪いものなんですか、どうなんですか。これを設けたその趣旨といいますか、やはりそういう報奨金を設けた方が、よりよい保険料の徴収ができるというお見込みでこういうことをやっていると思いますが、ちょっと何だか私から見ますれば子供だましのようなことで、果して保険料というものが集まるのかどうか、私は、保険料の徴収の悪いということは、経済的要素が影響してくるの……

第28回国会 文教委員会 第5号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 松永文部大臣に御質問いたしたいと思います。  憲法に明示されておる通り、国民はすべて能力に応じて教育を受ける権利を有するものであるにかかわらず、交通困難、さようなことのために文化的あるいは経済的に立ちおくれておるところのいわゆる僻地における教育が非常に、あるいは等閑に付せられておると言っても過言ではないような状態に相なっておる。このことに関しまして、松永文部大臣は三十三年度予算に対しましてどういう予算を重点的にお考え下さったかどうか。それらの点についてお聞きしたいと思うものでありますが、この点につきまして、すでに申し上げるまでもなく、二十九年のへき地教育振興法が可決された場合にお……

第29回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 関連。今の答弁を開きますと、甲表が合理性がある、乙表が合理性がないという、そのおっしゃるそのことに私は非常に理解できない点が多々あるのです。合理性のない乙表を何ゆえにそれじゃ厚生省案として出したのか。まあそういうような点は、きょうの質問は事務的であるというなら、ここで責任者のない今日の委員会において質問するのはどうかと思いますが、まあそれはそれといたしましても、合理性があるというのは、私は診療の部面じゃないと思う。医療費の部面に対して、あなた方が考えるような合理性を持っておるというようなあなた方の考えであると思う。診療、いわゆる治療の問題に対しまして、甲表が合理性があるとか、乙表……

第31回国会 文教委員会 第6号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 ただいま大臣から御所信を承わつたのでありますが、大臣は、義務教育の充実に力を今後傾けるとおつしやられたのでありますが、大臣は御承知かどうか知りませんが、私は新聞で承わつたのですが、七日付文部省通達の、小学校の教育課程に関する立法措置という、各都道府県に通達になつたものと存じますが、そのねらいというものは、戦後登場いたしました六三教育のいわゆる新教育が、やはり教育課程とか、あるいはその他のいろいろの面について、何かしら不都合があったのか、あるいはまた、いろいろ前にも問題になりました学力の低下というようなことにまで考え及んで、かくのごとき措置をなさったのかどうか、その点についてお伺い……

第31回国会 文教委員会 第11号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 二月十日付の会議録に、この前、大臣に御質問を申し上げましたその中に、第五ページの三段と四段に、三段は二十二行目というのですか、それから四段は二行目というのですか、そこに「偽善者」と書かれております。これは「偽善者」でなくて私の申し上げたのは、言葉はいい言葉じゃなかったかもしれませんが、「次全者」です。次の全き者という意味で「次全者」と申し上げたのですが、ずうずう弁でお聞き取りにくくって、こういう「偽善者」ということになったのかもしれませんが、言葉をかえてみれば第二次者という意味のことであってそういう意味の第二次という意味なんですが、その点について「偽善者」とここに書かれてあると、……

第31回国会 文教委員会 第14号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 今、養護学級のことについて御質問あったようですが、最近非常にいい傾向になったのは、ところどころにありますところの結核療養所が、その回復期にあるところの先生が先生になって、そうして子供とで、まあ養護学級というものが編成されまして、そうして養護教室を作るというような傾向が多くなりつつあるのでありますが、この点につきまして、地方の教育委員会、あるいは地方の自治体なども非常に熱心に、それから病院そのものも熱心にやらなくちゃならぬという熱意のもとにやっているのですが、先ほどのお話を承わりますと、これらの施設に対しましても、補助といいますか、そういうものが与えられるものかどうか。あるいは、先……



各種会議発言一覧

4期(1956/07/08〜)

第31回国会 文教委員会公聴会 第1号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○松澤靖介君 渡辺公述人にお聞きしたいと思いますが、あなたには社会教育主事と公民館主事を兼務されておりますが、あなたは社会教育主事を主と考えていなさるのか、あるいはまた公民館主事を主と考えて、いわゆる社会教育を推進すべきだということの意味において、先ほど申された通り、いわゆる公民館主事が必置制でない、任意制であるがゆえに主体性をなくするというような意味において御反対のような御意見と拝聴したのですが、そういう意味において社会教育主事よりも公民館主事の方を主と考えて社会教育を推進すべきであるというお考えであるかどうか、伺いたいと思います。


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ページ更新日:2024/10/18
データ入手日:2024/10/10

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