このページでは近藤鶴代参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。近藤鶴代参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○近藤鶴代君 ちょっと関連して。ただいまの大臣のお話、それから林田委員のお話、湯山委員のお話を伺っておりまして、この問題は非常に今の教育の基本的な大事な問題であると思いますので、私は後日もっと皆さん方と研究をしてみたいと思うのでございますけれども、ただここで大臣に一言お尋ねいたしたいと思いますのは、その構想を来年度から実施をなさる御予定でございますか。そしてまた対象になる学校を選定なさいますときに、どういう学校を対象として御選定になりますでしょうか。そういうことについてもしここで伺えましたら伺いたいと思います。
○近藤鶴代君 この間からいろいろ勤務評定の御議論を伺っておるのですが、大きい問題ではございませんけれども、ただいま矢嶋委員のおっしゃいました、これをすることのプラス、マイナスいろいろあるが、マイナス面の一つとして、生徒が知り、父兄が知り、というようなことをおっしゃったんですが、私どもかつて教職にあった者が、今のような形式であるかどうかわかりませんけれども、やはり勤務評定のようなものがつけられていたと思うんです。けれども、それを先生自体があまり関心を持たなかったかもしれないけれども、生徒もそういうことを知っておったというような気がいたさないのですけれども、ただいま御発言になりましたような実例があ……
○近藤鶴代君 最後にちょっと議事進行について。私はこの前に参考人と呼びましたときにもそういう感じを持ちましたのですけれども、きょうも重ねてそういう感を深ういたしましたので、今後もあることでございますので、委員長において気をつけていただきたいと思うのです。と申しますことは、参考人を呼ぶことは参考人の意見を聞くことが主目的なのでございますから、参考人に対して時間を制限するようなことはよほどの場合でなければ失礼だと思います。それよりは、委員がこの場で、まるでその問題に対して専門家同士が集まっていてわかるにもかかわらず、それに関する自分の心境であるとか、あるいは周辺のいろいろな説明をなさるために、演説……
○近藤鶴代君 関連質問を長くお許しになる時間が、まだあるのでしょうか。――私、関連ではないわけですが、もう時間がないと思いますので、ごく簡単に、一言だけ……。実は午前中の五人の参考人の方々の御公述と、それから引き続きまして午後の質疑によりまして、私がお尋ねいたしたいと思いました法案の内容とか、あるいは運営とか、あるいは社会教育の実態というようなことについての疑問は解消いたしましたので、時間がなければ、もう発言はしなくてもいいと思っておったのですが、お許しをいただきましたので、一言、真野参考人にちょっとお尋ねしてみたいと思います。 午前中の公述の際にお述べになりましたときに、社会教育委員の方々……
○近藤鶴代君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和三十三年度一般会計予算補正(第2号)の政府原案に賛成の意見をきわめて簡単に申し述べたいと存じます。 この補正予算は、総額歳入歳出ともに百十八億五千三百万円でありまして、昭和三十三年度予算成立後に生じた事由に基いて、当面必要とされる最小限度の予算補正措置を講じようとするものであり、歳出は昭和三十三年に発生した災害復旧事業費を初め、社会保障関係、義務教育費国庫負担等、法律によって規定された国家の義務支出であり、財源としては関税、相続税、砂糖消費税、専売納付金等確実な増収見込み額をもってこれに充てられております。昭和三……
○近藤鶴代君 各派共同提案でございますので、あらためて賛成の言葉を述べる必要もございませんが、ただいまの千葉委員の御提案になりました決議案は、まことに義務教育の充実ということに関しましての適切なる御決議でございますので、心から賛意を表する次第でございます。(拍手)
○近藤鶴代君 一つは、ただいまほかの先生方から御発言がありました中にも含まれておりますけれども、国宝とか、あるいは文化財の保護という点についてほんとうに何か力の足らないというようなものを感じるわけなんですよ。いろいろな文化財が失われるとか、あるいは国宝のものに傷がついたというときに、ときどき文化財保護委員会というようなものを思い浮かべるような状態であるということは、将来にとっても非常に大事なことだと思いますので、私も何か保護委員会……、文化財とか国宝というものを認定するとかなんとかいうことについての専門的な方々が集まっておられる保護委員会というものがもら少し力を持つというような形にならないか、……
○理事(近藤鶴代君) これにて散会いたします。 午後一時五分散会
○近藤鶴代君 ただいま吉江委員が二回目の御発言になりましたことを私も少し申し添えたいと思っておったのですが、ただいまの御発言でもう必要はないかと思いますが、私もこの際一言つけ加えたいと思います。建国記念日というような重大な問題はなかなか容易にいつの日にするかということは取りきめは行なわれないものでございます。ただ、しかしながら、たまたま文教委員会が取り扱います請願の中にこの趣旨が入っておったことはおそらく日本国民の大多数の方々が何を標準にしておられるかは別といたしまして、国の誕生日が持ちたい、建国日が持ちたいというこのすなおな気持の請願がいろいろな憶測を持って採択されないということは決していい……
○近藤鶴代君 岡さんね、その主要学校といっても、主要学校の観点が違うとまた違うでしょう。だから先生は、こういうところと聞き及んでおられるうわさの学校の名前でも少しはっきり出されたら、早く資料が集まるんじゃないかしら。こういうところというところを。
○近藤鶴代君 九大のことに関連して……。
先ほど局長さんの御説明を伺っておりまして、私が聞き損じたのかどうか、ちょっと疑問の点があるのですけどね。その出題が非常に適当でなかったということがわかったのはもう採点をする前でございますね。そういたしますと、その採点のときにその問題を出さなかった問題として処理をするということが一応されたわけなんですね。――そうでございますね。そうしますと、それでもなお水増しで人を入れなければならないというのはどういう根拠になるのでしょうか。そこがちょっとわからないのですけれども、もう一ぺん説明して下さい。
【次の発言】 そうしますと、そういう問題が雑誌に出ておったと……
○近藤鶴代君 ただいま議題となりました女子教育職員の産前産後における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して、提案の理由並びに内容の概略を御説明申し上げます。 去る昭和三十年の第二十二回国会において、参議院の各党各派の共同提案にかかるこの法律が成立し、その施行によって、補助教員の配置状況は漸次充実して参りました。しかしながら、この法律の趣旨、すなわち労働基準法に規定するところの十二週間を最低として休業させ、その期間を補助教員配置の期間とするという精神は、いまだに徹底を欠き、補助教員を完全に配置しておりまするところは十二県にとどまり、その他の府……
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず委員の異動について報告いたします。
去る十一月一日宮澤喜一委員が辞任され、その補欠として苫米地英俊委員が選任されました。
【次の発言】 次に、国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行なうことといたします。
御質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 他に御質疑のおありの方はございませんか。
それでは本日はこれにて散会いたします。
午後零時十分散会
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。このたび私、外務委員長に選任いたされました。委員の皆様方の御協力を賜わりまして、その任を全ういたしたいと存じます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月二日、石田次男委員が委員を辞任され、その補欠として竹中恒夫委員が選任されました。
三日、青柳秀夫委員が委員を辞任されました。
本日、森元治郎委員が委員を辞任され、その補欠として戸叶武委員が選任されました。
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 通商に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国とインドネシア共和国との間の友好通商条約の締結について承認を求めるの件、以上、本院先議の両件を便宜一括議題といたします。 なお、小坂外務大臣が御出席いたされておりますので、国際情勢に関する調査も、御質疑がございましたら、この際あわせて行なうことにしたいと思います。 まず、前回提案理由の説明を聴取いたしましたペルー共和国及びインドネシア共和国との間の条約、両件につきまして、さらに補足説明を外務省当局から聴取いたしたいと思います。
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月十一日、小沢久太郎委員が辞任され、その補欠として永野護委員が選任されました。
【次の発言】 次に、通商に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国とインドネシア共和国との間の友好通商条約の締結について承認を求めるの件、以上、本院先議の両件を便宜一括議題として、前回に引き続き質疑を続行いたしたいと存じます。御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、通商に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国とインドネシア共和国との間の友好通商条約の締結について承認を求めるの件。以上、本院先議の両件を便宜一括議題として、前回に引き続き質疑を続行いたしたいと存じます。
御質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 もう少し手があかないそうでございますから、このあと条約案件の残っておりますものを佐多先生に御質疑を願いまして、そのあとで……
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十三日、竹中恒夫委員及び戸叶武委員が辞任され、その補欠として二見甚郷委員及び森元治郎委員が選任されました。
【次の発言】 次に、理事補欠互選についてお諮りいたします。先般委員を辞任されました理事森元治郎委員が再び委員になられましたので、理事の補欠に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に通商に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国とインドネシア共和国との……
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の移動について御報告いたします。本日曾祢益委員が辞任され、その補欠として相馬助治委員が選任されました。
【次の発言】 次に、関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表に掲げる譲許を修正し、又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件、関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表に掲げる譲許を修正し、又は撤回するためのドイツ連邦共和国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件、以上、衆議院送付の両件を便宜一括して議題にいたしたいと存じます。両件は、一昨……
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十七日相馬助治委員が辞任され、その補欠として曾祢益委員が選任されました。また二十八日苫米地英俊委員が辞任され、その補欠として宮澤喜一委員が選任されました。
【次の発言】 次に、日本国とフィリピン共和国との間の友好通商航海条約の締結について承認を求めるの件(衆議院送付)を議題といたしたいと存じます。本件は、去る二十六日衆議院から送付されまして、本付託になりましたから、念のために申し上げておきます。
本件につきましては、先般提案理由の説明を聴取いたしましたが、さらに補足説明を外……
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 第二次国際すず協定の締結について承認を求めるの件、関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表に掲げる譲許を修正し、又は撤回するためのアメリカ合衆国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件、関税及び貿易に関する一般協定に附属する第三十八表に掲げる譲許を修正し、又は撤回するためのドイツ連邦共和国との交渉の結果に関する文書の締結について承認を求めるの件。日本国とフィリピン共和国との間の友好通商航海条約の締結について承認を求めるの件、 以上衆議院送付の四件を便宜一括議題として、前回に引き続き質疑を続行いたしたい……
○委員長(近藤鶴代君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
当委員会におきましては、毎国会、国際情勢等に関する調査を行なって参りましたのでありますが、今国会におきましても、従前どおり国際情勢等に関する調査を行なうこととし、議長に対して調査承認要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお要求書の案文の作成及び手続等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散……
○近藤鶴代君 私は自由民主党を代表して本案に対し賛成の意思を表明いたしたいと存じます。 まず、本案に盛られております両研究所の新設は海洋科学の基礎的研究と産業経済に関するものでありまして、現在、大学の研究施設として最も要望されているものであり、まことに時宜に適した措置と申すべきであると考えるのでございます。 次に、国立工業高専十二校の新設は、現下の社会の要請にこたえて中堅技術者の養成と科学技術の振興をはかる上にきわめて適切な措置であり、今回十二校にとどまったのは、むしろ少きに失すると思われるほどでございます。私は大学制度をも含めてのわが国の高等教育制度の再検討が現在最も重要な問題であると思……
○国務大臣(近藤鶴代君) 私は、このたびはからずも科学技術庁長官の重任をになうこととなり、その責任の重大さを痛感いたしますとともに、微力ながら科学技術振興のためあらゆる努力を払ってその責を果たしたいと念願いたしております。委員各位の御支援御協力を切にお願いいたす次第でございます。 さて、最近諸外国における科学技術の進歩発達は、そのテンポにおいても広さにおいてもまことに驚異的なものがあり、率直に申しまして、わが国の科学技術の一般的水準は、世界の先進国に比べて相当の格差のあることは御承知のとおりでございます。このような時に、わが国においては、一方に貿易の自由化を間近に控え、世界の先進諸国に伍して……
○国務大臣(近藤鶴代君) ただいま山本委員から御発言になりましたように、全くわが国の災害は自然的な条件、また非常に盛んになって参りました産業投資というようないろいろな事情で、年々歳々思いがけない災害をこうむっておるのでございますが、常に災害のあとからいろいろと問題が起きておるようでございます。で、何とかして災害の起こらない前に相当多額の費用をもってこれを防ぐことを考えなければならないということは、すでに非常に長い間にわたって考えられて参ったところでございますが、先ほど仰せになりましたように、参議院の当委員会におきまして防災科学に対しての御決議をいただきましたので、科学技術庁といたしましては、抜……
○国務大臣(近藤鶴代君) 加藤委員の御指摘のように、技術導入が好ましいことではないといたしましても、相当行なわれているということは、結局、貿易の自由化が世界的な規模で進行しております現在といたしまして、国際自由競争裏において相当の輸出の増加をはかっていきたい、また経済発展を期するためにも、すぐれた科学技術が基盤とならなければ、産業の発展がないというような観点からこういうことが起こっているわけでございます。しかし、何といたしましても、国産技術を進展させて、それによっていかなければならないということはお説のとおりでございまして、私どもといたしましても、従来特に国産技術の進展のためにいろいろと努力を……
○国務大臣(近藤鶴代君) 水戸射爆場の返還につきましては、もうすでに長い間地元の皆様方からは非常に熱心な御陳情がございまして、当委員会におきましても、それを体して、各委員の方々からもきわめて熱烈な御意見なりお話をしばしば承って参ったわけでございます。私どもといたしましても、まことにごもっともなことと存じまして、今日までもできるだけの努力を重ねて参りましたけれども、何とかして一歩前進の形を取りつけたいと思っているやさきでありまして、本日のこの御決議に対しまして、今後さらに努力をいたして、御期待にこたえるようにいたしたいと存じます。
○国務大臣(近藤鶴代君) けさは私は小笠原流で参っておりまして、あまつさえ自動車の流れの中にはまり込みまして、おくれましたので、たいへん御迷惑をおかけいたしましたことをおわびいたしておきます。 ただいま阿部委員のお尋ねになりました原子力の問題は、御承知のように、日本の原子力発電の問題は、昭和四十五年に百万キロワット、昭和五十五年に七百万キロワットということを目標といたしたまして、目下のところは研究の段階でございます。したがいまして、当面の石炭問題と一緒になって出てくる性質の段階に参っておりませんので、たしか調査団の御報告の中にもこの問題は取り上げられてなかったと思います。早くそういう時代が参……
○国務大臣(近藤鶴代君) 最近の驚異的な科学技術の進歩と社会のあらゆる部門への科学技術の浸透によって科学技術振興に対する社会的要請が飛躍的に増大しつつあることは、世界の趨勢であります。 近年におけるわが国の急速な経済発展と国民生活の向上においても、この間におけるわが国の科学技術の進展が大きな要因となっていることは明白な事実であり、今後わが国が海外の先進諸国に伍して貿易自由化による国際競争に耐え国民生活の向上をはかり、かつ、将来における繁栄を確保するためには、今や国として格段に科学技術の振興をはからねばならぬことを痛感する次第でございます。 このような観点に立って、私は昭和三十八年度におきま……
○国務大臣(近藤鶴代君) ただいま議題となりました日本原子力船開発事業団法案につきまして、提案理由を御説明いたします。 わが国が原子力を人類社会の福祉と国民生活の水準向上のために利用する目的でその研究開発に着手してより、すでに七年余りの歳月をけみしております。その間、関係者の努力の結果、すでに国産第一号炉の完成を見、また発電第一号炉の建設が着々と進められているなど、その成果はまことに見るべきものがございます。 この間、原子力を船舶の動力として利用することにつきましては、わが国は、世界第一の造船国として、また有数の海運国として、ことに深い関心を持ち、昭和三十二年以降研究を進めて参りましたが、……
○国務大臣(近藤鶴代君) ただいまお話のございましたように、昭和三十四年の八月に発明実施化試験費補助金として九十万円を交付した。そうして三十六年三月三十一日にこの試験が終了したという報告は承知いたしております。
【次の発言】 書類は判をつきます限り一応目を通すことは通すわけでございますけれども、何分まだ就任早々のことでございましたし、仕事になれておりませんので、どういう文言で、どういうことを書かれてあったかということまで私記憶いたしておりませんけれども、判こをついた書類は必ず目を通していることだけは事実でございます。
【次の発言】 たいへんうろんなお話で申しわけないと思いますが、私もう一度それ……
○国務大臣(近藤鶴代君) 具体的なことでございますので、政府委員のほうからお答えをさせていただきます。
【次の発言】 十分やっていけるという見通しを持ってこの法案の御審議を願っておるわけでございますが、そのためにも一日も早くこの法案が通過いたしまして、その面についての努力をいたして参りたいと思っておるわけでございます。
○国務大臣(近藤鶴代君) 答弁に入ります前に、一言皆様方におわびを申し上げたいと思います。ふとしたことから不健康な状態を続けましたために、長期にわたって欠席をいたし、大事な本委員会の審議に対しまして支障を来たしましたことは、まことに申しわけないと思っております。この際、おわびを申し上げます。なお本日、先ほど委員長から仰せのございましたように、私の答弁にあたりましては着席のままお答えすることをお許しいただきたいと思います。
【次の発言】 一つの研究船としての原子力船を官民一体になって仕上げていきたいということは、民間側も非常な熱意を持って協力されるということにおいてこれが始まったわけでございます……
○国務大臣(近藤鶴代君) この法案を審議し、制定されます過程において、おそらくそういて問題は十二分に考慮されて、なおかつこういう結果になったと思いますので、相当な理由があると思うのでありますが、私の考えますところでは、御承知のとおり科学技術庁の長官は、総理府の外局である科学技術庁の長でございますので、国務大臣をもって充てられてはおりますけれども、命令の制定権がないなど、各省大臣よりその権限がやや狭くなっておりますので、均衡を考慮して総理府の長である内閣総理大臣と運輸大臣が事業団を共管することとなったのではないかと考えます。
【次の発言】 内閣総理大臣の――まあ実質的には書類その他の上において総……
○国務大臣(近藤鶴代君) ただいま議題となりました科学技術庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明いたします。 近年における科学技術の進歩は、まことに目ざましいものがありますが、特に世界の先進国における宇宙の利用及び宇宙科学技術の進展は、通信衛星、気象衛星、測地衛星等を開発してその実用面にも新分野を開きつつあるばかりでなく、これらに関連する科学技術の諸部門の発達を促進し、一国の科学技術水準の向上にきわめて甚大なる影響を及ぼしております。 わが国においてもすでに従来から、宇宙科学技術の振興をはかって参りましたが、これを一段と強化し、かつそのための体制を整備することは、焦眉……
○国務大臣(近藤鶴代君) ただいまお尋ねのございました水戸試爆場のいろいろの問題点につきましては、今日まで政府といたしましても、なるべく早い機会に返還が望ましいという気持を持っておるわけでございます。大体今やっております米軍の試爆の規模だとか、あるいはそのやり方等におきましては、危険性がないということを考えてあの水戸の原子力研究所を設置いたしたわけでございます。その後だんだん施設も多くなって参りまして、その上、誤爆事件などもあるというようなことで、住民の方々の不安も強いようでございますので、相なるべくはこの試爆場をどこかへ変更してもらいたいということは、強く外務省を通して要望いたしておるわけで……
○国務大臣(近藤鶴代君) せんだって大学の先生方の参考人としての御意見を伺ったわけでございますが、このことは、もうすでに原子力委員会におきましても十分検討の材料といたしました範囲を出たものではございませんので、私どもの原子力委員会におきましても、すでにこの問題とは十分取り組んで検討いたしておるわけでございます。
【次の発言】 具体的にこうしなければならないというようなところまで話がまだ進んでおりませんけれども、具体的にしなければならないという考えを持って検討を進めておるわけでございます。
○国務大臣(近藤鶴代君) 科学技術の振興は、何と申しましても研究体制の確立であると思うのでございます。科学技術会議の答申に基づきまして、国立研究所の充実刷新あるいは研究者の養成、または研究環境の整備というようなことに努力を払わなければならないと思い、反面において発明の奨励ないしは新技術の開発というような面になるべく多くの助成をし、その研究の成果を十分発揚するというような基本方針をもって進めて参るつもりでございます。
【次の発言】 豊瀬委員も御承知のとおり、科学技術庁という役所が発足いたしましてから、まだきわめて年数が経っておらないわけでございまして、多くの希望を持ちながら――と申しても、そんな……
○国務大臣(近藤鶴代君) あまり声が小さくて聞こえなかったのですが、何とおっしゃったのですか。
【次の発言】 ただいまのお尋ねの基本法の点でございますが、これは従来から、非常に大事な問題であるというので、あらゆる角度から検討されており、科学技術審議会等それぞれの機関を通じての結論が、まだ出ておらないわけなのでございます。よく、私どもも気になっておりますので、できるだけ今国会に提案して、御審議を仰ぎたいというので、調査を督促をいたしておりますけれども、ただいまのところ、審議会の答申を待って結論をきめなければならないというような問題がございますので、まだ、その見通しも十分でないというような状態でご……
○国務大臣(近藤鶴代君) ただいまお尋ねの件でございますが、原子力潜水艦の寄港の可否ということについては、委員会といたしましては何も今まで申したことはございません。ということは、そういう権限を持っておらないからでございます。で、ただいま仰せになりましたように、いろいろ学者の方々から御意見が出ておりますことは、委員会といたしましても、すでにその点に十分考慮を払うということで、皆さんと御一緒に検討を重ねているのでございますから、どうぞその点のところ誤解のないようにお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 お尋ねの件について、言葉を返すようでございますが、原子力委員会といたしましては、寄港の可否……
○近藤鶴代君 ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。
本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないたいと存じます。
つきましては、互選の方法はいかがいたしたらよろしゅうございますか。
【次の発言】 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいまの江藤委員の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、委員長に村尾重雄委員を指名いたします。(拍手)
○近藤鶴代君 松本さんにお尋ねいたしますが、社会教育法が問題になりました非常にまだ間ぎわでないころであったと思いますけれども、たくさんの婦人団体が反対の何かをなさったことがございます。そのときに、全国地婦連会長山高しげり、山高しげりという名前が先に出て、カッコして地婦連会長と書いてある場合は、私は個人的な見解だと思うのでありますけれども、全国地婦連会長山高しげりという名前が、はっきりとその中にあったことを記憶しているわけなんです。そこで私は、これほど全国的に大きな団体の一つである地婦連の会長が、ここにはっきり反対の意思を表明されたということについては、どれだけの手順を踏まれたのであろうかという……
○副主査(近藤鶴代君) この機会にちょっと申し上げます。ただいま大蔵省から鹿野主計官が参りましたから、念のため。
【次の発言】 まだ鈴木委員は質問が残っておられますので、必ずお帰りになりますし、小山委員の方も間もなくお帰りになるという連絡でございます。
【次の発言】 速記とめておいて下さい。
午後五時三十二分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
郵政省関係の質疑は、これで終了したことにして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは本日は、これにて散会いたします。
午後六……
○国務大臣(近藤鶴代君) 昭和三十八年度における科学技術庁関係の予算案について御説明申し上げます。昭和三十八年度一般会計の予定経費要求額は、歳出予算額百三十二億六千四百万円・国庫債務負担行為額四十四億四千万円でありますが、このほかに、大蔵省所管経費として計上いたしましたものが、歳出予算額十四億九千四百万円、国庫債務負担行為額四億二千二百万円でありますのでこれを合計いたしますと、歳出予算額百四十七億五千八百万円、国庫債務負担行為額四十八億六千二百万円となりこれを三十七年度歳出予算額百二十七億二千九百万円、国庫債務負担行為額三十一億五千二百万円に比較いたしますと、歳出予算額二十億二千九百万円、国庫……
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