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千葉千代世 参議院議員
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千葉千代世[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは千葉千代世参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。千葉千代世参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
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■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

5期(1959/06/02〜)

第32回国会 文教委員会 閉会後第1号(1959/07/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 専従の点でございますが、今文部大臣は望んでいないというようなことをおっしゃったのですが、これは大へんな間違いでございますので、それを指摘しておきたいと思います。  もう一つは、内藤局長が期間の問題について触れられましたのですが、全国の教育長協議会が三年という任期の話し合いをしたけれども、まだ文部省は知らない、こうおっしゃいました。しかし、今までの慣例で、教育委員長協議会あるいは教育長協議会等のお話し合いなさったことがまとまりますというと、それが文部省へいく、文部省ではこれはいいあんばいだ、手がかりができた、こういうことで、全国の教育長の話し合いだから取り上げなければならない、そ……

第32回国会 文教委員会 閉会後第4号(1959/09/21、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今伺っておりますと、吉江委員のおっしゃった言葉の中に、権限の逸脱という言葉がございましたけれども、何か権限の放棄というように考えるわけなんです。この委員会で、いろいろの問題を討議する場合に、私ども委員が判断を誤まらないために、たくさんの資料をあらゆる面からとっていくということは、非常に大事じゃなかろうか、そういう点から、専従者の制限について討議していく場合に、直接被害をこうむる側と、これを施行していく側と、あるいは第三者の学識経験者なりその他の方の御意見を十分にいただいて、私どもが間違いのないような判断を下していく、こういう建前に立ちましてはっきりあらゆる問題に対してこの国会の……

第32回国会 文教委員会 閉会後第6号(1959/10/15、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 先ほどから教員組合の行き過ぎということを再三おっしゃっておりますけれども、終戦後今日まで十四年の間全国の教師たちが営営として日本の教育の民主化のために働いて参りましたけれども、それらの点について教員組合の果した役割の中で、このことがほんとうによかった、こういう点について木下さんからお答えいただきたいと思います。御存じになっている範囲でけっこうでございます。たとえば私どもの考えの中では終戦後の青空教室の中で環境整備の問題やら、あるいは教育財政の問題、たくさんの資料を整えて当局に教育予算の要求というような面について営々努力して参りました幾多の実績がございますし、また教育の法規に関し……

第33回国会 文教委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 五点ばかり質問したいと思いますが、第一群は教職員のふえましたのが五千百三十人とございまして、その単価が上にございますが、この基礎になる学級の人数ですけれども、去年と同じ一学級当たりの人数を算定基準にしたのでしょうか。
【次の発言】 それに関連しまして、この中のたとえば結核休、産休、養護休、こういうようなものについて大体パーセンテージ、養護教員なんかについては学級数が幾ら幾らという算定基準があるわけですけれども、産休につきましても私伺いたいのは、昭和三十年の七月に産休法ができまして非常に活用しておるわけですが、あれが義務設置でございませんために非常に困っておる県に――福島県とか茨……

第33回国会 文教委員会 第6号(1959/12/01、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今資料の要求がございましたけれども、もう一つ追加していただきたいのは、現在まあ東京でございますと各区なら区に保健費というのがございますね、その保健費の使い道を聞いてみましたところが、区によって大へんまちまちであるということで、まあ材料費とか、薬品とかを買ってしまうというとほとんど治療費なんかに渡っていないと、その治療費はだれが持つかというと、PTAが非常に負担している。全国的に一億幾らあるということも聞いたわけですが、しかし、これは詳しく資料を調べたわけでございませんので、できましたらばその資料をいただきたいと思います。都会地の学校と、それから山間僻地の学校、一、二校でけっこう……

第33回国会 文教委員会 第9号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 先般提案者の方から説明がございましたが、そのときに児童負担の問題、それから市町村支弁の問題等がまだはっきり額も決定していないわけなんです。それで、この法案を見ますというと、父兄から徴収するのが建前になっている、こう思いますが、今文部省の方で考えているのは一人当たり幾らを徴収する予定になっておりますか。そのことについてお伺いします。
【次の発言】 二十日以内とおっしゃいましたのですけれども、以内でもいろいろあるわけなんです。伝え聞くところによりますと、初め十七円のお話もあったそうだし、だんだん下がって十一円までいったというようなこともうわきで聞いておるわけです。そうしますと、二十……

第33回国会 文教委員会 第12号(1959/12/24、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私はやはり現在の段階ではまだ少し時期が早いのではないか、こういう意味で保留にしたいと思います。国民の一人としてだれしも国を愛しないものはないし、その国の発展の元をさぐって皆でお祝いするということは当然なことでございますが、しかし、現在のような情勢の中においては、今お互いに民主化の程度もまだ低いこういう中でいきなりこれが取り上げられた場合には、すぐ即紀元節復活という、こういうことになりかねないという風潮がたくさんある。たとえば具体的に申し上げれば、国の祝祭日の中でも憲法発布のお祝いの日には、憲法の発布された二、三年の間は国をあげて政府みずからも国民も一緒になってこれをお祝いした。……

第34回国会 文教委員会 第2号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 その点につきまして、説明いただくときに明細な資料をつけていただきたいのです。あと具体的に言えば、たとえば婦人学級費にしても、項目に載っておりますのは七、八項目ですが、その内容の中に、婦人団体の補助なら補助についてはどんなあんばいにするかという、この予算要求をなさったときの明細書がございますと思いますが、そういうものを各項目にわたってつけていただきますれば、予算の審議のときに大へん早いのじゃないかと思いますが、よろしくお願いいたします。

第34回国会 文教委員会 第3号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今度のこの文教予算の中では、文部省の要求した予算の中でかなり削られたものが多い。しかし、その中で、婦人教育振興費は非常にたくさん取っていただいた。多いことはまことにけっこうですけれども、しかし、この運営について、あるいは費用の使い方について、非常に不安を持つものでございます。一つお伺いしたいのは、社会教育法に基づいて、この社会教育の予算が組まれているのでしょうか。そんなことを一つ伺いたいんですが。
【次の発言】 ああ、そうですが。そうしますと、この中に婦人学級というのがございますが、社会教育法の中には、婦人学級というのがないわけなんですけれども、ないのに、この婦人学級というのに……

第34回国会 文教委員会 第4号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 文部大臣にお尋ねいたしますけれども、岐阜県の専従制限の問題でございますが、私どもは先般衆議院の文教委員の方、それからあるいは労働委員の方と御一緒に調査に参ったわけです。その調査に基づいて二、三質問したいと思いますけれども、昨年の十一月二十八日に岐阜県会は抜き打ち的に専従制限の条例を出したわけですが、これは当時大へん問題になりまして、本委員会でも再三質問したのでございますが、御承知のように、この県議会は全然討論もなく抜き打ち的に非常な混乱の中で採決され。で、この問題はILO条約の批准と関連しまして慎重に対処しなければならない。それにもかかわらず、岐阜県会のこのような強引なやり方に……

第34回国会 文教委員会 第7号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今の件でございますが、薬剤師の職務範囲というのは、ちょっと違うのじゃないかと思うんです。学校薬剤師が置かれる時分には、なるほどプールが盛んにでき始める時分で、水質検査とか、三日に一ぺんはかえるとか、もう一つは、理科室の薬剤の適当なあれを検査するということになっているはずです。保健室はこれは学校医の管轄下でございます。それからプールの水質検査も、これは学校医の全体の保健上の権限であって、その水質がいいか悪いかは、今度は衛生試験所もございますし、保健所を通して調べる機会もございますので、学校全体の保健上の責任は学校医が負っているわけでございます。そういうわけで、歯科の面についてはこ……

第34回国会 文教委員会 第9号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 後ほど決議案が出るわけでございましょうけれども、この決議案の内容の審議はまた別にいたしますか。伺いますけど、取り扱いについて。
【次の発言】 それでは、本法案に対しまして、事務職員の方々が、やはりこの中に事務職員をどうしても加えていただきたいという、そういう要望があったわけです。しかしながら、それが取り入れられないで、決議の形になるということを今伺いしましたのですが、特に事務職員の方々の中で、教育関係の中に、どうしても自分たちが仕事をしている内容について、十分に文部省としても理解をいただいていないのじゃないかという不安がある。具体的には、夜間の場合でも学校給食とか、あるいは金銭……

第35回国会 文教委員会 閉会後第2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 文部大臣は、会わないのが当然な常識のようなことを今おっしゃったのですけれども、これから先、文教の府を担当していらっしゃる場合に、御自分の今まで持っていらした、いわゆる既成概念に合わない者には会わない、気に入らない者は会わない、こういう常識論で文部行政をやっていくおつもりなんでしょうか、どうでしょうか。  それからもう一つは、池田内閣の方針でないようにおっしゃったわけですね。さっきは、自分の考えとして云々とおっしゃった。そうすると、池田内閣が働く者に対して一貫性を持った政策を持っていないということを私は考えておるのです。たとえば総評、これはいろいろな労働組合の連合体でございますが……

第36回国会 文教委員会 閉会後第1号(1960/11/30、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 三点質問いたします。  その第一は、岐阜の県立医科大学の国立移管の件でございますが、今御答弁の中に既設大学の充実を主としてやる、それから公立の移管の問題については一般的に考えているというような、こういうふうな御答弁でございましたけれども、そうすると結論的にはこれはまだ移管する意思がないというわけでございますか。
【次の発言】 報告書にもございます通り、非常に岐阜県としても財政的に支えていくにも限界点にきているということと、それから施設、設備にしても当然これは負担し切れない。それから教授の人事交流なんかも行き詰まっている、いろいろ問題が山積しておって、私どもが陳情を受けましたとき……

第37回国会 文教委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 一つだけ伺いたいと思うのです。大学の教員養成の計画性について伺いたいというのは、卒業した学生さんが専攻した科目によって就職できる者と、できない者とが非常に不均衡を生じているという現状なんです。具体的には、東京なんか例にとりますというと、昨年は三回くらい選考試験をやったのですが、社会科だとか家庭科なんというようなものは選考試験さえやらないわけなんです。というのは、余っているから、こういう理由で、体育とか音楽とか理科とか英語とか、こういう専攻した方たちについては選考できるということになっているわけなんです。そうしてみますというと、大学で学生を募集いたしますときには、就職の可能いかん……

第37回国会 文教委員会 第3号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 ただいま北畠委員から御報告がございましたが、長い間の懸案でございました幼稚園の問題が早くよい解決ができまするように、小委員会を設けて最善の努力をしたいと思います。つきましては、ここに幼稚園の問題の資料がございますが、「幼稚園の現状について」というのがございますが、これを拝見いたしますと、幼稚園の数とか、幼児の数、教員数がおもに載っておりますか、大体北畠委員の報告の中にございましたように、全般の予算、あるいは全国的な給与の実態とか、採用上の隘路とか、教育の内容等、その他ごく概括的でけっこうでございますが、当局の説明をいただきたいと思います。

第38回国会 決算委員会 第3号(1961/02/08、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私、初めてでございますので、恐縮でございますけれども、ただぽかんといきなり読み出されてもわからないのです。どの本の何ページのどこにあって、要点はこれこれ、こういう観点から説明しますということを前置きしていただきたいのですけれども。

第38回国会 決算委員会 第6号(1961/02/20、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。会計検査院に伺いますけれども、この報告書を見ますというと、農林省関係で不当事項として七十八件の指摘を受けていると、そして年々減少していっているけれども、まことに遺憾なところだと、こうございますけれども、こういうふうに各省見ていきますというと、みんな年々減っていくけれども指摘されたのは遺憾であるということでございますが、これは、総合計したら大へんな額になるのじゃないかと思うのですが、今わかっておりますので、各省全部会計検査院で合計した指摘件数、特に財産の管理の不当なものとか、いろいろなものございますけれども、職員の不正によって国に損害を与えたものというもの、この合計がわ……

第38回国会 決算委員会 第7号(1961/02/22、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 文部省にお尋ねいたしますけれども、不当支出金や、職員の不正行為などにつきまして、ずっと調べて参りましたところが、各省のうちでは文部省がかなりそういう被害が少ないように見受けられますけれども、反対に予算の流用面が目立っているようでございます。例をあげますと、国立大学の付属病院を見ますと、職員の旅費の不足二百九十四万円の全額を教育研究旅費から流用しているわけなんですが、研究者冷遇の現われのように考えられますけれども、このような職員の旅費に必要な分は別途考慮して予算に組むべきではないかと思います。  もう一つは、病院と同じように一般大学についても、たとえば国立学校の場合でも、ここに三……

第38回国会 決算委員会 第8号(1961/02/27、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。  今伺っておりますと、何かこう当を得ない御答弁なんですが、たとえば具体的にどういうことでこうなったのだかという、今、順天堂病院なら順天堂病院でストをやっておりますですね。そうすると、あそこでは一体経営管理の面でお医者さんの待遇の問題、それから職員の問題、看護婦の給料の問題、そういうふうな関連がどんなになっているのだろうかという、そういうふうな具体的な例を一つお示しいただいて、これは当を得ない、これは当を得ているのだろうか、そこの点のいい悪いというような点をやはり明らかにされませんと、ただ経営管理の面について当を得ませんということでは、私どもは納得できないと思うので、……

第38回国会 決算委員会 第14号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。今の不当な事項に対しては福岡が非常に多くて根が深いように伺いましたけれども、その他の県でこれに次ぐものがございましたら明らかにしていただきたいと思います。

第38回国会 決算委員会 第24号(1961/04/26、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は通産省関係のうちで繊維製品の輸入について質問をいたします。  貿易の自由化の問題の中で、繊維製品の輸出入は非常に大きな位置を占めると思いますので、伺ってみたいと思いますが、繊維製品と申しましても非常に範囲が広くて、綿製品あるいは合成繊維、毛織物等がございますが、時間の関係上、主として毛織物について伺いたいと思っております。  戦争後初めて毛織物についての貿易を開始した、輸入を始めたそのころの様子と、それから現在の状況とはどのようになっているかということを御説明していただきたいと思いますが、輸入関係と申しましても、御承知のように、イギリス、フランスその他の国があるようでござい……

第38回国会 決算委員会 第28号(1961/05/22、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 防衛庁の長官にお尋ねいたしますけれども、これは東京都の新島の小学校に、工事のために自衛隊員が派遣されて宿泊している、こういう問題でございますが、具体的には五月の五日に新島に大体三百三十名の自衛隊の方が上陸して、五十名が若郷の小学校のすぐそばの公民館に宿泊する。行った目的というのは、東京都から委託されて築港とか、道路の拡張とかそういう仕事をするためである、こういうことでございました。お聞きしたいのは、公民館というのは実際には学校の雨天体操場になっておってPTAの払い下げでもって常時それを活用しておる。小学校と中学校と一緒でございますために、時間割をきめて雨天体操場として使用してい……

第38回国会 文教委員会 閉会後第1号(1961/07/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、三重県の鈴鹿市と亀山の間にあります合生中学校の廃校問題にからんで、昨年来から紛争を続けておりますが、そのことについて伺いたいと思います。  で、前国会で米田委員から質問いたしまして、文部当局から県によい指導をしていただくように、そうしてよい解決策をお願いしたいと、こういうふうに申し出ておりまして、文部省の方としても最善を尽くすと、こういうお答えでございましたが、国会の終わりますころにはまだ解決ができていなかったように聞いておりますが、現在どのようになっておりますか、経過を伺いたいと思います。
【次の発言】 これは義務教育の問題でございますので、地方自治の問題であるから差し……

第38回国会 文教委員会 第3号(1961/02/09、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 ILOの方からこちらへ照会状が参りました、その向こうが出した日付とこちら側がお受け取りになった日付と、それからそれによって回答をお出しになった日付を教えていただきたいのですが、この次でもけっこうでございます。
【次の発言】 資料要求でございますが、三十六年度の予算審議に関連いたしまして資料要求をしたいと思いますが、その前に第三十四国会から第三十七国会に至る間、この文教委員会の各委員から資料要求して未提出のが十件ございますわけでございます。それは三十五年の三月八日から三十五年の十二月十五日まででございますけれども、先ほど係の方から読み上げていただいた法律の内容を見てみますというと……

第38回国会 文教委員会 第4号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問いたしますが、先ほど内藤局長の方から、充て指導主事の任務をおっしゃいましたですね。現場の教師に対して指導力の充実ということをおっしゃったのですが、その指導力というのはどの限界だかということを伺いたいのですが。たとえば教育課程の問題であるとか、いろいろございますけれども、その点ちょっと伺いたい。
【次の発言】 よくわかりましたが、そういう観点からしますというと、指導力の限界を越えた、たとえば人事権に介入したり、組合活動に干渉したりしている充て指導主事は、これは任務を間違っているわけですね。具体的に申し上げますと、たとえば僻地の学校を指導して回りました充て指導主事が、家庭科……

第38回国会 文教委員会 第5号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 育英会法の改正をなさるという用意があるように伺いましたけれども、その中で今までの貸費制度、これを給与制にしていくという、こういう意思はございませんでしょうか。
【次の発言】 今年度の予算の中で、約四百四十億ふえた、その予算の中で目立つものの中に、社会保障の一環としての育英事業とか、準保護児童の対策とか、そういう点について当局は非常に熱意を持っていることは了承いたしますが、もう一歩進めて、やはりこれは教育の機会均等の精神にのっとって進めていただきたい。御承知のように、憲法二十六条の中に示されている精神がことに現われたのだと、こう解釈いたしますと、やはり進学の希望があって毛家庭が貧……

第38回国会 文教委員会 第8号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 健康手帳についてお尋ねしたいと思いますが、本年の二月八日付で文部省の体育局長名をもって各都道府県の教育委員会、各都道府県知事あてに健康手帳についてという通牒が出されております。で、お伺いしたいのは、この通牒が出されるまでの経過と、それからその目的と内容の概略についてお尋ねいたします。
【次の発言】 私どもには資料がございませんので、適当な時期になるべく早い機会に今お読みになっている内容ですか、各県に配られましたそのままのを一つ当文教委員会の皆さんに配付していただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 今伺っておりますと、やはりまだ扱い方とか、それから身体検……

第38回国会 文教委員会 第10号(1961/03/10、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 盲、聾学校への就学奨励に関する法律の件でございますけれども、前にありました五項目に一項目学用品の購入費を加えたことについては全く賛成でございますが、ただ、その前提となります文章を見ていきますというと、「その全部又は一部を支弁しなければならない。」と、こうございますね。それは私たちの願いとしましては、これは全部支弁していただきたい、こういうふうに考えておるわけですが、費用とか、そういう点について御検討なすったことがございませんでしょうか。
【次の発言】 生活保護法の適用を受けるというのも非常にきびしい基準でございまして、その前後に非常にいわゆるボーダー・ライン層が多いわけですね。……

第38回国会 文教委員会 第12号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は教員定数の件に関連いたしまして、養護教諭の問題についてお尋ねしたいと思います。その第一番は、三十六年度の文教予算の中の養護教諭の数の算定基礎と申しますか、それは小学校児童何人について一人、中学校は何人について一人、それから小中学校の何学級以上という、こういうふうに内容を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 実績に基づいて組んだとおっしゃいますが、その昨年の実績で足りると思っておりますでしょうか。
【次の発言】 先ほどおっしゃいました基準でございますが、小学校は千五百名、中学校二千名、これが一応三十八年度までと言われておりますけれども、実際的には長いこと養護教員の定……

第38回国会 文教委員会 第16号(1961/04/04、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は日本育英会法の一部を改正する法律案についてお尋ねいたしますが、この改正案は返還免除と貸与金の回収について、それから新しく項目を設けて、この適用範囲を広めているのがおもな問題だと思うのですけれども、まず第一番に、十六条ノ四の第一項についてお尋ねいたしますが、その中に、大学における貸与金の返還を免除される職に、高等学校、大学、その他の施設の教育の職を加えるとあるのでありますが、その他の施設の教育の職というのは何でございましょうか。
【次の発言】 具体的にお尋ねいたしますけれども、精薄児の教育その他特殊児童の教育に当たる方というと、教育大学に付設してある問題とか、そういうような養……

第38回国会 文教委員会 第19号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。
【次の発言】 文部大臣にお伺いいたしますけれども、今まで歴代の大臣が日教組と会った、会ったけれども何も効果がなかったと、こういうことをおっしゃいましたのですけれども、具体的に、それでは日教組が結成されまして昭和二十二年六月八日以来お勤めになった大臣の一人々々について、どういう話し合いがあって、その話し合いの中から何も出なかったという結論をおっしゃって下さい。私はお話し合いをしてよりよい効果をたくさん上げてきた幾多の事実によってこれを反駁したいと思います。
【次の発言】 それはどの大臣からお聞きになりましたか。そういうふうに抽象的なことをおっしゃられては困るのです。たとえ……

第38回国会 文教委員会 第22号(1961/04/25、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、日本育英会法の一部を改正する法律案に関連しまして、まず、当面の問題につきまして、育英会長にお尋ねいたします。  ただいま日本育英会の職員の方々がべースアップを要求しているようでございますが、それに対しまして、会長さんはどのように対処していらっしゃるか、現状を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 他の団体と申しますと、たとえば私学振興会とか、共同で要求していらっしゃいますね。そういう全部の方との関連においてお考えになる、こういうわけでございますか。
【次の発言】 それでは、他の団体がベースアップの要求をいれれば育英会もいれると、こういうわけでございますか。

第38回国会 文教委員会 第23号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 実はこの前に人事院規則の資料を要請いたしましたんですが、今手に入りましたので、ちょっと調べておりますので、次の質疑者にかわっていただくようお願いしたいと思います。
【次の発言】 去る三月三十一日に人事院から出されました初任給調整手当に対する規制でございますが、これを先ほどいただいて調べてみましたところが、やはり先般の審議のときに申し上げましたように、科学技術の部門十三ございますが、その中にやはり問題になるのが随時あるのでございます。これを見て参りますというと、表の一番終わりの方に医学と歯学がございます。ところが、薬学がついてないのです。やはり技術部門の中で薬学科卒業生の果たす役……

第38回国会 文教委員会 第24号(1961/05/09、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 小野参考人に伺いますけれども、先ほどのお話の中に、初任給調整手当もできればいただきたいという大へん御謙遜な言葉がございましたのですけれども、これは、できればでよろしいのですか。先般、実はこの委員会で市町村立の負担法の中の初任給調整手当の定時制高校の先生についても討議されたのですが、その初任給調整手当は、この法案が通ればこれにも適用されるということになるのですが、できればいただきたいということで、それでよろしいのですか。
【次の発言】 それから初任給調整手当だけではこれは解決つかないので、私はやっぱり一般の初任給を引き上げていく、こういうふうに考えているわけです。しかしながら、当……

第38回国会 文教委員会 第25号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 これは御指摘の通りですね。年令構成も戦前と戦後は非常に違うわけです。今具体的に一つの例を申し上げますと、たとえば女子教員の数が男子教員の数に比して日本で一番少ないのは長野県でございますが、長野県の実態を見ますと、年令構成が小学校でいいますと、三十才以下が六一%、三十一才から四十才までが三〇%、四十一才以上が九%、こういう年令構成になっておりますが、これが一番勤務年数も少ないし年令的にも少ないと、こういうところでございまして、東京でございますと、これはずっと開いておりまして、全国一、教員、女教員の寿命が長いといいますか、勤続年数が長い。六十才までは勧告はございませんし、本人の希望……

第38回国会 文教委員会 第26号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 参考人の方には大へん長い時間でお疲れのことと思いますので、ごく短い時間で二、三点質問したいと思いますが、まず大西参考人に対してお伺いしたいと思うのですが、三月八日のある週刊誌に、愛媛の女教員の研修会のことが出ておりましたが、ごらんになりましたでしょうか。
【次の発言】 その記事の見出しに、大きく、女教師の便所掃除の問題について、とかというようなことの載った記事でございます。ごらん下さいましたでしょうか。
【次の発言】 その事実は御存じでございましょうか。具体的に申し上げますと、あの週刊誌に載っておりました記事と、実際にございましたことを突きとめてごらんになりましたですか。

第38回国会 文教委員会 第27号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、教育職員免許法等の一部を改正する法律案について質問いたします。文部大臣の提案理由の説明は四項目に分かれております。その中の第三項目には、従来から私どもの強い要望でありました、高等学校の実習助手、学校看護婦等教員の職務に準ずる職務に従事する職員に対し、教員免許状を授与することができる特例を設けてございますが、このことは非常に喜ぶべきことだと思います。しかしながら、第二項目を見て参りますというと、そこには高等学校の工業、理科及び数学の教科についての教員免許状の取得方法について特例が設けられておりますが、これは従来の免許法の体系がくずされる。そればかりでなくて、免許法の目的にも……

第38回国会 文教委員会 第28号(1961/05/19、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は前回に引き続き、教育職員免許法の改正について質問したいと思います。  第一番は、実習助手の件でございます。この改正案にございます、高等学校における実習を担任する教諭の二級免許状を受ける特例、この特例を設けたことはまことにけっこうなことでございます。これは長い間の実習助手それから高等学校、皆さんの要望でございましたので、大へんけっこうでございますが、これに一定の基礎資格と在職年数、単位数、これを充足すれば実習を担当している教科の二級普通免許状、これを取得することができるようになっておりますけれども、その際には任免は関係ございませんですか。臨時免許状……。

第38回国会 文教委員会 第29号(1961/05/23、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表してその提案理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  去る第二十四回国会におきまして、参議院文教委員会の提案にかかる公立養護学校整備特別措置法が成立いたしまして以来、地方公共団体による養護学校の設置が漸次進展し、同法制定の当時、わずかに六校であった養護学校が本年四月現在四十七校を数えるに至りました。しかしながら、その収容人員はいまだ四千九百人の少数にとどまり、これを学齢にある特殊児童生徒のうち養護学校に就学すべき該当者の推計二十六万余人に比しますれば、まことに微々たる現状と申さねばなりません。昨……

第38回国会 文教委員会 第30号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、日本社会党を代表して、本法案に対して反対の意思を表明するものでございます。  御承知の通り、わが国の教員養成制度並びに教員の免許制度は、戦後、根本的に改革がなされました。すなわち昭和二十四年制定されました教員免許法は、その後四回の改正を経て、実態に即応する措置がとられて参り、教員の資質の向上をはかる上に大きな役割をはたして参りました。  さて、今回の改正案を見まするに、その趣旨とするところは、第一に、高等学校における工業科、理数科の教員不足に対処するための応急策として免許基準を緩和することにあります。私どもは工業、理数科教員の不足状況を無視するものではございませんが、この……

第38回国会 文教委員会 第33号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私はただいま議題となりました自由民主党、日本社会党共同提案の女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の意を表します。  昭和二十一年に全国二十四万の女教師を含む五十万の教職員の組合が当時の文部省と団体協約によって産前、産後の休暇のきめをいたしました当時は、労働基準法がまだございません時代でしたけれども、日本の女子労働者並びに教育の正常な実施を行なうために女子教職員の産前、産後の休暇、このことに当時の文部省が鋭意力を注いで、その団体協約の中には産前、産後十六週が規定されました。これは産前、産後を通じての十六週でござい……

第39回国会 決算委員会 第3号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問を一つ。先ほど青柳審議会長の答弁の中に、運輸審議委員が七名いてその下に審議官が七名いると、審議官を増員したいと、こう述べられましたですね。何名まで増員したいのか、それから審議官のお仕事ですね、どういうわけで増員したいかということを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 その審議官はどなたが任命なさるのでしょうか。
【次の発言】 大へん謙虚な御要望なのですけれども、やはり審議会長としてお仕事をしておって、今回のような不祥事も惹起しておるこういう中で、審議会委員の責任云々ということは別といたしまして、やっぱりこの仕事を充実していくために自分はこれこれの審議官が必要だ……

第39回国会 文教委員会 第3号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は日本社会党を代表いたしまして、日本育英会法の一部を改正する法律案について、次の要望を付して賛成いたします。  前国会におきまして、討論の中に、わが社会党の意見を代表して申し上げましたことでございますけれども、特にその中で、育英会制度の基本態度、憲法第二十六条に示されております教育の機会均等の精神に基づいてこれを実施すると、こういう前提の中で、進学の希望があっても家庭が貧困であるとか、その他の事情により就学困難な者に対して国家が責任をもって財政的援助をする、したがいまして、この対象になります者は、社会的の地位とか、あるいは門地等によって差別はされないこと、性別の差を設けないこ……

第39回国会 文教委員会 第5号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連して。暴力とは何ですか、暴力とは。
【次の発言】 私はこの八月下旬に、決算委員会の調査に加わりまして富山県に参りました。県の行政についていろいろ報告を受けたわけですが、私その中で、特に富山県の知事が教育に非常に熱心であったということを記憶しているわけですが、僻地の教育の問題とか、教員の定数の問題、あるいは雨天体操の拡張等に非常に財力を稔出して、各学校に拡張工事をしておった。県費でもって施設整備をしている、市町村費でやっておる、PTAの負担をあまり他県に比べてかけていない、そういう点で感心をしたし、また、こまかい問題についても、たとえば養護教員の必置制の問題とか、そういう点に……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1962/02/02、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 組織委員会にお尋ねいたしますけれども、今各方面の説明を伺っていて、初めてばらばらであったオリンピックの知識というものがたいへん体系づけられたわけですけれども、その中で、オリンピックが始まりますというと、通信関係が相当繁雑をきわめると思うのです。外国からたくさんの選手が来ますから、やはり外務省関係、そういう方面の連絡ですね。具体的に逓信関係、外務省関係の連絡をずっとおとりになっていらっしゃるわけでしょうか。
【次の発言】 それじゃ理事会に要望ですけれども、これからこういう参考人をお呼びいただきますときには、外務省関係、逓信関係に一応来ていただいて御説明いただきたいと思うのですけれ……

第40回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1962/03/16、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。今大臣の御意見を伺ったのですけれども、結論的には埼玉と組織委員会の話し合いでこれができるのですか。私はできないということを考えたわけなんです。そうしますと、今までのいきさつはいきさつとして今後善処する、こういう閣僚懇談会の申し合わせもございますけれども、善処の方法は何かということは明示されない。両方で責任のなすり合いというわけではございませんけれども、逃げ腰になっていたのでは、これは一日を争う問題のように私どもは拝見してきたわけです。大へん失礼ですけれども、大蔵省でどなたか、あすこを調査においでになりましたか。

第40回国会 文教委員会 第5号(1962/03/08、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は日本社会党を代表いたしまして、盲学校、聾学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案に対し、次の意見を述べて賛成いたします。  さきの文教委員会の質議の過程で明らかにされましたように、昭和二十九年に本法律が成立いたしまして以来、支給の対象や、それから品目の拡大等について再三の決議や要望があげられましたけれども、政府においては、これらの要望を取り入れることについて不十分であり、今後さらに拡大しなければならない、こういう観点から、支給の対象、品目の拡大を完全に実施するようにすることと、さらに幼稚部及び専攻科等に対しても支給を行ない得るように早急に処置していただ……

第40回国会 文教委員会 第6号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今お尋ねのありましたように、養護教諭の配置率が、提案理由にも述べましたけれども、非常に各県がまちまちである。その原因についてはたくさんございますが、主として本法ができます時分、すなわち養護教諭の前身は養護訓導と言われておりましたけれども、昭和十六年に勅令が出まして、養護訓導の制度ができましたそのときに、人が足りませんでしたために、たとえば養成所設置の問題が当時の勅令発布のときには確立しておりませんために人を得られない。こういう実情から、小学校、中学校には養護訓導を置かなければならない、しかし当分の間これを置かないことができると、こういう附則がついておったのです。続いて、それが昭……

第40回国会 文教委員会 第7号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。今伺いますと、四年制大学卒業、一級免と、こうおっしゃいましたね。現実には短期大学を卒業して就職なさる万がたくさんありますね。これには全然考慮する余地はございませんですか。
【次の発言】 これからもそういう考慮を払われないのでございましょうか。
【次の発言】 そうしますと、先ほど豊瀬委員の質問の中に、適正なあれを加えるということがございますけれども、適正という内容を見ますというと、やはり同じように新卒で学校に勤める場合に、そういう考慮が払われていなければ適正とは解されないのじゃないですか。
【次の発言】 先ほど答弁の中に、大学四年制を卒業して勤める者四千人という算定をな……

第40回国会 文教委員会 第8号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、学校教育法の一部を改正する法律案に関連しまして、事務職員の件を政府に質問したいと思います。  第一番に、参議院の公報に、今各種の請願が載っておりますけれども、請願をごらんいただいておるでしょうか、その点について大臣に答えていただきます。
【次の発言】 前国会も前々国会の請願にも、この学校教育法の一部改正、内容は事務職員を学校に必置する、こういう請願でございますが、圧倒的にこれが多かったわけです。私、毎日、公報を拝見しておりますと、その中にもほとんど毎日のように、これは与野党を問わず紹介議員になって、事務職員必置、養護職員必置と、こういう請願が出ておるわけですけれども、これ……

第40回国会 文教委員会 第9号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 はい、承知しました。大臣に伺いますけれども、先ほど大臣は、必要なことはわかっている、だけれども、むずかしいから「当分の間」云々ということが削除できなかった、こういうふうにお話しであったのですが、これはむずかしくしておったんではないかと考えるわけです。たとえば養護教諭の免状を持った方がたくさんおりながら、各県で採用するときに、年令が少し多ければこれはだめとか、いろいろ給料が多ければだめとか、内規的なことに制約されておったのではないか。具体的には、東京都で教員を採用する場合の選考試験を行ないますが、そのときには年令は三十以下、身長は百五十センチ以上とか、こうきまっているわけです。そ……

第40回国会 文教委員会 第10号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は学校法人紛争の調停等に関する法律案について質問いたしますが、この法律案の第一条に、「この法律は、学校法人紛争が生じ、これにより学校法人の正常な管理及び運営が行なわれなくなり、かつ、そのため当該学校法人が法令の規定に違反するに至った場合において、当該紛争の処理に関し調停その他の措置を定めることにより、学校法人の正常な管理及び運営を図り、もって私立学校における教育の円滑な実施に資することを目的とする。」とございますけれども、正常な管理及び運営ができなくなり、かつ教育の円滑な実施を欠いている、こういう具体的な例があって、それに適用させるためにこの法律を作ったと、こういうわけでござ……

第40回国会 文教委員会 第11号(1962/03/29、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 今井参考人にお尋ねいたしますけれども、ただいま述べられました御意見の中に、昭和二十六年、七年、八年に、小学校一年生について実施して、その場合に中央決済で非常に困った実例が述べられておったのですけれども、業者としては、結局、中央決済でなく地方決済の方向にしてほしい、こういうふうな御意見に伺ったのですが、そのとおりでございましょうか。
【次の発言】 それからその二十六、七、八年に実施した場合、いろいろな困難な点をあげられたのでありますけれども、この無償を取りやめた原因については、先般の文教委員会で文部大臣から政府の意向をただしたわけですけれども、業者の立場から見た場合に、やめた原因……

第40回国会 文教委員会 第12号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は学校教育法の二十八条に関連して文部大臣に質問いたします。  その第一は、去る三月二十二日の文教委員会におきまして、豊瀬委員並びに米田委員、野本委員等の質問に対しまして、荒木文部大臣は、養護教諭の必要性は痛感する、したがって、学校教育法百三条の、いわゆる特別の事情ある限りは当分の間養護教諭を置かないことができるというのを解消する努力を続けてきた、その具体的な一つとして、来年度から国立養成所設置に踏み切った、こう答弁されました。私どもは、この百三条をすみやかに削除して、まず義務制の学校に養護教諭を必置してもらいたい、こういう要望を続けて参りました。政府においては、現段階におきま……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1962/08/24、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 ちょっと関連質問。けさの新聞でございましたか、現地で東知事が発言していらっしゃるのがございましたですね。自分としては政治的な云々にかかわらず開くようにすべきだという個人意見を出しておるわけです。それを何か大統領に会ってそのことを話すつもりかと言ったら、そのことについては触れていないと言う。これは新聞情報ですからわかりませんけれども、おそらく現地では、いらっしゃった方々でいろいろと考えをお持ちになっておって、それを統一して日本の国の意見として出すような積極的な勇気がないように見受けられるわけなんです。はっきりいえば、非常にひより見している態度が出ております。台湾、イスラエル問題に……

第41回国会 文教委員会 第2号(1962/08/28、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 木造の建築がだんだん鉄筋化していく、こういう要望が非常に強いことと、私どもも学校建築に対してはかねてから要望しておったところですから、まあ大へんけっこうだと思いますが、一つ伺いたいことは、原形に復旧します場合に、基準坪数、それだけでなさるのでしょうか。具体的に言えば、学校を建てます場合に、一教室については児童の人数幾ら幾ら、だからこれだけの坪数と、これを基準にしております。ところが、よく地方などに参りますと、町から寄付されたり、あるいはいろいろな形で寄付されて、少し大きくといいますか、含みのような形になっているのがございますのですが、そういうのが災害にあいました場合に、補助する……

第41回国会 文教委員会 第3号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。文部大臣は、今学校で道徳教育を全然戦争のあとしていないというような御判定なんですけれども、進駐軍が来て云々したということを言われましたけれども、やっぱり昔の修身科的な道徳教育ではいけない。こういうことを言われたわけです。御承知のように、戦前には教育勅語によって教育の方針がきめられておった。その中に一貫しておったものは、いわゆる身を鴻毛の軽きにして、そして、すべてが天皇のために集中していくという、こういうふうないわゆる武士道的な上下の、上から下へと服従的なことが主としてあった修身教育であるから、そうではなくて、みんな個人々々が尊重されて、そうしてお互いが手を結んで、そう……

第41回国会 文教委員会 閉会後第3号(1962/12/07、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 ちょっと関連して質問したいんですが。
【次の発言】 時間もないようですから、一つ二つ伺わせていただきたいんですが、さっき当局の答弁の中で、二十数件の訴訟というものは直接に調停に大きな影響はないということをおっしゃったわけですけれども、訴訟を出したほうの側は、この調停を延ばすための苦肉の手段のように私ども見えるわけなんです。ある意味においてはこの調停を妨害して引き延ばしていくと、こういうふうな意図が含まれているように思うんですけれども、その点については当局はどのように考えておりますか。
【次の発言】 これは、あるかもしれないではなくて、私はこの陳情書を拝見して考えたことは、新年度……

第42回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1962/12/18、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問ですけれども、職員の給与についてでございますけれども、公務員より二、三割高い賃金だということをおっしゃっていたわけですが、これは平均がということでございますか。それとも初め勤めますときに、年をとっております人は前歴計算とか何とか、そういうことの……。
【次の発言】 前歴計算とか、そういうふうなものは全部公務員と同じような基準なんですか、基準は。
【次の発言】 その上に二、三割高いというわけでございますか。

第42回国会 文教委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。文部大臣としては、全国のたくさんのお父さん、親さんたちが一生懸命になって高等学校に生徒を入れたい、そのために文部省で予算の要求を大蔵省にしているけれども、どうかこれが成功して、なおより一そう多く予算が組まれるようにと、こういう熱意で運動しているわけですが、それは文部大臣にとって何か迷惑ですか。
【次の発言】 何か言葉じりをつかまえて恐縮ですが、ただ感情的に言って問っているというふうにおっしゃるのですけれども、私少し御理解が足りないのじゃないかと思うのです。というのは、高校に全部を入れたいと、こういうお父さん、お母さんの熱望というものは、何も日教組が音頭をとったからとか、務……

第42回国会 文教委員会 第3号(1962/12/20、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 先ほど局長は、共済組合の退職年金法が通ったら、今までやめたいと思っていた人が待っておった、それがことしはやめるだろうと、こういうお話があったわけです。大体その数はどのくらいか、把握していらっしゃいましょうか。
【次の発言】 その一万の内訳なんですけれども、たとえば県によりまして男女のやめる年令というものが非常に差をつけられているわけなんです。今までの例でございますと、東京とか福岡、大阪、北海道等を初め、大体三分の一くらいの県は男も女も同じ年令ということでございましたが、県によりまして三才なり五才の差がつけられている。こういうものを含めて、年令的に、たとえば四十になった、それで共……

第43回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第9号(1963/06/21、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 選手の強化に関連して大島さんに伺いたいのですけれども、自衛隊の選手のことなんですけれども、やはり今、日本の自衛隊では世界に日本の自衛隊が健在だという姿を見せる一つとして、このオリンピックは絶好のチャンスだからというので、全隊あげて協力しているということを聞いたわけです。具体的にはそちらのほうとどういう関連を持っていらっしゃるんですか。たとえば、あなたの選手強化本部の掌握下にあるわけですか。
【次の発言】 それでは文部省のほうに伺いたいのですけれども、そうすると、今あなたのほうで、御存じの範囲でけっこうですけれども、大体自衛隊では何の種目をおもにやっておって、何人くらいがこれに参……

第43回国会 文教委員会 第2号(1963/02/12、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 今の説明についてちょっと聞きたいのでございますが、数字のところだけです。十四ページですけれども、大学のところで三千円と二千円の二口がございましたね。新規に二千五百円というのは、三千円と二千円の二口のほかに、新しく二千五百円を入れる。そうすると、三通りになると、こういうわけですか。
【次の発言】 そうすると、二千五百円と三千円の二口になるということでございますね、三年後か何かになりますと。
【次の発言】 それからもう一つおそれいりますが、二十八ページでございますけれども、戸田でございますね、これは建設省のほうでどのくらい持っているか御存じでしょうか。全然進行していないそうですけれ……

第43回国会 文教委員会 第4号(1963/02/19、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は教育の基本政策と、政府の唱えているいわゆる人つくりに関連して荒木文相に質問いたします。  一月二十六日の本会議における政府の答弁の中で、ふにおちない点が多々ございますが、時間の余裕がございませんでしたために、その点を含めて詳細に質問したいと思います。  きのうの朝日新聞に次のようなことが載っておりました。その内容は、自民党は、次の総選挙を当面の目標として、青年層に対する働きを強化する、そういう方針である。その内容はどんなことかと思って見てみましたところが、自民党全国組織委員会の推定によると、「自民党の支持者は中年層以上に多く、青年層、とくに二十歳から二十五歳の層は、その七割……

第43回国会 文教委員会 第5号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 前委員に引き続きまして、人づくりに関連して当面の文教政策について質問したいと思います。前委員会で質疑を繰り返した中で、やはり問題点になりましたことは、教育がいろいろな権力の支配力から排除されなければならないとか、あるいは特定政党の都合のいいような教育であってはならないとか、いろいろな問題点が出たわけでございます。私は文部大臣がお答えになった、いわゆる学校と家庭と社会、国、そういう中で、教育条件の整備ということが大事だ、それで教育予算はその意味でかなり大幅にとった、こういう御答弁を伺ったわけです。教育条件の整備について、高等学校の問題でお尋ねしますけれども、第一番に、全国の知事会……

第43回国会 文教委員会 第9号(1963/03/12、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 ただいま議題となりました国立養護教諭養成所の設置等に関する臨時措置法案について提案の理由と内容の概略を御説別申し上げます。  現行の学校制度、特に義務教育諸学校並びに高等学校においては、児童生徒に対する健康管理並びに保健指導がことのほか重視され、その任に当たるものとして養護教諭が置かれておることは御承知のとおりであります。この養護教諭の制度は昭和十六年勅令として制度化され、戦後の新学制においてさらに整備拡充されたものでありますが、制度発足の当初においては、その養成が緊急には間に合わないという見地から、学校教育法の本則では、義務教育諸学校の場合必置制とされながら、附則で当分の間任……

第43回国会 文教委員会 第17号(1963/05/16、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。今充足計画を伺っておりますというと、私どもがお約束しました二千名にははるかに及んでいないと聞いております。しかもそのおっしゃる内容が、県の実情によっていろいろ問題があるからということでございましたし、それからあるいは早急に調査してというお話でございましたけれども、実際的に二千名の予算を組んで、それが五百名くらいしか採用になっていない、あとの千五百名というものは何に食われていると思いますか。たとえば今までは養護教員の定員をとった、ところが実際的に調べてみるというと、学力テストに備えて英語の先生をしゃにむにそろえなければならないというので英語の先生に化けていたり、いろいろ……

第43回国会 文教委員会 第18号(1963/05/21、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 ちょっと関連して。大臣は仮免のできた由来ということを御存じないように思うのです。というのは、昭和二十四年に免許法が改正になりました。そのときに、臨時免許状というのは一年ごとに更新してその県だけに適用し、それから仮免は五年に一回更新して十年続けられる、こういうふうにいたしました。そのときに、恩給の対象にちゃんとなっているわけです。だから、いわゆる教壇に立てる教職員は臨免であろうとも仮免であろうとも、二級免、一級免変わりないわけです。ですから、同じように学級を受け持ってそうして授業をやっていくわけなのです。職員構成の中では正式な職員として認められておるわけなのです。ただ仮免制度の問……

第43回国会 文教委員会 第19号(1963/05/23、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は学校安全会の施行令の中の死亡見舞金その他について質問したいと思いますけれども、第一番に、死亡見舞金に関連する質問ですけれども、昭和三十七年の八月十七日に、仙台の宮城支部長から田中清三という子供の死亡見舞金についての申請がしてございますけれども、その審査状況、どのようになっておりますでしょうか。
【次の発言】 その場合に、死亡見舞金の対象となりますか、どうですか。どのように考えていらっしゃいますか。
【次の発言】 学校の体育計画ですね。教育計画の一環としての計画に基づいて課外指導を行なうという指導は、教師が適切な指導をして、しかもその薬科大学の場所をときどき借りておった。その……

第43回国会 文教委員会 第22号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 文部省に伺いますけれども、今、岩間課長の答えた中に、この法律は議員立法として出されたもので、深くよくわからない云々と言ったのですが、議員立法であろうと政府提案であろうとも、国家が法律としてきめた以上は、これを忠実に施行していくのが行政官の役目だろうと思うのです。そういう不見識な言葉はやめていただきたいと思うんです。そういう精神があるからこそ、議員立法を軽視するという、こういう官僚政治にいくわけなんです。この点は深く反省してもらいたいと思います。  それから実習助手ですけれども、資格が云々とか、仕事の内容が云々とかいうことを言われたんですけれども、これは免許法改正のときに、たしか……

第43回国会 文教委員会 第23号(1963/06/11、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 現在、養護教諭は、小学校で六千八百六十七、中学校で二千四百六十五、計九千三百三十二人おります。これは三十七年の五月一日の文部省の統計によります。ところが、それでは足りないわけなんです。文部省の基準に照らし合わせてみますというと、小学校に七千三百四、それから中学校では三千五百十七、計一万八百二十一名必要と、こういうことになっております。それで、前国会で、五カ年計画を皆さんの決議によって政府案としてお示しいただいたわけでございますけれども、足りないのは補充していくのを、三十八年度、とりあえず市町村支弁で、資格のあるもの二千名を充足すると、こういう約束でございましたけれども、実際的に……

第43回国会 文教委員会 第24号(1963/06/13、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。私は文部大臣にお尋ねいたしますけれども、御承知のように、法律ができます過程では、政府提案、議員立法とあるわけです。ところが、国会で成立して国の法律となった以上は、政府提案であろうとも議員立法であろうとも、これは軽重の別はないと思います。軽い重いはないと思いますが、その点についてどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 岩間課長にお尋ねいたしますけれども、今の大臣の考えからいたしますと、これは当然のことですし、私も大臣と同じ考えを持っておる。だからこそ、この間のあなたの発言に対して重大な関心を持っておるわけです。速記録を調べてみますというと、やはりあなたは議員……

第43回国会 文教委員会 第25号(1963/06/18、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。文部大臣は先ほど小林委員の質問に対して、教育勅語の中のたとえば「兄弟ニ友ニ」とか、そういうものはいいものとおっしゃったわけですね。確かにそう思っていらっしゃるのですか。
【次の発言】 それでは伺いますけれども、教育勅語の背景になったというものは旧憲法だと、こうおっしゃったですね。そうすると、「兄弟ニ友ニ夫婦相和シ」、これ一つとってみれば、なるほど文字としては兄弟が仲よくする、夫婦が仲よくするということはたいへんけっこうなことだと思うんです。しかし、あすこの教育勅語に盛られた「夫婦相和シ」というのは、当時の婦人には何の権利もなかったわけです。ほんとうに仲よくするというな……

第43回国会 文教委員会 第27号(1963/06/25、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 家永参考人にお尋ねいたしますけれども、先ほど日本の検定の歴史みたようなことをおっしゃったのですが、世界史の中に検定についてどのような傾向があったのか、もしお知りでしたら、お述べいただきたいことと、もう一点だけお伺いいたします。  いろいろ御意見を拝聴いたしましたけれども、家永参考人は、御自分の経験の中から、どういうように検定したり、また採択を行なったり、出版とか発行について、お考えを持っていらっしゃるか、憲法や教育基本法に沿った一番いい教科書行政は、どういうことにあるべきかというお考えをお持ちでございましたらば、この二点だけお答えいただきたいと思います。

第43回国会 文教委員会 第28号(1963/06/27、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。文部大臣は日教組の教育研究活動について非常に把握が間違っていらっしゃると思うのです。教育基本法の中にあるほんとうにこの平和を求めて、真実を貫いていく、こういう民主教育を確立していきたい、こういう大綱で教育研究活動は進められているわけであります。したがいまして、現場の先生方が毎日の教育活動を通じて、この辺はこう直したらいいのじゃないか、いいものはいい、悪いものは悪い、悪いものをよくしていくという努力がなければ教育の発展はないと思うのです。そういう意味で、現場の先生方が取り組んだレポートを出して、そうして、みんなで全国的にどうだろうかというように意見をかわすわけです。これ……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1964/01/28、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 ちょっと待って下さい。どの資料ですか。
【次の発言】 一点だけ。オリンピック担当国務大臣のお仕事の範囲は、三十九年に開かれるオリンピックとそれから六八年に開かれる予定の冬季オリンピック、そういうお仕事の箱囲も加わっているものでしょうか。それによって質問が……。
【次の発言】 ああそうですか。先般の国会で、衆参一緒になって、冬季国際オリンピックを六八年に日本に招致する、こういう決議をして、それぞれ各国に働きかけておったようですが、きのうの新聞で見ますと、たしかきょう投票があるように聞いているわけです。当初の予想と、反して、非常に招致が困難な情勢にあるということが伝えられているわけ……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1964/02/19、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 いま、大臣の御報告の中に、歩道の工事についてきつく注意したというようなことをおっしゃられましたが、具体的にどのようにしろというお指図でございましたか。
【次の発言】 私はいま清水谷の宿舎からここへ来ますけれども、ほんとうならいい散歩の距離なんですけれども、それがもう全然あぶなくて通れないのです。それで、工事をなさっていらっしゃる方々もいろんな方がございますから、物を持っていても、人が通っても、かえってこちらからごめんなさい通してねと言わないと、傍若無人というのか何というのか、おれたちはオリンピックのためにこんなにやっているのだというような、つまり何を犠牲にしてもいいというような……

第46回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1964/07/31、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 負傷者の方々は現在はどんな状況でいらっしゃいますか。たとえば入院とか、重い者はどのくらいとか。
【次の発言】 そうすると、お入りになっていらっしゃる方々全部全治可能というわけですか。たとえば後遺症が残るとか、そういったことはございませんか、手足とか、そういうものが不自由になるとか……。
【次の発言】 なくなりました方には最大の補償あるいは弔慰をするのは、これは当然ですけれども、やはりいま病院に入っていらっしゃって、だいぶもとどおりのからだにおなりになれない方もあるように聞いておるわけなんです。やはりその調査をして、近い機会に御報告をいただくと同時に、やはり最善を尽くして差し上げ……

第46回国会 地方行政委員会 第2号(1964/01/28、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 警察庁にお伺いします。風俗営業等における年少者の問題がございますが、年少者の年齢は未成年という意味ですか。

第46回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 大臣に伺いますけれども、この人事院勧告は、公務員に準じて地方公務員もこの対象になるとおっしゃっておりますね。当然のことだと思いますが、具体的にお聞きいたしますが、たとえば静岡県の例で申し上げます。静岡県では夏のプラス・アルファを出さなかったですね。全国で三十県近く出しておりますけれども、出さなかった。そのときに県で言われたやに聞いておりますが、プラス・アルファも出さなかったし、それは自治省の通達が厳しいからと、このまあ一点に逃げておるわけです。それから今度は人事院勧告があっても、当県だけはそれは財源の都合で実施しないかもしれないと、こういうようなことを先走って大へん不謹慎にも述……

第46回国会 地方行政委員会 第5号(1964/02/11、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 二つだけ伺いたいのですが、一つは報償金、もう一つは消防団員の任務の範囲ですけれども、ここにございます団長というのは、今まで団員であって、やめるまぎわに団長になった者も、これは適用されるのでしょうか。
【次の発言】 一定期間と申しますと、それは政令か何かで基準を出すのでしょうか、それとも……。
【次の発言】 その点もう少し御検討していただきたいと思うことと、もう一つは、団員ですけれども、私きのう長野県に行ったのです、そうしたら消防団員の報償金の制度はたいへんいいことだと消防団長がおっしゃっていた。ところが、出ぞめ式に一回出たきりであと全然出ない方がかなりある。また若い方がほとんど……

第46回国会 地方行政委員会 第6号(1964/02/13、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 自治大臣にお伺いいたします。前回消防団の任務の範囲についてお尋ねいたしましたが、その件について二、三質問したいと思います。  前回申し上げましたように、地方に参りますというと、消防団が熱心のあまりといいましょうか、あるいはどなたかのお指図によるといいましょうか、とにかく消防団の任務を逸脱しているような県が見受けられるわけです。具体的に申し上げますと、悪い例ばかりではございませんで、よい例もあるわけであります。たとえば佐賀県の例でありますけれども、佐賀の先生方が文部省へ高等学校をふやしてほしいという陳情の中に、こういうことがございました。学校で避難訓練をした。そういう場合に、火災……

第46回国会 地方行政委員会 第7号(1964/02/18、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連して。公安委員長にお伺いいたしますけれども、委員長はいま問題になっておりますトルコぶろ、それからヌードスタジオ、それから深夜喫茶、ボーリング場等をごらんになったことがございますか。御自分でいらっしゃったことがございますか。
【次の発言】 これは要望で恐縮ですけれども、やはり公安委員長ともあろうものが、いま問題になって法案を提出して、しかも御自分の意見として風俗営業法のほうではこれは改正できなくて、たとえばトルコぶろは浴場法であるが、売春は警察官が現場をつかまえれば摘発できるかということもおっしゃっていますが、しかし、やはりごらんになる必要があると思うのです。私も初めてこの間……

第46回国会 地方行政委員会 第9号(1964/02/25、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 いま参考人の方からたいへん詳しく伺いまして、私どもの地方行政委員でこの間、実地視察にまいりましてほんとうに考えさせられましたのですが、中村参考人がお話しになったようなことがあるということを、私ほんとうに直観いたしました。そうした中で、いま一番問題になっておりますのは、地方条例ではまちまちで困るから本法の中に入れてほしいという、こういうお話がございました。そこで、五島参考人に伺いますが、五島参考人がおっしゃいました中に、現状は放置できないたくさんの実情があるので、適切な措置が大事だと、こうおっしゃられたわけですけれども、それについて、いま法との関係を、どのようにお考えになっていら……

第46回国会 地方行政委員会 第10号(1964/02/27、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 一点だけ。ボーリングの件ですが、この間の当委員会で文部省の体育局長から、ボーリングはスポーツではないという見解を述べられたのです。ところが、その後聞きますところによりますと、社会労働委員会では、厚生省側は、これはスポーツであるという答弁をなさったそうです。大臣はどういう観点からこれをスポーツであるという認定をなさいましたか。
【次の発言】 やはり国会に来て答弁をなさるのは政府を代表してでしょうから、大臣がおいでにならないで、かりに局長さんが御答弁なさったとすれば、これは大臣の見解と同じと承って私どもいままで委員会に出席しておったのですが、この点いかがでしょうか。

第46回国会 地方行政委員会 第12号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 風俗営業及び深夜における飲食店営業の実態、特に深夜喫茶の現状は、当委員会における質疑、参考人の意見及び実情調査を通じまして、各委員は十分認識され、これらについて相当の法的規制を加えることの必要性を痛感されたことと存じます。  現在審議中の風俗営業等取締法の一部を改正する法律案は、深夜における飲食店業務の規制及び年少者に関する禁止行為など、必要な法律の改正をいたしておりますが、風俗営業及び深夜喫茶などに対する手当ては、なお不十分であると考えられますので、ここに修正案を提出した次第であります。  次に、本修正案の要旨を御説明申し上げます。  修正の第一は、第一条第五号及び第六号の修……

第46回国会 地方行政委員会 第16号(1964/03/24、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 この間、交通労組の奥さん方と話し合いもしたんですが、長官に伺います。そのときに、三月の末になって、ちょうど子供たちが高校に入ったり何かして、非常にお金が必要だ、そういうときにまだベースアップの問題も解決しないで非常に困っておるのだと、こういうことからお話になって、いま話の中でされたのですが、物価の非常に上がったのとにらみ合わして生活が非常に苦しい。それから、他の事務系統よりも給与が高いということをおっしゃったんですけれども、これはやはりあれだけの重労働をして、そして給与体系についてもそのつどつどの当局の交渉によって上げていったんで、ただ、わっと上がったわけではないわけなんですね……

第46回国会 地方行政委員会 第19号(1964/03/27、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 一橋大の木村先生にお尋ねいたしますけれども、先ほど電気、ガスの税金について触れられたんですけれども、産業用のものは免除して家庭用のものをもっとふやしたほうがいいという御意見だったんですけれども、そうすると、家庭のいまの負担よりもどのくらい大体ふやしたらいいとおっしゃるのでありましょうか。というのは、家庭の主婦たちが集まりまして、物価が高くなって困るからという懇談会をしましたときに、公共料金の値上げについては反対すると、電気、ガスの税金もだんだんふやされては困るという意見がかなり多かったわけでございます。ですから、この負担がどのくらいになったならば大体産業用のほうを免除してもいい……

第48回国会 文教委員会 第10号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は日本育英会法の一部を改正する法律案に関して質問いたします。  養護教諭に対してこの日本育英会法の適用という問題については、かねがね切望しておったわけですから、今回、政府が提案されたことについては非常にいいことだと思っておりますが、ただ、内容について私ども幾多の疑問点がございますので、この点について質問したいと思っております。この育英会法の適用を受けるというのは、これは国立養成所だけでしょうか。
【次の発言】 私どもは前々から文部大臣の指定の養成所、たとえば東京都立の保健学院、ここでは一級の免許状を出しているわけですが、そのほか、ここに資料がございますように相当数の養成所がご……

第48回国会 文教委員会 第11号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は国立養護教諭養成所設置法案について質問いたします。  先般、育英会法の一部改正のときに伺いましたのですが、文部大臣の提案理由の説明の中に、公立の小学校及び中学校の養護教諭については、昭和三十九年度以降五ヵ年のうちに五千二百人と、こう増員計画がございますですね。これは、私あのとき時間がなくて省略したのでございますけれども、三十七年の三月に五ヵ年計画をお約束なさって、そのときには三十八年から五ヵ年間。で、この間の答弁の中には、標準法がその後できたので、それ以後というお話でございましたのですけれども、当初約束されたものが、その後、福田初中局長さんの答弁では確認されているわけなんで……

第48回国会 文教委員会 第12号(1965/04/01、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 ただいま議題となりました日本育英会法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  日本育英会は、昭和十九年に制定された日本育英会法に基づいて設立されて以来、国家的な育英奨学事業として人材開発と教育の機会均等に大きく貢献してまいりました。しかし、その事業等については今後なお一そうの改善を加えることにより、その発展を期待しなければなりませんが、当面、特に急務と考えられる次の三点について改正を施そうとするものであります。  その第一は、幼稚園の教育の職にある者の貸与金返還免除に関する問題であります。近年、幼児教育の重要性が認識され、幼稚園教育……

第48回国会 予算委員会 第6号(1965/03/08、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、日本社会党を代表いたしまして、主として日韓問題、内職、教育関係について総理大臣並びに関係各大臣に質問いたします。  昨年の秋、佐藤内閣が誕生いたしましたときに、ラジオを通じて国民の声として第一番に流れてきましたのは、物価高に悩んでいる主婦の声でございました。佐藤内閣について何か希望がありますかという、こういう問いに答えて、楽しい買いものができるようにしてほしい、私ども主婦は物を買いに行くたびに非常に頭を悩まし、がまぐちの中が心配でたまらない。びくびくして物を買わなければならぬ。何とかして楽しい買いものができるようにしてほしい。こういう声でございましたが、それに続いて中小企……

第48回国会 予算委員会 第7号(1965/03/09、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、学校給食について文部大臣にお尋ねいたします。  昭和三十六年に学校給食制度の答申で、政府は、小学校五カ年計画、中学校十カ年計画でもって年次計画を立てて、完全給食で、しかもこれが全校に実施されるようにという、こういう答申が出ているわけでございますけれども、すでに四年を経過しておりますが、現在の状況では、この答申に沿ってどのような普及率になっておりますか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 完全給食で全部に実施できるようになるには、大体何年度を目標にしていらっしゃいますか。
【次の発言】 完全給食、しかもそれがなま乳をずっと使っていく。それを大体全校に実施するのはいつで……

第48回国会 予算委員会 第18号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、オリンピックの映画と体育振興並びに特殊教育、幼児教育等に関しまして関係大臣に質問いたします。  まず、愛知文部大臣にお尋ねいたしますが、あなたは三月十六日の閣議の決定のあとで記者会見なさっておりますが、そのときに、東京オリンピック、これは文部省推薦にすることはできないと映画を推薦することはできないということを述べていられますが、その根拠は何でしょうか。
【次の発言】 たいへん失礼な伺い方ですけれども、オリンピックは私は第一番に参加するということが基本であったと思うのですが、その点についていかがお考えになりますか。オリンピックの目的というのは一体何でしょうか。


7期(1965/07/04〜)

第49回国会 文教委員会 第2号(1965/08/05、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 先ほどの西田さんのお話の中に、県教職員組合と交渉するということ、それは過去の実績は慣行によってやっておったけれども、それは間違いだということをあなたはおっしゃったわけなんです。私どもはこれは非常に重大だと思うんです。東京初め多くの県で、やはり教師の勤務条件その他について話し合ってやっているわけなんです。それらも一切否定していくという姿になっていきますと、これは非常に問題が大きいと思うのです。それから、もう一つは文部大臣と会う会わないの問題の中で、よく荒木大臣が言われたように、教職員は地方教育委員会が話し合って、文部省じゃないということを言っておる、これは私は大へん間違っておると……

第50回国会 文教委員会 第2号(1965/10/26、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 質疑に入ります前に、文部大臣にひとつただしておきたいことがございますけれども、それは文教委員会の定例日は火曜日、木曜日ときめられているわけでございます。具体的には、去る十九日の定例の日に開かれなかった、そのことについてただしたいと思うのです。当日はちょうど教職員が人事院勧告の完全実施、こういう強い要求でもって、二十二日を控えてこの要求がいれられなければ半日休暇も辞さないという、こういう大事な時期にあったわけです。したがいまして、当文教委員会といたしましても、皆さんとよくお話し合いし、文部大臣の意見も聞いて、そしていい答えを出したい、こういうふうに皆一生懸命であった時期であったわ……

第51回国会 社会労働委員会 第15号(1966/05/12、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開催いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび皆さま方の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されましたが、もとより浅学非才の者でございますので、いろいろと御迷惑をおかけすることもあろうかと存じます。幸い、委員各位におかれましては、御経験、御造詣の深い方々ばかりでございますので、皆さま方の御鞭撻、御協力を賜わり、本委員会の公正な運営をはかり、その職責を果たしたいと念願いたしております。どうぞよろしくお願いいたします。 (拍手)
【次の発言】 委員の異動についてお知らせいたします。五月十日、山崎昇君が委員を辞任され、……

第51回国会 社会労働委員会 第16号(1966/05/26、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。五月十四日、小柳勇君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。  まず、不当労働行為に関する件について調査を行ないます。前回に引き続き、小野田セメント株式会社の争議に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 いらっしゃいます。
【次の発言】 ちょっと局長に伺いますが、答弁を求めておりますのは、藤田委員の質問が間違っているのかどうか、それを答えてもらいたいと、こういうわけです。ですから、具体……

第51回国会 社会労働委員会 第17号(1966/05/31、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度に関する調査を議題とし、厚生行政に関する件について調査を行ないます。本件に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは、いま藤田委員からの要求の資料、よろしゅうございますか。
【次の発言】 ただいまの趣旨、了解できましたか。
【次の発言】 先ほど局長は、治療薬が五五%、大衆薬が四五%で、そして大衆薬のほうがやや不振になったと、こういうことをお答えになったわけです。そこで、五五%の治療薬は、実際にお医者さんが適正に使っているのかいないのかということが問題の焦点だだろうと思います。という……

第51回国会 社会労働委員会 第18号(1966/06/02、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  労働問題に関する調査を議題とし、労働行政に関する件について調査を行ないます。本件に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 委員長からも要請しておきますけれども、やっぱり具体的に藤田委員のほうで要求しているわけなんです、雇用計画その他について。ですから、これからほうぼうの地方に照会して云々じゃおそいのじゃないですか。いままで実績もあるでしょうし、今度国家予算の編成も近いでしょう。七月からどんどん入らなければならない、作業段階に。だから、やっぱり何か腹案がなければならないわけでしょう。だから、そういう意……

第51回国会 社会労働委員会 第19号(1966/06/07、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  児童扶養手当法の一部を改正する法律案、重度精神薄弱児扶養手当法の一部を改正する法律案及び国民年金法の一部を改正する法律案の三案を議題といたします。  まず、政府から三案に対する提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、重度精神薄弱児扶養手当法の一部を改正する法律案及び国民年金法の一部を改正する法律案に対する、衆議院における修正点について、修正案提出者、衆議院議員伊藤よし子君及び竹内黎一君より説明を聴取いたします。衆議院議員伊藤よし子君。
【次の発言】 次に、衆議院議員竹内黎一君。

第51回国会 社会労働委員会 第20号(1966/06/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  一酸化炭素中毒症に関する特別措置法案を議題といたします。  本日は、本案審査のため、お手元に配付してございますように、三名の参考人の方々をお招きいたしておりますので、参考人の方々から、一酸化炭素中毒症対策並びに立法措置について忌憚のない御意見を拝聴いたしたいと存じます。  参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。本日は、御多忙中にかかわりませず、本委員会のため御出席くださいまして、まことにありがとうございます。  本日の議事の進め方といたしましては、まず、堤参考人から一応二十分程度御意見を開陳していただきたいと存じます……

第51回国会 社会労働委員会 第21号(1966/06/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を再開いたします。  この際、土屋委員から資料要求についての発言を求められておりますので、これを許可いたします。
【次の発言】 重度精神薄弱児扶養手当法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより本案に対する質疑に入ります。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をちょっととめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。  他に御発言もなければ、本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。  暫時休憩いたします。    午後四時二十三分休憩

第51回国会 社会労働委員会 第22号(1966/06/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。六月二十二日、山崎昇君が委員を辞任され、その補欠として阿部竹松君が選任されました。
【次の発言】 雇用対策法案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。小平労働大臣。
【次の発言】 次に、本案に対する衆議院における修正点について、修正提案者、衆議院議員渋谷直藏君より説明を聴取いたします。衆議院議員澁谷直藏君。
【次の発言】 本案に対する審査は、一応この程度にとどめておきます。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題とし、労働行政に関する件について調査を行……

第51回国会 社会労働委員会 第23号(1966/06/25、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。  他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もないようでございますが、討論はないものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより採決に入ります。戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案(閣法第九五号)を問題に供します。  本案に賛成の方の挙手を願います。

第51回国会 社会労働委員会 第24号(1966/06/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。本日、鬼木勝利君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。  暫時休憩いたします。   午前十一時四十一分休憩
【次の発言】 ただいまより社会労働委員会を再開いたします。  国民年金法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案に対し、質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。

第51回国会 文教委員会 第2号(1965/12/23、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は文化財保護の立場から、遺跡保存について、まず文化財保護委員会にお尋ねいたしたいと思っております。それは、千葉県松戸市の市内にあります貝の花という塚がございますが、そこから発掘されている住居址、それから人骨等についてでございますが、私の調査によりますと、昭和三十九年七月以来、東京教育大学の教室によって発掘作業が進められているわけでございますが、それが昭和四十年の大体十月ごろ調査を終わって、それで十月中ごろまでに報告書が出されて、そのあと住宅公団の計画によって取りこわされる予定だということを伺っておりますが、その件について、発掘なさった報告書が出ておりますでしょうか、どうでしょ……

第51回国会 文教委員会 第4号(1966/02/17、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。私いま伺っておって、たいへん重要な問題が含まれておると思うのです。むしろ何かこわいような感じがしたのです。そこで、美術館のほうに伺いたいのですけれども、向こう一年間の間に、そういう絵画をどのくらい買う予定で、金額はどのくらいか、予算審議のときに御質問したいのですが、いまわかっている範囲でちょっとお答えいただきたいのです。
【次の発言】 何点ということじゃなくて、金額だけでございますか。
【次の発言】 また何か買う予定があって計上したのでしょう。
【次の発言】 その買うものは何ですか。
【次の発言】 いま何と何を買いたいと思っているかということだけでけっこうです。買える……

第51回国会 文教委員会 第5号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。なま牛乳の切りかえの件なんですが、昨年三月の予算委員会で、私、この切りかえの件を質問した。そのときに文部大臣のお答えの中には、脱脂粉乳をだんだんなま乳に切りかえていくという文部省の方針である。それについては、大体、最大限たしか二百十五万石とおっしゃったと思いますが、そのくらいの用意がある、しかし、すぐはできないから年次的にやっていきたい。それに対して農林大臣――当時赤城さんでいらっしゃったと思うのですが、農林大臣のお答えの中には、三百五十万石ぐらいを五年計画で用意できると、こういう御答弁をなさったわけです。それから考えていきますというと、昨年の六十七万石、それから今度……

第51回国会 文教委員会 第6号(1966/03/17、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 次の議題に入ります前に資料要求をお願いしておきたいんですけれども、いま提案になった法案について、国立養護教諭養成所についての資料でございますが、それは三十七年に国立五カ所できましたわけですね、法案によらないでできたわけです。それから三十八年に三カ所、つまり法案によらないのが八ヵ所ございますね。これは看護婦の国家試験を通った者に対する一年間のあれは一級ということで、それから四十年にこれと同じような法律で国立が二カ所できている。それで今度まあ三カ所と、こういうふうな内容になっていますけれども、それについて、この合計十三カ所の養成所に入った生徒の数、卒業した数、それから卒業して養護教……

第51回国会 文教委員会 第7号(1966/03/22、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案について質問いたします。  学校教育法の第二十八条、それから第四十条において、小中学校に養護教諭の必置が規定されておりますけれども、それに加えて、同法百三条に、小学校、中学校に当分の間養護教諭を置かないことができるという規定があり、また、同法第五十条二項に、高等学校に養護教諭を置くことができるという任意規定になっております。そのために、小中学校、高等学校の各校に必置されていないことは御承知のとおりでございますが、この学校教育法を改正して、すべての学校に置くようにするために、養護教諭の養成について積極的に計画を立てるようにというこ……

第51回国会 文教委員会 第9号(1966/03/29、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 私はきょうは三点だけ質問させていただきたいと思います。その第一点は、養護教諭に関連する関係法規の整備ということ、それから二番目は、勤務量の調査に関すること、この中の養護教諭の件です。それから三番目は年齢構成について、こういうことであります。  第一点の関係法令の整備ということは、ちょうど四十通常国会の参議院の文教委員会の決議の中に、「養護教諭については、学校教育法第二十八条の趣旨にのっとり、年次的にその設置を推進するとともに、養成計画についてもこれに即応して拡充を図り関係法令の整備を図ること。」と、こうございますが、その中でまず伺いたいというのは、学校教育法の一部を改正して養護……

第51回国会 文教委員会 第10号(1966/03/30、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案について、日本社会党を代表して、次の三点を付して賛成の意を表する者でございます。  本法案の審議の過程で明らかになったことは、第一に、第四十回国会における参議院文教委員会で政府が約束した養護教諭充実五カ年計画がその効力を十分に発揮していないということでございます。ですから、この計画どおりの実施を必ずするような今後の措置をしていただきたい。すなわち、地方支弁によって、いままで免状がありながら養護婦という身分で置かれておった方がたくさんある。ですから第一番に、この地方支弁で免許状がありながら任用がえできなかった者を早急に各県において……

第51回国会 文教委員会 第11号(1966/03/31、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連して。国会の審議に必要だからと言ってこちらが要求した場合には、これは拒むあれはないわけですね。中教審の審議の内容について、しかも詳しく個人的にだれが言ったという質問じゃなくて、財界方面ではどうだとか、学界方面ではどうだとか、こういうふうな概括的な意見を出してほしいと言うならば、わかっているならば答えるべきだと思うんですが。
【次の発言】 ちょっと。それはおかしいと思うんですよ。そこの審議会でいろいろ話し合ったものが非公開の形式をとっておった、しかしながら、それに関する法律が出て、そして必要だと言って私どもが要求したらば、これは拒むことはできないと思うんですが、文部大臣、いか……

第51回国会 文教委員会 第12号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 ちょっと関連。公団側としてはなるべく安くあげたいわけでしょう。ですから、そういう理由をつけるわけなんですけれども、やっぱり基準を下回っていくということで、そのこと自体に対して文部省のほうで少し指導してもらわないというと、それを口実にかなり下回っていくのが多いわけです。反対に、若い人が入るから少し大き目に実施しようと思っても、基準を越えた分を全部持たなければならないという実情になるわけでしょう、補助の対象にならないわけですから。そうすると、それがまたできにくいということになってしまいますから、やっぱりその点はいまのような伸縮自在というならば、基準を越えた場合にも将来を見通して、そ……

第51回国会 文教委員会 第13号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 ただいま議題となりました女子教育職員の出産に際しての補助教育職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、提案理由及び改正内容を御説明申し上げます。  一昨年の第四十六回国会における本法の一部改正によって、女子の実習助手が法の対象に含まれ、国立及び公立の小学校、中学校、高等学校、盲学校、ろう学校、養護学校及び幼稚園に勤務する女子教育職員のすべてが、この法律の適用を受けるに至りました。その結果、いまや、学校教育の現場に勤務する教職員のうち、ただひとり事務職員のみが、産休補助職員の適用のワク外に取り残されることとなったのであります。  事務職員は、その名称の下すとおり、学校……

第51回国会 文教委員会 第14号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、学校安全会並びに学校医問題その他学校保健に関連して質問いたしますが、その前に、安全会の掛け金の改定、それから学校医の保健関係の職員の設置状況、そういうふうな資料がございましたら、御提出いただきたいと思いますけれども……。  まず、学校安全会の現況について、ごく概略を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 今度の予算を見ていきますというと、安全会の掛け金が上がってまいるようになっておりますけれども、これは幾ら上がって、その上げる根拠はどこにあるのでしょうか。
【次の発言】 いまのお話では、大体本年度末までに一億七千万円という、これは四十年度末のことですね。

第52回国会 社会労働委員会 第1号(1966/07/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動についてお知らせいたします。去る七月二日、阿部竹松君が委員を辞任され、その補欠として山崎昇君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件を議題といたします。  本委員会では、従来から、社会保障制度に関する調査並びに労働問題に関する調査を取り上げてまいっておりますが、今期国会開会中も、社会保障制度に関する調査並びに労働問題に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三により、議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1966/10/14、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。去る八月三十日小林武君が委員を辞任され、その補欠として大橋和孝が選任されました。
【次の発言】 理事補欠互選の件についておはかりいたします。  佐野理事が一たん委員を辞任いたしましたため、理事一名欠員となっておりますので、その補欠互選をいたしたいと存じます。互選は、先例により、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に佐野芳雄君を指名いたします。

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1966/10/24、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  理事の補欠互選の件についておはかりいたします。  丸茂重貞君から、都合により理事を辞任したい盲の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、先例により、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に土屋義彦君を指名いたします。

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1966/11/08、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  名古屋市における准看護婦養成所問題に関する件の調査のため、本日、愛知県医師会会長服部けい三君、名古屋市医師会会長葛谷清君、愛知県衛生部長金光克巳君、愛知県保険医協会理事長阿久根睦君、愛知県保険医協会協同組合専務理事堀部次男君を参考人として御出席額い、御意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査を議題とし、名古屋市における准看護婦養成所問題に関する件について調査……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1966/11/16、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  労働問題に関する調査を議題といたします。本調査に関し、質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 いま御要求の資料ですけれども、だいぶ項目が多いようですけれども、労働省側ではよろしゅうございますか。
【次の発言】 じゃ、できるだけ早く御連絡をとってください。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本調査に関する質疑は、本日はこの程度にとどめておきます。  午前の調査はこの程度とし、午後は一時四十分に再開して、厚生関係の調査を行ないます。  これにて休憩いたします。    午後、零時四十四分休憩

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1966/11/25、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開催いたします。  委員の異動について御報告いたします。本日、小柳勇君が委員を辞任し、その補欠として瀬谷英行君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  一酸化炭素中毒症対策に関する件の調査のため、本日、九州大学医学部教授勝木司馬之助君、熊本保養院院長平田宗男君、日本労働組合総評議会政治福祉局長安恒良一君、以上三名の方々を参考人として御出席願い、御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第53回国会 社会労働委員会 第1号(1966/12/20、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。本日、丸茂重貞君、亀井光君が委員を辞任され、その補欠として玉置和郎君、山本茂一郎君が選任されました。
【次の発言】 炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。早川労働大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見の……

第55回国会 社会労働委員会 第1号(1967/02/21、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二年二十三日、山本茂一郎君が委員を辞任され、その補欠として亀井光君が選任されました。  また、去る二月十四日、玉置和郎君、十七日、鹿島俊雄君、十八日、山崎昇君及び森勝次君が委員を辞任され、その補欠として丸茂重貞君、館哲二君、柳岡秋夫君、藤原道子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事補欠互選の件についておはかりいたします。  ただいま御報告いたしましたとおり、鹿島理事が委員を辞任されまして、理事に欠員が生じましたので、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、……

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。去る十四日、委員亀井光君が議員を辞職され、その欠員の補欠として、十六日、栗原祐幸君が委員に選任されました。
【次の発言】 田川厚生政務次官から発言を求められておりますので、この際、これを許可いたします。田川厚生政務次官。
【次の発言】 社会保障制度に関する調査を議題とし、昭和四十二年度厚生省関係予算に関する件について調査を行ないます。  政府の説明を聴取いたします。高木会計課長。
【次の発言】 では、これより本件に関し、質疑を行ないますが、この際、厚生行政に関する件もあわせて質疑……

第55回国会 社会労働委員会 第3号(1967/04/17、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度に関する調査を議題といたします。  まず、厚生行政の基本方針に関する件について調査を行ないます。本件に関し、政府より所信を聴取いたします。坊厚生大臣。
【次の発言】 では、これより本件及び厚生行政の諸問題について質疑を行ないます。  御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午前中の質疑はこの程度にとどめます。  これにて休憩いたします。    午後零時四十八分休憩
【次の発言】 ただいまより社会労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、社会保障制度に関する調査を議題とし、質疑を行ないま……

第55回国会 社会労働委員会 第4号(1967/04/18、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  労働問題に関する調査を議題といたします。  まず、公労協の当事者能力問題に関する件について調査を行ないます。本件に関し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。  なお、お断わりしておきますが、大臣が閣議中で、すぐ参ります予定になっておりますので、それまで担当官で御答弁願います。
【次の発言】 三公社五現業全部見えております。
【次の発言】 じゃ国鉄の武田職員局長さん、御意見ございましたら……。
【次の発言】 途中で恐縮ですが、ちょっと報告事項があります。  委員の異動について御報告いたします。本日、館哲二君が委員を辞任……

第55回国会 社会労働委員会 第5号(1967/05/09、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日の質疑はこの程度にとどめておきます。  次回の委員会は十一日、木曜日とし、労働関係の調査を行なうことにいたします。  では、本日はこれにて散会いたします。   午後一時三十四分散会

第55回国会 社会労働委員会 第6号(1967/05/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  労働問題に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 質問者にちょっとお尋ねいたしますけれども、三公社五現業の関係者のまだ御答弁いただかない方が七人あるわけなんですけれども、だいぶ問題点があるようですが、一応お述べいただいて、そして問題点のある方に質問を集中するという方式でいかがでしょうか。いかがですか、そういうふうに。よろしゅうございますか。  それでは、たいへん僣越ですが、順々にこちらで御指名申し上げてよろしいでしょうか。  それでは電々公社の遠藤職員局長さんから順……

第55回国会 社会労働委員会 第8号(1967/05/18、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。本日、横山フク君、黒木利克君、紅露みつ君が委員を辞任され、その補欠として宮崎正雄君、後藤義隆君、近藤英一郎君が選任されました。
【次の発言】 雇用促進事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を聴取いたします。早川労働大臣。
【次の発言】 本日は、本案に対する提案理由の説明の聴取のみにとどめておきます。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題といたします。  身体障害者の雇用対策に関する件について質疑を行ないます。本件に関し、御質疑のある方は、……

第55回国会 社会労働委員会 第9号(1967/05/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(千葉千代世君) ただいまより社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。五月二十日、宮崎正雄君、後藤義隆君及び近藤英一郎君が委員を辞任され、その補欠として横山フク君、黒木利克君及び紅露みつ君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  本日の委員長及び理事打合会の協議に基づきまして、輸血問題に関する件について、本日、日本赤十字社血液事業部長外山良造君を参考人として本委員会に出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第55回国会 社会労働委員会 第10号(1967/05/30、7期、会派情報なし)

○委員以外の議員(千葉千代世君) どうも長いことお世話さまになりました。生来未熟者でございます上に、なれておりませんために、委員の皆さま並びに関係の皆さまにはたいへん御迷惑をおかけいたしましたことを心からおわびいたします。今度は文教委員になりましたので、一生懸命こちらで皆さまにきたえていただきました経験をもとにいたしまして、一そう国政のために尽くしたいと思っております。皆さまの御健闘をお祈りいたしまして、今後ともよろしく。またこちらへ折がありましたら帰らせていただきまして、皆さまとともにやらしていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)

第55回国会 文教委員会 第9号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。私、二点だけ伺いたいと思うのですが、一つは、先ほど御答弁の中に供給源の問題がございましたが、もう一つは養成の展望でございます。その最初の供給源のことですが、昭和三十七年の三月二十六日の、文部省と、それから与野党一緒の中で確認した中の充足計画ですが、この充足計画をずっと推進していく中で、やはり隘路になるものが供給源のことでございました。その中で、これを打開していくためにいろいろな方途を講じなくてはならない。そこで、採用するほうの側はこれこれの要件を満たしてもらいたい。その中で年齢の問題があったわけです。たとえば各県によって、教員を採用する場合には三十歳以上は選考の基準か……

第55回国会 文教委員会 第14号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 いまの中教審の委員についての関連ですけれども、委員の選定については何か基準があるんでしょうか。
【次の発言】 人格高潔、高い識見というのは、文部大臣がそれを認めればよろしいんですか、だれが認定するんですかということです。
【次の発言】 たいへん失札な質問ですけれども、政府機関の審議会の委員ですね。そういう委員の中には、悪いことばで言えば、たいへん御用的な存在が多い委員会がかなり多いというわけなんです。それで、文部省の審議会の委員にはそういう方はないと思うんですけれども、文部省のよそで言うことですね。たいへん人格、識見が高潔過ぎて、政府の御提案の中に、たとえば人間像の問題から始ま……

第55回国会 文教委員会 第17号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は学校保健の発展の立場から、きょうは日本学校保健会について特に当面の問題とか、それから組織、運営、経理について伺いたいと思うのですが、まず当面の問題を先にしたいと思いますが、その前に、文部大臣にお伺いしますが、この財団法人日本学校保健会と文部省の関係はどういう関係になっておりましょうか、文部大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 たとえば事業内容等について、事業を遂行していく場合に、文部省が計画その他について指導とか、助言とか、そういうことはございませんか。
【次の発言】 たとえば補助金ですけれども、ちょうどいま当面の問題で、私、今度、愛媛県で全国の学校保健大会が開催されるわ……

第55回国会 文教委員会 第18号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 いまの鈴木委員の要求の資料に関連してでございますけれども、看護科の卒業後の進路等についてという要求がございましたね。私もそれについての要求でございますが、やっぱり卒業して、その行き先が知りたいということと、それに関連しますことというのは、なぜ看護科を設置したかと言えば、やはり必要だから設置したのだと思うのです。そうすると、あそこを卒業しますと、准看護婦の免状をもらえるわけです。現在看護婦がたいへん不足している。実際に働く方々が不足しているのと、免状を持ちながら働かないでいる方もあるわけなんです。ですから、実際に准看護婦の免状を持った者、それから国家試験を受けて看護婦の免状を持っ……

第55回国会 文教委員会 第20号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 この提案理由を拝見いたしますというと、たいへんいい法律のように拝見いたしますけれども、この育児休暇法案と、それからもう一つ保育所の増設ということが、やはり並行的に行なわれていかないというと、婦人教師、ひいては一般婦人労働者がほんとうに職務に専念して、よい能率をあげていくということは全きを期し得られないということを感ずるものであります。そういう観点から、保育所の問題を少し伺いたいと思うのでございますけれども、どなたか保育所に関連した方、文部省にいらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 それでは伺いますけれども、これは厚生省の所管になると思いますけれども、今度の国家予算を見ていき……

第55回国会 文教委員会 第21号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 学校医と学校歯科医、学校薬剤師、この勤務は何の法律、何の規則によって規定されているんでしょうか。
【次の発言】 聞くところによりますと、学校医そのほか学校歯科医、学校薬剤師の方々の勤務については、非常に全国的にアンバランスがあるように見受けられるわけです。これは二、三年前の当委員会でも質問いたしまして、資料をいただきました。しかし、その資料には非常に既括的なことだけで、よく内容がわかりませんでした。したがいまして、これは現在の状態で、いまどんなふうな勤務状態であるかということだけ、わかる程度でけっこうですからお答えいただきたいと思います。

第56回国会 文教委員会 閉会後第1号(1967/09/04、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。いまも小林委員の質問に対する答弁の中で、一〇・二一の問題は争議行為云々ということばがあったんです。自治省としていま審査をしようと、こういう申し立ての時期に、あなたの口から、まだ何もきまってない、これから審査をするというときに、争議行為であれば云々ということを断定してかかるということは、たいへん私は不見識だと思うのです。すべてそういうことからものの誤解ということが生じていくのです。しかも、もしこれが意図的であるとしたならば、たいへんこれは大きな問題をはらんでいるのじゃないか。特にいま人事院勧告が出されて、その完全実施を要求して必死になっているわけです。そういうときであり……

第56回国会 文教委員会 閉会後第3号(1967/11/09、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 たいへん綿密に御調査になっておりますが、その中で私非常に緊急な問題がございますので、あとの審議の状況もありますから差し控えたいと思いましたが、一言だけちょっと要望を兼ねて質問してみたいと思うのです。  それはいままでずいぶん正式な文教委員会の視察がございましたが、養護教員養成所の視察をしたのは今回が初めてでございますように伺ったのです。その調査報告の中にはいまお聞きのとおりいろいろな問題を含んでおりますけれども、やっぱり志願者がこれだけ多くていながら、こんなに各県でずいぶん要望しているのに、文部省としてはことしの概算要求の中にはゼロであるということ、この一点でございます。で、三……

第57回国会 文教委員会 第2号(1967/12/14、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 いまの超勤の問題ですが、前文部大臣の劔木さんからは、このことについては私は全力を尽くして実施するようにするという幾たびかの御答弁があったわけです。灘尾新文部大臣が就任のあいさつのあとで、新聞に報ぜられたところなんですけれども、超過勤務についてはやはりこれは出すべきものだと、私はそう思うと、たいへん積極的な見解が表明されたわけなんですけれども、新聞の報道といまの大臣のお話では、だいぶいまのほうが後退しているようにお見受けしたのです。私はことばじりで申し上げるわけではございませんけれども、たいへん積極的に思ったのが、いまはだいぶ消極的だということになると、このままレールがどこへ行く……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。
【次の発言】 関連。
【次の発言】 昨日の防衛庁長官の答弁の中には、純軍事的な立場で答えると、こうおっしゃったわけです。そうすると、私はそういう立場から伺いますけれども、世界の各国の軍事基地のある国の運命というもの、これをどのように把握していらっしゃいますか。いままでの世界の戦争の歴史の中で、軍事基地を持つ国がどういう道をたどっていったか、こういう観点から伺います。というのは、いま矢山委員から御質問の中に、ソ同盟対アメリカ、そのことはさておき、日本がたくさんの軍事基地を持っておるこの危険性というものについて言及していったのではないかと思うのです。そういう意味で、長官の御……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/20、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 まず経済企画庁長官にお尋ねいたします。  昨今の異常な物価高のしわ寄せは家計簿の中のどういう費目に、どの程度に集中されているとお思いになりますか。
【次の発言】 教育費はどの程度の比重を占めているとお思いになりますか。
【次の発言】 そうすると、いまあげられました費目の中で何とか倹約すればできるもの、それからどうしても削れないものは何でしょうか。
【次の発言】 一国の経済企画庁長官のいまの答弁の中で教育費も云々ということを言われたのですが、現実に国民の実態というものはそういうものではないということを示しております。私はここで理想論を言ったり、討論する意思は毛頭ありませんが、ちょ……

第58回国会 文教委員会 第5号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。局長の再三の答弁の中に、本人に対する情報があるとおっしゃった、いろいろ各方面に言われているために、本人もそれについて弁明したいこともあるのじゃなかろうかという、たいへん親切なように一見聞こえますけれども、私はたいへんこれはふに落ちないと思うのです。一般職の公務員といたしますれば、その公務員として仕事をやっていくためにはいろいろな制約があるのです。地方公務員法によりまして、いろいろな制約があるのです。その中でお仕事をしていらっして、何か不都合なことが、法に触れることが起こったかどうか。文部省は別に検察庁の検限を与えられておるわけじゃないわけですよ。新聞なんかで見ますというと……

第58回国会 文教委員会 第10号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 ただいま議題となりました日本育英会法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。  日本育英会は、昭和十九年日本育英会法に基づいて設立されまして以来、国家的な育英奨学事業として人材の開発と教育の機会均等に大きく貢献してまいりました。しかし、その事業等については今後なお一そうの充実改善をはかることによりその発展を期待しなければなりませんが、当面特に急務と考えられる次の諸点について改正を施そうとするものであります。  まず、その第一は、日本育英会の学資の貸与及び貸与金の返還免除の対象に、文部大臣の指定する養護教諭養成機関及び教員養成機関を加える……

第58回国会 文教委員会 第13号(1968/04/26、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 委員長、ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 私は、国立学校設置法の一部改正の法律案に関連して、国立大学に養護教諭の養成に関する学部創設の問題及び現行法の中で大学の既成学部の養成課程の運用等を中心に質問したいと思います。  まず、その前提として、現在養護教諭を取り巻く幾つかの問題点を明らかにしていく必要がございます。  そこで、まず、四十三年度の文教予算の中に新たな養護教諭養成所の予算が計上されていない。私は、この前の臨時国会のときですが、ちょうど予算の折衝段階でございましたので、特にその点について文部大臣にお尋ねいたしました。そのとき、当局の答弁は、一応現在のところで……

第58回国会 文教委員会 第14号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 脱脂粉乳についての資料要求をお願いしたいのですが……。
【次の発言】 で、内容は、輸入して日本の倉庫に入れて、倉庫から今度は出しますね。そうすると、相当悪くなっているのがあるそうです。実際にすぐ学校で使うのと、それから悪くなったから外へ流す、たとえばお菓子屋さんの材料にするとか、もっと悪くなったものは家畜の飼料にするとか、そういうふうになるのがあるということです。これは二年くらい前の国会で私がただしたのですけれども、その後、現地から積み出す期間あるいは製造して港に送るまでの日数、そういうものを規制して、それから会社も、向こうのつくる会社も指定するとかいう、改善していくということ……

第58回国会 文教委員会 第15号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 一番初め、この産休法をつくりますときに、教職員だけにこの産休法をつくるとなれば、働く婦人は一ぱいいるのじゃないか、だから普通の事務職の方に、たとえば国家公務員の事務職、それから地方公務員の事務職員、そういう方にも適用するのが当然じゃないかというお話もあったのです。しかし、教育の場におけるということで、正常な教育を実施するためにということであって、そこで教育職員ということになったわけです。しかし、そのときに事務職員も学校における教職員の一人であるというようないままでの位置づけの中から、法的にはそれは学校教育云々ではありませんけれども、関連上教職員として言いならわされておったし、そ……

第58回国会 文教委員会 第16号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。県から文部省に適当な人をお願い申すべき筋合いだということをおっしゃったのですけれども、それはどういうことなんでしょうか。もっと端的に申し上げれば、先ほど天城局長が、いまの福岡県の教育長が岐阜におったときは、昭和三十三年から三十五年だから、組織分裂の頂点であったのは三十八年ごろだから、関係がないようなことをおっしゃったのですけれども、それは違うわけです。私は岐阜に行っておりますから。ただ、詳しい書類を持っておりませんけれども、御承知のように、勤務評定の問題が出まして、これはたいへんよくないものだと、だからこれで反対していこう、そうして何とかしてやっぱり教員が自主的に安心して……

第58回国会 文教委員会 第17号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 甲府の女子教員の件でございますが、ちょうどそのあとNHKのテレビで、甲府の教育長はじめいろいろな方が対談なすったんです。そのときに甲府の教育長さんがこうおっしゃったんです。私は、学校運営の中で、男の先生も、女の先生も、決して能力が劣っているとは思わない、男女の特質を生かして、そうして教育の場で十二分の効果をあげることが教育の民主化であり、それから教育の推進であると思っている、そういう意味で、この方針は今後も変える意思はありません、しかし、いろいろ御異論がありましたので、御意見は聞きますけれども、私の考えは正しいと思っていますと、要約すればこういうお話でございました。私はそのとき……

第58回国会 文教委員会 第19号(1968/05/23、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 御承知のように、教育職員免許法の規定によりまして教員を養成するという養成所に入っているものでございますから、他の各種学校と申しますといろいろあるわけなんです。教員の養成所もあるし、そうでないところもいろいろありますけれども、この場合には特にこれに該当する教員が不足したり、いろいろの条件の中で、特に希望している、こういう需給関係その他に基づいて養成されたわけなんです。したがいまして、この方々が教員になっていくということですから、その他の各種学校には特別ということではありませんけれども、平衡を失しないというふうに思っております。

第58回国会 予算委員会 第4号(1968/03/22、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。文部大臣が答弁を渋っているのは私、はなはだおかしいと思うのです。というのは、先ほど大臣は、教育については憲法から発した教育基本法を守っていくと、こうおっしゃったわけです。そうすると、憲法は私が言うまでもなく、平和と民主主義と人権を守ると、この三つを基調としたものからなっている。その憲法の二十六条を受けて、さらに教育基本法の十条があるわけでございます。したがいまして、教育基本法の大もとが憲法から発している以上は、この平和という一番大事な柱、戦争の反省の中から国民が一番大事に守っていかなければならない、これが守られている憲法、これから発した教育であるならば、当然教科書の検定基……

第58回国会 予算委員会 第8号(1968/03/27、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は教育の諸問題のうち、現場で混乱を起こしている教育内容に関する件や、財政、行政の面から過密対策、父母負担の激増、給食問題を含めて、並びに私学振興、文化財の保護等を取り上げ、さらに国家公務員の恩給増額等について質問したいと思っております。  総務長官にまずお尋ねいたします。去る三月二十五日に出された恩給審議会答申の恩給の調整方法について説明していただきたいと思います。
【次の発言】 調整規定の骨子。
【次の発言】 人事院の公務員の給与のスライドの根拠は、消費者物価だけではなくて、民間給与その他違うのです。この五%の根拠をいまおっしゃったのですが、先般来からの予算編成の過程で政府……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 閉会後第1号(1968/08/26、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、主として補償の問題とその他の援護対策について伺いたいと思いますが、まず総理府総務長官にお尋ねいたします。  先ほどの御報告の中に、旅行傷害保険の五十万円についてはまず問題がないとおっしゃった。それから任意保険、それから自動車損害賠償保障法、俗に自賠法と言われているようですが、それについては事故の原因の究明、これに当たっているからまだ結論が出ていないと、こうおっしゃられたわけです。ところが、これは警察庁と関係があるわけなんですが、岐阜県警と加茂警察署の発表の中に二転、三転している面があるわけです。したがいまして、この問題とかなり微妙な関係があるように思うんです。総理府総務長……

第59回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/08/09、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 一点だけ伺いますが、先ほどの御答弁の中に、県から請求してきた額、それを中央で検討する、いわゆる査定みたようにですね。そうして額をきめてやるようなお話だったのです。そうすると、大体県から請求してきた額の何%ぐらいを支払うのですか。全額ではないようなお話でしたね。
【次の発言】 研究費のほうの関係はどういうふうになっておりますでしょうか、査定の額は。
【次の発言】 大臣のいまおっしゃった趣旨はわかりますが、私社会労働のほうを担当しておりましたときに、阿賀野川の問題がかなりいろんな内容はらんでおったんです。いわゆる企業者偶、それから被害者側、これはもう私が述べるまでもなく、十分御承知……

第59回国会 地方行政委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は地方公務員の給与問題について質問したいと思います。  まず、自治大臣にお伺いいたしますが、大臣は、国家公務員の給与水準と地方公務員の給与水準の関係をどのように把握していらっしゃいますか。
【次の発言】 質問の都合がありますので、おそれいりますが、お見えになっております政府側の方々の名前をちょっとと知らせていただきたい、役所と。
【次の発言】 いま政務次官の御答弁は自治大臣の責任ある御答弁と伺ってよろしゅうございますね。
【次の発言】 いまの御答弁の内容を伺いますと、地方公務員法二十四条に盛られてあります原則と同じように伺っておりますが、これを、これからもこの方法で進めていら……

第60回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第2号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。森本長官にお尋ねいたします。私、加瀬委員と一緒に現地を見て回った。そのあとであまりに被害がひどいので、これはひとつ水産庁にも、みんなに見ていただいたらと、こう思いまして、お会いしたときに、水産庁でいままでこういう被害のあった場合には視察に行ったことがありますかと聞きましたら、そういうことはありませんと、県その他各セクションで調べたのをもとにして対策を立てると、こういうことをおっしゃった。私も、そういう機構を知りませんから、なるほどそうかなと思って聞いておりました。しかし、きょう長官がお答えになったのを聞いておりまして、やはりこれは実際に見ていただかなければ、ほんとうの……

第60回国会 地方行政委員会 第2号(1968/12/19、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、公営企業の実態とそれから労働関係並びに職員の賃金その他についてまず伺い、続いて労働省の機構改革に伴う婦人少年室関係、さらに農林省、厚生省関係にまたがる補助金の問題について伺いたいと思います。  まず、自治省の行政局長にお尋ねいたします。先般の地方行政委員会で地方事務官制度の廃止についての質問に対しまして、行政局長は次のように答えておられます。すなわち、行政管理庁長官が主宰する関係大臣の話し合いの中で、運輸省関係の仕事については陸運行政と車検及び登録というものを一応分けて、陸運行政というものについては地方行政の総合的な交通行政になるべく多く取り入れるほうがよい。車検、登録事……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1969/03/31、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 総理府の発行されました昭和四十三年度版の「陸上における交通事故」というのがございますが、その一二八ページのところに、「交通安全施設等の整備の効果」というところがたいへん詳しく出ております。これは、ここにも書いてありますように、四十二年に都道府県公安委員会が交通安全等の施設をした場所について一定の期間、つまり六ヵ月を区切って調査した結果が出ております。その中に、対策前の死者、それから六ヵ月後の死者、それから負傷者の数が出ておりますが、具体的にここにありますように、死者が八十九人つまり対策前ですね。それから後には三十一人。負傷者が五千四百八十六人、それから後には三千七百三十二人と、……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第8号(1969/04/18、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 その件についてこの間、本会議で質問しましたときに文部大臣は、いままでにそういう例があったということをおっしゃったのです。幾つくらい例がおありになったのでしょうか。その場合には、やはりその市の申請と、予算についての国からの補助とは、普通の学校建築の単価と同じ補助であったのかどうかということと、もう一つは、昭和四十二年度に一年の教室から初めて空気清浄機をつけたという、クーラーをつけたということをいまおっしゃったのですがね。ですから、まだ効果の点についてははっきりしないと思いますけれども、つけたあととつける前との比較などがございますでしょうか。それは先生お調べになったかどうか知りませ……

第61回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第9号(1969/06/04、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 ちょっと関連して。先ほど渋沢参考人は、この治療はたいへんむずかしいということと、それから調査はたいへん詳しくしておられたのですが、治療の日数が非常にかかる。もう一人の渡辺参考人のほうは、後遺症がたいへんあって悲惨な状態が多いということを言われたですね。もう一つ、先ほどから御意見の開陳の中でむち打ち症というものの判定ということのむずかしさが述べられたと思うのです。ぶつかってむち打ちの状態の中で病名をつけていくには、それから派生した要因というもりはいろいろある、こういうことを言われた。もし、一ぺんなおったという診断を医者がおつけになって、次に、いま加藤委員がおっしゃったように再発し……

第61回国会 地方行政委員会 第2号(1969/02/18、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 保険でございますね。保険の額と、それから補償ですね。なくなった方に対する現状はどんなふうになっておりますか、現段階で。

第61回国会 地方行政委員会 第4号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。ちょうど同じようなことがかっての文教委員会で質問されておったんですが、そのときに、勤務評定や学力テストの問題がありまして、各県でそれぞれ大きな問題を含んでおる。具体的には岐阜県の問題をはじめ、かなりありましたんですけれども、これは文部省から勤務評定その他の問題を予期して、ある程度政策的に交流が行なわれておったという事実があったわけなんです。そして全国的に調べていきますというと、人事の交流とか、パイプを通すとかという、名目はたいへんいいし、特に大臣の言われたように、地方からの要請であったということに表向きはなっております。しかし内容を見ていきますと、必ずしもそうではなくって……

第61回国会 地方行政委員会 第5号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 今回の奄美群島振興特別措置法の改正案は、振興計画の期間を、現行の三十九年度を初年度としてそうして五カ年のものを、十カ年に延長すると、こういう内容でございますけれども、その中で振興計画は鹿児島県知事が原案を作成して、自治大臣が奄美群島振興審議会の審議を経て決定すると、こういうことになっておりますけれども、いま御説明になった補足説明の分はその骨子ですか、あるいはその骨子を審議会にかける、その素案なんでしょうか。その関連はどうなっているのですか。
【次の発言】 そうしますと、いまの素案は正式には審議会を経て決定すると、こういうことですね、順序としては。

第61回国会 地方行政委員会 第11号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。定年制の問題が審議未了になる、あるいは通らなかった、こういうことは一体だれの責任だとあなたは思っているんですか。国会の怠慢だということばは、まあ不謹慎であったとおっしゃっておりますね。これは不謹慎とか、反省とかじゃないでしょう。本質的に自治省が指導しているんでしょう。あなた、それがたまたま出てしまったんでしょう。そうじゃないんですか。どうなんですか。もっと具体的に言えば、立法府と行政府とのそういう関係は一体どうなっているんですか。失礼ですけれどもそれから伺いたいのです。というのは、私たいへんいきなりむっとしたのは、ずっと前の――いつごろでしたか、地方行政委員会でも、あ……

第61回国会 地方行政委員会 第13号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 いまのをもう少し具体的に聞きたいんですけれども、たとえば埼玉なら埼玉でたいへん過密になっている都市がある、これは市ではなくて町で、近く市になっていくだろう。そうしてその町の一般会計予算が五億だとします。そこで一つの学校を立てる、土地がたいへん値上がりしてきて、用地だけでも四億かかる、これではお手あげだ。実際にはどんどん生徒がふえて団地ができてくるからどうでも建てなければならなくなってくる。そういう場合に、起債のワクを大幅に認めろ、あるいは利子についても、無利子で長期ということは願えればですけれども、それが願えなければごく低利でもって長く分割して返済するような方法とか、いろいろな……

第61回国会 地方行政委員会 第14号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。先ほどの和田委員の質問の給食関係についての関連質問ですけれども、学校給食の実施体制が十分に確立されていないときに、また新しい混乱が給食の現場に生じているのではないか。その一つは、お米が余るからパン食をお米の給食に切りかえろという、こういうある方面から、具体的にはまあ農林省関係方面からと思いますけれども、それに便乗してお米の生産県では、まず古米から子供にやって、それから余ったお米をやっていこうと、まあ端的に言えばそういうふうにさらされておる。私ちょうど一番初めに、まだお米の余りません時分に、斎藤厚生大臣の地元の三重県の阿山郡というところで、ごく初めのときに米飯に切りかえてお……

第61回国会 地方行政委員会 第15号(1969/06/05、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は幼稚園問題とそれから小・中学校、つまり義務制諸学校の建築問題等について質問したいと思います。
【次の発言】 先に幼稚園問題について伺います。文部省は昭和三十九年から私立を含めて就園率六三・五%を目標とした幼稚園教育振興七カ年計画を進めておりますけれども、財政の裏打ちが不十分なために、計画どおりなかなか進んでいないように見受けられます。幼稚園数の伸び率について、私立が計画以上に伸びているようにいま思われますけれども、公立はそれ以下である、こういうふうに私どもの調べでは思いますが、この実態を明らかにしていただきたいと思っております。

第61回国会 地方行政委員会 第18号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連して。いまの河川法ですけれども、一級河川とか二級河川、そういうもので分類されて、かなり違うわけでしょう、一がいにはいかないのですね、その点どうなんですか。
【次の発言】 たとえば、印旛沼の水を引いて、そして千葉県の京葉工業地帯で使う、そうなった場合には、県自体の中の問題ですけれども、これはやっぱり建設大臣の範囲の中にあるわけですね。そして、京葉工業地帯は県はあるけれども、今度は京葉工業地帯の工場というのは、やっぱり首都圏整備法の関係で、これこれせよとは言わないけれども、千葉県知事に言わせれば、首都圏同士のつき合いで、こういう工事を引き受けてくれと言われれば引き受けざるを得な……

第61回国会 地方行政委員会 第19号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 いま行政の効率という面でお述べいただきましたのですが、その中に、地方公務員と国家公務員の関係がありました。私はいま伺いたいのは、企業が進出していきます。大企業の社員がその地方の県の職員になる。そしてその県の職員としての地方公務員としての給与をもらう。同時にその足りない分、あるいはボーナスの足りない分という名目で企業からもらう、こういうことについてどのように考えていらっしゃいますか。地方公務員法違反ではございませんかということを一つと、それからもう一つは、その大企業から、たとえば通産省なら通産省に出向して、その省の仕事を手伝っている、統計その他について。そういうことについてはこれ……

第61回国会 地方行政委員会 第23号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 議事進行で。  ここに御出席になるのは、各省を代表していらっしゃるのじゃないですか。そういう点、ちょっと私伺いたい。委員長、そういう確認をしてあなたは指名しているのじゃないですか。

第61回国会 地方行政委員会 第26号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連。労働省に伺いますけれども、ちょうど四年くらい前でしたか、人材銀行というのを設置いたしましたね、安定局のほうで。その状況はどうなっておりますか。というのは、おもに定年でやめた民間の方あるいは官公庁につとめた方の再就職の状況というのが非常に率が悪いということを、その翌年か翌々年に聞いたわけであります。現に、私どもの知った方も紹介して、ずいぶんそこに行ったのです。手に職のある者、たとえば大会社の技術関係にいた方とか、そういう方ですと、わりあいに就職がいいのですけれども、事務系統にいた方ですというと、まずほとんどできにくい状態だ。それも、いま総理府でおっしゃったように、三十五とか……

第62回国会 地方行政委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。いま財政局長は、国家公務員より地方公務員のほうが上回っておるのをおっしゃったのですけれども、それにはそれなりの事情と、それから上回っている過程と、いろいろあるわけなんですが、それはきょうは私はやめます。  いま伺いたいのは、不交付団体の十五億節約の件に関連してですけれども、先ほどの御答弁の中に、国の大体の方針は六月実施と、それよりも上回って五月実施のところが幾つあるかわからないとおっしゃったわけなんです。新聞報道に一、二あるようだとおっしゃったのですが、自治省の見解としてそういうところに対してやめさせるように指導する云々という、ことばは違いますが、そういう新聞には載っ……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号(1970/07/23、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 いま総務長官から、各省からの企画とか予算とか、そういう資料を集めて調整の方法を考えるという御答弁があったわけですが、私はやはりそれでは旧態依然より幾らか前進という程度じゃないかという心配があるんです。というのは、交通ばかりではなくて、公害にしても、いままで各委員会、本会議等で述べられた中で一様に言われていることは、やっぱり一元化で、きちっと政府が一つところで急所を握って、そして幅のある運用をしていかなきゃならないということを言われているわけです。この交通安全対策にしましても、いま永岡委員から基準をどこに置くかということを述べられたわけですから、基準ができれば、当然それに沿った政……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 閉会後第3号(1970/11/16、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、交通遺児奨学金を中心にこれに関連する諸問題について質問いたします。  まず、玉井参考人にお尋ね申し上げます。私は、この八月発行されました交通遺児の作文集「天国にいるおとうさま」というのを拝見させていただきました。その前書きの中に、「子供にとって親の存在は絶対であり、親の死は世界の崩壊を意味する」、こういう著者の玉井さん、あなたのことばが言われておりますが、これは私は非常に心打たれたわけなんです。あの一冊の本の中におさめられた百三十六編は、夫をなくした妻の手記を含めて、何らたくらむこともなく無心に書かれておるわけなんです。そうであればあるほど私たちおとな、特に交通安全対策の……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1970/05/08、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は航空局関係の現業者の待遇改善について質問したいと思いますが、お答えいただきます方は、本来ならば順々ということがございますが、時間の関係上政府当局、それから参考人においで願いました日本航空の方、これはその場で適宜御発言いただいてけっこうでございますので、お答えいただきたいと思っております。  最初に運輸省のほうに伺いますけれども、航空関係の現場の職種というのはかなり多いように聞いておりますし、全国でも人数も相当数にのぼっている。二千人とか聞いておりますし、あるいは保安業務その他をつかさどる方もあるように聞いておるわけですけれども、そういうような状態の中で待遇の改善についても職……

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1970/05/12、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(千葉千代世君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。  瀬谷委員長から、委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について報告いたします。  本日、小柳勇君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についておはかりいたします。  ただいま申し上げましたように、瀬谷委員長より委員長辞任の願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって辞任を許可することに決定いたしました。

第63回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1970/09/03、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 人事院に関連質問したいのですけれども、二点ですが、一つは住宅手当でございますけれども、人事院は計算する基礎として日本の勤労者が大体基準収入、月収なら月収の何%ぐらいを住宅費に、家賃に払っているかということが一つと、それからもう一つは、どのくらいが妥当と思うかということ、それから三番目には、ほうぼうの国々で、知り得た範囲でけっこうですが、基準月収の何%ぐらいが住宅費に払われているかということ、国の政策ですね。日本は人事院の勧告というややこしい問題がありますけれども、全く計画経済の中できちんと出した住宅費というものと最低賃金制というものは関連しているわけですね。そういう点を一つ。 ……

第63回国会 地方行政委員会 第5号(1970/03/12、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、地方政治と陳情政治の関連について自治大臣にお尋ねしたいと思っております。そのあとで、いまアメリカで国家予算の編成段階で活用していると聞いておりますいわゆるPPBS方式という、これは日本でも活用したらどうかという御意見もあったやに聞いて、いま大蔵省とかあるいは経済企画庁でそれぞれ研究しておるやに聞いておりますから、現段階でどのような研究状態になっているかということをお聞きしたいと思います、これは陳情政府とたいへん深い関係を持っていると思いますので。  そこで陳情の問題ですけれども、毎年国家予算の編成段階になりますと陳情団が地方から押しかけてくる。ことしも例年に漏れないでたい……

第63回国会 地方行政委員会 第8号(1970/03/24、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 この法案の根底になっています新東京国際空港の建設が公表されましてから約十年、航空審議会の答申案が出ましてからも大体七年ぐらい、しかし場所の決定についていろいろいきさつがあったようでありますが、具体的に閣議で成田の空港の構想が決定した、それからもかなり日がたっているわけでございますね。現在はその当初の計画、その予定と現状はどの程度の進捗状況であるか、いわゆる当初の計画と現在と比較してみて順調にいっているのかいないのか、土地の買収とかその他関連したおもなことについて、概略を述べていただきたいです。
【次の発言】 この法案の関係資料を拝見いたしますと、用地取得のところでございますけれ……

第63回国会 地方行政委員会 第10号(1970/03/31、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 この道路交通法の一部改正案を見ますと、いま詳しく御説明にありましたとおり、いろいろ多岐にわたっております。しかしこれを要約しますと、大体次の四点が柱になってると思うのですが、つまり第一点としましては、酒気を帯びた者の運転についての罰則の強化、それから第二点としましては、悪質運転者の免許の取り消し後の欠格期間の延長、それから三点としまして、少年に対する交通反則の通告制度の適用、第四点は、交通巡視員制度の新設、大体こんな内容であろうと思っております。で、私はこれらの一つ一つの審議に入る前に、担当省から、陸上交通、特に自動車が主軸になってる現在の交通対策は非常に重要だと思っております……

第63回国会 地方行政委員会 第11号(1970/04/02、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、前回に引き続いて安全問題について質問したいと思っていますが、きょうは特に学校における交通安全教育の面でお尋ねしたいと思います。  先般の参議院の交通安全特別対策委員会で、総理府のほうから年間の交通事故件数が報告されましたのです。その中で幼児とか少年、それから年寄り等の事故の件数が年々目立っているわけです。そういう点で、学校教育の面でも安全教育が最近たいへん活発に行なわれるようになったと聞いているのですけれども、現在の学校における安全教育の概況をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、学校の中では教師が主体的な役割りを果たして指導をする。その指導する根……

第63回国会 地方行政委員会 第13号(1970/04/09、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問。四点ばかり伺いますが、その一つは、急のことでまだおわかりになっていないと思いますが、なくなった方々の直接の死因は何でしょうかということです。というのは、テレビで承知しておったのですが、何か爆風で三メートルくらいふき上げられたり落とされたというか、はっきりいうとショック死で、心臓麻痺みたいなものを起こしたものか。それから、けがした人、もちろんあるでしょうけれども、大体そういうふうな、ごく概略でけっこうでございますが、それ一つと、それからもう一つは、直接業務に携わっておった関係の人と、それからそこをたまたま通りかかって見ておった人との区別がどのくらいになっておるか。  そ……

第63回国会 地方行政委員会 第14号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 これは厚生省と通産省と公害問題で話し合って、自動車の排気ガスの量について調査をして、そして年次計画でその排出量について規制するための機械ですか、装置をするということになっているのですね。それは新しいのと取りかえるについてはどのくらいの日数がかかるとか、費用がかかるとか、こういうことが話し合わされているわけでしょう。そうすると、基準も何もないはずはないわけですね。一般の公害については、これは自動車がたくさん集まって排気ガスが多いから〇・五PPMとかいうような基準があるわけですが、一台の自動車の排出量についてあるはずなんですよ。いま試験の段階ではなくて、現に走っていて、規制措置が考……

第63回国会 地方行政委員会 第15号(1970/04/16、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 これは自治省に伺いますけど、この法案を拝見していきますというと、三点にしぼられているように思います。第一点は、人口の過度の減少を防止する、第二点として、地域社会の基盤を強化する、三点として、住民福祉の向上と地域格差の是正と、こうなっておりますですが、こういう過疎現象を急激に来たしている原因について、提案理由の中に少し述べられておりますのですけれども、やはり基本的な対策をきちっと立てていかなければ、この緊急措置法だけでは解決できないと思うわけなんです。特にこの法案が議員立法で出されております。議員立法はもちろん議員の権限としてもたいへんけっこうなことでありますし、いいことでありま……

第63回国会 地方行政委員会 第19号(1970/05/11、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 関連質問です。いま山本委員から公立病院の問題について詳しく質問されましたけれども、これはやはり再三述べられたように、単に公立病院だけの問題ではなくて、日本の医療全体に非常な影響があるということをしみじみ感じたのでございます。身近な例で申しますと、教員の場合ですというと東京に三楽病院というのがあります。そこに働いていらっしゃる医療従業員の方々、お医者さんあるいはレントゲン技師の方方、事務職員の方々、あるいは看護婦さんを含めて、これは都労連と申しまして都に働く皆さんのボーナスその他の勤務条件等の妥結によって、それにならって待遇が改善されていくというようないままでの慣行になっているわ……

第65回国会 地方行政委員会 第6号(1971/02/25、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 消防庁長官にお尋ねします。  けさ未明、大田区でガス爆発がございましたですね。私、ニュースで知ったんですけれども、もうちょっとで大惨事になりかねないという状況であったように思います。で、何かそれによりますと、道路の舗装工事をしておって、その現場でブルドーザーがガス管の太いのをひっかけたという、これがもとらしい。それで、十メートルとか炎が上がった。幸い密集地帯でなかったからよかったようなものの、そうでなかったらたいへんなことになったんじゃないか。みんなが寝巻き姿であの近所の人がふるえておったというようなことを報じておったんです。で、ちょうど去年の四月でしたか、大阪でやはり同様の工……

第65回国会 地方行政委員会 第21号(1971/05/21、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 この法案を審議するにあたりまして、広域市町村圏に対し、どのような財政措置が講じられておるか、そういう点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 先ほど一圏域の平均が百五十万とおっしゃいましたですね、それはいわゆる九十五圏域全部に平均するわけですね。それでトータルがかなりの額になりますね。
【次の発言】 そうすると、これも昭和四十四年度に設定された五十五圏域の第二年次分と、それから昭和四十五年度に設定された七十三圏域の第一年次分というふうに解釈してよろしいでしょうか。
【次の発言】 先ほど御答弁の中に、地方交付税の問題に触れられて、道路とか橋梁とかに触れられたのですが、そのほかに……

第65回国会 文教委員会 第16号(1971/05/18、8期、日本社会党)

○千葉千代世君 槇枝参考人に伺いますけれども、先ほどお述べになった御意見を聞いておりますと、この法律案は日本の教育の現在並びに将来にわたって非常に重要な要素を含んでいるように思います。そこで次の五点にわたって伺いたいと思います。  その第一点は、教職員に対して四%の調整額を支給するという、これは一見給与改善策のように見えますけれども、この教職員の特別措置法案になぜ日教組は反対なさるのですか。そのおもな理由をあげていただきたいと思います。
【次の発言】 二番目に、いまお述べになった中に、いわゆる無定量勤務というような問題に触れられているようですけれども、この無定量勤務を強要されると日教組はおっし……



各種会議発言一覧(参議院)

6期(1962/07/01〜)

第48回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1965/03/26、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 先ほど国有林とかその他、もとの皇室用財産というのが国に返されたと、こうおっしゃった。現在皇室が独自に使えるといっては恐縮ですが、そういうふうな財産というのはどのくらいあるのですか。たとえば那須の御用邸とか葉山の別邸とか、あれは皇室の財産としてどういうふうになっているのですか。
【次の発言】 この土地の七百九十万坪というのは、私は不勉強で存じませんが、税金はかからないのですか。
【次の発言】 たとえば葉山の別邸とか那須の御用邸とかというのは。
【次の発言】 そのかわりという意味ではないでしょうけれども、その土地に対して、寄付の形なんですか、交付金というのは。

第48回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1965/03/27、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は保育所と児童手当について質問いたします。児童手当については、藤田委員からかなり詳しく述べられたし、本格的な対策の要望がなされておりますので省略いたしますが、ただ二点だけそれについてお伺いいたします。  一点は、社会保険法を改正して、千五百万人を強制加入させ、年間五千億のお金を取ると、その中から児童手当を出したらどうかと、こういうお話もあるやに聞いておりますが、これは非常にたいへんな問題だと思うのです。その点について、御存じの程度のお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 社会保険改正の問題だけ答えてください、時間が私はありませんから。

第48回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1965/03/29、6期、日本社会党)

○千葉千代世君 私は、幼稚園教育の問題と学校医の問題、それから学校安全会について文部大臣に質問いたしますが、その第一番の、幼稚園教育の問題でございますけれども、人間形成の大事な時期に当たる幼児教育の重要性は、いまさら私が申し上げるまでもございませんが、現実には、幼稚園はたいへん狭い門となっているわけでございます。私の調べたところによりますと、昭和三十八年に幼稚園に入った者九十万人、それから三十九年においては百三万人に急増していますが、その七〇%が私立幼稚園になっております。いま、入学試験にたとえますというと、幼稚園から大学までが試験地獄で、幼稚園浪人ということばがこの二、三年出てきた。御承知の……


7期(1965/07/04〜)

第58回国会 文教委員会オリンピック等対策小委員会 第1号(1968/03/05、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 やっぱり机上の空論でなくて実際にいらしたという、御苦労なすって体験なすった御報告ですから、私はほんとうに身にしみて伺ったし、自分の勉強にもなったと思っております。  そこで、やっぱりこの冬季大会というものは国民的な関心が日本においては薄い。東京オリンピックだとか、それと違って薄いのですね。薄いということは、つまり国民的な基盤が少ないという気がするわけです。あまり強くないということだと思うのです。そういう情勢の中で今後の問題点をお示しになったのですけれども、いらっしゃってごらんになって、大体――強いとことか特別のところは新聞によく出たのでわかりました。で、日本と同じようなところは……

第58回国会 予算委員会公聴会 第1号(1968/04/01、7期、日本社会党)

○千葉千代世君 佐伯公述人にお伺いいたしますけれども、農業の明るい面で、都市と農村の生活が接近してきているという中で、一人当たりの家計費が三十五年で七六%、四十一年で八四%とおっしゃられたわけですけれども、この調査はどこの調査でございましょうか。というのは、具体的に伺いたいのは、農家の主たる――生活の主体者ですか、その方が農業をしているので、あとまあ、そこのうちの子供が働いて得た分を、食費を入れるとか、あるいは出かせぎに出た者がお金を送って、そして、まあ定期的にお金を入れて、それをまあ農業で得た生産のお金と合わせてやっているのか、そういう点を知りたいので、わかりましたらお知らせいただきたいので……

第58回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1968/04/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(千葉千代世君) 答弁が必要ですか。

第58回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1968/04/12、7期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(千葉千代世君) 答弁はよろしいですか。
【次の発言】 ちょっと速記とめてください。
【次の発言】 速記を起こして。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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