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武内五郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

武内五郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(議会)歴代TOP500
278位

5期委員会出席TOP50
40位
5期委員会出席(無役)TOP50
27位
7期委員会発言(議会)TOP25
18位
8期委員会発言(議会)TOP25
23位

このページでは武内五郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。武内五郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

5期(1959/06/02〜)

第32回国会 決算委員会 閉会後第1号(1959/10/19、5期、日本社会党)

○武内五郎君 関連……。  新潟のガスの問題で、小柳委員からの質問があるように、きわめて重大な問題なのであります。すでに、ガス採取の規制をしなければならぬということは、勧告ですな、勧告が出ておったように聞いております。その規制の原因というのは、水溶性ガスの採取にかかっている。その水溶性ガスが、地盤沈下の大きな原因であるということをお認めになるのでございますか。それからその次、構造性ガスの発見のために努めているというお話でありますが、現在どういう発見のために作業をやっているかということをお伺いしたい。以上。
【次の発言】 ちょっとお伺いしたいのですが、通産省の関係で、これは電発工事のような工事に……

第32回国会 決算委員会 閉会後第4号(1959/10/23、5期、日本社会党)

○武内五郎君 関連して、ちょっと前に戻りますが、保険料金が、保険関係が黒字になったといって、大へんお喜びのようでありますけれども、まだ依然として赤字の続いている町村がたくさんある。特に赤字の、ことに保険料金の納入のできない者の調査をやった町村がありまして、それによりますと、納入し得ないものが、納めようと思って、納める意思があっても、納められないものが六〇%もある、こういうような数字が出ている。そういうようなことを考えますると、これは、私は保険法の根本的な改正を必要とする問題が含んでいると考えます。そういう点について、すでに新国会を前にして、いろいろ忙しいだろうと思いまするが、十分そういう点の考……

第33回国会 決算委員会 第10号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○武内五郎君 三十二年度決算に関しまして、若干お聞きしたいのですが、まず最初に、今検査院の方から御指摘になりました農林の、特に土地改良事業費等に関連する、いろいろなおもしろくない事案が発生しておりますことは、まことに残念ですが、こういうような不祥事の頻発することにつきまして、農林当局から、今、まことに遺憾であるということでありまするけれども、その是正についての基本的たものの考え方について、特にお伺いしたいのは、農林予算が、昭和二十八年度以降漸減して参りました。特に、土地改良事業費等において非常に窮屈になって参っておることは御存じの通りでありますが、それで、そういうことろから、すでに着工しておる……

第33回国会 決算委員会 第11号(1959/11/27、5期、日本社会党)

○武内五郎君 昨日農林大臣から、農地改革の成果保持に関して、あくまで農地改革の成果は保持するという意思表示があったのでありますが、今日依然としてまだ、農地被買収地に対する補償運動が継続されておる。その農地価格に対する補償は、これをしないという表示があったのでありまするけれども、農地被買収者問題調査会の目的というのは、被買収者の社会的生活的な状態の調査をするのだという趣旨のようでありまするが、すでに農地改革が施行されてから十数年たって、それらの人々の生活も、一応その帰趨を決定されておると考えるのであります。ある者はかりに農地を失ったとしても、あるいは銀行に就職するとか、あるいは会社に就職する、官……

第33回国会 決算委員会 第16号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○武内五郎君 不当事項につきましてだいぶ努力された跡が見えるのでございます。私ども農村を見ておりますると、特に償還の繰延になるような状態になっておるような地方では、土地改良業等の負担が非常に大きい。中には年間反当五千円をこえるような所がかなりあるわけであります。そういうような所になって参りますると、その償還等も相当苦しくなって参ります。幸い豊作も続いたり何かして参りますると、償還成績等も割合によくなって参ると思うのでありまするけれども、たとえばさらに不慮な災害を受けたり、火災を受けたり、家庭内に病人が起きたり何かしますると、そういう障害がいろいろ償還を困難な状態にさせることが多いのであります。……

第34回国会 建設委員会 第11号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○武内五郎君 ただいま田中委員から地盤沈下について御質問があったのですが、大臣が人災のような御説明であったのです。今、河川局長の方からの説明を聞くと、その原因については目下調査中のような御答弁でありました。それで、なお私はお伺いしたいのは、河川局長からもお話がありましたが、人災であるとすればその原因者の賠償というものが当然出てこなければならぬと思います。そこでそういうふうなことでありますと、大臣は人災であると御判断されておりますし、河川局長はまだ調査中のようなお話でありますけれども、私が特にお伺いしたいのは、昨年の六月に科学技術庁長官に対して答申がありました。地盤沈下の原因に関する調査の報告が……

第34回国会 建設委員会 第12号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○武内五郎君 ちょっと関連。今、建設大臣の御答弁の前に、一応まだ私からも、建設大臣にお願い申し上げたいと思うのです。  運輸省の港湾局長の御答弁にも見られるように、実は全く明確な、私どもは、この問題についての解決点を、運輸省の答えでは得られないのです。で、私はこの前からも申し上げておりまするように、この問題は、新潟の地盤沈下ばかりでなく、東京、大阪、尼崎等に見られるように、工業用水の急激な、多量のくみ上げに、大きな原因がある。しかし私は、そればかりが原因だとは考えておりません。考えておらんが、従って、私は総合的なものの見方から、原因の探求と対策が必要でないかと考えます。  そこで、私は建設大臣……

第34回国会 建設委員会 第30号(1960/05/19、5期、日本社会党)

○武内五郎君 この保証制度の、一般の建設会社が金融に非常に困っておる。ことに金融上における信用というものは最近の経済統計等を見ますといろいろな推測がされるのであります。ことに不渡手形等の件数においては建設業者が非常に多い。そういうようなことで金融上の信用等が非常に私は低いと考えております。従って健全なるこういう制度によるところの金融の確立というものは、絶対必要であると思うのでありますが、従って、東日本、西日本、北海道等の保証会社の実績を見ますと、年々事業数、件数というものは多くなってきておる。非常にいいことだと思うのですが、これが地方の工事等では、府県の工事、町村の工事等においてまだ非常に利用……

第35回国会 決算委員会 閉会後第5号(1960/10/15、5期、日本社会党)

○武内五郎君 第一班は、八月二十四日から九月一日までの九日間にわたって、石田、北村、武内の各委員が参加いたしまして、三十三年度決算検査報告記載事項のうち、第九号の防衛庁技術研究本部下北試験場用地売収問題、第七号の北海道島松演習場周辺の防災工事に関する件、第百九十九号の北海道洞爺村林道早月線開設に関する件、以上三件について調査いたして参りました。さらに函館、札幌両営林局管内の国有林野事業、篠津泥炭地帯総合開発事業、航空自衛隊千歳基地並びに北海道庁における補助金行政の実情について詳細に調査して参りました。  現地で調査いたしました内容につきましては、会議録でごらんいただくことにいたしまして、この際……

第38回国会 決算委員会 第2号(1961/02/06、5期、日本社会党)

○武内五郎君 私は昨年末から起きまして、まだその災害の傷が非常に激甚な状態になっておりまする北陸地方、新潟地方の豪雪に対する、特に国鉄の措置をお伺いしたいのであります。  御承知の通り、十二月の二十六日の夕刻から降り出しました雪が三十日から三十一日の間にすでに上越沿線長岡付近において一メートル余をこえた。三十一日から一月一日にわたりましてすでに二メートルをこえた。そういうような例年にない雪の状態であったのでありまして、そのために国鉄の各沿線がほとんど麻痺状態になった。上越沿線、信越線、新潟県におきましても、越後線、只見線、それから飯山線その他各支線等はもちろん全然運行を見ることができない状態だ……

第38回国会 決算委員会 第4号(1961/02/13、5期、日本社会党)

○武内五郎君 ちょっと大蔵省にお伺いしたいのですが、決算の大蔵省所管の関係では、税徴収に重点が置かれるようですが、監査業務ですか、監査については、業務監査と会計監査、それから何か国民監査ですか――こういうようなのがあるようですが、それはその各種監査の取り扱い内容をちょっと……。
【次の発言】 今承ると、大体監査の遂行上のいろいろななにがあるわけでありますが、概括して、業務が適正にして、しかも敏速に行なわれているかどうか。そしてそれが制度上、機構上妥当なものであるかどうか、しかもその制度、機構が、改正を要する点はどこにあるのかというような点が出てくると思う。  そこで、その業務監査にあたりまして……

第38回国会 決算委員会 第6号(1961/02/20、5期、日本社会党)

○武内五郎君 ちょっと関連。競馬の目的というのについて全くわからぬ。競馬は馬が走るのでしょう。走る能力を検定するのでしょう。そうなって参りますと御承知の通り、先ほど畜産局長の言っておりました今日の馬の用途はだんだんウエートが低くなってくるわけです。御承知の通り、戦争を目的とした軍備があった時代には、早く走る馬なりあるいはまた、運輸、運搬、交通機関等のための馬の能力というのが非常に重大であったはずなんです。ところが今日自動車があり、飛行機があり、何から何まで馬の使用というものの範囲はどんどん減っていくわけです。そこへもってきて競走馬を育成する必要がどこにあるか。かりに、競馬の中にも何か車を引いて……

第38回国会 決算委員会 第14号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○武内五郎君 私質問したいと考えておりましたことは大体北村君、山田君から出ておりますので、その点は端折りまして、二、三質問したいと考えます。先ほど失業対策部長から、保険関係で給付についてのいろいろな不正な擬装の点が、こういう点、こういう点というふうに三点ほど指摘されております。その中でたとえば再就職をやっておりながら失業保険をもらっておる、あるいは架空な事業所で失業登録をやっておる、あるいはまた事業主と労働者との結託のもとに失業登録をやっておる、というような数点にわたってお答えがあったわけでありますが、こういうことはどういうことですかな。擬装退職と申しまするか、退職したことを擬装して失業登録を……

第38回国会 決算委員会 第15号(1961/04/03、5期、日本社会党)

○武内五郎君 今年度の決算にあたりまして、公社においてただいま会計検査院並びに公社側の説明のごとくに、不当または不正等の事項の指摘のなかったことは、われわれとしても大へん喜ばしいことでありまするが、私は公社の本質、成り立ち等を考えますと、しかも公社の事業が国の財政の大きな財源ともなり、また地方財政の大きな財源ともなっておるような、きわめて大事な業務でありますが、しかもそれが、たばこという国民大衆の生活と嗜好に密接に結びついておるという関係、さらにまた、その業務の中の塩等の場合を考えてみますというと、食料の重大な要素であり、また同時に近代工業にとって欠くべからざる重要な資源でありまする塩等を取り……

第38回国会 決算委員会 第22号(1961/04/21、5期、日本社会党)

○武内五郎君 今の問題ですが、除雪費の点で、除雪人夫に対してどれくらい払っておりますか。
【次の発言】 それは今年度の災害で出した金ですか。
【次の発言】 聞くところによると、三百四十円、三百四十円でとうてい私は除雪人夫なんというものは――きわめて作業は単純であるが、非常な体力を使わなければならない労働なんです。過重労働です。それに三百四十円という公定だそうですね。今聞けば六百円から七百円というお話なんですが、あの当時すでに千円をこえておる。千五百円でなければこない。食事がついて千円でなければ得られなかった。従って、人夫の募集なんというものは、とうてい不可能な状態に陥ったと、私はそこに大きな原……

第38回国会 建設委員会 閉会後第1号(1961/07/11、5期、日本社会党)

○武内五郎君 今の小山議員の質問に関連いたしまして、お聞きしたいことがございますが、今回の水害につきまして、いろいろな批判も出ております。特に私の非常に注意を呼んだ問題は、やはりこの水位の問題であります。平常水位と流量の関係、それから警戒水位とその流量の関係、従って、計画水位をどの程度まで押えるかという問題と関連して、今の質問に出ておりましたダムの問題も関連して参りまするが、この水位をどの程度まで押えていかなければならぬのか、あるいはまた水位についての計画的な基本的な改正を必要とするものかどうか。特に、あるいは今後問題になると思うのでありまするが、水資源開発に関するきわめて技術的な関係があると……

第38回国会 建設委員会 第9号(1961/02/28、5期、日本社会党)

○武内五郎君 私、ちょっと二、三点お伺いしたいのですが、実は、先ほど来の応答の中で、ほとんどもう私の聞こうと思っている大部分が出てしまいましたので、二、三点お聞きします。サービス施設をやるという点について、これは、まあ私は先ほどの木下委員からもお話が出ておったのですが、元来からいえば、私の考え方から申し上げると、公団が発足すると同時に、これくらいの施設は考えなければならぬと思う。今にわかに、こういうことを考えるようになったということは、いろいろ私も基本的に疑問があるわけなんですが、その前に、一応この点を聞いておきたいのですが、そういうような施設は、現行法の中で行なえないものかどうか。  たとえ……

第38回国会 建設委員会 第10号(1961/03/02、5期、日本社会党)

○武内五郎君 先ほど木下委員からのお話の中でも、大体公団と自治協議会との話し合いがなされているということですが、その懇談会の中心は、住みいい団地にしたいということが中心だと思うのですが、大体今までどの程度まで要請されている事項が通っておるんですか。
【次の発言】 団地の中で店舗なんかがほとんどなかったというような団地があるように見受けたんですが、まだそういうような状態ですか。
【次の発言】 そこで、今回のサービス機関を設けようということになって参りますると、最も切実に要求されておるサービスの部門というのは、どれなんですか。

第38回国会 建設委員会 第12号(1961/03/14、5期、日本社会党)

○武内五郎君 住宅局長にお伺いしますが、ただいま公庫の貸付利上げについて田中委員から質問があったのでございますけれども、大体、公庫法の第一条からいってもこの際利上げされるということは、どういうふうにあなた方お考えになるのでございますか。たとえば、公庫法は一般の銀行その他の金融機関から、融資の困難な人に融資をするということになっております。従ってこれは、そういう人々に対する公庫というものがサービスの機関でなければならない。そこへもってきて今、利上げをしなければならないというのはどういうわけですか。
【次の発言】 それで、事業量の拡大をはかるというお話なんですが、たとえば昭和三十三年度の公庫の事業……

第38回国会 建設委員会 第13号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっておりまする住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案につきまして、遺憾ながら原案に対して反対の意を表明いたしたいと存ずるものであります。  今回の改正案の骨子は、大体、次の五点にあると理解するものであります。すなわち、第一は理事一名の増員であります。第二は、宅地造成の貸付範囲を拡大して、一般住宅用地の取得、造成まで貸し付けること及びこれに伴う学校、店舗等の利便施設にも貸し付けることになっております。第三は、中高層耐火建築物の貸付金利率の引き上げであります。第四は、宅地造成の貸付金利の引き上げであります。第五は、産業労働者住宅の貸……

第38回国会 建設委員会 第24号(1961/04/27、5期、日本社会党)

○武内五郎君 大林さんに。私、ちょっとおくれまして、あるいはお話があったかもしれませんけれども、申しわけありませんが、この建設業協会の現在の業務はどういうことをやっておりますか。
【次の発言】 そうなりますると会員――業者の利益のためにいろいろな事業をされておる、そういうことですね。
【次の発言】 それで地方の団体の実態を御存じでしょうか。
【次の発言】 今度の法律の改正で、業者の団体が一つの公認の団体になるわけでありますが、それで、たとえばこういうことはないでしょうか。その業者の団体が、工事の発注される場合に業者を推薦する、あるいはまた端的にいえば、その団体を経由しなければ指名を受けることが……

第38回国会 建設委員会 第32号(1961/05/30、5期、日本社会党)

○武内五郎君 すでに昨深夜から今朝にかけましてラジオ、新聞等で御了知と存じまするが、昨日来の台風四号の被害が特に東北、北海道地方に現われまして、しかもその風速が二十三メートルから四十メートルをこえるおそるべき速度をもって現われておったのでありまするが、私どもは昨夜非常に何か災害の起こることのないようにと心配しておったことがすでに現われて参りました。御承知の通り、岩手県、青森県において甚大なる災害をもたらしまして火災が各地に起こったのであります。  第一は、岩手県下閉伊郡田老町の部落四百四十八戸をこえる約五百戸の労働者家屋が焼失しております。さらに岩手県宮古市においても出火を見て数個部落が焼失し……

第38回国会 建設委員会 第37号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○武内五郎君 その収用される土地の補償費は、先ほど田中君が、あるいは田畑についてあるいは宅地等の場合において、地主と小作人との関係、あるいは地主と借地人との関係の補償の場合、その補償費は何か一括払いにして出すんですか。
【次の発言】 ちょっと待って下さい。その場合に、この部分は土地に対する補償だと、この部分は小作権に対する補償であると、借地権に対する補償であると、こういうふうな工合にして出すのか、一括して出すのか。
【次の発言】 あなたの今のお答えは、たとえばその関係地域を一括して払うんですか。
【次の発言】 そうすると、その中に土地の所有者に対する補償費と借地人、小作人に対する補償費というも……

第39回国会 建設委員会 第2号(1961/09/26、5期、日本社会党)

○武内五郎君 今の物価関係とも関連いたしますが、この前の委員会で田中一君が、東京部で七千戸の公営住宅建設を、一千戸を切り捨てるまでに単価が上がって、建設が困難になってきた。それに対して建設大臣は、学校等の場合と同じように公営住宅の建設についても、臨時国会で予算を補正するように努力するというお答えがあったのですが、大体そういうふうになりますか。
【次の発言】 たとえば建築資材の値上がり等については、これは今のお話のとおりになっておりますが、特に最近の建築資材の値上がりの割合を考えてみますと、前年の同月に比してほとんど三割前後の値上がりの状態になっている。しかも去年の平均等から考えますと、三割とい……

第39回国会 建設委員会 第6号(1961/10/19、5期、日本社会党)

○武内五郎君 今小平さんや岩沢さんからいろいろ防災に重点を置いた宅地造成の質問があったのですが、今まで本委員会においてしばしば、規制法の案が立案されない前に、この点に触れて再三質問があったのであります。その際も、いつも答弁は、これを行政的な指導でやっていきたいと、こう言っておりましたが、今までそういう行政的指導をとった事例なんかありますか。
【次の発言】 この法律ができ上がりまして宅地造成に関する許可申請をする場合に、もちろん設計等が添付されて提出されることになるのですね。その場合に、これはこういう設計でこういう施工をやれば危険だ、あるいは将来災害のおそれがあるというような懸念がある場合は、も……

第39回国会 建設委員会 第7号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○武内五郎君 法案の条文について数点お伺いしておきたいと思います。  第三条で、この造成地域の指定をするにあたって、その都市の指定がございまするが、この都市の指定区域というものは、たとえばその指定都市の隣接町村と交錯することがあろうと考えられますが、その場合に、ここでは「町村の長の意見を聞かなければならない」ということになっておるけれども、その指定は他町村にも及ぶことがあるかどうか。
【次の発言】 そうしますと、必ずしも他町村にもちろんこれは五十万以上の市を指定することになると考えられるのですが、その場合にそれに含まれなくても隣接町村の意見を聞く、こういうことになるのですね、指定が含まれるはず……

第39回国会 災害対策特別委員会 第6号(1961/10/27、5期、日本社会党)

○武内五郎君 まあ災害地で住宅を侵された人たちに対して仮設住宅を建設するのは、厚生省のほうで設定されておるわけなんですが、御承知のとおり、仮設住宅はきわめてその費用が零細で、一戸当たり五坪で十万円という一戸建ての住宅であるわけでありますが、十万円で五坪でありまするので坪当たり二万円ということになります。坪当たり二万円というと、御承知のとおり、これは人間が住めるような程度の家ではないのであります。ことに、ルーフィングの屋根――屋根ふきをルーフィングでしておきますると、寒冷積雪地帯等ではとうていしのげないことは、これはもう明らかだと思う。二万円ですと、これは鶏の小屋の程度にしかできない、今日では。……

第39回国会 災害対策特別委員会 第8号(1961/10/30、5期、日本社会党)

○武内五郎君 今度の災害で被害が最も顕著に現われておりまするのは高潮対策の結果と、それから発電所ダムの結果が強く出ていると私は考えるのです。高潮対策についてはすでに椿委員荒木委員から質問が出ておりまするので、私はそれに関連した質問は避けますが、ダムのために災害を一そう激化させたという点についておもに質問申し上げたいと思うのです。建設委員会において、私ダムの問題についていささか触れたことがございますが、あらためて質問申し上げたいと思うのです。ことに今回の災害中、最も激しい被害を受けた長野県の飯田市を中心とした災害でございまするが、これは集中豪雨による山くずれ等を伴いましたが、最も大きな災害の原因……

第39回国会 災害対策特別委員会 第9号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○武内五郎君 私はこの際、今月の下旬、九州、四国、中国、近畿地方を襲いました災害に対しまして、特別なる措置をお願いするように取り計らうことを提案したいと存ずる次第であります。  さらに関東、東北地方を襲った台風二十四号の被害もまた甚大でありまするので、同様取り扱いを御提案申し上げるのであります。これは本委員会の審議にあたりまして、その途中に九州地方、四国、近畿地方等の災害の情報が入りまして、われわれに大きなショックを与えたのでありまして、その被害ははなはだ甚大であることは申すまでもないことでありまするので、ここに本委員会の総意を代表いたしまして、次の決議案を提案したいと存ずる次第であります。決……

第40回国会 決算委員会 第2号(1962/01/31、5期、日本社会党)

○武内五郎君 ただいま顧問制につき一まして、これは主として技術関係の顧問を嘱託するようにお話があったのですが、今までは職員の中で専門の技術屋というものはおられますか。

第40回国会 決算委員会 第5号(1962/03/31、5期、日本社会党)

○武内五郎君 関連。生ワクチンによるポリオの絶滅、これは全くわれわれ期待するところでありまするが、昨年新潟県で調査いたしましたところによると、新潟市で対象該当者が一万三千五百九十三人ある。その未接種者が七千人をこえておる。いろいろまだ宣伝をいたしまして、締め切りを延長いたして、三百四十三人の増加をみて、五二%だけ接種しておる、こういうようなことであります。これはしかも、新潟市でこういう成績なのですが、特に農村地帯等に入りますると、さらに接種率が悪くなるのじゃないかと思うのですが、何かこれに原因はないですか。
【次の発言】 たとえば、熊本、福岡、大分、山口、鹿児島、宮崎、北海道、群馬、三重、大阪……

第40回国会 建設委員会 閉会後第2号(1962/06/01、5期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  本日は、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を行ないます。  本日、田中一委員より全国総合開発計画に関する調査の要求がございますので、これを許可することにいたしたいと存じます。  本日、企画庁より吉田参事官、玉置参事官、大来総合開発局長、建設省国土地理院長奥田豊三君の出席を求めて、この総合計画に関する説明を聞くことにしたいと存じます。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか――御質問なければ本日はこの程度にて終了することにいたします。  これにて散会いたします。    午前十一時四十二分散会

第40回国会 建設委員会 閉会後第3号(1962/07/11、5期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) 本日の委員会の前にあたりまして、御報告申し上げたい事項がございます。  本委員会の委員でありまする田中清一君が事故によりまして負傷いたしました。去る七月七日に、委員会の一同を代表するといろ意味で、不肖私と調査室長並びに委員部からお見舞いに参りました。さよう御承知を願いたいと思います。負傷の程度は、腕の打撲傷それから胸部の打撲を受けまして、目下精密検査をやっておりまして、安静を要する状態であります。大体、たいして心配はないという家族のお話でございました。  右、御報告申し上げます。
【次の発言】 それでは次に、本日の調査を行ないたいと思います。今回の集中豪雨等によりまして、……

第40回国会 建設委員会 閉会後第4号(1962/08/03、5期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  本日は、前回に引き続き、本年六月上旬以降の梅雨前線による集中豪雨及び先月下旬の台風七号による被害状況につき説明を聴取いたします。松下林野庁指導部長。
【次の発言】 次に、川本通商産業省鉱山保安局石炭課長。
【次の発言】 次に、瀬戸厚生省社会局施設課長。
【次の発言】 次、山内河川局長。
【次の発言】 以上で説明を終わりました。  これより質疑を行ないます。  この際、お諮りいたしまするが、このたびの通常選挙によって委員以外の議員になられている方がございまするので、委員以……

第40回国会 建設委員会 第6号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○武内五郎君 昭和三十七年度の公共事業予算につきまして、その編成にあたっての態度と申しますか、心がまえについて大臣にお伺いしたのですが、御承知のとおり池田内閣は生産の増強と国民所得の倍増をキャッチ・フレーズにして進めて参っております。その結果は非常な設備投資並びにそれに伴って物価が非常な高騰を示している。同時に外貨会計等において非常な危機が伝えられて参りましたので、急遽昨年度以来金融と財政の引き締めをやってきたのであります。ところが、ことに昨年四月、日銀が市中銀行に対して窓口指導を開始して以来非常な引き締めの方針が強化されて参りました。七月には公定歩合の一厘引き上げが行なわれ、九月に入りまする……

第40回国会 建設委員会 第7号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○武内五郎君 前回の私の質問、続行するのですが、大臣来られてからその総括的な問題はそのほうに回したいと思いますが、その前に住宅局長にお尋ねしたいのですが、ただいま官房長から資料についての説明がございましたように、財政投融資の関係の若干の繰り延べが見られておりまして、今年度の住宅建設等についてもかなり窮屈な模様と思うのですが、私は実はこういうことを御説明願いたいのです。それは住宅金融公庫の貸付についてでありまするが、なお住宅金融公庫の問題の際あるいはお伺いすることになると思うのですけれども、一応建設省としてのお考えを伺っておきたいと思うことは、その金融公庫の貸付の手続が非常に煩瑣なんであります。……

第40回国会 建設委員会 第13号(1962/03/08、5期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  ちょっと速記とめて。
【次の発言】 じゃ速記を起こして下さい。  阪神高速道路公団法案を議題といたします。  本案につきましては、現地におきまして関係者等からの意見聴取並びに実情調査をいたしておりまするので、初めにその報告を聴取することにいたします。内村清次君。
【次の発言】 ただいまの報告に関しまして、御質疑がございましたら、順次御発言願います。
【次の発言】 なお、ほかに御質疑ございませんか。
【次の発言】 なければ、本日の審査はこの程度にとどめておきたいと存じます。  これにて散会いたします。    午後二時四十五分散会

第40回国会 建設委員会 第20号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○武内五郎君 建築物用地下水の採取の法案につきまして二、三質問を申し上げたいのでありますが、その前に、この法律案を提出されました政府当局が、今日深刻な状態になっておりまする地盤沈下の実情を認識されて、その最大の原因でありまする地下水の採取に対する強力な規制を内容とした、本案を提出されましたことは、私ども心から実は喜んでおるのであります。それで本案に対する概略としては私は異議がないのでありまするけれども、二、三質問を申し上げたいと存ずるのであります。  それは第一は、地盤沈下の最大の原因でありまする地下水のくみ上げ、その揚水設備の吐き出し口が断面積六平方センチメートル以下のものは規制から除外され……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 建設委員会 閉会後第1号(1962/09/03、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  先月二十九日、米田正文君が辞任せられ、平井太郎君が選任せられました。本日、平井太郎君が辞任せられ、米田正文君が選任せられました。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時三十九分散会

第41回国会 建設委員会 閉会後第4号(1962/11/22、6期、日本社会党)

○武内五郎君 大臣が時間がないようでございまするから、実は数点にわたって質問したいと思ったんですが、一点だけ本日は簡単にお答え願いたいと思うんです。  明年度の予算編成にあたりまして、先般大臣の所信を伺いました。それによりますると、特に重点的に予算の配分を行なうというようなことになっておるようですが、したがって、実は私、過年度の予算の配分状況を考えてみますると、三十六年度、三十七年度の予算等についても、特に指摘申し上げなければならぬことは、公共土木等の公共事業費の予算は非常に地域的に配分がへんぱな状態が出ておるようであります。でこぼこが地域的にあるようでございます。たとえば三十六年度におきまし……

第41回国会 社会労働委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○武内五郎君 配置転換については慎重な態度でしたい、せねばならんことは、今、長官が話されたとおり。それで二、三関連して伺っておきたいことは、これもあらかじめ了解を得ておきたいんですが、ここでもしお答えできなかったら、先ほどの亀田君の質問に連なって、文書でお答えしてもらいたい。それは愛媛県で、多分これは高松国税局管内、そこで最近退職を突然勧告された署長があるはずなんですが、ご存じないですか。知らんければあとで調べてもらいたい。それはなぜ勧告されたかということは、第二組合結成について積極的に動かなかった。もちろん署長は、第一組合であろうと第二組合であろうと、署長の立場としては申立をしなければならん……

第42回国会 建設委員会 第2号(1962/12/23、6期、日本社会党)

○武内五郎君 これは、現行財政法のままでその早期進捗をはかろうという措置をとりたいというのですか。
【次の発言】 それで、現行法ではかなり支障が出ているようですが、それについて、根本的な改正等について考慮なり、研究がなされてはいないのですか。
【次の発言】 ちょっとその前に。今僕の聞きたいことも含めて答弁して下さい。この簡素化ということは、何ですかね。小さいワクにも適用するように許可してくれと、こういう意味じゃなくて、手続そのものを簡素化するようにという意味だろうと思うのだが、一体それはどっちか。今田中君の話と、この簡素化の意味と違うようだが、その点を含めてひとつ御答弁願いたい。

第43回国会 建設委員会 第2号(1963/01/29、6期、日本社会党)

○武内五郎君 自衛隊の応援が、今のところ主として国鉄の復旧に力を注いでおるということなんですが、道路のほうは、そういう点でこれからの計画か何かがあるのですか。
【次の発言】 この自衛隊の出動というのは、たとえば建設省または県のほうからの要請で来るのですかね。それとも自衛隊がこれは出動する必要があるといって自分で認めて来るのですが。

第43回国会 建設委員会 第10号(1963/03/14、6期、日本社会党)

○武内五郎君 屋外の広告物の規制を今まで審議してきましたが、大体街路の美観を損するとか、あるいはその他のことについての規制は了承できるわけでございますが、本日の一部新聞に出ておりまするが、今回行なわれまする統一地方選挙にあたって街頭に張られておりますポスターについて、電電公社が電柱の使用を拒否する旨を選挙管理委員会に対して通達したという記事が出ておりまするが、おそらくこの規制が出されますると、そういうものに対する法律が行なわれるじゃないかと思うのであります。それでこの前、この点についてもいろいろ田上君等から心配された質問が出ておりまするが、私は、なるほどその無統制なポスターの貼付等は、これはか……

第43回国会 建設委員会 第14号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○武内五郎君 ただいま砂防法の一部改正法律案の提案の説明がございました。特にその必須事業として、治水事業には、砂防事業のほかに、河川改修事業等があって、特に上流の地域における砂防施設の重要性を強調して、その施設の必要を述べられたのでありますが、私どもは、砂防の重要性について、特に参議院の当委員会では、強く認識して治水事業についても取り扱いをきれて参っておりまするが、したがいまして、提案者に対して、提案説明にのっとって数点にわたって質問して、趣旨を明らかにしていただきたいと考えるのであります。  まず第一は、今説明がありました中にうたってありまする「指定土地内にある治水上砂防の効用を有する天然の……

第43回国会 建設委員会 第18号(1963/05/28、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ただいまより建設委員会を開会いたします。  先ほどの理事打合会の結果を御報告いたします。  議事の都合により、建築基準法の一部を改正する法律案の質疑を行ない、次に、新住宅市街地開発法案の提案理由の説明及びこれに対する補足説明を聴取することといたします。  では、本日の議事に入ります。  建築基準法の一部を改正する法律案を議題といたします。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  それでは、建築基準法の一部改正に関する法律案の質疑は、ちょっと中断いたします。

第43回国会 建設委員会 第19号(1963/05/30、6期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) 他に御意見のおありの方はございませんか。
【次の発言】 他に御意見のおありの方は、ありませんか。――他に御意見はないようでございますから、討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めます。  これより採決に入ります。

第43回国会 建設委員会 第23号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま審議いたしました不動産の鑑定評価に関する法律案につきまして、賛成の立場から討論を進める考えであります。  本法案の提案されまするにあたりまして、その提案の理由に、「最近における宅地価格の高騰は、根本的には宅地の需要と供給との不均衡によるものと考えられますが、さらには、合理的な地価の形成をはかるための制度が欠除しているため、地価がいわゆる呼び値等によって安易に、しかも不合理に決定される傾向が見受けられ、このことが宅地価格の高騰を一そう著しいものとしている現状にあります。」というようにうたっております。これは、今日の住宅問題、特に宅地取得の……

第43回国会 災害対策特別委員会 第2号(1963/01/28、6期、日本社会党)

○武内五郎君 今回の北陸地方を中心として襲った寒波に伴う豪雪の被害は、かつて昭和三十六年の豪雪災害のときのスケールとそれからその被害の深さとは、比較にならない大きなものでありまするが、その三十六年度の際におきましても、気象庁の予報に対して、私どもは、国鉄並びにその他の関係官庁でこれを把握する組織と機能を持つようにという強い要望をしておったのでありましたが、今回もやはり同じような結果が繰り返されてきたのは、まことに遺憾だと考えるものであります。  なるほど、気象現象というものは、今回のものは非常に異常な状態を出しておるようでありまするけれども、寒波の襲来、それに伴うところの雪の襲来というものにつ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/11、6期、日本社会党)

○武内五郎君 本部長が時間お急ぎになっておりますので、まず本部長に対する質問を二、三お願いしたいと思います。  本部長が今回豪雪災害地帯を視察されまして、豪雪地における国民の苦しい生活、不便な生活状況等をつぶさに観察されて認識を新たにされたことに対して、私非常に感謝しております。ただ、そこでなお一そうお願い申し上げたいことは、特に本部長は建設行政の担当が主管でございますから、ただいまお話を承りますると、まず第一に、その対策の第一は、交通、運輸の確保にあると、こういみじくも実は仰せられている。これ同感と思うわけなんです。ことに私がお願い申し上げ、質問をしたいことは、実は豪雪そのものについて今二色……

第43回国会 災害対策特別委員会 第4号(1963/02/26、6期、日本社会党)

○武内五郎君 学校の問題が出ておりますが、先ほどの単価の問題ですが、三万七千八百円というのは全国一律ということでありますが、北海道と内地と同じですか。
【次の発言】 どのくらい違いますか。
【次の発言】 三十七年度ですね。
【次の発言】 それは北海道でしょう。これにやはり二〇%のプラスですか。
【次の発言】 三万五千円が、実施単価では三万八千六百六十円――これが二〇%プラスだというのですか。
【次の発言】 北海道の建築様式と内地の公立学校の建築様式と違うのですか。
【次の発言】 そうすると、北海道は積雪寒冷に対する学校建築様式というものが内地と違うのだ、こういう意味なんですね。ところが、今われ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第5号(1963/03/01、6期、日本社会党)

○武内五郎君 建設省の道路局にお伺いしたい。  さきにわれわれがいただいておりまする、この雪害対策資料、これは一月末現在の調査ですが、そのときの除雪状態、除雪計画については、一級国道二千五百キロ、そのうち交通不能延長キロ数が三百五十一、二級では、一千七百キロのうち、交通不能延長が三百七十七、主要地方道が九千三百のうち、二千九百十六キロ交通不能延長と、こういう状態が、その後、現在ではどういうふうな状態になっているのですか。
【次の発言】 一級国道八号線のうちの現在一車線通っているところが二車線に返るまでにはどれくらいの期間をこれから要するか。それからこれらのキロ数は、今現在一車線のキロ数はどれく……

第43回国会 災害対策特別委員会 第7号(1963/05/17、6期、日本社会党)

○武内五郎君 総務長官に御出席を願っておりますので、二、三お伺いしておきたいと存じます。  政府では、雪、害対策の基準、めどというようなものの把握が困難であると仰せられて、したがって、その施策がどの程度のものであり、どこに根拠を置くか、難航をしているというお話があったのですが、今、企画庁の総合対策特別措置法に基づく豪雪対策審議会の地域指定に関する答申案が出たはずであります。したがって、積雪度または寒冷度に対する対策の基準が一応把握できた、その答申に基づいて雪害対策の施策をとられるのかどうか。早くそういうふうなことになっていくようにお願いしたいのですが、どういうふうになるのか。それから、たとえば……

第43回国会 災害対策特別委員会 第8号(1963/06/05、6期、日本社会党)

○武内五郎君 きょうの政府側の出席はどうなっておりますか。
【次の発言】 総務長官はどうですか。
【次の発言】 私は、主として地すべり対策について、それぞれ関係当局に質問したいのであります。  実は私は、この地すべりの問題につきまして、雪害の対策の一環として重要に考えておったのであります。ことに積雪地帯において、融雪期に入りますると、地すべりの発生が非常に多くなる。このことについては、今まで雪害の問題を審議する際に、融雪期における災害の頻発のおそれのあることを、しばしば当委員会においても取り上げて、問題になっておったはずでありますが、雪が積もっておりまする間は、地表の変化というようなものは、容……

第43回国会 災害対策特別委員会 第9号(1963/06/21、6期、日本社会党)

○武内五郎君 関東班について御報告いたします。  去る六月十三日及び十四日の二日間にわたりまして、辻委員長、藤野理事及び私の三名、さらに現地において天田議員、坪山議員、戸叶議員、野本議員が参加されまして、五月二十三日群馬、栃木、埼玉県下を襲いました突風及び降ひょう被害状況を視察いたして参りました結果について、簡単に御報告いたします。  まず、今次の災害は、例年に比べて時期的に早い降ひょう害といわれております上に、従来考えられておりましたまるい粒状のひょうではなく、氷のぶっかきのような形のものでありまして、しかも所によりましては鶏卵大またはこぶし大のものもあり、加えて雷雨と突風を伴いましたので、……

第46回国会 建設委員会 第23号(1964/04/23、6期、日本社会党)

○武内五郎君 質疑に入る前に資料要求をしておきます。  それは、民間住宅地造成事業の規制及び造成に関する制度上の措置に関する答申、それから住宅地開発事業に必要な用地の確保をはかるための制度上の措置に関する答申、第三は、新産都市の区域及び建設基本方針――これは企画庁、工業用地確保対策に関する答申――これは通産省、前二者は建設省、これを要求したいと思います。
【次の発言】 昭和三十六年に制定された宅地造成等規制法という法律があるのだが、この法律といま審議中の原案との性格の相違と、そうしてどうしていま審議中の案が必要になってきたか、それを明確にしていただきたい。

第46回国会 建設委員会 第27号(1964/05/19、6期、日本社会党)

○武内五郎君 本委員会において住宅地造成に関する法律案の審議にあたって、私どもは、農地造成との関係においてきわめて重大なものを感じております。そこで、宅地造成と農地造成との調整につきまして、特に農林大臣の御所見を伺っておきたいと考えるものであります。  御存じのとおり、最近における住宅地の造成、工場敷地の造成等に伴いまして、農地の転用が非常な勢いでのぼってまいりました。これは宅地並びに敷地の造成は、何といっても、農地の転用に依存しなければならない部分が非常に多い。ところが、最近の農地転用に関する経過等を見てまいりますと、無秩序な状態で行なわれているところが非常に多いのであります。昭和三十四年に……

第46回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1964/07/22、6期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、いま佐野委員から質問があって、その中で、激甚法の適用、それから天災融資等の大幅な適用についての強い要望がありまして、同様に私も、それを広範に適用して災害に泣く地方の人々の救済をすみやかにやってくださるようにまず第一に要望しておきます。  次に、私はまず第一に、七月の七日以降降り続いた豪雨、長雨等によって各地に起きました災害の基本的な問題について少々お伺いしたいと思うのであります。その場合に、一応新潟県に起きました災害を中心としてお伺いしたいと思うのであります。  まず第一に、河川行政のあり方であります。私は、河川行政のあり方について、新潟県の栃尾市の奥にあります守門山――一……

第46回国会 災害対策特別委員会 第6号(1964/03/13、6期、日本社会党)

○武内五郎君 きょう、各省関係でだれだれを呼んでおりますか。だれだれが出席しておりますか。
【次の発言】 了解。

第46回国会 災害対策特別委員会 第7号(1964/05/13、6期、日本社会党)

○武内五郎君 ただいま霜害、地すべり等について説明がありましたが、お尋ねいたします。  まず、私は地すべりについてお伺いいたします。今年の四月十日に新潟県東頸城郡の松之山町の下鰕池部落に発生いたしました地すべりのために東川が閉塞されました。約三十町歩にわたる地域が完全に水びたしになった。全部落の耕地が水の下になる。家屋の十数戸が水をかぶって、ようやく屋根が見える程度であったのであります。私はそれから一週間ばかり経ったのちでありまするが、現地を見ましたときに、まだ水は洲のように全耕地をおおっておりました。家屋もようやく屋根が出ておる程度であった、そういうふうな災害が起きた。これはいま説明がありま……

第46回国会 災害対策特別委員会 第10号(1964/06/24、6期、日本社会党)

○武内五郎君 ただいま新潟地震の被害状況につきまして説明があったのでありまするが、いまの説明を承っておるだけでも災害の幅の広さ、その深さが想像できるのであります。そこで、実は本部長が来られたら御決意のほどを承りたいと考えたのでありまするが、いまの説明を聞いてまいりましても、災害対策本部の設置は見たのでありまするが、いわゆる緊急災害に対する措置が講ぜられておらぬのですが、その状態はどうなっておりますか。災害緊急措置法――あれは特別措置法ですな。
【次の発言】 違う。激甚地災害に対する特別の財政援助等に関する法律の適用がどうなっているか。

第48回国会 建設委員会 第11号(1965/03/23、6期、日本社会党)

○武内五郎君 いま田中君が質問したのは、長年の河川行政の混乱を整理する時期に入っているのじゃないかという意味だと思うのです。ところが、最近、特に新河川法制定前後から明らかになってきておることは、廃川敷の処理問題、特に私権と公権が混乱をしております。ことに公有地を占用しておるものが権利の売買をやったり、あるいは転貸をやったり、いろいろなことが行なわれておって、全く私権、公権が混乱してしまっている。それらに対する処理は、一体どういうふうにしていくかどうか、この際ひとつ伺いたい。
【次の発言】 新河川法では、敷地の私権を認めることになった、こういうのですね。ところが、占用地で小作料を取ったり、あるい……

第48回国会 懲罰委員会 第1号(1965/02/17、6期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(武内五郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  はなはだ未熟でございまするが、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  本日は、公報をもってお知らせいたしましたとおり、理事の補欠互選の件をおはかりいたします。  本委員会の理事が二名欠員になっております。つきましては、これよりその補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は、成規の手続を省略して、委員長において指名することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは理事に井川伊平君及び河野謙三君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時散会


7期(1965/07/04〜)

第50回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/10/19、7期、日本社会党)

○武内五郎君 第三班について御報告申し上げます。  第三班は、稲浦理事と私の両名で九月三十日から十月四日まで五日間の日程で新潟県、福井県及び岐阜県における被害状況について実情を調査し、現地の方々に御見舞と激励を申し上げるとともに、切実な要望を聴取してまいりました。以下、その概要を申し上げる次第であります。  まず第一日は、新潟県直江津市において県下の被害状況を聴取し、同市及び高田市の現地調査をし、第二日目は名立町、能生町、糸魚川市及び青海町の現地調査をいたし、第三日は福井県に入り、交通途絶して孤立状態にあった西谷村にヘリコプターで飛び、西谷村、大野市及び勝山市の現地を調査いたしました。第四日は……

第50回国会 災害対策特別委員会 第3号(1965/10/29、7期、日本社会党)

○武内五郎君 いま、同僚の松永委員からダム操作規程についてまことに重大な質問がございました。ことに今年度の第二十三、二十四の台風に伴う集中豪雨の災害は、きわめて地域的であって、非常に局限された場所に深刻に起きておる。災害直後、建設大臣が現地を回られたようでありますけれども、大いに私たちはその労を多としておったわけであります。ことに私は建設大臣であると同時に災害本部長である国務大臣にまずお聞きしたいことは、現地を回ってみますると、実に私は憂うつにならざるを得ない。暗い気持ちになって帰って参りました。したがって、その気持ちを承っていただきたいと思うのでありますが、ただ、特に現地で私どもに対して被災……

第50回国会 災害対策特別委員会 第4号(1965/11/04、7期、日本社会党)

○武内五郎君 この前時間がなくなりまして、本部長の退席の関係もあって、質問の内容をだいぶ割愛いたしましたのですが、きょうちょっと同じようなことになりまするけれども、一言だけ聞いておきたい。  この間私は今回の災害地の復旧についての政府の決意のほどをお尋ねしたわけであります。実はこの間福井県の西谷村に参りましたときに、あの惨状を見て、村の人々はほんとうにわれわれをふるい立たせる政策をとってくれるのかどうかというような話を私どもにしておったのでありまして、たまたまその後本部長の談話が私のほうに伝えられて、その談話の中に、このような危険な地域には、もう住むのをやめてどっか安全なところに移ったほうがい……

第51回国会 農林水産委員会 第3号(1965/12/28、7期、日本社会党)

○武内五郎君 きのう来同僚各位から、いろいろな方面からの質問がございまして、私の聞きたいこともだいぶ重複の点もあるようでありまするので、それを避けつつ二、三点にわたってお尋ね申し上げたいと考える次第であります。  きのう、きょうの質問の多くの問題の中で最も重要な問題は、今日、かつて日本の重要な産業であった養蚕、製糸、この産業が年々衰退の形をとってまいりました。しかも輸出の大宗であった生糸が最近著しく減退の形が見えてまいり、まことに憂うべき状態になってまいりましたのですが、端的に申し上げまして、農林大臣はこの原因を何であるとお考えであるか、それをお伺いしたいわけでありますが、ひとつ端的にお話願い……

第51回国会 農林水産委員会 第31号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○武内五郎君 農地管理事業団法案の質疑にあたりまして、私は先般本会議で大体のお伺いしたいという筋だけを申し上げたのでありますが、きょうはいささかそれを掘り下げまして、若干御質疑を申し上げたいと考える次第であります。それで、もっともきょうの私の質問もあとに、私の同僚の人たちが各項目別にわたってお尋ねすることになっておりまするので、これも幾らか本会議当時の質問から掘り下げる形にはなりますけれども、総括的な形で質問を申し上げて、お答えをいただきたいと考えておるわけでございます。  今回、私は、日本の農政が構造政策を取り上げるに至りましたことは、非常な重大な日本農政のポイントだと考えます。戦後、私は、……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1966/08/09、7期、日本社会党)

○武内五郎君 およそ災害というのは私は非常な人間の不幸だと思います。それに対処する態度というものは、たとえば法規等の解釈、運用等においても、棒を飲んだような硬直した解釈や運用をされては、私は不幸を大きくさせると思いますので、ぜひ、いわゆる弾力性のある、あたたかい気持ちで法の運用、政策の実施をお願いしたい。それで、私もきょうは実はたくさんお伺いしたいのでありますけれども、非常に時間を制約されておりまするので、一、二点だけ伺います。  特に、先ほど小柳委員からの質問の中に、私はこれは激甚法第二章の運用の関係であろうと考えるのでありまするが、おそらく、いまのところ明確なお答えをいただいておらぬようで……

第52回国会 災害対策特別委員会 第2号(1966/07/22、7期、日本社会党)

○武内五郎君 ただいま瀬戸山建設大臣並びに細田総務副長官からの説明がありまして、私も新潟県の出身でありますが、予想以上の被害の大きいのには、実は全く驚きのほかはないのであります。御承知のとおり新潟県の今度の水害地は穀倉地帯であります。新潟県全体といたしましても、日本における水稲農業の最も大きな水準をもって今日までやってきたのでありますが、その中でも特に北蒲原地方は、最もその中心をなすものであることは、御承知のとおりであります。特に新潟の県の地勢というのは背後に脊梁山脈を控え、それを流れてくる渓谷があるいは信濃川となり、阿賀野川となり、あるいは胎内川となり、荒川となって海に注いでおるわけなんであ……

第52回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1966/11/01、7期、日本社会党)

○武内五郎君 去る十月二十五日並びに二十六日における農林水産委員会の運営につきまして、共和グループの不正融資並びに新たに台湾バナナ輸入に関して取り上げられた質問の続行中に、山崎委員長がとりました措置は、議会民主主義のルールをじゅうりんした行為であって、われわれは断じて容認することはできないのであります。さきに決算委員会における与党委員の退場といい、また今回の暴挙といい、政府自民党が、国民の前に堂々と説明のできない不正をみずから肯定したものであって、佐藤総理の劈頭の言明も、国民を欺瞞する以外の何ものでもないと考えられるのであります。  本日は、本委員会を再開するにあたりまして、委員長から遺憾の旨……

第55回国会 災害対策特別委員会 第2号(1967/05/27、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  大森委員長から、委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について報告いたします。昨二十六日、矢追秀彦君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。また、本日林虎雄君及び小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として伊藤顕道君及び矢追秀彦君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についておはかりいたします。  大森委員長から、委員長辞任願いが提出されております。これを許可するに御異議ございませんか。

第55回国会 災害対策特別委員会 第4号(1967/06/21、7期、日本社会党)

○武内五郎君 第二班の報告を申し上げます。  干害調査第二班として、私は木島義夫委員とともに六月十日、千葉県を視察いたしました。  まず、千葉県庁におきまして、県知事をはじめ、県当局の対策関係者から概況の説明を受け、直ちに被害地域へと出発いたしました。  五月上旬からの降雨量不足による今回の農林業等の被災につきまして、千葉県といたしましては、特に水稲の塩干害がおもなものであります。全県的に水不足による植えつけ遅延または植えつけ後の干害等が起こっておりましたが、特に利根川にその水源を求める千葉県の穀倉地帯に塩干害が著しく、その被害状況は六月五日現在で、植えつけ不能なもの九百五十六ヘクタール、植え……

第55回国会 災害対策特別委員会 第6号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○武内五郎君 このたびの西日本各地を襲った災害に対し、院の議決に基づいて広島、兵庫の両県に参り、慰問と激励をいたし、同時に、被災状況の調査を行なってまいりました。私どもの班は、中野文門君、山崎斉君、山田徹一君と私の四人であります。  まず、今回の災害をもたらした原因は、台風七号くずれの低気圧に刺激されて、西日本に停滞していた梅雨前線は七月九日朝から活発な活動を始め、同日夜までに、各地に記録的な集中豪雨をもたらしたのであります。  最初に、広島県下における調査の過程と被害の概況について申し上げますると、七月十三日早朝、広島に着き、少憩の後、県庁をたずね、県当局から被害全般の概況説明を聞き、さっそ……

第55回国会 農林水産委員会 第18号(1967/06/22、7期、日本社会党)

○武内五郎君 資料要求をいたします。  第一は、蚕糸業振興審議会の価格部会が標準糸価を決定する際採用している資料の全部。  第二は、繭、生糸の生産費についての資料、これは全国平均でけっこうです。  第三は、中央蚕糸協会に所属している団体の名称、設立年月日、役員、それからその資産内容。  以上です。

第55回国会 農林水産委員会 第19号(1967/06/27、7期、日本社会党)

○武内五郎君 参考人の方々には、たいへん貴重なお考えをお述べいただいて、ありがとうございました。私は、まず第一に、中共を御訪問されて非常な貴重な資料をお持ち帰りになった山添さんにお尋ねをしてみたいと思います。  御承知のとおり、日本の民族の歴史とともに発達してまいりました日本の生糸産業が、最近、政策的にも、経済上の地位等においても、非常に低下していると同時に、特に貿易の面において日本の生糸のシェアというのはだんだん落ちてまいったように見られます。それは、かつて日本の生糸の市場でありました欧米地方において、わずかに米国においてまだようやく日本の生糸の市場の立場を保持してはおりまするけれども、欧州……

第55回国会 農林水産委員会 第21号(1967/06/30、7期、日本社会党)

○武内五郎君 もうすでに同僚委員の諸君から質問が大方出尽くしておりますので、私の質問はほとんどなくなったようになりましたが、ただ、前回私の質問で留保いたしておりました点で一、二伺って本日の質問を終わりたいと思います。  特に、今回、私どもが蚕糸事業団法の改正法律案を審議するにあたりまして、この事業団は今日の蚕糸業界の動きの中心になってこれから成長していくものだと実は考えておるから、まじめに一生懸命やっておるわけでありますが、しかも、それには、前回も強く指摘いたしましたが、増産をまずしなければならない。その大きな使命のある増産をするためにはどうしたらいいか、これを具体的に出せ出せと、こういう追及……

第56回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1967/09/07、7期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、去る八月二十八日、二十九日の両日の集中豪雨に伴って発生した、いわゆる羽越地方の豪雨災害実情調査のため、青田理事、山内委員とともに、三日より五日まで、わずか三日間でありましたが、新潟、山形両県下の被害状況をつぶさに調査してまいりました。  先ほど、災害県代表の方々からの今回の災害の実情についての詳細な御報告がありましたので、被害の概要につきましては、その要点だけを述べることにいたします。  まず、災害の発生源は、この羽越地方が、山地部及び平地部におきましても、いずれも昨年の新潟県下に発生した「七・一七」水害時より上回った集中豪雨に襲われたということであります。  この異常な集……

第56回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1967/11/17、7期、日本社会党)

○武内五郎君 災害対策につきまして本日総理府災害対策本部の災害対策に関する基本的な対策の方向を承ったのでありますが、この問題は私はまことに重大な課題でありまして、私は質問に入る前に、特に委員長に今後の取り扱いについて、さらに突き進んだ検討を進めるようにお取り計らい願いたいと存ずる次第であります。それをまずお願い申し上げておきます。  それから本日は非常に時間が切り詰められておりますので、本日承った基本対策についての突き進んだ検討に入ることが、ほとんど困難な状態であります。そういうような関係で、私はいろいろな問題がありますが、先般の八月二十八日災害に関して、前回私が質問いたしました問題に触れつつ……

第57回国会 災害対策特別委員会 第2号(1967/12/18、7期、日本社会党)

○武内五郎君 災害の責任者になられました田中総務長官から、ただいま今年度の各種の災害の状況を御報告がありました。つきましては、私はもう少し予算の使い方、それから予算の補正状況についてもう少し詳しく承りたいと思うんです。長官がおられるうちにそれをお願いしたい。予備費がただいま羽越災害までの間に約五百億円というものが支出されておるということなんですが、それらのできれば明細な使い道を、それから今回審議中の補正予算、できればこれを項目別に御報告いただきたいと思うんです。これはしかし、私は、次回の災害委員会に文書でできればお願いしたいと思うんですが、その処置をひとつお願いしたい。それよろしゅうございます……

第58回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/03/15、7期、日本社会党)

○武内五郎君 先般、本委員会におきまして決定されました災害調査の一班として、私は佐藤隆理事とともに新潟・福島両県における豪雪の災害状況を調査してまいりました。  まず日程の概略から申し上げます。三月一日、東京を出発いたしまして、上越線にて新潟県に入り、北魚沼郡小出町に下車し、同町を調査し、陳情を受け、小千谷市、十日町市をそれぞれ調査し、長岡市に至りました。翌二日は、栃尾市に入り、再び長岡市へ戻り、長岡市をはじめ豪雪地帯の市町村の陳情等を受けましたが、陳情団の中には、はるばる福井県、石川県からも来ておられました。私たちは長岡市をたち、新潟市に入り、県庁において県知事はじめ関係市町村からの状況説明……

第58回国会 災害対策特別委員会 第4号(1968/04/03、7期、日本社会党)

○武内五郎君 ちょっと委員会の運営について、長官にひとつ希望を述べておきたいと思います。一言ですから……。  御承知のとおり、災害委員会は、当面起きた緊急の対策を立てるのと、災害に関する基本的な問題の二本立てになっております。特に当面の緊急の問題は急いでやらなければならぬ。各委員ともそのためにいろいろな努力をしてきておりまするので、ひとつ災害の対策の全体的な責任者としての総務長官は、責任を持って当委員会に出席されるようにお願いしたい。前々回であったか、その前の委員会であったか、総務副長官が席をはずそうとした。せっかく各委員が熱心な審議に入っていっておるのに席をはずそうとするので、委員会の希望で……

第58回国会 災害対策特別委員会 第7号(1968/05/17、7期、日本社会党)

○武内五郎君 いろいろな各般にわたっては、いずれ調査をもう少しやってからお願いしたいと思いますが、まず気象庁にお尋ねしたいんですが、まだ余震が続いておるようでありますので、これから大事に至るようなことがあるのかどうか。それからもう一つ、これからそういうような事態になる場合、たとえば家屋の倒壊を予防する施設、どういうふうな処置をとったらいいか。あるいはいろいろなそういうことについての何かお考えがあって指示される必要があるなら、それをお伺いしておきたい。
【次の発言】 農地の流失、埋没等がありますが、これは河川の溢水とか、あるいはもし津波で塩水をかぶったとかというようなことがあったとすれば、そうい……

第58回国会 災害対策特別委員会 第8号(1968/05/23、7期、日本社会党)

○武内五郎君 ただいま青田委員並びに佐藤委員から、東北北海道の地震災害についての調査報告がございました。私はそれに関連いたしまして、政府当局に若干質問したいと思います。  私も第一班の青田班長のもとに調査に入ってまいりました。青森県、岩手県を回って帰ったわけでありますが、今回の地震災害について私は大体三つの大きな特色を感じてまいりました。  一つは、非常に辺陬の地方に起きた災害であって、特に通常交通機関等の十分でない地方で起きた災害でありまするので、そこにこの災害に伴って一切の交通機関が途絶した。ふだん乏しい交通機関が、それがとまった。鉄道がとまる、陸上の運輸が停止する。海上もまた運航がとまっ……

第58回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1968/07/23、7期、日本社会党)

○武内五郎君 たいへん時間が削減されましたので時間を尊重しながら質問申し上げたいと思います。私もできるだけ簡単に質問しますので、要領よく御親切にひとつお願いいたしたいと思います。  今月の十六日の閣議で了解を得たという西村農林大臣の構想でありまする総合農政、最近いろいろな機会に新聞等が取り上げております。私はまだその詳しい内容はわかりませんので、これについての批判や具体的な検討については、いずれ機会を見つけてお尋ねしたいと考えるのであります。けれども、きのう以来開かれてまいりました米価審議会ときわめて関係のあり、食管法の関係ときわめて密接な関係になっておる部分に立つ点について、本日、大臣のお考……

第58回国会 農林水産委員会 第11号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○武内五郎君 資料要求。去年八月閣議で決定したいわゆる新構造政策――「構造政策に関する基本方針」、これを配付してください。いずれまた順次ほかの資料をお願いしたいと思います。

第58回国会 農林水産委員会 第12号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○武内五郎君 だいぶ時間がたちましたので、それに同僚委員諸君がだいぶ私の質問したい点もついております。だからできるだけ簡単に、しかも一、二点にしぼってお尋ねしたいと思います。  まず私は、農業の基本方針と申しまするか、農業基本法に基づく農業の推進の態度、一応簡単ですが農林大臣にお伺いしたい。特に私は、この金融問題に関してお尋ねをするわけですが、再々この問題の審議にあたりまして、これはもう前からでありますが、日本の農業の政策を貫く重要な問題であるいわゆる自立農家の育成、この問題について、昨年の八月に政府が決定いたしました「構造政策の基本方針」について、自立農家の姿について、ここに出ておりまする姿……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1968/08/23、8期、日本社会党)

○武内五郎君 議事に入る前にちょっと一言注意を喚起しておきたいと思います。  今回の災害は、全く史上かつてない痛ましい事態になってまいったのでありますが、本日各官庁の説明を承りまして、特に今回の災害に最も関係の深い運輸省に対して大臣の出席を要請しており、大臣が当然責任者として出席されなければならない事態であるにもかかわらず、本日大臣の出席を見ない。また、大臣にかわって政務次官等責任者が出てこないということは、もってのほかだと考えられます。こういうことは、まことに委員会運営上――少なくとも運営上重大なことであり、事態の重大性から考えましてゆゆしいことだと考えまするので、私は質問に入る前に、一言運……

第59回国会 災害対策特別委員会 第2号(1968/08/08、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ほかに御発言もなければ、本件に対する質疑は本日はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、第八号、激甚災害指定基準の緩和に関する請願を議題といたします。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  本請願は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付を要するものと決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よってさよう決定いたしました。  なお、報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1968/09/16、8期、日本社会党)

○武内五郎君 矢野先生に伺いますが、土石流についてだいぶいままでまだ研究が十分でないというお話を承りましたから、たいへん私も残念に考えておる。私は昨年いわゆる八・二八の新潟災害で、新潟県の北蒲原郡の安田町いわゆる都辺田の土石流災害地を見てまいりました。ものすごい岩石がしかもまるく摩滅した岩石が非常な大量、驚くべき量で流れ落ちた。下の村二十数戸がまるつぶれになって、人間もたくさん死んでおります。それから神戸の、これは土石流と申しますのか、山が流れたと申しますのか、私はわかりませんが、大量の土砂が流れ落ちて、下で家がつぶれ、人間も数名犠牲になりました。特に神戸の災害地は、去年ばかりではなくて、もう……

第59回国会 災害対策特別委員会 閉会後第4号(1968/10/08、8期、日本社会党)

○武内五郎君 総務長官の時間の関係もありまするので、私は二点にしぼって質問申し上げたいと思います。  第一点は、いま長官から説明がございましたように、八月中の災害に関する取り扱いについて、先回の本委員会で成瀬幡治委員からの質問に対する長官の御答弁の中でたいへん決意のかたい御答弁がありまして、私どもそれに大きな期待をもって成り行きを見ておったわけであります。いまその取り扱いの経過の報告がありまして、新たな基準を設定し、災害――局地的な激甚災に対する取り扱い等についての考え方が明らかになったのであります。なお私はいろいろこれについて質問を申し上げたいのでありまするけれども、先ほど申し上げましたよう……

第59回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1968/10/25、8期、日本社会党)

○武内五郎君 御報告を申し上げます。  第二班は三重、和歌山両県下の農林水産業の現況を調査するため、九月三十日から十月四日まで、和田委員長、沢田委員、河田委員と私の四名が派遣されました。  調査いたしましたおもな点について申し上げます。  松阪肉牛センターは、昭和四十一年九月農業構造改善事業として始められ、本年三月完成されておりまして、その総事業費は五千六百六十五万余円で、運営管理は、松阪南豊農業協同組合が当たっております。「和牛は草で作り、山で飼う」の標語を掲げ、自給飼料を主体として飼育するため、山林二十ヘクタールの造成を行ない、給排水尿散施設を持ち、十七・八ヘクタールの草地を大型機械で管理……

第61回国会 災害対策特別委員会 第2号(1969/02/07、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、時間の関係がありますので、要点だけ若干質問しますが、それも全く項目を並べた程度の質問にしようと思っております。しかし、答弁は十分でけっこうでありますので、そういうふうにお願いしたいと思います。  まず、建設省道路局関係で質問をしたいと思います。いま道路局長の説明がございまして、かなり全貌が明確になったのでありまするが、私の聞きたいことは、たとえば一昨年の集中豪雨の際に、土砂の崩壊または土石流等のあり、またはその危険のある地域における雪の下のそういう地帯の災害が予想される。ことに、たとえば一昨年の八・二八の水害、一昨々年の七・一七の水害等の地域で、これはほとんど豪雪地帯。今日……

第61回国会 災害対策特別委員会 第3号(1969/02/26、8期、日本社会党)

○武内五郎君 去る二月十二日、佐藤理事、上田、多田両委員と私と四名、福島県郡山市における磐梯国際観光の火災について、現地調査を行なってまいりました。以下、その概要を御報告いたします。すでに本件につきましては、去る七日、当委員会におきまして、その火災の概要を政府側から聴取いたしておりますが、現地で明らかにされました当時の実情並びに実感、及び幾つかの疑問と問題点を提示いたしたいと思います。  まず、実感といたしまして、焼失後の現場は、鉄筋コンクリートづくり四階建ての磐光ホテル本館、同じく鉄筋コンクリートづくり三階建ての磐光パラダイス及び鉄骨づくり一部木造二階建てのニュー磐光の連続した建物であります……

第61回国会 災害対策特別委員会 第4号(1969/03/14、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、この予算関係に関して水産庁と海上保安庁に対して若干質問いたします。  これも本日はもう時間がないので、せかされておりますので、簡単に一、二点だけ言って、あとは後日の機会を見つけて海上災害に関する究明を申し上げたいと思います。  きょうは一、二点質問するとして、けさのNHKのテレビで海上火災の消防船の実地試験の実写がありましたが、それでなかなか非常に優秀な新しい船の実験をやって、われわれも非常に安心した気持ちになったわけであります。最近海上における漁船、タンカー、運送船等の事故が非常に頻発する、こういう感じがいたします。私は資料として、過去五年間における海上遭難事故の件数と被……

第61回国会 災害対策特別委員会 第5号(1969/04/28、8期、日本社会党)

○武内五郎君 新潟県の広神村の地すべり災害について、建設大臣はじめ現地をいち早く御調査されましたこと、われわれ感謝いたします。この際、あの惨たんたる状態をつぶさに視察されて、強い御決意をもって復旧と、災害を再び起こさざるような施策を、この際強くお願い申し上げたい。  そこで私は、時間の関係もありまするので、いろいろ申し上げたいことはたくさんありまするが、まず第一に、いま建設省並びに農林省から御報告があったのでありますが、まず現在の災害をこれから拡大しないように、応急の措置をとってもらいたい。また私がちょうど二十六日に現地に入りましたときには、まだこれから数ヘクタールの土砂が流れ落ちるんじゃない……

第61回国会 災害対策特別委員会 第6号(1969/05/14、8期、日本社会党)

○武内五郎君 だいぶ時間なくなりまして、各委員から科学的、技術的にだいぶ質問が出ました。もう私、一、二に限定しまして質問を終わりたいと思います。  まず現地の問題であります。私は実は最初広神村に地すべりが発生したという電話を受け取ったときは、和田川の沿岸に起きたのではないかと実は想像した。ところが広神村に入ってみましたら、和田川ではなくて小屋柄川です。そこで私申し上げたいことは、あの一帯には地すべりが前からしばしば大なり小なり繰り返されてきておる地帯です。実はそれで指定の問題についていろいろ質問申し上げたかったんでありますが、松井君から法律的な専門の質問があったので、私はそれは略します。  そ……

第61回国会 災害対策特別委員会 第7号(1969/06/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) 足鹿委員長から委員長辞任の申し出がございまするので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  委員長辞任の件についておはかりいたします。  足鹿覺君から、都合により委員長を辞任したい旨、文書をもって提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって辞任を許可することに決定いたしました。
【次の発言】 これより委員長の補欠選任を行ないます。つきましては、選任の方法はどういたしますか。
【次の発言】 ただいまの佐藤隆君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって委員長に西村関一君が選任されま……

第61回国会 災害対策特別委員会 第8号(1969/07/02、8期、日本社会党)

○武内五郎君 すでに谷口、鶴園委員から詳細な質問がありましたので、私は実は筑後川、球磨川、川内川等にわたっていろいろな面からただしてみたいと思ったのでありまするが、それはやめます。川内川を中心にして一、二点ただしておきたいと考えます。いずれ本委員会から調査委員が現地に派遣されると思いますので、それが終わってから、さらに詳細にわたって御質問申し上げたいと考えるものであります。  先ほど谷口、鶴園委員からも御質問がありました川内川を中心としたシラス地帯のこの災害が、実は非常に痛ましい歴史を残しておるわけであります。昭和十三年に、台風に豪雨が伴ってシラス全域にわたる大きな災害を起こしている。その際実……

第61回国会 農林水産委員会 第7号(1969/04/01、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、本案に関連いたしまして若干質問したいと思いまするが、大体次のような要項を申し上げまするのでお答えをいただきたい。第一は、昭和四十四生糸年度の基準価格の決定の問題。第二は、糸価に関連いたしまして、昨年以来糸価が非常な変動を見せておりまするので、そういう不安に対する政府の対策をお伺いしたい。第三は、輸入生糸に関する問題。第四は、これらの問題に関連いたしまして、先月の上旬に持たれた蚕糸業の危機突破大会がありましたが、ここで重要な蚕糸事業に関する要請が決定されておるはずでありまするので、それに対して今日の蚕糸の危機についての政府の対策がどういうふうにこたえるか、それを伺いたい。さら……

第61回国会 農林水産委員会 第25号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、いま議題になっておりますいわゆる農振法の審議に入るわけでありますが、建設大臣に実は一言申し上げたいわけであります。政務次官、ひとつぜひお聞き取りを願います。  それは都市計画法にきわめて密接な関係のあるいま私ども審議中の農振法、それからやがて審議に入るでありましょう農地法の改正案、こういうようなきわめて重大な案件がまだ審議の途中である、そういう状態にあるにかかわらず、都市計画法の施行がもちろんこれはそういうふうに国会できまったかもしれませんが、都市計画法に関する宣伝が非常な力強さをもって流れております。過日、六月の十八日、東京で全国都市計画代表者大会が持たれまして、それほど……

第61回国会 農林水産委員会 第26号(1969/06/26、8期、日本社会党)

○武内五郎君 関連。先ほど来、農地法と都市計画法施行上の調整の問題が論議されておるわけですが、都市計画の農地法に対して最もねらっておるところは、やはり四条、五条の問題これを改正したり、あるいは後退させようとするのが今回の都市計画法に付随する農地法改正の問題、それから、それに伴って農振法がこれを何とかして土地を守ろうじゃないかという立場でなければならぬということだと考えておるわけなんですが、そこで、都市計画は公共性を強く主張してきている。だから、それに基づいて農地法の制約、農地の転用を強く要求しておることは御承知のとおりです。で、私は、先ほど来、矢山君等の発言の中にも、農地こそが最も公共性の強い……

第61回国会 農林水産委員会 第32号(1969/07/15、8期、日本社会党)

○武内五郎君 ちょっと関連。いまの中村委員の質問は、農協の事業としての付帯事業と関連産業等に関する問題であると理解いたしまするが、政府からいただいております資料の中に、たとえば農協が出資している株式会社がこれも年々増加しておる状態が報告されております。同時にこれを業種別に見まするときわめてまやかし、農協法から見てまやかしものがかなりあることは、いま農政局長の答弁の中にも私どもは聞き取ることができるわけでありまするが、たとえば農協法に関連した採草地の委託事業、それから土地改良等に関して行なわれたと考えられる土木建設事業、こういうようなものは、私はそれ自体農協法の本旨から逸脱していると考えておるの……

第63回国会 災害対策特別委員会 閉会後第1号(1970/07/07、8期、日本社会党)

○武内五郎君 去る七月三日、四日の二日間、北村委員長と佐田理事、上林委員、片山委員、渡辺委員及び私は、梅雨前線に伴う集中豪雨による千葉県における災害の実情調査を行ないました。私は調査団一行を代表して、その調査の概要を簡単に報告いたします。  七月一日未明から梅雨前線に伴う降雨は千葉県の南部地方では午前九時ごろから強くなり、特に大多喜町では午前十時から十一時までの一時間に百十六ミリという全国的にもきわめてまれな豪雨に襲われ、日雨量三百三十六ミリを記録しております。市原市鶴舞でも、時間雨量六十五ミリ、日雨量二百五十六ミリを記録するなど、千葉県においては戦後最大の被害を与える集中豪雨が発生したのであ……

第63回国会 災害対策特別委員会 第3号(1970/03/25、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は小千谷地区における地すべり、特に国鉄飯山線沿線の地すべりに関して御質問申し上げたいと思います。  本年の一月二十二日に、飯山線の高場山トンネルが地すべりのために崩壊いたしまして、今日まで国鉄の運行が停止しておるわけです。その前に、すでにこの高場山を中心とする地すべり現象がだんだん顕著になってまいりまして、昨年の十二月二十八日、すでにその危険が明らかになって、それ以来国鉄は運行を中止してまいりました。私はその措置は災害を甚大にならしめることを防止する点において、まことに適切であったと考えるのであります。御承知のとおり、あの地域は地すべりの多発地帯、いわゆる地すべり地帯であります……

第63回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1970/09/09、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は九号、十号の台風による災害が四国、中国、九州方面に非常な激甚な様相を呈してあらわれたことを残念に思っております。その災害地域の人たちに対して心からお見舞い申し上げる次第であります。  本日、建設大臣の時間の御都合の関係から私は質問の内容を制約いたしまして疑問の点をただしたいと思うのであります。  まず私は、吉野川の治水に関する建設大臣としての基本的なお考えをここで承って、今後の防災並びに民生の安定に関する考えについて十分お伺いしたいと思うのであります。私ども吉野川沿岸から災害地を見まして特に強く感じたことは、吉野川の上流地帯であります池田町から下って岩津に至る間に、ここは完全……

第63回国会 災害対策特別委員会 第4号(1970/04/15、8期、日本社会党)

○武内五郎君 内容についてはいずれ委員派遣の後に詳しく質問が出ると思いますが、ただ私がお伺いしたいことは、政府機関はもちろんのことでありまするが、この調査に活動された学者の団体あるいは有識者のグループとか、そういうような機関あるいは団体等の動かれた名前等がわかりましたらお知らせいただきたい。もしいまここでわからなかったら、あとで資料でひとつ出してください。

第63回国会 災害対策特別委員会 第5号(1970/05/08、8期、日本社会党)

○武内五郎君 都市再開発に伴う災害の実情調査のため、西村委員長、増田、塩出両理事、上田、村尾、須藤の各委員と私の一行は、四月二十七日、大阪市大淀区国分寺の市営地下鉄二号線建設工事現場におけるガス爆発事故について調査してまいりました。  まず、大阪市役所におきまして、中馬大阪市長、黒田市交通局長、西山大阪瓦斯株式会社社長、飯吉鉄建建設株式会社専務から、事故当時の状況及び被災者の救護等の事後処置について説明を受け、また、高松大阪府警察本部長から、事故当時の警備状況、事故原因の捜査状況について、さらに、氏家大阪市消防局警防部長から消火及び救急活動について事情を聴取いたしました。  事情聴取の後、事故……

第63回国会 災害対策特別委員会 閉会後第5号(1970/11/12、8期、日本社会党)

○武内五郎君 自治省にお伺いしますが、今年の積雪補正に関する調査が行なわれたようでありますが、その結果はまだ集計されておりませんか。
【次の発言】 まだ結論に達しないわけですか。
【次の発言】 豪雪対策に関して、国会として再検討の時期に入ったことは、非常に私は喜ばしいことだと存じます。すでに豪雪対策審議会においても、先ほど御報告がありましたように、一応の結論と答申がなされておる状態でありまするので、いよいよ国会としての方針を決定しなければならぬという段階になったかと考えます。そこで私は時間の関係がありまするので、簡単に申し上げまするが、今日まで豪雪対策の方針に基づいて、豪雪地帯の指定がなされて……

第63回国会 災害対策特別委員会 第6号(1970/05/12、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  西村委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  委員の異動について報告いたします。  本日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として北村暢君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についておはかりいたします。  西村委員長から文書をもって委員長を辞任いたしたい旨の申し出がありました。それを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よって、辞任を許可すること決定いたしました。

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1970/08/11、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、時間になりましたので、内容の詳しい説明をする予定でありましたが、これができなくなりました。骨になる部分だけ申し上げてお伺いしたいと思います。  私がお伺いしたいのは、援護行政の推進に関する問題であります。援護行政は、とにかく戦争後すでに四分の一世紀を経ており、昭和二十七年に援護法が施行されて今日まで十八年余になっておりまするが、いまだ救われることができないでたいへん苦しんでおる人々がたくさんあるようであります。ことに自分の意思から出ていない、いわゆる昔の瑕疵のために軍刑法犯罪のらく印を押され、その遺族が出口のない牢獄で呻吟をしているというような者がかなりたくさんあるようであ……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1970/09/11、8期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、前回の質問に引き続いて、援護行政に関する質問を行なうものでございます。  すなわち昭和二十年にブーゲンビル島で死亡した第十七軍第六師団第二十三連隊第七中隊所属の陸軍軍曹吉池袈裟次の援護法による遺族年金及び弔慰金の申請が却下されて、その決定資料となった有村大尉が作成したといわれる死亡者一覧表に記載された死亡原因が実に疑問にたえない。こういう事実に基づいて、私は、援護行政の迅速な円滑な、そして公正な推進ができるように大臣にお願いしてこの質問を続けたいと思うのです。  まず第一に、私は次のことをお伺いしたい。長野県の中野市の先ほどの陸軍軍曹吉池袈裟次の遺家族でありまする吉池きよ子……

第63回国会 農林水産委員会 第3号(1970/03/05、8期、日本社会党)

○武内五郎君 亀井、前川、河田及び私の四名は、農林水産政策の樹立に関する調査のため、二月八日から同月十一日までの四日間、香川、愛媛の両県における農林水産業の実情を視察しましたので、その概要を御報告いたします。  香川、愛媛両県はともに地域経済開発による条件変化に応じた農業の振興施策を総合的、計画的に行なうこととしております。すなわち、瀬戸内海に沿う大工業地帯の建設、四国縦貫道の建設の促進、吉野川総合開発事業の推進、さらに瀬戸内架橋の具体化への動きが活発になっております。したがって、農業を取り巻く諸条件に一大変革がもたらされようとしております。  今回は、香川県においては、用水事情並びに栽培漁業……

第63回国会 農林水産委員会 第8号(1970/04/07、8期、日本社会党)

○武内五郎君 肥料法案の審議にあたりまして、私はすでに失効になって年を経ておりまするが、前の旧二法の性格について実はいろいろ考えておりまするが、さらに現行法の性格と対比いたしまして旧法の性格、旧法の目的とするところを相継いできておるということは、第一は価格の安定の問題、それから第二は肥料産業の合理化推進の問題、これが大きな眼目になると考えております。同時に、これが現行法案において特に強く考えなけりゃならぬ問題であり、さらにこれが私は肥料の輸出の問題に関して、この問題が非常に強い意味を持って出てきておると考えております。いろいろ両方の二つの法律の性格等にいま論及することは避けまするが、すでに現行……

第65回国会 災害対策特別委員会 第4号(1971/03/19、8期、日本社会党)

○武内五郎君 先ほど豪雪地帯の実情調査に行かれた委員の報告がございました。その後新潟県に大雪が降っております。三月六日の前後に雪が降りまして、国鉄が上越線において運転が不可能になっております。東京から新潟への国道の運輸の動脈をなしております一七号線も二十時間以上にわたって運転通行が不可能となりました。このような事態について、この新潟県のその地方は年々豪雪で悩んでおるわけなんでありまするが、しかも、本年は報告にもありましたように、そう人々の心胆を寒からしめる、ゆるがすような豪雪の年ではないと考えられていたわけなんです。その上そのような交通の障害が閉塞等が起きたわけなんでありまするが、これについて……

第65回国会 災害対策特別委員会 第5号(1971/04/28、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(武内五郎君) これから災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  昨二十七日発生いたしました広島県呉市における山林火災による被害に関する件について、消防庁から説明を聴取いたしたいと存じます。皆川消防庁次長。
【次の発言】 ありがとうございました。  本件に関する質疑は、後日に譲りたいと思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 ご異議ないと認めます。  それではちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を起こしてください。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。  広島県呉市における山林火災による被害の実情調査のため委員派遣を行ないたいと……

第65回国会 災害対策特別委員会 第6号(1971/05/14、8期、日本社会党)

○武内五郎君 先般呉市に起きました山林火災の現状を見て、いま上田理事からの報告がありましたように、まことに痛ましい状態でございます。私どもえりを正して今後対策を検討しなきゃならないと強く考えてまいった次第であります。私は、このような痛ましい事件が発生したことについて十分検討しなきゃならぬと思いまするが、今後再びかかる事態にならぬように、いろいろな施策の改進が必要であると思います。ここであらためて、私はまず今回殉職された消防士、消防署員の方々に、どういうふうな賞じゅつ、救じゅつの道を講ずべきであるかということを考えるとき、全く心寒い思いがするわけであります。そこで私は、かりに最大の賞じゅつ方法を……

第65回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/05/24、8期、日本社会党)

○武内五郎君 ただいま農林省から、四月から五月にかけての降霜害、冷害の報告がありました。すでに今回の冷害について非常な農民が不安におちいって、すでに自殺者をさえ出しておる。私は実は新潟県から出ておるけれども、青森県のほうで子供のときから冷害、凍霜害の深刻な災害を経験してきたのでありますが、私の記憶でも大正二年、大正四年、昭和六年、昭和八年、こういうような非常に深刻な冷害による凶作の痛ましい災害を見てまいりました。 私どもも米がなくて、野草の葉や根を食った経験がありますし、松の皮と幹との中間にある靱帯をもちに入れて、松皮もちと称するものを食べておったのです。そういうような非常に痛ましい冷害による……



各種会議発言一覧

5期(1959/06/02〜)

第38回国会 大蔵、農林水産、運輸、建設委員会連合審査会 第1号(1961/04/12、5期、日本社会党)

○武内五郎君 私は、主として道路交通の確保の問題と災害に関して、質問を申し上げたいと思うのであります。  私も、参議院から二月の八日に現地の調査に派遣されまして、つぶさに現地の惨たんたる状態を見て参ったのでありまするが、全く交通機関が、国鉄を初め陸上の交通運輸の機関が一切停滞状態になっております。私どもも、白雪の山脈を歩くような気持で雪の上を踏んで調査をしたのでありまするが、御承知の通り、惨たんたる状態になりました最も大きな原因というものは、全く想像もつかない豪雪のためにあったのでありまするが、この点について、運輸省は物資の運輸について、すでに降雪以来百日を経過しておるような今日の状態に、物資……


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ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。