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大橋和孝 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

大橋和孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは大橋和孝参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。大橋和孝参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1965/09/30、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま鉄道各駅におきましては、手回り品を持ち回る赤帽が非常にいろいろな条件に置かれておるように見受けられるのであります。特に私が申し上げたいのは、現在の国有鉄道において、非常に整備をされて、非常な一貫した中で運営されておる中に、こうした人が非常なまちまちな条件で置かれておるように考えられるわけであります。特にこの問題につきましては、鉄道の弘済会の職員として身分を確保されて置かれておる面、あるいは、またもう一つには、弘済会の支部長のもとに統括をされておる、そして雇用関係を結ばれておる向きがあります。また、国鉄の管理局長と特定の人が契約を結んで、しかも、これが下のほうに大勢の人を使って……

第49回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1965/10/01、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 現今では、薬価の基準の引き下げの問題も盛んに論ぜられておりまして、その間において社会保障制度審議会、あるいは、また、社会保険審議会、あるいは、また、中央医療協のいろいろな会合が持たれておるわけですが、その後の経過について各審議会の模様をちょっと御報告願いたい。
【次の発言】 答申が出ないとまだ決定はしにくいことはわかりますが、ちょっと私は、この間において、薬価基準の引き下げを大臣、あるいは、また、厚生省の側からはいかように考えていかれるかという意味において、その中の考え方の意味において、やはりこの薬価基準なるものを当然引き下げて、そして、その実態に即したものにすべきだと考えますが……

第49回国会 社会労働委員会 第4号(1965/08/11、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまの国立療養所で行なわれておりますいろいろな経費の問題で赤字になっておるのじゃなかろうかと私は思うのでありますが、その措置費と、それから内容と、それからいまの経済運営状況の説明をちょっと聞きたいのです。
【次の発言】 そのトータルの赤字はどれくらいになっておるのですか。五千万を出して、それからあとほかの収入がなくて、運営費は相当かさんでおるわけでありますね。保険の点数で計算されておるというけれども、大体国としてはどれくらいここに支出しておるのか。
【次の発言】 国がこういうような経営をしておられて、私が一番知りたいのは、いわゆる人件費はどのくらいの赤字になっているか、詳しい赤字……

第50回国会 社会労働委員会 第2号(1965/10/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本席には木村先生もお見えのようでございます。非常にガンのほうに経験の深い方でございますので、私質問をさしていただく前にいろいろ外国の状態やら、ガン対策についての御所見を拝聴いたしたいと思います。
【次の発言】 それでは逐次質問させていただきたいと思うのでありますが、第一番目に、先ほど大臣からも局長からも御説明のありましたように、わが国は胃ガンでは世界で第一位を占め、特に男子でありますが、ことに女子ではチリーに次ぎまして第二位を占めております。しかも、先ほどおっしゃったように、日本では胃ガンが多く、外国では特に腸ガンなんかが多いといわれておりますし、また順位は胃ガンとか子宮ガンとか……

第50回国会 社会労働委員会 第3号(1965/10/26、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶいろいろお話を承りましてありがとうございますが、私ちょっと笠先生のほうに。日本対ガン協会でいろいろ御研究あるいはまた御事業をなさった非常な成果をいま聞かせていただいたわけですが、いまのお話の中で、やはり基礎的な研究と予防検診、それからまた啓蒙宣伝だということでありますが、基礎的な研究の方面にはどれくらいのいままでの経済の中で御支援をなさったか、あるいはまたどういうところに重点を置かれていま対ガン協会としてはそういう方面に御活躍をなさっていらっしゃるかということを、総括的にちょっとお伺いしたい。  第二番目には、集団検診をなさっておられまして、七台でずいぶん効果をあげていらっ……

第51回国会 社会労働委員会 第2号(1965/12/28、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間も迫っておりますので、私いろいろ聞きたいことがありましたけれども、要点をしぼって、ガンの問題と、それからインターンの問題についてちょっと御意見を伺い、これを予算にも反映していただきたいと思うのであります。ガンにつきましては、厚生省のほうで、大臣を初め、重要な問題として取り上げていただいて、いろいろ懇談会にも出して案を練っていただいておるようでありますが、私この点に対しては非常に感謝をすると同時に、私はこの際、ガンの取り組み方について、一、二の御意見を伺いたいと思うのであります。  このガンの問題に対しましては、やはり早期発見ということが一番要点であるということは御承知の……

第51回国会 社会労働委員会 第5号(1966/02/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 じゃ私、ちょっといまのに関連があるわけですが、最近特にほかの事業にもそういう例があったわけですが、特に建築方面であって、たとえば下請、下請ということになって、たとえばダンプの事故なんですが、そのことなんかも、これが個人で経営をしておるために補償する相手がなくなる。今度のこの問題でも、やはり下請、下請であって、そういうことが起こり得る状態にあるので、私は、特にそういう方面なんかについては、今度の問題とも少し関連はしておるだけでありますけれども、そういう監督の面から特にその点はどういうふうになっておるか、一応聞いておきたいと思うのです。

第51回国会 社会労働委員会 第10号(1966/04/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま山崎委員のほうから話がありましたので、私ちょっと重複するかもしれませんが、私、特にそのあと、厚生省としては、大臣のそうした趣旨にありますように、こうした子供の楽園に対して広くやっていこうという御趣旨はわかりましたが、これはこの内容が、たとえば大阪の緑地地帯、緑地公園といいますか、ああいうふうな形の中に飲食をする場所とか、あるいは、また、様子を見てみますと人造の池などもできているわけでありますが、こういうようなものがあるということは、私は衛生的に、たとえば池であれば絶えず水が流れるようにしなければいけない。腐敗する、あるいは、また、飲食物を提供するということによって、業者にこれ……

第51回国会 社会労働委員会 第11号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ根本的なことは藤田委員から御意見がありましたので、私は、時にはこまか過ぎることにも触れると思いますけれども、一、二質問さしていただきたいと思います。  先ほどの御説明の中で、この赤字の七百二十億についてのいろいろお話がございましたが、私はもう一ぺんここでちょっとお尋ねしたいのは、これは一体どういうふうな根拠でこの七百二十億が計算されておるのか、同時に、また、これを解消するのにはどういうふうにされるのかということについて、ちょっと大まかにお尋ねいたしたい。
【次の発言】 このようにして内訳を見せていただきますと、まだまだ赤字というものも非常に不安定だ、それから、また、医療費も……

第51回国会 社会労働委員会 第14号(1966/05/10、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本会議において大体質問をさしていただいたわけでありますが、特に皆保険下にあって、この国民健康保険に対する厚生大臣としてのお取り組みの考え方、特に私は、非常にボーダーライン層が多い、そうした被保険者に対して、そして特に高齢者が多いのであって、非常に医療費もかかる。しかも赤字が非常に続出しておる、こういう段階で、もっと前向きに赤字を解消するために国から金を出すということが私は一番大事じゃないかと思うのですが、こういうような国民健康保険に対する全体の考え方をもう少し具体的に今後どういうふうにしようかという御所信を第一番目に聞きたいと思います。

第51回国会 社会労働委員会 第17号(1966/05/31、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連してちょっと。   いまの資料の中で、私はまた別な角度から一ついただきたいのは、いま民間薬が医療薬のほうに非常にふえて、ウエートが大きくなった。というのは、民間薬を医療薬として出している。実は医療薬の中であるといわれておるが、実は民間に流れているのだ、あるいは貿易の面もどんどん出ているのだということで、この五五%の中に非常に差異があるのだということをわれわれ感ずるわけです。そういうことをデーターで出してもらいたいということを要求しておきます。
【次の発言】 本日は厚生省の一般について、チブスの事件後の問題、あるいは、また最近たくさん赤痢が集団発生をしていますので、それに関連し……

第51回国会 社会労働委員会 第18号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、本日この家内労働者についての質問をさせていただくわけでありますが、いま藤田委員からのお話で、林野に及ぶ問題で、非常に低い状態に置かれておる。特に国家公務員の方が生活保護以下の生活をしながら、あの福島の山奥で、手続すらできないで、非常にみじめな状態であるということを深く追及されたのでありますが、私は、同じく家内労働者が、同じように、非常に浮かばれない状態に置かれておるということについて、一言いろいろ御意見を伺いたいと思うわけであります。  四十年の六月でありますか、調査の結果、この委託者とか、あるいは、また、仲介人、あるいは、また、家内労働者の数なんかについての報告があります……

第51回国会 社会労働委員会 第19号(1966/06/07、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間も迫ってまいりましたので、ごく簡単にひとつ要点を質問させていただきます。  一週間前に、実は名古屋の准看護婦学校の問題についていろいろお尋ねをしたわけでありますが、一週間の間に何とかしよう、あるいは、また、大体その実習の病院も九九%まで何とかなるであろうというお話でもって、私は非常に期待をしておったわけでありますが、その後の経過について、ひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いろいろとうまくまとまるように御配慮を願っていることはいまの答弁でもうかがえるわけでありますが、まあ看護婦の非常に少ないときでもあり、あるいは、また、求人困難なときでもあり、いろいろ方向……

第51回国会 社会労働委員会 第20号(1966/06/09、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいまいろいろ質問の中で私伺っておりまして、会社側の方々からの御発言の中にも、やはりこうした大きな災害であり、このあとにまだ療養中の方々に対しましても前向きの姿勢でいろいろとこれについては組合とも話し合いをしながら進めるという御意向のように伺いまして、私はこの際、質問を申し上げるのではなくして、特に要望として、そうした前向きの姿勢で、こういう非常な災害によって、特に中にはおそらく一生立ち上がれないかもしれない人もあるというような悲惨な状態であります。あるいは、また、こういうような方の家族の方の中にも、非常に経済の苦しい中で苦しんでおられる。これらに対してもいままでもいろいろな補……

第51回国会 社会労働委員会 第21号(1966/06/21、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 前回に少し質問させていただいたので、続きまして、重複を避けてお伺いしたいと思います。なお、この児童扶養手当法と、現在厚生省で考えておられるところの児童手当法との間に、どうもまだ私自身が了解しにくい点があるわけでありますが、一応もう一回これについての御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、その児童手当法はいつごろから行なう予定ですか。
【次の発言】 そうなりますと、また、同時に、私は、この国民年金の中の母子福祉の年金、あるいは、また、いまの特別児童手当法なんかの問題、こういうものにいろいろ関連があるわけでありますが、そういう観点からも、この児童手当法はもう少し早くやっ……

第51回国会 社会労働委員会 第22号(1966/06/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま藤田委員のほうから非常に商い角度からいろいろお話がありましたが、私はこれに関連しまして、ごくささいな問題ではありましょうけれども、二点ほどお尋ねしておきたいと思うのです。  いま、お話があって、この季節の労働者の不安定なものをだんだんと改正されるというわけでありますが、いま現在のところで、そういうふうになるまでの間におきまして、私は、やっぱりその常用作業に属している人たちは、その間じゅうは、やはり政府の管掌の健康保険、あるいは、また、厚生年金に入っているわけでありますが、それが解雇されますとそれが国民健康保険になるというふうなことでありますので、こういう点には非常にいま現……

第51回国会 社会労働委員会 第23号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま説明を聞きました中に、衛生師の「師」はこの「師」になっておるのですが、いままでいろいろの法案を見てまいりますと、労務管理士とか、あるいは栄養士とかいうのはさむらいという字の「士」で、その点は少の字句はおかしくないかと思うのでありますが。
【次の発言】 じゃあ簡単でございますが、一、二ちょっと御質問を申し上げます。先ほど御説明の中にありましたように、最近は非常に製菓の中にありましても、いろいろな色をつけたり、あるいは、また、いろんな化学的なものも利用されるようになりました関係上、このようにして衛生知識を高めるための教育を受け、身分を与えられることに対しては私も非常に賛成でござい……

第51回国会 社会労働委員会 第24号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 では、前に続きまして、ひとつ御所見を伺いたいと思うわけでございます。  最初に、保険料の引き上げと国庫負担について少しお話を承りたいと思うわけでありますが、国民年金の保険料が昭和四十二年の一月から引き上げられることになっておりますが、当初昭和四十一年度の予算要求では、厚生省が保険料の額と同額の国庫負担を要求しておったのでありますが、これが認められずに現行のような二分の一に国庫負担を据え置かれております。また、この法案の要綱を諮問した国民年金審議会ですか、及び社会保障制度審議会の答申におきましてもその点を指摘して、国庫負担率の引き上げがはかられていることなど、保険財政の将来に問題を……

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/07/26、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は三つ、四つの問題についてちょっと御質問したいと思うのでありますが、その中で、一番目には、いま国立身障者センター、ここで百何名かのあの非常に痛々しい、からだの動けないような、足の曲がったような人たちがすわり込みをしているという現状を見まして、私は、国立のこうした一つしかないところのモデルケースといわれるような身障者センターでこういうことが行なわれておるということは、私は非常に意外に感じたわけです。特にそういう観点から、私はその身障者センターに参っていろいろ話を聞き、話を聞けば聞くほど、私は非常に不可解なものを感ずるわけです。この国立の模範的なセンターがこういうようなことであって……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1966/10/14、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 看護婦の非常に不足しておる問題について、ひとつ厚生省のほうに――まだ大臣がおいでになっておりませんので、大臣が来られてから大臣からお伺いすることにして、初め医務局長のほうにお伺いいたします。  最近の婦人労働者は八百万人もあるといわれます。共かせぎの婦人も非常に極度に数がふえてきておるわけであります。そうして、しかもその中で低賃金で働いている人、いわゆる月額が一万五千円程度のものは、三分の二はこの婦人労働者が占めているといわれているわけであります。こういうような状況の中で、看護婦とか保母というような職業に従事している者も、従来から非常に低く見られているというところにこの看護婦不足……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1966/10/24、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、いま非常に問題になっております交通事故、特にこれの治療に当たる救急処置ということについて、ひとつ数点にわたって厚生省に質問申し上げたいと思います。特に時間を限られておりますので、なるべく簡単にやりますので、よろしくお願いしたいと思います。  最近では、この九月の終わりで死亡者が一万人をこえたという、これは歴史上非常に最悪の状態だといわなければなりません。特に今度の状態を調べた報告を見てみますと、十年前は非常に事故は都会に多くて郡部に少なかった。ところが、最近ではその六六%が七大都市を離れたところに起こっている。これは私は非常に救急の設備の足らないところで、助かる者がなくたっ……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1966/11/08、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いろいろといまお話を承りまして、一、二私お伺いしたいと思います。  まず第一に愛知県の医師会長さんのほうからお伺いしたいのでありますが、いまのお話の中で、愛知県に一本にならなければいけないというような御趣旨を承ったと思うのでありますが、その点をもう少し詳しくお伺いをするとともに、いま非常に看護婦が少なくて、看護婦学校が非常に少ない、もっと看護婦の供給をしてもらわなければならないという現時点で、これは前からも私この委員会で申し上げましたが、そういうことに対して、いち早く厚生省がもっと進んで看護婦教育というものにも従事をして、そして十分な需給計画を樹立するのが厚生行政の最も必要である……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1966/11/16、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 冒頭に、私はきょうは少しハンセン氏病の患者の対策について質疑をしたいと思っておりましたのですが、ほかの委員も希望をされるような関係もあるようでありますから、これはそのときに譲りまして、私は別な面の問題についてきょうはちょっとお尋ねしたいと思います。  第一番目に伺っておきたいことは、新聞にも出ておりまして御存じだろうと思うのでありますが、杉並の太田病院閉鎖の問題です。医務局長来ていますか。
【次の発言】 それじゃ続けて質問さしていただきます。  この太田病院には結核患者が二十八名ほど入院をしておる。それが閉鎖の通知を受けて、ガスだとか水道とか、あるいは、また、そうした衣食に、生活……

第52回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1966/11/25、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま私ちょっとおくれてまいりまして、勝木教授のほうからのお話をちょっと承っていないので、たいへんまた失礼にわたる点があるかもしれませんが、御容赦願いたいと存じます。  先ほど平田参考人のほうからのお話は、私承ったのでありますが、いろいろお話が出ておりましたその中で、私は第一番目に、私も救急の病院をやっておりまして、CO、いわゆるガス管をくわえて中毒した患者が入ってくるというのを見て、あとからいろいろの症状が出てきたものを精神科の先生にお願いして、症例は数は少ないのでありますが、数例を持っているわけでありますが、その中で、私いままでから考えておりました中で、こうしたCOの中毒で……

第55回国会 決算委員会 第3号(1967/03/23、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) それでは、ただいまから決算委員会を再開いたします。  委員長所用のため、私が委員長の職務を行ないます。  委員の異動について報告いたします。  本日、柴田栄君が委員を辞任され、その補欠として横井太郎君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  昭和三十九年度決算外二件(農林省の部)の審査のため、本日の委員会に農林中央金庫の関係者の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第55回国会 決算委員会 第4号(1967/03/24、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま報告にもありましたように、昭和三十九年度のわが国の経済は、三十八年度末から国際収支の悪化が起こり、引き締め政策がとられてまいりました。しかし前半は、まだ旺盛な活動が続けられました。そして民間の設備投資は年間に四兆八千五百億、前年に比べまして一七%の増加といわれております。非常な利益の伸びをいたしておるわけでありますが、一方企業の合理化とか国際競争力の強化が進みまして、アメリカあるいはヨーロッパの国際市場の状況なんかにこの収支が支えられて、収支は黒字になっておるわけであります。他方に、企業の整備、経営の悪化あるいは倒産の増加というのが非常に深刻になってまいりまして、政府は三……

第55回国会 決算委員会 第6号(1967/05/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま説明を承りまして、三十六年度、三十七年度までは黒字にずっとなってまいったわけでございますが、三十九年度から三百億の赤字に転換をした。それからまた四十年度の見込みは相当千何百億に当たる赤字になっている、こういうことをやっぱり私なりにも調べさしてもらい、お聞きもしたわけでありますが、やはりこの人件費の問題とか経費の問題、あるいはまた利子の問題、いろいろあるようでございます。特にまた東海道の新幹線におきましても、第一年度は少し赤字であったが、第二年度は黒字に転換をしてきたということで、これはまたある意味においてはこれが相殺されるというような形になっております。こういうふうな経過……

第55回国会 決算委員会 第7号(1967/05/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私、ごく簡単に二点だけ御質問したいと思う。  簡易生命保険及び郵便年金の特別会計でありますけれども、この問題点の中にも長年にわたって低迷を続けておるような状態で、郵政審議会からも「このまま推移するときは遠からずその存在意義をも失うこととなる」というので、「制度全般にわたる改革を行う要がある」、こういうように答申されているように聞いております。当局でも近く、まあいろいろ検討はされていると思うのでありますが、この答申についての見解とか、あるいはまた反省、あるいはまた事業改善方策というようなものをどういうふうに考えておられるか、少しお伺いしたいと思います。

第55回国会 決算委員会 第8号(1967/05/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 建設省の住宅の計画についてごく簡単に一、二点質問をさせていただきます。  住宅対策は、民間の建設の戸数と、それからまた政府施策によるところの建設の戸数とによって、その割合が、おおむね報告によると六対四という形にやられておるというふうに聞いておるわけでありますが、このごろの建設費の暴騰やら、あるいはまた、いろいろ一世帯一住宅というような形での要求に沿っていくためには、このような調子でいかれるものであるかどうか、特にその伸び率なんかについてもお考えを聞きたいと思います。また、ことに民間の建設の促進については相当施策をしないといかぬのではないかと思うのでありますが、その辺の点をお聞かせ……

第55回国会 決算委員会 第9号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 一、二御質問させていただきたいと思うのでありますが、特に、この財政投融資の額の推移の問題でありますが、三十九年度には、出資金が九十五億で、政府の借り入れ金が三百三十九億ですか、それに民間からの借り入れ金が三百四十億、こういうふうになっておるようであります。この政府の出資金の伸びは、いままでを見ますと非常に少なくて、そして借り入れ金が非常に伸びて、政府に比べますと七、八倍の伸びを示しておるようであります。それに借り入れ金の中に、六分二厘コストの政府資金よりも、七分、八分の民間資金にウェートが置かれるということになりますと、これはひいては、この住宅の家賃とか、あるいはまた分譲住宅であ……

第55回国会 決算委員会 第10号(1967/05/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 それじゃ一つ二つ労働省のほうに質問したいと思うわけでありますが、労働力の不足の現況と今後の対策について少し伺いたいわけでありますが、現在では非常に低年者の、ことに中卒の就労者が減ってまいりました。これは就学の関係もありましょうが、いろいろな意味で非常に労働力が減ってまいる。と同時に、そういうことは、結局今後技能労働者としての開発にも非常に大きく影響するわけでありますが、このようにして非常に労働力の不足が一方にあるのにかかわらず、中高年齢層のほうにおいては、まだやはり就職が非常に困難視されている。特にその方向を考えてみますと、中高年齢層の就職は比較的中小企業のほうにしわ寄せされて、……

第55回国会 決算委員会 第11号(1967/06/14、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは総理に対しまして、一年間三十九年度の決算が行なわれた締めくくりの総括として二、三点を問いただしたいと思います。  政府においても、また国民一般の関心によりましても、この予算に比較して決算が非常に軽んぜられておるという感じがいたしておるのであります。予算と決算は、これは表裏一体のものでありまして、特にこの決算の審議の過程においていろいろな問題点を討論することが、この予算を十分に執行されておるかどうか、あるいはまた将来どう政策に反映さしていくかということがうかがわるべき非常に重要な審議だと考えております。このような問題に対しまして、この決算の重要性に対して、政府は、 はいかよ……

第55回国会 決算委員会 第12号(1967/06/21、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました昭和三十九年度決算についての議決案に対して承認できないことを表明して討論をするものであります。  昭和三十九年度決算の審議に際しましては、一年余りにわたって、前年度決算と同様、会計検査院の検査報告中心の審査ということではなくて、国会として独自の立場より国民の道義的な声の反映としての批判を通して、予算及び関係法律がはたして適正かっ効率的に執行されているかどうかという点を主眼として、さらに必要ならば政策の批判に及ぶという、大きな心がまえをもって慎重に審査を行なった次第であります。  先ほど朗読されました本件審査の結果に関するとこ……

第55回国会 決算委員会 第13号(1967/06/28、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま説明になりました予備費の問題に対して、数点をお尋ねするとともに、私は、国立大学に対しての海外旅費に対して非常にこのごろ問題になっておりますところの、他のいろいろな団体からの補助を受けておる点についてもひとつただしておきたい。同時にまた、最高裁判所においても、ことにCIAの関連あるといわれておるところのアジア財団あたりからも補助を受けておるということがありますので、この三点についてこれからお尋ねをしたいと思っておる次第であります。  まず、第一点の今度の予算の問題につきましても、非常に問題点が多くて、しかも、この予算の出し方に対しては、いままでからも何回も繰り返されてこの不……

第55回国会 決算委員会 第14号(1967/07/05、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 理事の立場から、時間がだいぶ食い込んでおりますから、ぼくのほうはできるだけひとつ時間の調整をしたいと思いますので、これから、いま議題となっているところの予備費の問題についてお伺いしたいと思いますので、担当の係はすみやかに全部着席していただいて、質問をまとめてやりますから、まとまった返事をしていただきたい、こういうふうに思います。  現在、四十年度の一般会計予備費の中で、ベトナムに対して七千二百余万円を出しているわけでありますが、この問題については、もう衆議院のほうでいろいろ討議をされておりますから、私はそれになるべく重複を避けて、そうして問題点だけを伺ってみたいと、こう思うわけで……

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、いま非常に問題になっておりますところのインターン制度の問題について、少しく厚生省並びに文部省側に御質問させていただきたいと思うわけであります。  インターンの制度の是非が非常に問題になりましたのはずいぶん前からでありますが、三十七年の五月に国立大学の医学部長会議でこれが問題になり、教育の改善をはかることによって廃止したいというようなあれが出されております。また、三十八年の九月にはインターン生に給与の支給だとか、あるいはインターン生の地位の明確化の要求を行なっております。また、その後も国立大学の病院長会議で学術会議から同趣旨のインターン廃止の提案も行なわれておる。あるいは、ま……

第55回国会 社会労働委員会 第3号(1967/04/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいまずっと厚生大臣のお話を聞いておりまして、私はまだまだ一部に納得のいかない点があるのでございますので、少しぐらい重複するかもしれませんけれども、ぼくの考え、意見を述べて、もう少し具体的なお話を伺いたいと思うわけでございます。  今年度の重大政策の中で、経済の効率化を軸として、物価の安定だとか社会開発の推進を最重点の政策の課題とした、こうなっておるわけでありますが、その中で、昭和四十年代においては、社会開発も経済の効率化に基づく経済規模の拡大なしには持続的進展を期待し得ないと、こういうこともいっておられるわけであります。また、一方には、これと同時に、経済の効率化も国民の創意と……

第55回国会 社会労働委員会 第4号(1967/04/18、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 一言関連。いま藤田委員と電電公社の職員局長の話を聞いておって、ぼくは局長の考え方というものは、もう少しあたたかい気持ちをもって労働者に接するというかまえなしに、いまの法律でこうあるから、これはあたりまえだというような、風を切ったような態度自体は私は非常に嘆かわしいと思う。こういう人が労働者の賃金を担当する、あるいはこれらの労働条件に関する事務を掌握するという責任を持たされている男であって、こういうようなのが涼しい顔をしているいまの態度を見ていて、私自身非常に憤慨を感ずるのです。こんなのは資格がない、実際。法律をもう少し勉強したまえ。外国の様子も考えてみたらどうか。それで、われわれ……

第55回国会 社会労働委員会 第5号(1967/05/09、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまちょっとお話を聞いておりました中にもありましたが、いま現在月々に何千人か帰っているわけでございますね、二千人ぐらい帰っていると聞いているわけでありますが、そういうふうにして現段階で帰りつつあるわけなんですが、そうしていままだ相当多数残っているはずです。その希望者の残っている数も同時に伺いたいと思いますが、また、一面、相当長く日本に居住して引き揚げて帰ろうという場合、私はそれはやはり家財から、あるいは、また、いろいろなものの処理をしていかなければならぬので、相当進みながらも、たとえば家を売るのに売れなくて予定よりおくれたとか、いろいろな種々な事情があろうと思います。同時に、また……

第55回国会 社会労働委員会 第6号(1967/05/11、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 最賃の問題で、ことに中央最賃審議会の基本問題小委員会が審議の最終段階に入ったように伝えられておりますが、その状況はどんなふうになっておりましょうか。
【次の発言】 その内容的に伝えられるところでは、その答申案の内容が、いまおっしゃいましたように、二年後に業者間協定方式を廃止する、あるいは、また、その後は十六条方式を中心にしてその法を運用するというふうなことがいわれておる、やはりそういうふうでございますか。
【次の発言】 そのようになったとしますと、やはり私は今日なおまだ疑問点が非常に明らかにされてないと思うのでありますが、第一番目に、そのようにして審議をするその審議会に対しての依……

第55回国会 社会労働委員会 第7号(1967/05/16、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連して二点だけ質問させていただきます。  先ほどから、調査がされて、まだ医療調査は出てない、生活調査は出てないというわけでありますが、柳岡委員からも言われたように、非常にいま原爆の障害で倒れている人、また、なくなっている人がたくさんあるという実態である。同時に、また、私は、現在私の家にも二人ほど被爆をされた人を使っているわけであります。これはやはりもう十分明らかになっていることであって、調査の結果ではない。もう待つ必要はないと思うのでありますが、やはりこの血液に及ぼされた大きい影響というものはなかなか復帰しないものであります。だからして、働きながらも三分の一なり、あるいは、また……

第55回国会 社会労働委員会 第10号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶん時間がおくれてあれですから、私もできるだけ簡単に皆さん方に御迷惑のないように配慮したいと思います。  私は、大阪の星ケ丘病院について少しお尋ねをしたいと思っているわけですが、その前に、一度、次官もおいでになっておりますし、担当局長もおられますので、結核というものに対しての考え方を一応尋ねてみたいと思うわけです。  昔は非常に結核というのはなおらなかったために各施設が十分にできて、これに対する対策というものが大きく取り上げられたわけですけれども、最近は早期発見、あるいは、また、新しい薬の発見などによって非常に成績があがって、いまではだいぶんそういう収容施設があいてきたという……

第55回国会 社会労働委員会 第12号(1967/06/06、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 この間ぼくが質問したときは、局長は、たぶん、国立は池田さんも入院させるんだ、それだからして差額徴収たくさんせんならぬという答弁があったんですが、いまもまたそれを繰り返されて言われたようで、これはちょっとがまんならぬので関連させてもらうわけですが、実際国立のほんとうの使命というものはそういうあり方であっていいのかどうか。私は根本的に一ぺん大臣にも腹を聞きたいと思うし、これはたいへんな問題だと思うのですよ。これは国立は国民全体に合わんならぬから、富裕階層に対してもサービスせんならぬという考え方、それは一応は通るかもしれません。けれども、私は、国立でなければならないような診療をもっとす……

第55回国会 社会労働委員会 第14号(1967/06/13、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 この間ちょっと大阪の星ヶ丘病院についての質問をしたのでありますが、これに引き続きまして、ちょっと二、三点お伺いしたいと思っておるわけであります。  あのときにもお話を承ったのですが、最近私はちょっと調べてみますと、大阪あたりの結核の状態でありますが、大阪全体を見てみますと、昭和三十六年には十二万三千五百五十二人、三十七年に少し減って十一万九千百二十七人、三十八年にはまた少しふえて十二万二千五百六十五人、三十九年は十二万五千百一人とふえております。四十年は十七万五千八百二十六人となっておる。この年次的な結核登録患者を調べてみるとそういうふうになっていますので、大阪では、むしろ厚生省……

第55回国会 社会労働委員会 第15号(1967/06/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 もう前にかなり論議が尽くされていると思いますけれども、私、なお多少の重複をする点があるかもしれませんが、私なりの考え方のもとに、きょうはひとついろいろと質疑をしてみたいと思うわけであります。特に家内労働の問題について二、三点いろいろと伺いたいと思うわけであります。  前にもお話のありましたように、最近の経済情勢で、非常に家内労働をしなければならない、何と申しますか、特に内職的な労働がふえてきたわけであります。これは前にも多少その報告があったかもしれませんが、私ちょっと最近入手しました調査の結果では、非常にばく大な数字にふえているというように思いますので、もう一つ、このごろ労働省の……

第55回国会 社会労働委員会 第16号(1967/06/20、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、筋ジストロフィーについて二、三点質問したいと思います。いろいろ前にジストロフィー協会のほうでも調査をされた調査資料をちょっと調べてみたわけでありますが、現在、筋ジストロフィーの患者で非常な重度のものもあり、しかも、数においては七千も八千も患者があるように、報告されております。そして、その中でも、発生率は非常に小さい子供さんたちに多くて、初めのうちには非常に、何と申しますか、診断のつきにくいような場合があり、適切な処置が講ぜられていないという向きも非常に多いのでありまして、私は、この筋ジストロフィーの患者に対しまして、厚生省のほうではいまどのように取り組んでおられ、そして、……

第55回国会 社会労働委員会 第19号(1967/06/29、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと関連して伺いますが、こういうような病気が、いま話を聞いておりますと、会社におった当時は、まだ結論的に水銀の中毒で云々ということが出ていなかったのではないかと思うのですね。それで、杉山先生おっしゃるように、患者はそういうことを意識していなかった。だから、そういうふうな診断をしてもらったときには、見るほうも見てもらうほうも、意識せずに見てもらったから、そういう診断の結果が出ておったが、あとからそういう中毒があるということになれば、そのとき振り返って見て、最近の診断ではそれはやはり中毒であろうといわれておる大学の教授もおるわけですね。そういう場合に、私はいま聞いておって、それは……

第55回国会 社会労働委員会 第20号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、いま非常に流行しようといたしております日本脳炎の問題について二、三点をお伺いしたいと思うわけでございます。  今年は、御承知のように、流行の三カ年目に当たるというので、非常に大流行を起こすのではないかということは前々からいわれておるわけでありまして、また、私は京都出身なんでありますが、京都なんかの状態を見てみますと、あそこも非常に多発流行地としての指定を受けておるというので、京都あたりでも非常に大きくこの予防対策について考慮が払われてきておるわけであります。今年はもう愛知県に一名五月の三日に発生をしておるし、六月六日には長崎で蚊から日本脳炎のビールスを発見をして、これも平年……

第56回国会 決算委員会 閉会後第1号(1967/10/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 法務省関係について一、二ひとつお伺いしたいと思う次第であります。  昭和三十九年度の刑務所の職員の状態を見てみますと、一万六千六百五人、それから昭和四十年では一万六千六百九人、それから四十一年には一万六千七百六十二人でありますが、一方において収容されておるところの現員は、三十九年では六万二千五百九十二人、四十年では六万三千二百三十三人、四十一年度では六万三千百四十五人というふうになっておるのであります。これで計算してみますと、一人当たり刑務職員は三・七人くらいに当たっておるわけでありますが、実際収容所の処遇に当たるところの職員というのは実際上はもっと数が少なくて、約一万人くらいの……

第56回国会 決算委員会 閉会後第2号(1967/10/24、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 非常に時間もあれでございますので、きょうは国立大学の研究費それから大学の自治の問題、特にまた最近問題になっておりますインターン制度の問題に対して、文部省側のいろいろ御意見を伺いたいと思うわけであります。  この前のときにおきましても、この国立大学の研究体制に対していろいろ問題が投げかけられて、特にこの学術の進歩が、個別的な研究の時代から共同研究の時代へとだんだん移り変わるとともに、その研究水準が向上いたしますし、大学相互の間に共同研究の進展あるいは付属設置の研究所の整備等が行なわれているようでありますが、特にこの性質に対しましても、いろいろ非常に危険的なものもあれば、また不適当な……

第56回国会 決算委員会 閉会後第4号(1967/10/27、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 国鉄と鉄道公団にお聞きをしたいと思います。  私が、ちょっとお尋ねしたいのは、琵琶湖の西側に新設されるところの湖西線についてでありますが、いま現在この問題に対してはどの程度に進捗をしておるか、現在の状態でどんなふうになっておるか、あるいはまたその線路の決定についてどういうふうになっておるか、あるいはまたその見込みはどうか、そういう点について一ぺん現状を御報告願いたい。
【次の発言】 江若鉄道と並行する部面においては、江若鉄道そのものを買収してやるのか――何か別にということになっていることは十分話は聞いているのですが、実際には、どういうふうな交渉過程の、一つの何と申しますか、技術的……

第56回国会 決算委員会 閉会後第5号(1967/11/13、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 午前中に柴谷先生からだいぶいろいろ御質問がありましたから、できるだけ重複するのを避けてお尋ねしたいと思いますが、柴谷先生も指摘されましたように、近来はやはり上級な葉が要求されておると聞いております。同時にいまの状態では、すべての葉たばこを買い上げている関係で、比較的下級のたばこが非常に好まれないために、在庫品が多くなっておると聞いておるわけでありますが、こういうようなことに対しまして、もっと具体的にいま公社がとっておられる方式を示してもらいたいと思います。
【次の発言】 抽象的に言えばそうだろうと思うわけですが、私はその非常に悪い葉とか、あるいは中流の葉というものがストックになっ……

第56回国会 決算委員会 閉会後第6号(1967/11/14、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 大臣、忙しいそうでありますから、じゃ大臣に一つ二つお尋ねしたいことだけ伺って、またあとで建設省のほうには、いろいろ詳しい話を聞こうと思っております。  大臣にお伺いしたいのは、午前中も問題になっておりましたが、土地なんかを取得する住宅公団あたりでも非常に苦労しておるようであります。こういうことに対して、私は建設省に対してほんとうに土地の価格を、価格政策と申しますか、あるいはまた土地の価格の評価委員会というものもあるわけでありますので、そういうものをもう少し何か考え直して、土地の売買をするのに、もっと非常ないろいろな黒い霧があるとかあるいはまたそれをするために相当いろいろな何と申し……

第56回国会 決算委員会 閉会後第8号(1967/11/16、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。この問題を聞いておりまして、非常に私は遺憾に思うわけです。私の知る限りでは、東大あたりでは入院患者よりもたくさんの医者がいるわけです。いま僻地には人がないということは、先ほど医務局長は、今度の医師法を改正すれば何か一ぺんに医者ができてスムーズにいくような話でありますが、私はもっと研究の場を与えなかったらこれは解決しないと思うのです。もっと教育の立場からこれは考えなければだめだと思います。現に尾道市民病院、あの大きな市民病院が、いま医者が引き揚げてしまうので来月の半ばになったら医者がいなくなってしまうから何とかしようというので自治労――働いておる人たちがいま一生懸命になって運……

第56回国会 決算委員会 閉会後第9号(1967/11/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 黒木委員から非常に全般的にわたっての質問がありましたので、できるだけ重複を避けてお伺いしたいと思います。  先ほどお話しの中にもありましたように、四十年度の通産、大蔵合同の各省所管の中小企業対策の会計は百七十八億となっております。このうち通産省所管の支出額は百億余であって、その内容は、都道府県を通じて設備近代化補助とか、あるいはまた企業の集団化とか、あるいはまた協業化貸し付けのための経費となっておるのでありますが、これをこの一、二年の企業の倒産状況を見てみますときに、非常に好況であっても不況であっても、そのような倒産が減らないわけであります。これにつきましても、先ほど来その原因に……

第56回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1967/10/05、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間も迫っておりますので、私三つの問題についてきょうはちょっと質問する予定でありますが、まず第一番に、北鮮帰還の問題についてひとつ援護局のほうにお話を承りたい。続いて、また少し北九州の病院の問題についてもお話をしたいと思いますし、あるいは、また、今度の特例法についてのその後の問題についても伺いたい。この三つの問題について伺いたいと思うわけであります。医務局長も、済みませんが、少しっき合ってもらいたいと思います。  それじゃ、まず、北鮮帰還の問題でありますが、九月の二十五日ですか、モスクワで会談が持たれたはずであります。それの結果は十分な結論に至らずして終わったというように聞……

第56回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1967/11/10、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 財政制度審議会、これは大蔵省の諮問機関でありますが、これが十月の十九日に緊急懇談会を開いて、社会保障制度について特にその財政面をいかにすべきかというお話し合いがあったようでございます。その際、大蔵省の見解を出しておられますが、財政硬直化が問題になっております現段階で、こうした考えを出される意図も、その内容のよしあしは別として、理解するわけでありますが、そこでは、医師と患者を締めつけて、国庫負担を徹底的にはずす構想を打ち出しておると、こういうふうに考えられるわけであります。社会保障の大きな後退であるばかりでなくて、日本の医療の内容並びに制度ともに大きく後退を余儀なくされる考えではな……

第57回国会 決算委員会 第2号(1967/12/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連して。  文化財保護の問題でいま質疑がありましたが、私、京都のほうで、今度若狭の近くに、そうした史跡を保存するために、いろいろそうした丘というふうな名前をつけて京都府でいまやって、おそらくそちらのほうへ申請が出ていると思うのですが、あれにつきましても、私は、あの計画を見て非常に驚いたことには、非常に国から出る補助率が少ないのですね。率は一定になっているのでございましょうが、いざそれをつくるためには、やはり建築すれば建築、あるいは土地が要れば、やはり政府のほうで考えておられるところの基準では、全然ものにならない。私はああいう計画を見て非常にさみしい気持ちを持ったのでありますが、……

第57回国会 社会労働委員会 第2号(1967/12/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、十一月の十七日に出されました「医療保険制度改革試案」いわゆる厚生省の出した抜本改革案の中の「診療報酬体系の適正化」という一項に、「医師、歯科医師等の技術を正当に評価する。」と、こうあるわけでございますが、先日の社会労働委員会の中でも私は質問いたしましたが、今度の耳鼻咽喉科の処置料の引き下げについてどうもわからない点がありますので、まずこれをお伺いしたいと思うわけであります。  厚生省の抜本改正案の中の文革と今度の件は、何か反対になっているように思うわけであります。他の科とのバランスとか、あるいはまた、再診料の新設とかと言っておられますが、この逆行するような技術評価をどのよ……

第57回国会 社会労働委員会 第4号(1967/12/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 時間が迫っておりますから、私の質問はきょうはこれまでにして、この次にやりたいと思いますが、いまの藤原先生の質問に関連をして、この前私が星ケ丘の病院のときにもこの結核の問題についていろいろお尋ねをしたそのときと、今の時点と、答弁を聞いておりますと同じことであって、このようでは、先ほどから藤原委員並びに藤田委員からもお話があったように、一体結核というものをほんとうに撲滅するところまで行けるのかどうか。実際患者はふえているのに、いま答弁を聞いておると、五百五十三万が四百五十一万になり、また三百四十四万とだんだん減っているんだと。私は京都で調査いたしましたが、周辺地区の保健所がやっており……

第58回国会 決算委員会 第2号(1968/02/28、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 時間も迫ってまいりましたので、ごく簡単に質問をしたいと思います。まとめて質問をいたしますから、ひとつ要領よく御答弁願いたいと思います。  国会におきましての決算の審議は、予算のそれとうらはらでありまして、予算が適法に執行されているかいなかの見地のみでなく、適正かつ効率的に執行されているかどうか、あるいはまた国民の納得いけるような執行が行なわれているかいなかいうと見地から実質的にこれを批判を行なうものでありますが、特に私は、その審査によって、審査したところの実績が十分に次の予算に反映をするという、また、それを内容的にも織り込んでいくというような必要があるという見地で、本委員会におき……

第58回国会 決算委員会 第6号(1968/03/13、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまの達田委員の質問にちょっと関連をして、私一、二お尋ねをしておきたいと思います。いまの質問に多少重複するかもしれませんけれども、ちょっと私の観点から一、二聞かしてもらいたい。それは私、二月の二十九日の農業新聞を見て、この中に出ているのは、非常に貸し付けがずさんだ。それからまた、農業者に貸し付けるはずの国有林野が、実際は観光業者あるいは商店主、サラリーマンなんかに利用されている。そしてまた、それは将来は、何といいますか、払い下げを受ける目的にもなるのじゃないか、いろいろなことが出されておるわけであります。この問題について、あなたのほうはもう調べておられるはずだと思うのですが、先ほ……

第58回国会 決算委員会 第7号(1968/03/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日私は、前に本会議のところで中小企業の問題についてお尋ねをしたわけでありますが、特に、それに続きまして二、三点お伺いしたいと思うわけでありますが、私は最近の状態をみておりまして、いわゆる通産行政の中で政府の側から見られますと、この年初からいろいろなところで発表されているように、日本はとにかく非常に生産が上がって、二十一世紀になれば日本の世紀だと、非常な経済の発展、あるいはまた工業生産、あるいはまた、そういうような方面では世界で一位を獲得するであろうというふうなことがいわれて、非常に大きく飛躍したことは事実だと私も思うわけでありますが、一面、国民の側から見てみますと、非常に多数を……

第58回国会 決算委員会 第9号(1968/04/05、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 与えられている時間も非常に短いので数点のことについてお尋ねしたいと思いますから、どうかひとつ明確に御答弁を願いたいと思います。  昨年の十月二十七日の決算委員会でもお尋ねをいたしまして、当時大橋運輸大臣からも御答弁をいただいたわけでありますが、滋賀県の湖西線のことでございますが、まず第一番目に、湖西線のいまの進捗状況はどんなふうになっておるのか。ことにまた江若鉄道の買収の問題、それなんかはどんなふうな状態になっておるか、ちょっとお尋ねしたい。
【次の発言】 トンネルのほうの問題は、案外いま進みつつある、工事は進みつつあるようでありますが、用地の買収もまだまだあちらこちらに問題が残……

第58回国会 決算委員会 第11号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間をお急ぎのようでありますから、要約だけひとつ大臣に伺って、あとはゆっくり質問をいたすことにいたします。大臣に伺いたいことは、非常にもうこのごろ交通事故が多うございまして、救急医療というものが非常にいまおくれておる。このようにして日に日にどんどんと死亡者もふえ、あるいはまた被害者もふえておる状態で、この救急医療というものに対してほんとうに厚生省としてこれに対しての積極政策をしてもらわなければ非常に大きなこの事故を防ぐことはできないと、こういうふうに考えるわけでありますが、この問題については非常にいろいろな問題があるわけです。私はまず大臣に伺っておきたいことは、この救急医療……

第58回国会 決算委員会 第12号(1968/04/17、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 大臣もだいぶ時間がないようでございますから、私の質問もできるだけ要約をして御質問さしていただきたいと思います。  私は、万国博覧会の開催準備について一いま行なわれていますのを痛感いたしまして、二、三の問題点について、ひとつお尋ねをしておきたいと、こう思います。  全体資金計画といたしましても、昭和四十五年三月十五日から九月十三日まで、半年間にわたって、大阪千里塚で開催されるところの日本万国博覧会の全体の資金計画は、建設資金で五百二十三億六千四百万円、うち国庫補助金が二百五十億三百万円になっているようであります。また、運営資金にしましても、二百三億八千八百万円で、主として博覧会の事……

第58回国会 決算委員会 第13号(1968/04/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、前の国会におきましても、ちょっと海外協力について質問を行なったわけでありますが、きょうは、時間が非常にありませんので、かいつまんでお話をして、特に少し資料をいただきたい、こういうふうに考えております。  最近、この海外協力につきましては、経済協力であれ、あるいはまた技術協力であれ、国民の間にはいろいろ取りざたされておるのでありますけれども、国民が疑惑を持つような海外協力というのはあってはならないと思うわけであります。  第一には、海外協力の窓口が大蔵省だとか経済企画庁、通産省、あるいはまた外務省というようなぐあいに、この四省にわたっておりまして、きわめてまあそのために歯切れ……

第58回国会 決算委員会 第14号(1968/04/24、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。それじゃちょっと時間をさいてもらいましたので、簡単に私、一言、二言だけお伺いしておきたいと思います。  それはですね、私の地元で起こっている問題でありますが、京都大学で、今度医師法の一部改正にからんで、大学院に入学する人を何か説得するとかなんとかいうことで、それが監禁というのか、不法監禁というのか、あるいはまた何かけがをさせたというので、暴行罪とかいうことで強制捜査が行なわれておるという話を聞いておるわけであります。実はそこの中に私の友だちの、何といいますか、医者のむすこもおりまして、そういういろいろ知っております中で、問題がどんなことになるのか、いろいろ心配をしておるわけ……

第58回国会 決算委員会 第17号(1968/05/10、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 まだ中小企業のほうがおそろいでないようでありますから、先に私は木津川の問題について一、二伺いたいと思います。何でも持ち時間が少ないようでありますから、ごく簡単に聞かしていただきますから、明確にお返事をいただきたいと思います。  実は、木津川の上のほうに高山ダムというものがこしらえられたわけでありまして、そこからは何でも大阪の堺の方面にかなり大量の用水が引かれておる。同時に、その用水のために、その高山ダム以下の河川においては非常にその水の流れる量が減りまして――もっともそれにはいままでの間、その川底の砂利採取が相当強く行なわれておりますために、その河床が非常に下がっておる。それがた……

第58回国会 決算委員会 第18号(1968/05/15、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 インドネシア共和国に対する経済協力についてひとつお尋ねしたいと思います。  四十二年度(その1)において、インドネシア共和国経済協力に必要な経費として三十六億円の予備費使用を決定いたしております。これはインドネシア共和国の経済上の困難を緊急に救済するための贈与に要する経費に予備費を使用することとしたという説明でありますが、この閣議決定が行なわれた四十二年暮れごろから、インドネシアでは物価が再び急騰して、一般民衆の生活不安が高まっているといわれております。インドネシアに対する経済援助は、同国に対して債権を有する諸国の協議によって決定される援助であるから、その目的は、インドネシアの経……

第58回国会 社会労働委員会 第3号(1968/03/05、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、ひとつ農協病院について一、二お伺いをしたいと思うわけであります。  農協病院には、「農協年鑑」の一九六八年版をちょっと私見せていただいたわけですが、厚生連病院というものは全体として百二十三ぐらいあるように書いてございます。規模別に見ると、百床以下が二十八病院、百一床から二百床が三十七病院、二百一床から三百床が二十六病院、三百床以上が三十二病院で、規模はどんどんと大きくなっておるようでございますが、その全国の分布状態は一体どういうふうになっておるんでしょうか。私が見ましたのには、どうも大都市を中心に集まっておるというようなふうに考えられるわけでありますが、ほんとうに農協病……

第58回国会 社会労働委員会 第4号(1968/03/12、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、はしかに対するワクチンについてちょっと御質問させていただきたいと思います。  御承知のように、はしかに対しては不活化ワクチンというのが非常に用いられておるわけでありますが、これについてはアレルギー源の危険性についてアメリカのボストン学派から警報が発せられております。また、アメリカ保健省の免疫実施諮問委員会では、不活化ワクチンを、承認された免疫方式から除外し、かつ、不活化ワクチンは健常小児の免疫のためには用いないということを宣言いたしておるわけであります。日本におきましても、不活化ワクチンの乱用の傾向があるというので、ボストン警報並びにアメリカ保健省の宣言を伝えるようにな……

第58回国会 社会労働委員会 第5号(1968/03/19、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、国立療養所の特別会計移管について一、二質問をさせていただきたいと思うわけであります。  このたび特会に移行するというわけでありますが、そういうことになる動機を私はどうも疑うわけであるわけです。全国に百六十カ所の国立療養所がありまして、そして、いままでは、非常に難治であり、長らく療養を要するという形で、結核というものに対して取り組んでこられて、この結核の療養のためには非常な経費もかかり、いろいろ家庭的な問題もあるために、そうしたものを保障していかなければならないという立場から、予防法も施行され、行なわれておるわけであります。その数が少し減ってきたからというので、最近は、そ……

第58回国会 社会労働委員会 第7号(1968/04/02、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私のお尋ねしたいことだけを要点をはしょってお伺いしたいと思います。  まず、懸田先生に一つお願いしたいのは、順天堂の大学で学部長をやっておられるという責任の立場から、いま私どもこういう法案に取り組んで何とかしようとして一番心配になって頭を痛めておる点は、おたくの大学はたぶん七名ぐらいしか卒業していないはずだと思います。卒業試験をボイコットしておる。一体、学生はどういう気持ちをもってやっているんだろうかといろいろな方面から聞いたりして、どういうような状態だかということをわれわれも一生懸命に探っております。ところが、私のいままで受けました感じは、学生さんというのはかなり勉強に対して前……

第58回国会 社会労働委員会 第8号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、ただいま可決されました駐留軍関係離職者等臨時措置法等の一部を改正する法律案に対して附帯決議案を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。  駐留軍関係離職者等臨時措置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、次の各項について努力すること。  一、駐留軍関係離職者等臨時措置法の存続期間の延長に伴い、特別給付金について、その増額及び支給区分の拡大を考慮すること。  二、駐留軍関係離職者に対する債務保証制度について、弾力性のある運用を行なうこと。  三、身体障害者の雇用促進に関しては、心肺機能障害者及び精神薄弱者に対する身体障害者雇用促進法の適用拡大、同法……

第58回国会 社会労働委員会 第9号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 質疑もいろいろ行なわれておるわけでありますが、私は基本的なことを一つ二つだけお伺いしておきたいと思います。  政府は、昨年の三月発表しました経済社会発展計画を四十三年から昭和四十六年の期間における経済運営の指針とすることを決定しておりますが、これによりますと、「わが国の経済社会の実態とその将来の進路に即した適切な社会保障長期計画を策定し、これに基づく体系的整備を行なうことが不可欠である」と述べているわけです。したがって、政府は、この方針を実施されるにあたりまして、もう一年も経過した今日になっているわけでありますから、社会保障計画がなくてはならないはずだ、こう思うわけです。こういう……

第58回国会 社会労働委員会 第10号(1968/04/25、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 たいへん時間の制約があるようでありますから、いろいろお尋ねしたいことはありますけれども、要約をいたしまして、今度の労災保険の支払い遅延の問題だけにしぼってちょっとお伺いしたいと思うのであります。  実は、ことしの二月、三月分の労災保険の金が、京都――私の地元でありますが、京都方面ではだいぶ遅延をしておる、医療機関に支払われるのが非常におくれておるというような話を聞いておるのでありますが、いま実態はどんなようになっておるのでございましょうか。
【次の発言】 まあその仕組みのほうはよく私は知らないのでありますが、急激にふえるということになれば、どちらかといえば、交通災害もありましょう……

第58回国会 社会労働委員会 第11号(1968/05/07、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 一、二の点について少し伺っておきたいと思うわけであります。  社会保険におけるところの保険料の徴収、あるいはまた、年金等の給付の算定の基準については、労働省のほうの関係の労災保険、失業保険では賃金の立額によっておるようでありますし、厚生省の関係の船員保険、厚生保険、あるいは健康保険のほうでは標準報酬によっておるようでありますけれども、それは別といたしまして、今度のこの船員の場合は、やはり船員であるということを十分に配慮の上で、陸上の人よりは悪くあってはいけないというのが法のたてまえだと思うのであります。そういう観点からして、保険料を受け取るような場合、陸上の労災の場合に比べて少な……

第58回国会 社会労働委員会 第12号(1968/05/09、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 前回に引き続きまして、今回のこの医師法の一部改正に対していろいろと御意見を伺いたいと、こう思うわけであります。  まず、きょうは、臨床研修についてでありますけれども、臨床の研修をするときにあたって結局は教育病院のあり方というものが問題になると思うわけでありますが、いま厚生省のほうで考えておられるところのいわゆる教育病院というか、臨床研修生を引き受けるところの病院は、大学以外では一体どこを何カ所ぐらい考えておられるのか、ひとつ聞かせていただきたいと思います。
【次の発言】 何カ所ですか。
【次の発言】 何カ所を用意しておられるのですか。大学病院以外で何カ所か個所を……。

第58回国会 社会労働委員会 第13号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 自治省がまだお見えになっておらないようですから、先に質問さしていただきまして、自治省にあとから少しお伺いしたいと思います。  清掃の中で、従業員の足の問題がありますが、従業員が非常に足らないために、多くは近県の農家の子弟なんかを集めておるようでありますけれども、そういう関係で、宿舎の問題とか、あるいはまたそういう職員に対していろいろ職場での処置をしないとなかなか確保できないという状態になっておるようでありますが、作業を開始するのもおくれたり、そういうようなことで従業員の確保の問題が問題になっておるようであります。それからまた、電車が終電から初発までの間、こういうときに清掃に従事し……

第58回国会 社会労働委員会 第14号(1968/05/16、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、この際、ただいま可決されました最低賃金法の一部を改正する法律案に対する各派共同の附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  最低賃金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、左記の事項について、その実現に努力すべきである。    記  政府は、昭和四十四年三月三十一日までに、最低賃金制のあり方について、中央最低賃金審議会の結論が得られるよう努めるとともに、その答申に基づいてすみやかに法律の改正を含む所要の措置を講ずること。  右決議する。  以上でございます。  何とぞ御賛成くださいますよう、お願いいたします。

第58回国会 社会労働委員会 第15号(1968/05/21、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、まず、第一点といたしまして附加年金制度の創設についてでありますが、百条の附加年金制度につきましては、いつごろから実施されるようなお考えでありますか、それについてお伺いいたします。
【次の発言】 次には、老齢年金についてお伺いいたしますけれども、被用者年金の支給開始年齢六十歳並みに合わせてほしいと思うのでありますが、これは特に老齢福祉年金が七十歳でありますので、これを引き上げるために、まず第一段階としては六十五歳に上げるとすれば、それは年度的にやらなければならないと思うのでありますが、ほうっておいて一ぺんにということにならないと思うのでありますが、そういうことに対してどう……

第58回国会 法務委員会 第16号(1968/05/11、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 今回の改正は、罰金刑については従来のまま据え置いておられますし、また、そのために下限は引き上げない、上限だけを引き上げることによって刑の幅を広げておられるわけであります。このことは本来、軽かるべき事犯は軽く、悪質な事犯には重くという意図であることであろうと了解をいたしておるところであります。また、この改正を促した事犯が、無免許の運転だとか、めいてい運転だとか、非常な高速度運転のように、極端な人命を軽視するような態度が、運転によりまして人を死傷させるような悪質な事犯にあるということ、そのような悪質な事犯は、傷害罪あるいはまた傷害致死罪と紙一重でありまして、その社会的な非難の程度は、……


8期(1968/07/07〜)

第59回国会 決算委員会 閉会後第3号(1968/10/02、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私も、きょうは少しこの国家財政の経理及び国有財産の管理に関しまして、いろいろ調査をしたい、こういうふうに考えておったわけであります。特にこの旧陸海軍の使用しておりました土地だとか施設の管理とか転用、こういうような状況とか基地の問題、あるいはまた軍港の問題、あるいはまた米軍基地その他のいろいろ防衛庁の施設、こういう問題について、詳しくきょうはお伺いしたい、こう思っておりましたところが、もうだいぶ時間も迫ってまいりますので、私はその中からほんの一部分をきょうは質問させていただいて、この次の決算委員会できょうお聞きしたいと思った部分の大部分を質問することにして、この一部分だけを質問さし……

第59回国会 決算委員会 閉会後第5号(1968/10/31、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 前回は時間がなかったものでありますから、舞鶴の軍港についてはしおって二、三点をお伺いしたわけでありますが、きょうは、一ぺんこの旧軍港関係に対してのいろいろの問題について数点にわたってお伺いをしたいと思うわけであります。  まず第一番目には、昭和四十一年の七月に、防衛施設周辺の整備等に関する法律というのが制定をされたわけであります。防衛施設の運用に当たって生ずるところの障害の防止及び周辺住民の民生安定、福祉向上等のための措置が講ぜられることになったのでありますけれども、現在、呉、佐世保、横須賀、舞鶴など、いわゆる旧軍港市につきましては、港湾の施設、特に大型船の係留施設だとか、臨港地……

第59回国会 決算委員会 閉会後第8号(1968/11/30、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは水道計画につきまして、これに伴うところの――建設省はまだお見えになっておらぬようですが、農林省、厚生省からの考え方をちょっとお尋ねしておきたいと思うわけなんです。昔から水を治めるものは国を治めるといわれておりますが、そのようにして水の問題は非常に重大視されてきたわけであります。近年また都市化現象に伴いまして、都市の人口急増に伴ってその飲料水の確保の重要性が高まってきておって、また一方、農村におきましても農業用水とか、あるいはまた工業の発達に伴うところの水の需要の増大というように、水の問題は種々あるわけであろうと思うわけであります。また、水の使用量の多少は文化のバロメーター……

第59回国会 社会労働委員会 第1号(1968/08/08、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、きのうあたりも運輸委員会で取り上げられているようでありますけれども、国鉄の屎尿の問題について、特に厚生省側から衛生の面からこれを一ぺん取り上げていろいろ御意見を伺いたいと思います。この問題を見ておりますと非常に重大な問題であって、私はいろいろな角度からこれについてお伺いしたいと思うわけであります。  国鉄では、全車両は二万五千百十一といわれておりますが、その中で便所のついておる車両は一万七千六百ある、こういうふうに聞いております。また、二つ三つついておる車両を数えますと、便所の数は一万九千あるというふうにいわれておるわけでありますが、この車両の中で、新幹線を走っておる七百……

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1968/09/17、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私、このあいだ、松山のほうで労働問題に関していろいろ問題があると聞きましたので、実は現地に参りまして調査をいたしてまいったのであります。それにつきまして、第一番目に日赤本社のほうにいろいろ御意見を伺ってみたいと思うわけでございまして、本日はお願いをしたわけであります。  特に私が感じましたのは、ああした労働争議が行なわれておりますが、これに対して日赤本社といたしましては相当指導をし、あるいはまた、直接にある程度責任を持ってこれらのものに対して関与するようなそういうふうな処置をしていただくべきではないか、こう思うのでありますが、私が調査した範囲ではそうした実際現地におもむいてこれを……

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1968/10/08、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと関連して。だいぶ話が詰められておるから先ほどから伺っておったわけでありますが、私一つだけ人事院総裁にお尋ねしておきたいことは、いままでの勧告の中でなされておる官民の給与のバランスの格差を埋めるということでありますけれども、その中で、毎年、何%何%ときめておられるのですけれども、私は民間の給与は内容を差しおいてパーセントくらいではきめられ得ないと思うわけですけれども、これなども、いずれもどんなような調査をして、調査の中でどんなふうにこれをあらわしておるのか、その調査の内容をひとつ明らかにしていただきたいと思います。

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1968/11/05、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 第一班は、十月十四日から十七日にわたる四日間をかけて、静岡県と長野県とを視察いたしました。加瀬委員長、大橋理事、黒木委員の三名が全行程を通じて参加し、上林理事が長野県の一部について一日だけ参加しました。  今回の視察は、次のようなことを特に配慮いたしました。まず、県当局との会談は、当該県の独自の施策を拾い上げて、その焦点をしぼってみたのであります。次に、視察個所といたしまして、障害者の社会復帰に関連する前向きの施設と、農村医療施設に重点を置く選定をいたしたのであります。  静岡県、長野県とも、当局との会談は、それぞれ十項目の施策を対象にして行なったのでありますが、その全部について……

第59回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1968/11/21、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 川岸工業の仙台工場の閉鎖の問題については、過去もう三回にわたって衆議院の社会労働委員会で山本政弘代議士あたりから質問が行なわれておりますが、私は、いままだこれが解決に至っておりませんので、この件につきましてきょうはじっくりと労働省なり法務省なりに御見解を伺いたいと、こういうふうに思っておるわけなんでありますが、時間の制約もございますので、要点をかいつまんでお話を承りたいと思います。  まず、この件に入る前に、きのうの「毎日新聞」に、新潟県にありますところの東洋館印刷、この労働組合から新潟地裁に出されましたところの「別会社従業員の時間外、休日労働禁止の仮処分申請」に対しまして、「別……

第60回国会 社会労働委員会 第2号(1968/12/17、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連して。いま話を聞いておりまして、疑症疑症と言われるんですが、一体、厚生省として、あなたも医者ですが、疑症というのは、どうしてそれを分けるしかたをあなたのほうでは見ておるんですか。なお一そう検査をしてとおっしゃるんですが、検査をしてということ自身が少なくともその経過においてその油を飲んでおるとすれば、それで似た症状が起こっておれば、これは当然その症状じゃないですか。疑症というのはどこをつかまえて疑症とするか、そこらのところを明確にしておかなければ、再調査とかなんとかいうことは、いままであった一つの法律とか慣例というものにむやみに流されているという感じであって、こうした原因のはっ……

第60回国会 社会労働委員会 第3号(1968/12/20、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私も、きょうは、いろいろ突っ込んで詳しく御意見を伺っておかなければいけないと、こう思っておったわけでありますが、時間が非常にありませんので、私の概略のあれを申し上げて、そしてお話を伺っておきたいと思います。  先ほどから上林委員からの質疑にもありましたけれども、厚生省におかれましては、前の園田厚生大臣、今度の斎藤厚生大臣とも、厚生行政に対しては真剣な態度で非常に前向きにいろいろと施策を出しながら予算要求もされておるわけでありますが、まだまだ私どもが見ますならばこれではテンポがゆるいし、むしろ厚生省は紳士的に遠慮をして予算の請求をしておられる。社会保障問題に対しては、先ほどの質疑の……

第61回国会 決算委員会 第3号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私きょうは、ちょっと時期がずれまして、もっと早く質問さしていただこうと用意はいたしておったのでございますが、機会が恵まれませんでして、ちょっと時期はおくれつつありますけれども、非常に大事な問題だと思いますので、ひとつこの席でいろいろお伺いさしていただきたいと思います。と申しますのは、京都にできております近代美術館の催しの中で、昨年ロートレックの美術展が行なわれました。特にその中で名画といわれているマルセルという油絵が盗難にあったという事件でありますが、これに関しまして、私は特に京都が文化的な都であり、特にこの京都にはこうした近代美術館というのがふさわしい土地であるが、ことに、東京……

第61回国会 決算委員会 第5号(1969/04/18、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。先ほどの工藤社長の話を聞いておりまして、あなたはやらしている、やらしているとおっしゃっているわけですね。そのつど部所の人にやらしておる。賃金の配分も、それから一時金の問題もよく知っていながら、やらしているとおっしゃるけれども、いまここに示しているのは、あなたがやるから待てということを共闘に対して出しておられる文書なんですよ。あなたは人にやらしているというけれども、実際は自分がやるから待てという通達を出しているのですから、その間はどうかということを明確にしてもらいたいわけですね。
【次の発言】 ぼくは社長に対しても、ちょっとその他質問がありますけれども、いま何か話を聞きますと……

第61回国会 決算委員会 第7号(1969/05/14、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、この委員会におきまして、いままで数回にわたって万国博覧会についての質疑をしたわけでありますが、きょうは非常に差し迫っておりますし、党といたしましてもこの間、現に現場を視察に参りまして、私もそれに参画いたしましたし、近畿圏内におるわけで、特に万博の開催地に近いわけでありますので、そういう観点からこの万博の問題についてひとつ、きょうは別な方向からお話を承りたいと思います。  ちょうど万博の担当大臣がおいでになっておられるのでありますからして、各省にわたっていろいろ問題点を伺いますが。万博担当の大臣が非常にお忙しいそうでありますから、万博のことについて初めからひとつ、その方面にだ……

第61回国会 決算委員会 第11号(1969/06/25、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと関連で一つ。  きょうは自治省の細郷財政局長もおいでですので、私、いままで厚生省のほうにはいろいろそういうことはお願いしておったわけでありますけれども、先ほどからいろいろお話を伺っておりまして、非常に大臣の御答弁からいっても、前向きで自治体の病院を考えていただけるということでございますので、非常に嬉しく思うわけでありますが、ここでひとつ御意見を聞いておきたいと思いますのは、いま自治体としては、先ほども議論されておりますように、医者も看護婦も非常に不足しております。同時に看護婦の教育も自治体でおやりになっております。これは非常に自治体としては大きな負担になっておると思います……

第61回国会 社会労働委員会 第2号(1969/02/18、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員 会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十七日、丸茂重貞君が委員を辞任さ れ、その補欠として塩見俊二君が選任されまし た。
【次の発言】 理事補欠選任の件について おはかりいたします。  ただいま御報告いたしました委員の異動に伴 い、理事が一名欠員となっていますので、この 際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長 にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異 議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に上原正吉君を指名いたしま す。

第61回国会 社会労働委員会 第3号(1969/02/25、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、きょうは、最近中医協でも審議されております診療費の緊急是正の問題について少しくお伺いをしたいと思います。  第一番目に、現在中医協でいろいろはかられているようでございますが、われわれ委員といたしましてその内容を十分に聞くことができていないので、差しつかえない程度に詳しくいままでの審議の状況を聞かしていただいて、それからまたいろいろ質問に入らせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
【次の発言】 その二十四日ぐらいからの質問のおもなる点をちょっと聞かせていただけますか。
【次の発言】 そういうふうな資料を含めて、先ほどの医師会にあとから求められた資料あたりを資……

第61回国会 社会労働委員会 第5号(1969/03/04、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三日、阿具根登君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君が選任されました。
【次の発言】 次に、社会保障制度等に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。御質疑のある方の発言を求めます。
【次の発言】 ちょっと通報がありまして、委員会に出ているわけなので出れないのですがというお話を聞いております。
【次の発言】 きょうは、食品衛生に関する件と薬局の適正配置に関する件、この二つを御質問させていただきたいと思っておりましたけれども、時間もだいぶあれしておりますから、食品衛生の分は次回に……

第61回国会 社会労働委員会 第7号(1969/03/18、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私、一、二点だけお伺いしたいと思います。  五島先生にまずお伺いしたいのでありますが、先ほどいろいろお話を聞きまして、私も医者であります関係上、いろいろ御苦労なのがよくわかるわけでありますが、いまのお話の中で特に患者あたりが非常に不安な状態にある、治療がなかなかむずかしい、これはよくわかるわけでありますが、その間を何とかもう少し短縮をして、そして治療に効果をあげるとか、あるいはそのために治療に研究にどういうふうなものがいいとか、それから先ほど研究費もたくさん要るようにお話しになっておりましたが、それなんかをひとつ早急に立案をしてもらって、要求するものは要求をして、そしてこの問題を……

第61回国会 社会労働委員会 第8号(1969/03/20、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 それじゃ、きょうは、社会保険池袋中央病院、これが閉鎖をされようとしてるようでありますが、それについていろいろ不当労働行為と思わしい状態があるように聞いておりますので、一体この労使間の問題はどういうふうになっておるのか、労働省のほうで把握しておられるところを詳細にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 あっせんの内容は、もう少し具体的にどういうふうになっていますか。私がちょっと聞いておるところでは、中労委か都労委かそれはよく存じませんが、そういうところであっせんをしておるのにかかわらず、その中で話し合われたことが行なわれていないと言っているわけですが、この状態は労働省のほうでは……

第61回国会 社会労働委員会 第9号(1969/03/25、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、食品の添加物について詳しく聞かしていただきたいと思って、いろいろ質問の要旨はまとめております。ところが、大臣はもう十五分ぐらいで時間がないというような話でございますから、かいつまんだところを申してちょっと大臣のほうにも伺っておきたい、こういうふうに思います。ほんとうはこの質疑の中でいろいろ大臣から御意見を伺うのが本意であるし、そうでないと、実際の私の考え方が大臣に伝わらないかもしれぬと思いますけれども、大臣の時間的なそういう関係もありますので、かいつまんでお話をしてみたいと思います。  昭和二十二年の十二月二十四日でしたか、現行の食品衛生法というのが誕生したわけでありま……

第61回国会 社会労働委員会 第11号(1969/04/03、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) それでは、他に御発言もなければ、この程度にして、本日はこれにて散会いたします。    午後零時十三分散会

第61回国会 社会労働委員会 第13号(1969/04/10、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 三月七日に書きかえの要求が組合側から出ましたね。そうしたら、あなたのほうではそれに対して書きかえすると、いま私が読んだように、二百円ないし三百円をアップする、何号俸では二百円上げて合計何ぼにすると、こういうことを口頭で話されたのか、文書で回答されたのか、ぼくはわからないから、どういうふうにそのときは回答されたのかということ、この点聞きたいと思います。  それから、質問をはずされていますからもう一回言いますと、第一点では、これまで共通の統一要求として組合側が出してきておりますが、その中で、いま話を聞くと四千円とか、二千円とか、こういうふうな差ができているわけですね、ほかの特殊法人に……

第61回国会 社会労働委員会 第15号(1969/04/17、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) 労働問題に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。  御質疑のある方の発言を求めます。
【次の発言】 他に御発言もなければ、本日の調査はこの程度にして、本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十一分散会

第61回国会 社会労働委員会 第16号(1969/04/22、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 実は、もう三時の定刻が過ぎましたけれども、前からだいぶ何回も来ていただいては時間の関係でとりやめてきましたので、政府委員の方々にも申しわけありませんから、できるだけ縮めて私の質問をさせていただきたいと思いますので、どうか答弁のほうも要領よく答弁をしていただいて、そうして早く完結するように御協力を願いたいと思います。  私、きょうお尋ねいたしたいと思いますのは、厚生省内におけるところのいろいろ行政能率の向上に関してお聞きをしたいと思って計画をいたしておりましたが、中でも第一番目には、この人口動態調査が統計調査部のほうで行なわれておりますが、これは電子計算機の使用をされているわけであ……

第61回国会 社会労働委員会 第18号(1969/05/06、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  本日、渋谷邦彦君が委員を辞任され、その補欠として田代富士男君が選任されました。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求についておはかりいたします。  日本赤十字社の新看護体制について調査を行なうため、本日の委員会に、日本赤十字社人事部長宮島久義君及び日本赤十字社衛生部看護課長岸井キミ子君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、社会保障制度に関する調査を議題といたします。  ただいま決定……

第61回国会 社会労働委員会 第19号(1969/05/08、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。私も一言関連して、ひとつ特に大臣、それからまた予防課長のほうに御意見を伺っておきたいと思うんですが、このごろ、先ほどもちょとお触れになっておりましたが、化学建材のために非常に燃えやすい。同時にまた、このごろはガスが発生したりして死傷したりする人が非常に多い。特にホテルなんかでは非常に多いわけですが、こういうことに対しましては、先ほど来小野君からもいろいろ話が出ておりましたが、従業員の監督、それからまたそういうものに対しての絶えず、何と申しますか、人を配置をするようなことで、いわゆる基準局側から、働いている人たちの規制を十分にしていかなければ、いわゆる夜間要員とか、またその基……

第61回国会 社会労働委員会 第20号(1969/05/15、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま議題となりました労働基準法の一部改正案について、その提案理由を説明申し上げます。  わが国の女子の雇用者は、三十年代後半から、男子の増加率を上回って急速に増加しております。労働省の記録によれば、昭和四十二年度で約九百七十万人、これは全雇用者の三二%を占める数であります。  このように多数の婦人が、いわば日本経済の重要なにない手として働いている反面、妊産婦の死亡、異常産、新生児死亡はきわめて多数にのぼり、その上心身障害児出産も最近上昇しつつあるという憂慮すべき事態にあるのであります。国際的に比較しましても、出生十万に対する妊産婦死亡率を見ますと、イギリスの五倍、フランス、ア……

第61回国会 社会労働委員会 第22号(1969/06/10、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 本委員会において、ただいまのように看護婦の増員、夜勤をめぐるいろいろな問題につきまして、すでに多くの委員からあらゆる側面から発言がありまして、政府の答弁もまた種々行なわれてきたことでありますが、それらの討議を通じて明らかになりました基本的な問題点といたしましては、一つは、やっぱり日本の医療、なかんづく看護婦の現状はまさに重大な危機的な状態に直面しておるということであります。また、早急に抜本的な対策を確立することがきわめて重要である、こういうようなことであります。第二には養成数、養成所の数の増加、未就業者の就業対策、職場保育所の設置、職場環境の改善等とともに、大幅な増員がきわめて緊……

第61回国会 社会労働委員会 第23号(1969/06/12、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは労災防止指導員といいますか、この制度についてちょっと私よくまだ存じませんので、詳しく一ペん教えていただきたいと思うわけであります。  この労災防止指導員というのは、どういう法律のもとに、いつごろからどういう趣旨によって行なわれたのか、それをちょっと……。
【次の発言】 それができる前は、たぶん各事業場には、安全指導員、あるいはまた、何といいますか、職制上にそういうものがあって、そうして安全を指導してきたという状態であったんじゃなかったかとぼくは思うわけでありますが、それと今度の関係。それから一体民間からというのはどういう任用規程があるのか、標準があるのか、どういうふうな人……

第61回国会 社会労働委員会 第24号(1969/06/17、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、いまの法律案に対しましてお伺いするわけでありますが、太平洋戦争が終わりましてもう二十四年余りになっておりますが、まだ戦後処理というふうな問題が残されておるわけでありますが、今後これをどういうふうに解決をなさいますか、政府の基本方針を先に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 基本的な考え方は、そうすると、懇談会の意見によってということでありましょうが、しかし、この処理の問題が非常に複雑なままにされておりまして、毎年毎年改正されながら、何と申しますか、こう薬ばり式なことで過ぎてきておる。この基本的な方針の中には、どこまでのものを含めるかということを十分掘り下げて考えても……

第61回国会 社会労働委員会 第25号(1969/06/19、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいまの職業訓練法の問題に対しまして、私、初めに一言伺っておきたいと思います。と申しますのは、審議会に提出された要綱と、それから国会に提出された要綱に非常に大きなへだたりが、違いがあるということであります。これは、審議会の経過や、問題点あるいはまた答申の内容、あるいは法案要綱についていろいろと調べてみたのでございますが、この審議会に諮問された法案要綱と国会に提出された法案要綱との相当な相違があるにもかかわりませず、この審議会に正式に伝えられてないばかりか、資料の作成に対しましても、この法案要綱に基づいて審議し、答申したかのようなことが感じられる。こういうようなことも言われている……

第61回国会 社会労働委員会 第26号(1969/06/24、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、私時間もあまりありませんので、できるだけはしょりまして、この間うちから藤原委員からもあるいは他の委員からも血液の問題について論議がされまして、またいままでの過ぐる長い間、血液に対する質問も繰り返されたのでありまして、こういうものについて一ぺんよく厚生省のお考え方をお伺いしておきたい。同時に、また、あと沖繩の風疹の問題についてもお伺いしたい、こういうようなわけでありまして、たくさんお聞きしたいことがありますけれども、できるだけかいつまんでお話を承っておきたい、こういうふうに思います。  第一番目に、昭和四十二年十一月の十六日の決算委員会で、坊厚生大臣に質問をいたしまして、……

第61回国会 社会労働委員会 第27号(1969/06/26、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、田中一君が委員を辞任され、その補欠として中村英男君が選任されました。
【次の発言】 労働問題に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。  御質疑のある方の発言を求めます。
【次の発言】 それでは、私は畑鉄工所の不当労働行為の問題に対して、この前ちょっと調査をお願いいたしておきました。  この会社は、資本金は五千万円くらいで、取引先は武田製薬とか田辺製薬、あるいは第一製薬、藤沢、三共、あるいは大日本製薬、あるいは大日本インキ、あるいは藤化成、三洋電気、こういうような形で相当大メーカ……

第61回国会 社会労働委員会 第28号(1969/07/01、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、私、ちょっといままでに議論をされていなかった問題を二、三点取り上げて、同時にまた、私の援護法に対する考えを申し上げまして、厚生省の考え方をただしてみたいと思います。  この中で、先ほどからお話が一部出ておりました、公務扶助料及び遺族年金の増加は、中途で年齢によって年額に階段が設けられたのでありましたが、今回の改正では、年齢によっての格差はなくして、同一の年金額となって、国家補償の精神に基づくところの本来の援護措置となったことは当然であろうとは思いますが、しかし、この中で一言だけお伺いをしたいのは、従来から老齢者に対しましては特別な格差を設けてやってきた経緯にかんがみます……

第61回国会 社会労働委員会 第29号(1969/07/03、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 労働大臣が衆議院の本会議に出席される都合がありますので、本案に対する残余の質疑は後刻に行なうこととして、労働問題に関する調査を議題とし、質疑を行ないます。  御質疑のある方の発言を求めます。
【次の発言】 それでは、大臣がおられぬ間ではぐあいが悪いので、大臣が必要なんですが、あとから足りない部分は大臣のほうにもお話していただくことにしまして、私、本日は徳島本土連絡運輸株式会社、森本博始という人が取締役社長でありますが、この会社の問題に対しまして、非常にトラブルが大きく起きておるようでございますので、これ……

第61回国会 社会労働委員会 第30号(1969/07/08、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 先ほどいろいろ参考人からもお話を承りまして、まだ十分に消化ができないわけでありますけれども、いろいろこの原爆被爆者に対する特別措置の法案に対して、時間もありませんからして、委員長の仰せのごとく、できるだけひとつ簡潔に要領よく質問してみたいと思いますから、その点ひとつよろしくお答えをしていただきたいと思います。また、最後に、私は、皆さんの質問が終わったところで、もう一度最後の詰めの質疑もしたいと思いますけれども、初めにあたりまして、私、原爆そのものについて少しお考え方を十分聞いておきたいと思うわけであります。  さきに可決されましたところの戦傷病者戦没者に関する遺族援護法、これが昭……

第61回国会 社会労働委員会 第31号(1969/07/10、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は大体三点くらいについてちょっと質問したいと思います。  第一番の問題は、この被保険者期間の計算方法の改正についてであります。今回の改正によりますと、これまでは四ヵ月二十二日の雇用期間があれば六カ月と計算されていたものが、今後は百八十日の雇用期間が必要とされるように改正されたのでありますが、このことは明らかに既得権の侵害ではないか、こういうふうに考え、不当な改悪のように私は思うわけであります。これにつきまして、大臣は、通算制度の新設によって改正の不利は相当緩和されると答弁しておられたわけでありますが、どのような理由で緩和されるのであるか、これについてひとつお答えを願いたい。  ……

第61回国会 社会労働委員会 第33号(1969/07/17、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 それじゃ、ただいままでいろいろ詳しい質問が出ておりましたけれども、私は最終的に詰めまして、大臣に要約した点を九点ひとつ質疑をしてみたいと思います。時間もだいぶ迫っておりますし、ひとつ簡単にやりますから、明確な答弁でぴしぴしとやっていただきたい、こう思います。  第一問は、この被保険者の期間の端数の計算方法をさらに緩和をいたしまして、たとえば基礎日数十四日を七日とするなど、二以上の事業所で通算して資格をつけることを容易にすべきである、こういうふうに思うのでありますが、いかがでありますか。  また、六年後の新法施行の際に、この計算方法によって改正すべきである。新法が施行された際には、……

第61回国会 社会労働委員会 第34号(1969/07/26、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 今回の臨時特例法がただいま議題になろうとしておるのでありますけれども、これまでの経過を考えますと、理事会におきましても、理事といたしまして、この取り扱いについては、事前にある程度その内容を聞かなければ、われわれとしては、即刻入るのには抵抗を感ずるわけであります。特に、この中間報告から、あるいはまたいままでの臨時特例法が修正をされた過程から、あるいはまた採決の状態から考えますならば、ここに非常に疑義があるわけでありまして、これについては、本会議におきましても、いろいろ議論はされたわけでありますけれども、まだまだその答弁の中には非常に明快さを欠くものがあるわけでありまして、そういう観……

第61回国会 社会労働委員会 第35号(1969/07/27、8期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) ちょっと関連して。いま局長が言われたが、「等」という名前で、そうして初診料を二百円にする、それから入院料を六十円にする、国民に対してはお金の負担が大きくなってくるこの問題を修正の中では「等」として中に含めておる、こういうわけですね。これは法律解釈上どうか、いまのに関連してひとつお答え願いたい。
【次の発言】 修正案の中に「等」となって……。
【次の発言】 それは、そういう意味じゃない。料率を千分の七十にするなどの修正と書いてある、いまの題名じゃなくて。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめまして、午後一時より再開をいたします。  暫時休憩いたします。    午後零時……

第62回国会 社会労働委員会 第1号(1969/12/02、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 先の国会におきまして、質疑の経過の中で大臣に対しまして確認を求めておいた諸事項と、また、そのときにつけましたところの附帯決議に述べられた諸事項に対しましては、今後もそのとおりに留意の上実施される用意があるかどうか、重ねて確認のため労働大臣の答弁を求めます。
【次の発言】 ただいまの児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法案に対する附帯決議案を提出したいと思います。  その案文を述べたいと思います。  以上であります。御賛同を願います。
【次の発言】 ただいまの社会福祉事業振興会法の一部を改正する法律案に対して附帯決議案を提出したいと思います。  その案文を朗読いたしたいと思います。 ……

第63回国会 決算委員会 閉会後第2号(1970/07/08、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは厚生大臣が非常にお忙しくて御出席できないということでありますので、大臣にお伺いしたい点もたくさんあるわけでありますが、それはひとつ次官のほうで十分に御処理を願いたいと思います。  私は、きょうはちょうど献血の推進月間とかいわれて、いま行なわれているところでありますので、ことにこの献血の制度がどんどんといま普及をいたしまして、日赤では献血によってほとんどの輸血のための血液の問題は処理されることになっているわけでありまして、ことに最近の血液の需給対策を中心といたしまして、きょうはひとつ血液の問題について、厚生省それから大蔵省それからまた赤十字当局に対して、少しいろんなことをお……

第63回国会 決算委員会 第3号(1970/03/20、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、道路事情について一、二点お伺いしたいと思います。特に国道でございますが、この大都市の周辺の道路事情というものは、まあどこも非常に問題が多くて、比較的自動車の激増のために、道路というものがこれを受け入れるだけの十分さがない。非常に困難を来たしておるというのが現状だろうと思うんでありますが、これについて、いろいろ建設省としましては、国道の問題を都市周辺でどう考えておられるか、まあ抜本的に先の自動車の混雑を見通して、この国道というものを配慮しておかなければ、その都市の交通の麻痺なり、あるいはまた交通災害を及ぼすような弊害というか、非常に大きな障害を来たしておるのではないかというふ……

第63回国会 決算委員会 閉会後第4号(1970/09/02、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまの答弁を聞いておりますと、銀行の業務では二重チェックとかいわれて非常にチェックをされているはずだと。それからまた、こういう金額の貸し借りの額がふえる場合には、個人に対してのずっと出し入れの記帳がされているはずですね。こういうものがあったならば三月の終わりころまで、四十二年から行なわれているのがわからないままであったという、現在の銀行の業務はそういうものであるのかどうか。それであるなら、私は国民の側から、銀行というものはもっと信頼のできるもので、ほんとうに固くやられるということを念願して、またそういうように評価されている。ところが、こんなことが行なわれていることは、もうチェック……

第63回国会 決算委員会 閉会後第8号(1970/10/08、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま和田理事のほうから非常に詳しく質問がありました。私は、この質問の立て方がほんとうに国民の側から――私もしろうとであります。もちろん国民もこういう事柄に対してはしろうとでございます。が、しろうとであればあるほどこういう問題に対しては非常に疑惑というか、あまりにもショックが大きいと思うのです。私は、きょうの質問の根本は国民の側に立って、あまりそういうことに詳しい知識がなくて、しかも、お互い国民がなげなしのお金を、零細な金を貯金をして、そしてそれを将来の設計にもどうこうしようとする、非常に信頼を持ってこの銀行関係に預金をしておる。この銀行業務を、こういう観点からして、これを監督……

第63回国会 決算委員会 閉会後第9号(1970/10/09、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、最近非常に社会問題にまで発展をいたしております残留農薬などによる食品汚染の公害、あるいは環境破壊、土壌の汚染、あるいは鳥や家畜など、あるいはまた人体に与える影響などについて、農林省及び厚生省の方々に対しましていろいろお尋ねしたいと思うのであります。  まず、わが国で認可されているといわれる四百の種類に及ぶ農薬の分類と、そしてまたそのメーカーの数、そしてその中で特に学会や国際的に問題となっている農薬について、また安全使用基準の基本的な考え方などについてひとつ伺っておきたい、こう思います。
【次の発言】 BHCによる牛乳の汚染、それからカドミウムによる米の汚染、あるいはまた、……

第63回国会 決算委員会 第12号(1970/04/24、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十二年度決算外二件につきまして、内閣に対する警告決議を除き、これに反対の意思を表明いたします。  その理由の第一は、会計検査院の報告に見られますように、各省各庁の不正、不当事項が、数字としては若干減少しておりますが、依然として、あとを絶たないということであります。これらの不当事項は、いずれも綱紀の弛緩によるものであり、きびしく綱紀の粛正を要望せざるを得ないのであります。一例をあげますと、検査報告に掲載されております阪神高速道路公団の汚職の例でありますが、一公団の主査という、比較的若い職員が、かなりの期間にわたって次……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1970/06/11、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまお話を承っておりますと、日本育英会の理事長さんのほうからは、やはり労働三法が実施を認めておるわけだから自主交渉で賃金をきめるのだ、そういうことになっておるけれども、しかし金額は国庫補助だからあといろんな手当が要るのだ、そうすると結局いまのお話では、やはり自主交渉で賃金をきめるという前提はお認めになっておるわけですね。  それから同時に、いまの農林漁業の小林さんのほうからは、えらいそれと違った意見のような言い方をされておるわけでありますが、あなたのほうだって同じように労働三法というものは認められると思うわけだが、あなたのお話を伺っておると、これはもう人事院の勧告があって、内示が……

第63回国会 社会労働委員会 第2号(1970/02/19、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 先般、本委員会の決定に基づきまして、中沢委員と私大橋委員は、愛知県、滋賀県、京都府を視察いたしました。  視察の概要を簡単に報告をいたします。  愛知県におきましては、県庁において、県下の心身障害児者の対策とその施設における医療関係職員の充足状況、成人病対策の実情等について説明を聴取いたしました後、目下建設中の愛知県心身障害者コロニー、愛知県がんセンターを視察したのであります。  滋賀県におきましては、県庁において、心身障害児者の対策とその施設における医療関係職員の充足状況等に関して説明を聴取した後、重症心身障害児収容施設「びわこ学園」を視察いたしました。  次に、京都府におきま……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第2号(1970/07/03、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 前回に海外技術協力事業団の問題について質問をしたわけでありますが、まだロックアウトも続いているようでありますので、その後の経過はどうなっておるのか、詳しくひとつ説明してください。
【次の発言】 そんな通り一ぺんな答弁なら私も聞いているからわかっておるんです。もっとその間の詳しい状態を聞きたいから質問したのであって、こんな重要な事業団がそういうふうに長い間ロックアウトしたままでいいのか。あなたのほうは、それならそれで責任感じておるのですか。もっとそこのところを詳しく説明してくださいよ。
【次の発言】 私が聞いているところによりますと、長期の間ロックアウトされたままになっておるわけで……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1970/08/11、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ質問も多くて時間がたくさんいただけないので、私から委員長にお願いをいたしておきますけれども、休会中であるといいながら非常にいろいろな問題で、厚生省のほうからも、大臣の意見も十分聞かしてもらわなければならぬ点が多いわけであります。それで、この委員会をもっとしばしば持っていただきたいという気持ちを私は持っているわけでありますが、まあきょうは非常に質問も多いそうですから、時間の制限もなるべくするようにというお話でございますので、その委員長の趣旨にのっとりましてできるだけ簡潔にしたいと思いますので、また私の質問に対しましても簡単明瞭にひとつ御答弁を願いたいと思います。  きのう衆議……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第4号(1970/09/11、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 通産省と建設省、来ておられますか。――私、一問だけ関連してさしてもらいたいと思いますけれども、京都あたりでは、いま大阪の飲料水となっている淀川汚染というものがやかましく言われておる。特にまた京都ではいろいろ捺染の工場があるために、工業用水として使ったあとの非常にきたないのが淀川へ流されておる、こういうので、いま水質汚染の問題が非常に大きく京都、大阪では問題になっておるんですが、御存じのように、京都あたりでは非常に中小企業でこれをやっているために、土地の問題からも、また企業の規模からいっても、個々の企業じゃこの汚水を処理することができない、これがもう非常に問題だろうと思うんです。過……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第5号(1970/10/08、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 現代は社会の構造変化のスピードが驚くほど速くて、国民はこれに対応できない。また一方では過密過疎、交通戦争、公害といったようなものがひずみとしてあらわれておるのでありまして、言うなれば国民生活を二重にも三重にも圧迫しておるというように考えられるのであります。  こうした中で、疾病の構造の上におきましても大きな変化がきておるわけでありまして、公害病やあるいはガンだとか、精神病だとか、数えれば数限りのないほど激増しておるわけであります。その中でも、とりわけ私がきょう問題としてお尋ねしたいと思うのは、原因不明、したがって治療法も明確でないといわれる、いわゆる難病といわれておるこの定義につ……

第63回国会 社会労働委員会 閉会後第6号(1970/11/09、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、この前も渋谷委員のほうから御質問がありましたことと関連をいたしますけれども、別な角度から一、二お尋ねをしたいと思います。  厚生年金保険法の福祉施設でありますが、これの運営は一体どういうふうにされておるのかということを具体的にお話を願いたい。特に、財団法人としてやっている厚生団の法的根拠あるいはまたその運営の面についてもひとつ詳しく御説明を願いたいと思うわけです。
【次の発言】 この厚生年金保険法の中で、福祉施設は第七十九条の二項で、「政府は、前項の施設のうち、年金福祉事業団法」――これは三十六年のあれですが、「第十七条第一号に掲げるものを年金福祉事業団に行なわせるもの……

第63回国会 社会労働委員会 第12号(1970/04/14、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま説明がありました援護法の一部を改正する法律案に対しまして、一、二お伺いしたいと思うんであります。  第一番目には、前にもこれは質問をした点でありますけれども、まだまだ基本的な問題について十分な解明がなされてないと思いますので、二、三点についてお伺いしたいと思うのでありますが、太平洋戦争が終結してからもう二十五年あまりになりますけれども、なお、戦後処理の問題が残っているわけであります。今後、これをどのように解決しようとするのか、残った分をどうするかということに対する政府の基本的な方針を少しくわしく御説明願いたいと思います。

第63回国会 社会労働委員会 第14号(1970/04/23、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、ここに兵庫県伊丹地区の労働者が不当にその労働基本権を侵されたデータがありますので、ここで地元の伊丹の職安行政その他につきまして、きょうは少しお伺いしてみたいと思うわけであります。  まず、第一に、昇かめさんという方が伊丹の職安に求職を申し込んだ例があるわけでありますが、これは昭和四十四年の六月六日であります。そして、同月の二十四日になっても仕事もなく、紹介されないので、中高年齢の就職促進措置の申請をしたのであります。その際、指導官の指示に従って必要な証明書を提出したわけでありますが、七月二十五日、伊丹職安は本人の前歴の事実がうそであったといって、その理由で適用申請は認められ……

第63回国会 社会労働委員会 第15号(1970/04/24、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、この法案についていろいろ御質問をしたいと思うのでありますが、その初めに、政府は心身障害児あるいは者、こういうものに対する総合対策をどのように進めていかれる考えか。  ことに、また伺いたいのは、いろいろ身体障害者・児あるいはまた精薄等あるわけでありますが、これを分けてみて、一体どのくらいの数があって、こういうコロニーにはどのくらいの希望者があるか、そういうこともあわせて聞いておきたいと思いますので、その実際の状態と、そうしてその数なんかについても説明を願いたいと思います。
【次の発言】 もう少し基本的な問題として、こういう障害児・者の対策ですね。これを今後どういうふうに進……

第63回国会 社会労働委員会 第16号(1970/04/28、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 前回には中途であれしましたので、前回の質問に続いてひとつお伺いしたいと思います。  コロニーと従来の収容施設ですね、特にその援護施策の違いはどこにあるのか。この間、その点についても質問しましたが、まだ明確になってないので、この差異はどう違うか。重度の者を入所させた場合には、具体的に言えばどのような社会との交流、接触をさせていけるのだろうかという点も明確になってませんので、この二点についてひとつ局長のお考えを伺いたい。
【次の発言】 それで大体この区別がはっきりしてきたようでありますけれども、これはなかなか問題で、説明を聞いていると、なるほどそこに違いがあるなあということになります……

第63回国会 社会労働委員会 第17号(1970/05/06、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 家内労働法案に対し二、三御意見を伺いたいと思います。  この家内労働法案では、家内の労働者を「同居の親族以外の者を使用しないことを常態とするもの」と定義されておりますが、最低賃金法では、家内労働者は「その業務について同居の親族以外の者を常時使用していないもの」、こうなっているわけでありますが、この家内労働者の定義がこのように二通りあるわけがどうも理解に苦しむわけでありますが、今後、家内労働行政を推進していくにあたりましては、他人を雇用する家内労働者も家内労働者として保護の対象になると言えるかどうか、その基準を明確にして置く必要があるのではないか、こう思うのでありますが、これについ……

第63回国会 社会労働委員会 第18号(1970/05/07、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、この際附帯決議案を提出いたしたいと思います。  何とぞよろしくお願いいたします。

第63回国会 社会労働委員会 第20号(1970/05/12、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 私も、大臣に聞きたいことがありましたけれども、大臣出られましたから、その前に、ちょっと局長あたりに伺っておきたいと思います。  いまだいぶ渋谷委員から話がありましたから、なるべく重複を避けて聞かしていただきたいと思うのでありますが、第一番目に、今度のこの国民年金そのものを考えますときに、非常に老齢化しておる現今の状態で、この問題は根本的に他との見劣りもあるし、非常にここで考えなければならぬ問題だと思うのであります。この老人総合対策を今後話し合うために、何か九月には、老人福祉の週間に約二千人の各界の代表を集めていろいろ老後のための国民会議を開くというような計画も聞いているわけであり……

第63回国会 社会労働委員会 第21号(1970/05/13、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、衛生検査技師法について二、三お伺いしたいと思います。  最近の医学の急速な進歩に伴いまして、諸種の医学的検査が診断、治療上重要な役割りを占めておりますことは周知の事実であります。ますます高度の知識、技術が要求されるようになっておるわけであります。また、各医学会におきましても、それぞれの検査士の資格認定を自主的に行なっているわけでありますが、今回の改正によりまして、生理学的な検査を行なうものとして新たに臨床検査技師が設けられたわけでありますが、将来は、現在の衛生検査技師はなくなって、そしていままで各医学会が独自に資格認定を行なってきた一般の臨床の検査士というものをどのよう……

第64回国会 社会労働委員会 第3号(1970/12/15、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 貴重な時間をかりまして、カネミ油のその後の問題について、大臣のひとつ所見をお伺いしたいと思うわけであります。  斎藤厚生大臣もまた内田厚生大臣も、このカネミライスオイルの問題に対しましては、被害者あるいはまたカネミのライスオイルの被害者を守る婦人の会の懇談会、あるいはまたそうした集会に参られまして、被害者の救済措置のいろいろな要請に対して、いままで公害に準じたいという旨のことを回答されておりましたし、また同時に、そうした方向で進むということを大臣はいろいろ言明しておられたわけでありますが、現在に至りまして、これに準じた措置として一体具体的に何か出てきているのか。非常に時間も経過い……

第64回国会 社会労働委員会 第6号(1970/12/18、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 先ほど渋谷委員から、ずいぶんいろいろな質問がありましたので、私、あえて申し上げたいこともその中で質問が済んだわけでございますが、私は、いまちょっと大臣に先に理事長のおられる前で一ぺん尋ねたいわけでありますが、先ほどの質疑の中から、やはり事業団にも相当ワクを広げてということであります。今度のこのような公害でお金がかかりますというのは、先ほど話しにもあったけれども、非常に金がかかるわけでありますが、それはやはり政府のほうでも相当企業のほうに対して分担を考えながら、その資金確保には十分な配慮をされるということであります。けれども、この問題をいまの時点においてもう少し詰めて、かくかくしか……

第65回国会 社会労働委員会 第6号(1971/03/10、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 視能訓練士法案につきまして一、二お伺いしたいと思います。  これは日本の眼科学会などの強い希望があって、この視能訓練士法が本国会に政府提案として出されたことに対しましては、私も一応評価するものであります。いままでおりを見てこの法案が出ることをいろいろとこの場においても要望したことがあったわけでありますが、ちょうどわが国のリハビリテーションに対する強化と充実を促進する意味におきまして非常に大切なことであり、それにつきまして少しばかり質問してみたいと思うわけであります。  まず、今日、わが国におきましてリハビリテーションを国民がいかに必要としているか。私の手元に、昭和三十九年三月、厚……

第65回国会 社会労働委員会 第8号(1971/03/23、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連でございますので、一、二点だけ私ちょっとお伺いしておきたいと思います。  原爆の認定手続ですが、これはいままで私も何べんも質疑をいたしましたし、またいろいろ取りざたされておりましたが、まだまだ三種類、四部くらいのこの申請書を作成をしなければならない。同時にまたこれが認定基準は公表されていませんので、全国に二百六十という指定医療機関があるわけでありますが、その申請の判断についてもなかなかうまくいっていないわけです。そういうことが原因となりまして、もう三カ月、おそい場合には二年くらいもかかっている。その間にみんな死んでいるという状況なんです。こういうことはひとつこの時期においても……

第65回国会 社会労働委員会 第15号(1971/05/19、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、できるだけ簡単に質問さしていただきたいと思います。  まず第一番目には、児童福祉の基本方針について実は伺いたいわけであります。前の質問のときにも環境の問題、児童の福祉の問題についていろいろお尋ねをしたわけでありますが、根本的に児童が守られているのかという観点から、私は、いろいろなことに疑義を感じておるわけでありますが、第一番目に、児童福祉の基本的な方針を大臣にちょっと伺っておきたいと思います。同時にまた、児童憲章とか児童権利宣言の精神に基づいて、一体具体的な施策はどういうふうに行なわれておるか、こういうふうなこと等についてひとつ御見解をお伺いしておきたい。


9期(1971/06/27〜)

第66回国会 決算委員会 閉会後第1号(1971/09/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) それでは、昭和四十四年度決算外二件を議題とし、休憩前に引き続きまして質疑を続行いたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第66回国会 決算委員会 閉会後第2号(1971/09/29、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、近年競馬が非常に過熱というほどに隆盛をきわめてまいりまして、言うならば、民間に競馬のことを言わなければ常識がないように言われるほど非常な過熱状態に達しておると思うわけでありますが、その反面、この健全な面が追及されていないので、むしろ現在の状態では競馬の運営そのものに健全性をもっと取り戻すべきではないかというふうなことも考えられますので、そうした意味できょうは、特殊法人として農林省の管轄下にある日本中央競馬会、これにつきまして二、三質問をしてみたいと思うわけであります。  まず第一番目に、農林省のほうから、いま中央競馬会で行なっておられるところの競馬の沿革、それから業務につい……

第66回国会 社会労働委員会 第2号(1971/07/24、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、いままで衆議院のほうにおきましてもいろいろ質疑をされておりますけれども、保険医の総辞退を含めて、問題について、きょうは二、三点について御質問したいと思います。  今日いろいろ内政問題がございますけれども、特に当面まあ緊急で重大な問題は、言うまでもございませんが医療の混乱であります。私はきょうは少しこの問題につきまして突っ込んで政府の考え方について聞いてみたい。一日も早く解決を、私どもも一緒になって考えていきたいという観点から御質問を申し上げたいと思う次第であります。明快な答弁を大臣からいただきたい、こういうふうに思います。  参議院選挙直前の五月三十一日に、日医から保険……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/12/23、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、沖繩の教育問題について、非常に教育の内容につきましても本土とはかなり格差があるように、あなたのお話からも拝聴したわけでありますが、教育者の立場から考えていただいて、沖繩の教育問題はもっと掘り下げてやらなければならない、教育の立場からいろいろ問題があると思います。公害の問題、あるいはまた教育の本土との格差の問題、先ほど特に教育委員の任命制の問題も取り上げられましたが、やはり沖繩は非常に苦しい中でも教育は先生方の努力によってかなりの成果があったと思います。けれども、いろいろな格差があるんじゃないかと思います。将来をになう子供さんの教育の面には不平等性があるのじゃないかと考えてお……

第67回国会 社会労働委員会 第2号(1971/10/26、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと関連ですから、簡単に二項目ぐらいについて尋ねたいと思いますが、結局やはりいろいろ筋論はいまおっしゃるとおりだと思いますが、ですけれども、こういう非常にむずかしい疾患、そして、また非常に困っておられる疾患に対しては、前々からこの委員会でもいろいろ議論されてきたんですけれども、実際において、私はきょう一つお伺いしておきたいのですが、実態として京都には宇多野療養所というのに筋ジストロフィーの病床をつくってもらった。というのは、なぜそこへつくってもらったかというと、先ほど局長のおっしゃったような、京都大学ではその研究班ができているわけですね。そして、その京都大学からおもに行ってお……

第67回国会 社会労働委員会 第3号(1971/11/30、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連して。  まず薬価基準の登載を官報で早く告示しておる、私は、これは中医協の中で同時に改定する必要上、便宜的におやりになったということはよくわかると思いますけれども、ところが、実施期日も示さずに官報に掲載されたということは今度初めてですね。いまだかつてそういうことはやられていなかった。したがって、結局は、診療費を上げる時期と、それから薬価基準を改定する時期とを合わせたいという気持ち、もうそれは中医協で論ぜられたようですから、それに合わせる準備だということを、先ほど来御説明があったのを聞いておりましたけれども、私はやはり、そういうことに踏み切られていくということが厚生省の中にあれ……

第67回国会 社会労働委員会 第4号(1971/12/02、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。午後私質問をしたいと思っておりますが、施設局長は午前中で戸田さんで終わりだろうと思いますから、施設局長に、関連してちょっとお願いしておきたいのですが、いま戸田さんのほうから、いろいろな事例をもって、あると言っておられますが、あなたは知らぬと言っている。そこで、施設局長の立場でそうしたものを調査して、どういうことであったかということをひとつ資料としていただきたい。私は、これからまたあと、決算委員会においても、決算の立場からもまたいろいろなことを調べてみたいし、またこの問題に対してはいろいろ調査もしたいと思っておりますから、そういう意味におきまして、施設局長の責任において――い……

第67回国会 社会労働委員会 第5号(1971/12/07、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、予算の編成も間近に控えておりますので、国立病院の運営あるいはまた看護婦などの医療従事者の処遇の問題、あるいはまたさらには国立病院の統廃合の問題につきまして、取りまとめて数点御答弁を願いたいと思いますので、明確なひとつ御答弁を賜わりたいと思います。  大臣おられませんから、大臣のおられないところは次官においてどうかひとつ取りまとめて大臣のほうに強く要請していただきたいと思います。  第一には、第二次の九%の定員削減計画でございますが、政府のほうでは本年の八月十日に第二次の定員削減について閣議決定をされましたが、この中で国立病院と国立療養所の削減計画はどのようになっておりま……

第67回国会 社会労働委員会 第6号(1971/12/14、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは少しこのマギー・ブークルという最近新しい技法が出てきたようでありますので、そういうものについてちょっと二、三伺ってみたいと思うのでありますが、このユーザーが開発した画期的なワンタッチ・パーマネント技法という、こういうキャッチフレーズですでに三十数クラス、千人ほどの受講者が終了され、そして、マギー・ブークル普及講習会という名をもって行なわれておるのが、これは薬事法の違反ではないかということが言われておったわけでありますが、この普及活動をまたやめるというようなことも言われておるようでございますが、この間の詳しい状態をひとつ聞かしてもらいたい。

第68回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1971/12/29、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 当委員会におきましては、公用地問題、請求権問題などずいぶん議論されておりますが、私は、きょうは、沖繩の県民の生活に直接関係をする特に社会保障関係、そういうようなところにしぼりまして質問をさしていただきたいと思います。  初めに、総理にちょっとお伺いしたいと思うわけでありますが、今度のいろいろの法案の中には、政令によってかなりいろいろな措置が行なわれておりますけれども、沖繩は、御承知のように、二十六年の間相当苦しい中にあって、いまの国民生活を考えてみますと、本土と比べまして非常に大きな格差がある、こういう現状であります。この問題に対して、私は、今度の法律をつまびらかに調べてみまして……

第68回国会 決算委員会 第3号(1972/03/08、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと関連で……。そういうふうないろいろな装具ではありませんけれども、最近はやはり被疑者に対して、どういう場合かは知りませんけれども、薬剤を使ってそしてもうろう状態にさすとか、あるいはまたそういうようなことで取り調べ過程で必要な薬品を使われる、それを使ったらどういうふうになるかということも研究をされているやに聞いておりますが、実際にそういうふうな薬品なりをそういうふうなひとつの装具と同じような形で御使用になっているのかどうか、それからまた、どういうふうないままでの過程があったか。
【次の発言】 関連ですから、もうちょっとだけ……。  実際は、最近でそういうものも、まあそう言われ……

第68回国会 決算委員会 第4号(1972/03/10、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は理化学研究所の問題についてお伺いしたいと思います。  まず、きょうは理事長の御出席をいただいておりますので、理事長に対しての質問をひとつさせていただきたいと思うわけであります。たいへんどうも……。この間、実は現地に参りまして、いろいろ調査をさせていただきました。  まず第一番目にひとつお尋ねいたしたいのは、地労委の命令に基づいて団交の再開の申し入れが組合側からあったかどうか、これについてちょっとお答え願いたい。
【次の発言】 私ども伺っているところでは、再三申し込んでいるという話でありますけれども、それを拒否しているんじゃないですか。それからして、その申し入れがあったかない……

第68回国会 決算委員会 第5号(1972/03/17、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、決算委員会の厚生省の部で、私は一応、最近新聞にも大きく取り上げられております厚生省の試験研究機関の移転の問題を中心にして、国の研究機関のあり方、あるいは将来の方向、位置づけなんかについて少し御意見を伺いたい。関係各省に質問したいと思います。  まず第一番目に、厚生省から、現在問題となっているところの国立の予防衛生研究所、それから国立の公衆衛生院、国立の衛生試験所、国立の栄養研究所、この四機関につきまして、これを筑波の学園に持っていこうとしておるわけでありますが、そもそもこの発端から現在に至るまで、その経過をひとつ詳しく聞かしてもらいたい。今後の見通しについても詳しくお願い……

第68回国会 社会労働委員会 第2号(1972/01/25、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 一月の十五日、成人の日に兵庫県の洲本市民会館で開かれた成人式で、その来賓として原労働大臣が社会福祉施設に入っている老人に対してきわめてはずかしめるような発言をしたという、それについていま説明があったのでありますが、その問題に対して私は総理にひとつお尋ねをしたいと思うわけであります。  あなたが総理に就任されまして以来、倉石農相とか荒舩運輸相、あるいはまた小林法相、西村防衛庁長官、そうしてまた、このたびの原労働大臣と、一国の内閣に連なる閣僚の方々が、それにふさわしくないような発言の連続であったわけであります。そのつど国民の世論の批判にあって、その職を辞されることで事をおさめてきたわ……

第68回国会 社会労働委員会 第5号(1972/03/23、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま日赤の本社並びに松山の院長、労働組合から話を聞いたわけでありますが、私もこの前現地を見せてもらって大体の内容は知っております。このときは院長いなかった。だから事務部長から話を聞いて帰ったわけでありますが、大体の様子は聞いてまいったわけです。  第一番目に院長にちょっと私は質問を続けたいと思うのですが、院長はこの公的医療機関の責任を持ってやっておられる。先ほどから日赤のほうからも話がありましたように、六百何十床といい、あるいはまたいま四百なんぼあるにしても、この地域ではほんとうに基幹病院なんですね。そして、あの地域の住民からはすべての病気を解決してもらうための、いわゆる生命を脅……

第68回国会 社会労働委員会 第8号(1972/04/13、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうは、公労協を主体として春闘の問題が非常に高まりつつあり、また、今年度はドル問題やら不況の問題なんかもからんで非常にこの進行が何だか低調のように思います。そうなれば、結局はストライキとか、いろんなことになって大きく大衆にもはね返ってくるわけでありますので、春闘問題について少し労働省当局のいろんな御意見を伺って、そうして、その春闘を早く解決する意味でひとつ質問さしていただきたいと思うわけであります。  今度の春闘の状況を見てみますと、非常に例年に比べて低調であると言わざるを得ぬわけでありますが、特に不況とか、あるいはまた予算の審議がいままでにない異例な遅滞を見せております。です……

第68回国会 社会労働委員会 第9号(1972/04/18、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きょうはそこに国立衛生研究所の方あるいはまた栄養研究所の方もおいでになっておるわけですが、先ほどからもいろいろ議論がありましたように、このごろは科学的にも非常に進歩してまいりまして、あるいはまたいろんな方向から添加物なんかもふえているわけですが、それを一番総元締めとしてやってもらっているわけでありまして、非常にまあ任務も重大であり、いま水野参考人からは監視員の数の問題の話もありましたけれども、私は同時にこういう研究機関がもっともっとフルに運転できるような――まあ、いまでもずいぶん努力はしていただいているが、手の回らないという点がたくさんあろうと思います。そういう点から、先ほど高田……

第68回国会 社会労働委員会 第10号(1972/04/20、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 いま北村参考人から御説明がありましたけれども、私がちょっと別に聞いているほうでは、受諾をしたということはどうか、――されたかどうか、私、よくわからないが、まあ、あっせん委員にまかせるというふうなことをおっしゃって、同時に、三・一カ月のものはすべて年末一時金として支給することはしない、そして、二・五カ月分をして、あとの〇・六カ月分は協約破棄に伴う補償金として支払うんだというふうなことを言われる。これでは、いまのお話では、病院側は非常に譲歩をしたとおっしゃっているけれども、譲歩になっていないですね。ですから、その協約破棄ということが前提になってしまっておったんではちょっと違うのじゃな……

第68回国会 社会労働委員会 第11号(1972/04/25、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、各派を代表いたしまして、ただいま可決されました食品衛生法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議案を提出いたします。案文は、    食品衛生法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、改正後の食品衛生法の運用にあたり、次の各項の実現に努力すべきである。   一、食品行政の一元化と統一的な食品法の制定とを指向して、当面、厚生省を中心に関係各省の緊密な協力体制を整備すること。   二、食品衛生に関する情報について、内外からの集収機構を拡充し、その行政面での活用をはかるとともに、国民への伝達ルートの整備をはかること。とくに在外公館に厚生省関係のアタッシェを配置するよ……

第68回国会 社会労働委員会 第12号(1972/05/09、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について二、三点質問したいと思います。  戦後二十七年余りたっております。そして、この戦争の犠牲者の戦後処理につきましては、まだまだ戦後は終わっていないのでありまして、その未処理のものが非常に多いと思うのでありますが、早急に解決すべきだと思いますが、その具体的な考え方について初めに伺っておきたいと思います。未処理の部分をどうするか。
【次の発言】 もっとこの未処理のことに対して詳しくきょうはちょっと分析をして聞いてみたいと思うんでありますが、まず、前提でいまお聞きしたわけでありますが、実は、この犠牲者に対す……

第68回国会 社会労働委員会 第13号(1972/05/11、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと田中委員の質問に関連をして、私労働省のほうに資料をちょっと要求さしていただきます。昭和四十六年の十月に有害物一斉点検というのをやっておられますが、これについて、先ほど田中委員から言われた有害物についてのこともありましたが、これは資料が非常に多くて、工場も人もたくさんあります。そういうものの中で調査、点検をされました内容をずっといろんな有害物を項目に分けて、ひとつ詳しく資料をまとめていただきたいと思います。おそらく調査が相当前にできておるわけでございますから、そういうものはできていると思うから、そういうものの詳しいデータをいただきたいと思います。私は、前にPCBの資料を要求……

第68回国会 社会労働委員会 第14号(1972/05/16、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは援護法について初めにちょっと根本的なことをお伺いさせていただきたいと思います。  今次の大戦後、もう四分の一世紀も過ぎておるわけでありますが、近年また経済的に著しい繁栄とも相まってまいりまして、もう戦後はすでに終わったように言われておりますけれども、その援護行政の現状を見てみますと、まだまだ戦後処理は終結したとは言えないように思うわけでありまして、いままでの間に戦後処理の状況を厚生省ではどう踏まえておられますのか、言われているような戦後処理はかなり進んで、終わっているというような考え方をお持ちなのか、まだまだ私どもは全然そこまでの域には達していないと思うのでありますが、そ……

第68回国会 社会労働委員会 第15号(1972/05/18、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは私は、先ごろ起きました千日のデパートの火事の問題について少しお尋ねをしたいと思うのであります。これはいろいろあちらこちらで委員会でも問題になっておると思いますが、私は、ちょうど火事の起こった翌日ぐらいにあの近くへ行った関係で、特にその実際の模様を見せてもらって、あまりにもびっくりをした状態でございます。もちろん、いろいろ調査の結果を聞きましても、あの建物についてもいろいろとあまり違法が少ないと、こういうふうに報告されているにかかわらず、あのような百十七名の死亡者を出したというような大きな事故が起きたわけでございまして、こういう問題について私はここに非常に大きな問題点が出て……

第68回国会 社会労働委員会 第16号(1972/05/23、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、私は先ほど藤原委員のほうからいろいろと御質問がありましたので、一、二の点について質問させていただきたいと思います。  この旧日本軍による沖繩住民に対する殺戮行為なんかが行なわれて、犠牲者がたくさん出ておる。すなわち久米島といいますか、あそこの虐殺事件。それから大宜味村の、大宜味島と申しますか、これの白浜虐殺事件。それから、座間味村といいますか、座間味村の強制自決事件、こういうのがあったわけでありますが、このことは御存じだろうと思います。これの犠牲者は、これは戦闘参加者として準軍属の処遇をすべきではないか。こういうものがまだそのままになっているのはおかしいじゃないかという……

第68回国会 社会労働委員会 第17号(1972/05/25、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 いまいろいろ御説明を聞きましたが、まずひとつ総括的にお話を承りたいと思います。  先ほど説明もありましたように、この特殊法人の賃金水準は毎年低下しておる。このことは政府も御存じだと思いますけれども、たとえて言うならば、三十三年の三月五日、これは衆議院の科学技術対策委員会で、日本原子力研究所は公務員の二五%アップにするべきだと、あるいはまた三十九年の六月二十六日に参議院の農林水産委員会では、特殊法人は公務員よりは一五ないし二〇%アップするんだと、あるいはまた四十四年の五月十四日には、この特殊法人は公務員よりは一〇ないし一五アップすべきだと、こういうようなことが言われて、認められてお……

第68回国会 社会労働委員会 第19号(1972/06/01、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、各派を代表して、ただいま可決されました法律案に対し、附帯決議案を提出いたします。附帯決議案を朗読いたします。  以上でございます。
【次の発言】 先ほどからちょっと参考人の方からいろいろ御説明をいただきましたが、私ちょっといろいろ問題点を少しお伺いさせていただきたいというふうに思います。  先ほど、この争議問題について藤崎参考人からいろいろお話がありまして、話を聞いておりますと、先ほど藤原委員もそういうことを感じられたと見えて発言がありましたが、何か非常に県としてはスムーズにやっていらっしゃるのに、かってにあれが行なわれているというようなぐあいではいけないと私はそういうふう……

第68回国会 社会労働委員会 第20号(1972/06/06、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 もうずいぶんいろいろこの老人福祉法についての質問はありますけれども、私ちょっと問題点と思っておるところをかいつまんでお尋ねしたいと思います。  まず第一番目に、基本的なことでございますけれども、これも一部触れられておりますが、現在のこの老人福祉法は基本的な理念は非常に大きく打ち出されておりますけれども、具体的な内容は老人保護の段階にとどまっておるというふうに言わざるを得ないと思うんであります。しかも、その多くの施策を見てみますと、行政措置として行なわれているのでありまして、老人福祉法が制定されて本年までに十年になるのでありますけれども、老人福祉法という名にふさわしいような法の抜本……

第68回国会 社会労働委員会 第22号(1972/06/09、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私、ごく簡単に一問だけ聞かしていただきたい。  先ほど来渡辺参考人のお話で、いろいろ医療の供給の面で、あるいはまた医療機関なり、あるいはそうした体制の中に非常に矛盾があって、やはり有病率やなんかでいろいろな点を指摘されましたが、その中でも、私は特に医療従事者、従業員の待遇の問題なんというのは非常にあるわけで、特にこの間うちから公的病院といわれるところで、非常な過重のために、何と申しますか、従業員の人たちが非常にその矛盾を指摘をして、それでトラブルが起きておるわけでありますが、これは非常にあちらこちらに多発をいたしております。日赤やなんかでも、非常に過重なために、あるいはまた非常に……

第68回国会 社会労働委員会 第23号(1972/06/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○理事(大橋和孝君) それでは本案に対する本日の審査はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、廃棄物処理施設整備緊急措置法案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第68回国会 社会労働委員会 第24号(1972/06/12、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私もちょっと関連して。  大臣ね、私、この問題は前からもちょっと御議論申し上げたことがあるんですが、こういうような薬が次々に出まして、それでいろいろな障害者が出てくる、そうなってくると、これはみな訴訟になっているわけですね。まあスモンのときもそうでございましょう。だから、そういうようなことを考えてみますと、この重要な健康保険の医療というものを取り上げるときには、いま議論されているようなそういうような副作用の調査会だけでほんとうにいいものかどうなのか。また、医者の場合だって、ぐあいが悪かったことを知らずに使っている医者は、これは告発されているわけですね。そういうことから言えば、その……

第68回国会 社会労働委員会 第25号(1972/06/16、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 非常に時間が切迫しておりますから、たくさん質問がありますけれども、一つだけにしぼってお尋ねをいたします。  育児休業につきまして、本法案において初めて規定されたことにつきましては一応評価できると思うのでありますが、しかしながら、育児休業を多くの働く婦人が安心して利用できるようにするためには、休業中におけるいわゆる有給の措置を求める声が働く婦人の間に強くあるようでありますが、私は国の施策といたしまして休業中の生活安定をはかる方向に向かうのが至当だと思うのでありますが、この点に関しまして労働大臣の所見を伺っておきたいと思うのであります。

第68回国会 予算委員会 第6号(1972/04/06、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 先ほど来からずっと問題になっております、外交の秘密を漏らしたというこの問題でありますが、国家公務員法の違反で事務官を逮捕し、あまつさえ国家公務員法の不当な拡張解釈で、報道の自由を憲法で保障されている記者に対しましても逮捕しておる。非常に暗い、戦前の報道管制につながるような大きな問題だと思うわけでありますが、政府は外交の秘密というこの事件は、実際からいえば、私は秘密でないのじゃないか、こういうふうに思うわけでありますが、その点をひとつお伺いいたしたいと思うわけであります。特にこの経過から申しまして、協定を結ぶまでの経過、その間に起こったことは、その間においてはあるいはそれが秘密とし……

第68回国会 予算委員会 第7号(1972/04/07、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 きのうに引き続いて、吉野局長が来ておられるようでありますから、吉野局長にひとつピントを合わして質問さしていただきます。  吉野局長は十二月の十三日の衆議院の委員会において、あらゆる重要な問題は全部電話をもって本省と連絡をしておるので、書類というものは一切ないと言われておるが、間違いありませんか。
【次の発言】 やかましい。質問できぬじゃないか。  そうしてまた、一面には、四百万ドル云々の問題に対しても何にもないと言っているが、間違いないですね。
【次の発言】 そうすると吉野局長は、実際にはそういうものがあったけれども、いろいろな配慮でもってうそを言った、とにかく現実と違ったことを……

第69回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1972/08/10、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、暴力ガードマンの問題について少し折り入って質疑をしたいと思います。  最近、労働争議や労働組合活動にいわゆるガードマンの介入が目立ってきておるのでありまして、これらのガードマンは、警察官やあるいはまた警察の機動隊の服装だとかあるいは装備と全く同じようなものを持って、これらガードマンが労働基本権を実際上侵害するような、地域社会にも大きな影響を与えるような状態をかもしておるわけであります。このようなガードマンの行為を規制するために過ぐる六十八国会で警備業法いわゆるガードマン規制法が制定されまして、この十一月から施行ということになると思うのでありますが、こういう状態の中で私はき……

第69回国会 社会労働委員会 閉会後第3号(1972/09/28、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。この前私はその件に触れていろいろお話を聞きまして、そして労働省のほうに対しても、それから法務省のほうに対しても、こういう問題はすぐ調査をしてほしいということをお願いしておいたはずなんですが、いまだにやってないという、あるいはまただれがやるか、責任がないというような答弁じゃ、ちょっと私は受け取れない。同時にまた、法務省としてはそれを許可しているんですからね、その設立を。そういう立場からいってもどうあるかということは、その条文に書いてあるとおり、いまの読まれたようなものを見たときに、それに違反しているかしてないかを調査せぬでいいということにはならぬと思うんですが、そのことを。

第70回国会 社会労働委員会 第2号(1972/11/02、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、昭和三十八年の十一月の九日に、三池の三川鉱におけるあの炭じんの大爆発の事故で、四百五十八名の命が瞬時にして奪われた。同時にまた、八百二十七名のCO中毒患者を発生させたことは、いまなおわれわれの記憶に新しいところであります。政府は、本年三月一日に、一時経過観察者六十四名のうちから長期の傷病給付患者を除く二十三名のCO中毒患者に対しまして、労災補償給付を打ち切る治癒認定を下し、向こう一年間にわたって坑外での職能回復訓練の措置を講じてきたのであります。しかし、このCO中毒患者は、法律が下すところの治癒認定のいかんを問わずに、常に、再発をしたり、余病を併発をしたり、あるいはまた死亡……

第70回国会 社会労働委員会 第3号(1972/11/07、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいまいろいろ御説明を聞いたり、またスライドなり八ミリを見せていただきまして、たいへん深く感銘をしているところでございますが、この社会福祉の確立がほんとうにいまこそ各方面で強く叫ばれておる。ことに、長い間重症障害児・者を介護していらっしゃる家庭が長年物心両面で非常に苦労されて、そしてついに労苦に尽き果ててしまって障害者を死に至らしめたりという事件が相次いでおるいまの社会情勢でございまして、いろいろな施設なり、その衝に当たっておられる方々のお気持ちを聞きますと、非常に胸に刺される感じがいたしておるわけでございますが、本日のこの委員会ではこういうような問題について、まあ時間の関係が……

第71回国会 災害対策特別委員会 第2号(1973/02/23、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ただいま報告になりました去年の十一月の二十五日の静岡県の、いまの東伊豆有料道路の落石事故でありますが、ほぼ説明の中にもありましたが、この現場に明星自動車という観光バスが差しかかったときに、いま報告にありましたように、落石があってこういう大きな事故を起こして六名の死者、それからまた重軽傷者二十一名という災害が起きたわけであります。ところが、この事故の報告を聞き、また、いろいろとその後関係者からも話を聴取したんでありますが、どうも道路管理上に重要な問題がある、また賠償交渉もはかばかしくないなどと、いろいろなそういう点を指摘されると思いますので、私はきょうは道路関係者に対しまして明確な……

第71回国会 社会労働委員会 閉会後第1号(1973/11/15、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。小平君。
【次の発言】 ただいまの御報告について質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 じゃ、私からちょっとお尋ねと希望を申したいと思うんですが、先ほど小平さんの報告、あるいはまた質疑の中にもございましたように、厚生省関係でだいぶまだ環境の整備やいろんなものがありますし、それから住宅関係の問題もあります。文部省関係のものもあります。あるいはまた就職云々の問題でもやはり労働省関係の問題もあるわけですが、これで現地を見せて……

第71回国会 社会労働委員会 第2号(1973/02/22、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 今回、私は、警備業務の名のもとに、いわゆるガードマン会社が企業と結託をいたしまして、職場において右翼暴力と申しますか、集団化したそういうふうな力をもって労働争議に介入したり、労働者の団結権あるいはまた団体行動権、さらには市民権までこれをまっこうから侵しているような問題がここにありますので、これにつきましていろいろと質問をしてみたいと思うわけであります。御承知のように、この暴力ガードマンの問題につきましては、昨年の八月の十日及び九月二十八日の二回にわたりまして、本委員会で仙台市にある本山製作所事件を中心にいたしまして取り上げて、関係当局の早急な解決を要請したのであります。それで私は……

第71回国会 社会労働委員会 第3号(1973/02/27、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 関連。大臣のお話を聞いておりますと、守る会と、それから森永との話をしてやってもらいたいと ちょっと厚生省のほうでは非常に客観的な見方、やはり、こうした問題は、いま先ほど議論の中にもありましたが、厚生省を通じて森永にそうした砒素が含まれているものを許可しているわけですね。そういう点から考えますと、これは厚生省にもかなり責任があるわけですよ、いままでの経過から。そうなっていることを、何か守る会があるし、それだからといって、そこで話し合えということじゃなくて、私はそういう態度がこのように遷延をさしているんじゃないかと思う。大臣みずからあまりにもこれは長過ぎるとおっしゃっているが、そうい……

第71回国会 社会労働委員会 第4号(1973/04/12、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 このたび、いま労働省から提出されております駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案、これにつきましては、内容になお不備なりあるいはまた不明確な点が見受けられますので、その点に対しまして質問いたしたいと思うのでありますが、労働省においても、具体的な理解を打ち出して万全を期していただきたいと思いますので、そういう観点から、ひとつ、御答弁をいただきたいというふうに思います。  戦後、四半世紀以上にわたって米軍基地という特殊なところに働いておるのでありますからして、労務環境のもともずいぶんいろいろと苦しい中にあったと思うのでありますが、それを駐留軍の労働者は、人員整理という一方……

第71回国会 社会労働委員会 第5号(1973/04/17、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私はこの委員会で行なわれました厚生大臣の所信表明に対しまして、時間も非常に短いことでありますから、その基本的なことを一、二お伺いしたいと思います。  第一点は、福祉というものの中身が非常にあいまいだという点であります。すでに私が申し上げるまでもなく、現在国民各層には戦後四半世紀における経済最優先活動への明らかな疑問と、それからくるところの福祉優先への新たな考え方が定着化して、そして福祉と経済成長は観念の上では調和できても、現実には両者は両立していないということ、そういう認識のもとに社会福祉政策を真剣に求めるに至っておるのはご存じのとおりでございます。ところが、それにこたえるべく厚……

第71回国会 社会労働委員会 第6号(1973/04/24、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 たいへん各参考人からはいろいろとお話を承りまして、非常に勉強になりまして感謝しております。  一、一の問題について、政府のほうからも出てもらっておりますので、お尋ねをしたいと思います。  まず教育の問題で、先ほどからいろいろなお話を承りまして、六人に一人が未就学であり、世界でも非常に何と申しますか、教育には力を入れた日本であるというのに、この身体障害者のうちの特殊教育を必要とする者が六人に一人しか教育の恩恵に浴してないという状態を比率から見せてもらいまして、私は非常に、いまのお話の中にもありましたように、たいへんな問題だと思うわけでありますが、その潜在的な未就学者は非常に多いわけ……

第71回国会 社会労働委員会 第7号(1973/05/08、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 ちょっと、私関連させていただいて一問だけ厚生省に聞いてみたいと思いますが、私どもが聞いている範囲では、この検査のしかたに差があって、一方では九PPMを出しておったと、それがこっちではなかったというのは、かくかくのあれだったということで発表されておりますけれども、それは確実なもんであるかどうかということは、もっと私は検査されなければ、進められなければいけない点が残るんじゃないかと、こういうふうに理解をしておったんでありますが、ほんとうにやったところで、安全宣言を出したからには、絶対含まれてなかったということが明々白々でなければ、――どちらからいっても一点の余地もないという状態ではな……

第71回国会 社会労働委員会 第8号(1973/05/10、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 だいぶ時間が過ぎておるようでございますから、郵政に、私、問題点だけちょっと御質問さしていただきます。  先ほど森中委員からお話がありましたその答弁の中に、一人について月額千円ずつをやっておるという答弁がありましたが、これは一体何人ぐらいに与えられるか、総額何ぼになるか。新旧両方ありますから、その人と数ですね、それから金額のトータル、これを分けてひとついただきたいんですが、時間がありませんから、これはひとつ資料としてもらいたい、その点どうですか。
【次の発言】 よくわかるように正確にひとつ出してもらいたいと思います。  それからもう一つお尋ねしたいのは、先ほどからも多少話が出ており……

第71回国会 社会労働委員会 第11号(1973/06/14、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 続いて、やはりこのいまの問題について聞きたいんでありますが、ただいままでずっと質問の経過を見ておりまして、私はどうも納得がいかないのであります。いま言われておりますと、月額千円ワクのエルダーのほうがいろいろやっておるんだから気の毒だからまあ実費弁償の意味で渡すんだという、私はどうもこの意味がてんでわからないんですね、聞いておりまして。公費をこういうところに一体渡していいのか。これはもう私は非常に重大なことが行なわれておるように思います。先ほどから話を聞いておりますと、この千円の使い道も一体、はっきりと使い道がわかっていない。公金を使って何に使ったかわからない。私はこんなことを言う……

第71回国会 社会労働委員会 第12号(1973/06/19、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 私は、この被爆者の問題に対してちょっと実態調査の分を少しお尋ねしたいと思います。  最近の被爆者の実態調査に対しての問題点といたしまして、被爆者の加齢現象によって被爆者の老齢化が進みましてその多くは原爆孤老の状態になっておる。  第二の点は、被爆当時幼かった子供が原爆小頭症で知能指数が低いまま今日二十歳前後になっておる。  第三の問題点は、この一、二のような問題をはじめとした被爆者が全国に散在した状態になっている。  第四の点は隔世遺伝から一般人より有病率が高い。  こういうようなことが問題点としていろいろ取りざたされているようでございます。私はここで、政府がこの被爆者の実態調査……

第71回国会 社会労働委員会 第13号(1973/06/21、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 先ほどから患者さんあるいはまた治療をしておられる先生、いろいろなまのお話を承りまして、私非常に感銘深く拝聴したわけでございます。  まず、私ちょっと芝田参考人にお尋ねをいたしたいわけですが、あなたはずいぶんこの病気で苦しまれまして、十二年間もその間その病気と戦ってこられたわけでありますが、この中であなたが経験されてどんな治療が、そしてまたその効果がどんなふうにあったか。現在はまたほんとうに、まだ聞いてみますと、しばらく立っておっても苦しくなるし、いろんな症状をいま、先ほどから伺いましたが、やはりこれはたいへんな問題で、病人さんの側から一体いまどういうことを一番やってほしいなと思わ……

第71回国会 社会労働委員会 第14号(1973/06/26、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  議事に入りますに先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび皆さまの御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました。ふなれな者でございますので、委員の皆さま方の御鞭撻と御協力によりましてこの重責を果たしたい、こういうふうに存じておるのでございます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第71回国会 社会労働委員会 第15号(1973/06/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  六月二十七日、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が選任されました。
【次の発言】 港湾労働法の一部を改正する法律案を議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  この際、加藤労働大臣から発言を求められておりますので、これを許します。加藤労働大臣。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  それでは暫時休憩いたします。    午前十一時七分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き港湾労働法の一部を改正……

第71回国会 社会労働委員会 第16号(1973/07/03、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  六月二十八日、杉山善太郎君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君が選任されました。
【次の発言】 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、午前中はこの程度にとどめます。  午後二時半程度まで休憩をいたします。    午後一時十九分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正す……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/07/05、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨七月四日、藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として杉山善太郎君が選任されました。
【次の発言】 港湾労働法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。道正局長。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。  本案に対する質疑は、午前中はこの程度にとどめます。  午後二時まで休憩いたします。    午後一時六分休憩

第71回国会 社会労働委員会 第18号(1973/07/10、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る七月五日、杉山善太郎君が委員を辞任され、その補欠として藤原道子君が選任されました。  また、昨七月九日、鹿島俊雄君が委員を辞任され、その補欠として塩見俊二君が選任されました。
【次の発言】 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、前回質疑を終局いたしておりますので、これより討論に入ります。――別に討論もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を問題に供します。  本……

第71回国会 社会労働委員会 第19号(1973/07/12、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、両案の審査のため参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 連合審査会に関する件についておはかりいたします。  国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進……

第71回国会 社会労働委員会 第20号(1973/07/17、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案、以上四案を一括し議題とし、前回に引き続き質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 四案に対する質疑は、午前中はこの程度にとどめます。  午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十八分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  連合審査会に関する件についておはかりいたします。  健……

第71回国会 社会労働委員会 第21号(1973/08/28、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月二十一日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として沓脱タケ子君が選任されました。
【次の発言】 この際、御報告いたします。  去る七月十七日、斎藤十朗君から提出されました健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案の四法案の質疑終局の動議は、理事会で取り扱いを協議することとなっておりましたが、本日、斎藤君から撤回する旨の申し出がござい……

第71回国会 社会労働委員会 第22号(1973/09/04、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八月三十日、田中寿美子君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。
【次の発言】 健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案、以上四案を一括議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金……

第71回国会 社会労働委員会 第23号(1973/09/11、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案、児童扶養手当法及び特別児童扶養手当法の一部を改正する法律案、以上四案を一括議題とし、質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 両案に対する質疑は、午前中はこの程度でやめます。  午後二時三十分まで休憩いたします。    午後一時二十九分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。休憩前に引き続き、健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部……

第71回国会 社会労働委員会 第24号(1973/09/13、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  雇用対策法及び雇用促進事業団法の一部を改正する法律案、労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案、船員保険法の一部を改正する法律案、以上三案を一括し議題とし、趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明を順次聴取いたしたいと思います。加藤労働大臣。
【次の発言】 修正案提出者衆議院議員塩谷一夫君。
【次の発言】 労災法について加藤労働大臣。
【次の発言】 船員保険法の趣旨説明を齋藤厚生大臣。
【次の発言】 以上で三案の説明聴取は終わりました。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第71回国会 社会労働委員会 第25号(1973/09/14、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、御報告をいたします。  健康保険法等の一部を改正する法律案について、地方行政委員会、大蔵委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、及び物価等対策特別委員会と、また、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案について、地方行政委員会及び農林水産委員会と、それぞれ連合審査を開催することとし、同日時につきましては委員長に一任となっておりましたが、関係委員長と協議の結果、都合により取りやめることになりました。  また、健康保険法等の一部を改正する法律案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、両案審査のため、参考人の出席を求める……

第71回国会 社会労働委員会 第26号(1973/09/26、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  請願の審査を行ないます。  第一号理学療法士及び作業療法士の国家試験受験資格における法律改正に関する請願外千八百四十八件を議題といたします。  本委員会に付託されております千八百四十九件の請願は、理事会において協議の結果、請願第一号 理学療法士及び作業療法士の国家試験受験資格における法律改正に関する請願外六百十八件は、議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、請願第二号 戦没者の父母及び戦没者の妻に対する特別給付金継続に関する請願外千二百二十九件は留保することに意見が一致しました。  以上理事会の……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/04/19、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、たいへんお忙しいところ、参考人の方においで願いまして、ほんとうにありがとうございます。  五人の方々にいろいろとお尋ねをいたしたいと思いますが、実は去る二日発表されました地価公示価格は、前年に比して三〇・九%にも及ぶ暴騰を見せておりますし、庶民のマイホームの夢は破られている、こういうふうにいわれておるわけであります。この最も大きな原因は、的はずれな列島改造論、あるいはまた政府の経済政策の失敗からきた巨額の過剰流動性の暗躍、あるいは土地政策の失敗などに起因しておると思うのでございます。また、投機と売り惜しみの傾向は、本年に入りましてから、大豆とか木材、セメント、羊毛、生糸、……

第72回国会 社会労働委員会 第1号(1973/12/01、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行なうこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についておはかりいたします。  社会保障制度等に……

第72回国会 社会労働委員会 第2号(1973/12/18、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十二月七日、石本茂君が委員を辞任され、その補欠として鹿島俊雄君が、また、同日、寺下岩蔵君が委員を辞任されました。  さらに、昨日、中沢伊登子君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が委員に選任されました。  本日、君健男君が委員を辞任され、その補欠として矢野登君が委員に選任されました。
【次の発言】 この際、石本厚生政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。石本厚生政務次官。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御……

第72回国会 社会労働委員会 第3号(1973/12/20、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告をいたします。  昨日、矢野登君、高山恒雄君が委員を辞任され、その補欠として君健男君、萩原幽香子君が選任されました。
【次の発言】 この際、長谷川労働大臣、菅波労働政務次官から発言を求められておりますので、これを順次許します。長谷川労働大臣。
【次の発言】 菅波労働政務次官。
【次の発言】 それでは、労働問題に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 局長、具体的にと言っておられるのだから、きちっと質問に合うような答弁をしてもらわないといけません。

第72回国会 社会労働委員会 第4号(1974/02/14、9期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(大橋和孝君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  社会保障制度等に関する調査並びに労働問題に関する調査を議題といたします。  まず、厚生行政の基本施策について齋藤厚生大臣から所信を聴取いたします。齋藤厚生大臣。
【次の発言】 次に、労働行政の基本施策について長谷川労働大臣から所信を聴取いたします。長谷川労働大臣。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度厚生省関係予算につきまして、政府から説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に、昭和四十九年度労働省関係予算につきまして、政府から説明を聴取いたします。水谷会計課長。
【次の発言】 次に、派遣委員の報告を聴取いたします。小谷守君……



各種会議発言一覧(参議院)

7期(1965/07/04〜)

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/04/11、7期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、まず最近の厚生行政につきまして、大臣に対してお尋ねを申し上げたいと、こう思うわけであります。  昨年夏の健康保険特例法によるところの初診時の一部負担の倍増額、あるいはまた、薬剤の一部負担の新設、また、薬価基準の引き下げなどの一連の国民や医療機関への圧迫、そしてまた、十一月の十七日に出されましたところの医療保険の改革試案、そしていま国会においてまた行なわれておりますところの医師法の一部改正案、あるいはまた、国立病院の特会制の問題、それからまた、国民年金の一部改正案などをずうっと見てまいりますと、まさに、最近の厚生行政というものは財政対策に終始しておるような感が非常に深い。し……


8期(1968/07/07〜)

第64回国会 公害対策特別委員会、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、商工委員会、運輸委員会、建設委員会連合審査会 第1号(1970/12/11、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 公害国会といわれるこの第六十四臨時国会におきまして、十二月の三日より、衆議院の代表質問に続いて四日の参議院の代表質問、そして四日、五日の連合審査を皮切りにして、わが党をはじめとする各党の質問が重ねられまして、十四本の法律が不備な欠陥の状態が日を追って明らかにされつつあるわけでありますが、私は、このいまの現時点において、少し角度を変えていろいろと質問をさせていただきたいと思うわけであります。  それは、公害の被害者、あるいはまた公害病の患者、または潜在的な公害病の患者という人々の心を心としての質問をしたいと思うわけでありますが、昨年十二月の十五日に、公害に係る健康被害救済措置法が制……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1971/03/24、8期、日本社会党)

○大橋和孝君 それでは、私は、昨年の暮れの第六十四国会で、いわゆる公害国会におきまして、連合審査会の中で、原因不明の疾患とか治療法の未確立の疾患に対しまして国で強力な対策を打ち立ててもらうように厚生大臣に質問をしたところでございますが、きょうは、再度この点につきまして質問すると同時に、あわせて公費負担による医療につきましても若干御質問したいと思います。  昨年十月三十一日に、医療保険の前提問題について審議していたところの社会保険審議会が「医療保険の関連諸制度についての意見書」というものをまとめて厚生大臣に建議いたしました。この第四項目として公費負担医療があげられておりますが、この公費負担医療と……


9期(1971/06/27〜)

第68回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1972/04/22、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 それではきょうは建設省に対する質疑で、大臣おいででございますから、二、三の点についてひとつお伺いをしてみたいと思います。  大体、わが国の広い意味での都市政策というもので、やはり戦後必要に応じていろいろ取り行なわれてきたと思いますけれども、それが市民のサイドなり住民の立場から、先へいろいろな事柄に考慮をされて行政が行なわれているという点に足りないところがあったというようなことが、今日のようないろいろな問題を起こしている状況になっているのではないか。やはりそこのところで私は一番、産業政策なり、あるいはまた発展の過程においていろいろな問題はあったと思いますけれども、やはり住民サイドと……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 本日は、運輸省及び国鉄に対しまして少しくお尋ねしたいと思うわけでありますが、昨年末から今年三月にかけて、首都圏、大阪圏とか名古屋圏のそれぞれにわたって、交通網あるいは輸送力の増強計画について、都市交通審議会が答申を行なっているのであります。近年、人口の都市集口に対しまして輸送力が追いつかないという問題が非常に大きな社会問題となっておるときでありますが、まずこれらの答申を受けて、運輸省なり国鉄はこれをどのように受けとめて計画を進めていこうとされておるのか、その考え方を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 いろいろ答申を受けとめてもらうのは――いままでの経過から言えば、非常に都市……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1972/04/24、9期、日本社会党)

○大橋和孝君 たいへん時間がないので、ちょっと大まかな点を二、三点お伺いしておきたいと思うのですが、昭和三十六年に国民皆保険制度がしかれてすでに十二年もたってきておるわけでありますけれども、医療を取り巻くいろんな状況はだんだん悪化の方向へ進んで、最近では問題がいろんな方面から取り上げられるような状態になってまいりました。  特に、私は、そこの中で医療の供給体制というものに問題があって、これを何とかうまくしないと問題が解決しないのではないかというふうに考えるわけでありますが、むしろ最近では取り上げられておるのが赤字対策とか経済的な根拠にこれをのせられて、医療のほんとうのあり方というものが考えられ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

大橋和孝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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