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山本敬三郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山本敬三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


8期委員会出席TOP50
45位
8期委員会出席(無役)TOP50
30位
9期委員会発言(政府)TOP10
8位

このページでは山本敬三郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山本敬三郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

8期(1968/07/07〜)

第63回国会 公害対策特別委員会 閉会後第4号(1970/09/10、8期、自由民主党)

○山本敬三郎君 原理事長に二点だけお伺いしたいのですが、第一点は、中小企業の申し込みが比較的少ない、これをふやすのには府県の公害担当者や商工会議所を通じてPRをする、及び金利を引き下げる、二つの点がお考えがあったわけですが、実情を伺いますと、公害防止事業団に融資申し込みをするのには、百八の委託された金融機関を通さなければならない、そうすると、ビッグビジネスについては五割、中小企業については二割が金融機関が融資し得る金になる。したがって、非常に金詰まりのようなときには、金融機関で洗われてしまう、金融機関で金融ベースに乗らないものは事業団まで上がってこない、こういう点が非常に大きなネックとしてある……

第63回国会 商工委員会 第8号(1970/03/26、8期、自由民主党)

○山本敬三郎君 私は、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党共同提案をもって、米国の繊維品輸入制限に関する決議案を提案いたします。案文を朗読いたします。    米国の繊維品輸入制限に関する決議(案)   米国の求めている毛・化合繊製品の輸出自主規制は、明らかにガットの精神に違反するものであり、かかる制限は、目下構造改善を推進しつつある繊維工業に深刻な打撃を与えるのみならず、中小繊維業者にとっては死活の問題であって、これを容認できないことは昨年四月の決議で表明した通りである。   政府は、繊維の輸入制限問題についてはあくまでガットの精神に基づいて解決すべきであるとの基本的立場を堅持し、次の諸点を……


9期(1971/06/27〜)

第68回国会 商工委員会 第11号(1972/05/18、9期、自由民主党)

○山本敬三郎君 清水先生に三点お伺いしたいんですが、私も冠婚葬祭互助会の内容というのは、いま初めて詳しく聞いたわけです。もちろん詳しい実態についてはまだ何ですが、それから、もう一つは、私が理解をしている友の会というのは、資生堂友の会あるいは西友ストア友の会、こういうようなものではないかと、こう理解しているわけです。  そうしますと、たとえばスーパーマーケットを経営している場合、消費組合のような形で経営しているスーパーと、それから企業なり販売業者が経営しているスーパーとある。同じスーパーであっても、私は質が違う。いま伺ったような互助会の内容だとすれば、これは国民の生活の知恵から出発したものだと言……

第68回国会 商工委員会 第13号(1972/05/24、9期、自由民主党)

○山本敬三郎君 下山さんにお伺いしますけれども、すばらしいところをお突きになったと、すばらしい点を御指摘になったと思うんですが、先ほど言われたように、問題が終わったのではなしに、これから始まる、私は繊維産業の問題はそのとおりだと思うんです。しかし、もう一歩進めて考えていただきたいのは、農業関係では役所の言うとおりやると失敗するということばがあるんです。私は中小企業においても今後そうではないかと思うんです。というのは、五年前の構造改善を取り上げるとき自体、実は日本経済の変質していくことに対して役所はきわめてかたい考えを持っておった。実は昭和四十三年から日本の貿易構造はもう変わり始めたんです。明ら……

第68回国会 商工委員会 第17号(1972/06/06、9期、自由民主党)

○山本敬三郎君 飯島先生にお伺いするんですけれども、この法律が大きく言えば過疎、過密を解決するささやかな一歩にすぎないわけです。私のひっかかるのは、先生は組織の交代ということを言われておりますが、日本の将来を考えまして、工場を追い出したあとへ中枢管理機能を持ってくると、一体、そんなことを考えておってよろしいんでしょうか。中枢管理機能というのは、一眼レフとか――都市立地ですね――一眼レフとかいろいろいわれておりますが、はたして一点に集中しなければできないものか。私は、そうではないんじゃなかろうか。これは考えようによれば、中枢管理機能、情報機能ですね、そういうものさえも分散していかない限り、この都……

第69回国会 商工委員会 閉会後第1号(1972/08/31、9期、自由民主党)

○山本敬三郎君 関連。  中曽根大臣は、円の切り上げは絶対いけないとおっしゃいますが、ことしの経済白書を閣議決定されたわけですね。あの中には三つのギャップがあって、それを解決するために五つのポリシーミックスがあり、その中に、為替政策については弾力的運用という形がはっきり入っているわけです。いまいろいろおっしゃいましたが、昨年一年間を見ましても、アメリカやその他は卸売り物価が四ないし四・五%くらい上がっている。日本は一くらいですから、日本の輸出価格はその半分くらいと見なくてはならない。そして円の切り上げは効果がなくなった。さらに一年たった後にアメリカの状態を見て、アメリカがインフレ政策をとってお……

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/04/17、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 財投の資金は四つの特別会計の資金として、しかもそれは利息をつけて確実に運用しなければならぬという形で長らく運用してきたわけでありまして、年金資金を財投に確保しようというような特別な意図を持っているわけではありません。
【次の発言】 還元融資のことをあるいはさしておられるのかもしれませんけれども、いまの財投の運営は、かつてのように、日本経済の国際競争力を飛躍的に向上をさせるために、産業奨励に使うというようなことから、逆に変わりまして、福祉に重点を置くと。一六分類といわれます財投の事項別分類の資金に充当するたてまえをとっております。  ことに年金資金や郵貯資金については……

第71回国会 運輸委員会 第23号(1973/07/17、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) まだ正確には見てはいないんです。
【次の発言】 一兆五千億を上回るぐらいじゃないかと思いますが……。
【次の発言】 を上回るぐらいではないかと思いますが……。
【次の発言】 先ほどお答えいたしましたけれども間違いでございまして、まだ四十八年度の試算を一切いたしておりません。訂正さしていただきます。たいへんすみませんでした。
【次の発言】 消費者米価の場合には、据え置きの恩典というのは国民にほとんど同じような割合で均てんする、そういう点があるわけです。国鉄運賃の場合には、実は国鉄の利用者及び利用の程度等が特定しているわけでありますから、すべて税金でこれをまかなうという……

第71回国会 運輸委員会 第25号(1973/08/28、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 昨年廃案になった案に比較して、政府の出費においても財政投融資等においても大幅に援助することにしたということで御理解いただきたいと思います。
【次の発言】 加瀬委員のおっしゃいますように、赤字閑散線の問題とか国鉄の公共料金の負担の問題とか、そういうことを積み上げてやるやり方も一つあるかと思いますが、長期収支の試算が出ておりますが、全体として国鉄の財政基盤を強化するように国のほうも援助する。しかし公共料金といえども料金体系の一部でありますから、いつまでも押えていくというわけにはいかない。そこで一般の利用者にも負担をしていただく、国鉄自体にも合理化をやっていただく、そうい……

第71回国会 運輸委員会 第28号(1973/09/06、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 公共企業体として本来赤字であってはならぬという見解であります。
【次の発言】 債務の借り入れ金の問題と、もう一つは累積赤字の問題と二つあるわけであります。他の公共企業体に比べて三兆八千億の借り入れ金というものは他に例を見ないような巨大なものだろう、そういうふうに考えます。加えて累積赤字が一兆一千数百億出ている国鉄の現状はまさしく公共企業体として根幹にかかわるような状況になっている。しかし、そのよって来たるところを考えますと、時代のモータリゼーションに対応できなかったというような問題そういった問題もありますし、あるいは人件費が予想を上回って過去四、五年間上がってきてい……

第71回国会 運輸委員会 第29号(1973/09/11、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 国鉄の財政助成のやり方につきましては、この前、国鉄総裁からこの委員会でお伺いいたしましたが、イギリス的なやり方、ドイツ的なやり方、いろいろあります。いまおっしゃいますように、広い意味での公共負担に着目して個別的に助成するというやり方もありますし、総合的に長期にわたって国鉄財政の健全な基盤をつくる、総合主義に基づく助成のやり方もある。今回の場合には総合主義に基づく助成のやり方というものをとっているわけであります。
【次の発言】 ただいまの御意見、ヨーロッパ諸国と日本との違いでありますけれども、その原因はどこ、理由はどこだろうかと考えますと、国鉄輸送そのものに対する、一……

第71回国会 議院運営委員会 第13号(1973/04/20、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 日本銀行政策委員会委員濱口巖根君は、二月二十四日任期満了となりましたが、その後任として、武田満作君を任命いたしたく、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定により両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  同君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、大都市銀行に関し経験と識見を有する者でありますので、日本銀行政策委員会委員として適任であると存じます。  何とぞ、慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。

第71回国会 決算委員会 第5号(1973/04/06、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) ダニム・ダムはサイゴンの東北二百五十キロぐらいのダニム川につくられたダムでありまして、最大出力、電力十六万キロワットでございます。これの利用状況はといいますと、サイゴン及びダラト地区に送電しているものであり、あわせて低地帯のかんがいに利用する、こういう目的だというふうに承知いたしておりまして、塚田委員が仰せのようなことに使われているといたしますには、その目的のためでは十六万キロワットということではどうもうなずけないので、(笑声)主たる目的はやはりサイゴン及びダラト地区の民生安定に資するものと、こういうふうに承知いたしております。

第71回国会 大蔵委員会 第2号(1973/02/02、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 昨年末政務次官を拝命いたしました山本であります。知識、経験ともにまことに乏しいものでありますが、委員の先生方の特別の御支援をいただきますよう心からお願いを申し上げます。

第71回国会 大蔵委員会 第3号(1973/02/20、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) お答え申し上げます。  生産調整を始めたときから今日まで、根本的な状況の変化があるではないか、なぜ政府はみずから提出しないか、こういうお話でございますけれども、実は生産調整をいたしません畑作農家等につきましては、農業所得として課税をいたしているわけであります。で、生産調整の農家に限って、実は一時所得としてみなすということになるわけでありますから、そのバランス上からも政府側で提案するというのは必ずしも芳しくないのではないか、こういう点を考えまして、しかし、一面、米の生産調整対策上、緊急必要性があるということにかんがみて、議員立法の御提案に対してあえて反対はいたしません……

第71回国会 大蔵委員会 第5号(1973/03/06、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 国民サイドから見れば非常にわかりにくい、理解のしがたい問題だとは思いますけれども、時価発行したプレミアムが資本準備金になり、それがたとえば、会社の借り入れ率を減らしていく、自己資本の充実等に使われれば、それは国民にも理解できる問題だったと思うわけです。ところが、実際は借り入れ金の返済ではなしに、ほかに使われていくというところに非常に問題が出てきている。望ましい方向としては、やはり世界的に自己資本が非常に少ない日本の会社が、自己資本の充実にこれを使うことになればほんとうに望ましかったんではないかと、こういうふうに考えるわけです。

第71回国会 大蔵委員会 第7号(1973/03/13、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) ただいま戸田先生のお話しのように、「日本列島改造論」は総理の私的意見として出たものだと思います。しかし、それはやがて列島改造審議会等で議論になったのは事実でございますが、今日顧みてみますと、この間大蔵大臣が言われましたように、あるいは総理も予算委員会で答えておりますけれども、半年くらい、私は政策のテンポがおくれたということは、あらゆる面においておおいがたい事実ではないかというふうに考えます。  それから、いまの時点は形式的な公平が必ずしも公平にはなっていないのではないか、そういう点も、私見にわたりますかもしれませんが考えているわけであります。しかし、事実問題として、……

第71回国会 大蔵委員会 第8号(1973/03/27、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) ただいま議題となりました資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置に関する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用は、従来から財政投融資計画の中心をなすものとして、わが国の社会資本の整備、民間経済活動の誘導等に大きな役割りを果たしてまいりました。最近、財政投融資計画の規模が拡大し、また、その対象とする機関の数が増加してまいりましたのに伴い、これら資金及び積立金の長期の運用は、確実かつ有利な運用という性格に加えて、財政的資金の配分といった性格を……

第71回国会 大蔵委員会 第9号(1973/03/29、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 先ほど大臣も局長と話しておられましたけれども、私、やっぱり大蔵省の対応がおくれていたことは事実と認めざるを得ない。たとえば、昭和四十三年から日本の輸出のパターンが明らかに変わったと、外貨のウインドードレッシングをして、黒字は定着していないと言っていた張本人は大蔵省であったと思います。世界の貿易の中で、私の記憶する限り、百億ドル以上の輸出超過をしたというのは、アメリカが一回あっただけではないか。八十億も九十億ドルも二年にわたって輸出超過していくというようなことが国際社会においてそう認められるはずはないので、そして、特に発展途上国に対して日本は、国によっては違いますけれ……

第71回国会 大蔵委員会 第10号(1973/03/30、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 提案理由の説明の中にもあったと思いますし、資金運用部資金法の第一条にもありますが、先生はいま運用益のほうだけ言われますが、「確実かつ有利な運用」と、「確実」のほうが一つあるわけです。そして、しかも、法律の目的の中に「公共の利益の増進に寄与」する、こういう使命を持つ資金ですから、ただ、有利だけというふうに考えてはいけないのではないか、確実であり、しかも、それが公共の利益の増進に寄与するという性格もかね合わせなければいけない、こういうふうに考えておりますし、提案理由の説明の中にも、確かに「確実かつ有利」というふうに申し上げておったと思います。

第71回国会 大蔵委員会 第12号(1973/04/03、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 昨年末の経済見通しをつくった当時から今日までの変化を見ますと、対外的に外国からの輸入物資の値上がりが非常にきついという点も出ておりますし、また国内においても、需給の関係から値上がりが出てきている。現状の見通しにおいてはなかなかむずかしい問題になりつつある。企画庁長官等も、他の委員会やその他でそういうお答えもしておるようであります。しかし、ただ景気の見通し等が金融引き締めその他の手段によって、下半期その他においてどういう変化を来たすか、まだ予見しがたいものもありますし、年度間を通じてさだかに五・五%をはるかに上回るかどうかということについては、まだまだ的確な予測をする……

第71回国会 大蔵委員会 第13号(1973/04/05、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 通達でできることだから、政治的に考えよというお話でありますが、確かに税務執行上の非常に技術的なむずかしい問題だと思います。ただ、手当という名のついたものを非課税にしてきますと、会社によっては、それでは給与の分を少なくして、そっちにやれば非課税になる、こういうことで、税制のあり方が給与そのものの形態に影響するという弊害を生む場合もあるというようなこともありますので、ここしばらく検討さしていただきたいというふうに考えます。
【次の発言】 非常に技術的なむずかしい問題でありますし、それから、他の課税しているもの、していないものとの均衡の問題、それから、例外をふやしていくと……

第71回国会 大蔵委員会 第14号(1973/04/06、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 先ほど野々山委員から御指摘がありました点、大臣の答えた点伺っておりましたが、いままでの行政のあり方は、たとえば、今度の問題につきましても、通産省、厚生省、農林省等が関係しているわけですが、従来の行政のあり方は、農林省でありますと農業生産者、通産省であればメーカー、厚生省であれば薬品等の関係業界、こういう形で、行政と国民とが結びついておった。したがって、たとえば、その守備範囲でありますとこなせてきたわけでありますが、このごろの事態は、日常生活を営む者としての国民、市民というものの行政需要というものが出てまいってきているわけであります。そういう点で考えますと、同じ一つの……

第71回国会 大蔵委員会 第19号(1973/06/05、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 多少私見にわたるかもしれませんが、日本の住宅政策は、やっぱりナショナルミニマムをどうして満たすかということにはっきり方向が定まってないというところに、実は問題があるんじゃないかと思います。セカンドハウス等は、とりあえず政府がかかわるべき問題ではない。そうではなしに、やっぱり住宅困窮者に対して住宅をどうして政府の手で提供するようにしていくかというところに、日本の住宅政策自体が、物の面においても、金の面においても、ほんとうには持たれていないという点があるんではないかというふうに反省をいたします。しかし、一方からいきますと、先ほど竹田委員の御質問にもありましたけれども、住……

第71回国会 大蔵委員会 第27号(1973/07/10、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) ただいまお話しのように、関税条約自体が水平貿易の象徴的なものになる、それほどウエートが高いのかどうか、私は詳しくは存じませんけれども、やはり異常気象と農産物の不況、不作という問題が明らかに出てきておりますし、人によっては、アメリカは、核のかさの中に入れるという形ではなしに、資源一か、あるいは食糧、農作物等で、自分の国家的な目的を達成しようという動きをするのではないかという見方すらされる時代であります。そういうときであるから、そうでなくてさえも必要なことでありますから、そういう時期でありますだけに、さらに何かしらんあるいはLDCの諸国との間に、LDCの諸国のプラスにな……

第71回国会 大蔵委員会 第29号(1973/07/17、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 非常にむずかしいお尋ねでございますが、やっぱり証券市場の四大寡占にもかかわらず、非常な過当競争があるというところに一つ問題がありましょうし、さらにもう一つは、日本の企業そのものが、自己資本比率を高めないというようなビヘービアを持っている、そういうところにも問題があろうと思います。したがって、竹田委員のおっしゃるように、ほんとうの意味で民主化していこうといたしますと、小手先だけではいけないので、もっと根本的に考える必要があるのじゃなかろうか。しろうとでありますが、私はそういうふうに考えております。

第71回国会 大蔵委員会 第31号(1973/09/18、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) たいへんむずかしい問題のお尋ねでございますけれども、確かにイギリスのように、公共負担でありますとか、あるいはローカル線の赤字分でありますとか、その他の個別の点に着目して、国鉄を助成するという方式もありましょうし、また日本で十カ年計画で組んでおりますように、国鉄が今日の赤字をもたらした最大の理由の一つは、道路投資その他に比べて国家投資が非常におくれていた、近代化投資がおくれていた、こういう点に着目して、初めて十カ年で一兆五千億を上回る出資をいたしましたり、補助をいたしましたり、孫利子の補給をするという形で十カ年で三兆六千億を投資する。イギリスの財政投資の金額や、フラン……

第71回国会 内閣委員会 第8号(1973/04/24、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 先ほどから鈴木委員のお話を承っておりますと、すなおに伺いますと、一々ごもっともな点があると思います。
【次の発言】 ことに、教育職員の問題等については、私もあまり発言できる立場でもございませんけれども、国家公務員についての問題につきましては、確かに古い伝統の法律を前提にして考えておって、実態調査も不十分でありますし、格差の是正の問題等も必ずしも十分な問題ではない、こういう点は一々御指摘のとおり私も考える点が多々ございますので、大臣にも申し上げまして、実態に沿えるように、一歩でも前進できるように努力してみたいと考えております。

第71回国会 内閣委員会 第18号(1973/07/05、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) その前に、先ほどの問題でありますが、たとえば国鉄を考えました場合に、公共企業体は、従来は国が行なっていた事業を企業体という観点に着目して、能率的に経営することによって公共の福祉を増進しようということで国が行なっていた事業をそのままやっていく、こういうために設置された法人でありますから、その事業は公権力を背景として行なわれる独占的事業であって、その事業に関する限りにおいては公経済の主体の地位にある、こういうふうに考えられるわけでありまして、したがって、その所属職員に対する関係においても公経済の主体としての責めを負ってしかるべきである、こういうことでありますから、国鉄は……

第71回国会 物価等対策特別委員会 閉会後第1号(1973/11/13、9期、自由民主党)【政府役職】

○説明員(山本敬三郎君) 竹田委員のお話は、全くよく理解できます。インフレの及ぼす弊害のうちでやっぱり一番大きなものは、貯金をする人には損をさせ、借りる人には利益を与える。したがって、国民サイドから見れば、大半の国民には損をさして企業が利益を得ているという結果になっている、そういう基本的な不公平を生んでいるということは、事実として認めざるを得ないと思うわけです。しかし、企業が得ている利益というのはフローではすでに出ているわけでありまして、私は大蔵省内部で実は竹田委員と同じでありますが、九月から法人税を上げるべきだということを主張したんですけれども、まあ相手にされなかった。残念なんですけれども、……

第71回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1973/04/19、9期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(山本敬三郎君) 生糸の暴騰暴落について、西陣を例にとって、ドルショックのときと同じように融資、補助あるいは減税というような対策がとれないかというお話でありますけれども、確かに生糸も三分の二ぐらいに暴落しておりますが、木材はもっと暴落している。したがって、ばばをだれが持ったかという問題になってくるわけであります。場合によると、消費者が持った場合も当然にあり得るわけです。ドルショックの場合には、輸出関連の中小企業が一律に免れざるを得ないような、そういう問題になってまいりましたので、政府としては、各種な措置をとったのは当然でありますけれども、こういった場合に、一体ばばをだれが持っていたか……



各種会議発言一覧

9期(1971/06/27〜)

第68回国会 予算委員会公聴会 第1号(1972/04/12、9期、自由民主党)

○山本敬三郎君 戒能先生にひとつお尋ねしたいのですが、先ほど、東京都の下水道のための必要金額一兆五千億、こう言われたのですが、普通、日本全体として二十兆ぐらいといわれておりますが、これは先生の言われる七、八十兆かかるかもしれないというのはややオーバーかもしれないが、これは別として。また、それともう一つは、アメリカでいわれているノーグロースムーブメントのような考え方もある。それは承知しているんですけれども、経済の成長のパターンが変わってきて、民間設備主導型ではなしに生活環境とか公害の問題が取り上げられるような、そういう経済の成長の中でも、従来と同じように成長と公害とプレーオフの関係にあり、四%な……

第68回国会 予算委員会公聴会 第2号(1972/04/13、9期、自由民主党)

○山本敬三郎君 鎌倉先生にお伺いしたいと思います。  先生のお話を承っておりますと、きわめて論理一貫した考え方であろうと思います。その中心になる問題は、四十七年度予算が、公債を中心としてインフレと結びつく、こういう考え方が一つ、それからビッグビジネス中心主義であるという考えが一つ、この二つであろうと思います。  そこで、二、三点お伺いしたいのでありますが、ただいまの日本経済の現状において不況回復のためにポリシーミックスを使っていくということは、イデオロギーを越えたコンセンサスと言うべきではなかろうか。たとえば、近代財政学において追求すべき政策目的の一つは、やっぱり経済の成長の中で完全雇用を実現……


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ページ更新日:2024/11/18
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