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矢田部理 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

矢田部理[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(参)
122位
委員会発言歴代TOP100(参)
78位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
142位
委員会出席(無役)歴代TOP500
154位
委員会発言(議会)歴代TOP500
321位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
67位

10期委員会出席TOP25
17位
10期委員会発言TOP25
19位
10期委員会出席(無役)TOP25
15位
10期委員会発言(非役職)TOP25
19位
11期委員会発言TOP50
40位
11期委員会発言(非役職)TOP50
39位
12期委員会出席TOP50
43位
12期委員会発言TOP25
23位
12期委員会出席(幹部)TOP10
3位
12期委員会発言(非役職)TOP25
20位
12期各種会議出席TOP20
18位
13期委員会出席(無役)TOP50
49位
14期委員会発言TOP25
21位
14期委員会出席(無役)TOP50
49位
14期委員会発言(非役職)TOP25
21位
14期各種会議発言(議会)TOP10
6位
15期委員会出席(幹部)TOP25
17位

このページでは矢田部理参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。矢田部理参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号(1974/08/09、10期、日本社会党)

○矢田部理君 長官が就任をされて初めての委員会であり、また参議院選挙が終わっての初めての委員会でもありますので、公害や環境問題に取り組む長官の基本姿勢を中心にお伺いをしたいと思います。  先ほど長官から所信表明がありましたけれども、その冒頭のところで長官は、国民の健康を保持し快適な生活環境を確保するという目標に向けて環境破壊の未然防止とすぐれた人間環境の創出のために前向きの政策を展開すると述べています。一応それは了解できるといたしましても、問題なのは、開発か環境か、あるいは企業利益か健康かという選択を迫られたときにいずれの立場をとるかということが基本的に問われるのではないかと思います。そのとき……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第2号(1974/09/20、10期、日本社会党)

○矢田部理君 前回当委員会で環境庁の長官は、私どもの質問に答えて、五十一年規制は堅持すると繰り返し言われました。ところが、きょう各参考人、とりわけメーカー側の参考人の意見を伺っておりますと、四社とも技術的には無理だという発言をなさっております。内容的には、あるいは程度の問題としてはいろいろ違いがあるようでありますけれども、結論的には、その点では一致しているように思われます。そこで、環境庁にお伺いをしたいのでありますけれども、もともとマスキー法ができたときに、マスキー議員は次のように述べています。自動車産業の都合よりも人間的な必要が先である。基準とは必要とされるコントロールの程度であるべきで、現……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第3号(1974/10/18、10期、日本社会党)

○矢田部理君 環境庁にお伺いしたいと思いますが、中央公害対策審議会で、いわゆる五十一年規制についてすでに相当の論議がなされているように伺いますが、その経過と現在の状況等について、まず、お聞きをしたいと思います。
【次の発言】 技術的可能性を中心に論議をしているということは、私どもも聞かなくてもわかるわけですが、それが具体的にどんな状況まで進んでいるのか、もう少し詳しくお話願いたいと思います。
【次の発言】 どうも抽象的なので具体的に伺いますけれども、十月の九日の朝日新聞によりますと、いわゆる八田私案というものが出されております。その私案の内容を見ますと、NOx規制を〇・六グラムから一・〇グラム……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第4号(1974/11/11、10期、日本社会党)

○矢田部理君 参考人の方々に質問する前に通産省にお聞きをいたしておきたいと思うんですが、通産省、どなたか来ておりますか。
【次の発言】 ことしの十月四日だったと思いますが、通産省の係官の立ち会いのもとで中部電力の浜岡原子力発電所の一号炉について検査をなさいましたね。その検査をした際に、この炉はまだ二カ月程度の試運転をした程度のものでありますけれども、一次冷却水再循環系統パイプのバイパスパイプにひび割れがあったということが報告をされているわけですが、このときのひび割れの状況、内容等についてまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 十月の四日から相当期間検査をしたということでありますが、そのバ……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第5号(1974/11/25、10期、日本社会党)

○矢田部理君 環境庁長官にお尋ねをしたいと思いますが、かねてから当委員会でも問題になっておりました排ガスの五十一年規制問題について、最近中公審も大詰めになってきていると伝えられております。その中でいろいろ後退現象も目立つわけでありますけれども、これと軌を一にするかのように環境庁自身の姿勢もうしろ向きになっているという感を深くするわけであります。そこで、最初に長官から五十一年規制問題についての考え方の基本となるべきもの、従前は五十一年規制を堅持する、守るということを再三にわたって述べてこられたわけなんですが、最近の考え方についてまず第一にお伺いしたいと思います。

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第6号(1974/12/06、10期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に私は八田委員長にお尋ねをしたいと思います。  四十七年の段階でいわゆる五十一年規制について答申を出された。
【次の発言】 もう一ぺん言いましょうか。  四十七年の段階で、いわゆる五十一年規制についての答申を出された。その答申を出す際に、確かに困難ではあるということが言われている。むずかしいというふうには言われておりますけれども、不可能ではないという立場で答申を出されたわけですね、少なくとも専門家の集まりである自動車公害専門委員会などの検討が中心になってその答申を出されたわけですから。その段階でそれなりの技術的な見通しを立てられたのではないか。これはもう常識的に見ればあたりま……

第73回国会 法務委員会 閉会後第2号(1974/09/09、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、冒頭に刑法改正問題についてお尋ねをしたいと思っていたのでありますが、その責任者の一人である刑事局長が出席されない。いま注意がありましたけれども、たいへん私も遺憾だと考えております。  そこで、法務政務次官に最初にお尋ねをしたいと思うのでありますが、五月二十九日、法制審議会から法務大臣に対し改正刑法草案を答申されました。これを受けて大臣は五月三十日の当委員会で、一年をめどに成案を得たい、そういう意味の答弁をしておりますけれども、答申を受けてから三カ月を経た今日、成案を得るためにどんな作業をしてきたのか、今後の予定と段取りなどについてまず第一にお伺いをしたいと思います。

第73回国会 法務委員会 閉会後第3号(1974/11/14、10期、日本社会党)

○矢田部理君 時間が制限されておりますので、端的にお答えをいただきたいと思いますが、衆参両院の各委員会で大蔵大臣は、田中総理の金脈問題に関連をして、その所得や税金について再調査をしているという旨の答弁がなされております。  問題はこの再調査でありますが、調査にはいろんなやり方があります。大別をして、一つは査察調査、これはおそらく国税犯則取締法に基づいて、いわば強制捜査を含みとする調査であります。もう一つは、不正の疑いがある場合に、大量に人員を使い大規模な調査をやる、いわば国税局の調査ですね。それから三番目には、主として省レベルでやる一般調査、この三つぐらいの調査のやり方があろうかと思いますけれ……

第73回国会 法務委員会 閉会後第4号(1974/11/28、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、きょう田中総理もしくはその関係者の山中湖別荘地取得問題についてお尋ねをいたしたいと考えております。  埼玉県に埼栄開発という株式会社があります。これは昭和四十六年に設立をされ、資本金は五百万円で発足をいたしました。現在四千五百万円でありますが、その代表取締役は島田和子という御婦人であります。これだけでは何のへんてつもない町の不動産業者と思われるわけでありますが、この埼栄開発の借り入れ金が何と四十八年三月末で六十七億円、ことしの三月末の状況を見ますと五十三億八千九百十一万四千円となっております。流動負債の合計は、この借り入れ金も含めて約六十億という膨大な金額にのぼっています。……

第74回国会 法務委員会 第1号(1974/12/23、10期、日本社会党)

○矢田部理君 きょうは私のほうから、拘置所等の面会制限問題について主としてお尋ねしたいと思います。  これは従来から弁護人の接見その他でいろいろ問題にされてきたところもあるわけでありますし、私どもとしても関心を持っておったわけでありますけれども、とりわけ最近、ことしの六月でありますが、東京拘置所で「土曜日の面会、差入れについてお願い」と題する文書が掲示になりました。その内容を読み上げてみます。   面会においでの皆さんには、当所の方針をよくご理解いただき、何かとご不自由をおかけしているにもかかわらず絶大なご協力をいただき深く感謝いたしております。   さて、ご存知のとおり隔週二日制の波はついに……

第75回国会 決算委員会 第7号(1975/03/14、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、先ほど小谷先生からも指摘がありました、防衛庁と軍需産業の関係について若干問題点を提起しておきたいと思うわけでありますけれども、先ほどからお話がありましたように、他の省庁の場合には一応人事院が関与するたてまえになっています。密接関連企業に出向いていく場合には人事院の承認を得なきゃならぬ、しかもその内容については年に一度政府ないしは国会に人事院は報告をせなきゃならぬ、こういうチェックする機構になっているわけでありますけれども、防衛庁はこの枠から実は外されているんですね。言ってみれば部内審査だけでどんどん転出ができる。で、その部内審査の規定、まあ基本は自衛隊法でありますけれども、……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1975/02/21、10期、日本社会党)

○矢田部理君 排ガス五十一年規制、この問題と三木内閣は一体どう取り扱うのだろうか、新しい内閣のクリーン度を占う最初の試金石が私はこれだったと思うのです。三木さんは総理になられてから確かに中公審の総会などを開いて、慎重に審議をしてほしいという注文をつけはいたしました。その表向きの言葉とは別に、すでに中公審の答申が出る前に、経済団体の会合で重大な事実を明らかにしております。昨年の暮れが押し詰まった十二月二十六日であります。御承知のように、翌二十七日には中公審の総会が予定をされていた。その前日の二十六日に、新内閣ができると恒例だと言われておりますけれども、経団連の首脳部辻会見をいたしました。この会合……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1975/02/28、10期、日本社会党)

○矢田部理君 露木参考人にお尋ねしたいと思いますが、いま政府自身が大学の先生などを呼んでまいりまして、本件事故の原因調査委員会をつくり事故原因の究明に当たっておるわけでありますけれども、三菱石油としては独自に調査をされておるのかどうか、もし調査をされておるとすれば、どういう陣容で、どの程度までその作業が進んでおるのか、その内容等についてまずお聞きかせいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、公の調査待ちで、企業としては独自の調査、原因究明等はしていないということでしょうか。
【次の発言】 そこで、一つ問題にしたいと思いますのは、十二月の二十六日の段階で岡田総務部長が事故の責任につい……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1975/03/07、10期、日本社会党)

○矢田部理君 午前中から田尻参考人とそれからいまの近藤参考人のお話を伺って、いまの日本のコンビナート防災が根本的にやり直されなければならないということを強く感じ、その実態や内容を事実に即してお伺いをいたしまして愕然としたわけでありますけれども、私も地元が鹿島地区でありますので、再三にわたって鹿島のコンビナート地区を視察いたしましたが、いまおっしゃられているような問題点が実はほとんど出ていない。企業や関係官庁に行きますと、こういう手だてが講じてあるし、こういう防災体制があるから安全なんだということを異口同音に繰り返し説明をするというのが状況であります。そういう安全なんだということを前提にして果た……

第75回国会 法務委員会 第3号(1975/02/18、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、昨年の九月に刑法改正問題について質疑をいたしましたが、その後内閣もかわり、大臣も新しくなりましたので、引き続きこの問題についてお尋ねをしたいと思います。特に大臣は過般の所信表明では、刑法の全面改正については目下事務当局において政府案作成作業を進めており、新しい刑法典の実現に努力する旨述べておられますので、私どももこの点について重大な関心を改めて持たざるを得ないのです。  そこで、冒頭にお尋ねしたいのは、刑法改正案作成作業の進行状況についてであります。昨年の五月末に法制審議会から答申があった直後であります。当時の法務大臣は、これは前法務大臣でありますが、一年をめどに成案を得た……

第75回国会 法務委員会 第6号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○矢田部理君 裁判所職員の定員をふやすという問題でありますが、最近五年間ぐらいの定員がどのくらいふえているのかということを見てみますと、きわめて微々たるものであるという感を強くするわけなんです。そこで人事局長、昭和四十五年以降最高裁としてどのぐらいの定員を要求してこられ、実際に実現された数は、私の手元に資料はありますけれども、結果としてどうなったのか、それを裁判官と裁判官以外の裁判所職員と分けて御説明をいただきたい。要求と実現内容です。
【次の発言】 毎年の要求人員が数百名に及んでいるわけですね。ところが、実際にふえた数を見てみますと、四十五年はある程度ふえているようでございますが、四十六年以……

第75回国会 法務委員会 第8号(1975/05/13、10期、日本社会党)

○矢田部理君 稻葉法務大臣に最初に伺いたいと思います。  大臣は、昭和四十六年の四月十二日に開催をされた月曜会という会合の席で「憲法改正問題と自民党」と題する講演をされております。その中で、いろいろ憲法で改正――われわれと国民にとっては改悪でありますが、改正すべき点が多々あるけれども、少なくとも三つの点は改正をしなければならない、その一つは憲法九条の「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。」という条項の削除であり、二番目は基本的人権を制限する規定の設置であります。三番目には、二院制を廃して一院制にすべきだという議論を展開されております。それぞれに問題が非常に多くあるわけでありますけれども、……

第75回国会 法務委員会 第9号(1975/05/15、10期、日本社会党)

○矢田部理君 法務大臣は、前回からの質問に答えて、三木内閣の憲法改正をしないという方針に従うという態度を何度か繰り返し述べられました。その態度は、従来一貫して述べてこられた改憲論の立場まで放棄をされたのかどうか、その点をまず第一に伺いたい。
【次の発言】 もう一つ確認的に伺っておきたいと思いますが、御承知のように、自民党はすでに憲法改正、改憲の立場を党の方針として明らかにしております。もちろん、党是と言われているほど重要な方針だと思うわけでありますけれども、あなたは三木内閣の閣僚であると同時に、党員であり、かつ、今日まで党の中心で憲法改正作業を進めてこられた。しかも、その運動化のためにも努力を……

第75回国会 法務委員会 第11号(1975/06/12、10期、日本社会党)

○矢田部理君 天野先生に最初にお伺いしたいと思いますが、御承知のように、昭和二十二年に裁判官任命諮問委員会というものができて、たしか最初の最高裁判所の裁判官はこの委員会の答申に基づいて人選が行われたというふうに記憶をしております。その後またこれは廃止になって、岸内閣の時代に、諮問委員会という名前ではありませんけれども、諮問審議会という名前で内閣から提案をされたことがある。これも、提案はされましたけれども、国会では衆議院の解散等によって廃案になった経過がございます。そういう歴史的な経過を踏まえて、今回の諮問委員会設置法が提案をされつつあるわけでありますけれども、これまでの各種諮問委員会や審議会等……

第75回国会 法務委員会 第13号(1975/06/19、10期、日本社会党)

○矢田部理君 このたびの刑事補償法の一部改正で補償金額の引き上げが行われるわけでありますけれども、まず最初に、その引き上げの理由、根拠、基準みたいなものについて概括的に法務省の方から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 その辺はわかっておりますから、今回のを中心にお願いします。
【次の発言】 そうしますと、四十八年の六百円から二千二百円という金額に物価上昇率あるいは賃金上昇率一四三前後を考慮して今回の数字をはじき出した、こういうことですね。
【次の発言】 現在、昭和五十年段階の賃金の平均日額はどのぐらいとお考えになりましょうか。

第75回国会 法務委員会 第14号(1975/06/24、10期、日本社会党)

○矢田部理君 参考人の方から貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。いまのお話を前提に、短時間でありますが、幾つかの質問をいたしてまいりたいと思います。  最初に田邨参考人にお聞きしたいと思うのでありますが、田邨参考人の先ほどのお話ですと、刑事補償の上限を平均賃金を目安として考えたらどうかという御提案がありました。まことに結構な御提案だと思うのでありますが、この刑事補償の中には、財産的損害の補償のみならず、精神的損害も入っているというふうに言われておりますが、その精神的な損害についてはどのようにお考えになっているのか、その点をひとつ第一にお尋ねをしておきたいと思います。

第75回国会 法務委員会 第15号(1975/06/26、10期、日本社会党)

○矢田部理君 起訴された場合につきましては、先般から議論をしております刑事補償法の適用があるわけですが、それ以前の被疑者段階で不起訴という処分になった場合に、しかもその被疑者が勾留等をされておった場合に、どういう補償なり金額の支給がなされておるかということを中心にきょうはお尋ねをしていきたいと思うわけでありますが、その根拠規程として、被疑者補償規程というものが大臣訓令であるようであります。この訓令の運用の実態について、まず概括的にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 そこでお尋ねをしたいと思うのですが、不起訴処分にするに当たって、いろいろな内容があろうかと思います。たとえば嫌疑なしとか、嫌……

第75回国会 予算委員会 第14号(1975/03/24、10期、日本社会党)

○矢田部理君 自治省は政治資金改正について政府案をまとめたという報道がなされておりますが、企業の政治献金についてどういうまとめ方をされたのか、まずお答えをいただきたい。
【次の発言】 附則で、五年後の見直し規定を置くとされておりますが、その方向と内容はどうなっておりますか。
【次の発言】 経企庁長官、大蔵大臣、そして官房長官の三大臣にお尋ねをしたいと思いますが、それぞれ自民党の幹部として、企業の政治献金について廃止の方向でいくのかどうか、その点について、それぞれお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 三木総理はかつて三木試案を出されて、三年をめどに企業献金は全廃をするという方針を出され……

第76回国会 内閣委員会 第4号(1975/11/20、10期、日本社会党)

○矢田部理君 関連して。  事実関係の確かめのために二、三の点を伺っておきたいと思いますが、その一つは、宮内庁として靖国神社の性格をどのように理解をしているか、また靖国神社の目的はどうなっているのか理解した上での行為かどうか、その点を第一に伺いたいと思います。
【次の発言】 神社は宗教でないというごく一部の説があるようですが、そういう前提ではなしに、神道を中心とする宗教団体であるという理解の上に立っておられるわけですね。そのとおりでしょう。
【次の発言】 二番目の質問で、目的がどうなっておるかお伺いいたします。
【次の発言】 靖国神社の目的にきわめて重要な中身があるわけですよ。そういうことを理……

第76回国会 法務委員会 第2号(1975/11/06、10期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に法務省にお尋ねをしたいと思いますが、本日、裁判官と検察官の報酬、俸給等についての法律の一部改正をする提案がございましたけれども、この内容を見てみますと、それぞれ号俸などが記載をされていて、その号俸の数え方などが違いがあるようでありますし、また、最高裁長官、裁判所の長官などになりますと特別の金額が決まっておるわけでありますが、この大筋、検察官の俸給と裁判官の報酬は比較をしてみますと、金額が同じようになっているように思われるわけですが、これはほぼ同じに考えられているというふうに受け取ってよろしいんでしょうか。
【次の発言】 そこで、裁判官なり検察官になる場合の一般的なコースとし……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/05/19、10期、日本社会党)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第3号(1976/06/08、10期、日本社会党)

○矢田部理君 きょうは防衛庁を中心にして大蔵省などからいろいろ答弁を求めたいと思っていたわけでありますが、その前に、いま非常に国民の関心を集めております司法共助と嘱託尋問の関係について稻葉法務大臣にお尋ねをしたいと思います。  この八日からアメリカでコーチャンら三名の嘱託尋問が行われると報道をされておりますが、この嘱託尋問をめぐる状況と見通し等について概略御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大変あっさりした答弁なんでありますが、過日の当委員会で同僚の議員が質問をしたときには、嘱託尋問を求めているかどうかも言えないというお話でありましたが、もう新聞等がかなりの関心を示し、かつ報道等も……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第8号(1976/06/24、10期、日本社会党)

○矢田部理君 証人が事務局より専門委員になってほしいと要請をされたのは、時期はいつごろになりますでしょうか。
【次の発言】 直ちにお引き受けになったのでしょうか。
【次の発言】 専門委員をお引き受けになった時期にすでにこの答申を出す時期的なめどづけ、いつごろまでにやってほしいという話はあったのでしょうか。
【次の発言】 そこで、四十九年末ぐらいまでにはというめどで日程を組まれたようですけれども、具体的な日程の入れ方等については事務局がイニシアをとったのでしょうか。それとも委員の御都合でああいう段取り、日程になったのでしょうか。
【次の発言】 そこで日程に関して若干伺いたいと思いますが、第二回の……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第12号(1976/07/06、10期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に稻葉法務大臣に伺いたいと思いますが、アメリカの中部カリフォルニア連邦地裁で御承知のファーガソン裁定というのが出ました。この裁定に至る経過と裁定の内容について最初に説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 次に、そのファーガソン決定に対する法務省としての対応の仕方、正確に言えば検察庁としての対応の仕方ということになるかもしれませんが、その点はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 ファーガソン決定に対して不服申し立てをする方向で検討しているのか、それとも受け入れる方向で吟味をされているのか、その点はいかがですか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第16号(1976/07/21、10期、日本社会党)

○矢田部理君 関連して。法務省とそれから国家公安委員長にお伺いしたいと思うんでありますが、名前を出された当人にとってきわめて重大な内容を含んでいると同時に、その根拠づけに逮捕された三者の一致した供述ということで、それが漏れたことを前提に記事が書かれている。いまおっしゃったように、漏らしていないとすれば、少なくとも週刊誌がこの記事の信憑性を高めるために捜査当局の名前が利用されたということになるわけですね。あなた方にも問題が降りかかっているはずなんです。したがって、関知しないという態度だけでは説明がつかぬのじゃないかと私は思うんですが、法務省、それから警察当局はどうお考えになっているでしょうか。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第22号(1976/08/11、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、中曽根康弘氏をめぐる疑惑と問題点について、先週より各党から出されておりますが、引き続き質疑を交わしたいと考えています。  わが党の久保議員が先週も指摘したところでありますが、ロッキード事件をめぐる中曽根氏の疑惑の一は、四十七年十月九日のPXL国産化白紙還元について、国防会議議員懇に出席しておりながら発言をしなかった、このことが第一の疑惑であります。御承知のように、中曽根氏は防衛庁長官時代に国産論を大々的にぶち上げる、PXL国産化論者でもあったはずであります。しかも議員懇の時期には通産大臣であります。通産省は一貫して国産化の方針を貫いてきました。とってきました。その通産大臣の……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第27号(1976/09/01、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私どもは、三木総理以下主要閣僚の出席を求めて、昨日またきょうの委員会でぜひ集中的にロッキード問題の審議をしたいという要求を重ねて出しておいたわけでありますが、三木内閣、政府の協力を得られないまま、きょうの委員会を持つことになりました。このような事態は、真相究明をやると繰り返し強調をしてきた三木内閣の政治姿勢そのものに大きな疑問を持たざるを得ないわけでありますが、本日は、やむを得ず、出席された閣僚を中心にしてロッキード問題の質疑を継続していきたいと考えています。  まず最初に、稻葉法務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、最近のいわゆる反三木派の結集と動向等について、稻葉法務大臣、いろ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第28号(1976/09/07、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は日本社会党を代表して、いま中心的な議題となっております、いわゆる灰色高官問題につきまして、社会党の基本的な考え方と内容を申し上げてみたいと思います。  その前に、私どもは、今度のロッキード疑獄は日米両国にわたる国際的な規模を持った疑獄であるだけではなしに、戦後三十年の保守支配の政治経済構造に深く根をおろす構造汚職であるということを当初の段階から指摘をしてまいりました。その立場で汚職の構造を徹底的に解明をし、今日の政治経済のあり方を根本的に改革することが迫られているという認識に立っております。そういう立場できょうのテーマを考えてみますと、ロッキード疑獄の全貌を国民の前に明らかに……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1976/03/31、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(矢田部理君) それではただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員長には所用がございますので、委員長が出席されるまで委託を受けまして、私が委員長の職務を行います。  最初に、委員の異動について御報告いたします。  去る一月三十日、松本英一君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が選任されました。また、本日、青木一男君、金井元彦君、宮田輝君、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として山本茂一郎君、石本茂君、高橋邦雄君、小巻敏雄君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたし……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1976/05/14、10期、日本社会党)

○矢田部理君 長官の所信表明に関連いたしまして、その政治姿勢についてまずお伺いをしたいと思いますが、これは前回問題になりました小沢環境庁長官の選挙管理委員会に対する干渉の問題であります。  昨年の統一地方選挙で新潟県の入広瀬村の村長選挙が行われました。この村長選挙はわずか三票差で当落が決まり、しかも投票の管理、投票箱の管理等に問題があったということで県選管等に対して異議の申し立てがあったケースであります。県選管はそれを受けて慎重に審理をしている最中に、事もあろうに時の国務大臣が、新聞の伝えるところによりますと、その選挙を無効にしないでほしい、こういう電話を選管委員長あてにかけたという事件が報道……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、日本社会党)

○矢田部理君 いまの粕谷委員の質問に関連して一、二私も伺いたいと思いますが、そうしますと、二十四条の規定は横出しといいますか、この条項にかかわっていないものについてはもちろんできると、これは当然のことですね。問題はこの法律で決められた基準値よりも厳しい規制をしてきた自治体の条例等が、そうすると失効して、ここで決めた基準値、つまり甘い基準値になるというふうに考えていいわけでしょうか。結論だけでいいです。
【次の発言】 だから従前のこの基準値よりも厳しい条例は失効するわけですか。
【次の発言】 いや失効するかしないかだよ。
【次の発言】 そこが実は問題なんですよね。それぞれ自治体が科学的に見て、あ……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1976/05/21、10期、日本社会党)

○矢田部理君 まず五十嵐参考人にお尋ねしたいと思いますが、一つは、新幹線を規制の対象に外されているわけでありますが、答申では、御承知のように、七十デシベルを超える地域についてはさしあたり対策を講ずべきであるという内容のものを出されております。この七十デシベルについても、先ほど中野参考人から指摘がありましたように、それでも不十分だと、深刻な問題がまだ残るというふうに言われておりますが、さしあたり七十デシベルで抑えるために国鉄は緊急に何をやらなければならぬか、具体的にこれだけの措置をすれば少なくとも七十デシベルを超えることはないというようなことで検討された内容、単に指針だけではなしに、それを具体化……

第77回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1976/05/24、10期、日本社会党)【議会役職】

○理事(矢田部理君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、鶴園哲夫君、小巻敏雄君、柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として阿具根登君、近藤忠孝君、三治重信君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についてお諮りいたします。  藤田委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 これより委員長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしま……

第77回国会 内閣委員会 第6号(1976/05/20、10期、日本社会党)

○矢田部理君 いまの問題、予算委員会でも若干問題になったのですが、普通たとえば一千万の所得があった、しかしそれは全部経費でかかってしまった、場合によっては経費の方が多くて赤字だったという場合でも、申告そのものはしなければならぬのじゃないですか。所得がないから課税の対象にはならないでしょう。つまり収入と経費を申告しなければならぬのじゃないですか。それすらもゼロあるいは赤字であればしなくてもいいという見解でしょうか。そうだとすれば、普通赤字の人は一切無申告でいいという論理に発展しちゃうのじゃないかと思いますが、その点どうでしょうか。

第77回国会 内閣委員会 第7号(1976/05/24、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、数々の質問を予定しておったんですが、持ち時間が三十分ということですから、結論的に端的にお答えをいただきたいと思います。  先ほど法務大臣が報告をされた調べた人数百八十人ということでありますが、その内訳の中で被疑者と参考人、これはどの程度ずついるのか。
【次の発言】 警察にお尋ねをいたします。警察はすでに他の委員会で三百名を超える人たちを調べているということでありますが、その内訳はいまと合じ意味でどうなっているのか。その警察の調べと検察庁の調べは、ダブっているのとそうでないのとがありますが、その関係を警察から伺い、かつ法務省からもお伺いしたいと思います。

第77回国会 予算委員会 第4号(1976/04/26、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、日本社会党を代表して、きょうはロッキード問題にしぼって集中的に質疑を行いたいと思います。  最初に三木総理に伺います。  あなたはこれまで、ロッキード問題の真相究明は民主主義にかかわる問題だということで再三その立場を強調してこられました。そこで伺いたいのは、これからどんな手順、道筋であなた自身が真相究明をされようとするのか、そのことを具体的に説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 どうも歯切れが悪いわけです。刑事上の責任あるいは脱税の問題は調べる。それは現に調べているわけですが、国会が特別委員会を開いて究明するのに対して側面的に協力すると言います。それはそれとして、あ……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/09/24、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、委員長に大谷藤之助君を推薦することの動議を提出いたします。

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1976/10/12、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は本日の質問の柱をアメリカ資料の公表、公開の問題に置いておったわけでありますが、したがって、またそのために官房長官の出席を求めているわけですが、まだ出席がはっきりしておりません。したがって、その質問を後回しにいたしまして、もう一つの柱であります中間報告問題について法務大臣にお尋ねをしたいと思っています。  すでにこの十五日に法務大臣は中間報告を行うということを言っておられますが、その考え方と内容の大綱についてかいつまんでまずお話しをいただきたいと思っています。
【次の発言】 内容の発表は十五日に待つわけでありますが、したがって、私は内容の詳細についてここで求めるつもりはありませ……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/10/22、10期、日本社会党)

○矢田部理君 基本的な問題については上田議員からすでに質問がありましたので、私ばずばり各論に入りたいと思います。  その前提として従来の論議を確認をしておきたいわけでありますけれども、まず総理大臣、法務大臣は、すでに十二名、中間発表で出てきた人たちの氏名を知っていること、これは間違いございませんね。  それから、法制局長官に確認をしておきたいわけでありますが、総理、法務大臣等が氏名の報告を受ければ、捜査機関とは別に独自の判断で刑事訴訟法四十七条の一つの基礎はあるにしても、発表できるということも法制上間違いございませんね。  加えて確認をしておきたいのは、四十七条ただし書きは、氏名発表そのものを……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1976/10/29、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、日本社会党、公明党、日本共産党及び民社党を代表して、ただいまの鬼頭証人の出頭日時につきましては来る十一月一日午後一時とすることの動議を提出いたします。  右動議の趣旨について説明をいたします。  鬼頭史郎君は、布施検事総長の名をかたり、三木総理に指揮権発動を促したいわゆるにせ電話事件について、その関係者、事件の内容、背景等について知っていると思われ、本件解明のためには国会における証言が必要不可欠であると考えています。しかも、その日時は、第七十八回国会の会期は十一月四日までであり、すでに会期末となり、日程等諸般の事情を考慮すれば、十一月一日午後一時に喚問することが最適と考える……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第8号(1976/11/04、10期、日本社会党)

○矢田部理君 総理にお尋ねをいたしますが、ロッキード疑獄が日本に伝えられてからちょうど九ヵ月たちます。いよいよきょうはまた臨時国会の最終日にも当たっており、近々総選挙が控えているという情勢のもとで、総理のロッキード問題についての姿勢を中心に、最後のと言っても差し支えないと思いますが、お考えを伺っていきたいと考えています。(「総論、総論」と呼ぶ者あり)総論だけやってもかみ合いませんので、私は各論からその議論を通して総理の姿勢を知りたいと思うわけでありますが、まず第一に、政治報告についてであります。  先般、当委員会でわが党の上田委員の質問に答えて、十月十五日に出した中間報告では不十分であることを……

第79回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/12/24、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は委員長に大谷藤之助君を推薦することの動議を提出いたします。

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1976/12/30、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、委員長に大谷藤之助君を推薦することの動議を提出いたします。

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/03/14、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私どもは、今国会におけるロッキード特別委員会をスタートするに当たって、かねてから福田内閣総理大臣の出席を求めてきたのでありますが、残念ながらきょうも出席をしませんでした。そこで、かわってさしあたり官房長官にお越しをいただきましたので、官房長官に対して福田内閣のロッキードに対する取り組みの基本姿勢、こういうことから伺ってまいりたいと思いますが、福田内閣としてはロッキード疑獄をどのように受けとめ、真相解明のためにどういう基本姿勢で臨もうとしているのか、その点からまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 一つ一つ伺っていきたいと思いますが、本院でロッキード問題調査特別委員会を……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/03/25、10期、日本社会党)

○矢田部理君 前回の当委員会で質問をいたしましたが、答えがなかった部分について重ねてお尋ねをしたいと思います。  その一つは、先般当委員会に報告がありました「ロッキード事件の捜査処理に関する法務大臣報告」の中で、検事が取り調べた参考人の数等について記載がございますが、このうちいわゆるPXL、P3C関係についてそれぞれどの程度の人数等を取り調べたのか、その内容、概況を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ちょっとわかりにくいのでありますが、トライスター関係で、あるいはそれのみで調べた参考人がございますね。それからPXL関係でそれを重点に調べた参考人もあるはずだと思うのでありますし、……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1977/05/18、10期、日本社会党)

○矢田部理君 総理にお尋ねをしたいと思いますが、その前に、参議院の当委員会はスタートの段階で総理に来ていただいて、三木内閣から福田内閣にかわってロッキードに対する取り組みがどうなるのか、非常に後退するのではないかという心配などもありましたし、また、福田法務大臣の対応などが非常に問題にされた時期もありましたので、当初の段階でおいでいただく予定でしたが、今日に至ってしまいました。大変遺憾でありますが、きょうは御出席をいただきましたので、基本姿勢などを中心にしてお尋ねをしていきたいと思います。  総理の理解を伺いたいと思いますが、ロッキード問題が起こってから一年余を経過しておりますが、現段階でロッキ……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号(1977/06/09、10期、日本社会党)

○矢田部理君 法務省に伺いたいと思いますが、先般児玉の第一回公判で冒頭陳述が行われました。それに関連して幾つかの問題点をまず伺っておきたいと思いますが、冒陳の一つに、児玉はF104を決定するに当たっても裏側で重要な政治工作をした形跡が冒陳に出ております。もちろんそれに絡むいろんな費用が児玉に、秘密コンサルタントとしての児玉に支払われているわけでありますが、具体的にどんな行為をしたのか、その行為についてまず法務省から説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 契約書までは締結しなかったけれども、秘密コンサルタントとして活動をした、そのための運動資金が五百万円ずつ数回にわたって渡された、その結果……

第80回国会 外務委員会 第12号(1977/05/24、10期、日本社会党)

○矢田部理君 一問だけ関連させていただきたいんですが。  私もこの点は非常に重視をして、改めて質問をさせていただきたいと思うんですが、何回もいま出ましたので、一点だけ明確にしてほしいと思いますのは、いま資源エネルギー庁の説明では、七億キロリットルというのは推定の一つにすぎないわけでしょう。それを何か推定の全部であるかのような書き方をしているのが第一点の問題。  それから、いまエネルギー庁の説明では、東シナ海の特定区域じゃないわけですね、この七億キロリットルというのは。ましてや、いま大陸だなで問題になっている共同開発区域内で七億キロリットルが推定をされるというんではなくて、それ以外の部分も含めて……

第80回国会 外務委員会 第13号(1977/05/26、10期、日本社会党)

○矢田部理君 私は別の手順で質問しようと思っていたんですが、同僚議員の大塚さんの質問の確認の意味を含めて、若干関連した質問をしてみたいと思います。  まず、資源エネルギー庁にお尋ねをしたいんですが、資源問題を考える場合に、あるいは開発を考える場合に、どの程度石油が掘れるだろうか、どの程度日本の資源に役立っだろうかというようなことを考えるに当たって使う数値というのは可採埋蔵量ですか、それとも賦存量でしょうか、一般的に使われる数字。
【次の発言】 もともと推定値でありますから、実際にはいろんな変化があり得ることは、前提となる概念、そういう説明を私は聞いているんじゃなくて、やっぱりエネルギー問題を考……

第80回国会 外務委員会 第15号(1977/06/02、10期、日本社会党)

○矢田部理君 前回の質疑で外務省そしてまた通産省に要求をしておりました資料等について、通産省はきょう配付されました項目的なものだけ出してきましたが、これ自身も非常に問題であります。それはちょっと置いておくとしまして、まず外務省の方でありますが、私が要求をしましたのは、日韓大陸だな協定の中で韓国政府と企業との契約が法令の中に入る。法令の中に入るということになりますと、その契約条項の内容を知らなければこの協定の是非の論議ができにくいのではないか。したがって、その契約内容を明らかにせよ、これについては韓国政府と問い合わせて内容を明らかにします、あるいは資料等を出しますという約束を前回したわけでありま……

第80回国会 外務委員会 第16号(1977/06/03、10期、日本社会党)

○矢田部理君 先ほど先生から基本的な問題点についてお話があったわけですが、その認識、私、全く同じであります。非常に傾聴いたしたわけでありますが、やや各論的な問題二、三についてお尋ねをしていきたいと思います。  その一つは、領海十二海里の問題でありますが、共同開発区域は日本が十二海里の宣言をしますと二つの場所で交錯します。その場合の法律関係がどうなるかということがかねてから指摘をされておるわけでありますが、外務省の説明によりますと、領海十二海里宣言をすれば、共同開発地域と重複した部分については当然この協定で決めた共同開発区域はその限りでへこむんだと、領海十二海里宣言が優先をする、こういう説明をし……

第80回国会 内閣委員会 第8号(1977/04/26、10期、日本社会党)

○矢田部理君 昨年しばらくぶりで憲法記念日が政府主催で復活をしましたのは、もともと三十年だからやるという趣旨ではなかったはずです。一昨年、当時の稲葉法務大臣が、事もあろうに改憲集会に出席をした。そのことの是非をめぐって多くの論議があったわけです。そういう中で三木内閣は、憲法改正をしない、憲法は守りますという発言を再三繰り返したわけでありますが、単に言葉面だけではなく、現に自民党の党の基本としては改憲を目指しているわけであります。自主憲法の制定ということをうたっているわけであります。それを与党とする政府が、言葉だけどんなに並べてもそれは信頼できない、信用できないということから、いろんな追及を行っ……

第80回国会 内閣委員会 第11号(1977/05/14、10期、日本社会党)

○矢田部理君 まず外務大臣にお尋ねしたいと思いますが、沖繩の公用地暫定使用法が、本日の経過を待って期限切れとなることは明らかとなりました。つきましては、外務省としても、対米関係を考慮して、アメリカに現在の状況、今後の見通し等について外務大臣から話をしたと伝えられておりますが、どんな話をされたのでしょうか。
【次の発言】 その祈りがかなえられないということが明らかになっておる段階で、どんな経過説明をしたのですか。
【次の発言】 十五日の午前零時を期して、沖繩に駐留する米軍の基地使用、これは一言で言えば不法占拠という状態を招くことになるわけでありますが、これについてどういうふうに説明をされ、どう取……

第80回国会 内閣委員会 第14号(1977/05/17、10期、日本社会党)

○矢田部理君 まず、法務大臣に伺いたいと思います。  沖繩公用地暫定使用法の期限が切れた翌日十五日の午前十時であります。那覇地方裁判所に対して、関係地主五名から、土地明け渡し、立ち入り妨害禁止の仮処分申請が出されました。その内容を御存じでしょうか。御存じだとすればどんな趣旨のものであるか、まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 ここにその仮処分申請書がございますが、これは国が相手になっております。当然のことながら債務者は国であり、その代表者、法務大臣福田一が相手にされているわけでありますが、内容御存じありませんか。
【次の発言】 法務省として、国あての裁判が起こされて、その代表とし……


11期(1977/07/10〜)

第81回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/07/30、11期、日本社会党)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第81回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号(1977/09/22、11期、日本社会党)

○矢田部理君 防衛庁長官にまず伺いたいと思いますが、防衛庁は去る八月二十四日に、P3Cを導入することを庁議として決定をし、その後国防会議にも問題を提起しているようでありますが、かねてから当委員会で問題になりましたのは、ロッキード疑獄の解明と導入とのかかわりであります。それについて、各委員から再三にわたっていろんな角度から質疑が行われています。その質疑に対する防衛庁の答えとしては、ここにあるわけでありますが、たとえば坂田長官は、PXLの選定につき国民の疑惑を招いておるわけでございますから、一日も早くこの解明をいたしまして、そして国民の納得のいく形において決めるべきだと思います。そして三原長官の時……

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/10/03、11期、日本社会党)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第82回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号(1977/11/02、11期、日本社会党)

○矢田部理君 いまの報告に対して二、三質問しておきたいと思います。――理事か多少補充的に質問するという話だから……。
【次の発言】 先ほど伊藤刑事局長からかいつまんだ報告があったわけでありますが、あの程度のことは私どもも承知をしているつもりであります。  そこで、一、二問ということでありますから、かいつまんで事情をお聞きしたいわけでありますが、児玉や小佐野が裁判に出頭しない、あるいは出頭してもきわめて短時間だということで、裁判の進行そのものが非常におくれているのか、渋滞しているのかどうか、その現状と今後の裁判の見通し、時期的な見通しも含めて。  それから、一たん児玉は最初の公判には出廷をして、……

第82回国会 決算委員会 第4号(1977/11/16、11期、日本社会党)

○矢田部理君 昨日に引き続き、本日は決算委員会で、建設省と会計検査院の癒着や腐敗の実態についてさらにただしていきたいと考えています。  最初に、建設大臣に伺いたかったわけでありますが、お見えになりませんので官房長に伺っておきたいと思います。昨日、閣議後の記者会見で、建設大臣は会計検査院等との関係について触れられているようでありますが、報道によりますと、「会計検査院の検査官と食事をするのは、昔からやっていたことで、検査の結果を聞いたり、次の検査方法などを打ち合わせするためのものだ。それが過度にわたったかどうかが問題だ。」という趣旨のことを述べておられるようですが、官房長も同席をしておられたと思わ……

第82回国会 建設委員会 第4号(1977/11/15、11期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、建設省と会計検査院の驚くべき癒着の実態についてきょうはただしながら、両者の姿勢を詰めていきたいと考えています。  ここに本日必要な限りでの書類を持参いたしましたが、十カ所の工事事務所の書類であります。これが何と驚くべきことには、すべて飲み食いの請求書、領収書なんであります。たとえば東京の例をとってみますと、本年の八月二十九日から九月二日まで、宿泊はございませんでした。全部日帰りの検査であったにもかかわらず、これだけの膨大な、これはまあ二枚ずつコピーに写されておりますが、飲み食いだけの領収書が積み重ねられている。もう私は率直に言って、この資料を入手いたしましたときに愕然といた……

第82回国会 予算委員会 第3号(1977/10/19、11期、日本社会党)

○矢田部理君 いまの質問に関連して申し上げたいと思いますが、防衛庁長官と官房長官のお話は大分事実と食い違いがあるようです。しかし、いまの答弁の中で同時に感じられますことは、本人及び周辺が認証官にしてもらいたい、した方がいいという前提だけはすでにお認めになっておるようでありますから、そこを中心にお話をしますと、衆議院でも問題になりましたし、政府側の弁解もありましたから、私なりに調査をいたしましたし、記事も精密に読んでいただきたいんであります。三つのことを本人はしゃべっています。  その一つは、いま議論になりました統幕議長は天皇の「認証官であるべきだ。」と。二番目には「二十日に任命を受けたあと宮内……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/21、11期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、日韓問題とASEAN外交について質問をしたいと思いますが、日韓問題については、政治、経済、軍事など各般にわたる問題が多岐にわたりますが、きょうは金大中事件一本にしぼってお聞きをしたいと思います。  まず最初に、総理から伺いたいのでありますが、総理は、金大中事件の意味するもの、問題点、重要性についてどう認識されておるか。さらには、今後真相究明のために、どういう姿勢、どんな努力をしようとしているのか、そこを明らかにしていただきたいし、続いて、国家公安委員長にも、警察を代表する立場でお願いをしたいと思っております。
【次の発言】 いま述べられた問題については後でまた詰めていきたい……

第83回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/12/07、11期、日本社会党)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第1号(1977/12/19、11期、日本社会党)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第84回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1978/04/21、11期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、冒頭に、いわゆる灰色高官の証人喚問が野党側の再三の要求にもかかわらずいまだ行われていない、このことを大変遺憾に思います。特に、最近は当委員会すらなかなか開けないという状況が自民党等の抵抗によってあることもロッキード解明にとって非常に障害になっているということを指摘しておきたいと思うわけでありますが、特に証人喚問を一つ妨げている事情として、裁判進行中であるということが言われております。私は、裁判と政治は別だ、それぞれ目的を持ち、独自の立場でそれぞれの犯罪責任なり、あるいは政治的道義的責任の追及は別に並行的に行われたからといって差し支えない、裁判が動けば政治がとまるというような……

第84回国会 運輸委員会 第10号(1978/05/11、11期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に運輸大臣に対して質問をし、見解を求めたいと思います。  もともと成田が今日のような事態になった根本の原因は、政府・自民党が政府の意向だけを先行さして、住民を無視し、頭ごなしに思いつき的な計画決定と力による空港建設を強行してきたことにあると私は思っています。成田の純朴な農民たちが十数年にわたって抵抗をし続けてきたというこの意味を謙虚に受けとめようとしないで、ただ過激派対策を治安立法と警察力の強化によって進めれば事は解決するという態度は、今日の事態を招いた真の原因に対して究明しようとせず、無反省と政治責任の回避のそしりを免れないと思いますが、運輸大臣としてどう考えておられますか……

第84回国会 運輸委員会 第11号(1978/05/12、11期、日本社会党)

○矢田部理君 委員長、ちょっと関連質問。議事進行についてでありますが……。
【次の発言】 進行についてでありますが、先ほどの法制局の答弁は黙過することのできない内容だと思うんですよ。法律論ではなくて政治論を先行させた。しかも内容は空港の安全性というのを絶対価値にし、時間がないということをさらに補強理由として憲法を越えようとする議論をしているわけであります。これは当委員会としてそういう発言は断じて認めるわけにはいきません。それを撤回するかしないかということをはっきりさしていただきたいと思うし、ああいう発言をそのままわれわれは受け取るわけにはいかないということで、進行についての御協議をしていただき……

第84回国会 決算委員会 第4号(1978/02/15、11期、日本社会党)

○矢田部理君 冒頭、会計検査院にお尋ねをしたいと思います。  かねて問題になっておりました接待問題について、会計検査院としてその後検査をされたようでありますが、検査の詳細は結構でありますが、時間の関係で検査結果の概要をかいつまんで御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 検査結果の概要だけ聞いているんです。
【次の発言】 いまの問題は後ほどまた関連して質問いたしますが、その次にお聞きをしたいのは、会計検査院として接待問題について一連の措置をとられました、綱紀粛正通達、処分、配置転換等を含めて。これで接待問題についての措置は全部終了したという考え方でしょうか。

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第1号(1978/07/06、11期、日本社会党)

○矢田部理君 けさからの論議を聞いておりまして、どうも環境庁長官は問題の本質をつかんでいないのではないか。仮につかんでいるとすれば、大変なすりかえをやっているというふうに私は率直に言わざるを得ないわけであります。中公審が出した指針値そのものにも率直に言っていろんな批判や問題があります。仮にそれが科学的な今日的根拠であったとしても。だから環境基準は見直さなきゃならぬという論理は大変な飛躍があるというふうに思うわけです。  九条三項を先ほどから一つ覚えみたいに局長は繰り返しておりますけれども、あの指針値のとおりだとしても、環境基準を変える必要はないという意見がかなり多い。まして、安全係数を掛けるべ……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 閉会後第2号(1978/07/27、11期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、NOx問題を中心に、前回に引き続き質疑をしていきたいと思うわけであります。  非常に遺憾だと思いますのは、国会でNOxの環境基準問題について審議中である。特に前回の委員会ではさらに多くの疑問点や解明すべき問題点が出てまいりました。そういうさなかに、きわめて一方的に、あるいは独断的に、環境基準の大幅な緩和をやってのけた。こういう環境行政の態度について私は強い憤りを持っています。私ども以上に、全国には数百万がこの問題で悩んでいる、苦しんでいる患者がいるわけであります。事態はもっと深刻だというふうに思っています。とりわけ今度の大幅緩和については、幾つかの重大な問題点を提起していま……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1978/02/22、11期、日本社会党)

○矢田部理君 委員派遣の報告を申し上げます。  去る二月六日から八日までの三日間、久次米理事、原理事、田代委員、粕谷委員、坂倉委員、中野委員、沓脱委員、柳澤委員及び私矢田部は、PCBの保管状況とPCBの処理対策、瀬戸内海の水質汚染、赤潮被害の状況とその対策、本四架橋児島・坂出ルート建設計画に伴う環境保全対策等の諸問題につき実情調査を行うため、兵庫県、岡山県、香川県を視察いたしました。  二月六日は、高砂市文化会館において県側から、兵庫県の公害環境問題につき説明を、また、住民側からは、PCB、赤潮対策等に関する陳情を聴取した後、鐘淵化学工業株式会社高砂工場及び高砂西港を視察いたしました。  二月……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1978/03/22、11期、日本社会党)

○矢田部理君 社会党の矢田部です。新見参考人にお尋ねを何点かしたいと思っております。  新見参考人が問題提起をされております、従来の活性汚泥法に対して土壌浄化法とでも言うんでしょうか、非常に新しい指摘といいますか、重要な指摘だと思いますので、その点について幾つかの問題点めいたものを私の方からお尋ねをしていきたいと思います。  幾つかまとめて御質問をしますが、全体的に土壌による汚染浄化の有効性については理解できないわけではないのですが、小規模な処理等々には適しているようにも思われるのですが、やっぱり大規模な排水処理について、土壌浄化というようなことが全体的に可能なのかどうかということがその一つで……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1978/03/29、11期、日本社会党)

○矢田部理君 一問だけ。  この法律ができてから相当の年数を経ているわけです。当初から問題になりましたのが、汚染者負担の原則が確立をされていない、費用負担のあり方をめぐる問題が指摘をされておったわけです。それについては、もう三木環境庁長官時代から、改めて検討したい、十分に検討をするという返答を得ているにもかかわらず、二年ごとに期間だけ延長する法案が出ている。この二年間どのような検討をされてきたのか、どう前進させようとしてきたのか、これはやっぱり明確に具体的に答えてほしいと思うし、とりわけ環境庁長官にはそのことを十分に留意してほしいと思っているわけです。私ども、この法案の扱いをめぐっていろんな議……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第8号(1978/03/31、11期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、ただいま可決されました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たって、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  1 公害による健康その他の被害を未然に防止するため、発生源対策の強化を図ること。  2 昭和五十五年度以降における費用徴収方法については、汚染の原因者負担の原則にのっとるとともに、発生源の公害防除の努力が十分反映されることを重点にお……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第9号(1978/04/14、11期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党及び民社党の共同提案に係る赤潮発生防止に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    赤潮発生防止に関する決議(案)   瀬戸内海等閉鎖性水域において近年赤潮発生件数が増大し、ハマチ養殖等沿岸漁業に甚大な被害が生じているにもかかわらず、その発生機構が十分に解明されていない状況にある。   当委員会は、瀬戸内海海域の水質汚濁の実情調査を行う等赤潮問題につき鋭意調査を進めてきたが、その調査結果にかんがみ適切な対策を樹立する必要があると考える。   政府は、可及的すみやかに次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  ……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第12号(1978/05/10、11期、日本社会党)

○矢田部理君 まず、鈴木参考人にお聞きをしたいと思います。  鈴木参考人が委員長としてまとめられた報告などについて、一定の評価もなされかつ厳しい御批判もあるわけでありますが、もう一つ大事なことは、この報告を基礎にして、それを悪用し、環境庁が環境基準の見直しをしようとしている、ということになりますれば、問題はきわめて重要でありますので、ひとつ率直に、専門委員会としての、あるいは鈴木参考人としてのお考え、御意見をお聞かせいただきたいと考えております。  まず、事実関係を確かめておきたいと思うのですが、環境庁から受けた諮問の内容というのは、判定条件と指針値を出してほしいということだったのでしょうか。……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第16号(1978/06/02、11期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、水野参考人と高崎参考人に、同じ問題について伺っておきたいと思いますが、環境を守ったり公害を防止したりするためには、住民の参加が非常に大事だというふうに考えているわけです。住民の権利なり参加なりについて、今度の後継ぎ法には率直に言って何もない。これでは基本的に環境を守り切れるのか、住民の意向が反映できるのかということが非常に大きな視点としてあるわけでありますが、とりわけ日弁連などでも、たとえば環境保全委員会をつくってその中に自然保護団体の推薦する者を参加させるというようなことも考えておられるようですし、あるいはまた国民の権利という一章を設けて、いろいろな住民の権利についての各……

第84回国会 商工委員会 第20号(1978/06/06、11期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、七時間の時間をいただきました。  そこできょうは、総論の序論的なものから入っていきたいと考えているわけでありますが、韓国の現在の政治状況、これはだれが見ても強権政治、人権抑圧の政治だと言うぐらいひどい実態になっています。その韓国と今後五十年間の長きにわたって大変に問題のある共同開発をやろうとしている現政府、とりわけ外務大臣として、韓国の今日の政治状況についてどのように認識をされておられるのか、その点をまず第一に伺いたいと思います。
【次の発言】 政治状況が安定しているか不安定なのかということを伺っているのではなくて、その政治の質を私はお尋ねをしているわけです。どのように考え……

第84回国会 商工委員会 第21号(1978/06/08、11期、日本社会党)

○矢田部理君 前回に引き続き、私の方から質問をいたします。質問の手順としては、大陸だなにおける防衛、軍事問題、それから始める予定でありましたが、防衛庁長官がいまだ見えませんので、手順を変えまして労働問題を中心に労働大臣に伺っていきたいと思います。  まず最初に外務省に伺いますが、日韓大陸だな協定の第六条で、操業管理者は操業に必要なすべての人員を雇用するということになっておりますが、これは単に雇用だけを決めたものではなくて、労働関係一般を仕切るといいますか、ということになろうかと思うんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 十九条の問題は後で伺いますが、 つまり六条の意味するものは雇用の責任者……

第84回国会 商工委員会 第22号(1978/06/13、11期、日本社会党)

○矢田部理君 従来私の質問中に質疑打ち切りの動議が出されて、きわめてあいまい、中途半端なまま今日に及んだことを大変遺憾に思っています。  したがってまた、きょう改めてこの確認的に同じ問題を議論することを私は率直に避けたいのでありますが、通産省の態度が依然として不明確であります。言うならば、従来外務省との関係で非常に問題があった地域であります。  つまり、協定では日本の十二海里内に共同開発区域が入っている。その後日本は十二海里宣言をしました。その十二海里宣言をしたために、日韓大陸だな協定の共同開発区域はその限りで修正をされたんだというアジア局長の解釈があるわけです。これは法律の正当な解釈ではなく……

第84回国会 大蔵委員会 第11号(1978/04/06、11期、日本社会党)

○矢田部理君 関連。  これは非常に重要な問題だと思うんですね。したがって、大臣に質問をしたいと思うんですが、融資の比率を上げる、その場合に上げる基準として国内と海外とを分けているわけですね。日韓大陸だなは国内に入るんですか海外に入るんですか、そこをやっぱりまず明確にしてほしいんです。
【次の発言】 非常に重大な発言だと思うんですね。日本はあそこは日本の大陸だなだと言ったかもしらぬ。しかし、同様の主張を韓国側もしている、あるいは中国も、いや、わしにも延長線上にあると、こういう主張があるわけですね。そこで、どこのたなとも実は確定をしないで、とにかく日韓で共同開発しましょう、こういう話で例の条約を……

第84回国会 大蔵委員会 第12号(1978/04/11、11期、日本社会党)

○矢田部理君 ちょっと関連して。  いま穐山委員からも話がありましたように、通産省の説明は全く納得ができないわけです。わからないと言った方が正確かもしれません。つまり、日本は日韓大陸だなについては日本の大陸だなだと主張しています。それは私も承知をしておりますし、そのこと自体がいけないと言っている意味合いでは全くありません。ただ、主張はしているけれども、韓国も同時に自分のたなだと言う、中国は中国のたなの自然延長線上にある、こういう主張が実は錯綜をしているわけですから、国際法的には少なくとも日本のたなだと確定をしていない。それを日本の国内である、日本のたなである、たなが確定したことを前提にして制度……

第84回国会 大蔵委員会 第13号(1978/04/13、11期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に、大蔵大臣に伺いたいと思います。  今日の財政は異常な危機を迎えていると思うわけでありますが、大蔵大臣としていま抱えている財政の問題点、危機の内容等々についてどのように認識をされているか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 できるだけ簡単にお答えをいただきたいわけですが、そこで、いま問題になっております酒税法等の改正に当たっても、酒税の値上げについては公債依存財政の脱却を目指すんだということを一つ大上段に掲げているわけですね。一方で臨時異例の措置とはいえ、いままで三〇%以上は出さないんだと何度もここで大蔵大臣も述べてきたのに、ことしはそれを破りました。しかも同時に、一方……

第84回国会 予算委員会 第1号(1977/12/21、11期、日本社会党)

○矢田部理君 小柳委員から基本的な問題の指摘がありましたので、私はずばり各論的な質問をしたいと存じます。  最初に伺いたいのでありますが、住宅公団等の住宅建設に絡んで、全国的に資材不良、欠陥手抜き工事等が非常に目立ってきているわけであります。特にこれはかねてから居住されておる人々より非常な苦情が出てきた経過があるわけでありますが、それも部分的な補修で可能だというようなものはまだしも、構造的な欠陥、躯体そのものに本質的な問題があるということになりますれば、生活の安全そのものが大きく損なわれる危険すら生じかねない状況だと私は思います。そういう立場で問題点を幾つか指摘しておきたいと思います。  ここ……

第85回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1978/10/20、11期、日本社会党)

○矢田部理君 関連。  午前中の質問に関連して、二、三お聞きをしておきたいと思いますが、その一つは、いま答弁のあった二十万ドルの性格について、トライスターにかかわるものだという冒陳になっています。つまりP3Cにかかわるものではないという意味もそれに同時に込められていると思うわけでありますが、前段の答弁では、このお金の使途はわからない、性格も解明できなかったと言っているにもかかわらず、P3Cには関係がないという断定をした根拠に、もっぱらロッキード社の計算のやり方に基づくものだという説明がなされましたが、これはどういう意味になりますか。
【次の発言】 確認的にお尋ねをしますが、そうしますと、P3C……

第85回国会 法務委員会 第2号(1978/10/19、11期、日本社会党)

○矢田部理君 いま寺田先生の質問を聞いておって、私も納得できないので関連して二点だけ伺いたいと思いますが、本俸だけ、本俸は職務の対価であるという説明をされておりますが、そうしますと期末手当とか一時金は職務の対価でないのかどうか、対価でないとすればどういう性格の金銭なのか、この点が一点です。  それから、本俸だけで必要にして十分な報酬になっているならそれ以上に相当多額の期末手当等を支払う根拠は何なのか。この二点だけお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 もう聞きたくなかったんですか、法律上の条文の根拠を聞いているんじゃないんですよ。本俸は職務の対価だと。いま最後に言われた期末手当等の性格を聞……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第4号(1979/05/25、11期、日本社会党)

○矢田部理君 刑事局長の報告に関連いたしまして質疑を行いたいと思いますが、二百三十八万ドルのうち一部が単数の政治家に工作費として渡されたという意味の報告がございますが、この単数の政治家とは松野頼三氏であるかどうか。さらに、渡されたお金の金額、時期、方法等について刑事局長から説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 重ねて伺いますが、四十二年秋から四十六年の終わりごろまでの間、十数回、いつ幾らということまで検察庁はつかんでおられるのかどうか。つかんでおられるとすれば、その点を明確にできないかという点であります。
【次の発言】 日商側に支出についての帳簿等があれば、当然のことながらそれを示して……

第87回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第5号(1979/05/28、11期、日本社会党)

○矢田部理君 私から補充的に何点か承りたいと思いますが、証人は、年間一億以上の献金、数年間で数億と言ってもいいと思いますが、そういう献金を他の企業から受けられたことがございますか。
【次の発言】 高畑さんとの関係をるる述べられておりますが、それにしても、この当時年間一億以上の献金をするというのは、何か意図がある、何かねらいがあるということを察知し得ませんでしたでしょうか。
【次の発言】 受領の時期が、ちょうど第二次FXにとってきわめて重要な時期、あるいはそれが成功した時期であること、このお金は表に出さないでほしいという注文がつけられたこと、金額が他の献金に比べて異常に大きかったことなどから見て……

第87回国会 法務委員会 第7号(1979/03/29、11期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に最高裁に伺いたいと思いますが、元最高裁の長官であった石田和外氏の言動がしばしば問題にされています。元号法制化のためのプロモーターになったりしておったわけでありますが、特に最近、防衛大学校の卒業式に臨んで軍人勅諭を礼賛する話をしたことは大変問題だというふうに思っています。 最高裁をやめてからのことであるからといって簡単に見過ごせない重大な内容を含んでいると思います。石田氏は、かしこくも明治天皇が軍人に賜った勅諭は古今東西通じる真理である、時代が変わっても忘却してはならない、あるいはまた、社会党などが主張している非武装中立などという考えは全くの空論である、そしてさらに、自衛隊違……

第87回国会 法務委員会 第10号(1979/05/31、11期、日本社会党)

○矢田部理君 関連。  金大中事件に関連して二、三の点でお尋ねしたいと思いますが、アメリカ側の電報の一つに一九七三年八月十日付の電報がございます。トップシークレット466と言われるものでありますが、ハビブ氏が送った電文でありますが、その第一項に御承知だと思いますが、「本使は、金大中の誘拐に関する判断を表明することを、より多くの情報が入手できるまで差し控えてきた。当初より、われわれは韓国政府が、その秘密警察行動を通じて、このような行動の明白な愚かさにもかかわらず、その計画の背後にいることを恐れてきた。」と書いた上で、その後に「本官の指示によって、それ故、SRFは情報を求めてあらゆる情報源の調査を……

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/03/14、11期、日本社会党)

○矢田部理君 冒頭に緊急にお尋ねをしたいと思いますのは、本日検察庁は日商岩井に強制捜査に入ったという話がありますが、法務大臣いかがでしょうか。
【次の発言】 被疑事実と強制捜査の概況について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 幹部職員数名というのはどういう人たちでしょうか。
【次の発言】 外為法違反と私文書偽造だというふうに述べられましたが、その内容のあらましをお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 外為法違反の金額等はおおよそどの程度のものになっているのでしょうか。
【次の発言】 念のために伺いますが、被疑者は先ほど日商の幹部職員数名と言われましたが、お名前が出たのは海部、……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/03/17、11期、日本社会党)

○矢田部理君 いわゆる海部メモに関連いたしまして、メモの真偽ではなくて、それにかかわる事実として伺いたいと思いますが、岸元首相一行が  一九六五年の七月にアメリカに行っているかどうか、法務省にまず聞きたいと思います。
【次の発言】 六五年の七月に岸元首相一行がアメリカに行っていると思われますが、法務省から出入国の関係で事実かどうかをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 至急調べて、私の質問が終わるまでに答えてください。  次の質問です。外務省に伺いたいと思いますが、七月十九日の晩、シアトルの日米協会の主催で岸元首相一行の歓迎レセプションが行われているように聞いております。当然のことながら当時……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/03/19、11期、日本社会党)

○矢田部理君 関連して私の方からお尋ねをしたいと思いますが、限られた時間でありますので、端的にお答えいただきたいと思います。  あなたはしばしば海外に出られるようでありますが、シアトルのオリンピックホテルに泊まられたことがございますね。
【次の発言】 いわゆる海部メモを証人に示します。  一九六五年ごろ、ホテルに泊まりますと、たいていはレターペーパーとかメモ用紙が備えつけられてありますが、オリンピックホテルではそのような様式のレターペ―パーが使われていたという御記憶はございませんか。
【次の発言】 私どもが先般アメリカに行って調査をしたところでは、マネージャーは、この種のものを使っておったとい……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/03/22、11期、日本社会党)

○矢田部理君 きょうはどうも御苦労さまです。引き続き、私の方からお尋ねをしたいと思います。  入出金の処理というのは、基本的には、あるいは最終的には財経本部がやることになると思われますが、これについて、海部証人は、入金処理や交互計算は営業では全然わからない、ノータッチである、入金とか出金の処理は財経本部でやる、こういう旨の証言をなさっておるわけでありますが、そのとおりでしょうか。営業に関係なく、あるいはまた営業がかかわらないまま処理されるというのはどうも私ども納得がいきかねるのですが、この点についてお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 営業が関係なしに経理の方が動くということばないこと……

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/03/26、11期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に、通産大臣に伺いたいと思いますが、通産大臣としての見解ではなくて、昨年五月十八日に、大臣が自由民主党の政務調査会長時代でありますが、アセスメント法についていわゆる政調会長見解なるものを発表されたと思うんですが、その中身についてお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 環境庁長官に伺いますが、いま最後に述べられた、アセスメント法の法制化については時期尚早であるという政務調査会長の見解をどのように受けとめられましたか。
【次の発言】 現段階でも、時期尚早と考えておられますか。
【次の発言】 私が伺っておりますのは、五十年の末にすでに中公審から環境影響評価制度のあり方について……

第87回国会 予算委員会 第19号(1979/03/31、11期、日本社会党)

○矢田部理君 短時間ですので、若干の関連質問を行いたいと思います。  グラマン社の8Kレポートでは、日商岩井がE2C売り込みの手数料の一部をグラマン社のコンサルタントである一人のアメリカ人、ハリー・カーン氏だと思われますが、に払う可能性があることを知った、またコンサルタントは彼の手数料の一部を一人またはそれ以上の政府高官に払うかもしれないということを知ったと指摘をしておりますが、ハリー・カーン氏と密約をした前後に日商岩井側として一人またはそれ以上の政府高官にお金を払ったことがないか、あるいは払う計画などをしたことはなかったか、その点について伺いたいと思います。

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/04/02、11期、日本社会党)

○矢田部理君 法務省に最初に伺いたいと思いますが、山岡氏らの逮捕以来、すでに勾留期間は満期に近くなってきておりますが、被疑事実の証拠固めは固まったかどうか。ここ二、三日中にいずれにしても処分をしなきゃならぬと思いますが、その辺の状況はどうなっているか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 従来の答弁等で、あるいは証人の証言も含めて、裏金づくりの仕組み等についてはある程度解明ができてきつつあるわけでありますが、問題は、その裏金の行方、使途、これらについてはどの程度検察当局としては解明が進んでいるでしょうか。
【次の発言】 笑いが出たように、その程度の答弁というのは、いかにも聞いても聞かなくても……

第88回国会 逓信委員会 第1号(1979/09/06、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六月十三日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として私、矢田部理が選任されました。  また、同十五日、赤桐操君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る六月十四日の本会議におきまして、はからずも逓信委員長に選任され、重責を担うことになりました。委員長としてその職責の重大さを痛感いたしております。はなはだ微力ではございますが、今後理事並びに委員の皆様方の御協力を賜りまして、円滑、公正な委員会の運営に当たる所存……

第88回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1979/10/29、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として馬場富君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、国際電信電話株式会社の不祥事件に関する件について、本日の委員会に、国際電信電話株式会社取締役社長古池信三君及び前国際電信電話株式会社取締役社長板野學君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、参考……

第89回国会 逓信委員会 第1号(1979/11/15、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月三十日、大森昭君が委員を辞任され、その補欠として小谷守君が選任されました。  また、十月三十一日、馬場富君が委員を辞任され、その補欠として矢原秀男君が選任されました。  また、十一月十二日、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として鈴木省吾君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任許可についてお諮りいたします。  案納勝君から、文書をもって、理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。

第90回国会 逓信委員会 第1号(1979/12/06、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月十五日、鈴木省吾君及び前田勲男君が委員を辞任され、その補欠として糸山英太郎君及び鍋島直紹君が選任されました。  また、同月十六日、鍋島直紹君が委員を辞任され、その補欠として熊谷弘君が選任されました。  また、本日、案納勝君及び矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として坂倉藤吾君及び原田立君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。 ……

第90回国会 逓信委員会 第2号(1979/12/11、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会  を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る七日、坂倉藤吾君及び原田立君が委員を辞任され、その補欠として案納勝君及び矢原秀男君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、……

第91回国会 逓信委員会 第1号(1979/12/21、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  日本放送協会……

第91回国会 逓信委員会 第2号(1980/03/06、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十二日、案納勝君が委員を辞任され、その補欠として坂倉藤吾君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のうち、国際電信電話株式会社の不祥事件に関する件の調査のため、本日の委員会に国際電信電話株式会社取締役社長増田元一君、国際電信電話株式会社常務取締役古橋好夫君及び国際電信電話株式会社常務取締役木村惇一君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第91回国会 逓信委員会 第3号(1980/04/17、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、矢原秀男君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に熊谷弘君、成相善十君及び大木正吾君を指名いたします。

第91回国会 逓信委員会 第4号(1980/04/22、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十一日、小平芳平君及び小谷守君が委員を辞任され、その補欠として矢原秀男君及び安永英雄君が選任されました。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 次に、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  本件の趣旨説明は前回聴取いたしておりますので、これより質疑……

第91回国会 逓信委員会 第5号(1980/04/24、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二十三日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として竹田四郎君が選任されました。
【次の発言】 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。  前回に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 答弁は簡潔にお願いします。
【次の発言】 質疑の途中でございますが、午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二十八分休憩

第91回国会 逓信委員会 第6号(1980/05/13、11期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に小澤太郎君及び熊谷弘君を指名いたします。
【次の発言】 次に、日本放送協会昭和五十一年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。  まず、政府から説明を聴取いたします。大西郵政大臣。


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 逓信委員会 第1号(1980/07/24、12期、日本社会党)

○委員以外の議員(矢田部理君) 委員長のお許しをいただきまして、簡単にお礼のごあいさつを申し上げたいと思います。  この一年間、理事の皆さん、そして委員の皆様方の大変な御協力と御理解をいただきまして、大過なくその重責を全うすることができました。改めて厚く御礼を申し上げたいと思います。  これから先も当委員会に課せられた課題は多いと思います。福間新委員長のもとでますます御活躍をされること、そしてまた皆様方の御健勝を心から祈念いたしましてお礼のごあいさつにしたいと存じます。どうもありがとうございました。(拍手)

第92回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1980/08/12、12期、日本社会党)

○矢田部理君 人事院に一、二問私の方から伺っておきたいと思うんですが、それはいわゆる筑波手当というものについてでありますが、筑波に研究学園都市ができました。国立の試験研究機関の五割がそこに移転し集中をしているわけでありますけれども、それに伴って研究者ないし職員等がずっと向こうに移転をしてまいりました。従来、東京等で支給をされておった調整手当がなくなりました。「当分の間」ということで、この十年ばかり移転手当なるものが支給をされてきたわけでありますけれども、その「当分の間」というのはほぼ十年見当というふうに言われております。来年あたりにその期間が来ますので、その後この移転手当等がどうなるのかという……

第93回国会 航空機輸入に関する調査特別委員会 第2号(1980/11/07、12期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に、防衛庁長官に伺いたいと思います。  防衛庁に関連して、第一次FX以来、軍用機など使用兵器の調達に当たっては必ずと言っていいほど疑惑や問題が提起をされて、実は後を絶たないわけであります。どこにそういう原因があると考えられるか、今後どういう姿勢でこういう疑惑や問題の解明に当たるか、さらには今後この種問題を絶滅するためにどういう具体的な対策があるのか、その点をまず長官に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 法務省にお尋ねをいたしますが、E2Cについての問題点であります。  従来、8Kレポートで区分けをすれば大綱三つぐらいの問題点が指摘をされておりました。一つは、代理店の変更……

第93回国会 内閣委員会 第3号(1980/10/30、12期、日本社会党)

○矢田部理君 中曽根長官に冒頭伺いたいと思いますが、従来から、前長官の宇野さん以来さまざまな行革が進められてきてはいるわけでありますが、宇野さんの後を継がれて、中曽根行革として、どういう方向であるいはどういう視点でこれから行革を進めていかれるのか、行革の哲学とでも言うべき問題等について長官からお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 行革の前提といいましょうか、いま一番政治や行政にとって問題にっている視点は、ロッキード、グラマン以来、あるいはKDDや鉄建公団なども含めて政財官の癒着が問題にされてきました。汚職の構造がいろんな角度から摘発をされてきてもおります。この癒着や汚職の構造の発生源は政府……

第93回国会 内閣委員会 第4号(1980/11/04、12期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に片岡参考人にお尋ねをしたいと思いますが、片岡先生は先ほどの陳述で、地方支分部局の整理は戦術的な行政改革だという位置づけをなさいました。同時にまた、先生が以前に書かれたものを拝見させていただきますと、福田内閣と大平内閣の二代にわたる行政改革は、一般消費税を導入するための露払い的色彩が濃厚に込められているという指摘がございました。この地方支分部局の整理のための法律も、言うならば大平行革の延長線上でいま行われているわけでありますが、依然としてそういう位置づけをお持ちになっているのかどうかということをお聞きしたいと思うわけであります。  もちろんこれは、昨年の総選挙以前の状態を指摘……

第93回国会 内閣委員会 第5号(1980/11/06、12期、日本社会党)

○矢田部理君 行政管理庁長官に最初に伺いたいと思いますが、まず林野庁の問題であります。  林野庁は森林、木材等を相手にする現業官庁であります。したがって、一般行政官庁のように、過密過疎の関係はありましょうが、全国を八ブロックに分けてそのブロックに出先を貫くというようなものとは異なっていて、言うならば山を相手にする、森林の分布を対象にするという特殊性を持っているわけでありますが、そういう点で、そういう特殊性についてどの程度認識をなされているかというのが第一点であります。  それから二番目には、普通のブロック、出先の官庁でありますれば、その下に県庁の所在地程度に下部機構を持っている場合もありますが……

第93回国会 内閣委員会 第6号(1980/11/11、12期、日本社会党)

○矢田部理君 一点だけ、関連して通産省に伺っておきたいと思いますが、以前の質問で私が留保をしておきました鉱山保安監督部長の権限委譲に関して、再度確認的な質問をしておきたいと考えております。  前回の通産省側の答弁は、率直に言って乱れておりましたので、整理した答弁を含めてお願いをしたいと思うわけでありますが、その内容は、改めて申し上げるまでもなく、四国と大阪にあった鉱山保安監督部をなくして支部にする、そうしますと、部長の権限として鉱山保安法に規定されていたものが一体どうなるのかということについての質問であります。それに対して、行政権限の委任、委譲等については内部委任と外部委任という法学上の概念が……

第93回国会 内閣委員会 第9号(1980/11/20、12期、日本社会党)

○矢田部理君 外務大臣の時間の御都合があるようでありますので、冒頭外務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、アメリカは大統領選挙でカーター氏からレーガン氏にかわることになり、レーガン氏の対外政策についていろんな見方、受けとめ方が出ておるわけでありますが、特にレーガン氏につきましては、選挙政策あるいは選挙中のさまざまな発言、側近の動きなどを見ておりますと、全体としてタカ派的な傾向が強い、あるいは国際的に低下した威信を――彼らの言う威信でありますが、何とか回復をして強いアメリカを演出しようという特徴的な言動が目立つわけであります。  たとえばSALTIIについても、これはアメリカ上院で批准を留保してお……

第93回国会 内閣委員会 第11号(1980/11/27、12期、日本社会党)

○矢田部理君 総理にお伺いをしたいと思いますが、今国会のスタートは何と言っても憲法問題であります。恐らくこの内閣委員会の総理に対する質疑がある意味では締めくくりになろうと思いますので、その意味でも憲法問題からまず入っていきたいと考えております。  総理は、今度の国会で幾つかの憲法問題があった中で、最終的には現行憲法を堅持する、あるいは擁護するということを一面で明らかにされました。それは総理としてのようであります。ところがもう一面他方では、自局党の総裁としては自主憲法の制定に努力をするということを、少なくとも自民党等には明らかにされているようであります。一人の人間が一方では憲法を擁護する、他方で……

第94回国会 安全保障特別委員会 閉会後第1号(1981/09/03、12期、日本社会党)

○矢田部理君 私は先般出されました外交青書、まだその概要でありますが、これについて冒頭伺っておきたいと思います。  去年の外交青書は、防衛白書が二つ出たと言われるぐらい、外交における軍事力の重要性を強調した青書でした。ところが、ことしはどうもそれを基調にしながらも、ややトーンを異にしたかのような印象を受けるわけであります。  そこで、個々の問題については逐次伺っていきたいと思いますが、園田外務大臣から、ことしの外交青書の特徴といいますか、特に留意をして強調した部分という点がありましたら、まずお伺いをしたいと思っております。
【次の発言】 そうしますと、大臣が就任される前に相当程度でき上がってお……

第94回国会 安全保障特別委員会 第4号(1981/04/27、12期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、日米首脳会談を目前に控えておりますので、その重要な議題となると思われる防衛、軍事問題あるいは原潜問題等についてお尋ねをしておきたいと考えています。  最初に、防衛大綱の達成時期につきまして、六十二年にその水準に到達をする、そういう時期的な話が防衛庁長官と総理との間にまとまったのかどうか、その点を確認的に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 表と裏の話であって、言うなら同じ話だと思うのですが、五六中業というのは御承知のように五十八年から六十二年、その五六中業の間に防衛大綱の水準を達成するために努力をしたいという話をしたところ、それでよろしい、六十二年達成にしようと、こうい……

第94回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1981/09/16、12期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に国土庁長官に基本姿勢等について伺っておきたいと思います。  台風十五号は、政府からも報告があり、また当委員会でも、いま現地の生々しい被害の実情等について報告があったわけでありますが、各地にいやしがたいつめ跡を残して去りました。その被害はきわめて甚大であり、住民や自治体は深刻な打撃を受けております。しかも、それは、天災ということではなくて、人災だとみんなは受けとめています。その意味で国の責任はきわめて重大であると考えますが、長官としてこの事態をどう認識され、国としての責任をどう考えておられるのかをまず伺っておきたいと思います。

第94回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1981/08/20、12期、日本社会党)

○矢田部理君 きょうは防衛問題それから行革、人勧と、盛りだくさんのテーマがありますので端的にお答えをいただきたいと思いますが、最初に防衛庁に伺いたいと存じます。  去る八月十四日、八月十五日の直前に恒例の防衛白書を発表いたしました。ことしの防衛白書は、レーガン政権の誕生や日本の軍事力拡張という最近の趨勢を反映して、きわめていたけだかに防衛力増強のキャンペーンを行おうとしていることがありありと見受けられるわけでありますが、中でも幾つかの点でわれわれとしては注目をしなきゃならぬ問題が出ております。その全体をきょうはやるわけにはまいりませんので、ややつまみ食い的ではありますが、若干の問題点について質……

第94回国会 内閣委員会 第3号(1981/04/16、12期、日本社会党)

○矢田部理君 防衛庁長官はもとよりでありますが、外務大臣その他も御出席をお願いしたのでありますが、来ておられないので、防衛庁長官に代表してまず伺いたいと思います。  この九日に、御承知のようにアメリカの原潜に日本の貨物船が衝突をされました。全く一方的な過失といいますか、で衝突をされたと思われる。しかも救助もしない。加えて連絡も実に三十数時間もおくれる。こういういまわしい事故が起きたのでありますが、これについて防衛庁長官はどんなふうに受けとめておられますか、気持ちも含めてまずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 二名のいまだに生死がわからない被害を出したということも含めてでありますが、……

第94回国会 内閣委員会 第5号(1981/04/23、12期、日本社会党)

○矢田部理君 最後の質問者になるわけでありますが、時間が限られておりますので、ごく基本的な問題について私の方から何点か伺っておきたいと思います。  最初に、総理府と人事院の双方にお伺いをしたいのでありますが、基本的な性格はそれぞれ異なっているにしましても、民間の賃金、公務員給与、そして恩給、さらには先ほどの年金、いずれも増額等にかかわってはつながっているというふうに考えられるわけでありますが、そのつながりの関係はどんなふうになっているのか、まず説明をいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 いや、私は四点申し上げた。民間の賃金と公務員給与、恩給、年金、いずれもその増額等に当たっては連動……

第94回国会 内閣委員会 第7号(1981/05/12、12期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、ただいま可決されました共済関係二法案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     昭和四十二年度以後における国家公務員     共済組合等からの年金の額の改定に関す     る法律等の一部を改正する法律案及び昭     和四十二年度以後における公共企業体職     員等共済組合法に規定する共済組合が支     給する年金の額の改定に関する法律等の     一部を改正する法律案に対する附帯決議     (案)   政府は、共済組合制度の充実を図るため、次  の事項を実現するよう、なお一層努力すべきで  ある。  一、共済年金の成熟度……

第94回国会 内閣委員会 第8号(1981/05/14、12期、日本社会党)

○矢田部理君 中曽根長官が後の予定があるそうでありますので、冒頭に質問しておきたいと思います。  第二臨調が動き出したわけでありますが、今後の日程と行革のプログラム等について、まず概括的にお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 きょうは農水省関係の議案なものですから、それに関連する行革の問題について二、三お尋ねをしていきたいと思いますが、一つは、第一特別部会の主要対象事項として、農水省関係では農業基盤整備事業、それから食管の運営の問題、さらには稲作転換対策などについてその議題に供すると。明日には農水省からのヒヤリングを予定しているようでありますが、これはどういう視点でこういう問題を取り上……

第94回国会 内閣委員会 第10号(1981/05/26、12期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、ただいま可決されました農林水産省設置法の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     農林水産省設置法の一部を改正する法律     案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項につ  いて善処すべきである。  一、農業関係試験研究の推進に当たつては、農   業研究センターの発足を契機として、先の本   院における「食糧自給力強化に関する決議」   の趣旨を踏まえて、時代の要請に応じた総合   的な試験研究体制の整備を図るとともに、基   礎研究を一層充実させ、開かれた研究機関と   して地……

第94回国会 内閣委員会 第13号(1981/06/04、12期、日本社会党)

○矢田部理君 今日、高齢化社会の問題は社会問題にとどまらず、急速に政治課題になろうとしています。特にわが国の場合には、高齢化社会への傾斜が非常なピッチでやってくる。そういう状況もありまして、昨年一九八〇年のILOの六十六回総会では、「高齢労働者の機会及び待遇の均等、高齢労働者の雇用における保護並びに引退の準備及び機会に関する基準」などについて重要な勧告が出ております。  この勧告を総務長官御存じでしょうか。どのようにまた受けとめておられるでしょうか。
【次の発言】 定年制と何か直接関係がないみたいな言い方をされているわけでありますが、この勧告は幾つかの点で重要な指摘をいたしております。若干さわ……

第94回国会 内閣委員会 第14号(1981/06/06、12期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、前回の理事会で合意をされた時間がまだ残っておりますので、その時間についてとりあえず質問を続けていきたいと思います。  いま、内閣委員長から人事院に向けて指摘がありましたように、今回の定年制に当たって人事院は総理府総務長官から見解の表明を求められた。書簡で来たので書簡で答えたということになっているようでありますが、この二十三条の規定を読んでみますと幾つかの要件が規定をされています。つまり、「法令の制定又は改廃に関し意見があるときは、その意見を国会及び内閣に同時に申し出なければならない。」という規定になっているわけでありますが、少なくとも定年制というのは国家公務員法の規定にとっ……

第95回国会 内閣委員会 第2号(1981/10/15、12期、日本社会党)

○矢田部理君 関連質問をいたしたいと存じます。  人事院総裁に伺っておきたいと思うのですが、本来の人事院の存在理由についてはもう改めて申し上げるまでもありませんが、公務員の争議行為等の禁止の代償措置として人事院が存在をする、その法的な性格は準司法機関である、したがってまた、そこから出される勧告につきましても、いわば裁判所の判決にも等しい法的意味あるいは重みを持っているというふうに考えられるわけでありますが、その点、総裁としていかがお考えでありましょうか。
【次の発言】 人事院全体が準司法機関ということで私は申し上げているわけではなくて、審査とか勧告も含めて、非常に重みを持つあるいは法的意味を持……

第95回国会 内閣委員会 第4号(1981/10/22、12期、日本社会党)

○矢田部理君 関連。  室井参考人がおいでになっておりますせっかくの機会でございますので、人事院総裁と室井参考人の御両者にちょっと伺っておきたいと思うんですが、先ほど片岡さんから触れられました国公法の二十八条の関係です。二十八条には、御承知のように「この法律に基いて定められる給与、勤務時間その他勤務条件に関する基礎事項は、国会により社会一般の情勢に適応するように、随時これを変更することができる、その変更に関しては、人事院においてこれを勧告することを怠ってはならない。」と書いてあります。先ほど御両者とも、退職手当の法的性格についていろんな議論がありましたが、共通しているのは、重要な勤務条件だとい……

第95回国会 内閣委員会 第6号(1981/10/29、12期、日本社会党)

○矢田部理君 退職手当の問題に入る前に、いま同僚議員からも触れられましたが、今国会の大きな社会問題、政治課題として人事院勧告の即時完全実施をするかどうかということが重要な焦点になってきております。この点は何度か長官に答弁をいただいているわけでありますが、少し具体的に何点か触れてみたいと思います。  一つには、早い機会に給与関係閣僚会議を持ってできるだけ問題を煮詰めるというお話がありましたが、これはいつごろ持たれる御予定ですか。
【次の発言】 この委員会の始まった時期から、できるだけ早い機会にと言っておられるんですが、いまだ早い機会が定まりませんか。

第95回国会 内閣委員会 第7号(1981/10/30、12期、日本社会党)

○矢田部理君 総理府に引き続き伺いますが、退職手当の削減、これは言うまでもなく労働条件、勤務条件の不利益変更であるというふうに思いますが、その点いかがでしょうか。
【次の発言】 百分の百二十ということが退職手当として支給されるあるいは支給を受けることが、言うならば権利性を持っている。期待権だと言う人もないわけではないし、権利の発生時期等についても議論がないわけではありませんけれども、その百分の百二十を支給される権利、請求する権利、これが百分の百十というところに減じられるわけでありますから、労働条件、勤務条件が従来から比べれば比較の問題として不利益になってくるということは、言うならば周知の事実で……

第96回国会 安全保障特別委員会 閉会後第1号(1982/09/14、12期、日本社会党)

○矢田部理君 シーレーン問題を中心に伺いたいと思いますが、その前提といいますか、二、三の問題を最初にお聞きしたいと思っております。  先ほど防衛白書をいただきました。これは全般的にまだ検討しているいとまはありませんけれども、気がついた点を一、二点お聞きしておきたいと思うのです。  六十五ページでありますが、「憲法と自衛権」という節の中に自衛権の行使できる地理的範囲ということに関する記載がございます。これは「必ずしもわが国の領土、領海、領空に限られる訳ではないが、それが具体的にどこまで及ぶかは個々の状況に応じて異なるので一概にはいえない。」、こういう記述になっていますね。ということになりますと無……

第96回国会 内閣委員会 第11号(1982/05/13、12期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に、七月にも予定をされる臨調の本格的な答申について伺いたいと思いますが、いまの作業状況等をまず概況的に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 中曽根長官に伺いたいと思います。  七月に本格的な答申、基本答申が出てまいりますと、当然のことながらかなり膨大な内容のものが出されてまいりますから、それに対応する臨時国会等は必要になろうかと思うわけでありますが、臨時国会でやるのか、それとも来年の通常国会で主として審議に供するというようなことになるのか、その辺の政治的なスケジュールはどうお考えでしょうか。
【次の発言】 政治スケジュールはまだ未定だということでありますが、基本答申……

第96回国会 予算委員会 第2号(1982/02/16、12期、日本社会党)

○矢田部理君 総理にまず伺っていきたいと思いますが、衆議院の予算委員会でF4ファントムの試改修のための五十六年度予算等をめぐる問題についていろんな議論があり、また、閣僚からもさまざまな発言が寄せられ大変紛糾をいたしたわけでありますが、二、三の点についてまず伺っておきたいと思います。  一つは、四十三年に当時の増田防衛庁長官が、ファントムは爆撃装置を持たない、外すという方針をとっておられたわけでありますが、その方針を変更されたのかどうか、これが第一点です。  それから二番目には、自民党と社会党との間で、あるいは最終的には理事会で、五十六年度予算については執行を停止する、今後の扱いについては引き続……

第96回国会 予算委員会 第3号(1982/02/17、12期、日本社会党)

○矢田部理君 関連。
【次の発言】 総理に対しまして、私もその点を少しくどいぐらいお聞きをしたわけでありますが、宮澤官房長官の朝のお話では、五十六年度予算を当面執行を停止する、引き続き審議、協議を衆議院でいただくということが衆議院レベルで決まりました、参議院については、まだ御要望がありませんからそうなっておりませんというお話でありましたので、総理に対して、単に参議院には協力を願うというだけではなくて、非常に重要な予算の執行上の問題でありますから、参議院レベルにおいても十分に審議を尽くす、そのことをせずして執行停止を解除しては困るという向きのお話を申し上げましたところ、総理も、参議院でも審議を願……

第96回国会 予算委員会 第9号(1982/03/16、12期、日本社会党)

○矢田部理君 総理にまずお伺いをしたいと思います。  総理はかねてから現行憲法を擁護し尊重する、憲法改正はしないということを繰り返し述べておられますが、現在はもちろん、将来に向かってもそういう立場を堅持されるおつもりでしょうか。加えて、憲法改正の動きには一切加担をしない、こういうふうに伺ってもよろしいでしょうか。
【次の発言】 改正の運動には加担しないかということについてお答え願います。
【次の発言】 昨年の十月二十一日に自主憲法期成議員同盟が憲法改正案なるものを発表いたしました。憲法改正草案要綱十項目をまとめて明らかにしたのでありますが、全部を説明するわけにはいきませんが、その中で主なものを……

第96回国会 予算委員会 第10号(1982/03/17、12期、日本社会党)

○矢田部理君 まず防衛庁から説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 きのうの私の要求にこたえた資料ではないわけでありますが、この二の搭載品賢一セット分の経費、割合ではなくて金額で出してください。
【次の発言】 余りいいかげんなことを言ってもらっちゃ困るんですよ。二十五億円かかる。その約七〇%だったらおのずから算術計算で出るじゃありませんか。わかりやすくするためにそう言っている。
【次の発言】 数字を出してください。
【次の発言】 余りこの同じ問題をめんどうなことにしないでほしいんです。二十五億の約七〇%ということになれば十七億五千万円。二セット分ならば八億七千五百万円なんでありまして、私……

第96回国会 予算委員会 第14号(1982/03/25、12期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、問題になっております日韓経済協力について伺いたいと思うのでありますが、日韓経済協力の前提は、韓国が八二年から行うところの第五次経済発展五カ年計画、これに対していかなる協力をすべきかすべからざるべきかというところに焦点があるわけでありますが、この韓国の五カ年計画は、五カ年で軍事力の増強をどの程度もくろんでいるのか、これが第一点です。  それから第二番目には、その軍事力増強のためにどの程度の財政支出を見込んでいるのか、二点目。  そして三点目は、当然のことながら韓国は武器などを外国から購入するわけでありますが、この軍事支出のうち武器購入等のために外貨をどの程度必要としているのか……

第96回国会 予算委員会 第15号(1982/03/26、12期、日本社会党)

○矢田部理君 総理に伺いたいと思いますが、外務大臣の訪米で幾つかの貿易摩擦をめぐる問題点が出されましたが、大綱的な問題を要約をいたしますと、従来日米間の二国間問題としてとらえられていた貿易摩擦が西側全体の問題であるという点が一つ。それからもう一つは、サミット前ということで、事実上期限を切って日本に対応を求めたという点が第二点。この二つが柱になろうかと思うのでありますが、いよいよこれを受けて、日本側としていつまでにどうするかと、相応の具体策を出さなきゃならぬ時期に入ってまいりました。  そこで、総理のイニシアなり指導性がいよいよ問われることになってきているわけでありますが、総理としては今後、外務……

第96回国会 予算委員会 第16号(1982/03/27、12期、日本社会党)

○矢田部理君 伊藤防衛庁長官に伺いたいと思いますが、きょう午前中ワインバーガーアメリカ国防長官と日米防衛首脳定期協議を行われたようでありますが、その定期協議の目的、性格、出席メンバー、話し合った議題と内容等について詳細に御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 防衛庁長官の報告ですと、何だか抽象的な一般的な国際情勢だけが出て日本側は何も答えなかったようでもあるし、それから具体的に議題がなかったようでもあるし、その辺はどうなんですか。
【次の発言】 いま挙げられた三つについてアメリカ側はどう述べ、日本側がどう対応したのか述べてください。

第96回国会 予算委員会 第20号(1982/04/05、12期、日本社会党)

○矢田部理君 冒頭、総理にお伺いをしたいと思いますが、いよいよ国会が終わりますとベルサイユ・サミット、あるいはまた国連軍縮特別総会が予定をされ、総理も御出席になるということでありますが、これに、政府としてあるいは総理として、いかなも態度、どんな基本方針で臨まれるのか、まずサミットの方からお尋ねをしていきたいと思います。
【次の発言】 いまもお述べになりましたが、南北サミットの際も、世界経済の再活性化ということを総理はしばしば口にされるわけであります。しかしながら、御指摘がありましたように、今日のインフレ、失業あるいは国際収支の悪化など、さまざまな要因についてどうそれを解決し、再活性化に結びつけ……

第96回国会 予算委員会 第21号(1982/06/28、12期、日本社会党)

○矢田部理君 あらかじめ予定をしたテーマに先立ちまして、緊急の課題でありますので、冒頭総理にお尋ねをしたいと思います。  それは、本日から日教組が島原で定期大会を予定しておりました。ところが、相次ぐ右翼の妨害で事実上この大会が平穏裏に行うことができない。会場の使用などが次々に拒否をされているという実情にあります。整然と労働組合が行う大会について妨害をされる、これは民主主義にとっても大変ゆゆしき事態でありますし、憲法上の集会、結社の自由、この観点から見ても大変な問題だと思うのでありますが、総理としてのまずお考えを伺っておきたいと思います。

第96回国会 予算委員会 第23号(1982/06/30、12期、日本社会党)

○矢田部理君 総理から御紹介をいただきましたので、関連して二、三の点について質問していきたいと思います。  その一つは、一昨日の私の質問で議院証言法の改正問題について自由民主党が新たに二項目を追加されてきました。この追加ということの意味を考えますと、場合によっては引き延ばしを図っているのではないかというような受けとめ方もありました。そういうことではなしにぜひ追加二項目は取り下げをして、早期に議院証言法の改正を図るべきだという趣旨の質問をいたしましたところ、総理の答弁では、大事な点なのでそしゃくをして私の指摘を竹下氏に伝えるという向きの御答弁がありました。  そこで、総理はその後お伝えいただけた……

第98回国会 内閣委員会 第11号(1983/05/17、12期、日本社会党)

○矢田部理君 臨時行政改革推進審議会、行革審と略すのでしょうか、これをつくる理由をまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それは、臨調が数次にわたって答申をしたわけですが、答申そのものがまだ不十分である、あるいは各界の意見を聞き足りないということが前提になっているのでしょうか。これが 第一点。  それから二番目には、いま大臣もおっしゃったように、推進し実行するのは政府の責任であります。それを尊重し実行すると政府が言っているのでありますから、実行のために改めて審議会などを設けて意見を聞くのもいかがかと思うのでありますが、なぜ聞くのか。その辺がどうもしかといまだにわからないのが私の感じな……

第98回国会 予算委員会 第2号(1983/03/09、12期、日本社会党)

○矢田部理君 私は社会党を代表して、総理を中心に関係大臣にさまざまな課題についてお尋ねをしていきたいと思いますが、最初に総理の政治姿勢に関連をいたしまして二点ほどお尋ねをしたいと思います。  その一つは、ロッキード疑獄に対する総理の姿勢であります。  ロッキード疑獄は、政、財、官の癒着が生んだ構造汚職だという特徴があっただけではなしに、総理大臣の犯罪ということで、いわば政治と行政の信が根源的に問われた疑獄でもありました。この一大疑獄事件、国民にも大変な衝撃を与えたわけでありますけれども、総理としてはどんな受けとめ方をされておるでしょうか。まず、その点から伺っていきたいと思います。

第98回国会 予算委員会 第6号(1983/03/15、12期、日本社会党)

○矢田部理君 私から議事進行について発言を求めたいと思いますが、三月九日の日に、私はシーレーン防衛について、特に外国船舶の防衛問題について政府に問題点をただしました。その際に、場合によっては外国船舶の防衛も可能であるかのような答弁がありましたので、それは大変なことであるということでさらに追及をしましたところ、政府としてもしばし勉強をした上で見解を明らかにしたいというお話でありましたが、その後いかが相なったかをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ただいま政府見解が明らかにされたわけでありますが、その扱いについて一言申し上げておきたいと思います。  この政府見解は第三国の船舶の防衛について述べ……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/03/31、12期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に大蔵大臣に伺いたいと思いますが、五十七年度はきょうで終わります。あしたから五十八年度ということになるわけでありますが、年度末にもかかわらずいまだ予算の成立を見ておりません。あと数日は少なくともかかるという状況の中で予算の空白が生ずることになるわけでありますが、この点をどんなふうに受けとめておられるでしょうか。
【次の発言】 本来、予算なしの行財政の運営が続くということは好ましい事態ではない、財政法上も問題があるというふうに思われるわけでありますが、この点はどうお考えになりますか。
【次の発言】 昨年このことが当予算委員会でも大変議論になりまして、委員長見解が発せられ、政府あ……

第98回国会 予算委員会 第14号(1983/04/01、12期、日本社会党)

○矢田部理君 ただいま防衛庁長官から黒柳議員の質疑に関連して報告がなされました。これによりますと、五十七年度年防を調べたところ、ないということでありました。ないということの意味は、年防の中に治安出動にかかわる記載が全くないのか。黒柳議員の指摘は、複数の野党が他の政治団体と並んで記入されている、全体の団体の数は二けたにも及ぶというような趣旨の発言が、当委員会とそれからまた新聞記事などをずっと総合して考えると出ておるわけでありますが、そういう部分も含めてないということなのか、その点はあるということなのか、明確にしていただきたいと思います。


13期(1983/06/26〜)

第99回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1983/08/09、13期、日本社会党)

○矢田部理君 給与担当の野田議員からいろんな角度で質問がありましたので、私は人事院勧告問題については二、三の点にしぼってお尋ねをしたいと思います。  最初に、総務長官、給与担当の閣僚として給与関係閣僚会議などでは、あなた自身は人事院勧告を完全に実施するよう主張し、努力はされるんでしょうか。
【次の発言】 どうも歯切れが悪いですな。給与担当の大臣というのは初めてですよ、あなたみたいな歯切れの悪いのは。結論としてはいつでも大蔵省に押し切られたり、官房長官に差配されたりしてうまくいかなかったけれども、少なくとも担当大臣としてはできるだけとかという表現ではなくて、完全実施を主張し、そのために努力をされ……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第1号(1983/09/21、13期、日本社会党)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/11/21、13期、日本社会党)

○矢田部理君 本論に入る前に、総理にお尋ねをしておきたいと思うのでありますが、十八日の参議院の本会議で、わが党の佐藤三吾議員の質問に答えまして総理は、全法案の成立をさせてほしい、国会の正常化と全法案の成立については議長から保証をもらっているという旨の発言がございましたが、これはどういうことだったのでしょうか。
【次の発言】 これから審議が参議院は始まるのです。きわめて限定的な会期の延長をセットしておいて、その期間内に全法案の成立がなければ私も今後政局の運営については重大な決意をする、これは参議院に対する恫喝ではありませんか。参議院の審議権を全く無視したものではありませんか。その点で総理に問題が……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/11/22、13期、日本社会党)

○矢田部理君 久保亘委員の健康につきまして大変御心配をおかけしましたが、その後回復をしまして、本人も元気になりました。したがって、ぜひ質問を続行したいという意向を伝えてきているのでありますが、その前に、昨日私が留保した質問について、本会議の議事録が手元に配付されましたので、むしろこの方を重点に決着をしたい、処理をしたいというふうに考えますので、私の昨日の残時間と久保委員の時間の若干をいただきまして質疑を行いたい。したがって、久保委員の方は後日に質疑を譲ることにいたしまして、きょうはしないことにいたします。  そこで、本論でありますが、十一月十八日参議院本会議の議事録を読んでみますと、上條議員、……

第101回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1984/11/08、13期、日本社会党)

○矢田部理君 防衛庁長官に伺いますが、非核三原則、これは日本の国是であり、国の基本的な方針だというふうに理解をされておりますが、防衛庁長官はどうお考えでしょうか。
【次の発言】 したがって、これは自衛隊員だけではありませんが、自衛隊員としても国の最高の方針でありますからこれを守っていくということが基本でなければならないと思いますし、逆に言えばこれを批判したり、これに反対する言動は厳に慎まなきゃならぬというふうにも思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 防衛大学の教授は隊員でしょうか、また公務員でしょうか。
【次の発言】 当然、自衛隊法の適用がございますね。

第101回国会 内閣委員会 第5号(1984/04/12、13期、日本社会党)

○矢田部理君 今回の改正で賜与、譲り受けの限度額がアップされることになるようでありますが、従前の賜与あるいは譲り受けの実態、内訳はどんなふうになっていましょうか。
【次の発言】 賜与の方についてお聞きをしたいのでありますが、これはどんなことに支出をされているのか、支出のおよその個別的な金額というのは何ほどのものを支出しているのかというあたりを概括的にでも結構ですから御説明ください。
【次の発言】 逐一どこに幾らということまでせんさくするつもりはありませんが、多い方でどのぐらいとか下限がどのぐらいとかというおよその感じ、見当がつく程度の答弁はできませんか。

第101回国会 内閣委員会 第8号(1984/04/24、13期、日本社会党)

○矢田部理君 運輸大臣に伺いますが、運輸省設置法ができましたのが昭和二十四年でありますが、今回の機構改革はこの設置法ができて以来の大がかりな、大幅な機構改革だというふうに言われておりますが、この中身はどんなことなんでしようか。
【次の発言】 機構とか組織をどうするかは、その前提に政策があるわけです。運輸交通政策の基本があって、その政策をより効果的に実現するためにこういう機構なり組織なりがいいのかということが問われてくる。そういう意味では、前提に運輸交通政策の基本がなきゃならぬ。今日のその基本は何によって示されているのでしょうか。
【次の発言】 お話がありました五十六年の運政審の答申、「長期展望……

第101回国会 内閣委員会 第10号(1984/05/08、13期、日本社会党)

○矢田部理君 五十九年度の恩給受給者の内訳等について最初にお尋ねをしたいと思うのでありますが、受給者の数、軍人とそうでない人の内訳、それぞれの金額等について、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 軍人恩給が、内容から見ますと、圧倒的な比重を占めるわけでありますが、第二次大戦が終わってからも相当期間が経過をしているわけです。関係者も年々減っていくということになろうかと思うのでありますが、今後の将来見通し、いつのころにはどのぐらいの数になるのか、予算規模から見てとの程度の規模になるのか。現段階ですと、旧軍人関係が二百十五万、一兆六千億という相当膨大な金額の恩給費の支給があるわけであり……

第101回国会 内閣委員会 第12号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○矢田部理君 防衛庁長官に伺いますが、五九中業の作業がスタートを切ったようでありますが、五九中業についての長官としての考え方をまず伺います。
【次の発言】 最後に長官も触れられましたように、大綱の水準達成について、五六中業は大綱の水準達成を「基本として」という表現になっておりますが、このたびは達成を「期する」という長官指示になっていようかと思うのでありますが、この意味は違うんでしょうか。
【次の発言】 同時に、達成すると言わずに「期する」と言ったのはなかなか意味があるというふうに言われているわけでありますが、特に大蔵省などの意見もあってこういう表現で妥協した、中間的な表現を使ったというふうにも……

第101回国会 内閣委員会 第14号(1984/06/21、13期、日本社会党)

○矢田部理君 同僚議員の質問も数多く行われておりますので、多少重複する点があるかと思いますが、できるだけ端的にお答えをいただきたいと考えております。  最初に、今回の郵政省設置法の改正についてでありますが、内容は、説明がありましたように、地方レベルで保険と貯金を一緒にして地方郵政局でくくるという筋の中身になっていようかと思うのでありますが、この改正のメリットといいますか、意味というようなことについて、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この省庁の機構の改革に当たっては、行政の側から見てどう効率化とか総合化を進めるかという観点だけではなしに、国民の立場から見てどういうプラス効果が……

第101回国会 内閣委員会 第16号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○矢田部理君 質疑に先立ちまして、委員長にちょっとお願いをしておきたいと思いますのは、私は社会党として質問時間を少なくとも六時間以上考えていただきたいということをお願いしてきました。しかし、六時間ということがまだ決まりませんで、さしあたり四時間ということでありますので、二時間を留保した上で質問に入りたいと思います。  同時に、もう一点申し上げなければなりませんのは、きょうの質問では教育の財政問題、予算のかかわりをどうしても大蔵大臣と詰めたいという趣旨で大蔵大臣の出席を求めておりました。あわせて、教科書問題で中国や朝鮮等との関係がいま一つ問題になっておりますので外務大臣の出席も求めておりましたと……

第101回国会 内閣委員会 第22号(1984/08/06、13期、日本社会党)

○矢田部理君 質疑の前に、委員長に一言申し上げなければならぬと思いますのは、私は前回四時間の時間を与えられながら四十数分残してしまった。それは大蔵大臣の出席その他の問題があってそうなったのでありまして、それを今日まで持ち越しておりながら、きょうはまだ日がありますので、また会期も二日間残っておりますのに、前回残した時間をも認めないという委員会運営のあり方は極めて遺憾だというように思いますが、委員長、どうですか。
【次の発言】 こういうやり方で委員会運営をやられたのではたまったものじゃありません。極めて遺憾であるということをまず申し上げて、質問に入りたいと思いますが、最初に人事院に伺います。  会……

第101回国会 予算委員会 第8号(1984/03/21、13期、日本社会党)

○矢田部理君 最初に、政治姿勢、特に政治倫理問題について若干質問をしたいと思います。  田川さん、前国会では、田中元総理の政治的、道義的責任の問題が重要な政治課題になりましたが、あの問題は既に決着がついたというふうに受けとめられておりますか。
【次の発言】 前回に引き続き、他の野党から田中元総理辞職勧告決議案が出れば賛成をするという向きのお話もありましたが、その立場は、まだけじめ、決着がついていないという立場ではないでしょうか。
【次の発言】 いや、出た場合には賛成をするというお話があったように聞こえるわけです。
【次の発言】 もう一回だけやりますね。  私が申し上げたのは、野党から田中元総理……

第101回国会 予算委員会 第13号(1984/03/28、13期、日本社会党)

○矢田部理君 政府の見解を出してください。
【次の発言】 ただいまの安倍外務大臣の答弁は、従来の政府見解をそのまままとめて述べたものであって、私の質問に答えておりません。したがって、全く納得できないのでありますが、質問はこの点留保して、今後の扱いは後刻申し上げます。  今、問題に供されておるトマホークは中距離ミサイルという認識でしょうか。
【次の発言】 INF交渉などでは、ミサイルの距離、射程等についての扱いはどうなっているでしょう。
【次の発言】 どなたかわかる人はいませんか。
【次の発言】 今問題に供されているトマホークは、核、通常と両方ありますが、この射程はどのぐらいでしょうか。

第101回国会 予算委員会 第15号(1984/04/02、13期、日本社会党)

○矢田部理君 ちょっと前に戻りますが、牛肉、オレンジの輸入枠拡大をめぐる日米間の対立点、問題点をかいつまんで一度説明をいただきたい。
【次の発言】 輸入枠の対象をめぐる数字的な対立点を説明してください。
【次の発言】 数字などはマスコミに毎日のように出ているじゃありませんか。
【次の発言】 時間がないから言いませんが、大筋において間違いないと言えますか。
【次の発言】 数字程度は。
【次の発言】 大きく隔たっているということになると、簡単に妥協する、あるいはできる可能性はないということじゃありませんか。
【次の発言】 そこで外務大臣、何かシュルツ長官から手紙が来たそうですが、どんなラブレターで……

第101回国会 予算委員会 第16号(1984/04/03、13期、日本社会党)

○矢田部理君 大蔵大臣に伺いますが、財政再建を五十九年は失敗をして六十五年に延ばしたということでありますが、六十五年に至るまでの財政再建の方途を具体的に示していただきたい。
【次の発言】 六十五年という時期を設定しながら、中身はただ漫然と先送りをしたということになるわけでしょうか。
【次の発言】 鈴木内閣時代にとってきたいわゆる増税なき財政再建と、六十五年という目標時期までにいわば赤字公債の体質からの脱却という二つの柱はそのまま維持するというふうに考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 この二つの枠組み、基本枠の中でやるとしまするならば、どうしたってやっぱり経費削減、一般会計の経費削減と……

第102回国会 環境特別委員会 第10号(1985/06/24、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして委員長の大任を仰せつかりました矢田部理でございます。  甚だ微力でございますが、皆様方の御協力を得ましてこの重責を全うしてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)  粕谷前委員長からごあいさつがございます。粕谷照美君。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。  原文兵衛君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次に、理事の補欠選任につ……

第102回国会 内閣委員会 第17号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○矢田部理君 官房長官の時間の都合があるようでありますので、そちらから先に質問したいと思います。  六月十七日付で行革審の内閣機能等分科会で内閣の総合調整機能のあり方について報告が出されました。  この内容を見ますれば、内閣の調整機能強化を名目にして総理大臣の権力の集中強化を図ろう、大統領型首相を目指そうというようなにおいがぷんぷんとするわけでありますが、こういう答申といいますか、報告を出した背景には、中曽根総理自身の意向が色濃く反映されているという報道な どもありまして、なるほどなと思われる節も折々見受けられるわけてありますが、官房長官、どんな経過だったのでしょうか。

第102回国会 予算委員会 第4号(1985/03/11、13期、日本社会党)

○矢田部理君 核艦船の寄港問題が出たところで、核にかかわる質問をやっていきたいと思いますが、総理はことしは平和と軍縮の年だと言われる。けさもまたジュネーブの軍縮会議が始まる直前の言葉として、核廃絶を人一倍願うかのような話をされたわけでありますが、そういう言葉にもかかわらず、実際に総理がやっておられることを見ますと、どうも非核の思想を広げることよりもどんどん狭めていくような傾向が顕著になっているのではないでしょうか。衆議院の論議を見ましても、アメリカの艦船が有事の際に核使用することを容認する、あるいはまた在日米軍の核通信施設の存在を認めるなどなどがその一例でありますが、その点、総理の核に対する考……

第102回国会 予算委員会 第5号(1985/03/12、13期、日本社会党)

○矢田部理君 予定の質問に先立ちまして、山口労働大臣に最初伺いたいと思います。  それは労働者の時間短縮及び休日等に関する問題でありますが、衆議院の予算修正の問題の重要な課題の一つとしてこの問題が出されました。最 終的には自民党の方から、時間短縮並びに連休等休日の増加の問題については各会派責任者で予算成立までに協議機関を設置し、今国会中にその実現を図るよう努めるという自民党の提案がありました。これを契機に国会は正常化したわけでありますが、その舌の根も乾かないうちに、昨日の新聞によりますれば、財界と自民党首脳が会談をした結果、休日等をふやすことは好ましくないという財界の指摘に対して、自民党もいろ……

第102回国会 予算委員会 第7号(1985/03/15、13期、日本社会党)

○矢田部理君 今の防衛庁長官の答弁には依然として納得できない点が多いのであります。  特に、この演習は、先般私が指摘をしましたように、アメリカの戦略に深く組み込まれて、ソ連を仮想敵国とした大軍事演習であるという点に特徴があるわけでありまして、総理、大変このたびは御苦労さまでございましたが、弔問外交の最後にゴルバチョフ書記長との会談の際、日本の防衛政策に疑念を表明されたというような報道もあるわけでありますが、まさにそういう政策などを含めてソビエトは警戒をし、疑念を持っているのではありませんか。その疑念とは一体どういうものだったのでしょうか。日本が人為的につくり出した障害を取り除くことが日ソ関係の……

第102回国会 予算委員会 第16号(1985/03/29、13期、日本社会党)

○矢田部理君 総理は、ことしは平和と軍縮の年だというふうに言われておりますが、平和と軍縮のためにみずからはどのようなことをなさるおつもりなのか。一つには米ソの軍縮交渉について国際的な環境づくりをおやりになるというようなことを言われておるわけでありますが、同時にアジアの平和と軍縮にとっても極めて重要な年ではないかというふうに私は思うわけでありますが、この近辺の軍縮と平和についてはどんなふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 私どもにとって極めて重要な、しかもこの近辺で、解決の糸口をつくるのには適切な課題として朝鮮外交の問題があろうかと思います。南の韓国とは大変蜜月でありますが、依然として共和国に……

第102回国会 予算委員会 第18号(1985/04/01、13期、日本社会党)

○矢田部理君 対外経済対策全般を少しく前段に伺っておきたいと思いますが、けさからいろいろな議論がありますので、できるだけ重複しないようにやりたいと思いますが、四分野の市場開放問題というのは、どうも総理がことし正月早々の首脳会談で安受け合いをしたのじゃないか、少し先走って話をしたために大変問題があるのではないかと思われるのですが、その問題と国内的に果たしてまとめ切れるのかという点をまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 どうも政府のやり方を見ておりますと、アメリカからのときどきの要請に応じて、その場しのぎの対応策をしている。その場はガス抜きができたかのように見えるが、すぐ問題を内包している……

第102回国会 予算委員会 第21号(1985/04/05、13期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、ただいま議題となっております昭和六十年度総予算三案のうち、昭和六十年度一般会計予算及び昭和六十年度特別会計予算に対し、日本社会党を代表して、修正の動議を提出いたします。その内容はお手元に配付されております案文のとおりでございます。  これよりその趣旨について御説明申し上げます。  昭和六十年度予算政府三案につきましては、既に衆議院の議決を経て送付されてきたものでありますが、参議院予算委員会における審議の中で、軍備優先、国民生活圧迫の予算の実態が一層明らかにされており、政府案の欠陥を是正することが必要となってまいりました。六十年度予算の課題は、二十一世紀を展望した福祉社会の建……

第103回国会 環境特別委員会 第1号(1985/10/14、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) 一言ごあいさつを申し上げます。  前国会に引き続きまして委員長に選任されました。委員各位の御協力をいただきましてその任務を遂行してまいりたく存じます。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に山東昭子君、吉川博君、菅野久光君、飯田忠雄君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十六分散会

第103回国会 環境特別委員会 第2号(1985/11/20、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  まず、去る九月、当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。菅野久光君。
【次の発言】 以上をもちまして派遣委員の報告は終了いたしました。  なお、菅野君の報告中御要望のありました鳥取、島根の両県及び自然保護団体からの要望事項等を本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 次に、公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。

第103回国会 環境特別委員会 第3号(1985/12/11、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時四十一分休憩
【次の発言】 ただいまから環境特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時五十四分散会

第103回国会 予算委員会 第1号(1985/11/01、13期、日本社会党)

○矢田部理君 総理にお尋ねをしたいと思いますが、総理は先般の国連総会で演説をされ、次のように述べておられます。米ソ両国の指導者の責任の重さを指摘した上で、両国の核兵器を思い切って大幅に減らし、核廃絶の進路を明示せよと。その点、多とするわけでありますし、一部のマスコミでは、近来にない出色のできだという評価もなされているわけでありますが、他方また、美しい言葉を飾り立て過ぎた、言われていることとやっていることは大分乖離があるではないかという厳しい指摘もあるわけでありますが、総理の自己採点はいかがでしょうか。
【次の発言】 きょうは総理の国連演説に沿って幾つかの課題を問題として提起していきたいと思いま……

第103回国会 予算委員会 第2号(1985/11/02、13期、日本社会党)

○矢田部理君 我が党の四十周年記念パーティーに昨夜は出席をいただきましてありがとうございました。改めてお礼を申し上げておきたいと思います。  総理から今お話しがありました。私どもとしましては、六十一年度中一%を守ればそれでよいという趣旨ではございません。引き続き一%以内におさめてほしいという強い希望を持っておりますし、また一%以内であればそれでよいというわけでもありません。できるだけ軍事費は削減すべきである、軍縮への道を徹底的に追求すべきであるという立場に立っていることもつけ加えておきたいと思います。  そこで、財政の問題が絡むわけでありますから大蔵大臣に伺いたいと思いますが、大蔵大臣は、この……

第104回国会 環境特別委員会 第1号(1985/12/24、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) 一言ごあいさつを申し上げます。  前国会に引き続きまして委員長に選任されました。委員各位の御協力をいただきましてその任務を遂行してまいりたく存じます。よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続きまして理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に山東昭子君、吉川博君、菅野久光君、飯田忠雄君を指名いたします。

第104回国会 環境特別委員会 第2号(1986/03/05、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十八日、原文兵衛君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、去る一月、当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。山東昭子君。
【次の発言】 以上をもちまして、派遣委員の報告は終了いたしました。  なお、山東君の報告中、御要望のありました兵庫県からの要望事項等を本日の会議録の末尾に掲載することに御異議ございませんか。

第104回国会 環境特別委員会 第3号(1986/03/28、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、公害対策及び環境保全の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 的確に答えてください、問題をそらさないで。
【次の発言】 端的に答えてください。
【次の発言】 委員長からも運輸省及び環境庁、十分勉強をするように注意しておきます。
【次の発言】 本件に対する質疑は以上で終了いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十八分散会

第104回国会 環境特別委員会 第4号(1986/04/03、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨二日、寺田熊雄君並びに安恒良一君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君並びに村沢牧君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 去る三月二十八日、予算委員会から、四月三日の午後一時までの間、昭和六十一年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち、公害等調整委員会及び環境庁についての審査の委嘱がございました。  この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  本件審査中、日本道路公団の役職員を参……

第104回国会 環境特別委員会 第5号(1986/05/14、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、青木茂君が委員を辞任され、その補欠として木本平八郎君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。

第104回国会 環境特別委員会 第6号(1986/05/22、13期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十九日、木本平八郎君が委員を辞任され、その補欠として青木茂君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第104回国会 内閣委員会 第3号(1986/04/15、13期、日本社会党)

○矢田部理君 私は、人事院勧告、そして恩給、さらには筑波手当、三つのテーマについて質疑をしたいと思いますが、何か官房長官の出席の時間の都合があるそうでありますので、恩給から入らせていただきたいと思います。  先ほどもちょっと触れておりましたが、恩給の実施時期をできるだけ早めるべしというのが衆参の内閣委員会等における附帯決議でも再三言われてきたことでありますが、今回もまた七月実施ということになるわけですね。これは私どもの院の意思をどうも尊重していないのではないかというふうに懸念をしているのであります。もともと恩給の実施時期は公務員賃金の値上げ時期から一年おくれているわけであります。それをできるだ……


14期(1986/07/06〜)

第107回国会 外務委員会 第2号(1986/11/25、14期、日本社会党)

○矢田部理君 小麦協定に関連してでありますが、ここ一両年の国際的に見た場合の小麦の需給状況、それから中長期的に見て穀物の生産なり需給状況はどういう見通しに立っておられるか、まず説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 アメリカを初めとする先進諸国では一定の生産が確保され、かつ供給が可能なわけでありますが、同時に開発途上国等では依然として飢餓が広がっており、問題の根本的な解決はなされていないという状況下で、食糧援助問題がODAの一つとして重要視されるわけでありますが、この食糧援助をする場合の我が国の方式、援助の基準、優先順位などはどんなふうに考えておられますか。

第108回国会 外務委員会 第5号(1987/05/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 質問に入る前に、委員長に一言意見を申し上げておきたいと思います。  最終的には理事会で決まったことでありますから結論は従いますが、前回六件、きょう十一案件、これを一括上程して審議をするというのはいかにも異常なのでありまして、率直に申し上げて、案件の名称を覚えることすらなかなか容易でないという審議のありよう、あり方については、これは委員長もいろいろ苦慮された結果の結論だろうとは思いますが、これは特殊異例の事態として余り今後前例としていただきたくないが、いかがなものでしょうか。
【次の発言】 そこで外務省に伺いますが、六月八日からベネチアでサミットが開かれます。今度のサミットのテーマ……

第108回国会 予算委員会 第7号(1987/05/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 時間がおくれましたので、質問の順序を変えたいと思います。  防衛費GNP一%枠突破問題について入ります。  政府は、今年度の予算で、三木内閣以来あるいはそれ以前から長きにわたって続いてきましたGNP一%枠を突破して軍事予算、防衛予算を組みました。その理由をまず説明いただきたいと思います。
【次の発言】 二つの理由を挙げられたのでありますが、第一の経済成長が鈍化をしているということにつきましては、もともと経済成長を前提とした一%論ということでは即なかったと私は理解をしております。事実、大綱ができましたときには、防衛力の整備に当たっては経済財政事情等を勘案し、他の諸施策と調和を図りな……

第108回国会 予算委員会 第10号(1987/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 ただいまお配りをいたしました「中期防衛力整備計画の所要経費内訳」、これは、私が防衛庁から提出をいただいた資料並びに直接聞いた事実をもとにして作成をしたものでありますが、この程度の内容ですら明らかにするのに相当の骨が折れる。国会が一たんストップしてからしか出ないということ、大変問題だと思うんですが、いかがでしょうか、防衛庁。
【次の発言】 わずか三行か四行追加するのに三日も四日もかかる。とりわけ、十八兆四千億というのはもう六十年のときに既に内容として、あるいは数字的には明らかにしたものでありますが、内容が明らかにならなかったのであります。しかしこの資料によってもまだまだ幾つかの問題……

第108回国会 予算委員会 第15号(1987/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、外交、防衛問題に関して締めくくりをします。  きょうはどちらかというと防衛問題の集中審議のような観を呈しますが、まず外交問題でありますが、軍縮についてであります。  総理にまず伺いたいと思うのでありますが、レイキャビクの米ソ首脳会談の後、その前からも核実験の一方的停止などあったわけでありますが、ゴルバチョフ提案は従来になく踏み込んだ提案として注目されております。西側の方にはいまだ足並みの乱れもあるようでありますが、政府としてはこのソビエト側の提案をどのように受けとめ、どう対処しようとしておるのか、まず伺いたいと思います。

第109回国会 外務委員会 第3号(1987/08/27、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 まず、この政府調達に関する協定を改正する議定書についてでありますが、調達契約の最低価額を下げられましたですね、その経緯と根拠を簡単に御説明ください。
【次の発言】 あわせて、今度の改正では、産品の購入だけではなしに借り入れも含めるということで適用範囲を拡大されたと思われるわけでありますが、これらの諸措置によって貿易の拡大ですね、日本の政府調達がどのぐらいふえるのか、どんな影響が出てくるかということについて概括的にお示しをいただきたい。
【次の発言】 主体となる政府ですが、この政府の中には依然として三公社も入っておるというふうに聞いておるわけですが、国内的には民営化してもう少し自由……

第109回国会 法務委員会 第6号(1987/09/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 参考人の方々、貴重な意見をありがとうございました。  先ほどから議論を聞いておりましてちょっと感想めいた話を申しますと、指紋の効用がいろいろ述べられておりますが、指紋の効用を私も一般的に否定するわけではありませんけれども、しかし、ここは指紋の効用が問題なのではありません。外国人であるがゆえに指紋を強制的にとられ、それに応じなければ重い罰則で臨まれる、そういう制度の是非が実は論じられているので、一般の指紋の効用でないということをまず感想的に申し上げておきたいと思うのであります。  それはそれといたしまして、まず高木参考人に伺いたいのでありますが、先ほど日弁連のまとめられた意見書をも……

第109回国会 法務委員会 第7号(1987/09/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 外登法の改正案が議題となっているわけでありますが、私どもといたしましては、依然として指紋押捺制度を残している、あるいは登録証の常時携帯義務が厳しくそのままの姿で残っている、さらには罰則が重いというようなことを含めて、基本的にはこの改正案に反対ということでずっといろんな論議をしてまいりましたが、きょうは少しく各論的な問題を中心に質疑をしていきたいと考えています。  その前提として、まず法務大臣に外国の人々に対する認識を伺いたいのでありますが、法務省筋では、日本人と外国人は基本的に違う、もともと外国人というのは日本に住めない人なんだ、それを住まわせてやっているのであるから、ひどい表現……

第109回国会 法務委員会 第8号(1987/09/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、内閣提出に係る外国人登録法の一部を改正する法律案につき、日本社会党を代表して、反対の立場から討論をいたします。  このたびの改正案は、一九八二年の改正以来五年ぶりのものであり、八六年のいわゆる一斉切りかえを機に盛り上がった法改正を求める国内外からの幅広い世論を受けて作成されたものであると考えられます。しかし、遺憾ながらこの改正案は内容的に決して満足できるものではありません。在日外国人はもとより、幅広い日本国民が抜本改正を求めておりますことは、地方議会における改正要求決議の数が実に一千八十二の多きに上っていることからも明らかであります。これらの世論は、一致して最小限在日外国人……

第112回国会 外務委員会 第2号(1988/03/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 宇野外務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、外務大臣の本会議における演説をお聞きしましていろいろ私なりに考えるところがございますが、外務大臣御自身としてこれからの外交をどう展開していくのか、宇野外交の特色は一体何なのかというようなことについて、できれば簡潔にお示しをいただければと思います。
【次の発言】 そこで、時間が制約されておりますので問題点だけ私も端的に伺っていきたいと思いますが、経済的にこれだけ大きくなったということになりますと、前回も議論されておりますが、日本の経済協力のあり方、ODA等がやっぱりもう一度厳しく問い直されなければならないということになろうかと思うんです。確……

第112回国会 外務委員会 第4号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 まず、外務大臣に伺いたいと思いますが、熱帯雨林が乱伐その他によって大変な危機的な状況になっております。二十一世紀を迎えるに当たって四〇%ぐらいが砂漠化してしまうのではないか。アジアの状況はもっと深刻であるというふうにも言われているのですが、これについてどんな御認識をお持ちでしょうか。
【次の発言】 熱帯雨林が危機に瀕しており、その砂漠化が深刻な状況で進んでいる原因についてでありますが、確かに焼き畑農業とか燃料とかということが一面では指摘をされておりますが、これは今に始まったことではありませんで、昔からあったことであります。したがって、今日的にこの熱帯雨林が危機に瀕している大きな問……

第112回国会 外務委員会 第7号(1988/05/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 質疑に入る前に二つばかりお願いがございます。  一つは、きょう二時間ということで時間をいただきましたが、私どもとしましては、これは安保条約の根幹にかかわる問題でありますので、今後とも二時間という限定ではなしに時間をつくっていただきたい。  それから二番目には、今協定は外務省だけがかかわっているのではなく、内閣といいますか防衛庁あるいは大蔵が深く絡んだ議論でもありますので、とりわけ防衛庁長官の出席を求めたのですがきょうは実現しなかったようでありますので、引き続き御努力をいただきたい。外務、防衛両省庁合わせて質疑をし、あるいはまた総理も御出席をお願いして全体の議論を深めていきたいとい……

第112回国会 外務委員会 第8号(1988/05/12、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 防衛庁長官が後半においでになるということでありますので、今松前議員から御質問のありました米軍労務費の負担問題については後段にすることにいたしまして、前段少し別の問題を伺っておきたいと思います。  それは先般外務委員会等にも外務省から配付をいただきましたが、「防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定第三条及び同議定書の関係規定を実施するための手続細目について」という文書がございます。簡単に言えば、昭和三十一年に結ばれましたから三十一年協定と略して申し上げたいと思うのでございますが、これについて数点伺っておきたいと思……

第112回国会 外務委員会 第9号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 先ほどの議論でもございましたが、この原子力協定に対してアメリカ側の批判的な意見、反対意見も含めて幾つか紹介をいただきました。一つは確かに商業用プルトニウムを三十年の長さにわたってケース・バイ・ケースではなく、包括的同意を与えるということについての懸念、それからアラスカを中心とする上空通過の安全性に対する疑問、あわせて先ほどもお話がありましたように、日本にプルトニウムが大量に蓄積をされるということになると核武装の可能性ということも一つ問題としてあったかと思うんです。  もともとCIA報告などを読みますと、日本は近い将来核武装する力はもちろん、現実的可能性があるという指摘などもあるわ……

第112回国会 外務委員会 第10号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件に反対の討論を行います。  本協定は、原発から出る使用済み核燃料の再処理によるプルトニウムの抽出と輸送と利用の本格的で大規模な展開を図り、推進するためのものであります。当面は、再処理を委託したフランスなどからプルトニウムを本格的に空輸し利用するための条件整備であります。したがって、次のような重大な問題を含んでおります。  その第一は、再処理とプルトニウムの商業的大規模利用は、平和利用といえども大きな危険性をもた……

第113回国会 外務委員会 第2号(1988/11/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 国際情勢にかかわって、二、三最初に伺っておきたいと思いますが、既にお話がありましたように、アメリカの大統領選挙が投票日を迎えまして、この大統領選挙をめぐる情勢をどう認識しておられるか。これはアメリカ自身が決めるべきことですから余り予想屋的な話をするのはアメリカの立場もありますが、この選挙情勢の認識と選挙後の対日関係、日米関係に与える影響などについてもいろんな角度から分析をしておられると思いますが、この段階で外務大臣からお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 大統領選挙の結果を待って、対日政策がどんな変化が出てくるのか、様子を見ながらもう少し個別問題についても議論したいと思います……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第3号(1988/12/01、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 午前中に宮澤大蔵大臣から再々釈明といいますか弁解がございました。  率直に言わせていただくならば、宮澤さんは、この数カ月間、国民と国会を欺き、虚偽の上に虚偽を重ねてきました。これは政治への信頼を根底から失墜させた言動でありまして、政治家としての責任は極めて重大だと言わなければなりません。罪万死に値すると言いますが、まさにそのとおりではないでしょうか。にもかかわらず、この深刻な事態を正確に受けとめず、問題をそらしたり、他に責任を転嫁したりして、今朝の再々釈明でも真に国会と国民にわびるという立場をとっておられません。単なる監督不行き届き、個人のレベルにおける問題処理にすぎなかったので……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第5号(1988/12/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 今、証人に示されておりますリストが二つございます。衆議院に出されたものでありまして、五十九年の十二月譲渡分、これがリスト1です。それから六十一年秋、第三者割り当てコースを経た譲渡分、これがリスト2でありますので、便宜そう呼ばせていただきますが、このリスト1及び2で既に出されております政官界関係者は、名義のいかんを問わず、これ以外に絶対にないと断言できますか。
【次の発言】 この前書きによりますと、政治家、官界関係者などの知人も記載をしているというふうになっておりますが、この欄の中で知人とはどなたでしょうか。
【次の発言】 その知人に名をかりた政官界関係者、実質上名義人と異なって所……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第15号(1988/12/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 総理にまずお伺いをしたいと思いますが、リクルート問題、総理は、問題点の一つに証券取引上の問題がありという御指摘でありましたが、中身的にはどんな御認識でしょうか。
【次の発言】 いや、認識だけ。
【次の発言】 問題意識はおありのようですが、中身的にはまだ深めていないようでありますから、私の方からリクルートに関連して幾つかの問題点を指摘しておきたいと思います。  その前提として大蔵省は、コスモス株の今回の流れについて、どの程度把握をしているでしょうか。少なくとも役員の持ち株と有価証券報告書の記載の真実性とのかかわり、あるいはまた証券業協会が中心になって進めているようでありますが、その……

第113回国会 予算委員会 第4号(1988/08/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、社会党を初め野党の要求であります証人喚問問題、資料提出の課題などについて依然として内容のある返答がなされていないことを極めて遺憾に思っております。  また、昨日の総理及び大蔵大臣の久保委員に対する答弁などは、言葉だけが多くて中身は全く進んでいない、どう考えておられるのか、大変不信の気持ちも込めて幾つかの点について質問していきたいと思いますが、リクルートの疑惑解明は、少なくとも第一には、江副氏ないしリクルートコスモス発の株式がどのような流れ、いかなる回路で政治家とその周辺に到達をしたのか、この事実関係を明確にすることが大事だと思っております。そして二番目には、その流れがいかな……

第113回国会 予算委員会 第5号(1988/08/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 小倉参考人、大変御苦労さまです。  時間の都合もあるようでありますから小倉参考人に最初に伺いたいと思いますが、今回リクルートコスモスの株譲渡に関する疑惑が政治の大きな課題になっております。政治家を初め特定の人がぬれ手にアワで莫大な利益を得たということになるわけでありますが、これについてどんな感想を持っておられますでしょうか。
【次の発言】 ある新聞社の会見で、「政治家には反省の色がみえない。残念だ」、「政治家がエリを正すことが大切だ」、「このままで押し切れると思っているのだろうか」ということを述べておられるんですが、感想はそのとおりでしょうか。

第114回国会 外務委員会 第2号(1989/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 法案に即して数点お尋ねをいたします。  法案の一つに、マーシャル及びミクロネシア連邦それぞれに大使館を設置するという中身がありますが、それぞれの大使館の設置とか外交関係を持つということの意味でありますが、これはあれですか、独立国というふうに認定をしてここと持つというのが一般的な考え方でしょうか。つまり、信託統治をされている国とか自治州とか植民地とかという、いわば独立をしていない国と外交関係を持つ、あるいは大使館を置くということは一般的にはないというふうにも考えられているのですが、その点まず一般論から御説明をいただきたいと思います。

第114回国会 外務委員会 第3号(1989/04/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 今大臣から御説明ありましたが、この協定が昭和五十五年の第一回日中閣僚会議において交渉の早期開始につき合意をし、その後交渉を行ってきた結果、六十三年八月二十七日、去年の夏に協定の署名が行われたということになりますと、大分時間がかかっているように思われますが、このような時間が経過したのはいかなる理由に基づくものか、何が問題であったのか、その問題点はどんなふうに解決をされたのか、まとめて御説明をいただければと思います。
【次の発言】 法体制の整備に中国内に時間を要したというお話が最後にあったのですが、結局中国側がこれを受け入れるために、あるいは協定を締結するためにどんな法律ができたのか……

第114回国会 外務委員会 第4号(1989/06/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 ただいま外務大臣から所信の表明等もいただいたわけでありますが、またそれにかかわる中国問題を含む重要な国際問題もあるわけでありますが、きょうは条約の審議でありますので、所信に対する論議は次週にいたしまして、条約を中心に質疑をしてまいりたいと考えております。  条約は二つありますが、最初に、ニース協定と便宜申し上げますが、について質疑をしたいと思います。  まず、大臣に伺いますが、このニース協定締結の意義、理由について大臣の受けとめておられるところをまずお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 特許庁長官にも伺っておきたいのですが、特許庁の歴史としてはかなりの大改革、大きな節目に……

第114回国会 外務委員会 第5号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 両航空協定の締結については歓迎もし賛成も申し上げたいと思っております。したがって、質問は二、三の点にとどめたいと思います。  その一つは、航空協定を結んで路線が開設されることになるわけでありますが、今後の航空運輸の需要見込みがそれぞれどうなっているか。二点目は運賃の決定方法はどんなふうになるのか。さらに運航について取り決めはどのようになっているか。  以上、三点についてお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 航空運賃に関連してでありますが、特にG5以降でしょうか、日本の航空運賃は諸外国のそれに比べて非常に割高になっているという指摘がしばしばなされているわけでありますが、現……

第114回国会 外務委員会 第6号(1989/06/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 参考人の先生方、大変御苦労さまです。  龍澤参考人にまずお尋ねをしたいと思いますが、平和利用に関して非軍事説と非侵略説、大別して二つあるということでありますが、この協定ではそのいずれをとるかは「当該要素を提供している参加主体が決定する」という規定になっておりますから、それぞれの国の判断でいずれの立場をもとり得るということになろうかと思うのですが、そうなると、アメリカの立場と日本の立場は違ったものになってくる。つまり、アメリカは非侵略説をとるということになるわけですが、その問題点とあわせてもう一つ、ヨーロッパ諸国ですね、ESAですか、これはどういう立場、考え方に立っておるのでしょう……

第114回国会 外務委員会 第7号(1989/06/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 休憩を求めます。  この答弁はだめです、私が聞いていても。理事会で少し協議させてください。
【次の発言】 ちょっと速記をとめるように言ってください。これは同じ繰り返しで、だめだ。
【次の発言】 ちょっと休憩を求めます。いずれにしてもだめです。今の答弁では丸谷さんの質問に的確に答えていない。同じことの繰り返しです。ちょっと理事会で協議してください。
【次の発言】 とりあえず十分間休憩。

第114回国会 予算委員会 第3号(1989/03/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 本日は補正予算案の審議でありまして、補正予算につきましても、質量ともに補正の概念を超える異常異例の予算でありまして大変問題を感じているところでありますが、とりわけ四月の消費税導入を前提とする予算の下地づくりなども行われているだけに、私たちも論議としてどうしても無視することができないわけでありますが、それは同僚議員に譲ることといたしまして、私は時の政治課題であるリクルート問題を中心にお伺いをしていきたいと思います。  それに先立って、外務大臣、日中戦争、それに引き続く太平洋戦争の性格について、外務大臣は私との外務委員会における討論で、日本軍国主義の侵略戦争であったと明確におっしゃら……

第114回国会 予算委員会 第6号(1989/05/10、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 同僚の対馬議員からリクルートの問題に対する総理の基本姿勢を伺いました。それを前提にしてリクルート各論をやりたいと思います。  総理は先般退陣声明を出されました。これでリクルートは一件落着ということであってはならないのでありまして、やめれば終わりということではなくて、依然として全容解明については総理として重大な責任を持っているという認識を私は問いただしたいのでありますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで、退陣声明の記者会見に関連してでありますが、政治不信は議会制民主主義を危機に陥れているということを述べた後で、特に私の周辺をめぐる問題により政治不信を強めている、こう述べてお……

第114回国会 予算委員会 第9号(1989/05/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 今の総理の答弁につき、一、二だけ私の意見を申し上げておきたいと思います。  総理が設立代表者でない、あるいは発起人にもなっておらないということはわかりましたが、例えば世界平和研究所のパンフでは、一番最初に総理がこの研究所に対する大変大きな期待を表明する文章を載せているなど、事実上一定の役割を果たしておられるということ、あるいは総理大臣としてこの財団の認可をされたことなど、さらには各省庁から中心的な負担を依然として省庁でやりながら相当人数の人たちをこの財団に送り込んでいることなど、問題なしとしないのでありますが、総理の説明はそれとして承っておきたいと思います。  もう一つは、株式と……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 外務委員会 第1号(1989/11/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 ことしの五月の予算委員会で外務大臣にお尋ねをいたしましたが、米空母タイコンデロガから水爆搭載の攻撃機が海中に転落をした。沖縄の沖永良部島の東方ということで、この事故の幾つかの問題点が当時指摘をされました。水爆でありますから環境への影響はどうなっているのか、今日まで全く極秘裏にこの問題の調査をやってきた問題などなど幾つかの問題点があるわけでありますが、きょうは関連質問ですから、一点に絞ってお尋ねをしておきたいと思います。  一九六五年の十二月五日に米空母のタイコンデロガから水爆搭載の攻撃機が海中に転落した事故について、事故後二日たってから、十二月五日の事故でありますから七日の日であ……

第116回国会 外務委員会 第2号(1989/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 まず、外務大臣に伺いたいと思いますが、マルタの米ソ首脳会談についてであります。  従来も米ソ間では首脳会談等が行われてまいりましたが、従来と根本的に違うのは、本格的にこの冷戦体制を清算をし、ここで幕引きを行うということを宣言したことであろうというふうに私は受けとめております。同時にまた、その前提の上に、来年度を目途にしておるわけでありますが、核軍縮、通常兵力の軍縮など、軍縮への大きな一歩を踏み出そうとしておりますし、新しい経済の結びつきなども合意されておるわけでありまして、その点で今度のマルタ・サミットは、歴史的な意味を持つと受けとめておりますが、外務大臣の受けとめ方はいかがでし……

第116回国会 予算委員会 第6号(1989/10/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 衆参両院にわたって二週間に及ぶ予算委員会でありますから、少しくお疲れのようであり、おねむの方も多いようでありますが、私は過日の参議院選挙で重要な争点の一つでありましたリクルートと政治改革問題について質疑を交わしたいと考えております。  まず、総理に伺いますが、日本の政治にとってリクルート疑獄とはそも何であったか、総理の認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 リクルート事件については、全容解明が極めて政治にとって大事だと思いますが、解明は尽くされたと思っておられますか。何が明らかにされ、何が残されているか、その認識を聞きたいと思います。

第118回国会 外務委員会 第6号(1990/06/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 麻薬問題でありますが、国際的にも極めて深刻な状況が広がっております。政府は、本年二月の国連麻薬総会で、麻薬問題に対する国際協力を拡充する方向でその姿勢を明らかにされました。具体的にどんな展開をされるのか、どんな方策を講じられるのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 麻薬をなくするための国際協力が極めて重要でありますが、同時に、そのことのた めにそれらの当該国に対する内政干渉とか主権侵害があってはならないという懸念も中南米各国や中国などからも表明をされておるのですが、これに対する考え方なり対策は何か考えておられますか。アメリカのパナマ進攻などが争点にあったものと思われ……

第118回国会 外務委員会 第9号(1990/06/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 日仏原子力協定の論議に入る前に、昨日の昼前後から起きました空母ミッドウェーの爆発火災事故についてまずお尋ねをしたいと思います。  ミッドウェーの事故、火災と爆発が相伴ったわけでありますが、この事故の概況とその原因につ いて、まず外務大臣から説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 事故の中身についてはさらに詳細にいずれ伺わなければなりませんが、事故の原因についてはどの程度わかっているんでしょうか。
【次の発言】 ミッドウェーはもうかねてから核疑惑艦船で、私は完全に積んでいると思いますが、この帰港問題で当委員会でもしばしば問題になっている艦船ですね。事故の起こった場所いかん、内……

第118回国会 外務委員会 第10号(1990/06/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 せっかく総理と外務大臣がおそろいでありますので冒頭に伺いたいのは、日米構造協議が大詰めに向かっております。構造協議の中身については、これはもう内政干渉に過ぎるのではないかというような指摘もあり、私どもとしてもいたずらに向こう側の要求に流されるのではなくて、自主性を持ってこれに臨むべきだという態度を求めておるところでありますが、一つだけ 伺っておきますと、とりわけ公共投資、公共事業につきましてかなり難航が予想される。その中で、最終的には日本側の示した案では賄い切れなくて、総理の政治的決断が求められるのではないかという見方が強まっておりますが、総理としてはいかがお考えでしょうか。

第118回国会 建設委員会 第10号(1990/06/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を再開いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、井上孝君、吉川博君、対馬孝且君及び松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として石井一二君、狩野明男君、青木薪次君及び私、矢田部理が選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  本日、本会議におきまして建設委員長に選任されました矢田部理でございます。  本委員会の運営に当たりましては、皆様方の御協力を賜りまして公正円滑に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御指導、御支援のほどを心からお願い申し上げます。(拍手)

第118回国会 予算委員会 第3号(1990/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、平成元年度補正予算三案のうち、平成元年度一般会計補正予算及び平成元年度政府関係機関補正予算に対し、日本社会党・護憲共同を代表して、修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  平成元年度補正予算につきましては、予算委員会における審議を通じ明らかになりましたように、政府の税収の過小見積もりに起因する大幅な税の自然増収を背景に、これまで堅持してきた緊縮型財政のなし崩し的な転換を図るものであることを指摘しなければなりません。  すなわち、政府提出の補正予算は、政府が当初予算編成……

第118回国会 予算委員会 第5号(1990/05/11、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 まず、総理にただしたいと思いますが、社会党と公明党、民社党、進民連の四党が衆議院におきまして平成二年度予算案について消費税削除を主たる内容とする予算の組み替えを求めましたが、政府はこれを一顧だにしませんでした。この態度を参議院でも固執するとしますならば、参議院で否決をされることは必至と言わなければなりません。本予算の否決は憲政史始まって以来のことでありまして、その政治的に意味するところは極めて重大だと言わなければなりません。海部内閣の不信任案と言ってもよろしいでありましょう。このような深刻な事態を迎えることになることが必至でありますが、これについて総理としての見解をまず伺いたいと……

第118回国会 予算委員会 第18号(1990/06/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 米ソの首脳会談について伺いたいと思います。  STARTを初めとする米ソの一連の合意、これはマルタの冷戦終結宣言を具体化し、かつ実質化した大きな第一歩だというふうに思いますが、私はその中で二つの意味を見ていきたいと考えております。その一つはSTARTでありますが、戦略核を半減いたしました。実質的には三、四割減で、六、七割方はまだ残るとはいいますものの、したがってまた、STARTIIにその点はさらに期待をしなければなりませんが、その歴史的な意味が極めて大きい。とりわけ、それはヨーロッパだけで進むのではなくて、地球的な規模で、グローバルな形で本格的な軍縮が始まったという印象を深めてい……

第118回国会 予算委員会 第19号(1990/06/06、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 お話しの資料は、「ソ連太平洋艦隊の主要艦艇の戦力見積もりについて」という内部文書でありますが、まだ防衛庁としてオーソライズしていないから、したがって出せないという理屈は私は納得できません。したがって、その資料の提出は従来どおり求めていきたいと考えますが、きょうの段階で特に防衛庁に質問をしておきたいのは、その資料に出てきております内容であります。  一つは、特徴的なのは、ソ連太平洋艦隊の、ソ連総体だろうと思いますが、建艦ペースですね、船をつくるペースが鈍化する傾向にある、老朽艦の廃艦が早まる傾向があらわれ始めていると、そういう認識に立っているかどうかが第一点。  それから、その資料……

第119回国会 建設委員会 第1号(1990/11/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十四日、狩野明男君が委員を辞任され、その補欠として石原健太郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  去る六月二十六日の委員会において、委員の異動に伴う補欠選任につきましては一名は後日指名することといたしておりましたが、この際、その補欠に井上吉夫君を指名いたします。  また、委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたい……

第119回国会 予算委員会 第1号(1990/10/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 総理は先ほどイラクのラマダン副首相との会談の経緯に触れましたが、その翌々日、私もラマダンさんとお会いしました。日本に対して、総理も含めて大変な批判でした。私は、イラクの態度は非難されなければならないと思いますが、今大事なのは、その上に立ってどうやって平和の道筋を立てるのか、そのために具体的な提案をするのか、もっと突っ込んだ話を期待していたのではないでしょうか。どうしてそれができなかったのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 ミッテランは四段階の解決案を提案しておるわけですね。あなたは第一段階しか言わないんです。それ以降どうするかがこれからの和平策にとって極めて重要なのであり……

第120回国会 建設委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時三分休憩
【次の発言】 ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に……

第120回国会 建設委員会 第2号(1991/02/14、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題といたします。  まず、建設大臣から建設行政の基本施策について所信を聴取いたします。大塚建設大臣。
【次の発言】 次に、国土庁長官から国土行政の基本施策について所信を聴取いたします。西田国土庁長官。
【次の発言】 次に、北海道開発庁長官から北海道総合開発の基本施策について所信を聴取いたします。谷北海道開発庁長官。
【次の発言】 以上で所信の聴取は終わりました。  この際、杉山建設政務次官、植竹国土政務次官及び鳩山北海道開発政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許し……

第120回国会 建設委員会 第3号(1991/03/07、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査のため、本日、住宅・都市整備公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 関連質疑の申し出がありますのでこれを許します。佐藤三吾君。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。  午後一時……

第120回国会 建設委員会 第4号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  農住組合法の一部を改正する法律案、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案及び特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案、以上三案審査のため、本日、住宅・都市整備公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 農住組合法の一部を改正する法律案、農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の……

第120回国会 建設委員会 第5号(1991/04/02、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  下水道整備緊急措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、日本下水道事業団理事長玉木勉君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 下水道整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。大塚建設大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

第120回国会 建設委員会 第6号(1991/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、御報告いたします。  去る三月二十九日、予算委員会から、本日午後の半日間、平成三年度の一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、建設省所管、総理府所管のうち国土庁、北海道開発庁並びに住宅金融公庫、北海道東北開発公庫についての審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 参考人の出席要求についてお諮りいたします。  委嘱審査のため、本日、住宅金融公庫、北海道東北開発公庫及び住宅・都市整備公団の役職員をそれぞれ参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。

第120回国会 建設委員会 第7号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、西野康雄君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。
【次の発言】 生産緑地法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。大塚建設大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、川原新次郎君及び服部安司君が委員を辞任され、その補欠として山口光一君及び合馬敬君が選任さ……

第120回国会 建設委員会 第8号(1991/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十九日、谷本巍君、山口光一君及び合馬敬君が委員を辞任され、その補欠として西野康雄君、川原新次郎君及び服部安司君が選任されました。
【次の発言】 道路法及び駐車場法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。大塚建設大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第120回国会 建設委員会 第9号(1991/04/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十五日、白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として木庭健太郎君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査のため、本日、住宅・都市整備公団の役職員を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 建設事業及び建設諸計画等に関する調査のうち、住宅・都市整備公団家賃値上げに関する件を議題といたします。  まず最初に、建設大臣か……

第120回国会 建設委員会 第10号(1991/05/08、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月二十六日、木庭健太郎君が委員を辞任され、その補欠として白浜一良君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第一〇三号有料道路通行料金身体障害者割引制度の内部障害者等への適用拡大に関する請願外四十六件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において協議いたしました結果、第四二〇号公共投資の拡大による財政対策の充実に関する請願外一件は採択すべきも……

第121回国会 外務委員会 第2号(1991/09/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 同僚議員からも既に質問がありましたが、ソビエトの最近の動きと今後の変動の見通しなどについて冒頭私からも伺っておきたいと思います。  当面の焦点は、クーデター失敗後の国家体制が一体どんなものになるのかということが一つのポイントかと思います。暫定的な国家機構の構想についていろいろな動きや議論がなされておるわけでありますが、この行方についてはどんなふうに外務省としては見ておられますか。
【次の発言】 私の認識も同様でありますが、全体として共和国の側に比重が移っていく、そのイニシアチブが非常に大きくなるということになろうかと思います。その場合、主権国家連合というようなことに移行していく場……

第121回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第1号(1991/09/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第1号(1991/11/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第3号(1991/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 宮澤総理にまず伺いたいと思いますが、今国会で最大の課題と言われておりますPKO法案の審議に当たって、衆議院の終末の段階で大変遺憾な事態が発生いたしました。委員会で異例の強行採決、これはもう議会制民主主義の基本にもかかわる問題でありますが、これについて宮澤総理はどんな受けとめ方をされておりますか。あれは国会でやったことであるからといって、御自分では馬耳東風といいますか、無縁のような言葉まで発せられたと伝えられておりますが、議会に対する宮澤総理の考え方がここに端的にあらわれているような感じもいたしておりますので、冒頭、釈明をいただきたいと思います。

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1991/12/06、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 昨日に引き続き質疑を行いたいと思います。  まず、工藤法制局長官にたださなければなりません。  昨日、法制局長官は、現地において一般の場合にはそう簡単に武器を使用してはならない、何か紛争があっても生命、身体が脅かされたときのみであると、しかしその場合でも、部隊として対応したり指揮を受けたりして撃ってはならないというのが従前の答弁でありました。ところが、どうでしょうか。山賊、匪賊に対しては違うというのであります。山賊、匪賊とは何でしょうか。山賊、匪賊ならば、指揮をしても、部隊として対応しても、武力を行……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第1号(1992/01/24、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第3号(1992/04/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 本論に入る前に、総理に主として確認をしておきたい二、三の点を申し上げたいと思います。  その一つは、我が国の国際社会に占める地位、役割などから見て、これから積極的に国際協力、国際貢献を行っていくべきだ、大々的に展開をすべきだという点では共通の認識に立ち得ると思いますが、その点はいかがでしょうか。
【次の発言】 内容的な話はおいおい申し上げてまいりますが、私ども社会党も国際貢献、国際協力、これは大胆かつ積極的に展開すべきだという基本的な立場に立っております。  問題は、その内容と担い手をどうするかということで恐らく見解が分かれる分野があると思いますが、問題はこれからの国際政治に対し……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第17号(1992/06/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 委員長、議事進行について意見があります。


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 懲罰委員会 第1号(1992/08/07、16期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから懲罰委員今を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、当委員会の委員長に選任されました矢田部でございます。ふなれではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力によりまして、本委員会の公正、円滑な運営を心がけてまいる所存でございます。皆様方の格段の御支援をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は二名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第126回国会 懲罰委員会 第1号(1993/02/18、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十六日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として大森昭君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大森昭君を指名いたします。(拍手)  本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十一分散……

第131回国会 外務委員会 第1号(1994/10/27、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○矢田部理君 朝鮮問題などを私も質問しようと思ったのですが、大分重複をしますので、かいつまんで御意見を伺っていきたいと思っております。  世界的に冷戦が終わりました。それから、戦後五十年という節目の年を迎えようとしています。にもかかわりませず、いまだにこの朝鮮民主主義人民共和国との関係では過去の植民地支配という大きな問題を清算できずにいるというのは、今日の国際政治の状況から考えると異常だというふうに私は受けとめているわけです。これまでいろんな努力をくれてきたことを全部否定するわけではありませんけれども、せっかく村山政権が誕生じ、河野さんが外務大臣になられたのでありますから、この政権で日朝間の国……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第1号(1994/11/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました。  皆様方の御協力を賜りまして、公正かつ円満な運営を行ってまいりたいと存じておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は八名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に上杉光弘君、須藤良太郎君、野間赳君、稲村稔夫君、梶原敬義君、北澤俊美君、山下栄一君及び……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第2号(1994/11/24、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、喜屋武眞榮君及び村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君及び大渕絹子君が選任されました。
【次の発言】 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件、著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案、繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案、農産物価格安定法の一部を改正する法律案、特許法等の一部……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第3号(1994/11/30、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十四日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君が選任されました。  去る二十五日、下村泰君及び志苫裕君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君及び堂本暁子君が選任されました。  昨二十九日、谷本巍君及び青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君及び喜屋武眞榮君が選任されました。  また、本日、西野康雄君が委員を辞任され、その補欠として翫正敏君が選任されました。
【次の発言】 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第4号(1994/12/05、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十一月三十日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。  また、去る一日、翫正敏君及び喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として西野康雄君及び島袋宗康君が選任されました。  また、本日、須藤良太郎君及び三上隆雄君が委員を辞任され、その補欠として加藤紀文君及び上野雄文君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第5号(1994/12/06、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、島袋宗康君、上野雄父君及び井上哲夫君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君、三上隆雄君及び粟森喬君が選任されました。
【次の発言】 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件、著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、特許法等の一部を改正する法律案、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案、繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案、農産物価……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号(1994/12/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、和田教美君及び林紀子君が委員を辞任され、その補欠として風間昶君及び市川正一君が選任されました。  また、本日、粟森喬君及び下村泰君が委員を辞任され、その補欠として井上哲夫君及び青島幸男君が選任されました。
【次の発言】 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件、著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、特許法等の一部を改正する法律案、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正す……

第131回国会 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第7号(1994/12/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、風間昶君、市川正一君及び谷本巍君が委員を辞任され、その補欠として和田教美君、林紀子君及び山口哲夫君が選任されました。  また、本日、青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として西川潔君が選任されました。
【次の発言】 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件、著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、特許法等の一部を改正する法律案、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 外務委員会 第1号(1995/10/19、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○矢田部理君 沖縄における米軍の少女暴行事件、レイプ事件と言っていいと思いますが、大変な憤激を買っております。また、これを契機に地位協定や基地の課題、さらには安保条約の根幹にかかわるような問題が政治の場でも当然議論しなければならないその矢先に、宝珠山防衛施設庁長官が私どもには到底理解できない言動を総理官邸で行った。その責任問題を追及しなければならないというのは大変残念でありますが、これは私どもとして座視するわけにはいかないと考えております。  昨十八日でありますが、施設庁長官は古川官房副長官を官邸に訪ねて、沖縄における米軍用地強制使用に関して大田知事が代理署名を拒否している、この問題の対策につ……

第134回国会 外務委員会 第9号(1995/11/30、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○矢田部理君 私は、自由民主党・自由国民会議、平成会、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会及び二院クラブの各派共同提案に係るあらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約に関する決議案を提案いたします。  まず、提案理由を御説明いたします。  提案理由。  あらゆる形態の人種差別の撤廃を目指す本条約の締結についての承認を本委員会において行うに当たり、我が国として、今後とも国際人権の促進に寄与していく決意を明らかにするとともに、我が国に存在する被差別部落問題やアイヌ問題、定住外国人問題など、あらゆる差別の撤廃に向けて、引き続き努力を重ねていくことが肝要であると認識し、次の決議を提案する。  以上がこ……

第136回国会 外務委員会 第4号(1996/03/28、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 法案には賛成でありますので、質疑はいたしません。  当面の課題である沖縄問題を中心に伺っておきたいと思います。  沖縄の基地問題では沖縄県自身が基地返還アクションプログラムというのをつくって政府にもお願いしていると思うのでありますが、この扱いなり位置づけなりについてはどんなふうに外務省は考えておられますか。
【次の発言】 三つの段階に分けての基地返還の要請だと思いますが、その焦点、最初の段階で、先ほどから議論になっております普天間基地が問題にされているわけであります。この基地の返還とあわせて非常に重要なのは米軍の撤退、なかんずく海兵隊、この存在がかねてから問題にされております。 ……

第136回国会 外務委員会 第6号(1996/04/11、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 近々行われる日米首脳会談、安保再定義が議論になっておりますが、共同の文書がつくられるということでありますが、それに関連して何点か話を聞きたいと思います。  第一は、日米軍事同盟といいますか、同盟関係がアジア太平洋地域の平和と安定のために役割を果たす、寄与するというような趣旨の文言が入ると言われているわけでありますが、このアジア太平洋地域というのは、地理的範囲はどんなことを考えているんでしょうか。大臣にお聞きします。
【次の発言】 まだそこまで聞いていないんですよ。  アジア太平洋地域と言った場合にインド洋とか中近東、ペルシャ湾などは入るんでしょうか入らないんでしょうか。

第136回国会 外務委員会 第9号(1996/05/07、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 引き続いて、日米安保再定義を中心に質問させていただきたいと思います。  先般、日米安保共同宣言の中身をめぐっていろんな議論がございました。一つは、対ソ脅威論を前提とした日本有事、安保条約で言えば五条事態でありますが、これが考えにくくなった、少なくともそれを理由に安保条約を存続させるのには根拠として弱くなったということから、極東だけではなくてアジア太平洋全域をにらんだ軍事同盟という位置づけにしようということが土台にあったというふうにされておるわけでありますが、極東有事ということを重視する考え方に変わってきたというふうに見てもよろしいでしょうか。

第136回国会 外務委員会 第16号(1996/06/13、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 ACSAの問題に入る前に、軍隊慰安婦の問題について一、二点質問しておきたいと思います。  奥野元法務大臣が六月四日の記者会見で、慰安婦は商行為に参加した人たちで、強制はなかったという発言をされております。また、同じ時期に板垣正参議院議員も訪れた韓国の慰安婦の方に対して、お金が支払われないという例があったとは全く信じられない、強制的に連行したという客観的証拠はあるのかとただしたと伝えられております。  このような発言と認識というのは私は大変驚きでありまして、日本軍の行った蛮行と暴力の犠牲となった多くの女性に対して、再びそのような人権がじゅうりんされるようなことがあっては断じてならな……

第136回国会 環境特別委員会 第9号(1996/05/07、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 私は環境庁長官にすべて答弁を求めますので、他の方は結構でございます。  第一に、水俣病問題でありますが、先般、水俣病四十年ということで慰霊式が行われたようでありますが、いよいよ十九日にチッソと患者団体あるいは原告団との間で最終的な取り決めが行われ、二十日過ぎには裁判も和解して、その点では大詰めを迎えているわけでありますが、ずっとこの問題の解決に当たって一番重要な課題であったのは責任の問題なんですね。チッソに責任があるのはもちろんですが、国としての責任、これをどうとるのか、この問題をどう考えるのかということが焦点のポイントでした。  そこで、環境庁長官として国の責任についてはどんな……

第139回国会 外務委員会 第1号(1996/12/12、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 先ほどのSACOの報告に関連して最初に伺いたいと思います。  問題の普天間飛行場については特別の章を起こして記述、報告がございますが、この普天間飛行場については、沖縄の人たちの願い、要求は撤去をしてほしいということであって、どこかに移設をしてほしいという要求でないことはだれの目からも明らかだと思うんです。したがって、代替施設として海上にヘリポートをつくるということは沖縄の人たちの要求にこたえたものとは私は考えておりません。  しかし、そこが焦点の報告でありますので関連して伺っておきたいと思いますのは、沖縄本島の東海岸沖というふうになっておりますが、何か特定の場所等々がもう描かれて……

第140回国会 科学技術特別委員会 第3号(1997/02/26、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 私は、「もんじゅ」の事故を中心にと思ったんですが、既にいろんな議論がなされておりますので、後半にそれは行うことといたしまして、沖縄の鳥島で発射された劣化ウラン弾に関連して、若干の質問をしておきたいと思います。  まずは、原子力基本法で定める核燃料物質に劣化ウランは当たるということはそのとおりでよろしいですね。
【次の発言】 その核燃料物質の使用、保管、廃棄等については原子炉等規制法で、略称でありますが、いろんな規制がかけられておりますが、この原子炉等規制法にそういう規制が劣化ウランについてもあることもそのとおりでよろしゅうございますね。

第140回国会 科学技術特別委員会 第4号(1997/03/17、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 今回のアスファルト固化処理施設事故、私、大変深刻に受けとめておるわけでありますが、これはやっぱりこの再処理プラントの持つ本質的な欠陥がはしなくも露呈したのではないか。安全管理のずさんさ、責任体制の欠如、その上に住民にとってたまりませんのは、通報連絡体制が決定的におくれて、ごまかしがある、事故をできるだけ小さく見せようという姿勢が随所に感じられる。  私も地域住民の一人でありますが、住民にとつては不安と同時に大変な怒りが渦巻いているのが現状であります。きょういろんな先生方から指摘がありましたが、どうもやっぱり先ほど理事長の話などを聞いておると深刻に反省しているとは思われないんですね……

第140回国会 科学技術特別委員会 第5号(1997/03/27、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 既に触れているわけですが、再処理工場で正規の職員よりも下請その他の関係者の方がはるかに多いということが指摘をされており、いただいた資料では、正規の職員は五百十七名に対して七百九名が外部の人だというような数字もあるわけでありますが、問題のアスファルト固化処理施設における正規の職員と下請その他の人の数の割合はどんなふうになっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、四十五名が外の人ということになりますが、その企業名と人数、それから企業も直で雇っている人と、また今ありましたように孫請で雇っている人の中身等々について。
【次の発言】 つかんでいない。すると、三井東圧の直接の従業員なのか……

第140回国会 科学技術特別委員会 第8号(1997/06/06、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 CTBT条約が発効するということになりますと、核兵器の実験的爆発あるいはその他の核爆発も含めて国際法上違法ということになりますね。
【次の発言】 だから、違法ということになりますね。
【次の発言】 違反するということは国際法上違法ということになりますね。  その違法で禁止された行為を国内法的に担保するために今回のこの原子炉等規制法の改正がなされるということになる筋道だと思いますが、核爆発を生じさせた者についてはこれを犯罪として刑罰を科すというのが国内法の建前ですね。それはそのとおりでいいんでしょうか。
【次の発言】 そこで私は、大変重大な疑問を感じるのでありますが、核実験で爆発さ……

第140回国会 外務委員会 第2号(1997/02/20、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 施設庁長官になろうかと思いますが、五月十四日に沖縄の米軍基地の一部が使用期限切れになるということをにらんでいろんな政府サイドの動きがあるわけでありますが、これはどんなふうに今なっているのでしょうか。  土地収用委員会の審理が始まって、これから本格的に双方から意見や主張を聞いて仕切りを始めるというときに、期限内に結論が出なきゃ特別の立法をつくるとか、特措法を改定して何が何でもその土地を強制的に使うんだという姿勢などがちらちら見え始めているのですが、その辺の経過や最近の対応についてまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ということが公式的な立場だと思うんです。  一方で、従来の……

第140回国会 外務委員会 第4号(1997/03/17、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 質問をする前に委員長に申し上げたいわけですが、またここで言うのが適切かどうか私も考えておったんですが、同じ日、同じ時刻に常任委員会と特別委員会を同時に開くという運営の仕方は議会制度のあり方としていかがなものであろうかというふうに思います。二十年以上私は国会におりますが、初めてのケース。科学技術特別委員会に私は所属しています。きょうは本会議終了後から向こうに出ておりますが、これはやっぱり議会における審議権の存否にかかわる問題でして、ただ質問時間だけやりくりすればいいという性質のものではないと思います。これでは何が参議院改革だとも言いたいわけであります。  その程度にしますが、十分今……

第140回国会 外務委員会 第6号(1997/03/27、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 沖縄問題を中心に伺いますが、まず最近話題になっております特措法、これは近々、月末とか四月早々にお出しになるという予定でございますか、外務大臣。
【次の発言】 新聞はもう既に近々出すような報道がなされており、橋本総理も先般の日米会談で、ゴア副大統領との会談でそういう雰囲気の話をしている。また、具体的に見ても無権原は避けると、五月十四日以降の無権原状態は避けるということが大前提だとすれば、その時期までに収用委員会が結論を出すという見込みは全くないというのが常識的な判断ですから、出すことになると違うんですか。条約審議を連日のようにやるのは外務大臣の日程をあけたいからと自民党は言っておら……

第140回国会 外務委員会 第8号(1997/04/01、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 既にさきの質問で触れている点も多いわけでありますが、今中東の和平プロセスは崩壊の危機に直面している。楽観的な見方というよりも私は深刻に受けとめなきゃならぬと思うのでありますが、その原因をつくったのは、申し上げるまでもなく、イスラエルの東エルサレム地区における入植地の住宅建設がポイントであります。その自制を求める、中止を求める決議が国連の安保理の総会で議論されました。総会は、アメリカの反対にもかかわらず、三月十三日に撤回決議といいますか建設中止の決議が通過をいたしまして、反対をしたのはアメリカとイスラエルだけ、国際社会はなべて中止を求めるということになったのであります。  申し上げ……

第140回国会 外務委員会 第11号(1997/05/13、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 まず、大使には、極限状況のもとで大変な辛酸をなめられ御苦労されたことに、改めてその労をねぎらいたいと思います。  率直に事実関係を伺いたいと思いますが、ペルーの治安情勢は好転したとはいえ、昨年の十月にはリマの市内でゲリラの人たちが逮捕されました。その直後に武器庫の機関銃、弾薬が捜査の結果押収された。十二月にはその人たちの動きがあるという情報を陸軍省では持っていたという指摘もあるのであります。あなたの説明によると、そういう予兆は全くなかった、専門家から聞いても大丈夫だったというのですが、本当にそうだったのでしょうか。
【次の発言】 ペルー政府側、いわば官側の情報だけに頼り過ぎて、独……

第140回国会 外務委員会 第15号(1997/06/05、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 人類と核が共存できないと言われてから久しいのでありますが、またそのためにこそ核廃絶に向けたさまざまな努力がなされてきましたが、やはり道なお遠しという感を否めません。  そういう中にあって、核実験停止条約が結ばれた。これはこれとして評価を惜しむわけではありません。しかし、先ほど総理から指摘がありましたように、ここでも未臨界核実験などの抜け穴が用意されているということなど、またインドの不参加が見込まれるなど、いろんな問題点があるわけであります。  この条項を読んでおやつと思った一つ重大な問題がありました。それは核実験の禁止をするというだけではなくて、他の核爆発も実施しないという条項が……

第140回国会 外務委員会 第17号(1997/06/12、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 ガイドラインについて伺いますが、冷戦の時代にはソビエトという強大な軍事力を持つ国が日本の近くにあって、その意図は別として、潜在的脅威があるということが自衛隊の軍事力を増強したり安保条約を存在させる理由とされてきたように思うのです。冷戦が終わってから後、現在も含めてでありますが、潜在的脅威で結構ですが、日本周辺に潜在的脅威をもたらすような国はあるのでしょうか。防衛庁長官に伺いましょうか。
【次の発言】 そこで、防衛白書などでも脅威という言葉は使わずに、このガイドラインでも出てくるのでありますが、この地域には不安定性と不確実性が依然として存在していると。この地域というのはアジア太平洋……

第140回国会 外務委員会 第18号(1997/06/17、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 久間防衛庁長官においでいただいておりますので、最初に伺いたいと思います。  安保条約では極東条項というのがありまして、極東の範囲の中には台湾が入るとされておりますが、周辺事態という言葉が出てきました。その周辺事態という中には台湾有事というのは入るのでしょうか。
【次の発言】 従来の安保条約に対する見解の中で、極東というのは台湾も含むのだという政府見解はそのまま維持されることになりますか。
【次の発言】 周辺有事という認識で、実際に想定しているのは朝鮮有事であり、あるいは中台紛争などなどが構想されていることは、言ってみればみんなそう思っているんですよ。それを何となく特定の国をとか特……

第141回国会 外務委員会 第2号(1997/10/30、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 キューバの大使においでいただきたかったのでありますが、それはそれとして、キューバは中南米各国の中では独自の政治、経済の体制をとっており、経済は市場経済の考え方も導入しつつあると聞いております。中米がいいかと思いますが、メキシコの大使にお伺いをしたいのは、あの周辺各国がキューバに対してどんな対応をしておるか。アメリカはまだ依然として厳しい態度で臨んでいるように思われますが、中南米各国の受けとめ方なり対応について、とりわけ新しい動きなどがあればつけ加えてお話しいただきたいのが第一点であります。  それから二点目は、先ほども常任理事国問題が出ておりました。アルゼンチンの大使にお伺いした……

第141回国会 外務委員会 第3号(1997/11/27、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 日米新ガイドラインについて、とりわけ外務大臣の認識、事務方の説明ではなくて大臣としての認識を中心に伺っていきたいと思います。  もともと現行安保条約六条では、日本と極東の平和と安全のためにアメリカ軍が日本に駐留する、その米軍に日本は施設や区域を提供するというのが六条の趣旨でありまして、それ以上のものではありません。しかるに今回は、周辺事態という新しい用語をつくり出し、施設・区域の提供だけではなしに、後方地域支援という言葉を使っておりますが、後方地域支援を官民挙げて行う、後方地域支援の区域は日本の国内が中心であるが、日本の周囲の公海で後方地域支援をやるというような枠組みになっている……

第142回国会 法務委員会 第3号(1998/03/12、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 まず、法務大臣に伺います。  相次ぐ大蔵省の不祥事、関係業界との癒着、そこから噴き出すさまざまな汚職事件、これがついに日銀にまで飛び火することになりました。何が問題で何が原因か、法務大臣としてどんなふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 松下参考人、大変御苦労さまです。  そこで、日銀に伺いたいのでありますが、今回吉沢という証券課長が逮捕されました。これはこの吉沢という人物のたまたま起こした事件でしょうか。それとも、組織的な問題があるというふうに法務大臣も今言われたのでありますが、そういう構造的なものでしょうか。総裁としてどうお考えですか。

第142回国会 法務委員会 第6号(1998/03/27、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 もう既に出ている議論だと思いますが、制度の根幹まで動かして、しかもなぜ特別立法で緊急にこんな臨時異例の制度をやらなければならないのかという疑問はだれしも持つし、結局のところ、財界の要請に応じた株価対策じゃないか、立法による株価操作じゃないかという厳しい指摘すらあるわけですが、その辺はどんなふうにお考えになりますか。
【次の発言】 本当にそれが非常に大事な新しい制度だというのであれば、特別立法じゃなくて、商法の本法改正を本格的に論議すべきなのに、それをやらずにおやりになるというのは、少しく安易に過ぎるという点もあるかもしれませんが、結局のところねらいは、株価が上がらなければこの法律……

第142回国会 法務委員会 第7号(1998/03/31、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 BIS基準というのがあって、自己資本比率を高めでできるだけクリアするのはもちろんでありますが、さらに自己資本比率を高めるということが一つのポイントになっているわけですが、これをクリアすることがなかなか難しいとか、自己資本比率が国際的な基準に比べてかなり厳しい状況に置かれている金融機関というのは、その実態についてはどんなふうに把握しておられるんでしょうか。
【次の発言】 いろいろ対策をとったとは言われるのでありますが、政府自身が当然こういう貸し渋りとかいろんな問題が出てくることを早期に予測して、むしろ是正措置の方針を出したときからタイムリーに対策をとっていればここまで追い詰められな……

第142回国会 法務委員会 第8号(1998/04/02、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 法務大臣に伺うのもいかがかとは思いますが、弁護士というのはサービス業でしょうか。サービス業だと言われるといささか抵抗もあるんですが、法務大臣の認識はいかがでしょうか。
【次の発言】 使命や役割は弁護士法の一条にも書いてあるわけですね。基本的人権の擁護と社会正義の実現と。それがサービス業の規制緩和路線に乗って外国弁護士を受け入れる枠組みを広げていくということになると、既に議論されておりますが、いろんな問題点が出るわけですが、やっぱりサービス業というふうに受けとめてよろしゅうございますか。
【次の発言】 それぞれの国によって司法制度をどう考えるか、その中の重要な一翼を担う弁護士制度を……

第142回国会 法務委員会 第10号(1998/04/09、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 今度の改正の論議でありますが、例えば台湾などから日本に渡航する方について、従来、渡航証明書等が必要であったのを今度なくしていく、台湾政府発行の旅券だけでいいというふうになるわけですね。ということになりますと、従来そういう扱いをしてきたのは、日本が承認した国の人たちは今の改正後の手続でよかったわけですが、台湾もそういう扱いということになると、その扱いに関する限り、台湾を国と認めるということになりはしないかという心配があるのですが、先ほども出ていたのかもしれませんが、そうすると、中国は一つという従来の中国の立場を尊重するというふうに言ってきた日本政府の立場から見ると、その扱いとの関係……

第142回国会 法務委員会 第11号(1998/04/14、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 この破産処理といいますのは、通常の会社の倒産、破産の場合と違って特殊異例でありますので、いろいろ管財人も御苦労されてきたと思います。その重要な一つに、できるだけ被害者に救済の措置を講じようということでかねてから努力があったと聞かされておるわけでありますが、そういう動きにこたえるものとして、今回特例法をつくったのは笹川委員長の大変な御苦労があったと思います。改めて敬意を表し、また私も全面的に賛成を申し上げたいと思うんです。  最初、行政的な裁量で立法を待たずにできないかという議論もありました。しかし、財政法等の関係で、恐らく法律事項でなくては無理だということでこの特例法になったと思……

第142回国会 予算委員会 第9号(1998/03/24、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 新社会党の矢田部でございます。久方ぶりで質問をいたします。  まず、総理に安保条約についての基本的な認識を伺いたいと思うのでありますが、安保条約六条では、日本国の安全、それから極東の平和と安全のためにアメリカ軍は日本の施設・区域を使用できる、使用することが許されると規定されております。  そういう中で、ガイドラインが日米間で合意をされました。そのガイドラインの中身を見ますと、単なる区域や施設の使用ではなくて、周辺事態における米軍の行動に日本の自衛隊を中心にして、後方地域支援と言っていますが、それができることになっている。これは安保条約の根拠はないのではありませんか。少なくとも安保……

第142回国会 予算委員会 第12号(1998/03/27、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 最初に、外交課題等について伺いたいと思います。いろんな課題がありますが、韓国・朝鮮外交をこれからどうするかということに絞って、それを中心に伺っていきたいと思います。  韓国で金大中大統領が誕生いたしました。これから韓国・朝鮮外交を考えるに当たって大きな転換期、節目の時期を迎えるだろうと思われるわけであります。先般、外務大臣が訪韓されましたし、また総理も近々お目にかかる予定と聞いておりますが、この対韓外交、それから北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国との国交正常化問題等についてどんなスタンス、どんなお考えでおられるか、まず総理から伺いたいと思います。



各種会議発言一覧

10期(1974/07/07〜)

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員打合会 閉会後第1号(1974/10/14、10期、日本社会党)

○矢田部理君 工業技術院とそれから運輸省にお伺いしたいのですけれども、現実に五十一年規制の問題、四十七年度の段階から出てくるわけですね。まあ基礎的な研究をやっておられるということですが、その基礎的な研究の成果として具体的にそのNOX規制についてどんな役割りを果たされてきたのかというようなことについてちょっとお尋ねをしたい。
【次の発言】 ちょっと口をはさみますけどれも、こういう研究をやっているとか、こういう状況だというアウトラインの説明はあるんですが、具体的にこの規制のためにこういう成果があがったと、それをメーカーに示したとか、実験を依頼したとかというような、もっと具体的なものは出ないんでしょ……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 運輸委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1978/04/10、11期、日本社会党)

○矢田部理君 成田問題につきましてはたくさんの質問したい事項があるわけでありますが、本論に入る前に、基本的な問題点といいますか、政府の認識について当初お尋ねをしたいと思います。  その第一は、運輸大臣並びにきょう参考人として空港公団総裁がお見えになっておりますので、この両者にお聞きをしたいわけでありましが、今度の成田事件に関連いたしまして、過激派対策が重点になっておりますけれども、政治にとってもっと基本的な反省、そこからいかなる教訓を導き出すのかが重要だと私は考えているわけであります。その点で、空港の場所を選ぶにつけても、その後の工事の進め方にいたしましても、基本的に地域住民を無視してきた強権……

第87回国会 内閣委員会、地方行政委員会、法務委員会、文教委員会連合審査会 第1号(1979/05/30、11期、日本社会党)

○矢田部理君 この連合審査は法務委員会として内閣委員会にお願いをいたしましたので、主として私は法務にかかわる問題点について伺いたいと思いますけれども、その前に二、三基本的な問題についてお尋ねをしておきたいと思います。  その一つは、総務長官、明治憲法下の元号と新しい憲法のもとにおける元号とはおのずから位置づけが違うと思いますが、どういう点でどのように違いますか。
【次の発言】 どうも伺っても論旨がよくわからぬのですけれども、一つの違いとして明治憲法のもとでは法制的根拠があった、今日はないと、つまり事実たる慣習として機能をしているということは、一つの違いかもしれません。それならば同じ昭和という元……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 外務委員会、内閣委員会、安全保障特別委員会連合審査会 第1号(1981/06/01、12期、日本社会党)

○矢田部理君 序論を抜きにして、当面最大の課題となっております核問題について政府の見解をただしていきたいと思います。  最初に、確認的に伺いたいのでありますが、野田委員の後段の議論でもあるわけでありますけれども、非核三原則は従来どおり堅持をされる、しかも、それは国是として堅持をする、当面だけではなしに、将来にわたって堅持をする、子々孫々までこの原則を堅持するということになるのかどうか、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そこで、総理が将来にわたっても堅持するという三原則の中身をさらに確かめておきたいと思うのでありますが、とりわけ現在持ち込まずの原則をめぐって日米間にいろんな議論が出て……

第98回国会 予算委員会公聴会 第1号(1983/03/22、12期、日本社会党)

○矢田部理君 両先生大変御苦労さまでございます。  社会保障と防衛問題、お二人でお話しをいただいたわけでありますが、もともとお二人とも一つのテーマで連関させて伺うという立場ではなかったわけでありますが、先ほど庭田先生の方からお話がございました。大砲かバターかという議論は少しく古い、社会保障は独自のテーマとして独自に追求をすべきだというお話でありましたが、確かに論理必然的に両者が結びつくとは考えられませんが、現実の財政が非常に厳しいという中にあっては、防衛費かふえれば社会保障費が削られる、こういう傾向に現実政治はあるのではないかという感じが率直にいたします。これは国際政治の面から見ましても、進藤……


13期(1983/06/26〜)

第102回国会 予算委員会公聴会 第1号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○矢田部理君 両先生、大変御苦労さまです。私の方から関先生にまずお尋ねをしたいと思います。大変グローバルなお話をいただきましたので大きな質問をすべきかとも思いますが、時間の関係もありますので一、二点だけお尋ねをしたいと考えております。  確かに、軍縮の問題は米ソの核軍縮を中心にして今ジュネーブでようやく交渉が始まったところでありますが、この見通しと展開などについて伺いつつ、同時にまた、米ソの核軍縮が基軸ではありますが、アジアにおいて軍縮なり平和を求める処方せんをどういうふうに考えておられるのか。一つの事例として朝鮮問題を先生は先ほど指摘をされました。朝鮮問題はアジアの中では解決しやすくなってき……


14期(1986/07/06〜)

第108回国会 予算委員会公聴会 第1号(1987/05/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は福山先生に最初お話を伺いたいと思いますが、先ほど、世界の大きな流れとして軍拡か軍縮かということで軍縮の流れが動いていることをお話しいただきましたが、米ソの核軍縮の現状についてはいろいろな報道もなされておりますが、今後の見通し、展開などについて第一にお話しをいただきたい。  それから二番目には、中曽根総理がしばしば言っているのでありますが、グローバルゼロを目指したいと。グローバルゼロ、つまり、ヨーロッパのINF等の中距離核戦力の撤廃が進んで、しかしアジアに残ってしまうということでは困るということを盛んに言うのでありますが、アジアでこのグローバルゼロ、核軍縮を求めるための条件とい……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1987/08/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 各参考人から大変貴重な御意見ありがとうございました。  外務省から最初に伺いますが、他の機会にもお聞きできますので極めて簡単で結構ですが、外務省なり日本政府がODAの予算について倍増計画など立てて年々増額をしてきた、量的拡大をしてきた点は歩といたしますが、同時に問われてきた質の問題、先ほどから幾つか指摘があるわけですが、例えば贈与比率が極めて低い、あるいはLLDC諸国に対する援助比率が非常に低い、こういう質の低さ、悪さについてはどう認識をされ、今後どうこれを打開していくのかというプランなどがありましたら、まず説明をいただきたいと思います。

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 閉会後第1号(1987/09/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、社会党として経済協力に関する問題について今後の課題や方向などについて意見を申し上げたいと思います。  お断りをいたしておきますが、社会党として最終的に固まった考えではありません。これまで議論してきたことを土台にし私見をも交えて申し上げてみたいと思います。  今日、我が国は、世界の中において経済的に大きな影響力を持つに至っており、それに伴って人類全体の平和と福祉に寄与すべき責任も期待も大きくなってきております。日本が国際社会において果たすべきこの役割の中で最大かつ緊急な課題の一つが、いわゆる南北問題と呼ばれるものの解決にあることは言うまでもありません。  周知のとおり、この南……

第111回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 閉会後第1号(1987/12/15、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 二、三問だけ伺います。  最初に一つは、先ほどINF条約が妥結に至った米ソ両国の政治的、軍事的、経済的背景などについて御説明をいただきましたが、国際世論の動向といいますか、ヨーロッパを初め各国の反核運動とか民衆の声とかというものが果たした役割について明石参考人はどんなふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 防衛庁の先ほどの志苫委員に対する答弁にも関連するんですが、防衛白書などを見ますと、極東ソ連軍の潜在的脅威ということを盛んに言われ、少なくとも、それはすべてではないにしても、重要な内容としてSS20の極東配備、ここで百七十基と言っております。少しく過大見積もりでもあるわけですが、……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1988/04/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 今、渡部参考人からお話がありましたのにちなんでその問題について質問したいと思うのでありますが、先ほど借り手側の問題点が外務省などから中南米を中心にいろいろ指摘をされましたが、貸し方の方にも問題がなかったのか。特に中南米の累積債務問題というのは、主たる問題点はやっぱりアメリカ側にもあったというふうに考えられるわけですので、アメリカを初めとする債権国側の貸し方の問題というようなこと についてはどんなふうにお考えになりますでしょうか。
【次の発言】 私は、国際経済について専門的な知識があるわけでもありませんが、素朴に考えますと、お金を大量に貸した、借り手の側が債務超過に陥って返すことが……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 国際経済・社会小委員会における調査の概要を御報告申し上げます。  本小委員会は、国際経済、国際社会問題について調査するために設置されたのでありますが、小委員長及び世話人は、調査テーマについて協議し、当面、開発途上国に対する経済協力のあり方を取りあげることといたしました。  小委員会におきましては、この調査テーマのもとに二回にわたり政府当局の出席を求め、政府開発援助(ODA)の現状、第三次ODA中期目標の実績、昭和六十三年度ODA予算及びODA執行上の問題点等について、説明を聴取し、質疑を行いました。  また、二回にわたり五人の参考人を招致し、国際協力事業団及びアジア経済研究所の事……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1988/02/19、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  最初に一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび国際経済・社会小委員長に選任されました。小委員各位の御支援をいただきまして公正かつ円滑な委員会の運営に努め、責任を全うしたいと存じますので、何とぞよろしく御協力のほどをお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 国際経済・社会問題に関する件を議題とし、昭和六十三年度ODA関係予算及びODA執行上の問題点について、政府から順次説明を聴取いたします。  それでは、まず外務省から説明を聴取いたします。経済協力局久保田審議官、お願いいたし……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第2号(1988/02/26、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  国際経済・社会問題に関する件を議題といたします。  本日は、経済協力のあり方について各小委員に御発言をいただくことになっております。  なお、お述べいただく意見はあくまで各会派所属の小委員の個人の意見ということでとり行いたいと存じます。  それでは、順次御発言願います。
【次の発言】 ありがとうございました。  それでは志苫裕君。
【次の発言】 ありがとうございました。  続きまして中西珠子君。
【次の発言】 ありがとうございました。  次に、上田耕一郎君。

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第3号(1988/05/24、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  調査報告書についてお諮りいたします。  本小委員会は、これまで経済協力のあり方をテーマとし、参考人からの意見聴取、政府からの説明聴取、小委員の意見の交換を行うなど調査を進めてまいりました。  その調査経過につきまして、お手元に配付いたしました国際経済・社会小委員会報告書(中間報告)(案)を作成いたしました。  つきましては、本案を小委員会の中間報告として会長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1989/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 私は、日本社会党を代表し、私の意見を述べます。  一九八七年末にゴルバチョフ政権とレーガン政権との間で結ばれ、八八年六月に発効したINF全廃条約は、それ自体としては全面核廃絶に直接結びつけられてはおりませんが、条件さえ整えば、戦略核、海洋核、戦術核などについても軍縮、廃絶が可能であることを示したものとして画期的な第一歩でありました。  その条件とは、技術的には検証問題などが挙げられておりますが、むしろ政治的な信頼関係の構築こそが決定的な重要性を持っております。この信頼関係とは、単に軍事面にとどまらず政治的、経済的、社会的、文化的なあらゆる分野にわたるものであり、そのような多面的な……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1989/06/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 国際経済・社会小委員会における調査の概要を御報告申し上げます。  本小委員会は、国際経済、国際社会問題について調査するために設置されたのでありますが、調査テーマとして、引き続き開発途上国に対する経済協力のあり方を取り上げることといたしました。  三月八日には、この調査テーマのもとに政府当局の出席を求め、最近における政府開発援助の執行状況、経済協力に関する行政監察及び対外経済協力関係閣僚会議の目的等について説明を聴取し、質疑を行いました。次いで三月二十二日の小委員会では、三年目のまとめとして、開発途上国に対する経済協力のあり方について各会派所属委員からそれぞれ最終的な意見開陳が行わ……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第1号(1989/03/22、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  国際経済・社会問題に関する件を議題とし、本日は経済協力の在り方について小委員の皆様に各会派を代表して御意見をお述べ願います。  それでは、御意見のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。  以上で小委員の皆様の御発言は終了いたしました。  なお、志苫小委員より先ほどの資料が小委員長 の手元に提出されております。これを本日の小委員会会議録の末尾に掲載することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会 第2号(1989/04/06、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員会を開会いたします。  調査報告書についてお諮りいたします。  お手元に配付いたしました国際経済・社会小委員会報告書案を小委員会の報告として会長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十五分散会

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員打合会 第1号(1989/03/08、14期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○小委員長(矢田部理君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会国際経済・社会小委員打合会を開会いたします。  国際経済・社会問題に関する件を議題とし、最近におけるODAの執行について外務省から、経済協力に関する行政監察結果について総務庁から、対外経済協力関係閣僚会議について内閣外政審議室から説明を聴取いたします。  それでは、まず外務省から説明を聴取いたします。松浦経済協力局長。
【次の発言】 次に、総務庁から説明を聴取いたします。山本行政監察局長。
【次の発言】 次に、内閣外政審議室から説明を聴取いたします。藤田外政審議室長。


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1989/12/13、15期、日本社会党・護憲共同)

○矢田部理君 開発途上国の環境保全問題が東京会議でも出ているようでございますが、時間がありませんから一、二だけ質問しておきたいと思います。  この関係閣僚会議の申し合わせの中で「環境分野の政府開発援助を拡充する」と言っておられますが、現状はどうなっているのか。予算規模とか内容とか、それから拡充の具体的な計画についてもう少し詳しくお話しいただきたいというのが一点。  あわせて、開発途上国に対する環境配慮の手続の制定、あるいはガイドラインの整備というふうに言われておりますが、どんなことが考えられているのか。  もう一点。民間企業の海外活動についても同様の配慮をしていくということでありますが、この指……


17期(1995/07/23〜)

第136回国会 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第7号(1996/06/13、17期、新社会党・平和連合)

○矢田部理君 朝鮮問題をどう見るか、どう対応するかというのは非常に大事な課題だと思いますが、どうも私、日本政府の対応を見ていますと、先ほどの議論の続きでもあるんですが、対ソ脅威がなくなったということで、安保再定義でアジア太平洋地域の地域紛争対象型の軍事同盟にしていくと。日本周辺ということも言うわけでありますが、そのポイントにやっぱり朝鮮有事を置いているというふうに考えざるを得ないんです。特定国を、特定地域を対象としたものでないと言いながら、実際のシナリオはそれで動いている。  この朝鮮有事を想定して米軍の出動に日本がどう後方支援するかと。つまり、緊張を和らげる方向ではなくて何となく軍事力で対応……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

矢田部理[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



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