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中野明 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

中野明[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
205位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
492位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
188位

11期委員会発言(非役職)TOP50
50位
12期委員会出席(幹部)TOP50
28位
13期委員会出席TOP50
46位
13期委員会発言TOP25
14位
13期委員会出席(幹部)TOP50
47位
13期委員会発言(非役職)TOP25
11位

このページでは中野明参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。中野明参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

11期(1977/07/10〜)

第82回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1977/11/18、11期、公明党)

○中野明君 私は、去る十月二十日に起こりましたクウェートの国籍であるタンカー、アル・サビア号の重油流出事故についてお尋ねをしたいと思います。海上保安庁に最初にお尋ねをいたします。  この事故は、十月二十日の夜、高知県の室戸岬沖合いでアル・サビア号から油漏れの通報があって、保安庁では直ちに停船命令を出して、高知海上保安部の巡視船「くま」が現場へ急行し、その状態としては、油は東に向かって帯状にあり、土佐湾沿岸にはほとんど影響がないだろうとの見通しが発表されたようですが、そのとおりでございましょうか。
【次の発言】 時間が非常に限られておりますので、なるだけ要点よくお答えいただきたいと思います。  ……

第82回国会 逓信委員会 第2号(1977/10/25、11期、公明党)

○中野明君 私、三点ほど質問を申し上げたいと思いますが、けさほど来、またこの国会で大変議論になっております――重複するかもしれませんが、非常に私も、このことだけは改めて大臣の心境を含めてただしておきたいと思いますのでお尋ねをするんです。  まず、いまもお話に出ておりました郵便貯金の利下げの問題です。この郵便貯金の利子を下げるということは、これは弱い者いじめの最たるものだと私どもは憤慨をしております。特に、わずか三カ月の間に二度も金利が下がるということで、こういうことはけさほども恐らく先輩の案納委員からお話が出たんじゃないかと思いますが、大臣任期中に二回も一年のうちに下がるというようなことは、前……

第82回国会 逓信委員会 第4号(1977/11/01、11期、公明党)

○中野明君 では二、三点ちょっとお尋ねいたします。簡単にできれば御答弁いただきたいと思います。  この春以来問題になっておりましたし、また午後高橋委員の方からも出ておりましたモスクワにおけるオリンピックの放送の問題ですが、大臣は非常に楽観をしておるというようなお話でありまして、私もちょっと心配をしておる一人でございますが、オリンピックの放送がNHKの電波を通じて全国の国民に放映されること、これが一番望ましい形であると私も思いますし、多くの国民の皆さんもそういう点については期待をなさっていると思うんですが、NHKが諸般の事情がありまして、当委員会でも、会長の御答弁を私も議事録で拝見もいたしました……

第82回国会 法務委員会 第2号(1977/10/27、11期、公明党)

○中野明君 けさほど来大臣の就任ごあいさつもお聞きいたしまして、非常に法秩序の維持そしてまた国民の権利の保全ということにつきまして、毅然たる姿勢を聞きまして心強く思っておりますが、私、きょうは非常にショッキングなニュースが伝えられておりますので、最初にそのことにつきまして、裁判所の法廷内の秩序維持ということについてお尋ねをしたいと思います。  御承知のように、去る十五日に、銀座の路上で暴力団員がささいなことから発砲をいたしまして、善良な市民に、無実の市民の人たちに重傷を負わした、こういう事件がございました。この事件の取り調べの中から明らかになってきたということでございますが、この犯人がその事件……

第82回国会 法務委員会 第4号(1977/11/17、11期、公明党)

○中野明君 最初に、大臣に改めて見解をお尋ねしたいのですが、今回の日航機のハイジャック事件は、人命を尊重するという見地からは一人の犠牲者も出すことがなく解決できました。私どももそれなりに評価はいたしておるものでありますが、同時に犯人側の要求を容易にかつ全面的に受け入れたこの態度というものは、今後禍根を残すものと考えられるのでありますが、特に既決、未決の凶悪犯罪者を釈放して、その上に莫大な資金を提供したということになります。そうなりますと、犯人たちはさらにこれに自信も持ったでしょうし、将来再犯の可能性と危険性というものも増大したことはこれは否めない事実であります。この点について政府としては、国内……

第82回国会 法務委員会 第5号(1977/11/22、11期、公明党)

○中野明君 いま寺田委員から世界観を通して非常に高度な質問があったわけですが、私は現実に戻しまして、今回のハイジャック事件が起こりまして、これはもう政府はもちろんのこと全国民が大変心配をいたしました。その結果、犯人の要求を入れられまして、既決、未決の犯罪者の釈放、これを国外に連れ出す、しかも日本赤軍に全然関係のない凶悪犯も含めて、その上に身のしろ金の六百万ドル、こういうことの要求に応じられたわけですが、この応じられるに至りました経緯といいますか、これは私どもこのように承知しておりますが、これは内閣が意思決定をして、そして法務大臣が直接指揮命令をして処置をされたと、このように理解をしておりますが……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1978/02/22、11期、公明党)

○中野明君 長官の所信並びに予算の中にも、かなりの部分を割いて瀬戸内海の閉鎖性水域における水質汚濁の問題で触れておられますが、私、きょうは赤潮問題についてのみお尋ねをしてみたいと思います。  けさほど来議論が出ておりましたが、御承知のように瀬戸内海の中でも特に播磨灘一帯が大規模な赤潮発生地域としての様相を持ってきたということが明らかになってきたわけです。四十七年に続いて昨年の大量発生で、もうこの播磨灘地域が常襲地帯とまで言えるような地域になってきたわけですが、最初に、環境庁においてこの播磨灘水域の状況、これをどのように認識をしておられるかということをお尋ねしたいわけですが、すなわち、あの地域で……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第11号(1978/04/26、11期、公明党)

○中野明君 私は、きょう二点御質問をしたいと思います。  まず第一点は、水質汚濁に関連をしての質問でございますが、御承知のように、水と油はこれはもう相入れないということは昔から言われているとおりでありますが、まず最初に通産省にお伺いをしたいんですが、オイルショック以来石油の蓄えが必要であると、いわゆる石油の備蓄ということについて、国の方で国策として備蓄をしなきゃならぬと、こういうことになってきておるわけですが、いま申し上げたように、水と油という関係がございますので、非常に自然環境の保全という面で心配の面があると私は考えておりますが、まず、現在のわが国の石油の備蓄量と施設の現状、これを教えていた……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第12号(1978/05/10、11期、公明党)

○中野明君 一、二問簡単にお尋ねしたいと思います。  先ほど助川参考人がちょっとお話しになっておりましたが、私、鈴木参考人にお尋ねするんですが、光化学反応での二酸化窒素のかかわり合い、これについてはどの程度意見がかわされたんでございましょうか。
【次の発言】 いま一点。矢田部委員からもお話が出ておりましたが、この答申を出されるときにかっかしておったというお話なんですが、指針値を決められて、他の参考人のお方は大体、環境基準は変更しなくてもよろしいと、対策は十分できると、そうすべきだという御意見のように私お聞きをいたしたんですが、指針値をお出しになられました鈴木参考人として、現在の環境基準値をやは……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第14号(1978/05/26、11期、公明党)

○中野明君 最初に、けさほど来議論になっておりました、森下委員長もおっしゃっておりましたが、いままた坂倉委員もおっしゃっておりましたように、環境庁を取り巻く世論というのは、後退性ということをめぐって非常に厳しいものがございます。特にけさほども森下委員もおっしゃっておりました、毎日新聞の「こんな環境庁は、いらない」という記事、けさほど来長官の答弁を聞いておりますと、ずいぶん誤解もあるんじゃないかという意味の御答弁もなさっておりましたが、長官もごらんになったと思いますが、私もこれ一通り目を通してみましたが、余り間違ったことを書いてないように私は受け取っております。そういうことで、これを誤解というふ……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第15号(1978/05/31、11期、公明党)

○中野明君 きょう、下水道の問題と浄化槽の問題でちょっとお尋ねをしたいと思います。  富栄養化対策の推進ということで汚濁負荷量を削減を図るということになりますと、下水道の整備、これが急務であるということが、過日来議論の中で出ておるわけでございますが、瀬戸内海沿岸各県の公共下水道の処理区域の普及率、これを最初に、建設省おいでになっておりましたら。
【次の発言】 いまの御説明で、大阪が五四%と普及はかなり進んでおるようですが、四国関係、それから和歌山もいま二%というようなことをおっしゃいましたが、このように自治体によって普及率に大きな格差が出ておりますが、これはどういう関係と受けとめておられるのか……

第84回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第16号(1978/06/02、11期、公明党)

○中野明君 岡市参考人にお尋ねいたします。  先ほどお話の中で、農薬の問題に少しお触れになっておりましたが、御承知のように、去年の六月に香川県がマツクイムシの防除の空中散布をしました。それで、仁尾町方面のクルマエビの養殖に被害が出た。そのために県などが見舞い金を払うということになったということを私、承知しておるんですが、 これ、やはり空中散布による原因ということがはっきりしたものかどうかということが一点です。  それからもう一点は、関係の業港がやはり支払うことを内諾しておると伝えられておるわけですが、それにもかかわらず、またことしも六月初旬から三千四百ヘクタールの山林でやはり空中散布をしようと……

第84回国会 逓信委員会 第4号(1978/03/28、11期、公明党)

○中野明君 まず最初に、NHKの方から出されたこの五十三年度から五十五年度、付録として五十六年度もついておりますが、経営見通しの試案についてお尋ねをしたいと思います。  郵政大臣は、この試案をごらんになってどういう御所見をお持ちでしょうか。最初に大臣に。
【次の発言】 会長にお伺いしますけれども、これは経営委員会と御相談の上でお出しになったんでしょうか。もう一つは、経営問題委員会というのもございます。この両方に御相談の上でお出しになったものかどうか。
【次の発言】 過日来、当委員会で大変議論になっておりますが、この試案を私も見せていただきまして、何かしらNHKの経営の姿勢といいますか、取り組む……

第84回国会 逓信委員会 第5号(1978/03/30、11期、公明党)

○中野明君 関連して、一、二お尋ねしておきます。先ほど中塚さんから視聴者会議のことについてちょっとお話が出ましたが、この視聴者会議委員の選び方ですね。これはどういう基準でお選びになっておられるのか、関係者からお聞きをいたします。
【次の発言】 私も、資料として会議委員のメンバーを何カ所かいただいてみたわけなんですが、いつも感じるんですが、農協の会長さんとか、商工会議所の副会頭さんとか、あるいは市長さんとか、非常にお忙しい、重要な仕事をなさっている方を選ばれているような、いつの場合も――番組審議会も同様だろうと思うんですが、その辺の考え方が、実際にテレビを見ている生の声といいますか、私も先般申し……

第84回国会 逓信委員会 第7号(1978/04/11、11期、公明党)

○中野明君 最初に大臣にお尋ねをいたします。  いま矢原委員からも貯金の金利のことにつきまして、非常に高度な立場から議論が展開されておりますが、私は現実の問題に引き戻して、郵政大臣として、もうここまできている以上は、貯金の利子を何がしか引き下げなければならぬという、そういう判断に立っておられるのですか、どうですか。
【次の発言】 そういたしますと、大臣が白紙で郵政審議会に諮問をされている、これは異例のことだと、私の決意のほどを理解してくれという意味でおっしゃっているようですが、私は非常にこの諮問の仕方に危険性があるというふうに受け取った一人であります。  というのは、郵政大臣に与えられた権限の……

第84回国会 逓信委員会 第9号(1978/04/18、11期、公明党)

○中野明君 私、きょうの本題に入る前に、昨日発表されました三公社五現業のベースアップの問題ですが、非常に三・八%という驚くべき低い数字が有額回答として出されたわけです。過日の当委員会の質疑でも大木委員からも御発言がありましたように、現在の厳しい情勢を考えて、組合側におきましてもストの問題については慎重に対処する姿勢を持っているという意味のお話もございましたが、このような物価上昇にも満たないような低い回答で、あたかもストをしろと言わんばかりのような、こういう状況では非常に私も憂えるわけでして、もうすでにきょうから国鉄もストに入っていると、こういうような状態であります。これはどこまでも個々に労使の……

第84回国会 逓信委員会 第10号(1978/04/25、11期、公明党)

○中野明君 質疑に入る前に、けさほども問題になっておりました、きょうからとうとう郵便貯金の金利も引き下げが実施されるわけですが、かねがね郵政大臣は、預貯金者の利益を守るために努力しているというお話でありましたが、この結果を見ますと、郵政大臣の努力の跡というものがどの程度出たものか、私ども非常に疑問に思っているわけですが、御感想をお聞きしたいのです。
【次の発言】 委員会の審議で、利下げの問題は連動してするのはどうかといういろいろの議論が非常に出ておりましたが、せめて最後の段階ででも、今回の利下げで銀行との幅をつけてもらいたかったというのが私どもの率直な感想でございます。済んだことをとやかく言っ……

第84回国会 逓信委員会 第12号(1978/05/11、11期、公明党)

○中野明君 過日来、当委員会でも問題になっております貯金の利下げの問題で、最初にちょっとお尋ねをしたいわけですが、これは当委員会で私も、大臣に、郵政審議会に諮問をなさるときに、この郵貯法の十二条で貯金者の保護という項目、これだけはぜひお忘れにならないようにということで注文をいたしておりましたが、残念ながら先日の大木委員の質問に対しても、大臣は非常に諸般の圧力が強くてというようなことでございましたが、この貯金者保護という項目を、今回の諮問で大臣としてはどういう面で生かしたと思っておられますか。
【次の発言】 大臣のお話はよくわかるわけですが、お気持ちはよくわかるわけですが、そうしますと、郵貯法の……

第84回国会 逓信委員会 第15号(1978/06/06、11期、公明党)

○中野明君 せっかく大蔵大臣おいででございますので、私、最初に、昨年から本年にかけて、前後三回にわたって郵便貯金の金利が引き下げられました。その都度、大蔵大臣は郵政大臣に金利引き下げの要請をなさったわけでありますが、大蔵大臣として、このような金利引き下げの要請をされた当事者として、御所見を最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 郵政審議会も理解をしたという意味のお話でございますが、無条件で理解をしてるんではございません。その点はぜひ御認識の中に入れておいていただきたいと思うんでございますが、先ほど来話がありましたように、この郵貯は、財政投融資の原資として非常に政府、財政当局者とし……

第84回国会 予算委員会 第17号(1978/03/24、11期、公明党)

○中野明君 最初に円高の問題について二、三お尋ねをしたいと思います。  昨日の海外の動きを反映しまして、きょうの東京市場で午前中に二百二十八円二十五銭まで円が上昇いたしました。とうとう二百二十円台になってしまったのでありますが、こうした動きに対して大蔵大臣は何か談話を発表されたというようでありますが、そのときに、何らかの措置をとらなければならないという意味の御発言があったようですが、具体的にどういう措置をとろうとなさっておるのか。
【次の発言】 自動車総連の招待で来日しておられますUAW、全米自動車労組のグレートハウス副会長がきのうの記者会見で、日本車は米国車より有利な条件で競争しており、UA……

第85回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1978/10/20、11期、公明党)

○中野明君 けさほど来、当委員会でのやりとりを聞いておりまして、環境庁、特に長官の水俣病に対する取り組み、これが非常にいいかげんだと、こういう感じを受けてなりません。  まず、私最初にお尋ねをしたいわけですけれども、すでに長官もたびたび当委員会で指摘をされて御承知のとおり、わが国の環境行政が非常に後退をしている、そういう厳しい世論の批判を受けておることはもうたびたび当委員会で指摘をしたところでございますが、こういう状況の中で、特に今回の法案の審議に当たりまして、水俣病で苦しんでおられる方々に対して過去から環境庁がとってきた態度というもの、私どもも非常に遺憾に思うわけでありますが、ことしの国会で……

第85回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1978/11/17、11期、公明党)

○中野明君 私、三点御質問したいと思いますが、まず最初は郵便局の設置の問題でございますが、それに入ります前に、先般来当委員会でも問題にたびたびなりました相模大野の局を一つの契機にして、特定局の事故が非常に頻発しておる、こういう状況の中で郵政省は、特定局長は商品取引に手を出さないようにというきわめて異例の指示を出されたことが報道されております。それほどどう言ったらよろしいですか、特定局長の状態といいますか、特定局の状態が変になっておるのかどうか、なぜこういうことを言わなきゃならなくなったかというその背景と趣旨を最初に御説明いただきたいと思います。

第85回国会 逓信委員会 第2号(1978/10/17、11期、公明党)

○中野明君 NHKの五十年の決算でございますので、一応いただいております決算書で二、三点お尋ねをしたいと思います。  けさほど来議論が出ておりますように、NHKの将来の経営状態については大変私どもも心配をしておる一人でございますが、この五十年の決算書では、やはり百八十九億の赤字が出ております。これは翌年料金が改定されました経緯から見まして大変大きな赤字になっておりますが、五十一年にまた受信料が改定されたにもかかわりませずさらに赤字が見込まれるという現在の状況で、本年当初の予算のときにお示しをいただきました将来の見通しの資料によりますと、大変な、五十五年、五十六年までに一千五百億ですか、それぐら……

第85回国会 逓信委員会 第3号(1978/10/19、11期、公明党)

○中野明君 きょうは公社が見えてますので、一点だけ、時間がございませんので私の方から申し上げますので、御返事だけいただきたいと思います。  老人福祉電話の問題ですが、老人福祉電話の基本料のことでございます。これは昨年来衆議院、参議院の委員会でも議論になっておりまして、実際問題として、使っている人が老人のひとり暮らしの家庭ですので、これは当然住宅用にすべきだと、これはもう現実がそうでございます。しかし、現在の公衆法の関係で、所有権を持っているのが市町村ということで事務用と、高い方の基本料金になっている、これはもう先刻御承知のとおりでありますが、事務用と住宅用ということについての基本料の議論は、私……

第87回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1979/03/16、11期、公明党)

○中野明君 最初に、環境庁長官の所信表明の中で、環境影響評価の制度というところで、これは懸案の「法制度化を図るべく鋭意努力いたしておるところであり」ますと、こうおっしゃっておるのですが、いまだに国会に提案された形跡がないのでございますが、どうなっておりますか。
【次の発言】 この国会でお出しになるんですか、ならないんですか。
【次の発言】 どうもお答えか無責任なお答えなんですが、これはもう毎年のように環境庁長官がかわられるものですから私どもも非常に遺憾に思っているわけですが、毎年のように環境庁長官が所信表明の中で、ことしは出します、ことしはやりますと言ってもう四年になります。しかもいま長官のお……

第87回国会 逓信委員会 第3号(1979/03/01、11期、公明党)

○中野明君 私も、ただいま新谷委員の方からお話がありましたので、大臣の所信の質問に入る以前にこの問題について二、三お尋ねをしておきたいと思います。  いまお話がございましたように、日米の貿易の不均衡、経済摩擦というのは、これは大変な大きな問題でございますが、この不均衡を結局電電公社の門戸開放によって解決しよう、そういうような空気が政府部内にもしあるとすれば、これはゆゆしき問題でございまして、この点、いま郵政大臣も新谷委員並びに過日の大木委員の質疑でさらに認識を深められたと思いますが、外務なりあるいは通産の考え方が日米のこの経済摩擦を、言葉はどうかと思いますが、公社の門戸開放を人柱のような形で政……

第87回国会 逓信委員会 第4号(1979/03/28、11期、公明党)

○中野明君 けさほど来、五十四年度の予算の審議に当たりまして、との事業収支において百五十一億七千万円の支出超過、いわゆる赤字、これを五十二年と五十三年で何とか埋めた。こういうことにつきまして、NHKの経営財政事情、これが非常に大きな話題の中心になっております。また案納委員の質問に対しましても、会長より、今後の長期の見通しについてはことしの秋ごろ何とか策定をしたいというような御返事もありましたが、大体これからの長期の見通しについて、何カ年ぐらいの区切りで物を考えようとしておられるのか、最初にその点をお尋ねいたします。
【次の発言】 そうしますと、来年つくられるわけですから、五十五、五十六、五十七……

第87回国会 逓信委員会 第6号(1979/04/26、11期、公明党)

○中野明君 時間がありませんので、私関連して一、二点お尋ねして終わりたいと思いますが、せっかく官房長官おいでになっておりますので、最初にこの政府の調達額七十億ドルと、このように算定をされた根拠、何を根拠にこの七十億ドルと裁定されたか、それを最初に。
【次の発言】 時間がありませんので続けてお尋ねいたしますが、電電公社の総裁が、わが国の通信事業の混乱を招いてはいかぬということで、ずっと国会その他を通して筋を通して答弁をなさってきたわけですが、これほど心配されていることにつきまして、総理も、私は素人で技術屋でないからよくわからぬ、なるたけ公社の事業その他、日本の電気通信に支障のないように解決するた……

第87回国会 逓信委員会 第7号(1979/05/24、11期、公明党)

○中野明君 大変時間も詰まってきておりますので、ずいぶん用意しましたが、要点だけ質問さしていただきたいと思います。  まず最初に、郵政省の通信、放送に対する姿勢でございますが、これは先ほど来各委員からいろいろ厳しい御意見も出ておりますが、私も監督官庁としてこの通信、あるいは放送のこの日進月歩の動きについていっていないんじゃないかという気持ちを持っております。すべてが後手に回って、電電の門戸開放の問題にしましてもそうですし、データ通信もそうです。あるいはまたいま各党とも、特に野党側ではこの放送大学の問題につきましても、郵政省の放送というものに対する考え方が非常に私ども理解に苦しむような、そういう……

第87回国会 逓信委員会 第8号(1979/05/29、11期、公明党)

○中野明君 私、まず最初に、今日的な、大きな政治的な課題となっております電電公社の資材調達に関しての問題についてお伺いをいたします。  けさほど来、大木委員の質疑を私も聞かしていただきまして非常に痛感をいたしておりますのは、外務省がこの問題に対して非常に認識が甘いということ、そのような認識でこの外交交渉に当たられて、果たして国民の納得のいくような、そういう外交処理ができるんだろうかということを痛感いたしております。  本委員会でもたびたびこの問題については質疑が重ねられました。この質疑の内容について、きょうは大臣お願いしましたが、委員会の関係でおいでになっておりません。経済局長がどの程度真剣に……

第87回国会 逓信委員会 第9号(1979/06/05、11期、公明党)

○中野明君 過日の大木委員の質問に続きまして、私も本法案に関連をしまして二、三、最初にお尋ねをしたいと思います。  まず、きょうは事業団も見えていただいておりますが、宇宙開発基本法の制定等に当たりまして、かねがね国会で決議がされております。この決議を受けましたその後の政府の宇宙開発基本法制定についての検討状況を最初に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大体基本法の制定というのをいつごろにめどを置いておられるんですか。もう一度。
【次の発言】 国会で決議をされまして、非常にこれは大切な基本法でございますので、いつまでも検討では困ります。早く今後の宇宙開発につきましての基本的な方向を明……

第88回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1979/10/29、11期、公明党)

○中野明君 けさほどからいろいろ議論が出ておりますので、なるだけ重複を避けてお尋ねしたいと思っております。  まず最初に一番疑問に思っておりますことは、前社長が今回の密輸というんですか、不正事件は社員二人の単純ミスである、このように発表しておられたこの段階で、監督官庁の郵政省として、この実態の掌握も報告も十分にないままに、首脳の退陣の要請を出された。これはけさほど官房長がお答えになりましたが、こういうことについて私ども非常に疑問に思うわけです。何となれば古池会長は、問題を処理してそれから自分も退陣をしたいと、こういうようなことを言われたというような報道もあります。本来、やはりこういう事件は、責……

第90回国会 議院運営委員会 第3号(1979/12/07、11期、公明党)

○中野明君 倉石法務大臣は非常に経験豊かな方で、前回も大臣として発言をめぐって辞任なさったという経緯を私どもも承知しております。それほど大臣としての発言というのは非常に重要な意味を持ち責任もあるということをよく御存じのあなたが、就任早々にああいう発言をなさったということ、これは事の重大性は国会のみならず全国民の厳しい批判を受けたわけであります。  そういうことにつきまして、あなたは、反省をして取り消すと、こういうことでございますが、事の内容は辞任に値すると私どもも強く主張はいたしておりましたが、改めてあなたの方から発言の取り消しと、そういうことでございましたので、取り消して済むような問題ではご……

第90回国会 逓信委員会 第1号(1979/12/06、11期、公明党)

○中野明君 今回の改正に対して二、三点御質問いたしたいと思います。  まず第一点は、この六十五条の改正規定によりまして、国際航海に従事する船舶の無線電信局に対しまして、無線電話の遭難周波数五〇〇に加えて二、一八二、これの無休聴守を義務づけておりますが、この周波数によるところの送信装置、送信の方はこれは強制をしておりません。となりますと、航海安全の確保のための改善策としては、聞く方だけで送信の方がないというのは不十分じゃないかというような気がするんですが、その辺はどのようにお考えになっていますか。
【次の発言】 いまおっしゃったように、確かに聴守体制が強化されたということは一歩前進であります。そ……

第91回国会 逓信委員会 第2号(1980/03/06、11期、公明党)

○中野明君 きょうは大臣の所信をお伺いして、そして質疑になっておりますが、先ほど来各委員からお話がありましたとおり、大臣の所信にもあります、冒頭にKDD問題を触れなきゃならぬほどこの事件は世間を騒がしております。しかしながら、いま坂倉委員からも御指摘ありましたが、この所信を読ましてもらう限りにおきましては、会社の経営姿勢が悪かった、これが根本であるということをおっしゃっておりますが、郵政省の監督責任については今後に譲っておられるように私は受けとめております。しかし、「監督規制のあり方を含め」と、このようにおっしゃっている以上、いままでの監督は不十分だった、このようにも受けとめられるわけですが、……

第91回国会 逓信委員会 第4号(1980/04/22、11期、公明党)

○中野明君 しばらく委員会が持たれておりませんで、本格論議はしばらくでございますので、ちょっとこの際に、先ほど大木委員からもお話がありましたが、KDDの問題で郵政部内から逮捕者が出た、こういうことが起こりました。大臣の所信では、こうおっしゃっております。「このたびの国際電信電話株式会社をめぐる事態は、きわめて遺憾であります。このような事態を招来したことは、基本的には、同社の経営姿勢にかかわる問題であり、経営刷新が強く要請されるところでありますが、他方、監督する立場にあるものとして、監督規制のあり方を含め、今後とも信頼の回復のために適切に対処してまいりたい」、当時はこのようにおっしゃっております……

第91回国会 逓信委員会 第5号(1980/04/24、11期、公明党)

○中野明君 最初に、この今回のNHKの五十五年度の予算審議なんですが、先日も大木委員がお話しになりましたように、暫定の一カ月が組まれたということについて大臣は、私の不徳のいたすところ、こういうことで頭を下げられたわけですが、私自身も閣議決定後の経緯ということは非常に異例なことで憂慮しておる一人でございます。  こういう点、今後の動きを十分見ていかなければならないと思っておりますが、いずれにいたしましても、その問題はさておきまして、このNHKに対して以前から批判的な人というんですか、批判があることは私も承知をしておりますけれども、今回ほど批判が各方面、非常に幅広い面で批判が出てきているというよう……

第91回国会 逓信委員会 第6号(1980/05/13、11期、公明党)

○中野明君 先ほど坂倉委員も申しておられましたように、NHKの予算並びに決算の私どもに出していただく資料でございますが、何回か資料要求も各委員からなされておりますし、随時それが参考資料の中に付加されておることは私も認めますが、もう少し親切な、わかるような資料を出していただくように、私の方からも改めて要求をしておきます。  それで、きょうは時間が制約を受けておりますので、この五十一年度の決算の審議に当たりまして、この年は、先ほど来話がありますように受信料の値上げの年でありました。五〇・六%ですか、相当大幅なアップが行われた年になります。  そこで、この資料を見せていただきますと、この五十年に比べ……


12期(1980/06/22〜)

第92回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1980/07/29、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 私も二、三点ちょっとお尋ねしますが、いま次長が答えられたのは、大臣が据え置きたいということをはっきり言ったというふうにあなたは認識しておられるのですか。
【次の発言】 いまのあなたのお答えを聞いていますと、同僚委員の質問に大臣が――私は大臣と一心同体だと、大臣は据え置きたいと言ったというようなことをすぱっと言われるもんですからね。けさの大臣の答弁を私聞いている範囲では、大臣は迷っているんじゃないだろうか。現状は据え置きにせざるを得ぬような状況にあるけれども、各界各層の意見も聞いて、そうして当委員会での意見もしんしゃくして最後まで努力をいたしますと、いわゆる三十一日の十時ですか、それ……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第1号(1980/10/03、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、委員長に原文兵衛君を推薦することの動議を提出いたします。

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/10/31、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 それでは白川参考人にお尋ねをいたします。  最初に、白川参考人には意見を述べていただいたんですが、参考人の意見をお聞きしますと、先ほど瀬谷委員とのお答えの中にも出てまいりましたが、ソ連の日本に対する侵略の危機が非常に増大したということをお述べになって、そのすき間を埋めなければいかぬと、そういう面で北海道の正面装備というようなことをお述べになりましたが、そうなりますと、大体防衛白書の考えもそれに通じるものがあると思いますが、要するに、もしソ連が日本に侵略をしてきたとすれば、その戦争目的ということを先ほどお述べになっていましたが、まああなたのお考えにもありますように、ソ連がもし日本に侵……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第4号(1980/11/12、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 総理にお尋ねをしますが、最初に、先ほど来、原次官の発言が問題になっております。この防衛論議に関しましては、政府の統一見解、こういうような考え方を越えて、どうも事務当局あるいは官僚といいますか、その方面からそれを越えるような発言が出て非常に私ども心配をするわけですが、この原次官の発言にしましても、これは何か質問を受けたから答弁をされたというのじゃなしに、当初から意図的に講演をなさっている。そういうことがマスコミにも非常に敏感に報じられたのではないかというふうに私どもは受けとらざるを得ぬわけですが、こういう点について、総理はなぜこの時期にそういう発言があったというふうに御認識をされてい……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第5号(1980/11/14、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 永野参考人とそれから長谷川参考人に最初にお尋ねをいたします。  と申しますのは、先ほど源田委員から、ソ連が極東方面に急激に軍備を増強しているということについて、ソ連は一体何の意図でそうしているのかということを藤井参考人にはお尋ねになっておりましたので、あとお二人の方から御所見を。
【次の発言】 それじゃ永野参考人にお尋ねいたしますが、この防衛白書等を見ましても、非常に北海道が手薄だというような認識のもとに北海道に防衛力を増強しようと、こういうお考えがあるように私ども受け取れるわけなんですが、それはやはりソ連が限定的に北海道をねらってくるというのですか、そういう何か根拠というのですか……

第93回国会 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第6号(1980/11/26、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 では、私は沖繩問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。  いま来年度の予算に向けて概算要求があって、各省庁とも大蔵との折衝がこれから始まるわけでございますが、来年度は、長官御案内のとおり、沖繩が本土に帰ってまいりまして十年目の歴史的な年であり、同時に沖繩振興開発計画の終了の年ということになっております。  そこで、まず最初にお尋ねをしたいのは、地元の沖繩県でも振興開発計画の推進状況を調査しているようでございますが、開発庁として、来年最終年度になりますこの開発計画の推進状況、これを最初にお示しいただきたい。
【次の発言】 推進状況をお尋ねしておるのですが、当然いまの推進状況から見て私……

第93回国会 農林水産委員会 第2号(1980/10/16、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 冷害問題が続いておりますので、引き続いてお尋ねをいたします。  まず最初に大臣に御意見をお尋ねしたいんですが、今回の冷害で飯米すらなくなったという全滅に近い農家、本当に悲惨なものだと思いますが、こういうこの被害というものを一つの教訓にして、農水省として、一地域画一的な品種をつくるということが、いい面が非常に私は多いと思いますが、しかしながら、わせとおくてあるいは品種を変えるとかというように、農家も当然自衛的な意識もお持ちになるだろうと思いますが、農水省としては、いままで指導方針として大体一地域に画一的に同じような作付品種をするようにと、そういうような指導方針でこられたのか、その辺の……

第93回国会 農林水産委員会 第3号(1980/10/23、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 大臣が途中で御用があるそうですから、最初に大臣にお尋ねしておきます。  総理が、所信表明の中でも総合安全保障の推進ということを非常に強くうたっておられますが、この鈴木内閣の閣僚であられる農林水産大臣に、総合安全保障ということについての大臣の考え方というものをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それで、総合安全保障会議といいますか、どういう形になるかわかりませんが、当然そういう関係閣僚が、関係官も入れてそういう会議を持たれることになるのではないかと私どもも想像しておりますが、当然いまの大臣のお話にもありましたように、農林水産大臣は、この安全保障会議の重要な閣僚の一人としてお入りに……

第93回国会 農林水産委員会 第4号(1980/11/06、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に大臣にお尋ねをいたしますが、けさほど来議論がございましたが、わが国の年金制度の改革問題、これが老齢化社会を迎えるに当たりまして大変大きな問題としてクローズアップされておりますが、総理の諮問機関としての社会保障制度審議会で基本年金構想というものが建議されております、いわゆる二階建年金と言いますか。私はいろいろ考えてみますと、最終的にはやはりこれに移行していかなければどうしようもないんじゃないかという感じは持っておりますけれども、現時点では、大臣としてこの基本年金構想、これについてどういうふうにお考えになっておるか。
【次の発言】 いま大臣も述べておられましたように、わが国の老後……

第93回国会 農林水産委員会 第5号(1980/11/20、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に林野庁長官にお尋ねしますけれども、ことしのこの冷害対策で、林野庁としても救農のために十億予算を組んで事業をするということで大臣からたびたび答弁をいただいているわけなんですが、これ実際にもう事業は始まっているんですか。
【次の発言】 実は大臣もすでに御承知かと思いますが、昨夜からけさにかけてテレビニュース等で、青森県からいままで出かせぎに出たことのない人がことし初めて出かせぎに来て、そして二人、土木事業で生き埋めになって亡くなったと、こういうことが報じられているわけです。ですから、私どもかねがね議論して心配しておりますのは、せっかく国の方でも努力をして、土木事業を初め救農対策を……

第93回国会 農林水産委員会 第7号(1980/11/27、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、外務省にお尋ねをしたいんですが、御案内のように、ことしは世界的に気候が異常でありまして、お隣の韓国でも大変な不作で、お米が不足して、欲しいというような報道がなされておるんですが、外務省の方、正式に韓国の方からそういう要請といいますか、そういうことがあったのかどうか、ありましたらその経緯をちょっと説明していただきたい。
【次の発言】 そうすると、話がまとまれば、一応現在わが国では在庫があるわけですから、これは要請があれば向こうに輸出してもよろしいと、こういう考え方なんですか。大臣、どうですか。
【次の発言】 外務省にもう一点尋ねますが、ほかに、他の東南アジア方面からそういう要……

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/13、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 大変時間が遅くなっておりますが、与えられた時間、御質問をしたいと思います。  まず最初に、農業問題から入りたいと思いますが、鈴木内閣は総合安全保障、これの推進ということについて非常に力を入れておられます。当然この総合安全保障ということになりますと、その中の重大な一つの柱として食糧、これの自給、これは当然あると思います。その点でぜひこの際明確にしておいていただきたいんですが、先ほども議論がございましたが、改めて現在の総合自給率、穀物のみと、それからオリジナルカロリーで一体どうなっているか、そして農林水産大臣にお尋ねしますが、一体自給率の向上をどこまで持っていこうとなさっているのか、目……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/03/25、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 時間が非常に限られておりますので二、三点お尋ねをいたします。  いま北方領土のことについては藤原さんから話がありましたので、私は沖繩のことについて。  先ほど来議論がなされておりますように、この第二次振計の必要性については、私どもも昨年十二月、安保及び沖繩・北方特別委員会で現地へ参りまして、県あるいは北部の市町村長とも懇談をいたしましたが、痛感をいたしております。しかし、諸般の状況から考えて、沖繩開発庁として大臣の所信にも述べておられるように、必要性は認めておられるわけですが、なかなかこれを閣議決定というのですか、国の方針にするにはそう一朝一夕にはいかないというような感じもなきにし……

第94回国会 農林水産委員会 第4号(1981/03/27、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 それでは、きょうは大臣の所信に対する質問ですので、基本的なことをまず二、三お尋ねしてみたいと思います。  御案内のように、財政再建が鈴木内閣の一番大きな柱として、総理も大蔵大臣も政治生命をかけるとまでおっしゃっているわけでありますが、伝えられるところによりますと、二十四日の閣議の後で、総理が農林大臣に、行革について農業団体の理解を求めるようにという指示がなされたように伝えられておりますが、その辺の経緯をちょっと御説明いただきたい。
【次の発言】 特に第二臨調が滑り出し、一つの大きな柱として補助金の整理ということが一番やり玉に上がっているように私たちも思うわけですが、農水省関係も補助……

第94回国会 農林水産委員会 第6号(1981/04/21、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 どうも御苦労さんです。  段々お話ありましたが、私も、行革がいま叫ばれて、当然今後も、特殊法人の整理統合あるいは民間移管とかいろいろ問題がこれからも出てくるわけですが、先ほど来御議論になっております今回のこの蚕糸事業団と糖価安定事業団の合併により、やはりそれなりのメリットがあるから合併すると思いますが、しかし、今後一つのものになって運営をしていく上において、デメリットをやはり真剣に考えないとこの統合というものは成功しないと思いますので、その辺、この両方の理事長さんから率直に、デメリットはどうお考えになっているか、それさえはっきりすればそれをみんなで努力してカバーしていくということに……

第94回国会 農林水産委員会 第7号(1981/04/23、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 けさほど来だんだんに質問がありますが、まず私最初に大臣に、事業団を取り巻く状況、先ほどの答弁にもございましたが、改めて生糸の在庫の状態等を含めまして蚕糸事業団を取り巻く状況を大臣はどのように把握しておられますか。
【次の発言】 一方、この法律で合併をいたします糖価安定事業団を取り巻く情勢も、異性化糖の進出等、砂糖の需給関係から見て非常に大変な状況だと私なりに思っているんですが、大臣はどう認識されますか。
【次の発言】 いまおっしゃったように、両方の事業団とも一番機能を発揮せにゃならぬといいますか、働かなければならないときだと、大臣も、蚕糸事業団も立法以来初めての難局だと、また糖価安……

第94回国会 農林水産委員会 第8号(1981/05/07、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 大臣に最初にお尋ねをいたしますが、今回の両事業団が合併するに当たりまして、結局従前の権利義務はそのまま引き継ぐ、こういうことになっておりますが、そういたしますと、原則としては役員はそのまま留任といいますか、一たん解散しても新しい事業団にそのままとどまるということが基本的に考えられるんですが、しかし一方、けさほど来議論がありましたように、天下りの問題等批判も強くありますし、それに加えて内部からの人材登用、これは新しい発想も必要である、こういう両面を持っているわけなんです。この基本的な大臣の考え方はどういうふうに考えておられますか。

第94回国会 農林水産委員会 第10号(1981/05/21、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 ただいま川村委員から詳細にわたって質疑がありましたが、私、最初に農林水産大臣に御所見をお伺いしたいのですが、御承知のとおり、例の原子力潜水艦のジョージ・ワシントン号が日昇丸に当て逃げして二人も亡くなっておる。そして、そのような世上騒然の中で、総理が訪米をされました、日米共同声明の中で、初めて同盟ということを明記されて、これをめぐって政府部内で大変な混乱が起こりました。一応おさまったかに見えたやさきに、外務大臣の突然の辞任。それを追いかけるようにしてライシャワーさんの衝撃的な発言。またその後、総理が核の持ち込みということについて、二転、三転して答弁を訂正されるというような、こういう異……

第94回国会 農林水産委員会 第11号(1981/05/22、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に大臣にお尋ねをいたします。  ただいまも議論になっておりました構造政策のことでございますが、先日も私本会議で白書のことに少し触れました。ちょうど白書が出されて二十年目ということでやっておるのですが、この白書の中では、農業構造改善の条件が形成されつつあると、こういうふうに一応分析はしておりますけれども、この構造政策の方向が非常にこれ大切だろうと思います。生産性の高い農業並びに農家を育てるための構造政策について思い切った政策を出されるべきではないかと、このような時期が来ていると思うのですが、その点大臣のお考えを最初にお聞きしたいと思います。

第94回国会 農林水産委員会 第15号(1981/06/03、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 どうも御苦労さまです。  それじゃ時間の関係で山地参考人にお尋ねをいたしますが、いまの議論の中でも出ておりましたが、この先進国の中で食糧の安全保障ということを非常に真剣に考えなきゃならぬというのは日本の国が一番だろうと思うのですが、そういう観点から山地参考人にお尋ねをするのですが、食糧の備蓄ですね、この点についてどの程度まで備蓄をしたらいいかという御意見をお持ちになっておりましたら。  それともう一つは、そういう観点から見て、この食糧の安全保障という上から見て、財政的にある程度の負担というものは国民のコンセンサスを得なきゃならぬと私は思うのですが、その点についての御意見、二点お願い……

第94回国会 農林水産委員会 第16号(1981/06/04、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、大臣にお尋ねをいたしますが、大臣はこの食管法の提案理由の説明の中でも、食糧というのは世界的に見ても中長期的には楽観を許さないものがあるというふうに述べておられます。当委員会でも、過日来審議の過程でも各委員から出ておりましたが、米麦以外の主要農産物について食管の対象とするということが答弁では困難ということはある程度私も理解できるといたしましても、この食糧事情の先行き等から考えてみまして、農産物の輸入がいまもう世界一になったわが国にとりましては、食糧の安全保障ということが重要な政治課題でございますが、これら農産物について、飼料穀物を含めて、今後やはり安全保障の観点から生産あるい……

第94回国会 予算委員会 第8号(1981/03/13、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 本題に入ります前に外務大臣にお尋ねをしたいんですが、明後日、ソ連のポリャンスキー大使と会談をされることになっておりますが、今回は先方からの申し出ということなんですが、これ、この時期にどういう意図でお受け取りになっておりますか。
【次の発言】 これは外務大臣、当然わが国としてはチャンスですから、懸案の領土問題その他についてはお話しになるんでしょうね。
【次の発言】 外務大臣の会見の内容のいかんにかかわらず、総理もお会いになるんですか。
【次の発言】 もう一度お尋ねしますが、ただいま外務大臣も申されましたが、領土問題はこれはわが国にとりまして「北方領土の日」もつくった直後でもありますし……

第95回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1981/11/27、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 去る六月十日から十二日まで三日間にわたり、上田委員長、目黒委員、立木委員と私の四名は、沖縄を訪問し、沖縄振興開発計画の実施状況、特に離島の現状等について調査してまいりました。この間、伊江理事と喜屋武委員が現地参加され、全行程行動を共にされました。  御承知のとおり、沖縄の本土との格差是正、自立的発展の基礎条件の整備を目的とした沖縄振興開発計画も、今年度をもって計画期間を終了いたしますが、この十年間に、振興開発事業費として約一兆二千億円の財政資金が投入されました。その結果、道路・空港・港湾等の交通通信施設や、上下水道・住宅等の生活環境施設などの社会資本の整備は進み、本土との格差はかな……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第3号(1981/11/04、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま提案になっております行革特例法案並びに行政改革全般について御質問をいたしたいと思います。  けさほど来総理は断片的にこの行政改革の全貌といいますか、総理のお考え方を述べておられましたが、この問題につきましては、衆議院、参議院予算委員会初め種々論議されてきておりますが、全体像としてまだ国民の皆さん方にはっきりとこういう形で行政改革をされるのだということが認識が薄いのじゃないかと、そう思います。私どもは行政改革はぜひやらなければいかぬ、このような立場に立ってこの特例法案も審議をいたしております。その点につきまして、まず最初に総理の行政改……

第95回国会 農林水産委員会 第3号(1981/11/05、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 きょうは三点だけにしぼってお尋ねをしたいと思います。  まず一つは、食管会計に関係して、消費者米価のことでお尋ねします。それからもう一つは、政府米の管理の状態。それから瀬戸内海の密漁の問題も、ちょっとその後の経過をお尋ねしたいと思います。最後に、農業技術の技術者の海外援助のことについて、要望を含めて質問してみたいと思います。  まず、大臣に最初に認識をお尋ねするんですが、いままあ行革で、財政再建ということで三K赤字、これは非常に大きな問題になってるわけですが、私は、同じ三K赤字といっても、一律に考える性質のものではない、中身は違うと、このように思っておりますが、いわゆる国鉄とかある……

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1981/12/21、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本委員会の委員長に選任されました。  本特別委員会が国民の負託にこたえ十分その使命を果たし得ますよう、委員会の運営につきましては格段の努力を傾けたい所存でございます。はなはだ微力でございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして重責を全うしてまいりたいと存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御……

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1982/03/24、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十二日、藤田進君が委員を辞任され、その補欠として丸谷金保君が選任されました。  また、一月二十五日、丸谷金保君が委員を辞任され、その補欠として田中寿美子君が選任されました。  また、昨二十三日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  中川科学技術庁長官から科学技術振興のための基本施策についてその所信を聴取いたします。中川科学技術庁長官。

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1982/04/02、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月二十四日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
【次の発言】 去る三月三十日、予算委員会から、四月二日一日間、昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち科学技術庁について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  中川科学技術庁長官より説明を求めます。中川科学技術庁長官。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  昭和五十七年度科学技術庁予算についての宮本官房長の説……

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1982/04/28、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十七日、太田淳夫君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に塩出啓典君を指名いたします。

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1982/08/04、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨三日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。  八百板正君から、去る五月十四日、文書をもって、理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  ただいま許可されました八百板君の理事辞任と塩出君の委員辞任のため、現在、理事が二名欠員となって……

第96回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1982/08/19、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対……

第96回国会 農林水産委員会 第3号(1982/03/23、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 けさほど来各委員からいろいろ質問が出ておりますので、極力重複を避けましてお尋ねをしたいと思います。  まず第一点ですが、森林資源のわれわれの生活に及ぼす影響というものはこれは大変なものでありまして、非常に重要な仕事でございますが、マツクイムシの被害が全国的にほとんど蔓延するというふうな状況で、いまも議論がありましたが、現行法制定のときに五年以内に被害を全体として終息、微害の方向に持っていくと、このように政府は君明をされました。その反省に立って今回の法案を提案されたと、私どもこのように理解をしております。  ところが、お話を聞いておりますと、非常に急激に発生した原因が異常気象というこ……

第96回国会 農林水産委員会 第4号(1982/03/25、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 では最初に、この価格決定につきましての諮問ですが、いつも私ども新聞情報ということで、けさほど自民党には説明されたというごとなんですが、非常に時期がこういう時期で委員会もなかなか開けないというようなことで、毎年中途半端で終わっているわけなんですが、一応諮問を出されたんで、当委員会として改めてこの両諮問の骨子と、諮問をされた心境といいますか、この諮問を出された農林省の気持ち、これをちょっと簡単にお答えいただきたい。
【次の発言】 先ほど来議論になっておりますが、畜産農家の現状を考えたときに、法の許される範囲というふうにおっしゃっておりますが、一体農家の現状から考えて、今日の据え置きとか……

第96回国会 農林水産委員会 第6号(1982/03/31、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 まず最初に、大臣に御見解をお聞きしたいんですが、わが国の砂糖の値段が世界の主要国の中では最高に高い、こういう点について大臣としてどういう感想を持っておられるのか、またその理由をどうお考えになっておるのか。
【次の発言】 やはり高いという理由の中には、いま大臣お答えになりませんでしたが、消費税の問題あるいは輸入糖に対する課徴金の問題等が含まれております。この辺、けさほど来の質疑で大臣も御答弁になっておりましたが、ぜひこれは価格を安くしようという基本的な考えをお持ちになっておるんならば、やはり税金の問題は当然、世界の状況を見ましてもやはり税金を取っているところばかりじゃないようですので……

第96回国会 農林水産委員会 第7号(1982/04/01、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 では、引き続いて二、三点お尋ねいたします。  このけさほど来の議論を通しましてもおわかりのように、この日本の農林水産業、まさに四面楚歌といいますか、大変な状況でございます。どの分野をとってみましても明るい材料は何もございません。その上に経済摩擦による外圧というのがのしかかろうとしておるわけなんですが、大臣の外圧に対する決意、これはたびたびお聞かせもいただきましたが、私が一番心配いたしますのは、外圧ももちろんでございますが、国内が、国論が統一できない。閣内ですらこれに対して毅然とした態度がとれない。ましてや財界におきましては農政批判まで飛び出しているような現状でございます。これは単に……

第96回国会 農林水産委員会 第8号(1982/04/15、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 大変御苦労さまでございます。  先ほど来お話が出ておりますが、私もこの制度ができまして十九年ということで、ずいぶんと皆様方も加入促進に御苦心があったと思いますが、しかしながら、お話にありましたように二四%というような加入率、これに対して本当に系統のいわゆる役職員の皆さん方といいますか、その方々が努力したにかかわらず二四%程度あるいは三十数%、これは養殖共済の方ですね、そういうことであるというこの実態といいますか、なぜ伸びなかったか、その辺はどのように御反省になっておりますか。これは御両名、どちらでも結構でございますが、それがなければこの制度を改正をしたからといって、私は急激に加入者……

第96回国会 農林水産委員会 第9号(1982/04/22、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 けさほどからだんだんに法案の審議を初め、農林水産業を取り巻く厳しい現況について幅広い議論が行われているわけですが、まず私、最初に非常に心配しておりますのは、貿易摩擦で農林水産物が残存輸入品目をめぐっていろいろとアメリカとの間で問題になっております。  大臣は、非常な決意でわが国の農林水産業を守るためにがんばっていただいていることは、私どもも高く評価をしているわけですが、先日アメリカでガットに協議の場を移す、二国間で話し合うということになっておったのが、一転してまた態度を変えているというようなことから考えまして、非常に心配をしているわけですが、大臣の決意は決意として、いずれ貿易摩擦に……

第96回国会 農林水産委員会 第10号(1982/04/27、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 午前中の坂倉委員も申しておられましたが、この漁業再建整備特別措置法の一部を改正する法律案の審議でございますが、確かに対症療法も必要だと私も思っておりますが、まず、漁業の基本的な問題で改めて私はお尋ねしておきたいと思うんですが、日本漁業が非常に危機的な状況であるということはもうたびたび表明もされております。現実もそのとおりでございますが、改めて農林水産大臣は日本漁業の現状の認識、どのように思っておられますか、もう一度。
【次の発言】 いま大臣のおっしゃっていることは私も理解できるわけなんですが、やはり特に日本の漁業というのは、特定の漁業に集中的に――特定の漁業、それが特定の地域という……

第96回国会 農林水産委員会 第14号(1982/07/08、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 ちょっと本題に入る前に一、二お尋ねをしておきたいんですが、最近は非常に気象が異常な年が多いんですが、ことしは御案内のように空梅雨ということで、西日本が大変に降雨量が少なくて、水不足で農産物に影響が出始めておるんですが、農水省としてこの状況をどの程度まで把握なさっているか。
【次の発言】 いま局長からお話がありましたが、非常に九州北部、それから中国、四国の瀬戸内海側ですか、特に佐賀県あたりは、六月の降雨量を気象庁で調べてもらいましたところ、十分の一ですね。きのうもちょっと心配して電話してみましたら、佐賀はかんかん日が照っておるというようなことで、北九州、福岡も大体これ一六%、愛媛は二……

第96回国会 農林水産委員会 第18号(1982/08/03、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、農業協同組合法の一部を改正する法律案の質疑をしたいと思いますが、本題に入る前に二点だけお尋ねします。  その一点は、けさほど来同僚の村沢委員が指摘をしておられましたブロック書簡の問題でございますが、外務省と通産省とのやりとり、これをお聞きになっておりまして、農林大臣どういうふうにお考えになるか。非常に農林大臣の答弁にもありましたように、やはり窓口は農林省が一本だというふうにおっしゃっておりますが、外交が絡んできますから外務省も当然関係はあるでしょうけれども、そこへ通産省が横から出てきたと、こういうことで窓口の一本化どころか窓口が幾つもできて、せっかくまとまるべき話がかえってこ……

第97回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1982/12/01、12期、公明党)【議会役職】

○委員長(中野明君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本委員会の委員長に選任されました。よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に後藤正夫君、林寛子君、吉田正雄君及び太田淳夫君を指名いたします。
【次の発言】 今般科学技術庁長官に就任されました安田隆明君及び科学技術政務次官に就任されました岩……

第97回国会 予算委員会 第4号(1982/12/23、12期、公明党)

○中野明君 私は、まず最初に、総理が一月に訪米をされるわけですが、それに焦点を合わせたといいますか、アメリカの国会で決議をしたり、あるいはいろいろ手をかえ、圧力と言ったら語弊がありますが、向こうの考えを押しつけてきております。それに対しまして、最初に総理にお聞きしたいのですが、アメリカも国会で決議をしたりいろいろのルートで自分の気持ちを伝えてきておりますが、日本の国会でも決議をしたり、あるいはそれぞれの団体が意思を表示しているわけです。そういうことを大前提としてぜひ対等、平等の交渉をしていただきたい、強く思います。最初にそれは要望しておきます。  それで、まず総理にお聞きをしたいんですが、総理……

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1982/12/28、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  本特別委員会は、今日まで科学技術振興対策樹立に資するため、原子力問題に関する件、エネルギー問題に関する件、遺伝子組みかえに関する件、宇宙開発に関する件等について質疑を行い、また地方に委員を派遣するなど鋭意調査を進めてまいりました。  資源のないわが国にとりまして、科学技術の振興は国民生活の向上のため不可欠であり、本特別委員会の責務はますます重要となっております。今期国会におきましても、これら諸問題について精力的に調査を進め、科学技術の振興のために微……

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1983/01/29、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、通信衛星打ち上げ及び種子島宇宙センターの実情調査のため、来る二月四日及び五日の二日間、鹿児島県へ委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時四分散会

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1983/02/16、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、国際経済摩擦に関する件について、商工委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十一分散会

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1983/03/25、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  安田科学技術庁長官から、科学技術振興のための基本施策について、その所信を聴取いたします。安田科学技術庁長官。
【次の発言】 以上で所信の表明は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。  去る十五日、予算委員会から、本日一日間、昭和五十八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち科学技術庁について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  安田……

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1983/04/13、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る三月三十一日、山田勇君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、科学技術振興のための基本施策に関する件を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時五分休憩
【次の発言】 ただいまから科学技術振興対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、科学技術振興対……

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1983/04/15、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十四日、小西博行君が委員を辞任され、その補欠として伊藤郁男君が選任されました。
【次の発言】 技術士法案を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  本案の修正について佐藤君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。佐藤君。
【次の発言】 これより原案並びに修正案について討論に入ります。――別に御意見もないようですから、討論は終局し……

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1983/05/11、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る四月十五日、伊藤郁男君が委員を辞任され、その補欠として小西博行君が選任されました。
【次の発言】 科学技術振興対策樹立に関する調査を議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後零時九分散会

第98回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1983/05/25、12期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十三分散会

第98回国会 農林水産委員会 第5号(1983/03/24、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 三点ほどお伺いしたいと思います。  一点は、いま同僚委員からお話しがありました食糧の問題、それから二点目はマツクイムシの問題、それから三点目は遠洋漁業の問題と、三点に分けてお尋ねしたいと思います。  いまお話がありましたように、大臣の所信の中でも、「今後の世界の食糧需給の展望を見ますと、中長期的には楽観を許さないものがあります。」、このようにおっしゃっておりまして、わが国は世界でも一、二を争うような食糧の輸入国ということになっております。そういうことで、非常に食糧の安全保障という見地から私どもも心配をするわけなんですが、最初にお伺いをしたいのは、穀物の備蓄ですね、備蓄をどの程度お考……

第98回国会 農林水産委員会 第6号(1983/04/12、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 きょうは漁船損害等補償法の改正でございますが、本題に入る前に非常に厳しくなっておりますわが国の水産業に大変な影響を与えそうないわゆる日米漁業問題でございますが、伝えられるところによりますと、アメリカ政府は、この四日に商業捕鯨の全面禁止に対するわが国の異議申し立て、これに対して不満だということで、外務省と水産庁に対してアメリカの二百海里の水域内の本年二回目の対日漁獲割り当てを当初予定の二十八万六千トンから十八万三千トン、約三五ですか六ですかの削減、残りは満足な解決が得られるまで留保する、このように通告してきたというふうに伝えられておるんですが、外務省ちょっとこの事実説明をしていただき……

第98回国会 農林水産委員会 第7号(1983/04/14、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 大臣の所信に対し一点だけお尋ねをしたいと思います。これは環境庁も来てくれておりますね。  閉鎖性水域における漁場の汚染、要するにことしはまた、嫌なことなんですが赤潮の季節をまた迎えようとしております。非常に、赤潮ということで私たちもこれ毎回議論をしているわけですが、まず環境庁の方から赤潮の発生状況と、それから発生のメカニズムの研究がどの程度まで進んでおるのか、その辺をちょっとお答えいただきたい。
【次の発言】 いまのお話、毎回お尋ねしているんですが、なかなかこの赤潮の発生のメカニズムがはっきりしないものですから、結局解決ができないということで推移をしているわけです。瀬戸内海は、特に……


13期(1983/06/26〜)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(1983/11/24、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 どうも御苦労さまです。  私、二点だけお尋ねしたいのですが、今回の行革関連の六法案の中で、いわゆる国家行政組織法の改正、これは非常に重要な改正ということで論議を呼んだわけですが、いわゆる立法府の行政府に対する関与、監督権という問題につきまして私ども非常に遺憾に感じておりますのは、臨調が行政府、いわゆる官僚の意見は毎日のようにお聞きになったと思うのですが、 このような二十年来の議論になっております、特に中曽根総理は往年はわれわれと同じ主張をしておられたわけですが、そのような重大な改正の意見が出るのに、いわゆる立法府の御意見を余りお聞きになったように私たち理解してないのですが、やはりこ……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1983/11/26、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました国家行政組織法の一部を改正する法律案等、行政改革関連六法案に対し、行革推進の立場から賛成の討論を行うものであります。  いまや、行政改革は国民的課題であり、全国民の要望であります。その断行の一切の責任は、すべて政府にゆだねられており、その実行を具体的に移す段階に来ているのであります。ところが、今回の政府提出の行革関連六法案は、今後の行政改革をどのように進め、臨調答申をどのように実行に移すかがあいまいであり、当初の基本構想から後ろへずれ込んでおります。単なる機構再編で済ますなど、中曽根総理が行革の第一弾と名づけているには、少し……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1984/04/09、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、北方関係は同僚の藤原委員にお願いをして、沖縄関係について二点お尋ねをいたします。  まず、大臣の先ほどの概要説明にもありましたように、今、二次振計に入りまして、しかも六十二年の国体というものを目標にして着々と努力をされている沖縄でございますが、大臣も御承知のように、沖縄の交通事情というものは大量輸送機関がないために大変な混雑をしております。特に那覇市は道路の整備がおくれて、私どももたびたび沖縄に参りますが、ラッシュ時にはどうしようもなくて、普通車で行っておると飛行機にも乗りおくれるというようなこともたびたびありまして、結局途中でタクシーに乗りかえて、バスレーンを走らなければい……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1984/04/27、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、きょうは油による海の汚染のことについてお尋ねをいたします。  大臣も御承知のように、我が国は高度成長を遂げました。その背景に油を海外から輸入して、そして高度成長の原動力になったことは御承知のとおりなんですが、かねてから油による海の汚染ということについては何回か私も取り上げてまいりましたが、一向に廃油ボールによる海の汚染というのはなくなりません。非常に残念なことでございますが、まず最近の廃油ボールによる汚染の状況をちょっと説明をいただきたいんです。
【次の発言】 特に廃油ボールによる汚染が今横ばい状態で、大してふえもしない減りもせぬということのようですが、特にひどいのはやはり何……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1984/07/04、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、まず最初に中西大臣にお尋ねを申し上げたいと思います。  先ほど、この委員会の冒頭にごあいさつがありましたように、総務庁が発足をしました。その発足に当たりまして、中西大臣は沖縄開発庁長官に引き続いて留任をされて、それとともに民間の活力導入と危機管理問題を担当される、このように承知しております。要するに、総理の指示する特命事項について行政各部の調整を担当される、こういうことのようですが、その任務と内容及び取り組む決意をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 総務庁発足に当たって人事が二転、三転して落ちついたわけですが、今申されたこの二つの問題というのは、本来総理が先頭に立って解決……

第101回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1984/07/25、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 外務大臣に引き続いて北方領土の問題についてお尋ねをいたします。  先ほど来議論を聞いておりますが、外務大臣も所信の表明をされた中でも当委員会で北方領土の問題については述べておられます。そして結論として歴代の内閣も粘り強く働きかける、こういうことで粘り強く働きかけるのみで、具体的に現状打開にどのような作業をされようとしているのか、またなさるのか、その辺が非常に私ども歯がゆい思いがするわけでありまして、これは当然我が国のことでございますので、先方が変わってくれればというような考え方でおったんでは百年河清を待ってありまして、やはりこちらが変わるかあるいは変えていこうという具体的な作業がな……

第101回国会 地方行政委員会 第5号(1984/03/31、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 法律の本題に入る前に大臣にお尋ねをいたしますが、自治大臣に就任されて、今日まであなたの立場で地方自治を見てこられたと思うんですが、地方の時代と言われてからかなり日にちもたっておりますし、たびたび「地方自治の本旨」という憲法の精神の言葉が飛び出してくるわけですが、大臣の立場から我が国の地方の行財政制度というものをごらんになって、どう見ておられるのか、率直な御意見を最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今の大臣の御所見で、現状認識をシビアにしておられるということは感じますが、私たちもやはり現在の地方行財政の姿を見ましたときに、なお中央集権的な状況が色濃く残っている、このように感……

第101回国会 地方行政委員会 第6号(1984/04/06、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 三点ほどお尋ねをいたします。  まず一点は、地方制度調査会、けさほど来、同僚委員の方からいろいろ質疑が出ておりましたが、本年の二月二十九日に第二十次地方制度調査会が出発をして、この総会におきまして総理も発言をしておられますが、地方分権の推進ということについて繰り返し提言をいただいておりますがと、総理も、いみじくもこうおっしゃっているわけです。ところが、けさほど来の議論にもあるとおり、遅々として進んでおらないのが実情でありまして、せっかく地方制度調査会が結論をまとめて答申をなさってもそれが実行できないで今日に至っていることはまことに残念でございますが、ぜひ田川自治大臣におかれましては……

第101回国会 地方行政委員会 第8号(1984/04/19、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 きょうは大臣の所信に対する質疑ということでございますので、最初に、最近私この委員会で審議に参加させていただいておって非常に痛感していることなんですが、大臣も新自由クラブとしての地方自治の政策をお持ちですし、かねがね大臣としての見識も、政治家として地方自治に対する質疑を通しての見識も私承知しておりますが、一体自治省という役所がどういう任務を持っているのかということについて、最近少し私疑問に感ずることが非常に多いんですが、一体自治省という役所はだれのために、何のためにあるのかということ、基本的な問題なんですが、けさほど来も議論になっておりますように、どうも政府の側に立って地方自治の本旨……

第101回国会 地方行政委員会 第11号(1984/05/10、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 基本的な問題からお尋ねいたしますが、五十九年度の地方財政対策として、五十年度以降これまで続けられてまいりました地方財政対策の手法を改められたわけですが、その理由を最初に改めてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 地方の借金が五十数兆円に達しておるわけですが、これまでたびたび指摘されてきたように、このようになることはわかり切っていながら借金政策が続けられてきたわけなんですが、やはりこの責任というのはどこにあると思っておられますか。
【次の発言】 そうしますと、私たち非常に不満足でございますのは、今回の手法を改められたということは、一応それなりに意味があると思いますけれども、借入金の……

第101回国会 地方行政委員会 第14号(1984/05/17、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、年金の一元化の問題でお尋ねをするんですが、年金と医療の問題は、これから老齢化社会を迎えるに当たりましての非常に大事な問題になっております。それで、今回のこの法律に関係をして私どもも大変な関心を持っているわけですが、この国会で国民年金法の一部改正が出ておりますが、これが通りますと来年は共済グループにも同様な改正が行われるという閣議決定がされておりますので、その点について最初に、どういうスケジュールで行われようとしておるのか、その点をお聞かせいただきたい。
【次の発言】 それで、今も話が出ておりましたが、昨年、共済組合の統合があったわけですが、公立学校と警察はそのときは別になっ……

第101回国会 地方行政委員会 第16号(1984/07/12、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に公安委員長にお尋ねをいたします。  今、同僚の志苫委員からも語がありましたが、昨日、松山事件が無罪ということになったわけですが、死刑囚が無罪になるというんですから、これはもうそれこそ大変なことなんですが、それがここ一年ほどの間に、御承知のとおり免田事件とそして財田川事件、そして松山事件と、三件ともこれ死刑囚が再審で無罪ということになっております。昨日来新聞、テレビで大変な報道がなされて、国民の関心も大変高くなっておりますが、その中で、やはり私もテレビを見ておって非常に印象に残りましたのは、斎藤さんのお母さんが、一番最初に調べた警察官の人に一首済まなかったと言ってほしいというこ……

第101回国会 地方行政委員会 第18号(1984/07/19、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 佐藤先生が要求しておられる資料、私も参考にしたいと思いますが、資料が時間がかかるというような気配でございますので、私なりに質問をさしていただきたいと思います。  本題に入る前に、けさほど来やはり御意見が出ておりました、警察庁長官に対して手紙のような形式で松橋という人から内部告発と見られるような文書が出ております。本来、これらは公に印刷物として市販されるということ自体、僕は問題だと思いますけれども、出てしまっている以上は、世間もかなり関心を持って見ておるようでございます。十二日のこの当委員会における一般質問の中でもこの問題がかなり議論されておりまして、    いろいろ推測の域を出ない……

第101回国会 逓信委員会 第3号(1984/03/31、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 けさほど来各同僚委員の方から、多方面にわたりまして詳細な議論がなされておりますが、私はテレビの難視聴問題に絞ってお尋ねをしていきたいと思います。  御承知のとおり、テレビ文化とも言われますし、今やもうテレビというのは国民の文化、教養、娯楽に欠かせない非常に大変な役目を持っているわけですが、NHKは放送法のもとでテレビ、ラジオの難視聴対策に年来力を入れてこられました。その使命を達成するために努力を払ってこられたことについて、私どもは非常に日ごろから敬意を払っているわけですが――お尋ねをしたいんですが、現在NHKの努力にもかかわらずテレビの難視、見えないという世帯数、これが幾らほどにな……

第101回国会 逓信委員会 第9号(1984/06/28、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 放送衛星につきましては、四十一年だったと私記憶しておりますが、NHKも放送衛星の研究を開始されて、当時の前田会長でしたか、大変大きな構想を述べておられまして、私も記憶をしております。それ以来十八年、いよいよ実用衛星放送が実現というところまで参ったわけでして、私なりに当時を思い起こしまして非常に感慨深いものもありますし、日本の技術の進歩も目をみはるものがございます。  しかしながら、今回は残念なことに放送開始直前になって今回の事故が起こったわけで、それだけにショックも大きかったと思います。当然のことながら、結果論として通信衛星と比べて、放送衛星は国産化率がまだ低い、三〇%くらいしかな……

第101回国会 逓信委員会 第12号(1984/07/31、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 きょう私持ち時間を百十分いただいておりますが、けさほど来同僚の大森委員の方から重要な点についてだんだんにお話がありました。  まず、私最初に、この日本電信電話公社の経営委員会、この経営委員会というのがどういう権限を持ってどういう仕事をしているのか、そこのところを最初にお答えいただきたい。
【次の発言】 今回のこの三法案は結局、我が国が従来とってきた通信の一元化ということを大変革する大変な画期的な過渡期の法案であります。電電公社にとっても公社から会社組織になるということですから、私は、今お答えがありましたように、経営委員会というのは公社法で公社の業務の運営に関する重要事項を決定すると……

第101回国会 逓信委員会 第13号(1984/08/02、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 きょうは経営委員長、大変お忙しいところわざわざ御出席いただきましてありがとうございます。  今回のこの電電三法案はいわゆる電電公社としてはもう大改革、日本の通信行政の大改革ということで、経営委員長は五十一年の十月以降約八年間、長期にわたって公社の経営委員会の委員、そして現在は委員長として公社の運営に携わっておいでになります。  そこで我が党といたしましても、民営化、自由化の方向については賛成であります。しかしながら、大改革でございますので、もし後になって、しまったというようなことが起こってはもう取り返しのつかない重要問題でございますので、慎重に審議をし、今まで公社の経営、運営に携わ……

第101回国会 逓信委員会 第14号(1984/08/06、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 参考人の先生方大変御苦労さまでございます。二、三お尋ねいたします。  まず、増田先生にお尋ねをいたしますが、この法案の提出に当たりまして、郵政大臣は、民営化が実施できれば経営の合理化等によって安い料金で国民の皆さん方に電話その他を利用してもらえる、こういうような意見を述べておられるわけですが、問題は、先ほど先生が申されました料金のコスト主義ということになってまいりますと、方法は二つしかないんじゃないかと思われます。  すなわち、遠距離料金を下げれば市内料金にはね返ってくるんじゃないか、こういう不安、それを解消しようとすればアクセスチャージの問題で何とかしなきゃならぬじゃないかという……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1985/04/03、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 沖縄開発庁長官に御就任になりまして、非常に実力者の大臣ができたということで、地元も大きな期待を持っておると私も思います。  本日は予算の委嘱でございますので、沖縄開発庁関係の予算の御説明がありました。それとともに先日は大臣の所信もお聞きをしたわけでございますが、大臣御承知のとおり、沖縄の振興開発あるいは沖縄問題を論ずるに当たりましては、基地の問題を抜きにしては沖縄のことは論じられないと私は思います。ところが、残念ながら大臣の所信の中にも意識して抜かれたのかどうか知りませんけれども、基地の問題について一言も触れておられません。  そこで、きょうは冒頭に、沖縄の米軍基地について大臣の現……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1985/06/21、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 先ほど来同僚委員からも質問がありましたが、大変大事な問題ですので、私もこの五月二十八日に起こりました那覇空港の全日空機と航空自衛隊機の接触事故についてお尋ねをしたいと思うのです。  これはお話のとおり、たびたび国会でも議論が出ておるところでございますが、非常に沖縄県民の意思というものは、那覇空港における民間と自衛隊の共用ということについては、県議会あるいは市議会でたびたび決議がされているように、自衛隊機の使用禁止といいますか、撤去してもらいたいというのが県民の要望であります。この県会、市会の決議に対して自衛隊としてどうそれについて対処しようとなさっているのか。決議に対する対応を最初……

第102回国会 地方行政委員会 第5号(1985/02/12、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 今回のこの五十九年度の地方交付税の総額の特例に関する法律の提案理由の説明が先ほどありましたが、この増加額の千四百九十七億円の中で千二百七十二億円を六十年度へ繰り越す、こういうことになっているわけですが、この繰り越す積極的な理由というものはどの辺にあるんですか。
【次の発言】 妥当とする結論になったと、こう今おっしゃるわけなんですが、それだけではちょっとわかりにくいのですが、もう少し詳しく御説明をいただきたいんです。私どもは、これはいわゆる交付税の性質からいいまして、当然これだけのものは当該年度で地方公共団体に交付すべきものである、これが建前であるというふうに思っておるのですが、そう……

第102回国会 地方行政委員会 第7号(1985/03/26、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 先ほどの大臣の趣旨説明にもございますが、この合併の特例が四十年から始まりまして十年間、そしてまた五十年に再延長されて十年、この二十年間現在まできているわけですが、前期の十年間と後期の十年間というのは、合併の実態といいますか、百二十八件、百九十六団体が減少していると一まとめにおっしゃっているのですが、前期の十年間は非常に進んだように見ておりますが、後期はわずかに増減で三団体ぐらいじゃないか、こういうふうになっております。この状況について自治省としてどう見ておられますか。今後十年延長するというこの法律なんですが、まだ将来にわたって合併の機運というものが非常に強くあるのかどうか、その辺も……

第102回国会 地方行政委員会 第8号(1985/03/28、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 まず最初に大臣に御返答いただきたいのですが、昨日もサラリーマンの必要経費の裁判で最高裁まで行ったわけなんですが、非常に国民の重税感というのは、その重税感の中に不公平ということが一つございます。不公平感というのが重税感ということにもつながるわけです。それからもう一つは直接税と間接税、こう考えてみましたら、やはり直接税が直接取られるものですから、一般論からいって直接税が多いというのは重税感を持つ、そういうことなんでしょうけれども、国税の直接税と間接税の比率と地方税の直接税と間接税の比率を見ますと、地方税の方が確かに直接税が多いんです。ですから、地方税ほ対しても、より重税感を持っていると……

第102回国会 地方行政委員会 第9号(1985/04/02、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に大臣に見解をお聞きするわけですが、過日来問題にしておりますけれども、この六十年度の国家予算というものの編成に当たり まして私は非常に心配をいたします。と申し上げますのは、行政改革と財政再建というのは今我が国内政の最大課題でございますけれども、この行政改革と財政再建ということについて、私は行政改革が基本で、これをきちんとすれば財政再建はおのずとついてくると、こういう考え方を持っております。ところが、ことしの予算審議を通じても、大臣もお感じになっていると思いますが、内閣は財政再建ということにとらわれ過ぎて、財政再建の手段として行政改革という言葉をにしきの御旗にして利用しているので……

第102回国会 地方行政委員会 第12号(1985/04/16、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 私も本題に入る前に一点だけ確認をしておきたいのですが、先ほど上野委員からも指摘ありましたが、この一括法案の成否をめぐって各地方公共団体から相当の陳情といいますか、要請が来ているのですが、どうも、大蔵省がそういう動きをしているという一面に、自治省がそういう指示を地方に要請しているのじゃないかということが私どもの耳にちらちら入ってくるのですが、先日来私も申し上げているように、大臣も、これは順序が逆になってまことに遺憾の、言葉はそうとはおっしゃいませんけれども、残念だというような意味のお答えがずっと出ているわけです。ですから、そういう状況の中で自治省の方から地方公共団体のしかるべきところ……

第102回国会 地方行政委員会 第14号(1985/05/21、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 先日補助金一括法が成立をいたしましたが、大臣も御承知のように、非常にこの国会では大変な論議を呼びました。いわく、いわゆる国の財政を地方へツケ回しした、こういうことで地方自治体としては大変な迷惑をこうむったわけであります。それで、この特別委員会の審議の過程におきまして、いわゆる非公共の生活保護費あるいは医療扶助、そういうことについて地方自治体に立てかえ払いをさしたということで、この法律が通れば速やかに交付金を前倒しして、そして地方自治体に利子負担等迷惑をかけたことについての財政的な措置をしようと、こういう申し合わせになったわけでありますが、最初に、大蔵省でしょうか厚生省でしょうか、同……

第102回国会 地方行政委員会 第15号(1985/05/22、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 公明党の中野明でございます。  参考人の先生方には大変きょうはありがとうございます。  時間が限られておりますので二、三点だけお尋ねしたいと思いますが、今回の補助金削減の法案と私どもは言っておりますが、法律の正式の名前は補助金の整理合理化等に関する法律ということで、名前はまことに結構な名前なんですが、中身は一律カットが主体の法案でありまして、非常に私ども不満足で反対でございましたが、過日通過をいたしました。そこで、いわゆるこういうことが起こってくるのも国、地方を通じて、特に国の方の財政再建ということが全面的に表に出まして、国の財政の都合でこういうことになった。まことに遺憾なことであ……

第102回国会 地方行政委員会 第16号(1985/05/23、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 けさほど志苫委員からもお話が出ておりましたが、補助金一括法が一応我々の反対にかかわらず通ったわけですが、六十一年度以降のことが非常に重要な問題になってまいっております。  昨日も参考人からも本年度限りということで大変強い要望が出ておりましたが、それで改めて来年以降のこともありますので確認をしておきますが、自治省として今回のこの高率補助金一括削減で本年度限りということで見たものと長期的に見たもので、地方公共団体の負担が最終的に幾らの負担になるかということを簡単に説明してくださ い。
【次の発言】 そうしますと、ことしの単年度で見たときに、地方が負担をかぶったといいますか、地方の財政負……

第102回国会 地方行政委員会 第17号(1985/05/28、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 自治大臣も、本年は補助金の一括削減というような大問題がありまして、衆議院から参議院にかけてことしは大変な御苦労があったと思うわけですが、きょうは大蔵省にも来ていただいていると思いますが、来年からの地方交付税というもののあり方、これは不交付団体も一緒でしょうけれども、特に交付税を受け取っている地方の公共団体にとりましては大変な関心の集まっているところでございますが、いろいろ聞きますと、地方交付税率三二%というのを来年度は変更してくるのじゃないか、減額してくるのじゃないかというようなうわさも流れているんですが、大蔵省はこの辺はどういうふうにお考えになっていますか。

第102回国会 地方行政委員会 第18号(1985/06/06、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 だんだんに御質問がございますので、できるだけ重複を避けてと思っておりますが、気になることがありますからお尋ねしていきます。  まず、先ほども出ておりましたが、原付の二段階の右折ですが、非常に今回の改正でややこしくなって、原付に乗っている人に果たして徹底できるだろうかという気がするわけです。同じ改正をなさるのならば、全部一緒にしてあげた方が親切じゃないかという感じがしないでもないんですが、その辺はどういうふうにお考えになっておるかということです。それが一点と、また今回の正のようなやり方をすると、ラッシュのときにはかえって渋滞が激しくならぬか。後ろで待っている直進車がいらいらしてきはせ……

第102回国会 地方行政委員会 第19号(1985/06/11、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 住民基本台帳に関係をして個人のプライバシーが問題になっておりますが、けさほどもちょっと説明がありましたが、今まで問題になったところの山形県の問題あるいは島根県、私の住んでおります高知県ですか、とれは具体的にどういう問題が起こって、そしてこれの処理はどうされたかということを最初にお答えいただきたいんです。
【次の発言】 そこで、これは公開の原則をとられておるわけでして、台帳の閲覧件数とかあるいは住民票の写しの交付請求、これはまことに膨大な量に上っているようですが、お手元に数字がありましたら、大体年間どれぐらいの件数になっているか、報告をいただきたいと思います。

第102回国会 地方行政委員会 第20号(1985/06/13、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に本題に入る前に私も大臣に見解をお聞きしたいんですが、連日当委員会でも、また他の委員会でも、指紋押捺のことにつきましてはあらゆる角度から質問が大変出ているわけですが、大臣も自治大臣として地方公共団体の現場で混乱が起きないように御心配にもなっておるようですし、関係省庁とお話をする、こうおっしゃっているわけですが、これは七月がもう目前ですし、大量の切りかえの時期になりますと大きな社会問題になるのじゃないかと心配をしております。また、翻ってこれが外交問題にも発展すれば、これは大変なことになりますが、自治大臣として混乱が起きないようにするというのにはどうしたらいいとお考えになっているの……

第102回国会 地方行政委員会 第21号(1985/06/21、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 今回の豊田商事の永野会長殺害事件について、私もそうですが、国民の全般に素朴な疑問といいますか、意見が二つあると思います。  それで一つは、最近は現場で取材をしておられる方、これは取材が仕事ですから、ある意味では私はやむを得ぬと思うこともありますけれども、今回のあの生々しいテレビの報道を通じて、投資ジャーナルの中江会長のいわゆる出頭のときの場面もカメラマンが動いている自動車に飛び乗って、そして警備の人から引きずりおろされる、こういうような非常に現場ではエスカレートしておりますし、今回の殺害事件でも、殺害をしてきた犯人が窓から出てきて、銃剣というんですか、血だらけの銃剣を持って出てきた……

第102回国会 逓信委員会 第2号(1984/12/04、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 前国会で継続審議になりましてから既に四カ月を経過して本日審議に入ったわけですが、最初に私、前国会でも申し上げましたが、最近の法案を出される傾向が、いわゆる政令、省令委任事項が非常に多い。そういうことで、我々としては審議をするのに責任が持てないというような嫌いも出ております。そういうことで、四カ月たったわけですからかなり政省令も煮詰まってきたと思われますので、逐次お尋ねをしてまいりたいと思います。  先立ちまして、今回の電電三法について、だれしもが一番関心を持っておりますのは、まず株式の問題です。株を一体だれが持つのだろう、あるいは発行額とそれから額面、そしていわゆる売却の価格はどれ……

第102回国会 逓信委員会 第3号(1984/12/06、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 では、前回に引き続きまして、先日も申し上げておりましたとおり、本電話機を含めて端末の開放についてお尋ねをしたいと思います。  まず、けさほど来の議論でも保守の責任の分界点ということはある程度わかりました。  そこで、保守責任のあり方なんですが、既に公社では端末機器調査会の報告というものをお聞きになっていると思います。五十七年の九月にこれが出ておりますが、そこでこの保守責任の問題について述べられているんですが、民間が売り渡した端末機器について公社がその保守を引き受ける現行の保存引受制度、公衆電気通信法の第百五条の第二項に規定があるんですが、今回新会社になったときにこれはどういう形で引……

第102回国会 逓信委員会 第4号(1984/12/13、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に郵政省にお尋ねをしますが、今回のこの新電電の資本金ですが、郵政省としてはどういうお考えを持っておられますか。
【次の発言】 巷間では一兆円とかというようなことがしきりに言われているわけなんですが、これは何か根拠があってのことだろうと思うんですが、この一兆円ということについての考え方ですね、これ妥当と思われますか、郵政省どうでしょうか。
【次の発言】 これは総裁にもお尋ねをしたいんですが、現在電電公社の責任者としておられるわけなんですが、総裁は民間の出身で経営者でもあるわけなんですが、この資本金というものを総裁の経験といいますか、総裁の立場でどの程度が適正だとお考えになっている……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第4号(1985/04/24、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 参考人のお三方には大変お忙しい中御苦労さまでございます。  公明党の中野明でございますが、二、三御意見をお伺いしたいと思います。  まず、今回のこの法案が大変当初の見通しより もおくれて、地方の皆さん方に大変迷惑をかけているということになっておりますが、新聞報道なんかも法案がおくれている、国会審議がおくれたというようなニュアンスで報道されているわけですが、現実の問題として、国会の審議というのは私どもは決しておくれたとは思っておりません。正規に粛々と衆議院の方も参議院の方も審議をしているわけですから、あたかも国会審議がおくれたことによって地方公共団体に迷惑をかけているというような、そ……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第5号(1985/04/25、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 公明党の中野明でございます。きょうは参考人の先生方大変御苦労さんでございます。与えられた時間の範囲内で二、三お尋ねをしたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず最初に米原参考人にお伺いをいたしますが、けさほどの御意見の中で一、二点言い残されたこともあるように感じておりますので、それを含めましてまず米原先生に、地方におられまして、今行政改革というのが国、地方を挙げての大きな政治課題でございますが、先生のお立場でごらんになって、国と地方行政改革の進みぐあいと いいますか、どうお感じになっておりますか、その点をお述べいただけたらありがたいと思います。

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第7号(1985/05/13、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 外務大臣が用事があるようですので、最初に外務大臣にお尋ねをします。  前任の大臣が国会で答弁なさったことについては、当然後を引き継がれた大臣がその趣旨のもとに努力をされると私どもは理解をし、それがまた行政府と立法府のあり方だと思います。そういう点について外務大臣にお尋ねをするわけですが、五十六年に行革特別委員会の席で、私、沖縄における米軍占領下のいわゆる沖縄の戦後史をつづる上で、米軍が占領している期間の貴重な資料というものが米国の方へ持ち帰られまして公文書館に内蔵をされている。非常に日本の歴史また沖縄の歴史をつづる上において大事な問題でありますので、ぜひこれは早期に返還を求めてもら……

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第10号(1985/05/16、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 補助金の整理合理化、これは行政改革の一つの大きな柱でありますが、私はまずきょうは大蔵大臣に補助金の定義あるいは性格、これについてちょっと確認をしたいんですが、財政支出として補助金以外に他の会計の繰り入れあるいは出資、貸し付け、いろいろな支出の方法がございます。そこで、この補助金というのは一体何かということです。すなわち、補助金とその他の支出と区分する違いはどこにあるとお考えでございますか、最初に。
【次の発言】 いろいろの定義の仕方があると思われますけれども、一般的に言われていることは、補助金というのは国が特定の事務事業に対し、国家的見地から公益性があると認め、その事務事業の実施に……

第103回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1985/12/06、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 藤本大臣は、沖縄開発庁長官として初めての沖縄専任大臣だと思います。その意味では沖縄県民の期待というものは非常に大きいんじゃないか。今までは総理府総務長官が大臣であって、他に総理府の所管がありました。河本大臣も専任大臣だったんですが、対外経済の担当もなさっておったというそういう経緯がありまして、今回は沖縄専任大臣ということで初めてのことじゃないかと私は思います。それだけに、長官も熱を入れていただいて、毎月のように沖縄に行かれております。  そういうことから考えまして、長官の沖縄に対する姿勢といいますか施策といいますか、これは非常に今後私どもも大きな期待を持っているわけですが、まず第一……

第103回国会 地方行政委員会 第2号(1985/12/05、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 先ほども警察のことについて苦情がありましたが、私も冒頭ちょっと不満を申し述べたいんです。  先日、青森県で起こった詐欺事件の犯人篠原某とかいう人を護送するに当たりまして、あのときのテレビを見て驚いたんですが、護送中に記者会見のような形になって、悪いことをした人があたかも英雄気取りでおるかの印象を与えるような、ああいう犯人の護送ということについて警察はあれでよかったと思っておられるのかどうか。もしそれがよくなかったとするのならば、今後犯人護送についてどういう注意を払われるのか、その辺最初にお答えいただきたい。
【次の発言】 とにかく、ああいう全国的にも注目を受けた犯罪ですし、地元の警……

第103回国会 地方行政委員会 第4号(1985/12/12、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 厚生大臣も時間に制約を受けておりますので、まず厚生大臣関係を先にやらしてもらいます。  御承知のとおり、我が党におきましては、基礎年金を導入することについてはかねがねの主張でございました。その意味におきましては、今回の措置については一応の、それなりの評価はやぶさかでありませんけれども、しかし、国民年金法のときにも議論がありましたように、基礎年金導入につきましても基本理念に十分沿っておらないということで、私どもも不満は残しておるわけであります。  そこで、午前中もただいまも同僚議員からお話が出ておりますが、今回のこの共済年金の改正に当たりまして、公務員の共済には大変我慢をしてもらいた……

第103回国会 地方行政委員会 第5号(1985/12/17、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、大臣には前回確認しておりませんでしたので大臣にお尋ねをするわけですが、五十九年の二月の閣議決定で公的年金制度の改革ということ、先日も大蔵大臣もこの委員会で答弁をなさっておりましたが、「七十年を目途に公的年金制度全体の一元化を完了させる。」、このように閣議決定があるわけですが、この七十年の公的年金制度全体の一元化という姿、自治大臣としてはどのような認識を持っておられるのか、最初にお尋ねします。
【次の発言】 もう二度確認をしておきますけれども、「公的年金制度全体の一元」、このように閣議決定があるわけなんですが、「全体の一元化」というのはどういう、当然大臣も地方公務員共済を抱え……

第103回国会 地方行政委員会 第6号(1985/12/19、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 二点ほどお尋ねいたします。  一つは、先日も大蔵大臣から当委員会で答弁があったんですが、今回の四法案の成立によりまして給付の面でほぼ一元化が整うというような意味のお答えがあったわけですが、御承知のように、厚生年金の場合は、企業ごとの給与のあり方にばらつきがある、あるいは企業間を転職した場合などには収入の高低がある、こういう理由で給与所得全体を対象とせざるを得ない、こういうことで平均標準報酬月額というものを採用しておる。また、国家公務員共済組合は、諸手当も比較的統一的に運用されていることもあって、これまた平均標準報酬月額、こういうことになっていますね、算定基礎が。これに対して地方自治……

第104回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1986/04/03、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 まず、北方関係からお尋ねをいたします。  外務省に聞きたいのですが、外務大臣きょうはおいでにならぬので、まず、日ソ定期外相会議が五月の末で大体合意ができているというふうに伝えられているのですが、これは日本の都合で五月の末がいいことになったのか、ソ連の都合なのですか、その辺はどうでしょう。
【次の発言】 そうすると、伝えられているのは誤りですか。五月末に訪ソで大体合意ができているということが伝えられているのですけれども、どうでしょう。
【次の発言】 そうすると、日本側の希望は五月末ということで交渉しているということですね。
【次の発言】 それでは、いわゆる情報の一方通行ということをち……

第104回国会 地方行政委員会 第1号(1986/02/14、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 私も、本題に入る前に今回の熱川の火災について二、三お尋ねをしておきたいと思います。  まず、犠牲になられた方々何とも言いようがありません。謹んでお悔やみを申し上げるわけです。  連日のように、新聞、テレビで断片的にいろいろとそれぞれの取材の立場で報道されておって、どれが本当やらなかなかわかりにくいのですが、捜査に当たっておられる警察の方にまずお尋ねをするわけですが、消防庁から先ほどいただきました資料でも出火の何時が調査中、こうなっております。それから、いろいろ伝えられるところによりますと、消防への連絡が大変おくれたということが大々的に報じられております。その間の事情と、警報器のスイ……

第104回国会 地方行政委員会 第3号(1986/03/20、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 大臣に最初にお尋ねしますけれども、中曽根総理は行政改革ということで大変熱心に始められたんですが、どうも最近、経済運営がうまくいかないということで頭がそっちの方に向いたのか、行政改革ということについては非常に消極的になられているように私は見受けます。  それで、今回も臨調の答申で、この法律の最初の方のいわゆる日本消防検定協会あるいは危険物保安技術協会、これの改正も出ているわけですが、もともと行政改革というのは行政の簡素、効率化、これが基本だろうと思います。そうしますと、当然この法律を考えられる以前にこの二つを一つにする、これが行政改革の基本だろうと思うんですね、同じ消防庁で、そして自……

第104回国会 地方行政委員会 第4号(1986/03/27、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、午前中にも問題になっておりましたが、たばこ消費税の問題なんです。大蔵大臣も本会議あるいは予算委員会で手続上の問題ではいろいろおっしゃっておるわけですが、急にこれが提出されたわけなんでして、だれがいつ決めたのかということから始まらないと議論にならぬと思うのですが、だれがいつこのたばこ消費税の値上げを決めたのかということをお答えいただきたいんです。
【次の発言】 だれも決めないのに勝手に決まるわけないんで、もう一度わかるように教えてください。
【次の発言】 いろいろ小耳に挟むのですけれども、この知恵を出したのは自治省じゃないかというのですがね。

第104回国会 地方行政委員会 第5号(1986/04/02、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、委員長にお願いを申し上げておきますが、きょうは六十一年度総予算の委嘱審査ということになっておりますが、参議院改革協で今までの分科会にかわって委嘱審査という方法になったわけですが、どうも昨年あたりから感じますのに、この委嘱審査の趣旨ですか、改革協議会で議論された趣旨とかけ離れているような気がしてなりません。もともと委嘱審査、各省庁別に委嘱審査を受けて審査をしたその結果をその後の予算委員会に反映をさせる、これが委嘱審査になった基本的な趣旨のように私たちは理解をしておったんですが、どうも予算委員会の方でいろいろの都合があるんでしょうけれども、この委嘱審査というものが今回も委員長御……

第104回国会 地方行政委員会 第6号(1986/04/03、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 大臣の所信に対する質疑は、大変おくれましたが、改めて自治大臣にお考えをお聞きしたいと思うんです。  今、地方公共団体にとりまして一番大きな問題は、何といいましても高率補助金の一律カット問題ではないかと思います。御承知のように、去年は一年限りという暫定措置で、参議院では補助金特別委員会をつくりまして大変な議論をしたわけです。地方も反対ではありましたけれども、一年限りの措置ということで泣く泣くのんだということであります。国会では必ずことしじゅうに決着をつけて、そして事務配分、職務の分担等もちゃんとしてやりますのでということで約束をいただいたわけですが、国会が始まりますと、結局、結論を出……

第104回国会 地方行政委員会 第8号(1986/05/08、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 財政局長にお尋ねをしますが、サミットが終わりましても円高がますますひどくなって、きょうは百六十三円ということなんです。先日も私、愛媛県の今治へちょっと行ってきましたが、あそこはタオルで輸出一本のところなんですが、もう悲鳴を上げておりました。こういう状況で早々と予算が通った直後から補正の話が出ているわけですが、地方の税収にも多大の影響が出てくるのではないかと非常に心配をしておるわけです。それに加えて来年は大幅減税ですから、当然いわゆる国税三税のはね返りの交付税の絶対額も減ってくるんじゃないかということで地方財政の計画について非常に心配をしているんですが、そこら辺を含めて財政局長の地方……

第104回国会 地方行政委員会 第9号(1986/05/13、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 本題に入ります前に大臣にお尋ねをしたいんです。  衆議院の定数是正の問題で議長の調停が出たようなんですが、私聞きますところによりますと、和歌山、愛媛、大分、この三つのところは線引きをして定数三で残す、こういう方向になったようです。この線引きに当たる地方公共団体で、議会では反対の決議が次々行われておるようですし、同時に住民の皆さんも、住民の意思を無視してそれを強行するんならば投票をボイコットするというんですか、そういう強硬な意見も出ているように聞いているんです。まず議会の反対の議決ですね、これを自治省としてはどう受けとめておられるのか。それから、それを強行して主権者である住民の皆さん……

第104回国会 地方行政委員会 第10号(1986/05/15、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、先日の天皇在位六十年からサミット、そしてチャールズ皇太子来日と大行事が行われて、首都圏の警備ということについては大変御苦労があったと思います。特に現場で昼夜を分かたず警備に当たった現場の警察官の皆さんには大変その労を多とするわけなんですが、このサミットの最中に、幸い人身事故はなかったんですが、新宿の方面から迎賓館をねらって飛行弾が発射された。もしあれが迎賓館に落ちておったら大変な騒ぎであったろうと思います。そういうことが起こって、その犯人もまだ逮捕はされていないようでございます。  ところが、御承知のように、昨日ジャカルタで日本とアメリカの大使館に手製の砲弾が撃ち込まれたと……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第3号(1986/04/21、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 まず、本題に入る前に、午前中も問題になっておりましたが、どうも気になることが二点ほどありますので総理にお尋ねをしますが、今、日本がいわゆる外貨保有高が五百億ドルということで、これは大変な問題で世界が納得しないと総理はおっしゃっているんですが、そうかといって日本の国では全然なければ困るわけでして、大体世界が納得するというのはどの程度と総理はお考えになっておられるんですか。
【次の発言】 それじゃ、現在の五百億ドルというのはこれはもう多いと、この認識は総理も持っておられるんですね。
【次の発言】 じゃもう一点、円高なんですが、先日も私、予算委員会で申し上げたんですが、いわゆる入り口で協……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第5号(1986/04/23、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 公明党の中野明でございます。  きょうは参考人の皆さんには大変お忙しいところ、ありがとうございました。二、三お尋ねをしたいと思います。  私たちは、今回の補助の率の引き下げ、これは昨年に続いて国の財政の都合で地方に国の負担を肩がわりさせている、こういうふうな認識を持っております。この点について皆さん方は、やはりこれは明らかに肩がわりだと、こういうふうに思っておられるかどうか、お三方にお願いをしたいと思います。
【次の発言】 公経済の中で、ただ率の変更だけでこういうことを繰り返しておったのでは、行政改革にもならないし財政再建にもならない。ですから、こんなことをする間に、国が苦しいので……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第6号(1986/04/24、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 大蔵大臣にまずお尋ねをするんですが、この特別委員会が始まりましてずっと議論になっております補助金問題検討会、私先日も申し上げたんですが、まずきょうはこの補助金問題検討会の性格からお尋ねをしたいんですが、これはどういう性格のものでございますか。
【次の発言】 そうしますと、この補助金問題検討会というのは、いつも問題になっております国家行政組織法上の審議会ではないですね。
【次の発言】 そうすると、本会議で黒柳議員も指摘しましたが、最近中曽根内閣はいわゆる国家行政組織法上の審議会でない私的懇談会といいますか、そういうのをやたらにつくられて、そしてそこで検討したものを最大限尊重するという……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第8号(1986/04/26、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 連日御多忙のところを日銀総裁に来ていただきまして非常に恐縮に存じておりますが、月曜日に私、円高の問題につきまして、戦後最高になったということで総裁と議論をしたんですが、あれからまだ一週間しかたっておりません。連日高値を更新してまいりまして、きのうの終わり値で大体百七十円二十銭、一時よりやや戻した感じはありますが、百七十円ぎりぎりであります。この今週全体の為替の動向というものを日銀としてはどういうふうに分析をしておられるか、また今後どう対応していこうとされるのか、最初に伺いたい。
【次の発言】 伝えられるところによりますと、日銀はしばしば介入をされたというようなことで、この急激な円高……

第104回国会 予算委員会 第11号(1986/03/18、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 日銀総裁が大変お忙しい中をおいでいただいておりますので、最初に円高問題についてお尋ねをしたいと思っております。  既に御承知のように、円相場がきのうの終わり値は百七十五円五十銭、過去最高の記録をしたんですが、その前に百七十四円台に突入をしたということで為替市場大変な混乱でございます。日銀総裁は、この円高の状況をどのようにごらんになっておるのか。そして、これは行き過ぎと思われておるのじゃないかというようなことも思うんですが、考えてみますと、昨年の秋のG5以降わずか半年で三八%の円高であります。介入される気持ちがあるのかないのか、その辺を含めてお答えをいただきたいと思います。

第104回国会 予算委員会 第13号(1986/03/22、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 委員長に申し上げますが、先日、私は暫定予算で質問を留保しましたが、理事会においてのその後の検討結果が一体どうなっておるのか、そこのところを委員長から御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 昨年の予算委員長見解も出ておることですし、委員長におかれましてもぜひこの問題については責任を持って見守っていただきたいと思います。  それでは、各党間の話し合いということでございますので、私は、先日質問をした残りを許された時間やってみたいと思います。先日、私は対外経済協力問題でマルコス氏の蓄財のことについてお尋ねをいたしましたが、いよいよアメリカからも資料が出されるというようなことになりま……


14期(1986/07/06〜)

第106回国会 運輸委員会 第1号(1986/07/22、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  本日の本会議におきまして運輸委員長に選任されました中野明でございます。  本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力のもとに円滑公正に行ってまいりたいと存じます。  いずれにいたしましても非常に微力でございますので、今後とも御指導、御支援を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。(拍手)  この際、鶴岡前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。鶴岡洋君。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選……

第107回国会 運輸委員会 第1号(1986/12/16、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、橋本運輸大臣及び柿澤運輸政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。橋本運輸大臣。
【次の発言】 次に、柿澤運輸政務次官。
【次の発言】 次に、運輸事情等に関する調査を議題といたします。  まず、派遣委員の報告を聴取いたします。吉村君。

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第5号(1986/11/20、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 きょうから一般質疑に入ったわけですが、最初に国鉄総裁に御所見をお伺いしておきたいんです。  百十四年の歴史を閉じる国鉄最後の総裁になられるということですが、この大改革というのはもう絶対に失敗は許されません。その改革、民営・分割を成功させるために総裁としてこの際どうしても言っておきたいこと、気にかかることあるいは要望したいこと、そういう点を率直に、総裁の立場として将来の新会社のことを御心配になっているのは当然ですから、お述べになっていただきたいなと、こう思うわけです。
【次の発言】 総理にお伺いをするわけですが、衆議院から参議院に審議が移っておりまして、いろいろ問題点も指摘をされたり……

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第9号(1986/11/27、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、国鉄の問題に入る前に、運輸大臣の所管でもあります大島の三原山の問題で、大変連日全国の皆さん方も御心配になっていると思いますし、特に六千人に余る人たちが今なお不自由な避難生活をなさっているわけです。それで、いろいろ伝えられるわけなんですが、この状況ですね、何かまだ危険な状態というようなことも伝えられたり、あるいは世論調査なんかを見ますと、避難をしている人はもうすぐにでも帰りたい。あるいは一部安全だったら安全なところへでももう帰りたいというのが七〇%という、これ、わからぬことはありません。恐らくそういう心境だろうと私も思います。しかしながら、危険な状態であるということになりますと……

第108回国会 運輸委員会 第1号(1987/03/26、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案、特定船舶製造業経営安定臨時措置法案及び港湾法の一部を改正する等の法律案の各案を一括して議題といたします。  まず、各案について順次趣旨説明を聴取いたします。橋本運輸大臣。
【次の発言】 以上で各条の趣旨説明の聴取は終わりました。  これより……

第108回国会 運輸委員会 第2号(1987/03/27、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案、特定船舶製造業経営安定臨時措置法案及び港湾法の一部を改正する等の法律案の各案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより各案について討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  まず、外航船舶建造融資利子補給……

第108回国会 運輸委員会 第3号(1987/05/14、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  運輸事情等に関する調査を議題といたします。  まず、運輸行政の基本施策に関し、運輸大臣から所信を聴取いたします。橋本運輸大臣。
【次の発言】 次に、昭和六十二年度運輸省関係予算に関し説明を聴取いたします。柿澤運輸政務次官。
【次の発言】 以上で、運輸行政の基本施策に関する運輸大臣の所信並びに昭和六十二年度運輸省関係予算に関する説明の聴取は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十四分散会

第108回国会 運輸委員会 第4号(1987/05/21、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  運輸事情等に関する調査のため、本日の委員会に日本国有鉄道清算事業団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、船舶安全法及び道路運送車両法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。橋本運輸大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 次に、船舶安全法及び道路運送車両法の一部を改正する法律案並び……

第108回国会 運輸委員会 第5号(1987/05/26、14期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(中野明君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言申し上げます。  本委員会理事江島淳君は、昨二十五日逝去されました。まことに哀悼痛惜にたえません。  ここに、皆様とともに同君の長年にわたる御功績をしのび、謹んで黙祷をささげ、心から哀悼の意を表しまして御冥福をお祈りいたしたいと存じます。  御起立をお願いいたします。黙祷をお願いいたします。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席お願いいたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第九七七号交通損害保険士(仮称)の業務資格認定制度創設に関する請願外九件を議題といたします。  本委員会に付託されて……

第109回国会 運輸委員会 第1号(1987/07/09、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 お許しをいただきまして、一言ごあいさつ申し上げます。  去る六日に委員長を辞任さしていただきましたが、この一年間大変理事を初め、各党委員の皆さん方にお世話になりまして、大変ありがとうございました。  非常に異例な国会でございまして、十二分に皆さんとの御懇談もできないまま今日に至りまして、申しわけなく思っておりますが、その間、大変な事情の中にもかかわらず、法案審議等御理解と御協力をいただきまして、大過なくその任を済まさしていただきましたことを改めてお礼を申し上げる次第でございます。  引き続きまして、当委員会に残らしていただきますので、今後とも何とぞよろしく御指導のほどをお願い申し上……

第109回国会 運輸委員会 第2号(1987/08/25、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 本日は三点にわたってお尋ねをしたいと思います。  まず第一点は、最近発生をいたしました民間機と航空自衛隊機のニアミス問題から御質問したいと思います。  御承知のように航空輸送というものはますます増大をしてまいりまして世界各国ともこの航空機のニアミス問題では大変頭を痛めておるところでありますが、去る十九日に千歳空港の上空、そしてその十日ほど前の十一日ですか、高知県の海上沖合でニアミスが発生したという報告が運輸省になされたということなんですが、その状況をまず御説明をいただきたい。
【次の発言】 自衛隊の方はどういう報告を受けておられますか。

第109回国会 運輸委員会 第3号(1987/08/27、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 今回の日航法廃止に関連しまして気になる問題を、多少ダブるところがあるかもしれませんが、お尋ねをしてまいりたいと思います。  まず最初に、けさほど来議論がありました会長さんの問題でございますが、運輸大臣として会長職、民営化になった後の会長職というものはやはり必要とお考えになっておるんでしょうか、現在は空席になっておるんですが。国鉄も民営六分割にされたわけですが、会長職のあるところも、大半はあるんですけれども、ないところもあります。それから、NTTもこれは会長職はありません。あれだけの膨大な企業ですけれども会長職もないということで、十分やっているんですが、過去の経緯もありましょうが、運……

第109回国会 運輸委員会 第6号(1987/09/10、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 きょうは大臣も出席をしていただいておりますので、けさほどからただいままで、いろいろ今回の法案につきまして質疑が交わされました。私も極力重複は避けたいと思っておりますし、確認したいことだけ確認をさせていただいて質疑を終わりたいと思います。  最初に大臣にお尋ねをするわけですが、五十四年の大平内閣のときに鉄建公団を他との統合を図るとして廃止を決めた閣議決定を本年の一月三十日に変更をされたわけですが、これはいわゆる重大な政策転換、このように私どもも思いますが、その閣議決定について大臣の御説明を改めてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それで、提案者にお尋ねをするわけですが、この鉄建公……

第109回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1987/09/16、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 しばらくぶりで当委員会が持たれましたので、沖縄開発庁長官でもあり国土庁長官でもあられる担当大臣に最初にお尋ねをいたしたいと思います。  大臣も何回か沖縄へ行かれ、昨日も帰ってこられたようでございます。御案内のとおり、四十七年から始まりました沖縄振興開発計画はちょうど十五年を経過しまして、本年度から第二次十カ年計画の後半に入ったわけでございます。この間に投入された振興開発事業費というのは二兆五千億円に上っておりまして、公共施設を中心に本土との格差是正ということが図られてまいりましたが、同時に本年の六月には四全総がこれまた大臣のもとで閣議決定されて、沖縄振興開発審議会としましてはそれと……

第112回国会 運輸委員会 第3号(1988/03/28、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、去る三月二十四日に発生いたしました高知学芸高校の上海市近郊での列車衝突事故、まことに痛ましい事故でございまして、本当に何と申し上げてよろしいか、二十七人が死亡、そして四十七人が重軽傷、こういうことで、当初は情報が非常にふくそうしまして、死人の数も間違ってみたり名前が間違ってみたりしたんですが、ようやく全貌が明るみに出ました。  それで、最初に外務省にお尋ねをするんですが、この事故によって死傷者は全体で何名になっているんですか、ちょっと教えてください。
【次の発言】 私がお尋ねしたのは、事故の全体です。負傷者が何名になっているか。

第112回国会 運輸委員会 第4号(1988/03/31、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 お尋ねをしますが、先日も修学旅行の事故のことで触れたんですが、また、昨日午後六時過ぎに、上越線のパノラマ展望車が火災事故を起こした。乗客はみんな無事であったということで一安心でございますが、その状況をちょっと御報告いただきたい。
【次の発言】 これは過去、五十二年に同じような事故が起こっているように私聞いておるんですが、その状況。  そのときに原因究明はあったんじゃないかと思うんですが、その辺はどう関連をお考えになっていますか。
【次の発言】 同じ車両火災で、しかもエンジン火災ということで、今回とほとんど同じだということを報じられておるわけです、五十二年度に。ですから、そういうこと……

第112回国会 運輸委員会 第5号(1988/04/14、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、大型公共事業の日米実質決着について、運輸省関係のものをちょっと質問していきたいと思います。  まず、昨年の十一月に、関西空港の問題と東京湾の横断道路、今回NTTの本社のビルがリストアップされているわけですが、この関西空港の発表した手続が米国にとって満足のいくものであるということ、これが下敷きになって今回の決着に落ちついたんだろうと思うんですが、関西空港の手続がどのように簡略にされたのか、あるいはアメリカに理解が得られるような方法になったのか、その点からお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 それで、今回の合意で入った公共事業とそれからこの民間第三セクターのプロジェクト……

第112回国会 運輸委員会 第6号(1988/04/19、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 けさほども議論がありましたが、最初に、船舶整備公団の財政悪化問題について質問をいたしたいと思います。  六十二年度の補正予算で二億六千八百六十五万円、六十三年度予算でも二億六百八十四万円ですか、が赤字補てんとして補給金が交付をされておるわけですが、公団財政がまさに危機に直面しているわけです。一たび政府の補給金に依存するようになると、公団自身の経営努力に水を差すことになりかねないかと懸念をいたすものであります。国鉄が一番端的な例ですが、安易に政府の補給金に依存していくようなことになっては極めて危険でございます。この点を強く指摘をしておきたいんですが、公団公社といえども、その基本はあく……

第112回国会 運輸委員会 第7号(1988/04/21、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 運輸省にお尋ねをしますが、最初に、港湾の再開発ブームというんですか、いわゆるウオーターフロントということで、港湾が国民の関心を集めていることは事実でございます。運輸省も二十一世紀の港湾という新しい観点での港湾の整備に乗り出そうとされておりますが、この基本的な考え方を改めてお述べ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、港湾法の一部改正ということで法案が出されておるわけですが、昨年のいわゆるNTTのB型、C型の資金に次いで、今回はA型、収益回収型の資金が使われる、こういうことでございます。そこで、港湾法の一部改正の仕組みについて、けさほど来適切な質問があったわけですが、若干確認をし……

第112回国会 運輸委員会 第8号(1988/04/26、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、現在の一般外航海運業等の事業規模の縮小などによって離職を余儀なくされる船員の離職者の再就職を促進するために、特定不況業種関係労働者の雇用安定特別措置法に指定された業種のうち、船員関係が、船員雇用促進特別措置法の省令によって特定不況海上企業として指定をされております。この制度は、創設以来既にもう十年を経過しておりますが、十年を振り返ってみて、どのような効果なり進展があったのか。また、今後の取り組みの重点施策の考え方はどのような視点から進められるのか。この二点お伺いします。
【次の発言】 関連して、けさほども議論になっておりましたが、国際的にも船員費の格差の是正を根拠として、い……

第112回国会 運輸委員会 第9号(1988/04/28、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、ただいま可決されました船員法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     船員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の事項について配慮すべきである。  一、週平均四十時間労働制に可及的速やかに移行するため、労働基準法に基づく労働時間の段階的短縮の実情に配慮しつつ、その着実な達成に努めること。  二、「小型船等に乗り組む海員の労働時間及び休日に関する省令」(小労則)の適用船員については、早期……

第112回国会 運輸委員会 第10号(1988/05/24、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、きょうは、有機スズ化合物の問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず、環境庁にお尋ねをいたしますが、ここ数年来、漁網に使用されていた有機スズ化合物、TBT系ですね、これによる魚介汚染が問題になっておりますが、最近では、同じものが船底の汚れを防ぐためにも多量に使用されているということが明らかになっておりますが、環境庁では、五十八年ごろより有機スズ化合物の調査をされるようになっておりますが、今日までの測定状況と結果について、御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 漁網とか船底塗料に使われ始めてから今日では一体どれぐらいの量が使用されておるのか。また、どのような効果があ……

第112回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1988/03/30、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 ただいまも出ておりましたが、高鳥総務庁長官、竹下内閣の閣僚としては初めて北方領土を視察してこられたわけですが、重複を避けまして、そのときに択捉、国後両島にも墓参を拡大するように外務省に要請するというふうに述べておられるわけですが、この経過と感触をちょっとお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 高鳥長官が外務省に話されて、それで外務省の返事はどうだったのですか、その辺ちょっと聞かせてください。
【次の発言】 いずれにしても、これは住民の悲願でもありますので、ぜひ長官におかれましても今後とも鋭意努力をしていただきたい。特に強くお願いをしておきます。  それでは、沖縄の問題に入りた……

第112回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1988/05/13、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 質問が二回に分かれますので大臣が来られてからまた聞くことといたしまして、最初に民営化が今日まで見送られてきた理由なんですが、五十四年には五十六年末を目途に民営化しなさい、同じく五十五年にも閣議決定で五十六年度末までに諸般の措置を完了しなさい、五十六年になって早期に民営に移行しなさい、こういうふうに何回か過去に閣議決定が行われておるわけです。はっきり五十六年度末を目途に民営化しなさいという閣議決定も二回あるわけです。それが今日まで見送られてきた理由、それをちょっと説明をしてもらいたい。
【次の発言】 今のお答えにもありましたが、五十四年、五十五年、このころ財政は確かに悪化しているわけ……

第114回国会 建設委員会 第4号(1989/06/20、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 ただいま同僚委員から財源の問題について種々議論がありました。本当に私どもも株価の低迷、これによって大蔵大臣の発言等も勘案しますと非常に心配な面があります。しかしながら、行政の継続性ということを先ほどもおっしゃっておりましたが、最初に大臣に、その問題について行政の継続性で心配要らぬということを確認しておきたいと思います。
【次の発言】 NTTの問題はこれは限度があるのですから、当然そのようにお考えいただくのが妥当だと思います。  法案の中身に入りますが、NTT株式の売却収入を活用した国のこの制度というものは、六十二年度に創設をされて以来毎年毎年拡充されておるんですが、これまでのNTT……

第114回国会 大蔵委員会 第5号(1989/03/29、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 当委員会で昨日来の話を聞いておりましたら、もう消費税の問題で大半を費やされているというような状況でありまして、これは四月一日が近づくにつれて混乱はますます大きくなっているというのが実感でございますが、大臣もそのように認識しておられると思いますが、いかがでしょう。
【次の発言】 万全の体制とおりしゃるのですけれども、もうきょうあすに迫って、特に私心配するのは地方自治体の態度でございます。このままで強行するということになると、大混乱が起こるということはもう必至でありますので、先日来同僚委員も皆おっしゃっているように、一応凍結もしくは廃止という線で質問が出ておりますけれども、大臣に今申し……

第114回国会 大蔵委員会 第6号(1989/04/05、14期、公明党・国民会議)

○中野明君 法案の審議に先立ちまして、四月一日に私どもの反対を押し切って強行された消費税の問題について、参議院としては初めての委員会でございますので、先ほど来話がありますけれども、私もこの問題について二、三お聞きしたいと思います。  それで、閣議では大きな混乱がなかったとかあるいは平静に実施されているというふうに報告がなされておるわけですけれども、大蔵大臣として、大きな混乱がないということは、想定される一としたらどんなことを想定されておったのですか、もし混乱があるとしたら。
【次の発言】 これは要するに、この法律を見てみますと、まず当初の施行期日は昨年の十月から施行されるということであったので……



各種会議発言一覧

11期(1977/07/10〜)

第84回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1978/04/01、11期、公明党)

○中野明君 きょうは、長官も御病気のようでございますので、長官にかわってと言えばなんですが、御答弁をお願いしたいと思います。  まず最初に、瀬戸内海の水質汚濁の問題に絡みまして、昨年は御承知のように赤潮で大変大きな被害が出ました。地元の漁民の方々は、やはりその時期が参りますと赤潮については大変神経をとがらしておるわけですが、中央で赤潮研究会というものが持たれておることを承知しておりますが、この研究会のその後の状況について最初にお尋ねをしたい。
【次の発言】 非常に、赤潮の発生のメカニズムがいまだに解明できていない現状でありますが、関係者にとりましては、一日も早く発生のメカニズムの解明あるいはま……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1978/03/31、11期、公明党)

○中野明君 最初に、水産関係からお尋ねをしたいと思います。  二百海里問題が表面に出てまいりまして、かまぼこなどの原料となっておりますスケトウダラの漁獲量、これにどのような影響が出ておりますか、数字で示していただきたいわけです。洋上、陸上の別と、日本の海里内あるいはソ連、米国海里内別にちょっと教えていただきたい。
【次の発言】 陸上と洋上の加工のすり身に価格の差があるということを聞いておるんですが、その理由はおわかりでしょうか。
【次の発言】 先ほどの説明では、二百海里問題で、スケトウの漁獲量でいいますと、洋上ですか、すなわち、大手水産会社が米国の海里内で行っているものの影響が一番少ないように……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 大蔵委員会、農林水産委員会、逓信委員会連合審査会 第1号(1981/04/22、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に総括的なことでお尋ねをいたしますが、今回のこの特別措置でございますが、大蔵大臣、赤字公債は毎年法律を出されて、要するに財政の節度を守るということで予算の単年度主義と、こういうことをとっておられるわけなんですが、今回初めてこの輸出入銀行あるいは開発銀行の納付金、また電電の納付金は複数年度にわたる内容を組み込んで出しておられるわけなんですが、これはやはり単年度主義からいって毎年出されるべきじゃないかと、このように思うんですが、どういうお考えですか。
【次の発言】 なぜ私こういうことを言うかといいますと、予算委員会でも申し上げましたように、公社からこういう性質のお金を国に納入させる……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1981/03/31、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 私はきょう、出かせぎ労働者の問題でお尋ねをしたいと思いますが、御承知のように最近、昨年は特に夏は冷害、そしてまた冬は豪雪と、そういうことで年間ざっと三十万人といわれておりますが、出かせぎ労働者がだんだんまたふえていると、そういう傾向にございますが、ちょっと最初に出かせぎ労働者の増加状態、去年と比べてどういう状態かお尋ねいたします。
【次の発言】 特に私、指摘をしたいのは、初めて出かせぎに出る人、あるいはまた高齢者がだんだんと数が多くなっているような傾向を感じるわけですが、いただいた資料によりましても、夏型、冬型と分かれておるようですが、年間大体三十万人、四国でも一万三千人。非常に出……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1981/04/01、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 私は、昨年通常国会で成立をしました俗に言われているグリーンカード制度、このグリーンカード制度が五十九年一月から実施されることになっておりますが、この準備の状況がどの程度まで進んでおりますか、予算がどの程度ごとしはついているのか、その両面でお答えいただきたい。
【次の発言】 電算機の着工が五十六年の予定のようですが、これはいつごろでき上がる考えで進めておられますか。
【次の発言】 そこで問題なんですが、最近衆議院でも、それから参議院の予算総括、一般でもいろいろ問題提起がありましたが、このグーリンカード制度が五十九年一月から実施されるということが決まっているにかかわらず、各方面でグリー……

第98回国会 商工委員会、外務委員会、農林水産委員会、科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1983/02/23、12期、公明党・国民会議)

○中野明君 お二方どうも御苦労さんでございます。  私、最初にスノーデンさんにお尋ねをいたしますが、ローカルコンテント法案、これにつきましてどういうお考えを持っておられますか。それで、これはアメリカの国会で成立するとお考えでございましょうか、御意見をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いま御意見ございましたが、非常に私どもも関心を持ってこの成り行きを見守っております。賢明なアメリカ議会の判断を期待いたします。  それで次の問題に移りますが、両参考人にお尋ねをしたいんですが、一般的に第一次、第二次オイルショック、これのそれぞれの国の対応の違いによって、その国の経済に多大の影響を与えて、それが……


13期(1983/06/26〜)

第101回国会 運輸委員会,地方行政委員会,建設委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1984/06/21、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に、運輸大臣にちょっとお尋ねをしたいんですが、趣旨説明にもありますように、現在の大阪国際空港の状況から考えて今回の関西国際空港を設置するという、そしてまたそれが二十四時間運用が可能、こういうことでございまして、私どももそのことについては必要性を認めております。  ただ、けさほど来からもまた前々からもいろいろ議論になっておりますように、現在第一種空港というのは、いわゆる国が設置して管理するのと、それからもう一つは成田の新東京国際空港、公団方式、この二つになっておるんですが、今回は新たに民間資本を導入して株式会社方式、こういうことになったわけでありますが、私どももどうしても、現在の……

第102回国会 社会労働委員会,内閣委員会,地方行政委員会,大蔵委員会,文教委員会,農林水産委員会,運輸委員会連合審査会 第1号(1985/04/19、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 最初に大蔵大臣にお伺いをします。  平均寿命が延びまして老齢化時代に入ってきたわけでなんですが、我が国の国民の貯蓄率が高いという中には老後に備える、あるいは教育費に金がかかるとか、いろいろ理由があるのですが、その一つの大きな理由として老後に備えるということが言われております。たまたま貿易摩擦に関連をいたしまして、アメリカのシュルツ国務長官が日本の貯蓄率が高い、貯蓄が多いということが外需に向いて、そして貿易摩擦の原因になっていると言わんばかりの話が出ているのですが、最初にこれについて大蔵大臣の考え方を。私はそれなりの論拠を持って彼なりに話をしていると思うんですが、大蔵大臣の御意見をお……

第102回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会 第2号(1985/01/31、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 一つだけちょっと御説明をお願いしたいのです。  先ほど説明をいただきました「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等の解釈基準」、これの十六ページ、指示のところの二項目目ですか、「「指示」は、比例原則にのっとって行うべきものであり、営業者に過大な負担を課すものであってはならない。」云々とあるのですが、この二項をもう少しわかるように説明していただけませんか。
【次の発言】 結構です。

第102回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会 第3号(1985/06/18、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 二点ほどお尋ねをしておきたいと思います。  まず最初は、冒頭に部長の方から報告ありましたこの法律違反の取り締まり状況ですが、ここにずっと項目挙げられております。客引き、年少者使用、無許可営業、二十歳未満、十八歳末満云々とありまして、最後に、その他百十二件、七十九名というのがありますが、この主なものを具体的に教えてもらいたいんです。
【次の発言】 わかりました。  それで、今志苫委員からも御指摘ありましたが、この法案審議に当たりまして、立ち入りの問題は慎重が上にも慎重ということで私どもも強い要望をしておったわけですが、二月十三日に法が施行されて数カ月たったわけですが、この立ち入り、特……

第103回国会 内閣委員会,地方行政委員会,文教委員会,農林水産委員会連合審査会 第1号(1985/12/19、13期、公明党・国民会議)

○中野明君 まず、今回の国家公務員共済組合法等四法案につきまして基礎年金が導入されるということにつきましては、我が党としてもかねがね主張してきたところでございます。世論も大勢はそうだろうと思っておりますが、しかし国民年金法の改正のときに導入されました基礎年金そのものについては、国民がひとしく保障される基礎年金導入の基本理念に十分沿うものではないということで、私ども非常にその欠陥を指摘してきたところでございます。  そこで、きょうは総理も御出席でございますので、まず、今回の公的年金制度の改革についての閣議決定で、六十一年度以降においては、「給付と負担の両面において制度間調整を進める。これらの進展……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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