このページでは山本富雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山本富雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○山本富雄君 各参考人にお尋ねいたします。時間があれば皆さんにそれぞれお聞きをして勉強したいと思いますけれども、限られた時間でございますから全部の方にお聞きできるかどうかわかりませんけれども、端的に、ここで法律の議論をしようというわけじゃない、お気持ちをお聞かせ願えればいい、私もそういうつもりでお聞きをしたいと思っております。 まず荒川参考人にお尋ねをいたします。 先ほど三原参考人から素直にという話が出ましたけれども、非常に素直な率直なお話で、私も野球じゃありません、スキーを長くやっておりましたスポーツマンの一人として感銘したのです。そしてしかも、その当時ドラフトの犠牲者でもあり反逆もした……
○山本富雄君 瀬戸山大臣にお伺いしたいと思います。 例のプロ野球の問題につきまして最初に触れさしていただきたいと思います。過般の法務委員会、十六日にございました。五人の参考人をお呼びをいたしましていろいろ質疑をいたしました。大変これは有意義であったと、勉強になったというふうに私ども考えておるわけでございます。いま寺田先生からも法律論を含めまして詳細なお話がございましたけれども、私は法律の専門家じゃございませんので、その方は余り強くないのですけれども、大臣にせっかくの機会でございますからこの題について改めてお伺いしたいと思います。 過去の記録を調べてみますと、四十二年七月二十日にやはり衆議院……
○山本富雄君 一時間の範囲でやりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 寺田委員からいろいろ専門的な立場でお触れになっておいでになりますが、まず私の方から民事執行法案につきまして若干お尋ねをいたしまして、それから同時に提案されております司法書士法につきましても質問さしていただきたいと、こういうふうに考えております。問題が寺田委員と重複をする部分もかなりあるかと思いますけれども、私どもの角度も違いますので、ひとつ重複も含めて質疑をさしていただきたい、答弁もお願いをいたしたい、こういうふうに考えておるわけであります。 まず民事執行法案でございますが、非常に大部なものであります。こ……
○山本富雄君 第八十四回国会閉会後、委員会より北陸地方へ派遣されました委員を代表して調査の結果を御報告いたします。 去る九月六日から四日間、宮崎理事、高平委員、江田委員、それに私、山本が富山県及び石川県において、裁判所と法務省関係各庁の管内概況並びに庁舎施設などの営繕状況について調査を行ってまいりました。 調査の対象は、富山地方裁判所、同家庭裁判所、富山地方検察庁、富山地方法務局、富山刑務所、富山少年鑑別所、富山保護観察所、金沢地方裁判所、同家庭裁判所、金沢地方検察庁、金沢地方法務局、金沢刑務所、湖南学院、金沢少年鑑別所及び金沢保護観察所であります。 調査に当たり、現地の各関係機関から懇……
○山本富雄君 私は、ただいま可決されました海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び第二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、海洋汚染の防止及び海洋環境の保全を図るため、各般の施策の一層の推進を図るとともに、特に左の事項につき格段の努力をすべきである。 一 海洋汚染防止に関し、海運・関係業者等に対する指導・監督の強化を図ること。 二 海上保安庁……
○説明員(山本富雄君) このたび通産政務次官を拝命いたしました山本でございます。 ただいま大臣からもごあいさつがございました。また、野田政務次官からもお話がございましたとおり、非常に重大な職責だというふうによく認識をしておりますので、不敏な者でございますけれども、田中大臣を助けまして一生懸命やらしていただきたい。 特に、参議院の先生方、お仲間でもございます。いろいろお助けのほどを心からお願いいたしまして、就任のごあいさつにかえる次第でございます。よろしくお願いをいたします。(拍手)
○説明員(山本富雄君) このたび野田次官ともども通商産業政務次官を拝命いたしました山本富雄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。田中大臣のもとで一生懸命任務の遂行に邁進をいたしたいというふうに考えております。 特に参議院の先生方、仲間でもございますので、とりわけ御指導、御鞭撻のほどを心からお願いをいたしまして、就任のごあいさつにかえる次第でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)
○政府委員(山本富雄君) いま先生から御指摘の趣旨については私どもよく理解ができるところでございます。また、塚本書記長の御発言、あるいは佐々木大臣の答弁等についても、通産としては十分承知をしておるわけでございます。ただ、先ほど来局長から御答弁申し上げたとおり、MFAのこの対策の発動というのは、国際的な大問題でもございますから、取り扱いにはきわめて慎重を要すると、こういう姿勢で従来ともに参りました。しかし、御指摘等もしばしばございましたし、また、いま先生のおっしゃっているようなこと等も、大臣も私どももよく承知をしております。しかし、一方では五十四年の秋以降は、数字的に見て若干鎮静化しているという……
○政府委員(山本富雄君) 大臣にかわりまして、ただいま委員長からお話しの先般の静岡駅前ガス事故に関します報告を申し上げたいと思います。 なお、先生方のお手元に「静岡駅前ガス事故について」と、こういう縦長の資料が参っておると思いますが、これに基づいて報告をさしていただきます。 先般、静岡駅前の地下街において発生いたしましたガス事故につきましては、九月二日の本委員会の理事会におきまして概略御報告いたしましたが、その後の調査結果等を踏まえまして本日この場をおかりして改めて御報告いたします。 報告に先立ちまして、今回の事故で不幸にして亡くなられた方々に対しましては心から弔意を表しますとともに、負……
○政府委員(山本富雄君) いま田代先生お尋ねの点でございますが、そういう声、よく私どもも耳にするところでございます。実は、この中金、参考人として理事長もおいででございますけれども、商工中金の資金の構成を見ますと、五十六年三月末で債券が六九・三%、それから預金が二〇・九%、こういうふうになっておりまして、言うなれば七、三の状態でこの資金調達がなされております。ですから、その七割は金融債に依存をしておるという資金構成になっておるわけでございます。このために資金コストは、預金を主体とする一般金融機関及び財投資金を主体とする中小公庫、国民公庫に比べて、どうしても割り高にならざるを得ないというふうなバッ……
○政府委員(山本富雄君) 政務次官の山本でございますが、大臣にかわりまして、夕張新炭鉱ガス突出事故の被害の状況と今後の対策の概況について御報告をいたします。 今回のガス突出事故は、十月十六日十二時四十分ごろ、北炭夕張炭鉱株式会社夕張新炭鉱の坑口より約三千メートルの地点において発生し、現在もなお全力を挙げて罹災者の救助作業を続けているところであります。 現在までに、遺体収容三十四名、坑内での死亡確認十名となっており、四十九名が行方不明であります。 このため、政府におきましては、十月十七日、災害対策関係省庁連絡会議を開催するとともに、政府部内に私を――私をというのは通産大臣でございます。私を……
○政府委員(山本富雄君) 早速現場へおいでになりました先生が目でごらんになり、あるいははだで感じられた点を踏まえられて、先ほど来いろいろな観点からの御指摘がございました。私ども災害対策本部を挙げまして、また通産省挙げまして本問題に取り組んでまいりたい。御要望の趣旨等もよく承知をしておりますので万全の配慮をして進めてまいりたい、こういうふうに考えております。
【次の発言】 ただいま大臣がいらっしゃいましたけれども、この間来大臣からもこの席でお話がございましたとおり、まあ起きてはならない事件が起こった、非常に痛ましい事件でございまして、私ども罹災者の方々には衷心からお見舞いを申し上げたいという気持……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
私、このたび当委員会の委員長に選任されました山本富雄でございます。甚だ微力ではございますが、皆様方の御協力を賜りまして、当委員会の公正、円滑な運営に努めてまいる所存であります。何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
この際、藤井前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。藤井裕久君。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、山本富雄君及び峯山昭範君が委員を辞任され、その補欠として岩動道行君及び鈴木一弘君が選任されました。
また、去る二……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、国政調査に関する件についてお諮りをいたします。
本委員会は、今期国会におきましては、租税及び金融等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
【次の発言】 次に、先般本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。
まず、第一班の御報告をお願いいたします。赤桐操君。
【次の発言】 次に、第二班の御報告を願います。伊江朝雄君。
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十三日、粟林卓司君が委員を辞任され、その補欠として井上計君が選任されました。
【次の発言】 この際、竹下大蔵大臣から発言を求められておりますので、これを許します。竹下大蔵大臣。
【次の発言】 次に、租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
本日は、参考人として、小倉武一税制調査会会長に御出席をいただいております。
小倉参考人には、御多忙中のところ、本委員会に御出席いただきましてありがとうございます。
これから質疑に入りますが、委員の質疑にお答えいただくという形式で御意……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二日、栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として田渕哲也君が選任されました。
【次の発言】 次に、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、提出者衆議院大蔵委員長越智伊平君から趣旨説明を聴取いたします。越智伊平君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。――別に御発言もないようですから、質疑はないものと認め、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨九日、栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として小西博行君が選任されました。
【次の発言】 次に、関税暫定措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。竹下大蔵大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより直ちに質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第一〇二号毛皮製品に対する物品税の課税廃止に関する請願外九十六件を議題といたします。 本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。 これらの請願につきまして理事会で協議いたしました結果を御報告いたします。 第一〇二号毛皮製品に対する物品税の課税廃止に関する請願外九十六件はいずれも保留とすることに意見が一致いたしました。 以上御報告いたしましたとおり決定することに御異議ございませんか。
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、大木正音君及び小西博行君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君及び田渕哲也君が選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、租税及び金融等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
租税及び金融等に関する調査のため、いわゆる自然休会中委員派遣を行う……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、伊江朝雄君及び福岡日出麿君が委員を辞任され、その補欠として関口恵造君及び石井道子君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りをいたします。
赤桐操君及び桑名義治君から、文書をもって、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
ただいまの理事辞任による欠員のほか、委員の異動に伴う欠員を合わせて、……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨六日、近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
租税及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、参考人として日本銀行総裁澄田智君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
去る二月十四日の委員会におきまして、財政及び金融等の基本施策につい……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
租税特別措置法の一部を改正する法律案の審査のため、来る三月二十六日午後一時、本委員会に、税制調査会会長代理木下和夫君、明治大学教授西野萬里君、東京経済大学教授市川深君及び日本長期信用銀行産業調査部小沢雅子君、以上四名の方々を参考人として出席を求め、御意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、昭和五十九年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案を議題といたします。……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。竹下大蔵大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時五十九分散会
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。竹下大蔵大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後刻に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
租税特別措置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、参考人として日本たばこ産業株式会社社長長岡實君及び日本道路公団理事戸谷是公君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨一日、赤桐操君及び村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として大木正吾君及び久保亘君が選任されました。
【次の発言】 去る三月二十八日、予算委員会から、本日一日間、昭和六十一年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、大蔵省所管、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行予算について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
まず、大蔵大臣から説明を聴取いたします。竹下大蔵大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
なお、ただいま大蔵大……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二日、鈴木和美君及び桑名義治君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君及び服部信吾君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁澄田智君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に大河原太一郎君及び村沢牧君を指名いたします。
【次の発言】 次に、連合審査会に関する件についてお諮りをいたします。
東京湾横断道路の建設に関する特別措置法案について、建設委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ご……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
天皇陛下御在位六十年記念のための十万円及び一万円の臨時補助貨幣の発行に関する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は、昨日聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後五時まで休憩いたします。
午後零時五十分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、桑名義治君、赤桐操君、鈴木和美君及び竹田四郎君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君、菅野久光君、上野雄文君及び安永英雄君が選任さ……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十二日、赤桐燥君及び鈴木和美君が委員を辞任され、その補欠として稲村稔夫君及び高杉廸忠君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に竹田四郎君を指名いたします。
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、鈴木和美君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君が選任されました。
【次の発言】 昭和六十一年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査のため、参考人として、国債募集引受団代表・富士銀行頭取荒木義朗君、名古屋大学教授水野正一君及び東京国際大学教授大川政三君、以上三名の方々の御出席をいただいております。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席いただきまして……
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
昭和六十一年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案を議題といたします。
前回に引き続き、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時十一分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、昭和六十一年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、赤桐操君が委員を辞任され、その補欠として山田譲君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
預金保険法及び準備預金制度に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁澄田智君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律案及び預金保険法及び準備預金制度に関する法……
○山本富雄君 一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 この一年間大過なく委員長の職責を全うすることができましたことは、ひとえに委員の皆様方の御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。 今後とも当委員会に引き続きお世話になりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 ありがとうございました。(拍手)
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。 水俣病問題の重大きにつきましては十分認識をしておるつもりであります。しかしながら、本件訴訟のうち農林水産省に関係する部分は、漁業法及び水産資源保護法の運用をめぐる法的責任を前提とした賠償請求でありますが、この法的責任を容認することはできないとの立場について裁判所の判断を得たいと考えているところであります。
○国務大臣(山本富雄君) お答えをいたします。 会田委員十分御承知のとおりでございますが、米は日本国民の主食でございます。また、我が国農業の基幹をなす作物でございます。さらに、米づくり、いわゆる水田稲作は、国土や自然環境を保全する機能あるいは今御指摘のように我が国の地域隅々までを活性化させていくというふうな大きな役割を、多面的な役割を持っておるということは申し上げるまでもありません。 このような米及び水田稲作の重要性にかんがみまして、今委員の御指摘なさったような三たびにわたる国会決議が衆参でなされ、与野党一致、全会一致のもとにこれは可決をされておるということをよく承知しておるわけでございま……
○国務大臣(山本富雄君) このたび、農林水産大臣を拝命いたしました山本富雄でございます。 農林水産行政がまことに重要な時期を迎えている折から、その責務は極めて重大であり、身の引き締まる思いがいたします。 農林水産業は、申すまでもなく、国民生活にとって最も基礎的な物資である食料の安定供給のほか、地域社会の活力の維持、国土・自然環境の保全等を通じて我が国の経済社会の発展と国民生活の安定に不可欠の役割を果たしております。 私は、皆様方の御支援を得て、農林水産行政の責任者として我が国の農林水産業に新たな展望を切り開いていくよう最大限の努力をする決意でございますので、よろしくお願い申し上げてごあい……
○国務大臣(山本富雄君) 今先生御指摘のとおり、七月が文字どおり一つの山だというふうに私も心得ております。そして、直接関係ございませんけれども、明日、総理はサミットにお立ちになります。サミットの中あるいは日米首脳会談も事前にございまして、そこでもあるいは農業問題一般としては話が出るかもしれないというふうな状況もございます。総理にも、私から十二分にお願いもしておりますし、総理も心得ておりますが、あすのサミットあるいは月末にはジュネーブで貿易交渉委員会、これが一つの大枠をドゼウ議長のもとで仕切る状況がくるのではないか、それも一つの大きな山である。 なお、直接ガットには関係ございませんけれども、七……
○国務大臣(山本富雄君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し上げます。 農林水産業及び食品産業などの関連産業は、国民生活にとって最も大切な食料等の安定供給のほか、地域社会の活力の維持、国土・自然環境の保全など、我が国経済社会の発展と国民生活の安定に不可欠な役割を果たしております。また、農山漁村は、農林水産業の生産の場であるほか、地域ごとにそれぞれ特色のある文化をはぐくみ、都市住民が健康的な余暇を楽しむ空間として、重要かつ多面的な機能を担っております。 したがって、農林水産業や関連産業の健全な発展と農山漁村の活性化なくしては、我が国経済社会の調和ある発展と、豊かでゆとり……
○国務大臣(山本富雄君) 先般開催せられました五カ国農業大臣会議への出席につきまして以下御報告を申し上げます。 先月末にアイルランドで開催されました第二回五カ国農業大臣会議に出席いたしまして、一昨夕帰国いたしました。 この会議に先立ちまして、まずベルギーを訪れ、今回、議長を務められるマクシャリーEC農業委員にお目にかかり、さらに、先進輸入国として我が国と似通った状況にありながら、これまで余り交流のなかったオーストリアを訪れ、フィッシュラー農業大臣にお会いいたしました。 ブラッセルにおいては、マクシャリー委員とウルグアイ・ラウンドにつきまして、特にECの輸出補助金についての我が国の基本的考……
○国務大臣(山本富雄君) 今先生の御指摘でございますけれども、これから実施をしようというところでございますから、矛盾を最初から想定してこれを実施するということは適当ではないというふうには思っておりますけれども、しかしお話しのとおり、何分初めての試みでもあり、しかも中山間地、条件の不利なところを何とかしよう、こういうことでつくる制度でございますから、また実施をしてみた上で、その状況等を見ながら、そういうタイミングがあればまたそこで検討もさせていただきたい、こう思っております。
【次の発言】 法律御専門の先生に申し上げるのは恐縮ですが、それぞれの法律というのはそれなりの趣旨、目的があってつくられる……
○国務大臣(山本富雄君) お答えをいたします。 十月一日、さらに引き続いて十五日にリストを出すことになっておりまして、今最後の詰めを全省を挙げてやっておるというところであります。今明日中には結論を出したいというふうに考えております。 中身につきましては今局長の申し上げたところまででございますが、従来我々が繰り返し申し上げてまいりました日本政府としての基本的な方針に従ってリストを作成したいというふうに考えております。 それから、問題の米でございますけれども、これも我が国の農産物、農作物の主幹の作物でございますし、かつ国民の主食であることは言をまちません。また、水田稲作の持つさまざまな国土保……
○国務大臣(山本富雄君) 農業者年金基金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 農業者年金制度は、昭和四十六年一月に発足して以来、農業者の経営移譲及び老齢について必要な年金の給付を行うことにより、若い農業者の確保、規模拡大など農業構造改善の推進と、農業者の老後生活の安定に寄与してまいりました。 しかしながら、農村における高齢化の進行等の状況のもとで受給権者数が増加し、被保険者数が減少するなど本年金の財政の現状は厳しいものになっております。また、農業構造改善の一層の促進が求められております。 このため、農業構造の改善の一層の促進に資する観点……
○国務大臣(山本富雄君) 結論から先に申し上げますが、今先生御指摘の鹿野前大臣もしっかり答弁をされておるようでございます。その後第二次海部内閣、すなわち私が農林水産大臣に就任をいたしまして約二カ月になりますが、何の変更もございません。従来どおりの方針でこの木材交渉についても現在臨んでおるということを申し上げたいと思います。
【次の発言】 今お話しのとおり、昭和四十六年に創設をされましてから十九年、約二十年を経過するわけでございます。さまざまな経過がございましたが、これも結論から申し上げますと、時代の変遷はございましたけれども、それなりに日本の農村、農家を守っていくために大きな役割を本年金制度は……
○国務大臣(山本富雄君) 水産業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 水産業協同組合制度は、漁民及び水産加工業者の自主的な協同組織の発達を促進し、その経済的社会的地位の向上と水産業の生産力の増進を図ることを目的として、昭和二十四年に発足いたしました。以来、水産業協同組合は、我が国経済及び水産業の歩みとともに発展し、活発な活動を展開してきたところであります。 しかしながら、国際漁業規制の一層の強化、底魚類を中心とする資源状態の悪化、漁村の活力低下等、近年における我が国水産業及び漁村をめぐる難局を打開していくためには、漁業者及び水産加……
○国務大臣(山本富雄君) 最後に、先生から出ましたかかる事件が再び起きないように、そのことが非常に大事だと、こういう御指摘はまさに私もそのとおりだと思っております。 それからまた、まだこの事件の全貌が把握をされておりませんので、ここで私からコメントできませんけれども、しかしこのような事態が起きたということはまことに遺憾なことだというふうにも思っております。 水産庁長官からるる答弁がございましたが、長官と私の間でもこの件についてけさまでいろいろやりとりがございまして、中身は申し上げませんけれども、おおむね先生が御心配なすっているようなことを含めまして、私と長官の間でやりとりがあった。一つは、……
○国務大臣(山本富雄君) 平成二年度農林水産予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成二年度一般会計予算における農林水産予算の総額は、総理府など他省庁所管分を含めて、三兆一千二百二十一億円となっております。 予算の編成に当たりましては、財政及び行政の改革の推進方向に即し、各種施策について、予算の重点的かつ効率的な配分により質的充実を図り、農林水産行政を着実かつ的確に展開できるよう努めたところであります。 以下、予算の重点事項について御説明します。 まず、農業施策に関する予算について申し上げます。 第一は、土地利用型農業の体質強化等を目指した構造政策を積極的に推進することであり……
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。 都市農業は、都市の住民に対しまして野菜などの生鮮農産物を供給しているほか、緑、それからレクリエーションの場を提供する、あるいはまた最近では、環境保全の問題などいろいろ言われておりますが、これらの総合的な役割を果たして今日に至っておるというふうに認識をしております。一方、都市農業に供されている農地を、宅地等農業外の土地需要、最近土地問題はこの海部内閣でも一つの大きな政策課題になっておりますが、その土地需要とどういうふうに調和をさせていくかというふうな問題などもございます。このため、都市農業の果たしている役割を十分踏まえながら、都市計画法あるいは農地……
○国務大臣(山本富雄君) 変わりございません。
【次の発言】 せっかくのお尋ねですからお答え申し上げます。
今御指摘のとおり、七月四日の米価審議会の答申の附帯意見の中で、特に中山間地に対して触れておりまして、これが非常に重要だというふうなことを意見として明記してある。それを受けて、今官房長からも答弁ございましたが、例の補正予算のときにも、この中山間地の問題を含めて基金の造成などもお願いをした、また今年度の予算を先般成立させていただきましたが、これらについてもさまざまな施策を講じておる。認識といたしましては、中山間地域の活性化を図る、そして活力のある地域社会を維持していくということがもう国策と……
○国務大臣(山本富雄君) ただいまの決議につきましては、その趣旨を尊重いたしまして、十分検討の上適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(山本富雄君) 安恒先生にお答えをいたします。 農山漁村振興基金につきましての御指摘でございますけれども、先生御承知のとおり、近年における農林漁業をめぐる厳しい情勢の中で、足腰の強い農業経営を育成するとともに、よく指摘をされております中山間地域を活性化する、こういうことを通じまして農山漁村の振興を図ることが緊要な課題だというふうに考えております。 このため、元年度補正予算により、農山漁村振興基金五百億円を造成いたしまして、その運用及び取り崩しによりまして、農業者等が今後五年間に農林公庫等から借り入れる一定の資金につきまして金利負担の軽減を行う、それによって農山漁村の活性化を緊急に……
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。 先生御承知のとおりでございますが、食管制度につきましては過去にいろんな経過、経緯がございます。そのときの経済事情などの変化に即応しまして種々の改善を行って今日に至っておるということは御承知のとおりでございます。 例えば、数字的に言いますと、昭和五十年度のときには特別会計、一般会計から繰り入れた額は七千五百億という膨大な額だった。それが年月がたちまして、この制度の運用よろしきを得ながら、昭和六十三年度には二千六百二十億円。あるいは平成元年度には二千三百二十億円というふうに逐次減少してきておるということでございます。また、その後いろいろな施策を総合……
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。 先ほど大蔵大臣からも御答弁がありましたし、あるいは政府委員からもお話がございましたが、先生の御指摘の現地事情などにつきまして、内容につきまして我が方の政府委員から答弁をさせたいと思っております。
○国務大臣(山本富雄君) お答えをいたします。 今委員御指摘のアメリカの最近の考え方でございますが、これはこういうことであります。米国の農産物に関する関税化の考え方は、関税以外のすべての貿易障壁を内外価格差をもとに関税に置きかえまして、十年間でこの関税をゼロまたはニアリーゼロと言っておるんですけれども、ゼロに近い水準にまで低減する、こういう考え方を示しておる。そこで我が国といたしましては、ガット農業交渉の場において、一つ、関税化については、農産物の国際価格の変動、為替レートの価格に与える影響、品質格差等をいかに取り扱うかという技術的な問題があること。二つ、基礎的食糧及びガットの規定に基づく輸……
○国務大臣(山本富雄君) 存じておりません。聞いておりません。
【次の発言】 お答えいたします。 今委員から御指摘の酸性雨でございますけれども、ヨーロッパやアメリカ、北米ですね、これは森林の生態系に深刻な影響を与えている、そしてそれが国際問題化している、こういうことでございます。
今環境庁の方からもお答えがございましたが、林野庁としていろいろ今まで状況をキャッチしておりますところでは、大変際立って被害が我が国の森林に対して起こっておるというふうな状況は今のところございません。しかし、森林の維持保全をするということは、今だけじゃなくて、これからずっと先々まで必要でございますから、これに対しては……
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。
今食糧庁長官らか、従来の例外的な泡盛などの例を申し上げたわけでございますが、重ねての御質問でございますけれども、これは国内産で自給をするということの方針については全然変わりはない、また私もこれをひとつ引き続いて貫いていきたい、こういう考え方で進んでおります。
【次の発言】 衆参の国会の御決議もございます。これは非常に重いというふうに受けとめておりまして、その御決議の趣旨を踏まえまして、ただいま申し上げたような国内産で自給をするということでしっかり貫いてまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 池田委員、いろいろ報道などをお聞きになって、また……
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。これは梶原委員、腹の中から申し上げることですから。 国会決議が重いという意味で総理もしばしば引用なすっておりますし、私もその都度、衆参の国会決議を読んで肝に銘じておる、こういうことでございます。今農家を殺すか生かすかという話がありましたけれども、これはどんなことがあっても生かさなくちゃならない。こういうことでございますから、国内産で自給をしていく、日本国民のためにどんなことがあってもお米は自給をしていくんだという覚悟でやらせていただきたい。これはもう参議院から出ている大臣としても、この場でぜひ皆さん方にお力添えをお願いいたしたい、こう思っております……
○国務大臣(山本富雄君) 御説のとおりだと私は思っております。経済的な機能に加えまして、国土の保全とか水資源の涵養、あるいは最近では生活環境を保全していく、今環境庁長官に御質問でございましたけれども、そういう意味合いを非常に強く持っておる。したがって、我々の立場からすれば、林業の生産性の向上ということを第一目標ではいきますけれども、今委員の御指摘のような森林の公益性というふうなことを十分踏まえながらこの森林の整備の務めを果たしてまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 非常にきついおしかりでございますが、まさにそのとおりなんです。私はそういうふうに心得ております。
これはもう委員は私ど……
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。 今、私どもの局長から答弁がありましたとおり、ゴルフ場における農薬使用については、都道府県を通じまして従来ともに指導をやってまいりました。各県でも相当指導要綱ができておりますから、その指導要綱などを取り寄せて見ておりますが、これからもそれらを通じましてできるだけ、今委員の御指摘のような点、被害の及ばないように、人間の健康に関することでありますから気をつけてまいりたい。特に今御審議いただいております平成二年度の予算、水質目標値設定ということも踏まえて、防除指針を作成する等の予算をまたつくっておりますので、ひとつこれを活用いたしまして、各省庁とも連絡を……
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。
農業基盤整備を初めとする農林水産関係の公共事業、これは首都圏を中心とする一極集中を是正して国土の均衡ある発展に資する、こういう政府の方針があるわけでございます。農山漁村、これはまだまだおくれておる、そしてこれはふるさと創生の意味でも充実強化をしていかなくちゃならないというふうなことを考えながら、この方向に沿って社会資本整備を行うというふうな意味合いも含めまして強力に進めてまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 お答えします。
これは委員よく御承知だと思いますけれども、今建設大臣もお話しになりましたが、特に農林水産省の関係の公共事業費です……
○国務大臣(山本富雄君) いささか抽象的で恐縮でございますけれども、心構え、方針を述べろと、こういうことでございますから。 申し上げるまでもないんですけれども、農林水産省の大きな政策的な柱、これは国民の納得し得る価格で長期安定的に食糧を供給することにある、こういうふうになっておるわけでございます。ですから、集団的な優良農用地はできる限り確保する、こういうことが一つ。しかし、当節土地問題は今先生の御指摘のとおりでございまして、また土地基本法もできたわけでございますから、一方、住宅宅地等の土地需要に対しましては、地域における合理的な土地利用が図られるように配慮しながら現実的に対応していきたい。す……
○国務大臣(山本富雄君) お答えします。 もう委員が先ほど来日本農政全般にわたりましてうんちくを傾けてお話になりましたとおりでございます。全く私同感です。 それでウルグアイ・ラウンドでございますが、いよいよ正念場を迎えつつあるというふうなことでございます。かねて当委員会でもあるいはまた本会議などでも発言をしてまいりましたとおり、国内産で自給をしていくという考え方に何の変わりもない。また、昨年の十一月、我が国がガット・ウルグアイ・ラウンドで新しいルールづくりに向かって提案をいたしました中で、米については格別な事情があるんだというふうなことを旨といたしまして提案をしてございますし、これらを含め……
○国務大臣(山本富雄君) 福島第二原子力発電所三号磯原子炉ポンプ損傷事象についての報告書記載の基礎としたデータのリストについては、早急に作成し、提出する。
また、特別委員会において議論の対象とした資料については、そのリストの概要についてまとめ、報告をする。
以上でございます。
【次の発言】 お答えします。今委員から大臣と水産庁長官の答弁が報道によると多少食い違っているんじゃないか、こういう話でございましたが、それは報道したり解説するのは自由なんですけれども、全然食い違っておりません。出どころは一つでございまして、食い違
うはずはないのであります。
ただ、今最後にお話しになったことで、私が申……
○国務大臣(山本富雄君) お答えの前に、委員が非常に長い間農業基盤整備事業問題に大変な関心を持たれて、随時随所で指摘もされたりあるいは助言もいただきましたり、非常な熱意を私は今まで読んでまいりまして感じました。敬意を表する次第でございます。 さて、この土地改良事業なんですけれども、確かに今御指摘のように工期のおくれだとかあるいは金利負担の増加がございまして、事業に伴う負担金の問題で農家が非常に不満を持っている、割高感を持っているということについては承知をしております。この中身についてでございますが、くどくど申し上げませんけれども、労務費や資材費が上昇してきた。あるいは安全性の要請等に伴う整備……
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。 ただいま大変な御激励を賜りまして、恐縮しております。従来ずっと、当然のことですけれども、同じことを申し上げ、かつ同じ行動を続けてきたということでございますが、米は日本国民の主食でございますし、かつ我が国農業の基幹をなすものでございます。また、水田稲作は国土や自然環境の保全、地域経済上不可欠な役割を果たしてまいりました。このような米及び水田稲作の格別の重要性にかんがみまして、今先生お話しのように、国会において三たび決議がなされておるわけでございまして、私どもはこの決議の趣旨を体しまして、今後とも国内産で米は自給するという基本方針で対処してまいりたい……
○国務大臣(山本富雄君) 大変先生にも御心配しただいているわけではありますが、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉は十二月初旬に交渉を終結させよう、そのための最終的な閣僚会議をECの本部のあるブラッセルで行おう、こういうふうに予定がされておるわけでございます。そのための合意文書というのを今月下旬までにはつくっておかなければならない。それをもとにして最終閣僚会議を行おう、こういう段取りになっておるわけです。 私ども担当しております農業交渉の分野でございますが、今先生の御指摘のように、十月十五日オファーの期限というふうに夏場に申し合わせをいたしまして、それに従って日本が一番先に出したわけでありますけ……
○国務大臣(山本富雄君) 先生御指摘のとおりでございまして、北海道を中心にして畑作農業の基幹的な作物であるという認識は強く持っております。ウルグアイ・ラウンドの交渉につきましても、先般のオファーを含めまして私どもの方針を明らかにしているところでございまして、米同様しっかり頑張ってまいりたい、こう考えております。
【次の発言】 二点目から申し上げたいと思いますが、先生御承知だと思いますけれども、オファーの中で、国内支持につきましては一九八六年を基準として十年間で三〇%削減するということを基本にうたっておるわけであります。これまでの削減実績を控除した上で生産調整の割合または輸入の割合を勘案して修正……
○国務大臣(山本富雄君) お答えいたします。 まず、村沢団長を初めといたしまして社会党の議員団の先生方に大変な御激励を受けたということをお礼を申し上げたいと思っております。 今、角田委員の御指摘のとおりでございまして、これは輸出補助金、ECが現在とっております基本的な農業政策の一つですけれども、それをめぐってECとアメリカ、それからケアンズ・グループというのがございますが、これとの間でもう基本的な意見の相違がずっとあった。これはジュネーブでもあった。それが何ともまとまらずにブラッセルに持ち越した、こういうことでございまして、今回の場合も入り口のところで会議の持ち方あるいは議題の取り上げ方、……
○国務大臣(山本富雄君) 先週も角田委員とそれから吉田委員にもお答え申し上げたのでございますが、これはブラッセルの閣僚会議は、輸出補助金などをめぐるアメリカとケアンズ・グループ、それからEC、主としてこの対立が非常に厳しくて、個別交渉に入ることなく延期ということになったわけでございます。これは、私はかねがね申し上げておりますが、農業については各国がそれぞれ難しい事情を抱えておる、そういうことを端的にあらわしたのではないかというふうにも思っております。 これから先の見通しでございますが、最終段階で議長から、これは延期である、中断ではないという宣告がございまして、そしてジュネーブに場面を移しまし……
○山本富雄君 山本でございます。 暉峻先生、それから勝田先生、非常に示唆に富む、しかも暉峻先生は女性の立場から、予算と家計というふうなことにつきまして細々といろいろとお教えを願いまして、ありがとうございました。また、勝田先生、非常にウイットに富むお話などを交えまして、大変いい勉強をさせていただきました。時間がございませんから、一、二点お尋ねをいたしますので、お教えを賜りたい、こう思っております。 まず、暉峻先生でございますが、この総理府の出しました中身につきまして一々議論を申し上げようとは思わないわけでございます。しかし、公共事業国家などというお話が先生から出ましたけれども、そうではありま……
○山本富雄君 建設省あるいは国土庁には水問題につきましてもう長い間さまざまな観点から御苦労願っておるわけでございまして、御承知のとおり、私は出身が群馬でございますから、水の問題、それまた長い間ダムの地元などにおりまして経験をしてまいりました。水問題というと、何年前になりますか、例のイザヤベンダサンというのが書きました「日本人とユダヤ人」という本がございますけれども、あの中に、日本人というのは国の安全と水はただで手に入るものだと思っている、こういう名文句がありますけれども、この水の問題、これから非常に深刻の度合いを増すだろうと思うわけでございますので、この問題にしばりまして、幾つか両大臣に質問を……
○副主査(山本富雄君) 以上をもって馬場富君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 分科担当委員の異動について御報告いたします。
本日、馬場富君が分科担当委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が分科担当委員に選任されました。
【次の発言】 次に、塩出啓典君の質疑を行います。塩出啓典君。
○委員長(山本富雄君) ただいまから大蔵委員打合会を開会いたします。 租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、税制調査会会長代理木下和夫君、明治大学教授西野萬里君、東京経済大学教授市川深君及び日本長期信用銀行産業調査部小沢雅子君、以上四名の方々の御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。参考人の方々から忌憚のない御意見を承りまして、法案審査の参考にいたしたい……
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