このページでは渡部通子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。渡部通子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○渡部通子君 いま、ここで特定不況業種離職者臨時措置法、これが審議中なわけでございますが、ぜひこれは今国会で成立させたいと考えております。 オイルショック以来、つまり四十八年十二月以降景気は落ち込んで失業者の増大、それから雇用の不安定、日本の経済も厳しい状況に追い込まれておりますのは御承知のとおりでございます。そこで、今回の特別措置法、これは果たして現状どの程度までこの落ち込み状況を救済させることができるか、労働大臣に伺いたい。 この今回の措置法が雇用の安定、失業の予防措置、こういう形でとられているわけですが、むしろこれが逆用されて失業の促進に利用されないかと危惧をされている一面もございま……
○渡部通子君 私は、総論的な長官への御質問はちょっと後回しにいたしまして、各論から入らせていただきます。 消費者ローンあるいは割賦条件の緩和をめぐって通産省にお伺いをしたいと思います。 九月三日に政府が発表なさいました総合経済対策の中で民間需要喚起策として政府は一項目うたっております。すなわち、消費者信用の条件改善等、これを取り上げまして、その内容として、割賦条件の緩和あるいは消費者ローンの増加、あるいは金利の引き下げ、こういったことに努力をすると、こう言っていらっしゃいます。これは確かに、非常に個人消費の低迷している現在にございまして、消費者信用市場のみは年々二〇%から三〇%と、こういっ……
○渡部通子君 私は、婦人労働者の雇用問題についてお尋ねをしたいと思います。 先日、五十二年度の労働白書も発表されたわけでございますけれども、その資料によりますと、男子雇用者が停滞しているのに対して、女子雇用者の増加が著しい、こういう傾向が示されております。しかしながら、その女子雇用者を雇用形態別に見ますと、臨時、日雇い、パート、こういったものがやはり多い。きのうあたりの報道によりますと、婦人のパートも頭打ちだという様子でございますけれども、その中身の賃金、労働条件、こういったものもむしろ悪化しているという傾向のようでございますが、労働省はこういったことをどのように掌握をなさっていらっしゃるの……
○渡部通子君 建設省おいでいただいておりますので、最初に若干お尋ねをしたいと思います。
先ほど労働省の方からのお話はございましたが、昭和五十二年度財形住宅の計画と実績、これをひとつ建設省の方から、どのくらいであったか御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 それは住宅金融公庫の方ですね、雇用促進事業団。
【次の発言】 余りにもかけ離れた実績ですけれども、原因は何だとお考えになりますか。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 五十三年度は二万戸で、四百億という計画をお立てでございますね。
【次の発言】 それの積算の根拠を簡単にお示しいただけますか。なぜ二万などという数が出てきたのか。
○渡部通子君 ただいまちょっと話に出ましたが、従軍日赤看護婦に対する国家補償問題について最初にお伺いをいたしたいと思います。 きょうは長官おいでではないんですが、稻村総務長官は先般来いろいろな関係委員会におきまして、従軍日赤看護婦に対して来年度予算で補償措置をとる意向を示すとともに、その方法を含めて、いまもお話が出ましたが、概算要求までに決着をつけたいと、こう述べていらっしゃいます。副長官を責任者として総勢力を挙げてただいま検討中というお話でございますが、どの程度検討をしていらっしゃるのか、もう一歩具体的にお話しを願いたいと思います。
○渡部通子君 年金の問題につきましては、もう議論としてはかなり尽くされております。重複する部分も出てまいりますけれども、ひとつ私も若干御質問をいたしますので、よろしくお願いしたいと思います。
さんざん議論になってまいりましたが、在職老齢年金について、一、二点お伺いをいたしますが、今回の在職老齢年金の支給制限緩和、これを行いますと、大体恩恵をこうむる人数というのは何人ぐらいになりますでしょうか。
【次の発言】 そうすると、大体今回の改正であれですね、恩恵をこうむるという人が、いま申された数の総合計ということになりますですね。
【次の発言】 わかりました。
六十五歳以上の在職者に対するカット率……
○渡部通子君 最初に、港湾労働者の問題について若干お尋ねをいたします。
港湾労働をめぐる環境は、荷役の機械化とかあるいは省力化等による長期的傾向としての需要減、それに加えて景気の沈滞ということがございまして、荷動きの低下等で就労確保が最大の問題となっている。これはもう御承知のとおりでございます。ここで伺うんですが、ここ数年来の港湾労働者数の推移、常用、日雇い、これを別にいたしましてどうなっておりましょうか。
【次の発言】 その傾向は、去年、ことしあたりもずっと続いていることですか。
【次の発言】 次に、昭和四十年、港湾労働法が制定をされましたけれども、その際の制定の理念は、前近代的な労働慣行……
○渡部通子君 外務省にお越しを願っておりますので、最初に若干御質問をしたいと思います。
五月十八日付の新聞報道によりますと、国連本部での長崎、広島の合同原爆展において出展が予定されておりました五枚の写真、いわゆる「熱線熱傷」の少年の記録とか、「全身熱傷の少女」とか、あるいは「ケロイド」とか、こういった五枚の写真に、残酷というクレームがついて差しかえを要求されたということでございますが、新聞報道で存じていることでございますので、その経過と事実をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 その差しかえ要求をされたときに、国としては、外務省としてはどういう対応をなすったわけですか。
○渡部通子君 最初に、円高メリットの消費者還元について、若干お伺いをしたいと思います。 午前中の質疑がずっと行われておりましたので、大体御答弁の概要等もみんなわかったわけでございますけれども、やはり私はこういう際でございますので、何とかもう少し、少しでも現実に消費者にわかるような形でこれが還元できるようにしていただきたいというのが願いでございます。もう底流として御答弁一貫しておりますものがやはりむずかしいと、その御議論はよくわかるんですけれども、それはそれとしておいて、いま政治の信頼を取り戻す上でも、それから国民生活の上に多少なりとも希望を与えるといった、そういうような大きな政治効果の上から……
○渡部通子君 日中問題について外務大臣に若干お尋ねをいたします。
総理及び外務大臣は、中国側が示しました四項目について矢野書記長の話を聞いてから評価したい、こう仰せでございました。十七日の午後、矢野書記長から前後の事情を聞いて中国側の四項目についてどのように評価をなさるのか、前進したという認識をお持ちかどうか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 前進したという認識の評価でございますか。
【次の発言】 覇権条項の取り扱いについてでございますけれども、中国政府見解の第三項、これから考えましても政治的な決着の見通しが開かれたと思いますが、外務大臣はどう認識をしておられるのか。部分的にはしばしば……
○渡部通子君 私は、本日は下垂体性小人症、このことについて対策をお伺いをしたいと思っております。俗に言われる小人という問題でございます。これは成長ホルモンの不足で、背の丈が百三十センチぐらいにしか伸びないというお子さんを持つたくさんの親御さんたちの悩みから発することでございます。成長障害者と呼ばれる者は全国で十二万人ぐらいいると推定されておりますけれども、研究や治療については非常に日本の国はまだおくれていると、こういう実情の中で、この下垂体性の小人症という者だけは、原因も、それから治療法も確立をされているという点では幸せな部類だと思うわけでございます。しかしながら、なかなかこれが進まないという……
○渡部通子君 今回、衆議院におきまして各党全会一致ということで委員長提出で本法案が本日参議院に送付されてまいりました。このことに関しては、私も関係者の御努力に心から敬意を表したいと思う次第でございます。 ただ、一番やっぱり心配されますことは、この法律が公布されて施行されるまでの間が六ヵ月もある、こういうことでございまして、私はこの点にしぼって御質問を申し上げたいと思います。 いまも社会党の議員からもそのお話が出ましたけれども、これ一番問題になるのは駆け込み勧誘の問題だと思います。これに対応する手段といたしましては、やはり国や地方公共団体によるPRしかないのではないか、こう思うわけでございま……
○渡部通子君 私も、最初に労働行政の基本姿勢について大臣にお伺いをいたしたいと思います。 所信表明の中において、雇用問題の解決は現在国政の最重要課題、こう大臣もおっしゃっておりますが、しかし、今国会の衆参両院の集中審議あるいは関係委員会の審議を通じて、労働省の姿勢は決して積極的であったと評価はされていないと思います。ですから、極端に言えば労働省休眠論、こんな議論まで出てきているような状況でございまして、景気の回復基調ということが言われておるにもかかわりませず、依然として厳しい雇用失業情勢、これが続いているわけでございまして、わが国の労働事情が国際摩擦まで招来をしている、こういう状況下における……
○渡部通子君 原爆被爆者に対する対策につきましては、国家補償に立脚した援護法、これを制定しようと、こういう私たちの意見に対しまして、従来政府が一貫してとっていらした態度は一般戦災者との均衡論あるいは財政論、こういったことでございまして、一般戦災者との相違通を放射能を被曝したという一点に置くために、そこから健康と肉体に不安を持つ被爆者に対処すればよいといった考え方、こうしたものが色濃く貫かれてきたと思います。したがって、対症療法的な手当制度が基礎になっておりまして、国家補償を要望する側とは基本的に考え方の上で違ってきていると、私はこう思いますけれども、橋本厚生大臣の御所見をまず伺いたいと思います……
○渡部通子君 政府は今国会を雇用国会と名づけまして、雇用対策の充実のために雇用保険の各種事業の拡大による雇用創出、失業の予防、これらに力を入れてきたことはよくわかりますが、三月になりましてまた完全失業者が上ってきた、こんな状況を見ますと、一兆七千億円もの雇用対策費を計上しておりながら、まあどれだけの失業の予防や雇用の創出、あるいは完全雇用等に効果を上げたのか、あるいは上げつつあるのか、まずその感想を伺いたいと思います。
【次の発言】 午前中も各委員から指摘をされた問題でございますが、予算をふやしていただくのは結構でございますが、それがなかなか適切な運用、消化がされていないという点、私もこの点が……
○渡部通子君 私は消費者行政を主体といたしまして御質問申し上げたいと思います。 消費者問題を考えますのにまず物価の安定ということが大前提でございますが、最近の物価動向について冒頭に若干経企庁長官にお伺いをいたします。 物価動向は警戒水域に近づいているというのが大方の見方でございます。こうした中で国民の不安は非常につのる昨今だと思います。きのうの読売新聞の夕刊にも、世論調査によりますと、主婦の八五%がいまの物価に対しては不安を感じていると、こういうインフレの懸念が発表されておりました。そこで、政府は五十四年度の消費者物価上昇率の見通しを大体四・九%、卸売物価については一・六%と、こう見込んで……
○渡部通子君 大変時間が少ないものですから、答弁の方もひとつ簡潔にお願いをしたいと思っています。
灯油につきましては需給の問題、価格の問題、いろいろ議論をされておりますので、私、質の点で一点伺いたいと思います。
すでに伝えられておりますが、石油製品の品質規格の変更、これを通産省はお考えのようでございますが、灯油のJIS規格の改定、これは一体どういうことなのか、目的は何なのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 いろいろ詳しく伺いたかったんですが、時間が過ぎておりますので、ポイントだけお伺いをいたします。
灯油をふやしたいと、供給量をふやしたいということで御苦労いただいていることはあり……
○渡部通子君 先ほど片山委員の方からも御質問がございましたが、もう少し突っ込んで私もお尋ねをしたいと思います。
政府は、元陸海軍従軍看護婦さんたちの実態調査を始めると先ほどの御答弁にもございましたが、調査の方法、それから結果の発表時期、それから救済の形について伺いたいと思います。
【次の発言】 結果の発表時期と救済の形と。
【次の発言】 もう一つ、救済の形というのを落としているんですが。
【次の発言】 その看護婦さんたちの陳情の中に、日赤看護婦さんたちと同様の処置を講ぜられたい、あわせて在職期間を各種公的年金に通算する処置をお願いできないかという陳情になっておりますが、この点はいかがでござい……
○渡部通子君 昨年の十月でございますか、社会保障制度審議会が「高齢者の就業と社会保険年金」ということで総理大臣に建議をしていらっしゃいます。それは今後の高齢化社会に対処していくために、六十五歳になるまでは自分で働いて食べていけるよう高齢者の雇用確保策をより国で確立する、こういうことになっています。社会保障制度審議会がこういった雇用問題に対して言及しているということは、非常に社会保障という点から見ても雇用の解決ということが大事だということだと思うんです。この中で、六十五歳までをはっきりと就労人口としてとらえているというところが非常に特徴的だと思うんでございますが、国としてこの制度審議会の建議をど……
○渡部通子君 被爆者問題は毎年この委員会で議論をされておりますし、それからまた、今回は特に基本問題懇談会の答申を待ってという時期にございますので、大変質問としてはやりにくい時期にあるわけなんでございますけれども、多くの戦後処理の中で、私がいまさらここで申し上げるまでもなく、被爆者の問題ということは傑出して国が責任をとらなければならないという大変特質のある問題ですし、またその重要性というものはこれから未来の世界に対してますます増すばかりでございまして、この被爆者問題だけは国としても重々お考えをいただきたいということを前提とさせていただきます。先ほども申したように、きっと厚生省側の御答弁は、いま答……
○渡部通子君 私は物価対策の見地から、ちょっと問題をしぼりまして薬価と検査価格について伺っておきたいと思います。 今国会におきましても、薬価問題がまことに頻繁に取り上げられまして、国民の関心は非常に大きくなっています。現に私のところにもいろいろな投書が参りまして放置できない状況ではないかと思います。 国民総医療費に占める薬剤費の割合は依然として非常に高い水準にございまして、これが健康保険財政圧迫の大きな要因ともなっています。ちなみに、昭和五十三年度国民総医療費約十兆四千億円、このうち薬剤費はと申しますと、政管健保の比率から推しはかりますと大体四兆円近く、三兆七、八千億円にもなっています。こ……
○渡部通子君 最初に物価問題、若干お尋ねをしたいと思います。
現下の最大の課題と言われておりますけれども、近く政府は総合物価対策お出しになるそうでございますが、当然個別物価の抑制も盛り込まれると思いますけれども、この個別物価対策はどのようになっておりますか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 高炉メーカー各社が四月から鉄鋼価格の値上げを発表しておりますけれども、四月から電力と鉄が一斉に同時に値上げということは大変これは大きな影響だと思います。新日鉄の五十五年三月期決算は史上最高とも伝えられておりますけれども、これについて通産省はどういう見方をなさっていらっしゃいますか。
○渡部通子君 いままで大変に多角的な、そして総合的な議論が行われてまいりましたので、私はごく問題を一、二点にしぼってお尋ねをいたしたいと思います。 やはりいま一番、女が強くなったとは言われながら、一たん外に出よう、働こう、こうなったときにやはり女性の周辺というのは非常に厳しいものがございます。そして、法の適用の及ばない社会の底辺で働いていらっしゃるたくさんの御婦人、それから母性保護の確立、こういったことを中心に、なるべくいままでとダブらないようにしてもう一歩細かく突っ込んでお尋ねをいたします。 まず最初に、労働問題でございますが、最近労働市場への女子の進出が一段と増加している、これはもう御……
○渡部通子君 医療の問題が今日これほど大きな関心を呼んだことはないと思うんでありますが、厚生大臣のいろいろな発言を伺っておりますと、非常に真剣に、そして前向きに今回の医療行政の矛盾や不正をただしていこうという積極的な姿勢がおありのようで、私たちはそれに期待するところが非常に大きいわけでございます。いまも監視体制とかあるいは不正に厳しく臨む、ここういう御趣旨でございました。私はそこまでまいりませんでも、不正とまではいかなくても現在の制度の矛盾などが温存されているだけでもかなりのむだとか、それが不正につながっている場合が多い。やってできないことではない医療行政すら放置されている点が多いという、そう……
○渡部通子君 私は、冒頭に身障者年についてのことを若干御質問申し上げ、あと婦人をめぐる労働問題について質疑をいたしたいと思います。 来年、いよいよ国際身障者年を迎えることになっておりまして、政府といたしましてもすでにその対策に乗り出しておられますけれども、大体どんなおつもりで、どの程度のことは進めたいと、こういうほぼ見通しというか、ガイドラインというか、そういうのをどこに設定しておられるのか、その大体のおつもりをまず伺っておきたいと思います。これは総理府とそれから特に雇用につきまして労働大臣、それから厚生省お見えになっていらっしゃいますので、その管轄の範囲で結構でございます。お答えいただきた……
○渡部通子君 私、女子の労災の状況につきまして、まずお伺いをしたいと思います。 最近の労働市場におきます女子労働力の増加は、これはもういまさら申し上げるまでもございませんで、非常に目覚ましいものがございます。五十四年度で全雇用者中に占める女子労働者は三四%、そのうち三十五歳以上が実に五〇%を超えておりまして、五二・六%、女子パートタイマーにつきましては、雇用者中に占める短時間雇用者の割合で見ると一八・四%、こういう状況でございまして、女子の多い業種と申しますと、サービス業、製造業、卸売業、小売業、この順になっています、規模別では中小企業が多い。こういう状況の中で、女子の労災の状況はと申します……
○渡部通子君 国際障害者年にしぼってのきょうは質疑ということでございますが、厚生大臣がお忙しいようでお時間がないということでございますので、厚生大臣にお聞きすることを先回しに急がせていただきたいと思っております。
まず、来年からの障害者年への取り組みでございますが、まあ厚生大臣は副本部長というお立場にございますけれども、日本の国としてその基本的な取り組みの態度というものをまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 同じ御見解を、ひとつ総務長官からもお願いをしたいと思います。
【次の発言】 国連の方で、各国がとるべき措置ということで十五項目を挙げてございます。実を言うと、これを一つずつ伺って……
○渡部通子君 初めに国民総医療費のことについて若干お尋ねをいたします。これもいろいろ議論がなされておりますので、ごく一点にしぼってお尋ねをいたしますが、まず五十五年度の実質医療費は幾らぐらいになると推定していらっしゃいますか。
【次の発言】 これは対国民所得比についてはいかがでございますか。
【次の発言】 推定を十二兆弱と、こう推定をしておられるようでありますが、学者によっては十五兆円ぐらいになるのではないか、こういうことを言う人もいるわけでございます。仮に十五兆とこう考えてみますと、その五十五年度国家予算の三七%、国防予算の約七倍、教育費の三倍、これが日本の国民の総医療費だと、こういうことに……
○渡部通子君 非常に限られた時間でありますので、簡潔にお伺いをしてまた簡潔に御答弁をいただきたいと思っております。
最近水モチ米が自由米市場で大変暴騰してきているという現実問題で私は御質問をいたしたいと思います。
言うまでもなくモチ米は自主流通米ということでございますが、価格はどのように決められておりますか、まず伺います。
【次の発言】 ことしは大体お幾らぐらいですか。
【次の発言】 去年はお幾らでしたか。
【次の発言】 ありがとうございました。
確かにいま御説明がありましたように、指定法人価格によって決まっている範囲で流通しているならば問題はないわけでございますけれども、私がいまここで……
○渡部通子君 私は、具体的に未帰還者の問題、それから中国孤児の件、これについて若干ただしてまいりたいと思います。
厚生省援護局から調査課というものを廃止いたしまして数年を経たわけでございますが、未帰還者の調査、それはどのような体制で対処するようになっておられますか。
【次の発言】 国として、太平洋戦争におけるいわゆる大東亜戦域、南太平洋諸島の旧日本兵の残留者、生存者に対する捜索及び救出を今日までどのように行われてきたか、組織的に行われてきたのかどうか、その結果、生存者の存否についてどのような心証をお持ちであるか、伺います。
【次の発言】 ソロモン諸島の残留者の捜索、これは今日までどのように行……
○渡部通子君 最初に、労働時間の短縮の問題と雇用情勢につきまして大臣に若干の御質問をいたします。
昭和五十年以来五年間の総実労働時間、所定内及び所定外労働時間の推移、これをちょっとまず伺いたいんですが。
【次の発言】 いま御報告がございましたけれども、五年を通してずっと推移を見てみますと、やはり労働時間はふえてきているという、これがおしなべての五年間を通しての傾向だと思うわけです。総労働時間が三・七時間増加、所定内が〇・八時間ですが、所定外に至っては二・九時間、いずれも増加をいたしてきておりますけれども、この五年間の推移について、原因等について大臣はどういう所感をお持ちでございますか。
○渡部通子君 一般的に社会保障と申しますと、最低生活の保障のために負担と給付を通じて、所得の高い人と低い人との間の所得の再分配の機能をよりよく果たすべきものであると私は理解しておりますが、いかがでございますか。
【次の発言】 それでは、その所得再分配の機能は、社会保障の一つである社会保険の中にも当然取り入れられている考えと言ってよいと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 ただいまの世代間の所得の再分配、それも当然含まれると思いますけれども、社会保険の中で、社会保障の大きな問題でありますから、当然所得の再分配もあると、こうお答えになったと理解してよろしいんですね。
○渡部通子君 最近話題になっておりますマイコン革命あるいはエレクトロニクスの事務部門への導入、これをめぐっての雇用情勢について若干のお尋ねをいたします。 三月十九日の質疑で小平委員の質問もありましたが、労働省はその際に、日本とヨーロッパとの間の労使慣行の違いを理由に、かなり楽観的な御答弁をなさったように思います。しかし、状況というものは必ずしも安心できるものではないと、こう思うわけでございます。西ドイツあたりではマイコンにより二百万人のタイピストに失職等の危険が生じた、あるいは植字工の三〇%が減少されるのではないかと、こういう報告もございます。日本では、大企業の場合ですと、確かに労働省がおっ……
○渡部通子君 原爆被爆者の問題につきましては、前回の委員会で小平委員の方から御質問をしてございますので、きょう私は、廃棄物処理の問題につきまして、特に再資源化の一点にしぼって若干のお尋ねをしたいと思います。
ごみの問題は、いま大変なことでございますけれども、何とか廃棄物の再資源化、これができないかということの必要性は非常に高まってきて、議論も行われるようになっているわけでございますけれども、それほど実情は進んでいない、この原因については、どういうふうに分析をしていらっしゃいますか。
【次の発言】 私も同じように感じます。それで、やっぱりそういう困難な問題はたくさんありましても、この再資源化、……
○渡部通子君 私は訪問販売並びに通信販売等に関する問題を若干質問いたします。 この数年来訪問販売に伴う消費者苦情、これは非常に増してきていると思います。訪問販売は、店舗販売に比べまして、販売者側にとっては、新たな需要の開拓ができる、あるいは店舗がなくても商売ができる、こういったメリットがございますが、反面セールスマンの積極的な販売、ともすると詐欺的とも言われるような強引な行動、こういったものがございまして、消費者の意思に反して商品を押しつけられる、こういう例も数多く見られるようでございます。こうしたトラブルを解消するために五十一年にいわゆる訪問販売法、これが成立したわけでございますが、その法……
○渡部通子君 最初に、外務大臣に外交問題について若干のお尋ねをいたします。
最近のポリャンスキー大使の行動につきましては、私ども腑に落ちない点が多くございます。西ドイツあたりにはブレジネフ親書を出して平和外交を進めてまいりましたのに、日本にはきわめて簡単な申し入れにとどまった上、外相会談の席上では北方領土問題については何一つ理解を示すことがなかったという点、こういったことを総括的に外務大臣はどう評価しておられますか。
【次の発言】 ソ連側は、極東における信頼感醸成の措置として、具体的な交渉を行う用意があるとして事務協議を要求したということでございますが、協議の内容についてどのようなことがあっ……
○渡部通子君 去る二月一日から三日までの三日間、粕谷照美委員長、佐々木満理事、安恒良一理事、関口恵造委員、水脱タケ子委員、藤井恒男委員と私、渡部通子の七名は、老人保健事業及び産業用ロボットの導入の実態等の実情を調査するため、愛知、静岡の両県に行ってまいりました。 調査では、両県における老人の実態と保健医療対策、産業用ロボットの導入が雇用に及ぼす影響等を中心に現況説明を聴取するとともに、市町村保健センター及びロボット関連工場を視察いたしました。 まず、両県における老人保健関係の概要について御報告申し上げます。 愛知県の六十五歳以上人口は現在四十六万二千人、総人口比の七・四%で、全国水準の九……
○渡部通子君 私も最初にカネミ油症の問題について伺う予定でおりましたが、午前中の審議でかなり総合的に尽くされておりますので、一言要望を申し上げるにとどめたいと思います。ともかく食品衛生法、衛生法と言われているわけでございますが、すでにこれほど化学物質のはんらんした今日にあっては、むしろ安全法、その基本的な考え方を法的にしっかりするということの方がもう急務とされている今日だと思います。そういう意味で、午前中議論になりました食品二法の制定、こういったことにぜひ鋭意取り組んでいただきたいということ、この一点と、それからもう一つ、被害者が現実に悩んでいらっしゃる以上は救済を国の手でもって推し進めていた……
○渡部通子君 私はまず最初に、婦人の労働をめぐる問題につきまして、大臣も新しくなられたことでございますので、基本的なお取り組みの姿勢を伺いながら二、三質問をいたしたいと思います。
最初に寡婦の問題でございますが、寡婦の実態につきまして、労働省では五十二年の六月に寡婦等就業実態調査結果報告書というものをお出しになりました。後にも先にもこれだそうでございますけれども、それについて寡婦の置かれている社会的な立場、状況、それを大まかにどのように把握をしていらっしゃるか、まず伺います。
【次の発言】 そこまで伺ってはいないんです。厚生省の調査を言っていただかなくても、労働省でお出してございますので、そ……
○渡部通子君 審議に入りますに当たりまして、三点ばかり単刀直入に伺いたいと思っております。現段階で返事が不可能だとおっしゃるならば、感触だけでも結構ですから、三点お聞かせいただきたいと思います。 まず第一点は、先月二十五日、日経連など経済四団体が自民党に対しまして申し入れを行っております。医療費や拠出金の増大に対する歯どめ策が必要だということ。あるいは老人医療の診療報酬に関する検討は、衆議院段暦の修正で中医協になったわけですけれども、原案どおり老人保健審議会で行うべきだ。こういった点から財界の中に根強い反対論がある。これに対して政府は従来どおりの方針を貫くおつもりなのかどうか、この申し入れに……
○渡部通子君 先週の末でございますが、一部の新聞報道によりますと再修正の方針決定と、こういったことが報道されておりますが、端的に伺いますが、事実でございますか。
【次の発言】 大変心配をしております拠出金の問題について伺いたいと思います。
保険者の一部から、拠出金が年度により変動したり、また著しく増大することを危惧する声が上がっております。保険者及び被保険者の負担が青天井に年々増加するんではないか、これによって企業経営が危なくなると、こういう心配が出てくるのは当然だと思いますし、また特に都市部のサラリーマンにとっては、一部負担導入の問題よりもいまはこっちの方が大変だと、こういう意見もあるくら……
○渡部通子君 短い時間で御質問を申し上げますし、またそれからどうしてもダブる点も出てまいります。なるべくダブらないようにお尋ねをしたいと思っておりますけれども、問題点が大分集約をされてきておりますので、万一ダブリました場合にはお許しをいただきたいと思います。 最初に小池先生に伺いたいと思っております。 ただいまるる伺っておりまして、大体お考えになっていることというものは了解をいたしますが、この支払い方式というものは、確かに専門家の先生方がお考えになっても、どれもこれも一長一短で、いまとしては出来高払いの方式を堅持なさることが最高だ、こういう御意見のようでございます。しかしながら、私がお尋ね……
○渡部通子君 前回私は、保健事業の主要な担い手となります保健婦について御質問をいたしましたので、今回は、これまた高齢化社会の保健事業には不可欠なマンパワーであるリハビリ要員、これについて若干の質問をいたしたいと存じます。 まず、保健事業のマンパワー確保五カ年計画、これを拝見いたしますと、理学療法士、それから作業療法士、これにつきましては具体的な確保数が示されておりません。拝見した限りでは実に不明確でございます。「地域の専門病院等の協力を得て確保するほか、市町村の機能訓練事業を支援するため保健所に配置を進める」と、これだけ書かれているだけでございまして、これは具体的にはどうなさるおつもりでござ……
○渡部通子君 私は、自由民主党・自由国民会議、公明党・国民会議、民社党・国民連合、以上三会派を代表いたしまして、今日まで審議されてまいりました老人保健法案に対しまして、確認の意味を含め若干の質問をいたします。少々安恒委員とダブる点もございますが、御了承願います。
まず最初に、老人保健の診療報酬の審議に当たりましては、中医協における専門委員を任命すること等によって、円滑適切な審議が行われるように配慮すべきでございます。再三議論されたところでございますが、これに対する確認をいたします。
【次の発言】 老人保健のレセプトについては、保険者においても速やかにこれをチェックできるようにすべきだと思いま……
○渡部通子君 先ほど来いろいろ議論がございましたのでなるべく重複を避けまして、確認の意味も含めて最初に長官に数点伺いたいと思います。
四月九日の閣議で五十六年度の歳入欠陥が二兆円を超えると、この見通しが明らかになったことで総理が公約として掲げております五十九年度財政再建の破綻、これも明確になったとまで言われています。大変重大な事態だと思うわけです。とりあえず閣僚のお一人として何とかしなければならない立場に長官もおいででございますので、これに対する率直な御見解を伺います。
【次の発言】 五十六年度の成長率は実質で三%むずかしいと先ほどからの議論でございます。最近よくわが国経済の成長率というもの……
○渡部通子君 最初に、政府規制とそれから独禁法の問題について若干のお尋ねをしたいと思っております。 先進国では公共部門の増大が目立っているわけでございますが、二回の石油ショック以降、経済の停滞、財政赤字、こういったものが深刻化しております中で、民間経済の活性化、この問題で政府の介入とか規制、こういったものがいろいろ見直されていると認識をしております。さてわが国は、公共部門は先進国に比べれば小さいし、経済もうまくいっている、こう言われておりますが、しかし現下の状況やこれからの社会を考えてみますときに、国間、公共部門ともに効率化、活性化、これを極力していかなければならない、この観点で若干の御質問……
○渡部通子君 去る一月十九日から二十一日までの三日間、目黒今朝次郎委員長、大坪健一郎委員、佐々木満委員、山田耕三郎委員と私渡部通子の五名は、最近の雇用、失業情勢と地域の保健、医療等の実情を調査するため、香川、兵庫の両県に行ってまいりました。 調査では、両県における雇用、労働需給及び失業の実態と労働行政並びに老人の実態と保健、医療対策を中心に説明を聴取するとともに、川崎重工業坂出工場と石川島播磨重工業相生工場を、また、老人保健法関連で兵庫県立姫路循環器病センターを視察いたしました。 まず、両県における雇用情勢の現況について御報告いたします。 世界同時不況、国内経済の低迷等を反映し、両県とも……
○渡部通子君 私は、いま大変論議を呼んでおります優生保護法の問題につきまして、これは婦人の人権と福祉行政に重要なかかわりのある問題でございますので、いろいろ議論が言われておりますけれども、改めて大臣の基本的なお考え、それを順次お尋ねをしておきたいと思います。
人工妊娠中絶適用条項の中の「経済的理由」、これを削除する改正案の今国会提出、これについては、断念したとかあるいは流動的だとか取りざたをされておりますけれども、どのような扱いになりましたですか。
【次の発言】 お答えよくわかっております。コンセンサスが得られれば、得られる方向でと、こういうお話で、きわめて政治的な御発言だと思うんですけれど……
○渡部通子君 私は、最初に厚生省の食品添加物行政についての基本的な姿勢をお伺いしておきたいと思います。 最近、日本市場開放への措置として、食品添加物が二けた台の数で一挙に認可されるのではないかといったような報道がされておりまして、非常に心ある人々の心配を呼んでいるわけでございます。そこできょうは、はっきりした厚生省の方針を伺いたいと、こういうことでございます。 御承知のように、添加物につきましては、昭和四十七年、衆参の社会労働委員会で決議をいたしまして、添加物は極力その使用を制限する方向で措置をすると、こういうことをいたしました。したがって、それ以後は十一年間に七品目が追加されただけで、削……
○渡部通子君 私は、ただいま可決されました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び無党派クラブ各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項につき、速やかに格段の努力を払うべきである。 一、一般戦災者に対し、戦時災害によって身体に障害を受けた者及び死亡した者に関する援護の検討を目途としてその実態調査を実施すること。 二、戦没者遺族等の老齢化の現状及び生活の実……
○渡部通子君 私も、法案の中身につきましてまず伺いたいと思います。多少対馬委員とダブる点もございますが、それは御了承いただいて順次お尋ねをいたします。
まず、本法案は現行の二法、これを統合したということでございますが、業種対策と地域対策、この有機的な連携を図るための工夫、それはどういうふうに行われているのか具体的にお話しいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、この法律の中では、特定不況業種の指定に当たっては現行法と違うんだと、産業政策が発動されている業種に限定せず、雇用量の変動等に着目し、雇用政策の必要性に基づき指定すると、こういうことになっておりますけれども、どういう理由でこうなっ……
○渡部通子君 ただいま議題となりました男女雇用平等法案につきまして、公明党・国民会議を代表し、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 産業経済社会の進展に伴って、婦人に対する労働需要が急速に増加するとともに、婦人の社会参加意識は急速に高まっております。そのような状況を反映して、勤労婦人の増加は著しく、その就業分野も拡大しており、社会に果たす役割りが増大しつつあります。しかしながら、職場においては男女の平等が十分に確保されているとは言えず、それが婦人の就労意欲、職業能力の向上並びに職業意識の変革の大きな阻害要因となっております。 男女の平等については、国際連合憲章、世界人権宣言のう……
○渡部通子君 菊地先生に端的に二点ほどお伺いをいたします。 一つは年金でございますが、先生の先ほどのお話にもございましたが、確かに基本年金といったような考え方が日本の国にもだんだん定着しつつあるのだろうと私も感じております。各政党あたりからも基本年金構想の導入ということは最近多く提案もされておりますし、何とか暮らせる年金、最低生活が保障できるような年金という意味では、国民のコンセンサスというものも徐々にでき上がりつつあると思います。しかし、それに対して一方では企業年金の導入ということが最近一部では業界から非常に有力視されてもきております。それによって退職金がだんだん年金化されていくというよう……
○渡部通子君 それじゃ、医療保険の抜本改革について伺いたいんですが、最初に具体的なことから、分科会でもございますので、若干お伺いをいたします。
実は、細かいことのようでございますが、窓口における診療費の患者の支払い形態、これについてちょっと伺っておきたいと思います。
現在行われております病院、それから一般診療所、こういった支払い窓口での患者に対する支払いの形態というのはどういうふうに行われておりますでしょうか。
【次の発言】 七、三の割りになりますからどうしても端数が出ますね。保険の点数でいけば十円単位かもしれませんが、それを七、三に分けるとどうしても現実には端数が出てくる。この端数がどう……
○渡部通子君 大変電力の値上げというものがいま国民に不安を与えております。公定歩合が九%になるなどということを聞きますと、やはり狂乱物価になるのではないかと、こういうさなかで大詰めの査定が行われているところでございますので、私もぜひこの査定基準についてだけは大綱を知りたいと実は思って今委員会に参りました。しかしいま、目黒委員のやりとりを聞いておりますと、大変に通産当局はガードがかたくて、それは査定中だから、審査中だからやれないというお話でございます。これに余り時間を費やしますと非常に残念でございますので、私、これ控えますけれどもね、やはりもう二十一日に決まるというわけでしょう。すると三日前でし……
○渡部通子君 私はきょう牛乳の消費拡大ということをめぐって若干質問をしたいと思います。
最近、牛乳の生産過剰ということが大変話題になっておりまして、ひどい乱売状態などというものもいろいろ報道されておりますが、バターや乳製品類も在庫が異常にふくれ上がって、かつてない様相だと言われておりますが、農林水産省はこのような事態をどのように掌握をされているのか、まず概括的に伺いたいと思います。
【次の発言】 牛乳がだぶついて大変に困っておる御様子はよくわかるんですけれども、対策としては総合的なものがいろいろ講じられなきゃならないことは当然ですけれども、私はやっぱり一番大事なことは消費の拡大ということだろ……
○渡部通子君 ごみ処理問題につきましては、特に大都市圏での処分地の確保、これは大変むずかしいものでございまして、各自治体が御苦労しているところでございます。私の地元の兵庫県でも、阪神の六市が県と一緒になりまして、公社をつくって、海面埋め立てによって廃棄物の焼却灰の処理をしておりますけれども、それも数年後には満杯になるので、何とかしなければならないと、こういう実情にあることは事実でございます。
そこで伺いますが、大阪湾圏域におきまして広域処理対象区域、そう想定をしているところは具体的にどこでございますか。
【次の発言】 そこで、広域処理場の位置とか規模、これはだれがどのようにしてお決めになりま……
○渡部通子君 四人の先生方には大変お待たせをして申しわけございませんが、私も若干時間をいただきまして地主先生に質問をさせていただきたいと思います。 いままでのお話の中で先生の御主張はよく理解できたように思います。成人病時代とまで名づけて、これを総合的に取り組んでいかねばならないとおっしゃる御主張、私も同感でございます。 それで、医療資源が減っていること、それから中間施設等についてのお考えも伺いましたので、それに関連をいたしまして、訪問看護制度をどうお考えになるか。東京白十字病院の寝たきり老人の訪問看護制度ができたそうでありますが、これをもし制度化するとして、その場合に訪問看護の診療報酬、こ……
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