このページでは小西博行参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小西博行参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○小西博行君 民社党・国民連合を代表いたしまして、二、三の点について御質問申し上げたいと思います。 これは長官にお願いしたいと思うんですが、実は私自身が長い間特に経営の技術指導ということを今日までやってまいりました関係で、特にその面について、まず大変常識的なことでございますけれども御質問申し上げたいと思います。 特に戦後の経済、日本は大変大きな発展をなし遂げてきたわけであります。これは一九五〇年、六〇年、七〇年というふうな大変な勢いで、世界にも余り類を見ないほどの発展をなし遂げてまいりました。そこで、私はその発展の理由として、本当にごく常識で結構でございますが、長官のお答えをいただきたいと……
○小西博行君 前回のときも長官に当初ちょっとお伺いしたわけでありますけれども、特に科学技術の分野というのは、大変日本の将来にとって大切な分野であるということにつきまして、もう数回長官の方からお言葉をいただきました。しかし、何か総論におきまして、日本人として何としても資源のない日本の国だから、新しい技術開発をいまの時期にやらなければならないという、そういう一方の気持ちと、何か具体的なものに着手いたしますと 賛否両論に分かれて、これが非常に長い年月、むだな年月を費やしてしまうという国民感情があるように感じるわけであります。特に原子力の関係になりますと、これはもちろん原子力船という船だけの問題でござ……
○小西博行君 民社党の小西でございます。実はきょうは初めて総理に御質問ができるわけでございますので、少し広い立場で質問をまずさせていただきたいと思います。 と申しますのは、日本のいわゆる戦後の経済的な大きな発展の中に当然科学技術の振興という問題が私はあったんではないかと思うんです。もう一方、国内での開発とは別に海外の新しいすぐれた技術を導入したという部分も私はあったと思います。同時に、大変運がいいと言うんでしょうか、労働者は非常に若くて安い給料の、しかもやる気のある労働者が非常に多かったという、こういう問題もございます。また、資源がかえってないために、資源の買い付けに大変成功したという部分も……
○小西博行君 四十分という時間をいただいておりますので、時間内で二、三の点について質問させていただきます。 実は、けさほどからもいろんな問題につきまして、教育行政ということで質問がございました。そして、私は特にこの産学協同という分野で今日までやってまいりました関係で、どうしても教育を非常に長い目で考えていきたいというように思う次第であります。 特に戦後三十五年という大変長い月日にわたりまして、結果的に現在の時点におきまして教育の問題が大変いろいろな問題として投げかけられているという実態でございます。こういう問題に対して、ではいまからどういう方策をとっていくのかということで、いろいろ学習指導……
○小西博行君 きょうは六十分ほど時間をいただいていますので、特に海外子女教育の問題につきまして、数点にわたって質問させていただきたいと思います。 その前に、前回も少し全体的な質問をさしていただいたわけでありますが、きょうも一、二点だけその問題をとらえて質問さしていただきたいと思います。 実は、教育の問題というのは大変広い領域にわたって、ただいま柏原先生のお話のように、大変基本的な問題を大変大きな教育問題として考えなければならないというような実は問題がございます。そこで私は、現在日本は大変教育に対しては国民全体が熱心であるということも当然でございましょうけれども、政府も教育に対しては大変予算……
○小西博行君 前回は、国際性豊かな教育という観点に立ちまして、特に海外子女教育という問題をとらえて、数点について御質問をさしていただきました。 実は、きょうは海外子女教育という分野から、さらに外国人が日本に留学をしてまいります。大体いま六千人というように聞いているわけでございます。現在時点で。それだけ大ぜいの方が日本へ留学してまいっております。このことはこれから先、日本の経済の発展という非常に、しかも資源のない国という前提に当てはめますと、どうしても海外から安い資源を入れて、そして高度な製品をつくって、再びそれを海外へ売って、そして外貨の獲得によって経済を潤していく、こういうのが日本のこれか……
○小西博行君 放送大学学園法案につきましては、すでに衆議院におきまして相当の多くの時間を費やして審議されたというふうに私も聞いております。同時に先日も世耕先生、仲川先生の方からいろいろ質問がございましたし、きょうはまた各委員の御質問がございました。そして同時に私自身も、伺いながら、あるいは資料を参考にさしてもらいながら、大変放送大学学園というのはむずかしいし、新しい一つの大学をつくっていくんだという、まるでいままでの形と違うような私は形態がそこにあるからこそ、いろいろ審議しても、個々につきましては当然審議されるわけでありますが、どうも全体計画というものが明確にされてないような気がしてならないわ……
○小西博行君 大きく分けまして、二点ぐらい質問したいことが実はあるわけでございます。 まず一点は、原電の敦賀一号機の問題にわたりまして御質問さしていただきたいと思います。そして大きな二点目は、低レベル廃棄物の問題を少し時間がありましたらとらえて質問さしていただきたいというふうに考えます。 まず最初に、今回の原子力発電所の故障といいますか、事故といいますか、そういう問題に対しまして、何もこれは敦賀の一号機だけの問題じゃなくて、いままでもこういうような事故がたびたび発生していたという経過を、私も資料によって確認しているわけでございますけども、本来研究という分野になりますと、安全性の問題というこ……
○小西博行君 法案について二、三点質問さしていただきます。 私は、以前から申し上げておりますように、何とかして新しい技術を日本がたくさん貯金をしていかなくてはならない。将来は製品の輸出じゃなくて、むしろ技術の輸出ということで、世界各国に喜んでいただけるような、そういう日本にならなければいけないという話を何回もさしていただいたと思います。そういう意味では、まさに新しい一つの形ができるんではないかというふうに期待するところでございますけれども、一点まずお願いしたいわけですが、この研究開発の将来の見通しといいましょうか、これ恐らくいろんな分野があろうと思いますので、特に大学関係あるいは一般産業関係……
○小西博行君 私も敦賀の問題について何点か質問させていただきたいと思います。敦賀の問題は先ほどから各委員からかなり個々の設備についての質問がございましたので、余り細かい問題については触れません。 その前に長官にちょっとお尋ねしたいわけでありますが、けさのサンケイ新聞で私は拝見したわけですが、例の「むつ」の問題です。あの問題につきましてはわが党、もちろん私もこの間の法案については賛成いたしまして、できるだけ早く修理をして次の対策をということで、法案通過ということでいま修理しているところでございます。そういう意味で大変私は期待しておりました。同時に長官に対しても、何とかこの納期までに、つまり十月……
○小西博行君 先日三月二十四日に、小樽の小学校の偏向教育という問題をとらえまして、数点にわたって質問さしていただきました。その内容に一つきまして、特にこの文部省の三角局長の方から、大変まあ責任の分野が明確にされたといいましょうか、この面が文部省の責任だというようなお話も伺ったわけでありますけれども、三角局長にもう一度お伺いいたしますけれども、あの件に対して主に問題点としてどういう面があるか、もう一度お答え願いたいと思います。
【次の発言】 実はあの問題につきましては、一点は自主カリキュラムというあの問題がございました。それともう一つは補助教材の問題でございました。それから三点目はいわゆる「あか……
○小西博行君 教育の荒廃という問題が近年ますます盛んに問題提示されているわけでありますけれども、その中で特に、教育大学あるいは大学院の設置という私どもにとりまして非常に歓迎すべき一つの法案が出てまいりまして、教員の資質の向上ということをうたっております。教育の問題をずっと突き詰めてみますと、教育委員会が悪いんだとか、あるいは文部省が悪いんだとか、あるいは教員が悪いんだとかいうようないろんな不毛の議論がなされる中で、私がずっと考えてみますに、現地で教育を直接つかさどっていくのは教員であるという観点から、何としても教員の資質の向上、あるいはそれを社会的に何としても解決していかなくてはならないという……
○小西博行君 きょうは青少年の非行の問題について数点にわたって御質問させていただきます。
青少年の非行の問題が最近は特に顕著にあらわれておりまして、特に非行だけではなくて、自殺あるいは暴力、あるいは覚せい剤の乱用、あるいは家出、時には殺人というような大変大きな問題を提起しているわけでございますが、文部省はこれに対して具体的な対策としてはどういうことをおやりになるか、やっておられるか。これをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 いまのお話を伺いますと、大変のんびりしているような感じがいたすわけでありますけれども、何としてもいまの教育の問題の中で、この少年の非行あるいは暴力という問題が一番……
○小西博行君 それでは放送大学学園法案につきまして、数点にわたって質問をさせていただきます。どうも私自体が質問をする立場といたしましても大変質問しにくい部分がたくさんありますし、同時にお答えしていただく文部省の方も大変簡潔なお答えが期待できない部分があるんではないかと思います。 それは、一般の国立大学と全くその性格が違う、つまり放送大学学園法案が通過した後に、それぞれの人事によって細かい問題について定めていくというような法案だけに、細かい具体的な問題になりますと、これから学園法案が通過した後に検討するという、そういうことなものですから、大変私が質問する場合も非常に大ざっぱな質問をいたしますと……
○小西博行君 二、三点お尋ねしたいと思います。 私は、放送大学というのは、いまの大学教育の中から何か一つ新しいものが生まれて、一般の大学に波及効果をしていただいたらなあというのが実は気持ちでございますけれども、だんだんこの法案を煮詰めてまいりますと大変問題点がたくさん出てまいります。先ほど三人のそれぞれの参考人の方から実際の経験を通して具体的なお話がございました。 まず、新井先生の場合なんですが、一つ一つ項目を挙げて大変詳しく説明していただきまして、私自身が全くこのとおりだという実は気持ちでございます。それにいたしましても、いまの放送大学法案というのは、これ衆議院通過しているわけでありまし……
○小西博行君 大変参考になる御意見ありがとうございました。
私も、本質的に何とか生涯教育を前進させなきゃいかぬというような、そういう気持ちは持っております。同時に、きょう三人の先生方からいろいろ貴重な御意見をいただきましたが、特に坂元先生の場合は、この「放送大学の基本計画に関する報告」というのがございまして、この書物といいますか、研究をずっとまとめられた方だというふうに理解してよろしいでしょうか。中へ名前が載っておるんですが。
【次の発言】 そうですか。そういう意味で私ほんの初歩的なことをお伺いするんですけれども、まず最初に、アンケート調査をやっておられますね。つまり放送大学ができたらぜひ勉……
○小西博行君 きょうは放送大学法案にだけ焦点を合わせて質問をさせていただきます。 放送大学法案は、衆議院、参議院あわせまして相当長い間の審議期間を経ております。そういう意味で、私は非常に端的に質問をまずさせていただきたいんですが、放送大学法案を通じて大臣からまずお伺いして、そして局長にお願いしたいと思いますが、利点、欠点といいますか、いままでの審議を通じて、放送大学をやればこういう面がよくてこういう面に多少問題があるんだと。欠点という言葉は多少問題があるとは思いますが、こういうことをもっと整備しなきゃいかぬ、そういうことで十分いままで審議しているわけでありますから、その辺の認識についていい答……
○小西博行君 放送大学法案につきまして質問させていただきます。 放送大学法案は長い間の審議を経てきているわけでありますが、この法案自体は、私も何回も読ませていただきまして、それほど問題はないというふうに解釈しております。特に、きょうも質問がございましたが、組織の問題につきましては多少私も疑義がございます。そういう意味ではさらに煮詰めていく必要があるんではないかと思いますけれども、長い長い審議の過程でいろんな御意見が出たと思います。私の方は、たとえばそのアンケート調査の信頼性の問題なんかにつきましても特にやらせていただきました。そして、同じその大学を法人としてやるわけですから、どうしても独立採……
○小西博行君 きょうの文教委員会では、主に社会党の提出されました対案に対しての質疑ということになっていると思います。しかし、先ほど田沢委員あるいは柏原委員の方からいろいろ質問がございまして、私が御通告申し上げた問題点についてはほぼもう言い尽くされたというふうに私は考えているわけでございます。したがいまして、二、三点の問題について後ほど御質問申し上げたいと思います。 その前に、先ほど田沢委員の方からお話がございましたが、この間の広島の公聴会、これは札幌もございましたが、私は広島の方へ参りました。そういう公聴会の感想につきまして、もう国民のコンセンサスは十分得られたというような御発言がございまし……
○小西博行君 放送大学法案も大体終結の方向に来たというように私は考えているわけでございます。ただ、いままでの質問の経緯を踏まえまして確認というようなかっこうになろうかと思いますが、少し質問さしていただきたいと思います。 まず、この放送大学学園ができまして、最終的には学生が四十五万人というふうな大変大きな構想になっているわけであります。そのために膨大な数の学習センターを全国に配置しなければならない。しかも、教職員の数というのは最終的には七千名以上に余るというようにも聞いているわけです。そういうような非常にたくさんの設備をして大規模な大学志向をしているわけでございますけれども、どうもそういう話を……
○小西博行君 きょうは二十六分の時間をいただきましたので、この時間内におきまして、特に原子力の問題と教育の問題を中心に質問させていただきたいというふうに考えております。 まず、長官にお尋ねいたします。わが国のエネルギーの問題というのはずいぶん昔から論議されておりますし、特にこの原子力発電というのがエネルギーの中でも大変大きな要素を占めているのではないかというふうに私は自覚しているわけでございますけれども、先日の窪川の問題で、これは大変残念なことであったというふうに私も思いますけれども、しかし原子力発電の立地の問題に対して非常に大きな教訓を残したのじゃないかというふうに考えております。そういっ……
○小西博行君 ライフサイエンスについて少しお尋ねをしたいと思います。 ライフサイエンスにつきましては、けさ吉田先生の方からもいろいろ質問がございまして、いろいろ答弁をいただいております。私自身も、ライフサイエンスの問題につきましては、大変むずかしくてなかなか理解がまだ十分ではございませんので、かえって教えていただきたいというような感じで確認をひとつしていきたいと思います。 ライフサイエンスの問題は、日本も最近やっとスタートを切りまして、かなり研究も個々には進んでいるということを聞いておるわけでございますけれども、欧米に比べてどういう状態にあるのかということを最初にお聞きしたいと思います。
○小西博行君 総理にまずお伺いしたいと思います。
今国会で議論されている中で、しばしば総理のリーダーシップという問題が出ているわけであります。ちょうど総理になられて一年六カ月が経過しようとしているわけでありますが、率直に言って、総理の考えておられるリーダーシップ像といいますか、その辺からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は思いますのに、人間個人の能力と申しますと、幾ら優秀な人でも限界があるような感じがしてならないわけであります。そのために、もちろん内閣といたしまして、国務大臣を大ぜい引き連れまして、一つのシステムといいますか、そういうもので国政の運営に当たっていくという、そういう意味……
○小西博行君 健康会法案が、先日来かなりいろんな分野から審議されているわけでありますが、私はぜひともこれだけは聞いておきたいということを要点をしぼって質問させていただきたいと思います。特に、今回の健康会法案というのは、行革の一環としてその意味を大きく持っているというふうに私は考えます。私自身行革の委員の一人でありますから、行革のいろんな審議内容につきましても、出席をしていろいろ議論してきたところでございます。そういう意味からいきますと、どうやら各委員の質問を聞きながら、どうもこの行革の本質から少し外れているんじゃないかというよりは、むしろ余りメリットがないんではないかという感じが実はますます強……
○小西博行君 きょうは本当に御苦労さまでございます。実際にやはり現地で毎日苦労されていらっしゃる方々の御意見だけに大変参考になったわけであります。 きょうの審議の中でいろいろ議論されたこと、特に自校方式と共同方式といいますか、この辺に論議の焦点が当たったような感じが実はしております。ただ、私自身もこの健康会法案については非常に厳しい態度でいま臨んでいるわけでありますが、特に私が考えておりますのは、先ほどちょっと出ました指定物資あるいは承認物資あるいは一般物資、こういう観点からいろいろ議論をいままでさせていただいておるわけです。 指定物資は、もう御承知のとおり四品目ということで、これは農業政……
○小西博行君 三十分の時間をいただいておりますので、その時間内でできるだけ聞きたいと思っていることに的確にひとつ答えていただきたいと思います。 科学技術の振興という問題につきましては、もう私も昨年から、むしろおくれているのじゃないかというような感じを持ちまして、世界の中で日本の将来のためを考えますと何としても早く科学技術の振興を図っていく、そして技術輸出を世界に先駆けてやっていく、このことが日本の将来にとって非常に大切なことだと私自身も考えております。そういった意味で日本の研究体制というものをずっと考えてみますと、やはり大学の研究というのも優秀な人材がいるということで確かに大きく期待されてい……
○小西博行君 まず、大臣にお伺いしたいと思います。 きょうの委員会の質疑というのは、所信に対する質疑ということになっておりますので、肉眼で見て、そして肉眼の程度の質問をさせていただきたい、あんまり顕微鏡的なことはやめさせていただきたいと思います。 そこで、大臣は、すでに大臣になられまして約二年になろうかと思います。その最初の所信は九十四国会だったと思います。今回が九十六国会ということでございまして、所信をいろいろ比較させていただきました。そういたしますと、もうほとんど内容につきましては同じような感じがしているわけでございます。ただ、大臣になられてすでに二年という月日が経過しておりまして、ず……
○小西博行君 民社党の小西でございます。きょうは大変貴重な御意見をいただきまして、勉強をさせていただきました。 私も、ちょうど議員になってまる二年をちょっと経過したところでございます。管理工学という分野を大学で教えておりましたが、初めてこういう形で皆さん方の御意見を聞かせていただきました。過去数回にわたりまして、理化学研究所は二回だったでしょうか、それから農林省は筑波の方へ一度行かせていただきました。そしていろいろ教えていただいたのですが、何さま、専門的な分野ですから大変むずかしい。実感でございます。ただ、私はずっと思い続けているわけでありますけれども、これからの日本の将来ということを考えま……
○小西博行君 大臣の所信表明に対する質問を幾つかやら世でいただきたいと思います。 まず冒頭に非常に私はりっぱなことが書かれているというふうに感心したわけでありますが、「これからのわが国の教育は、一方では、変化する社会環境の中で生涯にわたってその個性、能力を伸ばし、他人を思いやる心の温かさと社会的な連帯意識を有し、生きがいのある充実した生活を送ることができるような国民の育成を目指」すと。それからもう一方では、「進展する国際社会の中で信頼と尊敬を得るような日本人の育成を図っていかなければなりません。」、大変私自身もこのように早くやっていただきたいという気持ちでいっぱいなわけです。 そこで、所信……
○小西博行君 まず冒頭に教育費の問題について質問をさせていただきたいというふうに考えます。 国内の教育につきましては、社会的なニーズといいますか、あるいは父母のニーズといいますか、大変進学率も上がっておりますし、しかも学校も量的な拡大が図られております。そういう意味では、私は、この文教行政もある意味ではずいぶん進んでいるんじゃないかという評価もできないわけでありませんけれども、しかし、現実問題といたしまして教育費の高騰というのが大きな問題になっているような感じがしてならないわけであります。 そういった意味で何とかしてこの教育費の負担を下げたいというような観点から幾つか質問させていただきたい……
○小西博行君 各委員から相当詳しくお話を伺いましたので、私は少し違う観点からお話を伺いたいと思います。 もうすでに御承知のとおり健康会法案というのはいまもう終盤を迎えております。それはもう御承知のとおり安全会と給食会の問題でございます。二つを一つにして健康会というものをつくっていこうというような法案でございます。 きょうはその安全会ということに焦点を合わせて、そして皆さん方の実際の立場から御意見をいま伺っているところなんです。そういう意味でまず足達参考人からお願いしたいと思うんですが、先ほどのお話では健康会をもうぜひともやっていただきたい、法案を通していただきたい、そのことが将来の子供の健……
○小西博行君 健康会法案につきましては、参議院のこの文教委員会でも相当時間をいただいて審議を進めているところでありますけれども、つい先日参考人の方が五名おいでになりまして、私自身も大変勉強になることがたくさんございました。 その中で一番最初に返りたいと思うんですが、文部省はいま健康会法案を出されて、何としてもこれを通して児童の健康増進を図りたい、こういうような趣旨の説明はもう何回もお伺いしているわけであります。 私は、そういう趣旨であれば具体的に、では健康会法案が通ればどんなによくなるんだというようなことは実は証明していただきたいといいますか、こういう方向で文部省は取り組むんだという前向き……
○小西博行君 きょうは三十分の時間をいただいておりますので、質問を数点にしぼってやらせていただきたいと思います。 まず、私学共済組合の財政状況なんかにつきましても実はお尋ねしたいと思いましたが、これも同僚議員の方から質問がありまして、かなり詳しい御回答をいただいておりますので、ダブることはやめたいというふうに考えます。 それからもう一点は、この私学共済が将来どのような財政状況で、しかも現在きわめて良好というふうに言われておるのですが、これが果たしてどうなんだろうかと、他の共済に比べて永遠に有利に展開していくんだろうか。これも二十二年後までは何とかいけるというお答えをいただきましたので、これ……
○小西博行君 外国人教員のこの法案の前に、教科書問題を一、二点御質問申し上げたいと思います。 ちょうど昨年の十二月だったと思いますが、民社党では、佐々木委員長以下二十名ほどの訪韓団を結成いたしまして、そうして韓国へ参りまして、主に政治家あるいはトップの経営者の皆さん方と懇談を交わしたわけです。ちょうどその際、日本からも学者が三人ほど同行いたしまして、韓国の中心的な学者の先生方十二、三名いたと思いますが、その方々とざっくばらんに日本と韓国との関係につきましてディスカッションをしたことがございます。その席で私は大変驚いたわけですが、韓国人の世論調査をいろいろやってみますと、やはり日本人が嫌いだ、……
○小西博行君 国鉄に質問をさしていただきたいと思います。 昨日からきょうにかけまして大変大きな問題として、ニュースにもすでに挙がっておりますけれども、国鉄の無料パスといいますか、組合長名で発行をしているというような問題が大変大きな私は問題だと思います。先日からずっとこの予算委員会でも、国鉄の問題につきましては不祥事を何とかして解決しなければならないというような問題を抱えているやさきだけに、私は大変大きな問題だと思います。そしてきのう私が通告を申し上げて、きょうまでにかなり調査が進んでいるというふうに私は考えますが、実態についてお答え願いたいと思います。
○小西博行君 けさからの審議で、国鉄の再建につきましてぜひともやらなきゃいけない。ただ、新しく監理委員会をつくったから、あるいは臨調から答申をいただいたから簡単にできるものではない、大変厳しいというのが私は実態じゃないかと思います。 きょうは時間の都合で、実は国鉄の職場の規律の問題、これは一昨年でしたか、行革のときにもいろいろ無料パスの不正発行、この問題につきましても私はお聞きしたと思います。その後かなりよくなっているというようには聞いておるんですが、ちょうどけさの新聞でしたが、国鉄の助役が自殺したという非常にショッキングなニュースがサンケイ新聞に実は載っております。私は、そのことにつきまし……
○小西博行君 きょうは大体三点の問題について質問させていただきたいというふうに考えてきたわけでありますが、先ほど同僚議員の方から衛星の問題についてはかなり詳しく質問がございましたので、急遽通産の方に来ていただきまして、代替エネルギーの問題について少し質問をさせていただきたいと考えております。通産の方、いらっしゃいますでしょうか。まだ来られていませんか。 それではちょっと変更して、予算の問題から質問をさせていただきたいと思います。 予算を見せていただきますと、五十八年度の科学技術予算、これは一般会計で三千二百七十二億円、前年度に比べまして二・五%増というふうになっております。そういった意味で……
○小西博行君 きょうは長官の所信に対する質問ということでございますので、比較的マクロ的な問題から質問に入らせていただきたいと思います。
経済もそうでありますが、いま世界全体から見ますと、技術におきましても大変な転換期にきているというふうに私は思います。そういった意味で、大臣が世界の科学技術の動き、これをどのようにとらえていらっしゃるのか、そこ辺からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この所信の中に大体九項目ぐらいそれぞれ書かれているわけですね、主なものだと思いますけれども。そういった意味で、こういうものも具体的に、たとえば日本の中で展開していく場合のビジョンが要るんじゃないか、中期あるい……
○小西博行君 まず、文部省関係から質問させていただきます。
体外受精などにおきましての医の倫理、この問題は最近、特にことしになりましてずいぶん新聞をにぎわしておりますけれども、この問題につきまして質問させていただきたいと思います。
体外受精に関する各大学の研究段階あるいは取り組み状況はどうなっているのか、その面からお聞きします。
【次の発言】 特に最近、試験管ベビーという言葉でこの問題が扱われているように思うんです。特に私が心配するのは、医者と患者の信頼関係というものが非常に大切になってくるだろうというように考えます。そういう意味で、その研究の研究実践にはどのような配慮が必要と考えておられ……
○小西博行君 まず、総理にお伺いしたいと思います。 きょうは二十分というような非常に短い時間でございますので、一応通告といたしましては行革関連、それからASEANの総理の訪問について、そうして財政再建と、こういうような感じでおりましたんですが、まずASEANの訪問から質問さしていただきたいと思います。 ちょうど私も昨年ASEANへ行ってまいりましていろんな情勢をキャッチしてまいったわけでありますが、あれからまたずいぶん中身が最近変わってきておるような感じがいたしますので、率直な御意見をひとつお願いしたいというふうに思います。 まず第一点でありますが、わが国の外交政策上、ASEN諸国という……
○小西博行君 きょうは三十分という非常に短い時間でございますので、大久野島の毒ガスの問題と、時間がございましたら原爆関係の質問をさしていただきたいというふうに思います。
まず第一点でございますけれども、広島県の大久野島というのがございます。ここの毒ガスの障害者の対策に対する現在までの経緯を詳しく教えていただきたいと思います。
【次の発言】 「毒ガス障害者に対する措置」という、こういう図表がございまして、これを見てみますと、「認定患者」というのがございますね。一般障害者からさらに療養を要する者という意味で認定患者。これを見ますと、その金額が、特別手当というものが七万五千三百円でしょうか、このよ……
○小西博行君 それでは、曽我参考人からちょっとお伺いします。 私は実は十分しかございませんので、簡便にひとつお願いしたいと思います。 と申しますのは、最近の何か子供の非行問題をずっと調べておりますと、受験という問題がどうしても大きなウエートを占めているような気がするんですね。たとえば高等学校へ入るのに九九がわからない、それでもどこかの高等学校に入れるという現実がかなりありますね。そういたしますと、やっぱり学校の中でほとんど九九がわからないままに算数やらにゃいかぬという非常におもしろくない授業がずっと続くというようなことで、私はやる気どころじゃなくて、何か自己主張をやるためには校内暴力といい……
○小西博行君 大臣の所信の文章をいろいろと読ましていただきまして、いままでの、昨年の小川文部大臣と比べましてもほとんど内容的には変わらないというように私は考えております。数点だけ、ちょっと削除されたような部分がありまして、その辺のところ後で御質問させていただきたいというように思います。 まず一番最初に、実は去年の予算委員会の中で、非行、校内暴力という問題が年々ふえている、もし来年の予算委員会でそれがまたふえるようなことがあったら、大臣はやめていただけますか、文部省の機能が全然ないんじゃないですかというお話を申し上げましたら、ふえたらやめましょうと、実はそういうお話でございまして、私も非常に関……
○小西博行君 まず大臣に質問を申し上げたいと思いますが、率直に申し上げて五十八年度の予算、これは削減ということが決まっておりますが、この予算に対して大臣の御所感をまずお願いしたいと思います。
【次の発言】 一昨日の参議院の大蔵委員会で、竹下大蔵大臣の方から発言がありまして、文部省予算につきましてもどうやら五十九年度もマイナスというふうに私はまあとらえたんですが、全体の予算をマイナスにする、枠を入れると、そういうような発言があったというふうに私聞いておるわけでありますが、それに対してはどういうふうにお考えでしょうか。五十九年度です。
【次の発言】 マイナスシーリングもだんだん厳しくなっていきます……
○小西博行君 まず三重大学の件で質問さしていただきます。
三重大学の人文学部の設置についてなのですけれども、人文学部というのは一体どういう学部なのか、それを特に三重大学に設置しなければいけないという理由、この点をあわせてお願いいたします。
【次の発言】 文学部とか社会科学科ですか、こういうものがない大学って、国立大学ですけれども、どのくらいあるんでしょうか。
【次の発言】 では、その残りの十六大学は徐々に予算の関係で設置していく、そういう考え方でよろしいでしょうか。
【次の発言】 それでは三重大学は、この法案が通過されますと人文学部というのがつくられるわけですね。その際に、いわゆる入試ですね……
○小西博行君 たくさんの委員の方からいろいろ論議を煮詰められておりますけれども、大変私もきょうの先生方の御意見、勉強さしていただきました。 そこで、この自主性という話が、これは私も昔大学にいましたから、自主性とわがままとがどうしても学者の中に共存しているような気がしてならないわけです。と申しますのは、予算的にはどうしてもいただかなければ学術会議の運営というのはむずかしい、これはもうわかっていると思うんですね。同時に自主性というのは、私は、従来の学術会議でもそれぞれやっぱりすばらしい先生方が集まって、そして十分論議されながら今日までやってきたと思うんですね。しかし、最近になってみて学術会議はど……
○小西博行君 長官にまずお聞きしたいんですが、先ほどから同僚委員の方からいろんな角度から質問がございました。しかも、この文教委員会は委員のメンバーが元学者というのが五人ほど、あるいは六人いらっしゃるかもわかりませんが、五、六人の委員が学者OBということがございますので、先ほどからの質疑を聞きながら、全くそ のとおりだというふうに私は思います。 私は民社党でありますけれども、一昨日までは、これは賛成したらいいんじゃないだろうか、実はそのように私も判断しておりましたところが、いろいろ検討しておりますと、ややこれは、この改革案を出しても、このとおりやってもよくならないのではないか、そういうような感……
○小西博行君 今回の改正案は、学術行政あるいは学術体制にかかわる重要な問題であるために、その改革には科学者、国民全体の合意を得る努力、手続が大変重要な要素になってくるというふうに私は考えるわけであります。今回の提案に至るまでにどのような配慮がなされたか、これがまず一点お聞きしたいことであります。 そしてまた、今後この改正案に基づく新たな制度を定着、発展させるためには、運用において、学術会議会員はもとより、科学者あるいは国民全体の意見を十分吸い上げる、そして反映させる、こういう必要性が私はあるのではないか、そのように思いますが、この二点についてどのような考え方を持っておられるのか、これをお聞き……
○小西博行君 学校教育法の一部を改正する法律案の方から質問さしていただきます。 今回の改正案で、四年から六年制に変わるわけであります。私はこのことにつきましては賛成であります。と申しますのは、一般の大学におきましても、最近では工学系であるとか、あるいは理学部というのはもう四年制ではなくて六年制にしなければいけないんじゃないかというような意見も出るほどでありますから、ましてや獣医さんの場合は相当勉強していただかなきゃいかぬということですから、六年になることは私は賛成でありますが、諸外国の何か例がございましたら教えていただきたいんですが、外国では一体何年ぐらいの教育をやっていらっしゃるのか。それ……
○小西博行君 きょうは、まず原油の値下げの関係について御質問を申し上げたいと思います。
このたび、OPEC総会におきまして、原油の値下げという、わが国にとりましては大変好都合なことが実は起きたわけであります。そういった意味では大変喜んでおる自分でありますけれども、この価格そのものの動向というのが大変今後の施策の上に大きな影響を与えるんじゃないかというように考えておりまして、その点からまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういった意味では、財政再建という非常に厳しい情勢の中に現在ありまして、私はいつも財政再建を思うたびに、内部節約という、いまの行財政改革じゃありませんけれども、何として……
○小西博行君 大臣の時間が大体来たようでございますけれども、少しだけ質問さしていただきたいと思います。 北炭夕張の問題というのは、大変私は悲惨な事故だというふうに考えております。先ほどから同僚の議員の皆さん方からいろいろ御質問がありました。私も七つばかり通告をしておりましたが、そのほとんどは答えていただいているような実は感じもいたします。ただ私は、科学技術の方で長いことおりましたものですから、その関係から二、三点、石炭行政といいますか、エネルギー行政についてお尋ねしたいというふうに考えております。 ただ、今回の問題で、先ほどからも意見がたくさん出ておりますが、非常は処置が遅かったのではない……
○小西博行君 私は、二十分しか実は時間をいただいておりませんので、まず最初に私の考え方を申し述べて、そして大臣の御意見をお伺いしたいと思います。 先ほどの議論の中でも、私自身もよく理解ができたわけでありますが、日本というのはほとんど資源がない、資源を輸入していわゆる生産活動して付加価値をつけて海外に輸出する、そして利益を生む、こういうのが今の日本の産業の形態だというふうに私は認識しております。 そういう意味でいきますと、何としても、これは電力もそうでありますが、エネルギーということになりますと石油がやはりその主役である。ということになりますと、石油を永遠に安く安定的に輸入していく、これが一……
○小西博行君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。 地方財政は、昭和五十年度以来、毎年三兆円前後の巨額の財源不足が続いている状態にあります。地方財政のこのような状況は、政府も認めているように、地方交付税法第六条の三、第二項の規定に明らかに該当する事態となっております。しかるに政府は、この規定に基づいて地方税財政制度の改革あるいは地方交付税率の見直しといった抜本的改革を行わず、資金運用部からの借り入れ、財源対策債の発行といったその場しのぎの対策に終始してきたのであります。その結果、借入金残高十……
○小西博行君 先日、例の文部省あるいは阪大の汚職問題の特別の審議の時間をいただいたわけでありますが、トータルでわずか一時間というような非常に短い時間でありましたものですから、私どもはこの時間を利用して何点かについてお伺いしたい、このような形で、きょうはまずその問題をやらせていただきたいと思います。 けさの新聞を見てみますと、またもや問題が出ております。私は、こういう問題は新聞に出ている範囲のことしかもちろんわからないわけでありますけれども、たくさんの問題点を提起しているのじゃないか、そのように考えるわけです。したがって、今回の教育改革という大きな立場で考えてみましても、当然この問題も、あわせ……
○小西博行君 きょうは大変勉強さしていただいたわけでございます。というのは、各参考人の皆さん方からそれぞれ御意見をいただいて、なおかつ同僚議員の方から質問を積み重ねるということでありますから、随分もう後の方になりますと、ほとんど言い尽くされたような実は感じもするわけでありますが、時間もいただいておりますので何点か質問さしていただきたいと思います。 特に、リムビプーワッドさんにひとつお願いしたいんですが、実は私も二、三年前にタイの方へ参りまして、AIT、大学院大学というのがありますね、五百人規模でやっておられました。そのときに日本人の留学生が全然いないというお話でございました。あそこには相当日……
○小西博行君 私は、国立大学を充実をしていくということは大変いいことだというふうに考えております。特に、最近はテクノポリス構想というのがございまして、現在、九地区が一応認可されたということに聞いております。そういった意味では、この地方の国立大学をこれから先どのように充実していくかと、これは非常に大きな問題だと思います。 そこで、まず一点お伺いしたいわけでありますが、いわゆる筑波大学とか、あるいは新設の医科大学なんかで今やっておられます新経営方式というのがございます。筑波大学方式というふうに考えていただいても結構だと思いますが、従来の学校管理方式に比べましてどのような利点があり、あるいは欠点が……
○小西博行君 先ほどは高木先生から大変高尚なお話がありまして、私もできればできるだけ高木先生に接近したいとふだんから尊敬しているところでございますが、きょうは非常に現実的な問題について、数点についてお伺いしたいと思います。
まず、都立向丘高等学校の定時制の問題でございますが、これにつきましては既に毎日新聞あるいは「月刊現代」、ここでかなり論じられておりますが、この記事につきまして、大臣、ごらんになったかどうか、あるいは感想を述べていただきたいと思います。
【次の発言】 じゃ、文部省の方にお尋ねいたします。
この問題は五十六年にも実は発生しておりますね。そういうことで、もう既に調査という点に……
○小西博行君 大臣の所信表明を勉強さしていただきましたが、文部大臣、これはやるべきことがえらいたくさんありますね。私は、きょう、この一つ一つについて質問しようかなと思ったんですが、余りにも盛りだくさんで、しかも、もう時間が大分経過しておりますので、きょうは青少年の非行問題というところに焦点を絞って質問をしていきたいと思います。高木先生の方からも非常にいい御質問がございましたし、むしろ、私自身も大変勉強さしていただいているという感じがございます。きょうは、まず、青少年の非行、校内暴力問題について、まず現状の調査からお聞きしたいと思います。 これは警察庁だと思いますが、五十八年度の警察白書にいろ……
○小西博行君 私学共済は昭和二十九年からスタートしているわけでありますけれども、その主な設立の要因といいますか、理由といいますか、これからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今、局長がおっしゃいましたように、私学の教職員の待遇だとか、あるいは福利厚生、あるいはサービス、こういう面では国公の教職員と大体同レベルぐらいまでいっているというふうに判断されているわけですね。――それじゃもう十分わかりました。
もしほとんどが達成されていると、しかし、この点がまだ残っているんだという部分は何でしょうか。
【次の発言】 既にもう同僚議員の方からも質問があったと思いますけれども、例えば国立大学の先生が私……
○小西博行君 貸しレコード法案につきましては既にかなり意見も出ているようでありますから、時間の関係でまずコンピューターのソフトの問題を先に質問をさせていただいて、そして時間がございましたら図書館における複製の問題、こういう問題に入らしていただきたいというふうに考えます。 まずコンピューターの関連でございますが、管理社会というものがこれどんどん進展していきますと、一般産業もそうでありますし、研究分野でもコンピューターというのがかなり応用されて、さらに今後も大いに発展するんじゃないか、このように私は考えるわけです。 そこで、特にコンピューターのハードの部分以外のいわゆるソフトの部分、プログラム……
○小西博行君 先日来、この育英会法案につきましていろいろ審議がなされておるわけでありますが、その中で特に私が申し上げたいのは、方法論として、非常に大切な奨学金の問題が、四月に本来学生に支給されるべきものでありますのに、制度改正のために大幅なおくれを来しているという、大変、私は、これは学生に対しても、あるいは国会、特に参議院で十分な審議をするという意味におきましても問題があるというふうに思いますので、もう一度大臣の考え方をお願いしたいと思います。
【次の発言】 他の法案と性格が私は多少違うと思うんですね。特に、弱者の立場にある奨学生ということでありますから、私は、一般の法案とは少し違って、何とし……
○小西博行君 きょうは三時間にわたりまして同僚の委員の皆さん方からいろんな角度からこの災害に対する問題点につきまして御質問がございました。私も実は、わずか時間が十五分ということでございますので、できるだけダブらないように二、三点についてお伺いしたいというふうに思います。 実は、つい数日前でございましたが、本委員会あるいは商工委員会合同で高島砿の調査に行ってきたぱっかりであります。しかもそのときには合国葬儀に参列さしていただきまして、会場のあちこちで小さい子供さんが泣いておられる現場に出くわしたわけであります。大変悲惨だなと、何としても二度とこういう災害は起こさないでほしいというようなことのい……
○小西博行君 三点ほど参考人の先生方に質問させていただきたいと思います。 まず古田参考人でございますが、先ほど少し私関心を持ちましたのは奨学金の問題を触れられましたですね。これは税制という立場で実はお話しになったわけでありますが、まさに今文教の方でも国際人の養成という大きな課題が一つございます。どうも政府からもらう奨学金というのは余り喜ばないんだけれども公益法人からのはえらい喜んでいる、こういうようなお話がございましたので、その点をできればもう少し詳しく御説明願いたいと思います。 それから、飯塚参考人には二点ほどお願いしたいと思います。 まず一点は、税理士をふやしていくということがやっぱ……
○小西博行君 岡本会長、本当に御苦労さまでございます。教育問題は、各委員の先生方も御質問なさっておられましたように、大変今日的な課題としては大きなものだというふうに私も認識しております。今回のこの答申を三十七ページという小さな書にまとめられたという、この努力も大変だったと思います。 私は、まず第一点は、この答申を読ませていただきまして、この内容については私はほぼ賛成をしたいし、割合できのいい答申ではないかと思います。と申しますのは、主に主要課題、これからやるべき主要課題という面ではほぼ全体をまとめられているんではないかと思います。ただ私が心配しますのは、今の段階というのは先ほど先生もおっしゃ……
○小西博行君 大臣の所信ということで、それに対する質問をさしていただきたいと思います。 まず、所信表明に対する質問ということでございますから、きょうはできるだけ大臣中心型でお答え願いたいと思いまして、そのように配慮さしていただきました。時間が非常に少ないものですから、一応四つの柱を考えさしていただきましたが、あるいは一つだけで終わるかもわかりません。また次の機会に時間がいただけるようでありますから、そのときもあわせて質問さしていただきたいと思います。 まず第一点なんですが、今後の我が国社会の展望と文部行政のあり方、このように大きなタイトルでまとめさしていただきました。二番目は、既に各委員か……
○小西博行君 きょうは、教育問題の中でもいろいろありますけれども、学校管理と教育費という二つに焦点を絞って御質問をさせていただきたいと思います。 もちろん教育全般につきましては、間もなく臨教審の答申という形で非常に幅広い観点からいろんな問題が出てまいると思いますが、そのときにはまた私は学校管理という非常に大切な部分についても質問をさせていただきたいと思いますが、きょうは具体的ないろんな問題が最近起こっておりまして、その問題に対して、学校管理がうまくいけば私の知っている範囲では、たくさんの問題点の何割かはそれでもって解決できるんではないか、そういう感じがしておりますので、一つ一つ質問させていた……
○小西博行君 きょうは大変参考になりました。特に法律の専門家の先生方あるいは業界の代表の方あるいは企業の代表というような方々から、いろんな角度からたくさんの問題について提起していただきました。 私は、きょう実は二十問ぐらい皆さん方にぜひお聞きしたいと思っておりましたらもうほとんどのことを皆さん方の質問で終わっております。例えば私非常に関心持っておりましたのは、先ほど吉川さんの方から言われました単独法ですね、何か著作権法以外で対処できないんだろうかという、これが一点でございました。それから、さっきの五十年間というこの期間の問題、これもそうでございます。大変興味を持っておりまして、特に私はコンピ……
○小西博行君 私は先日の質問におきまして特に海外の留学生の問題、あるいは教育費が最近は非常に上がっておるものですから、それに対する減税措置という問題についてお尋ね申し上げたところでございます。きょうは時間の関係もありまして、特に最近は海外へ出ていく日本人が非常に多いものですから、それに関係いたしまして海外子女教育という問題あるいはこちらへ帰ってきた場合の帰国子女の問題、こういう問題についてお尋ねしたいと思います。 日本は経済大国になってまいりました関係で、どの国へ行きましても日本人が常に活躍されていると。そういうことは非常に喜ばしいことだと思います。 また、先日私、ヨーロッパをずっと回って……
○小西博行君 それでは、最後でありますが、民社党の小西の方から質問させていただきます。 きょうは科学技術のいろんな問題についてお尋ねしようと思っておりましたら、二十分という非常に短い時間でありますので、石炭政策の問題について、主に通産省の方に御質問を申し上げたいと思います。 その前に、三原山の問題が先ほどから同僚の委員の方からいろいろございました。つい先日この委員会におきまして、参考人の諸先生方に来ていただいて勉強をさせていただいたわけであります。その感じから申し上げまして、まず、この予知の問題というのは非常に私は不十分ではないかという感じを実は持っております。天気予報なんかですとかなり最……
○小西博行君 民社党の小西でございます。私もずっと文教におりましたので外務委員会というのは初めてでございますので、どうぞ皆さんよろしくお願いしたいと思います。 実はきょうは三十分の時間をいただいております。当初三つの問題点についてお尋ねしたいというふうに考えておりました。まず一つは米ソ首脳会談、この問題が一つであります。それと二つ目が今問題になっておりますODAの問題、これが二つ目です。それから三つ目は韓国の政治情勢についてちょっとお尋ねしたい、こういうふうに考えておりました。同僚議員の方が非常にこの一番の問題については細かく御質問がございましたので、できるだけもうダブらないような形で質問申……
○小西博行君 ただいまの井上議員の質問に続きまして、私は十一月四日に我が党の塚本委員長とともに広島へ参りまして、いわゆる従来まで造船王国と言われておりました広島県の造船の実態について調査に行ってまいりました。もちろん、県知事を初め県の幹部の方あるいは造船工業界のトップの方、あるいは下請の方、組合の方、こういう方々が百五十人ぐらい集まりまして、具体的な問題について詳しく陳述されました。まさに涙とともにその実態を伺ってきたわけであります。広島県側といたしましては、かなりこの問題について積極的に取り組んでおります。ことしの予算二十三億六千万円、これだけを計上いたしまして、何としても頑張るという姿勢で……
○小西博行君 先日の予算委員会におきましても我が国の科学技術水準が果たしてどの程度にあるのかということをお伺いしたわけであります。ある意味ではやはり技術立国として大したものだという評価もされますし、また一方から見ますとまだまだだめだという大きく二面性があるというふうに私は考えているわけであります。例えば特許件数なんかを見てみますと、年間五十二万件数ということで世界の大体四四%ぐらい占めている。そういう意味では日本の技術というのはなかなか高いところにあるのではないか、このように判断もされますが、一方、例えばノーベル賞ということになりますと、これ世界の中では大変低い位置にある。特に先進技術立国の中……
○小西博行君 私は、本日提案されておりますこの六つの条約につきましてはよく勉強さじていただきまして、ここでわざわざ質問するという必要もないということで、きょうは特に、ペルシャ湾のいろんな事件が発生しておりますので、その問題についてお尋ねをしたいというふうに考えております。 まず第一点は、先日ペルシャ湾で米艦スタークがイラクの戦闘機の爆撃を受けて大勢の乗組員が死亡したということが新聞報道されております。アメリカの方でもこの問題を大きくとらえて、そうして調査を厳重にするという旨のことが新聞に報道されておりますが、外務省はそれらの実態についてどの程度御理解願っているのか、調査しているのか、その点を……
○小西博行君 それでは原子力の国際協力という面で少し質問させていただきたいと思います。 最近この原子力の国際協力という問題がにわかにクローズアップされているわけですが、恐らくこれはチェルノブイリの原発事故というものが大きな一つの引き金になっているのではないか、このように私は思います。 そういう意味で、国際原子力機関の評価専門家会議が開催されまして、十三項目にわたりましていろいろ検討課題が指摘されているわけです。当然我が日本におきましてもこれらの事柄について積極的に進めていく私は責任があるんではないか。そういう意味で、十三項目あるわけでありまして、通産、科学技術庁の皆さん方はよくこれは検討さ……
○小西博行君 まず、通産大臣と大蔵大臣にお伺いしたいと思います。 本委員会におきましても、我が国の重要課題、これは貿易摩擦の解消あるいは円高不況の対策、こういうところに焦点が集まっていたのではないか、このように考えるわけであります。何としても、国内の需要の拡大あるいは輸入をどうしてふやすか、こういうような大きな経済政策を、しかも具体的に進めていく必要があるのではないか。 ちょうど通産大臣はヨーロッパから帰ったばかりでありますから、特に、私は西ドイツのいろんな文献を勉強させていただきまして、ある意味では大変有効である。今回ヨーロッパの方へ行かれまして、西ドイツも輸出大国であるという観点からい……
○小西博行君 時間もかなり経過しましたので、二点だけちょっとお伺いしたいんですが、まず一点は、どうもこの研究についてはアメリカと日本が先行して先頭争いをしているというふうによく書かれております。どうも最近ではアメリカも大きなプロジェクトを組んで大変大きな予算をとって活発にやっておられるというように聞いております。この間の国際会議でもいろんな国が出ておられたと思うのですが、その辺の実態について笛木参考人の方からお伺いできたらと思います。 それからもう一点は、やはりこの基礎研究というもの、今も随分出てまいりました。科学技術関係の予算というのは日本も既に八兆円近いということで、政府の方もかなり金を……
○小西博行君 時間が余りございませんので、きょうは最近世界じゅうがフィーバーしております超電導についてお尋ねしたいと思います。なぜ超電導の問題をお尋ねするかといいますと、研究開発ということになりますと、何も超電導だけじゃなくて、先ほど同僚議員の方からもいろいろお話がございましたように、いろんな金属材料の開発であるとかその他たくさんの問題がございますので、しかも短期間で開発して物にしようということでは大変いいモデルじゃないか、そのように思いまして、幾つかの問題点を質問させていただきたいというふうに思います。 まず、先日当委員会で参考人のそれぞれの先生方においでいただいて、そして勉強会をやらせて……
○小西博行君 この法案につきまして一、二点質問をさせていただきたいわけであります。 過去の実績をいろいろ拝見いたしますと、援助する場合の派遣の人数は大変少ないような感じがいたします。特にその中で見てまいりますと、医者であるとか看護婦さんあるいは専門家の方、そういう者にほとんど限られているわけです。それで、今度の法案が通過いたしますともう少し援助をする方向あるいは中身が変わってくるのではないか、そのように思うわけですが、この法案が通過いたしますと、どの程度の規模の、これは災害によって中身が相当変わるわけですから一概に言えないと思うんですが、従来の規模よりは相当やはり大きな規模で援助ができるのか……
○小西博行君 私は、先ほど長官から予算の概要を承りました。合わせて四千四百億ぐらいの予算でことしもやりたいということで、あらゆる分野で具体的な政策が出されております。 そこで、私はもう常日ごろから思っておるんですが、日本の研究開発費全体を統計で見ますと、大体九兆円前後ということが今言われております。アメリカがまず十九兆円ぐらいですから大体その半分ぐらいまで到達したわけです。数年前は大体三分の一というように言われていたんですが、大体半分ぐらいまでいったということですから、科学技術庁の予算そのものは必ずしも多くないわけです。我が国の研究開発というような大きな、例えばこれは文部省も当然入りましょう……
○小西博行君 きょうはこの委員会では長官の所信に対する質問ということになっておりますので、細部の個々の問題につきましてはまた時間を改めて御質問を申し上げたいと思いますが、午前中にも同趣旨の質問がございましたのでできるだけダブらないようにお話をさせていただきたいというふうに思います。 長官の所信表明をお伺いいたしました。そしてまた科学技術政策大綱というのが十二月に出ておりまして、主にこの問題について確認をさせていただきたい、そのように考えます。 この中では特に基本方針というのがございまして、三つほど大きな柱がございます。一つは、基礎研究ということをこれからどんどん進めていくべきだということで……
○小西博行君 原子力発電の問題はもう以前から私も何回も御質問申し上げておりますが、何だかんだ言いながら、原子力発電が今日のように全体の二八%に至るほど発展しているということは、しかも事故としては大した事故もなしで今日までやってきているというのは、事業者の努力はもちろんでありますが、関係の皆さん方の私は努力だと、そういう意味ではもう世界でトップクラスではないかというように日本人としては自負しているわけですが、しかし、なおかつ、原子力という問題が問題だけに、安全については十分な対応をしておく必要があるんじゃないか、ひょっとして油断いたしますと大変なことになる、そういうような大きな問題を私は秘めてい……
○小西博行君 きょうは参考人の皆様方大変お忙しいところありがとうございました。 私は、実は外務委員会にも所属しておりますので、今度は日米原子力協定ということもございまして、連日原子力の問題を審議をさしていただいているわけですが、非常にわかりやすいことを賛成、反対ということでけんかしないようにお聞きをしたいと思います。 日本の原子力発電ですが、いろんな意見もございますけれども、まあまあ今日まで大した事故もなしにやってきたというように私は理解をしているわけです。そういう意味で、果たしてこれは日本の管理技術が非常に優秀なのか、あるいは機械そのものの性質が諸外国に比べて違うのか、いろんな問題点が私……
○小西博行君 私の方からは外国人の留学生の問題について、先日少し予算委員会で幅広い形でやらしていただいたわけです。午前中も同僚議員の方からもいろいろ質疑がございました。私は特に外務省にお願いしたい点についてきょうは御質問を申し上げたい、こう思っております。ひとつよろしくお願いしたいと思います。 まず、やはり何といっても日本のいろんな事情について、外国から留学しようとする方々にどのような形で情報を提供するかというのが一番大きな問題だと思います。いろんな財団その他を通じてPRするのも結横ですけれども、せっかく在外公館という形でちゃんとしたものがあるわけですから、そういう分野でできるだけ予算をとっ……
○小西博行君 まず、世銀の関係について二、三点質問というよりも、むしろお伺いいたしたいというふうに思います。
先ほども少しございましたが、世銀の機能と役割、これを簡潔にひとつ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 そこでお伺いしたいんですが、当然それぞれの国でお金をお借りして何とか大きなプロジェクトを完成したいとかあるいは開発をやってみたいというような要請があるんだろうと思うんですね。それに対して、先ほどから何回か出てまいりましたように調査をする、事前調査を十分にする。それは当然お金を貸すわけですから必ず払ってもらわなきゃいけない、返してもらわなきゃいけないという条件がつくだろうと思う……
○小西博行君 オゾン層の保護についての条約についてまず御質問を申し上げたいと思います。 私この条約を拝見さしていただいて、しかもこのフロンガスの問題というのはかなり以前からいろんな形で問題になっております。私は基本的にこのように考えておるんです。要するにフロンガスを使って、そしていろんな生産工場でたくさんのものを消費している。その段階でこれが空気中に漏れるというようなことが実はこれが一番大きな問題ではないかと思うわけです。 もちろん最近のICとかLSI、これの製造が非常に量的にも拡大されておりまして、その洗浄に大変便利よく使っているというようなことでありますから、管理を徹底的にやって、ある……
○小西博行君 核防護についてまず御質問を申し上げたいと思います。
まずプルトニウムの輸送につきましては、五十九年では船で輸送したということでありますが、今回は飛行機によって空輸するというようなことがもうほぼ決定されているように聞いているわけです。当初はアンカレジで給油をするということでいろいろ問題もあったようでありますけれども、直輸するというようなことでほぼジャンボに機種が決まったというふうにお伺いしているわけですが、それは間違いないでしょうか。
【次の発言】 大体ノンストップで一万三千キロという航程なんですね。
私は、そこでまずお伺いしたいんですが、この飛行機で実際に運ぶプルトニウムの量……
○小西博行君 私地位協定について二、三点についてお尋ねをしたいと思います。 一昨日以来相当同僚議員の方からもこの法案につきまして質疑がなされたところでありまして、特別にこれを間かなきゃいけないということもないわけでありますが、ただ私は二、三点についてはもう一度確認をさしていただきたい、そう思っております。 まず第一点は、今度の改定なんですが、これも質疑の段階でいろいろ議員の先生方からも意見がございましたように、昨年改定したのにまた特別改定ということで今度はやられるというようなところがどうしても問題になっているようでございますし、私もこれいつまでこのような状態が続くのだろうか、改正してまた円……
○小西博行君 原子力協定について、二、三の点についてお尋ねをしたいと思います。 私は、たまたま実は科学技術特別委員会にも所属しておりまして、この一週間ばかり主に原子力関係ばかり質問をさせていただいておりますし、またきょうは科学技術庁からも大勢のスタッフあるいは通産、運輸省というふうにおいで願っているわけでございますが、とにかくこの法案でずっと審議をしてみまして、私は賛成の立場でありますけれども、しかしやっぱりまだまだ整備をしなきゃいけない分野がたくさんあるなというのが実感であります。 例えば、きょうのまず第一問なんですが、輸送計画といいますね、具体的な輸送計画、これは飛行機をどういうものに……
○小西博行君 それでは、きょうは主として我が国に留学しております外国人の留学生の問題についてお尋ねしてみたいと思います。 御承知のとおり、一月一日からこちらまで見ましても、留学生の問題というのは新聞紙上に相当大きく報道されております。もちろん悪いことばかりじゃなくて、ボランティアで子供さんを、留学生の面倒を見ているという明るいニュースもございますが、圧倒的に暗いニュースが中心であります。 そこで政府にまずお伺いしたいのは、そのような実態調査、これは文部省あるいは法務省、それぞれもう相当やっていらっしゃるんじゃないかと思いまして、それをまずお伺いしたいと思います。
○小西博行君 だんだん時間が少なくて十八分であります。 きょうは、特に先ほど同僚議員の方もおっしゃっておりましたが、やはり教育改革というのが非常に今大きな問題だろうと思います。ましてや臨教審で三年間も検討していただきまして、しかも教育改革の中身が具体的に今出ているわけであります。そういう意味で、私もやはり全体的に見ますと予算の伸びが非常に少ないのではないかなという感じがしてならないわけでありますけれども、予算折衝の段階で当然改革すべき項目を具体的に文部省が挙げられて、そして大蔵省との折衝というのは相当やられたんじゃないか。 その結果が残念ながら非常に少ないという感じであります。改革をやるた……
○小西博行君 私は、衆議院段階で具体的な見直しについて条項として上がっておりますので、その点について二、三点お尋ねを申し上げたいと思います。 まず私は、どう考えましても、この見直しをしなければいけないという一つの条項を非常に重く考えているわけであります。これはもう既に皆さん御存じだと思いますけれども、具体的に十七条の中でうたっております。 それは、「消費税の中小事業者の事務負担等に配慮した」云々とあるわけです。果たして中小事業者だけが問題なのかどうか、実は私はもう少しこれは拡大をして考えていかなきゃならないんじゃないか、そのように心配をしているわけでありますが、その点に対して総理のお考え方……
○小西博行君 私は、原賠法について数点お尋ねをしたいと思います。 この原賠法なんですが、特に国内の問題というよりも、むしろ国境を越えたいろんな災害の場合に果たしてどのような体制をとっているのかというのがまずその中心であります。 最初にチェルノブイリの事故、これによ?ていろんな意味で大変な被害が出ているわけでありますが、この補償金額が、これは定かではないんですけれども、タス通信によれば大体一兆八千億ぐらいというふうに言われておるんですけれども、具体的にソビエトの場合に、近くの国とのいろんなそういう原子力の事故の場合の原賠法的な何かお互いの契約というんでしょうか、そういうものが存在しているのか……
○小西博行君 まず、大臣の所信に対しての質問を若干さしていただきたいと思います。 大臣の所信の中で、創造的な基礎研究の重要性について言及されております。このことは今さら言うまでもないんですが、日本の国というのは割合、基礎研究分野の研究がおくれている。例えばノーベル賞なんかで見るとよくわかるんですけれども、非常に少ないというようなことで海外からはかなり批判を受けたりというようなことが長い間続いているわけです。私は、必ずしも全部当たっているとは思わない。 例えば、管理技術といっても、管理技術の分野では相当日本は進んでおりますし、いろんな意味での産業の活性のためにも随分海外に対して貢献もしている……
○小西博行君 それでは、在外公館法の一部改正についてまず質問をさせていただきます。
今回はマーシャルとミクロネシアに大使館を置くというような法案になっております。これまで同様の地位にあったパラオ、このパラオにつきましては、これが例えば自由連合に移行をすればやはり大使館を置くということになるのかどうか。あるいは、それ以外の国でも非常に近い将来にこういう大使館を置きたいというような国々がもしあったら、それもあわせて教えていただきたいと思います。
【次の発言】 その他の国、パラオ以外の。
【次の発言】 そうですね。やっぱり国際化時代ですからできるだけいろんな国々の皆さん方とよくコミュニケーションを……
○小西博行君 今回の保護協定が締結されたということは、大変私は歓迎しているわけです。むしろえらく遅きに失したんではないかという感じすらしているわけでありますが、きょうは内国民待遇という問題についてはもう相当議論をされているわけであります。そういう意味で、この議定書を読ませていただいたんですが、第三項にあります「公の秩序、国の安全又は国民経済の健全な発展のため真に必要な場合」は差別的待遇を与えても内国民待遇に反しないとされているわけです。このような抽象的な規定内容では、場合によっては乱用されるという懸念もあるんではないか、そのように思いますが、この議定書をつくるに当たりまして、日中間で十分に具体……
○小西博行君 それでは、質問をさしていただきます。 三塚外相には、今度外務大臣ということで大変なお仕事を担当されました。宇野前外相も大変国際社会の中での日本ということで頑張ってこられたというふうに私は高く評価しているわけであります。 きょうは航空協定という法案がかかっておりますのでその問題、大変初歩的な質問で恐縮でありますけれども、二、三点質問さしていただきたいと思います。 まず、この航空協定というのは、先ほども申し上げましたように、国際社会というそういう状況の中で私は当然締結すべきであるというふうに考える次第でありますが、例えば日本と諸外国との関係でどの程度こういう協定が結ばれているか……
○小西博行君 それでは質問をさしていただきますが、私は主として国内のいろんな宇宙開発の問題について質問をさしていただきますので、科学技術庁の方はいらっしゃっておりますか。――それでは、まず第一点でありますが、けさからもいろいろ議論されておりますが、この宇宙開発の必要性、どうしてもやらなきゃいけないこの宇宙開発、その必要性についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日本の今の科学技術、特に産業の面から見ますと、先進諸国と比較してもそう負けていない。造船、鉄鋼はもちろんでありますけれども、電子工学なんかの分野についても、あるいは最近ではバイオテクノロジーの分野でも相当進んでまいりました。そ……
○小西博行君 それでは、私も時間が非常に少ないわけでありますが、数点について質問させていただきたいと思います。 先日、労働省のいろいろな業務内容についてお聞かせ願いました。初めてこの社労委員会に立っておりますので、なるほど大変なお仕事を労働省の皆さん方はやっておられるんだなというのが実は実感であります。従来、私は外務委員会とかあるいは文教委員会の方でずっとやっておりましたので、特に労働者の皆さん方のいろいろな意味での施策は細かく大変な仕事だなと、つくづくそのように感じさせていただきましたと同時に、なおたくさんの問題がございますので、全力で大臣以下頑張っていただきたい、そのようにまずお願いを申……
○小西博行君 もう既に高齢化社会の問題がいろいろと同僚議員の方からも出されておりまして、私も日本の二十一世紀ということを考えますと、単なる高齢化社会というよりも、もう超高齢化社会。先日も労働大臣にもお伺いしたんですけれども、欧米の先進諸国というものへ実際に参りまして肌で感じますと、やっぱり日本とは相当違うなという感じでありますね。お年寄りの人の雰囲気もそうでありますし、国民全体でも老後に対してさほど心配していない。したがいまして、自分たちの生活を本当にエンジョイする、そういう社会的な基盤というものが醸成されているという実感を持って国を見てまいりました。 日本の場合はどうやらそれが、今大臣がお……
○小西博行君 今おっしゃいましたように、既に西ドイツでは、一九五〇年に戦争犠牲者援護法によりまして援護の手を一般市民にまで及ぼしているというのが実態であります。 また、お尋ねの西ドイツ以外の主要諸国での対応でございますが、同じ大戦の敗戦国でありますイタリアを初め、フランス、イギリスなどでも戦争犠牲に対して国によります援護がなされております。 まず、イタリアの一般戦争災害についての救済措置でありますが、戦争により傷害を受けた市民や死亡した者には軍人などと同じ戦争傷病者年金が支給されておりますほか、財産補償までされているというのが実態であります。次にフランスでは、人的被害に対しては軍人廃疾年金……
○小西博行君 大変きょうは参考人の皆さん方にはお世話になりました。ありがとうございました。 特に、それぞれの参考人のお立場が専門的にもそれぞれ違いますので、庭田参考人には理論的に、跡田参考人も研究者としてのお言葉をいただきました。なるほど年金というのはこういうものかという、その理論というのについては大変わかりやすい思いがいたしました。そして草島、五十嵐両参考人には、組合の大勢の皆さん方の代表という立場でのかなり具体的なあるいは悲壮的な気持ちを持ってお答えでありました。そして今岡参考人の方は、みずから障害を持ちながら皆さんのお世話をしていると。そういうふうに見てみますと、全く立場が違いますと随……
○小西博行君 初村先生は長崎県出身ということで、常日ごろから被爆者問題については大変御造詣の深い先生でございまして、大変その点で敬意を表しているところでありますが、私自身も広島出身でございますので、ともに被爆者の皆さん方の苦悩というものは十分理解しているつもりでございます。そういった意味で今の御質問にお答えをしたいと思います。 現在の被爆者対策は、御存じのとおり、いわば社会保障制度の上乗せ措置として広い意味の国家補償的制度として原爆二法による施策がなされているわけでございます。我々が御提案申し上げているこの援護法案は、被爆者及びその遺族が置かれております特別な状況にかんがみまして、国家補償の……
○小西博行君 先日来、年金の問題について当委員会で審議をしているわけでありまして、特に年金問題になりますと高齢化社会というこの問題を避けては通れないというのが一つの大きなポイントではないかというふうに私は思います。 しかし、きょうはまず経済企画庁に来ていただいておりますので、確かにそういう六十歳とかあるいは六十五歳という問題がございますけれども、社会経済構造といいますか、これから先将来を見てみますと、やはり働く労働者が非常に少なくなってくるという、こういう見通しも実はあるわけであります。経済がもちろん順調に伸びるということが前提でありますので、そういう前提にいたしますと、その問題も実は年金の……
○小西博行君 私は、民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、若干の時間をいただきまして数点にわたり質問をさしていただきたいと存じます。 まず第一に、今回のサンフランシスコで発生いたしました地震の災害に大変多くの犠牲者が発生いたしまして、改めて自然の脅威ということに私自身自覚を新たにしたところでございます。一日も早い復興を期待いたしますとともに、亡くなった皆さん方の御冥福を心からお祈りを申し上げたいというふうに存じます。 我が党といたしましては、早速官房長官を通じまして、総理に対してできるだけ早く国際緊急援助隊の派遣等、物心両面にわたって援助すべきである、お願いしたいと、このように文書……
○小西博行君 朝から原子力の問題についていろいろ同僚の議員から御質問がございまして、私自身も大変勉強になったわけでございます。この科学技術特別委員会では原子力の問題についてもう長年いろんな形で議論を積み重ねてきております。そういう意味では、日本の将来のエネルギーを考えた場合に、現在の段階ではどうしてもこの原子力に頼らなきゃいけないという、そういう一つの大きな目標もあろうかと思うんです。その結果が三〇%と。そのほかの太陽その他をいろんな実験という形で今日までやっておられますが、なかなか現実のものにはならない、こういう状況があろうかと思います。 そして、また今同僚の議員から事故という問題がござい……
○小西博行君 きょうも非常に時間が短いわけでありまして、特に後の予定もあるということで原子力局長なんかは非常に早口で答弁をされておりますので、こちらも何かいささか急がなきゃいけないという感じでございますが、まず日米科学技術協力協定、これによりまして共同プロジェクトをやっていこうというようなことで、五月一日、日米の実務レベルの合同委員会というものが開かれまして、十七項目の共同プロジェクトが進められている、そういうことはよく御認識のことだと思いますが、このプロジェクトは今後継続的にずっと続けていかれるというふうに理解していいのかどうか、そしてまた、この経費につきましてどのような考え方で対応していこ……
○小西博行君 どなたでも構わぬですが、最近では研究者間の国際交流あるいは共同研究というのがある意味ではいろいろ問題が出ております。つまり研究の成果をどう配分するか、予算はどうするか、そういうようなことでいろいろ聞いておるんですが、今回のようなこういう地球環境ということになりますと、まさにこれは世界じゅうの学者が集まって地球をよくしていこうという目的という意味では非常におもしろい一つのテーマでないか、こう私は思うんですね。 ところが、政府そのもので対応しようといたしますと環境庁ということになりまして、これは御承知だと思いますが、予算も非常に少なくて、国際間のいろんな約束なんかを総理がどんどんや……
○小西博行君 午前中から文化、芸術につきましていろいろ高尚なお話もございまして何か自分自身も少し文化人になったような錯覚を覚えておるわけでありますが、私は非常に具体的にお聞きしたいと思うんです。 四、五年前だったと思うんですが、愛媛県に大三島という小さい島がありまして、そこに大山祇神社というのがございます。ここは甲冑類、よろいかぶとですね、こういうものが非常にたくさんございまして、国宝、重文という指定もされている非常に有名なところであります。私は特にこういう甲冑とか刀剣に非常に興味があるわけでありますが、刀も随分大きなものがあります。神社へ奉納したものだと思いますけれども、非常に立派なものな……
○小西博行君 きょうは、地球環境というようなちょっと大きなテーマで何点かお尋ねをしたいというふうに思います。 きのうは、予算委員会で文部大臣の方からいろいろ答弁もいただきました。何さま文部省というのは非常に大きな省だろうというふうに私は思います。四兆七千億になんなんとする予算を持って、それから大学から小学校まで、あるいはいろんな研究部門を含めますと、本当にこれは大変な行政府だなというふうに思います。それだけに、大臣も初めて文部大臣に就任されて、なかなかこれは大変だなというのが私は実感だろうと思うんです。 それから、毎年のように予算というものが各省庁の話し合いといいましょうか折衝の中で決まっ……
○小西博行君 きょうは就学生――就労学生と言った方が正しいのかもわかりませんが、新聞その他でもう就学生という言葉で御理解願えるようになっておりますので、就学生で通させていただきたいと思います。 まず、今までの大体の経緯というのでしょうか、私は、ちょうど三年前だったと思うのですが、そろそろ留学生問題が大きな社会的な問題になってきたときに、予算委員会で二時間ばかり留学生問題、つまり海外から日本に来る留学生、この問題についていろんな見地から質問をさせていただきました。 一番感じたこと、それを何点か申し上げたのですが、いろんな国々から日本へ参りますけれども、一番の大きな問題点のまず第一は、やっぱり……
○小西博行君 きょうもラストバッターになりまして、午前中からずっと皆さんの御意見をお伺いしておりますと、ほとんど質問通告の半分以上皆さんが大体同質問をされましたので、前半は二、三点今度の法案につきまして質問をさせていただき、後半は独自なものを考えておりますので、それを申し上げて質問にかえたいというふうに思います。 まず、先ほどから議論になっておりますが、高等教育、特に大学教育という分野に絞ってみまして、私はヨーロッパあたりの大学を見まして大変違うなという感じがするわけです。スイスにいたしましても、恐らくスウェーデンにいたしましても、進学率そのものは非常に少ない。いわゆる大学へ進学するというの……
○小西博行君 笹野先生の前にやらさせていただきます。お許しください。 きょう午前中から生涯学習について同僚の議員の皆さん方の御意見を聞き、また私なりに研究もしてみましたが、何か非常に漠然とした感じで、なかなかイメージがつかめないというのが私の感じであります。 ただ、私自身が、随分前でありますけれども、広島という地方の中で、各産業界の人が集まって、いろいろ経営工学の分野、特に品質管理であるとか、あるいはコストコントロール、原価管理あるいはコンピューターシステム――ちょうど企業がそういうような学問的なものを導入しなければやっていけないような非常に厳しい競争の時点がございまして、その時代に、例え……
○小西博行君 午前中も私はいろいろ勉強させてもらったし、先ほどから参考人の皆さん方から大変いい中身のお話を伺いまして、感謝を申し上げておるわけであります。 ただ、私ふと思ったのは、生涯教育という、数年前の例の放送大学ですね。放送大学も実は真っ二つに分かれまして、賛否それぞれの立場から議論をしたことを覚えております。今回のこの生涯教育どころではなくて、何倍も時間をとって議論をしたわけです。私はそのときに申し上げたんだけれども、本当にそのように衛星を中心にして、むしろ都会じゃない、学校のないそういうような地域の中で皆さんがひとしくテレビを通じて勉強できるという概念は非常にいい。ただ具体的に、それ……
○小西博行君 昨日は四人の参考人に来ていただきまして、現実にそれぞれの担当の立場からいろいろ御意見を伺いまして、確かに局長が答弁なさるよりもかなり詳しく、しかも具体的にお話がありましたので、私自身としては理解度が相当深まったというふうに考えております。 ただ、そのときに思いましたのは、都道府県によって相当やっぱりレベルが違うのかなと、しかも担当者の方がそれぞれ違いますね。生涯学校というのをもう具体的にやっておられる方もいらっしゃった、富山の人ですね。それからいわゆる教育委員会の担当の部門の方もいらっしゃった。そういうことで、立場が違いますと、不安な面も相当私はおありではないかなと、そのように……
○小西博行君 きょうは、大変貴重な時間をいただきましたが、何さま九分という短い時間ですので、ちょうど今国立博物館で国宝展が開催されておりますので、文化財についてひとつお尋ねをしたいというふうに思っております。 今までこういう国宝展というのは京都で二回、東京で一回。今回の場合は東京で三十年ぶりというようなめったにない機会でございますし、当初は大体三十万人ぐらいの観覧者が来られたらというようなことで計画をされたそうでございますが、現在の段階では大体七十万人ぐらいの皆さんが来られるだろうということで、予想以上の関心が国民の皆さん方から上がっている。こういう現状を私自身も認識しているわけですが、こう……
○小西博行君 きょうは三十分という時間をいただいておりますが、先日、長官の方から長官の方針なるものが出されましたので、まずそれをお伺いして、そして美浜の問題についても少し時間がありましたらお伺いしたい、このように思います。 私まず思いますのは、最近の科学技術というのは非常に領域が広まっているんじゃないだろうか、このように思います。我々が普通思いますのは、やっぱり研究室の中でこつこつ研究する、そういう分野だけをうっかりすると考えるわけですが、そうではないいろんな、例えば国際性が出たり、あるいは経済性の問題であるとかいうような、非常に複雑多岐にわたって科学技術の分野がこれから頑張らなきゃいけない……
○小西博行君 予算に関連するということですから、細かく言えば幾らでもあるわけですが、きょうはせっかくのチャンスですから、科学技術庁という名前について少しお尋ねしたいと思うんです。 科学というのは、御承知のように、基礎的な研究をだんだん深めていくというんでしょうか、探求するというか、そういうところに科学の意味があろうかと思うんです。技術というのは応用開発、こういうふうに考えるんです。 そこで、戦後日本が欧米に追いつけ追い越せ、そういうことで今日までやってきた。そういう意味では科学技術庁というのは非常に適切で、今日はもう世界でも有数の科学技術の国にもなってきた、経済大国はもちろんですけれども。……
○小西博行君 私も同じように時間が少ないんですが、大変素朴な質問を二、三点させていただきたいのでお答えを願いたいと思います。 まず第一点ですけれども、先ほどから同僚委員の方からもいろいろ御意見がございましたように競技能力、一番大きなのはオリンピックだと思うんですが、そういうようなところでなかなか金メダルがとれないとか、最近全体に非常に弱くなっているという風潮があるように今いろんな方がおっしゃるし、私もそういうふうに思うんですが、本当に競技力を身につけて世界の中でいい成績を上げるための条件というのは一体何だろうか。そういう意味では、今回の法案ではこの法案が通過したらどんどん勝てるという感じが実……
○小西博行君 きょうは私も三十分という時間でございますので、教育の国際化という問題について少しお尋ねをしたいというふうに思います。 最近は国際化ばやりでありまして、科学技術の関係からいきましてもそういう技術の交流という意味で各省庁の研究者の交換というふうなことも割合積極的に最近やり出したわけです。大体、日本の方からアメリカだとかイギリス、ドイツあたりへ研究者が留学していく、あるいは協力するというのは非常に多かったんですが、最近は何とかいろいろな条件を整備しまして、諸外国の若手の研究者が日本に入ってくる。こういうことは非常に私はいいことだというふうに考えております。あるいは日本人が外国へ留学す……
○小西博行君 きょうは、法案についてはもう同僚の議員の方からもいろいろ質問ございましたし、特別にそのことについて質問をいたしません。 ただ、私は、もう前々からこの委員会で文部大臣あるいは皆さん方にもお願いをしたわけですが、とにかく日本の博士制度、我々の時代は学位論文ということで言っていましたけれども、それがどうも特にアメリカ、ヨーロッパの先進諸国の制度と比べて相当違う。定義を見ても、何か日本の場合は相当研究に実績のあるといいますか、顕著な実績というか、そういうものが基本にある。米国あるいはヨーロッパの場合は、研究者として十分これから発展できそうだと、そういうことでその認定をするという、同じ博……
○小西博行君 御苦労さまです。 きょう、先ほども保護期間という話が出まして、三十年を五十年に延長するということ、ちょっと私どももぴんとこないところがあるんですが、例えば普通民間の場合に特許権というのがございまして、大体十年したら特許権が切れますね。そのときは、一斉に各企業は同じものをつくるという制度が実は産業界にはあるわけです。それとまた意味が相当違うだろうとは思うんですが、いずれにしても、この三十年を五十年にすれば国際的に恥ずかしくないというんでしょうか、それでいいという判断をされたというふうに聞いておるんですが、そのように理解していいんだろうと、私はこう思います。先ほど申し上げたような産……
○小西博行君 きょうは、四つぐらい質問をさせていただきたいと思ったんですが、同僚の議員の方から相当質問が出まして、簡潔に答えていただいたらいいと思います。 作詞家だとか作曲家が持つ著作権について、国内あるいは国外を問わずレンタル権が認められているのに、歌手とかレコードの製作者が持つ著作隣接権、これまでなぜ放置されていたのかという実質的な意味が、まず第一点でございます。 それから、さっきの三十年が五十年というのも、なるほど三代にという話でありますけれども、これもこの間もちょっと参考人にお聞きしたんですが、特許法なんかとの関係で、ほかのこれに類 するようなものとの比較においてどうなのか、これが……
○小西博行君 きょうは時間が二十分ということで、大変時間が少ないものですから、簡潔にひとつお答えをいただきたいと思います。 これは大臣にもちょっとお聞きしたいんですが、技術ただ乗り論というのがもう前々から、諸外国、特にアメリカあたりから言われております。最近では、先ほど岡部先生の方からもありましたように、いろんな特許に対しての訴訟というのが民間企業に対して非常に盛んであります。民間企業というのは利益を中心に頑張っているわけですけれども、その後の訴訟の問題で恐らく大変だろうというふうに考えます。そういう意味で、この基礎研究のただ乗りというんですか、これはもう従来からいろんな分野で、これは科学技……
○小西博行君 それでは、大きく分けて三、四点についてお尋ねしたいと思います。午前中からの質疑で大体法案についてかなりの部分が明確になっておりますので、できるだけダブることを避けたいというふうに考えております。 まず、国有研究施設の外部利用について具体的にお尋ねしたいと思います。これは、昭和六十一年に研究交流促進法というものが制定されまして、国有試験研究施設を外部の人が十分に利用できる、そういうようなことで非常に脚光を浴びた法律だろうというふうに私思っておりますが、具体的に現在まで何件ぐらい利用されているのか。先ほどの大型降雨の実験設備とかあるいは加速器だとか、いろんなところで相当利用されてい……
○小西博行君 きょうは三十分という非常に短い時間でふだん思っていることをいろいろ質問させていただきたいんですが、ごく一部分になろうと思うんですが、きょう特に質問に入る前に、午前中に同僚の議員、あるいは午後も皆さん方の御意見を拝聴しておりましてなるほどなという非常に感心する面もたくさんございました。特に田沢議員の国連大学を中心にしていろんな技術的な問題、あるいは国際的な問題等々いろいろ御意見が出まして、もう少し議論を聞いておりたいという感じもしたんです。 私も実は、先ほどの同僚議員の話の中でも、例えば文化国家日本、それから科学技術立国、国際国家、こういうような言葉が軒並みに出てまいります。さら……
○小西博行君 午前中から各議員の質疑を伺っておりまして、本当にこれは大変なことだなということを感じさせていただきました。 特に、地方大学の問題も大分出てまいりましたし、それからさっきの局長の非常勤講師という話もございました。私もたまたま広島でございますが、生まれは香川県であります。そういう意味で、私の同級生も大変勉強の好きな連中は東京の方にあるいは京都の方に進学いたしまして、現在、大学の医学部の主任教授だとか、大体そういうような年代でありますから、頑張っております。 同窓会をやりますと、二次会、三次会は、ほとんど金がありませんので、その連中はいつもおごってもらうばかりであります。どうしてそ……
○小西博行君 きょうは、特に時間が三十四分という非常に短い時間でございますので、学費の値上げの問題と、もう一点は私学助成という問題について質問させていただきたいというふうに考えます。 予算を見てみますと、私学助成という予算が大変厳しい状態になっているようであります。実際には文部省の所管の予算というのは、トータルで四兆八千五百四十億というような非常に大きな金額でありますが、特に私学の中で私大助成というのは、五十六年で約七・八%、金額で二千八百三十五億円、こういうことでございます。したがいまして、この私学助成を切りますと、現実問題は、どうやら学生に対する授業料の値上げというような感じで最近の新聞……
○小西博行君 大変参考になりました。 私どもは五分しか実は時間をもらっておりませんので、特に森谷さんの研究が比較技術論ということをやっておられるというので大変私は興味を持っております。これから先また教えていただきたいというふうに思います。 まず一点でありますけれども、日本の貿易摩擦の問題です。 この問題ずっと追及していきますと、どうしても、先端技術を海外に求める――その典型的なものがIC産業だというように私は思うわけですね。海外からそういう優秀な、すばらしい基本技術を買って、そして後はもう応用的にそれを、先ほどどなたかおっしゃいましたが、管理技術といいますか、生産技術といいますか、そうい……
○小西博行君 三十分の時間しかございませんからかいつまんでお答えをひとつしていただきたいと思います。 私ども民社党が政府自民党に先駆けまして総理直属の教育審議会を特定し、文部省だけに任せるのではなくて、全省庁を挙げて教育問題の解決に取り組むべきだという決断をしたわけでございますが、その重立った理由を御紹介して、そして文部大臣の御所見をお伺いしたいと思います。 この問題につきましてはたくさんございますけれども、一応きょうは四点だけに絞っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず第一点は、生涯教育の時代の到来と文部省あるいは日教組のやる気のなさについて私の考え方を述べさしていただ……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。