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永野茂門 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

永野茂門[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

各種会議出席(無役)歴代TOP100
86位

14期委員会出席TOP50
47位
14期委員会出席(無役)TOP50
35位
15期各種会議出席(無役)TOP20
18位
17期各種会議発言TOP10
9位
17期各種会議発言(非役職)TOP10
7位

このページでは永野茂門参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。永野茂門参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

14期(1986/07/06〜)

第106回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1986/08/28、14期、自由民主党・自由国民会議)

○永野茂門君 最初に、靖国神社公式参拝問題について官房長官にお尋ねいたします。  昨年八月十五日に内閣総理大臣は靖国神社に公式参拝され、戦没者を追悼し、そして平和への決意を新たにされました。このことは、遺族はもちろん多くの国民、私のかつての同僚であります自衛隊員も含みまして同様でありましたけれども、喜んだことでございまして、本年もそれを強く期待していたことは長官も十分御理解のことだと推察いたします。  でありましたけれども、本年はそれが行われなかったことはまことに遺憾なことに感じます。  本件につきまして官房長官は、八月十四日の談話あるいは衆議院の内閣委員会等で、近隣諸国の国民の間にA級戦犯に……

第108回国会 決算委員会 閉会後第4号(1987/06/18、14期、自由民主党)

○永野茂門君 最初にココム違反防止につきまして通産省に質問いたします。  東芝機械並びに伊藤忠商事が和光交易の仲介によって大型NC工作機械四台、さらには東芝機械は関連プログラムを対ソ輸出しまして、それが最近追及されておるところでありますけれども、この種ココム規制に対する違反は我が国を含む自由陣営の安全にとって極めて好ましくないものであるだけでなく、我が国の戦略物資輸出管理に対する内外の信頼関係を悪化させる重大な事案と考えられます。  そこで、最初にこのココム規制品目あるいはプログラムあるいは技術、そういうものは国際間においてどういうような手続で規定されてきておるか、また、それは公正に適正になさ……

第108回国会 内閣委員会 第2号(1987/05/14、14期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に安全保障室長にお願いいたします。  内閣安全保障室はごく最近発足したばかりで、国の安全保障会議のためのいろんな準備をし、また安全に重大な影響を及ぼすおそれのある重大緊急事態に対していろいろと資料を提供し、そして準備をしなければならないということになっておりまして、既に室長のもとでハイジャックに関するプロシージャーの問題でありますとか、あるいはミグ25事件のようなものに対応するためのプロシージャーの問題でありますとか、あるいはごく最近は六十二年度の予算決定について安全保障会議を開くとか、大変な仕事を準備不十分な中でいろいろとおやりになっておることについて敬意を表します。  い……

第110回国会 決算委員会 閉会後第2号(1987/11/13、14期、自由民主党)

○永野茂門君 本日の最後を承りまして、テロ対策、それから薬物乱用防止対策、さらに大震災対策、この三つについて質問をいたしたいと思います。  最初に国際テロについてお伺いいたします。  日本の経済大国化とそれに伴う政治的な役割の増大というものは、国際テロのみずからの資金獲得のため、あるいは日本の国際政治行動の牽制でありますとか拘束でありますとかあるいは変更を強制するというような目的のために、あるいはさらに自由陣営のリーダーの一つの柱に対するアピールというような目的を持って、海外在住の日本人に対するテロ行為が行われ始めているように見受けられます。そしてまた、この傾向は、自由陣営内での日本の地位が高……

第112回国会 内閣委員会 第4号(1988/03/31、14期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に、OTHレーダーシステム並びにイージス艦に関連して御質問いたします。  御承知のように、昨年末INF廃止の協定が締結され、そしてまた今や戦略核の五〇%削減についていろいろと話が進められ始めておりますけれども、しかしながら、このINFの撤廃そのものについてもまだ数年を必要といたしますし、それから戦略核五〇%の削減云々につきましても、これは協定がどうなるかという見通しもなかなか難しいし、また仮に五〇%削減されてもこれは大きな脅威として依然として続いて残るわけであります。さらに、今のこの協定で扱われないその他のINFあるいはSNF、もっと戦術的ないろんな核兵器というものが残されて……

第113回国会 内閣委員会 第6号(1988/10/18、14期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に、防衛二法の関連で防衛庁にお伺いいたしたいと思います。  午前中の御答弁で、現在のデタントのムードの中、あるいはソ連の平和攻勢といいますか、その中においてソ連の変化の兆候を認めつつも、なおその戦略的あるいは戦術的な変化については本質を見きわめなければならないということ、特に軍事力につきましては、またさらにアジア正面においてはほとんど変化のないということについて触れられましたけれども、私も全くそのとおりに思います。  さらに最近、ゴルバチョフがクラスノヤルスクで発表いたしました七提案等につきまして検討いたしますと、この正面における、つまりアジア・太平洋正面における米国の力の影……

第113回国会 内閣委員会 第12号(1988/12/08、14期、自由民主党)

○永野茂門君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     一般職の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   社会経済情勢の変化等に伴い、労働時間短縮・週休二日制の実現が緊急かつ重要な国民的課題となっていることにかんがみ、公務員についても、その積極的な推進を図るため、政府並びに人事院は、次の事項について速やかに適切な措置を講ずべきである。  一、病院、学校等においても……

第113回国会 内閣委員会 第13号(1988/12/20、14期、自由民主党)

○永野茂門君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与等に関する法律及び国家公務員の寒冷地手当に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。    一般職の職員の給与等に関する法律及び国家公務員の寒冷地手当に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   寒冷地手当制度の趣旨にかんがみ、政府並びに人事院は、寒冷積雪地における公務員の生活実態に配慮し、今後における燃料価格の動向に対応して、必要に応じ寒冷地手当加算額の適切な改善を行うべきであ……

第114回国会 外務委員会 第7号(1989/06/22、14期、自由民主党)

○永野茂門君 委員長。
【次の発言】 本件に対する質疑を打ち切り、(「だめだ」「何を言っているんだ」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)直ちに討論、採決に入ることの動議を提出いたします。

第114回国会 内閣委員会 第4号(1989/06/20、14期、自由民主党)

○永野茂門君 私は、ただいま可決されました恩給法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、次の事項について速やかに善処すべきである。  一 恩給年額の改定については、国家補償としての恩給の性格、恩給受給者の高齢化等に配意し、今後とも現職公務員の給与水準との均衡を維持するよう努めること。  一 恩給の改定実施時期については、現職公務員の給与との遅れをなくすよう特段の配慮をするとともに各……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 内閣委員会 第1号(1989/11/16、15期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に即位の礼についてお伺いいたします。  本件につきましては十月二十日の予算委員会で同僚の前島委員が、また本日は同じく同僚の角田委員がそれぞれ政府の考え方あるいは検討しつつある状況について承りましたけれども、政府は即位の礼準備委員会において種々慎重検討中であり、今後行われることが予想されている即位の礼の儀式のあり方等につきまして、憲法の趣旨に沿ってかつ皇室の伝統を尊重したものということで検討されていると承りました。  そこで、さきに行われました剣璽等承継の儀あるいは即位後朝見の儀は、即位の礼の一環として国の儀式として実施されたと承知しております。来秋行われる即位礼あるいは大嘗祭……

第116回国会 予算委員会 第5号(1989/10/26、15期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に、世界の歴史的転換期における緊張緩和、平和についての日本の役割について、三つの重要な側面から順次お伺いいたします。  既に同僚の谷川委員あるいは石井委員、そしてただいまの田委員から同種の質問がそれぞれ違った角度から行われましたけれども、まさに今や共産主義体制の敗退は明らかであります。そして、冷戦構造は崩壊しつつあると言えます。東側で進むペレストロイカあるいは民主化、自由化に対して、西側は封じ込め、対立から対話、そしてさらには交渉、調和へと、もちろんそれは確固たる抑止力を維持しながらの話でありますけれども、と対応をシフトしています。  ここで、後ほどの防衛問題に関する質疑のた……

第118回国会 科学技術特別委員会 第3号(1990/05/30、15期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(永野茂門君) 先般、科学技術政務次官を拝命いたしました永野茂門でございます。  委員長初め委員の皆様方の御指導を受けながら、大臣を補佐して誠心誠意努力する所存でございますので、どうかよろしくお願いいたします。(拍手)

第120回国会 科学技術特別委員会 第3号(1991/03/13、15期、自由民主党)

○永野茂門君 国際社会において果たすべき我が国の役割の増大に伴いまして、今般の湾岸危機の際にも見られましたように、我が国は国際社会の一員として、また世界の主要国の一つとして、その国力に見合った国際貢献が強く求められています。特に、科学技術の力により現在の国力を実現してきた我が国といたしましては、科学技術の面で国際社会に貢献していくことが最も適切であり、諸外国から期待されていると考えます。  そこで、まず大臣にお伺いいたします。  我が国の科学技術分野における国際貢献の基本的あり方について大臣の所見をお伺いいたします。
【次の発言】 科学技術による国際社会への貢献が重要であると叫ばれているにもか……

第120回国会 議院運営委員会 第4号(1990/12/18、15期、自由民主党)【政府役職】

○政府委員(永野茂門君) 原子力安全委員会委員内田秀雄、内藤奎爾及び宮永一郎の三君は十二月二十四日付任期満了となりますが、三君を再任いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第二十二条において準用する同法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  次に、科学技術会議議員武安義光及び森井清二の両君は十二月二十四日付任期満了となりますが、武安義光君の後任として大澤弘之君を任命し、森井清二君を再任いたしたいので、科学技術会議設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願……

第120回国会 内閣委員会 第6号(1991/04/18、15期、自由民主党)

○永野茂門君 長官、昨日のミッドウェーなど、米海軍への感謝訪問、まことに御苦労さまでございました。ありがとうございました。  今、三石先生から後方重視の問題あるいは人の重視、さらに言えば心を大切にというようなお話がありましたが、私も後でこの件に触れますけれども、全くこれらを重視するということには同感であります。しかしながら、最初に三石先生がお嫌いになったかどうか知りませんけれども、取り上げられなかった方の正面装備の方について承りたいと思います。  湾岸戦争が終わりまして停戦が発効しました。よくこの戦争はハイテク戦争と言われております。確かにそういう面が強いわけでありますが、その核心をさらに考え……

第122回国会 科学技術特別委員会 第2号(1991/11/22、15期、自由民主党)

○永野茂門君 まずもって谷川長官の就任をお祝いいたします。そして御健闘をお祈りいたします。  さて、世界のGNPの約一五%を占めるまでに至りました我が国は、国際社会の主要な一員としてさまざまな分野において国力に見合った国際貢献が、これは単にPKOだけではありませんが、強く求められています。特に、世界有数の科学技術を有するに至りました我が国にとりましては、その実績を生かした科学技術協力こそが日本が国際貢献を図る有効な手段であると考えられております。  近年、温暖化でありますとかあるいはオゾン層破壊など、地球環境問題等の人類の共通の課題が顕在化しております。また同時に、宇宙ステーションや国際熱核融……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号(1991/12/19、15期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に、総理に御質問いたします。  多言を要しないことでありますけれども、世界各国は今やあらゆる面で深く相互に依存し合っております。軍事面を見ますと、兵器の性能、効果、そして影響する範囲は一地域ではなくなっております。大変に広範囲にわたります。世界は、すべてとは言いませんけれども、多くの重要な問題が世界的な解決を要する、対応を要するということになってきております。  特に、安全と平和を維持する、あるいはまた戦争を防止し抑止するということは、一国ではもちろん難しく、また多数国による同盟関係においてもこれを十分に達成することはできないのでありまして、今やまさに集団安全保障、特に国連の……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号(1991/12/20、15期、自由民主党)

○永野茂門君 昨日、時間の都合で割愛いたしました項につきまして若干の御質問を申し上げます。  最初は、国際緊急援助隊法の改正に関する件でございます。  自衛隊が国際緊急援助隊に参加する場合、部隊として参加する場合には特にでありますが、どのような業務を行うのでありましょうか。また、そのためにどういう装備を持っていくように考えておられますか、御説明をお願いいたします。
【次の発言】 主としてどのような任務に参加し、そしてどういうような大きな装備を持っていくのでありましょうか。それは自衛隊を活用するということといかなる関係があるんでしょうか、御説明をお願いしたいと思います。

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1992/05/13、15期、自由民主党)

○永野茂門君 おはようございます。  本日は、最初に社会党から提案されている案について御質問をいたします。  社会党はその提案趣旨説明において、現在は既に軍縮と協調の時代に入っており、国際貢献のスタンスとしては平和の創造、軍縮の推進、そしてまた南北問題の解決、そして第三に地球環境防衛といいますか、地球環境保全について努力するという三つの大きな柱を中心にして国際貢献をやるべきである、こういうように趣旨説明の冒頭に言われております。  国際社会は、例えばODAを通じまして、あるいはまた地域的な集団安全保障体制でありますとかあるいは地域的な経済協力等の平和努力を通じ、さらにまた世界的には国連の集団安……

第123回国会 内閣委員会 第4号(1992/04/07、15期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に、防衛計画の見直しについて防衛庁長官にお伺いいたします。  安全保障会議の決定並びに総理の御指示を受けまして、防衛庁では現在の中期防、三年度から七年度に及ぶ中期防の見直し、さらには、その根底にあります防衛計画の大綱についても見直し作業を始めていらっしゃると、こういうように承っておりますが、まず、中期防の見直しについてどういうタイムテーブルを描いていらっしゃるか、あるいはまた防衛計画の大綱の見直しといいますか、抜本的な考え直しといいますか、そういうものとの関連づけをどういうように考えていらっしゃるかというようなことを中心にして、今進められておる状況を承りたいと思います。


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 科学技術特別委員会 第1号(1992/08/07、16期、自由民主党)

○永野茂門君 ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきましてその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの三上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に刈田貞子君を指名いたします。(拍手)

第124回国会 決算委員会 閉会後第2号(1992/09/09、16期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に官房長官に、我が国のPKO参加の基本的な考え方及び基本原則といいますかについてお伺いしたいと思います。  アンゴラ及びカンボジアに派遣する平和協力隊の実施計画と政令が昨日閣議決定されました。そして、十一日には公布、施行されるということになりました。これは一昨年の夏、我が国の国際的な役割分担でありますとか貢献につきまして世界から要請され、期待されて以来、約二年間で達成した偉大な第一歩の踏み出しであると考えられます。世界の安全を確保し、安定的発展を続けるために、世界は一方で同盟に依存しながら、一方でますます国連の集団安保に依存するようになってきつつあります。このような意味から、……

第125回国会 科学技術特別委員会 第1号(1992/10/30、16期、自由民主党)

○永野茂門君 ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの三上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に刈田貞子君を指名いたします。(拍手)

第126回国会 科学技術特別委員会 第1号(1993/01/22、16期、自由民主党)

○永野茂門君 ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの三上君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に刈田貞子君を指名いたします。(拍手)

第126回国会 科学技術特別委員会 第3号(1993/02/26、16期、自由民主党)

○永野茂門君 大臣、この後衆議院の方にもおいでになるようでございますが、大変御苦労さまでございます。  最初に、科学技術を通じての国際貢献のあり方についてお伺いいたします。  国際社会は政治的にも経済的にもますます相互依存を深めておりまして、世界はまさに国際的な協調の時代に入っておると言っても過言ではございません。経済的に米国に次ぐ力を持つに至りました我が国は、先進国の主要な一員として、国際社会の中でその立場にふさわしい役割と責任を果たしていくことが求められております。これまで人類は長年にわたり蓄積いたしました科学技術の成果を活用して今日の反映をなし遂げてきたわけでございますが、今後もますます……

第126回国会 科学技術特別委員会 第5号(1993/03/29、16期、自由民主党)

○永野茂門君 質問の最後を賜りまして、若干質問させていただきます。私は十問準備していたんですけれども、そのうちの四つは既に完全に御答弁を得ている内容になりましたので、極めて私が重要だと思うことにつきまして、重複するところもあるかと思いますけれども、御質問したいと思います。  最初に、この法改正によって新技術事業団に研究交流促進に関する業務を追加することになった背景あるいは趣旨でございますが、ただいま萩野先生の御質問にお答えがありましたので、これは質問することはやめます。  最近、二月二十六日以来の委員会で繰り返しこの趣旨は答弁があったわけでありますが、我が国が二十一世紀に向けてより豊かな社会を……

第126回国会 内閣委員会 第4号(1993/04/27、16期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に、防衛庁長官にお伺いいたします。  カンボジアの第一次派遣隊は既に帰国しておりますが、立派な仕事を完遂し、かつ一人のけが人も出さずに終わったということはまことにうれしいことであります。  第一次派遣隊の隊員の意見をいろいろ聞いてみますと、その中で彼らがどういうことを言っているかというと、非常に大事なことを言っておるわけであります。危険があることは当然であり、そしてこれを克服しながら業務を遂行するのが我々自衛官であり、あるいは自衛隊であると考えていたということを多くの自衛官が述べております。つまり、犠牲者が出る可能性は否定できないし、当然あるだろう、しかしその犠牲者を出さない……

第127回国会 環境特別委員会 第1号(1993/08/23、16期、参議院新生党)

○永野茂門君 ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの石渡君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に竹村泰子君を指名いたします。(拍手)

第127回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1993/09/16、16期、参議院新生党)

○永野茂門君 最初に人事院総裁にお伺いいたします。  本日の御答弁の中に何度も出てまいりましたけれども、人事院の勧告が一般職公務員のためのほとんど唯一の給与改善の機会であるわけでありますけれども、景気低迷でありますとか歳入欠陥など厳しい財政事情のもと、本年はどのような認識を持って勧告を行ったか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 このような重要な勧告でありますが、本年度の勧告の早期完全実施につきまして、既に官房長官あるいは総務庁長官から何度もお答えがありましたけれども、もう一度この早期完全実施についての見通しと決意について確認をしたいと思います。官房長官にお願いしたいと思います。

第128回国会 科学技術特別委員会 第1号(1993/09/21、16期、参議院新生党)

○永野茂門君 ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの志村君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に中川嘉美君を指名いたします。(拍手)

第128回国会 科学技術特別委員会 第2号(1993/10/29、16期、参議院新生党)

○永野茂門君 まずもって、大臣が哲学のある科学技術政策を構想し、そして強力に推進していく御努力をなさっていることに敬意を表しますとともに、中長期的にその成果に期待したいと思います。  質問は二つございます。  その第一は、我が国のプルトニウム利用技術の確立は我が国のエネルギー政策上極めて重要なものであります。ところが、恐らくこれは特殊な平和グループの声が多いと思いますけれども、海外から我が国が兵器開発へ移行していくんではないかということが何度か疑惑を投げかけられております。平和利用に徹し、そして適切な管理をやっている我が国の状況を透明化して外に示すことは極めて重要なことでありまして、それによっ……

第128回国会 外務委員会 第1号(1993/10/19、16期、参議院新生党)

○永野茂門君 大臣、日本の国益を守る第一の責任者として日々大変に努力されておられますことに敬意を表し、そしてまた感謝いたします。  時間も大分過ぎておりますし、それから私が準備しました質問の一部は既にいろんな先生方から質問されておりますので、二つに絞って御質問を申し上げます。  その第一は、北朝鮮の核開発疑惑並びにミサイルテスト問題についてであります。  本問題は、申すまでもなく極東の平和と安定に対する重大な危険な挑戦でありますし、特に我が国にとっては直接的な脅威となるものであります。我が国としては、核開発そのものは何が何でもこれを阻止しなければなりませんし、また核を含みミサイルにつきましても……

第129回国会 規制緩和に関する特別委員会 第1号(1994/02/16、16期、新緑風会)【議会役職】

○委員長(永野茂門君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました永野でございます。  規制緩和につきましては、現在多くの論議が続いており、本委員会に課せられた使命は重大でございます。  皆様の御指導、御協力をいただきまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第131回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1994/12/14、16期、新緑風会)

○永野茂門君 先回、十一月二十九日の本委員会において、また本日の委員会において村上委員から指摘されましたけれども、機種の選定について、これは防衛庁専管事項でありますけれども、これについて特に閣僚懇をつくって待ったがかかるといいますか、こういうようなことは非常にまれなことといいますか、あるいは前代来聞という表現を使われましたけれども、そういうことであると思います。  官房長官も先回の委員会、そしてまた本日も同様のことでございましたけれども、具体的な四閣僚懇をつくる、あるいはどういう不透明性が問題にされたというようなことはおっしゃいませんでしたけれども、とにかく透明性をより一層確保しなきゃいけない……

第131回国会 内閣委員会 第2号(1994/10/27、16期、新緑風会)

○永野茂門君 給与法関係については、防衛庁を含めまして私は質疑がありませんので、防衛に関する一般事項について防衛庁長官に御質問をしたいと思います。  平成七年度の概算要求のシーリングを見ますと、歳出予算の伸び率、何と〇・九%という未曾有の低率を示されました。六年度は御承知のように成立予算の伸び率が〇・九二%であったわけでありまして、軍縮予算の始まりであったわけであります。七年度が成立がどうなるかということは極めて予測が困難でありますが、今のような傾向でいきますとさらにこれが縮小される、削減される、こういう可能性が高いと思います。  これは大変にゆゆしき問題であって、例えば概算要求における事業の……

第131回国会 内閣委員会 第6号(1994/11/10、16期、新緑風会)

○永野茂門君 総理、大変御苦労さまでございます。本日は、村山内閣の安全保障政策について若干お伺いしたいと思います。  総理は就任されますと、直ちに自衛隊合憲、日米安保維持、そしてさらにこれを堅持ということ、そしてまた国際貢献の積極化、慎重ながら安保理常任理事国入りの容認等それまで社会党の政策の基本とも言うべき、社会党のアイデンティティーがここにあるんだというようなところの基本政策を全く逆転させたわけであります。私は、この変更については大英断であり大賛成であり、今後この転換の真の意味における実現を心からお願いするものであります。  それは確かに目をみはるすばらしい変更であったと思います。しかし同……

第131回国会 内閣委員会 第7号(1994/11/24、16期、新緑風会)

○永野茂門君 防衛庁長官、連日大変御苦労さまでございます。先回の委員会で私は全く総理だけにお伺いいたしましたが、本日は防衛庁長官に若干の具体的事項について承りたいと思います。  最初は、弾道ミサイル対処能力の開発あるいはその保有についてであります。  大量破壊兵器とその運搬手段及びそれらの技術は、もう大変に世界じゅうに拡散してしまったと表現してもいいくらいに広がってしまいました。そして、これらの兵器あるいは技術の保有国の中には、世界の平和な安建したコミュニティーにそぐわない国も含まれております。そういうことから、私は、世界の主要な地域には弾道ミサイル対処能力を展開して、大量破壊兵器そのものの攻……

第131回国会 内閣委員会 第8号(1994/11/29、16期、新緑風会)

○永野茂門君 きょうの午前中、村上委員がいろいろと御質問なさいましたので、私が質問しようとしていた内容の大部分とは言いませんけれども、一部は既に御説明がありました。しかしながら、若干の重複がありますけれども、重複をいとわず承りたいと思います。  UXの機種選定につきましては、私どもが予想していたのとは非常に違いまして大変に大きな話題となってきております。私なんかはUXの調達が始まるなんていうことは全然これが新聞で問題になるまで気がついてなかったわけでありますけれども、最初に、UXの必要性はどういうことなのかということ。そして、このUXは修正された中期防において何年度に何機、どういうように調達し……


17期(1995/07/23〜)

第133回国会 懲罰委員会 第1号(1995/08/08、17期、平成会)【議会役職】

○委員長(永野茂門君) ただいまから懲罰委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、当委員会の委員長に選任されました永野茂門でございます。ふなれではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力によりまして、本委員会の公正、円滑な運営を心がけてまいる所存でございます。皆様方の格段の御支援をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は二名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第134回国会 内閣委員会 第1号(1995/10/19、17期、平成会)

○永野茂門君 官房長官並びに防衛庁長官、連日大変御苦労さまでございます。  本日は、国際機関等に派遣される防衛庁の職員の処遇等に関する法律案が提案されておりますので、最初にこれに関しまして若干の御質問を申し上げます。  この法律案の提案を受けて最初に感じたことは、一体今までなぜこれが立法化されていなかったんだろうかというのを率直に感じたわけであります。私もかつて自衛隊にいた者として、最近は特にそうでありますけれども、単にPKO等だけではなくて、そういう業務だけではなくて、個人的にあるいは数名が一団となって国際機関にいろいろと出ていくという要請がだんだんふえてきておることはよく承知しておったわけ……

第136回国会 内閣委員会 第8号(1996/05/21、17期、平成会)

○永野茂門君 最初に、極東有事に際しての集団的自衛権行使などの検討のあり方について官房長官にお伺いいたしますが、その前に、さきに行われました日米首脳会談ではすばらしい成果をおさめられ、二十一世紀に向かって日米両国がかたいきずなのもとに日本の安全、そしてアジア太平洋地域の安定、平和、ひいては世界の発展に対して重要な役割を果たしていくということを約束し、具体的にはまたいわゆるガイドライン、日米安保協力のあり方の研究、極東有事の際における協力のあり方について、さらに一歩進めた研究を臨場感あふれる姿でやっていくというように決定されました。大変に喜ばしいことであると思います。  そこで、私は本日、集団的……

第136回国会 内閣委員会 第9号(1996/06/06、17期、平成会)

○永野茂門君 時刻もかなりオーバーして始まりましたし、私が描いておりました質問は既に多くの方々とかなり重複をしておりますので、できるだけ重複しない部分だけに限らせていただいてお伺いしたいと思います。  まず、海上自衛隊リムパック派遣訓練部隊の事故などについてお伺いします。  第一は、現地から防衛庁長官、そして総理への第一報は、先ほどの鈴木委員の質問に対する答弁でも、非常に時間がかかっていますね。一時間以上かかっているというのはやっぱりどう考えても遅過ぎる、こう思うわけでありますが、これについてどういう所見をお持ちでありますか。そして、私も一佐のころまでは通信に長くいました関係でこういうことにつ……

第139回国会 内閣委員会 第3号(1996/12/17、17期、平成会)

○永野茂門君 両大臣、大変重大な時期に、また難しい国際環境の中で我が国の外交・安保に大変に御努力いただいていることに対しまして心から敬意を表します。  さて、同僚山崎議員の後を受けまして、約二十分程度で質問を終えたいと思います。  最初に、日米防衛協力の指針の見直しについてお伺いいたします。  去る四月の日米首脳会談において、日米防衛協力の指針の見直しについて合意がありました。我が国の国民の皆さん方はもちろん、近隣諸国の国民に対してもこの日米防衛協力指針の見直しの意義を理解していただくということはアジアの安定と平和にとって極めて大事なことだと思うわけであります。その意味において、今この見直しに……

第140回国会 内閣委員会 第4号(1997/03/27、17期、平成会)

○永野茂門君 それでは、本日の質問は防衛庁長官に集中をいたしたいと思います。  私は内閣委員になって満十一年に近くなっているわけでありますけれども、この間こういう委嘱審査などにおいて予算の細部について質問したことは一度もありません。ありませんが、最近の予算が少しずつ心配になってきまして、少し細かいこともお伺いしておかなきゃいけないな、こういうように二、三年前から感じてきておりましたので、本日は少し細かいことを、細部とは申し上げませんけれども、やや具体的なことについて数項目にわたってお伺いをしたいと思います。したがいまして、長官、それぞれのつかさ、つかさで答えるということをおやりになっても本日は……

第140回国会 内閣委員会 第8号(1997/04/24、17期、平成会)

○永野茂門君 最初に、ペルー人質事件の一応の解決について、外務省並びに防衛庁の御所見を承ります。  御所見を承るわけでありますが、その中で特に私がその所見の中に入れていただきたいことは、平和的手段の解決を追求しながら最終的に強硬手段をとったということについてどういうように評価なさっておるかということが一つ、それから本件について、特に外務省は直接の当事者であった関係で、大きい点だけで結構ですから、どういうような反省をお持ちになったか、それから今後の展開についてどういうように考えているかという三つのことについて御所見を承りたいと思います。

第140回国会 内閣委員会 第13号(1997/06/13、17期、平成会)

○永野茂門君 本日のしんがりを承りまして、若干御質問を申し上げたいと思います。大変に長い時間が続いておりますので、できる限り短縮したい、こういうように思います。  私の第一問は、ガイドライン見直しの目的は何か、また見直しの基本方針を伺いたいということでございますが、この件に関しましては、主として板垣同僚の質問において大体お答えをいただいておりますので、次の観点からの質問を集中して、集中してといっても三つぐらいに分かれますけれども、分解してお伺いします。  基本的な枠組みをちゃんと守るということで、非核三原則でありますとか、専守防衛でありますとか、もちろん大きく憲法の範囲内であるというようなこと……

第140回国会 予算委員会 第4号(1997/03/06、17期、平成会)

○永野茂門君 おはようございます。平成会の永野でございます。  質問に入ります前に、委員長の許可を得まして、証人喚問等について委員長の御見解を承りたいと思います。  本院の友部議員に対する被疑事件に関しましては大変に遺憾に存じております。新進党は、司直による捜査に先立ちまして、昨年十一月十九日、参議院議員会長が友部議員に辞職勧告を行ったことは既に御承知のとおりであります。残念ながら、本人はこれを拒否いたしました。  一月二十八日には、参議院平成会として議長に辞職勧告決議を行うよう要請をいたしまして、全会派の賛同を得ています。現在手続中になっていますけれども、私たちは一日も早く辞職勧告決議を実現……

第141回国会 内閣委員会 第2号(1997/11/13、17期、平成会)

○永野茂門君 平成会の永野でございます。  総務庁長官、現在の非常に重要な行財政改革の核心におられまして大変に御苦労さまでございます。  今、同僚の依田議員からお話がありましたようなことにつきまして十分御配慮の上御検討をお願いしたい。特に防衛省につきましては、御答弁は必要ありませんけれども、私も防衛省にすべきであるという論者の一人でありまして、国民の皆さんもそういうように考えていると思いますので、よろしく御推進のほどをお願いしておきます。  それでは、本日の許可等の有効期間の延長法案に対する質疑に入ります。  今回の許可等有効期間延長法案は規制緩和の一環として位置づけられると思われますが、本法……

第141回国会 内閣委員会 第3号(1997/11/25、17期、平成会)

○永野茂門君 平成会の永野でございます。  大臣各位には連休中においても国のためにいろいろと御苦労なさっておることにつきまして心から感謝を申し上げます。  最初に、新ガイドラインについて若干の質疑を行います。  新ガイドラインは、御承知のように、ポスト冷戦におきます不確実、不安定なアジア太平洋地域の情勢の中で、日本の安全、さらには地域の安定、平和をより確実にするために日米の安保協力のあり方について大枠と方向性を示す極めて重要なものであります。中でも今回新たに調整が深められました周辺事態対応については、我が国民はもちろん、近隣諸国に対しても誤解のないようにすることがこのガイドラインを有効にし目的……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号(1998/06/08、17期、自由党)

○永野茂門君 最初に核兵器の管理問題について外務大臣に承ります。  時間の都合がありますので、現状を御説明いただくつもりでありましたけれども、現状につきましては現在までにとった措置を含めまして私の現状認識を申し上げ、大臣の方からは、特に重点はこうでありますとか、あるいはつけ加えるものがあるとか、間違っているところがあったら御指摘をお願いしたいと思います。  五日の国連安保理常任理事国、いわゆるP5の外相会議では共同声明で、そしてまた引き続き七日、国連安保理は決議でNPT体制の堅持と印パ両国をNPT上の核保有国としては認めないということを明らかにしました。  報道によりますと、政府はこれを受けて……

第142回国会 総務委員会 第3号(1998/03/19、17期、自由党)

○永野茂門君 自由党の永野であります。  恩給法改正に関する直接的な事項を一問総務庁の方にお伺いし、引き続いて非常に関連のある周辺事項について総理府の方に時間のある限り御質問申し上げたいと思います。  第一は、私は参議院のこの総務委員会がまだ内閣委員会と称していた時代のうち大部分、本年を入れて約十年間内閣委員会でいろいろやっておりましたけれども、その間に毎年毎年この恩給法の改正について審議がありました。その都度政府の方から強調され、また委員の方から確認をされてきたのは、言わずもがな、本日も大変に強調されております恩給制度の本質は国家補償であるということでありまして、そしてまた具体的に毎年毎年改……

第142回国会 総務委員会 第5号(1998/03/31、17期、自由党)

○永野茂門君 自由党の永野でございます。  最初に、官房長官に内閣危機管理監について承りたいと思います。  阪神大震災でありますとかナホトカ号の流出油災害でありますとか、あるいはペルーのテロ事件等以来、我が国の危機管理能力の刷新、向上につきましては大変な要請が内外、特に国民の間から起きておりましたが、このたび危機管理監を設置されたことは極めて妥当なものでありまして、今後、十分機能を発揮していただくことを期待するものであります。  そこで、既に多くの同僚からの質問の中に同種の質問があったわけでございますけれども、第一に、危機管理監の任務の中から国の防衛に関するものは除くということになっております……

第142回国会 総務委員会 第6号(1998/04/02、17期、自由党)

○永野茂門君 最初に、官房長官にお伺いいたします。  私どもの超党派の議員連盟として日本人の拉致疑惑問題の救援の議連がありますが、その問題について最初にお伺いをいたします。  御承知のように、昨日、中山訪朝団が帰国いたしまして、今申し上げました私どもの議連の問題処理について若干考え直す必要があるようなことが、まだ私は直接議連の中でお話を聞いているわけではありませんけれども、新聞等に報ぜられております。私もその趣旨は十分了解できますので、なるべくその趣旨から外れないように、用語に気をつけながらといいますか、その趣旨に添うような形でお伺いしたいと思います。  したがいまして、もともと取りやめようと……

第142回国会 総務委員会 第7号(1998/04/07、17期、自由党)

○永野茂門君 最初に、官房長官に平成十年度予算編成の基本的な考え方について二つばかりお伺いいたします。  その第一は、財政改革に向かってのデフレ予算を編成したその基本的な考え方についてであります。  私ども自由党は、新進党と言っていた時代から、時期的に申し上げますと、さきの衆議院総選挙のときから繰り返し要求してきたところでありますが、繰り返し要求したというものは、経済の抜本的な見直し、大幅減税、行革等を中心とする景気回復策を優先実行してもらいたい、それが日本の当時の状況、現在もそうでありますけれども、に合っているんだと。もちろん財政制度改革の重要性を否定したり、財政再建はほっておいていいとか、……



各種会議発言一覧

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1986/10/08、14期、自由民主党)

○永野茂門君 防衛庁の瀬木参事官が手をこまぬいていらっしゃるようでございますので、最初に防衛庁の方に質問をいたします。  先ほどの説明で、米国はいかなる規模態様の核攻撃に対しても対応し得る能力、そしてまた意志を明確に示して抑止することが核戦略の基本である、こういうふうに述べられ、また、全般的には抑止力が十分維持されておる、こういうふうな御説明でありました。御承知のように、また説明の中でも触れられましたように、米国のソ連の第一撃に対するサバイバビリティー、生存性については必ずしも十分にはなおなっていないと評価されます。したがいまして、いわゆる脆弱性の窓というものについては今大体改善の終わりの段階……

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1986/11/12、14期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に木村先生にお願いいたします。ソ連の政策についてであります。  ソ連の政策、特に外交政策につきましては、今先生がおっしゃったように大変にダイナミックな変化をしており、またそれが予測され、我々はクロースリーにこれをウオッチしなければならないということでございましたが、先生も触れられましたゴルバチョフの七月のウラジオ発言で、モンゴルからの撤退あるいはアフガンからの一部兵力の撤退を発言しております。しかしながらモンゴルの兵力撤退につきましては、モンゴルと中国との話し合いにおいてもモンゴルはこれを拒否しておりますし、アフガンにつきましては、御承知のように全く一部の高射砲部隊を引き揚げ……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1987/04/14、14期、自由民主党)

○永野茂門君 同じく志苫先生にお願いいたします。  議事録の六ページを見ますと、GNP比一%枠の廃棄の背後に米国の新海洋戦略が潜んでおり、洋上防空の強化でありますとかシーレーン防衛あるいは三海峡の封鎖、水際撃滅・北方前方防衛等を基軸とするところの中期防が米海洋戦略への日本の全面協力であって、それはレーガン政権の企図する対ソ競争戦略あるいは軍事的緊張激化の政策にパートナーとしての役割を果たすものである、こういうふうに極めて一面的と考えられるように断定しておられます。  一方、ソ連の方をよく見ていただかなきゃいけないと思うのでありますが、ソ連の最近の軍事力の増強でありますとか、あるいはまた演習の構……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1987/05/15、14期、自由民主党)

○永野茂門君 私の質問は、第一項の中期防衛力整備計画についてという日吉審議官が行った分と、最後の諸冨長官官房総務課長の方から御説明のあった防衛改革委員会の検討内容とに関連すると思いますが、二つ質問をいたしたいと思います。  一つは、中期防衛力整備計画が達成されたならば、その防衛計画の大綱の水準が一応達成されるということになっておりますが、そしてまたその防衛計画の大綱では十分な警戒態勢を保つということ、あるいはしたがって中期防衛力整備計画では、これらに関連して本土防衛能力の向上でありますとか、あるいはまたさらに今検討されておる洋上防空における能力を整備しなければならぬとかいうようなことがあるわけ……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1987/07/31、14期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に西原先生にお願いいたします。  まず、西原先生の三ページの表で、現在交渉中あるいはもう交渉の最終段階にある、締結が間近いと思われるINF交渉で、INFと称する範囲は中距離核の欄全部であるか、さらにそれにスカッドBを含むのか、それが一つです。  それから、核戦の発生ないし核戦へのエスカレートの恐怖をなくす、あるいはそれに関する不安定性をなくするというためにはINFだけさわったって極めて不十分なんであって、また今、戦略核について半減の交渉がかなりいい線までいっていることはいっているわけですけれども、しかし、さらにこの表で言えばSNF、SS21でありますとか、フロッグでありますと……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1987/08/21、14期、自由民主党)

○永野茂門君 最初に外務省にお伺いいたします。  日米安全保障条約は、御説明がありましたように、日本の防衛に関すること並びに日本の安全に極めて重要な関係を持ってあろう極東に事態が起きた場合の米軍の活動を容易にするための便宜供与等についていろいろと規定されておるわけでありますが、日本の安全に重要な影響を及ぼす事態というのは、この安全保障条約をつくった事態においては、まさしく日本周辺だけを考えておれば大体重要なことは済んだ時代であったかと思います。もう既にそうでない時代に入っていたと見てもいいのですけれども、しかしあの六〇年、それから七〇年の時代においてはその程度に限定してもよかったかもしれません……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1988/05/24、14期、自由民主党)

○永野茂門君 安全保障小委員会における調査の概要を御報告申し上げます。  本小委員会は、安全保障問題を調査するため、第百八回国会以降、各国会ごとに設置され、今国会においても引き続き設置されたものであります。  小委員会においては、各会派からの調査事項案に基づき協議の結果、まず自衛隊の現状と問題点、次いで日米安全保障体制の現状と問題点、さらに最近の防衛問題をそれぞれ調査事項として政府から説明を聴取するとともに、質疑を行いました。  政府に対する質疑におきましては、まず自衛隊の現状と問題点について、中期防衛力整備計画達成後の問題点、後方及び募集・教育訓練等人事の現状、シーレーン防衛・洋上防空問題、……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1988/04/22、14期、自由民主党)

○永野茂門君 戦域核の削減でありますとか、あるいは戦略核の削減でありますとか、そういう軍縮、軍備管理が進行しつつある中で、通常戦力に よる抑止ないしは軍事力の作用を拡大することが重大になってきておるということ、そしてまた、しかるがゆえに、従来もそうでありましたけれども、また別な意味において日米安保体制の信頼度を高めるということが極めて重要であるということを特に強調されましたけれども、まことにそのとおりであると思います。  防衛庁におかれましては、ぜひそういうことを十分考慮の上、計画に従って着実に防衛力を整備されていくし、また次の防衛力整備計画についてもいろいろと御考察を深められることをお願いし……

第112回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第2号(1988/05/24、14期、自由民主党)【議会役職】

○小委員長代理(永野茂門君) ただいまから外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会を開会いたします。  調査報告書についてお諮りいたします。  本小委員会は、これまで自衛隊の現状と問題点、日米安全保障体制の現状と問題点、最近の防衛問題の各テーマについて政府からの説明聴取、委員の意見の開陳等調査を進めてまいりました。  その調査経過につきまして、お手元に配付いたしました安全保障小委員会報告書(中間報告)(案)を作成いたしました。  つきましては、本案を小委員会の中間報告として会長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1989/03/22、14期、自由民主党)

○永野茂門君 それでは、議題につきまして私の個人的意見を含めて御報告いたします。  政府は既に次期防衛力整備計画の作成作業を始めています。したがって、私の本報告はその計画作成に焦点を合わせて申し上げます。  まず、国際情勢をいかに認識すべきかについて述べます。分析すべき重要要因としては、ソ連の変化と自由陣営内の変化を概観いたします。  第一に、ソ連の変化についてであります。  ゴルバチョフが就任以来打ち出した政策は、ソ連が軍事より経済を、特別な階級よりも全人類を、そして拡張より平和共存を尊重しようとしているように見えます。現にそのように評価する人たちもいます。  しかし、ソ連はその極東軍事力の……


15期(1989/07/23〜)

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1989/10/31、15期、自由民主党)

○永野茂門君 どなたにお答えいただくかはちょっとよくわかりませんけれども、和田委員がおっしゃいました、ヨーロッパ全体が緊張緩和に向かってとうとうとして動いておるということ、軍縮努力あるいは信頼醸成努力というのがもう大変に進んでおり、かなり成果を上げておる。これはもう私も、私は皆さんがこの三国を御訪問なさっている時期にちょうどイギリス、NATO本部、NATO軍司令部、それから西独、フランス等を回り、国防大臣だとか参謀総長その他とお会いしていろいろと意見を交換し、また十月初めに、NAAというNATOの協議会があるわけですが、そこでやはり二日半ディスカッションに参加し、しかもそこにはワルシャワ軍の最……

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1989/11/29、15期、自由民主党)

○永野茂門君 外務省並びに防衛庁から大変興味ある最近の情勢の変化について承りましたが、おおむね同意する点が多かったわけであります。いずれにしろ世界、特に東欧ないしはソ連圏において大変な変化が起こりつつあり、しかもその変化は歓迎すべき望ましい方向で軍縮が進み、相互信頼が進み、そして民主化あるいは自由化の方向に進みつつある。だんだんとその緊張緩和の状況、相互依存、相互信頼の関係が深まりつつあるということはまことに望ましいことであると思います。  ただ、ここで私どもは注意しなければいけないことは、かつて第一次世界大戦の後に国際連盟ができ上がったときにも世界じゅう大変に喜びましたし、その将来について大……

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1991/02/18、15期、自由民主党)

○永野茂門君 外務大臣、湾岸対応ほか極めて重要な案件の日々御処理、対応、大変に御苦労さまに存じます。  最初に、十五日のイラク提案に対する政府の対応について承りたいと存じます。  イラクは、国連決議六百六十号の要求するクウェートからの無条件即時全面撤退でなく、いわゆるリンケージ案件を含む非常に多くの難しい条件つき撤退の用意があることを表明していますが、政府はこれをどのように評価し、いかに対応しようとしているか、お伺いいたします。
【次の発言】 ただいま外務大臣が御説明になりました日本政府の対応のあり方について私は完全に同意であります。国際社会の平和を維持するために、侵略は断じて容認しないという……

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/04/12、15期、自由民主党)

○永野茂門君 先生が国連の機能強化、特に紛争、戦争の未然防止に有用な機能を国連に持たせなきゃいけない、そちらの方にウエートをシフトすべきであるという御定見をお述べになりましたことに対しては、全くそのとおりに私も思います。ただ、武力を使わずに未然介入によって防ぐということで、先生から事前にいただいた資料によりますと、国連旗のもとに国際世論と中立性という特異な威力を用いて、その力を行使するな、こういうことでございますが、そもそも暴力が発生しそうというときに、その暴力の行使を思いとどまらせるということになると、ちょうど国の中で警察があるのと同じでありまして、やはり最終的には軍事力を行使しなくても……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1992/04/27、15期、自由民主党)

○永野茂門君 全般的に提案が詳細過ぎて、多過ぎるということは同じ意見でございます。もっと絞っていただきたい、これが第一であります。  第二に、安全保障関係のところは、先ほど井上委員から百年先の理想的なことまで追求しているというお褒めのお話がありましたが、それと私は裏腹になりますけれども、こういう提案は余り先のことを眺めてもしょうがないんで、せいぜい五十年以下、三十年ぐらいまでのところだろうと思うのであります。  その観点からとらえますと、全般的にバラ色過ぎる。世界はそんなに甘い状態にはないんじゃないか。決して軍拡競争がとまっているわけじゃありませんし、軍縮競争が始まっているわけじゃありません、……


16期(1992/07/26〜)

第128回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1993/11/10、16期、参議院新生党)

○永野茂門君 外務省にお伺いいたします。二つあります。その一つは旧ユーゴ紛争の問題、二つ目は北朝鮮に関する問題です。  第一の旧ユーゴの紛争についてでありますが、今柳井局長は、この紛争を最近の紛争の典型的なものであるというように御発言になりました。私もそのとおりだと思いますが、どういう特性をとらえて典型的だとお考えになっておるんでしょうかということと、大変にここは処理が難しくて非常に苦労しておるわけでありますけれども、なぜこのように紛争処理が大変に難しい状況に陥っておるんであろうかということについてお伺いしたいと思います。これが第一点です。  第二点は、北朝鮮問題について、御承知のように国連に……

第128回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1993/12/10、16期、日本・新生・改革連合)

○永野茂門君 両先生、大変に御示唆に富むお話を承りまして大変ありがとうございました。両先生に一問ずつ質問をしたいと思います。  まず、廣野先生の方に伺いますが、お伺いしていてちょっとどちらかなとわからなかったので特にお伺いしたいんですけれども、最近、例えば新生党の小沢さんの著書によると日本は普通の国を目指すのが正当であろう、こういう論を展開しておられることは御承知のとおりであります。同時に、例えば外務省の斉藤次官はハンディキャップ国であるべきだと、当分の間の話でありますけれども、そのような所論を言っております。そしてまた、これはまだ著書が出ていないのでそんなにはっきりわかりませんけれども、自民……


17期(1995/07/23〜)

第134回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1995/11/08、17期、平成会)

○永野茂門君 中国関係と南北鮮関係についてお伺いをいたします。  まず、中国問題ですけれども、一つは、台湾の独立志向的な行動は、最近非常にテンションが上がっているというか、非常に盛んにそういう動きをしているようでありますが、独立志向でそのように全くその方向で動いてもらうと大変なことになりますので、これは抑制しなければいけない、こう思うわけでありますけれども、日本としては、特に台湾あるいは中国を通じで、あるいはその他の手段を通じて台湾の独立志向をソフトにしていくというような手段は何かとっておりますか、ということが一つです。  もう一つは、中国は、先ほど御説明がありましたように大変に軍事力を増強し……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1996/02/07、17期、平成会)

○永野茂門君 三つほど質問いたします。  その第一は、日本周辺といいますか極東において、我が国の安全保障に直接的に関係がある、非常に重大な関係を有する地域における事態が発生した場合の日米協力について、集団的自衛権の行使を含む、というのは、それに対する見解を含む、どういうように検討が進められておるか、あるいは進められようとしておるかというのが第一点。  第二点は、「日米安保体制の信頼性の向上」、一ペ−ジ、二枚組みの上の方の最初に「情報交換、政策協議等充実」というのがありますが、情報交換、これから日本側が提供する情報を拡大することができるか。従来のように、どちらかというと、一方通行とは言いませんけ……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1996/02/14、17期、平成会)

○永野茂門君 茅原参考人と武貞参考人に、それぞれ一問ずつ続けて質問いたします。  茅原参考人に対する質問は、中国が日本に対して、あるいは周辺に対してどういうような影響を与えつつあるかということについては、お話はよくわかりましたが、逆に、中国は一体日本の動き、軍事力だけじゃなくて、まあ軍事力中心で結構ですけれども、日本の動きについてどういうように感じているんでしょうか。脅威を感じているんだろうか。  私は、軍事的な問題で言えば、全く日本の脅威なんというのは感じていない、もう軍事的には無視しているような状況じゃないかと。これは単に中国だけではなくて、韓国も似たような状態だろうし、それから北朝鮮も似……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1996/02/28、17期、平成会)

○永野茂門君 ただいま、いろんな先生方からいろんな御意見が出されましたが、その中で若干の問題点について私の意見を述べたいと思います。  その第一は、板垣先生それから直嶋先生ともに触れられました集団的自衛権の行使の問題でありますが、そもそも国連憲章で初めて個別的自衛権と集団的自衛権という二つの面で自衛権をとらえておるわけであります。そして、これはそれぞれの国に固有の権利であるというように認めておろわけであります。つまり、自然権であって当然保有するものであります。  ここで注意を引いておきたいことは、自衛権については単数でSがついていないですね。つまり、個別的自衛権と集団的自衛権とは一体のものであ……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1996/05/15、17期、平成会)

○永野茂門君 岡崎参考人と阪中参考人にそれぞれ一つずつお伺いします。  まず、岡崎参考人の方でございますけれども、私は、岡崎参考人がおっしゃった集団的自衛権に関する見解、全く同意でございまして、極めて重要なことだと思います。来週か再来週あたりここの中でディスカッションがあるそうでございまして、上田議員が隣におりまして、好敵手であり、楽しみにしております。それは余計なことでございますが。  そこで、ごく最近、朝鮮半島国境地帯といいますか非武装地帯周辺で、一つは空軍力並びに陸軍力が南下して南の方に集中したということもあって、さらにその後板門店付近でかなり危険な状態が生じたことは新聞報道があったとお……

第136回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1996/05/22、17期、平成会)

○永野茂門君 アジア太平洋地域、日本の周辺で将来にわたってよく観察をしておかなきゃいけない、ある意味で脅威になりつつあるといいますか、あるいは脅威に転化する可能性がある国は、私は、やっぱり中国が一番対象国として断然高い状態にあると、こういうように思います。  その一つは、中国というのは、御存じのように中華人民共和国と称する、この中華思想ですね。これはもともと中国の基本的な物の考え方あるいは国家の成り立ち、国家の振る舞いの中核にある考え方であって、かつて日本も朝貢国の一つであったわけでありますけれども、ひれ伏させていくという、そしてその前は戦国時代等ずっと考えてみますと、五十六にも及ぶ多民族をだ……

第141回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1997/10/29、17期、平成会)

○永野茂門君 最初に小此木先生に、主として非暴力的、段階的な体制移行あるいは安楽死、当然その道を追求すべきであると私も思っておりますが、それに関連して二つばかり最初にお伺いいたします。  一つは、北朝鮮自体の中に、自分の体制の非を悟って、こういう超閉鎖的あるいは超特異な宗教共同体のような体制ではもういろんなことはうまくいかないんだというように主張している人、思っているだけじゃなくて主張している人はいるんでしょうかということ。あるいは、北朝鮮がどの程度そういうことを自覚しているんだろうか、自覚していないというのが本当の言葉だと思いますけれども、その辺は本当にどうなんだろうか。  それと関連して、……

第141回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1997/11/05、17期、平成会)

○永野茂門君 両先生に一問ずつお願いいたします。  最初に、高木先生にお願いいたします。  今、最後にお答えになっていたことと関連するわけでありますけれども、中国の外交を見ておりますと、非常に原則的であり、一たん決めたらまず変えることはない。人権問題にしてもそうでありますし、それから領土問題、尖閣あるいは南沙等についても全く自分のところの原則を変えない。さらにまた、今最後にお話がありました日本との間の歴史認識の問題でも絶対に変更しないという、非常に原則的な外交をやってきております。我々から見ると、原則を変えないといっても、あるいは原則主義と名づけても、これは中国の勝手な原則であって、客観的にど……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1998/02/04、17期、自由党)

○永野茂門君 自由党の永野でございます。  お二人の先生に大変に興味ある有用な話を聞かせていただきまして、感謝申し上げます。  本日は時間がありませんので、寺島先生に三つの問題を申し上げますので、お答え願いたいと思います。宮崎先生には、お伺いしてお聞きしたい問題がありますので、よろしくお願いしたいと思います。  第一は非核の有効性についてであります。この非核の有効性というのはそれなりによくわかりますけれども、アメリカの核の傘がないことを前提にしますか、それともあるということを前提にしますか。あるいはさらに、日本に対しての核攻撃というのは恐らくないんだろう、あるいは世界的に核攻撃がないかもしれな……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1998/02/25、17期、自由党)

○永野茂門君 自由党の永野でございます。岡部先生に二問質問をいたします。なお、それに対して最後に、小島先生の同じ質問に対する所見も承りたいと思います。  第一は、岡部先生が、軍事力による紛争の解決を嫌い平和的に解決することをその第一としなきゃいけないということをおっしゃいましたが、全くこれはだれが考えてもそのとおりでありますけれども、私は、軍事力を使わない解決が平和的な解決だとするのはやはりもう少し突っ込んでいただいた方がいいと思うわけであります。  例えば、二十一世紀は情報化の社会であるということで大変な情報化が進展しつつあるわけでありますけれども、貧困状態あるいは飢餓状態のひどい民族あるい……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第4号(1998/03/11、17期、自由党)

○永野茂門君 皆さん方の御意見とはところどころ違いますけれども、ほとんど同じであります。  最初に、アジア太平洋地域の安定化の基本理念について私の意見を申し上げます。  皆さん方がおっしゃっているとおりに、政治、経済、社会あるいは教育等を含む全般にわたる協力援助、そしてまた、別な表現をすれば切磋琢磨、助け合い、こういうようなことの推進によって協調的な発展、安定を確保するということが基本的な理念であろうと思います。  ただ私は、ここで少し注意を喚起しておきたいことは、こういうような状態を確保するために、最終的にはやっぱりバランス・オブ・パワーをもって今言ったような協調的な発展努力を補完するという……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第5号(1998/04/15、17期、自由党)

○永野茂門君 私はこの小委員会のメンバーでありましたけれども、前半の方は参加せずに後半の方から参加したものであります。  後半で参加したときから感じていたことでありますけれども、小委員会の委員となられた方々は大変な御努力で、またもともと立派なお考えをお持ちの方ばかりでございましたので、大変に立派なものを最終的にまとめていただいたことに本当に感謝をし、そしてまた、ある意味では大変に驚きを持ってこの報告を受け入れたものであります。  私は、一つだけ、これは大事だな、そしてまたこういう観点を特に強調しておきたいなと思うことを申し上げます。  全般に申し上げまして、とにかく非常に立派なものができており……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第6号(1998/04/20、17期、自由党)

○永野茂門君 まず、アジア太平洋地域の安定のための基本的な理念といいますか、それについて申し上げたいと思います。  それにつきましては、端的に言って、軍事安全保障を中心とする安定化への一つの手段、一つのやり方の比重が軽くなっていることはもう全く皆さんがおっしゃっているとおりであります。政治、経済、社会あるいは教育など全面的な、要するに総合的な国の状態をそれぞれの国がさらに前進させることができるように、お互いに協力し、お互いに協調し、そして援助し、切磋琢磨してこれらを発展させていくということが平和、安定、発展の基調であるということは、私は、これからの二十一世紀に向かっての物の考え方の基本にしっか……

第142回国会 国際問題に関する調査会 第7号(1998/06/03、17期、自由党)

○永野茂門君 林田会長から特別な時間を与えていただきましたことに心から感謝いたします。  私も、十二年前に議員になって以来、おおむね半分弱を総合安保調査会以来この会に所属させていただきました。最後の林田調査会長のもとにおける委員としても約半分ということでございます。この間に、皆さん方から寄せられた非常に立派な討論、結論の導き方、大変に感銘するものがありました。思う存分勉強させていただきましたことを、勝手なことを言いながらでございますけれども、そういうことができましたことについて厚く御礼を申し上げます。  私、この調査会の本質は、やはり何といっても外交、安保を中心に基本的な事項を、あるいは時間的……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号(1998/02/27、17期、自由党)

○永野茂門君 時間がありませんので、大島局長に意見を二つ申し上げます。  一つは、ヤンゴンの国際空港の問題、大変に結構だったと思います。  二つ目は、基本法の問題ですが、緩やかな基本法については私もつくることに賛成です。外務省、大島局長、ぜひ御検討をお願いしたい、こう思います。  以上です。
【次の発言】 はい。

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号(1998/03/09、17期、自由党)

○永野茂門君 多くの人から意見が出ましたODA基本法の制定についてでありますが、私も、緩やかなと申しますか、田先生がおっしゃった簡潔など申しますか、基本法を制定することに賛成であります。  これには、今もお話が出ましたように、ODAの大原則といいますか基本戦略を明らかに示すということが一番大事なことだと思います。これらを示すことによって国民の理解でありますとか支持を得られて、今大いに叫ばれているNGO等を含む国民参加を拡大していくという道が開けると思います。  また、国会への報告並びにそれに基づく実施状況の審査、評価につきましては、あとの二人がおっしゃったとおりだと思います。  それから、援助……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第3号(1998/03/16、17期、自由党)

○永野茂門君 最初に質問ですけれども、山本さんの実と、それからもう一方の「ではないかとの小委員の主な意見」というのは、これは重なるのではなくて対立する案として出ているのでしょうか。と申しますのは、山本案は、仮に基本法をつくるという立場の施策としても非常に大事なこと、やるべき内容を含んでいるわけです。したがってこれは重なるんじゃないか、そう解釈していいのでしょうかというのが第一点です。  それから第二点は、今のと関連するのですけれども、「ODA基本法案の制定に進むべきではないかとの小委員の主な意見」というのは、ちょっと表現がよくわからないのですが、小委員は山本さんを除いて他の八名ですか、あるいは……

第142回国会 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号(1998/04/08、17期、自由党)

○永野茂門君 私は後半しか参加しなかったわけでありますけれども、小委員会における討論等、非常に充実して立派な討論であったようでありますし、そしてまた、今回のこの調査報告書は非常に立派にそれをまとめておりまして、大変に結構だと思います。  こいねがわくは、政府はこの報告書の線を尊重して、実際にこういう方向でさらに検討の上、実行していただきたい、こういうことを希望いたします。  以上です。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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