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山口哲夫 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

山口哲夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
215位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
199位
各種会議出席(無役)歴代TOP100
96位

14期委員会出席TOP50
35位
14期委員会発言TOP10
9位
14期委員会出席(無役)TOP25
20位
14期委員会発言(非役職)TOP10
8位
14期各種会議出席TOP10
9位
14期各種会議発言TOP20
12位
14期各種会議発言(非役職)TOP20
12位
15期委員会発言TOP10
9位
15期委員会出席(幹部)TOP50
45位
15期委員会発言(議会)TOP25
23位
15期委員会発言(非役職)TOP25
12位
16期委員会発言TOP50
33位
16期委員会発言(非役職)TOP50
32位
16期各種会議出席(無役)TOP20
20位
17期委員会発言TOP50
28位
17期委員会発言(非役職)TOP50
27位

このページでは山口哲夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。山口哲夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 地方行政委員会 第2号(1986/11/25、14期、日本社会党)

○山口哲夫君 地方交付税に関しまして、大きく分けて六点について質問をいたします。  まず第一に、今回の補正予算の編成に当たりまして、地方交付税四千五百二億円の減少の穴埋めといたしまして、交付税の特別会計に新たな借り入れ措置をまた制度として復活をしたようでありますが、これは五十九年一月十九日に大蔵大臣、当時の竹下さん、それから当時の自治大臣、田川さん、両大臣の覚書でこういう借り入れ制度はしないということを覚書として取り交わしていると思います。  覚書というのは、これはもう相当きつい内容であると思うわけであります。そう簡単に変えるべきものではないんだ。だから、あえて覚書として取り交わしておったと思……

第107回国会 地方行政委員会 第3号(1986/11/26、14期、日本社会党)

○山口哲夫君 質問に入る前に答弁に立たれる方にお願いをしておきたいと思いますけれども、きょう、所要時間四十分でございますので、問題たくさんありますので、ひとつ簡潔にお答えいただきたいと思います。  柳澤参考人、どうも御苦労さまでした。早速基金の業務の執行態度についてお尋ねしたいと思います。  この法律の目的というのは、「地方公務員及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与すること」と、こう書かれてあります。そういうことになりますと、基金は常に災害を受けた者の立場に立って業務を行うべきものと考えておりますけれども、いかがでしょう。
【次の発言】 災害を受けた者の立場というものをできるだけ尊重して……

第107回国会 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第8号(1986/11/25、14期、日本社会党)

○山口哲夫君 地方自治体が行う都市の再開発の問題と国鉄用地の払い下げについて運輸大臣に質問いたします。  今国土庁では首都圏の基本計画というのをつくっております。それから建設省では新都市拠点整備事業というのを進めております。これは国家の大変な大きな事業だと思いますけれども、こういう二つの計画に対してそれぞれ調査地区あるいは事業地区が指定をされております。この指定された計画の中に国鉄用地が相当含まれておるわけでありますけれども、この国鉄用地を、それぞれの事業を進める自治体に対して適正価格で随意契約によって優先的に払い下げるべきである、かように考えております。もしこれが公開入札で仮に民間に売却され……

第107回国会 予算委員会 第4号(1986/11/10、14期、日本社会党)

○山口哲夫君 まず、総理に地方行革の問題について質問いたします。  今、国民が地方自治体に求めていることは何かと言えば、社会の多様化、高齢化、情報化それから国際化、あるいは価値観の多様化など、そういうことについて国民は地方自治体に求めていると思うわけであります。すなわち、地方自治の基本であります自治と分権ということが一番基礎にならなければいけないだろうと、そういうふうに考えるのでありますけれども、残念ながら政府の行っている地方行革というものはこの地方自治の精神と全く反していると思うわけであります。  まず、地方自治体の補助金を大幅に削減してまいりました。財政が非常に貧困になってやりたいこともで……

第108回国会 内閣委員会 第3号(1987/05/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 三月九日に北海道の上富良野町で、自衛隊の砲弾が目標の着弾地より三・五キロも飛び過ぎて場外で炸裂するという事故が発生いたしましたけれども、約一カ月以上もそれを自衛隊の方では隠しておりまして、四月二十一日に地元の営林署から事故発生の事実とその原因究明を求められて、初めて回答して陳謝をしております。その後、また一カ月も公表を避けまして、ようやく五月十八日に公表いたしました。地元の人たちは、どうしてこんな恐ろしいことが隠されていたのかと、大変怒りをあらわにしているわけであります。  今私が申し上げたようなことが事実であるかどうか。そして、なぜ事故の起きた当日にこれを公表しなかったのか。こ……

第108回国会 予算委員会 第9号(1987/05/11、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 質問に入ります前に、毎日新聞の五月九日付の夕刊にこういうことが載っております。「政府は九日、その場合、補正予算提出を審議する臨時国会に今国会で審議未了、廃案となる売上税法案など税制改革関連六法案を原案のまま再提出する方針を固めた。」と、こう書いてありますけれども、一体、今度の国会の方が終わったらまた改めて売上税法案等を本当に出す気持ちなのかどうか、その点についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 考えていないことが、どうしてこういうふうにはっきり提出することを決めたと出るんですか。
【次の発言】 これは毎日新聞だけじゃないんですよ。朝日新聞にも出ておりますしね。総理もそうですけ……

第108回国会 予算委員会 第13号(1987/05/16、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 私は、自治医科大学の問題について質問をいたします。  まず第一に、自治医科大学卒業生の勤務状況について報告していただきたいと思います。
【次の発言】 中核病院に勤務している者を外しまして、実際に僻地で診療に当たっている者は何人ですか。
【次の発言】 中核病院に勤務している人を除きまして、全くのいわゆる僻地に従事している医者は三百七十六人だと私どもは考えております。したがって、卒業生のわずか三九%しか実際には僻地の診療に当たっていない、これが実態だと思いますけれども、どうですか。
【次の発言】 大変便宜的な数字なんですけれども、そういうことにならないと思うんですよ。本当に僻地でそこ……

第108回国会 予算委員会 第16号(1987/05/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議共同提案の昭和六十二年度一般会計予算及び特別会計予算の修正案につきまして、その提案の趣旨及び概要について御説明申し上げます。  昭和六十二年度予算政府案につきましては、衆議院予算委員会においてはほとんど実質的な審議が行われず、しかも強行採決という異例の事態を経て本院に送付されたわけでありますが、参議院予算委員会における審議の中で軍備優先、国民生活圧迫予算の実態が一層明らかにされており、政府案の欠陥を是正することが必要となってまいりました。  とりわけ、防衛費の対GNP比一%枠の撤廃は、昭……

第109回国会 地方行政委員会 第4号(1987/09/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 最初に、地方交付税に関連いたしまして質問をいたします。  まず、十年来論議されてきた問題でありますからくどくど申し上げませんけれども、交付税法の六条の三の二の解釈についてお尋ねいたします。この中で書かれている「引き続き」ということは、これは二年連続普通交付税総額が不足いたしまして三年目も不足する場合、こういうふうに解釈してよろしいですか。
【次の発言】 時間が一時間半で問題たくさんあるものですから、端的にお答えの方を簡単にしてください。そのために私の方は確認の質問をしているわけですから。  それでは、今お答えになったように、著しく異なるというのは一〇%程度、こういうふうに解釈して……

第109回国会 地方行政委員会 第5号(1987/09/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案並びに地方交付税法の一部を改正する法律案につきまして反対の討論を行います。なお、地方税法一部改正案につきましては、政府原案並びに衆議院において修正されました事項を含めて反対、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合三会派共同提出の修正案について賛成の討論を行います。  以下、主な反対理由を述べます。  第一に、本日九月十九日に地方税並びに地方交付税法改正案が本委員会において採決されるということは異例なことであります。そして、ことしは、地方財政にとっていろいろな意味で異常な状態……

第109回国会 予算委員会 第5号(1987/07/23、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 最初に、昨日発生いたしました広島大学における学部長刺殺事件についてお尋ねをいたします。  事もあろうに、国立大学の校舎内で現職の学部長が刺殺されるというまことに重大な事件が発生いたしました。亡くなられた学部長初め御遺族の皆さん、関係者の皆さんに心から哀悼の意を表し、お悔やみを申し上げたいと思います。  そこで、この事件の取り調べの経緯について、そして文部大臣の所見についてお伺いいたします。
【次の発言】 本論に入ります。  まず緊急経済対策についてお尋ねいたします。  私、四日間のこの委員会の論議をずっと聞いておりまして、どうしても腑に落ちない点が幾つかあります。その最たるものが……

第112回国会 社会労働委員会 第11号(1988/04/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 国民健康保険の事業が国民の健康を守るために役立つように、私は、そういう立場で、少し具体的な内容に細かく立ち入りまして質問をいたしたいと思います。  まず第一に、高医療費市町村の安定化計画、この問題についてでありますけれども、その中で長期入院、とりわけ老人の社会的入院についてお尋ねをいたします。  ことしの三月九日の衆議院の予算委員会の第四分科会で社会党の村山富市議員の質問に答えまして下村政府委員がこういうふうに答えております。「入院の給付については、保険者、国保の場合には保険者というと市町村でございますから市町村長ということになるかもしれませんが、入院については保険者の承認が要る……

第112回国会 地方行政委員会 第2号(1988/02/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 県会議員の経験者が総理大臣になり、同時に自治大臣に就任されるというのは恐らく初めてのことだと思います。それだけに、この機会にぜひ地方自治の大きな発展のためのいろいろな政策を実現していただくように、私どもとしては心から期待いたしております。恐らく地方自治の発展を願っている多くの関係者も同じような考え方に立っていると思いますので、どうかひとつ、今後よろしくお願いしたいと思います。  そこで、大臣に質問するのは初めてでございますから、地方自治に関する基本的な考え方について幾つかお尋ねしてみたいと思っております。  地方自治というのは民主主義の学校である、よくこういうふうに言われておりま……

第112回国会 地方行政委員会 第4号(1988/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 まず地方財政対策から質問をいたしますが、最初に国の地方公共団体に対します補助金カットの問題です。  本会議あるいは予算委員会等の総理あるいは大蔵大臣の答弁を聞いておりますと、この補助金カットをもとに戻すということについて非常にあいまいな答弁をしております。考えてみますと、竹下総理もあるいは宮澤大蔵大臣もこれまでの覚書の中にたしか当事者として署名をされた方でないかと思うんですけれども、にもかかわらず補助金をもとに戻すことについて非常にあいまいな態度をとっていることは遺憾にたえません。  それで大臣にお聞きしますけれども、ぜひ大臣の力で必ず六十四年度には今までの補助金カットの分はもと……

第112回国会 地方行政委員会 第5号(1988/03/30、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 まず地方税源の拡充について質問をいたします。  当委員会では昭和五十六年度から昨年度まで毎年のように、地方税制の改革に当たりまして附帯決議がつけられております。その骨子となるものは、国と地方の税源の再配分で地方の税源の拡充を図るべきである、そういう趣旨でございます。ところが、五十六年度からの「地方税に関する参考計数資料」を読んでみますと地方の税源が余り伸びておりません。若干の上下がある程度でございましてほとんど変わりない、こういう状態でございます。一体これまで附帯決議についてどういう考え方で対処してきたのか。私は、憲法で定める地方自治の本旨というものを高めるためにはやはり地方の財……

第112回国会 地方行政委員会 第7号(1988/04/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 消防職員の四週六休問題について質問をいたします。  六十二年十二月二十二日に消防庁の消防課長から各都道府県消防主管部長に対しまして「消防職員の四週六休制の実施について」という通知文書が出ております。これを読んでみますと、基本的には自治事務次官通知に準ずるというか従うというように書かれております。そして事務次官通知 を読んでみますと、今度は国家公務員に準ずるように書かれております。国家公務員の四週六休についての原則というのは、現行の予算それから定員の範囲内で実施する、こういうふうになっているわけです。  したがってこれから考えますと、消防職員の四週六休の実施についても職員をふやさな……

第112回国会 地方行政委員会 第8号(1988/04/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 まず、ただいま御説明がございました公拡法の一部改正について御質問いたします。  今の説明だけではちょっとわからないのですけれども、例えば今度の改正案の中で、観光リゾート地なんかを開発していく場合に土地公社がそういうものに対しても土地の買収ができるというところまで業務を拡大する、そんな内容も含まれているんですが、その場合に対象となる土地公社というのはどの範囲までなのか。都道府県だけなのか、あるいは市町村も全部含めるのか、その辺をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 市街地開発関係についてもそうなんですか。

第112回国会 地方行政委員会 第10号(1988/05/17、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 おはようございます。  三月二十八日に行われました予算委嘱審査のときに交付税の基本的な問題について触れておりますので、きょうは交付税の具体的な問題に絞ってまず質問をいたしたい、こう思います。  その前に大蔵省に一つだけちょっとお聞きしておきたいと思いますけれども、先般十二日に行われました当委員会で糸久議員から来年度の地方自治体に対する補助金の問題で質問がございました。その中で大蔵省の方から、各省庁の関係者と協議をしたい、あるいは大蔵大臣としては補助金の検討委員会をつくることについても考えている、こんなようなお答えがあったと記憶をしているわけであります。ということは、今覚書があるん……

第112回国会 地方行政委員会 第11号(1988/05/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 今回の年金のアップ率はわずかに〇・一%、恩給の方は一・二五%、ちなみに公務員給与のアップ率は一・四六%ということで、いろいろ事情はあるんでしょうけれども余りにもこれは格差が大き過ぎるのでないだろうか、そんなふうに思いますので、その辺の考え方について述べていただきたいと思います。  なお持ち時間が三十分以内なものですからなるべく簡単明瞭にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今回のこの〇・一%というまことに少ないアップということを考えてみますと、どうも現役の公務員とそれから年金生活者との生活レベルというのを将来だんだんだんだん拡大させていこう、自治省はそんなふうに考えている……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第6号(1988/12/07、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 質問時間がわずか一時間しかございませんので、単刀直入に質問をいたしたいと思います。  今、宮澤大蔵大臣は山本議員の質問に対していろいろと株の譲渡に関係する問題でお答えされましたけれども、どうも腑に落ちない点がございますので、お聞きいたします。  まず、服部秘書はドゥ・ベストからドゥ・ベスト名義のコスモス株を買ったわけですね。間違いありませんか。
【次の発言】 そうしますと、株の金額三千万、これは当然ドゥ・ベストに払わなければならないと思うんですけれども、だれが、いつ払ったんですか。
【次の発言】 ドゥ・ベスト社に三千万をだれが払ったんですか。

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第11号(1988/12/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 NTTの山口社長さん、御苦労さまでした。山口参考人にひとつ山口の方から、まず質問をさせていただきたいと思います。  村田前秘書が、コスモス株一万株が譲渡されまして、二千二百万円の膨大な売却益を取得したことは御存じのとおりであります。このことにつきまして真藤会長は、コスモス株には関係がないんだ、これは十月三十一日の話でした。相当自信を持って、おれには関係ない、こう言っておりました。ところが、十一月の六日になりますと、村田前秘書の株は、これは認めたけれども、依然として私には関係ない、絶対にない、あったらこんな顔して皆さんに会えますか、そんなことまでおっしゃっておりました。そして、村田……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第15号(1988/12/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 十四日の私の行いました質問に続きまして、きょうもまずリクルート問題から入りたいと思っております。  十四日の質問のときには、五十九年の十二月に一株二千五百円のものを千二百円で譲渡をした、したがって、その差額である千三百円は、これは課税の対象になるのではないか、こういう問題を質問いたしまして、証券局長と私との間に若干の食い違いがあったようであります。しかしいずれは、私が有価証券報告書に基づいてずっと追ってまいりましたので、必ず私の言ったような形で将来一致するのでないかなというふうに思っているわけでありますけれども、きょうは、そのときに私の方からちょっと意見として出しておりました六十……

第113回国会 内閣委員会 第12号(1988/12/08、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 個人情報保護法の問題に入ります前に、若干緊急を要する問題がございますので、外務省の方に質問をまずいたします。  実は、三沢基地に配備されておりますF16戦闘機それからアメリカ軍の空軍艦載機が最近、北海道とかあるいは東北、信州方面に非常に超低空飛行を行っておりましていろいろと被害を出しております。この問題について伺います。  昭和六十二年の七月に三沢基地にF16戦闘機が五十機配備されました。その後から各地で今言ったような事件が続発をしているわけでございます。  ほんの一例だけ申し上げてみますと、昭和六十二年の八月には秋田県の男鹿、南秋田郡方面で超低空飛行がありまして、授業を中止した……

第114回国会 大蔵委員会 第6号(1989/04/05、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 補助金の問題で質問に入ります前に、自治大臣の方に、政治資金規正法を担当されていらっしゃいますので、けさ一斉に報道されておりました「竹下氏周辺へさらに三千万円」、この問題についてお尋ねをいたします。  新聞報道によりますと、昭和六十二年の五月の三十日、「リクルート社が盛岡市で開かれた首相の後援組織「岩手長期政策懇話会」のパーティー券三千万円分を購入していたこと」が明らかにな  つた、こう言っておりますけれども、この岩手長期政策懇話会というのは、これは政治団体なんでしょうか。
【次の発言】 何か報道によりますと、この。パーティーに合わせてこういう組織をつくったらしいという話もあるので……

第114回国会 地方行政委員会 第2号(1989/03/06、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 ほとんど全部質問の通告をしておりますので、順序はちょっと変わると思いますけれども、端的にひとつお答えをいただきたいと思います。  大蔵省いらしていますね。資金運用部の方はいらしていますか。――今度、交付税の剰余金一兆一千八百三十七億円、これの繰り上げ償還を特会の方にすることになりましたですね。交付税の特会の方に繰り上げ償還いたしますと、資金運用部の方にそれが返されるようになると思うんですけれども、資金運用部の方として、繰り上げ償還までしなければならない理由は何なのでしょうか。自治省の方に何でそんなに急いで償還を要求したのか、その辺をちょっと聞かせてください。

第114回国会 地方行政委員会 第3号(1989/03/28、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 まず、津田財政局長にお尋ねをいたします。  三月二十四日の毎日新聞ですけれども、大変穏やかでない記事が載っております。「公共料金転嫁見送り 自治体制裁も検討 「交付税減額する」 自治省局長が強圧姿勢」、こういうことでるる書いてあるのですけれども、地方自治体にとっては非常に穏やかでない発言だと思うんです。真剣にこんなことを考えているのでしょうか、どうですか。
【次の発言】 今の答弁によりますと、制度を一般的に解釈しただけにすぎないのであって、自治体に対して交付税の減額をするようなことを今真剣に考えての答弁ではないと、そういうふうに解釈してよろしいのですね。

第114回国会 地方行政委員会 第4号(1989/03/29、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 まず、新東京国際空港についてお尋ねいたします。  第二期工事があと二年で概略完成、こういうことなんですけれども、進捗状況が四〇%くらいしかいっていないというのは、これは大変なおくれになっていると思うんですけれども、その辺の状況について報告してください。
【次の発言】 あと二年間で六〇%挽回して完成できるんですか。
【次の発言】 できるんですか。
【次の発言】 この工事のおくれというのは、私はやはり運輸省の拙速性にあると思うんです。大体、営々として農業を営んでいる人の土地の上に、勝手にここに国際空港をつくるといって図面を先に書いちゃっている、運輸省はね。その上で用地を買収したいから……

第114回国会 地方行政委員会 第5号(1989/06/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 大臣の所信表明を聞きましてちょっと気になる点がありますので、二つほど質問しておきたいと思います。  まず、地方公共団体の行政改革につきましてこれからも強力に指導していきたいんだということをおっしゃっておりますけれども、これは六十一年から六十三年で一応この行革大綱に基づく行政改革というのは終わっているはずだと思うんですけれども、さらにまだやるおつもりなんでしょうか。
【次の発言】 大臣の所信表明についてお尋ねをしておりますので、できるだけ大臣に答弁していただきたいと思います。決してそれ以上の細かな問題に触れてはおりませんので、そのようにひとつお願いしたいと思います。  政府は三年間……

第114回国会 地方行政委員会 第6号(1989/06/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 私は、ただいま可決されました地方交付税法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新政クラブ・税金党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、現下の地方財政が多額の借入金残高を抱えるなど引き続き厳しい状況にあることにかんがみ、その充実強化を図るため特に左記事項について善処すべきである。  一、地方交付税制度が地方公共団体の財政需要に的確に応え、その機能の向上が図られるよう地方交付税総額の長期的な安定確保に努……


15期(1989/07/23〜)

第115回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1989/08/31、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 まず、防衛庁長官にお尋ねをいたします。  太平洋演習に参加する米軍との日米共同演習についてであります。  その前に、今世界は米ソ二大超大国を中心にいたしまして非常に軍縮の方向に向かっていると思うんですが、その軍縮問題について、そういう傾向について長官としてどうお考えでしょうか。
【次の発言】 しかし、防衛庁としてこの軍縮の方向に対する考え方、それは基本としてあくまでもやっぱり、世界は軍縮に進まなければならないし、我が国もそういう方向で進まなければならない、そういう基本的な考え方をお持ちなんでしょうね。
【次の発言】 基本的にそういうお考えを持っていれば、具体的な施策についてもでき……

第116回国会 内閣委員会 第1号(1989/11/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 まず、「なだしお」の航泊日誌の改ざんの問題について質問をいたします。  海上保安庁にお尋ねをいたしますけれども、きのうの新聞報道によりますと、「航泊日誌の書き直しは、事故直後、第三管区海上保安本部(横浜)の捜査でも、「口裏合わせをし、航泊日誌も書き直している可能性が強い」と指摘されていた。」、こういうふうに述べておりますけれども、そういう事実についてあったのかどうか。
【次の発言】 そういう事実があったのに今まで全然発表されていなかったということについて非常に残念に思っております。今後そういう事実があった場合には直ちにやっぱり発表をしていただきたい、こんなふうに思っております。 ……

第116回国会 内閣委員会 第2号(1989/11/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 今我が党の角田議員の方から、法案の具体的な内容について質問がございました。  私は、立法に当たって関係する諸問題につきまして提出者の考え方についてお聞きしたいと思うんですけれども、その前に、今角田議員から質問のございました内容について、三点ほどちょっともう少し提出者の意見を聞かせていただきたいと思います。  一つは、この調査会の人数十五名、各界の方々をできるだけ網羅したい、大変結構なことだと思います。ただ、今までの政府のこういった関係する調査会のメンバーを見ますと、大体メンバーを見ただけで方向がわかるんですね。ああこの法案は通すためにこういう方々を集めたなと、もう一目見ただけで大……

第116回国会 内閣委員会 第3号(1989/11/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 村瀬参考人に質問いたしたいと思います。  先ほど光石参考人から北海道の山口、宮崎青年の死の問題についていろいろお話がございまして、大変関心を持って聞いたわけでございまして、そのことに対しまして、医学界の方を代表されていらっしゃると思いますので、村瀬参考人のお考えがあればぜひお聞かせをいただきたいと思 います。
【次の発言】 もう一つ村瀬参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、脳死というものを立法化いたしますと、脳死に反対する人に対しても強制力が出てくるんじゃないかということがよく言われております。特にお医者さんの中では、人工呼吸器をやっぱり外さざるを得なくなるだろう、そういうこ……

第116回国会 内閣委員会 第4号(1989/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 共済組合の問題に入ります前に、官房長官に質問いたします。  きのう三時から記者会見を行って、アイヌの問題の窓口をお決めになった、そういう発表がございました。その概要について御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 この問題は私ども社会党の北海道国会議員会といたしまして三年間にわたって要請を続けてまいりました。官房長官もあなたで三人目でございます。三人目にしてようやく実現をさせていただきました。森山官房長官の御努力に対しまして感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。いずれ時を改めまして新法制定の問題については質問をいたしたいと思いますので、ぜひこれから新法制定に向け……

第116回国会 内閣委員会 第5号(1989/12/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 最初に公務員給与法の改正について総務庁長官に質問をいたしたいと思います。  ことしは十二月の上旬にこの給与法の改正が国会で可決する見通しが出てまいりました。今までですと大体十二月下旬が多かったようでございまして、それなりに御努力をいただいたんじゃないかと思います。その御努力に対しまして敬意を表したいと思います。  しかし、考えてみますと、勧告は八月に出るわけでございまして、勧告が出た以上は当然、それは労働基本権との関係からいきましても、これは全面的に尊重していかなければならないということでございますので、できればやはり九月の臨時国会の冒頭にでも提案できるようにしてもらえないものだ……

第118回国会 内閣委員会 第1号(1990/03/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 旅費法の改正問題に入ります前に、先般発生いたしました国家公務員の給与の遅欠配の問題について最初に質問をしたいと思います。  国家公務員の給与というのは、一般職の職員の給与等に関する法律の第九条に「俸給は、毎月一回、その月の十五日以後の日のうち人事院規則で定める日に、その月の月額の全額を支給する。」、こういうふうに書かれております。ところが、補正予算の不成立を理由にいたしまして三月の給与と期末手当を分割支給いたしました。これはまさに法違反であり、私は暴挙だとさえ言わなければなりません。この結果、国家公務員は生活設計上多大な影響を受けたのであります。特に三月という月は各種のローンの支……

第118回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1990/09/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 人事院勧告の問題に入ります前に、我が国の安全にとって極めて重要な問題が発生しておりますので、まず中近東の問題に関して質問をいたしたい、こう思います。時間も余りありませんので、ひとつ端的に質問をいたします。  きのうのある新聞を読んでおりましたら、二日の夜帰国して自宅に戻ったアラビア石油クウェート事務所の長谷川さんの妻の悠紀子さんがこういうことを言っております。二十四日の日ですけれども、「中山外相がストックホルムで、中東諸国への支援策について語ったことに、イラク側が硬化。それまで好意的だった態度が押しつけがましくなった。隠し持っていたラジオで、日本の対応を聞いていたが、「余計なこと……

第118回国会 内閣委員会 第2号(1990/04/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 質問に入ります前に、これは委員長にお願いすることになると思いますけれども、宮内庁長官の出席をお願いいたしました。しかし、政府委員にはなっていないということで断られたわけであります。説明員でも結構だ、特に御存じのとおり、何十年に一回しかない即位の礼あるいは大嘗祭、そういった諸問題について質問もしたい、こういうことで、これはやはり責任者である宮内庁長官が出席するべきではないだろうか、そういうふうにお願いしたんですけれども、出るわけにはいかないということでございました。  しかし、議事録を読んでみましたら、昭和五十二年に宇佐美宮内庁長官ですけれども、衆議院の内閣委員会に出まして、この皇……

第118回国会 内閣委員会 第4号(1990/05/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 恩給法の一部改正について質問をいたしますけれども、一九八七年、昭和六十二年以降ですか、恩給のいわゆるベースアップというのは、今まで給与改定にスライドさせておりましたけれども、それが今度は総合勘案方式に変わったということでございますけれども、なぜ総合勘案方式に変えられたのでしょうか。その理由についてお聞きいたします。
【次の発言】 これは臨調の答申に関係してくるわけですか。
【次の発言】 そうしますと、臨調、いわゆる行政改革の方針である財政再建、そういう一連の流れの中で年金も対象を給与スライドから物価スライドに変えた、したがって恩給の方もそれに合わせて変えざるを得なかった、こういう……

第118回国会 内閣委員会 第5号(1990/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 防衛問題の基本的な論議につきましては、次回の委員会にゆっくりひとつさせていただきたいと思いますので、きょうは極めて具体的な問題一つに絞って質問をしたいと思います。  一九八三年から八四年度の予算で沖縄のキャンプ・コートニーの中に三億六千六百万円でキリスト教の教会を建設しております。また、同じく一九八七年から八八年度の予算で、沖縄の牧港補給基地内に五億六千二百万円で同じく教会を建てております。今年度の予算でも同じようなものがあるのかどうなのか。  それから、この二つの予算の支出は憲法二十条の信教の自由、国の宗教活動の禁止、八十九条の公の財産の支出または利用の制限の規定に違反している……

第118回国会 内閣委員会 第7号(1990/06/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 給与法の一部改正についてまず質問いたします。  一時金の支給というのは具体的にどういうふうに行われるんでしょうか。
【次の発言】 七年間のうち二回で支給するということですね。そうすると、二回目は退職して三年後に支給する。そうすると、その後の給与所得等について退職時の給与の総額を上回ることがあると思うんですけれども、それに対する処置はどういうふうにされますか。
【次の発言】 この一時金の考え方というのは、五十三歳で定年を迎えて再就職しても、退職時の給与がほとんど保障されない。平均すると半分ぐらいの所得にしかならない。だから、あとの半分だけはきちっとやっぱり埋めていかなければ、退職と……

第118回国会 内閣委員会 第8号(1990/06/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 私は、ただいま可決されました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、検討の上善処すべきである。  一 自衛官に対する若年定年退職者給付金制度は、やむを得ない特別の措置であり、将来は、自衛官の再就職の実態を踏まえ、給付金の調整方法を含め改めて再検討すること。  一 今後の高齢化社会に向けて、自衛官の定年制度につい……

第118回国会 内閣委員会 第9号(1990/06/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 過労死の問題については通告しておりませんけれども、今の質疑の中で二、三質問しておかなければならないような問題が出てまいりましたので、質問してみたいと思います。  労働省で持っている過労死に対する基準と、それから人事院が持っている基準、これは同じものですか。
【次の発言】 個々の場合いろんなケースがありますから、しかも認定する専門の方々の考えもあるでしょうから結果として違ってくるのは当然だと思うんですけれども、一応の考え方は同じだということですね。  それならばお聞きしますけれども、人事院の場合、過労死として発症前日の業務というのは三倍くらいの過重負荷というんですか、そういう労働、……

第118回国会 内閣委員会 第10号(1990/06/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 行革審の問題に入ります前に、昨夜来報道されておりますアメリカ海軍の空母ミッドウェーの爆発事故の問題について、官房長官に質問をいたします。  ミッドウェーが千葉県の野島崎沖の太平洋上で爆発事故を起こしたことはもう御案内のとおりであります。このミッドウェーには核兵器を搭載しているんじゃないかということが非常に心配されております。それで、当然これは国民が一番今心配し、知りたい事実でございますので、政府といたしましては、アメリカ側に対しこのミッドウェーに核兵器が搭載されていたのかどうなのか、こういうことを問い合わせるべきだと思いますけれども、問い合わせておりますでしょうか。また、まだして……

第118回国会 内閣委員会 第11号(1990/06/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 大変早朝から総理、御苦労さまです。  きょうは、行政改革に関連をいたしまして、今行われている日米構造協議の中の特に公共投資の問題に関連して質問をしてみたいと思います。  我が国は大変な経済大国になったわけでありますけれども、しかし国民生活の方を見ますと、住宅の方はウサギ小屋に住んでいると言われておりますし、それから下水道とか公園については先進 諸国に比べて大変立ちおくれていると思います。政府の方はこの公共投資の問題については、これまでの状態を見ますと、景気が悪くなったときに景気刺激策として行われてきたように思うわけです。それではなかなか我が国のいわゆる社会基盤の整備というのが進ま……

第120回国会 内閣委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 きょうは給与問題が中心でございますけれども、最初に防衛庁長官に次期防の策定問題について一つだけお聞きしておきたいと思います。  あす安全保障会議で二十三兆円前後の次期防の策定を決定したいという、そういう報道がなされております。二十三兆円と申しますと、中期防に対しまして毎年約一兆円の増額になります。これは大変な軍拡だと思うわけです。大蔵省では来年度の予算編成に大変苦慮をしておるようでして、自治体から五千億円も交付金を減額しなきゃならないなんというそんな話まで出ている中で、なぜ次期防の策定を急がなければならないのか、疑問でなりません。  私は、次の三つの考えで反対であります。一つは、……

第120回国会 内閣委員会 第5号(1991/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 海部総理が四月の五日にブッシュ大統領との会談で日米コミュニケーション改善構想というのを提案したというふうに報道されておりますけれども、事実でしょうか。
【次の発言】 事実関係だけで結構ですから、中身の説明は要りません。  この構想の中で、国際理解教育の推進、こういうものが具体的に提起されておるというふうに聞いておりますけれども、その中の重要なテーマに、少数民族問題を挙げているというように報道されておりますけれども、それも事実でございましょうか。
【次の発言】 報道によりますと、国際理解教育の充実を重視し云々、これは日本の政治家のたび重なる人種差別発言も日本人の少数民族問題への認識……

第120回国会 内閣委員会 第6号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 先ほど、小川理事のソ連の太平洋艦隊の演習に自衛隊側が招待されたときにどうするか、そういう質問がありましたけれども、長官のお答えは、その内容が明らかになっていない、明らかになった段階で考えましょう、そんな答弁だったんですけれども、しかし昨年ですか一昨年ですか、現に招待されているわけでしょう。それでもう内容ははっきりしているわけですよ、その時点で。だから、そういう招待があった段階で考える問題ではこれはないと思うんです。ゴルバチョフ大統領が招待を考えているというんですから、具体的に出てきたときにどういう態度で臨むのかというのは今から考えておくべきことではないですか。

第120回国会 内閣委員会 第7号(1991/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 どうも七千万の退職金の話から今度は随分低い退職金の話になるんですが、天下りしている人というのはめちゃくちゃ高い退職金をもらっているんだなと思ってもうびっくりしたんですけれども、それに比べて一般職の退職金というのは非常に矛盾があるんですね。  労働省の賃金退職金制度等総合調査、こういうのがあるんですけれども、その中で民間の実際に支払われた退職金の企業規模別の実態というのがあるんですが、企業規模千人以上を一〇〇といたしますと、百人から九百九十九人の企業では大体四分の三くらいなんですね。それから従業員三十人から九十九人以上くらいでは、千人以上の規模の退職金の二分の一くらい、物すごく差が……

第120回国会 内閣委員会 第8号(1991/04/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 法案審議に入ります前に、一昨日の質問のときにできなかった問題があるものですから、先に質問させていただきたいと思います。育児休業の問題です。  人事院は四月の一日に国会と内閣に対しまして一般職公務員についても育児休業制度を法制化すべきだ、そういう意見の申し出を行いました。民間労働者を対象とする育児休業法はもう既に三月二十九日に閣議決定をいたしまして今国会に提出をされております。  それで、総務庁長官にお尋ねいたしますけれども、公務員の育児休業はたしか一昨日の閣議で決まるという話を聞いていたんですけれども、何かやらなかったようでございますけれども、いつ国会に提出するんでしょうか。

第121回国会 地方行政委員会 第1号(1991/08/05、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび地方行政委員長に選任されました山口哲夫と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  申し上げるまでもなく、本委員会は地方自治の確立を基本にいたしまして、地方行政の改革、警察、消防の健全な運営を図りまして、公共の秩序維持と住民の福祉の向上に資する重要た使命を持った委員会と考えております。その意味で委員長の職員は極めて重要な職員と痛感をいたしているところでございます。  私、大変微力でございますけれども、委員各位の御指導と御協力を賜りまして、本委員会の公正な、そして円満な……

第121回国会 地方行政委員会 第2号(1991/09/27、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月二十日、大塚清次郎君が委員を辞任されました。  また、九月十二日、加藤武徳君が委員を辞任され、その補欠として鈴木省吾君が選任されました。
【次の発言】 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案について、厚生委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、あ……

第121回国会 地方行政委員会 第3号(1991/10/03、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  請願の審査を行います。  請願第二三二号重度身体障害者が所有し居住する家屋などの固定資産税の減免に関する請願外一件を議題といたします。  まず、理事会において協議いたしました結果について、専門員に報告をいたさせます。竹村専門員。
【次の発言】 それでは、理事会において協議いたしましたとおり、第二三二号重度身体障害者が所有し居住する家屋などの固定資産税の減免に関する請願外一件は保留といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第122回国会 地方行政委員会 第1号(1991/11/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十月三日、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として上杉光弘君が選任され、同月十五日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として土屋義彦君が選任されました。  また、本月十三日、井上孝君が委員を辞任され、その補欠として吉川芳男君が選任され、昨二十五日、篠崎年子君が委員を辞任され、その補欠として三重野栄子君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、地方行政の改革に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ござ……

第122回国会 地方行政委員会 第2号(1991/12/13、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。塩川自治大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として尾辻秀久君が選任されました。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います……

第122回国会 地方行政委員会 第3号(1991/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十六日、尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として鈴木省吾君が選任されました。
【次の発言】 地方公務員の育児休業等に関する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。塩川自治大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 いいです。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後零時五十分まで休憩いたします。    午後零時六分休憩

第123回国会 地方行政委員会 第1号(1992/02/27、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月二十一日、鈴木省吾君が委員を辞任されました。  また、本日、岩本久人君及び土屋義彦君が委員を辞任され、その補欠として櫻井規順君及び藤田雄山君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、地方行政の改革に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。  暴力団員による不当……

第123回国会 地方行政委員会 第2号(1992/03/27、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  これより地方税法の一部を改正する法律案、警察法の一部を改正する法律案、地方自治法の一部を改正する法律案、以上三案を便宜一括して議題といたします。  まず、地方税法の一部を改正する法律案及び地方自治法の一部を改正する法律案の趣旨説明を政府から聴取いたします。森自治大臣官房長。
【次の発言】 次に、警察法の一部を改正する法律案の趣旨説明を政府から聴取いたします。鈴木警察庁長官。
【次の発言】 以上で三案の趣旨説明の聴取は終わりました。  なお、地方税法の一部を改正する法律案に対する政府委員からの補足説明につきましては、理事会で……

第123回国会 地方行政委員会 第3号(1992/04/07、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  去る三月二十五日、予算委員会から、四月七日の一日間、平成四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち警察庁、自治省所管及び公営企業金融公庫について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  本件に関する説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時十二分休憩
【次の発言】 ただいまから地方行政委員会を再開いたします。  休憩前に引き続……

第123回国会 地方行政委員会 第4号(1992/04/17、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十六日、重富吉之助君が委員を辞任され、その補欠として陣内孝雄君が選任されました。  また、本日、狩野安君が本委員会委員に選任されました。
【次の発言】 地方行政の改革に関する調査を議題とし、地方行財政、消防行政、警察行政、等の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時十一分休憩
【次の発言】 ただいまから地方行政委員会を再開いたします。  休憩前……

第123回国会 地方行政委員会 第5号(1992/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十二日、篠崎年子君及び土屋義彦君が委員を辞任され、その補欠として三重野栄子君及び谷川寛三君が選任されました。
【次の発言】 道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。塩川国家公安委員会委員長。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後零時四十五分まで休憩いたします。    午前十一時四十八分休憩

第123回国会 地方行政委員会 第6号(1992/05/19、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  地方行政の改革に関する調査を議題といたします。  平成四年度の地方財政計画について政府から説明を聴取いたします。塩川自治大臣。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。湯浅財政局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
【次の発言】 次に、地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。塩川自治大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

第123回国会 地方行政委員会 第7号(1992/05/22、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律案について、建設委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか自
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、あらかじめ協議いたしました結果、本日午前十時から行うことに決定いたしておりますので御了承願います。  本日はこれにて散会いたします。    午前九時四十六分散会

第123回国会 地方行政委員会 第8号(1992/05/26、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十五日、土屋義彦君が委員を辞任され、その補欠として青木幹雄君が選任されました。  また、本日、青木幹雄君が委員を辞任され、その補欠として石渡清元君が選任されました。
【次の発言】 地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本案審査のため、参考人として、長野県上田市長永野裕貞君、栃木県国分寺町長若林英二君及び立命館大学人文科学研究所特別研究員真鍋能章君の御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、皆……

第123回国会 地方行政委員会 第9号(1992/05/28、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十七日、石渡清元君及び下条進一郎君が委員を辞任され、その補欠として青木幹雄君及び星野朋市君が選任されました。
【次の発言】 地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時三十一分休憩
【次の発言】 ただいまから地方行政委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、地方交付税法等の一部を改正する法律……

第123回国会 地方行政委員会 第10号(1992/06/18、15期、日本社会党・護憲共同)【議会役職】

○委員長(山口哲夫君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十七日、狩野安君が委員を辞任され、その補欠として川原新次郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に野別隆俊君を指名いたします。


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 地方行政委員会 第1号(1992/08/07、16期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 一言ごあいさつを申し上げます。  本委員会の委員長といたしまして、一年有余にわたりまして皆様方の格別な御支援、御協力をいただきまして、その職務を努めさせていただきましたことを心から厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。  なお、引き続き委員として当委員会に所属させていただくことになりましたので、今後ともひとつよろしくお願いいたします。(拍手)

第125回国会 地方行政委員会 第1号(1992/12/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 交付税の問題から入るべきところでございますけれども、今国民の中で一番関心の深い暴力団と政治家との関係に関連をいたしまして、警察庁長官に一、二お伺いしたいと思います。  最近、暴力団対策法ができましてから、暴力団は資金源を絶たれたということで民間事業にも手を出して大変巧妙に企業化までを図っている、そういう実態がございます。そんな中から、今後政治家との癒着が生じてくるんではないだろうか、そういうことが心配でなりません。その意味で、今回の東京佐川急便事件と暴力団の関係を十分把握しておく必要があろうかと思います。  そこで、質問をいたしますけれども、今回の金丸氏と暴力団との関係をどこまで……

第125回国会 内閣委員会 第1号(1992/12/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 本来なら、私どもの理事の喜岡さんの方から給与法の基本的な問題について入るはずだったんですけれども、ちょっと日程の都合がございまして、最初に私の方から各論から先に入らせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず、官民較差の解消問題でございます。人事院の方にお伺いいたします。  九二年の人事院勧告の最大の問題点は何かといえば、賃上げ率が二・八七%と極めて低額に終わったことだと思っております。その理由はたくさんありますけれども、二つほど申しますと、まず一つは、民間で行われている初任給の上昇に伴う在職者調整などの、春闘とは別原資で措置される賃上げ分の把握が昨年に比べて減……

第126回国会 地方行政委員会 第7号(1993/05/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 国家公安委員長である村田国務大臣に、きのうに引き続きまして、カンボジア問題から質問をしたいと思います。  大変細かいことでございますけれども、大臣はカンボジアに行かれて地元に派遣されている文民警察官の方々と懇談をしたということでありますけれども、何日の何時からどのくらいの間懇談されたでしょうか。荷か報道によりますと文民警察官の方々は自分たちの言いたい一、二割くらいしか話ができなかったということも言っているようですけれども、その点まずお伺いしておきます。
【次の発言】 そのとき、警察官の方から大変生命の危険にさらされているという現実が強調されたということが言われておりますけれども、……

第126回国会 予算委員会 第5号(1993/03/19、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 まず、検察庁にお尋ねをいたします。  小針暦二福島交通の会長、けさほど何かアメリカに突然飛び立ったというそういう情報が流れております。小針氏といえば金丸脱税事件にも関係あるでしょうし、また竹下元総理にもいろいろと関係が深い。また、検察庁としては事情聴取の予定もあるというふうに聞いております。これは明らかに、一説には逮捕を逃れるために、あるいは事情聴取を逃れるために、国会喚問を逃れるためにアメリカに逃げたという説さえあります。このことにつきまして、一体検察庁はどうするつもりなのか、まずお聞きいたします。
【次の発言】 事情聴取の予定はあるんでしょう。

第126回国会 予算委員会 第11号(1993/03/30、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 まず、経済企画庁長官にお尋ねをいたします。  政府がことしの一月二十二日、閣議決定をいたしました「平成五年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」というのがありますけれども、これを見ますと、平成四年度、九二年度は経済成長率三・五を半分以下の一・六に下げております。しかし私に言わせると、下げたとはいえ、この一・六%の達成は今日もう無理ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 随分のんきなことをおっしゃっているなと思って聞いていたんですが、四年度はあと二日で終わりですよね。これから何を手を打ってそれじゃ一・六%まで達成させるのか。そんなことできないと思いますよ。 ……

第126回国会 予算委員会 第16号(1993/05/27、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 きょうは補正予算のあり方を中心に質問をしたいと思います。  午前中の我が党の角田議員の、三・三%は果たして大丈夫なんですか、補正予算を組んだら超えるんでないか、こういうような質問に対して、総理は、補正で三・三%を超えるか超えないか大変難しいことだ、この辺で許してほしい、そういうお答えでした。  許す許さないは後の問題ですけれども、私が総理にお聞きしたいのは、そんなに難しいことではないだろうと思うんです。なぜならば、三月三十日、ちょうどこの席で私は集中審議のときに総理にこの問題を随分お尋ねいたしました。総理はそのとき何とおっしゃったかといえば、三・三%の達成は大丈夫です、大したこと……

第127回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1993/09/16、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 ようやく念願の与党になりましたけれども、政府と議員の間というのは私は常にやはり緊張関係というものを保つ方がいいだろうと思っております。そういう意味で議論は議論としてきちっとやる、そういうことはむしろ連立政権が長くもつためにも必要でないか、こう考えておりますので、そういう意味で以下質問をしたいと思います。特に武村官房長官におかれては四十五分には記者会見で席を立たれるというふうに聞いておりますので、人事院勧告に入る前に、先にアイヌ新法の制定問題について質問をさせていただきたい、こう思います。  御存じのとおり、ことしは国際先住民年に当たります。そういうことでいろいろな行事を行っている……

第128回国会 地方分権に関する特別委員会 第2号(1993/12/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 社会党の山口哲夫と申します。大変貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  まず一番目は、この答申を読ませていただきますと、一年を目途に大綱を政府がつくりなさい、そしてそれをもとにして立法府とよく協議をして法案を提出するようにしなさい。政府の方にこの法律をつくるようにという、総理に対する答申ですから当然そういうことになると思うんです。  しかし、この法律というのは、政府の立場に立ちますと自分たちの権限をむしろ地方に与えていかなければならない、自分たちの権限を吐き出すようなことですから、率直に申しましてなかなかこれは相当抵抗があると思います。例えば、パイロット自……

第128回国会 予算委員会 第2号(1993/10/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 北海道の奥尻島を直撃いたしました北海道南西沖地震の対策について、まずお尋ねをいたします。  地震が発生してから間もなく三カ月になろうとしております。おかげさまで島民の生活も一応何とか安定の方向に向かってきている、落ちつきの方向に向かってきているという実態でありますけれども、しかし、大変深刻な問題がたくさんございまして、まず何といっても、一体これから住む住宅がどうなるのか。それからもう一つは、生業に戻れるのだろうか、とても今の状態では今までの生業に戻ることができない、とするならば新しい職業は一体どうやって見つけ出すことができるのか、これから出稼ぎに行くにしてもなかなかその先もない。……

第131回国会 地方行政委員会 第2号(1994/11/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 ただいま提案されました一部改正案についてでございますけれども、期末手当から掛金を徴収するというようにしている、こういうような内容になっております。もちろん、この中には寒冷地手当等も含まれるのではないかという話も出ております。これは政令で決めることですからまだ決まってはいないんでしょうけれども、寒冷地手当というのはそもそも地域的な特殊性のもとに支給されているものでありまして、しかも実費弁償的なものなので普通のいわゆる期末手当とは性格が異なるであろうというように私は考えております。したがいまして、寒冷地手当までも仮に含めて掛金を徴収するということについては私は反対でございます。どうか……

第131回国会 地方行政委員会 第5号(1994/11/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 前議員の質問と若干ダブるところがあると思いますけれども、できるだけ観点を変えて質問をいたしますのでお答えをいただきたいと思います。  まず最初は、地方分権と地方税のあり方について質問いたします。  地方自治体の財政を見ておりますと、現在、自主財源というのは三六・九%、それから国からの税源というのがしたがって六三・一%。ところが、公共事業というのは七五%地方自治体が行っています。先ほど大臣、大体三割、七割というお話ですけれども、今まで各議員が、特に地方行政委員会の皆さん大変頑張って、自治省も随分努力をされて三〇%が三六・九%まで上がってきたわけですから、できるだけこういった数字をこ……

第131回国会 地方行政委員会 第7号(1994/12/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 地方分権についてお尋ねをしたいと思います。  これまで行革審の方から何回か地方分権についての答申が出されておりますけれども、残念ながら今まで地方分権は一歩も進んでいないというのが現実だと思います。幸い、前の選挙でほとんどの政党が地方分権を公約に掲げて国民に訴えてまいりましたし、また各団体、特に経済界、労働界、それからそのほか各界の方からも地方分権に対する意見というのが随分出されるようになりました。また、村山総理も重点政策の一つに地方分権を挙げておられる。そういう点では、今このチャンスを除いてはなかなか地方分権は実現できないのじゃないだろうか、地方分権の法律をつくるには絶好のチャン……

第131回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号(1994/10/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 山口大臣には、村山内閣の中で大変大きな政治課題であります行政改革、中でも大変難しいと言われている規制緩和の問題、地方分権の問題、こういった大きな課題に連日取り組んでいらっしゃることに心から敬意を表し、大きな成果を上げられることを期待いたしております。  二つだけ基本的な考え方についてお尋ねをしてみたいと思います。  まず規制緩和でありますけれども、先ほど長官から年内に規制緩和の推進計画をつくりたいというようなお話もございました。規制緩和は、景気刺激の問題あるいは行政改革の立場からも極めて重要な課題でありまして、私もこれは積極的に進めていかなければならないと考えております。  ただ……

第131回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第4号(1994/11/30、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 まず、成田参考人にお伺いしたいんです。  分権大綱がこれから出るわけですけれども、先生のお話ですと、なかなか行財政制度はまとまらないんじゃないかというお話もありました。しかし、もし大綱の中にそれが盛り込まれないということになりますと、先生がおっしゃったように、推進計画の中で盛り込まれるようになるだろう。しかし、推進計画というのは内閣がつくることになるわけです。ですから、私は、むしろ大綱の中でそういう具体的な行財政の方針というものをきちんと盛り込まれないとすれば、もうここで大体分権の行方は見えてくるんではないか。役人に自分の仕事を移管させるようなことを書かせるといっても無理な話です……

第132回国会 地方行政委員会 第6号(1995/03/16、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 大変古くて新しい問題だと思います地方交付税法の第六条の三の二について質問をしたいと思います。  地方財政は最近極度に困難な状態を迎えておりまして、平成六年度では三兆円の大幅な財源不足であります。七年度は何と四兆二千億円という過去最高の財源不足、起債の依存度もこれまた過去最高、そして債務負担行為、いわゆる隠れ借金と言われておりますけれども、翌年度以降の支出予定額が地方債残高に占める割合、これは過去十三年間で最高、金額にいたしますと何と約十五兆五千億、二五・四%、大変な状態でございます。こういう状況を憂慮いたしまして、次の質問をしたいと思います。  まず、自治省にお尋ねいたしますけれ……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号(1995/02/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 社会党の山口です。  まず、坂田参考人に質問いたしますけれども、三ページに「機関委任事務だけ改正してもあまり意味はない、実益はない」、こういうふうに書かれておりますけれども、むしろ地方自治体にとって自主性を阻害しているのは機関委任事務でないだ  ろうか、私はそう思うんです。ですから、一番まずやらなければならないことは機関委任事務を全廃させることだ。  しかし、残念ながら今度の大綱の中にはそれが書かれていないし、法案の骨子が出ておりますけれどもそれにも書かれていない。これでは一番肝心の問題が解決されないので、むしろ法案に機関委任事務は全廃するべきであるというそういう文言を書くべきで……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第4号(1995/03/15、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 どうも御苦労さまです。  まず、地方分権の関係で総務庁長官に質問をいたします。  国の役割分担でございますけれども、できるだけこれは具体的に法案に書かれた方がよろしいんでないか。こういうことで前の委員会で質問をいたしましたところ、野中自治大臣から、大綱の取りまとめに当たりましては具体的な内容が入るように私どもぜひ努力をしてまいりたいと、大変心強い御答弁があったんですけれども、残念ながら今回のこの法案を読んでみますと、三つには分けておりますけれども大変抽象的な書き方になっているわけであります。  そこで、抽象的には三つに分かれておりますけれども、この解釈といたしましては、地方六団体……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第6号(1995/04/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 地方分権の基本的な問題についてはさきの委員会でも質問をしておりますので、きょうはできるだけ具体的な問題について質問したいと思います。  まず第一は、地方分権推進法の第十条に、地方分権推進委員会は「第八条に定める地方分権推進計画の作成のための具体的な指針を内閣総理大臣に勧告する。」、こういうふうにあります。したがいまして、地方分権推進委員会が勧告する指針というものも法文どおり大変具体的なものになるんでないだろうか、こう考えております。  ここで言う「地方分権推進計画の作成のための具体的な指針」というのは、計画行政におきます三つの体系、つまり第一には基本構想、それから第二には総合計画……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第8号(1995/05/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 日本社会党の山口哲夫と申します。大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとう存じます。  まず最初に寄本参考人にお尋ねしたいと思います。  参考人は、例えば清掃問題を取り上げまして、一つの行政の中でも市町村がやるべきもの、あるいは都道府県、国がやるべきもの、いろいろと分類されるのではないかと。確かにそのとおりだというふうに私は思うわけですけれども、今度の地方制度調査会のこの地方分権に対する考え方が述べられましたけれども、その中で例示として、これは国がやるべき仕事であるという例示をしている中に、逆に地方でも行えるようなものも入っているわけですね。  例えば公的年金を一つ例に……

第132回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第9号(1995/05/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 大変お忙しい中、総理の御出席をいただきまして、心からお礼を申し上げたいと思います。  さて、私は三十年間地方自治体の現場で働いてまいりました。常に地方分権を主張してきた一人でもございます。そういう中で、今、村山総理の手によって地方分権維進法案が提出をされたわけであります。大変感慨無量なものがあります。考えてみますと、明治政府がつくられてから百三十年間中央集権の政府が続いてきたわけであります。それを今、今度は地方自治体が主権を持った地方の政治をつくっていこうという、大変行政的な面から見ると革命的なことであろうと思います。その第一歩を今踏み出そうとしているわけでございまして、国民の立……


17期(1995/07/23〜)

第133回国会 決算委員会 閉会後第3号(1995/09/14、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 日本社会党の山口哲夫と申します。  まずは三大臣の御就任、おめでとうございます。  決算委員会は私初めてでございますので、日ごろから決算書の作成のあり方について若干疑問を持っておりましたので、それを中心にいたしまして、特に防衛庁に絞って質問をしてみたいと思っています。  質問通告によりますと防衛予算の削減と書いていますけれども、これは二番目でして、一番目の通告は、今言った決算書の作成のあり方についてでございます。時間があれば、防衛予算の削減問題についても触れたいと思っています。  実は平成五年度の決算参照、特に国の債務に関する計算書というのがありますけれども、これを見ておりますと……

第133回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号(1995/08/04、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第133回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1995/08/24、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 まず、両長官の御就任、心からお喜びを申し上げます。国政全般についてはもちろんでございますけれども、どうか公務員問題につきましてもなお一層の御尽力をくださいますようにお願いをいたします。  人事院勧告の問題に入ります前に、いわゆる官官接待の問題について質問をいたしたいと思います。  総務庁長官にお願いいたします。  既に報道されておりますけれども、昨日、仙台で自治労の全国定期大会がございまして、村山総理大臣がごあいさつの中でこの官官接待に触れられております。会議の席上に配られた弁当代を払うなんということにはならぬだろうけれども、しかし特別に料亭で接待をするようなことはこれは好ましい……

第134回国会 決算委員会 閉会後第1号(1995/12/26、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 総理、どうもきょうは御苦労さまでございます。  総理に軍縮問題で質問をする前に、大蔵省に一つだけ確認をしておきたいことがございます。  決算をずっと見ておりますと、最近数年間、兵器購入に当たっての後年度負担が非常に年々増額しております。これではとても軍縮予算を組もうと思っても、その後年度負担が災いしてなかなか組めないという実態であります。やはりもう少し真剣に後年度負担というものを縮小するような努力をするべきでないかというふうに考えております。  それは先般も防衛庁長官といろいろと議論をいたしましたので、とりあえずそれは横に置いておきまして、それにいたしましても決算書、予算書をずっ……

第134回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号(1995/09/29、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第134回国会 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号(1995/11/08、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 百三十年間続いてきた中央集権からいよいよ地方分権の時代を迎えよう、そういうことでそれぞれの立場で一生懸命頑張っているわけでございますけれども、私は何としても日本の民主化のためにもこの機会に地方分権だけはどんなことがあっても実現をさせていかなければならない、そう考えています。そういう点で長官も随分御苦労されていらっしゃるようでございますけれども、大きな期待を寄せておりますので、どうぞひとつ頑張っていただきたいと思います。  さて、今の時点で地方分権の作業がどういうことになっているか考えてみますと、御案内のとおり、七名の推進委員の方々が、これから総理大臣に出してもらう地方分権推進計画……

第134回国会 内閣委員会 第1号(1995/10/19、17期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 委員派遣の報告をいたします。  宮崎委員長、真島理事、吉田理事、依田委員、大久保委員、鈴木委員、小川委員、聽濤委員及び私、山口の九名は、去る九月五日から七日までの三日間、静岡県、愛知県における国の地方支分部局及び自衛隊の業務運営並びに国家公務員制度等の実情について調査を行ってまいりました。  以下、その概要について御報告申し上げます。  まず、航空自衛隊浜松基地は航空自衛隊発祥の地であり、基地面積は約三百十五万平方メートルで、幅六十メートル、長さ二千五百五十メートルの滑走路があります。同基地は、航空自衛隊の教育部門を一元的に統括する航空教育集団の司令部を初め、航空団、術科学校など……

第136回国会 決算委員会 閉会後第3号(1996/07/24、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 先ほど同僚議員からも質問がありました国鉄職員千四十七名の採用問題について質問をいたします。  御案内のとおり、ことしは国鉄が民営化されてちょうど十年目になります。しかし、千四十七名の採用問題がいまだに未解決の状態にございます。当時、国鉄労働組合に所属する職員の方が採用されなかったというようなことで、これが地労委、また中労委でもって審議をされました。  先ほどの労働大臣のお話ですと千四十七名、地労委、中労委の審議については十八件というふうにお話しされておりましたけれども、私の調査によりますと地労委では十九件、それから中労委では十五件、先ほど十四件とお話しされましたけれども。  数字……

第136回国会 大蔵委員会 第2号(1996/02/16、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 補正予算につきましては、また赤字国債を一兆九千億も積むということでは到底納得できるものではありません。したがって反対の意思表示をしておきたいと思います。なお、財政の基本的な問題については大臣の所信表明に対する質疑のときにでもさせていただきたい、そう考えて、住専問題について質問をしたいと思います。  質問に入る前に、私ども新社会党の基本的な考えだけを申し述べておきたいと思います。それはあくまでも六千八百五十億の国費の支出については反対であるということです。これはもう母体行の責任で解決するべき問題でありまして、一説によりますと、母体行の大手銀行等の中では九五年度の業務純益が六千億を上……

第136回国会 大蔵委員会 第3号(1996/02/22、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 財政の再建に関する基本的な考え方についてお聞きしておきたいと思います。  たしか昭和六十三年ころだったと思いますけれども、日米構造協議がありまして、日本側からはアメリカに対して当時双子の赤字を相当追及いたしたと思います。特にアメリカの財政の赤字というものが非常にひどい、これを何としても克服するべきだというのが日本側の主張であったと思うわけです。当時、三年ほど前からアメリカでは財政再建に関する法律を持っておりまして、それなりに努力をして、その後三回ほど法律の改正等を行ってまいったわけです。  その結果、どういうふうになったかといえば、平成七年十二月十二日に財政制度審議会で出された報……

第136回国会 大蔵委員会 第6号(1996/03/28、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 二月二十二日の当委員会で質問をいたしました財政再建について、引き続き質問をいたしたいと思います。  当日私は、これほどまでに赤字を抱えている我が国の財政を立て直すためには、審議会の答申を待っていたんではもうこれはできないと。むしろ、総体的にどうしたら財政再建ができるのか、具体的な方針を大蔵省みずから立てて、そういう方針で諮問をしていくべきではないんだろうかと、こういう提案をしたわけです。  アメリカのように、ここまで来たらやはり財政再建のための立法化をもう考えるべきときではないんだろうかと、そういうような提言もいたしましたけれども、大蔵大臣からは、今審議会の方にお願いをしていると……

第136回国会 大蔵委員会 第8号(1996/04/11、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 塩事業法案については、もうほとんど問題も出尽くしていると思いますので、一つだけ質問させていただきたいと思います。  これは後ほど附帯決議の中にも出てくると思いますけれども、日本たばこ産業株式会社の塩専売事業本部が廃止になるわけですけれども、それにあわせて塩の製造業者、塩の卸売業者の合理化、転廃業等が行われるわけですが、その塩産業に従事する人たちの人数というのは一体どのぐらいいらっしゃるのか、事業本部とそれから製造業者等にちょっと分類して教えていただきたいと思います。  それにあわせて、当然これは雇用の不安が出てくるわけでありますけれども、それの安定を当然これから図っていかなければ……

第136回国会 大蔵委員会 第10号(1996/04/26、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 四月二十三日の参議院予算委員会で橋本総理が自民党の阿部議員の質問に対してこう答えております。「赤字国債という名の借金をもしこれから先許されるとすれば、それが新たな仕事を生み出したり、新たな収入の道を生み出すための、例えば開業の準備、開店準備の費用であったり、新しい企業を起こすための準備であったり、そうした理由が許されるような範囲にこれをとどめながら、」云々と言われております。  もともと赤字国債というのは、歳出・歳入のバランスがとれないために、その赤字を埋めるために発行するものでありまして、いわゆる投資的な経費とはちょっと違うんではないかと思うので、そういうことからいうと、総理の……

第136回国会 大蔵委員会 第11号(1996/05/07、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 まず、財政再建審議会の設置について質問をいたします。  しつこいようですけれども、非常に重要な問題だと考えておりますので今回もまた取り上げさせていただきましたので、お答えをいただきたいと思っております。  四月二十三日の当参議院の予算委員会で自民党の阿部議員の質問に対して総理大臣が答えておりますことは、この間も一部読みましたけれども、もう一度ちょっと読んでみたいと思うんです。  財政再建についての阿部議員の質問なんですけれども、総理はこういうふうに答弁しております。「先ほど何か特別な財政を検討する仕組みをという御提案もありましたが、私は余り仕組みをたくさんつくるのは好きじゃありま……

第138回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1996/11/28、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫です。  事件の内容等については警察でひとつしっかり捜査をしていただくということで、私はこういう問題を二度と起こさないために一体どうしたらいいかという、そういう点で一、二質問をしてみたいと思います。  このオレンジ信販というのは、いわゆる貸金業法に基づいて設立されたわけでありますけれども、これは機関委任事務で各都道府県知事に業務は任せられているわけです。新聞報道によりますと、オレンジ信販というのは社長一人が運営しておって、事務所の中ではパートの女性一人しかいない、しかも専用電話もない、実際にはこういう貸金業そのものをやってはいないわけですね。要するに、形式的に貸……

第140回国会 科学技術特別委員会 閉会後第1号(1997/09/25、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 私は動燃の近藤理事長の責任問題について質問をしたいと思います。  近藤理事長が就任されたのは昨年の五月と聞いております。前任者は「もんじゅ」の事故の責任をとっておやめになった。その後を受けて就任されたわけですけれども、その中には動燃の体質を変えていかなければならないという、そういった目標もあったのでないかと思います。  ところが、就任されて十カ月目にして大変なアスファルト固化施設の爆発事故というのが起きました。爆発事故そのものも大変重大な問題です。先ほど自民党の海老原委員のお話がありましたけれども、「もんじゅ」の事故以上に重要な問題と認識しなければならないというお話もございました……

第140回国会 決算委員会 第2号(1997/05/01、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 総理、どうも御苦労さまでした。  先ほど来のお答えを聞いておりましたけれども、在日米軍の削減を求める時期ではない、そう考えてクリントン大統領に沖縄駐留の兵力構成について削減や変更を求めなかった、こういうふうにおっしゃっておりました。これは沖縄県民の気持ち、とにかく早く縮小、撤去してほしいという気持ちはもう痛いほどわかるということを総理がよくおっしゃっておりました。それから沖縄の方々からは、一日も早く縮小、撤去を求めたい、そういう要請も出ておりました。そういうことと随分私は矛盾するなというふうに聞いておりましたけれども、しかしそれは総理のお考えでしょうから、私は、大変矛盾をしている……

第140回国会 決算委員会 閉会後第4号(1997/09/03、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 諌早湾の干拓事業について質問をいたします。  まず、六月十八日に国営諌早湾干拓事業に関する質問主意書、これを衆議院の五名の議員の連名で提出をいたしております。それに対して、橋本総理から答弁書が送られてきたのが七月二十二日、実に三十四日もかけて答弁がされております。  この最初の質問について、四月十四日に堤防を締め切った理由についてはいかんということに対して回答が三つ寄せられております。例えば、工程上当初の予定どおりやったんだ、作業の安全性からだと。そのような回答が三つ寄せられております。  国民的議論が非常に巻き起こっていた時期です、この当時は。なぜわざわざその時期に締め切らなけ……

第140回国会 決算委員会 閉会後第5号(1997/09/04、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 まず、人事院勧告についてお尋ねをいたします。  ことし、人事院の方では今年度の公務員の給与は一・〇二%上げなさい、こういう勧告が出されております。当然これは完全実施されるものと思っておりますけれども、閣議決定されてしかるべき時期はもうとうに過ぎているんではないかと思うんですが、間違いなく完全実施されるんでしょうね。
【次の発言】 財政状態の問題を引き合いに出して今検討しているというお話ですけれども、予算は大方組まれております。それともう一つ、財政面から公務員の給与を検討しなければならないというのは、これは全く筋違いだと私は思います。公務員が赤字をつくったわけじゃないわけです。本来……

第140回国会 決算委員会 閉会後第6号(1997/09/17、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 まず、新長官にお願いをしておきたいと思います。  科技庁の職員の皆さんには大変失礼に聞こえるかもしれませんけれども、科技庁の職員の皆さんの意見だけをうのみにしないでいただきたい。同じ科学技術の問題について、学者の間でも全然違う考え方を持っている人たちがたくさんおります。それから、各地域、特に原子力発電所を持っている地域の市民の方々も、やっぱり地域の安全の立場から非常に真剣に勉強して意見を提出しているところもあります。そういう方々の意見も十分に聞いて、客観的な立場でこれから原子力発電所に関する行政をぜひ進めていただきたい、こんなふうに思っております。  そこで、きょうは、放射能によ……

第140回国会 決算委員会 閉会後第7号(1997/09/18、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 大変古い話で恐縮なんですけれども、私が初めて参議院に参りましたのは十一年前ですが、その最初の質問が実は予算委員会でございました。私は当時、地方行革の問題について質問をいたしました。当時の総理大臣は中曽根さんでした。  ところが、質疑をやっている間に、どうも中曽根総理は国と地方自治体との関係について大分勘違いしているんじゃないかなと思いましたものですから、質問通告はしておりませんでしたけれども、総理大臣にあなたは国と地方自治体との関係についてどういうふうにお考えになっておりますかと、そういう質問をいたしましたら、中曽根総理の答弁はこんな答弁でした。「自治省は監督する権限を持っており……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1997/06/04、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 金融監督庁設置法、これを語る際、やはり住専問題を全く抜きにしてはなかなか語れないんじゃないかと思いまして、私はまずこの住専の責任問題についてお尋ねをしたいと思います。  住専問題に関しての責任追及の実態を見てみますと、借り手側では刑事上では末野興産ほか四件、それから民事上では同じく末野興産ほか三件、貸し手側では刑事上では日本ハウジングローン一件、民事上では同じく一件。あれほどの大事件にしては随分逮捕者が少ないなというふうに思います。貸し手側には、満足な担保もとらないで多額の金を貸している、経営者としての責任は免れない、そういうような人がまだまだたくさん私はいるように思われます。 ……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号(1997/06/06、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 一昨日の私がした質問に対しまして、大蔵省の答弁はどうも勘違いしているような感じがありましたので、まずそこから入りたいと思います。  住専処理に関する三党合意について、一般行が七年間で一兆五千億の合理化、効率化をやる、そして約五千億の税収増を上げて、それをもって国に対して寄与しましょうと。この処理については、金融監督庁が今度は担当することになるんですか、あるいは大蔵省が担当することになるんですかという質問ですけれども、どちらなんでしょうか。テープをもう一度聞いてみたんですけれども、何か勘違いして答弁されているように思ったものですから、そこだけお答えください。

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号(1997/06/09、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 住専の処理問題についてお尋ねをいたします。  中坊社長は、新聞報道によりますと、身の危険を感じながら大変な努力をしている。SPまでついているそうです。心労で一カ月も入院をしてしまった。そのくらい頑張っているわけです。それで、その社長のおっしゃることには、国民に住専の二次損失の負担はかけない、そういう考えで努力をしているんだということです。  そういう大変な苦労をして頑張っている中坊社長の、一月二十七日の記者会見によりますと、管理機構が資産を引き継ぐ前に発生した損失のうち、一時損失として処理されていないものがあることを明らかにしている。その処理を中心として、政府並びに預金保険機構に……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1997/06/11、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 官房長官にお尋ねをいたします。  この間、最後の質問で、金融監督庁に企画立案業務をやっぱり移管するべきではないですかと、こういう質問をいたしましたら、官房長官が、それならば企画立案と実施部門が一つになるんだから、一本化するんだから今の方が、それでいいじゃないかと。ちょうど時間の終わる寸前のお答えでございまして、何かそれを待っていたような御答弁だったかなという、大変そういう感じをいたしました。  しかし、問題はそういうことではないと私は思うんです。金融監督庁を今回なぜ分離したかと言えば、これはもう今までさんざん言われてきたように、住専の問題とかあるいは一連の金融機関の不祥事に対する……

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号(1997/06/13、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 住専問題から先に質問をいたします。  平成八年の三月四日に三党合意がなされておりまして、住専問題に関する新たな措置についてということであります。  それで、毎年その実態を報告をするようにということで、先般資料の要求をいたしまして、委員長のお取り計らいによっていただきました。  ところが、見ておりますと、これは金額が一銭も出ておりません。数字をずっと並べているだけであります。これでは、三党合意で七年間で五千億円の税収を上げるんだということが一つもわかりませんけれども、私はその金額を出したものをさらに出していただくように委員長としてもお取り計らいをいただきたいと思います。

第140回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1997/06/16、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 これまで特殊法人の財務内容というのはほとんどブラックボックスでわからない、そういう批判が随分昔からあったと思います。しかも経営内容が大変ずさんであるという批判もございました。そういう批判にこたえて今回この法案が出てきたということは大変結構なことだと、私はそう思っております。  ただ、この程度の内容ではちょっと困るんです。例えば日本道路公団の中に投資その他の資産というのがありますけれども、これはもうそれ一本でくくって七百四十八億何がし、こう書いてあります。ほかの法人、もちろん民間はそうですけれども、その内訳として有価証券は幾らか、株式は幾らなのか、出資金は幾らなのか、ここまで書いて……

第140回国会 大蔵委員会 第2号(1997/02/20、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 質問通告している問題のほかに、今吉岡議員がたまたま取り上げておりますので、私の方からもこの問題についてちょっと触れさせていただきたいと思います。  私も、細かな点までこれは聞いております。私の聞いた範囲では、これは明らかに不利益処分だろうなというふうに私は判断いたしました。次長は、こういう席ですからそれは当然、人事のことですから公平にやっておりますと、そう言わざるを得ないと思いますけれども、しかしこういう問題は、もう少し細かくきちっと調べる必要があるだろうと思っております。民間ですと、これはもう完全に不当労働行為ですね。今、事例として挙げていることが事実だとすれば完全に不当労働行……

第140回国会 大蔵委員会 第4号(1997/03/17、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 今も大臣から取り締まりの体制強化のお答えがありましたけれども、私からは税関の職員の増員問題一本に絞って質問をしたいと思っております。大臣は薬物乱用対策推進本部の一員でございますから、その一員としての大蔵大臣に質問をしたいと思います。  日本経済の発展で税関業務が非常にふえてきております。十年間で、出入国者数だけでも二・六倍、商業貨物の輸出入許可件数は二倍、外国郵便物の輸入は二・一倍、大変なふえ方であります。しかし、これらの業務量に対応できるだけの職員がいるのかといえば、恐らく相当少ないんではないかと思っております。毎年若干の増員はされておりますけれども、問題ではない、私はそう思っ……

第140回国会 大蔵委員会 第5号(1997/03/21、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 通告は租税特別措置法からでございますけれども、ちょっと順序を変えまして、法人税関連についてまず一つだけ質問しておきたいと思います。  ことしの一月に税制調査会から「これからの税制を考える」という報告書が出ております。その中で、法人税率の引き下げの財源として、次のように書かれてあります。大変重要な部分だと私は読みました。  法人課税の実質的な負担軽減を議論する場合には、その財源をどのように賄うのかについて検討を進め国民の選択を求めていかなければなりません。具体的には、歳出削減で賄うのか、あるいは消費税など他税目の増税によるのが適当かなどを検討しなければなりません。 こう書いてありま……

第140回国会 大蔵委員会 第6号(1997/03/27、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 予定していた質問、ほとんどもう全部終わったようなものですけれども、やめるわけにいきませんし、少し具体的に立ち入って質問してみたいと思います。  まず第一に、世界銀行の収支決算についてですけれども、九六年度の単年度の純益ですね。それと、これまでの累積留保利益、この正確な金額を教えてください。大ざっぱな数字なんですけれども、間違いなければ、この単年度の純益はたしか日本円にして千五百億円くらいと踏んでおります。それから留保利益、いわゆる累積黒字と言っておりますけれども、日本円にして一兆九千三百億かなと思っております。もし違っていたら後から訂正してください。  それで、先ほど来出ておりま……

第140回国会 大蔵委員会 第10号(1997/05/08、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 きょうは有事規制の問題に絞って質問をするために通告をしておりますけれども、最後の質問でございますので、一日の議論を聞いていて感じたことを一つだけ申し上げて、大臣のお考えをお聞きできればと思っております。  外為法の改正が行われれば大変な円の流出があるんではないかという、そういう心配が随分出されました。それに対して榊原局長は、大変自信を持って、そう簡単にはいかぬだろうと。特に、六円円高が進めば原価さえ割れてしまう、そういう警告まで発していらっしゃったわけです。大蔵当局がそれだけ自信を持たれるということはそれなりに結構なことだと思いますけれども、しかし、そんなに甘いものだろうかなとい……

第140回国会 大蔵委員会 第11号(1997/05/09、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口と申します。  きょうは大変貴重な陳述をいただきまして、ありがとうございました。最後になりますと、用意した質問はほとんど出尽くしてしまいまして、そういうことで重複すると思いますけれども、若干観点を変えてお聞きしてみたいと思います。  私は、外為法の改正は必要であるという、そういう立場には立っておりますけれども、一番心配なのは円の流出の問題です。きのう大蔵省の方々にいろいろとお聞きしたんですけれども、こういう答弁でした。欧米の利子は確かに高い、五%、六%という高い金利ではあるけれども、しかし円が六円高くなればそれで元本割れになってしまうだろう、そういうことを考えれば、……

第140回国会 大蔵委員会 第12号(1997/05/13、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 最初に、持ち高規制の有事規制についてお尋ねをいたします。  法律上、この持ち高規制、全く条文に出てきていないんですね。有事の際に仮に規制するとすれば、どの条項に基づいて行う考えなのか、お聞きいたします。
【次の発言】 二十一条の何項ですか。
【次の発言】 これまで、国際金融局が指示をいたしまして持ち高規制をしてきたわけですね。今後は銀行の自己責任ということでしているわけですけれども、それならばなぜこの有事規制というものが必要なのか。銀行の方に自己責任でやりなさいと言っているんですから必要がないんじゃないかなと思うんですけれども、どのような事態を想定してこういうことを考えているのか……

第140回国会 大蔵委員会 第15号(1997/05/29、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 各党派の皆さんからは、ほとんど総論について述べられておりますので、私は逆に各論から入らせていただきたいと思います。  まず、役員問題です。今回の法改正では、役員集会すなわち理事会ですけれども、これが廃止されることになりました。その理由と背景について、説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 日銀の最高意思決定機関というのは政策委員会ですね。しかし、この政策委員会につきましては、これまで単なる追認機関ではないのかと、そういう批判が随分ありました。つまり、役員集会、理事会ですね、そこで事実上決定が行われている、そういう疑問が各界から寄せられておったことは事実だと思います。また……

第140回国会 大蔵委員会 第16号(1997/06/03、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 前回は日銀の役員問題について質問いたしましたが、一つだけ質問を残しておりましたので、まずそれから入りたいと思います。  日銀の役員には参与が含まれておりますけれども、その参与の役割と位置づけについて簡単に説明していただきたいと思いますし、また今何人いらっしゃるのか。
【次の発言】 お聞きしますと、参与というのはアドバイザー的な機関というふうに聞くことができるわけですけれども、今回の改正では審議委員に経済や金融に大変高い識見を持ったプロの方々が入ってくる、こういうふうに聞いておりますけれども、そうすれば特別参与を置く必要はなくなるのではないんでしょうか。

第140回国会 大蔵委員会 第17号(1997/06/05、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 きょうは、日銀から民間金融機関に対する天下りの問題について取り上げてみたいと思います。  日銀というのは各銀行を考査する、そういう立場にありますけれども、その考査される側に日銀から天下りをするということは、これはいろいろと誤解を招く点が非常に多いと思うんですけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 今、民間金融機関からの要請を受けて出しているというお話がありましたけれども、私は必ずしもそうではないだろうと思います。  私は、地方行政委員会にずっと長くおりましたけれども、いわゆる政府から地方自治体に対する天下りという問題について質問をいたしますと必ず同じ答えです、要請を受けてやっ……

第140回国会 大蔵委員会 第19号(1997/06/10、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 まず、予算の認可権について質問いたします。  先ほど千葉議員からも触れられておりましたけれども、金融制度調査会で三つの議論があったと聞いております。一つは届け出、二つ目は国会承認、三つ目は蔵相承認、そう言われておりますけれども、その結果、金融政策に影響を与えない人件費、一般事務費などの予算について大蔵大臣に提出して認可を受けることになったわけでありますけれども、なぜ国会承認でなくて大蔵大臣の認可なのか、その点についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 NHKは、これは公共性を持った認可法人ですね。日銀も大変な公共性を持った認可法人。同じ公共性を持った認可法人なんですが、……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1997/11/10、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫です。  我が国の借金は、今地方自治体も含めると四百七十六兆円、それに隠れ借金というものを含めると何と五百二十兆円になんなんといたしております。これを一世帯四人ということで計算してみましたら、何と驚くなかれ、一世帯一千六百万円の借金に該当する、こういうことであります。  一体なぜこんなに借金がふえてきたのだろうか。いろいろと理由はあるでしょうけれども、一つの理由として、少なくともあのバブル期に税収がふえてきたわけですから、まず借金を返すことに私はもっと努力をするべきだったと思うのです、歴代内閣は。ところが、あのバブル期でさえ建設国債を発行して、結局はどんどん歳出……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号(1997/11/12、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫です。  法案とは直接関係ありませんけれども、急を要する問題だと思いますので、人事院勧告の問題について質問をさせていただきたいと思います。  先ほど齋藤議員の質問に官房長官がお答えになったんですけれども、人事院勧告の扱いについてはまだ決定しておりませんと、できるだけ早く、来週中にでも閣議決定したいというようなお答えだったというふうに思いますけれども、よろしいですか。――今週中ですか。そうですが。  そこで、実は私けさのNHKのテレビを見ていて初めて知ったんですけれども、政府の方としては大体こんなふうに考えているというような内容で放送されておりました。それは、財政……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1997/11/14、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 きょうは、一昨日の質問で残っているのが少しありましたので、そこから入らせていただきたいと思います。  まず、自治大臣に質問をいたします。  この間の質問で明らかになったことですけれども、市民生活に身近な公共事業、例えば小中学校とか保育所とか特別養護老人ホームとか、こういうような公共事業も制度的な補助金に該当して七%削減するんだということが明らかになりました。特に、文部大臣だったと思いますけれども、学校建設については七%の削減の対象にしておりますと、こう言っておりました。  しかし、閣議決定の中身を読んでみますと、「制度的補助金については、制度改正を含め既存の施策や事業そのものを見……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号(1997/11/17、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 まず、大蔵大臣に北海道拓殖銀行の問題について一つだけ質問をいたします。  私も北海道出身でございまして、特別関心を持っております。御存じのとおり、北海道拓殖銀行の北海道に占めるシェアというのは恐らくほかの都道府県ではないほど大きいものがあるんではないだろうか。それだけに、北海道民はもちろんのこと、拓銀に預金されている人の心配というのははかり知れないものがあると思います。  けさほど談話で発表がございましたけれども、確認の意味でお尋ねをしたいんですが、預金されているすべての人たちに対して、その引き出し等については一切心配はないということをまず確認をしていただきたいと思います。  そ……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1997/11/18、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫と申します。  先生方には大変貴重な意見をいただきまして、まことにありがとうございました。  島田先生と新藤先生に、同じ質問になるかと思いますけれども、島田先生は法人税の減税を随分強調されていらっしゃいました。確かに三七・五%そのものを見ると高いかもしれませんけれども、租税特別措置法で随分優遇税制がたくさんありますね。そういうものをきちんと改めていけば、学者の先生の中には三〇%とか二八%くらいになるんではないかと。ですから、むしろそういう租税特別措置で優遇されている面をまず最初に改めるべきでないかと、私はそのように考えるわけでございますけれども、この点についてい……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号(1997/11/19、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 きょうは、この法案の第二十条、防衛問題で質問をいたします。  ソ連邦が崩壊いたしまして、そしてまた冷戦構造も崩壊をする、そういう中で先進諸国は一斉に軍縮を行ってまいりました。まず、アメリカは九二年度から九六年度までの五年間を見ますと、九三年、九四年、九五年、九六年と四年間連続軍縮を行って約一二%の軍縮です。ドイツは九二、九三、九四、三年間で約一〇%、イギリスは九三年から引き続き四年間で約一二%、フランスは九四年、九六年と四・五%、そしてイタリアは九四年に一・五%、カナダは九二から九四、三年間約一五%。G7の国で軍縮をやっていないのは日本だけであります。なぜ日本がこういう冷戦構造が……

第141回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号(1997/11/20、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 私も防衛費の問題で質問をいたします。昨日は軍縮の総論について若干質問をいたしましたので、きょうは極めて具体的な問題で質問をいたします。  まず戦車です。御案内のとおり、我が国には現在千百十両の戦車があると思います。そのうち何と六百四十両が私の出身の北海道に配備をされております。しかも、その戦車というのは世界最強と言われる九〇式戦車を中心に配備しております。  さて、なぜこういった強力な戦車を配備しているのか。これはもう申すまでもなく、いわゆる冷戦時にソ連が我が国に、本土に上陸侵攻してくる、そういうことを想定して配備したものと思います。しかし、ソ連邦が崩壊した今日、日本の本土に対し……

第141回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1998/01/08、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 総理大臣もそうでしたけれども、大蔵大臣もこれまで国費の投入というのはあくまでも預金者の保護に限るんだと、こういうことを今までずっと言い続けてきたと思いますけれども、今回は破綻しそうな銀行、また破綻銀行の受け皿銀行にまで公費の投入の枠を広げた、その理由をまず簡単に説明してください。
【次の発言】 先ほど来の銀行局長の答弁などを聞いておりますと、何かこういう制度をつくっておかないと日本の銀行システムが完全に崩壊して、それがさっきの言葉ですと国の崩壊さえ心配になってくるような、そんな答弁を前議員に対してしておりましたですよね。  確かに、都市銀行の一角である拓殖銀行が崩壊していった、山……

第141回国会 大蔵委員会 第4号(1997/11/27、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 納税者番号制度から質問をいたします。  日本版ビッグバンを契機にいたしまして、資産を海外で持ったり、また多様な金融商品で資産を運用したり、動きが大変加速されると思います。いわゆる足の速い所得と言われる金融所得の捕捉がそうなりますとだんだん困難になってくるのではないかとも言われております。したがって、不公平がますます助長されるのではないかという心配もございます。  そこで、国税庁は課税逃れを防止するために納税者番号制度の導入が必要だというふうに考えているんでしょうけれども、衆議院の決議では背番号として利用することを禁止するという項目が加えられておりました。  そこでお聞きしたいんで……

第141回国会 大蔵委員会 第6号(1997/12/02、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 今回提案されております罰則強化の法案でございますけれども、結論的に言えば大変甘いというふうに私は思います。これは通常国会のときにも申し上げましたけれども、やっぱりアメリカ並みにもっと罰則を強めなければ、恐らくこういう犯罪というのはなくならないだろうと思います。特に、金融機関で犯罪行為を行った役員の人たちは、前にも申し上げましたけれども、何か会社のためにやっているのだという、そんな気持ちがどうもあるのではないだろうか。ですから、一般的に社会の人たちが見る大変な犯罪という意識が私は欠けているんじゃないかなと思うんです。  そういうことをなくするためには、先ほども意見として出されており……

第141回国会 大蔵委員会 第8号(1997/12/04、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 最初に、金融持ち株会社に対する監督の問題についてお尋ねをいたします。  まず、銀行、それから証券会社、保険会社の金融機関だけではなくて、これらを子会社に持つ持ち株会社を大蔵大臣が、これからは金融監督庁長官になるんでしょうけれども、監督するその根拠というのは一体どこにあるのか、まずお聞きいたします。
【次の発言】 よくわかりました。  そのことをちょっと頭に置きながら日銀の方に考査の問題についてお尋ねをいたします。  仮に将来、銀行持ち株会社の傘下の銀行の破綻が信用秩序の維持に重大な懸念を生ずるおそれのある場合、日銀はこの銀行持ち株会社の傘下の銀行に対して特別融資を実施する可能性は……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号(1998/05/25、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫です。  総理にお尋ねをいたします。質問時間が短いので、一括して最初に三問質問させていただきます。  まず、昨年度から今年度にかけまして二兆円の所得税、住民税減税を行いましたが、せっかく減税されましてもほとんどが消費ではなくして貯蓄に回ってしまったというふうに言われております。そこで、どうして貯蓄に回ったのかと私なりに考えてみました。  実はこういう世論調査の結果があります。貯蓄広報中央委員会が行った「貯蓄と消費に関する世論調査」、あなたは何のために貯蓄しますかというお尋ねなんですが、まず第一は病気、災害への備えのため、六九・一%、二番目が老後の生活資金のため、……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号(1998/05/29、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 たまたま期せずして先ほどの吉岡議員と実は同じ質問通告をしておりましたので、若干観点を変えてお尋ねをいたしたいと思います。  これまでの答弁をずっとお聞きしておりますと、総理は確かに高額所得者に対する減税をやるというお答えはしておりません。しかし、もし税制調査会がそういう答申をされたときに総理はそれを行うでしょうか、それとも総理の今までの考え方からいってそれをはねのけるんでしょうか。いかがでしょうか。
【次の発言】 所得税の問題についてはいろんなことがありますね。総理がおっしゃったように、年金の課税、控除の問題、最低限度の問題、いろいろあります。ですから、当然、税制調査会で出してく……

第142回国会 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号(1998/06/02、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫です。  我が国は明治維新から百三十年間、中央集権がずっと続いてまいりました。特に戦後は、せっかく憲法で地方自治を定めていたにもかかわらず、残念ながら補助金行政ということで実質的には国に地方自治体が支配されてきた、こういう実態であろうと思います。例えば地方自治体が道路を一本つくるにも、児童公園一つつくるにも、国の基準に合わなければ補助金をもらえない、こういうことで支配をされてきたわけです。  これじゃいけないということで、三年前に地方分権推進法がつくられました。その中で一番大事なことは、国と地方自治体との役割分担をはっきり決めたことであります。国は国家存立に関す……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第2号(1998/01/30、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 私は、以前から、この地方交付税というものは一般会計を通すのではなくして交付税特別会計に直接入れるのが正しいんではないか、こういうことを主張し続けてまいったわけですけれども、今回また政府の特別減税によりまして、その必要性がますます出てきたと、そういう気持ちになりました。  そこで、余り時間がありませんから結論だけを申し上げますけれども、先ほど来、随分同僚議員からもこの問題についていろいろな角度からお話がありましたが、年度途中に国の政策として実施される特別減税に関連いたしまして、だんだん地方に負担を強く求めていく、そういう傾向になってきているんではないかと思うわけです。その時々の国の……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第4号(1998/03/12、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 まず、自治大臣の所信表明に関連して質問をいたします。  大臣は公務員行政についてこのように述べております。社会経済情勢の変化に対応した地方公務員制度のあり方について検討を進めてまいりたいと考えております。昨年の五月に地方公務員制度調査研究会を発足させておりますけれども、このことを頭に置いてこのようなことを述べられたのではないかと思っております。  そこで確認しておきたいと思いますけれども、検討することは大変結構ですけれども、少なくとも違法行為であるとかあるいは脱法行為だとか、そういうことを温存させてはいけないと思いますし、特に現存する職員、常勤職員はもちろんのこと非常勤職員も含め……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第7号(1998/03/31、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 地方交付税法第六条の三第二項の問題について質問いたします。  この条文の質疑は、恐らく何十年も地方行政委員会でやっているんじゃないかなというふうに思います。依然として抜本的な改正がされていないということで、非常に残念に思っております。もうそろそろ抜本的な改正をぜひやっていただきたい、そういう立場で質問をしたいと思います。  平成十年度財源不足の補てん措置という表があります。それを見ておりますと、地方財政収支財源不足額約五兆四千億、そのうち特別減税による減収が七千五百億、これはちょっと外へ置いておきまして、通常収支の不足額が四兆六千億、そのうち一兆八千九百億は地方債財源対策債で賄う……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第8号(1998/04/07、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 住民投票制度についてお尋ねをいたします。  地方分権が進むにつれまして、住民の意思によってその町の重要事項が決定されるという、そういうことが多くなっていると思います。現に、産業廃棄物処理場の建設、原子力発電所の建設、沖縄における米軍ヘリポート基地の建設など、既に住民投票が実施をされております。しかし、名護市における住民投票の結果に市長が反対の意思表示をするなど、住民投票制度のあり方についても問題提起がなされているところです。  こうした中で、住民投票制度を慎重に検討すべしという声が各方面から出されております。手元に五つほどありますけれども、まず第一は地方分権推進委員会の第二次勧告……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第9号(1998/04/09、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口と申します。きょうは大変ありがとうございました。  まず、遠藤先生にお尋ねをいたします。  青少年に対してというのであれば、これだけでは不十分でないかという先ほどお話がございましたので、もう少し具体的にその対策はどうしたらいいのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 前田先生にお尋ねをいたします。  新聞によりますと、今回の法改正は抜け穴があることは否定できない、そういうようなことも書かれてありました。しかも、警察関係者の中からもそういう声があるということがありましたけれども、具体的にどういうことが考えられるんでしょうか。抜け穴というのはいろいろ……

第142回国会 予算委員会 第2号(1998/01/29、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫です。  私たち新社会党は、今年度の予算審議のときから三つの問題を特に主張してまいりました。その一つは、消費税三%を五%に上げるべきではない。もし上げたならば、必ずこれは購買力が低下して景気が悪くなるだろう、それが一つ。二つ目には、特別減税、せっかくこれまで続けてきたんだから、ことしもこの特別減税は続けるべきである。三つ目には、医療費を中心に国民負担をこれ以上強いてはならない。  この三つをもし聞いてもらえないとするならば、必ず景気は悪くなる、そういうことを強く主張してまいったわけです。残念ながら、橋本総理には私どもの主張を受け入れてもらうことができませんでした……

第142回国会 予算委員会 第4号(1998/02/02、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 一月二十九日の当委員会におきます社民党の日下部議員の質問に関連して、少し総理の御意見を聞きたいと思います。  日下部議員は要点としてこう述べておりました。三兆円の中で優先株や劣後債を引き受けることになるんだけれども、これは大銀行の救済にならないか、そんな質問でありました。  これに対して、総理は、申請主義だからどこが手を挙げてくるか予断を持って見ることはできない、公正中立な審査委員会が厳正な審査基準を設け全員一致で議決をする、議決後は閣議にもかける、したがって特定行を助けるといった意図でこれを考えているものではない、こういう答弁をされておりました。  しかし、実際にはそういうこと……

第142回国会 予算委員会 第5号(1998/02/03、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫です。  私はたまたま昨年十二月二日の大蔵委員会でこの大蔵不祥事の問題を実は取り上げました。随分あちこちで大蔵不祥事があるということが報道されているけれども、当時、三塚大蔵大臣でしたが、そういうことがあるんですか、監督する立場の者が監督される側から接待を受けている、こんなことは許されるべきことではない、そんなことがあるのかと聞いたら、三塚大蔵大臣はそういうことはありませんとはっきり言っておりました。しかし、その後現実にこういう問題が起きたわけであります。  今も質問がありましたけれども、本当に監督する立場にある者が──大蔵省だけじゃないですよ、これは。通産省だっ……

第142回国会 予算委員会 第6号(1998/02/04、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 政府はこれまで、公費の投入、銀行支援に当たりましては、まず銀行側のリストラ、それから経営者の責任、こういうことが行われなければならない、こういうふうに終始言ってまいりました。しかし、実際には実行されていないと見なければなりません。  先ほどの質疑の中で、銀行局長の方から、例えば都市銀行の役員報酬、ずっと四年間の実態を報告しておりましたけれども、これとて内容をよく分析してみなければ必ずしもリストラになっているかどうかわかったものではありません。大変高い給与の頭取が二人か三人やめればぐっと下がるわけですね。ですから、内容を全部分析しなければリストラしているなんということにはならないと……

第142回国会 予算委員会 第13号(1998/03/30、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 総理は、十六兆円の景気対策については御自身の見解をなかなか発表されておりません。しかし、国民にとっては日本の経済がこれからどういう方向で進んでいくのかやはり不安でならないと思うんです。このままデフレが続くのか、インフレになるのか、あるいは安定成長になっていくんだろうか、こういうことがはっきりしないから企業家はなかなかこれからの経営方針を立てられないだろうし、国民にとっては生活設計がなかなかできないだろうと思うんです。  私は、総理として、一国の宰相として、日本の経済はこういう方向にしていきたいんだ、だからしばらく待ってくれ、協力もしてもらいたいと、一つの毅然たる方針を述べるときだ……

第142回国会 予算委員会 第15号(1998/04/03、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫と申します。  最後の質問になるかと思いますが、けさほどからずっと皆さんのお答えを聞いておりまして感じたことを申し上げます。  私は、松野さんも堀田さんも監督官庁の責任というものを全然果たしていらっしゃらなかった、そういうふうに思います。監督官庁の責任というのは、例えば飛ばしをやりたい、そういうような相談があったときに、これは法律に抵触しないからまあいいだろうと、そんなような考えで進んできたようでありますけれども、しかし社会の情勢とか経済の情勢、そういったものをきちっととらえて、そのままやらせておいたら大変な事故につながってくるということを考えて、これは法律的に……

第142回国会 予算委員会 第17号(1998/04/08、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 きょうは、納税者権利基本法の問題について質問をいたします。  大蔵大臣にお尋ねいたします。G7の国の中で納税者権利基本法あるいは納税者権利憲章等を持っていない国は日本とイタリアの二国だけだということを御存じでしょうか。
【次の発言】 全く存じないようですね。今世界的に問題になっているこの納税者の権利基本法ということをほとんど知っていらっしゃらない。  そこで、質問を続けます。  平成四年二月二十七日、衆議院の大蔵委員会におきまして、当時社会党の佐藤恒晴議員がこう言っています。我が国だけが納税者の権利を保障するような宣言とか憲章といったたぐいのものがないと、手続法の制定問題も含めて……

第142回国会 予算委員会 第18号(1998/04/17、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫です。  まず、総理にお伺いいたします。  日本列島は今まさに春であります。しかし、残念ながら庶民の生活はまだまだ冬の季節が続くのではないかと思います。それはもう申すまでもなく、消費税が大幅に上げられ、医療費が上げられ、九兆円の国民負担を強いられたからであります。  しかも、さらにこれから医療制度の大改革が行われようとしております。その一つは、今度は大病院にかかれば本人負担が五割になるという話であります。そしてもう一つは、高齢者専門の健康保険組合までつくろうという動きもあります。いずれをとってもこれは国民負担の増加になります。したがって、庶民の生活は先行きますま……



各種会議発言一覧

14期(1986/07/06〜)

第107回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1986/11/12、14期、日本社会党)

○山口哲夫君 木村先生にお尋ねいたします。  先ほどちょっと北方領土の問題にお触れになったので、その問題でございますが、先生のお話の中で、ソビエトというのは外交政策も大変変わってきてソフトになってきた、したがって、日本としてももう少し柔軟性を持っていく必要があるのじゃないかというようなお話がございました。その中で、もし日本がこの北方領土の問題で交渉の方針を少しでも変えるようなことがあれば、ソ連の変化というものもやはり期待できるのだろうかどうかということなのですが、実は上智大学のクラーク先生が、ことしの一月十二日の朝日新聞に北方領土の問題でちょっと書いてあるのです。  前置きがあるのですけれども……

第108回国会 外交・総合安全保障に関する調査会委員打合会 第1号(1987/02/18、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 関連して。  今の問題なのですけれども、途上国が随分森林を燃料にしてしまうというお話がありまして、そういう問題に対して、国連なら国連として燃料面からの対策というのですか、今、志苫先生の方からもいろいろとお話がありましたけれども、そういう面についての何か対策を講じているものなのかどうなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1987/07/31、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 御意見大変ありがとうございました。  高榎先生と前田先生にお尋ねをしたいと思いますけれども、核兵器そのものがもう力の均衡には余り関係がないというお話がございました。もっとも、五万六千発もある核の中で千発や二千発なくしたところで別にどうということがないわけでして、そういう点では核そのものが力の均衡には余り関係がないだろうと思うし、また経済面からいきましても、核を全廃したからといってアメリカ経済がどうなることでもないし、普通の通常兵器の場合には、それこそアメリカの経済そのものに大変な影響を与えるんでしょうけれども、核というのは余りそうでもないというように言われているわけです。  そう……

第109回国会 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号(1987/08/21、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 今の永野議員から御質問がありましたココムの問題で外務省の方にお尋ねしたいと思います。  私は全く逆な立場で質問するわけですけれども、これはフランスのル・モンド紙の二年前の記事だそうです。私は直接読んでおりませんけれども、こんなふうに書いてあるそうです。  フランス政府が秘密にソ連筋から入手した資料に基づいたものだそうですけれども、ソ連は一九七九年に百五十六件の技術サンプル、それから三千八百九十六件の技術論文を収集した。そのうち、技術サンプルの約半分ちょっと、八十七件、それから技術論文のうちの約一割、三百四十六件を兵器の研究開発に応用したんだそうであります。そのために、航空関係だけ……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1988/02/19、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 お二人の参考人、大変有意義なお話をありがとうございました。  まず、アグネス参考人にお尋ねいたします。  私はファンの一人でございまして、きょうはわざわざ参考人としておいでいただいたことを大変うれしく思っております。  それから、今お話にもありました例の大学での講演の一件、中央公論のたしか昨年の十月号だったと思いますけれども、読ませていただきました。何か変な中傷の中で非常に一生懸命に頑張っている、そういうお姿を感じまして非常に感銘を受けました。これからもぜひひとついいお仕事をしていただくように、ファンの一人としてもお願いしたいと思うのです。  それで、質問ですけれども、出生率の問……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1988/04/13、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 昨日でしたでしょうか自殺の白書が発表になっておりましたけれども、報道によりますとお年寄りの自殺者が大変多いということで非常に残念に思っているわけですが、中でもお年寄りの病気を苦にされて自殺される方が非常に多いと、こういうことでして、確かにお年寄りというのは家庭の中でも孤立しがちですし、社会の中でもそうなんですが、非常に寂しい生活を送っているわけです。  それで、お年寄りの自殺率を少しでも低下させるためには、やはり仲間を持つというか、例えば病気療養しておってもなるべく集団的な中で療養した方がいいんじゃないかなというふうに私はいつも思うのですが、このお年寄りの自殺者を減らすために厚生……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1988/04/20、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 まず、イグナチェフ参考人にお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に、大変ユニセフの活動に御尽力されていらっしゃることに心から敬意を表したいと思います。  それで、いろいろとお話をお伺いさせていただきましたけれども、発展途上国で今緊急に必要としている問題は一体具体的に何なんでしょうか。その辺についてお考えをぜひお聞かせいただきたいと思うわけです。それと関連いたしまして、具体的にユニセフが日本の政府あるいは民間団体に対して何を今求めていらっしゃるのか、なるべく具体的に教えていただきたい。まずそれが第一点です。
【次の発言】 ユニセフに対する物資の調達額では日本が第一位というふうに出て……

第112回国会 国民生活に関する調査会 第6号(1988/04/25、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 きょうの出生率の問題については、一応原稿を用意するようにというふうに言われておりましたので書いてまいりましたから、朗読をいたしまして意見陳述にかえさせていただきたいと思っております。  出生率の動向と対応  一、出生率の国際的動向と我が国の協力  国連人口活動基金は「世界人口白書一九八七」で、一九八七年七月世界人口はついに五十億人を突破、二〇一〇年には七十億人、二〇二二年までに八十億人、そして一世紀後には最終的に百億人でとまるであろうと推計。人類がとるべき進路として、@自然と人間とのバランスを考えること、A出生率の低下が遅過ぎることは悲惨な状況をもたらすことに通ずる道であると指摘……

第112回国会 社会労働委員会,地方行政委員会連合審査会 第1号(1988/05/09、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 国民健康保険事業の具体的な内容につきましては、前の社会労働委員会の中でさせていただいておりますので、きょうは主にこの国民健康保険事業に関する国と地方自治体との関係の問題とそれから財政問題を中心にいたしまして質問をいたしたい、こう思います。  まず最初に、ことしの一月の二十八日に厚生省の保険局長の名前で各都道府県知事に「昭和六十三年度国民健康保険の保険者の予算編成について」という通知が出されておりますけれども、この通知を出した法的な根拠についてまず述べていただきたいと思います。
【次の発言】 今度のこの改正の法律案の中身を読んでみましたけれども、今までは指導という言葉が載っていない……

第113回国会 国民生活に関する調査会 第2号(1988/09/07、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 大変参考になるお話を聞かせていただきましてありがとうございました。たくさんお聞きしたいことがあるんですけれども、与えられた時間が二十五分間ですから、まず三つばかりお聞きしたいと思います。  今いろいろお話の中にもありましたけれども、日本人の場合、なかなか余暇の利用というのが思うように進まないですね。いろんな障害があると思うんですけれども、専門家の先生のお立場から一つ二つ、一番大きな理由は一体何なのか、その辺端的にお聞かせをいただきたいと思うことが一つです。  その次は、先生のお話の中にもあったんですけれども、どうも日本人というのは、特に我々年配の連中を中心に遊ぶことに対する後ろめ……

第113回国会 国民生活に関する調査会 第3号(1988/10/26、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 大変率直な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  ムノスさん、今会社の社長さんをやっていらっしゃるそうですね。それで、日本人の働き方についていろいろと御批判がありました。例えば余り集中して働いていないとか、ただ長い時間職場にいるとか、そんなような御批判もありましたけれども、幾人かの従業員を使っていらっしゃると思うんですが、社長さんとしてそういった従業員に対する教育をどういうふうにされていらっしゃるのか、まずその辺をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういった従業員の働き方というのはあなたの教育によって変わってきたものでしょうか。もしそうだとすれば、日本人の……

第113回国会 国民生活に関する調査会 第4号(1988/12/14、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 御報告申し上げます。  去る十月三十一日と十一月一日の二日間にわたって、長田会長、岩本理事、大塚理事、斎藤理事、小野委員、中曽根委員、刈田委員、平野委員と私、山口は、国民生活に関する調査会の委員派遣として北海道十勝方面に出向き、調査をしてまいりました。  今回の調査目的は、国民生活一般、特に当調査会のテーマでもある労働と余暇の現状について調査するとともに、その一環としてリゾート開発の現状について現地視察を行ったものであります。以下、その概要を御報告申し上げます。  まず、北海道の現状についてであります。北海道は、全国土の二〇%を占める広大な面積と、人口五百七十万という数字が示すよ……

第114回国会 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第1号(1989/03/24、14期、日本社会党・護憲共同)

○山口哲夫君 私は、まず第一に外交機能の強化について申し上げます。  一、一国の外交政策には基本的な外交理念がなければなりません。残念ながら我が国には外交はあっても外交理念がないとの批判があります。  我が国の外交政策の基本理念は、言うまでもなく日本国憲法を擁護することにあります。憲法第九条は、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」とあります。すなわち、我が国の外交は国際平和を実現するための平和外交でなければならないし、そのためにも世界のすべての国々と対等平等の立……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 国民生活に関する調査会 第5号(1993/05/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 大変いいお話をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。  本格的な高齢社会に対応するということで随分たくさんの問題があると思いますけれども、特にきょうは、課題であります雇用と社会保障の問題について、特に先生のお話がありました雇用問題の中でも高齢者の自立問題、高齢者の労働力をどういうふうに活用するかということについてまずお聞きしてみたいと思います。  社会保障制度審議会、総理の諮問機関ですけれども、ここで意識調査をやっているんですけれども、高齢者向けの就業の場の確保を図るべきであるというのが、これは一人二つの選択ですけれども、何と六二・四%ということで大変高いわけです……

第129回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1994/03/23、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 社会党の山口と申します。ちょっと中座をしなければならないので、最初に質問させていただきたいと思いますけれども、五十嵐先生にお願いいたします。  最近、アメリカの財界あるいは政界の方では、日本の市場というのはもう魅力がなくなってきた、むしろアジアの市場の方がこれからの将来性、可能性が非常に強いということで、アジアに対する貿易、輸出を盛んにした方がいいんじゃないかと、そんなような声があるというふうに聞いております。  一方、日本の場合はどうかというと、アメリカとの間に貿易摩擦が相当激しくなってきている。スーパー二〇一条じゃないけれども、だんだん日本がアメリカから締め出されてくる時代が……

第129回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1994/05/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 この調査会で一番の新参者ですから、間違った意見を述べたら御指摘いただきたいと思うんです。  先ほど下稲葉議員がお話しされた問題、実は私もこの調査会の役割というのは一体何だろうかということをよく考えるんです。この前に国民生活調査会に所属していたことがあるんです。そのときにいろいろな地域を調査したり、各党の意見交換をしてきちっとまとまったものも随分あったと思うんですけれども、残念ながらそれが予算に反映されない。それから法律にもならない。どうしてかなというふうに思ったことがあります。各党意見が一致しているのであればせめて議員立法ででも出せなかったんだろうかなとも思ったことがありますので……

第131回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1994/11/11、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 三人の先生のお話、大変有意義で非常に感謝をしております。  それで、三人の先生にぜひお答えというよりお教えいただきたいと思うんですけれども、竹内先生のお話を聞いておりまして、これはエネルギー問題というのは世界的な全人類的な視点で見なければいけない、全くそのとおりだなというふうに聞いておりまして、そういうときに、例えば太陽光発電の問題なんかもその中では非常に大きな地位を私は占めていくんじゃないかなということを実は考えておりました。  たまたま山本先生の方からその後すぐお話がございましたけれども、この間テレビを見ておりましたら、報道も随分されておりますけれども、発展途上国などでは森林……

第131回国会 地方行政委員会,大蔵委員会連合審査会 第1号(1994/11/16、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 村山総理、APECの会議、大変御苦労さまでございました。お疲れだと思いますけれども、早朝から委員会に御出席をいただいて感謝をいたしております。  さて、今回の税制改革の中で、国民が一番不満に思っているところは何かと言えば、やはり消費税率三%を五%に上げたということではないかと思います。しかも、総理大臣が社会党の委員長でございますから、社会党は消費税率を上げることについては反対してきたではないかというようなことで、大変不満の声も多いわけであります。  しかし、連立政権でありますから、それは社会党の考え方だけが、あるいは各党の一党だけの考え方が通るものでないことも、これは国民も理解は……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1995/02/15、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 久保田議員と大体同じようなことを実は考えておったんですけれども、題名としては、電力供給に占める電源に、今、久保田議員からお話がありました太陽光発電の問題とそれから天然ガスの問題、こういうものをもう少し重点的に使用することを政策的に考えるべきではないかというような意見でございます。  たまたま今お話がありましたけれども、昨年の十二月十六日に新エネルギー導入大綱についてという閣議決定がされました。同じ日に環境基本計画が実は閣議決定されているわけです。いわばこの環境基本計画に沿って新エネルギーの導入ということも考えられるというふうに解釈できるんですけれども、果たしてこういった大綱の方向……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1995/05/24、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○山口哲夫君 太陽光発電なんですけれども、これは毎年実施されている件数が余りにも少ないんで実は驚いているわけです。特に政府関係というのは余り予算もここに書いておりませんし、こういった政策というのはある程度公共施設に対して義務づけでもしない限りなかなか私は進んでいかないだろうと思うんです。だから、政府の施設だけでも積極的に義務づけをして、きちっと年次計画を立ててやるようなことを考えるべきではないだろうか。そういう年次計画が立っているのかどうなのか。一体なぜこんな微々たるものなのか。何か申しわけ程度にやっている実験的なものにしか見えないんですけれども、もう少しやっぱり思い切った政策としてやるべきじ……


17期(1995/07/23〜)

第136回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第3号(1996/05/23、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 お二人の参考人の先生、大変ありがとうございました。非常に勉強になりました。  最後になりましたら、質問したかったことがほとんど出ております。それで、私なりにまとめて申し上げて、先生の御見解を承りたいと存じます。  まず、先ほど山田先生もおっしゃっておりましたように、きょうのテーマはオンブズマンと憲法との関係ということにいたしておりますし、それでこういうふうに私は解釈したいと思うんですけれども、国会というのは、これはあくまでも行政を監督する、そして内閣の責任も問う、そういう立場にあるものだと思いますね。そういうことからいきますと、当然行政のいろいろな問題についてチェックをしていかな……

第136回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第4号(1996/05/31、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 調査会には途中から入ってまいりましたので、勉強不足ですけれども、ちょっと違った観点から行政監察、オンブズマン制度について考えてみたいと思っております。それは、今社会問題になっております官官接待、それから自治体の中で起きている空空出張、それから空空会議、空空接待、こういう面から今日の行政監察制度、オンブズマン制度を見てみたい、そういうふうに思います。  それで、官官接待というのは、これは行政監事局はもう十年以上前から知っていたはずです。ですから、通知として、行政事務運営の公正確保に係る体制及び手続に関する調査という通知を各省庁に出しておりました。それが十数年たって、今日初めてこれが……

第139回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号(1996/12/12、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 新社会党の山口哲夫と申します。  清水先生にお尋ねいたします。  国政調査権の充実の方策について先生は、参議院が総体として野党性を帯びることが望ましい、そしてもう一つは内閣から距離を置くためにも参議院からは大臣は出さない方がいいのではないかと。全く同感でございますけれども、ただ野党性を帯びるということは、これは選挙制度そのものにも関連してこなければなかなかそういうことが実現できないのではないだろうか。現在の選挙制度でございますと、どうしても政党的な選挙にならざるを得ないんですけれども、この野党性を帯びるために選挙制度そのものを実際問題改正できるのかどうなのか、その具体的な方策があ……

第140回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号(1997/01/28、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 済みません。ちょっと中座させてもらいたいものですから、結論だけ意見として述べてまいりたいと思っております。  行政機構の中にこういった監視機構があるから、それをもっと強化していかなければいけないのではないかという意見がありました。私は一理はあるかとは思いますけれども、結論からいえば反対です。  それは、これまで随分立派な機構を持って、相当スタッフも抱えてやってきたと思います。それなりの成果を上げてきたとは思いますけれども、しかし根本的な、例えば官僚汚職の問題、これ一つとってみてもほとんど実現できなかっただろうと思うんです。閣議で決定して、そして行政機構の中に綱紀粛正のためのわざわ……

第140回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号(1997/04/04、17期、新社会党・平和連合)

○山口哲夫君 会長から出された試案には大方賛成という立場で意見を述べてみたいと思います。  問題は、やっぱりこういう機能というものは受動的であってはいけないのではないだろうか。受け身でなくしてもっと能動的に、こちらの方から積極的に問題を明らかにして解決をしていかなければならない、そういう機構でなければいけないと思うんです。そういう点では、オンブズマンの方式だけではやはり限界があるというように思います。そのためにも常任委員会の設置、第二種は当然私はとるべきだと思います。  確かに、今、決算委員会というのがあります。本来、決算委員会もそういう監視機能を持っているはずですけれども、しかしずっとこれま……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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