このページでは渕上貞雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。渕上貞雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○渕上貞雄君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案につきまして反対の討論を行います。 以下、主要な反対点を述べます。 まず、本案は昨年の税制抜本改革と称する消費税の導入と表裏一体の関係にあるものであり、本案そのものにかかわる改正点が入っております。消費税は、近代国家における民主主義の根幹とも言える税制に関して公約違反を犯し、あまつさえ衆議院及び本院においてすら与党単独で強行採決を繰り返して成立したものであります。国民の大多数が政府・自民党を痛烈に批判しているとおり、到底容認できません。しかも、昨年十二月末に強行成立させた消費税をわずか……
○渕上貞雄君 ただいま国民の間では、リクルート事件以来、同時に消費税の導入以来、国民の政治改革に対する関心というのは非常に実は高まっているわけであります。今度のこれらの一連の事件の反省として、今我々に対して求められておるものは政治改革であろうと考えられます。したがいまして、今回起きました一連の不祥事件に対して、今私どもが考えなければならない政治改革について、反省のあかしとして具体的にわかりやすく改革を示すことが何よりも今の政治不信に対する、同時に政治に対する信頼を取り戻すことになるのではないかと思いますので、大臣の政治姿勢としての御所見をお伺いします。
○渕上貞雄君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論を行います。以下、反対理由を簡潔に述べます。 第一に、地方交付税は全国三千三百自治体の固有の財源であり、その安定は自治体の財政運営に欠くことができません。しかるに、最近の本案に対する国会審議は極めて短時間であり、十分な審議も保障されておりません。この原因が政府・与党の強引な国会運営にあることは明白であります。十兆円を超える重大な財政法案がこのように軽々しく扱われる事態が続くなら、交付税制度は近い将来深刻な危機を迎えることとなり、その責任は挙げて自治省、そして立……
○渕上貞雄君 私は、今井参考人に御質問申し上げたいと思いますが、高齢化社会、経済社会に対する認識というものは、ここにおられる方々についても現在までの議論を聞いていても認識においてそう違いはないわけでありますし、とりわけ消費税、言うところの税制という問題について、午前中も議論がございましたけれども、税制問題を議論するに当たっては、やはり政治的な側面と税制の持つ制度的な側面がありますけれども、税制そのものが国民の合意を得なければならないということが前提になるとすれば、すぐれて税制問題というのは政治論でもあると私は思うわけであります。 しかし、大きく政治論であるとすれば、社会の状況や経済の状況など……
○渕上貞雄君 ただいま議題となりました道路交通法の一部を改正する法律案に入る前に、最近の幾つかの状況についてまず質問をしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げておきたいと思います。 その第一点は、ここ近々のうちにマスコミ等で発表されておりますように、犯歴照会の極秘データが信販会社に流れていることについて御質問申し上げたいと思います。 去る十二月の八日各新聞、同じく十二月九日付の新聞で、大手信販会社セントラルファイナンス、本社名古屋市、の高松支店などで香川県警のOBの、既に退職をされ、信販会社に就職をされている元刑事課の係長さんが、警察庁の内部資料である個人の犯歴照会データを同県警など……
○渕上貞雄君 私は、ただいま可決されました道路交通法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、税金党平和の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 道路交通法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、左記事項について善処すべきである。 一、交通事故死傷者数が著しく増加している現状にかんがみ、信号機等の交通安全施設の一層の整備、事故多発地点における道路の改善等道路交通環境の整備充実を図るほか、交通安全教育の充実、救急・救助体制の整備等関係機関が一体となった総合的な交通安全……
○渕上貞雄君 さきの委員会の中で、尼崎市のスーパー長崎屋の火災の問題について災害後の対処についての大臣の決意表明というのはお聞きをいたしました。具体的に今後指導、点検、指示等についての問題については大臣の答弁があったようでございますけれども、その決意については表明がありましたのでわかるわけでありますが、基準の見直しについて、大幅にこういう問題について改正をしていこうとする決意なのか、基準の見直しの具体的な考え方について。あわせて今回の事故というものが五十三年の事故と同様に煙による死亡というのが大変多くなっていると思います。したがいまして、具体的にどういうものに重点を置いて見直しをしなさい、こう……
○渕上貞雄君 ただいま平成二年度の予算にかかわる大臣の所信を承りました。これから大きく変わろうとする社会に対する認識といいましょうか、高齢化社会、国際化社会、情報化社会と言われて、大きく社会が変化をしていこうとするときに、地方公共団体の果たす役割というものは、その時代に対応してそれ相当の大きな変化もまた必要であろうと思いますけれども、長年言われている過疎過密の状況というものについては一向にまだ改まっていないし、そういうものが今日、都市、地方においていろんな問題を惹起していることもまた事実であります。 したがいまして、大臣の所信表明の中にありましたように、「二十一世紀に向け時代にふさわしい地方……
○渕上貞雄君 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、税金党平和の会の各派共同提案に係る地方財政の拡充強化に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方財政の拡充強化に関する決議(案) 政府は、現下の地方財政が累積した多額の借入金残高を抱えるなど引き続き厳しい状況にあることにかんがみ、その拡充強化を図り、もって地方自治の健全な発展を期するよう特に左記事項について善処すべきである。 一、平成三年度以降における公共事業の拡大等の緊要性にかんがみ、公共事業に係る国庫補助負担率の暫定措置の廃止等を図り、国庫補助負担制度の充実を期すること。ま……
○渕上貞雄君 私は、ただいま可決されました地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、税金党平和の会の各派共同提案による附帯決議案を提案いたします。 案文を朗読いたします。 地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地方公務員の良好な職場環境の保全及び健康管理について万全を期するとともに、左の事項について善処すべきである。 一、災害の予防及び職業病の発生防止のため、なお一層努力するとともに、公務災害の審査及び認定については、現在懸案中のものを含め、その作業を促進して……
○渕上貞雄君 まず私は、大臣並びに国家公安委員長にお聞きしたい。 きょうまで大臣の説明を聞いて、お互い理事の間でこの道交法、車庫法問題についてどうやって協議を進めていくかというやさきに昨日の毎日新聞の記事を読みまして、一つは非常に不愉快な感じを持つ。一体参議院の審議のあり方や審議の方法や、そして、私どもはできるだけ国民の期待にこたえてこの審議に応じたい、したがって定例日以外でも協議をして決めていこう、こういう非常に真摯な態度で私は臨んできたと思うんですよ。そのときに、この新聞記事には「棚ざらしの動きも」、「時間稼ぎ」、次期臨時国会か、こういうことをやられますと、私どもは、この審議に当たって本……
○渕上貞雄君 私は、ただいま可決されました道路交通法の一部を改正する法律案及び自動車の保管場所の確保等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、税金党平和の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 道路交通法の一部を改正する法律案及び自動車の保管場所の確保等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、非常事態ともいうべき現下の厳しい 交通事故状況にかんがみ、道路交通における危険の防止及び円滑化を図り、もって交通安全対策に万全を期するよう、左記事項について善処すべ……
○渕上貞雄君 ただいま、去る五月十九日に調査に行きまして、委員長から信楽鉄道とJRの正面衝突事故に関する視察の報告、運輸大臣並びに運輸省からも事故の概要、運輸省としての決意や取り組みについての御説明がございました。 この事故で亡くなられました方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、負傷された方々の病院での一日も早い御回復を祈っているところであります。 同時にまた、私は、今回このような事故で運輸委員会を開かなければならないような事態になったことについて非常に残念に思います。あわせて、二度と再びこういう事故があってはならないと思っているところであります。 なお、運輸大臣の事故対策本部長として……
○渕上貞雄君 政府全体としての総合交通体系の確立について御質問申し上げていきたいと思います。 運輸問題を展望するに当たって、やはり長期の展望が不可欠であろうと思います。現在の運輸政策審議会の答申は昭和五十六年のもので、現在の日本が抱えております経済、社会、自然という観点に立ちますと、地球環境を保全する観点や都市構造、それから交通体系等の社会資本の整備の充実、それから物流分野を中心とした労働力不足問題や自動車交通量の抑制、それから大気汚染、通勤混雑など、交通をめぐる環境が基本的に変化をしてまいっておると思います。 したがいまして、大臣も所信の中で二十一世紀を展望した九〇年代の交通政策について……
○渕上貞雄君 海事大国としての日本の基本的な考え方について、運輸省に御質問申し上げたいと思います。 まず、我が国は国土の全体を海で囲まれていますし、我が国は今や、以前からでもそうでありますけれども、海洋先進国として成り立っていた国でございますし、同時に経済大国とも言われ、技術立国としての国際的な貢献を果たすべきであろうと思うところでございます。 我が国として今度の新海上安全システムへの移行がスムーズに一九九九年までにできるように、発展途上国等に対して支援ができるよう、やはり政府としても、運輸省としても検討をしていくべきではないかと思っているところでございます。したがいまして、我が国が国際的……
○渕上貞雄君 私は、ただいま可決されました新幹線鉄道に係る鉄道施設の譲渡等に関する法律案、鉄道整備基金法案及び全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 新幹線鉄道に係る鉄道施設の譲渡等に関する法律案、鉄道整備基金法案及び全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本鉄道関連三法の施行に当たり、次の事項につき、万全の措置を講ずべきである。 一 鉄道整備に関する長期的展望を確立する……
○渕上貞雄君 ただいま提案をされています日本国有鉄道清算事業団法の一部を改正する法律案でございますけれども、国鉄時代の長期債務返済の問題というのは国鉄改革の重要な課題でありますし、巨額の国有財産の分割、整理でありまして、その債務の整理をめぐっていろんな意見があります。 新会社は、政府出資で設立されるわけだから、収支がよくなってきたところで株式を公開する、すると株価が十倍から二十倍に上がる。そうなれば、国はがっぽりもうける。もうかった金で借金返済はわけないのではないかという意見があります。国鉄改革関連法案が国会で論議されていた時点では、国鉄の借金整理の主なる財源というのは国鉄の遊休土地売却収入……
○渕上貞雄君 ただいま議題となりました問題につきまして、御質問申し上げます。 まず、会計検査院に、ODA関係について御質問を申し上げたいと思います。 昭和六十三年のODAの事業費が一兆三千四百八十七億円、平成元年度がODAの事業費一兆三千六百九十八億円、平成二年度ODAの事業費一兆四千四百九十四億円、年間一兆円以上に及ぶ非常に高額な金額が出されておるわけでありまして、国民一人当たりにいたしますと一万円を超える負担となっておるところでございます。ODAの事業費に関し、その使途、手続等について透明性の確保を求める声というのは非常に高まってきておるところでございますし、当然これらの問題については……
○渕上貞雄君 午前中も同僚の委員から幾つかの質問がございましたけれども、戦後十八代目の検事総長として筧栄一検事長が就任をされまして五月で約一年を経過したわけでありますけれども、就任のときに会見で、検察のあり方について、厳正公平、不偏不党を堅持して、悪質な犯罪を徹底的に追及し、国民の負託と信頼にこたえる、これを原則にして、激動している社会に対応していく、そして改善すべきはきちっと改善をしていくというふうに述べられておりますけれども、まさにこれが検察に対する国民の姿勢であると私は思うわけであります。 しかし、昨年から今年にかけまして幾つかの事件を考えますときに、国民の負託と信頼、それに反した行動……
○渕上貞雄君 それでは、通勤災害の問題につきまして御質問申し上げます。
この通勤災害問題につきましては法律制定までかなりいろんな問題がございましたけれども、その制定以降いろんな形で今日まで実施をしてまいりました。したがいまして、この制度の趣旨といいましょうか、立法で意図したものは一体何であったのかを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今、大臣が申されましたように、私傷病とは違うし、業務上と同一の災害として扱う、こういうふうになりまして、国は遺族補償につきましては満額支給、両方とも同じような形で支給をしてまいる。しかし、企業の場合の補償につきましては、労災と通災の場合に差が実は具体的にあ……
○渕上貞雄君 平成元年度、それから昭和六十三年度の決算で、中小企業設備近代化資金、これは六十三年度で八件、平成元年度で八件、中小企業高度化資金が六十三年度で七件、中小企業信用保険公庫が十二社で百四十八件、それぞれの不当事項、それから処置要求事項が指摘をされておりますし、これらの事項につきまして、毎年毎年これらの件数の指摘事項が出ておるわけでございますけれども、行政に携わる責任者として、責任省庁としてどういうふうにお考えになられておるのか、ひとつお聞きをしておきたい。 それから二つ目には、再発防止対策を行っているにもかかわらず、なおこれらの不当事項が指摘されるのでありますけれども、今後どのよう……
○渕上貞雄君 私は本日は、五月十四日に起こりました滋賀信楽高原鉄道の列車衝突事故についてお伺いをしたいと思います。 まず、事故の原因の究明についてお伺いをいたしますけれども、今回の事故は信号システムの異常が原因でないか、あるいはまた、当時行われておりました陶芸祭によって電力が多く使われたことによって起きたなどいろいろ言われておりますけれども、運輸省も信楽鉄道の信号保安システムについて再度調査を行ったということでもありますし、前回、閉会中の審議の際に私が質問したときには、依然まだ調査中、全部調査中、こういうことで明快な答えがございませんでしたけれども、現在までの事故の原因調査の進捗状況について……
○渕上貞雄君 ただいま同僚議員の佐藤さんの成田、国鉄問題にかかわるお話を聞きながら、運輸省としていろんなものを引きずってきているんだな、そしてやはりここ一番解決をしなければならないのは、やっぱり人間問題をきっちり片づけていかなくてはならないのだなという印象を今の質問を聞きながら持ったところでございます。 その問題を引きずっている国鉄改革から、来年の四月で満五年を迎えるわけでありますけれども、東日本、東海、西日本の本州三社は本年の三月期で、マスコミ報道によりますと各社一千億円前後の経常利益を出している。かつて赤字の国鉄と言われたことは想像もつかないような状況が生まれてきていますし、このことが逆……
○渕上貞雄君 私は、雲仙・普賢岳の問題について質問をしてまいりたいと思います。 長崎の雲仙・普賢岳は、一昨年の十一月に噴火をしてからもう一年半近く経過しておりますが、火山活動というのは一向に鎮静化の様子を見せておりません。それどころか、三月一日には雨のために土石流が水無川流域で断続的に発生して国道をふさぎました。そのときの雨量は、二十九日の十八時から三月一日の午前二時までの総雨量で五十九ミリでありました。一時間の最大雨量が十七・九ミリであります。これによりまして鉄道及び国道二百五十一号線は土石流で不通となったわけでございます。したがいまして、島原鉄道も再び運休をするという結果になってまいりま……
○渕上貞雄君 本日は、船員法の審議中でありますけれども、くしくも信楽高原鉄道が事故を起こした。日でもあります。 現地ではいろんな行事が行われておりますけれども、早くも一年が実は経過をしたわけでありまして、当時亡くなられた四十二名の方々に謹しんで哀悼の意を表するとともに、六百名以上にわたって負傷された方で今なお病床におられる方々の一日も早い回復を祈っているわけであります。 この事故は最も恐ろしい鉄道事故でありましたし、絶対あってはならない正面衝突の事故でありました。やはり運輸産業、交通産業において一番大切なものは何よりも安全運行であろうというふうに思います。運輸における事故というのは、やはり……
○委員長(渕上貞雄君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、図らずも委員長の大任を仰せつかりました。 環境問題は国政上の重要な課題であり、本委員会に課せられました任務はまことに重大なものがあると認識いたしております。 この上は、委員各位の格別な御協力と御指導のもとに職員を全うしていく所存でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時五分散会
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
まず「委員の異動について御報告をいたします。
去る三月十八日、安恒良一君が委員を辞任され、その補欠として堂本暁子君が選任されました。
また、去る三日、中村鋭一君が委員を辞任され、その補欠として栗森喬君が選任されました。
【次の発言】 去る三月二十五日、予算委員会から、四月六日の一日間、平成四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち公害等調整委員会及び環境庁について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
予算の説明については既に聴取をいたしておりますので、これより直……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る六日、粟森喬君が委員を辞任され、その補欠として中村鋭一君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、公害対策及び環境保全の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 簡潔に、ひとつよろしく。
【次の発言】 今の資料が出せるかどうかというような点については。
【次の発言】 お答えはひとつ簡潔に。
【次の発言】 どうでしょうか。質問がわからなければもう一度広中先生から。
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、山田勇君が委員を辞任され、その補欠として橋本孝一郎君が選任されました。
【次の発言】 公害防止事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 先ほどの中村環境庁長官の発言の中に不穏当と思われる言辞があったように思われますので、理事会において速記録を調査の上、適当な処置をとらさせていただきます。
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十二日、橋本孝一郎君が委員を辞任され、その補欠として山田勇君が選任されました。
また、本日、西野康雄君が委員を辞任され、その補欠として粕谷照美君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案の審査のため、本日の委員会に神奈川大学外国語学部教授猿田勝美君、早稲田大学理工学部教授大聖泰弘君、大阪府環境保健部環境局長服部正敏君、北海道大学工学部教授溝口勲君……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、粕谷照美君が委員を辞任され、その補欠として西野康雄君が選任されました。
【次の発言】 自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時三十八分休憩
【次の発言】 ただいまから環境特別委員会を再開いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、久保田真苗君……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る二十一日、三重野栄子君が委員を辞任され、その補欠として久保田真苗君が選任されました。
【次の発言】 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時二十九分休憩
【次の発言】 ただいまから環境特別委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十八日、藤田雄山君が委員を辞任され、その補欠として真島一男君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。
本日は、本調査のうち、環境と開発に関する国連会議に関する件につきまして、政府から報告を聴取することといたします。
それでは、中村環境庁長官から報告を聴取いたします。中村環境庁長官。
【次の発言】 以上で環境と開発に関する国連会議に関する報告の聴取は終了いたしました。
○渕上貞雄君 ただいま運輸大臣から今後の運輸行政に携わる者としての決意表明をいただきました。どうか今後の運輸行政が国民から信頼足り得るような行政になるようにひとつ、大臣の話を聞けば任期短いというお話も聞きましたが、そうあきらめずにきっちり下部の指導をやっていただきたいと思っているところです。 したがって、私、そういう意味でこれから先運輸省が国民の信頼を得る、そのために一体何をするかということがこれから先の運輸行政で最も問題になるでありましょうが、これは十二月四日のマスコミ報道によりますと、JR西日本・信楽高原鉄道列車正面衝突事故にかかわる事故究明の関係についてのマスコミに載っておりましたけれ……
○渕上貞雄君 今日まで努力をされてきた政治改革協議会の皆さん方には本当に御苦労さんだったと思います。 しかし、リクルート事件の反省から、今日の政治腐敗に対する政治改革をやっていこう。リクルート事件、共和事件、そして今回の佐川事件、もしこれが前国会で成立をしておったならば、このような国民からの政治不信はいま少し少なかったのではないか、こういうふうに実は認識として思っているところであります。 そこで、公職選挙法の関係につきまして、収賄罪有罪の執行猶予者の公民権停止の問題については、これは一歩前進したと思いますけれども、なお不十分だという印象を持つわけでありますが、当事者としていかがでございまし……
○渕上貞雄君 私は、冒頭、いかがでしょうか、きょうの新聞にもまたバス協会の話が載っておりましたように、運輸省にかかわる余り名誉でない、不名誉な記事というのが連日載っておるわけであります。とりわけ、今日大変大きな問題になっています佐川急便事件の問題につきまして、というよりも日本の大きな疑獄事件の大半が運輸にかかわるような事件というようなものが大変多うございまして、また今回も国民としては運輸省に絡んだ事件だな、こういう印象を持っているに違いないというふうに思います。 特に、戦後大きな事件を考えてみましても、造船疑獄、大阪タクシー事件、日通事件、ロッキード事件、そして今回の東京佐川急便事件。運輸省……
○渕上貞雄君 私はまず大臣に、本年に入りまして英国のスコットランドでタンカーのブレアー号の座礁、それから一月二十一日になりましてアンダマン海でのマースク・ナビゲーター号とサンコー・オナー号の衝突事故が起きました。それらの事故を考えてみたときに、一体こんな大きな事故が起きたときに海運業としてどういうふうに考えればいいのか。大変な環境汚染をしながら、同時に自然界を破壊し、それを回復するための費用については大変膨大な費用がかかっている。そういうときに、やっぱり海運の労使は労使で一生懸命合理化して努力をして、一生懸命海運業の発展のために努力しておる。 しかし一体、これから先の海運業というのを大臣はど……
○渕上貞雄君 今委員長の方から気象業務法の一部を改正する法律案の質疑と言われましたけれども、その前に、お許しをいただきまして、四月十八日に岩手県花巻市の花巻空港で起きました日本エアシステム、JASの航空機事故について若干 御質問を申し上げておきたいと思うんです。 飛行機事故の場合、やはり過去の事故から考えましても、離着陸時における風というのは最初の四分間、最後の四分間と言われるほど、魔の時間というふうに言われて航空事故の多発する原因の一つにもなっているわけであります。当時、盛団地方気象台の予報では岩手県全域に強風注意報発令中であったということが言われておりますし、午後三時十分には暴風警報が出……
○渕上貞雄君 私は、佐川急便問題それから信楽高原鉄道の事故の問題、新幹線の問題等について質問いたします。 佐川急便事件というものは大変世の中を騒動させましたけれども、最近はカンボジア問題、PKO問題、そして政治改革問題等で、どうもなくなったかのように思われている。私は、運輸行政における佐川急便事件という問題は、運輸省のいろんな問題をあぶり出した事件ではなかったかというふうに思っておりますので、過去の問題として済まさせるわけにはいかないと思っておるところです。 約一年前の四月二十八日、佐川急便グループ中核六社が合併申請をしてそれが認可をされていった。いわばあのときも多少強行する形で認可されて……
○渕上貞雄君 上原長官にお尋ねいたしますが、元長官であられた伊江先生、先ほどお二人のやりとりを聞いていて実は非常に感銘深く思いました。 沖縄問題というのは、発生の根源が戦後処理の問題であり、復帰後の問題であり、それが象徴的にあらわれているのが本土との格差である、それをいかに努力して格差縮小させていくのか。長いこと与党でありました自民党は今野党になられました。野党であった党が連立与党になったわけで、そのときに沖縄問題について大きな隔たりがあるかというふうに思いながら実は二人の話を聞いていましたけれども、認識するところそうではない。やはり沖縄問題というのは全国的な立場で問題を考える、そういう認識……
○渕上貞雄君 私は日本社会党・護憲民主連合の渕上でありますが、委員長並びに運輸委員会各委員の方々の御了解をいただきまして、法案に直接関係はありませんけれども一つだけ質問させていただきたいと思います。 昨今のマスコミを大変にぎわしております日本船舶振興会の事件の内容の問題でございます。 先ほど運輸大臣の方から、運輸省は政策官庁として国民生活ニーズにこたえて頑張っていきたい、こういう決意表明がございました。どうかその決意で一生懸命やっていただくことに期待を申し上げます。 しかし一方で、運輸省の場合、余りありがたくない名前があるわけであります。空にはロッキード事件がありましたし、陸にはタクシー……
○渕上貞雄君 私は、日本社会党・護憲民主連合の渕上でございます。 今回の法改正は、九二年六月の臨時行政改革推進審議会、通称第三次行革審の「国際化対応・国民生活重視の行政改革に関する第三次答申」において、国民負担軽減の見地から改善を図るべきとの指摘が行われた結果、九三年六月には運輸技術審議会から「今後の自動車の検査及び点検整備のあり方について」答申がなされました。それを受けての法改正でありますが、車検制度は約十年前の八三年七月に改正が行われました。このときも第二次臨調の指摘で改正を行っているわけでありますけれども、内容につきましてはもう既に御案内のとおり、新車に限って初回の車検を三年、六カ月点……
○理事(渕上貞雄君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。
まず、外国派遣議員の報告に関する件を議題といたします。
昨年、列国議会同盟会議等国際会議への出席及び特定事項等調査のため海外に派遣されました議員団から、それぞれ報告書が提出されました。
これらの報告書は、先例により、本委員会の会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。
事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの事務総長説明のとおり、本日の本会議の議事を進めるこ……
○渕上貞雄君 両大臣とも一月十七日に起きました阪神・淡路の大震災の復興について被災者の方にはお見舞いを申し上げると同時に、あわせて日夜行政の中で御努力願っておることにまず感謝を申し上げておきたいと思います。一日も早い復興に努力をさらにされることをまずはお願いをしておきたいと思います。 私、質問を通告しておりませんので大変失礼なことになると思いますが、お許しをいただきたいと思うのでありますが、本日の八時十分に営団地下鉄で悪臭による運転阻害事故が起きました。これは、何が目的かわからず、無差別に国民の殺人をねらうという悪質な事件でございまして、不特定多数の方々に多くの不安を与えて、しかもそれが地下……
○渕上貞雄君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、ただいま議題となりました沖縄県における駐留軍用地の返還に伴う特別措置に関する法律案について賛成討論を行います。 ちょうど五十年前、沖縄本島では日米両軍の作戦目的を遂行するため、鉄の暴風と形容されるほど激しい砲爆撃が続き、長く激しい国内地上戦闘が行われていました。沖縄での戦闘が終結したとき、一般の沖縄県民犠牲者数は十五万名前後に上ると推定されております。当時の沖縄県人口約六十万のうち、実に四人に一人が戦没されたことになります。 戦争が終わった後も、東西冷戦の深まりを背景に主な基地は返還されることなく、やがて朝鮮戦争を契機に、米軍は沖縄を太……
○渕上貞雄君 私は、委員長に倉田寛之君を推薦することの動議を提出いたします。
○渕上貞雄君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、本案に賛成の立場から討論を行います。 宗教法人法は宗教団体の自治と自主性を前提としていますが、法人格を認められた存在である以上、社会が定めるルールに従って運営されるべきは当然であります。 多くの宗教法人が、社会的責任を自覚され、適切な運営の努力をされてきたのでありますが、オウムに限らず、一部宗教団体による詐欺的商法、脱税、宗教法人自体の売買などの不祥事も相次いております。 宗教法人の公共性と社会的責任をより明確にし、透明性を高める観点から必要な法改正を行うことが、国民の期待にこたえ、政治の責任を果たすとともに、宗教への国民の信頼を強……
○渕上貞雄君 航空三法のうち主に関西国際空港の問題について質問をさせていただきたいと思います。
我が国の国際空港の整備方式につきましては、羽田方式で国の直轄、それから成田方式で公団方式、そして今度三つ目の関西空港は民間活力を導入していくという、三つのこれまでの整備方式があったわけでありますが、同じ国際空港といいますか大空港にかかわる事業主体がそれぞれ異なっていることについての背景を説明していただきたいし、なぜ三つに分かれたのかという問題について、メリットがあればメリット、デメリットがあればデメリット等を説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今の説明で、関西空港が株式会社でやるということ……
○渕上貞雄君 ただいまも戸田議員の方から安全問題についていろんな提言がなされて、なるほどだなというふうな感想を実は持ったところでございます。けさのテレビの報道でも、ゴールデンウイーク中に二百五十名ぐらい亡くなったというような報道がございましたし、やはり運輸省の仕事として安全というのが一番大切だという印象を実は持ったところでございます。 あわせまして、きょうのニュースで同じように、ここ数週間といいましょうか約一カ月間、JR東、首都圏において置き石や列車無線妨害事件等が非常に多発をしておるわけでございまして、その中には大変悪質なものも実はあるわけでございまして、今日まで四十七件の事件が起きている……
○渕上貞雄君 今回改正されようとしております自動車ターミナル法につきましては、自動車ターミナル事業の参入規制を免許制から許可制に事業運営上簡素化していこう、そうすることによって多様なサービスを提供していこうということについては、私賛成をしてまいりたいと思うのであります。 今回の改正案では、工事施行の認可、完成検査などの規定が廃止をされるわけでございまして、今後安全という問題についてどのように担保していくのかをまずお伺いしたいと思うのであります。これと似たような法律にトラック事業法というのがあるわけでございまして、そこではきちっとこれらの問題について規制をしているわけでございますが、そこがある……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび逓信委員長に選任されました渕上貞雄でございます。
委員長としてその職員の重大さを痛感しているところでございますが、本委員会の運営に当たりましては、理事並びに委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、公正円滑な運営に努めてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
まず、去る六月十八日、松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として峰崎直樹君が選任され、翌十九日、及川一夫君が委員在辞任され、その補欠として松前……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十五日、畑恵君が委員を辞任され、その補欠として魚住裕一郎君が選任されました。
また、去る同月二十八日、岡利定君及び松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として畑恵君及び三重野栄子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に三重野栄子君を指名いたします。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
郵政事業、通信、放送及び電波等に関する調査のため、本日の委員会に日本電信電話株式会社常務取締役企画室長兼務再編成対策室長木塚修一君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 郵政事業、通信、放送及び電波等に関する調査のうち、郵政行政の基本施策に関する件を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、上田耕一郎君が委員を辞任され、その補欠として吉川春子君が選任されました。
【次の発言】 郵便法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。堀之内郵政大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、簡易生命保険の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。堀之内郵政大臣。
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十七日、吉川春子君及び林寛子君が委員を辞任され、その補欠として上田耕一郎君及び高橋令則君が選任されました。
【次の発言】 郵便法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにし……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。委員の異動について御報告いたします。去る三月十八日、高橋令則君が委員を辞任され、その補欠として林寛子君が選任されました。
また、昨二十四日、松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に三重野栄子君を……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十五日、千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が選任されました。
【次の発言】 昨二十六日、予算委員会から、本日午後の半日間、平成九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、郵政省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
まず、郵政省所管予算について郵政大臣から説明を聴取いたします。堀之内郵政大臣。
【次の発言】 以上で説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
特定通信・放送開発事業実施円滑化法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。堀之内郵政大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時三分散会
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
特定通信・放送開発事業実施円滑化法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより採決に入ります。
特定通信・放……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に三重野栄子君を指名いたします。
【次の発言】 電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
放送法及び有線テレビジョン放送法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に日本放送協会専務理事河野尚行君及び社団法人日本民間放送連盟専務理事酒井昭君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 放送法及び有線テレビジョン放送法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願い……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、魚住裕一郎君が委員を辞任され、その補欠として平野貞夫君が選任されました。
【次の発言】 電気通信事業法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案及び日本電信電話株式会社法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。
まず、政府から順次趣旨説明を聴取いたします。堀之内郵政大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
三案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十二分散会
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三日、平野貞夫君が委員を辞任され、その補欠として魚住裕一郎君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
電気通信事業法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案及び日本電信電話株式会社法の一部を改正する法律案の三案の審査のため、必要に応じ国際電信電話株式会社及び日本電信電話株式会社の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
電気通信事業法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案及び日本電信電話株式会社法の一部を改正する法律案の三案の審査のため、明十一日の午後に社団法人電気通信事業者協会副会長岩崎克己君、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授林敏彦君及び一橋大学経済研究所教授鈴村興太郎君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、伊藤基隆君が委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が選任されました。
【次の発言】 電気通信事業法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案、日本電信電話株式会社法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題とし、参考人から意見を求めることといたします。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
皆様には、御多忙のところ当委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本日は、忌憚のない御意見を拝聴し、今後の審議の参考にいたし……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
電気通信事業法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案及び日本電信電話株式会社法の一部を改正する法律案の三案の審査のため、本日の委員会に日本高速通信株式会社代表取締役会長兼社長東款君及び国際デジタル通信株式会社代表取締役社長降旗健人君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 電気通信事業法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法……
○委員長(渕上貞雄君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、保坂三蔵君が委員を辞任され、その補欠として平田耕一君が選任されました。
【次の発言】 電気通信事業法及び電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願……
○渕上貞雄君 社会民主党・護憲連合の渕上でございます。 今回の議題となっております公職選挙法の一部を改正する法律案は、投票環境の向上を図るというのが目的でありますが、投票率の低下は、やはり先ほども同僚議員の方からお話がありましたように政治の責任であり、同時に、あわせて政党、政治家の責任でもあろうと。いかに政治を活性化させていくかということは、やはり時の政治の争点というものを明らかにして、国民の関心を呼ぶ努力を政党自身、政治家自身がやっていかなくてはならないというふうに思っているところであります。 東京都の選挙管理委員会が行いました選挙に関する世論調査、平成九年三月によれば、選挙の中で最も関……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 運輸大臣におかれましては、日ごろの運輸行政に対する積極的な姿勢にまず敬意を表しておきたいと思います。同時にあわせて、三月二十一日、九州整備新幹線鹿児島ルートの起工式にお出ましいただきまして、ありがとうございました。 このように、運輸省にかかわる陸海空それぞれ大型の開発プロジェクトがあるときでございますから、やはり今世の中で騒がれている大蔵省のような不祥事件の起こらないように、ゆめゆめ私はないと思っていますけれども、緊張してどうかこれらの問題成功のために奮聞いただきたいと思っているところでございます。 中部国際空港の設置及び管理に関する法案につ……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。引き続き野田大臣、大変御苦労さんでございますが、もうしばらくおつき合いを願いたいと思います。
大臣、どうでしょうか、女性の大臣としてこれだけはやっぱりやらにゃいかぬと、多くの日本の女性が期待をする、その期待にこたえて、それこそ今度の小渕内閣の中の目玉商品の野田大臣、やらなきゃならない仕事がある、どういうふうに国民は期待をされておるか、もう大分日がたちましたので大体国民の声もわかってきたでありましょうから、御感想を。
【次の発言】 男性も女性もなく頑張る、そういう決意のようでございましたので、その点は安心して、これからもやっていただきたいと思うのであ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 中曽根委員長、大変御苦労さまでございます。国鉄問題をやるときはお父さんの方がやられて、出口の始末のところは息子さんがやられるということでございますが、そういう意味では、どうかひとつこの長期債務問題はきっちり委員長指揮のもとやっていただきますように、よろしくお願いを申し上げておきます。 さて、この長期債務問題でございますけれども、私どもとしては、基本的にこの問題は先送りすることはできない、したがって何とかここで解決をしなければならない、ではどうするかということでいろんな議論を重ねてきたわけでございますが、やはり基本的にこういうふうになってきた経過とい……
○渕上貞雄君 参考人の先生の方々には日ごろ大変御指導いただいておりますことに感謝を申し上げます。きょうお忙しい中を御出席いただきましたこと、あわせていろいろな貴重な御意見を今からお伺いしたいと思います。 まずは国有林問題について吾妻参考人に御質問いたしたいと思います。 先ほど参考人からお話のありました国有林野事業の全面民間実行の難しさといいましょうか、今もお話がありましたけれども、難しいというのは民間の実行になじまないということではないか。では、どういうところ、どういう業務がどんなふうにしてなじまないのかというふうに御説明をいただければ、なるほどそういうことはちゃんと国が管理しなければなら……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 事業団債務の増大を初めとして、北海道、四国、九州の三社、とりわけ貨物会社の赤字問題、それから国鉄職員でありましたJR不採用問題、分割・民営化の残した負の遺産は余りにも大きい、これがきょうまでの委員会における主な議論ではなかったかというふうに私は思っています。 したがいまして、今回の長期債務の議論に当たりましては、こういう分割・民営化の負の側面を補てんする方策というのをやはりきっちり定めていくということが非常に大事なことではないかというふうに思います。不十分ではあるとはいえ、この旧国鉄の長期債務処理法案というものが一定程度、まだ決まってはおりませんけ……
○渕上貞雄君 社会民主党・護憲連合の渕上でございます。 JR西日本は、前回の事故以後すべて点検を行いましたと、結果として八月四日には、先ほどお話しありましたとおり、十年から二十年間は安全だと安全宣言をいたしました。そのわずか二カ月後の事故の発生です。私は、大事故に至らなかった、同時にあわせて乗客に対する被害もなかったというようなことを考えますと、心配した割には事故に至らなくてよかったなという思いが一方でしながらも、なぜこのような事態の発生が防ぎ得なかったのかどうか、極めて遺憾であります。したがって、JRの責任は大変重い、こういうふうに思います。監督官庁であります運輸省もやはりその責は重いと思……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 さきの臨時国会で国鉄の長期債務問題について御議論いただき、法律として成立をする、その後、JR各社でいろんな問題が派生をしてきました。一時険悪な状態にもなったわけですけれども、JR各社の誠意といいましょうか努力といいましょうか、同時に、あわせて運輸省の説得がきいたと思うのでありますけれども、言うならばJR各社と運輸省との間の信頼関係があったからこそあの問題について非常に円満に解決したのではないかというふうに思います。そういうことについて、運輸省の努力を多とし、これから先も引き続きひとつ運輸行政に誤りのなきよう行っていただくようお願い申し上げておきま……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 今同僚議員の方から郵政事業に係るいろいろな問題について御質問がありましたが、私も関連して一つだけお伺いをしておきたい。 さきの委員会で、私は郵便料金の値上げの問題について大臣の方にお伺いをし、今後とも将来にわたっていろんな努力をしながら郵便料金についてはできるだけ抑えていくように努力をしていきたいという決意の表明をいただきました。 そこで、今のお話を聞きながら、結果としてコスト高につながる郵政のファミリーについて大臣の所見をお伺いしたいわけです。 いわゆる郵政三事業につきましても、日本郵便逓送を初めとしてさまざまな公益法人、それから民間企業……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。
二〇〇〇年問題への運輸省の対応についてお伺いをいたします。
二〇〇〇年のコンピューター誤作動問題における各モードごとの具体的な対応状況について御説明をいただきたい。
【次の発言】 次に、環境問題についてお伺いをいたします。
地球的規模で問題になっております温暖化問題、とりわけ二酸化炭素の排出が原因でありますし、その削減を求めて各国が努力しているところでありますが、我が国においても、地球環境温暖化防止京都会議を受けて、年二・五%の削減の目標を設定して取り組みがなされております。二酸化炭素の排出削減問題については、いろんな切り口があろうと思います……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 NHKの公共放送としての意義や役割については、多くの同僚議員の方から御質問がありましたし、会長や大臣の方からも御回答いただきました。したがって、いつでもだれでもどこでも本当に必要なときに見られるNHKテレビ、聞けるラジオということで、これから先も信頼される公共放送としてのNHKをひとつつくっていただくよう、まずはお願いを申し上げておきます。 NHK並びに民放を問わず、マイノリティーのサービスについて大臣にお伺いします。 音声多重放送を利用した解説放送、それから字幕や手話放送の拡充についてどのように考えておられるのか御質問申し上げます。これらの……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。
運輸多目的衛星について御質問申し上げます。
今回の電波法の改正において、運輸多目的衛星に関する事項についての改正の趣旨についてお伺いをいたします。
【次の発言】 三月十日の新聞各紙、産経、東京、中日において、管制官を装いジャンボ機に指示を出していたとの記事が載っておりました。これは悪質きわまりない電波妨害であり二度とあってはならない事態でありますけれども、その後の状況などについて御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 先ほども質問があっておりましたけれども、電波利用料の改定についてであります。今回行われる電波利用料の改定は料金の引き下げで……
○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。
道路運送車両法の改正の根拠につきましてお伺いをしたいんですが、まず大臣に、自動車社会の伸長というのは生活を大変便利なものにいたしました。しかし、一方で交通事故、交通渋滞、騒音、環境汚染問題等、社会的悪影響が今日なお解決しなければならない課題として存在いたしておりますけれども、これらの問題についての解決に向けての努力について大臣からの見解をお伺いいたします。
【次の発言】 次に、車検の有効期間の延長及び点検項目の削減がなされた場合、基礎調査検討会の調査ではいずれも悪化するとの予測がなされている。にもかかわらず、このような改正法が提案された最大の理由は何で……
○渕上貞雄君 特定公共電気通信システム開発関連技術に関する研究開発の推進に関する法律の一部を改正する法律案、大変長い法律案でありますが、質問することはごく限られておりますのでよろしくお願い申し上げます。
第一に、警察と災害の新規業務についてでありますが、本法案は平成十年四月、第百四十二国会において成立をして、通信・放送機構が六システムの研究開発に着手していますが、今回、これに警察用電気通信システム並びに災害情報電気通信システムが加わります。この新規研究開発内容と規模、期限についてお伺いいたします。
【次の発言】 先ほど同僚議員も質問を行っておりましたけれども、関係省庁との関係でお伺いをいたし……
○渕上貞雄君 運輸省の運輸政策の大変革とも言っていい需給調整規制廃止の問題であります。そのときに、運輸省のコマーシャルがありますね、「わたしたちが運ぶのは未来です」。さて、需給調整廃止後、運輸省はどのような未来を運んでいこうとしているのか。それは国民生活にとって本当に明るいものになるのか、一体どのような未来を想像しておられるのか、とりわけ需給調整廃止後の交通体系についてお伺いをしたいと思います。 今回の法改正の背景には、何人かの同僚議員からもお話がありましたけれども、許認可行政への批判があったと思われますし、とりわけ運輸省は他の省庁に比べて多くの許認可権を持っております。その多さに批判が集中……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。
有線ラジオ放送業務の運用の規正に関する法律及び有線テレビジョン放送法の一部を改正する法律案について質問いたします。
まず、合併の見込みでありますけれども、本法は、承継規定を整備することによりまして有線ラジオや有線テレビジョン事業の合併を容易にするものですが、これによりましてどれぐらい合併が進むのでありましょうか。また、現在の有線ラジオ、テレビジョンの業者の数と経営状況についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 外資の参入予測についてでありますが、法改正の一つにケーブルテレビについての外資規制の撤廃がありますが、これによって外国企業の参入はどれく……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上です。航空法についてまずお伺いをいたします。 需給調整規制の廃止に伴いまして、離島生活維持路線に関しての基本的な認識についてお伺いをいたします。 まず、法改正に当たりまして離島生活維持路線の維持方策が重要な課題として議論をされました。しかし、同法案には離島の生活路線の維持に関する条文が全く定められておりません。私は、需給調整規制の廃止後も国民の生活交通におけるナショナルミニマムを確保していくという国の基本認識を明確に示すためにも、離島の航空輸送の確保に係る特例を定め、今後離島生活路線維持に関する法的根拠を示すことが最低限必要と考えますが、いかがお考えでございま……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 それでは、全日空ジャンボジェット機のハイジャック事件についてお尋ねをいたします。 まずは、五百十七名の乗客の生命と引きかえに亡くなられました同機の機長長島直之さんに対して心から哀悼の意を表しておきたいと思います。 このハイジャック事件発生と同時に、いろいろマスコミでも報道されておりますけれども、地上の安全管理の甘さが指摘されておりますし、事件発生を許した原因の徹底的な調査と再発防止のための取り組みの強化、特に乗客、乗員の安全を最優先する施設設備の改善やハイジャック防止のための検査・監視体制を早急に見直すべきではないかと思っています。したがって、必……
○渕上貞雄君 どうも本日は御苦労さまでございます。 大西先生は大まか首都機能移転については賛成、ただし条件があるというお考えのようです。 そこで私はちょっとお伺いしたいんですが、首都機能移転をしないと考えた場合に、今の首都東京にあるべき首都機能のために何を補わなければならないのか、同時にあわせて何を改善すべきなのか。こういうところがもはやだめだからもう移転しなさいというのか、そういうものが認められれば移転しなくてもいいというのか。そのところの条件というんでしょうか、条件がだめならばといったときにどういうふうに先生はお考えになるかというのが一つ。 それから、猪口先生にお伺いしたいんですが、……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。
まずは、我が国における金融全体から見て郵便貯金のあり方の問題、それから二〇〇一年以降の自主運用にかかわる問題について御質問を申し上げます。
九〇年、九一年に発売をされました高金利の定額貯金が満期を迎えるわけでございまして、金融市場の混乱や長期金利の上昇などが懸念されておるわけでございまして、いわゆる郵貯二〇〇〇年問題への対応について、どういう郵政省としての考えを持ち、どういうふうにして対応しようとしておるのか、所見をお伺いいたします。
【次の発言】 郵貯の安定化のためにも、極力ひとつ努力してもらうことをお願い申し上げておきたいと思います。
次……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 経営委員会の議事録の開示の問題について御質問申し上げます。 私は、本年の三月二十三日の本委員会におきまして、経営委員会の議事録開示問題について質問をいたしました。 そのときに海老沢会長は、経営委員会の情報公開をどこまでやるのか、この委員会の模様をお伝えするとお答えでございました。残念ながら、まだ明確にそのことはなっていないようでありますけれども、積極的に開示をすべきだという考えを持っているわけでございますけれども、その結果についてどういう見解をお持ちなのか、御見解をお伺いしたいと思います。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 去る営団の事故に対して、事故に遭われた方々に対しては心より哀悼の意を表し、同時に負傷された方は一日も早い御回復を祈っているところでございます。 そこで、質問いたしますが、規制緩和の問題と安全性の問題について、私はやはり規制緩和の問題と安全性の問題は二律背反の関係にあるのではないかというふうに最近とみに思うようになりまして、とりわけ社会的規制緩和に対して安全軽視というものがつながっていないかどうかというところを少し思っているところでございます。 安全という問題は、大臣も何回も言われておりますように、一朝一夕にして成るわけじゃございませんで、日々、毎……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。昨日に引き続きましてどうも御苦労さまでございます。 まずは、確定拠出年金などの取り扱いと、郵便局、民間との役割分担について御質問申し上げます。 郵政省は、確定拠出年金の窓口での取り扱いやバイクなどの自賠責保険の販売など、郵便局でさまざまな金融商品を提供する方向でございますけれども、民業の圧迫などの批判も実はあるところでございます一方で、やはりまだ地方では銀行やコンビニなどが大変少ないところもございますし、郵便局のネットワークは大変重要でございます。 今後、民間との役割分担、共存をどのように考えておるのか、お伺いをいたします。
○渕上貞雄君 まず、今回の事故で犠牲者となられた方については哀悼の意を表するとともに、負傷された方には一日も早い回復を祈るものでございます。
そこで、営団地下鉄日比谷線中目黒駅近くで発生をしました電車脱線衝突事故の発生状況について、具体的な事実関係についてまず教えていただきたいと思います。
【次の発言】 まず、なぜこういう質問をしたかというと、やはりそういう事実関係については急いで発表すべきではないでしょうか。マスコミの報道によると、かなり憶測記事で、らしいとかあったのではないかという疑問符をつけながら言っているところが問題でありますから、こういうものは事実関係として早急に明らかにしてもらい……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
システム法関連について御質問申し上げます。
電子政府の実現に向けた郵政省の取り組みと今後の方針についてお伺いをしたいと思います。
電子政府の実現は内閣総理大臣の主導で取り組まれておりまして、ミレニアムプロジェクトの一つでありますが、郵政省としての取り組みと今後の方針についてお伺いをいたします。
【次の発言】 どうぞひとつ頑張っていただきたいと思います。
次に、公共分野における情報化の進捗状況についてお願いをします。
公共分野の情報化については、平成九年五月、経済構造の変革と創造のための行動計画について積極的に推進するということが閣議決定をされました。……
○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。 先ほどのお話で、秒進分歩ですか、それほど情報産業は発達しておりますけれども、やはり情報は出す側、受け取る側それぞれの価値観によって違うと思うんです。同時にあわせて、情報の量ではないと思います。したがって、情報はやはり公平公正で正確でなくてはならないと思います。 ましてや、NHKは国の下請機関であってはならないと思います。そのことは放送法の第三条で明らかであります。先ほど同僚議員が日の丸・君が代問題について御質問がございました。NHKは国営放送ではないと思っています。しかも、日の丸・君が代問題については国会の中でも議論がございました。国民の間でも今さま……
○渕上貞雄君 先ほど有珠山問題については同僚議員から質問がございました。大臣の決意もお伺いいたしました。 そこで今、やはり気象庁として監視を続けているお山の総点検をやはりやっておくべきではないかというふうに思います。御要望申し上げておきたいと思います。 もう一つは、地元に運輸大臣が行かれるというお話でございますが、やはり地元の方々と気象庁との信頼関係は何かといえば情報なんです。その情報が、一万人と言われる方々が避難されている、そういう方々にちゃんと伝わる体制というのはつくっていると思いますが、やはり気象庁に対する地元の信頼なくして、何ぼ情報を出してもそれは説得の材料にはならない。したがって……
○渕上貞雄君 大臣、連日の激務、大変御苦労さまでございます。 大臣の激務に耐える体力をつくるためには、一つはストレスをためない、二つ目にはくよくよしない、三つ目には深刻なことはすぐ忘れる、そういうふうなことが秘訣だというふうに言われておりますが、どうか健康に注意して頑張っていただきたいと思います。 そこで、質問に入りますが、海洋汚染防止の取り組みと今後の対策についてお伺いをいたします。 近年、海上災害で、新しいところはナホトカの重油流出事故がございますけれども、その後もいわゆる周辺海域において海洋汚染事故が毎年発生をしております。平成十一年度を見ても、確認された油汚染は三百三十九件であり……
○渕上貞雄君 一刻の猶予もならない有珠山に、関係者各位の労苦に対してまず感謝を申し上げておきたいと思います。頑張っていただきたいと思います。
そこで質問ですが、造船業基盤整備事業協会の解散と業務の事業団への移管についてまずお尋ねをしたいと思います。
本法律案の成立によって、造船業基盤整備事業協会に働く職員について、当時の与党の合意に基づいて雇用の確保に万全を期していただきたいと考えますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 よろしくお願いを申し上げておきます。
もう一つの、今回の法案におきましてはテクノスーパーライナーの実用化支援のための債務保証業務を事業団に新たに実施させようとす……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 本日は、三人の参考人の方、どうも御苦労さまでございます。 まず、三名の方に御質問をしたいわけですが、やはり近代的な社会生活を送る上で衣食住プラス交通というのは大変私は重要な問題であるし、考えなければならない基本的な要素であろう、こういうふうに思います。 今までの先生方の御意見を聞きながら思ったことでありますけれども、この法案はやっぱり交通にとっては一歩大きな前進ではないかというふうに思います。不十分さはなおお話の中からお伺いしてわかるわけでございますけれども、大きな一歩前進と。 そこで、いわゆる今言われました生活権だとか人権だとかをどう具体的に……
○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。 交通バリアフリーにつきましては、我が党は古くはシャドーキャビネットにおけるモビリティーハンディキャップの解消に向けた取り組み、伊藤元運輸大臣の交通アメニティーの充実の取り組みなど、党を挙げてこれらの問題に積極的に取り組んできたところであります。 そういう意味においては、本法案につきましては、今も大臣申されましたように、私自身やっとここまで来たのかな、こういう思いがするのでありまして、まず初めに、交通バリアフリー法案に対する大臣の決意と、移動円滑化の意義と目標についてお聞かせいただきたいと思います。
○渕上貞雄君 まず、本日の委員会冒頭に、運輸省の方から、去る五月三日に発生をいたしました西日本鉄道のバスジャック事件につきまして報告がございました。同時に、委員長の方から深甚なるお言葉をいただきました。 卑劣なる犯人の行為によりましてとうとい人命が亡くなることになりました。同時に、乗客の方々が、ある人は傷つき長時間拘束されることになりました。不幸にして亡くなられた方にはお悔やみを申し上げますと同時に、負傷された方は一日も早い回復をお祈りする次第でございます。 さて、その事件の当日、休日を返上して指揮に当たられた二階運輸大臣以下運輸省の方々、内閣として危機管理に当たられた内閣官房、同時に事件……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 需給調整規制廃止はネットワーク網の崩壊につながるのではないか、その見解について大臣にお伺いいたしますが、道路運送法は、旅客自動車運送事業の適正な旅客運送の確立を通じて国民の公共の福祉を増進することを目的としております。 今日の乗り合いバスは、事業者の努力と国、地方自治体の支援によって、バス交通としてのネットワーク網を維持して国民の移動に関する権利を保障してきたところです。しかし、今回の需給調整規制廃止は、これまで築き上げてきたネットワーク網の寸断が大変懸念されております。特に、これまで内部補助によって維持されてきた路線であっても、その維持が困難とな……
○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。
具体的な質問に入ります前に、大臣としての政治姿勢についてまずお伺いをしておきます。
森総理の日本は天皇を中心とする神の国という発言、国民主権という憲法の根幹に明確に私は反すると思うのでありますが、大臣の見解についてまずお伺いをいたします。
【次の発言】 どうか大臣として、今後も憲法を守って国政をやっていただくようにお願いを申し上げておきたいと思います。
では、前回に引き続きまして御質問申し上げますが、まずはタクシー労働者の賃金の実態の認識についてお伺いをいたします。
労働省の調査から、タクシー運転手さんの年間収入の推計は九九年度の時点で三百四十四……
○渕上貞雄君 本日は、参考人の方々、大変御苦労さまでございます。 暗号技術関係の辻井参考人にお伺いをいたしますが、率直に言って、こういうものは一体どういうものかというふうに国民にどのような形で説明をすれば一番わかりやすいのか。私ども、この問題について数学的に処理されるとは聞いておりますけれども、では一体数学的に処理されるというのはどういうことなのか。例えば、印鑑証明にかわるようなものですよと、だからその印鑑証明にかわるようなものとしてこの電磁的記録というものができるんですよと、こういうふうには考えるわけですけれども、なかなかどのように説明していいのか、このところがよくわかりませんので、お教え……
○渕上貞雄君 どうも先生、大変御苦労さまでございました。 この国会移転等を議論していくときにやはり中間の意見はないですね。賛成か反対かしかないと思います。 そこで、賛成をされるということになると、山下先生が言われたように、地元とのかかわりで非常に動いていく。今も東京は反対だと言われて、その意見が出てくる。その場合、この答申から見ると、結局、国会に付託する部分と、終わりの項で述べられておられますように、論議が進み、広範な国民の合意形成というふうに言われております。ですから、そこのところの相矛盾するような答申の仕方を出さざるを得ないというのが審議会の性格になったのか、そのことが三つの候補地に絞……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
IT革命による雇用の創出についてお伺いをいたします。
大臣は昨日のあいさつの中でIT革命による新規産業と雇用の創出について述べられていましたが、雇用の創出について具体的にどのように取り組みをなされようとしているのか、大臣のお考えをお聞きいたします。
【次の発言】 昨今の雇用状況を見ますと、失業率は、三百万人以上を超えるというような状況でございますし、やはり新規企業、産業の発展によってそこに雇用を供給していくということはこれから先最も大事なことでありますから、なお一層大臣の御努力を期待しておきたいと思います。
次に、電子署名やハッカー対策などの国際ルールづ……
○渕上貞雄君 社民党は、情報技術の活用と普及によって市民生活の利便性が向上してより豊かなものになっていくことを期待いたしております。 既にインターネットが新しい通信手段として普及をし、私たちの社会に不可欠の要素として組み込まれつつあります。いわゆるIT革命は産業構造を一変させ、新しい経済社会を形づくる決定的な役割を果たす可能性を秘めています。それだけに、私たちが情報通信技術をどのように活用し、発展させ、整備をしていくのか、その戦略が極めて重要だと考えます。その意味からも、IT活用を戦略と定める基本法、いうところの高度情報通信ネットワーク社会形成基本法は重要な法律であると認識をいたしております……
○渕上貞雄君 四人の参考人の方、大変お忙しい中お出ましいただきましてありがとうございました。 今まで同僚議員のそれぞれの御意見を伺っておりまして、また先生方の答弁をお伺いしておりまして、大体ITにかかわる光と影の部分というのもだんだん明らかになってきたと思うんです。 ですから、光のところは、私はかなり経済的な政策面においては光の部分というのは大変当たるかもしれない。しかし、じゃこれを一般的な社会的政策面から考えて一体どうなのかなというところに少し心配を持つわけでございまして、ここで高度情報通信ネットワーク社会形成基本法というふうにうたわれておりますけれども、今までのお話をお伺いして、私はや……
○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。 IT担当大臣と労働省にお伺いをいたします。 この間の審議、それから参考人の御意見をお伺いしてだんだん明らかになってきたのは、いわゆる基本法としてはちょっとなじまないか、もう少し不十分というふうな印象を実は私は持っているところでございまして、特に私の立場でいいますと、雇用不安に対しての対応が極めて不十分ではないかというふうに思います。 さきの審議でも明らかになりましたように、IT技術の導入をして先行しているアメリカのIT分野の産業としては非常に活況を呈しているわけでありますけれども、その裏側で全産業的にリストラが行われているということを考えてみますと……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 報道、表現の自由とメディアの規制の問題についてお伺いをいたします。 メディアの及ぼす影響について、人権擁護の立場から弁護士会、それから子供を有害な報道から守るという法制化の動きの問題等がございまして、とりわけメディアへの規制の動きが強まっていると思います。 そこで、NHKとしてどのように考えておられるのかお伺いをする。報道、表現の自由をどのようにして守ろうとしておるのかを次にお尋ねをしておきたい。それから、これらの批判に対して、報道機関の責務として今後どのように対処していかれようとしておるのか。BRO、放送と人権等権利に関する委員会や、放送と青少……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 公務員制度改革の進め方についてお伺いをいたします。 中立公正で国民から信頼される質の高い効率的な行政の実現を目標といたしまして、去る三月二十七日に公務員制度改革の大枠というものを決定されました。その策定をされた過程を見ますと、大臣と行革推進事務局の皆さんだけでつくられているという経過が明らかになっています。 しかしその内容は、職員の人事、給与、身分、労働条件などにかかわる重大な内容を含んでいるわけです。これらは当然、団体交渉事項と言えると考えます。やはりこれらの労働契約にかかわる問題については明らかに団体交渉で決定をすべき事柄だろうと私は思ってい……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 ITコントロールについてお伺いをいたします。 竹中経済財政担当大臣を初めとして、政府・与党はIT国民運動ばかり今主張されておりますけれども、これは経済対策としてITのミニバブルを想定して株価を上げて不良債権を処理するというもくろみだったと思います。 しかし、このもくろみは完全に私は失敗したものではないかと思います。 ITの普及は、将来予想もできない情報公害、それから社会的な混乱を引き起こすおそれがあるのではないかと思っていますが、市民社会や環境に及ぼす影響を考えますと、その対策とルールについてはやはり真剣に考えていくべきだろうと思います。 ITの負の遺……
○渕上貞雄君 大変御苦労さまでございます。私は社民党の渕上でございます。 せんだって、森総理、アメリカのブッシュ大統領との間で日米首脳会談が開催されました。そのときに、アメリカ大統領と森総理との間で幾つかの約束をされております。 その一つに、不良債権の処理の問題と財政再建については早期に解決をしたいということが約束をされている。幾つか約束された中の一つでございますけれども、その評価について大臣の見解をお聞きしたいわけですが、宮澤財務相は、この半年間で家が建つようなものではないと、非常によそごとのように冷ややかにコメントを出しておられます。不良債権問題については、国土交通省、大変頭を悩ます問……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
踏切道改良促進法の一部を改正する法律案について質問をいたします。
踏切種別ごとの踏切事故の発生件数と事故の内容についてお伺いをいたします。第一種踏切道での事故件数と事故の内容、第二種、第三種、第四種の事故件数と事故の内容についてお伺いしたい。特に、高齢者、身体障害者の方が事故に遭われた件数とその内容についてお教え願いたいと思います。
【次の発言】 次に、ボトルネック踏切道における事故の件数はどれぐらいあるのか。また、ボトルネックの踏切道以外の今後の対策についてお伺いをいたします。
先ほど種別ごとの事故件数と内容についてお聞きをいたしましたが、今回の改正で……
○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。
高齢者の居住の安定確保に関する法律案について御質問をいたします。
まず初めに、本法案の借家対象者はどれくらいいるのか。本法案は高齢者の円滑入居を援助することを目的に設けられた制度でありますが、本法案施行後のその対象となる借家単身者または夫婦のみの高齢者世帯はどれくらいになるのか、またその将来の予測についてお伺いいたします。
【次の発言】 次に、障害者の入居についてお伺いいたします。
老後を安心して暮らせる住宅や老人ホームなどの整備は重要な政策課題であります。ひとり暮らしや老夫婦の住む住宅のバリアフリー化も進める必要があります。お年寄りが安心して過ご……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 参考人の方々、本日は大変御苦労さまでございます。 まず、井口参考人にお伺いいたしますが、鉄道事故調査検討委員会の座長を務められて、今回の日比谷線脱線事故の事故原因の解明のために大変御努力願ったことに感謝を申し上げます。 そのときに、初動調査の問題を含めて、情報をかなり的確にその都度報告され、結果として私は、非常に利用者に安全と安心というものを気持ちの上で与えたのではないか、こういうふうに思っておりまして、大変うれしく思っておるところです。 同時に、NTSBの今回のアメリカ原潜の衝突事故の情報公開を見ますと、まだまだ我が国、少し努力しなきゃならな……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 事故調の独立性について同僚の議員の方から何回もお話あったようでございますけれども、いわゆる事件の調査に当たっての公平中立、科学性、それをどのように具体的にどう保障をしていくのかといった場合に、その事故調の独立性というのが求められる。それはもちろん、事故の安全性をどのようにして追求をしていくのか、原因がどこにあるのかを調査して、いかにして安全を確保していくのか、そして将来にわたって再び同じような事故を繰り返さないようにどうしていくのかということであろうと。 そこで、やはり事故調に対する信頼性の確保をどのようにすれば国民から得られるのかどうかといった場……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
公共事業の見直しによる予算の編成についてお伺いをいたします。
国土交通省は、公共事業の抜本的見直しについてそれぞれの事業分野ごとに改革の大枠をまとめる方針を明らかにいたしました。その結果、来年度の予算編成はどのように変わるのか、また変えようとしているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 緊急なもの、必要なものについてはわかりますけれども、やはりせっかく見直したら、見直した結果がどこにあらわれてくるかというのは予算しかないわけですが、大臣として、見直したものについては明らかに予算上変更する、積むところにはきちっと積む、切るところはきちっと切る、そう……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 先ほども同僚議員の方からちょっとお話あっておりましたけれども、今回、省庁が再編される、そして国土交通省が新たに生まれると。しかし、相変わらず国土地理院、そして海上保安庁というところから別々に法案が二本出てくる。本来、省庁再編をしてくるとすれば、せっかく国土交通省になったのだから、ここのところはやはり統廃合して一本にすべきではなかったかというふうに思うんですけれども、なぜできなかったのか。せっかく国土交通省というのをつくっていて、国土地理院、海上保安庁、別々。お話聞きましたら陸と海の差だというふうに言われて、もちろん海と陸とは差があることはわかっているわけです……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 まず、倉庫業の施設の整備についてお伺いをいたします。 九割以上が、先ほどのお話でもありましたように、中小零細の倉庫業というふうに言われておりますし、これまで地域における地域経済の発展、それから地域における重要な役割を果たし、同時に住民の生活安定に寄与してきたと言うことができます。物流と国民経済全体との整合性を図るために、中小企業倉庫の近代化を重要なテーマとして、今日まで国が税制上の特別措置を講じるなどして倉庫建設への設備投資、貢献を喚起して、倉庫の長期整備計画を進めてきた国の政策があったからこそ今日まで順調に発展してきたのではないかと思っております。 経……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 大臣、一日も早い回復を願っています。 水防法の一部を改正する法律案について質問をいたします。防災計画及び浸水想定区域についての住民への周知についてお伺いをいたします。 大河川の破堤の頻度は減少する一方で、中小河川における外水はんらんや内水はんらんによる浸水被害は一向に減っておりません。特に、都市地域においては、都市機能の麻痺や地下空間の浸水被害など、都市型災害としての課題が顕在化しています。高齢者や身体障害者といった災害時要援護者の援護など、その対策が極めて重要になっていると思いますし、今回の法改正で浸水想定区域を公表すること、市町村地域防災計画で洪水予……
○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。 国鉄分割・民営化についてお伺いをいたします。国鉄分割・民営化から十四年が経過をいたしまして、今、本州三社の完全民営化に向けて法案の審議が行われておるところですが、改めて分割・民営化が何であったかというのを総括すべきであろうというふうに思っています。 さきの衆議院の国土交通委員会における同僚議員の質問で、大臣は大変サービスがよくなったと。二つ目には、法人税を払うようになったと答えておりますけれども、なぜ国鉄の当時そのことができなかったか、なぜ分割・民営化されたらそのことがよくなったのか、大臣の見解を聞きたいと思うんです。 その上で、改めてこの十四年間……
○渕上貞雄君 参考人の方々、大変お忙しい中、きょうは御苦労さまでございます。社民党の渕上貞雄でございます。 まず、岡田清参考人にお伺いをいたしますが、国鉄民営・分割化、既に十五年がたとうとしている。十五年の意味は一体何かというところが大きな問題でございますが、やはり民営化については、きょう四人の参考人の方のお話を聞いて、大体当事者二人ですからそれは民営化を進めることになると思うんですが、賛成ではないか。 そこで、国鉄民営・分割化と言ったときに、民営までは理解できるんだけれども、分割化のところで私はこの十四年さまざまな問題が出てきたのではないか、こういうふうに思うわけでございまして、国鉄民営……
○渕上貞雄君 政府再保険制度の評価についてお伺いいたします。
車の保有者の加入が義務づけられている自賠責保険は、我が国の画期的な被害者保護制度であると思います。特に、政府再保険制度が果たしてきた役割は大きく、自賠責保険の根幹をなすものであると考えます。今回の改正法案はこの政府再保険制度を廃止しようとするものでありますが、これまで政府再保険制度が果たしてきた機能についてどのようにお考えになっているのか、国土交通省にお伺いいたします。
【次の発言】 次に、保険金の支払いの適正化機能確保と国の役割についてお伺いをいたします。
政府再保険の持つ、損保会社の経営が悪化しても保険金が被害者に支払われる……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 参考人の方々、本日は御苦労さまでございます。 まずは、西崎参考人に御質問申し上げます。 今回の制度改正において、今も議論になっておりましたが、運用益の二十分の十一をユーザーに還元をする、残りの二十分の九を被害者救済対策と事故防止対策に充てることとされています。やはり交通事故による悲惨な被害者を軽減していくためには、被害者救済対策や事故防止対策により多くのお金を使うべきだと考えていますし、その対策をさらに充実強化させるべきであろうと考えております。 また、ユーザーへの還元と言いながら、平成十四年から平成二十年という期間が設定されています。累積運用……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 不法係留の実態についてお伺いいたします。小型船舶の登録等に関する法律案が可決されますと、二十トン未満のすべての小型船舶の登録が所有者に義務づけられ、不法係留船の解消とマリーナの利用促進効果が期待されます。 そこでお伺いしますが、現在あるマリーナの容量は約六万四千そうにすぎないと言われています。放置船は、騒音やごみの不法投棄問題を引き起こした上に、登録制度がないために放置船のうち年間約六百そうが盗難に遭い、約一万二千五百そうがブローカーの手によって不当転売されているといいますが、不法係留の実態についてどの程度掌握されているのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
大臣、土地収用をめぐっては、これまで多くの事業においていろんな、さまざまな問題が起きていますが、大臣はなぜこのような問題、とりわけ混乱が生じたものと考えておられるのか、混乱の原因は何と思っているか、お伺いいたします。
【次の発言】 午前中ちょっとおりませんでしたものですから、申しわけない。
事業認定前の事前の相談についてお伺いいたしますが、現行法では土地収用法などの通達、それから例規及び裁決例により事業認定事前相談の活用という項目があり、大規模、長期的な事業などについて、事業着手前に公益性、合理性等についての事業認定庁の意見をあらかじめ求めることができるも……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 参考人の方々、大変御苦労さまでございます。 まず、石川参考人にお伺いをいたしますが、日ごろ行政を行う立場で大変ごみ問題等について御苦労されておられるようでございまして、その点は感謝を申し上げる次第でございますが、土地収用法の手続というのはやはり個人の財産を強制的に取り上げるわけでありますから、公共事業の計画段階から明確に住民の意見をちゃんと聞く手続があればそんなに苦労することはないと思うのであります。 そこで、先ほど参考人からの御報告にございましたように、合意形成のための努力と手続のところで大変苦労されておるようでございまして、最近、行政が行う事……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 去る九月十一日、同時多発テロが発生をし、多くの人命が亡くなりました。月並みではありますけれども、哀悼の意を表しておきたいと思います。 一般乗客の方々を含めて、常に、ハイジャックの場合、安全、生命、財産を守る立場で安全第一に仕事をしている航空労働者が犠牲になる。本当に痛ましい事故が繰り返し繰り返し行われることに、テロを憎んで余りあるものがございます。 そこで、今回、テロ対策関連三法案、その中の海上保安庁法の一部を改正する法律案の改正案について今審議がされているところですが、法案提出の背景になっております、提案理由の中にもございました一九九九年三月に……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 先ほど同僚議員から、ハイジャックにかかわる安全対策問題について、水際作戦の強化だとか補正予算にかかわりなく直ちに予算を措置して安全対策に努めたという非常に力強いお話をいただきました。その反面、報道によりますと、高速特殊警備艇の追加建造断念について、非常にこれ論理矛盾というのでしょうか、安全に対する落差があり過ぎるんじゃないかという危惧を持ったところでございまして、とりわけ海上保安庁が来年度の概算要求の中で断念をした理由についてまず明らかにしていただきたい。 私ども、さきの法案審議のときにも明らかにいたしましたように、不審船に追いつけないようなスピー……
○渕上貞雄君 私は、国会移転調査会の意義と効果については全体一致するところであろう、こういうふうに思います。したがって、議論の段階は終わったのではないか。それは、十六項目の評価項目をきちっと評価をした上でそれぞれ地域を選択したということになったわけですから、私はもう判断の段階、物事を一歩前に進めていく段階に来ているのではないか。 そこで、移転の意義と効果について了解をいただき、判断の時期が来たとすれば、今、国会移転先というところ、ここのところは言葉がちょっと、首都圏と言った方がいいのか国会と言った方がいいのか、ここのところは私、そうこの言葉にこだわっていないわけで、せっかく三つの地域を東京以……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 今国会は政治家の政治と金に決着を付ける国会になりました。非常に残念なことでございますけれども、そういう事件が発生したこと、我々政治家の一人としてやはり反省しなければならない問題が含んでいると思います。なぜあのように鈴木宗男さんが力を得たのかと。そして、むちゃくちゃなことができるのかということをやはり基本的に考えなければ私はならないと思います。 したがって、ここのところはやっぱりいろんなことがあると思います。先ほども言われましたように、国土交通省としては入札適正化法ですか、これらを作ってできるだけ犯罪が起きないようにしていくような、そういう処置をやはり取れる……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 先ほどの予算の説明の中でも明らかにしておりましたが、国土交通省の重点的な施策としてバリアフリーの問題と環境問題のことを言われました。とりわけ、二十一世紀、これから環境の世紀というふうに言われたところでございますが、昨夕、政府の地球温暖化対策推進本部が新しい地球温暖化対策推進大綱を決定したと報道されておりました。 新大綱では運輸部門は一七%増に抑えることとされておりましたが、旧大綱ではどれだけの検証をしたかも全く明らかにされておりませんし、旧大綱における目標達成という、今回の目標達成は本当に昨日発表された問題について達成できるのかどうかというところが一つの大……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 都市再生は数次にわたる改正を通して、現在どのような形で進行しているかどうかについてお伺いをしたいと思います。 まず、本来、都市再生とは人々の活動するオフィスや住宅を大量に供給することを短絡的に意味するものではないことは、お互い認識の一致のするところであろうと思います。したがって、都市に暮らす人々の生活の質を高めること、言い換えるならば、都市に含まれている各地域社会における物的及び社会的環境を再生することを意味するものではないでしょうか。 法案の都市再生はそういうイメージというものが、先ほどから聞いていても大体どういうふうにイメージをすればいいのかというよ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
三人の先生方、大変御苦労さんでございます。私がしんがりでございますので、いましばらくのお付き合いをいただきたいと思うんですが。
三人の先生方それぞれにお伺いをいたしますが、この都市再開発法の一番の問題点は、やはり土地収用権という権を民間の業者に与える、言うならば憲法上国民の財産権とのかかわりにおいて私は大変問題があるのではないかというふうに認識しているわけですが、その点、憲法上の財産権の制約との関係について、この法案、どのようにお考えなのか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 三人の先生方に。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 整備法の目的と大規模改修問題について、とりわけ全国新幹線鉄道整備法の第一条の目的の中では「高速輸送体系の形成が国土の総合的かつ普遍的開発に果たす役割の重要性にかんがみ、新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図り、」となっていることはもう既にお分かりのことだと思いますが、やはり整備法は整備法でありまして、その整備法の目的に中に、今回の場合、改修工事の引当金を加えるということについては多少法律的に見て無理があるのではないか。ですから、恐らくここを一部改正するに当たって議論があったであろうというふうに思うんでありますが、その見解についてお伺いしたいと思います。 ……
○渕上貞雄君 脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準とは何か。昨年十二月十二日に厚生労働省から出されました基発第一〇六三号通達で示されました認定基準とはどのようなものなのか、何を認定される基準なのか、お伺いいたします。
【次の発言】 一〇六三号の通達に示されています過重負荷の有無の判断について、いわゆる一〇六三号の通達では過重負荷の有無の判断が示されておりますけれども、業務の過重性の具体的な評価に当たっては疲労蓄積の観点から労働時間について十分検討するよう通達されております。
具体的にはどのようなことを指すのでございましょうか。
【次の発言】 次に、自動車運転者の労働時間の改善のための基準と……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄です。
シックハウス対策関係についてお伺いをいたします。
シックハウス症候群対策についてまずお伺いいたしますが、これが社会問題となって久しいわけですが、なぜこれほどまでに対策が遅れたのか、これまで放置していた国の責任というものをどのように考えているのか、厚生労働省と国土交通省にお伺いいたします。
【次の発言】 次に、化学物質の規制についてお伺いをいたします。
規制する化学物質が、厚生労働省の指針の値が定められているものでも十三種類あるというふうに言われておりますけれども、二種類の物質しか規制をしない。これは先ほども議論がありましたが、その禁止と区別の違いにつ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 参考人の方々、大変御苦労さんでございます。 まず、岡田参考人に御質問申し上げますが、先ほどの説明の中で情報公開のお話ございました。そのときに、大いに情報公開すべきは失敗した例だと。これは最も我が国で出しにくい、隠す、言わない、こういうものがある程度やっぱり日本の行政の運営、在り方等にかなりゆがんだ形で表われてきているんじゃないかというふうに思うので、どのように具体的に失敗の例を情報公開していくのかというのが一つ。 それからもう一つは、今回の法案改正の中で、規制緩和だと思うんですけれども、建築基準法ほど守られていない法律はないと言われている。守られ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 自治体取組の支援についてお伺いをいたしますが、現在、自治体で住まいの健康診断が実施されているところは東京都、横浜市などであると聞いていますが、東京都の場合、住まいの健康・快適度診断で、都民の要望に応じて保健所の環境衛生監視員などが実際に住まいを訪問をして、室温や湿度、それから換気の状態、ホルムアルデヒド濃度、ダニアレルゲン量などの調査を実施し、その結果に基づいて住まい方など改善のためのアドバイスを行う事業に取り組んでいるところであります。これらの自治体の取組を支援していく考えはないでしょうか。 また、東京都では年間一万人が福祉の住宅改善助成を受けて改造を実……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 環境問題についてお伺いをいたします。 マリンレジャーを楽しむ人たちは、お話のように、近年増加傾向にありますし、国民にとっても大変身近なレジャーとなってきております。それだけに、楽しむ人たちのマナーやルールについてはやはり厳格に守らなければならないと思います。特に、海洋汚染、河川汚染、湖汚染につながるようなことになればマリンレジャーの健全な発展を望むことはできません。 今回の法改正によって水上バイクの免許の台数が飛躍的に伸びていくものと思われます。現在の水上バイクはアイドリング中や発進時は海中又は水中に排ガスが出るわけです。その後は空気中に排ガスを出す構造……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
法案提出の理由とその背景についてお伺いをいたします。
午前中、午後と各委員の発言並びに答弁を聞いておりまして、この問題、なかなか難しい問題だな、さてどのように理解すればいいのか、こういうことを考えますと、いま一度やはり今回提案をされました提案理由と並びにその背景について、もう少し分かりやすくといいましょうか、なるほどと言われるようにどうか御説明いただければ難しい問題も解決するんじゃないかと思いますが、よろしくお願いします。
【次の発言】 次に、基本方針についてお伺いをいたします。
大臣は、マンション建て替えの円滑化等に関する基本的な方針を定め、これを公表……
○渕上貞雄君 本当の最後は社民党の渕上でございまして、どうぞいましばらくお付き合いを願いたいと思うんですが。
今、田名部先生の方からもお話ございましたけれども、門田先生と丸山先生、耐用年数、住宅の耐用年数について、木造とコンクリではそれぞれ違うと思うのでありますけれども、大体どういうふうに考えればいいのか。先ほど千代崎先生の方からは大体考え方をお聞きしましたので、耐用年数についてのお考え方について、それぞれお二人の先生、御意見いただきたいと思います。
【次の発言】 御三方からそれぞれ耐用年数にかかわる問題と今回の法案の作りの関係について大変いい御意見をいただきまして、ありがとうございました。……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 団地型マンションの建て替えについて多くの方々から指摘事項がございましたので、その指摘事項に対しての今後の対策についてお伺いをいたします。 参考人の質疑におきましても、最も対策が遅れており、今回の法案では不十分であるという指摘がなされました。団地型マンションの建て替えについてでございますけれども、区分所有法において団地型マンションの建て替えに関して特段の規定が設けられていないために、敷地利用の変更や建て替え等と存置等との調整、それから建て替え決議の問題、建て替え順序による不公平の問題などがあると言われております。 法制審議会の中間報告を見せていただきました……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案について御質問いたします。 まず、環境省についてお伺いいたしますが、廃棄物排出量の将来の予測とリサイクル関連法による減量効果についてお伺いをいたします。 私たちは、右肩上がりの経済の中で、大量生産、大量消費、大量廃棄はいいことだというふうに高度成長の時期は言われたものでございました。しかし、その結果、環境破壊という大きな問題を抱え込むことになりました。したがいまして、この反省の上に立ちまして、少しでも環境への負荷の少ない社会システムを作っていかなくてはならない……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。道路運送車両法の改正につきまして御質問申し上げます。 まず一番目に、介護タクシーについてお伺いをいたします。 厚生労働省は、訪問介護の報酬体系の見直しの中で、現行行われているいわゆる介護タクシーについて通院等のための乗車、降車の介助に特化した報酬体系を設定しようとしていますが、移送車両についての特段の定めがなされていません。このため、白ナンバーによる移送も可能となり、白タク行為が横行することも考えられます。既存の業者においては、乗務員に二級ヘルパーの免許を取得させ、移送に特化しないよう努力をしているところであります。 国土交通省におきましても運賃の収受方法……
○渕上貞雄君 ただいま隣で田名部先輩のお話を聞いて、なるほどだなと私自身も思います。五十年もたっているのに一体どこがどうだというところが非常に大事なことではないかと思うんですね。 したがって、時代も変わり、新しくやはり大きく世の中が変化をしていこうとするときに、今回またこの振興法を継続をして改正をしていこう、ならば五十年間の反省の上に立って、この法案の持つ、これから先、五十年間果たしてきた役割と今後果たそうとしていく課題についていま一度、やはり離島に住まわれている方々が少しぐらい希望の持てるようなきちっとした国としての指針か方針というのがもう少し、ここに書かれておるような言葉上の、文字上の面……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 自動車関係の、とりわけタクシー問題についてお伺いをいたします。 まず、需給調整規制緩和後、新たに国土交通省として許認可事業から自由競争社会へ対応できるような新たな事業へ展開をしていく、こういうことから実施をされたわけでありますが、まず定額・多重運賃の認可理由についてお伺いをいたします。 定額・多重運賃が大阪を中心にして出現していますが、聞くところによれば、認可の理由の中で、規制緩和とは、事業者の経営判断を尊重して競争によってサービス向上を図ることによって自由社会を作り出していく、同時に安全輸送と利用者保護は決して欠けてはいない、事後チェックを行いながら最……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 午前中から工作船の視察に行きましたことについて同僚議員からの質問やお話ございました。ほぼ私も認識同じくするところでございまして、また大臣からもその状況、対策、予算等についても御説明がありました。国の安全にかかわることでありますから、どうかひとつ十分これから先も頑張っていただきたいんです。 そこで、お願いでございますけれども、一つは、やはり阪神・淡路の大震災、それから四国の宇和島の生徒のこと、それから大阪で起きました小学生殺人事件の問題にかかわる問題。今、社会的な問題になっておりますように、海上保安庁の乗員の方々、保安官の方々も、いわゆるああいう負傷された方……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 大規模修繕の決議要件についてお伺いをいたしますが、マンションの住環境を良好に維持して保持していくためには外壁や屋上防水、給排水管等の大規模修繕を定期的に行うことが必要でありますが、これらの修繕費用は多額を要するために、現行法では大規模修繕を実施する場合には区分所有者の四分の三以上の特別決議を得なければならないようになっています。しかし、今回の法改正では、現状維持や原状回復を目的とする大規模修繕については、その費用の多寡にかかわらず、過半数で普通決議であることとしております。 そこで、まずお伺いすることは、大変初歩的なことでありますけれども、特別多数決議と普……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。本日は大変貴重な御意見、ありがとうございました。改めてまたマンションに対する認識をしているところでございまして、以下、御質問申し上げます。 まず、山田先生にお伺いいたしますが、今度の法改正の最大の問題点は、六十二条の一項だと思いますね。そこで、老朽その他事情により過分の費用を要するに至ったときの要件を改正案から外すと、こういうことになっています。外した場合の処置として、五分の四という非常に特別決議をやらなきゃならないという要件を置きました。その場合に、五分の一の人たちの扱いというものも恐らくこの法案改正の中では議論になったと思うんでありますけれども、また議論に……
○渕上貞雄君 この独法の改正に当たって、特別、大臣を設けてやっているわけですね。ですから、私は、やはり基本的なことについてはその大臣に聞きたいというふうに思ったんだけれども、出るの出ないのという話がありました。だから、そのことは本当に、これやる気あるのかないのかというふうに思いもしましたが、扇大臣、私、三つのことについて、したがって御質問申し上げたいと思います。 これまでのいわゆる改革についてお伺いしたいんでありますが、まずは、特殊法人の多くは一九五五年代に設立をされて、その後、行政のニーズの多様化、高度化に対応していろんな性格を持った法人が幅広い分野において様々な実施機能を果たしてきたと言……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 まず、TAJIMA号事件についてお伺いをいたします。海上災害の防止という観点から、視点から、まず初めにお伺いをしたいと思います。 本年の四月七日、台湾沖の公海上、姫路に向かう航行中の日本の会社が所有、管理しますパナマ船籍大型原油タンカーTAJIMAの船上において、日本人二等航海士が同乗のフィリピン人船員二名に殺害されるという、極めて痛ましくかつ残念な事件が発生をいたしました。この事件は、被害者が日本人でありながら、事件発生地が公海上、かつ船籍もパナマにあるということから、唯一パナマ共和国が刑事裁判管理権を有しているものとされ、他方、被疑者二名が国籍を有する……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 地方バスの問題についてお伺いをいたします。 その一つでありますバス入札問題について、改正道路運送法施行から一年たつわけでありますが、新しい地方バスの補助制度の通年化後、全国で入札問題が発生をしておりまして、入札に当たって安全運行や事業の安定的供給が担保されなければならないことは言うまでもありません。 しかしながら、すべてのバス事業者は事業許可の申請時に様々な資格要件をクリアしたことになっているものの、実際の具体的なバスの運行業務を受託するに当たっては具体的な運行条件が精査されず、入札価格のみで判断が下されて、実際に運行が始まってから、関係者の指摘により、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 公共事業の無駄について御質問いたします。 私は、国土交通省の最大の課題は、国民への安心、安全を提供することだと考えております。しかし、ここ数年の規制緩和や構造改革によって、この安心、安全が揺らいでいるように感じてなりません。民間にできることは民間にと言い、効率ばかり重視される余り、そこには温かみのある行政というものが欠落しているのではないかというように思っているのは私一人ではないと思います。 そこで、大臣にお伺いいたしますが、大臣は所信において、公共事業については無駄なものは作らずと述べておられますが、大臣のお考えになっている公共事業の無駄とはど……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 懇談の場の設置についてお伺いをいたします。 政府は、一九九七年四月、公共事業コスト縮減対策関係閣僚会議において、公共事業コスト縮減対策に関する行動指針が策定され、政府全体でコスト縮減する取組が開始され、二〇〇三年三月には国土交通省公共事業コスト構造改革プログラムが、九月に公共事業コスト縮減対策関係省庁連絡会議において公共事業コスト構造改革プログラムを策定、〇三年度から五か年間で、〇二年度比で一五%総合コスト縮減率を達成するとの目標を打ち出しています。 これらの一連の施策が中小建設業者の生コンクリート圧送業者の経営を著しく圧迫し、そこに働く労働者の賃金、労……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 空域の過密化と管制についてお伺いをいたします。 二〇〇九年に完成する四本目の滑走路によりまして、発着量が現在の年間二十八万回から四十一万回への増加を計画しておりますが、大変狭い空域に航空機が集中して今以上の過密となり、安全性が保てるかどうか疑問があります。しかも、四本目の滑走路は現在の管制塔から離発着、離発、着陸する飛行機の位置がはっきり確認できないのではないかと言われておりますし、また二系統で管制するという方法もあるようですが、これでは困難を招くおそれがあり、安全上も問題が生じると思われますが、考え方と取組についてお伺いをいたします。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
ユーザーの登録についてお伺いいたします。本件の目的は、今までも御議論がありましたように、自動車ユーザーの負担軽減の観点からワンストップサービスシステム化を導入するというものでありますが、現在、ユーザー自身が自動車登録を行っている手続件数は年間どれぐらいあるのでございましょうか。また、販売店を利用しての登録を行っている手続件数は年間どれくらいありますか。その比率はどのようになっているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 ユーザーの負担についてお伺いをいたしますが、ただいま登録手続の比率をお伺いいたしましたが、ユーザーの多くは販売店等に手続をゆだねておりまして……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
道路四公団を民営化する理由について大臣にお伺いいたします。まず初めに、今回提案をされております道路四公団を民営化する理由について、改めてお尋ねをいたします。
なぜこれまでどおり公団ではいけないのか、道路四公団のどこに問題があったと考えられているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 今、問題点について、様々な問題が出されましたけれども、ただいま答弁された問題点が民営化することによって解消することができるということでございますけれども、現在の公団であっても、組織や運営等、抜本的に見直していくことができれば解消できた問題ではないかと思うんでありますが、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
民営化委員会の意見書と政府案の相違点についてお伺いをいたします。
本法案の提出までの経過についてはもう触れませんけれども、民営化推進委員会がまとめられました意見書が提出をされておりまして、四法案、必ずしも一致していることはないと、一致しているものではないことはもう明らかでありまして、あえてそこでお伺いをしたいのでありますが、意見書と四法案の相違点はどこにあり、政府案となった理由について教えていただきたいと思います。
【次の発言】 次に、新規建設の借金についてお伺いをいたしますが、新規道路を建設する資金調達には政府保証が付きます。借金の返済は新設の機構の裁量……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 三先生方、大変御苦労さまでございます。 今日ほど技術が発達をして、情報社会になってきて、非常に社会は発展をしてきたと思います。しかし、それほど社会が発展をしてきたにもかかわらず、国民の生活は本当に豊かになったと国民が実感しているかどうかというところが大きな問題ではないか。それはなぜかといえば、やはり私は、社会資本の不足というものが国民生活をより豊かに感じさせない一つの原因になっているのではないか。 とりわけ自動車社会になってきているというのは、国民生活をこれほど便利にしたものは私はないと思います。しかし、一方で、渋滞、事故、公害という問題を考える……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
公団としての問題認識について総裁にお伺いをいたしますが、公団当事者からお伺いするのはひょっとしたら筋違いかもしれませんが、これまでいろんな方、場所、さらには委員会等において公団問題が指摘されましたが、公団としてどのような問題認識を持っておられるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 公団民営化について再び総裁にお伺いいたしますが、さきの委員会において、私はなぜ公団を民営化するのかという問いをいたしましたところ、国土交通省は、公団では改革できないという答えをいただきました。
当事者である道路公団といたしましては、公団では改革できないという答えに対してどのよう……
○渕上貞雄君 民営化問題について今日までいろいろ議論をしてきましたし、私は、これまでの委員会審議におきましても、民営化の必要性について国土交通省、道路公団にお尋ねをいたしてきましたが、なぜ民営化なのか、なぜ民営化しなければならないのか、いま一つ釈然といたしません。 公団の問題点として、不採算路線に歯止めが掛からないことや、建設・管理コストの削減努力が不十分であること、ファミリー企業の不明朗、不透明なことなどがいろいろ指摘されておりますけれども、なぜ不採算路線に歯止めが掛からないのか、なぜ高コスト体質なのか、なぜファミリー企業の不明朗、不透明な関係を公団では断ち切ることができないのか。どうも民……
○渕上貞雄君 幾つかの審議案件ございますけれども、時間も限られておりますので、同僚議員に引き続きまして、自動車運送事業における事故防止対策に関する行政の評価・監視結果に基づく勧告についてお尋ねをしたい、幾つかお尋ねをしたいと思います。
まず初めに、事故の増加についてお尋ねをいたします。
勧告では事業用乗用車の事故件数が増加しているとのことですが、なぜ事業用自動車事故が増加していると考えるのか、また増加の原因についてどのように認識されているのか、お考えを聞きたいと思います。
【次の発言】 その事故報告制度についての勧告では、報告が遅延している事業者に対しての督促を徹底すること、それから、報告……
○渕上貞雄君 少子化対策に関する政策評価についてお伺いをいたします。 まず初めに、「評価の結果及び意見」についてですが、評価では、仕事と子育ての両立に係る負担感は、いまだ十分とは言えないものの、総じて、総じて緩和されているとしていますが、本当にそうなのかどうなのか。 例えば、育児、介護では男性の育児・介護休暇取得率はまだまだ大変低いわけでございまして、男性が育児参加しやすい職場環境への整備への取組、支援などは不十分と言えるのではないでしょうか。特に、慢性的な長時間労働やサービス残業が横行している実態では、家庭的責任が果たせるような働き方にはほど遠いと言わざるを得ません。また、働く女性、特に……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 今なお余震が続いております新潟中越地震を始め台風、風水害に遭われた、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されています皆様にお見舞いを申し上げておきたいと思います。 既に、政府は対策委員会を始め補正予算編成に向けて取組をされています。一日も早い回復と復旧ができますように、十分な対応をされますよう要望をしておきます。 また、昨日は本院でも全会一致をもってこれらの対策について決議がなされているところでございますから、その決議の趣旨に従って十分取り組んでいただくよう御要望申し上げておきたいと思います。 さて、そこでお伺いをしたいの……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 法律の効果、意義と認識、普及状況についてお伺いをいたします。 住宅の品質確保促進等に関する法律、いわゆる品確法の成立、施行は、高くやはり評価されるべきだと思いますが、この法律が有効に広く活用されるためには一般の設計者、すなわち建築士、工事業者の資質がより一層問われます。資質が十分伴わないようなことがあれば、指定住宅紛争処理機関の仕事が増えるだけで、実際の恩恵を受けられる建て主は一握りになってしまうことさえ考えられます。また、資質向上には、一朝一夕にして解決できる問題ではなく、建て主はこれまでどおり設計者及び業者の選定には慎重を期さなければなりません……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 台風災害、それから新潟中越地震に対して亡くなられた方にお悔やみを申し上げると同時に、被災者に対してお見舞いを申し上げる次第でございます。 また、政府におかれましても、現地の方からいろんな要望、要求など出ておりまして大変だと思いますけれども、積極的にどうかそれらの要望にこたえて、一日も早い復旧・復興を願っている次第でございまして、なお一層の政府の努力を期待をしている次第でございます。 質問に入りますが、洪水警報ファクスについてお尋ねをいたします。 災害基本法の第六十条では避難勧告できるようになっておるところでございますが、十月二十九日の新聞では、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。附帯決議に対する認識について大臣の見解をお伺いいたします。 私は今ここに、一九八六年、昭和六十一年十一月二十八日、本院の日本国有鉄道改革に関する特別委員会において行われました日本国有鉄道改革法案、旅客鉄道株式会社及び日本貨物株式会社に関する法律案、それから新幹線鉄道保有機構法案、日本国有鉄道清算事業団法案、日本国有鉄道退職希望職員及び日本国有鉄道清算事業団職員の再就職の促進に関する特別措置法案、鉄道事業法案、日本国有鉄道改革法案など施行法案並びに地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議、いわゆる……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 最近、国土交通省にかかわっての事故、くろしお鉄道、東武鉄道の踏切、日航問題、はたまた海では海賊問題、先ほど大臣の方から安全総点検をやるという決意の表明がございました。やはり未然に事故を防ぐためにも、この総点検、大変必要だと思います。賛成でございますし、もろ手を挙げて賛成をいたしますので、どうかひとつ頑張っていただくようにまずはお願いを申し上げておきたいと思います。 質問に入ります。 ジョイント振動、騒音並びに走行騒音の問題の現状についてお伺いをいたします。 高速道路が全国に張り巡らされるようになりまして大変便利になりました。その反面、やはり高速……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 去る三月の二十日に十時五十三分ごろ発生をいたしました福岡県西方沖地震に対して、北側大臣を始めとして、国土交通省の方々の御努力と関係者の皆さんの御協力に対して深く感謝を申し上げます。 なお、地震の性格上でしょうか、港が大変やられておりまして、岸壁、漁港というんでしょう、そこが大変な被害でございまして、予算も大変要ることだとは思いますけれども、あえて国民の生活が懸かっている、漁民の生活が懸かっているということでございますので、引き続きひとつどうか御配慮と御指導をよろしく大臣にまずは申し上げておきたいと思います。御期待を申し上げておきたいと思います。 ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 下水道事業は、膨大な公共事業投資による各自治体の財政問題、それから役割及び重要性に比して維持管理において九割が民間委託されている実態など、多くの問題を抱えていると言えます。 今回の法改正には、流域管理としての高度処理、それから流域下水道における雨水排除の推進及び事故時の措置の義務付けなどでございますが、これらの問題を解決するためには、なお幾つかの課題があると思います。したがって、そこで質問をさせていただきます。 まずは、高度処理の問題について、計画水質基準認定と自治体の合意について流域別下水道整備総合計画における閉鎖水域の計画水質基準の設定はどの……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 大臣、このような問題で委員会を開催をしなけりゃならないということは、大変私自身残念なことに思っております。これからも、今日多くの同僚議員から安全問題について議論がございました。どうか、安全は運輸の第一の原則でございますから、しっかり守っていただくようにお願い申し上げたいと思います。 多くの同僚議員から、今、日航の体質問題について議論がございました。やはり、私は今、さっき大臣も現場と指導部の一体感というのは非常に大事だと、やはり人間対人間の関係がうまくいっていないときにはやっぱり安全が損なわれるということを物語っていることだと私は思います。したがって、今度の……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
大気汚染の悪化問題について質問をいたします。
本法案は二酸化炭素の排出量と物流コスト引下げを目的としたものでありまして、国土交通省はそれぞれ二割程度の削減が可能としていますが、物流拠点施設への集約化を進めますと、地域的には大気環境は悪化するんではないかと思うんですが、どのような認識でございましょうか。
【次の発言】 直接的な規制についてお伺いしますけれども、今回の新法では地球温暖化や大気汚染の防止に役立つと今も御説明ございました。私は、地球温暖化や大気汚染を防止するには物流業者や荷主に対して直接的な規制を課することが必要ではないかと思うんですが、いかがでご……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
都市再生施策と効果についてお伺いをいたしますが、二〇〇一年五月の八日、都市再生本部が設置をされました。これにより都市再生にかかわる各種の施策が取り組まれていると思いますが、この間の施策において都市の再生は進んでいるんでしょうか、どうでしょうか。また、都市再生にかかわるこれまでの施策の効果についてどのように認識されているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 地方都市の再生についてお伺いします。
私もいろんな地方都市を訪ねる機会がありまして、町の様子などを注意深く見ているわけでございますけれども、駅前を中心とした商店街は依然としてシャッター通りが増え……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 この委員会で何回も大臣の方からは、安全問題に対する認識について私はお伺いをいたしました。今日も大臣の方から、経済を優先させる余り、経済的な足を優先させる余り社会的な規制をおろそかにしてはならない、この点では安全問題について大臣も私も変わりはないと思います。そして、やはり航空機事故というものが非常に社会的に極めて反響の多い事故であるだけに、国民の関心というのは一層私は高いと思います。それだけに、今日まで起きた日航の事故というのは本当に怒りを持って抗議をしたい、こういうような気持ちでおるところでございます。 どうかこれから先も、大臣は二十四日の日に緊急……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
緊急点検の結果についてお伺いをいたします。
国土交通省は、一昨年の一連の台風や豪雨による水害の発生を受けて、国及び都道府県が管理する河川における堤防などの河川管理施設の緊急点検を実施をしているようでございますが、その緊急点検の結果どのようなことが判明したのか、また点検結果に基づいてどのような対策を講じられようとしているのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 次に、改正水防法の施策の効果についてお伺いをいたしますが、二〇〇一年の六月、改正水防法の施行後三年が経過をいたしました。昨年の七月以降は一連の水害が多発をいたしまして甚大な被害が発生をしていますが、改正……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 まずは、西日本旅客鉄道福知山線において、あの大惨事、大事故に遭われた、そしてお亡くなりになられた方、あわせて、傷を負われた方々に対して心からお悔やみを申し上げると同時に、負傷者の方、一日も早い回復を祈っているところでございます。我が党といたしましても、対策委員会を設置をしてこの事故問題の究明に当たってまいりたいと考えております。 大臣も先ほどの報告で二つの問題について明らかにされました。一つは、被害者に対する誠意を持った態度で接してほしい、二つ目は、この事故原因の解明と事故原因に対する問題について公開をしながらこの委員会にも報告していきたい、こうい……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。
私は、本法案の施策を進めることによって懸念されます影の部分に対しセーフティーネットが施されているかどうかについて焦点を当てて質問をしたいと思います。
まず、雇用問題でありますが、特定国際コンテナ埠頭が整備されることによってコンテナターミナルの集約や貨物の集中が進みまして、その結果、同じ港や隣接港での港湾労働者の雇用問題が発生するのではないかと心配をしております。そのような心配はないのか、心配しないで済むような具体的な政策を立てているのかどうか、お伺いをいたします。
【次の発言】 雇用の心配のないように、どうぞよろしくお願い申し上げます。
三〇……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。 まず、冒頭に当たりまして、今回の悲劇的な凄惨な事故に遭われてお亡くなりになられた方々に対してまずは御冥福をお祈りしますと同時に、遺族の皆さん方に対して謹んで哀悼の意を表したいと思います。また、五百四十名に及ぶ負傷された方々の一日も早い御回復をお祈りを申し上げる次第でございます。同時に、事故当時、その周辺の方々の皆さんに対してもお見舞いを申し上げる次第でございます。あわせまして、そのときにだれからも指示されることなく救助に当たられた民間の方々、消防、警察の方々に対して、これまた深く感謝を申し上げる次第でございます。 そこで、ここで、再びこうい……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
サービス低下の懸念についてお伺いをいたします。
本法律案により、通訳案内業の免許制が通訳案内士の登録制に緩和されますが、通訳ガイド間の競争状況が生まれることによって、通訳ガイドの就業時間や料金など、条件悪化や通訳案内サービスの低下を招くおそれがあると思いますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 次に、通訳案内言語についてお伺いをいたしますが、現在の通訳案内業の免許保有者は英語が多く、訪日旅行者数が増加しているアジア諸国の言語を始め、他の言語はまだまだ少ないというのが実態でございますが、このような実態を今後どのように改善されようとしているのか……
○渕上貞雄君 社民党の渕上であります。
まず初めに、新町参考人にお伺いをいたしますが、四月の十四日に提出をされました業務改善命令、警告に対する改善措置の中で、経営者として反省すべき点、改善すべき点は何かというふうに言っているのは、風通しの良い職場風土の醸成に努力すると言われております。今ちょっとお話を聞いておりましても、一体風通しというのはどういうふうに認識されておるのか。風通しの良い職場風土はどのように社長として認識されておるのか。どこが風通しが悪かったのか、御質問します。
【次の発言】 経営と現場の間での風通しの悪さということは、現場の代表が労働組合だとすれば、先ほどのお話から考えてみる……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 今朝、朝からずっと同僚議員の意見を聞いておりまして、国が考えている新たなる五年の計画がどのようなものかと、概略どういう形で我が国の住宅政策が今後進んでいくのか、見えてくるかなというふうに思って期待をしておりましたけれども、なかなか見えてこない。 それは、例えば一つには、市場機能を導入をしたい、住宅のセーフティー機能強化をしたい、ストックの重視と活用をしていきたい、地域ニーズにこたえていろいろこれから住宅政策を考えていきたい、こういうふうな私は方針は大変いいと思うけれども、なぜすとんと、これから先の我が国の住宅が安心して安全で長く住むことができるかど……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 三人の参考人の方々、大変御苦労さまでございますが、やはり私は、今回の法案をめぐって、一つはやはり住宅の質的な転換をどう求めていくのか、二つ目にはまちづくりをどうしていくのか、三つ目にはやはり、先ほどもお話ございましたように、災害時の扱いをどのように考えればいいのか、そしてやはり住宅の福祉的な役割をどう果たしていくのかということがやはり求められているのではないかというふうに思いますし、そのことが法案改正の一つの目的でもあろうと考えているところですが、したがって、やはり公団や公営住宅に対する国民の期待が大変大きいというのはなぜかといえば、やはり所得の、対……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
公団賃貸住宅の位置付けについてお伺いをいたしますが、まず始めに、国の住宅政策の中で、住宅政策の大転換期を迎えておりますが、公団賃貸住宅はどのように位置付けられておるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 次に、住宅政策について大臣にお伺いをいたしますが、今回の法案提出に当たって、市場重視とストック活用、それから住宅セーフティーネットの機能の向上ということをうたわれておりますけれども、さきの参考人の質疑におきまして、多和田参考人の方から意見表明がございました。セーフティーネットという言葉自体も好かないというような意見もございましたけれども、やはり住宅政……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
公庫住宅ローンの廃止の問題についてお伺いをいたします。
住宅金融公庫の機能に住宅ローンがありますが、これを民間の競争原理にゆだねてしまうということはどうしても疑問を感じざるを得ません。住宅公庫の廃止によって、高齢者や低所得者、自営業者など信用リスクの高い人への選別融資や、今後民間融資金利の上昇等懸念されることから、結果として国民に不都合が生じることになると思いますが、その見解はいかがでございましょうか。大臣、お願いします。
【次の発言】 住宅水準の確保について局長にお伺いいたします。
住宅公庫は、単に融資という機能だけでなくて、その融資条件には住……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
まず初めに、北側大臣が昨年の九月に就任をいたしまして以来、航空、鉄道、バスの事件、事故、さらには橋梁建設談合、そして住宅リフォーム詐欺事件、加えて風水害や地震など自然災害の発生に対する対応、対策の日々であったと思われます。大変御苦労さまでございました。
そこで、この十か月間を振り返って、率直に大臣、どのような感想をお持ちなのか、お伺いいたします。
【次の発言】 そこで、事件、事故に対して、事故をどう防止していくのか、安全と安心、信頼をどう確保していくか、それらの問題について逐次御質問を申し上げていきたいと思います。
私は、交通運輸における規制緩和……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
これまでの五次にわたる全総計画では、国土の均衡ある発展を実現することが基本的な課題であったと思いますが、その課題は現在どの程度解決されたと認識をしておられるでしょうか。また、国土の均衡ある発展のための施策が、結果として公害や自然破壊をもたらし、地域の個性の喪失にもつながっているとの批判があることについてどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 現行法において、国土総合開発計画とは、全国総合開発計画、都道府県総合開発計画、地方総合開発計画及び特定地域総合開発計画から構成されていますが、このうち都道府県総合開発計画と地方総合開発計画はいずれも策定実績が……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 三人の参考人の先生方、大変今日は長いこと御苦労さんでございます。今日、皆さん方の御意見を聞いて、三人の方々、なるほどだなと、そうだそうだと思いながらお話を聞かさせていただきました。 そこで、印象的に申し上げますと、三人の参考人の方々が述べられたことは、この法案自体、国土交通省で議論するには少し無理があるのではないか、もう少し高い次元で議論をするべきではないかというようなお話ではなかったのかなと、こういうふうに実は思ってお話を聞いておりました。 そこで、まず中村参考人にお伺いをいたしますが、現在まではやはり均衡ある国土の発展、そして地域間の格差とい……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。
今後、策定される国土形成計画について、都市集中ではないかというふうに懸念をされますけれども、国土の均衡ある発展という考え方は従前どおり維持されるかどうか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 本法律案においては、開発中心の国土計画から利用と整備と保全との均衡の取れた成熟社会型国土計画へ転換するとしております。現行法においても、利用、開発及び保全を図ることが目的とされていたにもかかわらず、なぜ開発中心に傾いていったのか、傾いた原因についてどのように考えているのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 二〇〇一年の法改正によって、PFI事業である公共施設と民間収益施設が合築される場合、国公有財産、行政財産である土地をPFI事業に貸し付けることが可能になっております。 今回の法改正では、PFI事業者から民間施設部分を譲渡された第三者に対しまして行政財産を貸し付けることができるようにすること、合築以外の形態による民間施設の併設の場合においてもPFI事業者及び第三者に貸し付けることができるようにする等の改正がなされますが、今回の改正の必要性、発注者、PFI事業者にとってもメリット、デメリットがどこにあるのでございましょうか。
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 参考人の方は、長い間本当に御苦労さんでございます。私が最後でございますから、よろしく御協力のほどお願いを申し上げる次第でございます。本日は、本当にお忙しい中、このような会に出席をいただきましたこと、ありがとうございました。 まず、やはり皆さん方が日夜努力されているのは、地域に住んでいる方々の生活の安定と福祉の向上のために、そして住みよい地域をつくるために御努力をいただいておるもの、この点は深く感謝を申し上げる次第でございます。やはり、国として国土の均衡ある発展をどのように考えていくのか。その基本は、やはり安全であり、安心な国づくりをどうやってい……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 日米特別協定の一つであります思いやり予算について御質問申し上げます。 今、日米両軍の、失礼しました、米軍の再編に伴って新たな負担が求められる可能性というものがありますが、どのようにまずは考えられておられるのか。 そもそも、米軍が駐留している他国の例を見ましても、思いやり予算などと言われる支出をやっていること自体が私は大変異常なことではないかというふうに思うのであります。思いやり予算に関する特別協定の期限が来年の三月に切れるというようになっておりますし、日本の防衛を目的とした日米安保の意味を、大きくここのところは変わってくるのではないかというふうに……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 福知山線事故についてお伺いをいたします。 百七人が亡くなった兵庫県尼崎市のJR電車脱線事故について、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は、九月六日、発生から四か月ぶりに中間報告を発表いたしました。しかし、遺族からは報告書に対して、だれもが知りたいという点に触れていないという不満が上がってきております。経過報告という段階ではありますけれども、脱線のメカニズムという技術課題やハード面の問題点を解明するにとどまっているというのは非常に残念なことでございまして、この点について大臣の率直な見解をお伺いしたいと思います。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 まず、建築基準法の改正に伴って徐々に被害が少なくなってきていることは御案内のとおりでございまして、地震はいついかなるときに起こるか分からないわけでございますが、今回の法改正を契機にして、住宅・建築物の耐震改修に国土交通省はどうかひとつ全力を挙げて取り組むべきだと思います。 そこで、質問をいたしますが、福岡県西方沖地震に伴う福岡市と玄海島の復興支援について、玄海島は島民が一丸となって復興することの意見が実はまとまりまして、スピーディーで柔軟性のある事業手法の活用が必要であります。傾斜地を含めた島全体の復興は、被災建物の除去、それから車の通れる道路等の……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 突然降ってわいたようなこの構造設計偽造問題、発生したときにはびっくりいたしました、こんなことがあっていいのかどうか。同時に、現代の社会といいましょうか、事件、事故というものが世相を表すというふうに言われていますように、現代社会というのは安全よりも非常に人命が軽視されている世の中にだんだんなってきたなと、こういう、この事件を通じて思って、極めて私自身深刻に実は受け止めているところでございまして、この問題は積極的な解決へ努力をしてまいりたいと、このように考えているところです。 そこで、グランドステージ住吉の清水参考人にお伺いをいたしますが、先ほど御……
○渕上貞雄君 社会民主党・護憲連合の渕上貞雄でございます。 今回の行政改革は簡素で効率的な政府を目指すものとされています。 さて、国家行政組織法第一条は、国の行政事務の効率的な遂行のために必要な国家行政組織を整えることを目的とするとし、国家公務員法第一条は、職員がその職務の遂行に当たり、最大の能率を発揮し得るよう、民主的な方法で、選択され、かつ、指導されるべきことを定め、もって国民に対し、公務の民主的かつ能率的な運営を保障することを目的とすると規定をしています。地方自治法も同じく第一条で、地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保を、目的を規定をしております。 これらの規定があり……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 東横イン問題について質問をいたします。 まあ遵法精神もなければ、弱者に配慮をする精神も持たない経営者が造ったビジネスホテルチェーンの大手の東横インが、建築確認後に無届けで不正改造していた問題が明らかになりました。耐震偽装問題が世の中を騒がしている中で、ゆゆしき問題だと私は思っているところです。 もう既に横浜市などが立入検査をしておりますが、私ども社民党も、去る二月の一日に、横浜の東横インの現地調査を行いました。図面を二種類用意をし、検査が終わってから改造するなど、かなり悪質であります。東横イン横浜日本大通り駅日銀前の場合、障害者対応の客室の予定されていた……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 大臣は所信の冒頭において、国土交通行政の最重要課題は国民の安全と安心を確保することだと述べていますが、今国民は不安と不信の中にいると思います。これまで起きてきた航空、鉄道、バス、タクシー事故の増加や、構造計算書偽造問題による住生活基盤への信頼の失墜、さらには雪害など、余りにも多くの問題が発生をしております。これらのすべて、国土交通省が所管をするものでありますし、最重要課題と位置付けるには余りにも多くの問題が発生をしているのではないでしょうか。 まず初めに、この現状を大臣はどのように認識されておるのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 北海道開発は、開発庁以来、一九六八年の第一次から定員削減計画をまじめに協力をしてまいりまして、一九六七年のピーク時には一万一千七百六十三名から五千四百八十名に純減をし、全道二百五十ありました事業所、事務所も百二十八と半減をしております。 昨年の十月の閣議決定では四年間で六百六名の削減が決定をし、更に人員削減が行われれば、職員の雇用環境の悪化だけではなく、対住民サービスの悪化、道路、河川を初め、北海道における地域のネットワークや行政サービスが根底から覆されるのではないかと懸念をしていますが、いかがお考えでしょうか。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
私は、さきの委員会において、多発をいたしました事故、トラブルについての認識、原因、対策についてお伺いをいたしました。今日は、相次ぐ事故、トラブルが発生をしたことに対する監督庁としての責任をどのように認識されているのか、大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 しっかり取り組んでいただくことを要望をした上で、どうかその責任体制についてもはっきり各所明確にされるようお願いを申し上げておきたいと思います。
次に、交通運輸において発生をしております事故、トラブルの発生について、国土交通省は運輸の安全の重要性についてどのように認識されているのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
先日も指摘いたしましたが、運輸事業における規制緩和が職場の合理化、効率化を招いて、ヒューマンエラーの主な要因になって事故やトラブルの発生につながっているのではないかと思っています。また、経済的規制と社会的規制は運輸事業にあっては表裏一体のものであるにもかかわらず、あたかも経済的規制が優先する余り、結果として安全が軽視されたのではないかと思うんでありますが、その点の見解はいかがでございましょうか。
【次の発言】 バス事業の参入規制緩和やタクシー事業への参入規制緩和等が職場の合理化、効率化を招いて、安全上の支障を生ずる要因になっているのではないでしょうか……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 まず初めに、危険箇所の半減目標についてお伺いをいたします。 本法案によりますと、造成宅地防災区域の指定のみならず、災害防止措置を講ずる宅地所有者など、積極的な取組が必要となっております。このために、国土交通省は、平成十八年度予算において、大規模盛土の耐震化補強工事及び宅地ハザードマップの作成に対する支援、いずれも地方公共団体への補助として国費十一億円を要求しましたが、結果として三億円、うち耐震化補強工事への支援が二億円、宅地ハザードマップの作成支援が一億円が計上されることになりました。 このような金額で十年間に危険箇所の半減が可能になるのでしょうか。また……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 昨年十一月十三日に発生をしました、中国吉林省にある中国石油吉林石化公司の石油化学工場爆発がありました。爆発では、有害物質のベンゼンが同省の松花江に流れ込み、水道供給が停止するなど被害が出ております。そして、下流のロシア領のアムール川でも深刻な状況となっております。 一部報道によれば、アムール川から流れ出たベンゼンがオホーツク海に出て、海流に乗り北海道へ到着するのではないかと言われていますが、現在の状況はどれくらい把握されているのでしょうか、お伺いをいたします。 また、ベンゼンの持つ性質から北海道への漂着は余り想定できないかもしれませんが、例えば有……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
法案は、いわゆるハートビル法、それから交通バリアフリー法を一本化を行うものでございますが、一本化する意義とその効果はどのようなものか、お伺いいたします。
【次の発言】 バリアフリー化がより一層促進されることを期待をしておきます。
二〇〇〇年に施行されました交通バリアフリー法では、各交通機関ごとに数値目標を設け、二〇一〇年までに達成するよう求められていますが、既に丸五年経過をいたしたものの、車両等の適合車両数は他の施設整備に比べ余り進んでいないように思います。国土交通省の資料によりますと、二〇〇四年度の低床バスの適合車両数はバス車両全体の二二・六%で……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 四名の参考人の方、本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 皆さん方のお話を聞いていて、先ほど成立をしましたバリアフリー法、ハートビル法というのが、皆さん方の生活の中に、日常活動の中に大変評価されているというお話でございました。その報告を聞きまして、私は大変心強く思い、同時に、この場でこういう法律を作っていくということがいかに皆さん方の生活に対して寄与していくのか、同時に、皆さん方がどのようにして日常的な生活、そして日常的な行動に参加をしていく、そのためにどういうことが国として、法律としてできていくのかということを非常に深く……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
提出法案に移動円滑化経路協定というものがございますが、移動円滑化経路協定とはどのようなものなのでしょうか。また、今後どのような役割や効果があるのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 移動手段としてのハンドル式電動車いすは今後広く普及することが予想されます。ハンドル式電動車いすによって移動を保障するためには、先ほどもお話ありましたけれども、車両の開発又は人員の配置など解決すべき課題があります。
車両の開発については、やはり行政が積極的に財政面においてもイニシアチブを発揮する必要があると思います。現場で働く者の過重な労働を避けるために現場での人……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。バス関係について、まずお尋ねをいたします。 提出法案では、コミュニティーバスや乗り合いタクシーが乗り合い許可、法第二十一条から法的に格上げされて、公共交通の空白地域、それから過疎地域並びに団地輸送等に限定をされてきた枠組みというものが取り払われることになります。原則自由化されます。この結果、既存のバス業者との路線の全面的に競合する事態が懸念されますが、どのように整理をされるのでありましょうか。 行政当局がコミュニティーバスや乗り合いタクシーなどの輸送の多様化、高度化、小口輸送等の促進に踏み出すことから、激変緩和措置として、コミュニティーバスについては……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 先日は、西鉄の香椎線、高架線の開通のためにお越しいただきまして、どうもありがとうございました。非常に交通環境が良くなりましたのでお礼を申し上げておきたいと、このように思っておるところでございます。(発言する者あり)実はそのようにしたいと思いますが、いましばらくお付き合いを。 都市計画法は一九六八年に制定をされていますが、当時の状況とはやっぱり環境、一変をしていると思うのであります。社会情勢も大きく変化をいたしておりますが、これまでの計画法の成果はどのように評価されているのか、お伺いをしたい。 また、現在の都市を取り巻く課題についてはどのように認識……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 今日は大変御苦労さまでございました。 まず、富塚市長にお伺いをしたいと思うんですが、市長のお話を聞きながら、まちづくりというのと併せて人づくりをどのようにやっていくのか、人づくりにはやっぱり大きな目標が必要だと、市としては文教都市というものを目指していこう、やっぱりそういうコンセプトというのは非常に私は大事なことではないかと、このように思っているところでございまして、逆に、歩いていけるまちづくりもついでにつくろうと、こういうことになると、私は簡素で非常に機能的な都市ができ上がってくるのではないか。道路にいたしましても、水道にしても、下水にしても、い……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 都市計画の決定権者は基本的には市町村でありますが、今回の改正によって、第二種居住地域、準居住地域、工業地域の各地域や非線引き都市計画域内の白地地域では、これまで制限がなかった大規模集客施設について制限されることになるものの、市町村の開発促進区を定める地区計画を定めることにより立地可能となります。 大規模集客施設が立地することで当該市町村にとって税収や雇用の増大が期待されるために、大規模集客施設の立地に積極的に誘致をしようとする市町村が出てくるというふうに考えられますが、その点、いかがお考えでしょうか。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
現在、我が国の住宅政策は、公営住宅、公団住宅、それから公庫融資の三本柱を中心として、住宅建設計画法に基づいて住宅建設五か年計画に従って進められてきたと思います。
もう既に各委員からいろんな指摘がされておられますが、今年度末で終了いたします第八期計画までの成果をどのように評価をされているのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 では、提出法案とこれに基づく新たな計画体系を整備することによってどのようなことを実現しようとしているんでしょうか。また、これまでの枠組みでは実現できなかったのかどうなのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。四名の参考人の方、長い時間御苦労さんでございます。 まず、青山参考人にお伺いをいたしますが、今回の基本法の改正というのは、量から質へというふうに変わってきたというのはやはり国民の意識の変化もあるというふうに思います。そのときに、住宅プラスアルファまちづくりという視点というのが非常に大事ではないか、このように言われたわけでございますが、では、今なぜ都心に人が住めなくなったのか、住まないのか。都心部に人が住まなくなってきているというのをどのように理解をされているのか。もう一度町の中心部に人を集めようというように国の政策大きく変わってきているわけでございます……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 昨日から本日、大変マスコミをにぎわしております村上ファンドの村上世彰氏が逮捕されるという事件が起きました。そのとき、象徴的な言葉としてプロ中のプロが誤った、プロ中のプロが誤ったと。なぜプロ中のプロが誤るかということをやっぱり考えてみますと、やはり一つは市場原理、もう一つはやっぱり規制緩和。結果として行き過ぎた行動というのが社会の風潮として何でもやっていいという印象になり過ぎているのではないか。ここらのところはやっぱり一つの警告としてきちっと受け止めていかなくてはならないと私は、裁判の結果これから先どうなるか分かりませんが、そういうふうに思っております……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 参考人の方々、私が最後でございますので、もうしばらく。本日は御苦労さまでございました。 まずは小川参考人にお伺いをいたしますが、先ほどの意見陳述の中にもございましたが、団体加入の義務付けの問題について問題を提起されておりますけれども、建築士だけでは百万超えるんですかね、おられるのに、非常に組織率が少ないというのを連合会の会長としてどのようにお考え、なぜそのように連合会に参加をしてくることが少ないのか。先ほどの説明では、例えば罰則の強化だとか消費者の保護だとか情報の開示だとかといろんなことを言われましたが、もし連合会に参加をしておればこのような姉歯事……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 まず、シンドラー社のエレベーター事故についてでございますけれども、耐震偽装の次は今度はエレベーターかと、一体おれたちはどこに住めばいいのかというような不安で一杯になっているのではないかと、このように思います。今、この事件については調査中のことでございますから、私はこの事件の背景、原因、それからその責任の所在、そして補償の問題、そして利用者保護の問題のそれぞれの観点からきちっと調査をいただき、住民に対して、こういう利用をする方々に対して、エレベーターを利用する方々に対して安全と安心を与えるような施策と事故の結果の発表について調査をしっかり行っていただい……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 まず、与党案提案者にお尋ねをいたします。 二〇〇四年一月の最高裁は、〇一年参議院選挙の最大較差を、五・〇六倍について六人が違憲とし、合憲とした九人の多数意見の中でも、四人が補足意見として、次回選挙で漫然と現状が維持されたままなら違憲判断がなされる余地は十分にあると警告をいたしました。さらに、東京高裁は、〇五年五月の判決で、最大較差五・一三倍の〇四年参議院定数を合憲としつつも、異常な投票価値の不平等が存在をし、その較差が拡大しているのは憂慮すべき状態と判示しています。 一方、〇五年の国勢調査速報値に基づく参議院選挙区別議員一人当たりの人口では、最も……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。 長い時間、参考人の方、大変御苦労さまでございます。貴重な御意見をいただきまして感謝を申し上げる次第ですが、各現場で又は研究でいろいろ教育問題について発言をされたり実践をされていることに、まず敬意を表します。 今、私はこういうふうに思っているわけですね。今の教育というものが、偏差値教育を中心にしながら塾教育に重点を置いて、エリートコースをどのようにつくり上げていくのかと、ここに余りにも力が入れ過ぎているのではないか、こういうふうな認識を実はした上で、最近、学校を取り巻く状況でいろんな問題が起きている。とりわけ、教育の現場でとか、教育問題を語る……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 公述人の皆さん方、本当に御苦労さんでございました。今日はありがとうございます。 まずは、浅川公述人にお伺いをいたしますが、その前に私は、やはり今教育基本法をめぐって教育問題の様々な課題がようやく国民の皆さん方の入口のところで議論ができるような雰囲気になってきたのではないかと。 大体、国会の運営を見ますと、こういう重要な法案のときには、衆議院で、ちょっと言葉は非常に雑になりますけれども、ちょうちょうはっしやり合った後、参議院に来て静かに議論をし始めたらだんだん国民の方も関心を持ってくるというようなのが大体今までの国会における重要法案の審議の中な……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 まず、質問に入ります前に、先ほど同僚議員からも御批判をいただきましたが、冬柴大臣を始めとして公共交通にかかわる者に対して、大変、飲酒運転にかかわって、御心労、御心配を掛けたことについて、会社として十分反省をして、従業員一同、今再発防止のために努力している最中でございますので、どうかひとつよろしく御理解をいただければとこのように思って、今後ともひとつ御指導をよろしくまずはお願いを申し上げておきたいと思います。 まず初めに、内閣府に対してお尋ねをいたしますが、安倍総理は所信表明演説において、国民の安全を確保するのは政府の責務であると明言をしております。……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 核保有に対して、最近、政府・与党内からの発言が相次いでいますが、これは大変許し難い私は発言だと思っております。 閣僚や政権与党であるならば、やはり憲法、非核三原則の国是によって発言すべきであります。決して発言は自由とはならないと思うんですね。ですから、個人の意見というわけには私はならないと思うんです。やっぱり政府の一員としてしっかりやはり発言をしていかなきゃならないと思うんですが。 そこで、冬柴大臣にお伺いをいたしますが、これらの一連の発言についてどのような見解をお持ちか、大臣の見解をお伺いいたします。
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 構造計算書偽装問題は、多くの住民の安全と居住の安定に大きな支障を与えただけでなく、国民の間に建築物の耐震性に対する不安と業界への不信を広げたとともに、その偽装をそれぞれの段階で見抜くことができず、制度に対する信頼が大きく失墜をいたしました。 さきの国会では、これらに対応するために、建築確認の厳格化と偽装行為の罰則強化を柱とした建築基準法など四法案を改正をし、今回は建築士法の改定案が提出をされていますが、これらによって構造計算書の偽装は防ぐことができると思っているのかどうか、お尋ねをいたします。
○渕上貞雄君 後藤先生に先やってもらえる。
【次の発言】 どうも済みません。
【次の発言】 社民党の渕上でございます。
九・一一以降、国内外においてテロ対策が強化をされていますが、旅行者や観光者、利用者がより安全に移動できるようにすることがやはり観光振興にとっては大変重要なことだと思います。そのために、各交通機関における安全対策が急がれるところですが、これまでの各交通機関に対する取組がどのようになされてきたのか、今後どのように取り組もうとしているのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 法務省にお伺いいたしますが、空港での入国審査は安全対策上大変重要なことだと思いますが、慎重になればなるほど……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 社民党は、北朝鮮が国際社会から度重なる中止の要求を無視して核実験をした、強行したことについて断固抗議するとともに、六か国の間での確認し合った共同声明及び核問題とミサイル問題について日朝平壌宣言に違反するものであるとの立場から、本承認案件について質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、北朝鮮の船舶の入港を禁じているのは、我が国のほかに、加えてどれくらいの国があるのでしょうか。 また、北朝鮮に寄港した船舶も入港を禁止するなどの措置を検討していることが報じられていますが、このことは事実なのでしょうか、どうなんでしょうか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 航空機の事故問題については、当委員会でも別の機会で集中審議をやるということでございますので本日は省きまして、私は安全問題について、特にバスの安全を重点的に質問をしたいと思っております。 まず初めに、二月の十八日の早朝、大阪府吹田市において発生をしましたスキーバス事故、アルバイト誘導員が亡くなり、運転手を含む多数の方々が重傷を負いました。亡くなられた誘導員の方には御冥福をお祈りしますと同時に、負傷された方には一日も早い回復をお祈りする次第でございます。 事故原因についてはそれぞれの機関において究明中だと思いますが、この間報道されました事故車両の運転……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
今も規制緩和の問題について同僚議員の方から質問がございましたが、国交省は事後チェック体制を強化をしていますが、監査員の数にも限界がありますし、必ずしも機能が有効に果たされていないようにも思うわけです。
特に、監査処分後のフォローアップについてはどのように行われているのか明らかになっておりません。監査処分後のフォローアップについてどのようにされているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 確かに、その事後チェックも大切なことはありますけれども、限られた監査員の現状ではやはり事業参入する事前でのチェックが、しっかり行うことは安全運行を担保するためにも更……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
小泉・安倍内閣の進める都市再生は、国際競争力の強化と不動産市場の再構築が柱となって、都市部の再開発優先に進められているものであり、そこには住民の生活向上という視点はありません。一体どのような都市づくりを行おうとしているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 東京一極集中の反省から都市機能移転等の取組がこの間進められてきたと思いますが、この都市再生施策は再び東京への一極集中、言うなら地方都市への一極集中をもたらすようなことになるのではないかと思うんですが、その点いかがでございましょうか。
【次の発言】 一九九七年にこの密集市街地整備法が制定されて以降、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 三名の参考人の方々、私が最後でございますので、もうしばらく。今日は御苦労さんでございました。 私自身は、都市再生といいましょうか都市計画といいましょうか、これは余り急いでやらなくてもいいんじゃないかと、その代わり、息長く確実にきちっとやっていけということの方が大事ではないかと、このように実は思っているわけですね。それはやはり、一つは、人口減少化社会に対して今住んでいる住宅のことを考えると、もう広い家に年寄りだけしかいない、狭かったけれども一人しかいないというような形になってきているわけですね。そうすると、人口減少化社会において物を考えていく場合に、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
初めに、なぜ今、自動車車検独立行政法人を改定するのかを改めて御説明願いたいと思います。また、改正することによってどのような効果があるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 私は、改めて変える必要もないという立場なものですから、そういう質問をさせていただきました。
次に、国交省は、非公務員型の見直しについて、暴力的、威圧的言動に屈することなく、厳正かつ公正な職務執行を確保することができるよう、職員に公務員としての身分を付与し、受検者の理解と協力が得られるようにするとともに、公務員としての厳格な職務規律の対象とし、個々の検査官に公務としての強い使命感を……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 多くの同僚議員の方から地元調整の問題について質問が出ておりました。これほどやはり難しい問題に直面しているからだと、このように認識をしているところでございますが、改めて地元との調整方法についてはどのようにしていこうとしているのか、お伺いを一点しておきたいと思います。 特に、これまでの場外発売場の設置では、地元住民の意見それから民意が反映されていないというところが大きな問題ではないかと、そういうことがあった上で設置されているというのがやはり多くの質問者の中から出た意見ではないかというふうに思うんでありますが、地元の意見をどのようにして十分に尊重していく……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
法案の説明にもございましたけれども、今回の測量法の改正は、インターネットによる提供、複製承認手続の規制の緩和、ワンストップ化、永久、一時標識の公表などですが、これによって国民はどのような恩恵を受けるんでしょうか。
【次の発言】 インターネットによる測量成果の提供が行われるようになれば、刊行された地図とは違って更新の頻度が大変多くなると思うんです。より最新のものが提供されることになると思いますが、逆に今度は刊行物の更新がこれまで以上に行われないというような心配が生まれてくるわけですが、インターネットを利用できない人たちへの測量成果の迅速な提供はどのよう……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 様々な角度から事故の問題についていろんな意見が出ているところでございますが、航空安全上のトラブルがここ数年増加傾向にあるというふうに理解をしています。トラブルはやはり運航、客室、整備等全部門、全職種において発生をしていますし、しかも国から業務改善命令や輸送安全点検の緊急な実施などが行われ、改善策が実施されているにもかかわらずトラブルの発生は引き続いており、これでは安全の基盤が崩れているのじゃないかというふうに私は理解するわけであります。 そこで、定期航空協会にお伺いをいたしますが、この間の度重なるトラブルの発生についてどのように認識されているんでし……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 まず、発議者の方に御質問いたしますが、日本は海洋国であり、国民の関心の強い海に関する基本法を制定することは必要なことだと思っております。 今回の審議で明らかなように、多少この法案については拙速であったのではないかというふうに認識しているところでございますが、まず法案の審議に当たって、それは院が決めることだということで言ってしまえば終わりのことでありますが、国土交通委員会だけでなく、内閣委員会、外務委員会、農水委員会、それから経済産業委員会、環境委員会など、関係する委員会が数多くあるわけでございまして、ここはやはり連合審査等々を考えていくべきではなか……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
提出法案の言うところの住宅の瑕疵とはどのような内容を指すものか。既に住宅品確法において瑕疵となる範囲というのは定められておるわけでございまして、これと同じものなのか、それとも品確法の瑕疵とは違う内容になっているのかを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 瑕疵の内容についてですが、住宅建設瑕疵と住宅販売瑕疵とは同じものを対象としているんでしょうか。
【次の発言】 瑕疵であるという判断は買主、それから売主、施工者、それぞれ異なる場合があると思います。私は、できる限りだれが見ても分かるような判断基準というものを示す必要があると考えていますが、特に被害者……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
住宅販売瑕疵担保保証金の供託金及び責任保険契約の締結状況について国土交通大臣又は都道府県の知事に届け出ることになっておりますが、届出を受けた国土交通大臣又は都道府県の知事はどのように対応されようとするのでしょうか。また、買主当人は、供託、保険に加入したことをどこで知ることができるのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 先ほども同僚議員の方から質問がございましたが、故意、重過失のある住宅の瑕疵の場合、普通では保険の対象にならないということは分かりました。
ここら辺りが一番やはり問題ではないかと思うので、先ほどもよくお話しいただいたんですが、再……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 私もエキスポランドの事故に対し、亡くなられた方に対しては哀悼の意を表しますとともに、負傷されました方に対しては一日も早い回復をお祈りをする次第でございます。 そこで、国土交通省にお願いをしておきますが、事故が起きないようにどうするかというのは、第一義的にはやはり業者の責任だと思うんですよね。そこのところをどうしていくかというこの点検の在り方について再度検討をいただいて、やはりシーズン、シーズンになってくれば、どの人たちがどういうような動きをしていくかというのは、もう長年の経験で分かっているわけですから、その安全点検にかかわる問題についていま一度きち……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。
本法案は地域公共交通活性化及び再生に関するものですが、国土交通省は、本法案を提出するに当たって地域公共交通についての現状認識をどのようにされているのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 本法案の目的において、移動のための交通手段に関する利用者の選好の変化により地域公共交通の維持に困難を生じている等を明記をされていますが、今も説明ございましたけれども、地域公共交通の一番の衰退の原因というのはどのようにお考えになっていますか。
【次の発言】 法案では、地域公共交通の活性化を図るための基本方針の策定や地域公共交通総合連携計画の作成等の諸施策を行うこと……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。 港湾の周辺問題についてお伺いをいたします。 港湾労働者がいち早く問題といたしましたアスベスト対策についてお尋ねをいたします。 アスベスト被害の流行は、正に始まったばっかりと言っていいと思います。今後数十年間、恐らく拡大をし続けることは間違いないことだと思いますが、アスベスト問題は終わった問題ではありませんし、これからの問題であります。 しかし、アスベスト問題に関する関係閣僚会合は二〇〇六年九月以降開催されておりません。小泉内閣から安倍内閣へ引継ぎらしいものは何もあってないように思われます。公約であったすき間ない補償はだれが一体検証するんでし……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 遊戯施設の関連について引き続き質問をさせていただきますが、国土交通省の省令によりますと、構造物であるジェットコースターの車両は可動部分、機械部分などに含まれ、ほかの部品と一括で強度が決められています。これは、乗り物である列車の車軸などが重要部分としての個別に日本工業規格、JISで設計基準を定められているのとは非常に好対照的でありまして、同じ乗り物なのになぜジェットコースターが建築基準法の対象になっているのでしょうか。ジェットコースターの遊戯が建築基準法で規制されるようになった経緯と、なぜ旧建設省が所管になったのか、お伺いいたします。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 今まで同僚議員のお話を聞き、今の冬柴大臣の決意を聞いて思ったんですが、やはりこの規制緩和、行き過ぎましたね。ですから、大臣はもういろいろ迷わない、決断すべし。そして、なぜそういうことを言うかというと、やっぱり行き過ぎた規制緩和をやった結果が今の状況になっているわけですから、そこはすぱっと決断をして改める、このことがやっぱり大臣、一番大切なことじゃないか。それには、もう新免、増車はやらない、減車をやる、これだけでいいですよ。ここを決断したら、大体この問題、全体片付くんじゃないかと私は思っております。 そこで質問ですが、二〇〇二年二月一日以降、規制緩和……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 政府は、教育再生関連法案の一つとして地方教育行政法の改正を提案しようとしていますが、その中で、教育委員会への国の権限強化を盛り込もうとしていますが、中教審答申を受けた総理は、総理の裁定で、いじめの問題のように生徒らの生命、身体の保護のため緊急の必要がある場合に限って、文部科学大臣の教育委員会に是正の指示ができる規定を設けること、また未履修問題などの場合、指示よりも弱い是正の要求をもできるようにするとのことである。 旧地方教育行政法の第五十二条で規定されていた文部大臣による措置要求の復活のように受け止められるわけですが、具体的にどのような場合に是正の……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。
タクシー運賃の改定が続いている中、国交省は、今回の改定は運転者の賃金改善、待遇改善が目的であるとして、大臣もそのことを繰り返し強調されております。値上げ後に実際にどの程度待遇改善が実行されたのかということを国土交通省はどのような方法で掌握をしようとしているのか、その掌握の方法について具体的に御説明いただきたい。
【次の発言】 一部報道では平均値を公表するような方法があるように言われましたが、個別の事業者がどれだけの労働条件改善を実行したのかが明らかにならなければ、運賃値上げの趣旨に反していると思われます。指導することがまたできないのではないかと、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
今回の法律案は、気象庁に地震及び火山現象についての予報及び警報を義務付けるものでございますが、気象庁にこのような業務を義務付けることの意義はどこにあるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 今回の法律が施行されますと、現在、十二の火山において発表されています火山活動度レベルが廃止をされ、噴火警戒レベルを新たに導入することになりますが、日本には百八の活火山があります。法律の施行を機に情報対象の拡大をする用意があるかないか、お伺いいたします。
【次の発言】 鹿児島県桜島火山において、二〇〇六年六月に五十八年ぶりに南岳東斜面の昭和火口から噴火をし、その後も……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 私は、安全問題、それから地域公共交通の活性化の問題について幾つか質問をしたいと思いますが、その前に、今最大の政治課題になっております道路財源の問題について大臣に質問申し上げたいと思うんでありますが、大臣もさっき同僚の質問に対してお答えを願っておりましたように、心ない使われ方、それ以上に国民は納税者の立場から、連日報道される道路財源にまつわる無駄遣いの問題について怒り心頭に達していると思いますね。 ですから、大臣も所信の中で明らかにいたしましたように、道路財源の支出について国民の不信を招いていることを重く受け止めと、このように表現をされておりまし……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
まず、今度の法律につきまして質問させていただきますが、四面環海の海洋国家である我が国において、なぜ今日までこのような法律がなかったのか、どのような理由で法律を制定していなかったのか、そしてなぜ今提出されようとしているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 法案の提案説明の理由の中では、領海等における外国船舶の航行の秩序を明確化し、不審な行動を行っている外国船に対して適切に対処できるようにする必要があると言われておりますが、今日まで不審な行動をする船に対して適切な対応がなされてこなかったのでしょうか。私はやってきたと思うんでありますが、どのような対応を……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 私は、これまで航空・鉄道事故調査委員会の独立性を求めて、まず八条委員会から三条委員会にしなさいと何回もここの席で言いました。だけれども、なかなか聞いていただけませんでした。かなり抵抗があったように思っておるところでございますが、国土交通省は、そのとき八条機関のままで今日の事故原因は究明できると考えていると、このようにずっと答弁してきたわけですよ。そこで、そうじゃないんじゃないかというふうにして三条委員会にしなさいと、こういうふうに言ったんですが、なかなか聞いてくれませんでした。 そこで、なぜ八条委員会から三条委員会に今回格上げしたのかどうか、その格……
○渕上貞雄君 社民党の渕上ですが、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律案は、国の重要文化財などに指定されていないが、地域の城壁や寺社といった歴史的資産の中核に市町村が取り組む町づくりを支援するというものですが、その前に、これらの重要文化財や歴史的資産に対する落書きや破損や破壊などが横行していることに大変憂慮しています。
一つ一つの文化財を二十四時間監視するというのにも限界があるわけですが、国としての対応又は対策についてどのようにされようとしているのか、されているのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 文化庁に対する質問これで終わりですから、どうぞお引き取り願って結構です。ありが……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。
提案されております法案につきましては、まあ遅きに失したという感がないわけでもないわけでございますけれども、再び国が鉄道を支援するという方向を打ち出したことについては、私は高く評価をしたいと思います。
そこで、なぜ今この時期にこのような公有民営化という制度を導入するに至ったのか、その経緯をお伺いいたします。
【次の発言】 現在でも県や沿線市町村が線路保存費、それから電路保存費、それから車両保存費などの設備維持費の補助をしたり、さらには固定資産税相当額の補助を行っているところでありますが、鉄道軌道整備法それから地域自立・活性化交付金等の現行法におい……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。
海上運送法及び船員法について質問をいたします。
これまで、日本船籍、日本人船員の減少対策として、日本人船員と外国人船員との混乗化や乗務員の少数精鋭による近代化船の取組、それから税制による支援措置等の施策を講じてきましたけれども、日本船籍、日本人船員の減少に歯止めが掛からず、今日に至っております。
これらの施策を講じたにもかかわらず日本船籍、日本人船員の減少に歯止めが掛からなかった原因はどこにあるとお考えでしょうか。
【次の発言】 法案は、安定的な海上輸送の確保を図るために必要な日本船舶の確保、それから船員の育成確保を図ることを内容としておりま……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 法案は、港湾の適切な管理を通じて国民の安全、安心の確保を図ることを目的に、非常災害が発生をした場合の措置等について改定するものですが、幾つかの点をお尋ねをして、あと確認をさせていただきたいと思います。 まず初めに、条文第五十五条の三の二の国土交通大臣による港湾広域防災施設の管理等についてお尋ねいたしますが、既に条文に明記をされていますので当然のことと思いますが、この規定は災害基本法第五十条の第一項に基づく災害応急対策であって、いわゆる武力攻撃事態法、周辺事態法などの有事法制に基づくものではないということを確認しておきたいと思うんですが、いかがで……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
スカイマークの件についてお伺いをいたしますが、先日のスカイマークの欠航は、同社のパイロット二名が突然辞め、これを補充することができなかったことが原因だと報道されておりますが、同社の予備のパイロットを確保していればこのようなことはなかったと考えます。なぜ同社はそうしなかったのか、あるいはそうできなかったのか、国土交通省はどういうふうに原因をお考えでございましょうか。
【次の発言】 パイロットの乗務時間にかかわる乗務割りの基準には違反をしておりません、運航計画に問題はなかったとのことですが、たった二人パイロットの欠員によって運航便の一割が運休となるような……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 麻生総理は、財政支出額五兆円程度、事業規模で二十兆円規模の追加経済対策を発表いたしました。どう見てもこれは選挙対策かなと、こういうふうにしか私には思えませんし、延命策かなと一方でも思うわけでございます。 そうはいっても追加経済対策の中には国交省にかかわるものがありますのでお伺いいたしますが、まずその一つに地方財政への支援というのがありますし、道路財源から一兆円を地方へ配分するということになっております。聞くところによりますと、同僚議員からも質問ありましたけれども、総務大臣、国交大臣の見解が違っているように思うわけでありますが、具体的に中身を明ら……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。 提出法案の審議に当たりまして、幾つか住宅に関連する問題について大臣並びに関係者の方から認識並びにお考え方をお伺いいたしたいと思います。 初めに、公営住宅単身者入居についてお伺いをいたします。 公営住宅の入居に当たって、公営住宅法及び施行令においてその要件が定められております。したがって、その原則は原則として分かるわけでありますが、二〇〇一年の十二月十九日の閣議決定に基づきまして、雇用促進住宅が早期に廃止されることになりました。雇用促進住宅を安易に廃止するのは問題であるというふうに私は考えておりますけれども、現在、自治体が雇用促進住宅を引き受け……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
初めに、軽油価格の現状についてお尋ねをいたします。
ガソリン価格については、一時期の価格高騰が落ち着き、店頭小売価格で百円前後となっているようです。しかし、軽油価格は比較的高止まりの状況が続いており、店頭小売価格はガソリン価格との格差が五円から六円程度、それから地域によっては同額あるいは逆転というところがあるようですが、実際のところ、ガソリンと軽油の全国平均小売価格はどのように推移しているのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 今御説明がありましたように、店頭価格におけるガソリンの価格は下がっているようでございますが、軽油はどちらかというと高止まり……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 まだあるのかなという思いの方もおられましょうが、もうちょっとの御辛抱でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 本年の一月二十八日に本院において麻生総理大臣から施政方針がありました。その中で、安心と活力ある社会、生活防衛予算の言葉が躍るばかりで、生活や仕事、将来への不安をなくすような国民に対するメッセージといいましょうか、心に響くような言葉というのはなかったように私は思います。それと同じように、国土交通省所管に対する施政方針につきましても、政策につきましても何もなかったのではないかというぐらいに少なかったのではないかというふうに実は施政方針を……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。
まず、エレベーター事故の調査の関係についてお伺いをいたしますが、事故原因の究明、それから再発防止のためにやはり独立した事故調査委員会の設置が私は必要ではないかというふうに考えております。もう既に航空、鉄道、船舶についてはあるわけですが、そういうものがあるわけですから、やはり統一したものを考えるべきではないかというふうに思っているんですが、その点、事故調の設置についていかがお考えでしょうか。
【次の発言】 やはり被害者遺族の方々は事故原因というのを最も知りたい、そういうふうに思っているところでございますので、この委員会の充実と併せて、せっかく国土交……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 長期にわたる特措法の問題とその目的と成果についてという質問、それから五年ごとになぜ変えるのかという質問については、もう既に同僚議員が同じような質問をやっておりますので、この際、取りやめておきたいと思います。 そこで、奄美群島それから小笠原諸島の地理的、自然的、歴史的特殊事情による不利益性が法案提出の背景にあるというふうに思っております。今や本土においても、先ほども質問があっておりましたが、過疎化の進行が経済的、社会的格差を生んで、限界集落などと言われる言葉が生まれてきているように、全国各地にそういう状況が生まれております。そういう格差が拡大する……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
今回の提出法案は道路特定財源を一般財源化するためのものですが、この間一貫して納税者の理解を得つつという言葉がございましたが、五月十三日の閣議決定ではこの言葉がなくなっております。このことは納税者の理解を得られたと判断されたからなのか、何をもって理解を得られたと判断されたのか、お伺いいたします。
【次の発言】 では、どの程度の方々が理解しているとお思いになっていますか。
【次の発言】 道路特定財源の納税者は自動車保有者並びに利用者ですが、自家用自動車の保有台数を見れば東京都心に比べて町村部の方が多く保有しており、生活必需品となっておることはもう既に御案……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。
まず、公務員の健康管理についてお尋ねをいたしますが、初めに、国家公務員福利厚生基本計画とはどのようなものであるか、御説明をいただきたい。
【次の発言】 計画は努力義務のようですが、総則四において計画のフォローアップがなされるようになっておりますが、直近の実施状況についてお教え願いたい。
【次の発言】 独立行政法人や民営化によって職員数が減少しておりますけれども、過去の実態と比較することはできないと思いますが、職員の健康実態、それから長時間労働の実態については把握されているんでしょうか。
また、自殺や長期休職者の実態はどのようになっているのか、お……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 参考人の方々は、大変今日は御苦労さまでございました。 道路財源問題を議論するときに言われた言葉で、妙に納得できて納得できないものが、先ほども少し議論にお話のございました、必要な道路は造ると、こういうふうに言われるわけですね。そのときに、必要な道路はという、その必要なというところは、反対できないなという話と賛成できるなという話と、妙に納得できるなという話なんですね。ですから、三人の参考人の先生方に、必要な道路と思うのは、どういうことを必要な道路というのか、御意見がございましたらお聞かせ願いたいと思います。
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
幾つかの基本的な問題についてお伺いをいたしますが、初めに、〇九年度予算案については一般財源化の方針に沿って編成をされたと思います。道路整備に関する予算について一般財源化によってどのような変化があったのでしょうか。また、〇九年度予算案において、特定財源とされてきた税収額のうち、どの程度道路整備以外の財源に充てられているのか、どのような状況になっているのか、お知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 第百六十六国会において提出をされました特別会計に関する法律案において、道路整備特別会計、治水特別会計、港湾整備特別会計、空港整備特別会計及び都市開発資金……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
高齢者住宅施策の達成状況についてお伺いをいたします。
この間、高齢者向け公共賃貸住宅の整備が各種法律において取組がなされていると思いますが、取組の成果と問題点はどのようになっているのか、それからまた所期の目的は達成されているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 高齢者向け優良賃貸住宅や高齢者円滑入居賃貸住宅において最低居住面積水準を満たしていないものや不当な賃貸条件を付している住宅が登録されているようでございますが、その実態はどうなっているでしょうか。
【次の発言】 高優賃や高円賃、高専賃住宅における入居率はどのようになっているでしょうか。また、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
法案について質問をいたします。
都市再生特別措置法では民間活力を中心とした都市再生も取り組まれていますが、その事業区域は首都圏に集中しているというのが実態でございまして、結果として東京への一極集中を招き地域間格差を拡大をさせているというのが実態ではないかと思うのでありますが、どういう認識でございましょうか。
【次の発言】 地方都市における中心市街地の空洞化は依然として進んでおり、再生とは程遠い実態にあるように思うのでありますが、全国都市再生のための緊急措置による成果についてどのように判断されているのでしょうか。また、今回、法を改正することによって都……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 我が党は、この法案提出に当たって、九年前の法案審議で交通運輸の規制緩和については一貫して社民党としては反対をしてきました。なぜなら、やはり規制緩和によって犠牲となるのは労働者であり、タクシーの利用者であるというふうに考えたからであります。結果、今のこれまでに指摘されたとおりでございまして、その実態が今現れてきているのではないかというふうに思います。 実施から七年という歳月が流れてしまいましたが、今ここで規制緩和によって生じた弊害を取り除くことがこれからのタクシー産業の発展にとって、さらには運輸の使命であるというふうに思っております。安全、安心の確保によって……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 交通運輸における規制緩和の弊害は安全運行と直結をしており、この間の事故件数の増加がそれを如実に表現していると思います。さきの委員会においても主張しましたが、社民党は当初から交通運輸の規制緩和については安全運行確保の観点から問題があると反対をしてまいりました。しかし当時は、既存事業者の経営効率化が進まないとか、利用者の様々なニーズに対応した新しいサービスが提供されにくいなどの理由で規制緩和が実行をされました。 では、規制緩和によってどのような効果が上がったのでございましょうか。規制改革会議のタクシー事業にかかわる諸問題に関する見解を見ますと、新た……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 今回、提出法案の前に幾つか海のことについてお尋ねいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。 もう既に御存じのことだと思いますが、高速道路、架橋通行料のETCの割引が実施をされて、ひとときほどよりマスコミは騒がなくはなりましたものの、実施されたことによって海運やフェリーや旅客船の経営が未曾有の危機に瀕しているというのは御案内のとおりでございます。既に航路撤退を決めたところの業者や減便を行う業者などがおりまして、船員雇用問題だけでなく、島嶼に暮らす島民の生活の影響も計り知れないものが出てきているのが実情でございます。 そこで、ETC割引を実施した……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
政府の〇九年度予算案には、改憲国民投票実施に向けた予算が四十六億九千万円も計上されています。昨年は七千二百万円からすると大変大幅なアップになっております。平成二十二年五月に施行される日本国憲法の改正手続に関する法律に基づく国民投票の施行の準備に必要な経費と説明をされていますが、まずこの内訳をひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 憲法改正の手続として国民投票が行われる場合、市町村が国民投票人名簿を調製しなければならないとしておりますし、投票人名簿システムの構築交付金が自治体に交付され、各自治体が予算を計上しております。
しかし、国……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。
職業安定法は供給契約に基づいて労働者を他人に使用させることを目的とする事業を労働者供給事業として定めておりますが、労働者供給事業は原則として禁止されておりません。その理由は一体何か、お教えください。
【次の発言】 いわゆる人貸し業で労働ボスによる強制労働や中間搾取を伴うなど今多くの障害があることから、そのようなことになっていると思います。
職業安定法は、労働組合が労働大臣の許可を受けて無料で労働者供給事業を行うことは禁止していません。一体これはどういうことなんでしょうか。
【次の発言】 労働組合が行う労働者供給事業は、労働者派遣事業とは異なり、……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。 新政権が発足をして二か月余りになりました。こちらから見ていまして、本当にまじめに元気に頑張っておるなという思いでございます。これからもひとつしっかり交通行政発展のために頑張っていただきたい。張り切り過ぎて健康を害しないように、ひとつ十分頑張っていただきたいと思います。 まず、交通基本法についてお伺いをいたします。 二十一世紀は本格的な高齢化社会の到来と地球環境問題への対応が大きな課題となっておりまして、新たなやはり考え方に立脚した人と地球に優しい総合交通体系の確立が求められていると思います。そこで、交通に関する基本理念を明確にして交通政策全体……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。 高速道路の拡充、延伸に伴って新しいビジネスができていることも事実でありますけれども、同時に、一方で、高速道路千円化や無料実験、さらには今回発表されました料金体系などによって公共交通に対する不安というのが大変高まっておるのもまた事実であります。 ここのところ、やはり海運事業者やトラック運送については若干の配慮がされておるわけでございますけれども、貸切りバスや高速バスについては余り配慮されておらないのではないかというふうに思っています。特に高速バス収入に依存をしているバス事業者の収入低下は、この役割というのが内部補助によって維持している路線バス……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 今日は、参考人の方々、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 いずれの参考人からも、現物給付、現金給付の問題点について、結論的に申し上げればバランスが必要だというように御意見として承ったと思っております。この問題についてはこれからの審議の中で生かしていかなければならないと、このように考えているところです。 そこで、森田参考人にお伺いをするわけですが、先ほど報告の中でもございましたように、子どもの権利条約と子どもの手当の問題について御報告されたと思うのでありますが、とりわけ子どもの手当の整備については国際的にはどのように考え……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 今日はお二人の参考人の方、大変御苦労さんでございました。 まず、中島参考人にお伺いをいたしますが、私、今度の政権交代によって三つのことが問題だったなと思っているのは、一つは、情報公開の遅れというものが明らかになってきたこと、二つ目は、基本的な人権に対する我が国の政治の在り方、ありよう、対応の仕方というのがやはり問題だったなと、それから三つ目は、地方分権、今は地方主権と言っていますけれども、そこの自立性の遅れというものが我が国の政治というものを大きくやはりゆがめてきておったのではないかという認識を今度政権交代を通して私は思ったところでございます。……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。
国家公務員制度の改革及び独立行政法人の制度改革が確実に推進されている中にありまして、国家公務員制度改革、独立行政法人の制度改革において、雇用問題が比較的に軽んじられているのではないかというふうに思います。
そこで、改革に当たってどのように雇用問題をとらえているのか、またどのような認識をされているのか、仙谷大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 では、今年の一月に日本年金機構が生まれまして、国から権限を委任された業務を日本年金機構の名で実施をしております。国から事務の委託をされた業務を国で実施するというものでございますが、国は財政責任、管理運……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。
まず、地デジの進捗状況についてお伺いをいたしますが、地上デジタル放送についてお伺いをいたします。
まず、デジタル化に関係するそれぞれの現在の進捗状況についてお知らせ願いたい。
【次の発言】 ただいま御丁寧なお言葉をいただきましてありがとうございました。これからもひとつよろしくお願い申し上げます。
次に、ラジオのデジタル化についてお伺いをいたします。
ラジオのデジタル化はテレビとやや事情が異なりまして、今のアナログは存続させた上で新規のサービスとしてデジタル放送を始めると聞いております。そこで、ラジオのデジタル化の検討内容についてお教えい……
○渕上貞雄君 どうも、大臣以下政務官の方々、大変御苦労さんです。私で最後ですから、よろしくお願い申し上げます。
大臣は所信におきまして、JAL再生を国民の目線に立った確実な再生を図ると言われております。国民の目線に立ったJALの再生とはどのようなことをいうのか。今もう既に国交省、それから企業再建整備機構ですか、それに加えてJALと三者一体となって再建をやっているところでございますが、加えて、国民の目線に立った再生というのをどのように理解すればいいのか、大臣の認識をお伺いします。
【次の発言】 日本航空は我が国を代表する航空会社だけに国民の関心大変高いわけですから、ひとつ今の決意をしっかりと生……
○渕上貞雄君 社民党の渕上貞雄でございます。
土砂災害による災害が平均で毎年約千か所発生をしていると。土砂災害の危険箇所は、五戸以上の人家のある箇所のみでも全国で二十万か所あるというふうに言われております。急斜面地崩壊対策整備済みの箇所数と要対策箇所数の増加を比較すると、要対策箇所数の増加が上回り、整備が危険箇所の増加に追い付かない状況にあるわけですが、今回の法律が成立をした場合、これらがどのように重大災害の発生した場合改善されるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 今回の法改正において新たに、重大な土砂災害の急迫した危険がある場合において避難に資する情報を提供をすることが加えられたとのこ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
本法案の提出に当たりまして、社会資本整備審議会に民間賃貸住宅政策の在り方を検討する諮問がなされております。この諮問は同審議会住宅宅地分科会に付託され、同分科会に設けられた民間賃貸住宅部会において検討され、〇九年八月、中間取りまとめが行われました。
この過程におきまして、弁済履歴情報の共有については評価する意見と、正確性と適正な運用確保の観点から規制する必要があるといった指摘がなされておりまして、この違う意見は法案にどのように反映されているのか、お教え願いたい。
【次の発言】 家賃債務保証業者の登録手続における拒否事由において財産的基礎を有しない者と……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。 救命艇に積み込む海水脱塩装置についてお尋ねをいたします。 この問題については、一九九七年、国際運輸労連がIMOに対して手動式救命造水器の救命艇への強制搭載を提案をしております。全日本海員組合も、乗務員の命の問題であるとして強制搭載の運動や労使交渉で搭載拡大のために取り組んでおりまして、一定の成果を得ているところであります。 社民党も、当時、土井たか子党首が社会主義インターの会合において搭載の積極化を求めております。 衆議院運輸委員会で秋葉忠利議員の質問に対して藤井運輸大臣、SOLAS条約改正を日本が積極的に推進、努力する旨を答弁をしてお……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。
本法案によって取り扱う内容についてはなかなか国民の目には見えにくいものと思いますので、少し基本的なところを重点にしてお伺いをしたいと思います。
まず初めに、低潮線保全区域の指定についてお伺いをいたします。
保全区域の指定については、排他的経済水域等の限界を画する基礎となる低潮線等の周辺の水域で保全を図る必要があるものとされておりますが、低潮線の現状と、今後、保全を図る必要があるとされる海域の指定はどのぐらいあるのでございましょうか。
【次の発言】 海底の掘削等、低潮線保全に支障を及ぼすおそれがある行為をしようとする者は、大臣の許可を受けな……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
まず、基本的なことでございますが、提案理由にもございましたけれども、入港禁止処置について、なぜ延長するのか、延長する理由はどこにあるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 次に、この間、入港禁止処置を実施する中で、日本として北朝鮮との関係についてこれまでどのような努力をなされてきておるのでしょうか。さらにまた、一年間延長するということですが、今後どのような取組をなされるのでしょうか。具体的にお教え願いたい。
【次の発言】 延長することによっていかに実効性があるのかについてお伺いいたしますが、一年間延長することによって北朝鮮との関係改善に関してどの程度……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 税収減の原因についてお伺いをいたします。 今回の予算の編成に当たって、小泉構造改革の負の遺産の分をたっぷり受け継ぎながら、雇用や医療や福祉、地方の再生を図り、そうした中で命を大切にする予算ということで、それにふさわしい予算が私はでき上がってきているんじゃないかと言って評価をしているところでございますが。 さて、税収が公債発行額を下回るのは、敗戦、焼け野原の一九四六年以降六十三年ぶりであり、過去最悪の状況とも言えます。しかし、そもそも今の税収の大幅減収は自公政権下における負の遺産と言ってもいい、私は過言ではないというふうに思っているところです。……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。
鹿児島県の桜島問題について、前回に引き続いて御質問を申し上げます。
昨年、爆発的噴火が過去最高の五百四十八回を記録をしました。今年は既に二百二十回を超えるなど活発な活動を桜島は続けているわけでございまして、そこで、その被害の道路降灰除去並びに宅地降灰除去に必要な事業費の確保を図っていただきたいと思うのでありますが、国土交通省の関係予算は一体どうなっておるのか、お尋ねいたします。
【次の発言】 あわせまして、過去、補助事業で購入をした道路降灰除去車両のすべてが購入後十年以上たっているわけでございまして、多額の修繕費用が要しているわけでございます。この……
○渕上貞雄君 大変御苦労さまでございます。 先生のお話を聞いて感じたことは、非常に暗い話を楽しく明るくやってくれたんで、その点では必ずしも高齢化社会は悪いものではないのかなというふうに思うんですが、一つは高齢化社会というものは私女性の社会ではないのかなという印象を、今非常に深く思ったわけでありますけれども、どうなんでしょうか。結婚する場合も不利な条件がある、働く場合も不利な条件がある、子供を産んでも不利な条件がある、家の中に閉じ込めても不利な条件がある、周り全部不利な条件ばかりなんですね。それは社会的にその不利な条件を解決していかなきゃならないと思うんです。 そのときに、先生は女性の地位を……
○渕上貞雄君 お話を聞いていますと、大変夢のある話を聞かせていただいたんで、なるほど、これがこのまま実現できればすばらしいなと、このように実は思っているところなんですが。 構造改革、経済財政のところの経済成長ですね。昔のようにバブル経済ということにはならないと思いますけれども、ここで想像している二%というのは、ほどほどの経済を考えているのか、それとももう少し過熱をするような経済というものを、成長というものを考えているのかどうか。 そこら辺りが一つと、今お話ありましたけれども、地方と中央の格差、それから世代間の断層というもの、同時に、今新しい私は階層分化、分かれが出てきているのではないかとい……
○渕上貞雄君 社民党の渕上ですが、若者の雇用問題についてお伺いをいたします。 私は、やはりもう少し地域で働く場所をどのように提供をしていくのか、地方でとも言っていいと思いますけれども、いわゆる働きたくても働く場所がないというのが今地方の実態だと思うんですが、そのことについてどのようにお考えになられるのか、まず一点お伺いをしておきたいと思います。 それから、いただきました資料の十一ページのところに、相談援助、情報提供という中での御説明の中で、約相談が三百万件あったというようなことをちょっと言われました。三百万件と言われたと思うんでありますが、その相談内容の分類と分析をどのようにされておるのか……
○渕上貞雄君 参考人の方々、本当に御苦労さんでございます。今日はありがとうございました。 それでは、香西参考人の方にお伺いいたしますけれども、少子高齢化社会の中のページ、四ページに書かれております米国二・一という数字がございます。私はかなりここも低いのかと思っていましたら、こういう数字を見させていただいて、アメリカは必ずしも出生率は低くないよという話はちまたに聞いておるんですけれども、先生はどのようにこの二・一という出生率のところについて分析をされておるのかお聞かせをいただきたい。どのようにまた評価されているのかお聞かせをいただきたい。 二つ目は、ドイツの問題で、対策について政策上の失敗が……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 三人の先生方、大変御苦労さんでございます。 まずは、黒川参考人にお伺いをいたしますけれども、地方の自立が進み、地方分権が進めば一番最初に問われるのは政治だというふうに先生言われておりますが、先生のイメージする政治が崩壊をしていき、そして新しい政治が生まれるだろうという期待をされていると思うんですが、どういうふうなイメージされておるのか、御紹介いただければと。 次に、瀬谷参考人にお伺いしますけれども、地域の経済というのは、常に言われていることは人、物、金と、このように言われておりますけれども、いろんなお話聞いてみていて、金融は大変大事なことだという……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。参考人の方、大変御苦労さんでございました。 今、私は、非正規の社員がだんだんだんだん増えているという一つの側面というのは、やはり全体的な労務費、賃金の抑制に一面あるのではないか、したがって、非常に雇用形態を不安定化させるということは同時に賃金の抑制につながっている、その一定の役割というのはもう、今の労働力全体から見ての非正規社員の数から見て役割は終わったのかなというような認識を持っておる一人でございます。 そこで、大竹先生にお伺いをいたしますが、政策対応のところでの、解雇規制の多様化というふうにうたわれておりますけれども、もう少し、中間的なお話がちょ……
○渕上貞雄君 どうも参考人の方々、大変御苦労さんでございます。同じような質問になるかもしれませんが、お許しいただきたいと思います。 まずは工藤参考人にお伺いをしたいんですが、私は若者から、別にと、いろいろ話をして別にと言われると頭にかっとくる年代でございまして、若者との対話をどうやっていくか大変苦労しておりましたら、今日非常に、若者が若者を育てるという発想をお聞きいたしまして、その若者の心の問題、今ニートの人たちが抱えている問題というのは心の問題であるし、同時に、相談をする、相談できる受け手の側になる人が若手を育てようと。そういうときに、その受け手となる若手をどのようにして育てているのか、そ……
○渕上貞雄君 参考人の方、大変御苦労さまでございます。社民党の渕上でございます。 まず梅津参考人にお伺いしますけれども、最近のライブドア事件、それからJR西の問題などを考えてみますと、やはり企業文化というものが非常に大事なことではないかと。余りにもその二つの事件をテレビなどで見ていて利に走り過ぎているんじゃないか。そういう面から見たときに、経営者の倫理と責任というものをどのようにお考えになっておるのか、一つはお伺いをしたいと思います。 それから多賀参考人の方には、ニートがイギリスではだんだん減ってきているというお話でございました。逆に日本ではそれが増えているという現象が現れていますけれども……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。 「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」を議題とした本調査会における参考人の意見は傾聴に値する意見が多く、議題の具体化は意見の実現とも言えるほど大変充実した内容の調査会であったと思います。この間、調査会をリードされてきました会長始め理事の皆さん、並びに運営を支えてくれました委員部、調査室の皆さんの御協力に、まず初めに感謝を申し上げておきます。 さて、アメリカ型グローバルスタンダードによる市場経済、競争原理に基づく小泉構造改革の推進は、デフレ不況をますます深刻化させています。その結果、中小零細企業への貸し渋り、貸しはがしによる倒……
○渕上貞雄君 公述人のお二人の方、本当に一日御苦労さんでございます。どうも私が最後でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 まずは、藤原公述人に御質問を申し上げますが、先ほどのお話の中で、心は人と人との間で育つと、ではその育ち方をどうしていくのかと、それは生徒、それから先生、父兄、地域、みんな一緒になってやろうと。その一つとして先生と生徒プラス学校サポーターというようなことの発想をお聞きしまして、大変すばらしいことだなと、これもすべて生徒の自立心をどう育てていくかということではないかと、このようにお話を伺わさせていただきました。 そこで、先生が実行されているすばらしいそういう行為が……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 参考人の方々、本日は大変御苦労さまでございます。 まず水野参考人にお伺いしますけれども、格差問題で地域間格差の問題、とりわけ地域、地方におりますと、中央はいいけれど地方はまだまだだなと。だけれども、最近は、以前ですと、まあそのうち来るだろうという期待感がありましたね、景気の問題についても。しかし、先生の言われる東海地区とその他の地域の広がる地域格差という問題で、はっきり東海ブロックを中心としたところ、九州や北海道をしたところの格差というのは歴然と表れてきていますが、そういう中央からの波及効果というのがなぜこのようにきちっと表れるようになってきた……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 三人の参考人の方々、大変御苦労さまでございます。 同じ質問になると思いますけれども、日本経済のグローバル化、すなわち国際競争化時代における我が国の日本的な経営の特徴でありました年功序列、終身雇用、この面について、必ずしも私は悪いとは思いませんし、グローバル化社会にあっても残していいシステムではないか。ある程度変化は求めなきゃならないと思いますけれども、そういう雇用の面から見て、年功序列、終身雇用という問題について、三人の先生方、どのように評価されておるのか、御意見をお伺いしたいと思います。
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。 どうも四名の参考人の方、御苦労さんでございます。 まず、熊谷参考人の方にお伺いしますが、おたくの会社で物づくり匠制度というのを導入されておるように聞いておりますが、これは海外でもこのようなことをやられておるのかどうかが一つ。国内の場合、先ほどもお話がありましたけれども、こういう制度について雇用の条件、それから賃金、社内における格付といいましょうかね、そういうことはどういうふうになっているのかお知らせいただきたいと思います。 次に、斎藤参考人と八代参考人ですが、法の定めにもありますけれども、定年の定めのない制度をどうやってつくっていくのかということを考えま……
○渕上貞雄君 どうも、参考人の方、御苦労さんでございます。 まず、大久保参考人にお伺いしますが、高齢者雇用問題を考えるときに、今の団塊の世代と言われるところの一固まりの大きな固まり、ここの対策と一般的な高齢者に対する対策の違いはあっていいのではないか。今、その固まりが終わった後、恐らく高齢化社会にはなりましょうが、その対策を今やる必要ないのではないか。したがって、この団塊の世代だけの固まりのところの対策をどのようにするかということが私は大事なことじゃないかと思っているんですが、その点、どのようにお考えでしょうか。 それから、大橋参考人にお伺いいたしますが、高齢者の雇用確保、高齢者の雇用不安……
○渕上貞雄君 どうも参考人の方、お疲れさまでございます。 社民党の渕上でございます。 まず、佐々木参考人にお伺いをいたしますが、女性の雇用の問題の場合で問題になってくるところは、やっぱり結婚、出産、育児というのが働き続けていく場合に大変大きな一つの問題になっているところでございますが、言われましたように、結婚退職並びに第一子誕生で退職が大変多い、こういうふうに言われましたが、参考人のところではこういう事例というのはあったんでしょうか。こういう手厚いいろんな保護がされているにもかかわらず、やっぱりそういう状況が生まれてきているのかどうかというところがちょっと分かればお教え願いたいと思います。……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄です。 「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」について、これまで多くの参考人の方から意見表明がありましたが、残念ながら、意見の多くは使用者の立場に立ったものが多かったように思います。 多様化する雇用という議題からすれば、やはり働く者からの意見表明をもう少し多く聞く必要があったのではないかと思います。 さて、小泉内閣が発足をしてから五年が経過をいたしました。景気回復の兆しが見えてきたと、自ら強力に進めて、市場競争主義による構造改革路線の成果を強調する小泉首相ですが、各種データを見る限りでは、賃金や資産の格差が拡大をしているだけでなく、勝ち組……
○渕上貞雄君 社民党の渕上です。
九八年に市街地活性化させるためのまちづくり三法が制定をされました。中心市街地の現状をどのように認識されているのか、また、まちづくり三法は中心市街地活性化にどのような効果があったのか、具体的な事例があればお示し願いたいと思います。
【次の発言】 では、まちづくり三法はどのように評価されるんでしょうか。
【次の発言】 法制定後も中心市街地の衰退は必ずしも歯止めが掛からない状況にあるのではないかと思うんですが、その理由についてどのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 中心市街地の活性化はまちづくり三法がありますが、これらは都市部におけるまちづくりと思われます。し……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上貞雄でございます。 国民投票制度を論ずるには、我々は、まず大前提として、憲法の意義、役割についての認識を共有しておくべきだと思っています。 憲法は何のために存在するのか。国家権力を制限する行為規範として存在するものであり、国民の行為規範として存在するものではありません。これが近代立憲主義の立場です。日本の憲法も近代立憲主義に立脚したものです。この憲法を国民の行為規範に変えるべきだという主張が出ていますが、とんでもないことです。こういう人たちには、是非、近代憲法の成立、成り立ちについて、近代立憲主義について一から学習をしていただきたい、そのように思っています。 ……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございますが、まず厚労省にお伺いをいたしますけれども、安倍総理が所信表明の中で、二〇一〇年までにはフリーターをピーク時の八割に減らすと、こういうふうに積極的に数字を示されましたね。やはり、具体的に二割の人は何とかなるでしょうが、残り八割の人たちのフリーターに対して厚労省はどのようなお考えを持っておるのか、どういうふうにこの八割という数字を評価されているのか、一点御質問を申し上げておきたいと思います。 二つ目の問題は、最近、雇用の多様化ということを言われておりますけれども、実態はやはり正規労働者の縮小と非正規労働者の拡大というのが実態ではないかと、このように思っ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 参考人の方々、御苦労さんでございます。 まず、城参考人にお伺いいたしますけれども、私は、終身雇用、年功序列というのはそう悪い制度ではないというふうに思っています。しかし、現代の社会に合うかどうかというようなところで修正はすべきだとは考えますが、この制度の根幹は私は大事なことではないかというふうに思っているんですが、城参考人はいかがお考えかと。 それから、同一労働同一賃金と言っていく場合に、そのことも大事なことですが、もう少し労働時間と賃金との関係、私は、時間制の賃金にすることによって、労働時間の長短によって区別をしていければいいのではないかと思っ……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 内閣府と厚労省の方からそれぞれワーク・ライフ・バランスの問題について御説明がございました。いろんな切り口があるものだなというふうに思いながら拝聴しておりました。 そこで、八代労働市場改革専門委員会の調査報告が出ておりますが、その中にあります働く側としての壁、八つの問題を提起されております。もちろん、この認識において私も一致するところでございますし、この克服は大変なことだなというふうに思っております。 大変だなというふうに思うのはなぜかというと、働かせる側がこの壁についてどう理解しているのか、この壁をどのように克服していくのか。それは労使の問題です……
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。社会民主党の意見を申し上げます。 この間、本調査会では、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」をテーマに、今回、三年間にわたる調査のまとめとも言えるワーク・ライフ・バランスについての調査が行われました。私は、大変有意義な調査会だと思っております。 さて、ワーク・ライフ・バランスについてですが、日本語で言いますと労働と生活の調和というふうになりますが、当たり前のようで当たり前にできていないというのが実態であることが調査会の中から浮き彫りになったと思います。 参考人意見にもありましたように、ワーク・ライフ・バランスというと子育て支援……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。大変御苦労さんでございます。 少子化対策についてお伺いしますが、先ほどの報告でもございましたように、少子化傾向というのは依然として続いている。今お話ありましたように、いろんな少子化問題について対策を練られておりますけれども、なお減少傾向にあることについての認識と、その原因がどこら辺にあるというふうに思っておられるのか、そして少子化対策に対する予算はこれでいいのかどうか、もう少し増やせば何とかなるかどうかというようなことについてどう認識されているか、お伺いをいたします。 それから二つ目は、今もお話ありましたけど、やはり母子家庭における児童扶養手当の削減……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。 また同じような質問をするのかというようにこの質問を聞けば委員の方は思うと思うんですが、あきらめずにちょっと聞きたいと思っているんですが。 多少重複してもお答えいただきたいと思うんですが、政府・与党で決められておる道路財源の〇九年度からの問題について、話は分かっておるわけでございますが、その中で財源問題だけが抜けているというところがあるので、なぜそういうことになっているのかどうなのかということをひとつお伺いし、なお、ここを修正するということが明らかになっておりながら、なおこの十年と五十九兆をあきらめず提案している、どうもそこら辺が私どもすっきり分から……
○渕上貞雄君 社民党の渕上でございます。御苦労さまでございます。
今問題になっております道路財源の問題について、これまでの自動車ユーザー側から道路整備のためとして税を取ってきましたね。政府は受益者負担論で課税根拠と今までは説明をしてきたわけです。で、一般財源化する場合に課税根拠をどうしようとしておるのか。政府は一般財源化は納税者の理解が得られないという主張をこれまでして、特定財源維持の姿勢を堅持をしてきたのは間違いないことだと思いますが、どのように納税者に対して理解を得ていこうとしておるのか御説明いただきたい。
【次の発言】 財務大臣。
○渕上貞雄君 社会民主党の渕上でございます。 今日は、参考人の方々、大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。 まず、汐見参考人にお伺いをいたしますが、少子高齢化・共生社会に関する調査会ということで、基本的に、男女共同参画社会をどのように今後我が国においてつくり上げていくかといった場合に、今働く方の問題を含めて大きな問題になっているところですが、そこで、今子育てのところで我が国の場合は所得保障的子育て、子ども手当とかですね、そういうところでいこうとしている。 同時に、私は、やはり公的な機関、それは民間でやっていく場合もありましょうし、学校の場合もありましょうし、いろんなところ……
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