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国弘正雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

国弘正雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは国弘正雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。国弘正雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第118回国会 環境特別委員会 第4号(1990/05/31、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 一九九〇年代は地球の九〇年代というふうに呼ばれています。そして地球環境保護運動が、恐らく九〇年の、これは政治行政のみならず、思想とか文化とか、あるいは宗教といったような分野においても、主たる潮流になるであろうということを多くの人が国の内外でそう主張しています。特に今、米ソのデタントが進行して、最近よく欧米あたりで聞かれる言葉に平和の配当金というような言葉がありますし、あるいはデタントのみなしごというような言葉もあります。デタントのみなしごというのは、要するにデタントが到来して何をしていいかわからなくなってしまった人々、特にこれは軍需産業を指すわけですけれども、そのデタントのみなし……

第118回国会 予算委員会 第2号(1990/03/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 敬愛する三木元総理と同道して、最初の二回のサミットを初めとし、アメリカ、イギリス、スウェーデン、中国、その他同行させていただいた海部現総理とこういう形で相まみえることになりまして、私として多少の感慨なきを得ないわけであります。できるだけ率直に、何といいましょうか、日本のためによかれかしと思っているいわば同志としていろいろと伺って、そして率直なお答えをちょうだいしたいと思います。  まず最初は、これは選挙中の売り言葉に買い言葉みたいなものでありますからこれに多くの価値を置こうとは思いませんけれども、自民党さんは選挙中、ややもするとこういうことをおっしゃった。もし自民党が負けたら円も……

第118回国会 予算委員会 第11号(1990/05/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 最近、ヨーロッパやアメリカで盛んに使われるようになった言葉に平和の配当というのがあります。もともとはこれは政治家やあるいは政略家、軍政家というような人々が使っていた言葉ですけれども、最近ではすっかり人口に膾炙いたしまして、一般の人々の日常の会話の中でも間々聞かれるようになりました。  私は、これはやはり何だかんだ言っても、平和への展望がおぼろげながらでも見えてきたということのあらわれだと思いまして、これはもう大いに歓迎すべきことだと思うんです。総理、そのあたりについてどうお考えあるいは御感想をお持ちですか。
【次の発言】 歓迎すべきであるという総理のお言葉を私も大変にうれしく受け……

第118回国会 予算委員会 第16号(1990/05/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 まず最初に、先ごろの盧泰愚大統領の訪日に関連して幾つか伺いたいと思います。  後になって過去を変えたり、起こったことを起こらなかったりするわけにはいかない。過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となる。こう申しましたのは西ドイツの大統領のワイツゼッカーでありまして、八五年の五月にこういう有名な言葉を吐いたわけですが、私はこの間の盧泰愚大統領の幾つかの講演、演説を聞いておりましてワイツゼッカーさんの発言を思い起こしていました。ただ、ワイツゼッカー大統領の場合には奪った者の反省がありました。他方、盧泰愚大統領の発言には奪われた者の大変に抑えた悲しみのようなものを私は感じました。……

第120回国会 予算委員会 第3号(1990/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、平成二年度補正予算三案に対し反対の討論を行います。  内外に問題が山積する中、今日ほど海部内閣の実行力と決断とが求められているときはありません。政治改革の実行のために発足したはずの海部内閣ですが、この点においてはとかく足踏み状態が目立ち、つい昨日も、さる自民党の領袖が人事に関連して海部内閣の公式な姿勢と背馳するような発言を行っています。ロッキードやリクルートなどにいつまでもかかずらわるような、くだらない、センチメンタルなことでは云々という発言がこれであります。センチメンタルという言葉の当否はともかく、政治改革の必要がまだのど元を過ぎていないのは……

第120回国会 予算委員会 第9号(1991/03/20、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 大変に複雑な事態を把握するためには、大局を見はるかす言ってみれば鳥の目と、それから細かい細かい点についても周到な目配りを忘れないいわば虫の目と両方が必要だろうと思いますが、きょう私はいろいろな問題について鳥の目と虫の目をいわばないまぜにした形で御質問をしたいと思いますので、どうぞわかりやすく入念な御答弁をお願いしたいと思います。  まず最初に、「行くに径に由らず」という論語の言葉があるそうですが、海部総理、それを三木元総理はしょっちゅう書いておられた。好んで書いておられた。そしてまた、その生涯を通じて、行くに小道によらないことをあの人のモットーとしてこられた。ところが、今回の湾岸……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号(1992/05/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 明石代表、御足労を煩わせました。きょうこちらにお出ましを願うことになったのは、たしか自民党の皆さんがお呼びになって、私たちも質問をする折をお分からいただいたということでございます。  私は、私ごとになって大変申しわけありませんけれども、かつて国連本部で当時の事務総長にかなり長時間にわたってインタビューをするといったときに、明石さんに大変に御配慮をいただいてお世話になりました。これまた私ごとになって大変恐縮ですけれども、私が代表の一人でありましたある出版社から「国連ビルの窓から」という大変に興味深い御著書をかって出させていただいておる。また後一月ぐらいでございましょうか、今度は「国……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第16号(1992/06/03、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 私が御質問申し上げるときは、いつも何か私事にわたることで話をスタートする悪い癖がありますけれども、きょうもまた一つの私事から話をスタートさせていただきたい。というのは、私は番町グロリアヒルというところに事務所を持っておりまして、そのお隣が気丈聡明をもって鳴る委員長の母刀自のお宅なわけです。言ってみれば向こう三軒両隣でおつき合いをさせていただいているので、ですからなおのこと、きょうはどうも世間には随分けんのん唐物騒な話がございますけれども、審議を途中で打ち切るなどということは、委員長の権威とそれから職権にかけてひとつ御容赦をいただきたいということをまずお願いしておきます。(「慎重審……

第123回国会 予算委員会 第6号(1992/03/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 せっかくの土曜日をお互いに本当に御苦労さまと申し上げたいんですね。ただし、これは自民党が大変に強く主張をなすってのことですから、どうぞ野党の我々をお責めにならないようにあらかじめ申し上げておきます。  自動車の話を私するつもりなかったんですけれども、というのは、渡部通産大臣が中国にいらっしゃるというお話でしたから御遠慮をしていたんですが、きょうはおいでになるということで急遽予定を変えて、最近の百六十五万台に自主規制枠を下げられたことについてちょっと伺いたい。好敵ござんなれなどと申し上げるつもりはないんですけれども、胸をかりるつもりで御質問申し上げますので、よろしくお願いをします。……

第123回国会 予算委員会 第9号(1992/03/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○國弘正雄君 韓国の選挙の結果が入りました。与党の大変な敗北であります。それから、地方選挙でありますけれども、この間フランスでやはり与党、これは社会党ですが、大敗北を喫しました。そのときに外務大臣に、一体なぜフランスではこんなに負けてしまったんだと思いますかと、こうお尋ねしましたら、飽きがきたからだろうと、こう仰せになりました。じゃ、なぜ自民党だけがいつまでも御安泰で飽きがこないのかというふうに畳み込みましたら、それはまああなた方に問題があるんじゃないかと、こういう趣旨の仰せでありました。大変耳が痛いお言葉でありましたが、ただしかし、どうも世界の選挙情勢を見ておりますと、反現職あるいは反政権党……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 文教委員会 第5号(1993/04/15、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○國弘正雄君 教育であれ何であれ、ある一つの状況を吟味してこれを把握しようとすれば、恐らく虫の目と、それから鳥の目の両方が必要だろうと思います。私はきょうは、虫の目はもう既にほかの方々が取り上げられておることでもありますので、主として鳥の目と申しますか大局的なといいますか俯瞰図と申しますか、そういったようなものからひとつ日本の高等教育を見てみたい、そしていろいろ御意見なりあるいは御見解を伺いたい、かように考えております。  私自身大学の教師を国立の女子大あるいは私立の各大学、それから日本以外の外国の大学で教鞭をとるというようなことをしてまいりましたので、その二十数年間の体験に照らしてやや話がパ……

第131回国会 科学技術特別委員会 第3号(1994/11/16、16期、新党・護憲リベラル)

○國弘正雄君 時間に大変限りがありますので、私は長官に負けないくらいの大声でひとり言を申し上げますから、お耳を煩わしますけれども、ひとつ後で多少の御意見を求めたいと思います。  私がひとり言を申し上げるのは、定性的なテーマと言っていいと思います。定量的な計量的な数字を挙げて云々ということよりも、むしろ定性的なテーマということになろうと思います。  テーマは二つございまして、一つは既に矢原委員もお尋ねになったノーベル賞ということにかかわっておりまして、要するに、これは基礎研究・純粋研究対応用研究あるいは製品関連研究といったようなもの、そのどちらに力点を置くのかという問題、そして、科学技術庁という……



各種会議発言一覧(参議院)

16期(1992/07/26〜)

第125回国会 国際問題に関する調査会 閉会後第1号(1992/12/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○國弘正雄君 國弘でございます。  両次官に御質問したいんですけれども、ただ、私のきょうこれからの御質問はお二人が論じられた主題とやや外れるかもしれないということを承知の上で、あえてお伺いしたいと思うんです。  それは、近未来における米中関係をどのように見ておいでになるかということなんです。私自身は、米中関係はクリントン・ゴア新政権の登場とともに劣化の方向に向かうだろう、つまり悪くなっていくだろう、よくなっていく材料が余りないんじゃないかというふうに考えています。  米中関係が悪くなると、てきめんに困るのは我々だろうと思うんですね。日米関係というのは我々にとって非常に大事な関係であるし、同時に……

第126回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1993/02/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○國弘正雄君 二つ、暇ネタめいたことをお一人ずつに伺って、それから二番目に少し深刻なお尋ねをしたいと思うんです。  暇ネタの方は、今、山本さんもちょっと最後で仰せになったんですけれども、我々昔からやや自嘲的に、みずからをあざけるような調子で平家、海軍、国際派などということを言っていたわけですね。源氏と平家と比べると平家が弱くて、陸軍と海軍と比べると陸軍が圧倒的に強くて、嫌な言葉ですけれども国粋派と国際派を比べると国際派が圧倒的に弱体である、非力である、こういうことをやや自嘲的にお互い言っていたわけですが、山本さん、実務の世界でごらんになっていらして、若干そういう平家、海軍、国際派的なものが好ま……

第126回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1993/04/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○國弘正雄君 お二人の先生方に質問があるんですが、その前にちょっと時間をとって申しわけないんですけれども、川田先生、お久しぶりでございます。おっしゃったことの二つについてちょっとコメントをさせていただきたいんです。  一つは、私は金曜日にカリフォルニア大学の黒人のしかも婦人の政治学者に、ボストンという人ですが、かなり長いインタビューを受けまして、そのときに彼女が言ったことがさっき川田先生が仰せになったことと非常に符節を合わせるものですから御紹介をしたいと思うんです。  彼女は、スキャンダルが相続く日本の政治を恐らく念頭に置いていたんだと思いますが、日本の政治が不備だったから、だから逆に経済が伸……

第128回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1993/11/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○國弘正雄君 二つほど外務省の方に伺いたい。柳井さんに伺いたいと思うんです。  一つは、先ほど同僚の中西議員も御指摘になったガリさんの「平和への課題」、特に平和執行部隊ということについて外務省の中で、部内であるいは省内で甲論乙駁が行われているのかどうなのかということなんです。これだけ大事な問題について、何かもし外務省が一枚岩であるとするならば、私個人としては大変に気がかりであると言わざるを得ない。  古い話で申しわけありませんけれども、例えば三国同盟のときでも外務省の中で英米派と枢軸派が激しく論争をし合っているわけですね。結局は、枢軸派というか武断派というか、その人たちが勝ちを制してしまって、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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