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庄司中 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

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このページでは庄司中参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。庄司中参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

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委員会発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 商工委員会 第2号(1989/12/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 日本社会党・護憲共同の庄司でございます。  本日の質問テーマは、日米構造協議問題、時間の制約がございますから総論部分ということになるだろうというふうに思いますけれども、その点を質問させていただきます。  初めに若干申し上げておきたいことがございますけれども、御承知のように、日米構造協議問題は内外の非常に注目を浴びております。もはや政府間レベルの枠を超えまして国民的な反響、国民的な影響、そういうものを持ってきているというふうに思います。そういう点では、この処理を誤りますと非常な事態が予想できる、こういう段階に来ているのだろうというふうに思います。  とりわけ強調いたしたいのは、米ソの……

第118回国会 科学技術特別委員会 第3号(1990/05/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 私は、主として科学技術政策という問題を中心にしまして、幾つかの点を質問いたしたいと思います。  先ほどもお話がありましたように、科学技術政策の基本といいますのは、科学技術会議を中心にして策定をされていくわけであります。この科学技術会議は、議長が総理でございますけれども、そこを中心にして策定をしていくということでございます。ただ、そこの事務局を担当するのは、恐らく科学技術庁だろうと思いますので、この基本政策に関しまして最近の報道を見てみますと、そろそろ時期に来ている、恐らく秋ぐらいに諮問になるだろう、こんなふうな報道もされております。  過去を振り返ってみますと、例の十一号答申、「新……

第118回国会 商工委員会 第3号(1990/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 まず、通産省関係の質問を先にさせていただきたいというふうに思います。  通産省は、今年度の施策の中に輸入促進税制をかなり大胆に取り入れていらっしゃいます。ただ、輸入促進税制の背景にある国際収支の問題、例えば八九年をとってみますと、貿易収支が七百億ドルとなりまして、前年の九百五十億ドルからがたんとやっぱり改善をしたということですね。それから、経常収支の方も約二百三十八億ドルの大幅な改善をしている。暦年でとってみましても、例えばことしの一月が赤字が出たというふうに改善のテンポが非常に加速化して早くなったと、こういうことが言えるだろうというふうに思います。  ただ、これは全般的な収支の問……

第118回国会 商工委員会 第4号(1990/06/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 工業所有権に関する手続の問題について質問をいたします。  工業所有権問題につきまして、昭和五十九年、西暦で言いますと八四年になりますが、それ以降の国会で幾つかの修正なり審議なりが行われております。そういう点で、八四年以降の国会の附帯決議――この委員会の附帯決議、大蔵の附帯決議をずっと通して見ますと、一貫して共通している問題は、どうして人材を確保するかという問題です。そしてもう一つは、待遇の改善をやはりやっていかなきゃならないということが、ずっと附帯決議を見まして、かなり共通の問題として出てきているということがあります。  もちろん、特許とか新案というものは、最終的には個人が判断する……

第118回国会 商工委員会 第7号(1990/06/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 これまでの質問、それから御答弁で大体のことはわかりましたけれども、ただいまの御答弁に関係しまして、少し視点を変えまして二、三質問させていただきたいというふうに思います。  一つは、この営業秘密の問題について三つの要件を定義されておりました。詳しい説明があったわけでありますけれども、例えばアメリカのモデル法とか西ドイツの同じような法律をとってみますと、「有用な」というふうな文言はないわけですね。いずれも経済的価値というふうに言っているように思います。  私が考えますのは、つまりこの秘密というものの定義については普遍性を持たなきゃいけない。主観が入ってはいけない、主観が入りますと無限に……

第120回国会 商工委員会 第2号(1991/03/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 午前中には経済動向とか、そういう点でお話しになりましたので、私は最近とみに懸念を増しております物価問題を中心にして質問をいたしたいと思います。  御承知のとおり、日本の経済は緩やかな調整過程に入っておりまして、そして湾岸戦争も終わりましたし、そしてバルブの調整も行っている。そういう点では健康体を取り戻しつつあるというふうに思いますけれども、一つだけ懸念材料となっておりますのはやはり物価問題であります。先ほど長官の方から大まかな説明がございましたけれども、あの説明を踏まえまして、少し具体的な点に触れてみたいというふうに思います。  まず、御承知のとおり物価が去年の暮れから急に騰勢を高……

第120回国会 商工委員会 第5号(1991/04/09、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 私は、まず委嘱審査としまして、二つの点をお伺いしたいというふうに思います。  第一点は、通産大臣でございますけれども、ウルグアイ・ラウンドの問題でございます。  御承知のように、四年かかりましたウルグアイ・ラウンドは、昨年の十二月でECとアメリカの農業問題の対立を軸にしまして終了することができませんでした。そして、アメリカ議会のファーストトラックが五月末までに適用されますと、それ以降もう後ろを向くことのできない恐らく交渉が待ち構えているだろうというふうに思います。ただ、この交渉は御存じのように十五項目の交渉項目を持っておりまして、きょう実は議題になっております知的所有権の問題あるい……

第120回国会 商工委員会 第7号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 それでは、質問に入らせていただきます。  一番最初にお尋ねいたしたいと思いますのは、今度の独禁法の改正が国際関係への配慮から、それが一つの動機になっているというふうに伺っております。例えば、提案理由によりますと、「国際的により開かれたものとするため」という文句が特に入っているわけであります。  考えてみますと、やっぱりこの発端になりましたのが恐らく日米構造協議の問題だろうというふうに思います。構造協議の最終報告を読み返してみますと、アメリカから日本に要請をしましたのは六項目ございまして、そのうちの四項目が実は競争政策に関係する要請であったというふうに思います。  そしてまた、最終報……

第120回国会 商工委員会 第8号(1991/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 私は、産業技術に関する研究体制の法律案について質問させていただきます。  まず、今回の法律改正の趣旨を読んでみますと、趣旨が二つあります。一つは、制度の国際的な調 和、主として特許等でございますけれども、それの国際的調和の面と、もう一つは、国際貢献という面がございます。例えば具体的な措置としましては、特許の研究成果の帰属、これが現在一〇〇%であったのを五〇%に改める。それからもう一つは、受託者の実施、これを廉価または無償というふうに改める。これは、非常に通常の料金といいますか利用料を取っていたわけでありますけれども、そういうふうに改める。これを国際的な制度と比較しますと、やっぱりい……

第121回国会 厚生委員会 第6号(1991/09/19、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 私の質問は、問題を限定いたしまして、一部負担金の問題、それからスライド問題、それに関係する問題を中心に質問いたします。  先日の議論をずっと聞いていまして、かなり網羅的な議論が行われていたわけでありますけれも、例えば世代間の分かち合いの問題であるとかあるいは老人保健施設施設間の費用のバランスの問題であるとか、あるいは医療費に占める動向であるとか、それから前回設定してから四年たっているじゃないか、もう改定の時期だというふうな話もありました。  それから高齢者の生活実態の話がありまして、私が感じましたのは、いわば原案の五%という数字的な根拠というのは、必ずしもこの場合では明確ではなかっ……

第121回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1991/09/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 ただいまの議論を聞いておりまして、今度の地価調査の結果を大づかみにとって見ますと、東京がしぶとく下げ渋っているという感じがいたしますね。これはやっぱり東京の特別な地位が関係をしている。それから大阪が非常に大きく下がっている。しかし、地方は全体として上昇基調がありますね。多少鈍化をしておりますけれども上昇基調があります。  それから、先ほど御説明がありました例えば推進要綱でありますけれども、推進要綱の中で地価の引き下げという目標を明示していますね。例えば「利用価値に相応した適正な水準」。それから、さっきお話がありましたように中堅の雇用者が、さっきの説明ですと年収の五倍以内というお話で……

第123回国会 労働委員会 第2号(1992/03/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 これから質疑をいたしますけれども、一番最初の問題は、現在問題になっておりますガット・ウルグアイ・ラウンドの中でサービス貿易の分野で単純労働者の問題が出てきております。我が国の外国人労働者の問題に関係をしまして、これはかなり大きい問題、現在だけじゃなくて将来にわたって大きい問題になるだろうというふうに思います。そして、ウルグアイ・ラウンド自身は、御承知のとおり農業問題で大変難航しておりますけれども、いずれにしましても四月の中旬をめどに解決を求めるというふうに現在なっているわけであります。  まず一つは、報道によりますと、サービス貿易は十五分野のうちの一つの新しい分野でございますが、こ……

第123回国会 労働委員会 第3号(1992/03/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 どうもおくれまして申しわけありません。では、早速質問に入らせていただきます。  最初の問題はかなり基本的な問題でございまして、今度の改正が、財政事情が非常に好転をした、だから保険料率と国庫負担を当面の措置として減らすということでありますけれども、実際に保険料率につきましては自動変更規定がありまして、千分の二上下については法律改正を要しないで改正することができる。ところが、今回は法律改正をして千分の三保険料率からいきますと引き下げるということであります。そうしますと、千分の二の範囲で自動変更規定でやるのか、あるいは千分の三まで広げて法制改正をやるのか、財政事情からいっても二つの選択が……

第123回国会 労働委員会 第6号(1992/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 私は視点を変えまして、民間から見た今度の法改正の意味ということにつきまして幾つかの質問をしてみたいというふうに思います。  さっきもちょっとお話がございましたけれども、物をつくる技能といいますか、つくる技術といいますか、この方に我が国は非常にすぐれているというお話がございました。そうしますと、いわば我が国の経済、産業の中で技能の形成の仕方といいますか、それが国際的に見てどんな特徴を持っているのか、その辺を押さえておく必要があるだろうというふうに思いますので、その辺をまず基本認識としてお示しいただきたい。
【次の発言】 これにはかなり最近も研究が進んでおりまして、例えばある研究者によ……

第123回国会 労働委員会 第9号(1992/05/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 ただいま大臣から本案の趣旨の説明がございましたけれども、私は、まずその辺から入っていきたいと思います。  趣旨の説明にありましたように、幾つかの重点の項目がございます。例えば、国による推進計画の策定であるとか実施体制、企業内労使で委員会をつくる問題であるとか、あるいは同一業種事業者に対する実施計画の策定、それから労働省だけじゃなくて関係省庁との促進の共同部な作業、こういうふうなところがございますけれども、この法律の趣旨は、時短の目標を決めるというよりも促進を図っていく、そういうところにねらいがあるというふうに考えますと、主な項目としましては、大体二つではないだろうか。つまり、企業内……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 労働委員会 第2号(1993/03/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 私は、現在深刻の度を増しております雇用問題を中心にして質問していきたいというふうに思います。  雇用問題は、毎日の新聞、テレビの報道でいろんな問題が報道をされておりますけれども、だんだん心配になる状態に来ているというふうなことを感じております。ところが、マクロの指標を見ますと、必ずしも深刻ではありません。  例えば、有効求人倍率をとってみましても、十二月で〇・九三ということになっております。去年一年をとってみましても、丁三八からずっと下がっていったわけですけれども、依然として○・九三ぐらいのレベルをいっております。例の石油危機のときとか円高不況のときは〇・五とか○・六とかという数字……

第126回国会 労働委員会 第6号(1993/04/20、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 私は、主としまして駐留軍関係離職者の問題について質問をしたいというふうに思います。  駐留軍関係従業員の場合には、国際情勢の変化であるとか、アメリカ政府の施策の変更であるとか、あるいはアメリカ軍の配備の変更によって従業員の雇用が決まってくるという状態にあります。いわば外から条件が決まってくるといいますか、自分たちではどうすることもできないという条件を持っておりまして、ある意味では本質的に何か不安定な雇用ということが言えるだろうというふうに思います。  そこで、まず外務省の方にお伺いしたいのでありますけれども、いわばアメリカ側の条件でございます。例えば、アメリカ側の条件をとってみます……

第126回国会 労働委員会 第11号(1993/06/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 きょうは、労働基準法それから時短促進法の改正の各党の質問がちょうど三巡しました。この間、各党委員からいろんな論点あるいは要望が出されましたし、それからその点が十分熱心に、かつ慎重に議論をされてきた、こんなふうに思います。  こうした審議を踏まえまして、ちょうど二巡目が終わりました五月二十五日だと思いますけれども、私たち四会派、つまり日本社会党・護憲民主連合、それから公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、民主改革連合のこの四会派は、政府・与党に対しまして共同要求の提出をいたしました。そして、ずっと議論をしてきた状態を踏まえまして、審議における論点の整理あるいは要望の整理という……

第126回国会 労働委員会 第13号(1993/06/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 私は、ただいま可決されました短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合及び民主改革連合、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行にあたり、短時間労働者等の職業生活環境の整備改善を進めることにより、適正な労働条件の確保及び雇用管理の改善の実効性を高め、その職業生活が、快適で、充実したものとなるよう次の措置を講ずるべきである。  一、事業主、短時間労働者等に対する労働……

第129回国会 決算委員会 第2号(1994/05/30、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 私は、労働省の決算関係について質問したいというふうに思います。  既に平成三年度決算につきましては会計検査院から報告が出ておりますけれども、この報告によりますと、不当事項として五件挙げられております。  一つは労働保険の徴収の問題、それからあと三件が雇用保険の支給の問題、そして最後の一件が労災保険の問題でございます。毎回この不当事項の中に挙げられておりますのはこういう問題でございますけれども、毎回毎回不当事項に挙げられてなおかつそれが続くということは、この不当事項に挙げられた問題を防止するというそういうノウハウが十分な蓄積を見ていない、そんな感じがいたしますけれども、まずこの点につ……

第129回国会 労働委員会 第3号(1994/06/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 私は、外国人労働者問題を中心に質問をしたいというふうに思います。  先日の大臣の所信表明の中にも、外国人労働者の「雇用管理の改善など適切な対応」という一節がございますので、そこに少し踏み込みまして質問をしてみたいというふうに思います。  現在、我が国の外国人労働者、就労する労働者と言ってもいいわけでありますけれども、法務省の発表によりますと、登録者が八万から九万ぐらい。それから日系人でございますけれども、配偶者等と定住者を合わせますと約三十三万でございます。ですから、就労の登録者というのはもっと少ないとは思いますけれども、とにかく日系人が三十三万いるということであります。  それか……

第130回国会 決算委員会 閉会後第4号(1994/09/02、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 私は通産省関係について質問をさせていただきたいと思います。  大きいテーマは企業のリストラと産業の空洞化ということで一午前中質問がありましたけれども、少し視点を変えまして、そしてできるだけ重複をしないような形で質問をしたいというふうに思います。  昨年の九月に政府が緊急経済対策を決定いたしまして、その際に重要な一つの課題として中小企業対策、中小企業新分野進出等円滑化法でございますね、舌をちょっとかみそうでありますけれども、普通リストラ法というふうに呼ばれておりますけれども、それが緊急に成立そして施行されました。まさに円高の局面が急転をいたしまして、産業調整の問題が非常に深刻になった……

第132回国会 労働委員会 第1号(1995/02/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 委員派遣について御報告申し上げます。  本委員会の委員派遣は、去る一月十七日から十九日までの三日間、最近における雇用失業情勢と雇用対策等につきまして長崎県及び佐賀県の実情を調査してまいりました。  派遣委員は、笹野委員長、野村理事、吉川理事、武田委員、三石委員及び私、庄司の六名でございます。  長崎県におきましては、県から労働行政の概況説明を聴取するとともに、三菱重工業長崎造船所及び長崎労災病院を視察いたしました。  まず、長崎県の雇用失業情勢についてであります。  県内の経済は緩やかに回復傾向をたどっているものの、雇用情勢は依然として厳しい状況にございます。すなわち、昨年十一月の……

第132回国会 労働委員会 第2号(1995/02/14、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 私も地震対策を中心にしてお尋ねしたいと思います。  最初は、大臣にお願いしたいと思いますけれども、今回の地震に際しまして労働省として、今お話が出ましたように、労災病院の問題とかあるいは雇用促進住宅の活用の問題とか、あるいは特別窓口を緊急につくるという問題、それからさらに本来の業務であります失業給付の特例であるとか、それから雇用調整助成金のやっぱり特例であるとか、あるいは内定取り消しなどに対する対応ということで、非常に機敏に、ある意味じゃ迅速に展開をされたということは非常によかっただろうというふうに思います。  ただ、これからのことを考えてみますと、今までは例えば罹災者の方を施設に収……

第132回国会 労働委員会 第4号(1995/03/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 特定不況業種等雇用安定法の問題でございますけれども、法律の中身は、一つは延長ということ、それからもう一つは新しく中身を変えていくということであります。  趣旨としましては、円高がかなり進行している、そして国際化の進展がある、そして産業構造がかなり大きく変わっていく、それからもう一つは、こういった背景に合わせまして産業間、企業間の労働移動による雇用機会の確保という問題、そして雇用を安定させるために移動の際の能力の開発を行うということだろうというふうに思います。  この施策の中身としましては、従来の特定不況業種に新たに特定雇用調整業種というものを加えていくということ、それから労働移動に……

第132回国会 労働委員会 第10号(1995/05/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 きょうから介護休業制度の具体的な審議が始まるわけでありますが、これからいろんな角度で審議が行われるだろうというふうに思います。きょう私はそれを前提にしまして、状況と制度との関係といいますか、ある意味では包括的な問題について、そういう意見を中心にして質問をしてみたいというふうに思います。  まず、先ほど小野先生から御指摘がありましたけれども、法制化するに際しましては普及率の問題が非常に大きいだろうというふうに思います。一六・三%という普及率、これはかなり重い制約条件だったんじゃないか、こんなふうに受けとめることができます。  それからもう一つ、平成五年末の日経連の報告を改めて読んでみ……

第132回国会 労働委員会 第12号(1995/06/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 私は、自由民主党及び日本社会党・護憲民主連合を代表して、育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして賛成、平成会、日本共産党からそれぞれ提出された修正案に対し反対の立場から討論を行います。  我が国は、世界に例を見ないスピードで高齢化が進んでおり、二十一世紀はまさに世界有数の超高齢化社会となります。さらに、少子化、核家族化の進展や女性の就業が一般化しつつある現状において、老親等家族の介護の問題は育児の問題とともに我が国が解決を迫られている国民的課題であります。  このため、いわゆる新ゴールドプランの推進など公的サービスの整備が求められているところでありますが、老親等要介……



各種会議発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第123回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1992/02/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○庄司中君 私は、補足意見として一点だけ申し上げてみたいと思います。  一点だけといいますのは、来るべき高齢化社会と中小小売業の関係をどうしていくかという問題であります。これを消費者の側から見た場合に幾つかの望ましい観点というものが必要だろうというふうに思います。一つは、車、電車を使わないで歩いて買い物ができるという条件。それからもう一つは、近所の人たちとふだん着て交流ができるということ。それから第三には、車道と歩道が整備されて安心して歩行ができるということ。少なくとも高齢化社会を考えますと、消費者の側からこの三つの条件が確保される必要があるだろうというふうに思います。  ところが、現在見てみ……


16期(1992/07/26〜)

第126回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1993/02/03、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 貴重な御意見ありがとうございまする。  まず高梨先生にお伺いしたいというふうに思います。  先生がおっしゃられましたように、これから中長期に見た場合には、今までの政策の視点を変えまして労働供給に需要を合わせていく、それ以外に方法はないだろうと思います。そこで、中長期の状態を見てみますと、例えば去年の三月でしたか、雇用政策研究会が大体二十年以上の長期の労働力の需給の推計を行っておりますけれども、来世紀になりますと絶対量として労働力が減るというふうな推計がなされておるわけであります。そういうふうに中長期に見た場合に、先生特にお触れにならなかったわけでありますけれども、ミスマッチという問……

第126回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第6号(1993/04/14、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○庄司中君 まず、水野先生にお伺いいたしたいと思います。  時間短縮の問題で、労働生産性を高めないと成長率に非常に大きな影響を及ぼしますし、特に物価にマイナスの影響を及ぼすという指摘は全くそのとおりだというふうに思います。  時間短縮と労働生産性の関係を国際的な視野でちょっととらえてみますと、例えば私たちの時短のモデルとしてドイツの金属産業の問題がございますけれども、金属産業の労働生産性と時間短縮の関係を時系列でとってみますと、例えば一九八四年それから八五年、このときには週四十時間から三十八・五時間に変わったわけですね。それからさらに、八八年から八九年には週三十七・五時間から三十七時間に変わっ……


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データ更新日:2022/12/09

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