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村田誠醇 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

村田誠醇[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは村田誠醇参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。村田誠醇参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 大蔵委員会 第2号(1989/12/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 初めまして、村田誠醇と申します。  本委員会で初めて質問させていただきますので、舌足らずの点やあるいは言葉遣いが悪い、質問の中身がわからない等がございますけれども、その点は御容赦をいただきたいと思います。  まず、提案されました本法律案につきまして私のまず率直な感じでございますが、提出された理由につきましてちょっと疑問に思う点がございます。というのは、従来社会的に大変問題になりました豊田商事とかあるいはサラ金の事件、あるいは抵当証券の乱売、こういった一定の社会的事犯あるいは事件等が発生をして、それに対応して法律を整備する、あるいはそういうものを取り締まることができないので新規立法……

第118回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1990/05/30、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 この金融公庫法の一部改正をする法律案についてお聞きしたいんですが、日本開発銀行等を含みます七つの国の政策金融機関を沖縄で一元的に実施する機関、こういうふうに聞いておりますけれども、今回の改正についてお聞きいたしましたら、本来日本開発銀行法が改正されたときに一緒に直しておけばよかったやつを時期的に少しずらしたと、こういうことでございますが、本来一元的に行う公庫であれば、自動的というんでしょうか、同じ時期に直してよかったんじゃないかと思うんですけれども、これだけおくれて提案された理由は一体どこにあるのか、ひとつお聞きしたい。

第118回国会 社会労働委員会 第8号(1990/06/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、労災保険法の一部を改正する法律案について二、三御質問をさせていただきます。  まず最初に、この法律案が提出されるまでの間に、一九八八年八月に出ました労働基準法研究会の中間報告、平成元年度十二月に出ました労災保険審議会の答申案その他一連の流れをずっと勉強させていただきましたら、法律案に至るまでの間にかなり手直しといいましょうか、改正がされて提案されているようでございます。  問題になりました一九八八年の中間報告では、休業補償の一律一年六カ月の打ち切りの問題ですとか、年齢スライドの問題、労災専門医委員会制度をつくるとか、こういう提案がございました。中でも重要なのは労働基準法第八……

第118回国会 大蔵委員会 第1号(1990/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 この法律案の審議に入る前に、若干関係しますので、急遽でございますが、厚生省の担当の方に御出席をいただいておりますので、そちらの質問から先にやらさせていただきます。  先般、新聞の報道によりますと、保険財政を安定化するために、あるいは健保組合の老人保健の保険負担を軽くするために、それに協力をしてくれる厚生関係の議員に健康保険組合の協議会が持っている被保険者の名簿約一万人分を総選挙の名簿使用に使わせたという新聞報道がされております。大変重大なことだと思っておりますが、これに対する厚生省の見解をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 問題は、住所と氏名だけを渡したからいいんだという……

第118回国会 大蔵委員会 第2号(1990/03/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、製品輸入促進税制を中心に質問させていただきます。ただ、これと一カ所外れるところがありますので、それだけを先に質問させていただきます。  原子力の発電施設解体準備金について、この準備金の金額の枠が一基当たり三百億円というふうに聞いて、これはよくわからないのですが、そのうちの八五%を税額控除する、こういうふうに聞いておりますけれども、こういう理解でいいのかどうか。それから、この額は原子炉を解体する費用だけを対象としているのかどうか。ちょっとその辺をお聞きしたい。大蔵と通産、順番にやってもらいたい。
【次の発言】 私も知らなかったんですが、日本原子力研究所の試験研究用の原子炉が現……

第118回国会 大蔵委員会 第5号(1990/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、大蔵省の広報体制、広報予算についてお聞きをしたいと思います。  質問に入ります前に、大蔵省の広報担当の方にお手数を煩わせまして、大変各種の広報資料をいただきましてありがとうございました。冒頭お礼を言わさせていただきます。  まず、大蔵大臣にお聞きをしたいと思うんですが、大臣は消費税のPRを含めまして広報には大変熱心でございまして、自分の顔を新聞に報道させるとか、広報の重要性についてあるいはその意義について大変御理解が深いと思っております。大臣の方から、広報の重要性というんですか、その必要性、意義について御見解をちょっとお伺いできればと思っております。

第120回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1991/08/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、今回の事件は調べれば調べるほど不可解な事件だと思うわけです。それは、この事件が単なる不祥事じゃなくて、どうやら経済的な犯罪行為じゃないかと思われる点が多々あるわけでございます。しかも、それが日本の構造的なもたれ合いの中で行われてきていたと思われる点があるわけでございます。  それで私は、この質問に先立って、いろんな点で事実関係を中心にお聞きをしたい。そのために委員の皆さん方に数枚のペーパーをお配りいたしました。これは特定金銭信託という制度あるいは営業特金、俗にいろいろな用語が使われておりますけれども、そういったものを理解していただくために、あるいは私自身が理解するために大蔵……

第120回国会 大蔵委員会 第4号(1991/03/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、先日行いました本会議の質問の細部にわたって大蔵省及び関係省庁に御質問をしたいと思います。  まず第一点は、私は本会議で日本中央競馬会の決算について、第二国庫納付金約九百五十億円が見込めるのではないかと質問をいたしましたが、中央競馬会の決算の状況がどういうふうになっているのか、第二国庫納付金が幾ら計上されるのか、それをお聞きしたいと思います。  農水省にはその一点だけだと思っておりましたら、実は三月二日の新聞によりますと、政府筋の発表として、競馬法を改正し現在七五%の競馬の配当率を実質的に引き上げる方針を明らかにしたという報道がなされておりますが、ついてはこれについても子細に……

第120回国会 大蔵委員会 第6号(1991/03/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私はただいま提案されました国の補助金等の臨時特例等に関する法律案について質問をさせていただきます。  まず第一は、今も大臣の提案理由の中にございましたように、三十一本にわたる法律を一本の形態をとって提案している。こういうやり方は、私も議員になってから一年半ちょっとたちますけれども、大変多く出てきている。租特などは一番いい例でございますが、そういうように多数の分野に関係する法律を一本の形にして出してくる。これは、それぞれ本当は審議を尽くさなきゃいけないものが一括して出されるためにその一部分だけ しか審議できない、こういう形態が出てくると思うんですけれども、これは、いい悪いは別としま……

第120回国会 大蔵委員会 第7号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、欧州復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案についてお尋ねをいたします。  私、大蔵委員になりまして、なかなかこの委員会は守備範囲が広いんだなと思いましたのは、この法律に基づいて出資国債を発行する権限を政府に与えているわけですね。それで、いろいろ国債に関して勉強をさせていただきましたが、どういうふうに分けるか、国債の分類の仕方によっていろいろな種類があるんですけれども、普通、内国債と呼ばれるもの、これは財源債と借換債とに分かれてくるわけです。そのほかに、湾岸で問題になりました特例公債、そして出資国債、それに交付国債等々、いろいろ性格の違う国債がいっぱい出ている。  そこ……

第120回国会 大蔵委員会 第10号(1991/04/23、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私はまず最初に大蔵大臣にお伺いをしたいんですが、たしか大臣は前に、土地税制というのは政策の補完をすることであって中心的に土地問題なりなんなりを解決する政策ではないというふうにおっしゃっておられました。その点については多分今も変わらないと思うんですけれども、審議の冒頭に当たりましてちょっとお考えをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこでお尋ねをしたいんですが、十九日の日に閣議で土地白書が提出、了承されたという報道がなされたわけですが、そのときに、政府が目標としている年収五倍程度の住宅を取得するには都心から約六十キロメートル以遠に土地を求めない限り取得できない、こういうこと……

第120回国会 土地問題等に関する特別委員会 閉会後第1号(1991/05/24、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、地価高騰がもたらしたいろいろなひずみがあちらこちらで指摘されておるわけでございますが、そのうちの幾つかの点について御質問をしたいと思うんです。  御存じのとおり、地価が東京都心部を中心にして高騰したために遠狭高という現象が出ておるわけですね。遠距離から通勤してくる、狭い家しか買えない、あるいは家賃が高騰してくる、こういった問題が出ているわけですけれども、基本的に国土庁の方で今後日本の土地政策というんでしょうか、住宅政策の中で持ち家の政策を推進していくのか、それとも賃貸住宅に切りかえる政策に変えていくのか、大きな柱として二つあるわけですけれども、どちらの方を優先していくといい……

第121回国会 決算委員会 第2号(1991/09/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 村田でございます。私は、郵便貯金の金利の自由化について二、三お聞きをしたいと思うんです。  郵便貯金の目的というのは、全国に住むそれぞれの人々に、山村僻地あるいは都市等、そういう立地条件にかかわらず、均一なそして公平な金融サービスを全国一律に提供することをその主たる目的とするということだと思うんです。御存じのとおり、預貯金の金利の自由化が片一方で進んできている。そうしますと、現在市場の中に自由金利商品と規制されている金利商品と二つ併存しているわけでございますが、そのときどきの金利の状態によりましてこれが国民の金利選好が強まってまいりますと、何兆円という単位のお金が郵便貯金から民間……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号(1991/09/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 社会党の村田誠醇でございます。  証人にお聞きしたいのでございますが、各社それぞれ損失補てんの基準が違うためにいろいろ混乱を起こしているわけでございます。大手四社を比較してみますと、おたくの基準とか範囲、それから補てんをしたという種類についてはほかの会社と随分違うたという印象を受けるのでございます。  具体的に三点ほどお聞きをいたしたいわけでございますが、通常、株による損失補てんを受けた民間の人に聞きますと、新規上場債とか公募債とかこういうもので新規割り当てを受けた、それで補てんを受けたんだとか、あるいはそういうもので利益供与を受けたという人が結構多いわけでございますが、このおた……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第6号(1991/09/06、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、九〇年三月期以降の補てんの有無について質問をさせていただきたいと思います。  証券局長にお尋ねをしたいんですが、現在株価が低迷をしている中で、株式に切りかえるチャンスのないまま権利行使期限が切れようとしているワラントを大手証券会社が特定の投資家から買い取っている、こういう事実が指摘されているわけでございます。御存じのとおり、権利行使期限が過ぎたワラントというのは紙切れ同然、無価値なものでございますが、事前に幾つかの例を挙げまして調べていただくようにお願いをしてございます。  一つは、日興証券が扱っておりますタテホ化学工業、権利行使期限が九一年一月、株式権利行使率ゼロ。大和証……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第7号(1991/09/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 昨日に続きまして、資料を大蔵省の方で出していただいたんですが、これを見ますと疑問点が幾つかあります。やはり、信金、信組、それからその他というところがふえている、特金の運用金額がふえている、これはどういう理由なのか。  それから、前回提出していただきました数字と今回この信託銀行を通じて調べた数字は、明らかに調査ベースが違うわけです。だから、単純に比較するわけにはいかない。何であの証券会社から出た数字が間違えているのかという理由が、きょういただきましたけれども、この理由についてもわからない。  一つには、平成元年の十二月の事務連絡以降い顧客から順次受け入れた口座開設依頼書が、これがダ……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第9号(1991/10/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、一番最初に、今回発表されました特別検査の結果について二、三お聞きをしたいと思います。  私も十億以上の補てんを受けました十その例をいただきまして、まずこの資料の中で平成三年の一月、二月、三月に補てんを行ったというケースが幾つかありますが、問題は、その取引が一般の証券取引の口座で行ったものと、それから特金の口座で行ったものと二つに分かれるんですが、特金の口座を使った取引を行って補てんをした件数が何件あるのか、ちょっと御説明いただきたいんですが。
【次の発言】 局長さん違うんです。十億以上の補てんの中で特金口座を使ったものということです。

第122回国会 決算委員会 第1号(1991/11/13、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 第一班の委員派遣について御報告いたします。  久保田委員長、平野理事、秋山委員、石渡委員、木庭委員及び私、村田は、去る十月十七日から十九日までの三日間、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情調査のため、富山県及び石川県に行ってまいりました。  第一日目は、大蔵省北陸財務局、金沢国税局、金沢国税不服審判所より、それぞれ業務概況を聴取しました。また、富山県より県政概況を聴取した後、国際電気株式会社富山工場、富山医科薬科 大学、伏木富山港をそれぞれ視察しました。  第二日目は、七尾フィッシャーマンス・ワーフ、輪島漆芸技術研修所、輪島漆芸美術館をそれぞれ視察、また、車中で能登開発の……

第122回国会 決算委員会 第2号(1991/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 冒頭におわびをひとつしなきゃいけないんですが、事前に幾つかこういう箇所について質問すると通告をしておいたんですが、そのための準備もし万端整ったところで、きょうの朝方のいろいろなニュース等を聞きまして、少し質問のウエートだとか順番が狂うようになるかもしれません。御準備いただいたところにはまことに申しわけないんですが、そのことを冒頭おわびをして、質問をさせていただきます。  一番最初に、簡単にちょっとお聞きをしたいんですが、予備費の計上の仕方についてお聞きしたいんです。というのは、一般会計に対する予備費というのは、予算額に対してある程度の支出があるということがわかっておるんですが、特……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1991/12/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(村田誠醇君) お答えいたします。  我が党が提案しておりますのは、国際における平和の維持活動と、それから人道的な国際の救援の活動について、国連からそういう要請が来た場合、我が国が協力をする限度といいましょうか、範囲を我々は考えておるわけでございます。したがいまして、前提となりますのは、国際機関の決議あるいは要請があった場合にというのが前提でございます。したがいまして、我が国のその範囲内、これは政府案と我々が違うのは非軍事の分野で協力をするということが前提でございます。  したがいまして、先生が今お尋ねになりました三つのケースは、いずれも現行法の中で、もし仮にピナツボ火山の場合……

第122回国会 大蔵委員会 第2号(1991/12/13、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私はまず、台風災害に関連して、農業共済再保険会計から質問をさせていただきます。  この提案理由を読みますと、果樹勘定と園芸施。設勘定にそれぞれ補てんをするという内容になっております。二、三お聞きをしたいのでございますが、この共済再保険のうちの果樹勘定については、平成元年度百三十億組んでいた、二年度になって七十五億円に減らし、三年度も七十五億円できたわけです。しかし、この予備費は、本年度はちょっと別といたしまして、ほとんどというよりまるっきり使っていなかった。今回、異常な台風災害で、逆に言いますと予備費が足りなくなっちゃった。考え方からすると、百三十億組んでいて実際使ったのがゼロだ……

第123回国会 決算委員会 第2号(1992/05/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 まず最初に、労働省の方にちょっとお尋ねをしたいんですが、平成四年の四月一日より労働保険料の料率が改定されまして、それに伴いまして各地で説明会を開いておるんですが、その説明会の席上配付しております資料その他によりますと、ちょっと細かい話で申しわけないんですが、建設業の有期事業の一括の計算の仕方については、消費税を含めた請負金額に労務費率を掛け、そして保険料率を掛けて保険料を算定しろという指示が出ているわけでございます。  通常考えますと、税金を入れて計算しろという指示が出たのは初めてでございますが、これはどういう経過で出てきたのか、この辺について労働省の方から御説明をいただきたいと……

第123回国会 決算委員会 第3号(1992/06/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、昭和六十三年度決算外二件及び平成元年度決算外二件に対し、いずれも是認することに反対の態度を表明いたします。  この議案の対象となった昭和六十三年度及び平成元年度は、リクルート疑惑と消費税問題で国会は混乱し、第十五回参議院通常選挙では与野党の議席が逆転するなど、政局が大きく揺れた時期でもありました。こうした政情のもとでありながら、いわゆるバブル景気による花見酒に酔いしれた政府の財政運営には幾多り問題がありました。以下、具体的に指摘をし、是認することに反対の理由を申し述べます。  第一は、不正不当な国費の使用に関する点であります。  会計検査院の……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1992/05/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(村田誠醇君) お答えいたします。  憲法の平和主義に基づきまして、私どもで何ができるか。まず第一に、軍縮をアジアの各国と図って、そして相互信頼を醸成していく、そういった中で日本の自衛隊を縮小していく、これがまず第一に基本な点でございます。  それと同時に、国際的にどういうような協力が日本でできるか。もちろん政府がやることもいろいろ論議されておりますけれども、個人として私どもいろいろ経済的に発展してきたという中にあって郵政省でやっておりますような貯金の利子の一部をNGOに渡す、あるいは国際活動に渡す、こういうような形を通じて一人一人の意思をやっていく、あるいは今企業でいろいろ言……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1992/05/08、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(村田誠醇君) お答えをいたします。  社会党の案は窓口を狭めているのではないかということでございましたが、我が党の提案しております条項を、協力する範囲を見てみますと、政府案と比較すれば、項目の数でいけば確かに減っている、そういう意味で窓口を狭めているという疑問だと思うんですけれども、委員御承知のように、国連のPKOの活動というのは憲章上にこういう行動をするのがPKO活動であるという規定をされているわけではございません。その意味でいけば、過去国連が行ってきた行為の積み重ねの中でこういった分野がPKOの分野だろう、あるいは国連の平和維持の分野だろうということでまとめたわけでござい……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第15号(1992/06/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○委員以外の議員(村田誠醇君) お答えいたします。  私どもは非軍事、文民、民生ということを原則にしておりますので、その原則に反するものはできない、こういうことでございます。
【次の発言】 シャドーキャビネットの調査団の報告を引用なさいましたけれども、一部先生の方で少し誤解があるのではないかと思うんです。  全文を少し読まさせていただきたいと思うんですが、その箇所でございます。  UNTACのサドリ特別代表代理、サンダーソ  ン司令官との会談において、「平和維持軍の中  でも、兵站、技術、通信、輸送、医療部門であ  れは文民組織による代替が可能であり、即応  性、完全装備、自前の安全確保能力さ……

第123回国会 大蔵委員会 第3号(1992/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、今議題となりました租税関係三法について質問をさせていただきます。  まず、本題に入る前に、昨今の景気の情勢についてどのようなお考えを大臣がお持ちなのかお聞きをしたいと思うんですが、私ども、中小企業の関係者、いろいろなところを歩いて聞いておりますと、政府の見解よりももうちょっとシビアに出てくるものですから、ほとんどの方が大体口をそろえて言っているのは、一昨年の秋ぐらいから景気については少し下降をたどり始めて、昨年の夏以降その下げ足が一段と早まったんだという見方をする方がかなり多いわけでございます。それは信用保証協会の融資の申し込みだとか信用保証協会の事故の発生率だとか、要する……

第123回国会 大蔵委員会 第4号(1992/03/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、関税を除く三法について質問をさせていただきます。法律案としては三法がかっているわけでございますが、国際的な資金をどうやって還流していくかという点においては全部共通するものというふうに理解しておりますので、どの法律にということではございませんので、役所の方でそれぞれの担当に応じてひとつお答えをいただきたいと思います。  まず最初に、先ほど鈴木先輩の方からも質問の冒頭に出ておりました日本の国際収支がかなり大きく黒字化してきた。これは、二国間あるいは世界の貿易の中において、特定の国が赤字化する、こういうことはしょっちゅう起こってくるわけでございます。ですから、そのこと自体について……


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 決算委員会 閉会後第1号(1992/09/08、16期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、大蔵大臣にお聞きしたいと思います。  一九八九年に行われた新潟知事選挙で、東京佐川を中心として三億円を各佐川グループが分担してお金を集めた、こういうことが言われておるわけでございます。しかも、その裏づけとして現在仙台の裁判所で行われております東北佐川の前社長の不当解雇に絡んだ裁判の中で、元経理部長が証言いたしまして、いずれも一定の比率に応じた金額を出しているということを証言しているわけでございます。  そこで、私どもお聞きしたいのは、東京佐川を含む全国の各主管店に対する国税庁の調査では一体この事実を把握しているのかどうか、あるいはこういった部分が政治献金として処理されている……

第124回国会 決算委員会 閉会後第2号(1992/09/09、16期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、八月二十八日に発表になりました政府の総合経済対策を中心にして質問をさせていただきます。それ以外に幾つかございますので、その案件の方から先に質問をさせていただきます。  イラクのクウェートへの侵攻に始まりました湾岸戦争で、日本政府は九十億ドルの支出をしたわけでございます。これは出すことについてもいろいろ論議がございました。これだけの巨額なものを出しながら積算内容や使途目的が全然不明じゃ ないかということで大分国会で論議になりまして、使途が決まり次第国会等に報告をするということになっておりましたけれども、それが現時点でどうなっているのか、少し御説明をいただきたいと思います。

第124回国会 決算委員会 閉会後第3号(1992/09/17、16期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、一番最初に会計検査院の方に御質問をさせていただきます。  現在、いろいろなところで佐川問題が言われておりますけれども、私が聞きたいのは、金丸氏が受領したと言われております五億円、本人が受領した事実を認めているわけでございますが、この資金の性格について質問をさせていただきたいわけでございます。  この金丸氏の五億円の授受が、まあ本人が認めたわけですから事実となるわけですが、そのことに対して今度は国税当局から見ますと、金丸氏個人に行ってきた過去の本人への課税、これが適正であったかどうかという疑問が生じてくるわけでございます。  というのは、このお金が個人の所得の対象となる収入な……

第125回国会 商工委員会 第1号(1992/12/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 まずこの法律案の審議に入ります前に、もとになりますバーゼル条約の精神についてちょっと両大臣にお聞きをしたいと思うわけでございます。  この条約の成立の過程あるいは精神というのは、これは私の見解かもしれませんが、前文を読みますとかなり詳しく載っているわけでございます。  そこの中には幾つかのポイントが書いてございまして、有害廃棄物の国境を越える移動によってその環境もしくは人の健康に非常に危険性が生じてきている、年々その発生が増加すると同時に複雑化してきている。したがって、それに対処するために有害廃棄物の発生量を量的にも有害性の面からも最小限に抑えよう、こういうことがずっと書いてある……

第125回国会 商工委員会 第3号(1992/12/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 官房長官が公用でお帰りだということなんで、官房長官にかわって副長官なりどなたかがお答えいただけるのかと思うんですけれども、どなたか来ておられるんでしょうか。
【次の発言】 だから、それは了解しておりますが、官房長官が出れないときには官房副長官が出るという原則だということ、私どもが九月の決算委員会の理事会で官房副長官の出席を要求したときの官房側からの返事でございました。このことをきょう聞こうと思っておりましたので、官房長官が御出席いただけないのであれば、私は公務があるからそれをサボって出てこいとは言いませんが、かわって副長官が当然おいでになるものだと思って質問の準備をしてきたんです……

第126回国会 決算委員会 第3号(1993/04/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 私は、通産省にお聞きしたいと思います。  通産省の中での小規模企業関係の決算についてお聞きしたいのですが、小規模企業に対する助成、決算といいますと、中心になってくるのが商工会、商工会議所が中心になってくるわけでございます。  そこで、まず最初に金丸さんの事件に絡んでお伺いをしたいのでございますが、日本商工会議所の石川会頭の出身といいましょうか役員をやっておられます鹿島に対するやみ献金、このところの俗な言葉で言うやみ献金の事件が起こって以来、商工会議所の中でもあるいは経団連の中でも辞任すべきではないか、あるいは、いやする必要がないんじゃないかといろいろにぎやかでございます。  この……

第126回国会 決算委員会 第4号(1993/04/19、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 まず、カンボジアの難民の問題についてお伺いをしたいと思います。  国連の難民高等弁務官等の御努力をいただいて、カンボジアの周辺に避難していたといいましょうか、難民としてまとめられていた人たちがカンボジアの国内に帰られた。今カンボジアの状況について私どもいろいろな危惧をしている点はございますけれども、それはまた別の同僚委員が論議すると思いますけれども、一応手続としては総選挙の体制に入る、そして総選挙が行われればそれに基づいて新しい政府がそこにでき上がってくる。四派体制が完全に組み上がったままでいくかどうかという論議はちょっと別といたしまして。  仮定の話でまことに申しわけないんです……

第126回国会 決算委員会 第5号(1993/05/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 私は、大蔵省を中心にお伺いをしたいと思います。  この間、地価の高騰が続いておりましたときに、金融面から地価対策を講ずるという意味でトリガー制度という制度を総量規制にかわって導入したわけでございます。これについていろんな委員会で二、三質問させていただきましたが、先般、このトリガーでつくられたと言いましょうか、規定された基準をオーバーして民間金融機関の土地融資が行われたという報道がされました。しかも問題なのは、基準をクリアしているにもかかわらず大蔵省としては金融機関に対して注意を喚起しないという決定をしたというのもその報道の中にあるわけでございますが、これは一体どういう理由でそのト……

第126回国会 決算委員会 第6号(1993/06/14、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 社会党の村田でございます。  一番最初に、国税庁の件についてお伺いをしたいと思います。  私の手元に佐世保税務署で修正申告をされたという方の訴えが来ております。その中身を申しますと、この方は検針員、電気とかガスのメーターを調べたりあるいはNHKの受信料を徴収して歩くような、ああいう外務員の方の所得の申告の仲なんです。あなた方にはこんな必要経費はない、ここまではある程度許されるんですけれども、このように言ったんですね。全中連、これは私どもの出身の組織でございますが、そういうところに行くから四〇%の必要経費を二二%で修正させられるんだ、税務署に来ればよいのにと言った。その上にさらに罰……

第126回国会 商工委員会 第2号(1993/03/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 私は最初に、最近ちょっと気になる動きが出てきたものですから、まず公取の方の見解をお聞きしたいんです。  独禁法上、メーカーが不況対策あるいは合理化をするために販売とか物流を統合して経営の合理化を図る、こういうことが認められる。単独法で認めているやつもありますし、公取が認めているやつもある。そのうちの塩ビ等含む樹脂のメーカーについて、これは報道というか陰口なのかわかりませんが、日米構造協議でいろいろ問題になったのかどうかわかりませんけれども、公取の立場としてこういう共販制度は独禁法上、若干の問題あるんじゃないか。  あるいはどういうふうにやったら問題になるのかというのかわかりません……

第126回国会 商工委員会 第5号(1993/04/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 お尋ねをいたします。  不正商品問題というのは、我が国が世界経済の中において工場と言われるくらい製品の供給をダントツにしているわけでございますし、最近の貿易の実態を見てみますと、物の取引よりもサービスの分野における取引というのが随分伸びてきておる、そういう意味で知的所有権に絡む問題というのは大変重要性を増してきたわけでございます。  そして、それを放置しておきますとどういう影響を与えるかといえば、これはもう既に御存じのとおり生産者に対して販売や収入、雇用の減少、あるいはそういう不正行為を取り締まるための時間と費用が片一方ではかかってくる。もう一方においては、消費者に対しても影響が……

第126回国会 商工委員会 第7号(1993/04/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 私は最初に、大臣あるいは宮澤総理大臣も触れておられますが、過去日本が発展途上国等に対して行ってきました国際的な資金の還流の政策、例えば八七年に三百億ドル以上を還流するとか、あるいはアルシュ・サミットで五年間で六百五十億ドル以上入れる、こういう約束を実行しまして、そして今のところ次の施策はない。しかし、いろんな予算委員会等の論議を通じまして、我が国としても考えなければいけないということを述べられておるわけでございますので、その点に関して新たな国際的な資金還流策についてどのようなお考えをお持ちなのか、冒頭まず大臣の御見解をお聞きしたいと思います。

第126回国会 商工委員会 第9号(1993/05/11、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 私は、二法律案の審議に入る前に、ひとつお聞きをしたい点がございます。先般も、あれは決算委員会でしょうか大臣にお伺いをいたしましたけれども、日本商工会議所会頭の所属というんでしょうか、やっておられます会社のやみ献金問題についてお尋ねをしたいと思うわけです。  この使途不明金につきまして、我々に一番記憶に新しいのが金融証券不祥事のときの使途不明金でございます。この際、つまり九一年の八月から起こった不祥事件に対して、通産省は経団連を初めとする経済四団体に対して再発防止と実情の調査に関しての通達を、日本商工会議所も含めて出しているということでございます。このとき出しているにもかかわらず、……

第126回国会 土地問題等に関する特別委員会 第3号(1993/04/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 社会党の村田でございます。  まず、長官にお尋ねしたいんですが、最近発表されました地価公示価格、何回か調査なさって傾向が出てきているわけでございますが、それについて総体としてどのような御判断といいましょうか、見解をお持ちなのか。  それともう一つは、価格が下がるだけでは意味を持たないわけで、経済的な取引、要するに土地の実需が起こってない限りは一体幾らぐらいの地価が適正なのかということについてもわかりづらいと思うんで、今実際の土地の取引というものがどのような状況になっているのか。つまり、端的に言えば少し多目に取引が開始されているのか、それともまだ底がたい状態でいくのか、あるいはまだ……

第128回国会 規制緩和に関する特別委員会 第4号(1993/12/03、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 社会党の村田でございます。  植草参考人と宮智参考人に共通の質問をちょっとしたいんでございますが、経済的理由による規制ということをしきりに言われますし、私どももそう感じるんですけれども、もとになっております法律を読んでみますと、決して経済的理由があるから規制するなんということは書いてなくて、経済的な条項を新規参入する人に、その市場に満杯であるかどうかを役所に書類を提出するということだけなんですね。  私らが非常に不思議に思うのは、例えば日米構造協議でいろいろ問題になった途端に大手スーパーに酒販免許を一斉にばんと渡してしまう。個別の小さい企業が免許を申請すると、この経済的理由をもっ……

第128回国会 決算委員会 第1号(1993/10/25、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 時間がありませんので、ひとつ答弁の方は簡潔によろしくお願いをしたいと思います。  私は、政府専用機のことについて何回か質問をしてまいりました。今回もその件についてお尋ねをしたいと思います。  これは御存じのとおり、総理大臣等の輸送だとか緊急時における在外邦人救出のための輸送だとか、そういう目的のために政府専用機を持とうということでボーイング747−400というのを三百五十九億六千二百万円で二機購入した。これを受けまして、政府専用機検討委員会でこの飛行機をどのように使うのかということを論議したわけでございます。この中には、現在問題になっている緊急時における在外邦人救出のための輸送と……

第128回国会 決算委員会 第2号(1993/11/05、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 私も、ゼネコンに関連した一連の不祥事件についてお聞きをしたいと思います。  それで、私の記憶にありますのは、平成三年に金融証券の不祥事件が発生したわけでございますので、この委員会で私もいろいろ質問をさせていただきました。  今回の事件と比較して、金融証券不祥事というのは使途不明金という形のものが使われておった。ところが、今回のゼネコンの不正経理、俗な形で言えば裏金づくりは、使途不明金とは少し違う完全な意味での裏金づくりをしていた、もちろん使途不明金の一部も入っておりましたけれども。こういうことが行われてきた。平成三年度の金融証券関係の部分、そしてことしのゼネコン、大手建設業者をめ……

第129回国会 商工委員会 第4号(1994/06/07、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 一点だけ御質問したいんですけれども、今政府税調でもそれから与党の税制協議会でも税制に関する論議をしているわけでございますが、先般大蔵省から税制改革に関する機械的試算というのが出されたわけです。このタイトルだけを見てみると極めて機械的に技術的にやった、こういうふうになっているんですけれども、この中身をよく読んでみますと、これはもう意図的にやっている。本来はこれは大蔵委員会なり予算委員会でやらなきゃいけないんですけれども、通産省の関係するところだけ取り出して、一体通産省の見解はどうなのか、それをお聞きしたい。  というのは、まず前提条件として、この計算の前提条件となっている本年度の減……

第129回国会 商工委員会 第5号(1994/06/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 お聞きをいたします。  化学物質なものですから我々にはよくわかりにくいので、わかりやすいようにひとつ説明をしていただきたいんですけれども、要するにオゾン層を破壊する原因というのは、炭素が入っていることによって、これが分解することで塩素が発生する、この塩素がオゾン層を破壊していくというふうに聞いているわけです。  それで今、日本がやっているのは一生懸命代替フロンを開発しているわけでございます。しかし、この新しい代替フロンであっても、単純に寿命が短いこととそれからオゾン層を破壊する作用が従来のフロンに比べて低いからこれを使う、こういうことにしているわけでございますけれども、この代替フ……

第129回国会 商工委員会 第9号(1994/06/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 最初に経済企画庁長官にお尋ねをいたします。  ただいま同僚議員の方からも質問がありましたけれども、ニューヨーク市場で円が一時九十九円台という値をつけた。これについて一つお聞きしたいんです。  経済がようやく上向きになりつつあるかなというときにまた円高が来た。しかも最高の値段がついたということでございます。しかし、思い起こしてみますと、一年前も実は経済が少しよくなったかなと思ったところに円高、それから長雨、冷夏、そしてもう一つ重なったのが政治空白、政治的ないろいろな混乱が起こって、本来経済的に適切に対応しなければいけなかった時期にその対応ができなくて日本経済がさらに悪化したというの……

第131回国会 中小企業対策特別委員会 第3号(1994/11/11、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 社会党の村田でございます。  本日は参考人の皆さん方、専門的立場からいろいろ理解できるお話をしていただきましてありがとうございます。そこで、幾つかの点につきまして質問をさせていただきたいわけでございます。  まず、中西参考人の方にお伺いをしたいのでございますが、今いろいろ中小企業、中小企業というよりも参考人のところは恐らく中堅企業の方に入っているんだろうと思うんです。そこで、いろいろな事態に合わせての事業転換をなさったり、あるいは新分野に進出なさったり、いろんな自助努力を今拝聴させていただいたわけでございます。しかし、それに比べて、よく言われておりますように官の方が非常にそういう……

第132回国会 運輸委員会 第6号(1995/03/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 社会党の村田でございます。  まず冒頭、先ほども大臣がお触れになりましたけれども、今回の新幹線の動脈が断絶したということに対して大変社会にいろいろな影響が出ているわけでございます。問題なのは、復旧は最優先にしなければいけない、これはもう当然のことでございますけれども、何ゆえにこの大動脈が断絶をしたのかというこの答えを出さなければいけないわけですね。一般に言われているように、予想を超えた地震が来たから壊れちゃったんだよというだけであれば私は問題はないと思うんですけれども、どうもそれだけではなさそうな原因でこの大動脈が切れているということがいろんな意味で指摘されているわけでございます……

第132回国会 商工委員会 第8号(1995/04/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 午前中にも論議がございましたけれども、急激な円高による電気料金の還元の問題についてお聞きしたいのですが、午前中の説明の中でも出ておりましたけれども、現在の料金を設定するその前提条件となっているのが一ドル九十九円という計算であり、一バレル当たり十七ドルという前提で現在の料金というのは計算されているんだと。そして、平成六年度の電力会社の各中間決算のいろんな数値等から判断してみますと、一円円高になるにつれて十電力で年間合計百億円の差益が出る、それから原油価格が一ドル上昇すると十電力で五百四十億損すると、こういう説明でございました。  ところが、それではこの暫定の料金を決めるその前のコス……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第1号(1995/01/20、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第3号(1995/03/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 社会党の村田でございます。  中小企業特の審議を始めるに際しまして、普通でいきますと兵庫の震災、それから急激に起こってきました円高、円高というよりもむしろドル安と言った方がより適切な表現だろうと思うんですが、いろんな問題、課題を抱えております。  しかし、それだけではなくて、若干今の政治的な状況のもとで焦点を浴びている問題についても、ひとつ大臣というより政治家橋本龍太郎として、常にいろいろな次の総理大臣の下馬評なんかにおいて必ず出ておりますし、表現が、どういうふうにしていいですか、逃げ込み型なのかそれとも追い込み型なのか知りませんが、好位置をキープしている方として、幾つか私が質問……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第5号(1995/03/20、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○村田誠醇君 最初に、竹山委員も触れました円高についてちょっとお聞きをしたいと思うんですけれども、八十九円台、八十八円台というのはいっときかなと思っておりましたら、どうも依然としてこういう状況が続くということになりますと、やはりこれをある程度前提とした対策というものを打たなければしようがなくなってくるのかなと。しかし、どういう政策があるのかなということになりますと、ちょっと首をかしげざるを得ない部分というのがあるわけでございます。  そこで、いろんなことがあると思うんですけれども、一つには先般大臣もちょっと触れられましたODAのお金の使い方ということもあるんだろうと思うんですね。これは今までは……



各種会議発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会公聴会 第1号(1989/12/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 冒頭、六人の公述人の先生方の御意見を同わさせていただきまして、ありがとうございます。  まず、私は先般自民党の方から発表されました消費税の見直し案につきまして日和佐公述人の御意見をちょっとお伺いしたいのでございますが、陳述の中で、皆さん方が家計簿の集計をなさいまして消費税の負担額の推移について細かく分析されておられるわけです。御存じのとおり、自民党の改正案は従来事業者の立場に立ち過ぎていて問題があった、だから消費者の立場に立って見直しをする、かなりそういう宣伝といいましょうか、ことを言っておられたわけですけれども、消費者の立場で今度の見直し案ですね、見直しの大綱というんでしょうか……

第120回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1991/02/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は、国民生活に関する調査会、実質的に論議に参加するのはこれが初めてでございますので、過去のことについてはあるいは間違えた意見を言うかもしれませんが、お許しをいただきたいと思うわけであります。  私は、本調査会で二つの点をできるなら取り上げて研究、調査をしていただきたいと思うわけであります。  一つは、国際化に伴うということで、いろいろな点で日本が今問題になっているわけでございます。それで、過去の活動の概要について、報告の概要について読まさせていただいてもこのテーマで何回か論議をなさっているわけでございますが、これを見てみますと、日本人から見て、一体国際化とはどういうものかという……

第123回国会 国民生活に関する調査会 第1号(1992/02/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○村田誠醇君 私は「流通面での規制緩和・独禁法の厳正な運用による競争条件の整備」という、配付されました資料のこの項目についてお聞きをしたいと思います。特にそのうちの「商慣行改善指針の策定」と、四番目と、八番目の独禁法上の指針についてお伺いをしたいと思います。  輸入されています欧米の商品が価格差を生じるというのは、リベート制とか、ここに書いてあるとおり輸入総代理店制度というものがあって、日本の商慣行で高い物が売られているということがよく言われております。それはもういろんなところで指摘されておりますし、内外価格差を生じさせる原因であると言われています。特に、一番問題になっていますのが輸入総代理店……


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データ更新日:2022/12/09

村田誠醇[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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