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翫正敏 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

翫正敏[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは翫正敏参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。翫正敏参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 内閣委員会 第1号(1989/11/16、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 防衛庁長官にお尋ねします。  我が国の国防の基本方針に関して少し質問いたします。  太平洋合同軍事演習、いわゆるPACEX89ですけれども、これが持っているさまざまな問題点や危険性のうちでも今問題にしたいのは、韓国内における対日脅威論が強まっているという問題についてお伺いしたいと思います。  政府は昭和六十二年一月の閣議で、「我が国は、平和憲法の下、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国とならない」という基本理念を決定しておりまして、これはことしの防衛白書を見ましても二カ所で出てまいります。しかし、ことしの九月一日から二カ月にわたって実施されました太平洋合同軍事演習、PA……

第116回国会 内閣委員会 第2号(1989/11/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 質問いたします。  先ほど、同僚議員の質問に対しまして厚生省の方からの答弁で、脳死と臓器移植は別のことと理解しているという御答弁がありましたが、どういうふうに別なのか、もう少し詳しく説明してください。
【次の発言】 ということでありますので、つまり脳死というものはもともとは臓器移植の問題というよりも、医療を停止する時期というものを決めるときに重要な問題としてこれが議論されてきた、そういう歴史的経緯があるのではないかと思うんですが、それはいかがでしょうか。
【次の発言】 それでは、現在医療機関において脳死患者の方が実際問題として発生しているわけでありますが、それについて、脳死としてい……

第116回国会 内閣委員会 第3号(1989/11/28、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 最初に垂井参考人にお伺いしますが、先ほど村瀬参考人がお考えをおっしゃった中に、脳死ということと臓器移植ということは別のことである、そういうことがこの最終報告の中にも述べられているという御説明がありましたけれども、この点についての端的なお考えをお聞かせください。
【次の発言】 脳死ということが医学界で研究されるようになった原因は、もともと末期医療の患者の治療の問題としてであるというふうに村瀬参考人からも先ほど意見の中で教えていただいたわけでありますが、そういうことからいいますと、つまりもともとは末期医療における治療の問題、つまり人工呼吸器をいつ取り外すかというような、そういうことにつ……

第116回国会 内閣委員会 第5号(1989/12/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案に関連して質問いたします。  私は、自衛隊は憲法第九条に違反する違憲、違法なる存在であると考えております。したがって、自衛隊を廃止し、隊員は速やかに正業についていただくようにしていかなければならないと考えております。  しかし、いかに違憲とはいえ、現に国が隊員を特別の国家公務員として雇用しているわけでありますから、自衛隊員の家族の方を含めた隊員の人が日本国民として健康で文化的な生活を営めるような相当額の給料が支払われるというのは当然なことだと私は思います。ですから、人事院勧告の完全実施によるベースアップが自衛隊員にもひとしく行われるべきものであ……

第118回国会 内閣委員会 第5号(1990/06/01、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 外務省に日ソ友好問題についてお伺いをいたします。  日ソ平和条約締結問題に関する我が国の基本姿勢について簡単に御説明ください。外務省の方にお願いします。
【次の発言】 日ソ関係について外務省にお尋ねします。  日ソ平和条約締結に関する我が国の基本姿勢を簡単に説明してください。
【次の発言】 その問題の北方領土の問題ですが、我が国の立場及びその根拠をごく簡単に御説明ください。
【次の発言】 その我が国が北方領土返還を求める立場とその根拠についてはよくわかったわけでありますが、ところで、ソ連の方ではペレストロイカということで非常に大きな変化が起こってきておるわけでございます。数日前の新……

第118回国会 内閣委員会 第8号(1990/06/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 では、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案に関して防衛庁に質問いたします。  私は自衛隊は憲法第九条に違反する存在だと考えておりますので、したがって自衛隊を廃止し隊員は速やかに一般職の公務員としての仕事についていただくようにしなければならないと考えておるものでありますが、ただ自衛隊がいかに違憲とはいいましても、隊員の方々には家族の方々を含め、憲法に保障された健康で文化的な生活を営む基本的人権というものがあるわけでありますので、そういう意味において、国が隊員を雇用している責任において相当額の給料を支給したり、また退職後の年金を保障したりするということは必要なことであると、このように……

第118回国会 内閣委員会 第10号(1990/06/21、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 午前中の山口委員の質問にお答えになりまして、塩崎総務庁長官の方から第一次、第二次行革審の所感といたしまして、三公社の民営化ができた、増税なき財政再建ができて成果があった、さらに国債依存体質からの脱却もできた、こういう所感が述べられましたが、しかし私はいずれにも非常に批判的な意見を申し上げて、もう一度長官のお考えをお伺いしたいと思うんです。  三公社の民営化の問題では、現に国鉄の労働者の方が三月三十一日に千名以上の方が職を失うという事態になっておりますし、また増税なき財政再建ということでありますけれども、消費税が強行導入された、そういうことがございます。そして、国債依存体質からの脱却……

第118回国会 内閣委員会 第11号(1990/06/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 第三次行革審の設置法案に関連して総理に御質問いたします。  私は、今最も行革すべき、行革が必要なのは第一に在日米軍であり、日米安保の軍事同盟的な側面というものをこそ最も行革すべきである、このように考えております。また、我が国の軍備につきましても、自衛隊の軍隊的側面というものの行革が必要である。自衛隊にも災害出動、災害派遣というような私の考えや立場に立っても必要不可欠なものもあるわけでございますが、自衛隊の軍隊的側面の行革が必要である、このように考えております。そこで、安保、自衛隊の行革が必要な理由を若干申し上げつつ、総理の所見をお伺いしたいと思います。  まず、ミッドウェーの火災事……

第120回国会 内閣委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に関連して質問をいたします。  私、前に質問いたしましたときに、下級の自衛隊の隊員というものは、何か防衛庁また政府の中では消耗品のように見ているのではないかという疑問を禁じ得ないということを申し上げまして、その例として一つは小松基地における事故の例を挙げまして、そのときの基地司令の対応について質問しました。  それからもう一点としては、上の方の人は定年制というふうになっているけれども、士以下の下級の人は二年ないし三年の任期になっていて、やめさせられる場合もある、そういうことについて質問したわけであります。  それで、防衛庁の方か……

第120回国会 内閣委員会 第3号(1991/03/26、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 恩給に関連して質問いたします。  シベリア抑留者の問題についてお伺いしますが、シベリア抑留期間中の恩給計算はどのようになっているのかお答えください。
【次の発言】 いわゆる通称二倍加算というふうに呼ばれているものでありますね。それでよろしいですか。
【次の発言】 それで、シベリアに抑留された方は、ソ連の最近の報道を新聞で見ますと、六万二千六十八人の方が抑留された結果お亡くなりになったというふうに報道されております。ソ連科学アカデミー極東研究所発行のアジア問題専門誌「極東の諸問題」最新号は、旧日本兵シベリア抑留問題の全容を公表した。「第二次大戦後の旧日本軍捕虜総数は六十三万九千六百三……

第120回国会 内閣委員会 第4号(1991/04/02、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 運輸省設置法の一部を改正する法律案の提案理由説明の中に、「特に最近におきましては、我が国の国際空港の整備を踏まえた主要国との国際航空路線をめぐる航空交渉への積極的な対応、」、あとちょっと中略をしますが、などなど「運輸行政として強力に取り組むべき課題が山積しております。」こう書かれておりますけれども、今度の運輸審議官を一名置くというこの運輸審議官の仕事の中には国際空港を運輸行政として強力に取り組むべきであるという視点をも業務の、仕事の中に入るというふうに考えてよろしいんでしょうか。
【次の発言】 容量をふやすというふうにおっしゃったと思うんですが、それはいわゆる東京や大阪などの一極、……

第120回国会 内閣委員会 第6号(1991/04/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 最初に、外務省の方にお聞きしますが、前回の質問のときに国連の安全保障理事会決議、いわゆる湾岸戦争に関する決議につきまして質問しまして、答弁が明確でなかったように思いますので、もう一度確かめさせていただきますが、私が平成三年二月十四日付で国連安全保障理事会決議六七八の有権的解釈に関する質問主意書というものを提出をいたしまして、それで三月一日に内閣総理大臣海部俊樹から答弁をいただいたわけであります。その文章を見ますと、   国際連合安全保障理事会決議六七八を採択した千九百九十年十一月二十九日の安保理において、冒頭、議長である米国のベーカー国務長官が同決議案について発言し、その中で、同決……

第120回国会 内閣委員会 第8号(1991/04/25、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 冒頭、先ほど小川委員からも質問がありました自衛隊のペルシャ湾への派遣の問題について少しだけお尋ねしておきたいと思います。  自衛隊法第九十九条による機雷の除去の問題については、浮遊しているか定置されているかを問わず、公海上に遺棄されたと認められる機雷については、それが我が国の船舶の航行の安全にとって障害となっている場合、その航行の安全を確保するためにこれを除去する行為は武力の行使に当たるものではなく、自衛隊法上可能である、こういうのが政府のお考えでありますけれども、こうした場合の九十九条は自衛隊法三条による自衛隊の主な任務というものには当たらない、こういうことだろうと思うんですが、……

第121回国会 内閣委員会 第2号(1991/09/05、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 初めに、給与の勧告について御質問いたします。  今ほど人事院の総裁の方から、今回の給与の勧告についての説明を前半受けました。人勧の制度及びその性格という立場からいって、当然私はこの勧告の早期完全実施というものが必要であるという立場に立って御質問するわけでありますが、先ほど終わりのところでお示しを願いましたけれども、もう一度改めてその性格を踏まえての早期完全実施の必要性について、人事院総裁としての御見解をお述べください。
【次の発言】 では、ただいまの人事院の勧告の説明を受けまして、給与担当の総務庁長官からひとつ現在ただいまのそれを受けての所感とか決意、その辺の一端を述べていただけれ……

第122回国会 科学技術特別委員会 第2号(1991/11/22、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 翫正敏です。  原子方発電はやめていただきたいという基本的な立場で二、三質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、美浜原発の二号機の事故のことについてでございますが、御案内のように、ことしの二月九日に福井県の美浜原発の二号機で細管が破断するという事故が起こりまして、緊急炉心冷却装置が働き、寸前のところで命綱一本で重大事故は免れるという、このような事故が発生をいたしました。  その後、調査を進めていきましたところ、二月十五日には、この事故が蒸気発生器の細管が真っ二つに横に切れるという、破断という、ちぎれると言った方がいいんでしょうか、そういう形の最悪の事故であっ……

第122回国会 内閣委員会 第2号(1991/12/17、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 岩崎総務庁長官にお尋ねをいたします。  平成三年度になりまして、公務員の給与に関連しまして、パーセントで一・五%アップ分、金額では千三百五十億円ということで計上されたわけでありますけれども、これに関連してお尋ねしますが、昭和四十五年以後のことにつきまして少し調べてみましたが、昭和四十五年から昭和五十三年までは五・〇%が給与アップ分として計上されておりました。五十四年度からは二・五%に減りましたが、やはり計上を当初からされておりまして、五十五年度が二・〇%、昭和五十六年度から昭和六十年度までが一%当初予算に給与アップ分が計上されているということがわかったわけでありますけれども、それ以……

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第13号(1992/05/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 私の手元には毎日のようにいろんな国民の声が寄せられております。その一つを読ませていただきまして質問の前段にしたいと思います。  「自衛隊の海外派遣に反対し、真の国際平和貢献を要請する決議」ということで、これは五月二十日の日にある女性団体から参議院議員翫正敏殿ということで寄せられたものであります。   今、国会では「国連平和協力」に名をかりて、自衛隊の海外派遣を可能にするための「国連平和維持活動(PKO)法案と関連二法案」を成立させようとしています。   これらはまさに「武力による紛争解決」を放棄した、日本国憲法に違反し、日本を再び軍事大国化しようとするものであり、私たちは絶対に容認……

第123回国会 内閣委員会 第2号(1992/03/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 法案の内容に入ります前に、国政調査に関します私の資料要求について外務省の方に確かめておきたい点が二点ございます。  まず一点目は、三月三日に外務省の情報調査局情報課発行になる国際関係情報、二月四日から三月三日分のリストの一覧表の資料提出を要求しましたが、今日まで回答がありませんので、ここで御回答願います。
【次の発言】 リストの一覧表を提出していただいて、それを見て読みたい資料を再度資料要求すると、そういうことでお願いしてきたはずなんですが、題名を書いたリストの一覧表提出もできないということですか。それとも、この国際関係情報という資料は今後出さないかもしれないということですか。

第123回国会 内閣委員会 第3号(1992/03/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 私は、ただいま可決されました恩給法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     恩給法等の一部を改正する法律案に対す     る附帯決議(案)   政府は、次の事項について速やかに善処すべ  きである。  一 恩給年額の改定については、国家補償とし   ての恩給の性格、恩給受給者の高齢化等に配   煮し、今後とも現職公務員の給与水準との均   街を維持するよう努めること。  一 恩給の改定実施時期については、現……

第123回国会 内閣委員会 第4号(1992/04/07、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 加藤官房長官に質問をいたします。  きのう四月六日、中国共産党の江沢民総書記が来日をいたしました。江沢民総書記は今回の訪日に先立つ記者会見において、この訪日の意義について、ことしは中日国交正常化二十周年であり、共同声明と友好条約の基礎の上に、未来を見つめて一層の中日・関係の発展を推進したいと述べておられます。日中両国間の一層の友好関係を深める上で、我々日本人における原点は何といっても日中間の近代における歴史の事実を直視し、日本が中国に対する侵略の非を率直に認め、謝罪をし、さらに日本の侵略によって被害を受けられた方々に適切なる補償をすること、また、過去の歴史を知らない若い世代の人たち……

第123回国会 内閣委員会 第5号(1992/05/14、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 防衛庁長官に質問いたします。  数字の面とか、そういうもので事務的なところは事務方に答弁していただいて結構だと思うんです。  防衛本庁等の移転計画の概要について御説明願います。
【次の発言】 国土の有効利用の観点というようなこと、檜町地区周辺の商業化が進んでいるというようなことなどが原因である、こういうふうに承ってよろしいですか。
【次の発言】 防衛本庁には中央指揮所がありますけれども、この中央指揮所の主たる役割、運用の目的など、それから建設にいつ着工し、いつ完成をしたのか。これに要した費用及び完成したのはいつか。それから建物の耐用年数はどれくらいか。これを説明してください。


16期(1992/07/26〜)

第124回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1992/09/03、16期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 翫正敏です。  今ほど喜岡委員の質問の中で、臨時国会の早期の開会を要求するという官房長官に対する質問がありました。それに対して官房長官のお答えは、佐川問題は検察で厳正に調べているところである、内閣としてそれをさらにするというのは考えていない、こういうこと。それから、補正予算の審議のために今年中に臨時国会の開催を考えているが、税収についての見通しがまだ立っていないので、これから詰めていかなきゃならないのでその開会がおくれそうだと、こういうお答えだったんですけれども、私はこれは非常によろしくないと思うんですね。早期の開会をすべきだ、こう思うんです。  佐川問題につきましては、真相の究明……

第125回国会 内閣委員会 第1号(1992/12/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 官房長官に質問いたします。  九月三日の本内閣委員会におきまして、私が湾岸戦争型の多国籍軍に我が国の自衛隊が参加、また協力ができるのかどうかという質問をいたしましたところ、官房長官の方から、武力行使と一体とならない限りの後方支援であれば可能である、また資金面での協力も可能であるという答弁がありました。  この点について、私は大変大きな疑義を持ちましたので、その後少し調べてみました。政府の従来の自衛隊の海外派遣についての考え方と加藤官房長官の前回の答弁は大きく食い違っているのではないか、このように思ったのであります。  そこで、昭和五十五年十月二十八日、内閣総理大臣鈴木善幸ということ……

第126回国会 内閣委員会 第3号(1993/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 翫正敏です。私は恩給の問題を考えますときには、戦後補償のあり方、それをトータルに考える視点からこの恩給の問題を議論したいわけであります。  そういう意味では、恩給担当の総務庁長官はもとより、官房長官にもぜひ質疑の内容に加わっていただいて御見解を伺いたいと、このように考えているところですのでよろしくお願いいたします。  以前私は、この委員会でシベリア抑留者の請求権に関する質問をいたしまして、その中で請求権の放棄ということは国家自身の請求権及び国家が自動的に持っていると考えられている外交保護権の放棄ということであって、人間個々人の請求権というものまで国家が放棄をすることはできないという……

第126回国会 内閣委員会 第4号(1993/04/27、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 防衛庁長官と教育訓練局長に質問いたします。  資料を事前に三点お渡ししてございます。教育訓練局長及び防衛庁長官は事前に見ていただいていると思いますが、まず最初に、見ていただいておるかどうかだけ最初に一点だけ確かめます。  毎日新聞の大阪本社が本社版で四月二十一日付朝刊に大きく取り上げました。陸上自衛隊の調査学校が占領下を想定して諜報、武装蜂起の訓練をやっていた、偽名で募金の実習をやっていた、さらに、まるでスパイ映画のようなこと等をしていた。「「文民統制逸脱」の批判も」、「国民への詐欺行為」というような大きな新聞記事がございますが、これをコピーで事前にお渡ししてございます。教育訓練局……

第126回国会 内閣委員会 第5号(1993/06/10、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 きょうは一般質問の日ということに当初なっておりましたけれども、委員長の非常に強引な委員会運営によりまして法案審議という日になりました。ただ、一般質問も若干してもよろしいと、こういうふうに承っておりますので、半分ぐらいは一般質問をさせていただいて、法案の質疑については外務大臣の見えたとき、官房長官も見えたときにしたい、そういうふうに思います。  十一時半になったら官房長官が見えると思いますので、そのときにPKOのことについて質問します。  今、防衛庁長官おいでですので、最初にちょっと護衛艦「しらね」の名称についてお伺いしておきたいと思うんですが、この「しらね」という護衛艦の名称は、当……

第126回国会 内閣委員会 第6号(1993/06/11、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 きのうに引き続き質問いたします。  きのうも申したんですが、外務大臣の依頼によって防衛庁長官が自衛隊機を派遣して輸送すると、こういう法律案の審議でございますので、外務大臣がただいまおいでにならないという状態でこの法案の審議をせよということなのでありますが、私としましては実際問題として外務大臣に主に質問をしたいということでありますので、外務大臣が見えますまでの間は、委員長としての時間配分としては、当然にもう翫正敏はこの法案についての審議を予定どおり六十分したと、こう記録に書かれるんだとは思いますが、私の個人的理解といたしましては外務大臣が来られてからが本法案についての質疑時間である、……

第127回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1993/09/16、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 社会党の翫正敏です。  武村官房長官がせっかく提案しておられます小選挙区並立制について、私絶対反対をしておりますので、お見知りおきのほど、よろしくお願い申し上げます。  防衛庁に質問したいんですが、先ほど自民党の委員が質問をしました中に、隣国から弾道型のミサイルが飛んで来る危険があるということと、それからAWACSの購入の問題ということとを結びつけて質問がありましたのでちょっと確かめたいんですけれども、AWACSを購入しましてそれを飛ばして空へ浮かべておきますと、某国、どこでもいいですけれども、近くの某国がそういう弾道型のミサイルを飛ばすというようなことについて、それを防御すること……

第128回国会 科学技術特別委員会 第2号(1993/10/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 午前中江田科学技術庁長官からの所信表明をいただきまして、また配付されましたペーパーでは「プルトニウム及び高濃縮ウランに関する国際管理について」という資料も科学技術庁からいただきましたので、プルトニウムの問題について大臣に幾つか質問をさせていただきたい、このように思います。  まず、プルトニウムと非常に関係の深い動燃ですけれども、動力炉・核燃料開発事業団、この事業団と政府、科学技術庁との関係ということについて、初歩的なことなんですけれども、説明を一応しておいてください。
【次の発言】 それで、プルトニウムという化学物質、この物質について我が国が今までに外国から購入をしました量、それか……

第128回国会 内閣委員会 第4号(1993/11/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 社会党の翫正敏です。  きょうの委員会に先立ちまして九月二十四日にこの市ヶ谷台一号館の保存をめぐって、市ヶ谷台一号館の保存を求める会世話人の郷田豊さんを初めとする三名の方々からのヒアリングの機会をつくっていただき、きょうはまたきょうでこうした委員会の機会をつくっていただいた岡部委員長に最初に心から御礼を申し上げたい、そのように思います。  私の立場、基本的考え方といいますかそういうことをまず初めに申し上げておきたいと思いますが、私は戦後民主主義というもの、それから現在の日本国憲法というもの、こういうものをある意味では金科玉条のごとく大切にしておる立場であります。そういうことでは、先……

第129回国会 法務委員会 第3号(1994/06/20、16期、護憲リベラルの会)

○翫正敏君 翫正敏です。質問いたします。  JR東日本という会社が、鉄道の会社ですが、御案内のとおりですが、最近駅の販売店において出版物を販売させないというようなことで圧力をかけるとか、実際に販売をさせなかったとかという、そういう事案が最近よく報道されておりますけれども、大臣、この事案について閣僚の一人として関心をお持ちですか、いかがですか。
【次の発言】 私がいろいろ週刊誌も読んだり新聞も読んだり、また関係者から事情を聞いたりしていろいろ調べましたことを少し申し上げてみたいと思いますが、直接にこのJR東日本を監督しているのは運輸省でありますので、運輸省の方から事実関係について、私が申し上げる……

第129回国会 法務委員会 第4号(1994/06/21、16期、護憲リベラルの会)

○翫正敏君 翫正敏です。  財団法人更生保護会というのは各都道府県において活動しているわけですけれども、施設の数が百カ所ぐらいあるというさっきお話がありましたが、一つ一つの施設が一つの財団法人更生保護会というものを形成しているんでしょうか。それとも、各都道府県に財団法人○○、例えば石川では石川更生保護会というのがあって、これは一つしか施設がないのであれなんですけれども、百カ所ということになると複数の施設があるところがあると思いますが、複数の施設があるところはどういうふうに財団法人との関係がなっているのか、説明してください。
【次の発言】 じゃ、九十九団体あるということは、九十九の財団法人更生保……

第129回国会 法務委員会 第5号(1994/06/22、16期、護憲リベラルの会)

○翫正敏君 翫正敏です。  最高裁判所に対して質問をしますが、ことしの四月六日に裁判官への任官を希望した司法修習生のうちの一人が、PKO法案反対のアピールを修習期間中に出したとかという、そういうことなどが関係があるかないかがはっきりしないわけですけれども、そういうことでとにかく裁判官になれなかったという事案がございました。  最高裁の方では、本人に対して理由がはっきりとした形では示されていないわけでありますが、この任官が拒否された、名前は神坂直樹という人なんですが、この人の任官拒否の事案について、どういう状況なのか説明してください。
【次の発言】 神坂直樹さん本人に対して説明した理由があります……

第130回国会 決算委員会 閉会後第1号(1994/08/24、16期、護憲リベラルの会)

○翫正敏君 大臣に質問いたしますが、私が外務省の方に七月二十九日付で資料要求ということで文書で、米海軍省法務総監事務所が公開したところの事故調査報告書、内容については、一九九一年、平成三年の十月に奈良県の十津川村において林業用のワイヤを米軍機が切断した事故のこの調査報告書について、きょうの質問にどうしても必要だから提出してほしいというふうに資料要求しましたが、結局一カ月近くたってから回答がありましたのは、見せられないと、こういうことだったんです。こういう事実について報告を受けておられますか。いや、受けておられないならおられないで結構です。

第130回国会 決算委員会 閉会後第3号(1994/09/01、16期、護憲リベラルの会)

○翫正敏君 翫正敏です。  PKO本部の副本部長である五十嵐官房長官にルワンダへのPKOの派遣の問題について質問いたします。  報告書がことしの八月十一日付のと八月三十一日付、きのうと二つ出されております。この内容を私も読みましたが、官房長官としてお読みになって、どの辺のところがポイントというふうにお受け取りになったか、簡単に御説明ください。
【次の発言】 それは聞いてない。それはいいです。
【次の発言】 きのう出ましたもののまとめのところには、「自衛隊部隊を中核とする国際平和協力隊を派遣し」と、官房長官、こういうふうに書いてあるんですが、カンボジアの場合ですと、自衛隊の部隊が六百人施設隊とし……

第130回国会 決算委員会 閉会後第4号(1994/09/02、16期、護憲リベラルの会)

○翫正敏君 玉沢防衛庁長官に市ケ谷台一号館の保存の件につきまして質問いたします。  まず、現在までの状況を少し御理解いただくために、第百二十八回国会で参議院において請願が採択をされましたその内容をちょっと読み上げておきたいと思います。  防衛庁市ケ谷台一号館の保存に関する請願  「市ケ谷台一号館」には、さきの大戦においては、大本営、参謀本部、陸軍省等が置かれ、戦後はその大講堂において「極東国際軍事裁判」が行われた。我が国の歴史が刻み込まれた、この「市ケ谷台一号館」は、重要な建造物として、保存すべきである。 こういう請願が参議院において採択をされております。  また、地元の東京都新宿区議会の意見……

第130回国会 決算委員会 閉会後第5号(1994/09/16、16期、護憲リベラルの会)

○翫正敏君 翫正敏です。(資料を手渡す)  今、村山首相にお渡ししましたのは、韓国の元日本軍慰安婦被害者の方々が書かれた要望書であります。今この委員会の部屋の中にその被害者の代表の方が何人か来ておられまして、今渡したところ、それから、これからそれを読み上げますことを聞いておられますので、そういうことで、ぜひ誠意のある御回答をいただきたいということを申し上げておきたいと思います。  今お渡ししました被害者の方からの要望書ですが、    村山首相談話に対する元日本軍「慰安婦」    被害者からの要望   去る八月三十一日、戦後問題処理についての村山首相の談話が発表されましたが、元「慰安婦」被害者お……

第131回国会 法務委員会 第3号(1994/11/08、16期、新党・護憲リベラル)

○翫正敏君 自民党の党員でもあり、それから人権擁護の最高責任者である法務大臣でもあられる前田勲男大臣に、自民党の機関紙の自由新報に掲載されておりました記事の内容に絡んで質問をしたいと思います。  事実関係の部分を読みますので、それについて事前に当局の方に事実関係の確認をお願いしておりますので、まずそれからしていただいて、しかる後に大臣の方から所見、所感をお聞かせ願いたい、そのように思います。  ことしの九月二十日号の自民党の機関紙自由新報にこのような記載がございます。   さて、七月二十一日、午後六時十分。北海道・  胆振支庁、支笏湖に近い山中でトラックと乗用  車の衝突事故があり、乗用車を運……

第132回国会 決算委員会 第2号(1995/04/10、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 官房長官に質問します。  三月二十九日の午後に、官邸の方に秘書官にあてて、私が市民団体の人と一緒にゴラン高原に展開中の国連兵力引き離し監視軍、いわゆるUNDOFですね、ここへの自衛隊の派兵に反対するという趣旨の申し入れをしましたが、この件についての官房長官のお考えをお聞かせください。
【次の発言】 自衛隊の派遣があるかないかは、その後に何かを基準にして決めるんですか。どんな基準で決定されるんですか。
【次の発言】 国会の審議ということが出ましたのでちょっとお聞きしておきたいんですが、PKO協力法が国会で審議されましたときに、官房長官はその採決に当たってどのような態度をおとりになりま……

第132回国会 決算委員会 第3号(1995/04/11、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 外務大臣に質問します。  化学兵器禁止条約に関連してなんですけれども、この条約は、この間日本が批准しましたが、一九九三年の一月十三日から十五日の間に会議で署名がされまして、そのとき百三十カ国、その後に二十九カ国が署名をいたしまして百五十九カ国署名しているわけです。条約によれば、六十五カ国が批准してその百八十日後に効力が発する、こういうことになっておりまして、現在、日本がしましたので二十八カ国の批准国であります。  まだ効力が発揮するまでに時間があるようにも見えますが、ことしになりましてから特に日本を初めとして九カ国が批准をしているというそういう事実がありますし、さらには、まだ批准を……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第3号(1995/03/10、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 翫正敏です。大臣に質問させていただきます。  アジア経済研究所のことについて質問します。通産省の経済協力部の管轄の外郭団体でありまして、職員数二百四十八名ぐらいの方々がアジアの経済問題の基礎的な研究をしておられるんですが、市谷の本村町にこの研究所はありまして、通産省のODA枠で五十一億円ほどの年間予算が出ているわけであります。  ことしの一月に通産省の方に出された、また私も見せていただいたんですが、「緊急レポート」と題して「ポストケ小平時代の対中投資リスク」という題のレポートを出しておられます。毎月ニュースも出しておられるんですが、なかなかしっかりした基礎的な研究をしておられる研究……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第4号(1995/03/16、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 本法律案提出の背景にある円高問題について質問します。  先ほど自民党議員から一部質疑がありまして大臣が答弁されましたが、中小企業庁が調査をした中小企業円高影響フォローアップ調査の仲なんですけれども、先ほど大臣の方から去年どことしの調査の比較のことで、円高の影響についてはことしについては非常にあるという答えがふえているというお答えがありましたし、それから輸出の採算レート、これは幾らかというのについては、去年の調査では中央値が百十三円ということであったけれどもことしは中央値が百十円となっているというお答えでありました。また、九十円でも採算がとれるというふうに答えた企業は二%だとおっしゃ……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第5号(1995/03/20、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 翫正敏です。  阪神大震災がありましてから二カ月たったわけですけれども、史上最大級の大地震が襲って五千人以上の方々が亡くなられたことを思いますと、本当に改めて心からのお悔やみを申し上げなきゃならない気持ちになるわけなんですけれども、この亡くなられた方以外にも、中小企業を中心にした企業でもたくさんの被害が出ているわけでありますので、阪神・淡路大震災によって被災した中小企業の被害状況というものを、今までも説明していただいておるんだと思いますが、ごくかいつまんで簡単に説明してください。
【次の発言】 被害を受けたその事業所の中で中小企業の事業所の割合が非常に高いと思うんですけれども、パー……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第6号(1995/05/19、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 翫正敏です。最近の急激な円高に対する緊急対策として、さっき大臣の言葉では対症療法的なということだったんですが、今回の法改正は必要な法改正だと思って、賛成する立場から少し御質問をいたします。  円高によりまして経済的なダメージを受けている中小企業が多いと思うんですが、その企業の数、それからその金額、これを教えていただければと思います。
【次の発言】 こういうふうに考えてもいいんでしょうか。金額ということはわからないということですけれども、ただ円高メリットというものが一方である、それが一〇〇%消費者、国民に還元されたというふうに仮定をしますと、日本の国全体としては円高によって損害を受け……

第132回国会 中小企業対策特別委員会 第7号(1995/06/13、16期、平和・市民)

○翫正敏君 翫正敏です。  先ほど森田健作さんが質問されていた中で後継者不足の問題が出まして、それで古関参考人の方からは、資料を読みますと、「農業後継者特例に対する中小企業者の不公平感は非常に強く、回答企業の半数が「不公平感を感じる」と答えている。一方「仕方がない」と特例に対して理解を示す回答は三割に満たない。厳しい経営環境の中で後継者問題に頭を痛めながら、地道な努力を続けている中小企業者にとって、農業後継者だけに認められている税制の優遇特例は大きな不公平感を生み出している。」というような趣旨のお答えがあって、それに対して柏木参考人の方からは、それは農地と事業をしている土地とは違うんだからやむ……

第132回国会 法務委員会 第2号(1995/02/17、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 翫正敏です。  大臣の所信の中で、「近時の非行少年の特質、多様な問題性等にかんがみ、その立ち直りを図る」という御指摘がありますが、この「近時の非行少年の特質、多様な問題性」ということについて、どういう内容を言っておられるのか説明してください。
【次の発言】 次に、職員の増員の問題について書いてございますが、他の職員のところはすべて増員ということになっておりますが、公安調査庁につきましては九人の減員というふうに、この庁だけが城となっているんですけれども、公安調査庁の仕事の概要を踏まえて減員になった理由を簡単に説明してください。

第132回国会 法務委員会 第4号(1995/03/10、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 翫正敏です。  裁判所の職員をふやそうという今回の法案に賛成であります。職員をふやすだけではなくて、先ほどからいろいろと議論が出ておりますとおり、裁判官そのものも増員をして、そして現状、裁判の審理に非常に長い時間がかかっているという、こういう状況を改革しなければ司法への国民の期待とか信頼というものはふえていかないと、そういうふうに思っているところであります。  今回の職員の増員は数十人という単位でありますから、この程度の職員を増員しただけでは事件処理の迅速化が期待できるのかどうか疑わしい、そういうふうにもう言わざるを得ないので、やはり先ほどから議論が出ておりますように、裁判官の人を……

第132回国会 法務委員会 第6号(1995/03/16、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 全国には九十九カ所の更生保護会があると聞いておりますが、そこで仕事をしておられる常勤の職員の方の人数をお示しください。また、奉仕的に協力をしておられる方の人数もあわせてお示しいただいた上で、この奉仕的に協力しておられる方の職業別のパーセントもお示し願いたいと思います。
【次の発言】 特に、こうした仕事に携わっておられる方の中でも、奉仕的な協力者の方というのは大変だろうと思うんですけれども、どういう気持ちで奉仕的に協力しておられるというふうに認識しておられるか、大臣の方からの所見をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 更生保護会連盟の方から法務大臣あてに、本法律を新しくつくって……

第132回国会 法務委員会 第7号(1995/03/17、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 翫正敏です。  最近、とかく厳しい批判が出ております法務省の入国管理行政について質問します。  私が問題にしたいのは、統一協会の文鮮明教祖の以前入国を許可した問題についてお尋ねしたいのでありますが、その前に、彼らが霊感商法ということで法外な値段でつぼなどを売りつける商法を行っているこの問題について法務大臣の所見を、どう思われるかお聞きします。私はこれは刑法の第二百四十六条の詐欺罪に相当するというふうに考えているんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 霊感商法と文鮮明教祖の統一協会との関係については、これは切っても切れない深い関係があるということは明らかでありまして、昨年、一九九……

第132回国会 法務委員会 第8号(1995/04/25、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 翫正敏といいます。  私は、今回の刑法の一部改正案には消極的賛成なんではなくて積極的に賛成の立場なんです。なぜかといいましたら、内容についての改正部分が極めて少ない、最小限であるということですね。それで、なおかつ表現が現代語になっておるということに限られているというところは非常に大事なところで、内容についで、もっとこういうふうに直した方がいい、あんなふうに直した方がいいという専門家の方々の意見がいろいろあるということはわかるんです。ただ刑法ですから、社会道徳的とか宗教的とかさまざまなそういうので悪であるとか善であるとかと決められているのがいろいろあるけれども、その中において、刑をも……

第132回国会 法務委員会 第9号(1995/04/27、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 第七十七条について質問します。  七十七条は、現代語に訳されているという以上に表現が相当変わっておりますので、その辺についての根拠とその要件、そういうことについて順次お尋ねしたいんですが、まず内乱罪の判例ですが、いわゆる五・一五事件に対する昭和十年の大審院の判例がございますので、この事件のごく簡単な概要と内乱罪の適用がどのようになっているのか、説明してください。
【次の発言】 その昭和十年の大審院の判例は内乱罪についてはどのように述べていますか。
【次の発言】 そうすると、今回のこの刑法改正案でかなり文章が現行法から見て表現が変わっておりますが、これはこの大審院の判例を考慮した上で……

第132回国会 法務委員会 第10号(1995/06/08、16期、平和・市民)

○翫正敏君 翫正敏です。  先ほど刑事局長が御答弁の中で、地下鉄サリン事件の被疑者たちを内乱罪とか内乱予備罪で起訴するということも必ずしも二面的に否定されるものではないということをおっしゃったんですが、既に殺人罪で起訴されている人をさらにプラスして内乱罪とか同予備罪で起訴するということは、それは別に構わないわけですか。
【次の発言】 だから、私も理論的に聞いている。
【次の発言】 それから、先ほどの別のところの刑事局長の御答弁の中で、捜査の情報が漏れているんじゃないかという質問に対して、必ずしも漏れていたとは言えないということをおっしゃって、その一つの理由として、松本何がしという者が仮谷さん拉……

第132回国会 予算委員会 第4号(1995/02/28、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 村山総理に質問します。  総理大臣になられる前のことをお聞きして恐縮なんですが、なられる前は原子力発電所のことについてどんなふうに考えておられたか、教えてください。
【次の発言】 じゃ、どういうふうな考えなのか、説明してください。
【次の発言】 総理大臣になられる前は、脱原発という、そういう考え方だったんではないんですか。
【次の発言】 原子力発電については危惧の念を持っておられたと、そういうふうに理解してよろしいですか。
【次の発言】 危惧の念の一つに直下型地震、総理、そういうものに対したときに発電所がどうなるだろうか、そういう不安の念もあった、そういうふうに理解してよろしいです……

第132回国会 予算委員会 第12号(1995/03/13、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 翫正敏です。  厚生大臣に質問します。  新潟県の村松町にある国立療養所の統廃合問題についての現状と今後の方向について説明してください。
【次の発言】 一部事務組合をつくって国立病院を買い取ってもらうという計画と理解してよろしいですか。
【次の発言】 そこにおける国の責任というのはどういうふうになるんですか。
【次の発言】 この国立病院を統廃合するに当たっての特別措置法が昭和六十二年九月に審議されておりますけれども、そのときには時の斎藤十朗厚生大臣が、衆議院の社会労働委員会ですか、ここで答弁をして、「見切り発車をしてやっていくというような性格のものではないということをたびたび申し上……

第132回国会 労働委員会 第5号(1995/03/14、16期、新党・護憲リベラル・市民連合)

○翫正敏君 翫正敏です。  まず労災保険につきまして、この年間の予算の規模と、それから会計の性格などについて説明してください。
【次の発言】 合計幾らですか。お金は残るんだと思うんで、その残っているのはどういうふうにされておりますか。
【次の発言】 今回の法律改正で使われる方の予算がふえると思いますが、どれくらいふえますか。それから、それはもちろん現在の保険料の枠内で行われるものと理解していますが、それでよろしいですか。
【次の発言】 わかりました。  労災保険の制度ですけれども、これは事業所が強制的に加入しなければならない制度であると、このように理解していますし、それから保険金の方は全額事業……



各種会議発言一覧(参議院)

15期(1989/07/23〜)

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1989/10/31、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 さっき斎藤さんが御報告された中で、最初のとき報告漏れがあって、その後追加で言われた、ソ連の北方領土の軍の撤退のことに関心があって聞いたところが冷たい反応だったということをおっしゃったんですけれども、事実だろうとは思いますが、軍縮というような問題は、これは相互の関係の問題で、ソ連の方が冷たいのは、やっぱり日本の方の、在日米軍の問題とか日本の自衛隊の増強の問題とかが向こうに映っていて、そういうところから冷たい反応があるんじゃないかと思うんですよね。ですから、やはりソ連の方は北方領土の軍の撤退という国民的関心が広がっていると思いますが、そういうことについて、冷たい反応だったという報告だけ……

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1989/11/29、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 外務省に質問しますけれども、ちょっとお願いしたいんですが、山下局長もうちょっと大きい声で話してください。私、ファントムの音のうるさいので耳が悪くなっているのかどうかわかりませんが、よく聞きとれないので、大きい声でお願いします。  最近の国際情勢についてお聞かせ願いましたが、一九四五年二月にソ連のクリミア半島のヤルタで米国のルーズベルト大統領、英国のチャーチル首相、ソ連のスターリン書記長、この三国の首脳が会談して、それでドイツの分割占領、ソ連の対日参戦などを決めたわけです。こうして決められた戦後の国際政治体制を御存じのようにヤルタ体制と呼んでいるわけですが、私は、その終えんというもの……

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1990/04/11、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 石弘之参考人の先ほどのお話、このレジュメを読ませていただきますと、地球環境問題のさまざまな大きな問題のうちでも「現在、緊急な地球環境問題」の第一に挙げられておりますのが「熱帯林の破壊」という問題として@となっておりますので、この点につきましてもう少し詳しくお話を伺いたいと思うんですけれども、この熱帯林というものは地球の肺と言われるものでありまして、二酸化炭素を酸素に変えるという働きを持っておるわけですから、これを守っていくということが一番緊急、重要な地球環境の問題であるということはテレビなどでもよく報道されているとおりなんですけれども、この大切な地球生態系の破壊という問題において、……

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1990/04/13、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 先ほどからお話を伺いまして、米国内の対日感情の悪化が非常に進んでいるという、そういうことが言われておりまして、しかし、今度のこの構造協議の中間報告というもの、日本側の六項目、米側の七項目ということになったんですが、こういうようなものは決して、アメリカの要求が出ました、それに日本が譲歩してこうなりましたというような、そういうワンパターンのものではないんだ。これはあくまで日本の国民、消費者の生活にとってプラスになることなので、これをこういう形でまとめたのだという、そんなお話があったわけなんですけれども、アメリカの方の対日感情が悪化しているということの原因の一つに、田さんの先ほどのお言葉……

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1991/02/18、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 事前に通告してありました質問内容が今ほどの同僚議員の質問と重なりますので、ちょっと内容が変わるのを御承知願います。  先ほど自民党の委員さんの方からの質問の中で、いわゆる国連平和協力法案が廃案になりました後の自公民の合意に基づいてのPKOの部隊を早くやれというようなことがありました。そのことについての外務省の方からの御答弁がありましたので、ちょっと念のためにお尋ねしたいんです。  昨年の、この法案が審議されておりましたときの新聞の記事を見ますというと、「国連平和協力法案におけるシビリアンコントロール」と題する文書を自由民主党の幹部に提示していろいろ話をしたというふうに載っておりまし……

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/04/12、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 先ほど和田委員の御質問の中に、宮澤衆議院議員の、月刊アサヒの国連常設軍ですか、そのことについてお答えになりませんでしたので、差しさわりがあるのかもしれませんが、問題がなければどう思われているかお答えください。

第121回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/09/20、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 西岡秀三参考人にお伺いします。  事前に読ましていただきました「地球環境の二十年−認識から行動へ」という論文の中に書いてありますところに関連して三点質問したいんですが、時間の関係もありますので、三点次々とお聞きをしますから、まとめてお答えいただきたいと思います。  この論文の中で、「一九九二年にはブラジルで国連環境開発会議が開催され、気候変動防止に関する枠組み条約や熱帯林・生物の多様性に関する条約の締結が予定されている。」ということが書かれておりますし、また「宇宙からみた地球」という項目のところでは、「宇宙からの観測がまざまざと地球環境の破壊を見せつけた例が、アマゾン横断道路を軸に……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1992/02/04、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 去年の六月に書かれた先生の論文が資料で参っています。ポスト冷戦、ポスト湾岸戦争の世界が重大な分岐点にあるという認識のもとに、国連の役割をめぐってタカ派とハト派のせめぎ合いというものがあると。タカ派というのは、「国連安全保障理事会で、米国がその「力を背景とする正義」の覇権的リーダシップを遺憾なく発揮して「新世界秩序」を築くことに期待をかけて」いる。ハト派というのはそうではなくて、「国連への世界中小諸国の期待と信頼を失わせ、これが国連の第三世界における活動」、そういうことをしていると困難になるということで軍縮問題というものを重要視する、そういうことが書いてございますが、それから半年たち……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1992/02/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 外務省の鈴木情報調査局長にお尋ねいたします。  「アジア・太平洋の戦略的枠組」という題の、一九九一年二月二十八日、アメリカの国防総省が発表しております文書に書いてあります内容に即してちょっとお尋ねをしたいんですが、「九二年十二月三一日までの間にその地域のアメリカのプレゼンスを一四〇〇〇人減らすものである。その後の声明の追加された撤退を含めると全部で一五〇〇〇人に上った。」ということで、「日本、韓国、フィリピンにおける米軍部隊を一五二五〇人減らせ得ると決定した。」というふうに書いてありまして、それを表で見ますと、国別には日本から四千七百七十三人、韓国から六千九百八十七人、フィリピンか……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1992/04/27、15期、日本社会党・護憲共同)

○翫正敏君 ちゃんとした原稿も書いてないんで申しわけないんですが、「環境安全保障を目指して−「共生と循環」この項については基本的には賛成できる内容でありまして、ずっと読んでいきますと、語句とか部分的なことについて訂正してほしいなと思う点もありますけれども、大枠はこれでまとめていただきたいというのが意見であります。  なお、七ページのところにあります「(参考に以下に行動計画案を掲げる)」と書かれまして枠でくくってあるところについては、ほかとのつり合いから考えましても、この枠をすべて取り払って、「案」というのも取り払って、普通の全体の文章の流れの中に書いていただいた方がいいのではないか。  そして……


16期(1992/07/26〜)

第125回国会 国際問題に関する調査会 閉会後第1号(1992/12/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 翫です。  最初に、元外務事務次官で元駐韓大使をやっておられた須之部さんの方からアジアの対日感情の原因とか底流というそういうお話がありましたので、それについてちょっとお聞きしておきたいんです。  アジア、特に韓国の方の人たちの対日感情がよくないと思うんですが、原因の重要な一つは、一九一〇年の日本が韓国を併合したことについて日本と韓国の方の考え方が百八十度違っている。日本の方は、これは合法であるというふうに言っているし、そしてそれが日韓条約が結ばれた時点で消滅したという立場をとっている。韓国の方は、もともとこれは不法なものである、不当なものであるというそういう考え方に立っているわけで……

第126回国会 国際問題に関する調査会 第3号(1993/04/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○翫正敏君 川田先生に質問しますが、「財界にっぽん」に書かれた対談、「クリントンの米国と世界新秩序」の中にこういう一節があるんで、ちょっと敷衍して説明していただきたいんですけれども、   たしかにポスト冷戦℃梠繧迎えて、アメリカは初めて真の意味で世界の中心になったという見方さえありますね。ただ、いかにせんアメリカの覇権的な力、特に経済的優位は落ちています。したがって、アメリカが世界の中心に引き続きあるとはいっても、混沌のこの時代に、強力なリーダーシップを発揮するのはなかなか難しい。おそらくアメリカにとって最も手っ取り早いのは、アメリカが中心になって先進国間連合を組むことでしょう。実際、湾岸……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

翫正敏[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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