このページでは前畑幸子参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。前畑幸子参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○前畑幸子君 私は、ことしの七月二十三日の選挙におきまして愛知県より選出されました前畑幸子でございます。選挙中私が有権者の皆様にお訴えしてきましたことは、消費税の廃止であります。したがいまして、私が議員として何よりも果たさなければならない選挙公約は、消費税を廃止するということであります。与野党逆転下の参議院において消費税廃止法案を提出された発議者の皆様の今日までの御苦労に、心より敬意を表したいと思います。 与野党の全委員が約一カ月にわたる真剣な再々にわたる論戦及び審議を経て本日最終の総括質問に、そうそうたる先輩議員がおいでの中、一年生議員の私にこの機会を与えていただいたお心遣いに深く感謝を申……
○前畑幸子君 私は相続税についてお聞きしようと思っておりますけれども、所得税法の一部を改正する中に、今度個人年金保険契約などの大幅な控除増額がありますので後でそれは聞きたいんですけれども、その前に、相続の基本であります問題として、私は三年半前まで実務に携わってまいりました税理士でございますので、いろいろな相続の場面に遭遇しながら疑問に思ってきたり考えたらどうかなと思ってきた問題がありますので、それを一度お聞きしたいなと思います。 民法の第九百四条の二というところに寄与分ということがあるんですけれども、ちょっと読ましていただきます。 共同相続人中に、被相続人の事業に関する労務の提供又は財産……
○前畑幸子君 私は、国際金融問題についてお聞きしたいと思います。 一九九〇年の五月、先月、ワシントンのG7においてIMF出資順位が今まで第五位であったものから一度に第二位に日本は浮上したわけです。これはIMF第九次増額五〇%引き上げの合意を見たために実現されたということですけれども、出資順位が上がるということは通貨問題などにおいて我が国の発言力が高くなるということで結構なことだと考えます。それと同時に、国際経済における日本の責任が一層重くなると思われます。 そこで、次の幾つかの点について基本的な大蔵大臣の考え方をお聞きしたいと思います。 G7の場でこれまでは批判の的になっていました日本の……
○前畑幸子君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました法律案に対し、反対討論を行うものであります。 今回の湾岸戦争勃発はイラクの武力によるクウェート併合に最大の原因がありますが、これに対する多国籍軍の拙速きわまる武力行使にも一因があったことは紛れもない事実であります。 特に、ソ連のイラクへの停戦調停が実りつつある最中、一方的に多国籍軍が地上戦突入に踏み切り、数多くの戦争犠牲者を生んだことは、まことに遺憾であると言わざるを得ません。また、空爆による大気の汚染や原油の大量流出等による地球環境破壊は、修復しがたい惨状を呈しております。 湾岸戦争はようやく終結いたしましたが……
○前畑幸子君 ただいま御説明のありました租税特別措置法の一部を改正する法律案の提案について、社会党・護憲共同を代表して質問させていただきます。 まずその前に、三月十九日の新聞報道によりますと、やっと平成二年分の所得税の確定申告が三月十五日に終了いたしました。そして、「バブル崩壊で税収減の恐れ」という見出しで、土地譲渡所得の落ち込みが予想以上に大きいということから、平成二年度の税収に響くのではないかということでございます。大蔵省は確定申告の集計を大変注視されているということでございますが、いかがでしょうか。 好調な景気を背景にして法人税収の増加、株、土地による有価証券取引税、土地譲渡所得税の……
○前畑幸子君 きょうは三総裁がおいでということで、金融自由化時代に入ってまいりましたけれども、そうした中でこれからの公的金融機関のあり方についてもいろいろと重要な検討をされるべき課題があると思いますが、こうした金融自由化の流れの中で公的金融機関としての国民金融公庫、日本開発銀行、そして日本輸出入銀行がそれぞれこうした流れをどのように受けとめているかということと、そして今後どのように運営を行っていこうとされているのか、今後の方針をお聞きしたいと思うわけです。 金融自由化の流れの中で、民間金融機関におきましては、同じ金融機関内でいろいろな業種、種類がたくさんございますけれども、そうした業種に応じ……
○前畑幸子君 今回また消費税に続いて地価税という一律に公平にという土地に対する税が導入されるわけですけれども、これは土地保有の有無による経済力の格差とか土地への投機、あるいは地価の抑制、住宅地の供給などを税制から対策を求めようとすることから始まったと思います。しかし、当初の案からは、今もお答えにあったように、大変後退してしまったという感がいたします。それでも少しは目的に沿って今後変わっていくと思いますけれども、実際に導入によって私たちの思っている目的というものはこの一、二年で達成されていくと思われますか。税制だけで地価が下がるということは私もないと思いますけれども、既に少なくとも上昇の歯どめに……
○前畑幸子君 先日、国土庁からことしの土地政策の方針という小冊をいただきましたけれども、その中で要するに、遅きにという感じもいたしますけれども、土地神話を打破する、それから適正な地価水準を実現していく、それから適正かつ合理的な土地利用の確保に向かって頑張るというような三点を挙げていられるわけでございますけれども、この土地利用の具体的な施策とは何を期待していらっしゃるのか、そしてまたこの強力な土地対策の推進とは何を期待していらっしゃるのかということをお聞きしたいと思います。 昨年四月十三日に政府税調土地税制小委員会に国土庁が三つの調査資料を提出されていると思います。 第一は、昭和六十三年度で……
○前畑幸子君 私は社会党の前畑幸子でございます。きょうは御苦労さまでございます。 私が大学を卒業したころにはなかなか就職が難しく、女性では就職ができなかったわけでございますけれども、私の友人も日本興業銀行に就職が決まって、私はそのときのことを思い起こしますと、本当にいい銀行く入られたなと、日本を背負って立つ大変優秀な銀行に入られたわけで、うらやましく思ったときのことを今思い返しております。 今お話がありましたように、創立九十年ということで、明治三十五年以来日本の経済の中心を背負って立ってきていただいた、導いてきていただいた銀行であられる日本興業銀行におかれまして、今回のこの不祥事という問題……
○前畑幸子君 まず、さきの百二十国会でやっとの思いで通すことのできました育児休業法について質問をさせていただきます。
民間部門における育児休業法が成立いたしまして、平成四年四月一日より施行されることになりました。それにあわせて公務員に対すみ育児休業法については四月一日人事院より意見の申し出があったことは存じておりますけれども、その後、法案提出はどのように進んでいるかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。大変心強いお返事をいただきましたので、平成四年四月一日一斉にスタートということになりますようお願いを申し上げたいと思います。
次に、不動産コンサルタント制度というもの……
○前畑幸子君 きょうは、羽田新大蔵大臣の所信表明をお聞きしまして、私の先輩の本岡議員からも頑張っていただきたいという声ですけれども、私も、このバブルのはじけた後の、大変税収も下がってきた、厳しい時代を迎えておりますが、大事なときの大蔵大臣として、大変ですけれども国民の期待にこたえていただきたい。日本の国がこれから世界に貢献していくためには大変財源も必要で、いろいろそういう事情もわかりますけれども、大変な時期ですが頑張っていただきたい、お願いしたいと思います。 私も最初、今後の大臣の財政運営の目標を少し細かくお聞きしたいと思います。 今御説明のあったように、最近、経済の低迷のために大幅な税収……
○前畑幸子君 先日の大蔵大臣の所信表明について私も少しお聞きしたいと思います。 今本岡議員の方から確認がされましたけれども、大臣の所信表明における経済動向について、その見方について、どのような判断のもとに平成四年度の実質経済成長率が三・五%達成可能であるという資料があるのかなと私も懸念をいたしております。経済の実態は、政府で判断されているよりも私ども中小企業を見ている限り、もっともっとはるかに厳しい感じを持っております。 先ほども繰り返しておっしゃいましたように、「我が国経済は、いわば完全雇用を維持しながらインフレなき持続可能な成長に移行する調整過程にあるものと考えられます。」ということで……
○前畑幸子君 私は、今論議がありました土地問題とそれに関連します相続税につきまして御質問をしたいと思います。 平成四年度から国土庁の公示価格が一月一日で算定され、そしてそれをもとに相続税の路線価が計算されるということで、公示価格とそれから路線価が関連してきたわけですけれども、前に地価税の問題を論議しておりましたときに、土地の評価の一元化という問題を私どもも随分論じたことがあるわけです。この地価税導入の際にいろいろな問題が出てきておりましたけれども、今赤桐先生の方からも御説明のありましたようないわゆる一物四価というんですか、国土庁の出す公示価格、それから国税庁の出す相続税路線価、そして自治省が……
○前畑幸子君 私は、ただいま可決されました租税特別措置法の一部を改正する法律案、法人特別税法案及び相続税法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ。国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 租税特別措置法の一部を改正する法律 案、法人特別税法案及び相続税法の一部 を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について十分配慮すべきで ある。 一 国民の理解と信頼に基づく税制を確立する ため、今後とも、公平・公正の見地から税制 全般に……
○前畑幸子君 今回の法案の提出理由を見ますと、本法律案は、「最近における公認会計士業務の国際化、多様化等の状況等に対応し、公認会計士業務に引き続き多くの優秀な人材を確保するためこということになっております。 今回の試験制度が、二次試験におきまして短答試験、そしてそれに合格した人が、論文試験に科目選択制を導入するということのようでございます。平成六年の十月一日実施ということですので、まだ二年、三年の期間はございますけれども、今まで論文試験を主に試験勉強してきた受験生にとってどのような反応があるかということも心配いたしますが、その辺についてお聞きしたいと思います。 そして、「引き続き多くの優秀……
○前畑幸子君 私は、ただいま可決されました公認会計士法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 公認会計士法の一部を改正する法律案に 対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について十分配慮すべきで ある。 一 我が国経済・社会の拡大、発展に伴い、公 認会計士の業務が国際化、多様化、複雑化す る一方、公認会計士に対する社会的要請が急 速に高まっている状況にかんがみ、引き続き 多くの優秀な人材……
○前畑幸子君 私は、ただいま可決されました証券取引等の公正を確保するための証券取引法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 証券取引等の公正を確保するための証券 取引法等の一部を改正する法律案に対す る附帯決議(案) 政府は、次の事項について十分配慮すべきで ある。 一 証券市場に対する国民の信頼を確保する努 力を引き続き行うとともに、自己責任原則に 基づく明確なルールの下で公正な取引を行う ……
○前畑幸子君 午前からの質疑を聞く中で、大変今回のこの金融制度改革というものには奥深い問題点もあるような気がいたしております。 それはさておきまして、ただいまの金融機関を取り巻く環境というものは、ここ二十年ほどの間大変目まぐるしく急速な変化をいたしております。そして金融の自由化、国際化、証券化という世界的な動きというものを避けることはできない状況にあると思います。一九八四年の五月に「金融の自由化及び円の国際化についての現状と展望」が発表され、また日米円・ドル委員会報告も発表されております。この基本方針のもとに各種自由化や規制緩和措置が実施されてきたと思うわけです。 そこで、今回の証券取引制……
○前畑幸子君 昨日に続きまして、金融制度改革についてお聞きしたいと思います。 私ども利用者の立場からいいますと、制度の見直しもさることながら、諸規制、諸慣行の見直しによります中長期預金等の商品開発が進むことも重要と思いますが、今後自由化されると考えていいのか、お聞きしたいと思います。 ただいまの金融市場に残る諸規制、諸慣行について、金融制度調査会答申によりますと、「中長期預金の導入」とあります。改革後はそれを認めていかれるのか。そしてまた、銀行法において禁止されているのではないと思いますが、銀行における三年超の預入期間を定めた金融商品は販売することができなかったわけですが、その理由について……
○前畑幸子君 今週も引き続きまして三重野総裁にお越しをいただきまして、最初に金利政策についてお聞きしたいと思います。 最近の三重野総裁の何回にもわたります金利引き下げ、公定歩合引き下げの意味でございますけれども、金利を下げていただくことによって株の業界を潤わせたい、そしてまた個人の消費を伸ばしたいといういろいろな意味があると思いますけれども、私はもう一つ考えさせていただきますと、ノンバンクの救済が第一日的になっているんではないかなと思わざるを得ないような気がいたしてなりません。 先ごろ金丸副総裁の、日銀総裁の首を飛ばしてでも公定歩合を引き下げるべきだという大変横暴な言葉がありましたけれども……
○前畑幸子君 きのう三十一日には、ついに政府の緊急経済対策の要旨が七項目にわたって発表されました。そしてまたけさは、先週来待ちに待っていたといいますか、公定歩合の引き下げの発表がありました。大変景気の先行きが不安視されていまして、経済企画庁長官には大変申しわけないんですけれども、昨年の初め以来、経済界とかエコノミストの間では景気の後退が来ているということは言われていたと思うわけですけれども政府は一貫していつも御答弁の中で穏やかな拡大基調にあるという見方をずっとおっしゃっていまして、ことしの二月十九日に至って初めて昨年四月以降景気が後退局面に入っているということを発表されたわけです。 そしてま……
○前畑幸子君 私は、昨年と同様、剰余金処理法案についてお聞きしたいと思いますが、その前に、きょうの日経新聞の一面に、「買い替え特例復活」という記事が載っておりますけれども、大蔵、建設両省は、居住用財産の買いかえ特例を条件つきで今後認める、短期的に認めるということのようでございます。資産的な税に対してこうした減税がうたわれたわけでございますけれども、今財界を初めサラリーマンすべてから所得税減税の訴えが、請願が大変出ていると思います。先日、私ども社会党、公明、民社さん、三党そろいまして自由民主党の政務調査会会長あてに所得税減税実施に関する要望書を提出させていただきました。 今回の補正予算案におい……
○前畑幸子君 私は、ただいま可決されました国の補助金等の整理及び合理化等に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、民主改革連合、二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国の補助金等の整理及び合理化等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について十分配慮すべきである。 一 公共事業等に係る国庫補助負担率の見直しの結果生じる地方負担については、今後の地方財政計画の策定を通じ地方財政運営上支障がないよう適切な措置を講じるとともに、公共事業等臨時特例債については、後年度……
○前畑幸子君 ただいま御説明のありました税制の前に、今回発表されております新総合経済対策のポイントというところに関しまして少々お尋ねをいたしたいと思います。 今回の新総合経済対策の事業規模、史上最大の十三兆五百億円としてこれを大変自画自賛していられるようでございますけれども、逆に申すならば、私はむしろこれだけ巨額の追加対策が必要になったこと自体が問題ではないか。この史上最大でなければならない理由はどこにあるかということをお尋ねしたいと思います。そしてまた、今後 の対策も史上最大規模を続けることになるのでしょうか、その辺もお聞きしたいと思います。
○前畑幸子君 大臣に財政の現状について少しお聞きしていきたいと思います。 平成六年度の一般会計の発行公債が十三兆六千四百三十億円ということでした。そして、このうち所得税減税のための公債は三兆一千三百三十八億円ということでございましたけれども、大蔵大臣はこの公債の性格について、平成六年の二月二十三日でしたか、参議院の予算委員会において楢崎先生の御質問に、この公債の性格については特例公債とは違うものであるというお答えをされているわけでございますが、六カ月ぐらいの償還期限の短期国債にするのであるということであったと思います。このとおりと理解していいでしょうか。
○前畑幸子君 私も昨晩遅くこの税制改革についての答申をいただきまして、きょうはまだ全部目を通していないので、もう少しお聞きしたいことがありますが、その前に大臣に、きょう私は新聞の一面にほとんどこの問題が出るのではないかなと思いましたところが、円が九十九円台になったということで、大変なことではないかなと思います。 昨年八月に記録した百円ちょっとをまた突破してしまったわけですけれども、この三カ月の経済成長率を見ましても、景気は少し底入れをしたというような問題が出ておりまして、私どもも精神的にも喜んでいるわけですけれども、そうしたやさき、景気回復に向かう日本経済に大変大きな影響を及ぼすことではない……
○委員長(前畑幸子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。
去る四日の本会議において、決算委員長に選任されました前畑幸子でございます。
甚だ不なれではございますが、皆様方の御協力を賜りまして、公正、円滑な運営を心がけてまいりたいと存じます。
どうぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。(拍手)
この際、前委員長の三上隆雄君から発言を求められておりますので、これを許します。三上隆雄君。
【次の発言】 三上前委員長、御苦労さまでございました。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る九月二十九日、矢野哲朗……
○委員長(前畑幸子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十七日、永田良雄君が委員を辞任され、その補欠として田辺哲夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、継続審査及び継続調査要求についてお諮りいたします。
平成四年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査並びに調査を継続することとし、継続審査要求書及び継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委……
○前畑幸子君 先輩の梶原議員の後を受けまして、円相場の見通し、それから日米包括協議のこれからの先行きをもう少し、細かいことで申しわけないんですが、お聞きしてみたいと思っています。 アメリカの根強いインフレ懸念から、円相場の先行きが大変危機感をぬぐえないでいるわけでございますけれども、先ほどからお話のありますように、緩やかなる回復基調にあるという大臣の御答弁でございますけれども、海外に生産の根拠地を移せるような大企業におきましては多少円高への抵抗力というものが強くなってきつつあるというようなことも考えられます。その証拠に、要するにアジアの方で製品をつくって逆輸入してきている電気製品などにおきま……
○委員長(前畑幸子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言申し上げます。
去る一月十七日に発生いたしました阪神・淡路大震災において五千三百名を超える方々が亡くなられましたことは、まことに痛恨のきわみであります。
ここに、犠牲者の方々の御冥福をお祈りし、御遺族に対し衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆様にも心からお見舞いを申し上げます。
この際、犠牲者の霊に対し黙祷をささげたいと存じます。
御起立を願います。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の……
○委員長(前畑幸子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に高崎裕子君を指名いたします。
【次の発言】 平成四年度決算外二件及び平成五年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は全般的質疑第一回を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(前畑幸子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
平成四年度決算外二件及び平成五年度決算外二件を一括して議題といたします。
本日は、前回に引き続き、全般的質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の審査はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 ただいまから決算委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、平成四年度決算外二件及び平成五年度決算外二件を一括して議題とし、全般的質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 委員長としても検査報告のフォローアップは大変に重要なこ……
○委員長(前畑幸子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に高崎裕子君を指名いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提……
○前畑幸子君 ただいま吉村議員が大震災に関してお聞きになりまして、大臣からも大変前向きなお答えをいただいてほっといたしております。 私も、去る四日の土曜日の午後ですけれども、建築業者を一人連れまして自分で歩いてまいりました。新大阪からJRで芦屋まで行きまして、そこでストップでございますので、その後ずっと歩かせていただきました。約三時間四十分ぐらい歩いたわけですけれども、国道四十三号線なども住吉のずっと向こうの方まで歩きました。テレビで見ているよりも現実を見て、音とほこりと、そしていろいろな歩いている人たちの姿、そういう姿を見て、本当に大変なことだということを自分の肌でもって感じることになった……
○前畑幸子君 今国会の最大の政治課題は特殊法人の見直しでございますけれども、それと同じように規制緩和という問題もこの国会で大変頑張らなければいけない、勉強しなければいけない問題の一つであると思います。 先ほど来の御質問の中でもありましたように、今ドル安なのか円高なのかというこの現状認識について考えますときに、その背景には日本の経済の構造的な要因があるものと思います。私どもとしては企業活動とか雇用への影響を大変心配いたしているわけでございますけれども、この規制緩和を推進し、そして内需拡大によって貿易の黒字減らしをしていかなければ、いつまでたってもこの問題は解決しない一つのパターンではないかなと……
○前畑幸子君 前回の会議録をちょっともう一度目を通させていただいて思い起こしているような状況で、突然のことですので余り自分の意図するところの問題が御提案できなくて申しわけないんですけれども、私は一人の主婦として、内外価格差というのですか、そういう問題に関しましてお聞きしたいと思います。 この中の説明でいきますと、要するに内外価格差というものは食料品とか家賃とか公共料金、そういう生活必需品的な性格を持つ支出ほど大きいようであるということのようですけれども、そうしますと、これは、消費税じゃございませんけれども、低所得者ほど割高なものを買わされるという懸念が考えられるわけですので、そうした実質的な……
○前畑幸子君 私は愛知県です。土地の監視区域のことでちょっとお尋ねしたいんですけれども、私、税理士をやっておりましたので実例を二、三申し上げます。私、不審があるわけですけれども。 まず、六十二年でしたが、相続が発生して、相続前からこの物件を売って五億か六億のお金を得てそして二、三億近い相続税を払うつもりでいたわけなんですけれども、たまたま規制の対象になったために、そこは二百五十万ぐらいで売れるつもりが百五十万ということで大変金額的に差ができてしまったことがありました。 それからもう一つは、二年前ですけれども、近くで四百万で現に売れているのに、規制にかかるために二百八十五万という指導価格が出……
○前畑幸子君 けさの朝日新聞なんですけれども、「土地問題が最大の課題」ということで、経済審議会で土地基本法の具体化を急ぎ、土地神話を崩し、土地の需給関係を適正化するように政府に強く求めるということのようでございますけれども、それに関連して土地問題を聞いてみたいと思います。 総理府の国民へのアンケート調査によりますと、国民所得は世界の最高水準に達しているようですけれども、それから考えまして生活の豊かさを実感していないという国民が約七〇%を占めているという調査が出ております。その人たちにその理由について聞いてみますと、住生活が充実していないというお答えが二四・五%で約四分の一を占めるという大変な……
○前畑幸子君 私も、昨年の内外価格差問題からこの調査会に入れていただいて、一番時を得た勉強をさせていただいたわけですけれども、ここ数カ月に私が体験したことを通しまして、今国民生活の向上そして労働者の時短問題、ゆとりある生活ということで一生懸命頑張っているんですけれども、その反面、私ども見ております中小企業というものは、そのあおりで逆に家族労働者の時間が大変オーバーになってきたということが出てきております。それが、だから今まで三人使っていたものが四人ないし五人使わないと、土、日の休日を従業員に与えていけないという大変厳しい、そして人手不足ということがもう一つ中小企業には覆いかぶさっているわけで、……
○前畑幸子君 社会党の前畑幸子でございます。 きょうはお忙しいところ御苦労さまでございます。連合の皆さんにおかれましては、今一番先頭に立ってこれからの労働者がどうあるべきか、そしてそのためにば日本の国の経済がどうあるべきか、一生懸命頭脳集団で勉強をされているということで大変心強く思いますけれども、今大変国に対して問題があるという御批判でございます。きょうまで日本の経済を支えてきた労働者があって、汗を流して働いてきた結果がきょうの日本の発展を見ているわけでございますので、もうそろそろ労働者もやはり生活にゆとりと豊かさというものを、人間らしさを求めて今方向転換、物の見方を変えつつある大事なときで……
○前畑幸子君 きょうは大変貴重なお話ありがとうございます。 きょうの先生のお話を聞くということでちょっと新聞を見ましたら、東京新聞に三十年後は超高齢化社会、六十五歳以上は三・六七人に一人というようなデータが出ていまして、ちょうど私の年齢に当てはまるので自分の最後は大変厳しいなと思ってこれ読みましたんですけれども、地域で老人を介護するネットワークをつくることが、これからの真剣に考えなきゃいけない問題ではないかというふうに書かれております。そして、今の四十代の専業主婦の二人に一人が介護に当たらなきゃいけない。先ほどもお聞きしましたけれども、嫁が一番その介護に当たる立場、それから妻、そしてまた中に……
○前畑幸子君 老人と一概に言いましても、私の感覚では、八十五歳になってでも元気かくしゃくと趣味に生きたり畑づくりに生きたりという方もありますし、六十五歳でもお体を悪くされて人の介護を受けなきゃならないという方もあるでしょうし、六十五歳でももう一度社会の中で働きたい、第二の人生を持ちたいというお気持ちの方もあられるでしょうし、いろんな老人というあり方があるような気がいたしますけれども、この「本格的高齢化社会への厚生省の対応」という中に沿いまして、ちょっとお尋ねさせていただきたいんです。 要するに可能な限り住みなれた家庭とか、そして地域社会の中で安心して生活していきたいというのが大半の方の気持ち……
○前畑幸子君 大変、本当にいいお話を聞かせていただいて勉強になりました。 小山先生の企業倫理のお話の中で、これからの社会が労働者と企業、そして株主、そして社会との共生というお言葉をいただきました。私は中小企業とおつき合いしている立場にあるんですけれども、大企業と中小企業との共生という、今日の経済の発展の基礎を築いてきた多くの中小企業者の立場ももう少し大企業としては心がけて共生をできるようにしていただきたいと思うんです。 先ほどから自動車のお話が出ておりますが、一番日本経済の先頭に立ってきた自動車とか電機なんかで、私は愛知県出身ですから大体おわかりいただけると思いますけれども、かんばん方式と……
○前畑幸子君 今資源を大事にということでお話の中で私思いましたのは、都庁なんかでも階段を上ろうと思っても、なかなか階段を見つけられない、エレベーターの前に立つしかないというような状況やら、私は愛知県ですけれども、有名になりました愛知芸術文化センターでも、ドアをあけないと階段がなくて、ホールからはエレベーターかエスカレーターのところに行かなければならないという状況で、これからは公共の建物自体に、そういうことも考えた設計というものに取り組んでいかないと、やはり資源の方ばかりの節約ということだけでは済まないということもあるような気がいたします。これからは建築というものに関しても、なるべく資源を使わな……
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