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藁科満治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

藁科満治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは藁科満治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藁科満治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

16期(1992/07/26〜)

第125回国会 商工委員会 第3号(1992/12/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 おはようございます。私、初めての発言の機会でございまして、多少緊張しておりますが、よろしくお願いいたします。  私は、本件につきまして若干の意見を提起しながら幾つかの御質問をさせていただきます。  率直に申し上げまして、今日まで公正取引委員会は、国民、格別一般消費者の側から見た場合、必ずしも信頼されその負託に十分こたえ得る存在とは言えなかった、私はそのように考えております。しかし今、公取委は内外情勢変化の中で改めて注目を集めております。言うまでもなく、その情勢変化の一つは日米構造協議に象徴される国際摩擦圧力であり、もう一つは国内における経済力と生活実感とのギャップからくる不信感で……

第126回国会 商工委員会 第3号(1993/03/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 昨日来、景気動向をめぐっていろんな論議がございました。私もまず初めに、経企庁に景気動向について御質問をいたします。  現下の状況につきましては、複合不況と言われておるわけであります。私もそのとおりだと思っております。また、このタイトルの本がベストセラーの一つにもなっています。いろいろな論評がございますが、この複合不況については主として四つの要素が指摘をされております。その一つは旧来型の需給関係の調整、それから二つ目が昨日来から論議の対象になっておりますバブルの崩壊、それから三つ目が海外の不況要因、そして四つ目が重要でございまして、政府の対応のおくれという問題が指摘されているわけで……

第126回国会 商工委員会 第4号(1993/03/29、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 まず最初に、資源エネルギー庁長官に二、三御質問をいたします。  経済、エネルギー、環境の三位一体的な推進、これは口で言うのは簡単ですが、なかなか容易ならざるものがある、このように考えております。例えば新経済五カ年計画でGNPは実質たしか三・五%の伸び、一方で地球温暖化防止行動計画では炭酸ガスの排出量を九〇年レベルで安定させるという相矛盾する大変難しい問題が併置されておりますけれども、この二つの目標を同時に達成するためには少なくとも、まず第一に省エネルギー対策の積極的な推進、そしてもう一つは石油にかわる代替エネルギーの開発、これが不可欠の条件だというふうに考えます。そういう前提に立……

第126回国会 商工委員会 第5号(1993/04/08、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 おはようございます。  最初に、今問題となっております公共事業をめぐる談合問題について、通産大臣に御質問をさせていただきます。  金丸事件の解明を通じまして、建設業界を初めとする我が国のやみ献金あるいは談合体質、こういった問題が改めて注目をされております。政・財界の癒着構造ということで、国民の厳しい批判の対象になっております。そこで、各産業と広く関係を持つ通産省として、このような事態をどのように認識されておられるか。また、こういった構造やあるいはシステムから脱却するためにはどのような手を打っていったらいいか。こういうことについて、まず最初に森大臣から見解を承りたいと思います。

第129回国会 商工委員会 第6号(1994/06/16、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 まず最初に、中小企業の基盤整備の問題について一点だけ質問いたします。  長引く不況、円高、そして親企業の海外進出、これらのことから中小企業の経営環境はますます厳しさを増しております。本年度の中小企業白書でもそこらの事情については詳細に記述されております。このような時期こそ経済の下支えをしている中小企業の基盤整備を強力に進めることが非常に重要ではないかというふうに考えておりまして、とりわけ熟練技能の再生産、こういった問題が重要な政策課題ではないか、このように考えております。  最近行われました八百社を対象とするアンケートによりますと、技能養成訓練に関する行政への希望として、第一位が……

第129回国会 予算委員会 第8号(1994/05/20、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 引き続き関連の質問をさせていただきます。  まず最初に、統一会派の問題について、総理が五月に入りましてから、急にあのようなことを言われたら私どもも怒ると、こういうような発言をされたように伺っております。しかし一方で、四月二十五日の夜、記者団には、与党の会派が幾つにもなっているので何とかしなければならない、そういう話をしていたんだと、こういうことをおっしゃっております。そこで、私は改めてこの問題について総理にお尋ねをしたいと思います。  首班指名が終わった直後、あのような動きが出てきたわけでございますが、総理は一体その場でどのような態度を示されたのか。私は字は下手ですけれども、誠意……

第129回国会 予算委員会 第17号(1994/06/17、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 大変遅い時間で恐縮でございます。過労死の問題を質問したいような時間でございますけれども。  私は、参議院の予算委員会でございますから、中長期の立場から数点御質問をいたします。  政府は、従来から中期経済計画を策定されまして、それに向けて経済政策、財政運営を展開されてまいりました。そのこと自体は安定的な成長を引き出す意味で大変重要なことである、このように考えております。  問題は、その中期の計画と実態に大きなギャップが出た、このときの対応についてであります。今、進行中の中期経済計画によりますと、実質成長率は三・五%。これに対しまして実態は九二年が初年度でありますから、これがコンマ四……

第132回国会 商工委員会 第8号(1995/04/13、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 私も、法案の審議に入る前に、円高問題について若干質問をさせていただきます。  午前中の質疑でも指摘されておりますように、現状の八十三円前後、こういった円の水準は異常な水準である、しかもその流れに歯どめがかからない、こういう面で私どもも大変深刻に受けとめております。  確かに、円は長期的に見た場合に上昇傾向にあったということは否定できないと思うのであります。平成二年のレベルは約百四十円強だったと思いますが、ことし年初九十円台ということで考えますと、五年で約五十円、年平均で単純に見れば十円、率で言えば七%程度、こういうことが言えるわけで、我が国の円高は一面では構造的な問題を含んでいる……

第132回国会 商工委員会 第10号(1995/06/06、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 法案の質疑に入る前に、午前中に引き続きまして、私も現下の景気動向を大変心配しておりますので、この問題への対応について橋本通産大臣に若干質問をさせていただきます。  昨年十月に底をついて景気は回復の軌道に乗った、緩やかに回復に進んだと、こういうふうに言われてまいりましたが、最近になって大変険しい問題が幾つか出てきております。大変心配しております。  一つは鉱工業生産指数、これは景気を下支えしてきた要素でございますが、四月には三カ月ぶりにマイナスに転ずる、しかも経企庁の予測によりますと五月、六月もそういった傾向が続くのではないか、こういうふうに分析をされております。  一方、雇用問題……

第132回国会 予算委員会 第6号(1995/03/02、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 引き続き、関連の質問をさせていただきます。  大震災が発生してから一カ月半を経過いたしました。この間、政府、地方自治体、そして各種団体、さらには現地の被災者の皆さん、それぞれ災害の復興に向けて懸命な取り組みを進めております。この機会に私は改めて敬意を表したいと思っております。  しかし、復興の展望は大変険しいわけでありまして、現在なお幾つかの重要な問題が横たわっております。現地からは今日なお三つの問題、医職住、これは当地で言われる医職は医療に職業でございますが、この三つの対策独化を望む強い要求が出ております。  そこで私は、まずもってこの三つの問題について関係大臣に質問をしたいと……

第132回国会 予算委員会 第16号(1995/03/22、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました平成七年度予算三案について賛成の討論を行うものであります。  去る一月十七日に発生した阪神・淡路大震災に対し、政府は、総理みずからが本部長となり、全閣僚を構成員とする緊急対策本部を設置するとともに、現地にも対策本部を置くほか、災害対策担当大臣を任命し、さらには復興対策本部を設置するなどして、地方自治体と一体となって懸命の努力をされていることに深く敬意を表するものであります。  緊急の復興対策については特別立法と六年度第二次補正予算の成立て既に施行されており、本格的な復興対策については復興計画や費用がある程度把握され……


17期(1995/07/23〜)

第139回国会 商工委員会 第1号(1996/12/17、17期、社会民主党・護憲連合)

○藁科滿治君 社民党・護憲連合の藁科でございます。  まず最初に、規制緩和の進捗状況について御質問いたします。  十二月に入りまして、経済審議会、行革委員会、さらには規制緩和小委員会などで経済構造の改革案あるいは規制緩和に対する問題提起がなされております。また、本日の閣議では、政府みずからもこの問題をめぐっての討議が行われるやに伺っております。  改めて言うまでもなく、今規制緩和が格別強く求められている第一の理由は、それによって民間活力を高揚させる、こういうことだろうと思うんです。そしてもう一つのねらいが、現下の情勢で極めて重要てあるのは、一音集団のみに利する既得権を背景とする癒着構造、こうい……

第140回国会 商工委員会 第4号(1997/03/17、17期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 民主・新緑の藁科でございます。  まず最初に、通産大臣にお尋ねをいたしますが、今回提出されております法律案は、一連の規制緩和にかかわる問題であり、特に行政手続の簡素化という面からは民間からも大変歓迎をされることもございまして、私どもも率直に評価をしていきたい、このように考えております。  しかし、通産省が統括されておりますエネルギー関連を中心とする規制緩和の動向につきましては、順々に実行されているとも言えますけれども、私は率直に申し上げて少しテンポが遅いんではないか、このように理解をしておりますけれども、通産大臣はどのように認識をされておられましょうか、まずお尋ねをしたいと思いま……

第140回国会 商工委員会 第9号(1997/04/10、17期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 ちょっと電力のお話なので、まずサンシャイン計画にかんがみましてお尋ねをいたします。  もう既に質疑でも明らかになっておりますように、新エネルギー導入目標、二〇〇〇年が二%、一〇年が三%、この目標は、将来展望や環境対策という観点からは私は決して高い数字ではないと思います。しかし、現実の数字、現在一%そこそこというような実態からすると、通産省初め関係者がよほどの決意と努力をしないとこの目標は達成できない、こういう二面性があるというふうに判断をしております。  そこで、過去に少しさかのぼって、我が国のエネルギー政策というものを振り返って見ていきますと、七四年にサンシャイン計画が策定され……

第140回国会 予算委員会 第2号(1997/01/30、17期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 民緑の藁科でございます。よろしくお願いいたします。  最初に、ペルーの人質事件でございますが、発生いたしましてちょうど一カ月半を経過しておるところでございます。ぜひ、政府としましては人命尊重を第一に、事件が平和的に全面的に解決されますように一層の御努力をお願いしたいと思います。  さて、新年早々日本海で重油流出の事件が発生をいたしました。今日まで関係者はもとより、格別ボランティアの方々に大変な御努力をいただき、献身的な活動をしていただいております。心から敬意を表したいと考えております。  そこで私は、今回の事件を通じまして幾つか重要な教訓を残したのではないか、このように思っており……

第140回国会 予算委員会 第3号(1997/01/31、17期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成八年度補正予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。  第二次橋本内閣は、現在の危機的な財政状況のもとで財政構造改革を掲げて登場し、我々はこの改革に取り組む総理の前向きな姿勢を評価してまいりました。  しかしながら、本補正予算案は、従来と同様に予算配分の見直しが行われず、いたずらに借金を増加させる内容であり、改革の緊急性、そして必要性を全く無視した内容であると断ぜざるを得ません。本補正予算案は、破産状態にある我が国財政の現状に対する危機意識が欠如した内容であることを指摘し、以下、平成八年度補正予算三案に反対する理……

第140回国会 予算委員会 第14号(1997/03/24、17期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 民主党の藁科でございます。  できるだけ重複を避ける努力をしながら幾つかお尋ねをいたします。  まず最初に、あなたの政治資金はどのような団体がどのような形で管理をされておられますか。
【次の発言】 共済以外の政治団体、あなた自身の、お持ちではございませんか。
【次の発言】 それでは、次に行きますが、九四年の十二月、すなわち選挙前の年ですね、十二月に証人は新進党に入党されていますね。そのときの新進党の窓口はどなただったんでしょうか。また、紹介者はどなたでしょうか。選挙の前の年ですよ。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 たしか入っているんですが、まあとりあえず。  それでは次に、新……

第140回国会 予算委員会 第17号(1997/03/28、17期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 民主・新緑の藁科でございます。連日大変御苦労さまでございます。  まず最初に、大蔵大臣にお尋ねをいたします。  政府が本年を財政構造改革元年、こういうふうに銘打っておられますけれども、国民の各層におかれる今年度の予算に対する評価は大変厳しいものがあるように思います。最近のNHKの調査では、評価できないというのが六七・六%、三分の二以上に及んでおる。連合が御案内のように連日、各地でデモその他をやっております。そればかりではなく、専門の観点からエコノミストの皆さんも非常に厳しい見解を表明されておる。どうも今年の予算編成は構造的に今までの構造と一向に変わっていないじゃないかという、こう……

第140回国会 予算委員会 第19号(1997/04/22、17期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 私は、民主党・新緑風会の藁科でございます。よろしくお願いいたします。  最初に、酒巻参考人にお尋ねをいたします。  野村証券といえば証券会社のまさにしにせでありまして、まさに正横綱と言っていいと思うんですね。その正横綱がルール違反の荒わざをやった。今度の事件はそういったような様相を見せていると思うんです。内外の投資家を裏切ったという点も再三論議されておりますけれども、そればかりではなく、せっかくの景気回復の動向に水をかけかねないということを非常に心配しております。したがって、ぜひ一日も早く再建の道筋を明らかにしていただきたい、このように思っているわけでございます。  私が特に問題……

第141回国会 地方行政委員会 第1号(1997/10/07、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十九日までに、木暮山人君、関根則之君、峰崎直樹君、風間昶君、大渕絹子君、三浦一水君、真鍋賢二君及び太田豊秋君が委員を辞任され、その補欠として岡野裕君、松村龍二君、久世公堯君、石井一二君、下稲葉耕吉君、岩瀬良三君、村沢牧君及び私、藁科滿治が選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  去る六月十八日の本会議におきまして、地方行政委員長に選任されました藁科滿治でございます。  甚だ微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公……

第141回国会 地方行政委員会 第2号(1997/10/16、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、地方行政の改革に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。  暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の運用及び風俗営業に関する制度及び運用等について調査検討するため、小委員七名から成る暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第141回国会 地方行政委員会 第3号(1997/12/04、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に朝日俊弘君を指名いたします。
【次の発言】 地方行政の改革に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。

第141回国会 地方行政委員会 第4号(1997/12/09、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  地方行政の改革に関する調査のうち、地方分権の推進に関する件を議題といたします。  この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、御多忙中のところ、本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。  皆様の忌憚のない御意見を承り、今後の調査の参考にいたしたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  本日の議事の進め方でございますが、まず、諸井参考人から地方分権推進委員会の勧告について三十分程度お述べいただき、その後、委員の質疑にお答えいただきたいと存じます。  それでは、諸井参考人……

第141回国会 地方行政委員会 第5号(1997/12/12、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、石井一二君が委員を辞任され、その補欠として高橋令則君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。  第二二〇号行政書士制度の規制緩和に関する請願外四件を議題といたします。  まず、理事会において協議いたしました結果について、専門員に報告させます。入内島専門員。
【次の発言】 それでは、理事会において協議いたしましたとおり、第二二〇号行政書士制度の規制緩和に関する請願及び第六〇七号現行行政書士制度維持に関する請願外二件は採択すべきものにして内閣に送付するを要す……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第1号(1998/01/20、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。  このたび地方行政・警察委員長に選任されました藁科滿治でございます。  御承知のように、本委員会は第一種常任委員会の再編に伴いまして新たに設置されたものであります。本委員会の所管は、地方行財政、選挙、消防、警察、交通安全及び海上保安など国民生活に密接にかかわる事項でありまして、その使命はまことに重大であります。  委員長といたしましては、委員各位の御支援、御鞭撻を賜り、円満、公正な運営に努め、職責を全うしたいと考えております。  何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第2号(1998/01/30、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十九日、高橋令則君及び白浜一良君が委員を辞任され、その補欠として扇千景君及び荒木清寛君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に扇千景君を指名いたします。

第142回国会 地方行政・警察委員会 第3号(1998/03/10、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月三十日、荒木清寛君及び扇千景君が委員を辞任され、その補欠として白浜一良君及び高橋令則君が選任されました。  また、去る二月二日、三浦一水君、鈴木正孝君及び常田享詳君が委員を辞任され、その補欠として下稲葉耕吉君、岡野裕君及び鈴木省吾君が選任されました。  また、去る五日、山本一太君が委員を辞任され、その補欠として大木浩君が選任されました。  また、本日、下稲葉耕吉君、芦尾長司君及び大木浩君が委員を辞任され、その補欠として海老原義彦君、鈴木正孝君及び林芳正君が選任され……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第4号(1998/03/12、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十一日、鈴木正孝君、林方正君、海老原義彦君及び鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として芦尾長司君、大木浩君、下稲葉耕吉君及び山本一太君が選任されました。
【次の発言】 地方行財政、選挙、消防、警察、交通安全及び海上保安等に関する調査を議題とし、地方行財政、消防行政、警察行政等の基本施策に関する件等について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時三十分まで休憩いたします。    午後零時三十四分休憩

第142回国会 地方行政・警察委員会 第5号(1998/03/26、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十三日、常田享詳君、依田智治君及び長谷川道郎君が委員を辞任され、その補欠として下稲葉耕吉君、大木浩君及び鈴木省吾君が選任されました。  また、昨二十五日、大木浩君及び下稲葉耕吉君が委員を辞任され、その補欠として岩永浩美君及び三浦一水君が選任されました。
【次の発言】 地方行財政、選挙、消防、警察、交通安全及び海上保安等に関する調査を議題といたします。  平成十年度の地方財政計画について、政府から説明を聴取いたします。上杉自治大臣。

第142回国会 地方行政・警察委員会 第6号(1998/03/27、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  両案の趣旨説明は昨二十六日に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、岩永浩美君が委員を辞任され、その補欠として保坂三蔵君が選任されました。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめます。  次回は三月三十一日午前十時から開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十六分散会

第142回国会 地方行政・警察委員会 第7号(1998/03/31、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨三十日、保坂三蔵君が委員を辞任され、その補欠として大木浩君が選任されました。
【次の発言】 地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、前回に引き続き質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時十八分休憩
【次の発言】 ただいまから地方行政・警察委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、地方税法等の一部を改正する法律……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第8号(1998/04/07、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  去る四月三日、予算委員会から、四月七日から八日正午までの間、平成十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち警察庁、運輸省所管のうち海上保安庁、自治省所管及び公営企業金融公庫について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  本件に関する説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ごもっともな御意見でもありますので、私としても十分留意しながら今後対応していきたい、このように考えております。

第142回国会 地方行政・警察委員会 第9号(1998/04/09、17期、民友連)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨八日、鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として中原爽君が選任されました。  また、本日、上吉原一天君及び大木浩君が委員を辞任され、その補欠として常田享詳君及び国井正幸君が選任されました。
【次の発言】 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本法律案の審査に関し、参考人の方々から御意見を承ることといたしております。  参考人の皆様に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多忙中のところ当委員会に御出席をいた……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第10号(1998/04/14、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまかも地方行政・警察委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、大木浩君及び下稲葉耕吉君が委員を辞任され、その補欠として岩井國臣君及び景山俊太郎君が選任されました。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。上杉自治大臣。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者衆議院議員細田博之君から説明を聴取いたします。細田博之君。
【次の発言】 以上で趣旨説明及び衆議院における修正部分の説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲るこ……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第11号(1998/04/16、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、矢田部理君が委員を辞任され、その補欠として山口哲夫君が選任されました。  また、昨十五日、岩井國臣君、景山俊太郎君及び鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として大木浩君、下稲葉耕吉君及び大野つや子君が選任されました。  また、本日、大木浩君が委員を辞任され、その補欠として岩永浩美君が選任されました。
【次の発言】 公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、本法律案の審査に関し、参考人の方々から御意見を承ることといたしております。  参考人の皆様……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第12号(1998/04/23、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十六日、大野つや子君が委員を辞任され、その補欠として鈴木省吾君が選任されました。  また、去る十七日、宥永浩美君が委員を辞任され、その補欠として大木浩君が選任されました。  また、昨二十二日、鈴木省吾君、芦尾長司君及び上吉原一天君が委員を辞任され、その補欠として中原典君、国井正幸若及び田浦直君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  公職選挙法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、中央選挙管理会委員長皆川迪夫君を参考人とし……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第13号(1998/04/30、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十四日、村沢牧君、太田豊秋君、長尾立子君、長谷川道郎君、田浦直君、平田耕一石及び岩井國臣君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君、井上吉夫君、鈴木省吾君、岡野裕君、上吉原一天君、大木浩君及び下稲葉耕吉君が選任されました。  また、去る二十七日、井上吉夫君が委員を辞任され、その補欠として芦尾長司君が選任されました。  また、去る二十八日、下稲葉耕吉君、鈴木省吾君及び大木浩君が委員を辞任され、その補欠として保坂三蔵君、長尾立子君及び岩井國臣君が選任されました。  また、本……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第14号(1998/05/12、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四月三十日、保坂三蔵君、長尾立子君及び岩井國臣君が委員を辞任され、その補欠として下稲葉耕吉君、鈴木省吾君及び大木浩君が選任されました。  また、去る一日、谷本巍君及び林芳正君が委員を辞任され、その補欠として大渕絹子君及び岡野裕君が選任されました。  また、本日、大木浩君、上吉原一夫君及び鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として海老原義彦君、長谷川道郎君及び釜本邦茂君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第15号(1998/05/15、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十三日、海老原義彦君、長谷川道郎君及び釜本邦茂君が委員を辞任され、その補欠として大木浩君、上吉原一夫君及び鈴木省吾君が選任されました。  また、去る十四日、鈴木省吾君、田村公平君、芦尾長司君、大木浩君、下稲葉耕吉君及び大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として小山孝雄君、山本一太君、長谷川道郎君、馳浩君、海老原義彦君及び瀬谷英行君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任……

第142回国会 地方行政・警察委員会 第16号(1998/06/18、17期、民主党・新緑風会)【議会役職】

○委員長(藁科滿治君) ただいまから地方行政・警察委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五月十五日、長谷川道郎君、馳浩君、海老原義彦君、小山孝雄君、山本一太君及び瀬谷英行君が委員を辞任され、その補欠として芦尾長司君、大木浩君、下稲葉耕吉君、鈴木省吾君、田村公平君及び大渕絹子君が選任されました。  また、去る五月十八日、菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として小山峰男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任……


18期(1998/07/12〜)

第147回国会 経済・産業委員会 第8号(2000/03/30、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 まず最初に、大臣に御質問をさせていただきます。  大正十年に制定されました弁理士法が実に七十九年ぶりに全面改正される、こういう運びになりました。いささか時期を失したという感は免れないと思います。  特に、二十世紀の後半四半世紀を振り返りますと、国際化と情報化の流れが一気に加速をした時期でもございまして、この制度が実質的にはさまざまな面で機能しなくなっていたというふうに私は判断をしておりますけれども、まずこの点について大臣の現状認識を伺いたいと思います。  あわせて、この法改正が単に弁理士の業務拡大とかあるいは既得権の保持拡大といった側面では極めて残念なわけでございまして、私は、基……

第147回国会 国土・環境委員会 第20号(2000/05/30、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 おはようございます。民主党・新緑風会の藁科でございます。  大量生産、大量消費、大量廃棄、こういう経済社会の構造については、地球環境を破壊したり、我々の生活の周辺にまでさまざまな弊害をもたらしております。今こそ我々は地球環境のためにも、そしてまた次の世代のためにもこの構造を転換していかなければならないと、私もそのように認識をしております。特に、省資源型、リサイクル型の構造に転換する第一歩としてこの法案を前向きに受けとめていきたい、このように考えております。  しかし、問題がないわけではないので、私も関係省庁の連携の問題、それから法的整備の問題等について幾つか具体的な質問をさせてい……

第150回国会 経済・産業委員会 第6号(2000/11/27、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 民主党・新緑風会の藁科でございます。  まず最初に、中小企業対策の中長期的な展望について少しくお尋ねをしたいと思います。  昨年、中小企業基本法が改正されました。この基本法の改正によりますと、我が国の中小企業政策の基本理念が従来の保護、育成から活力ある成長発展へと、こういう方向に転換をされました。二十一世紀に向けての中小企業の方向性として、私は適切な転換であったというふうに考えております。  しかし、我が国の中小企業の実態を見てまいりますと、一部の企業群で経営力、技術力を向上させ独自の成長発展というものを引き出しておりますけれども、その他の大方の集団は依然として大変難しい状況にあ……

第151回国会 経済産業委員会 第3号(2001/03/22、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 民主党・新緑風会の藁科でございます。  予算に関連して数点質問をさせていただきます。  先週末、政府が月例経済報告の中で緩やかなデフレというものを認定されました。これは戦後我が国の中で初めてのことでありましょうか、先進国の各状況を見てまいりましても、これは日本だけの状況でございます。私は極めて憂慮すべき状況にあると、このように判断しておりますが、経済閣僚として大変影響力を持っております平沼大臣に、この現状認識をどのように受けとめられているか、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そういう状況のもとで、今も景気低迷の一つの大きな要因として消費支出の低迷が横たわっているわけで……

第151回国会 経済産業委員会 第11号(2001/06/05、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 おはようございます。  私は、石油業法の廃止と石油備蓄法の一部改正に絞って幾つか質問をさせていただきます。  改めて言うまでもないことでありますが、エネルギーの安定供給政策については、国の経済あるいは国民の生活にとってまさにその源泉をなすものである、こういう認識を持っておりまして、したがって国家の最優先的な政策課題である、これは言うまでもないことであります。格別、我が国の場合には、少資源国というような制約の中での状況だけにその意義はより重いと、このように認識をしております。  さて、我が国は二度の石油ショックと湾岸戦争の体験をいたしました。率直に言って、官民の協力によってこの危機……


19期(2001/07/29〜)

第154回国会 国土交通委員会 第2号(2002/03/19、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 民主党・新緑風会の藁科でございます。  最初に、ワールドカップがいよいよ始まりますので、このワールドカップと観光政策の関係について数点の質問をしたいと思います。  いよいよ五月末から待望久しいワールドカップが開催されます。これは、御案内のように、日韓共催ということで、大変歴史的にも意義のある大会でございますから、我が国としても何としても成功させなければならない、このように思います。  聞くところによりますと、外国から日本に訪問する数は約三十八万名を超えると伺っております。また、この大会を巡って国内の広域的な移動数は実に三百万を超えると。大変大きな、正に世界的なイベントであると考え……

第154回国会 国土交通委員会 第10号(2002/04/16、19期、会派情報なし)

○藁科滿治君 私はハートビル法の問題に絞って数点質問をいたします。  現行法が制定されまして七年を経過いたしました。確かにこの間、二千平米以上の建物につきましては基礎的基準を七〇%程度がクリアしているということで、一定の前進があったというふうに評価をしたいと思っております。  しかし、一方で、二千平方メートル以下の建物につきましてはクリアした水準は三〇%余りということで、この制度が制定される以前と余り変わっていないわけですね。言葉を換えて言えば、制度の波及効果が出ていないと、こういうことになるわけでございます。  しかも、障害者や高齢者は、御案内のように、小規模、中規模の建物の利用頻度が高いと……

第154回国会 国土交通委員会 第12号(2002/04/23、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 民主党・新緑風会の藁科でございます。  それぞれの立場から大変貴重なお話を承りまして、ありがとうございます。時間の制約がございますので、私の方から数点一括、それぞれの参考人に質問をさせていただきます。  まず第一は、基礎的基準の適合義務の問題でございます。お話がありましたように、今回の改正案では二千平方メートル以上と、こういう基準がございます。私は、今日までの討議の中でも、この基準をいかに二千平方メートル以下に波及させるか、むしろこの基準は法律の精神、目的からいうと矛盾しているんではないかと、こういうような主張もしてまいりました。そういう意味では、この改正案の今後の成果の可否はこ……

第154回国会 国土交通委員会 第18号(2002/06/06、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 それぞれ貴重なお話を承りまして、ありがとうございます。  私も、この法案は、阪神・淡路の体験等も踏まえておりまして、今後、マンションの建て替え事業に大きな成果、効果をもたらしていくと、このように受け止めております。  しかし、この法案でマンション建て替え問題がすべて解決するわけではありません。各参考人からも具体的に今後の問題点について指摘がありましたように、むしろこの法案は施行後のフォローアップが非常に重要であるということを改めて認識いたしました。  この法律は、あくまでも区分所有者が建て替えに合意したと、その前提の下の対策でありまして、実際には合意形成に至らないケースが多く出る……

第156回国会 環境委員会 第16号(2003/07/17、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 民主党・新緑風会の藁科でございます。  今日は、環境と教育の関係について数点質問をさせていただきます。  最初に、大臣はこの国会の冒頭の所信表明で、ライフスタイルや事業活動の在り方を根本から見直したいと、また地域の自発的な活動を活性化させたいと、こういうような所見を述べられまして、その土台となる環境教育、環境学習の充実等に向けて、仕組み作りについて検討していきたいと、こういう考え方を表明されました。  この検討の状況というものを、現下の状況を少し聞かせていただきたいと思います。今後の展望も含めて少しお話をしていただきたいと思います。



各種会議発言一覧(参議院)

16期(1992/07/26〜)

第126回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第5号(1993/02/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 各先生から貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。  まず、茅先生に御質問をさせていただきます。  地球規模の環境保全、これを進めるに当たって南北問題が大きな障害である、このように認識しておりますが、あわせて我が国の立地条件から考えた場合に、最近登場しております中国問題、これも大変大きな課題ではないか、このように考えております。  私の手元に二月七日に発表されました国立環境研究所の観測報告が出ておりますけれども、島根県沖の日本海上空で、西寄りの風が吹く日に酸性雨の原因となる汚染物質の飛行の濃度が濃い、こういうようなことが科学的な裏づけをもって実証されているわけでございます……

第126回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第7号(1993/04/21、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 各先生方から大変貴重なお話を承りまして、まことにありがとうございました。  それでは、早速平田先生に数点御質問をさせていただきます。  エネルギーの長期的な需給関係の見通しては深刻な供給不足が予測される、そしてそれを補うものとして天然ガスの相対的な位置が相当高まるというお話を承りました。したがって、私は天然ガス問題に絞って数点御質問をさせていただきます。  時間の関係もございまして深層ガスのお話を余り詳しく聞けなかったわけでございますが、我が国における深層ガスの開発の可能性について、それからコスト的にはどういう展望が持てるのかということを第一に御質問いたします。  それから二つ目……

第126回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第8号(1993/05/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 今日までの審議とそれから視察の経過を踏まえまして、若干意見を申し上げたいと思います。  今会長からお話がありましたように、私ども十分党・会派として練り上げてはおりませんので、足りない点は各委員から彼ほど補強もしていただきたいと思っております。  近年のエネルギーの消費の伸び、環境問題への対応から見ると、これからのエネルギー対策は、供給重点から需給両面に軸足を置いたものに転換しなければならない。そのような視点に立ちまして、七項目にわたって簡潔に意見提起をさせていただきます。  まず第一に、今次国会で成案を見た省エネルギー・リサイクルに関する法案は消費対策の強化という面で期待されてい……

第126回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第9号(1993/05/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 当初、労働省の方から最後のまとめを兼ねた問題提起があるというふうに伺っておりましたけれども、国会情勢の事情で変則ではあるがという形でこういう論議の場が設定されたわけでございます。したがって、労働省の御意向を本来なら承って総合的な問題提起をしたいというふうに私ども考えておりましたけれども、そういう御要請もあったことでありますので、いずれまた改めて足りない点は補強するという前提で骨格の問題提起、意見提起をさせていただきます。  項目的には六つで整理しておりますが、文章的に十分整理尽くされておりませんので、御了解をいただきたいと思います。  まず第一に、労働人口減少への対応問題でござい……

第127回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号(1993/08/26、16期、日本社会党・護憲民主連合)【議会役職】

○理事(藁科滿治君) ただいまから産業・資源エネルギーに関する調査会を開会いたします。  浜本会長から会長辞任の申し出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。よろしくお願いいたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六月二十九日、小池百合子君が委員を辞任され、その補欠として寺澤芳男君が選任されました。  また、去る五日、上杉光弘君が委員を辞任され、その補欠として泉信也君が選任されました。  また、十一日、寺澤芳男君が委員を辞任され、その補欠として小島慶三君が選任されました。  また、二十三日、田沢智治君、矢野哲朗君、白浜一良君及び横尾和伸君が委員を辞任され、その……

第128回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号(1993/10/20、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 どうも貴重なお話をありがとうございました。  それでは、早速沼越参考人に中小企業の体質強化、こういった面から質問をさせていただきます。  中小企業の近代化あるいは合理化、こういった対策の一つとして共同配送という問題があると考えておりますが、この現状と問題点について、それからあわせて、中小企業の場合には資金や要員の関係から情報ネットワークを独自に構築するということが大変困難であるわけでございますが、こういった情報の共有化という問題について、この二つについてまずお伺いいたします。
【次の発言】 次に、労働力不足について御質問したいんですが、先ほど南野先生の御質問に対してかなり問題点が……

第128回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1993/11/12、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 どうも貴重なお話をありがとうございました。  宮田参考人と畔柳参考人にまず質問をさせていただきます。  原子力燃料を取り巻くいろいろな動きが内外にございます。まず国内では、原子力の長期計画の改定に伴いまして第二の建設計画、いわば積極的な方針が示されております。しかし欧米では、御案内のようにプルトニウムの拡散を懸念する、はっきり言えばやや批判的な動きが出ている。米国のクリントン政権も九四年から研究開発について非常に慎重な姿勢を示している。さらに一方で核軍縮の急速な進展、具体的に核兵器の解体によ る大量の原子力燃料、この処理をめぐる問題が急浮上しております。さらに加えて九五年には、御……

第129回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号(1994/02/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 貴重なお話を承りましてありがとうございました。数点質問をさせていただきます。  まず第一に、今井先生と花見先生、御両人に共通する質問をさせていただきます。  国の基本政策と企業の行動の関係について戦後の経過を振り返りますと、国の基本政策は輸出拡大あるいは経済立国、こういうことでやってまいりましたが、企業の行動もこれに対応する形で成長第一、輸出拡大、こういうことで進んでまいりました。その結果、経済大国という大きな資産をつくりましたが、一方で生活小国という大変な問題点も残したわけで、八七年でしたか、前川リポートを契機にしまして我が国の基本政策は、それ以降、産業優先から人間優先という方……

第129回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1994/04/01、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 それでは、ちょっと時間がなくなってしまいましたので、南部先生にひとつ絞って御質問いたします。  最近、ガス事業法の改正が行われまして、大口需要に対する自由化の方向が進んでおります。これは規制緩和の実体経済への影響という意味で実験的な事例として非常に注目をされているわけでございまして、そこで規制緩和の進行に当たって派生するマイナス面をできるだけ少なくしてソフトランディングを果たしていかなきゃいかぬ、そういうふうに考えているわけですが、さて、そこでどういった点を重点に対策を引いていくべきか、先生のお考えを伺いたいと思います。

第129回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号(1994/06/03、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 具体的な意見を申し上げる前に、中間報告骨子案全般についての印象を一言申し上げておきます。  中間報告骨子案を拝見いたしますと、項目の整理的な性格の域を出ていないと、率直にそういう印象を非常に強く持ちました。したがって、それに対する意見も出しづらい。これは私だけの意見じゃございませんで、数人の委員から同じような意見が出ております。  今回の審議経過で、国会全般の日程調整もありまして、関係省庁のまとめの説明がない、資料で提起されるというような手順の流れもございましたから、一面でこういった事情になった背景は私なりに理解しておりますが、それであれば余計、委員の立場からすればもっと踏み込ん……

第131回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1994/11/09、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 それぞれ貴重なお話を承りまして、ありがとうございました。  中条先生にまず質問させていただきます。  規制緩和が結果的に労働問題にプラスに作用する、こういうふうにお話を伺いましたけれども、特に物流の底辺にある零細企業、こういったところが合理化とかコストダウンとかになかなか対応し切れないでいる実態、こういった問題についてどのようにお考えになっておられますか。  それから、引き続き環境問題でございますが、これもお話にありますように、市場メカニズムが働いて低価格商品、新鮮な商品が出回る中で、消費者が本当に環境コストを負担できるような自然な行動がとれるんだろうか。また、合理的な選択、判断……

第131回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号(1994/11/30、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 この調査会での産業というのは、私が言うまでもなく、産業プロパーの問題じゃなくて国民とのかかわり合いとか、それから市民、地域とのかかわり合いとか、そういうところに比重を置きながら問題をとらえてきたと思うんです。  そういう観点でひとつあえて御意見を申し上げれば、やはり先ほどの楢崎先生の資料ではないんですが、これほど低利にもかかわらず日本の国民というのは貯蓄が相当強いわけです。この貯蓄の動機が何かというと、結局老後の保障が極めて貧困で未整備であると。ではそれを整備するにはというと、社会的な資本の整備がおくれているということがある。これに最近通産の方が着目して、そういう預金の基金をもう……

第132回国会 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号(1995/02/15、16期、日本社会党・護憲民主連合)

○藁科滿治君 NPO、NGOの立法化という問題提起が出ておりますので、私は賛成する立場で若干意見を申し上げたいと思います。  当調査会では、アメリカ、カナダに行ってボランティア活動の現地視察をして、大いに見習わなきゃいかぬ面が多いという総合判断をして帰ってきたわけです。今回の震災の経験を経て、日本もこのことに関してはなかなか捨てたものではない。特に学生諸君など、団体はないけれども自発的に、自然発生的に活動に参加している。それほど被害がひどかったという面もありますけれども、そういう面でやはり評価できる点はきちっとしていきたい。  しかし一方、今回の体験でやっぱり問題も多いわけですよ。多くを申し上……


17期(1995/07/23〜)

第142回国会 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号(1998/03/11、17期、民友連)

○藁科滿治君 それぞれ貴重な御意見を承りまして、ありがとうございます。  まず、山本先生にお尋ねをいたしますが、先生は、個々の政策の評価はまず行政府が実施するよう政策評価を法律で義務づける、それとあわせて政策評価に予算の一定割合を充当すると、こういう指摘をされておられます。この指摘は、私、大変重要な意味を持っていると思っておりますが、特にコストへの対応という問題の考え方については私たちも十分参考にしていかなければならない、このように受けとめております。  しかし、一方で現下の官僚機構や行政の深刻な事態を考えますと、私は第一に第三者の監視機関というものをどうしても設置する必要があるんではないか、……


18期(1998/07/12〜)

第145回国会 平成十一年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1999/03/17、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 ただいまから平成十一年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。  本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。  つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの風間昶君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、議長に今井澄君、副議長に山下栄一君を指名いたします。  これにて散会いたします。    午後三時三十七分散会

第146回国会 国際問題に関する調査会 第1号(1999/10/29、18期、民友連)

○藁科滿治君 私は、会長に井上裕君を推薦することの動議を提出いたします。

第146回国会 国際問題に関する調査会 第2号(1999/11/24、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 私は、今回この調査会に入れていただきまして、その冒頭に有意義な調査報告を聞かせていただきまして、大変感謝をいたしております。  若干感想を申し上げたいんですけれども、まず第一に国際問題、ちょっと前にベルリンの問題を含めていろんな行事が行われました。考えてみますと、もう十年たったわけですね。私どもは、あのベルリンの壁が除去されて、これからの仮に五年、十年というのはもっと大きな平和に向けた、あるいは友好に向けた道が開けるのではないか、こういう期待感を持っていたと思うんですね。しかし、現実の流れはそうではなかった。むしろ冷戦構造という一つの仕組みの中で、その方程式に情報を入れればある程……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2000/02/14、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 それぞれ貴重なお話を承りましてありがとうございます。  特に、功刀先生からは、国連の発展に当たりましての国際NGOとの関係、いろいろ論文でも読ませていただきましたが、この両者の協力関係の向上ということが非常に重要ではないかと私どもも判断をしております。  そこで、お伺いいたしますけれども、この両者の協力関係を今後発展的に確固たるものにするためには、国連本部の機構、人事、そういった面で大胆な改革強化が必要ではないかというふうに思っております。特に、先生は国連の事務局の中枢で御活躍されておったようでございますので、ぜひそういう経験も踏まえまして、どういう対応をしていったらいいのか、ま……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2000/02/21、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 どうも貴重なお話をありがとうございました。  具体的な問題で二つ質問をさせていただきます。  先週、アナン事務総長がティモールの方に訪問されました。現地の評判は大変厳しいわけですね。マスコミの評論も、国連側の一連の取り組みは失敗だったという断定的な報道もございます。もちろん現地のもろもろの複雑な背景がありますから事は簡単ではないと思いますけれども、参考人はこの対応について、対応の方法あるいはタイミングなどを含めてもう少し何かうまい方法があったんじゃないか、特に現地に喜ばれるような対応の方法があったんじゃないかというようにお考えか、いや、あれはやむを得ないんだという御見解なのか、ま……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2000/02/23、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 それでは、田所参考人に二つ簡単に質問をさせていただきます。  先日の調査会でも私は、日本の議会における国際機関の財政問題、こういう問題に対する審議、こういうものが非常に消極的ではないかという意見を申し上げました。特に、アメリカの議会における対応と対照的に、日本の場合には聖域的な分野であるというようなことで国連とかODAとか余り踏み込んだ論議をやっていない、こういう問題があると思います。  御案内のように、日本の財政事情からいいましても、それから国連の負担率というものに見合う発言力を高揚する意味からも、もう少し積極的に国会で論議をする必要があろう、こういうふうに思っているわけでござ……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第4号(2000/03/01、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 ドイツのある研究者が常任理事国の問題で、ドイツのことを例に挙げて分析されているわけですけれども、三つの物差しに照らして判断をする必要があると。  第一は、軍事、経済、技術、この面で相応の力を持つと。それから第二は、財政負担で相応の力を持つと。それから三つ目が非常に重要なんですが、その地域でそれだけに評価される代表としてのふさわしい地位を持つと、こういう非常に客観的な論評を示しておるわけですね。  私は、きょうはこの問題がメーンのテーマではありませんけれども、国連とのかかわり合いにおいて、我が国はという思い込みではなくて、こういうクールな客観的な評価を下しながら判断をするということ……

第147回国会 国際問題に関する調査会 第5号(2000/04/12、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 ちょっと途中離席いたしまして失礼いたしました。  つい最近、朝鮮半島で南北両首脳の会談が六月ですか、開かれるというニュースが入ってまいりました。我々も非常に期待感を持っているわけでございますが、こういう動向について、中国はこういう動きをどういうふうに受けとめているんでしょうか。  両先生に伺いたいと思います。

第147回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2000/04/21、18期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 課題は大変多いんですけれども、国連の改革がなかなか進まない、こういう状況にございます。しかし、ことしは二〇〇〇年ということですから何とかしなきゃいかぬ、また何とかしてくれるだろうという、こういう期待感が世界から注目されていると思うんですね。しかし、きょういろいろお話を伺っておりまして、事は簡単ではないと。  三先生に簡単にお答えいただければありがたいんですけれども、私はいろいろお話を伺って感じますのは、ことしが大きな節目だから勝負の年として大転換をする、そういう決断を引き出していく、こういう取り組みをしていくべきなのか、それとも、この調査会もその趣旨で今いろいろ討論しているわけで……


19期(2001/07/29〜)

第153回国会 国際問題に関する調査会 第2号(2001/11/07、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 ただいまの現状報告で新しい環境に対応するODAのあり方、いろんな面で努力の第一歩が進んでいるという理解はいたしました。ただ、成果はこれからということだろうと思います。  そこで、時間に制約がありますので、私はここで二点質問をさせていただきます。  第一点は、最近のテロ問題、根幹は貧困対策ということに戻ってくると思いますけれども、ここ数年来、サミットでも必ずテロ問題は主要項目に入ってきたと思うんですね。しかし、今回の事件の体験を通じて、ただ一つの項目という以上に非常に重大な教訓を残したと思うんですね。  そういう意味で、お話にもありましたけれども、このOECDで提起しております中長……

第153回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2001/11/28、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 ちょっと消化不良で申しわけないんですが、二、三質問させていただきます。  後藤先生に、タリバンのアフガン支配というのは歴史的な一つの産物であるというように私ども認識しておりますけれども、これはイスラムの歴史の流れからいうと、どういう位置づけになるんでしょうか。改めて伺います。  それから二つ目は、かつてのアフガンの社会主義化というようなことが言われましたけれども、これは歴史的にどういう意味を持ったんでしょうか。  それから、小杉先生に伺いますけれども、今回の一連の事件で、西側諸国のイスラムに対する物の見方というのはますます先鋭化されていくんではないかというように思うんですね。そう……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第1号(2002/02/06、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 中国の経済力は、あるいは経済成長が進んで対日輸出が拡大していくと、これは当然日本にとってはデフレの要因になっていくというふうに思っておりますが、こういう構図の中で我が国は一定の成長を確保していくというようなことになる場合に、中国の市場、それから労働力に対してどのようにアプローチしていったらいいのか、これが一つです。  それからもう一つは、今回、セーフガードが発動されたわけですけれども、これもいろんな角度から分析をし、評価をする必要があると思っておりますけれども、少なくとも基本的に我が国の農業の再生に果たして有効な作用を及ぼしたんだろうかと私はまだ若干疑念を持っているんですが、この……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第3号(2002/02/20、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 どうも有意義なお話を承りまして、ありがとうございます。  宮田参考人に対する質問を用意しておったんですが、先ほど別の方の質問にお答えいただきましたので、畑中参考人に御質問をさせていただきます。  我が国の中東への石油依存度、これが異常に高まっているということが言われております。そこで、それへの対応策として、輸入先の多角化というような問題であるとか、それから資源の調査、開発力の強化と、こういう抜本的な強化策を進めなければとても国際的なメジャーに太刀打ちできないという、こういう基本原則、私も全く同感でございます。  しかし、今日のお話を承りまして、特にエネルギー問題、格別、産油国との……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第5号(2002/04/03、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 貴重なお話、ありがとうございました。  お話にもありましたように、我が国の中東への対応あるいはイスラムとの関係、大きな期待があるにもかかわらず対応ができていないということを私も認識いたしております。  思い起こしますと、昨年の臨時国会、テロ対策の集中審議がございました。この際にもテロ対策の現象面にばかり目が行ってしまって、その根幹にあるもの、背景にあるものというものがなかなか出てこない、目を向けないと。私は、その観点から幾つか事例を挙げながら代表質問をしたわけでございます。  更に加えて、現在、イスラエルとパレスチナの問題、大変危機的な状況でございます。にもかかわらず我が国は一向……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第6号(2002/04/08、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 外交問題の立場から二つ質問をさせていただきます。  まず一つは、イスラム研究会の問題。概要の報告がございましたけれども、これを今後発展させていくためにはどうしたらいいのか。我々大変大きな期待を持っておりますので、そういう展望について。それから、この問題につきましての広報媒体は何かあるのでしょうか、この点も伺います。  それから第二の点は、中東外交の少し戦略的な視点といいますか、そういう立場から質問いたします。  ここ数日来、報道でも伺っておりますけれども、小泉総理が四月十一、十二ですか、中国・海南島のアジア会議に出席させると、大変結構なことだと思います。たしか、昨年も春に、このア……

第154回国会 国際問題に関する調査会 第8号(2002/05/22、19期、民主党・新緑風会)

○藁科滿治君 今回のイスラム問題というテーマですが、テロ事件があったからこのテーマが浮上したんではなくて、かねてからこのテーマについては研究の対象にしようという用意があったように私は記憶をいたしております。しかし、あの過去に類例のない大変な事件に遭遇して、このイスラムという問題がより危機意識の中で、大変強烈な問題意識の中で調査研究が進められたということは確かだと思っております。  それで、今振り返ってみますと、かれこれ七、八回ですか、実質的に調査研究という意味では、こういう調査研究を皆さんと一緒にやってきたわけですけれども、問題は非常に根が深くて、貧困の問題、宗教の問題、教育の問題等々、七、八……


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データ更新日:2022/12/09

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