このページでは続訓弘参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。続訓弘参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○続訓弘君 岩本、山口両議員がただいま大変勉強された上での御質問がございました。したがいまして、私は具体的な地方交付税等の改正に関連をした問題は省かせていただきまして、視点を変えて御質問をさせていただきます。 私は、このたびの参議院選挙で北は北海道から南は沖縄まで文字どおり地方各地をめぐらせていただきました。その間に、地方の有権者の皆様方やあるいはそれぞれの首長さん、議員さんあるいは職員の方々から実は概略次のような質問やら声援やら、あるいは要望やらをいただきました。それというのは、続さん、あなたは二期八年間の東京都副知事を含めて三十八年間もの長い間、我々と関係の深い地方団体に携わってこられま……
○続訓弘君 今、国民の最大の関心は景気浮揚策であり、あるいは政治浄化を含む政治改革の問題であろうと思います。私は、限られた時間でございますので、景気浮揚についての問題を取り上げて事務当局並びに大臣の所見を伺いたいと思います。 まず、昨年の八月二十八日に策定されました総合経済対策十兆七千億、このことについてお伺いいたします。 年度内に執行される予定は七兆五千四百億ではないかと言われております。大臣も御存じのように、これをフォローする政府の予算は平成四年の 十二月十日に成立しております。こんな関係で、恐らく十兆七千億のうち年度内に七兆五千四百億が執行されるであろうと予想されたものが完全に崩れた……
○続訓弘君 私は三月の二十六日の当委員会でも景気浮揚策について大臣の所信をお伺いしたわけでありますけれども、実は土曜日の二十七日のNHKのテレビを私拝見いたしました。それは日産自動車の座間工場の閉鎖に関連する報道でございました。 日産自動車の座間工場は昭和三十九年に創業された。従業員は四千人。そして一分三十秒ごとに一台の新車が完成をする。三十九年創業以来、現在までに一千万台を超える自動車が生産されている。そんな大工場が今回閉鎖せざるを得ない状況に追い込まれている。関連の下請企業あるいは孫請企業は全体で実は座間市に二百の工場があり、かつ周辺には五十ないし八十ぐらいの孫請工場を持っている。そして……
○続訓弘君 午前中の質疑の中で、上野委員が率直でかつ大胆な発言をされました。それは、時と場合によっては参議院の良識を示す伝家の宝刀を抜くべきだ、こんなお話でございました。それと関連をする質問をさせていただきます。 私は、景気浮揚対策はとにかく緊急の課題だということで、この席で何回も大臣に御質問申し上げました。そして所信もございました。二十二年ぶりに三月三十一日に、年度内に予算が通過したと。その背景には、やはり予党野党問わず景気の浮揚が国民的課題だ、こんな共通の認識のもとに予算がスムーズに議決されたんだと、私はこんなふうに認識しております。同時に、日本社会党、公明党、民社党は、二月の二十三日に……
○続訓弘君 先ほどもお答えございましたけれども、指定暴力団七六%を現時点で指定して、そして日夜国民の安全といいますか安寧について努力をしておられる当局に対して、まず敬意を払わせていただきます。 そこで、ことしの三月、警察庁が発表された文書がございます。「「暴力団対策法」施行一年の結果と今後の課題について」、こういう文書でございます。その中に、「国民生活から暴力団の脅威を排除することにおいて一応の成果を収めたものの、未だ多くの課題を残している。今後とも、暴力団壊滅のための継続的な努力が必要」だと、こんな文書でございました。 そこで、具体的な問題について以下数点にわたってお尋ねいたします。 ……
○続訓弘君 私はカンボジア問題について四点ほど大臣にお伺いいたします。 具体的な質問に入ります前に、さきの民間ボランティア中田さんに続いて、去る五月四日、文民警察官の高田警視が殉職をされました。ここに改めてお二人の御冥福を心からお祈りし、あわせてお二人の御遺族に対しても心からお悔やみを申し上げたいと存じます。また、負傷された四人の文民警察官に対しては、一日も早い全快を念ずる次第であります。 さて、先ほど山口委員から午前中いろんな質問がございました。そしてまた、大臣から苦しい答弁がございました。これに対して、実は重複になると思いますけれども、十日、十一日等々に。載せられた新聞についてはもう既……
○続訓弘君 どうもお三方、大変御苦労さまでございました。 お三方はそれぞれに長い行政経験を持っておられ、その行政経験に基づく率直な御意見の陳述がございました。私もたまたま三十八年間都庁に勤めておりまして、その間、三十年間財政の責任者でございました。そんな関係から先ほどのそれぞれの立場からの意見開陳には大変私は感動させられました。ところで、私どもこの地方行政委員はそれぞれに実は地方の味方であります。そのことをまず御理解を賜りたいと存じます。 そこで、先ほど御発言の逆の順序から私お伺いさせていただきます。まず池上参考人に。 従来の地方分権論から最近は地方主権論が声高らかに叫ばれております。そ……
○続訓弘君 先ほど大渕委員もちょっと触れられましたけれども、五月の十八日に、本委員会では参考人のお三方をお招きして御意見を伺いました。お一人は、全国町村会の財政部会長でかつ新潟県の黒川村の村長さんをやっておられる伊藤孝二郎さん。もう一人は、京都府八幡市長の西村正男さん。もう一方は、東京都日野市の元職員で現在は千葉大学教育学部講師の池上洋通さん。このお三方でありました。限られた十五分ずつの時間ではありましたけれども、それぞれの経験を生かして大変率直な意見の開陳がございました。 きょうは、その話を中心に大臣並びに事務当局にお伺いいたします。まず大臣に二問だけ冒頭に御質問申し上げて、時間があれば事……
○続訓弘君 当参議院地方行政委員会では、去る五月十八日に参考人のお三方をお招きして地方の実情を篤と承りました。そのお一人は新潟県の黒川村長さんで伊藤さんという方でありますが、同時に全国町村会の財政部会長をお務めになっている方であります。もうお一方は京都府の八幡市長さんで西村さんという方であります。もうお一方は千葉大学の教育学部の講師をやっておられます池上さんという方で、ついこの間まで東京都の都かの日野市役所の職員であった方。このお三方から実は地方の実情を伺いました。その実情を踏まえまして、実は私、自治大臣には篤と要望申し上げました。来年度以降、大蔵からことしのような特例減額の案を示された場合に……
○続訓弘君 村田大臣から、先日、地方主権を進めるためには現在一万九百件に上る国の許認可事務を向こう三年間で約五千ぐらいに減らしたい、こんな力強いお言葉がございました。地方自治体としては、恐らくその決意を伺って大変感謝していると思います。 そこで、地方分権を進めるという立場から、私は以下数点にわたってまず事務当局に御質問をいたします。 地方分権を進めるためには、財源の裏づけがなければならないことは言うまでもございません。このためには、地方財源を地方財政全体として制度的に確保するというだけではなく、地方が独自に財源調達ができるようにすることも必要であろうと思います。 その具体的な例として三つ……
○続訓弘君 私は、具体的な質問に入ります前に、警察庁当局に感謝申し上げます。 実は、去る四月八日、当委員会で私は質問申し上げました。それは東久留米市の救急赤バイ隊の件でございました。私が東久留米市から陳情を受けたわけではありませんで、たまたま二月二十七日の新聞報道で、三月一日から発足を予定している赤バイ隊がどうも警察庁から待ったがかかった、大変困っていると、そんな新聞記事を見て私は、せっかくの人命救助の善政だと、ぜひ警察庁当局が法令にかなうような措置をしてほしい、こんな要望を申し上げました。 実はきのう佐藤委員長から私へ連絡がございました。あなたの質問が実っていよいよ今月の中ごろには関係法……
○続訓弘君 私は、昨年七月当選しできたばかりの文字どおり一年生議員であります。しかしながら、三十八年間東京都庁に勤めておりました。その間、美濃部知事時代にも鈴木知事時代にも、私は都政の政策責任者の一人でありました。そんな関係から、衆参両議院の先生方には都政を通じて大変お世話になりました。とりわけ、ここにおいての松浦理事、下稲葉理事あるいは関根理事を含めて、自民党の方々には特に各省庁で久しく御指導をいただきました。そんな関係もございまして、三十八年間の都政を通じ、そして一年半の参議院の経験を通じて、大変恐縮でございますけれども、私の感じた感想を二点ほど具体的な質問に入ります前に述べさせていただき……
○続訓弘君 私は公明党・国民会議の続でございます。 ただいまは貴重な御意見を拝聴させていただきましてまことにありがとうございました。 私に与えられた時間は十三分ほどでございます。三問ほど御質問を申し上げます。 まず最初に、芳賀公述人と唐橋公述人にお願い申し上げます。 実は、昨日、中央公聴会がございました。その中で、自民党推薦のお二人、お一人は西駒澤大学教授、もう一人は加藤読売新聞社副社長でございました。このお二人が、この政治改革関連四法案は実は竹下内閣のときに発議され、そして海部、宮澤両内閣で具体的な法案として出されたものだと、かつての竹下内閣のときに出された政治改革大綱なるものは大変……
○続訓弘君 せっかくの機会でございますので、自治大臣に重要課題について数点お尋ねいたします。 その第一は、地方財政財源の確保策についてでございます。 午前中に鎌田委員が、そしてまた午後には岩崎委員がそれぞれ御質問をされました。そして、大臣からは力強い御答弁もございました。 御案内のように、予想をはるかに超える景気の長期低迷、その結果国も地方も大変な状況になっております用地方の中小企業は人員整理を余儀なくされているし、またNTTや新日鉄すらも人員の整理を含む合理化を検討しているということが新聞に報道されております。 新聞報道によれば、今月末に予定されている政府の補正予算でも、五兆五千億前……
○続訓弘君 先ほど山口、岩崎、釘宮、各委員から幅広い、かつ掘り下げた御質問がございましたので、私は重複を避ける意味で一つ二つお伺いをいたします。 一つは、年金制度とちょっと関係のないホットな問題で大変恐縮でございますけれども、十月三十日の毎日新聞を見ましたところ、一面で大きな見出しで「来年度地方交付税交付金 七―九千億円減額 大蔵省方針 加算分返済繰り延べ」、こんな見出しで報じられておりました。近く自治省と協議をする、こんなことでございます。 先ほど大臣も所信表明で力強く述べられました。今や地方の時代だと、大臣としてこの問題に真剣に取り組む、こんな強い決意の表明がございました。 細川、羽……
○続訓弘君 本日は石渡委員、山口委員、小林委員、長谷川委員、それぞれの委員からただいま提案をされております法案に対して各方面から掘り下げた議論がございました。そしてまた、私が予定した質問も既に出されております。したがいまして、私は重複を避けながら幾つかの点で御質問申し上げます。 まず、きのう参議院地方行政委員会、大蔵委員会連合審査会の公聴会で公述人の林宜嗣、石弘光、神野直彦、和田八束、松浦幸雄、関本秀治、この六人の方々が公述をされました。もとより、連合審査会での公述人の公述は、私どもの法案審議に資するという観点からの公述人の陳述を受けたわけでございますけれども、総じて、関本秀治公述人を除きま……
○続訓弘君 私は、参議院に議席を置きまして以来、ずっとこの地方行政委員会に籍を置かせていただいております。地方行政委員会は、党派を超えて地方行政に対して大変関心を持ち、そしてまた地方行政の推進に大変力をかしている、そういう委員会だと私は思います。先ほど服部、岩崎、釘宮、このお三方からそれぞれそういう気持ちで大臣に対して御質問されたと存じます。私は、同じ立場から今回の税制改革を総括させていただきたい、こう思います。 まず、今回の税制改革に国民の皆様は次のような期待を寄せられているのではなかろうかと思います。 その第一は、改革の目的、改革の基本理念、改革の具体策の三点が明示された抜本的な税制改……
○続訓弘君 篠崎、山口、釘宮、小林、各委員から各般にわたった活発な質疑がございました。私は、重複を避けながら以下数点にわたって大臣やあるいは警察、消防当局にお伺い申し上げます。 その前に、ここにおいての参議院地方分権及び規制緩和に関する特別委員会の小林委員長のもとで、去る十一月三十日に参考人の質疑がございました。二時間半にわたった活発な意見の開陳と質疑が行われたわけでありますけれども、その際に私も参考人のお三方に質問を申し上げました。それは地方分権推進の決め手になるものは何かといえば、私がかねて主張している地方自治法二百五十条の廃止にあるんじゃないか、それに関連をして私は御質問申し上げました……
○続訓弘君 私は、午前中、野沢、溝手、小島、山口、岩崎の各先生方から熱心な御議論がございましたので、重複を避け、あるいは視点を変えながら、以下数点にわたって基本姿勢について大臣の所見をお伺いさせていただきます。 ただいま議題となっております許可、認可等の整理及び合理化に関する法律案につきましては、私たちが細川、羽田両内閣時代に推進してきたものだけに賛成の立場でございます。しかしながら、今回提案の一括議案は規制緩和のほんの第一歩にすぎないと思います。時代の要請と消費者・生活者重視の立場から、今後勇断を持って強力に推進していただきたいという願いを込めて、以下数点にわたって所管大臣に御質問申し上げ……
○続訓弘君 本日は、お三方、貴重な御意見を拝聴させていただきまして大変ありがとうございました。 私はかねがね、地方分権の推進は憲法九十二条に基づくその実現だと。具体的に言えば、地方自治法二百三十条がその規定に基づいて地方公共団体の起債の自由を保障している。しかし二百五十条では当分の間自治大臣の許可が必要だ、こういう規定がある。その二百五十条の廃止こそ私は地方分権の原点だ、こういうふうに主張してまいりました。 そこでお三方に伺いたいんですけれども、恒松参考人は先ほどの御意見の中で、地方公共団体に対して、数こそおっしゃいませんでしたけれども、副知事やあるいは総務部長や財政課長、そういうのが天下……
○続訓弘君 具体的な質問に入ります前に、私たちの阪神・淡路大震災に対する姿勢をこの際明らかにしておきたいと思います。 すなわち、私たちは、このたびの大震災発生時における村山内閣の危機意識の欠如、初動対応の混乱等、その責任は極めて重大であると考えます。しかし、現在の最重要課題は三十万人にも及ぶ被災者の皆さんの要請に的確にこたえることであります。このためにとられる政府の施策には全面的に協力をするということであります。本日提案されました地方税法の一部を改正する法律案に対しまして即日衆参両院で議決するという異例の措置もただいま申し述べました姿勢のあらわれであります。また、私たちは党を挙げて真剣に阪神……
○続訓弘君 本委員会は大変雰囲気のいい委員会でありまして、本音の議論ができる委員会であります。したがいまして、私はきょうは本音の議論をさせていただきたい。 それは、ただいまの東京協和、安全信用組合の関連の質問を私は十五日の本会議で私見を交えながらお話を申し上げました。しかし、村山総理はその私の私見に対してどうも問題意識がないような感じを受けました。そこで、この委員会でさらにその辺のことを含めながら御質問を、あるいは私見を述べながら申し上げたいと思います。 まず、大蔵省に伺いますけれども、東京協和、安全信用組合の乱脈経営に伴う破綻の救済策を企画立案した目的と具体的な企画立案者はだれか、お尋ね……
○続訓弘君 質問に入ります前に、一言申し上げます。 昨年六月二十七日の松本サリン事件では、七人の方のとうとい命が失われ、二百人を超える方々が重軽傷を負われました。そしてまた三月二十日の地下鉄サリン事件では、十二名ものとうとい命が奪われ、五千人を超える方々が重軽傷をされました。これらの方々に対して心からお悔やみを申し上げますとともに、負傷された方々の一日も早い全快を心からお祈り申し上げます。さらに、警察庁の一番頂点に立っておられる國松長官におかれましても、痛ましい負傷をされました。一日も早い全快をお祈りする次第であります。 私は、昨年六月二十七日の松本サリン事件が発生をし、直ちにその原因を究……
○続訓弘君 私は、青島知事に対する小包爆弾事件に関連をして御質問申し上げます。 就任間もない青島知事に対しまして、この十六日に現職の都議会議員名義で小包が送られた、それを開封した秘書が二カ月の重傷を負われた、こういうふうな報道がなされております。その経過についてまず伺い、そしてこの事案は私は民主主義に対する挑戦であり、都民に対する許されざる挑戦だと思います。その原因がどこにあるかわかりませんけれども、何としてもこの事案を解決して、日本は一番安全な町だ、美しい町だと世界に私どもは誇りを持っておりました。そのイメージが一挙に崩れた、そのことの威信を警察当局として直ちに回復していただきたい、このこ……
○続訓弘君 ただいま、坂田、孕石、新藤、お三方には貴重な御意見を伺わせていただきまして大変ありがとうございました。 二月十四日の日本経済新聞に記事がございました。その記事の内容は、本日、実は閣議決定された阪神大地震関係の住民税の減税に関連してでございます。その報道によりますと、兵庫県と神戸市、これは国が定める基準をさらに上乗せする、こういう記事でございました。 具体的に申し上げますと、この新聞記事によりますと、兵庫県と神戸市は、「阪神大震災被災者に対して国の所得税減免条件を大幅に緩和した個人住民税減免策を取る。具体的には家財、住宅の損害額が評価額の「五〇%以上」でないと救済しない国の基準を……
○続訓弘君 私は、統一地方選挙が終わりましたが、それを踏まえまして今回の選挙結果を分析しながら、私自身の反省を込めながら私の意見を述べ、大臣の所見を以下お伺いしたいと存じます。 今回の統一地方選挙の第一の特徴は、何といっても首都東京、そしてまたそれに準ずる大阪、この二大都市に無党派の知事が当選をされた。しかも、相手方はそれこそ行政のエキスパート官僚であり、しかもその推薦者は自民党を含め各党でございます。そういうことからすれば当然私は当選してしかるべきと思いましたけれども、結果は残念な結果に終わったわけであります。 そして、第二の特徴は投票率の低下であると思います。 四十三の道府県議会議員……
○続訓弘君 一昨日、私は正和タクシーに乗りました。そのときに交わしました運転手さんの生の声をまず総務庁長官に御紹介申し上げます。 私の勤務形態は国が一方的に決めるんです。四年前はニト四時間勤務の月十四日の出番でしたが、今では二日間カットされて月十二日間になりました。近くまた〇・五日カットされる予定です。この国の指示を守らなかった近くの日の丸タクシーは半年ほど前国から厳しく制裁されたと聞いております。売り上げも四年前は一日当たり約八万円だったものが今では不景気のあおりで一生懸命働いてもせいぜい一日半たり六万円です。したがって月給は四年前の二割減で、我々国民のため何もしない村山総理を恨めしくさえ……
○続訓弘君 私は、地方分権推進法の成立に関連して総理にお尋ねいたします。 この五月の十五日に地方分権推進法が成立いたしました。これに関連いたしまして複数の関係者に意見を求めました。以下、意見を御紹介申し上げます。 まず学者の意見。参議院平成会が衆議院で全党一致で可決された法案を真に地方分権を確立する見地から独自に修正案を提出されたことを高く評価する。良識の府参議院は先人が築かれた緑風会的伝統を受け継いてほしかった。理想的な修正案が否決された今、我々はこの法律により設置される委員会審議に厳しく注文をつけたい。 自治労、社会党関係者の意見。闘う自治労、社会党の現場の主張は、今も一貫して機関委……
○続訓弘君 私は、平成会の続であります。 具体的な質問に入ります前に、三大臣に申し上げます。冒頭、田沢法務大臣、青木労働大臣、衛藤防衛庁長官から力強い所信の表明がございました。せっかくの所信に向かって、ぜひとも御努力をお願い申し上げます。 私は、労働問題に関連して御質問申し上げますけれども、笠原委員もけさほど労働問題について御質問されましたし、ただいま武則委員からもございました。したがいまして、重複を避けて簡潔に御質問申し上げます。 数カ月前の新聞報道によりますと、失業率は最悪の三・一%、失業者数は二百十一万に達している、こういう報道がなされておりましたけれども、現時点ではどのように推移……
○続訓弘君 私は、具体的な質問に入ります前に、まず本委員会の冒頭で、森建設大臣、高木沖縄・北海道開発庁長官、さらには池端国土庁長官から大臣御就任の力強いごあいさつがございました。まことにおめでとうございます。お三方にはそれぞれ所信に従って、国家、国民のために懸命の努力を誓われることをお願い申し上げます。 さて私は、具体的な質問に関連をいたしまして、建設省の決算に関連をした官官問題についてまず御質問申し上げます。 建設省は、去る十月十二日に、会計検査院の検査で地方自治体に交付された補助金が官官接待に流用されていた事実が明らかになった場合には、その返還を求めるとの方針を明らかにされました。 ……
○続訓弘君 私は、具体的な質問に入ります前に、まず、深谷先生にはこのたび自治大臣・国家公安委員長に御就任され、網岡先生には自治政務次官に御就任されまして、まことにおめでとうございます。 先ほど就任のごあいさつにございましたように、深谷大臣は、地方分権の推進と治安行政に形あるものを残したい、こんな力強いごあいさつをされました。ぜひこの初心を忘れないで、国家国民のために渾身の努力をされますよう御要望申し。上げ、御期待を申し上げます。 さて、深谷大臣は、美濃部都政時代には都議会議員として大いに活躍されました。また、鈴木都政時代には国会議員そして同時に都連の責任者として活躍をされました。そんな深谷……
○続訓弘君 平成会の続でございます。 昨年の九月二十六日に、大和銀行のニューヨーク支店で、米国債投資の失敗によって日本円換算千百億円の損失の報道がなされました。当時の大蔵大臣は、直ちに、これは遺憾である、同時に大和銀行に厳しく指導し善処方を求める、こういう談話を発表されました。それが一年もたたないうちに、今度はまた住友商事が銅地金の取引によって十八億ドル、日本円換算で千九百六十億円の損害をこうむった、こんな大々的な報道がなされております。 大和銀行の事件もそうでありますし今度の事件も、やはり私ども日本の国益を損なう大きな事件ではないだろうかと私は思います。これらに対して、現時点での情報ある……
○続訓弘君 私は、平成会の続でございます。 まず、具体的な質問に入ります前に、発議者の皆さん方に一言申し上げます。 ただいま朗読されました修正案に対しまして、真摯な議論の末、取りまとめていただきましたことに対して、改めて敬意を表します。 私は、まず首都の定義についてお伺いいたします。 我が国には首都の概念を定義する法律がございません。国会等が東京から別の場所に移転した場合、それが首都移転になるのかどうなのかについては、実は都民を初め千葉、埼玉、神奈川等々三千三百余万人の首都圏の皆様方は大変心配をしているわけであります。そういう意味で、首都というのは一体どういうことなのかということを伺い……
○続訓弘君 私は、ただいま可決されました地方税法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、平成会、社会民主党・護憲連合、二院クラブ及び自由連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地方団体の行政需要の増大、引き続く厳しい地方財政の状況等にかんがみ、左記の事項についてその実現に努めるべきである。 一、今回の平成八年度分の固定資産税及び都市計画税の負担調整措置の変更について、納税者に十分周知徹底を図ること。 二、地方税は地方団体の重要な自主財源であることにかんがみ、……
○続訓弘君 初めての質問ですから、具体的な質問に入ります前に、まず倉田大臣に御就任のお祝いを申し上げたいと存じます。 私は、倉田大臣が自民党の国対委員長時代に、公私にわたって大変お世話になりました。そして、倉田当時の国対委員長は、我が参議院は政党の垣根を超えて自由に議論しようじゃないか、本音の議論をしようじゃないか、そして言いたいことをどんどん言いなさい、我々ものむべきことはちゃんとのむよと、こんなお話を常にしておられました。倉田大臣は御案内のように地方議会で経験豊かな方であります。そして、千葉県議会では議長をお務めになられた、そういう大臣に対して私は大変期待を持っております。 以下、数点……
○続訓弘君 私は、具体的な質問に入ります前に、まず参議院地方行政委員会の調査室に感謝申し上げたいと思います。 それは、毎回のことでございますけれども、各法案が出る場合に私どもに参考資料という冊子を送っていただいています。特に、警察法の一部を改正する法律案については完璧な参考資料をいただきました。これを拝見しまして、今回の法律改正が那辺にあるのか、そしてどんな必要性があるのか、従来の改正経過はどういう改正経過をたどっているのか、あるいは予算なり人員なり犯罪の件数がどうなっているのかというようなことの完璧な資料をいただきました。したがって、今回の警察法の改正については一定の理解を私はしております……
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る六月十八日、一井淳治君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。 また、去る六月十九日、岩永浩美君、山崎順子君、谷本巍君、河本英典君及び北岡秀二君が委員を辞任され、その補欠として下稲葉耕吉君、私、続訓弘、菅野久光君、遠藤要君及び鈴木省吾君がそれぞれ選任されました。 また、去る八月二十二日、野村五男君が委員を辞任され、その補欠として久世公堯君が選任されました。 また、去る八月二十九日、鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として前田勲男君が選任されました。 また、去……
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十五日、魚住裕一郎君が委員を辞任され、その補欠として畑恵君が選任されました。
また、去る十一月二十八日、畑恵君、田英夫君及び千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として岡利定君、照屋寛徳君及び及川一夫君が選任されました。
また、去る十一月二十九日、本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として伊藤基隆君が選任されました。
また、昨日、照屋寛徳君が委員を辞任され、その補欠として田英夫君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今……
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五日、田英夫君が委員を辞任され、その補欠として照屋寛徳君が選任されました。
また、昨日、菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として萱野茂君が選任されました。
【次の発言】 議事に入るに先立ち、この際、御報告いたします。
去る五日、給与二法審査の際、菅野久光君の質疑に対する法務省山崎司法法制調査部長の答弁について理事会において協議いたしました結果、不適当な発言があると認めましたので、委員長はその部分を取り消すことにいたします。
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、萱野茂君が委員を辞任され、その補欠として菅野久光君が選任されました。
また、昨日、伊藤基隆君及び服部三男雄君が委員を辞任され、その補欠として本岡昭次君及び平田耕一君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 人権擁護施策推進法案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。――別に御意見もな……
○続訓弘君 今の山崎先生との関連ですけれども、私は、先生御案内のように都政にずっと長くかかわって、八十島先生自身もいろんな意味で都政にいろんな御示唆をいただいた。そんな関係もございますのであえて伺いますけれども、千二百万都民が首都移転にいろんな不安を感じていると。それはまさに今、山崎委員が指摘されたように、移転後の東京はどうなるんだろうかと。今まで我々は通勤地獄だとかあるいは狭い家に住まわされているとか、そういう自分たちの犠牲の上に日本の経済を発展させたんだというのが都民感情だと思いますね。そういう状況の中で、今度はそれがとにかく悪だからよそに移転をするんだという、そういう率直な都民の意見があ……
○続訓弘君 堺屋理論を聞きますと、この首都機能に賛成しないのはばかだと、こういう感じなんですね。ということは、財政再建の効果もまず首都機能の移転はあるんだぞと、こういうお話を今承りました。ところが、先ほどからお話が出ていますように、慎重に対応しなさいと、例の。そこで国民はやっと一安心したような感じを私どもは受けるわけですね。それに対する先生の考え方を伺いたいことと、もう一つは、かねがね東京都は首都機能移転よりも地方分権が先じゃないか、要するに国はスリムな行政に終始し、同時に地方もスリムな地方政府をつくると、まず地方分権が先ではないかという反対の議論をやっているわけですね。それに対する堺屋先生の……
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月十七日、本岡昭次君及び平田耕一君が委員を辞任され、その補欠として伊藤基隆君及び服部三男雄君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、法務及び司法行政等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十二分散会
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、前田勲男君が委員を辞任され、その補欠として岡部三郎君が選任されました。
また、昨十七日、伊藤基隆君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十三分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度といたします。
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十日、千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として伊藤基隆君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に橋本敦君を指名いたします。
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
昨日、予算委員会から、本日三月二十七日午後の半日間、平成九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
裁判所及び法務省関係予算につきましては、去る二月十八日に説明を聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 以上をもちまして、平成九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管についての委嘱審査は終了いたしました。
なお、委嘱審査報……
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。松浦法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、はこれにて散会いたします。
午前十時五分散会
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時四十五分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、中原爽君が委員を辞任され、その補欠として三浦一水君が選任されました。
【次の発言】 休憩前に引き続き、出入国管理及び難民認定法の一部を改正す……
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十五日、三浦一水君が委員を辞任され、その補欠として中原爽君が選任されました。
また、昨十二日、下稲葉耕吉君、岡利定君及び伊藤基隆君が委員を辞任され、その補欠として塩崎恭久君及び一井淳治君が選任されました。
【次の発言】 商法の一部を改正する法律案及び株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律案を一括して議題といたします。
まず、発議者衆議院議員保岡興治君から趣旨説明を聴取いたします。衆議院議員保岡興治君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に……
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十四日、菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君が選任されました。
【次の発言】 商法の一部を改正する法律案及び株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律案を一括して議題といたします。
本日は、両案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、二名の参考人の方々から御意見を拝聴いたします。
御出席をいただいております参考人は、東京大学法学部教授江頭憲治郎君、一橋大学商学部教授伊藤邦雄君のお二人でございます。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
……
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、一井淳治君及び川橋幸子君が委員を辞任され、その補欠として伊藤基隆君及び菅野久光君が選任されました。
また、去る十六日、塩崎恭久君が委員を辞任され、その補欠として下稲葉耕吉君が選任されました。
また、本委員会は一名の欠員となっておりましたが、去る二十三日、長尾立子君が委員に選任されました。
【次の発言】 商法等の一部を改正する法律案及び商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案を一括して議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします……
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
商法等の一部を改正する法律案及び商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案を一括して議題といたします。
両案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 ただいまから法務委員会を再開いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、中原爽君が委員を辞任され、して依田智治君が選任されました。その補欠と
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十日、依田智治君及び及川一夫君が委員を辞任され、その補欠として中原爽君及び志苫裕君が選任されました。
また、昨四日、山崎順子君が委員を辞任され、その補欠として星野朋市君が選任されました。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時二十六分休憩
○委員長(続訓弘君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十日、星野朋市君が委員を辞任され、その補欠として山崎順子君が選任されました。
また、去る十三日、志苫裕君が委員を辞任され、その補欠として及川一夫君が選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第五号夫婦別姓選択制の法制化に関する請願外三百件を議題といたします。
今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第一四五一号法務局、更生保護官署、入国管理官……
○続訓弘君 参考人の方々に申し上げます。 本日は、国民的なこの関心事の本委員会に御出席いただきまして、真摯な対応についていろいろとお述べいただきましてまことにありがとうございました。 私がお願いをしたいことは、先ほど来適時適切な対応をそれぞれの立場でおとりになっているということは百も承知でございますけれども、これからも垣根を越えて、例えば通産省だとかあるいは厚生省だ郵政省だと、あるいは民放連等々、とにかくそういう垣根を越えた原因究明をぜひお願いをし、そして、そういう原因究明の上で適時適切な対応をぜひお願いしたい、これは要望でございます。 質問は、実はきのうの毎日新聞に、これは郵政省にちょ……
○続訓弘君 平成会の続でございます。 本日は、大臣就任後初めての委員会でございます。まずもって、大臣御就任おめでとうございます。 そして、ただいまは大臣から力強い所信的な所感を承りました。それを踏まえながら、かつただいまの私が日ごろ同僚として敬愛する保坂議員の質問の足らないところを私が補わせていただきながら質問させていただきます。 まず、橋本総理が日ごろ火だるまの行政改革を断行すると、こういうお話をしてこられました。本日はその一部を先送りしながらも閣議決定されたと承っております。今、保坂議員から御紹介ございましたように、十二月二日の読売新聞の朝刊に世論調査の結果が出ておりました。私は、保……
○続訓弘君 私は、農水委員になって初めて大臣にお目にかかります。大臣、御就任おめでとうございます。御健闘をお祈り申し上げます。 さて、私は東京都出身であります。東京には農地がない、こんなふうに皆さんお思いでありましょう。人口は千二百万人おります。二十三区には八百万人、三多摩には四百万人、合わせて千二百万人。ところが、東京には九千四百ヘクタールの農地がある。その中で、市街化区域の農地が何と六千四百ヘクタール。 同時に、大臣の地元である江戸川区では大変な農作物が供給されております。御案内のとおりだと思います。平成八年度の野菜の供給量は十二万七千トンという大きな数字であります。これは石川県や宮崎……
○続訓弘君 三浦議員、大野議員、和田議員が、私が質問を予定したものをみんな質問されましたので、重複を避けながら御質問申し上げます。
まず、ただいま三十三回の畜産振興審議会が開催されていると思いますけれども、我々ここで議論する結果がそういう審議会に反映されるのかどうなのか、その辺をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 確かに、審議会の委員の方々は大変な専門家がたくさんおいでだと思いますよ。消費者の立場あるいは生産者の立場あるいは学識経験者の立場、それぞれの立場で御議論をされると思いますけれども、私どもは、少なくとも衆参両院は何万票かの票をいただいて当選をしてきているわけです。しかも、それぞれ……
○続訓弘君 公明の続であります。 常田委員と和田委員が今御質問されました。私は、重複を避けながら幾つかの点について御質問申し上げます。 まず第一は、基本的な方針について大臣にお伺いしたいと存じますけれども、一九九一年に植物新品種保護条約が改正されて以来ちょうど七年が経過したわけであります。条約に基づいて種苗法が改正されるわけでございますけれども、育成者の権利拡大、仮保護制度の導入、保護期間の延長等々が盛り込まれております。 今まで種苗法が果たしてきた役割と今回の改正に至る背景、育種家のメリット、農家への影響等々について、基本的な考え方について大臣の所見を伺わせていただきます。
○続訓弘君 私は、公明の続でございます。 街角に総理のポスターをいつも拝見いたしました。それには「私は、逃げない。」と、こういうポスターでありました。私自身も、実は全日本剣道連盟の居合道で教士七段の腕前であります。つきましては、剣道の高段者である総理と私とが正眼の構え、国民に目線を向けた正眼の構えで、紳士的な質問をさせていただきたいと存じます。 まず、私どもの公明のPRをさせていただきます。 私ども公明は、一月十八日に臨時党大会を開きまして、参議院議員二十五名、地方議員三千有余名をもって新生公明をスタートさせました。その代表には浜四津敏子参議院議員が選ばれました。私自身も政審会長という職……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る八月七日の本会議におきまして行政監視委員長に選任されました続訓弘でございます。
委員長としてその職責の重大さを痛感している
次第でございます。
委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、円満かつ公正な運営に努め、職責を全うしてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、小山峰男君が委員を辞任され、その補欠として小川敏夫君が選任されました。
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八月十九日、小林元君が委員を辞任され、その補欠として藤井俊男君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に鈴木正孝君及び千葉景子君を指名いたします。
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
この際、総務庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。太田総務庁長官。
【次の発言】 行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。
まず、派遣委員の報告を聴取いたします。
第一班の御報告を願います。千葉景子君。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、第二班の御報告を願います。田村公平君。
【次の発言】 ありがとうございました。
これをもって派遣委員の報告は終了いたしました。
これより質疑を行います。
……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。
本日は、防衛庁から四社事案関連文書の管理実態に関する中間報告を聴取することといたします。
それでは、防衛政務次官から報告を聴取いたします。浜田防衛政務次官。
【次の発言】 以上で報告の聴取は終わりました。
なお、本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月二十七日、鈴木正孝君が委員を辞任され、その補欠として田名部匡省君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田名部匡省君を指名いたします。
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に千葉景子君を指名いたします。
【次の発言】 次に、行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。
本日は、防衛庁から四社事案関連文書の管理実態に関する報告及び防衛調達改革本部の報告を聴取することといたします……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十六日、岩佐恵美君が委員を辞任され、その補欠として小池晃君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、本委員会の今後の運営につきまして御報告いたします。
理事会における協議の結果、今後調査を行うに当たっては、時間をかけて取り組む……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月一日、小池晃君が委員を辞任され、その補欠として岩佐恵美君が選任されました。
また、去る同月五日、櫻井充君及び小泉親司君が委員を辞任され、その補欠として木俣佳丈君及び市田忠義君が選任されました。
【次の発言】 行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。
本日は、既に防衛庁から報告を聴取いたしております四社事案関連文書の管理実態に関する報告及び防衛調達改革本部の報告に関する件について質疑を行うことといたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る三月八日、木俣佳丈君が委員を辞任され、その補欠として櫻井充君が選任されました。
また、去る同月九日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として小泉親司君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に海外経済協力基金理事篠塚徹君及び国際協力事業団理事伊集院明夫君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。
本日は、政府開発援助等に関する件について、前回に引き続いて質疑を行うことといたします。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月二十七日、藤井俊男君が委員を辞任され、その補欠として堀利和君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に海外経済協力基金理事篠塚徹君及び国際協力事業団理事伊集院明夫君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関す……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十八日、田名部匡省君が委員を辞任され、その補欠として水野誠一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に水野誠一君を指名いたします。
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十一日、水野誠一君が委員を辞任され、その補欠として田名部匡省君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に田名部匡省君を指名いたします。
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、小泉親司君が委員を辞任され、その補欠として井上美代君が選任されました。
【次の発言】 行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。
大島君から発言を求められておりますので、これを許します。大島君。
【次の発言】 ただいまの大島君提出の決議案の採決を行います。
本決議案に賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって、本決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。
ただいまの決議に対し、高村外務大臣及び太……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八月四日、井上美代君が委員を辞任され、その補欠として小泉親司君が選任されました。
【次の発言】 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政監察及び行政に対する苦情に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○国務大臣(続訓弘君) お許しをいただきまして就任のごあいさつを申し上げます。 このたび総務庁長官に任ぜられ、北方対策本部長として国民的課題である北方領土問題の解決促進に取り組むこととなりました続訓弘でございます。 我が国固有の領土である北方領土が、戦後半世紀以上を経た今日なおロシアの不法な占拠のもとに置かれておりますことは、まことに遺憾なことでございます。 昨年十一月の首脳会談の結果署名されたモスクワ宣言におきましては、東京宣言などに基づき二〇〇〇年までに平和条約を締結するよう全力を尽くすとの決意が再確認されたほか、国境画定委員会と共同経済活動委員会の設置、元島民とその家族による北方四……
○国務大臣(続訓弘君) ただいま議題となりました中央省庁等改革関係法施行法案並びに国立公文書館法の一部を改正する法律案など五十九件の独立行政法人個別法案及び独立行政法人の業務実施の円滑化等のための関係法律の整備等に関する法律案、すなわち省庁改革施行関連法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 さきの国会において、中央省庁等改革基本法にのっとり、内閣機能の強化、新たな府省の編成、独立行政法人制度の創設等を行うための内閣法の一部を改正する法律等十七件の法律が成立したところでありますが、このうち内閣法の一部を改正する法律及び新たな府省の設置法等の中央省庁等改革関係法を施行する……
○国務大臣(続訓弘君) 三浦一水議員の御質問にお答えいたします。 三浦一水議員は、学校を卒業されまして、世界的な企業であるソニーに入られました。そして、五年間海外でその実力を発揮されたと伺っております。恐らく三浦議員の眼から海外からの日本をごらんになったと存じます。御案内のように、日本は二十一世紀にいかに生き延びるか、この真剣な検討が必要ではないかということを恐らく自覚されたのじゃないでしょうか。 私どもは、六百兆円にわたる大きな負債を抱えていると言われております。そういう中で、御案内のように、これからの二十一世紀に日本が自由で公正で、かつ活力に満ちたそういう社会を築くためには一体何が必要……
○国務大臣(続訓弘君) 伊藤基隆議員は、長年の間、全逓の書記長から委員長になられたと。したがって、公務員の定数管理がどういうものであるかということは百も承知のことだと存じます。 そしてまた、ただいまは具体的な数字を挙げまして、青少年をむしばむ薬物、そういうものが大量に水際で押収されているという事実を示されました。 この大変な数字を聞きながら、税関の皆様が、あるいは警察、海上保安庁等々が必死になって水際で押収のために頑張っておられるという姿を伺いながら、実は、定数管理の責任者として思いをめぐらせてまいりました。 ただ、御案内のように、大変厳しい定数管理の中にございます。小渕総理が国民の皆様……
○国務大臣(続訓弘君) 今、林委員とのやりとりを伺いながら、この放射線医学総合研究所が大変重要であるということは私自身も認識しております。 先ほど林委員がおっしゃいました総人員は三百八十七名、その中で医療スタッフは七十三名、研究員が百九十三名おります。そんな中で、御案内のように十一年度の予算も債務負担三億円を含めて百五十七億円の予算がございます。 したがいまして、私は、独立行政法人化することによって、この三百八十七人の枠の中で、今、大臣やあるいは局長が答弁されたように、あるいは林先生自身が御心配なさるように柔軟な対応、そしてその柔軟な対応の中で今御指摘のような対応ができるようなそういうシス……
○国務大臣(続訓弘君) 日下部禧代子委員は、実は橋本内閣のときの文部政務次官、したがって行革の橋本と言われた時代の先生であります。したがいまして、私がるる御説明するよりも、むしろこの行革に参画されたお一人であります。その先生にあえて御説明申し上げますけれども、今お読みいただきましたように、最終報告、これは平成九年の十二月でございますけれども、その中に今示されたような最終報告があり、それを受けまして十一年の四月二十七日に中央省庁等改革推進本部の決定がございました。それらを受けてさらに法律で、中央省庁等改革基本法三十六条あるいは四十三条にその趣旨が法律化されました。その要件に合致したものが今回の独……
○国務大臣(続訓弘君) ただいま藤井議員から行革会議の最終報告に対する意見の集約が述べられました。 まさにそのとおりであります。行革会議におきましては、この国の行政のありようを根本から変えていこう、そして税金の重みを国民が共有し合って、そしてより活性化されたシステムに変革する必要があると、こういう趣旨でありました。 そのときに、今お述べになりました英国のエージェンシーも一つの貴重な参考ではございます。同時に、我が国においては特殊法人というのがございます。特殊法人にはまたいろいろな問題点がございました。そういう特殊法人のいろいろな問題点と、そして英国病を脱却するためにでき上がった英国エージェ……
○国務大臣(続訓弘君) お許しをいただきまして、ごあいさつを申し上げます。 このたび総務庁長官及び行政改革担当大臣を拝命いたしました続訓弘でございます。 私に与えられた職責の一つとして、政府部内での行政評価・監視にかかわる仕事を担当していくこととなりました。どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。 さて、我が国の行政は、二十一世紀を間近に控え、大きな転換期にあります。明治以来の行政システムを抜本的に改める中央省庁等改革につきましては、さきの通常国会で成立した中央省庁等改革関連十七法にのっとり、二〇〇一年一月の新体制への移行を円滑かつ着実に実施するために省庁改革施行関連法案を提出するなど……
○国務大臣(続訓弘君) このたび総務庁長官及び行政改革担当大臣を拝命いたしました続訓弘でございます。 総務委員会の御審議に先立ち、当面の重要課題について所信の一端を申し述べさせていただきます。 まず第一に、行政改革につきましては、内閣の最重要課題の一つと位置づけております。特に中央省庁等改革につきましては、さきの通常国会において成立した中央省庁等改革関連十七法にのっとり、二〇〇一年一月の新体制への移行を円滑かつ着実に実施するために、省庁改革施行関連法案を提出するなど、諸準備を進めております。 また、公務員制度改革、国家公務員の定員削減、規制改革、情報公開、政策評価などの諸課題にも積極的に……
○国務大臣(続訓弘君) まず初めに、海老原委員に感謝申し上げます。というのは、冒頭に私どもに対して細やかな配慮をいただきました。新しい制度のもとでこういう委員会が開かれる、その冒頭に力強い声援をいただきまして、幾らか気分が楽になりました。それらを踏まえながら誠実にお答え申し上げたいと存じます。 海老原委員は私ども総務庁の先輩で、事務事業については隅から隅まで御存じの先輩であります。その先輩の質問に対して大変答える方は難しいわけでございますけれども、せっかくの今の御質問に対して私自身の考え方を申し述べさせていただきます。 確かに、御質問の中にもございました。中小企業の方々が塗炭の苦しみでやっ……
○国務大臣(続訓弘君) ただいま議題となりました国と民間企業との間の人事交流に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、人事院の国会及び内閣に対する平成九年三月六日付の意見の申し出にかんがみ、行政の課題に柔軟かつ的確に対応するために必要な知識及び能力を有する人材の育成及び行政運営の活性化を図るため、一般職の職員を期間を定めて民間企業の業務に従事させること、及び民間企業に雇用されていた者を任期を定めて一般職の職員に採用することについて定めるとともに、防衛庁の職員について同様の措置を講ずることとするものであります。 次に、この法律案の内容について、そ……
○国務大臣(続訓弘君) 角田議員の御質問にお答えしますけれども、議員も御案内のように、私ども公明党が主張しているものは中選挙区制度の改革でありました。その中で五十名の削減はよろしいと。しかし、今、総理からも二階国務大臣からもお話がございましたように、三党協議の中で比例区から二十名を削減すると。その結果、十一月十九日に一応修正案が出されております。 申し上げるまでもなく、衆議院選挙はいわば大変な衆議院議員の根幹にかかわる問題でございます。したがいまして、三党が仮に修正案を提案したとしても、これは国会の十分な議論があってしかるべきだ、こんなふうに思います。そういう意味で、私どもとしては修正案が一……
○国務大臣(続訓弘君) 私ども公明党は、かねがね福祉の党を自負してまいりました。そんな中で、とりわけ年金や介護やあるいは医療の問題に対しては大胆な政策提言を行ってまいりました。とりわけ、日下部委員と同じように坂口政審会長は福祉の専門家でもございます。 そういう専門家の立場から、実は今御指摘の十一月七日の毎日新聞にこんなふうに述べておられます。 四兆円と試算される介護費用を大別すると、一兆円は在宅介護、残り一兆円は特別養護老人ホーム。残り二兆円は老人保健施設と療養型病床群が対象だが、これは医療保険の中で出してもらうのが筋。特養の一兆円は、入った人は一生保険を受け続け、応援する方も終生応援し……
○国務大臣(続訓弘君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、北方領土問題につきまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。 我が国固有の領土である北方領土が、戦後半世紀以上を経た今日、なおロシアの不法な占拠のもとに置かれておりますことは、まことに遺憾なことであります。 一昨年十一月の日ロ首脳会談ではモスクワ宣言が署名されるなど、北方領土問題は解決に向けて着実に前進してきており、エリツィン大統領の辞任があったとはいえ、両国関係の着実な進展はもはや歴史の流れとなっております。私は、国民の一致した世論の力こそがこのような外交交渉を支え、後押しするものであると確信しているところであり……
○国務大臣(続訓弘君) 平成十二年度の北方対策本部関係予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成十二年度総理府及び内閣府所管一般会計歳出予算要求額のうち、北方対策本部関係予算額は十一億三千一万八千円であり、これは前年度の当初予算額に対して一億六千四百十七万三千円の減額になっております。 この減額は、平成十一年度予算に羅臼啓発施設建設費一億八千九百七十七万円が計上されましたが、この事業が終了したことに伴うものでございまして、この減がなければ対前年度比で二千五百五十九万七千円の増となります。 その主な内容につきましては、まず、北方対策本部に必要な経費として職員の人件費及び一般事務費一……
○国務大臣(続訓弘君) 中川委員は、先ほど来おっしゃっていますように、元島民の関係をよく知っておられる議員のお一人でもございます。 私は実は、一月でしたか、元島民の方々の御要望をじかに承るべく根室に向かう予定で出かけました。札幌に伺って、あとは雪のために根室に行けませんでした。しかし、札幌で、実は元島民ないし関係団体の方からの陳情を承りながら、今中川委員がおっしゃったようないろんな御要望を承ってまいりました。 ただ、残念ながら、御案内のようにいまだ領土が返還をされません。御指摘のように、登記簿等はありますけれども、現状ではいわばソ連の管轄下にございますので、私どもは手も足も出ない。しかし、……
○国務大臣(続訓弘君) ただいま議題となりました地方分権推進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 地方分権推進法は、五年間の時限法であり、本年七月二日にその期限が到来いたしますが、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律が本年四月に施行される一方で、わずか三カ月後の七月に地方分権推進法が失効することになると、地方分権推進委員会の監視活動が十分できないこと、また、引き続き検討を要する課題もあることから、地方分権推進法の有効期間を一年延長するものであります。 その他、中央省庁等改革に伴う所要の改正を行うことといたしております。 ……
○国務大臣(続訓弘君) 藤井委員の御質問にお答え申し上げます。 昨年七月に地方分権一括法が成立して以降、委員会におきましては、これまでのところ十五回にわたる会議を開催するとともに、地方分権推進講演会を全国各地で四回実施していると承知しております。 会議におきましては、地方分権一括法に関連する政省令、告示や法定受託事務の処理基準が適切なものとなっているかどうかに関する審議を行うとともに、農地法等の個別法にかかわる事項や国庫補助負担金の整理合理化などの措置状況のヒアリングを行うなどにより、地方分権推進計画に基づく施策の実施状況について監視活動を行っていると伺っております。 また、地方分権推進……
○国務大臣(続訓弘君) 参議院行政監視委員会の諸先生方には、常日ごろ何かと特別な御指導をいただいておりますことに対しまして、心から厚く御礼申し上げます。そしてまた、本日は昨年八月以降の半年間の行政監察の活動の成果を説明する機会を与えていただきましたことに対しまして、厚く御礼申し上げます。 それでは、本日説明させていただくこの半年間の行政監察の活動の全体については、お配りした資料の一ページにまとめております。ごらんください。 まず第一に、財投機関五法人を含む八つの特殊法人に関する財務調査の結果を所管大臣に通知しています。これは、公団・事業団二十九法人を対象に、その財務内容を調査・分析している……
○国務大臣(続訓弘君) 本日は、最近の行政監察の活動の成果について御説明する機会をお与えいただき、まことにありがとうございます。 本日御説明させていただきますのは、お配りした資料の一ページ目にまとめておりますように、おおむねこの一カ月間に関係大臣に対して行った勧告等五件の内容であります。 以下、順次御説明申し上げます。 第一に、特殊法人の財務内容につきましては、これまで本委員会に御報告した二十一法人に引き続き、今回は四法人についてその調査結果を通知、公表しております。 資料の二ページをごらんください。 まず、地域振興整備公団について土地造成事業の財務内容を見ますと、昭和六十二年度以降……
○国務大臣(続訓弘君) ただいま江田委員から民主党の行政改革等々について示唆に富むお話を承りました。 もとより、政府が目指す行政改革も理想は全く私は同じだと存じます。ただ、現実の問題として組織が動いております。現実にございます。そういう中で、理想に向かって一つ一つ着実に今お話がございましたような方向に向かって私どもは汗を流す、こういうことであります。 特に、最後に御指摘がございましたように、五年間で特殊法人を完全に見直すということにつきましては、かつて新進党の時代にも実は具体的な法案を提案するという準備までしたことがございました。しかし、現実の問題として、例えば特殊法人が当時は九十二ござい……
○国務大臣(続訓弘君) ただいま江田委員から今は亡き小渕総理に対する心からのお悔やみのお言葉をいただき、本当に内閣の一員であった私としては感謝申し上げます。 私自身も、小渕前総理から総務庁長官を拝命するときに、論文を書けとかつてない指示がございました。そして、その論文を見て、私にこんな言い方をされました。自分の内閣はまさに行政改革を大前提として考えていると。今、君の論文にあったかつての都政におけるあの果敢な行政改革を我が内閣においても断行してほしい、泥もかぶり水もかぶるという私に対する指示がございました。その指示に私は懸命に従う、その思いで十二月のあの定数削減に努めました。 十二月二十四日……
○国務大臣(続訓弘君) 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。 第一に、行政改革の推進、機構・定員等の審査等についてであります。 行政改革は、国の行政組織及び事務事業の運営を簡素かつ効率的なものにするとともに、その総合性、機動性、透明性の向上を図り、これにより戦後の我が国の社会経済構造の転換を促し、自由かつ公正な社会の形成を目指そうとするものであります。 具体的には、中央省庁等改革については、二〇〇一年一月の新体制への移行を円滑かつ着実に実施するために諸準備を進めているところであります。 平成十二年度の機構・定員等については、予算の編成過程において厳正に審査したところで……
○国務大臣(続訓弘君) 森田委員は、四十年間にわたって遺族会に身を奉じ、そしてまた今御質問がございましたように、いろんな思いをはせながらの御質問だと存じます。 御案内のように、恩給は国が公務員との特別な関係に基づき、使用者として公務員またはその遺族に給付するものであり、国家補償的性格を有するものであると私ども認識しております。 恩給の改定に当たりましては、いわゆる総合勘案方式により、恩給の実質的価値の維持などを図ることが重要であると考えており、今後とも恩給が国家補償的性格を有するものであることなどの特殊性を踏まえ、恩給受給者の処遇の改善に誠意を持って努力したいと存じます。
○国務大臣(続訓弘君) お答えいたします。 電子政府の実現は、国民の負担軽減、利便性の向上を図る一方、行政事務の効率化、高度化などを推進するものであり、さらに我が国の社会経済全体の情報化の推進と一体的に取り組むべき緊急な課題だと私ども認識しております。 このため、政府は、行政情報化推進基本計画に基づき、総合的、計画的に行政の情報化を推進しているところであります。特に、国民と行政との間の行政手続全般にわたり、従来の書面による手続にあわせて、今御指摘ございましたように、インターネットにより行うことが可能な電子政府の基盤を二〇〇三年までに構築することとしております。 このため、今後、基本方針、……
○国務大臣(続訓弘君) ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、最近の経済情勢等にかんがみ、恩給年額及び各種加算額を増額すること等により、恩給受給者に対する処遇の改善を図ろうとするものであります。 次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。 この法律案による措置の第一点は、恩給年額の増額であります。 これは、平成十一年における公務員給与の改定、消費者物価の動向その他の諸事情を総合勘案し、平成十二年四月分から恩給年額を〇・二五%引き上げようとするものであります。ただし、恩給年額の計算の基礎とな……
○国務大臣(続訓弘君) 傷病者遺族特別年金の基本年額及び実在職年六年未満の者に係る普通扶助料の最低保障額の年額につきましては、制度創設以来、恩給制度内のバランス等も考慮しつつその改善に努めてきたところでございます。 平成十二年度恩給改善におきましては、低額恩給改善の趣旨から、恩給制度内で最も低額な部分に当たる傷病者遺族特別年金の基本年額及び実在職年六年未満の者に係る普通扶助料の最低保障の年額につきまして、ベアに加え、今御指摘のように特別の上積みを行うこととしたものでございます。 今後、さらにこれを特別に増額することにつきましては恩給制度内のバランスや経緯等を踏まえながら検討してまいりたいと……
○国務大臣(続訓弘君) 分権推進委員会の一年延長に対する御質問に対して所管の私としてお答え申し上げます。 御案内のように、分権推進委員会の法律は五年間の時限立法でございました。ことしの四月に分権推進の一括法案が施行されます。その施行されて三カ月後の七月に分権推進法が失効するという状況にございます。 そこで、参議院の行政改革・税制等委員会の十一年七月八日の決議がございました。失効した暁にはどうするんだと、やはりこれを延長してちゃんとした対応を考えなさいという附帯決議もございました。その附帯決議の趣旨に照らしまして、私ども一年間延長させていただくという法案を今準備中でございます。 内容につき……
○国務大臣(続訓弘君) ただいま議題となりました行政機関の職員の定員に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 行政機関の職員の定員に関する法律、いわゆる総定員法は、各行政機関の職員の定員の総数の最高限度を法定することにより、行政機関の膨張を抑制することを目的とするものであり、政府としてはその範囲の中で定員の削減に努めてまいったところであります。 さきに成立した中央省庁等改革基本法においては、平成十三年一月六日に行われる新たな府省の編成にあわせて総定員法を改正するための措置をとることが定められており、その趣旨を踏まえ、総定員法で定められる……
○国務大臣(続訓弘君) 今回御提案申し上げております総定員数の限度は、今御指摘がございましたように、いろんな変遷があった上で、本年度予算で御可決いただきました定数五十三万四千八百二十二人を上限とする新たな総定員の上限をお決めいただく、こういうものでございます。 そこで、総定員の上限はいかなる意義を持つのかということでございますけれども、今、青木長官と委員とのやりとりの中で、一〇%の法定の削減数がございますし、さらには公約としての二五%の目標がございます。したがいまして、五十三万四千八百二十二人の上限から今お話し申し上げたような削減をお願いするわけであります。 その際にも、やはり委員が御心配……
○国務大臣(続訓弘君) お答えいたします。 神奈川県警の不祥事が起こった際に、私どもは、総務庁として監察の権限があるし、あるいは人事制度の権限があるし、あるいは組織管理の権限がある、そういうことを踏まえながら警察行政に対して監察できる範囲の中で対処をしたいと、こういう話を申し上げました。その結果、警察自体が、いや、私どもの方で直ちに対応したい、こういうこともございました。 しかしながら、そうはいうものの、私どもとしては、従来いろんな監察をやっております、その監察の一環として警察行政に対する監察がどういう方法でやれるのか、その辺のことを事務当局同士で話し合いをしながらこれから詰めさせていただ……
○国務大臣(続訓弘君) お尋ねのように、限られた財源の中で効率的な事業を推進するためには、政策評価が欠かせないものでございます。そのために私どもは、七人の委員の先生方に御意見を伺いながら、二月に中間のまとめをいただきました。その中間のまとめを発表させていただきまして、その意見に基づきまして六月中に今度は具体的な最終のまとめをいただく。それらを受けまして私どもの中に、かねて衆参両院の附帯決議もございました、政策評価を実施して、そして法制化をしなさいという附帯決議もございました。その附帯決議を真摯に受けとめまして、それぞれの今申し上げたような民間の有識者の結論を踏まえながら、各省にガイドライン等々……
○国務大臣(続訓弘君) お答えいたします。 昨年成立いたしましたガイドライン法は、アジア太平洋地域の平和の基礎となる日米安保の抑止力を高めるために必要な法整備だと評価しております。同時に、公明党が政府に対して平和外交の推進を強く求めたと承知しております。 お尋ねの衆議院段階での政府原案から削除された船舶検査活動に係る規定につきましては、両党ともその重要性を認識しており、三党でプロジェクトチームをつくり精力的な議論が行われていると聞いております。各党それぞれの考え方があるのは当然でございますが、日本の平和を守るためにどうあるべきかという点では一致しており、プロジェクトチームの協議を見守りたい……
○国務大臣(続訓弘君) 伊藤議員は今、具体的な数字をお示ししながら薬物等の水際作戦の重要性を説かれました。昨年の十二月七日、参議院の行財政改革特別委員会においても具体的な数字を挙げて御質問がございました。私はその中で、でき得る限り十二年度の定数査定の中で配慮させていただきますと、こんなふうに申し上げました。伊藤議員は、具体的な増員の数字として、六十三年度を一〇〇とした場合に平成十年度は一〇七にすぎないじゃないか、こんな具体的なお話もされました。 そこで、今、大蔵大臣から御答弁を申し上げましたように、政府としては十年間で二五%の人員の削減計画を国民の皆様に公約しております。そんな中で、十二年度……
○国務大臣(続訓弘君) 今、松岡委員の御質問は、独立行政法人に係る問題でありました。 御案内のように、独立行政法人は今回の省庁再編の一つの目玉として取り上げられました。そんな中で、独立法人化するその目的は、今までの外郭団体の透明性がないとか効率的でないとかいろんな国民の批判にこたえる、そんな趣旨から、独立行政法人に対して、透明性の確保だとかあるいは効率的な運営だとかそういう国民のニーズに即応する行政サービスを提供するのを目的に設立されました。 そんな独立行政法人でございますので、御案内のように、共通ルールをつくって運営の原則を定めております。そういう今までの特殊法人の欠点を補うという意味で……
○国務大臣(続訓弘君) 五十九の独立行政法人の問題についてお答え申し上げます。 御案内のように、さきの国会で活発な御議論をいただきました。今、本田委員はそれらの議論を踏まえながら、また御自身の経験を踏まえて独立行政法人のありようについて御質問をされたと存じます。 御案内のように、独立行政法人は通則法に基づいて設立されました。その通則法の条項にもございますように、主務大臣は三年ないし五年間の中期目標を掲げて独立行政法人の業務運営に指示を与えることになっております。その指示に基づいて、それぞれの独立行政法人が国民の皆様の御期待にこたえられるような仕事を本当にやるのかやらないのか、そしてその結果……
○国務大臣(続訓弘君) お答えいたします。
国会同意を要する常勤の委員会委員の給与は、御案内のように、特別職の職員の給与に関する法律において、それぞれの委員会の性格、委員の職責等を総合的に勘案して、個別に委員会ごとに定められております。
国家公安委員会の委員につきましては、いわゆる独立して業務を行う三条委員会であること、職務が警察庁の管理等を行うという極めて重いものであること、他の委員会の委員の給料等のバランスなどを総合的に勘案して定められておることを御理解賜りたいと存じます。
【次の発言】 竹村先生も御案内かと存じますけれども、特別職の給与については七段階ございます。総理大臣から原子力委……
○国務大臣(続訓弘君) 審議会や懇談会の数でございますけれども、一番確かに多いときには、昭和三十九年代だったと存じますけれども、二百七十七ございました。そして平成十一年の四月にはそれが二百十一になっております。今回、省庁改革の中で二百十一を九十に縮小する、そしてさらに二百十一の中に百七十六がいわば政策を決めるそういう審議会でございました。それを六分の一の二十九に減らすというのが省庁改革の今回の目玉でございます。 今まで、御指摘のように、どちらかといえば縦割りの弊害があったし、あるいは隠れみのに使われたりということがございました。その反省の上に今のような整理縮小を行ったわけであります。同時に、……
○国務大臣(続訓弘君) お許しをいただきましてごあいさつを申し上げます。 引き続き総務庁長官を拝命し、北方対策本部長として国民的課題である北方領土問題の解決促進に取り組むこととなりました続訓弘でございます。 我が国固有の領土である北方領土が、戦後半世紀以上を経た今日、なおロシアの不法な占拠のもとに置かれておりますことはまことに遺憾なことであります。 去る七月二十三日、九州・沖縄サミット首脳会合の際、森総理とプーチン大統領との会談が行われ、プーチン大統領の本年九月三日からの我が国への公式訪問の日程が確認されました。これまで積み重ねられてきました外交交渉をさらに加速させ、そして成功させるため……
○国務大臣(続訓弘君) 行政評価制度の法制化につきましては、これまでも衆参両院の附帯決議を踏まえ検討の前倒しに努めてきたところでございます。 この問題につきましては、去る七月十四日、総理から早期の法制化について直接御指示がございまして、また与党行財政改革推進協議会におきましても検討課題となっております。これらを受けまして、八月四日でございましたけれども、行政改革推進本部におきまして、総理から法案の国会提出を行政改革大綱の検討項目として盛り込むように御指示もございました。 このため、総務庁としては、法制化について万全の検討体制を整備することとし、去る八月十日、行政監察局に政策評価制度法制化担……
○国務大臣(続訓弘君) お答えいたします。 今私には、ガイドラインにとどまらずなぜ法制化するのかという御質問でございますけれども、政策評価に関する標準的ガイドラインは、来年一月から導入される政策評価制度の基本的な枠組みを明らかにするものであり、政府全体として政策評価を的確に実施していくための指針となるものでございます。 今御質問にもございましたように、去る七月三十一日にはその案を取りまとめて公表し、そして、今御指摘がございましたように最終的には本年十二月に案をまとめて公表する、確定していく、こういう手順で、九月からは国民の皆様方に広く御意見を拝聴させていただく、こういうふうに思っております……
○国務大臣(続訓弘君) おはようございます。 引き続き総務庁長官及び行政改革担当大臣を拝命いたしました続訓弘でございます。 総務委員会の御審議に先立ち、当面の重要課題について所信の一端を申し上げます。 中央省庁等改革は、行政における政治主導を確立し、内外の主要課題や諸情勢に行政が機敏に対応できるようにするとともに、透明な政府の実現や行政のスリム化、効率化を目指すものであり、二十一世紀の我が国にふさわしい行政システムを構築するという歴史的な改革であります。来年一月六日の新体制への移行に向けて、今後とも、中央省庁等改革及びこれと密接不可分な課題に全力を尽くして取り組みます。 加えて、中央省……
○国務大臣(続訓弘君) 酒類に係る社会的規制の問題についてのお尋ねでございますけれども、この問題につきましては関係七省庁で十分議論させていただきました。 御心配の点のないように一生懸命取り組ませていただきます。
○国務大臣(続訓弘君) お答えいたします。 凶悪化する少年犯罪の状況に関する認識についてのお尋ねでございますが、最近における青少年の問題行動につきましては、新たな特徴として挙げられるものは、今、委員自身もお述べになりましたけれども、いわゆる非行歴がない少年が突発的に凶悪、粗暴な犯罪を行っている例が目立っております。 このような重大問題を起こす少年につきましてその原因はどういうものなのかというお尋ねでございますけれども、まず一つは社会の基本的ルールを遵守しようとする意識が希薄になっていること、二番目は自己中心的で善悪の判断に基づいて自己の欲望や衝動を抑えることができないこと、三番目は言葉を通……
○国務大臣(続訓弘君) 私は、総務庁長官として初めて九月の十四日から十七日まで択捉島に行ってまいりました。そして、今お尋ねのように現地の行政担当者やあるいは議会議長さんや学校教師との意見交換や、さらには一般住民との対話集会などを通じまして在住ロシア人の方々との相互理解を深めるとともに、日本人墓地を訪問するなど元島民のふるさとの北方領土の現状を実地に視察し、領土問題解決に向けての決意を新たにしたところでございます。北方領土の早期返還を実現し平和条約を締結するためには、粘り強い外交交渉の継続はもとより、それを支える幅広い世論の存在が不可欠であるということを実感してまいりました。 総務庁としては、……
○国務大臣(続訓弘君) おはようございます。 総務庁長官及び行政改革担当大臣の続訓弘でございます。総務委員会の御審議に先立ち、当面の重要課題について所信の一端を申し上げます。 まず、今臨時国会で御審議いただきます法律案につきましては、十月六日に提出いたしました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案は、十月二十六日に衆議院で可決され、参議院に送付されたところであります。また、十月二十七日に提出いたしました一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律案は、参議院に付託されているところであります。 一般職給与法の一部改正法案は、本年度の人事院勧告の取り扱いに関する九月十九……
○国務大臣(続訓弘君) 仲道議員の御質問の趣旨は、私は全く同感であります。キャリア制度の改革、そしてまたU、V種職員の幹部職員への登用、これは御指摘のとおりだと存じます。また、そのことについてただいま人事院総裁からお答えをいただきました。 この前の所信の中に申し上げましたけれども、八月四日に森総理大臣から私どもに指示がございました。公務員制度の抜本的な改正を断じてやれ、こういう指示でございました。その指示に基づいて、ただいま与党と政府とが一体となって協議を進めております。御指摘の趣旨を踏まえながら、そういう改革に全力を注ぎたいと存じますので、御理解を賜りたいと存じます。
○国務大臣(続訓弘君) ただいま森田委員から今回御審議をいただいております任期付職員法案に対する深い御理解を示していただきまして、大変ありがとうございました。 ただいま御質問の平成十年三月に定められた人事院規則一―二四は、今御指摘のございましたように、公務の活性化のために民間の人材を採用する場合の特例を定めたものでございまして、本年七月までの間に、実務経験を有する弁護士、公認会計士、金融分野の専門家など合計二百八人が採用されていると承知しております。 一方、今回の任期付採用制度は、一般職の国家公務員につきまして専門的な知識、経験またはすぐれた識見を有する者を任期を定めて採用すること及び必要……
○国務大臣(続訓弘君) 今回の人事院勧告に関連をしまして、九月十九日に閣議決定をいたしました。その際の内閣の方針を官房長官談話で発表させていただきました。このことを今御紹介申し上げます。 「憲法上の労働基本権制約の代償措置の根幹を成す人事院勧告制度を尊重するとの基本姿勢に立って、労使関係の安定、職員の志気の向上等に配慮しつつ、国政全般の観点から議論を行った上で、できるだけ早期に適正な結論に達するよう格段の努力を払い、本日、人事院勧告どおり実施することを決定したところであります。」と、このような内閣の方針でございます。 同時に、総務庁、私の方針でもございます。御理解を賜りたいと存じます。
○国務大臣(続訓弘君) お答えいたします。 国政レベルの選挙権付与は憲法の認めるものでないことは異論のないところでございます。しかし、地方選挙権の付与に関しては、平成七年二月二十八日、最高裁判所は、法律をもって地方公共団体の長、その他の議会の議員に対する選挙権を付与する措置を講ずることは憲法上禁止されるものではないと述べ、永住外国人に地方参政権を与えても憲法違反とならない、立法政策の問題という判断を下しております。私としては、今世紀中の決着を図るため、今国会でぜひとも成立を図るべきと考えております。 なお、被選挙権を付与の対象から除外したことは、被選挙権の付与が許されないという理論的結論を……
○国務大臣(続訓弘君) 田名部委員からは今御案内のように行政監視委でいろんな御質問がございました。行政監視委といえば、参議院では大変ユニークな委員会でございました。それこそ、与野党問わず本音の議論ができる委員会でございました。初代委員長がそこにおいででございますけれども。そういう中で議論されたことは、今、田名部委員がおっしゃるように、この国のありようを真剣にお互いに考えようじゃないかと。その中で特に田名部委員がおっしゃったのは特殊法人の改革の問題でございました。 このことにつきましては同じ問題意識を持ちまして、森総理から八月四日に、全閣僚がメンバーとなる行革推進本部の中で、八事項二十四項目に……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る一月三十一日の本会議におきまして行政監視委員長に選任されました続訓弘でございます。
委員長としてその職責の重大さを痛感している次第でございます。
委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、円満かつ公正な運営に努め、職責を全うしてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る二月十六日、郡司彰君が委員を辞任され、その補欠として内藤正光君が選任されました。
また、本日、岩佐恵美君が委員……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二月二十日、池田幹幸君が委員を辞任され、その補欠として岩佐恵美君が選任されました。
また、去る三月六日、岩瀬良三君が委員を辞任され、その補欠として尾辻秀久君が選任されました。
また、去る同月十四日、尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として宮崎秀樹君が選任されました。
また、去る同月三十日、小宮山洋子君が委員を辞任され、その補欠として小川敏夫君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月二日、内藤正光君が委員を辞任され、その補欠として郡司彰君が選任されました。
また、去る同月六日、荒木清寛君が委員を辞任され、その補欠として益田洋介君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に内閣官房内閣審議官柴田雅人君、内閣府国民生活局長池田実君、総務大臣官房長團宏明君、総務大臣官房審議官衞藤英達君、法務省民事局長山崎潮君、外務大臣官房長飯村豊君、外務省……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月九日、益田洋介君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君が選任されました。
また、去る五月二日、山下栄一君が委員を辞任され、その補欠として風間昶君が選任されました。
また、六月一日、阿部正俊君、鈴木正孝君、田村公平君、武見敬三君、宮崎秀樹君及び風間昶君が委員を辞任され、その補欠として仲道俊哉君、岸宏一君、斉藤滋宣君、森下博之君、日出英輔君及び益田洋介君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となってお……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る六月四日、益田洋介君、仲道俊哉君、斉藤滋宣君、森下博之君及び日出英輔君が委員を辞任され、その補欠として風間昶君、阿部正俊君、田村公平君、武見敬三君及び宮崎秀樹君が選任されました。 また、去る五日、岸宏一君が委員を辞任され、その補欠として長峯基君が選任されました。 また、去る八日、荒木清寛君、阿部正俊君、釜本邦茂君、鈴木正孝君、田村公平君、武見敬三君、宮崎秀樹君及び郡司彰君が委員を辞任され、その補欠として益田洋介君、森下博之君、岩城光英君、森田次夫君、岸宏一君、佐々木知子さん、久……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六月十一日、益田洋介君、森下博之君、岩城光英君、森田次夫君、岸宏一君、佐々木知子さん、久野恒一君及び櫻井充君が委員を辞任され、その補欠として荒木清寛君、阿部正俊君、釜本邦茂君、鈴木正孝君、田村公平君、武見敬三君、宮崎秀樹君及び郡司彰君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、……
○続訓弘君 大臣の先日の所信表明を伺いまして、基本的なことにつきまして二、三点お伺いいたします。 まず、都市再生への基本的取り組みの姿勢についてでありますけれども、海外から見た我が国の評価は、世界競争力年鑑によりますと、国際競争力世界順位が一九九〇年では第一位でありました。それが二〇〇〇年には何と十七位というところに大幅転落いたしました。また、東京は、一九八〇年代半ばからニューヨークやロンドンに並ぶ世界の三大金融市場となったわけでありますけれども、バブル崩壊後は急速に国際金融市場としての地位を低下させました。一方、香港やシンガポールは成長を続けておりますし、また東京証券取引所での上場外国企業……
○続訓弘君 今回の倉庫業法の一部を改正する法律案は、昨年の三月三十一日に閣議決定されました規制改革三カ年計画に基づくものであり、政府の規制緩和政策は、経済的規制は原則自由、社会的規制は必要最小限を基本にするものと承知しております。
そこで伺います。まず第一点、本法律の改正は経済的規制と社会的規制のいずれに重点を置いているのか。二点目、また、今回許可制から登録制に改善されることによって従来の制度がどのように改善されるのか。三点目、そのことによって国民の皆様に対してどのようなメリットを与えるのか。この点について伺います。
【次の発言】 昨年十月から、当時の運輸省は学識経験者等から成る倉庫業の規制……
○続訓弘君 このたびの自動車損害賠償法の一部改正に関して、若干の質問をさせていただきます。
政府再保険制度の廃止は、規制緩和の流れの中で、保険金の支払いについて事前チェックから事後チェックへ移行するもので、私は評価できると思います。一方、被害者保護のために保険金の支払いを適正なものとする必要は今後もあると考えられます。これまで保険金の支払い適正化の機能を果たしてきた再保険制度の廃止に伴い、どのような支払い適正化の措置を講ずることとされたのか、また、これにより払い渋りを防ぐことができるのかどうか、この二点について伺います。
【次の発言】 私は、交通事故の被害者とプロである保険会社との間では情報……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 本日はお四方、大変お忙しい中、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございました。心から御礼申し上げます。 さて、まず西崎参考人にお伺いいたします。 平成十二年三月の政府再保険の廃止の閣議決定後、政府再保険廃止の具体的なあり方について運輸省の懇談会で議論が行われ、その結果が今回の法改正に反映されたものと承知しておりますが、この懇談会の座長をお務めになりました西崎参考人に、まず第一に、懇談会における議論では何が問題になったのかということ、それともう一つは、どのような点で取りまとめに御苦労されたのか、この点についてお伺いいたします。
○続訓弘君 私は、本法案の審議に対して国土交通委員会の調査室が大変ないい資料をつくっていただきました。感謝を申し上げます。その資料に基づいて、若干の質問をさせていただきます。 小型船舶の保有隻数は約五十万隻、小型船舶操縦士の免許受有者数は約二百六十万に達するなど、我が国においてプレジャーボートを利用したマリンレジャー活動が活発になる一方、取引上のトラブルの発生や港湾、漁港、河川等の公共水域における放置艇が増加し、水域管理上の問題も起きており、早急な対応が必要と言われておりますが、今般、創設しようとする小型船舶の登録制度がなぜ必要なのか、特に放置艇の解消にどのように役立つのか、お答えいただきた……
○委員長(続訓弘君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。
昨八月七日の本会議におきまして行政監視委員長に選任されました続訓弘でございます。
委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りまして、円満かつ公正な運営に努め、職責を全うしたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○続訓弘君 私は、第百六回IPU会議に出席をしてまいりました。そこで議題となりました案件、並びに当委員会が第百四十五回国会で一年間審議をし、そして議決をいたしましたODAの関連につきまして、外務大臣にお伺い申し上げます。 まず、西アフリカのブルキナファソの首都ワガドゥグで第百六回IPU会議がございました。期日は九月六日から十八日まででありました。この会議には百四十一カ国、約千二百名の国会議員が出席をいたしました。我が参議院からは、日出英輔議員が団長で大門実紀史議員と私の三人でありました。衆議院は七名、合わせて十名が出席いたしました。 議題は、第一番目に、世界の政治、経済及び社会情勢に関する……
○続訓弘君 私は、平成十二年十二月の一日に閣議決定されました行政改革大綱のうち、特に地方分権推進の観点から何点か御質問させていただきます。
与党行財政改革推進協議会は、平成十二年七月の二十七日、少子高齢化の進展や国、地方を通じる財政の著しい悪化等を踏まえ、市町村合併後の自治体数を千を目標とすると提言されました。政府もこの提言を踏まえて自主的な市町村合併を積極的に推進することを閣議決定されましたが、その後の具体的な取り組みの姿勢並びに市町村合併推進のための住民投票制度の進捗状況等について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ぜひせっかくの御努力をお願い申し上げます。
次に、地方公共団体の……
○続訓弘君 私は、前回に引き続いて、まず地方分権推進の立場から遠藤副大臣に伺います。それは、国と地方間の人事交流の問題についてであります。 国と地方との間における人事交流につきましては、国と地方との関係は、対等、協力が基本であるべきであるにもかかわらず、地方公共団体の特定のポストに特定省庁から出向者が長期間続くことにより、当該地方公共団体職員の士気は大いにそがれております。このことにつきましても、閣議決定で対等、協力の実を上げるよう指摘しておりますが、政府はいかなる措置を講じておられるのか、お伺いいたします。 なお、平成十一年八月の十五日の調査によれば、国から地方公共団体への出向者は千五百……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 きょうは幾つかの建設的な提言をさせていただきます。 まず、地球環境問題解決の視点から自然エネルギー対策やヒートアイランド対策について申し上げます。 私ども公明党は、エネルギー戦略に関する提言において、太陽光や風力、地熱、バイオマス等の自然エネルギーを中心とするクリーンエネルギーを二〇二五年までに石油や石炭、原子力などの一次エネルギー総供給量の二〇%までに高めるための具体的な政策を提言いたしました。これに関連して、以下二点伺います。 その第一点は、東京湾アクアラインの橋梁部分の五・一キロメーター周辺を利用して風力発電百基を設置することの提言であります……
○続訓弘君 扇大臣も先ほどお触れになりましたけれども、今回の行政改革は今に始まった問題ではないと、こういうお話がございました。 そこで、この問題について若干歴史的なものを振り返らせていただきますと、平成十二年十二月の一日に閣議決定されました行政改革大綱の前文に次のような要旨がうたわれております。すなわち、二十一世紀の我が国経済社会を自律的な個人を基礎とした、より自由かつ公正なものにするため、中央省庁等の改革とあわせて特殊法人や公益法人等の改革を平成十七年度までの間を一つのめどとして各般の行政改革を集中的、計画的に実施するとし、平成十三年度中に具体的計画を策定することを所管大臣に命じております……
○続訓弘君 私は、石原行革担当大臣並びに人事院総裁に、公務員制度の基本に関連をして何点か伺わせていただきます。 第二次大戦後を機会に、連合国は我が国の旧制度を解体して、新たな民主主義を確立することを目的とした、人事院を始め、教育委員会制度や国家公安委員制度などのいわゆる行政委員会制度を導入いたしました。中でも人事院には、内閣の所轄の下で独立的な地位を保障し、公務員制度の中立・公正性の確保と労働基本権制約の代償を使命として重要な役割を与えたと私は認識しております。 その後五十年を経る過程で、人事院に対しては幾度となく弱体化のための攻撃が加えられてまいりましたが、今日、また公務員制度の抜本的改……
○続訓弘君 私は、前回、四月一日の委員会に引き続きまして、公務員制度の問題について何点か伺わせていただきます。 まず最初に、公務員の研修制度について伺います。 最近問題になっております政治家と官僚の接触の仕方や政官業をめぐる不祥事等の問題が発生するたびごとに問われるのは、公務員の全体の奉仕者としての使命感、倫理観、正義感であります。この使命感、倫理観、正義感の育成には、何よりも公務員の研修制度の充実強化が重要であり、これの企画、実施は中立公正の第三者機関である人事院が当たるべきと私は思いますけれども、この点について総裁並びに石原大臣の所見を伺わせていただきます。
○続訓弘君 私は、政策評価について御質問申し上げたいと存じます。ただいま、山本委員の質問と若干ダブることがございますけれども、お許しをいただきたいと存じます。 この制度は、これまで予算の獲得、法律の作成などに重きを置いてきた役所の文化を、税金の重みを国民の視点からとらえた政策重視型に改めるという目的で導入されたものと考えます。この政策評価の制度が昨年一月から導入されてから一年半が経過いたしました。この四月からは、政策評価の推進を法律で規定する行政機関が行う政策の評価に関する法律も施行されました。 この一年余りを振り返って、政策評価に関して政府全体としてどのように取り組んでおられるのか、また……
○続訓弘君 石原大臣、今日は御苦労さまでございます。 私は、二十一世紀臨調の緊急提言に関連して何点か御質問させていただきます。 去る五月の二十日に、経済界や学識者等で構成されます新しい日本をつくる国民会議、いわゆる二十一世紀臨調が公務員制度改革について緊急提言を小泉総理に提出し、総理は理解を示された旨、五月二十一日の各紙に社説を含めて一斉に報道されました。私たち公明党も、去る五月三十日、緊急提言の背景及びその内容について同臨調の西尾勝代表幹事から直接意見聴取いたしました。 そこで、本日は、この緊急提言について、以下数点にわたって石原大臣に御質問申し上げます。 最初に、この提言をどう評価……
○続訓弘君 私は、公務員制度改革に関連して、以下、数点伺います。 人事院は、去る七月三日に、国会と内閣に年次報告書を提出されました。その中に、「期待される公務員像と働きがいのある職場の実現を目指して」という特集を組んで、公務員志望者や国民の期待する公務員像についてのアンケート結果を示すとともに、期待される公務員の確保に向けての考え方を示されております。私はこれを読んで、キャリアシステムの見直しと天下りの問題、それと関連しての早期退職慣行の是正の問題に共感を抱きました。 新聞の社説を見ても、その点について触れられております。例えば、七月五日の毎日新聞では、腐敗や政策の失敗を生み出した構造を抜……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 本日は、地震対策等について御質問申し上げます。村井大臣、御苦労さまでございます。 まず最初に、浜岡原発の二号機の漏水事故についてお尋ねいたします。 私は、去る五月二十日の本委員会におきまして、浜岡原発一号機の事故発生の原因並びに事故の再発防止対策について質問をいたしました。政府参考人からかなり具体的な説明があり、これで当分事故は起こらないなと安堵いたしました。ところが、その後間もなく今度は二号機からの漏水事故が報道され、愕然とした次第であります。 そこで、改めて御質問をいたします。 質問の第一は、漏水が発見されたのはいつの何時ごろか。前回の答弁に……
○続訓弘君 昨年春、我々与党三党が提唱した緊急経済対策を踏まえ、政府は、昨年四月六日、金融再生と都市再生を軸とする緊急経済対策を決定し、小泉内閣発足後、直ちに総理を本部長とする都市再生本部を設置するとともに、精力的な検討を経て既に三次にわたり具体的な十一の都市再生プロジェクトの決定を見ていることに加えて、さらに、時間と場所を限定した民間の都市投資を集中的に誘導する都市再生特別措置法案の提出にまで至ったことについては、政府の努力を多としたいと思います。 しかし、こうした取組に魂を入れるのは予算であり、税制であり、このことを欠いたのではせっかくの努力も絵にかいたもちになりかねません。平成十四年度……
○続訓弘君 お三方には大変御苦労さまでございました。貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。 私は、東京都出身なんですね。そこで、若干反省を込めまして幾つかの点を御質問申し上げます。 二十年前、丹下健三先生があるシンポジウムで、これは新聞社主催のシンポジウムでこんな話をされました。我々、都市計画学者を含めて反省しなければならない時代が参りますよ、なぜならば、東京の都市計画に哲学がなかった、なるがゆえに今東京が一生懸命、世界都市東京を目指して努力しておられるけれども、二十年もたたないうちに東京は寂れてしまうでしょう、そして金融都市東京は上海、シンガポールにその地位をさらわれてしまう……
○続訓弘君 私は、具体的な法案の質問の前に、大きな物流政策の一つとして何点か伺います。 それは、四月の五日に毎日新聞の「経済観測」、この中に「空港亡国論」というのが論じられておりました。ちょっと読ませていただきます。「いま日本は、空港の無計画な乱立による亡国の危機に瀕している。 莫大な公共投資が無駄になるだけでなく、日本が世界の流れから取り残されてしまうおそれがあるのだ。」、こういうことから、そして具体的に、例えば羽田空港の問題、関西空港の問題、名古屋空港の問題、あるいは九州の問題等が論じられておりました。この一つ二つを御紹介いたしますと、 関西では、不要な関西国際空港第二滑走路の建設に……
○続訓弘君 建築基準法等の改正及びハートビル法の改正に関連して、何点か御質問申し上げます。 都市再生特別措置法が成立、公布され、都市の再生に向けて大きく一歩を踏み出しました。都市の再生は、二十世紀の負の遺産を再生し、二十一世紀型の社会に対応した都市づくりを進めることであると言われております。情報化、国際化、少子高齢化等、二十一世紀の都市づくりが対応すべき社会の変化がクローズアップされる中、都市づくりの最も基本的な課題である安全対策について、いま一度考えてみたいと思います。 平成七年に起きた阪神・淡路大震災は、正に二十世紀を掛けて取り組んできた都市の安全対策に大きな衝撃を与えるものでありまし……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 本日は、野村参考人には、建築物バリアフリー検討委員会の委員長として、また社会資本整備審議会の委員として貴重な経験から御発言をいただきました。そしてまた、川内参考人からは、御自分がスポーツ事故で障害者になられ、かつ一級建築士としてこれまた長い間経験を踏まれて、著書にも、「バリア・フル・ニッポン」という著書をも著しておられますし、この中にも貴重な御意見がございました。また、國松参考人には、三十年間の長い間、自らバリアフリー運動を進める献身的な運動にも携わってこられました。そういう経験から先ほど来貴重な御意見をいただきました。 そこで、それらを伺いながらも、……
○続訓弘君 本日審議いたしますハートビル法は、福祉国家の実現を党是とする我が党の森本晃司建設大臣の下で、平成六年六月に制定された法律であります。その意味で、七年余の歳月とこの間の運用の実績、とりわけバリアフリー化について社会全体の認識が深まってきていることを踏まえて、制度の一層の充実強化に向けた改正が今回図られますことにまずもって率直に賛意を表したいと思います。 そこで、国土交通省のバリアフリーへの取組の基本姿勢について伺います。 ハートビル法の制定とほぼ同時に、正確には平成六年六月二十八日でありますが、旧建設省では、これも森本大臣の下で、「健康で心豊かに生きるための住宅・社会資本整備を目……
○続訓弘君 公明党の続でございます。本日は、丸山参考人、門田参考人、千代崎参考人、それぞれ貴重な御意見を拝聴させていただきまして、大変ありがとうございました。 まず、門田参考人に伺います。 先ほど阪神・淡路の貴重な御経験から、建て替え百八の中で三十五の経験を通じて具体的な御意見をお述べいただきました。大変難しい状況の中でこういう三十五もの建て替えを実現されたということは御苦労が多かったと存じますけれども、その御苦労の中で、マンション建て替えを円滑に進めるために、具体的にはどのような手続や手順を経ることによって合意を取り付け、建て替えを行っていくのが最も現実的であったか、その辺のところについ……
○続訓弘君 私は、同僚議員がいろいろ御質問をされましたけれども、なるべく重複を避けながら、以下何点か御質問させていただきます。 分譲マンションは今や我が国全国の持家戸数の約一割、特に東京都にあっては約三割を占めるに至っており、都市の居住形態として定着している事実は周知のとおりでございます。一方、老朽化したマンションも年々増加し、建て替えを円滑に進めるための法制度を求める声は非常に大きくなっております。また、去る六月六日の参考人質疑の中でも明らかになりましたように、平成七年に起こりました阪神・淡路大震災の復興過程におきましてはマンションの建て替えに当たって様々な障害があることが明らかになりまし……
○続訓弘君 私は、道路運送車両法の一部を改正する法律に関連をして、何点か伺わせていただきます。 年間約五百万台排出される使用済自動車は、従来は解体業者や破砕業者においてリサイクル処理が行われてきたわけでございますけれども、産業廃棄物最終処分場の逼迫による最終処分費の高騰や鉄スクラップ価格の低迷などにより、近年、従来のリサイクルシステムは機能不全に陥っており、不法投棄、不適正処理が生じている状況にあると言われております。 昨年八月の環境省の調査では、不法投棄又は野積みされている使用済自動車は全国で十二万六千台に上るという、こうした多数の不法投棄又は違法な野積みに対してどのような対策を取り、こ……
○続訓弘君 私は三十八年間もの長い間都政にかかわってまいりました。それだけに、本日は、三宅島千九百世帯、三千九百人の熱い深い思いを込めながら、三宅島問題について数点御質問させていただきます。解説を交えながら御質問いたします。 一昨年六月の二十六日の緊急火山情報の発令から始まり、三宅島では七月十四日の大噴火では島の北東部に降灰があり、その灰が七月二十六日の降雨により泥流となって道路などに多大な被害を発生させました。その後も八月十八日の大噴火がありまして、噴煙は高さ一万四千メートルにも上り、全島に灰が降り、ふもとで二十センチメートル、雄山では一メートルも積もり、東大地震研究所の調査ではその量は二……
○続訓弘君 当委員会は、去る十一月十一日に石原大臣と中島人事院総裁から所信を伺いました。本日は、その所信を踏まえながら何点か質問させていただきます。 先ほど林委員も、またただいまは高嶋委員も御質問されました。若干重複するかもしれませんけれども、その点はお許しください。 石原大臣は、公務員制度改革は聖域なき構造改革の最重要課題の一つとして既定方針どおり平成十八年度完全実施を目指して進めるとの強い決意を表明されました。これに対して中島人事院総裁は、人事院制度創設の原点から政府が意図する改革に対し具体例を挙げて懸念を表明されました。 私自身、一年余り政府の人事行政に直接携わった経験から、石原大……
○続訓弘君 公務員制度改革に関する公明党としての意見を申し上げます。 一、公明党の基本姿勢。 (一)去る十一月二日の第四回党大会において内外に公にした、権力は国民の幸せのために使うべきである、政治は国民に対する奉仕のためにあるとの一貫した姿勢でこの問題についても対応する。(二)もちろん、公明党は、制度疲労している行政システムを国民の目線で抜本的に改革することの必要性を強く主張する。(三)当委員会創設の原点に立って、文字どおり良識の府として、国民の目、耳、口の役割を積極的に果たす。 二番、今回の改革は、制度疲労により相次ぎ発生した官僚の不祥事と政官癒着の構造を抜本的に断ち切り、国民の信頼を……
○続訓弘君 私は、今日は総論部分を質問いたしまして、次に各論部分をやらせていただきます。 まず、独立行政法人化した効果について伺います。 独立行政法人制度がスタートしてから一年八か月が経過いたしました。独立行政法人制度は、これまで国が直接行っている事務事業のうち、一定のものについて国とは別の法人格を有する法人を創設して事務事業を行わせることとしております。しかし、個別事業の見直しが行われる中で指摘された問題をクリアするために、独立行政法人には自立的で弾力的な運営を行わせる一方、各府省の独立行政法人評価委員会や総務省の政策評価・独立行政法人評価委員会が事後評価と見直しを行うことにより、業務の……
○続訓弘君 私は、閣法第五三号東京地下鉄株式会社法案に関連して、東京都における地下鉄の一元化について伺います。 現在、東京都区部及び周辺地域は営団と都営の二つの事業者によって運営されており、今日では営団線が百七十七キロメーター、都営線が百九キロメーター、合わせて二百八十六キロメーターという世界でも有数の地下鉄ネットワークを形成しております。また、一日当たりの利用者数は、営団線が五百六十二万人、都営線が百九十一万人、合わせて七百五十三万人にも上り、東京の大動脈と言っても過言ではありません。 このように都民の足を確保する重要な役割を担う営団地下鉄に対して、東京都はこれまで二千四百四十四億円の建……
○続訓弘君 公明党の続でございます。私は政策評価に関連をしてまず三点ほど伺います。 政策評価は平成十三年から全政府的に導入され、十四年度からは法律に基づいた制度として実施されております。前回の当委員会において総務省から説明を聴取いたしましたが、それによりますと、十四年度は全体で一万一千件の政策評価が実施されたとのことであります。政策評価の目的は、改めて申し上げるまでもなく、国民の皆様の貴重な税金を国民生活のために真に必要とする政策課題に適切に反映させ、効果的で効率的な行政を推進することにあります。そのためには予算要求の時点で評価結果が出されていなければなりません。 今回、全体としてその提出……
○続訓弘君 本日議題となっております政策評価制度は、中央省庁等改革の大きな柱の一つとして位置付けられ、全政府的に導入されたものであり、私は、小渕内閣、森内閣の当時、総務庁長官兼行政改革担当大臣としてこの制度設計の陣頭指揮を取ったということもございまして、格別の思いがございます。当時、私は、この政策評価制度の目的を次の三点に集約いたしました。すなわち、第一は国民本位の効率的で質の高い行政の実現、第二は国民的視点に立った成果重視の行政への転換、第三は国民に対する行政の説明責任の徹底であります。本日は、この視点から、先般総務省が取りまとめられた政策評価結果について何点かお尋ねいたします。 そこで、……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 本日の当委員会で、平成十四年四月の法律施行以来初めて、平成十四年度政策評価等の実施状況及びこれらの結果の政策への反映状況に関する報告及び政府金融機関等による公的資金の供給に関する政策評価に関して、片山総務大臣、塩川財務大臣、平沼経済産業大臣からそれぞれ御説明をいただきました。それらを踏まえて、以下何点か御質問申し上げます。 まず、総務省にお尋ねいたします。 今回の報告書で平成十四年度における政府全体の政策評価の実施状況とその結果の反映状況が明らかになったわけでありますが、制度を所管する総務省としてはこの政府全体の政策評価の実施状況等についてどのように……
○続訓弘君 私は、平成十五年度の国土交通省関係の予算に関連をして何点か御質問申し上げます。 最初に、扇大臣が今朝ほど国土交通関係の予算について述べられました。総額は一般会計で六兆九千二百九十九億円、さらに関連の公庫、公団等の財政投融資計画によれば六兆五千三百五十一億円、合わせて十三兆四千八百五十億円だと。しかも、この内容は、歳出全体にわたる徹底した見直しを進める一方、重点四分野に予算全体の七割を配分し、政策効果の高い施策へ投資を集中することにより、厳しい財政状況の中でめり張りある予算を実現したと自負いたしますと、こんなお話をされました。せっかく自負されるこの予算が早期に完全に執行されることを……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 先ほど来、野上、谷林両委員から御質問がございましたので、なるべく重複を避けまして何点か御質問申し上げます。 先ほど野上委員の御質問に大臣がお答えになられました。国際油濁補償基金に支払う拠出金は日本が二〇%を占めているんだというお話がございました。 今回またそれが改定されれば更に日本の負担は多くなるわけでございますけれども、こういう負担の重い原因の一つは、アメリカが条約に加盟していないということが挙げられるとの指摘もございます。アメリカは独自にOPA九〇という法律を作って対応しているとのことでございますが、なぜアメリカは条約に加盟せずに独自路線を取って……
○続訓弘君 公明党の続でございます。付託されました両法案について何点か御質問いたします。 本法案は、特殊法人等改革基本法に基づく特殊法人等整理合理化計画を実施するため、公庫がいわゆる証券化支援業務を行うことができるようにするものであります。 そこで、公庫における特殊法人等整理合理化計画の実施状況について、以下、五点について伺います。 まず第一点は、事業について講ずべき措置のうち、融資業務については利子補給を前提としないことを原則とするとされておりますが、近年の利子補給の状況と今後の見通しについて御説明ください。あわせて、独立行政法人化されるに当たって利子補給はどうなるかも御説明いただきた……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 今日は、お三方には大変お忙しい中、御出席を賜り、そして貴重な御意見を拝聴させていただきまして、大変ありがとうございました。 そこで、お三方の御意見はそれぞれ、小泉内閣が意図しているこの改革について警鐘乱打されたような印象を持ちましたけれども、赤井参考人に伺います。 赤井参考人は、我々業界も消費者なんだと、そういう消費者の立場から、今回の閣議決定のことは分かるけれども、これは今、五年後に実現するということは考え物だと、こういう御趣旨だと思います。 元々、政府関係金融機関を見直す、大胆な見直しをするということは、当時、民間金融機関が現状とは違った状況の……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 ただいま審議しております住宅金融公庫法及び住宅融資保険法の一部を改正する法律案の審議のために、ただいま山下委員も触れられましたように、五月の二十九日、本委員会は、参考人社団法人住宅生産団体連合会副会長赤井士郎さん、経済アナリストの森永卓郎さん、京都府立大学の人間環境学部助教授の竹山清明さん、このお三方においでいただきまして、議論をさせていただきました。それを踏まえながら数点伺います。 まず第一は、去る五月の二十六日、午後六時二十四分ごろ、宮城県沖を震源とする地震の被害に対し、住宅金融公庫はどのような対応を取られるのか。あわせて、三宅島の火山活動がいまだ……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 まず、具体的な法案に入ります前に、私は公益法人制度等改革大綱に関連をして二問ほど質問いたします。 平成十四年三月二十九日に閣議決定されました公益法人制度の抜本改革に向けた取組についてでは、最近の社会・経済情勢の進展を踏まえ、民間非営利活動を社会・経済システムの中で積極的に位置付けるとともに、公益法人について指摘された諸問題に適切に対処する観点から、公益法人制度について、関連制度を含めた抜本的かつ体系的な見直しを行うこととされ、この見直しに当たっては、「内閣官房を中心とした推進体制を整備し、関係府省及び民間有識者の協力の下、平成十四年度を目途に「公益法人……
○続訓弘君 私は公明党の続であります。 先ほど、矢野、谷両委員から、地元の状況を踏まえながら御質問がございました。そしてまた、ただいま大塚さんから専門家的な立場でるる御質問がございました。重複を避けながらも、私自身は三十八年間地方行政に携わってまいりました。それだけに、矢野さん、谷さんの質問の言わんとされるような苦しみといいますか、そういうことは理解しているつもりであります。 そこで、何点か、そういう立場と、これから地方、地銀の第二、第三の足利銀行にしてはならないという思いを込めて質問させていただきます。 まず、十二月の二日に栃木県の副知事が監査法人に、中央青山監査法人に出向いて三点にわ……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 日向野参考人、奥山参考人には何かとお忙しい中に御出席を賜りまして、大変ありがとうございました。 私ども当委員会は、昨年十二月の五日、足利銀行破綻の直後に関係大臣お二人、竹中、谷垣両大臣の出席を求めて集中審議をいたしました。各党各議員がそれぞれの立場で真摯な質問を申し上げました。本日は、両参考人がせっかくおいででございますので、以下何点かにわたって質問をさせていただきます。 まず、一時国有化の原因について日向野参考人に伺います。 参考人は、「金融財政事情」に、繰延税金資産の全額否認について私が最も強く主張、抵抗したのは金融庁の検査結果の通知日、すなわ……
○続訓弘君 私は公明党の続でございます。 まず初めに、本日の議題となっております特別会計について御質問いたします。 先ほど、財務大臣の御説明によりますと、現在三十一の特別会計が設置され、十六年度の各会計の予算、総括すれば何と三百八十七兆四千億円に上るという御報告がございました。これらの歳入と歳出の構造は複雑で透明性が低く、そのため財政の実態が分かりにくくなっているなどの点が指摘されております。 これについて、今御説明があったように、様々な観点から見直しが行われております。このうち、特別会計の事務事業の見直しにつきましては、去る三月二十四日、財政金融委員会において私は谷垣大臣に質問させてい……
○続訓弘君 先ほど、当委員会の冒頭で山崎内閣官房副長官から、世界一安全な国日本をつくるために小泉内閣を挙げて取り組んでいるんだと、こういう力強いお話がございました。それに水を差すかのごとく、実は警察における不正経理問題が各所に発生しております。中でも、北海道、静岡、福岡の各警察本部はそれぞれ事実を認め、またも国民の皆様に警察不信の念を起こさせております。 私が総務庁長官在職当時にも、神奈川、新潟、埼玉等、全国各地の警察においてあってはならない警察不祥事案が相次いで発生し、当然ながら国民の皆様からも厳しい批判が浴びせられました。 もちろん、国会でも、第百四十六、第百四十七回国会で延べ四十数回……
○続訓弘君 私は公明党の続でございます。
去る四月十二日の本委員会において、総務大臣から、検査検定制度とODAの政策評価の結果について御報告がございました。本日はこれに関連して何点か質問いたします。
まず、総務省に伺います。
先日の総務大臣の御報告では、総務省が初めてコスト分析の手法を用いて検査検定全百二十六制度を統一的に評価したということでありますが、コスト分析と規制改革との関連について、今回の政策評価の結果からどういうことが明らかになったかを明らかにしていただきたいと存じます。
【次の発言】 ただいま、総務省から御答弁で、規制改革の推進においてコスト分析を行うことの重要性、有効性が確……
○続訓弘君 私は公明党の続でございます。 平成十六年度の税制改正に関して何点か御質問いたします。 現在、我が国は、少子高齢化やグローバル化の進展など、急速な経済社会の構造変化にさらされております。本格的な少子高齢化の到来を目前に控え、国民が自信を持って将来に安心できる社会を作り上げていくには今日ほど重要な時期はありません。 ここへ来て、我が国経済は、十年以上にもわたり続いた構造的な不況からようやく脱却する兆しを見せております。先ほど谷垣大臣がこのことについての認識を示されました。デフレは依然として問題があるんだ、また中小企業やあるいは地方にも問題点がたくさんある、しかし確かに経済の流れは……
○続訓弘君 私は、平成十四年四月から実施されております行政評価制度に直接かかわった関係もございまして、この問題に重大な関心を持ち続けております。そんな視点から、本日は以下何点か御質問させていただきます。 この政策評価制度は、中央省庁等改革の大きな柱の一つと位置付けられ、全政府的に導入されたものであります。それ以前の我が国の行政におきましては、中央政府、地方政府、ともに企画偏重と言われるように、法律の制定や予算の確保などに重点が置かれた傾向がございました。そして、政策の効果やその後の社会経済情勢の変化に基づき、政策を積極的に見直し改善を図るという活動は、ともすれば軽視されがちでありました。その……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 本日は、さきの当委員会で福井日本銀行総裁が報告されましたこの報告に基づきまして、何点か御質問をさせていただきます。 まず、景気の現状及び見通しについてでございますが、過般発表されました政府の月例経済報告におきましても、また三月の日銀短観におきましても、また昨日開催されました日銀支店長会議におきましても、大企業製造業に加えて中小企業にも業況改善の様子がうかがえるとのことであります。しかしながら、地方の経済や中小企業には財務面や雇用面の問題が残っており、今後も構造改革の痛みが続くとの見方もあります。 日銀総裁は中小企業の景気の現状についてどのように見てお……
○続訓弘君 公明党の続でございます。 ただいま議題となっております両法案について、何点か質問させていただきます。 まず、証券取引法に関連して伺います。 平成十年の金融システム改革から五年以上経過いたしましたが、金融システム改革の目的でございます個人資産の有利な運用や資源の最適配分は残念ながらいまだ達成されておりません。これは、不良債権処理や構造改革がいまだ終結しておらず、個人投資家が金融資産を預貯金から証券等のリスク資産にシフトさせることをためらっていることが背景にあるのではないかと考えます。 このような状況の下で、証券市場の機能の改善強化を図る目的で証券取引法の改正案が審議されており……
○続訓弘君 私は、今晩の実は調査との関連もございますけれども、私が自分の目で確かめたわけではありませんが、新宿だとか池袋だとか渋谷等々には今外国人の場立ちがたくさんおられると、こんなうわさを伺います。 そして今、国民的課題は何かといえば、エイズの問題が大変重要な問題になってきておりますね。そんな中で、ああいう場立ちの人たちを追い払うことによってあるいはエイズが防げるということであるならば、警察事案にいくかどうかわかりませんけれども、極力所轄の警察が一生懸命苦労していただいてそういうものを防いでいただければありがたいな、こんなふうにも思うわけであります。 特に東京都の場合は、エイズが急激にふ……
○続訓弘君 私は公明党・国民会議の続でございます。 本日はお三方から、ただいまは貴重な御意見を拝聴させていただきまして、まことにありがとうございました。私に与えられた時間は十分ほどでございます。簡潔にお伺い申し上げます。 先ほど西公述人からは基本認識、そして骨格部分、さらに比較憲法論、この三点から貴重な御意見を承りました。私は、基本認識の点で一つだけ御質問申し上げたいと存じます。 先ほど三公述人はそれぞれに、今回の政治改革法案が仮に国会で廃案の状況になれば政治不信はその頂点に達するであろう、したがって慎重かつ速やかに論議を深め所要の結論を出すようにと、こんな励ましのお言葉をちょうだいいた……
○続訓弘君 具体的な質問に入ります前に、村山総理大臣におかれましては今回のAPEC、大変御苦労さまでございました。 さて、私は実は三十八年間都庁に勤めておりました。この議席を得るまで三十八年間は文字どおり都政一筋でございました。そういう関係から私は地方自治の推進に対して大変重大な関心を持っております。そしてまた情熱も持っております。そんな立場から、村山総理大臣に対して地方分権の推進に関して基本的な姿勢を一点だけお伺いさせていただきます。 昨年の六月に衆参両院で全会一致で地方分権の推進に関する決議がなされました。私はあの決議の瞬間に大変な感動を覚えたわけであります。それはどういうことかといえ……
○続訓弘君 私は、二点ほど御質問したいと思います。 第一点は、規制緩和に関連をする風営法の八号問題、それと同じく風営法の七号に関連するパチンコの問題です。 特に規制緩和に関連して八号問題をなぜここで議論するかといえば、私は実は長らく行政に携わっておりました。それで、数年前に当選して、早速陳情を受けたことがあるんです。なりたてのころだったものですから、いろんな経緯がわからなかった。私なりに勉強しながら、八号関連の規制緩和は一体どういうものだろうかと。同時に、昭和五十九年、六十年の法改正の前に参議院の地方行政委員会で議論をしたときに、実は十二項目にわたる附帯決議がついているわけですね。その附帯……
○続訓弘君 庄司参考人、日比野参考人、竹内参考人、本日は大変御苦労さまでございました。そしてまた、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。 私はお三方からいろいろな意見を伺いましたけれども、実は残念ながらパチンコをやったことがございませんので、具体的な質問はできません。 そこで、私はかつて美濃部知事のもとで東京都における財政の責任者でありました。昭和四十六年ぐらいだったと存じますけれども、美濃部知事が小学校五年生の男の子から直接、知事さん、私は両親が離れ離れになりました、その原因は何かといえば競輪と競馬でした、何とか東京都から競輪、競馬をなくしてほしい、こんな……
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