このページでは寺沢芳男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。寺沢芳男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○寺澤芳男君 日本新党の寺澤芳男です。初当選ですし、内閣委員会の出席も今回が初めてであります。よろしくお願いします。 人事院勧告に基づく公務員の待遇がきょうの主なテーマなんですが、私の場合、今御議論が随分出ております外交政策、これを直接担当しております日本政府の外務省の職員の業務の実態について二、三御質問をさせていただきたいと思います。 冷戦終結後、皆さんもちろん御存じのように、世界は新しい秩序の構築に向けて各国が大変な努力をして模索をしております。我が国もその例外ではない。皆さんの御議論に出てくるほとんどの部分は、日中問題にせよあるいは日ロ問題にせよ外交問題にかかわる議論が相当きょうも出……
○寺澤芳男君 ことしは非常に景気が悪いもので、民間のボーナスの支給も非常に厳しい状態であります。特に、NECとか三洋電機などは管理職に対しては現物支給であるということで大変話題を呼んでおります。公務員のボーナスは民間より一年おくれて反映されると聞いておりますが、ことしのこの民間の問題について人事院ではどのように受けとめておられるのか、また次年どのように対応されるおつもりなのか、御見解をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 次に、最近官民を問わず大都市への異動あるいは転勤を避けたがる傾向があります。地方から東京への転勤に困惑している人が多く出ている現状から考えて、一部の民間企業で実施してい……
○寺澤芳男君 日本新党の寺澤です。
地震が発生した場合の原子力発電所の操作上及び設計上の安全性についてお聞かせください。
【次の発言】 そうしますと、釧路沖地震あるいは関東大震災ぐらいの地震があっても原子力発電等で国民が心配する必要はない、国民はまくらを高くして寝ることができるというふうに考えてよろしいですね。
【次の発言】 先ほど国土庁長官の所信表明の中で長官は、国連が一九九〇年代を国際防災の十年として、ことしはその四年目に入っている、日本としてはこの事業の主要提案国として、この十年の活動に積極的に取り組んでいきたい、日本としては今後とも幾多の自然災害の経験や防災対策についての知見を有する……
○寺澤芳男君 今から約千三百年前の話ですが、藤原京とかあるいは平城京造営のために大量の木を切り出された山がありました。江戸時代以来の砂防事業にもかかわらず、このはげ山はもとの姿に戻るまであと半世紀の時間が必要であると言われております。一度失われた緑を回復することは本当に難しいと思います。 この山は田上山と言いまして、滋賀県の大津市にあります。この山の砂は真砂と呼ばれる花崗岩が風化してさらさらになった砂であります。これでは植物は育たず、雨が降れば土砂崩れなどの災害を引き起こしてしまいます。実際、昭和二十八年八月、田上地区に一夜のうちに三百ミリを超す豪雨がありまして、山津波が各所で発生、全村の四……
○寺澤芳男君 私はちょっと視点を変えまして、日ごろ非常に関心のある原子力の発電所についてまずお伺いいたします。
現在、原子力発電所は日本に幾つありますか。
【次の発言】 火山の影響を受ける危険地域に原子力発電がありますか。
【次の発言】 環境破壊と災害について二、三政府の御意見をお伺いしたいと思うんですが、一昨年に発生した死者十万人とも言われるバングラデシュにおけるサイクロンあるいは死者、行方不明者を合わせて六千人とも言われるフィリピン台風の災害など世界における水害の悲惨な例は後を絶たないわけですが、いずれの災害にも共通することがあります。
それは、その災害を大きくした背景の一つに森林破壊……
○寺澤芳男君 平成五年度の国家公務員の定員についてお伺いいたしたいと思います。 平成五年度の国家公務員の定員の増減審査結果を見ますと、削減数、減った数は平成元年までは一万人台で推移していましたが、平成二年度には九千人台、四年度、五年度には八千人台へとだんだん低下してきております。一方、増員は削減とは逆に増加傾向にあります。五年度は七千五十八人と、二年度よりも四百九十六人、平成四年度より三百四十六人増加しております。この結果、平成二年度まで三千人台を確保していた純減数は、平成五年度には三年度の二千四百九十九人の約二分の一である千二百十五人にまで低下しております。削減数の低下並びに増員数が増加し……
○寺澤芳男君 先ほど、前自民党副総裁金丸さんが釈放されたというニュースを聞きました。この金丸さんの問題は非常に国民の中での政治不信を深めてまいりまして、今やはり大変我が国の政治全体が危機の状態に接しているというふうに私は非常に厳しく思っております。 鹿野長官にもぜひ御意見をお伺いしたいんですが、政治の腐敗の根源は行政の不透明性にあると思います。すなわち、官僚が行政情報を私物化して、これに一部の政治家が寄生することによって利権政治がはびこっていると思われます。 日本では、行政情報を入手することに対する強い制約があって、これは皆さん御存じのように日米構造協議の俎上にも上げられております。少なく……
○寺澤芳男君 私が理解しているところによりますと、今政府専用機ボーイング747、これは二機あって、この二機は要人の輸送のためにあるわけですから、内装は百五十人ぐらいしか乗れないような内装になっているんですか。
【次の発言】 この飛行機をいきなり邦人救出のために使うとしたら、同じ飛行機の中に三百六十人ぐらいの邦人を乗っけなきゃならないと思うんですが、その内装を変えるのにどのぐらいの時間がかかるんですか。
【次の発言】 その政府専用機の二機は普通は要人輸送のために百五十人程度の内装にしておいて、そして緊急の場合は三日ぐらいかけてその内装を変えて三百六十人ぐらい乗れるようにする、こういうことですか。
○寺澤芳男君 日本新党の寺澤です。 金丸問題と、それから日本の民主主義という問題について宮澤総理の御見解を聞きたいと思うんです。 まず、私のアメリカ人の友達で、彼は大変親日家なんですが、ニューヨークのかなり大きな新聞社に寄稿をいたしました。日本の民主主義制度はという言葉を使って文章を書き始めたんですが、その新聞社がどうしても日本の民主主義、デモクラシーということを削除しないとおまえの原稿は新聞に載せないと。すったもんだしたあげく、日本の政治制度、ポリティカルシステムということにデモクラシーという言葉を直して妥協して載っけたという話を聞いて私は本当に慄然といたしました。 金丸問題は、日本の……
○寺澤芳男君 日本新党の寺澤です。
きょうは参考人、本当に御苦労さまでございます。
参考人にお伺いしますが、上様販売という言葉を御存じですか。
【次の発言】 上様販売というのは、レストランなんかに行って勘定を払おうと思ったら、領収書は上様にしましょうか、それともあなたの名前にしましょうかと。ああ、きょうは上様でいいよというときの上様販売なんですが、日本債券銀行はワリシンの発行をしております発券銀行であります。発券銀行にワリシンを買いに行くのと証券会社にワリシンを買いに行くのとでは、日本航空の航空券をいきなり日本航空に買いに行くのと航空代理店に買いに行くような違いがあるわけです。すなわち、証……
○寺澤芳男君 まず、最近の円高の問題について、総理並びに大蔵大臣のお考えをお伺いしたいんですが、非常に複雑な心境であります。 すなわち、日本の産業全部が国際競争力があるわけじゃないわけで、国際競争力のない産業は、農業にしろ建設業にしろ、ざんごうの中で政府に手厚く保護されている。国際競争力のあるハイテクとか自動車はざんごうの中から首を出している。そこへ急速な円高という機銃掃射がやってきて、その日本で世界に誇るべきいわゆるインターナショナルコンペティティブネス、国際的な競争力のある産業が今撃たれている。余りにもこれが急速に来たものだから、非常にまたこれは厄介なんですが、また考え方によっては、やは……
○寺澤芳男君 民主改革連合、新生党、日本新党を代表いたしまして質問をさせていただきます。 私は、外国の特派員を七、八人集めまして、毎週一度、朝食会をずっとこの一年間続けております。アメリカのニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、あるいは英国のロンドン・タイムズ、BBC、こういうところからの特派員がだれでも出られるような朝食会をやっているわけですが、そのジャーナリストたちの日本の政治に対する深い関心、そして我々の想像以上の深い知識、これに正直言って毎回立ち往生をいたしております。 私の友人がアメリカやロンドンから電話をかけてまいりますが、まず今の日本の政治改革は一体どうなっ……
○寺澤芳男君 本日は、大変お忙しいところを六人の公述人の方にわざわざお越し願いまして本当にありがとうございます。 私は、参議院で民主改革連合、新生党、日本新党が統一会派をつくって二十三人の参議院議員がこの統一会派に属しておりまして、その中で日本新党に直接は所属しております寺澤芳男であります。 まず、質問をする前に、私のこの政治改革関連法案に対する考え方をごく簡単に披瀝いたしたいと思います。 先ほどからこちらの滝沢公述人や金子公述人が再三強調されておりますように、私も一日も早くこの政治関連法案を通したい。いろんな立場でいろんな理由があったにせよ、六十二日間これがまだ成立していなかったという……
○国務大臣(寺澤芳男君) 経済企画庁長官に就任いたしました寺澤芳男でございます。本委員会の皆様方の御指導、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 本委員会が開催されるに当たりまして、我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方についての所信の一端を申し述べたいと思います。 我が国経済を見ますと、これまで講じてきた経済対策の効果もあって公共投資は堅調に、また住宅投資は高い水準で推移しており、個人消費にもやや持ち直しの動きが見られるものの、設備投資は減少が続き、企業収益や雇用情勢も依然厳しい状況にあります。このように景気は、一部に明るい動きが見られるものの、総じて低迷が続いてお……
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、五月十八日のお昼ごろ羽田総理から電話がありまして、実はその前の日の五月十七日と記憶しておりますけれども、やはり羽田総理から同じような御意向が漏らされました。それで、その電話でもってはっきり公共料金の年内の値上げの凍結を考えている、そういう御意向が漏らされたわけであります。
【次の発言】 今国民生活で一番大事なことは物価を引き下げることであって、民間も一生懸命になって物価を引き下げるように努力しておりますし、円高とも相まって何とかして内外価格差も是正したいと私は思っておりましたので、もしそれが適法に行われるものであれば、大変結構なことではないかと思い……
○国務大臣(寺澤芳男君) 製造物責任法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 製品に起因する事故から消費者を保護するためには、事業者、消費者双方の自己責任をも踏まえつつ、事故の防止及び被害の救済から成る総合的な施策を講じる必要があります。製品の欠陥に起因する事故が発生し北隣の被害救済については、民法第七百九条に基づいて紛争解決が図られることとなっておりますが、同条は過失責任の原則に立っており、被害者は製造業者の過失の存在を立証しなければなりません。 しかしながら、大量生産、大量消費の現代社会においては、製品の安全性確保は製造業者に依存する度合いが高まってきており、被害者……
○国務大臣(寺澤芳男君) 平成六年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。 総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は五百五十七億円余であります。また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として六千四百十三億円を予定しております。 以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます。 第一に、適切かつ機動的な経済運営の推進に必要な経費として十三億九千万円余を計上しております。 この内訳の主なものは、足元の経済状況を的確に把握するため早期政策判断システムの開発運用、公共料金関連事業における効率性指標の開発調査……
○国務大臣(寺澤芳男君) 景気の現状を見ますと、公共投資は堅調であり、住宅建設は高い水準で推移しておりますし、一部の家電製品の出荷が前年を上回るなど個人消費にもやや持ち直しの動きが見られます。しかしながら、設備投資は減り続けておりますし、企業の収益も引き続き減り続けております。雇用の情勢については、製造業を中心に非常に厳しい状況にあります。
このように、我が国経済は一部に明るい動きが見られるものの総じて低迷が続いているというふうに思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。
本年度の経済見通しなんですが、政府は数次にわたる経済対策の実施によりましてこの景気低迷に鋭意対処してまいりました。……
○国務大臣(寺澤芳男君) お答えします。 最近の景気状況なんですが、設備投資がやはり減り続けております。それから、企業の収益も減り続けております。円高がまたこれに追い打ちをかけている。雇用面におきましても非常に厳しい状況にあります。 ただ、明るい面も最近あらわれてまいりまして、まず個人消費の一部に明るい動きが出てきたこと、あるいは産業面におきましても在庫調整が若干進んできたこと、あるいは生産そのものも今までの停滞から一進一退ということになってまいりましたので、総じて景気はまだ低迷しているけれども一部に明るい動きが見られるというふうに認識しております。
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、今景気の面につきましては明るい面と暗い面と交錯しておりまして、特に我々が考えておりますのは、なかなか企業の設備投資、これが下げ続けておりますということ。それから、やはり企業収益が下げ続けておる。それに伴う雇用の問題がやはり非常に大きな問題としてはだかっているわけであります。 ただ、それ以外に、結局、住宅の建設、これが百五十万戸台をずっと続けておりますし、それからやはり政府の投資すなわち公共投資の堅調な伸びが確実に見られますし、また先ほど発表されました日銀の五月の短観の結果を見ますと、既に前回の二月調査で下げどまりを示していた主要企業・製造業の業況……
○国務大臣(寺澤芳男君) 足立委員が御指摘のように、最近の消費者の消費パターンというのはかなり変わってきております。特に海外旅行が最近非常にふえておる。これはむしろ内外物価の価格差というのが非常にありまして、国内で旅行するよりも海外へ行った方が安いと、みんながそう考えているんじゃないかと思います。 結局、今後我々としては、やはり物価安定、安定というよりかむしろ物価を下げていくという方向でまず考えたい。これは国民生活の基盤であります。大変大事なことだと思います。けさも各界の代表者に官邸に集まっていただきまして物価安定政策会議をやってまいったところなのでありますが、なるべく内外価格の差を縮めるこ……
○国務大臣(寺澤芳男君) まず景気の現状でありますが、設備投資はずっと減り続けておりますし、それから企業収益も減少を続けております。したがいまして、雇用情勢が非常に厳しい状態にあるのが現実であります。しかしながら、他方、公共投資が堅調に伸びておること、それから住宅の建設が年間百五十万戸以上という高いレベルで持ち直していること、それから個人消費にもやや持ち直しの動きが見られ、さらに最近産業面でも在庫調整が進展して、これまで停滞傾向にありました生産に一進一退の動きが見られます。このように、我が国の経済は、総じて低迷が続くものの一部に明るさが見えてきたということが言えるのではないかと思います。 そ……
○国務大臣(寺澤芳男君) 閣議の後の記者会見で、私は、閣議懇談会でこういう発言が、私自身は発言しなかったんですが、発言があったというような事情を経済企画庁のクラブの記者の方に申し上げました。
○国務大臣(寺澤芳男君) やはり設備投資はずっと減少しておりまして、企業収益も減少しております。したがって、雇用の実態については非常に厳しい局面を迎えております。 ただ、一方、公共投資が非常に堅調であり、なおかつ住宅の建設が年百五十万戸というペースで非常に確実に伸びておりますのと、それから個人消費にもやや持ち直しの動きが見られ、さらに産業面でも在庫調整が進展してまいりまして、これまで停滞傾向にありました生産面に一進一退の動きが見られるということから、我が国の経済は、総じて低迷が続いているものの一部に明るい動きが出てきたというふうに判断しております。
○国務大臣(寺澤芳男君) 現在、経済企画庁の中に社会資本整備研究会がありまして、有識者から具体的に御意見を拝聴いたしまして近々答申を出そうという段階にありますが、委員御指摘のような新しい情報化社会の到来、これはその計画の中にどういうふうに組み込まれていくのか。それによって再配分とかにもかなり影響を及ぼすと思いますので、真剣に勉強させていただきたいと思います。
○国務大臣(寺澤芳男君) 公共料金につきましては、四月に物価問題に関する閣僚会議において公共料金の取り扱いに関する基本方針を取りまとめ、公共料金の厳正な取り扱いの趣旨を一層徹底いたしました。 しかしながら、公共料金についてはさまざまな御批判が寄せられている現在の情勢を考慮いたしまして、総理の決断に基づきまして、既に政府において決定または認可が行われたものを除き、本年じゅうの公共料金の引き上げの実施を見送ることが五月二十日の閣議で了解されたわけであります。 また、今回の公共料金引き上げ実施見送り措置の対象となる公共料金に係る事業について、関係省庁において現在総点検を行っているところであります……
○寺澤芳男君 午前中、下村委員から御質問がありました海外に住んでいる日本人の選挙権につきまして、私は違ったアングルからまた御質問をしたいと思います。 私自身、おととし一九九二年の七月に参議院議員の初当選をいたす直前までアメリカにおりました。二十一年間アメリカにおりまして、さっき計算してみましたら、衆議院の選挙を六回、参議院の選挙を六回、東京都知事の選挙を四回、私が日本人であるにもかかわらず、アメリカにいたということで選挙ができなかった。この問題は、今、海外に約七十万人、二十歳以上が約四十六万人と言われております。同じ日本人です。しかも、憲法第十五条で保障された参政権を当然持っているわけであり……
○寺澤芳男君 皆さんよく御承知のように、今非常に激しい勢いで円高が進行しております。きょうは九十八円四十五銭で上げ一服ということでありますが、九十六円台から短期間のうちに激しい円高が続いております。このままでいきますと、日本経済は輸出産業を中心として大変厳しい状態が続くと私は思います。これ以上の円高は産業を空洞化させますし、雇用にも深刻な影響を及ぼしてくるだろうと懸念しております。円高が続く一方で、安くなるはずの輸入品が安くならない、これが内外価格差の問題でありまして、そこにはどうも構造的な問題が横たわっているのではないかと思うわけであります。 十一月二十一日、総務庁がこのような内外価格差の……
○寺澤芳男君 規制緩和につきまして、総務庁長官に二、三お伺いしたいと思います。 今、御案内のように急速に円高が進行しております。一時十分の東京の為替で八十九円、二週間足らずの間に一二%という円高が進行しておりまして、三月六日、私も予算委員会で武村大蔵大臣に、このままでいいのか、果たしてG7がもう一度何らかの方法で緊密な連絡を特にトップの通貨当局者がしなくていいのかということを申し上げたわけです。 トヨタクラスの会社で一円で一千億円、もちろん輸出関連の中小企業は今大変な打撃をこうむっております。この急速な円高と政府が今取り組んでおられます規制緩和とどういうかかわり合いがあるのか、つながりがあ……
○寺澤芳男君 皆さん大変お疲れのことと思いますが、私は最初に申し上げたかったのは大震災、その大震災の中で日本国民があるいは外国人で日本に住んでおられた方が大変な災害に遭った。それについて、やはり日本国の政府の本当に適切な対応があったから日本人としてあるいは日本に住んでいてよかったといういわゆる誇りが持てるような対策を、我々としても行政そして国会全体としてもやっていかなきゃならないと思っておりますことをまず申し上げておきます。 まず総理にお伺いしたいのですが、きょうお話しするのが初めてなので、ひとつよろしくお願いします。 十、十一日とサミットでコペンハーゲンに参られますか、このコペンハーゲン……
○寺澤芳男君 私は、平成会を代表して、ただいま議論となりました政府提案の平成七年度予算三案に対して反対の討論を行います。 まず、この際、村山内閣の危機管理、政治姿勢について一言触れておきたいと思います。 去る一月十七日未明、阪神・淡路地域をマグニチュード七・二の地震が襲い、五千四百九十三名のとうとい命が奪われました。この地震に対し、政府はその初動において大きな失態を演じ、その後も避難所での生活、町づくり、さらには今後の防災体制構築において国民の期待に沿うことができず、全国的な政治不信を蔓延させました。この点において村山内閣の責任は重大であります。 さらに、一ドルが九十円を割るという今後の……
○寺澤芳男君 私は、去る三月六日に当委員会におきまして閣僚の皆様に、あのときちょうどやはり急速に円高が進んでおりまして九十二円をつけておりまして、その急速な円高が日本経済全体にもたらすマイナスの影響、特に輸出産業、その関連の中小企業あるいは下請業者、これに対して大変大きな打撃がある、そういうことに対してぜひ速やかないろんな施策を行政としてはあるいは政府としてはとっていただきたいということを強く要請いたしました。大変失礼だったんですが、武村大蔵大臣に対しても、G7の協調介入あるいはいろいろな話し合いを電話だけでやっていて果たしていいものかということまで申し上げたわけであります。 円高はその後さ……
○寺澤芳男君 平成会の寺澤芳男です。 規制緩和につきまして総務庁長官に二、三御質問をしたいと思います。 一九九四年度の日本の経済成長率は〇・六%、OECD二十五カ国のうち二十四番目であります。最後はトルコであります。一九九五年度は一・三%になりそうでありますが、これも下から二番目の二十四位。一番下はメキシコであります。一九九六年の見通してはとうとう最下位になろうという大変心配な非常に低い成長率であります。 このような低成長率に加えて、為替が大変不安定であります。たまたまきょう百四円まで円安に振れておりますが、やはり輸出産業にとっては依然として厳しい状況にあると思います。この為替レートに加……
○寺澤芳男君 ボスニア紛争についてまずお伺いしたいと思います。 野沢委員もお触れになりましたが、十月十日、明石さんが突如辞任をいたしました。旧ユーゴの紛争がようやく和平交渉へと向かい始めたときに、これまで懸命の努力をしてこられた明石さんが旧ユーゴスラビア問題担当国連事務総長特別代表を辞任するという発表がありました。まことに残念であります。 明石さんは、日本の国連加盟の翌年、一九五七年に国連入りした日本人国連マン第一号であります。一九九二年の三月からは一年九カ月の間、カンボジアのPKOを指揮しまして、総選挙実施、憲法公布という難事業をやり遂げてまいりました。休む間もなく一九九四年の一月一日に……
○寺澤芳男君 平成会の寺澤芳男です。 きょうは宮崎経済企画庁長官にいろいろお伺いをしたいと思います。 宮崎長官は、経済企画庁事務次官を終えてから、民間のシンクタンクのトップとして、あるいは非常に著名なエコノミストとして、また各国の事情にも非常に通暁されておられる長官でありますので、忌憚のない御意見を御披露していただければ大変にありがたいと思います。 まず、経済成長率の見通しに関しての御質問なんですが、十二月四日に七月から九月期のGDPの統計が発表されました。年率換算の成長率が〇・六%。経済企画庁では、九五年度の実質成長率の政府見通し二・八%の達成は困難ではなかろうかという御判断をなさって……
○委員長(寺澤芳男君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました。
皆様方の御協力を賜りまして、公正かつ円滑な運営を行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は六名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青木幹雄君、鴻池祥肇君、野沢太三君、風間昶君、田村秀昭君及び川橋幸子君を指名いたします。
本……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから海洋法条約等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、島袋宗康君が委員を辞任され、その補欠として山田俊昭君が選任されました。
また、本日、菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君が選任されました。
【次の発言】 海洋法に関する国際連合条約及び千九百八十二年十二月十日の海洋法に関する国際連合条約第十一部の実施に関する協定の締結について承認を求めるの件、領海法の一部を改正する法律案、排他的経済水域及び大陸棚に関する法律案、海上保安庁法の一部を改正する法律案、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから海洋法条約等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として菅野久光君が選任されました。
また、本日、石田美栄君が委員を辞任され、その補欠として山崎力君が選任されました。
【次の発言】 海洋法に関する国際連合条約及び千九百八十二年十二月十日の海洋法に関する国際連合条約第十一部の実施に関する協定の締結について承認を求めるの件、領海法の一部を改正する法律案、排他的経済水域及び大陸棚に関する法律案、海上保安庁法の一部を改正する法律案、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから海洋法条約等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。昨日、本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として小島慶三君が選任されました。
また、本日、山崎力君及び山田俊昭君が委員を辞任され、その補欠として石田美栄君及び西川潔君が選任されました。
【次の発言】 海洋法に関する国際連合条約及び千九百八十二年十二月十日の海洋法に関する国際連合条約第十一部の実施に関する協定の締結について承認を求めるの件、領海法の一部を改正する法律案、排他的経済水域及び大陸棚に関する法律案、海上保安庁法の一部を改正する法律案、排他的経済水域における漁業等……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから海洋法条約等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。
また、本日、吉川芳男君が委員を辞任され、その補欠として石川弘君が選任されました。
【次の発言】 海洋法に関する国際連合条約及び千九百八十二年十二月十日の海洋法に関する国際連合条約第十一部の実施に関する協定の締結について承認を求めるの件、領海法の一部を改正する法律案、排他的経済水域及び大陸棚に関する法律案、海上保安庁法の一部を改正する法律案、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使……
○寺澤芳男君 池田外務大臣、おくればせながら外務大臣御就任をお祝い申し上げます。 去年の十月十九日、私は当外務委員会におきまして国連の常任理事国入りについて質問をいたしました。日本は平和憲法を持ち、核も持たないユニークな常任理事国になるとはっきりした立候補宣言をすべきではないか、控え目な表現は国際社会では通用しないのではないかと質問いたしました。河野洋平大臣は、「だれがそのいすに座るかということになったときに、我が国は国民の理解、そして国際社会の期待といいますか理解といいますか、そういうものを踏まえて考えますということを言っているわけで、こうした考え方は、昨年私が国連で演説をして以来、村山政……
○寺澤芳男君 本日の委員会で審議しております法案に関連した質問を二、三させていただきたいと思います。
先ほど同僚委員の質問にありましたように、現在我が国が国家承認をしている国が百八十九カ国あって、今回の法案の四カ国が加わりますと百八十八カ国になり、モナコを除いてすべての国に日本の大使館に大使がいることになります。これは、我が国の国連の常任理事国入りというものに関連して、すべての国家の大使がそろう、大使としての強力な外交を展開できるということでも大変前向きな姿勢ととらまえますが、大臣はどうお考えですか。
【次の発言】 サンマリノですが、けさの新聞によりますと、日本とサンマリノとの外交関係樹立の……
○寺澤芳男君 平成会の寺澤です。
まず、住専の話から始めたいと思います。
住専処理の議論の中で母体行母体行という言葉が出てまいりますが、大蔵省の母体行の定義についてお伺いいたします。
【次の発言】 いろいろ御説明がありましたが、住専の株式を持っていた銀行というふうに考えてよろしゅうございますでしょうか。
【次の発言】 住専の株式を設立の当時から持つていた銀行、すなわち母体行、これは債権を全額放棄いたしました。母体行が債権を放棄せざるを得ない、それはどういう理屈でそうなるのか、大蔵省の御理解のほどを教えていただきたい。
【次の発言】 銀行が債権の全額を放棄したという例が過去にありますか。
○寺澤芳男君 私は、委員長に遠藤要君を推薦することの動議を提出いたします。
○寺澤芳男君 平成会の寺澤芳男です。 行財政改革の前提として金融改革、経済改革をぜひ成功させたいという立場から、橋本総理の御提唱の日本版ビッグバンについてまずお伺いしたいと思います。 まず、今日の株価が非常に低迷しているという実態を皆様に御説明したいと思います。(図表掲示) 主要国の株価なんですが、一九八七年、例のブラックマンデー、十月十七日以降を見ましても、今ほとんどの国が二倍とか三倍、日本だけが相変わらず非常に株価が低迷をしております。資本主義、市場経済の国日本にとって、株式市場の低迷あるいは全く活気のない株式市場は大変残念なことであります。 日本の株式市場の低迷にはいろんな理由が……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつ申し上げます。
去る二十日の本会議におきまして本委員会の委員長に選任されました寺澤でございます。
甚だ微力ではございますが、委員の皆様方の御指導、御協力を賜り、本委員会の公正円満な運営を心がけ、委員長の重責を果たしていく所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
去る十二月二十七日、釘宮磐君及び木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として猪熊重二君及び北澤俊美君が選任されました。
また、去る十七日、北澤俊美……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、高野博師君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君が選任されました。
また、去る十八日、渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として高野博師君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
環境保護に関する南極条約議定書及び環境保護に関する南極条約議定書の附属書Xの締結について承認を求めるの件を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。池田外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本件の質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、アジア=太平洋郵便連合憲章の追加議定書及びアジア=太平洋郵便連合一般規則の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。池田外務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本件の質……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
環境保護に関する南極条約議定書及び環境保護に関する南極条約議定書の附属書Xの締結について承認を求めるの件を議題といたします。
趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 承っておきます。
【次の発言】 早速理事会で検討いたします。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
環境保護……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
アジア=太平洋郵便連合憲章の追加議定書及びアジア=太平洋郵便連合一般規則の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
アジア=太平洋郵便連合憲章の追加議定書及びアジア=太平洋郵便連合一般規則の締結について承認を求めるの件に賛成の方の挙手を願います。
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
昨三月二十六日、予算委員会から、三月二十七日午後の半日間、平成九年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、外務省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
まず、池田外務大臣から説明を求めます。池田外務大臣。
【次の発言】 以上で外務大臣の説明は終わりました。
この際、お諮りいたします。
外務省所管平成九年度予算の大要説明は、これを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十八日、戸田邦司君が委員を辞任され、その補欠として猪熊重二君が選任されました。
また、本日、矢田部理君が委員を辞任され、その補欠として山口哲夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に参考人として海外経済協力基金理事情川佑二君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、小山峰男君及び山口哲夫君が委員を辞任され、その補欠として北澤俊美君及び矢田部理君が選任されました。
【次の発言】 次に、中東・北アフリカ経済協力開発銀行を設立する協定の締結について
承認を求めるの件を議題といたします。
本件の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一日、長谷川道郎君が委員を辞任され、その補欠として田村秀昭君が選任されました。
また、去る二日、北澤俊美君が委員を辞任され、その補欠として小山峰男君が選任されました。
【次の発言】 次に、千九百六十三年五月二十二日に地中海漁業一般理事会の第一回特別会合(同年五月二十一日及び二十二日にローマで開催)において及び千九百七十六年七月一日に同理事会の第十三回会合(同年六月二十八日から七月二日までローマで開催)において改正された地中海漁業一般理事会協定の締結について承認を求めるの件を議……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、小山峰男君及び武見敬三君が委員を辞任され、その補欠として釘宮磐君及び山本一太君が選任されました。
【次の発言】 次に、千九百六十三年五月二十二日に地中海漁業一般理事会の第一回特別会合(同年五月二十一日及び二十二日にローマで開催)において及び千九百七十六年七月一日に同理事会の第十三回会合(同年六月二十八日から七月二日までローマで開催)において改正された地中海漁業一般理事会協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九日、釘宮磐君及び山本一太君が委員を辞任され、その補欠として小山峰男君及び武見敬三君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国際情勢等に関する調査のため、本日、参考人として特命全権大使ペルー国駐箚青木盛久君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
青木参考人には、本日は当委員会に御出席をいただき、ありがとうございます。どうか忌憚のないお話をお聞かせいただ……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十四日、佐藤道夫君及び依田智治君が委員を辞任され、その補欠として西川潔君及び笠原潤一君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
過度に傷害を与え又は無差別に効果を及ぼすことがあると認められる通常兵器の使用の禁止又は制限に関する条約に附属する千九百九十六年五月三日に改正された地雷、ブービートラップ及び他の類似の装置の使用の禁止又は制限に関する議定書(千九百九十六年五月三日に改正された議定書U)の締結について承認を求めるの件外一件……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十八日、岩崎純三君及び笠原潤一君が委員を辞任され、その補欠として北岡秀二君及び海老原義彦君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
航空業務に関する日本国政府と香港政府との間の協定の締結について承認を求めるの件外一件の審査のため、本日の委員会に参考人として海外経済協力基金総裁西垣昭君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月二十九日、海老原義彦君及び北岡秀二君が委員を辞任され、その補欠として笠原潤一君及び岩崎純三君が選任されました。
【次の発言】 この際、政府から発言を求められておりますので、これを許します。原口官房長。
【次の発言】 次に、可塑性爆薬の探知のための識別措置に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
本件の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
包括的核実験禁止条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
本件の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時五十四分休憩
【次の発言】 ただいまから外務委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、包括的核実験禁止条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
これより内閣総理大臣に対する質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
投資の促進及び保護に関する日本国政府と香港政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
本件の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認め、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。
これより採決に入ります。
投資の促進及び保護に関する日本国政府と香港政府との間の協定……
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十日、武田邦太郎君が委員を辞任され、その補欠として小島慶三君が選任されました。
また、昨十一日、小島慶三君が委員を辞任され、その補欠として武田邦太郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(寺澤芳男君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際情勢等に関する調査を議題とし、在ペルー日本大使公邸占拠事件調査委員会報告書について池田外務大臣から報告を聴取いたします。池田外務大臣。
【次の発言】 以上で報告の聴取は終わりました。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 理事会で諮ります。
【次の発言】 立木君、時間です。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
ILOパートタイム労働条約の批准に関する請願外六十四件を議題といたします。
まず、専門員から説明を聴取いたしま……
○寺澤芳男君 おはようございます。 香川県豊島の産業廃棄物不法投棄事件について、二、三お伺いいたしたいと思います。 去年の七月二十四日、同僚議員の広中和歌子議員、和田洋子議員とともに豊島を視察してまいりました。 宇野からフェリーに乗って一時間ほど、小豆島の西にあります。囲約二十キロ、人口千六百人の豊島の波止場に着きますと、村の方々、町の方々の大勢の出迎えを受けて、十分ばかりドライブをいたしまして島の西にあるその現場に着きました。一見いたしますと、雑草がところどころに茂っている、野球場でいいますと二面か三面とれるぐらいの広場であって、いわゆる廃棄物が山のように積み上がっているというところで……
○寺澤芳男君 平成会の寺澤です。 途上国援助等に関する環境への配慮あるいは日本の企業の海外進出に関する環境への配慮について二、三お伺いをいたしたいと思います。 当委員会の今までの審議は国内の環境アセスメントについて多くは時間が割かれました。当然だと思います。ただ、今我が国の経済の大きさというのが全世界の経済の一〇%という非常に大きな経済になってきた。また、日本はどうしても資源がないから海外で資源調達をする、あるいは最近のかなりの円高で日本の企業が海外に進出して一種の産業空洞化の現象も見られる。こういうことになってきますと、日本の海外、特に東南アジアにおける企業の企業活動とそれぞれの国での環……
○寺澤芳男君 ことしの一月、本会議で外務委員長に選任されて以来、在任中は、理事並びに委員の皆様の御指導、御協力によって、何とか大過なく外務委員長の重責を全うすることができました。ペルーの人質事件を初めとして、非常に思い出深い委員会でありました。 引き続き外務委員としてお世話になります。よろしくお願いいたします。 本当にありがとうございました。
○寺澤芳男君 平成会の寺澤芳男です。 本委員会の審議の合間にバブルの後遺症ということがたびたび指摘されました。バブルの後遺症はいまだに続いている。続いているのみならず、ますます重く日本経済の上にのしかかっていると私は思います。 去年の四月二十三日だったと記憶しておりますが、参議院の予算委員会で、私は参議院の中にペコラ委員会のようなものをつくったらどうかという御提案をいたしました。これは、御承知のように、一九二九年、アメリカの株が大暴落をして、何と時価総額が五分の一まで下がってしまった。ワシントンの上院で直ちに銀行委員会が開催されまして、ニューヨークにいたペコラさんという弁護士を委員長にして……
○寺澤芳男君 平成会の寺澤芳男です。いろいろ御質問をさせていただきたいので、ひとつよろしくお願いをいたします。 財政構造改革法案を当委員会では審議いたしておるわけでありますが、その周辺にあります日本の経済構造改革あるいは行政改革等々さまざまな問題についても我々審議をしているわけであります。その中で私が特に強い関心を持っておりますのが金融の日本版ビッグバンでございまして、特に田尻先生がその方面ではいろいろ実体験もロンドンでされておりますし、そういう面でまず田尻先生に二、三お伺いしたいわけです。 先生が冒頭おっしゃいました市場経済万能主義というものは排さなければいけないと。要するに、政府が自分……
○寺澤芳男君 民友連の寺澤です。 恩給法等の一部を改正する法律案について若干の質問をいたします。 この恩給の恩という字を辞書で調べてみますと、「(君主・親などの)めぐみ。いつくしみ。」と書いてあります。恩給とは主人であった国家が仕えた者や命を落とした者、その遺族に対して金品を給与するという、公務員の共済年金制度がなかったころのやや古い時代の仕組みであり、国家補償的な性格を持つものであろうと思います。 さて、今回政府が提出したこの法案に基づく恩給年額のベースアップは一・一九%であります。この一・一九%という数字は昭和六十二年度以降のいわゆる総合勘案方式によって算出されたものであろうと思われ……
○寺澤芳男君 民友連の寺澤です。 前回の委員会でも政務次官についての議論が多く闘わされたわけですが、この点についてまたいろいろお伺いをしたいと思います。 言うまでもなく、現在、我が国はいわゆる議院内閣制度をとっております。つまり、内閣総理大臣は国民から直接選ばれた者ではなくて、議会の多数派によって総理大臣を初めとする内閣がつくられるというわけであります。具体的には憲法六十七条によって総理大臣は国会議員の中から指名され、さらに国務大臣もその過半数は国会議員から任命されるということになっております。したがって、総理になっても大臣になっても国会議員をやめることはなく、アメリカのような厳格な三権分……
○寺澤芳男君 民友連の寺澤芳男です。 橋本総理、小渕外務大臣、きのうまでロンドンで大変お疲れさまでございました。 二年前の第一回のASEM、あのときのアジア経済は非常に成長していた。ところが、今度のASEM、これはアジアの金融危機、通貨危機の真っただ中で行われたわけであります。特に最近、我が国に対する国際的な非難が非常に強まっている。 二月二十一日のG7のときに、アメリカのルービン財務長官は、弱い日本がアジアの弱さの原因であると言っております。日本責任論の大合唱だったと伝えられております。三月二十七日のフィナンシャル・タイムズでは社説で、「日本の政策の無能ぶりを以前にも増してさらけ出した……
○寺澤芳男君 きょうはお三方の大変貴重な御意見をいただきまして勉強になりました。どうもありがとうございました。 今、日本は、ひとり歩きの日本ではもうないわけでありまして、当然のことながらアメリカあるいはECとの競合関係にある。連中が今考えているのは、同じ土俵で日本が競争してほしいという、さもなければアンフェアだという声が今非常に高まっております。同じ土俵でという場合に、一番わかりやすい目安というのは労働時間であろうと僕は思います。 したがいまして、いろんな問題があることは重々わかっておりますが、今の日本の労働時間は先進国としては余りにも長過ぎる。これは、ただ先進国のECとかあるいはアメリカ……
○寺澤芳男君 民主改革連合、新生党、日本新党の統一会派を代表いたしましてお尋ねをさせていただきます。 本日は本当にお忙しいところわざわざおいでいただきまして、心から感謝をいたしております。 宮城県の浅野知事は、去年十一月の選挙で選出されました。そのときに河北新報で個人としての浅野を応援してくれとお願いしております。一人千円程度のカンパを募り、最終的には二千万円を集めたい。企業・団体からの献金は一切受けずに、広く浄財を集めますし、集めた金はすべて公開します。河北新報でこのように述べられております。 宮城県の特殊な事情があったにせよ、御自身の見識がなければこれはなかなか言えることではないと思……
○寺澤芳男君 きょうは中川公述人、そして井上公述人、大変お忙しいところありがとうございます。そして大変貴重な御意見を開陳していただきまして、本当にありがとうございます。 私は、日本が好むと好まざるとにかかわらず、これから発展途上国型の経済から先進国型の経済に移っていくんじゃなかろうか。当然のことながら市場経済の中で、特に先ほどからいろんな方々がお話しになっておられますように厳しい円高、そして起こり得るかもしれない急速な産業の空洞化というあらしの中でますます日本国有の労働慣行、あるいは制度というのが見直されてくるような時期になっているのではないかと思います。 中川公述人に御意見をお伺いしたい……
○寺澤芳男君 ヴォーゲル先生に質問したいんですが、八九年の天安門事件のときに私はワシントンに住んでおりました。あのときに生々しい、繰り返し繰り返し映し出されるテレビの映像、これを日本とアメリカがどのぐらいの量を報道したのか比較することは私にはできませんが、とにかくあのときのアメリカでのテレビの映像というのはすごいインパクトを、ショックをアメリカの普通の国民に与えたと思います。それ以来中国に対する反感というのがアメリカの普通の人々の心の中に起きてきた。 それで今、本当に民主的な手続を経て台湾で新しい指導者が誕生したわけですが、そういうことを両方考えると、中国に対しての反感、それから逆に台湾に対……
○寺澤芳男君 平成会の寺澤です。 オーバーシーズ・チャイニーズ、まあ華僑という言葉が適切かどうかは別として、要するに中国、台湾以外に住んでいるチャイニーズの動向について、例えば来年香港が中国へ返還される。聞くところによれば、かなりの有力者が他国の国籍を取得している。そうなると、オーバーシーズ・チャイニーズの数は、特に有力なビジネスマンたちの数あるいは勢力はふえていくだろうと思うんですが、彼らの現時点における中国と台湾との問題についての見方、それからお二方がそれぞれお考えになるオーバーシーズ・チャイニーズが中国あるいは台湾に将来与えるであろう実際的な影響力について教えていただければ幸いです。
○寺澤芳男君 KEDOについてお伺いしたいんですが、去年の三月、日米韓三国が朝鮮半島エネルギー開発機構の設立に関する協定というものに署名したとここにありますし、事実そうだったと思いますが、これは国会の承認を得ず署名されたように私は記憶しております。アメリカでも国会が随分騒ぎましたが、アメリカも国会の承認を得ずスタートしたわけであります。 今、KEDOがどういう状態で何をしているのか。常勤スタッフが何人いて、日本からはどういう人が行っているのか。あるいは事務所経費が幾らかかっていて、これに日本から出ているのは三百七十三万ドル今経費が計上されていると書いてありますが、それ以外に千九百万ドルを拠出……
○寺澤芳男君 民友連の寺澤です。時間がないので二分で質問をさせていただきます。寺島さんによろしくお願いします。 寺島さんは、床屋政談的ではあるがということで、アメリカ人の深層心理、対日感情は、アンフェアである、ずるい、さげすみの感情があると。それはもうまさしく私も全く同感でして、これはもう二十年ぐらい全く変わっていない、今後よくなるよりもますます悪くなるんじゃないかという非常に悲観的な見方を僕はしているんです。NHKの大河ドラマで今「徳川慶喜」というのをやっていて、ペリーが憎々しい俳優が出てきて、あれがどういう影響を、これは司馬遼太郎さんの原作ですからそうはならないんでしょうが。 床屋政談……
○寺澤芳男君 きょうは本当にお忙しいところをありがとうございます。 民友連の寺澤です。 小島さんにお伺いしたいんですが、私がお伺いしようと思っていたさわりの部分を今おっしゃっていただいたのでちょっとあれなんですが、やはり日本の経済危機のアジアヘの影響という見方を私もすべきであろうと思っております。これはひいては日本の経済危機の、あるいは景気後退の世界経済への影響というような大きな問題につながってくるわけです。日本のこの経済危機の基本的な問題は、バブルの後遺症の整理が終わらないうちにいわゆるビッグバンというものが始まりつつあると。バブルの後遺症、例えば不良債権なんというのもビッグバンじゃなく……
○寺澤芳男君 アジアの経済発展のために日本がどんな役割を演じることができるかについて、私は投資、インベストメント、それから教育の二つの点で所見を述べてみたいと思います。 今、発展途上国への経済援助という場合に、どちらかといえばお金を貸す、すなわちローンというところから、いわゆる投資をする、インベストメントというふうに形態が変わってきている。それから、政府が発展途上国の政府にお金を貸すというところから、逆に先進国の民間企業が発展途上国に資本を投資して企業活動をする、そういう流れが今顕著であります。これは、考え方としては、豊かな国からそうでない国に魚をたくさん与えても、魚は食べてしまえばなくなっ……
○寺澤芳男君 私はこの小委員会のメンバーではなかったわけですが、この報告書をちょっと読ませていただきまして、すばらしい内容の報告書を何回ものいわゆるディベートあるいはディスカッションを通じて作成された小委員長を初めとしたメンバーの方々、委員部の方々に敬意を表します。 その間、いろんな話し合いてもう既に私が今から申し上げることは討議を尽くされたのかもしれませんが、一つには人口問題。つまり、大ざっぱな数字で間違っていたらあれなんですが、今六十億人ぐらい地球上に人類がいて、仮に十億人が援助国で五十億人が被援助国だと。そんな遠い将来でなく、百億人ぐらいに人口がふえても被援助国が多分九十億ぐらいで、援……
○寺澤芳男君 まず、今は二十一世紀に向かってというような言葉を使う人もいなくなったし、もう既に二十一世紀というのがあと三年先の話です。ですから我々としては、二〇一〇年とか二〇五〇年とかそういう時限を考えながら、アジア太平洋地域の安定、日本の役割というのをまず考えていかなければいけないと思います。 そのためには、当然のことながら年齢層が、ジェネレーションというのがますます変わってくるわけであって、一つ非常に大事なことは教育ということ。特に、二〇一〇年あるいは二〇二〇年に向かって間違いなくアジアの指導者になっていくであろうような人々ができれば日本で教育を受けられるような、そういう投資を日本ではし……
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