このページでは佐藤静雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐藤静雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。 私は、昨年の七月に初当選をいたしました。東京へ出てまいりまして非常に強く感じましたことは、我が国にとって最も重要な資源である食料とエネルギー、これが夜の東京でまことに見事に壮大に浪費されている。まことに残念な次第でございます。 というのは、私の県は、御承知かと思いますが、日本で一番の発電県でございます。あるいは、お米についても日本で五番目の生産県でございます。一生懸命汗みどろになってつくった大切なエネルギー、大切なお米がこのように浪費されている。非常に憤りさえ感ずるわけでございます。 厚生省の推計によりますと、年間一千万トン、食料が捨てら……
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。 参考人の諸先生には、大変御多忙中のところ、さらに早朝よりお出ましをいただきまして、いろいろ有意義な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。 若干本日のテーマとはかけ離れるかと思いますけれども、漁業問題の基本にもかかわる問題でございますので、ぜひとも先生方の御所見をお聞かせいただきたい、こう考えるものでございます。 それは、最近一部の評論家、政治団体を主宰されている方でございますが、大変影響のある方だというふうにお伺いしておるわけでございますけれども、その先生が盛んに漁港不要論あるいは漁民軽視論を……
○佐藤静雄君 大変お忙しいところを、雪の会津からそして隣の宮城県からお出ましをいただきまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。さらに、政、財それから法曹界でそれぞれお忙しい時間をお過ごしになっておられる方々にこのように真剣な御議論を賜りまして、私ども非常に感銘を深くしておるところでございます。 ところで、各公述人からお話がございましたように、本日のこの地方公聴会が単に形だけであってはならない。せっかく貴重な皆様方の御意見を賜りましたので、持ち帰りましてそれを真剣に討議する、これが私どもに課せられた使命であろうというふうに私は考えております。そういう意味において、巷間うわさされる、もう……
○佐藤静雄君 私、昨年初めて当選しまして、本日初質問でございますので、ひとつお手やわらかにお願いを申し上げたいと思います。 まず、温厚篤実で経験豊富な大臣が農林水産大臣に御就任されました。心からお祝い申し上げます。さらに、毎日宿舎で御薫陶をいただいている村沢先生が政務次官に御就任、これまたおめでとうございます。心からお喜び申し上げます。 さて、今回の冷害でございますが、天明の飢謹以来の未曾有の大凶作に見舞われました全国の四百万農家、それから激甚な被害をこうむられた被災農家の皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 大冷害に際しまして、我が党はいち早く十月十五日に冷害緊急対策に……
○佐藤静雄君 まず第一に、有史以来の未曾有の 大凶作とも言い得る今次の長雨、低温による大冷害に際しまして、農水大臣におかれましては早速我々の要求を酌み入れていただきまして従来にない画期的な対策を決定していただき、まことにありがたく、心から御礼を申し上げる次第でございます。 さきに政府が示されました緊急経済対策六兆二千億円、これは私ども自民党が要求した額からしまするとまことに少な過ぎて不満にたえないのでありますけれども、これを組み込んで、さらにこの農業災害対策を組み込んだ予算を全国民あるいは全国の農民は一日千秋の思いで待っておるものというふうに思うわけでございますが、この補正予算を政府は一体い……
○佐藤静雄君 自民党の佐藤でございます。 総理の政治姿勢について御指導をいただきたい、こう考えております。 年の瀬を控えまして、寒さも非常に身にしみるきょうこのごろでございます。国民の皆様方の中には、年末、クリスマスもあるいはお正月も腹から喜べないという方々が非常に多いのでございます。それは政治の光から外されまして、今、暗いそして寂しい生活を送らざるを得ないという人が全国に二千万人以上いる、こう言われておるわけでございます。この人たちは、細川内閣が誕生して以来、内閣から疎外され、あるいは真剣に対策を考えていただけない、そういう人たちでございます。 まず第一に、農業者、農家農民がそうでござ……
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤でございます。 個々具体の問題につきましては、私、農林水産委員会に所属しておりますのでそこでお尋ねをし、お教えをいただきたい、こう思っております。本日は総論的なことについてお尋ねをしていきたいと思います。 昨年、皆さん方、本当に血の出るような思いをして真摯な議論を積み上げて、新しい時代の新しい農政の展開を目指しましてみんなでつくった新政策、これは昨年十二月の米の自由化を政府が容認し、すべての農畜産物を関税化するという、こういう言葉を使ってはいかがかと思いますけれども、政府の裏切りによりまして新政策の前提となる国境措置が崩れたものと私は理解せざるを得ないわけでご……
○政府委員(佐藤静雄君) このたび、北海道開発政務次官を拝命いたしました佐藤静雄でございます。 佐藤長官のもとで、北海道開発行政の推進のために全力を尽くす決意でございます。委員長を初め委員各位の御指導と御鞭撻をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
○佐藤静雄君 まず最初に、大臣、政務次官、御就任まことにおめでとうございます。心からお祝いを申し上げる次第でございます。 お二人とも、大臣は五十年、それから政務次官は四十年、それぞれ農政の御経歴を積まれまして、全国の農家あるいは農業団体から慈父のように慕われておられる方でございます。その蓄積されました御経験と、将来を見通しての広い視野に立たれての御見識に心から御期待を申し上げる次第でございます。何分よろしくお願い申し上げます。 さて、平成六年度の米価でございますけれども、政府は、連立与党との夜を徹しての折衝によりまして、米価審議会に対する諮問案がこの朝決定されたわけでございます。これは新政……
○佐藤静雄君 私ども自由民主党は、昨年の十二月の農業合意、ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業合意についてはこれは承認をいたしておりません。これから批准あるいは食管法の改正等がございますが、その折々にまた意見を申し上げ、我々の態度を表明したいと思っております。 農業の情勢が非常なテンポの速さで変わっておるわけでございますから、ガット・ウルグアイ・ラウンドにかかわらず緊急に対策を講じなきゃならないものは緊急にこれから対策を講じていく必要があるという観点から御質問をしたいと思うわけでございます。 昭和六十三年に牛肉の自由化が日米、日豪間で合意され、平成三年から実施されたわけでございます。その間、……
○佐藤静雄君 農業改良助長法の一部改正についてお尋ねをしたいと思います。 昭和二十三年に創設されました農業改良普及事業は、時々の農業情勢あるいは猫の目農政と言われた変転きわまりない農政によりまして大きく揺らいできたのであります。すなわち、戦後の間もない時期におきましては、心ならずも食料増産の技術指導を通しまして米の供出を農民に強いるということもあったわけでございます。米の過剰時代が参りますと、一転して農家に今度は減反を強いる、極めて厳しい役割を第一線においてまた心ならずもやらざるを得なかったというのが改良普及事業の実態であります。 しかし、この間、普及員はまさに農家と一体となりまして、野良……
○佐藤静雄君 しばらく厳密なそして精緻な議論が続いておりまして、改正公職選挙法のコメンタールの一冊分ぐらい議論が進んだわけでございますが、私は視点を変えまして、六年七つの内閣にわたって審議が続けられてまいりまして、いよいよこの区割り法案の施行によりまして政治改革が実現しようという大詰めの時点でございます。今さら何をと言われそうな質問をいっぱいいたします。 私は、この今回の一連の政治改革なるものが本当の政治改革なんだろうかという疑念がどうしても残るわけでございます。一生懸命、道々を歩いて国民の皆様方にいろいろ説明をいたしておりますが、有権者の皆様方も、これはおかしいぞ、あれは本当の政治改革なの……
○佐藤静雄君 審議の促進に協力する意味で、私は簡潔にお伺いいたします。御答弁も簡にして要を得たものをお願いしたいと思います。 年金法改正について伺う前に、まず、先ごろ決定を見たウルグアイ・ラウンド対策について大臣のお考え方をお聞きしたいと思います。 ガット農業合意の実施によりまして、我が国の農業・農村は大きな影響を受けることになります。この影響を最小限に食いとめ、我が国の農業・農村の将来を守るために、農水省にとどまらず、政府全体で施策をしてほしいという要望をいたしましたし、政府もそのように鮮明にしておったはずでございます。政府全体として、財政、金融、税制あるいは地方財政措置、あらゆる施策を……
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。 審議促進のため時間を限られておりますので、環境問題、エネルギー問題に限って御質問をいたします。 農業問題で通告をいたしておりました農水大臣、それから自治大臣、まことに申しわけございません、割愛をさせていただきます。 まず、エネルギーの需給についてお伺いをいたしたいと思います。 御承知のように、人類は原始の時代に火を発見して以来、これはギリシャ神話にプロメテウスの神話がございます。これ以来今日まで、水力、石炭、石油、そして天然ガスというふうに化石燃料を主として使ってまいりましたが、さらに今日では原子力の利用、エネルギーを高度に利用するとい……
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤でございます。 まず、先月十七日、ちょうど一カ月前でございますが、発生しました阪神・淡路大震災によりまして犠牲者五千三百人を超える大惨事になりました。ここに謹んで犠牲者の御冥福をお祈りするとともに、被災されました皆様方に心からなるお見舞いを申し上げたいと思います。 いまだになお二十万人を超える方々が避難所で大変苦しい生活を強いられておられるわけでございますが、こうした方々を初めとする被災者全般に対する安定的な食料供給、これが何よりも人心安定のために重要な課題であるというふうに考えております。今回の地震発生後、政府といたしましても、いち早くお米を三千トン県に提供……
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤でございます。 本日、食肉の諮問が行われたわけでございますが、基本的な事項にさかのぼって御質問をしたいと思うのでございます。 近年における畜産農家の減少、これはまことに著しいものがございまして、昭和五十一年に四十五万戸ございました肉用牛の飼養戸数は、平成六年には六〇%減、ほぼ三分の二がなくなってしまった。十八万四千戸というような格好になったわけでございますが、これは肉用牛の将来に強い危機感を持っている畜産農家、この農家の方々が確実にその数を減らしておるわけでございます。特に、牛肉自由化に踏み切った平成三年以降その趨勢はますます強まっておりまして、各年前年比五%……
○佐藤静雄君 農産物検査法の質疑に入る前に、米の需給並びに在庫の状況についてお伺いをいたしたいと思います。 なお、特別栽培米あるいは安全性の確保、ブレンド米の表示等については後ほど、専門の委員の方がいっぱいおられますから、詳しくこれはお尋ねをいただきたいと思います。 それで、現在の米の需給でございますが、六年産米が大豊作になりまして総じていえば緩和基調にあるというふうに認識をしておるところでございますが、政府は現時点において、七年度、八年度の米の需給をどのように見通しておられるか。さらに、非常に国民の関心の的となっております在庫数量はどの程度になると見通されておりますか、大臣の御見解をいた……
○佐藤静雄君 まず信用組合問題についてお尋ねをしたいわけでございますが、初めに、大蔵官僚による両信用組合の理事長との交遊、これはまことにその節度を欠き、国民感情から考えましても決して許されるものではなくて、厳しく指弾をされなきゃならぬというふうに私は考えております。 ようやく大蔵大臣は国民の声に耳を傾けて、昨十三日、節度を欠いた交遊を繰り返しておった二名の処分を発表いたしましたが、処分内容はたたしかりおくというだけのレベルでございまして、この程度の軽いものでは到底国民の御納得をいただくわけにはまいらないというふうに考えておるわけでございます。 私のふるさと、福島県の二本松に、有名な「戒石銘……
○佐藤静雄君 昨日に引き続きまして質問を続行させていただきます。 昨日の質問の終了後に全国各地からお電話あるいはファクスで、国民の意見をよく代弁してくれたという励ましのお言葉をいただきました。まことにありがとうございました。 その中の一つ二つを御紹介いたしますると、自由民主党は族議員等の問題も過去にあって政官癒着の元凶ときょうまで思っておりましたが、質疑をお聞きして新生自由民主党の本当の姿を見た思いをいたしましたと。我が党にとっても私にとってもまことに過分なお褒めのお言葉でございまして、本当に恐縮をしております。これからも気を引き締めて国民の代弁者としてしっかりやっていくつもりでございます……
○政府委員(佐藤静雄君) 先月、科学技術政務次官を拝命いたしました佐藤静雄でございます。 ただいま大臣からもお話し申し上げましたように、科学技術の振興は、二十一世紀の豊かな生活を築くために、また我が国が積極的に国際貢献を図るために、極めて重要な政策課題であると存じております。 委員長初め委員皆様方の御指導、御鞭撻をいただきまして、政務次官として科学技術振興に努めてまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしく御指導のほどをお願い申し上げます。(拍手)
○政府委員(佐藤静雄君) 宇宙開発委員会委員山口開生君は十二月十日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、宇宙開発委員会設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願い申し上げます。
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄であります。いただいた時間が、前も切られ後も切られて大変時間がございません。したがいまして、質問について答弁は簡潔にひとつお願いを申し上げます。 昨年十二月に策定されました住専処理スキームをめぐりまして我が国の世論が峻別されまして、険しく論議が行われてまいりました。賛否をめぐり、国会の論議だけでも一月以来既に足かけ六カ月、大論争であります。今、大詰めにまいりまして、はるけくも来つるものかなという感を抱いておりますが、この論議を通じて日本型の不良債権処理方式ができれば、これは私は大変好ましい論議であったというふうに考えております。 御承知のように、住専七社に……
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。 私も、北海道で発生しました国道トンネル事故で災害に遭われました皆々様に心からお見舞いを申し上げます。一日も早く救済措置が講ぜられるようお祈りを申し上げております。政府関係者も万全の努力をしていただきたいとお願い申し上げておきます。 そこで、私は昨年の三月十四日にこの委員会で、大蔵省の幹部職員の非違、不祥事に対しまして、国家公務員法九十九条の規定を適用して毅然とした対応をすべきであるというふうに申し上げました。しかしながら、当時の大蔵大臣の答弁は、国家公務員法第八十二条に抵触せず国公法上の処分はできないと、事態を極めて甘く見て、役人が書いた形……
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。 本日は、証人には、御多用中にもかかわりませず御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。 証人は、既に衆議院予算委員会、参議院予算委員会に参考人として御出席をいただきまして、住専問題の経緯について事実究明のために御発言をちょうだいしております。 しかしながら、長期にわたる衆参両院の審議にもかかわらず、国民には、なぜ住専処理のために公的資金を投入するのかという疑問が根強くございます。完全に御理解をいただくまでには至っておらないという状況でございます。 その意味で、系統金融の総帥である証人の御出席を賜り、住専問題の真相解明に御協……
○説明員(佐藤静雄君) このたび建設政務次官を拝命いたしました佐藤静雄でございます。 もとより微力ではありますが、意欲満々の亀井大臣のもとで国民の期待する新しい建設行政の推進のために精いっぱい頑張ってまいりたいと考えております。 委員長初め委員の皆様の御指導を心よりお願い申し上げまして、一言ごあいさつさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤でございます。 まず、大臣にお尋ねをしたいと思うのでございます。 新食糧法が施行されてほぼ一年経過いたしました。学者あるいは評論家、あるいはマスコミから新食糧法の運営についていろんな意見が出されております。すなわち、供給過剰による在庫の急増、あるいは減反を強化しなきゃいかぬ、達成することが非常に難しい。また、それに伴う農民の共同意識の崩壊、不信感の増大、さらに計画外流通米の無原則な流通参入による流通秩序の混乱、あるいは具体的には消費者に高く生産者に低い米価の出現など、新法がその目的とする需給と価格の安定が図られてはいないのではないか、そういう強い批判がございま……
○佐藤静雄君 自民党の佐藤静雄でございます。 私も各委員の皆さんと同様に、蒲原沢の土石流災害で大変貴重な人命を失った皆様方に衷心から御冥福をお祈りし、傷を負った皆様方に一日も早い御回復を心からお祈りをする次第でございます。 そこで、先ほど来、各委員から、厚生省あるいは通産省の高級官僚のぶざまな不祥事、これについて御発言がございましたが、私は簡単に総理の御意見を聞いてみたい、こう思うのでございます。 実は、この問題でここに立たせてもらったのはこれで二回目なのでございます。第一回目は、あの大蔵省の本当にあきれ果てた悪行、その際に、平成八年二月でございましたが、このような腐敗、汚職については、……
○佐藤静雄君 私は、自由民主党及び社会民主党・護憲連合を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案について賛成の討論を行います。 現在、医療保険制度は、人口構造や産業構造など制度の根幹にかかわる環境の変化に伴い、根本から見直さなくてはならない状況に来ておるものと考えております。このため、皆保険体制を維持し国民が安心して適切な医療を受けられるように、医療提供体制と医療保険制度の両面にわたり国民の立場に立った抜本改革を実施するとともに、当面の差し迫った財政危機を回避して制度の安定を図るための措置を講ずることが不可欠でございます。 政府案は、このような要請にこたえて、薬剤……
○佐藤静雄君 私は昨年の十二月十日にこの委員会でまことに醜いオレンジ共済事件についてただしたのでありますが、その後も大変本院の名誉を汚す事柄が頻発しております。私は元来、政策マンを任じておりまして、このような荒事は余り好まないのでありますけれども、やむにやまれず本日また質問をいたす次第であります。 私のふるさとの会津に会津藩家訓というのがございます。「家訓」と書いてカキンと読みます。その中にいろんなことが書いてあるわけでございます。これは三百年前からこうなっておるのでございますが、法律を恐れなくてはならない。いいですか、お役人の方、よく聞いていてください。それから、わいろを行ったり、他人に御……
○佐藤静雄君 何と証人をお呼びしていいかわかりませんが、私の息子と同じぐらいの年齢でございますので、百男君と呼ばせていただきます。私は福島でございます。少し東北なまりがきつうございますので、わからないときははっきりわからないから言ってくれとおっしゃっていただいて結構です。 今お話を聞いていますと、大変、あなたの接触された政治家に対して物すごい不信の念がございますね。我々もその同類だとみなされておるようでございますが、あなたのきょうの質問のやりとり、これは一切包み隠さず国民の皆様方にお知らせをしたいと、こう思っております。 あなたも弱冠二十九歳で、あなたの同年代、同世代の人たちが経験したこと……
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。 私は、福島県職員時代から原子力の平和利用の推進にかかわりを持ってまいりました。以来ほぼ三十年、原子力発電所の立地促進など、日本の将来を考えた場合に原子力こそ欠くべからざるエネルギーだという信念を持って、情熱を持って原子力平和利用の推進に当たってまいりました。 しかしながら、まことに残念でございますが、昨今の原子力を取り巻く情勢は、特に「もんじゅ」の事故以来、大変国民に厳しいものがございます。今回の東海再処理工場のアスファルト固化処理施設の火災爆発事故によりまして、世論の動燃に対する批判の厳しさはさらに強いものになっている、さらに「ふげん」の……
○政府委員(佐藤静雄君) 地方財政審議会委員荒尾正浩、宮尾盤、竹村展、塩田章及び佐藤進の五君は十二月一日任期満了となりますが、竹村日成君を再任し、荒尾正浩、宮尾盤、塩田章及び佐藤進の四君の後任として川上均、鹿谷崇義、野沢達夫及び林健久の四君をそれぞれ任命いたしたいので、自治省設置法第七条第二項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○佐藤静雄君 このたび自治政務次官を拝命いたしました佐藤静雄であります。 私といたしましては、上杉大臣を補佐して、最善の努力を尽くす所存でございますので、委員長、委員各位におかれましては、よろしく御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げまして、ごあいさつにいたします。(拍手)
○政府委員(佐藤静雄君) このたび自治政務次官を命ぜられました佐藤静雄であります。何とぞよろしくお願い申し上げます。 地方行政委員会の委員長、理事、あるいは委員各位におかれましては、かねてより我が国の地方自治の進展のために格段の御尽力をいただき、まことにありがたく存じておる次第でございます。 今日、地方行政あるいは財政をめぐる環境は多くの課題が山積しておりますが、上杉大臣を補佐しまして、諸課題の解決に全力を傾ける所存でございます。 今後とも皆様方の御助言、御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、ごあいさつにかえる次第であります。(拍手)
○佐藤静雄君 自由民主党の佐藤静雄でございます。日本を代表する権威の三先生からお話をお伺いいたしまして、大変勉強をさせていただきました。 実は私、昨年の七月に初当選して東京へ出てまいりましたが、最初に気づいたのが、そして非常にいら立たしい思いをさせられたのが大都会における食料とエネルギーの浪費でございます。本当にこれは腹立たしい思いでございます。夜の東京を彩る風物詩なのでございましょうが、不要不急のイルミネーション、ネオン、あるいはビルの過剰とも言える冷暖房、不健康にして愚劣な深夜テレビ、こういうものが私にとってはまことに苦々しく腹立たしい思いでございます。 というのは、御承知と思いますが……
○佐藤静雄君 大変御多忙中のところ、大変懇切丁寧にお教えをいただきましてありがとうございました。 いただいた時間が十分だそうでございますので、最初に三人の先生に御質問いたします。 まず、宮田先生にお願いしたいのでございますが、これからのエネルギーの根幹はやはり化石燃料しかない、五十年程度は化石燃料に頼るしかない、こう思うのでございます。これは地球的な、グローバルな課題でございますけれども、エネルギー消費あるいはエネルギーの問題、そこに三つの制約があると思うのでございます。 一つは、やはり生産量の問題だろうと思うのでございます。今人類は掘りやすいところから掘っているわけでございますから、当……
○佐藤静雄君 私、福島の出身で、原子力発電と大体二十三年共存共生をしてまいりました。 地域の住民の感情としては、恐ろしいとか不安だと思ったことはそうありません。しかし、地球の環境あるいは温暖化、そういうことを考えますと、究極のエネルギーとしてはやはり核融合あるいは太陽の利用、それしかないのかなというふうに思いますが、それまでに至る間の高速増殖炉、あるいはそれまでに至る間のプルサーマル、それはやはり日本としては研究をし実現を図っていかなきゃいかぬと。プルサーマルは余り効率的ではないと思いますけれども、プルトニウムの本格的利用に至るまで、やはり現在も現存の炉で燃えているはずでございますから、これ……
○佐藤静雄君 労働力需給の見通しに絡めて、私はこの際、外国人労働者の待遇のあり方と申しましょうか、あるいは扱い方と申しましょうか、それをきちっとやはり見通す必要があるんではないか、こう思っております。 というのは、もう一部のサービス産業あるいは海運、水産業、これは外国人労働者なしには成り立たないくらい労働力が逼迫している。この間も水産審議会で話をしたのでございますが、今は二割五分あるいは三割ぐらいは認めようという海員組合の立場があるんですが、それを五〇%まで認めないともう水産業が成り立たないというような状況もございます。あるいは、地方に行ってごらんになるとわかりますように、中小企業はもう外国……
○佐藤静雄君 太陽光の利用でという議論については私は全面的に賛成でございます。しかしながら、専門家の長谷川先生が後からお話しになると思いますが、ロットが全然違います。したがって、家庭用の電灯とかあるいは民生用に少しずつ使えるかどうか、もう本当に今の状態でも百分の一ぐらいでございましょうか。ですから、これは大切にやっぱり育てていかなければいかぬと私は思います。 しかし、二十一世紀の世界を考えた場合に、どうしてもエネルギーと食糧の問題、これは大変最重要な問題だと私は考えます。もう一つは環境問題があります。それから南北問題がございます。今まで北の方は使いほうたい使ってきたわけですから、これからエネ……
○佐藤静雄君 環境税、炭素税の問題で大脇先生の御発言にある程度賛成なんでございますが、この問題はグローバルな視点でとらえないと全然意味がないんですよ。グローバルな視点で物をとらえたときに、非常にシリアスな問題が出てくる。まだ発展途上国とか南北問題とか、今まで全然エネルギーを使ってない国のことを考えないと、発展途上国の問題を抜きにしてはこの炭素税も環境税もだめなんですよね。 例えば、今発展途上にある中国とかインドとかあるいはアフリカとか、そういうところで我々と同じように使ってもいいよということになると、これはほとんど意味がなくなってしまう。だから、この問題についてはやはり世界的な規模で相談をし……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。