このページでは今井澄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。今井澄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合の今井澄でございます。私も同僚の峰崎委員と同じように、まだ国会にお世話になって半年ちょっとでありますし、本日が初めての質問ということですので、よろしくお願いをいたします。 先ほど、同僚の三上委員からも申し上げましたように、科学技術庁は原子力庁ではないか。実は私もこの予算を見たりなんかする限りにおいて、本当に中身的には原子力庁であるということを非常に憂慮しているわけでありまして、逆に申し上げますならば、科学技術庁の名に恥じないような本当の日本の科学技術の振興のための庁であってほしい、そういう願いから何点か御質問をさせていただきたいと思います。 最初に、去る……
○今井澄君 今井澄でございます。 先ほどからの質疑の中でも科学技術庁が中心となって基礎科学の研究開発を進める、このことの重要性が再確認されたと思いますし、またそのことを通じて国際貢献をすることの重要性、必要性ということもますます明らかになってきたと思いますが、私もそのことについては全く異議がないわけでございます。一方におきまして、これからの時代あるいは現在をどういうふうにとらえるかという切り口の一つとして、地方の時代ということも言われているわけですが、そういった意味で科学技術庁としては、地方の時代と言われる中で国内的な基本的な研究開発あるいはそういうことについての助成等の政策、基本的なスタン……
○今井澄君 丹羽厚生大臣には、御就任おめでとうございます。いろいろ保険、医療、福祉の分野については大変ベテランの方でいらっしゃるので、私といたしましても、今社会保障制度、年金あるいは医療保険制度が大きく変わろうとしているときに大変ありがたいことだと思っております。そういった観点から、大臣を含めていろいろお尋ねをしたいと思います。 今、資料を配らせていただきましたのは、若干問題が具体的なところに及びますし、時間を節約するためにも共通の認識のためにこの資料を参考にしていただければというふうに思っております。 最初に、先ほどMRSAについてお二人の委員の方から御質問や要望がございましたが、私もM……
○今井澄君 今井澄でございます。
これから、国民健康保険法の一部を改正する法律案について質疑を行わせていただきます。
まず最初に大臣にお伺いしたいのですが、本改正案は昨年の秋の段階ではまだ全く話題にも上っていなかったと思うわけでございますが、平成五年度の予算作成の段階も押し迫ってから急激に浮上してきて、二月十九日の三大臣折衝でほぼ確定されたと聞いております。その経緯、理由について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 さて、それに関連いたしまして今回の趣旨説明にもございましたが、その第一の問題は国民健康保険財政安定化支援事業の制度化ということだと思います。これにつきましては、いただ……
○今井澄君 それでは、ただいま議題となりました診療放射線技師法の一部を改正する法律案について幾つかお尋ねしていきたいと思いますが、今回のこの法律の改正という問題は、私は大変結構なことだろうと思っております。 医学医療の進歩に伴って各種の検査法がだんだん開発されてくる、あるいはそれを医師だけではなく、各種の医療関係職種の人がそういう検査を共同でやって質を上げていくということは、国民、そして患者さんにとって非常にいいことでありまして、こういった法律で新しい検査法を法的に認め、あるいはその検査を担当することについて業務を拡大していくというのは、これは非常にすばらしいというか、場合によっては多少もっ……
○今井澄君 おはようございます。 それでは、薬事法及び医薬品副作用被害救済・研究振興基金法の一部を改正する法律案につきまして、また関連事項につきまして質疑をさせていただきます。 まず最初に、今回提出されました法律の改正案の一番の眼目が、希少疾病用医薬品の開発を積極的に行うように国がいろいろな方策を講ずる、このことを私は高く評価するものでありまして、考えてみますと薬事法は医薬品の取締法として発足したわけですが、日本の医薬品の研究開発や製造のあり方について、厚生省として政策的に踏み込んでやっていこうということについては大変評価しております。いわゆる厚生省が政策官庁へ向けて大きくこれから羽ばたい……
○今井澄君 それでは、私は、病院の経営問題、そして来年の診療報酬改定等を中心として、できるならば先ほど午前中の質疑で大臣がおっしゃいました緩やかな変革というふうな内容の問題について及ぶように御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、去る三月二十二日の参議院予算委員会において、社会党の肥田美代子委員の質問の中で、国立病院における薬品費の未払いの問題が出ております。そのとき厚生大臣のお答えとして、三月一日現在百十二施設で十二月までの未納分の合計が百五億円ということがありまして、総理大臣もショックを受けたというふうな御発言があったと思いますが、この処理がどうなっているかお聞きをいたします……
○今井澄君 おはようございます。 今般提出されております精神保健法改正案につきまして質問をさせていただきたいと思います。 この精神保健法は、昭和五十九年に報道をされました宇都宮病院事件など大変な人権侵害の事件あるいは殺人にも匹敵するような事件、さらに昭和六十年には国際法律家委員会等のNGOの合同調査団が日本に来るという、そういう経緯の中で精神衛生法から精神保健法への抜本的な改正がなされてきたという経緯があると思いますし、そういう過程で昭和六十一年には公衆衛生審議会精神衛生部会の方から中間メモというのが出されて、この法案が成立したと思います。その中には、昭和六十二年時点での法律改正で十分対処……
○今井澄君 私は社会党の今井澄でございます。 先ほどのお話で、農業、農村の問題、米の問題が出てきたところで、この規制緩和の問題のかなり本質的なところに迫ったような気がするんです。 規制緩和というのは一つのファッションじゃいけないという問題提起もありましたけれども、この規制緩和の問題というのは、一つはやっぱり国際的な情勢の変化、ベルリンの壁の崩壊から始まる変化ですね、冷戦構造の消滅、こういう流れの中での自由主義市場経済、これが一つの大きな流れになっている中での問題が一つあると思います。もう一つ日本の場合には、この間の政治腐敗ですね、政官業の癒着構造、これがまた規制の問題と本質的に関連している……
○今井澄君 ちょっと視点を変えまして、規制緩和の今後の進め方について、平岩研究会の中間報告にある第三者機関のことについて植草先生とそれから浅地先生にちょっとお伺いしたいと思います。 先ほどからのお話でも、第二次行革審から十三年、一方で電電公社の民営化、それに伴う第一種電気通信事業における規制緩和の進みぐあいや成果のお話があったわけですが、しかし一般的には、この間十三年、規制緩和は進んでいないという評価があったり、また件数だけで言うと、むしろこの間ふえてきているということから強力に今度出てきている問題もあると思います。特に平岩研究会の、強力な推進本部をつくって計画をつくることと、そして法に基づ……
○今井澄君 私は、まず最初に下水道及び排水処理施設、いわゆる汚水、雨水等の処理施設についての事業費の配分の見直しということに焦点を当てて御質問をいたしたいと思います。 既にこれは周知のとおりでありますが、日本は世界に例を見ないスピードで高齢化が進んでいるわけですし、また二十一世紀のピーク時の高齢化率というのは、世界のどの国も経験したことのないような高齢化社会ということになるわけであります。それで、既にもうそういう時代に差しかかってはいるわけですが、二十一世紀の超高齢化社会においては医療、年金あるいは福祉ということにかなりの費用を要するということも予想されているわけであります。 欧米諸国にお……
○今井澄君 それでは、社会党の今井澄でございますが、私の方から質問をさせていただきたいと思います。 長官並びに総務庁の皆さんには本当に遅い時間に大変御苦労さまでございます。 さて今、陣内委員から大変広範にわたり御質問がありましたので、私としてはできるだけ重複を避ける形で、また重複するものは視点を変えて御質問を申し上げたいと思います。 先ほど長官から規制緩和についての基本的な考え方をお伺いしたわけで、大体私も納得するところでありますが、視点を変えまして、何のために行うのかという目的の方から整理いたしますと、一つは先ほどお聞きいたしましたように基本的にはいわゆる経済改革と言われる問題、それも……
○今井澄君 大浜先生が大変手際よく終わりましたので、私も努力しなければならないと思います。 そこで、予防接種法の改正の問題について大浜先生が詳細にわたって質問されましたので、私は一点だけお尋ねをしたいと思います。お答えも簡潔にお願いしたいと思います。 この改正の背景には時代の変化というもの、環境の変化があるということですが、これは公衆衛生審議会の昨年十二月十四日付の答申を受けてこういう改正が行われていると思うわけですが、その答申を読みますと、そこには成熱社会の中での個人の意思を反映できる制度ということと同時に、個人の健康の保持増進を図るという従来の社会防衛という考え方だけではない新しい考え……
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合の今井澄でございます。 大臣、政府委員の皆さん、それから委員の皆さん御苦労さまでございます。けさからずっと予算の審査、それから本会議、そしてまた午後の審議と、昼休みもお昼御飯を食べる暇もなく本当に頑張っていただき、特に大臣には本会議中もずっと御社席で大変御苦労さまでございます。 本日、この健康保険法等の一部を改正する法律案の審議につきまして私は質問させていただくわけですが、まず最初に大変気持ちが重いということを申し上げておかざるを得ないと思います。 この問題につきましては、私自身もずっと医療現場でやってきた立場から、特にこの成人病の時代にあって食事とい……
○今井澄君 どうも御苦労さまでございます。 私は、先月の二十五日から八月五日までの十二日間、参議院海外特定調査の第三班のメンバーとして、マレーシア、インド、ネパール、シンガポールの四カ国を訪問して、我が国のODA、経済協力の実情について調査をする機会を与えられました。その際、在外公館、JICA、OECFの在外事務所の皆さんには大変お世話になり、調査に御協力いただき、この場をおかりして感謝を申し上げておきます。 報告書はいずれ正式に院の方に提出をすることになっておりますが、この調査の際ネパールで、私はアライアンス・フォー・エナジーといういわゆるNGO、正式には登録していないそうですが、NGO……
○理事(今井澄君) 時間です。
【次の発言】 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました平成三年度決算外二件に対し、その是認に賛成するととももに、委員長提案の警告案に賛成する旨の討論を行います。
我が党は、これまで決算の是認に反対してまいりましたが、今回賛成に至った理由についてまず申し述べたいと思います。
本院の決算議決において、我が党は、その是認には反対するものの、政府の予算支出の非効率性や政策遂行上の問題点について、全会一致による内閣への警告決議という形でその改善を迫ってまいりました。
そうした中、平成元年の参議院通常選挙における当時の与野党の議席数の……
○今井澄君 前国会閉会後に行われた委員派遣について御報告いたします。 三上委員長、守住理事、清水理事、風間理事、高崎理事、泉委員及び私の七名は、去る九月二十六日から二十八日までの三日間、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情調査のため、宮城県及び青森県に派遣されました。 第一日目は、まず、東北財務局、仙台国税局、仙台国税不服審判所より、それぞれ管内概況について説明を聴取いたしました。 午後から、日本たばこ産業株式会社仙台工場を視察いたしました。同工場では、現在約百八十名の社員により年間約七十億本の生産を行っておりますが、民営化の前に比べ生産性が一・六倍向上したとのことであります。 ……
○今井澄君 それでは、引き続きまして今度は、国立病院の問題を中心にちょっと医療のあり方について質疑をさせていただきます。 ただいまの質疑におきましても、地方分権の問題、その中で特にこの間厚生省が一生懸命進めてこられました福祉の分権化、あるいは保健の分権化のお話が出てきたと思います。特に福祉につきましては、市町村を基本的な福祉圏とするような考え方で今着々と実を上げつつあると思っております。 ところで、医療につきましては医療の圏域と申しますか、どういうレベルでどういう責任を持ってどういうふうに医療サービスが提供されるのが好ましいあるべき姿だとお考えになっているか、特に医療の九五%以上は一般的な……
○今井澄君 社会党の今井澄でございます。 時間がありませんので全員の方にはお聞きできないんですが、今の河口参考人の御意見、人生八十年時代、もう五十年時代、六十年時代と違った働き方、生き方、細く長く働くということが私も非常に大事なんだろうと思います。 さて、そこで最初に、雇用制度がこれまでと今後とは変わっていかなければならないということでリストラのお話をされました。しかし一方で、草島参考人などの先ほどのお話を伺いますと、現状が変わらないんじゃないかというふうな御認識もあるようですけれども、河口参考人としては、支給開始年齢が徐々に延ばされていくという段階の中でどういうふうな形に変わっていくある……
○今井澄君 おはようございます。委員の皆さん及び大臣初め政府関係者の皆さんも、本当に三日間朝から晩まで御苦労さまでございます。 さて、昨日までの質疑の中で今回の年金改正のポイント、最大のところが支給開始年齢を段階的に六十歳から六十五歳に変更するという問題であるわけですが、そこでの最大の問題が雇用と給付の継続をどう図るかという、これは年金制度だけの問題ではなく、雇用制度を含めて国を挙げて、官民挙げて今後努力することだということになってきたと思いますが、そこで六十歳前半については別個の給付というものが出るということなわけです。この別個の給付の特例措置というものについても議論になったところでありま……
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合を代表して質問をさせていただきたいと思います。 さて、阪神・淡路大震災発生から四十日が経過いたしました。この間、被災された皆さん方に対しては、その御努力に対して敬意を表しまたお見舞い申し上げるとともに、行政の皆さんも大変このことで頑張っておられることについて敬意を表したいと思います。厚生省におかれましても、毎日夜遅くまで頑張っておられることにも敬意を表したいと思うんです。 この問題については、既に九日に当委員会で集中審議が行われましたが、そこで幾つか質疑が出たことの補足を含めて、若干その後のことをお尋ねしてみたいと思います。 あれから四十日たちまして、……
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合の今井澄でございますが、ちょっと風邪を引いておりますので、お聞き苦しいところはお許しいただきたいと思います。 さて、私は、新ゴールドプランとそれから新介護システム、特に介護保険制度について幾つか質問をさせていただきたいと思います。 最初に、今回審査をしております平成七年度予算案策定の中で、昨年十二月十八日、厚生大臣、大蔵大臣、自治大臣、三大臣合意による新ゴールドプランが合意したということ、私はこのことを大変高く評価いたします。また、その三大臣合意のために、厚生大臣を筆頭に厚生省の皆様方が大変な御努力をされたことに対しまして深く敬意を申し上げたいと思います……
○今井澄君 日本社会党・護憲民主連合の今井澄でございます。 国保法の改正等について質疑をさせていただきますが、まず最初に、国保の意義について一言申し上げておきたいと思います。 どうも国民健康保険というのは、低所得者が多いとかいつも財政が赤字が多いとかということで何か保険の中で厄介者扱いをされてきている。だけれども、これはやっぱり大変間違った考えじゃないだろうかと思うわけです。それは昨今言われておりますように、地域保健としての重要性ということ、特に高齢化が進むに従って、あるいは今また少子化が問題になっているところで、地域の重要性ということが非常に強調されている中におきましては特に地域保健とし……
○今井澄君 それでは、まず精神保健法に関連して数点御質問したいと思います。 阪神・淡路大震災はあらゆる分野で大きな教訓を残してくれたと思いますが、特に精神科における救急医療体制の整備、これの重要性はかねてから指摘されていたところでありますが、この大震災でも改めて認識されたと思います。このことに関しましては地元の公私のスタッフに大変頑張っていただき、またこれに対しては厚生省も相当力を入れて、まあ十分とは言えませんけれども頑張っていただいたことを評価し、敬意を表したいと思うわけです。 厚生省としては、今年度予算で予算措置をしていわゆる精神科救急医療システム整備事業というのを行うわけで、今年度は……
○今井澄君 ただいまの服部委員の質疑をお聞きしていまして、大変興味深く、実は私もむしろ分権の立場から、寄附金みたいなものはこれはよくないと思う、別の意見を持っているんですが、どうしてもこの委員会の形式がお互いのディベートでないのが残念で、私は私でやっぱり準備したものをやらせていただかざるを得ないと思いますので、私の質疑を行わせていただきます。 三月三十一日、閣議決定の「規制緩和推進計画について」、いわゆる規制緩和五カ年計画、私も読ませていただきました。大変項目数が多いので全部丁寧に読むというわけにもいかないので、流し読みみたいに二回ほど読ませていただきました。 この中で、その最初に「一 目……
○今井澄君 三人の参考人の方から、それぞれのむしろ違った立場というか違った側面から大変おもしろいお話を伺わせていただきまして、ありがとうございました。 一つは、富山参考人から出された航空機の問題はまさにこの規制緩和是非論の一つの格好の題材で、アメリカにおいてもまた世界的にも議論されていることですので、例えば先ほど出された問題についてお二人の参考人がどうお考えか、お聞きできればこれはまたひとつおもしろいなとは思うんですが、時間の関係もありますし、データとか何かの問題もあると思いますので、それはそれとして置いておきたいと思います。 私も、やっぱり二十一世紀超少子・超高齢社会を迎える、その中でや……
○今井澄君 社会党の今井澄でございます。 同僚議員の皆さんも、また両大臣及び政府委員の皆さんも、閉会中審査、大変御苦労さまでございます。 今回の九月に始まりました閉会中審査の訂頭でも守住委員を初め同僚議員の方からも御指摘がございましたが、この参議院の決算委員会というのは非常に大事な委員会であろうと思いますし、特に参議院の独自性という点からも大事だろうというふうに思います。 ところで、現在、平成四年度、五年度あわせて審査をしているわけですが、笠原委員の前回の御指摘にもありますように、慎重かつ迅速に決算審査を行って直近の予算審議に生かしていかなければならない、そういう我々の使命もあるだろうと……
○今井澄君 午前中、清水委員の方から御質問がありましたATR、新型転換炉の実証炉の建設中止の問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。
私は、今回の中止の決断はよかったというふうに評価しているわけですが、まず最初に長官に、青森県大間町に実証炉の建設計画があったわけですが、今回それが中止されたことについて、その経緯と中止の理由を端的にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、今ATR、いわゆる新型転換炉が申上になったのは、実際にそれを建設し電気を売る側がこれは高過ぎて売れないというか、電事連ですね、それを買う側が高くてとても買えないということがあって経済的な理由から中止された……
○今井澄君 それでは引き続きまして、今度は農林水産省及び林野庁に対して、国有林野事業それから林政に関して御質問を申し上げたいと思います。 日本は大変森林の占める面積の多い国だと言われております。国土の約七割が森林で、そのうちの約三割が国有林で、その国有林は大部分が脊梁山脈と申しますか、最も水源というか高いところにあるわけでありますから、また非常に国有林の役割というのは高いというふうに思っております。その国有林ですけれども、戦後一時期は大変に木材ブームといいますか、とにかく戦前からそうだったと思いますが、切っても切っても足りない、そういうふうな時代があったわけですが、まずは木材価格が下落すると……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび厚生委員長に選任されました今井澄でございます。
本委員会は、社会福祉、医療、年金など国民生活に密接にかかわる重要事項を所管しており、その使命は重大でございます。
委員長といたしましては、委員各位の御支援、御鞭撻を賜りまして、公正かつ円満な運営に努め、職員を全うしてまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長……
○今井澄君 初めに、森建設大臣、それから池端国土庁長官、御就任おめでとうございます。非常に政務多端の折、御尽力をされ心を砕いておられることに敬意を表したいと思います。 さて、本日の質問に入ります前に、実は九月二十七日のこの決算委員会で、ちょうど科学技術庁の審査であったわけですが、そのとき、ATR、新型転換炉が高くつき過ぎるということで建設中止になった、そのことにまつわって、巨大プロジェクトの見直しの必要性、国費のむだ遣いがあってはならないということを私は申し上げて、そのときに、あわせて高速増殖炉の開発、核燃料サイクルについても見直すべきではないかということを申し上げたんです。 科学技術庁は……
○今井澄君 今井澄でございます。 私は、平成四年度及び平成五年度の予備費及び決算調整資金について質疑をさせていただきます。 それにつきましても、けさほどの質疑の中でもありましたが、大蔵大臣、財政の非常事態宣言を出されるというような中で私も非常に心配をしております。特に、決算調整資金が歴年発生しているところなど非常に問題だと思います。私は先ほどもちょっと与党税調の方の議論にも参加してきたんですが、景気対策ということで税金をまけろまけろという大合唱の中にあるわけで、これで税収はさらに減る。一方で、景気対策であれもやれこれもやれということで歳出が伸びる。一体この差額、要調整額と申しますか、本当に……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、和田洋子君が委員を辞任され、その補欠として山本保君が選任されました。
また、去る十一日、石渡清元君が委員を辞任され、その補欠として高木正明君が選任されました。
また、本日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として戸田邦司君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月一日、戸田邦司君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に釘宮磐君を指名いたします。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第三号付添看護廃止……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、栗原君子君が委員を辞任され、その補欠として梶原敬義君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名文員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に朝日俊弘君を指名いたします。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたしま……
○今井澄君 私は、きょう二点について御質問したいと思いますが、一つは昨年十二月八日に起きた高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の事故にかかわることですが、この問題につきましては証拠隠しとかいろいろな問題があるわけで、その点もやりたいわけですが、本日は時間がないということが第一。 それから、第二には、決算委員会ですから国民の血税の使い方が適正かどうかという、そういう視点に立って一問だけ科学技術庁長官にお尋ねをしたいと思います。 私はたびたび当委員会でも原発あるいは特に核燃料リサイクルについて御質問を申し上げてきたわけでありますが、平成五年二月二十六日には科学技術特別委員会でも質問を行いまして、昨年九……
○今井澄君 社会民主党の今井澄でございます。 平成六年度決算について、会計検査院が力を入れましたODAについて本日は質問したいと思いますが、それに先立って、緊急の課題であります部落差別撤廃にかかわる問題、いわゆる同和問題について中西総務庁長官にお尋ねしたいと思います。 緊急と申しますのは、去る六月五日に与党の人権と差別問題に関するプロジェクトチームが三項目の合意、法的措置を含むものの合意をいたしまして、六月七日には与党の政策調整会議で確認し、さらに十日には政府・与党首脳連絡会議で報告をし了承された。この問題は法的措置、それから特に来年三月に期限が切れるいわゆる地対財特法にかかわる期限切れの……
○今井澄君 社会民主党の今井澄でございます。 本日は、消費税の問題についてちょっとお尋ねしたいわけですが、その前に、前回の当決算委員会の質疑の続きとして、一カ月前ですので長いのか短いのか、この前質問したことのその後の経過についてお尋ねしたいと思います。 中西総務庁長官から、いわゆる部落解放問題、同和問題でありますけれども、今なお差別の実態が厳しいことから、地対財特法の来年三月の期限切れを控えて、その特定事業に対する財政的、法的措置を講ずるため七月をめどに頑張るということが一つと、もう一つは、教育・啓発に関する法的措置について可及的速やかに一定の姿が見えるようにしたいということ、そして、その……
○今井澄君 社会民主党の今井澄でございます。 本日は各省庁別ということで、ちょっと細かい問題について、金額的にも細かいですし、また手続的にもいろいろ細かいですが、せっかく会計検査院さんが一生懸命やられたことなので質問をさせていただきたいと思います。 まず最初は、外務省のODAをめぐる談合につきましてですが、昨年、平成七年三月二十七日に公正取引委員会から二件の排除勧告が出されております。そのうちの一件につきましては、昨年十月二十五日に取扱商社三十七社に対しまして課徴金納付命令が出され、他の一件についてはことしの三月八日、漁業資材の供給業者に対する課徴金納付命令等、警告が出されております。 ……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十二日、南野知惠子君が委員を辞任され、その補欠として阿部正俊君が選任されました。
また、去る一月二十五日、梶原敬義君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君が選任されました。
また、昨二十一日、塩崎恭久君及び水島裕君が委員を辞任され、その補欠として上杉光弘君及び渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、上杉光弘君及び渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として塩崎恭久君及び水島裕君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後零時二十六分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
平成会所属の委員の出席がありませんので、理事から出席を要請いたしたいと存じます。しばらくお待ちください。――平成会所属の委員の出席を要請いたしましたが、出席を得ることができませんでしたので、やむを得ず議事を進めます。
社会保障制度等に関する調査を議題とし、前回に引き続き、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後三時八分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案、らい予防法の廃止に関する法律案及び平成八年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案を一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、三案に対する質疑は終局したものと認めます。
これより三案について討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより採決に入……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する質疑はこの程度とし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時五十八分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、血液製剤によってエイズウイルスに感染され、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。
どうぞ御起立をお願いいたします。黙祷を願います。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席願います。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。
昨三日、勝木健司君が委員を辞任され、その補欠として常田享詳君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査のうち、薬害エイズ問題に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、常田享詳君が委員を辞任され、その補欠として勝木健司君が選任されました。
また、本日、田浦直君が委員を辞任され、その補欠として常田享詳君が選任されました。
【次の発言】 廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案及び民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理化のための厚生省関係法律の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
政府から順次趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
両案に対する質疑は後日に譲るこ……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十日、勝木健司君及び常田享詳君が委員を辞任され、その補欠として和田洋子君及び田浦直君が選任されました。
【次の発言】 廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしてしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。――別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
廃棄……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。昨十七日、竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として上山和人君が選任されました。
また、本日、上山和人君が委員を辞任され、その補欠として萱野茂君が選任されました。
【次の発言】 国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十五分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十九日、萱野茂君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君が選任されました。
【次の発言】 社会保障研究所の解散に関する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時五十七分散会
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十五日、田浦直君が委員を辞任され、その補欠として小川勝也君が選任されました。
また、本日、竹村泰子君が委員を辞任され、その補欠として齋藤勁君が選任されました。
【次の発言】 国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 時間がオーバーしておりますので、答えは極めて簡潔にお願いいたします。
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十六日、小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として田浦直君が選任されました。
また、本日、木暮山人君及び齋藤勁君が委員を辞任され、その補欠として北澤俊美君及び竹村泰子君が選任されました。
【次の発言】 社会保障研究所の解散に関する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。
……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る一日、北澤俊美君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
【次の発言】 去る一日、予算委員会から、本日午後の半日間、平成八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、厚生省所管及び環境衛生金融公庫について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
予算の説明につきましては既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 以上をもちまして、平成八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 厚生年金保険法等の一部か改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。菅厚生大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
厚生年金保険法等の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございません……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十八日、渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨二十九日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として戸田邦司君が選任されました。
【次の発言】 厚生年金保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午後零時三分休憩
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る五月三十日、戸田邦司君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨三日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として都築譲君が選任されました。
【次の発言】 厚生年金保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案審査のため、三名の参考人の方々から御意見を聴取することといたしております。
中央大学法学部教授の貝塚啓明君、社会保障制度審議会年金数理部会委員の山本正也君、年金実務センター代表の公文昭夫君、以上の方々でございます。
この際、参考……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四日、都築譲君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨五日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として渡辺孝男君が選任されました。
【次の発言】 厚生年金保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案に対する質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。
御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る六日、渡辺孝男君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨十日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として田村秀昭君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査のうち、歯科医師法の一部を改正する法律案に関する件を議題といたします。
本件につきましては、大島慶久君から委員長の手元に歯科医師法の一部を改正する法律案の草案が提出されております。内容はお手元に配付のとおりでございます。
この際、まず提案者から草案の趣旨について説明を聴取いたしま……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、田村秀昭君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、昨十二日、木暮山人君及び山本保君が委員を辞任され、その補欠として常田享詳君及び西川玲子君が選任されました。
【次の発言】 旅館業法の一部を改正する法律案を議題といたします。
提出者衆議院厚生委員長和田貞夫君から趣旨説明を聴取いたします。和田貞夫君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。――別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。――別に御意見……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、常田享詳君が委員を辞任され、その補欠として木暮山人君が選任されました。
また、本日、高木正明君及び木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として鈴木政二君及び田村秀昭君が選任されました。
【次の発言】 優生保護法の一部を改正する法律案を議題といたします。
提出者衆議院厚生委員長和田貞夫君から趣旨説明を聴取いたします。和田貞夫君。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
これより質疑に入ります。――別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。――別に御意見……
○委員長(今井澄君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、鈴木政二君及び田村秀昭君が委員を辞任され、その補欠として高木正明君及び木暮山人君が選任されました。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査を議題といたします。
薬害エイズ問題に関する小委員長から委員長のもとに調査報告書が提出されております。
この際、調査報告書の概要につきまして、小委員長から報告を聴取いたします。薬害エイズ問題に関する小委員長釘宮磐君。
【次の発言】 以上で小委員長からの報告の聴取は終わりました。
ただいま小委員長から概要説明のありました調査報告書につきまして……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 最初に、質疑通告はしなかったんですが、冒頭三塚大蔵大臣の方から、平成四年度、五年度にこの参議院の決算委員会及び本会議でも当然議決したわけですが、警告決議について講じた措置の概要のお話がありましたが、私はちょっと不本意なものですから、このことをちょっと申し上げたいと思います。 第一点の行財政改革のことにつきましては、きょうの新聞各紙社説で、なっていないということが出ておりますが、このことは、ここは決算委員会ですから予算委員会等でやっていただくことにいたします。 第二点目なんですが、警告決議の中では、明らかに約二千億円の国費が投入されて、こ……
○今井澄君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成六年度決算外二件に対し、その是認に賛成するとともに、委員長提案の警告決議案に賛成する旨の討論を行います。 まず初めに、次年度決算の国会提出前に平成六年度決算の充実した審議を終了できましたことに対し、委員長を初め関係各位の御尽力に敬意を表します。 さて、平成六年度の財政運営を見ますに、バブル崩壊の長引く影響に対し、当該年度も多額の補正予算を執行しなければならなかったことにより、国債の累積残高が二百兆円にも達したことにつきましては、財政再建の必要性と公共事業の経済効果のバランスの問題等、是認するについても、今後に大きな教……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。時間が限られておりますので、主に行政改革の問題と消費税の問題で質問したいと思います。 十二月八日、日曜日のある新聞の社説にこう書いてあります。当社の「世論調査で、橋本内閣の支持率が五六・五%を記録した。二か月前の調査に比べ、一気に一〇・九ポイントも上昇した。支持理由としては、「政治姿勢を評価」する人が最も多く、評価できる政策では「行政改革」の比率が最高だった。」というふうに書いてあります。そしてその後に、「第二次橋本内閣の発足に合わせるかのように、」、きょう一日議論されておりますように、霞が関の数々の不祥事が起こっている、大蔵省の問題も記憶に……
○今井澄君 秋田の方の御報告をお聞きいたしますと、現金給付というのがかなり出ておりますね。それで、長野県でもそういう議論が出ましたし、そのときの議論はともかく、私どもの県でも非常に山の多い静岡県との境の天竜川の上流の少ないところは人口が三、四百という村がありまして、そういう十何カ町村かの議長会の中でも現金給付という希望が出ているんです。私個人は、結論から言えば現金給付には基本的に今回はしない、すべきでないという考えなんですけれども、秋田県の場合、特にどういう論拠で現金支給をすべきだというふうなことだったんでしょうか。質疑の中なり何かであったら教えていただきたいんですが。
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょう、ずっと議論をお聞きしていまして、特に午前中の議論の中で、興味深い政治家の責任と官僚の責任の問題、アカウンタビリティーの問題や、そういうことで私もぜひこれを論じたいと思いますし、またもう一つ、公的負担率の問題、俗に国民負担率と言われるこの問題の是非の問題もちょっと論じてみたいと思うんですが、やはり与えられた時間の中でちょっと準備してきたものがありますので、まずとりあえずそちらの方からさせていただきたいと思います。 実は、昨年の十一月七日、私の地元ですけれども、長野市の栗田病院という、全くの個人経営なんですけれども、精神科の病院、一般……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。
今の菅野先生の質問に引き続くような形で、援護法における国籍条項の問題について御質問をしたいと思います。
この問題はたびたび本委員会でも取り上げられてきたところでありますが、これもかつて質問としてありましたが、最初に事実関係として、第二次世界大戦で、私は特に朝鮮半島の出身者のことを中心に伺いたいと思います。
日本の軍人・軍属として徴用された朝鮮人、韓国人は何人いたのか、またそのうち戦争で亡くなられた方及び負傷された方は何人いたのか、まず事実関係をお尋ねいたします。
【次の発言】 そうですが。戦傷病者の人数は把握できない。
推測もできない……
○今井澄君 民主党・新緑風会を代表して、平成九年度の厚生省予算に関連して質疑を行いたいと思います。 さて、現在、新ゴールドプランが進行中であり、また衆議院には介護保険法案が提出され、二〇〇〇年からの介護保険制度のスタートが望まれているわけでありますけれども、この新ゴールドプランの進捗状況を厚生省からいただいた数字で見てみますと、大変喜ばしいことにホームヘルパーは平成九年度予算で十五万人を超えるということで約九〇%近く、十七万人目標の九〇%近くとなります。それともう一つ、進んでいるのでは特別養護老人ホームがもう既に二十九万人分の九〇%を超える二十六万二千七百九人分というのがこの予算に計上されて……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 私は、先週の金曜日、本会議で質疑をさせていただきました。そこでも申し上げたとおり、そしてまたきょうの質疑の中でも何人もの委員の皆さん方がお話しになっておられますように、今回の改正案というのは財政対策ということが主たる目的であって、抜本改革抜きにこういう対策だけで済むものではないというふうなことがほぼ共通の認識として言われていると思います。 そこで、国民の皆さんも、大変これに関心を持っておられるだけではなく、大変強い反対や不満や心配を持っておられるわけですが、それは今申し上げましたように、現在の医療保険制度、医療制度の中にはいろいろむだとか……
○今井澄君 一昨日、二十七日の質疑に引き続いて、抜本改革の方向に向けて、特に今問題になっておりますお薬のむだをなくすにはどうしたらいいか、また、菅野先生が今取り上げられました出来高払いか定額払いかという医療費の支払い制度の問題についてお尋ねしていきたいと思いますが、その前に一昨日の質疑の中で、またきょうの質疑の中で明らかになってきた現在の修正案自体の問題点ということを最初にちょっと問題にしたいと思います。 けさほど塩崎委員の方からもけさの朝日新聞の一面の記事のことが指摘されました。私も、かねてから小児科のお医者さんから、今度の修正案というのは何日分出したかにかかわらず薬の種類で四百円とか七百……
○今井澄君 二十七日、二十九日に続いて三回目の質疑をさせていただきたいと思います。 これまでは主に薬剤費の問題、薬価の問題、それから支払い制度、出来高払い制の問題等についてやってまいりましたが、本日は高齢者の経済状況、特に高齢者の低所得者への配慮の問題について質疑を行いたいと思います。 その前に、今、菅野先生からもいろいろ質疑があった中で出てきたことでありますが、私どもは衆議院段階で今回のもともとの政府案について少なくとも抜本改革につながるような方向にすべきであるということでいろいろ御意見を申し上げて、その中で健康保険本人を二割負担にするならば家族も三割負担から二割負担に引き下げる方向とか……
○今井澄君 健康保険法等改正案の審議も公聴会を含めてきようで六日目になりますが、大分きょうも興味深い議論が出てきたと思います。国民負担率論争の問題、それから私なんかは非常に興味がある出来高払いと定額制の問題、それからきょうは長瀬計数という、医療費の自己負担をふやすと受診抑制の効果がどうあるかという経験則の大変おもしろいお話をいただきました。 私もそういう議論をしたいところでありますけれども、最初に尾辻先生の方からお話がありました現在の衆議院から回ってきた修正案の欠陥をどう直すかという中で、やはり子供に対する配慮、それから低所得者、高齢の低所得者に対する配慮、これは非常に大事だと思います。私も……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 どうもこの厚生委員会、健康保険制度の改正について、私の前の質疑者の菅野先生と大分、これまでもダブってまいりましたが、きょうもかなりダブります。というのは、私も実は国民負担率ということについて、その言葉や概念等についてお尋ねをしたいと思います。 結論から先に申し上げますと、先ほど総理はこの言葉は国民になじんでいるというふうに言われました。確かに、土光臨調以来どなたも国民負担率という言葉を簡単に使ってしまうわけで、そういう意味ではなじんでいるのかもしれませんが、実はこの言葉は非常に誤解を与えやすい言葉ですし、また概念自体が非常にあいまいだとい……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 ただいま一時間半余りにわたり、牛嶋先生の大変含蓄に富んだ内容の濃い質疑を聞かせていただきまして、私としても大変勉強になりましたし感激をいたしております。 特に今、新ゴールドプランの意義とその作成過程、それから国民の合意をどう得られるか、最後のことにも関連して出たことや、あるいは社会保険方式なるものがいかなる意味を持つのかということについては大変的確な御質問であっただろうというふうに思っております。 実はこういう問題、既に社会保障制度審議会の第二次報告で初めてこの介護保険制度ということが公式の文書に出る、あるいはその前からいろいろ論じられ……
○今井澄君 みなすのではありませんでして、そこに括弧で書いてありますように、「脳死した者の身体」ということで、これは死体であります。イコールであって、みなすものではありません。
【次の発言】 そこのところなんですけれども、これが修正案か独立案かということで先ほどから御意見がございまして、括弧して書いてありますように、それは一定の条件のもとで脳死判定がされた場合は死体であるということで、基本的には中山案を踏襲するものであります。しかし、その背景になる認識として、脳死一般に関しての社会的合意がないというところから、臓器移植を目的とし、しかも二つの条件を満たすという本人の意思、それがあった場合にのみ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日は集中審議の二日目ということで、外交、危機管理、それから医療・福祉ということですが、私は時間の関係もあり医療・福祉に絞って質疑をさせていただきたいと思います。 それで、質疑書を用意してきたわけですが、けさからの御議論を伺っていて、どうしても例の国民負担率という言葉についてまた一言申し上げたくなりました。十二月十六日の行財政改革・税制の特別委員会でも申し上げたんですが、先ほど日下部議員が国民負担率という言葉には実は問題があるんだけれどもと、時間がないからその先を言われませんでした。 日下部議員も私と全く同じ気持ちだと思いますが、議事録……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 六人の参考人の方からそれぞれのお立場で非常に貴重な有益な御意見をいただいたわけでありますが、ただ伊藤参考人の言われたことで一つ事実誤認があるので、これは最初に御指摘申し上げておきたいと思うんです。 今、厚生省が都道府県や市町村、主に都道府県などと協議をしながらいろいろ指示を出したりモデル事業をやっている、これは国会軽視のルール違反だというお話がありました。これは、百四十通常国会六月十七日の本厚生委員会の議事録を見ていただければ、そこできちっと私が質疑をいたしまして、大臣の答弁もいただいて、これは介護保険法案が成立するとすれば、二〇〇〇年施……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょうは朝から浜四津理事、それから山本委員の質疑をお聞きしていまして、非常に内容の濃い、そして私とも問題意識の一致する大変いい質疑が行われたと思いますが、ただその中で印象的であり同時に問題だと思うのは、こういう委員会の質疑の形態やこの法案の問題だと思います。 浜四津理事から指摘された三百を超える政省令に具体的なことをゆだねるような法律が一体本当にいいのか、国会は一体何かということは私も重く受けとめなければならないと思いますし、山本委員からも、選択肢を出すのが役所の仕事なので、国会としてそれをきちっと議論して政策にしていくという、こういう形……
○今井澄君 私は、本日は主として基盤整備について御質問をしたいと思います。 先ほど渡辺委員の方でかなり詳細にされましたのでダブる点は省略していきたいと思いますが、先ほど渡辺委員の御質問に対して厚生大臣が、この基盤整備、新ゴールドプラン達成について不安がある、しかし法律の成立が介護基盤の整備を促進するというふうなことを言われたと思います。 それで、まずその新ゴールドプランの達成率というのが現在必ずしも高くない、むしろ低いんじゃないだろうかというふうに言われていること、それから先ほどの渡辺委員の引用にもありましたように、日経のアンケートによれば完全に達成できるのは本当に二割ちょっとに過ぎないと……
○今井澄君 私は、十月二十三日の質疑で、医療と介護の関係について若干入り口の議論をさせていただきました。前回、宮崎委員の方からかなり詳しい議論があったというふうにお聞きしておりますが、私、たまたまそのときは差しかえでおりませんで、場合によってはちょっと重複することがあるかもしれませんけれども、その点を深めていきたいと思います。 まず、原点に戻りたいと思いますが、介護保険法の第一条、「この法律は、」というところに「医療」という言葉が出てくるわけですね。「入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、」云々、介護保険法第一条で言う「医療」というの……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日はこちらへお世話になって御意見をお聞かせいただきましたけれども、大変参考になっております。特に、現場を踏まえて、例えば介護報酬は地域によって、特性を見て地域格差をつけるべきではないかという御意見とか、例えば上所公述人など低所得者についての具体的な資料を出していただきまして、どういうところに本当に困っておられる、配慮しなければならない人がいるかということについてもお述べいただきまして、大変参考になりました。私どもの審議に生かしていきたいと思います。 さて、私は、いろいろ公述人の皆さん方の御意見にもありますように、将来的にこの介護保障制度……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日私は、介護保険料とそれから低所得者対策についてお尋ねをいたします。厚生省の方にお渡しした質疑とちょっと変えてやりますのでよろしくお願いいたします。 既に昨年の段階で、この介護保険制度が施行される西暦二〇〇〇年のまず最初の年の保険料は平均をすると一人につき二千四百円というふうに言われておりますし、それを毎年改定を避けるために三年平均でとると一人月二千五百円というふうになっておりまして、厚生省のパンフレットにもそういうふうに書いてあって、もう国民は月二千五百円というふうに受け取っていると思います。これはその後経済情勢の変化とかいろいろ、ま……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 大変貴重な御意見を幾つかいただきましてありがとうございました。順次お尋ねしていきたいと思いますが、山本先生も基本的な態度を言われましたので、私も基本的な態度をまず申し上げた上で質疑をさせていただきたいと思います。 何か介護保険は厚生省がつくったようなお話で進められているのは非常に心外でございまして、これは宮崎先生も含めて、私どもかつて与党の時代に一年余りかけてつくってきたもので、もちろんだから満足しているわけでもこれが完全だと思っているわけでもないんです。 一つは、高齢者介護体制の整備が急がれる、そのためには財源を何とかしなければならな……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。これまでに引き続き質疑をさせていただきます。 この間、地方公聴会あるいは本日の中央公聴会の中で、いわゆる民間の皆さん方、例えば住民参加型のサービスをやっている皆さん方とか、あるいは有限会社で訪問看護ステーションをやっておられる方の御意見もお聞きしましたが、そういう営利、非営利を問わず、民間活動を行っている皆さん方が介護保険が施行された場合に対象とされるのかどうか、大変心配をされておられるわけで、その点は情報開示が足りないために無用な心配をされている点も多々あったように思います。 そこで、最初に大臣にお尋ねしたいわけですが、先ほど山本委員から……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょうは、幾つか質問を多目に準備いたしましたが、時間の関係がありますので、この中の幾つかお願いしたいと思います。 まず最初に、一番最後に準備しました質問、順番は最後ですが、これは過日の審議の中でも申し上げたことですが、要介護認定や介護サービス計画、いわゆるケアプランの策定に当たっては、サービス事業者の意向に左右されてそういう認定や策定が行われないようにする必要がある。とすると、それにかかわる介護支援専門員いわゆるケアマネジャーは、サービス事業者からの独立を担保すべきだと考えますが、その点についての具体策はどのようにお考えでしょうか、大臣に……
○今井澄君 民主党の今井澄でございます。 それでは、参考人に御質問いたしたいと思います。先ほどからのお話を伺っておりましても、感染症との闘いは終わりなき闘いであるという、新興感染症、再興感染症、それと医療側の油断と申しますか、あるいは住民を含めてのそういうこともあって、一つそういうことを感じます。 それからもう一つは、人権侵害の問題ですけれども、これも率直に言えば終わりなき闘いというか、常にやっていかなければならない問題だろうと思いますが、特に人権の問題を考えてみますと、これは幾つかに分けられると思うんです。 一つは、感染症ということで具体的に行動制限をするということ自身の中で注意しなけ……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。
本日は、先月出ました人事院勧告及び公務員制度の問題について質問をしたいと思います。
まず最初に、総務庁長官とそれから官房長官にお尋ねしたいと思いますが、八月十二日の人事院勧告を受けて、政府の基本的な姿勢及び取り組みの状況について基本的なことをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 給与関係閣僚会議議長でしょうか、その責任者は官房長官だと思いますが、八月十二日の勧告を受けてその日に開かれたようですが、早期にということですが、その後は開かれておりますでしょうか。
○今井澄君 おはようございます。 いよいよ参議院予算委員会で政府に対する質疑を行うわけでありますが、私は、民主党・新緑風会を代表して、小渕総理初め関係閣僚に質疑を行いたいと思います。 最初に、小渕総理、総理大臣御就任おめでとうございます。大変な状況の中で就任されたということ、ある意味では御同情を申し上げるわけであります。お祝いを申し上げたわけですが、しかし、参議院として、また我が民主党・新緑風会としては、心からのお祝いが申し上げられないことが実は大変残念だと思っております。と申しますのは、御承知のように、本院におきましては、菅直人衆議院議員が百四十二票という圧倒的な差で首班指名を受けたわけ……
○今井澄君 それでは、福山委員に続きまして、関連質疑で質問をさせていただきます。 まず最初に、政界というのは本当に驚くようなことが起こるわけで、しかもその中身が全くわからない、今の自自連立の動きというのは。まさにこれが国民の政治不信を強めているような気もいたしますし、合意事項などということがにぎにぎしく言われながら全く中身が伴わないということで、午前中の質疑でも問題になりましたが、やはり史上最大の景気対策を打ちながらも国民の信頼が得られないというところはそこにあるのではないかと思います。 そこでまず、主として自自連立と消費税のいわゆる福祉目的税化ということについてお尋ねしたいと思うんですが……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 まことに残念ながら、今国会では国民福祉委員会に所属をできませんで、きょうは同僚議員の御理解を得て、また朝日理事の御好意により質疑をさせていただきます。 きょう冒頭に塩崎委員の方からお話がありました。私もこの介護保険法案、あるいはその制度をつくってくる過程から現在、一年後に控えて準備しているところを本当に感慨深く見守っているところであります。 先ほど塩崎委員のお話にもありましたが、現委員長の尾辻委員長も与党の福祉プロジェクトで御一緒に、新ゴールドプラン作成まで含めますと本当に数十回以上にわたって真剣な議論をしてやってきたことを懐かしく思い……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。
国家公務員法等の改正について質問させていただきたいと思います。
今度のこの改正による高齢者再任用制度につきましては、既に総務庁長官から提案理由説明をお伺いしておりますし、今の岡委員の質疑の中にも出てきましたが、改めて今度は人事院総裁に、この高齢者再任用制度の目的と社会的意義、これは何なのか簡潔にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 これから、中央省庁の再編等いろいろ行政改革が進むわけです。その中で、特定独立法人という制度が出てくるというふうにお聞きしているんですが、その職員の取り扱いはどうなるんでしょうか。
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 私は、大きな問題二つについて、時間が大分短くなりましたが、質問いたします。(図表掲示) お配りしました資料の一枚目、今パネルで示しておりますが、これは政府の減税案、そして私ども民主党が提出しております減税案及び子育て支援手当案、そして現在の税制等であります。この緑色でかいたのが政府の減税案です。この政府の減税案は、最高税率を五〇%から三七%に減らすというものであります。お金持ちの人、所得の多い人の最高税率を減らすということ、結果的に八百万円以下が現在の特別減税の状態に比べると増税になるということがたびたび指摘されておりますが、このことにつ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 参議院の本予算委員会も大詰めを迎えまして、いよいよ締めくくり総括質疑となりました。世上では、ことしは史上最速の予算の通過が見込まれる、こういうことが言われているわけでありますが、そういった中で、参議院の予算委員会は、過去十年あるいは十一年を振り返ってみますと、一番長かったのが九十四時間。それを超える質疑時間を現在確保しつつありますし、各般にわたって大変広い範囲の質疑が行われてきたというふうに思っております。 その中で、幾つか新しい問題も出てきましたが、しかし一方でなかなか質疑が深まらなかったという点もあると思うんです。例えば金融問題では、……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本予算委員会が開催されたのが先週の金曜日、十六日でしたが、この十六日以降さまざまなことが起こりました。一つは九九年度の経済白書が閣議了承されて発表されたことでありますし、また厚生省の方からは九八年の国民生活基礎調査が発表されました。また、民間では朝日新聞社の社会保障制度についての世論調査も発表されております。もう一つ、介護保険制度についての厚生大臣の答弁をめぐっての自民、自由両党間での何かあつれきが起こっているようであります。さらにもう一つ、堺屋長官が補正予算審議のこのさなかに、昨日ですか、公共事業を中心とした五兆円規模の第二次補正予算に言……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 厚生大臣には御就任おめでとうと申しますか、非常に大変な時期にむしろ大変御苦労さまなことだと思います。 きょうは介護保険の集中審議ということですが、この介護保険について見ますと、これは実施までにできるだけ準備の時間をとりたいということで、平成八年の通常国会に、当時の与党三党、連立の与党が通常国会に出そうと思って頑張ったわけです。ついに出せないで臨時国会になったわけですが、そのとき最後に与党三党でワーキングチームをつくったことを覚えておられると思います。大臣もメンバーのお一人、私もメンバーの一人、そういう立場で一生懸命つくってきたことを見ると……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 前回の介護の集中審議で十分質疑できなかったこともありますので、そのことを含めて本日もまた質疑をさせていただきたいと思います。 最初に、厚生大臣、大丈夫でしょうか、何か大変痛々しい格好であらわれましたが。私どもは、一応政府委員制度の廃止という大きな今国会の意義を踏まえて、基本的には政治家同士の討論ということで大臣、政務次官等にお願いしたいと思っているわけですが、やはりお互いに健康ということが第一、特にこの委員会でありますから、もしぐあいが悪いことがあったら言っていただければ、私の方もそれを配慮して質疑をさせていただきたい……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 質問を始める前に、先ほどの同僚の角田議員と警察庁長官のやりとりを聞いていて、また保利国家公安委員長の、国民の気持ちは納得しないだろうと。 私は学生運動をやっていて六回逮捕された経験があります。逮捕されると二泊三日、その後勾留が延長になって、警察の留置場段階で二十三日まで入れられるんですよね。板の間で毛布をかぶって二十三日間。この入れられる理由が罪証隠滅、証拠隠滅のおそれがあるからですよ。大勢逮捕されたときだって、決して同じ警察署には入れない、同じ警察署に入っても房は別にする、一緒になって話そうとすると禁ずる、こういうことをやって、警察は嫌……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 先日の大臣の所信をお聞きいたしまして、本日は一般的質疑ということで社会保障制度全般についてお尋ねをしたいと思いますが、きょうの朝刊あるいはきのうの夕刊あたりからいろいろ情勢の変化もありますので、大臣の方にお知らせしてある質疑の順番をちょっと変えて御質問をさせていただきたいと思います。 まず、昨日、医療審議会がありまして、医療法改正に係る答申が出されました。それで、けさの各新聞を見ますと、とにかくこういうことではいけないんじゃないかという報道が目立ちます。これは皆さんお読みになっていると思いますけれども、医療改革が大幅におくれる、あるいは抜……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 一昨日の一般質疑に引き続き、本日からの年金審議、まず総論的なことをお尋ねさせていただきたいと思います。 厚生大臣、お答えの方、座ってということですので私も座ってさせていただきますが、その前に、大臣、先ほどの、これは質疑者が政府参考人を指名されたのならそれはいたし方ないことかもしれませんけれども、基本的な方針、政策にかかわるようなことは大臣みずから御答弁をされた方が私はいいんじゃないかと思うんですよ。先ほど、私、やじを飛ばしましたけれども、このことだけちょっと立って言わせていただきます。 それは、確かに私も厚生省の官僚の皆さんと長いおつき……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 年金問題について、前々回に引き続き二回目の質疑をさせていただきます。自民党さんの御出席が余りよくないようですが、おいおい集まってまいりますかね。 最近、新聞にもこの年金の問題、きょうも読売新聞に大きく二面にわたって「揺らぐ「国民皆年金」制度」ということで非常に大きなあれが出ていましたし、それから東京新聞では土曜日に「夫婦で一千万円も減る天下の悪法」という題で出ておりました。非常に国民が関心を寄せているものであって、これはきちっと審議しなければならないと思うんですが、貴重な時間の中で、年金の審議でありながら、きょうは最初……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日は予算の委嘱審査ということで、少し国家財政、経済、景気との関係で厚生省の予算、社会保障についての質問をさせていただきたいと思っております。 一昨日、昨年の十月から十二月期の国民所得統計速報、いわゆるQEが発表されたわけで、二期連続のマイナス、前期比マイナス一・四%、年率に直すとマイナス五・五%ということが発表されたわけで、一方で、小渕内閣の公約である一九九九年度〇・六%のプラス成長ということも果たして大丈夫なんだろうかと、こういうことが言われているわけです。 ところが一方、これは各新聞の社説がずっとこの問題を取り上げておりまして、非……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 年金についていろいろ議論することがあるのできょうはあれですが、大臣、きょう発売の「週刊朝日」で福島県の病院との疑惑が取りざたされておりますし、「噂の真相」という雑誌の今発売されているものにも何かちょっと書かれているようですが、国民の安心を預かる厚生大臣にもしそういうことがあるとすれば大変問題だと思いますので、きょうは年金の質疑に集中したいと思いますし、これはいずれまた調査をして、必要があれば質疑をさせていただきたいと思います。 さて、繰り上げ支給の減額率の件を前回も議論させていただきましたが、資料要求に対してけさほど厚生省から資料をいただ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございますが、本日またこの特例法案についても質疑をさせていただきたいと思います。 大臣にお尋ねしたいのですが、年金関連三法それから共済四法を含めて、私たちの目から見ますと強行採決をされたわけでありますけれども、そちらの方では給付水準を下げる、あるいは支給開始年齢をさらに引き延ばすという、こういう国民に大変苦痛を強いる法案の採決を強行しておきながら、今回は消費者物価の下がり方が〇・三だということで、少ないということを理由に年金額は切り下げないという、そういう片一方で非常に厳しいむちを当てながら、ちょびっとしたあめのかけらと申しますか、あめ玉の回りについてい……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日議題になっております法律案につきましては、大変いいことであり、遅きに失したということもないんですけれども、速やかに成立させて、年金の二重払いがなくなる、こういうふうにしていくことは大変いいことだと思っているわけです。 ところが、日本はようやくことしドイツとの協定が発効したわけですね。これは二年前に協定を結んで、これで二カ国目だと。調べてみますと、諸外国、特に欧米諸国は一番少ないアメリカでも十七カ国と結んでいて、そのほかでは二十カ国とか三十カ国とか、フランスなどは四十六カ国と結んでいる、そういう状況にあるわけです。 日本がこういうふう……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 児童手当の改正問題について質疑をさせていただきたいと思います。 私どもは、御承知のとおり、昨年の通常国会に税制改正に伴って扶養控除の廃止を全面的に行うと同時に、児童手当を十八歳あるいは二十三歳まで一部含めて拡充するという案を出したわけであります。そういう観点から、年少扶養控除を廃止して児童手当を拡充する、こういう基本的な方向はむしろ我が党の方針であるわけであります。 しかしながら、今回の案にはどうしても賛成することができないんです。それは、今回の案というのが非常に小手先の中途半端な案だということ、しかも一部負担増になる人まで出てくる、そ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 私どもは、今回の改正案には反対しております。それは、児童手当の拡充に反対しているのではなくて、実は昨年の通常国会には、所得減税とあわせて扶養控除を全廃する、そのかわり児童手当を十八歳ないし二十三歳までに拡充するという案を出したわけなんですが、今回のは余りにも不徹底。先ほどのお話にもありましたが、朝令暮改であるし、不徹底であるし、逆に増税になってくる人たちもいるという矛盾があるという意味で、抜本的な見直しをすべきであるという意味で反対しているわけです。 それはそれとして、私どもも児童手当の拡充、そしてどちらかというと税制での手当てよりは現金……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょうは総論的なことについて少し質問させていただきたいと思います。 というのは、今度の社会福祉事業法等の改正案、なかなか具体的に姿が見えてこないんですね。一体我々が何を審議して、この法改正で何を我々が認めるのか認めないのかということについてなかなか見えてこない。そこで、全体像の中で今回、一体我々が何を今やっているのかということについて、大臣あるいは政務次官のお考えをお聞きしながらやっていきたいと思います。 その第一は、前回の質疑で入澤委員が、基礎構造改革とは何だ、基礎構造とはそもそも何なんだという、その辺がちょっとあ……
○今井澄君 残されたわずかの時間にちょっと確認的な質問をさせていただきたいと思いますが、今の堀委員の質問に引き続いてひとつお願いがあるんです。今度小規模作業所が法人格を取れるわけですが、それはその小規模のよさもあるわけですが、やがてそういうところがいろいろな複合的な事業をやっていくということもあるわけですので、そういう意味でもこの法人格の今後の発展の糸口になるような、そういうことも考えておいていただきたいと思います。 さて、私が確認したいのは、もう何人もから出ましたし、私も質問しましたが、やっぱり今度の法改正で一番心配なのは負担の問題なんですね。お金が減らされるんじゃないか、公的責任が後退す……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 ただいま議題となりました法律案等について質疑をさせていただきます。 まず最初に、厚生大臣にお伺いしたいんですが、一九九七年の九月一日からこの薬剤費の一部自己負担、私はこれを薬剤数による別途自己負担というふうに呼んでいるわけでありますけれども、こういう制度が導入されて別途負担を徴収するようになった。そもそも自己負担の中で薬剤費は負担してきているわけですね、これまでも。それのほかに、さらに薬剤の数によって負担を徴収するその根拠、また、薬剤数が一剤だと負担しなくていい、二剤、三剤だと一日につき三十円と、こう段階を設けてやって……
○委員以外の議員(今井澄君) ただいま議題となりました平和条約国籍離脱者等である戦傷病者等に対する特別障害給付金等の支給に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 第二次世界大戦においては、二十四万人を超える朝鮮半島出身の方々が旧日本軍の軍人軍属等として軍務に服し、多数の方が戦死されたり戦傷病を負われました。 戦後、日本人の軍人軍属等であった戦没者の遺族及び戦傷病者に対しては、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の制定や軍人恩給の復活により、年金または一時金が支給されております。 しかしながら、それらの法律は日本国籍を要件としています。しかも、例えば在日の韓国人……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 厚生行政、社会保障制度の全般が非常に大変な時期に大臣、政務次官に就任されましたお二人の先生には本当に御苦労さまでございますと、お祝いよりもむしろ、非常に大変な時期に大変なお仕事を引き受けられたということで、まず、同情というのはおかしいんですけれども、一緒に頑張らせていただきたいと思って、そういう意味ではある意味のエールを送りたいと思っております。 さて、私は質問の順番を変えまして、今お二人の先生から長崎の原爆被爆地の健康診断特例区域の拡大の問題が出ましたので、私も実はこの質問を準備してまいりましたので、続けてやらせていただきたいと思います……
○今井澄君 おはようございます。 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日、一般質疑の冒頭を私が担当させていただきましたが、去る二十四日、例の総理大臣の私的諮問機関である社会保障の在り方に関する有識者会議が報告書を出されて、二十七日に総理に手渡されたと聞いておりますが、私も早速それを入手して読ませていただきました。津島大臣もこの有識者会議のメンバーでいらっしゃるわけですが、まずこの報告をどのように評価されるかお聞きしたいと思います。あわせて、点数をつけるとすれば百点満点で何点かということをお尋ねしたいんです。 委員の一人で有識者の一人でもあった堀田力さんは四十点ということをさる新聞紙……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日、六十分いただきまして、もう質問をすることがたくさんあるんですけれども、まず総論的なことからお願いをしたいと思います。 この間、抜本改革ということが随分言われております。さきの九日の委員会でも、入澤委員を初め多くの先生方、委員の皆さんから抜本改革とは何ぞやというふうなことについての御質疑があったと思いますし、私どもも今回の健保法、医療法については、もちろん前進の面があることは認めつつも、抜本改革がないままにこそく的に自己負担をふやしたり、こそく的に何かを変えたりする、むしろ抜本改革の障害になるんじゃないかということで実は反対の態度を現……
○今井澄君 参考人の皆さんにはいろいろ御意見をありがとうございました。それぞれがそれぞれの分野のことをお話しいただいて、それで全体像がある程度できたような気がします。それほど医療というのは多岐にわたるものですし、今度の医療法改正もそれだけ多くの内容を含んでいることだと思います。 時間が十分しかありませんので、私は極めて絞って、二つほど絞って質問させていただきたいと思うんですが、先ほど水野参考人からお話がありましたように、十年ぐらいたてば病院というのは急性期病床中心になっていくだろうと。もちろん若干のリハビリ病院や慢性期病院はあるでしょうけれども、私も、入院施設というのは、入院しなければ治らな……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 これから質疑をさせていただきますが、どうも私も非常に恥ずかしいことにちょっと風邪を引いてしまいまして、昔だと風邪を引くなんてめったになかったんですが、やはり年をとってきますと健康に気をつけなければならないなと痛感しております。こんな風邪を引きながら余り偉そうな質問もできないかもしれませんが、我が身を反省しつつ質問させていただきたいと思います。 私は、きょうは主としてこの間の議論で出てまいりました二〇〇二年度、平成十四年度までには抜本改革の案を出すというその中身の高齢者医療制度の問題を中心にやりたいと思うんですが、そのほ……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日は森総理にお越しいただきまして、国民生活に重大な影響のある健保法等、それから医療法等の改正案に関連して質疑をさせていただきたいと思います。 不覚にもちょっと風邪を引きまして、まだ治り切らないので、お聞き苦しい点があることをお許しいただきたいと思います。 現在、この医療の問題、大変厳しい議論がされているわけでありますが、医療に限らず、年金、介護あるいは子育て支援の問題、また一方で雇用の問題もありますが、この社会保障全体についての国民の不安というのは非常に高まっているわけであります。 そこで、私どももいろいろな提案をしているわけであり……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 ただいま議題となっております憲章及び条約の締結に関して承認を求めることについては、内容的には承認すべきものだろうというふうに考えておりますが、そういう立場に立ちながら、何点かお尋ねしたいと思います。 今、森山委員の方からも質問のあったことですが、一九九四年の京都の改正と一九九八年のミネアポリスの改正、一括して今、締結の承認を求められているわけですが、一連のものといえば一連のものですし、一九九四年の方がどちらかというと組織問題、スムーズに組織運営をするためということですから、前段階といえば確かにそうは理解できるわけですけれども、それにしても……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 後ほど目下の非常に重大な案件について質疑させていただきますが、とりあえず三協定について質問させていただきます。 外務大臣は、コーヒーはお好きですか。私もコーヒー大好きで、とにかくまず起きるとコーヒーを自分で入れるところから一日が始まるので、今度のこの三協定のうち特にコーヒー協定については関心を持って勉強させていただきました。もうこれだけでいろいろ議論をすると一時間やそこらかかりそうなぐらいおもしろい。イスラムから始まってどういうふうにしてヨーロッパに入っていったか、またヨーロッパがその植民地で栽培をさせていった歴史とか、それからヨーロッパ……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 本日は、社会保障改革とそれから一年を経過しました介護保険制度、この問題を中心に質疑をさせていただきます。 最初に、ただいま武見委員の大変示唆に富む内容のある質疑を聞かせていただいたんですが、何点か私もこれをお聞きして感じたことがあるんですが、まず一点、用語の問題なんですけれども、私はちょっと英語が弱いものですから、武見先生が別の場所で御提起されたのをニュースでたまたま拝見しまして、はっと思ったんですが、きょう重ねてお聞きしまして、やはり今国際化の時代、非常に国際的にこういう議論をする時代になっていますね。しかも、日本は……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 これからの質疑、うちの菅幹事長も言っておりますように、私どもはあれこれ揚げ足とったり足を引っ張るつもりはないんですよ。むしろ、民主党は改革のためにつくった党なんですよね。いろいろ内部で不一致があるじゃないかなんか言われながら、改革のためにつくった。そしてその改革は、自民党政治を終わらせなければだめだということでやっているんですよね。そういう視点から私は、菅幹事長の言葉をかりれば、足を引っ張るんじゃなくて頭を引っ張るという形で、できることであれば一緒に改革をやりたいという立場から質疑をします。 特に、党の立場だけではなく、私は懐かしく思い出……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。どうも本日はおはようございます。 大臣、副大臣の皆さんも、閉会中何かとお忙しいところを御苦労さまでございます。特に扇国土交通大臣にあられましては、本日非常に大事な日韓の会議が予定されております。あえて、私、どうしてもお尋ねしたいということでお引きとめしてここに御出席いただいていることに感謝を申し上げておきたいと思います。 今、実は、委員長の言われたことなんですが、これは私個人の意見というだけではなくて、与野党を超えて、大勢の理事あるいは理事会に出席しているメンバー共通の気持ちですので、まず申し上げておきたいと思います。 私も一九九二年に参……
○今井澄君 おはようございます。民主党・新緑風会の今井澄でございます。 私は、今大変国民にとって関心の深い医療問題、いよいよことしじゅうに一定の方向が出るということで、そのことの質疑を中心にさせていただきたいと思って準備を進めてまいりましたが、昨日も衆議院で厚生労働委員会があり、狂牛病の問題が取り上げられ、この問題をまず冒頭にさせていただきたいと思います。 私は、最初に個人的な感じを申し上げますと、小泉内閣が登場してから構造改革ということを言われ、構造改革には痛みを伴うということ、そしてその痛みは国民にもひとしく分かち合ってもらわなければならない、私もそのように基本的には思っております。 ……
○今井澄君 ただいま議題となりました医療の信頼性の確保向上のための医療情報の提供の促進、医療に係る体制の整備等に関する法律案につきまして、民主党・新緑風会を代表して、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、医療事故の多発、事故の際の医療機関側の不適切な対応の相次ぐ発覚などによって、国民の医療に対する信頼は大きく揺らいでおります。また、患者の権利意識の向上等を背景に、医療を提供する側の権威主義的な対応や、診療情報が十分に提供されていない現状に対し患者の側が強い不満を持つようになるなど、患者と医療を提供する者との関係のあり方が改めて問われるようになっております。 そもそも、医療は、……
○今井澄君 おはようございます。 前回、総理質疑を民主党・新緑風会の山本委員がされたわけですが、それを若干引き継ぐ形で質疑をさせていただきたいと思います。 先ほども田浦委員の方から三方一両損のお話がありました。私も、七月二日に総理の御答弁をお聞きして、あれっと思って、三方一両損といえば世の中みんな大岡裁きのことを考えているので、変なことをおっしゃるなと思ったんですが、でも、それはこだわってもしようがないことだと思うんですが。 そこで、御趣旨、先ほどの大臣の御答弁でもそうなんですが、制度改正をするのにいろいろ痛みが伴うと。それで、将来にわたって安定的な制度を維持するという意味では、不満かも……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 我が党は、一九九七年の改革もそうですが、特に今回、本会議以降、前回に引き続き、本当に国民のための医療改革、抜本改革ないままに負担増だけ、財政問題だけが先行することに反対してまいりました。そういう反対という立場だけではなく、衆議院での質疑、それから我がこの委員会での、参議院での質疑を振り返ってみましても、まだまだ審議が尽くされていない。それはもちろん私ども自身の責任でもあるわけですけれども、余りにも問題が広く大きいので、これがこのまま、今も何人もの委員からお話が出ましたが、本日強行採決されるというふうな変なうわさがありますが、そんなようなこと……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 小宮山議員に続いて、本日は救命救急士の気管内挿管、この前、渡辺委員からありましたものを中心にやらせていただきたいんですが、関連質疑という言葉に引っ掛けるわけではないんですが、今のたばこの問題、実は恥ずかしいことに私はヘビースモーカーでございまして、ただし私は小宮山議員の質疑や日ごろの活動に全面的に賛成であります。 先ほど塩川財務大臣が御答弁になりましたが、表示は意味がない、税金さえ上げてたばこを高くすればいいという、私はそんなものじゃないと思うんですね。やっぱり常日ごろからいかにこういうことは健康に良くないのか、あるいは他人に迷惑を掛ける……
○今井澄君 公述人の皆様方、本日はどうも御苦労さまです。大変貴重な御意見を伺わせていただきました。 現在、私どもが審議しておりますこの健康保険法等改正案、大変国民的な評判はよくないし、きょうもいろいろ御批判をいただきました。それは確かに自己負担だけふえて本当の抜本改革の姿がなかなか見えないということだろうと思いますが、しかし、それはそれなりに、私ども抜本改革の方向については衆議院でもやり参議院でもやってきているんですが、まことに残念なことに、マスコミはこういうのを報道してくれないんですよね。それですから、また逆に皆様方にもぜひ私どもの議論もお伝えいただきたいと思うんですが、その際に、自己負担……
○今井澄君 私は、今回初めて参加させていただきましたので、あるいはちょっと的外れなことがあるかもしれません。全部は読んでおりませんが、一応、議事録とかこれまで先輩のやられてきたことを拝見した上で発言したいと思います。 今、都築先生も言われたんですけれども、私もやっぱり問題意識として二つあると思うんです。一つはこの国会というものが行政に対してどうあるべきか、どういうことをやったらいいかということだと思うんですが、もう一つは具体的、現実的に非常に問題なのは、二院制下における参議院の独自性の発揮あるいは機能強化という視点からのアプローチというもの、これは忘れてはならないし、これは非常に大事だ。今、……
○今井澄君 先ほどからちょっとこの進め方のことが問題になっているので、これとこのフリーディスカッションの内容というのは私は密接に関連すると思うんですね。先ほど宮澤先生が参議院改革の視点ということを言われました。私も非常に強くそういう視点を持ってこの調査会に参加させていただいております。 前回のフリーディスカッションのときには、武見先生からかなり来年の選挙を意識した非常に印象的な御発言がありました。私も、これはいつまでも行政の監視はいかにあるべきかという一般論とか、それぞれもう考え方が違うのがわかっている中で議論をただやるというのは余りいいことではないと思うんですよ。参議院改革の一環として、き……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。きょうは、大変いろいろ参考になる御意見をありがとうございました。 私の感想としては、きょうの公述人八人でフリーディスカッションをやっていただくのを聞かせていただくと大変おもしろいんじゃないかなと思ったぐらいです。特に今、水島委員も言われましたけれども、雨宮さんの方からは資料四ページの九で具体的にこれだけかかるんだということを出していただいて、これから介護報酬の設定や何かやっていく上で非常に大事だと思います。 認定や要介護度の問題、ポイントはぼけの問題だということはもう明らかになってきているんですね。ぼけ以外のことについては、コンピューターで……
○今井澄君 民主党の今井澄です。 二点お尋ねしたいんですが、確かに二国間にしろ多国間にしろ平和な体制を築いていく上で大事なことは、不信感の増幅とか知らないことによる疑心暗鬼の増幅とか、こういう悪循環を断ち切る意味で、先ほどもチャンネルをつくることの重要性の御指摘があったと思います。先ほどのお話の中で、一つはODAとかさらに推し進めれば経済制裁の問題があると思うんですけれども、ODA三原則でしたか、核、人権、何とかといろいろある。私もあの辺についてはもう少し柔軟にやった方がいいんじゃないかとかねがね思っていました。 例えば経済制裁に至っては、確かにその国の経済が危機的になることによって指導体……
○今井澄君 きょうはどうもありがとうございました。 私は、先生の柔軟的関与政策、大変すばらしいお考えだと思いますし、特にその中で軸を決めて上あるいは下に修正していくというのは、我が国のようにまことに残念ながらきちっとした外交政策の軸を持っていない国に対する大変大きな示唆だというふうに思っております。 さて、その上で二点、私はお聞きしたいんです。 一つは、九四年の米朝枠組み合意、これを北朝鮮側が守ることを前提として先生のお考えもあると思うんですが、北朝鮮がこの枠組み合意を守ったままやっていこう、ひいては核開発を断念しよう、放棄してもいいというふうな形で、先生の言われるそういう段階を追っての……
○今井澄君 いろいろお話を聞いていてもういいかなとは思ったんですが、御指名をいただきましたので発言させていただきます。 先ほどの重村さんの御発言でちょっと気になることがありました。今後日本がどうすべきかということに関連して、核開発あるいはミサイル開発、こういうものに強い警告を出すべきだ、それでもしそういうことをやるならば国交正常化しないというふうなメッセージを送るべきだというお話だったんですが、それはちょっと誤解を受けるような発言だったんじゃないかなと私は実は思っております。 先ほどからのお話の中でも、やはり北朝鮮というのは、少なくとも今の世界のいわゆる社会主義と言われる国を含めて、中国と……
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 きょうは、公述人の皆様方にはお忙しいところ、しかも突然日程が決まってお願いをしまして、本当に御迷惑をおかけしました。ありがとうございました。 では、私も座って質問をさせていただきます。 最初に、ちょっと感想も含めて申し上げますが、最後に山崎公述人からお話があったこと、私もそのとおりだろうと思います。今ここにかかっている年金法案は、要するにサラリーマンの年金をどうするかという話であって、国民皆年金と名乗っている年金全体についてほとんど抜本的あるいは根本的な問題がないと、私はここが一番問題だと思うんです。 実は、私は基礎年金の税方式論者で……
○今井澄君 三人の参考人の皆様方には本当に有益なお話をありがとうございました。 それで、今もう大分私のお聞きしたいことも質疑の中で出てきたんですけれども、国連というのに私どもはかなり大きな期待をしているけれども、現実にはなかなかうまくいっていないと、さっき山本理事の方からもそういうお話があったんですが、にもかかわらず、私どもは世界の平和と世界の人々の幸せのために、よりどころとして国連というものの改革を通じて、もちろんそれ以外にもいろんな組織があるわけですが、やはりそこに希望をつないでいきたいと思うんですね。 だから、そういう意味では、よきにつけあしきにつけ今国連を動かしている中心が安保理だ……
○今井澄君 今井でございます。 きょうはまた非常にユニークな御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。前回のことは言う必要は、言ってもしようがないと思うんですけれども、前回はどちらかというとちょっと均一だったので、きょうは大変勉強になりました。 それで、三人の参考人にそれぞれお尋ねをしたいんですが、枝村参考人、あらかじめ配られました「冷戦後の世界とこころの外交」というのを読ませていただいて、大変おもしろいなというふうに思いました。 やはり外交というのは、長い間のそれぞれ情勢の変化していく中での国と国とのおつき合いですし、国民同士のおつき合いということが背景にあるわけですから、……
○今井澄君 私は、安保理の常任理事国入りの問題を中心に意見を述べさせていただきます。 まず最初に、二十一世紀初頭に当たって、これはもうある意味で常識的なことだと思うんですけれども、二十世紀の反省に立って二十一世紀はどうあるべきかということでやっぱり国連のあり方、国連改革についても考え直すと。 夢ばかり言ってもなかなかそうはいかないという現実あるいは過去の繰り返しだったわけですけれども、やっぱり世紀の変わり目というのは、ある意味でいったら、だからこそこれからはこうあるべきだという視点に立って考えるべきいいチャンスだと思います。そういう意味では、まさに国連がつくられたのは平和のためにつくられた……
○今井澄君 済みません、ほかに手を挙げておられる方がいたように思うので、後の方でもよかったんですが。 外交問題、そして当然のことながら防衛問題が含まれてくるこの分野というのは、やはりこういう超党派の議論ではなかなか難しいところだと思うんですね。私も、おととい予算委員会で質疑をさせていただいたときに、あの場でも申し上げたんですが、事社会保障問題に関しては私は小泉さんとは大体同じ考えを持つ改革派だと思っていたんですが、何で去年ああいう態度をとられたのか聞いたら、野党とは外交、防衛の方針が違うから、政策が違うからだと言われまして、これはかなり溝が深いなと思ったんです。 それはそれとして、そういう……
○今井澄君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○今井澄君 民主党・新緑風会の今井澄でございます。 先ほどからいろいろ言われておりますように、ODAは、我が国の外交戦略に使うか使わないかは別としまして、世界との関係で非常に大事なものですし、特に今度のテロ事件と、それに対するいろいろな中でますます大事だということがわかったと思うんですが、一方で、むだとか効果がないということが言われていたりすると、せっかく頑張っていてもそういうところに水が差されるわけですし、特に現在のように経済的に財政的に苦しくなると、何で身を削ってまで出すんだというふうなことで、こんなことになれば、日本人って勝手だな、自分が金のあるときだけ援助しておいて金がなくなると──……
○今井澄君 済みません。私、きょうお二人の参考人のお話をもう聞きたくてしようがなかったんですが、別の委員会があったりしてお聞きできませんでした。それで、その上で質問するなんというのは大変失礼なんですが、ちょっと情緒的な経験に基づく質問になります。なぜこの問題を私自身も勉強したかったかということも含めてなんですが。 私はかつてこの参議院の派遣で、エジプトといってもカイロですね、それからシリア、ヨルダン、パレスチナ、イスラエルと、ちょうどあのとき、あの場所、ワイリバーで交渉が進んでいる最中ですね。まだ前のヨルダン国王が生きておられて、病院から通いながらクリントンと一緒にやっている最中に回った物す……
○今井澄君 今日は大変整理されたお話、また非常に生々しい現実の、特にパレスチナ問題、お話ありがとうございました。 今、山崎委員から大きな質問が出ちゃったので、私は個別にちょっと質問したいと思うんですが。 一つは酒井参考人に、このレジュメの一番最後から二つ目のスマート・サンクションについて御説明がなかったのでこれをいただきたいということと、それからその前に、イラクに対する対処の仕方で、アメリカでは軍事的なシミュレーションで政権転覆はできると、しかしコストが大き過ぎるということができている、結果が出ているというお話がありましたが、それはいつのシミュレーションかもし分かったら教えていただきたいの……
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